≪第97号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その1 2018/4/17〜
4/20(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
PASSACAILLE
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そよ風のように爽やかなモーツァルトの名品
モーツァルト:
フルート四重奏曲第1番 ニ長調 K.285
フルート四重奏曲第2番 ト長調 K.285a
フルート四重奏曲第3番 ハ長調 K.285b
フルート四重奏曲第4番 イ長調 K.298
クラリネット五重奏曲イ長調 K.581 |
オクサリス |
録音:2017 年/77’06’’
フルート四重奏曲の第1 番から第3 番はモーツァルト22
歳の時の作品で、音楽愛好家のフェルディナント・ドゥジャンによる注文で書かれました。
軽やかに輝かしい盛り上がりを見せる第1 番が名品です。またギャラント様式の第2
番と第3 番はJ.C. バッハからの影響を思わせます。
クラリネット五重奏曲はモーツァルト33 歳の時に、親交のあったクラリネット奏者アントン・シュタードラーのために書かれました。晩年の名作とされ、とても美しい歌にあふれています。
「オクサリス」は現代楽器の室内楽グループ。ブリュッセル音楽院で学んだメンバーにより1993
年に創設されました。音色の美しさと小気味よいアンサンブルが特筆で、実に耳に楽しい演奏を繰り広げてくれます。
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モーツァルトの師匠マルティーニの友人
イグナツィオ・チッリ:
ヴァイオリンとチェンバロのための6つのソナタ集
Op.2
ソナタ ヘ長調/ソナタ ト長調/
ソナタ ハ長調/ソナタ ニ長調/
ソナタ イ長調/ソナタ 変ロ長調 |
セジョーネ・アウレア
[ルカ・ジャルディーニ(ヴァイオリン)、
フィリッポ・パンティエーリ(チェンバロ)] |
バロックと古典の狭間で跳ね回る屈託のないソナタ
録音:2017 年/50’11’’
イグナツィオ・チッリ(1711-1787)はイタリアのオルガニスト及び作曲家で、モーツァルトに対位法を教えた作曲家、ジョヴァンニ・マルティーニの友人でもあります。
作品を取り上げられる機会は少なく、ほぼ無名の作曲家と言って良いでしょう。彼の「作品2」はヴァイオリンとチェンバロが対等に扱われたソナタ集。二人の奏者が細やかで親密な会話を繰り広げます。屈託のないリズミックな音型が楽しく、バロックと古典の狭間を軽やかに跳ね回るような音楽です。チェンバロが左右に大きく広がる特徴的な録音もとても印象的。
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ナポリ、後期バロック
聴き応えのあるフーガも登場、ヴィオラの秘曲!
エマヌエレ・バルベッラ:
2つのヴィオラのための6つの二重奏曲集 |
ステファノ・マルコッキ(ヴィオラ)
シモーネ・ラーギ(ヴィオラ) |
録音:2017 年/67’23’’
エマヌエレ・バルベッラ(1718-1777)はナポリ生まれの作曲家。ヴァイオリニストとしても有名で当時ヨーロッパ中にその名を知られていた存在です。
生誕300 年記念として二人のヴィオラ奏者が彼の二重奏曲を演奏。忘れられた魅力的な作曲家を今一度世に問います。みごとな弦楽器書法で、2
声インたいへん美しい響きに包まれます。たいへん美しい響きに包まれます。
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SAKURA
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HISAYA 佐藤久成
誘惑のヴァイオリン モーツァルトソナタ集
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ
(1)ト長調 K.301(14’17”)
(2)変ロ長調 K.378(20’37”)
(3)ホ短調 K.304(14’28”)
(4)イ長調 K.526(24’08”) |
佐藤久成(ヴァイオリン)
江崎萌子(ピアノ) |
ヴァイオリン界の絶滅危惧種が奏でる前人未踏のモーツァルト!
セッション録音:2017 年12 月14-15 日/鴻巣市文化センター、クレアこうのす(小ホール)/73’30”、DSD
方式による1bit 高品位録音
ヴァイオリン界の寵児、絶滅危惧種的存在のHISAYA、待望の新録音。HISAYA
を見出し、その紹介に心血を注がれた宇野功芳氏は生前、HISAYA
のモーツァルトの録音を熱望されていたが、このほど満を持してついに完成を見た。
HISAYAもモーツァルト録音を構想すること3年、満を持して取り組んだモーツァルトだけにその入れ込みは尋常ではなく、とてつもなく高いレベルのモーツァルトが完成。
HISAYA にしか表現できない、濃厚な表現、それでいて品位を失わず、モーツァルトから放たれる喜びと悲しみが聴くものに迫ります。今までこれほどの濃密なモーツァルト演奏があっただろうか。決定的名盤とされるグリュミオー/
ハスキルをはじめ、シェリング/ へブラー、ムター/
オーキス、スタインバーグ/ 内田光子らの名演を凌ぐ、抜きんでた現代の名盤の資格十分。
ピアノは桐朋〜パリ・コンセルヴァトワー在籍中ながら、日・欧で活躍中の江崎萌子。HISAYA
の変幻自在のヴァイオリンに見事な対応を見せている。
録音は「HISAYA / 功芳=仙台フィル 宇和島ライブ」を担当した、名エンジニア・豊原隆一郎氏による、5.6
メガDSD1 ビットによる高品位録音。迫力あふれるフォルテッシモから消え入るようなピアニッシモまで、クリアな音質が豊かなホールトーンを伴って心地よい響きに仕上がりました。
コンサート情報
佐藤久成ヴァイオリン・リサイタル〜宇野功芳メモリアル〜
2018年5 月25 日 サントリーホール 大ホール |
COL LEGNO
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弦楽器の特殊奏法の一つ「コルレーニョ」。この名前をレーベル名に据えた“現代音楽”を得意とするレーベル「col
legno」。
優れた現代作品と、演奏家の紹介に力を注ぎ、ドナウエッシンゲン、ダルムシュタットなどの現代音楽祭のライヴ音源を含む貴重な音源をリリースしています。 |

