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≪第131号アリアCD新譜紹介コーナー≫

その8  2026/4/28(火)紹介新譜


マイナー・レーベル新譜


ORCHID CLASSICS


ORC 100427
\3100
モーツァルト&ジェイコブ:クラリネット五重奏曲
 1-4. W.A.モーツァルト(1756-1791):
  クラリネット五重奏曲 イ長調 K581
 5-8. ゴードン・ジェイコブ(1895-1984):
  クラリネット五重奏曲
 9. W.A.モーツァルト:
  クラリネット五重奏曲 変ロ長調 K516c
   (断片、未完)アレグロ
    (ダンカン・ドルースによる補筆完成版)
リチャード・ホスフォード
 (クラリネット、バセット・クラリネット)
ザ・ゴーディエ・アンサンブル

 英国を代表するクラリネット奏者のひとり、リチャード・ホスフォード、モーツァルトのクラリネット五重奏と、英国の作曲家のクラリネット五重奏曲を録音

 モーツァルトとジェイコブのクラリネット五重奏曲は1世紀以上もの時を経ていますが、明らかな共鳴が見られます。モーツァルトは友人でもあったクラリネットの名手アントン・シュタドラーに五重奏曲を捧げましたが、ジェイコブもまた、イギリスのクラリネット奏者フレデリック・サーストンからインスピレーションを得ています。CDの最後にはダンカン・ドルースによる、モーツァルトの未完(断片)となっているクラリネット五重奏曲 変ロ長調のアレグロの補筆版を収録。クラリネットのレパートリーにおける代表作となり得たであろう作品の姿を、聴く者に垣間見せてくれます。
 ジェイコブは、エルガーらの音楽的遺産を受け継いだ英国出身の作曲家。ヴォーン=ウィリアムズらに師事。簡潔な形式で、イギリス民謡の影響もみられる作品を残しています。未完のクラリネット五重奏曲を補完したダンカン・ドルースは、モーツァルトのレクイエムの補完も手掛けるなどした音楽家です。
 リチャード・ホスフォードは、LPOの首席奏者を経て、1994年よりBBC交響楽団の首席奏者を務めています。英国王立音楽院の教授を25年にわたり務めているなど、英国を代表するクラリネット奏者の一人です。

 

ORC 100426
\3100
GOBI CANTICLE ナタリー・リン・ダグラス( ヴァイオリン)
パトリック・イム(ヴァイオリン、ヴィオラ)
 1. Lei Liang(レイ・リャン b.1972):《ゴビ・カンティクル(Gobi Canticle)》(2005/2010)
  ナタリー・リン・ダグラス(ヴァイオリン)、パトリック・イム(ヴィオラ)
 2. Zhou Tian(ジョウ・ティアン b.1981):《デュオ(Duo)》(2006)*
  ナタリー・リン・ダグラス(ヴァイオリン)、パトリック・イム(ヴィオラ)
 3. Chen Yi(チェン・イー b.1953):
  《エネルジェティック・デュオ(Energetic Duo)》(2016)*
   パトリック・イム(ヴァイオリン1)、ナタリー・リン・ダグラス(ヴァイオリン2)
 4. Kai-Young Chan(カイ=ヤン・チャン b.1989):
  《秋夜の余響(Echoes of the Autumn Night)》(2018)*
   パトリック・イム(ヴァイオリン1)、ナタリー・リン・ダグラス(ヴァイオリン2)
 5. Yao Chen(ヤオ・チェン b.1976):
  《4つのミニ・デュエット〈中国の人形〉(Four Mini Duets: Chinese Dolls)》(2008)*
   ナタリー・リン・ダグラス(ヴァイオリン)、パトリック・イム(ヴィオラ)
 6. Texu Kim(キム・テクス b.1980):《無名の古代フィドラーたちへのオマージュ
  (Homage to Anonymous Ancient Fiddlers)》(2015)*
   ナタリー・リン・ダグラス(ヴァイオリン1)、パトリック・イム(ヴァイオリン2)
 7. Meilina Tsui(メイリーナ・ツュイ b.1993):
  《ヴァイオリンとヴィオラのためのエチュード(Etude for Violin and Viola)》(2015)*
   ナタリー・リン・ダグラス(ヴァイオリン)、パトリック・イム(ヴィオラ)
 8. Clarence Mak(クラレンス・マック b.1959):
  《夜明けの気配(The Approach of the Day)》(2004)*
   ナタリー・リン・ダグラス(ヴァイオリン)、パトリック・イム(ヴィオラ)
 9. Lei Liang(レイ・リャン b.1972):《レイクスケープ II(I Lakescape III)》(2014)*
  パトリック・イム(ヴァイオリン1)、ナタリー・リン・ダグラス(ヴァイオリン2)
 10. Doming Lam(ドミン・ラム 1926-2023):《レトログレード(Retrograde)》(1959)*
  パトリック・イム(ヴァイオリン1)、ナタリー・リン・ダグラス(ヴァイオリン2)
 11. Jungyoon Wie(ユンユン・ウィー b.1990):
  《丹楓(ダン・プン)―紅葉(Autumn Leaves)》(2022)*
   ナタリー・リン・ダグラス(ヴァイオリン1)、パトリック・イム(ヴァイオリン2)

 アジアにルーツをもつ10人の作曲家たちによる多彩な弦楽二重奏作品集

 アジアにルーツを持つ10人の作曲家の、弦楽二重奏作品をコレクションした1枚。Lei Liang(梁雷、レイ・リャン)の《ゴビ・カンティクル》に聴かれるモンゴルのホーミーを思わせる儀式的詠唱や民謡、そして《レイクスケープIII》に描かれた月明かりに照らされた湖の瞑想的な静けさ。さらに、チョンユン・ウィの《丹楓(ダン・プン)》に表現された秋の紅葉のはかなき美しさ、ドミニク・ラムの《レトログレード》におけるバッハ的対位法の卓越した技量、そしてチャン・カイ=ヤンの《秋夜のこだま》に映し出された杜牧の詩的世界など、季節の情景、そして文化的伝統を融合させながら、アジアの豊かな遺産と、今日を代表する作曲家たちの革新的で色彩豊か、かつ刺激的な声を鮮やかに示しています。ナタリー・リン・ダグラスはニュージーランド出身、現在はマサチューセッツ工科大学で音楽の教授を務めています。パトリック・イムはホノルル生まれで、ヴァイオリンとヴィオラも演奏します。ノートル=ダム音楽院のアシスタント・プロフェッサーを務めております。

 
ORC 100424
\3100
MENTOR:BRITTEN & OLDHAM ロンドン・コーラル・シンフォニア
マイケル・ウォルドロン(指揮)
 ブリテン(1913-1976):
  1. テ・デウム ハ調(合唱と管弦楽版)*
   スメイ・バオ=スミス(ソプラノ)
  2-9. テノール、ホルンと弦のためのセレナード op. 31
   アンヌマリー・フェデール(ホルン)、ニック・ピッチャード(テノール)
 アーサー・オールダム(1926-2003):
  10. Remember, O thou man
   レイチェル・アンブローズ・エヴァンス(ソプラノ)、アーチー・インス(テノール)
  11-20. Laudes Creaturarum / The Canticle of All Creatures(万物の讃歌/太陽の讃歌)
   キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
  21. Sacerdos et Pontifex*(祭司にして司教(大司祭))
   ジェームズ・オルフォード(オルガン)
 *世界初録音

 ブリテン唯一の弟子、オールダム、ブリテンとオールダムの作品集

 収録時間:65分27秒

 英国を代表するほかの作曲家たちと異なり、ブリテン(1913-1976)は弟子をあまりとりませんでした。しかし、1949年、ブリテンは唯一となる弟子をとります。それがオールダム(1926-2003)でした。オールダムはブリテンのもとで3年ほど学びました。その後オールダムは特に合唱指揮者として名を残し、作品は比較的少ないといえますが、独唱曲から合唱と」オーケストラのための大規模作品に至るまで、見事に成功しており、特にこのディスクに収められた作品は、オールダムの作曲家としての技量と作品の質の高さはブリテンの影響もあると思われます。





CHALLENGE CLASSICS



CC720060
(1SACD HYBRID)
\3500
19世紀イタリアの室内楽に残された空白を埋める
イタリア・ロマン派弦楽四重奏曲集 ~
 ゴリネッリとペトラーリの再発見

  ステファノ・ゴリネッリ:弦楽四重奏曲 ロ短調Op.100-1
  ヴィンチェンツォ・アントニオ・ペトラーリ:弦楽四重奏曲 ト長調(1884年版)
 
 ※世界初録音
クァルテット・アルテンプス

 19世紀イタリアの室内楽に残された空白を埋めるような、きわめて貴重な企画盤です。取り上げられるのは、国際的に高く評価されたピアニストであったゴリネッリと、マルコ・エンリーコ・ボッシ以前の時代を代表するオルガニスト、ペトラーリによる弦楽四重奏曲。
 ゴリネッリのロ短調四重奏曲では、オペラ的な強度と和声の落ち着かない推進力が、ハイドン、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、シューベルトを思わせる構築感と結び付きます。一方、1884年改訂版によるペトラーリのト長調四重奏曲では、イタリア的なカンタービレと対位法の素養とが成熟した均衡を見せます。いずれも世界初録音です。

 


CC720050
\3200
ゴリホフ&ヴァスク:室内楽作品集
 オスバルド・ゴリホフ(1960-):盲目のイサークの夢と祈り
 ペーテリス・ヴァスクス(1946-):弦楽四重奏曲第6番
アレトゥーサ・カルテット
 〔ダニエル・ローランド、
  フロール・ル・クルトル(ヴァイオリン)、
  ダナ・ゼムツォフ(ヴィオラ)、
  マーヤ・ボグダノヴィチ(チェロ)〕
チェン・ハレヴィ(クラリネット)

 ダナ・ゼムツォフやマーヤ・ボグダノヴィチの参加する本盤は、文化も精神的背景も異なる2つの現代室内楽作品を並置しながら、記憶、真実、超越への共通の希求を浮かび上がらせる1枚です。
 ゴリホフの《盲目のイサークの夢と祈り》は、ユダヤ神秘主義を背景に、夢、祈り、そして内なる視覚としての「盲目」をたどる、儀式的で高揚感のある作品です。
 一方、ヴァスクスの弦楽四重奏曲第6番は、別れと回想から始まり、ベートーヴェンの余韻にも照らされた静かな超越へと向かいます。
 異なる伝統に根ざしながら、痛み、希望、光をめぐる音楽として深く響き合うところに、このアルバムの核があります。

 


CC720049
\3200
ヨハネス・シェンク:
 ヴァイオリンとヴィオローネまたはチェンバロのためのソナタ集 Op.7 Vol.2

   ヨハネス・シェンク(1660頃-1712以後):
    幻想曲第1番/ソナチネ第5番/
    奇想曲第7番/ソナチネ第8番/
    奇想曲第10番/シンフォニア第11番/
    奇想曲第12番/ソナチネ第16番/
    アリア第18番
 
 ※全曲世界初録音
アンサンブル・カストル
 〔ペトラ・ザムハーバー=エックハルト(ヴァイオリン)、
  フィリップ・コンプロイ(チェロ)、
  エーリヒ・トラクスラー(ハープシコード)〕

