≪第96号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その8 2018/4/2〜
4/6(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
AEVEA
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AE 17044
(2CD)
¥4200
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何と歌に満ちたショパン演奏!
フランソワ・デュモンのノクターン全集
ショパン:ノクターン全集(21曲) |
フランソワ・デュモン(ピアノ) |
何と歌に満ちたショパン演奏!フランソワ・デュモンのノクターン全集
録音:2017 年2 月15-17 日/フラジェイ・スタジオ1(ベルギー)/59’
29”、44’ 16”
1985 年生まれのピアニスト、フランソワ・デュモンはペライア、プレスラー、シュタイアーらに学んだフランスの若手。2013
年にオール・ショパン・プログラムで来日公演を行い、その色彩的な音色と歌うような演奏が絶賛されました。
その定評あるショパン作品がついにレコーディングされました。ノクターン全21
曲で、エキエル校訂による「ナショナル・エディション」楽譜を用いているのも注目です。
新しいショパン像創造に期待できます。
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OC 17091
(2CD)
¥4200
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ルイ14世をも驚嘆させた女性作曲家
エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール:クラヴサン曲集
Disc 1
クラヴサン曲集(1687)
(1)組曲第1番ニ短調
(2)組曲第2番ト短調
(3)組曲第3番イ短調
Disc 2
(4)組曲第4番ヘ長調
ヴァイオリンでも演奏可能なクラヴサン曲集(1707)
(5)組曲第1番ニ短調
(6)組曲第2番ト短調 |
エリザベッタ・グリエルミン
(チェンバロ) |
ルイ14世をも驚嘆させた女性作曲家、エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲールの世界
1h 56’ 36”
エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665-1729)
はフランス・バロック期の女性作曲家でクラヴサン奏者。5
歳にして太陽王ルイ14 世の御前演奏をしたという神童で、当時としては破格に女性作曲家として認められ、パリのオペラ座で作品が上演された最初のフランス人作曲家にもなりました。
彼女はあのダカンの叔母にあたり、クラヴサン曲は少なからずありますが、録音で聴く機会はあまり多くありません。
ここではたっぷり2 枚、ド・ラ・ゲールの典雅な世界にひたれます。
ド・ラ・ゲールで思い出すのはこの1枚・・・
フランス・バロックを代表する女性作曲家、ジャケ・ド・ラ・ゲールのアンニュイで優雅な味わい
絶品です・・・ |
MIRARE
MIR 105
\2700
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エリザベト・クロード・ジャケ・ド・ラ・ゲール
(1665-1729):
ヴァイオリン、ヴィオールと通奏低音のためのソナタ集
ソナタ第1-4番、レ・シルヴァン(クープラン/テオルボ編曲)、
プレリュード(モレル/ヴィオール) |
ラ・レヴーズ
【ステファン・デュデルメル (Vn)
フローレンス・ボルトン ( ヴィオール )
アンジェリーク・モイヨン (Hrp)
ベルトラン・キュイエ (Clavcin)
バンジャマン・ペロー(テオルボ、バロック
G &指)】 |
ラ・レヴーズの類い稀なる色彩センスで聴く、フランス・バロックを代表する女性作曲家、ジャケ・ド・ラ・ゲール
録音:2009 年 9 月。66’23
ジャケ・ド・ラ・ゲールは 17 世紀に活躍した数少ない女性作曲家。楽器製作者の一族ジャケ家の出身で、神童として注目を浴び、クラヴサン奏者としても才能に溢れ、ルイ
14 世の寵臣を受け活動していました。
このソナタは、当時フランスで流行していたイタリア趣味を取り入れ、ヴィオールのソロの間にヴァイオリンが華やかなパッセージを奏でるようなフランスの優雅さを折衷した独自の様式で書かれています。
18 世紀前半のフランス器楽曲の中で最も素晴らしい作品の一つです。
ちなみにジャケットに使用されている肖像画はジャケ・ド・ラ・ゲール自身。フランソワ・ド・トロワの作品です。
精緻な描写と艶やかな光沢が美しく、女性らしさか引き立つ
1 枚。
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CAVI MUSIC
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アダム・フィッシャー(指揮)&デュッセルドルフ響
かつてない見通しの良さ!マニアも唸る緻密なマーラー
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調 |
アダム・フィッシャー(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団 |
2015/2016 シーズンよりデュッセルドルフ交響楽団の首席指揮者を務めているアダム・フィッシャー、2020
年の契約満了までに全集を録音する計画でスタートしたマーラー交響曲全曲録音プロジェクト第4
弾。
これまでに第7 番(4260085533497)、第4
番(4260085533787)、第1 番(4260085533909)が発売されています。
どっしり構えたテンポ設定にして緻密で見通しの良いサウンドが特徴。オーケストラの技量も素晴らしく、明るい音色でくっきりと、すべての楽器が手に取るように聴こえてきます。
第2 楽章は激しく荒れ狂う音楽というよりも計算し尽くされたカオスという感じで、フレーズも強弱もテンポも、舌を巻くほど細やかなコントロール。一つの声部が他の声部をかき消すことなく、常に複数の要素に鮮明な意識が向けられており、マーラーならではの異様なポリフォニーが目の醒める精度で音楽化されています。アダージェットの弦楽の羽毛のような軽やかさと柔らかさも感動的。
マーラー・エディションVol.1〜3 |
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アダム・フィッシャーとデュッセルドルフ響/マーラー・プロジェクト始動!
マーラー・エディションVol.1
マーラー:交響曲第7番ホ短調「夜の歌」 |
デュッセルドルフ交響楽団
アダム・フィッシャー(指揮) |
録音:2015年11月19-23日ドュッセルドルフ・トーンハレ(ライヴ)/76’52 I:20’20
II:15’41 III:10’06 IV:12’35 V:17’45
2015/2016 シーズンよりデュッセルドルフ交響楽団の首席指揮者を務めているアダム・フィッシャー。その新しい手兵とマーラー交響曲全曲録音プロジェクトがスタートしました。
第1 弾は、2015 年11 月に行われたデュッセルドルフ交響楽団首席指揮者就任記念演奏会のライヴ録音。コンサートの演目は、前半にアダム・フィッシャー得意のレパートリー、ハイドンの交響曲第88
番、そして後半にマーラーの交響曲第7 番「夜の歌」が演奏されました。
マーラーの交響曲第7 番は、一般的には演奏される機会は他の曲と比べると少ない楽曲ですが、オーケストラとの第1
シーズン、そして録音プロジェクトの初回に持ってきたのは、このマーラー・プロジェクトに対するアダム・フィッシャーの並々ならぬ意気込みが感じられます。
全5 楽章構成で、第2、第4 楽章が「夜の歌」。第4
楽章はギターとマンドリンが効果的に使用され、マーラーの革新性が感じられます。
アダム・フィッシャーは全体的に速めのテンポをとっていますが、マーラーの意図に明確な道筋を与える丁寧で推進力のある演奏。特に終楽章では、オーケストラの特性を生かした情緒を美しく描いています。今後のシリーズが楽しみになる充実の演奏を聴くことができます。
デュッセルドルフ交響楽団は、1818 年創立の市音楽協会をルーツとするオーケストラで、メンデルスゾーンとシューマンがかつて音楽総監督を務めていたドイツの名門。デュッセルドルフ交響楽団は、コンサート・オーケストラとしてはトーンハレを、劇場オーケストラとしてはライン・ドイツ・オペラを本拠としています。
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アダム・フィッシャー&デュッセルドルフ交響楽団
マーラー・エディション Vol.2
マーラー:交響曲第4番ト長調
(I:16‘58、II:9’28、
III:21‘11、IV:9’11) |
ハンナ=エリーザベト・ミュラー(ソプラノ)
デュッセルドルフ交響楽団
アダム・フィッシャー(指揮) |
アダム・フィッシャーとデュッセルドルフ交響楽団によるマーラー・プロジェクト第2
弾!
録音:2016年11月17-21日 ドュッセルドルフ・トーンハレ(ライヴ)/56’50
2015/2016 シーズンよりデュッセルドルフ交響楽団の首席指揮者を務めているアダム・フィッシャー。その新しい手兵とマーラー交響曲全曲録音プロジェクト第2
弾。
マーラーを得意とするアダム・フィッシャーのチクルスということで、第1
弾のマーラー交響曲第7 番も注目を集めましたが、この第4
番も期待できる内容となっています。
マーラーにしては比較的小編成のオーケストラを用いた、珍しく明るい雰囲気を湛えた広く親しまれている交響曲第4
番。終楽章ではソプラノのソロが天国での生活の楽しさを謳い上げますが、ここでは期待のドイツ人ソプラノ、ハンナ=エリーザベト・ミュラーが務めています。デュッセルドルフ交響楽団との相性の良さは抜群であり、爽快さと美しさに溢れた極上のマーラーを聴かせてくれます。
デュッセルドルフ交響楽団は、1818 年創立の市音楽協会をルーツとするオーケストラで、メンデルスゾーンとシューマンがかつて音楽総監督を務めていたドイツの名門。デュッセルドルフ交響楽団は、コンサート・オーケストラとしてはトーンハレを、劇場オーケストラとしてはライン・ドイツ・オペラを本拠としています。
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アダム・フィッシャー&デュッセルドルフ交響楽団
マーラー・エディション Vol.3
マーラー:交響曲第1番ニ長調
(I :15’31, II :7’43, III :10’04,
IV :19’51)
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デュッセルドルフ交響楽団
アダム・フィッシャー(指揮) |
アダム・フィッシャーとデュッセルドルフ交響楽団によるマーラー・プロジェクト第3
弾!
録音:2017 年2 月10-12 日ドュッセルドルフ・トーンハレ(ライヴ)/53’01
2015/2016 シーズンよりデュッセルドルフ交響楽団の首席指揮者を務めているアダム・フィッシャー。2020
年の契約満了までに全集を録音する計画でスタートしたマーラー交響曲全曲録音プロジェクト第3
弾。
マーラーを得意とするアダム・フィッシャーのチクルスということで、第1
弾のマーラー交響曲第7 番、第2 弾の第4 番ともに高い評価を得た注目のチクルスとなっています。
マーラー28 歳の時の作品である交響曲第1
番は、若々しい情熱と苦悩が表現された作品。はほぼ同時期に作曲された歌曲『さすらう若人の歌』と密接に関係し、第1
楽章には歌曲集第2 曲「朝の野辺を歩けば」の旋律が引用されています。
フィッシャーは、躍動感あふれる、瑞々しいエネルギーに満ち溢れた音楽作りを行っています。さらには弱音の緊張感は特筆すべきものがあり、デュッセルドルフ響から新鮮な響きを引き出しています。
デュッセルドルフ交響楽団は、1818 年創立の市音楽協会をルーツとするオーケストラで、メンデルスゾーンとシューマンがかつて音楽総監督を務めていたドイツの名門。
デュッセルドルフ交響楽団は、コンサート・オーケストラとしてはトーンハレを、劇場オーケストラとしてはライン・ドイツ・オペラを本拠としています。
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アルゼンチンのロマン派作曲家にラフマニノフを添えて
カルロス・グアスタヴィーノ(1912-2000):
Bailecito
Cantos Populares より第1、2、3、5、6、8、10番
Tres Romances Nuevos 第1、2番
Las ninas
ラフマニノフ:
ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.36 |
マーティン・クレット(ピアノ) |
1987 年生まれの若きピアニスト、マーティン・クレットによる1
枚。グアスタヴィーノはアルゼンチンの作曲家で、20
世紀にしてその書法は完全なるロマン派です。ラフマニノフのソナタがカップリングされていますが全部同じ作曲家と言われれば騙されてしまいそうなくらい自然につながります。演奏も上々。ピアノ好き注目の美しいメロディと和声、心地よい技巧に満ちたアルバムです。
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PENTATONE
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PTC 5186639
(SACD HYBRID)
¥2700 →\2490
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マンゼ×NDRフィル、メンデルスゾーン第3弾、
交響曲第2番『賛歌』!
メンデルスゾーン(1809-1847):
交響曲第2番 変ロ長調『賛歌』Op.52 |
アンナ・ルチア・リヒター(ソプラノ)
エスター・ディールケス(ソプラノ)
ロビン・トリッシュラー(テノール)
北ドイツ放送合唱団、ケルン放送合唱団
アンドルー・マンゼ(指揮)
ハノーファー北ドイツ放送
フィルハーモニー管弦楽団 |
鬼才マンゼ×NDRフィルによるメンデルスゾーン第3弾は崇高な交響曲第2番『賛歌』!
ライヴ録音:2017 年6 月15-16 日/ NDR ハノーファー、放送局スタジオ大ホール/PCM
HI-RES、ディジパック仕様、63’ 42”、輸入盤・日本語帯付
SACD ハイブリッド盤。
もともと高名な古楽ヴァイオリニストとして知られていたマンゼは近年指揮者としての活躍も目覚ましく、2014
年からはハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めています。好評を博している当コンビによるメンデルスゾーンの交響曲シリーズ。当ディスクには大作の交響曲第2
番「賛歌」がライヴ収録されました。
神を讃える長大なカンタータのソリストはアンナ・ルチア・リヒター、エスター・ディールケス、ロビン・トリッシュラーがつとめました。リヒターは2008
年ベルリン全国声楽コンクール年少部門第2 位、2012
年国際ロベルト・シューマン・コンクール優勝などの受賞歴を誇る実力派。2015
年10月ベルナルト・ハイティンク指揮ロンドン交響楽団の来日公演では、マーラーの交響曲第4
番のソリストで登場し話題となりました。
当演奏でも全体的に速めなテンポで切れのあるマンゼ節で聴かせます。
崇高なこの名曲をマンゼの会心の演奏で聴くことができます!メンデルスゾーンの交響曲第1
番&第3 番『スコットランド』(PTC 5186595
/ KKC 5767)、交響曲第4 番『イタリア』&第5
番『宗教改革』(PTC 5186611)とあわせてお楽しみください。
交響曲第2 番「賛歌」は1840 年6 月、活版印刷術の発明者グーテンベルク400
年記念祭のために作曲され、バッハゆかりのライプツィヒの聖トーマス教会で一連の行事を締めくくる演奏会で初演されました。
3 楽章のシンフォニア(交響曲)と、続く9
曲のカンタータ部分から成る大曲です。
トロンボーンが奏でる勝利的な主題で幕を開ける3
楽章構成のシンフォニアで始まり、合唱を中心としたカンタータ部分へと続きます。
カンタータ部の第7 曲コラールの冒頭、八声部無伴奏合唱で演奏されるルター派のコラール「今やみなは心と口と手をもって」は非常に印象的で(バッハもこのコラールを用いてカンタータBWV
9、192 を書いています)、管弦楽が加わってますます世界は広がっていきます。
終曲は大規模な合唱フーガで、冒頭に現れる勝利的な主題が高らかに奏でられるなか、感動的なフィナーレを迎えます。

