≪第98号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その11 2018/9/4〜
9/7(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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BIS
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BIS SA 2327
(SACD HYBRID)
¥2700 →\2490
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アンネ・ゾフィー・フォン・オッター
『シンプル・ソング』
(1)レナード・バーンスタイン(1918–1990):
シンプル・ソング
(スティーヴン・シュウォーツ、レナード・バーンスタインの詩)
(《ミサ(Mass)》(1971)から)
(2)アーロン・コープランド(1900-1990):
オルガンが話すのを時々聞いた(エミリ・ディキンソンの詩)
(3)チャールズ・アイヴズ(1874-1954):
静穏(ジョン・グリーンリーフ・ホイッティアーの詩)
グスタフ・マーラー(1860-1911):
(4)三人の天使がやさしい歌を歌い(『子供の不思議な角笛』の詩)
(5)原光(『子供の不思議な角笛』の詩)
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
(6)たそがれの夢(オット・ユリウス・ビーアバウムの詩)
(7)あした!(ジョン・ヘンリー・マッケイの詩)
(8)アルヴォ・ペルト(1935-):わが心はハイランドにあり(2000)
(ロバート・バーンズの詩)
(9)モーリス・デュリュフレ(1902-1986):ピエ・イエズ(《レクイエム》から)
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):
(10)-(12)3 つの歌(1930)
【I.なぜ?(オリヴィエ・メシアンの詩)/
II.ほほえみ(セシル・ソヴァージュの詩)/
III.行方不明の婚約者(オリヴィエ・メシアンの詩)】
(13)フランシス・プーランク(1899-1963):
平和への祈り(シャルル・ドルレアンの詩)
(14)フランク・マルタン(1890-1974):アニュス・デイ(《レクイエム》から)
(15)アルヴォ・ペルト(1935-):
何年もの昔、歌っているのを聞いた(1985)(クレメンス・ブレンターノの詩)
(16)フランツ・リスト(1811-1886):アヴェ・マリア
S.60
(17)リチャード・ロジャーズ(1902-1979):
すべての山に登れ
(オスカー・ハマースタイン二世(作詞))(《サウンド・オブ・ミュージック》から) |
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)、
(1)-(14)(16)(17)ベンクト・フォシュベリ(オルガン;マルキュッセン・オルガン)
(1)ファビアン・フレードリクソン(エレクトリックギター)、
(1)シャロン・べザリー(フルート)、
(1)(7)マルガレータ・ニルソン(ハープ)、
(7)(15)ニルス=エーリク・スパルフ(ヴァイオリン)、
(9)マリー・マクラウド(チェロ)、
(15)エレン・ニスベト(ヴィオラ) |
注目盤。なんと美しい歌唱・・・名唱オッターの心の故郷、聖ヤコブ教会で歌うオッターが最も大切にしている珠玉の17曲!
セッション録音:2016年12月/聖ヤコブ教会(ストックホルム、スウェーデン)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、69'01"
制作・録音:マリオン・シュヴェーベル
SACD ハイブリッド盤。
スウェーデンの宮廷歌手アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(1955-)のキャリアは、彼女が生まれたストックホルムの聖ヤコブ教会から始まりました。教会の青少年合唱団で歌い、教会で行われているバッハの《マタイ受難曲》コンサートのソロに起用。1982
年、最初のソロ・コンサートをこの教会で行いました。この時に共演したベンクト・フォシュベリ(1952-)とは、その後30
年以上に渡る共演が続いています。オペラ《秋のソナタ》(BISSA
2357)をリリースしたばかりのフォン・オッターの『シンプル・ソング』は、この聖ヤコブ教会でセッション録音されたアルバムです。
タイトルにとられたバーンスタインの《ミサ》のナンバーから、ミュージカル《サウンド・オブ・ミュージック》の〈すべての山を登れ〉まで、「宗教」と「心」でつながる17
の曲。「典礼の手かせ足かせを逃れ、自然に湧き出る賛美の心を高らかに歌え」を基本のスタンスに歌われます。
コープランドの《エミリ・ディキンソンの12
の詩》の第10 曲、ジャズの和声とゴスペルの歌唱を取り入れた〈オルガンが話すのを時々聞いた〉。ホイッティアーのクエーカーの賛美詩によるアイヴズの曲。マーラーが交響曲第3
番と第2 番の楽章とした『子供の不思議な角笛』の詩による2
曲。陽が昇り、愛する人と結ばれる・・・マッケイのドイツ語詩にシュトラウスが作曲した《あした!》。デュリュフレとフランク・マルタンの《レクイエム》から1
章ずつ。メシアンがデュカスに学んでいた頃に作曲した《3
つの歌》とプーランクの《平和への祈り》。リストが《巡礼の年 第2
年:イタリア》の第1 曲〈婚礼〉に基づいて書いた《アヴェ・マリア》は、オルガンの長い序奏で始まります。
ペルトが2 曲。スコットランドの詩人ロバート・バーンズの詩にペルトが作曲した《わが心はハイランドにあり》。『子供の不思議な角笛』の編者のひとり、ブレンターノがナイチンゲールの歌を詠んだ詩による《何年もの昔、歌っているのを聞いた》は、原曲どおり、ヴァイオリンとヴィオラの共演で歌われます。
〈すべての山に登れ〉は、フォン・オッターがブラッド・メルドーの共演で素敵に歌った〈何かいいこと〉(naïve
V 5241)に次ぐ《サウンド・オブ・ミュージック》のナンバーです。ピアニストとして知られるフォシュベリは、ヨーテボリの音楽大学でオルガンを学びました。聖ヤコブ教会に1976
年に設置されたマークセン・オルガンを弾き、彼の子息ミケール・フォシュベリがレジストレーションを担当しました。
フォン・オッターの子、ファビアン・フレードリクソンが〈シンプル・ソング〉のエレクトリックギターを弾いています。
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PAN CLASSICS
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PC 10393
(2CD)
¥2600
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最適なバランスで流麗に奏でた美演
J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV248 |
グンタ・スミルノヴァ(ソプラノ)
フラヴィオ・フェッリ=ベネデッティ(アルト)
ハンス・ヨルグ・マンメル(テノール:エヴァンゲリスト)
ライティス・グリガリス(バリトン)
ダニエラ・ドルチ(チェンバロ、指揮)
ムジカ・フィオリータ |
最適なバランスで流麗に奏でた美演
録音:2017年12月/スイス、バーゼル/76'54''、65'11''
全6 部のカンタータ集からなる壮麗な人気作品『クリスマス・オラトリオ』。パン・クラシックスから多数のリリースがある看板アーティスト、ダニエラ・ドルチ&
ムジカ・フィオリータによる演奏です。
ヘンデルの『メサイア』(PC-10351)や『聖セシリアの祝日に捧げるオード』(PC-10382)が高評価だったコンビだけに、バッハの中でも明るい響きを持つ『クリスマス・オラトリオ』は相性が良いと思われます。
ムジカ・フィオリータは合唱団込みのグループであり、声楽と器楽のバランスが素晴らしいです。ナチュラルトランペットの音量も丁度よく見事な効果を上げています。
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カルダーラ:バスのためのカンタータ集
Bruto a' Romani
A destar l'alba col canto
Il Polifemo
Il Dario
Partenza amorosa
Il Sansone |
セルジョ・フォレスティ(バリトン)
ステファノ・アレシ(指揮)
スティレ・ガランテ |
魅惑のイタリア声楽曲
録音:2018 年4 月18・19 日、7 月3・4 日/オランダ、ディーメン/66'22''
ステファノ・アレシ& スティレ・ガランテはこれまでもヴィンチ、ヨンメッリ、ポルポラなどちょっぴりマイナーなイタリア作曲家の声楽曲を録音しています。
今回のアルバムで取り上げるのはカルダーラ。1968
年イタリア生まれで著名な古楽演奏家とたびたび共演している歌手、セルジョ・フォレスティを迎えてのバスのためのカンタータ集です。
カルダーラは非常に多作家で、世俗カンタータだけでも約350
曲書いたとされています。劇的な音楽の「Bruto
a'Romani」、愛の嘆きを描く「Il Dario」など知られざるイタリア音楽の魅力がほとばしっています。
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BGS
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ナイジェル・ノース(リュート&ビウエラ)
静寂の装飾 〜
フランチェスコ・カノーヴァ・ダ・ミラノ:リュート作品集
Vol.2 |
ナイジェル・ノース(リュート&ビウエラ) |
リチェルカーレ(6)/ファンタジア(61)/ファンタジア(67)/ファンタジア(65)/
ファンタジア(23)/リチェルカーレ(70)/リチェルカーレ(71)/リチェルカーレ(88)/
ファンタジア(55)/リチェルカーレ(78)/ファンタジア(29)/リチェルカーレ(91)/
ファンタジア(5)/リチェルカーレ(14/75/14)/リチェルカーレ(44)/ファンタジア(64)/
ファンタジア(25)/リチェルカーレ(69)/ファンタジア(83)/ファンタジア(82)/
リチェルカーレ(50)/ファンタジア(26)/リチェルカーレ(52)/ファンタジア(21)/
ファンタジア(63)/ファンタジア(20)/リチェルカーレ(18)/
ファンタジア《ベリッシマ》(19)/
ファンタジア・デ・フランチェスコ・ミラネーゼ・ディヴィナ |
リュート界の巨匠ナイジェル・ノース最新作!フランチェスコ・ダ・ミラノの「神の如きリュート音楽」。
円熟期を迎えたイギリスの世界的リュート奏者ナイジェル・ノース。3巻にわたるヴァイスのリュート作品集(BGS
119, BGS 120, BGS 125)を完成させたノースが取り組んでいる16世紀イタリアの巨匠、フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497−1543)のリュート作品集の第2巻。
16世紀前半、ルネサンス時代のイタリアで活躍し、ローマでは教皇パウルス3世の孫の音楽教師、枢機卿イッポーリト・デ・メディチの下でリュート奏者を務めたダ・ミラノ。
自身が当時有数のリュートのヴィルトゥオーゾでもあったダ・ミラノは、リュートのための「ファンタジア」と「リチェルカーレ」を数多く作曲しており、これらの形式の発展に寄与したことでも知られています。
「神の如き(il Divino)」とも称されたルネサンス時代の巨匠ダ・ミラノの珠玉の「リチェルカーレ」と「ファンタジア」が、現代の巨匠ナイジェル・ノースの奏でるリュートを通じて表情豊かに響きます。
※録音:2014年10月15日−18日、セント・アンドリュース教会(グロスタシャー、イギリス) |
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バシアーナス 〜 ブラジル風に
メンデルスゾーン(カートレッジ編):前奏曲とフーガ第2番
ヴィラ=ロボス(エデン編):ブラジル風バッハ第4番より
前奏曲*
J.S.バッハ(エデン編):ブランデンブルク協奏曲第3番
BWV.1048
メンデルスゾーン(カートレッジ編):前奏曲とフーガ第4番
ヴィラ=ロボス(エデン編):ブラジル風バッハ第5番より
アリア*
スノーデン:ライト・パーペチューム*
スケンプトン:バッハ・ヴァリエーション |
ヴィーダ・ギター四重奏団
エイミー・グリーン
(ソプラノ・サクソフォン)* |
ギター四重奏によるバッハ・オマージュ!
2007年の結成以降、ロンドンを中心としたイギリス国内でのコンサートを重ね、アメリカ、中国でのデビューを果たすなど活発な活動を繰り広げているイギリスのアンサンブル、ヴィーダ・ギター四重奏団。
BGSレーベルからの5枚目となるアルバム「バシアーナス」は、J.S.バッハへのオマージュ・アルバム。バッハからの影響を受けたメンデルスゾーンやヴィラ=ロボス、70歳を迎えたスケンプトン、才気あふれる若手作曲家スケンプトンなど、今回もバラエティに富んだプログラムを披露してくれています。ギター四重奏による「ブランデンブルク協奏曲第3番」が特に聴きどころです!
※録音:2017年6月10日−23日&9月15日、ホーリー・トリニティ教会(ハートフォードシャー、イギリス) |
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2本のギターが奏でるモンポウの歌と踊り!
モンポウ(エデン編):歌と踊り(第1番〜第14番) |
エデン・ステル・ギター・デュオ
〔マーク・エデン&ク
リストファー・ステル(ギター)〕 |
カタルーニャ地方のバルセロナ出身で、20世紀を代表するスペイン人作曲家の1人であるフェデリコ・モンポウ(1893−1987)が、約55年という長い歳月の中で作曲した曲集「歌と踊り」のギター・デュオ・ヴァージョン!
故郷であるカタルーニャの民謡を主な題材として、長きにわたってモンポウが作曲し続けたライフワークを2本のギターが絶妙なデュオで奏でていきます。スペイン音楽ファン、ギターファン、アレンジ作品ファン要注目のアルバムです!
※録音:2013年12月&2017年3月、ホーリー・トリニティ教会(ハートフォードシャー、イギリス) |
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イグナイト 〜 ギターのための新作集Vol.3
メレディス:スプーク
メトカーフ:フェアライト・ヒルズ、3つの小品
スケンプトン:ギターのための6つの歌
パーソンズ:アリアと変奏
クレーン:ギター・プレリュード
ジャクソン:アニヴァーサリー・コラールによる幻想曲
カトラー:ギター・ミュージック
リヒター:テイク・ジーズ・ブロウクン・ウィングズ |
トム・カーステンス(ギター)
Gプラス・アンサンブル |
ギターのための新作の初演、普及に情熱を注ぎ続ける名ギタリスト、トム・カーステンス。
カーステンスの委嘱によって作曲された新作を中心とした「イグナイト」には、ガブリエル・ジャクソンやマックス・リヒターなど、現代のリーディング・コンポーザーたちの作品を収録しています。
※録音:2015年−2016年 |
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のすたるぢあ
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古楽唱法のスペシャリスト 山田千代美
伊福部昭の古歌
ギリヤーク族の古き吟謡歌
〔アイ・アイ・ゴムテイラ、彼方の河び、
苔桃の果拾ふ女の歌、熊祭に行く人を送る歌〕
古代日本旋法による踏歌(ギター・ソロ)*
サハリン島土蛮三つの揺籃歌
〔ブールー・ブールー(キーリン族)、
ブップン・ルー(ギリヤーク族)、
ウンプリ・ヤーヤー(オロッコ族)〕 |
山田千代美(ソプラノ)
山田令子(ピアノ)
ダーヴィッド・ヴァン・オーイエン(ギター)* |
古楽唱法のスペシャリスト 山田千代美、伊福部昭の古歌を歌う!
☆古楽大国オランダで古楽唱法を究めたソプラノ、山田千代美の新録音!
☆映画「ゴジラ」の音楽で知られる伊福部昭の内なる世界を歌う!
☆日本語解説&日本語歌詞付き!
日本が世界に誇るリュートの第1人者、佐藤豊彦の自主レーベル「のすたるぢあ(Nostalgia)」新録音。
古楽大国オランダで古楽唱法を究めたソプラノ、山田千代美が歌う、「伊福部昭」の作品集が登場。
山田千代美は国立音楽大学を卒業後、オランダのハーグ王立音楽院に留学。在学中よりレベッカ・ステュワート博士の率いるルネサンス・カペラの第1ソプラノとして演奏を始め、ポリフォニー音楽、グレゴリア聖歌の豊富な経験を積み、佐藤豊彦の率いる古楽アンサンブル「アルバ・ムジカ・きょう」のヴォーカリスト、日本の古楽アンサンブル「諧謔音楽」のメンバーとして活動。古楽のスペシャリストとして、浸透性のある声と繊細な表現テクニックが高く評価されています。
伊福部昭の作品には、伊福部昭のピアノ作品のスペシャリストとして知られる米国在住のピアニスト山田令子をきっかけに出会い、このレコーディングへと結びつきました。日本音楽でも西洋音楽でもない、古代人の祈りを元に伊福部が書き留めたいにしえの音楽に山田千代美が挑戦します。
※録音:2017年7月11日−13日、みやまコンセール
この数年、私は常に伊福部の楽譜を手元に置き、彼の音楽はこのモードの原理に基づくモーダルマナーで歌われて初めて意味があるのではないかと考えて来た。そして私の伊福部への挑戦が始まった。よってこれはだれもが考える大きさへの挑戦ではない。私がこれまでモーダリストであろうとしたように、ここでもまたあくまでモーダリストでなければならない。それは限界のない伊福部の内なる世界への挑戦である。(山田千代美/ブックレット解説より)

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RUBICON
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バレンボイムが見出したヨルダンの才能!
レガシー 〜 バード&シェーンベルク
バード:この道を通る者は、ファンタジア
MB 27
モーリー:ナンシー、トムキンズ:
パヴァン&ガリアード 《ストラフォード伯》、狩のガリアード
ブル:ラムリー伯のパヴァン&ガリアード
ウェーベルン:こどものための小品、ピアノのための小品
シェーンベルク:組曲 Op.25
ブラームス:ピアノ・ソナタ第2番 Op.2 |
カリム・サイード(ピアノ) |
バレンボイムが見出したヨルダンの才能!カリム・サイードが弾くバード&シェーンベルク!
☆バレンボイムが見出したヨルダン出身の若きピアニスト、カリム・サイード!
☆バードとシェーンベルクを中心とした異彩を放つリサイタル・プログラム!
