≪第99号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その2 2018/9/18〜
9/21(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ARTHAUS(CD)
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ストラスノイによるマルティン・ルターに捧げる
宗教改革500周年作品
オスカー・ストラスノイ(1970-):
オラトリオ≪ルター≫
(マルティン・ルターに捧げる) |
ミヒャエル・ヴェンデベルク(指揮)
シュターツカペレ・ハレ
エルンスト・ゼンフ合唱団
ヨゼフィーネ・レネルト(ソプラノ/天使)
ミヒャエル・プフルム(テノール/ルター)
ナディア・シュタインハルト(アルト/カイェタン)
ヨハネス・オイラー(カウンターテナー/ 教皇)
ヘンリエッテ・ゲッデ(メゾソプラノ/カタリーナ・フォン・ボラ)
ラルフ・ルーカス(バス/カール5 世)
ゲルト・フォーゲル(バリトン/トマス・ミュンツァー) |
世界初演。ストラスノイによるマルティン・ルターに捧げる宗教改革500周年作品
録音:2017年10月22&23日、ハレ(ザーレ)、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル・ホール/79'00"
2017 年の宗教改革500 周年を記念して関連作品が多く演奏、録音されましたが、この度ブエノスアイレス出身の作曲家オスカー・ストラスノイ(1970-)が音楽を担当し、ドイツの作家クリストフ・ハイン(1944-)が台本を書いたマルティン・ルターに捧げる<オラトリオ>がヘンデルの街ハレ(ザーレ)で初演され録音されました。
管弦楽と合唱、そしてソリストによる大規模な編成の作品。現代音楽の演奏で定評のあるミヒャエル・ヴェンデベルク指揮でシュターツカペレ・ハレ、エルンスト・ゼンフ合唱団により現代音楽のためのIMPULS
音楽祭のプロジェクトの一環で演奏されました。
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BIS
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BIS SA 2334
(SACD HYBRID)
¥2700
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『フォーク・クリスマス Ⅱ(I Folkjul II)』
(1)天使ガブリエルが訪れ(Fran himmelen
kom angeln Gabriel)(ガブリエルのみ告げ)
【バスク伝承曲(スウェーデン語歌詞:エーヴァ・ノルベリ=ハーグベリ)】
(2)フィリップ・ニコライ(1556-1608)(スウェーデン語歌詞:J・O・ヴァリーン):
ようこそ、美しい朝の時間よ(Var halstad
skona morgonstund)
(3)甘き喜びのうちに(もろびと声あげ)(In
dulci jubilo)【14世紀のキャロル】
(4)マールングの物乞い歌(Tiggarvisa fran
Malung)【伝承曲】
(5)ヴィクトル・ガブリエルソン:
ヴィクトル・ガブリエルソンのポルスカ(Polska
av Viktor Gabrielsson)
(6)アリス・テグネール(1864-1943):神の天使たちが歌っている(Nu
sjunga Guds anglar)
(7)サンドラ・マットルール:コーヒーのガンガル(En
gangar till kaffet)
(ヴァイオリンとオルガンのための)
(8)星がひとつ明るく輝き(Det lyser en stjarna)【伝承曲】
(9)エミ・シェーレル(1858-1925):たくさんのキャンドルに灯がともった(Nu
tandas tusen juleljus)
(10)グンナル・イーデンスタム(1961-):クリスティーネのポルスカ(ヴァイオリンとオルガンのための)
(11)スタファンの歌(Staffansvisa)【伝承曲】/ミュゼット(Musette)【『アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳』】
(12)スタファンのハリング(その2)(Staffans
Halling II)【伝承曲】
(13)星がひとつ空を横切っていった(En stjarna
gick pa himlen fram)【中世クリスマスの賛美歌】
(14)祝福された日(Den signade dag)【伝承曲】
(15)ソフィア・サンデーン(1973-):すべてあの明るい星に(Allt
vid den ljusa stjarna)
(16)マッツ・ヴァルマンポルスカ:《クリスマスの朝(Julottan)》(ヴァイオリンとオルガンのための)
(17)マルティン・ルター(1483-1546)(スウェーデン語歌詞:J・O・ヴァリーン):高き天より(Fran
humlens hojd) |
ウルリカ・ブーデーン(ヴォーカル、リコーダー)、
サンドラ・マットルール(ヴァイオリン)、
グンナル・イーデンスタム(オルガン)
聖ヤコブ室内合唱団、ギャリー・グレイデン(指揮) |
美しい合唱と演奏。イーデンスタムによるフォーク・クリスマス第2弾!
セッション録音:2017年6月/エーリク・エーリクソン・ホール(ストックホルム)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、73'21"
SACD ハイブリッド盤。
フォークミュージシャンのイーデンスタム(1961–)がストックホルムの聖ヤコブ室内合唱団とコラボレートした『スウェーデンのフォーク・クリスマス(Folkjul)』(BIS
NL 5031)の第2 作。
2007 年にリリースされた最初のアルバムは、イーデンスタムがシールナの教会の聖歌隊やイギリスの大聖堂のオルガンと出会った思い出をインスピレーションに創り上げた「ユニークなクリスマス」が、フォークミュージックが身近なスウェーデンの人たちから広く愛されたといわれます。
第2 作も前作と同じスタイルのアルバムとして作られました。バスクの伝承曲をスウェーデン語で歌う《天使ガブリエルが訪れ(ガブリエルのみ告げ)》。「スタファン(聖ステファノ)」を歌った《マールングの物乞い歌》《スタファンの歌》《スタファンのハリング(その2)》。ダーラナ地方エルヴダーレンのヴィクトル・ガブリエルソンの「ポルスカ」は、合唱、ヴォーカル・ソロ、リコーダー、ヴァイオリン、オルガンが共演。
サンドラ・マットルールが友人の結婚式のコーヒータイムに演奏するために作り、プレゼントした《コーヒーのガンガル》(歩き歌)、イーデンスタムの《クリスティーネのポルスカ》、ダーラナ地方サクスダーレンのフォークミュージシャン、マッツ・ヴァルマンの《クリスマスの朝》の3
曲は、ヴァイオリンとオルガンのデュオで演奏されます。
美しいメロディの《すべてあの明るい星に》は、イーデンスタムの友人でレークサンドの歌手、フォークミュージシャンのソフィア・サンデーンが伝承の詩に作曲しました。
ウルリカ・ブーデーンは、スウェーデン北東部、ヘルグム生まれのフォークミュージシャン。フィラデルフィア出身のギャリー(ゲーリー)・グレイデン(1955-)は、王立ストックホルム音楽大学でエーリク・エーリクソンに学び、1984
年から聖ヤコブ室内合唱団の芸術監督を務めています。
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NAIVE
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OP 30570
(2CD)
¥3600
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アッカデミア・ヴィザンティナ
弦楽のための協奏曲集Ⅲ
[CD1]
協奏曲 変ロ長調 RV 167、ハ短調 RV 118、
イ短調 RV 161、ヘ長調 RV 138、ト長調
RV 145、
ハ長調 RV 109、ト短調 RV 152、ニ長調
RV 126、
ト短調 RV 155、変ロ長調 RV 165、ハ長調
RV 117、
ヘ長調 RV 142、変ロ長調 RV 163「コンカ(ほら貝)」
[CD2]
ヴィオラ・ダモーレ協奏曲ニ短調 RV 394、
同イ短調 RV 397、同ニ短調 RV 393、
同イ長調 RV 396、同ニ短調 RV 395 |
アッカデミア・ヴィザンティナ
オッターヴィオ・ダントーネ(指揮)
アレッサンドロ・タンピエーリ
(ヴィオラ・ダモーレ、ヴィオリーノ) |
活動休止状態のはずだがどういうわけか出てくるnaiveの新譜。だがまともに流通してない。どうかどうかお早めに。
ヴィヴァルディ・エディション、きらびやかなヴィルトゥオジティを満喫!弦楽のための協奏曲集&ヴィオラ・ダモーレのための協奏曲集!
録音:2017年11月9-15日、ゴルドーニ劇場、バニャカヴァッロ(イタリア)
ヴィヴァルディの、ソリストをもたない弦楽アンサンブルのための協奏曲と、ヴィオラ・ダモーレのための協奏曲を集めた興味深い2
枚組の登場。
弦楽のための協奏曲集は、第1 弾(OP 30377(廃盤))および第2
弾OP 30554 はアレッサンドリーニ指揮によるもので、ヴィヴァルディ・エディションの中でも人気のシリーズです。第3
弾は、ダントーネによる演奏での登場となりました。
ダントーネは1985 年パリの国際コンクールで通奏低音の賞を受賞、そして1986
年には難関ブルージュ古楽コンクールでイタリア人として初めて3
位に入賞、これによりダントーネは一気に世界的存在となりました。1996
年からアッカデミア・ヴィザンティナの音楽監督を務め、ショル、ムローヴァ、カルミニョーラらとも共演しています。
ヴィヴァルディの才が詰まった弦楽のための協奏曲では、様々な感情、様々な風景がめまぐるしく交差し、そしてきらびやかなヴィルトゥオジティを楽しむことができます。
CD2 に収録されているヴィオラ・ダモーレ協奏曲は、この楽器のために書かれた最初の協奏曲と考えられます。甘く魅惑的な音色は、どこかエキゾチックさも漂わせたヴィオラ・ダモーレのこれらの作品は、この12
の弦をもつ楽器の魅力をあますところなく伝えてくれます。
ここでソロを勤めるタンピエーリは、長年アッカデミア・ヴィザンティナでヴァイオリンおよびヴィオラ奏者を務め、2011
年からは同団のコンサートマスターも務める名手。超絶技巧のヴィオラ・ダモーレの魅惑の音色、そしてダントーネの見事な采配にも注目です!
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POOH’S HOOP
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水永牧子がついにゴルトベルク変奏曲を録音!