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SKARBO
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ピッコロのパガニーニ
(1)チャルディ:狂女Op.64
(2)同:ドニゼッティの「マリア・パディッラ」による二重奏曲
(3)シルヴァ:初恋Op.4/マズルカ「マルガリーダ」Op.3
(4)アンデルセン:無窮動Op.8
(5)ドンジョン:演奏会用マズルカ
(6)ユグー:ヴェルディの「アイーダ」による幻想曲第1番Op.70
(7)ライヒェルト:
パラの思い出Op.10/タランテラOp.3/センシティヴOp.8
(8)シルヴァ=カラードJr:特性的ルンドゥ
(9)ラッボーニ:リゴレットの思い |
ジャン=ルイ・ボーマディエ(ピッコロ)
(2)(6)(9)工藤重典(フルート)
(3)(7)(8)マリア=ホセ・カラスクエイラ
(1)(4)(5)ラエティティア・ブニョル
(2)(6)(9)アンヌ・ギディ(ピアノ) |
まさに神業、ボーマディエと工藤重典夢の共演
録音:2004、2007 年/マルセイユ/DDD、77’
53”
ピッコロの第一人者ボーマディエ。2018 年4
月にも来日公演が予定されています。
ここに収められた作品は19 世紀末から20 世紀初頭に作られたフルート曲で、いずれも名フルーティストの手によるものをピッコロで演奏しています。
オペラの主題による幻想曲は2 本のフルートのためのものを、大御所・工藤重典とデュオで聴かせてくれるのも注目。
さらに面白いのが、シルヴァ=カラードJr
のブラジル民族舞曲に基づく「特性的ルンドゥ」ラテンのノリの良さにひき込まれます。もちろんボーマディエの演奏は冴えに冴えて神業です。 |
CHAMPS HILL
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シャコンヌ
J.S.バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ ニ短調
BWV.1004
ヘンデル:シャコンヌ ト長調 HWV.435
ヘンデル(リスト編):
リストの歌劇《アルミーラ》からのサラバンドとシャコンヌ
S.181
ブゾーニ:トッカータ、前奏曲、幻想曲とシャコンヌ
BV.287
ニールセン:シャコンヌ Op.32
カゼッラ:シャコンヌによる変奏曲 Op.3
グバイドゥーリナ:シャコンヌ |
ソフィア・グリャク(ピアノ) |
第16回リーズ国際ピアノ・コンクールの覇者。ソフィア・グリャクが繰り広げるシャコンヌ集!
世界での屈指の難関コンクールの1つに数えられている、リーズ国際ピアノ・コンクールの第16回大会(2009年)で見事に第1位とゴールドメダルを受賞したソフィア・グリャク。
タタールスタン共和国の首都カザンで生まれ、世界へと羽ばたいた若き名手のチャンプス・ヒル(Champs
Hill)での2枚となるソロ・アルバムは、様々な作曲家たちによる「シャコンヌ」集!
ブゾーニ編のJ.S.バッハから、ヘンデル、カゼッラを経てグバイドゥーリナへと至るプログラムでは、鍵盤楽器による「シャコンヌ」の変遷と発展のストーリーが紡がれています。
スロヴァキア放送響やブダペスト・フィルとの共演で日本デビューも飾っているソフィア・グリャク。リーズ国際の覇者によるシャコンヌ集は要注目です!
※録音:2016年3月30日−4月1日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス) |
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メンデルスゾーン:歌曲全集 Vol.3
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:
朝のセレナード Op.1-5/
あたかも嬉しいかのようにしばしば歌うことが出来る/秋に
Op.10-2/非難/
悲しい道/オークの森はざわめき/現在/
マーリンのように/海は広く輝き/もみの木と椰子の木/
ああ、あの瞳は変わらないまま/昔の墓
Op.9-4/
なぜバラはこんなにも色褪せているのだろうか
Op.1-3/
竪琴弾きの歌/ただそれが降りてきて/
ズライカ/舟遊びをする女/希望の視線が見えない/
五月の夜 Op.10-1/すべての山の頂きに安らぎが/さすらい人の夜の歌/
南へ Op.10-1/さすらい人の歌 Op.1-2/山登りの喜び
Op.10-5 |
マルコム・マルティヌー(ピアノ)、
スサナ・ガスパー(ソプラノ)、
ゲイリー・グリフィス(バリトン)、
マヌエル・ヴァルザー(バリトン)、
キティ・ウェイトリー(メゾ・ソプラノ) |
メンデルスゾーンの歌曲全集第3巻はファニー・ヘンゼル!
グレアム・ジョンソンと並ぶ歌曲伴奏のスペシャリスト、マルコム・マルティヌーがリードするメンデルスゾーンの歌曲全集第3巻は、フェリックスの姉、ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼルの歌曲集。
一部はフェリックスの作品として出版されていたことでも知られ、現在ではその重要性の再評価が進むファニー=ヘンゼルの歌曲の数々。19世紀前半のヨーロッパにおける女流作曲家のパイオニア的存在としての役割を果たしたファニー=ヘンゼルの重要なレパートリーが、マルティヌーのピアノと、キティ・ウェイトリーをはじめとする若き旬の歌い手たちによって美しく奏でられています。
※録音:2013年12月2日−3日&2015年3月16日−17日&7月6日−9日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス) |
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アルテア弦楽四重奏団、
シューベルトの「弦楽四重奏曲第15番」
シューベルト:弦楽四重奏曲第15番ト長調
D.887 |
アルテア弦楽四重奏団
〔トーマス・グールド(ヴァイオリン)、
リース・ワトキンス(ヴァイオリン)、
ベンジャミン・ロスカムズ(ヴィオラ)、
アショク・クロウダ(チェロ)〕 |
2001年にロンドンの王立音楽アカデミーで結成されたアルテア弦楽四重奏団は、ブリテン・シンフォニアのリーダーを務めるトーマス・グールド、ロンドン交響楽団の第1ヴァイオリン奏者リース・ワトキンス、ロンドン・コンコード・アンサンブルとBBC交響楽団のヴィオラ奏者ベンジャミン・ロスカムズ、チェロフォニーのメンバー、アショク・クロウダの4人による実力派アンサンブル。
本格的なデビュー・アルバムのプログラムとして選んだのは、シューベルトの遺作であり大作「弦楽四重奏曲第15番」。また1つ、楽しみなクヮルテットがイギリスから世界へと舞台を移します!
※録音:2016年5月31日&6月2日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス) |
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SIGNUM CLASSICS
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ピアノの貴公子アレッシオ・バックス
、ベートーヴェンの「皇帝」
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73《皇帝》
前奏曲ヘ短調 WoO.55
ピアノ・ソナタ
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
12のコントルダンス WoO.14
ポロネーズ ト長調 Op.89 |
アレッシオ・バックス(ピアノ)
サイモン・オーヴァー(指揮)
サウスバンク・シンフォニア |
ピアノの貴公子アレッシオ・バックス、輝かしきベートーヴェンの「皇帝」!
イタリアの貴公子アレッシオ・バックス!
ベートーヴェン第2弾は「皇帝」!
1997年の第3回浜松国際ピアノ・コンクール、2000年のリーズ国際ピアノ・コンクールを制覇し、世界を舞台に活躍を続けるイタリアの貴公子アレッシオ・バックス。
近年は、ベルリン・フィルの第1コンサートマスターとして活躍する樫本大進との共演でも大きな注目を浴びるバックス。「月光」や「ハンマークラヴィーア」などのピアノ・ソナタを収録したベートーヴェン・アルバム(SIGCD
397)に続くバックスのベートーヴェンは、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」という堂々たる傑作が登場!
伴奏は、モーツァルトのピアノ協奏曲集(SIGCD
321)でも高い評価を得たサイモン・オーヴァーとサウスバンク・シンフォニアのコンビ。2016年に行われたライヴ・パフォーマンス(イタリア)でも絶賛を浴びたという、アレッシオ・バックスの輝かしき「皇帝」にご期待あれ!
※録音:2017年4月19日−20日、聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、イギリス)
☆アレッシオ・バックス 2018年来日公演予定!
9月16日(日) アクトシティ浜松 「第10回浜松国際ピアノコンクール開催記念
ガラ・コンサート」
9月17日(月・祝) 松江市総合文化センター(プラバホール)
「松江プラバ音楽祭」
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名門セント・ジョンズ・カレッジ合唱団!
終戦100周年を記念したRVW!
ヴォーン・ウィリアムズ:
ミサ曲ト短調/テ・デウム ト長調/すべての国人よ/
アンティフォン (5つの神秘的な歌より)/
ロージメードル(ウェールズの讃美歌による3つの前奏曲より)/
主の恵みふかきことを味わい知れ/天の父への祈り/
もろもろの民よ、手をうち/
主よ、あなたは世々われらのすみかでいらせられる |
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団
アンドルー・ネスシンガ(指揮) |
☆ケンブリッジの名門カレッジ聖歌隊!
☆1918年のWW1終戦100周年を記念した、ヴォーン・ウィリアムズの宗教合唱作品集!
1670年代から礼拝での役目を担うなど歴史と伝統を誇り、現在では世界屈指のカレッジ聖歌隊として知られるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきたアンドルー・ネスシンガ。
Signum Classics移籍後も、Signum第1弾となったジョナサン・ハーヴェイの合唱作品集(SIGCD
456)がBBCミュージック・マガジン賞で合唱部門を受賞するなど大きな存在感を放っているセント・ジョンズ・カレッジ合唱団の2018年リリースは、1918年の第一次世界大戦終戦100周年を記念したヴォーン・ウィリアムズの宗教合唱作品集。
ヴォーン・ウィリアムズは終戦後に音楽活動を再開してから、宗教音楽の創作に本格的に取り組み始めており、このアルバムに収録された作品の多くも、この次期に書かれています。
※録音:2017年7月17日−20日、セント・ジョンズ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ、イギリス)
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SIGCD 527
(12CD/特別価格)
¥12000 →\10990
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ウィグモア・ホールで行われた9日間のライヴを収録
現代最高峰のベートーヴェン弾きの一人
スィール・ウィリアムズ(ピアノ)
ベートーヴェン・アンバウンド 〜 ピアノ・ソナタ全集 |
スィール・ウィリアムズ(ピアノ) |
CD1:
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1/ピアノ・ソナタ第2番イ長調
Op.2-2/
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3/
CD2:
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57 《熱情》/創作主題による6つの変奏曲ト長調
Op.34/
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1/ピアノ・ソナタ第10番ト長調
Op.14-2/
CD3:
幻想曲ト短調 Op.77/ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調
Op.27-1/
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2
《月光》/ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101/
バガテル イ短調 WoO.59 《エリーゼのために》/
CD4:
ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31-1/ピアノ・ソナタ第17番ニ短調
Op.31-2《テンペスト》/
ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3/
CD5:
ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22/ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調
Op.54/
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53 《ワルトシュタイン》/
アンダンテ ヘ長調 WoO.57 《アンダンテ・ファヴォリ》/
CD6:
創作主題による15の変奏曲とフーガ変ホ長調
Op.35《エロイカ変奏曲》/
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26《葬送》/ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.81a《告別》/
CD7:
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13《悲愴》/7つのバガテル
Op.33/
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90/ピアノ・ソナタ第25番ト長調
Op.79/
CD8:
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106《ハンマークラヴィーア》/6つのバガテル
Op.126/
CD9:
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1/ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調
Op.10-2/
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3/32の変奏曲ハ短調
WoO.80/
CD10:
ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1/
ディアベッリのワルツによる33の変奏曲ハ長調
Op.120《ディアベッリ変奏曲》/
ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2/
CD11:
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7/ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調
Op.78《テレーゼ》/
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28 《田園》/
CD12:
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109/ピアノ・ソナタ第31番変イ長調
Op.110/
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111 |
ウェールズのベートーヴェン弾き!スィール・ウィリアムズによるソナタ全集!
☆「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏会」で、サウス・バンク・スカイ・アーツ・アウォードを受賞!
☆スィール・ウィリアムズが弾く、楽聖のピアノ・ソナタ全集!
☆2014年〜2017年のウィグモア・ホール・ライヴ。様々な変奏曲やバガテルも収録したCD12枚組BOX!
ウェールズ出身のピアニスト、スィール・ウィリアムズは、2010年から開始したベートーヴェン・サイクルで現代最高峰のベートーヴェン弾きの一人として認められ、エジンバラのグレイフライヤーズ教会で行われた「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏会」は、2012年に「サウス・バンク・スカイ・アーツ・アウォード」を受賞しています。
このアルバムは、2014年〜2017年にかけて行われた、ウィグモア・ホールと王立ウェールズ音楽大学(RWCMD)の2つの「ピアノ・ソナタ全曲演奏会」の成功を記念してリリースされるもので、ウィグモア・ホールで行われた9日間のライヴを収録。
曲目は年代順ではなく主に演奏会で行われた順番に並べられ、各CDがミニ・リサイタル・プログラムとなるよう考案。ピアノ・ソナタ全32曲に加え、「ディアベッリ変奏曲」や「エリーゼのために」を含む、様々な変奏曲、バガテル集なども加えた充実のベートーヴェンBOXとなります。
※録音:2014年〜2017年、ウィグモア・ホール(ライヴ)

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番。
確かに、この深い味わいは捨てがたい。
https://youtu.be/-juLA_ERYxE
スィール・ウィリアムズ(ピアノ)
ピアノで聴くワーグナー |
SIGCD 388
(2CD/特別価格)
\3800 →\3490
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ピアノで聴くワーグナー
ワーグナー(リスト編):入場行進曲(タンホイザー)
ワーグナー:幻想曲
ワーグナー(リスト編):紡ぎ歌(さまよえるオランダ人)
ワーグナー:無言歌
ワーグナー(リスト編):エルザの婚礼参進(ローエングリン)
ワーグナー:チューリヒの最愛の人
ワーグナー(グールド&ウィリアムズ編):
ジークフリートのラインへの旅(神々の黄昏)
ワーグナー(リスト編):愛の死(トリスタンとイゾルデ)
ワーグナー(ウィリアムズ編):情景(パルジファル)
ワーグナー:メッテルニヒ公爵夫人のアルバムに
ワーグナー(リスト編):最後の護民官(リエンツィ)
ワーグナー:M.W.夫人のアルバムのためのソナタ
ワーグナー(リスト編):ワルハラ城(ニーベルングの指輪)
ワーグナー:ベティ・ショット夫人のためのアルバムの一葉
ワーグナー(グールド&ウィリアムズ):
前奏曲(ニュルンベルクのマイスタージンガー) |
スィール・ウィリアムズ(ピアノ) |
エジンバラ、グレイフライヤーズ教会での「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏会」で、サウス・バンク・スカイ・アーツ・アウォードを受賞したウェールズのピアニスト、スィール・ウィリアムズ。
1976年生まれのウェールズ期待のピアニストの"ワーグナー・プログラム"は、作曲者自身の"オリジナル"と、リスト、グールド、そしてウィリアムズ自身の"トランスクリプション"を組み合わせた意欲作。
"歌詞"、"言葉"の無いワーグナーの世界が、ウェールズの実力派が弾くピアノで表現されてゆく。
2014年2月&3月の録音。 |
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フォーレ:歌曲全集 Vol.3
この世で Op.8-3/水のほとりで Op.8-1/
秋の歌 Op.5-1/ヴォカリーズ(第13番)/
オリンピオの悲しみ/秋 Op.18-3/月の光
Op.46-2/
憂鬱 Op.51-3/イスファハンのばら Op.39-4/
ばら Op.51-4/消え去らぬ香り Op.76-1/
夕暮れ Op.83-2/メリザンドの歌 Op.80/
町人貴族のセレナード/アヴェ・マリア Op.93/
ヴォカリーズ・エチュード/沈黙の贈り物
Op.92/
小唄 Op.94/ヴォカリーズ(第24番)/歌曲集《幻影》
Op.113 |
ローナ・アンダーソン(ソプラノ)
イゾベル・ブキャナン(ソプラノ)
ジョン・チェスト(バリトン)
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)
イェスティン・デイヴィス(カウンターテナー)
ウィリアム・デイズリー(バリトン)
ジャニス・ケリー(ソプラノ)
ルイーズ・ケメニー(ソプラノ)
アン・マレー(メゾ・ソプラノ)
トマス・オリーマンス(バリトン)
マルコム・マルティヌー(ピアノ) |
マレー、コノリー、オリーマンスらが歌うフォーレ歌曲全集第3巻!
☆マルコム・マルティヌーがリードするフォーレ歌曲集第3弾!
☆アン・マレー、サラ・コノリー、イェスティン・デイヴィス、トーマス・オリーマンスら豪華歌手陣が歌います!
英国を代表する名ピニアストであり、世界的な歌曲伴奏者であるマルコム・マルティヌーがリードするSignumの歌曲シリーズ。
「プーランクの歌曲全集」の成功を受けてスタートした新たなフランス歌曲、「ガブリエル・フォーレの歌曲全集」も、ついに第3巻がリリース!
これまでのシリーズに引き続き、アン・マレーやサラ・コノリー、当代有数のカウンターテナーであるイェスティン・デイヴィス、ジェラール・スゼーの再来と称されるトーマス・オリーマンスなど、イギリス最高峰の歌い手たちが集い、フォーレが生み出した優美な歌曲の数々を歌い上げます。
※録音:2013年2月−2015年10月、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン) |
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SIGCD 534
(2CD/特別価格)
¥3800 →\3490
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1764年〜1765年に幼きモーツァルトが過ごしたロンドン時代の音楽
モーツァルト・イン・ロンドン |
モーツァルティスツ、
イアン・ペイジ(指揮) |
モーツァルト:交響曲第1番変ホ長調 K.16/
トマス・アーン:
「Sleep, gentle Cherub!」&「O torment
great」(オラトリオ《ジュディス》より)*、
「Amid a thousand racking woes」&「O
too lovely」(歌劇 《アルタクセルクセス》より)
J.C.バッハ:
チェンバロ協奏曲ニ長調 Op.1-6、「Non
so d’onde viene」(歌劇 《エツィオ》より)*、
「Confusa, smarrita」(歌劇 《ベレニーチェ》より)*/
アーン:「O Dolly, I part」(歌劇 《出し抜かれた後見人》より)*/
ドゥーニ:「To speak my mind of womankind」(歌劇
《製粉所の乙女》より)*/
サミュエル・アーノルド:「Hist, hist! I
hear my mother call」(歌劇 《製粉所の乙女》より)*/
モーツァルト:交響曲第4番ニ長調 K.19/
ペシェッティ:「Caro mio bene, addio」(歌劇
《エツィオ》より)*/
モーツァルト:交響曲ヘ長調 K.19a/
J.C.バッハ:
「Deh lascia, o ciel pietoso」(歌劇
《シリアのアドリアーノ》より)*、
「Cara la dolce fiamma」(歌劇 《シリアのアドリアーノ》より)/
ジョージ・ラッシュ:序曲&「Thus laugh’d
at, jilted and betray’d」(歌劇 《気まぐれな恋人たち》より)*/
ウィリアム・ベイツ:「In this I fear my
latest breath」(歌劇 《ファルナケス》より)*/
モーツァルト:演奏会用アリア「行け、怒りにかられて」
K.21/
ダヴィデ・ペレス:「Se non ti moro a lato」(歌劇
《ソリマーノ》より)*/
カール・フリードリヒ・アーベル:交響曲変ホ長調
Op.7-6(*=世界初録音) |
モーツァルトのロンドン時代の音楽!
☆少年モーツァルトのロンドン時代に作られた音楽!
クラシカル・オペラを指揮したモーツァルトの初期作品録音で名を馳せたモーツァルトのスペシャリスト、イアン・ペイジ。
イアン・ペイジが2017年に結成した新しいアンサンブル、「モーツァルティスツ」のレコーディング第2弾は、1764年〜1765年に幼きモーツァルトが過ごしたロンドン時代の音楽を集めた「モーツァルト・イン・ロンドン」。
わずか8歳で作曲したモーツァルト最初の交響曲から、トマス・アーンや「ロンドンのバッハ」ことJ.C.バッハを始めとする様々な作曲家の知られざるアリア(その多くが、世界初録音)を俯瞰します。
名チェンバリストのスティーヴン・ディヴァインや、ベン・ジョンソン、ロバート・マーレイといった名歌手たちが参加しています。
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ガリカントゥスが歌うラッスス!
ラッスス:シビュラの預言
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:
おお, 魂の牧者よ、三位一体のために
エリオット・コール:
あなたがいちじくの木の下にいるのを見た |
ガリカントゥス
ガブリエル・クラウチ(ディレクター) |
ガリカントゥスは、ガブリエル・クラウチ、クリストファー・ワトソンなど、タリス・スコラーズ、キングズ・シンガーズ、テネブレでの演奏経験を持つ名歌手たち構成されるイギリスの男声ア・カペラ・グループ。
キリストの到来を伝えた古代の巫女(シビュラ)の預言をテキストにした「シビュラの預言」は、半音階進行の技法、ムジカ・レゼルヴァータ様式を用いたラッススの初期の傑作です。
※録音:2016年10月24日−26日、聖マイケル教会(ハイゲート、ロンドン) |
モスクワ音楽院
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ミハイル・グリンカ(1804-1857):室内楽作品集
ヴィオラとピアノのためのソナタ ニ短調(未完;1825-1828)
子供のポルカ(ヴィオラとピアノのための;1854)
ヴィオラとピアノのためのマズルカ(1843?)
別れ(ヴィオラとピアノのための夜想曲;1839)
ヴィオラとピアノのための舟歌(1847)
クラリネット、ファゴットとピアノのための悲愴三重奏曲(1832)(*) |
インナ・マノロヴァ(ヴィオラ(*以外))
ナターリア・ヴィノグラードヴァ(ピアノ(*以外))
レフ・ミハイロフ(クラリネット(*))
ヴァレリー・ポポフ(ファゴット(*))
アルカディー・セヴィドフ(ピアノ(*)) |
録音:2014年(*以外)/1978年(*)
※DDDと表示されておりますが、(*)はアナログ録音と推測されます。
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SMCCD 0206-0209
(4CD)
\9600 →\8990
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ミコライ・ミャスコフスキー(1881-1950):ピアノ・ソナタ全集
[CD 1]
ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調 Op.6
ピアノ・ソナタ第2番 嬰ヘ短調 Op.13
ピアノ・ソナタ第3番 ハ短調 Op.19
[CD 2]
ピアノ・ソナタ第4番 ハ短調 Op.27
ピアノ・ソナタ(第5番)ロ長調 Op.64
No.1
[CD 3]
ピアノ・ソナタ(第6番)変イ長調 Op.64
No.2
ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.57
歌とラプソディー(前奏曲とロンド=ソナタ)変ロ短調
Op.58
[CD 4]
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ヘ長調
Op.70(*)
ピアノ・ソナタ(第7番)ハ長調 Op.82
ピアノ・ソナタ(第8番)ニ短調 Op.83
ピアノ・ソナタ(第9番)ヘ長調 Op.84 |
ミハイル・リツキー(ピアノ)
アレクセイ・ルンディン(ヴァイオリン(*)) |
録音:2017年、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア
ミハイル・リツキーは1968年モスクワに生まれたロシアのピアニスト。1975年から1978年までグネーシン特別音楽学校で学び、グネーシン音楽アカデミーに進学しヴラディーミル・トロップに師事。
1989年全ロシア・ピアノ・コンクール優勝後、コンクールへの出場を一切拒否。1992年よりロシア国内外で演奏活動を展開。1996年以来2018年現在モスクワ音楽院で教えています。
DENON、Decca、若林工房等から発売されたCDは高く評価されています。
※外装には第5番以降の番表示がございません。
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コントラバスのための音楽
エフレム・ポドガイツ(1949-):コントラバスとピアノのためのソナタ(2007)(*)
ヴァレリー・ディアチェンコ(1946-1994):
コントラバスとピアノのためのコンチェルティーノ(1978)(*)
ローベルト・フックス(1847-1927):コントラバスとピアノのためのソナタ
Op.97(*)
アンドレイ・エシュパイ(1925-2015):
コントラバスと弦楽合奏のための協奏曲(1995)(+)
アレクサンドル・コブリャコフ(1951-):コントラバス協奏曲(1974)(#) |
ニコライ・ゴルブノフ(コントラバス)
オリガ・プレトニコヴァ(ピアノ(*))
モスクワ音楽院室内管弦楽団(+)
スタニスラフスキー&ネミロヴィチ=ダンチェンコ国立モスクワ音楽劇場管弦楽団(#)
フェリクス・コロボフ(指揮(+/#)) |
録音:2014-2017年、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア |
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なんだかものすごい演奏陣
ユロフスキー、デ・レーウ、ゲルギエフ・・・
ヴラディーミル・タルノポリスキー(1955-):作品選集
The Breath of the Exhausted Time(管弦楽のための;1994)(*)
Foucault's Pendulum(大アンサンブルのための;2004)(+)
Chevengur(アンドレイ・プラトノフのテキストによる、声とアンサンブルのための;2001)(#)
Tabula Russia(管弦楽のための;2015)(**) |
ロシア国立交響楽団(*)
ヴラディーミル・ユロフスキー(指揮(*))
シェーンベルク・アンサンブル(+)
ラインベルト・デ・レーウ(指揮(+))
スヴェトラーナ・サヴェンコ(メゾソプラノ(#))
新音楽スタジオ・アンサンブル(#)
イーゴリ・ドロノフ(指揮(#))
ロシア=ドイツ音楽アカデミー管弦楽団(**)
ヴァレリー・ゲルギエフ(指揮(**)) |
録音:2015年9月15日(*)、2016年6月9日(**)、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア(*/**)
2004年11月11日、ライヴ、コンセルトヘボウ大ホール、アムステルダム、オランダ(+)
2003年9月29日、ライヴ、ベルリン・フィルハーモニー室内楽ホール、ベルリン、ドイツ(#)

