≪第98号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その3 2018/7/10〜
7/13(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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AEOLUS
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AE-11141
(SACD HYBRID)
¥2800 →\2590
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ワーグナー、ブルックナー、リストのオルガン版!
コンフルアンス 〜
ワーグナー、ブルックナー、リスト、フランク、ルソー
ワーグナー(クレマン編曲):《トリスタンとイゾルデ》
前奏曲
フランク:3つの小品より 幻想曲イ短調
サミュエル・ルソー:オルガンのための幻想曲
Op.73
ブルックナー(クレマン編曲):交響曲第7番より
アダージョ
リスト:リヒャルト・ワーグナーの墓に
リスト(クレマン編曲):詩的で宗教的な調べより
葬送曲 |
モーリス・クレマン(オルガン) |
ルクセンブルク・フィルの"オルガニスト・イン・レジデンス"を務めるモーリス・クレマンが、聖ラウレンティウス教会(ルクセンブルク、ディーキルヒ)のトーマス・オルガンを弾いたファースト・アルバム。
コンフルアンス(Confluences/合流)をテーマに、ドイツ、フランスの作曲家に対するワーグナーの影響を表現したプログラム。自身で編曲したブルックナーの交響曲第7番(第2楽章)やワーグナー、リストの名曲のオルガン版をAeolusの高音質SACDでお届けします。
※録音:2017年10月、聖ラウレンティウス教会(ルクセンブルク) |
DREYER GAIDO
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フランチェスコのオマージュ 〜 ランディーニの東西への反映
フランチェスコ・ランディーニ(ca.1330−ca.1397)
ファルジア・ファラー(b.1980)
アルサラーン・アベディアン(b.1984)
エーサン・エブラヒミ(b.1980)の音楽 |
ミクストゥーラ
〔カタリナ・ボイムル(ショーム)、
マルギット・カーン(アコーディオン)〕
ゲスト
〔エーサン・エブラヒミ(サントゥール)、
アルサラーン・アベディアン
(サントゥール)〕 |
ショームとアコーディオンのデュオ、ランディーニの音楽を中心に古楽と現代を結ぶ
☆ショームとアコーディオンのデュオで、古楽と現代を結ぶ。
☆フォース・アルバムは、フランチェスコ・ランディーニの音楽!
古楽器アンサンブル「カペラ・デ・ラ・トーレ」の創設者でもあるミュンヘン生まれのバロック・オーボエ&歴史的なダブル・リード楽器の専門家、カタリナ・ボイムル。ダルムシュタット近郊出身で、ブレーメン芸術高校の名誉教授を務めるアコーディオン奏者、マルギット・カーン。ボイムルとカーンの二人によって2010年に結成された「ミクストゥーラ(Mixture)」は、中世やルネサンスの音楽と、特別に委嘱された新しい音楽を組み合わせ、双方の音楽を結びつけるプロジェクト。
第4弾となるアルバム「フランチェスコのオマージュ」は、14世紀後半のもっとも高名なイタリアの作曲家、フランチェスコ・ランディーニの音楽とイラン生まれの若きミュージシャン、ファルジア・ファラー、アルサラーン・アベディアン、エーサン・エブラヒミら(アベディアンとエブラヒミは、イランの打弦楽器"サントゥール"で演奏にも参加)の音楽、そしてインプロヴィゼーションを組み合わせたプログラムです。
※録音:2016年12月12日−16日、2017年4月3日

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CAMEO CLASSICS
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CC 9103
(2CD-R/特別価格)
¥3200 →\2990
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辺境オケも魅力
神童、天才ブリュル、幻の「ヴァイオリン協奏曲」
イグナーツ・ブリュル(1846−1907):管弦楽作品集
・序曲《マクベス》
マイケル・ラウス(指揮)、マルタ・フィルハーモニー管弦楽団
・セレナード第2番ホ長調 Op.36
マリウス・ストラヴィンスキー(指揮)、
マルタ・フィルハーモニー管弦楽団
・ヴァイオリン協奏曲イ短調 op.41
イリア・ホフマン(ヴァイオリン)、
マイケル・ラウス(指揮)、マルタ・フィルハーモニー管弦楽団
・交響曲ホ短調 Op.31
マリウス・ストラヴィンスキー(指揮)、ベラルーシ国立交響楽団
・セレナード第1番ヘ長調 Op.29
マリウス・ストラヴィンスキー(指揮)、ベラルーシ国立交響楽団 |
マリウス・ストラヴィンスキー(指揮)
マイケル・ラウス(指揮)
マルタ・フィルハーモニー管弦楽団
ベラルーシ国立交響楽団
イリア・ホフマン(ヴァイオリン) |
マルタ・フィルの音楽監督マイケル・ラウスの手によって、校訂、補完が行われ、演奏可能となったイグナーツ・ブリュル(1846−1907)の「ヴァイオリン協奏曲Op.41」を収録。
神童、天才としてヨーロッパ全土にその名が広まったブリュルの、そしてオーストリアのロマンティシズムがあふれる幻の「ヴァイオリン協奏曲」の貴重な録音です。
※録音:2007年−2011年/Cameo Classicsの分売からの新装再発売
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
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GLOSSA
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GCD 921125S
(4CD/特別価格)
¥5100 →¥4790
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フランス・ブリュッヘン&18世紀オーケストラ、ラモーBOX登場!
日本語解説付き!
ラモー:管弦楽組曲集 〜
コンプリート・フィリップス&グロッサ・レコーディングス
CD1:
組曲《レ・ボレアド》(1763)
組曲《ダルダニュス》(1739)
CD2:
組曲《カストールとポリュックス》(1737)
組曲《優雅なインドの国々》(1735)
CD3:
組曲《アカントとセフィーズ》(1751)
組曲《エベの祭典》(1739)
CD4:
組曲《ナイス》(1749)
組曲《ゾロアストル》(1749) |
フランス・ブリュッヘン(指揮)
18世紀オーケストラ |
☆巨匠ブリュッヘンが愛したラモーの音楽。
☆PhilipsとGlossaに録音したラモーの8つの組曲がCD4枚組のセットになって登場!
☆矢澤孝樹氏描き下ろし日本語解説付きの特別仕様!
オランダが生んだ古楽界の巨匠フランス・ブリュッヘン。自らが創設した18世紀オーケストラの発足当初から2014年の晩年まで、ブリュッヘンが重要なレパートリーとしてきたフランス・バロックの巨匠ジャン=フィリップ・ラモーの音楽。
ブリュッヘン&18世紀オーケストラによって、Philips時代に録音された4曲、そしてGlossa移籍後に録音された4曲、計8つの管弦楽組曲(音楽悲劇、オペラ=バレ、英雄的牧歌劇からの組曲)が、CD4枚に収めたBOXセットになって登場!
リコーダーのヴィルトゥオーゾから指揮者へと転身した"指揮者ブリュッヘン"の名を、そしてラモーの管弦楽作品の魅力を世界へ広めた名録音の嬉しい復刻です。ブックレットにはオランダの写真家Annelies
van der Vegtによるブリュッヘンのポートレートを複数掲載。日本向けの特別仕様盤には、矢澤孝樹氏描き下ろしの日本語解説が封入されます。
※録音:1986年〜2000年

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GLOSSA PLATINUM
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ゴシックの解放 〜
トマス・アシュウェルとジョン・ブラウンによる
華麗なるポリフォニー
ジョン・ブラウン:サルヴェ・レジナ
トマス・アシュウェル:ミサ・アヴェ・マリア
ジョン・ブラウン:スターバト・マーテル |
グランドラヴォア
ビョルン・シュメルツァー(指揮) |
ビョルン・シュメルツァー&グランドラヴォア!知られざるイギリス・ルネサンスのミサ曲
☆音楽学者としても高名なビョルン・シュメルツァー率いる古楽アンサンブル!
☆15世紀後期に活躍したイギリスの知られざる作曲家による華麗なるポリフォニー。
古楽大国ベルギーの音楽学者であり、民族音楽の権威としても高名なビョルン・シュメルツァーと、シュメルツァーが率いるアントワープの多国籍古楽精鋭集団グランドラヴォア。
ギョーム・ド・マショーの傑作「ノートルダム・ミサ(GCDP
32110)」の録音で大きな話題を呼んだシュメルツァー&グランドラヴォアの新録音。15世紀後期のイギリスで活動した二人の知られざる作曲家、トマス・アシュウェル(c.1478−c.1527)とジョン・ブラウン(fl.c.1480−1505)が書いた聖母マリアのための音楽。
ジョン・ブラウンは、生没年も経歴もほとんど判明せず、イートン・カレッジに残された有名な写本「イートン・クワイアブック」に残された作品によって名を残す作曲家。トマス・アシュウェルは、ウィンザーの聖ジョージ礼拝堂、リンカンシャーのタッターシャル・カレッジ(ここではジョン・タヴァナーを教えたのではないかと考えられている)、リンカーン大聖堂、ダラム大聖堂などで活動した作曲家で、「ミサ・アヴェ・マリア」は、フォレスト・ヘイザー・パートブックに収録されている、アシュウェルの数少ない現存作品の1つです。
※録音:2017年10月9日−12日、ベルギー

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LYRITA
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SRCD.2369
(2CD-R)
¥5000
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シア・マスグレイヴ(1928−)のオペラ、
「スコットランド女王メアリー」の全曲録音
マスグレイヴ:歌劇《スコットランド女王メアリー》 |
ピーター・マーク(指揮)
ヴァージニア・オペラ&合唱団
アシュリー・プットナム(ソプラノ)
ジェイク・ガードナー(バリトン)
ジョン・ギャリソン(テノール)
バリー・ブッセ(テノール)
フランチェスコ・ソリアネッロ(バス)
カルロス・セラーノ(バリトン)、他 |
今年90歳を迎えたスコットランド出身の作曲家、シア・マスグレイヴ(1928−)のオペラ、「スコットランド女王メアリー」の全曲録音。
クイーン・オブ・スコッツと称されたメアリー1世を題材としたの台本は、アマリア・エルゲラの「Moray」をベースとしてマスグレイヴ自身が担当しました。
ヴァージニア・オペラのプロダクションによる1978年4月2日のライヴ・レコーディングです。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
NIMBUS
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NI 5971
(CD-R)
¥2400
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東洋の歌
ウルマン:ハーフェズの詩による歌曲集 Op.30
フォン・アイネム:8つのハーフェズの歌 Op.5
ウルマン:2つの中国の歌
ハース:古い中国の詩による4つの歌
フォン・アイネム:中国の5つの歌 Op.8
ハース:中国の歌 Op.4
ヴェレス:遠く離れた地の歌 Op.15
R・シュトラウス:東洋の歌 Op.77
ガル:5つの歌 Op.33より 第4番、第5番 |
サイモン・ウォルフィッシュ(バリトン)
エドワード・ラッシュトン(ピアノ) |
ウルマンやハース、ヴェレスなど20世紀前半に活躍した作曲家たちの「東洋(中国)」にまつわる歌曲を集めたプログラム。
近年再評価が進むハンス・ガルの歌曲も収録しています。
サイモン・ウォルフィッシュはバリトン歌手、チェリストとして活躍するマルチな才能を持ったイギリスの音楽家。父はチェリストのラファエル・ウォルフィッシュ、母はバロック・ヴァイオリニストのエリザベス・ウォルフィッシュというサラブレッドです。
※録音:2017年5月19日−21日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
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NIMBUS ALLIANCE
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日本限定企画工場プレスCD、完全限定生産
世界初録音
ブラームスのピアノ四重奏曲第2番オーケストラ・ヴァージョン!
