≪第98号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その9 2018/8/21〜
8/24(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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PROFIL
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これは凄い!
ブルックナーに新しい交響曲が加わった
ブルックナー:
(1)弦楽五重奏曲ヘ長調
(シャラー編によるフルオーケストラ版)
(2)序曲ト短調 (1863年版) |
ゲルト・シャラー(指揮)
プラハ放送交響楽団 |
録音:2018 年5 月/プラハ放送ホール/57'
12"
指揮者としてのブルックナーの全交響曲はもとより、オルガニストとして全オルガン曲まで録音したゲルト・シャラー。まだまだ彼の探求は終りません。
今回は何と弦楽五重奏曲をシャラー自身がフルオーケストラ用に編曲、それをいつものフィルハーモニー・フェスティヴァではなく、プラハ放送交響楽団と録音しました。
弦楽五重奏曲は交響曲第5 番や第6 番と同時期の1878-9
年の作で、演奏時間40 分を超える大作。交響曲作家ブルックナーとしては珍しい室内楽作品ながら、その交響的要素はかねてから指摘され、弦楽オーケストラによる演奏もありました。
シャラーはそれを発展させ、ブルックナー12
作目の交響曲に仕立てています。シャラー自身「ブルックナーの書いた最も美しい音楽のひとつ」と述べているアダージョは弦楽合奏のみ、その他も弦のパートは極力ブルックナーのオリジナルに従い、各2
本の木管、4 本のホルン、2 本のトランペット、3
本のトロンボーン、ティンパニのパートを付加し、内在する交響的音響を現実化しました。その結果、交響曲第6
番を思わす雰囲気の新交響曲が登場しました。
弦楽五重奏曲は、初演したヘルメスベルガーがスケルツォ楽章を「演奏不能」としたことで代替えの「間奏曲」が生まれました。シャラーはこの間奏曲もオーケストレーションし、全5
楽章としているのも嬉しい限り。さらに初期の「序曲ト短調」が入っているのも注目。すでにブルックナー節炸裂ですが、シャラーによる弦楽五重奏曲のフルオーケストラ版と同じ楽器編成のため、いろいろ共通点が発見できるのも興味津々です。
ゲルト・シャラーは1965 年バンベルク生まれ。1993
年にハノーファー州立歌劇場で指揮者としてのキャリアをスタートさせ、1998
年にブラウンシュヴァイク州立歌劇場、2003
年から2006 年までマグデブルク劇場の総音楽監督を務めました。
ブルックナーのエキスパートで、ついにはオルガン独奏曲まで奏してしまうほどのこだわりを見せています。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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DIAPASON
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DIAPCF 013
(14CD/特別価格)
¥6400 →\5990
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ヴェルディ:オペラ集Vol.1 〜
仏ディアパゾン誌の
ジャーナリストの選曲による名録音集 |
レナータ・テバルディ、
マリオ・デル・モナコ、
カルロ・ベルゴンツィ、
レオンティン・プライス、
ティート・ゴッビ、他 |
【CD1-3】 ・歌劇《運命の力》
レナータ・テバルディ、エットーレ・バスティアニーニ、マリオ・デル・モナコ、
ジュリエッタ・シミオナート、チェーザレ・シエピ、
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮)、
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団&合唱団、他
録音:1955年7月、ローマ/選定:ディディエ・ファン・モエレ
【CD4-5】 ・歌劇《ドン・カルロ》
アラン・ヴァンゾ、ジェルメーヌ・ボネ、ルネ・ビアンコ、ジュヌヴィエーヴ・マコー、
グザヴィエ・ドゥプラ、シャルル・ブルック(指揮)、RTF管弦楽団&合唱団、他
録音:1961年11月9日、パリ/選定:ピオトル・カミンスキ
【CD6-8】 ・歌劇《ドン・カルロ》
リチャード・タッカー、エリナー・スティーバー、エットーレ・バスティアニーニ、
ブランシュ・シーボム、ニコラ・モスコーナ、クルト・アドラー(指揮)、
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団、他
録音:1955年3月5日、ニューヨーク/選定:リシャール・マルテル
【CD9-10】 ・歌劇《アイーダ》
レオンティン・プライス、カルロ・ベルゴンツィ、リタ・ゴール、マリオ・セレーニ、
チェーザレ・シエピ、ジョン・マカーディ、ゲオルク・ショルティ(指揮)、
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団、他
録音:1963年12月7日、ニューヨーク/選定:エマニュエル・ドゥピュイ
【CD11-12】 ・歌劇《オテロ》
ラモン・ヴィナイ、ヘルヴァ・ネッリ、ジュゼッペ・ヴァルデンゴ、ナン・メリマン、
ヴィルジニオ・アッサンドリ、アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)、NBC交響楽団&合唱団、他
録音:1947年12月6日&13日、ニューヨーク/選定:ピオトル・カミンスキ
【CD13-14】 ・歌劇《ファルスタッフ》
ティート・ゴッビ、ロランド・パネライ、エリーザベト・シュヴァルツコップ、
アンナ・モッフォ、ルイジ・アルヴァ、フェドーラ・バルビエリ、
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団&合唱団、他
録音:1956年6月、ロンドン/選定:ジャン・カブール |
ディアパゾンBOX第13弾!ジュゼッペ・ヴェルディのオペラ集第1巻!
フランスで最も権威のあるクラシック音楽専門誌「ディアパゾン(Diapason)」の自主レーベル。ディアパゾン誌のジャーナリストたちが収録する演奏を選定する「BOXセット」シリーズの第13弾は、ヴェルディのオペラ集第1巻!
モーツァルト(DIAPCF 004)、プッチーニ(DIAPCF
010)に続く3タイトル目となるディアパゾン・レーベルのオペラBOXに収録されているヴェルディのオペラは、「アイーダ」、「ドン・カルロ」、「ファルスタッフ」、「運命の力」そして「オテロ」の5作品。また「ドン・カルロ」はシャルル・ブルック&RTF管弦楽団(1961年録音)と、クルト・アドラー&MET(1955年録音)の2種類の演奏を収録しており、ディアパゾンが推薦する2つの「ドン・カルロ」の聴き比べも楽しみなポイントと言えるでしょう。
フランスのマスタリング・スタジオ、「Les
Studios de Circe社」のイザベル・デイヴィのリマスタリングによる音質向上にもご期待下さい。
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ラザール(ラーザリ)・ベルマン
壮絶な演奏であるリストの「超絶技巧練習曲集」
リスト:超絶技巧練習曲集 S.139 |
ラザール・ベルマン(ピアノ) |
20世紀の旧ソ連/ロシアの大ピアニスト、ラザール(ラーザリ)・ベルマンを語る上で欠かすことの出来ない壮絶な演奏であるリストの「超絶技巧練習曲集」。
1963年にモスクワで録音されたまさに「超絶」と呼ぶに相応しいベルマンのリスト。第4曲の「マゼッパ」を筆頭に、全編を通じて凄まじい演奏が繰り広げられています。
※Diapasonレーベルのタイトルは初回限定生産のため、ご注文に対し十分な数量をご用意できない場合がございます。また、ライセンスに起因する突然の廃盤が発生する場合がございます。予めご了承下さい。 |
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ホルストの「惑星」1961年ステレオ録音と、
1944年録音からの抜粋(5曲)がカップリング
・ホルスト:組曲《惑星》
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1961年
・ホルスト:組曲《惑星》より 火星、金星、水星、木星、天王星
エイドリアン・ボールト(指揮)、BBC交響楽団
録音:1944年 |
1918年にプライヴェートのコンサートでボールトの指揮によって初演が行われてから100周年を迎えるホルストの「惑星」。同曲屈指の名演であるカラヤン&ウィーン・フィルの1961年ステレオ録音と、初演者ボールトの1944年録音からの抜粋(5曲)がカップリングされています。
※Diapasonレーベルのタイトルは初回限定生産のため、ご注文に対し十分な数量をご用意できない場合がございます。また、ライセンスに起因する突然の廃盤が発生する場合がございます。予めご了承下さい。 |
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ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
・ピアノ協奏曲ト長調
アンヌ・ケフェレック(ピアノ)、
アラン・ロンバール(指揮)、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1975年
・管弦楽のための舞踏詩《ラ・ヴァルス》
エルネスト・アンセルメ(指揮)、パリ音楽院管弦楽団
録音:1954年
・ツィガーヌ
クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)、
ジョルジュ・セバスティアン(指揮)、ベルギー国立管弦楽団
録音:1953年
・左手のためのピアノ協奏曲ニ長調
サンソン・フランソワ(ピアノ)、
アンドレ・クリュイタンス(指揮)、パリ音楽院管弦楽団
録音:1959年
・ボレロ
マニュエル・ロザンタール(指揮)、パリ・オペラ座管弦楽団
録音:1959年 |
ケフェレック、フェラス、フランソワ、そしてアンセルメやクリュイタンスといったフランスの名演奏家たちによる、ラヴェルの名演を集めたディアパゾン(Diapason)ならではの選曲。
アンセルメの「ラ・ヴァルス」は、パリ音楽院管弦楽団との1954年録音が収録されています。
※Diapasonレーベルのタイトルは初回限定生産のため、ご注文に対し十分な数量をご用意できない場合がございます。また、ライセンスに起因する突然の廃盤が発生する場合がございます。予めご了承下さい。 |
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ショーソン:詩曲
・愛と海の詩 Op.19
イルマ・コラッシ(メゾ・ソプラノ)、
ルイ・ド・フロマン(指揮)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1955年
・詩曲 Op.25
クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)、
ジョルジュ・セバスティアン(指揮)、ベルギー国立管弦楽団
録音:1953年
・交響曲変ロ長調 Op.20
ピエール・モントゥー(指揮)、サンフランシスコ交響楽団
録音:1950年
・妻を讃える歌 Op.36-1
ジェラール・スゼー(バリトン)、ジャクリーヌ・ボノー(ピアノ)
録音:1955年 |
「詩曲」をはじめとした19世紀、フランス・ロマン派の作曲家、エルネスト・ショーソン(1855−1899)の代表作を集めたプログラム。
モントゥーが振る「交響曲」は、音楽監督を務めたサンフランシスコ交響楽団との録音の中でも代表作の1つとして高く評価されている名演です。
※Diapasonレーベルのタイトルは初回限定生産のため、ご注文に対し十分な数量をご用意できない場合がございます。また、ライセンスに起因する突然の廃盤が発生する場合がございます。予めご了承下さい。 |
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チャイコフスキー:室内楽作品集
・ピアノ三重奏曲イ短調 Op.50《ある偉大な芸術家の思い出のために》
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)、
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)、
エミール・ギレリス(ピアノ)
録音:1952年
・弦楽四重奏曲第3番変ホ短調 Op.30
ボロディン・クヮルテット
〔ロスティスラフ・ドゥビンスキー(ヴァイオリン)、
ヤロスラフ・アレクサンドロフ(ヴァイオリン)、
ディミトリ・シェバリーン(ヴィオラ)、
ワレンチン・ベルリンスキー(チェロ)〕
録音:1952年 |
ディアパゾン・レーベルのチャイコフスキーの室内楽作品集には、コーガン、ロストロポーヴィチ、ギレリス、そしてボロディン・クヮルテットという旧ソ連/ロシアを代表する巨匠たちが遺した「ピアノ三重奏曲」と「弦楽四重奏曲第3番」を収録。ボロディン・クヮルテットのメンバーは、第2ヴァイオリンに三代目のアレクサンドロフ、ヴィオラに二代目のシェバリーンの名前がクレジットされています。
※Diapasonレーベルのタイトルは初回限定生産のため、ご注文に対し十分な数量をご用意できない場合がございます。また、ライセンスに起因する突然の廃盤が発生する場合がございます。予めご了承下さい。 |
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DIAP 088
(2CD/特別価格)
¥1800
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テノールのプリンス 〜 フリッツ・ヴンダーリヒ名演集
・モンテヴェルディ:歌劇《オルフェオ》より
Si non vedro piu mai
ヘルムート・クレプス(テノール)、ヒッツアッカー音楽週間管弦楽団
録音:1955年
・J.S.バッハ:《復活祭オラトリオ》より
わが死の苦しみは和らいで
マルセル・クーロー(指揮)、シュトゥットガルト・バッハ・オーケストラ
録音:1956年
・ベートーヴェン:《オリーヴ山上のキリスト》より
エホバよ
ヘンク・スプルイト(指揮)、オランダ放送管弦楽団
録音:1957年
・モーツァルト:歌劇《ツァイーデ》より
Wack'rer Freund
アルフォンス・リシュナー(指揮)、シュトゥットガルト放送管弦楽団
録音:1956年
・モーツァルト:歌劇《魔笛》より なんと美しい絵姿
カール・シューリヒト(指揮)、シュトゥットガルト放送管弦楽団
録音:1959年
・モーツァルト:歌劇《魔笛》より この少年たちの賢明な教えを
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
録音:1960年
・モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より
Welch ein grauenvolles Bild、Nur ihrem
friede
エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)、
ハンス・ツァノテルリ(指揮)、ベルリン交響楽団
録音:1960年
・モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より
Folget der Heissgeliebten
ホルスト・シュタイン(指揮)、ベルリン交響楽団
録音:1961年
・モーツァルト:歌劇《後宮からの逃走》より
コンスタンツェよ、また会えるとは!
ベリスラフ・クロブカール(指揮)、ベルリン交響楽団
録音:1961年
・モーツァルト:歌劇《後宮からの逃走》より
何と不運な!
