6/12(金)紹介新譜 42タイトル
マイナー・レーベル新譜
APARTE
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オリジンズ Origines
パーセル:3つのヴィオールのためのファンタジア
ヘ長調 Z.733
パーセル:3つのヴィオールのためのファンタジア
ニ短調 Z.732
シベリウス:弦楽三重奏曲 ト短調
シベリウス:水滴
カイヤ・サーリアホ:クラウド・トリオ(Cloud
Trio)
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 ハ短調 op.9-3 |
トリオ・シプニェフスキ
マグダレーナ・シプニェフスキ(ヴァイオリン)
アンナ・シプニェフスキ(ヴィオラ)
カロリーヌ・シプニェフスキ(チェロ) |
ゴーティエ・カプソンも認めるアンサンブル、三姉妹による弦楽三重奏アンサンブル「トリオ・シプニェフスキ」
録音:2025年9月1-4日 パリ
チェロ奏者カロリーヌ・シプニェフスキを中心に、ゴーティエ・カプソンの支援を受ける姉妹トリオ、トリオ・シプニェフスキのデビュー・アルバムがApartéレーベルより登場。パーセルのファンタジア、ベートーヴェンとシベリウスの弦楽三重奏曲、そして非常に印象的なサーリアホの《クラウド・トリオ》という、結成当初から彼女たちが演奏してきた、きわめて多彩で個性的なプログラムとなっています。
トリオ・シプニェフスキは2016年に結成され、マグダレーナ、アンナ、カロリーヌの三姉妹によって構成されています。「Origines」と題された本作で、彼女たちは弦楽三重奏というジャンルの誕生、そして自分たちのアンサンブルの原点の双方へと立ち返ります。
三名ともHIPのアンサンブルでも活動していることもあり、パーセル特有の親密な響きも、歴史的奏法の知見に支えられながら、弦楽三重奏でも違和感なく再現しています。ベートーヴェンはこの編成にとって欠かせない作品で、自身、アンサンブル結成当初から演奏し続けている傑作。カイヤ・サーリアホは「弦楽三重奏はとても魅力的な編成です。同じ弦楽器の仲間でありながら、それぞれの個性をいっそう際立たせてくれます。」と語っていたそう。弦楽三重奏アンサンブルのトリオ・シプニェフスキ自身も、このサーリアホの言葉が自分たちを表しているようだといいます。
繊細な絵画のようなサーリアホの作品も注目です。
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ラプソディ・イン・ブラック Rhapsody in Black
1-3. ヴャチェスラフ・グリャズノフ:ラプソディ・イン・ブラック
4. ジョージ・ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー |
ヴャチェスラフ・グリャズノフ(ピアノ)
ウェイン・マーシャル(指揮)
ウィーン放送交響楽団 |
録音:2025年8月
ベスの去った後、ポーギーはどうなったのか?ガーシュウィンの《ポーギーとベス》に深く魅せられた卓越したピアニストにしてアレンジャー、ヴャチェスラフ・グリャズノフは、この問いに応えようと、オペラの主題をもとに新たな作品を創り上げました。ピアノと管弦楽のための協奏曲《ラプソディ・イン・ブラック》において、オペラの結末から物語を受け継ぎ語ります。ベスはニューヨークへ、そしてポーギーはその後を追うのです。
本作はパスティッチョでも単なる編曲でもなく、刺激的な即興、ビッグバンド的な響き、そして詩情豊かなバラードを融合させることで、ガーシュウィンの遺産を新たに甦らせるものとなっています。ニューヨークを描いたこの音楽的フレスコ画《ラプソディ・イン・ブラック》は、《ラプソディ・イン・ブルー》と組み合わされ、まるで1対の絵画のようです。ガーシュウィン解釈でも注目されているウェイン・マーシャルが管弦楽を見事に導いています。
グリャズノフは、第3回仙台国際音楽コンクールピアノ部門第6位など世界各地のコンクールで入賞を果たしているほか、最近ではGPhilというヴァーチャル・オーケストラを立ち上げ、いわばピアノ協奏曲のカラオケを作る活動なども行っています。
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CHALLENGE CLASSICS
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クープラン:通奏低音を伴うヴィオール曲集
フランソワ・クープラン:
組曲第1番 ホ短調田園詩
(ラファエル・ムニョス編)
組曲第2番 イ長調 |
ラ・ベルモント
〔サラ・ルイス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ラウラ・プエルト(ハープシコード)、
ラファエル・ムニョス(テオルボ、バロック・ギター)〕
ヨハンナ・ローゼ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) |
サラ・ルイス率いるラ・ベルモントの演奏で、大クープラン晩年の傑作を味わう!
サラ・ルイス率いるスペインの古楽アンサンブル、ラ・ベルモントが演奏するフランソワ・クープランの《通奏低音を伴うヴィオール曲集》。
この曲集はクープランがヴィオラ・ダ・ガンバのために書いた唯一の作品群であり、和声感覚と感情表現が凝縮された円熟期の集大成。この録音ではクープランが楽譜に書き込んだカンマによって導かれるフレージングと語り口を大切にしながら、言葉で語りかけるような表現を心掛けています。
ラ・ベルモントはヴィオラ・ダ・ガンバのサラ・ルイスとハープシコード&オルガン奏者のラウラ・プエルト、テオルボ&ギター奏者のラファエル・ムニョスが核となって2007年より活動。現代有数のヴィオラ・ダ・ガンバの名手ヨハンナ・ローゼを加えた豪華メンバーの演奏で、フランス・バロックの優雅さと知性を深く味わえる大クープラン晩年の傑作をお楽しみください。
2015年11月、跣足カルメル会修道院(トレド、スペイン)
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ハイドン:ピアノ・ソナタ集
ハイドン:
ピアノ・ソナタ イ長調 Hob.XVI:12
ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:49
ピアノ・ソナタ ロ短調 Hob.XVI:32
ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:50 |
マテュー・イドムタル(ピアノ) |
ベルギーのピアニスト、マテュー・イドムタルがChallenge
Classicsに登場!
15以上の国際コンクールに入賞し、2013年にはショパンに捧げる国際的なコンサート・シリーズ「ブリュッセル・ショパン・デイズ」を創設し音楽監督を務めるベルギーのピアニスト、マテュー・イドムタルによるハイドンのピアノ・ソナタ集。
イドムタル自身、ハイドンのソナタが人生の辛い時期に支えとなった作品であるといい、聴き手にも「魂の癒し」として届いてほしいという願いを込めてレコーディングが行われました。
初期から晩年までの4つの作品を横断しながら、イドムタルが「独創性や予測不能さ、想像力に満ちた傑作群」と強調するハイドンのソナタの魅力を紐解きます。
2025年12月5日-6日、Westvest90(スキーダム、オランダ)
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CHOPIN UNIVERSITY PRESS
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メシアン:世の終わりのための四重奏曲
オリヴィエ・メシアン (1908-1992):
世の終わりのための四重奏曲 (1940) |
イザベラ・シャワイ=ジマク(ヴァイオリン)
ラファウ・クフャトコフスキ(チェロ)
アドリアン・ヤンダ(クラリネット)
ロベルト・モラフスキ(ピアノ) |
今の時代だからこその表現と意味。ポーランドの名手によるメシアン
第2次世界大戦中ドイツ軍の捕虜となり収容所に入れられたメシアンが、そこにいた音楽家の編成で聖書の「ヨハネの黙示録」を題材に作った大曲。
ショパン音楽大学の教員を務める名手たちが現在の社会情勢に重ね合わせ、新たな解釈に挑みます。ソリストとしても活躍する彼らの雄弁な演奏は作品の性格、意味、そして何より戦時下という背景をはっきり感じさせてくれ聴きものです。
2024年4月、ショパン音楽大学コンサートホール(ワルシャワ)
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キリストの神秘~過去、現在、永遠... ~
宗教音楽シソーラスVol.1:中世単旋律聖
【Prologue】
[1] Hymnus Benedictus es Domine
Deus patrum nostrorum
【Advent】
[2] Introitus Populus Sion
[3] Antiphona Missus est Gabriel
[4] Offertorium Ave Maria
【Christmastide】
[5] Introitus Dominus dixit ad me
[6] Responsorium-graduale Tecum principium
[7] Antiphona HodieChristus natus est
【Lent】
[8] Introitus Circumdederunt me
[9] Communio Domine, quis habitabit
[10] Antiphona Ubi caritas
【Passion and Death】
[11] Responsorium-graduale Christus
factus est
[12] Hymnus Crux fidelis
【Resurrection】
[13] Sequentia Victimae paschali laudes
[14] Alleluia V/. Christus resurgens
[15] Communio Paschanostrum
[16] Antiphona Alleluia cum Psalmo
Laudate Dominum omnes gentes
【Descent of the Holy Spirit】
[17] Introitus Spiritus Domini
[18] Sequentia Veni Sanctae Spiritus
【Epilogue】
[19] Antiphona Stella caeli extirpavit |
ショパン音楽大学スコラ・グレゴリアーナ
ミコワイ・デレントヴィチ神父(カントール)
マルチン・ブコヴィアン
ヤロスワフ・ミウコフスキ
マレク・ステルマシチュク神父
ヴヮディスワフ・ヴィドワク
ミハウ・スワヴェツキ
(合唱団長、カントール、指揮) |
ピュアな響きに心洗われるキリストの人類救済史
2017年結成のショパン音楽大学付属の古楽合唱団「スコラ・グレゴリアーナ」のデビュー・アルバム。クラクフとヴィリニュスに所蔵されるベルナルディン会の写本をもとに、プロテスタントの宗教改革に対抗して16世紀半ばにカトリックで行われたトリエント公会議の改革以前の音楽伝統を再構築する興味深い試み。可能な限りグレゴリオ聖歌の古い保存資料にあたり、歴史考証を踏まえたグレゴリオ聖歌が姿を現しました。
2025年6月23ー24日、ショパン音楽大学コンサート・ホール
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DUX
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DUX2238
(4CD)
\10100
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パレストリーナ:年間の祝祭日の奉献唱集
CD 1:待降節とクリスマス・シーズン(全15曲)
CD 2:四旬節前、四旬節、復活祭のシーズン(全18曲)
CD 3:年間(全20曲)
CD 4:その他の祝祭日(全15曲) |
スコラ・カントルム・ジェダネンシス・ポーランド室内合唱団
ヤン・ウカシェフスキ(指揮) |
祝・生誕500年!パレストリーナの傑作全68曲登場!