J.S.バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲
BWV988 |
水永牧子
(チェンバロ;Keith Hill Op.356,
2002 after Taskin) |
実力派チェンバリスト水永牧子がついにゴルトベルク変奏曲を録音!!
セッション録音:2018年1月23-25日/チャボヒバホール(立川/東京)/52'45"
バロックから現音作品まで、そしてソロからアンサンブルと多彩にわたる活動を続けてきたチェンバリスト水永牧子がついにバッハのゴルトベルク変奏曲を手掛けました!
これまで積み重ねてきた音楽力を以てバッハ作品を奏でるにとどまらず、ゴルトベルク変奏曲の楽曲の魅力を引き出す本演奏は、この曲本来の「楽しさ」や「歌心」を見せてくれます。
下記、当演奏のゴルトベルク変奏曲のトラック・タイムです。
アリア(2'16")+第1変奏(1'03")+第2変奏(0'54")+第3変奏(1'06")+第4変奏(0'56")+第5変奏(0'54")+第6
変奏(0'56")+第7変奏(2'01")+第8変奏(1'34")+第9変奏(1'07")+第10変奏(1'23")+第11変奏(2'28")+第12変奏(1'36")+第13変奏(2'54")+第14変奏(1'12")+第15変奏(2'12")+第16変奏(2'41")+第17変奏(1'08")+第18変奏(1'17")+第19変奏(1'37")+第20変奏(2'37")+第21変奏(1'50")+第22変奏(1'11")+第23変奏(1'22")+第24変奏(1'47")+第25変奏(3'20")+第26変奏(1'15")+第27変奏(1'47")+第28変奏(1'24")+第29変奏(1'17")+第30変奏(1'13")+アリア(ダ・カーポ)(2'32")
水永牧子(チェンバロ):
桐朋学園大学古楽器科卒業。フライブルク音楽大学大学院に留学、同校で初めてドイツ国家チェンバロ・ソリストディプロマを取得。1999
年モントリオール国際チェンバロ・コンクール第2
位、M.ゴネヴィルの現代作品にて最優秀賞も受賞。留学中は欧州各地で演奏。2001
年東京にてソロ・リサイタルデビュー。2005
年東京オペラシティ・リサイタルシリーズ「B
→ C」、2015 年「ラ・フォルジュルネ金沢」、教育芸術社「平成28
年度用の中学校音楽デジタル教科書」、「チェンバロDVD
ブック〜歴史と様式の系譜〜」(久保田彰著)に出演するなど、現在幅広く活躍中。
ピアノを坂井由紀子、チェンバロを故鍋島元子、ロバート・ヒル、和声を橋本礼子の各氏に師事。

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NIFC
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ケヴィン・ケナー(ピアノ)
パデレフスキ:ピアノ・ソナタ
サラバンド ロ短調 Op.14-2
ポーランド風間奏曲 ハ短調 Op.14-5
幻想的クラコヴィアク ロ長調 Op.14-6
ブルレスカ ヘ長調 Op.14-4
砂漠にて, トッカータ 変ホ長調 Op.15
メロディ 変ト長調 Op.16-2
カプリス ト長調 Op.14-3
夜想曲 変ロ長調 Op.16-4
メヌエット ト長調 Op.14-1
ピアノ・ソナタ 変ホ短調 Op.21 |
ケヴィン・ケナー(ピアノ) |
ケヴィン・ケナー新録音!パデレフスキのピアノで弾くパデレフスキ!
☆1990年ショパン・コンクール最高位、ケヴィン・ケナー!
☆NIFC新シリーズ「Resonance」スタート。
☆パデレフスキが所有していたスタインウェイで弾くパデレフスキのピアノ作品集!
1980年の第10回ショパン国際ピアノ・コンクールでは最年少受賞を果たし、再び挑んだ1990年の第12回では最高位(1位無しの2位)にまで上り詰めたアメリカ人ピアニスト、ケヴィン・ケナー。
ショパンの4つの即興曲を収録したNIFCCD010以来となるNIFC(ショパン・インスティテュート)からのリリースは、パデレフスキのピアノ作品集!
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860−1941)は、ショパン以降のポーランドにおける優れたコンポーザー=ピアニストであり、ショパンの楽譜の編纂者、また首相や外務大臣を務めた政治家としても功績を残したポーランドの偉人。
今アルバムの最大のポイントは、パデレフスキが所有していたという1925年製スタインウェイ・ピアノを使用しているところ。
そして、NIFCの新シリーズ「Resonance(レゾナンス)」は、反応、反響、共鳴などの意味を持ち、ショパンの音楽に対する反応を見出していくもの。ここでは、パデレフスキの音楽におけるショパンの遺産の痕跡を、"パデレフスキのピアノ"を弾いたケヴィン・ケナーの妙技で表現してゆきます。
※使用楽器:スタインウェイD233Y,1925
※録音:2017年12月11日−14日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)

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トマシュ・コニエチュニーが歌う、
ポーランドの詩による「冬の旅」!
シューベルト:冬の旅(スタニスワフ・バランチャクの詩による) |
トマシュ・コニエチュニー(バス・バリトン)
レフ・ナピェラワ(ピアノ) |
☆ポーランドのドラマティック・バス・バリトン、トマシュ・コニエチュニー!
☆NIFCのResonanceシリーズ第2弾。
☆現代ポーランドの詩人、スタニスワフ・バランチャクの詩による「冬の旅」!
トマシュ・コニエチュニーは1972年ポーランド生まれ、1998年ドヴォルザーク国際声楽コンクール(カルロヴィ・ヴァリ、チェコ)で優勝し、現在は世界中のオペラ・ハウスで活躍するドラマティック・バス・バリトン。ディスコグラフィーにはサイモン・ラトル、フランツ・ウェルザー=メスト、クリスティアン・ティーレマン、マレク・ヤノフスキらとの共演盤が並ぶコニエチュニーの新録音が、NIFC(ショパン・インスティテュート)から登場。
20世紀ポーランドの著名な詩人であり翻訳家であったスタニスワフ・バランチャクの詩を用いたという、まさにNIFCならではのシューベルト「冬の旅」を歌います。もちろん、世界初録音。
コニエチュニーは2014年、2016年、2017年、2018年の東京・春・音楽祭に出演し日本での評価も着実に積み重ねています。コニエチュニーと定期的に演奏しているピアニストのレフ・ナピェラワは、2016年の東京・春・音楽祭でも共演しています。
※録音:2017年12月14日、18日、20日ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)

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アンジェイ・パヌフニク:ショパンへのオマージュ
フルートと弦楽五重奏のための《ショパンへのオマージュ》*
弦楽四重奏曲第1番
弦楽四重奏曲第2番《メッセージ》
弦楽四重奏曲第3番《切り絵》 |
アポロン・ミューザゲート・クァルテット
ドーラ・オムボーディ(フルート)*
スワヴォミル・ロズラフ(コントラバス)* |
A・パヌフニクのショパン・オマージュ作品!
☆ミュンヘン国際音楽コンクールの優勝でその名を轟かせたポーランドの若き四重奏団、アポロン・ミューザゲート・クァルテット!
☆NIFCのResonanceシリーズ第3弾。
☆20世紀ポーランドの作曲家、アンジェイ・パヌフニクの室内楽作品集!
2008年ミュンヘン国際音楽コンクールの優勝でその名を轟かせ、ECHOライジング・スター・ノミネート(2010)、BBCニュー・ジェネレーション・アーティスト(2012)、ボレッティ=ブイトーニ財団賞(2014)といった若手アーティスト向けの主要な賞を獲得してきたポーランドの弦楽四重奏団、アポロン・ミューザゲート・クァルテット(AMQ/ミューズを率いるアポロ弦楽四重奏団)。
アンジェイ・パヌフニク(1914−1991)は、20世紀ポーランドの作曲家、指揮者、ピアニスト。近年では娘のロクサンナ・パヌフニク(b.1968)も作曲家として広く活躍しています。
パヌフニクが作曲した主要な室内楽作品、3つの弦楽四重奏曲全曲と「ショパンへのオマージュ」を収録。「ショパンへのオマージュ(Hommage
á Chopin)」は、1949年、ショパンの没後100周年を記念してユネスコの委嘱により作曲された作品で、オリジナル・バージョンは「ソプラノとピアノ」のための編成。その後パヌフニク自身によって「フルートと弦楽オーケストラ」のためのバージョンにも編曲されていましたが、このアルバムでは「フルートと弦楽五重奏」のためのバージョンで演奏されています。
※録音:2017年9月2日−5日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)

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のすたるぢあ
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佐藤豊彦(リュート)
ウィーンのリュート音楽
アダム・フランツ・ギンター:組曲Eマイナー
ジャック=アレクサンドル・サンリュク:組曲F♯マイナー
ヨハン・ゲオルク・ヴァイヒェンベルガー:組曲Gメジャー
作者不詳:シチリアーナ(アダージョ) |
佐藤豊彦(リュート) |
佐藤豊彦新録音!「グライフ」で弾くウィーンのリュート音楽!
☆日本が誇るリュートの世界的巨匠、佐藤豊彦の新録音!
☆オリジナルのリュート(グライフ1611)で弾く、1700年頃ウィーンのバロック・リュート音楽。
☆佐藤豊彦による日本語解説付き!