ブラームス(ケネス・ウッズ編曲):
ピアノ四重奏曲第2番イ長調 Op.26(オーケストラ版) |
ケネス・ウッズ(指揮)
イギリス交響楽団 |
☆ イギリスの実力派指揮者、ケネス・ウッズがブラームスの「ピアノ四重奏曲第2番」をオーケストラ・ヴァージョンにアレンジ!
☆ 自らの指揮による世界初録音が実現!
☆ 工場プレスCDの【NI 6364JP】は日本限定企画、完全限定生産となります!
ハンス・ガルの「交響曲全集」や、エルガーの「ピアノ五重奏曲」のオーケストラ版など、珍しいレパートリーに精力的に取り組み続けているイギリスの実力派指揮者ケネス・ウッズが、ブラームスの「ピアノ四重奏曲第2番」を"オーケストラ版"に編曲し、自身のタクトでレコーディングを行いました!
2008年にイタリアのイスキア島で行われたチェンバー・ミュージック・フェスティヴァルで講師を務めた際、同地の明るい青い海、エポメオ山の雲の無い空からインスピレーションを得たケネス・ウッズ。
「ピアノ四重奏曲第2番」のオーケストレーションが完成するまで、シェーンベルク編曲の「ピアノ四重奏曲第1番」のスコアや演奏を手に取らないと決めたケネス・ウッズによる編曲は、第1楽章冒頭のホルン四重奏が「交響曲第2番」を連想させるなど、ブラームス自身の作風、サウンドを彷彿とさせる仕上りとなっています。
ブラームス・ファン、アレンジ作品ファン要注目のプロジェクトです!
※録音:2017年11月19日、ワイアストン・コンサート・ホール(モンマス、イギリス)
店主が記憶する限り初めてとなるNIMBUSの日本限定生産。NIMBUSは基本CD-RだがこれはCD。国内だけの限定生産ゆえレア盤と考えていいかと。 |
BRIDGE
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BCD 9511
(2CD)
¥4600
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ブリッツスタイン:
「揺り篭は揺れる」の初の完全全曲録音!
ブリッツスタイン:
ミュージカル「揺り篭は揺れる」(全曲) |
ジョン・マウチェリ(指揮)
オペラ・サラトガ管弦楽団
オードーリ・ベイブコック
(MS ミスター夫人)
マット・ベーラー(B ミスター氏)
クリストファー・バーチェット
(Br ラリー・フォアマン)
ジンジャー・コスタ=ジャクソン(MS モル)
ニナ・スピナー(MS エラ・ハマー)
ブライアン・ウォリン(T 編集者デイリー)
ほか |
映画「クレイドル・ウィル・ロック」の元になったブリッツスタイン:「揺り篭は揺れる」の初の完全全曲録音!
録音:2017年7月13-16日 ニューヨーク州サラトガ
ライヴ録音,DDD、111'26
米国の音楽史に名高い音楽劇、マーク・ブリッツスタイン(1905-1964)の「揺り篭は揺れる」の初の完全全曲録音が登場。
1937年にオーソン・ウェルズの演出で初演される予定だったが、内容が問題視され、初演直前になって公演を支援していた公共事業促進局
WPAが手を引き、さらに歌手やオーケストラの出演を禁じてしまった。
ウェルズたちは一計を案じ、別の劇場を手配し、伴奏はブリッツスタインのピアノだけ、舞台出演を禁じられた出演者たちは客席で歌い演じるという裏技で事態を乗り切った。
この一件は伝説となり、後年映画化もされたほど。一方、作品そのものは米国で稀に上演されるという程度。正規の完全な録音もこれまでなかったので、このCDはたいへん貴重。バーンスタインやコルンゴルトの擁護者として知られるジョン・マウチェリが指揮というのも豪華。
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BCD 9502
(2CD 1枚価格)
¥2300
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モーツァルト:フルートのための協奏曲全集
(1)フルート協奏曲第1番 ト長調 K.313
(2)フルート協奏曲第2番 ニ長調 K.314
(3)フルートとハープのための協奏曲 ハ長調
K.299
(4)アンダンテ ハ長調 K.315 |
ルネ・モスト(フルート)
オーデンセ交響楽団
(3)シヴァン・マゲン(Hrp)
(1)(2)スコット・ユー(指揮)
(3)(4)ベンジャミン・シュワルツ(指揮) |
デンマークを代表する名フルート奏者ルネ・モストのモーツァルト:フルート協奏曲全集!
録音:(1)2015年3月,(2)2014年9月,(3)2015年5月,(4)2016年9月/デンマーク
オーデンセ,83'06、DDD
モーツァルトのフルート協奏曲2曲、フルートとハープのための協奏曲、そしてフルート協奏曲第1番とほぼ同時期の作品であるアンダンテを、デンマークを代表する名フルート奏者、ルネ・モストが演奏している。
モストはこの録音でロンドンのフルート製作者、ハウエル・ロバーツによる木製フルートを使用、その温かみのある音色がモーツァルトの音楽ととても良く合っている。シヴァン・マゲンは1980年、イスラエル、エルサレム生まれのハープ奏者。
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「ギターのための新しい音楽第11集」
「オッカムの剃刀」〜
ポール・ルーザース(b.1949):ギターを伴う作品集
(1)《ページ》より(2008)〜ギター独奏のための
(2)《スリー・フォー・トゥー》より(2016)〜Vn&G
(3)《オッカムの剃刀》(2013)〜Ob&G
(4)《エア・ウィズ・チェンジズ》(2018)〜4つのギター
(5)《ニュー・ロシェル組曲》(2003/2006)〜G&Perc
(6)《シュレーディンガーの猫》(2012)〜Vn&G |
デイヴィッド・スタロビン(G)
(2)(6)モヴセス・ポゴシアン(Vn)
(3)リアン・ワン(Ob)
(4)シャオボ・プ(G)
ユンシャン・ファン(G)
ハオ・ヤン(G)
(5)ダニエル・ドラックマン(Perc) |
録音:2010-2017年、DDD、52:28
デンマーク出身の作曲家ルーザースのギターを中心とした室内楽作品集。ルーザースはギタリスト、デイヴィッド・スタロビンと長くコラボレーションしており、彼のためにギター協奏曲(BCD9136)も作曲している。
このアルバムは40秒から2分強の小品が集まった組曲で構成されており、いずれも調性感のある親しみ易い、気の利いた作風。量子力学の確率に関する有名な仮説「シュレーディンガーの猫」をテーマにした同名曲は機知に富んだユーモラスな佳品。
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「ベサニー・ビアズリー、
シューベルト・シューマン・ブラームスを歌う」
(1)シューベルト:
至福 D433/糸を紡ぐグレートヒェン D118/
独りずまい D800/サヨナキドリ(夜鶯)
D724/
森にて D708/囚われの歌人たち D712/
音楽に寄せて D547
(2)シューマン:
献呈 Op.25-1/くるみの木 Op.25-3/
出会いと別れ Op.90-3/
私は挨拶を送る(東方のばらより) Op.25-25/
ミニョン Op.79-28/薔薇よ Op.89-6/
宝探しの男 Op.45-1
(3)ブラームス:
私たちはさまよい歩き Op.96-2/日曜日
Op.47-3/
死はすがすがしい夜 Op.96-1/
サヨナキドリ(夜鶯)に寄せて Op.46-4/
穏やかで生暖かい空気 Op.57-8/便り
Op.47-1 |
ベサニー・ビアズリー(ソプラノ)
(1)(2)ロイス・シャピロ(ピアノ)
(3)リチャード・グード(ピアノ) |
録音:(1)1984年6月,(2)(3)1986年6月,米国マサチューセッツ州ウェルズリー,DDD、60'47
米国のソプラノ、ベサニー・ビアズリーの歌うドイツ・リート集。ベサニー・ビアズリーは1925年生まれ。20世紀半ばに幅広く活躍し、ことに当時の同時代の作曲家の音楽を積極的に歌い広めたことで知られている。
これらの録音は彼女が60歳前後の時のものだが、若々しい声に驚かされる。ブラームスでは、ちょうどこの頃名高いベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集の録音を進行させていたリチャード・グードが伴奏を務めている。
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<メジャー・レーベル>
<LP>

7/12(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ALIA VOX
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AVSA 9840
(SACD HYBRID)
¥2900
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F.クープラン:王宮のコンセール(1722) |
ジョルディ・サヴァール(指揮、バス・ド・ヴィオール)
ル・コンセール・デ・ナシォン
〔マルク・アンタイ(フラウト・トラヴェルソ)、
アルフレード・ベルナルディーニ(オーボエ)、マンフレード・クレーマー(ヴァイオリン)、
ジョゼプ・ボラス(ファゴット)、ブルーノ・コセ(バス・ド・ヴィオロン)、
シャヴィエル・ディアス=ラトーレ(テオルボ、ギター)、グイード・モリーニ(チェンバロ)〕 |
「王宮のコンセール」がSACD Hybrid で登場!
洗練された優雅なひびき〜ルイ14 世宮廷の音楽会〜
録音:2004 年9 月6-10 日/5.1チャンネル
「王宮のコンセール」は、ルイ14 世の宮廷でほぼ毎日曜日開かれていたコンサートのために書かれたもので、当時最高の演奏者陣およびクープラン自身によるチェンバロというなんとも豪華な顔ぶれで演奏されていました。
2 つの旋律楽器パートおよび通奏低音という室内楽スタイルのこの楽曲は、演奏の際、旋律楽器を弦楽器か木管楽器のいずれかのみにするか、あるいは両方を用いるか、という判断は演奏者にゆだねられています。
サヴァールは、クープラン自身の指定による5
つの楽器と通奏低音を担う楽器から、曲や楽章の性格に応じて適切な楽器を選び、的確なアプローチを展開しています。水準の高い奏者たちによる完成されたアンサンブルは見事の一言です。[
同内容のAV 9840 は廃盤となります。] |
キング・インターナショナル(BIS)
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KKC 4144/5
(2SACD HYBRID)
¥5400
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『House of Cards(ハウス・オブ・カード 野望の階段)』をテーマにした作品集
ジェフ・ビール(1963-)
[Disc 1]
《ハウス・オブ・カード》交響曲(House
of Cards Symphony)*
1.フォワード・マーチ(Forward March)/2.
裏切り(Betrayal)/
3. 新たな取引(New Deal)/4.クレア・アンダウッド(Clair
Underwood)/
5.ロシア(Russia)/6. 結婚の肖像(Portrait
of a Marriage)/
7. 権力(Power)/ 8. 威厳(Dignity)/
9. 人形使い(Puppet Master)/10.
歴史作り(Making History)
[Disc 2]
1.《ハウス・オブ・カード》幻想曲(House
of Cards Fantasy)
〜フルートと管弦楽のための**
2.-4.シックス・シクスティーン(Six
Sixteen)〜ギターと室内管弦楽のための***
5. 頌歌(Canticle)〜弦楽オーケストラのための†
6.-8.フルートと管弦楽のための協奏曲†† |
ジョーン・ビール(ソプラノ)*、ジェフ・ビール(フリューゲルホルン)(即興)*、
ヘンリー・ビール(ベースギター)*/††、ヨアキム・ルンドストレム(ギター)*、
マッティン・オッラリード(ドラムキット)*、フレードリク・インゴー(ピアノ)*、
エーリク・モンソン(ピアノ)*、シャロン・べザリー(フルート)**/††、
ジェイソン・ヴィオー(ギター)***、ヘンリク・ユン・ペーテシェン(ヴァイオリン・ソロ)†、
ジェフ・ビール(指揮)、ノルショーピング交響楽団 |
ベザリーも参加の注目盤!BIS レーベルから全米大ヒット・ドラマ、『House
of Cards(ハウス・オブ・カード 野望の階段)』をテーマにした作品集が登場!
