≪第128号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その16 2025/9/9~
9/12(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
APARTE
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2023年ジュネーヴ国際音楽コンクール弦楽四重奏部門第1位
NOVOカルテット ~Track1 ~
1-4. ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第8番
ハ短調 op.110
6-8. マティアス・ヴェステルゴー:Hjerteblad(世界初録音)
9-12. カール・ニールセン:弦楽四重奏曲第1番
ト短調 op.13 |
NOVOカルテット
加藤ミュラー香耶(第1ヴァイオリン)
ニコライ・ヴァシリ・ネデルガード(第2ヴァイオリン)
ダニエル・シュレジンスキ(ヴィオラ)
シーネ・エブストラップ・ビッチェ(チェロ) |
2023年ジュネーヴ国際音楽コンクール弦楽四重奏部門第1位、デンマークのカルテット「NOVOカルテット」堂々デビュー!おどろくべき迫力と高密度の音圧
録音:2024年10&12月
収録時間:65分
2023年ジュネーヴ国際音楽コンクール優勝のNOVOカルテット、デビュー盤の登場。「ノヴォ(新しい)」を意味する名は、メンバーたちの探求心と発見の精神を反映したものです。
デビューアルバム『Track 1』は彼らの原点へ回帰するような選曲です。ショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲第8番は、彼らが初めて4人で研鑽した作品。
彼らが初めて取り組んだ現代作品の作曲家がマティアス・ヴェステルゴー。
ヴェステルゴーは若くしてデンマークを席巻している作曲家で、ここに収録の『HJERTEBLAD』(直訳すると「心葉」、種子の最初の葉)はヴェステルゴーの弦楽四重奏曲第3番。
植物の成長過程、特に花が咲き、色あせ、枯れてゆき、哀愁を帯びた別れとなるまでを描いたような作品です。
そして彼らデンマークの人々にとって英雄であるカール・ニールセンの弦楽四重奏曲第1番は、ニールセンへの賛辞であるとともに、今後予定されているニールセンの全曲演奏ツィクルスの第1弾でもあります。
強烈な演奏、完璧なバランス、そして全身全霊の取り組みが生み出す高密度の音は圧巻です。
2025年10月23日には王子ホールにて日本デビュー公演も予定されており、今後の展開にも注目の若きカルテットです!
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NAIVE
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ホプキンソン・スミス(6弦リュート)
ルネサンス期のシャンソン&フロットラ集 |
ホプキンソン・スミス(6弦リュート)
ゾフィー・クルスマン(ソプラノ) |
1. 作曲者不明:a mes ennuyz(私が長きに渡って耐えた苦しみに)
2. クロード・セルミジ(ca. 1490-1562):
Jouissance vous donneray(あなたに喜びをあたえよう)
【クレマン・マロ(ca.1496-1544)の詩による】
3. 伝ピエール・ムール(ca. 1484-ca. 1550):Amy,
souffres (私の大事なひとよ)
4. セルミジ:Dont vient cela(どこから来るのか)
【クレマン・マロ(ca.1496-1544)の詩による】
5. セルミジ:Tant que vivrai私が生きている限りtant
que vivrai
【クレマン・マロ(ca.1496-1544)の詩による】
6. ジョアン・アンブロジオ・ダルツァ(1450後-1508):
Recercar VI(リチェルカーレ 第6番 (器楽曲))
7. 作曲者不明:Se mai per maraveglia(不思議に思うことがあったら)
【ヤコポ・サンナザロ(1457-1530)の詩による】
8. バルトロメオ・トロンボンチーノ(ca.
1470-ca.1535):
Ostinato vo’ seguire(私はきっと遂行する)
9. マルケット・カーラ(ca. 1465-ca. 1525):S’
io sedo a l’ ombra(木陰に座れば)
10. ジョアン・アンブロジオ・ダルツァ:
Poi che volse la mia stella(それから私の運命が変わった)(器楽曲)
11. マルケット・カーラ:Io non compro piu
speranza(もう希望は買わない)
12. セルミジ:Il est jour(今は昼だ)
13. セルミジ:Puisqu’ en amours(愛にはこれほど大きなものがあるのだから)
14. 作曲者不明:Le jaulne et bleu(黄色と青は)
15. 作曲者不明:Le cueur est mien(ハートは私のもの)
16. 作曲者不明:Dolent depart(私が愛したものからの悲しき離別)
17. 作曲者不明:De toy me plaintz私はあなたを非難する
18. フィリッポ・デ・ルラーノ(ca. 1475-after
1520):
Poiche speranza e morta(希望は死んだので)
19. マルケット・カーラ:Per fuggir d’
amor le punte(愛の矢から逃れるために)
20. ヴィンチェンツォ・カピローラ(1474-1548後):
che farala che dirala(何をして、何を言うか)(器楽曲)
21. バルトロメオ・トロンボンチーノ:Ala
Guerra(戦へ、戦へ)
22. バルトロメオ・トロンボンチーノ:Per
dolor me bagno il viso(私は悲しみに顔を浸す)
23. ジョヴァンニ・バッティスタ・ツェッソ:Starala
ben cussi?(これでよいのか?)
24. トロンボンチーノ:Dolermi sempre voglio(いつも文句を言いたくなる) |
リュート界の至宝、ホプキンソン・スミス、ドイツのソプラノ、ゾフィー・クルスマンと紡ぐフランスとイタリアのルネサンス歌曲の世界
6弦リュート/ Joel van Lennep (Boston,
1977)
録音:2024年6月24-27日、スイス
収録時間:60分
リュート界の至宝、ホプキンソン・スミスと、ドイツのソプラノ、ゾフィー・クルスマンによる、ルネッサンス期のシャンソン&フロットラ集の登場。
フロットラとは、15世紀末から16世紀初頭に栄えたイタリア・ルネサンス期の世俗歌曲の総称です。ホプキンソン・スミスのリュートの繊細な音色に導かれるように、クルスマンの歌声も透き通るような美しさで、フランスとイタリアを行き来しながら、あまり知られていない初期ルネサンスの世界へと聴き手をいざないます。
ホプキンソン・スミスは1946年ニューヨーク生まれ。ハーヴァード大学で音楽学を学んだのちヨーロッパに渡り、リュートを究めます。
エスペリオンXXの創立メンバーの一人であり、リュート界の重鎮です。ドイツの歌手ゾフィー・クルスマンは、古楽からクルターク、リゲティ、シュトックハウゼン、さらには歌曲リサイタル等、完璧なコントロールの歌唱力で世界から引っ張りだこの存在。
ここでは極めて繊細な声で、このCDに収録されている楽曲の主題のほとんどが愛についてであることを感じさせます。
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DA VINCI CLASSICS
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クララのために
(ピアノとオルガンによるシューマン:
《子供のためのアルバム》)
ロベルト・シューマン:
《子供のためのアルバム》Op.68からのセレクション
(22曲、ピアノとオルガンによる演奏)、
ロベルトからクララに宛てた書簡の朗読
(1854~1855年、イタリア語) |
ジョルジョ・カルニーニ(ピアノ、オルガン)
ピーノ・インセーニョ(朗読)
アレッシア・ナヴァッロ(朗読) |
クララへの手紙の朗読と《子供のためのアルバム》!
このアルバムは、ローベルト・シューマンが1854年に精神を病み、ボン近郊のエンデニヒの療養所で過ごしていた時期に妻クララへ宛てた手紙の朗読と、彼の代表的な教育的作品《子供のためのアルバム》Op.68からの楽曲を組み合わせた企画盤です。
ジョルジョ・カルニーニがピアノとオルガンを弾き分け、ピーノ・インセーニョとアレッシア・ナヴァッロが情感豊かに書簡を朗読することで、音楽とことばを通じてシューマンの心情とクララへの深い愛情が浮かび上がります。
教育的意図を込めた小品の数々は、無垢な旋律の背後に作曲家の複雑な精神世界を垣間見せ、手紙の朗読と相まって彼の人間的な側面を強く感じさせます。
※録音:2024年11月(イタリア、ローマ)
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シューマン:ピアノ作品集(倫理と美学、そして感情)
ロベルト・シューマン:
クライスレリアーナ Op.16、3つのロマンス
Op.28、
ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26 |
マリア・ガブリエッラ・マリアーニ(ピアノ) |
本アルバムは、イタリアのピアニスト、マリア・ガブリエッラ・マリアーニが全編をロベルト・シューマンに捧げた1枚です。
劇的で幻想的な《クライスレリアーナ》、華やかさの中に郷愁を秘めた《ウィーンの謝肉祭》、叙情と親密さにあふれる《ロマンス》の三作を通じ、マリアーニは自身の音楽的歩みを投影しています。
若き日に師アルド・チッコリーニから受けた薫陶、作品と共に成長してきた体験を踏まえ、彼女はシューマンを単なる「ロマン派詩人」としてではなく、形式と調和を重んじた作曲家としてとらえています。
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17世紀イタリアのテオルボ音楽 |
ラウラ・ラ・ヴェッキア(テオルボ) |
アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566ー1638):トッカータ第6番
ヨハネス・ヒエロニムス・カプスペルガー(1580-1651):コレンテ、ロマネスカ、コレンテ
ベッレロフォンテ・カスタルディ(1581-1649):アルペッジャータ・ア・ミオ・モード
ジローラモ・ヴィヴィアーニ(帰属):トッカータ、パッサカリア
ヨハネス・ヒエロニムス・カプスペルガー:
トッカータ第1番、パッセメッツォ・モデルノ、コレンテ、ガリアルダ
ジャコモ・アントニオ・プフェンダー:バッターリア
ピッチニーニ:トッカータ第13番
アンジェロ・ミケーレ・バルトロッティ(1615-1681):
プレルーディオ、コレンテ、サラバンダ、アルマンダ、コレンテ |
イタリアの若きテオルボ奏者ラウラ・ラ・ヴェッキアが17世紀のイタリア音楽を集めたソロ・アルバム。独自の調弦や低音弦を備えたテオルボは、通奏低音楽器としてのみならず、独奏楽器としても重要な役割を担いました。
カプスペルガーはこの新しい独奏楽器の可能性を切り開き普及させ、ピッチニーニはアーチリュートの発明に関わり、その語法をテオルボへと拓きました。
カスタルディは音色の美と"速さではない"極端なヴィルトゥオジティを追求し、バルトロッティは伊仏の語法を融合。
ラウラ・ラ・ヴェッキアの14コース・テオルボが多彩な音響を鮮やかに描きます。
※録音:2023年9月(イタリア、チゴレ)
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DUX
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VIV4LDI FOREVER ~
ヴィヴァルディ、リヒター、ピアソラの
「四季」からのトランスクリプション
【夏】
ヴィヴァルディ:協奏曲第2番《夏》
より 第3楽章
ピアソラ:ブエノスアイレスの夏
リヒター:サマー1
【冬】
リヒター:ウィンター1
ピアソラ:ブエノスアイレスの冬
ヴィヴァルディ:協奏曲第4番《冬》
より 第3楽章
【春】
リヒター:スプリング1
ヴィヴァルディ:協奏曲第1番《春》
より 第3楽章
ピアソラ:ブエノスアイレスの春
【秋】
リヒター:オータム1
ヴィヴァルディ:協奏曲第3番《秋》
より 第3楽章
ピアソラ:ブエノスアイレスの秋 |
ムラス/ブジェジナ・デュオ
〔ヤクブ・ムラス(サクソフォン)、
ウカシュ・ブジェジナ(アコーディオン)〕 |
ヴィヴァルディ、ピアソラ、リヒターの「四季」を融合!
ポーランドのサクソフォン奏者、ヤクブ・ムラスとアコーディオン奏者、ウカシュ・ブジェジナのデュオによるアルバム「VIV4LDI
FOREVER」は、ヴィヴァルディの「四季」、ピアソラの「ブエノスアイレスの四季」、そしてヴィヴァルディのそれを再構築したマックス・リヒター版「四季」の3曲を融合。
彼らはそれぞれの作品を個別に提示するのではなく、ヴィヴァルディは各曲の最後の楽章を、リヒターは最初の楽章を抜粋して織り交ぜる手法を採用し"四季のパッチワーク"を創造。
原曲が持つビジョンを大切にしつつも大胆なアイディアで単なるアレンジメントに終わらせない、伝統と現代性の対話を探求した2人による音楽的エッセイでもあります。
※録音:2024年8月6日-8日&8月13日-14日(プウォツク、ポーランド)
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シマノフスキ:ピアノ作品集 Vol.3
シマノフスキ:
ピアノ・ソナタ第1番 ハ短調 Op.8
前奏曲とフーガ 嬰ハ短調
ポーランド民謡の主題による変奏曲 ロ短調
Op.10 |
ヨアンナ・ドマンスカ(ピアノ) |
クラクフ音楽アカデミーでヤン・ホフマン、シマノフスキ音楽院ではアンジェイ・ヤシンスキ、そしてパリではリヴィア・レフにピアノを師事し、2011年から2017年までカロル・シマノフスキ音楽教会の会長、また「カロル・シマノフスキ・ミュージック・デイズ」国際音楽祭の芸術監督を務めるなど、現在のポーランドにおけるシマノフスキ演奏の第一人者として知られるスペシャリスト、ヨアンナ・ドマンスカがDuxレーベルに録音しているシマノフスキのピアノ作品集シリーズ、第3巻が完成。
ショパンの詩情とスクリャービンの大胆な和声表現を融合させたシマノフスキならではの音を鮮やかに描き出します。
※録音:2025年3月9日-10日、カロル・シマノフスキ音楽アカデミー・コンサート・ホール(カトヴィツェ、ポーランド)
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タンスマン:ギター作品集
タンスマン:
カヴァティーナ/ショパンへのオマージュ/
短い小品/スクリャービンの主題による変奏曲/
4つのマズルカ/ポーランド風組曲 |
フィンバー・マラフロンテ(ギター) |
9歳で初めて公の場で演奏して以来、ウィグモア・ホールをはじめとしたイギリスの主要なコンサートホールに定期的に登場し、クラシックの定番レパートリーから現代の新作、ジャズやポピュラー音楽などにも取り組み高いセンスを披露しているギター奏者、フィンバー・マラフロンテによる、アレクサンドル・タンスマンの主要ギター作品集。
エレガントで味わい深く、何度も聴きたくなる1枚。
※録音:2024年5月、ロック・ウェスト・スタジオ(ロンドン)
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「美しき水車小屋の娘」の珍しいカウンターテナー歌唱版
シューベルト:美しき水車小屋の娘 Op.25,
D.795 |
ピオトル・オレフ(カウンターテナー)
マレク・トポロフスキ(ピアノ) |
「冬の旅」、「白鳥の歌」と並び"シューベルト3大歌曲集"の1つに数えられる名歌曲「美しき水車小屋の娘」の珍しいカウンターテナー歌唱版。
伴奏にはポーランドのヴロツワフで活動し、20世紀初頭までに3,000を超える楽器を製作したと伝わるポーランドの名工、ヨハン・カール・トラウゴット・ベルントが製作し、2018年にライプツィヒのマティアス・アーレンスによって修復が施された貴重なヒストリカル・ピアノが用いられています。
※録音:2023年6月11日-12日(ポーランド)
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シューベルティアーデ
シューベルト:
流れにて D.943/
アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D 821(ヴィオラとピアノ版)/
アレグレット ハ短調 D 915/幻想曲 ヘ短調
D 940/
岩の上の羊飼い D 965 |
アンジェイ・ピクル(ピアノ)、他 |
現代に蘇るシューベルトのサロン・コンサート!
「シューベルティアーデ」と題されたこのアルバムは、シューベルトが友人たちを招いて開催したサロン・コンサートのように、彼の作品を集まった音楽家たちがいろいろな編成で楽しんでいるようなものに仕上がっています。
歌曲はもちろんのこと、室内楽や器楽曲も収録されておりシューベルト好きにはたまらない一枚となっています。
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ハリス、アーノルド、ダマーズ
ポール・ハリス(1956-):
フルート、オーボエとクラリネットのための三重奏曲
マルコム・アーノルド(1921-2006):
フルート、オーボエとクラリネットのための-
ディヴェルティメント
グレアム・パウニング(1949-2020):
フルート、オーボエとクラリネットのための
ディヴェルティメント
ローマン・ズーラ(1989-):Flaubinette-Trio
ジャン=ミシェル・ダマーズ(1928-2013):
フルート、オーボエ、クラリネットと
ピアノのための四重奏曲 |
ロレナ・マック(オーボエ)
コルネリア・ノヴァク(フルート)
バルトウォミェイ・ドブロヴォルスキ(クラリネット)
マグダレナ・ドゥシュ(ピアノ) |
オーボエ奏者のロレナ・マックを中心とした「Flaubinette
Trio」は国内外の数多くのコンクールで受賞しており、ピアノ奏者のマグダレナ・ドゥシュとも度々共演をし、卓越した演奏を披露しています。
※録音:2023年
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ドゥルセ・ムジーク
Ai vis lo lop/Douce dame jolie/
Schiarazula marazula/Herr Mannelig/
Branle d'Ecosse/Je vivroie liement/
Kalenda maya/Durme,durme/
Tourdion/Pochwala karczmy |
メディエヴァルス |
このアルバムは、12世紀から16世紀にかけての中世に書かれた10曲で構成されています。
これらには、名前がまだ明かされていない無名の作曲家による作品もあれば、今日まで音楽史に名を残している作曲家による作品もあります。
メロディーはフランス、イタリア、スウェーデンなどヨーロッパの様々な地域に由来しています。
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スパニッシュ・ナイト
ファリャ:歌劇《はかなき人生》よりスペイン舞曲第1番/
伝承曲:愛のロマンス/ファリャ:粉屋の踊り/
タレガ:アルハンブラの思い出、グラン・ホタ/
ラヴェル:逝ける王女のためのパヴァーヌ/
伝承曲:エル・ビト/
ファリャ:《恋は魔術師》より火祭りの踊り/
伝承曲:聖母の御子/ボッケリーニ:序奏とファンダンゴ/
アルベニス:アストゥリアス/
ヴィンチェンテ・アミーゴ:レクイエム、ローマ |
クシシュトフ・メイシンゲル(ギター)
ムジケ・アンティケ・コレギウム・ヴァルソヴィエンセ |
クシシュトフ・メイシンゲルとムジケ・アンティケ・コレギウム・ヴァルソヴィエンセによるギターと管弦楽のための作品集。
1984年ポーランド生まれのカリスマ的クラシック・ギタリスト、クシシュトフ・メイシンゲル。
アニエロ・デシデリオやクリストファー・パークニングといった音楽界の権威から多大な影響を受けたメイシンゲルは、ペペ・ロメロと比較されるほどの才能を発揮し、東京からロサンゼルス、ブエノスアイレスまで(ホールではウィーン楽友協会、ベルリン・フィルハーモニー、ロンドンのウィグモア・ホール、パリのシャトレ座など)世界各地で演奏を行っています。
※録音:2024年4月23日-25日
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EUDORA
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EUDSACD2502
(1SACD HYBRID)
\2800
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ミューズたちの歌 ~ 忘れられた女性作曲家たちによる作品集
イザベッラ・レオナルダ(1620-1704):
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
Op.16-12
フランチェスカ・カッチーニ(1587-c.1641):
ここで独りにして
マドモワゼル・デュヴァル(c.1718頃-c.1775):
プロローグ, 喜びのための歌*
グラシア・バプティスタ(fl.1557):コンディトル・アルメ
スレマ・デ・ラ・クルス・カスティリェホ(b.1958):
ソプラノ、ヴァイオリン、チェロとピアノのための愛の歌*
エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665-1729):
ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと
オルガンのためのソナタ第1番イ短調*
マッダレーナ・カスラーナ(c.1544頃-c.1590):
モリール・ノン・プオ・イル・ミオ・コーレ
エレナ・カノヴァス・パレス(b.1994):
ヴァイオリン、チェロとハープシコードのための
ラルゴ・ワンス・アゲイン*
アンヌ・M.ゲドン・ド・プレル(c.1700-c.1754):
Air Serieux - Solitaires Temoins de ma
secrete peine*
マドモワゼル・ビュティエ(fl.18th Century):
Air Serieux - Vole Amour, Dieu vainqueur*
マリエータ・モロジーナ・プリウリ(fl.17th
Century):
ヴァイオリンとスピネッタのためのコレンテ集*
レディ・メアリー・デリング(1629-1704):
A False Designe to be Cruell
*世界初録音 |
アンナ・ウルピナ(バロック&モダン・ヴァイオリン)
マリア・イノホサ(ソプラノ)
ダニエル・オヤルサバル(ハープシコード、ピアノ)
ニコラ・ブロヴェッリ(バロック&モダン・チェロ)
ナチョ・ラグナ(テオルボ、バロック・ギター) |
歴史に埋もれた女性作曲家たちの作品を紐解く!SACDとMQA-CDハイブリッド盤!
☆高音質レーベル Eudoraによる、SACDとMQA-CDのハイブリッド盤!
☆ヨーロッパ古楽界の新星、アンナ・ウルピナが歴史に埋もれた女性作曲家たちの作品を紐解く!
☆16世紀から委嘱新作まで、女性作曲家たちによる音楽の軌跡を巡る注目盤!
スペインの高音質レーベル、Eudoraによる、SACDとMQA-CDのハイブリッド仕様による新たなアルバムは、16世紀から委嘱新作まで、女性作曲家たちによる音楽の軌跡を辿る注目好企画。
スペイン生まれの女流ヴァイオリニスト、アンナ・ウルピナは、ブリュッセル、マドリード、ライプツィヒなどで研鑽を積み、数々の国際コンクールで受賞。
国際的な音楽祭や主要オーケストラでソリストとして活躍し、17世紀から21世紀までのレパートリーを個性的かつ洞察力豊かに演奏し、国際的に高い評価を得ています。
本アルバムでウルピナは、パリやヴェネツィアの図書館を巡り、イザベッラ・レオナルダやフランチェスカ・カッチーニ、エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲールなど、16世紀から18世紀に活躍した女性作曲家たちの手稿譜を発掘。
その中から7曲の世界初録音を含むプログラムを構成しました。さらに、現代作曲家スレマ・デ・ラ・クルス、エレナ・カノヴァス・パレスの委嘱新作をカップリングし、過去と現在を繋ぐ音楽的な対話が実現しました。
演奏陣には、スペインを拠点に国際的な活動を展開するソプラノ歌手、マリア・イノホサなど、古楽分野で確かな実績を持つ名手たちが集結。
過去と現在の音楽的出会いを通じて、女性作曲家たちの豊かで多様な芸術的才能を聴き手に余すところなく伝えます。
フォーマットはSACD Stereo/MultichannelとMQA-CDのハイブリッドを採用しており、CD層はMQA対応機器を使用することにより、ハイレゾ音源として再生することができます。
※使用楽器:Nicolo Amati (Cremona, 1658)
from Maggini-Stiftung & David Bague(Barcelona,
2007)
※録音:2024年9月23日ー25日、オーディトリ・デ・ジローナ、サラ・モンサルバトヘ(スペイン)
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NOSTALGIA
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佐藤豊彦
続・歩み ~ バロック・リュート二重奏曲集
ジャック・ビットナー(?)(c.1700):
組曲 Gメジャー
エルンスト・ゴットリープ・バロン(1696-1760):
組曲 B♭メジャー
ビットナー(?):組曲 Gメジャー
ヴァイス:組曲 Gマイナー
(全編曲:佐藤豊彦) |
佐藤豊彦
(11コースリュート&
13コースリュート)
髙野美佐子(11コースリュート) |
佐藤豊彦のリュート二重奏第2巻!髙野美佐子との共演!
☆リュートの世界的巨匠、佐藤豊彦によるリュート二重奏曲集第2巻!
☆佐藤豊彦らに師事し、「アマチュアの星」を目指しているという髙野美佐子との録音!
☆ヴァイスのもう1つの二重奏組曲に、ビットナー、バロンの作品(いずれも佐藤豊彦によって大きくアレンジや修正等が加えられたもの)を収録!
☆日本語解説付き!(解説:佐藤豊彦)
リュート界の第一人者であり日本が誇る世界的巨匠、佐藤豊彦の自主レーベル「のすたるぢあ(Nostalgia)」。
2025年最新作は、佐藤豊彦によるリュート二重奏曲集の第2巻。第1作目となった「歩み」(Nostalgia0801)は娘の佐藤美紀と録音としていましたが、「続・歩み」では弟子の髙野美佐子と共演。
二組のデュオ・アルバム「うたごころ」(Nostalgia2101)ではビウェラを弾いて佐藤豊彦と共演していた髙野美佐子は、ヒストリカル・ハープを西山まりえに、ビウェラとルネサンス・リュートを櫻田亨に、バロック・リュートを佐藤豊彦にそれぞれ師事し、チェンバロ奏者の娘(髙野凛)との定期公演のほか、ソロや伴奏でも活動を広げています。
オーストリアのクレムスミュンスターに残されていたリュート曲手稿に、作者不詳の2つのGメジャーの二重奏組曲があります。
これらを佐藤豊彦が大幅に手を加えて録音した後に、ジャック・ビットナー(本名ヤーコプ・ビュットナー)の曲集を思い出しました。
ギター的な左手の使い方や独特な旋律などの共通点から、クレムスミュンスター手稿の2つの二重奏曲もビットナーの作である可能性が非常に高いと分析されています。
E.G.バロンはポーランド出身の音楽家で、ライプツィヒで哲学と法律を学び、ドレスデンでヴァイスと出会えたこともきっかけとなり、プロイセンのフリードリヒ大王(フリードリヒ2世)の宮廷でテオルボ奏者としても活躍しました。
今回収録されたB♭メジャー組曲は、ニューヨークの公共図書館に現存するハラック・コレクションに含まれているもので、多くの間違いがあったものを佐藤豊彦が手を加えています。
ヴァイスの作品は、大英博物館(現在の大英図書館)に残された手稿曲集に含まれる2つの二重奏組曲のうちの1つです。
どちらも片方のパートしか残されておらず、前作「歩み」ではDマイナー組曲に佐藤豊彦がセカンドパートを作り録音しました。今作はもう1つのGマイナー組曲にセカンドバートを加えて録音しています。
※録音:2023年12月6日-8日&2025年4月2日-3日、炎の博記念堂文化ホール(佐賀県有田町)
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SIGNUM
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SIGCD942
(3CD)
特別価格
\4800
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黄金の鎖で ~
王政復古前のイギリスにおけるヴァース・アンセム集
Vol1, 2&3
【CD1】:Vol.1ギボンズ:コンソート・アンセム全集
Behold, thou hast made my days/
We praise thee, O Father/In Nomine
a5 No.1/
This is the record of John/Great King
of Gods/
Do not repine, fair sun part 1/
Do not repine, fair sun part 2/
In Nomine a5 No. 2/Glorious and powerful
God/
Blessed are all they that fear the
Lord/
O all true faithful hearts/
Sing unto the Lord/In Nomine a5 No.
3/
See, see, the Word is incarnate/Lord,
grant grace
【CD2】:
Vol.2 バードからフーパーまでの詩篇&ロイヤル・アンセム集
バード:
Hear My Prayer/O Lord, Rebuke
Me Not/
Have Mercy Upon Me, O God/Fantasia,
No. 46/
Teach Me, O Lord/Christ Rising
Again/
I Will Give Laud/Look and Bow
Down
ジョン・ブル:
Almighty God, Which By Leading
of a Star/
Fantasia, No.16/Deliver Me, O
God
ベンジャミン・コシン:Voluntary,
No.3
トマス・モーリー:Out of the Deep
コシン:Voluntary, No.1
エドマンド・フーパー:Hearken Ye
Nations
ジョン・マンディ:Sing Joyfully
フーパー:O God of Gods
【CD3】:
Vol.3 Ah, his glory! ― 賛美、祈り、追憶のアンセム集
ジョン・ウォード:This is a joyfull,
happy, holy day
ジョン・アムナー:Consider, all ye
passers by
ウィリアム・ストンナード:Hearken,
all ye people
トマス・レイヴンスクロフト:All laud
and praise
トマス・トムキンズ:Voluntary (28)
レイヴンスクロフト:In thee, O Lord
リチャード・ニコルソン:When Jesus
sat at meat
トムキンズ:Voluntary (24)
伝トムキンズ:O God, the heathen
are come
トムキンズ:Verse of 3 parts (26)
ウィリアム・サイシンジ:
The Lord hear thee - William Pysinge
トムキンズ:Pavan in A
サイモン・スタッブズ:Have mercy
upon me, O Lord
ジョン・ウォード:Let God arise
トムキンズ:Know You Not |
マグダレーナ・コンソート
フレットワーク
ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ
サイラス・ウォルストン(オルガン) |
豪華ピリオド・アンサンブルが紡ぐ英国宗教音楽が3枚組Boxセットで登場!
☆英国が誇る古楽アンサンブルの豪華共演!
☆オーランド・ギボンズ、ウィリアム・バードほか、王政復古前のヴァース・アンセム集が3枚組Boxで登場!
ウィリアム・ハント(芸術監督)
世界最高峰のヴィオール・コンソート「フレットワーク」、ピリオド系金管楽器の達人集団「ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ」、2008年にピーター・ハーヴィー(ハーヴェイ)が創設した声楽&器楽の古楽アンサンブル「マグダレーナ・コンソート」。英国が世界に誇る3つのピリオド・アンサンブルの豪華共演による、王政復古以前のイギリスにおけるヴァース・アンセムの歴史をたどる興味深いシリーズ。
オーランド・ギボンズのアンセム全集を収録した第1巻(SIGCD511)、ウィリアム・バードの作品を中心に、ジョン・ブルやトマス・モーリー、ジョン・マンディ、そしてウェストミンスター寺院の聖歌隊指揮者&オルガニスト、王室礼拝堂のオルガニストを務めたエドマンド・フーパー(c.1553-1621)などの詩篇とロイヤル・アンセムを収録した第2巻(SIGCD609)、2025年のギボンズの没後400周年を記念して、命日を祝うために、儀式、追憶、祈りのための器楽コンソートによる英国アンセムを収録した第3巻(SIGCD931)。
本アルバムは、世界的エンジニア、フィリップ・ホッブスがプロデューサーを担当し、第1巻はグラモフォン誌やBBCミュージック・マガジン、アーリー・ミュージック・レビュー等に好レビューが掲載されるなど、名盤として高い評価を得たシリーズ全3巻を収めた3枚組ボックスセットとして登場。
豪華ピリオド・アンサンブルが織り成す緻密なアンサンブルと豊かな表現力で、英国宗教音楽の真髄を堪能できる決定盤です。
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舞曲への回帰
グリーグ:組曲 《ホルベアの時代から》 Op.40
シャミナード:6つのユーモラスな小品 Op.87
より
第4曲 昔、第6曲 ノルウェーの人
グリーグ:ノルウェー舞曲 Op.35-2
ラヴェル:クープランの墓
ドラ・ペヤチェヴィチ:想い出 Op.24
シェリル・フランシス=ホード:舞踏組曲(世界初録音)
ラヴェル:ボロディン風に(ワルツ) |
イヴァナ・ガヴリッチ(ピアノ) |
イヴァナ・ガヴリッチが紡ぐ時代と国境を超えた"舞曲の物語"!
☆グリーグからラヴェル、そして現代へ ――
洗練と情熱を兼ね備えたピアニストが描く、舞曲の系譜!
☆宮廷舞曲や民族舞曲、そして近代のワルツまで、舞曲の伝統と革新を一枚に凝縮した意欲作!
イヴァナ・ガヴリッチは、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエヴォ出身、1992年に渡英し、2011年にはデビュー・アルバム(CHRCD009)が英BBCミュージック・マガジン賞で「新人賞(Newcomer
of the Year)」に選ばれるなど、特に英国で絶大な評価を築いています。
ガヴリッチのニュー・アルバム「Throwback
to Dance(舞曲への回帰)」では、作曲家たちが舞曲の形式に着目し、新たな音楽の道を切り拓いていった軌跡をたどります。
アルバムの着想は、1894年にパリで実現したラヴェルとグリーグの魅力的な出会いにあります。
グリーグが若きラヴェルに与えた影響はほとんど語られてきませんが、この作品集はその関係に光を当て、さらにシャミナードやペヤチェヴィチ、現代作曲家シェリル・フランシス=ホードの作品へと時代を超えて舞曲の系譜をつないでいきます。
グリーグの影響と音楽的オマージュをテーマに構成されたシェフィールドでのリサイタル・レビューでも称賛されたガヴリッチの演奏は、グリーグ
《ホルベアの時代から》 のノスタルジックな美しさから、ラヴェル
《クープランの墓》 の洗練されたバロック風舞曲、フランシス=ホードの《舞踏組曲》(世界初録音)の現代的な響きに至るまで、感情表現の豊かさと洗練された解釈が際立つコンサートとして高く評価されました。
本アルバムでも、ノルウェーの民俗舞曲からバロック舞曲、近代のワルツまで、時代と国境を超えた舞曲の魅力が見事に描き出されています。
※録音:2023年7月19日-27日&2024年10月10日-11日(イギリス)
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BIS
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BIS2722
(SACD HYBRID)
\3100
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シュレーカー、コルンゴルト、クシェネク
1. フランツ・シュレーカー(1878-1934):
歌劇《烙印を押された人々》 (1913-15)–
序曲(短縮版)
2-5. エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897-1957):
シンフォニエッタ Op. 5(1912)
2. I. FlieBend, mit heiterem Schwunge
3. II. Scherzo. Molto agitato, rasch
und feurig
4. III. Molto andante (traumerisch)
5. IV. Finale. Patetico — Allegro
giocoso
6. エルンスト・クシェネク(1900-1991):ポプリ
Op. 54(1927) |
フランス国立ロワール管弦楽団
サッシャ・ゲッツェル(指揮) |
録音:2024年7月9-13日 フランス、アンジェ、コングレスセンター
総収録時間:71分
SACD層:Stereo /Multi-Channel 5.0
2022年からロワール管の音楽監督を務めるゲッツェルが、生地ウィーンの音楽で成果を披露!収録されたのは第1次世界大戦前後の作品で、社会問題や爛熟した文化など、当時の空気を伝える作品です。
いずれも後期ロマン派の伝統を受け継ぐ濃厚なサウンドを持ち、しばしば甘く耽美的な楽想をたっぷりと聴かせますが、ゲッツェルはこれらの甘美さが社会の不安や激動と裏腹であったことを指摘し、これら作品を今演奏し、聴くことの意義を原盤解説で綴っています。
メインとなるシンフォニエッタは「神童」コルンゴルト15歳の時の作で、ゲッツェルにとっては名刺代わりと呼べそうな曲。
彼は同曲を2015年に神奈川フィル、2023年には都響とも演奏しており、ここでも手兵と共に充実した演奏を繰り広げています。
クシェネクのポプリは多彩な楽想が多様なオーケストレーションで次々に奏でられる、万華鏡のような作品。
演奏時間18分近くを要し、演奏機会も録音も少ないだけにこの新録音は歓迎されるでしょう。