COL16001
\2500 |
Monkeyfish/スフェッライナ(アンサンブル)
1.カプスベルガー(1580-1651):
キタローネのためのタブラチュア曲集 第4巻
-
カナリオ(リュートと打楽器編)
2.ベネデット・フェラーリ(1603-1681):
さまざまな音楽集 第2巻 - この世から消え去りたい
3.カスタルディ(1580-1649):甘美なるは我が犠牲の日々
4.ピッチニーニ(1566-1638):
リュートとキタローネのためのタブラチュラ曲集
第1巻 -
ラ・フォリアによる変奏的パルティータ
5.伝承曲:ユマ
6.カプスベルガー:ヴィラネッラ第4巻 - コラシオーネ
7.ダヴィッド・ベルクミュラー/トビアス・シュタインベルガー:
ジーベン
8.カプスベルガー:ヴィラネッラ第4巻 - パッサカリア
9.メールラ(1595-1665):オラトリオ「軽率なクルティオ」
Op. 13 -
子守歌による宗教的カンツォネッタ
10.カプスベルガー:キタローネのためのタブラチュア曲集
第4巻 -
トッカータ第2曲 「アルペッジータ」(リュートと打楽器編)
11.ベルクミュラー/シュタインベルガー:ミズハー
12.作者不詳:セ・ダモール |
スフェッライナ(アンサンブル)
【メンバー】
テヒラ・ニーニ・ゴルトシュタイン(歌)
トビアス・シュタインベルガー
(フレームドラム、パーカッション、メロディカ)
ダヴィッド・ベルクミュラー
(キタローネ、シターラ・スパニョーラ) |
2012年に創設されたアンサンブル「スフェライナ」のユニークなアルバム。
アンサンブル名の「Sferraina」とはカプスベルガーの作品のタイトル。言葉の持つ意味を表すのは本当に難しく、現代でいう銅板彫刻でもあり、歌い手でもあり、打楽器の仲間かもしれません。
この言葉と同じくらい、カプスベルガーの時代の音楽を表現するのは難しく、「スフェライナ」のメンバーたちは初期バロック期の音楽の表現に対して、独自の視点からのアプローチを試みました。
彼らはオリジナルの作品に現代的な要素を融合させ、魅惑的な音楽を作り出しています。
ちなみにアルバムタイトルの「Monkeyfish」とはダルマオコゼのことです。
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COL16002
\2500 |
Iris Electrum
1.ヴァコルビンガー:#4 (Going Back to Sleep)
2.ヴァコルビンガー/コヴァチュ/プレイス/ヴェデニヒ:You
are
3.ガイグル/クラナベター/ヴァコルビンガー/ヴェデニヒ:S
(When We Collide)
4.ヴァコルビンガー:II (The Grand Reverie)
5.ヴァコルビンガー:#9 (Stay with Me)
6.プレイス/ヴァコルビンガー:Of Tigers
and Owls (No Future, No Past)
7.ヴァコルビンガー: #3 (We are August)
8.プレイス/ヴァコルビンガー:The Stars
(A Month Goes By)
9.プレイス/ヴァコルビンガー:365 (The Nameless
in Us)
10.ヴァコルビンガー:R (The Path)
11.ヴァコルビンガー:The Shadows and the
Sun |
アイリス・エレクトラム(アンサンブル)
シクトゥス・プレイス(ドラム)…6
マヌエラ・シェドラー(フルート)…4.7
ユディス・フェルストル(コントラバス)…8 |
「アイリス・エレクトラム」は12人のメンバーで構成されたアンサンブル。作曲家でパーカッション奏者でもあるヨハネス・ヴァコルビンガーと歌手、ミラ・ルー・コヴァチスを中心にとしたメンバーたちが作り出すサウンドは、幻想的な響きを纏いつつ、さまざまなジャンルを行き来し、聴き手の好奇心を存分に刺激します。
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COL16003
\2500 |
How I Remember Now I Remember How
ルーカス・ラウアーマン:作品集
1.Sterile Pressions: Sterile Pression
2 and Words One
2.Augen die innen ausere dinge denken:
In understanding's Palm
3.Words: Words Two and Words Three
4.Augen die innen ausere dinge denken:
Ein nichts-zeigen ein durchscheinen-lassen
5.Sterile Pression 7
6.Sterile Pression 4
7.Augen die innen ausere dinge denken:
Die grosen raume daneben
8.Sterile Pression 6
9.Words: Words Five
10.Augen die innen ausere dinge denken:
(y)our hands are caught doves
11.Words: Words Six and Sterile Pression
1
12.Words: Words Seven
13-15.Where is What I am not Any More
16.Sterile Pression 8
17.Sterile Pression 9
18.Words: Words Nine
19.Augen die innen ausere dinge denken:
Wir sind abgrunde
(ein brunnen der in den himmel schaut) |
ルーカス・ラウアーマン(チェロ)
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1985年ウィーン生まれのチェリスト、作曲家ラウアーマン。数々のミュージシャンとコラボし、新しい音を探求しています。このアルバムで展開するのはチェロのみの音。時には旋律的に、時には前衛的に(まるでのこぎりでチェロを切り刻むかのような奏法まで)、チェロの持つ可能性を徹底的に追求しています。
録音 2016年9月-10月 Hotel Pupik, Schrattenberg
/ Feedback Studio 2, Vienna, Austria |
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COL20310
\2500 |
Alma-Nativa
1.tschlin
2.Valse de Mals
3.Ummtschaga
4.Endholzner Feuerwhrtuschpolka
5.Almschroa
6.ur
7.Admonter Echojodler
8.Bourree
9.walpurgi
10.La sorciere de montmartre
11.Der Mond ist aufgegangen
12.Steirer
13.Schleuniger
14.luna
15.Fly Me to the Moon (In Other Words)
16.Das wackere Mondlied
17.Apfelmusette
18.origen
19.Lahnjodler & Schwommatanz |
アルマ(アンサンブル)
ユリア・ラッヒェルシュトルファー(ヴァイオリン)
エヴリン・メーアル(ヴァイオリン)
マッテオ・ハイツマン(ヴァイオリン)
マリー=テレーズ・スティラー(アコーディオン、ヴォーカル)
マレーネ・ラッシャー・ストーファー(コントラバス) |
オーストリアを中心に活動する5人の若い演奏家たちによって結成されたアンサンブル「アルマ」。
彼らが作り出す音楽は“伝統的な民謡”にルーツを持ち、即興的なフレーズの中にも、どこか懐かしい風情を感じさせる要素が仕込まれています。時にはチロルのヨーデルであったり、身近な曲を編曲したものであったりと、どれも親しみやすく、耳にもやさしい音楽です。
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COL20421
\2500 |
アルディッティ弦楽四重奏団
PANDORA'S BOX
1.レベッカ・サウンダーズ:Fletch(2012)
2-7.ベネディクト・マソン:弦楽四重奏曲
第2番(1993)
8.リューク・ベドフォード:
Wouderful Four-Headed Nightingale(2013)…世界初録音
9.ジョン・ゾーンア:パンドラの箱(2013)…世界初録音 |
アルディッティ弦楽四重奏団
サラ・マリア・サン(ソプラノ)…9 |
2013年の“ウィーン・モデルン”。「夕べのコンサート」に2回出演したアルディッティ弦楽四重奏団の演奏曲から選ばれた4曲を収録したアルバムです。1974年に設立、メンバーを変えながらも以降40年以上に渡って“20世紀音楽”の演奏、録音に携わってきた彼らは、ここでもまさに「パンドラの箱」を開けるかのような魅惑的な演奏を繰り広げています。
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COL20427
\2700→\2490 |
アルヴォ・ペルト:Babel〜宗教的合唱曲集
ヴィルテン修道院少年合唱団
1.マニフィカト
2.Beatitudines 至福
3.Nunc dimittis 今こそ主よ、僕を去らせたまわん
4.3 Hirtenkinder aus Fatima ファティマの3人の羊飼いの子供
5.The Deer's Cry 鹿の叫び
6.主よ、我らが日々に平和を与えたまえ(無伴奏混声合唱版)
7.バビロン河のほとりに座って私たちは泣いた(混声合唱とオルガン版)
8.Littlemore Tractus もう少し長くのばして
9.Vater unser 天にましますわれらの父よ |
ヨハネス・シュテッヒャー(指揮・オルガン…2.7.8)
ヴィルテン修道院少年合唱団 |
インスブルックを拠点とするヴィルテン修道院。ここで13世紀から活動する少年合唱団によるアルヴォ・ペルトの宗教作品集。
ペルト80歳を記念して2015年にリリースされたこのアルバムは、全編静謐で美しい響きに満たされています。永遠の時の中の一瞬を切り取ったかのような、少年たちのピュアな声が織りなす神秘的な音楽です。
録音 2013年6月-2014年11月 |
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COL20428
\2700 |
Alma-Transalpin
1.Luce
2.Finska
3.Seckauer
4.Ransom
5.Im Regent´s Park um 12.00
6.Wurzhorner
7.Morocco
8.Tschum Tschum
9.Bachlein helle
10.Mai Maadele, mai Tschuurale
11.Bazzarah
12.Wolfsfrau
13.Zillertaler Walzer
14.Fluvius
15.Tam Tam
16.Bitola |
アルマ(アンサンブル)
ユリア・ラッヒェルシュトルファー(ヴァイオリン)
エヴリン・メーアル(ヴァイオリン)
マッテオ・ハイツマン(ヴァイオリン)
マリー=テレーズ・スティラー(アコーディオン、ヴォーカル)
マレーネ・ラッシャー・ストーファー(コントラバス) |
5人の弦楽器とアコーディオンによるアンサンブル「アルマ」。民謡に根差した親しみやすい曲を素朴な演奏で聴かせることで知られる彼らですが、このアルバムでは、タイトルの“Transalpin=アルプスを越えて”の通り、チロルからモロッコ、ロンドンなどの街の風景を音楽でつないでいきます。
刻々と移り変わる音風景が体感できる興味深い1枚です。
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COL20431
\2700 |
Sanh - Musik ist uberhaupt nicht, sondern
geschieht …
室内楽作品集
1.クリストフ・ベルトラン(1981-):サン…世界初録音
2-5.ブラームス(1833-1897):クラリネット三重奏曲
イ短調 Op.114
6-8.ベルンハルト・ラング(1957-):モナドロジー
XXVII「ブラームス変奏曲」 |
トリオ・キャッチ
【メンバー】
ボグラルカ・ペシェ(クラリネット,バス・クラリネット)
エヴァ・ベシュ(チェロ)
ナム・サンヨン(ピアノ) |
ブラームスのクラリネット三重奏曲を現代作品で挟んだ注目の1枚。世界初録音となるベルトランの「サン」。不朽の名作、ブラームスの三重奏曲、そして断片的なブラームスの旋律が成長していくかのようなラングの「モナドロジー」。
この3曲を演奏する「トリオ・キャッチ」は作品が書かれた時代を考慮しながらも、そこで音楽を“古い”“新しい“とカテゴリー分けすることなく、ひたすら美しい音として奏でることで、作品の本質に迫るとともに、ブラームス作品の持つ斬新さを訴えています。
録音 2015年3-4月 Studio Britz Berlin,
Germany |
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COL20437
\2700 |
アルヴォ・ペルト:ANIMA
サクソフォン四重奏曲と編曲集
1.詩篇(G. アントンジローラミによるサクソフォン四重奏編)…世界初録音
2.マニフィカト(G. アントンジローラミによるサクソフォン四重奏編)…世界初録音
3.わが心はハイランドにあり(サクソフォン四重奏版)…世界初録音
4.断続する平行(サクソフォン四重奏版)
5.スンマ(サクソフォン四重奏版)
6.フラトレス(サクソフォン四重奏版)
7.主よ、我らが日々に平和を与えたまえ(サクソフォン四重奏版)
8.ソルフェッジョ(サクソフォン四重奏版) |
アレア・サクソフォン四重奏団
【メンバー】
ジァンパオロ・アントンジローラミ(ソプラノ・サクソフォン)
ロベルト・ミカレッリ(アルト・サクソフォン)
ルカ・モーラ(テナー・サクソフォン)
ガブリエーレ・ジァンパオロッティ(バリトン・サクソフォン) |
世界中で高い人気を誇るアルヴォ・ペルトの作品をサクソフォン四重奏用に編曲した注目のアルバム。
ペルトとサックスは意外な取り合わせのようにも思いますが、19世紀中頃にアドルフ・サックスによって考案された楽器「サックス」の音色をきいたベルリオーズが「神秘的な鐘の振動にも似ている」と評したこともあり、実際に聴いてみると、実に雰囲気豊かで作品に沿うものであることに気が付きます。
タイトルの「ANIMA」とはラテン語の空気、魂、精神の意味を持つ言葉です。
録音 2016年7月.12月録音 イタリア |
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COL40416
\2700 |
ゴルドン・カンペ:作品集
1-4.Arien /Zitronen(2016)
5-10.knapp(2016)
11-13.3つの小品(2015)
14.侏儒(2011)
15-17.Le coeur de la Grenouille(2014)
18.Moritaten und Sentimentales(2015) |
サラ・マリア・スン(ソプラノ)…1-4/クリスティアン・エッゲン(指揮)…1-4
アンサンブル・ムジークファブリーク…1-4.14
アンサンブル I.C.E.Q…5-10
ティトゥス・エンゲル(指揮)…11-13/シュトゥットガルト放送交響楽団…11-13
ヨハネス・フィッシャー(指揮)…14
マーカス・クリード(指揮)…15-17/シュトゥットガルト南西放送声楽アンサンブル…15-17
アンサンブル・アスコルタ…18 |
1976年、ドイツのヘルネで生まれた作曲家カンペの作品集。断片的な素材を組み合わせて“思いがけない大作を創り出す”ことを得意とするカンペは電気工学を学び、一旦は公務員として働いた後、作曲の勉強を始めたという人。ウィーンのモダニズムの研究に没頭したかと思えば、20世紀の「童話オペラ」の研究をしたり、ポピュラー音楽理論を極めたりとその興味の対象は実に多彩です。
このアルバムでは大編成のオーケストラを駆使した作品と声楽アンサンブルのための曲を中心に収録。独創的な曲が並んでいます。
録音 :2016年8月19-20日 DLF Kammermusiksaal,
Koln, Germany…1-4 2018年10月17日 Studio
Britz, Berlin, Germany…5-10 2015年7月17日
Theaterhaus, Stuttgart, Germany…11-13 2011年11月22-23日
DLF Kammermusiksaal, Koln, Germany…14 2015年5月23日
Christuskirche Gansheide, Stuttgart, Germany…15-17 2016年7月14日
Kammermusikstudio SWR, Stuttgart, Germany…18 |
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COL40417
\2700 |
rocks-stars-metals-light 岩-星-金属-光
ミリカ・ジョルジェヴィッチ:作品集
1.Rdja(2015)
2.Sky Limited(2014)
3.The Firefly in a Jar(2007)
4.The Death of the Star-Knower(2008/2009)
5.Quicksilver(2016) |
アンサンブル・ルシェルシュ…1
クレメンス・シュルト(指揮)…2.3
ミュンヘン室内管弦楽団…2.3
アルミーダ四重奏団…4
ペーター・ルンデル(指揮)…5
バイエルン放送交響楽団…5 |
野性的で制御不能な音に満たされた5つの作品。どの曲からも巨大なエネルギーが放出され、聴き手の神経を逆なでするかのようです。
これらはどれも、1984年にセルビアのベオグラートで生まれた作曲家ジョルジェヴィッチの「内なる声」であり、彼女が目指す音楽表現です。彼女が作り出す音楽はアルティッティ四重奏団を始め、世界の錚々たるオーケストラやアンサンブルが演奏。作品のファンも着々と増えています。
録音 :2016年7月3-4日 Ensemblehaus, Freiburg,
Germany…1 2016年6月15日 Studio 1 des Bayerischen
Rundfunks, Munich, Germany…2 2017年1月17日
Kupferhaus, Planegg, German…3 2016年12月19日
Studio Olbergkirche, Berlin, Germany…4 2016年12月16日
Herkulessaal der Residenz, Munchen, Germany |
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COL40418
\2700 |
Durchgang
ダヴィッド・ウドリ(1978-):作品集
1-3.Nachtspiegel 夜の鏡(2008)
4.Storungen 障害(2011)
5-9.Introduction a Idavollr イザヴェルへの序曲(2013)
10.The Forgotten City 忘れられた都市(2015/2016) |
ダンカン・ウォード(指揮)…1-3
アンサンブル・モデルン…1-3
アンサンブル・ルシェルシュ…4
ミッコ・フランク(指揮)…5-9
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団…5-9
バスティアン・スティル(指揮)…10
アンサンブル・アンテルコンタンポラン…10 |
モンペリエのポール・ヴァレリー大学で音楽楽、モンペリエ音楽院で作曲を学んだウドリの作品集。
精緻な音の繋がりと重なりを好むウドリの作品は、まるでグラフィック・アートのように美しい構造を持ち、緊張感と偶然性をはらみながらも、その旋律は時として抒情的に聞こえることもあります。
彼の作品は世界中で好んで演奏されており、このアルバムも批評家たちから高く評価されました。
録音:2016年9月20日 hr-Sendesaal, Frankfurt,
Germany…1-3 2016年7月2日 Ensemblehaus,
Freiburg im Breisgau, Baden-Wurttemberg,
Germany…4 2013年12月18日 Cent Quatre, Paris,
France…5-9 2017年4月13日 Cite de la Musique, Paris, France…10 |
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SOMM
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SOMMCD266
(2CD)
\3800→\3490 |
ピーター・ドノホー
ストラヴィンスキー:ピアノ作品集/ピアノと管弦楽のための作品集
CD-1
1-3.ペトルーシュカからの3楽章/
4-7.4つの練習曲 Op.7/
8-11.ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調/
12-14.ピアノ・ソナタ(1924)
CD-2
1-4.セレナード/5.ピアノ・ラグ/6.タンゴ/ |
ピーター・ドノホー(ピアノ)
2016年9月14-16日、2017年1月24日
Turner Sims Concert Hall, Southampton, United
Kingdom |
CD-2
7-9.ピアノと管弦楽のための協奏曲/
10-14.ムーヴメンツ/
15-17.カプリッチョ |
ピーター・ドノホー(ピアノ)/
ディヴィッド・アサートン(指揮)
香港フィルハーモニー管弦楽団
1999年1月26-29日
Tsuen Wan Town Hall, Hong Kong…CD2:7-14
1995年7月4-6日
Tsuen Wan Town Hall, Hong Kong…CD2:15-17 |
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イギリスの名ピアニスト、ピーター・ドノホーが挑むストラヴィンスキーのピアノ作品集。「ペトルーシュカからの三楽章」や「ピアノ協奏曲」をはじめ、1904年に作曲されたものの1973年まで発表されなかった「嬰ヘ短調ソナタ」などの珍しい作品も含まれています。
ロマンティックな風情を湛えたこのソナタは、学生時代のストラヴィンスキーの姿を彷彿させます。ドノホーは全ての作品を丁寧に演奏、冴えわたる技巧を披露しています。
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SOMMCD262
(2CD)
\3800→\3490 |
ピーター・ドノホー
スクリャービン(1872-1915):ピアノ・ソナタ全集
【CD1】
1-4.ピアノ・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.6/
5-6.ピアノ・ソナタ 第2番 嬰ト短調「幻想ソナタ」
Op.19/
7-10.ピアノ・ソナタ 第3番 嬰ヘ短調 Op.23/
11-12.ピアノ・ソナタ 第4番 嬰へ長調 Op.30/
13.ピアノ・ソナタ 第5番 嬰へ長調 Op.53/
【CD2】
1.ピアノ・ソナタ 第6番 ト長調 Op.62/
2.ピアノ・ソナタ 第7番「白ミサ」Op.64/
3.ピアノ・ソナタ 第8番 イ長調 Op.66/
4.ピアノ・ソナタ 第9番「黒ミサ」Op.68/
5.ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調 Op.70/
6.詩曲「炎に向かって」Op.72 |
ピーター・ドノホー(ピアノ) |
録音 2014年9月26-28日、2015年5月2-4日/Turner
Sims Concert Hall, Southampton, England,
United Kingdom

