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≪第129号アリアCD新譜紹介コーナー≫

その12  2025/12/9~




12/12(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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HARMONIAMUNDI



HMM 902753
\3600→\3290
ルガンスキーが、シューマンの傑作三作品を録音
 シューマン:
  幻想曲 ハ長調 op.17
  ウィーンの謝肉祭の道化 op.26
  フモレスケ 変ロ長調 op.20
ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)

 怒涛のロマンティシズム、押し寄せる音の洪水と説得力、ルガンスキー、比類なき巨匠芸によるシューマン

 録音:2025年5月26-28日、グスタフ・マーラー・ホール(ドッビアーコ/イタリア)
 収録時間:84分11秒

 ルガンスキーが、シューマンの傑作三作品を録音しました。幻想曲は抒情性と技巧の頂点ともいえる作品。
 一糸乱れず怒涛のように押し寄せる音の洪水は圧巻。《ウィーンの謝肉祭の道化》で魅せる華やかさ、そして創意と起伏に富んだ《フモレスケ》での驚異的な反射神経と変幻自在さには感嘆しかありません。
 ルガンスキーの芸術と技術の比類なき高みを見る1枚です。
  
 

HMM 935274
\3600
ペルトの記念碑的作品「カノン・ポカヤネン」
 アルヴォ・ペルト(b.1935):
  カノン・ポカヤネン(悔恨のカノン)
カペラ・アムステルダム
ダニエル・ロイス(指揮)

 ペルトの記念碑的名作、カペラ・アムステルダムの超越的美の演奏が再登場!

 録音:2015年9月
 収録時間:59分45秒

 ペルトの記念碑的作品「カノン・ポカヤネン」の、カペラ・アムステルダムによる録音が再登場します。
 ペルトはラテン語や英訳の詩に多く付曲していますが、この「カノン・ポカヤネン」はロシア正教の言葉に付曲したもの。
 ケルンの大聖堂の750周年を記念して委嘱された本作は、1997年に完成、1998年3月17日に大聖堂で初演されました。
 悔恨は、教会では神の前に進む際に欠くことのできない要素。全篇にわたってニ短調で書かれており、張りつめた緊張感は、聴き手を悔恨の世界にいざないます。
 1970年代初期に正教会に入信、単声聖歌やグレゴリオ聖歌、中世の音楽、バロック音楽に傾倒したペルト。
 テキストを丹念に消化し、厳格かつ繊細な様式に誠実に則っており、イコン絵画のような霊的かつ瞑想的な輝きを体現しています。
 静かに動く各声部が織りなすハーモニーと言葉の重なり合いはえもいわれぬ透明感のある美しさです。
 




PASSACAILLE



PAS 1148
\3300

刺激的カップリングがバッハの『音楽の捧げもの』の現代性を裏付ける
 バッハ『音楽の捧げもの』とカラビス、イサン・ユン


 J.S.バッハ:『音楽の捧げもの』 BWV1079
  (1) 3声のリチェルカーレ/(2) 2声の逆行カノン/
  (3) 2つのヴァイオリンによる同度のカノン
 ヴィクトル・カラビス:
  チェンバロのための6つの2声カノン・インヴェンション Op.20
   (4) 第1番 5度のカノン
 J.S.バッハ:『音楽の捧げもの』 BWV1079
  (5) 2声の反行カノン/(6) 2声の反行の拡大によるカノン
 ヴィクトル・カラビス:
  チェンバロのための6つの2声カノン・インヴェンション Op.20
  (7) 第2番 6度のカノン
 J.S.バッハ:『音楽の捧げもの』 BWV1079
  (8) 2声の螺旋カノン
 ヴィクトル・カラビス:
  チェンバロのための6つの2声カノン・インヴェンション Op.20
  (9) 第3番 4声のカノン
 J.S.バッハ:『音楽の捧げもの』 BWV1079
  (10) 5度のフーガ・カノニカ
  (11) 王の主題による無窮カノン
 ヴィクトル・カラビス:
  チェンバロのための6つの2声カノン・インヴェンション Op.20
  (12) 第4番 8度のカノン
 (13) イサン・ユン:ヴァイオリン独奏のための『大王のテーマ』
 J.S.バッハ:『音楽の捧げもの』 BWV1079
  (14) 6声のリチェルカーレ/(15) 無窮カノン/
  (16) 2声の謎カノン/(17) 2声の謎カノン
 ヴィクトル・カラビス:
  チェンバロのための6つの2声カノン・インヴェンション Op.20
   (18) 第5番 7度のカノン
 J.S.バッハ:『音楽の捧げもの』 BWV1079
  (19) 4声の謎カノン
 ヴィクトル・カラビス:
  チェンバロのための6つの2声カノン・インヴェンション Op.20
   (20) 第6番 3度のカノン
 J.S.バッハ:『音楽の捧げもの』 BWV1079
  (21-24) トリオ・ソナタ
ネオバロック
 ヤン・デ・ウィンネ(トラヴェルソ)
 マレン・リース(バロックヴァイオリン、ヴァイオリン、バロックヴィオラ)
 アンネ・フォン・ホフ(バロックヴァイオリン、バロックヴィオラ)
 ナザール・コジュハル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 スタニスラフ・グレス(チェンバロ)

 強烈な軋みのカノンによるカラビスのチェンバロ曲、同じ「大王のテーマ」を使ったイサン・ユンの無伴奏ヴァイオリン曲、刺激的カップリングがバッハの『音楽の捧げもの』の現代性を裏付ける!

 録音:2024年7月23-27日 ベルギー、ボラン、サン=アポリナール教会
 収録時間:74分36秒

 バッハがフリードリヒ大王に与えられた主題を用いて作曲した『音楽の捧げもの』(1747)は、『ゴルトベルク変奏曲』や『フーガの技法』といったバッハ晩年の単一主題による一連の対位法的器楽作品のひとつであり、2つのリチェルカーレ、10のカノン、トリオ・ソナタから成る異質な構成を持ち、謎に満ちた現代音楽のような響きすら登場し強烈な印象をもたらすという点においては、バッハのなかでも唯一無二の存在と言える曲集です。
 2003年に創設された古楽アンサンブル「ネオバロック」による当アルバムは、明らかにバッハを意識した20世紀作品であるヴィクトル・カラビスの『カノン・インヴェンション』(1962)およびフリードリヒ大王の同テーマを基にした無伴奏ヴァイオリン作品である尹伊桑の『大王のテーマ』(1976)と共に『音楽の捧げもの』を演奏するという意欲的な企画。
 古楽畑の名手たちがこれらを演奏することにより、時代を超えた対位法の妙が響きあうたいへん刺激的な音楽対話が生まれます。

 
 




PROSPERO


PROSP 0125
\3400
カペラ・デ・ラ・トーレ20周年アルバム カペラ・デ・ラ・トーレ
 ディートリヒ・ブクステフーデ:主は私と共にあり BuxWV15より アレルヤ
 ジョヴァンニ・ガブリエーリ:甘美なるイエス、父の姿
 クラウディオ・モンテヴェルディ:主を畏れる人は幸いなり SV 268
 ニッコロ・ピッファロ:あなたの神聖な姿を離れること
 フランシスコ・ソト・デ・ランガ:永遠の太陽が現れるとき
 作者不詳:Il marchese o di Salutio
 フランチェスコ・カヴァッリ:死者のためのミサ
 ロバート・ジョンソン:父は深き海の底に眠る
 作者不詳:戦争に従いたい者
 ディートリヒ・ブクステフーデ:鹿が水を求めるように BuxWV 92
 クラウディオ・モンテヴェルディ:ああ、私は倒れる SV 316
 マウリツィオ・カッツァーティ:室内のための楽しみ Op.22より 第13曲:パッサカリオ
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア:ミサ「美しき姿を見たり」 ITV 91より 第2曲:グローリア
 ディートリヒ・ブクステフーデ:前奏曲 ハ長調 BuxWV 137より 第3曲:チャッコーナ
 ミヒャエル・プレトリウス:「テルプシコーレ」より バレエ
 ジョヴァンニ・バッサーノ:マリアに語りなさい
 ミヒャエル・プレトリウス:「テルプシコーレ」より 雄鶏のバレエ
 作者不詳:人生のパッサカリア「死なねばならぬ」
 
 [ボーナス]
  ステフィン・メリット:愛の書

 ルネサンス~初期バロックへの尽きることのない探求心、カペラ・デ・ラ・トーレ20周年記念アルバム

 収録時間:74分34秒

 ヨーロッパで最も著名な古楽アンサンブルのひとつであるカペラ・デ・ラ・トーレは2005年創立。20年にわたる活動の成果として発売される記念盤です。
 ルネサンスや初期バロックの音世界への尽きることのない探求心がたっぷり収録された1枚。
 これまでリリースの中心だったSony Classicalからのライセンス音源です。
 



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ACTE PREALABLE



AP0600
\3100→\2890
フランスの忘れられた名匠ボワドフル
 ルネ・ド・ボワドフル:ピアノ五重奏曲集

 ルネ・ド・ボワドフル(1838-1906):
  1-4. ピアノ五重奏曲ニ短調 Op.11
  5-8. ピアノ五重奏曲ニ長調 Op.25
アンジェイ・カツプシャク(1stヴァイオリン)
マルタ・コウォジェイスカ=カツプシャク
 (2ndヴァイオリン/tr.1-4)
クシシュトフ・コメンダレク=ティメンドルフ(ヴィオラ)
ヤン・ウォモジク(チェロ)
イェンジェイ・カツプシク(コントラバス/tr.5-8)
パヴェウ・リデル(ピアノ)

 忘れられた名匠ボワドフル、円熟期の2つのピアノ五重奏曲!

 ☆忘れられた名匠ボワドフル、円熟のピアノ五重奏曲!
 ☆ポーランドの名手たちが紡ぐ、19世紀フランス室内楽の真髄!

 1838年にフランス東部のヴズールで生まれたルネ・ド・ボワドフルは、パリで学び、サン=サーンスやマスネとの出会いからも影響を受けた作曲家。
 生前に大きな成功を収めたにも関わらず、19世紀後半からは無視されてきた作曲家で、約60曲の室内楽作品と声楽やピアノの作品残しており、Acte Prealableレーベルによって多くの作品が世界初録音されています。

 サロンや室内楽のために数多くの作品を残し、繊細な旋律美と洗練された書法で知られるボワドフルの作品の中でも、とりわけ成熟した成果が 《ピアノ五重奏曲 》 です。
 本アルバムには、2つのピアノ五重奏曲を収録。弦楽四重奏との編成によるOp.11と、コントラバスを加えることでよりシンフォニックな響きを得たOp.25という、対照的な魅力を持つ2つの作品を1枚で堪能することができます。
 録音には、ポーランドを拠点に国際的に活躍する気鋭の演奏家たちが参加。
 柔軟なアンサンブルと精緻な音楽性によって、忘れられた名匠の作品に新たな息吹を吹き込んでいます。

 ※録音:2024年7月3日-6日



 19世紀フランスの作曲家、ルネ・ド・ボワデフル(1838-1906) は、現在では決して広く知られた作曲家ではないものの、室内楽を中心に約60曲もの作品を残した、隠れた珠玉の作曲家です。軍人の家系に生まれ、幼い頃に家族と共にパリへ移住。シャルル・ワグナー、続いてオーギュスト・バルブローに師事し、堅実な音楽教育を受けました。
 作風はあくまで保守的で、声楽曲にはグノーやマスネの歌心が、器楽曲にはラロやサン=サーンスの洗練と明晰さが響いています。劇的な革新よりも、端正で流麗なメロディと均整のとれた構成を重んじる彼の作品には、フランス音楽らしい気品と繊細さが宿っています。
 その室内楽作品はとりわけ評価が高く、1883年にはシャルティエ賞(Prix Chartier)を受賞。当時のフランス音楽界における室内楽作曲家として、確かな地位を築きました。
 長らく埋もれてきたボワデフルの作品は、今日あらためて聴かれるべき魅力に満ちています。優雅で歌に満ち、時に爽やかな気品を湛える音楽は、フランス後期ロマン派の静かな輝きを見事に伝えてくれるでしょう。


旧譜:スマッシュヒットとなった
ボワデッフル:ヴァイオリンとピアノのための作品集



AP 0362
\3100→\2890
ルネ・ド・ボワデッフル(1838-1906):
 ヴァイオリンとピアノのための作品集 Vol.1

  ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第2番 Op.50
  オリエンタル組曲(ヴァイオリンとピアノのための)Op.42
  詩的組曲(ヴァイオリンとピアノのための)Op.19
  ヴァイオリンとピアノのための2つの牧歌 Op.75
デヤン・ボグダノヴィチ(ヴァイオリン)
ヤクプ・トホジェフスキ(ピアノ)

録音:2016年2月17日、ブローアウトスタジオ、トレヴィーゾ、イタリア




 AP 0513
\3100→\2890
ルネ・ド・ボワデッフル (1838-1906) :
 ヴァイオリンとピアノのための作品集 Vol.2
アンジェイ・カツプシャク (ヴァイオリン)
アンナ・ミコロン (ピアノ)
  ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第3番 Op.67
  ヴァイオリンとピアノのための子守歌 Op.34
  甘い眠り [Doux sommeil] (ヴァイオリンとピアノのための子守歌) Op.38 No.5
  シオンの聖母のミサ [Messe de Notre Dame de Sion]
   (ヴァイオリンとピアノのためのオフェルトリウム) Op.47
  ヴァイオリンとピアノのための2つの小品 Op.57 宗教的アンダンテ / アラブの歌
  アンダンテ・エスプレッシヴォ (ヴァイオリンとピアノのための) Op.63 No.3
  ヴァイオリンとピアノのためのロマンス Op.73
  ヴァイオリンとピアノのためのセレナード Op.74
  2つの小品 Op.77
   愛の歌 [Chant d'amour] (ピアノとヴァイオリンのためのエレジー)
   船頭の歌 [Le Chant du nautonnier] (ピアノとヴァイオリンのための舟歌)
  教会の歌 (ヴァイオリンとピアノのための) Op.89
  春のセレナード (ヴァイオリンとピアノのための) Op.93

 録音 : 2021年3月31日、4月1日、スタニスワフ・モニュシュコ音楽アカデミー・コンサートホール、グダンスク、ポーランド



 AP 0519
\3100→\2890
ルネ・ド・ボワデッフル (1838-1906) :
 ヴァイオリンとピアノのための作品集 Vol.3

  ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第1番 Op.12 (1872) (+)
  3つの四重奏曲
   (ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと
    ピアノのための) Op.64 (1898) (*)
   エコー=メディテーション / エレジー / セレナード
  ヴァイオリンとピアノのための2つの小品 Op.23 (1892)
   ロマンス / カンツォネッタ
  ヴァイオリンとピアノ伴奏のためのメロディー Op.6 (1868)
  ヴァイオリンとピアノのためのカンツォネッタ Op.39 No.8 (1904)
 バンジャマン・ゴダール (1849-1895) / ルネ・ド・ボワデッフル 編曲 :
  マズルカ 第2番 (Op.54)
   (ヴァイオリンとピアノ伴奏のための版) (1887)
アンジェイ・カツプシャク (ヴァイオリン)
アンナ・ミコロン (ピアノ)
クシシュトフ・コメンダレク=ティメンドルフ(ヴィオラ (*))
アダム・ガルネツキ (チェロ (*))

 録音 : 2020年10月13日 (+)、2021年7月8-9日 (+以外)、グダンスク音楽アカデミー、グダンスク、ポーランド



 




DA VINCI CLASSICS


C01098
\2900
18世紀テューリンゲンの知られざる宗教音楽集
 Fr.トロル(?-?):クリスマス・カンタータ
  《見よ、私はあなたがたに告げ知らせる》*
 ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748):
  オルガン・コラール《われは神より離れまじ》
 ヨハン・テオドール・レームヒルト(1684-1756):
  三位一体節後第6主日カンタータ
   《主イエスよ、私はあなたの慰めに身を寄せます》
    RoemV 129*
 作曲者不詳(ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル筆写):
  フルート協奏曲*
 ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター:
  オルガン・コラール《主キリスト、神の独り子》
 ヨハン・テオドール・レームヒルト:
  三位一体節後第18主日カンタータ
   《主よ、汝のいつくしみは大いなるかな》
    RoemV 201*
 フリードリヒ・ヴィルヘルム・ツァッホウ(1663-1712):
  オルガン・コラール
   《キリストは死の縄目につながれたり》
 Fr.トロル:
  復活祭カンタータ《主に向かって新しき歌をうたえ》*
 *世界初録音
マッテオ・ストラッフィ(テノール)
マルコ・グラッタローラ(バス)
ヴァレーリオ・フェッブローニ(リコーダー)
ロベルト・パッセリーニ(オルガン)
イ・コントラップンティスティ
マルチェッロ・トリンケーロ(指揮)

 バッハの陰に隠れたテューリンゲンの知られざる宗教音楽を発掘!

 テューリンゲンのグロスファーナーで1968年に発見された膨大な宗教音楽の写譜に残されていた知られざる作品を掘り起こし、18世紀前半のテューリンゲンに花開いたバッハだけでは語り尽くせない豊かな音楽文化を再発見する1枚。
 2022年に結成され、バロック時代の未出版作品や埋もれた作品の発掘を専門とするアンサンブル、イ・コントラップンティスティが、今となっては消えてしまった"小さな巨匠"たちの肖像を描き出します。

 ※録音:2025年4月、オンニッサンティ教会(トリノ、イタリア)
 
 

C01125
\2900
マルコ・ノダーリ:和音の物語 ~ ギターを伴う室内楽作品集
 マルコ・ノダーリ(b.1969):
  Tre Novelle(ギターと弦楽四重奏のための)(2016)
  Mythos(ギターとピアノのための)(2023)
  Guitarresca(ギターのための)(2006)
  Dune ~ アコーディオンとギターのための2つの風景(2014)
  Levante(チェロとギターのための)(2020)
フランチェスコ・ディオドヴィチ(ギター)
リルケ四重奏団
ジュリオ・デ・ユーディチブス(ピアノ)
ジーノ・ザンベッリ(アコーディオン)
ジョヴァンナ・ブッカレッラ(チェロ)

 ブレシア音楽院とミラノ音楽院で作曲を学び国内外のコンクールで賞を受賞、日本を含む世界中でその作品が演奏されている1969年生まれのイタリアの作曲家、マルコ・ノダーリのギターを伴う室内楽作品集。
 ギタリストのフランチェスコ・ディオドヴィチもまた数多の権威ある国際コンクールで優勝している現代のイタリア屈指の奏者です。

 ※録音:2025年4月~9月、SonoLab(バーリ、イタリア)
 
 

C01126
\2900
エコーズ ~ グラム&フィールド:ピアノ作品集
 シャラド・グラム:トッカータ・フリオーサ*
 ガブリエル・フィールド:コラール第1番-第8番**
 シャラド・グラム:アラベスク*
 ガブリエル・フィールド:子守歌第1番-第4番*
 シャラド・グラム:前奏曲Ⅴ**
 シャラド・グラム:行進曲*
 ガブリエル・フィールド:陽気な小品第1番-第3番**
 シャラド・グラム:夜想曲第1番、第2番**
 ガブリエル・フィールド:時代の罪*
フィオナ・アライモ(ピアノ)*
キアラ・アライモ(ピアノ)**

 1998年生まれの双子の姉妹ピアニスト、フィオナ&キアラ・アライモの記念すべきデビュー・アルバム。個性的で独創的な2人の若手フランス人作曲家、シャラド・グラムとガブリエル・フィールドのピアノ作品を取り上げます。
 共に舞台に立ち、長きにわたって友情を育んできたグラムとフィールドの作品がそれぞれ互いを映し合い、光を当て合うプログラム構成です。

 ※録音:2024年4月、ムードン・スタジオ(フランス)
 




DELPHIAN


DCD34361
(1CD)
特殊価格
\4400
コントラダンス
 1. アイリーン・スウィーニー(b.1994):
  ミリー・ダンサーズ
 2-4. グラナドス(MZ Duo編):スペイン舞曲集
 5-8. ラヴェル(MZ Duo編):クープランの墓
 9. アレックス・パクストン(b.1990):
  ウォーターバット:恋人たち、シュノーケル
 10-15. バルトーク(MZ Duo編):舞踊組曲
 
 ※全曲この編曲による世界初録音
MZ Duo
 〔デイヴィッド・ズッキ(ソプラノ・サクソフォン)、
  イニゴ・ミケレイス=ベラーデ(アコーディオン)〕

 サクソフォン&アコーディオン!MZ Duoデビュー・アルバム!

 ☆サクソフォン&アコーディオンによるデュオ「MZ Duo」!
 ☆委嘱新作と名作再構成で魅了する、革新的デュオの初アルバム!
 ☆欧州で注目されるデュオによるリズムと動きが導く多彩なプログラム!

 サクソフォンとアコーディオンという稀な組み合わせで、欧州を中心に高い評価を得ている Mikeleiz-Zucchi Duo(MZ Duo) のデビュー・アルバム。

 カナダ出身のサクソフォン奏者、デイヴィッド・ズッキと、スペイン出身のアコーディオン奏者、イニゴ・ミケレイズ=ベラーデによって結成されたデュオは、2019年のポルトガルでのデビュー以来、ウィグモア・ホールをはじめとする英国・ヨーロッパの主要ホールで活躍。
 2021年には、ロイヤル・オーバーシーズ・リーグ音楽コンクール混合アンサンブル部門賞を受賞、2022年にはシティ・ミュージック・ファウンデーション(CMF)アーティストに選出されるなど、その独創性と高い音楽性が注目を集めています。

 本アルバムは、リズムと動きを軸にした多彩なプログラムで構成。シェトランド風の新作委嘱作品 アイリーン・スウィーニーの「ミリー・ダンサーズ」 と、陽気で独創的なアレックス・パクストンの「ウォーターバット:恋人たち、シュノーケル」 に加え、デュオが再構成したグラナドスの「スペイン舞曲集」、ラヴェルの「クープランの墓」、バルトークの「舞踊組曲」まで、古典から現代までを自在に横断する意欲的な内容となっています。
 サクソフォンのしなやかな音色とアコーディオンの多彩な響きが重なり合うことで生まれる、技巧的でありながら叙情性とユーモアを兼ね備えたサウンドは、ヨーロッパ各地で聴衆を魅了してきたデュオの卓越した表現力を余すところなく示しています。

 
 



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ALPHA CLASSICS



ALPHA1193
(3CD)
\5100→\4790
初演当時のオーケストラ編成を再現
 画期的全曲盤が登場
  リュリ:抒情悲劇《アティス》

 ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687):
  抒情悲劇《アティス》
   (序幕と全5幕/1676年1月パリにて初演)
    台本: フィリップ・キノー(1635-1688)
アティス..マティアス・ヴィダル(テノール)
シベール..ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
サンガリード..サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
セレニュス..タシス・クリストヤニス(バリトン)
ドリス..ハスナア・ベナニ(ソプラノ)
メルポメーヌ、メリス..
 エレオノール・パンクラツィ(ソプラノ)
時の神、無残な夢の精、サンガル川の神..
 ダヴィド・ヴィチャク(バリトン)
西風の精、モルフェ、川の神1..
 アントナン・ロンドピエール(テノール)
花の精、泉の精1..ヴィルジニ・トマ(ソプラノ)
イリス、泉の精2..
 マリーヌ・ラフダル=フラン(ソプラノ)
眠りの精..
 レイナウト・ファン・メヘレン(テノール)
ファンターズ..
 フランソワ=オリヴィエ・ジャン(テノール)
泉の精3、4..
 コンスタンス・パラン、
  マドレーヌ・プリュネル(ソプラノ)
川の神2..
 カルロス・ラファエル・ポルト(オートコントル)
小川の童神..
 マリー・バロン、
  アンリ・ド・モンタランベール(歌)
レ・パージュ・エ・レ・シャントル
 (ヴェルサイユ・バロック音楽センター合唱団)
レザンバサドゥール=ラ・グランド・エキュリー
 (古楽器使用)
アレクシス・コセンコ
 (フラウト・トラヴェルソ、指揮)

 録音: 2024年3月、パリ、サル・コロンヌ
 総収録時間: 177分

 【初演時の編成に肉薄。王の明敏な感性を虜にした響きに迫る新名演】
 17世紀中盤にあって、演劇の魅力をそのまま歌に閉じ込めたかのような自然な語りを音楽で聴かせ、フランス語の台本によるオペラという新境地を拓いたリュリ。
 1676年初演の《アティス》はルイ14世がことさら深く愛し「王のオペラ」と呼ばれた傑作で全曲録音も複数出ていますが、このたび更なる画期的全曲盤が登場。
 故J-C.マルゴワールの古楽器楽団を吸収合併し、徹底したバロック管弦楽の再現に意欲を燃やすアレクシス・コセンコの合奏団が、表題役にヴィダル、女主人公たちにジャンス、ピオー、他にもクリストヤニスにベナニ、ヴィチャクら錚々たる最前線の名歌手を迎え、ひときわ深い作品解釈を実現しました。
 弦楽合奏は当時の「王の24のヴァイオリン団」に合わせ24人(弓奏弦楽器では他に通奏低音にヴィオル奏者が2人参加)、史料に基づき7本のアルトリコーダーが同時に奏される箇所もあるほか、初演時に使われていた可能性が史料から示唆されるフラウト・トラヴェルソも使用するなど、最新の研究成果に基づき徹底して初演当時のオーケストラ編成を再現。
 クラヴサンにベアトリス・マルタン、撥弦はアンドレ・ヘンリヒら2人、木管にジェレミー・パパセルジオーなど多忙な名手たちも参加しています。
 作曲者の意向に合わせ装飾歌唱を最小限に留め、悲恋の物語をプロローグから終幕まで曲本来の劇的効果を全歌手が味わい豊かに聴かせる中、編成の意義をみごとに伝える古楽器演奏の魅力も十全に堪能できる傑作録音に仕上がっています。
 
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ALPHA1231
\3000→\2790
クレア・フアンチ(ピアノ)
 ピアノ・ヒロインズ ~女性作曲家によるピアノ作品集
クレア・フアンチ(ピアノ)
トリスタン・コルヌ(チェロ)..17
 ファンー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847):
  1-2. カプリッチョ ロ短調 H. 349
  3-6. 12か月 より
   3. 2月 スケルツォ/4. 5月 春の歌/5. 6月 セレナーデ/6. 9月 川にて
 エイミー・ビーチ(1867-1944)
  7-8. ファンタジア・フガータ Op. 87/
  9. 独りきりの母の子守歌 Op. 108/10-13. 4つのスケッチ Op. 15
 クララ・シューマン(ヴィーク)(1819-1896):
  14. 音楽の夜会 Op. 6 より ノットゥルノ
  15-16. 4つの性格的小品 Op. 5 より
   15. ボレロ風カプリス/16. 幻想的情景 - 亡霊たちの踊り
  17. ピアノ協奏曲 イ短調 Op. 7 より 第2楽章 ロマンス
  18. 音楽の夜会 Op. 6 より ポロネーズ
 フローレンス・プライス(1887-1953):
  19. ニグロ・ファンタジー ト短調/20. 瞑想曲/
  21. ワルツ・オヴ・ザ・スプリング・メイド/
  22. ユア・ハンズ・イン・マイン23. コットン・ダンス

 録音: 2025年7月 ハーノファー、ライプニッツ劇場
 収録時間: 74分

 【逆境の中で名作を生んだ女性作曲家たちへのトリビュート】
 アメリカに生まれ、現在はドイツを拠点に活躍するクレア・フアンチによるAlphaからのソロ・アルバム第2弾(他にモーツァルトの協奏曲あり)は、ロマン派に連なる4人の女性作曲家、ファニー・ヘンゼル、クララ・シューマン、エイミー・ビーチ、フローレンス・プライスに捧げられた作品集。
 プログラムの中心テーマは、彼女たちが社会的地位、性別による制約、結婚生活、人種差別といった深刻な障壁に直面しながらも、いかにして不朽の音楽を創造したかを探求することにあります。
 フアンチはここに自らの存在を重ね、それぞれの作曲家の境遇と作品に深い共感を持って、軽やかながらも豊かな歌心を感じさせる彼女らしい表現で1曲1曲を歌い上げています。

 



クレア・フアンチ(ピアノ)