 2010年に国際的に活躍する名手たちによって結成されたオーストリアの古楽グループ、アンサンブル・カストルは、この第2巻によって、ヨハネス・シェンクの《Suonate per violino e violone o cimbalo》Op.7の全曲世界初録音を完結させます。1699年に出版されたOp.7は、イタリア風ソナタ、フランス風組曲、そして「スティルス・ファンタスティクス(幻想様式)」の自由な書法を織り交ぜた、シェンクの想像力を示す充実した曲集で、実験精神と高度な作曲技法に満ちています。アンサンブル・カストルは、歴史的奏法への深い理解と練られた対話によって、この忘れられていたレパートリーを鮮やかによみがえらせています。

 


CC720069
\3200
マイヤー&リース:
 チェロとピアノのための作品集 ~ 手稿譜から創造へ
ジュリオ・パドイン(チェロ)
ガブリエーレ・ルケリーニ(フォルテピアノ)
  手稿譜から創造へ ~
   ロマン派の遺産と現代の創作との対話
    ジュリオ・パドイン:無伴奏チェロのための前奏曲ヘ短調(E.マイヤーに基づく)
    エミーリエ・マイヤー(1812-1883):チェロとピアノのための二重奏曲 ヘ長調
    フェルディナント・リース(1784-1838):チェロ・ソナタ ト短調 Op.125
    ガブリエーレ・ルケリーニ、ジュリオ・パドイン、F. W. アプト:
     Baslerliedによる幻想曲 ハ長調

 本作は忘れられていたロマン派の手稿作品を現代の創作と結び付ける試みです。中心に置かれているのは、19世紀ドイツの多作な女性作曲家エミーリエ・マイヤーと、ベートーヴェンの近しい存在でもあったフェルディナント・リースの作品です。そこにパドインやルケリーニによる新作が寄り添い、19世紀の演奏文化にあった装飾、ルバート、即興の精神を今日によみがえらせます。歴史的楽器による響きの中で、研究、演奏、創作が自然につながり、見過ごされてきた作品の価値と、そこから広がる新しい可能性とを鮮やかに伝えています。





DELPHIAN



DCD34333
特殊価格 \4400
ハウス・オヴ・ワンダー ~
 サリー・ビーミッシュ70歳を祝うヴィオラ作品集

  サリー・ビーミッシュ(1956-):
   April(ヴィオラとアコーディオンのための、2020)
   Crescent(トランペット、ヴィオラとピアノのための、2023)
   Gerropaedie(ヴィオラとハープのための、2008)
   Night Songs(語り、ヴィオラとピアノのための、2020)
  ローリー・アーヴィン(1989-):
   Lurk(ヴィオラとアコーディオンのための、2024)
  サリー・ビーミッシュ:
   Glanz(無伴奏ヴィオラのための、2016)
  カリン・レーンクヴィスト(1957-):
   Cradle Song(語りとヴィオラのための、2024)
  ステファニー・アーヴィン(1995-):House of Wonder
   (ヴォイス、ハープとヴィオラのための、2024)
  ジョゼフ・ハヴラット(1994-):Aquamarine Depths
   (ヴィオラとピアノのための、2024)
  トム・アーヴィン(1990-):
   Where You Are(無伴奏ヴィオラのための、2024)
  クリス・スタウト(1976-)&
   カトリオーナ・マッケイ(1976-):
    Sally's Tune(ヴィオラとハープのための、2024)
  サリー・ビーミッシュ:
   Prelude and Canon
    (2挺のヴィオラのための、2006/2020編)
   FirstPeace(無伴奏トランペットのための、2024)
サリー・ビーミッシュ(ヴィオラ)
ロザリンド・ヴェントリス(ヴィオラ)
ステファニー・アーヴィン(ヴォイス、レヴァー・ハープ)
ピーター・トムソン(語り)
イモージェン・ホワイトヘッド(トランペット)
ジョゼフ・ハヴラット(ピアノ)
ライアン・コーベット(アコーディオン)

 イギリスの人気作曲家&ヴィオリスト、サリー・ビーミッシュ!2026年の70歳を記念して、友人や家族たちと共に祝う自作自演アルバム!

 サリー・ビーミッシュの70歳を記念して制作されたこのアルバムは、彼女自身の近作と、3人の子どもたちや親しい仲間たちに委嘱した新作とを組み合わせた、きわめて私的なヴィオラ・アルバムです。幼いころの家庭の記憶、母であること、夫ピーター・トムソン(劇作家・舞台俳優)との協働、そして子どもたちから贈られた新作が、ヴィオラという楽器の多彩な表情を通して語られます。

 なかでも、2014年に娘ステファニーが製作したヴィオラが、長く中断していた演奏活動への復帰を促したという背景は象徴的です(このアルバムでもステファニー製作の楽器を使用)。家族、友情、喪失、再生の思いが、ヴィオラを中心とする親密な編成の中であたたかく結び合わされた1枚です。

 サリー・ビーミッシュは、1956年ロンドン生まれのイギリスを代表する作曲家・ヴィオラ奏者。初期はヴィオラ奏者としてスコットランド室内管弦楽団などで活動しましたが、1989年に貸与楽器の盗難に遭ったことから演奏活動から離れ、スコットランドで作曲家へ本格転身。協奏曲や室内楽、バレエ音楽など幅広い作品を生み出し国際的な評価を確立しました。娘ステファニーが製作したヴィオラをきっかけに、約20年ぶりとなる2015年に演奏家として復帰し、現在は作曲家兼ヴィオリストとしてより深みのある音楽を探求しています。

 2024年9月(イギリス)
 400枚完全限定生産、ディジパック仕様、プレミアム・プライスのLimited Editionシリーズ。



 

DCD34352
特殊価格 \4400
ショーン・モーガン=ルーニー:心を映すいくつかのもの ~
 ラヴェル《鏡》をめぐるピアノとエレクトロニクス

  ショーン・モーガン=ルーニー(1993-):
   Overture、Pneumaplume、Wavephile、
   Ignis beat、Earth - tether - ether
  ラヴェル:鏡
  ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):
   Wasserklavier、Wasserklavier(reprise)
  ストラヴィンスキー:バレエ《火の鳥》からの3楽章
   (編曲:グイド・アゴスティ)
  ペーテル・エトヴェシュ(1944-2024):
   Erdenklavier -Himmelklavier
ショーン・モーガン=ルーニー(ピアノ)

 このアルバムは、ラヴェルの《鏡》を核に、ショーン・モーガン=ルーニー自身のエレクトロアコースティック作品、ベリオ、ストラヴィンスキー、エトヴェシュの作品を織り込んだ、きわめて個人的なソロ・プロジェクトです。ラヴェルが《鏡》の題名に託した「外界を通して自己を知る」という発想を出発点に、作曲者は自然と自己認識との関係を、空気、水、火、土の四元素の流れとして再構成しています。ピアノの響きは電子音へとにじみ、既存作品は新たな文脈の中で別の相貌を見せます。演奏家であると同時に創作者でもあるモーガン=ルーニーが、反射と変容のあいだに広がる詩的な空間へ聴き手を導きます。

 2022年7月(オランダ)、2022年9月(ドイツ)
 400枚完全限定生産、ディジパック仕様、プレミアム・プライスのLimited Editionシリーズ。

 
DCD34355
特殊価格 \4400
見よ、この宇宙の輝きを ~ アレックス・ミルズ:室内楽作品集
 アレックス・ミルズ(1985-):
  Look howbrightly the universe shines!/
  StringsAttached/BARDO/Release me/
  I loveyou, my darkness/Scapegoat/
  Fragment/Dirges for the Living I, III/
  One is Fun/The Body Keeps the Score
CHROMA
ジェス・ダンディ(コントラルト)

 このアルバムは、アレックス・ミルズの作曲家としての最初の10年を見渡す肖像であり、変化、喪失、儀礼、再生に結び付いた10作品を集めたものです。
 反復、断片化、再統合、ユニゾン、静止といった手法は、古典的な形式を築くためではなく、聴き手を深い内省へ導くために用いられています。作曲者自身の言葉を借りれば、これは「瞑想的な音楽」ではなく「ひとつの瞑想」です。声、弦、ピアノ、打楽器、テープが織りなす緊張と解放のあいだに、思いがけず率直な抒情が立ち現れる点も印象的です

 2025年6月(イギリス)
 350枚完全限定生産、ディジパック仕様、プレミアム・プライスのLimited Editionシリーズ。







GLAUX RECORDS

GL004
\3500
世界初録音
アンドレア・フリッジ
ハッセ:チェンバロ・ソナタ集 Op.7(ジョン・ウォルシュ版)

 ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):
  チェンバロ・ソナタ集 Op.7(ジョン・ウォルシュ版)
   ソナタ第1番 変ロ長調 A.47
   ソナタ第2番 ト長調 A.29
   ソナタ第3番 変ロ長調 A.48
   ソナタ第4番 変ホ長調 A.17a
   ソナタ第5番 ニ短調 A.15
   ソナタ第6番 ハ短調 A.6
   (バルダッサッレ・ガルッピ作の可能性あり)
アンドレア・フリッジ
 (チェンバロ)

 アンドレア・フリッジが、ヨハン・アドルフ・ハッセのチェンバロ・ソナタ集(Op.7)世界初録音!極めて良好な状態で保存された1768年製オリジナル・チェンバロで当時の音響を再現!

 スティーレ・ガランテの創設者ステーファノ・アレージと、同アンサンブルのチェンバリストであり、オランダ・バッハ協会やコンチェルト・ケルン等でも活躍する鍵盤奏者アンドレア・フリッジが創設したオランダの古楽レーベル「Glaux Records(グラウクス・レコーズ)」のリリース第4弾。
 1758年にロンドンの出版商ジョン・ウォルシュが、ヨハン・アドルフ・ハッセの鍵盤音楽をロンドンの聴衆に紹介するために編纂・出版したコレクション「チェンバロ・ソナタ集 Op.7」の世界初録音。ハッセの真作のほか、第6番のようにバルダッサッレ・ガルッピ(1708-1785)の作品(T.18)とされる楽曲も含まれています。

 演奏は本レーベルの運営者の一人であり、録音・編集・マスタリングも兼任しているチェンバリストのアンドレア・フリッジ。使用楽器は、オランダの鍵盤楽器奏者メンノ・ファン・デルフトのコレクションに由来する1768年アムステルダム製カール・フレドリク・レスケのチェンバロ。この楽器は250年以上前の製作当時の姿を例外的なまでに留めており、後世の大規模な修復の手が加えられていない極めて貴重なオリジナル個体です。
 フリッジは現代の録音基準に迎合せず、「リュート+4フィート」や「フロント8フィート+リュート」といった稀なストップの組み合わせを含む多様なレジストレーションを使用し、ダンパー解放時の弦の共鳴による音響変化をそのまま収録する手法を取り入れています。

 チェンバロ/1768年アムステルダム、カール・フレドリク・レスケ製作、メンノ・ファン・デルフト・コレクション
 
 2025年11月4日-7日、デ・ホープ教会(オランダ、ディーメン)

 
 




TRPTK


TTK0115
\3200
オフィーリア、オフィーリア!~ 狂乱と哀悼のロマン派歌曲集
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
  オフィーリアの3つの歌 Op.67
 ロベルト・シューマン(1810-1856):6つの歌 Op.107
 ファニー・ヘンゼル(1805-1847):
  早すぎる墓 Op.9-4(《6つの歌》 Op.9 より)
 ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
  セレナード Op.106-1(《5つの歌》 Op.106 より)
  乙女の歌 Op.107-5(《5つの歌》 Op.107 より)
  5つのオフィーリアの歌 WoO 22
  3つの間奏曲 Op.117
 リヒャルト・シュトラウス:乙女の花 Op.22
エルヴィーレ・ベークハイゼン(ソプラノ)
ダーン・ブールティエン(ピアノ)

 シェイクスピアの悲劇のヒロイン、オフィーリアをめぐる狂気と哀悼の歌!オランダの高音質レーベル「TRPTK」が贈る、ロマン派歌曲の深淵なる世界!