リュート界の第一人者であり、日本が誇る世界的巨匠、佐藤豊彦の新録音は、18世紀前半頃のウィーンのリュート音楽。
モーツァルトやベートーヴェンが活躍し「音楽の都」と呼ばれる少し前の時代、数多くのリュート奏者が集まっていた1700年頃のウィーン。ヨーロッパ全土で高名だったヴァイスと並び称されるほどウィーンでもっとも評判が高かったベルギー出身のジャック=アレクサンドル・サンリュク(1663ー1710)。ウィーン宮廷合唱団でソプラノ歌手を務めるカストラートでもあったウィーン出身のアダム・フランツ・ギンター(1671−1706/フランス語名フランソワ・ギンター)。そしてオーストリアのグラーツ出身でウィーンの宮廷簿記係も務めたリュート奏者ヨハン・ゲオルク・ヴァイヒェンベルガー(1676−1740)。
ウィーンに集まった3人の優れたリュート奏者による組曲とウィーンに残る手稿譜からなる作者不詳の作品を、1611年に製作、1673年にフランス式リュートに改造されたオリジナルのリュート「ラウレンティウス・グライフ」で演奏しています。
※録音:2017年11月14日−16日、みやまコンセール/※日本語解説:佐藤豊彦

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ONYX
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ペトレンコ&RLPOのストラヴィンスキー!
3大バレエの第2弾は"火の鳥"!
ストラヴィンスキー:バレエ音楽《火の鳥》(全曲)
リムスキー=コルサコフ:組曲《金鶏》 |
ワシリー・ペトレンコ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィル |
☆ ペトレンコ&RLPOのストラヴィンスキー第2弾が登場!
☆ 第2弾の「火の鳥」は、 「鳥」をテーマとしたプログラム!
前作「春の祭典」(PNYX4182/ONYX4182)が世界各地で大反響を呼ぶなど、快進撃を続けるワシリー・ペトレンコとロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団。
大きな期待を集めるストラヴィンスキー・プロジェクト、3大バレエ集の第2弾として登場するは「火の鳥」です!
「春」という共通項を持つストラヴィンスキーとドビュッシー、ラフマニノフの作品を収録した前作「春の祭典」に続くシリーズ第2弾では「鳥」をテーマとして、ストラヴィンスキーの「火の鳥」とリムスキー=コルサコフの「金鶏」のカップリング。
「鳥」、「ロシア音楽」、さらにはリムスキー=コルサコフとストラヴィンスキーの「師弟関係」という様々なキーワードをプログラムに盛り込んだペトレンコ。
「火の鳥」は2015年に行われたペトレンコとRLPOのコンビの初来日ツアーでも演奏され絶賛を博しており、満を持しての登場に期待が高まります!大反響必至!

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SOMM
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SOMMCD021
\2400 |
ソル(1778-1839):ギターのための練習曲集(A.セゴビア編)
1.12の練習曲 Op.6-第8番 ハ長調/
2.24の練習曲 Op.35-第13番 ハ長調/
3.12の練習曲 Op.6-第2番 イ長調/
4.12の練習曲 Op.6-第1番 ニ長調/
5.24の練習曲 Op.35-第22番 ロ短調/
6.24の練習曲 Op.35-第17番 ニ長調/
7.24の練習曲 Op.31-第21番 ヘ長調/
8.24の練習曲 Op.31-第16番 ニ短調/
9.24の練習曲 Op.31-第20番 イ短調/
10.24の練習曲 Op.31-第19番 イ長調/
11.12の練習曲 Op.6-第3番 ホ長調/
12.12の練習曲 Op.6-第6番 イ長調/
13.12の練習曲 Op.6-第9番 ニ長調/
14.12の練習曲 Op.6-第12番 イ長調/
15.24の練習曲 Op.35-第16番 ニ短調/
16.12の練習曲 Op.29-第23番 ト長調/
17.12の練習曲 Op.6-第11番 ホ長調/
18.12の練習曲 Op.29-第22番 変ホ長調/
19.12の練習曲 Op.29-第13番 ロ長調/
20.12の練習曲 Op.29-第17番 ハ長調/
21.12の練習曲 Op.29-第14番 ヘ長調/
22.24の練習曲 Op.35-第9番 イ長調/
23.24の練習曲 Op.31「進歩的な練習曲」-第4番
ロ短調/
24.24の練習曲 Op.35-第24番 ホ長調/
25.24の練習曲 Op.35-第5番 ト長調 |
エロス・ロセッリ(ギター) |
2000年8月4-5.7日/Pieve in S. Giorgio di
Valpolicella, Italy
エロス・ロセッリは数々のコンクールで優勝経験を持つイタリアのギタリスト。このアルバムではセゴビアが編曲したフェルナンド・ソルの作品を見事に演奏しています。
ソルの音楽を通して、編曲者セゴビアの偉大さも感じさせる演奏です。
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SOMMCD028
\2400 |
ヤナーチェク(1854-1928):ピアノ作品集
1-2.ピアノ・ソナタ 「1905年10月1日、街頭にて」
JW VIII/19/
3-12.草陰の小径にて 第1集/
13-17.草陰の小径にて 第2集/18-21.霧の中で/22.思い出 |
チャールズ・オーウェン(ピアノ) |
2002年9月14-15日/Wathen Hall, St. Paul's
School, London, United Kingdom
英国のピアニスト、チャールズ・オーウェンが演奏するヤナーチェクのピアノ作品集。各国の音楽祭に出演し、ソロだけでなく室内楽作品の演奏が多いオーウェン。繊細なピアニズムが高く評価されています。
このアルバムでは、独自の感性を持つヤナーチェクの作品を情感豊かに弾きこなしています。
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SOMMCD029
\2400 |
プロコフィエフ/カバレフスキー/ミャスコフスキー:チェロ・ソナタ集
1-3.プロコフィエフ(1891-1953):チェロ・ソナタ
ハ長調 Op.119/
4-6.カバレフスキー(1904-1987):チェロ・ソナタ
変ロ長調 Op.71/
7-9.ミャスコフスキー(1881-1950):チェロ・ソナタ
第2番 イ短調 Op.81 |
ジェイミー・ウォルトン(チェロ)/
ダニエル・グリムウッド (ピアノ) |
2002年12月17-18日/Netherhall House, London,
England, United Kingdom
近代ロシアの3つのチェロ・ソナタ集。作品はどれも名チェリスト、ロストロポーヴィチにインスパイアされて書かれており、チェロ・パートとピアノ・パートは密接な関係性を有しています。
晩年のプロコフィエフが残した唯一のチェロ・ソナタの抒情性、躍動的な終楽章が魅力的なカバレフスキー、後期ロマン派風の美しさを持つミャスコフスキー。それぞれをウォルトンとグリムウッドが見事に演奏しています。
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SOMMCD051
\2400 |
メンデルスゾーン(1809-1847):オルガン作品全集
第2集
1-4.オルガン・ソナタ 第2番 ハ短調 Op.65-2/
5-11.オルガン・ソナタ 二短調 Op.65-6/
12.5つの小品-フーガ ト短調/
13.3つの前奏曲とフーガ Op.37 - 第3番 フーガ
ニ短調/
14.3つの前奏曲とフーガ Op.37 - 第1番 フーガ
ハ短調/
15.コラール前奏曲 二短調「おお、血と涙にまみれた御頭よ」/
16.コラール前奏曲 ニ短調「おお、血と涙にまみれた御頭よ」(J.ベイト補筆完成版)/
17.オルガン・ソナタ ニ長調 Op.65-5-第3楽章
アレグロ/
18.オルガン・ソナタ ヘ短調 Op.65-1-第2楽章
アダージョ/
19.アンダンテ・モデラート・マエストーソ
ハ長調/
20.オルガン・ソナタ 変ロ長調 Op.65-4- 第1楽章
アレグロ・コン・ブリオ/
21.6つの前奏曲とフーガ Op.35-フーガ第6番
変ロ長調/
22.オルガン・ソナタ ヘ短調 Op.65-1 - 第3楽章
アンダンテ |
ジェニファー・ベイト(オルガン) |
2003年11月9日 The Temple Church, Fleet
Street, London, United Kingdom/2004年7月31日
St. Matthew's Church, Bayswater, London,
United Kingdom/2004年8月6日 All Saint's
Church, Margaret Street, London, United Kingdom/2004年9月28日
St. Stephen's Church, Bourmemouth, Dorset,
United Kingdom/2004年9月29日 Wimborne Minster,
Wimborne, Dorset, United Kingdom/2004年9月29日
All Saint's Church, Margaret Street, London,
United Kingdom/2004年10月8日 St. John's
Church, Upper Norwood, London, United Kingdom
ジェニファー・ベイトが演奏するメンデルスゾーンのオルガン作品全集第2集。
イギリスの代表的な6台のオルガンを駆使し、メンデルスゾーンの魅力を伝えています。ベイト自身が補筆完成した「おお、血と涙にまみれた御頭よ」が聴きどころです。
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SOMMCD052
\2400 |
メンデルスゾーン(1809-1847):オルガン作品全集
第3集
1-2.3つの前奏曲とフーガ Op.37-第2番 ト長調/
3-4.オルガン・ソナタ イ長調 Op.65-3/5.フーガ
二短調/
6.アンダンテ ニ長調/7-10.全能の神のみわざは大いなるかな/
11.後奏曲 ニ長調/12.アンダンテ・コン・モート
ト短調/
13-14.フーガ ハ長調/15.前奏曲 二短調(断章)/
16.アレグロ・ヴィヴァーチェ ヘ長調/17.アンダンテ
ロ短調/
18.コラール 変イ長調/19.アレグロ・モデラートとグラーヴェ
ヘ短調/
20.行進曲風アンダンテ 変ロ長調 |
ジェニファー・ベイト(オルガン) |
2003年11月10日 The Temple Church, Fleet
Street, London, United Kingdom/2004年7月31日
St. Matthew's Church, Bayswater, London,
United Kingdom/2004年8月7日 All Saints Church,
Margaret Street, London, United Kingdom/2004年9月29日
Wimborne Minster, Wimborne, Dorset, United
Kingdom 2004年9月29日 St. Stephen's Church,
Bournemouth, London, United Kingdom/2004年10月9日
St. John's Church, Upper Norwood, London,
United Kingdom
ジェニファー・ベイトが演奏するメンデルスゾーンのオルガン作品全集第3集。
イギリスの代表的な6台のオルガンを駆使し、メンデルスゾーンの魅力を伝えています。2006年4月「Gramophone」誌のエディタース・チョイス受賞。
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SOMMCD053
\2400 |
メンデルスゾーン(1809-1847):オルガン作品全集
第4集
1-4.オルガン・ソナタ 変ロ長調 Op.65-4/
5.アンダンテ・ソステヌート ヘ短調(フーガ
ヘ短調の第2稿)/
6.アンダンテ ニ長調/7.5つの小品-第1番
フーガ 二短調/
8.パッサカリア ハ短調/9.フゲッタ ニ長調/
10.前奏曲 ハ短調/
11.弦楽のための交響曲第12番の主題による幻想曲とフーガ
ト短調/
12.弦楽のための交響曲第12番の主題による幻想曲とフーガ
ト短調(断章)/
13.弦楽のための交響曲第12番の主題による幻想曲とフーガ
ト短調
(J.ペイトによる補筆完成版)/
14.3つの小品-第2番 アレグレット ニ短調/
15.オルガン・ソナタ イ長調 Op.65-3- 第1楽章
コン・モート・マエストーソ/
16.アンダンテ・コン・モート イ長調/
17.3つの前奏曲とフーガ Op. 37-第1番 フーガ
ハ短調/
18.コラール ニ長調/
19-20.オルガン・ソナタ 第2番 ハ短調 Op.65-2-
第1楽章 Grave-Andante con moto/
21.モデラート ハ長調/
