≪第97号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その10 2018/6/19〜
6/22(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ARTE DELL’ARCO JAPAN
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鈴木美登里を中心に結成された声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデ
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第5巻(1605)
1. 残酷なアマリッリよ
2. ああミルティッロ、私の魂ミルティッロ
3. 僕の魂はすでに
4. ほらシルヴィオ、あなたが忌み嫌っている女はここよ(第1部)
5. だけど、生まれ持っての優しさと徳と思いやりが(第2部)
6. ああドリンダ!「僕のドリンダ」と言ってもいいだろうか?(第3部)
7. さあこうして大地に跪き(第4部)
8. シルヴィオ、その胸を射るですって?第5部)
9. 自分の命よりも君を愛していることを(第1部)
10. ああ、かつて神の思し召しがある頃は(第2部)
11. 君はかつてないほど頑なになり(第3部)
12. これ以上あなたに何をあげられるの?
13. 無数の女性と恋を楽しむより
14. ああ、あの美しい二つの瞳が
15. この愛の神っていう横暴な奴は力がありすぎる!
16. 愛の神よ、お前が公平ならば
17「. 私の命の人よ、あなたを愛しています!」
18. こうして少しずつ
19. この辺りの小鳥たちは |
ラ・フォンテヴェルデ
【鈴木美登里・染谷熱子・中山美紀(ソプラノ)、
布施奈緒子(アルト)、
上杉清仁(カウンターテナー)、
谷口洋介・中嶋克彦(テノール)、
小笠原美敬・渡辺祐介(バス)】
若松夏美・荒木優子(ヴァイオリン)
成田寛・佐藤駿太(ヴィオラ)
西澤誠治・角谷朋紀(ヴィオローネ)
伊藤美恵(バロックハープ)
金子浩(リュート)
上尾直毅(チェンバロ) |
ルネサンスからバロックへ!ラ・フォンテヴェルデの精緻な歌声で聴くモンテヴェルディのマドリガーレ集第5巻
セッション録音:2016 年5 月15-18 日、2016
年9 月18-21 日、2017 年9 月11 日/秩父ミューズパーク音楽堂(録音:櫻井卓)/DDD、68’32”、日本語帯・解説・歌詞対訳付
鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデ。現在進行中のモンテヴェルディのマドリガーレ全曲録音の「第5
巻」がリリースされます!
日本人としてははじめてで、ヨーロッパでもほとんど例のない貴重な試みであるこの一大企画では、作曲家の成長と作風の変化に焦点を当て、モンテヴェルディの生涯に沿ってプロジェクトを進めていく形を取っています。もっぱらオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をかけたライフワークが今ここに巻を追って響きとなります!
モンテヴェルディは『オルフェオ』や『ポッペアの戴冠』などのオペラで一世を風靡し、バロックの扉を開いた作曲家です。しかし彼がライフワークとしていたのは、16
世紀から17 世紀にかけてヨーロッパ全土で流行したマドリガーレでした。1587
年に出版されたマドリガーレ第1 巻から1638
年の第8 巻に至るまで、彼は実に半世紀もの年月をその創作に費やし、新しい作曲技法や様式を追求し続けました。
シンフォニアなど弦楽器も加わってルネサンスからバロックへの移行が明確となる第5
巻を円熟味を増すラ・フォンテヴェルデが絶妙なハーモニーで歌い上げます。
現在、マドリガーレ集第4 巻(ADJ 054)マドリガーレ集第3
巻(ADJ 051)、マドリガーレ集第2 巻(ADJ
048)、マドリガーレ集第1 巻(ADJ046)がリリースされ好評を博しております。
演奏会情報
クラウディオ・モンテヴェルディ『マドリガーレ集全曲演奏シリーズ』〜華麗なるテノールの競演〜Duoi
Tenori 二人のテノール
■2018年7 月21 日(土)17:00開演 宗次ホール ■2018
年7 月27 日(金)19:00 開演 Hakuju Hall |
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HAENSSLER
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「史上最も美しい弦楽四重奏団」
ミネッティ弦楽四重奏団、
メンデルスゾーンの第6番と「死と乙女」をリリース
(1)メンデルスゾーン:
弦楽四重奏曲第6番 ヘ短調 Op.80
(2)シューベルト:
弦楽四重奏曲第14番 ニ短調 D.810「死と乙女」 |
ミネッティ弦楽四重奏団
【マリア・エーマー(第1 ヴァイオリン)
アンナ・クノップ(第2 ヴァイオリン)、
ミラン・ミロジチク(ヴィオラ)、
レオンハルト・ロチェック(チェロ)】 |
結成15周年記念!実力派ミネッティ弦楽四重奏団が「死と乙女」をリリース。
セッション録音:2017 年6 月12、13、20-22
日/ウィーン王宮礼拝堂/61’03”
「史上最も美しい弦楽四重奏団」(店主)ミネッティ四重奏団がメンデルスゾーンの第6番と「死と乙女」をリリース。
おそらく「死」をテーマにしたアルバム。
どこまでその深淵に迫れるか。
実力派ミネッティ弦楽四重奏団が結成から15
周年を記念してメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第6
番とシューベルトの弦楽四重奏曲「死と乙女」をリリースします。充実著しい当団が結成時より演奏し続けてきた同作品の満を持しての録音となりました。
ミネッティ弦楽四重奏団は2003 年に結成された若手アンサンブル団体。ウィーン国立音楽演劇大学でアルバン・ベルク四重奏団のメンバーに師事し、2006
年にグラーツのフランツ・シューベルト国際弦楽四重奏コンクール最高位をはじめとする輝かしい受賞歴を持つ実力派です。2008/2009
シーズンに行ったEcho Klassik の「ライジング・スター・シリーズ」で世界各国を回り好評を博しました。2017/2018
シーズンに結成15 周年を迎え、ヨーロッパ各地を一周、さらにアメリカまでのツアーが決定しております。独ヘンスラー・レーベルからメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第1
& 2 番(98 645)、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第2、4、11
番「セリオーソ」(98 029)、ハイドンの弦楽四重奏曲集(98
589)をリリースしております。今後ますますの世界的活躍に期待必至です!

これは反則!
容姿端麗実力派弦楽四重奏団
ミネッティ四重奏団
ジャケ写をみてのけぞった。
こんな美男美女が集まってクァルテットを結成して、しかもアイドル・グループなどではなく超・実力派で、先日の日本公演も大盛況だったというのだからたまらない。
2003年結成の新鋭ミネッティ・クァルテット。アルバン・ベルク四重奏団やアルティス四重奏団といった、同じオーストリア勢の名アンサンブルのメンバーに師事。
すでにヨーロッパでは着実にキャリアを積み上げていて、2007年のフィレンツェのリンボッティ国際弦楽四重奏コンクール第1位をはじめコンクール入賞歴も数多く、今シーズンは2008年10月にアムステルダムのコンセルトへボウ、2009年に入り4月にウィーンのムジークフェラインザール、6月にバーデン=バーデンなど主要な会場でのコンサートも注目を集めているという。
そんな彼らのデビュー・アルバムは、2008年11月の初来日公演の折にも話題を呼んだハイドン。なにせウィーンのヨーゼフ・ハイドン・コンクールでハイドン賞に輝いたというから思い入れもたっぷりということらしい。
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『天は笑い、地は歓呼す』 |
マーガレット・バール(ソプラノ)
ノイエ・バロックデュオ・ベルリン |
(1)ブクステフーデ(1637-17070):「主よ、あなたさえこの世にあれば」
BuxWV38
(2)トゥンダー(1614-1667):「ああ主よ、あなたの御使いに」
(3)J.S.バッハ(1685-1750):
カンタータ『天は笑い、地は歓呼す』BWV31より
アリア「最期の時よ、臨むがいい、この目を閉じておくれ」
(4)テレマン(1681-1767):
『Weiche, Lust und Frohlichkeit』TWV
1:1536より
アリア「Weiche, Lust und Frohlichkeit,
bei der stillen Fastenzeit!」
(5)ヘンデル(1685-1759):『グローリア』HWV
deestより「地には平和を」
(6)ビーバー(1644-1704):パストレッラ
C.106
(7)テレマン:『エマとエーギンハルト』TWV
21:25より「Ersheine bald, du Irrstern」
(8)ヘンデル:歌劇『テオドーラ』HWV 68より第2幕「Oh!
that I on wings could rise」
(9)ゲオルク・トリート:ア・ディヴィジョン・オン・ア・グラウンド
(10)テレマン:『Weiche, Lust und Frohlichkeit』TWV
1:1536よりアリア「Herz und Seele sind erfreut」
(11)ヘンデル:歌劇『リナルド』HWV 7より第2幕「私を泣かせてください」 |
マーガレット・バール、バロック作品を歌う。
セッション録音:2017 年3 月7-9 日/イエス・キリスト教会(ベルリン)/53’08”
マーガレット・バールがノイエ・バロックデュオ・ベルリンとの共演でバロック作品を収録しました。
アデーレ・シュトルテに師事し、現在ドロテー・マリア・サンドマンとの共演も多いバールは美しい歌声の持ち主。名曲「私を泣かせてください」などバールの美声とノイエ・バロックデュオ・ベルリンの演奏を堪能することができます。
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フリーダー・ベルニウス、ボーゼン弦楽アカデミー、
メンデルスゾーンの弦楽シンフォニアを録音!
メンデルスゾーン:
(1)弦楽のための交響曲第7番 ニ短調 MWV
N7
(2)弦楽のための交響曲第9番 ハ長調 MWV
N9「スイス」
(3)弦楽のための交響曲第12番 ト短調
MWV N12 |
フリーダー・ベルニウス(指揮)
ボーゼン弦楽アカデミー |
巨匠フリーダー・ベルニウスがボーゼン弦楽アカデミーとメンデルスゾーンの弦楽シンフォニアを録音!
セッション録音:2006 年7 月12、23、26、27
日/レノン(イタリア)/76’02”
指揮者ゲオルク・エッガーのもと1987 年南チロル音楽協会が設立したボーゼン弦楽アカデミー。
当団はイタリア国内外の著名なオーケストラでの経験を積んだ主に同地ボーゼン(ボルツァーノ)出身の演奏家で構成されている実力派揃いです。通常は指揮者を立てず演奏しておりますが、この度巨匠フリーダー・ベルニウスを迎えてメンデルスゾーンの弦楽のための交響曲3
篇を収録しました。
当作品はJ.S. バッハの影響を色濃く呈し、高度な対位法と和声を用いたメンデルスゾーンの初期の傑作です。
ベルニウスといえば、ドイツ合唱音楽界の巨匠として知られ、1968
年にシュトゥットガルト室内合唱団を設立しその後多くの合唱曲を演奏。またシュトゥットガルト放送交響楽団、北ドイツ放送交響楽団などを指導し、ドイツの重鎮として確固たる地位をえてきました。ここに収録したメンデルスゾーンは最も得意とした作品で、まるで合唱を思わせるきめ細やかで美しく演奏しております。

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アニカ・トロイトラーがブラームスを録音。 |
アニカ・トロイトラー
(ピアノ;Steinway & Sons D-604 201) |
(1)ブラームス(ブゾーニ編):「心より喜びに満ちて」〜
『11のコラール前奏曲』Op.122より
(2)同:「装え、おお、愛する魂よ」〜
『11のコラール前奏曲』Op.122より
(3)ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ
Op.24
(4)ブラームス(ブゾーニ編):「一輪の薔薇が咲いて」〜
『11のコラール前奏曲』Op.122より
(5)ブラームス:幻想曲集 Op.116
【I.奇想曲 ニ短調/II.間奏曲 イ短調/III.奇想曲
ト短調/IV.間奏曲 ホ長調/
V.間奏曲 ホ短調/VI.間奏曲 ホ長調/VII.奇想曲
ニ短調】
(6)ブラームス(ブゾーニ編):「わが心の切なる願い」〜
『11のコラール前奏曲』Op.122より
(7)同:「おおこの世よ、私はさらねばならない」〜
『11のコラール前奏曲』Op.122より |
ドイツ期待の星アニカ・トロイトラーがブラームスを録音。
セッション録音:2017 年9 月15-17 日/インマヌエル教会(ヴッパータール)/68’19”
ドイツ、デトモルト出身で現在ベルリンを拠点に活躍するピアニスト、アニカ・トロイトラーがブラームスを録音しました。ロストック音楽・演劇大学にてマティアス・キルシュネライトに、ハノーファー音楽・演劇・メディア大学にてベルント・ゲツケに師事したトロイスラーは2014
年に開かれたモントリオール国際音楽コンクール第3
位を受賞するなど、確かな実力を備えたドイツ期待の若手ピアニストです。
母国ドイツの作品を得意とするトロイスラー。デビュー・アルバムではシューマンをとりあげましたが当ディスクではブラームスの作品を録音しました。ロマン派のなかにありながら純音楽の伝統を固執するブラームスのピアノ作品は特に若手ピアニストにとって難曲といえますがトロイトラーは独自の感性で真っ向からブラームスに挑戦しています。
ブラームスの遺作「11 のコラール前奏曲」Op.122
はオルガンのために書かれた作品ですが、ブゾーニが当作品集から6
曲をピアノ編曲しております。
J.S. バッハへの尊敬の念を感じられる当作品集はバッハのオルゲルビュッヒラインを思わせ、コラールの旋律に基づく小品集ながらブラームスの個性を示した名作といえます。バッハのオルガン作品を熟知し、数多くピアノ編曲してきたブゾーニならではの興味深い編曲といえましょう。
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GUILD
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フランク・エズラ・レヴィ:協奏曲&ディヴェルティメント集
ピアノ、弦楽オーケストラとティンパニのための協奏曲第6番
ヴィオラ、ピアノと弦楽オーケストラのためのディヴェルティメント
クラリネット、弦楽とピアノのためのディヴェルティメント
コーラングレと弦楽のためのダイアローグ
ヴィオラと弦楽オーケストラのためのヴィオラ協奏曲第2番 |
ハナ・グベンコ(ヴィオラ)
バルバラ・ヨスト(コーラングレ)
アンドレアス・ラムザイアー(クラリネット)
ティモン・アルウェッグ(ピアノ)
ジル・コリャール(指揮)
トゥールーズ室内管弦楽団 |
エルンスト・レヴィの息子、フランク・レヴィの協奏曲集!
フランク・エズラ・レヴィ(1930−2017)は、スイスの伝説的ピアニスト、エルンスト・レヴィの息子としてパリで生まれ、アメリカでチェロ、作曲、音楽学を学び、チェロ奏者としても生計を立てながら、13の交響曲、17の弦楽四重奏曲を含む多くの管弦楽曲、声楽曲、室内楽曲を出版してきた作曲家。
2013年から晩年の2016年までに作曲された協奏的作品を収録。
※録音:2016年8月23日−25日、フランス |
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20世紀のオルガン・マスターワークス
ショスタコーヴィチ:パッサカリア
ヒンデミット:
オルガン・ソナタ第1番、オルガン・ソナタ第2番、
オルガン・ソナタ第3番
ペルト:パリ・インテルヴァロ、トリヴィウム
アントン・ハイラー:タンツ・トッカータ |
イアン・クイン(オルガン) |
イアン・クインは、アメリカのセント・ジョン大聖堂でオルガニスト兼音楽監督を務めたウェールズ出身のオルガン奏者、合唱指揮者、作曲家。
Chandosレーベルでも様々なテーマに沿ったユニークなオルガン作品集をリリースしてきたイアン・クインが、Paul
Fritts & Companyが建造したパシフィック・ルーテル大学のオルガンを使い、ヒンデミット、ショスタコーヴィチからハイラー、ペルトまで、20世紀の偉大なオルガン・レパートリーを披露します。
※録音:2018年3月5日−7日、パシフィック・ルーテル大学(アメリカ) |
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ギルマン、ヴィエルヌ、ジグー:オルガン作品集
アレクサンドル・ギルマン:ソナタ第7番ヘ長調
Op.89
ルイ・ヴィエルヌ:幻想小曲集
ギルマン:ソナタ第4番ニ短調 Op.61
ウジェーヌ・ジグー:オルガンのための10の小品より
トッカータ |
デイヴィッド・M・パトリック(オルガン) |
イギリスのベテラン・オルガニスト、デイヴィッド・M・パトリック(b.1947)が、ストックホルムのファン・デン・フーヴェル製オルガンを用い、ギルマンのオルガン・ソナタ第4番&第7番とヴィエルヌ、ジグーのオルガン作品を弾いた録音集。
パトリックはウェストミンスター大聖堂とウェストミンスター寺院の両方で演奏経験を持つ名手で、かつてASVレーベルより発売されていたデュリュフレのオルガン作品集はBBCミュージック・マガジンで「Critic's
Choice of the Year」にも選ばれています。
※録音:2002年7月&2001年7月、カタリーナ教会(ストックホルム、スウェーデン) |
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ARCANA
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ASTREEレーベルを率いていたミシェル・ベルンステインが1992年に立ち上げたレーベル。
エンリコ・ガッティ、アレッサンドリーニ、レツボール、バドゥラ=スコダ、フェステティチ弦楽四重奏団などを起用し、イタリア中世からバロック時代の知られざる作曲家の作品を中心にリリースしてきた名レーベル。
残念ながら代理店がない状態が続いていましたが、このたび晴れて決定。最近の新譜をまとめてご紹介します。
今回も斬新なアイデア、真摯な研究から生まれた素晴らしいアルバムが登場しています。 |


A444
\2600 |
ペルゴレージの新発見作品「ミサ曲 ニ長調」を収録!
