6/30(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ATMA
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ACD22830
(2CD)
\3700
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グレトリ:歌劇《嫉妬深い恋人》(1778)
アンドレ=エルネスト=モデスト・グレトリ
(1741-1813):
歌劇《嫉妬深い恋人、あるいは偽りの外見》
L' Amant jaloux ou les fausses apparences
3幕のオペラ=コミック(1778) |
マガリ・シマール=ガルデス(レオノール)
エレーヌ・ギルメット(イザベル)
ギレーヌ・ジラール(ジャサント)
ピエール・デレ(ドン・アロンス)
アルタヴァズド・サルグシャン(フロリヴァル)
マチュー・レクロアール(ロペス)
アリオン・バロック管弦楽団
マチュー・リュシエ(指揮) |
1778年にヴェルサイユで初演された《嫉妬深い恋人》は、グレトリがフランス・オペラ=コミックの作曲家として示したもっとも洗練された成果のひとつです。
嫉妬、思い違い、見せかけ、取り決められた結婚という普遍的な題材を、軽妙で流れるような劇運びの中に織り込み、音楽と台詞の対話によって生き生きとした人物像を形づくっています。初演以来このジャンルの模範作と見なされ、19世紀半ばまで長く上演され続けたことからも、この作品が持つ魅力の大きさがうかがえます。
グレトリの筆致は、テキストの抑揚にぴたりと寄り添う機敏なオーケストレーションと、触れればすぐに感情が立ち上がるような旋律感覚が特徴です。
本盤は、カナダの古楽界を代表する存在であるマチュー・リュシエとアリオン・バロック管弦楽団が、ヴェルサイユ・バロック音楽センターとの共同制作で録音したもの。フランス17・18世紀オペラの遺産を現代の聴き手へ伝える意欲的な企画です。
2025年5月(カナダ)
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AVIE
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リズム・ネイション ~ 弦楽四重奏でめぐるアメリカ音楽 |
PUBLIQuartet |
フォデ・ラサナ・ジャバテ:Sunjata' s Time(ジェイコブ・ガーシク編)より/
Jlin:Baobab/
ジャネット・ジャクソン、ジミー・ジャム、テリー・ルイス:Rhythm
Nation Remix I-III/
ヘンリー・スレッギル:Sixfivetwo/ジェフ・スコット:Blues
for Buddy/
デューク・エリントン:Come Sunday/エディ・ヴェネガス:Cachumbambeando
en clave/
マズ・スウィフト:Digging Gold; Deeper
Blue/
ダニエル・バーナード・ルーメイン:Hip-Hop
Studies and Etudes, Book I より X. C sharp
minor |
ニューヨークを拠点とするPUBLIQuartetの《Rhythm
Nation》は、現代音楽、ジャズ、ボサノヴァ、サルサ、アフロ・キューバン、プエルトリコ音楽、エレクトロニクスなど、多様なアメリカ音楽の系譜を弦楽四重奏という編成の中で交差させたアルバムです。
4つの新作委嘱、クロノス弦楽四重奏団の〈Fifty
for the Future〉からの2曲、クラシックな名曲、そしてジャネット・ジャクソンの1989年の名盤へのオマージュとなる3つのリミックスが並び、全体を貫くのはタイトルどおり「リズム」の強い推進力です。
即興性とジャンル横断的な感覚を武器にしてきたこのカルテットの個性が、もっとも鮮やかに表れた1枚です。
2025年6月、7月、9月(アメリカ)
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ESTONIAN RECORD PRODUCTIONS
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ネーメ・ヤルヴィ(指揮)&エストニア国立交響楽団
グレート・マエストロ XVII ~ ベートーヴェン
250
1-2. シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
3-6. ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調Op.92
<アンコール>
7. ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調Op.93
より 第3楽章 |
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
エストニア国立交響楽団
カッレ・ランダル(ピアノ/#1-2) |
ネーメ・ヤルヴィ&エストニア国立響の「ベト7」!
エストニアを代表する作曲家、ペーテル・ヴァヒとプロデューサーのティーナ・ヨキネンによって2001年に設立されたレーベル「Estonian
Record Productions」のグレート・マエストロ・シリーズ。
第17巻は2020年のベートーヴェン生誕250周年に向けて制作されたシリーズの一つで、2018年5月に行われたネーメ・ヤルヴィ&エストニア国立交響楽団のコンサートよりベートーヴェンの《交響楽第7番》を収録。
前半にはエストニアを代表するピアニスト、カッレ・ランダルとのシューマンの《ピアノ協奏曲》、またアンコールとしてベートーヴェンの《交響楽第8番》より第3楽章を収録しています。いずれもライヴ録音。
2018年5月11日(#3-6)2018年9月18日(#7)2019年4月25日(#1-2)エストニア・コンサート・ホール(タリン/すべてライヴ録音)
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ネーメ・ヤルヴィ(指揮)&エストニア国立交響楽団
グレート・マエストロ XVI ~ ベートーヴェン250
1-3. モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調
KV 595
<アンコール>
4. モーツァルト:
ピアノ協奏曲第21番 ハ長調KV 467 より
第2楽章
5-7. ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調Op.67
《運命》 |
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
エストニア国立交響楽団
カッレ・ランダル(ピアノ/#1-4) |
ネーメ・ヤルヴィ&エストニア国立響のベートーヴェン「運命」!
エストニアを代表する作曲家、ペーテル・ヴァヒとプロデューサーのティーナ・ヨキネンによって2001年に設立されたレーベル「Estonian
Record Productions」のグレート・マエストロ・シリーズ。
第16巻は2020年のベートーヴェン生誕250周年に向けて制作されたシリーズの一つで、2019年4月に行われたネーメ・ヤルヴィ&エストニア国立交響楽団のコンサートよりベートーヴェンの《運命》を収録。
前半にはエストニアを代表するピアニスト、カッレ・ランダルとのモーツァルトの《ピアノ協奏曲第27番》収録しています。
いずれもライヴ録音。 2017年11月(#1-4) 2019年4月(#5-7) エストニア・コンサート・ホール(タリン/すべてライヴ録音)
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LAWO
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アンドリス・ポーガ(指揮)&スタヴァンゲル交響楽団
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 |
アンドリス・ポーガ(指揮)
スタヴァンゲル交響楽団 |
アンドリス・ポーガ&ノルウェーの名門、スタヴァンゲル交響楽団!Lawo第2弾は、ショスタコーヴィチ交響曲第8番!
NHK交響楽団、新日本フィル、名古屋フィル等日本の主要オーケストラへの客演やPMFへの出演を重ね、近年では広島交響楽団の特別定期演奏会でのウラディーミル・フェドセーエフの代役、さらに2026年5月には、NHK交響楽団との共演でショスタコーヴィチの交響曲第4番を指揮するなど、日本でも高い知名度と信頼を得ている指揮者アンドリス・ポーガ。
ボストン交響楽団では同郷のアンドリス・ネルソンスのもとアシスタント・コンダクターを務めるなど、ヤンソンス親子、ネルソンスらに続くラトビア出身マエストロの系譜を担う存在として注目されています。本作は、2021/22シーズンより首席指揮者を務めるノルウェーの老舗オーケストラ、スタヴァンゲル交響楽団とのLawo第2弾。
前作のニールセンの交響曲第2番&第4番(LWC1408)に続く本アルバムでは、ショスタコーヴィチの交響曲第8番を収録。第二次世界大戦という時代の中で生まれた第8番は、同時期の第7番
《レニングラード》 のような外向的な性格とは対照的に、より内省的で、戦争の悲劇や人間の苦悩を深く掘り下げた作品として位置づけられています。
スタヴァンゲル交響楽団の引き締まった透明感あるサウンドと、ポーガの明晰な音楽作りが、この重層的な作品に内在する緊張と静謐、そして深い精神性を鮮やかに描き出しています。
2025年5月26日ー28日&30日、スタヴァンゲル・コンサート・ホール(ノルウェー)

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NEOS
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ティーレマン&ウィーン・フィル、ケント・ナガノ&ベルリン・ドイツ響
ペーター・ルジツカ:管弦楽作品集 Vol.6
ペーター・ルジツカ(b.1948):
1. レクイエム
(弦楽オーケストラ、9つの木管楽器、オルガン、
ティンパニとパーカッションのための)(2021)
※世界初録音
ベルリン・ドイツ交響楽団、ケント・ナガノ(指揮)
※録音:2025年11月9日、
ベルリン・フィルハーモニー(ドイツ)
2. タリス(大管弦楽のための照射)(1993)
ハンブルク北ドイツ放送交響楽団、
ペーター・ルジツカ(指揮)
※録音:1994年10月26日-27日、
NDR ロルフ・リーバーマン・スタジオ(ドイツ)
3. ... INS OFFENE ...(22の弦楽器のための音楽)(2005)
ブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニー管弦楽団
ペーター・ルジツカ(指揮)
※録音:2007年5月13日、
ブラウンシュヴァイク・クラシックス音楽祭(ドイツ)
4. "... ZURUCKNEHMEN ..."(大管弦楽のための追憶)(2009)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
※録音:2010年4月25日、
ウィーン楽友協会ホール(オーストリア) |
ベルリン・ドイツ交響楽団
ケント・ナガノ(指揮)
ハンブルク北ドイツ放送交響楽団
ペーター・ルジツカ(指揮)
ブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニー管弦楽団
ペーター・ルジツカ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クリスティアン・ティーレマン(指揮) |
Neosの人気シリーズ、ルジツカの管弦楽作品集第6巻!