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セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):歌曲集
夢 Op.8 No.5(+)/私を信じるな、友よ Op.14
No.7(+)
私のために歌わないで、美しい人よ Op.4
No.4(+)
何という苦痛 Op.21 No.12(+)/リラの花
Op.21 No.5(*)
春の奔流 Op.14 No.11(*)/何とすばらしいこの場所
Op.21 No.7(*)
私はあなたを待つ Op.14 No.1(*)/この夏の夜
Op.14 No.5(*)
再び私は独り Op.26 No.9(+)/夜は悲しい
Op.26 No.12(+)
彼女らは答えた Op.21 No.4(+)/何という幸せ
Op.34 No.12(+)
6つの歌曲 Op.38
夜に私の庭で(*)/彼女に(*)/ひな菊(*)/ねずみ捕りの男(+)/夢(*)/おーい(+)
2つの聖歌(1916)
祈り(*)/神に栄光あれ(*) |
エレーナ・アユシェーエヴァ(ソプラノ(*))
チンギア・アユシェーエフ(テノール(+))
イリーナ・オシポヴァ(ピアノ) |
録音:2017年、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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モスクワ音楽院
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SMCCD 0212-0221
(10CD)
\23000 →\21990
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グリゴリー・ギンズブルク
モスクワ音楽院ライヴ録音全集(1949-1959年)&スタジオ録音集(1950年代)
[CD 1: SMCCD 0212]
フランツ・リスト(1811-1886):
ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124(*)
ピアノ協奏曲第2番 イ長調 S.124(*)
フランツ・リスト/フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)編曲:
スペイン狂詩曲(スペインのフォリアとホタ・アラゴネサ)S.254(ピアノと管弦楽のための版)(*)
フランツ・シューベルト(1797-1828)/フランツ・リスト編曲:
セレナード(ピアノのための版)S.560 No.7
パガニーニによるピアノのための大練習曲集
S.141 から ラ・カンパネッラ(No.3)
グリゴリー・ギンズブルク(1904-1961):
ロッシーニのオペラ「セビリアの理髪師」の「私は町の何でも屋」の主題によるピアノのための幻想曲
ソヴィエト国立交響楽団(*)
ニコライ・アノーソフ(指揮(*))
録音:1949年2月24日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
[CD 2 SMCCD 0213]
フランツ・リスト:
巡礼の年 第1年 スイス(ピアノのための)S.160から
ウィリアム・テルの聖堂(No.1)/ヴァレンシュタットの湖で(No.2)
オーベルマンの谷(No.6)/牧歌(No.7)/ジュネーヴの鐘(No.9)
巡礼の年 第2年 イタリア(ピアノのための)S.161
から
ペトラルカのソネット第123番(No.6)
巡礼の年 第2年補遺 ヴェネツィアとナポリ(ピアノのための)S.162
から
タランテッラ(No.3)
フランツ・シューベルト/フランツ・リスト編曲:
どこへ?(ピアノのための版)S.565 No.5
住処(ピアノのための版)S.560 No.3
さすらい(ピアノのための版)S.565 No.1
魔王(ピアノのための版)S.558 No.4
録音:1952年10月23日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
[CD 3 SMCCD 0214]
フランツ・リスト:
パガニーニによるピアノのための大練習曲集
S.141 から(*)
ト短調(No.1)/ホ長調(No.4)/ホ長調(No.5)
ハンガリー狂詩曲第2番 嬰ハ短調(ピアノのための)S.244
No.2(*)
ピアノのための3つの演奏会用練習曲 S.144
から ため息(No.3)(*)
パガニーニによるピアノのための大練習曲集
S.141 から ラ・カンパネッラ(No.3)(*)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
ピアノのための幻想曲 ハ短調 K.475
モーリス・ラヴェル(1875-1937):
ピアノのためのソナティナ 嬰ヘ短調(1903-1905)
アントン・ルビンシテイン(1829-1894):
ペテルホッフのアルバム(ピアノのための)Op.75
から マズルカ(No.10)
ピアノのための雑集 Op.93 から セレナード
ニ短調(Vol.9 No.5)
ピアノのための諸国の民俗舞曲集 Op.82
から ポルカ(ボヘミア)(No.7)
録音:1952年10月23日(*)、1954年12月13日(*以外)、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
[CD 4: SMCCD 0215]
ローベルト・シューマン(1810-1856):謝肉祭(ピアノのための)Op.9(*)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノのためのコントルダンス ハ長調 WoO.14
No.1(I. Seiss 編曲)(*)
フランツ・リスト:
巡礼の年 第1年 スイス(ピアノのための)S.160から
ジュネーヴの鐘(No.9)(*)
グリゴリー・ギンズブルク:
ロッシーニの「セビリアの理髪師」の「私は町の何でも屋」の主題による
ピアノのための幻想曲(*)
フレデリク・ショパン(1810-1849):
ピアノのための即興曲 変イ長調 Op.29 No.1
ピアノのための即興曲 嬰ヘ長調 Op.36 No.2
ピアノのための即興曲 変ト長調 Op.51 No.3
ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35
フランツ・リスト:
パガニーニによるピアノのための大練習曲集
S.141 から ホ長調(No.5)
ハンガリー狂詩曲第10番 ホ長調(ピアノのための)S.244
No.10
録音:1954年12月13日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト(*)
1959年1月4日、ライヴ、キエフ・フィルハーモニー大ホール、キエフ、ウクライナ、ソヴィエト(*以外)
[CD 5: SMCCD 0216]
J・S・バッハ(1685-1750)/フェルッチョ・ブゾーニ編曲:
トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565(ピアノのための版)
前奏曲「われ御身を呼ぶ、主イエス・キリストよ」ヘ短調
BWV 639(オルガン小曲集 から;ピアノのための版)
シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ
ニ短調 BWV 1004 から;ピアノのための版)
J・S・バッハ:
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV 532(編曲者不詳、ピアノのための版)
J・S・バッハ/ゴットフリート・ガルストン(1879-1950)編曲:
シチリアーノ(フルートとクラヴィーアのためのソナタ第2番
変ホ長調 BWV 1031;ピアノのための版)
録音:1957年12月25日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
[CD 6: SMCCD 0217]
セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ第3番
イ短調 Op.28
アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915):ピアノのための12の練習曲
Op.8 から
嬰ハ短調(No.1)/変ロ短調(No.7)/変ロ短調(No.11)/嬰ニ短調(No.12)
ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):ピアノ・ソナタ3つの前奏曲
変ロ長調(No.1)/嬰ハ短調(No.2)/変ホ短調(No.3)
フランツ・リスト:「ドン・ジョヴァンニ」の回想(ピアノのための)S.418
フレデリク・ショパン:ピアノのためのマズルカ
イ短調 Op.17 No.4
録音::1957年12月25日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
[CD 7: SMCCD 0218]
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調
K.310
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op.10 No.3
ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57
ピアノのための6つの変奏曲 ニ長調 Op.76
録音:1950年代、スタジオ
[CD 8: SMCCD 0219]
ローベルト・シューマン:
ウィーンの謝肉祭の道化(ピアノのための)Op.26
ピアノのためのトッカータ ハ長調 Op.7
アベッグ変奏曲 ヘ長調(ピアノのための)Op.1
パガニーニの奇想曲によるピアノのための6つの練習曲
Op.3 から
ホ長調(No.2)/変ロ長調(No.4)
ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893):ピアノのための大ソナタ
ト長調 Op.37
録音:1950年代、スタジオ
[CD 9: SMCCD 0220]
フレデリク・ショパン:
ピアノのためのポロネーズ イ長調 Op.40
No.1
ピアノのためのポロネーズ 変イ長調 Op.53
No.6
ピアノのためのポロネーズ変ロ長調 Op.71
No.2
ピアノのためのワルツ 変イ長調 Op.34 No.1
ピアノのためのワルツ イ短調 Op.34 No.2
ピアノのためのワルツ 変イ長調 Op.42
ピアノのためのワルツ 嬰ハ長調 Op.64 No.2
ピアノのためのマズルカ ト短調 Op.24 No.1
ピアノのためのマズルカ 変イ長調 Op.24
No.3
ピアノのためのマズルカ 変ロ短調 Op.24
No.4
ピアノのためのマズルカ ハ長調 Op.68 No.1
ピアノのためのマズルカ ハ長調 (No.57)
ピアノのための12の練習曲 Op.25
変イ長調(No.1)/ヘ短調(No.2)/ヘ長調(No.3)/イ短調(No.4)
ホ短調(No.5)/嬰ト短調(No.6)/嬰ハ短調(No.7)/変ニ長調(No.8)
変ト長調(No.9)/ロ短調(No.10)/イ短調(No.11)/ハ短調(No.12)
録音:1950年代、スタジオ
[CD 10: SMCCD 0221]
フランツ・リスト:
ベートーヴェンの「アテネの廃墟」の主題によるピアノと管弦楽のための幻想曲
S.122(*)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン/アントン・ルビンシテイン編曲:
トルコ行進曲(「アテネの廃墟」から;ピアノのための版)
ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764)/
レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938)編曲:メヌエット
イ短調(ピアノのための版)
カール・マリア・フォン・ヴェーバー(1786-1826)/レオポルド・ゴドフスキー編曲:
無窮動(ロンド;ピアノのための版)
アレクサンドル・アリャビエフ(1787-1851)/フランツ・リスト編曲:
夜鳴きうぐいす(ピアノのための版)
パーヴェル・パプスト(1854-1897):
チャイコフスキーのオペラ「エフゲニー・オネーギン」の主題によるピアノのためのパラフレーズ
フランツ・リスト:
ヴェルディのオペラ「リゴレット」の主題によるピアノのための演奏会用パラフレーズ
S.434
シャルル・グノー(1818-1893)/フランツ・リスト編曲:
ワルツ(オペラ「ファウスト」から;ピアノのための版)
ルドミル・ルジツキ(1885-1953)/グリゴリー・ギンズブルク編曲:
オペラ「カサノヴァ」の主題による幻想曲
カール・タウジヒ(1841-1871)編曲:
ピアノのためのワルツ=カプリス第2番 Op.167(ヨハン・シュトラウス2世のワルツ「人はただ一度生きる」の主題による)
アドルフ・アンドレイ・シュルツ=エヴラー(1854-1905):
ヨハン・シュトラウス2世のワルツ「美しく青きドナウ」による演奏会用アラベスク
Op.314
モスクワ放送交響楽団(*)
アレクサンドル・ガウク(指揮(*))
録音:1950年代、スタジオ
グリゴリー・ギンズブルク(ピアノ) |
グリゴリー・ギンズブルク(1904-1961)はユダヤ系ロシアのピアニスト。
13歳でモスクワ音楽院に入学しアレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(1875-1961)に師事。1927年第4回ショパン国際ピアノ・コンクール第4位。1929年よりモスクワ音楽院教授を務め、グレプ・アクセルロート(1923-2003)、セルゲイ・ドレンスキー(1931-)他を輩出しました。
リストに代表される19世紀ヴィルトゥオーゾの伝統に連なるピアニストとして知られ、当時のソヴィエトの演奏家としては珍しくたびたび西欧を演奏旅行しましたが、57歳の若さで亡くなり「忘れられた名ピアニスト」となってしまいました。しかし1990年代から再び注目を集めるようになり、ロシア国内に眠る音源の発掘が進んでいます。
当レーベルのコレクターズ・アイテムは早々に完売する可能性が高く、再生産はほぼ望めません。
また、ディスク枚数の多いセット商品でも価格が下がらない傾向にあります。なにとぞご了承ください。(代理店)

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SMCCD 0227
(5CD)
\12500 →\11990
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ダヴィド・オイストラフ・オン・ツアー
[CD 1: SMCCD 0061]
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):ヴァイオリン協奏曲
イ短調 Op.77(*)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)
録音:1956年1月1日、ライヴ、カーネギー・ホール、ニューヨーク・シティ、アメリカ合衆国
モノラル、ADD
(*)はソヴィエト国外初演。
[CD 2: SMCCD 0062] 【初出音源】
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲
ニ短調 BWV 1043(*)
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
3つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲
ヘ長調 RV 551(+)
2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲
ニ短調 RV 514(#)
ウジェーヌ・イザイ(1858-1931):
2つのヴァイオリンと管弦楽のための詩曲第5番「友情」Op.26(#)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン(*/+))
フランス国立放送管弦楽団(*)
ピエール・カプドヴィエル(指揮(*))
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン(+))
アントワープ・バッハ協会ソロイスツ(+)
ジョルジュ・オクトール(指揮(+))
イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン(#))
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(#)
マルコム・サージェント(指揮(#))
録音:1958年10月24日、国連の日コンサート、ライヴ、サル・プレイエル、パリ、フランス(*)
1959年5月27日、ライヴ、ブリュッセル、ベルギー(+)
1961年2月26日、ライヴ、ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン、イギリス(#)
モノラル、ADD
[CD 3: SMCCD 0063]
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218(カデンツァ:ダヴィド・オイストラフ作曲)(*)
ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893):ヴァイオリン協奏曲
ニ長調 Op.35(+)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン、指揮(*))
トリノ・イタリア放送交響楽団
ルドルフ・ケンペ(指揮(+))
録音:時期不明(*)、1963年4月26日(+)、ライヴ、トリノ、イタリア ステレオ、ADD
[CD 4: SMCCD 0065]
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1番
ニ長調 Op.12 No.1
セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1番
イ短調 Op.80
ウジェーヌ・イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
ニ短調「バラード」Op.27 No.3
ピョートル・チャイコフスキー:
懐かしい土地の思い出(ヴァイオリンとピアノのための)Op.42
から 瞑想曲(No.1)
ヴァイオリンとピアノのためのスケルツォ=ワルツ
ハ長調 Op.4
リヒャルト・ワーグナー(1813-1883)/アウグスト・ヴィルヘルミ(1845-1908)編曲:
アルバムの綴り ハ長調(ヴァイオリンとピアノのための;1861)
ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770)/フリッツ・クライスラー(1875-1962)編曲:
コレッリの主題によるヴァイオリンとピアノのための変奏曲(1758)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(ピアノ)
録音:1955年2月23日、ライヴ、東京、日本 モノラル、ADD
[CD 5: SMCCD 0067] 【初出音源】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ニ長調 Op.61
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン協奏曲
ニ長調 Op.77
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
ワシントン・ナショナル交響楽団
ハワード・ミッチェル(指揮)
録音:1963年11月13日、ライヴ、ワシントン、アメリカ合衆国 ステレオ、ADD
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初出盤3枚と既発売盤2枚の組み合わせ。
【初出音源】はモスクワ音楽院の制作サイドからの情報による表示ですが、あくまで「制作サイドが把握している限りにおいて」とお受け取りください。
当レーベルのコレクターズ・アイテムは早々に完売する可能性が高く、再生産はほぼ望めません。
また、ディスク枚数の多いセット商品でも価格が下がらない傾向にあります。なにとぞご了承ください。(代理店)
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<映像>
<LP>