ペルゴレージ(1710-1736):
ミサ曲 ニ長調
1.Kyrie
2.Gloria in excelsis Deo
3.Laudamus te
4.Gratias agimus tibi
5.Domine Deus
6.Qui tollis peccata mundi
7.Quoniam Tu solus Sanctus
8.Cum sancto spiritu
モテット「Dignas laudes resonemus
然るべき賛美を歌いましょう」
9.Dignas laudes resonemus
然るべき賛美を歌いましょう
10.Recitative: O me felicem
おお、なんて幸せな私
11.Aria: Sto in calma summae pacis
私は最高の平和の上に穏やかに立つ
12.Recitative: O virgo dolorosa
悲しみの聖処女よ
13.Aria: Quot procellae, quot horrores
たくさんの嵐、たくさんの恐怖
14.Recitative: O sacra et vera fides
おお信仰よ、神聖と真実
15.Aria: In ipsa laeta spero
彼女の幸せに私の希望を見出す
16.Recitative: O praesidium suave
穏やかな守護者、私たちの救い
17.Duet: Te Fili contemplando
あなたはわが息子
18.Dignas laudes resonemus
然るべき賛美を歌いましょう |
マルリス・ペーターゼン(ソプラノ)
マルタ・フマガッリ(アルト)
ジュリオ・プランディ(指揮)
ギスリエーリ合唱団&コンソート |
2018年の春、新聞や音楽誌を騒がせたペルゴレージの新発見作品「ミサ曲
ニ長調」。およそ300年ぶりに発見されたと話題になりましたが、実際には2016年にすでにジュリオ・プランディの指揮で演奏、録音されていました。
畢生の名作「スターバト・マーテル」を書き上げ、結核のため26歳でこの世を去ったペルゴレージは、その短い生涯の間に10曲ほどのオペラとカンタータ、器楽曲などを残しました。
死後に人気が出たため、いくつもの偽作が出回りましたが、この作品は1733年から1734年頃に作曲された真作。ヨーロッパ全域の図書館に散らばっていた楽譜を音楽学者たちが継ぎ合わせて再現したものです。
アルバムにはもう1曲、ペルゴレージの知られざるモテット「Dignas
laudes resonemus」を収録。ペーターゼン、フマガッリら実力派歌手をソリストに据え、2018年に創立15周年を迎えるギスリエーリ合唱団&コンソートが2つの傑作を演奏、ペルゴレージの知られざる側面を明らかにしています。
録音 2016年5月18-19.21-22日 Aula Magna
of Collegio Ghislieri, Pavia, Italy

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A443
\2600
過去に紹介済み |
An Italian Journey バッハ、イタリアへの旅
J.S.バッハ(1685-1750):チェンバロ作品集
1-3.協奏曲 ニ長調 BWV972
(原曲:ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲
ニ長調 RV230)
4-5.幻想曲とフーガ イ短調 BWV904
6-8.協奏曲 ト長調 BWV974(原曲:マルチェッロ
オーボエ協奏曲)
9-14.カプリッチョ 変ロ長調「最愛の兄の旅立ちに」BWV992
15-25.イタリア風アリアと変奏 BWV989
26-28.イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971 |
ルカ・オベルティ(チェンバロ)
Keith Hill, Manchester (Michigan, USA) 2005
after Pascal Taskin (Paris 1769) 415Hz |
バッハ、行けなかったイタリアへの旅の思い・・・素敵なアルバムじゃないですか。
シュッツやフローベルガー、ヘンデル、ハッセ、モーツァルト、ワーグナーなど多くの音楽家がアルプスを横断してイタリアに旅行し、この国の雰囲気と特徴を掴み、自身の音楽に生かしたことは知られています。
しかし、J.S.バッハは生涯決してイタリアに足を踏み入れることはありませんでした。とはいえ彼がイタリアに興味を持っていなかったわけではありません。
幼い頃から熱心にイタリアの巨匠の作品を研究・編曲し、そのスタイルを身に着け「イタリア協奏曲」などに昇華させたバッハ。
その思いを汲んだこのアルバムは「バッハが思い描いたイタリアへの旅」をテーマとし、ヴェネツィアのヴィヴァルディや、ローマのフレスコバルディの影響を受けて書かれた“イタリア様式”の鍵盤作品が収められています。
クリストフ・ルセ、ピエール・アンタイらに学んだ1982年生まれの若き奏者ルカ・オベルティは、ソリスト、室内楽奏者として世界中で活躍、2017年にはアンサンブル“フォンス・ムジケ”のメンバーとして来日。「現在最も才能に恵まれたチェンバロ奏者」として高く評価されています。
録音 2016年6月27-28日 Luzzana, Bergamo,
Italy |
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A445
(2CD)
\4600
過去に紹介済み |
ドビュッシー:ピアノ作品集
【CD1】
1-3.ピアノのために
版画
4.塔
5.グラナダの夕べ
6.雨の庭
7.喜びの島
映像 第1集
8.水に映る影
9.ラモーを讃えて
10.運動
映像 第2集
11.葉末を渡る鐘の音
12.そして月は荒れた寺院に落ちる
13.金色の魚
14-19.組曲「子供の領分」
【CD2】
前奏曲集 第1集
1.デルフォイの舞姫
2.帆
3.野を渡る風
4.音と香りは夕べの大気の中に漂う
5.アナカプリの丘
6.雪の上の足跡
7.西風の見たもの
8.亜麻色の髪のおとめ
9.さえぎられたセレナード
10.沈める寺
11.パックの踊り
12.吟遊詩人
13.レントよりも遅く
前奏曲集 第2集
14.霧
15.枯れ葉
16.ビーノの門
17.妖精たちはあでやかな舞姫
18.ヒースの草むら
19.ラヴィーヌ将軍、風変りな
20.月の光が注ぐテラス
21.オンディーヌ
22.ピックウィック氏を讃えて
23.エジプトの壺
24.交替する三度
25.花火 |
スタニー・ダヴィッド・ラスリー(ピアノ)
1921年 エラール・コンサートピアノ 109613…CD1
1874年 エラール・コンサートピアノ 48878…CD2
パリ音楽院、シテ・ドゥ・ラ・ミュズィック所蔵 |
ドビュッシー没後100年にあたる2018年。ARCANAレーベルに眠っていた"ドビュッシーの名演"に光を当てるための過去の名演復活シリーズ。
この2枚組は1995年と1996年にフランスのピアニスト(作曲家としても知られる)、スタニー・ダヴィッド・ラスリーが演奏したピアノ作品集。
演奏には1921年と1874年に作られたエラールのピアノが用いられており、ドビュッシー自身も耳にしていたであろう美しい響きが再現されています。
とりわけCD2で使われた1874年製のエラールの音色が聴きもの。保存状態の良い楽器が紡ぎ出す、1世紀以上の年月を経て熟成された柔らかくまろやかな響きを堪能できます。
録音:1995年7月17-20日 Grand Auditorium
in Nantes, France…CD1 1996年2月26-29日
Chateau de Champs-sur-Marne, France…CD2 |
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A446
\2600
過去に紹介済み |
ドビュッシー(1862-1918):声楽作品集
1.マンドリン
2.庭の色彩
3-5.3つのメロディ
【海はさらに美しく/角笛の音は悲しく/垣根のつらなり】
6-8.3つのフランスの小唄
【ロンデルス-季節の衣を残して/洞窟/ロンデルス-死の安らぎに】
9-11.艶なる宴 第2集
【無邪気な人たち/牧神/感傷的な対話】
12-14.愛し合う二人の散歩道
【この暗い洞窟のほとりに/
私の忠告をきいておくれ、愛しいクリスティーヌよ/
あなたの顔を見て私はおののく】
15-17.フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード
【恋人に捧げたヴィヨンのバラード/
母の願いにより聖母に祈るためヴィヨンが作ったバラード/パリの女のバラード】
18-20.マラルメの3つの詩
【ため息/ささやかな願い/扇】
21.もう家がない子供たちのクリスマス |
ティエリー・フェリクス(バス・バリトン)
スタニー・ダヴィド・ラスリー(ピアノ)
1874年 エラール・コンサートピアノ 48878 |
ドビュッシー没後100年にあたる2018年。ARCANAレーベルに眠っていた"ドビュッシーの名演"に光を当てるための過去の名演復活シリーズ。
生涯に90曲ほどの歌曲を作曲したドビュッシー。幼い頃にヴェルレーヌの義母から音楽の手ほどきを受けたこともあり、若い頃から詩や言葉には鋭敏な感覚を示したと言われています。
このアルバムには、彼が最も愛したヴェルレーヌと、同じく同世代の詩人マラルメ、グラヴォレの詩による歌曲と、15世紀から17世紀に活躍した人たち…シャルル・ドルレアン、レルミート、ヴィヨンの詩を用いた詩が収録されており、ドビュッシーのバランスの良い言葉選びと、言葉に即した柔軟な音作りを知ることができます。
また、フランス語の絶妙な抑揚にふさわしい変幻自在な音楽はピアノ・パートにも如実に現れており、唐草模様のような流麗なパッセージは歌を美しく彩っています。
ティエリー・フェリクスは1992年ベルギーのエリザベート王妃国際コンクールで優勝したバス・バリトン。柔らかくふくよかな声が魅力です。
録音 1995年11月20-24日 Chateau de Champs-sur-Marne,
France |
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A447
\2600 |
Monteverdi in San Marco サン・マルコ寺院のモンテヴェルディ
モンテヴェルディ(1567-1643):
ヴェネツィア時代の宗教作品集 〜4声の無伴奏ミサ
他
1-6.モンテヴェルディ:4声の無伴奏ミサ曲
7.モンテヴェルディ:7声のグローリア(器楽伴奏)
8.マリーニ(1594-1663):シンフォニア
9.モンテヴェルディ:聖母マリアの嘆き
SV288
10.モンテヴェルディ:聖母のための連祷
SV204 |
ラ・ピファレスキア…7
サンドロ・ダッラ・リベラ(ヴィオラ・ダ・ブラッチョ)…10
ピア・ナイネル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)…10
カルロ・サンティ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)…10
マウリツィオ・ダ・コル(テオルボ)…10
パオロ・ダ・コル(指揮)
オデカトン |
イタリア・バロック音楽の中心地の一つであったヴェネツィアのサン・マルコ寺院。16世紀から18世紀にかけて著名な音楽家が楽長、オルガニストを務めたことで知られています。
モンテヴェルディもその一人で、1613年に楽長に任命されるやいなや、様々な理由で力を失っていた合唱隊と器楽隊の立て直しを図った功績が讃えられました。
モンテヴェルディの声楽曲で多く用いられる「複合唱=複数の声部が互いに掛け合いを行う手法」は、サン・マルコ寺院の対面するバルコニーを想定して書かれたともされ、その劇的で華やかな作風は当時の聴衆たちにも感銘を与えました。
モンテヴェルディの死後に発表された「4声の無伴奏ミサ曲」は声のみのために書かれた壮麗な作品で、「グローリア」と同じくモンテヴェルディの高度な作曲技法を伺い知ることができます。
有名な「アリアンナの嘆き」を宗教曲に書き換えた「聖母マリアの嘆き」も聴きどころ。ルネサンスからバロック期の声楽曲を得意とするアンサンブル「オデカトン」による演奏です。
録音 2017年6月24-27日 San Pietro, Belluno,
Italy |
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A448
\2600 |
SUITE CASE スーツ・ケース
ヴァイオリン二重奏-ヴィヴァルディからソッリマまで
1.ジョヴァンニ・ソッリマ(1962-):Wood-Moderato
2-4.テレマン(1681-1767):ソナタ 第3番 ニ長調
TWV40:120
5.バルトーク(1881-1945):Szol a duda バグパイプ
Sz98:36
6-8.カルロ・テッサリーニ(1690-1766):二重奏曲
ト短調 Op.15-3
9.ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):カルロ
10-12.ルクレール(1697-1764):ソナタ ホ短調
Op.3-5
13.ソッリマ:B275 Allegro assai
14-15.プレイエル(1757-1831):二重奏曲 第6番
ホ短調 B518
16.ベリオ:ベラ
17-18.ハイドン(1732-1809):二重奏曲 第3番
変ロ長調 Hob.VI:Anh.3
19.バルトーク:Forgatos ルーマニア舞曲
Sz98:36
20-22.ヴィヴァルディ(1678-1741):室内ソナタ
第1番 ヘ長調 RV70
23.ソッリマ:アレルヤ Allegro |
キアラ・ザニーシ
(ヴァイオリン…1761年 ナポリ、ヨーゼフ・ガリアーノ)
ステファーノ・バルネスキ
(ヴァイオリン…1830年 ヴィセンツァ、
ヤシンタス・サンタジュリアーナ) |
「2台のヴァイオリンによる二重奏作品」は18世紀前半になって人気が上昇、多くの作曲家たちが作品を書き始めました。しかし、このジャンルを最初に手掛けたのがヴィヴァルディであることはほとんど知られていません(一説によれば、1729年から1730年、ヴィヴァルディが中央ヨーロッパの演奏旅行中に父親と演奏するために作曲した4曲の室内ソナタが最初の作品にあたるとされています)。
このアルバムには、ヴィヴァルディからテレマン、ルクレールを経て、バルトーク、ベリオに至るヴァイオリン二重奏曲を収録、そして現代イタリアの作曲家ソッリマが作曲した「SUITE
CASE:ケース組曲=スーツケースのもじり」が添えられて、この“音による旅行プロジェクト”が完結する仕組みになっています。
また、このアルバムが録音された教会はモーツァルトの名曲《エクスルターテ・ユビラーテ》の初演場所であるため、最後に置かれた「アレルヤ」にてアルバムとモーツァルトの双方への敬意が表されています。
ザニーシとバルネスキは、イタリア最前線の古楽器集団で活躍する奏者たち。このアルバムでも先鋭的な感覚を生かし、作品に躍動感を持たせています。
録音 2017年5月1-5日 sacristy of the
church of Sant’Antonio Abate in Milan, Italy. |
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A449
\2600 |
ルカ・マレンツィオ(1553-1599):
L’AMOROSO & CRUDO STILE 愛と生の形
マドリガーレ集
1.Come inanti de l'alba
2.Qual vive Salamandra
3.Dolorosi martir
4.Questa di verd’erbette(リュート二重奏)
5.Occhi lucenti e belli
6.Scendi dal paradiso Venere
7.Due rose fresche
8.Non vidi mai dopo notturna pioggia
9.Zefiro torna e'l bel tempo rimena
10.Crudel, perche mi fuggi
11.Fuggito e'l sonno
12.O fere stelle
13.Senza il mio Sole
14.Liquide perle(リュート二重奏)
15.O verdi selve
16.Cruda Amarilli
17.Solo e pensoso
18.Crudele, acerba, inexorabil morte |
ロッソポルポーラ(アンサンブル)
【メンバー】
ヴァルテル・テストリン(指揮)
フランチェスカ・ボンコンパーニ(ソプラノ)
アリシア・アモ(ソプラノ)
エレナ・カルザニーガ(アルト)
マッテオ・ピガート(アルト)
マッシモ・アルティエリ(テノール)
ジャコモ・スキアーヴォ(テノール)
マウロ・ボルジオーニ(バス)
マッシモ・ロナルディ
(リュート…6コース 1987年 ミラノ、ステファノ・ソラーリ)
ミケーレ・パソッティ
(リュート…
6コース 2014年 パヴィア、ルチアーノ・ベルナルディ
7コース 1987年 ロンドン スティーヴン・バーバー) |
イタリア後期ルネサンス時代に活躍したルカ・マレンツィオ。当時、最も人気の高いマドリガーレ作曲家として知られ、作品は多くの人に支持されました。
初期作品のスタイルは軽く流動的でしたが、歌われる詩の文言を忠実に追っていく彼の創作方針もあって、作品は少しずつ複雑さと深刻さを増していきます。
成熟期から晩年の作品には、時に不協和音や半音階技法も用いながら、極めて厳粛で大胆な書法が見られるのもマレンツィオの特徴です。
このアルバムで素晴らしい演奏を披露している"ロッソポルポーラ"は2010年に結成された若手奏者たちによるアンサンブル。イタリア・ルネサンスから初期バロック音楽を中心に、テキストを深く読み込み、独自の解釈を施し演奏することで高い評価を受けています。
録音 2015年2月22-25日 Church of Saint
Sebastian, Bosaro (Rovigo, Italy) |
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A450
\2600 |
ジャコモ・ゴルザニス(1525頃-1575頃):la barca
del mio amore 私の愛の舟
ナポリ風の踊りとファンタジー
1.Da che si part’il sol
2.Scarpello si vedra
3.Duca vi voglio dir
4.Basciami con ssa bocca
5.Saltarello detto Sona Baloni
6.Questi capelli d’or
7.Recercar Secondo
8.Chiara piu che ’l chiar sol
9.Passo e mezzo Antico Primo*
10.Padoana del detto
11.Saltarel del detto
12.Sta vecchia canaruta
13.L’altro giorno mi disse
14.Passo e mezzo detto Il Gorzanis*
15.Saltarel del detto
16.Non e amor
17.Alma perche t’affliggi
18.Recercar Primo
19.La turturella
20.Fantasia Terza
21.La barca del mio amore
22.Il bel vis’e i begl’occhi
*…ボー・ズリアンによる編曲 |
ラ・ライラ(アンサンブル)
【メンバー】
ピノ・デ・ヴィットーリオ(歌、カスタネット)
ファビオ・アッカーソ(リュート、ラウド、太鼓)
ドーメン・マリンチッチュ(ヴォオラ・ダ・ガンバ)
マッシミリアーノ・ドラゴーニ(パーカッション、ハンマーダルシマー)
ボー・ズリアン(リュート、ルネサンス・ギター、指揮) |
16世紀の偉大なリュート奏者、作曲家の一人ジャコモ・ゴルザニス。生い立ちについてはほとんどわかっていませんが、プーリア地方で生まれ、1557年にトリエステに定住、カリンシアとカルニオラの貴族に仕え、グラーツでは神聖ローマ帝国マクシミリアン2世のために演奏した記録も残っています。
ヴェネツィアでは1561年と1579年に4冊のリュート曲集と2巻の「ナポリ風曲集」が出版されたほか、24組の「長調」と「短調」の舞曲が収められている1567年の原稿は作品の中でも特に重要とみなれています。
このアルバムでは、親密なリュートのファンタジアだけでなく、遊び心溢れた「ナポリ風の舞曲集」までゴルザニスの多彩な作品を聴くことができます。プーリア出身の歌手ピノ・デ・ヴィットーリオの並外れた歌唱力と、ファビオ・アッカーソの見事なリュートが聴きものです。
録音 2017年10月30日-11月2日 Vila Vipol~e
(Slovenia) |
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A451
\2600 |
バッハ、ビーバー、コレッリ、マリーニ
もし彼らがハープのための作品を書いていたら
ビーバー(1644-1704):ロザリオのソナタ 第1番「受胎告知」ニ短調より
1.前奏曲
2.変奏曲 Aria allegro ? Variatio ? Adagio ? Finale
3.ビアッジョ・マリーニ(1594-1663):ロマネスカ
独奏ヴァイオリン、通奏低音はお好みで
コレッリ(1653-1713):ソナタ ヘ長調 Op.5-1
5.第1楽章:前奏曲 Adagio
6.第2楽章:アルマンド Allegro
7.第3楽章:サラバンド Largo
8.第4楽章:ガヴォット Allegro-ハープのための変奏曲…*
9.第5楽章:ジグ Allegro
J.S.バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番
BWV1001 ニ短調(原調:ト短調)
10.第1楽章:Adagio
11.第2楽章:Fuga
12.第3楽章:Siciliana
13.第4楽章:Presto
*…ジョン・パリー(1710頃-1782)のウェールズ・コレクション
イングランドとスコットランドのエアと新しい変奏曲
London.N.D.