22.2つの小品-第1番 アンダンテ ニ長調(断章) |
ジェニファー・ベイト(オルガン) |
2003年11月11日 The Temple Church, Fleet
Street, London, England, United Kingdom/2004年7月31日
St. Matthew's Church, Bayswater, London,
England, United Kingdom/2004年8月7日 All
Saints Church, Margaret Street, London, England,
United Kingdom/2004年9月27日 St. Stephen's
Church, Bournemouth, Dorset, England, United
Kingdom/2004年9月29日 Wimborne Minster,
Wimborne, Dorset, England, United Kingdom/2004年10月8日
All Saints Church, Margaret Street, London,
England, United Kingdom
ジェニファー・ベイトが演奏するメンデルスゾーンのオルガン作品全集第4集。イギリスの代表的な6台のオルガンを駆使し、メンデルスゾーンの魅力を伝えています。
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SOMMCD054
\2400 |
メンデルスゾーン(1809-1847):オルガン作品全集
第5集
1-2.3つの前奏曲とフーガ Op.37-第3番 ニ短調/
3-5.オルガン・ソナタ ニ長調 Op.65-5/
6.フーガ ヘ短調/
7.2台のオルガンのための2つのフーガ - 第2番
ハ短調/
8.トッカータ 二短調(断章)/
9.トッカータ 二短調(J.ベイトによる補筆完成版)/
10-13.3つの小品より/
トリオ ヘ長調/アレグロ、コラールとフーガ
二短調/
14.アンダンテ ヘ長調(オルガン・ソナタの第3楽章
Op. 65-4)/
15.2つの小品 第2番 変ホ長調/
16-20.コラール ニ短調/
21.アンダンテ・ソステヌート ニ長調/22.フーガ
ニ短調/
23.アレグロ・マエストーソ 変ロ長調(1845年版) |
ジェニファー・ベイト(オルガン)/
マーティン・ステイシー(オルガン)…7 |
2003年11月12日 The Temple Church, Fleet
Street, London, United Kingdom/2004年8月9日
All Saints Church, Margaret Street, London,
United Kingdom/2004年9月28日 St. Stephen's
Church, Bournemouth, Dorset, United Kingdom
/2004年9月29日 場所不明/2004年10月8日 St.
John's Church, Upper Norwood, London, United
Kingdom
ジェニファー・ベイトが演奏するメンデルスゾーンのオルガン作品全集第5集。このアルバムがシリーズの完結編となります。
イギリスの代表的な6台のオルガンを駆使し、メンデルスゾーンの魅力を伝えています。2台のオルガンのための2つのフーガなど珍しい作品も含まれた30年に渡るベイトの研究が昇華された1枚です。
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SOMMCD237
\2400 |
サルサ・ヌエバ(新しいサルサ)
1.ロレンス(1961-):サルサ集 - ウースターシャー/
2.エステベス(1916-1988):子どもの小品集
- 第2番 アンセストロ 1/
3.パチェコ(1962-):エレーナのために/
4.ペリン:片手をポケットに/
5.トロ:コンガバイト/
6.レオン:トゥンバオ/
7.フィンチ:トッカータ・モントゥーナ/
8.レオン(1918-1991):ベンバの歌/
9.ルヘレス:サル=シタ/
10.グリビン(1967-):セルティック・オ・サルサ/
11.プリチャード(1968-):裏庭の歌/
12.エステベス:子どもの小品集 - 第2番 アンセストロ
2/
13.リウ:リゲティ氏のサルサ/
14.オルティス(1964-):スイ=ムイ=キー/
15.シフォンテス:クラーベ/
16.イサーラ:コンクラーベ/
17.モンポウ(193-1987):歌と踊り 第6番(ピアノ版)/
18.チック・コリア(1941-):ラ・フィエスタ(E.
リュウ、W. シフォンテスによるピアノと打楽器編)/
19.パレデス(1959-):レコルタンド・ア・セリア/
20.ウォーレン(1958-):私はふつう言わない/
21.アルバレス(1956-):トリプル・コンクラーベ/
22.グイド・ロペス=ガビラン:パン・コン・ティンバ |
エレナ・リウ(ピアノ)…1-14.16-22/
ウィルメル・シフォンテス(パーカッション)…1.5.9.15.18.22 |
2004年8月17-21日/St. Philips, Norbury,
London, United Kingdom
ピアニスト、エレナ・リウが弾く南米のサルサにインスパイアされた曲集。作品はどれも彼女がベネズエラ、イギリス、キューバ、メキシコ、カナダなどで活躍する作曲家に作品を依頼したもので、極めて陽気な曲から、ドビュッシーを思わせる表現的な曲、リウの自作「リゲティ氏のサルサ」まで興味深い作品が並べられています。
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SOMMCD2389
(2CD)
\3800 |
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「エステル」HWV50b
【CD1】
1.序曲/2-26.第1部/
【CD2】
1-17.第2部/18-28.第3部 |
ローズマリー・ジョシュア (ソプラノ)/
ジェイムズ・ボウマン (カウンター・テナー)/
スーザン・ビックリー(メゾ・ソプラノ)/
クリストファー・パーヴス(バス)/
レベッカ・アウトラム(ソプラノ)/
アンドリュー・ケネディ(テノール)/
セシリア・オスモンド(ソプラノ)/
アンガス・スミス(テノール)/
クリストファー・ワトソン(テノール)/
ローレンス・カミングス(指揮)/
ロンドン・ヘンデル合唱団/
ロンドン・ヘンデル管弦楽団 |
2002年4月23.25日 ライヴSt. George's Church,
Hanover Square, London, United Kingdom
イギリスに滞在していたヘンデルの成功作の一つ、オラトリオの「エステル」。旧約聖書に登場する美女の名前で、有名なセルセ(クセルクセス1世)の王妃となった人です。
ヘンデルらしい明快な音楽が魅力的です。
ロンドン・ヘンデル・ソサエティとの共同制作。
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SOMMCD240
(2CD)
\3800 |
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「ヨシュア」HWV64
【CD1】
1.序奏/2-26.第1部/
【CD2】
1-23.第2部/24-41.第3部 |
キャスリーン・マンリー(ソプラノ)/
アレクサンドラ・ギブソン(メゾ・ソプラノ)/
アラン・クレイトン(テノール)/
ジョージ・ハンフリーズ(バス)/
リチャード・ロウントゥリー(テノール)/
ローレンス・カミングス(指揮)/
ロンドン・ヘンデル合唱団/
ロンドン・ヘンデル管弦楽団 |
2008年3月13日 ライヴSt. George Church,
Hanover Square, London W1, United Kingdom
ヘンデル没後250年を記念して開催された「第32回ロンドン・ヘンデル・フェスティヴァル」は、偉大な作曲家に敬意を表して、優れたプログラムを発表しました。
このオラトリオ「ジョシュア」は音楽祭から生まれた4作目のアルバムであり、イギリスを代表する歌手たちが一堂に会した壮麗な演奏です。
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SOMMCD241
\2400 |
ファーガソン/フィンジ 他:イギリスのピアノと管弦楽のための作品集
1-3.ファーガソン(1908-1999):ピアノ協奏曲
Op.12/
4.フィンジ(1901-1956):エクローグ Op.10/
5-7.オースティン(1872-1952):コンチェルティーノ
ト短調
(D.エリスによるピアノと管弦楽編)/
8-10.ロースソーン(1905-1971):ピアノ協奏曲
第1番 |
マーク・ベッビントン(ピアノ)/
ハワード・ウィリアムズ(指揮)/
バーミンガム市立交響楽団 |
2008年9月28-29日/CBSO Centre, Birmingham,
United Kingdom
イギリスの近代作曲家4人の作品を集めた1枚。人気の高いフィンジの「エクローグ」の他は、残念ながらほとんど耳にする機会がありませんが、どれも美しいメロディと豊かな情感を湛えた佳曲です。
エゴン・ペトリの弟子ロースソーン、歌手としても活躍したオースティン、フィンジの学生仲間で親友であったファーガソン、3人の個性溢れる協奏曲をベッビントンのピアノで。
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SOMMCD243
\2400 |
エルガー:艦隊の周辺で
1.アンセル(1874-1948):序曲「プリスマ・ホー」/
2-6.エルガー(1857-1934):フリート川の周辺/
7.ジャーマン(1862-1936):大きな汽船
(T. ヒギンズによるバリトンと管弦楽編)/
8-9.アイアランド(1879-1962):ルパート・ブルックの詩による2つの歌
(T. ヒギンズによるバリトンと管弦楽編)/
10.エルガー:弦楽のためのエレジー Op.58/
11.ウッド(1882-1959):マン島序曲 /
12.ジャーマン:(T. ヒギンズによる管弦楽編)/
13.アンセル(1874-1948):序曲「帆船」/
14.ウッド:イングランドのエリザベス |
ロドリック・ウィリアムズ(バリトン)…2-6.7.12./
ダンカン・ロック(バリトン)…2-6/
ローレンス・メイクル(バリトン)…2-6/
ニコラス・レスター(バリトン)…2-6/
トム・ヒギンズ(指揮)/
ギルドフォード・フィルハーモニー室内管弦楽団 |
2009年5月9-10日/All Hallows Church, Gospel
Oak, London, United Kingdom
エルガーの知られざる作品を含む、イギリス近代の劇場のための音楽集。中でも聴きものはエルガーの「The
Fringes of the Fleet-艦隊の周辺で」。
小説家キップリングが海軍での経験をエッセイにまとめた冊子から詩を用い、全て男声によって歌われる「威風堂々」を思わせる勇壮な曲です。
他にもイングランドを賛美する作品が並べられています。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
<国内盤>
<映像>

9/20(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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PROFIL
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PH 14002
(6CD)
¥5700 →\5390
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超お得セット
ハイティンク&シュターツカペレ・ドレスデン・セット
Disc 1 59' 53
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)第1〜3楽章
Disc 2 54' 11"
(1)ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)第4楽章
(2)モーツァルト:交響曲第38番ニ長調「プラハ」K.504
Disc 3 33' 16"
マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」〜第1、2楽章
Disc 4 53' 11"
マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」〜第3〜5楽章
Disc 5 50' 25"
(1)ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
Disc 6 46' 09"
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68 |
フランク・ペーター・ツィンマーマン
(ヴァイオリン)
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン |
ハイティンクとドレスデンのシリーズがこの価格で!