ルート=マルグレート・ピュッツ(ソプラノ)、
イシュトヴァン・ケルテス(指揮)、ザルツブルク・モーツァルトテウム管弦楽団
録音:1961年
・シューベルト:セレナード D.889、彼女の絵姿
D.957-9
ロルフ・ラインハルト(ピアノ)
録音:1962年
・ワーグナー:歌劇《さまよえるオランダ人》より
遠い海から嵐をついて
フランツ・コンヴィチュニー(指揮)、
ベルリン・シュターツカペレ、ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団
録音:1960年
・ロルツィング:歌劇《ロシア皇帝と船大工》より
Lebe wohl, mein flandrisch Madchen
ベリスラフ・クロブカール(指揮)、
ベルリン交響楽団、ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団
録音:1959年
・フロトー:歌劇《マルタ》より Nancy! Julia、Warte
nur!-Mitternacht、Ach, so fromm
ベリスラフ・クロブカール(指揮)、
ベルリン交響楽団、ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団
録音:1960年
・コルネリウス:歌劇《バグダッドの理髪師》より
So leb'ich noch
・ボワエルデュー:歌劇《白衣の婦人》より
来れ、優しい君よ
・マスネ:歌劇《マノン》より 目を閉じると
ハンス・ミュラー=クライ(指揮)、バイエルン州立管弦楽団
録音:1962年
・トマ:歌劇《ミニョン》より さようなら、ミニョン
ベリスラフ・クロブカール(指揮)、ベルリン交響楽団
録音:1961年
・スメタナ:歌劇《売られた花嫁》より Mit
der Mutter、Armer Narr
ピラール・ローレンガー(ソプラノ)、ルドルフ・ケンペ(指揮)、バンベルク交響楽団
録音:1962年
・チャイコフスキー:歌劇《エフゲニー・オネーギン》より
Wohin, wohin
・チャイコフスキー:歌劇《スペードの女王》より
Ich muss Sie sprechen
メリッタ・ムセリ(ソプラノ)、
マインハルト・フォン・ツァリンガー(指揮)、バイエルン州立管弦楽団
録音:1962年
・ツェラー:喜歌劇《小鳥売り》より Wie
mein Ahnl zwanzig Jahr
フランツ・マルツァレク(指揮)、ケルン放送管弦楽団
録音:1960年
・ブラームス:あの下の谷の底では、いとしい人よ
ヨーゼフ・ミュラー=マイエン(ピアノ)
録音:1955年 |
20世紀最高のテノール・リリコとも称される夭折の天才、フリッツ・ヴンダーリヒの名唱集。
METデビューを目前に控えた絶頂期に突然この世を去ったヴンダーリヒが、その短すぎるキャリアの中で遺した名唱の数々を収めたポートレート・アルバムです。
※Diapasonレーベルのタイトルは初回限定生産のため、ご注文に対し十分な数量をご用意できない場合がございます。また、ライセンスに起因する突然の廃盤が発生する場合がございます。予めご了承下さい。 |
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PROFIL
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PH 18037
(10CD)
¥5700 →\5290
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シューラ・チェルカスキー・エディション |
シューラ・チェルカスキー(ピアノ) |
Disc 1 42' 16"
(1)リスト:ハンガリー幻想曲/
(2)同:モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の回想/
(3)同:グノーの「ファウスト」のワルツ
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ベルリン・フィル(1)/1960年(1)、53
年(2)、56年(3)
Disc 2 56' 18"
(4)リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調/(5)同:ハンガリー狂詩曲第13番イ短調/
(6)同:愛の夢第3番/(7)同:半音階的大ギャロップ/
(8)同:「パガニーニによる大練習曲」〜ラ・カンパネラ/
(9)プーランク:トッカータ/(10)サン=サーンス(ゴドフスキ編):白鳥/
(11)チェイシンズ:3つの中国小品/(12)リャードフ:オルゴールOp.32
アナトール・フィストラーリ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団(1)
1952年(1)、56年(2)、58年(3)、60年(4)(5)、56年(6)-
(9)
Disc 3 69' 16"
(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
(2)同(ジロティ編):ピアノ協奏曲第2番ト長調Op.44
レオポルト・ルートヴィヒ(1)、リヒャルト・クラウス(2)(指揮)ベルリン・フィル
1951年(1)、55年(2)
Disc 4 50' 23"
(1)ショパン:ポロネーズ第5番嬰ヘ短調Op.44/(2)同:バラード第4番ヘ短調Op.52/
(3)同:スケルツォ第4番ホ長調Op.54/(4)同:ノクターン第15番ヘ短調Op.55の1/
(5)同:アンダンテ・スピアナートと華麗なポロネーズOp.22
1953年(1)(2)、51年(3)、61年ザルツブルク・ライヴ(4)(5)
Disc 5 60' 41"
(1)ムソルグスキー:展覧会の絵/
(2)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.16
ハーバート・メンゲス(指揮)フィルハーモニア管弦楽団(2)
1961年ザルツブルク・ライヴ(1)、54/55年(2)
Disc 6 64' 17"
(1)ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調Op.35/
(2)バーバー:遠足Op.20/(3)ベルク:ピアノ・ソナタOp.1/
(4)ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの三章/(5)同:サーカス・ポルカ
ハーバート・メンゲス(指揮)
フィルハーモニア室内管弦楽団、ハロルド・ジャクソン(トランペット)(1)
1954年(1)、61年ザルツブルク・ライヴ(2)、63年ルガーノ・ライヴ(3)(4)、55年(5)
Disc 7 60' 54"
(1)グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16/
(2)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
サー・エードリアン・ボールト(指揮)ロンドン・フィル/1962年
Disc 8 58' 56"
(1)シューマン:幻想曲ハ長調Op.17/
(2)同:ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調Op.11
1961年ザルツブルク・ライヴ(1)、63年ルガーノ・ライヴ(2)
Disc 9 52' 02"
(1)ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35第1、2巻/
(2)メンデルスゾーン:スケルツォ ホ短調Op.16の2/
(3)同:序奏とロンド・カプリチオーソOp.14/
(4)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10 番ハ長調K.330
1953年(1)(2)、63年ルガーノ・ライヴ(3)、61年ザルツブルク・ライヴ(4)
Disc 10 50' 48" 歴史的録音から
(1)メンデルスゾーン:狩人の歌Op.19の3/(2)同:無言歌/
(3)同:スケルツォ ホ短調Op.16の2/(4)同:前奏曲ホ短調Op.35の1/
(5)ショパン:ワルツ ホ短調(遺作)/
(6)チェルカスキー:悲愴前奏曲/
(7)ラモー(ゴドフスキ編):タンブーラン/
(8)ベートーヴェン:エコセーズ/
(9)ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調Op.19
マルセル・ユベール(チェロ)(9)/
1923年(8)、25 年(1)(2)(5)(7)、28年(3)(4)(6)、34/35年(9) |
ピアノの魅力の極北。ねっとりした美音、超絶技巧を誇るチェルカスキー最盛期の記録!
Profile レーベルのドイツ放送局音源発掘シリーズ、今回は往年の名人チェルカスキー。現在流通されていない秘宝がまたまた目白押しです。
シューラ・チェルカスキー(1909-1995) はオデッサに生まれましたが、ロシア革命の際に家族とアメリカへ移住。巨匠ヨゼフ・ホフマンに師事して19
世紀風グランドマナーを残す貴重な芸風で非常な人気を博しました。
チェルカスキーの特徴は古いスタイルによる超絶技巧で難曲をバリバリ弾くところにありますが、加えて「蛇の皮のような」と形容されるヌメヌメとした美音を持ち、濃厚な歌い回しで聴き手を陶酔させる、稀代のエンターテナーでした。しかし晩年の録音は年齢的な衰えが見え、充分に真価を伝えていませんでした。ここに集められた音源は古いものの、チェルカスキー最盛期の魔術の凄さを目の当たりにできます。
得意のリスト、ショパン、チャイコフスキーはオーラと説得力に圧倒されますが、幅広いレパートリーを誇ったチェルカスキーならではの「香港のラッシュアワー」を含むチェイシンズの「3
つの中国小品」やバーバーの「遠足」も絶品。ことにゴドフスキが編曲したサン=サーンスの「白鳥」はピアノの美しさと表現力に気を失いそうになります。
加えて嬉しいのが、マルセル・ユベールと共演したラフマニノフのチェロ・ソナタ。ラフマニノフ存命中の1934-5
年の録音で、当然本人も聴いたものを共有できるのも感動ですが、難しいピアノ・パートを惚れ惚れするようなテクニックと歌い回しで演奏。これだけでも欲しくなる宝物です。
さらにリストの「ハンガリー幻想曲」はカラヤン&ベルリン・フィルとの共演。超貴重です。
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<LP>
ALTUS(LP)
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WEITLP 023/5
(3LP)
¥19800+税
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エディト・パイネマン ケルン放送未発表スタジオ録音集
[LP1-A面]
(1)シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲
ハ長調 D.934
[LP1-B面]
(2)シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ第3番
ト短調 D.408
[LP2-A面]
(3)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第35番
ト長調 K.379
[LP2-B面]
(4)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番
イ長調 Op.12-2
[LP3-A面]
(5)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番
ハ短調 Op.30-2(第1・2楽章)
[LP3-B面]
(6)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番
ハ短調 Op.30-2(第3・4楽章)
(7)ブラームス:《F.A.E.ソナタ》より〈スケルツォ〉ハ短調 |
エディト・パイネマン(ヴァイオリン)
ロバート=アレクサンダー・ボーンケ((1)ピアノ)
イェルク・デムス((2)(4)(6)ピアノ)
ヘルムート・バート((3)(5)ピアノ) |
美麗ヴァイオリニスト、パイネマン待望の第3
弾。貴重すぎる録音、どれも初LP化!
録音:(1)1957年6月23日、(2)1966年6月24日、(3)(5)1967年10月4日、(4)(6)1966年4月26日/全てケルン放送協会放送会館、モノラル録音/国内プレス、完全限定生産盤、モノラル、日本語帯・解説付
WEITBLICK からCD で発売されマニアを唸らせた貴重音源をALTUS
がライセンスし初LP 化。LP 用にマスタリングし直し、アナログのマスターテープを作った上でカッティング。熟練の技術者による丁寧な製作でLP
ならではの風合いを獲得しています。
大好評のケルン放送ライヴ録音集2 タイトル(モノラル編:WEITLP-003/4、ステレオ編:WEITLP-005/6)に続く、待望のパイネマン第3
弾。
類まれな美演で高い人気を誇るものの録音が少ないパイネマン、今回は貴重すぎるケルン放送の「未発表スタジオ録音」です!
モノラルながら音質良好、美しく高貴な佇まいで魅せる名手パイネマンの比類なき芸術がくっきりと刻まれています。気品あるベートーヴェン、深みのあるモーツァルト、音楽が輝かしく飛翔するシューベルトなど、どれも逸品ぞろい。デムスはじめ共演ピアニストもパイネマンの魅力を十全に引き出しています。
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WEITLP 026/7
(2LP)
¥14000+税
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サンソン・フランソワ 日生劇場ライヴ 1969
[LP1-A面]
フランク:前奏曲、コラールとフーガ
[LP1-B 面]
フォーレ:夜想曲第6番 変ニ長調 Op.63、即興曲第2番
ヘ短調 Op.31
[LP2-A面]ド
ビュッシー:前奏曲集 第1 集より
「デルフォイの舞姫」「亜麻色の髪の乙女」
「沈める寺」、前奏曲集 第2 集より「花火」
[LP-2B 面]
ドビュッシー:ピアノのために |
サンソン・フランソワ(ピアノ) |
日本を愛したフランスの偉人が残した記録。死の前年、仄暗い情緒を讃えた日生劇場ライヴ
ライヴ録音:1969年11月16日 日生劇場(モノラル)/国内プレス、完全限定生産盤、モノラル、日本語帯・解説付
WEITBLICK からCD で発売されマニアを唸らせた貴重音源をALTUS
がライセンスし初LP 化。LP 用にマスタリングし直し、アナログのマスターテープを作った上でカッティング。熟練の技術者による丁寧な製作でLP
ならではの風合いを獲得しています。
日本を愛した古き佳きフランスの偉人、フランソワの特異な音楽を現在に伝える貴重な記録。1969
年、フランソワ死の1 年前に行われた日生劇場ライヴがLP
化。
仄暗い響きが空間を満たす、異様とすら言えるフランス音楽の夕べ。芸術の粋にまで高められた気だるさにゾッとさせられます。まさにフランソワにしか成し得ない世界と言えましょう。
死の直前まで全集録音完結を目指し演奏し続けたドビュッシー作品など、愛好家にはたまらないプログラム。ご子息マクシミリアン・フランソワ氏による父へのメッセージを収録した解説も必読です。
※WeitblickのCDは東武ランドシステム株式会社様がお取扱いをしています。LPタイトルのみ、トーメイ電子株式会社(ALTUS)が製作・発売元となり、キングインターナショナルが販売いたします。
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TALTLP 049/50
(2LP)
¥14000+税
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アンチェル/コンセルトヘボウの芸術I
[LP1]
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
Op.61
(A 面:第1・2楽章、B 面:第3楽章)
[LP2]
ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 Op.88
(A 面:第1・2楽章、B 面:第3・4楽章) |
ヘルマン・クレバース((1)ヴァイオリン)
カレル・アンチェル(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管 |
偉大なるヴァイオリニスト、クレバース追悼盤。格調高きベートーヴェンに名演の誉れ高いドヴォ8!
録音:1970年1月28日(ステレオ、ライヴ録音)/国内プレス、完全限定生産盤、モノラル、日本語帯・解説付
ALTUS のTAHRA 音源ライセンス・シリーズ。CD
でも復刻されましたが、こちらはLP 用にマスタリングし直し、アナログのマスターテープを作った上でカッティング。熟練の技術者による丁寧な製作でLP
ならではの風合いを獲得しています。
良好なステレオ録音で聴く、アンチェルとコンセルトヘボウによる名演。2018
年5 月2 日に亡くなったコンセルトヘボウの名コンマス、クレバースを追悼しての初LP
化。
ベルベットの如し、と讃えられたコンセルトヘボウの弦楽セクションを束ねたクレバースが力強く格調高いソロを聴かせるベートーヴェンは実に味わい深いもの。
カップリングはこれまた超名演、同日ライヴのドヴォ8。こちらはアンチェルの面目躍如、熱い共感たぎる魂の演奏です。
美しい響きを保ちつつ充実した響きで応えるオケも流石で、チェコ・フィルにも劣らぬ迫力。
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8/23(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ALTUS
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大野和士(指揮)&バルセロナ交響楽団
スペインが燃える!異様な迫力の「バビ・ヤール」!
ショスタコーヴィチ:
交響曲第13番 変ロ短調『バビ・ヤール』
Op.113 |
ニコライ・ディデンコ(バス)
大野和士(指揮)
バルセロナ交響楽団
マドリガル合唱団
リーデル・カマラ合唱団
オルフェオ・カタラ・ユース合唱団
オルフェオ・カタラ合唱団 |
録音:2016 年3 月19・20 日/バルセロナ、ラウディトリ(ライヴ)/国内プレス、ステレオ、日本語帯・解説・歌詞対訳付
大野和士が2015 年9 月から音楽監督を務めているバルセロナ交響楽団とのライヴ録音。
両者の録音はこれが初となります。
曲は独唱・合唱を伴う、長く重く陰鬱な問題作「バビ・ヤール」。
最初のシーズンでこの作品を取り上げたことも非常にチャレンジングですが、その結果生み出された演奏の凄まじさには驚かされます。
切実な響きに満ちた迫真の演奏を聴かせる大野の類まれな手腕!国内外で躍進を続ける名匠の熱きタクトをご堪能ください。
大野とバルセロナ交響楽団の演奏は、驚くほどの生々しさとリアリティで「バビ・ヤール」の暗黒の風景を浮かび上がらせる。
南欧のオーケストラといえば、どうしても軽やかな響き、さっぱりしたリズムや甘美な歌を想像しがちであるが、そんな先入観など一撃でぶち壊す強烈な力が渦巻いている。
ことに第3楽章「商店で」や第4 楽章「恐怖」の痛切きわまりない響きや音楽の運び方は圧巻だ。オーケストラのみならず、独唱者も合唱団も尋常でない切羽詰まった表情を見せている。
日本の聴衆もよく知る通り、大野の音楽は熱い。だが、この場合はその熱さが外に放出されるのではなく、うちにこもることで異様な迫力を生み出すのだ。
(許 光俊氏によるライナーノートより)
<大野和士 プロフィール>
東京生まれ。東京藝術大学卒。ピアノ、作曲を安藤久義氏、指揮を遠藤雅古氏に師事。バイエルン州立歌劇場にてサヴァリッシュ、パタネー両氏に師事。
1987 年イタリアの「トスカニーニ国際指揮者コンクール」優勝。以後、世界各地でオペラ公演ならびにシンフォニーコンサートの客演で聴衆を魅了し
続けている。
1990-96 年クロアチア、ザグレブ・フィル音楽監督。1996-2002
年ドイツ、バーデン州立歌劇場音楽総監督。1992-99
年、東京フィル常任指揮者を経て、現在同楽団桂冠指揮者。2002-08
年ベルギー王立歌劇場(モネ劇場)音楽監督。2012-15
年イタリアのアルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者を歴任。2008-17
年フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者。2015
年から東京都交響楽団ならびにバルセロナ交響楽団音楽監督。また、2018
年9 月より新国立劇場オペラ芸術監督に就任予定。
オペラでは、2007 年6 月にミラノ・スカラ座デビュー。その後、メトロポリタン歌劇場、パリ・オペラ座、バイエルン州立歌劇場、グラインドボーン音楽祭、エクサンプロヴァンス音楽祭への出演などが相次いでいる。
渡邉暁雄音楽基金音楽賞、芸術選奨文部大臣新人賞、出光音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞、エクソンモービル音楽賞、サントリー音楽賞、日本芸術院賞ならびに恩賜賞、朝日賞など受賞多数。紫綬褒章受章。文化功労者。
2017 年5 月、大野和士が9 年間率いたリヨン歌劇場は、インターナショナル・オペラ・アワードで「最優秀オペラハウス2017」を獲得。6
月にはフランス政府より芸術文化勲章「オフィシエ」を受勲。同時にリヨン市からもリヨン市特別メダルが授与された。
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AUDITE
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フランチスカ・ピーチ(ヴァイオリン)
実力派、ピーチが無伴奏ヴァイオリン作品に挑む。
(1)バルトーク(1881-1945):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
Sz 117
(I.11'17" +II.4'38" +III.7'46"
+IV.6'14" =29'55")
(2)プロコフィエフ(1891-1953):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
ニ長調 Op.115
(I.4'58"+II.3'59"+III.3'53"
=12'50")
(3)イザイ(1858-1931):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番
イ短調 Op.27-2
(I.2'40"+II.3'12"+III.4'41"+IV.3'28"=14'01")
(4)イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調「バラード」
Op.27-3
(7'25") |
フランチスカ・ピーチ(ヴァイオリン) |
超絶技巧で魅了!実力派、ピーチが無伴奏ヴァイオリン作品に挑む。
ヴァイオリン;アントニオ・テストーレ制作(1751
年製)
セッション録音:2018 年7 月23-25 日/イエス・キリスト教会(ベルリン・ダーレム)/64'19"、ディジパック仕様
audite レーベルの看板アーティストの一人、美しきヴァイオリニスト、フランチスカ・ピーチが遂に無伴奏ヴァイオリン作品を録音しました。
収録作品はバルトーク、プロコフィエフ、イザイで、超絶技巧で魅了する無伴奏ヴァイオリン作品の最高峰に挑みました。
1944 年ユーディ・メニューインの委嘱によって作曲されたバルトークの無伴奏ヴァイオリン・ソナタは全4
楽章構成(「シャコンヌのテンポで」、「フーガ」、「メロディ」、「プレスト」)の作品です。バッハへのオマージュ的な要素を感じさせる冒頭からバルトーク独特の世界に誘われます。ヴァイオリンの様々な技巧が散りばめられたこの作品は、第2
楽章「フーガ」ではオクターヴのピツィカートや弦を指板と垂直に強く引っ張って離して弦を指板にぶつける、所謂"バルトーク・ピツィカート"
奏法も出てきます。バルトーク晩年の集大成とも言える無伴奏ヴァイオリン作品の最高傑作です。
プロコフィエフの無伴奏ヴァイオリン・ソナタは元来、大人数のヴァイオリン奏者によるユニゾンのための作品で作曲されましたが、独奏ヴァイオリンで演奏されることの多いプロコフィエフ唯一の無伴奏ヴァイオリン作品です。
ヴァイオリンの名手であったイザイの6 つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタはヨーゼフ・シゲティの演奏したJ.S.