全てフローラ・パパドプーロスによるハープ編 |
フローラ・パパドプーロス(二重/三重ハープ…ダリオ・ポンティッジア製) |
バロック時代に活躍した4人の作品をハープで演奏した1枚。彼らが実際にハープのための曲を書くことはありませんでしたが、この時代にハープのためのレパートリーがなかったわけではありません。
このアルバムでは、優れたハープ奏者フローラ・パパドプーロスが「もし彼らがハープのための作品を書いたら」という仮定のもと、様々な研究と情報を探り、ハープとよく似たイディオムの特徴を有する楽器であるヴァイオリン曲をハープのために編曲、演奏しています。
それにより音色に違ったニュアンスが生まれ、オリジナル作品にハープの響きならではの美しさが付け加えられています。
録音 2014年5月1-4日 church of San Biagio,
Mondonico, Olgiate Molgora, Italy |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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ALTUS
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ALT 391/2
(2CD)
¥3400 →\3090
※LP同時発売
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天才美少女ヴァイオリニストの真の姿。
過去最高、間違いなく決定盤。
諏訪根自子 コロムビア録音全集 |
諏訪根自子(ヴァイオリン)
上田仁(ピアノ*)、
ナデイダ・ロイヒテンベルク(ピアノ) |
[CD1]
ドヴォルザーク:ユーモレスク*(Rec: 1933/8/22
SP No.27575)
ドルドラ:思い出(Rec: 1933/8/22 SP No.
27641)
クライスラー:「プニャーニの形式による前奏曲とアレグロ」より
アレグロ*(Rec: 1933/8/22 SP No.27575)
ゴダール:ジョスランの子守歌*(Rec: 1933/8/22
SP No.27609)
リース:無窮動*(Rec: 1933/10/3 SP No.27609)
フィオリロ:カプリス(Rec: 1933/10/3
SP No.27641)
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ(Rec:
1934/12/5 SP No.28141)
マリー:金婚式(Rec: 1934/12/5 SP No.28141)
フォーレ:夢のあとに(Rec: 1934/12/12
SP No. 28185)
ドリゴ:セレナード(Rec: 1934/12/12 SP
No.28185)
サラサーテ:アンダルシアのロマンス(Rec:
1934/12/20 SP No.28225)
キュイ:オリエンタル(Rec: 1934/12/20
SP No.28225)
マスネ:タイスの瞑想曲(Rec: 1935/1/27
SP No. 28298)
[CD2]
サン=サーンス:白鳥(Rec: 1935/1/27
SP No. 28298)
シューベルト:セレナード(Rec: 1935/3/6
SP No.28383)
J.S.バッハ:ガヴォット(Rec: 1935/3/6
SP No. 28383)
J.S.バッハ=グノー:アヴェ・マリア(Rec:
1935/3/20 SP No.29319)
グラズノフ/クライスラー編:スペイン風セレナード(Rec:
1935/3/20 SP No.28645)
グノー:セレナード(Rec: 1935/4/10 SP
No.29453)
瀧廉太郎/山田耕筰 編:荒城の月(Rec:
1935/4/10 SP No. 29453)
田中穂積/山田耕筰 編:美しき天然(Rec:
1935/4/23 SP No.28768)
ドヴォルザーク/クライスラー編:インディアンの悲歌(Rec:
1935/4/23 SP No.28768)
ドリゴ:火花のワルツ(Rec: 1935/5/8 SP
No.28645)
パデレフスキ/クライスラー編:メヌエット(Rec:
1935/5/8 SP No.29319)
ファリャ:スペイン舞曲(Rec: 1935/5/29
SP No.29734)
シューマン:トロイメライ(Rec: 1935/5/29
SP No.29734) |
天才美少女ヴァイオリニストの真の姿。過去最高、間違いなく決定盤たる驚きの音質。諏訪根自子の気品と知性に満ちた演奏がここまでリアルに!
録音:1933 年〜 1935 年/国内プレス、モノラル、日本語帯・解説付
天才美少女ヴァイオリニスト、諏訪根自子が渡欧前に残したコロムビア録音のすべてを録音日順に収録。音盤所有者から提供されたSP
盤をもとに丁寧にリマスタリングしCD 化しました。
一流の技術者が過去最高の音質を目指して製作しており、30
年代の音とは思えぬ美音に仕上がっております。かつて諏訪根自子の演奏録音からここまで自然な叙情が香り立ったことがあったであろうかと自問したくなる驚きの出来栄えです。往年の大演奏家を思わせる音運びでありながらすっと心に馴染んでくる、柔らかく、品良く、高い知性を感じさせるヴァイオリンの歌。愛蔵盤としてぜひお手許に。
当盤の復刻は、SP 復刻で定評ある「オーパス蔵」レーベルで創業よりマスタリングを担当している須賀孝男氏の手によってなされました。同内容のLPも同時発売いたします(品番:ALTLP-139/40)。あわせてご堪能ください。
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ALTUS
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≪ALTUSの「TAHRA復活シリーズ」について≫
「TAHRA(ターラ)」はルネ・トレミヌ氏と、その夫人ミリアム・シェルヘン女史が立ち上げたフランスのレーベルです。ミリアム夫人は指揮者ヘルマン・シェルヘンの娘であり、大指揮者たちとの家族ぐるみのつながりも強い人物。1992
年に初のCD をリリース、その後も精力的に活動を続けますが、2014
年に主宰者トレミヌ氏が惜しくも急逝。レーベルは活動縮小を余儀なくされ、現在多くのタイトルが入手困難の状態にあります。歴史的音源を正規かつオリジナルの形で音盤化することを特徴とし、ヒストリカル・ファンに大いに愛されたレーベルでした。
そんなTAHRA の残した遺産の素晴らしさを世に問うべく、国内レーベル「ALTUS(アルトゥス)」はミリアム夫人の承認のもと正式に音源のライセンスを受けた上で、新たなリマスタリングを施し発売するターラ復活シリーズを進めています。
ここに聴ける音は貴重なTAHRAオリジナルに基づくもので、他レーベルの同演奏とは一味もふた味も違う、なまなましい音像がお聴き頂けることと思います。
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フリッチャイがただ一度音源として残した「グレート」!
フランツ・シューベルト:
交響曲第8〔9〕番 ハ長調 D.944《ザ・グレート》 |
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
ヘッセン放送交響楽団 |
フリッチャイがただ一度音源として残した「グレート」!覇気に富む巨大な構築、強靭なフィナーレ!曲の素晴らしさも再認識させられる名演。
ライヴ録音:1955 年11 月4 日/フランクフルト/国内プレス、モノラル、日本語帯・解説付
TAHRA レーベルの名盤をリマスター復刻。フリッチャイの「グレート」録音はこれが唯一のものであり、それだけでも愛好家マスト・アイテムと言える貴重な1
枚です。
もちろん演奏も超充実。ややもすると冗長になってしまいがちな「グレート」ですがフリッチャイの手にかかれば全くそんなことはありません。大きな足取りで雄大な世界を描きながらも、覇気のある力強い響きで音楽を引き締め、緊張感に満ちた構築を聴かせます。
絶妙な緩急による生き生きとしたドライヴ感も素晴らしく、第1
楽章ではトロンボーンが歌う第3 主題とも取れる箇所でぐっとテンポを落とし、荘重な効果を上げます。
終楽章の推進力にあふれた白熱ぶりも凄まじく、怒涛のクレッシェンドなど強烈。病にかかる前のフリッチャイが一番のっているときの演奏のひとつと言えるかも知れません。その熱気は決して自由奔放な解釈から来るものではなく、すべて曲の求めるところを的確に捉えたものであり、「グレート」がかくも偉大な作品であることを再認識させてくれます。
解説書にはフリッチャイが自ら語る小自伝を収録。15
ページに及ぶ読み応えのある内容で、保存盤としたくなる1
枚です。
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「皇帝」、ドイツ音楽の神髄にあふれた名演奏会の記録!
カイルベルト&バックハウス「皇帝」
同日のブラームス、TAHRA の名盤を復刻。
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番
変ホ長調《皇帝》Op.73
(2)ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98 |
ヴィルヘルム・バックハウス((1)ピアノ)
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)
南ドイツ放送交響楽団 |
クナ指揮と間違えられた曰くつきの「皇帝」、その実はドイツ音楽の神髄にあふれた名演奏会の記録!同日のブラームスと合わせたTAHRA
の名盤を復刻。
ライヴ録音:1962 年3 月15 日/シュトゥットガルト/国内プレス、モノラル、日本語帯・解説付
TAHRA レーベルの名盤をリマスター復刻。
指揮者、ソリスト、オーケストラ、音楽、すべてドイツで固めたプログラムです。質実剛健の響き、真のドイツ・サウンドを貫く音楽家たちの共演!
バックハウスがソロを務めた「皇帝」は初出時にクナッパーツブッシュ指揮ベルリン・フィルの演奏、と誤った情報で世に出てしまったことがある曰くつき音源。実際の演奏家が明らかにされたのちにTAHRA
から発売されたCD は同日に演奏されたブラームスの4
番をカップリングしたもので、この組み合わせによる発売はおそらく唯一。演奏会当日の一貫された雰囲気を窺い知ることの出来る1
枚です。
バックハウスの確固たる打鍵とライヴならではの感興、カイルベルトの骨太で立派なサウンド、どこを取っても充実しきった大いなる音楽が流れており、正攻法にしてズシリと腹に来る破格の演奏が繰り広げられています。ブラームス4
番2 楽章のホルンのカッコ良いこと!
解説書には平林直哉氏書き下ろしによる、バックハウスの「皇帝」とカイルベルトの「ブラ4」それぞれのディスコグラフィ&
聴き比べを掲載。両曲ともここに収録された演奏は他に無い聴き応えがあると語られており、またクナッパーツブッシュ誤表記についても言及されています。
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GUILD HISTORICAL
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シリル・スミス&フィリス・セリック 〜
ピアノ・デュオ録音集1948〜1956 |
シリル・スミス(ピアノ)
フィリス・セリック(ピアノ) |
モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ
ニ長調 K.448
〔録音:録音年不詳、ロンドン/発売:1954年(Columbia
33SX 1018)〕
J.S.バッハ(メアリー・ハウ編曲):
羊は安らかに草を食み(カンタータ第208番「楽しき狩こそわが悦び」
BWV.208より)
〔録音:1951年11月2日、ロンドン/オリジナル発売:1951年(Columbia
DX 1806[78rpm])/
再発売:1959年(Columbia SCD 2105[45rpm])〜こちらから修復〕
ラフマニノフ:2台のピアノのための組曲第2番ハ長調
Op.17
〔録音:1948年11月9日−10日、ロンドン(Columbia
DX 1675/77)〕
アレンスキー:ワルツ(2台のピアノのための組曲第1番
Op.15より)
〔録音:1951年11月2日、ロンドン/オリジナル発売:1951年(Columbia
DX 1806[78rpm])/
再発売:1959年(Columbia SCD 2105[45rpm])〜こちらから修復〕
バックス:2台のピアノのためのトーン・ポエム
《幸せな平野》
〔録音:1956年4月、モスクワ(Aprelevski
Plant 003150)〕
ミヨー:2台のピアノのための組曲 《スカラムーシュ》
Op.165b
〔録音:1956年4月、モスクワ(Aprelevski
Plant 003151)〕 |
シリル・スミス&フィリス・セリック、1948年〜1956年
「4手」時代の貴重な録音!
☆シリル・スミスとフィリス・セリックの名夫婦ピアノ・デュオ!
☆モーツァルトやラフマニノフの名演と、1956年モスクワのレア・レコーディングを収録!
良質なヒストリカル録音の復刻で知られるGuild
Historicalより、イギリスの名夫婦ピアノ・デュオ、シリル・スミス&フィリス・セリックの音源が登場!
1950年前後のモーツァルトやラフマニノフの名録音に加え、シリル・スミスの左手が動かなくなる直前、1956年4月にモスクワでレコーディングされたバックス&ミヨーというレア・レコーディングも収録。
その後は「3手のためのピアノ・デュオ」としても活躍したスミス&セリックですが、このバックスとミヨーは「4手」で弾いた二人の最後の録音です。ラフマニノフ以外の音源は初CD化。
※録音:1948年−1956年
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ、レイノルズ・マスタリング/ADD/MONO |
<LP>
ALTUS(LP)
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ALTLP 139/40
(2LP)
\13600+税
※CD同時発売
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諏訪根自子 コロムビア録音全集 |
諏訪根自子(ヴァイオリン)
上田仁(ピアノ*)、
ナデイダ・ロイヒテンベルク(ピアノ) |
[LP1 A面]
ドヴォルザーク:ユーモレスク*(Rec: 1933/8/22
SP No.27575)
ドルドラ:思い出(Rec: 1933/8/22 SP No.