 1990年3月22日、ニューヨーク州ロチェスターで科学者である中国移民の両親のもとに誕生。6歳でピアノを始め、11歳までフィラデルフィアのセトルメント音楽学校でピアニストのウルスラ・インゴルフソン=ファスビンドに師事。8歳の時にシンシナティで開催されたピアノ・コンクールで金賞を受賞。プレ・カレッジ部門の最年少メダリストとして、インターナショナル部門の入賞者コンサートでオーケストラと共演。2003年から2007年までカーティス音楽院で学び、ゲイリー・グラフマンのもとで、3歳年長のユジャ・ワンらと共に学んだ後、2007年から2016年まで、ドイツのハノーファー音楽演劇大学でアリエ・ヴァルディに師事。
 2009年、ダルムシュタットで開催されたヨーロッパ・ショパン・ピアノ・コンクールで優勝し、チューリヒではオルフェウム音楽賞を受賞、2010年、マイアミのナショナル・ショパン・コンクールで優勝して特別賞も受賞、2011年、ミュンヘンARD国際音楽コンクールで第2位。 2018年にはチューリヒのゲザ・アンダ・コンクールで優勝。以後、世界各国で活躍。Henle Verlagのアンバサダーでもあります。

 




ARCANA

A589
\3000
バルバラ・ストロッツィ:声楽作品集
 バルバラ・ストロッツィ(1619-1677):
  1. Godere, e tacere
   味わい、そして黙するということについて
    (器楽による演奏)
  2. L'amante segreto 秘密の恋人
  3. La vendetta 復讐
 ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690):
  4. La Savorgniana ソナタ「ラ・サヴォルニアーナ」
   〔サヴォルニアーニのソナタ〕
    (『2声と3声〔と通奏低音〕のためのソナタ集』
     Op. 2より)
 ストロッツィ:
  5. Lagrime mie – Lamento 哀歌「わたしの涙」
  6. A pena il sol 太陽が昇るや否や
  7. Costume de' grandi やんごとなき人々の習わし
 ダリオ・カステッロ(1602-1631):
  8. 第12ソナタ
   (『先進様式によるコンチェルタート形式のソナタ集』
    〔1629〕より)
 ストロッツィ:
  9. Che si puo fare カンタータ「何が出来ようか」
  10. Tradimento 裏切り
ラウラ・カトラーニ(ソプラノ)
アカデミア・デッラヌンチアータ
 (古楽器使用)
アンジェロ・カルヴォ、フランチェスコ・
 ファッキーニ(ヴァイオリン)
ジュリオ・パドイン(チェロ)
ラウラ・ラ・ヴェッキア(テオルボ)
マルゲリータ・ブラッティーニ
 (ダブルハープ)
リッカルド・ドーニ(チェンバロ、指揮)

 録音: 2024年2月4-7日 ヴィジェーヴァノ(イタリア北西部ロンバルディア州パヴィア県)、ヴィジェーヴァノ大聖堂宝物博物館「タペストリの間」
 収録時間: 62分

 【実力派古楽奏者たちが現代音楽の俊才と聴かせる、中期バロック屈指の女性作曲家の世界】
 作曲で名を残した女性は、18世紀以前にも数こそ少ないながら確実に存在しました。
 その中でもイタリア中期バロックを代表する才人として話題に上ることが少なくないバルバラ・ストロッツィの作品を、同時代の男性作曲家の曲も幾つか交えながら、同じイタリアの最前線で最新の研究成果を踏まえた演奏を聴かせるアンサンブルが堪能させてくれるアルバムが登場。
 ヴェネツィアの名家出身で「無名者たちのアカデミア」の一員でもあった音楽愛好の詩人ジュリオ・ストロッツィを父に持つ彼女は、早くから父が自ら創始したアカデミアでも歌を聴かせ、男性優位社会にあって痛烈な悪意にもさらされながら音楽家として自活の道を確立しました。
 1650年代を通じて刊行された3冊の曲集からの作品を中心とする本盤で独唱を務めるラウラ・カトラーニは、現代作品で抜群の適性を発揮しながら古楽作品にも深い関心を寄せ、ここでも時代様式を踏まえながら細やかに歌詞のニュアンスを伝える自在な歌唱を伸びやかに味わわせてやみません。
 バロックハープ(ダブルハープ)やテオルボなど撥弦楽器が随所で効果的な調べを響かせる通奏低音、器楽合奏で優美かつ機敏に曲の魅力に迫る弓奏弦楽器奏者たちの活躍も実に見事。
 器楽編曲でも映える1644年のデビュー作からの1曲に始まり、鮮烈な鬱憤と怒りが軽やかな自在さと併存する名曲「裏切り」に至るまで、聴き深め甲斐あるバルバラ・ストロッツィの音世界に浸りきれる1枚です。

 


 バルバラ・ストロッツィ(1619-1677)
 17世紀ヴェネツィアに咲いた天才女性作曲家バルバラ・ストロッツィ。比類なき歌心と大胆な感情表現をもつ彼女の声楽作品は、モンテヴェルディ以降のバロック音楽に新たな息吹をもたらしました。自ら企画・出版を行い、男性中心の音楽界で独自の地位を切り開いた稀有な存在。痛切な嘆きから芳醇な官能まで、音楽は人間の情念を鮮やかに描き出し、現代の私たちをも強く魅了し続けています。


バルバラ・ストロッツィがモデルを務めたと推測される絵画。これが当時ヴェネツィア社会の「自立した女性」のイメージらしい。
 



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BRU ZANE



BZ2008
\3000→\2790
ジュール・マスネ: 管弦楽伴奏付き歌曲集 2
 ジュール・マスネ(1842-1912):
  1. Noel paien 異教の降誕祭
  2. Larmes maternelles 母の涙
  3. Elegie エレジー(悲歌)
  4. Sainte Therese prie 聖女テレーズは祈る
  5. Entracte-Sevillana (Don Cesar de Bazan) 間奏曲:
   セビリャーナ(歌劇《バザンのドン・セザール》より)
  6-10. Chansons des bois d'amaranthe
   アマランサスの花咲く森の歌
    6. I. O bon printemps おお、善良なる春よ
    7. II. Oiseau des bois 森の鳥
    8. III. Cheres fleurs 愛しき花々
    9. IV. O ruisseau おお、せせらぎよ
    10. V. Chantez ! みな歌え!
  11. Orphelines 身寄りのない少女たち/
  12. Premiere danse 初めての舞踏/13. La Riviere 小川/
  14. Avril est amoureux 四月は恋をしている/
  15. La Mer シューベルトの「海辺にて」
   (歌曲集『白鳥の歌』D 957より第12曲/
    マスネ編曲によるホルンと管弦楽のための版)/
  16. Chanson pour elle 彼女のための歌/17. Depart 出発/
  18-22. Expressions lyriques 抒情的表現
   18. I. Dialogue 語らい/19. II. Les Nuages 雲/
   20. IV. Battements d'ailes 羽ばたき/
   21. VII. Nocturne 眠れぬ夜/22. VIII. Melancolie 憂愁
  23. Le Petit Jesus 小さいイエスさま/24. La Nuit 夜
 ※ 5 以外は全て管弦楽版による世界初録音
エレーヌ・ギユメット(ソプラノ)..
 3、6-10、13
マリー=アンドレ・ブシャール=ルシュール(メゾ・ソプラノ)..
  4、6-10、18-22
ジュリアン・アンリク(テノール)..
 1、6、8-10、12、16、23
トマ・ドリエ(バリトン)..
 2、8、10、11、14、17、24
ルーアン・ノルマンディ歌劇場管弦楽団
ベルトラン・デュボス(ホルン)..15
ピエール・デュムソー(指揮)

 【23曲もの世界初録音!歌劇作曲家マスネの未知領域を明るみに引き出す充実盤】
 同世代のビゼーやフォーレらと共にフランス近代を代表する作曲家の一人マスネ。傑作《ウェルテル》はじめオペラ作曲家としての業績に光が当たる機会こそ少なくないものの、オペラ以外でも優れた作品を無数に残していることはあまり知られていません。
 管弦楽伴奏付き歌曲の数々は、フランス近代に明るい音楽学者J-C.ブランジェが「決して余技では終わらなかった彼の重要領域」と位置づける、マスネの核心分野の一つ。
 ヴェネツィアに本拠を置くロマン派フランス音楽センター(Palazetto Bru Zane)は2022年、名歌手6人と指揮者エルヴェ・ニケを迎え、この分野におけるマスネの画期的な仕事を紹介する第1弾アルバムをリリースしましたが、今回の第2弾も収録曲は1曲を除いて全て世界初録音。
 
 カナダ出身でフランス近代と古楽に実績の多いエレーヌ・ギユメットを筆頭に、今回も4人の歌手は十全に存在感ある歌を聴かせ、歌劇界におけるマスネの躍進期(1870年代)から第一次大戦前夜に至る24の作品の真価に迫ります。
 比較的初期の「異教の降誕祭」(1872)に始まり、四重唱と女声二重唱からなる瀟洒で起伏に富んだ『アマランサスの花咲く森の歌』(1901)やシェーンベルク『月に憑かれたピエロ』作曲・初演の前年に完成した歌手の朗読を含む『抒情的表現』など後期の連作まで聴き応え十分。
 ALPHAに名盤の多いピエール・デュムソーの指揮も細やかで、マスネならではの充実した管弦楽法をたっぷり味わわせてくれます。




マスネ: 管弦楽を伴う歌曲集
第1弾


 BZ2004
\3000→\2790
エルヴェ・ニケ(指揮)&パリ室内管弦楽団
マスネ: 管弦楽を伴う歌曲集

 ジュール・マスネ(1842-1912):
  1. 春の思い Pensee de printemps [CD]
  2. 詩人と幽霊 Le Poete et la Fantome [VG]
  3. 愛の讃歌 Hymne d'amour [ED]
  4. 恋する女 Amoureuse [NC]
  5. きみがお望みなら、かわいい人よ Si tu veux, Mignone [JD]
  6. プロヴァンスの歌 Chant provencal [CS]
  7. コロンビーヌの夢 ~管弦楽のための無言劇『アルルカンの物語』より
   Reverie de Colombine (du Roman d'Arlequin) 〔管弦楽〕
  8. 思い出してください、乙女マリアよ(聖ベルナルドゥスの祈り)
   Souvenez-vous, Vierge Marie ! ? Priere de Saint Bernard [VG]
  9. 子供たち Les Enfants [JD]
  10. 秋の思い Pensee d'automne [CD]
  11. 突然のキス Baiser-Impromptu[CS]
  12. 愛している Je t'aime [NC]
  13. コロンビーヌに A Colombine [ED]
  14. 宗教的場面 Scene religieuse〔管弦楽〕
  15. 映え抜きの娘 Soeur d'election [VG]
  16. 黄昏 ~『田園詩』より Crepuscule (de Poeme pastoral) [JD]
  17. 薄明 ~『田園詩』より Aurore (de Poeme pastoral) [CS]
  18. ピチュネット Pitchounette [CD]
  19. 即興詩人 ~トラステヴェレの追憶
   L'improvisatore ? Rimembranza di Trastevere [NC]
  20. 花々 Les Fleurs [NC, ED]
  21. 愛のメヌエット ~歌劇《テレーズ》より
   Menuet d'amour (de Therese) 〔管弦楽〕
  22. 侯爵夫人! Marquise ! [CS]
  23. 人の噂 On dit ! [VG]
  24. ミュゼット ~『田園詩』より Musette (de Poeme pastoral) [JD]
  25. ミュゼットの歌 La Chanson de Musette [CD]
 *トラック2, 7, 14, 21以外は全て世界初録音
シャンタル・サントン・ジェフェリ(ソプラノ)...CS
ジョディ・デヴォス(ソプラノ)...JD
ニコール・カー(ソプラノ)...NC
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)...VG
シリル・デュボワ(テノール)...CD
エティエンヌ・デュピュイ(バリトン)...ED
パリ室内管弦楽団
エルヴェ・ニケ(指揮)

 録音:2020年11月17-20日 シテ・ド・ラ・ミュジーク、サル・ド・コンセール、パリ

 【稀代の歌劇作曲家が綴った知られざる佳品群。世界初録音多数、ニケと名歌手たちによる名演】
 《ウェルテル》や《タイス》、《エロディアード》など、ベル=エポック期を代表する傑作歌劇で知られるマスネ。
 オペラ以外にも管弦楽のための組曲やピアノ協奏曲、無数の歌曲やピアノ曲など、その作曲分野は多岐にわたりますが、歌劇場での大成功が災いしたのか、オペラ以外の作品の多くは正当な評価を受けることなく、作曲家の歿後は忘れ去られたままになっていました。
 19世紀フランスの知られざる音楽の復権に尽力してきたPalazetto Bru Zaneによりここに集められたのは、そうしたマスネ作品の未知領域でも特に光の当たる機会に恵まれていなかった管弦楽伴奏付の歌曲。
 オペラ偏重の過去を見直し芸術性の高い音楽会への嗜好が育まれつつあった19世紀末のフランスでは、オーケストラ演奏会に歌手が客演する時に好適なこの曲種の需要が急速に高まり、人気作曲家マスネもそれに敏感に対応したのでした。
 彼が生前にオーケストラ編曲した自身の歌曲を中心に幾つかの管弦楽作品も交えた、収録曲の大半が世界初録音という嬉しい選曲を指揮するのは、古楽器演奏の最前線から世に現れ、最近はフランス19世紀作品でも注目すべき実績を上げ続けているエルヴェ・ニケ。
 歌手陣もフランス語圏を中心に欧州歌劇界を賑わせている俊英揃いの布陣で、精鋭パリ室内管弦楽団も精緻な音作りで個々のオーケストレーションの魅力を最大限に引き出してゆきます。
 同レーベルの常通り充実したライナーノート(英・仏・独語)も魅力です。
 

 



CAPELLA DE MINISTRERS


CDM2560
\3000
セファルディの歌、アラブ=アンダルシアの歌
 ~Genesis. La nada 誕生~
  1. Adonay Bekol Shofar 主よ、角笛を吹き鳴らし
  2. Tzur Menati わが運勢の岩
  3. Garibat & Al Maya
   ガリバトの調べ、アル・マヤの調べ〔器楽〕
 ~Nasciturus. A su casa viene 新生児の帰宅~
  4. Oh, que mueve meses ああ、なんという月日
  5. A la nana ya la buba ねんねんころりよ
  6. Reng-e Esfahan イスファハーンの踊り〔器楽〕
  7. Hamavdil 聖事と俗事を別にする者は
  8. Nani, nani 眠れ、眠れよ
 ~Ratio. Adolescencia y ceremonia de iniciacion social
  理性の時、思春期の通過儀礼~
   9. Ah, senora novia / No la puso su madre
    ああ花嫁よ/母はなにもくれなかった
   10. Katibim ユスキュダルに向かう途中
   11. Poco le das la mi consuegra
    お義母さん、それだけしかくれないのですか
   12. Jovano, Jovanke ヨヴァノ、ヨヴァノや〔器楽〕
   13. Dezilde a mi amor 教えておくれ、恋の神よ
 ~Metamorfosis. Independencia 変容の時、独り立ち~
  14. Noches, noches 夜ごと、夜ごとに
  15. Siete modos de guisados
   煮込み料理の作り方を七通り
 ~Mawt. El todo 死こそ全て~
  16. Avinu Malkenu われらが父よ、王なる方よ
  17. La vida es un pasaje 人生はただの通り道
  18. Gankino horoガンカの踊り〔器楽〕
  19. Adijo kerida さらば、愛しき者よ
フランソワーズ・アトラン(歌)
カペリャ・デ・ミニストレルス
 (古楽器&民俗楽器使用)
カルレス・マグラネル(各種弓奏弦楽器)
アジズ・サムサウイ
 (カヌン、サズ、ウード
  〔いずれも撥弦楽器〕)
カヴェフ・サルヴァリアン
 (ネイ〔笛〕/トンバック〔太鼓〕)
ホタ・マルティネス
 (ショファル〔骨材の笛〕/
  ハーディガーディ〔擦弦楽器〕/
  コプズ、リュート〔撥弦楽器〕/
  ダルブッカ、ダフ、タル〔打楽器〕)

 録音: 2024年9月8-10日 レケナ聖母教会(スペイン東部バレンシア地方)
 収録時間: 71分

 【イベリアを追われた民が住まう地中海各地の調べで、人の一生を辿る】
 北に接するカタルーニャ地方と言語を共にし、独特の伝統を持つスペイン東部のバレンシア地方。ヴィオラ・ダ・ガンバ発祥の地とも言われるこの地に拠点を置く古楽集団カペリャ・デ・ミニストレルスの新たなアルバムは、15世紀に統一王朝を樹立したキリスト教王国スペインによる追放令によりイベリア半島を追われたユダヤ人たち(セファルディ)が辿り着いた各地をめぐり、それらの地に伝わる調べを集めて人間の一生を辿るプログラムで構成されています。
 アドリア海に面したヴェネツィアやバルカン半島のソフィア(ブルガリア)やテッサロニキ(ギリシャ)、黒海周辺のイスタンブールやオデッサ、果ては北アフリカのカサブランカやタンジェ(モロッコ)、アルジェ、テュニス、トリポリを経てエジプトのアレクサンドリアに至るまで、歌の出所は実にさまざま。
 ユダヤ人とベルベル人の血を引く南仏生まれのアルジェリア系フランス人歌手フランソワーズ・アトランの豊潤な温もりと瑞々しさを兼ね備えた美声で、人が生まれて家族の住む家へ落ち着き、さまざまな経験を積み成長して旅立ち、死へ向かう流れを彩る各地の伝統も垣間見え、スペイン語・カタルーニャ=バレンシア語・英語で記され端的にまとめられた解説と共につい惹き込まれてしまう内容。各種楽器の際立った音色を効果的に伝えるこのレーベルならではのエンジニアリングも頼もしく、独特の余韻を残す味わい深い1枚に仕上がっています。







CHANNEL CLASSICS


CCS46426
\3000
ペルト、ヴォーン・ウィリアムズ、トルミス、ヴァスクス作品
 アルヴォ・ペルト(1935-):
  1. 鏡の中の鏡(チェロとピアノ版)
 レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
  2. トーマス・タリスの主題による幻想曲
 ヴェリヨ・トルミス(1930-2017):
  3. 鉄への呪い
 ペトリス・ヴァスクス(1946-):
  4. プレインスケープ
 レポ・スメラ(1950-2000):
  5-7. 混声合唱と弦楽のための協奏曲
 ペルト:
  8. 鏡の中の鏡(ヴァイオリンとピアノ版)
アムステルダム・シンフォニエッタ
キャンディダ・トンプソン
 (音楽監督、ヴァイオリン、
  シャーマン・ドラム..3、
   ソロ・ヴァイオリン..8)
オランダ室内合唱団
マルティナ・バティッチ(指揮)..3-7
ティム・ポズナー(チェロ)..1
ヒュリヤ・ケセル(ピアノ)..1、8

 録音: 2023年5月12日、18日..1-7 2020年5月6日..8 アムステルダム、アイ湾音楽堂(ライヴ)
 収録時間: 76分

 【瞑想と躍動、声と弦、過去と現在、様々な要素が合わせ鏡のように生み出す重層的な魅力】
 キャンディダ(カンディダ)・トンプソン率いるアムステルダム・シンフォニエッタと、マルティナ・バティッチ指揮オランダ室内合唱団によるバルト三国の作曲家を中心としたアルバム。
 冒頭とラストに2つのヴァージョンが収められたペルトの『鏡の中の鏡』に代表される瞑想と、時間、空間、文化、編成といった要素を次々と反映し合っていくという構成になっています。
 唯一収められたイギリスの作曲家であるヴォーン・ウィリアムズの『タリスによる幻想曲』は平和的な美しさを持ち、四重奏、小編成、大編成という3種の弦楽合奏が響き合い、ルネサンスと20世紀が対話するという象徴的な作品。
 トルミス『鉄への呪い』に聴かれる戦争への非難を込めたシャーマン的な高揚、ヴァスクス『プレインスケープ』が描くラトビアの広大な草原、その星空と移り行く季節、そして作曲者自身が「音楽的なマグマ」と表現するスメラの協奏曲では、ミニマリスト的なスタイルで燃えるような躍動が聴かれます。
 そうして最後はもう一度ペルトの瞑想の世界へ。静と動を繰り返しながらプログラム全体が合わせ鏡であるように感じさせる、トータルで抗いがたい魅力を放つアルバムです。

 
 




CHATEAU DE VERSAILLES SPECTACLES


CVS189
(2CD)
\4400
サロモン:メデとジャゾン
 ジャン=フランソワ・サロモン(1649-1732):
  音楽悲劇《メデとジャゾン》
   (序幕付き全5幕/1713年パリにて初演)
    台本: シモン=ジョゼフ・ペルグラン
     (1663-1745)
ジャゾン..レイナウト・ファン・メヘレン(テノール)
メデ..マリー=アンドレ・ブシャール=ルシュール
 (メゾ・ソプラノ)
クレユーズ..メリサ・プティ(ソプラノ)
メロポメーヌ、ネリーヌ..
 ロール・ビノン(メゾ・ソプラノ)
エウロープ、クレオーヌ..
 アンネリース・ファン・フランベレン(ソプラノ)
クレオン、アポロン..シリル・コスタンゾ(バス)
コリントの女、魔女、妖精、船乗りの女..
 ヴィルジニ・トマ(ソプラノ)
船乗りの男1..
 ルノー・トリパティ(カウンターテナー)
コリントの男、魔法使い、喜びの精、
 衛兵、船乗りの男2..
  マクシム・メルニーク(テノール)
アルカス、憤怒の鬼2..サミュエル・ナモット(バリトン)
悪魔、船乗りの男3、憤怒の鬼3..
 フィリップ・ファヴェット(バス・バリトン)
憤怒の鬼1..アルノー・ル・デュ(テノール)
ナミュール室内合唱団
ア・ノクテ・テンポリス(古楽器使用)
レイナウト・ファン・メヘレン(指揮)

 録音: 2025年7月11-14日 ナミュール(ベルギー南部ナミュール州)、グラン・マネージュ
 総収録時間: 151分

 【謎多き傑作歌劇! ラモー前夜の豊かな管弦楽の彩りで華やぐ名歌手たちの妙技】
 シャルパンティエとマレの間くらいの世代に属し、南仏トゥーロン出身でルイ14世の王室に仕えたこと以外は詳しい生涯が知られていない作曲家ジャン=フランソワ・サロモンは、ユトレヒト和議で欧州が安定に向かう1713年にパリの王室音楽アカデミー劇場(オペラ座)で初演され大成功を収めた《メデとジャゾン》で歴史に名を残しました。
 ルイ15世の時代に至るまでパリの他ブリュッセルやリヨンでも上演されたこの作品、上演が不首尾に終わった同題のシャルパンティエ作品とは大きく装いを異にしており、合唱を効果的に活かしながら魔術や魅力的な対話の場面を多く盛り込み、細やかな音色表現をオーケストラで実現、きわめて起伏に富んだ展開で女妖術使いメデ(メデア)と自己中心的な男ジャゾンの存在感を強く打ち出します。
 トラヴェルソのアンナ・ベッソン、バスーンのリザ・ゴールドバーグ、打楽器にはレザ―ル・フロリサンで無数の名演を彩ってきたマリー=アンジュ・プティなど、ソロでの活動や多忙な活躍で知られるプレイヤーも多く加わる楽団を率いるのは、自ら表題役を演じる個性的な美声が魅力の指揮者=歌手レイナウト・ファン・メヘレン。
 ヒロインを演じるブシャール=ルシュールの他にもコンスタンゾやビノンら実力派歌手続々の布陣で、知られざる充実作のドラマをたっぷり味わうことができます。

 
 




COL LEGNO

COL20481
\2900
シューベルト:美しき水車屋の娘(フラヌイ編)
 【CD】
  1-20.第1曲-第20曲
フローリアン・ベッシュ(バリトン)
フラヌイ(器楽アンサンブル)
COL20481V
(LP)
\5500
シューベルト:美しき水車屋の娘(フラヌイ編)
 【LP1】
  Side A:第1曲-第6曲
  Side B:第7曲-第10曲
 【LP2】
  Side A:第11曲-第15曲
  Side B:第16曲-第20曲

 録音:2024年(ライヴ) Vienna Radiokulturhaus.
 総収録時間:66分

 東チロル高原の名を冠した「フラヌイ」は、地元出身の音楽家により1993年に結成され、クラシック、民族音楽、ジャズ、現代を融合した独自のスタイルでシューベルトやマーラーのリートを演奏する、ヴァイオリン、アコーディオン、クラリネット、チューバからハンマーダルシマー、ハープなど多彩な楽器によるアンサンブル。
 彼らはリート解釈で国際的な評価を得るバリトン、フローリアン・ベッシュと共に初の全曲歌曲ツィクルスとして「美しき水車小屋の娘」に挑みました。
 若きさすらい人の心情を聴覚的に追体験するこのプロジェクトは2023年にはベルリン国立歌劇場で上演、「クルト・ワイルの作品やクレズマー音楽を想起させる」と評価され、各地の音楽祭でも繰り返し上演されました。このアルバムは2024年、ウィーン公演でのライヴ録音です。
 




DELOS



DE3628
(2CD)
\4400
エドモン・デデ:
 モルジアヌ、あるいはイスファハーンのスルタン

  エドモン・デデ(1827-1901):
   歌劇《モルジアヌ、あるいは
    イスファハーンのスルタン》
     (全4幕)(1887)
      台本..ルイ・ブリュネ
  世界初録音
モルジアヌ..
 マリー・エリザベス・ウイリアムズ(ソプラノ)
クルシャー..ケネス・ケロッグ(バス)
アミーヌ..ニコール・キャベル(ソプラノ)
アジ・アサン..ジョシュア・コニャーズ(バリトン)
アリ..チャウンシー・パッカー(テノール)
ベエール..ジョナサン・ウッディ(バス・バリトン)
オペラ・クレオール・アンサンブル
オペラ・ラファイエット管弦楽団
パトリック・デュプレ・クイッグレー(指揮)

 録音: 2025年2月9日(ライヴ) Dekelboum Concert Hall in The Clarice Smith Performing Arts Center at the University of Maryland, USA
 総収録時間: 143分

 【世界初録音、アフリカ系アメリカ人による史上初の完全なオペラ!】
 エドモン(エドモンド)・デデは1827年にニューオーリンズのアフリカ系アメリカ人の家庭に生まれましたが、南北戦争前のルイジアナ州における人種差別は過酷で、音楽家を目指した彼は1840年代後半にメキシコへ、さらに1855年にフランスへ渡り、パリ高等音楽院の聴講生として学びフロマンタル・アレヴィらに師事しました。
 その後ボルドーでグラン・テアトルの指揮者補佐やバレエ音楽の作曲家として活動、後にはアルカサル劇場ほかでオペレッタやボードヴィルを指揮するなど35年以上に渡るキャリアを築きます。生涯のうちで交響曲やバレエ音楽のほか250以上の歌曲を作曲しましたが、夢はグランド・オペラであり、その集大成が1887年に完成した《モルジアヌ、あるいはイスファハーンのスルタン》でした。
 しかしその上演は実現せず、1901年彼は貧困のうちにパリで亡くなっています。後にそのスコアはフランスの収集家が入手し、2000年にはハーバード大学がコレクション全体を入手、2008年にこのオペラが発見され、時間をかけて上演可能な状態に校正された後、2025年に世界初演へとこぎつけました。
 作品はフランス語のテキストが用いられ、合唱や大規模な管弦楽の色彩豊かなオーケストレーションといったグランド・オペラの影響、デデが経験を積んだ大衆的な劇場で聴かれたような親しみやすいメロディ、さらにはカリブ海のリズムを取り入れたり古典的な対位法も聴かれるなど、独創的かつ完成度の高いものとなっています。