パレストリーナの没後400年にあわせ1992年から1993年にかけてポーランド放送が録音・制作し、たびたび放送された音源が生誕500周年を迎えた2025年に合わせてCD化され、4枚組Boxとして発売されます。16世紀半ば、トリエント公会議(プロテスタントの宗教改革に対しカトリックが行った改革)により典礼の形式が確立され、その結果新しい聖歌が急務となりパレストリーナも全主日と祝祭日のための68の奉献唱を作りました。これらはシンプルであることとグレゴリオ聖歌のメロディーを用いていない点が特徴で、当時の最良の典礼音楽です。全曲録音はカトリック国ポーランドならではの崇高な仕事といえるでしょう。
1992年3月1日、3月3日、4月3日、1993年4月3日、6月19日、11月25日/聖ニコラス教会(グダニスク、ポーランド)
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ランデヴー ~ ピアノ・デュオ作品集
ラヴェル:序奏とアレグロ(作曲者編/2台ピアノ版)
モーツァルト:連弾ソナタ ト長調 KV 357
(497a/500a)
(ロバート・レヴィン復元)
サン=サーンス:死の舞踏 Op.40
(作曲者編/2台ピアノ版)
ロマン・マチェイェフスキ:2台のピアノのための黒人霊歌集
〔聞け、子羊たちの声を/深き河/
主の御国に備えん/時には母のない子のように〕
ピアソラ:リベルタンゴ
(アレアミ・ピアノ・デュオ編/ピアノ連弾版) |
アレアミ・ピアノ・デュオ
〔アレクサンドラ・パズディガ=ホイナツカ(ピアノ)、
ミハウ・ホイナツキ(ピアノ)〕 |
オシャレだけでは終わらぬ、パリゆかりのピアノ・デュオ作品集。
2017年結成のアレアミ・ピアノ・デュオはクラシックからジャズまで多彩なレパートリーを誇り、現代作品にも積極的な若いアンサンブル。今作ではパリを舞台に死と生の出逢いを描きます。注目はブーランジェに学んだ後、生涯を国外で送ったポーランド人ロマン・マチェイェフスキの黒人霊歌編曲集。黒人霊歌といえばアメリカのイメージですが、彼はパリでそれを知り4篇の編曲を生み出しました。メロディーははっきり残しつつ、ショパンの伝統に根差したピアニズムを織り交ぜ豊かな作品に仕上げています。同じブーランジェ門下であるピアソラの《リベルタンゴ》も彼ら自身による効果的な編曲が光ります。
2025年12月3日-5日、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター(ルスワヴィツェ、ポーランド)
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ボーウェン:管楽ソナタ集
ヨーク・ボーウェン(1884-1961):
オーボエ・ソナタ Op.85(1927)
ホルン・ソナタ Op.101(1937)
クラリネット・ソナタ Op.109(1943)
フルート・ソナタ Op.120(1946) |
アリツィア・マトゥシュチク(オーボエ)
タデウシュ・トマシェフスキ(ホルン)
オレフ・マロヴィチコ(クラリネット)
ヴィオレッタ・ストロンチェク(フルート)
クラウディア・ストロンチェク(ピアノ) |
美しいメロディーに満ちた後期ロマン派木管ソナタ集。
イギリスの作曲家ヨーク・ボーウェンは自身がピアノの名手だったため効果的なピアノ曲を数多く残しましたが、それ以外の楽器にも貴重な宝物を残しました。木管楽器のための4篇のソナタはいずれも当時の名だたる奏者たちのために書かれ、独奏、ピアノ・パートともに技巧の可能性を最大限に発揮し、美しいメロディーにも事欠きません。ポーランドを代表する管楽器奏者4名とピアノのクラウディア・ストロンチェク(フルート・ソナタでは姉妹共演)が見事な演奏を繰り広げます。
2024年9月20日&12月22日、クシシュトフ・ペンデレツキ音楽アカデミー(クラクフ、ポーランド)
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光 ~ 現代の合唱作品集
エーリクス・エシェンヴァルズ(b.1977):星
(混声合唱、グラス・ハープ、
チベット・シンギングボウルのための)(2011)
エーリクス・エシェンヴァルズ:オーロラ
(混声合唱、グラス・ハープ、
パワー・チャイムのための)(2013)
ヤーッコ・マンテュヤルヴィ(b.1963):
海難のカンティクム(1997)
アイリー・マシュー・マニアーノ(b.1988):
ルクス・エテルナ(永遠の光)(2013)
フランチシェク・ルセク(b.2002):...暗闇から(2025)
レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ(ポール・ドレイトン編):
揚げひばり(ヴァイオリンと混声合唱のための)(2019)*
ヴィタウタス・ミシュキニス(b.1954):
光より生まれし光(2010)
エリック・ウィテカー(b.1970):新しき光(2014) |
441Hz合唱団
アンナ・ボルコヴィチ(指揮)
パヴェウ・ククリンスキ(ヴァイオリン)* |
クリスタルのように透明な合唱の響きと光。
各国の作曲家が光をテーマにした合唱曲集。ラトビアのエシェンヴァルズ(エセンヴァルズ)は星の光と宇宙への畏怖の念を、フィンランドのマンテュヤルヴィは1994年にバルト海で発生したフェリー事故をテーマに生命の光の儚さを、フィリピンの注目株マニアーノはレクイエムの一部をテキストとしながら闇から徐々に現れる光を、ポーランドのルセクはバイロンの詩による必死に光を求める終末期の恐ろしい光景を、リトアニアのミシュキニスは万華鏡のように変化する色彩的で神秘的な光を、それぞれ描いています。そして最後に日本でもよく歌われるアメリカのウィテカーの《新しき光》で純粋な光の到達に至ります。いずれも合唱の表現力と効果に圧倒されますが、イギリスのヴォーン=ウィリアムズの「揚げひばり」をヴァイオリン独奏部はそのままに、オーケストラ・パートをポール・ドレイトンが合唱用にした編曲が目から鱗。オーケストラに優るとも劣らぬ表現力とニュアンスで、瞑想的な美しさが倍増しています。441Hz合唱団の表現力豊かな歌唱は、ポーランドの合唱レベルの高さを示しています。
2025年7月25日-27日、神の慈悲大司教区聖域(グダニスク、ポーランド)
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バリトンとピアノのための愛と憧れの歌曲集 |
ミコワイ・ザラシンスキ(バリトン)
ウカシュ・デンプスキ(ピアノ) |
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909):テトマイェルの詩による7つの歌
〔暗く穏やかな海の上で Op.3-4/穏やかで明るい黄金の日々を覚えている
Op.1-5/
わが魂いたく憂いて Op.1-6/話し続けて
Op.3-1/失意 Op.1-4/
広い広い海原を Op.3-9/私のために泣くな
Op.3-7〕(1896 and earlier)
タデウシュ・ヴォイチェフ・マクラキエヴィチ(1922-1996):
憧れの歌(カスプロヴィチの詩による3つの歌)(1983)
タデウシュ・バイルト(1928-1981):
シェイクスピアの言葉による4つの愛のソネット(1956) |
ポーランド音楽史を彩る男声歌曲を集めた1枚。
3人のポーランド作曲家による「愛」と「憧れ」をテーマにした歌曲を集めたアルバム。ヴェルディ歌手としてヨーロッパのオペラ・ハウスからひっぱりだこのミコワイ・ザラシンスキ(b.1965)が、抑制された歌唱と並外れた繊細さで大人の愛を表現。カルウォヴィチの若書きは詩の理解と内面的感情の融合が素晴らしく、後の交響詩の語法の萌芽が見られる興味深い作品です。
2025年12月1日-3日、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター(ルスワヴィツェ、ポーランド)
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音に刻まれた ~ アドリアン・ロバク作品集
アドリアン・ロバク(b.1979):
1. スーラ(独奏ヴァイオリンのための)(2024)
2-7. オーボエ五重奏曲(2023)
8-9. 白と黒(ヴァイオリンとピアノのための)(2024)
10-12. テューバ協奏曲(2015)
13-15. 悪霊(ギターとピアノのための)(2020)
16-18. オーボエのある3つの情景
(オーボエ、2本のヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバのための)(2025) |
スラミタ・シルボフスカ(ヴァイオリン/#1,8-9,16-18)
カロリナ・スタルマホフスカ(オーボエ/#2-7,16-18)
マリア・ストジェルチク(ヴァイオリン/#2-7)
ドロタ・チェシリンスカ(ヴァイオリン/#2-7)
ダヴィド・ヤダムス(ヴィオラ/#2-7)
ナタリア・クジャツ=コトゥラ(チェロ/#2-7)
シヴィエセ・チェプリアウスカイテ(ピアノ/#8-15)
ヤクブ・ウルバンチク(テューバ/#10-12)
マルシン・ディラ(ギター/#13-15)
ロクサナ・クヴァシニコフスカ(ヴァイオリン/#16-18)
クシシュトフ・フィルルス(ヴィオラ・ダ・ガンバ/#16-18) |
類稀な才気を示す作曲家ロバクの芸術。
アドリアン・ロバクは1979年、ポーランドのビトム生まれ。カトヴィツェのシマノフスキ音楽アカデミーでアレクサンデル・ラソンに師事。
ギター作品が多く、映画やゲーム音楽も手掛けています。本作で演奏しているヴァイオリニスト、スラミタ・シルボフスカを描いたとされる《スーラ》、6つの楽章のうち2つが葬送行進曲という破天荒な《オーボエ五重奏曲》、平凡さと悪意を対比した《白と黒》、レパートリーとしても貴重な《テューバ協奏曲》、民間信仰を描写した《悪霊》、音響を3つの相補的な視点から見た《オーボエのある3つの情景》といういずれも才気煥発の6作品を収録。
2025年10月&11月、ポーランド国立放送交響楽団室内楽ホール(カトヴィツェ、ポーランド)
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FRA BERNARDO
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FB2605947
(2CD)
\5400
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サルトーリオ:エジプトのジュリオ・チェーザレ
アントニオ・サルトーリオ(1630-1680):
エジプトのジュリオ・チェーザレ |
アレクサンドリーナ・ペンダチャンスカ(ソプラノ)
ラウラ・アロンソ(ソプラノ)
ドミニク・ヴィス(カウンターテナー)
アンドリース・クルーテ(テノール)
フェデリコ・サッキ(バス)
アメル・ブラヒム=ジェルール(ソプラノ)
マリア・クリスティーナ・キール(ソプラノ)
クレール・ブリュア(メゾ・ソプラノ)
スティーヴン・コール(テノール)
ラ・チェトラ、アッティリオ・クレモネージ
(指揮、クロマティック・チェンバロ) |
初演から350年記念!サルトーリオの 《ジュリオ・チェーザレ》
のライヴ録音が復刻!