バッハの無伴奏ソナタに感銘を得て作曲されたイザイの代表作です。6
曲それぞれに名ヴァイオリニストに捧げられ、ここに収録された第2
番はジャック・ティボーに、第3 番「バラード」はジョルジュ・エネスコに献呈されました。
ピーチはこれらの作品の個性を弾き分け堂々たる演奏を聴かせてくれます。現在のピーチの充実ぶりを示した注目の録音です!
演奏の素晴らしさに加えて、audite の社主にしてトーン・マイスターのルトガー・ベッケンホーフ氏による高品位の録音をお楽しみいただけます。
フランチスカ・ピーチ(ヴァイオリン):
東ドイツ生まれのフランチスカ・ピーチは5
歳から父よりヴァイオリンの手ほどきを受け11
歳の時にはベルリン・コーミッシェ・オーパーでデビューした逸材。ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンにてヴェルナー・ショルツに、ニューヨークのジュリアード音楽院にてドロシー・ディレイにそれぞれ師事。またヴァイオリニストとしての個性を磨くためルッジェーロ・リッチからも薫陶を受けた。
ソリストとして、ヨーロッパ各国のオーケストラと、アントニ・ヴィト、モーシェ・アツモン、ジュリア・ジョーンズ、上岡敏之、ジョージ・ハンソンなどの指揮者と共演。1998
年から2002 年までヴッパータール交響楽団の第1
コンサート・マスターをつとめたのち、トリオ・テストーレの創設メンバーとして主要なピアノ・トリオ作品に取り組み、ブラームスのピアノ三重奏曲全集(AU
91668)をリリース。その後、デトレフ・アイシンガーとの共演でグリーグのヴァイオリン・ソナタ全集(AU
97707)、プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ第1
& 2 番、5 つのメロディ(AU 97722)、フランクのヴァイオリン・ソナタ(AU
97726)をリリース。また、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1
& 2 番(AU 97733)ではじめての協奏曲録音で話題を集めた。
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BIS
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BIS SA 2375
(SACD HYBRID)
¥2700
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シューベルト:ヴァイオリンとギターのためのソナタ集
(1)アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821(1824)(23'40")
(2)ヴァイオリン・ソナタ イ長調 D.574(1817)(23'28")
(3)ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ
ニ長調 D.384(1816)(13'12")
編曲:(1)(2)ヤコブ・ケラーマン、(3)マッツ・バーリストレーム
※全てヴァイオリンとギターのための編曲版 |
デュオ・KeMi
(ダニエル・ミグダル(ヴァイオリン)、
ヤコブ・ケラーマン(ギター)) |
アルペジョーネ・ソナタも収録!ヴァイオリンとギターによるシューベルトのソナタ集
セッション録音:2016 年10 月/ロースンダ教会(スウェーデン)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、61'22"
SACD ハイブリッド盤。
ヴァイオリンのダニエル・ミグダル、ギターのヤコブ・ケラーマンの苗字の頭文字をとったスウェーデンで最も人気のデュオ・KeMi
がシューベルトの作品を収録しました。
デュオ・KeMi は2006 年結成。現在、母国を中心にドイツ、チェコ、フランス、オランダ、韓国、中国などの様々な音楽祭にも出演の注目のアンサンブルです。
ヴァイオリンとギターといえばパガニーニの作品が有名ですがここに聴くシューベルトもこの組み合わせならではの軽やかなアンサンブルを聴くことができます。シューベルトの室内楽作品の新たな魅力に気づかせられる見事な編曲版です!
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BIS SA 2316
(SACD HYBRID)
¥2700
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名トロンボーン奏者、ヨルゲン・ファン・ライエン
『フラトレス』 |
ヨルゲン・ファン・ライエン(トロンボーン、指揮)、
カメラータRCO |
(1)アルヴォ・ペルト(1935-):フラトレス〜
トロンボーン、弦楽オーケストラと打楽器のための(1977/2017)(12'15")
(2)ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
協奏曲 ニ短調 BWV974
(アレッサンドロ・マルチェッロの《オーボエ協奏曲
ニ短調》による)(9'57")
(3)ペルト:天にいますわれらの父よ〜
トロンボーンと弦楽オーケストラのための(2005/2017)(3'23")
(4)J.S.バッハ:協奏曲 ニ長調 BWV972
(アントニオ・ヴィヴァルディの《ヴァイオリン協奏曲
ニ長調》による)(7'45")
(5)ペルト:バビロン川のほとりで〜
トロンボーンと室内オーケストラのための(1976/2017)(7'38")
(6)J.S.バッハ:協奏曲 ハ短調 BWV981
(ベネデット・マルチェッロの《ヴァイオリン協奏曲
ホ短調》による)(12'21")
(7)ペルト:断続する平行〜
クラリネット、トロンボーンと弦楽オーケストラのための(1976/2017)(3'57")
(2)(4)(6)ヨルゲン・ファン・ライエン編曲 |
名トロンボーン奏者、ヨルゲン・ファン・ライエンがカメラータRCO
と共演でペルトとバッハを録音!
セッション録音:(1)(5)(7)2016 年10 月、(2)-(4)(6)2017
年6 月/シンゲル教会(アムステルダム)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、58'32"
SACD ハイブリッド盤。
オランダのトロンボーン奏者ヨルゲン・ファン・ライエン(1975-)は、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席奏者を務め、現代とバロック期の楽器のスペシャリストとして常に新しいレパートリーを開拓、ソリストとしても活躍しています。
そのファン・ライエンの新作アルバムです。「アルヴォ・ペルトは、今のわれわれの時代のバッハか?」。このアルバムでファン・ライエンは、「聖トーマス教会のカントル」の音楽と、彼の作品を愛し、《WennBach
Bienen gezuchtet hatte》や《Collage uber
BACH(BACH によるコラージュ)》といった作品を書いたエストニアの作曲家アルヴォ・ペルトの音楽を並べて演奏、「時代の違う兄弟たち(フラトレス)」に共通するところ、異なるところを探っていきます。
ヨハン・ゼバスティアン・バッハの作品は、イタリアの作曲家たちのソロ楽器とアンサンブルのための協奏曲を鍵盤楽器の独奏曲に編曲した《協奏曲》。この3
曲は、マルチェッロ兄弟とヴィヴァルディの原曲とバッハの編曲を照らし合わせながらファン・ライエンが行った編曲で演奏されます。
ペルトの《フラトレス》《バビロン川のほとりで》《断続する平行》は、クリスチャン・リンドベルイが1990
年代に手がけた編曲に基づいてファン・ライエンが編曲した版、ボーイソプラノとピアノのための《天にいますわれらの父よ》は、ペルトがアンドレーアス・ショルの依頼でアレンジした「カウンターテナーと弦楽」の版をファン・ライエンが編曲した版による演奏。
ペルトの4曲は、当編成ではこれが世界初録音です。カメラータRCO
は、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(RCO)のプレーヤーたちが、小編成の演奏を楽しむために結成、オランダ国内のほか、ニューヨーク、ワシントン、東京、ソウル、ウィーン、ローマ、リスボン、マドリードで演奏してきました。
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BIS SA 2340
(SACD HYBRID)
¥2700
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トロンハイム・シンフォニエッタ、創設20周年記念アルバム
『マントラ』
(1)細川俊夫(1955-):ドローイング〜8人の奏者のための(2004)(12'33")
(2)ベント・サーアンセン(1958-):
愛の歌−第二の愛の湖〜室内アンサンブルのための(1994)(12'35")
(3)エレン・リンクウィスト(1970-):
マントラ〜ガムランとシンフォニエッタのための協奏曲(2016)(24'42")
(4)クリスティン・ノーダーヴァル(1957-):
チャペル・メディテーション〜声とピアノのための(2001)(3'53") |
(1)-(3)カイ・グリンデ・ミューラン(指揮)
トロンハイム・シンフォニエッタ
(3)エスペン・オールベルグ(ガムラン)
(4)クリスティン・ノーダーヴァル(ソプラノ)
エルセ・ボー(ピアノ) |
細川俊夫の作品も収録。トロンハイム・シンフォニエッタ、創設20周年記念アルバム!
セッション録音:2017 年12 月/ヒーメン・クルトゥルフス(文化の家)(スチョルダール、ノルウェー)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、54'59"
SACD ハイブリッド盤。
トロンハイム・シンフォニエッタは、トロンハイム交響楽団とノルウェー空軍音楽隊のプレーヤーたちが20
世紀と21 世紀の音楽を演奏するため1998 年に設立したアンサンブルです。『マントラ』は、シンフォニエッタの創設20
周年の記念アルバム。「より深い過去に取り憑かれた」ことを思わせる4
つの作品によるプログラムが組まれています。
細川俊夫(1955-)の《ドローイング》は、「まだ母の胎内にいることを私は夢に見た」ときに経験した沢山の原始的な感覚を音で描画(ドローイング)。フルート(ピッコロ、アルトフルート持ち替え)、オーボエ、クラリネット、ピアノ、打楽器、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの8
人の奏者で演奏されます。
デンマークのベント・サーアンセ(1958-)は他にない音の世界をもった創作で知られ、ノルウェーの作曲家アルネ・ヌールハイムは彼の音楽について「かつて聞いたことのない何かを思い出させる」と語っています。
《愛の歌−第二の愛の湖》は、アイスランドのCaput
Ensemble の委嘱作。14 世紀オーヴェルニュで起きた農民反乱を扱った本からインスピレーションを得た六重奏曲《Les
Tuchins》を15 人の奏者のために改作した《愛の歌》を、14
人のアンサンブルのために再作曲した作品です。
アメリカの作曲家エレン・リンクウィスト(1970-)は、ヴァーモント州とニューヨーク州の大学で学び、トロンハイムのノルウェー工科自然科学大学(NTNU)の作曲科で准教授として教えています。
《マントラ》は、シンフォニエッタとシンフォニエッタの打楽器奏者エスペン・オールベルグ(1975-)がノルウェー・アーツカウンシルの後援を受け、共同委嘱。
インドネシア伝統のガムラン音楽の背景にある宗教性と楽器に特有の響きを念頭に置いた「ガムランとシンフォニエッタのための協奏曲」として作られました。
クリスティン・ノーダーヴァル(1957-)もアメリカの作曲家。《チャペル・メディテーション》(礼拝堂の瞑想)は、彼女の参加するヴォーカルアンサンブルがメイン州ブランズウィックのボウディン大学チャペルでジョスカン・デ・プレの曲を録音したセッションの合間に「即興」で作られた作品です。
このアルバムの録音にはノーダーヴァルが参加、ピアノの弦を弾く「プラックト・ピアノ」をシンフォニエッタのピアニスト、エルセ・ボーが担当しました。
指揮者のカイ・グリンデ・ミューラン(1987-)は、ノルウェー国立音楽大学とベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で学び、作曲家としても活動しています。
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HAENSSLER
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ベンヤミン・ブルンス(テノール)
『詩人の恋』
(1)ベートーヴェン(1770-1827):連作歌曲「遥かなる恋人に寄す」
Op.98
【I.丘の上に私は座って/II.山々の青いところ/
III.空高く軽やかに舞う鳥/IV.空高くゆく雲/
V.5月がめぐってきて/VI .お別れにこの歌を】
(2)シューマン(1810-1856):哀れなペーター
Op.53-3
(3)ヴォルフ(1860-1903):歌曲集「歌の花束」
【I.今夜は彼女のパーティ/II.僕は暗い夢の中にいた/
III.鳴り響き吹きすさぶ/IV.僕の大きな苦しみが/
V.僕は皇女の夢をみた/VI.恋人よ、僕らは一緒に座っていた/
VII.青服の軽騎兵がラッパを吹き】
(4)シューマン:詩人の恋 Op.48
【I.美しい五月には/II.僕のあふれる涙から/
III.ばらに百合に鳩に太陽/IV.君の瞳に見入る時/
V.心を潜めよう/VI.ラインの聖なる流れに/
VII.恨みはしない/VIII.小さな花がわかってくれたら/
IX.あれはフルートとヴァイオリン/X.あの歌を聞くと/
XI.若者が娘を恋し/XII.まばゆい夏の朝に/
XIII.僕は夢の中で泣いた/XIV.夜毎君の夢を/XV.昔話の中から/XVI.古い忌わしい歌】
(5)シューマン:月の夜 Op.39-5 |
ベンヤミン・ブルンス(テノール)、
カローラ・タイル(ピアノ) |
BCJ のマタイ受難曲、福音史家役でも話題に。注目のテノール、ベンヤミン・ブルンスによる『詩人の恋』
セッション録音:2015 年10 月5-7 日/ランゲンフェルト
2017 年4 月、バッハ・コレギウム・ジャパンのマタイ受難曲演奏会にて福音史家として出演したテノール、ベンヤミン・ブルンスがベートーヴェン、シューマン、ヴォルフの歌曲集を録音しました。
ブルンスはハノーファーの少年合唱団のアルトのソリストとして演奏活動を開始し、その後、ハンブルク音楽演劇大学在学中にブレーメン歌劇場の所属歌手となり、若くしてその才能開花させた逸材です。
これまでにウィーン国立歌劇場、ミュンヘン国立歌劇場、ケルン歌劇場、ニュルンベルク歌劇場などヨーロッパの主要なホールにて経験を積み、ここに収録されたベートーヴェン、シューマン、ヴォルフはもちろんのこと、バッハ、ヘンデル、ハイドン、モーツァルトなども得意とする注目のテノールです。
2016/17 シーズンにはウィーン国立歌劇場に『ペレアスとメリザンド』のペレアス役で出演し好評を博しました。のびやかで美しい歌唱が魅力です。
共演のカローラ・タイルはソプラノのシルヴィア・ヴァイス、テノールのスコット・ウィアーなどと録音もしているピアニストで歌曲の伴奏には定評のある名手です。
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HMF
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ヴィオラ・ダ・ガンバとアコーディオン
Poetical Humors(ポエティカル・ユーモア)
・ヒューム(c. 1579-1645):
What greater grief(なんと大きな悲しみ)/
Sweete Musicke(甘い音楽)/
Touch me sweetely(やさしく私にさわっておくれ)/
Captain Humes Pavan(ヒューム氏のパヴァーヌ)
・ダウランド(c. 1563-1626):
Shall I sue, shall I seek for grace?
(私は乞うか、慈悲を求めるか?)/
Flow, my tears, fall from your springs(流れよ、わが涙)/
Can she excuse my wrongs(彼女は私の間違いを許すだろうか)/
In darkness let me dwell(暗闇で横たわらせてください)
・ギボンズ(1583-1625):3声のガイヤルド
・ミヒャエル・イースト(c.1580-1648):
And I as well as Thou(そしてあなたのように私もまた)
・ティエリー・ティドロウ(b.1986):
Into something rich and strange *(豊かで奇妙なものに)
・ジョン・ブル(1562/63-1628):
Goodnighte(おやすみ)/Myself(私自身)
・オルランド・ギボンズ:ファンタジア
・フィリップ・エルサン(b.1948):Lully Lullay |
Les inAttendus(レ・ザンアッタンデュ)
マリアンヌ・ミュレル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ヴァンサン・レルメ(アコーディオン) |
ヴィオラ・ダ・ガンバとアコーディオンが織りなす愉悦の音世界!