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CHANDOS
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CHSA5370
(SACD HYBRID)
\3100
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ブリス:
バレエ音楽『ゴーバルズの奇跡』、メタモルフォーゼ変奏曲
アーサー・ブリス(1891-1975):
1-15. バレエ音楽『ゴーバルズの奇跡』 F
6(1944)
1.I. Overture/2. II. The Street/
3. III The Girl Suicide/4. IV. The
Young Lovers/
5. V. The Prostitute and the Boy/6.
VI. The Official/
7. VII. The Discovery of the Suicide's
body/
8. VIII The Suicide's Body is brought
in/
9. IX The Stranger/10. X Dance of
Deliverance/
11. XI. The Official and the Prostitute/
12. XII. Intermezzo/13. XIII. The
Slander Campaign/
14. XIV. The Conversion of the Prostitute/
15. XV Finale. The Killing of the
Stranger
16-31. メタモルフォーゼ変奏曲
F 122(1972)...全曲版世界初録音 |
BBCフィルハーモニック
ゾーイ・ベイヤーズ(リーダー)
マイケル・シール(指揮) |
録音:マンチェスター、サルフォード、メディアシティUK 2025年2月27日...16-31 2025年3月1日...1-15
総収録時間:80分
SACD層:Stereo /Multi-Channel 5.0
アーサー・ブリスは、第二次世界大戦中にBBCの音楽監督を務めましたが、作曲に専念するため1944年に退職。その後、ここに収録された『ゴーバルズの奇跡』で大きな成功を収めました。
シナリオは戯曲家ジェローム・K・ジェロームやドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』から着想を得たもので、グラスゴーのスラムに現れた謎の異邦人が投身自殺した娘を蘇らせる奇跡を起こし、人々を喜ばせる一方、聖職者を思わせる役人が嫉妬心から彼を陥れ、暴漢に襲わせるという劇的な展開を持ちます。
1944年10月に完成、同月26日にロンドンで初演され、以後1950年まで継続して上演されるほどの人気を獲得しました。
「メタモルフォーゼ変奏曲」はブリス晩年の1972年にクロイドン芸術祭の委嘱で書かれた作品。友人の抽象画家ジョージ・ダナットの三連画"タントリス"にインスパイアされ、主題が変容してゆく構想を音楽に移し替えたものです。
当初は「管弦楽のための変奏曲」と題された16楽章で構成されていましたが、ブリスは作品が長すぎると考え、1973年の初演時には2つの楽章を削除しました。
このCDは削除された2つの楽章を復活させた初稿全曲版の初録音となります。