すでに「完全復活」などという時期は過ぎたと思うが、こうしたホンモノが大作を続けてリリースしてくれるのはほんとにうれしい。
ということでドノホー、聞きましょう。

ピーター・ドノホーは1953年生まれのイギリスのピアニスト。
マンチェスターに生まれ、王立ノーザン音楽大学にてデレク・ワインダムに師事した後、パリでイヴォンヌ・ロリオに師事。
一時期バーミンガム市交響楽団に打楽器奏者として在籍するも、1982年チャイコフスキー国際コンクールに1位なしの2位をウラディーミル・オフチニコフと分け合ったことによって、俄然ピアニストとして注目を集めた。
1992年にシンシナティのホテルの窓で左手の指を傷めるが、手術を受けて間もなく演奏可能にまで快復することができた。
バーミンガム市交響楽団との縁から、サイモン・ラトルのお気に入りのピアニストの一人として数々の演奏会や録音で共演を重ね、2002年にラトルがベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者に就任してから最初の演奏会でも共演を果たした。
驚異的なレパートリーの広さを誇っており、協奏曲だけでも160曲を数えるという。
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SOMMCD0172
\2400 |
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ピアノ作品集
1-7.ダビデ王の舞曲 Op.37/8.これは柩車であった
Op.2/
9-11.懐かしのウィーン Op.30/
12.航行者 Op.13/13-17.ピエディグロッタ
Op.32 |
マーク・ベッビントン(ピアノ) |
録音 2003年1月3-4日/CBSO Centre, Birminghan,
Alabama, United States
イギリスのピアニスト、マーク・ベッビントンによるカステルヌオーヴォ=テデスコのピアノ作品集。
ギター作品の作曲家として知られるカステルヌオーヴォ=テデスコですが、実は素晴らしいピアニストとして活躍していました。ユダヤの血を引いているせいもあり、その作品には生地イタリアの明るい雰囲気と、ユダヤの伝統が魅力的に混在しています。
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SOMMCD0159
\2400 |
イギリス近代合唱集
1.ヴォーン・ウィリアムズ: 航空機のヴィジョン/
2.ヴォーン・ウィリアムズ: 天の父への祈り/
3-8.ヴォーン・ウィリアムズ: ミサ曲 ト短調/
9.ホルスト:夕べの観察 Op.43-1/
10.ホルスト:Sing me the men, Op.43-2/
11.ハウエルズ:心の家/
12.ヴォーン・ウィリアムズ: 主よ、あなたはわれらの避難所である |
ジョナサン・シェパード(トランペット)…12/
ポール・スパイサー (指揮)/
バーミンガム音楽院室内合唱団 |
録音 2015年6月22-23日/St Alban the Martyr,
Highgate, Birmingham, United Kingdom
バーミンガム音楽院室内合唱団は、厳しいオーディションによって選ばれた24人の学生たちによるアンサンブル。
指揮者ポール・スペンサーの指導による、柔軟で感性豊かな演奏を繰り広げる彼ら、ここではホルストの名曲をはじめ、ヴォーン・ウィリアムズの「ミサ曲」などを美しく歌い上げています。
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SOMMCD0176
\2400→\2190 |
さりげなく、そして気品漂うピアノ小品集
フィリップ・マーティン(ピアノ)
Once More with Feeling/名ピアノ・アンコール曲集
1.ドビュッシー:2つのアラベスク 第1番 ホ長調/
2.シャブリエ:10の絵画風小品 - 第10曲 スケルツォ・ワルツ/
3.アルベニス:スペインの歌 Op.232-4「コルドバ」/
4.ガーシュウィン:レディ・ビー・グッド!
- ザ・マン・アイ・ラヴ(ピアノ版)/
5.ガーシュウィン:ガール・クレイジー -
アイ・ガット・リズム(ピアノ版)/
6.セヴラック:ポンパドゥール夫人へのスタンス/
7-8.フィリップ・マーティン:2つのジャズ小品/
9.フォーレ:夜想曲 第6番 変ニ長調 Op.63/
10.グリーグ:抒情小品集 第3集 第1番「蝶々」/
11.グリーグ:抒情小品集 第3集 第6番「春に」/
12.マーティン:ジュリアのための夜の小品/
13.マーティン:ニューヨークの夜/
14.サティ:3つのグノシェンヌ/
15.タンスマン:オスティナート・リトミコ/
16.ジョプリン:慰め/
17.セルバンテス:6つのキューバ舞曲 - 第6番/
18.ラフマニノフ:東洋のスケッチ/
19.ゴドフスキー:トリアコンタメロン、3拍子による30の雰囲気と光景
第1番「タンジールの夜」/
20-22.マーティン:ゾディアック/
23.シューマン:森の情景 Op.82 第9番「別れ」 |
フィリップ・マーティン(ピアノ) |
録音 2017年3月10-11日/Upton-on-Severn, UK
ダブリンのピアニスト、フィリップ・マーティン。彼のレパートリーは基本的に珍しい曲であり、不当に無視された作品の復興に力を注ぐことです。
SOMMをはじめ、いくつかのレーベルに録音がありますが、やはりレアな作品を好んで演奏しています。
しかし、このアルバムでは耳慣れた作品を楽しそうに演奏。リラックスした姿を見せています。作曲家としても知られるマーティン、ここでも自作を演奏することは忘れていません。

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SOMMCD0178
\2400 |
ピアノ・デュオ・リサイタル
JACOBSON/BROWN: Piano Duo
1.ブゾーニ(1866-1924):対位法的幻想曲(2台ピアノ版)
2-8.サティ (1866-1925):梨の形をした3つの小品(4手ピアノ版)
9.ドビュッシー(1862-1918):カンマ
10-14.カゼッラ(1883-1947):プパッツェッティ
Op. 27第 1-5曲
15.アンソニー・ヘルシェル・ヒル:夜想曲
16-18.プーランク(1899-1963):4手ピアノのためのソナタ
FP 8/
19.カゼッラ:プパッツェッティ Op. 27-第1曲
マルチェッタ |
ジュリアン・ジェイコブソン&
マリコ・ブラウン |
録音 2016年7月14-15日/Yehudi Menuhin School,
London, U.K.
2011年に結成されたジュリアン・ジェイコブソンとマリコ・ブラウンによるピアノ・デュオ。彼等は演奏家であると同時に作曲家でもあり、常に新しい連弾曲のレパートリーを探求しています。
このアルバムの中で注目したいのはドビュッシーの「カンマ」で、彼等自身の編曲による連弾版であり、コンサートでもしばしば演奏している重要なレパートリーになっています。ヒルの美しい夜想曲も初録音。ピアノ連弾の限界に挑むかのような演奏です。
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BMC
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ペーター・エトヴェシュ(b.1944):
弦楽四重奏曲集
(1)《セイレーン・サイクル》(2015/16)
(2)《コレスポンデンス(対応)》(1992)
〜弦楽四重奏のための情景 |
カルダー四重奏団
(1)アウドレイ・ルナ(Sop) |
現代ハンガリーを代表する作曲家エトヴェシュの最新作を含む弦楽四重奏のための作品集
録音:(1)2016年10月10日IRCAMパリ、(2)2016年9月26日BMCスタジオ、ブダペスト,51:36
クルタークと並ぶ現代ハンガリーを代表する作曲家エトヴェシュの最新作を含む弦楽四重奏のための作品集。
「セイレーン・サイクル」はソプラノ独唱と弦楽四重奏による10の小品から構成された作品。テキストにジェームズ・ジョイスの「ユリシーズ」とフランツ・カフカが1917年に執筆した短編「セイレーンの沈黙」が使われ、ソプラノが語り歌う言葉のイントネーション、リズム、発音、音色の変化に弦楽が機敏に反応しテキストの世界を拡げ、弦楽が拡げた音響の上に更にまた声が乗る、という形で相乗的に詩の世界が拡張し音の輪が拡がってゆく様子は大いに聴きもの。
そしてバロックから現代唱法までを操るソプラノのアンドレイ・ルナの見事な歌唱と器楽的ともいえる寸分違わぬ正確な音程は弦楽四重奏と対等に渡り合って実にスリリング。ルナはリゲティの歌劇「グラン・マカブル」やジョン・アダムズの「中国のニクソン」の準主役で高い評価を得ている名歌手でエトヴェシュとはこれが初コラボレーション。同作品はヨーロッパ各地の音楽祭で上演され評判となっている。
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ペーター・エトヴェシュ
当時ハンガリー王国領のセーケイウドヴァルヘイ(現在はルーマニア領)の生まれ。
ブダペストとケルンで作曲を学び、1962年からハンガリーで映画音楽の作曲を始める。
1968年から1976年にかけて、定期的に シュトックハウゼン・アンサンブルと演奏する。
1979年、ピエール・ブーレーズの後を継いで、アンサンブル・アンテルコンタンポランの音楽監督兼指揮者となり、1991年までその職を続ける。
教育の方はケルン音楽大学の現代音楽アンサンブルの指揮の教授を経て、現在カールスルーエ音楽大学の指揮科教授を務める。
作曲は指揮のかたわらで全く時間がないので、ホテルの部屋や事務所・電車の中などで、ちょっとした暇さえあればどこででも書いているといわれる。
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BMCのエトヴェシュ指揮のアルバム・・・こんなすごいのがありました
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LYRINX
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カティア・スカナヴィ(ピアノ)
「3つの第2ピアノ・ソナタ」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第2番 イ長調
Op.2-2
シューマン:ピアノ・ソナタ第2番 ト短調
Op.22
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番 ニ短調
Op.14 |
カティア・スカナヴィ(ピアノ) |
名手カティア・スカナヴィ久々の新譜!3つのピアノ・ソナタ第2番、ライヴ録音!
録音:2015年3月16日 マルセイユ国民劇場(ライヴ)、64'29、DSD録音
カティア・スカナヴィの久々のピアノ・ソナタ録音集。
LYRINXレーベルへは2010年録音の「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番&パガニーニの主題による狂詩曲、(タバシュニク指揮 LYR2277)」以来、ソロ・アルバムに至っては2007年録音のショパン・アルバム(LYR2259)以来のアルバムです。
2015年3月16日に南仏マルセイユのマルセイユ国民劇場で行ったリサイタルのライヴ録音。カティア・スカナヴィはモスクワ生まれのギリシャ系(曽祖父がギリシャ人)ピアニスト。1989年のロン=ティボー国際コンクールのピアノ部門で第3位を受賞、以来世界各地で活躍している。