ヘンデルの名作 《エジプトのジュリオ・チェーザレ(ジュリアス・シーザー)》
がヨーロッパ中の聴衆を魅了する以前、イタリアの作曲家アントニオ・サルトーリオは、既にこの不朽の台本に基づく独自の壮麗な作品を生み出していました。
本アルバムは、ヴェネツィア初演から350年を記念して、当時の響きを再現する古楽器による現代上演(インスブルック古楽音楽祭、2004年)のライヴ録音を収めた注目盤の復刻です。
アッティリオ・クレモネージの指揮のもと収録された本作は、サルトーリオの卓越した創造力を鮮やかに伝える貴重な記録です。全55曲におよぶ精巧なアリアと二重唱は、高度バロック声楽様式の誕生を示すとともに、豪華な通奏低音と充実した器楽編成によって、ルネサンス後期の声楽芸術と後世のオペラ傑作群とを結ぶ重要な架け橋としての価値を示しています。
(ライヴ):2004年8月、チロル州立劇場(インスブルック、オーストリア)
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LAWO
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Lebensfries(生命のフリーズ)
ハブリジ・ハトルグリームソン(1941-):
生命のフリーズ(Lebensfries)Op.56(2020)
(弦楽三重奏のための) |
エッセンス・トリオ
〔ソルヴェ・シーゲルラン(ヴァイオリン)、
ヘンニンゲ・ランドース(ヴィオラ)、
エレン・マルグレーテ・フレショー(チェロ)〕 |
ハブリジ・ハトルグリームソンは、現代アイスランドを代表する音楽家のひとり。1984年に作曲した弦楽オーケストラのための《ポエミ》で1986年の北欧音楽委員会賞を受賞しました。ソルケトル・シーグルビョルンソンのチェロ協奏曲《ユリシーズの帰還》を録音するなど、チェリストとしても活動しています。
《生命のフリーズ(Lebensfries)》は、SSENS
Trio の委嘱で作曲され、彼らに献呈された作品です。SSENS
Trioのための《弦楽三重奏曲》Op.54 を拡大して作られ、「抒情、はかなさ、内面の激しさ」で知られるノルウェー・ロマンティシズムの画家「ラーシュ・ヘルテルヴィーグへのオマージュ」の副題がつけられました。「ラルゴ」から「ラルゲット」まで12の部分で構成された、ハブリジのもっとも個人的、内省的な作品といわれます。時間が静止したかのように感じられ、聴き手は、記憶が中心的な役割を担う瞑想空間に誘われます。
「SSENS Trio(エッセンス・トリオ)」は、2014年にヴァイオリンのソルヴェ・シーゲルラン、チェロのエレン・マルグレーテ・フレショー、ヴィオラのヘンニンゲ・ランドースの3人がオスロで結成したアンサンブルです。
2024年10月20日-22日 グロール教会(Grorud
kirke)(オスロ、ノルウェー)
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Lux Manifesta |
アイヴィス・グレテルス(指揮)
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団 |
ヘルマン・ヴォークト(1976-):Lux Manifesta(光の顕現)
1.The Kingdom Is Within You, and It IsOutside
You
(神の王国はあなたがたの中にあり、あなたがたの外にある)
2.I Am the Light of the World(わたしは世の光である)
3.See the Saviour's Outstretched Hands;And
He Took the Children in His Arms
(見よ、救い主が手を広げ、子供たちを腕に受けいれる)
4.You Are the Light of the World(あなたがたは世の光である)
5.Our Lasting Peace; May He Find Rest
inMe
(われらの永続する平安、わたしの中に主が安息を見いだされんことを)
6.Solsangen(太陽の賛歌) |
ノルウェーの作曲家、ヘルマン・ヴォークトの《チェロ協奏曲》と《ピアノ協奏曲》(LWC
1346)に次ぐ管弦楽作品。《LuxManifesta》と《Solsangen》の2曲をオスロ・フィルハーモニックがアイヴィス・グレテルスの指揮で演奏しています。
「光の顕現」あるいは「光の具現化」と訳される《Lux
Manifesta》は、聖書と神学をテーマとする5つの章により「創造」「啓示」「霊的内省」を探る作品です。〈The
Kingdom Is Within You, and It Is Outside
You(神の王国はあなたがたの中にあり、あなたがたの外にある)〉(アンダンテ・トランクイッロ)〈I
Am the Light of the World(わたしは世の光である)〉(リソルート-レント・エスプレッシーヴォ-リソルート)〈See
the Saviour's Out-stretched Hands; And He
Took the Children in HisArms(見よ、救い主が手を広げ、子供たちを腕に受けいれる)〉(ラルゴ・エ・モルト・トランクイッロ)〈You
Are the Light ofthe World(あなたがたは世の光である)〉(モデラート・マエストーゾ-リトモ・コスタンテ・エ・クワジ・アラ・マルチア)〈Our
LastingPeace; May He Find Rest in Me(われらの永続する平安、わたしの中に主が安息を見いだされんことを)〉(カルモ)。ドイツ・ロマンティシズムのスタイルに現代の響きを取り入れて作曲されました。
《Solsangen(太陽の賛歌)》は、アッシジの聖フランチェスコの同名の詩からインスピレーションを得て書かれた、管弦楽のための「幻想曲」です。「いと高き、全能の善い主よ、賛美と栄光と誉とれ、祝福はすべてあなたのものです...」。「太陽と月と星、愛と生命と究極の死」の創造主を讃える作品です。オスロ・フィルハーモニックの委嘱で作曲され、2018年8月23日、ヴァシリー・ペトレンコの指揮で初演されました。
指揮者のアイヴィス・グレテルス は、ラトビア出身。2023年からヨーテボリ歌劇場の首席客演指揮者を務め、ラトビア国立交響楽団、シンフォニエッタ・リガ、リエパーヤ交響楽団、そして、スカンディナヴィアとヨーロッパのオーケストラを指揮してきました。
2024年5月13日-16日 オスロ・コンサートホール(ノルウェー)
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Personal Best
アイヴィン・ビューエネ(1973-):
Personal Best(自己ベスト)
1.Christian's Collage(クリスティアンのコラージュ)
2.I Saw Him Bring People to Tears
(彼が人びとの涙を誘うのを見た)
3.Marcus' Collage(マルクスのコラージュ)
4.The Body Is Not a Mistake(その体は間違いではない)
5.Nic's Collage(ニックのコラージュ)
6.It's Already Quite a Long Time
(すでにかなりの時間が経った)
Serious Songs(厳粛な歌)
7.We Try(わたしたちは試す)/8.Interlude
I(間奏 I)/
9.Under the Sun(太陽の下で)/10.Interlude
II(間奏 II)/
11.O, Death(ああ死よ)/12.Iterlude
III(間奏 III)/
13.Riddle, Mirrors, Silent Rooms
(不可解なこと、鏡、静かな部屋) |
トリオ・アッカント
〔ニコラス・ホッジズ(ピアノ)、
マルクス・ヴァイス(サクソフォン)、
クリスティアン・ディアシュタイン(打楽器)〕
アイヴィン・ビューエネ(話し声、歌) |
アイヴィン・ビューエネは、オスロで生まれ、ノルウェー国立音楽大学で作曲法と教育学を学びました。オスロ・シンフォニエッタのコンポーザー・イン・レジデンスを務めた後、アンサンブル・アンテルコンタンポランやバーミンガム・コンテンポラリーミュージック・グループといった現代音楽アンサンブルとオーケストラのために作曲。もっとも魅力的な作品のひとつ、イタロ・カルヴィーノの著作からインスピレーションを得た《Possible
Cities/Essential Landscapes(あり得べき諸都市(まちまち)/本質を衝く風景)》に、エッセイや音楽批評も手がけ、読書を愛するというビューエネの姿が反映されています。
《Personal Best(自己ベスト)》は、トリオ・アッカント
のために書かれました。二コラス・ホッジズのピアノ、マルクス・ヴァイスのサクソフォン、クリスティアン・ディアシュタインの打楽器というユニークな編成のアンサンブルです。作曲家と演奏家の徹底した交流により、「作曲、演奏、内省」の境目がぼかされる作品です。
《Serious Songs(厳粛な歌)》は、ブラームスの《4つの厳粛な歌》をベースに作られました。ビューエネが歌手としてトリオ・アッカントと共演、「芸術音楽がいかに壊れやすいか」をあらためて示すとともに、現実生活と表現芸術の垣根を曖昧にしてみせます。
2024年2月19日-23日 Schlossbergsaal(フライブルク、ドイツ)
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MUSICAPHON
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ルーマン:オーボエ作品集
ユーハン・ヘルミク・ルーマン(1694-1758):
2本のホルン、2本のオーボエ、ティンパニ、弦楽と
通奏低音のための協奏曲ニ長調 BenR T3.25
2本のオーボエと通奏低音のための
トリオ・ソナタ ト短調 BenR T24.101
オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲変ロ長調
BenR T9.46
オルガン・ソナタ ハ長調 BenR T17.215
オーボエと通奏低音のためのソナタ ト短調
BenRT24.101
オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲
ニ長調BenR T9.53 |
カルラ・シュレーター
(バロックオーボエ、オーボエ・ダモーレ)
コンサート・ロイヤル・ケルン |
