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≪第131号アリアCD新譜紹介コーナー≫

その9  2026/5/1(金)紹介新譜
58タイトル


マイナー・レーベル新譜

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FONE



FONE2016CD
\3600→\3290
Foneのレーベル倉庫から発掘された秘蔵盤
 サルヴァトーレ・アッカルド
  クリスマス・コンサート 2001

   ローマ・マダーマ宮殿コンサート・ライヴ


 イタリア国歌
  ロッシーニ:歌劇《絹のはしご》序曲
  アツィオ・コルギ:
   ベッリーニの《マリンコニーア、優しい妖精よ》より
    (声楽、2台ピアノ、弦楽オーケストラのための)~
     リスト:ベッリーニの歌劇
      《夢遊病の女》の動機による幻想曲
  ヴェルディ:アヴェ・マリア
  ベートーヴェン:ロマンス第1番 ト長調 Op.40
  パガニーニ:ヴェニスの謝肉祭 Op.10
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン、指揮)
アンドレア・ボチェッリ(テノール)
イタリア室内管弦楽団

 Foneのレーベル倉庫から発掘された秘蔵盤!アッカルド×ボチェッリ!2001年のクリスマス・コンサート!

 イタリア・ヴァイオリン界の巨匠、サルヴァトーレ・アッカルドがローマのマダーマ宮殿で行ったコンサートのライヴ録音は、これまでカルロ・マリア・ジュリーニの85歳を祝った1999年のコンサートと、2000年のクリスマス・コンサートがFoneのレーベル倉庫より発掘されていましたが、今回新たに2001年のクリスマス・コンサートのライヴ盤が見つかりました。
 説明不要の名テノール、アンドレア・ボチェッリを迎えたこの年。アッカルドが指揮するイタリア室内管弦楽団の伴奏によるイタリア国歌やベッリーニ、ヴェルディの作品でボチェッリの圧巻の歌唱が聴ける他、アッカルドがソロを務めるベートーヴェンの《ロマンス第1番》、パガニーニの《ヴェニスの謝肉祭》などが収録されています。
 このディスクも近年ほとんど出回っていませんでしたが、Foneのレーベル倉庫から若干数のみ発掘されたため、完全数量限定で発売されることになりました。在庫がなくなり次第次回の入荷は未定です。

 2001年12月23日、マダーマ宮殿(ローマ/ライヴ)

 ※重要:レーベル在庫数僅少のため、ご注文数に対して十分な枚数をご用意できない可能性がございます。予めご了承下さい。
 
 ※重要:製造から長い時間が経過しているため、経年劣化等によりケースやブックレット、ディスク等に多少のスレ、汚れ、色褪せなどが見られる場合がございます。(代理店)
 
 

SACD276
(1SACD HYBRID)
\3600
賢明に歌え ~
 モンテ・カッシーノ修道院のグレゴリオ聖歌
様々なアーティスト
  【ミサ】
   1. Campane della Basilica Cattedrale di Montecassino/
   2. Introito: Gaudeamus/3. Graduale: Domine praevenisti/
   4. Tratto: Beatus vir qui timet/5. Sequenza: Laeta quies/
   6. Offertorio: Iustus ut palma/7. Comunione: Gustate et videte
  【聖務日課】
   ・晩課
    8. Inno: Surge quid cessas/9. Antifona: Fuit vir/
    10. Antifona: Beatus vir/11. Antifona: Gloriosus/
    12. Antifona: Erat vir/13. Antifona: Vir Dei Benedictus/
    14. Responsorio breve: Sancte Pater Benedicte/
    15. Antifona al Magnificat (Primi Vespri): Exsultet omnium/
    16. Antifona al Magnificat (Secondi Vespri): Hodie sanctus Benedictus
   ・朝課
    17. Antifona al Benedictus: Sanctissime
   ・終課
    18. Inno: Te lucis ante terminum/19. Inno di ringraziamento: Te Deum

 1998年に録音され2001年にリリースされた、モンテ・カッシーノ修道院における典礼の歌唱を収録したディスクが、再編集、そしてアナログ・マスターから新規DSD化され再発売。リリースから25周年を記念した企画で、ジュリオ・チェーザレ・リッチが伝説的なノイマンのU47、M49真空管マイクで記録した、ベネディクト会の中心的修道院に響く神聖な歌声がさらにパワーアップして甦ります。

 1998年10月7日&12日、モンテ・カッシーノ修道院(フロジノーネ、イタリア)

 

SACD278
(1SACD HYBRID)
\3600
グラン・ガーラ2026 様々なアーティスト
 1. DONNA(S. Giovannini - P. Garinei - G. Kramer)
  A.M. Castelli voice, G. Coscia accordion, R. Sellani piano(原盤:SACD270)
 2. CHLOE(C. N. Daniels - G. Kahn)
  S. Hamilton sax, P. Birro piano, A. Zunino double bass, A. Kramer drums(原盤:SACD238)
 3. GAROTA DE IPANEMA(A. C. Jobim)
  F. Mesolella guitar, M. Ascolese guitar(原盤:SACD275)
 4. SENTIMENTO(F. Mesolella - G. Servillo - M. Tronco - P. D'Argenzio)
  F. Mesolella guitar, M. Ascolese guitar(原盤:SACD275)
 5. ROXANNE(Sting) P. Magoni voice, Finaz guitar(原盤:SACD274)
 6. LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDS(J. Lennon - P. McCartney)
  P. Magoni voice, Finaz guitar(原盤:SACD274)
 7. FUOCO(A. Quarta)
  A. Quarta violin, G. Magagnino piano, Solisti Filarmonici Italiani(原盤:SACD277)
 8. アイネ・クライネ・ナハトムジーク KV525 第1楽章 アレグロ(W. A. Mozart)
  S. Accardo violin, M. Batjer violin, T. Hoffman viola,
  R. Filippini cello,F. Petracchi doublebass(原盤:SACD235)
 9. ピアノ協奏曲 第2楽章(D. Toradze)
  A. Toradze piano, Orchestra Sinfonica Nazionale della RAI,
  G. Noseda conductor(原盤:SACD271)

 イタリアのオーディオファイル・レーベル【Fone(フォネ)】の優秀録音を集めたSACDオーディオファイル・サンプラー「GranGala」の2026年版。
 演奏、音質、どちらにもこだわるリスナーも満足させる、クラシック、ジャズ、そしてイタリアの歌で贈る珠玉の14トラック。
 





SWP/UNI MOZARTEUM RECORDS


UMR26
【旧譜】
\3100
W.A.モーツァルト:グラン・パルティータ
 W.A.モーツァルト:
  セレナード第10番変ロ長調 KV.361(370a)
   《グラン・パルティータ》
    (12本の管楽器とコントラバスのための)
  歌劇 《魔笛》 KV.620 より 序曲
  ドイツ舞曲ハ長調 KV.605-3 《そり遊び》
  歌劇 《フィガロの結婚 》 KV.492より
   《ああ、花嫁の行列だ》
  舞曲組曲
   〔ドイツ舞曲ハ長調 KV.600-1/
    カドリーユ ヘ長調 KV.463-1(448c)/
    メヌエットハ長調 KV.461-1(448a)/
    コントルダンス ヘ長調 KV.462-6(448b)〕
  歌劇 《劇場支配人》 KV.486 より 序曲
  ロンド 《トルコ行進曲》 イ長調 KV.331
ハンスイェルク・アンゲラー(指揮)
ザルツブルク・モーツァルテウム・管楽フィルハーモニー

 ヨーロッパ屈指の吹奏楽団!吹奏楽ならではのサウンドで贈る特別なモーツァルト!

 モーツァルトの作品に取り組むことほど自然なことがあるでしょうか。まして、その名がアンサンブル名の一部を成しているのであれば、なおさらです。
 首席指揮者ハンスイェルク・アンゲラー率いる、ヨーロッパ屈指の吹奏楽団ザルツブルク・モーツァルテウム・管楽フィルハーモニー(現ザルツブルク・ウインド・フィルハーモニック)は、本アルバムで管楽器のための最も有名な作品の一つであるモーツァルトの 《グラン・パルティータ》 を中心に、交響的管楽編成による魅力的なプログラムを展開しています。
 《魔笛》、《劇場支配人》の序曲、多彩な舞曲、そして人気の 《トルコ行進曲》 まで、吹奏楽ならではのサウンドで贈る特別なモーツァルトにご注目ください。

 (ライヴ):2005年11月19日&2006年3月26日、国際モーツァルテウム財団大ホール(ザルツブルク、オーストリア)
 
 

UMR21
【旧譜】
\3100
チロル発のニュー・シンフォニック・ウィンド・ミュージック
 ゼップ・タンツァー(1907-1983):
  前奏曲/序曲 《響きわたる大地》
  組曲 《チロル1809》
  ワルツ 《旧インスブルックの伝説》
  行進曲 《オリンピック選手たち》
 ヴェルナー・ピルヒナー(1940-2001):
  コラール集 PWV 85
  《バースデイ・ミュージック》 PWV80c
ハンスイェルク・アンゲラー(指揮)
ザルツブルク・モーツァルテウム・管楽フィルハーモニー

 首席指揮者ハンスイェルク・アンゲラー率いる、ヨーロッパ屈指の吹奏楽団ザルツブルク・モーツァルテウム・管楽フィルハーモニー(現ザルツブルク・ウインド・フィルハーモニック)は、本アルバムで、チロルの伝統的な吹奏楽作品の象徴であるゼップ・タンツァー、そして、対照的に、現代作曲家として高く評価されるヴェルナー・ピルヒナーの作品を交響的管楽編成の新たなアレンジで演奏するという意欲的なプログラムを展開しています。
 タンツァーの 《チロル1809》 では、歴史的歌曲を織り交ぜた後期ロマン的な響きが描かれ、一方ピルヒナーの作品では、民俗音楽とジャズ、現代音楽が融合した独自の世界が広がりますた。対照的な作風を通して、チロル音楽の多様な魅力を浮き彫りにする一枚です。

 (ライヴ):2003年11月、チロル・ホール(インスブルック、オーストリア)/2004年1月、国際モーツァルテウム財団大ホール(ザルツブルク、オーストリア)
 
 

UMR14
(2CD)
【旧譜】
\4800
森を抜け、草原を抜けて
 【CD1】
  ヨハン・シュトラウス2世:騎兵行進曲 Op.428/
  ポルカ・シュネル 《百発百中》 Op.326
  カール・マリア・フォン・ウェーバー:
   《Die Tale dampfen, die Hohen gluhn》
    (歌劇 《オイリアンテ》 Op.81 より 狩人の合唱)/
   歌劇 《魔弾の射手》 序曲 Op.77
  シューマン: 《Bist du im Wald gewandelt》
   (《ばらの巡礼》 Op.112 より 男声合唱)
  カール・コムザーク(1850-1905):
   歌劇 《エーデルワイス》 序曲
  ヨハン・シュトラウス2世:
   ポルカ・フランセーズ 《クラップフェンの森で》 Op.336
  ペーター・フォン・ヴィンター(1754-1825):
   《Laut tonet durch Berg und Tal der
    schmetternde Hornerschall》(歌劇 《カリプソ》 より)
  アドルフ・アダン(1803-1856):
   バレエ音楽 《ジゼル》 より 《狩り》
  ウェーバー:
   《Was gleicht wohl auf Erden dem Jagervergnugen?》
    ( 歌劇 《魔弾の射手》 より 狩人の合唱)
  ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・シュネル《狩り》 Op.373
 【CD2】
  ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 より 狩りのスケルツォ
  ヨハン・シュトラウス2世:皇帝円舞曲 Op.437
  ヨーゼフ・シュトラウス:
   ポルカ 《冬の楽しみ》 Op.121
   ポルカ・マズルカ 《とんぼ》 Op.204
  ヨハン・シュトラウス2世:
   ポルカ・シュネル《雷鳴と電光》 Op.324
  シベリウス:《カレリア組曲》 Op.11 より
  アッラ・マルチャヨハン・シュトラウス2世:
   ポルカ・シュネル 《Mutig vorani》 Op.432
  ヨハン・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲 Op.228
ハンスイェルク・アンゲラー(指揮)
ザルツブルク・モーツァルテウム・管楽フィルハーモニー
ザルツブルク・バッハ合唱団

 首席指揮者ハンスイェルク・アンゲラー率いる、ヨーロッパ屈指の吹奏楽団ザルツブルク・モーツァルテウム・管楽フィルハーモニー(現ザルツブルク・ウインド・フィルハーモニック)。
  本アルバムでは、「狩り」と「森」をテーマに、ウェーバーの 《魔弾の射手》 に 象徴されるロマン的な狩猟世界を軸に、シュトラウス一家、ブルックナー、シベリウスらによる名曲を収録。ザルツブルク・バッハ合唱団の力強い歌声とともに、狩りや雄大な自然、森の情景を描いた19世紀の名作の数々によって、聴き手を魅了します。

 (ライヴ):2018年1月6日、国際モーツァルテウム財団大ホールでのニューイヤーコンサート(ザルツブルク、オーストリア)
 
 

UMR4
(2CD)
【旧譜】
\4800
モーツァルテウム・ダブルベース・サウンド
 【CD1】
  ジョヴァンニ・ボッテジーニ:
   1. エレジー ニ長調(コントラバスとピアノのための)
   2. タランテラ(コントラバスとピアノのための)
  マックス・ブルッフ:
   3. コル・ニドライ(コントラバスとピアノのための)
  ボッテジーニ:
   4. グラン・デュオ・コンチェルタンテ
    (ヴァイオリン、コントラバスと管弦楽のための)
  ホセ・ブラガート(b.1915):ミロンタン
   (ヴァイオリン、コントラバスとピアノのための)
  テオドール・アルビン・フィンダイゼン(1881-1936):
   コントラバス協奏曲第1番 Op.15
 【CD2】
  ベルトルト・フンメル(1925-2002):
   コントラバス8重奏のための
    《シンフォニア・ピッコラ》 Op.66
  ジャン・フランセ(1912-1997):
   モーツァルト・ニュー・ルック ―
    ドン・ジョヴァンニのセレナードによる小幻想曲
     (コントラバスと管楽器のための)
  ポール・チハラ(b.1938):《ダンスと夢想》
   コントラバスと吹奏楽のための協奏曲
  アストル・ピアソラ:トリストン
  アルニ・エギルソン(b.1939):コスモス
  クリスティーネ・フック(b.1964):
   ロック!ネッラ・ネッビア ―
    ステファノ・スコダニッビオへの想い
  ジョン・メトカーフ(b.1964):7日後
  エミル・タバコフ(b.1947):
   12本のコントラバスのためのラメント
クリスティーネ・フック(コントラバス)
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
アリアーネ・ヘリング(ピアノ)
マリ・カトウ(ピアノ)
バルバラ・ヌスバウム(ピアノ)
DJ ウンベルト・エコー(ミキシング・デスク)
ハンスイェルク・アンゲラー(指揮)
ザルツブルク・モーツァルテウム・管楽フィルハーモニー

 本アルバムは、"コントラバスのパガニーニ"と称されるボッテジーニをはじめ、ブルッフ、フィンダイゼン、フランセなどの名作から、ポール・チハラの初録音作品まで、時代と様式を横断する幅広いレパートリーを収録。コントラバスが持つその驚くべき柔軟性、豊かな音色、そして卓越した技巧を余すところなく伝えています。
 演奏は、国際的に活躍する名コントラバス奏者、クリスティーネ・フックを中心に、彼女のもとで学んだ卒業生や学生たちが参加。首席指揮者ハンスイェルク・アンゲラー率いる、ヨーロッパ屈指の吹奏楽団ザルツブルク・モーツァルテウム・管楽フィルハーモニー(現ザルツブルク・ウインド・フィルハーモニック)の充実したサポートのもと、コントラバスの豊かな音色と卓越した表現力を余すところなく描き出した一枚です。

 2017年、国際モーツァルテウム財団大ホール(ザルツブルク、オーストリア)
 
