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マイナー・レーベル新譜


CHALLENGE CLASSICS



CC720061
\3400
準・メルクル&ハーグ・レジデンティ管
シュルホフ:管弦楽作品集 ~ 再発見された2つの歌曲交響曲

 エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):
  《Landschaften》~
   メゾソプラノと管弦楽のための交響曲 Op.26 WV44*
  《Menschheit》~
   アルトと管弦楽のための交響曲 Op.28 WV48*
  室内オーケストラのための組曲 Op.37 WV58
 ベートーヴェン:
  ロンド・ア・カプリッチョ ト長調Op.129
   《失われた小銭への怒り》
    (エルヴィン・シュルホフ編曲)
 ※世界初録音
ハーグ・レジデンティ管弦楽団
準・メルクル(指揮)
バルバラ・コジェリ(メゾソプラノ)

 準・メルクル&ハーグ・レジデンティ管が蘇らせるシュルホフのオーケストラル・ワークス!世界初録音となる2曲のソリストは、バルバラ・コジェリ!

 チェコ系ユダヤ人の作曲家エルヴィン・シュルホフ(1894-1942)は、印象主義、ダダ、ウィーン古典派、スラヴ民俗色、ジャズを自在に横断した、20世紀音楽史の中でもきわめて多面的な存在です。本盤は、第一次世界大戦後に書かれた管弦楽作品を中心に、その強い個性をあらためて示すアルバム。近年再発見された《Landschaften》と《Menschheit》という2つの歌曲交響曲には、喪失、再生、精神性、人間の運命への問いが濃密に刻まれ、マーラーを思わせるスケール感の中に、シュルホフならではの鋭い感受性が息づいています。

 本盤ではさらに、ジャズの感覚を生かした《室内オーケストラのための組曲》と、ベートーヴェン《失われた小銭への怒り》の管弦楽編曲が加わることで、シュルホフの様式的な振幅の大きさが鮮やかに浮かび上がります。ハーグ・レジデンティ管弦楽団と首席指揮者の準・メルクル、そしてメゾソプラノのバルバラ・コジェリによるこのライヴ録音は、忘れられていた重要作を現代に蘇らせると同時に、オランダ屈指のオーケストラの充実ぶりも伝える内容になっています。

 2025年12月&2026年2月、アマーレ(ハーグ、オランダ)

 


CC720070
\3400
ロベルト・プロッセダ(フォルテピアノ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
 (第4番、第8番《悲愴》、第19番、第20番)

  ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
   大ソナタ《悲愴》第8番 ハ短調Op.13
   ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 Op.7
   ピアノ・ソナタ第19番 ト短調 Op.49-1
   ピアノ・ソナタ第20番 ト長調 Op.49-2
ロベルト・プロッセダ
 (フォルテピアノ/
  コンラート・グラーフ No.429 1820年製)

 イタリアを代表するピアニストの一人であり、メンデルスゾーンとモーツァルトのピアノ曲全集録音や、ペダルピアノの復活で称賛されるプロッセダの初期ベートーヴェン探求第3弾。今作では1796年から1799年にかけて書かれた初期ソナタ4作を収めています。

 《悲愴》の劇的な緊張、第4番の雄大な構築、そしてOp.49の親密で簡潔な魅力が並ぶことで、若きベートーヴェンの多面性が鮮やかに浮かび上がります。
 演奏に用いられたのは1820年製コンラート・グラーフ。透明な低音、雄弁な中音域、きらめく高音が、これらのソナタに新鮮な陰影を与えています。
 
 プロッセダは、フォルテピアノを「真正性のための道具」ではなく「発見のための楽器」として用い、即興性、語るような旋律、鮮やかなコントラストを生き生きと引き出しています。
 タッチへの俊敏な反応、鮮明な音色差、沈黙の意味までも際立たせるグラーフの特性によって、ベートーヴェンはより即興的で、実験的で、危うさを恐れない作曲家として立ち現れます。名高い《悲愴》も、ここでは定着した名曲というより、生きた修辞と劇性をもつ音楽として響きます。

 2026年4月14日-16日、イタリア

 

CC720066
(1SACD HYBRID)
\3600
イン・モーション ~
 サクソフォンと室内アンサンブルで描く「動き」の音楽

  ジャック・イベール(1890-1962):室内小協奏曲
  ピエール=マックス・デュボワ(1930-1995):
   ソナチネ=タンゴ(サクソフォンとアンサンブル版)
  キャロライン・ショウ(1982-):
   ItsMotion Keeps(ヴィオラとアンサンブル版)
  エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):
   サクソフォンのための幻想曲 W490
    (サクソフォンとアンサンブル版)
  モーリス・ラヴェル(1875-1937):
   ヴァイオリン・ソナタ第2番 ト長調M.77 より《ブルース》
    (ヴァイオリン、サクソフォンとアンサンブル版)
  マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):
   《恋は魔術師》組曲(アンサンブル版)
アンドレアス・マーダー(サクソフォン)
ダヴィド・ブサウォン(トランペット)
クリスティアナ・クストディオ(ホルン)
ヌル・コチ(ファゴット)
マックス・マウゼン(クラリネット)
イワン・シェルストネフ(オーボエ)
アルベルト・ナヴァッラ(フルート)
チョウリー・ピョン(コントラバス)
ニキータ・ゲルクソフ(ヴィオラ)
セシル・フォンダーヴァール(ヴァイオリン)
ピット・ブロジウス(指揮)

 『In Motion』は、「動き」を鍵に組み立てられたサクソフォンと室内アンサンブルのアルバムです。リズム、舞曲、時間の流れ、絶えず変化する音色――そうした要素を軸に、ヴィラ=ロボスやラヴェル、ファリャの作品を新たな編曲でまとめることで、サクソフォンと室内アンサンブルの豊かな可能性が浮かび上がります。
 アンドレアス・マーダーと仲間たちは、クラシック、ジャズ、スペイン音楽、現代作品が交差するこのプログラムを、温かさとヴィルトゥオジティを備えた演奏で生き生きと描いています。

 2025年11月4日-7日、ルクセンブルク
 





FINELINE


FL72435
\2900
ゲプハルト・ウルマン:シャッテンシュピーレ
 ゲプハルト・ウルマン(1957-):
  1-4. 室内アンサンブルのための小交響曲
   (Kleine Symphonie furKammerensemble)
  5. 無伴奏バス・クラリネットのために
   (FurBassklarinette Alleine)
  6-10. 明るく、そしてカラフルに
   (サクソフォン四重奏のための5つの色)
    (Hell und Bunt (FunfFarben fur Saxophonquartett))
  11. ゴスペル(無伴奏バス・クラリネットのための)
   (Gospel (Fur Bassklarinette Solo))
LUX:NM(1-4)
アドゥマ・サクソフォン・クァルテット(6-10)
ゲプハルト・ウルマン(バス・クラリネット/5, 11)

 作曲と即興の境界を曖昧にする独自の音響空間!ベルリンの鬼才ゲプハルト・ウルマンが放つ、現代室内楽の新たな傑作。

 1980年代からベルリンおよび国際的な現代音楽シーンの主要な音楽家として活躍し、リーダーまたは共同リーダーとして70枚以上のCDをリリースしてきたゲプハルト・ウルマンによる作品集。
 作曲と即興、構造と自発性の境界を曖昧にし、彼の独自の創造的世界を探求する一枚となっています。
 
 アルバムの中心となる「室内アンサンブルのための小交響曲」は2022年の作品で、革新的なアンサンブルであるLUX:NMとの共演により、有機的なエネルギーと即時性を持った音楽が展開されます。
 また、1995年に作曲され、2020年にクラシックのサクソフォン四重奏のために完全に改作された「明るく、そしてカラフルに(Hell und Bunt)」では、アドゥマ・サクソフォン・クァルテットが鮮やかな色彩を描き出します。
 ウルマン自身による深くパーソナルなバス・クラリネットの無伴奏ソロ作品2曲も収録。重音奏法などを駆使した音響探求から、ゴスペルのコード進行からインスピレーションを得た即興演奏まで、彼の表情豊かな演奏が堪能できます。

 1-4:2023年9月14日-15日、ボネロ・スタジオ(ベルリン)
 5-11:2025年3月3日-4日、ロー・スウィング・スタジオ(ベルリン)
 





RUBICON



RCD1224
\3200
トーマス・ボウズ(ヴァイオリン)
エルガー:ヴァイオリン協奏曲&
 ヴァイオリンと管弦楽のための《愛の挨拶》ほか

  エドワード・エルガー(1857-1934):
   ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op.61/
   《愛の挨拶》Op.12*/《夜の歌》Op.15-1*/
   《気まぐれな女》Op.17*/
   《ため息》Op.70*/《朝の歌》Op.15-2*
 
 ※エレノア・アルベルガによるヴァイオリンと管弦楽のための編曲版
トーマス・ボウズ(ヴァイオリン)
シンフォニア・アルカディアーナ
ニック・ファロウフィールド(指揮)

 ソリスト、室内楽奏者、そしてロンドン音楽界を支えるトップ・リーダー、トーマス・ボウズ!エルガーのヴァイオリン協奏曲に、『愛の挨拶』などの協奏曲版をカップリング!