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LYR 2302
(SACD HYBRID)
¥2500
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「アングマル・ラザル・プレイズ・シューベルト」
シューベルト:さすらい人幻想曲 ハ長調 D.760
シューベルト(リスト編):さすらい人
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番 イ長調
D.959 |
アングマル・ラザル(ピアノ) |
録音時23歳!フランスの若手ピアニスト、アングマル・ラザルのシューベルト!
録音:2016年11月7‐10日マルセイユ、70'10、DSD録音/SACDマルチチャンネル/SACDステレオ/通常CDステレオのハイブリッド
LYRINXレーベルには初登場となるフランスの若い期待のピアニスト、アングマル・ラザルのシューベルト集。
アングマル・ラザルは1993年、パリ郊外のサン=クルの生まれ。録音時23歳という若さだが、シューベルトの難曲、D959のピアノ・ソナタも堂々と弾いて風格すら漂わせている。
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MSR
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「美しい夕暮れ」〜フランスのオーボエ作品集
ケクラン:遠くで/ラヴェル(ウォルター編):ソナティネ/
シルヴェストリーニ:オーボエのための6つの練習曲
(トゥルヴィルのオテル・デ・ロシュ・ノワール/
ポントワーズ、春の花をつけた木々と菜園/
キャプシーヌ大通り/森の中の小道/
浜辺の情景—嵐の空/スペインの踊り
)
フォーレ:夢の後に/ドビュッシー:美しい夕暮れ/
メシアン:ヴォカリーズ=練習曲/
ラヴェル(ヤング編):ピアノ協奏曲 ト長調〜第2楽章 |
ルミナ・デュオ:
【メリデス・ハイト・エステヴェス
(オーボエ,コールアングレ)
ジャニ・パーソンズ(ピアノ)】 |
6つの名画を題材にしたシルヴェストリーニの練習曲などフランスの美しいオーボエ作品集!
録音:2017年7月19-21日 シカゴ、DDD、47'42
オーボエとピアノの二重奏曲、もしくは無伴奏のオーボエ独奏曲集(編曲含む)。
ジル・シルヴェストリーニは1961年生まれのフランスのオーボエ奏者、作曲家。オーボエのための6つの練習曲は1997年の作品。近年人気の高い作品で、オーボエ・リサイタルでしばしば演奏されている。
6曲は順にモネ、ピサロ、モネ、ルノワール、ブダン、マネの同名の絵に基づいている。ブックレットには原画も収録されているので、まだ聴いたことがなければこの機会に。
ルミナ・デュオは、米国の若い女性二人、オーボエ,コールアングレ奏者のメリデス・ハイト・エステヴェス(エステヴェスは夫の姓)とピアニストジャニ・パーソンズによるデュオ。しっとりとした味わいで気持ちよく聞ける。
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「ニュー・スタンダーズ」〜バスーンとピアノのための音楽
ガブリエル・マリー・グロヴレーズ(1879-1944):
シシリエンヌとアレグロ・ジョコーソ
ジョセフ・シュワントナー(b.1943):黒いアネモネ
ピエール・マックス・デュボワ(1930-1995):9つの小品
イダ・ゴトコフスキー(b.1933):協奏的変奏曲
アレクサンドル・タンスマン(1897-1986):組曲
シャルル・ケクラン(1867-1950):3つの小品
ジョン・スタインメッツ(b.1951):練習曲第5番
マーカス・カール・マロニー(b.1976):輝き
オレグ・ミロシュニコフ(b.1925):スケルツォ |
アン・シューメイカー(Fg)
カエ・ホソダ=エアー(Pf) |
フランス音楽を中心とした軽妙洒脱なファゴット作品集!
録音:2016年7月[68:11]
アン・シューメイカーはアメリカの若手バスーン奏者でアメリカ国内はもとよりヨーロッパ、日本を含むアジアでソリストとして活躍している。
このアルバムは彼女のファーストCDで彼女の趣味を反映してデュボワ、タンスマン、ケクランを中心に近代フランスの特に新古典主義の影響を受けた作品が選ばれている。いずれもバスーンの音色と機能を生かした軽妙洒脱な作品ばかりで楽しい内容。シューメイカーの鮮やかなテクニックと瑞々しい音楽性が聴きどころ。
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「ショパン:後期マズルカ集」
マズルカ 嬰ハ短調Op.41-1/マズルカ ホ短調Op.41-2/
マズルカ ロ長調Op.41-3/マズルカ 変イ長調Op.41-4/
マズルカ イ短調 KK.IIb-4/
マズルカ イ短調 KK.IIb-5「エミール・ガイヤール」/
マズルカ ト長調Op.50-1/マズルカ 変イ長調Op.50-2/
マズルカ 嬰ハ短調Op.50-3/マズルカ ロ長調Op.56-1/
マズルカ ハ長調Op.56-2/マズルカ ハ短調Op.56-3/
マズルカ イ短調Op.59-1/マズルカ 変イ長調Op.59-2/
マズルカ 嬰ヘ短調Op.59-3/マズルカ ロ長調Op.63-1/
マズルカ ヘ短調Op.63-2/マズルカ 嬰ハ短調Op.63-3/
マズルカ イ短調Op.67-4/マズルカ ト短調Op.67-2/
マズルカ ヘ短調 |
トッド・クロウ(ピアノ) |
ベテラン、トッド・クロウの味わい深いショパン:マズルカ集!
録音:2017年6月 ニューヨーク州ポキプシー,DDD、73'24
MSRレーベル初期から継続して録音している米国のピアニスト、トッド・クロウによるショパンのマズルカ集。
トッド・クロウはカリフォルニア州サンタバーバラの生まれ。カリフォルニア大学とジュリアード音楽院を修了。1980年代から北米や欧州で活躍している。
派手に弾きまくることなくじっくり聞かせるタイプのピアニストで、誠実な音楽が好ましい。
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「故郷からの情景」〜コロラドの作曲家によるクラリネット作品集
エミリー・ラザーフォード(b.1993):3つの詩曲(2012)
コナー・アボット・ブラウン(b.1988):初冬の頂き(2015)
デイヴィッド・ムリキン(b.1950):古風な組曲(2016)
アンドリュー・ハラデイ(b.1982):
われらのアスペン・グローヴからの5つの情景(2008)
グレッグ・サイモン(b.1985):5つの蘭(らん) |
ケラン・トゥーイ(Cl)
スヨン・キム(Pf) |
録音:2016年3月 [54:43]
コロラドはアメリカ中西部に位置する州であり、南北をロッキー山脈が貫く山岳地帯として豊かな自然でも知られる。
作曲者はいずれもコロラド出身かコロラドで学び、現在この地を拠点に活動している。ここに収められた作品はいわゆるヨーロッパやアメリカ東海岸流の前衛楽派とは一線を画し、ロッキーの雄大な自然の影響を受けたロマンティックな作風の曲が多いのが特徴。若輩24歳のエミリー・ラザーフォードによる「3つの詩曲」はややコープランドを思わせるもののコロラドの秋の訪れを描いたメランコリックな佳品。
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ハンプソン・シスラーの組曲
ハンプソン・シスラー(b.1932):
(1)《家族の記念日》組曲
(母の日/父の日/子供たちへのお祝い/
祖父母へのあいさつ)
(2)《ポピュラーな宗教記念日》組曲
聖燭節(2/2)/聖バレンタイン日(2/14)/
聖パトリックの祝日(3/17)/
自然のアッシジの聖フランチェスコ/諸聖人の日(11/1) |
マイケル・ケーニグ(Org) |
録音:2017年2月 [48:17]
ハンプソン・シスラーはアメリカの作曲、音楽教育界に大きな足跡を残した作曲家で作品は100曲を超える多作家。
オルガンのための組曲《家族の記念日》は家族のプライベートな記念日を描いたものだが、3曲目の「子供たちへのお祝い」ではなんと日本の童謡「めだかの学校」が引用され、そのメロディによるパラフレーズが行われる。グランド・オルガンで演奏しているものの、昔の日本の小学校で足踏み式オルガンを聴いているような懐かしさを感じる一枚。
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ニコール・チェンバレン(b.1977):フルート作品集
「3-9ライン」〜フルートとピアノのための
「ミンタカ」〜3つのフルートのための
「リリプティアン」〜フルートとミュージック・ボックスのための
「共謀して」〜2本のフルート
「窒息」〜無伴奏フルート
「おしゃべり」〜2本のフルート
「スモーガスボード」〜フルートとピッコロのための
「濾過」〜3本のフルート |
メアリー・マシューズ(Fl)
ニコール・チェンバレン(Fl)
マシュー・アンジェロ(Fl)
ジェシカ・ナイルズ(Pf) |
録音:2017年7-11月 [45:21]
ニコール・チェンバレンは作曲家、フルーティスト。作曲家としては2010年にアトランタ歌劇場で《スクラブ・ダブ・ロウ》が聴衆賞を受賞。その後、同劇場の委嘱による子供のためのオペラ《うさぎの物語》が好評を得ている。
このディスクは彼女のフルート・アンサンブルのための作品が収められており、いずれも民族音楽の影響を受けた詩的でロマンティックな音楽。
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ローウェル・リーバーマン(b.1961):ピアノ作品集Vol.3
夜想曲集(第8番、第9番、第10番、第11番)
シューベルトの主題による変奏曲
2つの即興曲
ピアノ・ソナタ第3番 |
デイヴィッド・コレヴァー(Pf) |
録音:2017年7月 [68:28]
ローウェル・リーバーマンはジュリアード音楽院でデイヴィッド・ダイアモンドとヴィンセント・パーシケッティに作曲を師事。伝統的な調性と無調を組み合わせた作風と堅固な形式でアメリカでは高く評価されている。
このディスクは彼の3枚目となるピアノ作品集(第1集、第2集はKOCHから出ていた)。夜想曲はいずれも調性で書かれた親しみ易い内容。シューベルトの主題による変奏曲は有名な「野ばら」の旋律が複調や無調的に変奏される。ピアノ・ソナタ第3番は無調を基調とした堂々たる作品。
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ポール・リール、協奏曲とピアノ・ソナタ
ポール・リール(Paul Reale, b.1943):
(1)協奏曲「怒りの日」
〜ピアノ・トリオとウィンド・アンサンブルのための
(2)ピアノ・ソナタ第7番「来たれ創造の主たる精霊よ」
(3)ピアノ・ソナタ第8番「狂気の勝利」 |
(1)ミレクール三重奏団
デイヴィッド・ウィトウェル(指揮)
カリフォルニア州立大学ウィンド・アンサンブル
(2)ポール・リール(Pf)
(3)ワルター・ポンセ(Pf) |
録音:(1)1982年12月、(2)1997年3月、(3)2013年1月 [56:33]
ポール・リールはコロンビア大学で英文学と科学を学んだ後、作曲に転向。ペンシルベニア大学でジョージ・ロックバーグとジョージ・クラムに師事し作風が異なる二人から多大な影響を受けた。
協奏曲《ディーズ・イラエ》はピアノ三重奏(Vn,Vc,Pf)とウィンド・アンサンブルのための曲で調性を基本に書かれた抒情的な音楽。ピアノ・ソナタは二曲ともラテン語の典礼文からインスパイアされた曲で調性、モード、無調を折衷した語法で書かれている。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
CEMBAL D′AMOUR
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モルデカイ・シェホリのライヴ録音3タイトル!
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「モルデカイ・シェホリ/アーリー・イヤーズ」
〜ベートーヴェンVol.3
ベートーヴェン:
(1)ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
(2)ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58 |
モルデカイ・シェホリ(Pf)
クレイトン・ウェスターマン(指揮)
ハンター交響楽団 |
録音:(1)1970年5月19日エルサレム・ベートーヴェン・コンクール優勝演奏会(ライヴ)、(2)1977年12月5日ニューヨーク(ライヴ)/[53:10] ADD
レーベル創始者であるピアニスト、モルデカイ・シェホリは1946年テル・アヴィヴ出身。ミンドゥル・カッツに師事した後、ジュリアード音楽院で学ぶ一方、パメラ・フランクの父クロード・フランクからも教えを受けています。
現在はニューヨークを中心に活動する、知る人ぞ知る名ピアニストです。レパートリーはバロックから20世紀音楽までと幅広く、このレーベルでは自身の演奏のリリースの他、恩師カッツやハイフェッツ、チェルカスキー、シェリングなどシェホリがその音楽性に共感する歴史的名演奏家の録音の復刻も行っています。
このディスクは彼が得意とするベートーヴェンの録音シリーズの第3弾。いずれも職人気質とでも形容したくなるような安定した技術と奇を衒わない彼の音楽性は意外にも多くのファンに支持され、毎回リリースが待たれていました。
70年代の録音とはいえ、いささか音質は古めかしい(ADD)のですが、演奏自体は大変よいものです。
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「モルデカイ・シェホリ〜ニューヨーク・コンサート
Vol.12」
ヘンデル:シャコンヌ ト長調G229
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」Op.31-2
ショパン:舟歌Op.60、ポロネーズOp.44
シューベルト(リスト編):セレナード
リスト:伝説第2番「波の上を歩くパオラの聖フランシスコ」 |
モルデカイ・シェホリ(Pf) |
録音:1993年6月2日カーネギー・ワイル・リサイタル・ホール(ライヴ)/[66:51]
DDD
シェホリが47歳の時にカーネギー・ホールのリサイタル・ホールで行ったライヴ。
得意とするベートーヴェンのソナタを中心に置き、周りにバロックからロマン派までの小品を散りばめたバラエティ溢れる内容。ヘンデルの技巧的で華やかなタッチ、ベートーヴェンの「テンペスト」で見せる真摯な音楽性、ショパン、シューベルトで聴かせる豊かな歌謡性など、シェホリの様々な顔を知ることができる一枚。
なお録音データには録音年月日は同一の日付、DDDとの表記がありますがトラックによって音質およびピアノのコンディションに若干のばらつきがあることを予めご承知おき下さい。
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「モルデカイ・シェホリ〜ニューヨーク・コンサート
Vol.13」
J.S.バッハ:協奏曲第3番ニ短調BWV974
(マルチェロのオーボエ協奏曲による)
モーツァルト:自動オルガンのためのアンダンテKV616
モーツァルト:アダージョKV540
モーツァルト:ロンドKV.485
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op.2-2
ショパン(リスト編):6つのポーランドの歌 |
モルデカイ・シェホリ(Pf) |
録音:1991年6月12日カーネギー・ワイル・リサイタル・ホール(ライヴ)/[65:03]
ADD
上記Vol.12同様、ニューヨーク、カーネギー・リサイタル・ホールでのライヴ。
プログラムの構成はベートーヴェンのソナタを中心に据え、周りをバロックからロマン派の小品で固めるやり方は前回と同じ。
あくまでピアノ曲として充分に楽器を鳴らした歌心あふれるバッハ、丁寧に弾き込んだ愛らしいモーツァルトの小品、端正なベートーヴェンの初期ソナタ、華麗でヴィルトゥオジティ満載のリスト編ショパンの「6つのポーランドの歌」まで多彩なプログラム。
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エレクトレコード・東武ランドシステム共同制作
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クリュイタンスのフランク
ブカレスト(ジョルジュ・エネスコ国際音楽祭)ライヴ!
フランク:交響曲ニ短調 |
アンドレ・クリュイタンス(指揮)
ルーマニア放送交響楽団 |
こんなライヴがあったのか!アンドレ・クリュイタンスのフランク:交響曲ニ短調、ブカレスト(ジョルジュ・エネスコ国際音楽祭)ライヴ!モノラルながら音質良好!!
録音:1964年9月18日Casa Scanteii - Sala
de marmura(ライヴ)、モノラル/演奏タイミング:[16:38][9:35][10:06]
驚愕のライヴが登場です!
クリュイタンスが単身ルーマニアを訪問し、エネスコ音楽祭に参加、現地のルーマニア放送響に客演してのフランク。文字通り巨匠の18番レパートリーです。残念なことにモノラルですが、フランス国立放送響とのスタジオ録音(1953年3月)、ルガノ放送響とのライヴ(1965年4月)に比しても音質は優れております。
意識的に早めのテンポを採用したクリュイタンスのハイテンション振りが凄まじい名演。上品典雅なだけではないスケールの大きな豪快な演奏となっております。
ルーマニア放送響の音色はラテンの特徴が高いものです。弦楽器は流麗そのもの。第二楽章における情熱的なうねり。フルートの歌い方の巧みな遊びは特筆すべきものがあり、オーボエの鄙びた香りにも涙が出そうです。
1964年と言えばパリ音楽院管との日本ツアーを行ったクリュイタンスの全盛期です。収録分数が短いために(前プロのエネスコ:狂詩曲第2番、ラロ:スペイン交響曲=イオン・ヴォイク独奏、ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番=ラドゥ・アルドゥレスク独奏の録音が現存せず)
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SOMM
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SOMMCD264
\2400→\2190 |
キャスリーン・フェリアー:Remembered
BBC放送アーカイヴ音源&ケネス・リーチ・コレクション
1.シューベルト(1797-1828):ミューズの息子
D764/
2.シューベルト:さすらい人の夜の歌 II D768/
3.ブラームス(1833-1897):日曜日 Op.47-3/
4.ブラームス:ことづて Op.47-1/
5.ブラームス:ナイチンゲール Op.97-1/
6.ヴォルフ(1860-1903):メーリケ歌曲集 第15番「旅路にて」/
7.マーラー(1860-1911):原光/
8.シューベルト:笑いと涙 D777/
9.シューベルト:ズライカ II D717/
10.ブラームス:われらはさまよい歩いた Op.96-2/
11.ブラームス:ことづて Op.47-1/
12.ブラームス:湖上で Op.59-2/
13.ブラームス:花たちはみな見つめる Op.96-3/
14.ブラームス:狩人 Op.95-4/
15.ブラームス:マゲローネのロマンス Op.33
第9曲「憩え、いとしい恋人」/
16.シューベルト:ズライカ I D720/
17.シューベルト:ロザムンデのロマンス「満月は丘の上に輝き」D797/
18.シューベルト:憩いなき愛 D138/
19.シューベルト:歌曲集「冬の旅」D911-第6曲「あふるる涙」/
20.シューベルト:若い尼僧 D828/
21.スタンフォード(1852-1924):美しいけれど無慈悲な乙女/
22-24.ラップラ(1901-1986):3つの詩篇 Op.61/
25.ジェイコブソン(1896-1976):雅歌/
26.バリー(1848-1918):愛はバブル Op.152-3 |
キャスリーン・フェリアー(コントラルト)/
フレデリック・ストーン(ピアノ)…1-7.12-25/
ブルーノ・ワルター(ピアノ)…8-11./
ジェラルド・ムーア(ピアノ)…26 |
録音 1948年4月26日 BBC Maida Vale Studio
V, London, UK…1.2/1949年8月12日 Concert
Hall, Broadcasting House, London, UK…3-6/1950年9月28日…7/1951年3月9日
BBC Studio 1, 5 Queen Street, Edunburgh,
UK…8-11/1952年2月4日 Concert Hall, Broadcasting
House, London, UK…12-15/1952年9月29日 BBC
Maida Vale Studio 2, London, UK…16-20/1948年2月16日
BBC Maida Vale Studio V, London, UK…21/1947年3月1日
BBC Maida Vale Studio V, London, UK…22-25
20世紀を代表する名歌手、キャスリーン・フェリアー。このアルバムにはBBC放送のアーカイヴ音源と、エンジニア、ケネス・リーチによって1930年代から50年代にかけて録音されたコレクションからの歌曲が収録されています。
リーチが録音した音源は残念ながらDECCAの基準には合わなかったのですが、このアルバムではサウンド・エンジニアのテッド・ケンダルの手によって最上の響きが与えられています。
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ビーチャム・コレクション
1937-1956
愛情と敬意あふれるSOMMのビーチャム・コレクション
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SOMMBCHM11
\2400→\2190 |
ビーチャム・コレクション-
ベートーヴェン(1770-1827):荘厳ミサ曲 ニ長調
Op.123
1.キリエ/2-4.グローリア/5-7.クレド/
8-9.サンクトゥス/10-11.アニュス・デイ |
イゾベル・ベイリー(ソプラノ)/
メアリー・ジャード(コントラルト)/
ヘドル・ナッシュ(テノール)/
キース・ファルクナー(バリトン)/
H・パーシー・リチャードソン(オルガン)/
トーマス・ビーチャム(指揮)/
リーズ音楽祭合唱団/
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 |
録音 1937年10月5日 ライヴ/Leeds Town Hall,
Columbia, United States
1937年、リーズ音楽祭で行われたライヴ録音。“ベートーヴェンの高揚感とビーチャムのインスピレーションが連動した素晴らしい演奏”と当時のGramophone
magazineで絶賛された演奏です。
ベイリーをはじめとしたソリスト、合唱団も美しい歌唱を聴かせています。
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SOMMBCHM14
(2CD)
\3800→\3490 |
ビーチャム・コレクション-
スメタナ(1824-1884):歌劇《売られた花嫁》ドイツ語歌唱
【CD1】
1.序曲/2-13.第1幕
【CD2】
1-7.第2幕/8-15.第3幕 |
ヒルデ・コネツニ(ソプラノ)/
リヒャルト・タウバー(テノール)/
フリッツ・クレン(バス)/
ハインリヒ・テスマー(テノール)/
メアリー・ジャード(メゾ・ソプラノ)/
アーノルド・マターズ(バス)/
マルコ・ロートミュラー(バリトン)/
ザビーネ・カルテル(メゾ・ソプラノ)/
ステラ・アンドレーヴァ(ソプラノ)/
ゲルハルト・ヒンツェ(ヴォーカル)/
グレアム・クリフォード(バリトン)/
トーマス・ビーチャム(指揮)/
コヴェント・ガーデン王立歌劇場合唱団/
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 |
録音 1939年5月1日 ライヴ/Royal Opera House,
Covent Garden, London
幅広いレパートリーを持つビーチャムは、イギリス作品だけでなく、ロシアや東欧の作品も数多く手がけました。
このスメタナ「売られた花嫁」は当時の慣習に倣い、チェコ語ではなくドイツ語で歌われましたが、作品の雰囲気は的確に伝わります。コネツニ、タウバーなど歌手も強力です。
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SOMMBCHM22
\2400→\2190 |
ビーチャム・コレクション - エルガー:エニグマ変奏曲
1.ボッケリーニ:交響曲 ニ長調 Op.43 G521/
2-7.モデスト・グレトリ:歌劇「ゼミールとアゾール」/
8.リスト:ローレライ S273/
9.フランク:交響詩「呪われた狩人」/
10-25.エルガー:エニグマ変奏曲 Op.36 |
トーマス・ビーチャム(指揮)/
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 /
ロジーナ・ライスベック(ソプラノ)…8/
アラン・シヴィル(ホルン)…9 |
録音 1956年8月23日 Usher Hall, Edinburgh
Festival, United Kingdom…1-7/1954年11月22日
St. Cecilla's Day Concert, Royal Festival
Hall, London, United Kingdom…8-25
このアルバムに収録されているのは、ビーチャムが得意としていたレパートリー。ボッフランクの「呪われた狩人」など珍しい作品も含まれています。
中でも「エニグマ変奏曲」は特別な意味を持つ曲で、作曲者エルガーと強い信頼関係にあったビーチャムならではの熱演となっています。
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SOMMBCHM25
\2400→\2190 |
ビーチャム・コレクション-
リスト(1811-1886):ファウスト交響曲 S108/R425
1.第1楽章:ファウスト/2.第2楽章:グレートヒェン/
3.第3楽章:メフィストフェレス/4.第4楽章:終景の合唱 |
アレクサンダー・ヤング (テノール)/
トーマス・ビーチャム(指揮)/
ビーチャム・コーラル・ソサイエティ/
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 |
録音 1956年11月14日 ライヴ/Royal Festival
Hall, London, United Kingdom
1956年のライヴ。当時の優れたエンジニア、ゲイリー・ムーアによる録音は、会場の興奮を的確に伝えます。
ビーチャムはこの曲を気に入っており、ライヴの1週間後に同じソリストと合唱団を伴いBBC交響楽団と再び演奏、そして更にはEMIへ録音するという熱の入れようでした。渾身の演奏です。
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SOMMBCHM32
\2400→\2190 |
ビーチャム・コレクション -
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付」他
1.ベルリオーズ:序曲「海賊」Op. 21/
2.グリーグ:古いノルウェーの歌と変奏 Op.
51(管弦楽版)/
3.ダンディ:魔法に掛けられた森 Op. 8/
4-6.サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調
「オルガン付き」 Op. 78 |
トーマス・ビーチャム(指揮)/
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 …1.2/
BBC交響楽団…3/
トム・マッコール(ピアノ)…2/
ダグラス・ガムレイ(ピアノ)…2/
デニス・ヴォーン(オルガン)…4-6 |
録音 1951年3月7日 Royal Albert Hall, England,
United Kingdom…1/1955年11月27日 Royal Festival
Hall, England, United Kingdom…2/1951年10月21日
Studio broadcast performance, BBC Maida Vale
Studios, London, United Kingdom…3/1954年10月20日
Royal Festival Hall, England, United Kingdom…4-6
ビーチャムは1913年6月2日にサン=サーンスの前で「交響曲
第3番」を演奏するほど、フランス音楽にも愛着を抱いていました。
彼は定期的にフランス音楽をコンサートで演奏し、その魅力を広く伝え、レパートリーの中にはベルリオーズの「海賊」序曲など珍しい作品も含まれています。
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4/19(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
SUPRAPHON
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コジェナー、コール・ポーターを歌う
(1)Just One Of Those Things/
(2)Always True To You In My Fashion/
(3)It's Allright With Me/
(4)My Heart Belongs To Daddy/
(5)Let's Misbehave/(6)Love For Sale/
(7)I've Got You Under My Skin/
(8)Miss Otis Regrets/
(9)What Is This Thing Called Love/
(10)Begin The Beguine/(11)You're The Top/
(12)You'd Be So Nice To Come Home To/
(13) Let's Do It/(14) Night And Day/
(15) Ev'rytime We Say Goodbye |
マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ)
(5)(11)オンジェイ・ハヴェルカ、
ヴォイチェフ・ハヴェルカ、
シチェパーン・ヤノウシェク
(ヴォーカル)
ほか |
宝物にしたくなるアルバム!!あのコジェナーが「ビギン・ザ・ビギン」を熱唱!
録音:2017 年6 月15-20 日/チェコ放送スタジオA(プラハ)/54’
57”、ディジパック仕様
今や世界最高の歌手のひとりマグダレーナ・コジェナーが、故郷のチェコで興味津々の録音を行いました。何とコール・ポーター(1891-1964)
のヒット・ソングを集めたアルバム。
「ビギン・ザ・ビギン」や「ナイト・アンド・デイ」など人気ナンバーをはじめ全15
曲をラトル仕込み(?) の美しい英語で歌唱。それもオペラ風に絶唱するのではなく、戦前のモノクロ映画もしくはSP
蓄音器から聴こえてくるような、古き良き時代の雰囲気でじっくり歌っていて絶品。伴奏も戦前の楽団を研究し、その奏法や響きを再現しているのも注目。なんとも味わい深いアルバムとなりました。
コジェナーは学生時代にポーターの音楽に魅せられ、彼の同時代の伝説的なジャズの大物たちの録音を愛聴、現在まで崇拝が続いているとのこと。それほど熱愛しながらこれまで歌わなかったのは、クラシックの訓練を受けた声楽家が手掛けると、何かが足りないと感じてきたからだと本人が述べています。
ところが、フレデリカ・フォン・シュターデの歌うポーターを聴き、彼女が自分のスタイルを崩すことなく魅力的で一味違う世界を築いているのに目を開かされ、自分流のポーターを歌おうと決意しました。
コジェナーはそのためフレージングのとり方からマイクを使ったデリケートな歌い方などを勉強し、できる限り自然な仕上がりを目指したとされます。その結果、どの歌手からも聴いたことのない極上のポーターの世界が実現、宝物にしたくなるアルバムの登場です! |
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ANALEKTA
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カナダ、オタワのナショナル・アーツ・センター管弦楽団
《新世界交響曲》ニュー・ワールド
アナ・ソコロヴィチ:黄金のまどろみが君の瞳にキスをする*
ドヴォルザーク:交響曲第9番 Op.95 《新世界より》 |
アレクサンダー・シェリー(指揮)
ナショナル・アーツ・センター管弦楽団
デイヴィッド・D.Q.リー(カウンターテナー)*
カンタータ・シンガーズ・オヴ・オタワ*
キャピタル・チェンバー・クワイア*
エヴァシュコ・シンガーズ* |
ズーカーマンからタクトを譲り受けたシェリー!カナダNAC管による「新世界より」!
☆カナダのナショナル・アーツ・センター管新録音!
☆「新世界」をテーマに、ドヴォルザークの「新世界より」とセルビア出身の作曲家アナ・ソコロヴィチの音楽をカップリング!
カナダ、オタワのナショナル・アーツ・センター管弦楽団(NAC管)の新録音。2015年から、ピンカス・ズーカーマンより音楽監督の職を引き継ぎ、精力的に演奏・録音活動を行っているアレクサンダー・シェリーのドヴォルザーク「新世界より」が登場!
この「ニュー・ワールド」では、「"旧世界"の作曲家によって"新世界"で書かれた作品」をテーマに、ドヴォルザークがアメリカ滞在中に書いた交響曲第9番「新世界より」と、アナ・ソコロヴィチの「黄金のまどろみが君の瞳にキスをする」をカップリング。
アナ・ソコロヴィチは、セルビア(旧ユーゴスラビア)出身、現在はモントリオールを中心に活動し、カナダで様々な賞を受賞している女流作曲家。
「黄金のまどろみが君の瞳にキスをする(Golden
slumbers kiss your eyes…)」は、マザー・グース(伝承的童話)からタイトルが取られ、子供時代をテーマに、様々な国、様々な時代を描いた作品。6つの言語(フランス語、英語、イタリア語、セルビア語、ドイツ語、ラディーノ語)による伝承詩をテキストに、韓国出身カナダで活躍するカウンターテナーのデイヴィッド・D.Q.リーや、カナダの合唱団が歌います。
※録音:2017年5月30日−31日、サウザン・ホール、ナショナル・アーツ・センター(カナダ)