 究極の高解像度録音(11.2 MHz 1bit/DSD256)で知られるオランダの高音質レーベル「TRPTK」より、シェイクスピアの『ハムレット』に登場する悲劇のヒロイン、オフィーリアを中心としたロマン派歌曲集が登場。
 愛に苦しみ、悲しみに打ちひしがれ、狂気に陥って命を落とした少女たちの物語が、透明感あふれるソプラノの歌声で紡がれます。 アルバムの核となるのは、R.シュトラウスの《オフィーリアの3つの歌》と、ブラームスの《5つのオフィーリアの歌》。これに、シューマンの《6つの歌》やファニー・ヘンゼル(ファニー・メンデルスゾーン)の《早すぎる墓》などが組み合わされ、失意や絶望、そして死への瞑想が深く探求されています。また、ブラームス自身が悲しみを昇華させたピアノ独奏曲《3つの間奏曲》や、少女たちを花に例えたR.シュトラウスの初期の連作《乙女の花》が彩りを添えます。
 ソプラノのエルヴィーレ・ベークハイゼンは、マグデブルク劇場のアンサンブル・メンバーとして活躍するオランダの新星。「オフィーリアの狂気と、それを完璧に音楽にしたR.シュトラウスの作品に深い喜びを見出しました」と語ります。また、アルバム制作中に自身の父親を亡くした経験や、幼い頃に死産となった妹への思いも重なり、作品全体のテーマである「哀悼」に極めてパーソナルで深い感情が込められています。 ピアノは、ベンヤミン・アップルら著名な歌手たちから厚い信頼を得ている歌曲伴奏のスペシャリスト、ダーン・ブールティエンが務めています。

 2024年5月16日-18日、ウェストヴェスト90教会 (オランダ、スヒーダム)
 録音フォーマット:11.2MHz 1bit (DSD256)

 
TTK0151
\3200
リチャード・ラインフォス:アフロディーテ&セレーネ
 リチャード・ラインフォス(1964-):
  アフロディーテ(笙と弦楽六重奏)
  セレーネ(弦楽四重奏)
佐藤尚美(笙)
アイヴズ・アンサンブル

 オランダで活躍する笙奏者、佐藤尚美参加!宇宙の調和(天球の音楽)を音響化した神秘的なプロジェクト!笙と弦楽器群が描き出す、金星の軌道「アフロディーテ」と月の満ち欠け「セレーネ」!

 オランダの作曲家リチャード・ラインフォスが2021年から取り組んでいる、古代ギリシャの哲学的概念「天球の音楽(Musica Universalis)」をテーマにした連作《コスモスコピオ》より、金星と月を題材にした2作品を収録。

 金星を表現した「アフロディーテ」は、日本の伝統楽器である笙(しょう)と弦楽六重奏のための作品。金星が地球から見て描く軌道「金星の五芒星」に基づく13の軌道と、接近・離脱の15のセクションで構成されています。一方、月を表現した「セレーネ」は弦楽四重奏のための作品。新月から半月、そして明るい満月へと変化し、再び新月へと戻っていく月の満ち欠けのプロセスが、各楽器の緻密なパッセージの重なりによって音響的に描かれます。

 演奏は、20世紀および21世紀の指揮者なしの室内楽作品に特化したオランダの名門、アイヴズ・アンサンブル。そしてアムステルダムと日本を拠点に世界的に活躍する笙奏者、佐藤尚美が加わり、究極の空間表現とも言えるTRPTKの超高解像度録音 (PCM 352.8kHz 32bit) によって、神秘的で透明感あふれる天体の響きを見事に捉えています。

 2025年9月25日-26日、ウェストヴェスト90教会(オランダ、スヒーダム)
 録音フォーマット:PCM 352.8kHz 32bit

 

TTK0149
\3200
イヴァン・ヴコサヴリェヴィチ:a mind inthe heart
 イヴァン・ヴコサヴリェヴィチ(1986-):
  a mind in the heart(心の中の精神)
ジョアナ・ガマ(ピアノ)

 セルビア正教の聖歌がピアノの響きに溶け合う、静謐なるスピリチュアル・ジャーニー!ポルトガルの至宝ジョアナ・ガマが奏でる、現代の「祈り」を捉えた究極の高音質録音。

 セルビア出身、現在はオランダを拠点に活動する作曲家イヴァン・ヴコサヴリェヴィチによる、ピアノのための連作集《amind in the heart(心の中の精神)》。本作は、ヴコサヴリェヴィチにとって第3作目となるアルバムであり、ポルトガルの名手ジョアナ・ガマとの緊密なコラボレーションによって誕生しました。

 作品の根底にあるのは、作曲家の故郷セルビアにおける正教会の聖歌(オーソドックス・チャント)の旋律美と、その即興的な演奏実践です。ピアノという本来は和声的な楽器を通じ、ドローン(持続音)と旋律が水平に交錯する聖歌特有の世界観を再構築。さらに中世ドイツの神秘思想家マイスター・エックハルトの説教や、作曲家自身の父としての精神的な目覚めがインスピレーションの源となっています。
 ジョアナ・ガマは、サティの演奏などで国際的に高い評価を得ているピアニスト。彼女の繊細かつ深い洞察に満ちたタッチが、静寂の中から立ち上がる祈りのような響きを見事に描き出しています。

 2025年9月25日-26日、ウェストヴェスト90教会(オランダ、スヒーダム)
 録音フォーマット:PCM 352.8kHz 32bit

 

TTX0011
\3200
トーマス・デュルファー:パルピテーションズ
 トーマス・デュルファー:Heart Solo
 フィリップ・フリードリヒ・ベデッカー(1607-1683):
  ソナタ・ソプラ 《ラ・モニカ》
 キナーン・アズメ(1976-):November 22
 ディープ・パープル(トーマス・デュルファー編):
  チャイルド・イン・タイム(ファゴット版)
 ヘンリー・パーセル(1659-1695):
  おお、美しきセダリアよ、その目を隠して Z.402
 ラミン・アミン・タフレシ&ソヘイル・シャイエステ:
  ICD-11:bc9z
 トーマス・デュルファー&ロヒール・ホルンマン:
  Family of Hearts
 作者不詳:An Drumadóir
 ジョン・ピーコック:Cuckold Come Out the Amery
トーマス・デュルファー(ファゴット、ドゥドゥク)
デボラ・ヴィッテフェーン(サクソフォン)
ダヴィド・マッコール(アーチリュート、バロック・ギター)
ブラム・クノル(ドラムス)
アダム・クァルテット

 心血管研究者にしてプロのファゴット奏者!トーマス・デュルファーが自身の心拍と音楽を融合させた、異色のソロ・プロジェクト。

 オランダの高音質レーベル「TRPTK」が展開するジャンル横断的なサブ・レーベル「TRPTK X」より、トーマス・デュルファーのアルバムが登場。彼は生物医学(心血管研究)の研究者としてのキャリアと、ファゴット奏者としての音楽活動を並行して行う特異な経歴の持ち主です。

 アルバム・タイトルの「パルピテーションズ(動悸、心拍)」が示す通り、本作は医学と音楽の交差点である「心臓」をテーマに構成されています。自身の心拍数に合わせてファゴットを演奏するという身体的なアプローチをはじめ、エフェクトペダルや心拍数センサーといった機材を活用。プログラムは、文字通り心臓から直接インスピレーションを得た作品群と、比喩的に「心に触れる(思い入れのある)」作品群の2つの軸で選曲されています。

 ディープ・パープルの名曲「チャイルド・イン・タイム」のファゴット用アレンジから、パーセルやベデッカーなどのバロック音楽、シリア出身のクラリネット奏者キナーン・アズメの作品、さらにはデュルファー自身のオリジナル曲まで、時代やジャンルにとらわれない自由なレパートリーを展開。サクソフォン、古楽器(アーチリュート)、ドラムス、そして弦楽四重奏が織りなすサウンドを、TRPTKの超高解像度録音(PCM 352.8kHz 32bit)が極めて立体的に収めています。

 2025年1月-3月、ピータース教会(オランダ、ユトレヒト)、TRPTKスタジオ(オランダ、ユトレヒト)
 録音フォーマット:PCM 352.8kHz 32bit




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ALPHA CLASSICS



ALPHA1177
\3000→\2790
メニューイン・コンクールの覇者カーソン・レオン
エリザベート・コンクールの覇者ジョナタン・フルネル
 フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ集、歌曲の編曲集


 ガブリエル・フォーレ(1845-1924):
  1-4. ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調 Op. 13
  5. 夜想曲 Op. 57-5 (フォーレ編曲)
  6. 子守歌 Op. 23-1 (カーソン・レオン編曲)
  7. 紡ぎ歌 Op. 80-2
   (レオポルト・アウアー〔1845-1930〕編曲)
  8. 月の光 Op. 46-2
   (アルベール・ペリルー〔1846-1936〕編曲)
  9. 子守歌 Op. 16
  10. 夢のあとに Op. 7-1 (カーソン・レオン編曲)
  11. 夕暮れ Op. 83-2
   (アルバート・ストーセル〔1894-1943〕編曲)
  12-14. ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ホ短調 Op. 108
カーソン・レオン(ヴァイオリン)
ジョナタン・フルネル(ピアノ)

 録音: 2024年9月 カナダ、ケベック州シャルルヴォワ、サン=イレネー、ドメーヌ・フォルジェ
 収録時間: 69分

 【気鋭の二人が描く、フォーレの初期と晩年をつなぐ極美のソナタと小品集】
 2010年ユーディ・メニューイン国際コンクールの覇者カーソン・レオンと、2021年エリザベート王妃国際音楽コンクールの覇者ジョナタン・フルネル。長年の友人であり、それぞれ国際的に高い評価を得てきた2人にとって初の本格的な共演盤となるフォーレ・アルバム。プログラムの中心は、フォーレのキャリアの初期と晩年という両極の時期に書かれた2つのヴァイオリン・ソナタ。第1番はフォーレが現在の彼らと同じ30歳頃の作品であり、野心や生命力、内なるエネルギーが力強く表現されたもの。一方晩年に書かれた第2番は、自身の聴力の低下や第一次世界大戦といった困難な状況の中でも光を求め、最終的には穏やかな受容へと至る、深く内省的な作品となっています。さらに、「夢のあとに」や「月の光」をはじめとする歌曲からの編曲、ヴァイオリンとピアノのための「子守歌 Op. 16」などの美しい小品も収録しており、卓越したメロディストとしての側面も存分に味わうことができます。確かな技術と解釈力を持つ2人が、スコアに潜む普遍的な感情や静かな慰めを過度に飾ることなく真っ直ぐに描き、フォーレの音楽的進化の軌跡を鮮やかに描き出しています。