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ENPHASES
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エリザベス朝時代の英国のリュート二重奏
1. ロバート・アスキュー(生歿年不詳、16世紀に活躍):
[A Galliard] 無題〔ガリアード〕
2. トバイアス・ヒューム(1569頃-1645頃):
A Maske マスク
3. ヒューム: Sweet Musicke 優しい音楽
4. ヒューム: The King of Denmark's delight
デンマーク王の喜び
5. 伝ジョン・ジョンソン(1545-1594): Passingmesures
Pavian
パッシングミージャーズ・パヴィアン
(パッサメッツォ=パヴァーン)
6. 伝ジョンソン: [Passamezzo Moderno Galliard]
新しいパッサメッツォ=ガリアード
7. ウィリアム・バード(1539/40-1623) : Fantasia
ファンタジア
8. 作者不詳: The Battell for ii lutes 2つのリュートのための「戦い」
9. 作者不詳: Go merely Wheele ゴー・メアリー・ウィール
10. フランシス・カッティング(1550頃-1595/96):
[Short Allemaine orTinternel]
無題〔短いアルメイン、またはティンターネル〕
11. リチャード・リード(生歿年不詳、16世紀に活躍):
Reads Galliard リードのガリアード
12. 作者不詳: Callinoe キャリノウ
13. 作者不詳: The Harte Opreste この胸を締めつける思い
14. フィリップ・ファン・ヴィルデル(1500頃-1554):
Si vous voulez お望みなら
15. ジョン・マーチャント(1588-1611):
A Fantasie (sur « Si vous voulez
»)
「お望みなら」に基づくファンタジア
(デイヴィッド・ハンフリーによる加筆版)
16. エリス・ローリー(生歿年不詳、16世紀に活躍):
The Marygolde マリーゴールド
17. 作者不詳: Duncombs Galliarde ダンカンのガリアード
18. トーマス・レイヴンズクロフト(1582頃-1635):
Mault's come downe モールトが降りてくる
19. テレンス・ムニエ: Bonus Track ボーナス・トラック |
ア・ドゥエ・リウティ(古楽器使用)
ティエリー・ムニエ(8コース・リュート)
ジャン=マリー・ポワリエ(7コース・リュート) |
(8コース・リュート) 使用楽器:ノリッチのデイヴィッド・ヴァン・エドワーズ1985年製作の再現楽器、ボローニャ・アカデミア・フィラルモニカ所蔵のヴェンデリオ・ヴェネレ1592年製作モデルに基づく
(7コース・リュート) 使用楽器: ノリッチのデイヴィッド・ヴァン・エドワーズ2008年製作の再現楽器、ボローニャ・アカデミア・フィラルモニカ所蔵のヴェンデリオ・ヴェネレ1592年製作モデルに基づく
録音: 2023年8月28-31日 フランス北西部オート・ブルターニュ地方
イル=エ=ヴィレーヌ、ティエルサン教会
収録時間: 53分
【ルネサンス貴族の静かな対話を思わせる響き】
16世紀から17世紀初頭にかけ君臨した女王エリザベス1世の時代のリュート二重奏で演奏され得た作品を集め、フランスの実力派リュート奏者二人が丁寧な解釈でその魅力を引き出してゆくアルバム。
およそ15~17世紀にヨーロッパの知識人たちに愛された楽器リュートですが、二重奏は音楽教師のレッスン時にも、また音楽愛好家が集まった時の楽しみとしても演奏されており、リュート二重奏向けに書かれた当時の楽譜も様々な形で残っています。
多声の声楽曲を2つのリュートで弾けるよう編曲がなされることもあれば、コンソート(合奏曲)の主旋律パートを一人が弾き他方がグラウンド(低音伴奏)を受け持つ「トレブル・アンド・グラウンド」という演奏形態もあったそうで、そうした様々な演奏形態を踏まえ、時に演奏者たちも歴史的作法を踏まえた編曲譜を作りながら、ティエリー・ムニエとジャン=マリー・ポワリエは明快にして繊細な19のトラックを仕上げました。
楽器本来の響きと演奏空間に残る余韻を見事に収めたエンジニアリングを通じ、ルネサンス期の紳士たちが静かに語らう場にそっと居合わせるかのような聴覚体験をお楽しみ下さい。

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LINN RECORDS
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CKD786
(5CD)
\4100 →\3790
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貴重なBOX、待望の復活!
チャールズ・マッケラス (指揮)&スコットランド室内管弦楽団
マッケラス・コンダクツ・モーツァルト
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
【CD 1】
1-4. 交響曲 第29番 イ長調 K. 201
5-8. 交響曲 第31番 ニ長調 「パリ」
K. 297
(第2楽章異稿付き)
9-10. 交響曲 第32番 ト長調 K. 318
【CD 2】
1-4. 交響曲 第35番 ニ長調 「ハフナー」
K. 385
5-8. 交響曲 第36番 ハ長調 「リンツ」
K. 425
【CD 3】
1-3. 交響曲 第38番 ニ長調 「プラハ」
K. 504
4-7. 交響曲 第39番 変ホ長調 K. 543
【CD 4】
1-4. 交響曲 第40番 ト短調 K. 550
5-8. 交響曲 第41番 ハ長調 「ジュピター」
K. 551
【CD 5】
1-16. レクイエム ニ短調 K. 626 (レヴィン版)
17-18. アダージョとフーガ ハ短調 K.
546 |
チャールズ・マッケラス (指揮)
スコットランド室内管弦楽団
レクイエム:
スーザン・グリットン (ソプラノ)
キャサリン・ウィン=ロジャース(メゾ・ソプラノ)
ティモシー・ロビンソン (テノール)
ピーター・ローズ (バス)
スコットランド室内合唱団 |
録音:2009年7月11-17日...CD 1&2 2007年8月3-9日...CD
3&4 グラスゴー、シティ・ホール 2002年12月14-16日...CD
5 ダンディー、ケアード・ホール
収録時間:CD 1...59分/CD 2...57分/CD 3...66分CD
4...72分/CD 5...54分
【マッケラスがスコットランド室内管と残した遺産のBOX、待望の復活!】
チャールズ・マッケラス(1925-2010)のモーツァルトといえばまず、1980年代後半TELARCレーベルにプラハ室内管弦楽団と録音した交響曲全集が、偉業として挙げられます。
しかしその後、彼が桂冠指揮者の地位にあったスコットランド室内管弦楽団と共にレヴィン版の「レクイエム」を録音して大きな話題となったのを皮切りに、2007年録音の後期交響曲集が「2009
BBC Music Magazine Awards」年間最優秀賞ほかの高い評価を得るなど、続く交響曲第2集ともども、一連のLINNへの録音もまた忘れがたいものです。
ジュスマイヤー版を尊重しながらも不自然さを極力そぎ落としてモーツァルトのスタイルを追求したレヴィン版「レクイエム」は、作曲家が残したスケッチを1分半という程よい規模に膨らませた「アーメン・フーガ」が最大の特徴。
モーツァルト作品に強いこだわりを持ったマッケラスが、初めて録音した「レクイエム」としても注目されました。そしてモダン楽器の小編成オーケストラにより、ピリオド解釈を取り入れつつも新しい表現を改めて追い求めた後期交響曲集(CD
3、4)と、最晩年のリリースとなった交響曲第2集(CD
1、2)で聴かせる力強さと表情の温かさは目を見張るものがあり、どの作品もその素晴らしさに改めて気づかされる快演です。
交響曲第31番の第2楽章は、オリジナルと発注者ル・グロの依頼により差し替えた版の2種を収録。演奏の特色を余すところなく記録した、LINNによるレンジの広いクリアな録音も特筆ものです。
図らずも巨匠によるモーツァルトの集大成となった一連の録音が、通常CDにより安価にまとめられた歓迎すべきBOXといえるでしょう。
なお付属ブックレット(英文)は「レクイエム」の歌詞を含め18ページと簡素化されていますが、スコットランド室内管弦楽団総裁ドナルド・マクドナルドによる、マッケラスとの絆についての2020年の文章が寄稿されています。
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RAMEE
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RAM2404
(2CD)
\4700 →\4390
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さまざまな古楽器と適切な奏法で迫る、傑作曲集の知られざる素顔
バッハ:無伴奏チェロ組曲
~6種の異なる古楽器による |
ロナン・ケルノア(各種チェロ&ヴィオール) |
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
【CD 1】
1-6. 組曲 第1番 ハ長調 BWV 1007(原調:
ト長調)
使用楽器: トレブル・ヴィオール(ディスカント・ガンバ)
パリのミシェル・コリションのモデルに基づくティルマン・ムーテジウス製作の再現楽器
7-12. 組曲 第2番 ニ短調 BWV 1008
使用楽器: 7弦バス・ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
パリのニコラ・ベルトランのモデルに基づくフランソワ・ダンジェ製作の再現楽器
13-18. 組曲 第3番 ハ長調 BWV 1009
使用楽器: 4弦チェロ・ピッコロ クレモナのアントニオ・ストラディヴァリの
モデルに基づくジェラール・サンボ製作の再現楽器
【CD 2】
1-6. 組曲 第4番 ト長調 BWV 1010(原調:
変ホ長調)
使用楽器: 6弦バス・ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロンドンのヘンリー・ジェイのモデルに基づくアレクサンダー・バトフ製作の再現楽器
7-12. 組曲 第5番 ハ短調 BWV 1011
使用楽器: 4弦大型チェロ リュッツ2世製作のオリジナル楽器(詳細不明)
13-18. 組曲 第6番 ニ長調 BWV 1012
使用楽器: 5弦チェロ・ピッコロ クレモナのアントニオ・ストラディヴァリの
モデルに基づくジェラール・サンボ製作の再現楽器 |
録音: 2024年7月9-11日&8月7-9日 ベルギー東部リエージュ州
ボラン、聖アポリネール教会
収録時間: 149分
【さまざまな古楽器と適切な奏法で迫る、傑作曲集の知られざる素顔】
バッハ屈指の名作『無伴奏チェロ組曲』全6編を、6種の弦楽器で弾き分けたアルバム。
演奏者ロナン・ケルノアはラ・プティット・バンド、ア・ノクテ・テンポリス、レ・ムファッティをはじめ、フランス語圏の数多くの古楽器楽団で活躍を続けるバロック・チェロ&ガンバ奏者です。
1720年代に妻アンナ・マグダレーナ・バッハが浄書した6編セットの手稿譜があるものの、バッハの自筆譜がないため成立経緯に諸説ある『無伴奏チェロ組曲』ですが、ケルノアは第6番のみ5弦楽器が指定され、他にも変則調弦が必要な曲があることなどを論拠に、6編全てが個々に異なる経緯で書かれていたと想定。
フランス風の組曲形式に着目し、フランス宮廷音楽の伝統に連なる楽器であるヴィオールも使い、バッハの教会カンタータの数々でも用いられるチェロ・ピッコロ(小型チェロ)も導入、各組曲に最適と思われる楽器で録音に臨みました。
自身もバロック・ヴァイオリン奏者だった経歴を持つ技師ライナー・アルントの丁寧なエンジニアリングで伝えられるその解釈は柔軟にして一貫性があり、意外な軽やかさから重く悲痛な響きに至るまで、曲集に秘められていた無辺の広がりと奥行きを伝えるものとなっています。
楽器選択の根拠や近年の異説などにも触れた演奏者ケルノア自身のライナーノート(仏、英、独語)も興味深い内容です。

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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
DIAPASON
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バッハ、ベートーヴェン、ブラームス、ムソルグスキー:ピアノ作品集 |
マリア・ユーディナ(ピアノ) |
・J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ BWV
903
・J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より第18番
前奏曲とフーガ BWV 887 嬰ト短調
※録音:1948年&1956年
・J.S.バッハ/リスト:J.S.バッハによる前奏曲とフーガ
イ短調 S 462/1
※録音:1952年
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番
イ長調 Op.101
※録音:1958年
・ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ
変ロ長調 Op.24
※録音:1948年
・ムソルグスキー:夢想
※録音:1949年 |
ディアパゾンが選んだ決定盤シリーズ第183集!マリア・ユーディナによるピアノ作品集!
☆同時代の音楽家から愛されたマリア・ユーディナ!
フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン
~ ディアパゾンが選んだ決定盤』。
シリーズの第183巻として登場するのは、マリア・ユーディナによるピアノ作品集。
同時代のショスタコーヴィチやストラヴィンスキーなどの音楽はもちろんのことJ.S.バッハやモーツァルト弾きとしても評価を得た彼女は、反体制的な行動により演奏活動を制限されることもありましたが、スターリンにその演奏を評価されていました。
リヒテルは「彼女がロマン派の音楽を演奏すると、たとえ書かれた通りに演奏しなかったとしても、それは印象的だった」と述べ、ショスタコーヴィチは自身の前奏曲とフーガに関して、「これは私が書いたものとは全く違いますが、どうぞあなたの思うように演奏してください」と述べるなど高い評価を得ていました。
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<国内盤>
ARS LONGA RECORDS
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ラフマニノフ:絵画的練習曲集 作品33&39
セルゲイ・ラフマニノフ (1873-1943):
1-17. 絵画的練習曲集 作品33&39 |
上野 真 (ピアノ)
Steinway D, Hamburg,
No. 527890, 1993 |
録音:2023年4月12~14日 三重県総合文化センター大ホール
プロデューサー:上野真&瀬尾和紀/エンジニア:山中耕太郎
(Rec-Lab)/ピアノ調律:松本安生
総収録時間:61分
【ローゼンタール、ゴドフスキ、ホフマンの孫弟子にあたる上野真、待望のラフマニノフ!】
巨匠ホルヘ・ボレット最後の弟子、上野真が、そのピアニズムのルーツを意識して取り組んだラフマニノフ「絵画的練習曲集」全曲アルバム。
決して感傷的にならず、内面的な詩情とパッションに満ちたラフマニノフの世界を繰り広げます。
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<映像>

9/11(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
BR KLASSIK
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フラノ・パラチ:歌劇《ユディタ》
1-7. フラノ・パラチ(1948-):歌劇《ユディタ》
マルコ・マルリッチ(1450-1524)の同名叙事詩による
8. パラチ:
バレエ『カルミナ・クレジャーナ』(1985)-
男爵夫人の踊り
世界初録音 |
1-7.
ユディタ...Sofija Petrovic(ソプラノ)
ルタ...Evelin Novak(ソプラノ)
アブラ...Diana Haller(メゾ・ソプラノ)
オジヤ...Stjepan Franetovic(テノール)
アキオル...Matteo Ivan Rasic(テノール)
ホロフェルネス...Ivica Cikes(バリトン)
バガヴ...Matija Meic(バリトン)
エリアキム...Sava Vemic(バス・バリトン)
他
クロアチア放送合唱団
ミュンヘン放送管弦楽団
イヴァン・レプシッチ(指揮) |
クロアチアの作曲家フラノ・パラチの歌劇《ユディタ》は、マルコ・マルリッチが1501年に完成させた叙事詩を原作とする2幕7場の作品です。
旧約聖書の「ユディット」の物語を題材に、オスマン帝国と戦ったクロアチア、特にスプリトの歴史と重ね合わせて描かれており、2000年、マルリッチ生誕550周年とスプリト建都1700年を記念して同地で初演されました。
この録音は、2024年12月1日、イヴァン・レプシッチ指揮のもと、ミュンヘンのプリンツレゲンテン劇場での演奏会形式による上演を収録したもので、クロアチアの歌手たちの熱唱とドラマティックな音楽が存分に楽しめます。
併せて、バレエ《カルミナ・クレジャーナ》(1985)から《男爵夫人の踊り》のオーケストラ版も収録されています。
あらすじ
アッシリア軍の将軍ホロフェルネスに包囲されたベトゥリアの町は、飢えと絶望に苦しんでいました。
長老たちは降伏を議論しますが、ユディタは「神の力を信じよ」と民を叱咤し、侍女アブラを伴って敵陣へ向かいます。彼女はホロフェルネスの前で巧みに言葉を操り、その美しさで彼を虜にします。
勝利を祝う宴ののち、酔い潰れて眠ったホロフェルネスを、ユディタは神の力を求めつつ剣で討ち、その首を持ち帰ります。
翌朝、ベトゥリアに戻ったユディタは人々の前で敵将の首を示します。アッシリア軍は総崩れとなって退却し、町は解放されます。民衆は神を讃え歓喜の声を上げます。

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レスピーギ:降誕祭のためのラウダ、フロン
ティーニ:シチリアのクリスマス・キャロル
1-10. オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):
降誕祭のためのラウダ(1928-30)
11. 伝承曲:いざ歌え、いざ祝え(H. アーマン編)
12-19. フランチェスコ・パオロ・フロンティーニ
(1860-1939):
シチリアのクリスマス・キャロル -
シチリア民衆の宗教歌より(1938)(H.
アーマン編)
12. Canzonetta dei Pastori/
13. La nascita del Bambino Gesu/
14. Canzone di Natale/15. Gesu
Bambino/
16. La nascita del Bambino Gesu/
17. Litania e Pastorale della
Cornamusa/
18. A Gesu Bambino/19. Pastorale
20. ジャコモ・プッチーニ(1858-1924):
金色の夢(H. ア-マン編) |
シン・ウンギョン(ソプラノ)...1-10
チェン・レイス (ソプラノ)...20
ルート・ヴォルペルト(アルト)...1-10
アンドリュー・リプリ・マイアー(テノール)...1-10
ナタリー・シュヴァーベ(フルート)...1-10、12-19
イヴァンナ・テルナイ(フルート)...1-10、12-19
ラモン・オルテガ・ケロ(オーボエ)...1-10、12-19
エマ・シード(コールアングレ)...1-10、12-19
ヘスス・ビジャ・オルドネス(ファゴット)...1-10、12-19
レイヤ・カラピス(ファゴット)...1-10、12-19
アンドルー・フェランディス(打楽器)...1-10、12-19
マックス・ハンフト(ピアノ)...1-10、12-19
フリッツ・シュヴィングハマー(ピアノ)...1-10、12-19
バイエルン放送合唱団...2、4-19
ミュンヘン放送管弦楽団...20
ハワード・アーマン(指揮) |
録音:2024年12月15日 バイエルン放送 第2スタジオ...1-19 2016年11月26日(ライヴ)
Hilpoltstein, Stadtpfarrkirche...20
【ハワード・アーマンとバイエルン放送合唱団によるイタリアのクリスマス】
レスピーギの「降誕祭のためのラウダ」は、中世イタリアの宗教詩人ヤコポーネ・ダ・トーディの同名の降誕劇を20世紀によみがえらせたもので、過去の芸術形式をたびたび探求し、ルネサンス音楽の編曲やグレゴリオ聖歌に基づく作品を手がけてきたレスピーギらしい作品です。
3人の独唱者と室内合唱団のために書かれており、羊飼いの音楽を思わせる木管楽器群、4手ピアノ、トライアングルの伴奏が、クリスマスの奇跡をシンプルかつ印象的に描いています。
フロンティーニは、作曲よりもシチリア民謡の数々の編纂で知られており、1938年に出版された『Canti
religiosi del popolo siciliano シチリア民衆の宗教歌』は、ピアノ伴奏による22曲からなる作品集。
ハワード・アーマンはこの中からクリスマス向けの8曲を選び、合唱と器楽用に編曲しました。
イタリアのマリア賛歌「O sanctissima いざ歌え、いざ祝え」は、ドイツ語圏で最も人気のあるクリスマスキャロル《O
du frohliche》の冒頭の旋律として知られます。
こちらもアーマンによる編曲です。