ズーカーマンもナショナル・アーツ・センター管とこんなアルバム出してました。 |
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ズーカーマンヴァイオリン&指揮
ブラームス:二重協奏曲/交響曲第4番
ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調
Op.102
交響曲第4番ホ短調 Op.98 |
ピンカス・ズーカーマン
(ヴァイオリン&指揮)
アマンダ・フォーサイス(チェロ)
カナダ・ナショナル・アーツ・センター管 |
ズーカーマン夫妻、ブラームスの二重協奏曲!
イスラエル出身の巨匠、ピンカス・ズーカーマンが、カナダのAnalektaに登場!
カナダのナショナル・アーツ・センター管弦楽団を振ったブラームスの交響曲第4番、そして同オーケストラの首席チェロ奏者を務めるアマンダ・フォーサイスとの二重協奏曲を収録。夫妻の息のあった濃密なる「ドッペル・コンチェルト」はさすがの完成度です!
録音:2014年11月26日−27日(交響曲第4番)&2015年2月4日−5日(二重協奏曲)、サウサム・ホール(カナダ・ナショナル・アーツ・センター) |
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AVIE
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ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ
ト長調 HWV.358、ニ短調 HWV.359a、
イ長調 HWV.361、ト短調 HWV.364a、
イ長調 HWV.372、ホ長調 HWV.373、
ト短調 HWV.368、ヘ長調 HWV.370、
ニ長調 HWV.371 |
ブルック・ストリート・バンド
〔レイチェル・ハリス(ヴァイオリン)、
タッティ・テオ(バロック・チェロ)、
キャロリン・ギブリー(チェンバロ)〕 |
ヘンデルのスペシャリスト、ブルック・ストリート・バンド!ヘンデルの多彩なヴァイオリン・ソナタ集!
☆イギリスが誇る一流ヘンデル・アンサンブル、「ブルック・ストリート・バンド」!
☆レイチェル・ハリスが弾く、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集!
ブルック・ストリート・バンドは、1996年にバロック・チェリストのタッティ・テオによって設立された女流ピリオド楽器アンサンブル。バンド名の「ブルック・ストリート」は、ヘンデルがロンドン時代に暮らし、そして多くの傑作を生み出した通りの名前からとられており、ヘンデルの未出版作品の校訂やチェロ作品の研究家としても活躍するタッティ・テオの下、世界一流のヘンデル・アンサンブルとして活動しています。
ヘンデルの"小編成版"「水上の音楽」(AV
0028)で衝撃的なレコーディング・デビューを果たし、その後もリコーダー・ソナタから編曲したチェロ・ソナタ集(AV
2118)や複数のトリオ・ソナタ集など、秀逸なヘンデル・アルバムの数々が高く評価されているブルック・ストリート・バンド。記念すべき10枚目のレコーディングとなるのは、ヘンデルの「ヴァイオリンと通奏低音のための9つのソナタ集」。ドイツ生まれのヘンデルが、イタリアを巡り、イギリスに帰化した後年まで、様々な年代に作曲してきた多様な作風のヴァイオリン・ソナタを、エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団やフロリレジウム、セント・ジェームズ・バロックなどでヴァイオリンを弾いてきたレイチェル・ハリスが華麗に弾きこなします。
※録音:2018年1月23日−26日、オックスニード・ホール(グレート・バーン、イギリス)

