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≪第127号アリアCD新譜紹介コーナー≫

その9 2025/5/6~



5/9(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
.

MIRARE



MIR 766
(2CD)
\3000
La Folle Journee 2025 de Nantes - Villes Phares
 ラ・フォル・ジュルネ・ド・ナント音楽祭 2025年公式CD

 《Villes Phares ~主要都市》
  ヴェネツィア、ロンドン、ウィーン、パリ、ミューヨーク・・・


   [CD1]
    01. ヘンデル:カンタータ《炎の中で》 HWV170 ~アリア「翼をもつ者は空を飛ぶがよい」
      ヌリア・リアル( ソプラノ)、フィリップ・ピエルロ(指揮)、
      リチェルカール・コンソート [2:54]
    02. ヴィヴァルディ:スターバト・マーテル RV 621より「悲しみにくれる御母」
      カルロス・メーナ(カウンターテナー)、フィリップ・ピエルロ(指揮)、
      リチェルカール・コンソート[2:50]
    03. ヴィヴァルディ:主が家を建てられるのでなければ RV 608より
     「主が愛する者に眠りを与えし時」
      カルロス・メーナ(カウンターテナー)、フィリップ・ピエルロ(指揮)、
       リチェルカール・コンソート[4:46]
    04. ヴィヴァルディ:トリオ・ソナタ ト長調 RV 820より「アダージョ」
      ハンナ・ザルツェンシュタイン(チェロ)、
      テオティム・ラングロワ・ド・スワルテ(ヴァイオリン)、
      ティボー・ルーセル(アーチリュート) [1:51]
    05. ヴィヴァルディ:トリオ・ソナタ ト長調 RV 820より「アレグロ」
      ハンナ・ザルツェンシュタイン(チェロ)、
      テオティム・ラングロワ・ド・スワルテ(ヴァイオリン)、
      ティボー・ルーセル(アーチリュート) [2:16]
    06. ヘンデル:ハープ協奏曲第1番 op.4-6 より第1楽章(アンダンテ・アレグロ)
      ジョヴァンナ・ペッシ(ハープ)、リチェルカール・コンソート、
      フィリップ・ピエルロ(指揮)[6:00]
    07. ヘンデル:組曲 ヘ長調 HWV 427よりアダージョ
      ピエール・アンタイ(チェンバロ)[3:03]
    08. パーセル:聖セシリアのための頌歌より「ここに神々はよしとし給う」
      ラ・レヴーズ [3:19]
    09. ヨハン・クリスティアン・バッハ:フルート四重奏曲 ニ長調 WB 52よりアンダンテ
      レ・ゾンブル [3:42]
    10. ヨハン・クリスティアン・バッハ:フルート四重奏曲 ニ長調 WB 52よりロンドー
     アレグロ・アッサイ
      レ・ゾンブル [2:41]
    11. ベートーヴェン:アイルランド男の胸は高鳴る WoO.154-4
      マリア・ケオハネ(ソプラノ)、フィリップ・ピエルロ(指揮)、
      リチェルカール・コンソート [2’ 36]
    12. カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ:ピアノ協奏曲 ニ短調 Wq 23よりアレグロ
      シャニ・ディリュカ(ピアノ)、ベン・グラスバーグ(指揮)、
      パリ室内管弦楽団 [8:17]
    13. ハイドン:チェロ協奏曲第1番 ハ長調より第2楽章 アダージョ
      タチアナ・ヴァシリエヴァ(チェロ)、オーギュスタン・デュメイ(指揮)、
       ワロニー王立室内管弦楽団 [8:04]
    14. モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K595より第2楽章 ラルゲット
      アンヌ・ケフェレック(ピアノ)、パリ室内管弦楽団、
      リオ・クオクマン(指揮) [7:42]

   [CD2]
    01. ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調より 第2楽章 アダージョ・アッサイ
      ジャン=フランソワ・エッセール(ピアノ、指揮)、新アキテーヌ室内管弦楽団 [8:28]
    02. チェルニー:50 番練習曲(指の熟達法)より第14番
      ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ) [1:46]
    03. チェルニー:50 番練習曲(指の熟達法)より第9番
      ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ) [1:30]
    04. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調《皇帝》 op.73より
     第2楽章 アダージョ・ウン・ポコ・モート
      ジャン=フランソワ・エッセール(ピアノ、指揮)、新アキテーヌ室内管弦楽団 [6:43]
    05. ベートーヴェン:7 つのバガテル op.33 より 第3番 アレグレット
      タンギ・ド・ヴィリアンクール [2:30]
    06. フンメル:ピアノ三重奏曲 第2番 ヘ長調より
     ロンド・アッラ・トゥルカ(ヴィヴァーチェ) [3:31]
      トリオ・ショーソン [3:31]
    07. カール・マリア・フォン・ウェーバー:クラリネット協奏曲 第1 番 ヘ短調 op.73より
     ロンド(アレグレット)
      ラファエル・セヴェール(クラリネット)、アジス・ショハキモフ(指揮)、
      ベルリン・ドイツ交響楽団 [6:25]
    08. シューベルト:軍隊行進曲 第1番 ニ長調 D 733
      ガイスター・デュオ [5:00]
    09. シューベルト:ピアノ三重奏曲 第2番 変ホ長調 D 929 op.100より
     第2楽章 アダージョ・コン・モート
      トリオ・ゼリハ [9:46]
    10. サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番 ヘ長調《 エジプト風》より
     第1楽章 アレグロ・アニマート
      ブリジット・エンゲラー(ピアノ)、アンドレア・クイン(指揮)、
      アンサンブル・オルケストラル・ド・パリ [11:42]
    11. フォーレ:組曲《ペレアスとメリザンド》 op.80 よりシシリエンヌ
      トーマス・ツェートマイヤー(指揮)、パリ室内管弦楽団 [4:07]
    12. チャールズ・アイヴズ:答えのない質問
      ジャン=フランソワ・エッセール(指揮)、ポワトゥ・シャラント管弦楽団 [6:41]
    13. ジョン・アダムズ:中国の門 J. Adams - China Gates
      シャニ・ディリュカ(ピアノ) [4:37]
    14. バーンスタイン:ウェスト・サイド・ストーリーより
     《マンボ》(ニコラ・エルエ編曲)
      エリプソス四重奏団、マリー=ジョゼフ・ジュード(ピアノ)、
      メラニー・ゴダン(打楽器) [2:15]

 【ラ・フォル・ジュルネ・ド・ナント音楽祭 2025 年公式CD】
 ヴェネツィア、ロンドン、パリ・・・音楽史上とりわけ重要な役割を果たした「都市」で生まれた名曲たち

 2025年、第31回となるナントでのラ・フォル・ジュルネ音楽祭のテーマは「Villes Phares(主要都市)」。音楽史の中で、音楽の発展に大きな役割を果たした様々な国の都市を切り口としたテーマで音楽祭が行われました。
 それぞれの都市で、人気作曲家たちは、その地の流行を作り上げ、すばらしい文化と創造の源となり、他の地域の天才たちを惹きつけ影響を相互に与えていました。
 モンテヴェルディらが活躍した17世紀のヴェネツィアは音楽の聖地でした。ロンドンではヘンデルが活躍したほか、モーツァルトやハイドンもこの地を訪れています。
 1900年に万博が開催されたパリでの文化の華やぎ、さらにはニューヨークでもガーシュウィン、ケージらが活躍したほか、この地のジャズがラヴェルらに与えた影響、さらには現代のヒップホップなど、興味深いジャンルが生まれています。
 




ANTARCTICA


AR070
\2800
ユベルティ:アート・ソング集
 ギュスターヴ・ユベルティ(1843-1910):
  Wanderlieder
   (Lebewohl/Scheiden und Meiden/In der Ferne/
    Morgenlied/Nachtreise/Winterreise/Einkehr/Heimkehr)/
  Mailied(Zwischen Weizen und Korn)/Wiegenlied, Op.33/
  Mailied(Wie herrlich leuchtet mir die Natur)/
  O schwore nicht/Serenade/O kom, mijn liefste/
  En weder was het de oude droom/Le Renouveau/
  Un Vanneur de bles au vent/Rosette/Sonnet/
  Pale etoile du soir/Hier au soir/Chanson/Le Retour/
  Lied, Op.71/Le Monde est mechant, Op.70/
  Mal ensevelie, Op.73/La Peche a la ligne
リースベト・ドフォス(ソプラノ)
ヴェルナー・ヴァン・メヘレン(バリトン)
ヨゼフ・デ・ベーンハウアー(ピアノ)

 『フランドルの音楽遺産』シリーズ第2弾、ギュスターヴ・ユベルティのアート・ソング集!

 忘れられた楽曲を蘇らせるAntarcticaレーベルの新たなシリーズ『フランドルの音楽遺産』の第2弾。ドイツ・リートとフランス語歌曲の両分野で珠玉の作品を残したベルギーの作曲家ギュスターヴ・ユベルティ(1843-1910)。
 音楽一家に育ち、1865年にローマ大賞を受賞、留学中はロベルト・シューマンやドイツ・ロマン派の詩人に情熱を注ぎ、後にペーテル・ブノワの影響を受けつつベルギーの音楽界で活躍したユベルティは、フラマン語(ベルギーで話されるオランダ語)詩による作品も手がけ、晩年にはより進歩的な和声や音楽構造を取り入れた作品も残しました。
 本アルバムには、ウーラントの詩による《Wanderlieder》をはじめ、《Mailied》《Wiegenlied》《O schwore nicht》などのドイツ語歌曲や、フランス語とオランダ語の詩による《Serenade》《Le Renouveau》《Pale etoile du soir》などが収められています。

 ※録音:2022年3月、2023年1月(シント=トロイデン、ベルギー)
 




CHALLENGE CLASSICS


CC72993
\2800
ダニエル・ローランド(ヴァイオリン)
ジェベリャン:3つの奇妙な愛

 イシドラ・ジェベリャン(1967-2020):
  1. ヴァイオリン協奏曲《3つの奇妙な愛》(2107/19)*
  2. ピアノ三重奏のためのサラバンド(2001/13)
  3. ヴァイオリンとピアノのための歌と踊り《Hum Away, Strings!》
   (モーツァルトの 《魔笛》 を背景に)(2014)
  4. 弦楽四重奏曲 《Dark velvet》
   (グスタフ・マーラーの思い出に)(2005)*
  5. ポロムカ四重奏曲(2009/11)
  6. コラールと弦楽四重奏のための
   《ユダヤ砂漠からの親密な手紙》(2018)
  7. クラリネットと弦楽四重奏のための《夜の旅人の歌》(2003)
  8. ピアノ四重奏のための主題と変奏 《桜の園》
   (チェーホフの戯曲のための付随音楽より)(2000/21)*
  9. ヴァイオリンとピアノのための《アンドレイのヴァイオリン》
   (オリヴィエ・メシアンへのオマージュ)
    (チェーホフの《三人姉妹》への付随音楽より)(2006)*
 (*=世界初録音)
ダニエル・ローランド(ヴァイオリン)
アレトゥーサ弦楽四重奏団
 〔ダニエル・ローランド(ヴァイオリン)、
  フロール・ル・クルトレ(ヴァイオリン)、
  ダナ・ゼムツォフ(ヴィオラ)、
  マヤ・ボグダノヴィチ(チェロ)〕
ニーノ・グヴェタッゼ(ピアノ)
アンナ・フェドロヴァ(ピアノ)
アレクサンダル・タシッチ(クラリネット)
ジェベリャン・オーケストラ
デイヴィッド・コーエン(指揮)

 ダニエル・ローランドが弾くイシドラ・ジェベリャン作品集!

 ☆現代セルビアの傑出した作曲家、イシドラ・ジェベリャン!
 ☆ジェベリャンとの親交も深かった名手、ダニエル・ローランドを筆頭とした選りすぐりのアーティストによる室内楽&管弦楽作品集!

 セルビアでもっとも傑出し、国際的に高く評価された作曲家の1人、イシドラ・ジェベリャン(1967-2020)の、ヴァイオリンを中心とした作品集。
 ベオグラード出身で、ルーマニア、セルビア、ハンガリーの国境地帯で育ったというジェベリャンによるバルカン半島に根ざした音楽、そしてモーツァルトやマーラー、メシアンなどのオマージュも含む室内楽作品、管弦楽作品の情熱的なポートレートを、ダニエル・ローランドを筆頭とするChallenge Classicsの選りすぐりのアーティストたちがお届けします。

 オランダ/イギリスの名ヴァイオリニスト、ダニエル・ローランドは、イギリスを代表する弦楽四重奏団のひとつ、ブロドスキー弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン奏者を2007年から11年間務め、ソリスト、室内楽奏者、指揮者として輝かしいキャリアを積み、カリスマ性と冒険心に溢れた演奏家として国際的な地位を築いてきました。
 近年では、ホリガー、ズヴェーデン、ロトらの著名な指揮者と共演し、2023年にはEUユース管弦楽団のソリスト兼指揮者としてヨーロッパ・ツアーを行いました。
 現代協奏曲の熱心な支持者でもあり、このアルバムにも収録された「3つの奇妙な愛(Three Curious Loves)」を始め、ヴァスクス、R.パヌフニク、フィルソヴァ、ムストネンといった作曲家たちから作品が献呈されています。

 ※録音:2022年12月1日、ベオグラード(1)/2024年6月28日、アムステルダム(2、8、9)、2025年1月11日、アムステルダム(3)、2024年3月14日-15日、ベオグラード(4-7)

 
 




DA VINCI CLASSICS


C01032
(2CD)
特別価格
\4200
J.S.バッハ:フランス組曲 クリストファー・ハウエル(ピアノ)
 J.S.バッハ:
  【CD1】
   前奏曲とフゲッタ ニ短調 BWV.899/フランス組曲第1番ニ短調 BWV.812/
   ロンドによる幻想曲ハ短調BWV.918/フランス組曲第2番ハ短調 BWV.813/
   前奏曲ロ短調 BWV.923/フランス組曲第3番ロ短調 BWV.814/
   アルビノーニの主題によるフーガ ロ短調 BWV.951
  【CD2】
   フランス組曲第4番変ホ長調 BWV.815/コラール 《かくも喜びに満てるこの日》 BWV.605/
   フランス組曲第5番ト長調 BWV.816/小前奏曲ホ長調 BWV.937/
   フランス組曲第6番ホ長調 BWV.817/
   平均律クラヴィーア曲集第2巻より 前奏曲とフーガ第9番ホ長調 BWV.878

 イギリスの熟練ピアニスト、クリストファー・ハウエルが弾くフランス組曲!

 ロンドン出身の熟練のピアニスト、クリストファー・ハウエル。14歳で自作曲の指揮とピアノ・リサイタルを経験した後、ロンドンの王立音楽アカデミーを経て、エジンバラ大学でケネス・レイトンとエルゼ・クロスに作曲を学んだ経歴の持ち主です。

 スタンフォードやマッケンジーなど様々なイギリス音楽の録音を行ってきたハウエルの新たなアルバムは、バッハのフランス組曲。本アルバムでは、バッハの多くの単曲の中から、各組曲への前奏曲、そして時には後奏曲を組み合わせ、それぞれの組曲をメインとした6つのミニプログラムとなっている好企画です。

 ※録音:2019年11月、2020年6月、2021年2月(イタリア)
 
 


C01033
\2800
フェルナンド・デ・ルカ(ハープシコード)
ジョゼフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエのクラヴサン曲集

 ジョゼフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエ:
  クラヴサン曲集第1巻
フェルナンド・デ・ルカ(ハープシコード)

 1961年ローマ生まれのハープシコード奏者、オルガニスト、教師、作曲家のフェルナンド・デ・ルカ。

 現在Da Vinci Classicsでは、全20枚分に及ぶヘンデルのハープシコード作品全集の録音という大プロジェクトに挑戦中の彼が、本アルバムでは、作曲家、チェンバロ奏者、そして音楽監督として、パリの音楽界に消えることのない足跡を残し、フランス・バロックの巨匠の一人として確固たる地位を築いたジョゼフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエのクラヴサン曲集を取り上げています。
 ロワイエのこの曲集の中には、彼のオペラ作品の中でも特に有名な曲から抜粋されたものもあり、特に印象的なリズムの推進力と生き生きとした脈動を持つ終曲「スキタイ人の行進」は不滅の地位を獲得しました。

 ※録音:2023年10月(イタリア)
 
 
C01034
\2800
ソング・オヴ・ザ・ランド ~ 20世紀と21世紀の民謡集
 ファリャ:7つのスペイン民謡
 ロドリーゴ:3つのスペイン風小品
 ブリテン:民謡編曲集
 スティーヴン・ゴス(b.1964):ウェールズ民謡集
 マーチャーシュ・シェイベル(1905-1960):
  4つのフランス民謡
 ヴィラ=ロボス:
  感傷的なメロディ/ブラジル風バッハ第5番/
  セレスタスより 第5曲 モジーニャ
エストラ・デュオ
 〔ソフィア・チェレンツァ(ソプラノ)、
  アウローラ・オルシーニ(ギター)〕

 ジュリオ・ロスピリオージ国際コンクール第2位や、AEMC国際コンクールで特別賞「新進アーティスト賞」を受賞するなど、高い評価を得ている2020年に結成されたソプラノとギターによるデュオ、「エストラ・デュオ」。

 本アルバムでは、ソプラノの透き通るような歌声とクラシックギターの温かみのある音色を見事に融合させ、多様な作曲家による魅力的な作品の旅路へと聴衆を誘います。

 ※録音:2024年11月14日-17日(イタリア)
 
 

C01031
(2CD)
特別価格
\4200
J.S.バッハ:クラヴィーア練習曲集第3巻
 J.S.バッハ:
  前奏曲 変ホ長調 BWV 552/1
  21のコラール前奏曲 BWV 669-689
  フーガ 変ホ長調 BWV 552/2
マッテオ・パスクアリーニ(オルガン)

 マッテオ・パスクアリーニのバッハ・シリーズ、最新作はオルガン作品集!

 ボブ・ファン・アスペレンやピエール・アンタイ、ケース・ブッケといった古楽界の重鎮たちから指導を受けたイタリアの古楽系鍵盤奏者、マッテオ・パスクアリーニ。
 J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」(C00602)や「イタリア協奏曲」「フランス風序曲」「4つのデュエット」を収録した傑作集(C00870)をハープシコードで演奏し、Da Vinci Classicsからリリースしてきたバッハ・シリーズの新作として今回選曲したのはオルガン作品集。
 「ドイツ・オルガン・ミサ曲」とも呼ばれるバッハの代表的なオルガン曲集「クラヴィーア練習曲集第3巻」を、トスカーナ州カマイオーレにあるバディア・サン・ピエトロ教会のオルガンでレコーディングしました。

 ※録音:2024年10月、バディア・サン・ピエトロ教会(カマイオーレ、イタリア)
 
 

C01029
\2800
大地の響き ~ タレガの時代のギター作品集
 エミリオ・プジョル(1886-1980):
  タンゴ/トナディーリャ/セギディーリャ
 フランシスコ・タレガ(1852-1909):
  前奏曲第10番/前奏曲第11番/前奏曲第12番/
  前奏曲第13番/前奏曲第22番/前奏曲第27番
 ミゲル・リョベート(1878-1938):
  ソルの主題による変奏曲 Op.15/10のカタルーニャ民謡
ロレンツォ・ガスパーロ(ギター)

 「ギターのサラサーテ」とも呼ばれ、ギターの独奏楽器としての地位確立の礎を築いたフランシスコ・タレガと、タレガに師事して20世紀のギター史に名を遺したエミリオ・プジョル、ミゲル・リョベートの作品集。
 1996年生まれの若きイタリア人ギタリスト、ロレンツォ・ガスパーロはイタリアだけでなくスペインでも演奏活動、教育活動を行っており、今回のレコーディングではスペインのレパートリーを選びました。

 ※録音:2024年12月(シエナ、イタリア)
 
 

C01030
\2800
ラネリ:ソングス・オヴ・サレンダー
 ロベルト・ラネリ(b.1945):
  Anusathi's Minute Waltz/Variazioni Su Tema D'aria; Tema D'aria/
  Variazione 1. Canone A Rovescio/Variazione 2. Maggiore/
  Maginary Crossroads N.2/Song Of Surrender/Cechov 1/
  Cechov 2. Tema/Cechov 3. Variazione 1/
  Cechov 4. Variazione 2/In Den Juli Nachten/L'ouverture/
  Sonora Crossroads/Imaginary Crossroads N.1*/
  Imaginary Crossroads N.2/Sonora Crossroads*
マッシミリアーノ・スカテーナ(ピアノ)
ロベルト・ラネリ
 (ソプラノ・サクソフォン)*、他

 イタリアのコンテンポラリー・コンポーザー、ジャズ・サクソフォン、クラリネット奏者としてDa Vinci Classicsのディスコグラフィに度々登場しているロベルト・ラネリのピアノ作品集。
 子供の頃にショパン、シューマン、シューベルト、ブラームスを聴いて育ち、その後はジェリー・ロール・モートンなどからジャズの影響を受けたラネリが書いたすべてのピアノ独奏曲と、1990年にラネリ自身もソプラノ・サックスで参加したピアノとアンサンブルのための3作品のライヴ・レコーディングを収録。

 ※録音:1990年11月18日(ローマ、イタリア/ライヴ)*/2024年9月23日-24日(ローマ)
 
 

C01026
\2800
フンメル:フルートとピアノのための作品集 Vol.2
 ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):
  フルート・ソナタ 変ロ長調 Op.5-1
  フルート・ソナタ ヘ長調 Op.5-2
  フルート・ソナタ 変ホ長調 Op.5-3
  メユールの歌劇 《愚挙》のロマンスによる変奏曲 Op.14
  お気に入りのワルツ ヘ長調
 (Op.14を除く全曲世界初録音)
エドゥアルド・サンチェス(フルート)
エンリケ・バガリア(ピアノ)

 フンメルの珍しいフルート作品集第2巻!

 モーツァルト家に住み込みで弟子入りし、ハイドンやサリエリからも薫陶をうけ、ベートーヴェンとも親交を深めたというフンメルのフルートとピアノのための作品集の第2弾!
 フンメルは多作な作曲家でほぼすべてのジャンルに作品がありその数は300以上ともいわれています。その中で室内楽の作品は10パーセント強にすぎませんが、多彩な楽器の作品にあふれています。

 1798年に出版されデンマーク王女に献呈されたOp.5の3つのソナタは、1曲目と2曲目はピアノとヴァイオリン伴奏のために、3曲目は当時としては珍しいピアノとヴィオラ(オブリガート・ヴィオラ)のために書かれた作品で、ここではフルートとピアノ版が世界初録音されています。

 ※録音:2024年4月4日-6日、スペイン
 ※使用楽器:Flute: Boston Haynes model Jean Pierre Rampal edition 14-carat gold.
  Piano:Steinway & Sons
 
 

C01025
\2800
ナポレオン・コスト:ギター作品全集 Vol.6 ~ 演奏会用小品集 I
 ナポレオン・コスト(1805-1883):
  演奏会用ロンドー Op.12/騎士トーナメント幻想曲 Op.15/
  想い出集
   〔第1曲 オルナンの谷 Op.17、第2曲 ラインの岸辺 Op.18、
    第3曲 デルフツィル Op.19、第3曲B エチュード Op.19C、
    第4曲 ヅィデルジー Op.20、第5曲 鐘 Op.21、
    第6曲 ムーラン Op.22、第7曲 オートゥイユの夜会 Op.23〕
  劇的幻想曲《別れ》 Op.31
カルロ・フィエレンス(ギター)

 国際的なギタリストだった父グイッレルモに指導を受け、名匠リカルド・イズナオラから絶賛された腕前の持ち主であるイタリアのギタリスト、カルロ・フィエレンス。
 ギターのレパートリーとテクニックの両面において決定的な足跡を遺した19世紀フランスのギターの巨匠、ナポレオン・コストの全作品を網羅するという壮大なプロジェクトの第6巻。
 Op.19~Op.23の「想い出集(Souvenirs)」を中心とした、演奏会用小品を集めたプログラムの第1弾。

 ※録音:2023年5月、イタリア
 
 

C01024
\2800
モランディ: オルガン作品全集 Vol.6
 ジョヴァンニ・モランディ(1777-1856):
  モダン・オルガンのためのソナタ集 第7巻
   (6つのソナタ)(1832)
  モダン・オルガンのためのソナタ集 第8巻 Op.25(1836)
ルカ・サルトーレ(オルガン)

 ジョヴァンニ・モランディ(1777-1856)はオルガン奏者以外にはほとんど知られていませんが、19世紀前半のイタリアのオルガン音楽において最も重要な人物でした。
 彼の作品はオペラの影響を受けつつも、教会音楽としての品格を保ち、教会のオルガンで演奏するのに適した響きを持っています。

 ※録音:2024年9月、サン・ジョルジョ教会(パニャッコ、イタリア)
 
 ※使用オルガン:P. De Corte(1842)
 
 


C01027
\2800
ベートーヴェン:
 交響曲第2番(ピアノ三重奏版)/ピアノ三重奏曲第3番

  ベートーヴェン:
   交響曲第2番 ニ長調 Op.36
    (作曲者自身によるピアノ三重奏版)
   ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 Op.1-3
アレッサンドロ・アクリ(ヴァイオリン)
マリア・ミエーレ(チェロ)
マルコ・マルトゥッチョ(ピアノ)

 イタリアの若手奏者によるベートーヴェンの「交響曲第2番」ピアノ三重奏版!