 
UMR16
(6CD)
【旧譜】
\6800
エルンスト・ルートヴィヒ・ライトナー:作品集
 エルンスト・ルートヴィヒ・ライトナー(b.1943):
  【CD1】
   《マッチ・アンド・スケッチ》
    (吹奏楽と打楽器のための/世界初演)
     コントラバス、管楽器、ハープと打楽器のための協奏曲
  【CD2】
   交響曲第3番 《Omnia mutantur, nihil interit》
    (吹奏楽と打楽器のための/世界初演)
   歌劇 《Die Sennenpuppe》による吹奏楽交響組曲
  【CD3】
   ブルックナー(ライトナー編):
    主を褒め称えよ(詩篇第150番)
     (12名の金管奏者、オルガン、
      ティンパニのための/世界初演)
   ライトナー:ヴィア・クルシス(十字架の道)
    (リストの「十字架の道行きの14留」に基づく、
     オルガン、ティンパニ、
      12名の金管奏者のための/世界初演)
  【CD4】
   聖霊の続唱 《聖霊来たりたまえ》
    (合唱とオルガンのため)
   J.S.バッハの主題による変容
    (吹奏楽、オルガンと打楽器のための)
  【CD5】
   教会ソナタ(フルートとオルガンのため)
   教会ソナタ(オーボエとオルガンのため)
   教会ソナタ(高音トランペットとオルガンのため)
  【CD6】
   交響曲第4番
    (テノール、バリトン、吹奏楽、打楽器と
     ハープのため/世界初演)
      (ハインリヒ・フォン・クライスト、
       アロイス・シェプフのテキストによる)
   《時間は不思議なもの》
    リヒャルト・シュトラウスの主題による変容
     (管楽器、打楽器とハープのための)(世界初演)
ハンスイェルク・アンゲラー(指揮)
ザルツブルク・モーツァルテウム・管楽フィルハーモニー
マルティン・グルービンガー(マリンバ/CD1)
クリスティーネ・フック(コントラバス/CD1)
ベッティーナ・ライトナー(オルガン/CD3、4)
ダニー・ボンヴァン(指揮/CD3)
ザルツブルク・モーツァルテウム
 管楽フィルハーモニーのメンバーによる金管アンサンブル(CD3)
ザルツブルク・モーツァルテウム
 大学合唱団(CD4)
チュンギ・ミン(指揮/CD4)
パオロ・タバッリオーネ(フルート/CD5)
メラニー・ロスマン(オーボエ/CD5)
アンドレアス・エットル(トランペット/CD5)
ダニエル・ヨハンセン(テノール/CD6)
マルティン・アハライナー(バリトン/CD6)

 首席指揮者ハンスイェルク・アンゲラー率いる、ヨーロッパ屈指の吹奏楽団ザルツブルク・モーツァルテウム・管楽フィルハーモニー(現ザルツブルク・ウインド・フィルハーモニック)。
 本アルバムは、オーストリアの現代作曲家エルンスト・ルートヴィヒ・ライトナーと同団による約20年にわたる芸術的協働の成果を記録した6枚組Boxです。
 交響曲や協奏曲、宗教作品、室内楽に至るまで幅広い作品を収録し、多くの世界初演を含む意欲的内容となっています。

 2002年ー2018年
 




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ARCANA



A591
(2CD)
\4400→\3990
事実なら21世紀最大の発見
 ボン時代の青年ベートーヴェンが作曲した可能性が浮上
  伝ベートーヴェン: 6つの弦楽四重奏曲
   真偽はあなたの耳と感性で

 作者不詳
  (伝ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン〔1770-1827〕):
   6つの弦楽四重奏曲 Anh.2
    (ベルリン国立図書館所蔵
     メンデルスゾーン・アルヒーフの手稿譜
      Mus. ms. 15439/15)
      【CD 1】
       1-3. 弦楽四重奏曲 ハ長調 Anh.2-1
       4-6. 弦楽四重奏曲 ト長調 Anh.2-2
       7-9. 弦楽四重奏曲 変ホ長調 Anh.2-3
      【CD 2】
       1-4. 弦楽四重奏曲 ヘ短調 Anh.2-4
       5-7. 弦楽四重奏曲 ニ長調 Anh.2-5
       8-9. 弦楽四重奏曲 変ロ長調 Anh.2-6
  
 全て世界初録音
 
アッラ・マニエーラ・イタリアーナ
 四重奏団(古楽器使用)
ジャコモ・コレッティ
 (ヴァイオリン)
ステファノ・ラッカーニ
 (ヴァイオリン)
アレッシア・メニン(ヴィオラ)
アンナ・カンポリーニ(チェロ)

 ヴァイオリン/トリノのニコラ・ジョルジス1710年製作のオリジナル楽器
 ヴァイオリン/トリノのジュゼッペ・カテナリ1730年頃製作のオリジナル楽器
 ヴィオラ/ペーザロのアントニオ・マリアーニ1690年頃製作のオリジナル楽器
 チェロ/パノルモ一族1820年頃製作のオリジナル楽器
 録音: 2025年2月24日-3月1日 モンダイノ(イタリア中東部エミリア・ロマーニャ州ラヴェンナ県)、ラルボレート・ディモラ劇場
 総収録時間: 91分

 【楽聖の知られざる弦楽四重奏曲6曲?鮮やかな古典派の美を当時の楽器で】
 20世紀後半には真偽未確定ながらベートーヴェンの作品表に記載されるようになったものの、実演でとりあげられる機会に恵まれず殆ど注目されてこなかった6曲セットの弦楽四重奏曲が全曲世界初録音。これらはハイドンとの縁で知られるウィーンのアルタリア楽譜出版社が未刊行の手稿譜として長く死蔵していたもので、1901年ベルリン王立図書館(現在の国立図書館)が競売で落札。別人の手による「モーツァルト作」との書き込みがあったもののその妥当性は20世紀前半に論駁され、ボン時代の青年ベートーヴェンが作曲者である可能性が浮上しました。この作者同定には反論も多く、実演機会もないまま一部の世界初演がジェノヴァで実現したのはようやく2010年のこと。
 研究者たちは同時期ボン宮廷に仕えたロンベルク兄弟やベートーヴェンの弟カスパー、ウィーンの大御所人気作曲家ヴァンハルなども真の作曲者候補に挙げていますが、結論は出ていません。変奏曲で終わる2楽章形式の第6曲以外はすべて3楽章形式(唯一短調の第4曲は序奏付き)、ソナタ形式を伴う流麗な音作りは1790年代の弦楽四重奏曲ブームの中で生まれたと思われる見事な洗練に貫かれ、誰の作品にせよ聴き応えある6曲であることだけは確かです。演奏は18~19世紀製オリジナルの銘器を弾くイタリアの俊才古楽器奏者4人。メリハリある溌剌とした音作りで作品本来の機微に迫り、注目すべきその音楽内容へ聴き手を深く誘ってくれます。



 個人的な考えですが、ベートーヴェンはボン時代の作品をあとから引用することが多いので、聴けばわかるような気がする。





CAPRICCIO



C5559
\2800
ノスコフスキ:弦楽四重奏曲 第2番 他
 ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):
  1-2. ヴィオッティの主題による変奏曲とフーガ(1873)
  3-6. 弦楽四重奏曲 第2番 ホ長調(1879-83)
  7. Humoristisches Quartett "Ganz wie es Euch gefallt"
   ユーモラスな四重奏曲「お気に召すまま」(1887頃)
メッコーレ弦楽四重奏団

 録音:2025年1月27日-2月1日 ワルシャワ、ポーランド放送
 収録時間:50分

 19世紀後半のポーランド音楽界を牽引したジグムント・ノスコフスキ。モニューシュコに学び、シマノフスキらを育てた名教育者としても知られる彼は、ベルリン留学で培った厳格な対位法と、母国の民俗的要素を融合させた独自の語法を確立しました。代表作の交響詩『大草原』で名を馳せましたが、近年は交響曲や室内楽の再評価が急速に進んでいます。
 このアルバムには、彼の室内楽の先駆けとなった「ヴィオッティの主題による変奏曲とフーガ」、大胆な転調とベートーヴェン的な深みを併せ持つ弦楽四重奏曲第2番、「かわいいオーガスティン」などの親しみやすい旋律が次々と現れるユーモラスな四重奏曲「お気に召すまま」の3曲を収録。伝統的な様式を重んじながら、ポーランド独自の情感と巧みな技法が織り込まれています。メッコーレ弦楽四重奏団は2007年結成。ウィグモア国際コンクール第2位をはじめ数々の受賞歴を誇り、2023年に発売されたペンデレツキ作品集は国際的な高評を博しました。いま最も勢いのある彼らによる、精緻な演奏をお楽しみください。



 
C5565
\2800
シェル・フレム:ピアノ協奏曲、チェロ協奏曲
 シェル・フレム(1943-):
  1-3. ピアノ協奏曲(1992)
   1. I. Moderato
   2. II. Elegia - Lento
   3. III. Allegro assai
  4-6. チェロ協奏曲(2005)
   4. Maestoso
   5. Andante
   6. Allegro
オリヴァー・トリンドル(ピアノ)...1-3
ベネディクト・クレックナー(チェロ)...4-6
ベルリン放送交響楽団
マルクス・L・フランク(指揮)

 録音:2025年9月22-25日 ベルリン、Haus des Rundfunks
 収録時間:66分

 ノルウェーの作曲家シェル・フレムは、オスロとベルゲンで教会音楽を学んだ後、シベリウス・アカデミーにてエングルンドとラウタヴァーラに作曲を師事しました。その後渡米し、ノーザン・イリノイ大学などで研鑽を積み、修士号を取得。ピアニスト、オルガニストとしても国際的に活動しています。1986年から87年にかけて国際交流基金の助成を受けて日本の現代音楽を研究するために来日、同時期に桐朋学園大学で三善晃にも師事しました。帰国後はISCMノルウェー支部副会長や大学講師を務めています。自然をインスピレーションの源とし、メシアンや三善の影響を受けた色彩豊かな和声語法を特徴とする彼の作品は、管弦楽から室内楽まで多岐にわたります。
 ピアノ協奏曲は、無調主義が主流の時代にあえて旋律とリズムを重視した作品。アメリカや日本での経験に加え、フランス的な音階の用法を取り入れ、伝統に現代的な形式を融合させています。チェロ協奏曲では、独奏楽器を際立たせつつ静けさと躍動感を対比。和声はより個性的になり、劇的なカデンツァを経て最後は壮大なフィナーレを迎えます。





CHANDOS



CHAN20363
\3000
アルカディア・クァルテット
ヴァインベルク:弦楽四重奏曲集第6集

 1-4. 弦楽四重奏曲 第10番 イ短調 Op. 85(1964)
 5-8. 弦楽四重奏曲 第12番 Op. 103(1969-70)
 9-12. 弦楽四重奏曲 第17番 ニ長調 Op. 146(1986)
 13. アリア ニ短調 Op. 9(1942)
 14. カプリッチョ 変イ長調 Op. 11
アルカディア・クァルテット
 アナ・テレク(第1ヴァイオリン)
 ラズヴァン・ドゥミトル(第2ヴァイオリン)
 トライアン・ボアラ(ヴィオラ)
 ジョルト・テレク(チェロ)

 録音:2025年4月3-5日 イギリス、サフォーク、ポットン・ホール
 収録時間:85分

 ルーマニアの精鋭、アルカディア・クァルテットによるヴァインベルクの弦楽四重奏曲全曲録音プロジェクトが、この第6巻で完結します。2014年の大阪国際室内楽コンクール優勝を契機に世界へ羽ばたいた彼らは、美しく深みのある旋律と完璧な構造を持つヴァインベルク作品に取り組むことを使命のように感じてきたと言います。この最終巻には、親友ショスタコーヴィチと競うかのように短期間で書き上げられた第10番、十二音技法やバルトーク風の語法を導入し、表現の拡張を試みた第12番、そして自作の引用を織り交ぜ、晩年特有の凝縮された語法と静謐な緊張感の中、明るい結末に向かう第17番が収められています。アルバムの最後を飾るのは、1942年に書かれた初期の2つの小品。瑞々しい感性が光る「アリア」と「カプリッチョ」は、後に広大な四重奏の世界を築き上げる作曲家の、原点ともいえる瑞々しい魅力を放っています。


 第1集…CHAN20158
 第2集…CHAN20174
 第3集…CHAN20180
 第4集…CHAN20281
 第5集…CHAN20328
 
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CHAN20365
\3000→\2790
バリー・ダグラス、"ケルティック・アルバム"第3弾!
 ケルティック・ノクターン - フィールド、伝承曲、他
バリー・ダグラス(ピアノ)
 1. ジョン・フィールド(1782-1837):夜想曲 第5番 変ロ長調 H 37
 2. 伝承曲:The Wild Colonial Boy 開拓地の少年
 3. 伝承曲:The Snowy-breasted Pearl 雪のような胸の真珠
 4. 伝承曲:The Harp that Once through Tara's Halls かつてタラの広間に竪琴が
 5. バリー・ダグラス(1960-):Bataille des Celts ケルト人の戦い(2011)
 6. 伝承曲:Madam Cole マダム・コール
 7. 伝承曲:Young McDonough 若きマクドノー
 8. 伝承曲:The Summer Is Coming 夏の訪れ
 9. 伝承曲:Cockles and Mussels コックル(二枚貝)とムール貝
 10. 伝承曲:The Mountains of Mourne モーンの山々
 11. フィル・コールター(1942-):The Town I Loved So Well こよなく愛した街
 12. 伝承曲:Skibbereen スキバリーン
 13. 伝承曲:The Flower of Sweet Strabane 美しきストラベーンの花
 14. フィールド:夜想曲 第1番 変ホ長調 H 24
 15. ダグラス:海の歌(2014)
 16. フィールド:夜想曲 第11番 変ホ長調 H 56
 17. 伝承曲:Welsh Lullaby ウェールズの子守歌
 18. フィールド:夜想曲 第10番 ホ短調 H 46
 19. フィールド:夜想曲 第9番 変ホ長調 H 30
 20. ダグラス:ケルティック・ワルツ(2013)
 21. 伝承曲:The Rose of Tralee トラリーのバラ
 22. 伝承曲:The Bard of Armagh アーマーの吟遊詩人
 
 2、3、4、9-13、17、21-22...バリー・ダグラスによるピアノ編
 6-8...エドワード・バンティングによるピアノ編
 

 録音:2025年4月15、16日 アイルランド、コーク、ビショップスタウン、MTUコーク音楽学校内、カーティス・オーディトリアム
 収録時間:67分

 1986年、モスクワのチャイコフスキー国際コンクールで金メダルに輝いたバリー・ダグラス。
 以来、国際舞台の第一線で活躍を続ける一方で、自らのルーツであるアイルランドの音楽を慈しみ、大切に育んできました。本作は、ダグラスとアイルランドの深い絆を象徴するシリーズ第3弾です。
 アイルランド出身のジョン・フィールドが創始した「夜想曲(ノクターン)」に悠久の時を越えて受け継がれるトラッド(伝承曲)のメロディを織り交ぜたプログラムは、ケルト音楽特有の切ない抒情と歌心に満ちています。
 さりげなくはさまれた3篇の自作曲と共に、ダグラスの気負いのない自然体の表現が、静謐で温かな世界を描き出しています。
 


バリー・ダグラス、"ケルティック・アルバム"第1弾

 10年前に発売されて、店主も好きで好きで好きすぎて一日中聴いていた「ケルティック・リフレクションズ」。
 もちろんダグラスはシューベルトもブラームスも素敵なんだけど、この「ケルティック」系アルバムのすごさはちょっと筆舌に尽くしがたい。
 実際売れすぎて完売、もう手に入らない。



 そんななか第2弾として登場したのかこちら。
 こちらも大ベストセラーとなり、今は品薄。どうかお早めに。


すでに超品薄
バリー・ダグラス、"ケルティック・アルバム"第2弾!

 CHAN 10934
\3000→\2790
海外からの直輸入
やはり大ヒットした!
 バリー・ダグラス、"ケルティック・アルバム"第2弾!

 ケルティック・エアーズ

 様々な作曲家、伝承曲:
  Mna na hEireann / The Foggy Dew / The Minstrel Boy /
  Molly Malone / Boatman / Fear a’ Bhata / Master McGrath /
  The Lark in the Clear Air / The Star of the County Down /
  The Fields of Athenry / Planxty Irwin / Buachaill on Eirne /
  On Raglan Road / Brendan’s Air / Roisin Dubh /
  Oro ’se do bheatha abhaile /
 イーマー・マクギオン:
  Ballyvaughan Pier / The Runescape Jig / Secret Circle Reel /
  Brendan’s Air (tune by Brendan Monaghan) /
 クリス・スタウト&カトリーナ・マッケイ(arr.):
  Barry’s Reels / Unst Bridal March
バリー・ダグラス(ピアノ)
イーマー・マクギオン
 (アイリッシュ・フルート)
カトリーナ・マッケイ
 (スコティッシュ・ハープ)
クリス・スタウト(シェトランド・フィドル)
 バリー・ダグラスの真骨頂!"ケルティック・アルバム"第2弾!