 


ALPHA1250
\3000
15歳でロン=ティボー史上最年少ファイナリストおよび入賞(第5位)
 サーシャ・スティチキナ~デビュー
サーシャ・スティチキナ(ピアノ)
 1. モーリス・ラヴェル(1875-1937):ハイドンの名によるメヌエット M58
 2-6. アレクセイ・スタンチンスキー(1888-1914): 5つの前奏曲
 7. フレデリック・ショパン(1810-1849): ワルツ 第5番 変イ長調 Op. 42
 8-11. カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826):
  ピアノ・ソナタ 第1番 ハ長調 Op. 24
 12-14. ベーラ・バルトーク(1881-1945): 3つの練習曲 Op. 18
 15. フランツ・リスト(1811-1886):
  バッハの「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」の動機による変奏曲 S180

 録音: 2025年1月 ベルリン、テルデックス・スタジオ
 収録時間: 63分

 【ロン・ティボー最年少入賞のスティチキナ、待望のデビュー盤!】
 2019年、15歳の若さにしてロン=ティボー国際ピアノ・コンクールの史上最年少ファイナリストおよび入賞者(第5位)に輝き、世界的な注目を集めたサーシャ(アレクサンドラ)・スティチキナ待望のデビュー・アルバム。ギリシャ系ロシア人としてモスクワで音楽家と映画製作者の家庭に生まれた彼女は、ロン=ティボー入賞後あえてコンクールの舞台から距離を置き、名手キリル・ゲルシュタインの下、ベルリンで自身の音楽性をより深く研ぎ澄ませることに専念してきました。
 このアルバムは恩師ゲルシュタインをアーティスティック・ディレクターに迎え、2025年にテルデックス・スタジオで録音されたもの。非常に多彩なプログラムで、ウェーバーの大胆なソナタや26歳で夭折したスタンチンスキーの夢想的な前奏曲といった、光を当てるべき知られざる名曲を中心に構成されています。それに加え、バルトークの超絶技巧が光る練習曲、ラヴェルとショパンの優雅で洗練された舞曲、そしてリストの深い精神性をたたえた変奏曲も収録。若き才能の驚くべき成熟と、色彩豊かでダイナミックな表現力が詰め込まれています。数年の思索を経て彼女が紡ぎ出した、極上の音楽世界が結実した一枚。






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ANALEKTA



AN29027
\3000→\2790
モントリオール響コンサートマスターのアンドリュー・ワン
ショパン・コンクール銀メダリストのシャルル・リシャール=アムラン
 ヨハネス・ブラームス: ヴァイオリン・ソナタ集(全3曲)


 ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
  1-3. ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 「雨の歌」 Op. 78
  4-6. ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op. 100
  7-10. ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 Op. 108
アンドリュー・ワン(ヴァイオリン)
シャルル・リシャール=アムラン(ピアノ)

 録音: 2025年6月2-4日 カナダ、ケベック州ミラベル、サン=オーギュスタン教会
 収録時間: 70分

 【実力派デュオが精緻な解釈で紐解く、ブラームスのソナタ】
 モントリオール響コンサートマスターのアンドリュー・ワンと、2015年ショパン国際ピアノコンクール銀メダリストのシャルル・リシャール=アムランによる、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集が登場。
 これまでにベートーヴェンやシューマンのソナタ録音で大きな評価を得てきた2人が、ロマン派の重要レパートリーに取り組みました。自作の歌曲「雨の歌」の動機を基にした内省的で抒情的な第1番、同じく歌曲の旋律を取り入れた明るく喜びに満ちた第2番、晩年の簡潔な書法による劇的な緊張感を持つ第3番といった3曲が、2人の緻密な解釈と建築的なバランス感覚により各曲の構造が明瞭に描き出され、作曲家の幅広い表現の弧をたどることができます。
 ワンは1744年ミケーレ・アンジェロ・ベルゴンツィ製作の名器を使用。豊かな響きの中で両者の確かな技術と音楽的な結びつきが堪能できる充実の録音です。




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BIS



BIS2724
(SACD HYBRID)
\3000→\2790
アリーナ・イブラギモヴァ&セドリック・ティベルギアン
 ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集録音を開始

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1集-第1、2、3、5番「春」

 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
  1-3. ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ長調 Op. 12-1
  4-6. ヴァイオリン・ソナタ 第3番 変ホ長調 Op. 12-3
  7-9. ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op. 12-2
  10-13. ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調「春」 Op. 24 
アリーナ・イブラギモヴァ
 (ヴァイオリン)
セドリック・ティベルギアン
 (フォルテピアノ)
NYCX 10601
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3520

 使用楽器ヴァイオリン:アンドレア・アマティ1570年製
 フォルテピアノ:ポール・マクナルティ製 アントン・ヴァルター1794年製作の楽器に基づく

 録音:2025年7月21-25日 UK、モンマス、ワイアストン・コンサート・ホール
 収録時間:79分
 SACD層:Stereo / Multi-Channel 5.0

 アリーナ・イブラギモヴァが、長年デュオを組んでいるセドリック・ティベルギアンと共に、満を持してベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集録音を開始!ベートーヴェンの没後200年にあたる2027年の完結を目指すプロジェクト第1弾は、イブラギモヴァにとってBISレーベル初のソロ・アルバムでもあります。
 イブラギモヴァはガット弦を張った楽器を、ティベルギアンはウィーン式アクションを持つフォルテピアノを使用。19世紀への転換期、初演当時の聴衆が耳にしたであろう音風景を、現代の私たちに鮮やかに蘇らせます。Op. 12の3曲は当時の慣習に従い「ヴァイオリン伴奏を伴うクラヴィーアまたはフォルテピアノのため」として出版されましたが、モーツァルトの後期ソナタのようにヴァイオリンの比重が高まり、2つの楽器が対等な会話を繰り広げる場面が増えています。人気曲の第5番「春」でのイブラギモヴァは、軽快なテンポを基本としつつ、歌いまわしやダイナミクスの操作をかなり細かに行うことで音楽の表情を刻々と変化させてゆきます。ティベルギアンの息の合った演奏は言わずもがな。2つの楽器が絶妙のバランスで収録されていることも大きな魅力です。
 SACDハイブリッド・デイスクでのリリース。

 ※国内仕様盤には越懸澤麻衣氏による日本語解説が付属します。

 





METIER


MEX 77140
\2700
アメリカン・エートス - アメリカのピアノ作品集 キャロリン・エンガー(ピアノ)
 ジョン・コリリアーノ(1938-):
  1. An Anniversary for Lenny レニーのアニヴァーサリー
 レナード・バーンスタイン(1918-1990):
  2-14.13のアニヴァーサリー
   2. No. 1, For Shirley Gabis Rhoads Perle/3. No. 2, In Memoriam: William Kapell/
   4. No. 3, For Stephen Sondheim/5. No. 4, For Craig Urquhart/
   6. No. 5, For Leo Smit/7. No. 6, For My Daughter, Nina/
   8. No. 7, In Memoriam: Helen Coates/9. No. 8, In Memoriam: Goddard Lieberson/
   10. No. 9, For Jessica Fleischmann/11. No. 10, In Memoriam: Constance Hope/
   12. No. 11, For Felicia, On Our 28th Birthday (& her 52nd)/
   13. No. 12, For Aaron Stern/14. No. 13, In Memoriam: Ellen Goetz
 クレイグ・アークハート(1953-):
  15. The Awakening 目覚め/16. Adieu 告別
 ウィリアム・グラント・スティル(1895-1978):
  17-20. Seven Traceries
 JJ・ホリングスワース(1956-):Under the Blue Dome - V. The Vastland
 ネッド・ローレム(1923-2022):
  22. Recalling - II. The Wind Remains (Remembering Paul Bowles)/
  23. Soundpoints - I. Looking Forward/
  24. Soundpoints - III. Short Bridge/25. Soundpoints - V. Looking Back
 ダロン・ハーゲン(1961-):
  26. Five Nocturnes - No. 5, Gwen Leone Hagen, in memoriam
 アーロン・コープランド(1900-1990):
  27-29. Our Town, Three Piano Excerpts from the Film Score
 マーガレット・ルスヴェン・ラング(1867-1972):
  30. Twilight
 フローレン・プライス(1887-1953):
  31. Adoration

 録音:2022年1月24日、3月11日Myers Recording Studio, Manhattan School of Music...2-14、21、26-29
  2025年10月10日Oktaven Audio...1、15-20、22-25、30-31
 収録時間:78分

 2026年のアメリカ独立宣言250周年を記念し、ピアニストのキャロリン・エンガーが発表する本作は、多様な様式の作品を通して「アメリカの精神(エートス)」を描き出したアルバムです。彼女の盟友ネッド・ローレムを起点に、その師弟関係や、アフリカ系アメリカ人の伝統を受け継ぐプライス、音楽の「癒やしの力」を説いたバーンスタインなど、時代や境遇を超えて響き合う作曲家たちの系譜が浮かび上がります。「アメリカ独自の文化(アメリカーナ)を多角的に表現し、歴史の陰に埋もれてきた先駆者たちの声が、現代の巨匠へとどのように受け継がれてきたのか――その知られざる系譜を明らかにしたい」という、エンガーの強い思いが込められています。



 

MEX 77213
(2CD)
\3300
ハーシュ:生と死の間に
 マイケル・ハーシュ:
  ZWISCHEN LEBEN UND TOD 生と死の間に(2013)
   ペーター・ヴァイスのイメージに基づく22の小品
   【CD1】
    1-8. 第1曲-第8曲
   【CD2】
    1-14. 第9曲-第22曲
ピーター・シェパード・スケアヴェズ(ヴァイオリン)
ロデリック・チャドウィック(ピアノ)

 録音:2020年1月26日、2月16日 ロンドン、王立音楽アカデミー、Angela Burgess Recital Hall
 総収録時間:約101分

 名門ピーボディ音楽院で教授を務め、数々の賞に輝く作曲家マイケル・ハーシュ。本作は、ハーシュがドイツのシュルレアリスム画家ペーター・ヴァイスの絵画に触発され、全22楽章で綴ったおよそ100分に及ぶ壮大な作品で、孤独や暴力、そして瞑想的な情景――ヴァイスが描く「生と死」のイメージを、ヴァイオリンとピアノによって鮮烈に描き出しています。ハーシュの20年来の盟友であるピーター・シェパード・スケアヴェズと、ロデリック・チャドウィックが渾身の演奏を繰り広げています。

 

MEX 77143
\2700
カウイー:闇から光へ ー フルートとハープのための作品集
 エドワード・カウイー:
  1-8. 春 オレンジの庭の9つの像 - 無伴奏フルートのために
   1. 前奏曲:オレンジの庭/2. ゼピュロス/
   3. クロリス/4. フローラ/5. ヴェヌス/
   6. クピド/7. 三美神/8. メルクリウス
  9. アルルカンの踊り - ハープ独奏のために
  10-12. オーストラリアの水上の音楽 -
   フルートとハープのために
  13. 闇から光へ -
   フルート、ハープ、ピアノのためのインプロヴィゼーション
ローラ・チズレット(フルート)...1-8、10-13
アリス・ジャイルズ(ハープ)...9-13
エドワード・カウイー(ピアノ)...13