 「マッジーニ弦楽四重奏団」の創設メンバーとして広く名を馳せ、ソリスト、室内楽奏者として国際的なキャリアを築き、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズをはじめとする数多くの著名オーケストラでゲスト・コンサートマスターを歴任してきたイギリス屈指のヴァイオリニストの一人、トーマス・ボウズ。
 本盤は、トーマス・ボウズが長年温めてきたエルガーのヴァイオリン協奏曲録音に、《愛の挨拶》《朝の歌》《夜の歌》《気まぐれな女》《ため息》という5つの小品を新たな管弦楽編曲で組み合わせたアルバムです。
 協奏曲の深い抒情と大きな弧を描く構築感に、親密な小品群の繊細な魅力が呼応し、エルガーの「愛」と「追憶」の世界が多面的に浮かび上がります。ボウズの長年にわたるパートナー、エレノア・アルベルガ(エリナー・アルバーガ)による小品の編曲版も大きな聴きどころです。
 録音はアビー・ロード第1スタジオで行われました。ここは1931年にエルガー自身によって開設され、翌1932年には若きユーディ・メニューインとこの協奏曲を録音した場所でもあり、ボウズにとって特別な意味を持つ空間です。
 映画音楽の録音現場で長年ともに仕事をしてきたロンドンの一流セッション奏者たちによるシンフォニア・アルカディアーナと、ニック・ファロウフィールドの指揮によって、協奏曲は大きな推進力と濃密な歌を備えた演奏としてよみがえります。
 ボウズが「良い時も悪い時も寄り添う変わらぬ友」と語るこの作品への深い思いと、エルガーの小品への愛着とが結実した1枚です。

 
 「物心ついた頃からほとんどずっと、エルガーの音楽は私にとって、慰めと肯定、そして物事を深く感じることの源であり続けてきた。彼の音楽との関わり、とりわけヴァイオリン協奏曲との関わりは、私の十代にまでさかのぼる。そして1974年頃、おそらくこうした感情を理解しようとして、夢見がちな14歳の少年が、あなたが手にしているこのアルバムのジャケットの絵を描いた。」(トーマス・ボウズ)

 「この録音をアビー・ロードのスタジオ1で制作したことにも、非常に大きな意味があった。この空間は1931年にエルガー自身によって開設され、彼は晩年、自作の多くをここで録音した。なかでも最も有名なのは、若きメニューインとのヴァイオリン協奏曲である。私はいったい何度、この同じ部屋に座り、その高く広々とした空間を見つめながら、その残り火を少しでも感じ取ろうと願ったことだろう。」(トーマス・ボウズ)

 アビー・ロード第1スタジオ
 




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TACTUS



400052
(4CD)
\6800→\6390
サルデッリ&モード・アンティクォによる
 ヴィヴァルディ「ソプラノ・カンタータ全集」が待望のボックス化
ヴィヴァルディ:ソプラノのためのカンタータ全集

 アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
  【CD1】
   ・「Amor, hai vinto」 RV 651
   ・「Aure, voi piu non siete」 RV 652
   ・「T'intendo sì mio cor」 RV 668
   ・「Elvira, anima mia」 RV 654
   ・「Nel partir da te, mio caro」 RV 661
   ・「Se ben vivono senz'alma」 RV 664
  【CD2】
   ・「Tra l'erbe i zeffiri」 RV 669
   ・「Geme l'onda che parte dal fonte」 RV 657
   ・「Indarno cerca la tortorella」 RV 659
   ・「Era la notte quando i suoi splendori」 RV 655
   ・「Il povero mio cor」 RV 658
   ・「La farfalletta s'aggira al lume」 RV 660
  【CD3】
   ・「Si levi dal pensier」 RV 665
   ・「Sorge vermiglia in ciel la bella Aurora」 RV 667
   ・「Usignoletto bello」 RV 796
   ・「Par che tardo oltre il costume」 RV 662
   ・「Fonti del pianto」 RV 656
   ・「Del suo natio rigore」 RV 653
  【CD4】
   ・「Che giova sospirar, povero core」 RV 679
   ・「Perche son molli」 RV 681
   ・「Lungi dal vago volto」 RV 680
   ・「All'ombra di sospetto」 RV 678
   ・「Tremori al braccio」 RV 799
   ・「Vengo a voi, luci adorate」 RV 682
ロッサナ・ベルティーニ(ソプラノ/CD1)
エレナ・チェッキ・フェーディ(ソプラノ/CD2)
ニッキー・ケネディ(ソプラノ/CD3-4)
モード・アンティクォ
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指揮)

 イタリア音楽の宝庫、「Tactus」創立40周年記念限定盤!
 第1弾は、サルデッリ&モード・アンティクォによるヴィヴァルディ「ソプラノ・カンタータ全集」が待望のボックス化!ロッサーナ・ベルティーニら豪華歌手陣にも注目!

 イタリアの老舗レーベルTactusの創立40周年を記念した限定盤シリーズ。
 第1弾は、かつて分売(TC672207~672210)でリリースされ、当時初の全集録音として高い評価を得たヴィヴァルディの「ソプラノのためのカンタータ全集」全4巻が、お得な4枚組ボックス・セットとして復刻。
 イタリア古楽界の権威フェデリコ・マリア・サルデッリ率いる古楽アンサンブル「モード・アンティクォ」が20世紀末に制作した、画期的な全曲録音プロジェクトです。

 ピエタ院の才能豊かな女性奏者たちを念頭に置いたヴィヴァルディのカンタータ集は、彼の作品群の中でも非常に重要な位置を占めています。
 これらの楽曲は、装飾音や跳躍、アルペジオなど、まるでヴァイオリン作品かのような器楽的で高度な超絶技巧を歌手に要求する難曲揃いです。
 本録音では当時の演奏習慣を尊重し、可能な限りオリジナルの手稿譜を使用。さらに、フランチェスコ・デグラーダとアントニオ・ヴィヴァルディ音楽研究所によるクリティカル・エディション(リコルディ社出版)を補足として参照し、極めて学術的で正確なアプローチを徹底しました。

 CD4に収録されているカンタータ「Tremori al braccio」 RV 799は、1999年にウィーン楽友協会図書館で新たに発見されたもので、オリジナル・アルバムの制作当時は、発見から間もない貴重な作品をいち早く全集に組み込んだことでも大きな話題を呼びました。
 また同じくCD4には、通奏低音だけでなくフルートやヴァイオリンなどのオブリガート楽器を伴うカンタータ(RV 680、RV 678)も収録されており、変化に富んだヴィヴァルディの筆致を存分に堪能できます。
 イタリアの名花ロッサーナ・ベルティーニを始めとする3人の優れたソプラノ歌手たちが、極限のテクニックと叙情性をもってイタリア・バロックの深奥に迫った歴史的録音。古楽ファン必聴の愛蔵盤セットです。

 イタリア・ボローニャを拠点とする「Tactus(タクトゥス)」は、1986年の創立以来、ルネサンスから現代に至る広範なイタリア音楽の保護と再発見に特化してきた老舗レーベルです。
 とりわけ、手稿譜などの歴史的資料に基づく学術的なアプローチや、古楽器を用いた本格的な演奏で世界中の古楽ファンから厚い信頼を集めてきました。

 CD1:1997年5月、CD2:1997年8月、CD3:1998年8月、CD4:1999年8月
 





ALPHA


ALPHA1260
\3200
北緯48度 ~
 作曲家カルダーラ、ヴェネツィアからウィーンへ
  1-4. アントニオ・カルダーラ(1670-1736) :
   トリオ・ソナタ ホ短調 Op.1-5
  5-6. カルダーラ: グラーヴェ~
   ジグ(トリオ・ソナタ ホ短調 Op.1-2より)
  7. ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690):
   ソナタ「ラ・スピリンベルガ」Op.2-2
  8. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
   アダージョ
    (A.マルチェッロのオーボエ協奏曲に基づく
     チェンバロ独奏のための協奏曲 ニ短調BWV 974より)
  9. カルダーラ:
   アレグロ(トリオ・ソナタ ニ短調 Op.1-12より)
  10. 作者不詳: トッカータ
   (フェルディナンド・デ・メディチ
    〔1549-1609〕の器楽音楽帳
    〔フィレンツェ、ケルビーニ音楽院図書館
     Ms.2358写本〕より)
  11-12. ニコラ・ポルポラ(1686-1768):
   アダージョ~アレグロ
    (シンフォニア・ダ・カメラ ト短調 Op.2-3より)
  13-14. アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
   ラルゴ~アレグロ(チェロ・ソナタ 変ロ長調 RV 46より)
  15. ビアージョ・マリーニ(1594-1663):
   ラ・モニカ(私を修道女にしないで)の調べによるソナタ
  16. ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616-1667):
   トッカータ ニ短調 FbWV 102
  17. ハインリヒ・ビーバー(1644-1704):プレルディウム
   (『ロザリオのソナタ集』ソナタ第1番
    ニ短調 「受胎告知」より)
  18-20. ゲオルク・ムファット(1653-1704):
   ソナタ・グラーヴェ~アリア~ボレア・アラ・ブレーヴェ
    (合奏協奏曲 第4番「甘美な夢」ト短調
     〔原曲: 『調和の捧げもの』ソナタ第2番〕より)
  21. ムファット: アダージョ
   (ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 より)
  22-25. ヨハン・ヨーゼフ・フックス(1660-1741):
   トリオ・ソナタ ト短調 K 320
  26-27. カルダーラ: グラーヴェ~
   アレグロ(トリオ・ソナタ 変ロ長調 Op.1-4より)
ザ・バンシーズ(古楽器使用)
ロクサナ・ラステガル
ヤオレ・タリバール(ヴァイオリン)
シュザンヌ・ヴォルフ(チェロ)
ルイーズ・アカボ(チェンバロ、オルガン)
エマニュエル・アラケリアン(オルガン)