「スウェーデン音楽の父」とも称されるユーハン・ヘルミク・ルーマン。王宮礼拝堂の音楽家として活躍したルーマンは、ヘンデルやペープシュに学び、二度にわたるヨーロッパ遊学を通じて当時の最先端の音楽様式を吸収した国際的な音楽家でした。
本アルバムに収められた作品は、ルーマンの作品の中でもオーボエが独奏的役割を担うほぼすべての作品群を網羅する貴重なプログラムです。
多くの作品ではオーボエは弦楽を補強する役割にとどまりますが、ここでは独奏楽器としての魅力が存分に引き出されています。バロック・オーボエの名手カルラ・シュレーターと彼女が創設した古楽アンサンブル、コンサート・ロイヤル・ケルンが、歴史的楽器と当時の演奏様式に基づき、18世紀スウェーデンの音楽文化を現代に蘇らせます。
2025年9月29日ー10月1日(ドイツ)
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MUSICA VIVA
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モルガン・イカルディ、
J.S.バッハの傑作《ゴルトベルク変奏曲》
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 |
モルガン・イカルディ(ピアノ) |
Facebookで20万人以上という驚異的なフォロワー数を誇る、イタリアの俊英コンダクター=ピアニスト、モルガン・イカルディ。
当時14歳という若さで 《国境を越えたモーツァルト》(MV127)により堂々たるデビューを飾った彼が贈るMusica
Viva第2弾は、J.S.バッハの傑作 《ゴルトベルク変奏曲》。
イカルディは、この作品を「時間の中で変容し続ける作品」として再解釈。厳格な構造の中で絶えず変化を生み出すこの作品を、現代の視点から鮮やかに描き出します。
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NOTE ONE
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山下愛陽(ギター)
夜想の旅
ジョン・ダウランド(1563-1626):夢想 P.5/涙のパヴァーヌ
P.15
フェルナンド・ソル(1778-1839):奇想曲《静けさ》
Op.50
ジュリオ・レゴンディ(1823-1872):夢の夜想曲
Op.19
セルゲイ・ルドネフ(b.1955):古い菩提樹
アグスティン・バリオス(1885-1944):すべての祈り
フランク・マルタン(1890-1974):ギターのための4つの小品
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
ダウランドによるノクターナル「来たれ、深き眠りよ」による
リフレクション Op.70
ハンス・ハウグ(1900-1967):暁 |
山下愛陽(ギター) |
国際的に注目を浴びるクラシック・ギタリスト!新世代の名手、山下愛陽!
輸入盤日本語解説付き仕様!
国際的に注目を浴びるクラシック・ギタリスト、山下愛陽のnote
oneデビュー盤。
1997年長崎生まれのギタリスト、山下愛陽は、父・山下和仁、母・藤家溪子のもとで音楽教育を受け、幼少より世界各地で演奏活動を展開。13歳でイタリア・トリノにてソロ・デビューを果たし、現在はベルリンを拠点に国際的に活躍する新世代のギタリストです。
2024年のソロツアー以降、国内でも「新時代の名手」と評されるなど、大きな注目を集めており、これまでに東京都交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団などと共演。また、2017年ARDミュンヘン国際音楽コンクール・セミファイナリスト、2019年ドイツギター賞ほか、国際コンクール受賞多数。2026年には第35回出光音楽賞を受賞。室内楽の分野でも国内外で精力的に活動を展開し、自身の編曲作品を含む幅広いレパートリーで高い評価を得ています。
本作は、「夜の静寂」を題材としたコンセプト・アルバム。山下愛陽のギターから紡ぎ出される繊細な音色は、最初のひと音から聴く者を魅了し、ためらうことなく別世界へと誘います。希望とやさしさ、そして哀愁に満ちたその唯一無二の演奏解釈は、彼女の音楽性を象徴する魅力を余すところなく伝えています。
アルバムは、死と静寂を想起させるダウランドやルドネフ、闇の中に潜む静けさと不安の両面を映し出すマルタンやブリテンへと巡り、最後はスイスの作曲家ハンス・ハウグによる
《暁》 で締めくくられます。穏やかな弦の音色が夜明けを告げ、夢と闇の世界の終わりと、新たな一日の始まりがそっと示されます。その優しく美しい音世界は、アルバムを聴き終えたあともなお、長く心の中に響き続けることでしょう。
2025年12月、シュタット教会(グライフェンベルク、ドイツ)
使用楽器:リナルド・ヴァッカ2016年製/使用弦:ダダリオEJ45

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NOVANTIQUA
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Carmina ~ 中世ラテンの世俗歌集(9~11世紀)
1. Vestibunt silvae tenera ramorum/
2. O admirabile Veneris idolum/
3. Crus ocelle meum velle/4. Fragment/
5. Levis exsurgit Zephirus/
6. O mihi deserte natorum dulcis imago/
7. Sacerdos et Lupo (Quibus ludus estanimo)/
8. Plangit nonna fletibus/
9. Ut quid iubes pusiole/10. O tu qui
servas/
11. Aurea personet lira/12. Abeo in silvas |
MURMUR MORI
ミルコ・ヴィルジーニオ・ヴォルペ
(ヴォイス[2,3,5,7,9,11]、
リラ[11,12]、キタラ[1,5,7,8]、
フレームドラム[3,4,9,10]、
シンバル[2]、ラチェット[1]、
フィールド録音[12]/音楽監督)
シルヴィア・クロ
(ヴォイス[1,3,6,8,10,11]、
ポルタティフ・オルガン[2,4,9,12]、
ドラム[1,11]、
シンバル[6]、ベル[8,9]、
クラッシュ・シンバル[5,10]、
バードホイッスル[1])
マッテオ・ブルーザ
(キトル[1,2,4,8,9,11,12])
アレッサンドラ・ラッツァリン
(フルート[1,2,3,4,5,6,8,9])
マルティーノ・イスマエーレ・アロージオ
(フルート[10,11,12]) |
イタリアの古楽アンサンブル、MURMUR MORIによる、9~11世紀に用いられたネウマ記譜をもとに、中世音楽を創造的に再構築した意欲作。
現代の五線譜以前に用いられていたネウマは、音高を明確に示さない記号であり、旋律は口承によって伝えられてきました。
本アルバムはその不確定性を出発点に、史料研究と想像力を融合させて音楽を再生する意欲的なプロジェクトです。
(ライヴ):2025年7月16日ー19日(イタリア)
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Apra Finestra! ~ 16世紀ナポリのモレスカ歌曲集 |
パッシ・スパルシ |
オルランド・ディ・ラッソ:Lucia celu/
オルランド・ディ・ラッソ:Alla la pia calia/
作者不詳:Canta Giorgia/器楽即興:"Messer
dorma..."from CantaGiorgia/
作者不詳:Chichilichi/器楽即興:"La
Mogliera del pecoraro..."/
作者不詳:Tichi toche/作者不詳:Catalina/
器楽即興:"Andar a Balenzià..."from
Catalina/
作者不詳:Ha Lucia/
オルランド・ディ・ラッソ:O Lucia miau
miau/
M.トロイアーノ:Su genta Burno/
M.カリファーノ:Catalina cucurucuG.メタッロ:A
la lappia camocan/
オルランド・ディ・ラッソ:Hai Lucia/
S.コルネ:O Lucia miau miau/
第2器楽即興:"La Mogliera del pecoraro..."from
Chichilichi/
オルランド・ディ・ラッソ:Chichilichi/
オルランド・ディ・ラッソ:Canta Giorgia/
オルランド・ディ・ラッソ:Cathalina/
C.ビアンキ:Tichi toche/
A.ガブリエリ:Chichilichi |
フィレンツェを拠点とする声楽アンサンブル、パッシ・スパルシのデビュー盤。民族音楽学者ジャンフランコ・サルヴァトーレの協力のもと研究を重ねてきた、16世紀ナポリで流行した世俗声楽ジャンル「モレスカ」を題材に、15~16世紀ナポリの言語的少数派や奴隷文化に由来する独特の歌詞世界を描き出します。
2025年7月3日ー9日(イタリア)
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音楽と体制 Vol.7 ~ RoaringTwenties
ヒンデミット:《死の死》 Op.23a
(メゾ・ソプラノ、2本のヴィオラと2本のチェロのための)
エルヴィン・シュルホフ:
フルート、ヴィオラとコントラバスのためのコンチェルティーノ
WW75
ヴィットーリオ・リエーティ:弦楽四重奏曲ヘ長調(世界初録音) |
フェデリカ・カルネヴァーレ(メゾ・ソプラノ)
アンサンブル・アルラウネ |
イタリアのアンサンブル・アルラウネが贈る、ナチス政権下において迫害を受けた作曲家に捧げられた、「音楽と体制」シリーズの第7巻。本作では、シュルホフ、ヒンデミット、リエーティという20世紀の作曲家による、知られざる室内楽作品を紹介しています。
2025年5月(イタリア)
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NOVANTIQUA/TURCHINI RECORDS
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アブソリュート・パルテノペ ~ 18世紀ナポリの器楽音楽
アンジェロ・ラガッツィ(1680-1750):
ヴァイオリン協奏曲 《コン・リピエーニ》
ト短調
エマヌエーレ・バルベッラ(1718-1777):
独奏ヴァイオリンのためのコンチェルト―ネ
ト短調ニ
コラ・マッテイス・ジュニア(after1670-1737):