 録音:2025年6月8、9日 オーストラリア、Canberra ACT、The Wesley Centre
 収録時間:61分

 Fanfare誌で「自然界を描く音楽の第一人者」と評される、エドワード・カウイーの新作。本作は、ボッティチェリの絵画に触発された『春』、ヘンデルの『水上の音楽』からインスパイアされた『オーストリアの水上の音楽』などを収録。名手ローラ・チズレットとアリス・ジャイルズの卓越した技巧が、フルートとハープの輝かしい音色を極限まで引き出し、さらに作曲家自らピアノで参加した即興演奏も収録。自然科学者でもあるカウイーならではの、深い闇から聖なる光へと向かうような劇的な音の変化が味わえます。




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NAXOS

8.574520
\2300
アダム・フィッシャー、
 ハイドン後期交響曲の再録音第5集

ハイドン:後期交響曲集 第5集 第84番-第86番

 フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
  1-4. 交響曲第84番 変ホ長調 Hob.I:84(1786)
  5-8. 交響曲第85番 変ロ長調「王妃」Hob.I:85(1785-86)
  9-12. 交響曲第86番 ニ長調 Hob.I:86(17865)
  
デンマーク室内管弦楽団
アダム・フィッシャー(指揮)
NYCX 10599
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2530

 録音:2024年10月29-31日 コペンハーゲン、デンマーク放送、第2スタジオ
 総収録時間:66分

 【アダム・フィッシャー、ハイドン後期交響曲の再録音第5集!】
 アダム・フィッシャーがデンマーク室内管弦楽団の首席指揮者就任25年を記念して開始した、ハイドン後期交響曲再録音シリーズの第5集が登場しました。フランツ・ヨーゼフ・ハイドンの音楽に対するフィッシャーのアプローチは、近年の歴史的奏法の知見を踏まえつつも、オペラやオーケストラで培った豊かな表現力を生かしたもので、迫力と遊び心を兼ね備えた個性的な演奏が展開されています。オーケストラはしなやかな機動力を備え、テンポの推進力や鮮烈なダイナミクス、アクセントの明確さによって、音楽に生き生きとした躍動感を与えています。弓使いにも工夫が凝らされ、表現の幅がさらに広がっています。フィッシャーはかつて、オーストリア=ハンガリー・ハイドン管弦楽団を率い、エステルハージ宮においてハイドンの交響曲全集を録音しましたが、今回のプロジェクトでは編成や表現をさらに洗練させ、より引き締まったサウンドと俊敏なフレージングを実現。古楽演奏の影響を感じさせながらも、オーケストラ全体に浸透した柔軟なスタイルが自然な音楽の流れを生み出しています。

 ここに収録されているのは、いわゆる「パリ交響曲集」の後半3曲。エステルハージ家への専属の縛りが解けたハイドンがパリの演奏団体コンセール・ド・ラ・ロージュ・オランピックの依頼で書いた作品です。作曲の技法と発想の両面で膨大な経験値を備えた作曲家が腕を振るっただけあって、古典的な4楽章形式は共通しつつも内容は変化に富み、収録された3曲の内容は驚くほど多彩です。木管楽器が豊かな色彩を描く84番、フランス王妃マリー=アントワネットに愛された85番、そしてパリ交響曲集の中でも最も規模が大きく華やかな86番。伝統と革新が鮮やかに交差するこれらの3曲には、交響曲の大家としてのハイドンの筆致が、余すところなく発揮されています。

 ※国内仕様盤には音楽評論家、片桐卓也氏の解説が付属します。






 

SOMM RECORDINGS



SOMMCD0722
\2800
イギリス近代クラリネット協奏曲集
 1-3. デニス・アピヴァー(1916-2004):
  クラリネット、ピアノ、パーカッションのための協奏曲 Op. 7a*
 4-6. フリーダ・スウェイン(1902-1985):
  クラリネット、弦楽オーケストラと
   一つのホルンのための協奏曲「Lumine naturi 自然の光に」*
 7-9. ジェラルド・フィンジ(1901-1956):
  クラリネットと弦楽のための協奏曲 Op. 31

 *...世界初録音
ピーター・シグレリス(クラリネット)
ジョナサン・レイパー(ティンパニ)...1-3
オースティン・ビーティー(パーカッション)...1-3
リン・アーノルド(ピアノ)...1-3
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ...4-9
ジョン・アンドルーズ(指揮)...7-9

 録音:2025年9月9-11日 ロンドン、ハーロウ区セント・ジョージズ・ヘッドストーン
 収録時間:62分

 20世紀前半の英国楽壇を代表するクラリネット奏者フレデリック・サーストンにインスパイアされたアルバム。
 BBC交響楽団創設時に初代首席奏者に抜擢されたサーストンの卓越した演奏は、同時代の作曲家たちを刺激して、数多くの作品が彼のために書かれました。ここに収録された3曲もそうした作品です。
 バーミンガム生まれのピーター・シグレリスの演奏で。

 

SOMMCD0723
\2800
ウッド:弦楽四重奏曲第2番、第4番 他
 チャールズ・ウッド(1866-1926):
  1-4. 弦楽四重奏曲第4番 変ホ長調「Harrogate ハロゲート」
  5. アイルランド民謡の旋律による変奏曲
  6-9. 弦楽四重奏曲第2番 変ホ長調「Highgate ハイゲート」
 
 ※全て世界初録音
ロンドン・チェンバー・アンサンブル
 マデリーン・ミッチェル(ヴァイオリン)
 ゴードン・マッケイ(ヴァイオリン)
 ブリジット・キャリー(ヴィオラ)
 ジョゼフ・スプーナー(チェロ)

 録音:2025年8月30日、9月25日 ロンドン、ケンティッシュ・タウン、St Silas Church
 収録時間:69分

 アイルランド出身の作曲家チャールズ・ウッドの没後100周年を記念した、全て世界初録音となる弦楽作品集です。王立音楽大学の第1期生としてスタンフォードらに学び、後にヴォーン・ウィリアムズらを育てた偉大な教育者としての顔も持つウッドは、自身も優れたヴィオラ奏者であり、早くから室内楽に才能を発揮しました。このアルバムには、作曲家としての個性が際立ち始めた第2番、アイルランド民謡の旋律やダンスのリズムを大胆に取り入れた第4番、そしてアイルランドの古い民俗音楽と歌の旋律による情緒豊かな変奏曲を収録。マデリーン・ミッチェル率いるロンドン・チェンバー・アンサンブルによる共感に満ちた演奏です。





CEMBAL DAMOUR


CEMBCD 220
\2700
モルデカイ・シェホリ プレイズ・ショパン vol.11
 ショパン:
  (1)タランテッラ 変イ長調 Op. 43
  (2)幻想即興曲 嬰ハ短調 Op. 66
  (3)ロンド 変ホ長調 Op. 16
  (4)ボレロ イ短調 Op. 19
  (5)華麗なる変奏曲 Op. 12
   (エロール作曲・アレヴィ補作「リュドヴィク」の
    ロンド・ファヴォリ「私は聖衣を売る」による)
  (6)スケルツォ第2番 変ロ長調 Op. 31
モルデカイ・シェホリ(ピアノ)

 モルデカイ・シェホリのショパン作品集vol.11

 2025年5月、ラスベガスにて収録 [70'00]

 幅広いレパートリーで人気のピアニストの、ショパンアルバム第11集である。
 有名曲から比較的耳に新しい曲までバランスよく選曲されていて、構成のセンスが大変好ましい。演奏のスタイルも、大規模なホールというよりもサロンを意識したものに思われる。
 ショパンは社交界のサロンで多く活躍しているので、時代考証的な演奏とも言える。
 見通しの良い音色を持つシェホリにマッチした仕上がりで、次回のアルバムにも期待したい。




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MUSIC&ARTS



M&ACD 1313
\2400
ロマンティック・フロム・ハルキウ
 ~セルゲイ・ボルトキエヴィチの音楽


アンナ・シェレス( ピアノ)
 ネーメ・ヤルヴィ 指揮&エストニア国立交響楽団


  セルゲイ・ボルトキエヴィチ:
   ピアノ協奏曲第1番変ロ長調、Op.16
    (1)I. レント、アレグロ・デチーソ
    (2)II. アンダンテ・ソステヌート
    (3)III. モルト・ヴィヴァーチェ・エ・コン・ブリオ
   嘆きと慰め、Op. 17より
    (4)I. 嘆き ニ短調
   3つの小品、Op. 24より
    (5)I. ノクターン第1番変ホ長調、(ディアナ)
   東洋的バレエ組曲「千夜一夜物語」、Op. 37
    (6)I. カリフ ハールーン・アッ=ラシード/
    (7)II. 貧しい漁師の物語/
    (8)III. 少女たちの踊り/(9)IV. 東洋の踊り/
    (10)V. 魔法の城/(11)VI. ズバイダ/
    (12)VII. 夢の踊り/(13)VIII. 三姉妹の踊り/
    (14)IX. バッカナール/
    (15)X. 瓶から逃げ出した邪悪な魔術師
アンナ・シェレス( ピアノ)
ネーメ・ヤルヴィ 指揮
エストニア国立交響楽団

 ボルトキエヴィチの豊かな旋律を、シェレストがしなやかに響かせる

 2024年10月15-18日エストニア・コンサートホールにてライヴ収録((1)‐(3))
 2025年4月28日 スキルマン・ミュージックにて収録((4)・(5))
 2022年12月、2023年1月 パトリフ・サウンドスタジオにて収録((6)‐(15))
 [70'00]

 セルゲイ・ボルトキエヴィチ(1877‐1952年):ウクライナ・ハルキウ出身。ペテルブルク音楽院、ライプツィッヒ音楽院で学び、主にウィーンで活躍する。
 ショパン、リストを土台とし、チャイコフスキー、ラフマニノフ、ロシア民謡を盛り込んで発展させた作風を持つ。20世紀の新しい音楽の動向に影響される事のなかった作曲家である。



 アンナ・シェレスト(ピアノ)1983年:ウクライナ出身。現在はニューヨーク在住。
 ハルキウ特別音楽院で学んだ後、ジュリアード音楽院でジェローム・ローウェンタールに師事。アントン・ルービンシュタインのピアノとオーケストラのための作品を、世界的指揮者であるネーメ・ヤルヴィと共に全曲録音をした事で知られている。
 夫でピアニストのドミトリ・シェレストとデュオを結成し積極的に演奏活動を行なっている。

 ネーメ・ヤルヴィ(指揮):1937年、エストニア出身。レニングラード音楽院でムラヴィンスキーに師事。エーテボリ国立交響楽団をはじめ世界各国のオーケストラで音楽監督・首席指揮者を歴任。日本でも日本フィルハーモニー交響楽団の客演首席指揮者を務めていた。

 エストニア国立交響楽団(オーケストラ):1926年に弦楽トリオとして発足する。
 初期は小編成での活動であったが、1950年からは楽員数を増やして多彩なプログラムを組むようになった。ネーメ・ヤルヴィは二度にわたって首席指揮者を務めた。