 録音2025年9-10月 パリ、ドイツ福音教会(クリストゥスキルヒェ)
 収録時間: 68分

 【ウィーンのイタリア人カルダーラの足跡を軸に、バロック後期の南北音楽交流を読み解く】
 ヴィヴァルディより少し早くヴェネツィアで生まれ、イタリア各地での活躍を経て1715年からウィーンの皇室に仕えた作曲家カルダーラ。
 その活躍歴はアルプス山脈を挟んでイタリアとドイツ語圏南部にまたがりますが、このアルバムではそのカルダーラの作品を、イタリア音楽に大きな影響を受けたドイツの先行世代と同時代、または両地域を行き来した作曲家たちの音楽と組み合わせ、当時の南北音楽交流に迫った選曲がなされています。
 演奏はフランスの最前線で多面的な活躍をみせる女性古楽器奏者4人が結成したザ・バンシーズ。
 ヴァイオリン2つとチェロ&鍵盤からなるトリオ・ソナタ編成で、即興的な表現と整った様式感の間を行き来する解釈の闊達さは、考え抜かれた選曲・曲順と相俟って先へ、先へと聴き進めずにはおれない魅力に満ちています。
 表題の「北緯48度」はカルダーラが最終的に辿り着いたドイツ語圏南部を貫く線。ヴェネツィア初期バロックの大家マリーニ、ローマとウィーンを行き来したフローベルガー、カルダーラの師でウィーンの皇帝に捧げた曲集も残るレグレンツィや北緯48度線の通るアルザス地方で生まれ諸国の様式の調和を目指したムファットなど17世紀の大家たちの音楽性もさることながら、ウィーン皇室に楽長として君臨したフックス、ヴィヴァルディ、ポルポラなど18世紀の大物たちの作品の新鮮さも際立つプログラム展開。
 ALPHA初期からの名技師アリーヌ・ブロンディオによる、各楽器の存在感をよく捉えたエンジニアリングも頼もしい1枚です。

 
 
 

ALPHA1271
\3200
ファニー&フェリックス・メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 他
  ファニー・メンデルスゾーン(1805-1847):
   1-4. 弦楽四重奏曲 変ホ長調
  ソ・ジュリ(徐珠利)(1981-):
   5. River at the End of the Mind
  フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):
   6-9. 弦楽四重奏曲 第6番 ヘ短調 Op. 80
エスメ弦楽四重奏団
 ペ・ウォンヒ、ハ・ユナ(ヴァイオリン)
 ディミトリ・ムラト(ヴィオラ)
 ホ・イェウン(チェロ)

 録音: 2025年12月 パリ、サル・コロンヌ
 収録時間: 55分

 【結成10周年のエスメ・カルテットが描く、時を超えて響き合うメンデルスゾーン姉弟の絆と安らぎ】
 2016年に韓国出身の女性奏者4人で結成され、2023年にはヴィオラにディミトリ・ムラトを迎え表現の幅を広げた新生エスメ弦楽四重奏団のアルバム第1弾。
 韓国語で姉(あるいは妹)を意味する「Nui(??)」をタイトルに据え、メンデルスゾーン姉弟の作品を軸として、メンバーが10年で培った強固な信頼関係とアンサンブルとしての深化を反映したアルバムです。
 1834年に書かれたファニー唯一の弦楽四重奏曲と、彼女の急逝直後に弟フェリックスが遺した峻厳な表現が際立つ弦楽四重奏曲第6番を対比させます。特に第6番は、エスメがこの10年間で50回近く演奏してきた重要レパートリー。
 これらと呼応するのが、女性作曲家の作品を必ず紹介するという彼女らの方針に基づき、韓国出身で現在アメリカで活躍するソ・ジュリに委嘱した世界初録音「River at the End of the Mind」。
 韓国で有名な歌「オンマヤ ヌナヤ(母さん、姉さん)」に着想を得た本作は、静謐な響きの中に記憶と安らぎを内包し、姉弟の作品群と緊密な対話を織りなします。
 一貫性のあるプログラムを、確固たる知性と高水準の技術に裏打ちされた情感豊かな演奏で堪能する一枚です。

 
 
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ALPHA1261
\3200→\2990
ジョセフ・スヴェンセン指揮&ボルドー・アキテーヌ国立管
 ラヴェル: マ・メール・ロワ、
  ムソルグスキー: 展覧会の絵 他

  1-7. モーリス・ラヴェル(1875-1937): マ・メール・ロワ
  8-12. ロベルト・シューマン(1810-1856)(ラヴェル編曲):
   謝肉祭
    (I. 前口上/XVII. ドイツ風ワルツ/XVIII. パガニーニ/
     XVII. ドイツ風ワルツ(リプライズ)/
     XXI. フィリシテ人と闘うダヴィッド同盟の行進)
  13-27. モデスト・ムソルグスキー(1839-1881)(ラヴェル編曲): 組曲「展覧会の絵」
ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団
ジョセフ・スヴェンセン(指揮)

 録音: 2025年8月 ボルドー国立歌劇場
 収録時間: 70分

 【スヴェンセンによる、ラヴェルが描いた様々な情景】
 ノルウェー系アメリカ人の父と日系アメリカ人の母の間にニューヨークで生まれたジョセフ・スヴェンセンと、2024年から音楽監督を務めるボルドー・アキテーヌ国立管による、ラヴェルの華麗なオーケストレーションの魅力を凝縮したアルバム。
 シューマンの「謝肉祭」はニジンスキーのために編曲され、現在は4曲のみ知られるもの(「ドイツ風ワルツ」のリプライズがあるのでトラック数は5)。
 そして最後には「展覧会の絵」を収録。堂々とした表情や独自のポルタメント挿入など、スヴェンセンならではの表現でラヴェルの世界を堪能できます。
 





ARCANA



A599
\3200
コンチェルト・シロッコ(古楽器使用)
フォリアと変奏-
 器楽合奏による15~17世紀スペインの音楽
コンチェルト・シロッコ(古楽器使用)
ジュリア・ジェニーニ
 (リコーダー、ショーム、ドゥルツィアン、指揮)
  1. アントニオ・デ・カベソン(1510頃-1566): Tiento del V tono 第5旋法によるティエント
  2. 作者不詳(15~16世紀): Pase el agoa 水辺を越えておいで(『王宮の歌曲集』より)
  3. ジョスカン・デプレ(1450/55-1521): In te Domine speravi
   あなたにこそ、主よ、わたしの願いをかけます(『王宮の歌曲集』より)
  4. ディエゴ・オルティス(1510頃-1576頃): Recercada Primera sobre La Spagna
   「ラ・スパーニャ」の調べによる第1レセルカーダ
  5. オルティス: Recercada Sesta sobre La Spagna
   「ラ・スパーニャ」の調べによる第6レセルカーダ
  6. オルティス: Recercada Ottava sobre La Folía
   「ラ・フォリア」の調べによる第8レセルカーダ
  7. オルティス: Recercada Segunda 第2レセルカーダ
  8. バルトロメ・デ・セルマ・イ・サラベルデ(1595頃-1638以降):
   Fantasia basso solo 低音部独奏のためのファンタジア
  9. セルマ・イ・サラベルデ: Canzon Settima 第7カンツォーナ
  10. アンドレア・ファルコニエーリ(1585/86-1656):
   Folias echa para mi Senora Dona Tarolilla 我が主君タロリーリャ夫人に捧げるフォリア
  11. ヨハネス・ヒセリン(またはヨハネス・フェルボンネート 1455-1511頃活躍):
   La Spagna ラ・スパーニャ
  12. 作曲者不詳(15-16世紀): La Spagna ラ・スパーニャ(ボローニャQ18写本より)
  13. フランシスコ・デ・ラ・トレ(1460頃-1504): Alta アルタ(『王宮の歌曲集』より)
  14. カベソン: Fabordon del VI tono glosado 第6旋法によるフォーブルドン、変奏付き
  15. ヴィンチェンツォ・ルッフォ(1508頃-1587):
   La Gamba in basso e soprano 低音部と高音部によるラ・ガンバ
  16. セルマ・イ・サラベルデ: Canzon Terza 第3カンツォーナ
  17. 作者不詳(15-16世紀): Pues que jamas あなたを忘れぬ私の心(『王宮の歌曲集』より)
  18. ファルコニエーリ: Brando de abril 四月のブランル
  19. ファルコニエーリ: Sinfonia Secunda 第2シンフォニア
  20. ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621): Spagnoletta スパニョレッタ
  21. ティールマン・スザート(1510/15頃-1570頃):
   Pavane Mille regretz パヴァーヌ「千々の悲しみ」
  22. ジョスカン・デプレ: Mille regretz 千々の悲しみ
   (ミュンヘンのバイエルン州立図書館写本Mus. Ms 1516より)

 録音: 2025年5月15-19日 モンダイノ(イタリア中東部エミリア・ロマーニャ州ラヴェンナ県)、 ラルボレート・ディモラ劇場
 収録時間: 56分

 【世界を制したスペイン王国、欧州を席捲したその音楽的豊穣を器楽合奏で味わう】
 スペイン王国が最も輝かしかった15~17世紀、王室周辺で活躍した作曲家たちの名品を中心に、他の地域にいた作曲家たちがスペイン的要素を盛り込んで書いた作品も収録、かの王国の黄金時代における文化的威光の実態を探る好企画。
 既にArcanaに多くの名盤を刻んでいるコンチェルト・シロッコは今回、ショーム(ダブルリード管楽器)や木管コルネット、バホン(=ドゥルツィアン〔スペインで18世紀まで愛奏されていたファゴットの前身にあたる楽器で、高音から低音まで多種が存在〕)、各種リコーダー、トロンボーンなどの管楽器群を中心に曲によって組み合わせを替えつつ、器楽合奏の大躍進にも貢献したスペイン王室の音楽環境を仮想再現。
 チェンバロやビウエラの撥弦音がアクセントを添える中、高音バホンやショームの特徴的な音色も随所で雰囲気を盛り上げ、世界帝国の威信が思い起こされる壮麗な響きから弦楽器の独奏が美しい繊細な表現に至るまで、在りし日の音楽を彷彿させる演奏を聴かせてくれます。
 スペイン王カルロス1世(皇帝カール5世)が重用したネーデルラント出身の音楽家たちの名品群の他、ローマのオルティス、ヴェネツィアのセルマ、ナポリのファルコニエーリ、ドイツのプレトリウスなど、スペイン音楽のエッセンスをイベリア半島の外へ伝えた作曲家たちの作品も収録。ブックレット(英・仏・伊語)には各曲の出典となった史料、各演奏家の参加トラック、全使用楽器の詳細が明記されています。