ハンブルク州立歌劇場、ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、ザルツブルク音楽祭のディレクターを務め、ハンブルク音楽演劇大学の教授でもあるドイツの重鎮作曲家&指揮者、ペーター・ルジツカ(b.1948)のオーケストラ作品集第6巻。
ルジツカの創作における様々なテーマを総括的に示したプログラムで、世界初録音となる2021年の作品《レクイエム》を頂点に、それ以前の30年間に作曲された《タリス》《...
INS OFFENE ...》《"... ZURÜCKNEHMEN
..."》の3作品を配置。ルジツカ自身の指揮による2曲をはじめ、ティーレマン&ウィーン・フィル、ケント・ナガノ&ベルリン・ドイツ響といった一流アーティストの演奏で、ルジツカの創作における精神的、音楽的な歩みを辿ることができます。
これらは現代の作品でありながら、ベートーヴェン、マーラー、ブルックナー、タリス、バッハ、ベルクといった過去の音楽の記憶と影響が全体を貫いており、ルジツカによる音楽史との対話の記録ともいえるでしょう。
1994年~2025年
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ショパンを巡る考察 ~ 練習曲全集
ショパン:
12の練習曲 Op.10
12の練習曲 Op.25
3つの新しい練習曲 B.130 |
オルガ・チェロヴァ(ピアノ) |
ウクライナ生まれのピアニスト、オルガ・チェロヴァが、ショパンの練習曲全27曲を一つの壮大な物語と捉え直し、各曲に「祖国への愛」(別れの曲)、「炎上するワルシャワ
~ 悲愴的大練習曲」(革命)、「トランポリンの上で」(蝶々)というような独自の詩的なタイトルを与え、人生や宇宙といった壮大な世界を描く連続的ドラマとして再構成したコンセプチュアルな1枚。
チェロヴァは24の練習曲を24時間(=1日)のサイクルに、そして《3つの新しい練習曲》をその円の外側に位置する余韻に喩え、人生のあらゆる経験がこの作品に凝縮されているという考えに基づいて演奏した、全く新しいアプローチによる「練習曲全集」です。
2023年8月(ライスキルヒェン、ドイツ)
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ディエゴ・ドゥロン:死者のための聖務日課
ディエゴ・ドゥロン・デ・オルテガ(c.1653-1731):
死者のための聖務日課
ディエゴ・ドゥロン・デ・オルテガ:Sciens
Jesus,motete a 4
セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):
Benigne fac Domine Versos Sanctus 5ºtono
ニコラス・タバレス・デ・オリベラ(17th
century-1647):
Qum quatour vocibus, paraministriles
フアン・バウティスタ・ホセ・カバニーリェス(1644-1712):
Tiento sobre el ''In exituIsrael'' |
カピージャ・デ・サンタ・アナ
レアル・カピージャ・デル・ポプロ |
17~18世紀スペイン・バロックの作曲家、ディエゴ・ドゥロン・デ・オルテガ(c.1653-1731)による大規模な典礼音楽《死者のための聖務日課》を中心とした、スペイン・バロック作品の復元プロジェクト。
ディエゴ・ドゥロンはカナリア諸島ラス・パルマスの大聖堂で55年間にわたって楽長を務め450以上の作品を残した、スペイン・バロック後期を代表する宗教音楽作曲家の一人。まだ十分に知られていないカナリア諸島のバロック音楽文化を同地を拠点とする古楽アンサンブル、カピージャ・デ・サンタ・アナの演奏で現代に蘇らせる有意義なアルバムです。
2024年12月11日-16日(インヘニオ、グラン・カナリア島、スペイン)
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SCHWEIZER FONOGRAMM
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SCHWEIZER FONOGRAMM は初回生産数が少ないのか新譜でも希望注文数が入らないことがあります。
アリアCDも代理店も最善はつくしますが万一入手できなかった場合はどうかご容赦ください |
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アドルフ・ライヒェル:交響曲第1番・第2番
~
忘れられた19世紀スイスの交響曲
アドルフ・ライヒェル(1816-1896):
交響曲第1番 ニ短調/交響曲第2番 ハ長調 |
ベルン交響楽団
クリストフ=マティアス・ミュラー(指揮) |
アドルフ・ライヒェル(1816-1896)は、19世紀のスイス音楽界で重要な役割を果たしながら、長く忘れられてきた作曲家です。
ベルリンでジークフリート・デーンに作曲、ルートヴィヒ・ベルガーにピアノを学び、パリやドレスデンを経て、1867年にベルンの音楽監督に就任しました。本盤には、そのベルン時代に生まれ、1869年と1870年に同地で初演された2つの交響曲を収録。ベートーヴェンやメンデルスゾーンを思わせる古典的な均整の中に、独創的な主題展開と精緻な対位法が息づく、充実した交響作品です。
ライヒェルの作品は20世紀半ばまでにほぼ忘れ去られましたが、近年になって手稿の再発見と研究が進み、その全貌が見直されつつあります。
この2曲の交響曲は、彼がようやく常設オーケストラの指揮者となったベルンで完成されたもので、古典主義への確かな忠誠を保ちながらも、楽想の展開には強い個性が感じられます。
優雅さと対位法的な技巧、端正な構築感覚が共存し、19世紀ドイツ語圏交響曲のもう一つの系譜を示す作品として興味深い内容です。ベルン交響楽団が自らの初代首席指揮者の交響曲を世界初録音した意義も大きい一枚です。
2025年9月(スイス、ベルン)
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オー・アモル・エト・スブリミタス ~ スイス写本による中世歌集
Veri floris sub figura/Kyrie/O amor Deus
deitas/
Hac in die Gedeonis/Sol sub nube latuit/
Sanctus Alme Deus/Agnus Dei Crimina tollis/
O Ihesu admirabilis/VuncLonc tens a que
ne vi m'amie/
Ave deitatis / Cele m'a tolu la vie /
Lonc tens a que ne vi m'amie /
Et sperabitWeine herze, weinent ougen
Patrem parit filia |
アンサンブル・レゾネ |
本盤は、13世紀から14世紀にかけてスイスの修道院や大聖堂で伝えられた中世歌唱を集めたアルバムです。
サン・ガレン、ローザンヌ、フリブールのラ・メグローグ修道院、バーゼル歌謡写本などに残る資料をもとに、グレゴリオ聖歌、トロープス、コンドゥクトゥス、モテット、世俗歌がひとつの流れとしてたどられます。スイスは中世ヨーロッパ音楽の周縁ではなく、パリをはじめとする文化中心地と密接につながりながら独自の受容と展開を示した土地であり、そのことがこのプログラム全体の大きな魅力になっています。
演奏するアンサンブル・レゾネは、2020年創設の新しい中世音楽アンサンブルで、写本の直接調査と音楽学的研究に基づきながら、博物館的な再現ではない生きた中世音楽の提示を目指しています。
中心人物アンジェリーク・グロイターは、ジュネーヴ生まれ、ベルリン育ちで、ダンス、演劇、声楽を経てソルボンヌで中世音楽を学んだ多面的な芸術家です。本盤でも、厳密な史料読解と自由な舞台的感覚とが結び付き、語りかけるような歌、器楽的な広がり、空間との共鳴がひとつの体験として立ち上がります。大半が世界初録音という点も大きな聴きどころです。
2025年10月、11月(スイス)
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SIGNUM
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ラ・セレニッシマ
ヘルズ・エンジェルズ
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
ヴァイオリン、チェロと通奏低音のための
ソナタ ト長調 RV 820
(※最終楽章は手稿譜欠落のため、
エイドリアン・チャンドラーによる補筆完成版)
2本のヴァイオリンのためのソナタ ヘ長調
RV 68
ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):
2本のチェロと通奏低音のための
ソナタ第5番 変ロ長調 Op.2-5
ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764):
2本のヴァイオリンのための
ソナタ第5番 ト短調 Op.12-5
ルイ=ガブリエル・ギュイマン(1705-1770):
チェンバロとヴァイオリンのための
ソナタ第1番 ト長調 Op.13-1
ミケーレ・マシッティ(1663/64-1760):
ヴァイオリン、チェロと通奏低音のための
ソナタ第15番 ト短調 Op.6-15 |
ラ・セレニッシマ
エイドリアン・チャンドラー
(ディレクター、ヴァイオリン) |
天使か、悪魔か。チャンドラー&ラ・セレニッシマが迫る、フランスとイタリアのバロック・ヴァイオリン技巧の系譜!