セッション録音:2017年6月/ルイ・ド・イェール・コンサートホール(ノルショーピング、スウェーデン)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、132’23、輸入盤・日本語帯・解説付
「ひとりの下院議員が、彼に劣らず狡猾な妻と手を携え、裏切り者たちへの復讐を進めていく」(IMDb)。ケヴィン・スペイシー主演の
Netflix テレビ・シリーズ『House of Cards』(邦題『ハウス・オブ・カード
野望の階段』)は、2013 年から2018 年まで6
シーズン、66 のエピソードが制作されました。「ポリティカル・スリラー」のドラマは人気を集め、テレビを変えたとまでいわれる評価を獲得しました。このシリーズの音楽は、ロサンジェルスを本拠にテレビの分野を中心に活躍するジェフ・ビール(1963-)が担当。シリーズのクリエーター、ボー・ウィリモンは、急展開するドラマの中で移ろう人々の心理を各エピソードの全体像を見据えながら「独自の声」で表現した音楽がシリーズに欠かせない要素だったと語っています。
《ハウス・オブ・カード》交響曲は、シリーズの音楽を約83
分の管弦楽曲とした作品です。ワシントンのジョン・F・ケネディ・センター、マイアミ、オランダ、デンマーク、イェルサレムで行われた「『ハウス・オブ・カード』イン・コンサート」を基に創られました。作曲者ビールは、〈Forward
March(フォワード・マーチ)〉から〈Making
History(歴史作り)〉まで10 の楽章を、時系列によらず、アンダウッド家を取りまくドラマの情緒的、劇的な流れに沿って配置。サウンドトラックの演奏に使われたエレクトリックベース、ギター、フリューゲルホルンといった楽器とソプラノの声を残しながらフルオーケストラのためのオーケストレーションを行なっています。
《ハウス・オブ・カード》幻想曲は、メインタイトル、フランクとクレアの「愛と策略」のテーマ、フランク・アンダウッドの人形使いのモチーフを素材に使い、「シャロン・べザリー・フォン・バールのため」に《フルート協奏曲》のアンコールとして作られた小品です。
《シックス・シクスティーン》は、ギターと室内オーケストラのための「急−緩−急」3
楽章の作品。曲名は、室内楽のために書かれた原曲の「弦の数」(ギターの6
本、弦楽四重奏の楽器の弦の数4 本の4 倍)からとられ、「白日夢」や「記憶の感覚」のストーリーをイメージした、時刻(午前6
時16 分)、部屋番号、番地、特別の日なども示しています。「クラシカル・ギタリストのエリート」のひとり、アメリカのジェイソン・ヴィオー(1973-)がソロを弾いています。
弦楽オーケストラのための《頌歌》は、憧れや大きな喪失といった気分を歌った「ショートストーリー」あるいは「祈り」の音楽です。
《フルート協奏曲》は、2015 年6 月、北欧の夏の太陽に照らされたストックホルム港で作曲者のビールがシャロン・ベザリーとコーヒーを飲みながら雑談していて浮かんだアイデアにより作曲されました。「テスラを運転しながらアクセル性能の良さを見せびらかすベザリーとフルートを吹くべザリー」のイメージされた「喜び、活力、リズムにあふれた協奏曲」。ミネソタ管弦楽団の『American
Voices(アメリカの声)』と題するコンサートで、ベザリーのソロ、オスモ・ヴァンスカの指揮で初演されました。『ハウス・オブ・カード』に熱中したというBIS
レーベルのオーナー、ロベルト・フォン・バールのたっての願いで制作されたアルバムです。日本語解説付。
※国内品番のみのご案内です。
ジェフ・ビールは、1963 年、カリフォルニアのヘイワード生まれ。サンフランシスコのベイエリアでトランペットを習いながら育ち、70
年代ジャズ、クラシカル、ロック、ポップと幅広いジャンルに熱中。高校時代からビッグバンドやオーケストラのために作曲を始め、イーストマン音楽学校に進んでからはクリストファー・ラウス、レイバーン・ライト、ビル・ドビンズたちに学びました。
ニューヨークとサンフランシスコでジャズの録音と作曲を経験した後、ロサンジェルスに移り、エド・ハリス監督・主演の『Pollock』(邦題『ポロック
2 人だけのアトリエ)』)(2000)の音楽が
World Soundtrack Awards の「Discovery of
theYear」にノミネートされ、彼の映画音楽作家としての活動が始まりました。『Monk』(2002)第1
シーズンの主題歌でエミー賞を初めて受賞。共和制ローマの最後の日々を描いた『Rome(ローマ)』(2005)のテーマとスコアもノミネートされています。トム・セレック制作・主演の「ジェッシー(ジェッシィ)・ストーン」シリーズは、ロバート・B・パーカーの小説に基づく第1
作『Stone Cold』(原作邦題『影に潜む』)から全作品のスコアを担当。マサチューセッツの港町の雰囲気と登場する人たちの内面を静かな音楽で表現したスコアが作品の高い評価に寄与、第9
作『Jesse Stone: Lost in Paradise』(2015)のスコアがエミー賞にノミネートされました。『House
of Cards』は、第32 章と第63 章のスコアが2015
年と2017 年のエミー賞を獲得しています。
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HAENSSLER
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ベルリン・フィルの首席マテ・スーチュ
シューマン(1810-1856):
(1)ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 Op.105
(2)詩人の恋 Op.48より
【1.美しい5月に/7.私は恨むまい/
10.あの歌の響きを聞くと/
11.若者は乙女を愛した/12.明るい夏の朝に】
(3)12の詩 Op.35より
【1.あらしの夜の楽しみ/3. 旅の歌/
5.森へのあこがれ/10.ひそかな涙】
(4)フランク(1822-1890):
ヴァイオリン・ソナタ イ長調(ヴィオラ版) |
ベルリン・チェンバー・デュオ
【マテ・スーチュ(ヴィオラ)、
ミシェル・グルダル
(ピアノ;
C.Bechstein Flugel D-282)】 |
ベルリン・フィル首席ソロ・ヴィオラ奏者、スーチュがシューマンとフランクのアルバムをリリース!
セッション録音:2015 年9 月21-23 日/ブリッツ・スタジオ(ベルリン)/66’56”
2011 年よりベルリン・フィルの第1 ソロ奏者を務めるハンガリー出身のヴィオラ奏者マテ・スーチュとピアニスト、ミシェル・グルダルによるベルリン・チェンバー・デュオがシューマン&フランクのアルバムをリリースします。

スーチュは、ハンガリーとベルギーで学び、国際的な様々なコンクールに入賞。その後、バンベルク交響楽団、ドレスデン・シュターツカペレで活躍し、2011
年にベルリン・フィルに第1 ソロ・ヴィオラ奏者として入団した逸材です。
美音が魅力のスーチュは音の立ち上がりが素晴らしく、一音一音、活気にあふれたエネルギッシュな演奏を披露しております。
シューマンとフランクのソナタではヴィオラらしい艶やかな音色と、高度なテクニックを駆使した圧巻の演奏で魅了します。また、シューマンの歌曲では雄弁に歌い上げます。
ピアノのミシェル・グルダルは9 歳でハイドンの協奏曲でデビューした逸材でスクリャービンの練習曲集(CC
72640)もリリースしている若手注目の演奏者です。今後の活躍も期待のデュオ登場と言えましょう。
ベルリン・フィルの首席マテ・スーチュが弾く
フックスのヴィオラ作品 |
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ベルリン・フィルの首席マテ・スーチュが弾く
ローベルト・フックス(1847-1927):二重奏曲と室内楽曲集
ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのための三重奏曲嬰ヘ短調Op.115*
ヴィオラとピアノのための6つの幻想小曲集Op.117
ヴィオラとピアノのためのソナタ二短調Op.86 |
マテ・スーチュ(ヴィオラ)
ノア・ベンディックス・バルグレイ
(ヴァイオリン)
オリヴァー・トリエンドル (ピアノ) |
録音:2015年3月/2015年5月*/スタジオ・ブリッツ(ベルリン)/69’49
オーストリア出身の作曲家ローベルト・フックスは、弦楽合奏団、室内合奏団のための5つのセレナーデで歴史に名を残しました。フックスの作品、とくに室内楽の逸品が掘り出されるようになったのは最近のことです。
本作品では、いずれの曲にもヴィオラに焦点が当てられており、フックスの没年に作曲された美しい幻想小曲Op.117、迫力があり、作曲家の手本となるヴィオラ・ソナタOp.86、そして意外な組み合わせのヴァイオリン、ヴィオラ、ピアノの三重奏曲Op.115
のいずれも、真に過去の「ウィーン」の音を蘇らせる作品といえます。
演奏は、ベルリン・フィルの首席ヴィオラ奏者のマテ・スーチュ。セレナーデの名人が残した晩年の傑作に魅了される一枚です。
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PENTATONE
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PTC 5186585
(SACD HYBRID)
¥2700
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『メフィストフェレスとほかの悪い奴ら』 |
ケヴィン・ショート(バス)、
ローレンス・フォスター(指揮)、
マルセイユ・フィルハーモニー管弦楽団 |
グノー(1818-1893):
(1)メフィストフェレスのロンド“金の仔牛”〜歌劇「ファウスト」(1859)より(2’17”)
(2)メフィストフェレスのセレナード“眠ったふりをせずに”〜歌劇「ファウスト」(1859)より(3’10”)
ボーイト(1842-1918):
(3)メフィストーフェレの歌“私は精霊です、常にすべてを否定する”〜
歌劇「メフィストーフェレ」(1868/1876)より(3’53”)
(4)メフィストーフェレのバラード“これが世界であるか”〜
歌劇「メフィストーフェレ」(1868/1876)より(2’43”)
(5)ベートーヴェン(1770-1827)-ショスタコーヴィチ(1906-1975)編:
“昔あるところに王様がいて” Op.75-3〜「ゲーテのファウスト」(1809/1975)より(2’13”)
(6)ベートーヴェン:ピサロのアリア“おお神よ!おお何という瞬間だ!”〜
歌劇「フィデリオ」Op.72(1805/1814)より(3’27”)
モーツァルト(1756-1791):
(7)オスミンの歌“恋人を見つけた奴は”〜歌劇「後宮からの誘拐」
KV.384(1782)より(2’19”)
(8)オスミンのアリア“おお!何という勝利だ!”〜歌劇「後宮からの誘拐」
KV.384(1782)より(3’44”)
(9)ウェーバー(1786-1826):
カスパーのアリア“喋るなよ、喋るなよ−誰も、お前に警告せぬように!”〜
歌劇「魔弾の射手」J.277(1821)より(3’17”)
オッフェンバック(1819-1880):
(10)リンドルフのクプレ“思い悩む恋人達の役をこなすには”〜歌劇「ホフマン物語」(1881)より(2’41”)
(11)ダッペルトゥットのアリア“きらめけ、ダイヤモンドよ”〜歌劇「ホフマン物語」(1881)より(2’40”)
(12)ヴェルディ(1813-1901):パガーノのアリア“ばかな女!わたしがお前を”〜
歌劇「十字軍のロンバルディア人」より(5’02”)
ベルリオーズ(1803-1869):
(13)メフィストフェレスのアリア“今宵 バラは ここに”〜歌劇「ファウストの劫罰」
Op.24より(2’37”)
(14)メフィストフェレスのセレナード“おうちの前で”〜歌劇「ファウストの劫罰」
Op.24より(2’21”)
(15)ゲッティ(1933-):ファウストへのメフィストフェレス【詩:ゲッティ】(3’00”)
(16)ムソルグスキー(1839-1881)-ストラヴィンスキー(1882-1971)編:
“蚤の歌”「アウエルバッハの酒場でのメフィストフェレスの歌」(1879)(3’09”)
(17)ストラヴィンスキー:シャドウのアリア“私が燃える! 凍りつく!”〜歌劇「放蕩児の遍歴」より(1’49”)
(18)マイアベーア(1791-1864):
ベルトラムのレチタティーヴォとアボカシオン“冷たい石の下に眠る尼僧たちよ”〜
歌劇「悪魔のロベール」より(3’08”)
(19)ワーグナー(1813-1883):
〜アルベリヒのアリア“自由なのか?俺は?”〜「ラインの黄金」より(3’31”) |
メフィストフェレスにまつわる作品を名唱ケヴィン・ショートが力強く歌う!