4/5(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ALIA VOX
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AVSA 9856
(2SACD HYBRID)
¥5200
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仕様変更
ジョルディ・サヴァール(指揮)
東洋への道〜音楽で辿るザビエルの生涯
[CD1]人文主義のヨーロッパ
1.フランシスコ・ザビエルの誕生と幼年時代
2.フランシスコ・ザビエルの青年時代
3.パリ大学での勉学
4.イタリアとイエズス会の創設
5.リスボンからアフリカとインドへ
[CD2]日本へ到着
6.文化の新しい世界 日本へ到着
7.中国の閉ざされた扉へ |
ジョルディ・サヴァール(指揮)
エスペリオンXXI /
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ |
ALIA VOXの「東洋への道」が仕様変更となります
サヴァールが音楽でひもとくザビエルの生涯
録音:2006-2007 年/disc1 75’56、disc2
78’58/ブックレットに日本語は含まれません
アリア・ヴォックスのベストセラー「東洋への道」。
これまで日本語つきのAVSA.98569 および帯付のKDC.5054
で販売させていただいておりましたが、いずれも廃盤となります。今後は日本語訳を含まない当盤でのみの流通となります。(ジャケットには日本語表記もございますが、ブックレットには日本語は含まれません)。楽曲は変わりませんが、日本語訳無しの当バージョンを新譜としてご案内します。
黄金時代のイベリア半島に生を受けた、日本とかかわりの深いスペイン、バスク地方の聖人フランシスコ・ザビエル。彼の生誕500
年(2006 年)に録音されたこのCDブックは、彼が経験した様々な音楽世界を、その足跡を辿って訪れる音のドキュメンタリーです。解説前文でサヴァール(カタルーニャ語の発音通り「サバイ」と表記される)が詳しく述べているように、ザビエルの人生を音楽によって説明するのではなく、音楽自身が歴史的事件を語り、その場の魂と雰囲気を示してくれます。
また、その時代を代表する文章、その時代の音楽についての記事、彼の手紙の抜粋を収載することで、彼が東洋への道程で出会い、現在も生きている音楽文化を紹介する、音と言葉による壮大な伝記ともなっています。録音全体を統一する役割を果たしている「オ・グロリオサ・ドミナ」は、16
世紀スペインの作曲家に好まれたスペイン地方独自の賛歌で、長崎の隠れキリシタンに伝わる歌おらしょ「ぐるりよざ」の原型と推定されているもの。近年サヴァールが指向する主題である「異なる文化の邂逅と和解」にもつながる太い縦糸となっています。
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APARTE
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ベアトリス・ベリュ(ピアノ)
リストの協奏曲2作を収録、
出版後にリストが指示した修正箇所を反映しての演奏!
リスト(1811-1886):
・死の舞踏 S.126
・ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124
・ピアノ協奏曲第2番 イ長調 S.125 |
ベアトリス・ベリュ(ピアノ)
チェコ・ナショナル交響楽団
ジュリアン・マスモンデ(指揮) |
リストの協奏曲2作を収録、出版後にリストが指示した修正箇所を反映しての演奏!
録音:2017 年12 月12-15 日、プラハ
フランスの人気ピアニスト、ベアトリス・ベリュによるリスト3
作品。いずれも、最初のスケッチから最終的な出版までに20
年以上が経過した作品です。
注目なのが、ピアノ協奏曲で、出版後の楽譜に、リストの弟子ビューローが書き込んだリストの指示と思われる修正を適用して演奏していること。
第1 番の初版は1834 年に書かれたものの、第2
番に着手する1839 年まで寝かされており、1840
年までには両方とも一度完成させていましたが、人前で弾くことはなく、第1
番はベルリオーズの指揮、リスト自身のピアノで1855
年に初演。
第2 番は1857 年、リストの指揮、そしてリストの弟子のブロンサルトのピアノで初演されています。いずれも出版されましたが、リストの弟子ビューローの所有していたスコアには、リストの指示によるものと思われる修正がいくつか見られ、ここでベリュはこの手書きの修正を適用してこれらの作品を演奏しています。
そうしたことは抜きにしても、ベリュの超絶技巧とスケールの大きな演奏、そしてそれを支えるオーケストラとのアンサンブルが聴きごたえ十分であることは言うまでもありません。
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AP 162
(2CD)
¥3500
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フランスの若手奏者によるフォーレ
[CD1]
・ピアノ三重奏曲 ニ短調 op.120
・アンダンテ 変ロ長調 op.75(ヴァイオリンとピアノ)
・夜想曲第12番 ホ短調 op.107
・蝶々 イ長調 op.77(チェロとピアノ)
・ヴァイオリン・ソナタ 第1 番 イ長調
op.13
・夜想曲 第11番 嬰ヘ短調 op.104-1
・チェロ・ソナタ第2番 ト短調 op.117
[CD2]
・歌曲集「幻想の水平線」op.118
・ロマンス イ長調 op.69(チェロとピアノ)
・子守歌 ニ長調 op.16(ヴァイオリンとピアノ)
・ヴァイオリン・ソナタ第1 番 ニ短調 op.109
・ロマンス 変ロ長調 op.28(ヴァイオリンとピアノ)
・夜想曲 第13番 ロ短調 op.119
・ヴァイオリン・ソナタ第2番 ホ短調 op.108 |
シモン・ザウイ(ピアノ)
ピエール・フシュヌレ(ヴァイオリン)
ラファエル・メルラン(チェロ)
ダヴィド・ルフォー(テノール) |
フランスの若手奏者たちによる、フォーレの晩年の作品を中心に編まれた室内楽作品集。
「幻想の水平線」はフォーレの最後の歌曲集で、第一次世界大戦で戦死した若者ミルモンの遺作詩集によるもので、全4
曲を通して潮騒など海のイメージが見事に表現されています。
ヴァイオリン・ソナタでのみずみずしい表現、夜想曲の密度の濃い世界など、フォーレの魅力を存分に味わえる2
枚組です。
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AP 175
(2CD)
¥3500
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テレマンの珍しいオラトリオに
貴重かつ素晴らしい新録音の登場!
テレマン(1681-1767):
9つの祝福された黙想による受難オラトリオ
TWV 5:2 |
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ
(指揮、ヴァイオリン)
フライブルク・バロック・オーケストラ
アンナ・ルチア・リヒター
(ソプラノ/信心、信念、シオン〔教会〕)
コリン・バルツァー(テノール/信心)
ピーター・ハーヴェイ(バリトン/イエス)
ミヒャエル・フェイファー(テノール/ペトロ)
ヘンク・ネーヴェン(バリトン/大司祭) |
録音:2017 年12 月1 日、ハンブルク、ライスハレ(ライヴ/テレマン・フェスティヴァル)
テレマンの珍しい受難曲、「9 つの祝福された黙想によるオラトリオ」の登場。
キリストの最後の日々から復活するまでの物語が主軸となっていますが、明確なストーリーはありません。
そのため、福音史家は存在せず、主な登場人物は、キリスト(6
つのレチタティーヴォと6 つのアリア)と、「信心」(8つのアリアと8
つのレチタティーヴォ)、そしてキリストを激しく糾弾するアリアを一つ歌う大司祭など。
この作品に関してはまだまだ知られていないことも多いですが、1719
年に着手され、1722 年3 月19 日、聖金曜日に先立つ月曜日に初演されたという記録が残されています。
その後も何度も再演されており、おそらくは18
世紀でもっとも多く演奏された受難曲だったのではないかとされています。声楽とオーケストラによる明確なアンサンブルが、テレマンが、絶妙な器楽書法によって歌唱陣が歌うテキストを際だたせるように作ったこの作品の魅力を存分に引き出しています。
クラリネットの先祖の音色は木管セクションの音色の幅をふくらませ、作曲家のイマジネーションの豊かさを私たちに示しています。テレマン、そして物語の人間性が見事にクローズアップされた、貴重な演奏となっています。
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AURORA
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『Exhaust/Renew』
ユリアン・スカール(1981-):
Exhaust/Renew I (ピアノ・ソロのための)
Exhaust/Renew II (ピアノ三重奏のための)
Exhaust/Renew III (ピアノ七重奏のための)
Exhaust/Renew IV(ピアノとシンフォニエッタのための) |
イングリ・アンスネス(ピアノ)
アンサンブル・エルンスト
トマス・リームル(指揮) |
アンスネスの妹イングリがノルウェーの現代作曲家ユリアン・スカールを弾く
録音:2017 年1 月9 日-12 日 レインボースタジオ(オスロ)/53’10
制作: ヤン・マッティン・スモルダール/録音:
ペール・エスペン・ウーシュフィヨルド/編集:
ユリアン・スカール
ユリアン・スカール(1981-)はノルウェーの音楽家。オスロのノルウェー音楽アカデミーでロルフ・ヴァリーンとアスビョルン・スコートゥン、ベルリンの芸術大学でダニエル・オットとヴォルフガング・ハイニガーに学びました。コンサート・ミュージック、エレクトロニック・ミュージック、オペラやミュージカルといった劇場の音楽を中心にポップとコンテンポラリー・アートミュージックのジャンルを平行させた作曲活動を行い、ニルス・ベックやスサンナ・ヴァルムロードといったアーティストともコラボレートしてきました。
アルバム『Exhaust/Renew』は、ピアノ・ソロの曲から始まり、ピアノ三重奏、ピアノ七重奏と進み、ピアノとシンフォニエッタのための「協奏曲」と、編成を大きくしていく劇作法の作品です。
共通する楽想をもった4 つの曲は、「破壊あるいは疲弊から再生へ」のタイトルの示す「サイクル」を形づくリ、再び破壊されます。スカールは、直感で得たアイデアを形式化する段階でコンピュータによる作曲法を用いています。
コンピュータは「即興と記譜」の分析者の役割を担い、「混沌と秩序の戦い」から、作曲者のイメージした清冽な抒情の流れを作りだして行きます。ピアノのイングリ・アンスネス(1978-)は、ノルウェー音楽シーンのさまざまな舞台で活躍、ベートーヴェンの《ディアベッリ変奏曲》にラーシュ・ペッテル・ハーゲンの《ディアベッリ・カデンツァ》を加えた『33+1』(Simax
1350)が注目され話題になりました。
三重奏と七重奏の各楽器は、アンサンブル・エルンストのメンバーが担当。七重奏と、ピアノとシンフォニエッタのための《Exhaust/Renew
IV》は、アンサンブル・エルンストの共同設立者、トマス・リームルの指揮で演奏されます。録音セッションは、2017
年1 月、オスロのレインボースタジオで行われました。スカールと共同で
Ensemble neoN を創設した作曲家でギタリストのヤン・マッティン・スモルダールが制作、ペール・エスペン・ウーシュフィヨルドがエンジニアリングを担当。ライナーノート(英語、ノルウェー語)は、スカールが作曲を学んだスコートゥンが執筆しました。
[プロフィール]
アンサンブル・エルンストは、1996 年、ノルウェー音楽アカデミーの学生現代音楽アンサンブルを基に結成されました。
アカデミーで学びグループの設立に参画したトマス・リームル(1972-)が、結成から指揮者。ベアート・フラー、サルヴァトーレ・シャリーノ、ジョナサン・ハーヴィ、ヤニス・クセナキスたちの作品を中心に演奏、ノルウェーの作曲家への委嘱も積極的に行っています。
オスロのウルティマ音楽祭に参加、ノルウェー、スカンディナヴィア、ドイツへのツアーも成功を収めてきました。
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HMF
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スティレ・アンティコが真価を問うスペインの至宝
トマス・ルイス・デ・ビクトリア
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):
・聖木曜日のためのリスポンソリ
・聖金曜日のためのリスポンソリ
・聖土曜日のためのリスポンソリ |
スティレ・アンティコ |
録音:2017 年2 月
復活祭前の一週間はキリスト教にとって特別な期間で、古来様々な音楽が書かれてきました。
ア・カペラの人気声楽アンサンブルが今回収録したのは、16
世紀スペインの巨匠トマス・ルイス・デ・ビクトリアによる聖週間のための音楽。スペインのルネッサンス期の偉大なるポリフォニー作曲家としての真価を問う素晴らしい録音となっております。
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MIRARE
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お待たせしました!広瀬悦子新作!
リャプノフ:12の超絶技巧練習曲Op.11
【子守歌/幽霊の踊り/鐘/テレク河/夏の夜/
嵐/牧歌/ブィリーナ/エオリアン・ハープ/
レズギンカ/妖精の踊り/リスト追悼のエレジー】 |
広瀬悦子(ピアノ) |
フォルジュルネ音楽祭でも演奏予定!広瀬悦子入魂のリャプノフ!!
録音:2017 年10 月29 日-11 月2 日/聖マルセル福音教会(パリ)/輸入盤・日本語帯・解説付
パリを本拠に活躍する広瀬悦子待望の新録音。今回はセルゲイ・リャプノフ(1859-1924)
の「12 の超絶技巧練習曲」。
リャプノフが崇拝したリストの追悼で作られていますが、もともとリストがすべての調性で24
曲作るつもりながら12 曲で終った「超絶技巧練習曲」の残り12
曲をひきつぐ意図で始められました。
リャプノフは、ロシア風の美しいメロディと恩師バラキレフゆずりの極度に難しいテクニックと異様なボルテージの高さが特徴ですが、ここではさらにリスト流の華麗さもあいまり、彼の最高傑作となっています。
絵画性も強く、民族舞曲から吹雪や大河の流れまでを色彩的に描いていて魅力的。
広瀬悦子はバラキレフ・アルバム(MIR181)
で示した余裕の技巧とボルテージの持続を、ますますパワーアップ、ピアノの機能の極限までを追求しています。
正確な技巧のみならずロシア的な歌い回しや明るい音色も魅力で、「子守歌」や「妖精の踊り」など聴き惚れさせられます。
広瀬悦子MIRARE 第2 弾!
シューマン&リストのピアノ協奏曲 |
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広瀬悦子(P)
シューマン:
序奏とアレグロ・アパッショナートOp.92
ピアノ協奏曲イ短調Op.54
リスト:ピアノ協奏曲第2番イ長調 |
広瀬悦子(P)
フェイサル・カルイ(指揮)
ベアルン地方ポー管弦楽団 |
録音:2010 年11 月/68’00
MIRARE レーベルから発売されたショパン作品集(MIR110)で世界デビューした若き日本人ピアニスト広瀬悦子。
第2 弾となるアルバムはシューマンとリストのピアノ協奏曲。2010
年3 月にネルソン・フレイレの代役としてフェイサル・カルイ率いるベアルン地方ポー管弦楽団との共演をきっかけにこのアルバムは制作されました。
ダイナミックかつニュアンス豊かな広瀬悦子の演奏は、シューマンとリストの音楽を純粋に引き出しています。瑞々しさ、気品に満ちたシューマンのピアノ協奏曲、誌的で抒情的なリストのピアノ協奏曲第2
番を深みのある美しい音色と端正なタッチで表現しています。スケールの大きいピアノをオーケストラが上手く支えています。
指揮のフェイサル・カルイは1971年パリ出身。2002年までトゥールーズ・キャピトル国立管でミシェル・プラッソンの助手を務め、幅広いレパートリーを習得。2002
年には設立20 年のべアルン地方ポー管弦楽団の音楽監督に就任し、同楽団を目覚ましく成長させ高い評価を得ている、注目の若手指揮者です。
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すでに廃盤でおそらく世界であと数枚だが機会があれば聴いておいてほしい。
広瀬悦子のショパン |
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広瀬悦子(P)
ショパン:
バラード第1番/第2番/第3番/第4番
ノクターン op.15-1/op.15-2 /op.9-2/op.48-1
幻想曲 ヘ短調 op.49 |
広瀬悦子(P) |
世界デビュー! 広瀬悦子が描くショパンの本質
録音:2009年11月9-11日 フランス・リモージュ、68mm
あるとき、誰の手によるものかわからないショパンがスピーカーから流れてきた。
誰だ?
男か・・・?
男だろう。
しかもとびっきりイカす男だ。
この思い入れたっぷりの演奏。
フランソワほどではないにしても、かなり自在のテンポと、要所要所で顔を出すなんとも「男前」な見栄の切り方。
そう、聴いていて惚れ惚れするような、「男前」の演奏なのだ。
そしておそらく、いや、まちがいなくそうとう弾きこんでいる。
一曲一曲に対する思い入れが非常に強烈で、どの曲でも「ここはこう弾く」という強い自意識が横溢している。
若手の女の子の演奏でときおりある「とりあえず弾けます」というような安直なところは皆無。1曲目のバラードからしてもう自分の世界に浸りきっている。
この男、おそらくパリやノアンやマヨルカ島にも行って、ショパンに対する自らの感性を研ぎ澄ませて、それぞれの曲に対する完全な解釈を確立してこの録音に臨んだと思われる。
ひょっとしてフランス人か。
パリ在住の。
この感性はポーランド人のものじゃない。
フランスの古城や、朽ち果てた教会や、貴族の邸宅で弾かれるショパン。
ノスタルジーではなく、残酷な華やかさと、美しい孤独の色がある。
そして・・・「男前」でありながら、同時に崩れ落ちそうな悲しさと優しさを垣間見させる。
この男、ちょっとやそっとの人じゃない。
こんなピアニストがいたか。
全曲聴き終え、呼吸を整え、ジャケットを見る。
うそ。
・・・広瀬悦子。
日本の若手女流ピアニスト。
今まで聴いたこともなかった。
名前すら、よく覚えてない。なんでこのアルバムを買ったかも覚えてない。
しかし、まちがいなくこのピアニストは、男でもフランス人でもなく、若い日本人の女性。
誰なんだ、この女。「本当に女性なのだろうか、それすら疑わしい。」
・・・いや、待て。
誰か昔、同じようなことを言っていた気がする。
そう、男装の麗人を初めて目にした、ポーランド生まれのピアニストが確かそんなことを。
・・・・・。
そうか。
この人・・・ショパンを愛しているのだ。
本当に。
そしておそらく・・・乗馬ズボンを履いているはずだ。
だから・・・もしもしもし、ジョルジュ・サンドが何かの間違いでショパンを弾いていたら・・・こんな演奏だった。
男前なわけだ。
3歳より才能教育研究会にてピアノを始め、6歳でモーツァルトのピアノ協奏曲第26番「戴冠式」を演奏、87、88年に同研究会より、一ヶ月間アメリカ演奏旅行に派遣された。1992年、モスクワ青少年ショパン国際ピアノコンクール優勝、日本および台湾にて10数回
のリサイタルを開催。94年、パリ・エコールノルマル音楽院入学。95年、16歳で第46回
ヴィオッティ国際コンクール3位(1位なし)入賞。1996年、同音楽院・最高課程
を首席卒業後、パリ国立高等音楽院入学。第52回ジュネーブ国際コンクール特別賞受賞。97年、第46回ミュンヘン国際コンクール3位(1位なし)入賞。1999年、パリ国立高等音楽院を審査員全員一致の首席で卒業し、併せてダニエル・マーニュ賞受賞。
1999年、マルタ・アルゲリッチ国際コンクール優勝。その後、日本、フランス、アルゼンチン、ポーランド、イタリアなどでリサイタルを開催。パリ・ショパン・フェスティヴァル、ノーアン音楽祭、
別府アルゲリッチ音楽祭、ドゥシニキ音楽祭、台北アルゲリッチ音楽祭に出演。2001年イタリアにてリサイタル・ツアーを行う。
これまでにバイエルン放送交響楽団、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、オルフェウス室内管弦楽団、アルゼンチン国立管弦楽団、トリノ国立管弦楽団、バーゼル・コレギウム管弦楽団、NHK交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団など内外のオーケストラと共演。彩の国さいたま芸術劇場「ピアニスト100」に選ばれて出演。また2003年5月にサントリーホールで行われた別府アルゲリッチ音楽祭室内楽コンサートでただ一人ソロを任されたほか、ミッシャ・マイスキー、セルゲイ・ナカリャコフらと共演。 これまでにピアノを星洋子、中島和彦、中沖玲子、ジェルメーヌ・ムニエ、ブルーノ・リグット、
中村紘子の各氏に、室内楽をジャン・ムイエール、クリスチャン・イヴァルディの各氏に師事。
(日本コロンビアのサイトより)
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ラヴェルとプロコフィエフが同時期に描いたピアノの夢
(1)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第4番ハ短調Op.29(1917)
(2)同:10 の小品Op.12(1906-13)
(3)同:トッカータOp.11(1916)
(4)ラヴェル:クープランの墓(全曲)(1914-7) |
ナターリヤ・ミルシテイン(ピアノ) |
録音:2016 年9 月1-3 日/ベートーヴェン・ザール(ハノーファー)/74’
00”
1995 年生まれの若きピアニスト、ナターリヤ・ミルシテイン待望のソロ・アルバム。
ロシア系ながらフランスで生まれ育った彼女ならではの、プロコフィエフとラヴェルの作品によるアルバム。すべてが第1
次世界大戦頃に作曲されているという時代に加え、ガヴォット、リゴドンなど古典舞曲から成るラヴェルの「クープランの墓」とプロコフィエフの「10
の小品」の作風的な共通性など、考え抜かれたプログラミングとなっています。
両者の難曲トッカータの胸のすく演奏で終るのにも感心させたれます。ネルソン・ゲルネル門下のミルシテインは強靭な技巧と真摯な音楽性に将来の大成を予感させる、要注目の若手と申せましょう。
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PENTATONE
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PTC 5186685
(2SACD HYBRID)
¥5200
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アレクサンドル・ブロック率いる
リール国立管弦楽団がビゼーの『真珠とり』
ビゼー(1838-75):歌劇『真珠とり』 |
ジュリー・フュシュ(レイラ/ソプラノ)
シリル・デュボワ(ナディール/テノール)
フロリアン・センペイ(ズルガ/バリトン)
リュック・ベルタン・ユーゴー(ヌーラバット/バス)
レ・クリ・ドゥ・パリ
ジェフロワ・ジュルダン(合唱指揮)
アレクサンドル・ブロック(指揮)
リール国立管弦楽団 |
フュシュなど新進気鋭のソリスト陣にも注目。アレクサンドル・ブロック率いるリール国立管弦楽団がビゼーの『真珠とり』を録音!
録音:2017 年5 月9-11 日/ヌーヴォー・シエクル(リール)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、クラムシェル・ボックス仕様、Disc
1 62’ 49”、Disc 2 50’ 22”、輸入盤・日本語帯付
SACD ハイブリッド盤。
アレクサンドル・ブロック率いるリール国立管弦楽団が、誉れ高き合唱団のレ・クリ・ドゥ・パリと豪華ソリスト陣とともにビゼーの名作『真珠とり』を録音しました!
ビゼーといえば『カルメン』があまりにも有名ですが、特に母国フランスで今なお人気なのが『真珠とり』です。
スリランカのセイロン島を背景に地方色にとんだ三角関係の悲劇を描いた『真珠とり』は「いつかのような暗い夜に」(ソプラノ)、「耳に残るは君の歌声」(テノール)、「おおナディール、若き日の恋人」(バリトン)、「神殿の奥深く」(テノールとバリトンの二重唱)などが有名な全3
幕4 場のオペラです。
レイラ役は今をときめくソプラノ歌手、ジュリー・フュシュが歌いました。2009
年に本格的なデビューを果たしたフュシュは、若さあふれる瑞々しい声色と共に全体的に重心を据えた安定感のある歌唱が魅力。
高音の煌びやかさはもちろんのこと、中低音のふくよかな伸びにも定評があります。録音ではマーラー&ドビュッシー歌曲集(AP
050)などをリリースしており、曲に合わせて鮮やかに声色を変える表現力の持ち主です。
演奏の素晴らしさはもちろんのこと、ジャン=マリー・ヘイセン、エルド・グルートなどPENTATONE
レーベルが誇る技術陣による録音で、DSD レコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。
『真珠とり』あらすじ
真珠とりたちの安全を祈るために尼僧になったレイラは昔の恋人ナディールに会い、2
人は恋にはしる。尼僧の戒を破った彼女は捕えられ、2
人とも火刑に処されようとするが、かつてレイラに命を救われたことを思い出したズルガは、身を捨てて彼らの逃亡をたすける。

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PTC 5186626
(SACD HYBRID)
¥2700 →\2490
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フルシャ&ベルリン放響
コダーイとバルトーク、管弦楽のための協奏曲
1.コダーイ(1882-1967):管弦楽のための協奏曲(16’25”)
2.-6.バルトーク(1881-1945):管弦楽のための協奏曲
(I.10’28” +II.6’44” +III.7’36”
+
IV.4’20” +V.9’52”= 39’00”)
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ヤクブ・フルシャ(指揮)
ベルリン放送交響楽団 |
コダーイとバルトークの傑作、管弦楽のための協奏曲をフルシャ&ベルリン放響が録音!
セッション録音:2017 年6 月15-17 日/ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、55’ 30”、輸入盤・日本語帯付
SACD ハイブリッド盤。
人気・実力を兼ね備えた俊英指揮者のヤクブ・フルシャ。PENTATONE
レーベルからリリースが続いておりますが、2017
年6 月の録音ではベルリン放送交響楽団との共演で、コダーイとバルトークの管弦楽のための協奏曲を収録しました。
フルシャは1981 年チェコに生まれ。プラハ芸術アカデミーにて故ビエロフラーヴェクに学び、2004
年の卒業以来、チェコの主なオーケストラでのデビューを皮きりにライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ロッテルダム・フィル、バーミンガム市響、クリーヴランド管などに客演。プラハ・フィルハーモニア音楽監督兼首席指揮者、東京都交響楽団のプリンシパル・ゲスト・コンダクターとなり現在はバンベルク交響楽団の首席指揮者としても注目され、2018年6
月、同団との来日公演への期待も高まっております。
コダーイの管弦楽のための協奏曲はシカゴ交響楽団創立50
周年記念委嘱作品。コダーイの管弦楽作曲家としての優れた資質と才能を最もよく示す傑作と讃えられています。
コダーイはバルトークと同じく、ハンガリーなどの民族音楽を素材として独自の音楽語法を確立しましたが、当作品では民族音楽の要素とバロック時代の管弦楽法や形式との融和が試みられた魅力的な作品です。
一方、バルトークの管弦楽のための協奏曲はクーセヴィツキー夫人の追悼、およびクーセヴィツキー生誕70
周年とボストン交響楽団指揮者就任20 周年記念のために1943
年に作曲されました。バルトークの作品の中でも最も色彩的に派手で理屈抜きに面白いものと言えます。若きフルシャがこれらの傑作を見事に演奏しております。