カリム・サイードは、ヨルダンの首都アンマン生まれ、5歳からピアノを始め、11歳でイギリスへ移住し王立音楽アカデミーで研鑽を積みました。
ダニエル・バレンボイムに師事したサイードは、バレンボイムの招きにより2000年にヴァイマール・ベルデヴェーレ音楽学校でコンサートを行い、その成功がクリストファー・ヌーペン監督によるドキュメンタリー「カリムズ・ジャーニー」へと繋がりました。同ドキュメンタリーはBBCで放送され国際的な名声を高めました。
2009年にはバレンボイムとの共演でBBCプロムス・デビューも果たし、その後もピエール・ブーレーズ・ザールのこけら落とし公演に参加するなど共演を続けています。
ニュー・アルバム「レガシー」は、ウィリアム・バードを中心に、トマス・モーリー、トマス・トムキンズ、ジョン・ブルといったイギリス・ルネサンスの作曲家、アルノルト・シェーンベルク、アントン・ウェーベルンら新ウィーン楽派、そしてブラームスの作品を組み合わせるといった意欲的なプログラム。
バレンボイムが見出した才能、カリム・サイードによる異彩を放つリサイタル・アルバムにご注目ください。

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SWR CLASSIC
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SWR19422CD
\2500→\2290 |
レーナ・ノイダウアー(ヴァイオリン)
シューマン(1810-1856):ヴァイオリンとオーケストラのための作品全集
1.ヴァイオリンとオーケストラ伴奏のための幻想曲
Op.131(1853/1854出版)
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調(1853/1937出版)
ヴァイオリン協奏曲 イ短調(チェロ協奏曲
イ短調 Op.129の編曲)(1850/1987出版)
小さな子供と大きな子供のための12の連弾小品-3つの編曲作品
第3番:前庭のメロディ(エルンスト・ルドルフ編)
第9番:噴水のほとりで(エルンスト・ルドルフ編)
第12番:夕べの歌(ヨーゼフ・ヨアヒム編) |
レーナ・ノイダウアー(ヴァイオリン)
パブロ・ゴンザレス(指揮)
ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団 |
数多くのピアノ曲や歌曲を書いたシューマンですが、ヴァイオリンのための作品あまり多くありません。
室内楽曲以外では、3曲のヴァイオリン・ソナタと、このアルバムに収録された協奏曲ニ短調と幻想曲、チェロ協奏曲を編曲したイ短調の協奏曲があるのみです。
ほとんどは晩年に作曲されており、ヨアヒムに献呈された「幻想曲」をはじめ、どの曲も後期のシューマン作品らしい渋い美しさを放っています。
1984年生まれのヴァイオリニスト、ノイダウアーが演奏するこのアルバムは、シューマンの仲間たちが彼のピアノ連弾曲をヴァイオリンとオーケストラのために編曲した「3つの編曲作品」を含むシューマンの「ヴァイオリンとオーケストラのための全作品」が収録されており、ヴァイオリン協奏曲は最近発表されたクリティカル・エディションを用いて演奏された、他にはない特色を持っています。
シューマンにふさわしい情感豊かなノイダウアーの美音が聴きどころです。
録音 2010年1月25-29日 ザールブリュッケン
ハルベルク放送局
ノイダウアーの旧譜もご紹介しておきましょうね
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集 |
HAENSSLER
93 316
(2CD)
\4400
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ノイダウアー, 満を持してモーツァルトの協奏曲
指揮はヴァイル!
モーツァルト:
[CD1]
ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 KV.207
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調 KV.211
ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 KV.219「トルコ風」
[CD2]
ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 KV.216
ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 KV.218
アダージョ ホ長調 KV.261
ロンド ロ長調 KV.269
ロンド ハ長調 KV.373
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レナ・ノイダウアー(ヴァイオリン)
ブルーノ・ヴァイル(指揮)
ザールブリュッケン=カイザースラウテルン・
ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団 |
レオポルト・モーツァルト国際コンクールの覇者、麗しきヴァイオリニスト、ノイダウアー満を持してモーツァルトの協奏曲をリリース!
録音:CD-1:2013 年7 月24-28 日、CD-2:2013
年10 月14-18 日、SWR スタジオ、カイザースラウテルン(セッション)/DDD、2h
11’03”
麗しき女流ヴァイオリニスト、レナ・ノイダウアーが満を持してモーツァルトの協奏曲をリリース致します!デビュー盤となったシューマンのヴァイオリンと管弦楽のための作品全集(93
258)でもその実力と独特の濃厚な歌い回しで一躍人気ヴァイオリニストとなりましたが、今回のリリースは自身が長年あたためてきたモーツァルトです。というのもノイダウアーは2006
年にアウグスブルクのレオポルト・モーツァルト国際コンクールで第1
位を受賞しており、その演奏は言わずもがなの名演です(当コンクールの優勝者にはイザベル・ファウスト(1987
年)、ベンジャミン・シュミット(1991 年)など著名なヴァイオリニストを輩出しています)。ブルーノ・ヴァイルの好サポートのもと、瑞々しいこの上なく美しいモーツァルトを聴かせてくれます。名教師チュマチェンコの秘蔵っ子としてドイツをはじめヨーロッパ各地で活躍しているノイダウアーの決定的名盤の登場と言えましょう。
レナ・ノイダウアー(ヴァイオリン)
1984 年ミュンヘン生まれのヴァイオリニスト。3
歳でヴァイオリンを弾き始め、10 歳でオーケストラと初共演を果たす。ユリア・フィッシャーやアラベラ・美歩・シュタインバッハーと同世代のヴァイオリニストで、名教師アナ・チュマチェンコに師事。2006
年にアウグスブルクのレオポルト・モーツァルト国際コンクールで第1
位を獲得すると同時に、モーツァルト賞、R.シュトラウスのヴァイオリン協奏曲のベスト・パフォーマンスによりR.
シュトラウス賞と聴衆賞も獲得。以降、クリストフ・ポッペンのほか、マリス・ヤンソンス、デニス・ラッセル・デイヴィスといった指揮者のもと、MDR
響、ミュンヘン室内管、ノイス・ドイツ・カンマーアカデミー、ベルギー国立管といったオーケストラと共演を果たす。出演コンサートの模様はドイツ国内外で幾度も放送される。近年、ノイダウアーはまた現代作品の演奏にも専念しており、アンサンブル・アンテルコンタンポランや、ピエール・ブーレーズ、新しい音楽のためのオーストリアのアンサンブル(OENM)
などとも共演。ソロ活動とともに室内楽での活動も重要な位置を占めており、ザルツブルクのモーツァルト週間、メックレンブルク=フォアポンメルン、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン、ブラウンシュヴァイク・クラシックス、ホーエンシュタウフェン室内楽、トゥン・ガイア室内楽などの数々の音楽祭にも出演。使用楽器は1743
年製ロレンツォ・グァダニーニ。
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SWR19421CD
(8CD)
\6200→\5690 |
シルヴァン・カンブルラン(指揮)
バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):管弦楽作品集
【CD1】
1.忘れられた捧げ物(1930)
2-5.キリストの昇天(1934)
ミのための詩(ソプラノと管弦楽編)(1948)
6.感謝の祈り-「空、そして水」
7.風景-「湖は大きな碧玉にも似て」
8.家-「現時の家に、別れを告げようよ」
9.恐れ-「あぁ、あぁ、おぉ!」
10.妻-「行かれよ、聖霊の導き給う処へ」
11.貴女の声-「窓、牛后の陽射しを燦々と受け」
12.二人の戦士-「二人は一体となって」
13.首飾り-「春は暮れなずみ」
14.かなえられた祈り-「寄る辺のない」
イヴォンヌ・ナエフ(メゾ・ソプラノ)…6-14
録音 フライブルク・コンツェルトハウス
2002年1月17日…1
1999年1月13日-15日…2
2007年12月19.20日…6-14
【CD2】
1-10.トゥーランガリラ交響曲(1948)
ロジェ・ミュラロ(ピアノ)
ヴァレリー・アールマン=クラヴリー(オンド・マルトノ)
録音 2008年2月12-13日
フライブルク・コンツェルトハウス
【CD3】
1.鳥の目覚め(1953)
2.異国の鳥たち(1956)
3-9.クロノクロミー(1960)
ロジェ・ミュラロ(ピアノ)…1.2
録音
2007年6月27日 バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ…1
2008年2月12.13日 フライブルク・コンツェルト・ハウス…2
2005年2月24日 フライブルク・コンツェルトハウス…3-9
【CD4】
1-5.われ死者の復活を待ち望む(1964)
6-12.われらの主イエス・キリストの変容(1969)
録音 2008年5月3日 フライブルク・コンツェルトハウス…1-5
【CD5】
1-7.われらの主イエス・キリストの変容(1969)(続き)
グンヒルト・オット(フルート)…CD4:6-12,CD5
ヴォルフハルト・ペンツ(クラリネット)…CD4:6-12,CD5
フランク・ラング(クシロマリンバフォン)…CD4:6-12,CD5
ホルスト・フリーデル(ヴィヴラフォン)…CD4:6-12,CD5
ヨッヘン・ショーラー(マリンバフォン)…CD4:6-12,CD5
ラインハルト・ラツコ(チェロ)…CD4:6-12,CD5
フローラン・ボファール(ピアノ)…CD4:6-12,CD5
(ソリストは全てバーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団のメンバーたち)
ヨーロッパ合唱アカデミー…CD4:6-12,CD5
録音 2000年12月12-15日 フライブルク・コンツェルトハウス…CD4:6-12,CD5
【CD6】
1-7.峡谷から星たちへ(1974)
【CD7】
1-5.峡谷から星たちへ(1974)(続き)
6.天より来たりし都市(1987)
7.ほほえみ(1989)
ロジェ・ミュラロ(ピアノ)…CD6,CD7:1-5.6
ティエリー・レンツ(ホルン)…CD6,CD7:1-5
ヨッヘン・シュレール(シロリンバ)…CD6,CD7:1-5
マルクス・マイヤー(グロッケンシュピール)…CD6,CD7:1-5
(ミュラロ以外は全てバーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団のメンバーたち)
録音
2007年4月25日-5月4日 バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ…CD6,CD7:1-5
2007年4月23日-5月4日 フライブルク・コンツェルトハウス…CD7:6
2008年1月27日 ミュンヘン,ヘルクレスザール…CD7:7
【CD8】
1-11.彼方の閃光(1991)
録音 2002年2月25日,9月19日 フライブルク・コンツェルトハウス |
シルヴァン・カンブルラン(指揮)
バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団 |
CD93.225 再発盤
フランスで生まれ、学生時代にはトロンボーンを専攻、奏者としてリヨン国立管弦楽団に入団後1975年に指揮者デビュー、「ブザンソン指揮者コンクール」で第1位を獲得したシルヴァン・カンブルラン。
レパートリーは幅広く、古典派から近現代、とりわけメシアンのオーソリティとして、数多くの録音があり、2010年から2018年まで常任指揮者を務めている読売日本交響楽団でも、様々な作品を変幻自在に演奏、聴衆を沸かせました。
とりわけ2017年に全曲での日本初演を敢行したメシアンの歌劇《アッシジの聖フランチェスコ》は大変な話題となり、メシアン・ブームが巻き起こったのも記憶に新しいところです。
2008年にメシアン生誕100年を記念して発売された、カンブルランと南西ドイツ放送交響楽団との再発BOXは、メシアン作品の持つ色彩感と宗教性を極限までに表現した素晴らしい仕上がりの演奏ばかり。
ピアノを名手ミュラロが受け持っていたことでも話題となった演奏です。
当然のことながら話題沸騰!
コンサートは「昨年最高」の栄誉を得たが、CDも「今年最高」の栄誉を勝ち得そう。
カンブルラン×読響の集大成、「アッシジ」全曲版日本初演ライヴ! |
ALT 398/401
(4CD)
\5600 →\5190
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何人もの方がこの日の公演のすごさを伝えてきた
「音楽の友2017年ベスト・コンサート」でダントツの第1位
カンブルラン×読響の集大成、「アッシジ」全曲版日本初演ライヴ!
メシアン:歌劇《アッシジの聖フランチェスコ》(全3幕8景) |
天使:エメーケ・バラート(ソプラノ)
聖フランチェスコ:ヴァンサン・ル・テクシエ(バリトン)
重い皮膚病を患う人:ペーター・ブロンダー(テノール)
兄弟レオーネ:フィリップ・アディス(バリトン)
兄弟マッセオ:エド・ライオン(テノール)
兄弟エリア:ジャン=ノエル・ブリアン(テノール)
兄弟ベルナルド:妻屋秀和(バス)
兄弟シルヴェストロ:ジョン・ハオ(バス)
兄弟ルフィーノ:畠山 茂(バス)
新国立劇場合唱団、
びわ湖ホール声楽アンサンブル(合唱)、
冨平恭平(合唱指揮)
ヴァレリー・アルトマン=クラヴリー、
大矢素子、
小川 遥(以上 オンド・マルトノ)
シルヴァン・カンブルラン(指揮)、
読売日本交響楽団 |
1年に1回か2回、何人もの会員の方が「昨日のコンサートはすごかった!」とメールしてくることがある。
まさにこれがそんな公演。
日本のクラシック演奏史上に残る偉業的公演だったと、みなが口をそろえて言う。
だから「音楽の友2017年ベスト・コンサート」でダントツの第1位(第2位のほぼダブルスコア)に選ばれたのも当然だった。
行けた人は幸せ。行けなかった我々もせめてCDでそのすごさを堪能したい。
2017年の話題をかっさらった伝説の公演が早くもCD化!カンブルラン×読響の集大成、「アッシジ」全曲版日本初演ライヴ!
競合盤がほとんどない演目の貴重録音にして稀代の大名演!
録音:2017 年11 月19 ・26日/サントリーホール(ライヴ録音)/73'06''、70'00''、45'22''、69'25''、日本語帯・解説・歌詞対訳付、国内プレス
読響と常任指揮者カンブルランが2017 年に行った、メシアンの長大なオペラ『アッシジの聖フランチェスコ』の全曲版国内初演ライヴが嬉しいCD
化。
読響創立55 周年記念として行われ、「音楽の友」誌の企画〈コンサート・ベストテン2017〉第1
位に輝いた伝説的公演です。
さらにこの年、読響は〈第49 回(2017 年度)サントリー音楽賞〉、〈第30
回ミュージック・ペンクラブ音楽賞〉も受賞しており、この『アッシジ』公演が大きな要因となったことは間違いありません。
2010 年4 月から3 期9 年に及び読響の常任指揮者を務め、2018
年度で最後の年を迎えるカンブルランが日本演奏史に刻んだ大いなる偉業をぜひお聴きください。
メシアン畢生の大オペラ『アッシジの聖フランチェスコ』は9
人のソロ歌手、40 近い打楽器、10 パートからなる合唱など破格の規模の編成で、演奏時間も4
時間を優に超える作品。休憩をはさんだ当日の公演時間は5
時間半に及びました。オンド・マルトノが3 台必要というのもメシアンらしく、まさに規格外の内容です。国内ではこれまで抜粋版が演奏されるにとどまり、遂にその全貌が楽しめるとあって演奏会は大変な話題となりました。
カンブルランはメシアンの管弦楽作品の体系的な録音を残しているメシアン音楽のスペシャリストで、読響とも『トゥーランガリラ交響曲』や『彼方の閃光』を取り上げ名演を聴かせてきた実績があります。この『アッシジ』も作曲家と作品への深い理解に裏打ちされた稀代の名演。演奏会形式での上演ですが、それゆえに音楽を語ることに集中した演奏が繰り広げられており、時に瞑想的なまでの作品の真価がひしと伝わってきます。まばゆく響き渡る鳥たちの歌を描いた第6
景の複雑かつ壮麗な場面も鮮烈。
ALTUS レーベルの録音はカンブルラン本人も信頼を置く優れたもので、メシアンならではの輝かしい音響を見事に捉えています。解説書には楽曲解説・歌詞対訳はもちろんのことカンブルランのインタビューなども収録しており充実の内容。
海外盤を含めてもなかなかCD が手に入らない『アッシジ』における大変貴重な全曲盤です。 |
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SWR19065CD
\2500 |
FRANCE/フランスの合唱作品集
プーランク(1889-1963):小室内カンタータ「ある雪の夕暮れ」
1.De grandes cuillers de neige
2.La bonne neige
3.Bois meurtri
4.Lanuit le froid lasolitude
ドビュッシー(1862-1918):3つのシャンソン
5.Dieu, qu'il la fait bon regarder 神よ、美しき人を見るはよきかな
6.Quant j'ai ouy le tabourin 太鼓の音を聞くとき
7.Yver, vous n’estes qu’un villain
冬は本当にいやらしい
【ソリスト】
ヴィープケ・ヴィクハルト(アルト)…6
クルステン・ドロープ(ソプラノ)…5-7
ユディト・ヒルガー(アルト)…5-7
クリストファー・カプラン(テノール)…5-7
フィリップ・ニーダーベルガー(バス)…5-7
8-11.ミヨー(1892-1974):ヴィーナスの誕生
無伴奏混声合唱のための
12-14.ジョリヴェ(1905-1974):祝婚歌
オーケストラと2つ合唱のための
15-18.プーランク:アッシジの聖フランチェスコの4つの小さな祈り
無伴奏男声合唱のための
19.メシアン(1908-1992):モテット「おお、聖なる饗宴よ」
4部の混声合唱のための
20.アペルギス(1945-):ヴェルフリ-カンタータ-
Die Stellung der Zahlen 数字の位置 混声合唱のための |
マーカス・クリード(指揮)
南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル |
指揮者マーカス・クリードと南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブルによる“世界の歌”シリーズの最新作はフランスの近代合唱曲を集めた1枚です。
1870年に起きた普仏戦争は、フランスからドイツ文化の香りを一掃し「フランス独自の文化を発展させる」ことが国家的な政策になりました。
しかし、ワーグナーの半音階技法は19世紀末のフランス国内でも流行しており、調性の緩やかな崩壊から生まれる響きはドビュッシーたち多くの作曲家たちを魅了していました。
ドビュッシーは魅力的な和声を更に発展させつつも、同時に脱却も試みており「ペレアスとメリザンド」を経て、印象派音楽へと結実していきました。
このアルバムではドビュッシーを始め、プーランク、ミヨー、ジョリヴェ、メシアン、アペルギスの作品が歌われており、色彩豊かなハーモニーを堪能することができます。
アルバムで歌っているのは、創立70年以上の歴史を持つ南西ドイツ放送合唱団の選りすぐりのメンバーたちによる「南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル」。20人ほどの少人数で結成されており、現代作品を中心に250曲以上のレパートリーを持つ彼らは世界中のコンサートホールで見事なハーモニーを披露しています。
これまでにリリースした6枚のアルバムはどれも高く評価され、なかでも「アメリカ」と「フィンランド」は“ドイツ・レコード批評家賞”を受賞するなど、優れた演奏は広く注目を集めています。
録音 :
2017年3月13-17日 シュトゥットガルト 放送スタジオ…1-11
2018年10月27-29日 シュトゥットガルト
放送スタジオ…12-14
2005年11月 シュトゥットガルト ヴィラ・ベルク…15-18
2016年11月22-24日 シュトゥットガルト
放送スタジオ…19
2009年6月4.5.9日 シュトゥットガルト 放送スタジオ…20
クリード/南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル 既発アルバム
CD93.306 アメリカ
CD93.317 ロシア
CD93.329 イタリア
CD93.342 大英帝国
SWR19017CD ポーランド
SWR19031CD フィンランド
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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SPECTRUM SOUND
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CDSMBA 029
(1CD+ ボーナス3CD)
特別価格
¥4800 →\4390
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ボーナスCDもすごい・・・
ミシェル・シュヴァルベが弾くブラームスのヴァイオリン協奏曲と
ドゥヴィ・エルリの弾くバッハ無伴奏ソナタ第1番!