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CAPRICCIO
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ベン=ハイム:チェロのための作品集
パウル・ベン=ハイム(1897-1984):
1-3. チェロ協奏曲(1962) -
チェロと室内オーケストラのための
4-6. 3つの無言歌(1952)(チェロとオーケストラ版)
4. I. Arioso/5. II. Ballad/6. III.
Sephardic Melody
7-9. チェロのための音楽(1977) - 無伴奏チェロのための
7. I. Moderato/8. II. Rather fast,
lively/9. III. Slow
10-11. 2つの情景 Op. 27(1939)
(O.カネッティによるチェロとピアノ版)
10. No. 1. The hills of Judea/11.
No. 2. The Spring
12-14. ソナタ(1969) -
2つのマンドリン、ギター、チェンバロと
2部の弦楽オーケストラのための |
オフェル・カネッティ(チェロ)...1-11
アンドレイ・ゴロギャン(ピアノ)...10-11
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・
フィルハーモニー管弦楽団...1-6、12-14
フリーデリケ・キーンレ(指揮)...1-6、12-14 |
録音:2024年6月15-16日 ロイトリンゲン、オーケストラ・スタジオ...1-6 2024年10月24-25日
ロイトリンゲン、オーケストラ・スタジオ...12-14 2023年11月10日
SWR Kammermusikstudio...7-11
総収録時間:72分
パウル・フランケンブルガー(後のパウル・ベン=ハイム)は、ドイツ生まれでブルーノ・ワルターやハンス・クナッパーツブッシュの助手を務めたのち、1933年にパレスチナへ亡命。
西洋化を進めつつあった同地でミュンヘン出身の彼は重用され、ヘブライ語の「パウル・ベン=ハイム」と改名し1948年のイスラエル建国とともに同国の国民となり、多くの業績を遺しました。
後期ロマン派に中東の要素を融合させた作風はエルネスト・ブロッホとも共通性を持ち、1957年にはイスラエル賞を受賞しています。
チェロ作品はベン=ハイムの創作の中で特に重要な位置を占めており、代表作の一つ「チェロ協奏曲」は民族音楽寄りの旋律と精緻なオーケストレーションでとりわけ高く評価されています。
オフェル・カネッティは、カーネギーホールでのデビュー以来、ソリスト、室内楽奏者、編曲者として国際的に活躍するチェリストです。
ウジ・ヴィーゼル、ヒレル・ゾリ、クレメンス・ハーゲンに師事し、現在はシュトゥットガルト室内管弦楽団の首席奏者を務め、教育活動にも力を注いでいます。
指揮者のキーンレもかつてシュトゥットガルト室内管などでチェリストとして活躍していたこともあり、カネッティの理想的なサポート役となっています。