 舞台は年代不明のアラビアとペルシャ。イスファハーンで挙げられたアリとアミーヌの結婚式の最中、スルタン(君主)クルシャーの兵士隊長ベエールが、スルタンがアミーヌを望んでいるとして誘拐します。
 アリと、アミーヌの母モルジアヌ、父アジ・アサンらは復讐と奪回を誓いますが、計略途中で捉えられ死刑となることに。しかしモルジアヌは、全員を救う恐ろしい秘密があると明かします。それは、アミーヌの父親が実はスルタン本人であるというものでした..。
 権力の乱用と腐敗、知性と機知の勝利、アウトサイダーの尊厳などといった、デデの経験が反映されたテーマが随所に見て取れる物語です。
 19世紀以前の知られざるフランス・オペラを中心に、作曲時のモデルと奏法を尊重した古楽器演奏で実績をあげてきたオペラ・ラファイエットは、今回の世界初録音にあたり弦楽器にはガット弦を張り、オフィクレイドを用いるなど管楽器にも出来る限り当時に近いものが揃えられ、デデが思い描いた響きを再現しようとしています。
 歌手陣の生き生きとした表情も特筆ものです。







DIVERSIONS


DDV 24173
(2CD)
\3300
Water Through Ice
 J.S.バッハ:リュート組曲(アルト・ギター編)

  ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
   【CD1】
    1-6. 組曲 ハ短調 BWV 995(原調:ト短調)
    7-12. 組曲 ト短調 BWV 996(原調:ホ短調)
    13-17. 組曲 ハ短調 BWV 997
   【CD2】
    1-6. 組曲 ト長調 BWV 1006a(原調:ホ長調)
    7-9. 前奏曲、フーガとアレグロ
     ヘ長調 BWV 998(原調:変ホ長調)
    10. シャコンヌ ヘ短調(原調:ニ短調) -
     無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
      第2番 BWV 1004より
ヴェサ・ラッシラ(アルト・ギター)

 録音:2023年 フィンランド、ユリヴィエスカ
 総収録時間:102分

 【バッハのリュート組曲をアルト・ギターで演奏】
 ここで用いられている楽器は、フィンランドの弦楽器製作者ケイヨ・クレリンが2009年に製作した、低音域を拡張した8本弦のアルト・ギター。
 フィンランド出身のギタリスト、ヴェサ・ラッシラはこの楽器の特性を最大限に生かし、バッハの対位法と構築美を明晰に描き出しています。
 ラッシラによれば、通常のギターに比べてベース・ラインを自然に響かせることができるので、音楽の流れがより立体的に浮かび上がるとのこと。技術的に高度で複雑な各組曲から透明感と詩情に満ちた音楽を紡ぎ出しました。
 ヴェサ・ラッシラはティモ・コルホネンら著名教師陣のもとで研鑽を積み、各地のマスタークラスにも参加。
 現在はユリヴィエスカ音楽院のギター教授として演奏と教育の両面で活躍しています。
 




DYNAMIC


CDS 8080
\2700
リッチョ:歓喜の声を~宗教&器楽曲集
 ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチョ
  (1563-1620以降):
   歓喜の声を~宗教&器楽曲集
    1. 4声のカンツォン/2. マリア喜び/
    3. サルヴェ・レジーナ/
    4. エコーによる2声のカンツォン/
    5. わたしの愛する者は/6. 歓喜の声を/
    7. 今日、天に昇られ/8. 2声のカンツォン/
    9. 主よ、われ御身に希望を置き/
    10. 今日、天に昇られ/11. 主は新しき歌を/
    12. 私は命の糧である/13. 主はよみがえられ/
    14. カンツォーネ/15. われは眠り/
    16. 主はよみがえられ/17. われに示したまえ/
    18. われを祝福したまえ/19. めでたし、主よ/
    20. 4声のソナタ全て世界初録音
アンナ・ピローリ(ソプラノ)
マリア・キアラ・ガッロ(アルト)
マッシモ・ロンバルディ(テノール)
アレッサンドロ・ラヴァシオ(バス)
エストラヴァガンテ・アンサンブル
 (古楽器使用)
リッカルド・ドーニ(チェンバロ&指揮)

 録音:2024年10月29日-11月1日 セミナリオ・ヴェスコヴィレ・ディ・ヴィジェーヴァノ

 【復元・再構成でよみがえるモンテヴェルディの偉大なる同時代人リッチョの宗教&器楽曲集】
 ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチョは、16世紀後半から17世紀前半にかけて、ヴェネツィアで活躍した作曲家。ジョヴァンニ・ガブリエーリやクラウディオ・モンテヴェルディが同地で活躍した時期と重なり、生前は彼らと並ぶ存在でした。
 貴族の庇護者を多く持ったリッチョは1612年以降3つの教会音楽集を残しました。現存するものはすべて不完全な状態でしたが、丹念な調査・研究を経て復元・再構成が行われ、この世界初録音に結実しました。
 リッチョの作品は、コンチェルト様式による重唱、エコー効果の使用、テキストの直接的な音楽描写など、モンテヴェルディに代表される当時の最先端の技法をふんだんに用いており、躍動感のある旋律と洗練された表現は、モンテヴェルディに比肩するほどの生命力が感じられます。
 器楽曲はガブリエーリの様式に学んだカンツォンで、ここでは弦楽器を中心にしたアンサンブルが曲の求めるヴィルトゥオジティを発揮しています。

 チェンバロを弾きながら指揮を取るリッカルド・ドーニは、ロレンツォ・ギエルミとジャン=クロード・ツェンダーの薫陶を受け、1993年よりジョヴァンニ・アントニー率いるイル・ジャルディーノ・アルモニコの通奏低音奏者を務める気鋭の鍵盤奏者、指揮者。
 エンリコ・オノフリのイマジナリウム・アンサンブルの通奏低音奏者として日本でも実演や録音で、その高い実力が知られています。
 チェチーリア・バルトリ、オッターヴィオ・ダントーネ、イザベル・ファウストといった著名なアーティストたちとも共演し、特にジュリアーノ・カルミニョーラとマリオ・ブルネロとは、主宰するアッカデーミア・デラヌンチアータを率いてARCANAレーベルで録音プロジェクトを行い、世界的に高い評価を得ています。
 2024年には、そのアッカデーミア・デラヌンチアータを発展させてエストラヴァガンテ・アンサンブルを創設。
 この録音ではいずれもソリストとしてヨーロッパを中心に活躍する4人の歌手と、優れた器楽奏者を率いて、リッチョの音楽を生き生きと現代によみがえらせています。
 モンテヴェルディの同時代人の知られざる名作を圧巻の演奏でお楽しみください。
 
 


CDS 8078
\2700
バッハ:組曲第1番-第3番(マンドチェロ編)
 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  1-6. 組曲第1番 ト長調 BWV 1007
  7-12. 組曲第2番 ニ短調 BWV 1008
  13-18. 組曲第3番 ハ長調 BWV 1009
 全てドル・ギドン・アムランによる編曲
ドル・ギドン・アムラン(マンドチェロ)

 録音:2024年12月 イスラエル、テル・アヴィヴ、Eshel Studios
 収録時間:54分

 イスラエルのヴィルトゥオーゾ奏者ドル・ギドン・アムランが、マンドリンで演奏したパガニーニ《24のカプリス》(CDS-8038)に続き、バッハのチェロ組曲第1番~第3番をマンドチェロで演奏しました。
 マンドチェロはマンドリン族のバリトン楽器で、マンドリンよりもはるかに大きく、チェロと同じくC-G-D-Aに調弦されます。
 弓ではなく撥(ピック)で演奏するため音の持続や二重音の保持が難しいものの、アムランは主にトレモロを駆使してこれらを巧みに表現し、原曲に新たな響きとユニークな視点をもたらしています。
 使用楽器は、イスラエルの製作家アリック・カーマンによるマンドチェロで、彼の編曲と演奏は、この楽器が持つ潜在的な可能性を鮮やかに示すものとなっています。
 アムランはイスラエルを拠点に国際的に活躍し、AICF(アメリカ・イスラエル文化財団)の奨学生として多くのオーケストラと共演。国際マンドリン・コンクール第2位の受賞歴も持つ奏者です。
 




J.S.BACH STIFTUNG



C683CD
\5100
J.S.バッハ:カンタータ第52集
 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  1-14. 詩篇51篇 Tilge, Hochster, meine Sunden -
   わが罪を拭い去りたまえ、いと高き神よ BWV 1083
  15-20. カンタータ 第123番
   Liebster Immanuel, Herzog der Frommen -
    愛するイマヌエル、信仰厚き者の将軍よ BWV 123
マリー・ルイーゼ・ヴェルネブルク
 (ソプラノ)..1-14
マーゴット・オイツィンガー(アルト)..1-14
ラウラ・クル(アルト)..15-20
ダニエル・ヨハンセン(テノール)..15-20
マルクス・フォルペルト(バス)..15-20
バッハ財団合唱団
バッハ財団管弦楽団(古楽器使用)
ルドルフ・ルッツ(指揮)

 録音(ライヴ):スイス 2024年11月22日 ザンクト・ガレン、ザンクト・ラウレンツェン教会..1-14 2024年1月12日 アウサーローデン、トロゲン教会..15-20
 総収録時間:56分

 ルドルフ・ルッツとバッハ財団管弦楽団によるカンタータ第52集。
 詩篇51篇は、聖書(旧約聖書)の中にある詩で「神よ、あなたのいつくしみによって、わたしをあわれみたまえ」という願いから始まります。
 1746年頃、バッハは義理の息子アルトニコルの協力を得て、ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージの『スターバト・マーテル』を編曲しました。
 その理由や演奏目的は不明ですが、ルター派教会の音楽家として、カトリックの受難節作品を自教会用に編曲することは自然な実践であり、ナポリ風舞台様式を取り入れたこの作品はバッハ晩年期の芸術を予期せぬ形で豊かにしています。
 原曲の中世ラテン語の哀歌の歌詞を詩篇51篇のドイツ語韻文に置き換えることで、悔い改めと悲嘆という感情が教会の典礼用作品として成立、また調性の変更、歌詞に合わせ楽章の配置換えや分割が行われており、2つのヴァイオリンパートをソロとトゥッティに分けた他、ヴィオラ・パートの大幅な再構成など、バッハ自身の規範的なスタイルに強く近づけられています。
 カンタータ第123番は1725年1月6日の公現祭用カンタータ。ザクセンの詩人フリッチュのコラール詩に基づくイエスへの愛が歌われる中に、ドイツ・プロテスタント的な厳粛さも感じられる傑作です。
 パストラーレ風の冒頭合唱、イエスの名を讃えることの喜びがアルトで歌われるレチタティーヴォを経て、テノールが「十字架の厳しい旅」への覚悟を歌うアリア、続くバスのレチタティーヴォでは地獄の悪魔や「嘆き悲しむ良心」への対決を表現し「悩める孤独」に避難する決意のアリアが続きます。最後のコラールで「虚栄心よ、去れ」と宣言し全曲を静かに締めくくります。
 
 


C508CD
(2CD)
\5500
バッハ:カンタータ第27番、
 ブラームス:ドイツ・レクイエム

  【CD1】
   ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
    1-6. カンタータ 第27番
     Wer weiss, wie nahe mir mein Ende -
      わが終わりの近きをだれぞ知らん BWV 27
   ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
    7-10. ドイツ・レクイエム Op. 45
     7. I. 嘆く者こそ幸せだ
     8. II. 人はみな草のようで
     9. III. 主よ、教えたまえ
     10.IV. あなたの住まいはなんと麗しいことか
  【CD2】
   1-3. ドイツ・レクイエム Op. 45(続き)
    1. V. お前たちは今、打ちひしがれている
    2. VI. 私たちはこの世に
    3. VII. 主にあって逝く死者は幸せだ
アナ・マリア・ラビン(ソプラノ)
ヤン・ベルナー(カウンターテナー)
ゼーレン・リヒター(テノール)
ピーター・ハーヴェイ(バス)
バッハ財団管弦楽団(古楽器使用)
バッハ財団合唱団
ルドルフ・ルッツ(指揮)

 録音(ライヴ):スイス シャフハウゼン、聖ヨハネ教会 2024年11月5日
 総収録時間:82分

 ドイツ・レクイエム第2曲の旋律はバッハのカンタータ第27番冒頭のコラール旋律と非常によく似ており、この世の生の儚さを歌詞にしている点も共通しています。
 ここに着目したバッハ研究の第一人者らしいカップリング。ルッツとバッハ財団の演奏者たちは、このプログラムで2024年11月にスイスの5都市をめぐるツアーを行い、ここにはシャフハウゼンのライヴが収録されています。
 ベートーヴェンの第九では演奏時間61分という、猛烈と言っていいほど速いテンポと強いアクセントで指揮したルッツですが、このブラームスでは所要時間64分あまりの落ち着いたテンポと穏やかな表情で演奏しています。
 



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NAXOS



8.579185
\2300
リンダ・ヘドルンド(ヴァイオリン)
フィンランドのヴァイオリンと管弦楽のための作品集

 1. セリム・パルムグレン(1878-1951):
  演奏会用幻想曲 Op. 104(1944)*
 2. ヴァイノ・ハーパライネン(1893-1945):幻影(1920)*
 3-5. アーッレ・メリカント(1893-1958):
  ヴァイオリン協奏曲第4番(1954)
 6. ヴァイノ・ライティオ(1891-1945):
  伝説 - ヴァイオリンと管弦楽のために(1935)*
 7. ライティオ:
  夜想曲 - ヴァイオリンと管弦楽のために(1938)*
 8-10. ニルス=エリク・フォグステット(1910-1961):
  ヴァイオリン・コンチェルティーノ(1955)*
 11. エイナル・エングルンド(1916-1999):
  ロマンス(1952)* - 映画「Omena putoaa」より
 *..世界初録音
リンダ・ヘドルンド(ヴァイオリン)
ラ・テンペスタ管弦楽団
ヨーゼフ・ハールス(指揮)

 録音:2024年12月20-21日 フィンランド、ヘルシンキ、Roihuvuori Church
 収録時間:63分

 このアルバムは、長く顧みられることのなかったフィンランドの作品に新たな光を当てるものです。
 いずれの作品も深い感情表現や鮮やかな色彩、そして大胆な発想に満ちたもので、忘れられていたとは思えない豊かな魅力を放っています。
 作品を通じて聴き手は、フィンランド音楽の秘められた領域へと踏み込み、伝統とモダニズムが交差し、民謡の精神が新たな表現へと姿を変える19世紀から20世紀の息遣いを体感することができます。
 中でも演奏者ヘドルンドのお気に入りというライティオの「夜想曲」は、親密かつ夢幻的な響きが印象的。
 またエングルンドの「ロマンス」は、彼がマルクス・エジェというペンネームで作曲した映画「リンゴは落ちる」の音楽からの美しい小品。
 ヴァイオリンとオーケストラが奏でる豊かな音色を通して、フィンランド音楽の多様性に触れる貴重な体験を与えてくれる1枚です。

 



リンダ・ヘドルンド(ヴァイオリン)の旧譜
すてきなフィンランドのセレナード集
ピアノの
エリサ・ヤルヴィはあのヤルヴィ一族とは関係なさそうだが
ラ・テンペスタ室内管のコンマス、ヤンネ・タテノは舘野泉の息子




 8.579095
\2300
夕暮れのセレナード
 ヴァイオリンと管弦楽のための忘れられたフィンランド音楽集

 1. ゲオルゲ・デ・ゴジンスキー(1914-1994): 優雅なワルツ(1951)
 2. ウーノ・クラミ(1900-1961): エスキース(1932)
 3. ニルス=エリク・フォグステット(1910-1961): 愛撫(1944)(G. デ・ゴジンスキーによるヴァイオリンと管弦楽編)
 4. エレメル・センティルマイ(1836-1908): ジプシー(1875)(G. デ・ゴジンスキーによるヴァイオリンと管弦楽編)
 5. ユルヨ・グナロプロス(1904-1968): カンツォネッタ(1931)
 6. デ・ゴジンスキー: ユモレスク(1966)
 7. ヘイノ・カスキ(1885-1957): ファンタジア・アパッショナータ Op. 9 (1954)(ヴァイオリンと管弦楽版)
 8. ハリー・ベリストロム(1910-1989): ニスカヴオリの女たち - 愛のセレナード(1970)
 9. ベリストロム: ロマンス 変ホ長調(1970)
 10. デ・ゴジンスキー: 夕暮れのセレナード(作曲年不詳)
 11. デ・ゴジンスキー: 平和な夜(作曲年不詳)
 12. エイノ・パルタネン(1915-2004): グッドバイ・スター・アイズ(作曲年不詳)
  (G. デ・ゴジンスキーによるヴァイオリンと管弦楽編)
 13. カスキ: ファンタジア・アパッショナータ Op. 9 (ヴァイオリンとピアノ版)
 全て世界初録音
  リンダ・ヘドルンド(ヴァイオリン)、
  エリサ・ヤルヴィ(ピアノ)-13、ラ・テンペスタ管弦楽団-1-12、ユリ・ニッシラ(指揮)-1-10、
  ヤンネ・タテノ(コンサートマスター、ヴァイオリン・ソロ・・・11,12)

 録音 2019年8月4-7日 Roihuvuori Church,Helsinki(フィンランド)-1-12 2020年8月3日 Sound Team Godzinsky Ltd Studio,Hinthaara(フィンランド)-13



 フィランドでは結婚式でペリマンニと呼ばれるヴァイオリン奏者たちがお祝いの音楽を奏でる伝統があり、ヴァイオリンは最も身近な楽器の一つ。
 民俗音楽からクラシック音楽にいたる様々な分野でヴァイオリンのための楽曲が生まれて来ました。このアルバムでは1930年代から1960年代にかけて人気を博した"ライト・ミュージック=サロン風の軽音楽"に属する様々な作品を紹介、広く愛されながらも、現在では耳にする機会がなくなってしまった美しい曲を楽しむことができます。

 アレンジャー・ピアニストとして活躍したデ・ゴジンスキーをはじめとするほとんどの作曲家は、作品とともに名前も忘れられてしまいましたが、中にはシベリウスに続くフィンランド音楽の歴史の中で最も重要とされるウーノ・クラミの民謡風な「エスキース」や、ピアニストとして名を馳せたヘイノ・カスキの「ファンタジア・アパッショナータ」などの貴重な作品も含まれています。抒情的な雰囲気溢れる珠玉の小品を楽しむことができる1枚です。
 ラ・テンペスタ室内管は、ピアニスト舘野泉がフィンランドで主宰しているオウルンサロ音楽祭を舞台に1997年に創設されたオーケストラ。舘野泉の息子ヤンネ・タテノがコンサートマスターを務め、フィンランド国内外に活動の場を広げています。

 
 


8.660591
\2300
レスピーギ:歌劇《エジプトのマリア》
 オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):
  歌劇《エジプトのマリア》
   1幕3つのエピソードによる神秘劇
    台本:クラウディオ・グアスタッラ
マリア..
 フランチェスカ・ドット(ソプラノ)
巡礼者/ゾシモ修道院長..
 シモーネ・アルベルギーニ(バリトン)
船乗り/ハンセン病患者..
 ヴィンチェンツォ・コスタンツォ(テノール)
船乗りの仲間1..
 ミケーレ・ガルビアーティ(テノール)
船乗りの仲間2/貧者..
 ルイージ・モラッシ(テノール)
盲目の女/天使の声..
 イラーリア・ヴァナコーレ(ソプラノ)
海からの声..
 ウィリアム・コッロ(バス・バリトン)
フェニーチェ歌劇場合唱団&管弦楽団
 (合唱指揮:アルフォンソ・カイアーニ)
マンリオ・ベンツィ(指揮)

 録音:2024年3月10日(ライヴ) ヴェネツィア、マリブラン劇場(ヴェネツィア)
 収録時間:69分

 交響詩「ローマ三部作」で知られるオットリーノ・レスピーギは、古楽復興の新古典主義とモダニズムを融合させた多彩なオペラを作曲しました。
 その一つ《エジプトのマリア》は、淫蕩な娼婦マリアが改心し列聖される伝承に基づく作品で、チェンバロによる古楽的アプローチと近代的な華麗な管弦楽法が融合した独自の世界を持ちます。
 マリア役のソプラノ、フランチェスカ・ドット、ゾシモ役のシモーネ・アルベルギーニ、船乗り役のヴィンチェンツォ・コスタンツォといった、日本でも馴染み深い実力派歌手たちが主要三役を共演。
 マンリオ・ベンツィ指揮、フェニーチェ歌劇場管弦楽団・合唱団による陰影豊かな演奏で、このドラマティックな作品を歌い上げています。
 
 

8.574702
\2300
ウルシュプルフ:5つの小品、創作主題による変奏曲 他
 アントン・ウルシュプルフ(1850-1907):
  1-5. 5つの小品 Op. 19(1885出版)
   1. No. 1. Air エアー
   2. No. 2. Impromptu 即興曲
   3. No. 3. Romance ロマンス
   4. No. 4. Caprice カプリース
   5. No. 5. Fantaisie 幻想曲
  6-13. 創作主題による変奏曲 Op. 10(1878 出版)
  14-15. カヴァティーナとアラベスク Op. 20(1885 出版)
マリア・リナレス(ピアノ)

 録音:2024年6月16-18日 UK、Royal Birmingham Conservatoire、Bradshaw Hall
 収録時間:68分

 フランクフルト生まれのピアニスト・作曲家アントン・ウルシュプルフ。幼い頃から絵画と音楽の才能を示し、イグナーツ・ラハナーらに学びました。
 1860年代にヨアヒム・ラフと出会い、その紹介で1871年からリストに師事、最も愛された弟子の一人となりました。
 1878年には設立間もないホッホ音楽院で弟子を指導。その後ラフ音楽院で晩年まで作曲を指導、晩年はキリスト教音楽とグレゴリオ聖歌研究に力を注ぎました。
 リストの愛弟子でありながら、彼の作風は保守的で、バッハやパレストリーナ、グレゴリオ聖歌の伝統を重視し、メンデルスゾーンやブラームスらの流れに属しています。
 その音楽は豊かな旋律とかっちりした構成を備えており、近年再評価されています。
 「5つの小品」はリストに献呈された情感豊かな小品。主題と24の変奏で構成された大規模な変奏曲は、ブラームスの「創作主題による変奏曲」から影響を受けており、時にはシューマン風の旋律も現れながら、晩年のベートーヴェンを思わせる壮大な終曲で幕を閉じます。
 「カヴァティーナ」と「アラベスク」はサロン向けの小品ながら精緻な構成を持ち、歌うようなホ長調のカヴァティーナと軽やかな三部形式のアラベスクが並べられています。
 
 


8.574571
\2300
エンリキ・アウヴィス・ジ・メスキータ:ピアノ作品集 マリア・テレサ・マデイラ(ピアノ)
 エンリキ・アウヴィス・ジ・メスキータ(1830-1906)
  1. Quebra quebra minha gente、ポルカ・カテレテ(1882)
  2. ア・スルプレーサ、華麗なポルカ(1870頃)
  3. 1888年のレヴュー、タンゴ(1888)
  4. シンデレラ、ポルカ(1884)
  5. ラウラ、ポルカ(1886)
  6. アリババと40人の盗賊 - タンゴ(1872)(ピアノ編)
  7-11. ヤーヤ、クァドリーリャ(1899)
  12. サタンのあご髭、黒人達のタンゴ(1872)
  13. 間奏曲「甘い思い出」(1896)
  14. カモンイス、ポルカ(1880)
  15. ア・ヴァイドーザ、トッカータ(1895)
  16. ヴィンテムの水、ポルカ(1895)
  17-21. ブラジルの夜会、5つのカドリーユ(1862)
  22. 罪の赦し、タンゴ(1870-77頃)
  23. 子どもの祈り、レチタティーヴォ(1870頃)
  24. 吸血鬼、華麗なワルツ(1873)
  25. バトゥーキ、性格的なタンゴ(1894)

 録音:2022年3月28、30日、4月1日 ポルトガル、Arda Recorders Studio
 収録時間:68分

 エンリキ・アウヴィス・ジ・メスキータは、フランスやイタリアの音楽に影響を受け、宗教曲、オペラから器楽曲まで、幅広いジャンルの作品を遺したブラジル音楽のパイオニアの一人。
 リオの貧しい黒人家庭に生まれ、差別的な社会構造の中で才能を発揮し、若くして音楽院で高く評価されました。
 1857年、優秀な学生に与えられる新設の「海外旅行賞」の初の受賞者となり、パリで研鑽を積む機会を得ますが、不敬罪で3年間投獄され、1866年、失意のうちに帰国。
 リオデジャネイロで教会オルガニストや音楽院教授として活動を続けつつ、タンゴ、ポルカ、カドリーユ、ワルツなど多様な形式を自在に扱って、オペレッタやマジカ(音楽劇の一種)などの軽音楽で人気を博しました。
 舞台音楽から生まれたピアノ曲は家庭音楽として広まり、タンゴ・ブラジレイロの初期例とされる「アリババと40人の盗賊」のタンゴなど数々の作品がヒット。
 活気あるリズムと郷土色を取り入れた多彩な作品群は、19世紀後半のブラジル大衆音楽の形成に大きく寄与しました。
 ナザレーのピアノ曲全集などの録音のあるマリア・テレサ・マデイラの演奏で、その一端に触れることができます。
 
 


8.574709
\2300
オンスロウ:弦楽五重奏曲集 第5集
 ジョルジュ・オンスロウ(1784-1853):
  1-4. 弦楽五重奏曲第14番 ヘ長調 Op. 37
   (M. ベイカーによる弦楽四重奏とコントラバス編)
    1. I. Allegro moderato
    2. II. Menuetto: Allegretto
    3. III. Andante cantabile
    4. IV. Finale: Allegretto
  5-8. 弦楽五重奏曲第24番 ニ長調 Op. 59
   (作曲家自身による弦楽四重奏とコントラバス版)
    5. I. Allegro molto moderato
    6. II. Fantasia: Adagio patetico -
    7. III. Allegretto grazioso con moto
    8. IV. Finale: Allegro vivace assai
  全て世界初録音
アンサンブル・テロス
パトリック・イム(ヴァイオリン)
ナタリー・リン・ダグラス
 (ヴァイオリン)
エリック・ウォン(ヴィオラ)
ジェイミー・クラーク(チェロ)
マシュー・ベイカー(コントラバス)

 録音:2024年12月16-18日 USA、ノートルダム大学、O'Neill Hall of Music、LaBar Recital Hall
 収録時間:63分

 「フランスのベートーヴェン」と呼ばれたオンスロウは、貴族出身の作曲家。室内楽に力を入れ、弦楽四重奏曲36曲、弦楽五重奏曲34曲を残しました。
 当初はボッケリーニの伝統に倣い、チェロ2本の五重奏曲を作曲しましたが、コントラバスの名手ドラゴネッティと出会い、第2チェロの代わりにコントラバスを加えた五重奏曲を意欲的に作曲しました。
 弦楽五重奏曲第14番は1829年の作品。第2チェロのパートはアルバムの奏者マシュー・ベイカーによりコントラバスへと移されており、のどかな第1楽章、快活なメヌエット、温かい緩徐楽章を経て、反復音の動機を特徴とする終楽章へと続きます。
 5声部が緊密に絡み合う美しい五重奏曲です。第24番は1837年頃の作品。
 ゆったりとした序奏はベートーヴェン風で、力強い主題と旋律的な第2主題が続きます。
 幻想的な第2楽章、楽し気な第3楽章を経て、明るく快活な終楽章で高揚感の内に結ばれます。
 



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OEHMS CLASSICS



OC1742
\2800→\2590
1995年の結成からわずか2年でARDミュンヘン国際音楽コンクール優勝
 ジェノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオ
  ドビュッシー:ピアノ・デュオ作品全集 第3集

 クロード・ドビュッシー(1862-1918):
  1. 序曲「ディアーヌ」(1881) - 4手ピアノのために
  2-4. 3つの夜想曲 L. 91 (M. ラヴェルによる2台ピアノ版)
   2. 雲/3. 祭/4. シレーヌ
  5. インテルメッツォ L. 27 - 4手ピアノのために
  6-11. 6つの古代墓碑銘 L. 131- 4手ピアノのために
  12-14. バッカスの勝利 L. 38 - 4手ピアノのために
   12. I. Allegro/13. II. Andante/
   14. III. Marche et Bacchanale
  15. アンダンテ・カンタービレ(1881) - 4手ピアノのために
ジェノヴァ&
ディミトロフ・ピアノ・デュオ