 ウクライナはラフマニノフ、ホロヴィッツ、リヒテルなど優れた音楽家を多く輩出しているが、ボルトキエヴィチもその一人である。ヨーロッパの音楽とは少し異なり、何処となくエキゾチックな雰囲気がアルバム全体を包んでいる。
 ヤルヴィとの協奏曲はライヴ収録なだけに音楽の勢いがストレートに伝わってくる。
 ピアノ・ソロの曲もスタジオ収録だがライヴ感が満載で集中力が途切れる事がない。
 録音日が離れてはいるが纏まりも良く、好企画のアルバムである。






<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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SOMM RECORDINGS



ARIADNE5048
(2CD)
\3800→\3490
巨匠ボールト指揮のライヴ録音2曲
エルガー・フロム・アーカイヴ 第3集

 エドワード・エルガー(1857-1934):
  【CD1】
   1-6. オラトリオ「神の国」Op. 51*
  【CD2】
   1-3. オラトリオ「神の国」Op. 51*(続き)
   4-18. エニグマ変奏曲 Op. 36**
ヘザー・ハーパー(ソプラノ)*
ヘレン・ワッツ(コントラルト)*
ウィリアム・ハーバート(テノール)*
ゴードン・クリントン(バリトン)*
クロイドン・フィルハーモニック・ソサエティ*
BBC交響楽団*
コンセルトヘボウ管弦楽団**
エイドリアン・ボールト(指揮)

 録音:MONO 1957年5月29日(ライヴ) UK ロイヤル・フェスティヴァル・ホール* 1940年2月29日(ライヴ) アムステルダム、コンセルトヘボウ**
 総収録時間:97分

 1951年に創設された英国エルガー協会の75周年を記念して歴史的音源を復刻する「エルガー・フロム・アーカイヴ」シリーズの第3集は、巨匠ボールト指揮のライヴ録音2曲を収録。
 「神の国」は新約聖書の聖霊降臨(ペンテコステ)を中心テーマとするオラトリオで、ここに復刻されたのはエルガー生誕100年を記念する演奏会のライヴです。ボールト指揮の下、当時の英国楽壇を代表する歌手に加え、エルガー自身が高く評価して指揮していた合唱団クロイドン・フィルハーモニック・ソサエティが参加。ボールトはこの合唱団について「エルガー直伝の正しいスタイルと伝統を継承し、音楽の核心を伝える力を持つ」、創設指揮者のアラン・J・カービーについては「ことエルガーの音楽については彼の言葉が最終決定だ」と語っています。ソリスト4人はいずれも見事な出来栄えで、この特別な演奏会にかける意気込みが伝わります。最後の音が弱音で消えていった後、拍手が起こるまでに一瞬の間があるのも印象的。モノラルながらS/N比は良好で、各ソリストが適切にクローズアップされています。

 「エニグマ変奏曲」は1940年のライヴで、コンセルトヘボウ管の演奏に注目。ブックレットによれば、メンゲルベルクがこの作品を積極的に演奏し、1940年までには演奏回数は30回近くに達していたとのこと。ボールトの解釈は最後の公式録音となった1970年のロンドン響盤(EMI/Warner)とほとんど同じで、この時点ですでに円熟の境地に達していたことをうかがわせます。確信と共感の感じられる管楽器のソリスティックなフレーズからはオケがこの曲を自分たちのものにしていたことが伝わり、最後には盛大な拍手と歓声が収録されています。ボールトとコンセルトヘボウ管との録音はマーラーのリュッケルト歌曲集がTestamentにある程度。コンセルトヘボウ管の「エニグマ変奏曲」の録音もマリナー指揮の1977年盤くらいしかなく、その点でも貴重なCD化です。




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SPECTRUM SOUND



CDSMBA 181
\3000→\2790
華麗なる閨閥
 シャルル・ミュンシュ/
 ニコール・アンリオ=シュヴァイツァー(ピアノ)
  パリ・ライヴ 1965 & 1966
シャルル・ミュンシュ(指揮)
 J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番 ト長調 BWV1048
 リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124
  ニコール・アンリオ=シュヴァイツァー(ピアノ)、ORTF国立管弦楽団
   録音:1965年11月16日、パリ・シャンゼリゼ劇場でのライヴ(ステレオ)
 モーツァルト:フリーメイソンのための葬送音楽 K.477/479a
 ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調 M.83
  ニコール・アンリオ=シュヴァイツァー(ピアノ)、
  ORTF国立管弦楽団
   録音:1966年11月22日、パリ・シャンゼリゼ劇場でのライヴ(ステレオ)
 
  以上、INAライセンス、初出音源

 興奮のミュンシュ・ステレオ・パリ・ライヴ初出、姪のアンリオ=シュバイツァーと大共演!

 大ミュンシュとかの医師にして音楽家、そして牧師であり世界の偉人、アルベルトを輩出したアルザスの名家シュバイツァー家は、よく知られたことですが親戚関係で、ミュンシュの姉が偉人アルベルトの弟パウルに嫁ぎました。このパウルの息子の海軍中将ジャン・ジャック・シュバイツァーと結婚いたしましたのが、このニコール・アンリオでミュンシュの義理の姪にあたります。また彼女らの甥にかのカルロス・ゴーン氏を見出したルノー会長であったルイ・シュバイツァー氏もおり、さらに偉人アルベルトのいとこの息子はジャン・ポール・サルトルという具合、大変な閨閥でございます。ミュンシュとアンリオ=シュバイツァーはパテでラヴェルも録音もしており息の合った演奏で評判でございましたが、ここではライヴ、ミュンシュのヴォルテージとスリリングなオーケストラの味わいが素晴らしい。そしてまさかミュンシュの「フリーメイソンの葬送音楽」と「ブランデンブルク」がライヴ録音で聴けるとは!熱いもののこみ上げるミュンシュ特有のライヴをステレオで!ラヴェル演奏後の拍手も聴きもの。

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CDSMBA 185
\3000→\2790
フレンチ・ピアニズム ステレオ・ライヴ録音集

 成功したフランス系統のピアニストは全て弟子ではないかといわれる大教授ピエール・サンカン
 ハイティンクとの共演

 さらにヴラド・ペルルミュテールはコシュラーと!

  モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
   ピエール・サンカン(ピアノ)
   ベルナルト・ハイティンク(指揮)、RTF国立管弦楽団
   録音:1962年12月12日、パリ・シャンゼリゼ劇場でのライヴ(ステレオ)
  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58
   ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
   ズデニェク・コシュラー(指揮)、ORTFフィルハーモニー管弦楽団
   録音:1973年1月9日、パリ、放送会館スタジオ104、大ホールでのライヴ(ステレオ)
 以上、INAライセンス、初出音源

 ラヴェルの2大権威として高名なペルルミュテールとサンカンがステレオで登場!門弟3000人の巨匠サンカンとハイティンクの粋の極み!初出モーツァル20番、ラヴェルとコルトーの愛弟子ペルルミュテールの絶品の語り口!初出ベートーヴェン

 佐藤春夫級、門弟3000人と言われ、成功したフランス系統のピアニストは全て弟子ではないかと思われるパリ音楽院の大教授であり大ピアニストのピエール・サンカンは1916年パリに生まれ2008年に亡くなりました。
 イヴ・ナットの弟子でナットの後を継ぎパリ音楽院の教授に就任、恐ろしい数の名ピアニストを輩出いたしました。その芸風はまさに粋と洗練の極みといったものでフランスのピアノの巨匠、そういった聴き手の思いを裏切りません。この若きハイティンクとのステレオ!の20番も絶品で美鈴なるがごときの美しさ、粋なスピード感と爽快さ、代えがたい味がございます。
 そしてラヴェルの大権威として知られるペルルミュテールはラヴェルとコルトーの愛弟子で1904年帝政ロシアのコヴツ(現リトアニアのカウナス)にポーランド系ユダヤ人として生まれ2002年に亡くなりました。1907年にはパリに移住、パリ音楽院でコルトーに学びコルトーは「彼はリパッティとハスキルに連なる人物である」と述べております。そのピアノの語り口のうまさは他に代えがたく、このベートーヴェン4番など恐ろしいまでで!釘付けになります。両巨匠の真に聴きもののアルバム。さらにステレオ録音というのも大変うれしいものがございます。

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CDSMBA 192
\3000→\2790
ベネディクト会の修道士になりその短い演奏活動を終えた
 ティエリー・ド・ブリュノフ
  ~修道士の道を選んだ巨匠
ティエリー・ド・ブリュノフ(ピアノ)
 ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21
  エドゥアール・ファン・レモールテル(指揮)、ORTF国立管弦楽団
   録音:1968年5月15日、パリ・シャンゼリゼ劇場でのライヴ(ステレオ)
 グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 作品16
  サー・ジョン・プリチャード(指揮)、ORTFフィルハーモニー管弦楽団
   録音:1968年2月9日、パリ・サル・プレイエルでのライヴ(ステレオ)
 ショパン:24の前奏曲 作品28より
   録音:1973年7月29日、パリ、放送会館(ステレオ)
 
 以上、INAライセンス、初出音源

 「像のババール」作者の令息、あの幻のピアニスト、ティエリー・ド・ブリュノフはベネディクト会修道士になり神に身も音楽もささげていた!まさに祈りの音楽!その真摯さに誰もが心打たれるショパンとグリーグの協奏曲

 「私は神の世界に飛び込んで全てを捧げなければならない。全てを捧げるということは、音楽も捧げるということです。なぜなら、私にとって音楽は生きてきたことの全てだからです」と友人に手紙を出し、1974年にサンゴノワのベネディクト会の修道士になりその短い演奏活動を終えた「像のババール」の作者ジャン&セシル・ド・ブリュノフの令息ティエリー・ド・ブリュノフは1934年パリに生まれコルトーに師事、パテにシューマン、ショパン、ウェーバーなどの録音を残し人気を博し愛好家に忘れえぬ印象を残しました。その音楽の掛け値なし、真実一路、誠実そのものの純粋さに心うたれました。商業主義と無縁の類をみない純粋ピアニスト、ブリュノフ。このアルバム、ブリュノフを知るに絶好の曲目、一聴の価値ある逸品です。

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CDSMBA 193
\3000→\2790
アルフレート・ブレンデルへのオマージュ
 パリ・ライヴ 1970

   ユーゴスラビアの巨匠ズドラフコヴィッチと共演

  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58

 そしてそのズドラフコヴィッチの「革命」

  ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 作品47
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)
ギカ・ズドラフコヴィッチ(ジヴォイン・ズドラフコヴィチ)(指揮)
ORTFフィルハーモニー管弦楽団

 驚きユーゴスラビアの巨匠ズドラフコヴィッチ、ブレンデルと共演!貴重なショスタコーヴィチ「革命」大発売。初出!