セッション録音:2016 年7 月& 8 月/ファーロ宮殿、マルセイユ(フランス)/5.0
Surround sound、マルチチャンネル、ディジパック仕様、57’41”、輸入盤・日本語帯付
SACD ハイブリッド盤。
メフィストフェレスにまつわる作品を名唱ケヴィン・ショートが歌いました。
メフィストフェレスとは16 世紀、ドイツの「ファウスト伝説」やそれに材を取った文学作品に登場する悪魔を意味します。ここに収録された19
曲はモーツァルト、ベートーヴェン、ウェーバー、ワーグナー、マイアベーア、ベルリオーズ、グノー、オッフェンバック、ヴェルディ、ボーイト、ムソルグスキー、ストラヴィンスキー、ゲッティによる作品で、18
世紀から現代まで様々な“悪魔” の表情をみせます。
カラフルともいえるこのレパートリーをアメリカが誇るバス歌手、ケヴィン・ショートが力強く歌い上げます。そして、巨匠ローレンス・フォスターがマルセイユ・フィルの好サポートも光ります!

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SUPRAPHON
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現代チェコを代表する作曲家の一人カラビスのソナタ3篇。
ヴィクトル・カラビス(1923-2006):
(1)チェロ・ソナタ Op.29(1968)
(2)クラリネット・ソナタ Op.30(1969)
(3)ヴァイオリン・ソナタ Op.58(1982) |
(1)トマーシュ・ヤムニーク(チェロ)
(2)アンナ・パウロヴァー(クラリネット)
(3)ヤン・フィシェル(ヴァイオリン)、
イヴォ・カハーネク(ピアノ) |
セッション録音:2018 年4 月15 日、6 月14
日/マルティヌー・ホール/65’51”
現代チェコを代表する作曲家の一人ヴィクトル・カラビスのソナタ3
篇、チェロ・ソナタ、クラリネット・ソナタ、ヴァイオリン・ソナタを収録したアルバムの登場です。
カラビスは1945 年から48 年までプラハ音楽院でフロビルに、52
年に音楽アカデミーでジートキー師事した作曲家で、新古典的様式の管弦楽、室内楽曲を残しました。色彩と音響に対する輝くばかりの感性に満ちたカラビスの作品は、強烈な表現と無駄のない楽想が特徴です。なお、カラビスの妻はチェンバロ奏者のズザナ・ルージチコヴァー(1927-2017)です。
チェロのトマーシュ・ヤムニークは1985 年生まれ、2006
年(第58 回)プラハの春国際音楽コンクールでチェロ部門最高位に輝きました。スプラフォン・レーベルより、チェコの作曲家たちのソナタを集めたふたつのアルバム(SU
3928 & SU 3947)、及びドヴォルザークによるオーケストラつきのチェロ作品全曲(SU
4034)をリリースしております。
ピアノのイヴォ・カハーネクは感情の豊かさと深さで評価されている演奏家で、サイモン・ラトルが2014
年11 月のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートにてソリストに指名するなど、ヨーロッパを中心に活躍しています。 |
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チェコ期待のバス、マルチニークが『冬の旅』を歌う。
シューベルト(1797-1828):『冬の旅』 D.9111 |
ヤン・マルチニーク(バス)
ディヴィッド・マルチェク(ピアノ) |
セッション録音:2017 年3 月24-29 日/ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール/71’27”
チェコ期待のバス歌手、ヤン・マルチニークが『冬の旅』を録音しました。マルチニークは2007
年に開かれたプラシド・ドミンゴ主催のコンクールにてファイナリストになった実力派で現在ベルリン国立歌劇場のソリストをつとめております。
繊細かつ力強い歌声をもつ歌手として高く評価されております。スプラフォン・レーベルからリリースされているマルティヌー(マルチヌー)のオラトリオ『ギルガメシュ』(SU
4225)でも堂々たる歌声を披露しております。
この『冬の旅』ではまず、「おやすみ」の前奏から、ディヴィッド・マルチェクの美しい弱音に引き込まれます。マルチニークの表情の細かな表情の変化とマルチェクの絶妙な伴奏が光る演奏です。 |
CHANNEL CLASSICS
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4つの幻想曲 〜
ベートーヴェン、ショパン、シューマン、スクリャービン
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第14番(幻想曲風ソナタ)
嬰ハ短調 Op.27-2 《月光》
ショパン:幻想曲ヘ短調 Op.49
シューマン:幻想曲ハ長調 Op.17
スクリャービン:
ピアノ・ソナタ第2番(幻想ソナタ)嬰ト短調
Op.19 |
アンナ・フェドロヴァ(ピアノ) |
ウクライナの新星 Channel Classicsから登場!アンナ・フェドロヴァが弾く4つの「幻想曲」!
☆ウクライナの若きトップ・ピアニスト、アンナ・フェドロヴァがChannel
Classicsから登場!
☆世界中の観客を魅了してきた可憐なパフォーマンス。自由で夢想的な4つの「幻想曲」を弾く!
☆2019年7月にも来日予定!
ヤープ・ファン・ズヴェーデンが絶賛するウクライナの若きトップ・ピアニスト、アンナ・フェドロヴァの新録音が、オランダのChannel
Classicsから登場!
アンナ・フェドロワは、1990年ウクライナ生まれ。故郷を離れてからはロンドンの王立音楽カレッジとイタリアのイモラ国際ピアノ・アカデミーで学び、2009年にはポーランドのルービンシュタイン記念コンクールで優勝。その他多くの国際コンクールでも入賞し、その高い技術と可憐なパフォーマンスで、世界の聴衆を魅了してきました。
2013年にアムステルダムで行われたラフマニノフのライヴはYouTubeでも放映され、現在約1800万回再生されるなど、特に大きな反響を巻き起こしています。
日本にも度々来日し、多くのファンを生み出してきたフェドロヴァのChannel
Classicsデビュー・レコーディングは、各作曲家が独自の方法で探求してきた、もっとも自由なジャンルの一つである「幻想曲」。
ショパンとシューマンの「幻想曲」に、「幻想曲風ソナタ」であるベートーヴェンの「月光」、そして「幻想ソナタ」の別名も持つスクリャービンのピアノ・ソナタ第2番。
彼女が愛し、ここ2年間のシーズンで演奏してきた4つの「幻想曲」です。
"(...)Anna is a wonderful artist,
a great pianist and a very charming charismatic
person.(...)"
「アンナは素晴らしいアーティスト、偉大なピアニスト、そして非常に魅力的でカリスマ的な人物です」
ヤープ・ファン・ズヴェーデン(ニューヨーク・フィル&香港フィルの音楽監督)

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GLOSSA
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レイラ・シャイエ(ヴァイオリン)
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78《雨の歌》
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
F.A.E.ソナタより アレグロ ハ短調 |
レイラ・シャイエ(ヴァイオリン)
ヤン・シュルツ(ピアノ) |
古楽新世代の女流 レイラ・シャイエ!ロマンティック・モデル・ヴァイオリンで弾くブラームス!
☆キアラ・バンキーニの後継者となる古楽新世代の女流ヴァイオリニスト、レイラ・シャイエ。
☆ロマンティック・モデルのヴァイオリン(コピー)で弾いたブラームス!
スイスの古楽総本山「バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)」でキアラ・バンキーニに学び、2010年からは自身もSCBでバロック・ヴァイオリンの教授を務める古楽新世代のヴァイオリニスト、レイラ・シャイエ。キアラ・バンキーニの「アンサンブル415」のメンバーとして活躍し、ボニッツォーニの「ラ・リゾナンサ」では第1ヴァイオリンを務めるレイラ・シャイエのGlossa録音第4弾は、なんとブラームス。「FAEソナタからのアレグロ(スケルツォ)」を含む、ヴァイオリン・ソナタ全集!
バロックにとどまらず、古典派、ロマン派のピリオド演奏へとレパートリーを拡げているシャイエが、ロマンティック・モデル・ヴァイオリンのレプリカを、そしてドイツのピアニスト、ヤン・シュルツがオリジナルの1879年製シュトライヒャー・ピアノを弾いて、作曲家が思い描いた本来の色彩を目指します。
※録音:2017年10月18日−20日、ロマンド民衆劇場(ラ・ショー=ド=フォン、スイス)
※使用楽器:ダニエル・フリッシュ2017年製ロマンティック・モデルのヴァイオリン/作者不詳19世紀中期のフレンチ・ボウ/J.B.シュトライヒャー&ソン1879年ウィーン製のピアノ

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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
GRAND SLAM
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ワルター&ニューヨーク・フィル、
モーツァルトの「レクイエム」
モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626 |
ブルーノ・ワルター(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック
ウエストミンスター合唱団
(合唱指揮:ジョン・フィンレイ・ウィリアムソン)
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
ジェニー・トゥーレル(アルト)
レオポルド・シモノー(テノール)
ウィリアム・ウォーフィールド(バス) |
ワルター&ニューヨーク・フィル、モーツァルトの「レクイエム」、見違える情報量で蘇る!
セッション録音:1956 年3 月10&12 日/カーネギーホール(ニューヨーク)/使用音源:
Private archive(2トラック、38 センチ、オープンリール・テープ)/モノラル
■制作者より
モーツァルトの生誕200 年を記念して録音されたワルター&ニューヨーク・フィルのモーツァルトの「レクイエム」は、モノラルではありますが、今日もなおこの曲の最も重要な演奏として人気があります。今回もまた2
トラック、38 センチのオープンリール・テープを使用して復刻しましたが、その再生音は全く驚くべきものです。音像は異様なほど前に出て来て、前後、左右、天地の響きの広がりも圧倒的です。低弦のゴツゴツした音も生々しいほどに聴き取れます。宇野功芳著『名指揮者ワルターの名盤駄盤』(講談社+α文庫/絶版)には「いくぶん生々しさ〈汚さ〉に欠ける不満はあるが」とありますが、おそらく当CD
ではそうした不満が解消されることでしょう。また、この録音セッションで撮影された貴重な写真が知られていますが、ほとんどのLP、CD
にはこれらが掲載されなくなっています。これではちょっと寂しいので、当解説書ではそれを復活させました。なお、当CD
には対訳が付いていません。ご了承下さい。(平林 直哉)
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キング・インターナショナル
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N 響ライヴ・シリーズ エフゲニー・スヴェトラーノフ2
現在廃盤で入手困難となっているものばかりを新マスタリングで再発売
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今年生誕90 年を迎えるロシアの巨匠エフゲニー・スヴェトラーノフ(1928-2002)。
彼がNHK 交響楽団と共演した音源のうち、2001
年と2003 年にキングレコードからリリースされたCD6
点を新マスタリングで再発売いたします。
いずれも壮絶な演奏ながら、現在廃盤で入手困難となっているものばかり。お見逃しなく!
