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7/3(金)紹介新譜 41タイトル
マイナー・レーベル新譜


HUNNIA RECORDS



HRCD2609
\3000
ヴィルジニー・ロビヤール(ヴァイオリン)&ペーテル・サボー(チェロ)
 コダーイ&ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲集


 コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 ニ短調 Op.7
 ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ M.73
ヴィルジニー・ロビヤール(ヴァイオリン)
ペーテル・サボー(チェロ)

 25年来の盟友ロビヤールとサボーが暴く、コダーイとラヴェルの「真実」!

 25年来の盟友であるヴィルジニー・ロビヤールとペーテル・サボーによる、3作目となる共演アルバム。
 今回彼らが挑んだのは、ヴァイオリンとチェロという最小限の編成でありながら、オーケストラにも匹敵する表現力と極限の緊張感を強いる2つの傑作です。
 第一次世界大戦勃発の年(1914年)に作曲されたコダーイの『二重奏曲』は、大胆な形式の探求とハンガリーを中心とする中央ヨーロッパの民族音楽の伝統が深く結びついた作品。人間の残酷さや絶望を生々しく刻み込んだ第2楽章と、民族の舞踊リズムが生命力を爆発させる両端楽章のコントラストが聴く者を圧倒します。一方、1920年から1922年にかけて書かれたラヴェルの『ソナタ』は、作曲家自身が「極限までの単純化」「和声の魔力への決別」と語った転換点となる意欲作。ピアノという和声の支えを捨て去り、研ぎ澄まされた2つの旋律が火花を散らすように交錯する、ある種の「音楽的抽象の頂点」とも言える凄まじい音楽です。
 ロビヤール自身が語る通り、両曲ともに決して万人受けを狙った心地よい音楽ではなく、音楽の影や粗さ、歪みまでも正面から受け入れた荒々しい美しさを持った作品です。2人の名手が一切の妥協なくぶつけ合う生々しい音の対話にご注目あれ。

 ヴィルジニー・ロビヤール(ヴァイオリン)
 ロン・ティボー国際コンクール等で入賞を果たし、19歳でニューヨークのリンカーン・センターにデビュー。
 ベネズエラに10年間滞在しヴァイオリン学校を設立するなど、教育活動にも熱心に取り組む。現在はスイスのローザンヌ高等音楽院でヴァイオリン科教授および弦楽部門の長を務めている。

 ペーテル・サボー(チェロ)
 1993年よりブダペスト祝祭管弦楽団の首席チェロ奏者を務めるハンガリーの名手。タカーチ・ピアノ・トリオの創設メンバーとしても知られるほか、プレイエルの未発表チェロ協奏曲の草稿を発見・補筆して出版するなど、研究・発掘の分野でも多大な功績を残している。2024年にはハンガリー功労勲章騎士十字章を受章。

 2025年7月2日-4日、バルトーク・ベーラ・ユニテリアン教会(ブダペスト)

 

HRCD2601
(2CD)
\4300
ラースロー・ボルベーイ(ピアノ)
 J.S.バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV 846-869
ラースロー・ボルベーイ(ピアノ)

 『ゴルトベルク』『フーガの技法』でも高評価を獲得したハンガリーの名手ラースロー・ボルベーイ、ついにバッハの「エヴェレスト」へと挑む!

 すべてのピアニストにとって「音楽のエヴェレスト」とも形容されるバッハの『平均律クラヴィーア曲集』。過去にHunniaRecordsからリリースした『ゴルトベルク変奏曲』(MRC2001/LP)や『フーガの技法』(HRCD2121)で確固たる評価を築いてきたハンガリーの俊英ラースロー・ボルベーイが、満を持してこの巨大な山脈(第1巻)のライヴ録音に挑みました。
 ボルベーイ自身、本作を若き初心者時代から「音楽の聖務日課書」として毎日欠かさず時間を割いてきた特別な作品と位置づけています。
 本作ではハンブルク製スタインウェイのコンサート・グランド・ピアノ(モデルD)を使用しており、現代のピアノならではの豊潤な響きを通じ、彼が何十年も虜になってきた情熱と、これまで隠されていたかもしれない楽曲間の繋がりを世に問う意欲的な内容となっています。
 音楽学者シャーンドル・コヴァーチがライナーノーツで解説している通り、ハ長調からロ短調に至る24の前奏曲とフーガには、バッハの圧倒的な天才性が示されています。
 第4番 嬰ハ短調の5声のフーガに見られる「斜め十字」のモチーフや、最後を飾る第24番 ロ短調における12音すべてを用いたテーマなど、バッハの仕掛けた高度なポリフォニーの構造が、ボルベーイの明晰なタッチによって次々と紐解かれていきます。
 鍵盤楽器の制約や調律の歴史的背景を乗り越え、純粋な音楽的構築力に迫るドキュメントです。

 ライヴ録音
 使用楽器:スタインウェイ モデルD コンサートグランド(ハンブルク製)





NEOS

NEOS12534
(2CD)
\5200
ヘルムシュロット:12の教会ソナタ
 ロベルト・マクシミリアン・ヘルムシュロット(b.1938):
  1. 教会ソナタI(トロンボーンとオルガンのための)(1984)
  2. 教会ソナタII(オーボエとオルガンのための)(1985)
  3. 教会ソナタIII(2本のトランペットとオルガンのための)(1985)
  4. 教会ソナタIV(トランペットとオルガンのための)(1985)
  5. 教会ソナタV(フルートとオルガンのための)(1988)
  6. 教会ソナタVI(トランペット、トロンボーンとオルガンのための)(1986)
  7. 教会ソナタVII(チェロとオルガンのための)(1991)
  8. 教会ソナタVIII(ヴァイオリンとオルガンのための)(1990)
  9. 教会ソナタIX(ヴァイオリン、チェロとオルガンのための)(1991)
  10. 教会ソナタX(クラリネットとオルガンのための)(1991)
  11. 教会ソナタXI(ホルンとオルガンのための)(1993)
  12. 教会ソナタXII(3本のトランペット、3本のトロンボーンとオルガンのための)(1994)
1. アビー・コナント(トロンボーン)、
 クレメンス・シュノール(オルガン)
2. ミヒャエル・ヘルマラート(オーボエ)、
 クレメンス・シュノール(オルガン)
3. ハンネス・ロイビン、
 クリスティアン・ヘッヒェル(トランペット)、
 エリザベト・ツァヴァトケ(オルガン)
4. ジャン=フランソワ・ミシェル(トランペット)、
 クレメンス・シュノール(オルガン)
5. クレア・ゲーネヴァイン(フルート)、
 ハラルド・フェラー(オルガン)
6. ハンスイェルク・プロファンター(トロンボーン)、
 クレメンス・シュノール(オルガン)
7. ライナー・ギンツェル(チェロ)、
 マルタ・シュスター(オルガン)
8. アナ・チュマチェンコ(ヴァイオリン)、
 エドガー・クラップ(オルガン)
9. 稲垣悠子(ヴァイオリン)、
 ワルター・ノータス(チェロ)、
 ロベルト・マクシミリアン・ヘルムシュロット(オルガン)
10. ウルフ・ローデンハウザー (クラリネット)、
 ゲルハルト・ブルム(オルガン)
11. ヴォルフガング・ガーク(ホルン)、
 ウルリヒ・ノール(オルガン)
12. ハンネス・ロイビン、
 クリスティアン・ヘッヒェル、
 クィリン・ヴィラート(トランペット)、
 ヴォルフラム・アルント、
 トビアス・グライスマン、
 ブルーノ・フェルトキルヒャー(トロンボーン)、
 エリザベト・ツァヴァトケ(オルガン)

 ロベルト・マクシミリアン・ヘルムシュロットは1938年生まれのドイツのオルガニストで作曲家。13歳で生地ヴァイルハイムの教会オルガニストとなり、ミュンヘン音楽演劇大学でゲンツマー、イタリアでペトラッシとダッラピッコラに作曲を学びました。
 1995年から2003年には母校の学長を務めています。作品はオルガン曲と宗教曲が中心で、楽器の機能と効果を熟知した筆致が光ります。
 12篇の教会ソナタは1984年から94年にかけて作曲され、いずれも独自の旋法に基づく緩急2楽章構成。独奏陣の豪華さにも目を瞠らされ、彼らの妙技もあり引き込まれます。

 1987年~1998年

 
NEOS12536
(2CD)
\5200
ヘルムシュロット:オルガン作品集
 ロベルト・マクシミリアン・ヘルムシュロット(b.1938):
  メタモルフォーゼ ~
    オルガンと打楽器のための交響的対話(1967-80)
  ノミナ ~ 3つの小品(1995/ 6)
  3つの小品「I.S.追悼」(1971)
  コラール前奏曲「アヴェ・マリア・ツァルト」(1983)
  F.Bの墓碑銘(1979)
  洗礼(1987)
  閉祭(後奏曲)(1989)
  反射と光 ~ シュヴァイツァー讃歌(2012)*
ロベルト・マクシミリアン・ヘルムシュロット(オルガン)
ユルゲン・ガイガー(オルガン)*
ヘルマン・グシュヴェントナー(パーカッション)
エディト・ウルバンチク(ソプラノ)
クラウス・レンク(トロンボーン)

 1938年生まれのドイツのオルガニスト兼作曲家、ロベルト・マクシミリアン・ヘルムシュロットの「メタモルフォーゼ」はグレゴリオ聖歌からインスパイアされたフレーズが爆発的な盛り上がりに至る77分の大作。
 1971年の「I.S.追悼」はこの年に亡くなったストラヴィンスキーの、「F.Bの墓碑銘」は78年に亡くなった作曲家フリッツ・ビュヒトガー、「反射と光」はアルバート・シュヴァイツァー博士の思い出。作曲者自身の演奏も説得力満点で、"現代のバッハ"たらんとしています。