27641)
クライスラー:「プニャーニの形式による前奏曲とアレグロ」より
アレグロ*
(Rec: 1933/8/22 SP No.27575)
ゴダール:ジョスランの子守歌*(Rec: 1933/8/22
SP No.27609)
リース:無窮動*(Rec: 1933/10/3 SP No.27609)
フィオリロ:カプリス(Rec: 1933/10/3
SP No.27641)
[LP2 B面]
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ(Rec:
1934/12/5 SP No.28141)
マリー:金婚式(Rec: 1934/12/5 SP No.28141)
フォーレ:夢のあとに(Rec: 1934/12/12
SP No. 28185)
ドリゴ:セレナード(Rec: 1934/12/12 SP
No.28185)
サラサーテ:アンダルシアのロマンス(Rec:
1934/12/20 SP No.28225)
キュイ:オリエンタル(Rec: 1934/12/20
SP No.28225)
マスネ:タイスの瞑想曲(Rec: 1935/1/27
SP No. 28298)
[LP2 A面]
サン=サーンス:白鳥(Rec: 1935/1/27
SP No. 28298)
シューベルト:セレナード(Rec: 1935/3/6
SP No.28383)
J.S.バッハ:ガヴォット(Rec: 1935/3/6
SP No. 28383)
J.S.バッハ=グノー:アヴェ・マリア(Rec:
1935/3/20 SP No.29319)
グラズノフ/クライスラー編:スペイン風セレナード(Rec:
1935/3/20 SP No.28645)
グノー:セレナード(Rec: 1935/4/10 SP
No.29453)
瀧廉太郎/山田耕筰 編:荒城の月(Rec:
1935/4/10 SP No. 29453)
[LP2 B面]
田中穂積/山田耕筰 編:美しき天然(Rec:
1935/4/23 SP No.28768)
ドヴォルザーク/クライスラー編:インディアンの悲歌(Rec:
1935/4/23 SP No.28768)
ドリゴ:火花のワルツ(Rec: 1935/5/8 SP
No.28645)
パデレフスキ/クライスラー編:メヌエット(Rec:
1935/5/8 SP No.29319)
ファリャ:スペイン舞曲(Rec: 1935/5/29
SP No.29734)
シューマン:トロイメライ(Rec: 1935/5/29
SP No.29734) |
ヴァイオリン音楽愛好家に捧ぐ愛蔵盤!天才美少女ヴァイオリニストの真の姿。過去最高、間違いなく決定盤たる驚きの音質。諏訪根自子の気品と知性に満ちた演奏がここまでリアルに!
録音:1933 年〜 1935 年/国内プレス、完全限定生産盤、モノラル、日本語帯・解説付
天才美少女ヴァイオリニスト、諏訪根自子が渡欧前に残したコロムビア録音のすべてを録音日順に収録。
音盤所有者から提供されたSP 盤をもとに丁寧にリマスタリングし、アナログのマスターテープを作りLP
化しました。一流の技術者が過去最高の音質を目指して製作しており、30
年代の音とは思えぬ美音に仕上がっております。
かつて諏訪根自子の演奏録音からここまで自然な叙情が香り立ったことがあったであろうかと自問したくなる驚きの出来栄えです。
往年の大演奏家を思わせる音運びでありながらすっと心に馴染んでくる、柔らかく、品良く、高い知性を感じさせるヴァイオリンの歌。愛蔵盤としてぜひお手許に。
当盤の復刻は、SP 復刻で定評ある「オーパス蔵」レーベルで創業よりマスタリングを担当している須賀孝男氏の手によってなされました。同内容のCDも同時発売いたします(品番:ALT-391/2)。あわせてご堪能ください。
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ALTUS(LP)
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TBRLP 0001/2
(2LP)
¥13600+税
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ゴールドベルク ラスト・リサイタル
[LP1 A面]
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第35番
ト長調 K.379
[LP1 B面]
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番
ト長調 Op.78
[LP2 A面]
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第36番
変ホ長調 K.380
[LP2 B面]
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番
イ長調 Op.100 |
シモン・ゴールドベルク(ヴァイオリン)
山根美代子(ピアノ) |
訪れた奇跡の時間。一切の飾り気なし、清冽無垢な音色。ヴァイオリンとピアノの幸福な調べが涙を誘います。
1992年7月2日/新潟市音楽文化会館(ライヴ録音)/国内プレス、完全限定生産盤、ステレオ、日本語帯・解説付
Tobu Recordings からCD で発売されベストセラーとなっている音源をALTUS
がライセンスし初LP 化。LP 用にマスタリングし直し、アナログのマスターテープを作った上でカッティング。熟練の技術者による丁寧な製作でLP
ならではの風合いを獲得しています。
数々の災厄を乗り越え、世界中で音楽を演奏し、日本で逝った音楽家、シモン・ゴールドベルク。その最後の演奏会は1992
年7 月2 日に新潟で行われました。モーツァルトとブラームスのソナタを、人生の伴侶とも言うべき山根美代子夫人の伴奏で演奏。何も飾らずに、純然たる音楽そのものをあるがままに奏でた清冽無垢な音色。長い道のりの果てに行き着いた達観の境地が感じられる、かけがえのない演奏。お互いの尊敬心が音という音に映し出され、幸福感あふれる奇跡の時間となり涙を誘います。
ライナーノートには山根美代子夫人の妹、大木裕子女史によるゴールドベルクの貴重な思い出が綴られています。また日本とゴールドベルクの関わりをまとめた書き下ろし解説も収録。特別なアナログディスクとして手許に残したくなる逸品と言って良いでしょう。
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MELOLP 007/8
(2LP)
¥13600+税
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ハンス・リヒター=ハーザー 未発表放送スタジオ録音集
[LP1 A面]
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第6番ニ長調
K.284
[LP1 B面]
モーツァルト:ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.533
[LP2 A面]
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第16番
ト長調 Op.31-1
[LP2 B面]
ハイドン:ピアノ・ソナタ第49番 変ホ長調
Hob.XVI:49 |
ハンス・リヒター=ハーザー(ピアノ) |
風格たくましいドイツ・ピアニズムの魅力。潤いに富み重厚、底光りするスケール感!初出放送スタジオ録音による高貴なる芸術。
[LP1]1950年12月30日/フランクフルト・ヘッセン放送協会旧放送会館(スタジオ録音)
[LP2]1959年10月7日/フランクフルト・ヘッセン放送協会ルーム3/C(スタジオ録音)
国内プレス、完全限定生産盤、モノラル、日本語帯・解説付
Meloclassic からCD で発売されマニアを唸らせた貴重音源をALTUS
がライセンスし初LP 化。LP 用にマスタリングし直し、アナログのマスターテープを作った上でカッティング。熟練の技術者による丁寧な製作でLP
ならではの風合いを獲得しています。
ドイツ・ピアニズムの神髄をとことん味わい尽くすアナログの登場。リヒター=
ハーザーは正統派ドイツの響きがいかに幅広く豊かなものであるかを如実に伝えてくれます。潤いに富み重厚、流麗であり堂々としたスケール感、堅固な構成の中での魅力的な歌いまわし。最前面を派手な効果で彩るタイプではないので、古典作品でまとめたこのプログラムは一見地味な印象を与えかねませんが、じっくりと耳を澄ませばその深い音楽性に驚嘆。幾分トリッキーな曲想のソナタが選ばれ、軽やかに弾いていながらも、内部からにじみ出てくる滋味豊かな風格が見事です。
※ Tobu Recordings、Meloclassic のCD は東武ランドシステム株式会社様がお取扱いをしています。LP
タイトルのみ、トーメイ電子株式会社(ALTUS)が製作・発売元となり、キングインターナショナルが販売いたします。
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6/21(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ATMA CLASSIQUE
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1パート1人のカンタータ・シリーズ第8 集
J.S.バッハ:カンタータ集Vol.8 ルター・カンタータ
カンタータ第76番「もろもろの天は神の栄光を語り」
BWV76
カンタータ第79番「主なる神は日なり、盾なり」
BWV79
カンタータ第80番「われらが神は堅き砦」
BWV80 |
エレーヌ・ブルネ(ソプラノ)
マイケル・テイラー(カウンターテナー)
フィリップ・ガニエ(テノール)
ジェシー・ブランバーグ(バリトン)
エリック・ミルンズ(指揮)
モントリオール・バロック |
録音:2016 年/モントリオール・バロック・フェスティヴァル/69’33’’
カナダを代表するバロック・アンサンブル、モントリオール・バロックによる、OVPP
を採用したバッハのカンタータ・シリーズ第8
弾。演奏の巧さに加えて、細やかなパートの動きが手に取るようにわかる録音の素晴らしさも注目です。
BWV76 ではトランペット、BWV79 ではホルンとティンパニが用いられ勇壮な曲想が展開されます。またBWV80
はルターのコラール「神はわがやぐら」を素材に使った人気作。ルターの旋律がカノンで歌われる第1
曲からしてバッハの作曲技術の神髄が垣間見えます。 |
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アカディアとフランスの愛の歌
アカディア民謡
Suite acadienne no.1 / Plus aurore que
le jour / Ecrivez-moi /
Suite acadienneno.2 / Dans la ville de
Paris / Le moine Simon /
L’avent du reel acadien / Belleriviere
/ Le 31 du mois d’aout
ジャコタン・ル・ベル(v.1495-v.1556):
N’auray je jamais reconfort / Aupres
de vous / Interlude /
Si bon amour / D’ungcoup mortel / Interlude
/
Mary, je songay l’autre jour / Moi qui
ne feiz / De troppenser /
Interlude / A Paris a troys fillettes
/ Le voulez-vous /
J’ay mes amours /Je changeray / Interlude |
モニク・リチャード(指揮)
ルイスバーグ合唱団
スカイ・コンソート |
ルネサンスの神秘的な秘曲を収録
録音:2017 年6 月16、17、21、22 日
知られざるルネサンスの作曲家ジャコタンの作品がこれだけまとまって聴けるのが貴重なディスク。
ルイスバーグ合唱団は2006 年創立のカナダの合唱団です。 |
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CYBELE RECORDS
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3D 801801
(SACD HYBRID)
¥2500
※バイノーラル録音
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バイノーラル録音
ヴッパータール交響楽団LIVE Vol.2
ワーグナー:『タンホイザー』より
「 序曲」、「ヴェーヌスベルクの音楽」
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14 |
ジュリア・ジョーンズ(指揮)
ヴッパータール交響楽団 |
超高音質の大管弦楽!オーディオマニア垂涎。
74’56’’、3D-Binaural-Stereo(Artificial
Head)、pure DSD Recording
CYBELE レーベルが積極的に取り入れている、ヘッドホンで聴くことにより最高音質の効果を発揮するように作られた「バイノーラル録音」。その録音に特化したシリーズよりヴッパータール交響楽団のライヴ・シリーズ第2
弾が登場。ド派手な大管弦楽をたっぷり楽しめる『タンホイザー』と『幻想』という嬉しいカップリング!
『タンホイザー』序曲の金管の温かくふくよかな響きや、「ヴェーヌスベルクの音楽」のこまやかなオーケストラの動きを繊細にとらえた録音はさすがの一言。高音質で聴きたい大編成音楽の筆頭、『幻想交響曲』も大満足の音場感。高度にして異常性のあるベルリオーズならではのオーケストレーションの妙が手に取るように感じ取れます。
ジュリア・ジョーンズはイギリス生まれの女性指揮者。丁寧で見通しの良いコントロールが好印象で、盛り上がりも十分。ひたすら音そのものを聴き込みたい人には申し分ない演奏と言えます。
ヴッパータール交響楽団のライヴ・シリーズ第1
弾、ブラームスの3 番(3D-801702)も好評発売中です。 |
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PROFIL
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PH 18032
(3CD)
¥5200
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セット発売!
サラステ、ブラームス:交響曲全集
Disc 1 78’ 36”
ブラームス:
交響曲第1番ハ短調 Op.68
交響曲第3番ヘ長調 Op.90
Disc 2 60’ 42”
交響曲第2番ニ長調Op.73
ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
Disc 3 61’ 47”
交響曲第4番ホ短調Op.98
大学祝典序曲Op.80
悲劇的序曲Op.81 |
ユッカ=ペッカ・サラステ(指揮)
ケルンWDR 交響楽団 |
ブラームス解釈に新機軸を打ちたてたサラステ盤、早くも全集で登場!
録音:2013 年1 月23-27 日(Disc1)、2017
年7 月11-15 日(Disc2,3) /ケルン・フィルハーモニー(ライヴ)
交響曲第1&3 番(PH 13028)、第2 番(PH
17057)、第4 番(PH 17057) と分売されていたサラステ&
ケルンWDR 響によるブラームス交響曲が全集としてセット化されました。
4 篇の交響曲のみならず、「ハイドンの主題による変奏曲」と2
つの序曲も収録されている点も嬉しい限り。サラステはブラームスに熱意を示し、協奏曲を含むオーケストラ曲を連続でとりあげましたが、交響曲第1
番と3 番は2013 年冬のコンサート、他は2017
年夏のコンサートで、練り上げられた解釈と説得力あふれる演奏を繰り広げています。
基本的には奇を衒わぬ正攻法の演奏で、やや速めのテンポと切れ味の良さが、ブラームスならではの厚い音から涼しげな風を通すような快演をなっています。
「ハイドンの主題による変奏曲」も推進力に満ちていてあっという間に聴かせてしまいます。ブラームス晩年の作風を示す渋く深い瞑想性にあふれている交響曲第4
番も、やや速めのテンポと威圧感のなさで、シベリウスを思わせる透明感を紡ぎ出しています。
「大学祝典序曲」も「悲劇的序曲」も推進力に満ちていてあっという間に聴かせてしまいますが、やはり北欧の物語を聞いているような素晴らしい世界を創り上げています。ついに完結したサラステのブラームス交響曲全集、円熟ぶりと新鮮さでユニークな決定盤が登場したと申せましょう。
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ABC CLASSICS
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ABC 4816592
(2CD/特別価格)
¥4000
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グラス:ピアノ・エチュード全曲
ピアノ・エチュード第1巻(エチュード第1番〜第10番)
ピアノ・エチュード第2巻(エチュード第11番〜第20番) |
サリー・ウィットウェル(ピアノ) |
グラスのピアノ・エチュード全曲録音!演奏は世界初演者、サリー・ウィットウェル!
☆約20年という歳月をかけて作曲された、フィリップ・グラスのピアノ作品の集大成!「ピアノ・エチュード」の全曲録音!
☆演奏は初演者サリー・ウィットウェル。作曲者自身が太鼓判を押したグラスの作品のスペシャリストです!
シドニーを拠点にピアニスト、作曲家、指揮者、教育者として多彩な活動を繰り広げているサリー・ウィットウェルは、作曲家本人が太鼓判を押したフィリップ・グラスのピアノ作品のスペシャリスト。
豪州最大の音楽賞、ARIAアウォードの最優秀クラシック・アルバム賞にも選出されたウィットウェルの「マッド・ラッシュ/グラス:ピアノ作品集」の演奏に感銘を受けたグラス本人が、「ピアノ・エチュード」の世界初演を打診。2013年のパース国際芸術祭での世界初演はもちろんのこと、その後のニューヨーク、ロサンゼルスのコンサートでも大成功を収めています。
完成までに1991年から2012年までの約20年という長い歳月を費やしたグラスの「ピアノ・エチュード」。グラスのピアノ作品の集大成とも称される大作の世界初演者による快演にご期待下さい。
※サリー・ウィットウェルのオフィシャル・サイト→
http://sillywhatwell.weebly.com/
※録音:2017年8月&9月、スタジオ227、ABCウルティモ・センター(シドニー、オーストラリア)

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チェロ・アット・ザ・オペラ
プッチーニ:《ジャンニ・スキッキ》より
私のお父さん*/
ビゼー:《真珠採り》より 二重唱*/
フォーレ:《レクイエム》より ピエ・イエス+/#/
モーツァルト:《フィガロの結婚》より 恋とはどんなものかしら+/**/
モンテヴェルディ:《ポッペアの戴冠》より
ずっとあなたを見つめて+/#/
プッチーニ:《蝶々夫人》より ある晴れた日に*/
ドリーブ:《ラクメ》より 花の二重唱*/
ビゼー:《カルメン》より 闘牛士の歌*/
プッチーニ:《トゥーランドット》より 誰も寝てはならぬ*/
サルトーリ:君と旅立とう+/ヴェルディ:《椿姫》より
乾杯の歌*/
ビゼー:《カルメン》より セギディーリャ*/
ドヴォルザーク:《ルサルカ》より 月に寄せる歌*/
フンパーディンク:《ヘンゼルとグレーテル》より
夕べの祈り+/
ヘンデル:《セメレ》より そなたの赴くところ+/#/
パーセル:《ディドとエネアス》より ディドのラメント+/#/
モーツァルト:《コジ・ファン・トゥッテ》より
風は穏やかに*/
ヴェルディ:《リゴレット》より 女心の歌* |
サリー・メアー(チェロ)、アンドルー・グリーン(指揮)*、タスマニア交響楽団*、
ミッシェル・ケリー&ナリーン・メルコニアン(ヴァイリン・デュオ)+、ステファン・デュウ(ヴィオラ)+、
ローズマリー・クイン(チェロ)+、カースティ・マクカホン(コントラバス)+、
ジェイソン・ノーブル(クラリネット)**、アンドルー・バーンズ(バスーン)**、
キャサリン・デイヴィス(チェンバー・オルガン&ハープシコード)# |
オーストラリアで「チェロ・ディーヴァ」として高い人気を誇る女性チェリスト、サリー・メアーのABC
Classicsでのサード・アルバム!
