EOS
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「Eos Guitar Quartet」はスイスの4人のギタリストによって1985年に結成され、30年以上に渡りファンを魅了し続けているギター四重奏団。
クラシック、ジャズ、ロック、アヴァンギャルド、フラメンコなどジャンルを超えたレパートリーを持つだけでなく、4人全てがアレンジャー、作曲家として新曲を探求、日々進化するアンサンブルです。
長らく、マルセル・エーゲ、マーティン・ピルクトル、ダヴィッド・ザウター、ミヒャエル・ヴィンクラーの4人で活動してきましたが、2013年にピルクトルは退団、フリオ・アスカーノが新メンバーに加わりました。
この「EOS」レーベルでは、4人のアンサンブル作品だけでなく、各々のアルバムもリリースされています。
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EOS2342001
\2300 |
ミヒャエル・ヴィンクラー:midlife
1.More Bowmore
2.Hey Joe, Don't Stop Sir Duke And Layla
Smoking
On The Water And Listen To J.S. On Radio
Gaga, T'il Here Comes The Sun
3.Ip In Bali
4.Immer Wieder Ananas
5.Microblues
6.Esos Dias Tristes
Shortstories
7.Omas Garten
8.Amors Herzschlag
9.Der Lautenspieler
10.Nasses Brot
11.Samuel's Sleeplessness
12.Im Auge Des Zyklon |
ミヒャエル・ヴィンクラー(ギター) |
1962年、チューリヒ生まれの作曲家、ギタリスト、ミヒャエル・ヴィンクラー。12歳の時にロック・ミュージシャンとしての活動を始めながら、チューリッヒ音楽院とベルン芸術大学で学び、作曲家としても知られるようになります。
1996年にはJ.S.バッハ作品のCDを録音し、クラシックの演奏家としても名を馳せました。1985年から活動する「EOSギター四重奏団」のメンバーとして活躍するヴィンクラー、このソロアルバム「midlife」にはクラシック、ジャズ、ワールドミュージックのジャンルを超えた親しみ深くユニークな作品が収録されています。 |
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EOS2342002
\2300 |
Fantasies Brillantes
華麗なる幻想曲集
プホール(1957-):ブエノス・アイレス組曲より(フルートとギター編)
1.第1曲:ポンペイヤ
2.第2曲:パレルモ
3.ボルヌ(1840-1920):ビゼーの「カルメン」による華麗な幻想曲(フルートとギター編)
4-5.ラヴィ・シャンカール(1920-2012):魅惑の夜明け(フルートとギター編)
6-8.ルイジ・レニャーニ(1790-1877):協奏的二重奏曲
Op.23
9.ベリナティ(1950-):Pulo do gato
10.ベリナティ:ジョンゴ
プホール:ブエノス・アイレス組曲より
11.第3曲:サン・テルモ
12.第4曲:ミクロセント |
シルヴィー・ダンブリーネ(フルート)
マルセル・エーゲ(ギター) |
ナントで生まれたフルーティスト、シルヴィー・ダンブリーネ。パリ国立音楽院を経て、名手オーレル・ニコレに師事。以降、チューリヒ・バロック・アンサンブルやチューリヒ歌劇場管弦楽団を始め、様々なアンサンブルで演奏活動を続けてきた人です。
一方、ギターのエーゲは「EOSギター四重奏団」のメンバー。ブリュッセルで生まれ、チューリヒで学びながら、フラメンコ・ギターの演奏にも活発に取り組んできました。
その2人によるこのアルバムは、スペイン出身の名ギタリスト、プホールやレニャーニなどの多彩な作品を収録。とりわけラヴィ・シャンカールの「魅惑の夜明け」でのオリエンタルな響きは秀逸です。 |
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EOS2342003
\2300 |
Imagine del cuor
1.作者不詳:Ricciulina
2.作者不詳:Li ffigliole
3.作者不詳:Si tu nenna
4.作者不詳:Vulumbrella
5.作者不詳:Vurria addeventare suricillo
6.作者不詳:In galera Ii panettieri
7.作者不詳:Le spingole frangese
8.D.スカルラッティ(1685-1757):ソナタ ホ短調
K292/L24/P223
9.作者不詳:Vuria ca fosse ciaola
10.D.スカルラッティ:ソナタ イ長調 K208
11.D.スカルラッティ:ソナタ イ長調 K209
12.ヴィンチ(1690-1730):So Ii ssorbe e