録音:2017 年10 月
「Les inattendus」とはフランス語で意外な、思いがけない人々(もの)、の意味。アコーディオンとヴィオラ・ダ・ガンバという、ちょっと意外な組み合わせによる、17
世紀英国音楽の登場です。
アコーディオンの構想・製造開始時期は19
世紀にさかのぼりますが、本格的に生産されるようになったのは第二次世界大戦より後のことでした。20
世紀の最後の10 年ほどで、1000 以上の新曲がアコーディオンのために書かれています。それでいてオルガンの代役を務めることもできる楽器で、すでに奏者レルメはラモーの作品を録音してもいます。
ここではさらに昔の16 世紀の作品を演奏しておりますが、アコーディオンはオルガンの代役も務めることができる楽器。ここで聴けるように、作品と、そしてヴィオラ・ダ・ガンバと親和性があるのもまったく不思議ではありません。
アコーディオンの音色が時にオルガンのように、時にレガールのように鳴り響く中を、ヴィオラ・ダ・ガンバが時に旋律、時に通奏低音的な役割を担いながら自在に飛んでいるような、ようにまさにポエジーとユーモアに溢れた1
枚の登場です。
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LIMEN
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キラキラと輝くフランス音楽
サティ:星たちの息子の前奏曲
ドビュッシー:
「選ばれた乙女」前奏曲、スラヴ風バラード、エレジー、
負傷者の服のための小品、燃える炭火に照らされた夕べ、
映像第1集(全曲)、映像第2集(全曲) |
ダニエラ・マヌサルディ(ピアノ) |
録音:2017 年/リメン・スタジオ/57'21''
CDVD052 C052から品番変更
500 セット限定生産、シリアルナンバー付き。商品には映像とオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています(使用できる環境が整うのは2018
年末頃とのこと)。DVD は付属しません。
サティとドビュッシー、ふたりの個性と素朴な美しさが光る1
枚。「燃える炭火に照らされた夕べ」は2001
年に発見され話題になったドビュッシー晩年の小品です。
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F.A.E.ソナタは全楽章収録
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調『クロイツェル』Op.47
ワーグナー:アルバムの綴りWWV94(ウィルへルミ編、ヴァイオリンとピアノ版)
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集より『夢』
ブラームス、ディートリヒ、シューマン:F.A.E.ソナタ(全4楽章)
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ユリア・ベリンスカヤ(ヴァイオリン)
ステファノ・リゴラッティ(ピアノ) |
録音:2016 年/リメン・スタジオ/74'10''
CDVD069 C069から変更。
500 セット限定生産、シリアルナンバー付き。商品には映像とオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています(使用できる環境が整うのは2018
年末頃とのこと)。DVD は付属しません。
ウィルへルミ編の「アルバムの綴り」はヴァイオリンがかなり熱く歌います。ブラームス、ディートリヒ、シューマンの共作によるF.A.E.
ソナタもしっかり全楽章収録。
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CDVD112 C112
(CD+DVD)
¥3500
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J.S.バッハ:小プレリュードとフゲッタ集
(1)W.F.バッハのための小プレリュードより
ハ長調BWV924、ニ短調BWV926、ヘ長調BWV927、
ト短調BWV930、ヘ長調BWV928、ニ短調BWV925
(2)クラヴィーア初心者のための6つの小プレリュード
BWV933-938
(3)ケルナーのコレクションからの6つの小プレリュード
BWV939-943, 999
(4)フゲッタ ハ長調BWV953、ハ長調BWV952、ハ短調BWV935
(5)プレリュード ハ長調BWV846a、イ短調BWV895、ト長調BWV902
(6)プレリュードとフゲッタ ト長調BWV902 |
Selena Liu Sz Tsit(ピアノ) |
大バッハのちいさな鍵盤作品
非常に若いピアニストによるアルバム。バッハが教育用に書いた小さな「プレリュードとフーガ」集です。DVD(NTSC)付。
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ベルクからシェルシへ、進化する声
(1)ベルク:7つの初期の歌曲
(2)ノーノ:ジャミラ・ブーパシャ
(3)カスティリオーニ:Cosi parlo Baldassarre
(4)マンツォーニ:Nel tuo silenzio / Estremita
(5)ソルビアーティ:To whom?
(6)スピノザ:Pasicompsa
(7)シェルシ:「山羊座の歌」より XVII /
XII / IV /XIII / III / V / XIV / XVI |
チョー・ジョー(ソプラノ)
マリーノ・ナホン((1)ピアノ) |
76'40''
(2)以降は無伴奏独唱。ベルクが完全にロマン派と思えてくる刺激的プログラムで、声の可能性を追求します。 |
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MIRARE
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MIRARE から復活!幻の名盤!
マリー=カトリーヌ・ジロー(ピアノ)
フランス・ピアノ音楽の秘宝
(1)ガブリエル・デュポン:砂丘の家
【清々しい朝の砂丘/水面の帆/思い出の家/弟の風と妹の雨/
幸せの憂鬱/陽は波間に戯れる/赤松林の夜/
海のさざめき、夜に/星の光/波浪】
(2)サマズイユ:海の歌【前奏曲/大洋の月光/暴風と大波】 |
マリー=カトリーヌ・ジロー(ピアノ) |
録音:1997 年1 月/サン・ピエール教会(パリ)/70'
10"
ガブリエル・デュポン(1878-1914) はラヴェルと同世代のフランスの作曲家。36
歳で夭折したため作品数は少ないものの、独特の音世界を垣間見せています。
ピアノ組曲「砂丘の家」は、1907-9 年の作で、全10
曲の大作。ジローはこのなかの2 篇に他の録音がありますが、ここでは全曲を堪能できます。彼はドビュッシーと同じようにムソルグスキーの強い影響を受け、不思議な音響を生み出しています。さらにショーソンのような上品なメランコリーにも翳る絶美の世界が魅力で、宝物を発見したような喜びを感じます。
ギュスターヴ・サマズイユ(1877-1967) はドビュッシーやラヴェル作品のピアノ用編曲で名を残していますが、オリジナル作品も印象派にワーグナーの影響を加えた濃密な作風が魅力。ジローの美しい演奏で楽しめます。
フォルジュルネ音楽祭の演奏も好評だったマリー=カトリーヌ・ジロー。知られざる作品をエレガントで香り高く披露しています。
このアルバムはかつてフランスのインディーズ・レーベルからリリースされていましたが、今回MIRARE
から世界発売となりました。

ガブリエル・デュポン。
今や、およそほとんどのクラシック・ファンには馴染みがない人だが、生前はオペラを書けば必ず当たる、といっても過言ではないほどの超人気作曲家だった。
生まれたのは1878 年。パリ音楽院での師匠はマスネ、それにオルガンの巨匠ヴィドール。そう、フランクの系譜をひく純粋芸術路線に、美しいものを求めてやまない世紀末の人々を魅了しつくすバランス感覚も身につけた、完璧な芸術家だったのである。
そして、肺結核を病んで早世たというのも伝説的。プロヴァンスの片田舎で療養しながら、人を避けるようにして、独自の内面世界を見つめ続けたという。
実際そのピアノ作品を聴いてみれば、これぞ世紀末といった薫り高い耽美的世界。
「砂丘の家」は、しずかに気持ちを落ち着けてくれる音楽集。同時代のセヴラックあたりも想起させるような、4〜5分の充実した小品が居並ぶ。
また世紀末情緒という点では、もうひとつの「病める時(「療養の時」)」のほうがいかにもそれらしい。大小あわせて14
ある小品群は、療養中のデュポンが身近な光景を題材に、やさしさ、恐怖、希望…とさまざまな心象風景を織り交ぜて綴った私小説的な内容だが、「陽をあびる庭」「墓碑銘」といった示唆的なタイトルにもあらわれているとおり、謎めいた雰囲気に満ちた作品。
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こんな美しい音楽を知らなかったのは不覚
ガブリエル・デュポン:
(1)詩曲〜ピアノと弦楽四重奏
(2)「療養の時」〜
墓碑銘/陽をあびる庭/日曜日の午後/
友が花を持って来る/思わせぶり/庭で遊ぶ子供たち/平穏
(3)「砂丘の家」〜思い出の家/幸せの憂鬱
(4)春の日〜ヴァイオリンとピアノ |
マリー=カトリーヌ・ジロー(Pf)
プラジャークSQ |
録音:2013 年8 月/マルティネク・スタジオ(プラハ)/78’
00”
ガブリエル・デュポン(1878-1914) はラヴェルと同世代のフランスの作曲家。36
歳で夭折したため作品数は少ないものの、ラフマニノフのようなロマンとショーソンのようなエスプリに満ちた独特の世界を垣間見せ、最高の発見をしたような気分にさせられます。ピアノ組曲「療養の時」は、デュポンが肺炎でサナトリウム生活を送っていた25-7
歳の頃の作で、全14 曲の大作。内容は少しもネガティブでなく、堀辰雄の文学を思わせる清々しさとセヴラックのような陽光を感じさせます。ここでは7
篇が選ばれています。「詩曲」は30 分を超える大作ですが、ラフマニノフ調の出だしから釘づけにされます。
フォルジュルネ音楽祭での演奏が好評だったマリー=カトリーヌ・ジロー。知られざるフランス作品をエレガントで香り高く披露しています。チェコの名団体プラジャークQ
も力演。
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バルトーク:根
(1)2つのルーマニア舞曲Op.8a
(2)ハンガリー農民の歌による即興曲Op.20(全8曲)
(3)野外にて(全5曲)
(4)14のバガテルOp.6 |
フロラン・ボファール(ピアノ) |
驚きの巧さ、ボファールの最新バルトーク
録音:2018 年1 月/グルノーブルMC2/59'
00"
ブーレーズのアンサンブル・アンテルコンタンポランや、イザベル・ファウストとのフォーレ・アルバムなどで見事なピアノを聴かせてくれたベテラン、フロラン・ボファール。久々の新録音の登場です。
曲は得意のバルトーク。精力あふれるアレグロの指さばきの巧みさはもちろんながら、「野外にて」の「夜の音楽」に見られる鋭敏な感性に驚かされます。どの曲の初めて聴くような新鮮さに満ちています。
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AUDAX RECORDS
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ヨハネス・プラムゾーラー
ダルムシュタットのヴァイオリン協奏曲集
テレマン:協奏曲ニ長調 TWV 53:D5
(ヴァイオリン、トランペット、チェロ、弦楽と通奏低音のための)
クレス:5声の協奏曲ハ短調 Op.1-2
(ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための)*
ファッシュ:協奏曲ニ長調 FWV L:D4a
(ヴァイオリン、3本のトランペット、ティンパニ、
オーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための)*
クレス:5声の協奏曲ハ長調 Op.1-6
(ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための)*
エントラー:序曲(管弦楽組曲)ニ長調
(ヴァイオリン、3本のトランペット、ティンパニ、
オーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための)*
(*=世界初録音) |
ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン、指揮)
ダルムシュタット・バロックゾリステン |
【日本語解説付き】 プラムゾーラー新録音!"ダルムシュタット"の知られざる協奏曲集!
・ポッジャーに学んだ新世代のバロック・ヴァイオリニスト筆頭、ヨハネス・プラムゾーラー!
・ヨハン・ヤーコプ・クレスを中心とした"ダルムシュタット"の知られざるヴァイオリン協奏曲を再発見!
・日本語解説付き!
南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラー。アンサンブル・ディドロやインターナショナル・バロック・プレーヤーズを主宰し、師であるレイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックのメンバーとしても活躍する若き名手です。
プラムゾーラーの自主レーベル「Audax Records」からは、これまでも様々な「知られざる作品」を録音し、ドイツ・レコード批評家賞ノミネートを始めとする国際的な評価を得てきました。
Audax Records最新作「ダルムシュタットのヴァイオリン協奏曲集」は、プラムゾーラーのデビュー・アルバムとなった「ドレスデンのヴァイオリン協奏曲集」(RK
3105)の続編的な位置づけとなるアルバムです。
J.S.バッハと同時期のドイツに生まれ、ダルムシュタット宮廷楽団の室内楽楽士、そしてコンツェルトマイスターを務めたヴィルトゥオーゾ、ヨハン・ヤーコプ・クレス(c.1685−1728)の作品を中心に、クレスの後任でコンツェルトマイスターを、グラウプナーの後任で楽長を務めたヨハン・ザムエル・エントラー(1694−1762)、そしてクレスと親交を持ちダルムシュタットとも浅からぬ関係を持っていたテレマンやファッシュらの作品を収録。テレマンを除く4作品はすべて世界初録音です。
共演するダルムシュタット・バロックゾリステンは、2004年にダルムシュタット州立オーケストラ(ダルムシュタット州立歌劇場管弦楽団)のメンバー等によって設立され、バロック期のダルムシュタットの宮廷音楽家たちの作品を取り上げています。
プラムゾーラーは2008年からは、ラインハルト・ゲーベルから受け継いだ1713年ピエトロ・ジャコモ・ロジェリ製作のヴァイオリンを使用していますが、今回の録音では1745年ジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニ制作のヴァイオリンを使用しています。
※録音:2017年6月27日−30日、ミヒャエル教会(ダルムシュタット)

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CORO
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ザ・シックスティーン
ルネサンス・クリスマス |
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指揮)
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14世紀のキャロル:賛美の歌を響かせよ/
スヴェーリンク:今日、キリストが生まれたまいぬ/
ヤコブ/ヤーコプ・ハンドル:もろもろのサバの民が来たり/
ヨハネス・エッカルト:賛美の歌を響かせよ/
単旋律聖歌:久しく待ちにし主よとく来たりて/
ジョージ・カービー:ラマの声/
ラッスス:賢者たちは星を見て/
タリス:主の御母の奇跡を見よ/
リチャード・ディアリング:羊飼いたちよ、見たものを語れ/
バード:おお大いなる神秘/祝福されし聖母/
ハンドル:賛美の歌を響かせよ/
ビクトリア:羊飼いたちよ、見たものを語れ/
ラッスス:賛美の歌を響かせよ/
バード:今日、キリストが生まれたまいぬ/
ジョン・シェパード:タルシスの王らは/
ゲレーロ:羊飼いたちは話した/
ピーター・フィリップス:幸いなるかな、聖なる日よ/
単旋律聖歌:むごきヘロデ/
ラッスス:もろもろのサバの民が来たり |
ザ・シックスティーンのクリスマス・アルバム、「新録音」はルネサンスのクリスマス!
☆ザ・シックスティーンのクリスマス・アルバム新録音!
☆キリストの降誕を祝う、タリス、バード、ビクトリア、ゲレーロ、他ルネサンス期の素晴らしき宝石たち。
合唱王国イギリスが世界に誇る至上のハーモニー、ザ・シックスティーン。これまで、「中世イギリスのクリスマス(COR
16027)」や「トラディショナル・クリスマス・キャロル・コレクション(COR
16136)」、「降誕節のための音楽(COR 16146)」など、様々なクリスマス・アルバムで絶大な評価を得てきたザ・シックスティーンの新たなクリスマス・アルバムが登場。
前作「降誕節のための音楽」では19世紀〜21世紀のクリスマス音楽を特集していましたが、最新作ではルネサンス期の素晴らしき作品を集成。
タリス、バード、ビクトリア、ゲレーロ、ラッススといったルネサンスの巨匠たちのポリフォニックな傑作から、シンプルなプレインチャント(単旋律聖歌)や伝統的なクリスマス・キャロルまで、ハリー・クリストファーズの類まれな手腕とザ・シックスティーンの磨き抜かれたポリフォニーで贈ります。
世界最高峰のヴォーカル・アンサンブルで、聖なる夜をご堪能ください。
※録音:2017年11月20日−23日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン、イギリス)

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<メジャー・レーベル>

8/22(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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PENTATONE
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PTC 5186653
(SACD HYBRID)
¥2700 →\2490
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アラベラ・美歩・シュタインバッハー
“私にふさわしい人が…”
リヒャルト・シュトラウス(1864-4949):
(1)-(3)ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.8(1882)
(I.15’10”+II.6’09”+III.8’30”=29’49”)
(4)ロマンス ヘ長調(1883)(9’36”)
(5)5つの小品 Op.3より第4番 変イ長調『スケルツィーノ』(1881)(4’12”)
(6)8つの歌 Op.10より第1番『献呈』(1885)(1’34”)
(7)3つの歌 Op.29より第1番『たそがれの夢』(1895)(2’46”)
(8)4つの歌 Op.27より第2番『ツェツィーリエ』(1894)(2’27”)
(9)5つの歌 Op.41より第1番『子守歌』(1900)(4’30”)
(10)歌劇『アラベラ』 Op.79(1933)より“私にふさわしい人が…”(5’09”) |
(5)(10)ペーター・フォン・ヴィーンハルト編曲
アラベラ・美歩・シュタインバッハー
(ヴァイオリン;1716年ストラディヴァリウス「ブース」
(日本音楽財団貸与))
ローレンス・フォスター(指揮)、
ケルンWDR 交響楽団 |
注目盤。アラベラ・美歩・シュタインバッハーのトリビュート・アルバム、リヒャルト・シュトラウス作品集!