録音:2002年12月3日/ゼンパーオーパー(ブルックナー)、9月2日/ドレスデン文化宮殿(モーツァルト)、1995年2月13日/ゼンパーオーパー(マーラー)、2002年9月29日(Disc5,
6)/ドレスデン文化宮殿(すべてライヴ)
ハイティンクとシュターツカペレ・ドレスデンの共演の音源を6
枚にまとめた超お得セットの登場となります。
ハイティンクは2002 年から2004 年までシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者を務めました。就任直後の8
月にドレスデンは洪水の被害にみまわれ、本拠地ゼンパーオーパーが浸水して使用不可能となりました。
当アルバムには同年9 月2 日と29 日のハイティンク・シュターツカペレ・ドレスデン首席指揮者就任記念コンサート・ライヴが収録されていますが、ドレスデン文化宮殿にて開催され、犠牲者に捧げられました。その2
ヶ月後には復旧したゼンパーオーパーでブルックナーの交響曲第8
番が演奏されました。しずれも当時73 歳のハイティンクの円熟と高揚感が理想的な均衡した神業を堪能できます。
嬉しいのがフランク・ペーター・ツィンマーマンを独奏者としたベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。オケも含めヨアヒム伝統のドイツ的なベートーヴェンの協奏曲を味わせてくれます。
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NIFC
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女王アルゲリッチとマイスキー再び!
ハイドン:ピアノ協奏曲&チェロ協奏曲
ハイドン:ピアノ協奏曲ニ長調 Hob.XVIII:11*
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.141*(アンコール)
ハイドン:チェロ協奏曲ハ長調 Hob.VIIb:1
J.S.バッハ:
無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV.1008より
サラバンド、
無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV.1009より
ブーレ、
無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV.1011より
サラバンド(アンコール) |
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)*
ミッシャ・マイスキー(チェロ)
アグニェシュカ・ドゥチマル(指揮)
ポーランド放送アマデウス室内管弦楽団
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アルゲリッチとマイスキー!1992、93年録音のハイドン協奏曲!
☆ショパン・インスティテュートの自主レーベル「NIFC」から、女王アルゲリッチとマイスキー再び!
☆ハイドンのピアノ&チェロ協奏曲、そしてアンコールのスカルラッティ&バッハまで収録した1990年代録音!
ポーランドのショパン・インスティテュート(NIFC)から、マルタ・アルゲリッチ、ミッシャ・マイスキーの貴重音源が登場!
1992年(アルゲリッチ)と1993年(マイスキー)にポーランド放送で行われたハイドンの協奏曲録音。
ポーランドでもっとも著名な女流指揮者、アグニェシュカ・ドゥチマルとポーランド放送の室内オケ「アマデウス室内管弦楽団」との共演で行われた2つの名演。
ポーランドの聴衆に深く刻み込まれた忘れがたい体験が、CDとなって世界へと届けられます。
アンコールとして演奏されたスカルラッティのソナタ(アルゲリッチ)、バッハの無伴奏チェロ組曲(マイスキー)の収録も嬉しいポイント。
※録音:1992年4月13日*、1993年11月26日、ポーランド放送'S1'コンサート・スタジオ(ワルシャワ)

NIFC旧譜
マイスキーとのショパン:チェロ・ソナタ |
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アルゲリッチ/2010年 ワルシャワ・ショパン・ライヴ
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
チェロ・ソナタはマイスキーと共演!
ショパン:
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
チェロ・ソナタ ト短調 Op.65
序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 Op.3 |
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
ミッシャ・マイスキー(チェロ)
ヤツェク・カスプシク(指揮)
シンフォニア・ヴァルソヴィア |
女王アルゲリッチが弾くショパンのピアノ協奏曲第1番。チェロ・ソナタでは盟友ミッシャ・マイスキーと共演。
女王マルタ・アルゲリッチが、2010年にポーランド、ワルシャワの「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭で繰り広げた「ピアノ協奏曲第1番」のライヴ・レコーディングがNIFCから登場!
ショパン・イヤーに、アルゲリッチがワルシャワで弾いた「ピアノ協奏曲第1番」では、ポーランドが誇るヤツェク・カスプシクとシンフォニア・ヴァルソヴィアの存在も心強い。
「チェロ・ソナタ」と「序奏と華麗なるポロネーズ」を弾くのはミッシャ・マイスキー!アルゲリッチとマイスキー、稀代の名コンビのデュオによるショパン。
※録音(ライヴ):2010年8月27日&28日、ワルシャワ、ポーランド

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こちらはNIFCの映像旧譜
ブリュッヘンとのベートーヴェン"第1番"! |
NIFCDVD 004
(DVD-Video/NTSC)
\4000
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アルゲリッチが1849年製のエラールを弾く!
ブリュッヘンとのベートーヴェン"第1番"!
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調
Op.15
ブレス・オヴ・ザ・オーケストラ 〜
18世紀オーケストラとフランス・ブリュッヘンのポートレート |
マルタ・アルゲリッチ
(ピリオド・ピアノ/
エラール1849年製)
フランス・ブリュッヘン(指揮)
18世紀オーケストラ |
2012年8月28日、ワルシャワ。「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭(festival'Chopin
and his Europe')での奇跡の共演、アルゲリッチ、1849年製のエラール、そしてフランス・ブリュッヘン&18世紀オーケストラの「ベートーヴェン」が、NIFC(ショパン・インスティテュート)からDVDで登場。
2012年の「ショパンと彼のヨーロッパ音楽祭」に招かれたマルタ・アルゲリッチ。
フランス・ブリュッヘン&18世紀オーケストラとの共演によるベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第1番」での使用楽器はモダンピアノではなく、なんと1849年にパリで製作されたエラール(ピリオド・ピアノ)!
アルゲリッチにとって初となるピリオド・ピアノによるレコーディング。2012年8月のワルシャワで実現した歴史的快挙がここに鮮明に蘇ります!大反響必至!
「ブレス・オヴ・ザ・オーケストラ」(約45分)は、2013年の「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭で撮影されたドキュメンタリー。リハーサル風景、ブリュッヘン、18世紀オーケストラのメンバーのインタビューなど、貴重な映像が収録されたこのDVDのもう1つの"主役"である。
録音:2012年8月28日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ライヴ)
DVD仕様 〜 収録時間92分(画面:16:9/音声:DTS
5.1、PCM2.0ステレオ/字幕:英語、ポーランド語/NTSC、Region
All
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ディーナ・ヨッフェ(ピリオド・ピアノ)
ピアノ独奏版 協奏的作品集その2
ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番(ピアノ独奏版)
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11* |
ディーナ・ヨッフェ(ピリオド・ピアノ) |
プレイエルとエラールで弾く、"独奏版"ショパンのピアノ協奏曲!
☆ラトビア生まれの大ピアニスト、ディーナ・ヨッフェ!
☆「協奏的作品集」に続き、2つのピアノ協奏曲の「ピアノ独奏版」も登場!
☆プレイエルとエラールの弾き分けもポイント!
ネイガウス・スクールの名教師ヴェラ・ゴルノスタエヴァのピアニズムを継承し、1975年のショパン国際ピアノ・コンクールでは第2位に入賞したラトビア生まれの大ピアニスト、ディーナ・ヨッフェ。NIFC(ショパン・インスティテュート)からリリースされた
「ピアノ独奏版 協奏的作品集(NIFCCD 033)」に続き、2つの「ピアノ協奏曲」の"ピアノ独奏版"も登場!
ディーナ・ヨッフェがNIFCの2つ銘器、1848年製のプレイエルと1838年製のエラールを弾いた、ピアノ・ソロ版のショパン協奏曲。
ショパン・ファンからピリオド楽器ファン、アレンジ・ファンまで、要注目のショパン新譜です!