その1はこちら
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KKC 2160
【新リマスタリング再発売】
¥2500
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これぞスヴェトラーノフの「第9」
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱つき」 |
佐藤しのぶ(ソプラノ)
永井和子(アルト)
市原多朗(テノール)
多田羅迪夫(バス)
国立音楽大学合唱団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
NHK交響楽団 |
録音:1995年12月22日/NHKホール(ライヴ)/STEREO、日本語帯・解説付
スヴェトラーノフの「第9」のCD はありそうでなく、このN
響との演奏が現時点で唯一聴くことのできる音源です。佐藤しのぶをはじめ4
名の独唱者も豪華で、豪快きわまりない「歓喜の歌」を満喫できます。第3
楽章の孤高な情感も絶品でスヴェトラーノフ晩年の境地が垣間見れる思いがします。
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KKC 2161
【新リマスタリング再発売】
¥2500
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幸福感に満ちたスヴェトラーノフの「田園」
(1)ベートーヴェン:交響曲第6番Op.68「田園」
(2)J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068
〜 アリア |
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
NHK交響楽団 |
録音:1999年2月17日/サントリーホール(1)、1993年1月22日/NHKホール(2)(以上ライヴ)/STEREO、日本語帯・解説付
スヴェトラーノフは自然を愛し、オフには郊外で過ごすことが楽しみだったといわれます。N
響との「田園」はまさにロシアの自然美を描いたような平和で美しい世界が広がります。スヴェトラーノフの慈しみに満ちた音楽を存分に味わえます。
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KKC 2162
【新リマスタリング再発売】
¥2500
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スヴェトラーノフ円熟のラフマニノフ
(1)グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
(2)ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27 |
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
NHK交響楽団 |
録音:1999年2月26日/NHKホール(1)、2000年9月20日/サントリーホール(2)(以上ライヴ)/STEREO、日本語帯・解説付
近年人気の高いラフマニノフの交響曲第2 番をスヴェトラーノフ&N
響で楽しめる1 枚。豪快な迫力、センチメンタルな歌い回しいずれも納得の名演。NHK
ホールがロシアの情感にあふれています。
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KKC 2163
【新リマスタリング再発売】
¥2500
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チャイコフスキー:三大バレエ
(1)「くるみ割り人形」〜
クララとくるみ割り人形/
くるみ割り人形とねずみの王様の戦い/
冬の樅の森/雪片のワルツ/パ・ド・ドゥ
(2)「白鳥の湖」〜情景/ワルツ/白鳥たちの踊り
(3)「眠れる森の美女」〜
序奏‐リラの精/アダージョ/パノラマ/ワルツ |
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
NHK交響楽団
東京少年少女合唱隊 |
交響曲のような恰幅の良さの三大バレエ
録音:2000年10月6、7日/NHKホール(ライヴ)/STEREO、日本語帯・解説付
レコ芸特選。スヴェトラーノフが振る3 大バレエは交響曲と見まごう恰幅の良さで、充実度満点。いずれも抜粋ですが、「白鳥の湖」と「眠れる森の美女」は定番を押えていますが、「くるみ割り人形」は比較的珍しい3
曲に、アンコールとして感動的な「パ・ド・ドゥ」がとりあげられています。「パ・ド・ドゥ」はオーケストラの音の渦に引き込まれるかのようです。
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KKC 2164
【新リマスタリング再発売】
¥2500
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伝説のスヴェトラーノフ、ブラームスの3番
(1)ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90
(2)ベートーヴェン:序曲「献堂式」Op.124 |
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
NHK交響楽団 |
録音:1993年1月28日/NHKホール(ライヴ)/STEREO、日本語帯・解説付
スヴェトラーノフがN 響を指揮した、1993
年1 月28 日のブラームスの交響曲第3 番は稀代の名演として伝説になっています。それを証明するのが当アルバム。「第1
楽章での切羽詰まったような気迫と前進性、リズムや響きがきしみ、きれいごとでない音楽が眼前を通りすぎてゆく」(宇野功芳)
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KKC 2165
【新リマスタリング再発売】
¥2500
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スヴェトラーノフ円熟のラフマニノフ
(1)チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
(2)モーツァルト:交響曲第34番ハ長調K.338 |
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
NHK交響楽団 |
録音:1993年1月22日/NHKホール(ライヴ)/STEREO、日本語帯・解説付
チャイコフスキー後期交響曲中もっともドラマティックな第4
番。まさにスヴェトラーノフ向きのこの作品をN
響と共演した記録。興味深いのはスヴェトラーノフとしては珍しいレパートリーであるモーツァルトの交響曲第34
番。極めて楷書的に端正な演奏を繰り広げています。
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<メジャー・レーベル>

7/11(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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BIS
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BIS SA 2351
(SACD HYBRID)
¥2700 →\2490
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ついに完結!BCJによるバッハの世俗カンタータ
J.S.バッハ:世俗カンタータ第10集
(1)カンタータ《たのしきヴィーダーアウよ》BWV30a
(35’35”)
(2)カンタータ《わたしは自分に満ち足りている》BWV204
(29’54”) |
鈴木雅明(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン
(1)(2)キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
(1)ロビン・ブレイズ(アルト)
(1)櫻田亮(テノール)
(1)ドミニク・ヴェルナー(バス)
菅きよみ(フラウト・トラヴェルソ)
三宮正満(オーボエ/オーボエ・ダモーレ)
若松夏美(ヴァイオリン) |
ついに完結!BCJによるバッハの世俗カンタータ第10
集!
セッション録音:2017 年7 月/彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、66’11”
SACD ハイブリッド盤。
BCJ によるバッハの世俗カンタータ録音がついに完結です!
この世俗カンタータの第10 集には、《たのしきヴィーダーアウよ》BWV30a
と《わたしは自分に満ち足りている》BWV204
が収録されました。
当シリーズの完結にふさわしく、名唱キャロリン・サンプソンをはじめ、BCJ
でもおなじみのジョアン・ラン、櫻田亮、ドミニク・ヴェルナーをソリストに迎えた満を持してのキャスティングによる収録です。
《たのしきヴィーダーアウよ》BWV30a は、ヴィーダーアウの荘園領主に就任したザクセン選帝侯国宰相ブリュールの家臣であるヘニッケを表敬するために作曲された音楽劇で、《農民カンタータ》BWV212
の姉妹作です。躍動感に富む音楽で軽やかなシンコペーションや整然とした舞曲風の楽節構造などは当時ドレスデン宮廷に流れ込んでいたイタリアの新様式からの影響を示しています。
一方、ソプラノ独唱と小オーケストラのためのカンタータである《わたしは自分に満ち足りている》BWV204
は現世の富に心惑わされず、おのれの内に平安を求めよという内容で、終始この命題に寄り添って進みます。サンプソンの透き通るような歌声とBCJ
の極上のアンサンブルが光ります。

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EVIDENCE
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抜群のリズム感と音色のセンス、フランスの逸材、
クレマン・ルフビュル、デビュー!
ラモー(1683-1764):
王太子妃/新しいクラヴサンのための組曲
イ調
F.クープラン(1668-1733):
クラヴサン曲集第3巻および第4巻より |
クレマン・ルフビュル(ピアノ) |
抜群のリズム感と音色のセンス、フランスの逸材、クレマン・ルフビュル、デビュー!
録音:2017 年10 月、パリ
1990 年生まれのフランスの逸材、クレマン・ルフビュルのデビュー盤。2016
年のジェイムズ・モットラム国際ピアノ・コンクールで優勝、聴衆賞も受賞しています。アベッグ四重奏団の創立メンバーであるなど室内楽にも意欲的なほか、2008
年にはリールの音楽院で打楽器も修学しています。パリ国立高等音楽院にてロジェ・ムラロらに師事。その抜群のリズム感と音色に対するセンスで、ラモーやクープランを繊細きわまりなく、しかも鮮烈に響かせます。
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HMF
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Perpetual Night終わらない夜〜17世紀のエアと歌曲集
ロバート・ジョンソン(c.1583-1633):
「安らぎをもたらす眠りよ(Care-charming
sleep)」
ウィリアム・ロウズ(1602-1645):
「私が湖に立つと」、「音楽よ、あなたの主は死んだ」「偉大な英国よ」
ジョン・コプラリオ(c.1570/80-c.1626):「行け、幸せな男」
ロバート・ラムゼイ(?-1644):
「王妃よ、涙は何の助けになるか」、「行け、偽証した男よ」
「亡霊よ怒りよ、大声を出すな」
ニコラス・レイニア(1588-1666):「もう緑の地は」
ジョン・ジェンキンス(1592-1678):パヴァーヌ
ヘ調
ジョン・バニスター(1624/25-1679):
「リュートを下さい」「アミンタスよ」
ウィリアム・ウェブ(c.1600-1657):「力強いモルペウスよ」
ジョン・ヒルトン(1599-1657):「立ち上がれ、気高き羊飼いよ」
ジェイムズ・ハート(1647-1718):「喜びよさようなら」
ジョン・ブロウ(1648/49-):
「あわれなセラドン」「歌え、歌え、ミューズよ」
マシュー・ロック(1621/23-1695):「オルフェウスが歌った時」
ジョン・ジャクソン(d.1688):「おお、フィリスよ!」 |
ルシール・リシャルドー(メゾ・ソプラノ)
アンサンブル・コレスポンダンス
セバスティアン・ドセ(指揮) |
17 世紀英国の魅惑の声楽世界
録音:2017 年7 月
17 世紀、フランスと英国の芸術家や君主の往来は、とりわけ英国の音楽に大きな影響を与えました。神話などのドラマティックな場面をうたった大規模なアリアは、後のオペラへの道を作りました。
毎度凝ったプログラムで魅せるドセは、ここでは、愛、夜とメランコリーを扱った内容の楽曲を集めました。独唱を務めるのは、ポール・アグニュー指揮のモンテヴェルディ:マドリガーレのプロジェクトにも参加していた、ルシール・リシャルドー。陰影に富んだ表情で聴かせます。
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HMM 902375
(2CD)
¥3600
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ベルトラン・キュイエ(チェンバロ)
〜錬金術師クープラン〜F.クープラン(1668-1733):
作品集vol.1
[CD1]
・第11組曲 ハ調(クラヴサン曲集第2巻(1717)より)
・第28組曲 ロ短調(クラヴサン曲集第4巻(1730)より)
・第19組曲 ニ調(クラヴサン曲集第3巻(1722)より)
[CD2]
・第4組曲 ヘ調(クラヴサン曲集第1巻(1713)より)
・第3組曲 ハ調(クラヴサン曲集第1巻(1713)より)
・第20組曲 ト調(クラヴサン曲集第4巻(1730)より) |
ベルトラン・キュイエ(チェンバロ) |
古楽界のサラブレッド、ベルトラン・キュイエによるF.クープランのクラヴサン曲集全曲録音プロジェクト第1
弾!