 録音:2024年1月2-5日ドイツ、WDR Funkhaus Cologne, Klaus-von-Bismarck-Saal
 収録時間:71分

 1995年の結成からわずか数年でARDミュンヘン国際音楽コンクールなどを制し、世界的デュオとして活躍するジェノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオ。
 本作は彼らが取り組んできたドビュッシーの4手・2台ピアノ作品シリーズの最終巻です。
 ラヴェルが編曲した2台ピアノ版「夜想曲」を中心に、若きドビュッシーの創作過程を示す貴重な初期作品も興味を惹きます。
 メック夫人のもとで働いていた時期に構想された歌劇のための序曲「ディアーヌ」、学生時代の「インテルメッツォ」、そしてロマンティックで濃密な響きが特徴の1882年作「バッカスの勝利」も注目作。
 この作品は彼の死後、マリウス・フランソワ・ガイヤールにより第1楽章のみがオーケストレーションされました。
 当初の構想では4楽章からなる組曲だったようです。また同じく学生時代に書かれた「アンダンテ・カンタービレ」も聴きどころ。




第1集のプロモーション動画
https://youtu.be/lPJl2DqpocY?si=tstyYPBPG46yHIED

旧譜
ジェノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオ
 ドビュッシー:ピアノ・デュオ作品全集 第1・2集


 OC1740
\2800→\2590
ジェノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオ
 ドビュッシー:ピアノ・デュオ作品全集 第1集

 クロード・ドビュッシー(1862-1918):
  1-2. カンタータ「放蕩息子」より L. 57(4手ピアノ版)
   1. 前奏曲/2. 行列とエール・ド・ダンス
  3. ディヴェルティスマン L. 36 (4手ピアノ版)
  4. 牧神の午後への前奏曲 L. 86(2台ピアノ版)
  5-8. 管弦楽組曲第1番 L. 50a(4手ピアノ版)
   5. I. 祭り/6. II. バレエ/7. III. 夢/
   8. IV. 行列とバッカナール
  9-10. 交響組曲「春」 L. 61(4手ピアノ版)
   9. トレ・モデレ/10. モデレ
  11. リンダラハ ? 2台ピアノのための L. 97
ジェノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオ

 録音:2022年12月27-30日 WDR Funkhaus Cologne, Klaus-von-Bismarck-Saal(ドイツ)
 総収録時間:74分

 幼少期からピアノに親しみ、学生時代には8手ピアノのための作品にも触れ、ピアノ・デュオの表現にも親しんでいたドビュッシー。
 彼は作曲する際、オーケス トラ作品のピアノ版を作ることがしばしばありました。
 「放蕩息子」はその一例で、ローマ賞応募作のカンタータとして作曲した後、2曲をピアノ連弾用に編曲 しました。
 
 同時期に作られた「ディヴェルティスマン」は連弾用のオリジナル作品で、出版されたのは2002年のことです。
 彼の代表作の一つ、マラルメの詩に 基づく夢幻的な作品「牧神の午後の前奏曲」の2台ピアノ版からは、オーケストラを思わせるサウンドが随所に聞かれます。
 1880年代に作曲された「管弦楽組曲第1番」は楽譜が紛失したとされていましたが、20世紀に連弾版とオーケストラ版の自筆譜が発見されました。
 ロマン主義的な響きと舞台音楽的 な構成を持っています。

 「春」はボッティチェリの絵画からインスパイアされ、2台ピアノと合唱のために作曲されましたが、当時のパリ芸術アカデミーに受け入れられず、1904年まで正式に出版されることはありませんでした。
 その後に作られたオーケストラ版は彼自身の編曲ではありません。
 
 「リンダラハ」は、ドビュッ シーが2台ピアノのために作曲した最初のオリジナル作品で、スペイン風のリズムやギターのような和音を取り入れた色彩豊かな曲です。
 曲名はアルハンブラ 宮殿にある「リンダラハの中庭」に由来し、異国情緒あふれる響きを特徴としています。
 
 演奏するジェノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオは、世界的に高い評価を受けるピアノ・デュオ。
 1995年の結成からわずか2年の間にARDミュンヘン国際音楽コンクールなどで優勝、一躍注目を集め、以降世界中で活躍しています。



 OC1741
\2800→\2590
ジェノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオ
  ドビュッシー:ピアノ・デュオ作品全集 第2集

 1-2. 神聖な舞曲、世俗的な舞曲 L.103(2台ピアノ版)
 3. 交響曲 ロ短調 L.10(4手ピアノ版)
 4-6.「白と黒で」 L.134(2台ピアノ版)
  4. 激しい調子で/5. ゆっくりと、陰鬱に/6. スケルツァンド
 7. 民謡の主題によるスコットランド行進曲 L.77(4手ピアノ版)
 8-11. 小組曲 L.65(4手ピアノ版)
  8. 小舟にて/9. 行列/10. メヌエット/11. バレエ
 12-14. 海 L.109(4手ピアノ版)
  12. 海上の夜明けから真昼まで/13. 波の戯れ/14. 風と海の対話
ジェノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオ

 録音:2023年 ケルン、WDR放送、クラウス・フォン・ビスマルク・ザール
 総収録時間:75分

 1995年の結成からわずか2年の間に、ARDミュンヘン国際音楽コンクールなどで優勝したジェノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオによる、ドビュッシーの4手ピアノや2台ピアノのために作曲・編曲した作品集の第2集。
 「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」は元はハープと弦楽合奏のための曲で、後に2台ピアノ版に編曲されたもの。古風で荘厳な「神聖な舞曲」と、ワルツ・ミュゼット風の「世俗的な舞曲」の対照が鮮やかです。
 「交響曲ロ短調」は若きドビュッシーがメック夫人に献呈した連弾用オリジナル。スラヴ風の憂愁が漂う作品です。
 第一次世界大戦中に作曲され、戦死した友への哀悼やストラヴィンスキーへの献呈などが込められた「白と黒で」、そして「ピアノでこんな嵐のような曲を弾くのは不可能だ」という当時の見方を覆して編曲された「海」の連弾版も収録。
 他にも「スコットランド行進曲」「小組曲」など、多彩な音楽が楽しめます。
 

 




RICERCAR



RIC482
(4CD)
\5500
大バッハも作曲能力を認めていた
 同世代の遠縁の親族、ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ
  J.L.バッハ: 教会カンタータ全集


 ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ(1677-1731):
  【Disc 1】
   1-8. Ja mir hast du Arbeit gemacht
    いかにも、お前は私に苦労をかけたが JLB 5
   9-17. Denn du wirst meine Seele nicht in der Holle lassen
    なぜなら、あなたは私の魂を冥府に捨て置かず JLB 21
   18-24. Er ist aus der Angst und Gericht genommen
    その方は私を怖れと裁きから救い JLB 10
   25-32. Durch sein Erkenntnis その叡智をもって JLB 15
  【Disc 2】
   1-7. Die mit Tranen saen
   そう、涙の中で種を蒔いた者たちは JLB 8
   8-14. Darum saet euch Gerechtigkeit
    ゆえに自ら善の種を蒔け JLB 4
   15-23. Gott ist unser Zuversicht
    神は我らが信頼を寄せる方 JLB 1
   24-30. Und ich will ihnen einen einigen Hirten erwecken
    そこで私は彼ら自身の飼い主を授け JLB 12
   31-37. Wie lieblich sind auf den Bergen
    なんと美しいのか、山上で平和を叫ぶ者たちの脚は JLB 6
  【Disc 3】
   1-7. Darum will ich auch erwahlen
    ゆえに私は選ぼう、彼らが蔑むものを JLB 3
   8-14. Die Weisheit kommt nicht in eine boshafte Seele
    知恵は宿らない、罪深き魂には JLB 14
   15-21. Er machet uns lebendig
    その方は私たちを命で満たすJLB 11
   22-28. Der Gottlosen Arbeit wird fehlen
    神を信じぬ者の働きは実らない JLB 2
   29-35. Ich will meinen Geist in euch geben
    私はこの魂をあなたに預けます JLB 7
  【Disc 4】
   1-8. Mache dich auf, werde licht
    立ち上がれ、輝きに包まれよ JLB 9
   9-15. Der Herr wird ein Neues in Lande erschaffen
    主はこの地に新しき者をもたらすのだ JLB 13
   16-21. Siehe, ich will einen Engel senden
    見よ、私は天使を遣わし JLB 17
   22-29. Ich aber ging fur dir uber
    だが私はお前の傍らを通り JLB 16
  世界初録音
アンナ=レナ・エルベルト、
 タベア・ミッターバウアー、
 カリーン・ティニー、
 フローレ・ファン・メールスヘ、
 アンナ=マリア・パリイ
  (ソプラノ)
ウィリアム・シェルトン、
 トビアス・クナウス
  (カウンターテナー)
ミヒャエル・モークル、
 リヒャルト・レッシュ(テノール)
ゼバスティアン・ミルス、
 ミヒャ・マトイス(バス)
カペラ・ソレルティア
 (声楽&古楽器アンサンブル)
ヨハンナ・ソラー(指揮)

 録音: 2022-2025年 ゼントリング(ドイツ南西部バイエルン州ミュンヘン郊外)、 ゼントリング昇天教会
 総収録時間: 319分

 【大バッハも認めた同世代親族、J.L.バッハの技量を堪能】
 大バッハが作曲能力を認めていた同世代の遠縁の親族、ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ。1677年アイゼナハ近くのタールで生まれ、ゴータで研鑽を積んだ後に齢20前後で創設間もないマイニンゲン宮廷楽団に所属。
 齢34の頃には音楽監督に就任、後にブラームスやR.シュトラウスの重要作も初演するこの楽団を率い、宮廷作曲家としても活躍しました。
 現存作は多くないものの、幸い大バッハがライプツィヒで日曜祭日の礼拝ごとの新作創出に疲れてきた頃、1726年に筆写した18曲の教会カンタータ(1718~19年作曲)の楽譜が残っていたおかげで、私たちはこの「マイニンゲンのバッハ」がいかに才気煥発な作曲家だったか知ることができます。
 一対のオーボエを伴う弦楽が声楽4部を支える編成が大半ですが例外もあり、大バッハとは異なるアプローチながら聴き応えある書法が随所に見られ興趣は尽きません。
 中にはDisc 1のJLB 21のように、長らく誤って大バッハ作とされていた曲もあります。その全曲を共感豊かな演奏で聴かせる指揮者はドイツ新世代の才人ヨハンナ・ソラー。
 ヨス・ファン・フェルトホーフェン引退後5年にわたり佐藤俊介が音楽監督を務めたオランダ・バッハ協会が、2025年4月から新音楽監督として迎えた鍵盤奏者・指揮者で、自らの名を冠し信頼する音楽家を集めたアンサンブルを通じ、18世紀当時の人々が感じたであろう音楽的興奮を蘇らせてくれます。

 
 




TOCCATA CLASSICS



TOCC 735
\2700
スイスの作曲家
フルーリー:管弦楽作品集第5集

 リヒャルト・フルーリー(1896-1967) :
  1-3. Fastnachts-Sinfonie カーニヴァル交響曲 (1928)
   1. Tranquillo non troppo sostenuto
   2. Allegro
   3. Tranquillo non troppo sostenuto
  4-7. 交響曲第3番 ロ短調「ブヒェックベルク風」
   (1946)..世界初録音
    4. I. Allegro/5. II. Andante/
    6. III. Molto vivace (Scherzo)/
    7. IV. Allegro Finale
BBC交響楽団
ポール・マン(指揮)

 録音:2023年9月27-28日 ロンドン、BBCメイダ・ヴェール・スタジオ、スタジオ MV1
 収録時間:74分

 スイスの作曲家リヒャルト・フルーリー。
 このアルバムには、彼の故郷ゾロトゥルンと深く結びついた2作品が収録されています。
 地元の伝説や民俗的な伝統を題材とする「カーニヴァル交響曲」は、陽気な喧噪と抒情性が交差する大規模な交響詩。作曲家のユニークな視点が鮮やかに息づいています。
 「交響曲第3番」では、ブルックナーやリヒャルト・シュトラウスを思わせる壮麗な響きのもと、フルーリーが愛した人々の営みと自然の風景が力強く描かれます。
 哀歌的な第1楽章、瞑想的な第2楽章、夜の森の気配を映すスケルツォ、そして幻想的な舞踏会を思わせる中間部をもつ終楽章へと展開する音楽は、「決して陽気な歌や踊りでこの地を描きたくはなかった」という作曲者の言葉通り、真摯で自由な精神に貫かれています。
 ブヒェックベルクは人口2,500人あまりのスイスの小さな村。その丘陵と広大な空を讃えるその響きからは、自然への深い共感と喜びが豊かに伝わってきます。



旧譜
リヒャルト・フルーリー(1896-1967):管弦楽作品集



 TOCC552
\2700
リヒャルト・フルーリー(1896-1967):管弦楽作品集第1集
 バレエ音楽「魔法の鏡」3場(1954)
  1-7.第1場/8-20.第2場/21-28.第3場
 小さなバレエ音楽(1925-1926)
  29.アラベスク/30.メロディ/
  31.ポーランド風に/32.田園風ワルツ/
  33.タンブーラン/34.ケルメッセ行進曲
 世界初録音
タティアナ・ガペイェヴァ
 (ソロ・ヴァイオリン) - 3
ポール・マン(指揮)
ニュルンベルク交響楽団

 録音 2019年9月11-14日 Nuremberg Philharmonic Hall, Nuremberg

 スイスの作曲家リヒャルト・フルーリー。大学時代にロマン派の作曲家ハンス・フーバーから作曲のレッスンを受け、卒業後にはヨーゼフ・マルクスから作曲、フェリックス・ヴァインガルトナーから指揮を学び、音楽家としての道を歩みました。彼の作風は師のフーバーやマルクスからの影響を受け継いだ後期ロマン派風の雰囲気を帯びていますが、その作品には20世紀初頭の新古典主義や印象派の影響も感じられる、さまざまな手法が取り入れられているのが特徴です。
 このバレエ「魔法の鏡」は、彼が若い頃から情熱を燃やしていた劇場のための音楽で、男女間の「秘められた恋愛」から生まれるいざこざを魔法の呪文とダンスのステップで包んだ"大人のメルヘン"といえる内容。場面ごとに様々なスタイルを融合させた曲が付けられた楽しい作品です。そのほぼ30年前に作曲された「小さなバレエ音楽」も、無邪気な各曲のタイトルの背後に、きわめて躍動的な音楽が隠されています。ポール・マンが指揮するニュルンベルク交響楽団の演奏が、彼が表現したかったであろう「ざわめく世界」を見事に描き出しています。



 TOCC601
\2700
リヒャルト・フルーリー(1896-1967):管弦楽作品集第2集
 祝典のための5つの管弦楽小品「Der Scholle treu」(1935)
  1. No. 1 Festlicher Marsch 祝典行進曲 (P. マンによる管弦楽編 2021)
  2. No. 2 Walzer-Intermezzo ワルツ - 間奏曲 (E. ファヴルによる管弦楽編 1935)
  3. No. 3 Intermezzo I 間奏曲I: Allegro molto (E. ファヴルによる管弦楽編 1935)
  4. No. 4 Intermezzo II 間奏曲 II: Andante sostenuto (E. ファヴルによる管弦楽編 1935)
  5. No. 5 Polonaise ポロネーズ: Allegro moderato (P.マンによる管弦楽編 2021)
 4つのカプリース - ヴァイオリンとオーケストラのための(1966-67)
  6. No. 1 Allegro agitato / 7. No. 2 Polka / 8. No. 3 Prestissimo / 9. No. 4 Vivace
 10. アンダンテ・ソステヌート(1967)(P. マンによる管弦楽編 2021)
 ヴァイオリン協奏曲第3番(1943-44)
  11. I Allegro moderato (quasi recitativo) - Allegro molto / 12. II Andante / 13. III Presto
 
 11-13を除いて世界初録音
  アレクサンドル・ドゥバッハ(ヴァイオリン)...6-9,11-13
  リエパーヤ交響楽団、ポール・マン(指揮)

 録音 2021年3月22-26日 Great Amber Concert Hall, Liepaja(ラトヴィア)

 このアルバムには1935年から1967年までにわたる4作品を収録、フルーリーの壮年期から円熟期、晩年に至るまでの作風の変遷を知ることができます。
 「祝典のための5つの管弦楽小品」はエルガーを思わせる行進曲で始まる魅力的な音楽。第二次世界大戦中に書かれた「ヴァイオリン協奏曲第3番」は、才能あるヴァイオリニストとして評価されたフルーリーらしい技巧的な作品で、後期ロマン派風の抒情的な雰囲気を持っています。
 最晩年の「4つのカプリース」は協奏交響曲の形式を持つ現代的なセレナーデ。同じく没年に書かれた「アンダンテ・ソステヌート」は、彼の友人で指揮者ゴットフリート・カッソヴィッツの70歳の誕生日のための作品。
 本来は4楽章からなる組曲として構想されましたが、完成されることなくこの楽章の下書きのみを残してフルーリーは世を去ってしまいました。
 カッソヴィッツは1969年まで生きましたが、恐らくこの作品の存在は知らなかったようです。
 この録音のためにポール・マン自身がオーケストラ用に編曲しています。
 

 
 

TOCC 758
\2700
ロビン・スティーヴンス:管弦楽作品集第1集
 ロビン・スティーヴンス(1958-):
  1. Dona Nobis Pacem 我らに平和を与えたまえ ー
   2つのホルンと小オーケストラのための平和への祈り
    (1994/2024改訂)
  2. Disrupted Chorale 中断されたコラール ー
   木管十重奏のために(2021)
  3-5. ファゴット協奏曲(2014-16)
  6-8. スコットランド風組曲(2010)
   6. I. Mouvement a la Mode:
    Moderato, ben marcato
   7. II. Berceuse: Adagio con moto
   8. III. Gigue: Allegro vivo, alla danza
クリストファー・ゴフ(ホルン)..1
マーティン・マーフィ(ホルン)..1
キャサリン・ブライアン(フルート)..2
アダム・リチャードソン(フルート)..2
ピーター・ダイクス(オーボエ)..2
ステファン・ランクール(オーボエ)..2
ウィリアム・ナイト(クラリネット)..2
ダンカン・スウィンデルズ(クラリネット)..2
デイヴィッド・ハバード(ファゴット)..2
パオロ・ドゥット (ファゴット)..2
ベンジャミン・ハートネル=ブース(ホルン)..2
アリソン・マレイ(ホルン)..2
アダム・マッケンジー(ファゴット)..3-5
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団..1、3-8
ポール・マン(指揮)

 録音:UK、グラスゴー、New Auditorium, RSNO Centre 2025年6月16-18日..3-5 2025年8月7-8日..1-2、6-8
 収録時間:57分

 ウェールズ生まれで現在マンチェスターを拠点とする作曲家ロビン・スティーヴンスは、病気による長い中断を挟み、前期と後期の2つの創作期を歩んできました。
 前期には室内楽や教会音楽を中心に作品を書き、健康を取り戻した後期にはより大きな形式を志向、3つの協奏曲を含む多数の管弦楽曲を生み出しました。
 このアルバムには彼の最近の作品が収録されています。
 中心となるファゴット協奏曲は演奏時間40分余りの大作で、多彩な打楽器とハープ2台を含む大規模編成のオーケストラが用いられ、独奏者にも高い演奏技術が要求されます。
 バルトークの「夜の音楽」を思わせる瞑想的な第2楽章がとりわけ印象的です。
 
 「ドナ・ノービス・パーチェム」は、教会の鐘を思わせるオーケストラの旋律と、先進的な響きを融合させた和声が特徴で、平穏を求める内面的祈りが刻まれています。
 木管十重奏のための小品「中断されたコラール」は不協和音で構成されたコラールと、短い二声インヴェンションによって形成される音響的実験作。イングランドの名奏者たちが集結しての演奏です。
 
 「スコットランド組曲」は、自身の無伴奏チェロ曲から発展した愛らしい民謡のパスティーシュ。
 教会旋法を駆使した第1曲、安らかな子守歌である第2曲、スコットランドのリズムと民俗的語法を軽やかに取り入れた第3曲で構成されています。
 
 

TOCC 769
\2700
ニーマン:ピアノ作品集第3集
 ワルター・ニーマン(1876-1953):
  1-5. Epheu und Rosen
   ツタとバラ Op. 64(1919年出版)..世界初録音
  6-16. Porzellan:
   Figuren und Bilder aus beruhmten Manufakturen
    陶磁器:有名な工房の置物と絵 Op. 120(1931年出版)
  17. セレナード 変ホ長調 Op. 67(1919年出版)..世界初録音
  18-26. Waldbilder aus dem Fichtelgebirge
   森の絵 ー フィヒテル山地からOp. 141(1934)
  27-29. Kleine Marburger Sonate
   小さなマールブルク・ソナタ Op. 162(1942)
トマシュ・カミエニャク
 (ピアノ..Steinway D-274)

 録音:ワルシャワ、Witold Lutoslawski Concert Studio of Polish Radio 2024年7月22日..17、18-26 2025年2月24-25日..1-16、27-29
 収録時間:68分

 ハンブルク出身の作曲家ワルター・ニーマンは、ライプツィヒでフンパーディンクとライネッケに師事し、その後は『ライプツィヒ新報』に評論を寄稿するなど、音楽ジャーナリストとしても活動しました。
 ブラームスやシベリウスの評伝を執筆したのちに作曲へと専念し、後期ロマン派の語法によるピアノ曲を中心に、作品番号189に分類された約1,000曲を遺しています。「つたとばら」は、全5楽章がABA形式で構成された素朴な歌曲風の作品です。
 
 「陶磁器:有名な工房の置物と絵」は、マイセンやロイヤル・コペンハーゲンなど、特定の磁器工房の置物や産地を題材とした11曲からなる組曲で、第5曲では日本の磁器も取り上げられています。
 「セレナード」は、オッフェンバック《ホフマン物語》の舟歌を思わせる、揺れのある6/8拍子が印象的です。「森の絵」は、ドイツ南部バイエルン地方のフィヒテル山地の風景を描いた小品集で、1分ほどの短い曲が並びますが、半音階的な旋律や移り変わる調性によって、情感豊かな世界が広がっています。
 1942年に書かれた「小さなマールブルク・ソナタ」は、ニーマンが残した23曲のソナタのうち第12番にあたり、明確な調性を持つ古典的な作風が特徴です。
 
 

TOCC 770
\2700
ビバンコ:死者のためのミサ曲、モテット集 ルネサンス・シンガーズ
デイヴィッド・アリンソン (指揮)
 1. クリストバル・デ・モラレス(1500頃-1553):
  Circumdederunt me gemitus mortis 死のうめきが私を取り囲む 5声 SATTB
 2-5. セバスティアン・デ・ビバンコ(1551-1622):モテット集
  2. De profundis clamavi(深き淵より我は叫ぶ)4声 SATB
  3. Parce mihi, Domine(主よ、私を許したまえ)4声 SATB..世界初録音
  4. Versa est in luctum(喜びは嘆きに変わり)6声 SSATTB
  5. Manus tuae, Domine(主よ、あなたの御手は)4声SATB..世界初録音
 6-13. ビバンコ:死者のためのミサ曲 4声..世界初録音
 14. Circumdederunt me dolores mortis(死の苦しみが私を取り囲む)5声 SSATB
 15. O Domine Jesu Christe(おお主イエス・キリストよ)5声 SSATB
 16. ベルナルディーノ・デ・リベラ(1520頃-1580頃):
  Dimitte me ergo(それゆえ私を去らせたまえ)6声 SSAATB
 17. フアン・グティエレス・パディーリャ(1590頃-1664):
  Circumdederunt me dolores mortis(死の苦しみが私を取り囲む)6声 SSAATB
 18. メルチョル・ロブレド (1510頃-1586):
  Salve Regina(サルヴェ・レジーナ)6声 SSAATB

 録音:2025年7月11-13日 ロンドン、VOCES8 Centre
 収録時間:66分

 ビクトリア、モラレス、ゲレーロなどスペイン・ルネサンスの作曲家たちによる「死者のためのミサ曲」の傑作の系譜に新たなページを加えるビバンコのレクイエム、世界初録音。
 ビバンコの人物と作品については近年まであまり知られてきませんでしたが、10代の頃からこの時代の音楽に魅せられてきたという指揮者デイヴィッド・アリンソンの熱意でその重要作品の一つがここに録音されました。
 ビバンコの「死者のためのミサ曲」は出版されたことがなく、手稿譜の状態でスペインのサラマンカ大聖堂とサンタ・マリア・デ・グアダルーペ修道院に伝承されていますが、両者には少なからぬ相違があり研究者を悩ませてきました。
 当録音ではルネサンス・シンガーズのメンバーで、スペイン・ルネサンス音楽の熱心な研究者でもあるトニー・デイマーの協力も得て演奏譜を作成しました。
 その上で違いの大きいキリエとサンクトゥスはサラマンカ版とグアダルーペ版双方を収録。
 ベネディクトゥスとアニュス・デイはサラマンカ版には存在しないので、グアダルーペ版をそのまま演奏しています。
 他にもアルバムのテーマに相応しいビバンコや同時代の作曲家のモテットを収録。
 2024年に創設80周年を迎えたルネサンス・シンガーズは、アマチュアながら適切な音楽理解と洗練された演奏で知られており、この録音でもSATBが7/6/5/6の計24名の編成で充実した演奏を聴かせてくれます。
 




















12/11(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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HARMONIAMUNDI



HMM 902617
\3600→\3290
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)&アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ)
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 vol.4

 1-3. ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 KV 296
 4-5. ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 KV 303
 6-8. ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 KV 380
 9-11. ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 KV 481
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ)

 ファウストとメルニコフによる極上のモーツァルト、シリーズ完結編の登場!

 ヴァイオリン/ 1704年製ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」
 フォルテピアノ/ 2014年製クリストフ・ケルン、1795年製アントン・ヴァルター・モデル
 録音:2024年7月25-28日、ベルリン、テルデックス・スタジオ
 収録時間:69分11秒

 ファウストとメルニコフという顔合わせによるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ選集シリーズ、最終巻となる第4巻の登場です。喜びに満ちたパッセージでの輝きから、緩徐楽章での思いもかけぬ影を感じさせるような表情まで、名手二人の変幻自在なアンサンブルが他では得られない世界を築いております。
 1778年の作と考えられているKV 303のハ長調ソナタは、第1楽章が性格の異なる声楽的な様式のカンタービレ・アダージョと、明らかに器楽的なアレグロ・モルトという2つの部分が交互に現れる構成となった特殊な楽曲。
 第2楽章のメヌエットはソナタ形式に則った楽章となっています。ピアノが主体的な場面の多い楽曲で、メルニコフの細やかな表情づけやアクセントが炸裂しています。
 CDの最後に収録されているKV 481は1785年12月の作、高収入のフリーランス音楽家として確固たる地位を築いた、《フィガロの結婚》や協奏曲の傑作が生みだされた時期と同時期のもの。
 第2楽章ではピアノが主体となり歌い、ヴァイオリンが伴奏のような動きをする楽章で、名手二人の美しくも贅沢なかけあいを楽しむことができます。

 
 
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HMM 932017
(2CD)
\4000→\3690
アレクサンドル・タロー
 エリック・ル・サージュ(ピアノ)、 ジュリエット(声)、イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
Erik SATIE: Avant-dernieres pensees ~
 エリック・サティ:最後から2番目の思想

  [CD1]
   1. グノシェンヌ第1番 / 2. 舞踏への小序曲 /
   3. ジムノペディ第1番 /
   4. 本当にぶよぶよした前奏曲 / 5. グノシェンヌ第2番 /
   6. 嫌らしい気取り屋の三つのワルツ /
   7. グノシェンヌ第3番 / 8. ピカデリー / 9. 自動記述法 /
   10. グノシェンヌ第4番 /11. 操り人形は踊っている /
   12. メドゥーサの罠* / 13. 冷たい小品 /
   14. 最後から2番目の思想 /
   15. いくぶん生き生きと
    (モンマルトルのエスキースとスケッチより) /
   16. 乾からびた胎児 / 17. グノシェンヌ第5番 /
   18. ワルツーバレエ / 19. 世紀ごとの時間と瞬間的な時間 /
   20. ばら十字団の最初の思想 /
   21. 金の粉 / 22. グノシェンヌ第6番
  [CD2]
   1. 梨の形をした3つの小品(1台4手のための) /
   2. ジュ・トゥ・ヴ / 3. お医者さんのところで /
   4. 僕には友達がいた /
   5. エンパイア劇場のプリ・マドンナ /
   6. 風変わりな美女(1台4手による) /
   7. 右や左に見えるもの /
   8. シネマ(ミヨー編曲による1台4手版) /
   9. ダフェネオ / 10. リュディオン(潜水人形) /
   11. 再発見された像
    (C管トランペットとピアノのための嬉遊曲) /
   12. シテール島への船出 / 13. いいとも、ショショット
[CD1&2]
 アレクサンドル・タロー
  (ピアノ、
   プリペアード・ピアノ
    [*CD1-12])
[CD2]
 1, 6, 8 /
  エリック・ル・サージュ(ピアノ)
 2, 3, 4, 5 / ジュリエット(声)
 7, 12 / イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
 9, 10, 13 /
  ジャン・ドゥル スクルーズ(テノール)
 11 / ダヴィッド・ゲリエ(トランペット)

 指先の魔術師タローが鮮やかに描くサティの世界、共演者陣も豪華!注目の、充実サティ作品集

 録音:2008年4、5月
 収録時間:2時間6分19秒

 「指先の魔術師」タローが奏でるサティ。2008年の録音が再登場します。洒落ていて物憂くてエスプリたっぷりでどこか不気味・・・そんなサティの音楽。考えてみれば、タローほどサティ作品にぴったりなピアニストはそういないのではないでしょうか。タローは持ち前の抜群のセンスで、プリズムのように刻一刻と変わる曲のニュアンスや洒落っ気を気持ちよく描いてみせてくれます。ピアノ・ソロだけでも充分たのしめますが、disc2 の「デュオ」での豪華共演者陣も注目です。
 ル・サージュとのデュオは、これ以上ない、と思えてしまうくらいに息も音色もセンスもぴったり。本当にうまいフランス人がフランスものを弾くとこうなるのか、と思わず脱帽。
 ジュリエットは、タローが「理想のサティ歌い」と絶賛するシャンソン歌手で、パリのちょっと古びたカフェを連想させる、雰囲気たっぷりの歌を聴かせてくれます。
 「右や左に見えるもの」では、イザベル・ファウストが変幻自在の活躍。ヴァイオリンという楽器がもつ音色の意外な響きをたのしませてくれます。ゲリエのトランペットも実に見事。パリっとおしゃれに決まった、サティの新たなる名盤の登場です。ジャケットに用いられているイラストは、ジャン=コクトーによるサティ像。




旧譜から
アレクサンドル・タローの忘れられないアルバム




warner
5419793352
\3200

こ、これは・・・ちょっとすごいんですけど・・・

 アレクサンドル・タロー
  フォーハンズ~ピアノ連弾のための作品集

 凝りに凝った選曲、そして壮絶な超豪華競演陣!