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REFERENCE RECORDINGS
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クォーテーションとオマージュ
トム・フラハティ:Rainbow Tangle(ピアノとエレクトロニクスのための)
ミッシー・マッツォーリ:Bolts of Loving
Thunde(r ピアノ・ソロ)
ピーター・イエーツ:Epitaphs and Youngsters,
a melodrame
【Home・Purpose・Wilderness・ On the
Whole】(ピアノ・ソロ)
ヴェラ・イワノワ:6 Fugitive Memories
【Composition No. 1・Fugitive No. 2・No
“N” ・
Quasi una ciaccona・Cimbalom Jatek・
Debutie】(ピアノ・ソロ)
ニック・ノートン:Piano Piece(カーター100歳記念)
アダム・ボレツキ:Accidental Mozart (ピアノ・ソロ)
ダニエル・フェルセンフェルド:Down to You
is Up
【Good Times Just Seem to Pass Me By
・So Cold /
So Lonely・/ Everything Was Alright】(ピアノ・ソロ)
ジェームズ・マセソン:Bagatelle(3台ピアノ6人、12手のための)
トム・フラハティ:Igor to Please
(2台のトイピアノ、2台ピアノ6人、エレクトロニクスのための) |
ナディア・シパチェンコ(ピアノ)
ジュヌヴィエーヴ・フェイウェン・リー(ピアノ)
レイ&カーライ・ピアノ・デュオ
ホケット
【サラ・ギブソン&トーマス・コッチェフ】 |
技巧派ピアニスト、ナディア・シパチェンコ最新盤、現代作品を、6
人のピアニストたちが弾きまくる!
録音:2016 年9 月16-18 日、11 月20 日、カール・ポリー・ポモーナ・リサイタル・ホール
ピアノ、ハープシコード、トイピアノ、パーカッション、エレクトロニクス、マルチメディアなど様々な楽器を弾きこなすアメリカのピアニスト、ナディア・シパチェンコ。
彼女の最新盤は、「クォーテーションとオマージュ」と題され、アメリカで活躍する8
人の作曲家たちの作品を、6 人のピアニストとコラボレーションしたアルバムです。
メシアンの「世の終わりのための四重奏曲」にインスパイアされて書かれたトム・フラハティの「Rainbow
Tangle」。ロンドンで行われたエリオット・カーターの100
歳記念公演で、ピエール=ロラン・エマールの弾く「カテネール」を聴き作曲したというニック・ノートンの「PianoPiece」。そしてモーツァルトのピアノ・ソナタK545
を基にし、それぞれの変奏にカクテルの名前をあしらったアダム・ボレツキの「Accidental
Mozart」、ベートーヴェンの交響曲第3 番「英雄」の終楽章の素材を基にしたジェームズ・マセソンの「Bagatelle」、ストラヴィンスキーの「春の祭典」の2
台ピアノ版に2 台のトイピアノとエレクトロニクスでアレンジを加えたトム・フラハティ「Igor
to Please」など、高い技巧を持つピアニストたちがバリバリと弾きぬきます。
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CHAMPS HILL
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CHRCD 129
(6CD/特別価格)
¥7600
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ブラームス:ピアノ三重奏曲&ピアノ四重奏曲全集
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8(原典版)
ピアノ三重奏曲第2番ハ長調 Op.87
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101
ピアノ三重奏曲イ長調 Op.Post
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8(改訂版)
ホルン三重奏曲変ホ長調 Op.40
クラリネット三重奏曲イ短調 Op.114
ピアノ四重奏曲第1番ト短調 Op.25
ピアノ四重奏曲第2番イ長調 Op.26
ピアノ四重奏曲第3番ハ短調 Op.60
弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 Op.18
(キルヒナー編曲、ピアノ三重奏版)
弦楽六重奏曲第2番ト長調 Op.36
(キルヒナー編曲、ピアノ三重奏版) |
デイヴィッド・パイアット(ホルン)
ロバート・プレーン(クラリネット)
デイヴィッド・アダムス(ヴィオラ)
グールド・ピアノ・トリオ
〔ルーシー・グールド(ヴァイオリン)、
アリス・ニアリー(チェロ)、
ベンジャミン・フリス(ピアノ)〕 |
名手デイヴィッド・パイアットも参加!グールド・ピアノ・トリオのブラームス全集!
ルービンシュタイン国際コンクール優勝、ブゾーニ国際コンクール第2位(1位無し)などの輝かしい実績を誇り、最近ではスタンフォードの「ピアノ協奏曲第2番」(CHRCD
042)での好演が印象深いイギリスの名ピアニスト、ベンジャミン・フリスが名を連ね、25年以上の歴史を持つグールド・ピアノ・トリオ。
以前、クォーツ(Quartz)から発売されていた6曲の「ピアノ三重奏曲」、ホルンのデイヴィッド・パイアットやクラリネットのロバート・プレーンが参加する「ホルン三重奏曲」や「クラリネット三重奏曲」と、2016年に新たに収録された「ピアノ四重奏曲」やキルヒナーの編曲によるピアノ三重奏版の「弦楽六重奏曲」をセットにしたブラームスのピアノを伴う室内楽作品BOXが完成!
長き歴史の中で培われたアンサンブルの一体感が、味わい深いブラームスを聴かせてくれています。「ピアノ三重奏曲第1番」は、20代の頃に作曲された「原典版」と、56歳の時の「改訂版」の2種類を収録しています。
※録音:2004年−2016年、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス) |
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ヴァルヴァラ・タラソヴァ(ピアノ)
シューマン&ブラームス
ブラームス:
8つのピアノ小品 Op.76、
シューマンの主題による変奏曲嬰ヘ短調
Op.9
シューマン:謝肉祭 Op.9 |
ヴァルヴァラ・タラソヴァ(ピアノ) |
第3回サセックス国際コンクール優勝。ロシアの新鋭ヴァルヴァラ・タラソヴァ!
若手ピアニストの登竜門である2015年の第3回サセックス国際ピアノ・コンクールで第1位と聴衆賞を受賞し、さらなる活躍に期待が寄せられているロシアのピニアスト、ヴァルヴァラ・タラソヴァのデビュー・アルバム!
サンクトぺテルブルク出身のヴァルヴァラ・タラソヴァは、ロンドンの王立音楽大学でディーナ・パラキナ、モスクワ音楽院ではエレーナ・クズネツォワにピアノを師事。サセックス以外にも、イギリスのロンドンやスペインのマジョルカ、フランスのモントロン=レ=バンの各コンクールでの入賞歴を持つ今後が楽しみな逸材です。
※録音:2016年6月13日−15日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス)

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LINN
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リチャード・エガー(チェンバロ)
バード:鍵盤作品集
前奏曲 MB12/ファンタジア MB13/前奏曲
MB1/
グラウンド MB9/グラウンド MB43/
パヴァンとガリアード MB16/
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ MB64/ド・ミ・レ
MB65/
ファンタジア MB62/涙のパヴァン MB54/
前奏曲 MB24/ファンタジア MB25/鐘 MB38 |
リチャード・エガー(チェンバロ) |
リチャード・エガーのソロ録音!ウィリアム・バードの鍵盤作品集!
☆英国古楽界の名匠、リチャード・エガー。Linn
Records初のソロ・レコーディング!
☆イギリス・ルネサンスの巨匠、ウィリアム・バードの音楽!
傑出した古楽系鍵盤楽器奏者として多くの名録音を生み出してきた英国古楽界の巨匠リチャード・エガー。エンシェント室内管弦楽団を始め指揮者としての活動もますます充実させているエガーは、Linn
Recordsにはスコットランド室内管やスコティッシュ・オペラの指揮、パメラ・トービーの伴奏などで録音を残してきましたが、ついにLinn
Recordsでは初となるソロ・レコーディングが登場。
無限の想像力、複雑なリズム、色とりどりに変化するテクスチュア。イギリス・ルネサンスの巨匠ウィリアム・バード(c.1540−1623)の革新的な鍵盤音楽を、リチャード・エガーの優雅で洗練されたパフォーマンスでお贈りします。
※使用楽器:ジョエル・カッツマン(アムステルダム、1991年製/ルッカース1638年製モデル)
※録音:2017年1月18日−20日、メノナイト教会(ハールレム、オランダ)

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シベリウス&ラフマニノフ:歌曲集
シベリウス:
5つのクリスマスの歌 Op.1、海辺のバルコニー
Op.38-2、
北国 Op.90-1、黒いばら Op.36-1、
葦よそよげ Op.36-4、5つの歌 Op.37
ラフマニノフ:
スタニスラフスキーへの手紙、ライラック
Op.21-5、
何とすばらしい所 Op.21-7、まひわの死に寄せて
Op.21-8、
キリストは蘇った Op.26-6、子供たちに
Op.26-7、
夜の静けさ Op.4-3、乙女よ, もう歌わないでおくれ
Op.4-4、
春の洪水 Op.14-11 |
ジャック・インブライロ(バリトン)
アラスター・ホガース(ピアノ) |
南アフリカ出身、ロンドンの王立音楽カレッジやロイヤル・オペラ・ハウスのJette
Parker Young Artists Programmeで学んだバリトン歌手、ジャック・インブライロのソロ・リサイタル・アルバムがLinn
Recordsから登場。
南アフリカの様々なコンクールや、キャスリーン・フェリアー・コンクール、BBCのシンガー・オヴ・ザ・ワールド・コンクールなどで優秀な成績を収めてきたジャック・インブライロが、プリンス・コンソートのディレクターも務めるアラスター・ホガースと共演。北欧とロシア、シベリウスとラフマニノフの神秘的で感傷的な歌を、悠々たるバリトンで抒情豊かに歌います。
※録音:2014年9月23日−25日&2016年7月8日、スネイプ・モルティングス(イギリス)

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SIGNUM CLASSICS
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SIGCD 532
(2CD/特別価格)
¥3800
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ロビンの兄であるヴァイオリニスト、ヒューゴ・ティチアーティ
ホワイト・ライト 〜 ザ・スペース・ビトゥイーン
ペルト:シルワンの歌/即興(ヴァイオリン、サロード)/
ヴァスクス:遠い光/即興(サロード、タブラ)/
タヴナー:
神の母よ、わたしはここに立つ(サロード即興付き)/
即興(喉歌)/
タヴナー:
神の母よ、わたしはここに立つ/
即興(ヴァイオリン、チェロ)/
ジョージ・ハリスン:
ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー/即興(タブラ)/
ペルト:
カントゥス 〜 ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌/
即興(室内管弦楽)/
レノン&マッカートニー:アクロス・ザ・ユニヴァース/
アムジャッド・アリ・カーン:ラーグ・バイラヴィ |
ヒューゴ・ティチアーティ
(ヴァイオリン、芸術監督)
オー・モダーン・チェンバー・オーケストラ
マシュー・バーリー(チェロ)
ソウミク・ダッタ(サロード)
スクヴィンダー・ピンキー・シン(タブラ)
ギャレス・ルベ(喉歌)
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ヒューゴ・ティチアーティ初登場!ペルト、タヴナー、ビートルズ、即興!
☆ロビンの兄、ヒューゴ・ティチアーティ登場!
☆ペルト、タヴナー、ヴァスクス、ビートルズ、ラーガ、インプロヴィゼーション!
指揮者ロビン・ティチアーティの兄であるヴァイオリニスト、ヒューゴ・ティチアーティがSignum
Classicsから登場!
イギリス生まれのヒューゴ・ティチアーティは現在はスウェーデンを拠点に活動しており、スウェーデンで行われる音楽祭、"フェスティバル・オー・モダーン(Festival
O/MODERNT)"を主宰。音楽活動に文学や哲学、芸術、スピリチュアルなインスピレーションを取り入れるヒューゴ・ティチアーティが、音楽祭のオーケストラであるオー・モダーン・チェンバー・オーケストラと共に、マシュー・バーリーのチェロやインド民族楽器のサロード、タブラ、喉歌(オーバートーン・シンギング)とコラボレーション。アルヴォ・ペルト、ジョン・タヴナー、ペトリス・ヴァスクスの音楽に、ビートルズ、インド古典音楽のラーガ、そして様々な編成によるインプロヴィゼーション(即興)を組み合わせ、独自の音楽を創造します。
現代音楽、ニュー・エイジ・ミュージック愛好家要チェック!
※録音:2017年8月13日−20日、ダンデリード・ピエトロ教会(スウェーデン)/2017年12月18日、ヨハネス教会(デュッセルドルフ、ドイツ)
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
PRAGA DIGITALS
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アブラヴァネルにマルティノン、
豪華演奏陣によるヴァレーズ作品集
ヴァレーズ:
(1)アメリカ(原典版)/(2)オフランド/
(3)アンテグラル(積分)/(4)アルカナ/
(5)エクアトリアル/(6)ノクターナル(未完) |
(1)モーリス・アブラヴァネル(指揮)
ユタ交響楽団
(2)(3)フリードリヒ・チェルハ(指揮)
アンサンブル・ディー・ライエ
(4)ジャン・マルティノン(指揮)
シカゴ交響楽団
(5)(6)アリエル・バイビー(ソプラノ)
ユタ大学市民合唱団バス・アンサンブル |
録音:1966 年/ソルトレイク・シティ(1)(5)(6)/81’
07”
Vangard ほか原盤。
エドガー・ヴァレーズというと電子音楽などを駆使した超前衛作曲家のイメージが強いですが、ストラヴィンスキーやコダーイより1
歳年下の1883 年生まれで、ダンディやヴィドールに師事した、もはや現代音楽の古典と申せましょう。
ヴァレーズの作品は少なく、有名な割にあまり聴く機会がないため、代表作6
篇を収めたこのアルバムの登場は大歓迎。いずれも実験的というよりはシンセサイザーやゲーム音楽を先取りしたようなところもあり、今の人々には心地よい世界が続きます。ヴァレーズ入門に最適な一枚。
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<国内盤>
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SONARE
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藤原浜雄 ヴァイオリン・リサイタル2017
(1)ベートーヴェン:
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第7番
ハ短調 Op30-2
(2)ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
(3)レスピーギ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ロ短調
(4)サン=サーンス:ハバネラ Op.83
(5)チャイコフスキー:メロディ Op.42-3
(6)ヴィエニャフスキ:スケルツォ=タランテラ
Op.16
(7)ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第1番 |
藤原浜雄(ヴァイオリン)
三上桂子(ピアノ) |
人生七十 古来稀なり—半世紀を超える奇跡のデュオ。藤原浜雄、三上桂子による2017
年11月の白熱ライヴ!!
ライヴ録音:2017 年11 月/紀尾井ホール/ライヴ、96kHz
24bit、77’50”
日本を代表するヴァイオリニスト、藤原浜雄。期待の最新盤は2017
年11 月紀尾井ホールでのライヴ録音で、ベートーヴェン、ドビュッシー、レスピーギのソナタを主軸にサン=サーンス、チャイコスフキー、ヴィエニャフスキ、ブラームスの小品を収録しました。ピアノはもちろん夫人の三上桂子です。
阿吽の呼吸から奏でられる二人の演奏は常に聴き手の心に届く唯一無二の世界が広がります。常に進化し続ける奇跡のデュオの演奏をお楽しみください。
「『音楽は人なり』。演奏技巧は冴えわたり、いつも完璧でみずみずしく、その躍動的な演奏は私たちをわくわくさせてくれた。
奥様の三上桂子さんとお二人でじっくりと育まれてきた二重奏の世界は、ご夫妻のお人柄をよく映し出している。」西原
稔 ライナーノーツより
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4/4(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
NAIVE
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要注意
活動停止しているはずのNAIVEからまだ新録音が出てくる。代理店も混乱している。
ただ新譜情報は来るが、商品はなかなか潤沢・円滑には入ってこない。どうかお早めに。 |
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リナルド・アレッサンドリーニ
「1700」〜18世紀前半のイタリア・バロック作品集
・ミケーレ・マスチッティ(1670-1736):
コンチェルト ホ短調 op.7-2(1727)
・アントニオ・カルダーラ(1670-1736):
シンフォニア(アーベルの死)(1732)
・アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
コンチェルト ニ長調 op.12-3/ RV124(1729)
・フランチェスコ・ドゥランテ(1684-1755):
4声のコンチェルト ト短調
・フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):
4声のソナタ(コンチェルト・グロッソop.3-3
ホ短調)(1732)
・ピエトロ・ロカテッリ(1695-1764):
葬送シンフォニア「ローマで行われた彼の婦人の葬儀のための」
(1725)
・バルダッサーレ・ガルッピ(1706-85):4声のコンチェルト
ト短調
・ガエターノ・プニャーニ(1731-1798):
弦楽のためのシンフォニア 変ロ長調 |
リナルド・アレッサンドリーニ
(チェンバロ、指揮)
ボリス・ベゲルマン、
アントニオ・デ・セコンディ
(ヴァイオリン)
エットーレ・ベッリ(ヴィオラ)
マルコ・チェッカート(チェロ)
ルカ・コーラ(コントラバス)
ウゴ・ディ・ジョヴァンニ
(テオルボ) |
アレッサンドリーニによる18 世紀前半のイタリア・バロック音楽の贅沢な花束
録音:2017 年10 月28-31 日、ローマ
アレッサンドリーニが紡ぐ、イタリア・バロックへのみずみずしいオマージュ。
マスチッティ(1670-1736)、カルダーラ(1670-1736)、ヴィヴァルディ(1678-1741)、ドゥランテ(1684-1755)、ジェミニアーニ(1687-1762)、ロカテッリ(1695-1764)、ガルッピ(1706-85)、そしてプニャーニ(1731-1798)
という、18 世紀前半に活躍したイタリア作曲家らによる、ソリストを伴わない4
部のアンサンブル作品を集めました(そのためコレッリやスカルラッティらは含まれていません)。
2012 年にリリースされた「1600」(OP 30531)
の続編的なアルバムです。
18世紀、イタリアの作曲家たちは、母国から遠くにある宮廷や教会から請われて、移住してその地で仕えることが多くありました。
イタリアの作曲家たちは、オペラからのレガートなメロディのスタイルを異国の地にもたらし、さらにその地のスタイルを吸収し、独自のスタイルを築きました。
たとえばマスチッティもその一人。1670 年にイタリアに生まれ、1709
年にパリに移り、そこで生涯を終えた彼は、このディスクに収められている作品のガヴォット楽章などに見られるように、フランス・スタイルを取り入れつつも、祖国イタリアのカンタービレなスタイルも彷彿とさせる作風が魅力。
プニャーニはクライスラーの「プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ」でもその名を残しています。トリノに生まれトリノで没していますが、優れたヴァイオリン奏者として各地を旅し、音楽スタイルが古典派へと向かう時期の新旧の音楽スタイルの伝道師としての役割も果たしました。
アレッサンドリーニの慧眼のプログラミングに感じ入るとともに、多様性に満ちた音楽作品を極上の演奏でたのしめる贅沢な1
枚となっております。

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エキルベイ(指揮)&アクサンチュス
グノーの「アッシジの聖フランチェスコ」世界初録音!
(1)グノー(1818-1893):
アッシジの聖フランチェスコ(世界初録音)
(2)グノー:聖セシリアへの讃歌
(3)リスト(1811-1886):聖セシリアの伝説 |
スタニスラス・ド・バルベイラク(テノール(1))
フロリアン・センペイ(バリトン(1))
デボラ・ネムタヌ(ソロ・ヴァイオリン(2))
カリーヌ・デエ(メゾ・ソプラノ(3))
パリ室内管弦楽団
アクサンチュス
ロランス・エキルベイ(指揮) |
声とオーケストレーションの魔術師、グノーの「アッシジの聖フランチェスコ」世界初録音!
2011 年に発見されたグノーの「アッシジの聖フランチェスコ」が、フランス合唱界が誇る人気指揮者、ロランス・エキルベイによる指揮で世界初録音されました!
フランス・ロマン主義の使徒、グノー。最も有名なのはやはりオペラ(たとえば「ファウスト」)。オペラでは抒情的で魅力的な音世界で、声とオーケストレーションの魔術師の才を遺憾なく発揮していますが、グノーは晩年宗教作品に熱心に取り組んでおり、死の2
年前にアッシジの聖フランチェスコを完成させました。
この作品は1891 年のコンセール・スピリチュエルで演奏されたという記録は残っています。
その後スコアは消失したとされていたものの、2011
年に発見されました。フランス・ロマン音楽の未知の作品に光が当てられた貴重な録音(2016
年のライヴ)。グノーはフランシスコの厳格さを、時に官能的な音色のオーケストラで描いています。旋律線の美しさと禁欲的な世界が、一音目から私たちを魅了します。
本CD では、この他にグノーによる「聖セシリアへの讃歌」を収録。そして、そのグノーの「聖セシリア」を編曲していたリスト(その編曲楽譜は出版されていない)による、「聖セシリアの伝説」を収録。生涯を神にささげたリストにとって、音楽の神でもある聖セシリアはきわめて重要なモティーフでした。
1839 年に既にこの作品のテキストを入手していたリストは1874
年に聖セシリアの祝日(11 月22 日)にまつわる聖歌の旋律を加え、1875
年に初演されました。
10 節から成るこのテキストにリストは、冒頭は嘆きの色合いの抑えた編成のオーケストレーションで始め、情熱と瞑想、古の音楽とロマン派の音を交互に扱いながら、次第にオーケストラの編成も大きく、最終的には合唱も加わるかたちで作品を閉じています。
フランスの人気歌手デエのヴェルヴェットのような質感の声と、最後はハープも登場する大編成のオーケストラのくっきりとしたアンサンブルによって、リストの壮大なこの宗教作品が鮮やかに響きます。
録音:2016 年6 月21-22 日、フィルハーモニー・ド・パリ(フランス)(ライヴ録音)