録音:2017 年5 月
ベルトラン・キュイエによる、F. クープランのクラヴサン曲集全曲録音の第1
弾。4 巻から成り、全部で27 ある組曲を、特定のテーマで分類してリリースしていく予定です。オルガン・ミサや声楽作品もいくつか収録が予定されており、クラヴサン曲集を様々な角度から照らすプロジェクトです。この第1
弾では、音色、パロディなど自由な精神に満ち、劇場を思わせるものが選ばれて収録されています。いくつかはタイトルなどに直接それが暗示されていますが、中にはそれが隠されているものもあります。この第1
弾となる2 枚組はハ調(クープランが好んで用いた調)に始まりロ短調の作品(死など深い意味を持つ調)で終わっており、ひとつの舞台を見ているような気分にもなります。キュイエはまた、F.
クープランはどの作品にも「クープランらしさ」が必ず見られ、それは同一の素材を様々に変化させる職人である錬金術師と重なる、と語っており、このようなタイトルがつけたということです。
ベルトラン・キュイエは、1978 年ナントで音楽一家に生まれました。パリ国立高等音楽院でクリストフ・ルセにチェンバロを師事、その後ピエール・アンタイのもとでも研鑽を積んでいます。ブリュノ・コセ率いるレ・バス・レユニやラ・レヴーズなど様々なアンサンブル、そしてレザール・フロリサン、コンセール・スピリチュエル、ストラディヴァリアなどでも演奏、録音やツアーにも参加しています。通奏低音奏者、アンサンブル、そしてソリストとして活躍するサラブレッドです。アルファ、ナイーブ、MIRARE
などからアンサンブル、ソロのCD を多数リリースしております。2014
年にはMIRARE でラモーのチェンバロ作品全曲をリリースしています(MIR
266)。

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MIRARE
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F.クープラン(1668-1733):ルソン・ド・テネブル&モテット集
・聖水曜日のためのルソン・ド・テネブル[1714,
パリ]
・詩篇「あなたの定めは驚くべきものです
(Mirabilia testimonia tuoa)119.129」による、
王の礼拝のために作曲され歌われた4 行[1703,
パリ]
・アニュス・デイ〜修道院のためのミサ[1690,
パリ]
・「主よ、われらを救いたまえ」〜モテット(世界初録音)
[1705, パリ]
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レ・ゾンブル
シャンタル・サントン・ジェフリ(ソプラノ)
アンヌ・マグエ(ソプラノ)
ブノワ・アルノー(バリトン) |
世界初録音も含むF.クープラン宗教作品集
録音:2017 年3 & 12 月
リュリの後継者にしてラモーの先駆者でもあるF.
クープランの探求に燃える古楽アンサンブル、レ・ゾンブルによる、ルソン・ド・テネブル他の作品集。世界初録音のモテットも含む注目盤です。
ルソン・ド・テネブル(暗闇の朗読、の意)は、キリスト教で、受難の聖金曜日をはさむ聖木曜日から聖土曜日の3
日間の、原則として明け方におこなわれる礼拝のこと。各日とも、エレミアの哀歌に基づくテキストの3
つの朗読(ルソン)を含みます。暗闇を意味する「テネブル」という語は、この礼拝で、朗読を進めるにつれ、ロウソクが一本ずつ消されてゆくことに由来しています。キリスト教にとってとりわけ重要な受難を思う礼拝というだけあり、付随する音楽も非常に重要視されています。ルイ14
世(太陽王)(1638-1715)の時代に多く作曲され、ルソン・ド・テネブルは、社会的イベントのひとつにまでなりました。
モテット「主よ、われらを救いたまえ」は世界初録音。内容的にはルソンと同じで、バリトン独唱をメインとする、聖木曜日の祈りのような内容となっております。
レ・ゾンブルは、フラウト・トラヴェルソ奏者のシルヴァン・サルトルとヴィオラ・ダ・ガンバ奏者のマルゴー・ブランシャールによって2006
年に設立された古楽アンサンブル、レ・ゾンブルです。これまでにF.
クープランの「リュリ讃」や「諸国の人々」も録音しております。
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ジャン=クロード・ペヌティエ(ピアノ)
フォーレ(1845-1924):ピアノ作品全集 vol.4
・舟歌 第7番 ニ短調 op.90
・即興曲 第4番 変ニ長調 op.91
・舟歌 第8番 変ニ長調 op.96
・ノクターン 第9番 ロ短調 op.97
・即興曲 第5番 嬰ヘ短調 op.102
・ノクターン 第11番 嬰ヘ短調 op.104-1
・舟歌 第10番 イ短調 op.104-2
・舟歌 第11番 ト短調 op.105
・舟歌 第12番 変ホ長調 op.106bis
・ノクターン 第12番 ホ短調 op.107
・舟歌 第13番 ハ長調 op.116
・ノクターン 第13番 ロ短調 op.119 |
ジャン=クロード・ペヌティエ(ピアノ) |
巨匠ペヌティエによるフォーレここに完結!
録音:2017 年6 月、ボン・セクール・ルター派教会(パリ)
フランスの巨匠ペヌティエによる、フォーレ作品全集の完結編。後期(1905
年頃以降)の舟歌やノクターンの世界です。
フォーレは晩年難聴がすすみ、舟歌第13 番やノクターン第13
番などはほとんど聴こえない中で書かれた孤独の歌、とも言われますが、様々に織り込まれた息の長い旋律を、ペヌティエはひとつひとつ深く熱く響かせています。ともすると難解なイメージのある晩年のフォーレ作品の奥に広がる美しい風景に感じ入る1
枚です。
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トリオ・カレニーヌによるフランスのトリオ3選
フォーレ(1845-1924):ピアノ三重奏曲 ニ短調
op.120
ラヴェル(1875-1937):ピアノ三重奏曲 イ短調
タイユフェール(1892-1983):ピアノ三重奏曲 |
トリオ・カレニーヌ
パロマ・クイデール(ピアノ)
ファニー・ロビヤール(ヴァイオリン)
ルイ・ロッド(チェロ) |
録音:2017 年6 月22-24 日
フランスの作曲家によるピアノ三重奏曲3 選。フォーレ、そしてその弟子でもあったラヴェル、さらにラヴェルに師事したタイユフェールの作品、というプログラムです。
フォーレの作品は亡くなる晩年の1923 年に完成、ラヴェルの作品は1914
年頃に完成、タイユフェール作品は4 楽章からなりますが、最初の部分を1917
年に書いてからずっと離れており、作品を完結させたのは1978
年になってからのことでした。いずれも20 世紀になってから作曲された作品ですが、3
作品それぞれ独自の世界があります。トリオ・カレニーヌの颯爽とさわやかな演奏で、3
作品の味わいの違いを楽しむことができます。
トリオ・カレニーヌは、2009 年に結成されたピアノ・トリオ。名はトルストイの小説「アンナ・カレーニナ」に由来します。パリ国立音楽院でイザイ弦楽四重奏団に師事し、メネヘム・プレスラー、バイエルレらのマスタークラスを受講。第5
回ハイドン室内楽コンクールで特別賞/プロ・ムジチス協会賞を受賞。2013
年、ミュンヘン国際コンクールで最高位(第2
位)に輝いています。
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REFERENCE RECORDINGS
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FR 727SACD
(HDCD SACD HYBRID)
¥2600
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これぞロシア教会の男声合唱!
REFERENCE RECORDINGSの録音で再現!
チェスノコフ:
徹夜祷「主よ、汝さだめし道を私に教え給う」 |
ウラジーミル・ゴルヴィク(指揮)
パトラム学院男声合唱団 |
これぞロシア教会の男声合唱!驚くべき音圧とダイナミックレンジをREFERENCE
RECORDINGSの録音で再現!!
録音:2016 年7 月/サラトフ使徒ヨハネ修道院(ロシア)/Surround、Stereo、67’
14”
パヴェル・チェスノコフ(1877-1944) はタネーエフやイッポリトフ=イワノフに師事。聖歌作曲家として当時第一人者でしたが、ロシア革命後の共産主義のもと宗教音楽の創作は困難となり、第2
次世界大戦中の1944 年3 月に、パンの配給を受けるため並んでいて心臓発作に見舞われ急逝しました。
チェスノコフは生涯に325 の宗教曲を残したとされますが、創作であるにもかかわらず、古くからの伝承曲のような風格と厳粛さに満ちていて感動的。自身聖歌隊で歌い、25
年にわたり指導してきただけに男声合唱の機能を知り尽くした効果と美しさが光ります。
ロシア正教は教会内での楽器演奏を禁じているため、この作品も67
分アカペラの男声合唱のみで構成されています。1
曲目から力強く深々とした男声に釘付けとなります。ロシアの聖歌隊は驚異的なレンジの広さを持ち、地鳴りのように響く低音を軸に分厚いハーモニーを聴かせ、声だけで存分に感動させられます。パトラム学院男声合唱団はロシアとアメリカの合唱団を混成したもので、テノール21
人、バリトン9 人、バス7 人から成ります。
さらに魅力なのが、リファランス・レコーディングス・レーベルならではの高音質録音。グラミー賞の常連サウンドミラーのチームによる音作りが、これまで完全に録音に収めることができなかったロシアの宗教合唱を、凄みを感じさせる音圧に蘇らせています。
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7/10(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
RICERCAR
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RIC388
\2600 |
中世フィドルとさまざまな音楽
バティスト・ロマン(中世フィドル) ル・ミロワール・ド・ミュジーク
1.作者不詳:
Ar ne kuthe ich sorghe non ソプラノとクルース
2.ペルディゴン(トルバドール1190頃-1212頃):
Los mals d'amors ai eu ben toz apres
ヴィエルとパーカッション
3.作者不詳:
Bele Ysabelot / Je me cuidoie / Entre
Copin et Bourjois
ルベーバとハープ
4 .ペルディゴン:Tut l'an mi ten amors
de tal faisson
カウンターテナーとルベーバ
5.作者不詳:La uitime estampie Real ヴィエルとパーカッション
6.作者不詳:In seculum viellatoris ルベーバと2つのヴィエル
7.作者不詳:Belicha ヴィエルとハープ
8.作者不詳:Non credo, donna, che la dolce
fiamma
メゾ・ソプラノとヴィエル
9.作者不詳:Ghaetta 2つのヴィエルとパーカッション
10.作者不詳:O bella rosa 2つのヴィエル
11.ヨハンネス・チコーニア(1373頃-1412):
O rosa bella Johannes 2つのヴィエルとリュート
12.作者不詳:Tenor La belle se siet au pied
de la tour
バグパイプ、3つのヴィエル、リュートとハープ
13.ギヨーム・デュファイ(1400頃-74):
La belle se siet au pie de la tour ソプラノと2つのヴィエル
14.作者不詳:Esperance mi fait vivre en
doulour 2つのヴィエル
15.作者不詳:J’aime la biaute ヴィエル、ハープとリュート
16.作者不詳:Soyes loyal a vo povoir
ソプラノ、メゾ・ソプラノ、2つのヴィエルとリュート |
ル・ミロワール・ド・ミュジーク
【メンバー】
ザビーネ・ルッツェンベルガー(メゾ・ソプラノ)
グレイス・ニューカム(ソプラノ)
ベアトリス・デュノワイエ(ソプラノ)
ポラン・ビュンドゲン(カウンターテナー)
クレール・ピガニョル(ハープ)
クレール・フォルツァー(弓奏ヴィエル)
エリザベス・ラムゼイ(弓奏ヴィエル)
タベア・シュヴァルツ(弓奏ヴィエル)
ティアリー・ゴマール(パーカッション)
マルク・レヴォン(リュート)
バティスト・ロマン(弓奏ヴィエル、ルベーバ、クルース、バグパイプ、指揮) |
バティスト・ロマンはアンサンブル・ジル・バンショワのみならず、バーゼル・スコラ・カントルムに関係する中世音楽のプロジェクトにも頻繁に参加しているアーティスト。中世の「弓で弾く弦楽器」全般に詳しく、その研究の新たな第一人者と言っても過言ではありません。
このアルバムはそうしたロマンの知見の成果の凝縮とも言えるもので、ともすればあいまいに扱われることも多い中世フィドルという楽器を、その起源やヨーロッパ周辺に伝わる伝統楽器との関連も意識しながら解き明かしてゆく...という内容になっています。