正規初出音源
CD 1 |
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 |
ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン)
モーリス・ルルー(指揮)、フランス国立管弦楽団
ライヴ録音:1964 年12月15日/シャンゼリゼ劇場、パリ(ステレオ) |
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番
ト短調 BWV1001 |
ドゥヴィ・エルリ(ヴァイオリン)
ライヴ録音:1971 年3月13日/メゾン・ド・ラ・ラジオ、パリ(ステレオ) |
不思議なボーナスCD3枚 |
CD2+3 アンリース・シュミット・ドゥ・ヌヴー(チェロ)
・メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番
ニ長調 Op58
アンリース・シュミット・ドゥ・ヌヴー(チェロ)、ロルフ・クニーパー(ピアノ)
録音:1959年4月15日/カールスルーエ(モノラル)
・ミヨー:エレジー〜チェロとピアノための
アンリース・シュミット・ドゥ・ヌヴー(チェロ)、ロルフ・クニーパー(ピアノ)
録音:1961年3月15日/ハンブルク(モノラル)
・レーガー:2つの演奏用小品 Op.79e
アンリース・シュミット・ドゥ・ヌヴー(チェロ)、アルフォンス・カーデ(ピアノ)
録音:1959年10月15日/ハンブルク(モノラル)
・マルティヌー:パストラーレより第2、5、6番
アンリース・シュミット・ドゥ・ヌヴー(チェロ)、ロルフ・クニーパー(ピアノ)
録音:1963年6月6日/ハンブルク(モノラル) |
・ケ=デルヴロワ:組曲 ニ長調
・テイラー:チェロ・ソナタ ニ長調
アンリース・シュミット・ドゥ・ヌヴー(チェロ)、アルフォンス・カーデ(ピアノ)
録音:1964年5月13日/ベルリン(モノラル)
・ルーセル:アリア〜チェロとピアノのための
アンリース・シュミット・ドゥ・ヌヴー(チェロ)、ロルフ・クニーパー(ピアノ)
録音:1961年3月15日/ハンブルク(モノラル)
・アルブレヒツベルガー:スケルツァンド
アンリース・シュミット・ドゥ・ヌヴー(チェロ)、ロルフ・クニーパー(ピアノ)
録音:1952年4月6日/ハンブルク(モノラル)
・ヴェルフル:二重奏曲 ニ短調〜チェロとピアノのための
アンリース・シュミット・ドゥ・ヌヴー(チェロ)、アルフォンス・カーデ(ピアノ)
録音:1959 年10月20日/ハンブルク(モノラル) |
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CD 4 テンシュテット&フランス国立管
・プロコフィエフ:交響曲第5番 変ロ長調
Op.100
クラウス・テンシュテット(指揮)、フランス国立管弦楽団
ライヴ録音:1977年10月12日/サル・プレイエル(ステレオ) |
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フランス国立視聴覚研究所、正規初出音源!
ベルリン・フィルのコンマス、ミシェル・シュヴァルベが弾く艶やかなブラームスのヴァイオリン協奏曲とドゥヴィ・エルリの弾く感動的なバッハ無伴奏ソナタ第1
番!!
そして、ドゥ・ヌヴーとテンシュテットのボーナスCDが3枚もついた超お買い得盤!!
24bit/192kHz digital remastering from the
original master tapes/輸入盤・日本語解説付
驚きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズ"Belle
âme(ベルアーム)"。
当ディスクにはカラヤン時代を支えたベルリン・フィルのコンサートマスター、ミシェル・シュヴァルベが弾くブラームスのヴァイオリン協奏曲と、ロン=ティボー国際コンクールの優勝者、ドゥヴィ・エルリの弾くJ.S.
バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1
番を収録。
いずれもステレオ録音の正規初出音源です!
フランス国立視聴覚研究所音源提供のオリジナルマスターの状態は非常に良好で、スペクトラム・サウンドにより万全のリマスタリングが施されております。平林直哉氏による日本語解説書付。
「全体の印象は、実に堂々とした正統派と言える。明るく澄んだ、とても折り目正しい音色は、ある時期カラヤンが好んで起用したクリスティアン・フェラスを思い起こさせる。エルリは無伴奏の全曲を録音しているが(フランスAdes)、わずか1
曲しかないこのバッハも、実に感動的である。情熱的でありながら繊細、自在であり、他の誰とも似ていない個性も溢れている。」(ライナーノーツより平林直哉)
当ディスクにはボーナスCD が3 枚も付きます!
その内容が驚きで、いずれもLP のみ発売していたアンリース・シュミット・ドゥ・ヌヴー未発表録音集とテンシュテット指揮、フランス国立管弦楽団によるプロコフィエフの交響曲第5
番(1977 年10 月12 日のライヴ録音)です!
ドイツの女流チェリスト、アンリース・シュミット・ドゥ・ヌヴーによる1952
年から64 年にかけての秘蔵音源集にはメンデルスゾーンのチェロ・ソナタ第2
番をはじめ、彼女の確かな技術と個性豊かな表現を堪能することができます。
そして、テンシュテットのプロコフィエフ。旧東独で育ったテンシュテットはプロコフィエフの交響曲第5
番を得意とし、1977 年12 月1-2 日にミュンヘンで行われたバイエルン放響との壮絶な演奏が残されていますが、その2
ヵ月前に同曲をフランス国立管弦楽団と披露しています。
これはミュンヘン以上の凄さだったと伝えられていますが、第2
次世界大戦勝利を祝って書かれたとされる作品で、明朗な演奏が多いなかテンシュテットはどす黒く渦巻く感情と暴力的な迫力で、プロコフィエフが背後に隠した恐ろしさを白日もとに晒しているかのようです。
これ以上ない豪華なボーナスディスクが3 枚もついた超お買い得盤です!
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<国内盤>
299MUSIC
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「メッセージ」 佐藤祐介(ピアノ)×中川俊郎(作曲) |
佐藤祐介(ピアノ、語り*)1- 27 28* 29-52
中川俊郎(ピアノ)5 13 24 28 29 36 |
中川俊郎(b.1958):
断編残簡(17の小品) (2018)
1. 午後のフレーバーティータイム/2.
キツツキ/3. 独りだけのクリスマス/
4. 「子熊」のアラニョン/5. 緑の狐/6.
雲と水車〜一瞬の追跡の残像/
10. 舞曲 I./7. ロマンス/8. 工場見学日誌から/9.
灼熱のエスメラルダ/
11. ベートーヴェンの肖像〜3/8拍子のワルツ/12.
La - G.- /13. 祝典序曲/
14. ノヴェレッテ〜近所のピアノのお嬢さんを巡る小さな騒動/
15. 舞曲 II. ゴーリキーの罠/16. 巡礼(シューベルトによる)/17.
タンゴ 18
ピアノのための19の展開 19 Developments
for piano (2013-2018)
18 - 27. vol.1(1-10)/28. 間奏曲、木偶の坊/29
- 37. vol.2(11-19)
ソナチネ 第1番(こどものためのピアノ曲集「聞こえなくなった汽笛」より)(2011)
38. I アレグロ・コモド(速く、心地よく)/39.
II アダージョ/
40. III ロンド、アレグロ・ヴィーヴォ
ソナチネ 第2番(こどものためのピアノ曲集「どこでも大発見」より)(2017)
41. I ≒86/42. II アンダンテ・スケルツァンド/43.
III ヴィーヴォ
ソナチネの遺跡(石) Stonehenge of Sonatinas
(2017-2018)
44. I. アルベルティ・バス、A/
45. II. 古代風ルンバ(ルンバ・アーカイック)/46.
III. パラフレーズ/
47. IV. 記憶で腐蝕された断面/48. V.
アダージョ・モルト・セリオーソ/
49. VI. キツツキの再来/50. VII. 揺れるエスカミーリォ/
51. VIII. 散逸したソナタの修復の試み(ベートーヴェンのロンドの影も見える)/
52. IX. アルベルティ・バス、B+コーダ |
解き放たれた「音」「特定の音楽様式の欠片」「さまざまな規模の時間構成」の行方、実は某烏龍茶CMの音楽で有名な中川俊郎ピアノ作品集!。メッセージ/佐藤祐介(ピアノ)×
中川俊郎(作曲)
録音:2018年5月9-11日、三重県総合文化センター
大ホール, 58'22" DSD Recoriding
繊細な表現と自由な発想で存在感を強める新感覚ピアニスト佐藤祐介と、独自の感性に基づく斬新な書法で異彩を放つ作曲家・ピアニストの中川俊郎。この二人の引き起こす化学反応は、かつてない時の流れを構築し、数多ある"音の葉"が新しくも懐かしい世界へと誘う。
佐藤祐介 Yusuke Sato
11 歳より作曲、12 歳よりピアノを始める。14
歳より本格的なレッスンを受け始め、15 歳でリサイタル・デビューする。
2012 年、日本で唯一の現代音楽演奏コンクールである、第10
回現代音楽演奏コンクール"競楽X"(朝日新聞社・日本現代音楽協会主催)において優勝を果たし、さらに第22
回朝日現代音楽賞および聴衆賞を受賞して注目を集める。
それまでにも第3 回三善晃ピアノコンクール第1
位および三善作品特別賞、第9 回チェコ音楽コンクール第1
位および全音楽譜出版社賞、第12 回フッペル鳥栖平和祈念ピアノコンクール第1
位および東洋新薬特別賞などをはじめ、国内外で数々の受賞歴を持つ。2011
年、第15 回浜松国際ピアノアカデミーを受講。近年は、ソロや室内楽など幅広い活動を展開し、イタリア、フランス、ドイツ、ルーマニアをはじめ、国内外で数多くの演奏会に出演し好評を博す。また、299
MUSIC よりCD「UNLIMITED」「パッヘルベルの幻影」を発表し全国紙上で紹介されるなど高い評価を得ている。
知的な解釈に加え、ダイナミックかつ繊細な演奏に定評があり、バロック音楽から現代音楽まで多種多様なレパートリーを誇る。また、数多くの国内外の作曲家の新作初演にも携わり、献呈・委嘱作品も多い。独自の視点をもった若手ピアニストの一人として、これからの活動が大きく期待されている。
中川俊郎 Toshio Nakagawa
1958年東京生まれ。作曲家・ピアニスト。桐朋学園大学作曲科卒業。作曲を三善晃、ピアノを末光勝世、森安耀子各氏に師事。70歳になるジョン・ケージを迎えて行われた「Music
Today '82」の一環として開催された10周年記念国際作曲コンクールにおいて自作自演で第1位を受賞し、ケージにも高く評価される。1988年に村松賞、1993年には演奏・作曲家グループ「アール・レスピラン」の一員として第12回中島健蔵音楽賞を受賞。2009年にサントリー芸術財団主催で「作曲家の個展2009
中川俊郎」が開催され、その成果に対して、第28回中島健蔵音楽賞を受賞。他にCM音楽界においても「ACC賞」等受賞多数。
これまでに、映画「千と千尋の神隠し」主題歌の作曲と歌で知られる木村弓、邦楽囃子笛方の福原徹、演出家、小池博史等ともコラボレーションを重ね、2005年に曽我部清典(トランペット)、松平敬(バリトン)とともに結成した「双子座三重奏団」の活動も近年注目されている。
東芝EMIから、自作のサントリー「烏龍茶CM曲シリーズ」を収録したCD「chai」、ピアノソロアルバムを兼ねた「cocoloni
utao」などを、またフォンテックからCD管弦楽作品選集「沈黙の起源」(2017年)をリリース。テレビ朝日「題名のない音楽会」などテレビ出演も多数。
現在、日本現代音楽協会副会長、日本作曲家協議会常務理事、作曲家団体「深新會」副代表、お茶の水女子大学非常勤講師。

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<映像>
<LP>
CHANNEL CLASSICS(LP)
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CCS LP 6918
(LP/180g重量盤/限定盤)
¥4000
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ポッジャーの「四季」のLPヴァージョン!
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》 |
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)、
ブレコン・バロック、
〔ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン)、
ザビーネ・ストッファー(ヴァイオリン)、
ジェーン・ロジャーズ(ヴィオラ)、
アリソン・マギリヴリー(チェロ)、
ヤン・スペンサー(ヴィオローネ)、
ダニエレ・カミニティ(テオルボ)、
マルツィン・シヴィオントキエヴィチ(ハープシコード、チェンバー・オルガン)〕 |
ポッジャーの「四季」のLPヴァージョン!チャンネル・クラシック初のLPリリース!
バロック・ヴァイオリンの天女レイチェル・ポッジャーの50周年を記念して録音、リリースされ、ここ日本は もちろんのこと、世界各地で大絶賛されているヴィヴァルディの「四季」のLPヴァージョンが登場!
このポッジャー&ブレコン・バロックの「四季」のLPヴァージョンは、チャンネル・クラシックス(Channel
Classics)にとって初のLPリリースになるということもあり、演奏はもちろんのこと、同レーベルが世界に誇る優秀録音とテクノロジーが結集された「LP」として大きな話題となることでしょう。ご期待下さい!
※初回限定生産
※LP仕様: 12インチ、180グラム
※カッティング: Pauler Acoustics(ドイツ)
※製造工場: Schallplattenfabrik Pallas
GmbH(ドイツ)
※録音:2017年10月9日−12日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ハムステッド、ロンドン)
※当タイトルは初回限定生産のため、ご注文に対し十分な数量をご用意できない場合がございます。予めご了承下さい。お早目のご注文をお願いいたします。

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CNLR 1712
(2LP/特別価格/
180g重量盤/限定盤)
¥7200
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ポッジャーのヴィヴァルディ第1弾!
ラ・ストラヴァガンツァのLPヴァージョン!
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集Op.4
《ラ・ストラヴァガンツァ》 |
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)
アルテ・デイ・スォナトーリ |
2003年に発売され、後に続くレイチェル・ポッジャーによるヴィヴァルディの名演の数々の出発点となった「ラ・ストラヴァガンツァ」。ポッジャーの50歳を記念して、この記念碑的名演である「ラ・ストラヴァガンツァ」のLPヴァージョンが登場!
今回の「ラ・ストラヴァガンツァ」のLP化にあたり理想的なサウンドを実現するため、チャンネル・クラシックスの総帥にして世界屈指のレコーディング・エンジニアであるジャレッド・サックスが、カッティングの工程に立ち会い監修を行うなど、万全の準備を整えました。
「四季」(CCS LP 6918)のLPヴァージョンとあわせてご注目下さい!
※初回限定生産
※LP仕様: 12インチ、180グラム
※製造工場: Schallplattenfabrik Pallas
GmbH(ドイツ)
※録音:2002年9月、カトリック教会高等学校(ゴシチコボ、ポーランド)
※当タイトルは初回限定生産のため、ご注文に対し十分な数量をご用意できない場合がございます。予めご了承下さい。お早目のご注文をお願いいたします。

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9/6(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
2L
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2L 146SABD
(Blu-ray Disc Audio+
SACD HYBRID/MQA-CD)
¥4300
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『ウジャマー』
ヘンニング・ソンメッロ(1952–):
ウジャマー
(ヴォーカル、サクソフォーン、
バスクラリネット、打楽器と管弦楽のための)*
氷山(2人の独唱者、混声合唱と管弦楽のための)** |
レーナ・ヴィッレマルク(「クルニング」、ヴォーカル)*
ヨン・ポール・インデルベルグ(サクソフォーン)*
リク・ド・ジェーテル(バスクラリネット)*
エスペン・オールベルグ(打楽器)*
アイル・インデルハウグ(ソプラノ)**
フロリン・デミット(バリトン)**
トロンハイム・ヴォーカルアンサンブル **
トロンハイム交響楽団
インガル・ベルグビュー(指揮) |
現在オーディオ界を賑わしている「Auro-3D」と「MQA-CD」を同時搭載!ノルウェーの作曲家ヘンニング・ソンメッロの大規模作品を録音!