 2014年に発売され大きな話題を呼んだ「ケルティック・リフレクションズ(CHAN 10821)」に続くバリー・ダグラスによるケルティック・チューンのピアノ・アレンジ・アルバム第2弾!
 北アイルランドの首府ベルファストに生まれ、1986年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝した世界的ピアニスト、バリー・ダグラスが、故郷アイルランドやスコットランドの美しい旋律に思いを馳せるこのアルバム。
 前作では一部の曲にアイリッシュ・フルートが参加していましたが、今作ではさらにスコティッシュ・ハープ、シェトランド・フィドルが加わり、よりケルティックな香りの漂うアルバムとなりました。
 ピアノ・ファンや美メロ・ファンにはもちろん、ケルト音楽愛好家にも広くおススメできるアイテムです。

 録音:2016年2月5日?6日、アイルランド





DELOS


DE3621
\3000
深い河      ミクレン・ライパン (ヴァイオリン)
ナイジェル・ヤンデル(ピアノ)
 1. 黒人霊歌/ヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)編曲: 深い河
 2. フェリックス・ボロフスキ(1872-1956): 崇拝
 3. クラレンス・キャメロン・ホワイト(1880-1960): 誰も知らない私の悩み
 4. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893)/
  レオポルト・アウアー(1845-1930)編曲:
   レンスキーのアリア「青春は遠く過ぎ去り」~歌劇《エフゲニー・オネーギン》 Op. 24 より
 5. ロベルト・シューマン(1810-1856)/ナイジェル・ヤンデル&ミクレン・ライパン編曲:
  献呈 ~『ミルテの花』 Op. 25 より No. 1
 6. フリッツ・クライスラー(1875-1962): 愛の悲しみ ~『3つのウィーン古典舞曲集』 より
 7. リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)/ヴァーシャ・プシホダ(1900-1960)編曲:
  《ばらの騎士》のワルツ
 8. エイミー・ビーチ(1867-1944): ロマンス Op. 23
 9-11. モーリス・ラヴェル(1875-1937): ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ト長調 M 77
 12. イーゴリ・フロロフ(1937-2013):
  ガーシュウィンの《ポーギーとベス》の主題による演奏会用幻想曲 Op. 19

 (ヴァイオリン/1707年アントニオ・ストラディヴァリ製作 Charles Castleman ex. Marquis de Champeaux)
 (ピアノ/Steinway Model D)

 録音: 2025年3月23-27日 英国モンマス、ワイアストン・コンサートホール
 
 収録時間: 66分

 【自身のキャリアと音楽の軌跡を辿る、ミクレン・ライパン初のソロ・アルバム】
 パリを拠点に活躍し、国際的に注目を集めるミクレン・ライパン初のソロ・アルバム。共演には、イギリスを拠点に多岐にわたる活動を展開するピアニスト、ナイジェル・ヤンデルを迎えています。アメリカ、ドイツ、オーストリア、そして現在の拠点であるフランスと、国や文化を越えて活動してきたライパン自身のこれまでのキャリアと音楽的ルーツを辿るプログラム。ハイフェッツ編曲の「深い河」やホワイトの「誰も知らない私の悩み」といったアメリカでの幼少期に縁のある作品で始まり、欧州での研鑽を反映したシューマンの「献呈」やクライスラーの「愛の悲しみ」、現在の拠点に結びつくラヴェルの「ヴァイオリン・ソナタ第2番」などを順に収録しており、最後は《ポーギーとベス》によるフロロフの幻想曲でクラシックとジャズの融合を歌い上げます。
 録音には、エリザベート王妃音楽院から貸与された1707年製ストラディヴァリウス「Charles Castleman」を使用。多様な背景を持つ作品群を確かな技術で精緻に描き出した、充実のデビュー・アルバムです。





FUGA LIBERA



FUG845
\3000
九月の太陽 ~
 バンドネオンとガンバ合奏、アルゼンチン音楽を中心に

 1. ナディア・ブーランジェ(1887-1979): 前奏曲
   (『オルガンのための3つの小品』〔1911〕より)
 2. アストル・ピアソラ(1921-1992): プレパレンセ(1955)
 3. アルベルト・ヒナステラ(1916-1983): ビダーラ
   (『12のラテンアメリカ風前奏曲』Op.12〔1944〕より)
 4. リリ・ブーランジェ(1893-1918): 九月の太陽(1911)
 5. N. ブーランジェ: 小さなカノン
  (『オルガンのための3つの小品』〔1911〕より)
 6. ピアソラ: リオ・セナ(セーヌ川)(1955)
 7. N. ブーランジェ: フランドル地方の民謡による小品(1917)
 8. ピアソラ: さらば、パリ(1955)
 9. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  愛よりしてわが救い主は死にたまわんとす
   (『マタイ受難曲』BWV 244より)
 10. ピアソラ: 一方通行(1955)
 11. バッハ: おお人よ、汝の大いなる罪を悲しめ BWV 622
  (『オルガン小曲集』より)
 12. ピアソラ: 光と影(1955)
 13. ヒナステラ: 悲しみ
  (『12のラテンアメリカ風前奏曲』Op.12〔1944〕より)
 14. カルロス・ガルデル(1890-1935): 想いの届く日(1935)
 15. イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971):
  タンゴ CC 82(1940)
 16. ピアソラ: バンド(1955)
 17. N. ブーランジェ: 即興
  (『オルガンのための3つの小品』〔1911〕より)
 18. ガブリエル・フォーレ(1845-1924):
  パヴァーヌ Op. 50(1887)
 19. ピアソラ: フラカナーパ(1963)
 20. ピアソラ: オブリビオン(忘却)(1982)
ラシェロン(古楽器使用)
フランソワ・ジュベール=カイエ(ディスカント・ガンバ、指揮)
ジュリー・デサン(テノール・ガンバ)
オード=マリー・ピロ、
サラ・ファン・アウデンホーフェ(バス・ガンバ)
ジャン=バティスト・アンリ(バンドネオン)

 録音: 2025年3月 ノワルラック大修道院(フランス中部ベリー地方)
 収録時間: 75分

 【バンドネオンとガンバ合奏の相性を活かし「新タンゴ」の源流に迫る】
 ルネサンスからバロック期にかけて流行した後18世紀末にひとたび廃れた古楽器、ヴィオラ・ダ・ガンバ。高音から低音まで大小の楽器を集めて重奏するガンバ合奏の響きは、アコーディオンやバンドネオンなど近代以降に発達した蛇腹楽器と思わぬ相性をみせます。これら異なる時代を彩った楽器同士を組み合わせ、バンドネオンを使うタンゴの世界に新境地を拓いたアストル・ピアソラの音楽に、彼に刺激を与えた重要な先達たちの作品を交えたアルバムが登場。ガンバ合奏はこの楽器の伝説的名手マラン・マレの作品全集をRicercarで制作したことでも知られる実力派集団ラシェロン。
 多くの名盤を刻んできたこのアンサンブルが、多面的な活躍で知られるフランスのバンドネオン奏者ジャン=バティスト・アンリと共に繰り広げる繊細にして闊達な演奏は、タンゴというジャンルにおける新しい演奏形態の模索に終わらない、ピアソラの師ナディア・ブーランジェやその妹リリによるフランス近代音楽の系譜をも強く意識させる奥深さに満ちています。平均律が一般化する前の純正な和音を前提とした音楽に親しんでいるグループであるためか、近代音楽の複雑な和声から彼らが読み解く響きの妙はきわめて新鮮で、ガルデルやヒナステラなど、ピアソラ以前のアルゼンチンを代表する作曲家たちの作品とも親和性は絶妙。プログラムの妙と編成の特色が互いを引き立て合う充実した音世界をどうぞ。

 


FUG864
\3000
コリーヌ・デュティユル(メゾ・ソプラノ)
オーレリア・ヴィショヴァン(ピアノ)
 シューベルトの歌曲とバッハの鍵盤作品
コリーヌ・デュティユル(メゾ・ソプラノ)
オーレリア・ヴィショヴァン(ピアノ)
 フランツ・シューベルト(1797-1828):
  1. ギリシャの神々 D 677/2. 夕星 D 806
 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  3. アダージョシシモ: 友人一同の悲しみ
   (カプリッチョ 変ロ長調「最愛の兄の旅立ちに」BWV 992より)
 シューベルト:
  4. 若者と死 D 545/5. 別離の苦悩 D 509
 バッハ:
  6. アリア(ゴルトベルク変奏曲 BWV 988より)
 シューベルト:
  7. マリアの慈悲 D 632/8. 若い尼僧 Op. 43-1 D 828
 バッハ:
  9. 前奏曲 ハ短調 BWV 847(『平均律クラヴィーア曲集』第1巻より)
 シューベルト:
  10. 糸を紡ぐグレートヒェン Op. 2 D 118/
  11. 白鳥の歌 Op. 93-3 D 744/12. 夜曲 D 672/
  13. ナイチンゲールの死に寄せて(II)D 399
 バッハ:
  14. アリオーソ・アダージョ: 旅立ちを断念させるための友人たちの激励
   (カプリッチョ 変ロ長調「最愛の兄の旅立ちに」BWV 992より)
 シューベルト:
  15. ベルタの夜の歌 D 653/16. 君はわが憩い D 776/17. 別れ D 829

 ピアノ/ステファン・ポレロOpus 102
 録音: 2025年10月8-10日 ヴィルティエリ(フランス中部ブルゴーニュ地方)、ステファン・ポレロ・スタジオ
 収録時間: 72分

 【シューベルトとバッハ、異なる時代の意識を一つに繋ぐ平行弦ピアノと名歌唱】
 ベルギー出身の新世代メゾ・ソプラノ歌手コリーヌ・デュティユルが、フォルテピアノ奏者としても活躍するオーレリア・ヴィショヴァンと共に織り上げる、シューベルトの歌曲とバッハの鍵盤作品を組み合わせた興味深いアルバム。「美しい世界よ、おまえはどこにいる?」という哲学者シラーの言葉をライナーノート冒頭に掲げ、ロマン派時代らしい別離や死にまつわる詩句を歌詞にしたシューベルト作品の合間に、曲調やテーマにおいて関連性を見出せるバッハ作品を配し、切望してやまない存在から引き離された状態で人が感じるさまざまな心境について、時代を超えて思いめぐらせるプログラムとなっています。
 古楽から現代音楽まで幅広く手掛けるデュティユルの細やかな歌唱の美もさることながら、シューベルトやバッハの時代の鍵盤楽器にも通じたヴィショヴァンのタッチで奏でられるステファン・ポレロ製作の現代平行弦ピアノも実に効果的。この楽器ならではの、フォルテピアノにも通じる透明な響きや繊細なニュアンスが、歌詞に潜む意味や余韻を幾重にも増幅させ、忘れがたい印象を聴き手の心に残してゆきます。通して聴くことで存在感が強まる、よく考え抜かれた好企画アルバムです。






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 LINN RECORDS



CKD796
\3000→\2790
ヴァイオリン、チェロ・ピッコロ、チェロという異色の編成
 エアーズ・エクステンポレ
憐み給え、わが神よ ~17~18世紀室内楽作品集~

 1. マシュー・ロック(1621頃-1677): パヴァーン
  (『リトル・コンソート集』~組曲第5番 ホ短調より)
 2-4. ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・ビーバー(1644-1704):
  ソナタ 第5番 ホ短調 C 142
   (『ヴァイオリン独奏[と通奏低音]のための
    ソナタ集』〔1681〕より)
 5. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750): アンダンテ
  (ヴィオラ・ダ・ガンバとオブリガート・チェンバロのための
   ソナタ 第2番 ニ長調 BWV 1028より)*
 6. バッハ: アリア「憐み給え、わが神よ」
  (教会カンタータ
   『われは貧しき者、われは罪のしもべ』BWV 55より)*
 7-11. ビーバー: ソナタ 第6番 ハ短調 C 143
   (『ヴァイオリン独奏
    [と通奏低音]のためのソナタ集』〔1681〕より)
 12. バッハ: アダージョ
   (ヴィオラ・ダ・ガンバと
    オブリガート・チェンバロのためのソナタ
     第3番 ト短調 BWV 1029より)*
 13. バッハ: アリア「われは御神の恵みに依り頼む」
   (教会カンタータ『わがすべての行いに』BWV 97より)*
 14-17. バッハ: ヴィオラ・ダ・ガンバと
  オブリガート・チェンバロのためのソナタ
   第1番 ト長調 BWV 1027*
 18. アンドレアス・オスヴァルト(1634-1665): チャコーナ
  (『ルートヴィヒ写本』~
   ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 第6番より)
 19. バッハ: アンダンテ・ウン・ポーコ
   (ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのための
   ソナタ 第2番 BWV 1015 イ長調より)*
 
 *ヴァイオリン、5弦チェロ・ピッコロ、チェロのためのトランスクリプション
 
エアーズ・エクステンポレ
 (古楽器使用)
クセニア・ゴス(ヴァイオリン)
ビクトル・ガルシア・ガルシア(5弦チェロ・ピッコロ)
テレサ・マデイラ(チェロ)

 録音: 2025年7月13-16日 英国、ヨーク国立古楽センター
 収録時間: 67分

 【5弦チェロが中音域と通奏低音を行き来する、バロックの真相に迫る異色編成】
 ヴァイオリン、チェロ・ピッコロ、チェロという異色の編成で17世紀の室内楽曲とバッハ作品を演奏した好企画。チェロ・ピッコロは18世紀以前に使われた小型のチェロで、ここで演奏されている弦5本のモデルは中音域への対応力からソロ演奏にも好適であるほか、バロック期にチェロ奏者たちが駆使したという和音演奏にも対応できる利点があります。
 ここではアンサンブルの中音域楽器として、通奏低音の和音楽器として、そしてヴァイオリンと対等な旋律楽器として大活躍、3つの楽器の組み合わせ方次第でこれほど多様な音作りができるものかと驚かされずにおれません。和音奏法はビーバーのソナタでとりわけ効果を発揮。バッハ作品ではトリオ・ソナタや教会カンタータのアリアの編曲を通じ、主役格の楽器としてのチェロ・ピッコロの可能性のみならず、バロック期にガンバ合奏で奏でられることもあったオルガン音楽の奥深さも体感できることでしょう。それぞれモルドヴァ、スペイン、ポルトガル出身、古楽器演奏先進国のベルギーやオランダで研鑽を積んだ3人の新世代奏者による、発想力だけで終わらない聴き応えに満ちた1枚です。





OCORA

C561025
\3000
※再発売
イラン - 伝統音楽の巨匠たち Vol. 2
 Nava ナヴァー
  1. Pishdaramad/2. Daramad/
  3. Neyshaburak/4. Nahoft/
  5. Takht-e taqdis/6. Masihi/
  7. Dashti/8. Mokhalef-segah
モハンマド・ムサヴィ (ネイ)
モハンマド・カリミ (歌)...2-6
ジャムシド・モヘビ (ザルブ)...7-8

 録音: 1980年 テヘラン
 
 収録時間: 68分
 
 旧品番...C560025(1991年リリース)

 【イランの伝統音楽、ネイを中心とした味わい深い響き】
 ラジオ・フランスが現地録音したイランの伝統音楽第2弾。
 1人で複数の楽器を持ち換えて吹くネイと呼ばれる葦笛を中心に、歌、あるいはザルブと呼ばれる脚付きの太鼓という、2人だけの少人数で奏でられる味わい深い音楽を堪能するアルバム。
 




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ONDINE



ODE 1525
(3CD)
\4000→\3690
ヘルシンキ・フィルと首席指揮者サラステ
 それぞれが3度目となる交響曲全集

ジャン・シベリウス:交響曲全集 第1番-第7番

 ジャン・シベリウス(1865-1957):
  【CD1】
   1-4. 交響曲第1番 ホ短調 Op. 39(1899/1900)
   5-8. 交響曲第4番 イ短調 Op. 63(1911)
  【CD2】
   1-4. 交響曲第2番 ニ長調 Op. 43(1902/1903)
   5-7. 交響曲第5番 変ホ長調 Op. 82(1915/1916/1919)
  【CD3】
   1-3. 交響曲第3番 ハ長調 Op. 52(1907)
   4-7. 交響曲第6番 ニ短調 Op. 104(1923)
   8. 交響曲第7番 ハ長調 Op. 105(1924)
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
ユッカ=ペッカ・サラステ(指揮)
NYCX 10600
(3CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\5500

 録音:フィンランド、ヘルシンキ・ミュージック・センター 2026年1月13日...交響曲第1番 2025年12月13-14日、18-19日...交響曲第2番、第3番 2025年4月2-3日...交響曲第4番 2024年11月6-7日...交響曲第5番 2024年11月20-21日...交響曲第6番、第7番 第1番:セッション、第2番から第7番:ライヴ
 総収録時間:約219分

 【「シベリウスのオーケストラ」ヘルシンキ・フィルと首席指揮者サラステ。ともに至上の高みを目指した3度目の交響曲全集が登場!】
 シベリウスの交響曲第1番から第6番を初演し、「シベリウスのオーケストラ」を自任するヘルシンキ・フィル。1982年から87年にかけてベルグルンドと、2002年から04年にかけてセーゲルスタムと交響曲全集の録音をリリースしてきました(日本に限ればオッコ・カムと渡邉暁雄が分担した1982年の日本ツアーのライヴも出ていました)。
 いっぽう2023年からヘルシンキ・フィルの首席指揮者・芸術監督を務めるサラステも、1987年から89年にかけてフィンランド放送響と交響曲全集をセッション録音。1993年にはサンクトペテルブルクでのライヴによる全集をリリースしています。両者にとって3度目となる録音がここに完成しました。

 このプロジェクトは、サラステの首席指揮者就任とともに「Sibelius & Saraste」として2023年に始まったもので、当初、現代におけるシベリウス演奏の指標となるものを映像に残すことを目的としました(その映像は2026年4月現在、Stage+で見ることができます)。この演奏が成功に終わったことから、両者は共に3度目となるCDでの全集リリースを決意。ただし第1番についてはサラステの強い意向で全曲録り直しとなった(Stage+とは別演奏)他、第2番以降も所々で映像とは別のテイクが採用されているとのこと。録音とマスタリングは、強烈な音響で話題になったセーゲルスタムの「Earquake」など数々の優秀録音を手掛けた大ベテランのエンノ・マエメツが担当。オーケストラのスケール感とエネルギーを損なうことなく伝えてくれるのも魅力です。