演奏陣には同じくヨーロッパ中世音楽に関するプロジェクトで多忙な活躍をみせる弓奏弦楽器奏者エリザベス・ラムゼイ(ラムジー)、Ricercarの中世音楽アルバムでは出演機会がとみに多い超絶技巧の打楽器奏者ティアリー・ゴマールら、俊才が続々。
アンサンブル・ユニコーンのマルク・レヴォンもリュートで参加しています。またバティスト・ロマン自身も、中世楽器奏者の多くがそうであるように多様な楽器を使いこなし、時には古風なバグパイプまで聴かせます。
録音:2017年3月 eglise Notre-Dame de
Centeilles 2017年6月 Beuggen, Schloskirche
プロモーション映像どうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=ClBRzYrJzP8&list=PL755E48843BBA03B4&index=5
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RIC389
\2600 |
「我らの父よ」
ドイツ北部・中部・南部 バロックの教会音楽と器楽曲
1.ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630):
Sinfonia Vater unser シンフォニア「我らの父よ」
2.ザムエル(ヨハネス)・エッカルト(1553-1611):
Vater unser im Himmelreich 天にまします我らの父よ
3.ダヴィット・ポーレ(1624-1695):
Herr, wenn ich nur dich habe 主よ、あなたさえこの世にあれば
4.フランツ・トゥンダー(1614-1667):
Salve mi Jesu 栄えあれ、わがイエスさま
5.ヨハン・フィッシャー(1646-1716):
Sonata Hertzlich thut mich verlangen
ソナタ「わが心の切なる願い」
6.ヨハン・ヴォルフガング・フランク(1644-1710頃):
Weil Jesu in meinem Sinn イエスよ、わが思いに
7.作者不詳:Sonata a 6 6声のソナタ
8.ヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703):
Ach das ich Wassers g'nug hatte ああ、たっぷりと水さえあれば
9.ゲオルク・ベーム(1661-1733):
Vater unser im Himmelreich 天にまします我らの父よ
10.ヨハン・タイレ(1646-1724):
Was betrubst du dich meine Seele
わが魂よ、なにゆえに悲しむのか
11.ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694):
Auf, last uns den Herren loben いざ、我ら主を讃えよ
12.ヨハン・ルドルフ・アーレ(1625-1673):
Cum Maria diluculo マリアと共に朝早く
13.フランツ・トゥンダー:
Sinfonia da pacem Domine a 7
7声のシンフォニア「主よ、平和をお与えください」
14.ハインリヒ・シュヴェンマー(1621-1696):Grabgesang
葬送歌 |
クレマティス
【メンバー】
ステファニー・ド・ファイー(ヴァイオリン)
アマンディーヌ・ソラノ(ヴァイオリン)
カトリーヌ・プラットネル(ヴァイオリン、ヴィオラ)
エリー・ニメロスキ(ヴィオラ、ヴァイオリン)
ヨルレン・ベガ・ガルシア(ヴィオラ、ヴァイオリン)
サマンサ・モンゴメリー(ヴィオラ)
フランソワ・ジュベール=カイエ(バス・ヴィオール-5,13)
ジェローム・ルジュヌ(テナー・ヴィオール)
サラ・ファン・アウデンホーフェ(バス・ヴィオール、ヴィオローネ)
アナイス・ラマージュ(バロック・ファゴット、リコーダー)
ブリス・サイー(オルガン)
ポラン・ビュンドゲン(カウンターテナー-3,4,6,8,10,11,12,14) |
「天にまします我らの父よ…」で始まる、キリスト教で最も有名な祈祷文の一つと言える「主の祈り」。これに基づいたゲオルク・ベームのコラール前奏曲を軸に、ドイツ・バロックの宗教的な器楽作品と、アルト(カウンターテナー)独唱によるルター派のカンタータを集めたアルバムです。
これらの作品は器楽全盛だった当時のイタリア音楽に強い影響を受けており、声楽の伴奏においても、器楽が大きな役割を担っています。
また収められた純器楽作品は全て宗教的題材に基づいており、その多くは、当時のコラールの旋律をもとにしたものです。
演奏は、「シャコンヌ」を始めとしたヴィターリ父子の作品をめぐる刺激的なアルバム(RIC326)をリリースしている、ヴァイオリンのステファニー・ド・ファイーとアンサンブル「クレマティス」。ここでも宗教的な敬虔さを大切にしながら、それぞれの作品が持つ抑揚や旋律の美しさを聴き応えたっぷりに歌い上げています。
録音:2017年10月 Centeilles, eglise Notre-Dame
こちらもプロモーションビデオどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=riU-5h0rslo&index=1&list=PL755E48843BBA03B4
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RIC390
\2600→\2390 |
マリアーナ・フローレス(ソプラノ)
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1743)
「愛の手紙」
1.Se i languirdi miei sguardi
「私の憔悴したまなざしが」愛の手紙
2.Ohime, dov’e il mio ben
「ああ、私の愛しい人はどこ?」ロマネスカ
3.Ohime ch'io cado
「ああ、私は傷つき倒れる」
4.Lasciate mi morire
「私を死なせて」アリアンナの嘆き
5.Perche se m'odiavi
「私を憎んでいたのなら」
6.Disprezzata Regina
「蔑まれた皇后」ポッペアの戴冠
7.Et e pur dunque vero
「それは本当なのか」
8.Dal mio Permesso amato
「愛するペルメッソ川のほとりから」オルフェオ
9.Non havea febo ancora
「フェーブスはまだ」ニンファの嘆き
10.Voglio di vita uscir
「死んでしまいたい」 |
マリアーナ・フローレス(ソプラノ)
カペラ・メディテラネア
【メンバー】
キート・ガート(テオルボ)
マティアス・シュペーター(アーチリュート、キタローネ)
マルタ・グラツィアリーノ(ハープ)
マルゴー・ブランシャール(バス・ヴィオール)
ロドニー・プラダ(バス・ヴィオール-1,2,8)
ステファニー・ド・ファイー(ヴァイオリン)
ジュリー・ロゼ(ソプラノ)
ヴァレルイオ・コンタルド(テノール)
マティアス・ヴィダル(テノール)
フィリップ・ファヴェット(バス)
レオナルド・ガルシア・アラルコン
(チェンバロ、ガット弦スピネット、オルガン、指揮) |
カヴァッリのオペラ・ハイライト集(RIC359)が大きな評判となった、レオナルド・ガルシア・アラルコン率いる「カペラ・メディテラネア」が、モンテヴェルディの声楽作品集を引っ提げてRicercarレーベルへ戻って来ました。
有名な「アリアンナの嘆き」、「ポッペアの戴冠」、「ニンファの嘆き」から、あまり知られていない作品まで、ソプラノが活躍するものを中心にバランスよく選曲されています。
注目したいのは、前面に押し出されたソプラノのマリアーナ・フローレスのセンスの高さで、その表現力際立った歌唱は素晴らしいもの。
ソロ作品が中心ですが2〜3声作品も効果的に挿入されており、美しいソプラノのソロに対して、突然現れる多声楽曲のドラマティックな効果も抜群です。
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SOLO MUSICA
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SM279
\2300 |
ヴェルディのヒロインたち
エレナ・モシュク/ヴェルディ(1813-1901)アリア集
1.歌劇《ドン・カルロ》第1幕より
Non pianger, mia compagna 泣かないでください、わが友よ
歌劇《二人のフォスカリ》第1幕より
2.No, mi lasciate… いえ、私を残して
3.Tu al cui sguardo onnipossente その全能のまなざしに
4.La clemenza?-O patrizi! Il voleste
潔白?-貴族たちよ、願え
歌劇《トロヴァトーレ》第4幕より
5.Timor di me? 私の心配?
6.D'amor sull'ali rosee vanne 恋の薔薇色の翼に乗って
7.Miserere d'un alma gia vicina 憐れみ給え 死に行く者の魂を
8.Tu vedrai che amore in terra ご存知でしょう この地上の愛のうちで
9.歌劇《シチリア島の夕べの祈り》第5幕より
Merce, dilette amiche ありがとう、愛する友よ
歌劇《アロルド》第2幕より
10.Oh, cielo! Ove son io? ああ天国よ、どこにあるの?
11.Ah, dagli scanni ああ、私に耳を傾けて
12.Ah, dal sen di quella tomba ああ、墓から
歌劇《アッティラ》プロローグより
13.Santo di patria indefinito amor
14.Fammi ridar la spada - Da te questo
or m'e concess
15.歌劇《マクベス》第2幕より Trionfai!
勝利
歌劇《椿姫》第1幕、第3幕より
16.E' strano! E' strano! 不思議だわ
17.Ah, fors' e lui ああ、きっと彼だったのよ
18.Follie! Follie! 愚かな考え
19.Sempre libera 私はいつも自由に
20.Teneste la promessa あなたは約束を
21.Addio, del passato さようなら、過去の楽しく美しい夢よ
レクイエムより
22.Libera me, Domine
23.Requiem aeternam
24.Domine, de morte aeterna |
エレナ・モシュク(ソプラノ)
パウロ・フェレイラ(テノール)
イーヴォ・リパノヴィチ(指揮)
ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団 |
日本にもしばしば来日、素晴らしい歌を聴かせるエレナ・モシュク。デビュー当時はモーツァルトを得意とするコロラトゥーラ・ソプラノとして活躍していましたが、最近はドラマティックな役柄をレパートリーに加え、活動の幅を広げつつあります。
このアルバムはヴェルディのアリアと「レクイエム」のソプラノ・ソロを集めた1枚。モシュクの歌唱は、愛と運命に翻弄されるヒロインとして明確な性格を与え、彼女たちが血の通った女であることを再認識させるほどに堂々とした風格を備えてます。
録音 :2015年6月15-20日 9月14-17日 Vatroslav Lisinski Concert Hall,
Zagreb, Croatia |
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SM280
(2CD)
\3600→\3290 |
ベートーヴェンを忘れないで〜DON’T FORGET
BEETHOVEN
ベートーヴェンの交響曲にインスパイアされたピアノのための幻想曲集
【CD1】
交響曲 第6番「田園」
1.第1楽章:Der Natur lauschen
2.第2楽章:≪Eine Nacht im Wald
3.第3楽章&第4楽章:
Tanzwettbewerb auf dem Dorfplatz/Himmels
Zorn/
Die verweinte Natur wird getrostet
交響曲 第3番「英雄」
4.第1楽章:Napoleon Bonaparte
5.第3楽章:Scherzo popolare
交響曲 第7番
6.第2楽章(第1楽章を含む):
Variazioni con dolore/Bettelmanns Hochzeitstanz
交響曲 第5番「運命の交響曲」
7.第1楽章:Sein Wille soll geschehen
8.第2楽章:Die unsterbliche Geliebte
9.第3楽章:Wilder Tanz
10.第4楽章:Wiener Philharmoniker con
Carlos e fuoco
【CD2】
交響曲 第4番
1.第1楽章:Eintritt und erste Begegnung
2.第2楽章:Therese, nicht Marie!