 1984年~2013年
 
 
NEOS12538
(2CD)
\5200
ヘルムシュロット:残響 ~ オルガン作品集
 ロベルト・マクシミリアン・ヘルムシュロット(b.1938):
  トッカータと変奏(1957)
  リダクティオ ~
   アルベルトゥス・マグヌス讃歌(1980)
  トッカータ「キリストは蘇り」 ~
   コラール前奏曲(1987)
  オルガン詩篇(全5曲)(1970)
  前奏曲とフーガ(1964)
  リサイタル(1973)
  連祷「ベネディチェーレ」(2005)
  マリーエングルス ~
   3つのマリアのコラール前奏曲(1986)
  ミヒャエリスメン ~
   聖ミカエルの歌「無敵の英雄」の7つの詩(1972)
  G.E.H.A.D.によるノクターン(1980)
  レオン地方の田舎の歌と踊り(全7曲)(2000)
  残響(2003)
  平和への祈り(1977)
  時のうつろい(2000)
1-2. ミヒャエル・ハルトマン(オルガン)
3,9-13. ウルリヒ・ノール(オルガン)
4,8. ハンス・ライトナー(オルガン)
5-6. エリザベト・ツァヴァトケ(オルガン)
7. フランツ・ハウク(オルガン)
14. クレメンス・シュノール(オルガン)

 ドイツのオルガニスト兼作曲家、ロベルト・マクシミリアン・ヘルムシュロット(b.1938)がオルガン作品で自己の創作人生を回顧するアルバム。彼の音楽語法を多角的に概観できますが、根底にある宗教的なテーマや哲学的な問いは一貫しています。彼の弟子および仲間たちの演奏も圧巻で後世への貴重な遺産といえるでしょう。

 2000年~2006年

 
NEOS12541
\3100
ヘルムシュロット:哀歌 ~ 暗闇から光明へ
 ロベルト・マクシミリアン・ヘルムシュロット(b.1938):
  詩篇第130篇「深き淵より」による瞑想曲(1967)
  哀歌 ~ オルガンと弦、打楽器のための協奏曲(1993)
  煉獄(1991)
  ケルビム ~ 弦楽のための(1993)
  光明のなかで(1993)
1. ジャン=ピエール・ルゲ(オルガン)
2,3,5. フランツ・ハウク(オルガン)
2. アノ・ケスティング(打楽器)
2,4. リアナ・イサカーゼ(指揮)
2,4. インゴルシュタット室内
 フィルハーモニー管弦楽団

 ドイツのオルガニスト兼作曲家、ロベルト・マクシミリアン・ヘルムシュロット(b.1938)のオルガン作品で人間感情の暗部と明部を巡る旅。
 オルガン、弦楽と打楽器のための協奏曲「ラメント」(1993)はヘルムシュロットがニューハンプシャー州のマクダウェル・コロニーにアーティスト・イン・レジデンスとして滞在中に作曲されました。
 2024年7月に亡くなった名ヴァイオリニスト、リアナ・イサカーゼの見事な指揮ぶりも聴きものです。

 1977年~1997年
 
 
NEOS12604
\3100
ヴァルター・ツィンマーマン:空 ~ 無伴奏ヴィオラ作品集
 ヴァルター・ツィンマーマン(b.1949):
  憂いは川を越えてI(1993)
  憂いは川を越えてII(2000/2024)
  タウラ(2003)
  4つの王冠(1999)
  シャマイム - 空(2016)
ユリア・レベッカ・アドラー(ヴィオラ)

 全曲世界初録音。
 ヴァルター・ツィンマーマンは親日家として知られるドイツの作曲家。彼の押しつけがましさのない禅の精神のような音楽はヴィオラの音色とよく合い、静謐で瞑想的な世界を創りあげています。
 「憂いは川を越えて」は第1曲を友人の早すぎる死、第2曲をインド旅行と自身の重病を題材としています。
 1978年生まれのドイツのヴィオラ奏者ユリア・レベッカ・アドラーはカシュカシアン門下で、クス・クァルテットやミュンヘン・フィルの首席奏者を長年務めました。古楽から最新作品まで、熱心にヴィオラ音楽の紹介に努めています。

 2025年9月25日-28日(ベルリン)
 
 
NEOS12614
\3100
ヴァルター・ツィンマーマン:音楽劇《村々を巡り》
 ヴァルター・ツィンマーマン(b.1949):
  音楽劇《村々を巡り》(1985/86, 2025)
   (ペーター・ハントケ原作)
グドルーン・エベル(ゾフィ/ソプラノ)
バリー・ハナー(グレゴール/バリトン)
カール=ハインツ・ティーマン(ハンス/テノール)
マルタ・メードル(老女/アルト)、ほか
ヴォルフガング・ガイラー(指揮)
ニュルンベルク・フィルハーモニー管弦楽団

※前奏曲のみ
 ルーカス・フェルス(チェロ)
 エリック・ニールセン(指揮)
 シュトゥットガルト放送交響楽団

 《村々を巡り》はペーター・ハントケの詩に基づきヴァルター・ツィンマーマンが1986年に作曲、88年にニュルンベルク歌劇場で初演された音楽劇。
 伝説的ワーグナー歌手マルタ・メードルが老女役で最後の舞台出演となるなど当時話題となりました。
 フランケン地方の名家の嫡子グレゴールが故郷の村に戻ったものの、思うようにいかぬ人生設計や近代化により失われる伝統などによる疎外感を巧みに表出しています。初演から37年を経て、ミュージカルとしての可能性を再考して改訂。
 このアルバムには1988年6月12日の世界初演ライヴに2007年録音のチェロとオーケストラのための約6分の前奏曲を組み合わせ、2025年改訂版の構成を再現しています。
 メードル最後の舞台姿としても貴重な記録といえます。

 1988年6月12日、ニュルンベルク歌劇場(ドイツ/ライヴ)
 2007年11月23日、シュトゥットガルト劇場(ドイツ/ライヴ)

 
NEOS12606
\3100
より良い私 ~ パーカッションとエレクトロニクス
 ヴァネッサ・ポーター&エミル・クユムジュヤン:
  見た目とは違う ~
   サウンド・オブジェクト
    (時計、スプリング・ドラム、ワウワウチューブ)、
     ピアノとエレクトロニクス(2024)*
 クユムジュヤン:
  コールズ ~ チューブラー・ベル、パーカッション、
   マラカスとエレクトロニクス(2024)
 クユムジュヤン:トライアルズ ~
  マリンバ、ヴィブラフォンとエレクトロニクス(2024)
 ポーター&クユムジュヤン:フリクションズ ~
  サウンド・オブジェクト
   (スプレー、石、トライアングル、
    紙やすり、発泡スチロール)(2024)
 クユムジュヤン:ラスト・デューティII ~
  2つのドラム・セット、トイ・ピアノ、
   アンプリファイド・ツィター、おもちゃの鉄琴
    (2023)
 クユムジュヤン:ユア・ストーリーズ ~
  マリンバ、ヴィブラフォンとエレクトロニクス(2023)
 クユムジュヤン:オファーリング ~
  トイ・ピアノとエレクトロニクス(2015)
 クユムジュヤン:はい、そうです ~
  2つのドラム・セット、トリガーと
   エレクトロニクス(2024)
ヴァネッサ・ポーター
 (パーカッション、エレクトロニクス)
エミル・クユムジュヤン
 (パーカッション、エレクトロニクス)
サラ・パラルチク(声)*

 全曲世界初録音。世界的に活躍するドイツのパーカッション奏者ヴァネッサ・ポーターが、トルコ出身の奇才エミル・クユムジュヤンとのデュオにエレクトロニクスを融合させ新しい音世界を追求した興味深い一枚。
 演奏のみならず映像や動作までを含めたパフォーマンスで、現代音楽のみならずワールド・ミュージックやロック、ジャズとの境界を超えた芸術で、生命感とエネルギーに満ち溢れた世界を繰り広げます。

 2025年1月(ザントハウゼン、ドイツ)
 
 

NEOS42501
\3100
カルロス・ゲデス:時の詩
 カルロス・ゲデス(b.1968):
  時の詩 ~
   パーカッション四重奏と固定メディア・
    エレクトロニクスのための連作(2021-2024)
  脆いエコシステム ~
   バス・ドラムと固定メディア・
    エレクトロニクスのための(2019)
ドラミングGP
ジョアン・ディアス

NEOS62501
(2LP)
\6100

 世界初録音。
 カルロス・ゲデスはポルトガル出身の作曲家。ニューヨーク大学で学び、2021年から22年にドラミングGPのレジデント・コンポーザーを務め、パーカッションと固定メディアを用いた電子音楽の6部構成の連作「時の詩」などを作りました。
 複雑なポリリズム、ユークリッド幾何学的構造、インド音楽のテンポ技法が精緻に同期されたエレクトロニクスと融合し、催眠的な音の旅を生み出します。
 ドラミングGPとの緊密なコラボで厳密に計算、構築されながらも、感覚に直接訴えてくる音楽となっています。

 2024年5月10日-11日&9月5日、オルケストラ・ジャズ・デ・マトジニョシュ高度芸術演奏センター(ポルトガル)
 




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SIGNUM



SIGCD1012
\3000→\2790
イアン・ペイジ&モーツァルティスツ
 疾風怒濤 Vol.4

 ヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792):
  交響曲 ハ短調 VB 142
 トンマーゾ・トラエッタ(1727-1779):
  歌劇《アンティゴナ》 より
   アンティゴナのアリア「Ombracara... lo resto sempre」
 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
  歌劇 《偽の女庭師》 K.196 より
   アルミンダのアリア「Vorrei punirti, indegno」
 イジー・アントニーン(ゲオルク・アントン)・
  ベンダ(1722-1795):
   メロドラマ《メデア》より 情景
 フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
  交響曲第45番 嬰ヘ短調 Hob.I:45 《告別》
モーツァルティスツ
 (古楽器アンサンブル)
イアン・ペイジ(指揮)
アレクサンドラ・ロウ(ソプラノ)

 ハイドンが絶賛したクラウスの傑作から、モーツァルトが熱狂したベンダのメロドラマまで!イアン・ペイジ&モーツァルティスツがえぐる、音楽における「疾風怒濤」の真髄、待望の第4弾!