ソプラノ、メゾ、テノール、バスのためのオペラの名アリアを、サリー・メアーのチェロが感情豊かに歌い上げています。
※サリー・メアーのオフィシャル・サイト→
http://cellodiva.com/
※録音:2017年2月16日−22日、ユージン・グーセンス・ホール(シドニー、オーストラリア) |
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スカルソープ:管弦楽作品集
ポート・アーサー 〜
イン・メモリアム(トランペットと弦楽のための)/
ディリル/5番目の大陸/哀歌/小組曲/夜の歌/
ポート・アーサー 〜
イン・メモリアム(オーボエと弦楽のための) |
デイヴィッド・ポルセリーン(指揮)
タスマニア交響楽団 |
現在のオーストラリアを代表する作曲家の1人、ピーター・スカルソープ(1929−2014)。1996年にタスマニア島のポート・アーサーで起きた悲劇的な事件の追悼として作曲された「ポート・アーサー
〜 イン・メモリアム」などを収録。
※録音:1996年6月24日−28日&1997年3月15日、ホバート(オーストラリア) |
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ONYX
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ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
J.N.ハワード&A.J.カーニス:ヴァイオリン協奏曲集
アーロン・ジェイ・カーニス:ヴァイオリン協奏曲**
ジェームズ・ニュートン・ハワード:ヴァイオリン協奏曲***
ブラムウェル・トヴェイ:ストリーム・オヴ・ライムライト*
(全曲世界初録音) |
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
ルドヴィク・モルロー(指揮)**
シアトル交響楽団**
クリスティアン・マチェラル(指揮)***
デトロイト交響楽団***
アンドルー・アームストロング(ピアノ)* |
エーネスのために書かれた3作品!映画音楽の巨匠J.N.ハワードの協奏曲!
☆カナダが誇る天才ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス!
☆エーネスのために書かれた新作コンチェルト世界初録音!
☆映画音楽ファンも注目! 映画音楽の巨匠、ジェームズ・ニュートン・ハワードのヴァイオリン協奏曲!
「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など、世界で圧倒的評価を受けているカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。
これまでロイヤル・フィルハーモニック協会音楽賞、グラミー賞、グラモフォン賞など錚々たる受賞歴を誇り、2017年にはNHK「クラシック音楽館」のドキュメンタリー<バイオリン
500年の物語>に出演し、日本でも大きな話題を呼びました。
イギリスのONYXから発売されるニュー・アルバムは、エーネスのために書かれた3つの作品のプレミア・レコーディング。
注目は、『プリティ・ウーマン』やバットマン原作の『ダークナイト』、ハリー・ポッター・シリーズのスピンオフ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』など、120を超える映画音楽を制作し複数回アカデミー賞にノミネート、またグラモフォン賞やエミー賞の受賞実績も誇る映画音楽界の巨匠、ジェームズ・ニュートン・ハワードの「ヴァイオリン協奏曲」。
ジェームズ・エーネスの華麗なテクニックと溢れ出る音楽性を存分に活かした現代のヴァイオリン協奏曲にご注目ください!
※録音:2016年1月、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)〔トヴェイ〕/2017年5月26日−28日、マックス・フィッシャー音楽センター(デトロイト、アメリカ)〔ハワード〕/2017年3月16日−18日、ベナロヤ・ホール(シアトル、アメリカ)〔カーニス〕 |
TONAR MUSIC
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フェルナンド・ソル 〜 ギターのベートーヴェン |
マヌエル・バルエコ(ギター) |
ソル:
バレエ音楽《シンデレラ》より 行進曲/
《マルボローは戦争に行く》による序奏と変奏曲
Op.28/
練習曲ロ短調 Op.35-22/練習曲ロ短調 Op.31-18/
練習曲ハ長調 Op.6-10《女王陛下万歳》/
ソナタ ハ長調 Op.15b/アンダンテ・ラルゴ
Op.5-5/
モーツァルトの主題による序奏と変奏曲
Op.9/
ディヴェルティメント Op.2-3/スペインのフォリアによる変奏曲
Op.15a/
メヌエット イ長調 Op.11-6/メヌエット
ト長調 (WoO)/メヌエット ト長調 Op.3/
メヌエット ニ長調 Op.11-5/メヌエット
ホ長調 Op.11-10 |
アメリカのギター・レーベル「Tonar Music」
名匠マヌエル・バルエコのタイトルを中心とするアメリカのギター・レーベル「Tonar
Music」の取扱いを開始します。
EMI/Warnerに録音した数多くのCDが世界的に高く評価されているキューバ生まれの名ギタリスト、マヌエル・バルエコ(1952−)。ギターのベートーヴェンとも呼ばれるソルのプログラムでは、バルエコお気に入りと珍しい作品をミックス。
スペイン・ギター黄金時代の秀作を現代の名手の好演でお楽しみ下さい。
※録音:2016年頃 |
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メン 〜 ギターのための作品集
ウィリアムズ:《ミュンヘン》より アヴナーのテーマ
カステルヌオーヴォ=テデスコ:
ソナタ ニ長調 Op.77《ボッケリーニへのオマージュ》
タレガ:グラン・ワルツ、ロシータ
J.S.バッハ:リュート組曲第4番ホ長調 BWV.1006a
ウォルトン:5つのバガテル
ウィリアムズ:ラウンズ |
メン・スー(ギター) |
2015年のパークニング国際ギターコンクールで優勝し、現代屈指のヴィルトゥオーゾ・ギタリストとして話題沸騰中のメン・スー(蘇萌)。
初となるソロ・アルバムには、タレガ、カステルヌオーヴォ=テデスコやバッハ、ウォルトン、そしてジョン・ウィリアムズの作品を収録しています。ギター界を沸かせているメン・スーの圧巻のテクニックにご注目下さい。
※録音:2016年頃 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
DANACORD
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DACOCD 791-792
(2CD-R)
¥5400
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フィン・ヴィーザウー回顧 第1集 −
名高いバッハの「オルゲルビュヒライン」 |
フィン・ヴィーザウー(オルガン) |
[CD1]
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
コラール変奏曲「恵み深きイエスよ、よくぞ来ませり(Sei
gegrusset, Jesu gutig)」 BWV.768
コラール前奏曲「いざ来たれ、異教徒の救い主よ(Nun
komm', der Heiden Heiland)」 BWV.659
コラールの編曲「最愛のイエス、われらここにあり(Liebster
Jesu, wir sind hier)」 BWV.731
コラール「われは神より離れず(Von Gott
will ich nicht lassen)」 BWV.658
コラール「おお愛する魂よ、汝を飾れ(Schmucke
dich, o liebe Seele)」 BWV.654
[録音:1952年、ソールー教会(ヴェストシェラン、デンマーク)(stereo)]
[The Haydn Society HSL 3063]
前奏曲とフーガ ロ短調 BWV.544
[録音:1953年、ソールー教会(ヴェストシェラン、デンマーク)(stereo)]
[Fonodan FDL 1022]
オルゲルビュヒライン(オルガン小曲集)(Orgelbuchlein)
いざ来たれ、異教徒の救い主よ(Nun komm'
der Heiden Heiland) BWV.599
神よ、その慈悲により、または神の子は来たれり
(Gott, durch deiner Gote, oder Gottes
Sohn ist kommen) BWV.600
神のひとり子なる主イエス(Herr Christ,
der ein'ge Gottes Sohn) BWV.601
全能の神をたたえん(Lob sei dem allmachtigen
Gott) BWV.602
ベツレヘムに生まれし幼な子(Puer natus
in Bethlehem) BWV.603
イエス・キリストよ、汝はたたえられよ(Gelobet
seist du, Jesu Christ) BWV.604
かくも喜びに満てる日(Der Tag, der
ist so freudenreich) BWV.605
高き天より、われは来たり(Vom Himmel
hoch, da komm' ich her) BWV.606
天使の群れ、天より来たれり(Vom Himmel
kam der Engel Schar) BWV.607
甘き喜びのうちに(In dulci jubilo)
BWV.608
汝らキリスト者よ、こぞりて主をたたえよ(Lobt
Gott, Ihr Christen allzugleich) BWV.609
イエス、わが喜び(Jesu meine Freude)
BWV.610
[CD2]
われらキリストをたたえまつる(Christum
wir sollen loben schon) BWV.611
われらキリスト者、今ぞ喜びにあふれ(Wir
Christenleut’) BWV.612
われとともに神の恵みをほめたたえよ(Helft
mir Gott's Gute preisen) BWV.613
古き年は過ぎ去り(Das alte Jahr vergangen
ist) BWV.614
汝のうちに喜びあり(In dir ist Freude)
BWV.615
平和と喜びもてわれは行く(Mit Fried
und Freud ich fahr dahin) BWV.616
主なる神、いざ天の扉を開きたまえ(Herr
Gott, nun schleuss den Himmel auf) BWV.617
おお汚れなき神の小羊(O Lamm Gottes
unschuldig) BWV.618
キリスト、汝神の小羊(Christe, du Lamm
Gottes) BWV.619
われらを救いたもうキリスト(Christus,
der uns selig macht) BWV.620
イエス十字架にかけられしとき(Da Jesus
an dem Kreuze stand) BWV.621
おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け(O
Mensch, bewein dein' Sunde gross) BWV.622
主なるイエス・キリストよ、われら汝に感謝す(Wir
danken dir, Herr Jesu Christ) BWV.623
神よ、われを助けて成功させたまえ(Hilf
Gott, dass mir's gelinge) BWV.624
キリストは死の絆につかせたまえり(Christ
lag in Todesbanden) BWV.625
われらの救い主、イエス・キリスト(Jesus
Christus, unser Heiland) BWV.626
キリストは起ち上がり(Christ ist erstanden)
BWV.627
聖なるキリストは起ち上がり(Erstanden
ist der heilig Christ) BWV.628
栄光の日は来たりぬ(Erschienen ist
der herrliche Tag) BWV.629
今日神の子は勝利をおさめ(Heut' triumphieret
Gottes Sohn) BWV.630
来たれ、創り主にして聖霊なる神よ(Komm’
Gott, Schopfer, heiliger Geist) BWV.631
主イエス・キリスト、われらを顧みたまえ(Herr
Jesu Christ, dich zu uns wend) BWV.632
最愛のイエス、われらここにあり(Liebster
Jesu, wir sind hier) BWV.633+BWV.634
これぞ聖なる十戒(Dies sind' die heiligen
zehn Gebot) BWV.635
天にいますわれらの父よ(Vater unser
im Himmelreich) BWV.636
アダムの罪によりすべては失われぬ(Durch
Adams Fall ist ganz verderbt) BWV.637
救いはわれらに来たれり(Es ist das
heil uns Kommen her) BWV.638
主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ(Ich
ruf' zu dir, Herr Jesu Christ) BWV.639
主よ、汝によりてわれ希望をもつ(In
dich hab' ich gehoffet) BWV.640
われら悩みの極みにありて(Wenn wir
in hochsten Noten sein) BWV.641
ただ愛する神の摂理にまかす者(Wer nur
den lieben Gott lasst walten) BWV.642
人みな死すべきもの(Alle Menschen mussen
sterben) BWV.643
ああ、いかにはかなく、いかに空しき(Ach
wie nichtig, ach wie fluchtig) BWV.644
[録音:1958年、ソールー教会(ヴェストシェラン、デンマーク)(stereo)]
[Metronome MCLP 85033/MCLP 85034]
[Bonus track]
トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
[録音:1950年6月 フレゼリクスベア教会(フレゼリクスベア、デンマーク)(mono)]
[HMV DB 10500] |
【全4巻8枚】デンマークの伝説的オルガニスト、フィン・ヴィーザウーの良質音源集!