 世紀の変わり目に作曲された、若きベートーヴェンの才能が垣間見られる2つの作品。
 交響曲第2番はオーケストラ音楽に触れられる機会の少なかった当時、多くの人々が手軽に楽しめるようベートーヴェン自身によってコンパクトな編成にアレンジされたもので、原曲とはまた違った色合いを楽しむことができます。
 ピアノ三重奏曲第3番はベートーヴェンがデビュー作である「Op.1」の最後の作品。こちらもベートーヴェン自身の手で後に弦楽五重奏に拡大された編曲が遺されています。
 イタリア国内の数々のコンクールで第1位を獲得し、オランダでは米元響子にも師事したヴァイオリニストのアレッサンドロ・アクリをはじめ、イタリア音楽界の未来を背負う3人の若手奏者たちの演奏でお楽しみください。

 ※録音:2024年1月(チーゴレ、イタリア)
 
 


C01036
(2CD)
特別価格
\4200
ジューリア・バッラーレ(ギター)
 ヴィラ=ロボス:独奏ギター作品全集

 エイトル・ヴィラ=ロボス:
  【CD1】5つの前奏曲/12の練習曲
  【CD2】ブラジル民謡組曲/ショーロス第1番
ジューリア・バッラーレ(ギター)

 セゴビア国際ギター・コンクール第1位!ジューリア・バッラーレが弾くヴィラ=ロボス!

 ☆2018年セゴビア国際ギター・コンクール第1位!
 ☆イタリアの名手、ジューリア・バッラーレが弾くヴィラ=ロボスの作品全集!

 エイトル・ヴィラ=ロボスは、20世紀初頭のギター音楽作曲家の中でも最も作品数の少ない作曲家の一人であり、生涯で発表したギターのための作品はわずか24曲にとどまっています。
 膨大な作品数とギターへの深い愛情にも関わらず、ギターのための作品が比較的少ないのは特筆すべき点と言えます。
 しかし、ヴィラ=ロボスの作品が持つ高い音楽性とギターとの深い繋がりにより、1960年代以降、コンサートやレコーディングで注目を集めるようになりました。
 本アルバムでは、何れもギタリストにとって重要なレパートリーにあげられるヴィラ=ロボスのギター作品を網羅。

 イタリア出身のギタリスト、ジューリア・バッラーレは、世界的なギターコンクールのひとつであるセゴビア国際ギター・コンクール第1位(2018)をはじめ、多くの国際コンクールで30を超える賞を受賞。
 同世代で最も有望なクラシックギター・ソリストの1人として広く認められています。彼女は9歳でギターを始め、2012年にノヴァーラの音楽院をグイド・フィヒトナーの指導の下、最高の成績で卒業。
 これまでに、オスカー・ギリア、デイヴィッド・ラッセル、パヴェル・シュタイドル、パオロ・ペゴラーロ、マルシン・ディラといったクラシックギター界を代表する名手達のマスタークラスを受講しています。

 ※録音:2024年10月(スペイン)

 
 
 

C01028
\2800
モーツァルト:短調の傑作集
 モーツァルト:
  ピアノ・ソナタ イ短調 KV 310
  幻想曲 ニ短調 KV 385g(397)
  ピアノ・ソナタ ハ短調 KV 457
  幻想曲 ハ短調 KV 475
  ロンド イ短調 KV 511
  アダージョ ロ短調 KV 540
カルメーロ・ジューディチェ(ピアノ)

 モーツァルト短調傑作集!

 ☆あえて悲しみ、憂鬱、悲劇を描いたモーツァルトの短調ピアノ作品を選りすぐった短調傑作選!
 ☆出来る限り自筆譜を慎重に分析し研究した演奏!

 モーツァルトの作品には均整の取れた作品、適切にバランスの取れたフレーズ、楽しい気分や面白い気分が好まれて作曲されています。
 しかし彼はその逆の感情や表現である悲しみ、憂鬱、悲劇を探求した作品も残しています。
 そのような作品をここでは収録しリスナーに暗闇と崇高さの深みを見つめるように誘います。
 ピアニストのカルメーロ・ジューディチェは出来る限り自筆譜を慎重に分析し研究しています。

 ※録音:2025年1月25日&2月9日&22日
 
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JC01000
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3500
ジョヴァンニ・ベルッチ(ピアノ)
 ブゾーニ:ピアノと管弦楽のため作品集


 リスト/ブゾーニ:
  スペイン狂詩曲
   《スペインのフォリアとホタ・アラゴネーサ》 S.254/R90
 フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924):
  ピアノと管弦楽のためのコンチェルティーノ BV292
  ピアノと管弦楽のための《インディアン幻想曲》 Op.44/BV264
ジョヴァンニ・ベルッチ(ピアノ)
ダニエーレ・カッレガーリ(指揮)
RAI国立交響楽団

C01000
\2800→\2590

 Da Vinci Classics 1,000タイトル目!ベルッチが弾いたブゾーニ2002年ライヴ!

 ☆「Da Vinci」の記念すべき1,000タイトル目のアルバム!
 ☆ジョヴァンニ・ベルッチが弾いたブゾーニの協奏的作品集!
 ☆2002年のライヴ録音がついに世に出ることになりました!

 相愛大学でも教鞭を執るミラノ出身の音楽学者、エドモンド・フィリッピーニによって2015年に創設されたイタリアのレーベル「Da Vinci Classics & Jazz」の記念すべき1,000タイトル目のアルバム!
 創設10周年の独立系レーベルながら、既に(クラシックとジャズ含め)1,000タイトルという驚異的なリリースを行ってきたDa Vinciの記念盤は、イタリアが生んだ現代の鬼才ピアニスト、ジョヴァンニ・ベルッチがソリストを務めたブゾーニの協奏的作品集という秘蔵音源が登場。
 2002年の6月にRAI(イタリア放送協会)によって行われていたライヴ録音で、2024年のブゾーニ没後100周年を記念して、この録音が世に出ることになり、ピアノとそのレパートリーの深い歴史家であり最近逝去されたピエロ・ラッタリーノ(1931-2023)が2004年にベルッチの録音のために書き下ろしていた未発表のテキスト(国内仕様盤は日本語訳付き)が掲載されています。

 1965年、イタリアのローマで生まれたジョヴァンニ・ベルッチは、14歳までピアノが弾けなかったものの、突如としてその神懸った才能に目覚め、15歳でベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を暗譜で演奏できるようになったという凄まじいエピソードの持ち主。
 さらには16歳でリストの「死の舞踏」を弾いてデビューを果たし、ロシアの大巨匠ラザール・ベルマンに認められ弟子入りを果たしました。
 師であるベルマンから受け継いだ解釈によりリスト弾きとしても名を馳せており、このライヴ録音でもブゾーニによってピアノと管弦楽版にアレンジされたリストの「スペイン狂詩曲」の華麗な技巧が披露されています。

 ※録音(ライヴ):2002年6月13日-14日、ジャンニ・アニェッリ・オーディトリアム(リンゴット、トリノ)
 




KAIROS

0022302KAI
(3CD)
特別価格
\5700
アルフォンソ・ゴメス(ピアノ)
 メシアン:鳥のカタログ(全曲)&鳥たちの小スケッチ

 オリヴィエ・メシアン(1908-1992):
  鳥のカタログ(全曲、第1巻~第7巻)/鳥の小スケッチ
アルフォンソ・ゴメス(ピアノ)

 アルフォンソ・ゴメスのメシアン新録音!「鳥のカタログ」全曲!

 オリヴィエ・メシアンは、鳥たちを自らの最も偉大な教師と見なし、そのさえずりを情熱と精緻さをもって採譜しました。
 彼のピアノ作品、なかでも《鳥のカタログ》や《鳥の小スケッチ》は、鳥の歌を豊かで色彩に満ちた音楽へと昇華させたものです。
 リズム、色彩、自然への飽くなき探求は、メシアンの作曲活動を形づくり、鳥類学と霊性の融合をもたらしました。
 過去には同じメシアンの大作「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」(0015081KAI)も録音している現代音楽の名手アルフォンソ・ゴメスは、本作でこれまでの名高いディスコグラフィに新たな傑作を加える驚異的な解釈を披露しています。
 メシアン自身が語った言葉のとおり ―― 「自然、鳥の歌!それが私の情熱であり、私の避難所でもある」のです。

 ※録音:2024年8月24日-28日、アンサンブルハウス(フライブルク、ドイツ)
 
 


0022050KAI
\2900
アンサンブル・モデルン、アルディッティ弦楽四重奏団、など
サムーティス:アトラポス

 エーヴィス・サムーティス(b.1979):
  Echopraxia(2006)~弦楽六重奏のための
  In Darkness(2022)~5声とバスクラリネットのための
  Rhymes(2012)~弦楽四重奏のための
  Secret Garden(2018)~室内アンサンブルのための
  Engravings(2013)~大アンサンブルのための
アンサンブル・モデルン
アルディッティ弦楽四重奏団
ノイエ・ヴォーカルゾリステン・シュトゥットガルト
クラングフォルム・ウィーン
ヨハネス・カリツケ(指揮)
ギャレス・デイヴィス(バス・クラリネット)

 キプロス出身の作曲家エーヴィス・サムーティス(b.1979)の音楽は、身体性、超絶技巧、そして文化的深みが躍動的に融合したものです。
 キプロスのルーツと多彩な研鑽を背景に、《Echopraxia》や《In Darkness》といった作品では模倣や脆弱性の概念に挑み、《Rhymes》や《Engravings》では聴き手に精緻な構造と素材感を呼び起こします。
 文学や視覚芸術からの影響も色濃く、音による彫刻のような作品群は、洗練された設計と野性的なエネルギーの共存を体現しています。

 ※録音:2006年~2022年(キプロス&ドイツ)
 
 

0022058KAI
\2900
バスケス:タリオ
 マヌエル・コントレラス・バスケス(b.1977):
  Aswalaq, Zoos Humanos(2018)~女声のための
  Los Ojos del Pueblo acusan al estado terrorista(2020)~
   チェロとピアノのための
  Lidio(2020)~2本のギターのための
  Taiken(2021)~チェロのための
  La Furia del Ermitano,
   a theatre of sounds about madness(2021)~
    2人の女声とアンサンブルのための
ヴィルゴ・ヴォックス・アンサンブル
プラス=マイナス・アンサンブル
デュオ・ラルマン=マルケス
マイケル・ニコラス(チェロ)
タジェール・デ・ムシカ・コンテンポラネア

 メキシコ出身の作曲家マヌエル・コントレラス・バスケス(b.1977)は、本作《タリオ》において、ラテン・アメリカの歴史、音の探求、そして実験的記譜法に対する深い取り組みを提示しています。
 複雑な音色のテクスチャーと建築的な作曲アプローチを通じて、バスケスの作品は記憶、抵抗、人間の経験といったテーマを縦横に描き出します。
 音楽が音響的風景であると同時に意識への呼びかけとなるような、深い内省の旅を提供する1枚です。

 ※録音:2020年~2024年
 
 

0022037KAI
\2900
レヴィ:錯誤の芸術
 ファビアン・レヴィ(b.1968):
  Durch, in memoriam G. Grisey(1998)~
   サクソフォン四重奏のための
  A propos(2008)~
   フルート、クラリネット、ヴァイオリン、
    チェロとピアノのための
  Danse polyptote(2013)~アコーディオンとチェロのための
  De l'art d'induire en erreur(2020)~
   3声のアンプリファイド・ヴォイスとオーケストラのための
  Les deux ampoules d'un sablier peu a
   peu se comprennent(1996)~ハープのための
アルシス・サクソフォン四重奏団
アンサンブル・ルシェルシュ
テオドロ・アンゼロッティ(アコーディオン)
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
ノイエ・ヴォーカルゾリステン・シュトゥットガルト
ベルリン・ドイツ交響楽団
ヨハネス・カリツケ(指揮)
イリス・トロシアン(ハープ)

 フランスの作曲家ファビアン・レヴィ(b.1968)の音楽は、あいまいさ、逆説、音響的な錯覚をテーマにした実験性に富んだ作品で知られています。
 スペクトル楽派に連なる作曲家として、グリゼーやリセからの影響を受けつつ、知覚と錯視に関心を持ち、聴く者の感性に挑みかける作品を創り続けてきました。
 楽器のアイデンティティが揺らぐような音響構造や、万華鏡的リズム、ジャンル横断的引用が織りなす世界は『錯誤の芸術』というタイトルにふさわしく、リスナーの認識そのものを問い直します。
 テオドロ・アンゼロッティやジャン=ギアン・ケラスといった精鋭たちの参加にも注目です。

 ※録音:1999年~2020年
 




PALADINO



PMR0150
\2900
マルティン・ルンメルが参加したシューベルト晩年の傑作!
 シューベルト:
  弦楽五重奏曲 ハ長調 Op.posth.163, D956
マルティン・ルンメル(チェロ)
アーツィエス四重奏団
 〔ベンヤミン・ツィールフォーゲル(第1ヴァイオリン)、
  ラファエル・カスプリアン(第2ヴァイオリン)、
  ヨージェフ・ビザーク(ヴィオラ)、
  トーマス・ヴィースフレッカー(チェロ)〕

 シューベルト晩年の傑作である弦楽五重奏曲 D956は、死のわずか数か月前に完成された作品で、2本のチェロを用いる特異な編成が、深い陰影と独自の抒情性を生み出しています。
 アルバン・ベルク四重奏団やウィリアム・プリースらから薫陶を受けたアーツィエス四重奏団とチェリストのマルティン・ルンメルは長年にわたりこの作品を探求し、ギュンター・ピヒラーとヴァレンティン・エルベンという二人の偉大な師に捧げる録音として結実させました。伝統への敬意と継承の精神が込められた珠玉の1枚です。

 ※録音:2024年3月9日-10日(リンツ、オーストリア)
 



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BIS



BIS2608
(SACD HYBRID)
\3100→\2890
キアロスクーロ四重奏団
 ハイドン:弦楽四重奏曲「ロシア」 Op. 33 第4番 - 第6番

 ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
  1-4. 弦楽四重奏曲 変ロ長調
   「ロシア四重奏曲 第4番」 Hob. III:40
    1. I. Allegro moderato/2. II. Scherzo. Allegretto/
    3. III. Largo/4. IV. Finale. Presto
  5-8. 弦楽四重奏曲 ト長調
   「ロシア四重奏曲 第5番」 Hob. III:41
    5. I. Vivace assai/6. II. Largo e cantabile
    7. III. Scherzo. Allegro/8. IV. Finale. Allegretto
  9-12. 弦楽四重奏曲 ニ長調
   「ロシア四重奏曲 第6番」 Hob. III:42
    9. I. Vivace assai/10. II. Andante/
    11. III. Scherzo. Allegretto/12. IV. Finale. Allegretto
キアロスクーロ四重奏団
 アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)...  Andrea Amati (1570)
 シャルロット・サリュースト=ブリドゥー(ヴァイオリン)...  Carlo Tononi (1720)
 エミリー・ホーンルンド(ヴィオラ)... Willems(c.1700)
 クレール・ティリオン(チェロ)... Carlo Tononi 1720)

 録音:2024年8月7-10日 Menuhin Hall, The Yehudi Menuhin School, Stoked'Abernon(イギリス)
 総収録時間:57分
 SACD層: Stereo, Multi-Channel 5.0

 【キアロスクーロ四重奏団のハイドンの旅、更に前進】
 アリーナ・イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団。2005年に結成され、2016年4月には初来日公演も大成功を収めました。
 以降、しなやかな音色とダイナミックな演奏が多くの聴き手から高く評価されています。
 
 2023年4月にリリースされた、ハイドンの弦楽四重奏曲《作品33》より最初の3曲(BISSA2588)は、「作品の本質に迫る、驚くほど忠実な演奏」(Diapason誌)と称賛され、多くの賞を受賞しました。
 そして今回のアルバムでは、このセットの残り3曲が収録されています。
 
 1781年に作曲された《作品33》は、「ロシア四重奏曲」とも呼ばれ、ロシアの大公パーヴェル(のちの皇帝パーヴェル1世)に献呈されました。
 それまでのハイドンの作品に比べて大きなスタイルの変化があり、当時の聴衆の好みに合わせて、より軽やかで親しみやすい音楽が目指され、リズムにも生き生きとした魅力が感じられます。
 この曲集は、「古典派の弦楽四重奏曲」の始まりを示す重要な作品とされており、モーツァルトが大きな影響を受けて《ハイドン四重奏曲》を生み出したことでも知られています。
 
 キアロスクーロ四重奏団は、ハイドンの弦楽四重奏曲を歴史的な奏法に基づく深い理解とともにたどるプロジェクトを2020年以来続けており、すでに《作品20》と《作品76》が発売済みです。
 
 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。

 
 
 

BIS2719
(SACD HYBRID)
\3100
ニューヨーク・ポリフォニー
Sky of my Heart 心の空に

 1. ウィリアム・バード(1540-1623):
  グラドゥアリア第1巻(1605年出版) – Ecce quam bonum
 2-4. アイヴァン・ムーディ(1964-2024):
  ソロモンの雅歌 I – 3つのモテット
   2. I. Surge propera amica mea
   3. II. Descendi in hortum meum
   4. III. Ego dilecto meo
 5. ジョン・タヴナー(1944-2013):神の子羊(1982)
 6. ベッキー・マクグレイド(1974-):
  Of the Father's Love Begotten 世のならぬ先に(2021)
 7. 内藤明美(1956-): 西行による月の和歌六首(2019)
 8. ポール・モラヴェック(1957-):The Last Invocation (2020)
 9. モラヴェック:Darest Thou Now, O Soul (2020)
 10. バード:4声のミサ - アニュス・デイ(1592-93)
 11. アンドルー・スミス(1970-):カタルシス(2020)
 12. ニコ・ミューリー(1981-):My Days (2012)
 13. オーランド・ギボンズ(1583-1625):銀色の白鳥(1612頃)
ニューヨーク・ポリフォニー
 ジェフリー・ウィリアムズ(カウンターテナー)
 スティーヴン・カルディコット・ウィルソン(テノール)
 アンドルー・フックス(テノール)
 クレイグ・フィリップス(バス)

レストレンジ・ヴァイオルズ...10、12、13
Loren Ludwig(トレブル・ヴィオール)
John Mark Rozendaal(トレブル・ヴィオール)
Kivie Cahn-Lipman(テナー・ヴィオール)
Zoe Weiss(バス・ヴィオール)
Douglas Kelley(バス・ヴィオール)

 録音:2023年10月16-19日 Bristol Chapel, Westminster Choir College,Princeton, New Jersey(USA)
 総収録時間:63分
 SACD層: Stereo, Multi-Channel 5.0

 【現代屈指の男声アンサンブル、ニューヨーク・ポリフォニーが歌う「Sky of my Heart 心の空に」】
 このアルバムに収められた作品は、400年以上にわたる音楽史の中から選ばれており、古楽レパートリーの発掘と発展に対する彼らの深い情熱を映し出しています。
 演奏される作品の多くは、「生」「死」「来世」といったテーマを扱っており、アンドルー・スミスの作品には個人的な死別の体験が、ポール・モラヴェックの作品には新型コロナウイルス感染症によるパンデミックの影響が反映されています。
 また、ウィリアム・バード、イヴァン・ムーディー、ジョン・タヴナー、ベッキー・マクグレードの曲は宗教的な深みをたたえており、曲中の詩句がアルバムのタイトルにもなっている内藤明美作曲「西行による月の和歌六首」は、西行法師の和歌をもとにした瞑想的な響きをもつ作品です。

 ニコ・ミューリーの《My Days》は、17世紀初頭のイギリスの作曲家オーランド・ギボンズに捧げるトリビュートであり、最後はギボンズ自身の名作「銀色の白鳥」でアルバムを静かに締めくくります。
 これらの現代作品の多くは、ニューヨーク・ポリフォニーの委嘱によって生まれたもので、典礼聖歌の豊かな伝統に深く根ざしながらも、現代的なハーモニーによって新たな響きを生み出しています。
 さらに、ヴァイオル・アンサンブル「レストレンジ・ヴァイオルズ」が3曲に参加し、この音の世界に豊かな彩りを添えています。
 
 ニューヨーク・ポリフォニーは、ジェフリー・ウィリアムズ、スティーヴン・カルディコット・ウィルソン、クリストファー・ダイラン・ハーバート、クレイグ・フィリップスの4人が2006年に結成。
 2020年にはテノールがアンドルー・フックスに交代しましたが、他の3人のメンバーの顔触れは変わることなく、20年近くにわたり顧みられることの少ないルネサンスと中世の作品をレパートリーの中心に置き、現代作曲家の新作の初演も積極的に行う男声室内ヴォーカル・アンサンブルです。
 これまでに数多くの録音を行い、うち2作はグラミー賞にもノミネートされた他、2021年に発表した「そして太陽は光を失った~受難節の音楽」(BISSA2277)は世界中の音楽誌から高く評価されています。
 
 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。

 
 




CHANDOS



CHSA5352
(SACD HYBRID)
\3000
アルペシュ・チャウハン&BBCスコティッシュ交響楽団
チャイコフスキー:管弦楽作品集 第3集

 ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893):
  1-5. 管弦楽組曲第2番 Op. 53(1883)
   1. Jeu de sons 音遊び/2. Valse ワルツ/
   3. Scherzo burlesque ユーモラスなスケルツォ/
   4. Reves d'enfant 子供の夢/
   5. Danse baroque 野性的な踊り(ダルゴムイシスキーの様式で)
  6-7. 歌劇《エフゲニー・オネーギン》Op. 24(1877-78)より
   6. 第2幕 間奏曲とワルツ/7. 第3幕 ポロネーズ
  8. 歌劇《チャロデイカ(魔女)》– 曲芸師たちの踊り
  9. 序曲「雷雨」 Op. 76(1864)
  10. スラヴ行進曲 Op. 31
BBCスコティッシュ交響楽団
デイヴィッド・アダムズ(リーダー)
アルペシュ・チャウハン(指揮)

 録音:2024年9月10-12日 Grand Hall, City Halls, Glasgow
 総収録時間:78分
 SACD層: Stereo, Multi-Channel 5.0

 好評シリーズ、アルペシュ・チャウハンとBBCスコティッシュ交響楽団によるチャイコフスキー管弦楽作品集。
 この第3集は、交響曲よりも自由な形式で書かれた管弦楽組曲第2番を中心に、歌劇《エフゲニー・オネーギン》から「間奏曲とワルツ」、「ポロネーズ」などの有名曲をはじめ、学生時代の作品「雷雨」と歌劇《チャロデイカ》からの曲が並び、最後は勇壮なスラヴ行進曲で幕を閉じるという選曲です。
 チャウハンは、オーケストラから精緻な音を引き出すとともに、あまり演奏されない作品でも細部まで行き届いた演奏を聴かせます。名プロデューサー、ブライアン・ピジョン&録音エンジニア、ラルフ・カズンズのコンビによる収録。
 
 SACDでのリリースです。
 
 バーミンガム出身の指揮者アルペシュ・チャウハンは、スクロヴァチェフスキに師事し、ヴァシリー・ペトレンコやファンホ・メナのマスタークラスに参加。
 2014~2016年にはバーミンガム市交響楽団の副指揮者を務め、アンドリス・ネルソンス、エドワード・カードナーの薫陶を受けました。
 2015年にデビュー後、アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルの首席指揮者に就任し、ブラームスの交響曲全曲などを指揮。
 現在はデュッセルドルフ交響楽団の首席客演指揮者、バーミンガム・オペラ・カンパニーの音楽監督を務める傍ら、世界各地の主要オーケストラに客演しています。
 また、音楽教育にも積極的に関わり、若い音楽家の支援に尽力しています。
 2022年に大英帝国勲章OBEを受章しました。

 
 