 1760年代初頭から1780年代後半にかけて、音楽や他の芸術形式を席巻した「シュトゥルム・ウント・ドラング(疾風怒濤)」運動を探求する、全7巻からなるシリーズの第4弾。イアン・ペイジ率いる古楽器アンサンブル、モーツァルティスツが、この激動の時代の音楽言語を鮮烈に描き出します。
 第4巻の注目ポイントは、モーツァルトと同い年であるヨーゼフ・マルティン・クラウスの『交響曲 ハ短調 VB 142』。この作品は、ハイドンが「何世紀にもわたって傑作とみなされるだろう」と予言し絶賛したほどの完成度を誇ります。
 うねるようなトレモロやシンコペーション、荒々しいホルンの響きが、当時の音楽が求めた狂気と情熱を克明に伝えてくれます。また、第2楽章の精巧な展開は、のちのベートーヴェンの『運命』を予感させる構造を持っており、若き日のベートーヴェンがボン宮廷楽団のヴィオラ奏者時代にこの曲に触れていた可能性も指摘されているなど、歴史的な探求心を刺激してやみません。イジー・アントニーン(ゲオルク・アントン)・ベンダの《メデア》は、オーケストラの伴奏に乗せて台詞を語る「メロドラマ」という形式の作品。1778年にこれを聴いたモーツァルトは深く感動し、自身の未完のオペラ《ツァイーデ》にもその手法を取り入れた言われます。プログラムの最後は、ハイドンの『交響曲第45番《告別》』。演奏者が次々と退場していく最終楽章の有名なエピソードばかりが先行しがちですが、第1楽章の容赦ないシンコペーションや嬰ヘ短調という特異な調性選択など、純粋な「疾風怒濤」の音楽としてのテンションの高さと斬新さを、時代楽器ならではの鋭いアプローチで改めて体感できることでしょう。

 『モーツァルティスツ』は、指揮者イアン・ペイジによって創設された、ヨーロッパ屈指の時代楽器アンサンブル(旧称:クラシカル・オペラ)。2015年から27年間にわたり、モーツァルトの生涯と軌跡をその年ごとに追体験する画期的なプロジェクト「MOZART 250」を牽引しています。
 アン・ハレンベリを擁した過去作『グルック:アリア集』では、2025年の国際オペラ賞を受賞するなど、鮮烈でドラマティックな演奏が高く評価されています。

 
 
 

SIGCD759
【旧譜再案内】
\2700→\2490
疾風怒濤 Vol.3
 モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調 K.546
 シュヴァイツァー:歌劇《アルチェステ》より
  「Er ist gekommen...
   Zwischen Angst und zwischen Hoffen」
 コジェルフ:交響曲 ト短調
 パイジェッロ:歌劇《トリノのハンニバル》より
  「Misera, ch'ei peri!...Smarrita, tremante」
 ハイドン:交響曲第44番 ホ短調《悲しみ》
モーツァルティスツ
イアン・ペイジ(指揮)
エミリー・ポゴレルツ(ソプラノ)

 シリーズ初のモーツァルト作品で幕を開け、ハイドンの疾風怒涛交響曲の名作である交響曲第44番《悲しみ》で締めくくられます。間にはシュヴァイツァー、パイジェッロらの激しいオペラ・アリアとコジェルフの傑作であるト短調交響曲が収録されています。

 

SIGCD636
【旧譜再案内】
\2700→\2490
疾風怒濤 Vol.2
 ハイドン:交響曲第39番ト短調
 グルック:歌劇 《パリーデとエレーナ》より
  「ああ、私のやさしい熱情が」
  「Tutto qui misorprende... Le belle immagini」
 ヴァンハル:交響曲ニ短調(Bryan d1)
 ハイドン:《スターバト・マーテル》より
  「あなたと共に涙を流させ」
 ミスリヴェチェク:歌劇 《セミラーミデ》より
  「Tu mi disprezzi ingrato」
 J.C.バッハ:交響曲ト短調 Op.6-6
モーツァルティスツ
イアン・ペイジ(指揮)
イーダ・レンスレーヴ(ソプラノ)

 第2巻はすべて1765年から1770年の間に作曲された作品で、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン、ヨハン・バプティスト・ヴァンハル、ヨハン・クリスティアン・バッハ(大バッハの第11男)の交響曲に、スウェーデンのメゾ・ソプラノ、イーダ・レンスレーヴが歌う、クリストフ・ヴィリバルト・グルック、ヨセフ・ミスリヴェチェクらのオペラ・アリアを挟んだ構成です。英グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」

 

SIGCD619
【旧譜再案内】
\2700→\2490
疾風怒濤 Vol.1
 グルック:《ドン・ファン》より 最後のシーン
 ヨンメッリ:《フェトンテ》よりOmbre che tacite qui sede
 ハイドン:《歌姫》より Non v'e chi mi aiuta
 フランツ・イグナーツ・ベック:交響曲ト短調 Op.3-3
 トラエッタ:《ソフォニスバ》より
  Crudeli, ahime, chefate、Sofonisba, che aspetti?
 ハイドン:交響曲第49番ヘ短調 《受難》
モーツァルティスツ
イアン・ペイジ(指揮)
キアラ・スケラート(ソプラノ)

 ハイドンの「受難」交響曲と、ヨンメッリ、ベック、トラエッタらのレア・レパートリーを組み合わせた第1巻。英グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」




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ALPHA CLASSICS

ALPHA1257
\3200→\2990
作曲当時の楽器と演奏習慣による、マーラー交響曲第5番
 フィリップ・フォン・シュタイネッカー(指揮)&マーラー・アカデミー管弦楽団


 グスタフ・マーラー(1860-1911):
  交響曲 第5番 嬰ハ短調 (1902/1904-11)(ピリオド楽器による)
   第1部
    1. I. 葬送行進曲
     In gemessenem Schritt Streng. Wie ein Kondukt
    2. II. Sturmisch bewegt. Mit groBter Vehemenz
   第2部
    3. III. スケルツォ Kraftig, nicht zu schnell
   第3部
    4. IV. Adagietto. Sehr langsam
    5. V. ロンド - フィナーレ Allegro -
     Allegro giocoso. Frisch
マーラー・アカデミー管弦楽団
フィリップ・フォン・シュタイネッカー(指揮)
NYCX 10608
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3850

 録音: 2024年9月8-10日 イタリア、トーブラッハ文化センター
 収録時間: 70分
 ※国内仕様盤日本語解説...内藤眞帆

 【ベールを脱ぐような明快さと面白さ!作曲当時の楽器と演奏習慣による、マーラー交響曲第5番】
 第一次大戦終結までオーストリア領だったイタリアの南チロル州で、クラウディオ・アバドによって創設された「マーラー・アカデミー・ボルツァーノ=ボ―ゼン」の活動の一環として、世界各国から集まった若い音楽家たちとヨーロッパの有名オーケストラの団員が共に演奏する機会を作るマーラー・アカデミー管弦楽団。そのOriginalklang(ドイツ語で「本来の響き」)プロジェクトは、初演当時(今回は1900年頃)にウィーンで使われていた楽器を世界中から集め(後世の再現楽器含む)、当時の演奏習慣を研究・習得して演奏、録音するもの。2024年に発売され世界的に大きな評価を得た第9番に続き、第5番が登場です。
 楽譜にはまだ出版前だったブライトコプフ新校訂版を初めて使用(2025年出版)。マーラーが加えた大きな改訂のほか細かな修正や指示を系統的に整理して反映しており、最後の修正は死の約3か月前にまで及びます。

 さらにマーラーと親しかったメンゲルベルクが使用したスコアも参照しているとのこと。弦楽器はガット弦と木製のミュートを使用し、ヴィブラートは極力抑えつつポルタメントは積極的に使用、管楽器もヴィブラートをほぼかけずに演奏しています。
 また柔軟なテンポ設定とルバートを重視。結果として全体の響きがたいへんクリアになりつつも、これまでにない雄弁な音楽が鳴り渡っており、実に聴き応えのある演奏に仕上がっています。第3楽章の第1ホルンは指揮者の左手にソリストとして立ち、右後方のホルン隊との立体的な音響効果も面白いところ。
 フィリップ・フォン・シュタイネッカーは、マーラー室内管やオーケストラ・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークの首席チェロ奏者を務めた後、モダン楽器とピリオド楽器のオーケストラ双方で活躍する指揮者。今回のアルバムも、マーラー演奏史に大きな足跡を残すことでしょう。
 
 国内仕様盤には、マーラーの演奏史と楽器法に詳しい音楽学者の内藤眞帆氏による解説が添えられます。

 
 
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ALPHA1217
\3200→\2990
アストリグ・シラノシアン(チェロ)
 フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)&ロンドン交響楽団
エルガー: チェロ協奏曲、ブルッフ: コル・ニドライ 他

 1-4. エドワード・エルガー(1857-1934):
  チェロ協奏曲 ホ短調 Op. 85
 5-9. ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
  チェロ・ソナタ ハ長調 Op. 65
 10. マックス・ブルッフ(1838-1920):
  コル・ニドライ Op. 47
 11. エルガー: 愛の挨拶 Op. 12
アストリグ・シラノシアン(チェロ)
ロンドン交響楽団
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)...1-4、10
ナタナエル・グーアン(ピアノ)...5-9、11

 使用楽器...かつてジョン・バルビローリが所有した、ナポリのジェナーロ・ガリアーノによる1756年製
 録音: 2024年4月 ロンドン、LSOセント・ルークス...1-4、10 2025年5月 パリ、サル・コロンヌ...5-9、11
 収録時間: 60分