セッション録音:2017 年5 月23、24、26 &
27 日/ケルン・フィルハーモニー(ケルン)/PCM
HI-RES、マルチチャンネル、ディジパック仕様、60’
35”、輸入盤・日本語帯付
SACD ハイブリッド盤。
人気と実力を兼ね備えた麗しきヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。ニューヨーク・タイムズは、「叙情と情熱のバランスのよさ—彼女の長所は、とりわけ磨き抜かれたテクニックと美しく多彩な音色にある」と評しています。
当アルバムでは“アラベラ・美歩・シュタインバッハーのトリビュート・アルバム”
としてリヒャルト・シュトラウスの作品を録音しました。
音楽一家に生まれたシュタインバッハーはR.
シュトラウスの歌劇『アラベラ』からその名をもらいました。このアルバムはヴァイオリン協奏曲を主軸に歌曲、そして『アラベラ』より“私にふさわしい人が…”
など、彼女と家族が最も愛する作曲家R. シュトラウスへ敬愛を込めた渾身の録音といえます。
R. シュトラウスの唯一のヴァイオリン協奏曲は初期の作品で、古典派風の協奏曲の伝統に従って3
楽章構成で書かれています。整然とした形式への志向があるもののR.
シュトラウスらしい感傷的なロマン性もあり、才気あふれる青年の意欲を感じさせます。シュタインバッハーは朗々とした歌い方でメリハリのある演奏を聴かせてくれます。
そして、歌曲からの編曲作品も収録しました。バイエルン国立歌劇場のソロ・コレペティートルをつとめたアラベラの父は、有名な歌手を家に招き、頻繁にR.
シュトラウスの作品を歌ってもらいました。
シュタインバッハー家ではその音楽に満ち溢れており、アラベラにとって最も近い存在である作曲家となりました。雄弁に語るように奏でるアラベラの演奏でR.
シュトラウスの新たな魅力に出会えます!ア
ラベラ・美歩・シュタインバッハーの今が知れる大注目のアルバムの登場です。R.
シュトラウスのヴァイオリン・ソナタを収録したアルバム(PTC
5186470 / KKC 5415)も好評発売中です。

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SUPRAPHON
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故ビエロフラーヴェク&チェコ・フィルによるマルチヌー
ボフスラフ・マルチヌー(1890-1959):
(1)歌劇「何によって人は生きるか」H 336(1952)(38’57”) 世界初録音
(2)交響曲第1番 H 289(1942)(36’53”) |
(1)イヴァン・クスニエル(バリトン)
ヤン・マルチニーク(バス)
ルツィエ・シルケノヴァー(ソプラノ)
ヤロスラフ・ブジェジナ(テノール)
ヨゼフ・シュパチェク(ナレーター
ルカーシュ・ヴァレシク(合唱指揮)
マルチヌー合唱団、ほか
イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
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世界初録音の歌劇も収録!故ビエロフラーヴェク&チェコ・フィルによるマルチヌーの白熱ライヴ!
ライヴ録音:(1)2014 年12 月17-19 日、(2)2016
年1 月13-15 日/ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(プラハ)/75’57”
故ビエロフラーヴェク&チェコ・フィルによるマルチヌーの交響曲第1
番と世界初録音となる歌劇「何によって人は生きるか」(コンサート形式)のライヴ録音がリリースされます!
トルストイの原作をベースにしたマルチヌー自身の台本による歌劇「何によって人は生きるか」は、歌劇「結婚」H
341 とともに1951 年から1952年にかけてアメリカのテレビのために作曲、翌1953
年にニューヨークで初演された作品です。“感傷的ではなく喜びに満ちて演奏すべき”
とマルチヌーが書き残しているこの作品は “何によって人は生きるか”
を考えさせられる注目作です。
カップリングは交響曲第1 番です。2017 年5
月に急遽したビエロフラーヴェクが生前力を注いで演奏・録音してきたマルチヌーの作品。交響曲全曲録音の計画がありましたが第2
番を除く、第3 & 4 番(SU 3631)、第5 &
6 番(SU 4007)、そしてここに収録された第1
番が実現しました。
1942 年にクーセヴィツキー夫人ナタリーの追悼のために作曲された交響曲第1
番はアメリカ時代(1941-1953)を象徴する作品の一つで、同年クーセヴィツキー指揮でボストンにて初演されました。
マルチヌー作品への特別な思いを折に触れて述べてきたビエロフラーヴェク。晩年まで情熱を注いで振り続けた作曲家への尊敬の念を感じる渾身のライヴ録音です。
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<映像>
<LP>
SUPRAPHON(LP)
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SU 4038LP
(2LP)
特別価格¥5700
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パヴェル・ハース四重奏団の「アメリカ」がLP
で登場!
ドヴォルザーク(1841-1904):
LP 1 (1)弦楽四重奏曲第13番 ト長調 Op.106,B
192(1895)(36’37”)
[A面]
第1楽章:アレグロ・モデラート(9’18”)
第2楽章:アダージョ・マ・ノン・トロッポ(10’13”)
[B面]
第3楽章:モルト・ヴィヴァーチェ(6’24”)
第4楽章:フィナーレ.アンダンテ・ソステヌート—アレグロ・コン・フォーコ(10’34”)
LP 2 (2)弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調 Op.96,
B 179「アメリカ」(1893)(26’26”)
[A面]
第1楽章:アレグロ、マ・ノン・トロッポ(9’35”)
第2楽章:レント(7’14”)
[B面]
第3楽章:モルト・ヴィヴァーチェ(3’53”)
第4楽章:フィナーレ.ヴィヴァーチェ、マ・ノン・トロッポ(5’33”) |
パヴェル・ハース四重奏団
【ヴェロニカ・ヤルーシコヴァー(第1ヴァイオリン)、
エヴァ・カロヴァー(第2ヴァイオリン)、
パヴェル・ニクル(ヴィオラ)、
ペテル・ヤルーシェク(チェロ)】 |
英グラモフォン・アワード2011、レコード・オブ・ザ・イヤー受賞の名盤!パヴェル・ハース四重奏団の「アメリカ」がLP
で登場!
セッション録音:2010 年6 月3、6、29 &
30 日/ルドルフィヌム(プラハ)/180g 重量盤、DMM
cutting、ステレオ、プレス:独パラス社、63’03”
世界が注目する実力派クァルテット、パヴェル・ハース四重奏団の名盤、英グラモフォン・アワード2011
のレコード・オブ・ザ・イヤーを受賞したドヴォルザークの弦楽四重奏曲第12
番「アメリカ」& 13 番がLP で登場です!
同団は2004 年にフィレンツェでヴィットリオ・E・リムボッティ賞、翌年5
月にはプラハの春の国際コンクールで優勝、さらにその翌月には世界三大弦楽四重奏コンクールのひとつパオロ・ボルチアーニ・コンクールでも優勝と、圧倒的な実力で次代を担うアンサンブルとして当時大きな注目を集めました。その後、スプラフォン・レーベルからリリースしてきたディスクは、そのどれもが演奏水準の高さに加えて豊かな表現力により数々の著名な賞を総なめにしてきました。その代表盤ともいえるのがこのアルバムです。
2010 年6 月にセッション収録された当録音は、かれらのルーツ、ドヴォルザークを取り上げています。「新世界交響曲」「チェロ協奏曲」と並ぶアメリカ時代の最良の成果で、親しみ易いメロディから当ジャンル屈指の人気曲「アメリカ」と、ドヴォルザークのアメリカ帰還後に着手され、休養明けに完成させた最高傑作の第13
番が収録されています。
いずれも敬愛するドヴォルザークへの深い共感を背景に熱い意気込みを強く感じさせる演奏で、同団が世界的な弦楽四重奏団としての確固たる地位を築いた記念すべき名録音といえます。LP
は各面20 分以内の贅沢カッティング。プレスは独パラス社です。
初回出荷分には当録音の24 bit 192 kHz のHi-Res
ダウンロードができるバウチャー及びパヴェル・ハース四重奏団がスプラフォン・レーベルにこれまでに録音してきた7
枚のアルバムから厳選9 トラックを収録した非売品サンプラーCD
を封入いたします。
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SU 4195LP
(2LP)
特別価格¥5700
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パヴェル・ハース四重奏団の
ドヴォルザークのピアノ五重奏曲&弦楽五重奏曲第3番がLPで登場!
ドヴォルザーク(1841-1904):
LP 1 (1)ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.81,B.155(1887)(41’54”)
[A面]
第1楽章:アレグロ・マ・ノン・タント(14’54”)
第2楽章:ドゥムカ.アンダンテ・コン・モート(14’11”)
[B面]
第3楽章:スケルツォ(フリアント).モルト・ヴィヴァーチェ(4’20”)
第4楽章:フィナーレ.アレグロ(8’18”)
LP 2 (2)弦楽五重奏曲第3番 変ホ長調 Op.97,B.180(1893)(32’39”)
[A面]
第1楽章:アレグロ・ノン・タント(9’06”)
第2楽章:アレグロ・ヴィーヴォ(5’44”)
[B面]
第3楽章:ラルゲット(9’45”)
第4楽章:フィナーレ.アレグロ・ジュスト(7’48”) |
パヴェル・ハース四重奏団
【ヴェロニカ・ヤルーシコヴァー(第1ヴァイオリン)、
マレク・ツヴィーベル(第2ヴァイオリン)、
ラディム・セドミドブスキー(ヴィオラ)、
ペテル・ヤルーシェク(チェロ)】
(1)ボリス・ギルトブルク(ピアノ)、
(2)パヴェル・ニクル(ヴィオラ) |
実力派ギルトブルクとの共演にも注目。世界が注目するパヴェル・ハース四重奏団のドヴォルザークのピアノ五重奏曲&弦楽五重奏曲第3
番がLP で登場!
セッション録音:(1)2017 年6 月26 & 27
日、(2)2017 年5 月18 & 19 日/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)/180g
重量盤、DMM cutting、ステレオ、プレス:独パラス社、74’44”
世界が注目する実力派クァルテット、パヴェル・ハース四重奏団。当アルバムは英BBC
ラジオ3 のレコード・レヴュー・オブ・ザ・イヤー2018
にも輝いたスプラフォン・レーベル通算7 枚目となる2017
年最新録音の初LP 化です!
当団はドヴォルザークの「アメリカ」を収録したディスク(SU
4038LP / SU 4038 / KKC 5170)が英グラモフォン・アワード2011
のレコード・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、リリースの度に数々の著名な賞を総なめにしてきた世界が注目する弦楽四重奏団です。当アルバムではドヴォルザークのピアノ五重奏曲と弦楽五重奏曲第3
番を収録しました。
ドヴォルザークの名作のひとつに数えられるピアノ五重奏曲は、旋律美と地方色と楽器法の巧みさとに円熟したドヴォルザークの長所が発揮されています。
この名作を2013 年にエリザベート王妃国際音楽コンクールで第1
位を獲得したピアニスト、ボリス・ギルトブルクと息の合った演奏を聴かせてくれます。
またカップリングの弦楽五重奏曲第3 番では創設メンバーのひとりパヴェル・ニクルと共演。同団ならではの密なアンサンブルでドヴォルザークの豊かな世界を表現しております。当LP、プレスは独パラス社です。
初回出荷分には当録音の24 bit 192 kHz のHi-Res
ダウンロードができるバウチャー及びパヴェル・ハース四重奏団がスプラフォン・レーベルにこれまでに録音してきた7
枚のアルバムから厳選9 トラックを収録した非売品サンプラーCD
を封入いたします。
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SU 4255LP
(2LP)
¥6400
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スメタナ(1824-84):連作交響詩『わが祖国』
LP 1
[A 面] 第1曲:ヴィシェフラド(15’40”)
[B 面]
第2曲:ヴルタヴァ(モルダウ)(11’35”)
第3曲:シャールカ(9’43”)
LP 2
[A 面] 第4曲:ボヘミアの森と草原から(13’09”)
[B 面]
第5曲:ターボル(12’59”)
第6曲:ブラニーク(14’15”) |
ラファエル・クーベリック(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 |
クーベリックが1990年の「プラハの春」音楽祭で演奏した記念碑的名演!永遠に語り継がれる渾身の『わが祖国』LP化!
ライヴ録音:1990 年5 月12 日/スメタナ・ホール(プラハ)/180g
重量盤、DMM cutting、ステレオ、プレス:独パラス社、77’46”
クーベリック&チェコ・フィルの記念碑的名盤、1990
年、プラハの春音楽祭におけるスメタナのわが祖国がLP
で登場です。
1942 年にチェコ・フィルの首席指揮者に就任しているクーベリックは若くしてチェコの名門を振り、実力派指揮者としての頭角をあらわしました。
しかし、1948 年には戦後のチェコの政治体制を嫌い、西側に亡命しその後はシカゴ響、バイエルン放送響などで活躍しました。その後、1989
年にチェコの民主化(ビロード革命)が成功したことによる政変を受けて、42
年ぶりに祖国の土を踏むことになったクーベリック。1986
年以降は演奏活動から身を引いていたにも関わらず、1990
年のプラハの春音楽祭についに登場し『わが祖国』を振りました。
世界が感動の渦に沸いた歴史的名演をスプラフォン・レーベルよりLP
でリリースされるのは非常に喜ばしいことと言えましょう。
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8/21(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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HAENSSLER
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ダン・エッティンガーがモーツァルトのト短調の交響曲2篇と
2台のピアノためのソナタを録音!
モーツァルト(1756-1791):
(1)交響曲第25番 ト短調 KV.183
(2)2台のピアノためのソナタ ニ長調 KV.448
(3)交響曲第40番 ト短調 KV.550 |
ダン・エッティンガー((1)(3)指揮、(2)ピアノ)
(1)(3)シュトゥットガルト・フィルハーモニー管
(2)ハガイ・ヨダン(ピアノ) |
ピアノ演奏も披露。多才なダン・エッティンガーがモーツァルトのト短調の交響曲2
篇と2台のピアノためのソナタを録音!
録音:(1)(3)2017年10月11-13日/グスタフ・ジーゲル・ハウス(シュトゥットガルト)、(2)2017年8月28日/エルマ・アーツ・コンプレックス(イスラエル)/78’14”
人気・実力を兼ね備えた指揮者ダン・エッティンガーがシュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団とモーツァルトのト短調の交響曲2
篇を録音しました。
1971 年イスラエル生まれのエッティンガーは6
歳でピアノを始め、ルービン音楽学校、テルアビブ大学でピアノ、指揮、声楽を専攻し、バリトン歌手として主役及びコーラスなどオペラ関連の役職に当たりました。
その後、1999 年にはエルサレム室内楽音楽祭で指揮者デビュー。バレンボイムの秘蔵っ子としてベルリン国立歌劇場カペルマイスター兼音楽監督助手を務め、その後はバイエルン国立歌劇場、ウィーン国立歌劇場などの世界の主要な劇場に出演しました。2004
年に初来日を果たし、2010 年4 月より東京フィルハーモニー交響楽団常任指揮者となり、2015
年4 月より同団の桂冠指揮者に就任しています。
創造性あふれる指揮で大きな反響を呼んでいるエッティンガー。モーツァルトのオペラ作品で培った豊かな表現力でモーツァルトの傑作交響曲第40
番に挑みました。見通しのよく透き通るような響きを大事にし、ハッとさせられる旋律の歌い回しなど興味の尽きない演奏を披露しております。
ピアニストとしても腕が立つエッティンガー。当ディスクには母国イスラエル出身のハガイ・ヨダンとの共演で2
台のピアノためのソナタ ニ長調 KV.448も収録しました。
1985 年生まれのヨダンは、音楽家、写真家、作家、スタイリストと多方面で活躍するアーティスト。しかも音楽家としてピアニスト、声楽家、チェンバロ奏者、作曲家の肩書きをもつ多才な演奏家です。エッティンガーとは長きに渡り共演しており、阿吽の呼吸からうまれる輝かしいモーツァルトを聴かせてくれます。
来日公演情報
2018 年10 月20日(土)18:00 開演 サントリーホール
2018 年10 月20日(土)14:00 開演 ミューザ川崎シンフォニーホール
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集、ベルリオーズ:幻想交響曲
ダン・エッティンガー(指揮)、エドナ・プロホニク(Ms)、東京交響楽団 |
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PAN CLASSICS
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リナ・トゥール=ボネによる鮮烈な演奏!