le nespole amare
13.作者不詳:Mmare e nata na Scarola
14.作者不詳:Canto delle lavandaie
15.作者不詳:Palummella |
イ・カンティムバンキ(アンサンブル)
【メンバー】
レティツィア・フィオレンツァ(歌)
ダヴィッド・ザウター(ギター) |
16世紀から18世紀の「ナポリの歌」、中世の「ヴィラネッラ」、そしてドメニコ・スカルラッティのソナタを取り混ぜた即興的なアルバム。
20年近くに渡り、イタリア南部の民族音楽を研究してきたという“イ・カンティムバンキ”の2人によると、これらの美しいメロディに彩られた数々の歌は、実は欲望と孤独に満ちた極めて人間的な歌詞を持っているといい、彼らは実に深い共感を持って演奏しています。
ダヴィッド・ザウターは「EOSギター四重奏団」のメンバーです。 |
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EOS2342004
\2300 |
EOS Guitar Quartet
1-3.ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲 ト長調
RV532
(D.ザウターによるギター編)
4.ボッケリーニ(1743-1805):
ギター五重奏曲第4番 ニ長調 G.448 第3楽章
ファンダンゴ
(M.ピルクトルによるギター四重奏編)
5.ロッシーニ(1792-1868):
歌劇《セヴィリアの理髪師》-序曲(D.ザウターによるギター編)
6-9.ストラヴィンスキー(1882-1971):組曲
第2番
10-13.ファルカシュ(1905-2000):
ピコラ・ムジカ協奏曲(P.ライエルによるギター編)
14.エーゲ:カンパニジェロス |
EOSギター四重奏団 |
1991年リリースのアルバム。「クラシック寄り」の作品が選ばれており、ヴィヴァルディでは折り目正しい演奏が繰り広げられています。
しかし、彼らの本領発揮は近代作品。ストラヴィンスキーやファルカシュなどでの自在な音の交錯が聴きものです。
メンバーの一人、エーゲの作品「カンパニジェロス」(アンダルシアの聖歌によるフラメンコ)は力強く即興的。アンサンブルの魅力が最大に引き出されています。 |
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EOS2342005
\2300 |
Danza Ritual
ビゼー(1838-1875):カルメン組曲 第1番より
(D.ザウター、M.ウィンクラーによるギター四重奏編)
(抜粋)
1.第2曲:アラゴネーズ
2.第3曲:間奏曲
3.第4曲:セキディーリャ
4.ビゼー:カルメン組曲 第2番-第6曲:ジプシーの踊り
(M.エーゲによるギター四重奏編)
5-17.ファリャ(1876-1946):バレエ音楽「恋は魔術師」
(M.エーゲによるギター四重奏編)
18.サン=サーンス(1835-1921):死の舞踏
Op.40
(D.ザウターによるギター四重奏編)
19.ピアソラ(1921-1992):4人でタンゴ
(M.ピルクトルによるギター四重奏編) |
EOSギター四重奏団 |
こちらはビゼー、ファリャのおなじみの作品が聴ける1枚。《カルメン》ほどギターで演奏するにふさわしい曲はないでしょう。熱いリズムがはじけます。
ファリャは一層情熱的。こちらも素晴らしい出来です。
サン=サーンスは少々肌合いが違いますが、こちらも熱狂的であることには負けていません。骸骨たちの不気味な踊りが克明に表現され、聴き手は思わず手に汗を握ることでしょう。
最後のピアソラも聴きもの。ギター・カルテットの醍醐味を存分に楽しめます。 |
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EOS2342006
\2300 |
CHRISTMAS WORLD COLLECTION
世界のクリスマス音楽集
1.Koppangen:Sweden, P. Moraeus
2.Il est ne le divin enfant:France
3.Les anges dans nos campagnes:France
4.Minuit Chretien:France
5.Dormi, dormi, bel bambin:Italy
6.O Santissima:Italy
7.Fum, fum, fum:Spain
8.Die Glorie:Uruguay, C.A.Irigary
9.シューベルト:Ave Maria: Germany
10.Maria durch ein Dornwald ging: Germany
11.グルーバー:きよしこの夜 Austria
12.Ich steh an deiner Krippen hier: Germany
13.グノー:アヴェ・マリア France
14.J.S.バッハ:アリア BWV1068 Germany
15.Bog sie rodzi: Poland
16.Ziw ziw kuriilkaa: Russia
17.Lulajze, Jezuniu: Poland