2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
ト短調(世界初録音)
フランチェスコ・スカルラッティ(1666-1741):
協奏曲第8番ヘ長調
ニコラ・アントニオ・ポルポラ(1686-1768):
チェロ協奏曲ト長調 |
エリーザ・チッテリオ(ヴァイオリン)
キャサリン・ジョーンズ(チェロ)
タレンティ・ヴルカニチ、
ステーファノ・デミケーリ(ハープシコード、指揮)
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ナポリの16~18世紀音楽の研究・演奏・教育を担う古楽専門機関「ピエタ・デイ・トゥルキーニ財団」によるレーベル第2弾。
本アルバムでは、ステーファノ・デミケーリの指揮のもと、同財団を母体とする古楽アンサンブル、タレンティ・ヴルカニチがチェロのキャサリン・ジョーンズ、ヴァイオリンのエリーザ・チッテリオという実力派ソリストを迎え、18世紀ナポリの知られざる器楽作品を鮮やかに蘇らせます。
多彩な編成による4作品に加え、ニコラ・マッテイス・ジュニアの
《ト短調ソナタ》 の世界初録音も収録。18世紀ナポリ器楽音楽の尽きることのない豊かさを改めて示す一枚です。
2022年5月24日ー27日(イタリア)
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RECAT
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反対色のなかで~
バスとチェンバロのための世俗カンタータ集
マウリツィオ・カッツァーティ (1620-1677):
カンタータ「反対色のなかで」
「時にイエス、時にノー」
アレッサンドロ・スカルラッティ (1660-1725):
セベト川の足元を浸す海で
アントニオ・カルダーラ (1671-1736):
何を言うか、わが思考よ
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル:
カンタータ「愛の戦から逃れよ」 HWV
102a
ヨハン・セバスティアン・バッハ:
世俗カンタータ「裏切者なる愛よ」BWV203 |
マチェイ・ストラブジンスキ(バス・バリトン)
ミハウ・コツォト(チェンバロ) |
いにしえの愛と嫉妬をバスが謳う
17・18世紀の台本作家や作曲家は甘美さと苦しみ、嫉妬と不安、恍惚と諦めが混ざり合う愛のあらゆるニュアンスを描くことを試みました。
バロック期イタリアのカッツァーティ、アレッサンドロ・スカルラッティ、カルダーラ、ドイツのヘンデルとバッハがそれぞれのやり方で今も昔も変わらぬ複雑な人間の感情を表現。
カッツァーティ作品は世界初録音。バスのソロ・カンタータは珍しく、ポズナンとアムステルダムで学んだ1982年生まれのバス・バリトン、マチェイ・ストラブジンスキの美声で味わえるのがたいへん貴重です。
2025年7月10ー11日、ジェロナ・グーラ大学音楽学院
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NAXOS
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21世紀のブラス・アンサンブル
1. ヴァレリー・コールマン(1970-):
ファンファーレ・フォー・アンコモン・タイムズ(2021)*
2. 八木澤教司(1975-):
蒼光の紋章-終わりなき時への哀歌(2006)
3-5. バーバラ・ヨーク(1949-2020):
テューバ協奏曲「戦争と戦争の噂」(2004/2021編)...
この編曲版での初録音
6. カタジ・コプリー(1998-):ビヨンド(2018)*
7. ハリソン・コリンズ(1999-):
ヤング・ヴォイシズ(金管とパーカッション編)...
この編曲版での初録音
8. ケイトリン・ピーターセン(2000-):レスパイア(2022)*
9. フェリックス・メンドーサ(1983-):
Guerra de Secciones セクションの戦い(2007)
*...世界初録音 |
イラム・ディアス(歌)...9
ヴェルヴェット・ブラウン(テューバ)...3-5
フランヴィエルマ(パーカッション・ソロ)...9
ダニエル・プライム(ドラム・ソロ)...9
ブラス・フォー・アンコモン・タイムズ
(メンバー構成...9Tp、6Hr、
5Tb、1BTb、4Euph、4Tu、
11Perc、1Pno、1Org)
ブライアン・カウフマン(指揮) |
2024年8月22、24、25日 アメリカ、メリーランド大学ボルティモア・カウンティー校(UMBC)
収録時間:63分
「ブラス・フォー・アンコモン・ダイムズ」はメリーランド州ボルティモア地区から選りすぐられた金管奏者と打楽器奏者によるアンサンブル。
2024年結成で、バンド名は1曲目に収録された「ファンファーレ・フォー・アンコモン・タイムズ(激動の時代のためのファンファーレ)」から採られています。
コープランドの「ファンファーレ・フォー・ザ・コモン・マン(邦題:市民のためのファンファーレ)」をもじって名付けられた同曲は、コロナ禍が明けやらぬ2021年の空気を反映していますが、他の収録曲も危機感や葛藤、闘争といった要素を含んでおり、それが静寂から狂騒までダイナミック・レンジが極めて広い音楽として表現されています。華麗一辺倒な音楽ではありませんが、決して厭世的・悲観的ムードに終始するものではなく、ソロ・パートに要求される超絶的なテクニックと共に、困難な時代に生きてゆく勇気を伝えようとする聴き映えのする音楽となっています。地球、自然、人間の命運をモチーフとした八木澤教司の「蒼光の紋章」が収録されていることも注目です。

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ワディム・グルズマン(ヴァイオリン)
シュニトケ:2つのヴァイオリンのための作品集
アルフレート・シュニトケ(1934-1998):
1-6. 合奏協奏曲第1番(1976-77)
1. I. Preludio: Andante
2. II. Toccata: Allegro
3. III. Recitativo:
Lento - Poco piu mosso - Lento -
Poco piu mosso
4. IV. Cadenza
5. V. Rondo: Agitato - Meno mosso -
Andante -
6. VI. Postludio: Andante - Allegro
- Andante
7. Moz-Art a la Haydn ハイドン風モーツルト
(K. 416dの断片に基づく)(1977)
8. 前奏曲「ドミートリー・ショスタコーヴィチの思い出」
(2つのヴァイオリン編)(1975)
9-13. 合奏協奏曲第3番(1985)
9. I. Allegro/10. II. Risoluto/11.
III. Pesante/
12. IV. — 13. V. Moderato
14. Moz-Art モーツ=アルト(K. 416dの断片に基づく)(1976) |
ワディム・グルズマン(ヴァイオリン)
フリーデマン・アイヒホルン(ヴァイオリン)
エフゲニー・シナイスキー
(プリペアド・ピアノ...1、5、6/
ピアノ...10/チェンバロ...1-2、5、9、11-13/
チェレスタ...13)
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィル管
ヴァレンティン・ウリューピン(指揮) |
録音:ブラジル、サラ・サンパウロ 2022年4月19-21日...1-7 2023年7月3-5日...8-14
収録時間:78分
「多様式主義」で知られるシュニトケが2つのヴァイオリンのために遺した作品を集めたアルバム。
ユーモアとパロディのセンスが楽しい「ハイドン風モーツァルト(モーツ・アルト・ア・ラ・ハイドン)」は、演奏頻度も高く、彼の代名詞的な作品。バロック時代の形式を借りた合奏協奏曲では、擬古典主義とモダニズムが交錯し、現代楽器のオーケストラにプリペアド・ピアノやチェンバロ、チェレスタを混ぜることで生まれるサウンドは今も聴き手の想像力を刺激します。グルズマンとアイヒホルンの2人の名手が「シュニトケ・スピリット」を思う存分表現しています。
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陳怡:ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのための作品集
チェン・イ - 陳怡(1953-):
1. ドレスデンの春(2005)(2024年 ヴァイオリンとピアノ版)
2-3. The Soulful and The Perpetual(2012)
(ヴィオラとピアノ版 2024年)
4-6. 中国の西部から3つのバガテル(ヴァイオリンとピアノ版)
4. No. 1. Shan Ge/5. No. 2. Nai Guo
Hou/
6. No. 3. Dou Duo
7-9. 中国民族舞踊組曲(2000)
(黄德釗、陳怡によるヴァイオリンとピアノ編)
7. I. Lion Dance/8. II. YangKo/9.
III. Muqam
※全曲、この編曲版による世界初録音 |
パトリック・イム
(ヴァイオリン...1、4-9/ヴィオラ...2、3)
プン・キウトン(ピアノ) |
録音:2024年8月23-25日 アメリカ、インディアナ州、ノートルダム大学
LaBar Recital Hall,O'Neill Hall of Music
and Sacred Music
収録時間:54分
中国出身、アメリカで活躍する女性作曲家チェン・イの作品集。
東洋と西洋の伝統を見事に結びつけた彼女の音楽は、中国の伝統的な語法をベースにしながら、西洋の現代的な手法を融合させています。二胡を思わせるサウンドや京劇の旋律を交え、杜甫の詩『春夜喜雨』の情景を鮮やかに描き出す「ドレスデンの春」。「The
Soulful and the Perpetual」は、抒情的な旋律と無窮動の部分の対比が鮮烈です。さらに、中国西部伝統の管楽器の響きを模した「3つのバガテル」や、獅子舞の激しい打楽器のリズムと民俗舞踊を題材にした技巧的で色彩豊かな「中国民族舞踊組曲」を収録。西洋の楽器からアジアの息吹と驚異的なダイナミズムを引き出す、彼女の卓越した作曲技法を心ゆくまで堪能できる充実の一枚です。
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クロンマー:管弦楽作品集 第1集
フランツ・クロンマー(1759-1831):
1-4. 交響曲第1番 ヘ長調 Op. 12(1797)