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CHAMPS HILL
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新星ラウラ・ファン・デル・ハイデン
1948 〜 ジダーノフ批判の時期を生き抜いた作曲家たち
チェロとピアノのためのロシア音楽集
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調
Op.119
シャポーリン:5つの小品 Op.25
ミャスコフスキー:チェロ・ソナタ第2番イ短調
Op.81
リャードフ:前奏曲ロ短調 Op.11-1 |
ラウラ・ファン・デル・ハイデン(チェロ)
ペトル・リモノフ(ピアノ) |
英国の楽壇に現れた可憐なるチェリスト。ラウラ・ファン・デル・ハイデンのデビューアルバム!
2012年のBBCヤング・ミュージシャン・コンクールで見事優勝を果たした後、2014年9月にはラントグラーフ・フォン・ヘッセン賞を受賞。さらに2015年にはロンドン・モーツァルト・プレーヤーズの史上初となるヤング・アーティスト・イン・レジデンスに抜擢されるなど、イギリス内外で大きな注目を集めている若きチェリスト、ラウラ・ファン・デル・ハイデンのデビュー・アルバム!
1997年にイギリスでオランダ人の父親とスイス人の母親との間に誕生したファン・デル・ハイデンは、9歳でデビューを飾った後、レオニード・ゴロホフに師事。近年では、ファジル・サイとのデュオでチューリッヒ・トーンハレのステージに上がり、アンドルー・デイヴィスが指揮するメルボルン交響楽団との共演でBBCプロムス・オーストラリアのオープニング・コンサートに登場するなど、活躍の場を世界各地へと広げている要注目のチェリストです。
自身のデビュータイトルのテーマを、1948年の悪名高きジダーノフ批判の時期を生き抜いた作曲家たちとその作品としたファン・デル・ハイデン。ペトル・リモノフとのデュオによるその堂々たる演奏にご期待下さい!
※録音:2017年1月12日−13日、16日−17日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス)

チャイコフスキー「ロココ・ヴァリエーション」
まだ若いという人もいるかもしれないけど、この天国的に幸せそうな演奏はどうだろう・・・
女子チェロ界も新しい時代が来たのか・・・!?
https://youtu.be/gt0cWAVCy7k
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DACAPO
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8.206004
(6CD)
\6400→\5990 |
ホルンボー、聴いてみます??
ホルンボー(1909-1996):室内協奏曲とシンフォニア集
【CD1】…8.224038
1-2.室内協奏曲 第1番 Op.17(1939)
3-6.室内協奏曲 第2番 Op.20(1940)
7-8.室内協奏曲 第3番 Op.21(1940-1942) |
アンネ・エランド(ピアノ)…1-2
スタファン・ボルセマン(ヴァイオリン)
エヴァ・エステルゴー(フルート)…3-6
ミッケル・フットルプ(ヴァイオリン)…3-6
ニルス・トムセン(クラリネット)…7-8
録音 1996年6月8-12日
Danish Radio Studio 2, Denmark |
ハンヌ・コイヴラ(指揮)
デンマーク国立室内管弦楽団
(デンマーク放送シンフォニエッタ) |
【CD2】…8.224063
1-3.室内協奏曲 第4番 Op.30(1942-1945)
4-6.室内協奏曲 第5番 Op.31(1943)
7-9.室内協奏曲 第6番 Op.33(1943) |
アンネ・エランド(ピアノ)…1-3
ミッケル・フットルプ(ヴァイオリン)…1-3.7-9
ニルス・ウルナー(チェロ)…1-3
ティム・フレデリクセン(ヴィオラ)…4-6
録音 1996年8月,10月
Danish Radio, Studio 2, Denmark |
【CD3】…8.224086
1-2.室内協奏曲 第7番 Op.37(1944-1945)
3-4.室内協奏曲 第8番「シンフォニア・コンチェルタンテ」Op.38(1945)
5-7.室内協奏曲 第9番 Op.39(1945-1946) |
マックス・アートヴェズ(オーボエ)…1-2
ミッケル・フットルプ(ヴァイオリン)…5-7
ティム・フレデリクセン(ヴィオラ)…5-7
録音 1997年1月6-11日,2月4-6日
Danish Radio, Studio 2, Denmark |
【CD4】…8.224087
1-9.室内協奏曲 第10番 Op.40(1945-1946)
10-12.室内協奏曲 第11番 Op.44(1948)
13-15.室内協奏曲 第12番 Op.52(1950)
16-18.室内協奏曲 第13番 Op.67(1955-1956) |
オーレ・エドヴァルド・アントンセン(トランペット)
ジャック・モージェ(トロンボーン)…13-15
ティム・フレデリクセン(ヴィオラ)…16-18
マックス・アルトヴェド(オーボエ)…16-18
録音 1997年6月3-4日,8月20-21日,11月5-6日
Danish Radio Studio 2, Denmark |
【CD5】…8.226017-18
シンフォニア 第1番 Op.73a(1957)
シンフォニア 第2番 Op.73b(1957)
シンフォニア 第3番 Op.73c(1958-1959)
シンフォニア 第4番 Op.73d(1962) |
セアン・エルビーク(ヴァイオリン)・・・CD5.6
トレルス・スヴァネ(チェロ)・・・CD5.6
録音 1997年
Danmarks Radio, Studio 2, Denmark |
【CD6】…8.226017-18
カイロス(時間) Op.73“シンフォニア 第1番-第4番”
1.シンフォニア 第4番 Op.73dより I.
Preludio )
2.シンフォニア 第1番 Op.73a
3.シンフォニア 第4番 Op.73dより II.
Interludio I )
4.シンフォニア 第2番 Op.73b
5.シンフォニア 第4番 Op.73dより III.
Interludio II )
6.シンフォニア 第3番 Op.73c
7.シンフォニア 第4番 Op.73dより IV.
Postludio ) |
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ユトランド半島のホーセンスで、音楽を愛する商人の家に生まれたホルンボーは、14歳から正式な音楽の勉強を始めてすぐに頭角を顕し、16歳の時にはニールセンの推薦で王立デンマーク音楽院に入学を果たしました。
生涯に渡って様々なジャンルによる370点の作品を残し、その中には13曲の交響曲や、20曲の弦楽四重奏曲も含まれています。
このコレクションは、ホルンボーの13曲の室内管弦楽のための作品と、4曲のシンフォニアが収録されており、これらは一人、もしくは複数の独奏者を必要とする新古典派の様式で書かれた作品。東欧の民謡からの影響も感じられる落ち着いた雰囲気と明確な旋律線を持っています。
4つのシンフォニアは各々別々の作品でありながら、第4番を解体して、第1番から第3番に組み込んだ「一つの作品」としても成立しています。
ハンヌ・コイブラは1960年生まれのフィンランドの指揮者。名教師ヨルマ・パヌラに学び、1995年から1999年までデンマーク放送シンフォニエッタの首席指揮者として活躍しました。

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ヴァウン・ホルムボー(Vagn Holmboe, 1909年12月20日
- 1996年9月1日)は、デンマークの作曲家。
ニールセン以後のデンマークの最も重要な交響曲作曲家と考えられているホルムボー。
その他にも多くの協奏曲、20曲の弦楽四重奏曲、オペラ、合唱曲があり、作品番号なしのものを含めると作品は200曲にものぼる。
ホルムボーの初期の作品は、バルトークのような東欧の作曲家、さらにストラヴィンスキー、ニールセン、ショスタコーヴィチの影響が見られる。
1950年代から1970年代にかけての作品は調性と主題の変容に特徴があり、シベリウスと似た傾向を示している。
とはいうものの全体を通して聴くとその個性が際立つ。
いろいろな人に似ているようで、結局ホルムボーはホルムボーなのだ。その不思議な現代的性格、その不思議な古典的性格。飽きることなく引きずり込まれていってしまう。変というか、引っかかるというか、どういうわけか惹かれるのだ。
そもそもカイロスOp.73のような発想、誰が思いつくだろう。4曲のシンフォニアを融合合体させて1曲にするなんて!
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8.226135
\2500 |
ベント・セアンセン:作品集
ローゼンバッド- 蝶々 他
1-7.ピアノと弦楽四重奏のための「Rosenbad-Papillons
ローゼンバッド-蝶々」(2013)
8.ピアノのための「Fantasia Appassionata
ファンタジア・アパッショナータ」(2017)
9-15.ピアノとアンサンブルのための「Pantomime-Papillons
パントマイム-蝶々」(2013-14)
世界初録音 |
カトリーネ・ギスリンジェ(ピアノ)
ステンハンマル四重奏団
エスビェア・アンサンブル |
漠然として捉えどころのない音楽でありながら、確かな存在感を放つセアンセンの作品。このアルバムには、三部作「蝶々」の中の2つの作品がメインに収録されています。
ミニョン(8.226134に収録)、ローゼンバッド、パントマイム、この三つの作品で構成された「蝶々」には恐怖、希望、郷愁を主題とした共通の音楽素材が用いられており、ピアノが重要な働きを担っています。
ここでピアノを演奏しているのは、セアンセンの妻ギスリンジェ。北欧を代表するピアニストである彼女は、独奏曲「ファンタジア・アパッショナータ」でも夢幻的な演奏を聴かせます。
録音 Royal Danish Academy of Music, Copenhagen 2016年6月18-19日…9-15 2017年8月14-16日…1-8 録音
2005年9月1日,2006年1月28日 Whiteley Hall,
Chetham’s School of Music, Manchester, England |
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8.226591
\2000 |
ペーター・ナバロ=アロンソ:作品集
合奏協奏曲「Le quattro stagioni 四季」(2014)…世界初録音
1.第1楽章:La primavera 春
2.第2楽章:L'estate 夏
3.第3楽章:L'autunno
4.第4楽章:L'inverno
5-8.協奏曲 ロ短調(2017)
世界初録音 |
アルファ(アンサンブル)
【メンバー】
ボレッテ・リード(リコーダー)
ペーター・ナバロ=アロンソ(サクソフォン)
ダヴィッド・ヒルデブラント(パーカッション&ヴィヴラフォン)
エッコゾーン(アンサンブル)…1-4
マティアス・ロイメルト(指揮)…1-4 |
タイトルからわかる通り、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集にインスパイアされたナバロ=アロンソの「四季」。演奏している「アルファ」は2003年に結成されたリコーダーを中心としたアンサンブルですが、サクソフォンやパーカッションを交えることで、幅広い音の可能性を探求、この「四季」でも闊達な演奏を繰り広げています。
サクソフォンは作曲家自身が担当しています。「四季」で共演するエッコゾーンは2013年に設立、アヴァンギャルド、ミニマル音楽、クロスオーヴァーなどボーダーレスな音作りを目指し、すぐにコペンハーゲン・ジャズ・ハウスで名を挙げたアンサンブルです。
「協奏曲 ロ短調」はアルファのために作曲された作品で、ヴィヴァルディの協奏曲を基にしつつも、単純化された音の動きとテープの逆回しのみで表現されるという実験的な手法が用いられています。
録音 コペンハーゲン 2015年12月14日…1-4 2017年6月19-20日…5-8 |
<国内盤>
AUDAX RECORDS(国内仕様盤)
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PADX 13704
(国内仕様盤)
¥2857+税
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モンタナーリ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲集ハ長調《ドレスデン》(世界初録音)
ヴァイオリン協奏曲変ホ長調 Op.1-6(世界初録音)
ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.1-1(世界初録音)
ヴァイオリン協奏曲ハ長調 Op.1-5(世界初録音)
ヴァイオリン協奏曲ホ長調 Op.1-7(世界初録音)
ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.1-8 |
ヨハネス・プラムゾーラー
(ヴァイオリン)
アンサンブル・ディドロ |
ヨハネス・プラムゾーラー国内仕様盤!コレッリの弟子モンタナーリの協奏曲集!
☆ポッジャーに学んだ新世代のバロック・ヴァイオリニスト筆頭、ヨハネス・プラムゾーラー!
☆コレッリの弟子であり、近年再評価の進むヴィルトゥオーゾ・ヴァオリニスト、モンタナーリの音楽!
☆矢澤孝樹氏書下ろし解説&オリジナル・ブックレットから翻訳した充実の豪華日本語解説付き!
南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラー。プラムゾーラーの自主レーベル「オーダックス・レコーズ(Audax
Records)」の新たな国内仕様盤新譜は、イタリア・バロックの知られざる巨匠、アントニオ・マリア・モンタナーリ(1676−1737)の「ヴァイオリン協奏曲集」!
アルカンジェロ・コレッリの弟子であり、ヘンデルの時代のローマにおけるヴィルトゥオーゾ・ヴァオリニストとしてその名を馳せたモンタナーリ。コレッリの流れをくむイタリア・バロックの知られざるヴァイオリン芸術が、プラムゾーラーの情熱と探究心、そして師であるポッジャー譲りの優雅なる音色によって、今ここに花開く。
※120ページのカラーブックレット付き、ハードカバー仕様!
※録音:2015年1月12日−14日、グスタフ・マーラー・ザール(トーブラッハ、イタリア)

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<映像>

4/3(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
キング・インターナショナル
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KKC 8744/9
(6SACD HYBRID)
¥9600
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鈴木雅明(指揮)、バッハ・コレギウム・ジャパン
J.S.バッハ:管弦楽曲6枚セット |
鈴木雅明(指揮)、
バッハ・コレギウム・ジャパン
寺神戸亮、
若松夏美(ヴァイオリン) |
DISC 1
ヴァイオリン協奏曲全集
第1番イ短調BWV1041/第2番ホ長調BWV1042/
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043/
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調BWV1060
DISC 2
ブランデンブルク協奏曲全集1 (2000年録音)
第1番ヘ長調BWV1046/第2番ヘ長調BWV1047/第3番ト長調BWV1048
DISC 3
ブランデンブルク協奏曲全集2 (2000年録音)
第4番ト長調BWV1049/第5番ニ長調BWV1050/第6番変ロ長調BWV1051/
第5番第1楽章の初版BWV1050a
DISC 4
ブランデンブルク協奏曲全集1 (2008 年録音)
第1番ヘ長調BWV1046/第2番ヘ長調BWV1047/第3番ト長調BWV1048/
第4番ト長調BWV1049
DISC 5
ブランデンブルク協奏曲全集2 (2008年録音)、管弦楽組曲全集1
第5番ニ長調BWV1050/第6番変ロ長調BWV1051/組曲第4番ニ長調BWV1069
DISC 6
管弦楽組曲全集2
第3番ニ長調BWV1068/第1番ハ長調BWV1066/第2番ロ短調BWV1067 |
BCJの名盤がSACDハイブリッド、日本語解説書付きでこの価格!
録音:1998-2008 年/神戸松蔭女子学院大学チャペル、ミューザ川崎シンフォニーホール/5.0
Surround Sound、輸入盤・日本語帯・解説付
SACD ハイブリッド盤。
2016 年に発売して話題となったBCJ の管弦楽Box。またたく間に完売しましたが、現在でも問い合わせが続く商品となっています。
そこで今回は6 枚組ジュエルケースにて廉価発売。もちろん日本語解説書つき。BCJ
の演奏によるSACD ハイブリッド盤がこの価格でお求めできるのは驚きと申せましょう。
ブランデンブルク協奏曲(旧盤)とヴァイオリン協奏曲全集のSACD
ハイブリッド盤は、現在これしか入手できないため超貴重。協奏曲のソリストは寺神戸亮、若松夏美、鈴木雅明ほかで、アンサンブルも鈴木秀美、高田あずみ、三宮正満など、考えうる最高のキャスト。
また、ブランデンブルク協奏曲の新盤では、ヴィオリーノ・ピッコロ(寺神戸亮)、ヴィオロンチェロ・ダ・スパラ(ディミトリー・バディアロフ)といった楽器を用いているのも興味津々です。
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COBRA RECORDS
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ジャコモ・ファッコ(1676−1753) 〜 マスター・オヴ・キングス
ファッコ:カンタータ《Clori, pur troppo
bella》
無伴奏チェロのためのシンフォニア ハ短調
カンタータ 《Perche vedi ch’io t’amo》
無伴奏チェロのためのシンフォニア ニ長調
カンタータ 《Amada libertad, enhorabuena》
無伴奏チェロのためのシンフォニア ト短調
カンタータ《Cuando en el Oriente》 |
ギジェルモ・トゥリーナ(バロック・チェロ)
エウヘニア・ボイクス(ソプラノ)
松岡友子(チェンバロ) |
スペインの影響を受けたイタリア・バロック、ジャコモ・ファッコの音楽!
フランチェスコ・スプリアーニのチェロ作品集の画期的な録音(COBRA
0053)で注目を浴びたスペインのバロック・チェリスト、ギジェルモ・トゥリーナ。スペイン在住の日本人チェンバリスト、松岡友子とともに贈る新たなバロック音楽再発見の旅は、ジャコモ・ファッコの音楽へ到達。
ジャコモ・ファッコ(1676−1753)は、スペイン宮廷でヴァイオリニストを務めたイタリアの作曲家&ヴァイオリニスト。恐らくスペイン・バロックの影響をもっとも受けたイタリアの作曲家であるジャコモ・ファッコの知られざる無伴奏チェロ作品とカンタータ集。《Cuando
en el Oriente》を除く全曲が世界初録音です。
※録音:2017年6月7日−9日、オランダ
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ヤナーチェク、パーレニーチェク、マルティヌー:チェロ作品集
ヤナーチェク:おとぎ話
パーレニーチェク:「血しおしたたる」の主題によるコラール変奏曲
マルティヌー:チェロ・ソナタ第2番
ヤナーチェク(ミロシュ・サードロ編曲):
散りゆく木の葉(ピアノ曲集 《草かげの小径にて》より) |
ルツィエ・シュチェパーノヴァー(チェロ)
クセニア・コウズメンコ(ピアノ) |
チェコ出身、ドイツやアメリカで学び、現在オランダを中心に国際的に活躍するチェリスト、ルツィエ・シュチェパーノヴァーと、10年以上共に活動を続けるクセニア・コウズメンコとのデュオによるチェコのチェロ作品集。
チェコを代表する作曲家レオシュ・ヤナーチェクとボフスラフ・マルティヌー、そして知られざるチェコの作曲家、ヨゼフ・パーレニーチェク。
シュチェパーノヴァーが育ったモラヴィア地方の民謡をルーツに持つ3人の作曲家の抒情豊かなチェコ音楽を披露します。
※録音:2017年7月10日−12日、オランダ |
GLOSSA
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エルサレム 〜 ユダヤ教徒、キリスト教徒、イスラム教徒のための巡礼の都市
ユダヤ伝承曲:アドン・ハスリホット(許しの主)/
ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ:パレスチナの歌/
ユダヤ伝承曲:モレニカ/
アルフォンソ10世:これより私は歌いたい、我らを疑いから解き放つため/
作曲者不詳:スーラ「戦列」61:13 — Neva
Ceng-i Harbi/
ユーダ&エブー=ベキル・アー:Ye’oru libbi
/ nuhuft Yuruk Semai/
ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス:スターバト・マーテル/
サロモーネ・ロッシ:ガイヤルド「ノルシーナ」/
ステーファノ・ランディ:ディリンディン(歌劇
《聖アレッシオ》より)/
カルロ・パッラヴィチーノ:シンフォニア&イン・アモール(歌劇
《エルサレム開放》より/世界初録音)/
ジョヴァンニ・レグレンツィ:ベルタ(歌劇
《ジュスティーノ》より/世界初録音)/
アントニオ・カルダーラ:Ahi! Come quella(歌劇
《セデチーア》より)/
ユダヤ伝承曲:マーオーズ・ツール(砦の岩よ)/
ベネデット・マルチェッロ:デッラ・ヴィータ(詩篇第15篇より)/
イスラム伝承曲:ガゼル(ヴォーカル・インプロヴィゼーション)/
ヘンデル:スケルツォ(歌劇 《リナルド》より)/
ユダヤ伝承曲:ハレルヤ・アブデイ・アドナイ |
メフメト・C.イェシルチャイ(ディレクター)、
ペラ・アンサンブル、
ミハル・エリア・カマル(ヘブライの歌)、
イブラヒム・スアト・エルバイ(スーフィーの歌)、
フランチェスカ・ランバルディ・マッズーリ(ソプラノ)、
フィリッポ・ミネッチャ(カウンターテナー) |
トルコの"ペラ・アンサンブル"がGlossa初登場!ユダヤ、キリスト、イスラムの音楽!
トルコの民族音楽演奏家、研究家、作曲家として高名なメフメト・ジェマル・イェシルチャイが2005年に創設し、コンチェルト・ケルンやジョルディ・サヴァールのエスペリオンXXIとの共演でも知られるイスタンブールの古楽グループ、ペラ・アンサンブルがGlossaに登場。聖地エルサレムをテーマに、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教のそれぞれの音楽を組み合わせるという、まさにイェシルチャイとペラ・アンサンブルならではのスペシャル・プログラム。
中東とヨーロッパの楽器のスペシャリストたち、ヘブライの歌、スーフィーの歌、イタリア・オペラの名歌手たちが集い、エルサレムの多様な文化を描きます。
※録音:2017年3月30日−31日、シュタットハレ・ハイデルベルク(ドイツ)
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シャルパンティエ:歌劇 《オルフェウスの冥府下り》
H.488 |
シリル・オヴィティ(オルフェウス)、
アンサンブル・デマレ、
ロナン・カリル(チェンバロ、オルガン、ディレクター)、
セリーヌ・シェーン(ユリディス)、
エティエンヌ・バゾラ(プリュトン)、
フロリアヌ・ハスラー(プロセルピーヌ)、
マイリス・ドゥ・ヴィユトレイ(ダフネ)、
ヴァージル・アンスリー(アポロン&ティティ)、
ジャンヌ・クルーソー(オイノーネー)、
ダグマール・サスコヴァ(アレテューズ)、
ケヴィン・スケルトン(イクシオン)、
ギヨーム・グティエレス(タンターレ)、
フランソワ・ニコラ・ジェスロ(オート・コントル)、
ダヴィッド・ヴィトチャク(バス) |
世界屈指のオート・コントル、シリル・オヴィティが歌うシャルパンティエ
クリストフ・ルセ&レ・タラン・リリク、ウィリアム・クリスティ&レザール・フロリサンとの共演、特にフランスのバロック・オペラで目覚ましい活躍を見せ、世界屈指のフランスのオート・コントル(ハイ・テナー)として、その名を響かせるシリル・オヴィティ。
シャルパンティエの「ル・シッドのスタンスによるエール」を含む「エール・ド・クール集」(GCD
923601)でも美しい歌声を披露したシリル・オヴィティのGlossa第2弾は、ロナン・カリル率いる"アンサンブル・デマレ"との共演による、マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643−1704)の歌劇「オルフェウスの冥府下り」。
アンサンブル・デマレは、フランス・バロックの作曲家、アンリ・デマレの名前を冠し2010年に創設され、フランス全土でコンサートを行い、2013年からはパリのシンガー・ポリニャック財団のレジデント・アーティストを務めています。
※録音:2017年6月&7月、ポワシー劇場(フランス)
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STERLING
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CDS 1116-2
(CD-R)
¥2700 →\2490
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知られざるスイス・ロマン派
でもじつは音楽教育の「リトミック」を発展させた人
エミール・ジャック=ダルクローズ:管弦楽作品集Vol.3
愛の悲劇(1906)
(ソプラノと管弦楽のための7つの抒情的情景)*
田園組曲(1900)
(世俗オラトリオ 《夜明かし》 より)
抒情喜劇 《サンチョ》 − 序曲(1897) |
アドリアーノ(指揮)
ブラティスラヴァ交響楽団
エレーナ・モシュク(ソプラノ)* |
アドリアーノ&ブラティスラヴァ響、知られざるスイス・ロマン派
ダルクローズ!
☆フリッツ・ブルンの管弦楽作品集など稀少作品の録音で知られるアドリアーノ&ブラティスラヴァ響のコンビによる、知られざるスイス・ロマンティシズム!
Sterlingの「スイス・ロマンティシズム」シリーズ。エミール・ジャック=ダルクローズ(1865−1950)は、ウィーンに生まれ、ブルックナーとパリ音楽院のマチス・リュシーに学びました。音楽教育の研究も行い、音楽教育の手法「リトミック」を開発、発展させたことで知られます。
《舞踊組曲第1番》や《アルプスの詩》などを収録した第1集(CDS1057-2)、悲劇的印象《1914年》や管弦楽組曲《ロマン地方の絵》などの第2集(CDS1065-2)につづく管弦楽作品集。
〈戻ってきたのね、私の愛しい人〉〈扉を開けたままにしておいた…〉〈待ったのに、誰も来なかった〉〈あの男(ひと)にまた会った〉〈夜に泣き、昼に笑う〉〈歓びの今宵〉〈扉を開けたままにしておいた…〉の「7つの抒情的情景」の《愛の悲劇》。
《田園組曲》は、世俗オラトリオ《夜明かし》から抜粋した〈窓辺で)〉〈老人たちが踊る…〉〈森が語る…〉〈妖精たち〉の4曲の組曲。
《サンチョ》は、第2集に〈前奏曲〉が収録された音楽牧歌劇《ジャニー》の成功を受けてジュネーヴ大劇場から委嘱された、ドン・キホーテを題材に採った抒情喜劇です。
※録音:2016年9月2日−4日、スロヴァキア放送第1スタジオ(田園組曲、サンチョ)&2017年4月27日−29日、スロヴァキア放送第2スタジオ(愛の悲劇)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