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RUBICON
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ライフ・フォース 〜 トロンボーンのための作品集
フォーレ:夢のあとに
シューマン:幻想小曲集 Op.73
ラフマニノフ:チェロ・ソナタより 第3楽章
グラーフェ:トロンボーン協奏曲
ブルッフ:コル・ニドライ
ブラームス:4つの厳粛な歌
プライヤー:愛の想い |
ピーター・ムーア(トロンボーン)
ジェームズ・ベイリュー(ピアノ) |
弱冠18歳でLSOの副首席トロンボーン奏者に就任!英国の天才ピーター・ムーアのデビュー・アルバム!
2008年、12歳にして「BBCヤング・ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤー賞」に輝き、2014年には弱冠18歳でロンドン交響楽団の副首席トロンボーン奏者に就任。2015年にはBBCラジオ3の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト・スキーム」に、さらには2018/19シーズンの「ECHOライジング・スター」に選出されるなど、すでに世界有数のトロンボーン奏者としての風格を漂わせているピーター・ムーアのデビュー・アルバム「ライフ・フォース(生命力)」がルビコン(Rubicon)から登場!
この「ライフ・フォース」は、ピーター・ムーアの芸術性と並外れた才能の素晴らしいポートレートであり、ダヴィッドやザクセと並ぶ重要作であるグラーフェの「トロンボーン協奏曲」や、シューマンの「幻想小曲集」、プライヤーの「愛の想い」など、ムーア自身がアーティストとして成長する中で重要な役割を果たしてきた作品が並べられています。
世界中の金管楽器、トロンボーン関係者が注目するピーター・ムーアが送り出す本格的なソロ・デビュー・アルバムは話題必至です!
※録音:2017年10月、イギリス

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TACTUS
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ボッティーニ&ロッラ:
様々な楽器とオーケストラのための協奏曲集
ボッティーニ:ピアノ協奏曲、クラリネット協奏曲
ロッラ:ヴィオラ協奏曲 |
ジャンニ・ビッキエリーニ(ピアノ)
レモ・ピエリ(クラリネット)
トマソ・ヴァレンティ(ヴィオラ)
ジャンパオロ・マッツォーリ(指揮)
ルッカ・ルイジ・ボッケリーニ音楽院管弦楽団 |
マリアンナ・ボッティーニ&アレッサンドロ・ロッラ。ロマン派時代のイタリアにおける"器楽"のための協奏曲集!
19世紀初期のイタリアで活躍した2人の作曲家、マリアンナ・ボッティーニ(1802−1858)と、アレッサンドロ・ロッラ(1757−1841)の様々な楽器のための協奏曲集。
トスカーナ州北西部の都市ルッカに深い縁があるマリアンナ・ボッティーニは、1823年には著名な政治家であるロレンツォ・ボッティーニ侯爵と結婚する以前、13歳から20歳の間にかけてその作品の大半を作曲したことでも知られています。
ちなみにジャケットの女性がボッティーニ。
当時のイタリアにおける屈指のヴィオラ&ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾとして、そしてパガニーニの師としてその名を知られているアレッサンドロ・ロッラ。
代表作である「ヴィオラ協奏曲」は、ヨーロッパの伝統的な作曲技法と、イタリアのベルカントが同居する、初期ロマン派の秀作です。
※録音:2016年5月、ルイジ・ボッケリーニ音楽院大講堂(ルッカ、イタリア)

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ハープ四重奏のための作品集
メッシエーリ:ホット・ストリングスII
テナン:青の戯れ
パゴット:エキ・ダッラ・ノッテ
パヴァン:島IV
バローニ:目覚め
スカンナヴィーニ:ホシウ
メッシエーリ:大地 |
アドリア・ハープ四重奏団
〔クリスティアーナ・パッセリーニ(ハープ)、
クリスティーナ・センタ(ハープ)、
アンジェリカ・フェッラーリ(ハープ)、
ニコラ・ヴェンドラミン(ハープ&フルート)〕 |
現在も活躍中のイタリア人作曲家たちによって2014年から2016年にかけて作曲された「ハープ四重奏」のための作品集という、タクトゥス(Tactus)ならではのユニークなプログラム。
アドリア・ハープ四重奏団は、アドリア音楽院「アントニオ・ブッツォッラ」のハープ科教授を務めたクリスティアーナ・パッセリーニのプロジェクトとして2012年に結成されました。
ハープ四重奏のための新作委嘱に積極的に取り組んでおり、多くの世界初演を行っています。
※録音:2016年、モドゥラブ・レコーディング・スタジオ(ボローニャ、イタリア)

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ENSEMBLE MODERN
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EMCD-037/38
(2CD)
¥4800
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アンサンブル・モデルン
「どこから?どこへ?」〜神話、民族、アイデンティティ
CD1)
(1)パヴェウ・ヘンドリヒ(b.1979):
セディメトロン〜アンドレイ・クロペツキの追憶に(2012)
(2)ニナ・シェンク(b.1982):「20 in 5」(2012)
(3)ユディット・ヴァルガ(b.1979):エンティタス(2012)
(4)クリスタプス・ペーテルソンス(b.1982):導かれた金(2012)
CD2)
(5)マテイ・ボニン(b.1986):カレイドスコープ(2012)
(6)フランティシェク・チャロウプカ(b.1981):
《マシンガン》〜7つのリチュエル(2012)
(7)ヤニス・ペトラスケヴィチ(b.1978):ダーク・ルーム(2012)
(8)アンドリス・ジェニティス(b.1978):ラトヴィアの料理本(2011/12) |
アンサンブル・モデルン
(1)(5)(6)(8)
ペーター・エトヴェシュ(指揮)
(2)(4)アヌ・タリ(指揮)
(3)(7)クレメンス・ハイル(指揮) |
ペーター・エトヴェシュ、アヌ・タリたちの指揮で聴く若手作曲家
録音:2013年(ライヴ)、CD1[67:58]、CD2[68:03]
1980年前後に生まれた若手作曲家たちのアンサンブルのための近作をペーター・エトヴェシュ、アヌ・タリたちの指揮で聴く2枚組セット。
アルバム・タイトルにある「神話、民族、アイデンティティ」とは出品作曲家たちの様々な民族、出自を表すと思われる。
ヘンドリヒはポーランド、シェンクとボニンはスロヴェニア、ヴァルガはハンガリー、ペーテルソンスとペトラスケヴィチとジェニティスはラトヴィア、チャロウプカはチェコの出身である。
それぞれの民族的、政治的、歴史的背景を現代音楽の技法でどのように表現しているかが聴きどころ。アンサンブル・モデルンの鮮烈で正確な演奏は相変わらずで楽しめる。 |
GENUIN
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「ムーキー・リー=メニューイン/ピアノ・リサイタル」
アルバン・ベルク(1885-1935):ピアノ・ソナタ(1909)
シューベルト(1797-1828):ピアノ・ソナタ第17番Op.53/D850
バルトーク(1881-1945):ルーマニア民族舞曲(1915)
エリック・タンギー(b.1968):トッカータ(2006) |
ムーキー・リー=メニューイン(Pf) |
韓国出身でジェレミー・メニューイン夫人のムーキー・リー=メニューイン、ピアノ・リサイタル!
録音:2017年6-7月メンデルスゾーン・サール,ライプツィヒ・ゲヴァントハウス,61:36
ムーキー・リー=メニューインは韓国出身の若手ピアニスト。その名前からわかるようにユーディ・メニューインの息子ジェレミー・メニューイン夫人。
イギリス王立ノーザン・カレッジ音楽院でマーガレット・フィンガーハット、ジョン・ダムゴーに師事した。ソリストとしてヨーロッパ、アジアを中心に盛んに活動しており、2003年に権威あるオーグスティヌス賞とヨハヒム王子・アレクサンドラ王妃国際賞を受賞している。繊細さの中に彼女のパッションの強さを感じさせる、芯あるクリアなタッチと若々しい音楽性が聴き手に爽やかな印象を与える。
後期ロマン派の様式で書かれたベルクのソナタ、瑞々しいシューベルト、そしてタンギーの奇知あふれるトッカータなど聴きどころ満載。
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STRADIVARIUS
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「バッハ:ソナタ・コンチェルタンテ」
J.S.バッハ:
フルート・ソナタ イ長調 BWV1032
フルート・ソナタ ロ短調 BWV1030
フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV1031
フルート・ソナタ ト短調 BWV1020(疑作) |
ルイーザ・セッロ(フルート)
ブルーノ・カニーノ(ピアノ) |
イタリアのフルート奏者、ルイーザ・セッロと巨匠ブルーノ・カニーノによるバッハのフルート・ソナタ集!
録音:2017年11月4,5日 イタリア ポルデノーネ,DDD、54'25
イタリアのフルート奏者、ルイーザ・セッロが、日本でもお馴染みのイタリアの大ベテラン・ピアニスト、ブルーノ・カニーノの伴奏でバッハのフルート・ソナタを演奏している。
ルイーザ・セッロはイタリア最北東部、スロヴェニアに近いウーディネの生まれ。短期間ミラノのスカラ座のフルート奏者を務めたこともあるが、その後はソリストとして国際的に活躍している。 |
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「コンメーディア!コンメーディア!」〜16、17世紀の様々な楽しい音楽
作者不詳(16世紀):大公のバッロとショルタ/
作者不詳(16世紀):どうなるのか、どうならないのか
ザネッティ:ラ・マントヴァーナ/
ジュゼッピーノ・デル・ビアド:逃げて逃げて/
カピローラ:フランス風パドアーナ/
ヴェッキ:出産をする時は/
バルベッタ:ベルガマスカ/
ウィラエルト:意地の悪い老婆たちよ/
作者不詳(16世紀):王のパドゥアーナ/
ウィラエルト:ああ私の甘い人生/
カローゾ:天のユリ/
アッザイオーロ:この道を通る者は/
ルイス・デ・ナルヴァエス:皇帝のカンツォーネ/
ルッフォ:ラ・ソ・ファ・レ・ミのカプリッチョ/
ジョスカン・デ・プレ:千々の悲しみ/
ホルボーン:選択/
アッザイオーロ:君に歌を歌ってほしい/
オルランド・ディ・ラッソ:私のいとしい人よ/
ジャヌカン:ある娘がいました/
モンティ:ラ・ロマネスカに基づく即興/
フェラーリ:恋する男たちよ、教えてあげよう/
ロック:アリアとサラバンダ/
カレスターニ:すっかり美しい娘さん/
作者不詳(17世紀):人生のパッサカリア |
アッカデミア・ストルメンターレ・イタリアーナ:
【エレナ・ベルトゥッツィ(ソプラノ)/ルイージ・ルポ(フルート)
ダヴィデ・モンティ(ヴァイオリン)/クラウディア・パゼット(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ベアトリーチェ・ポルノン(リュート,キターラ)/アルベルト・ラージ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)/
スビブ(打楽器)/ロレンツォ・バッソット(語り)】 |
録音:2017年2月21-24日,7月26,27日、DDD、63'26
イタリアの古楽アンサンブル、アッカデミア・ストルメンターレ・イタリアーナによるコンメーディア!コンメーディア!と題されたCD。16、17世紀の様々な楽しい音楽を集めている。
アッカデミア・ストルメンターレ・イタリアーナはヴェローナを拠点として活動し、1991年からアルベルト・ラージが音楽監督を務めている。
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「ファビオ・ニーダー(b.1957)作品集」
《スロヴェニア人が指を刺す》/
2枚の鏡/5つの初期のピアノ小品/
《天から上がって天使があなたのところへ来る》/
《あなたは私の息子ではないのか》/《絵》/
フンメル・ヴェルギスマイン歌曲/
《2003年-2013年5月27日ルチアーノ・ベリオ》/
《タタール人のペンタトニックな断片》/
愛の歌のための5つのスタンザ |
アルド・オルヴィエト(Pf)
ダリオ・サヴロン(Perc)
ルカ・リッチェリ&
アルヴィセ・ヴィドリン
(electronics) |
録音:2017年8月,74:39
ファビオ・ニーダーは作曲をルトスワフスキ、クラウス・フーバー、クセナキスらに師事。ピアニストとしても優れ、エリザベート・シュワルツコップ、アルフレッド・クラウスら往年の名歌手たちの伴奏者としても活躍した。また1990年代の終わりにルチアーノ・ベリオと出会い大きな影響を受けた。
彼の作風は調性、無調、電子音楽など様々な技法を折衷するが、一貫して沈黙と音の波紋を行き来する静かな佇まいを持っている。ウェーベルン、フェルドマン、サティ、ケージ、メディテーション・ミュージックが好きな人にお薦め。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
<国内盤>