 【バルビローリのチェロを使用、ロトが参加!アストリグ・シラノシアンが紡ぐ英国音楽と巨匠たちへのオマージュ】
 アストリグ・シラノシアンとフランソワ=グザヴィエ・ロトによる、エルガーのチェロ協奏曲が登場。シラノシアンは、この作品を愛し、その初演にも作曲者が指揮したロンドン交響楽団のチェロ・セクションの一員として参加したバルビローリが、亡くなるまで所有していたチェロを使用してこの録音に臨みました。
 彼女らしく作品に深く寄り添い、雄弁かつ熱のこもった演奏で作品の素晴らしさを引き立てます。ほかにリヴァプールで書かれ、当地のユダヤ人コミュニティに関係するとされるブルッフの「コル・ニドライ」を収録。2017年から首席客演指揮者の関係にあるロトとロンドン響も、息の合った万全のサポートを聴かせています。
 またシラノシアンとは長年共演を続けているナタナエル・グーアンと共に、ブリテンのチェロ・ソナタとエルガーの「愛の挨拶」も演奏。こちらは親しい者同士の会話のような親近感と、心地よい緊張感が楽しめます。
 アルバム・タイトルの「Sir!」はエルガーとバルビローリの称号「サー」と、ブリテンの称号「ロード」に対する敬意を込めたものとのこと。
 




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ARCANA



A600
\3200→\2990
鬼才ジョヴァンニ・ソッリマ
 イル・ポモ・ドーロ
ワイルド・ラヴ ~
 フランク・ザッパとフランチェスコ・ザッパ

  1. ジョヴァンニ・ソッリマ(1962-): Intersong I (2025ver.)
  2-4. フランチェスコ・ザッパ(1717?-1803): 大協奏交響曲
  5. フランク・ザッパ(1940-1993):
   Questi Cazzi Di Piccione
    (『イエロー・シャーク』1993 より)
  6. ソッリマ: Aquilarco No. 7 Rotating Dance (2025ver.)
  7-8. フランチェスコ・ザッパ: 三重奏曲 Op. 1-1
  9. ソッリマ: B Flat Bop Flow
   (フランチェスコ・ザッパ作曲交響曲第6番のアンダンテより) *
  10. フランク・ザッパ: None Of The Above
   (『イエロー・シャーク』1993 より)
  11. ソッリマ:
   Aquilarco No. 5 Leonardo's Ornithopterus (2025ver.)
  12-14. ヴァンニ・モレット(1967-):
   Sinfonia "Zappa's Revenge"
    シンフォニア「ザッパのリヴェンジ」
     (フランク・ザッパの作品による) *
      12. I. G-Spot Tornado
       (『ジャズ・フロム・ヘル』1986 より)
      13. II. I Promise Not To Come In Your Mouth
       (『ザッパ・イン・ニューヨーク』1978 より)
      14. III. Peaches En Regalia
       (『ホット・ラッツ』1969 より)
  15. フランク・ザッパ: Wild Love
   (『シーク・ヤブーティ』1979 より/ソッリマver.)
 *...世界初録音
ジョヴァンニ・ソッリマ(チェロ)
イル・ポモ・ドーロ
ヴァンニ・モレット(音楽監督、コントラバス)
NYCX 10607
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3850

 チェロ/クレモナのフランチェスコ・ルジェリによる1679年製
 録音: 2025年5月 トリノ、スクオーラ・ホールデン、ジェネラル・ストア
 収録時間: 75分
 ※国内仕様盤日本語解説...矢澤孝樹

 【フランクとフランチェスコ、時代を超えた2人のザッパと、彼らにインスパイアされた作品集】
 1960年代から最晩年まで精力的に活動してロックはもちろん現代音楽まで幅広く足跡と影響を残し、社会問題にも鋭く切り込んだシチリア系アメリカ人アーティスト、フランク・ザッパ。
 彼は偶然見つけた18世紀ミラノ出身の作曲家フランチェスコ・ザッパに親近感を持ち、その作品をシンクラヴィア(電子楽器)で演奏して1984年にアルバム『フランチェスコ・ザッパ』を発表しましたが、当時はあまりに知られない作曲家であったため、人物自体がフランク・ザッパの創作と受け取られました。
 今日の研究では、フランチェスコ・ザッパは1717年頃ミラノ郊外の出身と推定され、出版楽譜の表紙で自らを「ミラノ・アカデミーの作曲とチェロの教授」と自称していたとのこと。1764年にはイタリアを離れ、フランスとドイツを経てオランダのハーグに定住し、ウィレム5世の宮廷音楽家として30年間活動しました。ギャラント様式を体現する美しい旋律と華やかさを持つ作風ですが、20世紀のフランク・ザッパによる再発見がなければ忘れられていたかもしれません。
 このアルバムには、コンポーザー・チェリストの鬼才ジョヴァンニ・ソッリマと、コントラバスとヴィオローネの奏者であり作曲家、指揮者でもあるヴァンニ・モレットが手を組み、古楽器アンサンブル、イル・ポモ・ドーロと共に2人のザッパの作品と、関連性のある自作曲を収録。既に実演では聴衆を大きく盛り上げたプログラムです。
 モレットによる「ザッパのリヴェンジ」は、フランク・ザッパがフランチェスコの作品を電子楽器で演奏した恩返し、あるいは報復として、フランクの作品を18世紀の編成に編曲したというもので、ガット弦の弦楽器にクラシカル・オーボエ、チェンバロに加え、調性的にも奇抜なその作品にナチュラルホルンを使用している無謀な挑戦などが聴きどころ。
 アルバムの聴き始めは現代と18世紀の響きの対比が不思議な印象ですが、徐々にそれが接近していく感覚が新しく、ソッリマらしい勢いのある音楽が楽しめる内容となっています。
 




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AVANTI CLASSIC

AVA10722
(5CD)
\8200→\7790
「マルタ・アルゲリッチ音楽祭」2022年ライヴ

ランデヴー・ウィズ・マルタ・アルゲリッチ第4集
 2022ハンブルク・ライヴ


家族共演が今回のテーマ?
 マルタ・アルゲリッチと娘リダ・チェン、孫デイヴィッド・チェン
 ミッシャ・マイスキーとリリー・マイスキー、サーシャ・マイスキー
 ダニエル・バレンボイムと息子マイケル・バレンボイム


  【CD 1】
   クララ・シューマン(1819-1896)/
    ミッシャ・マイスキー編曲:
     1-3. 3つのロマンス Op. 22
   ロベルト・シューマン(1810-1856)/
    ミッシャ・マイスキー編曲:
     4. 献呈 ~『ミルテの花』 Op. 25
   R. シューマン:
    5-20. 『詩人の恋』 Op. 48
    21-24. ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op. 44
  【CD 2】
   フレデリック・ショパン
    1. ワルツ 第7番 嬰ハ短調 Op. 64-2
    2. ワルツ 第14番 ホ短調 Op. Posth.
    3-5. 3つのワルツ『華麗なる円舞曲』 Op. 34
     3. ワルツ 第2番 変イ長調
     4. ワルツ 第3番 イ短調 5. ワルツ 第4番 ヘ長調
    6. バラード 第3番 変イ長調 Op. 47
    7. 序奏と華麗なポロネーズ ハ長調 Op. 3
     (ジャンドロン、フランセ、モロー、アルメッリーニ版)
    8. マズルカ 第33番 ロ長調 Op. 56-1
    9. スケルツォ 第4番 ホ長調 Op. 54
    10. 練習曲 第1番 ハ長調 Op. 10-1
    11. 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op. 66
  【CD 3】
   ショパン:
    1. バラード 第1番 ト短調 Op. 23
    2. 夜想曲 第8番 変ニ長調 Op. 27-2
    3-6. チェロ・ソナタ ト短調 Op. 65
  【CD 4】
   フランツ・シューベルト(1797-1828):
    1-4. ヴァイオリン・ソナチネ イ短調 D 385 Op. 137-2
   ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
    5-7. チェロ・ソナタ 第2番 ト短調 Op. 5-2
   パウル・ユオン(1872-1940):
    8-11. 三重奏小品 Op. 18b
   セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
    12. 悲しみの三重奏曲 第1番
  【CD 5】
   ショパン:
    1-4. ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op. 58
   グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):
    5-8. ピアノ五重奏曲 第1番

【ピアノ】
マルタ・アルゲリッチ...
 CD1、5-24/CD3、3-6/CD4、5-7
レオノーラ・アルメッリーニ...
 CD2、6-7
エレーナ・バシュキロヴァ...
 CD4、1-4
デイヴィッド・チェン...CD2、10-11
マルティン・ガルシア・ガルシア...
 CD2、1-5
イム・ドンヒョク...CD3、1-2
リリー・マイスキー...
 CD1、1-4/CD4、8-12
シモン・ネーリング...CD2、8-9
酒井茜...CD5、5-8
セルジオ・ティエンポ...CD5、1-4
【ヴァイオリン】
マイケル・バレンボイム...CD4、1-4
アサフ・レヴィ...CD5、5-8
サーシャ・マイスキー...
 CD1、21-24/CD4、8-12
ロザンネ・フィリッペンス...
 CD1、21-24/CD5、5-8
【ヴィオラ】
リダ・チェン...
 CD1、21-24/CD5、5-8
【チェロ】
ベアータ・アンティカイネン...
 CD5、5-8
ミッシャ・マイスキー...
 CD1、1-4、21-24/
 CD3、3-6/CD4、5-12
エドガー・モロー...CD2、7
【バリトン】
ミヒャエル・フォッレ...CD1、5-20


 録音: 2022年6月20-29日 ハンブルク、ライスハレ (ライヴ/一部拍手入り)

 【豪華共演!アルゲリッチ・アンド・フレンズ2022年ハンブルク・ライヴ】
 2018年からハンブルクのライスハレで開催されている(2020年はコロナ禍のため開催無し)「マルタ・アルゲリッチ音楽祭」の2022年ライヴがCD5枚組で登場します。
 マルタ・アルゲリッチとその娘リダ・チェン、そして孫のデイヴィッド・チェンが3代で参加しているほか、ミッシャ・マイスキーとリリー・マイスキー、サーシャ・マイスキーの親子共演、ダニエル・バレンボイムの息子マイケル・バレンボイムの参加など、クラシック音楽界のレジェンドたちのファミリー・ツリーを意識させる出演者が魅力。
 そのほかエドガー・モロー、マルティン・ガルシア・ガルシア、ロザンネ・フィリッペンス、セルジオ・ティエンポ、イム・ドンヒョク、ミヒャエル・フォッレ、酒井茜といった、錚々たるソリスト陣が顔を揃えています。
 なかでも、ショパン国際ピアノコンクール受賞者たちが参加した「ショパンの夕べ」のハイライトは大きな聴きどころと言えるでしょう。アルゲリッチの比類なき芸術性と、彼女を慕う素晴らしい音楽家たちの輪を称える、記念碑的なボックス・セットです。