 録音:1970年2月10日、パリ、放送会館スタジオ104、大ホールでのライヴ(ステレオ)
INAライセンス、初出音源

 1970年フランス国立放送フィルにブレンデルが登場した一夜のライヴ。ブレンデルのすばらしさも特筆すべきものがございますが、なんといっても驚きはユーゴの大指揮者ズドラフコヴィッチの「革命」、まさか聴けるとは!ズドラフコヴィッチは1914年セルビア王国首都ベオグラードに鉄道員の子息としてうまれ、苦労して音楽の道に進みプラハに留学、ターリッヒに学びました。戦後チトー元帥のユーゴスラビア連邦人民共和国でベオグラード・フィルの首席指揮者、セルビア芸術家協会会長もつとめ、ユーゴを代表する指揮者となります。
 ドイツEMI(エレクトローラ)にベオグラード・フィルと録音したドヴォルザークのスラブ舞曲集が代表盤でその演奏、かつて東芝EMIの美輪明宏「黒蜥蜴」のアルバム制作時、スラブ舞曲(美輪明宏の舞台「黒蜥蜴」のメインテーマ)はこの演奏、と美輪明宏氏自ら選んだ秀演で、その暗く濃厚な旋律美にあふれた演奏は真の好事家の皆様にしられたものでした。そんなズドラフコヴィッチ(東芝EMI表記ジトラフコヴィッチ)の「革命」がライヴで初登場!スペクトラム・サウンドらしい、音楽と演奏史を愛する皆様への素敵な贈り物と申せます。


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 ジヴォイン・ズドラフコヴィチ(1914年11月24日 - 2001年9月15日)は、セルビアの指揮者。
 ベオグラードの生まれ。ベオグラード音楽院でステヴァン・フリスティッチとミハイル・ブクドラゴヴィチの薫陶を受けるも、第二次世界大戦の影響で学業に十分に打ち込めぬまま、1940年に卒業。
 第二次世界大戦後はプラハに留学してヴァーツラフ・ターリヒの薫陶を受け、1948年に帰国してベオグラード放送のオーケストラで指揮活動を開始した。
 1951年にクレシミル・バラノヴィッチが首席指揮者を務めるベオグラード・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者陣に加わり、1961年から1978年まで同楽団の首席指揮者を歴任した。
 2001年にベオグラードにて没。

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CDSMBA 194
\2900→\2690
初出!
ホルヘ・ボレット/パリ・リサイタル 1985 Vol.1

 リスト:6つのコンソレーション S.172
 シューベルト:
  幻想曲 ハ長調 作品15「さすらい人幻想曲」(D.760)
 シューベルト/リスト:「水の上で歌う」S.558-2
 シューベルト/リスト:
  「セレナード(ほら、ほら!ひばりが)」S.558-9
 シューベルト/リスト:
  「さすらい」S.565-1(シューベルト D.795 に基づく)
 シューベルト/リスト:
  「粉屋と小川」S.565-2(シューベルト D.795 に基づく)
ホルヘ・ボレット(ピアノ)

 初出!ホルヘ・ボレット・1985年パリ・リサイタルVol.1 大技巧と味わい、ボレットはやはりすばらしい!デッカの録音に負けぬ国立ラジオ・フランスの音質

 録音:1985年1月31日、パリ、放送会館スタジオ104、大ホールでのライヴ(ステレオ)  INA/ラジオ・フランス ライセンス、初出音源

 ピアノの巨人ボレットの1985年1月31日パリでのリサイタルの前半。大変素晴らしい内容で録音も文句なしの抜群音質。それにしてもボレットのこのライヴほんとうに絶品でございます。この伝説のパリ・ライヴ全編はVol.1とVol.2で完全発売いたします。ホルヘ・ボレットは1914年ハバナ生まれの親米キューバ人、アメリカのカーティス音楽院でゴドフスキに学び指揮はフリッツ・ライナーに。1942年アメリカ人として陸軍に入隊、戦後は日本にGHQのアメリカ軍音楽監督として駐留、サリヴァンの最高傑作「ミカド」を東京で指揮、日本初演いたしました。除隊後ピアニストとしてアメリカでは不思議なことにあまり批評家には評価されず1978年デッカと契約し数々の録音を開始、世界的名声を獲得いたしました。1990年に亡くなりますが、1985年のこのライヴいまだ技巧衰えず、味わいと技巧が絶妙のこのパリ・ライヴ。まさに逸品でございます。





 初出!ホルヘ・ボレット、円熟の極み――1985年パリ・リサイタル前半。

 リストの《コンソレーション》では、まるで音が空気に溶け込むかのような繊細極まる弱音美を聴かせ、続く《さすらい人幻想曲》では一転、鋼のような打鍵と圧倒的な構築力で聴き手をねじ伏せる。
 まさにボレットならではの「詩情とヴィルトゥオジティの同居」がここにある。

 さらに白眉はシューベルト=リスト編曲群。
 単なる編曲作品の枠を超え、「歌」を完全にピアノで再現するその技は、往年の巨匠ゴドフスキ直系の真骨頂と言ってよいだろう。

 音質も特筆すべき充実度。ラジオ・フランス収録らしい奥行きと自然な響きが、この夜の“パリの空気”をそのまま封じ込めている。

 技巧はいささかも衰えず、それでいてすべてが音楽に奉仕する――晩年ボレットの理想形が刻まれた、まさに逸品である。

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CDSMBA 198
\2900→\2690
ホルヘ・ボレット/パリ・リサイタル 1985 Vol.2
 シューベルト/リスト:
  「別れ」S.563-1(シューベルト D.578 に基づく)
 シューベルト/リスト:
  「滞在」S.560(シューベルト D.957 に基づく)
 リスト:超絶技巧練習曲
  「夕べの調べ」S.139-11、「荒々しい狩」S.139-8
 ショパン:夜想曲第15番 ヘ短調 作品55-1
 ショパン:練習曲 作品25-1「エオリアン・ハープ」
 ショパン:練習曲 作品25-2 ヘ短調
 ショパン:バラード第3番 変イ長調 作品47
ホルヘ・ボレット(ピアノ)

 初出!ホルヘ・ボレット・1985年パリ・リサイタルVol.2

 録音:1985年1月31日、パリ、放送会館スタジオ104、大ホールでのライヴ(ステレオ)
 INA/ラジオ・フランス ライセンス、初出音源

 初出!伝説のパリ・リサイタル、白熱の後半。

 前半の詩的世界から一転、この後半ではボレットのもう一つの顔、「ヴィルトゥオーゾ」としての真価が全開となる。

 リストの超絶技巧練習曲では、余裕すら感じさせる完璧なコントロールで難曲を悠然と制圧。《荒々しい狩》の躍動と推進力は圧巻の一語に尽きる。

 一方ショパンでは、夜想曲の深い陰影、練習曲のしなやかな流動感、そしてバラード第3番での雄弁な語り口と構築力――ここでも技巧は決して自己目的に陥らず、すべてが音楽表現へと昇華される。

 この一夜のリサイタルが特別であったことを決定づける、充実の後半。
 Vol.1とあわせて聴くことで、ボレット芸術の全貌が鮮やかに浮かび上がる。





URANIA RECORDS



WS121432
(2CD)
\3100
ワーグナー:
 歌劇《さまよえるオランダ人》(ドレスデン版)~
  1968年BBCライヴ

   ワーグナー:歌劇《さまよえるオランダ人》
    (1843年ドレスデン版)
テオ・アダム(オランダ人)
マルッティ・タルヴェラ(ダーラント)
ケネス・マクドナルド(舵手)
ジェームズ・キング(エリック)
アニヤ・シリヤ(ゼンタ)
アンネリース・ブルマイスター(マリー)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
BBC合唱団
オットー・クレンペラー(指揮)

 有名なEMIのセッション録音の直後に行われた、1968年3月19日のBBCライヴを収めた2枚組。EMIの録音とは異なる1843年ドレスデン版を採用しているのも特徴です。テオ・アダム、アニヤ・シリヤ、ジェームズ・キング、マルッティ・タルヴェラら充実した歌手陣をそろえ、ライヴならではの緊張感のなかクレンペラーが重厚な音楽を作り上げています。レーベル提供資料では、音質面でも部分的にEMI盤を上回ると紹介されています。

 1968年3月19日(ライヴ)、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(イギリス、ロンドン)

 


WS121433
(3CD)
\4400
ベートーヴェン:交響曲集(戦時録音:1942-1944)
 ベートーヴェン:
  (1)交響曲第3番 変ホ長調 Op.55《英雄》
  (2)交響曲第5番 ハ短調 Op.67
  (3)交響曲第7番 イ長調 Op.92
  (4)交響曲第9番 ニ短調 Op.125
  (5)序曲《コリオラン》Op.62
  (6)序曲《レオノーレ》第3番 Op.72b
(1)(6)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(2)(3)(4)(5)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(4)ティラ・ブリーム、
 エリーザベト・ヘンゲン、
 ペーター・アンダース、
 ルドルフ・ヴァツケ、
 ブルーノ・キッテル合唱団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 フルトヴェングラーのベートーヴェン録音は、20世紀演奏史の金字塔として知られています。とりわけ1942年から1944年にかけての戦時録音は高い名声を保ってきました。
 本盤はRRG放送音源をもとに復刻され、均衡の取れた修復によって、これら重要記録をきわめて良好な音で伝えることを目指しています。レーベル提供資料ではその音質は1960年代の最良の録音に匹敵すると紹介されています。

 録音:(1)1944年12月 (2)1943年6月 (3)1943年10-11月 (4)1944年3月 (5)1943年6月 (6)1944年6月
 1943年6月、10月、11月/1944年3月、6月、12月





<国内盤> 


ALM/コジマ録音



ALM 1231
\3300
小池香織(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 17世紀のヴィオラ・ダ・ガンバ音楽
小池香織(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
曽根田駿(バロック・ハープ)
 -Italy-
  [1] フランチェスコ・ロニョーニ(ca.1570-after 1626)
   「スザンナはある日」によるディミニューション[1620年ミラノ] 
 -England-
  [2] クリストファー・シンプソン(ca.1605-1669)
   グラウンドによるディヴィジョン ホ短調[1659年ロンドン]
 -France-
  サント=コロンブ(1630-1640-1690-1700)
   無伴奏ヴィオール曲集より プレリュード 、バレ[1680年頃パリ]
    [3] Prelude/[4] Ballet
 -Bohemia-
  ゴットフリート・フィンガー (ca.1600-1730)
   ソナタ Op. 1 第2番 ニ長調[1686-88年ロンドン]
    [5] (-)/[6] Aria - Division I - Division II/
    [7] Adagio/[8] (-)/[9] (-)
 -Germany-
  [10] ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソロ[作者不詳,17世紀後半リューベック]
 -Netherlands-
  ヨハン・シェンク (1660-after 1712)
   ソナタ第11番 ハ長調「時と芸術の修練 Op. 2」より[1688年アムステルダム]
    [11] Fantasia/[12] Allemande/[13] Courante/
    [14] Sarabande - Variatio/[15] Gigue
 -Spain-
  [16] アントニオ・マルティン・イ・コル (ca.1661-ca.1740)
   フォリア[1706-09年マドリード]
 
 使用楽器:
  ■ ヴィオラ・ダ・ガンバ
   クラウス・デーレンバッハ製作、2013年ドイツ・ケルン(モデル: ジョバンニ・パオロ・マッジーニ 17世紀イタリア・ブレシア)
  ■ バロック・ハープ
   サイモン・キャップ製作、2020年イギリス・サマセット
  ■ 調律
   a'=440Hz
   ミーントーン(中全音律)