4/18(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
OMNIA ARTISTS PRODUCTIONS
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オルハン・メメッドが奏でるチェンバロ演奏、
ルトベルク変奏曲!
J.S.バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲
BWV988 |
オルハン・メメッド(チェンバロ) |
多彩な才能の持ち主、オルハン・メメッドが奏でるチェンバロ演奏による極上のゴルトベルク変奏曲!
セッション録音:2006 年8 月/ヴィルクローズ(フランス)/ディジパック仕様、66’58”
チェンバロ/使用楽器:ギヨーム・ヘムシュ1763
年製作、グリュナーシュルムベルガー財団
アメリカ生まれでパリを拠点に活躍するチェンバリスト、ピアニストのオルハン・メメッドの自主レーベルからデビュー盤のゴルトベルク変奏曲が登場します。
現在ヨーロッパを中心に世界的な演奏活動を行っているメメッドは南カルフォルニア大学においてピアノとヴァイオリンを学び、音楽学をオックスフォード大学博士課程終了後、ユゲット・ドレフュス(1928-2016)に師事するためにパリへ拠点を移しました。その後はドレフュスから絶大なる信頼を得て、ドレフュスの秘蔵っ子として注目を集めております。
レパートリーの中でも最も得意とするゴルトベルク変奏曲。一音一音丁寧に紡ぎだされる洗練された演奏を聴くことができます。
下記、当演奏のトラック・タイムです。
アリア(3’ 46”)+第1変奏(2’ 04”)+第2変奏(1’
35”)+第3変奏(2’ 07”)+第4変奏(1’
06”)+第5変奏(1’ 48”)+第6変奏(1’34”)+第7変奏(2’
04”)+第8変奏(1’ 13”)+第9変奏(1’
47”)+第10変奏(1’ 44”)+第11変奏(1’
13”)+第12変奏(2’ 51”)+第13変奏(2’
30”)+第14変奏(2’ 20”)+第15変奏(4’
28”)+第16変奏(2’ 55”)+第17変奏(1’
05”)+第18変奏(1’ 37”)+第19変奏(1’
23”)+第20変奏(2’ 38”)+第21変奏(3’
07”)+第22変奏(1’ 32”)+第23変奏(1’
11”)+第24変奏(3’ 10”)+第25変奏(3’
38”)+第26変奏(1’ 19”)+第27変奏(2’
15”)+第28変奏(1’ 26”)+第29変奏(2’
25”)+第30変奏(1’ 04”)+アリア(ダ・カーポ)(2’
00”)= 66’ 58” |
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RMBP 02
(2CD)
¥4000
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J.S.バッハ(1685-1750):6つのパルティータ
BWV825-830
[CD1]
(1)パルティータ第1番 変ロ長調 BWV 825
(2)パルティータ第3番 イ短調 BWV 827
(3)パルティータ第6番 ホ短調 BWV 830
[CD2]
(4)パルティータ第5番 ト長調 BWV 829
(5)パルティータ第2番 ハ短調 BWV 826
(6)パルティータ第4番 ニ長調 BWV 828 |
オルハン・メメッド(チェンバロ) |
洗練された演奏。ドレフュスの秘蔵っ子、メメッドが奏でる6
つのパルティータ!
セッション録音:2011 年11 月13-15 日/ノルマンディー(フランス)/ディジパック仕様、Disc
1 70’15”、Disc 2 71’20”
チェンバロ/使用楽器:ジョン・フィリップ1997
年製作、A. ルッカースII&タスカン1646 年/1756
年モデル
このディスクはアメリカ生まれでパリを拠点に活躍するチェンバリスト、ピアニストのオルハン・メメッドによるバッハのパルティータ全曲、チェンバロによる演奏です。
現在ヨーロッパを中心に世界的な演奏活動を行っているメメッドは南カルフォルニア大学においてピアノとヴァイオリンを学び、音楽学をオックスフォード大学博士課程終了後、ユゲット・ドレフュス(1928-2016)に師事するためにパリへ拠点を移しました。その後はドレフュスから絶大なる信頼を得て、ドレフュスの秘蔵っ子として注目を集めております。メメッドらしく一音一音洗練された演奏を聴くことができます。
プロフィール
オルハン・メメッドは1992 年よりパリを拠点とし、ヨーロッパを中心に世界的な演奏活動を行っている。南カルフォルニア大学においてピアノとヴァイオリンを学び、音楽学をオックスフォード大学博士課程終了後、ユゲット・ドレフュスに師事するためにパリへ移り、チェンバロ科を優秀賞と満場一致での首席一等賞で卒業した。
演奏家として活動し始めた90 年代、オルハン・メメッドはオワゾーリール社の副社長、編集者でもあった。彼の出版の研究は初期イギリス鍵盤楽曲、18世紀フランス歌曲とマケドニア民族音楽を含んでいる。
1999 年南仏にあるヴィルクローズ音楽アカデミーのアーティストディレクターとしてマスタークラス、作曲法のワークショップ、音楽学会を10
年以上に渡り企画、監督した。
オルハン・メメッドは、プロデューサー、映像作家としてクリスタ・ルードヴィッヒ、ベッツィ・ジョラス、阿部圭子、ジェシー・ノーマンなどのアーティストのドキュメンタリーも製作している逸材。
植山けい チェンバロ バッハの魅力をチェンバロとピアノで愉しむ
「J.S.バッハ パルティータ」CD発売記念
2018年6月1日(金) 東京オペラシティ リサイタルホール
(1)ミニレクチャー 16:45開演
「バッハをチェンバロとピアノでどのように演奏するの?」ピアノとチェンバロ使用
(2)コンサート 19:00開演
パルティータ第1番、第5番(チェンバロ:植山けい)、パルティータ第3番、第4番(ピアノ:オルハン・メメッド)

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CHANNEL CLASSICS
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アムステルダム・シンフォニエッタ!
「弦楽合奏版」ブラームスの弦楽五重奏!
ブラームス:
弦楽五重奏曲第2番 長調 Op.111(弦楽合奏版)
バルトーク:
弦楽オーケストラのためのディヴェルティメント |
カンディダ・トンプソン
(ヴァイオリン&芸術監督)
アムステルダム・シンフォニエッタ |
☆オランダを代表する弦楽オーケストラ、アムステルダム・シンフォニエッタ!
☆定評のある「弦楽合奏版室内楽」の新たな録音は、ブラームスの弦楽五重奏曲第2番!
1988年に設立されたアムステルダム・シンフォニエッタはオランダ唯一のプロ弦楽オーケストラとして、1995年からコンサートマスター、2003年から芸術監督を務めるカンディダ・トンプソンの下、国際的に特別な地位を占めています。
これまで、チャイコフスキーやベートーヴェン、ショスタコーヴィチなど、様々な室内楽作品の"弦楽合奏版"の演奏&録音で人気を博してきたアムステルダム・シンフォニエッタの新たな録音は、ブラームスの弦楽五重奏曲第2番
Op.111の"弦楽合奏版"と、バルトークの弦楽オーケストラ作品をカップリング。
雄大な楽想に民族音楽的要素が取り入れられたブラームスとバルトークの作品を、オランダを代表する弦楽オーケストラが繊細に奏でます。

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NIFC
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ピリオドピアノで弾く"独奏版"ピアノ協奏曲!
クシシュトフ・クションジェク
ショパン:ピアノ協奏曲第2番(ピアノ独奏版)
ショパン:
バラード第2番ヘ長調 Op.38、
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21(ピアノ独奏版)、
4つのマズルカ Op.7、夜想曲第14番嬰ヘ短調
Op.48-2
クルピンスキ:
イタリアのポーランド軍の歌より
「ポーランドは未だ滅びず」の主題によるフーガとコーダ |
クシシュトフ・クションジェク
(ピリオド・ピアノ) |
NIFCの新たな楽器 ブッフホルツのレプリカでのショパン!ピリオドピアノで弾く"独奏版"ピアノ協奏曲!
☆ショパンと同時代の歴史的ピアノでショパンの作品を弾くNIFCの「リアル・ショパン・シリーズ」!
☆ショパン国際ピアノ・コンクールのセミ・ファイナリスト、クシシュトフ・クションジェクが初登場!
☆ワルシャワ時代のショパンが愛用したという、フレデリク・ブッフホルツ製のピアノ(レプリカ)を使用!
1992年生まれのクシシュトフ・クションジェクは、2015年に行われた第17回ショパン国際ピアノ・コンクールでセミファイナルへの進出を果たしたポーランドの若き新星。
その他、ウクライナのショパン国際ピアノ・コンクールやイタリアのチッタ・ディ・アヴェッツァーノ国際ピアノ・コンクール、ポーランド全国ショパン・ピアノ・コンクールなど数々のコンクールで第1位を受賞。2016年には来日も果たしており、ショパン・フェスティバルin表参道に参加しています。
今回クションジェクが弾くのは、ワルシャワ時代のショパンが愛用したと言われているポーランドのメーカー、フレデリク・ブッフホルツ製のピリオド・ピアノのレプリカ。
ウクライナのクレメネツ歴史博物館に所蔵されている1825年−1826年頃製のブッフホルツ・ピアノから、数々の歴史的ピアノの複製で知られる現代の名工ポール・マクナルティの手によって復元された銘器です。
この楽器は、2018年に第1回大会が行われる「ショパン国際ピリオド楽器コンクール」の使用楽器にも選ばれています。
また、「ピアノ独奏版」によるショパンのピアノ協奏曲第2番や、現代の「ポーランド国歌」として知られる「ポーランドは未だ滅びず」の主題によるクルピンスキの作品など、収録曲目も魅力的!
ショパン愛好家必聴必携です!
※録音:2018年1月6日−7日、コンサート・ホール(クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター/ルスワヴィツェ、ポーランド)
ピリオド・ピアノ/ブッフホルツ1825年−1826年頃製のレプリカ
ショパン・コンクールでの映像。「スケルツォOp.
20」。
むちゃくちゃすごいんですけど。。。
https://youtu.be/wHQkramSPUs
何でこのひとがセミファイナルなんだ?

クションジェク
DUXからは第1番の通常版を出してますが
こんな演奏久しぶりに聴いたような気がします |
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クシシュトフ・クションジェク(ピアノ)
ショパン(1810-1849):ピアノ協奏曲第1番ホ短調
Op.11(*)
ドヴォルジャーク(1841-1904):交響曲第8番ト短調
Op.88 |
クシシュトフ・クションジェク(ピアノ(*))
サンタンデル管弦楽団
ホセ・マリア・フロレンシオ(指揮) |
スペインのサンタンデル管弦楽団の演奏会ライヴ録音。
クシシュトフ・クションジェクは1992年ポーランドのクラクフに生まれ、ビドゴシュチ音楽アカデミーでステファン・ヴォイタスに師事したピアニスト。2015年の第17回ショパン国際ピアノ・コンクール・セミファイナリスト。
ここでの演奏は上記映像のような「爆撃系」ではなく、これぞポーランドの心象というべきノスタルジーあふれる繊細且つ甘美なもの。
とくに第2楽章の哀愁がこぼれそうなピアニズム・・・・。
こんな演奏久しぶりに聴いたような気がする。
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アンドレイ・ボレイコが初登場
知られざるポーランドの天才の奇跡
ザレンプスキ:3つのポーランド舞曲
ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲
ザレンプスキ:
3つのポーランド舞曲(リスト編曲管弦楽版/世界初録音)
〔ニ短調 Op.2-2(3つのガリツィア舞曲より)、
ニ長調 Op.4-2(4つのマズルカより)、
ト短調 Op.2-3(3つのガリツィア舞曲より)〕
ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲
アンコール 〜
モニューシュコ:マズール(歌劇 《ハルカ》
第1幕より) |
アンドレイ・ボレイコ(指揮)
アイ・カルチャー・オーケストラ |
「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭2017ライヴ!ボレイコが振る、ザレンプスキ&ルトスワフスキ!
☆ポーランド系ロシア人指揮者、アンドレイ・ボレイコがNIFC登場!
ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭2017ライヴ!
☆リストが"オーケストラ編曲"したザレンプスキの舞曲集!
そして、ルトスワフスキの「オケコン」!
ポーランドのNIFC(ショパン・インスティテュート)から、ベルギー国立管やフロリダ・ナポリ・フィルの音楽監督を務めるポーランド系ロシア人指揮者、アンドレイ・ボレイコが初登場!
2017年の「ショパンと彼のヨーロッパ(Chopin
and his Europa)」国際音楽祭ライヴは、ショパンの次の世代を代表する音楽家として期待されながらも結核のため31歳でこの世を去ったユリウシュ・ザレンプスキ(1854−1885)と、20世紀ポーランドを代表する作曲家、ヴィトルト・ルトスワフスキの音楽。
ザレンプスキの「3つのポーランド舞曲」は、ピアノ連弾曲からフランツ・リストによって管弦楽版へと編曲された作品。リストが高く評価した、知られざるポーランドの天才の奇跡をご覧あれ。
2011年設立のアイ・カルチャー・オーケストラ(The
I, CULTURE Orchestra)は、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ジョージア、ハンガリー、モルドヴァ、ウクライナなど、東ヨーロッパと南コーカサス地方の若き有望な音楽家たちから、厳しいオーディションによって選ばれたユース・オーケストラ。ヨーロッパの主要音楽祭を始め、25の都市で41回のコンサートを行い、各国で高く評価されています。
※録音:2017年8月13日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポーランド)