録音:2017年8月 オラヴホール(トロンハイム、ノルウェー)/5.1
surround/stereo、46'06
制作・バランスエンジニアリング:モッテン・リンドベルグ/録音:ビアトリス・ヨハンネセン
[DXD (24bit/352.8kHz) 録音]
[Blu-ray: 5.1 DTS-HD MA(24bit/192kHz),
7.1.4 Dolby Atoms(48kHz), 7.1.4 Auro-3D(96kHz),2.0
LPCM(24bit/192kHz), mShuttle: MP3 + MQA,
Region: ABC]
[SACD DSD(5.1 surround 2.8224 Mbit/s/ch,
2.0 stereo 2.8224 Mbit/s/ch)/CD 2.0 stereo(16
bit/44.1 kHz)/MQA CD]
ヘンニング・ソンメッロ(1952-)。ノルウェー、ヌールムーレのスルナダール生まれの音楽家。同郷の詩人ハンス・ヒルバクの詩に作曲した《春の息吹き》(春風の口笛に雪解けの水)で人気を博し、フォーク・ミュージシャン、歌手、作曲家として、ノルウェー音楽シーンのさまざまな「舞台」で活躍しています。
代表作とされる《3 つのグレゴリオの思考》と《パルティザン・レクイエム》、ヴォールフリュ教会の委嘱による《聖母マリアの生誕》(2L060SACD)、ニーダロス大聖堂合唱団のフランスツアーのための《ヨハネ》(2L072SACD『ニーダロス』)などの作品を作曲してきました。彼が「導きの星」とするのは、予測できないことの起きる「オープンな空間」。「新しい要素が生まれ、古いものが広げられると、それまでの輪郭が消されて新しい姿が見えてくる」。2013
年からトロンハイムのノルウェー工科自然科学大学(NTNU)の教授。作曲法、対位法、オルガン即興を教えています。
アルバム『ウジャマー』では、「カンタータ」として書かれた、ソンメッロの作品の中では規模の大きい2
作が演奏されます。
《ウジャマー》は、2008年のトロンハイム・ジャズフェスティヴァルの委嘱で作られた作品です。「同胞であること」「家族の愛」「仲間」を意味するスワヒリ語を曲名にとり、〈ヨーロッパ〉 〈アフリカ〉〈アメリカ〉 〈アジア〉〈オーストラリア〉〈フィナーレ〉の6
つの部分から構成されています。
テクストは、オスロ国際平和研究所を創設した社会学者で数学者のヨハン・ガルトゥング(1930-)の『Art
and Peace(芸術と平和)』と子息のアンドレーアスとの共著『A
Flying OrangeTells Its Tale(空飛ぶオレンジが話すこと)』。このアルバムでは、オリジナルにいくつかの変更を加えた版で演奏されます。
スウェーデンのトラッド・ミュージシャン、レーナ・ヴィッレマルク(1960-)がヴォーカルと「クルニング(家畜を呼ぶ声)」。ジャズ・サクソフォーン奏者ヨン・ポール・インデルベルグ(1950-)は、リー・コニッツやチェット・ベイカーとも共演したミュージシャン。トロンハイム交響楽団のバスクラリネット奏者、ベルギー出身のリク・ド・ジェーテルと、ジャズ・ミュージシャンでトロンハイム交響楽団ではドラムを担当するエスペン・オールベルグ(1975–)が、それぞれソロを受け持っています。
《氷山》は、フラム号による北極探検で知られる科学者で国際政治家のフリチョフ・ナンセン(1861-1930)と彼の最初の妻、エヴァ・サーシュ(ナンセン)(1858-1907)のストーリーによる、2
人の独唱者、混声合唱と管弦楽のための作品です。
〈太陽〉〈氷〉〈海〉〈戦い〉〈ビジョン〉の5
部で構成。『エッダ』の『巫女の予言』に基づくソプラノの歌「Kom
sol, kom sunnan(来たれ日輪、来たれ南より)」に始まり、曲名にとられた表現主義詩人クリストフェル・ウプダール(1878-1961)の詩、ウェールズの詩人ディラン・トマス(1914-1953)の詩が、ノルウェー語、英語、ロシア語で歌われます。ロシアの指揮者セルゲイ・インコフの委嘱で作曲され、2003
年、トロムソ室内管弦楽団(現、アークティック・フィルハーモニック室内管弦楽団)により初演されました。
2 曲の録音セッションは、2017 年8 月、トロンハイムのオラヴホールで行われました。ノルウェー軍西部音楽隊(ノルウェー海軍音楽隊)の首席指揮者を務めるインガル・ベルグビュー(1964-)が指揮。トロンハイム交響楽団、ヴォーカルアンサンブル、ソリストが
9.1 channel のマイク・セッティングを囲む(サラウンド)配置で「DXD
(24bit/352.8kHz) 録音」されています。
さらに今話題のMQA を搭載(MQA 再生には専用の機器が必要です。)、現在オーディオ界を賑わしている「Auro-3D」と「MQA-CD」をこのアルバムで同時に楽しむことができます。
[5.1 DTS–HD MA, 9.1 Auro-3D, Dolby
Atoms と 2.0 LPCM の音声を収録した Pure Audio
Blu-ray ディスクと、SACD ハイブリッドディスクをセットにしたアルバムです。Pure
Audio Blu–ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。
SACD ハイブリッドディスクは通常のCDプレーヤーでも再生できますが、Pure
Audio Blu-ray ディスクは Blu-ray プレーヤーもしくは
Blu-ray 対応のPC をお使いください。]

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HUNGAROTON
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カペラ・サヴァリア/ハイドンの交響曲第79-81番
ハイドン(1732-1809):
(1)交響曲第79番 ヘ長調 Hob.I:79(21'04")
(2)交響曲第80番 ニ短調 Hob.I:80(24'40")
(3)交響曲第81番 ト長調 Hob.I:81(22'10") |
ニコラス・マギーガン(指揮)
カペラ・サヴァリア(オリジナル楽器使用)
ジョルト・カッロー(コンサートマスター) |
歴史あるオリジナル楽器アンサンブル、カペラ・サヴァリア。ハイドンの交響曲第79-81
番を録音!
セッション録音:2017 年/バルトーク・コンサート・ホール(ソンバトヘイ、ハンガリー)/68'10"
ハンガリーを代表するオリジナル楽器のアンサンブル、カペラ・サヴァリア。シューベルトの交響曲第5
番(HCD 32794)など、フンガロトン・レーベルから積極的なリリースが続く中、当ディスクではハイドンの交響曲第79
番- 第81 番を録音しました。
1784 年に作曲された3 つの交響曲。第79番
ヘ長調の第2 楽章は一種の変奏曲のような形をとる作品。第80
番 ニ短調は全体的には諧謔的な軽さを備えた作品。第81
番 ト長調はとりわけ第2楽章の美しさが傑出した作品です。
当団はハンガリー最古の都市ソンバトヘイに1981
年に設立され、ハンガリーにおいて常設のオリジナル楽器アンサンブルとして最も歴史のある団体です。
これまでにフンガロトン・レーベルを中心に数多くのレコーディングをリリースし、幾度もハンガリーの「レコード・オブ・ザ・イヤー」に選出されるなど、高水準の演奏には定評があります。
コンサートマスターをつとめるのはジョルト・カッローです。当団とともにモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集(HCD
32761)、ハイドンのヴァイオリン協奏曲集(HCD
32771)、J.S. バッハのブランデンブルク協奏曲(HCD
32786)、J.S. バッハのヴァイオリン協奏曲集(HCD
32749)、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集(HCD
32729)などの録音でも高い評価を得ております。
カッロー、自由自在
カペラ・サヴァリアが元気すぎてうるさくてそこが楽しい。
こういう賑やかなバッハもいい。 |
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カペラ・サヴァリアによるバッハのヴァイオリン協奏曲集
J.S.バッハ:
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV1041
(2)ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042
(3)ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV1052R
(4)ヴァイオリン協奏曲 ト短調 BWV1056R |
ジョルト・カッロー(ヴァイオリン)
カペラ・サヴァリア
(オリジナル楽器使用 a' =415Hz) |
セッション録音:2014 年4 月19-20 日/バルトーク・コンサート・ホール、ソンバトヘイ(ハンガリー)/DDD、56’11”
ハンガリーを代表するオリジナル楽器のアンサンブル、カペラ・サヴァリア。前作『四季』を含むヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集(HCD32729)に続く最新アルバムはバッハのヴァイオリン協奏曲集です。
当団はハンガリー最古の都市ソンバトヘイに1981
年に設立され、ハンガリーにおいて常設のオリジナル楽器アンサンブルとして最も歴史のある団体です。
これまでにフンガロトン・レーベルを中心に数多くのレコーディングをリリースし、幾度もハンガリーの「レコード・オブ・ザ・イヤー」に選出されるなど、高水準の演奏には定評があります。独奏ヴァイオリンは1999
年より当団の指揮も務めるジョルト・カッローです。
カッローは極めて端正で硬派な演奏スタイルで奇抜で過剰な演出は控え、アンサンブルと溶けあうような美しいソロを奏でます。
今回のバッハは付番されているヴァイオリン協奏曲に加え、消失してしまったとされるヴァイオリン協奏曲(BWV1052R
とBWV1056R)が収録されております。
全体的に速めのテンポ設定で非常に見通しのよいクリアな演奏です。
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カッローが気になった方はどうぞこちらへ。期間限定特価セールやってます。
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RUBICON
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クロエ・ハンスリップ(ヴァイオリン)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.3
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47《クロイツェル》
ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96 |
クロエ・ハンスリップ(ヴァイオリン)
ダニー・ドライヴァー(ピアノ) |
クロエ・ハンスリップ&ダニー・ドライヴァー!ベートーヴェン全集第3巻は「クロイツェル・ソナタ」!
☆英メディアで好レビュー続出! クロエ・ハンスリップとダニー・ドライヴァーのベートーヴェン全集!
☆最終巻は「クロイツェル・ソナタ」を含む3曲で締めくくり!
ロシアの名教師ザハール・ブロンが見出したイギリスの女流ヴァイオリニスト、クロエ・ハンスリップが「ルビコン・クラシックス(Rubicon
Classics)」を舞台として、デュオ・パートーナーであるダニー・ドライヴァーと共に取り組んでいるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集。
英グラモフォン誌、英ストラッド誌、英サンデー・タイムズ紙等各種メディアで好レビューが続いた同シリーズ、早くも最終巻となる第3巻が登場!
第3巻では、1790年代後半の活気に満ちた「第2番」、謎めいた美しさを持つ「第10番」、そして傑作「第9番
《クロイツェル》」で、この偉大なソナタ集を締めくくります。
レコーディングではヴュータンやメトネル、ボーウェンなど、ロマン派以降の知られざるレパートリーを積極的に取り上げ、レパートリーを広げてきたハンスリップ。ヴァイオリンのレパートリーの王道中の王道、ベートーヴェンのソナタの全曲録音は、神童から若き名手へと成長し、さらなる高みを目指すハンスリップのキャリアにおける重要なマイルストーンとなることでしょう!
Hyperionでもお馴染みのイギリスの実力派ピアニスト、ダニー・ボーウェンの知的で洗練されたピアニズムにもご期待下さい。
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無残にメジャー・レーベル音源がねこそぎ廃盤の憂き目に遭ってしまった元天才少女クロエ。
しかしRUBICONのベートーヴェン録音は多くの音楽関係者に絶賛され、彼女の未来が明るいことをファンに示した。
ここで「春」の第2楽章が観られる。
この強烈なリリシズム。冒頭部分だけでも聴いてみてほしい。こんな音が出せる人がいるか。
もうメジャー・レーベルの担ぎ上げられた天才少女じゃない。
https://youtu.be/TVHucZhFU_U
クロエ・ハンスリップ&ダニー・ドライヴァー
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.1 |
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ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.1
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3 |
クロエ・ハンスリップ(ヴァイオリン)
ダニー・ドライヴァー(ピアノ) |
クロエ・ハンスリップ&ダニー・ドライヴァー!ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集がスタート!
ハイペリオン(Hyperion)からリリースされているヴュータンのヴァイオリン協奏曲集やボーウェン、メトネルのヴァイオリン・ソナタ集の好演が印象深いイギリスの女流ヴァイオリニスト、クロエ・ハンスリップ。名教師ザハール・ブロンに師事し、イギリス、ヨーロッパのみならず、世界各地で高い評価を受けてきたクロエ・ハンスリップが、名パートナー、ダニー・ドライヴァーとのデュオで、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲録音をスタート!
13歳で神童としてデビューを飾った後、知られざるレパートリーを積極的に録音してきたハンスリップが、遂に王道中の王道、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタに取り組みます。すでにイギリスで絶賛を受けているハンスリップとドライヴァーのベートーヴェン。その堂々たるスタートにどうぞご期待下さい!
※録音(ライヴ):2017年3月2日、ターナー・シムズ・コンサート・ホール(サウサンプトン、イギリス) |
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クロエ・ハンスリップ&ダニー・ドライヴァー
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.2
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24《春》
ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2 |
クロエ・ハンスリップ(ヴァイオリン)
ダニー・ドライヴァー(ピアノ) |
クロエ・ハンスリップ&ダニー・ドライヴァー!ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集第2巻!
☆第1巻が英グラモフォン誌で大絶賛!クロエ・ハンスリップとダニー・ドライヴァーのベートーヴェン全集第2巻が早くも登場!
☆クロエ・ハンスリップは2018年5月に来日予定!読売日本交響楽団、日本センチュリー交響楽団との共演が予定されています!
ロシアの名教師ザハール・ブロンが見出したイギリスの女流ヴァイオリニスト、クロエ・ハンスリップが「ルビコン・クラシックス(Rubicon
Classics)」を舞台として、デュオ・パートーナーであるダニ・ドライヴァーと共に取り組んでいるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集。
英グラモフォン誌で大絶賛された「第1集」(PRCD
1010/RCD 1010)に続き、早くも登場する「第2集」には、第5番《春》を含む3作品を収録!
レコーディングではヴュータンやメトネル、ボーウェンなど、ロマン派以降の知られざるレパートリーを積極的に取り上げ、レパートリーを広げてきたハンスリップ。
ヴァイオリンのレパートリーの王道中の王道、ベートーヴェンのソナタの全曲録音は、神童から若き名手へと成長し、さらなる高みを目指すハンスリップのキャリアにおける重要なマイルストーンとなることでしょう!
Hyperionでもお馴染みのイギリスの実力派ピアニスト、ダニー・ドライヴァーの知的で洗練されたピアニズムにもご期待下さい。 |
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RCD 1026
(2CD/特別価格)
¥3800 →¥3490
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モーツァルト:コジ・ファン・トゥッテ K.588
(モーツァルトのオリジナルの構想を再現した世界初録音) |
ローラン・ピヨ(指揮)、
ロイヤル・フィヴァプール・フィル、
ヨーロピアン・オペラ・センター
〔ナザン・フィクレト(ソプラノ/フィオルディリージ)、
エロイーズ・マス(メゾ・ソプラノ/ドラベッラ)、
アレグザンダー・スプレイグ(テノール/フェルランド)、
ビアージョ・ピッツーティ(バリトン/グリエルモ)、
ハミダ・クリストフェルセン(ソプラノ/デスピーナ)、
フランチェスコ・ヴルタッジョ(バリトン/ドン・アルフォンソ) |
ロイヤル・リヴァプール・フィル&ヨーロピアン・オペラ・センター!モーツァルトの構想を再現した「コジ・ファン・トゥッテ」!
☆ロイヤル・リヴァプール・フィルとヨーロピアン・オペラ・センターの共同プロジェクト第2弾!
☆モーツァルトのオリジナルの考えを再現した「コジ・ファン・トゥッテ」の姿が明らかになる!
ワシリー・ペトレンコの指揮で、ロイヤル・リヴァプール・フィル(RLPO)とヨーロピアン・オペラ・センター(EOC)とのパートナーシップによって上演が実現したヴォルフ=フェラーリ・プロジェクト(Avie/AV2193、Rubicon/RCD1024)に続くRLPOとEOCの共同プロジェクト。最新作は、モーツァルトの代表作、オペラ・ブッファ「コジ・ファン・トゥッテ」が登場!