 国内外で活躍するヴィオラ・ダ・ガンバ奏者・小池香織、3枚目のアルバム。ルネサンスからバロックへ―変革の17世紀、音楽はヨーロッパ各地で独自の花を咲かせた。イタリア、イングランド、フランス、ボヘミア、ドイツ、ネーデルラント、スペイン......各国から選りすぐった楽曲を、演奏への真摯な探求を続ける小池香織が17世紀モデルのヴィオラ・ダ・ガンバと、ミーントーン(中全音律)の響きで奏でる。
 曽根田駿のバロック・ハープを伴い、即興の息吹が吹き込まれるその音楽世界へ。

 

 


ALM 9291
\2200

山根弥生子(ピアノ)
 1983年に録音されたLPの復刻
  ショパン 4つのバラード

 ショパン:
  [1] バラード第1番 ト短調 Op. 23
  [2] バラード第2番 ヘ長調 Op. 38
  [3] バラード第3番 変イ長調 Op. 47
  [4] バラード第4番 ヘ短調 Op. 52

山根弥生子(ピアノ)

 使用楽器:ベーゼンドルファー・インペリアル
 録音:東京:杉並カトリック下井草教会 1983年6月15-16日

 パリ国立音楽院で研鑽を積み、国内外で絶え間ない演奏活動を続けてきたピアニスト山根弥生子。本盤は1983年に録音されLPとして発表された、ショパン《4つのバラード》の復刻版。静と動の鮮やかなコントラストと、音楽全体を見通した構成力をもって傑作の詩情を描き出す。時代を超えて響く、貴重な記録。

 山根弥生子
 パリ国立音楽院でラザール・レヴィに師事。1953年プルミエ・プリを得てピアノ科卒業。その後チューリッヒ、ベルリン、モスクワでそれぞれマックス・エッガー、ヘルムート・ロロフ、ヤコブ・フリエールのもとで研鑽。1958年マリア・カナルス国際コンクール第1位。1960年日本でデビュー以来、国内外で絶え間なく演奏活動を続けて今日にいたる。1970年と77年には東京でベートーヴェンの全32曲のピアノ・ソナタ連続演奏会を開き高い評価を得る。
 海外の演奏はフランス、イタリア、スイス、ドイツ、チェコ、スロヴァキア、ポーランド、ルーマニア、ブルガリア、ユーゴスラヴィア、ロシア、中国に及ぶ。レパートリーは古典、ロマン派から現代に及び、特に海外では日本の作品の演奏にも力を入れ、牧野由多可の《ピアノ協奏曲第2番》、《浄瑠璃幻想》、宍戸睦郎の《ピアノ協奏曲第2番》等を世界初演した他、松平頼則の《主題と変奏》も演奏している。
 国内のほとんどの主要オーケストラと共演し、国外でも多くの大都市のオーケストラ、旧レニングラードフィル(指揮アルヴィド・ヤンソンス)、ベルリン交響楽団(指揮クルト・ザンデルリング)、ゲヴァントハウス管弦楽団(指揮ヴァーツラフ・ノイマン)、ドレスデン・フィル(指揮クルト・マズア)等と共演。協奏曲のレパートリーは40数曲に及ぶ。1975年度福山賞受賞。2013年、日本人初のベートーヴェン全ピアノ独奏作品録音を完結。2014年、第26回ミュージック・ペンクラブ音楽賞(独奏・独唱部門賞)受賞。


 

ALM 9292
\3300
マックス・レーガー オルガン作品集 II 池田泉(オルガン)
 マックス・レーガー:
  コラール「目覚めよ、と私たちを呼ぶ声」による幻想曲 作品52-2
   [1] Phantasie/[2] Fuge
 ハインツ・ヴンダーリヒ:「扉を高く開けよ」によるパルティータ
   [3] I. Choral (ruhig)/[4] II. Andante/[5] III. Sanft wiegend/
   [6] IV. Allegro Moderato/[7] V. Pastorale (ruhig) Adagio/
   [8] VI. Andante (nicht zu rasch)/[9] VII. Choral (Moderato)
 [10] マックス・レーガー:「7つの小品集」より「クリスマス」 作品145-3
 マックス・レーガー:コラール「なんと美しい暁の星」による幻想曲 作品40-1
  [11] Phantasie/[12] Fuge
 ヨハン・セバスティアン・バッハ:
  コラール「愛するイエスよ、我らここに集まり」 BWV 731

 録音: サンモリッツ・キルヒェ・ハレ(ザーレ)、ドイツ、2025年8月3日(ライヴ・コンサート・レコーディング)

 ハレ聖モーリッツ教会のザウアー・オルガン建立100周年記念演奏会のライヴ録音。1925年当時の状態を保持するこの楽器は、ロマン派的な重厚な響きとネオバロック萌芽の明晰な音色を併せ持ち、マックス・レーガーの音楽に最適の音響空間を実現する。
 プログラムは、レーガー作品、および同教会ゆかりのオルガニスト、ハインツ・ヴンダーリヒの作品によって構成されている。3曲のレーガー作品は、「光は闇に勝つ」という主題のもと、キリスト降誕と再臨をめぐる闇と救済のドラマを壮大に描き出す。複雑な和声とバッハ的形式を融合したその語法は、コラールを基盤としつつ交響詩的な標題音楽となっており、ドイツ・ロマン派末期の到達点を示す。
 闇と光の音色対比はライトモティーフのごとく貫かれ、終末的緊張から歓喜へと至る過程が、歴史的オルガンの響きによって鮮烈に浮かび上がる一枚。

 池田 泉
 東京藝術大学オルガン専攻卒、同大学院修士課程修了。在学中安宅賞を受賞し、その後DAAD給費留学生としてドイツ・ハンブルク音楽演劇大学でさらなる研鑽を積んだ。オルガンをハインツ・ヴンダーリヒ、アンリエット・ピュイグ=ロジェ、秋元道雄、酒井多賀志らに、歴史的奏法やチェンバロをマティアス・ズィーデル、山田貢、鈴木雅明に学んだ。
 卒業後は東京藝術大学や青山学院、福岡女学院などで教育活動や東京・富士見町教会や福岡中部教会オルガニストを務めた後、1998年ホテル日航福岡のゴシック様式の教会「チャペル・プリエール」の音楽監督兼オルガニストに就任。
 フランス製の3段鍵盤の大オルガンの演奏や聖歌隊の指揮に携わり、その間250回を超えるオルガンや受難曲などのコンサートを行った。
 一方、毎年ヨーロッパでコンサートツアーを行い、ドイツ、フランスなど各地の大聖堂や歴史的オルガンでの演奏は高く評価され、国際的音楽家として特筆すべき実績を残した。
 2024年にはその成果を活かし、CDとしてヴンダーリヒより継承した演奏法による「マックス・レーガー作品集」をリリース、音楽各紙誌で高く評価された。
 また、フリードリヒ・ラーデガストとアドルフ・ロイプケのオルガン、そしてその息子ユリウス・ロイプケの音楽など、盛期ドイツロマン派のオルガンとその音楽についての論文も発表している。
 2025年に帰京し、再び富士見町教会オルガニストを務めている。







<映像>


NAXOS(映像)



2.106002
(6DVD)
\6300
『オペラ=コミック座 コレクション Vol.2』
 ビゼー作曲:歌劇《カルメン》
  アンナ・カテリーナ・アントナッチ/アンドルー・リチャーズ
  アンヌ?カトリーヌ・ジレ ニコラ・カヴァリエ 他
  ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)/モンテヴェルディ合唱団
  オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティク
  エイドリアン・ノーブル(演出)
   収録:2009年6月22日、25日

 トマ作曲:歌劇《アムレット》
  ステファーヌ・デグー/サビーヌ・ドゥヴィエル/ローラン・アルヴァロ 他
  レ・ゼレマン室内合唱団&シャンゼリゼ管弦楽団、ルイ・ラングレー(指揮)
   収録:2018年12月19日、21日
 
 メサジェ作曲:歌劇《フォルテュニオ》
  シリル・デュボワ/アンヌ=カトリーヌ・ジレ/フランク・ルゲリネル 他
  レ・ゼレマン室内合唱団&シャンゼリゼ管弦楽団、
  ルイ・ラングレー(指揮)、ドゥニ・ポダリデス(演出)
   収録:2019年12月14日、16日
 
 グノー作曲:歌劇《血まみれの修道女》
  マイケル・スパイアーズ/ヴァニナ・サントーニ/マリオン・ルベーグ 他
  アクサンテュス&インスラ・オーケストラ、
  ロランス・エキルベイ(指揮)、ダヴィド・ボべ(演出)
   収録:2018年6月10日、12日
 
 ドリーブ作曲:歌劇《ラクメ》
  サビーヌ・ドゥヴィエル/フレデリク・アントゥーン/ステファーヌ・デグー 他
  ピグマリオン、ラファエル・ピション(指揮)、ロラン・ペリー(演出)
   収録:2022年10月4日、6日

NBD0191VX
(5Blu-ray)
\6800

 収録時間
 《カルメン》 168分、《アムレット》 171分、《フォルテュニオ》 119分、《血まみれの修道女》 143分、《ラクメ》 135分
 音声:フランス語/PCMステレオ 2.0/DTS 5.1 (DVD)/PCMステレオ 2.0/DTS-HD Master Audio 5.1 (Blu-ray)/
 字幕:日本語、フランス語、英語、ドイツ語、韓国語/中国語(アムレットのみ)、イタリア語(カルメンのみ)/画角:16:9/
 DVD:片面二層ディスク NTSC All Regions (6枚組)/Blu-ray:片面二層ディスク1080i High Definition All Regions (5枚組)

 【ドゥヴィエル、スパイアーズ、デグーら綺羅星を並べる名歌手をフィーチャー ―― パリのオペラ=コミック座よりオペラ・コミックの魅力満載のコレクション第2集登場!】
 大衆芸能としての歌芝居(ヴォードヴィル)と芸術作品としてのオペラとの融合から生まれ、19世紀から20世紀初頭のパリに花開いた作品ジャンル=オペラ・コミックの数々から、そのオリジナルの姿を再現した台詞付き《カルメン》を初めとした名作5点をオペラ=コミック座コレクション第2弾としてお届けします。





<LP>


HARMONIAMUNDI(LP)


HMM 335395
(LP)
\5000
Assassin's Creed: The Piano Collection
 1. Ezio’s Family (Piano Version)
 2. Paris Suite
 3. Florence Suite
 4. Wessex Suite
 5. Revelations
 6. Boston Suite
 7. Black Flag
 8. Unity
 9. Baghdad Suite
 10. America (The Story of Connor Kenway)

 ピアノ・ソロ編曲:
  ジュリア・ラモンターニュ
ニコラス・ホルヴァート(ピアノ)

 人気ゲーム、アサシンクリードの音楽をソロ・ピアノで!アナログ盤のみで登場。

 ピアノ/1928年製ハンブルク・スタインウェイ

 ゲーム「アサシンクリード」(殺人者の信条)のゲーム音楽を、独奏ピアノで演奏したアルバムが登場。
 
 アナログ盤のみの発売です。
 
 演奏するのはフランスのピアニスト、ニコラス・ホルヴァート。作曲も手掛ける才能の持ち主で、ここではナディア・ブーンランジェが所有していた歴史的なピアノを用いて演奏しております。
 ゲームの世界観を完全に尊重しつつ、新たな芸術的次元へと昇華させた音楽が展開されております。
 






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