デンマークのオルガニスト、フィン・ヴィーザウー(1906−1987)は、シェラン島、ネストヴェズのフーレビェア生まれ。ソールーの音楽学校に入学、指揮者として知られるモーウンス・ヴルディケ(モーゲンス・ヴェルディケ)にオルガン、アレクサンダー・ストフレーインにピアノ、バロック音楽とハイドンの研究者イェンス・ペーター・ラーセンに音楽理論を学びました。王立デンマーク音楽アカデミーとコペンハーゲン大学を修了。1928年にコペンハーゲンの改革派教会のオルガニストに就任し、イェーヤスボー教会、三位一体教会、聖アンドレーアス教会のオルガニストを務めました。ヴィーザウーは、古典的オルガン作品のレコード録音によって国外でも知られ、イェール大学とノーステキサス大学から客員教授に招かれ、フィンランドのオーボ(トゥルク)大学からは名誉博士号を授与されました。彼の演奏は、オルガンの歴史、楽器の機構、レジストレーション、音楽の様式の深い知識をベースにした、恣意的な解釈と妥協を排し、作曲者の意図を可能な限り正しく表現したものとして、高い評価を受けています。
ヴィーザウーの音楽を4つのアルバムで「回顧」するシリーズ。第1集のメイン・プログラムは、J.S.バッハの『オルゲルビュヒライン(オルガン小曲集)』の全曲演奏です。正確なリズムとアーティキュレーション、レガート奏法により、デンマークだけでなくヨーロッパとアメリカのバッハ演奏を変えたといわれます。マークセン(Marcussen&Son)が1942年に制作した37ストップのオルガンが設置されたシェラン島のソールー教会での録音です。この録音が企画されるきっかけとなったHMV録音の《トッカータとフーガ
ニ短調》が「Bonus track」に収録されています。
このシリーズは、Bonus trackをのぞき、オリジナルのステレオ録音で構成されています。1950年代の録音は、Metronome
Recordsの録音技師、デンマークでステレオ録音を最初に採用したひとり、後にEratoのチーフエンジニアを務めるペーター・ヴィレモエス(1927−2002)が担当。Telefunken
Neumann M49マイクロフォンを2本使い、ヴィーザウーが望んだという透明な音像に捉えています。復刻はクラウス・ビューリトが担当しました。オリジナルのテープ録音と、転写などの問題のあるものは未使用の盤を含めVinyl
LPを使い、ヴィレモエスが手がけた1950年代初頭の録音も、ヴィーザウーの芸術を時を超えて楽しめる最良の音に復元しています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
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DACOCD 793-794
(2CD-R)
¥5400
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フィン・ヴィーザウー回顧 第2集 − 名高いバッハ録音 |
フィン・ヴィーザウー(オルガン) |
[CD1]
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.546/前奏曲とフーガ
ハ長調 BWV.547/
幻想曲 ハ短調 BWV.562/トッカータとフーガ
へ長調 BWV.540
[録音:1957年、聖ヨハネ教会(ヴァイレ、デンマーク)(stereo)]
[Metronome MCLP 85023]
パストラーレ へ長調 BWV.590/幻想曲
ト長調 BWV.572/
前奏曲とフーガ イ長調 BWV.536/前奏曲とフーガ
ロ短調 BWV.544
[録音:1958年、聖ラウレンティウス教会(ケアテミネ、デンマーク)(stereo)]
[Metronome MCLP 85003]
[CD2]
コラール変奏曲「おお神よ、汝いつくしみ深き神よ(O
Gott, du frommer Gott)」 BWV.767
コラール・フゲッタ「われらキリストをたたえまつる(Christum
wir sollen loben schon)」 BWV.696
コラール・フゲッタ
「イエス・キリストよ、汝はたたえられよ(Gelobet
seist du, Jesu Christ)」 BWV.697
コラール・フゲッタ「神の子は来たれり(Gottes
Sohn ist kommen)」 BWV.703
コラール・フゲッタ
「神のひとり子なる主キリスト(Herr
Christ, den ein'ge Gottes-Sohn)」 BWV.698
コラール・フゲッタ「全能の神をたたえん(Lob
sei dem allmachtigen Gott)」 BWV.704
コラール・フゲッタ「いざ来たれ、異教徒の救い主よ(Nun
komm' der Heiden Heiland)」 BWV.699
カノン風変奏曲「高き天より、われは来たり(Vom
Himmel hoch, da komm’ ich her)」 BWV.769
コラール前奏曲
「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ(Herr
Jesu Christ, dich zu uns wend)」 BWV.709
コラールの編曲「わが心の切なる願い(Herzlich
tut mich verlangen)」 BWV.727
コラール前奏曲「最愛のイエス、われらここにあり(Liebster
Jesu, wir sind hier)」 BWV.706
コラール前奏曲「ただ愛する神の摂理にまかす者(Wer
nur den lieben Gott lasst walten)」 BWV.691
コラール前奏曲「ただ愛する神の摂理にまかす者(Wer
nur den lieben Gott lasst walten)」 BWV.690
[録音:1958年、ソールー教会(ヴェストシェラン、デンマーク)(stereo)]
[Metronome MCLP 85051]
ディートリク(ディゼリク)・ブクステフーデ(c1637-1707):
テ・デウム(Te Deum laudamus) BuxWV.218
[録音:1957年9月 ソールー教会(ヴェストシェラン、デンマーク)(stereo)]
[Disque Valois MB 1]
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):
コラール前奏曲「高き天より、われは来たり(Vom
Himmel hoch, da komm’ ich her)」
マリアの賛歌(Das Magnificat Mariae)「わが魂は主をあがめ(Meine
Seel’ erhebt den Herren)」
イエス・キリストよ、汝はたたえられよ(Gelobet
seist du, Jesu Christ)
おお汚れなき神の小羊(O Lamm Gottes
unschuldig)
われはわが財宝を神の御国にもつ(Ich
hab’ mein’ Nach Gott heimgestellt)
[録音:c.1955年、聖ヤコブ教会(ヴァーデ、デンマーク)(stereo)]
[Metronome MCEP 3019] |
ヴィーザウー回顧」第2集。ソールー教会で録音されたバッハの残りの作品と、ヴァイレの聖ヨハネ教会のフローベニウス(Frobernius
& Co)のオルガン(1956年)とケアテミネの聖ラウレンティウス教会のマークセン・オルガン(1938年)によるバッハをヴィーザウーの意図したオリジナルLPの順序で収録。ブクステフーデの《テ・デウム》が、第3集の収録時間の関係から、このアルバムに収められています。最後に収録されたパッヘルベルの5曲の「宝石」は、マークセン・オルガンの新しいオルガンで弾いてみたいというヴィーザウーの要望を入れ、ユラン半島の西端にあるヴァーデの聖ヤコブ教会のセッションで録音された演奏です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
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DACOCD 795-796
(2CD-R)
¥5400
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フィン・ヴィーザウー回顧 第3集 − 新時代を画したブクステフーデ録音 |
フィン・ヴィーザウー(オルガン) |
[CD1]
ディートリク(ディゼリク)・ブクステフーデ(c1637-1707):
前奏曲、フーガとシャコンヌ ハ長調 BuxWV.137/
前奏曲 ヘ長調 BuxWV.145/前奏曲 ホ短調
BuxWV.142/
今ぞわれら聖霊に願いたてまつる(Nun
bitten wir den heiligen Geist) BuxWV.209
今ぞわれら聖霊に願いたてまつる(Nun
bitten wir den heiligen Geist) BuxWV.208
ああ主よ、あわれなる罪人のわれを罰したもうな(Ach
Herr, mich armen Sunder) BuxWV.178
今ぞ喜べ、愛するキリスト者の仲間たちよ(Nun
freut euch, lieben Christen g’mein) BuxWV.210
トッカータ ヘ長調 BuxWV.156/前奏曲
ホ短調 BuxWV.143/
前奏曲とフーガ 嬰へ短調 BuxWV.146/
天にいますわれらの父よ(Vater unser
im Himmelreich) BuxWV.207 & BuxWV.219
第1旋法のマニフィカト(Magnificat Primi
Toni) BuxWV.203
[録音:1958年4月8日-14日 聖ヨハネ教会(ヴァイレ、デンマーク)(stereo)]
[Disque Valois MB 121+MB 31]
[CD2]
前奏曲とフーガ ト短調 BuxWV.150/前奏曲とフーガ
ニ長調 BuxWV.139/
シャコンヌ ハ短調 BuxWV.159/前奏曲とフーガ
ホ長調 BuxWV.141/
暁の星のいと美しきかな(Wie schon leuchtet
der Morgenstern) BuxWV.223/
前奏曲とフーガ イ短調 BuxWV.153/カンツォーナ
ハ長調 BuxWV.166/
トッカータ へ長調 BuxWV.157/カンツォーナ(フーガ)ト長調
BuxWV.175/
パッサカリア ニ短調 BuxWV.161/前奏曲とフーガ
ニ短調 BuxWV.140/
シャコンヌ ホ短調 BuxWV.160/前奏曲とフーガ
ト長調 BuxWV.147/
カンツォネッタ ホ短調 BuxWV.169/前奏曲とフーガ
ト短調 BuxWV.149
[録音:1957年9月 ソールー教会(ヴェストシェラン、デンマーク)(stereo)]
[Disque Valois MB 1+MB 11] |
「ヴィーザウー回顧」の第3集は、デンマーク生まれのオルガニストで作曲家のブクステフーデ(c.1637-1707)の作品です。ヴァイレの聖ヨハネ教会のフローベニウス・オルガン(1956年)とソールー教会のマークセン・オルガン(1942年)を弾いた1958年と1957年の演奏。
ブクステフーデの世界と芸術を洞察した演奏は、4枚のLPでリリースされ、1959年の「ADFグランプリ(Grand
Prix de l’Academie du Disque Francais)」を受賞しています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
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DACOCD 797-798
(2CD-R)
¥5400
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フィン・ヴィーザウー回顧 第4集 − 稀少録音 |
フィン・ヴィーザウー(オルガン) |
[CD1]
[宗教作品]
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):第1旋法によるティエント(Tiento
del primo tono)
ヤン・ピータスソン・スヴェーリンク(1562-1621):
おお幸いなる光よ、三位一体よ(O lux
beata trinitas)
ザムエル・シャイト(1587-1654):第2旋法のマニフィカト(Magnificat
secundi toni)
パウル(パウルス)・ジーフェルト(1586-1666):コラールと4つの変奏
フアン・バウティスタ・カバニーリェス(1644-1712):不協和音のティエント(Tiento
de falsas)
[世俗作品]
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):
『騎士の歌』によるディフェレンシア(Diferencias
sobre ‘El canto del caballero’)
ヤン・ピータスソン・スヴェーリンク(1562-1621):
ファンタジア第12番 イ長調《エコー》(Fantasie
op de manier van en echo)
大公のバレット(Baletto del granduca)
作者不詳:
イントラーダ(Intrada)/アルマンド(Allemande)/プロポルツ(Proportz)/
王のクラント(La corante de roy)/美しいイギリス舞曲(Ein
schoner englischer Tantz)/
スパニヨル・コッハーシュペルク Spaniol
Kochersperg(スペイン舞曲) */
モーリッツ公の踊り(Herzok Moritz
Tantz)/ハンガリー風(Ungarescha)/
サルタレッロ(Saltarello)
[録音:1956年6月 フレゼリクスボー城(ヒレレズ、デンマーク)(stereo)]
[MOAK 9]
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):前奏曲とフーガ
ニ短調
ジャン=フランソワ・ダンドリュー(1682-1744):組曲
ニ長調、マニフィカト ニ長調
ルイ・マルシャン(1669-1732):ディアローグ(Dialogue)
ハ長調
[録音:1982年4月 ディクーブ教会(ヘルシングウーア、デンマーク)(stereo)]
[FVS 2]
[CD2]
ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748):
コラール変奏曲「われはわがイエスを捨てず(Meinen
Jesum lass’ ich nicht)」
コラール・パルティータ「イエス、わが喜び(Jesu,
meine Freude)」
ゲオルク・ベーム(1661-1733):
コラール変奏曲「ああ、いかにはかなく、いかには空しき(Ach
wie fluchtig, ach wie nichtig)」
コラール変奏曲「わが愛する神に(Auf
meinen lieben Gott)」
コラール変奏曲「主イエス・キリスト、われらを顧みたまえ(Herr
Jesu Christ, dich zu uns wend)」
[録音:1958年、イェーヤスボー教会(ヴェストシェラン、デンマーク)(stereo)]
[The Haydn Society HSL 3066]
ジョゼフ=ギィ・ロパルツ(1864-1955):
序奏とアレグロ・モデラート(Introduction
et Allegro Moderato)(1917)
3つの瞑想(Trois Meditations)(1919)
レント 変ロ長調 アダージョ へ長調 ノン・トロッポ・レント
嬰ハ短調
[録音:1968年1月21日
ロイヤルレーン・バプティスト教会(ダラス、テキサス州)(ライヴ)(stereo)]
[FVS 1] |
「ヴィーザウー回顧」第4集には、バッハやブクステフーデとならんでヴィーザウーが好んで演奏した小品を中心とする録音が収められています。[CD1]のカベソンやスヴェーリンクたちの宗教作品と世俗作品、作者不詳の世俗曲は、録音技師ヴィレモエスがヴィーザウーに話をもちかけ、クリスチャン四世の居城として作られたフレゼリクスボー城で録音セッションが行われました。城の礼拝堂に置かれたオルガンは、1612年にエサイアス・コンペニウスが製作。当初の状態をほぼそのまま残す数少ない楽器です。このセッションは、「音」に記録されたとおり、オルガンの機械的雑音と周囲の交通騒音に悩まされた「悪夢」だったといいます。そうした条件に対応したプロフェッショナルたちの芸術に触れることのできる録音です。パッヘルベル、ダンドリュー、マルシャンの曲は、ゴナ・ファブリーシュス・フステズが1978年に製作した2段鍵盤と独立ペダルのオルガンのある、ヘルシングウーアのディクーブ教会で録音されました。
[CD2]の前半はバロック期の音楽。イェーヤスボー教会のオルガンは、ヴィーザウーがこの教会のオルガニストに就任する以前、マークセンが彼のアイデアを取り入れて製作したバロック様式の楽器です。ロパルツ(1864−1955)の2作品は、ライヴ録音です。ヴィーザウーが客員教授として招かれた際にアメリカで行ったコンサートのひとつ。ジョン・フォートが1966年に製作した22ストップ、2段鍵盤とペダルのオルガンのある、ダラスのロイヤルレーン・バプティスト教会のリサイタルです。この録音は、カール・ニルセンの《コンモティオ》(DACOCD
801-830)と組み合わせてLPリリースされ話題になり、女王マーグレーテ二世にも贈呈されました。バロック音楽を極めたオルガニストの違う一面のうかがえる貴重な録音です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
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<メジャー・レーベル>

6/20(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
SOMM
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SOMMCD0125
\2400
〔旧譜〕 |
レジナルド・キング(1904-1991):ピアノ作品集
1.楽園の歌/2.たそがれの旋律/
3-5.3つのミニチュア Op.8/6.マーロウ橋の6月の夜/
7.サラグモ/8.3つの小品 Op.4-1 ユモレスク/
9.月夜の夢/10-12.3つの印象 Op.3/13.春の牧場/
14.バルコニーのピエロ/15.3つの小品 Op.4-2
湖のそばで/
16.雨のライラック/17.ヤシの木陰で/18.瞑想/
19.夏のそよ風/20.夢みる柳/21.雲を過ぎて/
22.アネモネ/23.夕べの祈り |
マーク・ベッビントン(ピアノ) |
ハムステッドで生まれ、戦後イギリスの「軽音楽」界で活躍したレジナルド・キング。現在ではその名前もほとんど知られていませんが、このアルバムに収録された曲の美しく和やかなこと!
実はキングの作品のほとんどを、当時人気のある歌手たちがアレンジして歌ったことで、現在でも彼の音楽は愛されています。そしてピアニスト、ベッビントンが彼の作品を殊の外気に入っていたため、この録音が実現しました。
2012年1月5-6日/Symphony Hall, Birmingham,
England, United Kingdom |
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SOMMCD0160
\2400
〔旧譜〕 |
スタンフォード/ヨアヒム:弦楽四重奏曲集
1-4.スタンフォード(1852-1924):弦楽四重奏曲
第5番 変ロ長調 Op.104/
5.ヨアヒム(1831-1907):3つの小品 Op.2-1
ロマンス/
6-9.スタンフォード:弦楽四重奏曲 第8番
ホ短調 Op.167 |
クリシア・オソストヴィツ(ヴァイオリン)/
マーク・ベッビントン(ピアノ)…5/
ダンテ四重奏団…1-4.6-9 |
スタンフォードの弦楽四重奏曲は、意外なほどに録音がありません。アルバムに収録されている2曲の四重奏曲もほとんど録音されたことがなく、このダンテ四重奏団の演奏は本当に貴重です。
第5番変ロ長調は1907年にこの世を去った友人ヨアヒムのために作曲されており、収録されているヨアヒムの「ロマンス」と深い関係のある作品です。
第8番はスタンフォード晩年の作品で内省的な雰囲気が漂う美しい曲です。
2015年12月7-8日/St. Nichols Parish Church
Thames Ditton, United Kingdom |
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SOMMCD0164
\2400
〔旧譜〕 |
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):ピアノ作品集
1.山間の湖/2.序奏とフーガ/
3.J.S.バッハ:愛するイエスよ、わが願いをききたまえ
(ヴォーン・ウィリアムズ編)/
4.トマス・タリスの主題による幻想曲
(M. ジェイコブソンによる2台ピアノ編)/
5.ギボンズの歌曲第13番による讃美歌前奏曲/
6.「グリーンスリーヴス」による幻想曲(ピアノ・デュエット編)/
7-12.小さなピアノ曲集/13-18.6つの小品 |
マーク・ベッビントン(ピアノ)/
レベッカ・オモーティア(ピアノ)…2.4.6 |
世界初録音となる「序奏とフーガ」を含むヴォーン・ウィリアムズのピアノ曲集。
管弦楽版が知られる「タリスの主題による幻想曲」や「「グリーンスリーヴス」による幻想曲の2台ピアノ版と言った興味深い作品も収録されており、イギリス音楽を得意とするベッビントンの演奏によって、曲の味わいを存分に味わうことができます。
2016年3月30-31日/Adrian Boult Hall, Birmingham
Conservatoire, United Kingdom |
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SOMMCD0169
\2400
〔旧譜〕 |
ヴァイオリン・ソナタ集
1-4.フランク(1822-1890):ヴァイオリン・ソナタ
イ長調 /
5.プーランク(1899-1963):ヴァイオリン・ソナタ
FP119/
8-11.サン=サーンス(1835-1921):ヴァイオリン・ソナタ
第1番 ニ短調 Op.75 |
ギヨーム・コンベ(ヴァイオリン)/
サンドラ・カーロック(ピアノ) |
ヴァイオリニスト、ギョーム・コンベとピアニスト、サンドラ・カーロックが演奏するフランス界隈の3つのヴァイオリン・ソナタ集。