最大の特徴は、モーツァルトが構想していたオリジナルの「コジ・ファン・トゥッテ」を再現したというもので、もちろん世界初録音。
クイーンズ大学の歴史的音楽学者イアン・ウッドフィールド教授が戦後各地に散逸した様々な楽譜を集め、使用されたインクから年代を測定するなどの研究によって楽譜の違いを調査。モーツァルトは、互いの恋人を交代させるかどうか決めていなかったということが明らかになり、この蘇演が実現しています。
ローラン・ピヨは、ロサンゼルス・オペラでは副音楽監督としてケント・ナガノやプラシド・ドミンゴとともに働き、フランスのローヌ=アルプ・オーヴェルニュ交響楽団の音楽監督を務めるフランスの指揮者。ヨーロピアン・オペラ・センターの若き有望な歌手たちを率いて、モーツァルトの描いた「コジ・ファン・トゥッテ」の姿を現代に伝えます。
※録音(ライヴ):2014年7月9日−13日、フィルハーモニー・ホール(リヴァプール、イギリス)
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TACTUS
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フルート、弦楽と通奏低音のための協奏曲集
アンドレア・ザーニ:
フラウト・トラヴェルソ、弦楽と通奏低音のための協奏曲
ピアチェンティーノ:トラヴェルソのための協奏曲(1750)
トルティ:フラウト・トラヴェルソのための協奏曲(1765)
スキャッティ:
フラウト・トラヴェルソのための協奏曲(1765)
フラウト・トラヴェルソのための協奏曲(1750) |
ラファエレ・トレヴィザーニ(フルート)
アンサンブル・バロック
《カルロ・アントニオ・マリーノ》
ナターレ・アルノルディ(指揮) |
主にドイツやフランスのフルート奏者たちによって技術的な改良が施され、ヴァイオリンのライバル的存在としてフルートがリコーダーに取って代わるなど、重要なターニングポイントとなった17〜18世紀。
ジェームズ・ゴールウェイの門下生の1人であり、ミラノ市立音楽院やマッジョーレ湖でのフルートセミナーで教育者としても活躍するイタリアの名フルーティスト、ラファエレ・トレヴィザーニが、イタリアの作曲家たちによって18世紀中頃までに作曲された未出版の知られざる協奏曲を奏でています。
イタリアにおけるフルートの発展の歴史を、トレヴィザーニの美しき音色が紐解きます。使用楽器はパウエル社の木製フルート。
※録音:2017年7月、プラダルンガ(ベルガモ、イタリア)
まだ入ってくるのでしょうか・・・
クレモナの優秀レーベルMV CREMONAのこのアルバムも忘れられない名盤
入荷までに時間がかかりそう |
MV CREMONA
MVC/001-004
\2600
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アンドレア・ザーニ(1696-1757):
ヴァイオリン・ソナタ集「愛の思い」Op.5 |
アンドレア・ロニョーニ(Vn)
アンサンブル・
ラウラ・ソアーヴェ
[マルコ・フレッツァート(Vc)
レオナルド・モリーニ(Cemb)
ディエゴ・カンタルーピ(テオルボ)] |
録音:2001年1月7-9日、クレモナ県ソレシーナ、サラ・デル・ポデスター。24bit/96KHz。
世界初録音。
アンドレア・ザーニ。
彼はクレモナ近郊のカサルマッジョーレに生まれ、ウィーンで活躍後、故郷に戻った作曲家。彼の音楽は、美しく優雅で気品にあふれ、イタリア・バロック特有の哀愁を帯びたものです。
ヴィヴァルディと交わりがあったようですが、そのヴィヴァルディと比較してもザーニの才能は少しも引けを取っていません。
1回聴いて馴染めるというタイプの作品ではありませんが、何度も何度も繰り返して聴くうちに自分の心と波長が合っていく、まさに古いヴァイオリンの名器を思わせる音楽といえるでしょう。
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アレッサンドロ・スカルラッティ:鍵盤作品全集
Vol.6
トッカータ イ短調/トッカータ第2番イ短調/
アルペッジョとトッカータ ト短調/序奏と変奏/
トッカータ第5番ト長調/パルティータ ニ短調/
トッカータ第6番ト長調/トッカータ ニ短調/
トッカータ第4番イ長調/トッカータとフォリア
イ長調 |
フランチェスコ・タシーニ(チェンバロ) |
ナポリ楽派の始祖的存在であるアレッサンドロ・スカルラッティ(1660−1725)の鍵盤作品の全曲を網羅するシリーズの第6巻。
タクトゥス・レーベルに数多くの録音を行ってきた実力派、フランチェスコ・タシーニは2001年にボローニャのロベルト・マッティアッツォの手によって修復された、17世紀のオリジナルのイタリアン・チェンバロ(製作者不詳、フェッラーラ)を弾いています。
数世紀の時を越えて、当時のイタリアで製作された貴重な楽器が、作曲者の思い描いた響きを蘇らせてくれます。
※録音:2015年10月、スタジオ・ジュゼッペ・モナーリ(モデナ、イタリア) |
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ヴァイオリン曲「妖精の踊り」の作曲者
一発屋かと思いきやプッチーニの師でもある
アントニオ・バッジーニ(1818−1897):弦楽四重奏曲
バッジーニ:
弦楽四重奏曲第1番ハ長調(WoO)
弦楽四重奏曲第3番 Op.76 |
バッジーニ弦楽四重奏団
〔リーノ・メーニ(ヴァイオリン)、
ダニエラ・サンガッリ(ヴァイオリン)、
マルタ・ピツィオ(ヴィオラ)、
ファウスト・ソルチ(チェロ)〕 |
19世紀イタリアのコンポーザー=ヴァイオリニスト、アントニオ・バッジーニ(1818−1897)。
パガニーニの超絶技巧に大きな影響を受けたバッジーニはイタリア、ドイツ、フランス、スペイン、デンマーク、イングランド、ベルギーなどの様々な国々でコンサートを行い、その演奏に接したシューマンが絶賛したというエピソードが残っています。
作曲家としては難曲として知られる「妖精の踊り」や「弦楽四重奏曲」などを作曲し、ミラノ音楽院ではマスカーニやプッチーニを指導するなど教育者としても大きな役割を果たした音楽家です。
※録音:2016年4月、スタジオ・ベントゥリーニ(クレモナ、イタリア) |
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TC 941902
(2CD)
¥5000
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パオロ・スカットリン(1949−)が作曲した
壮大なスケールのオラトリオ
パオロ・スカットリン:オラトリオ《トレノディア》 |
ピア・パオロ・スカットリン(指揮)
エウリディーチェ室内管弦楽団
アンサンブル・ストゥルメンティ・
アンティチ《キルケー》
コーロ・エウリディーチェ、他 |
第一次世界大戦中に詩人や兵士たちによって読まれた詩を題材として、現代イタリアの作曲家ピア・パオロ・スカットリン(1949−)が作曲した壮大なスケールのオラトリオ。
CD1にはイタリア語ヴァージョン、CD2には英語ヴァージョンが収録されています。
※録音:2017年7月、ボローニャ(イタリア) |
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イタリアの名手パオロ・ケリーチ、Tactus第2弾!
様々な作曲家によるリュート曲集(1536年、ミラノ) |
パオロ・ケリーチ(リュート&ビウエラ) |
スイスの古楽総本山、バーゼル・スコラ・カントルムでホプキンソン・スミスにリュートを学び、イタリアを代表するリューティストの1人として活躍するパオロ・ケリーチ。
前作、ヴィンチェンツォ・カピローラのリュート作品集(TC
470301)に続くタクトゥス(Tactus)からのソロ・レコーディング第2弾は、16世紀前半のミラノで活躍した印刷工であるアントニオ・カステリオーノが編慕し、1536年にミラノで出版されたタブラチュア譜によるリュート曲集。
フランチェスコ・ダ・ミラノやマルコ・ダッラクイラ、ピエトロ・パウロ・ボローノなど、当時の優れたリューティストであり作曲家でもあった音楽家たちの作品が、ケリーチのリュートとビウエラの調べに乗って現代に響きます。
※録音:2015年12月、スタジオ・プリヴァート・パオロ・ケリーチ(ミラノ、イタリア) |
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チェンバロのための4手連弾作品集
ヨンメッリ:4手連弾のためのソナタ
クレメンティ:3つのデュオ Op.3
ルティーニ:12のディヴェルティメントより
ロンド第1番〜第3番
クレメンティ:デュオ Op.6 |
アルベルト・フィリンチエリ(チェンバロ)
マリオ・ステファノ・トンダ(チェンバロ) |
18世紀後半ヨーロッパの貴族階級だけでなく中流階級における「4手連弾」の人気と重要性を伝えてくれる「イタリアの作曲家たち」による「4手連弾作品集」。
クレメンティ、ヨンメッリ、ルティーニの4手連弾作品を、ドイツ、ヒュッケスヴァーゲンで1975年頃にマルティン・サスマンによって製作されたチェンバロでイタリアの実力派デュオが華麗に繰り広げます。
※録音:2017年6月、サン・ジョヴァンニ教会(クアローナ、イタリア) |
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カゼッラ:パリ時代の歌曲集
5つの詩 Op.2/ひび割れた鐘 Op.7/
3つの詩 Op.8/ソネット Op.16/
2つの歌 Op.21/2つの古いシャンソン Op.22/
さらば人生よ Op.26 |
ローナ・ウィンザー(ソプラノ)
ラファエレ・コルテシ(ピアノ) |
カゼッラ、パリ時代の歌曲集!
イタリアにおける器楽復権運動で中心的な役割を果たしたアルフレード・カゼッラ(1883−1947)。タクトゥスが取り上げたのは、マーラー的とも称される「交響曲」などの器楽作品ではなく、パリ時代に作曲された「歌曲」の数々。
パリ時代の師であるフォーレの影響を随所に感じさせるカゼッラ初期の歌曲を、シュヴァルツコップ、ホッター、スゼーの下で学んだイギリスのソプラノ、ローナ・ウィンザーが歌い上げています。
※録音:2014年9月、ロッシーニ劇場(ラヴェンナ、イタリア) |
<映像>
<LP>
ACCENT(LP)
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KKC 1115/6
(2LP)
¥8000+税
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ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):管弦楽組曲(全曲)
Side A 第1番ハ長調BWV1066
Side B 第3番ニ長調BWV1068
Side C 第2番ロ短調BWV1067
Side D 第4番ニ長調BWV1069 |
シギスヴァルト・クイケン(指揮)
ラ・プティット・バンド
ヴァイオリンⅠ:シギスヴァルト・クイケン(No.1-4),サラ・クイケン(No.1,3&4)
ヴァイオリンⅡ:バラバラ・コンラード(No.1,3&4),アン・シノップ(No.1-4)
ヴィオラ:マルレーン・ティアーズ(No.
1- 4 )
バス・デ・ヴィオロン:マリアン・ミンネン(No.2-4),ロナン・ケルノア(No.1,3&4)
トラヴェルソ:バルトルト・クイケン(No.2)
オーボエ:ヴィンシアン・ボーデュアン(No.1,3&4),エミリアーノ・ロドルフィ(No.1&4),マテュー・ルー(No.3&4)
ファゴット:ライナー・ヨハンセン(No.1&4)
トランペット:ジャン=フランソワ・マドゥフ(No.3&4),ジェローム・プリンス(No.3&4),グラハム・ニコルソン(No.
3 &4 )
ティンパニ:コーエン・プレティンク(No.3&4)
ハープシコード:ベンジャミン・アラール(No.
1- 4 )
指揮:シギスヴァルト・クイケン |
名門ACCENT監修、完全限定プレスのアナログLP
が発売!ラ・プティット・バンド&S.クイケンの「管弦楽組曲」クイケンの明快で力強い音楽に、アナログのふくよかなトーンが加わった!
録音:2012 年9月29日〜10月1日ベルギー、シント・トルイデン、ベギンホフ教会/180g、プレス:東洋化成、24bit48kHz
マスター音源使用、完全限定プレス、輸入盤・日本語帯・解説付
レコーディング・プロデューサー:オラフ・ミールケ/エクゼクティヴ・プロデューサー:ミヒャエル・ザヴァル
古楽界の巨匠シギスヴァルト・クイケン率いる名門古楽アンサンブル、ラ・プティット・バンドによるバッハの管弦楽組曲がLP
となって登場いたします。
ACCENTレーベルは1979 年にドイツ人の楽器製作者アンドレアス・グラット、そして夫人のアーデルハイド・グラットによって設立されました。
アンドレアス・グラットは優秀なリコーダー奏者であり、楽器製作者として活躍しており、1972
年には18 世紀ロンドンの名工トーマス・ステンズビーJr
作によるリコーダーのレプリカを製作。オリジナル楽器を忠実に再現する名製作者として名を馳せました。その後、夫人のアーデルハイドと共に1979
年に「ACCENT」レーベルを設立。クイケン三兄弟をはじめ、ユングヘーネル、ルネ・ヤーコプス、インマゼール、ロベルト・コーネンなどオリジナル楽器で演奏する、現代の古楽界を牽引する実力派たちの録音を次々とリリース。アンドレアス・グラットの録音は楽器製作同様に、ベルギー各地の教会で自然な響きの中で録音を行い、アナログ時代にはあの故長岡鉄男氏の絶賛した優秀録音を発表してきました。
現在もその録音のクオリティには定評があります。その名門ACCENTから久々のアナログLPのリリース。ACCENT
の監修のもと、キングインターナショナルが制作、製造は日本の東洋化成で行いました。
1972 年にS. クイケンとG. レオンハルトにより結成されたラ・プティット・バンドは、メンバーチェンジなどを経て2012
年に40 周年を迎えました。彼らは1981 年に管弦楽組曲を録音しており、この再録音は31
年ぶりの再録音ということで、その間の絶え間ない研究や技術の向上が結実したものとなっています。
クイケンならではの快速テンポで、爽快で生き生きとした演奏を聴かせてくれます。作曲された当時の響きを再現するために、S.
クイケンは最小編成のアンサンブルで、基本的には「1パート1人」で演奏し、各声部の進行をより明白にしています。
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9/5(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ACCENT
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クイケン&ラ・プティット・バンド
今度はクリスマス!!!「クリスマス・カンタータ集」
ブクステフーデ:カンタータ『新たに生まれし嬰児』
BuxWV13
テレマン:ミサ『Ein Kindelein so löbelich』
TWV9:5
J.S.バッハ:カンタータ『われ汝に喜びあり』
BWV 133
テレマン:
カンタータ『O Jesu Christ, dein Kripplein
ist mein Paradies』 TVWV1:1200
ブクステフーデ:甘き喜びのうちに BuxWV52 |
アンナ・グシュヴェント(ソプラノ)
ルチア・ナポリ(アルト)
ソーレン・リヒター(テノール)
クリスティアン・ワーグナー(バス)
シギスヴァルト・クイケン(指揮、ヴァイオリン)
ラ・プティット・バンド |
クイケンの名演で聴く、喜びにあふれたクリスマス・カンタータ
録音:2017年12月16-18日/ベルギー/53'28''
教会歴にちなんだバッハの教会カンタータを10
年かけて録音(ACC-25319 として19 枚組ボックス化されています)したクイケンが、はやくも新たなカンタータ録音を届けてくれました。
テーマはクリスマス。降誕祭第3 日のために書かれ、オーボエ・ダモーレやツィンクが使われ牧歌的な雰囲気を高めるバッハのカンタータBWV133
にテレマン、ブクステフーデの作品をカップリング。キリストの誕生を祝う美しい作品が並びます。各パート1
人の声楽が織りなす、すっきりとしていながらも確信に満ちた歌唱に引き込まれます。

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またまたグラウプナー!!!
いわゆる「管弦楽組曲」!
グラウプナー:
序曲 イ短調 GWV322(トラヴェルソ、弦楽、通奏低音)
協奏曲 変ロ長調 GWV342(2オーボエ、弦楽、通奏低音)
序曲 ト短調 GWV470(2トラヴェルソ、弦楽、通奏低音)
協奏曲 ニ長調 GWV318(2トランペット、弦楽、通奏低音) |
リエン・ヴォスクイレン
(指揮、チェンバロ)
ラルパ・フェスタンテ |
録音:2017 年9 月6-8 日/ミュールハイム/73'26''
バッハと同じ年代の作曲家で、当時は名の知れた作曲家として人気を集めたグラウプナー(1683-1760)。多作家で1400
以上の宗教曲や250 もの協奏曲・管弦楽曲を書いたとされています。
しばらく忘れられた存在でしたが近年取り上げられる機会が増えている作曲家であり、その作品の完成度の高さは注目に値します。
このアルバムには管楽器が活躍する序曲と協奏曲を収録。序曲はこの時代のものなので、フランス風序曲に舞曲楽章が続く、いわゆる「管弦楽組曲」です。
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クリストフ・グラウプナー( 1683年1月13日
- 1760年3月10日)はドイツ後期バロック音楽の作曲家・チェンバロ奏者。当時北ドイツにおいて最も人気のあるオペラ作曲家の一人でした。
グラウプナーの生前にライプツィヒの新聞が行った当時の作曲家の人気投票では、1位はテレマン、2位はヘンデルで、グラウプナーは3位とされています(ちなみにバッハは7位)。
1722年に彼の師であったクーナウが死去すると、翌年ライプツィヒの市参事会は後任のトーマス教会カントルの候補者としてまずテレマンを指名しましたが、テレマンが辞退したため、次の候補者としてグラウプナーを指名しました。
しかし、グラウプナーの雇用主であったヘッセン公がグラウプナーの移籍を許さなかったため、最終的にカントルの職はバッハへ舞い込むことになります。
もしグラウプナーがそこでトーマス教会カントルになっていたら、バッハの人生はどうなっていたでしょう。
別に店主が騒いでるからというわけではないでしょうけれど、最近グラウプナー、明らかに復権してます。
旧譜から・・・何度でもお奨めします
フォイエルジンガーの美しいグラウプナー・アルバム |
CHRISTOPHORUS
CHR 77381
\2600
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グラウプナー:カンタータ集
カンタータ 《恐れと嘆き》 GWV.1145/11
弦楽と通奏低音のための序曲ハ短調GWV.413
より 《トンボー》
カンタータ 《憂いとためらい》 GWV.1102/11b
カンタータ 《私は神に忠実であり続ける》
GWV.1106/19
カンタータ 《ああ、神と主よ》 GWV.1144/11 |
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
ペーテル・バルシ(指揮、ヴァイオリン)
カプリコルナス・コンソート・バーゼル |
グラウプナーと言えばこのアルバムを思い出す。
オーストリアの若きソプラノが歌う。グラウプナーの知られざるカンタータ。
当時のドイツではテレマン、ヘンデルに次ぐ人気を誇ったグラウプナーだが、遺族が出版等の権利を持てなかった、弟子が少なかったなどの理由から、長い間その実力に反して不当に忘れられた存在となってきた。
そんなグラウプナーの知られざるカンタータ集を再興すべく歌うのは、オーストリアの若き古楽系ソプラノ、ミリアム・フォイエルジンガーと、フランツ・ヴィッツムの「天の歌(CHR
77354)」で清新な演奏を聴かせてくれたスイスのピリオド・アンサンブル、カプリコルナス・コンソート・バーゼル。フォイエルジンガーの心地よい歌声で、グラウプナーの官能的なカンタータのスタイルが見事に再現されている。
※ 《ああ、神と主よ》を除く全曲が世界初録音。
/ ※録音:2013年4月29日−5月2日、ハイリッヒ・クロイツ教会(バーゼル/スイス)
なんとなく国籍不明の美しい人です。
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CHRISTOPHORUS
CHR 77427
\2600 →\2390
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グラウプナー:ソプラノとアルトのための二重唱カンタータ集
《欲望》(序曲ヘ長調 GWV.445より)
カンタータ《今こそ謙虚になりなさい》GWV.1144/12
アフェトゥオーソ(トリオ・ソナタ ニ長調
GWV.204より)
カンタータ《闘いに向けてわが精神よ武装せよ》GWV.1148/20
グラーヴェ(カノン変ロ長調 GWV.1143/12)
カンタータ《私たちがいちばん困っている時に》GWV.1143/12
ソナタ ト短調 GWV.724
カンタータ《去れ、忌まわしい罪深い人生よ》GWV.1147/20 |
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
フランツ・ヴィッツム(カウンターテナー)
カプリコルヌス・コンソート・バーゼル
ペーター・バルチ
(指揮&バロック・ヴァイオリン) |
古楽界の優美なるソプラノ、フォイエルジンガー。グラウプナーの二重唱カンタータ集!
古楽界で花開いたオーストリアの美しき古楽系ソプラノ、ミリアム・フォイエルジンガー。
グラウプナーの「カンタータ集」(CHR 77381)で2014年にドイツの権威あるエコー・クラシック賞を受賞し、その名と歌声を世界へと響かせたフォイエルジンガーが、ヴォーカル・アンサンブル「シュティムヴェルク」のメンバーとしても活躍中のドイツのカウンターテナー、フランツ・ヴィッツムとのデュオで再びグラウプナーをレコーディングしました!