ヴィヴァルディの知られざる作品目白押し! |
リナ・トゥール・ボネ(ヴァイオリン、指揮)
ムジカ・アルケミカ |
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調『グロッソ・モグール』
RV208a(初稿)
ピゼンデル:ヴァイオリン協奏曲 イ短調
よりアレグロ
ヴィヴァルディ:
ヴァイオリン協奏曲 ト長調『トロンバ・マリーナ風ヴァイオリンのための』
RV311
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV226
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調『グラーツ・ソナタ第1番』
RV4
ヴァイオリン・ソナタ ロ短調『グラーツ・ソナタ第2番』
RV37
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調『グラーツ・ソナタ第5番』
RV17 |
スペインの新星ボネによる鮮烈な演奏!ヴィヴァルディの知られざる作品目白押し!
録音:2013 年4 月26 日(ソナタ)、2018
年5 月1・2 日(協奏曲)/スペイン/69’24’’
2018 年4 月の来日公演が好評だったスペインの新星、ボネ&
ムジカ・アルケミカによる注目新譜!
PC-10314 に続く、世界初録音を含むヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲&
ソナタの第2 弾です。
初稿版『グロッソ・モグール』(Op.7-11 とも異なる版)や3
曲の『グラーツ・ソナタ』は、ヴァイオリニストやダンサーの顔も持つ音楽学者オリヴィエ・フーレが補筆完成させた楽章を含むもので、非常にマニアックなプログラミングとなっています。
演奏も鮮烈でまばゆく、ボネの魅力がほとばしっています。

ではいきましょう、リナ・トゥール=ボネ特集。
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PC 10392
(3CD)
¥4100
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フランス古楽界の大御所、マルゴワールの名録音が復活
ヘンデル:歌劇『オルランド』 |
クリストフ・デュモー(カウンターテナー:オルランド)
エレナ・デ・ラ・メルセド(ソプラノ:アンジェリカ)
ジャン・ミシェル・フュマ(カウンターテナー:メドーロ)
レイチェル・ニコルズ(ソプラノ:ドリンダ)、
アラン・ビュエ(バリトン:ゾロアストロ)
ジャン=クロード・マルゴワール(指揮)、
王室大厩舎・王宮付楽団 |
録音:2008 年3 月4 日/フランス/56’39’’、47’13’’、53’42’’
2018 年に惜しくも世を去ったフランス古楽界の大御所、マルゴワールがトゥルコワンで上演した際のライヴ録音です。
K617 レーベルで発売されていた音源ですがしばらく入手困難でした。復活うれしい名タイトルです。
タイトルロールを務めるカウンターテナー、デュモーが歌う第2
幕のオルランドの狂乱は絶品。他にもバロックだけでなくモーツァルトやロッシーニでも定評あるスペインのソプラノ、デ・ラ・メルセドや、日本でも『ポッペアの戴冠』のネローネを歌い絶賛されたニコルズら、極めて優れた人選がなされています。
もちろんマルゴワールの豊かな経験に裏打ちされたじっくりした音楽も素晴らしいもの。充実したヘンデルのオペラが楽しめます。
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パイジェッロ:カストラートのためのアリア集
ジョヴァンニ・パイジェッロ(1740-1816):
Meglio Rifletti / So che pieta non hai
/
Deh non opporti ... / Gia che morir degg’io
/
Destrier che all’armi usato / Fiumicello
che riceve /
Tu del popolo / Ouverture / La tua fe’
/
Eh che in amore / Trova un sol che sia
costante /
Di quell’ingiusto sdegno / Per me de’
mortali
フェリーチェ・アレッサンドリ(1747-1798):Deh
respirar
ジャコモ・トリット(1733-1824):Guarda
s’imbruna
ドメニコ・チマローザ(1750-1803):
Oreste, Elettra oh Dio! / Ah che in petto! |
フィリッポ・ミネッチャ(カウンターテナー)
マッシモ・マッツェオ(指揮)
ディヴィーノ・ソスピーロ |
モーツァルトをしのぐ人気を誇ったパイジェッロの音楽
2017 年2 月10-15 日/ポルトガル/66’54’’
生前、モーツァルトをしのぐ人気を誇った作曲家パイジェッロ。彼の残したカストラートのためのアリアは未知の可能性を秘めています。
1981 年イタリア生まれの名カウンターテナー、フィリッポ・ミネッチャが素晴らしい歌唱力で楽曲の真価に光を当てます。
オーケストラの「ディヴィーノ・ソスピーロ」はオノフリも指揮していたあの団体。
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SUPRAPHON
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SU 4251
(2CD)
¥3400 →\3090
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バボラークによるモーツァルト・アルバム第2弾
モーツァルト(1756-1791):
CD 1(47’14”)
(1)ホルン協奏曲 変ホ長調 K 370b〜フレンチホルンと弦楽アンサンブルのための
【ヘルマン・ユーリッセン(補完)、ラデク・バボラーク(カデンツァ)】*
(2)アダージョ変ロ長調 K 580a〜フレンチホルンと弦楽アンサンブルのための
【ロバート・カワート(補完)、トマーシュ・イレ(編曲)】*
(3)ロンド 変ホ長調 K 371〜フレンチホルンと弦楽アンサンブルのための
【フランツ・バイヤー(補完)、ラデク・バボラーク(カデンツァ)】*
(4)-(9)12のホルン二重奏曲 ハ長調 K
487/496aより第1番から第6番
(I.アレグロ/II.メヌエット.アレグレット/III.アンダンテ/IV.
ポロネーズ/V.ラルゲット/VI.メヌエット)
(10)協奏的断片 ホ長調 K 494a〜フレンチホルンと弦楽アンサンブルのための
【ドミニク・ナンス(補完)、ラデク・バボラーク(カデンツァ)】*
(11)アンダンテ・グラツィオーソ ロ長調
K Zu 132/02〜フレンチホルンと弦楽アンサンブルのための
【ラデク・バボラーク(編曲)】*
(12)プレスト・アッサイ ホ長調K 162/03〜
フレンチホルンと弦楽アンサンブルのための【ラデク・バボラーク(編曲)】*
CD 2(41’44”)
(1)-(6)12のホルン二重奏曲 ハ長調 K
487/496aより第7番から第12番
(VII.アダージョ/VIII.アレグロ/IX.メヌエット/X.アンダンテ/XI.メヌエット/XII.アレグロ)
(7)-(9)協奏交響曲 変ホ長調 K 297b〜
フルート、オーボエ、フレンチホルン、ファゴットと管弦楽のための
【ラデク・バボラーク(編曲)、ロバート・D・レヴィン(カデンツァ)】 |
ラデク・バボラーク(ホルン;Dietmar Durk,
Model D3、指揮)、
バボラーク・アンサンブル
【ダリボル・カルヴァイ*、マルティナ・バチョヴァー*、マトーシュ・ピエルシュカ、
カテジナ・ヤナーロヴァー、リボール・ヴィリーメク、ペトラ・ブラブツォヴァー、
トマーシュ・フプカ、ミハエラ・ヴドーヴコヴァー(ヴァイオリン)、
カレル・ウンテンミュラー*、オンドジェイ・マルチノフスキー(ヴィオラ)、
ハナ・バボラーコヴァー=シャブノヴァー*、ダヴィト・ハヴェリーク(チェロ)、
シュテパン・クラトホヴィル*(コントラバス)、
ヴラディミール・ボロフカ、モニカ・ボウシュコヴァー(オーボエ)、
カテジナ・ヤヴールコヴァー、ペトル・ヘルニチ(ホルン)】 *=弦楽アンサンブルメンバー
CD1(4)-(9)、CD2 (1)-(6)ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)
CD2 (7)-(9)ワルター・アウアー(フルート)、クララ・デント(オーボエ)、ベンチェ・ボガーニ(ファゴット) |
ヴラトコヴィチとの共演にも大注目!!世界最高峰のホルン奏者バボラークによるモーツァルト・アルバム第2弾が登場!
セッション録音:CD1(4)-(9)、CD2 (1)- (6)
2018 年5月13日、CD1(1)- (3)(10)-(12)2018
年6月30日/ブレザレン福音教会(プラハ)、CD2
(7)-(9)2018 年7 月2 日/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
美しく柔らかな音色で世界を魅了するホルン奏者、ラデク・バボラーク。
大ベストセラーのモーツァルトのホルン協奏曲室内楽版(SU
4207 / KKC5654)の続編登場です!
当アルバムには断片のみ現存するホルン協奏曲の補完版やバボラーク自身によるモーツァルトの交響曲からの編曲版、さらには名手ラドヴァン・ヴラトコヴィチとの12
のホルン二重奏曲など充実のプログラムを堪能することができます。
1976 年チェコ生まれのバボラークは、1994
年に世界最難関のミュンヘン国際コンクールで優勝し世界の注目を集めました。以来、ヨーロッパ、アメリカなど各地で活発な演奏活動はじめ、日本でも絶大なる人気を誇り来日公演も頻繁に行っております。
ホルン協奏曲 変ホ長調 K 370b は4 分の4
拍子による単一楽章の断片のみ現存していますが、ここではヘルマン・ユーリッセン補完、そしてバボラークのカデンツァで録音されました。
12 の二重奏曲 ハ長調 K.487 は、「ゲーゲル・デュオ」とも呼ばれる全12
曲からなる小品集です。
どのような経緯で作曲されたかについては不明な点があるものの、近年ではホルン協奏曲を献呈されたロイトゲープをからかうために高音域を書いたとしてホルンによる演奏が有力とされています。この作品集をバボラークとヴラトコヴィチという世界最高峰の二人による演奏で聴けるのは非常に喜ばしいことと言えましょう。
さらにバボラーク編曲による交響曲作品も収録。
アンダンテ・グラツィオーソ ロ長調 K Zu
132/02 は交響曲第19 番 変ホ長調の第2 楽章の、プレスト・アッサイ
ホ長調K 162/03 は交響曲第22 番 ハ長調の第3
楽章をそれぞれフレンチホルンと弦楽のために編曲した作品です。
バボラークならではの美音を聴かせる絶品の作品に仕上がりました。
共演はバボラークが絶大なる信頼を置く精鋭が揃ったバボラーク・アンサンブルです。
バボラークと長きに渡り演奏してきた当アンサンブルのメンバーは実力派により構成されております。
第1 ヴァイオリンをつとめるダリボル・カルヴァイは、かつて地球ドラマティック(NHK)で放映された「理想のヴァイオリンを求めて世界を探し歩く」ドキュメンタリーに出演(当時18
歳)し、様々な名器を演奏しその卓越した技術と音楽性で注目されたヴァイオリニストです。その後世界の名演奏家との共演を重ね、現在はバボラーク・アンサンブルの主軸メンバーとしても活躍しております。
バボラーク・アンサンブルは2018 年10 月来日公演予定!
バボラークによるモーツァルト・アルバム第1弾
ホルン協奏曲室内楽版 |
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バボラーク/室内楽版モーツァルト協奏曲!
モーツァルト:
(1)-(3)ホルン五重奏曲 変ホ長調 K.407/386C
(4)(5)ホルン協奏曲第1番 ニ長調
(アレグロ K.412&ロンド ニ長調
K.514)/386B
(6)-(8)ホルン協奏曲第2番 変ホ長調 K.417
(9)-(11)ホルン協奏曲第3番 変ホ長調 K.447
(12)-(14)ホルン協奏曲第4番 変ホ長調 K.495
編曲:
ローラント・ホルヴァート
(ホルン協奏曲第1&2番、3番の第1&3楽章)
ヨハン・ミヒャエル・ハイドン
(ホルン協奏曲第3番の第2楽章)
ラデク・バボラーク(ホルン協奏曲第4番)
カデンツァ:ラデク・バボラーク
(ホルン協奏曲第3&4番) |
ラデク・バボラーク(ホルン)
バボラーク・アンサンブル
【ダリボル・カルヴァイ(ヴァイオリン)、
(1)-(14)
マルティナ・バチョヴァー
(ヴァイオリン)、
カレル・ウンテンミュラー(ヴィオラ)、
(1)-(3)
ヴィレム・キオンカ(ヴィオラ)、
ハナ・バボラーコヴァー=シャブノヴァー
(チェロ)、
(4)-(6)(8)(9)(11)(12)-(14)
シュテパン・クラトホヴィル
(コントラバス)】 |
世界最高峰のホルン奏者、バボラークが室内楽版のモーツァルトの協奏曲を録音!
セッション録音:2016年6月2、3日/ブレザレン福音教会(プラハ)/66’43”、66’43”輸入盤・日本語帯・解説付
(1)-(3)14’19”、(4)(5)8’15”、(6)-(8)12’30”、(9)-(11)14’58”、(12)-(14)16’17”
美しく柔らかな音色で世界を魅了するホルン奏者、ラデク・バボラークが室内楽版のモーツァルトのホルン協奏曲を録音しました。
1976 年チェコ生まれのバボラークは、1994
年に世界最難関のミュンヘン国際コンクールで優勝し世界の注目を集めました。以来、ヨーロッパ、アメリカなど各地で活発な演奏活動はじめ、日本でも絶大なる人気を誇り来日公演も頻繁に行っております。
モーツァルトの友人でホルンの名手であったヨーゼフ・ロイトゲープのために作曲されたホルン協奏曲。バボラークは自身の最重要レパートリーとして演奏してきました。
今回の室内楽版では華やかなホルンのソロとともに美しく調和するアンサンブルが聞きもので、近年のますますの充実ぶりをうかがい知ることのできる、堂々たる演奏を披露しております。
なお、第4 番はバボラークによる編曲、また第3、4
番のカデンツァはバボラーク作曲であることも注目です。
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OEHMS
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OC1889
\2100 |
キタエンコ(指揮)&ザグレブ・フィル
グラズノフ(1865-1936):バレエ音楽「四季」
1-5.第1場:冬
6.第2場:春
7-11.第3場:夏
12-17.第4場:秋
18-21.チャイコフスキー(1840-1893):
弦楽のためのセレナード ハ長調 Op.48 |
ドミトリー・キタエンコ(指揮)
ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団 |
ストラヴィンスキー:初期作品集(OC1888)に続くキタエンコとザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団のアルバムは、グラズノフの「四季」とチャイコフスキー:弦楽のためのセレナードのカップリング。1889年にマリウス・プティパの依頼により作曲されたバレエ音楽「四季」はタイトル通り、自然がテーマであり、ストーリーは特にありませんし、登場するのも全て霜やそよ風、氷や妖精。人間は出てきません。
キタエンコは各々の季節の特徴を生き生きと描き出しながら、全曲を統一する主題をくっきり浮かびあがらせるメリハリのある演奏を行っています。またカットするのが慣例である秋の「Petit
Adagio」の後のヴァリアシオンも演奏されています。
誰もが知っている名曲、チャイコフスキーの弦楽セレナードも、厚みのある響きを生かした流麗な演奏。とりわけ第2楽章の落ち着いた表情付けは新鮮です。
録音 2018年3月7-11日 Zagreba ka filharmonija |
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OC1896
\2100 |
ミヒャエル・コルスティック
ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ協奏曲 第3番
他
ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 Op.30
1.第1楽章:Allegro ma non tanto
2.第2楽章:Intermezzo (Adagio)
3.第3楽章:Finale (Alla breve)
4.コレッリの主題による変奏曲 Op.42
ピアノ・ソナタ 第2番 ロ短調 Op.36
5.第1楽章:Allegro agitato
6.第2楽章:Non allegro
7.第3楽章:Allegro molto |
ミヒャエル・コルスティック(ピアノ…スタインウェイ
D)
ドミトリー・リス(指揮)…1-3
ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団オストラヴァ…1-3 |
OEHMSレーベルのベートーヴェンのソナタ全集が高く評価され「ドクター・ベートーヴェン」の異名を取るミヒャエル・コルスティック。もちろんレパートリーはベートーヴェンだけではなく、リスト、レーガー、ドビュッシーやケクランなどのフランス作品、ヒナステラ、カバレフスキーなどの近代作品も得意としています。
今作は、ピアニストの王道レパートリーとも言えるラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番。コルスティックにとっては初めての録音ですが、彼は超絶技巧を駆使しながら共感溢れる素晴らしい演奏を聴かせます。
アルバムには2018年2月に録音された「コレッリ変奏曲」と2005年8月の「ピアノ・ソナタ
第2番」も収録されており、10年以上かけて熟成された彼の音楽性も確かめることができる1枚です。
録音 :2017年11月8-9日 House of Culture,
Ostrava…1-3 2018年2月14日 Deutschlandfunk
Kammermusiksaal…4 2005年8月28日 Congress
Centrum Pforzheim, Groser Saal…5-7 |
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OC019
(20CD)
\6400→\5990 |
ベンヤミン・シュミット/OEHMSへの録音全集
(20CD)\6400→\5990
【CD1】
1-3.チャイコフスキー(1840-1893):ヴァイオリン協奏曲
ニ長調 Op.35
4.ドヴォルザーク(1841-1904):ロマンス ヘ短調
Op.11
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
ティボール・ボガーニ(指揮)
パノン・フィルハーモニー管弦楽団
録音 2017年10月1日
ハンガリー、ペチェ コダーイ・センター
【CD2】私の好きなパガニーニ*未発表音源
1-6.パガニーニ(1782-1840):魔女たちの踊り(クライスラー編)
7.ナタン・ミルシテイン(1904-1992):パガニーニ変奏曲
8.パガニーニ:カンタービレ
9-14.パガニーニ:ロッシーニの「シンデレラ」の「悲しみよ去りゆけ」による序奏と変奏曲
Op.12(クライスラー編)
15.パガニーニ:ソナタ 第12番 ホ短調
16.パガニーニ:「鐘」Op.7 Allegretto grazioso(クライスラー編)
17.パガニーニ:奇想曲 Op.1 第20番(クライスラー編)
18.パガニーニ:奇想曲 Op.1 第13番(クライスラー編)
19.ミューレンバッハ(1949-):無伴奏ヴァイオリンのための奇想曲
20-22.タルティーニ(1692-1770):ソナタ「悪魔のトリル」ト短調(クライスラーによるヴァイオリンとピアノ編)
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
リサ・スミルノヴァ(ピアノ)…1-8.15-22
アリアーヌ・ヘーリング(ピアノ)…9-14
録音
2001年7.8.10月 Fallsbach, Catholic Church…1-8.15-22
2013年1月 Solitar of the Mozarteum, Salzburg…9-14
【CD3】バッハ:リフレクテッド*未発表音源
J.S.バッハによるインプロヴィゼーション
1.前奏曲(シュミット編)
2.Sweet’n Loure(J.S.バッハ&ベンヤミン・シュミット)
3.Let’s Gavotte!(J.S.バッハ&ベンヤミン・シュミット)
4.Andante autonom(ベンヤミン・シュミット)
5.Adagio c# minor(J.S.バッハ=ベンヤミン・シュミット編)
6.Youkali(クルト・ヴァイル)
7.Well tempered Extension(J.S.バッハ&ベンヤミン・シュミット)
8.All the things you are(ジェローム・カーン)
9.Breins Knights(ブラインシュミット) ライヴ!