 
CHAN20324
\2800
地平線~フランスの歌曲集 キティ・ウェイトリー(メゾ・ソプラノ)
エドウィジュ・ヘルシェンローダー(ピアノ)
 リリ・ブーランジェ(1893-1918):
  1. Reflets 反映(1911)/2. Attente 期待(1910)
 3-9. マルグリット・カナル(1890-1978):La Flute de jade 翡翠の笛(1922) –
  100の歌曲集より中国の歌曲集...世界初録音
   3. I. Narcisses ナルシス/4. II. Pluie de printemps 春の雨/
   5. III. Voeu 誓い/アンダンテ・エスプレッシーヴォ(表情豊かにゆったりと)
   6. IV. Les Trois Princesses 三人の王女たち/7. V. La Femme au miroir 鏡の中の女/
   8. VI. Inscription sur un tombeau de la Montagne Fou-Kiou フーキウ山の墓碑銘/
   9. VII. La Promenade attristee 悲しみの散歩
 10-12. クロード・ドビュッシー(1862-1918):ビリティスの3つの歌
  10. パンの笛/11. 髪/12. ナイアードの墓
 13-17.アルマンド・ド・ポリニャック(1876-1962):「翡翠の笛」(1922)より
  13. II Chant d'amour 愛の歌 エレーヌ・M=ルキアンに捧ぐ
  14. IV. Nuit d'hiver 冬の夜 ド・ボワルヴレイ伯爵夫人に捧ぐ
  15. V. Li-Si 李斯(リ・スー) ジャンヌ・バトリに捧ぐ
  16. VI. Ki-Fong 綺芳(キ・フォン) ド・ボワルヴレイ伯爵夫人に捧ぐ
  17. VII. La Rose rouge 赤いばら マルグリット・ババイアンに捧ぐ
 アンリ・デュパルク(1848-1933)
  18. Au pays ou se fait la guerre 戦のある国へ(1869-70頃)
  19. La Vie anterieure 前世(1884)
 20-23. リタ・シュトロール(1865-1941):「ビリティス」より歌曲集(1898頃)
  20. IV. La Flute de Pan パンの笛/21. V. La Chevelure 髪/
  22. VI. Roses dans la nuit 夜の中のばら/23. XI. La Nuit 夜
 エドヴィージュ・クレティアン(1859-1944):
  24. L'Amoureuse des vagues 波を愛する女(1902頃)...世界初録音
  25. Les Matelots 水夫たち(1887頃)...世界初録音
  26. Dernier reve! 最後の夢(1905頃)...世界初録音
 シュトロール:音楽が付けられた10の詩より
  27. 第7曲 マミー

 録音:2024年10月1-3日 イギリス、サフォーク、ポットン・ホール
 総収録時間:78分

 19世紀末から20世紀前半のパリを拠点に活躍した作曲家たちの歌曲を取り上げたアルバム。
 この時代のパリは、1889年の万国博覧会などを契機に地理的・文化的な関心が広がり、芸術的にも刺激に満ちた都市であるとともに、女性作曲家の活動も盛んになっていました。
 このアルバムでは、そうした女性作曲家の作品を中心に選曲。ピエール・ルイスによる官能的な詩に基づく「ビリティスの歌」や、中国の詩をフランツ・トゥーサンがフランス語に翻訳した「翡翠の笛」など、当時人気を博した詩を用いた作品が含まれています。カナルの「翡翠の笛」やクレティアンの3つの歌曲は、いずれも世界初録音となります。
 艶のある歌声の持ち主、メゾ・ソプラノのキティ・ウェイトリーは、英国で学び、キャスリーン・フェリアー賞などを受賞後、ヴェルビエ音楽祭アカデミーに参加。
 2013年から2015年にかけてはBBCニュー・ジェネレーション・アーティストとして活動し、BBCプロムス出演や新作歌曲の委嘱などを行いました。
 ベルリン・フィルをはじめとする主要オーケストラと共演し、リサイタルやオペラなど多方面で活躍する他、「SWAP'ra」の共同設立者として、女性音楽家の支援にも力を入れています。
 エドウィジュ・ヘルシェンローダーは、エリック・ヴィドンヌに師事し、ロンドン王立音楽アカデミー大学院でマルコム・マルティノーらの指導を受けました。
 キティ・ウェイトリーや女優ドミニク・ブランと共演したシェイクスピアを題材にしたリサイタルなどでも注目を集めるだけではなく、エコールノルマル音楽院でフランス語発音や役作りの指導にもあたるなど教育の面でも活躍しています。
 




GRAND PIANO



GP943
\2600
ヴェルディとベッリーニの歌劇によるトランスクリプション集 ルーベン・ミシェーリ(ピアノ...SteinwayD)
 1. エドゥアルト・ビール(1824-1895):
  ヴェルディの歌劇《イル・トロヴァトーレ》による劇的幻想曲 Op. 8(1854)
 2. イグナス・グザヴィエ・ジョゼフ・レイバック(1817-1891):
  ベッリーニの歌劇《清教徒》による華麗な幻想曲 Op. 48(1862)
 3-4. ヨアヒム・ラフ(1822-1882):
  トロヴァトーレと椿姫、ヴェルディによる2つのサロン風パラフレーズ Op. 70
   3. No. 1. トロヴァトーレ(1857)/ 4. No. 2. 椿姫(1857)
 5. ステファノ・ゴリネッリ(1818-1891):
  ヴェルディの歌劇《椿姫》、華麗なディヴェルティメント Op. 93(1853) (編曲:R. ミシェーリ)
 6. フェルディナント・バイエル(1803-1863):
  ベッリーニのオペラの主題による3つの華麗な幻想曲 Op. 50 - 第3番 カプレーティとモンテッキ(1842)
 7. アドルフォ・フマガッリ(1828-1856):ヴェルディの歌劇《椿姫》の旋律による変奏曲 Op. 98(1854)
 8. エウジェニア・アッピアーニ(1820-1870):ヴェルディの歌劇《リゴレット》のバッラータ(1850)
 9. レイバック:ベッリーニの歌劇《ノルマ》のモティーフによる華麗な幻想曲 Op. 65(67)(1864)

 録音:2024年1月15-16日 Peter Mayr Saal, Lengmoos,South Tyrol(イタリア)
 総収録時間:71分

 19世紀には、多くの作曲家が人気オペラの旋律をもとにピアノ独奏曲を作曲しました。
 このアルバムには、ベッリーニやヴェルディの名作オペラに基づく幻想曲や変奏曲が収められており、アリアや名場面が華やかに再構成されています。
 ビールやラフ、レイバックらによる《イル・トロヴァトーレ》や《椿姫》の編曲に加え、ゴリネッリやフマガッリ、バイエルらの技巧的かつ抒情的な作品も聴きどころです。
 サロンや家庭でオペラの感動を楽しめるよう工夫されたこれらの作品は、19世紀の音楽文化を今に伝える貴重なレパートリーです。
 
 ピアニスト、指揮者、作曲家として活躍するルベン・ミシェーリは、イタリア・カターニアとベルギーで学び、第9回フランツ・リスト国際コンクール ワイマール - バイロイトで第2位に入賞するなど、40を超える国際コンクールでの受賞歴を誇ります。

 
 




TOCCATA CLASSICS


TOCC 753
\2600
レンバ:室内楽作品全集 第1集
 アルトゥル・レンバ(1885-1963):
  1-3. ヴァイオリン・ソナチネ第1番(組曲)(1954)
   1. I. 前奏曲(パストラーレ)/2. II. カンツォネッタ(歌)/
   3. III. "Labajalg" (パーティを楽しむ人々)
  4-6. ヴァイオリン・ソナタ第1番(1931)*
   4. I. Allegro moderato/5. II. Andante quasi pastorale/
   6. III. Rondo. Perpetuum mobile
  7. 子守歌(作曲年不明)*
  8. マズルカ(作曲年不明)*
  9. Poeme d'amour 愛の詩(1916)
  10-17. ヴァイオリン・ソナタ第2番(1947)*
   10. I. Allegro moderato/
   11-16. II. 主題と変奏/17. III. Andante – Allegro
  18-20. ヴァイオリン・ソナチネ第1番(組曲)(1954)
   18. I. 前奏曲(パストラーレ)/19. II. カンツォネッタ(歌)/
   20. III. "Labajalg" (パーティを楽しむ人々)
  21. 愛の詩(1916)*
 *...世界初録音
トゥリーン・ルーベル
 (ヴァイオリン)...1-17
ステン・ラスマン(ピアノ)...1-17
ルドルフ・パルム
 (ヴァイオリン)...18-20
アルトゥル・レンバ(ピアノ)...18-20
フーゴ・シュッツ
 (ヴァイオリン)...21
マルガレーテ・クルース
 (ピアノ)...21

 録音:2024年11月18、21、23、24日 Grand Hall of the Estonian Academy of Music andTheatre, Tallinn(エストニア)...1-17 1960年...18-20 1928年...21
 総収録時間:64分

 アルトゥル・レンバはエストニアで活躍した作曲家。生前はピアニスト・教師として高く評価されました。
 彼の作品は故郷でも長らく顧みられることがありませんでしたが、チャイコフスキーやラフマニノフを思わせる抒情性にあふれたその音楽は、非常に魅力的です。
 このアルバムは、レンバの室内楽作品を紹介するシリーズの第1弾となるもの。「ソナチネ」は、作曲家の70歳の誕生日を記念して開催されたコンサートで初演された作品で、各楽章には表題が付けられており「組曲」とも呼ばれます。
 2曲のソナタもロマンティックな作風による作品ですが、これら3曲の楽譜は印刷されたことはなく、この録音をきっかけに2025年エストニア音楽情報センターから出版されました。他に「愛の詩」などの美しい小品も収録されています。また、このアルバムには、1960年にエストニア公共放送(Eesti Rahvusringhaaling)のアーカイヴに収められた歴史的録音も収録。「ソナチネ」はピアノをレンバ自身が演奏し、ヴァイオリンは当時エストニア放送交響楽団(現・エストニア国立交響楽団)のコンサートマスターを務めていたルドルフ・パルムが担当、さらに、レンバの妻ソフィアに捧げられた「愛の詩」の1928年録音も収められており、こちらはレンバの友人のヴァイオリニスト、フーゴ・シュッツの演奏となっています。
 演奏するヴァイオリニスト、トゥリーン・ルーベルは、2015年よりエストニア国立交響楽団のコンサートマスターを務めており、多数のオーケストラやヤルヴィ父子らの指揮者と共演、現代音楽にも積極的に取り組む実力派です。



 


TOCC 761
\2600
ガル:ヴィオラのための作品集 第2集
 ハンス・ガル(1890-1987):
  1-3. 三重奏曲 Op. 97b -
   ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのために (1950)*
  4-7. セレナード Op. 41 -
   ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのために(1932)
  8-11. ディヴェルティメント Op. 80b -
   フルート、ヴィオラとハープのために(1957)*
  12. 即興曲 – ヴィオラとピアノのために(1940)
  13-15. 三重奏曲 Op. 104 -
   ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのために(1971)
 *...世界初録音
ハンナ・パッカラ(ヴィオラ)
レイヨ・トゥンッカリ
 (ヴァイオリン)...1-7、13-15
ラウリ・プラッカ(チェロ)...4-7、13-15
ニーヴ・マッケナ(フルート)...8-11
パイヴィ・セヴェレイデ(ハープ)...8-11
イリーナ・ザハレンコヴァ
 (ピアノ)...1-3、12

 録音:2019年2月28日 Akustiikka, Ylivieska(フィンランド)...12 2020年10月 Snellman's Hall, Kokkola(フィンランド)...4-11、13-15 2023年1月5-6日 Kangasala Arts Centre(フィンランド)...1-3
 総収録時間:87分

 ハンス・ガルは、オーストリア生まれの作曲家・指揮者・音楽学者。ブラームスに連なる後期ロマン派の伝統を受け継ぎ、調性と旋律美に根ざした作風を生涯貫きました。
 ウィーンやマインツで音楽教育に携わった後、ナチスの台頭によりスコットランドへ亡命。戦後はエディンバラ大学で教鞭を執るなど音楽界に貢献しました。
 彼はヴィオラのために多くの作品を残しており、このアルバムには約40年にわたる時期に書かれた4作品を収録。それぞれ異なる背景と個性を持ちながらも、ガルならではの旋律美、対位法、ヴィオラの音色を活かした落ち着いた雰囲気が全体を貫いています。
 
 ハンナ・パッカラはフィンランドのヴィオラ奏者。
 シベリウス音楽院とベルリンのハンス・アイスラー音楽大学などで学び、ヘルシンキ・バロック・オーケストラやオストロボスニア室内管弦楽団の首席奏者を務めるほか、教育活動にも力を注いでいます。
 
 

TOCC 765
\2600
ピットフィールド:管弦楽作品集
 トーマス・ピットフィールド(1903-1999):
  1-5. シンフォニエッタ(1946)
  6-9. オールド・スタッフォードシャーの旋律による幻想曲 –
   ヴァイオリンとオーケストラのために(1950)
  10. リリック・ワルツ – 弦楽オーケストラのために(1988)
  11-16. Bucolics:Folk Song Studies
   牧歌集:民謡によるスタディ(作曲年不明)
    11. I. Comin' through the Rye
    12. II. Where are you going to, my Pretty Maid?
    13. III. So Far from my Country
    14. IV. Gathering Peascods
    15. V. The Little Room
    16. VI. Carrion Crow
  17-21. Concerto Lirico 抒情的な協奏曲 –
   ヴァイオリンとオーケストラのために(1958)
  22. Epitaph 墓碑銘 – 弦楽オーケストラのために(1981)
エマ・マグラー
 (ヴァイオリン)...6-9、17-21
リエパーヤ交響楽団
アイガルス・ラウマニス
 (サクソフォン)...18
ポール・マン(指揮)

 録音:2025年1月14-17日 Great Amber Concert Hall、リエパーヤ(ラトヴィア)
 総収録時間:75分

 トーマス・ピットフィールドはイギリス・ボルトン出身の作曲家。美術や詩作にも造詣が深かったことで知られています。
 このアルバムには彼の管弦楽作品を収録。その作品を高く評価していた指揮者バルビローリの依頼で書かれたシンフォニエッタをはじめ、民謡を愛したピットフィールドならではの牧歌集や、オールド・スタッフォードシャーの旋律による幻想曲など、どれも親しみやすい旋律を持つ、ヴォーン・ウィリアムズらに連なる英国田園音楽の伝統を継承するものです。
 
 

TOCC 395
\2600
ハヴァーガル・ブライアン(1876-1972):合唱作品全集 第1集
 ハヴァーガル・ブライアン(1876-1972):
  1. Shall I compare thee to a summer's day 君を夏の日にたとえようか
  2. Soul Star 魂の星
  3. Come o'er the sea 海を越えておいで
  4. Lullaby of an Infant Chief 幼き族長の子守歌
  5. Ah! County Guy, Serenade for equal voices
   ああ!カウンティ・ガイ(同声のためのセレナード)
  6. Violets すみれ
  7. Fair Pledges of a Fruitful Tree 実り豊かな木の美しい約束
  8. Grace for a Child 子供のための祈り
  9. A Song of the Willow 柳の歌
  10. And will he not come again? あの人はもう戻らないの?
  11. Ye spotted snakes まだら模様の蛇たちよ
  12. Fear no more the heat of the sun もはや太陽の暑さを恐れるな
  13. Under the greenwood tree 緑の木の下で
  14. Full fathom five 五尋の深み
  15. Come away, death 来たれ、死よ
  16. The Blossom 花17. The Fly ハエ
  18. The Little Boy Lost 迷子になった少年
  19. The Little Boy Found 見つかった少年
  20. Piping down the Valleys Wild 野生の谷に笛を吹きながら
  21. The Chimney Sweeper 煙突掃除人
  22. The Little Black Boy 小さな黒人の少年
  23-26.「Prometheus Unbound 鎖を解かれたプロメテウス」より
   4つの合唱曲
    23. From Unremembered Ages 記憶なき時代から
    24. The Path 小道
    25. There the Voluptuous Nightingales 甘美なるナイチンゲールたち
    26. There those Enchanted Eddies 魅惑の渦巻きのあるところ
  27. Spring – sound the flute 春 ー 笛を鳴らそう
  28. Summer has come, Little Children 夏が来たよ、小さな子どもたち
  29. Goodbye to Summer 夏への別れ
  30. Blow, Blow thou Winter Wind 吹け、吹け、冬の風よ
 3、7、9、14を除き世界初録音
ジョイフル・カンパニー・
 オヴ・シンガーズ...
  1-4、15、23-26、30
アスコルタ...6、9-14、21-22
ギャヴィン・ロバート
 (ピアノ)...9-15、21-22
クリスティーン・ハンキン
 (フルート)...25
イモージェン・バーフォード
 (ハープ)...25
ピーター・ブロードベント(指揮)...
 1-4、6、9-15、21-26、30
フィンチリー児童合唱団...
 5、7、8、16-20、27-29
ジョン・エヴァンソン(ピアノ)...
 5、7、8、16-20、27-29
グレイス・ロシター(指揮)...
 5、7、8、16-20、27-29

 録音:2021年12月11、12日、2022年3月12、13日 St Jude on the Hill, Hampstead Garden Suburb,London...1-23、25、27-30 2022年11月6日 St Silas, Kentish Town, London...24、26
 総収録時間:71分

 巨大な「ゴシック交響曲」をはじめ、32曲の交響曲を遺したイギリスの作曲家ハヴァーガル・ブライアン。
 しかし、彼が交響曲の作曲を始める以前に、カンタータや歌曲、合唱曲などを作曲していたことはあまり知られていません。現存する合唱曲は約80曲にのぼり、さらに20曲ほどの楽譜が失われていることから、実際にはそれ以上の作品を残していたと考えられています。
 これらの合唱曲は主に三つの時期に集中して作曲されており、第1期は1905~06年頃で、若きブライアンが将来を嘱望される存在となっていた時期、第2期は第一次世界大戦前後で、多くが女性や児童の声を想定して書かれていますが、これは戦争によって多くの男性の合唱団員が兵役に就いたことを物語っています。第3期は1920~30年代で、この時期には12曲ほどの合唱曲が散発的に作曲されました。
 これらの作品は、当時のエドワード朝イギリスで盛んだったアマチュア合唱団向けに書かれたものが多く、無伴奏やピアノ伴奏、混声合唱、高声部、ユニゾンなど編成も多彩です。高声部やユニゾンによる作品は児童合唱を想定したものです。
 このアルバムで演奏を担うのは、1988年に創設された英国を代表する室内合唱団のひとつ、ジョイフル・カンパニー・オヴ・シンガーズ。
 16世紀から現代までの驚くほど幅広いレパートリーと豊かな表現力で高く評価されています。フィンチリー児童合唱団は1958年にブリテンの「ノアの洪水」を演奏するために創設された合唱団で、メンバーは4歳から18歳までの少年少女です。
 




CARUS


83542
(2CD)
\3800
1744年に作曲されたテレマンのルカ受難曲
 テレマン:ルカ受難曲(1744年)TVWV 5:29
ソフィー・ユンカー(ソプラノ)
ベネディクト・クリスティアンソン(テノール)
マクシミリアン・シュミット(テノール)
ミヒャエル・ナジ(バス)
ドレスデン室内合唱団
ヴロツワフ・バロック管弦楽団
ヤロスワフ・ティエル指揮

 2021年8月28-31日、ポーランド、ヴロツワフ国立音楽フォーラム(NFM)での録音

 1744年に作曲されたテレマンのルカ受難曲はテレマンの合唱を伴う多くの作品の中でも大規模な合唱の壮麗さゆえに高く評される作品の一つです。 特に群衆の合唱の場で表現される「言い当ててみよ(Weissage uns)」 「十字架につけろ(Kreuzige ihn)」「キリストなのか?(Bist Du Christus)」 など短く印象的なテキストに基づいて描かれた作曲家テレマンの極めて厳しく簡素で直感的な音楽表現(Declamation=朗読(唱)法)は 聴く者を圧倒します。

 長くドレスデン・バロック管弦楽団の第一チェロ奏者を務め、指揮者としても 高く評価されているヤロスワフ・ティエルが2006年以来芸術監督も勤めるポーランドの古楽器演奏界を代表するヴロツワフ・バロック管弦楽団 (ヴィトルト・ルトスワフスキ国立音楽フォーラム専属アンサンブル)を率いて 創立40周年を迎えるドレスデン室内合唱団と素晴らしいソリストを迎えテレマンの壮麗で大規模な作品に光を当てます。
 


URANIA RECORDS



LDV14126
\2700
フェルナンド・デ・ルカ(ハープシコード)
 ヘンデル:ベルガモ写本からの前奏曲とトッカータ全集

 前奏曲 ト長調(I)/トッカータ I ト長調/前奏曲 ヘ長調(V)/
 トッカータ II ヘ長調/トッカータ III ニ長調/前奏曲 ホ短調(IV)/
 トッカータ IV ホ長調/前奏曲 ホ短調(VII)/
 トッカータ V ホ短調/トッカータ VI ハ長調/
 トッカータ VII イ短調/前奏曲 ハ長調(II)/
 トッカータ VIII ハ短調/前奏曲 ト長調(VI)/
 トッカータ IX ト短調/トッカータ X イ長調/
 前奏曲 ニ短調(III)/トッカータ XI ニ短調
フェルナンド・デ・ルカ(ハープシコード)

 イタリアのヘンデル演奏の第一人者、フェルナンド・デ・ルカによるヘンデルのベルガモ写本からの前奏曲とトッカータ全集。
 ベルガモ写本(Ms XIV 8751 H.1)は、1916年にガエターノ・ドニゼッティ市立音楽院図書館に寄贈されました。
 92ページからなるこの手稿は、1711年頃から1723年に亡くなるまでヘンデルの筆頭写字生を務めたウィリアム・バベルの手によるものです。
 本書に収録されている楽章はいずれも作曲家が特定されていませんが、内部資料から、楽曲のほとんど、あるいは全てがゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルによって作曲、あるいは翻案されたことが示唆されています。
 もしそうであれば、本書は1928年にアイルズフォード手稿が出版されて以来、ヘンデルの鍵盤楽器作品集に加わった最も重要な資料となります。

 ※録音:ステレオ、DDD
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2338
\2700
フルトヴェングラー・シリーズ初登場、
 戦時下の白熱のブルックナー第5番!

  アントン・ブルックナー:
   交響曲 第5番 変ロ長調(原典版)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 フルトヴェングラー・シリーズ初登場、戦時下の白熱のブルックナー第5番!貴重な資料も掲載!2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ

 録音:1942年10月25日~ 28日、ベルリン、旧フィルハーモニー/国内盤・日本語帯解説付
 使用音源:Private archive (2トラック、38 センチ、オープンリール・テープ)
 録音方式:モノラル(ラジオ放送用録音)

 ■制作者より 
 戦時下の1942年10月に行われたフルトヴェングラー&ベルリン・フィルによるブルックナーの交響曲第5番の登場です。
 演奏内容は周知のものですが、当シリーズ初登場となります。復刻に使用したのは2トラック、38センチのオープンリール・テープで、いつものようにノイズ・カットなどはせずに、原音を生かしてマスタリングしています。
 また、解説書には当公演の初日(25日)のプログラムを掲載していますが、ここに含まれた情報も非常に興味深いので、併せて掲載します。
 このような付加的な情報は鑑賞上において絶対的に必要なものとは言えませんが、レコード=記録という観点においては無視出来ないと思います。(平林直哉)
 
 


GS 2339
\2700
ベーム&VPO の甘美極まる
 「ジュピター」「アイネ・クライネ~」最新リマスター

 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:
  (1)交響曲 第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」
  (2)セレナード 第13番 ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」

 *ボーナス・トラック
  フランツ・シューベルト:(3)交響曲 第8番 ロ短調、D.759「未完成」
カール・ベーム(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 ベーム&VPO の甘美極まる「ジュピター」「アイネ・クライネ~」が最新リマスターで再登場!ボーナス・トラックの「未完成」も注目!

 録音:(1)(2)1944年3月28、29日、ウィーン、ムジークフェラインザール (3)1944年/国内盤・日本語帯解説付
 使用音源:(1)(2)Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ) (3)URANIA (U.S.A.) URRS 7-9(LPレコード)
 録音方式:モノラル(ラジオ放送用録音)

 ■制作者より
 モーツァルトの「ジュピター」と「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」はウィーン・フィルの濃厚甘美さが際だった演奏として知られています。
 この2曲はGS-2202(2019年)として一度発売しましたが、今回は2トラック、38センチのオープンリール・テープをプロ用機器で再生してリマスターし、音質改善をはかりました。
 今回、注目されるのはボーナス・トラックの「未完成」でしょう。これは同じウィーン・フィルとの1940年のSP録音とは別音源で、YouTube やCD-R等で復刻されているかもしれませんが、CDとしては初発売だと推測します。
 この「未完成」のみLP復刻で、LP 特有の混入しますが、モーツァルト同様、即興性に溢れ、オーケストラの蠱惑的な音色がファンにはたまりません。なお、オリジナルのLPはピッチが非常に高くカッティングされていましたが、マスタリングの際には修正しています。(平林直哉)
 




URANIA RECORDS



WS121424
(2CD)
\2700
フリッチャイの貴重な音源を復刻!
 ヘンデルのオラトリオ《サムソン》!

  ヘンデル:オラトリオ《サムソン》
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
RIAS交響楽団、RIAS室内合唱団
エルンスト・ヘフリガー(テノール)
マリア・シュターダー(ソプラノ)
マルガ・ヘフゲン(アルト)
キム・ボルグ(バス)
ハインツ・レーフス(バス)
マリア・ライト(ソプラノ)

 ☆ラジオ用の放送音源から貴重な演奏をウラニア・レコーズが復刻!
 ☆手兵RIAS交響楽団を率いてエルンスト・ヘフリガーなどと共演!