 





DIVINE ART



DDX 21151
\3000
Made In Germany
 1. ルート・シェーンタール(1924-2006):主題と変奏(2004)
- 無伴奏フルートのために
 2. ルドルフ・ティルメッツ(1847-1915):夜想曲 Op. 31(1898)
- フルート、ホルン、ピアノのために...世界初録音
 3-13. リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
  交響詩「ドン・キホーテ」 Op. 35 (1898)
   (ラースロー・ヴァルガ[1924-2014]による
    室内楽編曲 /1997)
  ...この編曲での世界初録音
オルモス・アンサンブル
 Mark Teplitsky(フルート)...1、2
 Jeff Garza(ホルン)...2-13
 Ilya Shterenberg(クラリネット)...3-13
 Eric Gratz(ヴァイオリン)...3-13
 Julian Schwarz(チェロ)...3-13
Elizabeth Dorman(ピアノ)...2-13
Colin Brookes(ヴィオラ)...3-13

 録音:2026年1月3-4日 University of Portland, Mago Hunt Center Recital Hall
 収録時間:54分

 アメリカ、テキサスに本拠を置くサンアントニオ交響楽団の主要奏者らによって1994年に結成されたオルモス・アンサンブル。名手たちによる、多彩な編成で稀少曲を紹介する国別シリーズ第1弾です。
 ドイツにルーツを持つ3人の作曲家を特集した本作の中心となるのは、リヒャルト・シュトラウスの「ドン・キホーテ」の6楽器編曲版(クラリネット、ホルン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノ)。
 フルートを除くメンバーが総出で、オーケストラの大迫力な響きのエッセンスを、少ない楽器で密度の濃い演奏で再現した世界初録音です。
 さらに、ヒンデミットに師事したユダヤ系女性作曲家シェーンタール晩年のフルート曲や、ティルメッツの珍しい編成による「夜想曲」の世界初録音を収録。ドイツに因んだ知られざる秀作の魅力を鮮やかに伝えます。

 
 
 

DDX 21139
\3000
ヘッジス:ピアノ作品全集第1集 -
 5つの前奏曲、ソナタ第1番 他

  アンソニー・ヘッジス(1931-2019):
   1-5. 5つの前奏曲 Op. 5(1959)*
   6. スケルツェット Op. 14(1963)*
   7-10. ピアノのための4つの小品 Op. 20(1967)*
   11-13. ソナタ第1番 Op. 53(1973-74)
   14-18. 若いピアニストのための
    5つの演奏会用小品 Op. 56(1975)*
   19-24. 6つの気分 Op. 93(1984)*
   25. ヴァリアンツ Op. 111(1989)*
   26-30. 5つの格言 Op. 113(1990)
 *世界初録音
アダム・ディヴィス(ピアノ)

 録音:2025年12月18-19日 Carole Nash Hall, Chetham's School of Music
 収録時間:68分

 オックスフォードで学んだ作曲家アンソニー・ヘッジス。王立スコットランド音楽院やハル大学で教鞭を執り、批評の寄稿や詩人ラーキンとの交流など多方面で活躍しました。このアルバムは彼のピアノ作品全集の第1巻。初期の『5つの前奏曲』から音列主義的な小品、ソナタ、愛らしい子供向け小品まで世界初録音の楽曲も多数含む、30年にわたる創作の軌跡を辿る内容です。演奏は、ヘッジスと同郷のビバリーで育ったアダム・デイヴィス。王立ノーザン音楽大学に学び、現在は名手キャサリン・ストットのデュオ・パートナーやチータム音楽学校の教師として活躍しています。

 

DDX 21150
\3000
タルボット:太陽の石
 ジョビー・タルボット(1971-):
 【Creation 創造】
   1. I. a crystal willow, a poplar of water
   2. II. a single presence like a sudden song
   3. III. I travel between galleries of sound
   4. IV. I travel your body as if through the world
   5. V. your skirt of corn ripples and sings
   6. VI. endless corridors of memory
   7. VII. I search for a real moment, as alive as a bird
   8. VIII. writing of fire on a slab of jade
  [Despair 絶望]
   9. ΙΧ. there is nothing in front of me,
    only a moment salvaged from a dream
   10. Χ. While time snaps shut its fan
   11. ΧΙ. oh life to be lived and already lived
   12. XII. facing an afternoon of saltpetre and stone
   13. XIII. there is nothing left of me but a gaping wound
  【Salvation 救済】
   14. XIV. in clarity
   15. XV. life and death make a pact in you,
    lady of the night
   16. XVI. open your hand lady who
    sows the seeds that are days
   17. XVII. gateway of being: awaken me and dawn
   18. XVIII. I want to go on, to go further
   19. XIX. a crystal willow, a poplar of water
トーマス・バリット(マリンバ)
コンスピラーレ(合唱)
クレイグ・ヘッラ・ジョンソン(指揮)

 録音:2026年1月26-29日 the historic Evans Auditorium 2026年3月20日 Harlan Studios
 収録時間:70分

 ロンドン出身の作曲家ジョビー・タルボット。声楽曲のほか舞台や映画音楽で大活躍しており、バレエ『不思議の国のアリス』や映画『SING/シング』『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』等の劇音楽でも知られます。このアルバムはノーベル賞詩人オクタビオ・パスの傑作に、ジョビー・タルボットが命を吹き込んだ合唱曲『太陽の石』の世界初録音。アステカの「太陽の石(暦石)」の宇宙観や歴史観を象徴とし、絶望から希望へと向かう70分のドラマチックなストーリーを、多彩な声の重なりと神秘的なマリンバの響きで描きます。グラミー賞を受賞した合唱団コンスピラーレによる演奏です。







IBS CLASSICAL


IBS32026
\2900
マシュー・ベングトソン(ピアノ)
シエッラ:ピアノ・ソナタ第13番、第14番、超絶技巧練習曲集

 ロベルト・シエッラ(1953-):
  1. ピアノ・ソナタ第13番
  2-13. 超絶技巧練習曲集(全12曲)
  14-16. ピアノ・ソナタ第14番「月光」
マシュー・ベングトソン(ピアノ)

 録音:2025年5月4-6日 スペイン、グラナダ、Auditorio Manuel de Falla
 収録時間:70分

 グラミー賞およびラテン・グラミー賞の受賞歴を誇る作曲家ロベルト・シエッラ。このアルバムの核となるのは2つのソナタです。第13番は伝統的な4楽章構成の要素を分解してモザイク状に組み直した単一楽章の作品。
 第14番はベートーヴェンの「月光ソナタ」に着想を得ており、そのモティーフがかすかな残像のように現れては消えていきます。リストの影響を強く受けた「超絶技巧練習曲集」では、華麗な技法とラテンのリズムやサルサの要素が融合し、ピアノの新たな可能性を切り拓いています。シエッラ作品の第一人者であるピアニスト、マシュー・ベングトソンが、圧倒的な技術と深い理解による演奏を聴かせます。

 
IBS62026
\2900
ホアキン・ニン=クルメル(1908-2004):トナーダ集
 1-12. トナーダ第1巻
 13-24. トナーダ第2巻
 25-36. トナーダ第3巻
 37-48. トナーダ第4巻
パブロ・マルティネス(ピアノ)

 録音:2025年2月16-18日 スペイン、グラナダ、Auditorio Manuel de Falla
 収録時間:68分

 ファリャに師事し、アルベニスらの伝統を継ぐニン=クルメル。彼の「48のトナーダ」は、スペイン民俗音楽に根ざしつつ、洗練された語法で紡がれたピアノ小品です。
 スペイン各地を巡るように多彩なリズムや旋法を用いつつ、どこか親しみやすさを感じさせる美しい旋律は、ファリャやモンポウの親密な音楽世界を彷彿とさせます。2020年のコロナ禍の期間にこの曲集に出会ったパブロ・マルティネスは、長年米国で暮らす彼自身のルーツへの架け橋と感じてじっくりと取り組み、この録音を完成させました。

 

IBS72026
(2CD)
\3500
トマス・ブレトン:歌曲集、ピアノ三重奏曲集
 トマス・ブレトン(1850-1923):
  【CD1】
   1-6. 6つのベッケルの詩による歌曲集
    1. Saeta que voladora (rima II)
    2. Cendal flotante de leve bruma (rima XV)
    3. Cuando miro el azul horizonte (rima VIII)
    4. Cuando en la noche te envuelven (rima XXV)
    5. Cuando entre la sombra oscura (rima XXVIII)
    6. Al ver mis horas de fiebre (rima LXI)
   7. Volveran las oscuras golondrinas
    戻って来るだろう、黒いツバメたちは
   8. Desir 欲望
   9. La castañera ラ・カスタニェーラ
  【CD2】
   1-4. ピアノ三重奏曲 ホ長調
   5-8. 4つのスペインの小品
ナターリア・ラブルデット(ソプラノ)...CD1
ビクトリア・ゲレーロ(ピアノ)...CD1、CD2
カルレス・シヴェラ(ヴァイオリン)...CD2
アレハンドロ・オロリス・ソリア(チェロ)...CD2

 録音:2025年3月9-12日 スペイン、グラナダ、Auditorio Manuel de Falla
 総収録時間:約88分

 近代スペイン音楽の形成に寄与し、サルスエラの作曲家として名高いトマス・ブレトン。ここでは彼の歌曲と室内楽作品に光を当てています。
 CD1はソプラノとピアノのための歌曲集で、リートの伝統に挑み、内に秘めた繊細な想いからダイナミックで劇的な表現までを、雄弁なピアノが支えます。
 CD2には、ドイツの伝統を息づかせた「ピアノ三重奏曲 ホ長調」と、現代的なスペインの響きを取り入れた「4つのスペインの小品」を収録しています。
 