エミール・ジャック=ダルクローズ
ウィーン音楽院でアントン・ブルックナーに、パリ音楽院でマチス・リュシーに師事。
1886年にアルジェに勤務中、アラビア民族音楽のリズム法に触発されてリトミック(英語ではeurhythmics(ユーリズミックス))を発案、ジュネーヴ音楽院に勤務中にその理念と実践理論を構築・展開した。
1915年、ジュネーヴにジャック=ダルクローズ・インスティテュートを開校(その後ブリュッセルにも分校を設置)。
1925年ごろにドイツの音楽学校で、音楽教育の実践的理論としてダルクローズ理論が採用されたのを機に、リトミックが世界的に普及することとなった。
GUILDからリリースされていた美しいヴァイオリン協奏曲
分かりやすく親しみやすく可憐
作品50の第2楽章なんてまるでスイスの高原を独り散歩しているかのよう
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ジャック=ダルクローズ:
ヴァイオリン協奏曲ハ短調Op.50
詩曲(ヴァイオリン協奏曲第2番) |
ロディオン・ザムルエフ(ヴァイオリン)、
アレクサンドル・アニシモフ(指揮)、
モスクワ交響楽団 |
"リトミック"の考案者、ジャック=ダルクローズのヴァイオリン協奏曲集!"リトミック"を考案し音楽教育を飛躍的に発展させたウィーン生まれのスイス人作曲家、音楽教育者エミール・ジャック=ダルクローズ(1865−1950)。リトミックの創設者という名声と反比例するかのようにその作品に接する機会には恵まれておらず、このヴァイオリン協奏曲集は"作曲家"としてのジャック=ダルクローズの姿を知る重要な録音となることだろう。
ティボール・ヴァルガ国際コンクール、ロドルフォ・リピツァー賞ヴァイオリン・コンクールなど多くのコンクールで入賞実績を持つヴァイオリニスト、ロディオン・ザムルエフ、アニシモフ&モスクワ響のロシア勢が大活躍。
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CDA 1822/1823-2
(2CD-R)
¥5200
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歌唱の技術 〜 ダーヴィド・ビョーリングへのオマージュVol.1
[CD1] 〜
アミルカレ・ポンキエッリ(1834−1886):歌劇《ジョコンダ》より
空と海/
ジュゼッペ・ヴェルディ(1813−1901):
歌劇《トロヴァトーレ》より ああ, 美しい人、
歌劇《仮面舞踏会》より さあ言ってくれ,
彼女が忠実に私を待っているかを、
歌劇《アイーダ》より 清きアイーダ、歌劇《ロンバルディア人》より
私の喜びは呼び覚ます、
歌劇《リゴレット》より あれかこれか、
歌劇《二人のフォスカリ》より 憎しみだけが,
凄まじい憎しみだけが/
アレクサンドル・ボロディン(1833−1887):
歌劇《イーゴリ公》より カヴァティーナ「暗い夜はとばりをひろげ」/
ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844−1908):歌劇《サトコ》より
インド人の歌/
シャルル・グノー(1818−1893):歌劇《ロメオとジュリエット》より
ああ, 太陽よ昇れ/
ジュール・マスネ(1842−1912):
歌劇《マノン》より 夢の歌「目を閉じると」、ああ消え去れ,
やさしい面影よ/
ダニエル=フランソワ=エスプリ・オーベール(1785−1871):
歌劇《フラ・ディアヴォロ》より 間違いはある,
美しいわが子よ/
ジャック=フロマンタル・アレヴィ(1799−1862):
歌劇《ユダヤの女》より ラシェルよ,
主の恵みにより/
ジョルジュ・ビゼー(1838−1875):歌劇《カルメン》より
花の歌「おまえが投げたこの花は」/
ウンベルト・ジョルダーノ(1867−1948):
歌劇《フェドーラ》より 愛さずにはいられぬこの思い、
歌劇《アンドレア・シェニエ》より 五月の晴れた日のように/
ピエトロ・マスカーニ(1863−1945):
歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》より
母への別れ「母さん、あの酒は強いね」/
ジャコモ・プッチーニ(1858−1924):歌劇《ラ・ボーエム》より
冷たい手を/
[CD2] 〜
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770−1827):アデライーデ
Op.46/
フランツ・シューベルト(1797−1828):
シルヴィアに D.891、ミューズの息子
D.764、夜と夢 D.827、セレナード D.957 no.4、
全能の神 D.852、鳩の使い D.957 no.14/D.965a/
リヒャルト・シュトラウス(1864−1949):
あした! Op.27 no.4、たそがれの夢 Op.27
no.1、ひそやかな誘い Op.27 no.3、
セレナード Op.17 no.2、帰郷 Op.15 no.5、献呈
Op.10 no.1/
グスタフ・ヌードクヴィスト(1886−1949):海に寄せて/
ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871−1927):スウェーデン
Op.22 no.2/
ラグナル・アルテーン(1883−1961):なんじ祝福されし国よ/
ジャン・シベリウス(1865−1957):
夢だったのか Op.37 no.4、葦よそよげ
Op.36 no.4、ユバル Op.35 no.1/
ジョアキーノ・ロッシーニ(1792−1868):踊り/
フランチェスコ・パオロ・トスティ(1846−1916):理想の人 |
ラーシュ・ビョーリング(テノール)、ハッリ・エーベット(ピアノ)、
ブリタ・リグネル(ピアノ)、ヤン・エイロン(ピアノ) |
Sterlingのアーティスト・シリーズ。スウェーデン音楽史と世界のオペラ史に名を残すテノール歌手、ユッシ・ビョルリング(ユシー・ビョーリング)(1911−1960)の父、ダーヴィド・ビョーリング(1873ー1926)へのオマージュ・アルバムの第1作です。
テノールのラーシュ・ビョーリングは、ユシーの子。父がダーヴィドから受け継ぎ、ビョーリング一家伝統の歌唱スタイルとなった「ベルカント」でオペラ・アリアと歌曲を歌っています。
1980年から1990年にかけてのセッション録音によるコレクションです。
※録音:1980年−1990年
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
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CDA 1818-2
(CD-R)
¥2600
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セシリアに 〜 スウェーデンの愛の歌
ヤルマル・カッセルマン(1891−1967):
ベアトリス・アウロレ、
なんといっても, 歩くあなたがとても好き、マダムはとても可愛く、
夜の星、紫のチューリップ、
歌、私たちの再会は, まったくの偶然だった、花屋の外で、両の手/
リヒャルト・シュトラウス(1864−1949):あした!
Op.27 no.4/
エヴェルト・トーブ(1890−1976):
海がこれほど美しく光ることは、
小さな星のように、愛しい人, あなたはバラの花のよう、
愛と風、マーロのマイ/
ヒューゴ・アルヴェーン(1872−1960):わが心を汝(な)が御手に
Op.54/
リレ・ブルール・ソーデルルンド(1912−1957):花を残していってもいいですか/
トリニ・ビョルク(1938−):民謡の調子で/
グンナル・テューレソン(1906−2001):秋のメロディ/
レオ・フェレ(1916−1993):Snurra min
jord/
モニカ・ドミニク(1940−):献呈/
ロルフ・フォーゲルストレム(1912−1992):
ビューバッカのワルツ、スヴェア=ウッレのワルツ/
ペール=エーリク・モレウス(1950−):コッポンゲン/
グンナル・ド・フルメリ(1908−1987):あなたが私の目を閉じると
Op.27 no.1 |
トシュテン・モッスベリ(テノール)、
スティーナ・ヘルベリ・アイバック(ハープ)、
ユーナス・イーサクソン(ギター)、
アンデシュ・カールクヴィスト(ピアノ) |
「歌の国」スウェーデンのラブソング・コレクション。プログラムは、スウェーデン国王の専任医を務め「バラードの友協会」の創設会員でもあった医師ヤルマル・カッセルマンが、ハリエット・ローヴェンイェルムやヴィルヘルム王子、グッルベリたちの詩に作曲した9曲。
シンガーソングライター、エヴェルト・トーブの人気曲《海がこれほど美しく光ることは》など5曲。詩、戯曲、児童書、翻訳と幅広く手がけスウェーデン・アカデミー会員にも選ばれた作家ラーシュ・フォシェル(1928−2007)がスウェーデン語歌詞を作り、スウェーデンの歌手たちに歌われるようになったレオ・フェレのシャンソン。フォシェルの書いた歌詞にジャズ・ミュージシャンのモニカ・ドミニクが作曲した《献呈》は、彼女のピアノとザ・リアル・グループの共演(Phono
Suecia PSCD42)で録音され、人気を集めました。
ペール=エーリク(ペッラ)・モレウスの《コッポンゲン》は、合唱曲にも編曲され、クリスマスの季節を中心に広く歌われている曲です。
テノールのトシュテン・モッスベリは、麻酔科学と集中治療学が専門の医師。声楽をエステル・ルールサイツ、エヴァ・ピラット、ビョーン・テューリンに学び、バラード、ロマンス、キャバレーソングを主なレパートリーに歌手としても活動、リレ・ブルール・ソーデルルンド
の歌曲を歌った『尊いもの』(CDA1657-2)など4つのアルバムをSterlingレーベルに録音しています。ギター、ハープ、ピアノの共演、曲によって楽器を変えて歌っています。
※録音:2017年3月11日−12日、3月25日、ナンナ小学校講堂(ウプサラ)、8月1日、ベアテルンド・ゴード、フォーフェンガン(インガロー島、スウェーデン)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
VMS
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コサック・セレナーデ
最大の力で/夕べの鐘/見よ、兄弟が共に住む/
コサックの物語/ロシアは雪で覆われている/
黒い目のコサック/ドリップ・ドリップ・ドリップ/
バラライカとアンサンブルのためのロシアの踊り/
ロシアのコサック・セレナーデ/
ロシアのロマンスとカリンカ/他 |
ロシア・ドン・コサック合唱団
マルセル・ヴェルホフ(指揮)
アンサンブル 《フィラルモニア》 |
力強く雄大なロシアのロマンス!ロシア・ドン・コサック合唱団!
1992年に設立されたロシア・ドン・コサック合唱団。1999年には「Army
choir of the great Don Army」の称号を与えられ、2000年にはモスクワの"ホワイトハウス"でも演奏しています。
ロシアのみならずヨーロッパ中で活躍するロシア・ドン・コサック合唱団のニュー・レコーディングは、2016年〜2017年に行われたドイツとオランダのツアー・プログラム、「コサック・セレナーデ」。
力強い勇壮なテノール、バヤンやバラライカによるアンサンブル「フィラルモニア」の賑やかな合奏で、雄大なロシアのロマンスが歌われます。
※録音:2016年9月25日(ライヴ) |
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ロシア国立モスクワ・アカデミー少年&男声合唱団、
ラフマニノフの「晩祷」
ラフマニノフ:晩祷 Op37 |
ロシア国立モスクワ・アカデミー
少年&男声合唱団
マルセル・ヴェルホフ(指揮) |
ヴィクトル・ポポフが創設した合唱芸術アカデミー(Academy
of Choral Art)が擁する合唱団のうちの一つ、ロシア国立モスクワ・アカデミー少年&男声合唱団(グレート・ロシアン・アカデミック・ボーイズ・アンド・メール・クワイア)が歌ったラフマニノフの「晩祷」。
指揮は、ロシア・ドン・コサック合唱団のディレクターも務める、マルセル・(ニコラエヴィチ・)ヴェルホフ。
※録音:1991年8月 |
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ラインハルト・ズュース:交響曲、協奏曲、三重奏曲集
交響曲第2番
ヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲第1番
クラリネット、ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲 |
クリスティーナ・ポスカ(指揮)
ウィーン・コンツェルト・フェライン
フランツ・ミヒャエル・フィッシャー(ヴァイオリン)
ターニャ・ズュース(チェロ)
テレサ・ハイニー(クラリネット)
ラインハルト・ズュース(ピアノ) |
1961年ウィーン生まれ、1990年より州立音楽学校でピアノと作曲を教えているラインハルト・ズュースの交響曲、協奏曲、室内楽の作品集。
エストニア生まれ、ベルリン・コーミッシェ・オーパーのカペルマイスターを務める女流指揮者クリスティーナ・ポスカと、ウィーン交響楽団のメンバーによって結成された室内オーケストラ、ウィーン・コンツェルト・フェラインによる演奏です。
※録音:2017年5月&10月、ウィーン・コンツェルトハウス |
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NAXOS
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8.573705
\1200 |
リスト(1811-1886):ピアノ曲全集 第49集
舞曲集
忘れられたワルツ S215/R37
1.忘れられたワルツ 第1番/2.忘れられたワルツ
第2番
3.忘れられたワルツ 第3番/4.忘れられたワルツ
第4番
2つのチャールダッシュ
5.チャールダッシュ S225/1/R45/1
6.執拗なチャールダッシュ S225/2/R45/2
7.死のチャールダッシュ S224/R46
8.メフィスト=ポルカ S217/R39
9.華麗なマズルカ S221/R43
10.憂鬱なワルツ S214/2/R33b
11.即興ワルツ S213/R36
12.華麗なワルツ S214/1/R32B
13.演奏会用ワルツ S430/R263
14.半音階的大ギャロップ S219bis
15.半音階的大ギャロップ S219/R41 |
ゴラン・フィリペツ(ピアノ) |
リストと言えば「ハンガリーの作曲家」のイメージがありますが、実際には両親はドイツ系の移民であり、本人もハンガリー語を話すことは出来ませんでした。
しかしリスト自身は「ハンガリー人としてのアイデンティティ」を生涯大切にしていました。
波乱万丈の生涯を送ったリストでしたが、年を取るに従って健康が悪化、その上、自身の祖国と認識していたハンガリーからも拒絶されるなど最晩年は決して幸せなものではなかったようです。
しかし作品には自由度が増し、晩年の「忘れられたワルツ」やいくつかのチャールダッシュなどは、調性からも脱却、現代にもつながる前衛性を備えていることで知られています。
ここで一連の作品を演奏しているのは、リスト作品で高く評価されているクロアチアのピアニスト、ゴラン・フィリペツ。鮮やかな技巧で難曲を弾きこなしています。
録音 2017年2月25-26日 Campus Fichtenhain,
Krefeld, Germany Total playing Time:69'24" |
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8.573478
\1200 |
スーストロのNaxosサン=サーンス・シリーズ
サン=サーンス(183-1921):ピアノ協奏曲集
第3集 第4番&第5番
ピアノ協奏曲 第4番 ハ短調 Op.44(1875)
1.第1楽章:Allegro moderato-Andante
2.第2楽章:Allegro vivace-Andante-Allegro
ピアノ協奏曲 第5番 ヘ長調「エジプト風」Op.103(1896)
3.第1楽章:Allegro animato
4.第2楽章:Andante
5.第3楽章:Molto allegro |
ロマン・デシャルム(ピアノ)
マルメ交響楽団
マルク・スーストロ(指揮) |
サン=サーンスが作曲した5曲のピアノ協奏曲の中で、第5番は「エジプト風」の表題のおかげで高い人気を獲得しているのに、同じくらい高い完成度を誇る第4番は、ほとんど耳にする機会がありません。
しかし、1875年に作曲されたこの作品は、伝統的な三楽章形式ではなく、2楽章で構成されており、作品全体は循環形式が用いられているという画期的なもので、後の「交響曲第3番」を予見させる聴きどころの多い協奏曲です。
第5番「エジプト風」は最後のピアノ協奏曲であり、サン=サーンスが愛したエジプトの雰囲気が反映されたエキゾチックな名作。カエルの鳴き声や海を渡る船のエンジン音なども聞こえてくる色彩的な曲調が愛されています。
録音 2015年6月15-17日 Malmo Concert Hall,Malmo,
Sweden Total Playing Time:55'21"
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8.573603
\1200 |
レオ・ブローウェル:徴の書 他
二台ギターのための協奏曲集
ブローウェル(1939-):The Book of Signs
徴の書(2003)
2台のギターと弦楽オーケストラのための
1.第1楽章:The Signs of Memory 記憶の徴(主題と変奏)
2.第1楽章:Variaciones sobre un tema
sentimental 感傷的な主題による変奏
3.第1楽章:Allegro
ベッリナーティ(1950-):Concerto Caboclo
カボクロ協奏曲(2011)
2台のギターとオーケストラのための
4.第1楽章:Toada(Andante, quasi andantino)
5.第2楽章:Moda di Viola(Adagio)
6.第3楽章:Ponteado(Vivo)
世界初録音 |
ブラジル・ギター・デュオ
《メンバー》
ホアン・ルイス
ダグラス・ローラ
デヴィッド・アマード(指揮)
デラウェア交響楽団 |
キューバを代表するギター音楽の作曲家ブローウェル。彼は独奏作品だけでなく、多くのギターのための協奏曲を作曲しています。10番目の協奏曲である「徴の書」は2台のギターのために書かれており、これはブローウェルにとって初の「二重協奏曲」となりました。楽章は全て変奏曲形式で構成され、第1楽章はベートーヴェンの主題を元にした変奏曲ですが、旋律もオーケストラ・パートの響きも全てが複雑で、現代的な様相を帯びています。第2楽章はビートルズの名曲を主題としたロマンテックな音楽で始まります。
第3楽章はキューバの舞曲に由来した喜びに満ちた楽想を持つ快活な楽章です。
ブローウェルより少し後の世代のベッリナーティの作品は、サンパウロ交響楽団の委嘱により作曲され、2011年に初演された新作。即興的なメロディとブラジルの伝統的な舞曲が融合した華やかな曲です。どちらも世界初録音となります。
録音:2016年2月28日 Geipel Center, Sanford
School, Hockessin, DE, USA 2016年10月5-6日
Hagley Museum and Library, Soda House Auditorium,
Wilmington, DE, USA Total Playing Time:64'25" |