 1956年生まれのサラステは録音時点で60代後半。映像で見る指揮は腕を大きく使い、エネルギッシュでダイナミック。これらの曲に対する確信が伝わってきます。演奏時間を比べると1993年のフィンランド放送響盤とほぼ同じですが、緩急やダイナミクスの幅が大きくなり、アクセントをより強調するようになって、表現が緻密かつ劇的になっていると感じます。同時に内声をはっきりと出すようになり、弦が一体となって旋律を歌いあげる場面での木管の細かな動きが浮かんで来るのも魅力で、シベリウスのスコアに対するサラステの理解を聴き手が共有しやすくなっています。
 オーケストラはややほの暗い音色ながら演奏はホット。クライマックスでは白熱したサウンドと共に壮麗な盛り上がりを聴かせ、その中で低音楽器群の動きをしっかり伝える録音も見事です。シベリウス演奏史のマイルストーンとして歴史に残るであろうダイナミックな全集が誕生しました。
 第2番と第5番は演奏後に拍手が収録されています。

 ※ 国内仕様盤には神戸智氏による日本語解説が付属します。

 


 2026年の「ヘルシンキ・フィル来日公演(ピアノ角野隼斗)」告知で、SNSに出た広告画像にソリスト(角野さん)の名前は大きく出ているのに指揮者名がない、指揮者軽視だということで大炎上。
 角野さんも「指揮者名が掲載されていないのは適切とは言い難い」とコメント。
 で、そのときの指揮者がサラステ。これで逆に有名になってしまった。





 まあそんな話はほんとにどうでもよくて。

 2023年からヘルシンキ・フィルの首席指揮者・芸術監督を務めるサラステ。

 1980年代はフィンランド放送交響楽団の首席となって完全に「フィンランド国内の顔」だったけれど、その後フィンランドを離れ“国際指揮者”へ

トロント交響楽団 音楽監督
BBC交響楽団 首席指揮者
ケルンWDR交響楽団 首席指揮者

 しかし今回フィンランドへ“帰還”。ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団 の首席指揮者に就任(2023年)。
 祖国と仲が悪かったわけではなく、海外で実績を積んで華やかに凱旋復帰したというイメージ。
 しかも今回そのヘルシンキ・フィルを駆っていきなりのシベリウス交響曲全集。(サラステにとって3回目。)
 フィンランド指揮者で3回目の録音を果たすというのは実質ベルグルンドのみ。
 これはもう国家的偉人の証。
 我々が思っている以上に、祖国でのサラステの存在感というのは大きいような気がします。

 とにもかくにもサラステの3回目の全集録音、楽しみに待ちましょう。


採用されなかったほうの第1番の演奏・・・
https://youtu.be/N6_XuqRumeI?si=Q9wATRAepdT6cCiU

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ODE 1477
\2900→\2690
トレヴィーノ&RAI国立響
オットリーノ・レスピーギ:劇的交響曲

 オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):
  劇的交響曲(1913-15)
   1. I. Allegro energico
   2. II. Andante sostenuto, con grande espressione
   3.III. Allegro impetuoso
RAI国立交響楽団
ロバート・トレヴィーノ(指揮)

 録音:2025年7月2-4日 イタリア、トリノ、Auditorium Rai "A. Toscanini"
 収録時間:63分

 好評を博した『ローマ三部作』に続くトレヴィーノ&RAI国立響、待望の第2弾が登場。レスピーギ作品の中でも実演・録音の機会が稀な『劇的交響曲』です。3楽章構成で演奏時間は約1時間を要し、3管編成にオルガンを含む大編成にフランク風の循環形式やリヒャルト・シュトラウスを思わせるオーケストレーションなど後期ロマン派の精髄を盛り込んだ作品は、「歌の国」イタリアにあって交響曲というジャンルに初めて挑んだ30代半ばのレスピーギの意欲がうかがわれます。
 作曲開始から完成までの間に第1次世界大戦が勃発した影響か、第1楽章はエネルギッシュながら楽想は深刻。第2楽章も旋律を纏綿と歌いあげながら陰影がつきまとい、「Impetuoso(激しく)」との指示の付いた第3楽章は闘争的な音楽で最後は明るく解決することなく終わります。編成の大きさゆえか、悲劇的なトーンゆえか、母国でも演奏機会がほとんどないようですが、古代を思わせるモチーフや、ローマ三部作でより洗練された形で発揮されるオーケストレーションの妙が見られ、レスピーギ・ファンや後期ロマン派音楽ファンには楽しめる内容。そして何より、この曲を「レスピーギ屈指の傑作」とほれ込むトレヴィーノのタクトの下、RAI国立響が渾身の演奏を聴かせてくれます。2021/22シーズンに首席客演指揮者に就任、好評を受け任期を更新しているトレヴィーノとRAI国立響の佳境を伝える1枚。



ONDINEで着々と実績と人気を身に着けてきている
ロバート・トレヴィーノ



 ODE1425
\2900→\2690
ロバート・トレヴィーノ(指揮)
オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):ローマ三部作

 1-4. ローマの噴水(1916)
 5-8. ローマの祭り(1928)
 9-12. ローマの松(1924)
RAI国立交響楽団
ロバート・トレヴィーノ(指揮)

 録音:2022年11月24-26日 Auditorium RAI di Torino(イタリア)

 総収録時間:66分
 RAI国立響はローマ、トリノ、ミラノ、ナポリにあったRAI交響楽団を1994年に統合して発足したオーケストラで、当盤はトレヴィーノとの記念すべき初録音。選ばれたのはレスピーギの通称「ローマ三部作」。2022年11月23日のコンサートで練り上げた演奏を披露した後、3日間のセッション録音を組んで入念に収録したアルバムです。
 1913年、ローマに職を得たレスピーギが訪れたローマ各地の名所から受けたインスピレーションと、その土地の歴史や自然を織り込んだこの3つの交響詩は、師の一人リムスキー=コルサコフ譲りの見事な管弦楽法が花開いた彼の代表作。
 三部作の中で最初に作曲され、洗練された管弦楽法の繊細な部分を最も堪能できる「ローマの噴水」、大編成のオーケストラと多彩な打楽器群による絢爛豪華な音絵巻を繰り広げつつ、マンドリンを導入したセレナーデも盛り込んだ「ローマの祭り」、 同じく大編成のオーケストラと舞台裏のトランペット、録音された夜鳴きウグイスの声までが用いられた人気作「ローマの松」。
 これらをトレヴィーノとRAI国立響が深い共感を持って、熱く鮮やかに描いています。なおレスピーギがサクソルン族の金管楽器を想定して書いた「アッピア街道の松」のバンダは、通常ではトランペットやトロンボーンで代用されることが多いのですが、ここではフリューゲルホーン(トランペット持ち替え)、ワーグナーチューバ、ユーフォニアムが用いられており、特に全体を包むようなユーフォニアムの響きは、この演奏を特徴づけるものとなっています。

指揮のロバート・トレヴィーノ、
話題になったのはマルメ交響楽団との
  いきなりのベートーヴェン:交響曲全集



 ODE1348
(5SACD HYBRID)
\8000→\6990
セーゲルスタム「シベリウス交響曲全集録音」の助手だった
ロバート・トレヴィーノ(指揮)&マルメ交響楽団
  ベートーヴェン(1770-1827):交響曲全集
ロバート・トレヴィーノ(指揮) 、
マルメ交響楽団
ケイト・ロイヤル(ソプラノ)、
クリスティーネ・ライス(メゾ・ソプラノ)、
トゥオマス・カタヤラ(テノール)、
デレク・ウェルトン(バス) 

 録音 2019年10月 ライヴ Konserthus,Malmo、Sweden/Hybrid Multi-channel
 【2019年10月、スウェーデンのマルメで開催された "ベートーヴェン・フェスティヴァル"ライヴ!】
 タクトを執るのは2019年9月にマルメ交響楽団の首席指揮者就任したばかりの俊英ロバート・トレヴィーノ。30代半ばのトレヴィーノは、同世代の若手指揮者の中でも最近急速に頭角を現わしてきた注目の存在です。
 古典派作品から現代曲まで,幅広いレパートリーを新鮮かつ想像力に富んだ解釈で聴かせるトレヴィーノは、ベートーヴェンにおいてもマルメ交響楽団から精緻な響きを紡ぎ出し、自然で音楽性に満ちた表現を引き出すことに成功。これまで多くの指揮者が取り組んできたベートーヴェン演奏に新風を吹き込みました。

いやいや、これがなかなかの名演なんです
ちょっと今までの演奏とは違う
エネルギッシュで野性的でダイナミック
これがほんとのラヴェルなのかも・・・と思わせられる

ロバート・トレヴィーノ&バスク国立管
ラヴェル:管弦楽曲集 第1集・第2集




 ODE1385
\2900→\2690
バスク国立管弦楽団によるラヴェル!
 ラヴェル(1875-1937):ラ・ヴァルス 他

 1.「ラ・ヴァルス」 管弦楽のための舞踏詩
 2. 道化師の朝の歌
 スペイン狂詩曲
  3. I. 夜への前奏曲/4. II. マラゲーニャ/
  5. III. ハバネラ/6. IV. 祭り
 7. 海原の小舟
 8. 亡き王女のためのパヴァーヌ
 9. ボレロ
バスク国立管弦楽団
ロバート・トレヴィーノ(指揮)

 録音 2020年10月14-17日 クルサール国際会議場・公会堂、サン・セバスチャン(スペイン)

 優雅で流麗なフランス風演奏とは全然違う、これがバスクの血なのかと思わせてくれる暑苦しい前時代的演奏。
 しかしこれが聴いているうちにはまっていく。というかこれじゃなきゃだめだ、というような気すらしてくる。

 これは聴いておいたほうがいいでしょう。ロバート・トレヴィーノ&バスク国立管のラヴェル


 ODE1416
\2900→\2690
ロバート・トレヴィーノ&バスク国立管
ラヴェル:管弦楽曲集 第2集

 1-8. 高雅で感傷的なワルツ/9. 古風なメヌエット/
 10. 口絵(ピエール・ブーレーズによる1987年管弦楽版)
  ...世界初録音/
 11. シェヘラザード、おとぎ話への序曲
 マ・メール・ロワ ? バレエ完全版
  12. 前奏曲/13. 第1場 紡車の踊りと情景/
  14. 間奏曲/15. 第2場 眠れる森の美女のパヴァーヌ/
  16. 間奏曲/17. 第3場 美女と野獣の対話/
  18. 間奏曲/19. 第4場 親指小僧/20. 間奏曲/
  21. 第5場 パゴダの女王レドロネット/
  22. 間奏曲/23. 終曲 妖精の園
バスク国立管弦楽団
ロバート・トレヴィーノ(指揮)

 録音: 2021年12月14-18日 Miramon, Donostia?San Sebastian(スペイン)

 【ラヴェルの生まれ故郷バスクのオーケストラによる好評第2弾、今作は一層フランス風の響きが強調された作品集】
 前作の「ボレロ」を中心に名曲を揃えた選曲とローカル色を感じさせる音色、洗練され過ぎず荒々しさを残した演奏が話題となった、トレヴィーノ率いるバスク国立管によるラヴェル作品集の第2弾。
 今作は「マ・メール・ロワ」を中心としたプログラムを、めくるめくような陶酔感をもって聴かせています。
 通常組曲版の演奏機会が多いこの作品ですが、トレヴィーノはバレエ版の全曲を演奏。
 より物語に即した精緻な演奏を披露しており、他の作品も含めて前作にも増して緻密な響きが楽しめます。



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ODE 1491
\2900→\2690
ニコラス・コロン(指揮)&フィンランド放送響
 ホルスト:惑星、
 ライティオ:木星の月光


 1-7. グスターヴ・ホルスト(1874-1934):
  惑星(1914-1916)
   1. 火星、戦いをもたらす者
   2. 金星、平和をもたらす者
   3. 水星、翼のある使者
   4. 木星、快楽をもたらす者
   5. 土星、老いをもたらす者
   6. 天王星、魔術師
   7. 海王星、神秘主義者
 8. ヴァイノ・ライティオ(1891-1945):
  Moonlight on Jupiter 木星の月光(1922-1923)
ヘルシンキ室内合唱団...7
 (合唱指揮:ニルス・シュヴェッケンディーク)
フィンランド放送交響楽団
ニコラス・コロン(指揮)

 録音:フィンランド、ヘルシンキ・ミュージック・センター 2025年5月...1-7 2025年10月...8
 収録時間:63分

 フィンランド放送響の楽団史上初めて、外国人の首席指揮者として2021/22シーズンに着任したコロン。もともと機能性に優れていたオーケストラをさらに磨き上げて優れた演奏を披露し、創造性豊かなプログラムと相まって任期が更新されています。このアルバムではコロンの母国イギリスを代表する有名曲の一つ『惑星』とオーケストラの母国フィンランドの知られざる作曲家ライティオの作品をカップリングしました。
 ヴァイノ・ライティオはアーッレ・メリカントらと共にフィンランド・モダニズムの先駆者とされる作曲家で、民族主義の影響が強かったフィンランド楽壇にスクリャービンや印象主義の影響を受けた音楽を持ち込みました。交響詩など自由で幻想的なスタイルの作品が多く、『木星の月光』も詩的な幻想曲 Fantasia poetica と銘打たれています。当盤での演奏時間は13分。この曲にはベルグルンドがヘルシンキ・フィルを指揮した録音がありましたが(1978年リリース)、半世紀ぶりの新録音となります。
 『惑星』はコロンのスタイリッシュな指揮とオーケストラの機能性がマッチした演奏。オーケストラの若干暗めの音色も宇宙空間のイメージとして悪くありません。録音の監修・ミキシング・マスタリングはベテランのエンノ・マエメツ。オーケストラのスケール感とエネルギーをロスなく伝える音作りも作品にマッチしています。




旧譜
ニコラス・コロン&フィンランド放送響
シベリウス:交響曲第5番


 ODE 1468
\2900→\2690
ニコラス・コロン&フィンランド放送響、シベリウス
 テツラフを迎えたヴァイオリン曲も!
シベリウス:交響曲第5番他

 ジャン・シベリウス(1865-1957):
  1-3. 交響曲第5番 変ホ長調 Op. 82(1915/16/19)
  4-5. 2つのセレナード Op. 69(1913)
  6-7. 2つの荘重な旋律 Op. 77(1915)
  8-14. 組曲『白鳥姫』 Op. 54(1908)
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)...4-7
フィンランド放送交響楽団
ニコラス・コロン(指揮)
 NYCX 10525
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2970

 録音:フィンランド、ヘルシンキ・ミュージック・センター 2022年9月...4-5(ライヴ) 2024年4月...1-3、8-14 2024年9月...6-7(ライヴ)
 総収録時間:76分

 【ニコラス・コロン&フィンランド放送響、待望のシベリウス・アルバム第2作は壮麗な交響曲第5番!テツラフを迎えた4曲も圧巻の出来ばえ。】
 フィンランド放送響の首席指揮者は1927年の楽団創設以来フィンランド人が務めてきましたが、その歴史に新たなページを開いたのがイギリス人のニコラス・コロン。
 わずか1度の客演で首席指揮者に任命され、2021年9月に就任すると国内外で高い評価を樹立して任期も延長されています。
 このコンビのデビュー作となった交響曲第7番他(2022年5月発売)以来となるシベリウス・アルバム第2作が登場。
 交響曲第5番は前作でも示されたコロンの明晰かつ繊細な音楽作りが生きており、明るさや壮麗さのみならず、内声の動きがもたらす陰影によって曲に深い奥行きを与えています。
 翳りを感じさせる箇所でのオーケストラが奏でるサウンドに特有のほの暗さがあるのも、この楽団ならではの魅力。
 暗から明に至るグラデーションが豊かになり、クライマックスが一層輝かしく感じられるのもコロンの巧みな指揮の賜物です。


 ※国内仕様盤には神部智氏による日本語解説が付属します。

 
 


 


ODE 1505
\2900
ラトヴィアの国民的作曲家
 ペトリス・ヴァスクス:我が心の歌 - 合唱曲集
ラトヴィア放送合唱団
シグヴァルズ・クラーヴァ(指揮)
 ペトリス・ヴァスクス(1946-)
  1. Actus caritatis(2021)/2. The Fruit of Silence 沈黙の果実(2013)/
  3. Pater noster 天にまします我らの父よ(1995)/4. Angele Dei 神の守護天使(2021)/
  5-9. Love Songs(Milas dziesmas)(2013)愛の歌
   5. I. Such lightness / 6. II. And suddenly such silence /
   7. III. Where was I? / 8. IV. Then time stopped / 9. V. Not a leaf is moving
  10. Prayer 祈り(1961)*/11. First Grass 最初の草(2025)*
  12-17. Six Songs 6つの歌(2025)*/18. Our Mountains 我らが山々(2017)/
  19. Within My Nation(1990)/20. Fatherland(2018)*
 