かっちりしたフランクと快活なプーランク、柔和なサン=サーンス、彼らはこの3曲の性格の違いをきっちりと弾き分けながら、ニュアンスある音楽を奏でています。
2016年7月23-25日/Turner Sims, Southampton,
UK |
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SOMMCD0180
\2400 |
グルーポット・コネクション-イギリス近代合唱作品集
1.ウォーロック:フル・ハート/
2-5.ロースソーン:4つの季節の歌/
6.アイアランド:丘/
7.バックス:私は少女を歌にする/
8.バックス:川に浮かぶように/
9.ディーリアス:クレイグ・ドゥーにて/
10.ラッチェンス:愛の詩/
11-17.モーラン:春の歌/
18.ウォルトン:生まれた音楽はどこに行く?/
19.アイアランド:薄明の夜/
20.ブッシュ:リデゥツェ/
21.バックス:御子の御母よ、祈り給え |
ロンディニアム/
アンドリュー・グリフィス(指揮) |
20世紀前半、イギリスのパブ「ジョージ」に集まった新進気鋭の作曲家たち。かのヘンリー・ウッドはこのパブに「血まみれのグルーポット」とニックネームを与えるほどに日夜激しい議論が交わされていました。
このアルバムにはパブに集った作曲家たちの合唱曲が収録されており、この時代の持つ独特の雰囲気が見事に再現されています。
2017年7月21-23日/All Hallows, Gospel
Oak, London, England, UK |
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SOMMCD0181
(2CD)
\3800 |
ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン・ソナタ集と他の作品集
第1集
【CD1】
1.ジョナサン・ダヴ:ルートヴィヒ・ゲーム…初録音/
2-4.ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ
第1番 ニ長調 Op.12-1/
5.ピーター・アッシュ:メジャー・チェイス…初録音/
6-8.ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ
第2番 イ長調 Op.12-2/
9.エルスペス・ブルック:スゥープ…初録音/
10-12.ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ
第3番 変ホ長調 Op.12-3/
【CD2】
1-3.ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ
第4番 イ長調 Op.23/
4.ユディト・ビンガム:The Neglected Child
見棄てられた子…初録音/
5.ヒュー・ワトキンス:春…初録音/
6-9.ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ
第5番 ヘ長調「春」Op.24/
10.ジェレミー・スロウ:Mehlschobert…初録音/
11-13.ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ
第8番 ト長調 Op.30-3 |
クリシア・オソストヴィツ(ヴァイオリン)/
ダニエル・トング(ピアノ) |
この「ベートーヴェン・プラス・シリーズ」は10曲のヴァイオリン・ソナタと、最新の作品を合わせることで「現代におけるベートーヴェンの影響」を探るという試
みがなされています。
第1集には第1番から第5番までのソナタと、現代作曲家たちの興味深い作品が並べられており、オソストヴィツとトングはこれらを巧みに演奏しています。
2017年2月23日.5月29日.9月30日.12月17日/Cedars
Hall, Wells, Somerset |
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SOMMCD0182
\2400 |
メンデルスゾーン(1809-1847):弦楽四重奏曲集
1-4.弦楽四重奏曲 第6番 ヘ短調 Op.80/
5-8.弦楽四重奏曲 第1番 変ホ長調 Op.12/
9-12.弦楽四重奏曲 第2番 イ長調 Op.13 |
ティペット弦楽四重奏団
【メンバー】/
ジョン・ミルズ(ヴァイオリン)/
ジェレミー・アイザック(ヴァイオリン)/
リディア・ラウンズ=ノースコット(ヴィオラ)/
ボジダール・ヴコティク(チェロ) |
NAXOSレーベルにも多くの録音を持つイギリスの名アンサンブル「ティペット四重奏団」のメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲集。
アルバムには後期と初期の作品が収録されており、早熟の天才が円熟するまでの過程を辿ることができます。とりわけ第6番は真摯で重厚な音楽であり、ティペット四重奏団はメンデルスゾーンが意図した世界を存分に表現しています。
2017年3月20.24日,5月15日/ St. Paul’s
Church, Southgate |
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SOMMCD248
(2CD)
\3800
〔旧譜〕 |
ジェミニアーニ(1687-1762):ソナタ集 Op. 1
【CD1】
1-4.ソナタ イ長調 Op.1-1/5-8.ソナタ
二短調 Op.1-2/
9-11.ソナタ ホ短調 Op.1-3/12-15.ソナタ
ニ長調 Op.1-4/
16.アレグロ ニ長調(ソナタ ニ長調 Op.1-4による)/
17-20.ソナタ 変ロ長調 Op.1-5/
21-23.ソナタ ト短調 Op.1-6(チェンバロ版)/
24-25.ソナタ ト短調 Op.1-6(2台のヴァイオリンと通奏低音版)/
【CD2】
1-4.ソナタ ニ短調 Op.1-7(リコーダーと通奏低音版)/
5.アレグロ ハ短調(ヴァイオリン・ソナタ
ハ短調 Op. 10-7による)/
6-9.ソナタ ロ短調 Op.1-8/10-12.ソナタ
ヘ長調 Op.1-9/
13-15.ソナタ ヘ長調 Op.1-9(2台のヴァイオリンと通奏低音版)/
16-19.ソナタ ホ長調 Op.1-10(フルートと通奏低音編)/
20-23.ソナタ ホ長調 Op.1-10(2台のヴァイオリンと通奏低音版)/
24-26.ソナタ イ短調 Op.1-11(2台のヴァイオリンと通奏低音版)/
27-29.ソナタ ニ短調 Op.1-12 |
ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズ
【メンバー】/
レイチェル・ブラウン(リコーダー、フルート)/
エイドリアン・バターフィールド(ヴァイオリン)/
オリヴァー・ウェッバー(ヴァイオリン)/
カスリーン・シャーマン(チェロ)/
ローレンス・カミングス(ハープシコード) |
ジェミニアーニ没後250年を記念して録音された2枚組。演奏するロンドン・ヘンデル・プレイヤーズは、名前の通り、数々のヘンデル作品の録音をリリースしているアンサンブルですが、メンバーそれぞれ個人でも活躍する(ヴァイオリンのバターフィールドとハープシコードのカミングスはルクレールのソナタ全曲をNAXOSからリリース)名手たちの集まり。
ここではジェミニアーニのオリジナルだけでなく、巧みに編曲したヴァージョンも演奏し、作品の楽しさを完璧に伝えています。
2012年2月6-8日,13-14日/St. Mary's Church,
Walthamstow, London, England, United Kingdom |
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SOMMCD250
\2400
〔旧譜〕 |
ファリャ/フランク/トゥリーナ:作品集
1.トゥリーナ(1882-1949):交響的狂詩曲 Op.66/
2.フランク(1822-1890):交響的変奏曲 /
3-5.ファリャ(1876-1946):交響的印象「スペインの庭の夜」/
6.グラナドス(1867-1916):ゴイェスカス 第1部-
第4曲 嘆き、またはマハとナイチンゲール/
7.ドビュッシー(1862-1918):版画-第2曲 グラナダの夕べ/
8.J.S.バッハ(1685-1750):トッカータとフーガ
ニ短調 BWV565 |
ヴァレリー・トライオン(ピアノ)/
ケネス・ウッズ(指揮)…1-5/
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団…1-5 |
1934年英国生まれの女性ピアニスト、ヴァレリー・トライオン。9歳でオーケストラと共演し12歳でBBCに出演、英国王立音楽院では最年少の学生となるなど、幼い頃から目覚ましい才能を発揮していました。
1956年にブダペストのリスト・コンクールで入賞して以来、フランツ・リスト演奏のスペシャリストとして名を挙げ、ソリストとして演奏する傍ら、アンサンブルではヴァイオリニストのアルフレード・カンポーリとチェリストのジョージ・アイザックと頻繁に共演し、素晴らしい演奏を披露しました。
このアルバムでは比較的珍しい作品が演奏されています。
【録音】2012年5月2-3日 Henry Wood Hall,
London, United Kingdom…1-5/2003年4月13日
National Gallery of Art, Washington, D.C.,
United States…6.7/2000年2月16日 St. George's
Brandon Hill, Bristol, England, United Kingdom…8 |
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SOMMCD251
(2CD)
\3800
〔旧譜〕 |
チェロとピアノのための20世紀ソナタ集(2枚組)
【CD1】
1-2.フランク・ブリッジ(1879-1941):チェロ・ソナタ/
3.ディーリアス(1862-1934):チェロ・ソナタ/
4-6.アイアランド(1879-1962):チェロ・ソナタ ト短調/
【CD2】
1-3.レベッカ・クラーク(1886-1979):ヴィオラ・ソナタ(チェロ編)/
4-6.アイヴァー・キーズ(1919-1995):チェロ・ソナタ/
7-9.ラッブラ(1901-1986):チェロ・ソナタ
ト短調 Op.60 |
アレクサンダー・ベイリー(チェロ)/
ジョン・スウェイツ(ピアノ) |
近代イギリスの知られざるチェロ・ソナタを収録した2枚組。最近注目を浴びている女性作曲家レベッカ・クラークと、アイヴァー・キーズ、それぞれのソナタは世界初録音です。
収録された6曲のソナタはどれも作曲家の個性を映し出しており、聴きごたえがあります。アンドレ・ナヴァラに師事したアレクサンダー・ベイリーの演奏で。
2012年12月16-22日/Sendesaal Bremen,
Germany |
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SOMMCD252
\2400
〔旧譜〕 |
エルガー:ウスター州立ポウィック精神科養護施設のための舞曲集
1.メヌエット/
2-3.アンダンテとアレグロ/
ウスター州立ポウィック精神科養護施設のための舞曲集-
4-8.Die junge Kokette カドリーユ 第1番-第5番/
9.5つのポルカ 第1番 Maud/
10-14.L'Assom[m]oir カドリーユ 第1番-第5番/
15.5つのポルカ 第2番 Nelly/
16-20.La Brunette カドリーユ 第1番-第5番/
21.5つのポルカ 第3番 La Blonde/
22-26.The Valentine カドリーユ第1番-第5番
27.二重奏曲/
ウスター州立ポウィック精神科養護施設のための舞曲集-
28-32.Paris カドリーユ 第1番-第5番/
33.5つのポルカ 第4番 Helcia/
34-38.A Singing Quadrille カドリーユ
第1番-第5番
39.フーガ ニ短調/
ウスター州立ポウィック精神科養護施設のための舞曲集-
40.5つのポルカ 第5番 Blumine |
ヴィクトリア・ブラウン(オーボエ)…2.3.39/
ソエ・バイヤーズ(ヴァイオリン)…2.3.39/
ルイス・ウィリアムズ(ヴィオラ)…2.3/
リチャード・ジェンキンソン(チェロ)…2.3/
ダンカン・ウィルソン(トロンボーン)…27/
ジョン・タッタースディル(コントラバス)…27/
バリー・コレット(指揮)…1.4-26.28-38.40/
イノヴェーション室内アンサンブル…1.4-26.28-38.40 |
1879年、21歳のエルガーはウスター州ポウィック村のバンドマスターに任命されました。
この村にあった病院の医師は、ダンスが患者たちに与える良い治療効果を期待し、エルガーに様々な舞曲の作曲を依頼しました。
6年間に渡り、毎週金曜日、エルガーはバンドを率いて病院を訪れ楽しい舞曲を演奏。良く知られた童謡や民謡を用いた音楽はスケッチのみが残存しており、このアルバムではアンドリュー・ライルの編集版が演奏されています。
2013年7月30-31日/CBSO Centre, Birmingham,
West Midlands, England, United Kingdom |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
<国内盤>

6/19(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
BIS
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BIS SA 2399
(1SACD HYBRID+1CD)
特別価格¥2900
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アコーディオン
アンドレーアス・ボーアゴーがゴルトベルク変奏曲を録音!
J.S.バッハ(1685-1750):
ゴルトベルク変奏曲 BWV988
(ベーレンライター版の楽譜を用いて演奏) |
アンドレーアス・ボーアゴー
(アコーディオン
(使用楽器:Jupit er ‘Ext ra’)) |
優秀録音。90 分かけてたっぷりと演奏!新進気鋭のアコーディオン奏者、アンドレーアス・ボーアゴーがゴルトベルク変奏曲を録音!!
セッション録音:2016 年7 月/ドルフ教会、ラーンスドルフ(ベルリン)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、90’06”
SACD ハイブリッド盤。
1981 年デンマークのエラルド生まれのアコーディオン奏者、アンドレーアス・ボーアゴーがゴルトベルク変奏曲を録音しました!
デンマーク音楽アカデミーにて名手ジェイムズ・クラッブ(1967-)に師事し、アコーディオン奏者のとしての道を切り開いたボーアゴーはジャンルにとらわれない“音楽家”
として幅広いレパートリーを演奏してきた稀有なアーティストですが、17
〜 18 世紀の作品の演奏には定評があり、同時代の鍵盤作品に新たな色彩感を与える唯一無二の演奏を披露してきました。
その中でもボーアゴーの最も重要なレパートリーのひとつがこのゴルトベルク変奏曲です。当録音では一音一音を大事にして楷書的ながらたっぷりと90
分かけて歌い上げる雄大な演奏を聴かせてくれます。
各変奏ではボーアゴーにしかできない豊かな表現で、ときにオルガンのストップを自在に変えるような、またときにハーモニカで演奏しているような、アコーディオンでしか表現することのできない細かなニュアンスときらめくような音色を奏でています。
アコーディオンの魅力が十二分に味わうことのできる当ディスクは、アコーディオン・ファンはもちろんのこと、ゴルトベルク変奏曲の愛好家の必聴盤になること間違いなしの注目のディスクといえましょう。
当ディスクですがSACD Hybrid 層で再生する場合にはDisc
1 のみで全曲お聴きいただけます。CD 層で再生する場合にはアリアから第15
変奏までがDisc 1、第16 変奏以降はDisc 2 に収録されております。
下記、当演奏のトラック・タイムです。
アリア(4'35")+第1 変奏(2'00")+第2
変奏(2'07")+第3 変奏(2'08")+第4
変奏(1'08")+第5 変奏(1'54")+第6
変奏(1'39")+第7 変奏(2'06")+第8
変奏(2'04")+第9 変奏(2'24")+第10
変奏(1'47")+第11 変奏(2'14")+第12
変奏(2'27")+第13 変奏(5'51")+第14
変奏(2'31")+第15 変奏(5'44")+第16
変奏(3'01")+第17 変奏(2'27")+第18
変奏(1'45")+第19 変奏(1'19")+第20
変奏(2'22")+第21 変奏(3'52")+第22
変奏(1'31")+第23 変奏(2'37")+第24
変奏(2'53")+第25 変奏(9'28")+第26
変奏(2'22")+第27 変奏(2'32")+第28
変奏(2'39")+第29 変奏(2'40")+第30
変奏(2'22")+アリア・ダ・カーポ(2'30")=
90'06"

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GALLO
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「フルートと歌」〜トリオ・トレッロ
ドニゼッティ:私は海に家を建てたい/
ベッリーニ:3つのアリエッタ/
(熱い願い,私のフィッレの悲しげな姿よ、麗しい月よ)
サン=サーンス:見えない笛/
フォーレ:幻想曲 Op.79/
カプレ:来るのだ、見えない笛よ/
ラヴェル:魔法の笛/フェル:恋にとらわれた羊飼い/
バッハ:市制は神の賜物/マルタン:贈り物/
アンドレーエ:4つの詩 Op.23/ピアフ:ミロール/
ガーシュイン:サマータイム |
トリオ・トレッロ:
【ヴァレンティーナ・ロンディーノ(メッゾソプラノ)
トンマーゾ・マリア・マッジョリーニ(フルート)
ニコラス・モッティーニ(ピアノ)】 |
ちょっと珍しいメッゾソプラノ、フルート、ピアノの三重奏!
53'03
様々な作曲家の声楽作品を、メッゾソプラノ、フルート、ピアノの三重奏で演奏している。
トリオ・トレッロはスイス、ルガーノのスイス・イタリア語圏音楽院で学んでいた三人によって結成され、2011年から活動している。
メッゾソプラノのヴァレンティーナ・ロンディーノはルガーノ生まれ。フルートのトンマーゾ・マリア・マッジョリーニはミラノ出身。ピアノのニコラス・モッティーニは、スイスのベッリンツォーナの出身。
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「クラリネット・オブリガート付きの知られざるアリア」
メルカダンテ:ポプリ〜Fl、Ob、Cl、バセットHr、Pf
ロッシーニ:変奏曲 ハ長調〜Cl、Pf
ロッシーニ:粉屋の娘が望むなら〜Cl、Pf
ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」—
許してくれ、慈悲深い愛よ〜テノール、Cl、Pf
ドニゼッティ:神である主よ〜バス、Cl、Pf
メルカダンテ:正しく行う人〜バス、Cl、Pf
ドニゼッティ:軽い空の空気〜テノール、Cl、Pf
メルカダンテ:あなたに感謝する〜テノール、Cl、Pf
ロッシーニ:導入、主題と変奏〜Cl、Pf |
アリア・アンサンブル:
【ルイージ・マジストレッリ(Cl,バセットHr)
マリーナ・デリンノチェンティ(Pf)
フィリッポ・ピーナ・カスティリョーニ(T)
リッカルド・リストーリ(B)
グイード・トスキ(Ob)
ディエゴ・コッリーノ(Fl)】 |
名人ルイージ・マジストレッリが率いるアンサンブルの新譜2タイトル!
録音:2014年3月、4月、6月 イタリア,ガッララーテ、DDD、74'29
19世紀のイタリアのレパートリーにおけるテノールもしくはバスの声とオブリガート・クラリネットによる知られざるアリア集 と題されている。
ジョアキーノ・ロッシーニ(1792‐1868)、サヴェーリオ・メルカダンテ(1795‐1870)、ガエターノ・ドニゼッティ(1797‐1848)の声楽曲と器楽曲。
ルイージ・マジストレッリはミラノ近郊サント・ステーファノ・ティチーノ生まれのクラリネット奏者。ミラノ音楽院で学んだ後、オーケストラの奏者として、ソリストとして活躍している。
フィリッポ・ピーナ・カスティリョーニは30年以上活躍しているイタリアのテノール。リッカルド・リストーリも30年以上活躍しているイタリアのバリトン。
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「クラリネットとギターのためのイタリアのセレナーデ集」
グラニャーニ:クラリネットとギターのための二重奏曲
パガニーニ(アモーレ編):セレナーデ
クボーニ:主題と変奏
ナーヴァ:クラリネットとギターのための二重奏曲第3番
ジュリアーニ:セレナーデ Op.127
バルビ:5つの少夜想曲
カルッリ:3つのクラリネットとギターのための夜想曲
ロッシーニ(アモーレ編):タランテッラ |
ルイージ・マジストレッリ(Cl)
ブルーノ・ジュッフレーディ(G)
ラウラ・マジストレッリ(Cl)
クリスティーナ・ロマノー(Cl) |
録音:2017年8月、DDD、64'28
19世紀のイタリアの作曲家によるギター伴奏によるクラリネット曲集。フィリッポ・グラニャーニ(1768-1820)、ライモンド・クボーニ(1782-1842)、アントーニオ・ナーヴァ(1775-1826)、マウロ・ジュリアーニ(1781-1829)、マッテオ・バルビ(19世紀)、フェルディナンド・カルッリ(1770-1841)、そしてロッシーニの作品を収録。ギターの伴奏だと音楽の親しみやすさがグンと増すのが面白い。
ルイージ・マジストレッリはミラノ近郊サント・ステーファノ・ティチーノ生まれのクラリネット奏者。ブルーノ・ジュッフレーディはミラノ生まれのギター奏者。
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GEGA NEW
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GD 401/02
(2CD)
¥4200
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日本の伝説「雪女」を題材にしたオペラ!