英タイムズ紙が「ヴィヴァルディの化身」と絶賛するエイドリアン・チャンドラー。彼が率いる英国屈指の古楽アンサンブル「ラ・セレニッシマ」がニュー・アルバム『ヘルズ・エンジェルズ』で、バロックの闇と光を描き出す。
1728年にドイツのカッセル宮廷で開催された、ピエトロ・ロカテッリとジャン=マリー・ルクレールによる伝説的な競演。その際、目撃者はルクレールの演奏を「天使のように」、ロカテッリの演奏を「悪魔のように」と評したと伝えられます。アルバム・タイトル「ヘルズ・エンジェルズ」は、この逸話からインスピレーションを得ており、フランスとイタリアのバロック音楽における演奏スタイルや技巧の交配を探求するプログラムを編み上げました。
滅多に演奏されないヴィヴァルディの初期作品であるソナタ
RV 820は、第60小節以降の手稿譜が失われているため、チャンドラー自身が最終楽章を補筆完成。その他、ルクレール、ギュイマン、マルチェッロ、マシッティといった、当時の最も要求度の高い室内楽曲を厳選。単なる伴奏楽器から出発し、超絶技巧のヴィルトゥオーゾ楽器へと劇的な社会的地位の向上を遂げたヴァイオリンの歴史を辿る、「ラ・セレニッシマ」面目躍如といえるアルバムです。
エイドリアン・チャンドラー
1974年マージーサイド生まれのヴァイオリニスト。王立音楽大学在学中の1994年にラ・セレニッシマを結成し、ヴィヴァルディ作品をはじめとするイタリア・バロック音楽の探求に生涯を捧げています。右肩の腱を2本切断する大怪我を乗り越え、2025年にチャールズ3世国王の御前で指揮者デビューを果たし、2026年には演奏活動にも完全復帰しました。ラ・セレニッシマとのレコーディングでは、これまでに英グラモフォン賞を2度受賞(2010年、2017年)。結成30周年を記念して録音されたヴィヴァルディの『四季』(SIGCD886)は、2026年のBBCラジオ3「Building
a Library」のトップ・チョイスに選出されるなど、現在も極めて高い評価を獲得しています。
2022年12月11日-14日、ウェルズ大聖堂学校
シダーズ・ホール(イギリス)

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フィンジ:The Dance Continued ~ 5曲の世界初録音を含む歌曲集
ジェラルド・フィンジ(1901-1956):
歌曲集《Till Earth Outwears》 Op.19a
未出版の初期歌曲集
〔Days too short/A Cradle Song/
The Terrible Robber Men/Rondel/English
Hills〕
歌曲集《A Young Man' s Exhortation》
Op.14
歌曲集《Oh Fair to See》 Op.13b
※未出版の初期歌曲5曲は世界初録音 |
ニック・プリチャード(テノール)
イアン・ティンダル(ピアノ) |
フィンジ没後70年を記念する本盤は、テノールのニック・プリチャードとピアニストのイアン・ティンダルが、歌曲集《Till
Earth Outwears》《A Young Man's Exhortation》《Oh
Fair to See》を中心に組み立てたアルバムです。注目すべきは、オックスフォードのボドリアン図書館に残されていた未出版の初期歌曲5曲を挟み込み、フィンジの青年期から円熟へ至る歩みを一つの流れとして聴かせている点です。トマス・ハーディをはじめとする詩人たちの言葉に寄り添う自然な抒情、対位法的に織り込まれたピアノ書法、静かな感情の深まりが、この作曲家ならではの魅力としてあらためて浮かび上がります。
2026年1月(イギリス、オックスフォード)
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ARCANA
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A597
(2CD)
\4600
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J.S.バッハ:クラヴィーア練習曲集 第3巻 |
マウリツィオ・クローチ(オルガン)
使用楽器:
クリストフ・トロイトマン1737年建造(ピッチ:
A=462Hz) |
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
クラヴィーア練習曲集 第3巻
【CD 1】
1. 前奏曲(前奏曲とフーガ 変ホ長調「聖アン」
BWV 552より)/
2. 永遠の父なる神よ BWV 669/3. すべての世の慰めなるキリストよ
BWV 670/
4. 聖霊なる神よ BWV 671/5. 永遠の父なる神よ
BWV 672/
6. すべての世の慰めなるキリストよ BWV
673/7. 聖霊なる神よ BWV 674/
8. いと高きところにいます神にのみ栄光あれ
BWV 675/
9. いと高きところにいます神にのみ栄光あれ
BWV 676/
10. 「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」によるフゲッタ
BWV 677/
11. これぞ聖なる十戒 BWV 678/12.「これぞ聖なる十戒」によるフゲッタ
BWV 679
13. われらみな唯一なる神を信ず BWV
680
【CD 2】
1. 「われらみな唯一なる神を信ず」によるフゲッタ
BWV 681/
2. 天にいますわれらの父よ BWV 682/3.
天にいますわれらの父よ BWV 683/
4. われらの主キリスト、ヨルダン川に来り
BWV 684/
5. われらの主キリスト、ヨルダン川に来り
BWV 685/
6. 深き苦しみの淵より、われ汝に呼ばわる
BWV 686/
7. 深き苦しみの淵より、われ汝に呼ばわる
BWV 687/
8. われらの救い主なるイエス・キリスト
BWV 688/
9. フーガ「われらの救い主なるイエス・キリスト」
BWV 689/
10. デュエット第1番 ホ短調 BWV 802/11.
デュエット第2番 ヘ長調 BWV 803/
12. デュエット第3番 ト長調 BWV 804/13.
デュエット第4番 イ短調 BWV 805
14. フーガ(前奏曲とフーガ 変ホ長調「聖アン」
BWV 552より) |
録音: 2025年6月9-11日 グラウホフ修道院教会 (ドイツ中部ニーダーザクセン地方ゴスラール郡)
総収録時間: 109分
【作品と同時期に生まれたドイツの歴史的銘器の音色を的確に用い、バッハ畢生の意欲作を】
イタリア語圏スイス出身、バーゼル・スコラ・カントルムで研鑽を積み、ローザンヌ高等音楽学校(HEMU)での教授職の傍ら世界的に演奏活動を展開する古楽器鍵盤奏者マウリツィオ・クローチが、満を持してバッハ『クラヴィーア練習曲集
第3巻』を全曲録音。
バッハはライプツィヒの聖トーマス教会に聖歌隊監督として奉職している頃、『クラヴィーア練習曲集』シリーズを自費出版し鍵盤音楽の大家としての到達度を広く世に問いました。
チェンバロ向けの2巻に続いて1739年に刊行された「第3巻」は、彼自身がその卓越した楽器理解と演奏能力で評価されていたオルガンのための曲集。
ルター派教会音楽の根幹をなすコラールの旋律を様々な形で用いた21曲の独奏曲(ドイツ・オルガン・ミサ)に加え、「聖アン」の愛称を持つ壮大な前奏曲とフーガ、四つの手鍵盤向け小品を加えた全27曲で構成されています。
クローチは作品とほぼ同時期に出来た、名工シュニットガーにも通じる建造理念を示すクリストフ・トロイトマンの楽器を選択。1733~36年にライプツィヒで刊行されたG.