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C5550
(2CD)
\3600
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ヴァイル:《ラヴ・ライフ》
クルト・ヴァイル(1900-1950):
ヴォードヴィル(音楽劇)《ラヴ・ライフ》(1948)
音楽:クルト・ヴァイル&
アラン・ジェイ・ラーナー
台本:アラン・ジェイ・ラーナー |
サミュエル・クーパー...クィライン・デ・ラング
スーザン・クーパー...ステファニー・コーリー
マジシャン&インタロキューター...テンバ・ムヴラ
ホーボー...ジャスティン・ホプキンス 他
オペラ・ノース管弦楽団&合唱団
(合唱指揮...アントニー・クラウス)
ジェイムズ・ホームズ(指揮) |
録音:2025年1月(ライヴ) イギリス、リーズ・グランド・シアター
総収録時間:149分
《ラヴ・ライフ》はクルト・ヴァイルとアラン・ジェイ・ラーナーによって生み出された、コンセプト・ミュージカルの先駆けとされる作品です。
年を取らない夫婦サムとスーザンを主人公に、1791年から1948年までの変わりゆく社会の風習と結婚生活の葛藤を描きながら、結婚という概念そのものに鋭く切り込んでいます。
物語の合間に挿入されるヴォードヴィル風の楽しいナンバーは、後の《キャバレー》《シカゴ》などの名作ミュージカルに強い影響を与えました。
ワイル自身が「新しい演劇の形」と語り、ソンドハイムも自身の創作に役立ったと認めるこの作品は、多彩なアメリカ音楽の語法を融合させた傑作であり、指揮者のホームズも「ワイルの最高のスコアの一つ」と絶賛しています。
初演時には252回上演され、主演のナネット・ファブレイがトニー賞を受賞。
近年では2017年にドイツでの上演が話題を呼び、2025年には新プロダクションがアメリカとイギリスで上演されるなど、今なお注目を集める作品です。
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CPO
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テレマンのヴァイオリン協奏曲全集がついに完結
テレマン:ヴァイオリン協奏曲全集 第9集
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)
1-4. 2つのヴァイオリンのための協奏曲
ニ長調 TWV 52:D3 (1st violin MJ/2nd
violin JH)
5-7. 2つのヴァイオリンのための協奏曲
イ長調 TWV 52:A2 (MJ/JH)
8-10. 2つのヴァイオリンのための協奏曲
ハ長調 TWV 52:C2 (JH/MJ)
11-14. ヴィオラ協奏曲 ト長調 TWV 51:G9
15-18. 2つのヴァイオリンのための協奏曲
ト短調 TWV 52:g1 (MJ/JH)
19-22. ヴァイオリン協奏曲 ト長調 TWV
51:G6 (JH)
23-25. 弦楽のための協奏曲 ホ短調 TWV
43:e5 |
ユリア・フーバー(ヴァイオリン)
JHマルティン・ヨップ(ヴァイオリン)
MJルーカス・シュリヒ=ブロイス
(ヴィオラ)
オルフェオ・バロック管弦楽団
(古楽器使用)
指揮:カリン・ファン・ヘールデン |
録音:2024年8月6-8日 オーストリア、ヴァルトハウゼン、シュティフト教会
総収録時間:61分
2001年から録音が開始されたcpoレーベルのゲオルク・フィリップ・テレマンのヴァイオリン協奏曲全集がついに完結!
イギリスのバロック・ヴァイオリンの重鎮、エリザベス・ウォルフィッシュと、ベーレンラーター社のテレマン・エディションの責任者でテレマン研究の第一人者であるドイツの音楽学者ヴォルフガング・ヒルシュマンが中心となって進められて来たこの全集企画が、オーストリアの名古楽オーケストラ、オルフェオ・バロック管弦楽団の演奏で締め括られました。
最終巻となるこの録音には、主に2つのヴァイオリンのための協奏曲が収められています。
テレマンは1740年の自伝の中で、アイゼナハの宮廷に仕えていた時(1709-1712)の宮廷楽団の同僚でコンサートマスターだったパンタレオン・ヘーベンシュトライトの才能を高く評価しています。
ヘーベンシュトライトとの共演がテレマン自身のヴァイオリンの腕前を向上させ、また作曲へのインスピレーションを得られるものだったようで、その成果は2つのヴァイオリンを独奏楽器に持つ協奏曲に表れています。
1710年代に作曲されたと見られる2つのヴァイオリンのための協奏曲群は、若きテレマンの新たな試みとなるものでした。
コレッリやヴィヴァルディら、イタリア作曲家たちの協奏曲を手本としながら、独特なリトルネッロの用い方や重音奏法の導入など、独自の作風を模索する若きテレマンの創意・工夫が感じられる作品群です。
このCDには、2つのヴァイオリンのための協奏曲4編の他に、やはり初期の作品とされる「ヴァイオリン協奏曲
ト長調」、「弦楽合奏のための協奏曲 ホ短調」、そしてテレマンの協奏曲の中で最も有名で、現代でもヴィオラ奏者の貴重なレパートリーとなっている傑作「ヴィオラ協奏曲
ト長調」も収録されています。
また、ブックレットにはジャンルと楽器編成別にまとめた9枚のCDに収録されているテレマンの協奏曲のリストが調性、TWV番号、収録された巻数とトラック番号とともに掲載されており、資料的価値も高いものとなっています。
演奏のオルフェオ・バロック管弦楽団は、結成から約30年、常に古楽演奏の最前線で活躍してきたオーストリアの古楽オーケストラです。
テレマンやバッハといったバロック時代の作曲家の作品からマンハイム楽派、モーツァルト、シューベルトの交響曲までをレパートリーとし、CPOレーベルを中心に40を超えるアルバムをリリースし、ザルツブルク音楽祭やルツェルン音楽祭など世界各地の音楽祭にも出演しています。
この録音では、楽団の首席オーボエ奏者カレン・ファン・ヘールデンが指揮を取り、楽団のメンバーがヴァイオリンとヴィオラのソロを務めています。
膨大な作品を残したテレマンのヴァイオリン協奏曲の全貌を明らかにする、録音史上の偉業となる全集を、この機会にぜひお聴きください!
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ポール・メイエ(指揮・クラリネット)
C.シュターミッツ:クラリネット協奏曲第3集
カール・シュターミッツ(1745-1801):
1-3. クラリネット協奏曲第7番 変ロ長調
4-6. クラリネット協奏曲第9番 変ロ長調
7-9. クラリネット協奏曲第10番 変ロ長調
10-12. クラリネット協奏曲第11番 変ホ長調 |
ポール・メイエ
(指揮・クラリネット)
マンハイム・プファルツ
選帝候室内管弦楽団 |
録音:2024年7月16-19日 マンハイム=フォイデンハイム、エピファニー教会
総収録時間:56分
ポール・メイエのソロと指揮によるカール・シュターミッツのクラリネット協奏曲集の続編が登場。18世紀に最盛期を迎えたマンハイム楽派を代表するシュターミッツの音楽を伸び伸び演奏しています。
第7番は、簡潔な形式の中で、歌うような旋律と技巧的な要求、そして「ロマンツェ」楽章のため息のようなモティーフが特徴。
第9番は、リズムの対比が鮮やかな第1楽章、静謐な抒情性を際立たせた第2楽章、終楽章はカンタービレと技巧性を兼ね備えたメヌエットです。
第10番は、幅広い音域を駆け巡る流れるようなパッセージ、終楽章では華麗な主題が際立ちます。
第11番は、トリルやカデンツァ風パッセージが旋律を彩り、終楽章は狩猟を思わせるモティーフで締めくくられます。
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777888
(SACD HYBRID)
\3100
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クレープス:6つのオルガン・ソナタ
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):
オルガンのための6つのソナタ
1-3. ソナタ第1番 ハ長調Krebs-WV 832
4-6. ソナタ第2番 ト長調Krebs-WV 833
7-9. ソナタ第3番 変ロ長調Krebs-WV 834
10-12. ソナタ第4番 ニ長調 Krebs-WV
835
13-15. ソナタ第5番 ホ長調 Krebs-WV
836
16-18. ソナタ第6番 ニ短調 Krebs-WV
837 |
クリスティアン・シュミット
(オルガン/
クロイツブルク
1733-1735年製造) |
録音:2013年9月 ドイツ、ドゥーダーシュタット、聖キリアクス教会
総収録時間:55分
1713年、テューリンゲンに生まれたヨハン・ルートヴィヒ・クレープスは、ヨハン・ゼバスティアン・バッハに学んだオルガニストの父ヨハン・トビアスから教育を受け、1726年にはライプツィヒの聖トーマス学校に入学しました。
そこで音楽の才能を発揮し、バッハ率いるコレギウム・ムジクムのメンバーに加わってチェンバロ、ヴァイオリン、リュート奏者として活躍。バッハからは作曲も学び、作曲家としての活動も始めています。
バッハはクレープスの才能を高く評価しており、「小川に住む良い蟹」(ドイツ語で、バッハは「小川」、クレープスは「蟹」)という言葉を残したという逸話があります。
その後、アルテンブルクで宮廷オルガニストの地位を得、亡くなるまでその地位にとどまり、オルガン曲をはじめ、カンタータや室内楽など数多くの作品を残しましたが、それ以上の要職には恵まれませんでした。
その理由の一つには、バッハの厳格な対位法を受け継いだクレープスの作風がすでに時代遅れになっていた点が挙げられます。
バッハの晩年の高弟として実力を認められながら、その巨大な存在の影に隠れていたクレープスですが、2009年、彼が活躍したアルテンブルクで教会オルガニストを務めていたフェリックス・フリードリヒがその体系的な作品集を出版したことにより、注目を集めるようになりました。
フリードリヒはクレープスの作品を調査・研究する過程で、クラヴィーアのための6つのソナタが書かれた写本を発見し、2011年にその校訂譜を出版しました。
この6つのソナタは、3楽章形式の「室内ソナタ」の形式を踏襲しながら、バッハ譲りの高度な対位法、洗練された旋律と和声などが織り込まれ、クレープスの優れた作曲の才能を知ることが出来るものです。
演奏のクリスティアン・シュミットはバロックから現代までの幅広いレパートリーを持つドイツの名オルガニストで、サイモン・ラトルとベルリン・フィルをはじめ、ダニエル・バレンボイムとシュターツカペレ・ベルリン、パーヴォ・ヤルヴィとフィラデルフィア管弦楽団など世界的な指揮者やオーケストラと共演しています。
また日本では、2017年にヤクブ・フルシャ指揮バンベルク交響楽団との共演で、細川俊夫のオルガン協奏曲「抱擁」を世界初演し、話題を呼びました。
cpoからはメンデルスゾーンのオルガン作品集(555484)、ヴィドールの「オルガン交響曲集」(777706)をリリースしています。
この録音では、ドイツの教会に残るクレープスが活躍した時代に製造された歴史的オルガンで、クレープスのソナタを高い技術で華麗に演奏しています。
ジャケット絵画:マティアス・メリアン「マイセンのアルテンブルク公爵の邸宅」(トポグラフィカ・ゲルマニエ、フランクフルト1650年刊より)
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555591
(3CD)
\7800
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J.B.ボノンチーニ:《アスタルト》
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボノンチーニ
(1670-1747):
歌劇《アスタルト》(全3幕)
台本:アポストロ・ゼーノ&
ピエトロ・パリアーティ
パオロ・ローリによる1720ロンドン上演版 |
リザ ティロスの女王:
ダラ・サヴィノヴァ(メゾ・ソプラノ)
クレアルコ エリザに仕える大提督:
フランチェスカ・アショーティ(アルト)
シドニア 王女:
テオドーラ・ラフティス(ソプラノ)
ニーノ 貴族:
パオラ・ヴァレンティーナ・モリナーリ
(ソプラノ)
アジェノーレ シドニアの兄弟:
アナ・マリア・ラビン(ソプラノ)
フェニーチョ
クレアルコの父とされている人物:
ルイジ・デ・ドナート(バス)
エネア・バロック・オーケストラ(古楽器使用)
指揮:ステファノ・モンタナーリ |
使用楽譜:ジョヴァンニ・アンドレア・ゼーキによる批判校訂版(2022)
録音:2022年8月22/25/27日 インスブルック古楽音楽祭(ライヴ)
稀代のカストラートのロンドン・デビューとなったボノンチーニのオペラを最新批判校訂版で演奏!
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボノンチーニは、モデナとボローニャで活躍したヴァイオリニスト&作曲家のジョヴァンニ・マリア・ボノンチーニの息子として1670年にモデナで生まれましたが、8歳で孤児となりボローニャのサン・ペトロニオ大聖堂の楽長であったジョヴァンニ・パオロ・コロンナの下で音楽を学ぶことになりました。
チェロと作曲を学んだボノンチーニはすぐに才能を開花させ、1685年には早くも3冊もの器楽作品集を出版しています。
1687年には最初のオラトリオを作曲。数多く書かれた室内カンタータは出版され、イタリアのみならずフランス、イギリスにも名声を広めました。
ローマで有力貴族コロンナ家に仕えた頃からオペラの作曲に傾注。その後ウィーン宮廷を経て1720年にロンドンへ移ったボノンチーニは、聴衆に熱狂を持って受け入れられました。
ティルスという王国の女王の結婚をめぐる恋愛と権力闘争を題材とする《アスタルト》は、1715年にローマで初演され、その後何度も上演された人気作で、オペラ作曲家としてのボノンチーニの頂点となる作品。
これに特別な愛着を持っていた彼は、稀代のカストラートとして絶大な名声を誇っていたセネジーノのロンドン・デビューに《アスタルト》を選び、「セネジーノのためのオペラ」とすべく、レチタティーヴォやアリア、オーケストレーションを大きく見直し、それに伴い台本にも改変を加えました。こうして新しい姿となった《アスタルト》は1720年11月19日にロンドンのキングズ・シアターで上演されると、聴衆を熱狂させて大評判を巻き起こし、その後24回も上演されました。
この録音は、1720年の上演に基づく最新批判校訂版を使用したインスブルック古楽音楽祭での上演をライヴ収録したもの。クレアルコを歌うフランチェスカ・アショーティは、テレサ・ベルガンサに学んだ逸材。世界各地で主にバロック・オペラに出演し、圧倒的な歌唱能力で称賛されています。
ここでもセネジーノの歌声が際立つように仕立て直された技巧的で美しいアリアを見事に聴かせてくれます。
当時随一のソプラノ歌手としてヘンデルのお気に入りでもあったマルゲリータ・ドゥラスタンティが演じたエリザを歌うダラ・サヴィノヴァは、エストニア出身の実力派。気高い女王を迫力ある歌声で表現しています。
指揮を務めるステファノ・モンタナーリは、イタリアの老舗古楽団体アカデミア・ビザンチナで長年コンサートマスターを務めました。近年はその活動の中心を指揮に移し、バロックからベル・カントまで、幅広い時代のオペラの上演を手がけています。
エネア・バロック・オーケストラは、フランチェスカ・アショーティが2018年に結成したローマの古楽オーケストラ。主に規模の大きなバロックの声楽作品をレパートリーとし、優れた指揮者たちとともに歴史に埋もれた傑作の掘り起こしを行っています。
ステファノ・モンタナーリとは活動の初期から共演し、アドルフ・ハッセのオペラ《カオニアのエネア》」の復活上演・録音(cpo
555334)をはじめ、知られざるバロック・オペラを現代に蘇らせています。
18世紀のロンドンの聴衆を熱狂させたボノンチーニの傑作オペラの復活上演を、実力派が集った圧巻の演奏でお楽しみください。
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ポッター:交響曲全集第3集
チプリアーニ・ポッター(1792-1871):
1-4. 交響曲 ハ短調(1834)
1. Moderato
2. Andante con moto, quasi allegretto
3. Scherzo. Allegro con brio
4. Allegro molto
5. フランスの愛唱主題によるリチェルカーテ
ヘ長調 -
ピアノとオーケストラのために
6-9. 交響曲ニ長調(1833)
6. Introduzione. Moderato assai - Allegro
vivace
7. Scherzo. Allegro moderato
8. Andante
9. Finale. Vivace |
メロディ・チャオ(ピアノ)
ハワード・グリフィス(指揮)
BBCウェールズ・
ナショナル管弦楽団 |
録音:カーディフ、ホディノット・ホール 2023年9且7-8日...1-5 2023年11且15日...6-9
総収録時間:68分
チプリアーニ・ポッターはイギリス出身。幼少期に父から音楽教育を受け、その後イギリスの音楽家や、ウィーンでベートーヴェンの紹介によりアロイス・フェルスターに師事、帰国後すぐに人気作曲家、ピアニストとして名声を得ました。
彼は1830年代前半に9曲以上の交響曲を作曲し、特に1832年のト短調交響曲で成功を収めます。
1834年、ポッターはハ短調交響曲(第3番)を完成させ、1835年6月8日に自ら指揮してフィルハーモニック協会で初演しました。
批評は賛否両論で、「大胆さと力強さ」を評価する声がある一方、旋律の独創性や楽器の響きへの不満も指摘されました。その後、ポッターは改訂を試みましたが決定稿には至らず、協会との関係も悪化してしまいます。
一方、交響曲ニ長調は作品の長さから1834年の協会定期演奏会では採用されませんでしたが、同年自身の指揮によるキングス・シアターでの初演では概ね好意的に受け止められ、1844年の再演でも高評価を得ました。
ポッターの死後、1872年に協会が自筆譜をもとに再上演し好評を博しましたが、これが協会での最後の上演となりました。
自筆譜には第三者による後年の改訂痕跡があるため、この録音ではオリジナル版の復元を試みています。
「フランスの愛唱主題によるリチェルカーテ」は、自身の演奏会のための作品で、初演は1830年5月12日。その後も数回演奏され、1835年にはピアノ版が出版されました。
この時代のレパートリーでは圧倒的に経験豊かなグリフィスの指揮で。
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ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲集 第3番、第4番「ドゥムキー」
アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):
1-4. ピアノ三重奏曲第3番 ヘ短調 Op. 65
1. Allegro ma non troppo
2. Allegretto grazioso - Meno mosso
3. Poco adagio 9′55
4. Finale. Allegro con brio
5-10. ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調「ドゥムキー」Op.
90
5. Lento maestoso - Allegro quasi doppio
movimento
6. Poco adagio - Vivace non troppo
7. Andante - Vivace non troppo
8. Andante moderato quasi tempo di
Marcia -
Allegretto scherzando
9. Allegro - Meno mosso quasi tempo
primo
10. Lento maestoso - Vivace quasi doppio
movimento |
トリオ・オレロン
Judith Stapf(ヴァイオリン)
Arnau Rovira i
Bascompte(チェロ)
Marco Sanna(ピアノ) |
録音:2024年7月2、8-11日 バイエルン放送
第2スタジオ
総収録時間:72分
1883年に書かれたピアノ三重奏曲第3番は、母の死の影響を受けて陰鬱な性格を帯びながらも、同時期の「交響曲第7番」と通じる重厚さを示します。
完成後に中間楽章の並び替えを含む大幅な改訂が施されています。1890-91年の第4番は、ヴァイオリン・チェロ・ピアノのための6つの「ドゥムカ」で構成された、伝統的な四楽章制を破った独創的な作品です。
「ドゥムカ」とはスラヴ民謡に由来する抒情的な小曲で、哀愁ある部分と舞曲的な部分が交替するのが特徴です。
各曲は民俗的要素を重視し、息の長い旋律、リュート風のピッツィカート、バグパイプ風を思わせる持続音、快活な舞曲のリズムが多用されます。
1891年プラハでの初演では、ドヴォルザーク自身がピアノを担当し大成功を収め、アメリカ渡航前の告別ツアーでも頻繁に演奏されました。
トリオ・オレロンは2019年にケルンで結成されたピアノ三重奏団。
ARDミュンヘン国際音楽コンクールをはじめ、メルボルンやグラーツなど数々の国際コンクールで優勝を飾り注目を集めています。
アンサンブル名はエスペラント語で「耳」を意味し、深い一体感とエネルギーに満ちた演奏で知られます。
アムステルダム・コンセルトヘボウやウィーン楽友協会などのホールにも出演し、名曲と知られざる作品を組み合わせた革新的なプログラムを展開しています。
忘れられた女性作曲家に光を当てる「ベートーヴェンの娘たち」プロジェクトや、エイミー・ビーチ他、女性作曲家の作品を収めたアルバムも高く評価されています。
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ショップ:宗教的コンツェルト集 第1巻
ヨハン・ショップ(1590-1667):
宗教的コンツェルト集 第1巻(1643)
1.アレルヤ、主をたたえよ
2.主に向かいて歓呼の声をあげよ
3.主をたたえよ、わが魂よ
4.5声のアルマンド5.5声のクーラント
6.わが魂は主をあがめ7.高き天より
8.スペインのパヴァーヌ
9.神よ、ほめたたえらるべし
10.アダムの堕落によりて
11.5声のイントラーダ
12.賛美と栄光がありますように、おお、主よ |
エルプグート(声楽アンサンブル)
ハンブルク・ラーツムジーク
(古楽器アンサンブル)
ジモーネ・エッカート(指揮) |
録音:2024年6月9-12日 ドイツ、クヴァルンベルク、フレムフーデ 聖ゲオルク&聖マウリティウス教会
収録時間:54分
「主よ、人の望みの喜びよ」の旋律を作った作曲家ショップの宗教曲をドイツの気鋭の古楽アンサンブルが録音!
1590年、ハンブルクに音楽家の息子として生まれたヨハン・ショップは、初めに父親から音楽教育を受け、後にデンマークのクリスティアン4世の宮廷に仕えたことで知られるウィリアム・ブレイドからヴァイオリンを学んだとされています。
その後、ヴォルフェンビュッテル宮廷の楽団でヴァイオリニストとして活躍、その実力は楽団の指揮者をしていたミヒャエル・プレトリウスも賞賛するほどでした。
1633年にクリスティアン4世が王子の婚礼の音楽を作曲・演奏させるべくハインリヒ・シュッツをコペンハーゲンに招いた際には、ヴァイオリンの名手としてショップも加わり、結婚式の音楽を演奏しました。
その後は故郷ハンブルクで裕福な市民たちのための祝祭音楽や教会の典礼音楽を作曲、演奏する役割を担いました。
彼は在世中に作曲家・ヴァイオリニストとして大きな称賛を浴び、ドイツの初期バロック音楽に重要な貢献を果たしましたが、現在では彼の名前が挙がるとしても、バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」の元になったコラール旋律(このアルバムには未収録)の作曲者として言及される程度となっています。
ショップの「宗教的コンツェルト集 第1巻」は、シュッツやプレトリウスらによってルター派の典礼音楽に導入された新しい様式による教会音楽集。
イタリアのコンチェルト様式とドイツ語のテキストを結びつけた宗教的コンツェルトは、器楽合奏を伴う独唱や重唱のための音楽で17世紀のドイツの教会音楽の主流となりました。
ショップの作品は、独唱または重唱と通奏低音というシンプルな編成の作品が大半ですが、中には弦楽合奏を伴う二部合唱による比較的規模の大きな楽曲(トラック1および12)もあります。
このCDでは「宗教的コンツェルト集」所収の楽曲の合間にショップの器楽合奏作品が加えられており、優れた技巧を称賛されたヴァイオリニストとしての腕前を感じさせます。
2018年に創設された声楽アンサンブル、エルプグートは、主にドイツ・バロック時代の作品をレパートリーとし、CDデビューとなったバッハの「ヨハネ受難曲(第2稿)」は権威あるOPUS
KLASSIK賞に輝きました(2020年)。
ライプツィヒで開催されたバッハ・マラソンなど数多くの音楽祭にも招待され、その高い歌唱力、アンサンブル能力が好評を博しています。ここでは5人の歌手たちが独唱にアンサンブルにと活躍し、作品のすばらしさを伝えます。
器楽合奏を担当するハンブルク・ラーツムジークは、1991年にバーゼル・スコラ・カントールムでジョルディ・サヴァールの薫陶を受けたヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ジモーネ・エッカートによって結成された古楽器アンサンブル。
グループ名は、1522年にハンブルク市が雇用した楽団の名前から取られています。結成から30年以上、ドイツの古楽シーンで重要な役割を果たし、欧米各国に加え日本や中国までも巡るコンサート・ツアーを行い、約40のCDをリリースしています。
この録音では、2人のヴァイオリン奏者と3人のガンバ奏者、テオルボとオルガンという編成で、声楽陣と一体となった「歌い語る」優れた演奏を披露。
「スペインのパヴァーヌ」では、ディスカント・ガンバを弾いたエッカートの妙技を聴くこともできます。
見過ごされてきた優れた音楽に光を当てる当録音にご注目ください。
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ODRADEK RECORDS
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ODRCD 466
(3CD 2枚価格)
\4800 →\4390
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シモン・ガウデンツ(指揮)&イェーナ・フィル
「マーラー交響曲全集第4集 第8番、第9番」
(1)アンドレア・ロレンツォ・スカルタッキーニ:エニグマ
(2)マーラー:交響曲第9番ニ長調
(3)アンドレア・ロレンツォ・スカルタッキーニ:アニマ
(4)マーラー:交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」 |
シモン・ガウデンツ(指揮)
イェーナ・フィルハーモニー管弦楽団
ロベルト・シューマン・フィルハーモニー管弦楽団
エリザベス・ドファイド(ソプラノ い 、罪深き女)
ユリア・ゾフィー・ワーグナー(ソプラノ II
、懺悔する女)
辻井亜季穂(ソプラノ III 、栄光の聖母)
マルレン・ビーベル(アルト I 、サマリアの女)
エヴリン・クラーエ(アルト II 、エジプトのマリア)&(アニマ・アルトソロ)
トーマス・エッスル(バリトン、法悦の教父)
マルティン=ヤン・ネイホフ(バス、瞑想する教父)
ケムニッツ歌劇場合唱団
イェーナ・フィルハーモニー合唱団
イェーナ・マドリガル・クライス
イェーナ・フィルハーモニー児童合唱団
リヴィウ国立アカデミー児童合唱団
リヴィウ男声合唱団「ドゥダリック」 |
マーラー交響曲全集 第4集 第8番、第9番 3CD
録音:2025年2月12-15日(1,2)、2024年3月6,7日(3,4)イェナ・フォルクスハウス(1,2)、ケムニッツ、シュタットハレ(3,4)
アンドレア・ロレンツォ・スカルタッツィーニ(作曲)
1971年バーゼル出身。
バーゼル大学で文学を学び、バーゼル音楽アカデミー、ロンドン王立音楽アカデミーで作曲を学ぶ。
ルドルフ・ケルターボルン、ヴォルフガング・リームに師事。
オペラ作品はヨーロッパの主要なオペラハウスで上演されており、イェーナ・フィルハーモニー管弦楽団のコンポーザー・イン・レジデンスを務めている。
シモン・ガウデンツ(指揮)
1974年バーゼル出身。
2010年から2013年までデンマークのオーデンセ交響楽団の首席客演指揮者を務め高い評価を得る。
2018年より、イェーナ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽総監督に就任する。
スカルタッツィーニの作品と組み合わせたマーラーの交響曲全集の録音が進行中。
今回はその第4弾となる。
ガウデンツ指揮による演奏はアンサンブルの密度が高く、適度に客観的な視点があるところに新しさが感じられる。特にセッション録音の第9番は、冷静で感情過多になっていない所に共感を覚える。
ライヴ録音の第8番は、所によってソリストの感情が勝る箇所もあるが白熱した演奏といえる。
編成も大きいので、このくらいの熱量はむしろ好感を持って聴くことができた。
第1弾から続くこれらの新しいマーラーの演奏スタイルは、これからも多くの聴衆の共感を呼ぶと思われる。次の第5弾も大いに期待したい。
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「内なる印象 リュドミラ・ゲオルギエフスカヤ」 |
リュドミラ・ゲオルギエフスカヤ(ピアノ) |
モンポウ:内なる印象
(1)I.哀歌Ⅰ/(2)II.哀歌II/(3)III.哀歌III/(4)IV.哀歌IV/(5)V.悲しい鳥/
(6)VI.小舟/(7)VII.子守歌/(8)VIII.秘め事/(9)IX.ジプシー
チャイコフスキー
(10)ドゥムカ(ロシアの農村風景)ハ短調、Op.
59
16の子供のための歌:サムイル・フェインベルク編曲
(11)I.春 Op. 54 - 3/(12)II.私の庭 Op.
54 - 4/(13)III.子供の歌 Op. 54 - 16
雪娘 Op. 12 より:アレクサンドル・ジロティ編曲
(14)ラメント、2つの主題によるノクターン
(15)ワルツ 嬰ハ短調、Op. 40 - 9/(16)ロマンス へ短調、Op.
5
ロドリーゴ:アンダルシアの4つの版画
(17)I.シラス売り/(18)II.グアダルキヴィル川の黄昏/
(19)III.悪魔のセギディーリア/(20)IV.カディスの小舟 |
2024年12月11,12日 スフィアーズ・スタジオにて収録
リュドミラ・ゲオルギエフスカヤ(ピアノ)
チャイコフスキー音楽院で学ぶ。タチアナ・ガリツィスカヤ、リュドミラ・ロシーナに師事。
ローマ・サンタチェチーリア音楽院で、セルジオ・ペルティカローリに師事。
2013年にリリースした、ベートーヴェンとシューマンのソロアルバムが国際的に高い評価を得る。
またデュオ活動にも積極的で、夫君のトーマス・シュヴァン、姉妹のオリガ・ゲオルギエフスカヤとデュオを組んでいる。ノース・テキサス大学の助教授に就任して後進の指導にも力を注いでいる。
アルバムのタイトル通りの繊細で内省的な楽曲で構成されている。
特にモンポウとチャイコフスキーは、彼らの性格がそのまま音楽になった印象である。
ロドリーゴも視力を失っていたため、自らの心象風景をストレートに音楽にしているようだ。
作曲家の心の声にフォーカスした企画で、ピアニストの持ち味が生かされたアルバムである。
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「ノース・ウェイヴス グダニスクの現代音楽」
(1)マレク・チェルニエヴィチ:二等分
(2)タデウス・リクサ:印象
(3)アンジェイ・ジャデク:即興曲
(4)カミル・チェシリク:弦楽四重奏曲 第1番
(5)アンナ・ロツワフスカ=ムシアツィク:
もう一度、子守歌を
(6)アダム・ディースナー:カッスビア風のロンド
(7)ピオトル・イェンジェイチク:
ファンタジアとカノン
(8)フベルト・ガブリエル・ジュムジュキ:
他の衣服の下に
(9)クリシシュトフ・オルチャク:ノース・ウェイヴス |
リサルド・ミンキエヴィチ(テノール)トラック9
アンドジェイ・カツプルジャーク(ヴァイオリン1)トラック4
パヴェウ・ククリニュスキ(ヴァイオリン2)トラック4
クルジストフ・コメンダレク=ティメンドルフ(ヴィオラ)
トラック1、3、4、5、6、8、9
ヤクプ・グルジェラホフスキ(チェロ)トラック4
ピオトル・ノヴィツキ(ピアノ)トラック2
マチェイ・ガンスキ(ピアノ)トラック3
マウゴルジャータ・ヴァレンティノヴィチ(ピアノ)トラック5
イザベラ・パシュキエヴィチ(ピアノ)トラック1
ラファウ・イェンドジェイェフスキ(フルート)トラック1、7
パヴェウ・ノヴィツキ(パーカッション)トラック1、2、
パヴェウ・ザガニュツィク(アコーディオン)トラック7、9 |
ノース・ウェイヴス グダニスクの現代音楽
2024年11月、12月 モニューシュコ音楽院コンサートホールにて収録
ポーランド最大の港湾都市として知られている、グダニスクの音楽院に関わりのある作曲家の室内楽作品集。
演奏しているメンバーもグダニスクの音楽院の関係者である。
全てここ10年の間に作曲されているが、前衛的なものから調性を持つ作品まで幅広い作風が楽しめる。
まさにグダニスクの今が収録されたアルバムとなっている。
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<国内盤>
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オクタヴィアレコード
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OVCL 00878
(HQ HYBRID)
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ジョナサン・ノット(指揮)&東京交響楽団
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」&第8番
ベートーヴェン:
交響曲第3番変ホ長調作品55 「英雄」
交響曲第8番ヘ長調作品93 |
ジョナサン・ノット(指揮)
東京交響楽団 |
2017年12月2日東京・サントリーホール(第3番)、2025年7月26日ミューザ川崎シンフォニーホール(第8番)
にてライヴ収録
ジョナサン・ノット&東京交響楽団ベートーヴェン・シリーズ!
Last Seasonを迎えた名コンビ、音楽監督ジョナサン・ノットと東京交響楽団によるベートーヴェン・シリーズ第4弾の登場です。
「ベートーヴェンの交響曲を一曲だけ採るとしたら、私はきわめてウィットに富むこの第8番を選びます。驚くほどの興味を惹かれる作品なのです。」また「今シーズン全体を再訪の機会、そして様々なものごとをひとつの結論に結ぶための時間」と語るノットが強く魅了されるという第8交響曲を、フェスタサマーミューザKAWASAKI
2025オープニングコンサートにて8年ぶりに再演。思いの丈をタクトに込めた熱演ぶりは大喝采を浴びました。
カップリングは2017年定期演奏会にて披露された第3番。東響と共に探求し続けてきたベートーヴェン像の締め括りに相応しい白熱のライヴレコーディングをぜひご堪能ください。
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OVCL 00885
(HQ HYBRID)
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井上道義(指揮)&新日本フィル
マーラー:交響曲第7番ホ短調「夜の歌」 |
井上道義(指揮)
新日本フィルハーモニー交響楽団 |
2000年4月8日東京、すみだトリフォニーホールにてライヴ収録
2000年の井上道義NJPマーラー・ツィクルスからの初出盤!
井上道義と新日本フィルハーモニー交響楽団が1999年から2000年に取り組んだ"マーラー・ツィクルス"の第7回目公演のライブ録音が、25年ぶりにCD化。
東条碩夫氏がライナーノートにて「指揮者の主張が極めて明確に表れた、実に流れよく統一の取れた、優れた演奏」と語る、当時50代半ばの井上の意気軒昂たる音楽が収められています。
繊細なニュアンスまで統率された新日本フィルのサウンドからは、井上の音楽監督時代に築いた厚い信頼関係をうかがい知ることができるでしょう。
四半世紀の時を経て世に放たれる気魄の快演を、どうぞお楽しみください。
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OVCL 00892
(HQ HYBRID)
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周防亮介(ヴァイオリン)
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(全曲)
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV1001
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調BWV1003
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調BWV1005 |
周防亮介(ヴァイオリン) |
2025年5月13-16日碧南市芸術文化ホール「エメラルドホール」にて収録
待望のバッハ無伴奏アルバム
圧倒的実力を誇る名手が、ついにバッハの無伴奏作品をレコーディング。精度の高いテクニックに定評のある周防が、当盤では深い歌心と優れた音楽性を存分に発揮しています。
豊かな感受性と表現力が作品の美しさを際立たせ、自然な流れの中に躍動性や抑揚がバランスよく共存する真摯な演奏。
周防の魅力に溢れたバッハの世界をお楽しみください。
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OVCL 00888
(HQ HYBRID)
\3850
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18年ロン=ティボー第2位、
19年チャイコフスキー・コンクール第4位、
そして24年ジョルジュ・エネスク国際コンクールの覇者
金川真弓(ヴァイオリン)~VOYAGE ― 無伴奏リサイタル
―
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調
BWV1006
イザイ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番ホ短調作品27-4
エネスク:
幼きころの印象作品28より第1曲「吟遊詩人」
(田舎まわりのヴァイオリン弾き)
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
Sz.117
ストラヴィンスキー:エレジー(悲歌) |
金川真弓(ヴァイオリン) |
2025年4月14-16日高崎芸術劇場にて収録
生き生きと脈動する、音楽。
金川真弓の「RECITAL」に続く第2作は、待望の無伴奏アルバム。
古典の名品バッハから憂愁深いストラヴィンスキーへ続く作品群は、古今の作曲家がこの楽器に託した語法や技法が練りこまれた難曲ばかり。
「人生は神話やソナタのように整然とした弧を描きません。一つの冒険が次の冒険へと重なり合い、あらゆる瞬間に疑念と勝利があり、物語は続いていきます」(金川真弓ライナーノーツより)と述べるように、どの一曲どの一瞬にも鼓動があり、作品が生命の根源から放たれるような脈動感に満ちています。
18年ロン=ティボー国際コンクール第2位、19年のチャイコフスキー国際コンクール第4位、そして24年ジョルジュ・エネスク国際コンクールの覇者は、ここにヴァイオリンの新たなる可能性を拓いています!
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9/9(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
DA VINCI CLASSICS
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モニカ・リーギ(チェロ)
フックス:チェロ・ソナタ集
ロベルト・フックス(1847-1927)
チェロ・ソナタ第1番ニ短調 Op.29
チェロ・ソナタ第2番変ホ短調 Op.83
チェロとピアノのための幻想小曲集 Op.78 |
モニカ・リーギ(チェロ)
イヴァン・マリボシュカ(ピアノ) |
ロベルト・フックスのチェロ作品集!
☆近年再評価が進むロベルト・フックスのチェロ作品集!
☆ウィーンの音楽遺産に深く根ざし、伝統と個性のユニークな融合を捉えた後期ロマン派室内楽!
洗練された独自の音楽性と多大な影響力が近年になって再発見されつつある19世紀オーストリアの作曲家、ロベルト・フックスのチェロ作品をフィーチャーしたアルバム。
マーラー、ヴォルフ、シベリウスといった巨匠らに愛された教師として知られるフックスは、自身も優れた作曲家でもありました。
チェロ・ソナタ第1番は若々しいエネルギーと抒情性に満ち、後期ロマン派の伝統とブラームスやブルックナーの影響を反映しています。
シューマンに触発された幻想小曲集 Op.78は、優雅さや機知、色彩に満ちた一連の性格的小品を提示します。
チェロ・ソナタ第2番はウィーン風の抒情性と形式的な明晰さ、そして表現の温かさが融合した、成熟して自信に満ちた独自の作風を示しています。
ウィーンの音楽遺産に深く根ざし、伝統と個性のユニークな融合を捉えた後期ロマン派室内楽の価値ある探求を、イタリアのチェリスト、モニカ・リーギとベラルーシのピアニスト、イヴァン・マリボシュカのデュオでお贈りします。
モニカ・リーギとイヴァン・マリボシュカは、デュオとして活発に活動をしており、2021年にリーギが設立した「ピアチェンツァ・クラシカ・フェスティヴァル」では、2022年からマリボシュカが芸術監督を務めています。
※録音:2024年10月、DVスタジオ(イタリア)
使用楽器:
Piano: Steinway & Sons del 1953 (Model
D, 353153)
Cello: Joseph Charotte-Millot, Mirecourt,
c.1820-1830