 フェレンツ・フリッチャイの公式ディスコグラフィーには載っていない貴重なヘンデルのオラトリオ《サムソン》がウラニア・レコーズから復刻されます。
 1955年にステレオ録音されたこの音源はラジオ用の放送音源を基にしています。
当時を代表するテノールであるエルンスト・ヘフリガーを筆頭に豪華な歌手陣を揃え、初代首席指揮者の地位にあったフリッチャイが、手兵RIAS交響楽団(現ベルリン・ドイツ交響楽団)を率いての演奏は、大変貴重なものとなっています。

 ※録音:1955年(ステレオ録音、ADD)




<国内盤> 

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NAXOS



NYCX 74656
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2530
準・メルクル&ハーグ・レジデンティ管弦楽団
細川俊夫:管弦楽作品集 第5集

 細川俊夫(1955-):
  1. セレモニー - フルートとオーケストラのために(2021-22)
  2-9.《二人静》- 海から来た少女 -(2017)
   オペラ(1幕1場) 能『二人静』による
    原作(日本語): 平田オリザ/オペラ台本(英語): 細川俊夫
     2. Prelude, "Sorrow Sea"/
     3. Where do I come from? – I was floating in the ocean.
     4. Who is there?/5. Is that a poem or a song?/
     6. Stop! Hang on!/7. Dance/8. I was with child.
     9. Where do I come from? – Far across the ocean, there is war...
  
 ※全て世界初録音
マリオ・カローリ
 (フルート、ピッコロ、アルトフルート)...1
ヘレン:
 イルゼ・エーレンス(ソプラノ)...2-9
静:青木涼子(能声楽家)...2-9
ハーグ・レジデンティ管弦楽団
準・メルクル(指揮)

 録音:2024年3月14-17日 Concertzaal, Amare, The Hague(オランダ)
 総収録時間:65分

 能を題材にした細川俊夫のオペラ《二人静 -海から来た少女-》と「セレモニー」
 能に強い関心を持つという細川俊夫によるオペラ《二人静》。細川はこれまでにも《班女》《松風》《海・静かな海》など、能を現代化したオペラを創作してきていますが、この《二人静》は、能の同名作品を基に、平田オリザが地中海に漂着した難民少女と静御前の悲劇を重ねて新たに脚色した日本語の物語によるものです。
 《大鴉》(2014)と姉妹関係をなす作品として、アンサンブル・アンテルコンタンポランの委嘱により作曲され、2017年にパリで初演されました。
 また2021年8月にはサントリーホールの「サマーフェスティバル2021」で日本初演が行われ、深い感動を呼んだのも記憶に新しいところです。
 アルバムでは初演者の能声楽家、青木涼子とソプラノのイルゼ・エーレンスが幽玄な世界を神秘的に歌い上げています。

 フルート協奏曲「セレモニー」は、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団とアンサンブル金沢の共同委嘱により、2021年10月から2022年3月にかけて作曲、初演者エマニュエル・パユに捧げられました。
 細川はソリストを「人」、オーケストラを「自然や宇宙」と捉え、今回はシャーマン(呪術師)と彼が呼びかける世界を象徴する構図を採用しています。
 フルートを通じて「息=霊魂・精霊」が音となって現れ、5部構成の儀式的な音楽が展開されます。フルート奏者は、フルート、アルトフルート、ピッコロを持ち替えながら演奏し、最終的に自然に溶け込み「鳥」となるイメージで終わります。
 パンデミック中に作曲された本作は、終息への祈りも込められた作品です。
 彼の友人にして良き理解者の準・メルクルが指揮するハーグ・レジデンティ管弦楽団は、ドラマティックな抑揚と繊細な音色を巧みにいかし、作曲家のイメージを余す所なく伝えます。
 
 ※作曲者による日本語解説と、歌詞の日本語テキストが付属いたします。

 細川俊夫作曲オペラ《二人静 -海から来た少女-》は、私の音楽人生において最も大事な作品の一つです。2017年フィルハーモニー・ド・パリでのマティアス・ピンチャー指揮アンサンブル・アンテルコンタンポランとの世界初演後も何度も世界各地で演奏を行ってきました。台本は劇作家の平田オリザさんが能『二人静』を基に現代の物語に書き下ろしたもので、私は静御前の役を、ソプラノは難民の少女ヘレンを演じています。
 細川作品は能に触発されたものが多いのですが、謡は《二人静》で初めて使われ、今のところ唯一の作品です。謡がソプラノとオーケストラと一体になって響く本作品は今までにない新しい音楽だと思います。
 今回は2024年3月に美しい響きのAmareホールにて、初演のアンサンブル版より弦楽器を増員し、準メルクル指揮ハーグ・レジデンティ管弦楽団と録音を行いました。
 素晴らしいオーケストラとの共演はとても幸せな時間で、録音を聴く度に今でもその時を思い出します。静寂から生まれる深淵な響きに耳を傾けつつ、いまだに世界で続く悲しい出来事についても考える機会になればと思います。--青木涼子









5/8(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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APARTE



AP 379
(2CD)
\5400→\4990
200年間もの間忘れ去られていたサリエリの痛烈な風刺オペラ
 ルセ&レ・タラン・リリク
   アントニオ・サリエリ(1750-1825):
  歌劇《タタールの大王(カン)、キュブライ》

   2幕の英雄劇、1788年作
    台本:ジョヴァンニ・バッティスタ・カスティ

 ※世界初録音
 
クリストフ・ルセ(指揮)
レ・タラン・リリク、ナミュール室内合唱団
ミルコ・パラッツィ(バス/キュブライ)
アニチオ・ツォルツィ・ジュスティニアーニ(テノール/ティムール)
マリー・リス(ソプラノ/アルツィーマ)
アネアス・フム(バリトン/ポセガ)
ファビオ・カピタヌッチ(バリトン/オルカーノ)
ジョルジョ・カオドゥーロ(バリトン/ボッツォーネ)
アナ・キンタンス(ソプラノ/メンマ)
ロランヌ・オリヴィア(ソプラノ/リピ)

 200年以上忘れ去られてしまったサリエリのオペラがルセ&レ・タラン・リリクの最高演奏で復活!

 録音:2024年7月4-7日、ラ・セーヌ・ミュジカール
 収録時間:78分+83分

 ルセ&レ・タラン・リリクのサリエリ・プロジェクト、待望の最新盤は《タタールの大王(カン)、キュブライ》。
 キュブライとはフビライ、カンはハン、つまりモンゴルを舞台にしていると見せかけて、実はピョートル大帝への批判や宮廷への風刺が込められた作品です。
 当時の政治状況から検閲の対象となり初演さしとめとなったこの作品は、その後上演されず、そのまま忘れ去られてしまいました。
 サリエリの熱烈な擁護者であるレ・タランス・リリクとその指揮者クリストフ・ルセの最高の演奏で、オリジナル版での復活が実現しました!

 サリエリの《タタールの大王(カン)、キュブライ》(1788年)の台本を手掛けたのは、ジョヴァンニ・バッティスタ・カスティ、ダ・ポンテのライバル的存在でした。
 サリエリのオペラで当時大センセーションを巻き起こした《トロフォニーの洞窟》はカスティの台本によるものでした。
 そしてその後もう一作の共同作業を経て、サリエリはカスティをリブレッティストにすると決めたのです。
 二人の共同作品はその後ひとつも舞台にかけられることがなかったことは想像もしなかったでしょう。
 また実際にこの作品の台本が仕上がってきたとき、サリエリはボーマルシェと組んだ《タラール》にかかりきりで、カスティの気を悪くさせたりもしていました。

 宮廷の役人が陰謀を企て、自分の息子は隣国の王女に結婚を拒否されるほど間抜けで、挙げ句の果てにはイタリア人冒険家カップルが国の伝統に干渉してくるこの作品は、モンゴルを舞台にしているように見せかけて、描かれているのは実際にはヨーロッパの王宮、とりわけロシア皇帝の宮廷です。
 ヨーロッパにおける啓蒙主義の真の精神に則り、著者たちが提起した中心的な問題は、権力者が国土に対する責任にどう対処するかということでした。
 しかし、ロシアは神聖ローマ皇帝ヨーゼフ2 世の同盟国であったため、1787年のオーストリア・トルコ戦争勃発後に完成したこの作品の初演は取りやめとなり、上演されることはありませんでした。
 その結果、コメディア・デラルテの喜劇を取り入れながら痛烈な風刺を持つ、18世紀で最も珍しいオペラのひとつは、200年間もの間忘れ去られていたのです。

 この作品のエキゾチックな風景は、風刺的で批評的な内容の隠れ蓑にすぎません。カスティが描く登場人物は当時の喜歌劇のスタンダードとは根本的に異なっています。
 タイトル・キャラクターは、啓蒙的な君主の理想像ではなく、冷酷な独裁者、専制的で好色、独断的な支配者として描かれています。
 礼儀作法に欠け、タバコを吸い、酒を飲み、暴言を吐き、常に侮辱と罵声を浴びせる。自由奔放な男には浄化も罰さえもないので、観客の道徳的満足は必然的に満たされないままです。
 キュブライの粗野な性格は、サリエリが支配者の怒りの爆発を音楽的に表現するために用いる、より大きな音程の跳躍と高音の高揚感に表れています。
 一方彼と彼の取り巻きたち―ボッツォーネ、メンマ、そして熱心すぎる司会者オルカーノ―は、言葉の急速な滝のような流れ、軽快なジングシュピール風のパッセージで、キュブライとは区別して描かれています。
 《キュブライ》はピョートル大帝とその宮廷に対する風刺であり、貴族と聖職者に対する批判も散りばめられていることがわかります。

 
 
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AP 368
(2CD)
\4800→\4390
オフェリー・ガイヤール(チェロ)
 チェロ・タンゴ~アルゼンチンの音楽と文化の多様性

 [CD1]
  1. オスバルド・プグリエーゼ:
   Negracha(編曲:ウィリアム・サバティエ) 3’ 27
  アストル・ピアソラ:
   2. 新婚旅行 Viaje de bodas arr. Astor Piazzolla 3’ 24
   3.《ブエノスアイレスのマリア》より私はマリア
    Maria de Buenos Aires: Yo soy Maria with Ines Cuello 3’ 14
   4. フーガと神秘 Fuga y misterio 3’ 56
   5. 悪魔をやっつけろ Vayamos al diablo 2’ 19
   6. ブエノスアイレスの四季より秋
    Las Cuatro Estaciones Portenas: Otono porteno 6’ 20
   7-8. 3人のためのミロンガ
     Milonga for Three 2’ 19 - 5’ 59(編曲:ウィリアム・サバティエ)
  ヒナステラ:
   プネーニャ第2番 op. 45
    9. ハラウィ Harawi 5’ 34
    10. ワイニョ・カルナバリート Wayno Karnavalito 3’ 12
   パンペアーナ 第2番 op.21
    11. I. Lento rubato 1’ 31
    12. II. Allegro 2’ 29
    13. III. Lento ed esaltato 3’ 23
    14. IV. Allegro vivace 1’ 54
 [CD2]
  ピアソラ:
   15. 言葉のないミロンガ Milonga sin palabras 5’ 27
   16-17. 愛への帰還 Regreso al amor 3’ 23 - 3’ 25
   18. 天使の死 La muerte del angel 3’ 29
   19. オブリビオン(忘却)Oblivion withアニェス・ジャウイ
    (編曲:ウィリアム・サバティエ) 4’ 27
   20. カルロス・ガルデル作曲・アルフレード・レ・ペラ作詞:
    帰還Volver 5’ 56
   21. ロシータ・メロ:心の底から Desde el alma (vals) 3’ 42
   22. フリアン・プラサ:
    ノクトゥルナ(ミロンガ)Nocturna (Milonga)
     (編曲:フアンホ・モサリーニ) 3’ 34
   23. メルセデス・ソーサ:La Zafrera 3’ 38
  ヒナステラ:2つの詩 op.3 with ナウエル・ディ・ピエロ
   24. 忘却の木の歌 Cancion al arbol del olvido 2’ 51
   25. 月の歌 Cancion a la luna lunanca 1’ 47
  26. ゲラルド・マトス・ロドリゲス:
   ラ・クルパンシータ La cumparsita
    (編曲:トマス・ボルダレホ編曲) 6’ 49
オフェリー・ガイヤール(チェロ)
ウィリアム・サバティエ、
 フアンホ・モサリーニ
  (バンドネオン、編曲)
トマス・ボルダレホ(ギター、編曲)
ロメイン・ルキュイエ(コントラバス)
エミリー・アリドン=コショレク(ピアノ)
イネス・クエロ、ナウエル・ディ・ピエロ、
 アニェス・ジャウイ(声)
レ・ドビュッシー(ストリングス)

 たまらなくセンシティヴでスタイリッシュなピアソラ!ガイヤール、ピアソラを録音

 録音:2024年10月21-23日、2024年12月4日
 収録時間:[CD1] 49分、[CD2] 48分

 チェロで旅するチェロ奏者、オフェリー・ガイヤール。バロックからピアソラまで、彼女の好奇心は自由にはばたき、そのセンシティヴな音色ですべての音符をいつくしむように歌い上げます。
 今回彼女がテーマにしたのは、アルゼンチンの音楽と文化の多様性。
 タンゴ、チャカレラ、ピアソラと彼の「タンゴ・ヌエボ」、ヒナステラの感動的な世界、アンデス高原、カーニバルのダンス、ラブソング...などなど、その内容は人間の心の様々な機微を繊細にとらえたものとなっています。
 豪華共演者陣と共に、オフェリー・ガイヤールが私たちを彼女のお気に入りのアルゼンチンの旅へといざなってくれます。
 



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HARMONIAMUNDI



HAF 8905347
\3900→\3690
ウィリアム・クリスティ&レザール・フロリサン
 カウンターテナー2名による二重唱曲集
  カルロ・ヴィストーリ(カウンターテナー)(CV)、ヒュー・カッティング(カウンターテナー) (HC)
   愛の庭で~2人のアルトのための愛の二重唱曲集

 1. モンテヴェルディ(1567-1643):
  《美しい乙女Damigella tutta bella》音楽の諧謔より
   SV 235 CV, HC 2’ 13
 2. アゴスティーノ・ステッファニ(1654-1728):
  《幸福の女神よ、お助けくださいAita, Fortuna》
   from La lotta d’ Ercole con Acheloo CV, HC 2’ 08
 3. ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ (ca. 1589-1630):
  ふたつのヴァイオリンのためのソナタ 第7番
   Sonata settima a doi violini 5’ 16
 アントニオ・カルダーラ (1670-1736):
  コリントのメデアMedea in Corinto CV
   4. I. Sinfonia 2’ 30
   5. II. Recitativo "それゆえ、恩しらずなジャソン
    Dunque, Giasone ingrato" 1’ 38
   6. III. Aria "あなたは答えず、わたしを見ようともしない
    Non rispondi e non mi guardi" 3’57
   7. IV. Recitativo "しかし、あなたは軽蔑して去る
    Ma tu parti sdegnoso" 0’ 55
   8. V. Aria "用心せよ、わたしが裏切られるとき
    Avverti che il mio sdegno" 2’ 10
   9. VI. Recitativo "あなたは何も言わずに去ってゆく
    Pur non rispondi, e parti" 0’ 42
   10. VII. Accompagnato "さあ、おそろしい住人たちよ
    Voi, del baratro orrendo" 1’ 41
   11. VIII. Aria "復讐のために A far le mie vendette" 2’ 34
 12. ヘンデル(1685-1759):
  Andante トリオ・ソナタ ハ短調より HWV 386a (III) 3’ 05
 ジョヴァンニ・ボノンチーニ(1670-1747):
  室内二重唱《私はいつも泣いている》 Sempre piango op.8 no.7 HC, CV
   13. I. Duetto "私はいつも泣いている、次にいつ笑えるかはわからない
    Sempre piango e dir non so" 4’ 57
   14. II. Recitativo "いいえ、いいえ、落ち着いてください
    No, no, restane in pace" 0’ 30
   15. III. Aria "あなたのはもはや私の偶像ではないのです
    Non sei piu l’ idolo mio" 2’ 34
   16. IV. Recitativo "むごく恩知らずなクロリス
    Cintia ingrata e crudele" 0’ 49
   17. V. Aria "私はあなたの視線に抵抗することができない
    Al bel dardo d’ un tuo sguardo" &
     recitativo "私は死ぬでしょう、ええ、死ぬでしょう
      Moriro, si moriro" 2’ 41
   18. VI. Duetto "私の心は最後の息を
    Sono questi del cor gl’ ultimi fiati" 2’ 10
 アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
  カンタータ《もうやめておくれ》
   Cantata ‘Cessate, omai cessate’ RV 684 HC
    (アルト・ソロと器楽のカンタータ)
     19. I. Recitativo accompagnato
      "もうやめておくれ Cessate, omai cessate" 1’ 48
     20. II. Aria "ああ、いつもむごいドリッラは私に
      Ah, ch’ infelice sempre" 5’ 01
     21. III. Recitativo accompagnato
      "恐ろしい海、あなたのもとに向かう
       A voi dunque ricorro, orridi spechi" 1’20
     22. IV. Aria "この暗闇に Nell’ orrido albergo" 3’ 21
 23. アントニオ・カルダーラ :
  チャッコーナ 変ロ長調(ソナタop.2-12より) 5’ 02
 ヘンデル:私の悩みのいとおしいお方
  Caro autor di mia doglia HWV 182b CV, HC
   二重唱と三重唱集 第2集より
 24. I. Larghetto - Adagio "私の悩みのいとおしいお方
  Caro autor di mia doglia" 2’ 20
 25. II. Andante "いえいえ、私はあなた以外の人のものにはなりません
  No, no, che d’ altrui che di te mai non saro" 2’ 05
 26. III. Allegro, ma non troppo "傷つけられた愛によって
  Dagli amori flagellata" 2’ 16
 27. ヴィヴァルディ:幸せの腕の中で
  In braccio de’ contenti from Gloria e Himeneo RV 687 CV, HC 2’ 36
カルロ・ヴィストーリ(カウンターテナー)(CV)
ヒュー・カッティング(カウンターテナー) (HC)
ウィリアム・クリスティ(チェンバロ、オルガン、指揮)
レザール・フロリサン
 第1ヴァイオリン:
  エマニュエル・レッシュ=カゼルタ
   (音楽アシスタント)
 第2ヴァイオリン:
  アウグスタ・マッケイ・ロッジ
 ヴィオラ:クリストフ・ロバート
 チェロ:シリル・プーレ

 クリスティお墨付きのカウンターテナー2名による二重唱曲集

 録音:2023年7月
 収録時間:68分31秒

 クリスティ率いるレザール・フロリサンの新譜は、モンテヴェルディからヘンデルまで、多岐にわたるアルトのための二重唱曲集を中心としたプログラム。
 器楽編成は小編成ながら、喜びに満ちた表情から厳しい表情まで、豊かなサウンドを響かせながら変幻自在。
 クリスティのチェンバロもさりげなく要所要所でピリリと効いたさすがのものです。そしてなんといっても歌手2名の妙技がさえわたり、愉悦の1枚です。

 二人の歌手はクリスティが認める若手注目歌手。
 1987年スペイン生まれのカルロ・ヴィストーリは近年、世界中の歌劇場やホールでもはや「現象」を巻き起こしている存在で、力強い歌声、完璧なコントロールと超絶技巧は、18世紀当時を席巻していたカウンターテナー歌手の歌声もかくやと思わせるもので、世界中の歌劇場やホールを席巻している注目の存在です。
 ヴィストーリは2012 年チェスティ・バロック声楽コンクール優勝、2013年レナータ・テバルディ国際声楽コンクール(バロック部門)優勝。
 2015年にはクリスティ主宰の「声の庭」メンバーに選出され、以降クリスティのほか、アラルコン、ガーディナー、そしてアンドレア・マルコン、ジョヴァンニ・アントニーニといった指揮者からひっぱりだこ。
 バルトリとも共演を重ねています。

 ヒュー・カッティングは英国王立音楽院を卒業、2021年キャスリーン・フェリアー賞をカウンターテナーとして初めて受賞しました。
 オペラ《パルテノペ》アルサーチェ役でクリスティと共演、鈴木雅明、ボルトンらとも共演しています。
 リサイタルでも活躍しており、古楽はもちろん現代作品も積極的に初演するなど、これからの展開が楽しみな存在です。
 
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HMM 902724
\3900→\3690
パブロ・エラス=カサド(指揮)
 RIAS 室内合唱団/フライブルク・バロック・オーケストラ
メンデルスゾーン(1809-1847):劇付随音楽《真夏の夜の夢》

 ドイツ語によるセリフ、2人のソプラノ、
  女声合唱とオーケストラを伴う版
 ドイツ語テキスト:
  アウグスト・ヴィルヘルム・シュレーゲル[1767-1845]
   01. 序曲
   02. スケルツォ
   03. メロドラマ‘Uber Taler und Hoh’ n’
   04. 妖精の行進
   05. 歌と合唱
   06. メロドラマ‘Was du wirst erwachend sehn’
   07. 間奏曲
   08. メロドラマ
    ‘Welch hausback’ nes Volk macht sich hier breit’
   09. 夜想曲
   10. ‘Jetzt fangt mich doch Titanias Wahnsinn an zu dauern’
     メロドラマ ‘Sei, als ware nichts gescheh’ n!
   11. 結婚行進曲
   12. ‘Der Prolog ist fertig’ 葬送行進曲
   13. 道化者たちの踊り
   14. アレグロ・ヴィヴァーチェ
   15. フィナーレ
マックス・ウルラッハー(ナレーター)
パブロ・エラス=カサド(指揮)
RIAS 室内合唱団
フライブルク・バロック・オーケストラ

 録音:2023年5月、コンツェルトハウス、メルツハウゼン(ドイツ)
 収録時間:62分29秒

 パブロ・エラス=カサドとフライブルク・バロック・オーケストラが、真夏の夜の夢全曲を録音しました!
 メロドラマつきで、テキストの朗読を務めるのはドイツの中堅俳優、マックス・ウルラッハー。朗読のほか、ヤーコプスの魔弾の射手などでも活躍、音楽作品への出演も多い実力派です。
 素晴らしく陽気なナレーターとして、音楽の世界を盛り上げます。彼のセリフと、演奏者陣が抜群のアンサンブルを展開しています。
 セリフからのRIAS 合唱団メンバーの声の入りなど、まるでほかにも俳優がいるのかと思ってしまうくらいに自然です。
 エラス=カサドの、繊細な細密画のような音楽から、大胆なリズムの場面で発揮されるエネルギーなど、表情の幅も実に豊かです。
 歴史に裏打ちされた彼らの演奏は、この夢と魅惑の世界への楽しい旅を約束してくれます。

 ウィリアム・シェイクスピアの喜劇『真夏の夜の夢』は、1595年頃に書かれ、その5 年後に初めて印刷された、言わずと知れた世界文学の古典です。
 パーセルの『妖精の女王』(1692年)、ウェーバーの『オベロン』(1826年)、ブリテンの『真夏の夜の夢』(1960年)といった著名な舞台化作品がありますが、これらの様々なインスピレーションを受けた作曲家の中で、特別な位置を占めるに値するのがメンデルスゾーンでしょう。
 音楽一家に生まれた天才児は、幼い頃にシェイクスピアの呪術的な戯曲の「囁くような詩」に出会い、その詩を初めて耳にしします。
 一家の親戚であり、重要な文学史家、古典文献学者、ストラットフォード・アポン・エイボンの吟遊詩人作品の権威ある翻訳者であるシュレーゲルが、この若者に近世イギリス劇の世界を紹介しました。
 
 時代を超越したテーマと一見政治的でない筋書きを持つ『真夏の夜の夢』は、特に若い作曲家にとって特別な魅力を持っていたに違いありません。
 同時に、1826年のウェーバーの最後のオペラ『オベロン』にも接したメンデルスゾーンは、演奏会用序曲として序曲を完成させます。
 この序曲だけでも、妖精たちの織り成す物語、妖精たちのからかい、そして最後はすべてうまくいき、主人公たちが楽しく幸せに去り、朝が来て妖精たちも姿を消す、という物語が詰まっていますが、その後1842 年に全体を完成させたほしいという依頼を受け、1843年に完成します。
 舞台のアクションを追ったり、それを説明したり、雰囲気を豊かにしたりしながらも、常に音楽的な独立性を保った性格的な小品を、若き日と同じ天才的な筆致で次々と書きあげます。
 初演は1843年10月14日、王室のみに披露され、メンデルスゾーンの指揮の下、めくるめく大成功を収めました。
 その後ベルリンで初演され、ドイツ語圏の多くの都市をめぐることとなります。公演に接したリストは「虹色のオーラ」と「真珠貝のような輝き」を称賛しました。

 
 
 