METIER


MEX 77145
\3000
罪人よ、この収穫を枯らさないで -
 ミラー、フィニッシー、シューマン:ピアノ曲集
ジョーゼフ・ハヴラット(ピアノ)
  1-4. カサンドラ・ミラー(1976-)&マイケル・フィニッシー(1946-):
   罪人よ、この収穫を枯らさないで
    1. ミラー:I. Either strident or striding or somewhere in between
    2. フィニッシー:II. Sostenuto. Legato
    3. フィニッシー:III. Andante mosso
    4. ミラー:IV. Sweetly, with forgiveness and patience
  5-10. ロベルト・シューマン(1810-1856):主題と変奏
  11-20. フィニッシー:RS Geistervariationen...世界初録音
  21-23. ミラー:Philip the Wanderer さすらい人フィリップ

 録音:2026年2月22-23日 ヨークシャー、Ayriel Studios
 収録時間:69分

 オーストラリア出身でロンドンを拠点とするコンポーザー・ピアニストのハヴラットの新作は、黒人霊歌をモチーフにしたフィニッシーとミラーの共作が軸。
 マリアン・アンダーソンの歌唱をベースに二人が交互に書き継いだ、対話のような音楽を楽しめます。さらにシューマン晩年の「主題と変奏」に端を発するブラームスの連弾曲をモチーフにしたフィニッシー作品や、モザンビークの音楽家マシンギの作品から精密なデータを起こし、独特なリズムの押し引きを再現したミラーの「さすらい人フィリップ」など、既存の音楽を独自の視点でリメイクした刺激的な作品集です。







OUR RECORDINGS


8.226938
\2900
炎と静寂の間に -
 ロベルト・シューマン、ジャン・シベリウス:ピアノ作品集

  1-13. ロベルト・シューマン(1810-1856):子供の情景 Op. 15
  14-16. ジャン・シベリウス(1865-1957):10の小品 Op. 24 より
   14. No. 1. Impromptu 即興曲
   15. No. 8. Nocturno 夜想曲
   16. No. 9. Romance ロマンス
  17. シベリウス:6つの即興曲 Op. 5 - 第5番 ロ短調
  18-20. シューマン:幻想曲 ハ長調 Op. 17
ダヴィド・ムンク=ニルセン(ピアノ)

 録音:2025年11月22-24日 デンマーク王立音楽院、コンサート・ホール
 収録時間:65分

 若きデンマークのピアニスト、ダヴィド・ムンク=ニルセンのデビュー作。
 アルバムの中心となるシューマンでは、無垢な回想を繊細に紡いだ『子供の情景』と、クララへの愛と情熱を謳い上げた大作『幻想曲』を収録、詩的な内省と炎のような激しさというシューマンの二面性を浮き彫りにします。
 一方、シベリウスのピアノ小品は、北欧らしい静けさと繊細な色彩に満ちており、アルバム全体が「北欧の抒情」と「ドイツ・ロマン派の情熱」の対話のような構成となっています。
 シベリウス音楽院とデンマーク王立音楽院で学び、複数の国際コンクールで優勝・入賞を重ねてきたムンク=ニルセンは、明快な構造と色彩豊かな音色、そして作品の物語性を重視した演奏が高く評価されています。

 
8.226942
\2900
デーヴィズセン:The individualand the entire tissue
 ヤコプ・デーヴィズセン(1969-):
  The individual and the entire tissue
   1. At the end of each tree/2. Waiting Room/
   3. It sounded like/4. Closed orbit/
   5. Sun, up and down/6. You are inside me like/
   7. The individual and the entire tissue
シーネ・アムスセン(ソプラノ)
ヤコプ・デーヴィズセン・カンメラート・オルケスター

 録音:2026年1月 Trekroner Church, Roskilde
 収録時間:41分

 デンマークで開催された"Figura Festspiele 2024"のために作曲されたこの作品は、詩人ウルスラ・アンドキア・オルセンの詩をもとに、ヤコブ・デーヴィズセンが「個人と世界の関係」を独自の音楽で表現したものです。
 歌曲、演劇、キャバレー音楽が融合したような全7楽章からなり、詩の世界をダイレクトに描いた壮大な2つの楽章が、特定の作曲家や音楽ジャンルからヒントを得た短い5つの楽章を挟み込むユニークな構造をしています。
 ソプラノのシーネ・アスムセンやDRビッグバンドと、デーヴィズセン率いる「カンメラート・オルケスター」が即興と作曲の枠を超え、多彩な音楽を奏でます。
 





CASCAVELLE



VEL 1759-1760
(2CD)
\4200
サスキア・ルティエク(Vn)
J.S.バッハ(1685-1750):
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ

  [CD1]
   1-4. ソナタ第1 番ト短調BWV1001
   5-12. パルティータ第1 番ロ短調BWV1002
   13-16. ソナタ第2 番イ短調BWV1003
  [CD2]
   1-5. パルティータ第2 番ニ短調BWV1004
   6-9. ソナタ第3 番ハ長調BWV1005
   10-16. パルティータ第3 番ホ長調BWV1006
サスキア・ルティエク(Vn)

 録音:2025年6月8、9日 コンプ教会(ドローム県)
 CD1:[73:35] CD2:[76:14]

 サスキア・レティエックはヨーロッパを中心にソリストとして活動するヴァイオリニスト。レパートリーは本アルバムに収められたJ.S.バッハからフォーレ、フランク、サン=サーンス、ラヴェルのソナタ、バルトーク、更にはハイドンのピアノ三重奏曲と幅広い。
 このアルバムに収められたバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータはヴァイオリニストの技量と芸術性が問われる名曲だが、レティエックはしっかりとしたテクニックの上に抒情性、ロマンティシズムとさえ言える情感とカンタービレの心を加えた名演。近年の同作品のディスクの中でも出色の出来栄えである。
 





GALLO


GALLO 1694-95
(2CD)
\4200
G.Ph.テレマン 受難オラトリオ
 《十字架に架けられた愛、あるいは我らが
  救い主の受難と死に寄せる涙》 TVWV5:4
   Johann Ulrich Konig
    (ヨハン・ウルリヒ・ケーニヒ)による詞に基づく受難オラトリオ

      [CD1]
       Aria: Nicht das Band, das dich bestricket ほか
        1-19
      [CD2]
       Ach Golgatha! ほか
        1-22

バルバラ・ベーヒ(Sop)
ルース・アッハーマン(Sop)
ミリヤム・ブレッシング(Alto)
フェリックス・リーント(Ten)
クリスティアン・マルターラー(Bass)
パトリック・エッテルリ(Bass)
ローランド・フィッツラフ:指揮
テレマン・オーケストラ
テレマン・ヴォーカルアンサンブル


 ライヴ録音:ビニンゲンのカトリック教会(バーゼル=ラント準州、2019年11月)/トリンバッハ改革派教会(ゾロトゥルン州、2021年3月)

 CD1:[56:43] CD2:[56:32]

 この作品は、テレマンが作曲した5つの受難オラトリオの一つである。ここに収められた「十字架に架けられた愛」は1731年、彼が50歳の時に作曲されたものである。
 テキストは、当時ドイツで最も称賛された作家の一人である、ヨハン・ウルリヒ・ケーニヒ(1688-1744)によるもので、第一部:人間の過ちと自省、第二部:愛による救済の業で構成され、選りすぐりのソリストと、ローランド・フィッツラフ率いるテレマン・オーケストラとテレマン・ヴォーカルアンサンブルによる演奏は、テレマンの作曲様式を十分理解した上で情熱溢れる演奏を展開している。

 


GALLO 1751
\2500
ジル・コリアール(Vn)
 リヒャルト・フルーリー ヴァイオリン・ソナタNo.1-7

 リヒャルト・フルーリー(1896-1967)
  ヴァイオリン・ソナタ第4番ハ長調(1936)
   (1)I.Allegro/(2)II.Andante/(3)III.Allegro molto
  ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調(1940)
   (4)I.Allegro/(5)II.Andante sostenuto/
   (6)III.Scherzo vivace/(7)IV.Allegro molto (Finale)
  ヴァイオリン・ソナタ第6番(1943)
   (8)I.Allegro molto/(9)II.Andante/
   (10)III.Scherzo vivace/(11)IV. Rondo. Presto finale
  ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ長調(1948)
   (12)I.Allegro molto/(13)II.Andante/
   (14)III.Scherzo vivace/(15)IV.Rondo. Presto finale
ジル・コリアール(Vn)
ティモン・アルトウェッグ(Pf)

 録音:2024年2月6-8日 Kleiner Konzertsaal Solothurn (スイス) [74:02]

 リヒャルト・フルーリーはスイスの作曲家で指揮者。ウィーンでヨーゼフ・マルクスに作曲を師事しバーゼルでワインガルトナーに指揮を師事した。
 スイス国内で主に教職と指揮活動に従事したが作曲家としては多作家で4つのオペラ、5つの交響曲、7つの弦楽四重奏曲、11のヴァイオリン・ソナタのほか夥しい数の歌曲がある。
 このアルバムは彼の後期のヴァイオリン・ソナタが収められているが、概ねブラームス、フォーレを思わせるロマン派もしくは近代フランス楽派の様式で書かれている。

 ヴァイオリンのジル・コリアールは自国の作曲家に心からの敬意を込めた愛情深い演奏を繰り広げている。

 

GALLO 1755
\2500
イベリア半島の情景 エステー・ピネダ(Pf)
 M.アルベニス(1755-1831):ソナタ ニ長調
 A.ソレール(1729-1783):ドリア旋法によるソナタNo.25
 S.アルベロ(1722-1756):ソナタ ハ長調
 J.ララニャガ(1728-1806):ソナタ ト長調
 I.アルベニス(1860-1909):組曲《イベリア》より、エヴォカシオン、タンゴ
 E.グラナドス(1867-1916): わら人形
  Op.44 No.1 Cadencioso/Op.44 No.2 Susprirante/
  Op.44 No.3 Dolente/Op.44 No.4 Appassionato
 M.ファリャ(1876-1946): アラゴネーサ、キューバ
 F.モンポウ(1893-1987):前奏曲No.9, No.8, No.7
 A.ルイ=ピポー(1934-1997):《窓》第4番