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BIS



BIS2474
(2SACD HYBRID)
\4600→\4290
ケント・ナガノ&ハンブルク・フィル
ブラームス:交響曲第1番、第2番

 ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
  【SACD1】
   1-4. 交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
  【SACD2】
   1-4. 交響曲第2番 ニ長調 Op. 73
ハンブルク州立フィルハーモニー管弦楽団
ケント・ナガノ(指揮)
NYCX 10612
(2SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\5830

 録音:エルプフィルハーモニー・ハンブルク 大ホール(ライヴ) 2019年11月...SACD1 2017年11月...SACD2
 総収録時間:91分(47分+44分)/SACD層: Stereo, Multi-Channel 5.0

 【ケント・ナガノとハンブルク・フィル、ブラームス交響曲全集が完結】
 ブラームスに所縁の深いハンブルク州立フィルの首席指揮者を2015年から2025年まで務めていたケント・ナガノ。2024年にはドイツ連邦共和国功労勲章大功労十字章を贈られ、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州のブラームス協会からはブラームス賞を贈られるなど、高い評価を得てきました。
 楽団との関係も良好で、ベーム、サヴァリッシュ以来となる楽団史上3人目の名誉指揮者の称号が在任中に贈られるという異例の待遇を受けています。
 録音が著しく少なかったこのコンビだけに、ハンブルク生まれのブラームスの交響曲4曲とドイツ・レクイエムの録音は、彼らの業績を知る上で今後欠かせないものとなるでしょう。
 ヴァントやチェリビダッケに私淑していたというナガノの音楽作りは、いわゆるHIPの系列ではなく、現代楽器による大編成のオーケストラを厚みを持って鳴らし、旋律を息長く紡いでゆきます。
 弦楽器主体の録音バランスも伝統的なドイツ風のサウンドで、一見オーソドックスに思えそうですが、スコアを尊重して恣意的なデフォルメを排する点では現代的で、また内声の動きや、副次的な旋律が浮かんで消える様をそれとわかるように聴かせるなどして、新鮮な印象を聴く人に残します。

 第1番は48分余りをかけた堂々たる演奏で、第1楽章は重厚で雄大。ティンパニをしっかりととらえた録音も効果的です。中間楽章は繊細かつ滑らかに流れていくようでいて、細かな強弱や主旋律以外の動きなどを聴かせることで陰影や立体感を加えています。ナガノはライヴであっても決して勢い任せな演奏にしない指揮者ですが、第4楽章においても作曲家の細かな指示を明確に聴かせようとします。
 一気呵成に疾走する演奏ではありませんが、それでもライヴ的な感興が感じられるのは、このコンビが録音に先立つ日本公演で同曲を4回演奏していることの効果があるのでしょう。
 「ブラームスの田園交響曲」とも呼ばれる第2番は、晴朗、流麗、抒情的でありつつも、明るさ一辺倒にならないのがナガノらしいところ。重心の低いオーケストラのサウンドを背景に、作曲家が随所にほどこした仕掛けから生まれる明暗や色彩の変化を丁寧に音にして、多彩な表情を描いてゆきます。演奏時間は45分余り。残響を多めに取り入れた録音ですが、細部に耳を傾けるほどに、聴きごたえのある演奏です。尚、両曲とも演奏後の拍手はカットされています。
 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。サラウンド再生では一層豊かな臨場感が味わえます。

 ※国内仕様盤には越懸澤 麻衣氏による日本語解説が付属します。

 
 





CHANNEL CLASSICS



CCS50426
\3200
アカデミア・デ・ディソナンティ
C.P.E.バッハ: チェロ協奏曲(全3曲)

 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):
  1-3. チェロ協奏曲 イ短調 Wq 170/H 432
  4-6. チェロ協奏曲 変ロ長調 Wq 171/H 436
  7-9. チェロ協奏曲 イ長調 Wq 172/H 439
アカデミア・デ・ディソナンティ
 (古楽器使用)
エリナー・フライ(チェロ、指揮)

 使用楽器: パリのニコラ・オーギュスタン・シャピュイ1770年製作(オリジナル楽器)/ 弓: リュク・ブレトン2000年製作(18世紀モデルに基づく再現製作)
 
 録音: 2025年10月6-8日 キングストン(カナダ南西部オンタリオ州)、イザベル・バーダー劇場
 
 収録時間: 67分

 【C.P.E.バッハがチェロのために書いた3傑作の魅力を精緻に解き明かす】
 父である大バッハの充実した音楽教育を受け、プロイセン王フリードリヒ2世に長く仕えた後、自身の洗礼立会人でもあったテレマンの後任としてハンブルク市の音楽監督に就任したカール・フィリップ・エマヌエル・バッハ。
 3曲が現存するチェロ協奏曲はプロイセン王室で働いていた1750年代、ベルリン市内の音楽愛好家たちの集いで披露される演目として作曲されたと考えられています。3曲とも劇的な曲想を持ち、鍵盤またはフルートのための協奏曲としても現存する作品をチェロ向けに整えた内容ながら比較的低い音域を中心に奏でられ、時として高音域での痛切な歌も聴かれる独奏パートはこの楽器ならではと言える味わいがあり、今日なお多くのチェロ奏者たちがレパートリーとしています。
 17世紀以前に遡るチェロ音楽の発祥と発展の歴史に通じたカナダのバロック・チェロ奏者エリナー・フライは、信頼できる音楽仲間たちを集めたアカデミア・デ・ディソナンティと共に、細部をおろそかにしない入念な解釈でこれら3作を披露、その魅力の真髄に迫ります。時に対照的な情感表現がめまぐるしく入れ替わり、短いフレーズの中でも幅広い音域を行き来することも多いソロ・パートを端正な弓さばきで弾きこなし、的確な箇所に絶妙なポルタメントも盛り込んで耳を惹きつけてやみません。
 音の明暗対比に富んだ多感様式音楽の精髄をじっくりお楽しみ下さい。

 
 





CYPRES RECORDS


CYP1688
\3200
ミサ・ブレヴィス~モーツァルト、ハイドン、フィオリーニ~
 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
  1-6. ミサ・ブレヴィス ニ短調 K. 65*
 ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
  7-12. ミサ曲 第7番 変ロ長調 Hob. XXII:7
   「聖ヨハネの祝日のためのミサ」(小オルガン・ミサ)*
 ファビアン・フィオリーニ(1973-):13-18. ミサ・ブレヴィス(2024)
クララ・イングレーゼ
ロマーヌ・カバレ(ソプラノ)
ジュリー・バイイ(メゾ・ソプラノ)
マクシム・ジェルマン(テノール)
レアンデル・カルリール(バリトン)
イティージャン管弦楽団
ガブリエル・ホランダー(指揮)

 録音: 2024年10月7-9日 ナミュール(ベルギー中南部ナミュール州)、グラン・マネージュ
 収録時間: 60分

 【短い展開に普遍的なメッセージが凝縮されたミサ・ブレヴィスの世界】
 不思議と演奏・録音の機会にあまり恵まれないモーツァルトとハイドンのミサ曲の佳品に、現代ベルギーの作曲家ファビアン・フィオリーニによる新作ミサ・ブレヴィスをカップリング。
 「ミサ・ブレヴィス」は「短いミサ」の意味で、18世紀半ばのカトリック圏ではミサの音楽を多楽章仕立てに飾り立てることで儀式の枠を逸脱した長さになるのが批判され、全編唱えても20分程度で終わるミサ・ブレヴィスが作曲されるようになりました。ハイドン中期の「小オルガン・ミサ」(ここでは副題の由来であるベネディクトゥスのオルガン独奏部分をヴァイオリンで演奏)ではグローリアで各ソリストに詩句の別々の箇所を同時に歌わせ、演奏時間を1分程度に圧縮する作曲テクニックが使われています。
 他方、モーツァルトが13歳の年にザルツブルクで作曲したK. 65のミサは後年の《ドン・ジョヴァンニ》序曲やレクイエムと同じニ短調で、整った古典的様式感の枠内で既にドラマティックな表現が随所に聴かれる充実作。
 2024年ブリュッセルのモーツァルティアーデ音楽祭で初演されたネオ=ロマン主義的作風のフィオリーニのミサ曲と共に、ベルギーの俊才ガブリエル・ホランダー率いるブリュッセルの新世代楽団イティージャン管弦楽団の弦楽器奏者9人が緊密かつ抒情あふれる演奏で各作品の魅力を十全に引き出してゆきます。
 なお、ここに収録されたモーツァルトとハイドンのミサ曲では、実際の演奏に際してグローリアの冒頭Gloria in excelsis Deoにグレゴリオ聖歌を充てることを想定していたため、当該部分は収録されていません。
 