F. カウフマンのオルガン曲集に明記のある音栓〔レジストレーション〕を参考に音色をわかりやすく使い分け、明快でありながら威容をたたえた解釈で個々の曲が持つ奥深さを伝えてくれます。
曲ごとの音栓選択はブックレットに詳細記載あり。
Rameeレーベルでも多くの精妙なオルガン録音を手がけてきた技師ライナー・アルントの仕事も光ります。
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BIS
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BIS2633
(SACD HYBRID)
\3200
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ベルツ:一人のための二重協奏曲、シンフォニア第14番
他
ダニエル・ベルツ(1943-):
1-3. 一人のための二重協奏曲(2019-20)
1. I. Mesto, molto espressivo e improvisando
2. II. Largo/3. III. Poco piu mosso
4-7. シンフォニア第14番 -
弦楽オーケストラのために(2018-19)
4. I. Lento/5. II. Elegi/
6. III. Prestissimo/7. IV. Moderato
8-10. ピアノ三重奏曲(2000)
8. I. Moderato/9. II. Ballata. Mesto
10. III. Presto |
マリン・ブロマン(ヴィオラ、ヴァイオリン/指揮)
ヤン=エーリク・グスタフソン(チェロ)...2、5
スウェーデン放送交響楽団...1-3
アラン・ギルバート(指揮)...1-3
ムジカ・ヴィーテ室内管弦楽団...4-7
クングスバッカ・ピアノ・トリオ...8-10
マリン・ブロマン(ヴァイオリン)
イェスパー・スヴェドベリ(チェロ)
サイモン・クロウフォード=フィリップス(ピアノ) |
録音:スウェーデン 2023年10月4-7日 ストックホルム、Berwaldhallen(ライヴ+セッション)...1-3 2024年6月3-5日
Nygatan 6、Vaxjo...4-7 2024年10月15-17日
ストックホルム、スウェーデン放送第2スタジオ...8-10
SACD層:Stereo / Multi-Channel 5.0
1960年代半ばから活動するスウェーデンの作曲家、ダニエル・ベルツの音楽は、ブルックナーやマーラーに強い影響を受け、音楽を「常に生き物のように姿を変えるもの」と捉え、激しい強弱のコントラストや、迫力ある音の渦に包まれる感覚を大切にしています。
このアルバムの3作品を繋ぐのは、ヴァイオリンとヴィオラの名手マリン・ブロマンとの深い絆です。
「一人のための二重協奏曲」は、彼女のために書かれた作品です。当初ベルツはヴィオラ協奏曲にする予定でしたが、ある演奏会で彼女が2種の楽器を弾く姿を見て、ヴァイオリンとヴィオラを両方使う協奏曲に変更。彼女は本作について「ダニエルの音楽はまるで自分が歌っているかのような感覚に包まれます」と語っています。
「シンフォニア第14番」は、ブロマン率いるムジカ・ヴィーテの委嘱作で、奏者全員が独立したパートを担い、火山の噴火を思わせる凄まじい大音響と静寂、哀歌と疾走するパッセージが激しい対比を成しています。アルバムを締めくくるのは、ベルツが結成当初から惚れ込んできたクングスバッカ・ピアノ・トリオのために書かれた、伝統的な3楽章構成のピアノ三重奏曲。ここでも強く打ちつけるような音響と極端な弱音とのコントラストが印象に残ります。

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CHANDOS
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デュオ・ドラード
ニコラ・マッテイス父子によるヴァイオリンと通奏低音のための音楽
ニコラ・マッテイス父(1645頃-1699頃)
1-4. 組曲 ニ短調 - ヴァイオリンのためのエア集(1685)より
1. Preludio in D la sol re. Presto
(第4集 pp. 66, 67)
2. Fuga in fantasia. Presto (第4集
pp. 68, 69)
3. Grave. Adagio (第4集 pp. 70, 71)
4. Ground in D la sol re per far la
mano. Allegro (第4集 pp. 72-75)
5-8. 組曲 ホ短調 - ヴァイオリンのためのエア集(1685)より
5. Preludio a due corde. Adagio (第4集
pp. 42, 43)
6. Fuga a due corde (第4集 pp. 46,
47)
7. Aria Amorosa. Adagio (第4集 pp.
58, 59)
8. Aria. Presto (第4集 pp. 48, 49)
9-10. 組曲 ホ短調 - ヴァイオリンのためのエア集より
9. Passaggio a solo - Adagio (第4集
1685, pp. 50, 51)
10. Allegro (第1集 1676, pp. 26, 27)
11-13. 組曲 ヘ長調- ヴァイオリンのためのエア集(1685)より
11. Preludio. Prestissimo (第3集 pp.
12, 13)
12. Un poco di Grave. Adagio (第4集
pp. 62, 63)
13. Gavotta con divisioni (第3集 pp.
16, 17)
ニコラ・マッテイス子(1667頃-1737):
14-16. ソナタ ハ短調(1700以前) (GB-Lbl
Add. 31466, no. 18)
14. Adagio/15. Allegro
16. Adagio - Grave - Presto
17-20. ソナタ イ長調(1700以前) (GB-Lbl
Add. 31466, no. 21)
各々の楽章タイトルは
『6人の優れた作曲家の傑作から集められた
6つの厳選されたソロ曲集』(1706年)による
17. Adagio/18. Allegro/
19. [Untitled]/20. Grave
ニコラ・マッテイス父:
21. ラ・フォリアによる変奏曲 'N.M.'
(GB-Ob Mus. Sch. C. 61, pp. 16-19)
22. Ground after the Scotch Humour
ヘ長調
(Book 4, pp. 60, 61) -
ヴァイオリンのためのエア集(1685)より
23-27. 組曲 ト短調 -
ヴァイオリンのためのエア集(1676)より
23. Preludio in ostinatione (第2集pp.
18, 19)
24. Fuga (第2集 pp. 30, 31)
25. Andamento malinconico (第2集
pp. 20, 21)
26. Corrente da Orecchie (第2集
pp. 24, 25)
27. Giga (第2集, pp. 28, 29)
28-32. 組曲 ト長調 - ヴァイオリンのためのエア集(1676)より
28. Preludio (第2集 p. 1)
29. Musica Grave - Presto (第2集
pp. 2, 3)
30. Sarabanda. Adagio (第2集 pp.
4, 5)
31. Ostinatione (第2集 pp. 10, 11)
32. Giga. Al Genio Turchesco (第2集
pp. 16, 17) |
デュオ・ドラード
ヘイゼル・ブルックス(ヴァイオリン)
デイヴィッド・ポロック
(チェンバロ...
1-4、9-13、17-20、
22、28-32/
オルガン...