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8.573706
\1200 |
パリ音楽院の初代女性ピアノ科教授
ルイーズ・ファランク(1804-1875):交響曲
第2番&第3番
交響曲 第2番 ニ長調 Op.35(1845)
1.第1楽章:Andante-Allegro
2.第2楽章:Andante
3.第3楽章:Scherzo:Vivace
4.第4楽章:Andante-Allegro
交響曲 第3番 ト短調 Op.36(1847)
5.第1楽章:Adagio-Allegro
6.第2楽章:Adagio cantabile
7.第3楽章:Scherzo:Vivace
8.第4楽章:Finale:Allegro |
クリストフ・ケーニヒ(指揮)
ルクセンブルク・ソロイスツ・ヨーロッパ |
現代と違い、女性の音楽活動が制限されていた19世紀において、パリ音楽院の初代女性ピアノ科教授に就任し、多大な尊敬を集めたのがルイーズ・ファランクです。
彼女は幼い頃からピアニストとして活躍するかたわら、パリ音楽院でレイハに作曲と音楽理論を師事、フルート奏者のアリスティドと結婚した後に、最初の管弦楽曲を発表。シューマンに絶賛されるなど、その名はヨーロッパの楽壇で知られることになりました。ロマン派の時代に属するファランクの作品は、交響曲第2番こそ、フンメルやモーツァルトの作風を発展させた古典的な曲調ですが、交響曲第3番にはメンデルスゾーンやシューマンを思わせる先進性も感じられます。しかし、この曲は当時フランスで流行していたベートーヴェンの交響曲第5番との類似性が指摘されたため、人気を獲得することなく忘れられてしまいました。しかし、現代ならば彼女の優れた個性を聴きとることが可能です。
録音 ルクセンブルク,フィルハーモニー 2016年3月2日…5-8 2017年3月1日…1-4 Total
Playing Time:67'06" |
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8.573693
\1200 |
ヘスス・ロペス=コボスの晩年の録音!
ロレンソ・パロモ(1938-):アラベスコス 他
1.アラベスコス(2015)
2.カリビアーナ(2014)
3.フモレスカ(2015)
世界初録音 |
アレクサンドレ・ダ・コスタ(ヴァイオリン)…1
ホアキン・クレメンテ(コントラバス)…3
ヘスス・ロペス=コボス(指揮)
カスティーリャ&レオン交響楽団 |
現代のスペインで最も高名な作曲家の一人、ロレンソ・パロモの作品集。すでにリリースされた「シンフォニア・コルドバ/フルゴレス」(8.573326)とともに、名指揮者ヘスス・ロペス=コボスの晩年の録音です。このアルバムには、全て世界初録音となる3作品を収録。ヴァイオリン協奏曲の形式による、コルドバの街に溶け込む唐草模様(アラベスク)から想起された「アラベスコス」、ダンス音楽として作られた「カリビアーナ」、コントラバスとオーケストラのための「フモレスカ」。どれも充実したリズムと洗練された旋律を持つ情熱的な作品です。
録音 2016年5月14-19日 Auditorium Miguel
Delibes, Valladolid, Spain Total Playing
Time:60'53"
下記第1集に収録される代表作「フルゴレス」、こんな曲です。ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスのために書かれた曲。
https://youtu.be/_CSMnaBlQKM
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8.573680
\1200 |
グレインジャー(1882-1961):吹奏楽のための作品全集
第2集
1.行進曲「ヴィクトリア州の人々」
2.カントリー・デリーから「アイリッシュの調べ」
3.メリーの王様
4.子供たちの行進曲(“丘を越えて”と“遠くへ”)
5.植民地の歌
6.C.P.E.バッハ(1714-1788):行進曲(グレインジャー編)
7.“朗らかな鐘”自由な騒音(バッハより)
8.J.S.バッハ(1685-1750):われは善き羊飼いなり
BWV85より「見よ、愛の行うことを」(グレインジャー編)
9.ジョスカン・デ・プレ(1455-1521):ラ・ベルナルディナ(グレインジャー編)
10.フェッラボスコ2世(1575頃-1628):4つの音のパヴァン(グレインジャー編)
11.ヘルマン・サンドビー(1881-1965):間奏曲(グレインジャー編)…世界初録音
12.カントリー・デリーから「アイリッシュの調べ」(第2稿)
13.リスト(1881-1886):ハンガリー幻想曲(グレインジャー編) |
ヨアヒム・カー(ピアノ)…3.13
ハンス・クヌート・スヴェーン(オルガン)…12
ビャルテ・エンゲセト(指揮)
王立ノルウェー海軍バンド |
メルボルンで生まれたグレインジャーは、まずフランクルトでピアノと作曲を学び、若い頃からコンサート・ピアニストとして演奏旅行を繰り返していました。
彼は若い頃から吹奏楽に興味を抱いており、1901年にイギリスを訪れた時にはBoosey&Hawkes社に行き、お気に入りの楽器を持ち帰っています。
1914年にはアメリカ軍のバンドマンとして2年間働き、その後も吹奏楽のための作品を何曲も書きました。彼は作品に数多くのアイデアを盛り込むことで知られており、このアルバムに収録された作品の中では、バッハの作品を編曲した“朗らかな鐘”(トラック7)での打楽器やファゴットのメロディなど、飛びぬけた自由さを誇っています。
録音 Torpedoverkstedet, Karljohansvern
Horten, Norway 2014年11月17-21日…2.5.9.10 2015年4月20-24日…1.4.6-8.11 2016年1月25-29日…3.12.13 Total
Playing Time:64'38" |
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8.573822
\1200 |
ロッシーニ(1792-1868):ピアノ作品全集 第8集
ヴァイオリン小品や合唱曲など世界初録音含む珍しい作品ばかり
老いのいたずら-室内楽作品と希少作品 第1集
老いのいたずら 第9巻から
1.パガニーニに寄せる一言(悲歌)-ヴァイオリンとピアノのための
収録巻割り当てなし
2.Allegretto(1853)-ヴァイオリンとピアノのための…世界初録音
3.Tema(1845)-ヴァイオリンとピアノのための…世界初録音
4.Un mot pour basse et piano(1858) 低音とピアノに寄せる一言-チェロとピアノのための…世界初録音
老いのいたずら 第14巻から
5.Allegro agitato(1867)-チェロとピアノのための再構築
老いのいたずら 第9巻から
6.一滴の涙、主題と変奏(1861)-チェロとピアノのための
老いのいたずら 第8巻「館のアルバム」から
7.純血のタランテッラ(行列を横切る)(1865)-合唱、ハルモニウム、鈴とピアノのための…世界初録音
収録巻割り当てなし
8.主題と変奏 ホ短調-ピアノのための…世界初録音
老いのいたずら 第9巻から
9-11.前奏曲、主題と変奏(1857)-ホルンとピアノのための
収録巻割り当てなし
12.ワルツ(1841)-ピアノのための…世界初録音
13.l’Adagio du Trio d’Attilaによるリトルネッロ(1865)-ピアノのための…世界初録音
14.Marlbrough s’en va-t-en guerre マールブルクは戦争に行く(1864)-ピアノのための…世界初録音
老いのいたずら 第14巻から
15.L’ultimo pensiero. Un rien 最後の考え(1865)-バリトンとピアノのための…世界初録音
16.メタスタージオ、アルバムのために-バリトンとピアノのための…世界初録音
収録巻割り当てなし
17.小さなおみやげ(1843)-ピアノのための…世界初録音
老いのいたずら 第11巻 声楽のための雑曲
18.ジョヴァンナ・ダルコ-メゾ・ソプラノとピアノのための |
アレッサンドロ・マランゴーニ(ピアノ)…1-6.8-18
(ハルモニウム)…7
マッシモ・クァルタ(ヴァイオリン)…1-3
エンリコ・ディンド(チェロ)…4-6
ウーゴ・ファヴァロ(ホルン)…9-11
リリー・ヨルスタッド(メゾ・ソプラノ)…18
ブルーノ・タッディア(バリトン)…15-16
アルス・カンティカ・コア(合唱)…7
マルコ・ベッリーニ(指揮・鈴)…7 |
若くして多大な成功を手にしたロッシーニがオペラの世界から引退を発表したのは、なんと37歳の時。
その後は小さなピアノ曲や歌曲を折にふれ作曲し、内輪で演奏して楽しんでいました。これらの作品と、活動中に書き溜めたいくつかの小品やスケッチはすべて彼の2番目の妻オランプに権利を与え、無断で出版ができないような手段を講じました。
この曲集「老いのいたずら」には本当にいろいろな作品が含まれており、最近になってまた新しい手稿が発見されるなど、ロッシーニ研究家にとっても、また愛好家にとっても重要な曲集です。
とりわけこの第8集に収録されているのは、ヴァイオリンの小品や合唱曲などの世界初録音を多く含む大変珍しい作品ばかり。ピアノのマランゴーニを中心とした親密な演奏でお楽しみください。
録音 Baroque Hall, Ivrea, Italy-Studio
SMC Record 2017年3月27日…7.9-11 2017年3月28日…8.12-14.17 2017年4月18日…15-16 2017年7月8日…18 2017年9月25日…4-6 Total
Playing Time:79'21" |
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8.573893
\1200 |
期待の新進演奏家シリーズ/オーガスタ・マッキー・ロッジ(バロック・ヴァイオリン)
バロック無伴奏ヴァイオリン作品集〜バッハとヴィヴァルディを越えて
1.ニコラ・マッテス(Jr.)(1670頃-1737):アリア・ファンタジア
2-3.ペドロ・ロペス・ノゲイラ(伝)(1700頃-1770頃):前奏曲とフーガ
F/ut
4.ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ(1695-1764):ヴァイオリンの技法
Op.3より
コンチェルト 第2番 ハ短調-第3楽章:カプリッチョ
トーマス・バルツァー(1631-1663):
5.前奏曲 ト長調
6.アルマンド ハ長調
7.サラバンド ト短調
8.前奏曲 ト長調
9-10.ペドロ・ロペス・ノゲイラ(伝):前奏曲とフーガ
G/ut
11-12.ニコラ・マッテス(Jr.):幻想曲 ハ短調
ジョン・ウォルシュ(1666-1736):ヴァイオリンのための前奏曲もしくはヴォランタリー
(1705 ウォルシュ完成/編集)
13.ビーバーによる前奏曲
14.ガスパリーニによる前奏曲
15.ボノンチーニによる前奏曲
16.ニコラによる前奏曲
17.コルベットによる前奏曲
18.コレッリによる前奏曲(ヴァイオリン・ソナタ第6番
Op.5-第3楽章)
19-22.ピセンデル(1687-1755):独奏ヴァイオリンのためのソナタ
イ短調
23.ビーバー(1644-1704):ロザリオ・ソナタ(1676)-パッサカリア
ト短調 |
オーガスタ・マッキー・ロッジ(バロック・ヴァイオリン) |
無伴奏ヴァイオリンのための作品の最高峰とされるのは、J.S.バッハの「6つのソナタとパルティータ」ですが、実はそれ以前の時代にも数多くの独奏ヴァイオリンのための素晴らしい作品が書かれていました。このアルバムに収録された作品では、ビーバーやロカテッリの曲は比較的耳にする機会がありますが、ほとんどは歴史の中で忘れられてしまった作曲家たちの手によるものであり、新鋭バロック・ヴァイオリニスト、マッキー・ロッジはこれらの珍しい作品を深く掘り下げ、新たな光を当てました。
マッキー・ロッジはオハイオ州オーバーンに生まれ、現在はニューヨークとパリを本拠として活躍中。「2015年
Juilliard Historical Performance Concerto」コンクールの優勝者。
このコンクールは、ジュリアード音楽院、大学院過程のピリオド楽器を学ぶプログラムが開催したもので、世界中から集まる優秀なバロック奏者たちの登竜門となっています。
録音:2017年5月12-15日 Skillman Music
Recording Studio, New York City, NY, USA Total
Playing Time:68'26" |
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8.559820
\1200 |
ポール・リール(1943-):ショパンの亡霊
チェロとピアノのための作品集
Durch die Jahreszeite II (2013)
1.第1楽章:Joseph、lieber Joseph mein
ヨーゼフ,親愛なるわがヨーゼフ
2.第2楽章:Alle Vogel 全ての鳥
3.第3楽章:Ich bin das ganz Jahr 私は一年中
4.第4楽章:Kommet ihr Hirten 羊飼いが来る
ショパンの亡霊(チェロ・ソナタ 第2番)(2017)…世界初録音
5.第1楽章:Introduction:Chorale Gone
Bad はじめに
6.第2楽章:Reflection 反射
7.第3楽章:Macabre Dance マカーブル・ダンス
8.第4楽章:Chopin ショパン
9.Seance センス(1973-74/2017年改訂版)
チェロ・ソナタ 第1番(1983/2015年改訂版)
10.第1楽章:Overture 序曲
11.第2楽章:Recitative I レチタティーヴォ
I
12.第3楽章:Aria アリア
13.第4楽章:Recitative II レチタティーヴォ
II
14.第5楽章:Finale 終曲
15.ウェックスフォード・キャロル(2004) |
キム・クック(チェロ)
クリストファー・グズマン(ピアノ)…1-8.10-15 |
ニュージャージーに生まれ、コロンビア大学で英文学と自然科学を専攻したポール・リール。ロックバーグとクラムの作品に影響されたことで作曲に個人的な興味を持ち、2年間ほど作曲法も学んでいます。
彼の作品はバルトークやコダーイのような民族音楽への傾倒が見られる親しみやすさと豊かな響きを持ち、アメリカ国内でも数多くの賞を受賞するなど高く評価されています。
このアルバムには彼の「チェロとピアノのための作品」を収録。タイトルでもあるチェロ・ソナタ第2番「ショパンの亡霊」はリールが賞賛するショパンのチェロ・ソナタを現代的に蘇らすことを試み、ごく一部の素材を反映させながらも、全く新たな作品として構築されました。ショパンらしさはほとんど感じられませんが、完成度の高さは突き抜けています。
録音 2016年6月23-26日 at Cleveland State
University, Ohio, USA Total Playing Time:59'06" |
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8.573675
\1200 |
ドメニコーニ(1943-):ギター作品集
ドメニコーニ:
1-4.「コユンババ」組曲 Op.19(1985)
5.イスタンブールの雪 Op.51a(1991)
6.融ける雪 Op.51b(1991)
7.ヴェイセル(1894-1973):Uzun Ince bir
Yolday1m 長く細い道
(アナトリア半島の民謡を主題とする…レフィク=カヤ編)
8.チェリル・レフィク=カヤ(1991-):makam
Huseyniによるインプロヴィゼーション(タクシム広場)
ドメニコーニ:
9.アナトリア半島の民謡による変奏曲
Op.15(1982)
10.タクシム Op.106(2002)
11.日本民謡による変奏曲 Op.50d(1990)
12-16.「ドン・キホーテ」組曲 Op.123(2005) |
チェリル・レフィク=カヤ(ギター) |
イタリアのチェゼーナで生まれ、国際的なギタリストとして活躍しているドメニコーニの作品集。最初はペーザロのロッシーニ音楽院で学び、その後ドイツに留学して音楽を習得したドメニコーニですが、旅行先のトルコでこの地の音楽と文化に魅了され、イスタンブール国立音楽院にクラシック・ギター科を創設、トルコのギター音楽発展に寄与しています。
彼の代表作の一つ「コユンババ」は13世紀トルコの聖人の名前(他の説もあり)を持つ独特の調弦法を用いた作品で、名手ジョン・ウィリアムズも絶賛しています。
他にも様々な作品が収録されていますが、トラック11は日本の「現代ギター」社からの委嘱作品。ヨーロッパの感性を通した日本民謡です。1991年生まれの若手レフィク=カヤによる演奏です。
録音 2016年11月3-5日 St. John Chrysostom
Church, Newmarket, Ontario, Canada Total
Playing Time:55'27" |
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8.573787
\1200 |
コジェルフ(1747-1818):
レオポルト2世の戴冠式のためのカンタータ「君主への挨拶」
P.XiX:6(1791)
1.Introduzione
2.Heil dem Monarchen
3.Vielfach ist der Furtsen Los
4.Willkommen mit dem Blute
5.Glanzend Bild
6.Du, des Himmels schonste Tochter
7.Ach! Ein neuer Pfad!
8.Doch mit ungebleichten Wangen
9.Welch ein Schauspiel
10.Die in der Fursten Krone
11.Ist es Tauschung
12.Das wir noch am schwanken Stabe
13.Doch warum
14.Ist es Gluck
15.Aus den Fluten
16.Da erschien er
17.Sieh, um deine Stirne
18.Unseres Volkes |
クリスティーナ・ビリチローヴァ(ソプラノ)…5.6.9.10.15.16
トーマシュ・コジネク(第1テノール)…7.8.11.16.17
ヨーゼフ・モラヴェツ(第2テノール)…3.4.13.14.16
フィリップ・ドヴォジャーク(ハープシコード)
マルティヌー・ヴォイセズ…2.4.12.18(合唱指揮…ルーカシュ・ヴァシレク)
マルク・シュティレツ(指揮)
プラハ交響楽団 |
1791年9月6日にプラハ王としての戴冠式を行った神聖ローマ帝国の君主、レオポルト2世。この当時、オーストリアは東西から脅威にさらされており、国を統治するのは大変困難でしたが、レオポルト2世は質素な生活を続け、外交関係での緊張が続く中、在位2年という短い期間で様々な改革を行ったことで知られています。
モーツァルトやサリエリを冷遇したとされていますが、この戴冠式のために、ボヘミア政府はモーツァルトに「皇帝ティートの慈悲」の作曲を依頼しています。
このコジェルフのカンタータも同時に依頼され、初演時には大成功となり、その翌年の1792年6月、すでにレオポルト2世はこの世を去っていましたが、コジェルフはボヘミアの宮廷楽長の職を手にすることになりました。
録音 2017年1月31日 ライヴ Church of
St Simon and Jude, Prague, Czech Republic |

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