  ブルース・リウ、ベアトリーチェ・ラナ、ベルトラン・シャマユ、ダヴィッド・フレイ、マリアム・バタシヴィリ、
  ミシェル・ダルベルト、エリック・ル・サージュ、フランク・ブラレイ、ヴァネッサ・ワーグナー
  ニコラ・アンゲリッシュ、アレクサンドル・メルニコフ、ヴィキングル・オラフソン、児玉 桃、アリエル・ベック、
  フレデリック・ヴァイス=ニッター、アレクサンダー・マッジャー
  ゴーティエ・カプソン(ピアノ!)、フィリップ・ジャルスキー(ピアノ!)


 ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番嬰ヘ短調 WoO.1-5
  共演:ブルース・リウ

 J.S.バッハ:神の時こそいと良き時(クルターグ編)
  共演:ダヴィッド・フレイ

 ピアソラ:リベルタンゴ(山本京子編)
  共演:ベアトリーチェ・ラナ

 フォーレ:組曲『ドリー』~子守歌
  共演:ニコラ・アンゲリッシュ

 チャイコフスキー:バレエ音楽『眠りの森の美女』~ ワルツ(ラフマニノフ編?)
  共演:アレクサンドル・メルニコフ

 ラヴェル:組曲『マ・メール・ロワ』~妖精の園
  共演:ベルトラン・シャマユ

 サティ:組曲『パラード』~中国の手品師
  共演:ゴーティエ・カプソン

 フランセ:オーギュスト・ルノワールによる15人の子供の肖像~青い帽子の少女
  共演:ジュリエット

 シューベルト:軍隊行進曲 第1番ニ長調 D.733-1
  共演:ミシェル・ダルベルト

 グリーグ:ノルウェー舞曲 第2番 Op.35-2
  共演:ヴィキングル・オラフソン

 ハイドン:ピアノ三重奏曲第39番ト長調 Hob.XV:25~第3楽章(R.メッツドルフ編)
  共演:児玉 桃

 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 第2番ホ短調 Op.72-2
  共演:マリアム・バタシヴィリ

 ラヴィニャック:ギャロップ・マーチ(L.ルモワンヌ編)
  共演:フランク・ブラレイ

 シャルル=アンリ:3足す3は?~第3番:The Just Average
  共演:Mr Nobody

 モーツァルト:4手のためのピアノ・ソナタ ニ長調 K.381~第3楽章
  共演:アリエル・ベック

 プーランク:4手のためのピアノ・ソナタ FP.8~第1楽章
  共演:マニュエル・シュトロッセ

 ドビュッシー:小組曲 L.71a~小舟にて
  共演:フレデリック・ヴァイス=ニッター

 グラス:4手のための3つの小品~ストークス
  共演:ヴァネッサ・ワーグナー

 ラフマニノフ:6つの小品 Op.11~舟歌
  共演:アレクサンダー・マッジャー

 シューマン:カノン形式の練習曲 Op.56~第4番(ビゼー編)
  共演:エリック・ル・サージュ

 ピエルネ:舟歌 Op.26
  共演:フィリップ・ジャルスキー

 ビゼー:子供の遊び~舞踏会
  共演:マーティン・ジェームズ・バートレット
アレクサンドル・タロー(ピアノ)
 録音:2020~2023年

 常に熟考を重ね、革新的なプログラムを披露するピアニスト、アレクサンドル・タロー。
 このアルバムでは4手のピアノのための作品を演奏していますが、これがまた凝りに凝った選曲と彼が相方に選んだ共演者の豪華さには驚きを隠せません。

 アルバムの冒頭こそ、よく耳にするブラームスの『ハンガリー舞曲第5番』ですが、共演するのは第18回ショパン国際ピアノ・コンクールの優勝者ブルース・リウ。ベアトリーチェ・ラナ、ベルトラン・シャマユ、ダヴィッド・フレイ、マリアム・バタシヴィリ、ミシェル・ダルベルト、エリック・ル・サージュ、フランク・ブラレイといったワーナー・クラシックスで活躍するおなじみのピアニストをはじめ、2022年に惜しくも亡くなったニコラ・アンゲリッシュ、アレクサンドル・メルニコフ、アイスランドの鬼才ヴィキングル・オラフソン、そして児玉 桃、2009年生まれの若きアリエル・ベック、またタローの親友フレデリック・ヴァイス=ニッター、そしてベテラン・ピアニストのアレクサンダー・マッジャーの名前まで。
 さらに共演者の中にはチェリストのゴーティエ・カプソンやカウンターテナーのフィリップ・ジャルスキーが含まれているだけでなく(もちろんピアノを演奏)、フランス内外で絶大な人気を誇るフランス音楽の最も独創的ポップスからクラシックまでジャンルを横断して活躍する歌手のジュリエットもピアノで参加しているという、信じられないほどの顔ぶれです。

 選曲も絶妙。
 述のハンガリー舞曲やフォーレの『子守歌』、シューベルトの『軍隊行進曲』など連弾の定番曲から、ほとんど耳にすることのないフランセやラヴィニャックの作品など、よくここまで探してきたなと思わせるほどの曲目リスト。
 曲にあわせてタローはプリモとセカンドを弾き分け、共演者たちを引き立てながら、作品の魅力をとことん語りつくしています。




 
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HMM 902394
(2CD)
\4000→\3690
トリオ・ヴァンダラー
アール・ヌーヴォー:1900年頃のフランス室内楽作品集

 [CD1]
  1-4. ラロ (1823-1892):ピアノ三重奏曲 第3番 op.26
  5-8. ドビュッシー (1862-1918):ピアノ三重奏曲 L.5
  メル・ボニ (1858-1937):
   9-10. 夕べ - 朝(ピアノ三重奏のための) op.76
   11. 舟歌(ピアノのための)op.71
 [CD2]
  ドビュッシー:
   1-3. ヴァイオリン・ソナタ
   4-6. チェロ・ソナタ
  ラヴェル:
   7-10. ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
   11-14. ピアノ三重奏曲
トリオ・ヴァンダラー
 ジャン=マルク・フィリップス=
  ヴァイジャベディアン(ヴァイオリン)
 ラファエル・ピドゥ(チェロ)
 ヴァンサン・コック(ピアノ)

 ドビュッシー唯一のピアノ三重奏曲、ラロの名曲第3番、ラヴェル、メル・ボニ・・・
 1900年前後にフランスで生み出された珠玉のピアノ三重奏作品をトリオ・ヴァンダラーによる理想的な演奏で!
 太刀打ちできない説得力と気品、愛と抒情

 録音:2025年7月
 収録時間:2時間10分13秒

 ラロのピアノ三重奏曲第3番は、1879年の作で、熱烈な抒情をたたえたラロの作品の中でも屈指の名曲。トリオ・ヴァンダラーの面々がほとばしるような熱をもって演奏しており、のっけから圧倒されます。
 ラヴェルのきらめく洗練に満ちたピアノ三重奏では、音色に彩られたハーモニーがクリスタルのように響きます。1880年、若きドビュッシーによる彼唯一のピアノ三重奏は、長年一部が失われたと考えられていたものですが、1980年代に再発見された作品。
 4つの楽章はシャブリエ、マスネ、シューマンを彷彿とさせる瞬間もあり、特に第1楽章ではバラキレフとボロディンの影響も感じられます。
 作曲家シャルル・ケックラン(ドビュッシーの伝記作家の一人)も言うように、ドビュッシーの初期作品は「新鮮な発想と素朴で魅力的な優しさ」に満ちており、特に第2楽章の「スケルツォ-間奏曲」はまさに若きドビュッシーの粋のような楽章です。
 メル・ボニからはピアノ三重奏と、ピアノ独奏曲を収録。60を超えるほどのピアノ独奏作品を残しているメル・ボニは「舟歌」を4作残しており、思いがけない熱さもある作品です。
 ヴァンサン・コックのピアノが素晴らしい! そしてメル・ボニのピアノ三重奏曲は朝と夕、という二枚画のような作品でメル・ボニらしい美しくも神秘的な旋律が魅力の作品です。
 二重奏の作品でも、アンサンブルを知り尽くした名手たちによる、太刀打ちできないような説得力と迫力、そして愛と気品に満ちた演奏が展開されております。
 




WERGO



WER 7413
\2800
ホリガーの《アルバムの綴り》全曲世界初録音
 Lifelines ~
  ホリガー、ベートーヴェン、ヴィッテンバッハ
キリル・ズヴェギンツォフ(ピアノ/ 1-20, 22-25)
ハインツ・ホリガー(ピアノ/ 3, 17, 21, 24)
  1-3. ユルク・ヴィッテンバッハ(1935-2021):3つのピアノ小品(1969)
  ハインツ・ホリガー(b.1939):アルバムの綴り(1982-2019)
   4. I: E.のための子守歌(Wiegenlied fu¨r E.) (2010)/
   5 II: HBEC(ハッピー・バースデイ・エリオット・カーター)I (2008)/
   6 III: HBEC II (2009)/7 IV: HBEC III (2009)
  V/VI: マニ・マッターに寄せる二つの小品 ― ハイディ・ツィンマーマンのために (2011)
   8 V: I M.M. umspielt 1:01/9 VI: II Simadini
  ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第30番 op.109(1820)
   10. 第1楽章 ヴィヴァーチェ。マ・ノン・トロッポ―アダージョ・エスプレッシーヴォ
  ホリガー:アルバムの綴り VII/ VIII/ IX3 つのごく小さな小品
   11. VII: I シャーンドル・ヴェレシュのための誕生日のファンファーレ (1982)
   12. VIII: II ベルナルドのための小ファンファーレ (2009)
   13. IX: III アンドラーシュ・シフのための、やや跳躍的な二声の曲 (2000)
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 op.109(1820)
   14. 第2楽章 プレスティッシモ
     ベートーヴェンのスケッチに基づくヴィッテンバッハによるトリオを伴う
  ホリガー:アルバムの綴り
   15. X. ガブリエルのために(2011/2013, rev. 2015)
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 op.109(1820)
   16. 第3楽章 テーマ、歌うように、心からの感情をこめて
     ベートーヴェンが残した変奏曲のスケッチからヴィッテンバッハが再構築した変奏:
     変奏1 - アンダンテ・コン・モート/変奏2 - アレグロ/
     変奏3 - アンダンテ・ピアチェーヴォレ/変奏4 - アレグロ/
     変奏5a(アレグロ)-変奏5b(ドゥーブル)-変奏5a
  ホリガー:アルバムの綴り
   17. XI: ルドヴィット・ベーテンバッハによる変奏曲(2010)/
   18. XII:「7月14日」のための小さな花火/
   イルゼ・フォン・アルペンハイムのための水彩画(2017)
   19. XIII: I (II)/20. XIV: II (I)/21. マルタ(2019)/
   22. XV: BMC, マルタとギュリのための
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 op.109(1820)
   ベートーヴェンが残した変奏曲のスケッチからヴィッテンバッハが再構築した変奏:
    23. 変奏6(アンダンテ・ウン・ポコ・アダージョ-コーダ)
  ホリガー:アルバムの綴り
   24. XVI: 弾いて、歌って―マルタとギュリ
  25. ホリガー:Lifelines いのちの線~ピアノ・ソロのための(2021)

 ホリガーの《アルバムの綴り》全曲世界初録音!ホリガーの盟友作曲家ヴィッテンバッハによるベートーヴェンのソナタ第30番第3楽章の再構築にも注目

 録音:2022年2月14-17日、チューリヒ
 収録時間:69分09秒

 ハインツ・ホリガーは、卓越したオーボエ奏者、ピアニスト、そして作曲家ですが、1961年の《Elis - Three Nocturnes》以来、約40年間ピアノのための作品を作曲していませんでした。21世紀に入ってから、音楽的なオマージュや、アンドラーシュ・シフ、エリオット・カーターやヴェレシュらの誕生日のための小品を作曲し、それらは2019年にシューマンを思わせるタイトル《Albumblätter》(アルバムの綴り)として出版されました。典型的なホリガーの作品であり、非常に精緻で多くの引用も含む楽曲が並ぶ曲集を、キリル・ズヴェギンツォフが全曲を世界初録音。
 ホリガー作品と入り混じるようにプログラムされているのは、2021年に亡くなったスイスの作曲家・ピアニスト、ユルク・ヴィッテンバッハの初期および晩年のピアノ作品。
 ヴィッテンバッハはホリガーとはベルン音楽院時代、シャーンドル・ヴェレシュに作曲を師事していた時からの付き合いです(ヴェレシュはハンガリーでリゲティやクルタークにも作曲を教えていました)。
 晩年、ヴィッテンバッハは、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ作品109の第3楽章の代替案として残されているスケッチを完成させるという難大なる課題に挑みました。ピアニストのズヴェギンツォフは、この実験的作品とオリジナルの現代作品を非常に刺激的な方法で組み合わせ、対比させています。
 2021年11月4日、2005年からバーゼルに在住しているウクライナのピアニスト兼指揮者キリル・ズヴェギンツォフが、バーゼルのメゾン44でハインツ・ホリガーの《アルバムの綴り》全曲と、ヴィッテンバッハが完成させたベートーヴェンのスケッチ集を同時に演奏しました。
 この時ヴィッテンバッハは重病で、もはや会場に足を運ぶことはできませんでしたが、コンサートは彼の病室に中継されました。その7週間後、ヴィッテンバッハは12月22日に86歳で亡くなりました。
 このCDは、そのコンサートを土台とし、ヴィッテンバッハの初期のピアノ作品やホリガーの近年の作品を加えてプログラムされています。作品の独自の構成と並びによって、複雑ないのちの線の絡み合いが浮かび上がってきます。
 
 
WER 6446
\2800
トゥルグト・エルセタン(b.1983):作品集
 1. Thousand Dead Bodies Under My Bed,
  All Cloaked with the Breath of the Living
   (「ベッドの下に眠る千の死者、生者の息に包まれて」)
    3つの同時に演奏する室内アンサンブルのための
 2. Das Phonem zwischen zwei Wortern (a)
  コルネットとトロンボーンのためのデュオ
 3. Das Phonem zwischen zwei Wortern (b)
  バロック・アンサンブルと大オーケストラのための
 4. Das Phonem zwischen zwei Wortern (c)
  オーボエ、クラリネット、ファゴット、ピアノ
 5. Resonances (b) ソロ・クラリネットと弦楽三重奏のための
アンサンブル・ムジークファブリーク(1, 5)
エリジオン・アンサンブル(2-4) 
SWR交響楽団(3)
アーロン・カシディ(指揮/1,4)
ブラッド・ラブマン(指揮/3)

 ハイパー建築音響学、過去の記憶と現在の生をつなぐ糸を音でリアルに描くトルコ出身のエルセタン作品集

 録音:1. 2021年7月10日、2. 2023年9月8日、3. 2024年2月、4. 2024年4月8日、5. 2024年1月18-19日
 収録時間:71分14秒

 イスタンブール生まれのトゥルグト・エルセタンの作品集。エルセタンは、スタンフォード大学で作曲博士号を取得後、CCRMAで音響と空間の3Dモデリング研究に従事し、アヤソフィアの音響測定とシミュレーションモデルを開発した作曲家。
 2016年にDAADベルリン芸術家プログラムのフェローシップを受賞し、失われた建築の音響研究をさらに深めます。
 ドイツに移住後、SWR交響楽団、アルディッティ四重奏団、ELISION、ムジークファブリークなどと協働し、ドナウエッシンゲン音楽祭やECLATなど主要フェスティバルで作品が演奏されています。
 音・空間・身体性の関係を探求し、建築と音響を超次元的な幾何学と結びつける独自の作曲理論を展開しています。
 《Das Phonem zwischen zwei Wortern》の(b)では取り壊されたビザンツ建築のような響き、まるで音による考古学のようです。
 《Thousand Dead Bodies Under My Bed‛&》では、記憶とトラウマが音楽に浸透し、過去が決して完全には消えないことを示唆しています。
 




ACT

ACT90702S
\3200
ヴィジョン弦楽四重奏団 ACT第1弾! ヴィジョン弦楽四重奏団
 〔フロリアン・ヴィライトナー(ヴァイオリン)、
  ダニエル・シュトル(ヴァイオリン)、
  レオナルド・ディッセルホルスト(チェロ)、
  ザンダー・シュトゥアート(ヴィオラ)〕
ゲスト ~
 ヨエル・リュサリデス(ピアノ/1, 3, 6, 7, 9, 14)、
 マハン・ミララブ(ギター/11, 12)、
 ベルンハルト・シンペルスベルガー(パーカッション/4, 10)
イン・ザ・フィールズ
 TRACKLIST CD
  1. ブルガリアの伝承曲:コパニッツァ
  2. ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調より 第2楽章
  3. フロリアン・ヴィライトナー:ラヴェル・リローデッド
  4. バルトーク:弦楽四重奏曲第4番より 第2楽章*
  5. バルトーク:弦楽四重奏曲第4番より 第3楽章
  6. ヴィライトナー:リディアン・ローズ
  7. コルネリス・フリースヴェイク:朝のしかめ面
  8. ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第13番より 第3楽章
  9. ヴィライトナー:ドヴォルザーク・リローデッド
  10. バルトーク:弦楽四重奏曲第4番より 第4楽章*
  11. ヴィライトナー:レインダンス
  12. マハン・ミララブ:コンヴァレセンス
  13. バルトーク:弦楽四重奏曲第4番より 第5楽章
  14. ヨエル・リュサリデス:シュムニング
 (*=パーカッシヴ・ディメンションズ)
ACTLP90701S
(1LP)
180g重量盤
\6100
 TRACKLIST LP
  SIDE A
   1. ブルガリアの伝承曲:コパニッツァ
   2. ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調より 第2楽章
   3. フロリアン・ヴィライトナー:ラヴェル・リローデッド
   4. バルトーク:弦楽四重奏曲第4番より 第2楽章*
   5. ヴィライトナー:リディアン・ローズ
  SIDE B
   1. バルトーク:弦楽四重奏曲第4番より 第4楽章*
   2. ヴィライトナー:レインダンス
   3. マハン・ミララブ:コンヴァレセンス
   4. バルトーク:弦楽四重奏曲第4番より 第5楽章
   5. ヨエル・リュサリデス:シュムニング
 (*=パーカッシヴ・ディメンションズ)

 ☆クラシックをベースにストリングス・カルテットの可能性を拡張する「ヴィジョン弦楽四重奏団」のACT第1弾!
 ☆バルトークの「第4番」を柱に、ラヴェル、ドヴォルザーク、トラディショナル、ジャズをシームレスに織り上げた、ジャンル不問のコンセプト・アルバム!
 ☆日本語解説付き輸入盤仕様!

 ヴィジョン弦楽四重奏団(vision string quartet)は、卓越したクラシックの技巧をベースに、ロック、ジャズ、ミニマルなどの要素を大胆に取り入れ、弦楽四重奏の定義を刷新し続けるベルリンのアンサンブル。2025年秋の来日公演も記憶に新しい彼らが、ドイツの老舗ジャズ・レーベル「ACT」へのデビューとなるアルバムをリリースします。

 5年ぶりとなる本作『in the fields』は、彼らの「大胆不敵さ」が凝縮された意欲作。アルバム全体の構成は、実験的・前衛的な要素が強いものとされるバルトークの傑作《弦楽四重奏曲第4番》(第2~5楽章)を骨組みとし、その合間にラヴェルやドヴォルザークの再構築版(リローデッド)、オリジナル曲、伝承曲のアレンジを織り交ぜるというコンセプチュアルなものです。

 全曲暗譜による自由なパフォーマン・ススタイルと、ゲストに迎えたヨエル・リュサリデス(p)、マハン・ミララブ(g)、ベルンハルト・シンペルスベルガー(perc)の色彩豊かなサウンドが融合。民族音楽の精神、舞踊のリズム、そしてクラシックの伝統がシームレスに繋がった、まさに「ヴィジョン(未来像)」を示す一枚です。

 ※録音:2024年10月7日-12日&29日-30日、バイエルン放送スタジオ1(ドイツ・ニュルンベルク)
 ※LP盤はハイレゾ・ダウンロード・コード付き





DA VINCI CLASSICS


C01115
\2900
モーツァルト:4つのフルート四重奏曲
 モーツァルト:
  フルート四重奏曲 ニ長調 KV 285
  フルート四重奏曲 ト長調 KV 285a
  フルート四重奏曲 ハ長調 KV Anh 171(285b)
  フルート四重奏曲 イ長調 KV 298
  フルート四重奏曲 ヘ長調 KV 370
リタ・ダルカンジェロ(フルート)
ベルリン・ポーランド弦楽四重奏団のメンバー

 イタリアの才女リタ・ダルカンジェロによるモーツァルト、フルート四重奏曲!

 ☆かつて兵庫県立芸術文化センター管弦楽団の首席フルート奏者を務めたリタ・ダルカンジェロ!
 ☆巨匠ジェームズ・ゴールウェイに師事!

 モーツァルトのフルート四重奏曲全集。
 かつて兵庫県立芸術文化センター管弦楽団の首席フルート奏者を務めた経歴を持つイタリアの女流奏者リタ・ダルカンジェロがベルリン・ポーランド弦楽四重奏団のメンバーと共演し録音しました。
 イギリスやミラノ、マンハイムで研鑽を積み、巨匠ジェームズ・ゴールウェイに師事した才女です。

 ※録音:2025年1月
 
 

C01120
\2900
シューベルト:ピアノ・ソナタ集 Vol.1
 シューベルト:
  ピアノ・ソナタ 変イ長調 D.557
  ピアノ・ソナタ イ長調 D.664
  ピアノ・ソナタ 変ロ長調 D.960
ヘウォン・チャン(ピアノ)

 韓国の若手実力派ヘウォン・チャン、シューベルトのピアノ・ソナタ集が始動!

 ☆数々の世界的コンクールで優秀な成績を修めたヘウォン・チャン!
 ☆ウィーンで育ち独自の音楽を展開させていったシューベルト!

 韓国出身のピアニスト、ヘウォン・チャンによるシューベルトのピアノ・ソナタ集の第1弾が登場です。19世紀初頭のウィーンは多国籍な文化に溢れていました。
 そのようなウィーンに生まれたシューベルトは、ハイドンやモーツァルトとなどの音楽を吸収しながらも、ウィーン独自の音楽の影響も受けており、独特な音楽を生み出しました。

 ヘウォン・チャンは、数々の国際的なコンクールで第1位を獲得しており、レオン・フライシャー、メナヘム・プレスラー、ジャン=イヴ・ティボーデ、ダン・タイ・ソンなどのマスター・クラスにも参加しています。
 現在ではソロ活動のみならず、ロサンゼルス・フィルの首席フルート奏者であるデニス・ブリアコフと室内楽の分野で共演するなど幅広い活躍をみせています。

 ※録音:2025年8月
 
 

C01113
\2900
ヴェールを外して ~ 19-20世紀の女性作曲家のピアノ作品集
 エイミー・ビーチ:3つの性格的小品 Op.28
 クララ・ヴィーク=シューマン:4つの性格的小品 Op.5
 セシル・シャミナード:
  ピエレット Op.41、アルルカン Op.53、
  交響的練習曲 Op.28
 ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:
  ピアノのための4つの歌曲 Op.8
 【ボーナストラック】
  ルイーズ・ファランク:即興曲
サラ・バッキーニ(ピアノ)

 周縁化されてきた女性作曲家の作品を、改めて提示するピアノ作品集!

 "ヴェールを外す"という象徴的テーマのもと、歴史的に周縁化されてきた女性作曲家の作品を、現代の聴衆の前に改めて提示する好企画盤。
 サロンの空間で育まれた小品たちは、決して"ささやかな形式"ではなく、個々の作曲家が社会的制約の中でも独自の声を獲得しようとした創造の証です。
 ボローニャの"G.B.マルティーニ"音楽院を最優秀で卒業したサラ・バッキーニの演奏は、ビーチの力強い和声と構築性、クララの構築的対位法、シャミナードの演劇性、ファニーの抒情と均整といった作品ごとの性格を浮き彫りにします。
 
 

C01122
\2900
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調、ラフマニノフ:楽興の時
 リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
 ラフマニノフ:楽興の時 Op.16
 シューベルト:
  クーペルヴィーザー・ワルツ(R.シュトラウス編)
 パウル・デ・シュレツァー(1841-1898):
  練習曲 変イ長調 Op.1-2
パスクァーレ・イアンノーネ(ピアノ)

 イタリアの名手パスクァーレ・イアンノーネによる本盤は、リストとラフマニノフを軸に、アンコールとしてシューベルトのワルツとシュレツァーの華麗な練習曲を配したロマン派ピアノ音楽の精華ともいえるコンサートのライヴ録音です。
 リストの《ピアノ・ソナタ》は、四楽章構成をひと続きの楽章に融合させた革新的ソナタで、少数の動機が主題変容によって多彩な表情を獲得し、後の作曲家に大きな影響を与えました。
 ラフマニノフの《楽興の時》は、若き作曲家が短期間で書き上げた6曲からなる小品集で、ノクターンやエチュード、葬送行進曲、バルカローレなど多様な形式を通じて、彼の抒情性と技巧が鮮やかに描かれています。

 ※録音:2023年10月(イタリア)
 
 

C01123
\2900
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Op.31
 ピアノ・ソナタ第16番 ト長調 Op.31-1
 ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 Op.31-2《テンペスト》
 ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調 Op.31-3《狩》
サラ・アモレザーノ(ピアノ)

 本アルバムに収められたベートーヴェンのピアノ・ソナタOp.31の3曲は、難聴の進行に苦しみ《ハイリゲンシュタットの遺書》を書いた1802年前後の時期に生まれた作品で、彼が音楽において「新しい道」を宣言した転換点を示しています。
 ハイドンやモーツァルトの優雅さ、クレメンティの鍵盤技巧を受け継ぎつつ、第16番では機知に富んだユーモア、第17番《テンペスト》では嵐のような劇的緊張、第18番《狩り》では四楽章を通じて躍動的な喜びが描かれます。
 欧州各地で活躍する若手ピアニスト、サラ・アモレザーノは現代楽器を用いながらも歴史的奏法への理解を活かし、これらのソナタに鮮やかな命を吹き込んでいます。
 
 

C01124
\2900
マルトゥッチ:室内楽作品集
 ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909):
  ピアノ五重奏曲 ハ長調 Op.45 1877(revised early 1890s)
  ピアノのための夜想曲 変ト長調 Op.70-1 1891
  ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op.22 1874 ca.
  弦楽四重奏のための夜想曲 変ト長調 Op.70-1
   (カルロ・デュモンによるオーケストラ版からの編曲)
ファブリツィオ・ロマーノ(ピアノ)
ガリアーノ弦楽四重奏団

 イタリア器楽作品の復興!

 ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909)による室内楽作品集。マルトゥッチは19世紀イタリアで主流であったオペラは一切作曲せず器楽曲に没頭した珍しい作曲家です。
 ベートーヴェンやシューマン、そしてブラームスといった作曲家たちの影響を受けており、交響曲や協奏曲も作曲しています。
 また指揮者としても活躍し、ワーグナーの楽劇のイタリア初演を行ったことでも知られています。

 ※録音:2025年1月31日-2月2日
  
 

C01112
\2900
アルマローリ、ジェモ:二重奏曲&ソロ
 ランチェスカ・ジェモ:
  TOWARDS THE CIRCLE
   (ヴァイオリンとコントラバス版)
  TOWARDS THE CIRCLE(ヴァイオリン版)
 バリー・ガイ:AFTER TOWARDS THE CIRCLE
  (コントラバスのための即興演奏)
 セルジオ・アルマローリ:BICINIUM PLUS (X)
  (ヴァイオリンとコントラバス版)
マヤ・ホンブルガー(ヴァイオリン)
バリー・ガイ(コントラバス)

 元イングリッシュ・バロック・ソロイスツのメンバーであったマヤ・ホンブルガーのバロック・ヴァイオリンと、作曲家でもあるバリー・ガイのコントラバスという珍しい編成のデュオ。
 一見すると相反するような楽器編成ですが、この二人の演奏は、美しい響きをもたらします。
 このアルバムではそんな二人の特性を活かした二重奏曲と、それぞれの楽器によるソロの演奏の両方を味わうことが出来ます。

 ※録音:2023年9月30日
 
 
C01119
\2900
空気を読む
 アルベルト・トマルキオ(1962-):
  AL MOULIN ROUGE、IL CUBO DI RUBIK、
  SCHERZO SU DUE NOTE
 ロベルト・チポリーナ(1994-):LU RE D'AMURI
 フランチェスカ・アダモ(1987-):SHAPES 898
 カルメロ・マルティオーネ(1980-):
  TARANTELLA PLENARIA
 マリオ・ロメオ(1993-):RUIT HORA
 ゴルカ・エルモサ(1976-):GERNIKA, 26/4/1937
 エディ・フレセイン(1962-):SUITE
  (INSPIRED BY MARIE NDIAYE'S THEATRE PLAY 'HILDA')
デュオ・ロマンス
 〔エマヌエレ・サルヴァトーレ・アンザローネ(クラリネット)、
  マリオ・ロメオ(アコーディオン)〕

 クラリネットとアコーディオンという編成のデュオ・ロマンス。クラリネットのエマヌエレ・サルヴァトーレ・アンザローネは、名匠アントニー・ペイに師事し、ローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミーではアレッサンドロ・カルボナーレにも学んでいます。
 ソリストとしてだけでなく、オルケストラ・メディテラネア・ディ・クラリネッティの首席奏者としてレコーディングを行っています。
 アコーディオンのマリオ・ロメオは、2017年にローマのサン・チェチーリア音楽院アコーディオン科を首席で卒業しデュオ・ロマンスでの室内楽、また現代音楽にも興味を示し取り組んでいます。

 ※録音:2025年
 



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LAWO

TLWC1408
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4400
アンドリス・ポーガ(指揮)&スタヴァンゲル交響楽団
ニールセン:交響曲第2番&第4番

 ニールセン:
  交響曲第2番 ロ短調《四つの気質》Op.16
  交響曲第4番《不滅》Op.29
アンドリス・ポーガ(指揮)
スタヴァンゲル交響楽団


LWC1408
\3200→\2990

 ポーガ&スタヴァンゲル交響楽団のニールセン!

 ☆日本でもおなじみのラトビア人指揮者、アンドリス・ポーガがLawoレーベルに登場!
 ☆首席指揮者を務めるノルウェーの名門、スタヴァンゲル交響楽団とニールセンの交響曲を録音!

 NHK交響楽団、新日本フィル、名古屋フィル等日本の主要オーケストラへの客演やPMFへの出演、そして直近では2025年6月、広島交響楽団の特別定期演奏会でウラディーミル・フェドセーエフの代役を務めるなど日本でもすっかりおなじみとなった指揮者、アンドリス・ポーガがLawoレーベルに登場。

 ボストン交響楽団では同じラトビア出身のアンドリス・ネルソンスの下でアシスタント・コンダクターを務めるなどヤンソンス親子、ネルソンスらに続いてラトビアが生んだマエストロの系譜に名を連ねつつあるポーガが、2021/22シーズンより首席指揮者を務めるノルウェーの老舗オーケストラ、スタヴァンゲル交響楽団を率いてニールセンの2つの交響曲、《四つの気質》と《不滅》を録音しました。
 ノルウェーのみならず北欧全体の傑作を世界中の聴衆に届けようとする献身的な活動で、スカンディナヴィアのレパートリーにおける第一人者としての地位を築くスタヴァンゲル交響楽団と、明瞭な音楽作りで北欧音楽との深い親和性が評価されているポーガのコラボレーションが、ニールセンの交響曲に求められる燃えるようなエネルギーから静謐な心情の反映まで、驚くほどの感情の深みと幅広さを持った音楽を生み出しています。

 ※録音:2024年6月3日-7日、スタヴァンゲル・コンサート・ホール(ノルウェー)

 
 




NEOS

NEOS12522
\3100
2024年に東京で行われたシャリーノ作品の演奏会
夜の果てで ~ シャリーノ・イン・東京 2024

 サルヴァトーレ・シャリーノ(b.1947):
  1. 夜の(ピアノのための)(1971)
  2. 夜の果てで(ヴィオラのための)(1979)
  3. さようなら、風の家よ(フルートのための)(1993)
  4. 1本弦の幻想曲(独奏ヴァイオリンのための)(2009)
  5. 風もなく(チェロのための)(2019)*
  6. 5声のアリオーソ(アンサンブルのための)(2018)
  7-13. 1通の手紙と6つの唄(声と6人の音楽家のための)(2021)*
 *世界初録音
村上景子(フルート/3,6,7-13)
田中香織(クラリネット/6,7-13)
アルド・カンパニャーリ(ヴァイオリン/4,6,7-13)
般若佳子(ヴィオラ/2,7-13)
北嶋愛季(チェロ/5,6,7-13)
黒田亜樹(ピアノ/1,6,7-13)
薬師寺典子(ソプラノ/7-13)
杉山洋一(指揮/6,7-13)

 2024年に東京で行われたシャリーノ作品の演奏会がCD化!

 ☆イタリア文化会館コンサートシリーズNo.17として開催された「サルヴァトーレ・シャリーノ in Giappone 2024」のコンサートがCD化!
 ☆輸入盤日本語解説付き!

 指揮者のガエタノ・デスピノーサが監修するイタリア文化会館コンサートシリーズの第17弾として開催された「サルヴァトーレ・シャリーノ in Giappone 2024!」より、11月15日に東京のイタリア文化会館ホールで行われたシャリーノ作品演奏会のライヴ録音がNeosレーベルよりCD化!

 ワークショップや講演会を経て一連のイベントの締めくくりとして行われたこの演奏会にはシャリーノと長年親交のある指揮者、杉山洋一をはじめ現代音楽の分野で活躍する音楽家たちが多数参加。
 シャリーノが1970年代から現在に至るまでイタリア国内外の音楽界に残してきた作曲活動の軌跡を辿り、このプロジェクトを一層充実させるコンサートとなりました。ブックレットには日本語による曲目解説も掲載されています。

 ※録音(ライヴ):2024年11月15日、イタリア文化会館ホール(東京)
 




NIMBUS ALLIANCE


NI6464
(1CD-R)
\2900
オーガスタ・リード・トーマス:ソル(太陽)
 ソルスティス・リチュアル(2024)~
  ヴァレーズとラヴェルへのオマージュ
   (14人のヴィルトゥオーゾのための)
  アダルナ鳥の魔法の飛行(2025)
   (無伴奏チェロのための)
  イルミネーションズ
   「ファンファーレ・シンフォニア」(2023)
    (ソロ・ティンパニ、3人の打楽器奏者と
     9人の金管楽器奏者のための)
  プリズムを通る光の真珠(2025)
   (独奏ピアノのための)
  エクイノクス・リチュアル(2024)~
   イーゴリ・ストラヴィンスキーへのオマージュ
    (打楽器四重奏のための)
グロスマン・アンサンブルのメンバーとゲスト
ジェフリー・ミラースキー(指揮)
アレクサンダー・ハーシュ(チェロ)
ジョシュ・ジョーンズ(ティンパニ)
デポール・ウインド・アンサンブル
エリカ・ナイドリンガー(指揮)
マリアンヌ・パーカー(ピアノ)
ギャレット・アーニー、ジョン・コーキル
アダム・ローゼンブラット
水上野乃香(パーカッション)

 ☆現代アメリカを代表する女性作曲家、オーガスタ・リード・トーマスの最新作品集!
 ☆「光」と「儀式」をテーマに、混沌とした世界における内省と再生を描く5つの世界初録音!

 現代アメリカでもっとも上演回数の多い作曲家の一人であり、グラミー賞受賞歴も持つオーガスタ・リード・トーマス。「ソル(太陽)」と題された本作は、混沌とした現代社会において心のバランスを取り戻すための「儀式」としての音楽を提示します。

 ヴァレーズ、ラヴェル、ストラヴィンスキーへのオマージュを含むアンサンブル作品や、フィリピンの伝説の鳥を題材にしたチェロ独奏曲など、すべて世界初録音。彼女の特徴である、ニュアンスに富んだ色彩感と、内側から溢れ出るような輝きに満ちた作品群です。

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 




SALZBURG WIND PHILHARMONIC



BPSRECORDS8
(2CD)
特別価格
\4800
※DVD同時発売
ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニック
 ハッピーバースデー, ヨハン・シュトラウス!
ハンスイェルク・アンゲラー(指揮)
ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニック
 【CD1】
  ヨハン・シュトラウス2世:
   1. 喜歌劇 《理性の女神》 より 行進曲 《我らの旗が翻る時》 Op.473
   2. 喜歌劇 《ヴェネツィアの一夜》 序曲(ベルリン版)
   3. 喜歌劇 《こうもり》 の主題による 《こうもりのカドリーユ》 Op.363
   4. 喜歌劇 《ジンプリツィウス》 の主題による ポルカ・シュネル 《Mutig voran!》 Op.432
   5. 喜歌劇 《愉快な戦争》 の主題による 《キスのワルツ》 Op.400
   6. ポルカ・マズルカ《蜃気楼》 Op.330
   7. ポルカ 《これぞウィーン、わが都》 Op.291
   8. 音楽の冗談 《常動曲》 Op.257
   9. 音楽の冗談 《シャンパン・ポルカ》 Op.211
   10. ポルカ・シュネル 《雷鳴と稲妻》 Op.324
 【CD2】
  オッフェンバック(マニュエル・ロザンタール編):バレエ組曲 《パリの喜び》 より
   1. 喜歌劇 《パリの生活》 より 序曲
   2. 喜歌劇 《地獄のオルフェウス》 、《ロビンソン・クルーソー》 より カンカン
   3. 歌劇 《ホフマン物語》 より 舟歌
   4. エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ・シュネル 《ブレーキもかけずに》 Op.112
   5. ハンス=クリスチャン・ロンビ:シャンパン・ギャロップ Op.14
   6. ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世: 《悪魔の踊り》
   7. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ 《手に手をとって》 Op. 215
   8. ブラームス:ハンガリー舞曲第1番ト短調 WoO.1
   9. ヴェルディ:歌劇 《マクベス》 より 第3幕のバレエ音楽
   10. ワーグナー:歌劇 《ローエングリン》より 第3幕への前奏曲 WWV.75
  ヨハン・シュトラウス2世:
   11. 《皇帝円舞曲》 Op.437/12. ポルカ《ハンガリー万歳!》 Op.332
   13. ヨハン・シュトラウス1世: 《ラデツキー行進曲》 Op.228

 ヨハン・シュトラウス2世、生誕200周年記念を吹奏楽で祝う!

 ☆ヨーロッパ屈指の吹奏楽団、ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニック!
 ☆ヨハン・シュトラウス生誕200周年を祝う、華麗なるウィーン舞曲の饗宴!

 ヨーロッパ屈指の吹奏楽団、ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニックと首席指揮者ハンスイェルク・アンゲラーが、2025年に生誕200周年を迎えるワルツ王シュトラウスの魅力を余すところなく描き出したアニバーサリー・アルバム。
 比類なきワルツの名曲から、多彩なウィーン舞曲の佳品まで、シュトラウスの天才と想像力、そして尽きることのないインスピレーションを感じさせる作品を集成した好企画。

 本アルバムには、"祝福に駆けつける仲間たち"として、シュトラウスを敬愛したブラームス、ワーグナー、ヴェルディといった大作曲家たち、そして軽妙洒脱な音楽で人気を博したオッフェンバック、「デンマークのシュトラウス」と称されたロンビなど、ゆかりある作曲家たちの作品をカップリング。
 華やかで高揚感に満ちた数々の旋律が、この特別なアニバーサリーを彩る唯一無二の祝祭の宴を織りなします。



 


BPSRECORDS1
(2CD)
特別価格
\4800
※DVD同時発売
ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニック
 友よ、人生は生きる価値がある!
ナッタポーン・タマティ(テノール)
ハンスイェルク・アンゲラー(指揮)
ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニック
 【CD1】
  カール・ミヒャエル・ツィーラー:
   1. 喜歌劇 《財務責任者》 より ワルツ 《Herrreinspaziert!》 Op.518
   2. 喜歌劇 《放浪者》 より 序曲
  フランツ・レハール:
   3. ユーモアあふれる行進曲 《Jetzt geht's los》 Op.17
   4. 喜歌劇 《ジュディッタ》 より 《友よ、人生は生きる価値がある!》
  ヨハン・シュトラウス2世:
   5.喜歌劇 《ヴェネツィアの一夜》 より ああ、何と眺めのすばらしいこと
   6. ポルカ・シュネル 《浮気心》 Op.319
  7. カール・ミレッカー:喜歌劇 《乞食学生》 より
   カプレ 《Ich hab' kein Geld, bin vogelfrei》
  8. アグスティン・ララ:スペイン幻想曲 より グラナダ
  9. ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ 《わが人生は愛と喜び》 Op.263
 【CD2】
  1. アーサー・サリヴァン:コミックオペラ 《H.M.S.ピナフォア》 序曲
  2. ホルスト:組曲 《惑星》 Op.32 より 第4曲 《木星、快楽をもたらす者》
  3. エリック・コーツ:幻想曲 《シンデレラ》
  4. ヴォーン・ウィリアムズ:イギリス民謡組曲 より 行進曲 《日曜日には17歳》
  マルコム・アーノルド:
   5. イングランド舞曲集第2集 Op.33-2/6. イングランド舞曲集第1集 Op.27-4/
   7. イングランド舞曲集第2集 Op.33-4
  8. エリック・コーツ:行進曲 《ダム・バスターズ》
  9. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュネル 《憂いもなく》 Op.271
  10. ヨハン・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲 Op.228

 ヨーロッパ屈指の吹奏楽団、ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニックが、首席指揮者ハンスイェルク・アンゲラーとともに贈る、2023年公現祭コンサートのライヴ録音が登場。

 本アルバムでは、ヨハン・シュトラウス、レハール、ツィーラーなど、ウィーン伝統の軽快な名曲から、英国の洒脱な音楽まで、人生の美しさや喜び、そして"愛"をテーマにした華やかな音楽の数々を収録。
 アンゲラーのもとで生まれる生き生きとしたアンサンブルに、これまで何度も共演を重ねてきたテノール、ナッタポーン・タマティの伸びやかな歌声が加わり、人生の喜びを高らかに祝福します。
 
 


BPSRECORDS7
(7CD)
特別価格
\9200
ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニック
 ウィーン気質で(アウフ・グート・ヴィーナリッシュ)
ハンスイェルク・アンゲラー(指揮)
ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニック
 【CD1 序曲集】
  1. カール・ミヒャエル・ツィーラー:喜歌劇《放浪者》より 序曲
  2. フランツ・フォン・スッペ:喜歌劇《軽騎兵》より 序曲
  3. フランツ・フォン・スッペ:喜歌劇《スペードの女王》より 序曲
  4. フランツ・フォン・スッペ:劇付随音楽《ウィーンの朝・昼・晩》より 序曲
  5. フランツ・フォン・スッペ:喜歌劇《美しきガラテア》より 序曲
  6. フランツ・フォン・スッペ:喜歌劇《山賊の仕業》より 序曲
  7. ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇《ヴェネツィアの一夜》より 序曲
  8. カール・コムザーク2世:歌劇《エーデルワイス》より 序曲
  9. ユリウス・フチーク:序曲《ミラマーレ》 Op.247
 【CD2 ワルツ集】
  1. ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《皇帝円舞曲》 Op.437
  2. ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《美しく青きドナウ》 Op.314
  3. ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《コヴェント・ガーデンの思い出》 Op.329
  4. ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《南国のバラ》 Op.388
  5. ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《わが家で》 Op.361
  6. ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《春の声》 Op.410
  7. ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《ドナウの乙女》 Op.427
  8. ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《酒、女、歌》Op.333
 【CD3 ワルツ集】
  1. ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《ニューヨーク・ヘラルド》
  2. ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ《わが人生は愛と喜び》 Op.263
  3. ヨーゼフ・ランナー:ワルツ《モーツァルティスト》 Op.196
  4. カール・ミヒャエル・ツィーラー:ワルツ《いらっしゃいませ!》 Op.518
  5. カール・ミヒャエル・ツィーラー:ワルツ《ウィーン市民》 Op.419
  6. ユリウス・フチーク:ワルツ《冬の嵐》 Op.184
  7. フランツ・レハール:ワルツ《金と銀》 Op.79
  8. ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《山々から》 Op.292
 【CD4 カドリーユ/幻想曲/ポルカ・フランセーズ】
  1. ヨハン・シュトラウス2世:新メロディ・カドリーユ Op.254
  2. ヨハン・シュトラウス2世:仮面舞踏会カドリーユ Op.272
  3. エドゥアルト・シュトラウス:カルメン・カドリーユ Op.134
  4. ヨハン、ヨーゼフ&エドゥアルト・シュトラウス:射撃手のカドリーユ
  5. ヨハン・シュトラウス2世:幻想曲《ロシアの村にて》 Op.355
  6. アントン・ローゼンクランツ:幻想曲《わがオーストリア》
  7. ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・フランセーズ《クラップフェンの森で》 Op.336
  8. ヨハン・シュトラウス2世:農民ポルカ Op.276
  9. ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ《帝都はひとつ、ウィーンはひとつ》 Op.291
  10. ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・フランセーズ《パリの女》 Op.238
  11. ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・フランセーズ《サン・マルコの鳩》 Op.414
  12. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ《水車》 Op.57
 【CD5 マーチ集】
  1. ヨハン・シュトラウス2世:皇帝フランツ・ヨーゼフ1世救命祝典行進曲 Op.126
  2. ヨハン・シュトラウス2世:祝典行進曲 Op.452
  3. ヨハン・シュトラウス2世:騎手行進曲 Op.428
  4. ヨハン・シュトラウス2世:バリアティンスキー侯爵行進曲 Op.212
  5. ヨハン・シュトラウス2世:スペイン行進曲 Op.433
  6. ヨハン・シュトラウス2世:ロシア行進幻想曲 Op.353
  7. ヨハン・シュトラウス2世:行進曲《狙いをつけろ!》 Op.478
  8. ヨハン・シュトラウス1世:英国王立近衛騎兵連隊行進曲
  9. カール・ミヒャエル・ツィーラー:シェーンフェルト男爵行進曲 Op.422
  10. カール・ミヒャエル・ツィーラー:行進曲《軍服の魅力》
  11. ヤロスラフ・ラブスキー:行進曲《オリンピアード》
  12. ユリウス・フチーク:フローレンティナー行進曲 Op.214
  13. ユリウス・フチーク:行進曲《提督の旗の下に》 Op.82
  14. ユリウス・フチーク:行進曲《剣闘士の入場》 Op.68
  15. カール・コムザーク2世:バラタリア行進曲 Op.106
  16. フランツ・レハール:行進曲《さあ、やるぞ!》 Op.17
  17. フランツ・フォン・スッペ:喜歌劇《ファティニッツァ》より 行進曲
  18. ヨハン・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲 Op.22
 【CD6 ギャロップ/チャールダーシュ/ポルカ・マズルカ】
  1. ヨーゼフ・ランナー:狩人のギャロップ Op.82
  2. ヨハン・シュトラウス1世:ため息ギャロップ Op.9
  3. ヨハン・シュトラウス2世:クリップ・クラップ・ギャロップ Op.466
  4. ヨハン・シュトラウス1世:カチューチャ・ギャロップ Op.97
  5. ヨハン・シュトラウス2世:歌劇《騎士パスマン》より チャルダッシュ Op.441
  6. ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・マズルカ《蜃気楼》 Op.330
  7. ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・マズルカ《町と田舎》 Op.322
  8. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ《女心》 Op.166
  9. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ《燃える愛》 Op.129
  10. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ《遠方から》 Op.270
  11. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ《ベローナ》 Op.94
  12. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ《腕を組んで》 Op.215
  13. ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世:ポルカ・マズルカ《二人きりで》 Op.15
 【CD7 音楽的冗談/ポルカ・シュネル】
  1. ヨハン・シュトラウス2世:音楽の冗談《常動曲》 Op.257
  2. ヨハン・シュトラウス2世:シャンパン・ポルカ Op.211
  3. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ《おしゃべりなかわいい口》 Op.245
  4. ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世:悪魔の踊り
  5. ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世:スペイン・ワルツ
  6. ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・シュネル《狩り》 Op.373
  7. ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・シュネル《勇気を出して前へ!》 Op.432
  8. ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・シュネル《雷鳴と電光》 Op.324
  9. ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・シュネル《魔弾》 Op.326
  10. ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・シュネル《恋と踊りに熱中》 Op.393
  11. ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・シュネル《ハンガリー万歳!》 Op.332
  12. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュネル《憂いもなく》 Op.271
  13. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュネル《休暇旅行で》 Op.133
  14. ヨーゼフ・シュトラウス:ジョッキー・ポルカ Op.278
  15. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ《冬の楽しみ》 Op.121
  16. エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ・シュネル《喜んで》 Op.228
  17. ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世:ギャロップ《小さな広告家》 Op.4

 ウィーン黄金時代を吹奏楽で!

 ☆ヨーロッパ屈指の吹奏楽団、ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニック!
 ☆ウィーン黄金期の舞踏・娯楽音楽を、吹奏楽で鮮やかに再現した7枚組Box!

 ヨーロッパ屈指の吹奏楽団、ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニックが首席指揮者ハンスイェルク・アンゲラーとともに贈る、ウィーン舞踏・娯楽音楽の黄金~銀時代をテーマにした7枚組の豪華コレクションが登場。

 本アルバムでは、ワルツ王ヨハン・シュトラウス2世を中心に、シュトラウス一家、ランナー、ツィーラー、スッペ、レハールなど、このジャンルを彩った名匠たちの作品を多数収録。
 ワルツ、ポルカ、行進曲、オペレッタ序曲まで、「ウィーンの音のエッセンス」を、オリジナルのオーケストラとは一味違った、吹奏楽編成による管楽器のアンサンブルを味わえる非常に雄大なコレクションです。

 ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニックは、2002年にハンスイェルク・アンゲラーによって創設された、ヨーロッパ屈指のプロフェッショナル吹奏楽団。
 モーツァルテウム管弦楽団やザルツブルク州立劇場管弦楽団をはじめ、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルなど世界的オーケストラのトップ奏者が多数参加する国際的アンサンブルで、長年にわたり、ベルリン・フィル首席クラリネット奏者ヴェンツェル・フックスがコンサートマスターを務めています。
 ウィーン=ザルツブルクの伝統を継承しつつ、吹奏楽の芸術性を追究する卓越した団体として知られ、ヨーロッパを中心に高い評価を獲得。
 レパートリーは古典から現代まで幅広く、これまでに多数のCD・DVDを発表。毎年の「公現祭コンサート」はテレビ中継される人気公演で、国内外で高い評価を得ています。

 
 
 


BPSRECORDS3
(2CD)
特別価格
\4800
ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニック
 ウインド・シンフォニック・スペシャルズ

 【CD1】
  1. モーツァルト:歌劇 《後宮からの逃走》 KV.384 序曲
  2. ベートーヴェン:交響曲第5番 《運命》 より 第1楽章
  3. ワーグナー:楽劇 《神々の黄昏》より
   《ジークフリートの葬送行進曲》
  4. エルンスト・ルートヴィヒ・ライトナー(b.1943):
   テノール、バリトンと吹奏楽のための
    交響曲第4番 《別れ》 より 終楽章
  5. ウェーバー:歌劇 《魔弾の射手》 序曲 Op.77
  6. フチーク:行進曲 《冬の嵐》 Op.184
  マルコム・アーノルド:
   7. イングランド舞曲集第2集 Op.33-2
   8. イングランド舞曲集第2集 Op.33-4
  9. ホルスト:組曲 《惑星》 Op.32 より
   第4曲 《木星、快楽をもたらす者》
  10. ヨハン・シュトラウス2世:
   ワルツ 《美しく青きドナウ》 Op.314
 【CD2】
  1. ライトナー:
   歌劇 《Die Sennenpuppe》 による吹奏楽版組曲 より
    《夜想曲》
  2. ワーグナー:楽劇 《神々の黄昏》より
   《ジークフリートのラインへの旅》
  3. ロッシーニ:
   クラリネットと管弦楽のための序奏、主題と変奏
  4. プッチーニ:歌劇 《妖精ヴィッリ》 より 妖精の踊り
  5. ヨーゼフ・シュトラウス:
   ポルカ・シュネル 《憂いもなく》 Op.271
  6. ニーノ・ロータ:映画音楽集より 「II. 山猫」
  7-10. ヒナステラ: バレエ 《エスタンシア》 Op.8 より 舞曲
  11. ウォルトン:戴冠行進曲 《宝玉と勺杖》
  12. ハチャトゥリアン:
   組曲 《バレンシアの寡婦》 より 舞曲
ヴェンツェル・フックス
 (クラリネット/CD2-tr.3)
ハンスイェルク・アンゲラー
 (指揮)
ザルツブルク・ウィンド・
 フィルハーモニック

 名曲を吹奏楽で再発見!

 ☆ヨーロッパ屈指の吹奏楽団、ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニック!
 ☆モーツァルトからホルストまで、世界のトップ奏者たちが紡ぐ、洗練された吹奏楽の魅力!