FUGA LIBERA



FUG874
\3200
ドミトリー・スミルノフ(ヴァイオリン)
名器サントン・ベッティと名手プロスペル・サントン

 プロスペル・サントン(1813-1890):
  1. 夢想 - 独奏ヴァイオリンのための
   (ジョセフ・ベネット〔1831-1911〕への手紙より)
  2. イタリアの主題による変奏曲 Op. 10 -
   ヴァイオリンと管弦楽のための
 ニコロ・パガニーニ(1782-1840)/
  フランチェスコ・フィオーレ編曲:
   3. 「こんなに胸騒ぎが」の主題による変奏曲 -
    ヴァイオリンと管弦楽のための
 エクトル・ベルリオーズ(1803-1869):
  4. 夢想とカプリス - ヴァイオリンと管弦楽のための
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
  5-13. 組曲『町人貴族』
 ジョアキーノ・ロッシーニ(1792-1868):
  14. アンダンテと変奏(《タンクレディ》の主題による) -
   ヴァイオリンとハープのための
ドミトリー・スミルノフ(ヴァイオリン)
バーゼル室内管弦楽団
ヴィクトル・ジャコブ(指揮)
マグダレーナ・ホフマン(ハープ)

 ヴァイオリン/ グァルネリ・デル・ジェズ「サントン・ベッティ」
 録音: 2025年1月14-17日 スイス、バーゼル、ドン・ボスコ
 収録時間: 71分

 【グァルネリの名器が呼び覚ます、忘れられた巨匠サントンとロマン派の響き】
 1744年頃に製作されたグァルネリ・デル・ジェズの名器「サントン・ベッティ」と、その名に宿る19世紀の忘れられた巨匠プロスペル・サントンをテーマにしたコンセプチュアルなアルバム。
 ロシア出身のドミトリー・スミルノフは同時代作品から古楽器によるバロックまで幅広くレパートリーとし、ジョヴァンニ・アントニーニの「ハイドン・プロジェクト2032」ではソリストも務める逸材。
 スイスの個人コレクターから特別に提供されたグァルネリにガット弦を張り、人間の声にも似た脆さと深み、そしてささやきから雷鳴のような轟きまでをダイナミックに表現します。
 収録曲はサントン自身の貴重な作品をはじめ、パガニーニやロッシーニの傑作を厳選。ベルリオーズやワーグナーとも親交があったサントンの生涯や、ロマン派黄金時代の空気を鮮やかに描き出します。
 そして『町人貴族』では、ヴィクトル・ジャコブ指揮バーゼル室内管弦楽団の名手たちも、目覚ましいソロでオーケストラ全体との親密な対話を聴かせます。
 名器の音色の圧倒的な美しさと知られざる歴史、贅沢なアンサンブルが織りなす、知性と感性を刺激する極上の音楽の絵巻物をお楽しみいただけます。
 





LA DOLCE VOLTA



LDV146
\3200
グザヴィエ・フィリップス(チェロ)
ピアソラ: ブエノスアイレスの四季

 アストル・ピアソラ(1921-1992)/
  オリヴィエ・カルメル(1974-)編曲:
   1-4. ブエノスアイレスの四季
   5-7. バンドネオン協奏曲「アコンカグア」
   8. オブリビオン(忘却)
 
 ※全て独奏チェロと弦楽合奏のための編曲版
グザヴィエ・フィリップス(チェロ)
ローザンヌ・ソロイスツ

 録音: 2024年3月11-14日...1-4、8 2025年3月10-12日...5-7 シテ・ド・ラ・ミュジーク・エ・ド・ラ・ダンス・ド・ソワソン
 収録時間: 49分

 【バンドネオンに代わり、チェロが歌うピアソラ】
 パリ生まれの名手グザヴィエ・フィリップスのチェロと、彼が音楽監督を務めるローザンヌ・ソロイスツによるピアソラ。有名な「ブエノスアイレスの四季」に加え、バンドネオンのための貴重なレパートリーである「アコンカグア」をチェロで演奏していることに驚かされます。
 フィリップスは今回のレコーディングにあたり、原曲からかけ離れることない編曲を幼馴染である作曲家オリヴィエ・カルメルに依頼。ピアソラの無骨でとげとげしく、感傷に溺れるようでいて暴力的でもあるといったコントラストを持つ世界観を、チェロと弦楽によって妥協なく表現することに成功しています。

 アストル・ピアソラの紛うかたなき音楽語法は、今や世界中で広く知られ、真の普遍性を獲得している。カルロス・ガルデルの後を継ぎ、1950年代にタンゴを刷新したアルゼンチンのバンドネオン奏者/作曲家ピアソラは、この音楽ジャンルに新たな美学的アイデンティティを授けた。その強烈な力強さで舞曲の枠を超えたピアソラのタンゴは、彼のあらゆる音楽創造の礎となるに至った。ピアソラの音楽に挑む演奏者たちは、ブエノスアイレスの「バリオ(地区)」で産まれた大衆芸術とヨーロッパの芸術音楽の邂逅が生んだ独特な作曲様式を体得しなければならない。この様式への理解を深めながら、グザヴィエ・フィリップスとローザンヌ・ソロイスツは、ブエノスアイレスの魂が息づく憂愁と高揚の音楽との情熱的な関係を育んだ。(ブックレットより)





 LINN RECORDS



CKD788
(2CD)
\4600
ソロモンズ・ノット
バッハ:レオポルト侯のための追悼音楽

 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  『アンハルト=ケーテン侯レオポルトの
   逝去に寄せる追悼音楽』BWV 1143/244a
    (再構成...チャド・ケリー)
     【CD 1】第1部、第2部
     【CD 2】第3部、第4部
ソロモンズ・ノット
 (声楽&古楽器アンサンブル)
編成:
 ソプラノ2、アルト2、テノール2、
 バス2、第1・第2ヴァイオリン各2、
 ヴィオラ2、ヴィオラ・ダ・ガンバ2
  (うち1人チェロ兼任)、
 コントラバス1、リュート2、フルート2、
 オーボエ2、ファゴット1、オルガン1
 ジョナサン・セルズ(バス、芸術監督)

 録音: 2025年6月6-7日 レーゲンスブルク(ドイツ南部バイエルン州)、聖三位一体教会 レーゲンスブルク古楽週間におけるライヴ収録(拍手なし)
 収録時間: 87分

 【注目すべきバッハ作品の新復元版をジョナサン・セルズの指揮で】
 若き大バッハを楽長として迎え、彼が1723年ライプツィヒ聖トーマス教会に赴任するまでの間、多くの傑作を書く場を与えたドイツ中部の君主アンハルト=ケーテン侯レオポルト(1694-1728)。
 その埋葬式に寄せ、ライプツィヒ赴任後のバッハが書いた追悼曲の新たな再構成版による録音です。この追悼曲、侯爵逝去の翌年3月に埋葬式が行われた経緯や祈りの詩句(歌詞)は判明していながら楽譜は見つかっていませんが、今日のバッハ研究者たちはこれが1727年4月に初演された『マタイ受難曲』と、同年ライプツィヒ大学で行われたザクセン選帝侯妃=ポーランド王妃追悼式のためのカンタータBWV 198の音楽の転用で構成されていたと考えています。
 A.パロットによる2010年の録音(Avie Records)、M.ジョルダン復元版によるR.ピション2014年の録音(harmonia mundi)などに続き、ここでは有名なトッカータとフーガBWV 565のヴァイオリン独奏版再構成や『ゴルトベルク変奏曲』のアンサンブル編曲版でも知られるチャド・ケリーが、A.パロットの説をベースに新たな補筆も交えた新復元版(ピション盤とは章の順番に違いあり)を採用。2025年3月からモンテヴェルディ合唱団にも指揮者として迎えられているジョナサン・セルズのもと、英国の精鋭集団ソロモンズ・ノットが意欲充分の解釈でその真相に迫ります。
 聴き憶えのある旋律が次々と登場しながら、冒頭のシンフォニア(器楽合奏)のオーボエ独奏はじめ痛切な情感表現が全編を貫き、ヴァイオリンやリュートの独奏など繊細な音使いが激しい嘆きの歌や甘美なフレーズと美しいコントラストを描き出す聴き応え充分の演奏です。

 
 




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エリザベート王妃国際音楽コンクール
QUEEN ELISABETH COMPETITION



QEC2026
(4CD)
\5700→\5290

エリザベート王妃国際音楽コンクール2026 チェロ部門
    エットーレ・パガーノ(第1位/イタリア)
    キム・テヨン(第2位/韓国)
    リーランド・コー(第3位/アメリカ、カナダ)
    アルバロ・ロサノ・カメス(第4位/スペイン)
    北村陽(第5位/日本)
    マリア・ザイツェヴァ(第6位/ロシア)