 *...世界初録音

 2025年9月11-12日、11月20-21日 St. John's Church (Sv. Jana baznica), Riga, Latvia
 収録時間:73分

 ラトヴィアの国民的作曲家ペトリス・ヴァスクスの生誕80周年を記念し、盟友ラトヴィア放送合唱団によるア・カペラ作品集の登場です。
 ラトヴィアを含むバルト三国は合唱がとても盛んで、野外での大規模な合唱フェスティバルがいくつもあり、民族のアイデンティティの一部を成していると言っても良いほど。器楽の作曲が本領と自認するヴァスクスも、少なからぬ数の合唱作品を世に送り出してきました。ヴァスクスの半世紀以上の創作活動を網羅したこのアルバムには、1961年の最初期作から2025年の最新作まで収録しています。ソ連時代には禁じられていた宗教音楽も含まれ、信仰や愛、静寂、祖国といった慈愛に満ちたテーマが、ゆったりとした調性的な音楽の中に息づいており、その響きは慎ましやかで美しく、繊細で清らかな光を発するかのようです。
 2023年にグラモフォン賞を受賞した世界屈指のラトヴィア放送合唱団が、1992年から音楽監督を務める名匠シグヴァルズ・クラーヴァのもと、来日公演でも聴衆の度肝を抜いた超高精度のアンサンブルと「音の実験室」とも称される多彩な表現技法を駆使して、ヴァスクスの作品に理想的な演奏を提供しています。




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ORFEO



C240131
\2900→\2690
ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ)
 母親の愛器チェンバロを伴奏に
  Echoes of my childhood 幼き日の響き -
 バッハ、ボッケリーニ、ジェミニアーニ、ヴィヴァルディ

  1-3. ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):
   チェロと通奏低音のためのソナタ ハ長調 G. 6
  4. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
   Adagio ー
    ヴァイオリンと通奏低音のための
     ソナタ ハ短調 BWV 1024 より
  5-8. フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):
   チェロと通奏低音のためのソナタ ハ長調 Op. 5 No. 3
  9-11. J.S.バッハ:
   ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための
    ソナタ 第3番 ト短調 BWV 1029
  12-14. ボッケリーニ:
   チェロと通奏低音のためのソナタ イ長調 G. 4
  15-18. アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
   チェロと通奏低音のための
    ソナタ イ短調 RV 43(Fanna XIV/3)
  19. J.S.バッハ:協奏曲 ニ短調 BWV 974 - 第2楽章 Adagio
    (原曲:A. マルチェッロのオーボエ協奏曲)
    (チェロと通奏低音編)
ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ)
イリーナ・ザハレンコヴァ(チェンバロ)
アンデルソン・フィオレッリ(チェロ:通奏低音)

 (チェロ)使用楽器:Matteo Goffriller, Venice 1727弓:Francois Xavier Tourte, Paris ca. 1810
 (チェンバロ)使用楽器:Johann Christoph Neupert, Blanchet-Model,Bamberg 1990
 (チェロ:通奏低音)使用楽器:Gaetano Rossi, Milan 1845弓:Dominique Peccatte, Paris ca. 1845
 
  録音:2025年4月17、18、21日 バイエルン放送 第2スタジオ
 
 収録時間:79分

 ダニエル・ミュラー=ショットが特別な思いと共に奏でるバロック音楽集。ここで使われているチェンバロは彼の母が愛用し、幼少期からその響きに慣れ親しんできた楽器なのです。「母のチェンバロの響きは子供時代の記憶を呼び覚まします。この楽器と共に奏でる音楽は、騒がしい現代において安らかな場所へと戻る『心の帰郷』なのです」と彼は語ります。アルバムでは楽器の主役がヴィオラ・ダ・ガンバからチェロへと移り変わる歴史も映し出します。本来はガンバ用ながらチェロの重要演目となっているバッハの精緻なソナタ、歌心あふれるマルチェッロのアダージョ、近年ピゼンデルの作品であるとされるバッハのハ短調ソナタ、高低の音域を鮮やかに対話させるヴィヴァルディ、高度な技巧と情熱的な表現が要求されるジェミニアーニ、そして後のベートーヴェンにも影響を与えたボッケリーニの優雅な名作まで、各時代の様式と表現が凝縮された内容となっています。






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RAMEE



RAM2508
\3000→\2790
プロイセン王フリードリヒ2世(大王)の宮廷に
 大バッハが訪れた際の音楽の集いを再現?

音楽の捧げもの ~1747年、ポツダム王宮のバッハ父子~


 1. 作者不詳(伝プロイセン王フリードリヒ2世〔1712-1786〕):
  王の主題(バッハ『音楽の捧げもの』BWV 1079より)
 2-4. カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):
  フルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
   ロ短調 Wq 143/H 567 (ハ短調に移調)
 5. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  3声のリチェルカール
   (『音楽の捧げもの』BWV 1079より)
 6-8. バッハ:
  フルートとオブリガート・チェンバロのための
   ソナタ イ長調 BWV 1032
    (ト長調に移調/補筆再構成: フランク・テュンス)
 9. ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):
  アレグロ
   (2つのフルートとチェンバロ〔通奏低音〕のための
    ソナタ イ短調 Fk 49より)
 10-12. C.P.E.バッハ:
  ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのトリオ
   ニ短調 Wq 72/H 503
 13-16. J.S.バッハ:
  王の主題によるフルート、ヴァイオリンと通奏低音のための
   ソナタ ハ短調(『音楽の捧げもの』BWV 1079より)
 17. バッハ: 王の主題による無限カノン
  (『音楽の捧げもの』BWV 1079より)
ル・キャラヴァンセライユ
 (古楽器使用)
フランク・テュンス(フラウト・トラヴェルソ)
ソフィー・ジェント(ヴァイオリン)
ベルトラン・キュイエ(チェンバロ)

 (フラウト・トラヴェルソ) 使用楽器: トリノのカルロ・パランカ1750年製モデルに基づくブリュッセルのアンドレアス・グラット2013年製の再現楽器
 (ヴァイオリン) 使用楽器: アプサム(オーストリア)のヤーコプ・シュタイナー1676年製のオリジナル楽器
 (チェンバロ) 使用楽器: ドレスデンのヨハン・ハインリヒ・グレープナー1722年製モデルに基づくバルバスト(フランス)のフィリップ・ユモー2024年製作の再現楽器

 【百戦錬磨の名手3人が「音楽の父」とフリードリヒ大王の出会いを仮想再現】
 1747年5月、ベルリン近郊のポツダムに居城を構えるプロイセン王フリードリヒ2世(大王)の宮廷に大バッハが訪れた際の音楽の集いをイメージした室内楽作品集。当時プロイセン王室には息子カール・フィリップ・エマヌエルが宮廷音楽家として仕えていましたが、その兄にあたる長男ヴィルヘルム・フリーデマンと共に王宮に到着した大バッハは着替える間もなく大王に呼び出されます。その鍵盤楽器コレクションを前に、提示された主題旋律にもとづき多声の即興演奏を縦横無尽に繰り広げて大王を驚かせたバッハは、その演奏の記憶を基に後日『音楽の捧げもの』と題した曲集を編み王宮に送り届けました。
 当盤では大王お気に入りの楽器であるフルート(フラウト・トラヴェルソ)で主題が提示された後、大バッハの2人の息子が手がけた室内楽曲が『音楽の捧げもの』収録曲の合間に演奏され、現在私たちが知る曲集が出来上がるより前、1747年の訪問時ポツダムの王宮で繰り広げられた親密な音楽会の雰囲気はこうであったのではないか、と感じられるアルバムに仕上がっています。ベルギーやフランスを中心に多忙な活躍が続く3人はごく自然でありながら細部まで解釈の行き届いたアンサンブルを聴かせ、大バッハ作品の深みだけでなく、2人の息子たちの曲の持ち味も細やかに伝えてくれます。あえて低音弦楽器を省くことで、低音域がよく響く18世紀ドイツ型チェンバロの魅力が引き出されている点も特徴の一つです。





TOCCATA CLASSICS



TOCC 787
\2700
ロナルド・スティーヴンソン:ピアノ作品集 第8集 -
 グリーグ、グレインジャー作品の編曲集
クリストファー・ギルド(ピアノ)
 パーシー・グレインジャー(1882-1961):
  1. 北方風行進曲 ー 若々しき組曲より(1898-99/1985年編曲)*
 エドヴァルド・グリーグ(1843-1907):
  2. 山に囚われし者(1878/1990年編曲)*
 ロナルド・スティーヴンソン(1928-2015):
  3. Norse Elegy for Ella Nygaard (1979)
 エラ・グレインジャー(1889-1979):一目惚れ(1946年出版/1975年編曲)*
  4. Simple version/5. Concert version
 スティーヴンソン:
  6. カンブリアの歌(1965/1981年編曲)*/7. アイリーン・オマリーのジグとエア(1975年)*
 P. グレインジャー:
  8. カントリー・ガーデンズ(「ストコフスキー」版:1908/1990年頃編曲)*
 スティーヴンソン:
  9. スニーキー・オン・シックス(1987年)*/
  10. ラグマスター(1980-84年)*/11. リゴレット・ラグ(1973年)*
 P. グレインジャー:
  12. ローマの権力とキリスト教徒の心(1918-43/1981-82年編曲)
  13. ガーディネリアーナ・ラプソディ(1947/1984年編曲)*
 
 *...世界初録音
 1、2、4-5、8、12、13...ロナルド・スティーヴンソンによる編曲
 

 録音:2023年4月2日、7月1日 UK、モンマス、ワイアストン・ホール
 収録時間: 74分

 ラフマニノフやリストの系譜を継ぐヴィルトゥオーゾ・ピアニスト=作曲家で、ケルトの血を引くロナルド・スティーヴンソン。グリーグやグレインジャーの民謡愛に深く共鳴し、その精神をピアノ編曲を通じて継承しました。当アルバムも第7集に続いてグレインジャー作品の編曲が中心となっています。「北方風行進曲」では、スコッチ・スナップ(スコットランドの特徴的なリズムパターン)を織り込み、作品にケルトの要素を加えて再現。他にもグレインジャー夫妻の作品編曲や、スティーヴンソン自身のオリジナル作品を収録。
 また、敬愛するグリーグの歌曲を編曲した「山に囚われし者」では、北欧の民謡と超絶技巧を融合させ、民謡の芸術化を追求しています。世界初録音であるトラック13の「ガーディネリアーナ・ラプソディ」はグレインジャーが遺した盟友バルフォア・ガーディナーの主題に基づく未完の草稿を、スティーヴンソンが演奏会用のピアノ曲に仕立てたもの。カントリー・ダンス風の旋律から圧倒的な技巧を駆使した展開を経て、壮大な終結を迎えます。今作も、スコットランド音楽に造詣の深いクリストファー・ギルドによる演奏です。

 

TOCC 797
\2700
マーティン・ハリー:ピアノ曲と歌曲集
 マーティン・ハリー(1964-):
  1-9. Beltway Series ベルトウェイ・シリーズ(2014)
  10-15. Chamber Intimacy
   チェンバー・インティマシー(2005)
  16-38. Bletchley Bedford Sandy
   ブレッチリー、ベッドフォード、サンディ(2014-16)
  39. Restraint for Handcuffed Pianist
   手錠をかけられたピアニストのための拘束(2004-05)
ロレ・リクセンバーグ(メゾ・ソプラノ)...10-15
ジョナサン・パウエル(ピアノ)

 録音:2015年7月4、5日 オックスフォード、セント・ヒルダ・カレッジ、ジャクリーヌ・デュ・プレ・音楽ビルディング
 収録時間:78分

 マーティン・ハリーは、オックスフォード大学教授の顔を持つ英国の作曲家。彼のピアノ作品は、野球、バッハ、廃線跡、果ては囚人の拷問に用いられる音楽といった、アカデミックな立場からは想像もつかない題材から着想を得ています。サティやソラブジ、ミニマリズムなどの多岐にわたる語法を内包したその作風は、万華鏡のように多彩でワイルドな熱量に溢れており、これらはどれも、親友であり「火の玉」と称されたピアニスト、故ジョナサン・パウエルの超絶技巧を活かすために書かれたものです。アンナ・アフマートヴァの詩に基づいた歌曲集でも、同様に劇的な表現を採り入れています。緻密に練られた知的な構成と、爆発的なエネルギーが共存する、彼独自の音楽をお楽しみください。

 


TOCC 778
\2700
エルコック:管弦楽作品集 第4集 -
 交響曲第4番、ヴィオラ協奏曲 他

  スティーヴ・エルコック(1957-):
   1. Hammering Op. 15(2005)
   2-6. ヴィオラ協奏曲 Op. 29(2017-18)
   7-17. 交響曲第4番
    A golden rose fallen from the flat sea of time Op. 19
     (2012-13/2017改訂)
   18-20. Fermeture Op. 38(2020)
 
 ※全て世界初録音
ポール・シルバーゾーン(ヴィオラ)...2-6
モラヴィア・フィルハーモニー管弦楽団
ケネス・ウッズ(指揮)

 録音:2025年6月23-26日 チェコ、オロモウツ、Reduta Hall
 収録時間:71分

 イギリス生まれ、フランス在住のスティーヴ・エルコックがこれまでに書き上げた11曲の交響曲は、ニールセン後期の作風を思わせる、調性と無調を融合させた緻密な構成が特徴です。そこに民謡風の舞曲など親しみやすい要素を織り交ぜる手法で知られ、約30分の演奏時間を要する交響曲第4番も、エネルギッシュな展開の中にキャッチーな旋律と無調を共存させています。また、自身の作品に大衆的なエッセンスを取り入れることも大切にしており、ヴィオラ協奏曲では民謡風のリズムが現れ、曲を鮮やかに盛り上げます。他の2曲も多くの聴衆が抵抗なく受け入れそうな作りになっていて、耳馴染みの良さと緻密な組み立てが共存する、エルコック独自の音楽世界を存分に味わうことができます。

 

TOCC 782
\2700
フーゴ・カウダー:室内楽作品集 第1集
 フーゴ・カウダー(1888-1972):
  1-3. ヴァイオリン・ソナタ ト長調(1913-14)
  4. ヴァイオリン・ソナタ ニ長調(1919)
  5-7. ヴァイオリン・ソナタ イ短調(1920/1965改訂)
  8-9. ヴィオラ・ソナタ ヘ長調(1918)
 
 ※全て世界初録音
カレン・ベントリー・ポリック(ヴァイオリン...1-7/ヴィオラ...8-9)
ダニエル・グローヴァー(ピアノ)

 録音:2025年12月17-19日 カリフォルニア、Scoring Stage, Skywalker Sound, Skywalker Ranch
 収録時間:73分

 すぐれた作品の初録音を自らの使命とするTOCCATAがフーゴ・カウダーの室内楽作品の録音を開始。カウダーはモラヴィア地方で生まれ、ウィーンで学び、トーンキュンストラー管弦楽団のヴァイオリニストとしてフランツ・シャルク、アルトゥール・ニキシュ、フェルディナント・レーヴェらの指揮で演奏。また弦楽四重奏団での演奏や教育活動に加え、作曲にも意欲的に取り組みました。15、16世紀のフランドル楽派の音楽を研究したカウダーの作品は、伝統的な和声と対位法を踏まえたものが多く、ウィーンでも一定の支持があったようです。しかしナチスの台頭により1938年にオーストリアを離れ、オランダを経由して1940年にニューヨークに移り、同地で残りの人生を全うしました。
 研究者カリン・ワグナーはカウダー作品の特徴として「ベートーヴェン、ブラームス、マーラーの影響」を挙げています。ここに収録された4つのソナタはウィーン時代のもので(一部は後にアメリカで改訂)、ホットな情熱的表現と落ち着いた情感の表出が巧みに組み合わされており、イ短調のソナタではブラームスのヴァイオリン・ソナタを思わせるフレーズが時々顔を出します。ロマン派の室内楽ファンに楽しめる内容となっています。





TOCCATA NEXT


TOCN0016
\2700
イギリスの3つのアコーディオン協奏曲 -
 ジェイコブ、マクガイア、ダヴ

  1-4. ゴードン・ジェイコブ(1895-1984):
   クロマティック・アコーディオン、
    弦楽オーケストラとパーカッションのための協奏曲
  5-7. エドワード・マクガイア(1948-):
   アコーディオン協奏曲(1999)
  8-10. ジョナサン・ダヴ(1959-):ノーザン・ライツ(2019)
 
 ※全て世界初録音
オーウェン・マレイ(アコーディオン)
BBCコンサート・オーケストラ
ジェイムズ・マクミラン(指揮)

 録音:2024年2月25-27日 London W6、BBC Maida Vale、第1スタジオ
 収録時間:57分

 デンマーク出身で「モダン・クラシック・アコーディオンの父」とも呼ばれるモーゲンス・エレガードと、イギリスにおける彼の弟子でスコットランド人のオーウェン・マレイはアコーディオンのレパートリーの拡充に貢献しました。
 1976年にエレガードが初演したゴードン・ジェイコブの協奏曲は、楽器を室内オルガンのように扱った、優雅で牧歌的な作風が特徴です。それから一世代以上を経てマレイのために書かれた2つの協奏曲は、アコーディオンの可能性をより大胆に追求しています。驚異的な音色や多彩な表現力、そしてオーケストラの層を自在に縫う機動力を駆使することで、アコーディオンという楽器の真価を存分に知らしめる内容となっています。