 録音:不記載 [49:16]

 18 世紀半ばから20 世紀半ばまでのスペイン音楽の歴史をピアノで辿る一枚。冒頭のマテオ・ペレス・デ・アルベニスは後年のイサーク・アルベニスとは何の血縁関係もない。
 後期バロック、古典派を経て、19 世紀半ばよりイサーク・アルベニス、グラナドス、ファリャ、モンポウといったスペインのアイデンティティを明確に打ち出した作曲家たちが音楽史を華やかに彩っている。
 ピアノを弾いているエステー・ピネダはスペイン、カタルーニャ州出身。第26 回パリのユネスコ総会で自国代表として選ばれて注目され、その後ヨーロッパの主要な会場(ウィグモア・ホール、シャトレ劇場、ショパン音楽祭、アンヴァリッド、カタルーニャ音楽宮殿など)でリサイタルを行っている。
 
 

GALLO 1756
\2500
バック・トゥ・ザ・ルーツ トリオ・アルテミスと仲間たち
 アストル・ピアソラ:
  フーガとミステリオ・グッジスベルクの歌(スイス民謡)
 アストル・ピアソラ:アヴェ・マリア
 J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番より 第2&3楽章
 《ねぇ、踊りに行かない?》(スイス民謡)
 《あなたは私に私が誰かと尋ねる》(スイス民謡)
 エンリコ・レンツィン:アルフォンディスコ
カーチャ・ヘス(Vn)
ベッティーナ・マッハー(Vc)
ミリアム・ルーシュ(Pf)
マルセロ・ニシンマン(バンドネオン)
エンリコ・レンツィン(Perc&アルペン・ホルン)

 録音:不記載 [30:37]

 トリオ・アルテミスはヘス(Vn)、マッハー(Vc)、ルーシュ(Pf)から構成されるスイスのピアノ三重奏団でヨーロッパはもとより日本でも活動している(2026 年の春に日本ツアーを行った)。
 このアルバムはピアノ三重奏を母体にバンドネオン、打楽器さらにはアルペン・ホルンを加えてJ.S.バッハからピアソラ、スイス民謡までバラエティに富んだ内容で聴き手を飽きさせない。
 ピアノ三重奏とバンドネオンと打楽器で聴くバッハのブランデンブルク協奏曲は国籍不明の民族音楽のようで面白い。アルバムの締めくくりは打楽器奏者でアルペン・ホルン奏者のレンジンの自作でアルペン・ホルン、ピアノ三重奏、バンドネオンによる抱腹絶倒のお祭り騒ぎ!


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

.

GALLO



GALLO 1761-1762
(2CD)
\4200→\3890
リパッティ、フランソワの同級生
 ジャンヌ・ボヴェへのオマージュ ―
  ヴュー・ロンポン礼拝堂コンサート60周年を記念して

  [CD1]
   1. J.S.バッハ(G.ベアール編):カンタータから悲劇的な場面のアリア
   2-16. 旧ロンポンの詩/旧ロンポンの物語
    (台本:ジャンヌ・ボヴェ、ラファエーレ・レピーヌ)
   17. セザール・フランク:交響的変奏曲
  [CD2]
   1. フランツ・リスト:《コンソレーション》S.172
   2. マリー・モーロンのプロヴァンスの想い出 ―
    ドビュッシーの《7 つの前奏曲》と調和して
   3. J.S.バッハ(J.ボヴェ編):へ短調の協奏曲よりラルゴ BWV1056
ジャンヌ・ボヴェ(Pf、朗読)
17.アルフレッド・コルトー(指揮)
17.ローザンヌ室内管弦楽団

 録音:[CD1]1.不明 2-16.1977年 17.1952年12月28日(ライブ録音) [CD2]1.1971年 2.1977年 3. 不明
 CD1:[69:35] CD2:[70:25] モノラル

 ジャンヌ・ボヴェ(1915-2010)はスイスのピアニスト。15 才でパリのエコール・ド・ノルマル・ド・ミュージックに入学、同級生にはディヌ・リパッティ、サンソン・フランソワらがいた。アルフレッド・コルトーに私淑し、彼との親交はコルトーが死ぬまで続いた。
 彼女は友人とフランスの古い教会を買い取り、「そこで音楽の捧げもの」という音楽と文学を融合したような音楽祭を開催した。
 このアルバムはその記録の一部である。CD1-2 は詩の朗読、CD2-2.は詩の朗読とピアノで構成されている。このアルバムで特筆すべきはCD1-17 のコルトー指揮、ボヴェのピアノによるフランクのピアノと管弦楽のための「交響的変奏曲である。音源は古いが古きよきパリの芸術の香りが漂ってくる名演。
 





LEBHAFT


LBCDR 1050
(CD-R)
\2500
エドゥアルト・ヴァン・ルモーテルが
 ロンドン交響楽団を振ったベートーヴェン

  ベートーヴェン:交響曲第7番、第8番
エドゥアルト・ヴァン・ルモーテル (指揮)
ロンドン交響楽団

 録音:1958年 (モノラル録音)
 原盤:Vox PL10970 (England)

 ベルギーの名匠エドゥアルト・ヴァン・ルモーテルがロンドン交響楽団を振ったこのベートーヴェンは、重厚さは追及せず、滑らかで柔らかな色彩感を持ったルモーテルならではの個性的な解釈で、シャープでキレの良い、生き生きとしたリズム感も併せ持つスタイリッシュな演奏。
 フランス音楽が得意なイメージが強いルモーテルだが、ドイツ音楽でもその手腕が余す事なく発揮されている。
 


<メジャー・レーベル>

.

DG



4868940
\3100→\2890
《ラファウ・ブレハッチ~
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番》

  1-3) モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491、
  ベートーヴェン:
   4-6) ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37、
   7-18) 32の変奏曲ハ短調WoO80
ラファウ・ブレハッチ(ピアノ)、
ケント・ナガノ(指揮)
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団(1-6)

 「ハ短調」に魅せられ、その調性の豊かな表現を通して際立つ芸術性
 
 【録音】2025年10月23-26日、ドレスデン、文化宮殿
 
 ●ポーランド出身のピアニスト、ラファウ・ブレハッチが「ハ短調」という調性で収録作品を統一したアルバム。ハ短調の豊かな表現力に焦点を当てた、魅力的なアルバムです。
  モーツァルトのピアノ協奏曲第24番とベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番は、劇的で思慮深く、そして先見性のあるピアノ協奏曲の可能性を明らかにしています。共演しているのはケント・ナガノとドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団。
  そしてブレハッチはオーケストラとの対話だけでなく、独奏者としての姿も披露したベートーヴェンの『32の変奏曲』ハ短調でプログラムを締めくくります。
  最も緊迫感のある調性の一つを通してモーツァルトとベートーヴェンを結び付けるという、焦点を絞ったレパートリーで物語が描かれ、彼の芸術性を際立たせています。

 ●「ハ短調の音色、そしてそのさまざまな和声的な特異性や転調に、とりわけモーツァルトとベートーヴェンの傑作の中で独自の表現力で明らかにされるそれらに、私はかなり以前から、そして今なお深い魅力を感じています」(ラファウ・ブレハッチ)
 







<国内盤> 


コウベレックス



KRS 5627
\3300
「貴志康一の愛したヴァイオリン」Koichi Kishi's Beloved Violin
 石橋幸子(ヴァイオリン)、ベンジャミン・エンゲリ(ピアノ)」
石橋幸子(ヴァイオリン)
ベンジャミン・エンゲリ(ピアノ)
 1. ガボット J.B.リュリ (1632-1687)
 2-5. ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調op.24「春」 L.v. ベートーヴェン (1770-1827)
 6. 美しきロスマリン F. クライスラー (1875-1962)
 7. シチリアーノとリゴードン F. クライスラー
 8. シンコペーション F. クライスラー
 貴志康一のヴァイオリン作品 貴志康一 (1909-1937)
  9. 月/10. 水夫の歌/11. 竹取物語/12. 漁師の歌/13. 花見/
  14. 龍/15. 梅にも春 貴志康一編曲/16. 踊(小さな日本組曲より)

 世界的指揮者、パーヴォ・ヤルヴィも絶賛する必聴のアルバム。
貴志康一の所有していたストラディバリで若き日を鮮やかに再現。石橋幸子(スイス・トーンハレ管弦楽団奏者)とB.エンゲリによる珠玉のデュオ。

 ジャンル:器楽 ヴァイオリン独奏
 収録:66'59" ステレオ
 録音時期: 2025年8月13日~15日
 録音場所:Die Klangscheune in Nack(ドイツ)
 企画・製作:学校法人甲南学園
 販売元(レーベル):コウベレックス

 作曲家・ヴァイオリニスト・指揮者 貴志康一は1909年に大阪で生まれ、神戸の甲南小学校・甲南高等学校に学んだ。17歳で単身ヨーロッパへ渡り、ドイツ・ベルリン高等音楽院に学ぶ。
 指揮者としてベルリンフィルを指揮し、自作の交響曲「仏陀」をはじめとするオーケストラ作品やヴァイオリン独奏曲、歌曲等を残している。日本人で初めてストラドヴァリウスを入手したことでも有名。作曲や指揮だけでなく映画撮影などにも関心を寄せながら28歳で夭折するまで多岐にわたって才能を発揮した。
本CDは、ヴァイオリニスト石橋幸子による選曲で、貴志康一の定番ヴァイオリン作品6曲と若い頃の作品2曲に加え、当時貴志康一が親しんだであろうリュリ、ベートーヴェン、クライスラーの名曲をカップリング。若い貴志の目に焼き付けていた絵画的な西洋と東洋の音の風景を、石橋の溌剌とした表現で彩っていく。

 石橋は、現在チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団に在籍、室内楽においても積極的に活動を行い、これまで貴志作品の録音や取り組みも高く評価されている。今回は精鋭ピアニストの B.エンゲリ氏とのセッション。使用楽器は、1928年に貴志が所有した愛器ストラディヴァリウスのキング・ジョージという貴重なもの。
 貴志が、幼少期に住んでいた芦屋の家、欧州から新しい風をまとって家族や友人たちとヴァイオリンや音楽を慈しんでいたであろう温かい雰囲気が、アルバム全体を通して浮かびあがってくるようだ。企画製作は、貴志康一の資料保存や、楽譜および音源の出版等に力を入れている学校法人甲南学園による。