5-8、14-16、21、23-27) |
使用楽器
【ヴァイオリン】
イギリス、1670年頃、ジョージ・ミラー製作...マッテイス父
ウィーン、18世紀、ヨハネス・ゲオルギウス・ティール製作...マッテイス子
【チェンバロ】
1999年アン&イアン・タッカー製作、2段鍵盤、フレミッシュ/フレンチ式(1636年リュッカース制作/1763年製エムシュの複製楽器)
【オルガン】
2007年ヘンク・クロップ・オルゲルバウ製作(2007年)、ポジティフ・オルガン(通奏低音用オルガン)
A = 415 Hz
1/6コンマ・ミーントーン
録音:2023年9月5-7日、21日 St Martin's
Church, East Woodhay
収録時間:75分
マッテイス父子は、王政復古期のイギリス音楽界を席巻したヴァイオリンの名手たちです。ナポリ出身の父ニコラは1671年以前にロンドンへ渡り、フランス風の様式が主流だったイギリス楽壇にイタリアのスタイルを持ち込んで衝撃を与え、その超絶技巧と「人間の声のように話しかける」と評された多彩な音色で人々を魅了しました。
その息子ニコラ2世も幼少期から父から並外れた技術を受け継ぎ、後にウィーンへ移住してハプスブルク家の宮廷ヴァイオリニストを務めます。彼らの登場により、イギリスの音楽の趣味は全面的にイタリア・スタイルへとシフトし、文筆家ロジャー・ノースが「イタリアのスパイスなしには、町で何の味わいも得られなかった」と記すほどの大きな影響を残しました。1999年に結成されイギリス・バロックのヴァイオリン作品の演奏録音で評価を得てきたデュオ・ドラードが、当時のインパクトを再現するべく選りすぐりのマッテイス作品を演奏しています。

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DACAPO
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ヴィオラ協奏曲集 - フンダル、クリステンセン、アイクベア
1. カルステン・フンダル(1966-):ヴィオラ協奏曲(2008)
2-8. クリスティアン・ウィンザー・クリステンセン(1977-):
ヴィオラ協奏曲(2019)
9. セアン・ニルス・アイクベア(1973-):
Charybdis(2016)
※全て世界初録音 |
ラファエル・アルティーノ(ヴィオラ)
オーデンセ交響楽団
ピエール・ブリューズ(指揮)...1、9
ダーフィト・ダンツマイヤー(指揮)...2-8 |
録音:デンマーク、Carl Nielsen Salen, Odense
Koncerthus 2021年5月25-26日...1、9 2019年9月29-30日...2-8
収録時間:63分
ブラジル出身のヴィオラ奏者ラファエル・アルティーノは、ジュリアード音楽院等で学び、オーデンセ交響楽団の首席奏者を28シーズン務める名手です。現代音楽の熱心な擁護者であり、これまでに50曲以上の新曲を委嘱してきました。
本作には、現代の作曲家が彼のために書き下ろした3つのヴィオラ協奏曲を収録。いずれもアルティーノとオーデンセ響によって初演された作品であり、長年を共にした気心の知れた同僚たちとの共演で、ときに「歌い、共謀し」、ときに「戦い、なだめ合う」ような緊密かつドラマティックなアンサンブルを繰り広げています。前作のデンマークの作曲家たちによる無伴奏作品集(8.226588)に続くヴィオラの可能性を示す一枚です。

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GRAND PIANO
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ファランク:ピアノ作品全集 第5集
ルイーズ・ファランク(1804-1875):
1-3. 3つのメロディ Op. 43(1858)*
1. No. 1. Andante cantabile
2. No. 2. Andante grazioso
3. No. 3. Allegro
4. スケルツォ Op. 47(1858)
5. 華麗なワルツ(第1番) Op. 48(1861以前)
6. 夜想曲 Op. 49(1862)
7. 華麗なワルツ 第2番 Op. 51(1864)*
8-13. フーガ集(Op. 22)(1833)*
8. 第6番 ヘ長調/9. 第7番 変ホ長調/
10. 第8番 ハ長調/11. 第9番 ニ長調/
12. 第10番 嬰ハ短調/13. 第11番 ホ短調
14. メロディ 変イ長調(1842頃-46)
15. 即興曲 ロ短調(1843)
*世界初録音
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マリア・ストラティグー
(ピアノ...Steinway Model D) |
録音:2024年9月29日、2025年1月19日 UK、マンチェスター、Royal
Northern College of Music
収録時間:59分
19世紀パリで活躍し、近年再評価が進む女性作曲家ルイーズ・ファランク(ファランとも)。パリ音楽院教授を務めた名ピアニストであり、作曲家としてもロベルト・シューマンから称賛されました。
GRAND PIANOレーベルによるピアノ作品全集(全6集)の第5集には、存命中に出版されなかった貴重な『フーガ集』の世界初録音を収録。さらに『3つのメロディ』なども収められ、彼女の優美な世界を堪能できます。
「メロディ 変イ長調」はベートーヴェンに触発された作曲家たちの作品を集めた1846年のアンソロジーに収録され、「即興曲
ロ短調」はベルリオーズ、グノー、リストを含む62名の著名な音楽家とともに『Musical
Album of Autographs』に掲載されたもので、当時のファランク作品に対する世評の高さを物語ります。
演奏は、ファランク研究で博士号を取得し、国際会議での発表など多方面で活躍する俊才マリア・ストラティグー。批評家から「奇跡的なタッチ」「メンデルスゾーンを彷彿とさせる優美さ」と評される表現力でこれらの作品に命を吹き込みます。
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NAXOS
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オーベール:序曲集第9集 |
ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団
ダリオ・サルヴィ(指揮) |
ダニエル=フランソワ・オーベール(1782-1871):
1. 歌劇《黒のドミノ》 S. 30 - 序曲(1837)
2-4. バレエ音楽『ジプシー女』(1838)より...世界初録音
2. マズルカ/3. タリオーニ夫人のための踊り/4.
ヘレスのハレオ
5. 歌劇《水の精》 S. 37 - 序曲(1844)
6-14. 歌劇《ギュスターヴ3世、または仮面舞踏会》
S. 23(1833)より
6. 序曲
7. 第1幕 エール・ド・ダンス I
8. 第1幕 エール・ド・ダンス II: ダーラナの農民の踊り
9. 第4幕 エール・ド・ダンス I アルマンド
10. 第5幕 エール・ド・ダンス II 熱狂の踊り
11. 第5幕 エール・ド・ダンス III メヌエット
12. 第5幕 行進曲 I 行進曲の楽章
13. 第5幕 行進曲 II ポロネーズ
14. 第5幕 エール・ド・ダンス IV ギャロップ
15. ナポレオンの遺骨帰還のための葬送行進曲(1840)...世界初録音 |
録音:2025年2月10-13日 チェコ、オストラヴァ、House
of Music Vesmir
収録時間:75分
19世紀フランスを代表するオペラ作曲家オーベールは、優美な旋律と軽快なリズムでロマン派コミック・オペラに多大な影響を与えました。
劇中の二重唱やスペイン風舞曲の旋律を織り込み、終結部の唐突な転調が印象的な《黒のドミノ》序曲、名舞踊手のために過去作を編んだバレエ『ジプシー女』からの素朴なマズルカや優美なワルツ、チェロの美旋律と軽快な木管のモチーフが美しい《水の精》序曲。
のちにヴェルディが愛したことで知られる大作《ギュスターヴ3世、または仮面舞踏会》からは、重厚なドラマを暗示する序曲や華やかなバレエ音楽を紹介。
1840年にナポレオンの遺骨をパリの廃兵院へ迎える儀式のために書かれた葬送行進曲は、冒頭の悲痛な響きとそれに続く金管の重々しい歩み、半ばを過ぎたあたりでの栄光を回想するかのような場面など、劇的な効果を知り尽くした作曲家の手腕が冴えています。

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スメタナ:ピアノ・ソナタ ト短調 |
ファン・ボガン(ピアノ) |
ベドジフ・スメタナ(1824-1884):
1-4. ピアノ・ソナタ ト短調(1846)
1. I. Sostenuto - Allegro/2. II. Adagio/
3. III. Scherzo: Vivace/4. IV. Finale:
Molto vivace
5-8. チェコ舞曲集 第1集(1877)
5. No. 1. Polka ポルカ 嬰ヘ短調/6.
No. 2. Polka ポルカ イ短調/
7. No. 3. Polka ポルカ ヘ長調/8. No.
4. Polka ポルカ 変ロ長調
9-18. チェコ舞曲集 第2集(1879)