 


TOCN0041
\2700
アメリカ現代のヴァイオリンとピアノ・デュオ
 1-2. アーロン・ジェイ・カーニス(1960-):2つの楽章(ベルとともに)(2007)
 3-7. ジェニファー・ヒグドン(1962-):String Poetic(2006)
 8-10. クリストファー・ディーツ(1977-):Morra(2021)*
 11-14. ジョン・コリリアーノ(1938-):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1963)
キャロライン・エヴァ・チン(ヴァイオリン)
ローラ・メルトン(ピアノ)

 録音:2024年2月18-20日 インディアナ、ゴーシェン大学、 Music Center、Sauder Hall
 収録時間:70分

 現代のアメリカ音楽は多彩なスタイルを特徴としており、そこにはアメリカ文化が持つ活力やポジティヴな精神が反映されています。収録されたジョン・コリリアーノの初期作ヴァイオリン・ソナタは20世紀半ばの作品ですが、作曲者自身がこの曲について語った「多様な要素が混ざり合うスタイル、リズムの勢い、そして明るいキャラクターこそが、非常にアメリカらしい特質を生んでいる」という言葉は、共に収められた21世紀の3つの作品にもそのまま当てはまります。これら4つの作品はどれも、内省的な場面と、躍動感あふれる場面を自在に行き来する、聴き応えのある作品ばかりです。

 


TOCN0049
\2700
アメリカの知られざるヴァイオリン・ソナタ 第2集
 1-3. クララ・キャスリーン・ロジャース(1844-1931):ソナタ・ドラマティコ Op. 25(1888)*
 4-6. アルバート・ストーセル(1894-1943):ヴァイオリン・ソナタ ト長調(1920頃)
 7-10. ジュリアス・チェイジェス(1910-1985):ソナタ イ短調(1944出版)*

  *...世界初録音
ソロミア・ソロカ(ヴァイオリン)
フィリップ・シルヴァー(ピアノ)...1-6
アーサー・グリーン(ピアノ)...7-10

 録音:2019年6月12、13、18日 ミシガン大学 音楽・演劇・舞踊学部、ブリットン・リサイタル・ホール
 収録時間:66分

 アメリカの知られざるヴァイオリン・ソナタを探索するシリーズの第2集。本作では、半世紀にわたる音楽の軌跡をたどり、3つの個性豊かな作品を紹介します。ボストンのロジャーズによる快活なロマン派風のソナタ、ニューヨークのストーセルによる初期印象派を思わせるソナタ、そしてナチスの迫害を逃れデトロイトに定住したチェイジェスによる、ユダヤの伝統が息づく哀愁を帯びた旋律が印象的なソナタを収録。亡命音楽家たちがアメリカ音楽に新たな彩りを与えた歴史も浮き彫りにしています。

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TOCN0047
\2700→\2490
ウクライナからのポストカード 第3集 -
 民謡との対話集
マルキヤン・メルニチェンコ(ヴァイオリン)
ステュワート・ケリー(ピアノ)
  伝承曲:
   1. Ukrainian Dance ウクライナの踊り(マルキヤン・メルニチェンコ編曲)*
   2. Moon upon the Heavens 天上の月(マルキヤン・メルニチェンコ編曲)*
  ヨハネス・ブラームス
   3. ハンガリー舞曲 第6番(ヨゼフ・ヨアヒム編曲)
  イェネー・フバイ
   4. チャールダッシュの情景 Op. 32:第4番「ヘイレ・カティ(おいで、カティ)」
  アントニン・ドヴォルザーク
   5. スラヴ幻想曲 ロ短調(フリッツ・クライスラー編曲)
  フレデリック・ショパン
   6. 19のポーランドの歌 Op. 74 第16番「リトアニアの歌」
    (レオポルド・アウアー編曲)
  モーリッツ・モシュコフスキ
   7. 2つのピアノ小品 Op. 45 第2番「ギター」(パブロ・デ・サラサーテ編曲)
  伝承曲(フリッツ・クライスラー編曲)
   8. ラ・ギターナ(ジプシーの女)
  モデスト・ムソルグスキー
   9. 歌劇《ソロチンスクの定期市》より:ホパック(サミュエル・ドゥシキン編曲)
  伝承曲
   10. 深い河(ヤッシャ・ハイフェッツ編曲)
  スティーブン・フォスター(ハイフェッツ編曲)
   11. 金髪のジェニー
  伝承曲
   12. The Duckling Swims along the Tysa アヒルの子はティサ川を泳ぐ
    (メルニチェンコ編曲)*
   13. Podolyanochka ポドリャノーチカ(ポドリエの娘)(メルニチェンコ編曲)*
  マヌエル・ポンセ
   14. エストレリータ(小さな星)(ハイフェッツ編曲)
  アラム・ハチャトゥリアン
   15. 組曲《ガイーヌ》より:剣の舞(ハイフェッツ編曲)
  伝承曲
   16. ロンドンデリーの歌(クライスラー編曲)
  パーシー・グレインジャー
   17. 岸辺のモリー(クライスラー編曲)
  伝承曲
   18. The Steppe Wind Blows 草原に吹く風(メルニチェンコ編曲)*
   19. The Shepherd 羊飼い(メルニチェンコ編曲)*
 
 *...世界初録音
 

 録音:2024年12月13-15日 メルボルン、Hanson-Dyer Hall of the Melbourne Conservatorium of Music
 収録時間:71分

 TOCCATAレーベルの人気シリーズ『ウクライナからのポストカード』。第3集では、マルキヤン・メルニチェンコがヴァイオリンとピアノのために新たに編曲した6つのウクライナ民謡をきっかけに、ウクライナを飛び出して欧米各国の民謡を編曲した小品を集めています。


大ヒットとなった第1弾&第2弾



 TOCN0040
\2600→\2390
「ウクライナ国民楽派」
 ウクライナからのポストカード 第1集 - ヴァイオリン小品集

 1. ミコラ・リセンコ(1842-1912):ウクライナ狂詩曲Op. 34(1900頃)*
 2-3. ボリス・リャトシンスキー(1895-1968):2つの小品(作曲年不詳)*
  2. No. 1 Andante sostenuto/3. No. 2 Allegro scherzando
 4. ヴァシル・バルヴィンスキー(1888-1963):悲しき歌(1910)*
 5. バルヴィンスキー:ウクライナ民謡の主題によるフモレスケ(1934-35)*
 6-8. リャトシンスキー:タジク民謡の主題による3つの小品(1932)*
  6. No. 1 Pamir Melody/7. No. 2 Tranquil Song/
  8. No. 3 Dance
 9-10. アナトリー・コス=アナトルスキー(1909-1983):
  バレエ「Shawl of Dovbush」より2つの小品(1950)
   9. Romance(1961)*/10. Dzvinka's Dance(1955)*
 11. リャトシンスキー:メロディ(作曲年不詳)
 12. イヴァン・カラビツ(1945-2002):音楽家(1974)
 13. スタニスラフ・リュドケヴィチ(1879-1979):ラメンテーションズ(1946)*
 14. リュドケヴィチ:チャバラーシカ(1912)
 15-17. ミコラ・コレッサ(1903-2006):
  3つのコロミイカ (1958) (H. カザコフ編)*
   15. No. 1 Allegro commodo/16. No. 2 Andante cantabile/
   17. No. 3 Allegro grazioso
 *...世界初録音
マルキヤン・メルニチェンコ(ヴァイオリン)
ピーター・デ・イェイガー(ピアノ)...1
ベンジャミン・マーティン(ピアノ)...2-11、13-17

 録音:2022年7月20-22日...2-17 10月10日...1 Prudence Myer Studio of the Melbourne Conservatorium of Music, Melbourne
 総収録時間:65分

 ウクライナはアジアとヨーロッパの交差点に位置しており、そのせいか西ヨーロッパの長調・短調の概念はウクライナではあまり定着しなかったようです。
 この国の 作曲家たちは、民族音楽にインスピレーションを得ながら自らの音楽的立場を貫いてきました。
 このアルバムでは、19世紀のナショナリズムの高まりに触発さ れ、自国の民族音楽に回帰することで「ウクライナ国民楽派」を築いた作曲家たちの作品をウクライナ系オーストラリア人のヴァイオリニスト、マルキヤン・メル ニチェンコが紹介しています。
 世界初録音を多数含む、きらびやかで熱のこもったこれらのヴァイオリン作品は、まさにウクライナの知られざる音楽遺産といえる でしょう。



 TOCN0043
\2600→\2390
ウクライナからのポストカード 第2集 室内楽作品集
 1-2. ヴィクトル・コセンコ(1896-1938):
  ヴァイオリン・ソナタ Op. 18(1927)
 3-5. ボリス・リャトシンスキー(1895-1968):
  ヴァイオリン・ソナタ Op. 19(1926)
 6-7. イェヴヘン・スタンコヴィチ(1942-):
  ヴァイオリンとチェロのための2つの小品(1972)...世界初録音
  6. No. 1 Molto andante, molto piano/7. No. 2 Presto
 8-10. ヴァシル・バルヴィンスキー(1888-1963):
  ピアノ三重奏曲第1番 イ短調
マルキヤン・メルニチェンコ(ヴァイオリン)
ジョセフィン・ヴェインズ (チェロ)...6-10
ピーター・デ・ヤーガー(ピアノ)...1-5
ステュワート・ケリー(ピアノ)...8-10

 録音:メルボルン、メルボルン音楽院、ブルデンス・マイヤー・スタジオ 2023年12月20-21日...8-10 2024年1月22-23日...1-5 2024年10月10日...6-7
 収録時間:73分

 TOCCATAレーベルの人気シリーズ『ウクライナからのポストカード』。第1集(TOCN0040)ではヴァイオリン小品を通してウクライナ音楽の魅力を紹介しましたが、第2集では4人の作曲家による室内楽作品を収録し、独自の音楽的アイデンティティがいかに形成されたかを描き出します。
 彼らは皆、権威主義体制による弾圧の影響を受けており、なかでもバルヴィンスキーは、ソ連当局により楽譜を破棄され、収容所で10年間の強制労働に従事させられました。
 釈放後、作品の復元に努めたパルヴィンスキーですが、それを成し遂げる前に世を去ってしまいます。
 輝かしい出来栄えのピアノ三重奏曲の存在は、失われてしまったものと、見いだされるのを待っているであろう作品に対する想像をかきたてます。




AUDIOGUY RECORDS



AGCD0137
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
\2900
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.2
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
  ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
  ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
パク・ジヨン(ヴァイオリン)
クォン・ヨアン(ピアノ)

 韓国出身のヴァイオリニスト、パク・ジヨンとピアニスト、クォン・ヨアンによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集第2弾。パク・ジヨンは韓国芸術総合学校を経て、ドイツのハンブルク音楽演劇大学、スイスのローザンヌ高等音楽院で研鑽を積み、ソリスト・ディプロマを最高位で取得。ピエール・アモイヤルやコーリャ・ブラッハーらに師事し、ヨーロッパ各地の音楽祭や演奏会に出演するなど、国際的に活躍する実力派ソリスト。クォン・ヨアンは、ジュリアード音楽院やマネス音楽大学で学び、室内楽・ソロの両分野で高い評価を得ています。
 本アルバムには、師であるアントニオ・サリエリに献呈された初期作品らしい古典的均整と瑞々しさを備えたソナタ第1番から、聴力の悪化に悩むなど、苦難の時期に書かれながらも明るく抒情的な魅力を持つソナタ第6番、そして軽快で躍動感あふれる第8番を収録。両奏者の緻密なアンサンブルと豊かな音色によって、ベートーヴェンの初期から中期にかけての作風の変遷を鮮やかに描き出しています。

 オーディオガイ・スタジオ(ソウル、韓国)
 
 


AGCD0121
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
\2900
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.1
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
  ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
  ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
パク・ジヨン(ヴァイオリン)
クォン・ヨアン(ピアノ)

 韓国出身のヴァイオリニスト、パク・ジヨンとピアニスト、クォン・ヨアンによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集第1弾。パク・ジヨンは韓国芸術総合学校を経て、ドイツのハンブルク音楽演劇大学、スイスのローザンヌ高等音楽院で研鑽を積み、ソリスト・ディプロマを最高位で取得。ピエール・アモイヤルやコーリャ・ブラッハーらに師事し、ヨーロッパ各地の音楽祭や演奏会に出演するなど、国際的に活躍する実力派ソリスト。クォン・ヨアンは、ジュリアード音楽院やマネス音楽大学で学び、室内楽・ソロの両分野で高い評価を得ています。
 本アルバムでは、初期の2つのソナタと晩年のソナタを収録。初期の瑞々しさと後期の円熟を一枚に凝縮し、ベートーヴェンの創作の軌跡を鮮やかに提示します。

 オーディオガイ・スタジオ(ソウル、韓国)
 
 
AGCD0115
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
\2900
メランジュ・ヴィエノワ
 クライスラー:
  愛の喜び/愛の悲しみ/美しきロスマリン/
  ウィーン風小行進曲/ウィーン奇想曲Op.2/
  アルベニスによるタンゴ/ポルディー二による踊る人形
 エルガー:愛の挨拶
 リヒャルト・シュトラウス(プシホダ編):
  歌劇 《ばらの騎士》 より ワルツ
 ショーソン:詩曲 Op.25フォーレ:夢のあとに
 シベリウス:マズルカ Op.81-1
 モンティ:チャールダーシュ
 チャイコフスキー:感傷的なワルツ Op.51-6
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
ユ・ヒスン(ヴァイオリン)
ヴェロニク・テリュエル(ピアノ)

 ウィーンを拠点に活躍する韓国出身のヴァイオリニスト、ユ・ヒスンによる初のソロ・アルバム。
 ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団の第1ヴァイオリン首席奏者を務める彼女が、クライスラーの作品を中心とした名旋律の数々を、情感豊かに奏でる魅力あふれる小品集です。

 オーディオガイ・スタジオ(ソウル、韓国)
 
 

AGCD0100
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
\2900
20世紀のチェロ独奏作品集
 ヒンデミット:無伴奏チェロ・ソナタ Op.25-3
 ジョージ・クラム:無伴奏チェロ・ソナタ
 リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ
 ジョヴァンニ・ソッリマ:アローン(無伴奏チェロのための)
 コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ ロ短調 Op.8
ムン・ジヒョン(チェロ)

 韓国出身のチェリスト、ムン・ジヒョンによる無伴奏チェロ作品集。
 本アルバムには、ヒンデミットからリゲティ、コダーイまで、20世紀を代表する作曲家たちによるチェロのための無伴奏作品を収録。伝統的な形式から前衛的な音響表現に至るまで、チェロという楽器の可能性を多角的に探求する意欲的な一枚です。

 オーディオガイ・スタジオ(ソウル、韓国)
 
 
AGCD0091
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
\2900
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988 チョン・スギョン(ハープシコード)

 大バッハが残した鍵盤音楽の歴史における最高峰の一つと称される傑作 《ゴルトベルク変奏曲》 。
 本アルバムでは、韓国出身の鍵盤楽器奏者チョン・スギョンが、作品の持つ建築的な構造美と内省的な詩情をバランス良く表現しています。

 ソウル・アーツ・センター(ソウル、韓国)
 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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APR



APR7320
(3CD)
\4900→\4490
知られざる巨匠アン・シャイン、その真価がここに!
 アン・シャイン ~ KAPP録音全集
アン・シャイン(ピアノ)
ユージン・グーセンス(指揮)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
 【CD 1】
  ・ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21
    ユージン・グーセンス(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
  ・ショパン:夜想曲第8番 変ニ長調 Op.27-2
    ※録音:1960年1月、ムジークフェライン(ウィーン)[KAPP6001]
  ・ショパン:スケルツォ第1番~第4番
    ※録音:1959年3月31日-4月1日、RCAスタジオ(ニューヨーク)[KAPP9040]
 【CD 2】
  ・ウェーバー(タウジヒ編):舞踏への勧誘*
  ・メトネル:祝祭の踊り Op.38-3(忘れられた調べ 第1集より)*
  ・エルネスト・アルフテル:羊飼いの踊り(ソナチナより)*
  ・バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 Sz56*
  ・ビゼー(ラフマニノフ編):メヌエット(アルルの女 第1組曲より)
  ・ショパン:ワルツ第6番 変ニ長調 Op.64-1《子犬のワルツ》
  ・ショパン:マズルカ 変イ長調 Op.59-2
  ・ショパン:マズルカ 嬰ヘ短調 Op.59-3
  ・ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61
    ※録音:1959年5月31日(ニューヨーク)[KAPP9042]
  ・ショパン:練習曲 変イ長調 Op.25-1
  ・ショパン:練習曲 ヘ短調 Op.25-2
  ・ショパン:練習曲 ヘ長調 Op.25-3
  ・ショパン:練習曲 変ト長調 Op.25-9《蝶々》
  ・ショパン:3つの新しい練習曲第2番 KKIIb/3
  ・ショパン:練習曲 嬰ハ短調 Op.10-4
  ・ショパン:練習曲 変イ長調 Op.10-10
  ・ショパン:練習曲 ハ長調 Op.10-7
  ・ショパン:練習曲 ヘ長調 Op.10-8
  ・ショパン:練習曲 ハ短調 Op.10-12《革命》
    ※録音:1958年4月24日(ニューヨーク)[KAPP9023]
 【CD 3】
  ・ドビュッシー:組み合わされたアルペッジョのための L143,No.11(12の練習曲より)
  ・シマノフスキ:練習曲 変ロ短調 Op.4-3
  ・モシュコフスキ:名人芸の練習曲(15の練習曲)第6番 ヘ長調 Op.72-6
  ・スクリャービン:練習曲 変ロ短調 Op.8-11
  ・スクリャービン:練習曲 嬰ハ短調 Op.2-1
  ・リスト:小人の踊り(2つの演奏会用練習曲より)S145, No.2
  ・ラフマニノフ:練習曲集《音の絵》第6番 変ホ短調Op.33-6
    ※録音:1958年4月24日(ニューヨーク)[KAPP9023]
  ・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30
    ユージン・グーセンス(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
    ※録音:1960年1月、ムジークフェライン(ウィーン)[KAPP6000]

 ルービンシュタインやマイラ・ヘスに学んだアメリカのピアニスト、アン・シャインの貴重な初期録音が一挙復刻!