1. I. Adagio - Allegro vivace/2. II.
Andante/
3. III. Menuetto: Allegretto/
4. IV. Rondo: Allegro assai
5-8. 交響曲第2番 ニ長調 Op. 40(1803年出版)
5. I. Adagio - Allegro/6. II. Adagio/
7. III. Menuetto: Allegretto/8. IV.
Allegro
9-13. フルート、オーボエとヴァイオリンのための
コンチェルティーノ ヘ長調 Op. 38(1803年出版)
9. I. Allegro/10. II. Menuetto:
Allegretto/
11. III. Adagio/12. IV. Menuetto:
Allegretto/
13. V. Tema con variazioni |
チェコ室内管弦楽団パルドビツェ
マレク・シュティレツ(指揮) |
録音:2024年9月23-25日 チェコ、パルドビツェ、House
of Music
チェコ出身のフランツ・クロンマーは、レオポルト・コジェルフの後任としてウィーンの宮廷作曲家を務めました。
近年、音楽学者パドルタによる作品目録の完成でその全貌が明らかになっています。ヴァイオリン奏者だったクロンマーの作品のは弦楽四重奏曲を含む室内楽作品が多数を占めますが、交響曲も10曲余り(散逸・消失したものを含む)あるとされています。
ここに収録された2つの交響曲は、活気ある急速楽章と典雅な緩徐楽章に優美なトリオを持つメヌエットを備えた古典派の王道を行く4楽章構成。コンチェルティーノは3つのソロ楽器を立てた協奏交響曲風の編成ですが、内容的には2つのメヌエットを持つ5楽章構成のディヴェルティメントで、演奏時間は2つの交響曲を上回ります。オーケストラはほぼ伴奏に徹し、3つの独奏楽器が全編で明るく華やかな彩りを添える様は実に聴き映えがするものです。当時の楽団に優秀なソロ奏者がいたことが想像されます。
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SOMM RECORDINGS
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ピーター・ドノホー(ピアノ)
わが愛するショパン -
24の前奏曲、舟歌、幻想ポロネーズ 他
フレデリック・ショパン(1810-1849)
1-24. 24の前奏曲 Op. 28
25. 前奏曲 嬰ハ短調 Op. 45
26. 舟歌 嬰ヘ長調 Op. 60
27. 幻想ポロネーズ 変イ長調 Op. 61
28. 夜想曲 第17番 ロ長調 Op. 62-1
29. 夜想曲 第18番 ホ長調 Op. 62-2
30. 3つのエコセーズ Op. 72-3/4/5
31. 子守歌 変ニ長調 Op. 57 |
ピーター・ドノホー(ピアノ) |
録音:2025年7月4、5日 ロンドン、ハロウ
St George's, Pinner View
収録時間:82分
1982年チャイコフスキー国際コンクールで最高位に輝いたピーター・ドノホーは、ロンドンの主要楽団や世界各国のオーケストラと共演を重ね、BBCプロムスにも18回以上出演してきたピアニストです。SOMMレーベルでのプロコフィエフやモーツァルトのピアノ・ソナタ全集は、「新鮮な生命力に満ち、精緻に考え抜かれている」と各誌で絶賛されました。近年はショパンのワルツでも高い評価を得ています。
この最新盤『The Chopin I Love』は、彼が青年期に愛聴したルービンシュタインのLPのタイトルを拝借したもの。ドノホーにとっての「マイ・フェイヴァリット」です。

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静かな夏の夜 - イギリス・ライト・クラシックス
1. ジェフリー・ブッシュ:クラリネットと弦楽のための狂詩曲
2. テレンス・ヒギンズ:Vers Le Sud 南へ(D.
ストウ編)
3. クライヴ・ジェンキンス:ホルンと弦楽のための幻想曲
4. ナイジェル・ブルックス:日曜日の午後
5. サラ・ワッツ:
Everything Is Somewhere Else 全ては別のどこかに
6-10. ジェンキンス:
クラリネットと弦楽合奏のための5つの小品
6. 第1曲:Richmond Walk
7. 第2曲:Plym Valley
8. 第3曲:Tamarside
9. 第4曲:The Barbican
10. 第5曲:Drake Circus
11. アンディ・マイヤーズ:
ホルンと弦楽のためのセレナード
12. ゴードン・ジェイコブ:小さなワルツ
13. ルーク・ウイットロック:子守歌
14. エドワード・エルガー:カント・ポポラーレ
15. レノックス・バークリー:
アンダンティーノ(C.ジェンキンス編)
16. フレデリック・ディーリアス:
ロマンス(C. ジェンキンス編)
17. ドン・シャーマン:静かな夏の夜
※トラック1を除き世界初録音
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ピーター・シグレリス(クラリネット)...1、6-10
サラ・ワッツ(ファゴット)...4、5、12
アレクセイ・ワトキンズ(ホルン)...3、11、13
マイケル・メイス(チェロ)...15、16
ロンドン室内アンサンブル
ピーター・フィッシャー(指揮/ヴァイオリン...2、14、17) |
録音:
2023年8月23日 ヘンリー・ウッド・ホール...3-5、11-13
2024年9月11日 ハロウ St George's, Pinner
View...1-2、6-10
2025年7月29日 ハロウ St George's, Pinner
View...14-17
収録:69分
イギリスで発展した「ライト・クラシック」の豊かな伝統が息づくアルバム。前作の「Eclogue
英国の室内楽作品集」(SOMMCD0653)に続き、タイムズ紙で絶賛されたヴァイオリニストのピーター・フィッシャー率いるロンドン室内アンサンブルが共感のこもった演奏を披露しています。快活な「日曜日の午後」や軽快な「小さなワルツ」などをアクセントにしつつ、全体としては穏やかな曲調の作品が多く、しっとりとした弦のサウンドをベースにソロ楽器が変化にとんだ彩を添えてゆきます。民謡風のメロディが醸すノスタルジックなムードもあり、リラックスして楽しむのにうってつけのアルバムです。

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TOCCATA CLASSICS
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ティモシー・バワーズ:ギター作品集 第1集
ティモシー・バワーズ(1954-):
1-5. 5つのパガン・ダンス -2つのギターのために(2019)
6- 10. 5つの前奏曲 - 独奏ギターのために(1979)
11. Soliloquy 独白 - 独奏ギターのために(1981)
12. エレジー -
ギターのために(ダウランドへのオマージュ)(2016)
13-17. 5つの間奏曲 - 独奏ギターのために(2001)
18-20. 3つの悲歌的な旋律 -2つのギターのために(1981-82)
21-24. ソナチネ - 独奏ギターのために(2018)
25-29. 5つの後奏曲 - 独奏ギターのために(2021)
30-33. Sea Changes 海による変容(1994)
6-10を除き世界初録音 |
ミヤビ・デュオ
(加藤早紀、ヒュー・ミリントン)...