 ヨーロッパ屈指の吹奏楽団、ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニックが、首席指揮者ハンスイェルク・アンゲラーとともに贈る、極めて洗練されたシンフォニック吹奏楽の魅力を2枚組に収めたアルバム。

 本アルバムでは、モーツァルトの 《後宮からの逃走》 序曲、ウェーバーの 《魔弾の射手》 序曲、ヨハン・シュトラウス2世の 《美しく青きドナウ》、ロッシーニのクラリネットと管弦楽のための序奏、主題と変奏(独奏:ヴェンツェル・フックス)、ホルストの 《惑星》 より「木星」など、交響曲団の定番レパートリーとして広く親しまれている名曲の吹奏楽版アレンジを収録。よく知られた旋律・和声・リズムが新鮮で躍動感あふれる解釈で甦り、これまでにないシンフォニックな吹奏楽サウンドを体験できます。

 ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニックは、2002年にハンスイェルク・アンゲラーによって創設された、ヨーロッパ屈指のプロフェッショナル吹奏楽団。
 モーツァルテウム管弦楽団やザルツブルク州立劇場管弦楽団をはじめ、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルなど世界的オーケストラのトップ奏者が多数参加する国際的アンサンブルで、長年にわたり、ベルリン・フィル首席クラリネット奏者ヴェンツェル・フックスがコンサートマスターを務めています。
 ウィーン=ザルツブルクの伝統を継承しつつ、吹奏楽の芸術性を追究する卓越した団体として知られ、ヨーロッパを中心に高い評価を獲得。
 レパートリーは古典から現代まで幅広く、これまでに多数のCD・DVDを発表。毎年の「公現祭コンサート」はテレビ中継される人気公演で、国内外で高い評価を得ています。
 
 

BPSRECORDS5
(4CD)
特別価格
\5200
 歴史的パルフォルスホルンによる狩猟音楽
 《ウィーン宮廷の狩猟音楽》
  
【CD1】
   ヨーゼフ・シャンテル、カール・スティーグラー、
    ジークムント・ヴァイル、アントン・ヴンダラーの作品
  【CD2】
   ヨーゼフ・シャンテル:
    最高位・高位の狩猟貴族へのファンファーレ
 《狩猟カプリッチョ》
  【CD3】
   パウル・アンゲラー、ハンスイェルク・アンゲラーの作品
  【CD4】
   パウル・アンゲラー:
    狩猟組曲、狩猟歌、
    パルフォルクホルンによるミサ曲、狩猟幻想曲
ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニックの
 パルフォルスホルン奏者たち
ハンスイェルク・アンゲラー(指揮)

 ヨーロッパ屈指の吹奏楽団、ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニックのパルフォルスホルン(狩猟用ホルン)奏者たちが、ハンスイェルク・アンゲラー指揮のもと、歴史的な狩猟ホルンのための作品を巧みに演奏した注目盤。

 本アルバムでは、ウィーン宮廷での狩猟音楽を中心に、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の時代に狩猟ホルン奏者ヨーゼフ・シャンテルが活躍した伝統をたどりながら、かつてのオーストリア帝国の狩猟の世界を音で再現。
 宮廷で演奏された狩猟ファンファーレや、当時の名高い狩人たちへの献呈曲も収録。
 さらに、オーストリアの作曲家パウル・アンゲラーによる「狩猟カプリッチョ」では、ハンスイェルク・アンゲラーとの交流から得られた豊かな発想をもとに、歴史的狩猟ホルンの多彩な表現力が存分に展開されています。
 
 

BPSRECORDS6
\3100
プーランク:室内楽作品集
 プーランク:
  オーボエ、ファゴットとピアノのための三重奏曲 FP.43
  クラリネットとピアノのためのソナタ FP.184
  フルートとピアノのためのソナタ FP.164
  2本のクラリネットのためのソナタ FR.7
  ホルンとピアノのためのエレジー FP.168
  フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、
   ファゴットとピアノのための六重奏曲 FP.100
ザルツブルク・ウィンド・
 フィルハーモニックの奏者たち
  〔アグネス・マイヤー(フルート)、
   フアン・カルロス・リバス・ペレッタ(オーボエ)、
   ミリアム・コフラー(バスーン)、
   ヴェンツェル・フックス(クラリネット)、
   ダリオ・ジンガレス(クラリネット)、
   ハンスイェルク・アンゲラー(ホルン)、
   ゾルターン・マーチャイ(ホルン)、
   フローリアン・ポドゴレアヌ(ピアノ)〕

 ヨーロッパ屈指の吹奏楽団、ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニックのソリストたちによるプーランクの木管楽器のための室内楽作品を収録したアルバム。

 本アルバムでは、若き日の「トリオ」から、アーサー・オネゲルに献呈された後期作品である「クラリネット・ソナタ」「フルート・ソナタ」「ホルン・エレジー」、さらにはパリへの愛を表現した愉快な「六重奏曲」まで、プーランクの幅広い室内楽作品の魅力を堪能できます。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


DIAPASON


DIAP186
(2CD)
\2600
ヴェルディ:歌劇《マクベス》 エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
レナード・ウォーレン(マクベス、バリトン)
レオニー・リザネク(マクベス夫人、ソプラノ)
ジェローム・ハインズ(バンクォー、バス)
カルロ・ベルゴンツィ(マクダフ、テノール)
ウィリアム・オルヴィス(マルカム、テノール)
カルロッタ・オルダシー(侍女、ソプラノ)
ゲルハルト・ペヒナー(医師、バス)
オジー・ホーキンズ(刺客、バリトン)
カルヴァン・マーシュ(霊、バリトン)
エミリア・クンダリ(霊、ソプラノ)
マイルドレッド・アレン(霊、ソプラノ)

 ディアパゾンが選んだ決定盤シリーズ第186集!ヴェルディの歌劇《マクベス》!

 ☆1959年ラインスドルフ指揮によるマクベス!

 フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン ~ ディアパゾンが選んだ決定盤』。

 シリーズの第186巻として登場するのは、ヴェルディの歌劇《マクベス》。メトロポリタン歌劇場で活躍し特にヴェルディを得意としていたレナード・ウォーレンがマクベス、メトロポリタン歌劇場デビューとなったレオニー・リザネクのマクベス夫人などを中心に実力派の歌手が揃った本アルバム。
 指揮は若き日にブルーノ・ワルターやアルトゥーロ・トスカニーニの助手を務めたことでも知られるエーリヒ・ラインスドルフ。

 ※録音:1959年
 



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NIMBUS



NI7112
(2CD-R)
特別価格
\3000→\2790
Nimbusの新「発掘」シリーズ!
 シューラ・チェルカスキーの初CD化音源!
再発見された録音 ~ シューラ・チェルカスキー Vol.1
シューラ・チェルカスキー(ピアノ)
 CD1 ~
  メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ ホ短調 Op.35-1
  ショパン:夜想曲第3番 ロ長調 Op.9-3、バラード第1番 ト短調 Op.23、
  夜想曲第15番 ヘ短調 Op.55-1、スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31、
   マズルカ 嬰ヘ短調 Op.59-3
  シューマン(タウジヒ編):スペインの歌遊び Op.74 より 「密輸入者」
  リムスキー=コルサコフ(ラフマニノフ編):
   歌劇 《皇帝サルタンの物語》より 「熊蜂の飛行」
  ドビュッシー:アラベスク第1番 ホ長調
  モートン・グールド:ブギウギ・エチュード
 CD2 ~
  ストラヴィンスキー:《ペトルーシュカ》からの3つの楽章
  ムソルグスキー:組曲 《展覧会の絵》

 Nimbusの新「発掘」シリーズ!シューラ・チェルカスキーの初CD化音源!

 ☆英Nimbusの新シリーズ「Rediscovered Recordings(再発見された録音)」が始動!
 ☆コロナ禍のロックダウン中に発掘された、約50の未発表音源が、192kHzデジタル・トランスファーで鮮やかに蘇る!
 ☆巨匠チェルカスキーの発掘第1弾は、LP時代に短期間流通したのみでCD化されていなかった、1981年の「アナログ録音」!

 英Nimbus Recordsのアーカイブに眠っていた貴重な音源を発掘・リリースする新シリーズ「Rediscovered Recordings(再発見された録音)」がスタート。
 2020年のコロナ禍によるロックダウン中、ふとした疑問から始まったアーカイブ調査は5年にも及び、様々な理由で世に出なかった、あるいは埋もれてしまった50以上の録音プロジェクトが発見され、オリジナル・アナログ・マスターテープから192kでデジタル化されることになりました。

 最初にリリースされる「Rediscovered Recordings」2タイトルのうちの1つは、「最後のロマン派」と謳われた巨匠シューラ・チェルカスキー(1909-1995)の貴重な記録。チェルカスキーがNimbusに初めて録音で訪れた1981年1月31日から2月3日の4日間のセッションを収録したもので、当時これらの録音の多くはLPとして短期間リリースされたのみで、アナログ録音であったことなどからCD時代には再発されず、長らく入手困難となっていました。
 Nimbusから既に発売されていた6枚組CDセット(NI 1733)とは、「展覧会の絵(リマスター版)」を除いて重複曲がないため、ほとんどが現在流通していない貴重な音源となります。
 また、チェルカスキーの発掘は、今後、第2集(バラキレフ、チャイコフスキー他)、第3集(リスト、バッハ=ブゾーニ他)、第4集(バッハ=リスト、ベートーヴェン他)と続く予定です。

 シューラ・チェルカスキーは、ロシア(現ウクライナ)のオデッサ生まれ。伝説的なヴィルトゥオーゾ、ヨゼフ・ホフマンに師事し、「最後のロマン派」と呼ばれた20世紀を代表するピアニストの一人。
 その演奏は、固定観念にとらわれない自発性、美しい音色、そして内声の対位法的な処理に特徴があり、同じ曲でも二度と同じように弾かないことで知られていました。1980年代、キャリアの円熟期にNimbus Recordsと密接な関係を築き、多くの名盤を残しました。

 ※録音:1981年1月31日-2月3日、ワイアストン・レイズ(イギリス)/ADD/2025年 192kHzリマスタリング
 
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

 
 
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NI7110
(2CD-R)
特別価格
\3000→\2790
イーゴリ・ストラヴィンスキーの次男スリマ
 1970年代にNimbusに残した未発表録音
スリマ・ストラヴィンスキー・プレイズ・ストラヴィンスキー
スリマ・ストラヴィンスキー(ピアノ)
 CD1 ~
  イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971):
   4つの練習曲 Op.7; K9、ピアノ・ラグ・ミュージック K32、
   「5本の指」(8つのやさしい小品) K37、ピアノ・ソナタ (1924) K43、
   ピアノのためのセレナード イ長調 K44、タンゴ K62
 CD2 ~
  スリマ・ストラヴィンスキー(1910-1994):
   「3つのおとぎ話」(1978)〔シンデレラ、ジャックと豆の木、眠れる森の美女〕、
   ソナティナ第6番(G.ド・マショーの主題による)(1967)、
   ピアノ・バリエーションズ 第1集&第2週(1970)

 
 ☆英Nimbusの新シリーズ「Rediscovered Recordings(再発見された録音)」が始動!
 ☆コロナ禍のロックダウン中に発掘された、約50の未発表音源が、192kHzデジタル・トランスファーで鮮やかに蘇る!
 ☆巨匠イーゴリ・ストラヴィンスキーの息子であり、父の作品の優れた解釈者として知られたスリマ・ストラヴィンスキーの貴重な未発表音源!
 ☆父イーゴリのピアノ作品と、スリマ自身の作曲による教育的・芸術的価値の高いピアノ作品をカップリングした2枚組。

 英Nimbus Recordsのアーカイブに眠っていた貴重な音源を発掘・リリースする新シリーズ「Rediscovered Recordings(再発見された録音)」がスタート。
 2020年のコロナ禍によるロックダウン中、ふとした疑問から始まったアーカイブ調査は5年にも及び、様々な理由で世に出なかった、あるいは埋もれてしまった50以上の録音プロジェクトが発見され、オリジナル・アナログ・マスターテープから192kでデジタル化されることになりました。

 最初にリリースされる「Rediscovered Recordings」のもう1つは、イーゴリ・ストラヴィンスキーの次男であり、ピアニスト、作曲家、教育者として活躍したスリマ・ストラヴィンスキー(1910-1994)が、1970年代にNimbusに残した未発表録音です。
 CD1には、父イーゴリのピアノ作品を収録(1975年録音)。スリマは父と「2台のピアノのための協奏曲」を共演・録音するなど、その作品のもっとも正統な解釈者の一人でした。
 CD2には、スリマ自身が作曲したピアノ作品を収録(1977年録音)。彼は子供のための音楽を作曲する特別な才能を持っており、「3つのおとぎ話」などの作品では、教育的でありながら現代的な語法を取り入れた、表情豊かで洗練されたスタイルを聴くことができます。

 これまでスリマは、父イーゴリの死後(1971年)になるまで自作を公開しなかったと伝記などで語られてきましたが、実際には『ピアノ・バリエーションズ』(1970年出版)や『第6ソナチネ』(1967年出版)など、教育的な作品は父の存命中から既に出版されていました。
 本盤は、そうしたスリマの知られざる作曲家としての側面に光を当てる貴重な記録です。
 67歳当時の録音ですが、そのテクニックは衰えを知らず、多くの曲が編集なしのテイクで収録されました。

 ※録音:1975年8月5-6日(CD1)、1977年9月5日(CD2)、イギリス/ADD/2025年 192kHzリマスタリング
 
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

 
 


<映像>




 BPSRECDVD8
(1DVD)
\4800
ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニック
 ハッピーバースデー, ヨハン・シュトラウス!
ハンスイェルク・アンゲラー(指揮)
ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニック
 ヨハン・シュトラウス2世:
  1. 喜歌劇 《理性の女神》 より 行進曲 《我らの旗が翻る時》 Op.473
  2. 喜歌劇 《ヴェネツィアの一夜》 序曲(ベルリン版)
  3. 喜歌劇 《ジンプリツィウス》 の主題による ポルカ・シュネル 《Mutig voran!》 Op.432
  4. 喜歌劇 《愉快な戦争》 の主題による 《キスのワルツ》 Op.400
  5. ポルカ・マズルカ《蜃気楼》 Op.330
  6. ポルカ 《これぞウィーン、わが都》 Op.291
  7. 音楽の冗談 《常動曲》 Op.257
  8. 音楽の冗談 《シャンパン・ポルカ》 Op.211
  9. ポルカ・シュネル 《雷鳴と稲妻》 Op.324
 オッフェンバック(マニュエル・ロザンタール編):バレエ組曲 《パリの喜び》 より
  10. 喜歌劇 《パリの生活》 より 序曲
  11. 喜歌劇 《地獄のオルフェウス》 、《ロビンソン・クルーソー》 より カンカン
  12. 歌劇 《ホフマン物語》 より 舟歌
  13. エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ・シュネル 《ブレーキもかけずに》 Op.112
  14. ハンス=クリスチャン・ロンビ:シャンパン・ギャロップ Op.14
  15. ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世: 《悪魔の踊り》
  16. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ 《手に手をとって》 Op. 215
  17. ブラームス:ハンガリー舞曲第1番ト短調 WoO.1
  18 ヴェルディ:歌劇 《マクベス》 より 第3幕のバレエ音楽
  19. ワーグナー:歌劇 《ローエングリン》より 第3幕への前奏曲 WWV.75
  ヨハン・シュトラウス2世:
   20. 《皇帝円舞曲》 Op.437/21. ポルカ《ハンガリー万歳!》 Op.332
  22. ヨハン・シュトラウス1世: 《ラデツキー行進曲》 Op.228

 ヨーロッパ屈指の吹奏楽団、ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニックと首席指揮者ハンスイェルク・アンゲラーが、2025年に生誕200周年を迎えるワルツ王シュトラウスの魅力を余すところなく描き出したアニバーサリー・アルバムがDVD盤でも登場。比類なきワルツの名曲から、多彩なウィーン舞曲の佳品まで、ワルツ王が紡いだ魅力のすべてを、吹奏楽ならではの色彩感あふれるサウンドと臨場感ある映像で堪能できます。

 本アルバムには、"祝福に駆けつける仲間たち"として、シュトラウスを敬愛したブラームス、ワーグナー、ヴェルディといった大作曲家たち、そして軽妙洒脱な音楽で人気を博したオッフェンバック、「デンマークのシュトラウス」と称されたロンビなど、ゆかりある作曲家たちの作品をカップリング。華やかで高揚感に満ちた数々の旋律が、この特別なアニバーサリーを彩る唯一無二の祝祭の宴を織りなします。

 

 BPSRECDVD1
(1DVD)
\4800
ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニック
 友よ、人生は生きる価値がある!

ナッタポーン・タマティ(テノール)
ハンスイェルク・アンゲラー(指揮)
ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニック

 カール・ミヒャエル・ツィーラー:
  1. 喜歌劇 《財務責任者》 より ワルツ 《Herrreinspaziert!》 Op.518
  2. 喜歌劇 《放浪者》 より 序曲
 フランツ・レハール:
  3. ユーモアあふれる行進曲 《Jetzt geht's los》 Op.17
  4. 喜歌劇 《ジュディッタ》 より 《友よ、人生は生きる価値がある!》
 ヨハン・シュトラウス2世:
  5.喜歌劇 《ヴェネツィアの一夜》 より ああ、何と眺めのすばらしいこと
  6. ポルカ・シュネル 《浮気心》 Op.319
 7. カール・ミレッカー:喜歌劇 《乞食学生》 より
  カプレ《Ich hab' kein Geld, bin vogelfrei》
 8. アグスティン・ララ:スペイン幻想曲 より グラナダ
 9. ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ 《わが人生は愛と喜び》 Op.263
 10. アーサー・サリヴァン:コミックオペラ 《H.M.S.ピナフォア》 序曲
 11. ホルスト:組曲《惑星》 Op.32 より 第4曲 《木星、快楽をもたらす者》
 12. エリック・コーツ:幻想曲 《シンデレラ》
 13. ヴォーン・ウィリアムズ:イギリス民謡組曲 より 行進曲 《日曜日には17歳》
 マルコム・アーノルド:
  14. イングランド舞曲集第2集 Op.33-2/15.イングランド舞曲集第1集 Op.27-4/
  16. イングランド舞曲集第2集 Op.33-4
 17. エリック・コーツ:行進曲 《ダム・バスターズ》
 18. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュネル 《憂いもなく》 Op.271
 19. ヨハン・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲 Op.228

 ヨーロッパ屈指の吹奏楽団、ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニックと首席指揮者ハンスイェルク・アンゲラーによる、2023年公現祭コンサートの感動を映像で収めたライヴDVDが登場。

 本アルバムでは、ヨハン・シュトラウス、レハール、ツィーラーといったウィーン伝統の軽快な名曲から、英国の洒脱な作品まで、人生の美しさや喜び、そして"愛"をテーマにした華やかな音楽を収録。アンゲラーのタクトで生まれる生き生きとした響きに、これまでにも共演を重ねてきたテノール、ナッタポーン・タマティの伸びやかな歌声が重なり、ステージの熱気と祝祭感を視覚と音で余すところなく伝えます。
















12/9(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ARCANTUS


ARC 22058
\3300
中田恵子(オルガン)
セザール・フランク(1822-1890):オルガン作品傑作集

 1.-3. 前奏曲、フーガと変奏 Op.18 CFF 30~
  大オルガンのための6つの小品より
 4. カンタービレ CFF 103~大オルガンのための3つの小品より
 5. 英雄的小品 DFF 104~大オルガンのための3つの小品より
 6.-8. 3つのコラール
  [第1番 ホ長調 CFF 105 / 第2番 ロ短調 CFF 106 / 第3番 イ短調 CFF 107]
中田恵子(オルガン)

 新時代の名盤がここに誕生!カテドラルに響き渡る、力強く、美しい旋律。実力派オルガニスト中田恵子がサン・ルイ大聖堂のメルクラン・オルガンでフランクの傑作を録音!

 録音:2023年5月、サン・ルイ大聖堂、ブロワ(フランス)
 収録時間:70 分47 秒  24 bit / 96 kHz録音
 
 オルガン:ジョセフ・メルクラン(1882年製作)
 プロデューサー、サウンド・エンジニア、エディティング:ハンス・キプファー(Take 5 Music Production)
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ファビアン・フランク、マルティン・ナゴルニ
 アシスタント:安 杏菜、濵野芳純
 写真:関口 格

 日本を代表するオルガニストのひとり中田恵子。中田は2021年4月より神奈川県民ホールのオルガン・アドバイザーとしてオルガンのあらゆる可能性を追求・発信する「オルガン avec シリーズ」を企画。
 フランス語で「~と一緒に」という意味をもつ "avec" シリーズでは、これまでに「オルガン avec バロック・アンサンブル」「オルガン avec バレエ」「オルガン avec テアトル」を企画・演奏。
 そのすべての公演で大成功を収め、多くの聴衆にオルガンの魅力を伝え、素晴らしい音楽を届けてきました。まさにオルガン界の"唯一無二の存在"として活躍の幅を拡げている注目アーティストです。

 CD録音では、コロナ禍に自身が教会オルガニストを務める鎌倉雪ノ下教会で収録したセカンド・アルバム「Pray with Bach」が、「第15回CDショップ大賞2023 クラシック賞」を受賞し、一躍脚光を浴びました。
 その実力派オルガニスト中田の注目すべき新録音は、セザール・フランク(1822-1890)のオルガン作品傑作集で、独arcantusレーベルからリリースされます。
 中田のファースト・アルバム「Joy of Bach」(ARC-17008)は同レーベルからリリースされており、このCDは仏クラシック専門誌Diapasonにおいて「音叉5つ」獲得するなど、本場ヨーロッパで高く評価された、異例のデビュー盤として話題となりました。
 今回の録音も「Joy of Bach」同様、ハンス・キプファーがレコーディングを担当。キプファーは数多のBISレーベルの録音で知られるエンジニア。
 カテドラルの響き・残響とオルガンの特性を熟知したエンジニアならではの名録音誕生です。
 当録音では「前奏曲、フーガと変奏」「カンタービレ」「英雄的小品」そして「3つのコラール」というフランクの最高傑作を録音しました。
 確固たる解釈から奏でられる中田の演奏は格別の一言。一切ぶれることのない、芯の通った、中田渾身の演奏を捉えております。

 白眉はフランク最晩年の3つのコラール。ことに第2番はこれまで多くの演奏会で披露してきただけにファン待望のリリースといえます。
 数多の録音があるフランクですが、抜きん出て光り輝く中田の演奏は脱帽。様々なパイプから奏でられる、美しく、そして力強い音色・演奏に誰もが心打たれることでしょう。
 
 演奏楽器はフランス中央部、ロワール=エ=シェール県の都市、ブロワのサン・ルイ教会に据え付けられた、ジョセフ・メルクラン(1819-1905)が1882年に製作した大オルガンです。
 ドイツ出身のメルクランは主にフランス、ベルギーの教会・カテドラルで生涯400を超えるオルガンを製作・修復したオルガンビルダーです。
 フランクは同時代を生きた名オルガンビルダー、アリスティド・カヴァイエ=コル(1811-1899)と出会い、手鍵盤3段を擁する最新鋭のオルガンから着想を得て数多くのオルガン作品を作曲しました。
 メルクランのオルガンもまたカヴァイエ=コルと同時代の、シンフォニックな響きを有するフランス・オルガンの頂点といえる銘器。
 骨太な低音から透き通るほど美しい高音まで、芳醇な香り漂う音色が特徴です。
 豊かな響きと祈りに満ちたオルガン作品の頂点に君臨するフランクの傑作を中田の堂々たる演奏でご堪能ください。
 



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HARMONIAMUNDI



HMM 902740F
\3700→\3390
2024年録音
 時代楽器による、
  ロト&シエクル「大地の歌」!


  マーラー:大地の歌
マリー=ニコル・ルミュー(コントラルト)
アンドリュー・ステイプルズ(テノール)
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
レ・シエクル

 人生の陶酔と静かな諦念を描く、時代楽器による「大地の歌」!ロト&シエクル、好評を得た交響曲第1番、第4番に続く大注目盤

 録音:2024年3月18-20・30・31日、4月1日、11月19日 ラ・セーヌ・ミュジカル
 収録時間:57分43秒

 作曲当時の楽器にこだわり鮮烈な演奏を展開するロト&レ・シエクル。大好評を得た第1番、第4番に続く注目のマーラー・シリーズ最新作は「大地の歌」。
 交響曲と連作歌曲、ふたつの性格を併せ持つ当作は「人生の陶酔」と「静かな諦念」を称える作品であり、後期マーラーの世界観を色濃く反映しています。
 ハープやマンドリン、多種の打楽器を駆使した大オーケストラの無限の色彩もマーラーならでは。
 ロトはすべての楽器の音をこぼすことなくしっかりと掬い取り、みずみずしくも濃密に総譜を音化。
 トゥッティの圧倒的なフォルテから繊細極まる少人数のピアニッシモまで、耳を奪われる響きに終始満たされています。
 
 録音の質も申し分なく曲の隅々まで美しく捉えられ、細密画の如き筆致がとことん味わえます。
 洗練された様式美をもって、そして慎重に選ばれた時代楽器を用いて、マーラーの真の響きに挑んだ、今だかつてない録音。
 ふたりの卓越した歌手の名唱ぶりにも大拍手です。

 マリー=ニコル・ルミュー
  カナダ出身の世界的コントラルト歌手。2000年にベルギーのエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝(カナダ人初) して以降、スカラ座、英国ロイヤル・オペラ、パリ・オペラ座、ベルリン国立歌劇場、ウィーン国立歌劇場など世界の主要オペラハウスで活躍。
  バロック音楽からロッシーニ、フランス歌曲、宗教曲など幅広いジャンルを得意とし、豊かな低音と柔らかい声色、言語表現の明晰さが魅力。
  舞台での存在感とドラマティックな表現力に定評がある。

 アンドリュー・ステイプルズ
  イギリス出身のテノール歌手で、オペラや宗教音楽、歌曲の分野で国際的に活躍。世界の主要オペラハウスや音楽祭に出演し、サイモン・ラトル、ダニエル・バレンボイム、エマニュエル・アイムなど著名指揮者との共演多数。
  バロックから現代作品まで幅広いレパートリーを持ち、特にヘンデル、モーツァルト、エルガー、ブリテン作品で評価が高い。「知的で詩的なテノール」と評される。

 
 



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ALPHA CLASSICS



ALPHA1196
\3000→\2790
日本に深い縁を持つ国際的四重奏団
 レオンコロ弦楽四重奏団
ベルク、ウェーベルン、シュルホフ: 弦楽四重奏作品集

 アルバン・ベルク(1885-1935):
  1-6. 抒情組曲
 エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):
  7-11. 弦楽四重奏のための5つの小品 WV 68
 アントン・ウェーベルン(1883-1945):
  12-16. 弦楽四重奏のための5つの楽章 Op. 5
  17. 緩徐楽章
レオンコロ弦楽四重奏団
 ヨナタン・昌貴・シュヴァルツ(第1ヴァイオリン)
 アメリー・コジマ・ヴァルナー(第2ヴァイオリン)
 近衞麻由(ヴィオラ)
 ルカス・実・シュヴァルツ(チェロ)
NYCX 10567
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3520

 録音: 2025年3月 ドイツ、ノイマルクト、ライトシュターデル
 収録時間: 63分
 
 ※国内仕様盤日本語解説...渡辺和

 【躍進著しいレオンコロ・カルテット、Alpha Classicsからの第1弾】
 2019年にベルリンで結成されたレオンコロ弦楽四重奏団。第1ヴァイオリンのヨナタン・昌貴・シュヴァルツとチェロのルカス・実・シュヴァルツは日本人の母を持つ兄弟、ヴィオラを担当するオランダ生まれの近衛麻由は近衛秀麿の曾孫と、日本に深い縁を持ちます。
 彼らは2022年にロンドン・ウィグモアホール国際弦楽四重奏コンクール、ボルドー国際弦楽四重奏コンクールで立て続けに優勝して脚光を浴びたほか多くの受賞歴を誇り、2023年にはMirareからCDデビューを果たしました。
 この度Alphaと契約を結び、その第1弾として20世紀初頭ウィーンの音楽とその影響をテーマとしたアルバムを発表します。
 ベルクとウェーベルン、そしてホロコーストに倒れたシュルホフまでを収め、20世紀初頭という後期ロマン派の黄昏から無調音楽、そしてモダニズムの黎明へと至る激動の時代に、ウィーンという文化のるつぼから生まれた音楽的革新を追って緻密に構成されたプログラム。
 類稀な技術と鋭く瑞々しい表現により、緊迫と抒情を絶妙なバランスで両立させた彼らの演奏は、伝統と前衛が衝突し、新たな表現が生まれた時代の緊張感と創造性を見事に捉えています。

 
 
 