18.J.F.ウェイド:Adeste Fideles: England
19.The first Noel:England
20.Away in a manger: England
21.Jingle Bells: America, J.L.Pierpont |
ハイケ・シュタッドマン(メゾ・ソプラノ)
ミヒャエル・ヴィンクラー(ギター) |
北欧から南米まで、様々な地域のクリスマス音楽を集めた1枚。家族と静かに過ごす夜、友達と賑やかに過ごす夜、祈りを捧げる夜。それぞれの聖夜のために、ギターと10か国語で歌われるクリスマス・キャロルをお贈りします。
ハイケ・シュタッドマンはスイス育ちのメゾ・ソプラノ。世界各国の歌劇場で活躍しています。 |
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EOS2342007
\2300 |
La Santa Allegrezza
1.Canto alla Madonna di Montevergine (Campania)
2.La Santa Allegrezza (Campania)
3.ダウランド(1563-1626):Melancholy Galliard
4.ダウランド:アルマンド
5.Novena die Natale(Sicilia)
6.I cantastorie ciechi a Palermo (Sicilia)-A
nascita di Gesu-I tri rre
7.Ninna nunarella (Sicilia)
8.Pizzica (Puglia)
9.Viaggio a Betlemme (Lombardia)
10.J.S.バッハ(1685-1750):ガヴォット 1&2
BWV995
11.O Sanctissima (Sicilia)
12.マンゴーレ(1885-1944):El ultimo tremolo
- Una limosnita por el amor de Dios
13.Tammurriata (Campania)
14.Canto alla Madonna dell'Arco (Campania) |
イ・カンティムバンキ(アンサンブル)
【メンバー】
レティツィア・フィオレンツァ(歌)
ダヴィッド・ザウター(ギター) |
シンプルなイタリア民謡と、ダウランド、バッハなどのドイツ作品を組み合わせたクリスマスにまつわる1枚。
聖母マリアと御子をめぐる人々の喜びが表現されており、レティツィア・フィオレンツァの心に染み入る素朴な歌声が物語を彩っています。 |
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EOS2342008
\2300 |
20th Anniversary+
1.プホール(1957-):ナランハ・ウルバノス
2.カミロ(1954-):組曲−第2曲「10のタンゴ」(ギター四重奏編)
3.ブローウェル(1939-):Los caminos del
viento
4.アサド(1952-):アルボラーダ・トロピカル
5.ジスモンチ(1947-):カラーテ(ギター四重奏編)
6.ムースピール(1965-):EOS
7.フリス(1949-):Fair
8.タウナー(1940-):Dawn to Dusk
9.レノン(1950-):At the Sound of Light
10.マクローリン(1942-):ライトハウス
11.バウマン(1954-):ボレアの滞在
12.ドラン(1949-):Eos and Tithonos
13.ファーヴル(1937-):Notos
14.グルンツ(1932-):Eos-Long Johns-Color
Red
15.トゥルクマニ(1964-):Eos-Ares
16.フォレンヴァイダー:愛の歌(M.ヴィンクラーによるギター四重奏編)
17.ディアンス(1955-)Seul a seuls
18.ロドリゲス(1964-):Danza del amanecer
19.パコ・デ・ルシア(1947-2014):Cositas
Buenas(M.ウィンクラーによるギター四重奏編)
20.スターン(1953-):チェック・ワン
21.ヴィニツキー:ロシア幻想 |
EOSギター四重奏団 |
「EOSギター四重奏団」結成20年の記念としてリリースされたアルバム。
「20人の異なる作曲家による20の小品」を演奏するというプロジェクトでしたが、最終的には21の作品が集まったため「+」が付いたのだそうです。
どの曲も2〜3分を超えることなく、コンパクトにまとめられており、どれもが個性的で新しい響きに溢れています。 |
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EOS2342009
\2300 |
ミヒャエル・ヴィンクラー:J.S.バッハ(1685-1750)を弾く
1-5.ギター組曲 ハ短調 BWV997
6-8.前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV998(ギター編)