1-5、18-20
加藤早紀(ギター)...6-10
ヒュー・ミリントン(ギター)...11-17、21-33
ヴァネッサ・バワーズ(ソプラノ)...30-33 |
録音:2023年7月12-13日、2025年7月21-22日 ハートフォードシャー、Holy
Trinity Church, Weston
収録時間:71分
ギターと言えばスペイン色をにじませた作品が多い中で、バワーズはその傾向をあえて抑制し、控えめな感情表現や、ある種の慎み深さといったイギリス的側面を盛り込みました。
ゆるやかに、静かに、などと指定された曲も多い一方、活発な曲では歯切れよく清澄な響きを聴かせます。
作曲家監修のもと、彼と緊密に活動してきた加藤早紀とヒュー・ミリントンがソロにデュオに理想的な演奏を披露しています。
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フルーリー:管弦楽作品集 第6集
リヒャルト・フルーリー(1896-1967):
1-13. 交響曲第5番(1955-56)
1. I. Allegro moderato
2. II. Andante sostenuto
3. III. Scherzo: Prestissimo; Trio:
Allegretto
4-13. IV Variationen
14-17. 交響的組曲『Im Altisberg アルティスベルクにて』(1953)
14. I Pastorale: Andante
15. II Waldfest: Allegro molto
16. III Nocturne: Allegro moderato
17. IV Auf dem Burghubel: Allegro agitato
※全て世界初録音
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BBC交響楽団
ポール・マン(指揮) |
録音:2024年1月24-26日 ロンドン、BBCメイダ・ヴェール・スタジオ、スタジオ
MV1
収録時間:74分
スイスの作曲家リヒャルト・フルーリーにとって自然はインスピレーションの源泉でした。最後の交響曲である第5番を完成させたのは1956年のことですが、ドイツ・ロマン派直系の旋律美と和声を屈託なく前面に出したスタイルはとても親しみやすく、当時の現代音楽の潮流からは遠く隔たっています。
4楽章構成で演奏時間40分余り。第1楽章冒頭の音楽にはブルックナーを、第2楽章のサウンドにはリヒャルト・シュトラウスをイメージする人も多いことでしょう。
全体の3分の1近くを占める第4楽章はスイスの学生歌による変奏曲となっており、しみじみと結ばれるところにこの作曲家の個性がうかがわれます。1953年の交響的組曲で描かれたアルティスベルクとは作曲者の故郷ゾロトゥルン地方の山岳地帯で、アーレ渓谷や緑豊かな森を楽しめるトレイルで現代も人気の場所。この曲も後期ロマン派風のサウンドによる4楽章構成の自然賛歌となっています。
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リンダ・クヴァラス:器楽曲、室内楽曲、歌曲集
第3集
リンダ・クヴァラス(1960-):
1-7. 歌曲集「She, Who Should Have Been
a Queen」-
ソプラノとピアノのために(2024)...世界初録音
8. To the Lighthouse 灯台へ -
金管五重奏のために(2022)...世界初録音
9-14. バンダノン組曲 - ピアノのために(1999) |
アントワネット・ハローラン(ソプラノ)...1-7
コーディ・グリーン(ピアノ)...1-7、9-14
ライアバード・ブラス(金管五重奏)...8 |
録音:2022年12月9日 Kenneth Myer Auditorium...8 2025年2月25日、2025年10月12、15日 Hanson
Dyer Hall...1-72025年6月16、18日、11月14日 Hanson
Dyer Hall...9-14
収録時間:71分
ピアニスト、音楽学者、そして作曲家として活躍するオーストラリアのリンダ・クヴァラスは、自身の創作に明確なフェミニズムの視点を取り入れることで知られています。
『She, Who Should Have Been a Queen女王となるべきだった彼女』は、《マクベス》《蝶々夫人》《リゴレット》《ラ・ボエーム》などのヒロインの心境を現代的な視点から解釈したテキストによる作品です。金管五重奏曲「灯台へ」はバロック風のサウンドによる小品。「バンダノン組曲」は、ニューサウスウェールズ州のショールヘイブン川周辺の風景をスケッチしたピアノ曲で、川面のきらめきを思わせる印象派風の曲もあれば、深い森を思わせる重々しい曲もあります。
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R. スティーヴンス:管弦楽作品集 第3集
ロビン・スティーヴンス(1958-2026):
1-5. 交響詩「Mourning into Dancing」(2011/2013改訂)
1. Introduction: Allegro con spirito,
drammatico
2. Lament: Adagio lamentoso
3. Processional: Adagio con moto
4. Scherzo: Allegro con spirito, ma
non troppo
5. Jig and Chorale: Allegro vivo
6. 演奏会用ロンド -
独奏フルートと小オーケストラのために(2016)
7-10. ヴィオラ協奏曲(2022-23)
7. I. Adagio con moto -
Risoluto (Allegro non troppo)
8. II. Scherzo: Allegro moderato
9. III. Poco adagio
10. IV. Finale: Allegro molto - Poco
meno mosso
※世界初録音
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キャスリン・ブライアン(フルート)...6
ポール・シルバーソーン(ヴィオラ)...7-10
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
ポール・マン(指揮) |
録音:グラスゴー、New Auditorium, RSNO
Centre 2025年6月16-18日...7-10 2025年8月7-8日...1-6
収録時間:65分
2026年2月に67歳で世を去ったロビン・スティーヴンスの追悼盤。交響詩「Mourning
into Dancing 嘆きから踊りへ」は、彼が初めて手掛けた大管弦楽のための作品で、多彩な楽想・色彩・リズムが用いられ、作曲家の意欲が伝わってきます。
ヴィオラ協奏曲は、4楽章構成・演奏時間47分近い大作。独奏ヴィオラがリードする劇的な展開はベルリオーズの「イタリアのハロルド」を思わせます。これら2曲の間に置かれた演奏会用ロンドは4分ほどの小品ですが、「弾けるような活気で」との指定通り、フルートが特殊奏法を散りばめつつ華麗な演奏を繰り広げます。スティーヴンスは交響曲を構想していましたが、その完成を待たずにこの世を去りました。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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ATS
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1967年10月12日
ジョージ・セル、マーラー「悲劇的」ライヴ
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」 |
ジョージ・セル指揮
クリーヴランド管弦楽団 |
ATS MQACD、ジョージ・セル、マーラー「悲劇的」一発ライヴ!ステレオ高音質
(1967年10月12日セヴェランスホールライヴ)
ジョージ・セルの激しいマーラー。高名なソニー盤は演奏会複数日を合成したものですが、当盤は一発ライヴ。それ故に演奏上の瑕疵がありますが推進力の凄さには目を見張ります。
豪快なオーケストラ・ドライヴ。特に逆上的な盛り上がりを見せます。一直線につっばしるようで四角四面に陥らない高度な芸を聞かせてくれます。第3楽章をソニー盤よりも2分も長く歌い上げているのが最大の特徴です。
セヴェランスホールは一階最前列で聴くような生生しい音質も極上です。
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MAGISTRALE
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MG17-60013/60014-2
(2MQACD)
\3900→\3690
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クナッパーツブッシュ・フリブール・ライヴ、
オール・ベートーヴェン
ベートーヴェン:
「コリオラン」序曲
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
交響曲第7番 |
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
ウィーンフィル
ウィルヘルム・バックハウス(ピアノ) |
MAGISTRALE久々の新譜はスイス放送による正規音源、高音質!クナッパーツブッシュ・フリブール・ライヴ、オール・ベートーヴェン・プログラム1954年1月21日特価設定!!!
1954年1月21日フリブール大学講堂におけるライヴ
「第三帝国時代を通じて絶えずトラブルに巻き込まれる原因となった、精神と気骨の独立性」を備えていた巨匠クナッパーツブッシュ。フルトヴェングラー存命中の1954年1月、本拠地ウィーンでの定期演奏会後にクナはウィーンフィルを率いてスイス各地への演奏旅行へ出発。
ソリストは盟友バックハウス。ウィーンでは協奏曲第4番でしたがここでは「皇帝」を高貴に雄渾に奏でております。クナ独自のパウゼをじっと待つバックハウスの姿は両雄相まみえるの感があります。
「コリオラン」、「交響曲第7番」の即興的に見えて実は計算ずくの変化の妙はこのコンビならでは。クナの唸り声、足音も鮮明に収録されスリリングで充分な高揚が楽しめます。
驚異的な高音質で保存されており、さらに24bit96khzMQAマスタリングで洗い上げられております。ORFEOレーベルの音質に不満のある方に是非聞いていただきたい逸品です。
美しいジャケットは画家ロルフ・ペーター・バウアーによる「Im
Kozertsaal Karikeiert」から。
ネストル・カスティリオーネ氏による書下ろしエッセイ付。
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SOMM RECORDINGS
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バルビローリの第1番
エルガー・フロム・アーカイヴ 第4集
エドワード・エルガー(1857-1934):
1. 序曲「南国にて(アラッシオ)」 Op. 50
2-5. 交響曲第1番 変イ長調 Op. 55
2. I. Andante. Nobilmente e semplice
- Allegro
3. II. Allegro molto
4. III. Adagio
5. IV. Lento - Allegro |
ライプツィヒ放送交響楽団
ゲルハルト・プリューガー(指揮)...1
ハレ管弦楽団
ジョン・バルビローリ(指揮)...2-5 |
録音(MONO):
1・・・1953年頃 ライプツィヒ、"SpringerstraBe"
Broadcasting House
音源:1954年発売のレコード 米Urania
URLP 7136 (matrix: XTV 21788)
2-5・・1958年1月30日 マンチェスター、フリー・トレード・ホール(ライヴ)
音源提供: BBCホームサービス
収録時間:70分
SOMMの録音やARIADNEの復刻におけるプロデューサー兼エンジニアであるラニ・スパー
Lani Spahrは、5,000本ものエルガー作品の録音を持っています。「エルガー・フロム・アーカイヴ」シリーズは、1951年に創設された英国エルガー協会の75周年を記念して、スパーのアーカイヴから歴史的な価値の高い音源を復刻するプロジェクトです。
元エルガー協会会長で原盤解説筆者のアンドルー・ニールによれば、冒頭に収められた序曲「南国にて」を指揮するゲルハルト・プリューガーは1907年にドレスデンで生まれで、時代の荒波にもまれて第2次大戦ではナチ党に、戦後は東ドイツの共産主義政党に入党した経歴があるそうです。当音源が10年前には敵国として激しく交戦していたドイツ、特に共産主義政権下の東ドイツで収録され、レコードとして西側でも発売されたことの歴史的意義をニールは評価しています。おそらく演奏者が曲に慣れていなかったために「安全運転」になりがちな個所がある一方で、情熱的な盛り上がりも聴くことができ、楽曲紹介にかける意気込みが伝わってきます。
交響曲第1番はハレ管弦楽団の100周年記念演奏会のライヴ。2009年にバルビローリ協会からリリースされたものと同じ演奏ですが、こちらはARIADNEの復刻を多数手がけているラニ・スパーがマスタリングしています。ハレ管はハンス・リヒター指揮で交響曲第1番を初演した楽団で、この選曲は楽団の100周年記念に相応しいもの。バルビローリは1956年に同曲をハレ管と録音していますが、それは翌年に控えたエルガー生誕100周年に備えたものと思われ、実際1957年のエジンバラ音楽祭ではハレ管を率いて同曲を演奏した後、喝采がなかなか鳴りやまないほどの大成功を収めたと伝えられます。当演奏が行われた1958年には、バルビローリもハレ管も同曲を完全に掌中に収めていたことでしょう。バルビローリの録音には、先に挙げた1956年盤に加え、1962年のフィルハーモニア管(以上はEMI/Pathéへのセッション録音)、1970年のハレ管(BBCのライヴ音源)があり、これら3種は演奏時間が52分から54分で安定した出来栄えを示していますが、当盤の演奏は49分半となっており、特にフィナーレではいきいきとしたドライヴ感があって「ライヴのバルビローリ」の姿を伝えてくれます。
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<国内盤>
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LIVE NOTES
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伝説の女流ピアニスト
フランスのピアノ曲 近代の華やぎⅠ
井上二葉の演奏記録
アンリ・デュティユー:バッハを讃えて
ジャン・イヴ・ダニエル=ルスュール:
心の痛み.フランス組曲
フロラン・シュミット:
二つの小品
―クロマティック・ハープ又はピアノのための―
親密な音楽 より ~僧院 葉っぱの唄 航跡
そよ風
七人の乙女の舟歌
ポール・デュカ:
ラモーの主題による変奏曲・間奏曲と終曲 |
井上二葉(ピアノ) |
スタジオ録音をしてこなかった井上二葉、ライヴ録音待望のCD化!