 【CD 1】
  1-3. セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):
   協奏交響曲 ホ短調 Op. 125
    エットーレ・パガーノ(第1位/イタリア)
  4-7. ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):
   チェロ協奏曲 キム・テヨン(第2位/韓国)
 【CD 2】
  1-4. ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
   チェロ協奏曲 第1番 変ホ長調 Op. 107
    アルバロ・ロサノ・カメス(第4位/スペイン)
  5-7. サミュエル・バーバー(1910-1981):
   チェロ協奏曲 イ短調 Op. 22
    リーランド・コー(第3位/アメリカ、カナダ)
 【CD 3】
  1. ヨゼフ・スーク(1874-1935): バラード Op. 3
   クララ・ディトラン(入賞/フランス)
  2-4. アルフレート・シュニトケ(1934-1998):
    チェロ・ソナタ 第1番 Op. 129
     マリア・ザイツェヴァ(第6位/ロシア)
  5. ハロルド・ノーベン(1978-): カフェイン
   クシシュトフ・ミハルスキ(入賞/ポーランド)
  6-8. ドミートリー・カバレフスキー(1904-1987):
   チェロ・ソナタ 変ロ長調 Op. 71 リーランド・コー
  9. クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-2020):
   ジークフリート・パルムのためのカプリッチョ
    リオネル・マルティン(入賞/ドイツ)
  10-11. ジェルジ・リゲティ(1923-2006):
   無伴奏チェロ・ソナタ
    ディルショト・ナルジラエフ(入賞/ウズベキスタン)
  12. カイヤ・サーリアホ(1952-2023): ララバイ
    アンドリュー・イルフン・ビヨン(入賞/カナダ)
 【CD 4】
  1-3. アントン・クラフト(1749-1820):
   チェロ協奏曲 ハ長調 Op. 4
    エットーレ・パガーノ
  4-6. レオポルト・ホフマン(1738-1793):
   チェロ協奏曲 ニ長調 Badley D3
    キム・テヨン
  7. アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):
   森の静けさ Op. 68-5
    イヴァン・センデツキー(入賞/ロシア)
  8-11. ファン・マン(1977-):
   Four Odes to the Tidings of Flowers
    花の便りへの四つの頌歌 北村陽(第5位/日本)
【管弦楽】
 ベルギー国立管弦楽団
 アントニー・ヘルムス(指揮)...
   CD1/CD2/CD4、8-11
ワロニー王立室内管弦楽団
 ヴァハン・マルディロシアン(指揮)...
  CD4、1-6
【ピアノ】
 アントワーヌ・ド・グロレー...
  CD3、1
 マリア・ザイツェヴァ(母)...
  CD3、2-4
 サラ・ザイトマン...
  CD3、5
 アドリア・イェ...CD3、6-8
 トマス・ホッペ...CD4、7

 ライヴ録音: エリザベート王妃国際音楽コンクール2026 ブリュッセル 2026年5月11-16日 フラジェ、スタジオ5 (セミ・ファイナル) 2026年5月25-30日 ファイン・アーツ・センター (ファイナル)
 
  収録時間: 298分

 【北村陽が第5位入賞!エリザベート王妃コンクール2026チェロ部門】
 ブリュッセルで毎年開催される世界三大コンクールの1つエリザベート王妃国際音楽コンクール、2026年はチェロ部門が開催されました。
 多くの若き才能が、他のコンクールに比べても過酷なことで知られる環境でしのぎを削った、熱い演奏を収めたライヴ・アルバムが今年も登場。第1位に輝いたのはイタリアのエットーレ・パガーノで、このアルバムでもその豊かな表現を堪能することが出来ます。
 第5位に入賞した北村陽が演奏する「Four Odes to the Tidings of Flowers」はこのコンクールのファイナルでの課題曲。
 この作品はファイナル進出が決まった後に未出版の楽譜がファイナリストたちに渡され、それから1週間は全員、外界との接触を断って譜読みと練習に専念し、ファイナルに臨むというもの。
 四季をテーマとした4つの楽章から成る独奏チェロと管弦楽のための作品で、楽章の演奏順は演奏者に委ねられており、北村陽は「冬-春-夏-秋」の順を選択しています。
 目の覚めるようなテクニックを駆使しながら高い緊張感と気品を保った、素晴らしい演奏です。





RAMEE

RAM2411
\3200
イルミナンス・テネブラス
幻視の書 ~
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲンとイスラム神秘主義

  ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179):
   天の啓示による調和のシンフォニア
    (『デンデルモンデの写本』より)
     1. O Mirum Admirandum おお、驚嘆すべき不思議よ
     2. O Frondens Virga おお、緑なす若枝よ
     3. O Splendidissima Gemma
      おお、いとも輝かしき宝玉よ
     4. Spiritui Sancto Honor Sit, Part I
      聖霊にほまれあれ 第1部
     5. Spiritui Sancto Honor Sit, Part II
      聖霊にほまれあれ 第2部
     6. O Tu Suavissima Virga, Part I
      おお、いとも甘美なる若枝よ 第1部
     7. O Tu Suavissima Virga, Part II
      おお、いとも甘美なる若枝よ 第2部
     8. O Lucidissima Apostolorum Turba
      おお、いとも光り輝く使徒たちの群れよ
     9. Cum Processit 神の指の造りしものが現れ出たとき
     10. O Pastor Animarum おお、魂の牧者よ
イルミナンス・テネブラス
 ユジェニー・ド・メ(コントラルト)
 リズロット・ド・ヴィルデ(ソプラノ)
 クリストス・バルバス(ネイ、ベンディール)
 ナビル・ナイール(ネイ)
 ナタン・ダームス(ネイ)
 トリスタン・ドリーセンス(ウード、音楽監督)
NYCX 10610
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4070

 録音: 2024年12月9-11日 ベルギー、シント=トロイデン、ベギン会修道院教会
 収録時間: 58分
 ※国内仕様盤日本語解説・歌詞訳...坂田奈々絵

 【12世紀キリスト教神秘主義とイスラム神秘主義の音楽的融合】
 ベルギーのウード奏者トリスタン・ドリーセンスを中心に結成されたアンサンブル、イルミナンス・テネブラス(Illuminans Tenebras - ラテン語で「闇を照らす」)による、12世紀の修道女であり神秘家であったヒルデガルト・フォン・ビンゲンの音楽に、全く新しい光を当てたアルバム。
 西洋のキリスト教神秘主義と、同時代の中東で発展したスーフィズム(イスラム神秘主義)を音楽的に結びつけており、ヒルデガルトが残した単旋律(モノフォニー)の聖歌が持つ表現の自由さや広い音域が、中東音楽の旋法マカームや即興演奏タクシームと驚くべき類似性と高い親和性を持っていることに着目しています。
 デンデルモンデの写本に収められた神秘的な旋律に、西洋中世の楽器ではなく、スーフィー音楽を象徴するネイ(葦笛)やベンディール(フレーム・ドラム)、ウードといった中東の楽器による即興演奏が寄り添い、「音楽を通じた神への道」という両者に共通する深い精神性が浮かび上がります。時空を超えて響き合う単旋律と即興演奏が織りなす、深く催眠的で恍惚感に満ちた神秘の音像をご体験ください。
 
 ※国内仕様盤には、ヒルデガルトに関する論考も発表している中世キリスト教思想研究者、坂田奈々絵氏による日本語解説と歌詞訳が添えられます。

 
 





RICERCAR



RIC493
\3200
ヴォクス・ルミニス
オルランドゥス・ラッスス: 2つのレクイエム

 オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):
  1-7. 死者のための5声のミサ曲(レクイエム)LV 963
  8-15. 全ての死せるキリスト教徒のための4声の聖務日課(レクイエム)LV 624
ヴォクス・ルミニス(声楽アンサンブル)
リオネル・ムニエ(バス、指揮)

 録音: 2025年10月 フラン=ワレ(ベルギー中南部ナミュール州)、聖レミ教会
 収録時間: 74分

 【16世紀最大の大家の一人ラッススの2傑作を、それぞれ混声と男声ア・カペラで】
 16世紀の最も重要なポリフォニー音楽作曲家の一人ラッススが、死者追悼の礼拝で唱えられる詩句(レクイエム)に曲をつけた2作をカップリング。
 ラッススはヨーロッパ中の宮廷や宗教機関で活躍する有能な歌手・作曲家たちが多く出たネーデルラント南部(現在のベルギー)の出身で、ドイツ屈指の有力君主バイエルン公の宮廷に長く仕え、たびたびイタリアも訪れながら多くの傑作を残した大家。ミサや詩篇曲など同一テキストに異なる音楽を付したものが多くありますが、レクイエムはこの2曲しか知られていません。精鋭古楽歌手たちが集い、「調布国際音楽祭2025」での初来日公演の成功も記憶に新しいヴォクス・ルミニスは、古楽器奏者を多く迎えた声楽と器楽の編成で活躍することの多い団体ですが、今回これらを各パート2~3人の歌手からなる完全なア・カペラ編成で演奏。
 広く演奏されている5声の作品は混声(3Sp、2C-T、2TnI、2TnII、3Bs)で、4声の作品は男声だけ(3Tn、3BsI、3BsII、3BsIII)で、死者の魂の安寧を願う詩句を穏やかな、しかし隅々まで磨き抜かれた解釈で聴かせてくれます。「4声の聖務日課」の方は1577年にパリで刊行されているものの、ここではアウクスブルクに残る低音域への移調がなされた手稿譜版を採用。これは1575年冬の礼拝で用いられる前提で筆写されたもので、温もり豊かな男声合唱の魅力を存分に味わうことができます。






RCD

RCD 30010
 RCD 30010
(1CD)
\2600
マリヤ・フィリッポヴァ/
 バッハ、ブラームス、ラフマニノフ


J.S.バッハ:
 パルティータ第1番 変ロ長調 BWV825

ブラームス:
 2つのラプソディ Op.79
 第1番 ロ短調/第2番 ト短調

ラフマニノフ:
 10の前奏曲 Op.23
マリヤ・フィリポワ(ピアノ)

録音:2023年11月5日、12月10日
スタジオRCD、シュトゥットガルト
ステレオ、デジタル録音

 ウクライナ、アゾフ海沿岸のマリウポリで音楽一家に生まれたマリヤ・フィリポワは5歳でピアノを始めました。その卓越した才能はすぐに明らかになり、彼女は幼い頃からクラシックピアノのレパートリーを極めることだけを目標としていました。間もなくウクライナ屈指のピアノ教師陣から指導を受けるようになり、11歳で初めて公の場で演奏を披露しました。

その後キーウに移り「才能ある子供たちのための特別音楽学校」を経て、ピョートル・チャイコフスキー記念ウクライナ国立音楽アカデミーで研鑽を積みました。カリキュラムにはソロ演奏・室内楽・歌曲伴奏・オルガン演奏が含まれていました。在学中はロシア、ポーランド、そして故郷ウクライナで定期的にピアノコンサートを開催、さらに数々の国内外のコンクールで入賞を果たしています。現在はドイツを本拠に活躍しています。