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ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ:
シェイクスピアの登場人物によるギター・ソナタ集
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-2012):
3つのテント(《Kammermusik 1958》 より)
王宮の冬の音楽-
シェイクスピアの登場人物によるソナタ第1番、ソナタ第2番 |
アンドレア・フェッラーリオ(ギター) |
ジュリアン・ブリームに献呈されたヘンツェの傑作
《王宮の冬の音楽》 !
☆英国ギター界の巨匠ジュリアン・ブリームに献呈された、シェイクスピアの登場人物にインスピレーションを得たヘンツェの傑作
《王宮の冬の音楽》!
☆国際コンクール受賞歴多数の実力派ギタリスト、アンドレア・フェッラーリオ!
20世紀後半を代表するドイツの作曲家の一人、ハンス・ヴェルナー・ヘンツェは、オペラ、交響曲、協奏曲、室内楽、バレエ音楽など幅広いジャンルで作品を残し、多数の芸術賞や音楽賞、名誉博士号なども授与しています。
本アルバムは、シェイクスピア作品の12人の登場人物を描いた全9楽章のギター・ソナタで、英国ギター界の巨匠ジュリアン・ブリームに献呈されたことでも知られる
《王宮の冬の音楽》 と、ブリテンに捧げられた
《Kammermusik 1958》 からの《3つのテント》
をカップリングし、ヘンツェの多彩なギター作品を堪能できる好企画です。
イタリアの実力派ギタリスト、アンドレア・フェッラーリオは、コモ音楽院でフランチェスコ・ディオドヴィッチに、アオスタ音楽院でロレンツォ・ミケリに師事し最優秀で修了。
さらにオスカー・ギリアやゾーラン・ドゥキッチら世界的名手に師事し、G.ロスピリオージ国際コンクールやモンカリエーリ国際音楽コンクールなど、数々の国際コンクールで受賞を重ねてきました。
ヨーロッパ各地でのリサイタルや協奏曲のソリスト出演に加え、デュオ活動や現代ギター音楽の普及にも尽力。
2020年のソロ・デビュー・アルバム《運命愛(アモール・ファティ》
(C00328)は、主要音楽誌で高い評価を受け、教育者としても後進の指導に力を注いでいます。
その卓越した技巧と豊かな音楽性が、ヘンツェの緻密で情感あふれる音楽を鮮やかに描き出します。
※録音:2024年4月(イタリア)

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J.S.バッハ:音楽の捧げもの&14のカノン
J.S.バッハ:
幻想曲 ハ短調 BWV918
(ジルバーマン・ピアノによる
フリードリヒ大王のための即興)
音楽の捧げもの BWV1079
14のカノン BWV1087
(ゴルトベルク変奏曲の主題に基づく)
シチリアーノ
(フルートと通奏低音ためのソナタ
ホ長調 BWV1035より、
バッハとフリードリヒ大王の共演) |
コンチェルト・マドリガレスコ
〔フィオレッラ・アンドリアーニ(バロック・フルート)、
マウロ・ロペス(ヴァイオリン)、
ルカ・グリエルミ(ジルバーマン・ピアノ&音楽監督)〕 |
バロック・フルート、ヴァイオリン、ジルバーマン・ピアノという編成で描くバッハ!
1747年、バッハはプロイセン王フリードリヒ2世の宮廷を訪問し、その場で与えられた主題に基づくフーガをジルバーマンのフォルテピアノで即興演奏しました。
これを契機に生まれたのが《音楽の捧げもの》です。
本作は冒頭に《幻想曲》、終曲に《シチリアーノ》を配して、1747年の出会いを「序」と「結び」で額装する構成となっています。
コンチェルト・マドリガレスコはバッハの秘められたピタゴラス的・天文学的思想を反映した「音楽の宇宙」への捧げものとして作品を解釈し、バロック・フルート、ヴァイオリン、ジルバーマン・ピアノという編成でその精妙な対位法を描き出しています。
※録音:2022年5月(トリノ、イタリア)
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ONYX
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ドミンゴ・インドヤン(指揮)&ロイヤル・リヴァプール・フィル
イベリア ~
シャブリエ、ドビュッシー、ラヴェル:管弦楽作品集
シャブリエ:交響詩《スペイン》
ドビュッシー:
管弦楽のための《映像》 より 「イベリア」
ラヴェル:
スペイン狂詩曲
組曲《鏡》 より 「道化師の朝の歌」
逝ける王女のためのパヴァーヌ |
ドミンゴ・インドヤン(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団 |
インドヤン&RLPO!フランスの作曲家たちによるスペイン音楽!
☆ドミンゴ・インドヤン&RLPOのOnyxからの7作目となるリリース!
☆フランスの作曲家たちによるスペインにまつわる管弦楽作品集!
ワシリー・ペトレンコの跡を継いで2021年9月からロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(RLPO)の首席指揮者を務めるアルメニア系ベネズエラの若き指揮者、ドミンゴ・インドヤン。
故郷であるベネズエラの作曲家たちを取り上げた「ベネズエラ!」(ONYX4251)に続くOnyxからの7作目のリリースとなる今回は、3人のフランス人作曲家が手掛けたスペインにまつわる管弦楽作品にフォーカスを当てます。
19世紀終盤~20世紀初頭のフランスには、移民や観光の流行によって音楽を含む様々な文化がスペインから持ち込まれました。絵画や文学でもスペインをテーマにした作品が多く生まれたこの時代のフランスでは、音楽家たちもまた大きな影響を受けています。
このアルバムには絵画「スペインの歌手」でも知られるフランス人画家エドゥアール・マネとの交流を契機に作曲され"スペイン音楽ブーム"の火付け役にもなったシャブリエの「交響詩《スペイン》」をはじめ、ファリャに「彼はスペインに足を踏み入れることなくしてスペイン音楽を書いた」と称賛されたドビュッシーの「イベリア」、母親の血筋であるスペインの音楽に多大な影響を受けたラヴェルの3作品を収録。
スペインの植民地時代を経て現在もスペイン語を公用語とするベネズエラに生まれたインドヤンにとっても所縁の深いプログラムといえるでしょう。
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RUBICON
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グリーグ:ピアノ作品集
グリーグ:
抒情小品集 第10集 Op.71、
自作の歌曲によるピアノ曲 Op.41、気分
Op.73、
ペール・ギュント第1組曲 Op.46
(アレグザンダー・ウルマン編) |
アレグザンダー・ウルマン(ピアノ) |
アレグザンダー・ウルマン自身の編曲によるピアノ独奏版《ペール・ギュント》!
☆2つのリスト国際コンクールを制したアレグザンダー・ウルマンによるグリーグ作品集!《ペール・ギュント》の新たな編曲版も!
ショパン同様、グリーグは小品にもっとも自在な詩情を託した作曲家で、ハンス・フォン・ビューローは彼を「北欧のショパン」と呼びました。
本作は《抒情小品集》第10集に加え、おそらくグリーグの最晩年作である《気分》、作曲者自身による歌曲のピアノ独奏用編曲を収録し、最後はウルマン自身による《ペール・ギュント第1組曲》の新たな編曲で締めくくります。
原曲の色彩と質感を鮮やかに捉えた見事なトランスクリプションです。
1991年ロンドン生まれのアレグザンダー・ウルマンは、レオン・フライシャーやドミトリ・アレクセーエフに師事し、2011年にブダペストで行われたフランツ・リスト国際ピアノ・コンクール(ブダペスト国際音楽コンクール)で優勝。
2014年から2017年まではヤング・クラシカル・アーティスツ・トラスト(YCAT)の代表として活動。2017年にはオランダ、ユトレヒトで行われたフランツ・リスト国際ピアノ・コンクールでも見事優勝を勝ち取りました。
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サーリアホ&ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏のための作品集
ショスタコーヴィチ:
弦楽四重奏曲第3番ヘ長調 Op.73、
24の前奏曲 Op.34より
(第1,2,4,6,7,12,22番、
アムステルダム・デュドック四重奏団による弦楽四重奏版)
サーリアホ:弦楽四重奏のための《テッラ・メモリア》 |
アムステルダム・デュドック四重奏団 |
アムステルダム・デュドック四重奏団のサーリアホ&ショスタコーヴィチ!
ショスタコーヴィチは弦楽四重奏曲第3番を自身の最良作の一つと見なし、当初は各楽章に「来たる大災厄への無邪気」「解き放たれた戦争の力」などの表題を与えましたが、まもなく撤回しました。
ソ連当局への配慮とも推測されますが、作品は辛辣なユーモア、陰影、情熱に満ちた強烈な語りを保っています。
サーリアホの《テッラ・メモリア》はこの世を去った人々へ捧げられた作品で、作曲者は「私たちは、もはや共にいない人々のことを、これからも記憶し続けます。
彼らの人生は完結しており、そこに何かが付け加えられることはありません......彼らと共に過ごした体験、彼らの人格のさまざまな側面
―― ある記憶は私たちの夢にまとわりつき、また別のものは、私たちが再び追体験できる鮮明な閃光として残ります」と述べています。
「21世紀の弦楽四重奏団として、演奏する音楽の意味を探り、過去の音楽を現代の聴衆のために新たな意味をもって反映させる最善の方法を常に探し求めている」というアムステルダム・デュドック四重奏団。
英ガーディアン紙は彼らの「しなやかで生き生きとした音と構造と細部への注意深い感覚」を称賛しました。
アンサンブル名は、音楽をこよなく愛したオランダの著名な建築家ウィレム・マリヌス・デュドック(1884-1974)に由来しています。
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SIGNUM
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さやかに星はきらめき ~
セント・ジョンズからのクリスマス・キャロル集 |
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団
クリストファー・グレイ(指揮) |
1. アドルフ・アダン:O holy night
2. サリー・ビーミッシュ:In the stillness
3. タムシン・ジョーンズ:Noel, verbum
caro factum est (Multitude of Voyces Edition,
2020)
4. 伝承曲(フィリップ・レッジャー編):Sussex
Carol
5. ジョン・ラッター:There is a flower
6. ジョン・ジュベール:There is no rose
7-8. ハーバート・ハウエルズ:Three Carol-Anthems
10. ロバート・ルーカス・ピアサル:In
dulci jubilo
11. エロリン・ウォーレン:Peace on earth
12. メンデルスゾーン:When Jesus our
Lord
13. グルーバー(サイモン・モーリー編):Stille
Nacht
14-17. プーランク:Quatre motets pour
le temps de Noël
18. ベッキー・マクグレイド:In the bleak
midwinter
19. ジョナサン・ダヴ:The Three Kings |
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジCho!新音楽監督によるクリスマス・アルバム!
☆名門ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団による2025年クリスマス・アルバム!
1670年代に創設され、世界でも有数のカレッジ聖歌隊として活動を続けるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団。
2007年から2022年まで音楽監督として多くの名唱を支えてきたアンドルー・ネスシンガがセント・ジョンズ・カレッジを離れウェストミンスター寺院のオルガニスト&聖歌隊長に就任し、スティーヴン・ダーリントンを挟んで、2023年4月に新たにセント・ジョンズ・カレッジの音楽監督となったクリストファー・グレイ。
新音楽監督グレイによる2枚目のアルバムでは、彼らの最新クリスマス・アルバムがリリースされます。
プログラムの中心になるのは、プーランクの雰囲気溢れる「クリスマスのための4つのモテット」、第二次世界大戦中に同合唱団を指揮したハウエルズによる心のこもった「3つのキャロル・アンセム」。
更に、ジョン・ラッターが1985年に同合唱団のために書いた美しいキャロル「There
is a flower」、英国国王の音楽師範であるエロリン・ウォーレンによる心に残る「Peace
on earth」などを収録。勿論、「さやかに星はきらめき」や「きよしこの夜」といった不朽の名作も聞き逃せません。
「このアルバムの目的は、レパートリーで新境地を開拓することではなく、古典的な作品を現代の世代にも新鮮に感じてもらうことです」――
クリストファー・グレイ