ライプツィヒ聖トーマス教会のカントールを務めていたヨハン・クーナウに師事したクリストフ・グラウプナー(1683−1760)。クーナウの死後、聖トーマス教会のカントールの後任に指名されたテレマンが辞退したためグラウプナーに話しが舞い込んだものの、当時の雇用主であったダルムシュタット方伯エルンスト・ルートヴィヒが許可を出さなかったため、最終的にはJ.S.バッハがカントールの座に着いたというエピソードでも知られています。
存命当時はテレマンやヘンデル、そしてバッハと並び立つほどの人気を博していたにも関わらず、その膨大な作品は20世紀後半に入るまでほとんど陽の目を浴びることが無かったため、フォイエルジンガーとヴィッツムの二重唱によるカンタータ集は、この"ダルムシュタットの巨匠"の再評価の機運をさらに高めてくれることでしょう。
※録音:2018年5月7日−9日、ハイリッヒ・クロイツ・カトリック教会(ビンニゲン、スイス)

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ALTUS
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ALT 398/401
(4CD)
¥5600 →\4290
〜9/23(日)まで
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何人もの方がこの日の公演のすごさを伝えてきた
「音楽の友2017年ベスト・コンサート」でダントツの第1位
カンブルラン×読響の集大成、「アッシジ」全曲版日本初演ライヴ!
メシアン:歌劇《アッシジの聖フランチェスコ》(全3幕8景) |
天使:エメーケ・バラート(ソプラノ)
聖フランチェスコ:ヴァンサン・ル・テクシエ(バリトン)
重い皮膚病を患う人:ペーター・ブロンダー(テノール)
兄弟レオーネ:フィリップ・アディス(バリトン)
兄弟マッセオ:エド・ライオン(テノール)
兄弟エリア:ジャン=ノエル・ブリアン(テノール)
兄弟ベルナルド:妻屋秀和(バス)
兄弟シルヴェストロ:ジョン・ハオ(バス)
兄弟ルフィーノ:畠山 茂(バス)
新国立劇場合唱団、
びわ湖ホール声楽アンサンブル(合唱)、
冨平恭平(合唱指揮)
ヴァレリー・アルトマン=クラヴリー、
大矢素子、
小川 遥(以上 オンド・マルトノ)
シルヴァン・カンブルラン(指揮)、
読売日本交響楽団 |
1年に1回か2回、何人もの会員の方が「昨日のコンサートはすごかった!」とメールしてくることがある。
まさにこれがそんな公演。
日本のクラシック演奏史上に残る偉業的公演だったと、みなが口をそろえて言う。
だから「音楽の友2017年ベスト・コンサート」でダントツの第1位(第2位のほぼダブルスコア)に選ばれたのも当然だった。
行けた人は幸せ。行けなかった我々もせめてCDでそのすごさを堪能したい。
2017年の話題をかっさらった伝説の公演が早くもCD化!カンブルラン×読響の集大成、「アッシジ」全曲版日本初演ライヴ!
競合盤がほとんどない演目の貴重録音にして稀代の大名演!
録音:2017 年11 月19 ・26日/サントリーホール(ライヴ録音)/73'06''、70'00''、45'22''、69'25''、日本語帯・解説・歌詞対訳付、国内プレス
読響と常任指揮者カンブルランが2017 年に行った、メシアンの長大なオペラ『アッシジの聖フランチェスコ』の全曲版国内初演ライヴが嬉しいCD
化。
読響創立55 周年記念として行われ、「音楽の友」誌の企画〈コンサート・ベストテン2017〉第1
位に輝いた伝説的公演です。
さらにこの年、読響は〈第49 回(2017 年度)サントリー音楽賞〉、〈第30
回ミュージック・ペンクラブ音楽賞〉も受賞しており、この『アッシジ』公演が大きな要因となったことは間違いありません。
2010 年4 月から3 期9 年に及び読響の常任指揮者を務め、2018
年度で最後の年を迎えるカンブルランが日本演奏史に刻んだ大いなる偉業をぜひお聴きください。
メシアン畢生の大オペラ『アッシジの聖フランチェスコ』は9
人のソロ歌手、40 近い打楽器、10 パートからなる合唱など破格の規模の編成で、演奏時間も4
時間を優に超える作品。休憩をはさんだ当日の公演時間は5
時間半に及びました。オンド・マルトノが3 台必要というのもメシアンらしく、まさに規格外の内容です。国内ではこれまで抜粋版が演奏されるにとどまり、遂にその全貌が楽しめるとあって演奏会は大変な話題となりました。
カンブルランはメシアンの管弦楽作品の体系的な録音を残しているメシアン音楽のスペシャリストで、読響とも『トゥーランガリラ交響曲』や『彼方の閃光』を取り上げ名演を聴かせてきた実績があります。この『アッシジ』も作曲家と作品への深い理解に裏打ちされた稀代の名演。演奏会形式での上演ですが、それゆえに音楽を語ることに集中した演奏が繰り広げられており、時に瞑想的なまでの作品の真価がひしと伝わってきます。まばゆく響き渡る鳥たちの歌を描いた第6
景の複雑かつ壮麗な場面も鮮烈。
ALTUS レーベルの録音はカンブルラン本人も信頼を置く優れたもので、メシアンならではの輝かしい音響を見事に捉えています。解説書には楽曲解説・歌詞対訳はもちろんのことカンブルランのインタビューなども収録しており充実の内容。
海外盤を含めてもなかなかCD が手に入らない『アッシジ』における大変貴重な全曲盤です。
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BIS
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BIS SA 2424
(SACD HYBRID)
¥2700 →\2490
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ブロムシュテットがステーンハンマルをライヴ録音!
ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871–1927):
(1)交響曲第2番 ト短調 Op.34(1911–15)
(2)セレナード へ長調 Op.31(1911–13
rev.1919) |
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)
ヨーテボリ交響楽団 |
高貴さと温かみをあわせもつ音楽。ブロムシュテットがステーンハンマルをライヴ録音!!
ライヴ録音:(1)2013年12月、(2)2014年6月/ヨーテボリ・コンサートホール(ヨーテボリ、スウェーデン)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、83'31"
制作:レッナールト・デーン、録音:トゥルビョーン・サミュエルソン
SACD ハイブリッド盤。
ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871-1927)は、ストックホルムに生まれ、ピアニスト、指揮者、作曲家として活躍しました。
2 つの歌劇、2 曲のピアノ協奏曲と交響曲、6
曲の弦楽四重奏曲、《森で》《逢い引きから帰ってきた娘》をはじめとする多くの歌曲、第2
曲の《スウェーデン》が「もうひとつの国歌」のように歌われている《ひとつの国民》や《歌》といったカンタータなどを作曲。高貴さと温かみをあわせもつ音楽が、「歌の作家」ステーンハンマルの手による細やかなニュアンスに満ちたメロディとともに広く愛されてきました。彼はシベリウスと親しく、ステーンハンマルは弦楽四重奏曲第4
番をシベリウスに、シベリウスは交響曲第6 番を彼に献呈しています。
交響曲第2 番は、後期ロマンティシズムに古風な様式を融合させて書かれ、「ドリア旋法の交響曲」とも呼ばれます。
4 分の3 拍子の踊りのステップで始まる「アンダンテ・エネルジーコ」の第1
楽章。変奏曲にソナタ風のエピソードを組み込んだ「アンダンテ」の第2
楽章。第3 楽章〈スケルツォ〉は、スウェーデンの軽快な踊り。第4
楽章〈終曲〉は、序奏、対位法と声楽ポリフォニーに基づく3
つの部分、コーダから構成されています。
1915 年4 月22 日、ヨーテボリのオーケストラの創立10
周年コンサートで初演。
ステーンハンマルの献辞がスコアの冒頭に記されています−−「わが愛する友人たち ヨーテボリ交響楽団メンバーに」。
《セレナード》は、交響曲第2 番とともにスウェーデンのオーケストラのレパートリーとして定着した作品です。
1907 年、「憧れの地」イタリアに休暇で滞在していた時にアイデアが浮かび、交響曲第2
番と同じ1911 年ごろから作曲に着手。1914 年1
月30 日、王立スウェーデン管弦楽団をステーンハンマルが指揮して初演したものの、それほどの成功を収めず、1919
年になって改訂され、1920 年3 月3 日、ヨーテボリで初演されました。
「とても速く快活に」の〈序曲〉、「ワルツのテンポで、少し静かに」の〈カンツォネッタ〉と〈スケルツォ〉と「少し遅めのアンダンテ」の〈夜想曲〉が切れ目なく演奏され、最後が「控えめなテンポ」の〈終曲〉。改訂に際してカットされた「メヌエットのテンポで」の第2
楽章は、《レヴェレンツァ》(BIS SA2359)の曲名の独立した作品とされました。
マサチューセッツ州スプリングフィールド生まれ、スウェーデンの指揮者ヘルベルト・ブロムシュテット(1927-)は、ブルックナーやベートーヴェンの作品とともに、カール・ニールセンをはじめとする北欧の作品も数多く手がけてきました。
ステーンハンマルの作品は、ネーメ・ヤルヴィとヨーテボリ交響楽団による新録音(BIS
SA 2359)がリリースされた《歌》を、スウェーデン放送交響楽団を指揮して1982
年に全曲録音しています。
ブロムシュテットは2018 年10 月、NHK 交響楽団とステーンハンマルの交響曲第2
番を演奏予定です!
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HMF
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アンドレアス・シュタイアー
A Portuguesa〜ポルトガル風の〜
イベリアの協奏曲とソナタ集 |
アンドレアス・シュタイアー(チェンバロ、指揮)
オルケストラ・バッローカ・カーザ・ダ・ムジカ |
・ウィリアム・コルベット(1680-1748):
協奏曲「ポルトガルの」op.VIII-7 変ロ長調(協奏曲集「Le
bizzarie universali」より)
・ジョゼ・アントニオ・カルロス・デ・セイシャス(1704-1742):協奏曲
ト長調
・ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
ソナタ ト短調 K8(アレグロ)、ト長調
K13(プレスト)、ロ短調 K173(アレグロ)
・チャールズ・エイヴィソン(1709-1770):
合奏協奏曲第5番 ニ短調
(D.スカルラッティのハープシコードのための2巻の作品集による12の協奏曲集より)
・ボッケリーニ(1743-1805)/シュタイアー編:
小弦楽五重奏曲「マドリードの通りの夜の音楽」
(マドリードの夜警隊の音楽)op.30-6 |
シュタイアーが誘う18 世紀イベリア半島への旅
収録:2018年2月、テルデックス・スタジオ、ベルリン
シュタイアーと行く、18 世紀スペイン・ポルトガルの世界。
À Portuguesa 〜ポルトガル風の〜イベリアの協奏曲とソナタ集と題した、18
世紀のイベリア半島にまつわる音楽集の登場です。
ヴィルトゥオーゾ的要素もあるセイシャスの充実の協奏曲や、ボッケリーニがマドリードの喧騒を描いた作品から、イベリア半島の音楽の需要が高かった英国で生まれた、イベリア半島に由来する音楽までを網羅した非常に凝ったプログラム。D.
スカルラッティのソナタでは相変わらずの霊感に満ち冴えわたるソロを堪能できます。
オルケストラ・バッローカ・カーザ・ダ・ムジカは2006
年にローレンス・カミングスによって結成されたアンサンブル。2015
年にシュアイターとブランデンブルク協奏曲で共演しています。当盤ではシュタイアーが指揮をしており、オーケストラのために編曲も行っています。18
世紀イベリア半島の音楽が活き活きと響きます。
CD 冒頭のコルベットは、イギリスの作曲家・ヴァイオリン奏者。1715-26
年、イタリアに暮らしました。協奏曲集「Le
bizzarie universali」を2 冊(1728年および1742
年に)出版しています。文字通りだと「世界の珍しい物(人)」といった意味で、ポルトガルの他にも、ミラノ、シチリア、スペイン、といった様々な土地のスタイルを思わせる作品が入っています。ここでは「ポルトガルの」(といってもイタリア(コレッリ)のスタイルを思わせる部分が濃厚ですが)を題された曲を収録。第2
楽章のノスタルジックさはポルトガルを思わせます。
セイシャス(1704-1742)は、18 世紀ポルトガル音楽界の中心人物で、リスボンで同時期に活動していたドメニコ・スカルラッティから称賛されていた存在。14
歳でコインブラ大聖堂のオルガニスト、そして16
歳からはリスボンで宮廷礼拝堂オルガニストに就任、以降亡くなるまでこの職を務めたことは、彼が非常に早熟の天才であったことの表れといえるでしょう。1755
年のリスボンの大地震でその自筆譜の大部分が失われたと考えられ、また、筆写譜もほとんど残されていませんが、宗教作品、また、鍵盤のためのソナタなどは700
以上書いたとされています。
協奏曲は、コインブラ大学の図書館で現在保管されているト長調(1742
年頃)のものと、リスボンの図書館に保管されているイ長調(手稿譜、1730
年頃?)のふたつがセイシャスのものと確認されています。どちらも3
楽章形式で、終楽章が活き活きとした舞曲になっているのが特徴で、ト短調のものの終楽章はイベリアの舞曲、イ長調の終楽章はイタリア風のジーグの舞曲となっています。疾風怒涛様式をも感じさせる、充実した作品で、ヴィルトゥオーゾ性の強いもの。シュタイアーの切れ味抜群のソロも圧巻です。
18 世紀の英国では、D. スカルラッティの音楽は、プロの音楽家にも、聴衆にも非常に人気がありました。英国の作曲家で、英国で初めての音楽批評集を出版した人物でもあるチャールズ・エイヴィソンは、D.
スカルラッティのソナタを合奏協奏曲に編曲、ドメニコのソナタの世界をさらにふくらませています。
ボッケリーニはイタリアの作曲家ですが、当時はチェロの大変な名手としても活躍しました。26
歳でスペインの宮廷に招かれ、マドリードで後半生を送りました。「夜の音楽」はもともと2
つのヴァイオリン、ひとつのヴィオラとふたつのチェロのために書かれたもので、マドリードの町の、教会の鐘から食堂で輪になって歌い踊る人々まで、躍動感ある生活を描写した音楽です。シュタイアーによる編曲を、オルケストラ・バッローカ・カーザ・ダ・ムジカの面々による情景豊かな演奏でお楽しみいただけます。

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CHANDOS
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CHSA 5219
(SACD HBRID)
¥2800 →\2590
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ガードナー&ベルゲン・フィル、
ベルリオーズの「レクイエム」ライヴ!
ベルリオーズ:レクイエムOp.5(死者のための大ミサ曲) |
エドワード・ガードナー(指揮)、
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団、
ブルール・マグヌス・トーデネス(テノール)、
コレギウム・ムジクム合唱団、
エドヴァルド・グリーグ合唱団、
王立ノーザン音楽大学合唱団、
アイカンゲル=ビョルスヴィーク・ムシークラーグ、
ベルゲン・フィルハーモニー・ユース・オーケストラと
クレッシェンドのミュージシャン達 |
☆エドワード・ガードナーとベルゲン・フィル!
☆ベルリオーズの大作「レクイエム」、2018年ベルゲン国際音楽祭ライヴ!
イングリッシュ・ナショナル・オペラの若き音楽監督として活動し、2015年からはベルゲン・フィルの首席指揮者としてますます活躍を広げるイギリスの若きマエストロ、エドワード・ガードナー。ノルウェーの名門、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団とは、ヤナーチェクやシベリウス、シェーンベルク、バルトーク、グリーグなどの名盤を録音してきたガードナーが、同コンビでベルリオーズの代表作「レクイエム(死者のための大ミサ曲)」を録音!
テノール独唱に大編成のオーケストラ&合唱団、そして4組の金管アンサンブル(バンダ)が必要とされる大作。ベルゲン・フィルの合唱団の他、ノルウェーのアンサンブルや合唱団、管楽器アンサンブル、そしてベルゲン・フィルのユース・オケとクレッシェンド(オーケストラはオスロ・フィルが主に指導するノルウェーの国際的な教育プログラム)のメンバー等が集結して実現した、ベルゲン国際音楽祭のライヴ。大人数の演奏がエドワード・ガードナーの手腕によって、美しく壮大な鎮魂歌として昇華された劇的なライヴ演奏が、Chandosの高品質なサラウンド・サウンドで録音されています。高音質盤愛好家も要注目!
※録音(ライヴ):2018年5月21日−24日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)

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CHSA 5192
(SACD HYBRID)
¥2800
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ホルスト:管弦楽作品集Vol.4
冬の牧歌 H31/交響曲 《コッツウォルズ丘陵》
Op.8, H47/
チェロと管弦楽のための 《祈り》(朝の歌)
Op.19-2, H75*/
ムーアサイド組曲 H173(作曲者による弦楽オーケストラのための編曲版)/
交響詩 《インドラ》 Op.13, H66/スケルツォ
H192
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アンドルー・デイヴィス(指揮)
BBCフィルハーモニック
ガイ・ジョンストン(チェロ)* |
英国の名匠デイヴィスが振るホルスト第4弾!"コッツウォルズ交響曲"&"交響詩インドラ"!
☆現代の"英国音楽の伝道師"、アンドルー・デイヴィス!
☆リチャード・ヒコックスから引き継いだ、ホルストの管弦楽作品集!