HMM 902752
\3900→\3690
パヴェル・コレスニコフ&サムソン・ツォイ(ピアノ)
 ストラヴィンスキー:春の祭典(1台4手ピアノ版)ほか

  ストラヴィンスキー:春の祭典(1台4手ピアノ版)
  ラヴェル:マ・メール・ロワ(1台4 手ピアノ版)
パヴェル・コレスニコフ
サムソン・ツォイ(ピアノ)

 即興性に満ち、スリル満点!斬新な《春の祭典》

 録音:2024年11月
 収録時間:49分20秒

 シベリア生まれのパヴェル・コレスニコフと、カザフスタン出身のサンソン・ツォイによるピアノ・デュオが《春の祭典》を録音しました!
 《春の祭典》冒頭から、まるで即興で旋律がひらめいたかのよう。
 この《春の祭典》はオーケストレーションに先行してピアノ1台4手版が出版されておりますが、まるで作曲者が作曲してゆく過程を追体験しているかのような、即興性とスリリングさに満ちた演奏で、斬新です。
 難曲ゆえに、作品やリズムと戦うような演奏になってしまいがちですが、この二人の演奏は一味も二味も違います。
 カップリングの《マ・メール・ロワ》では、幼少の世界に別れを告げる感動的な優しさと、きらきらとした音色が魅力での秀演。目からうろこの2篇です。

 
 
 


HMM 932709
\3800→\3590
再登場

ラ・レヴーズの名盤「鳥たちのコンサート」再登場

 1. パーセル:鳥への前奏曲~「妖精の女王」より 
 2. ファン・エイク:イギリスのナイチンゲール~「笛の楽園」より 
 3. テオドール・シュヴァルツコップ:
  ナイチンゲールとカッコウの模倣によるソナタ:
   アレグロ/ジーグ 
 4. クープラン(ラ・レヴーズ編):
  恋のナイチンゲール~「クラヴサン曲第3 巻」より 
 5. ジャン=バティスト・ブセ(ラ・レヴーズ編):
  どうして、甘いナイチンゲール~「エール第14巻」より 
 6. モンテクレール:さえずり~
  2本のフルートのためのコンセール第5番 
 7. クープラン(ラ・レヴーズ編):
  嘆くホオジロ~「クラヴサン曲第3巻」より 
 8. コレット:カッコウ 
 9. サン=サーンス(ヴァンサン・ブショ編):
  森の奥のカッコウ~「動物の謝肉祭」より 
 10. ブリテン(ヴァンサン・ブショ編):
  カッコウ~「金曜の午後」より 
 11. ラモー(ヴァンサン・ブショ編):雌鶏 
 12. サン=サーンス(ヴァンサン・ブショ編):
  雌鶏と雄鶏~「動物の謝肉祭」より 
 13. ラヴェル(ヴァンサン・ブショ編):
  女王の陶器人形レドロネット~
   「マメール・ロワ」より
    ヴァンサン・ブショ:絶滅危惧種の謝肉祭 
 14. 前奏曲:センザンコウの悲しみ 
 15. アルマンド:ジャワスローロリス 
 16. クーラント:昔の家禽ドードー 
 17. 間奏曲:レソミラ63 
 18. サラバンド:白フクロウと黒フクロウ 
 19. ガヴォット:インドガビアル(ワニ) 
 20. 間奏曲:レソミラ92 
 21. ヴァルス・ツイスト:ナマコ 
 22. ジーグ:人類、その進化
ラ・レヴーズ
 【セバスティアン・マルク(リコーダー、フラジオレット)、
  野崎剛右
   (フラジオレット、リコーダー、
    ミュゼット、ゲムスホルン)、
  フローランス・ボルトン
   (バス・ヴィオール、パルドゥシュ・ヴィオール)、
  バンジャマン・ペロー(テオルボ、バロックギター)、
  ジャン・ミゲル・アリスティサバル(チェンバロ)、
  シルヴァン・ルメートル
   (マリンバ、ヴィブラフォン、打楽器)】

 ルネサンス、バロック、サン=サーンス、ラヴェル、ブリテンによる鳥の描写

 録音:[1-13] 2022年6月/ サン=ジャン=ド=ブレイ・カトリック教会 [14-22] 2022年1月/ シテ・ドゥ・ラ・ミュジーク(パリ)

 鳥たちのコンサート(HMM-902709/廃盤)の再登場。鳥は人類が音楽を始めるはるか昔からさえずっていました。
 人間が計算し考え抜いた完璧な音楽を作る間に、鳥は妙なる調べを自然に繰り出します。 

 作曲家たちは自然現象やある種の騒音を表現する試みをしてきましたが、鳥のさえずりは世界中で音楽化され、それぞれが工夫を見せています。
 ルネサンス、バロックはもとより、サン=サーンス、ラヴェル、ブリテンらの近代手法による鳥描写も楽しめます。

 さらにヴァンサン・ブショがサン=サーンス作品をもじって作った「絶滅危惧種の謝肉祭」が聴きもの。
 古典組曲の様式であまり親しみのない動物たちを描き、最後「人類」で閉めているのも意味深長でいろいろ考えさせられます。
 ブックレットはフルカラーで各種鳥類や動物の詳細な説明もあり愛蔵したくなる美しさです。 

 ラ・レヴーズはフローランス・ボルトンとバンジャマン・ペローにより2004年に創設された古楽器団体。
 17-8 世紀作品が中心ですが、音楽と時事問題を組み合わせたテーマで作品を構成し話題となっています。
 
  


HMX 2904121
(3CD)
\4500
トリオ・ヴァンダラー
 全集のかたちで登場、メンデルスゾーン、シューマン、ブラームス:
  ピアノ三重奏曲全集

  [CD1]
   メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲
    1-4. 第1番 ニ短調 op.49
    5-8. 第2番 ハ短調 op.66
   9-12. ブラームス:ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 op.101
  [CD2]
   シューマン:ピアノ三重奏曲
    1-4. 第1番 ニ短調 op.63
    5-8. 第2番 ヘ長調 op.80
    9-12. 第3番 ト短調 op.110
  [CD3]
   ブラームス:ピアノ三重奏曲
    1-4. 第1番 ロ長調 op.8
    5-8. 第2番 ハ長調 op.87
   9-12. シューマン:幻想小曲集 イ短調 op.88
トリオ・ヴァンダラー
 [ジャン=マルク・フィリップ=ヴァルジャベディアン(Vn)、
  ラファエル・ピドゥ(Vc)、
  ヴァンサン・コック(Pf)]

 1987年結成のトリオ・ヴァンダラー、メンデルスゾーン、シューマン、ブラームスのピアノ三重奏曲が全集のかたちで登場!

 1987年に結成されたピアノ・トリオの重鎮、トリオ・ヴァンダラー。シューマン、ブラームス、メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲を全集のかたちでお届けです。

 メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲は、特にピアノが重要な役割を担う珠玉の2篇。
 ピアノのヴァンサン・コックの、真珠の粒のように美しく転がる音が、弦とたわむれ、時に熱いうねりとなって盛り上がる様子は、神がかりともいえる美しさです。

 シューマンのピアノ三重奏曲は、ロマン派を代表するピアノ三重奏として広く認知されています。妻クララへの誕生日プレゼントのために作曲された第1番(1847年)。
 メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第1番ニ短調に影響を受けて作曲されました。
 
 第2番は、1847年に第1番と同時期に作曲されています。
 次第にシューマンを苦しめる心の病から逃れるかのように、明るく前向きな内容で、シューマン自身「甘やかで生き生きとした印象」としております。
 
 1851年に作曲された第3 番は、シューマン家でクララのピアノで初演されたのち、1852年に公開初演されました。
 クララ自身、この作品を情熱的で創意に満ちていると非常に気に入っていたようすの日記が遺されています。
 充実していたシューマンの、情熱と創意に満ちたトリオを絶妙なアンサンブルで聴くことができます。

 ブラームスのピアノ三重奏曲でも、弦のしたたる美しさと、やはりヴァンサン・コックの雄弁かつかろやかなピアノが圧巻。
 1987年結成のトリオ・ヴァンダラーの、説得力抜群の演奏がたのしめます。
 
 (ブラームスの第1番の初稿版(HMC-902222 に収録)は当セットには含まれません)
 



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ALPHA CLASSICS



ALPHA1146
\3100→\2890
ジョヴァンニ・アントニーニのHAYDN 2032プロジェクト第17弾
ルイージのために ~
 ハイドン:交響曲第13、16、36番、ヴァイオリン協奏曲

  フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
   1-4. 交響曲 第36番 変ホ長調 Hob. I:36
   5-7. 交響曲 第16番 変ロ長調 Hob. I:16
   8-10. ヴァイオリン協奏曲 第1番 ハ長調 Hob. VIIa:1「ルイージのために」
   11-14. 交響曲 第13番 ニ長調 Hob. I:13
ドミトリー・スミルノフ
 (ヴァイオリン独奏[8-10])
バーゼル室内管弦楽団(古楽器使用)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)
NYCX 10533
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300

 録音: 2022年10月9-13日 スイス、バーゼル、ドン・ボスコ
 収録時間: 74分
 ※国内仕様盤解説日本語訳...白沢達生

 【ハイドン初期ならではの着想の瑞々しさ! HAYDN 2032 ハイドン交響曲全曲録音シリーズ Vol.17】
 交響曲という曲種の黎明期から18世紀末まで107曲もの作品を書き「交響曲の父」と呼ばれるハイドン。
 その全てを作曲家生誕300周年の2032年までに実演・録音するジョヴァンニ・アントニーニ指揮のHAYDN 2032プロジェクト第17弾では、後期作品を集中的に取り上げた前作(ALPHA698/国内仕様盤NYCX-10495)から一転、みずみずしい才気を感じさせる作曲活動初期の作品群に出会えます。
 表題の「ルイージのために」とは併録作であるヴァイオリン協奏曲第1番の手稿譜にある言葉で、これはハイドンと同じく1761年、エステルハージ家の楽団拡張計画で同家に雇われたイタリア人のヴァイオリン奏者ルイージ・トマジーニのこと。
 彼らを雇ったエステルハージ侯爵パウル2世アントンのもと若き作曲家が続々生み出した交響曲には、トマジーニら優れた腕前を持つ楽団員のためのソロも積極的に盛り込まれ、このアルバムの収録作でも随所でその魅力を味わえます。
 前世代のヴァーゲンザイルやモンなどの交響曲に通じる最新書法と古風な教会音楽作法のせめぎあいも興味深く、楽章構成もまちまちで聴きどころに満ちた作品の魅力を、古楽器演奏のプロフェッショナルを多数ゲストに迎えたバーゼル室内管弦楽団がメリハリの利いた解釈で十全に伝えてくれます。

 
 



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BIS



BIS2374
(SACD HYBRID)
\3100→\2890
ケント・ナガノ&ハンブルク・フィル
ブラームス:交響曲第3番、第4番

 ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
  1-4. 交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
  5-8. 交響曲第4番 ホ短調 Op. 98
ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
ケント・ナガノ(指揮)
NYCX 10535
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300

 録音:エルプフィルハーモニー・ハンブルク 大ホール(ライヴ) 2019年1月...5-8 2023年4月...1-4
 総収録時間:81分
 SACD層: Stereo, Multi-Channel 5.0

 【ケント・ナガノ&ハンブルク・フィル、任期最終年にリリースする待望のブラームス交響曲】
 ブラームスに所縁の深いハンブルク・フィルの首席指揮者を2015年から務め、日本公演でも彼の交響曲を披露していたケント・ナガノが任期満了を前に遂に二つの交響曲を発表。
 2024年にはシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州のブラームス協会からブラームス賞を贈られるなど、現地での高い評価の割に録音が著しく少なかったコンビだけに期待のリリースです。
 
 ナガノの音楽作りは、磨き上げたバランスとサウンドの滑らかな美しさが持ち味。
 これが当楽団ならではの陰影の濃い音色や、オーケストラ全体を絶妙にブレンドした録音と相俟って、仄暗い中にも官能性を感じさせるような個性的な響きでこの2曲を彩っています。
 第3番は39分近くをかけた重厚で緻密な解釈で、ドラマティックな両端楽章や流麗な旋律で有名な第3楽章もさることながら、様々な楽器が明滅しつつ旋律を名残惜し気に歌い継いでゆく第2楽章も非常に印象的。4つの楽章を通じて魅力の詰まった演奏です。

 第4番は2006年にベルリン・ドイツ響(DSO)と録音したものがあり、各楽章の演奏時間はほぼ同じですが、比べると第1楽章冒頭からかなり印象が異なります。
 さらさらと良く流れるDSO盤に対し、当盤では極小音量で逡巡するかのように始まった後も、細かい単位でテンポを動かして彫琢を重ねて行き、その音楽作りが全曲を貫いています。
 大げさな表情付けはありませんが、緻密に仕上げられ、聞くほどに味わい深い演奏。
 ブックレットに寄せられたハンブルク・フィルの広報担当者の言葉によれば、この細かなテンポの動きも楽団の伝統の一つとのこと。
 ワーグナーの《指環》をピリオド楽器オーケストラで演奏するなど歴史的演奏習慣の研究にも意欲的なナガノだけに、ブラームス作品の演奏史も研究したはずですが、そうした緻密な研究を踏まえた上で、現在のハンブルク・フィルでしかなしえないものが結実した録音となっています。
 2015年からハンブルク・フィルの首席指揮者を務めてきたケント・ナガノは、就任から10年の節目となる2025年秋での退任を決めています。
 楽団は退任の2年も前に名誉指揮者の称号(カール・ベーム、ヴォルフガング・サヴァリッシュに次ぐ、史上3人目)を贈る異例の対応をとりました。
 先にリリースされたブラームスのドイツ・レクイエムと合わせ、このコンビの成果の一端を紹介する貴重なリリースです。
 
 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。サラウンド再生では一層豊かな臨場感が味わえます。

 ※国内仕様盤には越懸澤 麻衣氏による日本語解説が付属します。

 
 




NAXOS

8.579142
\2100
ショール:作曲家のノート 第4集 -
 音楽の巡礼、マンハッタンの四季

  アレクセイ・ショール(1970-):
   1-3. チェロ協奏曲第1番「音楽の巡礼」(2018)
    (チェロと弦楽オーケストラ版 2019)
     1. I. Allegro/2. II. Adagio/3. III. Ritmico
   4-7. ヴァイオリン協奏曲第3番「マンハッタンの四季」(2020)
    (ヴァイオリンと弦楽オーケストラ版 2021)
     4. I. Summer 夏 : Allegro
     5. II. Autumn 秋 : Andante lacrimoso
     6. III. Winter 冬 : Andante lacrimoso
     7. IV. Spring 春 : Allegro
   8. フェニックス -
    ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲(2021)
      (ヴァイオリンと弦楽オーケストラ版 2022)
   9. クリスタル・パレス - フローズン・ガーデン・ワルツ(2017) 
      (ヴァイオリンと弦楽オーケストラ版 2022)
   10. 聖エルモの舟歌(2015)
      (ヴァイオリンと弦楽オーケストラ版 2022)
   11. シューベルタンゴ(2013)
      (ヴァイオリンと弦楽オーケストラ版 2022)
アレクサンドル・チャウシャン(チェロ)...1-3
シン・ヒョンス(ヴァイオリン)...4
ドゥミトゥル・ポチタリ(ヴァイオリン)...8
クリストフ・バラーティ(ヴァイオリン)...9-11
キーウ・ヴィルトゥオージ
ジョン・ワーナー(指揮)...1-3
マッシミリアーノ・カルディ(指揮)...4-7
ドミトリ・ヤブロンスキー(指揮)...8-11

 録音:Teatro Marrucino, Chieti(イタリア) 2023年2月21日...8 2023年3月20日...1-3 2023年3月22日...4-7 2023年3月27日...9-11
 総収録時間:69分

 NAXOSの人気シリーズ、現在ニューヨークを拠点に活動するウクライナ出身のアレクセイ・ショールの作品集。
 第4集はチェロとヴァイオリン協奏曲を中心に、多彩な小品を収録した1枚です。
 チェロ協奏曲第1番「音楽の巡礼」は、過去の音楽様式への敬意と現代的な感性が融合した作品。
 第1楽章は新古典主義風に始まり、やがてロマン派の技巧的なスタイルへと展開。
 第2楽章では、チェロが主役としてオーケストラを力強く導き、緊張感を湛えた情感豊かな音楽が繰り広げられます。
 終楽章では独特なリズムによるタンゴが登場し、古典的な音楽に現代的な刺激が入り混じったユニークな結末を迎えます。
 
 ヴァイオリン協奏曲第3番「マンハッタンの四季」は、ヴィヴァルディやピアソラの「四季」作品の伝統を受け継ぎながら、現代の大都市マンハッタンを舞台に、春夏秋冬の移ろいを色彩豊かに描いた作品です。
 どの楽章も親しみやすい旋律と表情豊かな音楽が魅力で、技巧的なソロときらめくオーケストラの音色が見事に溶け合い、最後は希望に満ちた「春」で締めくくられます。
 ヴァイオリン・ソロは、2008年のロン=ティボー・コンクール第1位のシン・ヒョンスです。
 
 「フェニックス」は神話に登場する不死鳥の再生と変容のテーマが込められた作品。
 抒情的かつ技巧的なヴァイオリン独奏は、2024年からウィーン交響楽団のコンサートマスターを務めるドゥミトゥル・ポチタリ。

 「フローズン・ガーデン・ワルツ」は、バレエ《クリスタル・パレス》の一部として作曲された、冬の儚く静かな美しさを描いた小品。
 
 「聖エルモの舟歌」は、ヴェネツィアの舟歌に着想を得た作品で、独奏ヴァイオリンが水の揺らぎを思わせる旋律を奏で、甘美なハーモニーを奏でるオーケストラとともに瞑想的な雰囲気を生み出し、穏やかなクライマックスの後、音楽は夕暮れの水辺のように静かに終わります。
 
 「シューベルタンゴ」は、アルペジヨーネ・ソナタを始めとしたシューベルトの優美な旋律と情熱的なタンゴのリズムを融合させたユニークな作品。印象的で忘れがたい音楽です。
 
 


8.574639
\2100
クリストフ・ポッペン(指揮)
 ケルン大聖堂合唱団&声楽アンサンブルケルン室内管弦楽団
モーツァルト:ミサ曲全集 第6集 -K. 49、65、220、257

 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)
  1-6. ミサ曲第11番 ハ長調「クレド」 K. 257
  7-12. ミサ・ブレヴィス ト長調 K. 49
  13-18. ミサ・ブレヴィス ニ短調 K. 65
  19-24. ミサ・ブレヴィス ハ長調「すずめのミサ」K. 220
カロリーナ・ウルリヒ(ソプラノ)
エルヴィラ・ビル(アルト)
マリー・ヘンリエッテ・ラインホルト(アルト)
ソン・ソンミン(テノール)
アンジェロ・ポラック(テノール)
ヨナス・ミュラー(バス)
コンスタンティン・クリンメル(バス)
ケルン大聖堂合唱団&
 声楽アンサンブルケルン室内管弦楽団
クリストフ・ポッペン(指揮)

 録音:2020年3月7-13日...19-24 2023年9月12-17日...1-18 18Kammermusiksaal des Deutschlandradio Koln(ドイツ)
 総収録時間:75分

 モーツァルトはザルツブルク宮廷に仕えていた若き日々に、多くのミサ曲を作曲しました。
 中でも12歳のときに書かれた優美なミサ・ブレヴィス K. 49や、1776年に完成した劇的なハ長調「クレド」K. 257は、宗教音楽に力を注いだこの時期の代表作です。
 
 「クレド」ミサは、反復される「クレド」のモチーフを軸に、ドラマティックな構成と舞台音楽的手法を取り入れた独創的な作品で、ザルツブルク時代の代表的作品の一つとされています。
 ミサ・ブレヴィス K. 65は、1769年にザルツブルクの徹夜祈祷のために書かれたもので、厳粛さや敬虔さを表すとされるニ短調という調性が、宗教的儀式の荘厳な雰囲気を強調しています。
 一方、ミサ・ブレヴィス K. 220は、サンクトゥスに見られる鳥のさえずりのようなモチーフから「すずめのミサ」と呼ばれ、金管と打楽器が効果的に使われています。
 全体を通して、明るさと喜び、そして終曲の合唱による深い平安が印象に残る作品です。
 
 

8.660523
(3CD)
\3800
マイール:歌劇《アモール・ノン・ア・リテーニョ》
 ヨハン・ジモン・マイール(1763-1845):
  歌劇《アモール・ノン・ア・リテーニョ》全2幕
   台本:フランチェスコ・マルコーニ
    【CD1】1. シンフォニア/2-17. 第1幕
    【CD2】1-9. 第1幕(続き)/10-16. 第2幕
    【CD3】1-12. 第2幕(続き)
 
 ※世界初録音
プリンチペッサ(ドンナ・ルイージア、サモラ公女)...
 イェリー・スー(ソプラノ)
ドゥーカ(ドン・アレッサンドロ、スペインの公爵)...
 マルクス・シェーファー(テノール)
モリオーネ(ドン・モリオーネ、シラクサの騎士)...
 ダニエル・オチョア(バス)
フルスベルゴ
 (ドン・フルスベルゴ、ゴート族の男爵)...
  ニクラス・マルマン(バス)
ラウリーナ(公女付きの侍女)...
 アンナ・ファイト(ソプラノ)
エレーナ(公女付きの侍女)/エコー...
 アンナ=ドリス・カピテッリ(ソプラノ)
ジャンネット(公爵付きの従者)...
 フィリップ・ポルハルト 他
ジモン・マイール合唱団
コンチェルト・デ・バッスス
フランツ・ハウク(指揮、チェンバロ)

 録音:2022年9月5-11日 Festsaal im Stadttheater,インゴルシュタット(ドイツ)
 総収録時間:183分

 ジモン・マイールの《アモール・ノン・ア・リテーニョ》は、1804年にミラノ・スカラ座で初演された歌劇です。
 スペインのサモラを舞台とし、作曲当時の名歌手たちを揃えたこの上演は大成功を収め、後に《La fedelta delle vedove(ヴェドーヴェの堕落者)》として改作され、さらに人気を博しものの、その後は上演機会に恵まれず、忘れられてしまいました。
 
 夫を亡くしたばかりのルイージア(プリンチペッサ)を巡って展開されるこの物語は、彼女に言い寄るコミカルな求婚者たち、そして彼女の心を射止めようと策を弄するドゥーカの姿が描かれています。
 ドゥーカは哲学者や騎士に変装してルイージアに接近し、ついには彼女の愛を勝ち取り、二人の求婚者モリオーネとフルスベルゴも、それぞれルイージアの侍女エレーナとラウリーナと結ばれ、最終的に作品はタイトルにもなっている「Amor non ha ritegno(愛にはためらいがない)」の合唱で幕を閉じます。
 この上演でルイージア役を務めたのは、バロック音楽と現代音楽の両分野で活躍する韓国出身のソプラノ、イェリー・スー。愛に目覚めていく女性像を表情豊かに演じています。
 ドゥーカ役は名テノールのマルクス・シェーファーが担当し、モリオーネ役にはドイツ・リートやカンタータの録音で知られるダニエル・オチョアが配されています。
 さらに、フルスベルゴ役にはニクラス・マルマンが起用され、コミカルな歌唱で物語に華を添えています。
 ヨハン・ジモン・マイールの作品紹介に力を注ぐフランツ・ハウクとコンチェルト・デ・バッススの好演も、大きな聴きどころとなっています。
 



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RAMEE



RAM2406
\3100→\2890
コレギウム・ムジクム '23
バッハが関わった楽器による「フーガの技法」

 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  フーガの技法 BWV 1080
   1. コラール「神のなしたもう御業こそいと善けれ」 BWV 75/7
   2. コントラプンクトゥス1 BWV 1080/1
   3. コントラプンクトゥス3 BWV 1080/3
   4. コントラプンクトゥス2 BWV 1080/2
   5. コントラプンクトゥス4 BWV 1080/4
   6. 拡大及び反行形による無限カノン
    (自筆譜 第XII曲) BWV 1080/14a
   7. コントラプンクトゥス5 BWV 1080/5
   8. フランス様式によるコントラプンクトゥス6 BWV 1080/6
   9. 拡大と縮小によるコントラプンクトゥス7 BWV 1080/7
   10. 拡大及び反行形によるカノン BWV 1080/14
   11. 3声のコントラプンクトゥス8 BWV 1080/8
   12. 十二度のコントラプンクトゥス 9 BWV 1080/9
   13. 八度のカノン BWV 1080/15
   14. 十度のコントラプンクトゥス10 BWV 1080/10
   15. コントラプンクトゥス11 BWV1080/11
   16. コントラプンクトゥス12 (倒立形) BWV1080/12、1
   17. コントラプンクトゥス12 (正立形) BWV1080/12、2
   18. 三度の転回対位法による十度のカノン BWV 1080/16
   19. 3声のコントラプンクトゥス13 (正立形) BWV1080/13、1
   20. 3声のコントラプンクトゥス13 (倒立形) BWV1080/13、2
   21. 五度の転回対位法による十二度のカノン BWV 1080/17
   22. 3つの主題によるフーガ(四重フーガ/補筆無し)
   23. コラール
    「われら悩みの極みにありて(汝の御座の前に、われ進み出で)」
     BWV 668a
コレギウム・ムジクム '23
ナディア・ツヴィーナー(ヴァイオリン1)
アンナ・ドミトリエヴァ(ヴァイオリン2)
マグダレーナ・シェンク=バーダー(ヴィオラ)
ジョゼフ・クラウチ(チェロ)
ヨハネス・ラング(オルガン)「1、23]
ヘトヴィヒ・オーゼ(ヴァイオリン)[7-9]
アンナ・ライゼナー(チェロ)[7、17]
NYCX 10534
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300