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ブリテン、イモージェン・ホルスト、ダニエル・キダネ:歌曲集
ブリテン:冬の言葉 Op.52/イモジェン・ホルスト:4つの歌*/
ダニエル・キダネ:イルミネーションの歌*/
ブリテンによる民謡編曲:
Sally in our Alley、The Ploughboy、
The Last Rose of Summer、How Sweet the
Answer、
Ca' the Yowes、Oliver Cromwell
※世界初録音 |
ニック・プリッチャード(テノール)
イアン・ティンデイル(ピアノ) |
ニック・プリッチャードがイギリス歌曲の魅力を余すことなく伝える1枚。
ブリテンの代表作《冬の言葉》を中心に、イモジェン・ホルスト、ダニエル・キダネによる歌曲、そしてブリテンの巧みな民謡編曲を織り交ぜたイギリス歌曲集です。
ウィリアム・ブレイクの世界観に触発された本作は、様々な風景を歌で巡るような構成となっており、ロイヤル・カレッジ・オヴ・ミュージックで出会った二人のアーティストによる長年の共演の成果でもあります。
イモジェン・ホルストの知られざる佳作、キダネによる新作《イルミネーションの歌》の世界初録音も含まれており、英語歌曲の魅力を余すことなく伝えるアルバムとなっています。
ニック・プリッチャードは、J.S.バッハの音楽の解釈、特に受難曲におけるエヴァンゲリストの役で広く高い評価を受けているテノールです。
ガーディアン紙に「卓越したエヴァンゲリスト」と評され、エリオット・ガーディナーとともにドイツ・グラモフォンに録音したヨハネ受難曲は国際的な称賛を得て、グラミー賞最優秀合唱パフォーマンス部門にノミネートされました。
※録音:2025年1月22日-24日(イギリス)
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AMBRONAY EDITIONS
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ゴーティエ・ド・マルセイユ: 合奏曲集
ピエール・ゴーティエ・ド・マルセイユ(1642-1696):
『同じ調で揃えて組曲仕立てにした
故ゴーティエ氏の合奏曲集』(1707年パリ刊・全曲)
1-6. 組曲 ト短調
1. Ouverture/2. Prelude/
3. Les Plaisirs (Ritournelle)
喜び(リトルネル)/
4. Sarabande/5. Loure/
6. Air des Paysans (Rigaudon)農民たちの調べ(リゴードン)
7-11. 組曲 ト短調
7. Les Heures Heureuses (Gracieusement)
幸せなひととき(優美に)/
8. Airs des paysans et des Pastres
-
Rigaudon (Rondeau)農民たちと羊飼いたちの調べ~
リゴードン(ロンド)/
9. Gavotte/10. Ier Menuet (Rondeau)/
11. IIe Menuet (Rondeau)
12-15. 組曲 ハ長調
12. Prelude/13. L'embarras de
Paris パリの戸惑い/
14. Symphonie/15. Marche
16-19. 組曲 ト長調
16. Prelude/17. Symphonie/18.
Menuet/
19. Les Matelots 水夫たち
20-23.組曲 ハ短調
20. Symphonie/21. Air/22. Passacaille/23.
Sommeil 眠り
24-26. 組曲 ハ短調/ハ長調
24. Les Prisons (Prelude) プレリュード「牢獄」~
アヴィニョンの牢獄で作曲
25. Suite des Prisons (Gravement)「牢獄」の続き(荘重に)
26. Marche des Barbets バルビー犬の行進
27-28. 組曲 ヘ長調
27. Carillon 鐘/28. Air/29.
Chaconne
30-36. 組曲 ニ短調/ニ長調
30. La Tendresse 優しさ/31.
Ier Menuet/
32. IIe Menuet/33. Ier Rigaudon/34.
IIe Rigaudon
35. Les Regrets (Tendrement) 心残り(優しく)/
36. Suite des Regrets 「心残り」の続き
37-41.組曲 ニ短調
37. Ouverture/38. Premiere Sarabande/
39. Deuxieme Sarabande/40. Bouree/41.
Fantaisie |
コエレ・アンサンブル(古楽器使用)
マルタ・ガフラス(フラウト・トラヴェルソ)
マルタ・コルベル(ヴァイオリン)
モニカ・ハルトマン(チェロ)
ナターリャ・オルチャク(クラヴサン〔チェンバロ〕) |
録音: 2025年3月26-29日 ジュジュリュ(フランス南東部 ローヌ=アルプ地方)、エスパス・キュルテュレルC.
J. ボネ
収録時間: 69分
【知られざる17世紀の南仏作曲家ゴーティエ、その真価を示す待望の新録音】
太陽王ルイ14世の治世にあって、フランス語台本による劇音楽の作曲を他者に許さなかった王室音楽総監督リュリが、例外的にフランス・オペラの作曲を認可したという南仏マルセイユの作曲家ピエール・ゴーティエは、有名なリュート音楽家の一族との区別で「マルセイユのゴーティエ」と呼ばれました。
莫大な資金を必要とするオペラ上演で破産の憂き目に遭い自作の楽譜を売却、南仏セートの海難事故で亡くなる不遇な後半生を送りましたが、作品は高い評価を得ていたようで、1707年には(当人の歿後10年以上が過ぎたにもかかわらず)本盤にある組曲集が王室出版局から刊行されています。
海運上イタリアと近かったマルセイユにありながら、一連の組曲は舞曲や描写的・象徴的な標題音楽が続くフランス流の洗練された音作り。
四半世紀以上も体系的な録音物がなかったこの重要曲集を、世界的に評価の高い古楽器奏者を多く輩出しているポーランドの若き名手4人が繊細な解釈で全曲録音、その全貌に触れる楽しみを提供してくれます。
ALPHAやAeolus、ACCENTなどでも重要な古楽器録音を多く手がける技師クリストフ・フロンメンのエンジニアリングを得ての、南仏の古楽祭を母体とするレーベルAmbronayからの頼もしいリリースです。

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ARCANA
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A.スカルラッティ: 降誕祭のためのミサ曲 他
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):
1-5. Messa per il Santissimo Natale
降誕祭のためのミサ曲(1707)
6. Beata Mater 麗しき母なる方(1707)
7-10. Non so qual piu m'ingombra
牧歌的室内カンタータ
「何がわたしをざわつかせるのか」H 476(1716)
11. O magnum mysterium おお、大いなる神秘(1707)
ジョヴァンニ・ジョルジ(生年不詳〔17世紀後半〕-1762):
12-16. 救世主降誕の夜に寄せる
4声のコンチェルタート様式によるミサ曲(世界初録音) |
カルロッタ・コロンボ(ソプラノ)
ギスリエーリ合唱団
ギスリエーリ合奏団(古楽器使用)
ジューリオ・プランディ(指揮) |
録音: 2025年3月18-21日 パドヴァ(イタリア北東部ヴェネト地方)、サーラ・デッラ・カリタ
収録時間: 69分
【古風な技法とメロディアスな調べの交錯。A.スカルラッティの降誕祭音楽】
2025年に歿後300周年となるイタリア・バロックを代表する声楽芸術の大家、アレッサンドロ・スカルラッティのクリスマス向け作品を中心としたアルバム。
555曲の鍵盤ソナタを書いたドメニコ・スカルラッティの父で、齢23にしてナポリ王室楽長に就任したアレッサンドロは間もなくローマでも頭角を現し、バロック芸術の一大拠点でもあったこの「永遠の都」でも多くの庇護者を獲得。
息子ドメニコの初期キャリア形成を助けながら、生涯を通じて最前線の作曲家であり続けました。
ローマにおける彼の活躍地には、紀元5世紀まで歴史を遡る重要な宗教施設サンタ・マリア・マッジョーレ教会が含まれており、本盤では作曲家が同教会に寄贈した降誕祭ミサ曲とモテットが前半を占め、メロディアスな調べをルネサンス以来の多声語法にかけあわせたA.スカルラッティならではの独特な教会音楽世界を堪能できます。
後半は同じく彼がクリスマス向けに書いたカンタータと、ローマのもう一つの重要な教会サン・ジョヴァンニ・ラテラーノ教会に奉職した同時代の作曲家ジョルジの充実した降誕祭ミサ曲を収録。
イタリア最前線をゆくギスリエーリ合唱団&合奏団が、各作品の持ち味をよく活かし、整然としたアンサンブルの中で躍動感をはらんだ自発性ある充実解釈を聴かせてくれます。

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AUDITE
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ウルジナ・マリア・ブラウン(チェロ)
バッハ、グバイドゥーリナ - 無伴奏チェロ作品集 |
ウルジナ・マリア・ブラウン(チェロ) |
1. ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-2025):10の前奏曲
第1番 Staccato – Legato
2. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV 1012
– II アルマンド
3. グバイドゥーリナ:10の前奏曲 第6番Flagioletti
4. グバイドゥーリナ:10の前奏曲 第7番 Al
taco – Da punta d'arco
5. J. S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番
ハ長調 BWV 1009 – II アルマンド
6. グバイドゥーリナ:10の前奏曲 第8番 Arco
– Pizzicato
7. グバイドゥーリナ:10の前奏曲 第9番 Pizzicato
– Arco
8. グバイドゥーリナ:10の前奏曲 第3番 Con
sordino – Senza sordino
9. J. S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番
ニ長調 BWV 1008 – II アルマンド
10.グバイドゥーリナ:10の前奏曲 第2番 Legato
– Staccato
11. J. S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番
変ホ長調 BWV 1010 – II アルマンド
12. グバイドゥーリナ:10の前奏曲 第5番
Sul ponticello – Ordinario –
Sul tasto
13. グバイドゥーリナ:10の前奏曲 第4番
Ricochet
14. J. S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番
ト長調 BWV 1007 – II アルマンド
15. グバイドゥーリナ:10の前奏曲 第10番
Senza arco, senza pizzicato
16-21. J. S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番
ハ短調 BWV 1011* |
使用楽器
1-15・・・1770-75年 カルロ・フェルディナンド・ランドルフィ製モダンチェロ
16-21・・・17世紀 Pamphilon family製バロック・チェロ
録音:2024年2月9-11日 ドイツ、ポリング、Bibliotheksaal
総収録時間:72分
「Gradus ad Parnassum 芸術の頂点への階梯」をテーマにしたアルバム。
18世紀と20世紀の音楽を組み合わせることで、時代を超えた響きのつながりや対話を示すとともに、曲の並べ方には音の高さや調性の工夫もあり、聴き手には自然なつながりを意識させます。
グバイドゥーリナの「10のプレリュード」は、あらゆる奏法を取り入れた練習曲で、現代のチェロ技法の集約ともいえる作品。
バッハのチェロ組曲はチェロ独奏というジャンルの基礎を築いた作品です。
なかでもここで全曲が演奏された第5組曲は、弦を低く調弦する(スコルダトゥーラ)特別な奏法や、リュリ風の序曲、4声のフーガを含む大規模で変化に富んだ内容で知られています。
ウルジナ・マリア・ブラウンはソリスト、室内楽奏者、作曲家として活躍し、歴史的演奏にも深く通じています。
名門校で学び、国際コンクールで受賞を重ね、現在はウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの首席チェリストを務めるなど、多方面で活動を続けています。
前作(AU97829)ではベートーヴェンをはじめとした古典派作品を19世紀の楽器(ロレンツォ・ヴェンタパーネ製)で披露しましたが、このアルバムではモダンとバロック、2種類のチェロを使い分けて演奏しています。
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BIS
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BIS2604
(SACD HYBRID)
\3100 →\2890
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クレア・ハモンド
ティペット、ブリテン、ウォルトン:
ピアノとオーケストラのための作品集
1-3. ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):
協奏交響曲(1927/1943改訂)-
管弦楽とピアノ・オブリガートのために
4-16. ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
ディヴァージョンズ Op21(1940/1954改訂)-
左手のピアノと管弦楽のために
17-19. マイケル・ティペット(1905-1998):
ピアノ協奏曲(1953-55) |
クレア・ハモンド(ピアノ...Steinway D)
BBC交響楽団
ジョージ・ヴァス(指揮) |
録音:ロンドン、BBCメイダ・ヴェール・スタジオ
MV1 2024年3月11-12日...1-3、17-19 2024年7月9日...4-16
総収録時間:80分
SACD層: Stereo, Multi-Channel 5.0
このアルバムは20世紀半ばのイギリスにおける協奏曲の新しい姿を映し出しています。
ウォルトンの「シンフォニア・コンチェルタンテ」は、当初バレエ音楽として構想されましたが、ディアギレフに却下されたため、友人のコンスタント・ランバートの提案で演奏会用作品として改作されました。
ストラヴィンスキーやプーランクなどの影響が感じられながらも、ウォルトン自身の個人的なスタイルが確立された、初期の重要な作品とされています。
ブリテンの「ディヴァージョンズ」は、第一次大戦で右腕を失った左手のピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタインの委嘱作品。変奏曲形式で書かれており、変奏ごとに異なる技巧を探求しています。
ティペットの「ピアノ協奏曲」は、ギーゼキングが演奏するベートーヴェン第4番の協奏曲に触発され、技巧誇示ではなく抒情的な旋律を探求した作品です。
豊かな対位法、輝く響きが特徴で、ときおりルネサンス期のマドリガル作曲家の影響も見られます。
クレア・ハモンドは、グラモフォン誌やタイムズ紙から絶賛される実力派ピアニストで、2016年にはロイヤル・フィルハーモニック協会ヤング・アーティスト賞を受賞しました。
BBCプロムスやベルリン、モントリオールでのデビュー以来、国際的な舞台で活躍を続けています。
現代音楽を重要なレパートリーとし、50作以上の世界初演を行い、20作以上の初演作品を録音しています。

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CHANDOS
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CHSA5371
(SACD HYBRID)
\3100 →\2890
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クロエ・ハンスリップ(ヴァイオリン)
ベネット、デューク:ヴァイオリン協奏曲
1-4. ロバート・ラッセル・ベネット(1894-1981):
ヴァイオリン協奏曲 イ長調(1941)
1. I. Allegro moderato/2. II. Andante
moderato/
3. III. Vivace/4. IV. Allegro non
troppo vivo
5-9. ベネット:Hexapoda ヘキサポーダ(1940)
5. I. Gut-Bucket Gus. Very slow and sustained
in rhythm
6. II. Jane Shakes Her Hair. Animato
7. III. Betty and Harold Close Their
Eyes. Lazily
8. IV. Jim Jives. Fast and very strict
9. V. --- Till Dawn Sunday. Vivo caldo
10-18. ヴァーノン・デューク(1903-1969):
ヴァイオリン協奏曲(1941-43)
10. I. Allegro molto/11. II. Tempo
di Valse/
12-18. III. Tema con Variazioni e Coda |
クロエ・ハンスリップ(ヴァイオリン)
シンガポール交響楽団...
1-4、10-18
マルクス・グンダーマン(リーダー)...1-4、10-18
アンドルー・リットン(指揮1-4、10-18/ピアノ...5-9) |
録音:2023年10月10-19日 シンガポール、Esplanade
Concert Hall...1-4 2023年10月26-27日 シンガポール、Esplanade
Concert Hall...10-18 2023年10月23日 シンガポール、Victoria
Concert Hall...5-9
総収録時間:60分
SACD層: Stereo, Multi-Channel 5.0
イギリスの人気ヴァイオリニスト、クロエ・ハンスリップが1940年代初頭のイギリスで書かれた貴重な作品を録音。
第2次大戦の渦中でしたが、意外にもポップで陽気な曲想を持つ魅力的なアルバムとなっています。
ベネットのヴァイオリン協奏曲は1941年の初演が空襲警報に中断されるという逸話を持ち、1956年に改訂されて以来、今回が初の録音となります。
「ヘキサポーダ」は6本の足を持つ節足動物を指す学名ですが、音楽はジャズ風の軽快さと、ウィットやユーモアに富んだ作品。ガーシュウィン作品を連想させます。
最終楽章は熱狂的なダンスの夜が日曜日の教会に行くために終わるというイメージが描かれており、最後に賛美歌「神はわがやぐら」のメロディーが奏でられます。
ここではリットンがピアノを担当、鮮やかな演奏を披露します。
ヴァーノン・デュークは本名をヴラジーミル・アレクサンドロヴィチ・ドゥケーリスキーといい、友人のジョージ・ガーシュウィンの提案で改名。
このヴァイオリン協奏曲はヤッシャ・ハイフェッツの勧めで作曲されましたが、初演は別の奏者によって行われ、長らく忘れられていました。
14歳でBBCプロムス、15歳でアメリカ協奏曲デビューを果たした国際的ヴァイオリニスト、クロエ・ハンスリップと、アンドルー・リットン指揮シンガポール交響楽団による演奏は、これらの知られざる名作の魅力を存分に引き出しています。
高解像度な録音で演奏の細やかなニュアンスまで楽しめます。

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ジャン=エフラム・バヴゼ
モーツァルト:ピアノ協奏曲 Vol. 11
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
1.歌劇 《アルバのアスカニオ》 K. 111
– 序曲
2-4. ピアノ協奏曲 ニ長調 K. 107 No. 1
2. Allegro/3. Andante/4. Tempo di
Menuetto
5-7. 歌劇《ポントの王ミトリダーテ》 K.
87 - 序曲
8-9. ピアノ協奏曲 ト長調 K. 107 No. 2
8. Allegro/9. Allegretto
10. 歌劇《騙された花婿》 K. 430 - 序曲
11-12. ピアノ協奏曲 変ホ長調 K. 107 No.
3
11. Allegro/12. Allegretto
13-17. 劇音楽《エジプトの王ターモス》
K. 345 -間奏曲
13. 2. Maestoso - Allegro ハ短調
14. 3. Andante 変ホ長調
15. 4. Allegro ト短調
16. 5. Allegro vivace assai ニ短調
17. 7a フィナーレ ニ短調 |
ジャン=エフラム・バヴゼ
(ピアノ:Yamaha CFX)...
2-4、8-9、11-12
マンチェスター・カメラータ
キャロライン・ペザー(リーダー)
ガボール・タカーチ=ナジ(指揮) |
録音:2024年5月18-20日 イギリス、マンチェスター、The
Stoller Hall, Hunts Bank
総収録時間:64分
ジャン=エフラム・バヴゼとガボール・タカーチ=ナジによるモーツァルトのピアノ協奏曲シリーズ第11集。
ピアノ協奏曲 K. 107はJ.C.バッハのソナタ作品5に基づく編曲で、父レオポルトが11歳のモーツァルトに課題として与えたものです。
若きモーツァルトは、鍵盤用のソロ・ソナタにオーケストラ・パートを加えて協奏曲に仕立てるという「パスティーシュ」の手法を用いました。
これら初期の作品は、当時の「ギャラント様式」の特徴を色濃く反映しており、ソナタと協奏曲という異なる形式を軽やかに融合させたモーツァルトの創造性を感じさせます。
加えて収録されている序曲と間奏曲は、イタリア滞在期の瑞々しい作品から、《魔笛》を先取りするかのようなフリーメイソン的象徴性を帯びた《エジプトの王ターモス》の劇音楽まで、モーツァルトの多彩な側面を聴かせてくれます。
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CHATEAU DE VERSAILLES SPECTACLES
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分割合唱 ~
シャルパンティエ『4つの合唱のためのミサ曲』と、
そこに至る作品集
1. クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
神よ、わたしを救いに来てください
(『聖母マリアの夕べの祈り』より)
2. オラツィオ・ベネヴォリ(1605~1672)
:
6つの合唱に分かれた24声による
第2旋法の「主は言われた(ディキジット・ドミヌス)」
3. モンテヴェルディ:
「聖なるマリア、わたしたちのために
お祈りください」によるソナタ
(『聖母マリアの夕べの祈り』より)
4. ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1557-1612)
:
集いにて C 78
5. ロドヴィコ・アゴスティーニ(1534~1590):
5つの合唱からなる20声のマニフィカト
6. ガブリエーリ: 第4旋法で奏でるカンツォン
C 185
7-13. マルク=アントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):
4つの合唱のためのミサ曲 H 4
14. シャルパンティエ: 主よ、王を救い給え
H 285 |
ポリーヌ・ガイヤール(ソプラノ)
アッティラ・ヴァルガ=トート、
レオ・ギユー=ケレダン(テノール)
アリドゥ・ノンブル(バリトン)
ヴェルサイユ王室歌劇場合唱団
パリ国立地方音楽院児童合唱団
コンソート・ムジカ・ヴェーラ(古楽器使用)
ジャン=バティスト・ニコラ(指揮) |
録音: 2024年11月9-12日 ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂
収録時間: 69分
【複合唱全盛のローマでシャルパンティエが学び、フランスに伝えた至芸】
若い頃に画家として研鑽を積むため渡ったローマで音楽に開眼、作曲家となってフランスに戻り才能を開花させたシャルパンティエ。
王室音楽総監督リュリ存命中は執拗な妨害によりルイ14世の王室から直接の依頼を受けることはなかったものの、ギーズ公女やパリ市中の諸組織など作品を買い上げてくれる相手は絶えず、様々な分野に多くの作品を残しました。
このアルバムの表題作は複数の合唱・合奏隊が歌声や楽音を交わす複合唱形式で書かれていますが、これは教皇庁の作曲家ベネヴォリをはじめ、シャルパンティエ滞在中のローマで活躍していた作曲家たちが深めた作曲手法。
アルバム前半には(ベネヴォリたちの手本でもあったガブリエーリやモンテヴェルディらヴェネツィアの作曲家たちのものも含め)イタリア半島で複合唱形式を用いた先達の作品も収録、その影響を音で確認できるようになっています。
1994年生まれの若き指揮者ジャン=バティスト・ニコラが、自ら結成したムジカ・ヴェーラを奏楽隊に迎え、児童合唱を含む大編成の多重合唱を巧みに導くみずみずしい演奏が見事。
金管・木管奏者の総数が弓奏弦奏者の倍以上ある特徴的な器楽編成で、史料に残る17世紀ローマの演奏慣習に従い拍子を打つ打楽器を取り入れている点も聴きどころの一つです。