故リチャード・ヒコックスよりタクトを受け継ぎヴォーン・ウィリアムズの交響曲全集を完結させるなど「英国音楽の伝道師」としての名声を確立したアンドルー・デイヴィス。このグスターヴ・ホルストの管弦楽作品集も、2008年にヒコックスが急逝する直前まで録音していた渾身のプロジェクトで、第2巻以降をアンドルー・デイヴィスが引き継いでいます。
第4弾では、詩人&デザイナーのウィリアム・モリスへと捧げられた初期の秀作「交響曲
《コッツウォルズ丘陵》」やインド文学から影響を受けた「交響詩
《インドラ》」、晩年の知られざる作品「スケルツォ」、ブラスバンドのための作品からホルスト自身によってアレンジされた珍しい弦楽オーケストラ版の「ムーアサイド組曲」などを収録。チェロと管弦楽のための「祈り」では、2016年にNHK交響楽団と共演したイギリスのチェリスト、ガイ・ジョンストンがソリストを務めます。
「惑星」だけではない、ホルストの魅力的な色彩、旋律、異国情緒を、英国音楽のスペシャリスト、アンドルー・デイヴィスの鮮やかなタクトでお贈りします。
※録音:2018年1月24日&28日、メディアシティUK(サルフォード、マンチェスター)

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TOCCATA
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TOCC-327
\2300 |
シェバリーン(1902-1963):ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ヴァイオリンとピアノのための4つの小品(1936.1946)
1.第1番:インプロヴィゼーション
2.第2番:ガヴォット
3.第3番:思い出
4.第4番:スケルツォ
東洋風:ヴァイオリンとピアノのための組曲(1946)
5.第1番:Moderato
6.第2番:Andante assai
7.第3番:Allegro molto
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ Op.51-1(1957-58)
8.第1楽章:Allegro
9.第2楽章:Non troppo vivo. Scherzando
10.第3楽章:Andante
11.第4楽章:Allegro
独奏ヴァイオリンのための組曲(1933)
12.第1番:Vivo
13.第2番:Andante
14.第3番:Allegretto
15.第4番:Presto possibile
ヴァイオリンとピアノのための4つの小品(1946)
16.第1番:メヌエット
17.第2番:子守歌
18.第3番:メヌエット
19.第4番:ジーグ
20.ヴァイオリンとピアノのための演奏会用小品(1952) |
セルゲイ・コスティレフ(ヴァイオリン)
オルガ・ソロフィエヴァ(ピアノ) |
ロシア、オムスクに生まれ、モスクワ音楽院でミャスコフスキーに作曲を学んだシェバリーン。機知に富んだ劇音楽や映画音楽で知られるだけでなく、ソ連当局からの依頼で、チャイコフスキーの「1812年序曲」などに改編を加えた人としても知られています。
作品には恩師ミャスコフスキーの影響が強いだけでなく、親交を結んでいたショスタコーヴィチからの影響も感じられます。このアルバムには「ヴァイオリンとピアノのための作品」が全て収録されており、これは、どれもが初録音となる貴重な記録です。初期の作品にはフランス風の味わいもありますが、後年になるつれ、少しずつロシア国民楽派の作風を確立していく様子がよく表れています。
録音 Studio One of the Russian Radio House (TV
and Radio Company Kultura), Moscow 2010年3月21日…1-4.5-7.16-19 2013年7月30日…20 2014年6月1日…12-15 2015年7月17日…8-11 |
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TOCC-417
\2300 |
アウグスト・アレクサンダー・クレンゲル(1783-1852):ピアノ曲と室内楽作品集
1.ディヴェルティメント Op.6(1811頃)
ピアノのための
2.ロシアの主題による幻想曲 イ短調 Op.23(1821頃)
ピアノのための
Te three Romances sentimentales de caractere
melancolique, passione et calme,
情熱的で落ち着いた描写的、感傷的な性格を持つ3つのロマンス
Op.34(1823頃)
ピアノのための
3.第1番:Andante melancolico 嬰ヘ短調
4.第2番:Andante placido イ長調
5.第3番:Larghetto amoroso e passionato
変ニ長調
6.スイス民謡による変奏曲 変ロ長調 Op.32(1823頃)
ピアノとヴァイオリンのための
7.6つの夜想曲 Op.23-第5番 ヘ短調
ピアノのための
グランド・トリオ・コンチェルタント Op.36(1824)
8.第1楽章:Largo. Allegro non troppo
ma con fuoco
9.第2楽章:Andante con moto
10.第3楽章:Scherzo. Molto Allegro
11.第4楽章:Finale. Allegro con moto
初録音
|
トリオ・クレンゲル
【メンバー】
山口慶子(ヴァイオリン)…6.8-11
ステファニア・ヴェリタ(チェロ)…8-11
アンナ・ペトロヴァ=フォルスター(ピアノ) |
ドレスデン生まれの作曲家クレンゲル。クレメンティに師事し、ペテルブルク、ロンドン、パリ、イタリアを演奏旅行し、ピアニストとして高い名声を獲得しました。彼の作品中、最も良く知られているのは「48のカノンとフーガ」ですが、このアルバムに収録されたピアノ曲と室内楽曲は、同じ時期に活躍した作曲家たち、メンデルスゾーン、ショパン、フィールドの作品に共通する抒情的な雰囲気を持っています。
日本人ヴァイオリニスト山口慶子がメンバーに名を連ねる「トリオ・クレンゲル」の演奏です。
録音:2017年4月30日,5月1日.8-9日 Klangscheune
Nack, Lottstetten, Germany Producer-engineer:
Jan }a ek |
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TOCC-447
\2300 |
アンタイル(1900-1959):ピアノ作品集 第1集:後期作品集.1939-1955
1.母の日の小品(1939)
2.ベン・ヘクトのワルツ(1942)
3.友のための音楽的絵画(1946)
4-16.美しい衣装の謝肉祭(1939/1946改訂)
17-18.2つのトッカータ(1948)
19-29.ヴァレンタイン・ワルツ(1949)
30.ピアノ・ソナタ 第5番(初稿版 1950)
31.ヴォルポーネによるワルツ(第2稿 1949-53/1955改訂)
32.トーマス・モンゴメリー・ニューマンによる子守歌(1955)
2.17-18.19-29を除いて初録音 |
ジュディ・パン(ピアノ) |
破天荒な自叙伝「音楽の悪童」で知られるジョージ・アンタイル。1920年代からユニークな作品を書き、時代の最先端を行く作曲家としての位置を確立していましたが、1930年代から亡くなるまでの20年間は、若干落ち着いた作風となり、映画音楽などの伝統的な作品を多く残しています。
このアルバムに収録された後期のピアノ曲は、どれも平易な曲調を持つ楽しいもの。美しいワルツの中に、時折り、謎めいたハーモニーが差し込まれることもありますが、これこそ「音楽の悪童」の面目躍如といえるもの。アイロニーに満ちた作品をお楽しみください。
録音 2017年5月31日,6月5.16日,11月2日.12月1日 Sean
Swinney Recording, 244 W 54th St, New York,
NY 10019 |
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TOCC-508
\2300→\2090 |
ラヴェル(1875-1937):ピアノ作品集
ピアノ版「ダフニス」世界初!
ピアノのための組曲「ダフニスとクロエ」
(I.ペトラウスカイテによるピアノ編)…世界初録音
1.宗教的な踊り
2.全員の踊り
3.ドルコンのグロテスクな踊り
4.ダフニスの優しく軽やかな踊り
5.リュセイヨンの登場:リュセイヨンの踊り
6.中庸に(夜想曲)
7. 同じ動きで(間奏曲):戦いの踊り
8.クロエの哀願の踊り
9.ダフニスとクロエの情景
10.古風なメヌエット(1895)
11.ハイドンの名によるメヌエット(1909)
12.鏡-第3曲「海原の小舟」(1904-1905)
13.ボロディン風に(1913)
14.シャブリエ風に:グノーのファウストのメロディーによるパラフレーズ(1913)
15.ラ・ヴァルス(1919-1920) |
インドレ・ペトラウスカイテ(ピアノ) |
珍しいレパートリーを積極的に録音するTOCCATAレーベルとしては「例外的な」ラヴェルのピアノ作品集。もちろん通常の作品集ではなく、ピアノ版「ダフニスとクロエ」組曲がアルバムの中心となっているのが特徴です。
この曲はラヴェル自身によるピアノ版も存在しますが、ここではリトアニアのピアニスト、ペトラウスカイテ自身が編曲を行い、40分程度の組曲に仕立て上げました。オリジナルのスコアを尊重した編曲は、全てを多重録音なしで演奏でき、しかもラヴェル独特の色彩的な響きが保たれています。他の良く知られている作品も素晴らしい出来栄えです。
録音 2017年7月18日,8月21.22日 Kaunas
State Philharmonic Hall, Kaunas, Lithuania |
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TOCC-418
\2300 |
カール・アウグスト・ヘルマン(1851-1909):ピアノ作品全集
1.Suve ohtu eha ajal 黄昏の夏の夕暮れ
2.Tundline unistus 感情的な夢
3.Des Lebens Kampf 人生の戦い
4.Winter und Fruhling 冬と春
5.Valse nationale des Esthoniens エストニアの国民的ワルツ
6.Ausser Athem! 息を切らして
7.Air estonien varie et module 多様にモデュレーションされたエストニアの曲
8.Die Losung des Ratsels 混迷の結果
9.Estnische Volkslied エストニア民謡
10.Air dete 夏の歌
11.Pulli Hansu pulmad ほほえましいハンスの結婚式
12.Eesti Waltz エストニアのワルツ
13.Alletamine ja sarve- ning torupilli
lugu ハミング、ホルンとバグパイプの歌
14.Pensees de vie 人生の思考
15.Pensee Musicale 思考の音楽
16.Marche de Fete 祝典行進曲
17.Walzerstimmung ワルツの気分
18.Andantino in A major アンダンティーノ
イ長調
19.Albumi leht アルバムの一葉
20.Allegretto in F major アレグレット ヘ長調
21.Kadund Kinnas 失くした手袋
22.Concert-Etude in C major 演奏会用練習曲
ハ長調
23.Traurig und freudig 悲しみと幸せ
3つの性格的小品
24.第1番:Per aspera ad astra 困難から達成へ
25.第2番:In hilaritate 光の中で
26.第3番:Polca futura 将来のポルカ
初録音 |
ニコラス・ホルヴァート(ピアノ) |
19世紀に活躍したエストニアの作曲家、ヘルマンの作品集。音楽だけでなく、言語学にも長けていた彼はエストニア初の百科事典を編纂したことでも知られ、当時のエストニア国民運動の代表者の一人として尊敬されていました。
しかし、数多くの合唱作品を書いたにもかかわらず、作曲家としてはあまり評価されず、とりわけピアノ曲は全くと言ってよいほどに、無視され続けています。
このアルバムにはヘルマンが残した全てのピアノ曲を収録。美しい旋律にエストニア民謡の要素を融合した魅力的な作品は、どことなくショパン、グリーグを思わせます。
現代作品を得意とするピアニスト、ホルヴァートが感情豊かに演奏しています。
録音 2016年7月9日 Studio Paris-Foret,
Acheres-la-Foret, France |
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TOCC-467
\2300 |
エミール・タバコフ(1947-):交響曲全集 第3集
1.オーケストラのための演奏会小品(1985)
交響曲 第4番(1997)
2.第1楽章:Largo
3.第2楽章:Allegro vivace
4.第3楽章:Largo
5.第4楽章:Andante
初録音 |
エミール・タバコフ(指揮)
ブルガリア国立放送交響楽団 |
ブルガリアの作曲家、指揮者エミール・タバコフの交響曲全集。常に叙事詩的なスコアで、人間の精神の深淵を描くことを探求しているタバコフ、この第3集に収録された1985年作曲の「オーケストラのための演奏会小品」は暴力的で野心溢れる小品。
1997年の「交響曲第4番」でもその作風は変わっていません。ゆったりとしたテンポを持つ第1楽章と第3楽章は、悠然たる氷河を思わせる冷たさが感じられるものの、第2楽章には快活なブルガリアのダンスが置かれており、楽章間のコントラストに工夫が凝らされています。暗く激しい終楽章での感情の爆発も印象的です。
録音 :2010年1月7.8.11.12日 ブルガリア国立放送…2-5 2010年10月4.5日
ソフィア、ブルガリア・ホール…1 |
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TOCC-492
\2300 |
リチャード・アーネル(1917-2009):ヴァイオリンとピアノのための作品全集
アーネル:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 Op.55(1949)
1.第1楽章:Vivace
2.第2楽章:Andante
3.第3楽章:Andante
4-11.アーネル:アメリカの主題による変奏曲
Op.76(1953)
スタンリー・ベイト:ヴァイオリン・ソナタ
第1番 Op.47(1946)
12.第1楽章:Allegro
13.第2楽章:Lento
14.第3楽章:Tempo di Marcia
15.第4楽章:Presto
16.アーネル:独奏ヴァイオリンのためのパッサカリア
Op.23
アーネル:ヴァイオリン・ソナタ 第1番(1940)
17.第1楽章:Allegro
18.第2楽章:Adagio
19.第3楽章:Molto vivace
初録音 |
パトリック・ウェストネージ(ヴァイオリン)
エリザベス・ダン(ピアノ)…1-15.17-19 |
アメリカで評価された2人の英国作曲家のヴァイオリン作品集。
アルバムにソナタ1曲のみが収録されているベイトは、20歳で2曲の歌劇を作曲するほどの早熟な才能の持ち主でした。パリに留学しナディア・ブーランジェに学び、ベルリンではヒンデミットに師事、劇音楽作曲家として、またアメリカではピアニストとしての才能が評価されましたが、残念なことに48歳の若さでこの世を去ってしまい、作品はほとんど忘れられてしまいました。
アーネルはアイアランドに師事した作曲家。ロンドンとアメリカの両方で、バレエ音楽や劇音楽が成功を収めました。このアルバムで聴くことのできるヴァイオリン作品は、劇的でエネルギッシュ。「アメリカの主題による変奏曲」の刻々と変貌する雰囲気がアーネルの特徴を物語っています。
録音 2017年7月25日,8月11.12日,9月7日 Henry
Wood Hall,Trinity Church Square, London SE1 |
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TOCC-488
\2300 |
ヴァルター・ブリヒト(1904-1970):管弦楽作品集
第1集
交響的組曲 イ短調 Op.25(1931)
1.第1曲:Unruhig bewegt, schwankend
2.第2曲:Sehr langsam und ausdrucksvoll
3.第3曲:Rasch
4-11.オーケストラのための8つの小品
「Verwehte Bla?tter 散らばった葉」Op.18b(1932)
【流れるように/ゆっくりと繊細に/嵐のような動きで/速く簡易に/
とてもゆっくり/流れるように/ゆっくりと表現豊かに/素早く】
交響曲 イ短調 Op.33(1934)
12.第1楽章:Massig bewegt
13.第2楽章:Langsam
14.第3楽章:Intermezzo scherzando. Nicht
zu rasch
15.第4楽章:Finale. Ziemlisch langsam
Bewegt
初録音 |
アンドリュー・コンスタンティン(指揮)
フォート・ウェイン・フィルハーモニー管弦楽団 |
ウィーンで生まれた作曲家ブリヒト。父は音楽評論家、母はピアニスト、歌手であり、彼は最初の音楽のてほどきを母から受けました。ウィーンの音楽アカデミーで学び、フランツ・シュミットに作曲を師事、卒業後は音楽教師として活動しながら、作品を発表していましたが、祖父母がユダヤ系だったためにナチスの迫害を受け、アメリカに亡命を余儀なくされます。
その後はニューヨークに定住し、教会のオルガン奏者として生計を立てながら、ウェストヴァージニアの音楽学校の教職に就き、合唱団を指導、やがてインディアナ音楽大学の教授に招かれ、ピアノと声楽を教えながら作曲活動を再開、作品が高く賞賛されました。このアルバムは初期の作品を3曲収録、これらは師、フランツ・シュミットとワーグナーの影響が強いロマンティックな曲調で書かれています。
2018年3月18日 ライヴ録音 Rhinehart Music
Center,Indiana University-Purdue University,
Fort Wayne, Indiana |
<映像>
EURO ARTS(映像)
|
20 57389
(5DVD)
¥6500
|
ロッシーニ初期オペラ・ボックス ミヒャエル・ハンペ演出
DVD1(158分) 歌劇『セビリャの理髪師』全曲
チェチーリア・バルトリ、ジノ・キリコ、カルロス・フェラー、ロバート・ロイド、他
シュトゥットガルト放送交響楽団、ケルン歌劇場合唱団、ガブリエレ・フェルロ(指揮)
演出:ミヒャエル・ハンペ、映像監督:クラウス・ヴィレー
収録:1988年、シュヴェツィンゲン音楽祭(ライヴ)
DVD2(100分) 歌劇『絹のはしご』全曲
デイヴィッド・グリフィス、ルチアーナ・セッラ、ジェーン・バネル、
デイヴィッド・キューブラー、アルベルト・リナルディ、アレッサンドロ・コルベッリ、他
サイモン・ヤング(ハープシコード、フォルテピアノ)、
シュトゥットガルト放送交響楽団、ジャンルイージ・ジェルメッティ(指揮)
演出:ミヒャエル・ハンペ、映像監督:クラウス・ヴィレー
収録:1990年5月6-8日、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場(ライヴ)
DVD3(94分) 歌劇『なりゆき泥棒』全曲
ステュアート・ケイル、スーザン・パターソン、ロバート・ギャンビル、他
シュトゥットガルト放送交響楽団、ジャンルイージ・ジェルメッティ(指揮)
演出:ミヒャエル・ハンペ、映像監督:クラウス・ヴィレー
収録:1992年5月、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場(ライヴ)
DVD4(82分) 歌劇『結婚手形』全曲
ジョン・デル・カルロ、ジャニス・ホール、デイヴィッド・キューブラー、
アルベルト・リナルディ、カルロス・フェラー、アメリア・フェッレ、他
シュトゥットガルト放送交響楽団、ジャンルイージ・ジェルメッティ(指揮)
演出:ミヒャエル・ハンペ、映像監督:クラウス・ヴィレー
収録:1989年5月6-9日、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場(ライヴ)
DVD5(98分) 歌劇『ブルスキーノ氏、または替玉息子』全曲
アレッサンドロ・コルベッリ、アメリア・フェッレ、アルベルト・リナルディ、
ヴィート・ゴッビ、デイヴィッド・キューブラー、