※使用楽器:プレイエル1848、エラール1838*
※録音:2010年5月24日−25日、2013年3月12日−13日*、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
ディーナ・ヨッフェ、ツィマーマンが第1位だったときのショパン・コンクールの第2位。しかし日本での人気は根強いものがあった。
ディーナ・ヨッフェ:
旧ソ連ラトヴィア共和国のリガに生まれモスクワのチャイコフスキー音楽院でベラ・ゴルノスタエヴァに師事。
1974年シューマン国際音楽コンクール、1975年ショパン国際ピアノコンクールで共に第2位受賞。
多くの演奏会や録音、後進への指導で世界的に知られるピアニストです。
http://www.dinayoffe.com/
NIFCでの前作アルバム
ピアノ独奏版 協奏的作品集その1 |
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ディーナ・ヨッフェ
ショパン:ピアノ独奏版 協奏的作品集
モーツァルトの歌劇 《ドン・ジョヴァンニ》
の
「お手をどうぞ」の主題による変奏曲変ロ長調
Op.2
ポーランド民謡による大幻想曲イ長調 Op.13
ロンド 《クラコヴィアク》 ヘ長調 Op.14
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調
Op.22 |
ディーナ・ヨッフェ
(フォルテピアノ/エラール1849) |
1849年製エラールで聴く"独奏版"
ピアノと管弦楽のための作品集
ネイガウス・スクールの名教師ヴェラ・ゴルノスタエヴァのピアニズムを継承し、1975年のショパン国際ピアノ・コンクールでは第2位に入賞したラトビア生まれの大ピアニスト、ディーナ・ヨッフェが、NIFC(ショパン・インスティテュート)から再び登場!
これまでNIFCでは、ピアノ独奏作品から息子ダニエル・ワイマンとのデュオまで録音し、お馴染みとなっているディーナ・ヨッフェ。2013年に録音された最新盤では、「ピアノと管弦楽のための作品」から、「ピアノ独奏版」へと生まれ変わった4つの作品を収録。
ピアノ独奏でもしばしば演奏される名曲「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」に加え、独奏版では聴く機会の少ない、ショパンの管弦楽を伴った最初の3曲(Op.2、Op.13、Op.14)が1849年制のエラールで披露されます。
今年(2015年)に開催される第17回ショパン国際ピアノ・コンクールの審査員にも選ばれているディーナ・ヨッフェのショパン。ショパン・ファン、アレンジ・ファンからピアノ学習者、コンクール挑戦者まで注目の1枚です!
※録音:2013年3月12日−16日&9月30日−10月2日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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PAVANE
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Pavane Anthologia
これだけのアイテムを埋もれたままにしてはいけない
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PAVANE創立40周年記念シリーズ"アンソロジア"!
エゴロフ!カツァリス!モギレフスキー!メルニコフ!
1978年に創設され、今年2018年で40周年を迎えたベルギーの歴史あるレーベル「Pavane(パヴァーヌ)」。
創立40周年記念としてスタートする「Anthologia(アンソロジア)」は、同レーベルが保有する往年の名盤を復刻する注目のシリーズです。
第1弾では、エゴロフ、カツァリス、モギレフスキー、そしてメルニコフという錚々たるピアニストたちの演奏が復刻となります!
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天才ピニアスト、ユーリ・エゴロフのバッハ
J.S.バッハ:
平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV.846−869より
前奏曲とフーガ第5番ニ長調 BWV.850、
前奏曲とフーガ第12番ヘ短調 BWV.857、
前奏曲とフーガ第24番ロ短調 BWV.869
イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971 |
ユーリ・エゴロフ(ピアノ) |
1974年のチャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で第3位、翌1975年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで第3位に輝き、1977年のヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールでも聴衆から圧倒的な支持を得るなど、一躍世界的ピアニストとしてその名を轟かせたものの、1988年、エイズにより33歳という若さで他界した夭折の天才ピニアスト、ユーリ・エゴロフ(1954−1988)。
エリザベート王妃国際音楽コンクールでの優勝直後に収録されたこのバッハは、その決して長いとは言えないキャリアの中で遺されたエゴロフの録音の1つ。ヤコフ・ザークの流れを汲み、西側へと活躍の場を求めた天才のバッハが蘇えります。
※録音:1975年、スタジオ・グラヴィソン(ベルギー) |
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PAVANE最大のベストセラーだった
シプリアン・カツァリスの若き日の名盤!
モーツァルト:6つのウィーンのソナチネ
ソナタ第1番ハ長調/ソナタ第2番イ長調/
ソナタ第3番ニ長調/ソナタ第4番変ホ長調/
ソナタ第5番ヘ長調/ソナタ第6番ハ長調 |
シプリアン・カツァリス
(ピアノ/スタインウェイ) |
驚異的な超絶技巧と極上の美音で聴き手を魅了し続けている世紀のミラクル・ヴィルトゥオーソ・ピアニスト、シプリアン・カツァリス。
木管楽器のためのディヴェルティメントを原曲とするモーツァルトの「6つのソナチネ」はこのカツァリス盤が世界初録音!
40年以上前に録音され、現在のカツァリスとは一味違う若き日のカツァリスの新鮮な演奏を聴くことの出来る貴重な記録です。
数十年前、PAVANEで一番売れていたのがこのアルバムでした。
こんなジャケットでした。覚えてる方も多いのではないかと。
※録音:1974年、ヘント(ベルギー) |
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ゲンリフ・ネイガウスの愛弟子、幻のピアニスト
エフゲニー・モギレフスキー
ショパン:ピアノ作品集
幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61
子守歌変ニ長調 Op.57
マズルカ第13番イ短調 Op.17-4
マズルカ第49番イ短調 Op.68-2
スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39
24の前奏曲 Op.28 |
エフゲニー・モギレフスキー(ピアノ) |
ロシアン・ピアノ・スクールの最大流派の1つ、ゲンリフ・ネイガウスの愛弟子であり、1964年のエリザベート王妃国際ピアノ・コンクールを当時史上最年少の若さで制覇し、その名を世界に知らしめたエフゲニー・モギレフスキー(1945−)。
代表的名盤であるコンドラシンとのラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」以外の録音はほとんど知られてこなかっただけに、西側での初めての録音であり、90年代以降のモギレフスキーの知られざるピアニズムを刻印した1991年収録のショパン・アルバムの復活は大きな注目を集めることでしょう。
※録音:1991年10月、スタジオ4(フラジェ、ベルギー) |
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若き日のメルニコフが奏でる、
モーツァルト、シューベルト、ショパンの3つのピアノ・ソナタ
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番ハ短調
K.457
シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番イ長調
D.664,Op.120
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58 |
アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ) |
今を輝くロシアの名ピアニスト、アレクサンドル・メルニコフが、1991年のエリザベート王妃国際音楽コンクールでの上位入賞直後に行ったファースト・レコーディング!
当時18歳の若き日のメルニコフが奏でているのは、モーツァルト、シューベルト、そしてショパンの3つのピアノ・ソナタ。メルニコフのその後の輝かしい国際的なキャリアの出発点となった演奏の復刻にご期待下さい!