ALPHA1221
\3000
パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)
マルトン・イレシュ作品集

 マルトン・イレシュ(1975-):
  1. Vont-ter ヴァイオリンと室内管弦楽のために
  2. skEtch 1
   ヴァイオリンとライヴ・エレクトロニクスのために
  3. Rajzok I 弦楽合奏のために
  4. skEtch 2
   ヴァイオリンとライヴ・エレクトロニクスのために
  5. Sirt-ter チェロと室内管弦楽のために
  6. skEtch 3
   ヴァイオリンとライヴ・エレクトロニクスのために
パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)...1、2、4、6
ニコラ・アルトシュテット(チェロ)...5
ミュンヘン室内管弦楽団...1、3、5
クレメンス・シュルト(指揮)...1、3
バス・ウィーヘルス(指揮)...5
南西ドイツ放送エクスペリメンタル・スタジオ...2、4、6
NYCX 10568
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3520

 録音: 2021-2024年 ミュンヘン、バイエルン放送スタジオ1 フライブルク、南西ドイツ放送スタジオ、シュロスベルクザール
 収録時間: 76分
 
 ※国内仕様盤解説日本語訳...後藤菜穂子

 【イレシュ、コパチンスカヤ、アルトシュテット、3人の前衛精神が共鳴する作品集】
 ハンガリー出身の作曲家マルトン・イレシュ(マールトン・イレーシュ)の近作を掘り下げたアルバム。
 人間の精神や身体的プロセスによるコミュニケーションを、音階や和声の伝統から解放された根源的な音響へと翻訳しようという試みで、一部のタイトルはハンガリー語を元に作曲者が独自の解釈や造語を用いて付けています。
 コパチンスカヤのために2020年に作曲されたヴァイオリン協奏曲『Vont-tér(空間での振動する身振り)』は、極めて抽象的で高難度な要求が連続する作品で、伝統的な甘美で豊かな弦の響きはほとんど聴かれません。
 弦楽合奏のために書かれた『Rajzok I (凝視の強さ)』は24の弦楽器全てを異なる四分音に調律するという「トータル・スコルダトゥーラ」を用いた実験的作品。
 チェロ協奏曲『Sirt-ter(涙に満ちた場所、といった造語)』はチェロを美しく歌わせるのではなく、「うめき、叫び、あるいはヒステリックに吠える」ようにすることで、人間の痛みを伝える声楽的な性質を引き出すことを意図しています。
 ヴァイオリンとライヴ・エレクトロニクスのための『3つのスケッチ(skEtch)』は「有機的なものに奉仕するエレクトロニクス」というテーマで、ライヴ・エレクトロニクスの使用によってアコースティック楽器の能力を増強する試み。こういった野心的な実験精神と、コパチンスカヤとアルトシュテットの感性が共鳴し、唯一無二の作品世界を作り上げています。







BR KLASSIK



900651
\2700
musica viva # 51 ヘルムート・ラッヘンマン
 ヘルムート・ラッヘンマン(1935-):
  1-7. ハルモニカ -
   大オーケストラとチューバのために(1981-83)
    1. Strophe 1/2. Strophe 2/
    3. Kadenz I/4. Strophe 3/5. Kadenz II/
    6. Schlussstrophe/7. Epilog
  8-11. Klangschatten - Mein Saitenspiel(1972) -
   48弦楽器と3台のピアノのために
    8. Phase 1/9. Phase 2/
    10. Phase 3/11. Phase 4
シュテファン・ティシュラー(チューバ)...1-7
サー・サイモン・ラトル(指揮)...1-7
菅原幸子(ピアノ)...8-11
辺見智子(ピアノ)...8-11
アレクサンダー・ウェイト(ピアノ)...8-11
マティアス・ヘルマン(指揮)...8-11
バイエルン放送交響楽団

 録音:ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ) 2025年3月22日 ...1-7 2025年5月23日...8-11
 収録時間:58分

 ヘルムート・ラッヘンマンはシュトックハウゼンに高く評価されたことが実質的なデビューとなったというドイツの作曲家。
 数多くの賞を受賞し、「伝統の異化」を追求、シュトックハウゼン以後のドイツを代表する中核的な作曲家とみなされています。
 2003年にはサントリーホール国際作曲委嘱シリーズで「書」が初演され、後年は東洋的時間観にも興味を示しています。2015年にはドイツ音楽作家賞生涯功労賞を受賞。
 さまざまな声部が渦を巻くように絡み合って開始される「ハルモニカ」は、大オーケストラとチューバのための協奏作品。
 約30分の全曲ほぼ休みなく活躍し続ける独奏チューバには幅広い音域の跳躍に加え、ダブルノートやフラッタータンギング、空気音、マウスピースを打つ、叫ぶなどあらゆる特殊奏法が要求されており極めて過酷。
 オーケストラも含めて長いフレーズは少なく、各パート間で次々に音を受け渡すように進められる中、音量や間の取り方でリズムに変化が生まれ、曲想が移り変わってゆきます。
 何度か大きなクライマックスを迎えますが、最後はソリストに曲が収斂してゆくように密やか。独奏を務めたシュテファン・ティシュラーは「とにかく難曲で、ラトルの畳みかけるようなテンポ設定に応えることも大きな課題だった」と語っています。
 「Klangschatten クランクシャッテン(音の影)」は、ラッヘンマンの弦楽四重奏曲『グラン・トルソ』終結部のスナップ・ピツィカート(指を弦に打ち付けて鳴らす特殊奏法)部分を拡張し、48の弦楽器と3台のピアノを用いて「音の影」を表現したという作品です。
 全体は4つの部分に分かれ、それぞれ乾いたノイズ、ト音との共鳴、時間のズレ、弓と弦の新しい接触を通して、多彩な音響が生まれます。
 
 指揮は長年ラッヘンマンの作品を取り上げてきたマティアス・ヘルマン。
 演奏するピアニストの一人菅原幸子はラッヘンマンのパートナーであり、他の奏者もみな現代音楽のエキスパートという、万全の布陣による演奏です。







CHANDOS



CHAN20332
\3000
マクダウェル:管弦楽作品集第2集
 エドワード・マクダウェル(1860-1908):
  1-2. ハムレットとオフィーリア Op. 22(1884-85) -
   大オーケストラのための2つの詩曲
    1. ハムレット ニ短調
    2. オフィーリア ヘ長調
  3-5. ピアノ協奏曲第2番 ニ短調 Op.23(1884-86)
   3. I. Larghetto calmato
   4. II. Presto giocoso - Solo. Piu mosso
   5. III. Largo - Molto allegro -
    Poco Piu mosso - Poco Piu lento
  6. ロマンス ホ短調 Op. 35(1887)
  7-11. 組曲第1番 Op. 42
   7. I. In einem verwunschenen Walde
   8. II. Sommer-Idylle
   9. III. Im Oktober
   10. IV. Gesang der Hirtin
   11. V. Waldgeister
ワン・シャイン(ピアノ)...3-5
ピーター・ディクソン(チェロ)...6
BBCフィルハーモニック
ユーリ・トルチンスキー(リーダー)
ジョン・ウィルソン(指揮)

 録音:サルフォード、マンチェスター、メディア・シティUK 2023年9月22日...3-5 2024年2月23日...1-2,6-11
 収録時間:61分

 アメリカのロマン主義作曲家・ピアニスト、エドワード・マクダウェル。
 彼は1884年7月、妻マリアンとのイギリスでの新婚旅行中、ロンドンのライシーアム劇場で観たシェイクスピア劇に魅了されました。
 すぐに6人の登場人物に基づくスケッチを始め2曲を完成。『ハムレットとオフィーリア』は翌年出版されました。
 その時のスケッチの残りが一部第2楽章に転用された「ピアノ協奏曲第2番」は、第1番と同じく彼のヴィルトゥオジティが発揮されており、1889年に自身のピアノで初演が行われています。
 アルバムでは第1番と同じく、ワン・シャインが見事な演奏を聴かせます。
 
 「ロマンス」は1887年の作品。こちらは友人のチェリスト、ダヴィッド・ポッパーに献呈されています。
 「組曲」は、夫妻がボストンに移住してから最初に作曲した作品。
 自然への愛が感じられる全5楽章で構成されており、1895年にエミール・パウア指揮のボストン交響楽団によって初演されました。
 第1集と同じく、ジョン・ウィルソンがメリハリのある演奏で聴き手をひきつけます。

 
 




GRAND PIANO



GP931
\2500
クララ・シューマン:ピアノ作品集第2集 ジャン=ピエール・アルマンゴー(ピアノ)
 クララ・シューマン(1819-1896):ロベルト・シューマン作品のトランスクリプション集
  1. 歌劇《ゲノフェーファ》 Op. 81 - 序曲
  2. リーダークライス Op. 24 - 第5曲 わが苦悩の美しいゆりかご
  3-6. 12の詩 Op. 35 より
   3. No. 1. 嵐の夜のきらめき...世界初録音/4. No. 3. 旅の歌/
   5. No. 5. 森へのあこがれ/6. No. 10. ひそやかな涙...世界初録音
  7-8. 女の愛と生涯 Op. 42より
   7. No. 2. 彼は誰よりも素晴らしい人/8. No. 5. 手伝って、妹たち
  9-14. リーダークライス Op. 39
   9. No. 1. 異郷で/10. No. 2. 間奏曲/11. No. 4. 静けさ/
   12. No. 5. 月夜/13. No. 6. 美しき異郷/14. No. 14. 春の夜
  15-18. ペダル・ピアノのための練習曲集 Op. 56 より
   15. No. 2. イ短調/16. No. 4. 変イ長調/
   17. No. 5. ロ短調/18. No. 6. ロ長調
  19-24. ミルテの花 Op. 25より
   19. No. 1. 献呈/20. No. 2. 自由な心/
   21. No. 3. くるみの木/22. No. 7. 睡蓮の花/
   23. No. 11. 私を彼の胸によりかからせて(花嫁の歌 I)/
   24. No. 24. 君は花のごとく
  25. 5つのリートと歌 Op. 127 - 第2曲 あなたの顔は

 録音:フランス、オー=ド=セーヌ、ジャン=ピエール・アルマンゴーの自宅スタジオ 2024年6月5-6日、7月28-30日...2-14、19-25 2024年11月30日-12月1日...1、15-18
 収録時間:74分

 クララ・シューマンは、リストやタールベルクといった当時最高の名声を誇ったピアニスト=作曲家たちが称賛を惜しまなかった名ピアニストでした。
 このアルバムは全4巻のシリーズ第2集で、クララが夫ロベルトの作品をピアノ用に編曲した作品を収録しています。
 歌劇《ゲノフェーファ》序曲では、オーケストラの厚みをピアノで巧みに再現し、「ペダル・ピアノのための練習曲」では複雑な対位法を見事にピアノ曲へと移し替えています。
 また歌曲の編曲では、決して超絶技巧に走ることなく、ロベルトの原曲の美しさを生かした書法が際立っています。
 なかでも、フランツ・リストの編曲で知られる「献呈」における素朴で清らかな響きは大きな聴きどころです。
 アルマンゴーはフランス音楽の第一人者として知られ、印象派や表現主義作品のスペシャリストとして高い評価を得ています。
 しなやかで流れるような演奏とまろやかな音色に定評があり、ドビュッシーやデュティユーなどの作品全集を録音し、世界各地の主要ホールで活躍しています。
 



<メジャー・レーベル>
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DG



4868065
\3100→\2890
《辻井伸行~
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番/チャイコフスキー:『くるみ割り人形』組曲、他》

  1-7. チャイコフスキー(プレトニョフ編): 『くるみ割り人形』組曲、
  ラフマニノフ:
   8. リラの花 変イ長調 作品21の5、
   9. ここは素晴らしい場所 イ長調 作品21の7(ヴォロドス編)、
  10. リムスキー=コルサコフ(ラフマニノフ編):熊蜂の飛行、
  ラフマニノフ:
   11. ヴォカリーズ ホ短調 作品34の14(リチャードソン編)、
   12-14. ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30
辻井伸行(ピアノ)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ドミンゴ・インドヤン(12-14)

 ますます世界的評価を高める辻井のDG第2弾。

  【録音】2024年5月 リヴァプール(12-14)、2025年7月 ベルリン(1-11)
 
 ハンマークラヴィーア・ソナタでのDGデビューが世界中で絶賛された「驚異的な才能」(グラモフォン誌)を持つ辻井伸行が、今度はロシアの作曲家の作品に目を向けました。

 彼はロンドンからオーストラリアまで、世界中で「ラフマニノフの第3番」を演奏し、ライムライト誌は彼の演奏を「完璧」「比類なき」と評しました。
 2024年5月の来日公演でも披露されたラフマニノフの第3協奏曲は、その日本ツアーの直前に同じ顔触れで英国にて録音されたものです。

 さらに、辻井はラフマニノフと、彼にとって最も重要な先駆者であるチャイコフスキーとリムスキー=コルサコフの作品のソロ編曲作品も収録。
 『くるみ割り人形』組曲は、近年多くのピアニストが採り上げ定番となってきたプレトニョフによる超絶技巧を要する名編曲による演奏。
 「ここは素晴らしい場所」では技巧の中にも美しさが際立つヴォロドスによる編曲版を使用しています。
 「ピアノ編曲は、編曲者が通常、卓越したピアニストであるため、非常に魅力的です。
 彼らは楽器の性能を最大限に引き出すために何が必要かを正確に理解しています。これらの作品を演奏するのはいつも喜びです」
  



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RCA



19958410552
\3100→\2890
パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィル・ブレーメン
 シューベルト:
  交響曲第7(8)番ロ短調 D.759『未完成』
  交響曲第4番ハ短調 D.417『悲劇的』
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
 録音:2025年5月20-23日、ブレーメン、カンマーフィルハーモニーホール


 2023年英グラモフォン誌「オーケストラ・オブ・ザ・イヤー」、24年独クラシック・エコー賞受賞など、世界的な評価を獲得したパーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィル・ブレーメン(DKAM)が新たに取り組む「シューベルト:交響曲全集」。
 19世紀ロマン派の扉を開き、古典派の様式美に豊かな感情の起伏を取り入れたシューベルトを21世紀の視点から捉え、その前進性・革新性を明らかにします。作曲者自身が完成させた第1番~第6番・第8(9)番『グレート』の7曲に加え、2つの楽章のみで完成しなかった第7(8)番『未完成』、序曲などが2028年までに収録、発売される予定です。
 その第1弾となる当アルバムは、シューベルトの交響曲の中でも屈指の人気作2曲を収録。ヤルヴィは第7(8)番『未完成』は過去の来日公演でも取り上げていますが、彼の指揮で第4番『悲劇的』を聴けるのは当ディスクが初めて。ベートーヴェンが好んだハ短調という調性を使い、古典派の形式美をはみ出すかのようなドラマティックな音楽で知られる第4番、そしてロマン派の真骨頂ともいうべき第7(8)番と、ヤルヴィとDKAMの特質が最も雄弁な形で発揮される作品です。




WARNER CLASSICS



WPCS13884
\3410
(国内盤)
三浦謙司(ピアノ)
 Heimat/故郷


 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57『熱情』
 シューマン:子供の情景 Op.15
 ブラームス:7つの幻想曲 Op.116
 ブラームス/コルトー編:子守歌 Op.49-4


 ボーナストラック(国内盤のみ)
  ブラームス:ワルツ 変イ長調 Op.39-15(日本盤限定ボーナストラック)
  シューマン:ロマンス Op.28-2(日本盤限定ボーナストラック)
三浦謙司(ピアノ)
2173288687
\3300
 録音:2025年3月4-7日、ベルリン、テルデックス・スタジオ

 「Heimat(ハイマート)」とはドイツ語で「故郷」のこと。
 日本に生まれ、その後、アラブ首長国連邦、イギリス、そしてドイツと4カ国に住んだ経験のある三浦謙司が、「Heimatとは何か」という問いを音楽を通じて掘り下げます。
 ドイツに住み、そして父親となったことがドイツへの意識を変え、ドイツ音楽への愛情の再発見につながったと三浦は語っています。

 収録曲は三浦が「Heimat」と向き合う過程を表現するため選んだ、ドイツ生まれの作曲家の作品。
 メインとなる曲目は、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第23番『熱情』、シューマンの『子供の情景』、そしてブラームスの『7つの幻想曲』。
 録音はベルリンの名スタジオ、テルデックス・スタジオで行われました。

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2173295777
(5SACD Hybrid)
\9500→\8990

ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)&デンマーク国立交響楽団

ニールセン:交響曲、協奏曲全集


Disc1
ニールセン:
 1. 交響曲第1番ト短調 Op.7, FS.16
 2. 交響曲第2番ロ短調 Op.16, FS.29『4つの気質』
  録音時期:1974年8月22,23日(1)、8月23-25日(2)

Disc2
 1. 交響曲第3番ニ短調 Op.27, FS.60『ひろがりの交響曲』

 2. 交響曲第4番 Op.29, FS.76『不滅』
  キルステン・シュルツ(ソプラノ:1)
  ペーター・ラスムッセン(バリトン:1)
   録音時期:1973年9月7-10日(1)、1974年3月8,9日(2)

Disc3
 1. 交響曲第5番 Op.50, FS.97
 2. 交響曲第6番 FS.116『素朴な交響曲』
  録音時期:1973年12月3,4日(1)、11月2-5日(2)

Disc4
 1. 交響的狂詩曲 ヘ長調 FS.7
 2. 序曲『ヘリオス』 Op.1, FS.32
 3. サガの夢 Op.39, FS.46
 4. アンダンテ・ラメントーソ『若き芸術家の棺の傍らで』 FS.58
 5. 田園的情景『パンとシリンクス』 Op.49, FS.87
 6. 狂詩曲風序曲『フェロー諸島への幻視旅行』 FS.123
 7. ボヘミア=デンマーク民謡 FS.130
  録音時期:1975年2月~4月

Disc5
 1. ヴァイオリン協奏曲 Op.33, FS.61
 2. クラリネット協奏曲 Op.57, FS.129
 3. フルート協奏曲 FS.119
  アルヴェ・テレフセン(ヴァイオリン:1)
  シェル=インゲ・ステヴェンソン(クラリネット:2)
  イプ・ヤールコフ(スネアドラム:2)
  フランツ・レムザー(フルート:3)
   録音時期:1975年3月24-26日(1)、4月14-17日(2,3)
デンマーク国立交響楽団(デンマーク放送交響楽団)
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)
 
 録音:コペンハーゲン、デンマーク放送局コンサート・ホール、
 ステレオ(アナログ/セッション)

 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO

 使用音源:オリジナル・マスターテープより、2025年、パリ「Studio Circe」によるリマスター限定盤
 マルチケース(プラケース仕様)


 ヘルベルト・ブロムシュテットは、長いキャリアと「古き良き理想」に基づく音楽観で広く知られています。1927年に生まれた彼は、高齢となった現在もなお精力的に指揮活動を続けています。これまでにシュターツカペレ・ドレスデンやサンフランシスコ交響楽団など名門オーケストラで首席指揮者や音楽監督を歴任してきました。特筆すべきは、1967年から1977年までデンマーク国立交響楽団(デンマーク放送交響楽団)の首席指揮者を務め、その在任中に、高く評価されているこのニールセンの録音(交響曲だけでなく、管弦楽作品や協奏曲も)を残したことです。彼はドイツやオーストリアの作曲家に加え、スカンジナビア半島の作曲家の作品解釈でも高く評価されています。

 ブロムシュテットの指揮スタイルは規律正しく気品があると評され、近年は指揮棒を使わず洗練された最小限のジェスチャーで音楽を形づくります。彼は、オーケストラに必要なのは「時間を刻む人」ではなく、音楽家との対話であると信じているからです。常に作品に新鮮な気持ちで向き合い、新たな細部を発見し続ける姿勢。その音楽づくりは優雅さと明晰さを引き出す力にあふれ、演奏者と協働して豊かなコミュニケーションを築く姿勢も高く評価されています。

 デンマークの作曲家カール・ニールセンは、ノルウェーの作曲家エドヴァルド・グリーグより22歳年下で、フィンランドの天才ジャン・シベリウスとはほぼ同い年でした。彼の生まれ故郷はフュン島のオーデンセ近郊の小さな村ですが、オーデンセは世界的な児童文学作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの生誕地でもあります。彼の作品は、シベリウスのように祖国の文学や風景を直接的に映し出すことはありませんが、デンマークならではの雰囲気を湛えた音楽を生み出しました。そのスコアは明快で力強い論理性を備えており、ヨーロッパの他地域で盛んだった無調技法に頼ることなく、「発展的調性」という手法を用いました。今日、彼の名声は主に6つの交響曲に基づいていますが、この全集に収められたその他の作品からも分かるように、彼は多彩な音楽形式を巧みに操る作曲家でした。




 



<LP>


DECCA(LP)

「デッカ・ピュア・アナログ」シリーズ第1弾 3タイトル

 名門デッカより、新たな高音質LPシリーズ始動!

 デッカとフィリップスのレーベルを代表する伝説的なアーティストによる名録音が、それぞれのアーカイブの中から、新たに100%のアナログ盤で登場する「デッカ・ピュア・アナログ」シリーズがデッカより発売されます。
 すべてオリジナルのアナログ・マスターテープから、名門エミール・ベルリナー・スタジオにてライナー・マイヤールがマスタリング、シドニー・C.マイヤーがカッティングを担当しました。

 180g重量ヴァージン・ヴィニール盤にパラス社でプレスされた見開きジャケット仕様、ハンドナンバリング入りの限定盤です。

 第1弾は、サー・ゲオルグ・ショルティ指揮によるストラヴィンスキーの『春の祭典』、サー・コリン・デイヴィス指揮によるシベリウスの交響曲第5番&第7番、ヴィリー・ボスコフスキー指揮による『ウィーン・ニューイヤー・コンサート1979』の3タイトルです。
 各タイトルにはオリジナルのアートワークおよびライナーノーツ、アーカイブ写真、オリジナルのレコーディング・セッションのシートの複写が付いています。
 さらにデッカ・クラシックスのA&Rディレクター、ドミニク・ファイフによる、録音の歴史、技術的背景、マスタリングの作業工程などについての詳しい解説付きです。

 ●「“デッカ・ピュア・アナログ”シリーズは、コレクターやオーディオ愛好家にとって驚くべき体験となると同時に、新しいリスナーにとっても、オール・アナログ・サウンドの温かさと輝きをお届けするものとなるでしょう。…このシリーズは“アナログLPの黄金時代”への窓を開けるものです。…オリジナル・マスターから作られ、パッケージも一新されて、これらの伝説的な録音に新たな命が吹き込まれます」(ドミニク・ファイフ)
 

4871495
(2LP)
\11100
《サー・コリン・デイヴィス~シベリウス:交響曲第5番・第7番/交響詩『タピオラ』》
 シベリウス:
 《LP 1》
  交響曲第5番変ホ長調Op.82
  [Side A]
   1) 第1楽章:Tempo molto moderato ? Largamente ? Allegro moderato ? Presto /
  [Side B]
   1) 第2楽章:Andante mosso, quasi allegretto、2) 第3楽章:Allegro molto ? Misterioso ? Un Pochettino largamente ? Largamente assai /
 《LP 2》
  交響曲第7番ハ長調Op.105
   [Side A]
    1) 第1楽章:Adagio ?、2) 第2楽章:Vivacissimo ? Adagio ?、3) 第3楽章:Allegro molto moderato ? Allegro moderato ?、
    4) 第4楽章a:Vivace ? Presto ? Adagio ? Largamente molto ?、5) 第4楽章b:Affettuoso /
  [Side B]
   1) 交響詩『タピオラ』Op.112
サー・コリン・デイヴィス(指揮)
ボストン交響楽団

 生まれながらの”シベリウス指揮者であることを実証するこの録音の決定盤。LP2枚組

 【録音】1975年1月(LP 1, LP 2: Side A)、12月(LP 2: Side B)、ボストン、シンフォニー・ホール
 
 サー・コリン・デイヴィスとボストン交響楽団による初のシベリウス録音ツィクルスは1977年にリリースされ、この録音の決定盤として称賛されました。
 今回のリリースではオリジナルの編集済みの1/2インチ4トラック・クアドラフォニック・マスターから直接ミックス&カッティング。さらに音響的な向上のために録音をオリジナルのLP両面ではなく、3面に分割して収録しています。
 そして4面にはデイヴィスが1975年12月に録音した、シベリウスの交響詩の最後の傑作『タピオラ』が収められています。LP2枚組。

 ●「コリン・デイヴィスのシベリウスの交響曲ツィクルスを聴いた人は誰も、彼が生まれながらのシベリウス指揮者であること、これらの録音が非常に大きな功績であることに疑いを持たないだろう」――『グラモフォン』誌(1977年)
 
 

4871496
(LP)
\8700
《サー・ゲオルグ・ショルティ~ストラヴィンスキー:バレエ『春の祭典』》
 ストラヴィンスキー:バレエ『春の祭典』
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
シカゴ交響楽団

 激しさと明晰さ”が最大限に引き出された巨匠指揮者による伝説の録音[LP]

 【録音】1974年5月14日、シカゴ、メディナ・テンプル
 
 サー・ゲオルグ・ショルティは1969年秋に音楽監督としてシカゴに着任した際、この都市とその名高いオーケストラを“眠れる森の美女”になぞらえたことがありました。
 しかしそれから5年の間に、この新たな関係がどれほど扇情的なものであるのかを明らかにしたのはこのバレエ曲、ストラヴィンスキーの『春の祭典』でした。
 それは半世紀を経た今もなおスピーカーから激しく飛び出してくるような録音として知られています。この録音は1974年5月14日、シカゴのメディナ・テンプルで、一度のセッションで収録されました。
 今回45回転盤としての初リリースで、高域特性が改善され、オリジナル録音が誇った“激しさと明晰さ”が最大限に引き出されています。

 ●「魅惑的でありながら力強い、非常に真剣に扱われるべきストラヴィンスキー演奏の一つである」――『グラモフォン』誌(1974年)
 
 

4871497
(2LP)
\11100
《ヴィリー・ボスコフスキー~ウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサート1979》
《LP 1》
[Side A]
 1) J.シュトラウス1世:ワルツ『ローレライ―ラインの調べ』Op.154、
 2) J.シュトラウス2世:ポルカ『お気に召すまま』Op.372、
 3) エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ『ブレーキをかけずに』Op.238、
 4) J.シュトラウス2世:ワルツ『酒・女・歌』Op.333、
 5) ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ『モダンな女』Op.282 /
[Side B]
 1) ツィーラー:ワルツ『ヘラインシュパツィールト』Op.518、
 2) スッペ:喜歌劇『美しいガラテア』序曲、3) J.シュトラウス2世:ワルツ『わが家で』Op.361 /
《LP 2》
[Side A]
 1) ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ『風車』Op.57、
 2) J.シュトラウス2世:チック・タック・ポルカOp.365、
 3) J.シュトラウス2世&ヨーゼフ・シュトラウス:ピツィカート・ポルカ、
 ヨーゼフ・シュトラウス:4) ポルカ『ルドルフハイムの人々』Op.152、5) ワルツ『天体の音楽』Op.235 /
[Side B]
 J.シュトラウス2世:
  1) ポルカ『狩』Op.373、2) ポルカ『浮気心』Op.319、
  3)ワルツ『美しく青きドナウ』Op.314、
 4) J.シュトラウス1世:ラデツキー行進曲Op.228
ヴィリー・ボスコフスキー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 初のデジタル録音”と長く称賛された名録音を初のアナログ・サウンドで聴く。LP2枚組

 【録音】1979年1月1日、ウィーン、ウィーン楽友協会
 
 1979年のウィーン・ニューイヤー・コンサートは音楽的にも技術的にも画期的な瞬間でした。ヴィリー・ボスコフスキーにとっては長年務めたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターとしての時代の終わりであり、同時に録音技術の新時代の幕開けでもありました。
 この録音はこれまでデッカ初のデジタル録音として長く称賛されてきましたが、最近になって保管庫から1/4インチ2トラックのアナログ・セーフティ・マスターが発見され、今回初めてアナログ・サウンドで聴けることになりました。

 LP2枚組。

 ●「これは未曾有のリリースだ…あらゆる意味で、真のデモンストレーション・レコードである」――『グラモフォン』誌(1979年)
 
















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