9. No. 1. Furiant フリアント/10. No.
2. Slepicka スレピチカ/
11. No. 3. Oves オヴェス/12. No. 4.
Medved メドヴィエド/
13. No. 5. Cibulicka ツィブリチカ/14.
No. 6. Dupak ドゥパーク/
15. No. 7. Hulan フラーン/16. No.
8. Obkrocak オプクロチャーク/
17. No. 9. Sousedska ソウセツカー/18.
No. 10. Skocna スコチナー |
録音:2024年2月5-7日 USA,ロサンジェルス、Zipper
Hall, Colburn School
収録時間:87分
「チェコ音楽の父」スメタナの初期と後期の重要なピアノ作品を収録した一枚。
幼い頃からヴァイオリンとピアノの演奏に秀でていたスメタナは、6歳でピアノ・リサイタルを行い、プラハでリストのリサイタルに接して決定的な影響を受けたと伝えられています。
スメタナ唯一のピアノ・ソナタは、作曲を本格的に学び直した時期に書かれ、師を通じて受けたベートーヴェン、ショパン、リストらの影響が窺われる西欧志向の作品。演奏時間30分ほどで、情熱的な表現と目覚ましい超絶技巧が織り込まれています。
一方、『わが祖国』の仕上げの時期に書かれた「チェコ舞曲集」は民族色を前面に出したもの。
第1集ではポルカをショパンのマズルカに匹敵する芸術性に高めることを目指し、第2集では出版されていたチェコ民謡集に加えて、近所に住むアマチュア・ヴァイオリニストを通じて知った古い民謡や踊りのステップなど、多種多様な舞曲のスタイルを取り入れました。
韓国出身のファン・ボガンは、ソウル大を経てコルバーン音楽院で学ぶ新鋭。主要国際コンクールや音楽祭で活躍し、室内楽奏者としても高く評価されています。

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マルクス:室内楽作品集 第1集
ヨーゼフ・マルクス(1882-1964):
1-4. チェロとピアノのための組曲 ヘ長調(1914)
1. I. Praludium 前奏曲
2. II. Largo ラルゴ
3. III. Menuett メヌエット
4. IV. Finale フィナーレ
5. パストラーレ - チェロとピアノのために(1913)
6-8. ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調「春のソナタ」(1944)
6. I. Allegro espressivo
7. II. Allegretto: Im Serenadenton
8. III. Moderato |
ヴィーダ・ヴーイッチ(チェロ)...1-5
ミンナ・ペンソラ(ヴァイオリン)...6-8
シモーネ・スガルバンティ(ピアノ) |
録音:イタリア、クレーマ、DV Studios, Sala
Musicale Giardino 2025年1月20-22日...1-5 2025年3月11-12日...6-8
収録時間:66分
20世紀前半のオーストリア音楽界を牽引したヨーゼフ・マルクスの知られざる名作に光を当てる、室内楽作品集の第1集。
1913~14年に書かれたチェロ曲と、作曲活動を終える直前の1944年に完成した「ヴァイオリン・ソナタ第2番」を収めています。
3歳から音楽に親しみ、後に優れたピアニストや教授として活躍したマルクスの音楽は、緻密なポリフォニーと大胆な後期ロマン派・印象派風の和声が織りなす独自の抒情が魅力です。
演奏時間35分の「組曲」は、第1次世界大戦がはじまる時期の作品ながら、平明な旋律と明るい曲調で初期ロマン派にタイムスリップしたかのよう。
『パストラーレ』も牧歌的・抒情的で親しみやすい小品。ヴァイオリン・ソナタ第2番は第2次大戦末期の作品ながら悲観的・悲劇的な雰囲気はなく、随所でブラームスのヴァイオリン・ソナタを思わせる第1楽章、「セレナーデのトーンで」と題された第2楽章、重音や無窮動風のフレーズなど華やかな演奏効果も味わえる第3楽章と、ドイツ・ロマン派の流れを汲むソナタとして魅力的な一遍に仕上がっています。
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QUERSTAND
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VKJK2512
(2CD)
\4800
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J.Sバッハ:オルガン小曲集 BWV599‐644 |
ダニエル・バイルシュミット(オルガン) |
[CD1]
1. いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV599/
2. 神よ、その慈悲により、または神の子来れり
BWV600 /
3. 神のひとり子なるキリスト BWV601/4.
全能の神を讃えん BWV602/
5. ベツレヘムに生まれし幼な子 BWV603/
6. イエス・キリストよ、汝は讃えられよ
BWV604/
7. かくも喜びに満てる日 BWV605/8.
高き天より、われは来たり BW606/
9. 天使の群れ、天より来たれり BWV607/10.
甘き喜びのうちに BWV608/
11. 汝らキリスト者よ、こぞりて主を讃えよ
BWV609/
12. イエス、わが喜び BWV610/13.
われらキリストを讃えまつる BWV611/
14. われらキリスト者、今ぞ喜びにあふれ
BWV612/
15. われとともに神の恵みをほめ讃えよ
BWV613/
16. 古き年は過ぎ去り BWV614/17.
汝のうちに喜びあり BWV615/
18. 平和と喜びもてわれは行く BWV616/
19. 主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ
BWV617/
20. おお汚れなき神の子羊 BWV618/21.
キリスト、汝神の子羊 BWV619/
22. われらを救いたもうキリスト BWV620/
23. イエス十字架にかけられしとき BWV621
[CD2]
1. おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け
BWV622 /
2. 主なるイエス・キリストよ、われら汝に感謝す
BWV623 /
3. 神よ、われを助けて成功させたまえ
BWV624 /
4. キリストは死の絆につかせたまえり(断章)
BWV1169 /
5. おお悲しみよ、おお心の悲しみよ BWV625/
6. 我らの救い主、イエス・キリスト BWV4626/
7. キリストは起ち上り BWV627/8. 聖なるキリストは起ち上り
BWV628/
9. 栄光の日は来たりぬ BWV629/10.
今日神の子は勝利をおさめ BWV630/
11. 来たれ、創り主にして聖霊なる神よ
BWV631 /
12. 主イエス・キリスト、われらを顧みたまえ
BWV632 /
13. 最愛のイエス、われらここにあり
BWV633 /
14. 最愛のイエス、われらここにあり
BWV634/
15. これぞ聖なる十戒 BWV635/16.
天にいますわれらの父よ BWV636/
17. アダムの罪によりすべては失われぬ
BWV637/
18. 救いはわれらに来たれり BWV638/
19. 主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ
BWV639/
20. 主よ、汝によりてわれ希望を持つ
BWV640/
21. われら悩みの極みにありて BWV641/
22. ただ愛する神の摂理にまかす者 BWV642/23.
人みな死すべきもの BWV643/
24. ああ、いかにはかなく、いかに空しき
BWV644 |
バイルシュミット、名匠トロストの響きで描くバッハの祈り
録音:2024年 アルテンブルク城教会
オルガン:トビアス・ハインリヒ・ゴットフリート・トロスト製作
[88'00]
ダニエル・バイルシュミット(オルガン)は、1978年、ドイツ・ティーリンゲン州のツォイレンローダ=トリーベス出身。ライプツィヒ、コペンハーゲン、ヴァイマールで、アルフレート・ガスト、ウルリッヒ・ベーム、フォルカー・ブラウティガム、シュテファン・ヨハネス・ブライヒャー他に師事。オルガン奏者としてドイツ国家演奏家資格を取得。
古典から近・現代音楽まで幅広いレパートリーで活躍している。
この曲集は教会歴に従った164曲で構成される予定であったが、46曲と1曲の断章飲みで中断しているが、このアルバムは断章も含めて全曲が収録されている。
全47曲と大作ではあるが1曲あたりが短い事もあり、比較的気楽に楽しめる。
待降節、クリスマス、年末と新年、受難節、復活祭、聖霊降臨祭、教理問答、告白と回心、品行と体験、苦難、死と埋葬、永遠の命のためのものが収録されている。
G.ジルバーマンが高く評価し、バッハも視察し信頼を寄せたオルガンによる演奏は、歴史的な空気感も含めて楽しめる仕上がりである。
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VKJK2513
(2CD)
\4800 →\4490
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マルティン・シュトルム
(オルガン・クラヴィコード)
J.S.バッハ:
平均律クラーヴィア曲集 第1巻 BWV 846-869 |
マルティン・シュトルム
(オルガン・クラヴィコード) |
[CD1]
J.S.バッハ:平均律クラーヴィア曲集
第1巻
プレリュードとフーガ
(1)(2)ハ長調 BWV846/(3)(4)ホ短調
BWV847/(5)(6)嬰ハ長調BWV848/
(7)(8)嬰ハ短調BWV849/(9)(10)二長調BWV850/(11)(12)ニ短調BWV851/
(13)(14)変ホ長調 BWV852/(15)(16)変ホ短調BWV853/(17)(18)ホ長調BWV854/
(19)(20)ホ短調 BWV855/(21)(22)へ長調
BWV856/(23)(24)ヘ短調 BWV857
シュトルム:即興曲・バッハを讃えて
(25)(26)前奏曲とフーガⅠ/(27)(28)前奏曲とフーガII
[CD2]
J.S.バッハ:平均律クラーヴィア曲集
第1巻
プレリュードとフーガ
(1)(2)ハ長調 嬰ヘ長調BWV858/(3)(4)ハ長調嬰ヘ短調BWV859/
(5)(6)ト長調BWV860/(7)(8)ト短調BWV861/(9)(10)変イ長調BWV862/
(11)(12)嬰ト短調BW 863/(13)(14)イ長調BWV864/
(15)(16)イ短調BWV865/(17)(18)変ロ長調BWV866/
(19)(20)変ロ短調BWV867/(21)(22)ロ長調BWV868/(23)(24)ロ短調BWV869
シュトルム:即興曲・バッハを讃えて
(25)(26)前奏曲とフーガIII/(27)(28)前奏曲とフーガIV |
録音:アルテンブルク城教会 トビアス・ハインリヒ・ゴットフリート・トロスト製作のオルガンを使用して収録
CD1[70'21] CD2 [77'08]
マルティン・シュトルム(オルガン・クラヴィコード)は1992年、ドイツ・バイエルン州フェルブルク出身。古典から現代音楽、ジャズと幅広いレパートリーで活躍している。2019年、ヴァイマールのフランツ・リスト音楽院の教授に任命され、オルガン、即興演奏、教会音楽の教鞭を取っている。
また、ビュルツブルクとライプツィヒの音楽院で現代音楽の指導をしている。
バッハの平均律は、ピアノやチェンバロで演奏されることが多い曲集だが、「鍵盤楽器のための作品集」ということもありオルガンによる演奏も既にCDが幾つかリリースされている。
始めは少し違和感を感じる方もあるかも知れないが、聴き進めていくと宗教的な雰囲気を持つ曲も多く従来のピアノやチェンバロと異なる新しい響きの発見がある。
バッハとの結びつきが深いトロスト製作の大オルガンでの演奏は、当時の空気感も含めて楽しめる仕上がりである。尚、シュトルムによる「即興曲・バッハを讃えてⅢ,IV」は、クラヴィコードで演奏されている。
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リヒャルト・ヴェッツ (1875~1935)合唱・オルガン作品集
4つの古代ドイツ語による宗教的な詩 Op.