絶妙な選曲のセンスと独自のタッチから生まれる響きはまさに井上ならではの貴重な記録

井上二葉は、シドニー生まれの日本を代表するピアニスト。幼少期を欧州で過ごし、東京音楽学校卒業後、パリでラザール・レヴィらに師事。
フランス近代音楽、とくにフォーレ演奏の第一人者として知られ、1974年には日本人初のフォーレ・ピアノ全曲連続演奏会を開催。教育者としても長く活躍し、2026年に毎日芸術賞を受賞した。
伝説の女流ピアニストである。
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PENTATONE(国内仕様盤)
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PTC 5187655FD
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3500
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Metanoia メタノイア ~リスト作品集
フランツ・リスト(1811-1886):
(1-4) ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
(5) 悲しみのゴンドラII S.200/2
(6) 無調のバガテル S.216a
(7) 灰色の雲 S.199
(8) 死のチャールダーシュ S.224
(9) R.W. - ヴェネツィア S.201
(10) ハンガリー狂詩曲 第17番 ニ短調 S.244/17
(11) 凶星! S.208
(12)「2つの伝説」より
第2曲「波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ」
S.175/2 |
ユリアンナ・アヴデーエワ
(ピアノ:Steinway CD-18) |
ヴィルトゥオーゾの先へと劇的な変貌を遂げた音楽家リスト、その神髄に迫るアヴデーエワの圧倒的演奏!名曲「ロ短調ソナタ」と後期の深遠な作品群を一挙に堪能
録音:2024年2月 モンタナ州フィッシュテイル、ティペット・ライズ・アート・センター
収録時間:68分39秒
国際的に高い評価を受けるピアニスト、ユリアンナ・アヴデーエワによるリスト作品集。晩年の作品を深く掘り下げ、ヴィルトゥオーゾの先へと劇的な変貌を遂げた音楽家・リストの神髄に果敢に迫ります。
アルバム冒頭は収録作品の中で比較的作曲時期の早い「ロ短調ソナタ」。単一楽章にして並外れた劇的・哲学的スケールを備えた楽曲で、対照的な主題が現れては衝突し、変容しながら、暗闇から超越へと至る長い旅が描かれます。ピアノ文学史上最も重要な作品の一つであり、演奏効果と音楽的内容が渾然一体となった名曲。
そしてリストは後期に入ると、従来の音楽語法や形式からの決定的な決別を示し、大胆な和声実験、凝縮された構造、際立って不協和的な響きによって20世紀モダニズムへの扉を開きます。従来の旋律展開を削ぎ落としたこれらの短くも濃密な作品は、信仰、死、そして人間のあり方といった主題に触れる、根源的かつ哲学的な問いを体現しています。作曲当時は抵抗をもって迎えられたものの、後にバルトーク、スクリャービン、ドビュッシー、ラヴェルといった作曲家たちに大きな影響を与えることとなりました。このアルバムでは「無調のバガテル」「灰色の雲」「凶星!」などの作品から、時代に先んじた強烈で繊細な感性が感じられるでしょう。ワーグナーの死を悼んで作曲した「R.W.
- ヴェネツィア」も収録。
アヴデーエワにとってリストの音楽は単なる技巧ではなく、光と闇、信仰と疑念、生と死といった人間経験の最奥に迫る実存的探究の道。その演奏は音楽の思想と表現の可能性を絶えず拡張し続けた作曲家の真の姿を明らかにします。
録音に使用された「スタインウェイCD-18」はホロヴィッツが個人的に使用していた名器であり、1956年にイストミンがオーマンディ、フィラデルフィア管と共にラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を録音したピアノでもあります。

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<LP>
フランスDG(LP)
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4849018
(2LP)
\7100
〔Gatefold仕様〕 |
《カティア&マリエル・ラベック~55》
《LP 1》 【Wild is the Wind】
[Side A]
1) ディミトリ・ティオムキン:野性の息吹き
(ニーナ・シモンのヴァージョンからのM.Blaskyによる2台ピアノ編)、
2) マーガレット・ボンズ:『スピリチュアル組曲』より第3曲:トラブルド・ウォーター(C.Bonjourによる2台ピアノ編)、
3) エマホイ・ツェゲ=マリアム・ゲブルー:Ballad
of the Spirits、
4) ダヴィッド・シャルマン:Valse noire
for M /
[Side B]
グラジナ・バツェヴィチ:
1)『10の演奏会用エチュード』より第4番、2)『3つの性格的小品』より第1曲:アレグレット、
3) フィリップ・グラス:ヘレンのテーマ(映画『キャンディマン』より)(M.リースマンによるピアノ・ソロ編)、
4) ダヴィッド・シャルマン:『Star-Cross’d
Lovers(不運な恋人たち)』(第5幕)より「Romeo’s
Poison(ロメオの毒)」、
5) ビル・エヴァンス:ウィ・ウィル・ミート・アゲイン、
6) バーンスタイン:サムウェア(『ウェスト・サイド・ストーリー』より)(I.コスタルによる2台ピアノ編)、
7) パコ・デ・ルシア:愛のうた(J.A.アマルゴスによる2台ピアノ編)
カティア&マリエル・ラベック(tracks
A1, A2, B2, B6, B7)、
カティア・ラベック(tracks A3, A4, B3,
B5)、マリエル・ラベック(tracks B1, B4)、チック・コリア(track
B5)(ピアノ)
【録音】
2025年、フランス、La Fabrique des Ondes(tracks
A1-4, B1-3)、
2016年、ローマ(track B4)、1995年、イタリア(track
B5)、
2011年、パリ、スタジオK(track B6)、2007年、ドッビアーコ、グスタフ・マーラー・ホール(track
B7)
新録音(A1-4, B1-3)
《LP 2》 【Of a Bright Garden】
[Side C]:
ファニー・メンデルスゾーン:1) 4つの歌Op.8より第1曲、2)
3つのメロディOp.4より第2番、
3) ドビュッシー:月の光(『ベルガマスク組曲』より第3曲)、
4) リリ・ブーランジェ:『3つのピアノ小品』より第1曲:古い庭から、
5) マリー・ジャエル:『12のワルツと終曲』Op.8より第8曲:アレグレット・カンタービレ、
6) アルベニス:パヴァーヌ=カプリースOp.12
/
[Side D]
1) エレーヌ・ド・モンジュルー:練習曲第110番イ長調(『フォルテピアノ教育のための完全教程』より)、
2) フォーレ:ドリーの庭(組曲『ドリー』Op.56より第3曲)、
3) ラヴェル:妖精の園(組曲『マ・メール・ロワ』より第5曲)(ピアノ二重奏のための)、
4) ブライス・デスナー:Goiza Larrunen、
5) ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(ピアノ二重奏編)
カティア&マリエル・ラベック(tracks
C1, C2, C3, C5, D1, D2, D3, D5)、
カティア・ラベック(tracks C4)、
マリエル・ラベック(track D4)(ピアノ)
【録音】2025年、フランス、La Fabrique
des Ondes(C1-6, D1, D4)、2006年5月、パリ、IRCAMスタジオ(D5)
新録音(C1-6, D1-4) |
世界最高峰の姉妹ピアノ・デュオによる55年の芸術活動の歩みを新録音とともに祝したLP2枚組
●姉妹ピアノ・デュオ、カティア&マリエル・ラベックが最初の録音をリリースしてから55年となるのを祝して、その芸術の歩みを収めたLP2枚組『55』が発売されます。
新録音とともに半世紀を超える活動の中から厳選されたアーカイヴ音源が集められています。
1970年にオリヴィエ・メシアンの芸術的な指導を受けて最初にリリースした二人のデビュー・アルバムは、現代音楽の世界への最も個性的なキャリアの始まりとなりました。
「『アーメンの幻想』は私たちにとって本当に最初の録音でした。私たちは17歳と19歳で、オリヴィエ・メシアン本人に録音を頼まれたのです」と彼女たちは回想しています。
このセットには17曲の新録音(2025年録音。世界初録音を含む)が収められ、クラシック、現代音楽、ミニマル、そしてポピュラーの伝統の間で常にジャンルの境界を越えてきた二人のアーティストの親密な肖像を描き出しています。
『55』は特に女性作曲家に焦点が当てられ、全22曲のうち9曲が7人の異なる女性作曲家によるものです。カティアとマリエルはこれらの作曲家について次のように語っています。「彼女たちが沈黙しているように見えたのは、時代によって覆われていただけなのです。彼女たちの物語―並外れた歩みと勇気ある運命―は今日でも非常に強く心に響きます」。『55』は音楽だけでなく、見た目でも編集の面からも一つの作品となっています。
ボックスには40年以上にわたる二人の芸術的な人生の軌跡を辿ることのできる、フランスの写真家ブリジット・ランコムによる写真が収められ、音楽学者でジャーナリストのルノー・マシャールによるエッセー、歴史的背景や作曲者の言葉などが掲載された充実した内容のブックレットが付いています。
●2枚のLPにはそれぞれタイトルが付けられ、異なってはいますが相互に関連した世界として展開しています。
LP 1[Wild is the Wind]:ジャンル間の自由な行き来に焦点を当てた、ポピュラー音楽とクラシック音楽の書法による対話。
LP 2[Of a Bright Garden]:庭園と子供時代というテーマを軸に、ロマン派から20世紀のレパートリーを横断するプログラム。
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