※録音:1991年、サル・デルヴォー(ブリュッセル、ベルギー) |

9/19(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
SUPRAPHON
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チェコ出身のメンバーで結成された実力派による
ドヴォルザークのピアノ四重奏曲集
ドヴォルザーク(1841-1904):
(1)ピアノ四重奏曲第1番 ニ長調 Op.23(1875)
(2)ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 Op.87(1889) |
ドヴォルザーク・ピアノ四重奏団
【スラーヴカ・ヴェルネルロヴァー=
ペホチョヴァー(ピアノ)、
シュチェパーン・プラジャーク(ヴァイオリン)、
ペトル・ヴェルネル(ヴィオラ)、
ヤン・ジェダーンスキー(チェロ)】 |
旋律美と地方色と楽器法の巧みさとをあわせもつ名作。チェコ出身のメンバーで結成された実力派によるドヴォルザークのピアノ四重奏曲集
セッション録音:(1)2018年6月29&30日、(2)2018年5月23&24日/マルティヌー・ホール(プラハ)/72'48"
ドヴォルザークは友人とともに室内楽を楽しみました。彼が残した室内楽作品にはそれぞれ故郷への思いを感じさせる旋律美と地方色と楽器法の巧みさとをあわせもち、とりわけ有名なピアノ三重奏曲第4
番「ドゥムキー」やピアノ五重奏曲は有名です。その陰にひそめる2
つのピアノ四重奏曲もそうした魅力あふれ、2
篇ともに緻密に構成された力作です。
ヨゼフ・ヴラフ、イヴァン・モラヴェッツ、ラン・シュカンパなどから薫陶をえたチェコ出身のメンバーで結成されたドヴォルザーク・ピアノ四重奏団は脈々と受け継ぐドヴォルザークの作品を美しく奏でます。
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SOMM
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SOMMCD0163
\2400 |
アメリカの偉大なソナタ集
1-3.コープランド(1900-1990):ピアノ・ソナタ/
4-5.バーンスタイン(1918-1990):ピアノ・ソナタ/
6-8.ルー・ハリソン(1917-2003):ピアノ・ソナタ
第3番/
9.ルー・ハリソン:ラルゴ・オスティナート/
10.アイヴズ(1874-1954):3ページのソナタ/
11.アイヴズ:天国の鉄道 |
ネイサン・ウィリアムソン(ピアノ) |
2016年1月10-11日/The Menuhin Hall, United
Kingdom
20世紀アメリカ作曲家によるソナタ集。この中には大いなる野心を抱いていた学生時代のバーンスタインのソナタも含まれます。
実験的なアイヴズ、独特の音律を追求したハリソン、第2楽章がジャズ風に書かれたコープランド、違った個性を持つ4人の作品を、ウィリアムソンが緻密に弾きわけています。
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SOMMCD0173
\2400 |
チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ作品集
1-4.ピアノ・ソナタ ト長調 Op.37/
5.6つの小品 Op.19-第4番 夜想曲/
6.2つの小品 OP.10-第2番 ユモレスク ホ短調/
7.6つの小品 Op.19-第3番 アルバムの綴り/
8.ドゥムカ-ロシアの農村風景 Op.59/
9-12.ピアノ・ソナタ 嬰ハ短調 Op.80 |
ニコラ・ミーチャム(ピアノ) |
2012年1月30-31日,2月1日/St. George's Chruch,
Bristol, UK
チャイコフスキーのピアノ・ソナタはとても美しく旋律的であるのに、実際の演奏会であまり演奏されることがありません。
とりわけ学生時代に書かれたものの、作曲家の生前には出版されなかった嬰ハ短調のソナタは、ほとんど注目されることがありません。
しかしチャイコフスキー自身はこの曲の第3楽章に手を加え、交響曲第1番の第3楽章に転用したりと、かなり気に入っていたようです。ミーチャムは2曲のソナタを中心に、チャイコフスキーの小品を丁寧に演奏しています。
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SOMMCD017
\2400 |
スウェイツ:ミュージカル《ライド!ライド》
1.序曲/2-13.第1幕/14-25.第2幕 |
キース・ミッチェル(歌)/
キャスリーン・ハーヴェイ(歌)/
デッラ・ジョーンズ (歌) 他/
ペネロペ・スウェイツ(指揮)/
ドヴ・ゴールドパーク(クラリネット、サクソフォン) |
1999年11月3-4日/All Saints Church, East
Finchley London, United Kingdom
オーストラリア生まれの女性作曲家ペネロペ・スウェイト。ピアニストとしても知られるスウェイトはグレインジャー作品を始めとした多くの録音がありますが、ミュージカル作曲家としても知られ、この‘馬に乗って説教を行った’神学者ジョン・ウェスレーの生涯を描いた「ライド!ライド!」は彼女の代表作の一つです。
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SOMMCD018
\2400 |
20世紀の小品集 第2集
1.ラヴェル(1875-1937):ヴァイオリン・ソナタ(遺作)/
2.イザイ(1858-1931):冬の歌 Op.15/
3-7.ストラヴィンスキー(1882-1971):協奏的二重奏曲/
8.シマノフスキ(1882-1938):歌劇《ロジェ王》-ロクサーナのアリア/
9.シマノフスキ:ポーランドの歌/
10-12.プーランク(1899-1963):ヴァイオリン・ソナタ
FP119 |
デトレフ・ハーン(ヴァイオリン)/
サイモン・パーキン(ピアノ) |
1999年5月1-2日/Conway Hall, London, England,
United Kingdom
ラヴェル、イザイ、シマノフスキなどの作品を含む「20世紀ヴァイオリンのための小品集
第2集」。
第1集(SOMMCD013)は管楽のための作品でしたが、今作はピアノとヴァイオリンの対話から生まれる清冽で親密な旋律を楽しめます。ロマン主義から印象派を経て、近現代へと変化する芸術を味わってください。
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SOMMCD019
\2400 |
ジェフリーズ(1927-):オルガン作品集
1.オッテン・ファンファーレとプロセッショナル/
2.Canon Howard's Church Mice/
3.幼子キリストのための歌/4.バーガーの歌/
5.五月の朝の前奏曲/
6.The Return of Canon Howard's Mice/7.バグパイプ吹き/
8.マジェスティのキリスト/9.エントラーダ/10.ファンタジア/
11.おお、わが心/
12.フローリッシュ、アファメーション、メディテーションと6つの変奏曲/
13.羊飼いの歌/14.カデル・イドリス |
ミシェル・ブルシエ(オルガン) |
2000年1月3-5日
イギリス現代作曲家、ジェフリーズのオルガン作品集。1927年に牧師の息子として生まれ、少年合唱団で歌い、作曲家になりますが、1980年代にほとんどの自作を廃棄、以降は沈黙を守りました。
抒情的な面と確固たる信念を兼ね備えた曲を一度聴けば、誰もが瞬時に魅了されることでしょう。フランスのオルガニスト、ミシェル・ブルシエの演奏です。
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SOMMCD020
\2400 |
ターンブル(1902-1976):声楽作品集
1.雪のなかのクロリス/2.In Fountain Court/3.少年の歌/
4.私のベッドは小舟/5.ジュリアへ/
6.水仙の花が顔をのぞかせだすと/7.Ejaculation
to God/
8.神へ/9.Piping Down the Valleys Wide/10.Cavalier/
11.If Doughty Deeds/12.雨の日/13-14.月/
15-16.リマインダー/17.Guess, Guess/
18.私のモプサは小さい/19.花へ/20.シャワー/
21.Cargoes/22.Where go the Boats/
23.Take me to the North Countrie/
24.You Spotted Snakes/25.There was a Simple
Maiden/26.花へ |
ロドリック・ウィリアムズ(バリトン)…1-3.6.8.10-11.15-18/
ナンシー・アージェンタ(ソプラノ)…4-5.7.9.12-14.19/
ロビン・ボウマン(ピアノ)…1-19.21.23-26/
ジョイフル・カンパニー・オブ・シンガーズ…20-26/
アリステア・ヤング(ピアノ)…22/
ピーター・ブロードベント(指揮)…20-26 |
2000年6月22日.9月30日 St. Philip's Church,
London, England, United Kingdom…1-19/2000年3月26日
Southlands College, London, England, United
Kingdom…20-26
英国の作曲家ターンブルの作品集。ニューカッスルで生まれ、ジグムント・オッペンハイムからピアノを学びましたが、最初は音楽の道に進むことはなく、宝飾品のデザインを志しました。
しかし、結局は作曲家となり、民謡風の合唱作品や繊細な管弦楽作品を数多く書き上げました。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
SOMM
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SOMMBCHM10
\2400 |
ビーチャム・コレクション-ディーリアス:作品集
ディーリアス:作品集
1.ブリッグの定期市-イギリス狂詩曲/
2.小管弦楽のための2つの小品-第1曲 春を告げるかっこうを聞いて/
3.歌劇「村のロメオとジュリエット」-楽園への道/
4.海流/北国のスケッチ
5.第1番:秋-風がこずえを渡る/6.第2番:冬の風景/
7.夜明け前の歌/8.ダンス・ラプソディ
第2番 |
デニス・ノーブル(バリトン)…4/
トーマス・ビーチャム(指揮)/
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 |
1928年12月11日.1929年7月10日…1/1927年12月19日…2.3/1928年11月11日…4/1945年10月16日…5.6/1945年10月16日…7.8
ビーチャムが得意とするディーリアスの作品集。「海流」で感動的なバリトン・ソロを担当するのは名手、デニス・ノーブル。この「海流」を含め、これまでに発表されなかった録音が5曲収録されています。他にも「春を告げるかっこうを聞いて」を始めとした名曲の数々をお楽しみください。
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SOMMBCHM12
(2CD)
\3800 |
ビーチャム・コレクション‐ディーリアス:作品集
ディーリアス:歌劇《村のロメオとジュリエット》
他
【CD1】
1-5.村のロメオとジュリエット 第1場-第4場/
【CD2】
1-3.村のロメオとジュリエット 第5場-第8場/
4-11.日没の歌 |
ファビアン・スミス(バリトン)…オペラ/
フレデリック・シャープ(バリトン)…オペラ/
ルネ・ソームズ(テノール)…オペラ/
ヴェラ・テリー (ソプラノ)…オペラ/
ゴードン・クリントン(バリトン)…オペラ/
BBC合唱団…オペラ/
ハーバート・ドーソン(オルガン)…オペラ/
オルガ・ヘイリー(ソプラノ)…日没の歌/
ロイ・ヘンダーソン(バリトン)…日没の歌/
ロンドン・セレクト合唱団…日没の歌 他/
トーマス・ビーチャム(指揮)/
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 他 |
1948年4月23日 Maida Vale Studios, London,
England, United Kingdom…オペラ/1934年10月4日
Leeds Town Hall, Leeds, England, United Kingdom…日没の歌
「村のロミオとジュリエット」はスイスの田園情緒あふれる小さな町で起きた物語。美しく抒情的なメロディに満ちており、なかでも間奏曲「楽園への道」は単独でも演奏される人気曲です。
1948年の録音。同時収録の「日没の歌」は1934年、リーズ音楽祭での録音で未発表音源です。
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SOMMBCHM15