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<メジャー・レーベル>
<LP>

4/17(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ANTARCTICA
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まるで絵画のようなピアノ三重奏
・ショスタコーヴィチ:
ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 op.67(1944)
・サム・ダヴィド・ワンパー:光のポートレイト(2015)
・マティアス・コッペンス:トリオ作品2(2015) |
モザ・トリオ
〔ブラム・デ・ブリー(ピアノ)、
アレクサンドラ・ファン・ベヴェーレン
(ヴァイオリン)、
パウル・スタヴリディス(チェロ)〕 |
録音:2017 年7 月3-5 日、ベルギー/47’15
音を色彩、時間を空間に置き換えるなら、音楽作品を演奏する作曲家や演奏家は画家とえる・・・そんな考えをもつモザ・トリオ。2010
年の結成以来、オランダ、ベルギーを中心にその活動を続けています。
グループ名のMosa とは、マーストリヒトのラテン語「Mosa
Trajectum」に由来しています。
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哲学するピアニストが弾くゴイェスカス
・ワルド・ゴインス(b.1981):ひとめぼれ
・グラナドス(1867-1916):ゴイェスカス
〔第1部「愛の言葉」、「窓辺の語らい」、
「燈し火のファンダンゴ」、
「嘆き、またはマハと夜泣きうぐいす」/
第2部「愛と死」、「終曲〈幽霊のセレナード〉」〕 |
ワルド・ゴインス(ピアノ) |
録音:2017 年12 月
レイグラフらに師事したピアニスト、ワルド・ゴインス。哲学家、音楽学者。ゴイェスカスについての書籍も出版している知性派です。グラナドスの作品も実に素直に響いてきます。
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HMF
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イザベル・ファウスト、豪華共演者とともにシューベルトの八重奏曲で登場!
フランツ・シューベルト(1797-1828):
・八重奏曲 ヘ長調 op.166, D803
・5つのメヌエットと5つのドイツ舞曲 D89より
〔原曲:弦楽四重奏曲/オスカー・ストランスノイによる八重奏編曲版〕
第3番 メヌエット
第5番 メヌエット |
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/ストラディヴァリウス‘スリーピング・ビューティ’(1704))
アンネ・カタリーナ・シュライバー(ヴァイオリン/製作者不明、オランダ、1700
年頃)
ダヌシャ・ヴァスキエヴィチ(ヴィオラ/製作者不明、ボヘミア、1860
年頃)
クリスティン・フォン・デア・ゴルツ(チェロ/製作者不明、ウィーン、1800
年頃)
ジェームス・マンロ(コントラバス/
G. パノルモ、ロンドン、1827)
ロレンツォ・コッポラ
(クラリネット/ 11 キー、B 管、ウィーン、1820
年頃モデル/6 キー、C 管、J.B. メルクライン・モデル(1810
年頃)/ともにアニエス・グエルーによるコピー(2010))
トゥーニス・ファン・デア・ズヴァールト(ホルン/
Courtois neveu aine, Paris, 1802)
ハヴィエル・ザフラ(バスーン/ W.
Triebert, Paris, 1805) |
イザベル・ファウスト、豪華共演者とともにシューベルトの八重奏曲で登場!名手たちが魅せる絶美の第2
楽章
録音:2017 年7 月5-7&9 日、テルデックス・スタジオ・ベルリン/70’11
クラリネット、ホルン、バスーン、弦楽四重奏、そしてコントラバス、という編成のシューベルトの八重奏曲。
シューベルトの室内楽でもっとも編成が大きな作品で、これまでにも多くの巨匠たちが録音をしてきましたが、イザベル・ファウストが、豪華共演者陣と、ピリオド楽器で録音しました!
シューベルトの、音楽に生きる喜びが込められているともいわれる「八重奏曲」。心打つ旋律、そしてシューベルトの楽器の采配の妙に感動する瞬間の連続のような作品です。そしてきわめつけは絶美の第2
楽章。各奏者の旋律の受け渡しなど、シューベルトの音楽の素晴らしさ、そして素晴らしい演奏者たちが「アンサンブル」することによって生じる化学反応にあらためて感じ入るばかりです。シューベルトの音楽世界の旅において、これ以上の仲間はなかった、とファウストが語るメンバーによる八重奏曲。極上の70
分となっています。
弦楽奏者はすべてフライブルク・バロック・オーケストラやオーストラリア室内管のメンバー、そして管楽器もフライブルク・バロック・オーケストラでもおなじものコッポラ(クラリネット)とズヴァールト(ホルン)、ザフラ(バスーン)といった、ピリオド楽器の最前線で活躍する奏者たち。彼らの奏でるピリオド楽器の、親密な音色が、作品のもつ色彩感が鮮やかによみがえらせ、ひとつひとつのパッセージが活き活きと語り出しているようです。
シューベルトの八重奏曲は、1824 年3 月に作曲された、シューベルトの室内楽でもっとも編成の大きな作品。クラリネットを愛したフェルディナント伯のリクエストで作曲されました。
伯爵は当時弁護士の家で行われていた音楽の夕べでしばしば演奏し、そこにシューベルトも出入りしていました。伯爵は、モーツァルトやベートーヴェンの弦楽四重奏の優れた演奏者としても知られたヴァイオリン奏者、シュパンツィヒとも共演していました。ベートーヴェンの七重奏曲が当時大評判となっていたので、それと同様の作品を、とシューベルトに依頼したといいます。
シューベルトの死後20 年以上経過した1853
年に第4,5 楽章を除いたかたちで一度出版され、1875
年に全曲出版されました。
弦楽四重奏「ロザムンデ」や「死と乙女」と同じ時期に作曲され、直後には「美しき水車小屋の娘」も完成するなど、非常に充実した時期の作品となっています。
当時の交響曲や弦楽四重奏曲などのスタンダードであった4
楽章構成でなく、ベートーヴェンの七重奏曲と同じ6
楽章の構成をとっており、これはディヴェルティメント、つまりはどちらかというと楽しみのためという色合いが強いものとなっています。天上の美しさの旋律に満ちた作品です。
「5 つのメヌエット」は演奏機会が少ない弦楽四重奏作品。この録音のために、2
つのメヌエットを八重奏版に編曲して演奏しています。
編曲をしたのはアルゼンチン系フランス人のオスカー・ストランスノイ、ファウストの友人でもあり、室内オペラやカンタータ、歌曲などの分野でも知られています。シューベルトが書いた宝石のようなパッセージのひとつひとつを見事に八重奏用に編みなおし、この作品の魅力を私たちに気づかせてくれます。

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NOMADMUSIC
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NMMFF 003
(2CD)
¥3500
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J.S.バッハ:無伴奏ソナタ&パルティータ(全曲)
[CD1]71’31
・ソナタ第1番 ト短調 BWV 1001
・パルティータ第1番 ロ短調 BWV 1002
・ソナタ第2番 イ短調 BWV 1003
[CD2]75’22
・パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004
・ソナタ第3番 ハ長調 BWV 1005
・パルティータ第3番 ホ長調 BWV 1006 |
アナ・ゲッケル(ヴァイオリン) |
バッハの無伴奏全曲でソロ・デビュー!プレスラーやイザイ四重奏団も認める注目のヴァイオリン奏者、アナ・ゲッケル
録音:2017 年6 月
アナ・ゲッケルは、マルセイユ生まれの22
歳。14 歳からパリ国立高等音楽院に入学、J-J.
カントロフ、スヴェトリン・ルセフに師事しています。
2009 年トリオ・カレニーヌを結成。このグループは2013
年ミュンヘン国際コンクール室内楽部門で優勝しており、そのアンサンブルの演奏はイザイ弦楽四重奏団や、メナヘム・プレスラーらからも評価されています。
彼女がソロCD デビューで選んだ演目は、バッハの無伴奏全曲。アンサンブルでも培った聴く力、線と線の絡み合いが美しい、しなやかに流れるようなバッハとなっています。
ゆるぎない一本の線が通った堂々たる演奏は、彼女が今後世界で大きく活躍していくことを確信させるもの。また何年かしたら彼女のバッハを聴いてみたい!と思ってしまいます。アナ・ゲッケル、注目アーティストの登場です!
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セリメーヌ・ドーデ、メシアンとドビュッシーの世界
メシアン(1908-1992):8つのプレリュード
ドビュッシー(1662-1918):前奏曲集第2巻(全曲) |
セリメーヌ・ドーデ(ピアノ/ YAMAHA) |
セリメーヌ・ドーデが巧みに描きわけるメシアンとドビュッシーの世界
録音:2017 年4 月、ウィーン/78’21
セメリーヌ・ドーデは1977 年エクス=アン=プロヴァンス生まれのピアニスト。マレーシア・フィルと共演、2017
年にはハイチ・ピアノ・プロジェクトに招かれるなど、ヨーロッパのみならず世界で活躍しています。
これまでにもアンサンブルなどでCD をリリースしておりましたが、このたび本格的なソロ・アルバムの登場。
メシアンの8 つの前奏曲は、1929 年に作曲された、メシアンの最初の重要なピアノ曲。前奏曲というスタイル、また、各曲につけられたタイトルはドビュッシーを思わせる部分もありますが、「鳥のカタログ」や「幼子イエスにそそぐ20
のまなざし」などメシアン独特の色彩や光の感覚を予見させる部分もあります。
1913年に完成したドビュッシーの前奏曲集第2巻と組み合わせることにより、メシアンとドビュッシー、それぞれの世界が際だって響いてくるようです。
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United Colors
フィリップ・ガイス(b.1961):
サー・パトリック、
ユナイテッド・カラーズ・オブ・サクソフォンズ
ウィル・グレゴリー(b.1959):ハイ・ライフ
トーマス・ドス(b.1966):スポットライト
ジャン=バティスト・ロビン(b.1976):パルス
グレアム・リンチ(b.1957):青白いダンサー |
エリプソス四重奏団
ポール=ファティ・ラコンブ(ソプラノSax)
ジュリアン・ブレッヒエ(アルトSax)
シルヴァン・ジャリ(テナーSax)
ニコラ・エルエ(バリトンSax)
フレデリック・オステル(指揮)
ナント・フィルハーモニー |
サックス四重奏とオーケストラの融合
録音:2017 年10 月
ナントで生まれたサックス四重奏団、エリプソス四重奏団の15
周年記念アルバム。エリック・ル・サージュやエマニュエル・パユらも彼らのアンサンブルを絶賛している人気グループです。
ブラス、ジャズ、タンゴ、アイルランド音楽・・・様々な音楽のリズムが融合する彼らの音楽。ナント・フィルハーモニーとの豪華共演でお楽しみいただけます。
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PARATY
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ヴィーナスの誕生
・ドビュッシー:シャルル・ドルレアンの詩による3つの歌
・ラヴェル:3つのシャンソン
・フロラン・シュミット:A contre-voix op.104より
〔Pour vous de peine/ Bonnet vole〕
・プーランク:雪の夜
・メシアン:5つのルシャン
・ミヨー:ヴィーナスの誕生
・カントルーブ:オーヴェルニュ高地の百姓たちの5つの歌より
〔A la campagne/ Chaine de bourrees〕 |
アルシス・ブルゴーニュ
(声楽アンサンブル)
ミアリ・ゼケ(指揮) |
フランスの無伴奏合唱作品集
録音:2017 年6 月27-30 日
フランスの声楽アンサンブル、アルシス・ブルゴーニュによる、フランスの無伴奏合唱作品集。
美しい発音とハーモニーに魅了される1
枚です。
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<国内盤>
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ベルリン・フィル自主制作
BERLINER PHILHARMONIKER
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KKC 9327/32
(5SACD HYBRID+
1Blu-ray)
¥11000+税
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ベルリン・フィル来日60 周年!
2017年11 月に行われたラトル指揮による来日公演のライヴ録音
ブルーレイにはアジア諸都市でのライヴ映像も!
ベルリン・フィル/
アジア・ツアー2017〜ライヴ・フロム・サントリーホール |
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮) |
■Disc1
R.シュトラウス:《ドン・ファン》(17’35)
バルトーク:ピアノ協奏曲第2番(28’27)
アンコール:ラフマニノフ:ヴォカリーズ(03’35)
ユジャ・ワン(ピアノ)
■Disc2
ブラームス:交響曲第4番ホ短調(41’43)
アンコール:ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ホ短調
op.72 No.2(05’21)
収録(DISC1&2):2017 年11月24日(東京、サントリーホール)
■Disc3
ストラヴィンスキー:《ペトルーシュカ》(38’48)
チン・ウンスク:《コロス・コルドン》(12’10)
■Disc4
ラフマニノフ:交響曲第3番イ短調(41’13)
アンコール:プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》第3幕より間奏曲(05’36)
収録(DISC3&4):2017 年11月25日(東京、サントリーホール)
■Disc5
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調(21’30)
アンコール:ドビュッシー:映像第1集より《水に映る影》(05’12)
チョ・ソンジン(ピアノ)
収録(DISC5):2017年11月4日(ベルリン・フィルハーモニー) |
■Blu-ray (ビデオ)
[ 香港]
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
チョ・ソンジン(ピアノ)
収録:2017 年11月10日(香港文化センター)
[ 武漢]
R.シュトラウス:《ドン・ファン》
バルトーク:ピアノ協奏曲第2番
ユジャ・ワン(ピアノ)
ブラームス:交響曲第4番ホ短調
収録:2017 年11月13日(武漢、チンタイ・コンサートホール)
[ソウル]
ストラヴィンスキー:《ペトルーシュカ》
チン・ウンスク:《コロス・コルドン》
ラフマニノフ:交響曲第3番イ短調
収録:2017年11月20日(ソウル、芸術の殿堂)
ボーナス映像:
ドキュメンタリー『ツアー日記〜アジア・ツアーにおけるベルリン・フィル』
(日本語字幕付き) |
■ダウンロード・コード
この商品には、上記全曲のハイレゾ音源(24bit/96kHz)を
ダウンロードするためのURLとそのパスワードが封入されています。
■デジタル・コンサートホール
ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」を
7日間無料視聴できるチケット・コードが封入されています。 |
ベルリン・フィル来日60 周年!
2017年11 月に行われたラトル指揮による来日公演のライヴ録音がSACD
Hybrid 盤で登場!
ブルーレイにはアジア諸都市でのライヴ映像も!ソリストにユジャ・ワン&チョ・ソンジン!
【初回特典】ベルリン・フィル特製フォトブック付
日本公演中の写真をおさめたベルリン・フィル特製フォトブック付
[Blu-ray]画面:Full HD 1080/60i 16:9、音声:2.0PCM
Stereo、5.0DTS-HD Master Audio、リージョン:All、日本語帯・解説付、初回特典:フォトブック
2017 年11 月に行われたラトルのベルリン・フィルとの最後のアジア・ツアーの音源がはやくもリリースされます。
このツアーは、アジア諸都市(香港、広州、武漢、上海、ソウル)の後、川崎、東京を巡りました。今回リリースされるのは、そのなかから、ベルリン・フィルの「第二の故郷」、サントリーホールでの2
つの演奏会を丸ごと収録しています。
2017 年は、ベルリン・フィルがヘルベルト・フォン・カラヤンと初来日(1957
年)してから60 年の節目の年に当たり、この歴史が示す通り、日本はベルリン・フィルにとって最も重要な客演地のひとつと言えます。
R・シュトラウス《ドン・ファン》、ブラームス「交響曲第4番」、ストラヴィンスキー《ペトルーシュカ》、ラフマニノフ「交響曲第3番」、バルトーク「ピアノ協奏曲第2番」等、アンコールを含む計3時間40
分の内容がSACD Hybrid 盤でリリース。
バルトーク「ピアノ協奏曲第2番」のソリストには、今を時めく中国のスター、ユジャ・ワンが登場。ツアー中、香港、ソウル公演で演奏されたラヴェル「ピアノ協奏曲ト長調」は、直前にベルリンで収録された音源が採用されています。
こちらのソリストは、2015 年ショパン国際コンクールの覇者、チョ・ソンジン。
そしてベルリンからレーベル所属の録音プロデューサー、エンジニアがツアーに随行して収録された本格的録音。
一方ブルーレイには、アジア・ツアーの他の客演地、香港、武漢、ソウルのライヴ映像が収録。さらにボーナス映像として、アジア・ツアーの舞台裏を活写したドキュメンタリー(約30
分)を併録しています。
美麗ブックレットは、アジア・ツアー全体の「フォト日記」。日本だけの初回特典として、日本公演の写真を収めたベルリン・フィル特製フォトブックを封入。

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