46より
(1) I. 夕べの讃美歌/(2) II. 古いドイツの受難歌
3つの歌 Op. 56より:
(3) III. 全ての人は大地から生まれる
3つのクリスマスのモテット Op. 58より
(4) I. そして言葉は肉となった
(5) II. かくも神は世を愛したまえり
4つの宗教的な歌 Op. 44
(6) I.キリエ/(7) II.そして肉を受け/
(7) III.十字架に掛けられ/(8) IV.アニュス・デイ
パッサカリアとフーガニ短調(オルガンのための)
Op. 55
(9)パッサカリア/(10)フーガ |
アド・アストラ・ヴォーカルアンサンブル(合唱)
ルーカス・トビアス・ゾンマー(合唱指揮)
キリアン・ホムバーク(オルガン) |
2025年6月26~28日 墓地礼拝堂《ヴォクス・コエレスティス》(ワイマール)にて収録
[43'50]
リヒャルト・ヴェッツ(1875~1935年)は、ドイツの作曲家で後期ロマン派の作風による交響曲がよく知られている。ライプツィヒでカール・ライネッケ、リヒャルト・ホフマン他に作曲を師事。宗教的な声楽作品が高く評価されている。同時代の新しい作風に身を置くことはなく、ロマン派の作風を貫いた。
今回収録されているヴェッツの合唱作品は全て無伴奏曲である。20世紀の作品としては伝統的な響きで、同世代のラヴェルやドビュッシー等とは異なる作風である。だからこそ教会音楽に相応しく豊かな響きを堪能できる。アド・アストラの濁りの無い演奏は、これ等の作品に相応しい丁寧な歌い方に好感を持つ事が出来た。最後に収録された、パッサカリアとフーガもこのアルバムの雰囲気に貢献している。
アド・アストラ・ヴォーカルアンサンブル(合唱):合唱指揮者ルーカス・トビアス・ゾンマーによって2025年にテューリンゲンで設立され、古典から新しい音楽の紹介と既に幅広い活躍を行なっている。グループ名の由来はラテン語の「
Per aspera ad astra・困難を乗り越えて星へ」から取られた。
ルーカス・トビアス・ゾンマー(合唱指揮):2021年からズール・ジングアカデミー、2024年からエアフルト・フィルハーモニー合唱団の指揮者を務めている。初めにクララ・ヴィーク・高等学校、ロベルト・シューマン音楽院で学んだ後、ケルスティン・ベーンケ、ユルゲン・プシュベック、エッケハルト・ヴィツィク、モルテン・シュルト=イェンセンに師事。2025年、アド・アストラ・ヴォーカルアンサンブルを設立して活躍している。
キリアン・ホムブルク(オルガン):2000年、ドイツのボン出身。フランツ・リスト音楽院で、マルティン・シュトルム、ニコラプロカッチーニにオルガンを師事。教会音楽をライプツィヒ・メンデルスゾーン音楽院で、マルティン・シュメディング、アンドレアス・ライゼ、トーマス・レナルツに師事。数多くのコンクールで優秀な成績を残した。現在はヴァイマール音楽アカデミーで教鞭を取りながら、コンサート、テレビ、ラジオで活躍している。
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Gの天使たちのすべて/All OF G'S ANGELS |
エフェリン・デーゲン(フルート)
マティアス・ゴイティング(オルガン) |
フスン・キョクサル (b.1973):4つの小品(2022)
~フルート、アルトフルート、バスフルートとオルガンのための~
1.プレリュード/2.対話/3.移行/4.舞曲
― エピローグ
5.ロビン・ホフマン (b.1970):《ヴェーナー》(2019)
~SPD(ドイツ社会民主党)の政治家ヘルベルト・ヴェーナーの演説断片を
録音再生で用いた、フルート、コントラバス・フルート、オルガンのための~
6.ハンス・ヨアヒム・ヘスポス (1938-2022):《回り道》(2022)
~ピッコロ、コントラバスフルートとオルガンのための~
7.フアン・アレンデ=ブリン (b.1928):《face-a-face》(2025)
~(ゴング付き)アルト・フルートとオルガンのための~
8.フォルカー・ハイン (b.1938):《All Of
G's Angels》(2022)
~ピッコロ、グリッサンド・フルート、コントラバス・フルート、
オルガンおよびテープ再生のための‐
ハンス=ヨアヒム・ヘスポスに献呈~
9.アンダ・クリエツィウ (b.1993):《面とは、別の面と向かい合う面のことである》(2024)
~コントラバス・フルート、オルガンおよびテープ再生のための作品~ |
録音:ヴェルデン福音教会およびレリングハウゼン福音教会(エッセン)、聖アルベルトゥス・マグヌス教会〈ゴルツハイム〉(デュッセルドルフ)、アートステーション・聖ペーター教会(ケルン)
[68'52]
フルートとオルガンという編成はバロック時代には決して珍しくなかったが、現代音楽の分野ではオルガンの多彩なレジストレーションによる音色の変化、フルートの特殊奏法を駆使した組み合わせが大変アグレシヴで刺激的な効果を生む。
各楽曲の楽譜の特別な要求に合わせて、録音は4か所で行われている。
また、すべての作品は、エーフェリン・デーゲンおよびマティアス・ガオティングの委嘱によって作曲されたものである。最も古い作品(ロビン・ホフマン作曲)は2019年にさかのぼり、最も新しい作品(フアン・アジェンデ=ブリン作曲)は2025年2月に完成した。
作曲家たちは、この特異な課題に対して、それぞれ独創的で個性豊かな解答を提示している。新旧様々な世代がフルートとオルガンのデュオに新しい風を吹き込む。
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BERLIN CLASSICS
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ベネディクト・クレックナー(チェロ)&小菅
優(ピアノ)
ダイアロ-グ(対話)
メンデルスゾーン、シューベルト作品集 |
ベネディクト・クレックナー(チェロ)
小菅 優(ピアノ) |
CD [67'03]
フェリックス・メンデルスゾーン=バルトルディ
◆チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.58 [25'34]
【1】 第1楽章:アレグロ・アッサイ・ヴィヴァーチェ
[7' 45]
【2】 第2楽章:アレグレット・スケルツァンド
[5' 21]
【3】 第3楽章:アダージョ [5' 31]
【4】 第4楽章:モルト・アレグロ・エ・ヴィヴァーチェ
[6' 57]
フェリックス・メンデルスゾーン=バルトルディ
◆無言歌 ニ長調 Op.109(ダヴィド・ポッパー編曲)
【5】 アンダンテ [4' 31]
フェリックス・メンデルスゾーン=バルトルディ
◆6つの歌 Op.34より
【6】 第2曲 歌の翼に [2' 58]
フランツ・シューベルト [28'11]
◆アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.