\2400→\2190 |
ビーチャム・コレクション
ノエル・ミュートン=ウッド(ピアノ)
世紀の怪物協奏曲
1-5.ブゾーニ(1866-1924):ピアノ協奏曲
Op.39 |
ノエル・ミュートン=ウッド(ピアノ)/
BBC男声合唱団/
BBC交響楽団/
トーマス・ビーチャム(指揮) |
1948年1月/BBC in Studio No.1, London
演奏時間に1時間20分ほどかかる上、最終楽章には男声合唱が加わるという「型破り」なピアノ協奏曲。ピアノはオーケストラと完全に同化し、華やかさよりも晦渋さが目立ち、楽想も多岐に渡るため、演奏される機会があまり多くありません。
こういう曲を好んで取り上げるところがビーチャムの特性でもあり、この演奏でも彼のユニークな解釈が光ります。
ブゾーニのピアノ協奏曲。
変態的に肥大した誇大妄想狂の作り上げた幻想。
バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、リスト、ショパン、ワグナー、チャイコフスキー、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、ハチャトゥリアン、そしてもう一人の狂人スクリャ−ビン、それらがグジャグジャになって、なおかつそこにラテン的な異常に陽気さが振りまかれる。思いっきりロマンティックになったかと思うと、しんねりむっつりの哲学的な暗さが忍び寄り、そうかと思うとまたまた一転、壮大極まりない大お祭り騒ぎになって、普通の曲なら絶対にこれで終わりだろうというようなすさまじいクライマックスをなんと10回くらい繰り返し、最後にはついに合唱まで入ってきてこの稀代の怪作は終わりを告げる。
この世紀の怪物協奏曲に1948年の段階で挑んだのはノエル・ミュートン=ウッド。
1922年オーストラリアのメルボルンに生まれ、14歳でイギリスに渡り、18歳にしてビーチャムと共演デビューを果たし、批評家と聴衆から絶賛を受けたミュートン・ウッド。
軽やかなタッチとエレガントな音と知的で抑制されたロマン的資質でもって難解きわまりない技巧的な作品を好んで演奏した。
しかし恋人の突然の死のショックから抜け出せず自らの命を絶ったのは、彼がわずか31歳のときだった。
このブゾーニの録音はその彼が26歳のときのもの。
ビーチャム・コレクション・シリーズからの発売ではあるが、残された録音の少ないミュートン=ウッドに注目が集まると思う。
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SOMMBCHM24
\2400 |
ビーチャム・コレクション-モーラン、ダンディ、バーナーズ作品集
1-3.モーラン(1894-1950):シンフォニエッタ/
4-6.ダンディ(1851-1931):山の夏の日 Op.61/
7-14.バーナーズ(1883-1950):組曲「ネプチューンの勝利」(抜粋) |
トレヴァー・アンソニー(バス)/
トーマス・ビーチャム(指揮)/
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 |
1947年4月26日 Royal Albert Hall…1-3/1951年10月6日
Maida Vale Studio, BBC Studios, United Kingdom…4-6/1946年11月10日
Davis Theatre, Croydon, United Kingdom…7-14
今でこそ、イギリス近代作曲家の作品が広く聴かれるようになりましたが、この演奏が行われた時代には、まだモーランやバーナーズの作品はほとんど知られていませんでした。
ビーチャムはモーランのシンフォニエッタを好み、たびたび演奏会で取り上げています。またビーチャムはダンディの作品も気に入っており「山の夏の日」は得意なレパートリーの一つです。
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<映像>
HAENSSLER(映像)
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HC 16013
(DVD)
【再発売】
¥2700
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輝く夜〜作曲家モートン・ローリゼンの肖像
【マイケル・スティウォーター監督作品】
(1)ウォルドロン島/(2)ルクス・エテルナ〜天地創造/
(3)ルクス・エテルナ〜世の中へ/(4)学生時代/
(5)マドリガーリ/(6)音楽的影響/(7)この夏の夜/(8)薔薇の歌/
(9)夜のソネット/(10)この輝く夜に/(11)おお大いなる神秘
ボーナス:
上記の56分版/付加注釈/歌の普遍性/
合唱指揮者へのメッセージ/「輝く夜」コレクション/
シリーズ予告編/劇場用予告編 |
サンフランシスコ合唱協会
ヴォルティ
アバディーン合唱協会&管弦楽団
コン・アニマ室内合唱団(ライヴ) |
現代のグレゴリオ聖歌。人気作曲家ローリゼンのドキュメンタリーが再発売!
リージョン:All、NTSC 16:9ワイドスクリーン,字幕:英独、73'
30"(本編)、56' 00"(ボーナス)
モートン・ローリゼンは現代アメリカの作曲家。日本でも合唱作品がコンクールの課題曲としてもしばしば用いられるほか、初音ミクなどボカロの歌唱動画も作られるなど、意外な人気の高さを示しています。
とても1943 年生まれとは思えぬ、まるでグレゴリオ聖歌のような静謐でピュアな響きで、聴けば誰でも魅了されること間違いなしの世界。
このDVD は、ローリゼンの絶美の合唱曲をバックに、彼の自然とのふれあい、人生、思想などが本人の口から静かに語られます。その物静かで超俗的な人柄も伝わってくるリアルさで、2012
年に2 つのドキュメンタリー賞を受賞。合唱関係者、彼の作品を歌う方々すべてに観ていただきたい感動作です。
(再発売にともない旧盤98-046 は廃盤となります。) |
<LP>

9/18(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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NAIVE
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「ローマへの旅路」 |
リナルド・アレッサンドリーニ(指揮、チェンバロ)
コンチェルト・イタリアーノ
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
サラ・ミンガルド(コントラルト) |
ヘンデル(1685-1759):
・序曲 変ロ長調(ラルゴ-アレグロ)HWV
336
・「夜が明け(sorge il dì - spunta
l'aurora)」〜
『アチ、ガラテアとポリフェーモ』HWV
72より
・「開け、地獄への門よ(disserratevi,
o porte d'averno)」〜オラトリオ「復活」HWV
47より
・「おお天の永遠の知よ」(オラトリオ「時と悟りの勝利」HWV
46aより)
・「汝、選ばれし天の主よ」(オラトリオ「時と悟りの勝利」HWV
46aより)
アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-82):
・8つのヴィオールと1つのトランペットのためのソナタ
ニ長調
・シンフォニア
・「ああ、なぜあなたは」〜「この涙とため息は」
(『聖ジョヴァンニ・バッティスタ』より)
・ゲオルク・ムッファト(1653-1704):シャコンヌ(プロピタ・シデラより)
・A.スカルラッティ(1660-1725):「テベレ川のほとりで」〜ソプラノ、トランペットと弦のためのカンタータ
・コレッリ(1653-1713):合奏協奏曲 op.6-4 |
アレッサンドリーニが描くローマの世界
録音:2015年7月、2017年9月
1650 年から18 世紀の初めにかけて、ローマは、ヨーロッパ中の作曲家たちの誰もがあこがれる場所でした。様々な文化が混ざり合い影響されあった、多くのものが生み出された時期でした。
ローマの指揮者、リナルド・アレッサンドリーニがここでお届けするプログラムは、情熱的で、庶民的で、抒情的(ここではピオーによってこの抒情性がより際だっています)な当時のローマの世界。
コレッリの合奏協奏曲での、典雅な響きとやわらかなリズムも印象的です。ピオーとミンガルドという人気歌手をゲストに迎え、聴きどころ満載のプログラムとなっています。
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ビオンディのカデンツァにも注目!
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集Ⅵ「ラ・ボヘミア」
ヴァイオリン協奏曲
ヘ長調 RV 282、ホ短調 RV 278、変ロ長調
RV 380、
ハ長調 RV 186、ヘ長調 RV 288、ト短調
RV 330 |
ファビオ・ビオンディ(ヴァイオリン&指揮)
エウローパ・ガランテ |
ヴィヴァルディがボヘミアに滞在したころの協奏曲集、ビオンディのカデンツァにも注目!
録音:2017 年11 月28-30 日
1730-31 年の間、ヴィヴァルディがボヘミアに滞在した間に書かれた作品を集めたもの。この期間に書かれたのはここに収められた器楽作品だけでなく、声楽作品も含まれていました。
プラハでは、ヴィヴァルディはオペラを書くようリクエストされましたし、また、ヴィヴァルディの手稿譜を収集することに燃えたパトロンたちの存在もありました。
ビオンディのソロは雄弁にしてつややか。そして注目はカデンツァです。ヴィヴァルディはカデンツァの発明者であるという説もある、として、ビオンディは、これらの作品でも楽章と楽章を橋渡しするようなカデンツァを自作して演奏しています。
このカデンツァがまた音楽的に素晴らしく、こちらもまた注目です!
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顔ぶれがすごいんじゃない、演奏がすごい!
これから数十年この曲の代表的録音となるであろう
パーヴォ、ガスティネル、アンゲリッシュ、ギル・シャハム、三重協奏曲
ベートーヴェン:
・ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲(三重協奏曲)
ハ長調 op.56
ギル・シャハム(ヴァイオリン)、アンヌ・ガスティネル(チェロ)、
ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)、パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)、フランクフルト放送交響楽団
・ピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調 op.11「街の歌」(クラリネット、チェロとピアノ)
アンドレアス・オッテンザマー(クラリネット)、
アンヌ・ガスティネル(チェロ)、ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ) |
注目盤。ガスティネル、アンゲリッシュ、ギル・シャハム、A.
オッテンザマー、パーヴォ!超豪華顔ぶれによるベートーヴェン!
録音:[協奏曲]2015年3月4-日(フランクフルト)、[三重奏曲]2017年10月20日(ベルリン)
まちがいなくこれから数十年この曲の代表的録音となるであろう、壮絶な演奏。
最初聴いた瞬間からその気配がただものでないと感じるはず。
なんとなく名曲とは思いつつ、どこかで敬遠しがちだったこの大曲に、ようやく心から感服しうる名演に出合えた。
超豪華顔ぶれによるベートーヴェンの登場!
フランスの女性チェロ奏者アンヌ・ガスティネルの新譜は、なんとも豪華顔ぶれによるベートーヴェンとなりました。
三重協奏曲は、一目ぼれならぬ一聴ぼれをしたギル・シャハムと、長年の共演者であるアンゲリッシュ、管弦楽はパーヴォ率いるフランクフルト放送響という顔ぶれ。
三重奏曲はこれまた一聴ぼれをしたA. オッテンザマーを迎えて、という布陣です。
三重協奏曲の緩徐楽章でのガスティネルが奏でるチェロの崇高なまでの美しさ、そしてそのチェロとともに奏でるギル・シャハムの繊細なヴァイオリン、そしてアンゲリッシュのすべてを包みこむようなピアノ、そしてそんな三者をさらにあたたかく取り囲むオーケストラ。すべてが完璧で、息をのむような美しい瞬間に満ちています。
クラリネットを迎えての三重奏曲は三者とも実に活き活きと、すべての音符を三人が楽しんでいることが伝わってくる演奏。最高のベートーヴェンの登場です!

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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
<メジャー・レーベル>
<国内盤>

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