 使用楽器:
  ヴァイオリン1...ライプツィヒのヨハン・クリスティアン・ホフマン1729年制作(聖トーマス教会TK 1)
  ヴァイオリン2...ライプツィヒのヨハン・クリスティアン・ホフマン1729年制作(聖トーマス教会NK 5)
  ヴィオラ...ライプツィヒのヨハン・クリスティアン・ホフマン1729年制作(聖トーマス教会)
  4弦チェロ...中部ドイツ制作者不明18世紀(聖トーマス教会TK 2)
  5弦チェロ...クリンゲンタールのアンドレアス・ホイアー1742年制作(個人所蔵)
  オルガン...ツァハリアス・ヒルデブラント1723年制作(シュテルムタール聖クロイツ教会)

 録音: 2024年8月29日-9月2日 ライプツィヒ、バッハ博物館、ゾンマーザール(弦楽器) シュテルムタール、聖クロイツ教会(オルガン)
 収録時間: 82分
 
 ※国内仕様盤日本語解説...澤谷夏樹

 【バッハが弾いた、あるいは手にした可能性の高い楽器による「フーガの技法」】
 1723年からライプツィヒ聖トーマス教会のカントルを務めたバッハは、1729年に当地の楽器職人ヨハン・クリスティアン・ホフマンの工房からヴァイオリン4挺、ヴィオラ2挺、チェロ2挺を手配し、聖トーマス教会と聖ニコライ教会の楽器を強化しました。
 これらの楽器はバッハ自身も手にして演奏した可能性が高いと考えられています。
 このうち、聖トーマス教会伝来のヴァイオリンとヴィオラ1挺ずつと聖ニコライ教会伝来のヴァイオリン1挺が現存し、聖トーマス教会の展示室で見ることができます。
 これらはバッハの時代以降演奏され続け、各時代の要求に応えるよう手を入れられながらも、現在まで演奏可能な状態が保たれてきました。
 今回この楽器を初めて録音で使用、バッハ最晩年の傑作でその音色を聴くことが出来ます。
 アルバム冒頭にはバッハが聖トーマス教会のカントルに就任して初めて披露されたカンタータ第75番からのコラールと、ラストには「フーガの技法」初版で最後に加えられたコラールを収録。
 
 ここでこれらのコラールの演奏に使用されているオルガンはライプツィヒ郊外のシュテルムタールにある教会のもので、1723年の落成ではバッハが試奏したことで知られます。
 2008年に当時のミーントーンで鳴るように修復されました。コレギウム・ムジクム '23はヴァイオリニストのナディア・ツヴィーナーと聖トーマス教会オルガニストであるヨハネス・ラングによって、バッハのカントル就任300年にあたる2023年に結成され、その「23」を冠して小編成から大編成までのバロック作品を演奏する団体。
 聖トーマス教会を中心にバッハ博物館やライプツィヒ市歴史博物館と協力し、市内で定期的に公演を行っています。

 
 

<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


DIAPASON


DIAP180
\2100
ブラームス:
 ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲

  (1)ヴァイオリンとチェロのための
   二重協奏曲 イ短調 Op.102
  (2)セレナード第2番イ長調 Op.16
  (3)大学祝典序曲ハ短調 Op.80
(1)ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
 ピエール・フルニエ(チェロ)
 アルチェオ・ガリエラ(指揮)
 フィルハーモニア管弦楽団
(2)ハインツ・ボンガルツ(指揮)
 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
(3)オットー・クレンペラー(指揮)
 フィルハーモニア管弦楽団

 ディアパゾンが選んだ決定盤シリーズ第180集!ブラームスの名録音が復刻!

 ☆『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン ~ ディアパゾンが選んだ決定盤』シリーズ第180集!
 ☆オイストラフ&フルニエ、ボンガルツ&ドレスデン・フィル、クレンペラー&フィルハーモニア管によるブラームスの名録音が復刻!

 フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン ~ ディアパゾンが選んだ決定盤』。シリーズ第180巻は、オイストラフ&フルニエ、ボンガルツ&ドレスデン・フィル、クレンペラー&フィルハーモニア管によるブラームスの名盤をカップリング。

 本アルバムのメインとも言うべきブラームスの二重協奏曲は、4つある録音のうちの3度目の音源で、ダヴィッド・オイストラフの圧倒的な技量と推進力、そして、緊張感溢れるピエール・フルニエによる見事な掛け合いは、後の有名なセルとの盤(チェロはロストロポーヴィチ)と比較しても引けを取らない程の名演と言えるでしょう。
 ロシアとフランスの巨匠達によるステレオ初期の二重協奏曲の決定盤の復刻にご期待ください。

 録音:(1)1956年 (2)1962年 (3)1957年
 


<国内盤> 

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BIJIN CLASSICAL



BJN 1037
\2970
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
 ピアノ・リサイタル 2024 (びわ湖ホール)

 シェーンベルク:6つのピアノ小品 作品 19
 シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番 イ短調 D784
 シェーンベルク:3つのピアノ曲 作品 11
 ブラームス:6つのピアノ曲 作品 118
 ブラームス:インテルメッツォ ホ長調 作品 116-6
 シェーンベルク:6つのピアノ小品 作品 19 より 第3曲
 シューベルト:2つのドイツ舞曲 D841
 シューベルト:ワルツ(〈アルバムの綴り〉)D844
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

 耽美な滅びへの予感 ~ウィーンの「闇と死」を抉り出す、圧巻のライヴ
 ピアノ・リサイタル2024 (びわ湖ホール) イリーナ・メジューエワ

 ピアノ – 1922 年製ニューヨーク・スタインウェイ
 録音:2024年9月7日滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 小ホールにおけるライヴ
 STEREO/96kHz+24Bit録音、発売元:日本ピアノサービス株式会社

 メジューエワの 2024年びわ湖ホール公演のライヴ録音は、ウィーンで活躍した三人の作曲家の作品を組み合わせたプログラム。
 20世紀のシェーンベルクから、ブラームス、シューベルトを照射して、相互の関連を明らかにするという知的・感覚的でスリリングな試み。
 「甘美さ」と並ぶ、ウィーンのもうひとつの(見逃すことのできない)顔である「闇と死」を大胆に炙り出す解釈にご注目ください。
 なお、シェーンベルクの二作品はメジューエワにとって初録音となります。(使用楽器:1922 年製NYスタインウェイ)。
  
















5/6(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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HARMONIAMUNDI



HMM 902704
\3900→\3590
アンナ・プロハスカ(ソプラノ)
 リッカルド・ミナージ(指揮)&アンサンブル・レゾナンツ
  モーツァルト:ハフナー・アカデミー


 フィガロの結婚 KV 492より
  1. レチタティーヴォ ‘とうとううれしい時が来た
   Giunse alfin il momento’ 1’ 10
  2. アリア‘恋人よここに’ 2’ 51
   (スザンナ- 第4幕、第10場)
 コジ・ファン・トゥッテ KV 588
  3. レチタティーヴォ ‘向う見ずな人たちね Temerari, sortite’ 1’ 09
  4. アリア ‘岩のように動かずCome scoglio’ 4’ 10
   (フィオルディリージ - 第1幕、第11場)
 後宮からの誘拐 KV 384
  5. レチタティーヴォ ‘運命が二人を離した日から
   Welcher Wechsel herrscht’ 2’ 03
  6. アリア ‘悲しみが私の運命となってしまった
   Traurigkeit ward mir zum Lose’ 7’ 11
    (コンスタンツェ - 第2幕、第2場)
 イドメネオ KV 366
  7. レチタティーヴォ ‘おお、動揺が! 激怒が!
   Oh smania! Oh furie!’ 2’ 15
  8. アリア ‘オレスト、アイアス D’ Oreste, d’ Aiace’ 2’ 52
   (エレットラ - 第3 幕、第10場)
 交響曲第35番 ニ長調「 ハフナー」KV 385
  9. I. Allegro con spirito 5’ 38/10. II. Andante 7’ 33/
  11. III. Menuetto - Trio 3’ 21/12. IV. Presto 3’ 44
 皇帝ティートの慈悲KV 621
  13. レチタティーヴォ ‘さあその時よ、おおヴィテッリア
   Ecco il punto, o Vitellia’ 1’ 51
  14. アリア ‘もはや花の美しい鎖をNon piu di fiori’ 7’ 03
   (ヴィテッリア- 第2幕、第15場)
 イドメネオ KV 366
  15. アリア ‘たとえ父を失い Se il padre perdei’ 5’ 33
   (イリア - 第2幕、第2場)
 演奏会用アリア KV 505
  16. レチタティーヴォ ‘どうしてあなたを忘れられよう
   Ch'io mi scordi di te?’ 1’ 50
  17. アリア ‘おそれることはない、いとしい人よ
   Non temer, amato bene’ * 8’ 46
アンナ・プロハスカ(ソプラノ)
* ヘルベルト・シュフ(ピアノ)
リッカルド・ミナージ(指揮)
アンサンブル・レゾナンツ

 なんと軽やか、なんと自由、そしてなんと美しい!プロハスカのモーツァルト・アリア集、アンサンブル・レゾナンツの精妙にして極上のアンサンブル

 録音:2022年10月、ハンブルク
 収録時間:69分08秒

 アンナ・プロハスカは、世界最高峰のソプラノの一人といえるでしょう。
 バロック・アリアのアジリタでも魅せるヴィルトゥオジティ、そしてイザベル・ファウストとの共演の《カフカ断章》での、顔の見えない録音物からも、今彼女がどんな表情で何をしているか想像できるような、CD プレーヤーから飛び出てくるような音と言葉のエネルギーで、世界を圧倒しました。
 ここで、モーツァルトのアリア集の登場です。きわめて明晰な発語、そして完璧な技巧。
 モーツァルトの世界を針孔を通すような精確さとやわらかな表情、そしてプロハスカ独自の視点からの役作りで紡いでいます。
 
 ところどころではさまれる流麗な装飾も余裕たっぷりです。
 プログラムの冒頭と最後を飾るのは、当時のロンドンで人気を誇っていたイタリア系ソプラノ歌手で《フィガロの結婚》初演でスザンナ役を務めたアンナ・ナンシー・ストラーチェ(1765-1817)のために書かれたアリアです。
 プロハスカの歌唱は官能的ともいえる陰影に富んでおり、‘小間使い’ スザンナに新たな光を当てています。
 最後に収録の演奏会用アリアはストラーチェとモーツァルト自身のために書かれ、鍵盤のオブリガートをもつ作品。
 ストラーチェとモーツァルト自身で共演しましたが、ここでピアノを務めるのはルーマニア出身でいつもこだわりのあるプログラムでも注目のヘルベルト・シュフ。
 この作品からは、オペラ作曲家にして天才ピアニストでもあったモーツァルトの横顔が浮かび上がってきます。

 
 
 


HMM 932248
\3800→\3590
〔再発売〕
トリオ・ヴァンダラー
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲集

 ドヴォルザーク:
  ピアノ三重奏曲 ホ短調 op.90 B166「ドゥムキー」
  ピアノ三重奏曲 ヘ短調 op.65 B130
トリオ・ヴァンダラー
 〔ジャン=マルク・
   ヴァイジャベディアン(Vn)、
  ラファエル・ピドゥ(Vc)、
  ヴァンサン・コック(Pf)〕 

 トリオ・ヴァンダラー結成30 周年盤が再登場

 録音:2016年1月、テルデックス・スタジオ・ベルリン

 1987年に活動を開始したトリオ・ヴァンダラー、結成30 周年を記念してのリリースが再登場(HMM-902248/廃盤)。
 名曲ドゥムキーと、同じくドヴォルザークのヘ短調というカップリングです。もともと学生時代に教師の薦めでアンサンブルを組んだ3人は、活動を始めた翌1988年には難関で知られるミュンヘン国際コンクールで優勝。
 以降の活躍は世界が知るところです。
 ピアノ三重奏の「王道」レパートリーともいえる「ドゥムキー」は22年ぶりの録音。弦楽器の二人の息がぴったりなのは言うまでもなく、ピアノのヴァンサン・コックがすべてを見事にまとめあげています。
 ドヴォルザークのヘ短調は、慟哭の冒頭から、一気に作品世界に引き込まれます。
 
 


HMM 932303
\3800→\3590
〔再発売〕
豪華演奏者陣
 イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)、 アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)
 タンギ・ド・ヴィリアンクール(ピアノ)、 マガリ・モニエ(フルート)
 アントワン・タメスティ(ヴィオラ)、 グザヴィエ・ド・メストレ(ハープ)
 ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)

ドビュッシー(1862-1918):最後の3 つのソナタ集
 1-3. ヴァイオリン・ソナタ ト短調(1917) 
 4. 英雄の子守歌-ベルギー国王アルベール
  1 世陛下とその兵士たちをたたえて(1914) 
 5. アルバムのページ
  (負傷者の服のための小品)(1915) 
 6-8. フルート、ヴィオラとハープのための
  ソナタ ヘ長調(1915) 
 9. エレジー(1915) 
 10-12. チェロ・ソナタ ニ短調(1915) 
 13.「燃える炭火に照らされた夕べ」 (1917)
1-3.イザベル・ファウスト
 (ヴァイオリン/
  ストラディヴァリウス" スリーピング・ビューティ")
 アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)
4-5.タンギ・ド・ヴィリアンクール(ピアノ)
6-8. マガリ・モニエ
 (フルート/
  1880年、ルイ・ロット、製造番号2862 /
   調整:ベルナール・デュプラ)
 アントワン・タメスティ
  (ヴィオラ/
   ストラディヴァリウス「マーラー」、1672年製)
 グザヴィエ・ド・メストレ
  (ハープ/エラール社製、
   19世紀末のルイ16世のスタイル/
    調整:レ・シエクル)
9. タンギ・ド・ヴィリアンクール(ピアノ)
10-12.ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
 ハビエル・ペリアネス(ピアノ)
13.タンギ・ド・ヴィリアンクール(ピアノ)

 ドビュッシーの「最後の3つのソナタ集」豪華演奏者陣による決定的名盤の1 枚

 録音:1-5, 9-13:2016年12月、2017年12月、2018年1-2月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
  6-8:2017年6月、シテ・ド・ラ・ミュジーク、パリ

 ハルモニア・ムンディがドビュッシー没後100周年にあわせてリリースした「最後のソナタ集」(HMM-902303/廃盤)が再登場。豪華演奏者陣がそろった名盤です。

 ドビュッシーは晩年様々な楽器のための6つのソナタを作曲しようと考えていましたが、実際にはここに収録された3作を書き上げた翌年に亡くなってしまいます。
 この計画の最後となったのは、ヴァイオリン・ソナタでしたが、これはドビュッシーの文字通り最後の作品となりました。
 冒頭でメルニコフが奏でる繊細きわまりない和音から一気に世界に引き込まれます。ファウストの演奏は、独特のミステリアスでかわいたような空気を漂わせつつも、非常にきめこまやかな表情づけで、一音一音、休符までも聴きの逃してはならぬ、と思わせられる演奏です。
 ドビュッシーの晩年の作品世界の多様性に、名手たちのきめこまかな演奏によってあらためて感じ入る1枚となっております。
 
 


HMM 932308
\3800→\3590
〔再発売〕
ドビュッシー四重奏団
ドビュッシー・・・とジャズ~弦楽四重奏のための「前奏曲」

 1. ≪C≫の影響~
  「亜麻色の髪の乙女」(第1巻第8曲)と
   「奇人ラヴィーヌ将軍」(第2巻第6曲)による/
    弦楽四重奏とアコーディオン
 2. 交代する六度~「交代する三度」(第2巻第11曲)による/
  弦楽四重奏
 3. 真昼、ハ長調~「交代する三度」(第2巻第11曲)による/
   弦楽四重奏とヴィブラフォン
 4. 雪の上の足跡~「雪の上の足跡」(第1巻第6曲)による/
  弦楽四重奏
 5. 寺の陰に~「沈める寺」(第1巻第10曲)による/
  弦楽四重奏、ピアノとコントラバス
 6. ミンストレル~「ミンストレル」(第1巻第12曲)による/
  弦楽四重奏
 7. ヴィーノのダンス~「ヴィーノの門」(第2巻第3曲)による/
  弦楽四重奏とヴィブラフォン
 8. ヒースの荒野~「ヒースの荒野」(第2巻第5 曲)による/
  弦楽四重奏
 9. ビュスィのブルース~「ヒースの荒野」(第2巻第5曲)による/
  弦楽四重奏とピアノ
 10. 亜麻色の髪の乙女~「亜麻色の髪の乙女」(第1巻第8曲)/
  弦楽四重奏
ドビュッシー四重奏団
ジャッキー・テラソン(ピアノ9)
ヴァンサン・ペラニ(アコーディオン1)
フランク・トルティレル(ヴィブラフォン3,7)
ジャン=フィリップ・コラール=ネヴン(ピアノ5)
ジャン=ルイ・ラッサンフォス(コントラバス5)

 名手たちがドビュッシーの「前奏曲」をジャズ風にアレンジ

 録音:2018年3,4月

 ドビュッシー没後100年記念シリーズ(HMM-902308/廃盤)の再登場。
 ドビュッシーの名を冠した弦楽四重奏団「ドビュッシー四重奏団」が、ゲストを招き、ドビュッシーのピアノ独奏のために書いた、全2巻24曲から成る「前奏曲集」から楽曲を選択して、ジャズ風にアレンジして演奏しています。
 
 1トラック目は、「亜麻色の髪の乙女」と「奇人ラヴィーヌ将軍」をあわせたアレンジ。
 あの有名なメロディはたしかに聴こえてきますが、どこか雅楽を思わせるような静謐な世界と、ケークウォークが融合した不思議な世界です。
 アコーディオンが入ることにより雅楽の笙のような音色が得られ、ドビュッシーのジャポニズムをも感じさせるようで、引き込まれます。
 アコーディオンのヴァンサン・ペラニは、11歳でクラシックのアコーディオンを始め、16 歳でジャズに出会い、現在は多ジャンルに渡り活躍する奏者。ヴァイオリンのローラン・コルシアとも共演しています。
 ジャッキー・テラソンはアメリカ人の母、フランス人の父を持つドイツ生まれのピアニスト・コンポーザー。ヨーロピアン・クラシカルから、カリビアン・リズムまで、ボーダーレスな才能で世界を魅了しています。
 
 


HMM 935291
\3800→\3590
〔再発売〕
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)&レ・シエクル
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲ほか

 クロード・ドビュッシー(1862-1918):
  牧神の午後への前奏曲
  バレエ音楽《遊戯》
  夜想曲【雲/ 祭/ シレーヌ*】
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
レ・シエクル
レ・クリ・ド・パリ室内合唱団*
ジュフロワ・ジュルダン(指揮)*
マリオン・ラランクール(フルート)

 初演当時の楽器にもこだわったドビュッシー

 録音:2018 年1 月/フィルハーモニー・ド・パリ
 収録時間:51 分06 秒

 ロトとレ・シエクルによる、初演当時の楽器と奏法にこだわったドビュッシー。
 初期の《牧神》と後期の《遊戯》、そしてその中間に位置する《夜想曲》と、作風の変遷も感じさせてくれるプログラムです。
 《牧神》のエラール・ハープやフルートのえもいわれぬ音色も印象にのこる名盤です。

 ※HMM-905291 に付属していたDVD は含まれません。
 
 


HMX 2904110
(3CD)
\3800→\3590
〔再発売〕
ベルリン古楽アカデミー
ベートーヴェン:交響曲第4,6,8 番
ベルリン古楽アカデミー
 【コンサートマスター:ベルンハルト・フォルク】
 [Disc1](HMM-902448 / 1)
  ケルビーニ:歌劇《ロドイスカ》序曲(1791)
  ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60(1806)

 [Disc2](HMM-902448 / 2)
  メユール:交響曲第1番ト短調(1808)
  ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93(1812)

 [Disc3](HMM-902425)
  ユスティン・ハインリヒ・クネヒト(1752-1817):自然の音楽による描写、あるいは大交響曲
   1. 第1楽章:
    [Eine schone Gegend, in der die Sonne scheint,
     die zarten Zephirwinde wehen, die Bachlein das Tal durcheilen,
     die Vogel zwitschern, ein Gebirgsbach herabplatschert, der Hirte flotet,
     die Schafe hupfen und die Schaferin ihre liebliche Stimme ertonen lasst.]
     美しい風景。太陽が輝き、風が穏やかにそよぎ、谷を小川のせせらぎが流れ、
     鳥がさえずり、山からも美しい清水がそそぎ、羊飼いがパイプを奏で、
     羊たちが戯れ羊飼いの娘たちが甘い声で歌う。
   2. 第2楽章:
    [Der Himmel verdunkelt sich schnell,
     die ganze Umgebung atmet muhsam und erschrickt,
     die dunklen Wolken turmen sich, die Winde fangen an zu heulen,
     der Donner gorlltund das Gewitter nahert sich langsam.]
     突然空が曇り、あらゆる土地が苦しみおびえ、黒い雲が湧きおこり、
     風がうなり、雷がゴロゴロ鳴り、嵐が少しずつ近づいてくる
   3. 第3 楽章:
    [Das Gewitter, begleitet von sausenden Winden und machtigen Regengussen,
     die Wipfel der Baume rauschen und der Bergstrom walzt seine Wasser mit entsetzlichem Larm.]
     激しい風と打ち付けるような雨の嵐がものすごい勢力となる。
     こずえがざわめき、土砂降りの雨がものすごい音で打ちつける。
   4. 第4楽章:
    [Das Gewitter verzieht sich langsam,
     die Wolken zerstreuen sich und der Himmel hellt sich au.f]
     嵐が少しずつおさまり、雲が切れ、空が明るくなってくる、
    第5楽章:
     [Die Natur ist von Freude erfullt,
      erhebt ihre Stimme gen Himmel und dankt dem Schopfer mit lieblichen,
      angenehmen Gesangen.]
      自然は喜び、天に向かって、
       創造主である神への大いなる感謝を表し、甘やかな喜びの歌を歌う。
  ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 op.68「田園」 
   5. 第1 楽章:アンダンテ・マ・ノン・トロッポ
    田舎に到着すると呼び起こされる、楽しく大らかな気持ち
   6. 第2 楽章:アンダンテ・モルト・モッソ[小川の畔の情景]
   7. 第3 楽章:アレグロ 農民たちの愉しき集い]
   8. 第4 楽章:アレグロ[雷雨、嵐]
   9. 第5 楽章:アレグレット[牧人の歌。嵐の後の嬉しく、感謝に満ちた気持ち]

HMM 902448(2CD)+HMM 902425のカップリング。


 ベルリン古楽アカデミーによるベートーヴェンの交響曲、同時代の作品もあわせた興味深いプログラムが3枚組で登場!