RCD 30014
 RCD 30014
(1CD)
\3300
言葉のない対話~
 トロンボーンとピアノで聴くロシア歌曲集


リャプノフ:ロシアの歌/悲歌
チャイコフスキー:就寝前の祈り/それは早春のことだった
リムスキー=コルサコフ:うねりを上げる波
プロコフィエフ:火と水の魔法
ムソルグスキー:私の涙から
ラフマニノフ:夜の神秘な静けさの中/歌わないでくれ、乙女よ、私に/アリオン
タネーエフ:密林/敵どもの間で
アレンスキー:歌手/吟遊詩人/夢/老いた騎士/鷲
デュオ・アンテッラ
アントワーヌ・ウゼル(トロンボーン)
ガブリエッラ・トルマ(ピアノ)

録音:2026年2月23、24日
Gam Studio Productions、フランス
ステレオ、デジタル録音

 1996年フランスのトロワ (Troyes) 生まれのアントワーヌ・ウゼルは、地元の県立音楽院の専門課程でトロンボーンを学び始め、その後オリヴィエ・ルノーに師事しつつサックバット (トロンボーンの前身である古楽器) とも出会いました。2017年にはパリ地方音楽院に入学し、ジャック・モージェとジャン=ジャック・エルバンにトロンボーンとサックバットを師事してディプロマを取得しました。在学中にはヴァンサン・ルパプ、アーヴィン・ワグナー、ヴィンチェンツォ・パラトーレらによるマスタークラスにも参加しています。2019年には、師ジャック・モージェの60歳を記念するアルバム《Sixty Years of Trombone》(2020年に Indesens レーベルから発売) の制作に参加しました。

 パリ地方音楽院での上級演奏家課程を修了後、ウゼルは様々なアンサンブルやオーケストラ (Gruppo Strumentale "La rejouissance"、Temps contre temps、La compagnie des Humbles、Quaderna Via、各地の交響楽団など) にサックバットおよびトロンボーン奏者として招かれ演奏を行っている他、Consort Musica Vera のメンバーとしても活動し Chateau de Versailles Spectacles レーベルに数枚のCDを録音しています。

 演奏家としてはフランスのオルガン奏者ミヒャエル・マッテスと共にフランス各地の様々な音楽イベントに出演しています。2023年にはハンガリーのピアニスト、ガブリエッラ・トルマとデュオ・アンテッラを結成しました。二人はパリやフランス全土で演奏・録音活動を行う他、パリ市内の病院と連携し文化に触れる機会を広めるための活動も行っています。

 ウゼルは教育活動にも熱心に取り組んでおり、2024年1月にはトロンボーン指導の国家資格を取得しパリ14区の音楽院で教鞭をとっています。また審査員としても定期的に招聘されており、2022年3月にトロワで開催された「全国トロンボーン・トリオ・コンクール」(審査委員長 ジル・ミリエール、審査員 ジャン・ラファール他) などでも審査を務めました。2024年9月、彼は Denis Wick Products を代表する初のフランス人トロンボーン奏者となりました。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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APR



APR6048
(2CD)
\2900→\2690
カロル・シレテル ~
 パルロフォン&オデオン録音 1926-1931
カロル・シレテル(ピアノ)
フリーダー・ヴァイスマン(指揮)*
ベルリン国立歌劇場管弦楽団*
  CD1
   ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13「悲愴」
    【1931年1月9日録音
     matrices: 2-21774-1, 21775-1, 21776-1, 21777-1;
      Parlophone E11095/6】
   ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27の2「月光」
    【1930年8月19日録音
     matrices: 38610, 38611, 38612, 38613;Parlophone R771/2】
   ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28「田園」
    【1931年4月17日録音
     matrices: 2-21790-1, 2-21791-1, 133084-1,133085-1, 133086-1, 133087-1;
      Parlophone E11189 & R1116/7】
   ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58*
    (カデンツァ:アントン・ルビンシテイン)
     【1926年11月4日、12月6日録音
      matrices: 2-8942-1, 8943-1, 8944-1, 8945-1, 8946-1,
       2-20003-1, 20004-1, 20005-1; Parlophone E10533/6】
   シューベルト(リスト編):セレナード「聞け、ひばり」
    【1923年11月録音 matrix 1981 B; Vox 6153】**
   ショパン(ミハウォフスキ編):小犬のワルツによるパラフレーズ
    【1923年11月録音 matrix 1980 B; Vox 6153】**
  CD2
   シューマン:謝肉祭 Op.9
    【1931年5月6日、10月15日録音
     matrices: 2-21799-3, 21800-2, 21801-2, 21802-3, 21803-2,21809-3;
     Parlophone E11180/2】
   リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調
    【1927年5月20日録音 matrices 2-20265-1, 20266-1; Parlophone E10627】
   リスト:愛の夢第3番
    【1928年8月22日録音 matrix 2-20880-1; Parlophone E10885】
   メンデルスゾーン:スケルツォ ホ短調 Op.16の2
    【1928年8月22日録音 matrix 36149; Parlophone(仏)28.069】
   グリーグ:ノルウェー舞曲第2番イ長調 Op.35の2(独奏版)
    【1928年8月22日録音 matrix 36148; Parlophone(仏)28.069】
   グリーグ:アニトラの踊り~「ペール・ギュント」第1組曲 Op.46
    【1927年8月22日録音 matrix Be 5931; Parlophone R117】
   グリーグ:小人の行進 Op.54の3
    【1927年8月22日録音 matrix Be 5932; Parlophone R117】
   エミール・フォン・ザウアー(1862-1942):オルゴール
    【1928年8月22日録音 matrix 2-20881-1; Parlophone E10885】
   ヨハン・シュトラウス(グリュンフェルト編):ウィーンの夜会 Op.56
    【1926年12月6日録音 matrices 2-20001-1, 20002-1; ParlophoneE10561】
   ヨハン・シュトラウス(グリュンフェルト編):春の声 Op.57
    【1927年8月22日録音 matrices 2-20263-2, 20264-3; Parlophone E10640】
   ヨハン・シュトラウス(シレテル編):ウィーン気質
    【1928年5月12日録音 matrices xxB 8086-2, 8087-1; Parlophone E10780】**
   ヨハン・シュトラウス(シレテル編):芸術家の生涯
    【1928年6月12日録音 matrix xxB 8116-1; Parlophone E10769】
   ヨハン・シュトラウス(シレテル編):「こうもり」ワルツ集
    【1928年6月12日録音 matrix xxB 8117-2; Parlophone E10769】

 「APR」新リリーズは「ポーランド」!
 第1弾は、34歳で早世した「幻の」ピアニスト、カロル・シレテル!大英図書館所蔵盤からの初CD化を含む稀少音源が、2枚組でリマスター復刻!

 高品質なヒストリカル・ピアノ録音の復刻で知られる「APR」から、ポーランドのピアニストに焦点を当てた新シリーズが始動。
 カロル・シレテル(1898-1933)はポーランド出身のピアニスト。エゴン・ペトリ門下で、20世紀前半を代表する名手になりえたはずながら、国際的な成功を収める前に34歳で早世した「幻の」ピアニストです。
 死後90年以上、その録音遺産を体系的に再評価する試みがほぼなされなかったため、今日では知る人ぞ知る存在となってしまいました。
 
 当アルバムでは稀少な音源による彼の驚異的な演奏ぶりを堪能できます。1923年11月の機械吹込みによるデビュー録音のミハウォフスキの「小犬のワルツ」パラフレーズが超レア。またベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番と3篇のソナタは同曲初の電気録音とされます。
 協奏曲ではアントン・ルビンシテインのカデンツァを用いているのも興味津々。大曲の構成力もさることながら、グリュンフェルトや彼自身の編曲によるシュトラウスのワルツ(ことに「芸術家の生涯」)の華麗なパラフレーズで示す鮮やかな技巧も聴きものです。
 収録曲のうちシューベルト/リストの「セレナード」、ミハウォフスキの「小犬のワルツ」パラフレーズ、シレテル編の「ウィーン気質」(曲目欄**印)は大英図書館所蔵のSP盤を初復刻。
 それ以外はかつてPearlからリリースされた音源を原盤権者Pavilion Recordsからライセンスしてデジタル化、アンドルー・ハリファックスが最新技術でピッチの補正や回転ムラの修正のほか可能な限りオリジナルの音に戻し、悲運の伝説的名手のピアノが蘇りました。

 1926年~1931年/ADD/MONO(Pearl音源は当時の復刻時に付加された微小なステレオ・リバーブを含む)

 復刻:アンドルー・ハリファックストランスファー:ロジャー・ビアズリートランスファー:カール・ジェンキンズ(大英図書館)**
 



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ATS


24bit/96kHzマスタリングによる高音質MQA CD。通常のCDプレイヤーでも再生できます。

ATS1000-2
ATS1000-2
MQA CD
\2700→\2490
トスカニーニ、ヴェルディ「レクイエム」
 1951年カーネギー・ホール、ステレオ・ライヴ


ヴェルディ:レクイエム(全曲)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBC交響楽団
ラルフ・ハンター指揮
ロバート・ショー合唱団
ヘルヴァ・ネルリ(ソプラノ)
フェードラ・バルビエリ(メゾ・ソプラノ)
ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(テノール)
チェーザレ・シエピ(バス)