 ライナーノート:毛利眞人

 演奏者プロフィール:
 石橋幸子(ヴァイオリン)
 2012年ミュンヘン国際弦楽三重奏コンクール優勝。これまでに全日本学生音楽コンクール、日本モーツァルトコンクール、ドットバイラー国際コンクール、キバニス国際室内楽コンクール、バーゼル国際室内楽コンクールなど様々なコンクールにて優勝。
 メニューイン音楽祭、レーゲンスブルグ音楽祭をはじめ、ヨーロッパ各地の音楽祭に招待されコンサートを行う。スイス・ハービスロイティンガー音楽財団より2017年から2025年にかけ、1710年製ストラディヴァリウス「キング・ジョージ」を貸与され、世界各地で演奏活動を行う。桐朋女子高等学校音楽科を首席で卒業後、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース修了。故曽我部千恵子、故田中千香士、故工藤千博、原田幸一郎の各氏に師事。
 1997年、リューベック音楽大学にてザハール・ブロンに師事。1999年よりチューリッヒ音楽大学大学院にてジョルジュ・パウクに師事。在学中は同氏のアシスタントを務め、2003年最優秀の成績で卒業。
 ロームミュージックファンデーション、安田生命文化財団奨学生。文化庁在外芸術家派遣研修員としても活動。青山音楽賞受賞。日本でもリサイタルや室内楽公演、またゲスト・コンサートマスターとして演奏を重ねる。
 現在、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団1stヴァイオリン奏者。トリオ・オレアーデとして2015年にデビューCDをリリース。
 2020年には2nd CD「MOZART」、2022年には3rd CD「貴志康一 知られざる作品群」を発表し、その高い芸術性が各方面より評価されている。

 ベンジャミン・エンゲリ(ピアノ)
 ベンジャミン・エンゲリは、ヨーロッパ有数のホールにおける年約60回の公演の傍ら、コンクール審査員や室内楽奏者としても活動しており、家庭を大切にする父親でもある。その幅広い音楽性は、高い評価を得ている数々のCDに表れており、それはバッハからブラームス、ガーシュウィンから現代作品に至るまで多岐にわたる。
 彼のレパートリーには50曲を超えるピアノ協奏曲、多数の独奏作品、そして主な室内楽作品のほぼ全てが含まれている。またエンゲリは、テヒラー・トリオのメンバーとして、2007年にARDミュンヘン国際音楽コンクールで優勝した。
 現在はアンサンブル・カンディンスキーやヘーガー・トリオとしての活動のほか、多くの仲間たちとともに国際的な演奏活動を展開している。また、ガーシュウィン・ピアノ四重奏団の一員として、音楽の境界を越える試みを楽しむとともに、バッハからマイケル・ジャクソンに至るまで、様々な楽曲のアレンジも手掛けている





 

ALPHA CLASSICS(国内盤仕様)

NYCX 10609
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3850
マーラー: 交響曲第9番(ピリオド楽器による)
 グスタフ・マーラー(1860-1911):
  交響曲 第9番 ニ長調
   1-8. I. Andante comodo
   9-15. II. Landler
   16-22. III. Rondo burleske
   23-30. IV. Adagio
マーラー・アカデミー管弦楽団
フィリップ・フォン・シュタイネッカー(指揮)

 録音: 2022年9月 イタリア、トーブラッハ文化センター、 グスタフ・マーラー・ザール
 収録時間: 82分
 ※既発盤ALPHA1057の国内仕様盤となります。
 ※日本語解説...内藤眞帆

 【作品の印象を覆す澄んだ美しさ!作曲当時の楽器と演奏習慣によるマーラー交響曲第9番に国内盤登場】
 第一次大戦終結までオーストリア領だったイタリアの南チロル州で、クラウディオ・アバドによって創設された「マーラー・アカデミー・ボルツァーノ=ボ―ゼン」の活動の一環として、世界各国から集まった若い音楽家たちとヨーロッパの有名オーケストラの団員が共に演奏する機会を作るマーラー・アカデミー管弦楽団。
 そのOriginalklang(ドイツ語で「本来の響き」)プロジェクトとして、マーラーの交響曲第9番が初演された1912年にウィーンで使われていた楽器を世界中から集め(後世の再現楽器含む)、その演奏習慣を研究・習得して行われた録音がこちら。
 この作品が生まれた地であるトーブラッハで行われた今回の録音は、ピリオド楽器によるおそらく初めてのもの。管楽器はヴィブラートをほぼかけず、ガット弦を張った弦楽器のヴィブラートも控えめながらポルタメントを多くかけ、テンポは比較的速めという方向で作られる音楽は、この作品に付きまとう死や情念といったイメージからはほど遠い、清涼感に溢れたものとなっています。特に第4楽章の澄み渡るような美しさは特筆もの。マーラー録音史に残る一枚と言えそうです。
 尚、このCDの世界的な成功を受けて、シュタイネッカーとマーラー・アカデミー管は2026年のBBCプロムスに招聘され、交響曲第9番を演奏することが決まりました。
 フィリップ・フォン・シュタイネッカーは、マーラー室内管やオーケストラ・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークの首席チェロ奏者を務めた後、モダン楽器とピリオド楽器のオーケストラ双方で活躍する指揮者。
 当CDの巻末には後援者として内田光子氏の名前もクレジットされています。
 今回発売となる国内仕様盤には、マーラーの演奏史と楽器法に詳しい音楽学者の内藤眞帆氏による解説が添えられます。

 
 



<LP>


DG(LP)


4868731
(5LP)
\28400
《ヘルベルト・フォン・カラヤン~ワーグナー:楽劇『ヴァルキューレ』》
 ワーグナー:楽劇『ヴァルキューレ』
ジークムント・・・・・・ジョン・ヴィッカーズ(テノール)
フンディング・・・・・・マルッティ・タルヴェラ(バス)
ヴォータン・・・・・・トーマス・スチュアート(バリトン)
ジークリンデ・・・・・・グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
ブリュンヒルデ・・・・・・レジーヌ・クレスパン(ソプラノ)
フリッカ・・・ジョセフィーヌ・ヴィージー(メッゾ・ソプラノ)
ゲルヒルデ・・・・・・リゼロッテ・レープマン(ソプラノ)
オルトリンデ・・・カルロッタ・オルダシー(メッゾ・ソプラノ)
ヴァルトラウテ・・・・・・イングリット・シュテーガー(ソプラノ)
シュヴェルトラウテ・・・・・・リロ・ブロックハウス(ソプラノ)
ヘルムヴィーゲ・・・・・・ダニカ・マスティロヴィッツ(ソプラノ)
ジークルーネ・・・バーブルー・エーリクソン(メッゾ・ソプラノ)
グリムゲルデ・・・・・・ツヴェトカ・アーリン(メッゾ・ソプラノ)
ロスヴァイセ・・・・・・ヘルガ・イェンケル(メッゾ・ソプラノ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 『指環』全曲初演から150周年。“楽壇の帝王”による記念碑的な録音が「オリジナル・ソース・シリーズ」で登場 LP5枚組ボックス・セット

 【録音】1966年12月、ベルリン、イエス・キリスト教会
 
 ●2026年、ワーグナーの『ニーベルングの指環』四部作が初めて全曲で上演されてから150周年を迎えるのを記念して、ヘルベルト・フォン・カラヤンによる記念碑的な『ニーベルングの指環』全曲録音がドイツ・グラモフォンの「オリジナル・ソース・シリーズ」から順次発売されています。
 今回は楽劇『ヴァルキューレ』。LP5枚組ボックス・セット。カラヤンの『指環』全曲録音は、美しさ、抒情性、構造性に関して、より異次元的なアプローチで取り組まれ、他の録音とは一線を画すものです。
 『ヴァルキューレ』の録音には、オーストリアの名ソプラノ、グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ジークリンデ)、伝説のバリトン歌手トーマス・スチュアート(ヴォータン)、テノールのジョン・ヴィッカーズ(ジークムント)、そして輝きを放つソプラノ、レジーヌ・クレスパン(ブリュンヒルデ)など、卓越した歌手たちが参加し、その表現の幅広さと抒情的なニュアンスで聴き手を魅了しています。カラヤンはそれら偉大な歌手たちを際立たせるために、自身のオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団をその熟練の技でサポート役へと回らせています。『グラモフォン』誌が表現したように、発売から半世紀を経ても彼の録音は「まだ私たちを驚かせる何かを持っている」のです。

 ●180gヴァージン・ヴィニール盤。このシリーズで今回初めて2トラック・ステレオ・マスターが使用されています。初回リリース時のブックレットを復刻した52ページの複写には全台本(独・英・仏)、全アーティストの略歴(独・英・仏)、ライナーノーツ(ウィリアム・マン[英]/ハインツ・ベッカー[独]/ジャン・ミストレル[仏])、ヴァルター・パノフスキーによる「カラヤンの描くワーグナー像」(独・英・仏)、アーティスト写真、ワーグナーの書簡および原譜の複写、さらに歴史的なワーグナー演奏者たちの写真などが掲載されています。
 1枚にまとめられたトラックリストと録音プロトコルの他、ライナー・マイヤールとシドニー・C.マイヤー(エミール・ベルリナー・スタジオ)による、「オリジナル・ソース・シリーズ」に2トラック・マスターを導入したことを紹介する新たなテキストとオリジナル・テープのボックスの複写も付いています。

 ●「(素晴らしいベルリン・フィルと最高水準のカラヤンで)芸術的な成果は並外れているしかしそれ以上に私を驚かせるのは、これらの録音の見事な音質である」――『グラモフォン』誌(2005年)

 ●「ベルリン・フィルによる見事な演奏に支えられた、それ自体が一つの卓越した芸術作品である」――『BBCミュージック・マガジン』誌(2008年)
  








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