 録音:[CD2&2]:2021年4月、5月/ [CD3] 録音:2019年6月 すべてテルデックス・スタジオ・ベルリン(セッション)

 ベートーヴェン・イヤーにあわせたリリースが3枚組で登場。
 いずれもベートーヴェンの交響曲と、同時代や関連する作品をプログラムした内容。ベルリン古楽アカデミーのうまさが際立つ内容です。

 ケルビーニのオペラ《ロドイスカ》は1791 年にパリで初演されました。大成功を収めた作品で、当時200回以上も上演されたといいます。
 愛しあう男女が父親によって引き裂かれるも、様々な苦難と試練や誤解を経てめでたく結ばれるという内容ですが、序曲はオペラの内容を予見させるというよりもシンフォニーを思わせるスタイルとなっています。

 ケルビーニの友人でもあったメユールの作品は、シューマンらによって「ベートーヴェンの交響曲第5番への返答」と評されたこともある作品(終楽章のリズムが運命と似ていることなどが理由)。
 ですが、彼がこの交響曲に取り組んでいたときに、第5番(1808年作曲) をどこまで知っていたかは今となってははっきりしません。
 それよりもむしろ、フランス革命期にこのような素晴らしい交響曲が存在し、その後のフランスのオーケストラ作曲にも大きな足跡を残したことは特筆に値します。

 クネヒトの作品は1780年の作 (ト長調)。冒頭から田園的な世界が美しい世界です。
 第2楽章で次第に嵐が近付いてくる様子は不安気に繰り返される転調で表されております。第3楽章の嵐の描写は、何かオペラの序曲を思わせるような華やかなニ長調で展開されており、ベートーヴェンの《田園》とはまた違って興味津々です。
 終楽章は変奏曲の形式をとりながら、コラールのようなすがすがしい楽曲となっています。
 ベートーヴェンの交響曲第6番の各楽章のタイトルとクネヒトのは類似しています。
 実際、確実な資料は残されていませんが、ベートーヴェンの初期の作品はクネヒトのと同じ出版社から出版されていたことなどから、ベートーヴェンはクネヒトの作品を知っていたと考えられます。
 当時から自然を音楽で模倣する試みは行われており、1780年当時クネヒトの作品も革新的であったかもしれません。
 
 

HMX 2904113
(3CD)
\3800→\3590
〔再発売〕
クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)
フライブルク・バロック・オーケストラ
 [Disc 1](HMM-902333)
  ピアノ協奏曲第6番 変ロ長調 KV238
   〔カデンツァ:モーツァルト/アインガング:ベザイデンホウト〕 
  ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 KV503
   〔カデンツァ:ベザイデンホウト〕
   〔録音:第6番/2021年5月、第25番/2022年3月、アンサンブルハウス・フライブルク〕
 [Disc 2](HMM-902332)
  ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調 KV 271「ジュノーム」
  ピアノ協奏曲 第18番 変ロ長調 KV 456
   〔録音:2021年5月、アンサンブルハウス、フライブルク〕
 [Disc 3] (HMC-902113/廃盤)
  ピアノ協奏曲第12番 イ長調 KV414/ピアノ協奏曲第11番 ヘ長調 KV413/
  ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 KV415
   〔録音:2014年11月15-17日、フライブルク・アンサンブルハウス〕

 ベザイデンホウトのモーツァルトピアノ協奏曲、3 枚組で登場!

 ベザイデンホウトとFBO によるモーツァルトの協奏曲集、3 枚組で登場。何度も聴いたことがあるはずの作品がすべて「今、その場で」生まれたように聴こえてきます。
 ベザイデンホウトは自身、ソロとは違って、オーケストラとの共演は「パーティーのように楽しい」と話していましたが、まさにベザイデンホウトもオケも瞬間瞬間を楽しんでいることが感じられます。
 そして、重力を全く感じさせないように自在に翔けるベザイデンホウトのパッセージは至上の美しさ。モーツァルトの再来、と称されるベザイデンホウトの神髄を見るようです。
 
 

HMX 2904116
(2CD)
\3800→\3590
〔再発売〕
ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集

 [CD1](HMM-902442)
  ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
  ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」
  ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 Op.31-2「テンペスト」
 [CD2] (HMM902441)
  ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 Op.101
  ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
  ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111
ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)

 名手ルガンスキーによる堂々のベートーヴェン

 録音:[CD1] 2021年7月/リストーリ劇場(ヴェローナ) [CD2] 2020年7月/モスクワ音楽院大ホール

 ルガンスキーのベートーヴェンが2枚組で登場。ルガンスキーの演奏はあくまで端正で理知的ですが、ロシア・ピアニズムならではの豊かな音量が独特。
 絶美のフィナーレの《テンペスト》、左手のアクセントが光る《月光》は絶美です。
 後期の3つのソナタでは、深淵をきわめたベートーヴェンの世界を見事に表現しています。
 




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CHALLENGE CLASSICS



CC72983
【旧譜】
\2800→\2590
寺神戸亮
 ヨーゼフ&ミヒャエル・ハイドン:協奏曲集


 1-3. ヨーゼフ・ハイドン:
  ヴァイオリン協奏曲第4番ト長調 Hob.VIIa/4
 4-6.
  ミヒャエル・ハイドン:
   ヴィオラとチェンバロのための協奏曲
    ハ長調 P55, MH41
  カデンツァ作:寺神戸亮
寺神戸亮
 (バロック・ヴァイオリン、バロック・ヴィオラ)
天野乃里子(チェンバロ、芸術監督)
オランダ・バロック室内楽団"バロックの真珠たち"
 〔山縣さゆり(バロック・ヴァイオリン)、
  迫間 野百合(バロック・ヴァイオリン)、
  森田芳子(バロック・ヴィオラ)、
  ルシア・スヴァルツ(バロック・チェロ)、
  ロベルト・フラネンベルク(コントラバス)〕

 ラ・プティット・バンドをはじめ、レザール・フロリサン、シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ・ゲントなどの一流古楽アンサンブルでコンサートマスターを歴任してきたバロック・ヴァイオリンの名手、寺神戸亮と、ハーグ王立音楽院やアムステルダム・スウェーリンク音楽院で研鑽を積み、イタリア、ドイツなどの様式に限らず、特にフランス様式のスペシャリストとしてオランダを拠点に活躍するチェンバロ奏者、天野乃里子。
 そして、天野乃里子が音楽監督として2019年に設立した「オランダ・バロック室内楽団"バロックの真珠たち"」によるハイドン兄弟の協奏曲集。

 本アルバムでは、エステルハージの宮廷楽団コンサートマスター、ルイジ・トマジーニのために書かれたとされている兄ヨーゼフの現存する最後のヴァイオリン協奏曲「第4番」と、弟ミヒャエルの「ヴィオラとチェンバロのための二重協奏曲」をカップリング。
 どちらも録音される機会は少ないですが、ハイドン兄弟の磨き抜かれた音楽性を堪能できる珠玉の作品と言えるでしょう。

 ※録音:2022年9月19-21日、ドープスゲジンデ教会(ハールレム、オランダ)
 
 

CC720015
\2800
アルマ・マーラー、恋人と友人 ~ 歌曲集 ラウル・ステファニ(バリトン)
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
 I . アルマ・マーラー:鈴かな町/ハンス・プフィッツナー:夕映え Op.24-4/
  アレクサンダー・ツェムリンスキー:春の日に Op. 2, Vol. 2-1/
  ブルーノ・ワルター:子供の眠り/エーリヒ・W.コルンゴルト:夕暮れの情景 Op.5-4
 II . A.マーラー:わが父の庭の中/プフィッツナー:だから春の空はそんなに青いの? Op.2-2/
  フランツ・シュレーカー:春 Op.4-2/
  ツェムリンスキー:夜のささやき Op.2-3/コルンゴルト:夏 Op.9-6
 III . アルマ・マーラー:蒸し暑い夏の夜/プフィッツナー:母なるヴィーナス Op.11-4/
  シュレーカー:糸遊 Op.2-1/ツェムリンスキー:受胎Op. 2, Vol. 2-6
 IV . A.マーラー:お前のそばにいるのは心地よい/プフィッツナー:憧れ Op.10-1/
  ツェムリンスキー:呼びかけ Op.7-2/コルンゴルト:愛の手紙 Op.9-4/
  シュレーカー:夢 Op.7-3
 V . A.マーラー:ぼくはさまよい歩く、花たちの間を/シュレーカー:庭で、菩提樹の下/
  ツェムリンスキー:聖なるとき Op.10-2/プフィッツナー:夜 Op.26-2/
  コルンゴルト:幸せの願い Op.38-1

 オランダの新進気鋭のバリトン、ラウル・ステファニ第3弾!

 ☆オランダの新進気鋭のバリトン、ラウル・ステファニのChallenge Classics第3弾!
 ☆アルマ・マーラー、そして彼女と同世代の作曲家たちによる歌曲集!

 1992年生まれ、オランダの新進気鋭のバリトン、ラウル・ステファニのChallenge Classics第3弾は、アルマ・マーラー、そして彼女と同世代の作曲家たちによる歌曲集。
 ステファ二は、ウィーン国立音楽大学で学び、アムステルダム音楽院とティルブルフ音楽院ではマルグリート・ホーニヒに師事し、優秀な成績で卒業。
 これまでに、トーマス・ハンプソン、クリスタ・ルートヴィヒ、フェリシティ・ロット、エリー・アーメリングといった名歌手たちのマスタークラスに参加。
 フランスのリヨン国立歌劇場でラヴェルの「スペインの時」のラミロ役でプロ・デビューを果たし、その後、オランダ国立歌劇場、トゥーロン歌劇場などで活躍しています。
 オランダで最も優れた声楽家の一人と認められ、2023年には、オランダ国家が音楽家に授与する最高の栄誉であるオランダ音楽賞を受賞しています。

 20世紀初頭のウィーンは、音楽、文学、そして視覚芸術が独自の形で融合し、かつてない豊かさと芸術の開花を遂げた時代でした。
 この活気に満ちた文化環境の中で、アルマ・マーラーは、絵画から文学、哲学、作曲まで、その多彩な才能を発揮し、様々な影響力のある運動の中心的存在であった若き作曲家でもありました。

 本アルバムは、アルマ・マーラーの魅力的な人物像に焦点を当てた洗練された歌曲リサイタル・プログラムであり、コルンゴルト、プフィッツナー、シュレーカー、ワルター、そしてツェムリンスキーといった、彼女と親交のあった作曲家たちの音楽を組み合わせ、情熱と美、そして知的なインスピレーションに満ちた20世紀初頭のウィーンへと聴衆を誘います。

 ※録音:2024年12月13日ー16日(ケルン、ドイツ)

 
 




HARB CLASSICS



HERB016
\2800
バロックの真珠たち
 ジャン=アンリ・ダングルベール:プレリュード/トンボー
 ジャック・シャンピオン・ド・シャンボニエール:
  アルマンド
 ヘンリー・パーセル:組曲二長調
 ドメニコ・スカルラッティ:
  ソナタ ト長調 K.14/ソナタ ハ短調 K.302/
  ソナタ ニ短調 K.417
 ルイ=クロード・ダカン:かっこう
 エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール:シャコンヌ/トッカータ
 ジローラモ・フレスコバルディ:
  パッサカリアによる100のパルティータ
 アントワーヌ・フォルクレ:シャコンヌ 《モランジ、またはプリセ》
天野乃里子
 (チェンバロ/W.Dowd1983)

 ハーグ王立音楽院やアムステルダム・スウェーリンク音楽院で研鑽を積み、イタリア、ドイツなどの様式に限らず、特にフランス様式のスペシャリストとしてオランダを拠点に活躍するチェンバロ奏者、天野乃里子のソロ・アルバム。

 17世紀と18世紀のヨーロッパの歴史は、バロック音楽の歴史と密接に結びついています。バロック期において、ヨーロッパ諸国の大半は中央集権化を進めていました。
 その中央に集積した富によって、文化も享受され、大きく花開いたと言えます。
 ルイ14世(1638-1715)もこの時代に多くの作曲家のパトロンとなり、その中にはチェンバロのための傑作を数多く生み出した作曲家もいました。
 本アルバムでは、フランス絶対王政が絶頂を迎え、やがて滅びに向かっていくルイ14世の時代に活躍した作曲家たちを中心に、チェンバロの黄金時代の名作を取り上げています。

 ※録音:2008年1月4日-6日、山梨市花かげホール(日本)
 



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LA COMPAGNIE BAROQUE



LCB1
(2CD)
特別価格
\5400→\4990
天野乃里子&山縣さゆり
 J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集
  BWV.1014-1019(全6曲)
  
J.S. バッハ:
   【CD1】
    ソナタ第4番ハ短調 BWV1017
    ソナタ第5番へ短調 BWV1018
    ソナタ第3番ホ長調 BWV1016
   【CD2】
    ソナタ第2番イ長調 BWV1015
    ソナタ第1番ロ短調 BWV1014
    ソナタ第6番ト長調 BWV1019
    ヴァイオリン独奏(BWV1019初稿譜より)
    チェンバロ独奏(BWV1019初稿譜より)
    アダージョ(BWV1019初稿譜より)
天野乃里子(チェンバロ)
山縣さゆり(バロック・ヴァイオリン)

 オランダを拠点に活躍する、古楽の名手達によるバッハのソナタ集!

 ☆オランダを拠点に活躍する古楽の名手、天野乃里子と山縣さゆり!
 ☆レコード芸術誌で特選盤に選ばれるなど、好評を博したバッハのソナタ集!

 ハーグ王立音楽院やアムステルダム・スウェーリンク音楽院で研鑽を積み、イタリア、ドイツなどの様式に限らず、特にフランス様式のスペシャリストとしてオランダを拠点に活躍するチェンバロ奏者、天野乃里子と、18世紀オーケストラのメンバーやオランダ・バッハ協会のコンサートマスターとして活躍するヴァイオリン奏者、山縣さゆりという古楽界の名手達による大バッハのオブリガート・チェンバロ付きソナタ全6曲。

 本アルバムで取り上げられているこの6つのソナタは、大バッハが1720年頃に作曲し、晩年まで手を加え続けたというトリオ・ソナタ形式による作品で、緊張感の持続する和声、継続する集中力、そして、どの楽章をとっても全てが多種多様な可能性を追求した傑作と言えるでしょう。
 アルバムの最後には第6番の初稿譜として残された3つの楽章を収録。
 ヴァイオリン・ソロとチェンバロ・ソロのために書かれている2つの作品は、後にチェンバロのためのパルテータ(BWV.830)に転用された作品で、残りの深遠な、そしてこときれそうなアダージョは、この初稿だけで出版のお目見えをしていない作品で、どれも貴重な録音です。
 「バッハは、バロック時代の作曲家の中でも、最も重要な芸術家として有名ですが、ある意味では、彼の作品は、当時の典型的なバロックの作品からも、遠大にまた孤高にかけ離れたとも言えるもので、"バッハ"というジャンルが存在すべきかもしれません。
 彼の作品は、和声、メロディ、リズムを精緻に組み合わせた独創性で、それまでの音楽で表現されていたものの境界を遥かに超える質を達成していますが、この6曲計25楽章の中に、その要素は豊かに表現されていて、我々もリハーサルをどれだけ積んでも、さらに新たな発見が常にあります。(天野乃里子)」

 ※録音:2019年11月11日-14日、エマウス修道院(オランダ、ヴェルプ)
 チェンバロ/アンソニー・サイデ、1998年製
 バロック・ヴァイオリン/ヤコブ・シュタイナー、1669年頃製

 
 
 

LCB2
(2LP)
特別価格
\8400
J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集
 J.S.バッハ:
  【LP1-SIDE1】
   ソナタ第2番イ長調 BWV1015
  【LP1-SIDE2】
   ソナタ第4番ハ短調 BWV1017
  【LP2-SIDE3】
   ソナタ第6番ト長調 BWV1019
  【LP2-SIDE4】
   アダージョ(BWV1019初稿譜より)
   チェンバロ独奏(BWV1019初稿譜より)
   ソナタ第1番ロ短調 BWV1014
天野乃里子 (チェンバロ)
山縣さゆり(バロック・ヴァイオリン)

 ☆オランダを拠点に活躍する古楽の名手、天野乃里子と山縣さゆり!
 ☆レコード芸術誌で特選盤に選ばれるなど、好評を博したバッハのソナタ集のLP盤!

 ハーグ王立音楽院やアムステルダム・スウェーリンク音楽院で研鑽を積み、イタリア、ドイツなどの様式に限らず、特にフランス様式のスペシャリストとしてオランダを拠点に活躍するチェンバロ奏者、天野乃里子と、18世紀オーケストラのメンバーやオランダ・バッハ協会のコンサートマスターとして活躍するヴァイオリン奏者、山縣さゆりという古楽界の名手達による大バッハのオブリガート・チェンバロ付きソナタ。

 本アルバムで取り上げられているこれらソナタは、大バッハが1720年頃に作曲し、晩年まで手を加え続けたというトリオ・ソナタ形式による作品で、緊張感の持続する和声、継続する集中力、そして、どの楽章をとっても全てが多種多様な可能性を追求した傑作と言えるでしょう。CD盤では全6曲を収録していますが、LP盤では収録曲を厳選しつつ、貴重な異稿録音も取り上げています。

 ※見開きジャケット内側に、英語と日本語の解説を掲載しています。
 ※録音:2019年11月11日-14日、エマウス修道院(オランダ、ヴェルプ)
 チェンバロ/アンソニー・サイデ、1998年製
 バロック・ヴァイオリン/ヤコブ・シュタイナー、1669年頃製
 




ONDINE



ODE 1469
\2800
トゥイヤ・ハッキラ
カイヤ・サーリアホ:ピアノとチェンバロのための作品全集

 カイヤ・サーリアホ(1952-2023):
  1. Prelude 前奏曲 (2006)
  2. Arabesques et adages アラベスクとアダージョ(2016)
  3. Fall 秋(1991/1995) – チェンバロとエレクトロニクスのために*
  4. Delicato 繊細に(2007/2015)(T. ハッキラ編)*
  5. Im Traume 夢の中に(1980) –
   チェロとプリペアド・ピアノのために
  6. Ballade バラード(2005)
  7. Monkey Fingers, Velvet Hands
   猿の指、ヴェルヴェットの手 (1991)
  8. Jardin secret II 秘密の花園 II(1984–86) –
   チェンバロとテープのために

 *・・・世界初録音
トゥイヤ・ハッキラ
 (ピアノ...1、2、4-7/チェンバロ...3、8)
アンッシ・カルットゥネン(チェロ)...5

 録音:2024年1月3-4日、5月26日 フィンランド、ヤルヴェンパー・ホール
 総収録時間:55分

 980年代から亡くなる2023年まで世界的に注目を集めていたサーリアホ。
 特にフルート曲やオペラなどが高く評価されていますが、このアルバムにはピアノとチェンバロのために書かれた作品がすべて収められています。
 
 演奏は古楽器奏者であり、同時にフィンランドの現代音楽界を長年牽引してきたハッキラ。サーリアホとは40年以上の深い交流があり、このアルバムは親友へのトリビュートと言えます。
 アルバム冒頭の「前奏曲」は歌曲集『4つの瞬間』の第1曲を基にしたもの。反復を伴うミニマル音楽風の動きが特徴です。
 「アラベスクとアダージョ」は、彫刻家ジャン・ティンゲリーの作品にインスパイアされた曲。「秋」は、バレエ音楽『Maa』のハープ・ソロをチェンバロ用に編曲したもので、ハッキラが初演を行い、その際にはサーリアホがエレクトロニクスを担当しました。
 「繊細に」は、チェロ、ピアノとパーカッションのためのセレナータの楽章をハッキラ自身が編曲した、瞑想的な曲想を持つ作品。チェロとプリペアド・ピアノのための「夢の中に」は前衛的な作風が表れています。
 「バラード」は歌曲集『4つの瞬間』の第2曲を基にした作品。「猿の指、ヴェルヴェットの手」は高橋アキの委嘱作で、ビートルズのメロディーを引用したミニチュア・エチュード。力強いオスティナートが特徴です。
 「秘密の花園 II」はチェンバロをこよなく愛したサーリアホが、自身の呼吸音をテープに取り込み、チェンバロの音と融合させた作品です。

 
 



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ORFEO



C230172
(2CD)
\2800→\2590
インゴ・メッツマッハー 指揮
 アンゲラ・デノケ、クルト・リドル、ミッシャ・ディディク
ショスタコーヴィチ:
 歌劇《ムツェンスク郡のマクベス夫人》全4幕

  台本:ドミートリー・ショスタコーヴィチ、
   アレクサンドル・プレイス
  原作:ニコライ・レスコフ
  【CD1】
   1-10. 第1幕
   11-15. 第2幕
  【CD2】
   1-3. 第2幕(続き)
   4-8. 第3幕
   9-14. 第4幕
ボリス・チモフェーヴィチ・イズマイロフ...
 クルト・リドル(バス)
カテリーナ・リヴォヴナ・イズマイロヴァ...
 アンゲラ・デノケ(ソプラノ)
ジノーヴィ・ボリソヴィチ...
 マリアン・タラバ(テノール)
セルゲイ...ミッシャ・ディディク(テノール)
アクシーニャ...ドンナ・エレン(ソプラノ)
警察署長...甲斐栄次郎(バリトン) 他
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
インゴ・メッツマッハー (指揮)

 録音:2009年10月23日(ライヴ) ウィーン国立歌劇場
 総収録時間:153分

 ショスタコーヴィチのオペラ《ムツェンスク郡のマクベス夫人》は、1930年に作曲が始まり、1934年に初演され各地で成功を収めましたが、スキャンダラスな表現が批判され、1936年にスターリンの激しい非難を受けたことが契機となって封印されてしまいます(後に《カテリーナ・イズマイロワ》として改訂されて上演が許可される)。
 1970年代末に初演版がムスティスラフ・ロストロポーヴィチによって演奏・録音され、2009年にはウィーン国立歌劇場で初の同版の上演が行われました。
 本録音にはその公演が収められており、近現代オペラの第一人者インゴ・メッツマッハー が指揮を担当。
 アンゲラ・デノケを中心に、クルト・リドル、ミッシャ・ディディクが見事な声を聴かせます。
 



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OUR RECORDINGS



8.226929
\2800→\2590
クリスティーナ・ビェルケ(ピアノ)
 サティのサプライズ - エリック・サティ:ピアノ小品集
クリスティーナ・ビェルケ(ピアノ)
 エリック・サティ(1866-1925):
  1. Petite ouverture a danser 舞踏への小序曲 (1900年以前)
  2. 心に触れる秘密の音楽(1906-1913) – 第3番 Facheux exemple 憂うべき手本
  3. 6つの小品(1906-1913) – 第2番 Effronterie あつかましさ
  4-6. 冷たい小品 3つの逃げ出させる歌(1897)
  7. いやな気取り屋の3つのワルツ(1915)-第2番 Son binocle
  8. 6つの小品(1906-1913) – 第5番 Profondeur 深遠(1906-1913)
  9. Idylle (a Debussy) ドビュッシーへの牧歌(1915)
  10. Aubade (a Paul Dukas) デュカへの朝の歌(1915)
  11. Meditation (a Albert Roussel) ルーセルへの瞑想(1915)
  12-14. 5つの夜想曲(1919) – 第1番-第3番
  15. 心に触れる秘密の音楽(1906-1913) – 第2番 Froide songerie 冷えた思想
  16. 6つの小品(1906-1913) – 第4番 Prelude canin
  17-18. 2つの夜の夢(1910-1911)
  19. Prelude de la porte heroique du ciel「天国の英雄的な門」への前奏曲(1894)
  20. 6つの小品(1906-1913) – 第6番 Songe-creux くぼんだ夢
  21. Caresse 愛撫(1897)
  22. 6つの小品(1906-1913) – 第3番 Poesie
  23. 6つの小品(1906-1913) – 第1番 Desespoir agreable
  24. 心に触れる秘密の音楽(1906-1913) – 第1番 Nostalgie
  25-27. 3つの前奏曲(1888-1892)

 録音:2025年1月 Danish National Academy of Music. Odense(デンマーク)
 総収録時間:59分

 エリック・サティの影響は現代の音楽に広がっており、ジョン・ケージもサティを「欠かせない存在」と称賛し、彼の作品に大きな影響を受けました。
 サティは作 品にユニークな指示やタイトルをつけて、クラシック音楽の伝統に一石を投じるとともに、ミニマリズムの先駆けでもある「冷たい小品」なども遺しました。
 サティ の作品は今でも多くの発見を与えてくれます。このアルバムにはあまり耳にすることのない小品が多く選ばれており、サティの再発見に繋がる1枚と言えるでしょ う。
 演奏はデンマーク生まれのクリスティーナ・ビェルケ。地元の音楽院で学んだ後、ジュリアード音楽院に留学、シーモア・リプキンに師事し、現在はデンマーク 国立音楽アカデミーで後進の指導に当たっています。

 

デンマーク生まれの美しき女流奏者、クリスティーナ・ビェルケ(ビャアケー)。

  



SCANDINAVIAN CLASSCIS のショパン
 
 伴奏ものなどを入れると比較的彼女の録音は多いのですが、中でもCLASSICOに入れたいくつかのアルバムはピアノ・ファンの間ではちょっと話題になっていたものでした。
 今はCLASSICOが消滅してしまったのでそのCDを入手することは困難になってしまいましたが、そのうちの1枚がSCANDINAVIAN CLASSCISで出直しになっています。

 いまだかつて聴いたことのないような不思議なテンポと独特の間合いで、まるで魔法にかけられたような気持ちにさせられるショパン。

 ・・・手に入るうちに聴いておいてほしい魅力的なアルバム。万一廃盤の際はご容赦ください。


SCANDINAVIAN
561
\2000
ショパン:
 24の前奏曲 Op.28/
 ワルツ/マズルカ/夜想曲
クリスティーナ・ビェルケ(ピアノ)



 



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BERLIN CLASSICS



0303728BC
\2700→\2490
シュターツカペレ・ドレスデンのソロ・オーボエ奏者、セリーヌ・モワネ
 モーツァルト、ルイージ・ガッティ:オーボエ四重奏曲集