ヤッセン・ヴォデニチャロフ(b.1964):
CD1)
(1)室内オペラ「雪女」(2010)
(2)「ペルシャの細密画」(2007)
〜サーディ・シラジーの詩よる6つの歌曲
CD2)
(3)中世ドイツの民話に基づくオペラ
「ハーメルンの笛吹き」(2006) |
(1)(2)阿部加奈子(指揮)
アンサンブル・イティネレール
(1)マヤ・パヴロフスカ(S)
(2)ドロテー・ロルティオワ(S)
(3)ピエール=イヴ・アルトー(Fl)
アンジェラ・シュマン(S)
マルク・アジャール(指揮)
フランス・フルート・オーケストラ
スポークン合唱団 |
小泉八雲「怪談」で知られる日本の伝説「雪女」を題材にしたオペラ!日本語解説つき。
CD1)[50:13]/CD2)[46:33] ※日本語オビ・解説付き
作曲者のヴォデニチャロフはブルガリアの作曲家。ソフィア国立音楽院で学んだ後、パリ高等音楽院、IRCAMで研鑽を積み国際的な評価を得ている。ソロ、室内楽、管弦楽、電子音楽、オペラと作品は多岐に渡り、2017年にフランス芸術アカデミーよりアンドレ・カプレ賞を贈られている。現代音楽の諸技法を駆使して世界の伝説、民話が幻想的に描かれている。
「雪女」で指揮をしている阿部加奈子は東京藝大作曲科を卒業後、パリ高等音楽院で指揮その他を学ぶ。その後指揮者、ピアニストとして活躍、武満徹ピアノ作品集を含むCDをリリースしている日本のホープ。「ハーメルンの笛吹き」では現代フルートの巨匠ピエール=イヴ・アルトーの超絶技巧が聴きもの。
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「スキン・ダブル」〜
シメオン・ピロンコフ:
アコーディン、四分音アコーディオンを含む作品集
(1)「スキン・ダブル」(2010)〜Fl, Cl,
アコーディオン, Perc, Vc
(2)「絡み」(2009)〜四分音アコーディオン独奏
(3)「落下」(2006)〜中国笙、四分音アコーディオン
(4)「Nach dem(vor)bild(ode vor?)」(2009)
〜Vc, Fl, 四分音アコーディオン |
(1)ドラゴミル・ヨシフォフ(指揮)
ムジカ・ノヴァ・ソフィア・アンサンブル
(2)(3)クラシミル・ステレフ(四分音アコーディオン)
(3)ウ・ウェイ(笙)
(4)トリオ・アモス |
これは独特!四分音アコーディオン!
[51:17]
シメオン・ピロンコフの生年は公表されていないが、ブックレットの記載からブルガリアの中堅以上の作曲家と思われる。ウィーン大学で作曲と指揮を学んだ後、指揮者としてヨーロッパ各地で野心的なプログラムのコンサートを行い、ウィーン・モデルン、ソフィア・ミュージック・ウィークス、ザルツブルク音楽祭などに出演した。アンサンブル・ルシェルシェ、クラングフォルム・ウィーン、アンサンブル2e2mなどにも度々客演している。作曲家としては四分音、リード系の持続音楽器に少なからず関心があり、このアルバムには四分音アコーディオン、中国笙とのコラボレーション作品、様々な楽器との作品が収められている。どれも音色、音律の違いから生じるモアレ効果や独特の色彩のグラデーションの変化が面白く、大いに聴きどころ。
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「ペルソナエ」〜無伴奏ヴァイオリン作品集 |
レスリー・スマッカー(ヴァイオリン)
ラナ・スマッカー(詩の朗読) |
(1)ジョージ・アンタイル(1900-1959):春/(2)詩の朗読/
(3)エズラ・パウンド(1885-1972):マダムあなたは私を打ち倒す/
(4)エズラ・パウンド:フィドル・ミュージック/(5)詩の朗読/
(6)ルイ・アンドリーセン(b.1939):謎/
(7)エズラ・パウンド:セスティーナ・アルタフォルテ/(8)詩の朗読/
(9)J.P.メルツ:セスティーナ(パウンドのあとに)/
(10)ガウセルム・ファイデット(12世紀):
獅子王リチャード1世の死のために(エズラ・パウンド編)/
(11)詩の朗読/
(12)エゲメン・ケシクリ:論理的帰結/
(13)エズラ・パウンド:アル・ポコ・ジョルノ/(14)詩の朗読/
(15)カイヤ・サーリアホ(b.1952):夜想曲/
(16)ペトルス・コンビトルティオ(15世紀)(エズラ・パウンド編):
あなたは彼女の美の花園にいる/
(17)-(19)ルイ・アンドリーセン:ゼニア(サラバンド/カッチャ/ソング)/
(20)詩の朗読 |
20〜21世紀の珍しくも美しい無伴奏ヴァイオリン作品集!
録音:2016年12月 [55:00]
20世紀〜21世紀に書かれた無伴奏ヴァイオリンのための小品を集めたアンソロジー。いずれも珍しい作品ばかりで他に録音もなく音の資料としても大変貴重。
しかし何よりも作品そのものがとても美しく現代音楽ファン、弦楽ファンは必聴の一枚。バレエ・メカニークで知られる“音楽の悪童”アンタイルの民謡ともグレゴリオ聖歌風とも聴こえるノスタルジックな「春」、20世紀初頭の有名な詩人で作曲家としても活動したパウンドの刺激的な作品の数々、オランダのミニマリスト・アンドリーセン、いまやフィンランドが誇るカイヤ・サーリアホの夜想曲など、いずれも聴き手の想像力を刺激する詩的でどこかロマンの香りが漂う珠玉の作品ばかり。
なお曲の合間に時々、イギリスの詩人ジェシー・ネイサンの短い詩の朗読が入ります。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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SWR
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SWR Century Classics
バジェット・シリーズ・スタート!
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SWR(南西ドイツ放送)が所有する音源の中でも、カンブルランのドビュッシーやライトナーのブルックナー9番など「名演」として知られる一連の演奏を復刻。低価格で販売するシリーズです。 |


SWR19508CD
\1400 |
カンブルラン
ドビュッシー(1862-1918):管弦楽作品集
管弦楽のための映像
1.I.ジーグ
II.イベリア
2.i.街の道や抜け道を通って
3.ii.夜の香り
4.iii.祭りの日の朝
5.III.春のロンド
2つの舞曲
6.I.神聖な踊り
7.II.世俗の踊り
交響詩「海」
8.I.海の夜明けから真昼まで
9.II.波の戯れ
10.III.風と海との対話 |
ウルズラ・アイゼルト(ハープ)…6-7
シルヴァン・カンブルラン(指揮)
バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団 |
ドビュッシーの有名管弦楽作品2曲、「映像」と「海」を収めたアルバム。故国フランスものを得意とするカンブルランが、これらの作品の最大の魅力である豊かな色彩を際立たせつつ、躍動感を持って描きあげています。
ドビュッシーによるオーケストレーションの巧みさを体験するには、うってつけの一枚です。
録音:2001年1月23日(1,5) 2001年2月28日-3月1日(2-4) 2004年2月18日(6,7) 2004年2月5-7日(8-10) Konzerthaus
Freiburg
CD93.067の再発売 |
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SWR19509CD
\1400 |
ノリントン
エルガー(1857-1934):管弦楽作品集
1.序曲「南国にて」 Op.50
2.序奏とアレグロ Op.47
3-17.エニグマ変奏曲 Op.36 |
ロジャー・ノリントン(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団 |
近代英国を代表する作曲家の一人エルガーの管弦楽作品を、やはり英国出身のノリントンが深い共感を持って描いており、ヴィブラートを極力抑えた透明度高い響きもあいまって、その魅力を存分に引き出しています。
エルガーの最も人気のある管弦楽作品「エニグマ変奏曲」、スリリングな序曲「南国にて」、弦楽四重奏と弦楽合奏のための洗練された作品「序奏とアレグロ」を収録。
録音:2010年9月30日、10月1日 Liederhalle
Stuttgart(1) 2010年10月4、5日 Funkstudio
des SWR(2) 2007年12月13、14日 Liederhalle
Stuttgart(3-17)
CD93.191の再発売 |
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SWR19510CD
\1400 |
マーラー(1860-1911):交響曲 第1番 ニ長調(「花の章」付き) |
ロジャー・ノリントン(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団 |
作曲当初に含まれていた「花の章」を収録した5楽章版。初発売時には、ピリオド・アプローチによる初めてのマーラーの交響曲第1番として話題となったものです。
両翼に配置されたヴァイオリンや管楽器によるフレーズの受け渡しの面白さ、幅広いダイナミクスなどが解像度の高い録音で記録されており、聴き慣れたはずのこの作品を新鮮に楽しむことが出来ます。
なお「花の章」は別添えではなく、本来の第2楽章の位置に収録されています。終演後の拍手入り。
録音:2004年9月30日、10月1日 Stuttgart
Liederhalle(ライヴ)
CD93.137の再発売 |
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SWR19511CD
\1400 |
ドヴォルザーク(1841-1904):
1-4.交響曲 第7番 ニ短調 Op.70
5-8.交響曲 第8盤 ト長調 Op.88 |
ロジャー・ノリントン(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団 |
有名な「新世界より」に先立つ2つの交響曲。第7番はブラームスの影響、特に交響曲第3番の影が色濃く反映されており、スラヴ的な色彩を残しつつも、彼が普遍的な交響曲の世界に踏み出した記念碑的作品でもあります。
そして第8番は、ボヘミアの明るい側面が存分に歌いこまれた美しい作品。ロマン派以降の作曲家ではブラームスで高い評価を得ており、オーケストラを瑞々しく鳴らすことに長けたノリントンにぴったりの作品といえ、フレージングの細やかなコントロールで作品の特性を際立たせています。終演後の拍手入り。
録音:2010年4月20日、24日(第7番ライヴ) 2010年9月30日(第8番ライヴ) Stuttgart,
LiederhalleBeethovensaal
CD93.277の再発売 |
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SWR19512CD
\1400 |
ブルックナー(1824-1896):
1-3.交響曲 第9番 ニ短調(1894年初稿ノヴァーク版) |
フェルディナンド・ライトナー(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団 |
ライトナーによる、ブルックナー最後の交響曲。決して大仰に構え過ぎず、曲の流れを巧みに手繰りながら巨大な作品像を築き上げ、なおかつその美しさを最大限表出する手腕は圧巻。
オーケストラのレスポンスの高さもあいまって、初発売時よりたいへん高い評価を受けている演奏です。
録音:1983年11月14日 Stuttgart, Liederhalle
CD93.052の再発売 |
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SWR19513CD
\1400 |
ピアソラ(1921-1992):
1-4.ブエノスアイレスの四季(J.ブラガート編曲ピアノ三重奏版)
5.オブリビオン(忘却)(J.ブラガート編曲ピアノ三重奏版)
4つのタンゴ(O.カロ編曲ヴァイオリンとピアノ版)
6.レビラード
7.アディオス・ノニーノ
8.天使のミロンガ
9.フラカナパ
10.ル・グラン・タンゴ(チェロとピアノ版) |
フリーデマン・アイヒホルン(ヴァイオリン)
ユリウス・ベルガー(チェロ)
ホセ・ガリャルド(ピアノ) |
タンゴの巨匠アストル・ピアソラを代表する作品を集めたアルバム。ヴァイオリン、チェロ、ピアノという3つの楽器がせめぎ合う編曲で奏でられ、時に炎のように、時にメランコリックに、聴く者の心を突き動かします。
録音:2005年3月29-31日 Mainz, Funkhaus des SWR
CD93.205の再発売 |
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SWR19514CD
\1400 |
ベルリオーズ(1803-1869):管弦楽伴奏歌曲集
1.9つのアイルランドの歌 Op.2-4「美しい旅人」
2.「囚われの女」 Op.12
3.「ランド地方の花」 Op.13-4「若いブルターニュの牧童」
4.「アルバムの綴り」 Op.19-1「ザイド」
5.「水浴びするサラ」 Op.11
トリスティア Op.18
6.「宗教的瞑想」
7.「オフェリアの死」
8.「ハムレットの終幕のための葬送行進曲」
9.9つのアイルランドの歌 Op.2-6「神聖な歌」
10.9つのアイルランドの歌 Op.2-2「エレーヌ」
11.「霊の踊り」 |
ラニ・ポールソン(メゾ・ソプラノ)(1,2,5)
ラウラ・アイキン(ソプラノ)(3,4,5)
アレクサンドル・ユデンコフ(テノール)(9)
フロリアン・ヘルシャー(ピアノ)(11)
シルヴァン・カンブルラン(指揮)
バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団
シュトゥットガルト南西放送声楽アンサンブル |
ベルリオーズによる、独唱あるいは合唱と管弦楽のための作品を集めた、興味深いアルバムです。
あまり知られていない作品が多いですが、カンブルランの深い作品理解と細やかなコントロールが深いロマン性を引き出し、その素晴らしさを再認識させてくれる好企画。ラストの「霊の踊り」は合唱とピアノによる演奏です。
録音:2003年3月 Berlin, Konzerthaus(1-5) 2007年12月 Freiburg,
Konzerthaus(6-11)
CD93.210の再発売 |
<国内盤>
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299MUSIC
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ファンタジー/大伏啓太(ピアノ)
1.シューマン/リスト:献呈S.566 (1848)
….3’46”
2-8.ブラームス:8つの小品Op.76 (1878)
2. Nr.1 Capriccio fis-moll ….3’33”/3.
Nr.2 Capriccio h-moll ….3’38”
4. Nr.3 Intermezzo As-dur ….3’00”/5.
Nr.4 Intermezzo B-dur ….2’13”
6. Nr.5 Capriccio cis-moll ….3’20”/7.
Nr.6 Intermezzo A-dur ….4’42”
8. Nr.7 Intermezzo a-moll ….4’42”/9.
Nr.8 Capriccio C-dur ….3’33”
10-12.シューマン:幻想曲 ハ長調Op.17 (1836)
10. Durchausphantastisch und leidenschaftlich
vorzutragen ….14’32”
11. MaBig. Durchaus energisch ….8’07”
12. Langsam getragen. Durchweg leise zu
halten ….11’10”
13.シューマン:アラベスクOp.18 (1839) ….7’07” |
大伏啓太(ピアノ) |
ロマン派の果てしなき大海原に、若きピアニストがいま漕ぎ出すファンタジー/大伏啓太(ピアノ)
録音:2016年9月26、28、29日、都の杜 うぐいすホール 72’19”
2015年ピアナーレ国際ピアノコンクール優勝など、多数の受賞歴を持つ大伏啓太がデビュー・アルバムのために満を持して選んだのは、リスト、ブラームス、シューマンの名曲群。的確かつ流麗な表現が誘う幻想世界と、磨き抜かれたタッチが紡ぎ出す豊潤な響きによって、作品の更なる魅力が薫り立つ。
大伏啓太(ピアノ)
福島県出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学ピアノ科を経て、2012
年に同大学大学院修士課程を修了。ピアノを明石美絵、庄司美知子、菅野潤、多美智子、江口玲、加藤洋之の各氏に師事。野島稔、海老彰子、V.ブロンズ、B.カニーノの各氏より薫陶を受ける。
第55 回全日本学生音楽コンクールピアノ部門中学生の部東京大会第1
位。第57 回全日本学生音楽コンクールピアノ部門高校の部全国大会第1
位、併せて野村賞、毎日新聞社賞を受賞。第75
回日本音楽コンクールピアノ部門第3 位。ピアナーレ国際ピアノコンクール優勝、併せて審査員賞を含む4
つの特別賞を受賞。2007 年に開催した日本音楽コンクール入賞者シリーズでの本格的なデビューを皮切りに、東京、仙台において定期的にソロ・リサイタルを行う。国外ではフランス、イギリス、ドイツ、スイス、韓国など、世界各地で演奏会や音楽祭に招かれ高い評価を得ている。
室内楽においては、2011 年スイス・ローザンヌにて行われたP.アモイヤル、B.カニーノの両氏による室内楽マスタークラスにおいて成績優秀者によるコンサートに選出。2014
年には第83 回日本音楽コンクール審査員特別賞をチェロ部門共演者として受賞。国内外の著名な演奏家との共演も数多く、各方面からの信頼も厚い。仙台フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター西本幸弘と共演のCD≪Violinable
Discovery vol. 2≫が2016 年秋にリリースされている。
現在は東京藝術大学、桐朋学園大学にて講師を務める傍ら、各地でマスタークラスを開講するなど後進の指導にも精力的にあたっている。
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