821
【7】 第1楽章:アレグロ・モデラート
[12' 35]
【8】 第2楽章:アダージョ [4' 55]
【9】 第3楽章:アレグレット [10'
41]
フランツ・シューベルト
◆2つの歌曲 Op.43より(ベネディクト・クレックナー編曲)
【10】 第2曲 夜と夢 D.827 [3'
17]
フランツ・シューベルト
◆2つの歌曲 Op.98より(ベネディクト・クレックナー編曲)
【11】 第2曲 子守歌 D.498 [2'
50] |
メンデルスゾーンのソナタはゴフリラー、アルペジョーネ・ソナタはルッジェーリを使用
◆ダイアロ-グ:室内楽演奏の醍醐味は音楽家同士の対話にあるとも言われます。ここではドイツでの共演も多いベネディクト・クレックナーと小菅
優が、密度の濃い対話的な演奏を繰り広げています。
◆初期ロマン派の多様さを満喫:強固な構造でロマン主義的な音楽を聴かせるメンデルスゾーンのチェロ・ソナタ第2番は、攻めの要素が印象的な力強い音楽。なじみのない新しい楽器のために書いたがゆえの控えめな美しさが素晴らしいシューベルトのアルペジョーネ・ソナタとは対照的な作品で、クレックナーも作品に合わせて楽器を持ち替えています。組み合わせは4曲の美しい小品。
【収録作品】
◆メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ 第2番
ニ長調 Op.58:1843年完成。チェロの名手でポーランド系ロシア貴族のヴィエルゴルスキー伯爵に献呈。1844年にシューマン夫妻がロシアを訪れた際、ヴィエルゴルスキー伯爵が演奏するこの曲に感銘を受け、シューマンも新作のピアノ四重奏曲を伯爵に献呈したエピソードも知られています。
第1楽章:ニ長調の輝かしい主題で始まるソナタ形式。ピアノとチェロの躍動感あふれる対話。
第2楽章:ロ短調。メンデルスゾーンらしい妖精的なスケルツォ風。
第3楽章:ト長調。ピアノによる厳かなアルペッジョを伴うバッハ風のコラールと、チェロの情緒的な旋律が交互に現れる対話的な構成。
第4楽章:ニ長調。華やかで技巧的なロンド・フィナーレ。
◆メンデルスゾーン:無言歌 ニ長調 Op.109:1845年完成。無言歌は元来ピアノ独奏用ですが、この曲は珍しく最初からチェロとピアノののために書かれており、ロシア・ツアー中に27歳でコレラにより亡くなった不運な女性チェロ奏者、リゼ・クリスチャニに捧げられています。
◆メンデルスゾーン:歌の翼に:1827年出版。ハイネの詩に基づく有名歌曲の編曲。
◆シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ
イ短調 D. 821:1824年完成。新発明楽器「アルペジョーネ」のために作曲。
第1楽章:憂いを含んだ第1主題と、明るい第2主題の対比。
第2楽章:ホ長調。祈りのような美しい旋律を持つ緩徐楽章。
第3楽章:イ長調。民俗舞曲風の軽やかなロンド。
◆シューベルト:夜と夢 :1827年完成。マティアス・フォン・コリンの詩による、静謐な夜の情景を描いた傑作歌曲の編曲。
◆シューベルト:子守歌:1816年完成。クラウディウスの詩による慈しみに満ちた歌曲の編曲。
【演奏者】
◆ベネディクト・クレックナー(チェロ):アイデアも実績も豊富なドイツのチェリスト。チェロの魅力を多角的に楽しませてくれます。
◆小菅 優(ピアノ):高度なテクニックと美しい音色、深い楽曲理解で定評のあるピアニスト。
【録音】
◆時期:2025年12月7-8日(メンデルスゾーン)、2021年7月20日(シューベルト)。
◆場所:ドイツ連邦共和国、ラインラント=プファルツ州、カイザースラウテルン、SWRスタジオ。
【製品仕様】
◆ケース:デジパック仕様。
◆ブックレット:ドイツ語、英語。16ページ。音楽学者のマイケ・プフィスターによる解説などが掲載。
録音:2025年12月7-8日(メンデルスゾーン)、2021年7月20日(シューベルト)
場所:ドイツ連邦共和国、ラインラント=プファルツ州、カイザースラウテルン、SWRスタジオ

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PIANO CLASSICS
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ジョン・フィールド:ピアノ曲集
CD [60'44]
ジョン・フィールド(1782-1837)
◆デル・カーロのホーンパイプによるロンド
【1】 [3'45]
◆ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Op.1-1 [9'28]
【2】第1楽章 アレグロ・モデラート
[5'39]
【3】第2楽章 アレグレット・シェルツァンド
[3'49]
◆あこがれのワルツ
【4】 [1'33]
◆ピアノ・ソナタ ト長調 Op.1-2 [10'03]
【5】第1楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ
[6'14]
【6】第2楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ
[3'49]
◆ロシア民謡による変奏曲
【7】 [5'35]
◆ピアノ・ソナタ ハ短調 Op.1-3 [14'03]
【8】第1楽章 ノン・トロッポ・アレグロ
[6'34]
【9】第2楽章 アレグレット・スケルツァンド
[7'29]
◆未発表のアンダンテ
【10】 [4'26]
◆ピアノ・ソナタ Op.1-4 [11'15]
【11】第1楽章 モデラート [5'20]
【12】第2楽章 モデラート [5'55] |
タイラー・ヘイ(ピアノ) |
夜想曲以外のジョン・フィールド作品集
◆イギリス-ロシア:ピアノの夜想曲の元祖として知られるジョン・フィールド(1782-1837)は、ロンドンでムツィオ・クレメンティに師事し、師の経営するピアノ工場でデモンストレーターを務めながら、楽器の音響的な可能性を引き出す独自の奏法を体得。その後ロシアに移住し、サンクトペテルブルクやモスクワの上流社交界で絶大な人気を誇るピアニスト・教師として活躍。
◆初期から晩年までの作品を収録:ホーンパイプ舞曲のアレンジから最晩年の自由な夜想曲まで収録。
【収録作品】
◆ピアノ・ソナタ集 Op.1:古典的な2楽章形式の4曲で構成。
◆デル・カーロのホーンパイプによるロンド:ロンドンで大流行していた踊り「ホーンパイプ」の軽快な旋律をピアノ用に華やかに再構成した作品。
◆あこがれのワルツ:感傷的なサロン・ワルツの需要が高まっていたロシアでの作品。
◆ロシア民謡による変奏曲:古謡「愛しい私の心の人」のメランコリックな旋律を主題とした抒情的かつ華麗な変奏曲。
◆未出版のアンダンテ:亡くなる少し前にモスクワで書かれた自由な夜想曲風の音楽。
【作曲者】
◆ジョン・フィールド:54年の生涯のうち、アイルランド拠点期は幼少時代の10年、イギリス拠点期は修業時代の10年で、ロシア拠点期は34年に及んでおり、1837年に亡くなったのもモスクワです。
要するにプロの音楽家になってからはずっとロシア拠点で働いていたことになり、有力な弟子もミハイル・グリンカら何人もいたことから、ロシアの作曲家のあいだで夜想曲が浸透し、ロシアは夜想曲の発祥の地ともなっていたのです。
そしてそのフィールドの名声は死後も続き、トルストイの小説「幼年時代」[1852]、「戦争と平和」[1869]にもフィールドの名が登場するほどでした。
【演奏者】
◆タイラー・ヘイ(ピアノ):1994年ケント生まれのイギリスのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト。
【録音】
◆時期:2025年5月16&17日。
◆場所:オランダ中部、南ホラント州、スヒーダム(ロッテルダム近郊)、ヴェストフェスト教会。
【製品仕様】
◆ケース:デジパック仕様。
◆ブックレット:英語。8ページ。レーベルによる解説などが掲載。
録音:2025年5月16&17日
場所:オランダ、南ホラント州、スヒーダム、ヴェストフェスト教会

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<LP>
DACAPO(LP)
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DACLP015
(LP)
\4200
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ニルス・レンスホルト:アフターマス |
ニルス・レンスホルト(ギター、ヴォーカル) |
ニルス・レンスホルト(1978-):
【Side A】
1. Doe on the Roof/2. Gluckstadt/3.
Marcy Ave/
4. Hamilton Ave/5. Memphis Motel/6.
Jackson
【Side B】
1. After Mardi Gras/2. West Village/3.
Williamsburg Wall/
4. Charlotte Park/5. St. Charles Confession
全て世界初録音 |
録音:2024年 コペンハーゲン
収録時間:43分
デンマークの作曲家ニルス・レンスホルトの『アフターマス=余波、影響』の限定アナログ盤。
アメリカ伝統音楽や60~70年代のシンガーソングライターたちの活動に着想を得て、アメリカのハイウェイを巡りながら旅先での印象をその土地特有の言葉遣いをまじえて表現しています。
ブルックリンに訪れる春の兆し、メンフィスの古びたモーテル、ニューオーリンズのマルディグラ祭の余韻といった情景からインスピレーションを得て書かれた歌は、素朴でどこか懐かしさを感じさせます。
特典として、配信限定のボーナストラックを含む14曲のMP3ダウンロードコードが付属します。

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