10.Biber Extensions(ベンヤミン・シュミット)
11.Adagio C major(J.S.バッハ=シュミット編)
12.Caravan(ティツォル=ベンヤミン・シュミット編)
13.Nuages(ジャンゴ・ラインハルト)
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
ゲオルク・ブラインシュミット(コントラバス)
ディクヌ・シュネベルガー(ギター)
スティアン・カーステンセン(アコーディオン)
ミクロシュ・スクタ(ピアノ)
内山 詠美子(マリンバ)
録音
2009年5月,2010年4.5月 Sonic Flow Studios,
Salzburg…1-8.10.11.13
2008年 ザルツブルク国際バッハ祝祭音楽祭…9.12
ライヴ収録
【CD4】コルンゴルト(1897-1957):作品集
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
1.第1楽章:Moderato nobile
2.第2楽章:Romance. Andante
3.第3楽章:Finale. Allegro assai vivace
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
小澤征爾(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音 2004年7月24日 祝祭大劇場
4.歌劇《ヘリアーネの奇跡》Op.20-ヘリアーネの歌(ヴァイオリンとピアノ編)
組曲「空騒ぎ」Op.11
5.花嫁の部屋の乙女
6.ドグベリーとヴァージェス
7.庭園の情景
8.仮面舞踏会
ダヴィッド・フリューヴィルト(ヴァイオリン)
ヘンリー・ジークフリートソン(ピアノ)
録音 2004年8月1日 モーツァルテウム
組曲 Op.23(2台のヴァイオリン、チェロ、左手ピアノのための)
9.前奏曲とフーガ
10.ワルツ
11.グロテスク
12.歌
13.ロンド-終曲
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
ハンナ・ヴァインマイスター(ヴァイオリン)
クヴィリーネ・フィールゼン(チェロ)
ジルケ・アヴェンハウス(ピアノ)
録音 2004年8月12日 モーツァルテウム
【CD5】
1-3.メンデルスゾーン(1809-1847):ヴァイオリン協奏曲
ホ短調 Op.64
4.シューマン(1810-1856):ヴァイオリンとオーケストラのための幻想曲
Op.131
5-7.ブルッフ(1838-1920):ヴァイオリン協奏曲
第1番 ト短調 Op.26
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
ダニエル・ライスキン(指揮)
ライン州立フィルハーモニー管弦楽団
録音
2007年12月…5-7
2008年2月…1-4
Rhein-Mosel-Halle, Koblenz
【CD6】
1-3.ヴィエニャフスキ(1835-1880):ヴァイオリン協奏曲
第2番 ニ短調
4.シマノフスキ(1882-1937):ヴァイオリン協奏曲
第2番 Op.61
5-8.ルトスワフスキ(1913-1994):チェーン2-ヴァイオリンとオーケストラの対話
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
ダニエル・ライスキン(指揮)
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
録音
2006年12月21.22日 Sala Koncertowa Filharmonii,
Wroc?aw…4
2006年2月14.15日 La Chaux-de-Fonds, Salle
de Musique…1-3.5-8
【CD7】グラッペリへのオマージュ
1.スーヴェニール
2.スウィング39
3.ナイト・アンド・デイ
4.マノワール・ドゥ・メ・レーヴ
5.ティアーズ
6.トラブラント・ボレロ
7.バイ・ディア・ヴァール・エス・インマー・ゾー・シェーン
8.タイム・オン・マイ・ハンズ
9.エンブレイサンブル・ユー
10.スウィート・ジョージア・ブラウン
11.ハニーサックル・ローズ
12.プレイス・ブローケア
13.ファッシネイティング・リズム
14.スウィート・コーラス
15.ヌアージュ
16.ノクターン
全て「ベニ」・シュミットのアレンジによる
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
ゲオルク・ブラインシュミット(コントラバス)
エディ・ケールドルファー(ギター)
ビレリ・ラグエレーネ(アコースティック・ギター)…2.5.10.11.14
エルンスト・ライゼガー(チェロ)…1.2.3.5.10.11.14
録音 2003年11月1日,2004年6月22日
Sonic Flow Studios, Salzburg, Austria
【CD8】モーツァルト(1756-1791):ピアノとヴァイオリンのためのソナタ集
1-3.ソナタ イ長調 K526
4-5.ソナタ ト長調 K301
6-8.ソナタ ト長調 K9
9-11.ソナタ 変ロ長調 K378
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
アリアーヌ・ヘーリング(ピアノ)
録音 2004年1月17-20日
Salle de Musique, La Chauxde-Fonds,Switzerland
【CD9】
1-3.カール・ゴルトマルク(1830-1915):ヴァイオリン協奏曲
第1番 イ短調 Op.28
4-6.ブラームス(1833-1897):ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
イ短調 Op.102
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
ラモン・ヤーフェ(チェロ)…4-6
ダニエル・ライスキン(指揮)
ヴィトルト・ルトスワフスキ・フィルハーモニー管弦楽団
録音
2003年12月8-9日…1-3
2004年4月5日…4-6
Wroc?aw Philharmonic Hall
【CD10】ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン・ソナタ集
Op.30
1-3.ソナタ イ長調 Op.30-1
4-7.ソナタ ハ短調 Op.30-2
8-10.ソナタ ト長調 Op.30-3
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
アルフレード・パール(ピアノ)
録音 2003年4月28-29日.6月15日
Bayerischer Rundfunk, Studio 2, Munich
【CD11】
ヴィヴァルディ(1678-1741):合奏協奏曲「四季」Op.8
1-3.ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 春 RV269
4-6.ヴァイオリン協奏曲 ト短調 夏 RV315
7-9.ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 秋 RV293
10-12.ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調 冬 RV297
13.パガニーニ=クライスラー:ヴァイオリン協奏曲
第1番 ニ長調 Op.6 第1楽章(協奏曲の1楽章)
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
ユベール・スダーン(指揮)
カメラータ・ザルツブルク…1-12
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団…13
録音
2001年9月…1-12
2001年7.8.10月…13
Groser Saal Mozarteum, Salzburg
【CD12】クライスラー(1875-1962):オリジナル作品とジャズ・トリオのための編曲
1.ウィーン風狂想的幻想曲
2.ジプシー奇想曲
3.ジプシーの女
4.蓮の花の国(原曲:シリル・スコット)
5.スペイン舞曲 第1番(原曲:マヌエル・デ・ファリャ)
6.イン・パラディエス(原曲:クラカウアー)
7.メヌエット Op.14-1(原曲:パデレフスキ)
8.真夜中の鐘(原曲:ホイベルガー)
9.クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ
10.精霊の踊り(原曲:グルック)
11.プニャーニの様式によるプレリュードとアレグロ
12.愛の喜び
13.愛の悲しみ
14.美しきロスマリン
15.オールド・リフレイン
ベンヤミン・シュミットによるジャズ・トリオ編…11-15
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
ミクロシュ・スクタ(ピアノ)…1-10
ビレーリ・ラグレーネ(ギター)
ゲオルク・ブラインシュミット(コントラバス)
録音 2006年5月3日
Sonic Flow Studios, Salzburg
【CD13】J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集
1-4.ソナタ 第1番 ロ短調 BWV1014
5-8.ソナタ 第2番 イ長調 BWV1015
9-12.ソナタ 第3番 ホ長調 BWV1016
13-16.ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
ト長調 BWV1021
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
アントニー・スピリ(チェンバロ)
セバスティアン・ヘス(チェロ)…13-16
録音 2000年2月15-19日
Kleine Kollegiumskirche Kalksburg, Vienna
【CD14】J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集
1-4.ソナタ 第4番 ハ短調 BWV1017
5-8.ソナタ 第5番 ヘ短調 BWV1018
9-13.ソナタ 第6番 ト長調 BWV1019
14-17.ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
ホ短調 BWV1023
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
アントニー・スピリ(チェンバロ)
セバスティアン・ヘス(チェロ)…14-17
録音 2000年2月15-19日
Kleine Kollegiumskirche Kalksburg, Vienna
【CD15】J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンためのソナタとパルティータ集
1-4.ソナタ 第1番 ト短調 BWV1001
5-12.パルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002
13-16.ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
録音 1999年7月12-15日,9月7-10日
Kleine Kollegiumskirche Kalksburg, Vienna
【CD16】J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンためのソナタとパルティータ集
1-6.パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
6-9.ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
10-16.パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
録音 1999年7月12-15日,9月7-10日
Kleine Kollegiumskirche Kalksburg, Vienna
【CD17】イザイ(1858-1931):無伴奏ヴァイオリンのための6つのソナタ
OP.27
1-4.ソナタ 第1番
5-8.ソナタ 第2番
9.ソナタ 第3番
10-12.ソナタ 第4番
13-14.ソナタ 第5番
15.ソナタ 第6番
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
録音 1998年6月.9月
Remigiuskirche, Nagold
【CD18】ブラームス:
1-3.ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
4-7.ピアノ四重奏曲 第3番 ハ短調 Op.60
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
クリスティアン・マンデル(指揮)…1-3
ジョルジュ・エネスク・ブカレスト・フィルハーモニー管弦楽団…1-3
プロ・アルテ四重奏団…4-7
録音
1996年7月10-12日…1-3
1996年6月2-4日…4-7
Athenaum, Bucharest
【CD19】J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
1-3.ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV1041
4-6.ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV1042
7-9.協奏曲 イ長調 BWV1055R(オーボエ・ダ・モーレと弦楽のための)
10-12.2台のヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調
BWV1043
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
ヘルゲ・ローゼンクランツ(ヴァイオリン)…10-12
クララ・デント(オーボエ・ダ・モーレ)
ユルゲン・ガイス(指揮)
ツィス・コレギウム・モーツァルテウム・ザルツブルク
録音 1996年4月26-28日
Volksschule Aigen,Salzburg
【CD20】コンサート・ピース
1.バッツィーニ(1818-1897):妖精の踊り Op.25
2.イザイ:ワルツ形式の練習曲(ヴァイオリンとピアノ編)
3.パガニーニ:カンタービレ ニ長調 Op.17
4.ブラームス:ハンガリー舞曲 第7番 イ長調
5.ブラームス:ハンガリー舞曲 第20番 ニ短調
6-8.フバイ(1858-1937):カルメンによる華麗な幻想曲
Op.3-3
9.チャイコフスキー(1840-1893):感傷的なワルツ
Op.51-6
10-12.ガーシュウィン(1898-1937):3つの前奏曲(ハイフェッツ編)
《第1番:変ロ長調/第2番:嬰ハ短調/第3番:変ホ短調》
13.ミクロシュ・スクタ(1960-):トッカータ
14-16.ミヨー(1892-1974):屋根の上の牝牛 Op.58-シネマ・ファンタジー
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
リサ・スミルノヴァ(ピアノ)…1-9.14-16
ミクロシュ・スクタ(ピアノ)…10-13
録音 2001年4.7月
Scharding, Kubinsaal(Austria)
Fallsbach, Catholic Church (Austria) |
1968年ウィーンで生まれ、数々のコンクールを制し世界中で活躍するヴァイオリニスト、ベンヤミン・シュミット。彼の50歳を記念して製作されたこのBOXには彼がOEHMSレーベル(旧ARTE
NOVAレーベルも含む)への録音が集大成されています。
18枚は既にリリースされたものですが、CD2の「私の好きなパガニーニ」とCD3の「バッハ:リフレクテッド」は未発表音源であり、今回のBOX化のために特別にリリースが承認されたというアルバムです。
クラシックだけでなく、ジャズ、クロスオーヴァーの分野でも素晴らしい才能を発揮するシュミットの魅力が詰まった究極のBOXです。
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OC1894
\2100 |
プラシドゥス・フォン・カメルローアー(1718-1782):ガリコーン(マンドーラ)のための曲集
1-3.ガリコーン・ソロ(パルティータ I)
Andante/Allegro/Menuet
4-6.2台のガリコーンのためのデュオ
Tempo giusto/Echo/Quique
7-9.ガリコーンのための独奏曲(パルティータII)
Andante ex B/Allegro/Menuet
10-13.2台のガリコーンとチェロのためのトリオ
C/A
Andante/Allegro/Menuet/Allgro
14-16.ガリコーンのための独奏曲(パルティータIII)
Adagio/Allegro/Menuet
17-19.ガリコーンのための独奏曲(パルティータIV)
Menuet/Allegro/Menuet
20-24.パルティータ EX F
Siciliana/Menuet/Paisan/Menuet/Finale
Allegro
a'=440Hz mitteltonige Temperatur=中音全律(1/6) |
クリストフ・エクルフーバー
8弦ガリコーン d(2015年 H.ハーゼンフス製
…原型ヴァイゲルト/2016年 J.クライゼル最終調整)
10弦マンドーラ e(1996年 M.シファード製…原型フライ)
6弦コラコーン a(2014年 M.サレルノ製…原型ショルン)
ハンス・ブリューデル
8弦ガリコーン d(2008年 G.シェーネ製…原型ヴェネーレ)
テオーナ・グッバ=チヘイゼ
(バロック・ヴァイオリン…1800年頃 作者不詳
deutscher Sprachraum)
アンゲリカ・フィヒター(バロック・ヴァイオリン…18世紀
作者不詳 nach Klotz)
ザビーナ・レールマン(バロック・チェロ…1780年頃
作者不詳 Frankreich) |
ミュンヘンから遠く離れたフライジング。18世紀の始めにこの街で活躍した宮廷音楽長カメルローアーの作品集。
1718年に宮廷書記官の息子として生まれたカメルローアーは、幼い頃から音楽的才能に恵まれ、1744年にフライジング大聖堂から聖職者として任命された際には、優れた音楽家、作曲家としても評価されていました。その後、宮廷楽長に任命されてからは、ほぼ40年に渡り数多くの作品を書き街の音楽文化の発展に寄与したことで知られています。現在はその偉業を記念し、フライジングの音楽学校には彼の名が冠されているほどに地元の人々に愛されています。
カメルローアー生誕300年を記念して製作されたこのアルバムで中心となるのは、フライジングのカメルローアー音楽学校に通っていたリュート奏者クリストフ・エクルフーバー。地元以外では知名度の低いカメルローアーの作品を編集、彼の仲間たちと共に録音に臨みました。大部分の曲は世界初録音であり、また演奏される楽器についても研究が凝らされています。
ここで用いられているガリコーンとは「マンドーラ」とも呼ばれるリュートの後継楽器のこと。ドイツではこの楽器からリュートギターが生まれたとされています。知られざる作品を当時の音で聴く楽しみに溢れた1枚です。
録音:2017年3月13日,4月3日 Marstall Landratsamt
Freising …1-3.7-9.14-16.17-19 2017年11月11.12日
Aula Grundschule St. Korbinian, Freising…4-6.10-13.20-24 |
ALBANY
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「ヴァイオリンとギターの音楽」
ドゥミラック:中世の小組曲(4曲)
イベール:間奏曲
モーツァルト(イェルビ編):二重奏曲 K.423
ハイス:もしも彼女が尋ねたら
ペルト(イェルビ編):フラトレス
ダウランド:
流れよ私の涙、もう泣かないで、
悲しみの泉よ,もし私の嘆きで
メルツ:マルヴィーナに
ロンチャー:イヴは誰?