 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト (1756-1791)
  オーボエ四重奏曲ヘ長調 KV370  14'33
   1. 第1楽章 アレグロ  06:50
   2. 第2楽章 アダージョ  03:06
   3. 第3楽章 ロンドー.アレグロ  04:37
 ルイージ・ガッティ (1740-1817)
  オーボエ四重奏曲 ハ長調  18'07
   4. 第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ  06:43
   5. 第2楽章 アダージョ  04:53
   6. 第3楽章 アレグロ・モデラート  06:31
 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト (1756-1791)
  ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 KV330 より
   (モワネによるオーボエ四重奏編曲)
    7. 第2楽章 アンダンテ・カンタービレ  06:25
 ルイージ・ガッティ (1740-1817)
  オーボエ四重奏曲ヘ長調  13'14
   8. 第1楽章 アレグロ  06:32
   9. 第2楽章 アダージョ・カンタービレ  03:35
   10. 第3楽章 ロンド.アレグロ  03:07
 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト (1756-1791)
  アダージョ ハ長調 KV580
   11.   06:37
セリーヌ・モワネ(オーボエ)
モアメド・イベール(ヴァイオリン)
シンディ・モアメド(ヴァイオリン)
ティム・パーク(チェロ)

 録音:2024年8月23、24日、ドイツ連邦共和国、ベルリン、b-Sharp Studio /58:56

 モーツァルトの人気曲とザルツブルク宮廷ゆかりのガッティの注目曲

 シュターツカペレ・ドレスデンのソロ・オーボエ奏者、セリーヌ・モワネはベルリン・クラシックスで3枚のソロ・アルバムを制作していますが、今回は室内楽となります。
  曲目はモーツァルトの有名なオーボエ四重奏曲を中心としたもので、ザルツブルク宮廷で父レオポルトの上司となったルイージ・ガッティのオーボエ四重奏曲も収録。
  ガッティの作品は、ザルツブルク大司教領が世俗化されていた晩年に作曲されたもので、ヘ長調四重奏曲では、オーボエの音域をモーツァルトの四重奏曲よりもさらに高い高音を要求するなどかなり技巧的な面もあり、オーボエの音色の可能性を大胆に拡張した革新者としてガッティを位置づけるものとなっています。
 ブックレット(ドイツ語&英語・12ページ)には、音楽ジャーナリストのシュテファン・シュヴァルツ=ペータースによる解説などが掲載。

 
 
 


0303619BC
(2CD)
\3700
イェルク・ハルーベック(オルガン)
 バッハ・オルガン・ランドスケープ IX
イェルク・ハルーベック(オルガン)
 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685-1750)
  CD1
   【ナウムブルク】
    トッカータとフーガ ヘ長調 BWV 540
     1. トッカータ  08:00/2. フーガ  05:54
    トリオ イ短調 BWV 583
     3. アダージョ  04:55
    シューブラー コラール集(BWV 645-650)より
     4. わが魂は主をあがめ BWV 648  02:14
    27のコラール(BWV 714-740)より
     5. 愛しいイエスよ、われらここにあり BWV 731  01:59
    幻想曲とフーガ ハ短調 BWV 562(未完)より
     6. 幻想曲  05:54
    シューブラー コラール集(BWV 645-650)より
     7. ただ尊き御神のままに BWV 647  03:58
     8. 目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声 BWV 645  05:11
     9. 主イエス・キリストよ、われらとともに留まりたまえ BWV 649  02:40
       録音:2025年11月2日、ドイツ連邦共和国ザクセン=アンハルト州ナウムブルク、
        聖ヴェンツェル・ナウムブルク教会
   【シュテルムタール】
    前奏曲とフーガ ニ短調 BWV 539 より
     10. フーガ  05:18
    キルンベルガー・コラール集(BWV 690-713)より
     11. 主よ、汝のうちにのみわれ望みをもつ BWV 712  02:21
    アッラ・ブレーヴェ BWV 589
     12.   04:23
    前奏曲とフーガ ト長調 BWV 550
     13. 前奏曲  02:35/14. フーガ  04:05
       録音:2024年9月20日、ドイツ連邦共和国ザクセン州
        ライプツィヒ郡シュテルムタール、シュトルムタール教会
  CD2
   【シュテルムタール】
    パストラーレ BWV 590
     1. 第1曲 ヘ長調  02:33/2. 第2曲 ハ長調  03:24/
     3. 第3曲 ハ短調  02:30/4. 第4曲 ヘ長調  02:50
    ペダル練習曲 ト短調 BWV 598
     5.   01:40
    前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 547
     6. 前奏曲  04:23/7. フーガ  04:46
      録音:2024年9月20日、ドイツ連邦共和国ザクセン州
       ライプツィヒ郡シュテルムタール、シュトルムタール教会
   【ナウムブルク】
    シューブラー・コラール集(BWV 645-650)より
     8. 汝イエスよ、今天より降りたもうや BWV 650  03:26
     9. われいずこに逃れ行かん BWV 646  01:47
    27のコラール(BWV 714-740)より
     10. キリストは死の縄目につながれたり BWV 718  05:10
    前奏曲とフーガ ロ短調 BWV 544
     11. 前奏曲  06:24/12. フーガ  06:00
       録音:2025年11月2日、ドイツ連邦共和国
        ザクセン=アンハルト州ナウムブルク、聖ヴェンツェル・ナウムブルク教会

 使用楽器:ツァハリアス・ヒルデブラント・オルガン(A=464Hz)
 104'20

 ブックレットにはトラックごとに使用ストップが掲載!

 バッハに多大な影響を与え、重要な役割を果たしたドイツのオルガンを紹介するシリーズの第9弾。
 このアルバムでは、バッハが最高のオルガン製作者と考えていたとされるツァハリアス・ヒルデブラント(1688-1757)の製作した大小2種類のオルガンを聴くことができます。

 ブックレット
 CDの装丁はデジパック仕様。
 ブックレットにはトラックごとに使用ストップが掲載されるという画期的な細やかさ。
 さらに豊富なオルガン写真のほか、ハルーベックとダグマー・ムンクの対談も掲載(テキストは英語とドイツ語)。
 
 ダグマー・ムンクはミュンヘンとベルリンで音楽と演劇の研究、音響工学、ピアノを学んだのち、1983年から2022年まで、南西ドイツ放送のSWR2でクラシック音楽の編集者を務め、古楽を中心とした番組の司会、インタビュー、番組構成を担当。現在は古楽器アンサンブル「イル・グースト・バロッコ」のドラマトゥルギー(ドラマトゥルク)としても活動中。

 イェルク・ハルーベック(オルガン)
  1977年、西ドイツのベックムに誕生。シュトゥットガルトとフライブルクで教会音楽、オルガン、チェンバロをヨン・ラウクヴィークとロバート・ヒルに師事したのち、バーゼル・スコラ・カントルムで、アンドレア・マルコンらに師事。
  現在、指揮者、チェンバロ奏者、オルガン奏者として活動する古楽のスペシャリストで、シュトゥットガルト音楽大学で歴史的鍵盤楽器の教授としても活動。
  CDは、Berlin Classics、CPO、Bayer、PAN Classics、Glossa、Hansslerから発売。

 
 
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0303770BC
\2700→\2490
ドレスデン聖十字架合唱団&ドレスデン・フィル
 プーランク:グロリア/シューベルト:ミサ曲第5番

 フランシス・プーランク (1899-1963)
  グロリア FP 177  22'58
   1. 第1曲
    グローリア・イン・エクセルシス・デオ
     天のいと高きところには神に栄光  02:47
   2. 第2曲 ラウダムス・テ  02:57
   3. 第3曲 ドミネ・デウス、レックス・ケレスティス  03:59
   4. 第4曲 ドミネ・フィリ・ウニジェニテ  01:20
   5. 第5曲 ドミネ・デウス、アニュス・デイ  05:50
   6. 第6曲 クイ・セデス・アド・デクステラム・パトリス  06:05
  フランツ・シューベルト (1797-1828)
   ミサ曲第5番変イ長調 D 678  40'07
    7. 第1曲 キリエ  05:46
    8. 第2曲 グロリア  13:09
    9. 第3曲 クレド  08:35
    10. 第4曲 サンクトゥス  02:57
    11. 第5曲 ベネディクトゥス  03:54
    12. 第6曲 アニュス・デイ  05:46
エルザ・ベノワ(ソプラノ)
ウルリケ・マロッタ(メゾ・ソプラノ)
パトリック・グラール(テノール)
クラウス・ハーガー(バス)
ホルガー・ゲーリング(オルガン)
ドレスデン聖十字架合唱団
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
マルティン・レーマン(指揮)

 63'03

 新クロイツカントルによる新生クルトゥーアパラストでのレコーディング

 2022年にクロイツカントルとなったマルティン・レーマンがドレスデン聖十字架合唱団とドレスデン・フィルを指揮して臨んだフランスとオーストリアの宗教音楽人気曲の組み合わせ。
 レコーディングはドレスデンのクルトゥーアパラストで実施。同会場は、多目的ホールからクラシック専用ホールへと用途が変更され、5年がかりの大改築工事が2017年に完了。
 素晴らしい音響を手に入れ、パイプオルガンも一新されていたので、ドレスデン聖十字架合唱団とドレスデン・フィルの演奏を良い条件で聴くことができます。

 ドレスデン聖十字架合唱団
  カトリック時代の13世紀までルーツを辿れる歴史ある合唱団。現在、9歳から19歳までの約150名のメンバーが所属。少年たちは附属の寄宿舎つき学校「クロイツシューレ」に通っており、「クルツィアナー」とも呼ばれています。
  ドレスデン聖十字架合唱団出身者には有名人も多数(カール・リヒター、テオ・アダム、ペーター・シュライアー、オラフ・ベーア、ルネ・パーペ、ハンス=クリストフ・ラーデマン等)。

 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
  19世紀なかばのドレスデンでは、裕福な市民たちによる合唱運動が盛んで、やがてオーケストラ演奏も求められるようになり、1870年にはゲヴェルベハウス(商工組合会館)の隣に、2,057席のゲヴェルベハウスザールが開場。市の音楽監督モーリッツ・プフホルト(1827-1890)指揮するシュタットカペレ(市立楽団)楽員等によるコンサートもおこなわれています。
  しかし、市立楽団は小規模でしかも市の団体であることから自由が利かないため、翌1871年、ゲヴェルベハウスは指揮者のヘルマン・グスタフ・マンスフェルト(1833–1892)と契約を結び、56名から成る自前の楽団「ゲヴェルベハウス=カペレ(ほどなくドレスデン・ゲヴェルベハウス管弦楽団と改名)」を創設。
  これにより、小規模ながらも450年以上の伝統があったシュタットカペレ(市立楽団)は解散となります(ちなみに同じ市内の宮廷オペラの楽団「シュターツカペレ」の当時の呼称は「王立ザクセン音楽カペレ」)。

 以上の時系列からドレスデン・フィルの創設年は1871年であることが明白ですが、演奏会場の開場年やシュタットカペレ楽員がゲヴェルベハウス=カペレに数多く入団したなどの理由で、1870年創設とされています。
 ゲヴェルベハウス管弦楽団の活動は先駆的で、1883年には喫煙を禁じた「禁煙コンサート」や、古楽を扱った「歴史的コンサート」なども実施。客演指揮者には、アントン・ルビンシテイン、チャイコフスキー、ドヴォルザーク、リヒャルト・シュトラウスなどもいました。
 ゲヴェルベハウス管弦楽団は、1915年に「ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団」、1923年に「ドレスデン・フィルハーモニー」と改名し、現在に至っています。

 マルティン・レーマン (指揮)
  1973年、ドイツ民主共和国(東ドイツ)ノイブランデンブルク県マルヒンに誕生(東ドイツは中央集権化のため1952年に州を廃止)。ドレスデン聖十字架合唱団で最初の音楽教育を受けたのち、カール=マリア・フォン・ウェーバー音楽大学でハンス=クリストフ・ラーデマン教授に合唱指揮を師事。歌手としての声域はバリトン。
  在学中からラーデマンの創設したドレスデン室内合唱団で副指揮者を務めたほか、室内合唱団「カンタムス・ドレスデン」の創設に加わり指揮も担当。2000年にルドルフ・マウエルスベルガー奨学金を獲得し、2001年に学位を取得。
  また、2000年から2005年まで同音楽大学の合唱団を指揮するアシスタントとしても働きながら、同音楽大学大学院で合唱指揮とオーケストラ指揮の研究を継続し、2004年に優秀な成績で学位を取得。
  2001年、ライプツィヒの児童合唱団「スコラ・カントルム・ライプツィヒ」の指揮者として契約(2005年まで)
  2005年、ヴッパータール少年合唱団の音楽監督として契約(2011年まで)。ヴッパータールはノルトライン・ヴェストファーレン州。
  2008年、ヴッパータールの室内合唱団「アミチ・デル・カント」の指揮者として契約(2011年まで)。
  2012年、ヴィンツバッハ少年合唱団の芸術監督として契約。同合唱団を世界的な知名度の合唱団に育てます。ヴィンツバッハはバイエルン州。
  2017年、バイエルン福音ルター派教会から教会音楽監督(KMD)に任命。
  2022年、ドレスデン聖十字架合唱団のクロイツカントルとして契約。

 
 
 


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両腕の無いホルン奏者
 フェリックス・クリーザー
北の色彩(マーティンソン、グリーグ、アッテルベリ、シベリウス)

 ロルフ・マーティンソン (1956-)
  サウンドスケープ 「色の散歩」Op. 118
   1. 第1部  6:04/2. 第2部  13:22/3. 第3部  6:50
 エドヴァルド・グリーグ (1843-1907)
  ペール・ギュント組曲第2番 Op.55 より
   4. 第4曲 ソルヴェイグの歌  4:45
 クルト・アッテルベリ (1887-1974)
  ホルン協奏曲 イ短調
   5. 第1楽章 アレグロ・パテーティコ  7:54
   6. 第2楽章 アダージョ  8:07
   7. 第3楽章 アレグロ・モルト  4:40
 ジャン・シベリウス (1865-1957)
  レンミンカイネン」組曲 Op.22 より
   8. 第2曲 トゥオネラの白鳥  7:29
フェリックス・クリーザー(ホルン)
ザールブリュッケン・
 カイザースラウテルン・
  ドイツ放送フィルハーモニー
ジェイミー・フィリップス(指揮)

 録音: 2023年6月19~23日、ドイツ連邦共和国、ザールラント州、ザールブリュッケン、ザールラント放送大ホール /59'17

 北の音楽になじむホルン・サウンド

 スウェーデンの作曲家マーティンソンの作品はクリーザーが初演した新作で、オーケストラ・サウンドの主張もなかなか強力なホルン協奏曲。
 その100年ほど前に書かれた同じくスウェーデンのアッテルベリのホルン協奏曲はさらに親しみやすい内容で古典主義者を自称していたアッテルベリらしい音楽。
 ほぼ同時期の交響曲第6番が国際コンクールで優勝して1万ドルを獲得した楽想の豊かさはここでも共通です。
 
 上記2曲の協奏曲の間にはグリーグのソルヴェイグの歌が間奏曲的に置かれ、ホルンのあたたかいサウンドを味わえます。
 アルバム最後はシベリウスのトゥオネラの白鳥で、これはイングリッシュホルンからの置き換えですが、ワーグナーの影響が強いだけにホルンとの相性も良好です。
 歌心満点のクリーザーのホルンを支えたり対峙したりするオーケストラは、ザールブリュッケン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団で、指揮者はイギリス人のジェイミー・フィリップス。万全のレコーディングです。
 ブックレット(ドイツ語&英語・16ページ)には、音楽ジャーナリストのカーステン・ブリュートゲンによる解説などが掲載。

 フェリックス・クリーザー (ホルン)
  1991年、ドイツ連邦共和国ニーダーザクセン州のゲッティンゲンに両腕の無い状態で誕生。
  4歳の時にホルンを習い始め、13歳からニーダーザクセン州のハノーファー音楽大学でレッスンを受けて足によるホルン演奏を完成。
  2008年から2011年までの間、ドイツのナショナル・ユース・オーケストラに所属。
  ラトル、ヴェンツァーゴ、デニス・ラッセル・デイヴィスといった指揮者と共演し、2013年にはベルリン・クラシックスよりデビュー・アルバム「夢想」を発表して話題となり、2014年にはECHO賞のヤング・アーティスト部門賞を受賞し、本も出版。
  2016年にはシュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭でレナード・バーンスタイン賞を受賞しています。

 
 
 

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カルロッタ・ダリア(ギター)
セゴビア
 (セゴビア、カステルヌオーヴォ=テデスコ、ペドレル、ハウク、
  イベール、トローバ、トゥリーナ、メロッツィの作品)
カルロッタ・ダリア(ギター)
   マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ (1895-1968):グリーティング・カード集 Op.170 より
    1. 第5曲「アンドレス・セゴビア」(ギターのためのトナディーリャ)  05:35
   カルロス・ペドレル(1878-1941):パヒーナ・ロマンティカ(ロマンティックなページ)
    2. モデラート  01:20
   カルロス・ペドレル:ギタレオ
    3. アッサイ・モッソ  01:48
   ハンス・ハウク(1900-1967):夜明け
    4. レント・エスプレッシーヴォ  05:50
   ジャック・イベール(1890-1962):フランス風
    5. アレグロ・ヴィーヴォ  03:27
   フェデリコ・モレノ・トローバ (1891-1982):ソナティナ
    6. 第1楽章 アレグレット  04:20/7. 第2楽章 アンダンテ  04:44/
    8. 第3楽章 アレグロ  04:18
   ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):セビリア幻想曲 Op.29
    9. アレグロ・モデラート  06:40
   アンドレス・セゴビア(1893-1987):光のない練習曲
    10. モデラート  03:10
   アンドレス・セゴビア:5つの逸話
    11. 1 - アレグレット  03:02
    12. 2 - アレグロ・モデラート、コン・グラツィア  01:00
    13. 3 - レント・マリンコーニコ  03:03
    14. 4 - モルト・トランクイッロ  00:52
    15. 5 - アレグレット・ヴィーヴォ  03:23
   アンドレス・セゴビア:夜明けのファンダンゴ
    16. レント  05:40
   エンリーコ・メロッツィ(1977- ):リ=バーズ J.P.ラモーの断片より
    17. アレグロ  04:11

 使用楽器:ヘルマン・ハウザー1世製作(ミュンヘン 1939)
 録音:2024年9月、イタリア共和国、カンパニア州、ソロパーカ /62'23

 セゴビアのために作られた楽器を使用!

 イタリアのギタリスト、カルロッタ・ダリアが奏でるギターの銘器の複雑な響きを克明に捉えた優秀録音。
 彼女のために新たに作曲されたエンリーコ・メロッツィの「リ=バーズ J.P.ラモーの断片より」ほか、さまざまな楽曲の多彩なギター・サウンドが楽しめます。

 スペシャル・セゴビア・モデル
 セゴビアが信頼したミュンヘンの楽器製作者ヘルマン・ハウザー1世が製作した「スペシャル・セゴビア・モデル」のオリジナルは2本しか現存しておらず、うち1本はニューヨークのメトロポリタン美術館の展示品なので、演奏可能なのはこのCDで用いられた楽器のみとなります。
 ハウザーは、アントニオ・デ・トーレスやマヌエル・ラミレスなどのスペインのギター製作者に触発され、セゴビアと緊密に協力しながら製作しています。

 収録曲
 セゴビアゆかりの作品から現代のエンリーコ・メロッツィがラモーの「鳥のさえずり」をギター曲に仕立てた「リ=バーズ J.P.ラモーの断片より」までギターのさまざまなサウンドを楽しめる選曲となっています。

 ブックレット
  装丁はデジパック仕様で、ブックレット(ドイツ語&英語・12ページ)には、音楽学者のダニエル・ウィールドンにより、楽器に関する解説やセゴビアの談話など掲載。

 カルロッタ・ダリア (ギター)
  1999年、イタリア共和国トスカーナ州に誕生。8歳でギターを習い始め、12歳の時に初のソロ・コンサートを実施。
  その後、トスカーナ州シエナのキジアーナ音楽院で学んで最優秀の成績で卒業し、続いてザルツブルク・モーツァルテウム大学大学院課程を修了。
  コンクールにも積極的に参加し、2021年マドリード国際ギター・フェスティヴァル・コンクール優勝、2018年の第61回東京国際ギターコンクール第3位(1位無し)のほか、ウプサラ(スウェーデン)、香港、マイアミ、パガニーニ国際(イタリア)での優勝など、40回以上の入賞経験があります。
 演奏活動も国際的で、これまでに、イタリア各地のほか、スペイン、ドイツ、オーストリア、ポルトガル、ポーランド、ハンガリー、スウェーデン、アイルランド、スイス、ロシア、中国、日本などで演奏。
 2023年よりウンブリア州ペルージャのフランチェスコ・モルラッティ音楽院で講師を務めてもいます。
 CDは、Brilliant Classic、Arcana、Naiveなどから発売。

 
 
 

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ドイツの作曲家・ピアニスト、ベンヤミン・ヌスのソロ・アルバム第2
パーソナル・ストーリーズ
ベンヤミン・ヌス作曲&ピアノ演奏
 ベンヤミン・ヌス (1989- ):ピアノ作品集
  1. 笑顔三景 I  3:41/2. 笑顔三景 II  3:27/3. 笑顔三景 III  2:48/
  4. ビーン・キャット  3:25/5. ミニチュア2021 No.1  1:19/
  6. ザルツブルクの思い出  4:19/7. メイちゃん  2:06/
  8. 松山  4:50/9. ミニチュア 2014  1:05/
  10. Anata Ni Ayamaranai to Ikenai Koto Ga Aru(あなたに謝らないといけないことがある)  5:32/
  11. ミニチュア2021 No.3  2:16/12. エピローグ  4:01/
  13. 金曜即興演奏 第2番  1:38/14. 希望  3:14/15. ミニチュア2021 No.2  1:42/
  16. プチ・ポエム  2:02/17. 金曜即興演奏 秋田  1:07/
  18. Anata No Mama De Daijoubu(あなたのままで大丈夫)  4:01/
  19. ノースブリッジ・ワルツ  5:36

 録音:2023年9月23日、ドイツ連邦共和国、ケルン、リヴァーサイド・ストゥーディオ、ザ・ホール/58:19

 謎めいた日本語タイトルが気になるピアノ・ソロ・アルバム

 ゲームを通じて日本文化を愛するドイツの作曲家・ピアニスト、ベンヤミン・ヌスのソロ・アルバム第2弾。
 まず印象的なのは各曲のタイトル。特にローマ字で記された5曲目「Anata Ni Ayamaranai to Ikenai Koto Ga Aru」と18曲目「Anata No Mama De Daijoubu」は気になりますが、ほかも「Friday Improvisation No. 2(金曜即興演奏 第2番)」「Friday Improvisation Akita(金曜即興演奏 秋田)」など摩訶不思議です。
 曲名はともかく、音楽と演奏の方は繊細でエモーショナルなピアノが心地よいものとなっています。

 ベンヤミン・ヌス (作曲、ピアノ)
 1989年、西ドイツ(ドイツ連邦共和国)のノルトライン=ヴェストファーレン州ベルギッシュ・グラートバッハに誕生。
 父ルートヴィヒ(1961- )はジャズ・トロンボーン奏者、父の弟フーバート(1964- )は教会オルガンとクラシック・ピアノも学んだジャズ・ピアニストで、ベンヤミンの弟ヨナタン(1992- )はシュターツカペレ・ドレスデンの首席トロンボーン奏者という音楽一家で育ちます。
 ベンヤミンは叔父から影響を受けて6歳でピアノのレッスンを開始。10歳のとき「子供の領分」がきっかけでドビュッシーにのめりこみ、続いてラヴェルの作品にも熱中。
 最初は印象派に魅了されていましたが、すぐにロマン派音楽に惹かれるようになり、ラフマニノフ、リスト、ショパンは今でもヌスのお気に入りの作曲家となっています。
 
 ヌスは16歳のときにスタインウェイ・コンクール(2005年)で優勝し、17歳のときに国際アマデオ・ピアノ・コンクール(2006年)で優勝したのち、2008年からケルン音楽大学でイリヤ・シェップス(1956- )教授に師事。
 以後、ケルン、ストックホルム、東京、シカゴ、ロンドンなど、国内外で様々なオーケストラとソリストとして共演。
 山田和樹と「ラプソディ・イン・ブルー」とラヴェルのピアノ協奏曲ト長調で共演してもいました。
 クラシック音楽に加え、ヌスはデジタルゲームの世界とそのサウンドスケープにも深い関心を抱いていました。
 有名なゲーム・サウンドトラックのピアノ・ヴァージョンで、ヌスはコンサートホールに若い聴衆を惹きつけ、ゲーム関連の主要な見本市やコンヴェンションでも演奏。
 2019年、ベンヤミン・ヌスはベルリンのレーベル、ノイエ・マイスターから初のピアノアルバム「Fantasy Worlds」をリリース。
 これは、植松伸夫、浜渦正志、崎元仁、下村陽子、祖堅正慶、宮本貴奈によるゲーム音楽のサウンドスケープと、ゲーム「ファイナルファンタジー」へのオマージュでした。

 
 













 



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