オスラヴィオ・ディ・クレディコ、カルロス・フェラー、ジャニス・ホール、
シュトゥットガルト放送交響楽団、ジャンルイージ・ジェルメッティ(指揮)
演出:ミヒャエル・ハンペ、映像監督:クラウス・ヴィレー
収録:1989年5月7-9日、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場(ライヴ) |
ロッシーニ初期オペラ・ボックス、シュヴェツィンゲン音楽祭ライヴ・シリーズ、ミヒャエル・ハンペ演出作品
画面:4:3 NTSC、音声:PCM ステレオ、原語:イタリア語、字幕:英独仏西、リージョン:ALL、532
分
毎年5 月に開催される1952 年に南ドイツ放送によって創始されたシュヴェツィンゲン音楽祭。この映像集は、1988
年から1992 年にかけて同音楽祭で上演された巨匠演出家ミヒャエル・ハンペによるロッシーニの初期オペラをまとめたもの。
会場は、シュヴェツィンゲン宮殿内にあるロココ劇場。プファルツ選帝侯の夏の宮殿だったシュヴェツィンゲン城は、バロック式の美しい庭園が有名で、このロココ劇場も18
世紀時代のオリジナルの姿を現在まで保った豪華な内装です。
内容は、チェチーリア・バルトリが出演している『セビリャの理髪師』。勘違いが引き起こす、おかしな恋の物語を描いた『絹のはしご』。内緒で愛し合う恋人たちと、周囲のドタバタを描く『結婚手形』。恋の行き違いと替え玉事件を、ロッシーニ流に楽しくおもしろく演出したオペレッタ『ブルスキーノ氏』。勘違いとなりすましが恋の大騒動を巻き起こす『なりゆき泥棒』。
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20 50548
(5DVD)
¥6500
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エリク・エリクソン生誕100周年記念DVDボックス
DVD1(79分)
ブラームス:ドイツ・レクイエム 作品45
バーバラ・ボニー(ソプラノ)、ブリン・ターフェル(バリトン)、
スウェーデン放送合唱団、エリク・エリクソン室内合唱団、
クラウディオ・アバド(指揮)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:1997年4月3日、ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ)
DVD2(131分) ヨーロッパコンサート1998フロム・ストックホルム
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」〜序曲
チャイコフスキー: 交響的幻想曲「テンペスト」作品18
ドビュッシー:夜想曲,
ヴェルディ:聖歌四篇
クラウディオ・アバド(指揮) 、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
マリー・アレクシス(ソプラノ)、マリア・ヴィースランデル(コーラスマスター)、
スウェーデン放送合唱団 エリク・エリクソン室内合唱団
収録:1998年5月1日バーサ号博物館、ストックホルム(ライヴ)
DVD3(97分) ヨーロッパコンサート2000フロム・ベルリン
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19、
交響曲第9番ニ短調Op.125『合唱』
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)、カリタ・マッティラ(ソプラノ) 、
ヴィオレータ・ウルマーナ(コントラルト)、トマス・モーザー(テノール) 、
アイケ・ヴィルム・シュルテ(バリトン)、
エリク・エリクソン室内合唱団、スウェーデン放送合唱団、トヌ・カリユステ(合唱指揮)、
クラウディオ・アバド(指揮) 、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
収録:2000年5月1日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
【特典映像】メイキング(ベルリン)
DVD4(89分)
ヴェルディ: レクイエム
アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)、ロベルト・アラーニャ(テノール)、
スウェーデン放送合唱団、エリク・エリクソン室内合唱団、
オルフェオン・ドノスティアーラ合唱団、クラウディオ・アバド(指揮)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:2001年1月、フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
DVD5(99分) ノーベル賞コンサート2008
スウェーデン国王歌
ドヴォルザーク:交響曲第7番、
モーツァルト:ミサ曲ハ短調K.427(K.417a)
ミア・パーション(ソプラノ)、アン・ハレンベリ(アルト)、
ヘルゲ・ルンニング(テノール)、ペーテル・マッティ(バス)、
モンテヴェルディ合唱団、エリク・エリクソン室内合唱団、
サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)、
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
収録:2008 年12月8日ストックホルム・コンサート・ホール(ライヴ) |
合唱の神様エリク・エリクソン、生誕100周年記念DVDボックス
画面:16:9、NTSC、音声:PCM ステレオ、リージョン:All、495分
スウェーデンの世界的な合唱指揮者エリク・エリクソン生誕100
年記念DVD ボックス。
エリク・エリクソン(1918-2013) は、合唱の神様と称される大指揮者。スウェーデン放送合唱団、オルフェイ・ドレンガルなどの名門合唱団の指揮者を長年務め、1945
年にはエリク・エリクソン室内合唱団を創設、ロランス・エキルベイ、アロイス・グラスナーなど優れた合唱指揮者を育て上げた20
世紀の合唱界を代表する人物。
このDVD ボックスは、エリク・エリクソン及びエリク・エリクソン室内合唱団がこれまで参加した数々の歴史的なコンサート映像を集めたもの。
まず、ウィーンの楽友協会で行われたアバド指揮ベルリン・フィルとの公演。ブラームスの死後100
周年を記念したこの演奏会で「ドイツ・レクイエム」が上演されています。ソリストは、当時最高の顔ぶれとも言える、バーバラ・ボニーとブリン・ターフェルです。
DVD2 には、1998 年にエリク・エリクソンの母国スウェーデンで行われたベルリン・フィルのヨーロッパコンサート。1628
年建造の戦艦バーサ号の保存館で行われ嵐や海をテーマにした楽曲が演奏されました。そしてベルリンで行われた2000
年のアバド指揮ベルリン・フィルのヨーロッパコンサート。さらにその翌年行われたアラーニャとゲオルギューという当時のスターが出演したヴェルディのレクイムの映像。
DVD5 は、2008 年のノーベル賞記念コンサートという大変豪華な映像が並びます。

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9/4(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
STERLING
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CDA 1826/1827-2
(2CD-R)
¥5400
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歌唱の技術 −
ユッシの父、ダーヴィド・ビョーリングへのオマージュ
第2集
[CD1]
チャイコフスキー:歌劇《エフゲニー・オネーギン》−
レンスキーのアリア「どこへ行ってしまったのか、わが青春の黄金の日々よ」(スウェーデン語歌唱)/
ヴェルディ:
歌劇《リゴレット》− わたしのあの娘が攫われた、女心の歌「嵐の中の羽根のように」、
歌劇《運命の力》− 生きることは地獄だ,
この不幸な者には/
モーツァルト:
歌劇《魔笛》− なんと美しい絵姿、歌劇《皇帝ティートの慈悲》−
もしも帝国に、友なる神々よ*、
歌劇《コシ・ファン・トゥッテ》− いとしい人の愛のそよ風は/
グノー:歌劇《ファウスト》− 第1幕プロローグ、挨拶しよう!慎ましく清らかな家よ(第3幕)/
フロートー:歌劇《マルタ》− ああ, かくも素直で愛らしい/
ビゼー:歌劇《真珠とり》− あの声はなんという混乱を私の全身に掻き立てたのだ?/
プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》−
見たこともない美しい女(ひと)/
マイアベーア:歌劇《アフリカの女》−
おお、パラダイス/
ジョルダーノ:歌劇《アンドレア・シェニエ》−
ある日、青空を眺めて/
チレーア:歌劇《アルルの女》− フェデリーコの嘆き「ありふれた話」/
ロッシーニ:歌劇《セビーリャの理髪師》−
わたしの名が知りたければ/
コルンゴルト:歌劇《死の都》−
マリエッタの歌/
[CD2]
ラフマニノフ:
美しい人よ, 私のために歌わないで Op.4
no.4、そよぐ風 Op.34 no.4*、
ミュッセからの断片「孤独」 Op.21 no.6*、ここは素晴らしい場所
Op.21 no.7*、
彼女たちは答えた Op.21 no.4、夜の静けさに
Op.4 no.3*/
アルヴェーン:
森は眠る Op.28 no.6*、セレナード Op.4
no.2*、夕べの気分(家のそばで) Op.21 no.1、
夏の香り Op.8 no.2、夕べ R.187、わが心を汝(な)が御手に
Op.54 R.203、君に想いこがれて Op.28 no.5/
ラーシ・ボルデマン:パグ*、緑の牧場*、おばと鸚鵡*、ネギと二十日大根*/
オブラドルス:心よ、お前はなぜ‛&*、愛をこめて,
お母さま*、こよなく柔らかい髪*/
ベッリーニ:マリンコニア, やさしいニンフ、私のフィッレの悲しげな面影/
ステーンハンマル:
幸せの国への旅 Op.26 no.8*、柵にもたれて
Op.8 no.1*、もしも子供にもどれたら Op.37
no.4*、
森で、手回しオルガンの歌 Op.38 no.4/
シェールリング:夕べの気分 |
ラーシュ・ビョーリング(テノール)、ハッリ・エーベット(ピアノ)、
ブリタ・リグネル(ピアノ)、ヤン・エイロン(ピアノ)、
アヌーシュカ・ムケルジー(ピアノ)、セルゲイ・レズニコフ(ピアノ) |
スウェーデンのビョーリング一家が受け継ぐ伝統のベルカント!
☆ラーシュ・ビョーリングが歌う、祖父ダーヴィド・ビョーリングへのオマージュ・アルバム第2弾。
Sterling のアーティスト・シリーズ。スウェーデン音楽史と世界のオペラ史に名を残すテノール歌手、ユッシ・ビョルリング(ユシー・ビョーリング)
Jussi Björling(1911-1960)の父、ダーヴィド・ビョーリング
David Björling(1873-1926)へのオマージュ・アルバムの第2作です。
テノールのラーシュ・ビョーリング Lars Björling
は、ユシーの子。父のユッシがダーヴィドから受け継ぎ、ビョーリング一家伝統の歌唱スタイルとなった「ベルカント」でオペラ・アリアと歌曲を歌っています。1975年から2006年のセッション録音とライヴ録音によるコレクション。
※録音:1975年−2006年、セッション録音&ライヴ録音*
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
BMC
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「ダスト・ボールの歌とダンス」
〜ベラ・ファラーゴ(b.1961)作品集
(1)ベラ・ファラーゴ:
ダスト・ボールの歌とダンス(全12曲)
(2)ベラ・ファラーゴ:
アッティラ・ジョジェフの詩のための歌(全7曲)
(3)ベラ・ファラーゴ&ラースロー・ホルトバーギ:
「寒くないのか?」(19'16)
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(1)聖エフレム四重唱団
バラーズ・カントール(Vc、1、9曲目)
(2)カタリン・カロリ(MS)
イシュトヴァ・ケレック(Vn)
ベラ・ファラーゴ(Pf)
(3)ガヤン・ウテヤク・マンダイ・アンサンブル
(S、ベル、シタール、ドローン、タブラ、
ピアノ、チェロ、ベース・ギター) |
録音:(1)2009年3月、(2)2017年7月、(3)1986年4月、[76:26]
ベラ・ファラーゴはハンガリーの作曲家。バルトーク音楽院で学んだ後、オランダ・ハーグの王立音楽院で研鑽を積んだ。パフォーマーとしても活動しており、オランダのルイ・アンドリーセン、アメリカのスティーヴ・ライヒ、テリー・ライリー、メレディス・モンクらの作品を好んで取り上げ、自らも影響を受けた。
「ダスト・ボールの歌とダンス」は室内オペラからの抜粋でヴォーカル・アンサンブルとチェロのために書かれている。実験性が強く、声楽にヴォイス・パーカッションのようなことさせたかと思えば東方教会の聖歌のような古風な曲が登場したり、ジャズやメレディス・モンクの影響を感じさせる曲があったりと多種多様。
「寒くないのか?」では最初はイージー・リスニング風なのに、途中からインドの楽器が入ってきてインド風イージー・リスニング風になります。
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EDITION RZ
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RZ 1038-39
(2CD)
¥4600
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ヤーコプ・ウルマンのファゴット独奏作品集!
CD1)
(1)「ミュンツァーの星」(2014-2015) [54:20]
CD2)
(2)「ソロII」(2010) [51:56] |
ダフネ・ヴィセンテ=サンドヴァル(ファゴット) |
ヤーコプ・ウルマンのファゴット独奏作品集!2枚組で2曲の深淵な世界!
録音:(1)2016年7月26日、(2)2016年11月10日/カルトイザー教会、バーゼル,[106:16]
ヤーコプ・ウルマンはフライブルク出身のドイツの前衛作曲家。ドレスデンで教会音楽の研究に打ち込む一方、現代音楽の作曲家として活動し現在はバーゼル音楽大学で教鞭も執っている。
これまでにも当Edition RZより作品集を数枚リリースしているが、いずれもひとつかふたつの音が超弱音(ppp!)
で延々と続くというもの。
この作品集はファゴット・ソロのために書かれたものでいずれも静かな持続の中、時折り、呼吸の音やキリキリとノイズが入る、生楽器で行う一種のテープ音楽、ミュージック・コンクレートとも言える。ひとつの音を徹底的に聴き込もうとする姿勢はジャチント・シェルシ、瞑想的な雰囲気はラ・モンテ・ヤング、アルヴィン・ルシエ(脳波で作曲する異色の作曲家)、フェルドマン、シュトックハウゼンの継承者と言える。
ブックレットに一部記載されたグラフィック・スコアには奏法、音色の変化が細かく指定されており、こういう所はいかにもドイツの作曲家という趣き。
和紙に滲んでゆく墨を見るような、ある意味日本的でスピリチュアルな世界。神秘的な音楽、アンビエント、トリップ、瞑想系の音楽が好きな人にお薦め。
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CARUS
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83491
(2CD)
\4000 |
シュトゥットガルト室内合唱団創立50周年記念盤
メンデルスゾーン:「全地よ、主を歓喜せよ」
宗教合唱作品集
CD.1 49分29秒
1. グローリア Gloria in Es, No.1
2. ここに来て、主を喜ぶ Kommet herzu 詩篇第95
op.46-2
3. 「死者は主を賛美するこはできない」
Die Toten werden dich nicht loben 詩篇第115
op.31-4
4. カンタータ「ラウダ・シオン」から四重唱
"In hac mensa novi Regis"
op.73-4
5. カンタータ「高き天よりわれは来れり」からアリア"Sei
willekomm"
6. 「全地よ、主を歓喜せよ」 詩篇第100
7. 「わたしを裁いてください、神よ」
Richte mich, Gott 詩篇第43 op.78-2
8. コラール「ただ愛する神の摂理にまかす者」
Wer nur den lieben Gott lasst walten
9. 「聖パウロ」op.36から合唱「そして旅の途中」
10. 「われら人生のただ中にあって」 op.23-2
11. コラール「歌い祈り神の道を歩む」
12. 「主は天使たちに命じた」
CD.2 50分58秒
1. 合唱「マニフィカト」 in D, No.1
2. アリア「わが魂も汝を慕い」 詩篇42
op.42-2
3. コラール「わたしはここで、あなたのそばにとどまる」
4. 「いかなれば諸々の民の立ち騒ぎ」
Warum toben die Heiden 詩篇第2 op.78-1
5. ドイツ典礼から「主よ、哀れみたまえ」
6. グローリア「いと高きところ神に栄光あれ」
7. 交響曲カンタータ「讃歌」 op.52 から
「シンフォニア-Allegretto un poco agitato」
8. 「イスラエルがエジプトを出て」 詩篇第114
op.51
9. オラトリオ「エリア」 op.70から「目を上げて、私は山々を仰ぐ」
10. オラトリオ「エリア」 op.70から
アリオーソ「山々は移り、丘はくずるとも」
11. オラトリオ「エリア」 op.70から
合唱「かくて預言者エリアは火の如くあらわれ」
12. 「恵み深くわれらに平安を与えたまえ」
ドイツ室内フィルハーモニー、ブレーメン |
シュトゥットガルト室内オーケストラ
クラシカル・フィルハーモニー、シュトゥットガルト
シュトゥットガルト室内合唱団
フリーダー・ベルニウス指揮 |
1968年にフリーダー・ベルニウスによって創設され世界最高峰の合唱団の1つと称されるシュトゥツトガルト室内合唱団。
創設50周年を記念して発売されるアルバムです。
CARUSレーベルで録音、発売された過去のメンデルスゾーンの演奏から珠玉の24曲を収録。
優しく、幸福感に溢れるメンデルスゾーンの合唱作品の魅力をコンパクトに堪能できる2CD。デジパック仕様です
1985-2008年録音
既に発売されたカタログ番号83.104,83.105,83.202,83.203,83.204 83.206,83.213,83.214,83.215,83.216,83.217からの抜粋を再構成しました。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
<国内盤>
WERGO(国内仕様盤)
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ライナーノートの日本語訳を掲載
最新の「第10番補筆完成版」、
2010年ガムゾウ版がついに国内盤化!
マーラー:交響曲第10番
(ヨエル・ガムゾウ補筆完成版) |
ヨエル・ガムゾウ(指揮)
国際マーラー管弦楽団 |
最新の「第10番補筆完成版」、2010 年ガムゾウ版がついに国内盤化!ガムゾウ本人によるライナーノートの日本語訳が読めます。
録音:2011 年11月24・25日/79'29''、[WERGO]
WER 5122、輸入盤・日本語帯・解説付
作曲家の死により未完に終わったため第1 楽章のみを演奏する場合が多いものの、残された草稿から曲の全貌がある程度想像可能なマーラー最後の交響曲、第10
番。
それゆえにクック版など数々の補筆完成版が存在し、録音でも楽しむことが出来る、興味の尽きない1
曲です。
ここに収められた演奏は2010 年完成の「ガムゾウ版」。自らの指揮による世界初録音です。ヨエル・ガムゾウは1987
年イスラエル生まれの若手指揮者で、12、3 歳でマーラーの10
番に魅せられ、若干23 歳で補筆版を完成させたという驚きの人物。ちなみにマーラーが10
番作曲の筆を置いたのが1910 年、亡くなったのが1911
年。ガムゾウは100 年越しに曲を完成させ、没後100
年の年に初録音をしたことになり、特別な意気込みを感じさせます。
新たな補筆版をじっくり楽しめる上々の演奏内容も含めて、マーラー・ファン必聴の1
枚と言えるでしょう。
国内盤化にあたり、ガムゾウ自らが書いたライナーノートの日本語訳を掲載!
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