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ア・ノクテ・テンポリス(古楽器使用)
レイナウト・ファン・メヘレン(指揮)
ラモー: ピグマリオン、ゾ: ゼミード
ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):
1-26. 舞踏音楽劇《ピグマリオン》(1748)
ピエール・イゾ(1715-1794):
27-46. 舞踏音楽劇《ゼミード》(1745) |
シロスの女王ゼミード、セフィーズ...
エマ・ニコロフスカ(メゾ・ソプラノ)
ピグマリオン...
レイナウト・ファン・メヘレン(テノール)
恋の神...
グヴェンドリーヌ・ブロンデール(ソプラノ)
彫像...ヴィルジニ・トマ(ソプラノ)
ゼミードの恋人ファシス...
フィリップ・エステーフ(バリトン)
ナミュール室内合唱団
ア・ノクテ・テンポリス(古楽器使用)
レイナウト・ファン・メヘレン(指揮) |
録音: 2024年11月27日-12月1日 ナミュール(ベルギー南部ナミュール地方)、グラン・マネージュ(ナミュール・コンサートホール)
収録時間: 80分
【ラモー屈指の名作と、知られざる同時代の1幕物の真価に触れる】
名歌手レイナウト・ファン・メヘレンを中心に、ALPHAやRicercarで数多くのフランス・バロック声楽作品アルバムを制作してきたア・ノクテ・テンポリスによる、ラモーの人気作《ピグマリオン》に、同時期の謎多き作曲家イゾの《ゼミード》を組み合わせたアルバム。
自ら彫り出した女性の彫像に恋してしまった若き彫刻家ピグマリオンの想いが天に通じ、彫刻が命を得て話し出すという物語が、フランス王ルイ15世の公妾ポンパドゥール夫人の依頼により、ラモー作曲の1幕物音楽劇となったのは1748年のこと。
数年後フランスにはイタリア歌劇団が訪れ、音楽様式の違いと優位をめぐるブフォン論争がパリの論客たちを二分する騒ぎとなり、その過程で王室音楽アカデミー劇場(通称「オペラ座」)という大舞台での上演機会を得たのが若き作曲家イゾの1幕物《ゼミード》でした。
その主人公を演じる王女役のエマ・ニコロフスカの伸びやかな美声の傍ら、指揮のファン・メヘレンや人気歌手ブロンデールら第一線の歌手たちは個性的な役柄をよく歌いこなし、3/3/4/4/1と中低音域を厚くした弦楽編成を含む器楽合奏と緊密なアンサンブルを聴かせ、ラモー作品と共にロココ期のフランスならではの細やかな和声語法がきわだつ名演を味わわせてくれます。
器楽勢にはフルートにアンナ・ベッソン、オーボエに河合隼佑、クラヴサンにロリス・バリュカンなど、個人の活躍が知られる俊才たちの名も。
フランス最前線の古楽解釈に触れられる1枚です。

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LINN RECORDS
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アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック(古楽器使用)
コンサートマスター: ボヤン・チチッチ(ヴァイオリン)
ミヒャエル・ハイドン:
レクイエム、聖ヒエロニムスのミサ曲
ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):
1-9. ザルツブルク大司教ジギスムントの死に寄せるレクイエム
ハ短調 MH 155
10-18. 聖ヒエロニムスのミサ曲 MH 254 |
ジュリア・ドイル(ソプラノ)
ケイト・シムンズ=ジョイ(メゾ・ソプラノ)
ジェイムズ・ロビンソン(テノール)
マラキ・フレイム(バス)
ケンブリッジ・ゴンヴィル・アンド・キーズ・カレッジ合唱団
アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック(古楽器使用)
コンサートマスター:
ボヤン・チチッチ(ヴァイオリン)
マシュー・マーティン(指揮) |
録音: 2024年7月8-11日 ロンドン、ハムステッド、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会
収録時間: 70分
【モーツァルトのあのレクイエムに影響を与えた重要作、新たな名演登場!】
創設者ホグウッドとその後任リチャード・エガーに続き、現在ローレンス・カミングス音楽監督と共に広く活躍するアカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージックが、ケンブリッジの実力派集団ゴンヴィル・アンド・キーズ・カレッジ合唱団と共に送るミヒャエル・ハイドンの合唱曲2作。
「交響曲の父」ヨーゼフ・ハイドンと5歳違いの弟で、後にザルツブルク大司教の宮廷作曲家となったミヒャエル・ハイドンは、兄に劣らず多作で優れた交響曲や室内楽曲・舞台音楽等も多く録音がありますが、生前とりわけ高く評価されたのは教会音楽でした。
少年モーツァルトを抜擢したことでも知られるザルツブルク大司教ジギスムント・フォン・シュラッテンバッハの死を悼む「レクイエム」(1771)は、モーツァルト晩年の未完のレクイエムに影響を与えたとも言われる重要作で、細やかな和声語法が冴える短調のドラマティックな傑作。
その後任者ヒエロニムス・コロレド大司教の時代の作「聖ヒエロニムスのミサ曲」(1777)は低音部以外に弦楽器を使わず、木管とトロンボーン主体の奏楽隊が加わるため「オーボエ・ミサ曲」の名でも知られています。
合唱団の現音楽監督マシュー・マーティンは作曲家・オルガニストとしても活躍する俊英。
精鋭揃いの演奏陣を一体感ある音作りへと導き、起伏に富んだ作品の魅力を十全に引き出す名演を実現しています。

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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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BIDDULPH RECORDINGS
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BIDD85063
(2CD)
\3200 →\2990
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1893年オーストラリア生まれの女流奏者
デイジー・ケネディ(ヴァイオリン)/英コロンビア&デュオフォン録音集
英コロムビア録音集
【CD1】
1. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:
ロマンス 第1番 ト長調 Op. 40
録音:1919年 原盤:Columbia L 1340
(76560/61)
2. J.S.バッハ:G線上のアリア(ウィルヘルミ編)
録音:1919年 原盤:Columbia D 1406
(69390)
3. ルイ=トゥーサン・ミランドル:
メヌエット(ブルメスター編)
録音:1919年 原盤:Columbia D 1405
(69479)
4. フランツ・シューベルト:
祈り(八重奏曲 D.803 - アンダンテ)
録音:1919年 原盤:Columbia D 1405
(69480)
5. シューベルト:子守歌 D 498(エルマン編)
録音:1917年 原盤:Columbia 2747
(65833)
6-8. ロベルト・シューマン:
ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ短調
Op. 105
録音:1919年 原盤:Columbia L 1338
& 13339 (76508/10)
9. ヨアヒム・ブラームス:F. A. E. ソナタ
– スケルツォ
録音:1919年 原盤:Columbia L 1337
(76512)
10. ブラームス:
ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調
Op. 108 – アダージョ
録音:1919年 原盤:Columbia L 1337
(76511)
11-12. エドゥアルド・グリーグ:
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ長調
Op. 8
録音:1922年6月23日 原盤:Columbia
L 1440 (75111/12)
13-14. グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
ト長調 Op. 13
録音:1919年 原盤:Columbia L 1336
(76513/14)
15. アイリーン・スレイドによる
ディジー・ケネディへのインタビュー
録音:1969年4月24日
【CD2】
1. カミュ・サン=サーンス:
序奏とロンド・カプリチオーソ Op. 28
録音:1919年 原盤:Columbia L 1335
(76558/59)
2. アレクサンドル・ザジツキ:マズルカ
ト長調 Op. 26
録音:1919年 原盤:Columbia L 1339
(76564)
3. フランツ・ドルドラ:舞曲 Op. 96
録音:1916年 原盤:Columbia 2697 (35882)
4. アルフレード・ダンブロージオ:カンツォネッタ
Op. 6
録音:1917年 原盤:Columbia L 1371
(65831)
5. エセル・バーンズ:ぶらんこ
録音:1916年 原盤:Columbia 2697 (35885)
6. アルフレード・ミストフスキ:
6つの小品による組曲 - ホーンパイプ
録音:1920年 原盤:Columbia D 1412
(69481)
7. イラリオン・コスロフ:フィンランドの牧歌 Op.
5
録音:1916年 原盤:Columbia 2698 (65492)
8. コスロフ:Melodie tartare
録音:1917年 原盤:Columbia L 1371
(65832)
9. シドニー・ローゼンブルーム:ラメント
録音:1917年 原盤:Columbia 2747 (65489)
10. ローゼンブルーム:ワルツ・スケルツォ
録音:1917年 原盤:D 1412 (69483)
11. ナーンドル・ジョルト:とんぼ
録音:1919年 原盤:Columbia L 1406
(69842)
12. フリッツ・クライスラー:愛の喜び
録音:1916年 原盤:Columbia D 1373
(65491)
13. エフレム・ジンバリスト:ロシアの舞曲
録音:1917年 原盤:Columbia D 1373
(65834)
14. ジンバリスト:ヘブライの旋律と舞曲
録音:1916年 原盤:Columbia 2698 (65490)
15. アレクサンドル・クラクアー:パラダイス(クライスラー編)
録音:1926年 previously unissued 未発表音源(WT
8432)
デュオフォン録音集
16. J. S. バッハ:パルティータ第3番 ホ長調
–
プレリュード(クライスラー編)
録音:1926年 原盤:Duophone GS 7006
(Dc 7594)
17. クレーマー:ワルツ(ブルメスター編)
録音:1926年 原盤:Duophone GS 7006
(Dc 7593)
18. ブラームス:ハンガリー舞曲第2番 ニ短調(ヨアヒム編)
録音:1926年 原盤:Duophone GS 7004
(Dc 7595)
19. シリル・スコット:ダンス・ニグロ
Op. 58 00.5
録音:1926年 原盤:Duophone GS 7005
(Dc 7859)
20. ヨハン・ブランドル:古いリフレイン(クライスラー編)
録音:1926年 原盤:Duophone GS 7004
(Dc 7597)
21. 作曲者不詳:ロンドンデリーの歌(オコナー・モリス編)
録音:1926年 原盤:Duophone GS 7005
(Dc 7592)
22. フバイ:Plevna Nota op.1
録音:1926年 previously unissued 未発表音源(Dc
7857 and 7858) |
デイジー・ケネディ(ヴァイオリン)
ハミルトン・ハーティ指揮
オーケストラ...
CD1:1、CD2:1
ハミルトン・ハーティ
(ピアノ)...CD1:6-14
上記以外のピアニスト、不明 |
復刻プロデューサー: Eric Wen
復刻エンジニア: Raymond Glaspole
マスタリング: Andrew Walter
ヴァイオリンの歴史的音源を精力的に復刻するBiddulph、最近は100年余り前の録音にまでアンテナを広げています。
デイジー・ケネディは1893年1月にサウス・オーストラリアに生まれ、7歳からヴァイオリンを始めました。
15歳の時にオーストラリアを訪れたヤン・クーベリックの目に留まり、彼が自らの師オタカール・シェフチークに推薦してプラハとウィーンで学ぶことになりました。
1911年にウィーンとロンドンでデビューして成功を収め、その後はロンドンを拠点に活動。卓越した技巧に加え、彼女のステージでのパフォーマンスが強く人を惹きつけるものであったと伝えられています。
第1次世界大戦前後の英国楽壇で、聴衆・作曲家・演奏家から最も人気のあった人物の一人でしたが、人気ゆえの過密スケジュールがたたり、家庭の事情も相まって1937年に引退。
1988年にロンドンで亡くなると、遺灰は故郷オーストラリアのアデレード・ヒルズに撒かれました。
ナイジェル・ケネディは彼女のいとこの孫にあたります。
この時代の録音を聴く上で興味深いのは当時の演奏スタイルとレパートリーを伝えてくれること。ケネディの演奏は基本的に端正ですがポルタメントの使用が時代を感じさせます。
速いテンポの曲での確かな技巧に加え、協奏曲の緩徐楽章で「純粋な感情、詩人の感性」と評された抒情的な表現も聞きもの。
彼女は「19世紀と20世紀の音楽」と題したコンサート・シリーズを開催していましたが、1920年前後においては、それは「現代音楽」そのものでした。
このアルバムにも録音当時には書かれて間もなかった作品が収録されており、資料としても貴重です。
レーベルによれば当CDはデイジー・ケネディの正規録音すべてを収録しているとのことですが、それに加えてテスト盤が発見されたフバイのPlevna
notaとクラカウアーのパラダイスは初出とのこと。
ブックレットにはケネディの写真4点に加え、彼女のレコードの宣伝ポスター、そしてJonathan
Woolfによる13ページにも及ぶ詳細で熱い共感のこもった解説(英語のみ)が掲載されています。

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DANACORD
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DACOCD934
(2CD-R)
特別価格
\3200 →\2990
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トマス・イェンセンの遺産 第24集
ついに最終巻!ハラシェヴィチとの共演
[CD 1]
・ショパン:ピアノ協奏曲第2番 へ短調
Op.21(1830)
アダム・ハラシェヴィチ(ピアノ)
[録音:1963年10月20日、
「日曜コンサート」放送録音(コペンハーゲン)]
・シベリウス:交響曲第6番 ニ短調 Op.104(1923)
[録音:1956年末または1955年10月20日、
「木曜コンサート」(コペンハーゲン)]
※トマス・イェンセン個人所有ラッカー盤
・シベリウス:交響詩《レンミンカイネン》
(4つの伝説曲) Op.22 より トゥオネラの白鳥
ポウル・トフテ=ハンセン(コーラングレ)
[録音:1961年12月26日、
放送録音(コペンハーゲン)]
[CD 2]
・フィニ・ヘンリケス(1867-1940):
劇音楽《鍛冶師ヴェルンド》組曲(1896)
より 前奏曲*
[録音:1948年9月7日、
スタジオ録音(コペンハーゲン)]
・クヌーズオーウ・リスエーヤ(1897-1974):
春 Op.31(1934)
[録音:1963年10月20日、
「日曜コンサート」放送録音(コペンハーゲン)]
・クヌーズオーウ・リスエーヤ:
バレエ《郵便馬車で来た十二人》 Op.37(1939)
より
一月/五月/八月/十月**
[録音:1945年1月24日-25日、
スタジオ録音(コペンハーゲン)]
・ラウニ・グランデール(1886-1960):
ユランの古謡による交響的変奏
[録音:1960年1月10日、
放送録音(コペンハーゲン)]
・フレミング・ヴァイス(1898-1981):
弦楽オーケストラのための小協奏曲(1960)
[録音:1962年5月30日、
コンサート・ライヴ録音(コペンハーゲン)]
・ヘアマン・D.コペル(1908-1998):
3つのダヴィデの詩編 Op.48(1949)
(合唱と管弦楽のための) より 第3部
デンマーク放送合唱団
[録音:1954年5月24日、
コンサート・ライヴ録音(コペンハーゲン)]
・ニールセン:
劇付随音楽《母》 FS94 (Op.41)(1920)
より 行進曲
[録音:1942年夏、スタジオ録音] |
トマス・イェンセン(指揮)
デンマーク放送交響楽団
ティヴォリ・コンサートホール管弦楽団*
王立デンマーク管弦楽団**
アダム・ハラシェヴィチ(ピアノ)
ポウル・トフテ=ハンセン(コーラングレ)
デンマーク放送合唱団 |
トマス・イェンセンの遺産シリーズ、ついに最終巻!ハラシェヴィチとの共演音源が初CD化!
Danacordの人気シリーズ、「トマス・イェンセンの遺産」シリーズがついに完結!イェンセンは1898年にコペンハーゲンで生まれ、王立デンマーク音楽院でカール・ニールセンなどに学び、ティヴォリ交響楽団をはじめとするオーケストラのチェリストとしてキャリアをスタートさせました。
1923年から指揮者としての活動を始め、1937年に初めてデンマーク放送交響楽団を指揮。
以後、このオーケストラをトゥクセンやグランデールとともに指揮し、デンマークと北欧を代表するアンサンブルにまで育て上げました。1963年11月13日、没。20世紀デンマークの音楽に大きく貢献したひとりとして記憶され、今なお敬愛されています。
イェンセンが「音」に残した作品を記録するシリーズ。最後の第24巻がリリースされます。
[CD 1]のショパンとシベリウスはすべて初CD化。
ショパンの「ピアノ協奏曲第2番」はなんとポーランドのピアニスト、アダム・ハラシェヴィチがソロを弾いた1963年の放送録音が発掘されました。
シベリウスの「交響曲第6番」は1956年末、または1955年10月20日の「木曜コンサート」の録音とされ、放送に先立つ確認のためデンマーク放送からイェンセンの元にラッカー盤として届けられたと推測されています。
イェンセンはチェリストだった頃にシベリウスの指揮でかなりの交響曲を演奏したことがあり、シベリウスに対して親近感を抱いていたといわれます。
「トゥオネラの白鳥」は1961年12月の放送録音。1945年にデンマーク放送交響楽団に加わったポウル・トフテ=ハンセンがコーラングレ・ソロを演奏しています。
[CD 2]にはデンマークの作曲家による作品を収録。
フィニ・ヘンリケスが、『エッダ』に基づくホルガー・ドラクマンの劇《鍛冶師ヴェルンド》の上演のために作曲した付随音楽の「前奏曲」。
ショパンの協奏曲と同じ「日曜コンサート」から、ヌーズオーウ・リスエーヤの「太陽が輝き、川の氷が解け、鳥が歌う」《春》。
H・C・アンデルセンの童話によるバレエ《郵便馬車で来た十二人》は、リスエーヤの巧みな性格描写が際立ち、1939年の初上演以来、コンサートの演目に取り上げられています。「ミス・メイ」「五月」など4曲の演奏です。
ラウニ・グランデールの《ユランの古謡による交響的変奏》は、彼が多忙な指揮活動の合間に作曲した数少ない作品です。
オルガニストとして高名だったフレミング・ヴァイスの《弦楽オーケストラのための小協奏曲》は、ロマンティシズムとニールセン・スタイルのモダニズム、バルトークの影響をうかがわせる作品。1962年5月の「バレエ&音楽フェスティヴァル」で行われた初演の録音です。
ヘアマン・D.コペルの《3つのダヴィデの詩編》は、第3部の最初と最後の部分の録音。
カール・ニールセンの劇付随音楽を代表する《母》の「行進曲」は、ドイツ軍占領下の1942年に収録。
[CD 2]ではリスエーヤの《春》と、グランデール、ヴァイス、コペルの音源が初CD化となります。
※録音:1942年~1963年
※復刻:クラウス・ビューリト
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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