ピアソラ(イェルビ編):リベルタンゴ |
ドナ・フェアバンクス(ヴァイオリン)
ヨン・パウル・イェルビ(ギター) |
ダウランドからピアソラまで!味わい深いヴァイオリンとギターの二重奏!
録音:2014年12月6日,2015年7月3日,2016年5月3日,2017年5月3日
米国,ユタ州オレム、DDD、51'30
パガニーニの名曲でも知られるように、ヴァイオリンとギターの相性はすこぶる良い。このCDには、編曲ものも含めて様々なヴァイオリンとギターの二重奏が収録されている。ダウランドがヴァイオリンとギターで演奏されると実にいい味わいになる。また20世紀のブラジルを代表するギタリスト、ディレルマンド・ヘイス(1916-1977)や、クロアチアのギタリスト、ミロスラフ・ロンチャー(1964-)の作品が珍しい。
ドナ・フェアバンクスはユタ・ヴァリー大学でヴァイオリンの教授を務めている。ヨン・パウル・イェルビドイツ出身のギタリスト。
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「ルー・ハリソン:
打楽器、ヴァイオリン、ピアノのための作品集」
(1)ジョン・ケージ&ハリソン:二重音楽
(2)ハリソン:カンティクル第3番
(3)ハリソン:打楽器伴奏のヴァイオリン協奏曲
(4)ハリソン(スタインバーグ編):様々な三重奏曲 |
(1)-(3)パーカッションUVU
(打楽器アンサンブル)
(3)(4)ドナ・フェアバンクス(ヴァイオリン)
(4)ドゥグ・スミス(打楽器)
(4)ヒラリー・デムスク(ピアノ) |
20世紀独創的な作曲家ルー・ハリソンの打楽器作品集!
ユニークな打楽器伴奏のヴァイオリン協奏曲も収録!
録音:米国,ユタ州,シーダーシティ、DDD、63'45
20世紀米国の独創的な作曲家、ルー・ハリソン(1917-2003)の打楽器、ヴァイオリン、ピアノのための音楽を4曲収録。ジョン・ケージと共作の二重音楽(1941年)は、4人の打楽器奏者の第1、第3パートをケイジが、第2、第4パートをハリソンが書いている。バリのガムランの影響が色濃い。カンティクル第3番(1940年)は舞踊曲。やたらとオカリナが活躍する。打楽器伴奏のヴァイオリン協奏曲(1940-1959)は、文字通りの作品で、普通のヴァイオリン協奏曲とはだいぶ趣が異なって楽しい。様々な三重奏曲はだいぶ後の1987年の作。ハリソンの世界観が完成している。
ドゥグ・スミスはユタ・ヴァリー大学で打楽器部門の准教授を務めている。ドナ・フェアバンクスはユタ・ヴァリー大学でヴァイオリンの教授を務めている同僚。
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「情熱の風」〜20世紀の無伴奏フルート曲集
ドビュッシー:シランクス/
カルク=エレルト:情熱的なソナタ/
ヒンデミット:8つの小品/
ヴァレーズ:密度21.5/
ボザ:映像/
ベリオ:セクェンツァ/
福島和夫:冥/
ムチンスキー:3つの前奏曲/
カーター:風に書く/
武満徹:エア |
モリー・アリシア・バース(フルート) |
近現代フルート音楽のスペシャリストによるドビュッシーから武満まで!20世紀の無伴奏フルート作品集!
録音:2017年9月 米国,オレゴン州,ユージーン、DDD, 54'51
20世紀の無伴奏フルート曲集。いずれの曲も近現代の無伴奏フルート曲の定番といえるものばかり。
モリー・アリシア・バースは同時代の作曲家の作品を得意とするフルート奏者。1996-2006年には「8番目の黒い鳥
Eighth Blackbird」 という室内アンサンブルに参加し、そのCDでグラミー賞を受賞。
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TROY 1695/96
(2CD)
¥4600
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ジャック・パーラの新作オペラ「道化師シャリマー」
ジャック・パーラ:歌劇「道化師シャリマー」 |
ジェイス・オグレン(指揮)
セントルイス交響楽団員
アンドリアーナ・チュクマン(インディア・オフュールス/ブーニイ・カウル)
グリゴリー・ダール(マックス・オフュールス)
キャサリン・ゲルドナー(ペギー・オフュールス)
トーマス・ハモン(アブドゥラ・シャー・ノーマン)
ジェニ・バンク(ファードス・ノーマン)
ジェフリー・アグパロ(ゴピナス・ラズダン) ほか |
録音:2016年6月セントルイス、DDD、133'37
米国の作曲家、ジャック・パーラの新作オペラ「道化師シャリマー」の録音。原作は、「悪魔の詩」で有名なインド系英国人作家サルマン・ラシュディの同名小説。
1964年、印パ国境地域のカシミールの小村パチガム。イスラム教徒の青年シャリマー、村の一座のヒンドゥ教徒の娘ブーニイと結婚するが、様々な障害に遭う。ブーニイは強引に在インド大使マックス・オフュールスの愛人に収まり、数年後彼女は娘インディアを儲けるも、実子のいないマックスの妻ペギーに取られてしまう。ブーニイは帰郷するが、村人からも家族からも拒絶され山奥で独り暮らす。
一方シャリマーは傷心からイスラム過激派のテロリストになる。故郷に戻ったシャリマーは、パチガムの村がインド軍によって壊滅させられていたことを知る。唯一の生存者は山奥に暮していて難を逃れたブーニイ。そしてシャリマーはある行動へ向かう…。
パーラはクラシックの現代音楽にインドの音楽を絡めた音楽を効果的に用いている。現代的問題に真正面に向かった新作オペラである。
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「リンダ・リスター 自作自唱」
リスター:
(1)私に愛のワインを持って来て(6曲)
(2)有名な妖精たちへの嘆願(7曲)
(3)恋するソネット詠み(3曲)
(4)別々の弦(2曲)
(5)エマーソンとアイル(2曲)
(6)セミオペラ
「なんと明瞭に彼女は輝いていることか!」から(3曲)
(7)悪い詩 Bad Poetry のB(7曲)
(8)歌手の健忘 |
リンダ・リスター(ソプラノ)
アマンダ・ジョンストン(ピアノ)
(3)ウェイウェイ・レ(ヴァイオリン) |
録音:2015年8月13,14日、10月8日 ネバダ州ラスベガス、DDD、51'46
歌手による自作歌曲の自唱は珍しい。リンダ・リスターは米国のソプラノ。高音を得意とする軽めのソプラノ。
同時代の作曲家の作品も好んで歌う彼女は、自ら歌曲をたくさん書いて歌っていることでも知られてい。
唯一連作歌曲でない「歌手の健忘」は、歌手が時々歌詞が飛んでしまうことを題材にしたアンコール用のオペラアリアの接続曲。
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「誘惑」
(1)デル・アギラ:誘惑
(2)ヒナステラ:サンバ,悲しみ,子守歌,朝
(3)グラナドス:スペイン舞曲集(3曲),愛の歌曲集(5曲)
(4)ガスタヴィーノ:
シエスタ,この教会にはない…,
働く人と貧しい人,一番高い薔薇の蕾に…,
(5)ガスタヴィーノ:ロシータ・イグレシアス
(6)トゥーリナ:スペイン風ソナタ
((2)-(6)ジャット編) |
ステファニー・ジャット(フルート)
トマス・カスドルフ(ピアノ)
(1)オルランド・ピメンテル(クラリネット)
(5)エレナ・アベンド(ピアノ) |
録音:2016年5月23−25日 米国,ウィスコンシン州,マディソン、DDD、72'12
20世紀のスペインおよび南米の作曲家のフルート曲を収録。ミゲル・デル・アギラ(1957‐)はウルグアイ出身で現在は米国で活動。「誘惑」はフルート、クラリネット、ピアノのための作品。この曲と、本来はヴァイオリンとピアノのためのトゥーリナのスペイン風ソナタの他は、いずれも歌曲をジャットがフルート独奏曲に編曲したもの。当然だがいずれもスペイン色の濃い作品ばかりである。
ステファニー・ジャットは1990年から2017年まで米国ウィスコンシン州のウィスコンシン大学マディソン校のフルートの教授を務めていた。
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「宗教歌曲集」
フォーレ:サルヴェ・レジーナ,アヴェ・マリア
ヴォーン=ウィリアムズ:5つの神秘的な歌
レーガー:12の精神的な歌 Op.137〜
第4番「晩に」,第5番「おお主なる神よ」,
第6番「キリストよ」
ヴィエルネ:祈り(3曲)
リテーズ:祈り
サワビー:
隠れ場に住む人は,主に向かって喜ばしい声をあげろ,
私は山に向かって目を上げる
ピンカム:
イエスよ、甘い思い,主を褒め称えよ,
慈しみと愛のあるところ |
スティーヴン・ランカスター(バリトン)
ケヴィン・ヴォーン(オルガン) |
録音:2017年5月30日—6月1日 米国,インディアナ州,サウスベンド、DDD、66'50
近代の作曲家によるオルガン伴奏による宗教曲集。ガストン・リテーズ(1909-1991)はフランスのオルガン奏者、作曲家。
レオ・サワビー(1895-1968)は米国のオルガン奏者、作曲家。ダニエル・ピンカム(1923-2006)は米国のオルガン奏者、作曲家。
スティーヴン・ランカスターはカナダのバリトン。インディアナ州のノーターデイム大学の教会での録音。
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「十分に軽く」
スコット・ウィーラー(b.1952):十分に軽く(7曲)
デイヴィッド・コント(b.1955):誰もが歌った(4曲)
ラリー・アラン・スミス(b.1955):時、忍耐と憧れの歌(6曲)
ケンドラ・ダーコール:笑いと溜め息(4曲) |
ロバート・ベアフィールド(バリトン)
ケリー・ホーステッド(ピアノ) |
録音:2017年6-10月 ニューヨーク、DDD、56'50
米国の1950年代生まれの作曲家たち、スコット・ウィーラー(1952-)、デイヴィッド・コント(1955-)、ラリー・アラン・スミス(1955-)に加え、比較的若い世代のケンドラ・ダーコールの、4人の作曲家の歌曲集を収録。
いずれもネオロマンティシズム風の穏やかな曲調で楽しめる。
ロバート・ベアフィールドは主として米国の地方歌劇場で活躍するバリトン。
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「ドン・ウォーカー(b.1941):合唱作品集」
カミングズ・カントリー/マニフィカト/
ベンジャミン・フランクリン歌曲集/
ウォルト・ホワイトマン歌曲集/
エミリー・ディキンソンの4つの詩/
エミリー・ディキンソンの3つの詩/
「ディストラー」第1幕第3場から/ケンタッキー風刺話 |
ダン・カロウセク(指揮)
ARSブリュネンシス合唱団 |
DDD, 56'07
米国の作曲家、ドン・ウォーカーのAlbany
Recordsからの3枚目のCD。ドン・ウォーカーは1941年、カリフォルニア州ヴェンチュラの生まれ。いずれも親しみやすい曲ばかりである。
ARSブリュネンシス合唱団はチェコのブルノの合唱団。ダン・カロウセクはその音楽監督。
なお収録年やピアノ伴奏者などの情報は記載がない。
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「LOVE COMES IN AT THE EYE」
ケヴィン・プッツ(b.1972):目の中へと(6曲)
ケヴィン・プッツ:アリア
ジェイムズ・スコット・バレンティン(b.1947):5つの霊歌
ケヴィン・プッツ:エア
ケヴィン・プッツ:ロビンのための周回
ネッド・ローレム(b.1923):サンタフェ歌曲集(12曲) |
ティモシー・ジョーンズ(Br)
ステファニー・ジャット(Fl)
ステファニー・サンタンブロジオ(Vn)
キャロル・クック(Va)
ベス・レイピア(Vc)
アンソニー・ロス(Vc)
ジェフリー・サイクス(Pf) |
2017年8月 米国,ウィスコンシン州,マディソン,
DDD, 71'43
ケヴィン・プッツ(1972-)、ジェイムズ・スコット・バレンティン(1947-)、ネッド・ローレム(1923-)と、概ね四半世紀世代が異なる米国の3人の作曲家の歌曲および器楽曲を収録。
ケヴィン・プッツはミズーリ州セントルイス生まれの作曲家。近年非常に人気が高いのも納得の才気煥発な音楽。一方バレンティンの5つの霊歌はバリトンをチェロで伴奏する渋い曲。
バリトンのティモシー・ジョーンズはヒューストン大学の声楽教授。
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「反応」
ドロレス・ホワイト:時々私は私自身ではない,南京虫
ジャクリーン・ヘアストン:愚かな心
ロバート・オーウェンズ:
バリトンとピアノのための3つの歌 Op.20
マーケス・L.A.ギャレット:
愛の循環〜愛の歌,心よ、私の心よ,さようなら
ジャクリーン・ヘアストン:彼女は自由に向かって座った
カーロス・サイモン・ジュニア:夕暮れ
マシュー・イヴァン・テイラー:反応
ハワード・スワンソン:死の歌
リナ・マクリン:日
マーケス・L.A.ギャレット:償い
ジョージ・ウォーカー:ああその唇を奪い去れ
ユージン・ハンコック:アブサロム,主よ、今こそこの僕を |
カール・デュポン(バリトン)
グレゴリー・トムソン(ピアノ) |
DDD、59'00
20世紀から21世紀にかけての米国の作曲家、ドロレス・ホワイト、ジャクリーン・ヘアストン(1938-)、ロバート・オーウェンズ(1925-2017)、マーケス・L.A.ギャレット(1984-)、カーロス・サイモンJr(1984-)、マシュー・イヴァン・テイラー(1983-)、ハワード・スワンソン(1907-1978)、リナ・マクリン(1929-)、ジョージ・ウォーカー(1922-)、ユージン・ハンコック(1929-93)の歌曲を収録。
カール・デュポンは米国のバス=バリトン。
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<国内盤>
EDITION HST
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J.B.ヴァンハル(1739 -1813);
交響曲集第21巻Bryan C4 C7a Es9
ヴァンハル:
(1)交響曲ハ長調「デ・シリー」Bryan
C4
(2)交響曲ハ長調Bryan C7a
(3)交響曲変ホ長調Bryan Es9〜伝ヴァンハル;
トウムシュラン作?
(4)ディッタースドルフ:
ジングシュピール「赤ずきんちゃん」序曲
(5)ハイドン:アダージョ〜交響曲第44番
(6)アドルガッサー:交響曲変ホ長調WV.15.10 |
ハイドン・シンフォ二エッタ・トウキョウ
リーダー:松井利世子(ヴァイオリン) |
ヴァンハル:交響曲集第21巻。3交響曲+ディッタースドルフ「赤ずきんちゃん」〜 ハイドン以外の全曲・世界初録音!〜
録音:(1)-(5)2017年1月10日、(6)2012年8月10日、東京オペラシティ近江楽堂にてライヴ収録
※*ハイドンを除く、全曲世界初録音!
アドルガッサーAnton Cajetan Adlgasser(1729-1777)
ミヒャエル・ハイドン、エバーリン、モーツアルト親子らとともに、ザルツブブルクにて活躍した、バイエルン出身の作曲家。10の交響曲が伝承されている。 |
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