9-16.無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009(ギター編) |
ミヒャエル・ヴィンクラー(ギター) |
ギタリスト、ヴィンクラーの名を一躍高めたアルバム。あまり演奏される機会のないBWV997と前奏曲でのリズムの処理が難しいことで知られるBWV998での名演が高く評価されました。
ヴィンクラーの特質でもあるクラシック、ロックの両面からアプローチしたバッハは自由で即興的。伸びやかなフレーズにセンスの良さが感じられます。
録音 1996年 Concert Hall of Rudolf Steiner
School, Wetzikon, Switzerland |
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EOS23420010
\2300 |
Metamorfosi
1.作者不詳:Il Mattacino
2.作者不詳:Vurria ca fosse ciaola
3.作者不詳:Vurria addeventare
4.シモーネ(1933-):La Gatta Cenerentola:
Canzone della zingara
5.作者不詳:Vurria addeventare pesce d'oro
6.作者不詳:La guerriera
7.ジュリアーニ(1791-1829):ヘンデルの主題による変奏曲
Op.107
8.作者不詳:La finta monachella
9.ジュリアーニ:「スペインのフォリア」による変奏曲
Op.45
10.作者不詳:Lu cardillo
11.作者不詳:Lu cardillo
12.作者不詳:タランテッラ・オ・レ・オ・レ
13.作者不詳:Vurria addeventare suricillo
14.マリオ(1884-1961):Tammurriata nera
全てD.ザウターによる声楽とギター編 |
イ・カンティムバンキ(アンサンブル)
【メンバー】
レティツィア・フィオレンツァ(歌)
ダヴィッド・ザウター(ギター) |
日々変化する世界。この現実世界から少しだけ目を背けて、内なる世界へと足を踏み入れたい時に聴きたいイ・カンティムバンキのアルバム。
フィオレンツァの歌は、男女間のもつれた関係や、怠惰で世俗的な事象を瞬時に鮮やかな世界へと塗り替えます。また、時折挟まれるザウターが弾くジュリアーニの作品が、聴き手を現実世界へと引き戻します。
揺れ動く感情に身を任せる1枚です。 |
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EOS23420011
\2300 |
Distancias
1.アスカーノ:Distancias
2.アスカーノ:Los girasoles
3.マイオ:アパラーダ(J.アスカーノ編)
4.ヴェヒンガー(1961-):12月(J.アスカーノ編)
5.アスカーノ:Luz de abril
6.アスカーノ:K.ローゼンウィンケルの主題によるオルビタシオーネス
7.アスカーノ:Zurichenas
8.シネシ(1960-):シエロ・アビエルト
9.マキャンドレス(1947-)スペインの星(J.アスカーノ編)
10.ボグダノヴィチ(1955-):ポリメトリック・スタディ
IV
11.ボグダノヴィチ:ポリメトリック・スタディ
V |
フリオ・アスカーノ(ギター) |
2014年に「EOSギター四重奏団」に加入した新しいメンバー、フリオ・アスカーノのソロ・アルバム。ヨーロッパでの即興演奏や、現代音楽祭のプロジェクト、南米、アジア、アメリカを含む国際的な演奏活動など、様々な活躍を収束した1枚です。
彼はアルゼンチン、マル・デル・プラタでギターを学び、ピノ・マローネに師事。ジャズと即興をレパートリーに加えたことで、創り出す音楽は一層多彩になりました。
ここでは自身の作品や、同世代の作曲家の作品の編曲版など、彼自身がお気に入りの音楽を奏でています。
録音 2014年8月8日,10月10日 |
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EOS23420012
\2300 |
EOSギター四重奏団 ヴィンタートゥール・ライヴ
1-6.ブローウェル(1939-)/ジスモンチ(1947-):ジスモンチアーナ
7-9.タウナー(1940-):コンフルーエンス |
EOSギター四重奏団
レオ・ブローウェル(指揮)
ヴィンタートゥーア・ムジークコレギウム |
スイス、ヴィンタートゥールで開催された「EOSギター四重奏団」のコンサート・ライヴ。
長年に渡り、国交が途絶えていたアメリカとキューバ。永世中立国であるスイスのアーティストである「EOSギター四重奏団」は、そのキューバのブローウェルと、アメリカのタウナーに作品を依頼し“音楽的な外交”を実現することに成功しました。
作曲家、演奏家、聴衆、全てが感謝の心を抱いた素晴らしいコンサートです。
2014年3月27日 ライヴ録音 Stadthaus Winterthur
Konzertsaal, Winterthur, Switzerland |