 1939年生まれのアメリカ人ピアニスト、アン・シャインが米KAPPレーベルに残した貴重な録音が初めてまとまった形でCD化!
 ミェチスワフ・ムンツやアルトゥール・ルービンシュタイン、マイラ・ヘスに師事したシャインは、アメリカとイギリスを中心に50ヶ国以上で数千回のコンサートを開き、またセル、レヴァイン、小澤征爾、C.デイヴィスといった巨匠たちとも共演し世界中で称賛を集めてきました。
 しかしその名声に反して録音はあまり多くなく、メイン・アルバムはCD時代に入ってから近年の録音がIvory ClassicsやMSR Classicsからリリースされているのみで、1958年から1960年にかけて収録され5枚のLPに収められてリリースされたこのKAPP音源はアナログ時代の小規模な流通にとどまり、以降長らくまとまった形での復刻はされていませんでした。LPリリース当時はステレオ黎明期だったこともありすべての音源がモノラルとステレオ両方のフォーマットで出回っていましたが、APRのアンドルー・ハリファックスが今回の復刻にあたって特に希少なステレオ盤を時間をかけて見つけ出し、ステレオと表記されているにも関わらず実際にはモノラルで収録されていた一部の小品を除き、ステレオでの復刻が実現しました。
 ホロヴィッツやクライバーン、ギレリスらの名盤と並べて比較された彼女の名刺代わりの一曲、「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番」と、同時期に録音された「ショパン:ピアノ協奏曲第2番」、そしてロマン派的伝統スタイルを直に受け継いだピアニズムが光るショパンの小品集、その他様々な作曲家による技巧的・性格的小品集と、どこを切り取っても聴き逃がせない貴重な録音ばかりが収録された、資料的価値・音楽的価値ともに非常に高い復刻です。

 1958年~1960年/ADDステレオ/モノラル*




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MARCHVIVO



MV016
\3000→\2790
教育用資料だったが中身がすごすぎた
 20世紀スペインの名ピアニストたち

   エステバン・サンチェス
   クリスティーナ・ブルーノ
   ホアキン・ソリアーノ
   マヌエル・カラ
   ペドロ・エスピノーサ


 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
  1. バガテル 変ホ長調 Op. 33-1
  2. バガテル ハ長調 Op. 33-5
  3. バガテル イ長調 Op. 33-7
 フレデリック・ショパン(1810-1849):
  4. バラード 第4番 ヘ短調 Op. 52
  5. 前奏曲 第7番 イ長調 Op. 28-7
  6. 前奏曲 第8番 嬰ヘ短調 Op. 28-8
 フランツ・リスト(1811-1886):
  7. ラ・カンパネッラ ~『パガニーニによる大練習曲』 S141 No. 33
 ロベルト・シューマン(1810-1856):
  8. 間奏曲 ~『ウィーンの謝肉祭の道化』 Op. 26-4
  9. 夕べに ~『幻想小曲集』 Op. 12-1
  10. 飛翔 ~『幻想小曲集』 Op. 12-2
 ヨハネス・ブラームス(1833-1897):11-13. 3つの間奏曲 Op. 117
ピアノ...
 エステバン・サンチェス...1-3
クリスティーナ・ブルーノ...4
ホアキン・ソリアーノ...5-7
マヌエル・カラ...8-10
ペドロ・エスピノーサ...11-13

 録音: 1976年 マドリード、イスパボックス・スタジオ(ライヴ) 2026年1月新マスタリング
 収録時間: 56分

 【甦るスペイン・ピアニズムの真髄 5人の巨匠が紡ぐロマン派名演集】
 スペインの歴史的なピアノ名演集が、丁寧なリマスターを経て現代に甦ります。このアルバムは、1975年にスペインのフアン・マルク財団がマドリードの新本部開設に合わせて開催した「若者のためのリサイタル」の録音を収録した貴重なもの。
 20世紀スペインを代表する5人の傑出したピアニストが集結し、ロマン派の珠玉の楽曲を披露しています。技術的な輝かしさと豊かな抒情性、そして深い表現力が見事に融合した彼らの演奏からは、フランスなどヨーロッパの流派の影響を取り入れつつも独自の発展を遂げ、脈々と受け継がれてきた「スペイン・ピアニズム」(明確な流派としてのその定義には諸説あり)の連続した確かな伝統を感じ取ることが出来るでしょう。
 1976年に教育用LP『Conciertos para jovenes. Recital de piano romantico』として発表された本録音は、時を経て単なる教育用資料の枠を超え、スペインのピアノ演奏史における極めて貴重な歴史的・音源的証言となりました。5人の巨匠たちが紡ぎ出す、生きた音楽の記憶と情熱的なロマン派の名演をご堪能ください。


<メジャー・レーベル>

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WARNER CLASSICS


ニコラウス・アーノンクール&ロイヤル・コンセルトヘボウ管/テルデック録音全集



2685417620
(42CD)
\26000→\24990

 ニコラウス・アーノンクールとロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の関係は、現代オーケストラ史において最も革新的なパートナーシップのひとつです。
 1975年のバッハ《ヨハネ受難曲》に始まり、38年間で276回もの演奏会が行われました。

 この関係の中で、アーノンクールは「歴史的情報に基づく演奏(HIP)」という当時としては革新的な理念を、伝統的なロマン派オーケストラに持ち込みます。
 その結果、楽員たちはフレージングやアーティキュレーション、ビブラートの使い方を見直すことになり、ロマン派的な豊かな響きと、バロック的な明晰さとを結びつける新しい演奏様式が生まれました。

 このパートナーシップを特別なものにしたのは、両者の深い相互理解と尊重でした。
 多くのオーケストラが当初アーノンクールの厳格な解釈に戸惑う中、古楽復興が盛んだったオランダの環境もあり、コンセルトヘボウの楽員たちはそれを積極的に受け入れました。

 こうして長年の共同作業の中から、温かく豊かな響きと鋭い表現力を併せ持つ独自のスタイル――いわば「アムステルダム・スタイル」が築かれていきます。
 モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンといったウィーン古典派の演奏において、その成果はとりわけ鮮やかに現れています。

 このコンビが残した録音は、現在でもクラシック音楽界の重要な遺産とされています。
 モーツァルトやハイドンの交響曲集、そして指標的存在となっているシューベルトの交響曲全集はその代表例です。
 さらに本セットには、トーマス・ハンプソンを迎えたモーツァルトの「ダ・ポンテ三部作」をはじめ、ブルックナー、ヨハン・シュトラウス、ブラームス、ドヴォルザークの主要作品を収めたアルバムも含まれています。


ニコラウス・アーノンクール&ロイヤル・コンセルトヘボウ管/テルデック録音全集



Disc1
モーツァルト:
1. 交響曲第40番ト短調 K.550
2. 交響曲第25番ト短調 K.183

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:VI.1983, Concertgebouw Amsterdam

Disc2
モーツァルト:
1. 交響曲第26番変ホ長調 K.184
2. 交響曲第28番ハ長調 K.200
3. 交響曲第30番ニ長調 K.202

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:22-23 & 25.I.1988, 1-4.II.1988,
Concertgebouw Amsterdam

Disc3
モーツァルト:
1. 交響曲第39番変ホ長調 K.543
2. 交響曲第29番イ長調 K.201

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:V-VI. 1984, Concertgebouw Amsterdam

Disc4
モーツァルト:
1. 交響曲第33番変ロ長調 K.319
2. 交響曲第31番ニ長調 K.297『パリ』
  (第2楽章別ヴァージョン付)

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:IX.1981, Concertgebouw Amsterdam

Disc5
モーツァルト:
1. 交響曲第36番ハ長調 K.425『リンツ』
2. 交響曲第32番ト長調 K.318
3. 歌劇『ルーチョ・シッラ』 K.135~序曲

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:27, 29-30.XI.1984, Concertgebouw Amsterdam

Disc6
モーツァルト:
1. 交響曲第35番ニ長調 K.385『ハフナー』
2. 交響曲第34番ハ長調 K.338

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:XI.1980, Concertgebouw Amsterdam

Disc7
モーツァルト:
1. 交響曲第38番ニ長調 K.504『プラハ』
2. 交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:IX.1981, III.1982, Concertgebouw Amsterdam



Disc8
1. モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲変ホ長調 K.365
2. チック・コリア:2台のピアノのためのファンタジー
3. フリードリヒ・グルダ:2台のピアノのためのピンポン

フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
チック・コリア(ピアノ)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1)
ニコラウス・アーノンクール(指揮:1)

録音:20-21.VI.1983, Concertgebouw Amsterdam

Disc9
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K.537『戴冠式』
2. ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488

フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:IX.1983, Concertgebouw Amsterdam

Disc10-12
  モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』 K.588 全曲

シャルロッテ・マルギオーノ(フィオルディリージ)
デロレス・ジーグラー(ドラベッラ)
ジル・カシュマイユ(グリエルモ)
デオン・ファン・デル・ヴァルト(フェランド)
アンナ・シュタイガー(デスピーナ)
トーマス・ハンプソン(ドン・アルフォンゾ)
オランダ・オペラ合唱団
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:I.1991, Concertgebouw Amsterdam

Disc13-15
  モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』 K.527 全曲

トーマス・ハンプソン(ドン・ジョヴァンニ)
ロベルト・ホル(騎士長)
エディタ・グルベローヴァ(ドンナ・アンナ)
ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ(ドン・オッターヴィオ)
ロバータ・アレグザンダー(ドンナ・エルヴィーラ)
ラースロー・ポールガール(レポレッロ)
アントン・シャリンガー(マゼット)
バーバラ・ボニー(ツェルリーナ)
オランダ・オペラ合唱団
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:X.1988, Concertgebouw Amsterdam

Disc16-18
  モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』 K.492 全曲

トーマス・ハンプソン(アルマヴィーヴァ伯爵)
シャルロッテ・マルギオーノ(伯爵夫人)
バーバラ・ボニー(スザンナ)
アントン・シャリンガー(フィガロ)
ペトラ・ラング(ケルビーノ)
アン・マレイ(マルチェリーナ)
クルト・モル(バルトロ)
フィリップ・ラングリッジ(バジーリオ)、他
オランダ・オペラ合唱団
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:V.1993, Concertgebouw Amsterdam

Disc19
  モーツァルト:英雄劇『エジプトの王、ターモス』への音楽 K.345

トーマス・トマシュケ(バス)
ジャネット・ペリー(ソプラノ)
アン・マリー・ミューレ(メゾ・ソプラノ)
マリウス・ファン・アルテナ(テノール)
ハリー・ファン・デル・カンプ(バス)
オランダ室内合唱団
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:XI.1980, Concertgebouw Amsterdam


Disc20
1. サリエリ:劇場用ディヴェルティメント
  『まずは音楽、おつぎが言葉』

ロベルト・ホル(バス)
トーマス・ハンプソン(バリトン)
ロバータ・アレグザンダー(ソプラノ)
ユリア・ハマリ(ソプラノ)

2. モーツァルト:歌劇『劇場支配人』 K.486

クリスティーナ・ラーキ(ソプラノ)
トーマス・ハンプソン(バリトン)
マグダ・ナドル(ソプラノ)
ハリー・ファン・デル・カンプ(バス)

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:27, 29-30.XI.1984 (2), 1986 (1),
Concertgebouw Amsterdam




Disc21
ハイドン:
1. 交響曲第93番ニ長調 Hob.I:93
2. 交響曲第100番ト長調 Hob.I:100『軍隊』
3. 交響曲第68番変ロ長調 Hob.I:68

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:X-XI.1986 & III.1987 (2,3), I.1992 (1),
Concertgebouw Amsterdam

Disc22
ハイドン:
1. 交響曲第94番ト長調 Hob.I:94『驚愕』
2. 交響曲第95番ハ長調 Hob.I:95

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:II.1990, Concertgebouw Amsterdam

Disc23
ハイドン:
1. 交響曲第96番ニ長調 Hob.I:96『奇跡』
2. 交響曲第97番ハ長調 Hob.I:97

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:XI.1992, Concertgebouw Amsterdam

Disc24
ハイドン:
1. 交響曲第98番変ロ長調 Hob.I:98
2. 交響曲第99番変ホ長調 Hob.I:99

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:II.1990, Concertgebouw Amsterdam

Disc25
ハイドン:
1. 交響曲第101番ニ長調 Hob.I:101『時計』
2. 交響曲第102番変ロ長調 Hob.I:102

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:I-II.1988, Concertgebouw Amsterdam

Disc26
ハイドン:
1. 交響曲第103番変ホ長調 Hob.I:103『太鼓連打』
2. 交響曲第104番ニ長調 Hob.I:104『ロンドン』

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:VI.1987, Concertgebouw Amsterdam


Disc27
シューベルト:
1. 交響曲第1番ニ長調 D.82
2. 交響曲第4番ハ短調 D.417『悲劇的』
3. イタリア風序曲 第1番ニ長調 D.590
4. イタリア風序曲 第2番ハ長調 D.591

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:XI.1992, Concertgebouw Amsterdam

Disc28
シューベルト:
1. 交響曲第2番変ロ長調 D.125
2. 交響曲第6番ハ長調 D.589

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:V.1992, Concertgebouw Amsterdam

Disc29
シューベルト:
1. 交響曲第3番ニ長調 D.200
2. 交響曲第5番変ロ長調 D.485
3. 交響曲第8(7)番ロ短調 D.759『未完成』

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:XI.1992, Concertgebouw Amsterdam

Disc30
  シューベルト:交響曲第9(8)番ハ長調 D.944『グレート』

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:XI.1992, Concertgebouw Amsterdam



Disc31
ヨハン・シュトラウス2世:
1. 喜歌劇『ジプシー男爵』序曲
2. ポルカ『陽気に』
3. ポルカ『うわ気心』
4. ワルツ『ウィーンの森の物語』
5. エジプト行進曲
6. ワルツ『ウィーンのボンボン』
7. ヨーゼフ・シュトラウス:『ピチカート・ポルカ』
8. ポルカ『雷鳴と電光』
9. ワルツ『美しく青きドナウ』

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:VI.1986, Concertgebouw Amsterdam

Disc32-33
  ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇『こうもり』全曲

エディタ・グルベローヴァ(ロザリンデ)
ヴェルナー・ホルヴェーク(アイゼンシュタイン)
ヨーゼフ・プロチュカ(アルフレート)
バーバラ・ボニー(アデーレ)
クリスティアン・ベッシュ(フランク)
アントン・シャリンガー(ファルケ)
マルヤナ・リポヴシェク(オルロフスキー公爵)
オランダ・オペラ合唱団
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:VI.1987, Concertgebouw Amsterdam

Disc34
  ブルックナー:交響曲第3番ニ短調
   WAB103『ワーグナー』(第2稿/1877年 ノヴァーク版III/2)

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:live: XII.1994, Concertgebouw Amsterdam
  (or Teatro Communale, Ferrara)
2024年リマスター音源使用


Disc35
  ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調
   WAB104『ロマンティック』(1878/80年版)

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:live: IV.1997, Concertgebouw Amsterdam
2024年リマスター音源使用


Disc36
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15

ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:live: X.1999, Concertgebouw Amsterdam

Disc37
  ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83

ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:live: XII.1999, Concertgebouw Amsterdam

Disc38
ブラームス:
1. ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
2. ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102

ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
クレメンス・ハーゲン(チェロ:2)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:III.1996 (1), IV.1997 (2), Concertgebouw Amsterdam


Disc39
ドヴォルザーク:
1. 交響曲第7番ニ短調 Op.70, B.141
2. 交響詩『野ばと』 Op.110, B.198

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:live: XII.1997 (2), III.1998 (1),
Concertgebouw Amsterdam

Disc40
ドヴォルザーク:
1. 交響曲第8番ト長調 Op.88, B.163
2. 交響詩『真昼の魔女』 Op.108, B.196

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:live: XII.1998, Concertgebouw Amsterdam

Disc41
ドヴォルザーク:
1. 交響曲第9番ホ短調 Op.95, B.178『新世界より』
2. 交響詩『水の精』 Op.107, B.195

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:live: X.1999, Concertgebouw Amsterdam

Disc42
ドヴォルザーク:
1. ピアノ協奏曲ト短調 Op.33, B.63
2. 交響詩『金の紡ぎ車』 Op.109, B.197

ピエール=ロラン・エマール(ピアノ:1)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)

録音:20-26.X.2001, Concertgebouw Amsterdam (live: 1)


1985年3月31日に録音され、同年後半にテルデックからリリースされたバッハの『マタイ受難曲』のライヴ録音は、実際の音源権利はロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の所有であり、またチャリティ用としてテルデックが販売のみ受け持ったもので、ワーナークラシックスが権利を保有していないため、本セットには収録されておりません(よって、アーノンクール自身はこの音源の再発売を認めておりません)。





<国内盤> 

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オクタヴィア・レコード



OVCL 00905
(HQ HYBRID)
\3850
尾高忠明(指揮)&大阪フィル
 ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調作品125「合唱」
尾高忠明(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団
森谷真理(ソプラノ)林眞暎(アルト)
村上公太(テノール) 平野和(バリトン)
大阪フィルハーモニー合唱団(合唱指揮:福島章恭)

 2026年2月23日大阪、ザ・シンフォニーホールにてライヴ収録

 ついに、待望のベートーヴェン全集完成!
 昨秋から今春(2026年)にかけて、5回の充実したライヴで記録された、マエストロ尾高忠明と大阪フィルによる初のベートーヴェン全集。ラスト飾る「第九」でも、尾高の姿勢は一貫してオーセンティックな正攻法。いくぶん早めなテンポが音楽に鼓動と推進力をもたらし、オケの重厚感と相まって、この曲に満ちる生命感が内側から瞭然と湧きあがっています。全奏者、全合奏がソリストと合唱とともに築く終楽章は、このチクルスを締めくくる歓喜のクライマックスといえるほど感動的、これはまさしく21世紀に冠たる全集の完成です!