(Zitat Carlos Kleiber)
3.第3楽章:Leichtfussige Neckereien
4.交響曲 第8番:Josephine-Antonie-Marie
交響曲 第9番
5.第1楽章:Ritt auf dem Sonnenstrahl,
bereit zu brennen
6.第2楽章:Fugetta, ein Vivat! fur den
Meister
7.第3楽章:Die Berliner Philharmoniker
auf der Waldbuhne
und mitsingende Vogelchen in der Dammerung
8.第4楽章:Im Elysium |
ガリーナ・ヴラチェヴァ(ピアノ) |
ピアノ独奏用のベートーヴェンの交響曲と言えば、リストの編曲版が有名ですが、即興演奏のオーソリティとして知られるヴラチェヴァのこのアルバムは全く違うコンセプトで作られています。
どれもベートーヴェンの交響曲を聴いた後に即興で演奏されており、ベートーヴェンのおなじみのメロディが次々と変化しながら、発展していく様子は「ベートーヴェンを忘れないで」のタイトルにふさわしい爽快な驚きを聴き手に与えます。
ベートーヴェンの新しい楽しみ方を提案する2枚組です。
録音 2010年8月15-19日 Friedrich-Ebert-Halle,
Hamburg

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ガリーナ・ヴラチェヴァのベートーヴェンと聞いてピンと来た人はさすが。
この↓アルバムの人です。
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SM285
\2300→\2090 |
イザベル・ゲーヴァイラー(チェロ)
チェロとギターのためのソナタ集
1-3.シューベルト(1797-1828):アルペジオーネ・ソナタ
イ短調
(K.ラゴスニックによるチェロとギター編)
4-7.ヴィヴァルディ(1678-1741):チェロ・ソナタ
イ短調 Op.14-3 RV43
(W.ハバールによるチェロとギター編)
8-10.ニャターリ(1906-1988):チェロとギターのためのソナタ
11.グラナドス(1867-1916):スペイン舞曲集
Op.37-
第5番 アンダルーサ(K.ラゴスニックによるチェロとギター編) |
イザベル・ゲーヴァイラー(チェロ)
アルヤス・チヴィルン(ギター) |
2016年からデュオ活動を始めたチェロのゲーヴァライラーとギターのチヴィルン。2人は数多くのコンクールを制覇した名手で、「チェロとギター」という珍しいコラボレーションを広く伝えています。
実際にはチェロとギターのために書かれた作品はほとんどありませんが、このアルバムに収録されたシューベルトの「アルペジョーネ・ソナタ」のように、ラゴスニックの編曲版がデュオの定番作品となっているものもあり、多くの人がチェロとギターの組み合わせに魅せられていることに気づかされるでしょう。2つの楽器から生まれる親密で魅力的な響きをお楽しみください。
録音 2017年7月 Grose
sendesaal des Saalandischen
Rundfunks Saarbruken,Germany

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SM286
\2300 |
Hymne a la beaute
声と楽器のための作品集
シュポア(1784-1859):6つの歌曲 Op.154
1.第1曲:Abendfeier 夜の祭典
2.第2曲:Jagdlied 狩りの歌
3.第3曲:Tone 響き
4.第4曲:Erlkonig 魔王
5.第5曲:Der Spielmann und seine Geige
楽師とヴァイオリン
6.第6曲:Abendstille 夜の静けさ
7.サン=サーンス(1835-1921):夕べのヴァイオリン
8.マスネ(1842-1912):エレジー
9.ヴェットシュタイン(1970-):Hymne an die
Schonheit
美への讃歌
ブラームス(1822-1897):2つの歌曲 Op.91
10.第1曲:鎮められたあこがれ
11.第2曲:聖なる子守歌
12.アイヴズ(1874-1954):日の出
13.マレク(1891-1985):Bitte! どうぞ!
14.ペティレク(1892-1951):歌曲集「魂の本」から
Spat のこりの時
15.レスピーギ(1879-1936):夕暮れ |
ソーニャ・ロイトワイラー(メゾ・ソプラノ)
ベンヤミン・エンゲリ(ピアノ)…1-14
アストリッド・ロイトワイラー(ヴァイオリン)…1-6.7.9.12.13.14
ベンヤミン・ニッフェネッガー(チェロ)…8
ハンナ・ヴァインマイスター(ヴィオラ)…10.11
ルミナ弦楽四重奏団…15 |
「ピアノと歌」という組み合わせに更に他の楽器を加えることで深まる魅力を追求したアルバム。このアルバムのために作曲されたヴェットシュタインの「美への讃歌」を始め、歌手と奏者たちが紡ぎ出す美しい響きを堪能できる1枚です。
シュポアの歌曲集は声とピアノ、クラリネットのために書かれていますが、クラリネットをヴァイオリンに置き換えることでまた違った表情を見せています。
ブラームスが試みたのは声とヴィオラの組み合わせ。渋い美しさが光る名作です。弦楽四重奏と歌で奏でるドラマティックなレスピーギの「夕暮れ」、サン=サーンス、マスネのフランス歌曲、アイヴズ、マレク、ペティレクなどの近代作品も収録されています。
録音 :2017年7月12日 2018年2月9-11日 Radio
DRS, Studio 1 Zurich, Switzerland |
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SM290
\2300 |
マルクス・レーマン=ホルン:作品集
Rot…
パーカッションとオーケストラのための協奏曲(2009/2013)
1.Eine Erregung
2.Deja vu
3.Toccata…トッカータ
ピアノのための(2008)
4.Solo fur Kontrabassklarinette
コントラバスクラリネットのための(2009)
5.Die Sterne des Himmels fielen auf die
Erde
オルガンのための(2012)
6.Abtauchen
ギター・ソロのための(2018)
7.Ich liebe dich 愛してる
ソプラノとオーケストラのための歌曲(2008) |
アレクセイ・ゲラッシメツ(パーカッション)…1.2
津山治香(ピアノ)…3
シュテファン・シュナイダー(コントラバスクラリネット)…4
アンジェラ・メツガー(オルガン)…5
シュテファン・バルクセイ(ギター)…6
シビラ・ドゥフェ(ソプラノ)…7
アイヴィント・グルベルク=イェンセン(指揮)…1.2
NDRラジオ・フィルハーモニー管弦楽団…1.2
クリスティアン・フォン・ゲーレン(指揮)…7
ミュンヘン放送管弦楽団…7 |
1977年、ミュンヘン生まれの作曲家マルクス・レーマン=ホルンの作品集。
まぎらわしいがホルンの曲集ではない・・・
ギタリストとしても知られる彼は、主として映画音楽の作曲を手掛け、国内外の賞を獲得するなど高く評価されています。
起伏の多いドラマティックな作風が持ち味で、このアルバムに収録された作品のどれもが強烈な存在感を放ち、聴き手を魅了します。
トラック3の「トッカータ」を弾くのはドイツで活躍するピアニスト津山治香。超絶技巧を駆使したメカニカルな作品を彼女は堂々と弾き切ります。
録音
2014年2月28日 NDR放送大ホール…1.2
2008年11月16日 Kasseler Musiktage…3
2009年5月15日 Klangkastell Studio…4
2018年1月27日 LMU Munchen Wise-Rose-Orger…5
2018年2月23日 Klangkastell Studio…6
2008年10月23日 BR 第1スタジオ…7 |
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BION RECORDS
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チェロペラ!!
「チェロ×オペラ チェロ四重奏小品集」
[1] グルック : パントマイム 〜オペラ「アルセスト」より*
[2] J.S.バッハ : 賛美と誉れと栄光 BWV 231*
[3] ラモー : シャコンヌ 〜オペラ「優雅なインドの国々」より*
[4] ヴェルディ : 花から花へ 〜オペラ「椿姫」より*
[5]-[8] ビゼー :
前奏曲/煙草女工の歌/ハバネラ/セギディーヤ
〜オペラ「カルメン」より*
[9] ワーグナー(H.ヤコボフスキー編曲)
:
オペラ「パルジファル」より抜粋
[10] マスネ : タイスの瞑想曲*
[11] ドビュッシー : 亜麻色の髪の乙女*
[12] ラヴェル : 道化師の朝の歌*
[13] フォーレ : 夢のあとに*
[14] ピュッツ : タンゴ
[15] ピアソラ : オブリヴィオン*
[16] ガーシュウィン (T.ミフネ編曲): フラグメント
* オレリアン・サブレ編曲 |
クアチュオール・チェロペラ
(チェロ四重奏団):
【クララ・ストロース/
ジェレミー・ブーレ/
タチアナ・ウーデ/
オレリアン・サブレ】 |
チェロ四重奏がいざなう音楽の旅、パリ・オペラ座の主要チェリスト4人によるアンサンブル、
チェロ×オペラ チェロ四重奏小品集
録音:2014年6月、ル・ブルジェ(フランス)[56:44] ※デジパック仕様・日本語オビ・解説付き
Cello(チェロ)×Opera(オペラ)=Cell’Opera(チェロペラ)の遊び心ある名前を冠し、2011年、パリ・オペラ座管弦楽団首席チェロ奏者オレリアン・サブレを中心として4人の主要メンバーによって結成されたチェロ四重奏団「クアチュオール・チェロペラ」。結成以来、器楽曲や声楽曲を独自に編曲し、多くの演奏会に出演している。
初アルバムとなる当盤では、彼らの真骨頂であるオペラ作品からフランス近代音楽を代表する珠玉の小品に加え、アンサンブルの魅力が最大限に引き出されるタンゴやジャズのレパートリーも収録。躍動したライヴ感に満ちた演奏で、聴く者を音楽の旅へと誘う。
一部の収録曲はBION RECORDSのホームページより楽譜の購入可能。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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WEITBLICK
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マタチッチのウィンナ・ワルツ!
「シュトラウス・ファミリー名演集」
ヨハン・シュトラウス2世:
「常動曲」
ポルカ「ピツィカート・ポルカ」
ポルカ「トリッチ・トラッチ・ポルカ」
ペルシャ行進曲
ワルツ「南国のバラ」
ワルツ「芸術家の生活」
ヨゼフ・シュトラウス:
ワルツ「オーストリアの村つばめ」
ワルツ「天体の音楽」 |
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)
ベルリン放送交響楽団(旧東) |
マタチッチのウィンナ・ワルツ!!驚天動地のスタジオ録音!
録音:1958年6月24,25,26日ベルリン放送ザール1(スタジオ録音)モノラル
こんな奇跡のような演奏が遺っておりました!
マタチッチによるシュトラウス・ファミリー名演集。元来がステレオでスタジオ録音されておりましたが、それらは現存せず、モノラルのトラックダウンしか遺っていなかったのは甚だ残念ですが、音質は極上。
マタチッチは、オーストリア=ハンガリー帝国に属する時代のクロアチアに生まれ、9歳からウィーン少年合唱団に入り、そのままウィーンで音楽を修めた訳ですから、音楽的バックボーンは紛れもなくウィーンなのです。
レハールの「メリー・ウィドウ」の全曲録音がリリース当初から今に至るまで高評価なのも当然でしょう。「ベルリンの壁」が出来る前の“東ベルリン”にて行われたセッション録音。オーケストラの実力も並々ならぬものです。
演奏内容は予想通り、クナッパーツブッシュを思わせる重厚なもの。クナのような意表を突く遊戯は見られませんが、大人の風格と余裕に満ちた豊穣な音楽が奏でられます。
「南国のバラ」、「芸術家の生活」などシンフォニックなまでの大建築演奏。「天体の音楽」の極大スケール。さすがはマタチッチ。多くのファンが抱く尊敬の念も新たなものとなることでしょう。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付 |
<国内盤>

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