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OVCL 00919
(HQ HYBRID)
\3850
下野竜也(指揮)&名古屋フィル
 ブルックナー:交響曲第9番ニ短調WAB109(原典版)
下野竜也(指揮)
名古屋フィルハーモニー交響楽団

 2024年11月15-16日愛知県芸術劇場コンサートホールにてライヴ収録

 ブルックナー生誕200年を記念した演奏会のライヴ・レコーディングです。作曲家が「愛する神に捧げた」最後の交響曲を原典版で演奏。また、対向配置で正面最後列にコントラバス8本が並ぶ陣形は、ライヴ会場でも話題となりました。
 下野と名フィルの内なる熱が渦となり、美しくも強靭な、人智を超えた大宇宙が収められています。


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当時の演奏会コメントから

 下野さんは「名フィルが毎年必ず呼びたい指揮者」の一人で、団員からの要望も多かった。ただ定期演奏会に関しては2017年以来だから、そうとう久しぶり。
 今回は念願かなってようやくの登場。
 下野さんは広島交響楽団の桂冠指揮者、札幌交響楽団の首席客演指揮者、NHK交響楽団の正指揮者を務めていて、セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)で、急遽降板したアンドリス・ネルソンスの代役を務めてたし、いま間違いなく日本で最も活躍している指揮者の一人。
 

 

OVCC 00177
\3520
すぎやまこういち:
 トロンボーン六重奏による「ドラゴンクエストVI」

  トロンボーン六重奏による「ドラゴンクエストVI」
   作曲:すぎやまこういち
   トロンボーン六重奏編曲:小田桐寛之
    1. 序曲のマーチ
    2. 王宮にて
    3. 木洩れ日の中で~ハッピーハミング~
     ぬくもりの里に~フォークダンス~
     木洩れ日の中で
    4. さすらいのテーマ~静寂に漂う~もう一つの世界
    5. エーゲ海に船出して
    6. ペガサス~精霊の冠
    7. 勇気ある戦い~敢然と立ち向かう
    8. 哀しみのとき
    9. 奇蹟のオカリナ~神に祈りを~奇蹟のオカリナ
    10. 時の子守唄
バックボーン・ジャパンPlus
 1st 小田桐寛之
 2nd 青木昂
 3rd 伊藤雄太
 4th 池上亘
 5th 井口有里
 Bass 篠崎卓美

 2025年6月25-27日東京・稲城iプラザにて収録

 トロンボーンで奏でるドラゴンクエスト・ワールド!
 大人気ゲーム音楽「ドラゴンクエスト」のトロンボーン六重奏版は、2024年に発売したIV・VのCD・楽譜が好評を博し、この度ドラゴンクエストVIが発売となります。
 Bachのトロンボーンを愛用する「バックボーン・ジャパン」の卓越した技術と息の合ったアンサンブルにより、楽曲の魅力が引き出されています。「ドラゴンクエスト」のファンはもちろん、ゲームをプレイしていなくとも楽しんでいただけるCDです。




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299MUSIC



NIKU 9077
\3080
1951年アンドラ生まれ
 ルイス・クラレット(チェロ)
  カタロニアの詩~チェロとピアノのための作品集
   カザルス&カサド
ルイス・クラレット(チェロ)
岡田 将(ピアノ)
  パブロ・カザルス Pau Casals (1876-1973)
   チェロとピアノのための5つの小品 Cinc peces per a violoncel i piano
    1. 田園 Pastoral (1893) .... [6'54"]
    2. 夢 Reverie (1896) .... [5'25"]
    3. アルバムの1頁 Full d'album (1897) .... [3'35"]
    4. ロマンス Romanza (1897) .... [6'39"]
    5. ポエム Poeme (1917) .... [7'05"]
  ガスパール・カサド Gaspar Cassado (1897-1966)
   パルティータ Partita (1935)
    6. I. Alla tedesca - Allegro risoluto .... [4'31"]
    7. II. Inno - Maestoso .... [3'51"]
    8. III. Forte e piano - Gagliarda (Moderato) .... [2'20"]
    9. IV. La Caccia - Giga (Allegro Moderato) .... [2'29"]
  スペイン古典様式によるソナタ Sonata nello stile antico Spagnuolo (1925)
   10. I. Introduzione e Allegro .... [4'55"]
   11. II. Grave .... [4'55"]
   12. III. Danza con variazioni .... [6'09"]
  13. リクエブロス Requiebros (1931) .... [5'49"]
  パブロ・カザルス Pau Casals
   14. 鳥の歌 El cant dels ocells (1941) .... [2'56"]

 カザルスを名付け親に持つチェロの巨匠ルイス・クラレットはカタロニアに生まれ、郷里の音楽を敬愛してきた。15年来共演を重ねてきたピアニスト岡田 将と紡ぐ音楽は、互いに深い信頼関係があるからこそ生まれる濃密な対話となり、カタロニアの心、その伝統に新しい息吹を与える!

 Total Playing Time .... [68'09"]
 2025年6月13日 三鷹市芸術文化センター「風のホール」


 ルイス・クラレット(チェロ)

 クラレット家はカタルーニャ出身だが、両親がフランコ将軍の独裁政権に反対し、アンドラ(スペインとフランスの国境に位置)に亡命。ルイス・クラレットは1951年にアンドラで生まれ、父親と親交があった20世紀最大のチェリストとされるパブロ・カザルスが名付け親となる。カザルスの影響でチェリストを志し、エンリック・カザルス(パブロ・カザルスの弟、チェリストではない)に音楽の基礎から徹底した音楽教育を受ける。リセウ音楽院を優等で卒業した後、フランス、イタリア、アメリカで研鑽を積み、モーリス・ジャンドロン、ジョルジ・セボック、バーナード・グリーンハウス等から薫陶を受ける。
 ボローニャ国際コンクール(1975)、カザルス国際コンクール(1976)、ロストロポーヴィチ国際コンクール(1977)で次々優勝を果たし、一躍注目を集め、世界を舞台に活躍を始める。これまでにP.ブーレーズ、K.ミュンヒンガー、M.ロストロポーヴィッチ、V.ノイマン等巨匠の指揮で、ワシントン・ナショナル交響楽団、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、フランス国立管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団など各国のメジャー・オーケストラと共演。また、各地でのリサイタルや音楽祭への出演などソリストとして国際的な舞台で活発な活動を展開する。バルセロナ五輪の閉会式でカタルーニャを代表する演奏家として、ビクトリア・デ・ロス・アンへレス(ソプラノ)とカタルーニャ民謡「鳥の歌」を演奏する。レパートリーはバッハから現代作品まで幅広く、H.デュティユー、W.ルトスワフスキ、P.ブーレーズなど名だたる現代作曲家から献呈された作品の初演も多い。演奏活動に加え、国際コンクールの審査員、後進の指導、音楽祭の監督など幅広い活動を展開している。また、ソロ、室内楽、協奏曲のCDが数多くリリースされている。現在、ニューイングランド音楽院教授。
 使用楽器:ニコラ・ジル 2024年製

 岡田 将(ピアノ)

 福岡県出身。第42回全日本学生音楽コンクール全国大会・中学校の部で第一位受賞。第61回日本音楽コンクール第一位を受賞。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を首席卒業し、オーストリア国立ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院に留学。続いて1995年にベルリン国立芸術大学に留学し研鑽を積んだ。
 優秀なコンクール歴を持っており、1997年にA.シュナーベル・コンクール(ベルリン)第一位とスタインウェイ賞を受賞。1999年にはF.リスト国際ピアノ・コンクール(ユトレヒト)第一位を受賞し、ドイツ国内を中心にオランダ、ベルギー、ロンドン、NY、ジュネーブ、チューリッヒでリサイタル、Z.コチシュ指揮ハンガリー国立管弦楽団と共演し大きな成功を収めた。ベルリンでは、ラジオ・ライヴ公開録音にも出演し活躍している。また、大阪フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、九州交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、東京交響楽団、日本センチュリー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団など主要オーケストラとの共演も重ね、ソロに留まらず幅広い活動を行っている。
 2004年、オール・リストでデビューCDをリリースし、新聞紙上で推薦盤として紹介された。2002年第12回出光賞、2003年第29回日本ショパン協会賞を受賞。また、ドイツ・バイロイト音楽祭の期間中に、リストや20世紀の音楽を含んだソロ・リサイタルを行い評価を得る。2007年にベルリンより帰国し、現在、神戸女学院大学教授、エリザベト音楽大学客員教授として教鞭をとっている。F.リスト生誕200年の2011年には、東京と神戸でオール・リスト3回シリーズを開催、大きな反響を呼ぶ。2013年にはバッハ:パルティータ全6曲を一晩で演奏し音楽ファンに大きな衝撃を与えた。2014年から、2年間にわたるベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全32曲シリーズ(全8回)を開催。2018年にはリスト:超絶技巧練習曲全曲コンサートを開催し、大きな話題となった。また、同年12月にはスペインの巨匠チェリスト L.クラレットとの共演でCD『ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集』(オクタヴィア/レコード芸術準特選盤)をリリースし高い評価を得ている。

 



旧譜
2018年のベートーヴェン


OVCL-00678
(2CD)
\3850
ルイス・クラレット(チェロ)&岡田将(ピアノ) 
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集

 第1番 ヘ長調 作品5-1 
 第2番 ト短調 作品5-2 
 第3番 イ長調 作品69 
 第4番 ハ長調 作品102-1 
 第5番 ニ長調 作品102-2
ルイス・クラレット(チェロ)
岡田将(ピアノ) 
 
 円熟のチェリスト、ルイス・クラレットが贈るベートーヴェン像
 チェロの名曲「鳥の歌」でも知られるチェリストの巨匠カザルスを名付け親に持ち、バルセロナを拠点に世界的に活躍する名チェリスト、ルイス・クラレットによるベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集がエクストンレーベルからリリース。
 「チェロの新約聖書」とも評されるベートーヴェンが初期、中期、後期に分けて遺した5曲のソナタは各時代を代表する傑作とされています。クラレットの奏でるそっと包み込むような豊かな音色と自然な音楽の流れが相まって一層各作品の魅力を引き出しています。
 ピアニストにはソリストのみならず室内楽にも精力的に力を注ぐ岡田将を迎え、息の合ったアンサンブルを聴かせています。名手クラレットの精魂込め奏でられるベートーヴェン像に大注目です。
  2018年6月14-16日 神奈川・相模湖交流センター にて収録
  

 

<LP>

 

FONE(LP)


LP188
(1LP)
\10200
バランスの曲芸
 【SIDE A】
  1. Cicatrici (Finaz-Magoni)
  2. Cosa sono le nuvole (P.P.Pasolini-D.Modugno)
  3. Naturale (Finaz-Magoni-Campanile)
  4. Corsa in automobile (Finaz-Magoni-Marinetti)
  5. Rime Petrose (Finaz-Magoni-Alighieri)
 【SIDE B】
  1. Roxanne (Sting)
  2. Hotel Chimera (Finaz-Magoni-Cocian)
  3. Lucy in the sky with diamonds(Lennon-McCartney)
  4. Destini (Finaz-Magoni-Palazzeschi)
ペトラ・マゴーニ(ヴォイス)
フィナズ(ギター)

 トスカーナのデュオ、ペトラ・マゴーニ&フィナズによる、拡張ヴォイスとギターで20世紀アヴァンギャルドを綱渡り(=Equilibrismi)する企画盤がLPでもリリース。
 ジュリオ・チェーザレ・リッチが完全アナログの真空管式シニョリッチ・システムを使用してLP用にマスタリング。
 文学・詩・音楽を即興の発想で交差させ、パラッツェスキ、ケージ、マリネッティ、レノン=マッカートニー、スティングなどを大胆に再解釈。
 オリジナルと編曲が溶け合い、創造性・技巧・情感の均衡を探る二人の"綱渡り師"が、緊張と解放のドラマを描きます。
 
 

2LP187
(2LP)
\14200
アレッサンドロ・クアルタ:5つの元素
 アレッサンドロ・クアルタ:I 5 Elementi
  【LP 1 - SIDE A】1. La Creazione/2. Terra
  【LP 1 - SIDE B】1. Acqua/2. Aria
  【LP 2 - SIDE A】1. Fuoco/2. Etere
  【LP 2 - SIDE B】1. Radici
アレッサンドロ・クアルタ(ヴァイオリン)
ジュゼッペ・マガニーノ(ピアノ)
ソリスティ・フィラルモニチ・イタリアーニ

 ヴァイオリニストのアレッサンドロ・クアルタが作曲・演奏した《I 5 Elementi》がLP盤でもリリース。ジュリオ・チェーザレ・リッチがアナログと真空管のシニョリッチ・システムを使用してLP用にマスタリングを施しました。
 《I 5 Elementi》古代の伝統における五つの元素 ── 地、水、空気、火、エーテル ── から着想を得た連作で、冒頭に導入曲「La Creazione(創造)」が置かれています。各楽章は固有の調性と情景をもち、地はハ短調で静かな哀愁、水は砂漠に落ちた一滴から嵐の海へ(変ホ長調)、空気は呼吸と運動と軽さ(ホ短調、ト長調、ロ長調)、火はエロスの炎(イ短調)から破壊の火(ニ短調)へ、エーテルは変ニ長調で穏やかに始まり、イ短調の《怒りの日》を経てニ長調の「赦しの光」へ至ります。

 2024年2月(イタリア)
 
 

LP186
(1LP)
\10200
さすらいのギター
 【SIDE A】
  1. SAMBA DE UMA NOTA SO(A.C.Jobim)
  2. ESTATE (B.Martino)
  3. HISTORIA DE UN AMOR(C.E.Almaran)
  4. LA CUMPARSITA (G.M.Rodriguez)
 【SIDE B】
  5. BESAME MUCHO (C.Velasquez)
  6. CIMBRA (R.Ferrao)
  7. ARIA DI TE (F.Mesolella AvionTravel)
  8. O SOLE MIO (E.Di Capua)
ファウスト・メゾレッラ(ギター)
ミケーレ・アスコレーゼ(ギター)

 数多くの名演と名盤で称賛されているイタリアの偉大なギタリスト、ファウスト・メゾレッラと、彼の親友ミケーレ・アスコレーゼが、世界の名旋律を自在に旅するデュオ・ライヴ盤がLPでも登場。ボッサからタンゴ、カンツォーネ、映画音楽まで、定型に縛られない即興と対話で編み上げます。アスコレーゼは「これは我々の会話そのもの。定型なし、想像力と好奇心と予測不能性のための余地だけ」と回想。二人の絆が、絵筆でキャンバスを塗るように音を重ね合わせ、名曲を照らし出します。ジュリオ・チェーザレ・リッチが完全アナログの真空管式シニョリッチ・システムを使用してLP用にマスタリング。

 2004年10月(イタリア)





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