1951年1月27日
カーネギー・ホール・ライヴ
ステレオ録音


 トスカニーニ傑作中の傑作、1951年の「ヴェルディ:レクイエム」にステレオ録音が存在しておりました!といっても初めからステレオ収録を行ったわけではなく、偶然にもマイクが二カ所に同時に立っていたという事情によります。
 右チャンネル、左チャンネルは異なるレコーダーによる録音故に、もちろん合成による不安定な箇所もありますが、伸びやかで良く歌う木管、艶やかな弦楽の妙技、歌手の堂々たる歌唱が見事にとらえられております。
 芸術鑑賞に十分なクオリティです。

 この名演は、イタリア、ミラノにある音楽家専用の老人ホーム「カーサ・ヴェルディ」(ダニエル・シュミットのドキュメンタリー映画『トスカの接吻』でも有名)への基金のための演奏会で8Hスタジオでなくカーネギーホールで行われました。
 正に万感を込めての超絶的ライヴ。


 トスカニーニがこだわったヴァイオリン両翼、低弦左側のオーケストラ配置が存分に堪能できる貴重な一枚がMQA CDで甦ります。
 写真も初めて公開される珍しいもので1950年4月のNBC響アメリカ国内ツアー時のリハーサル風景です。
 さらに気鋭のジャーナリスト、ネストル・カスティリオーネ氏による書下ろし記事(対訳付)がつきます。

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ATS1002/1003-2
ATS1002/1003-2
(2CD)
\4000→\3790
クレンペラー、最後の「復活」ライヴ

マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」
オットー・クレンペラー指揮
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
アンヌ・フィンリー(ソプラノ)
アルフレダ・ホジソン(アルト)
ヴィルヘルム・ピッツ指揮
ニュー・フィルハーモニア合唱団

1971年5月16日
ロイヤル・フェスティヴァル・ホール・ライヴ
ステレオ録音

 クレンペラー最晩年、そして最後の「復活」指揮となった伝説のライヴが復活。演奏時間が実に100分になんなんとする驚異の遅さ。
 それでいて音楽は停滞せずに推進力を保つという恐るべき名演。
 クレンペラーは「復活」演奏において史上最速と史上最長を自ら記録したと言われております。

 聴くものの脳髄に鉄槌を下す強烈演奏。
 スコットランドで活躍したソプラノ、アンヌ・フィンリー、テンシュテットも重用した名アルト、アルフレダ・ホジソン、そして合唱はバイロイトで時代を築いたヴィルヘルム・ピッツが指揮。万全の体制です。
 終楽章の神秘的な鳴りっぷりには感動あるのみ。

 ステレオ録音ではありますが広がりに乏しいことは残念ですが、鑑賞には差し支えございません。



<メジャー・レーベル>

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DG



4868898
(CD)
\3400→\3190
〔デラックス盤〕
《デイヴィッド・ギャレット~Immortal》
 1) ドビュッシー:美しい夕暮れ、
 2) J.S.バッハ:コラール『主よ、人の望みの喜びよ』(カンタータ第147番『心と口と行いと生活で』BWV147より第10曲)、
 3) ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ イ長調Op.1 No.7より第5楽章、
 4) ジョン・ウィリアムズ:映画『シンドラーのリスト』のテーマ、
 5) チャイコフスキー:感傷的なワルツOp.51 No.6、
 6) クライスラー:狩り(カルティエの様式によるカプリース)、
 7) プッチーニ:誰も寝てはならぬ(歌劇『トゥーランドット』より)、
 8) パガニーニ:カンタービレ ニ長調、
 9) マスネ:エレジー(メロディ)、
 10) ブラームス:『ハンガリー舞曲集』WoO1より第17番嬰ヘ短調、
 11) メンデルスゾーン:甘い思い出(『無言歌集』第1巻Op.19bより第1曲)、
 12) ノヴァーチェク:常動曲、
 13) シベリウス:組曲『ベルシャザール王の饗宴』Op.51より第3曲:夜想曲、
 14) モーツァルト:ディヴェルティメント第17番ニ長調K.334より第3楽章、
 15) ショスタコーヴィチ:ワルツ第2番(『舞台管弦楽のための組曲』より第7曲)、
 16) ギャレット/ヘイウッド:Deux Guitares、17) ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27より第3楽章、
 18) ヴィエニャフスキ:伝説曲Op.17、19) クライスラー:マルティーニの様式によるアンダンティーノ、
 20) サラサーテ:アンダルシアのロマンス(『スペイン舞曲集』Op.22より第1曲)、

 [ボーナス・トラック]
  21) シューマン:『3つのロマンス』Op.94より第2曲、
  22) ヘンデル:リコーダー・ソナタ イ短調HWV362より第1楽章、
  23) プロコフィエフ:組曲『三つのオレンジへの恋』Op.33aより第3曲:行進曲、
  24) シューベルト:水車職人と小川(歌曲集『美しき水車小屋の娘』D795より第19曲)、
  25) ショパン:別れの曲(『練習曲集』Op.10より第3曲)

  (ヴァイオリン、ピアノ、ギターと管弦楽編:
   D.ギャレット&F.ファン・デル・ヘイデン[1, 3-5, 8-10, 12, 20-24]、
   D.ギャレット&J.ヘイウッド[2, 6, 7, 11, 13-15, 17-19, 25])
 
デイヴィッド・ギャレット(ヴァイオリン)、
ジュリアン・クエンティン(ピアノ)、
フランク・ファン・デル・ヘイデン(ギター&指揮)
オーケストラ・ザ・プレゼント

4868897
(CD)
\3100→\2890
〔通常盤〕
《デイヴィッド・ギャレット~Immortal》
 1) ドビュッシー:美しい夕暮れ、
 2) J.S.バッハ:コラール『主よ、人の望みの喜びよ』(カンタータ第147番『心と口と行いと生活で』BWV147より第10曲)、
 3) ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ イ長調Op.1 No.7より第5楽章、
 4) ジョン・ウィリアムズ:映画『シンドラーのリスト』のテーマ、
 5) チャイコフスキー:感傷的なワルツOp.51 No.6、
 6) クライスラー:狩り(カルティエの様式によるカプリス)、
 7) プッチーニ:誰も寝てはならぬ(歌劇『トゥーランドット』より)、
 8) パガニーニ:カンタービレ ニ長調、
 9) マスネ:エレジー(メロディ)、
 10) ブラームス:『ハンガリー舞曲集』WoO1より第17番嬰ヘ短調、
 11) メンデルスゾーン:甘い思い出(『無言歌集』第1巻Op.19bより第1曲)、
 12) ノヴァーチェク:常動曲、
 13) シベリウス:組曲『ベルシャザール王の饗宴』Op.51より第3曲:夜想曲、
 14) モーツァルト:ディヴェルティメント第17番ニ長調K.334より第3楽章、
 15) ショスタコーヴィチ:ワルツ第2番(『舞台管弦楽のための組曲』より第7曲)、
 16) ギャレット/ヘイウッド:Deux Guitares、17) ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27より第3楽章、
 18) ヴィエニャフスキ:伝説曲Op.17、
 19) クライスラー:マルティーニの様式によるアンダンティーノ、
 20) サラサーテ:アンダルシアのロマンス(『スペイン舞曲集』Op.22より第1曲)、
 
 (ヴァイオリン、ピアノ、ギターと管弦楽編:
  D.ギャレット&F.ファン・デル・ヘイデン[1, 3-5, 8-10, 12, 20]、
  D.ギャレット&J.ヘイウッド[2, 6, 7, 11, 13-15, 17-19])
 
4868901
(2LP)
\7100
《デイヴィッド・ギャレット~Immortal》
《LP 1》
[Side A]
 1) ドビュッシー:美しい夕暮れ、
 2) J.S.バッハ:コラール『主よ、人の望みの喜びよ』
  (カンタータ第147番『心と口と行いと生活で』BWV147より第10曲)、
 3) ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ イ長調Op.1 No.7より第5楽章、
 4) ジョン・ウィリアムズ:映画『シンドラーのリスト』のテーマ、
 5) チャイコフスキー:感傷的なワルツOp.51 No.6 /
[Side B]
 1) クライスラー:狩り(カルティエの様式によるカプリス)、
 2) プッチーニ:誰も寝てはならぬ(歌劇『トゥーランドット』より)、
 3) パガニーニ:カンタービレ ニ長調、
 4) マスネ:エレジー(メロディ)、
 5) ブラームス:『ハンガリー舞曲集』WoO1より第17番嬰ヘ短調/
《LP 2》
[Side A]
 1) メンデルスゾーン:甘い思い出(『無言歌集』第1巻Op.19bより第1曲)、
 2) ノヴァーチェク:常動曲、
 3) シベリウス:組曲『ベルシャザール王の饗宴』Op.51より第3曲:夜想曲、
 4) モーツァルト:ディヴェルティメント第17番ニ長調K.334より第3楽章、
 5) ショスタコーヴィチ:ワルツ第2番(『舞台管弦楽のための組曲』より第7曲)/
[Side B]
 1) ギャレット/ヘイウッド:Deux Guitares、
 2) ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27より第3楽章、
 3) ヴィエニャフスキ:伝説曲Op.17、
 4) クライスラー:マルティーニの様式によるアンダンティーノ、
 5) サラサーテ:アンダルシアのロマンス(『スペイン舞曲集』Op.22より第1曲)

 (ヴァイオリン、ピアノ、ギターと管弦楽編:
  D.ギャレット&F.ファン・デル・ヘイデン[LP 1: Side A:1, 3-5, Side B: 3-5, LP 2: Side A: 2, Side B: 5]、
  D.ギャレット&J.ヘイウッド[LP 1: Side A: 2, Side B: 1, 2, LP 2: Side A: 1, 3-5, Side B: 2-4])
 

 スター・ヴァイオリニストがクラシックの“不朽”の遺産にさらなる“永遠性”を追い求めた意欲的なプロジェクト

 【録音】2026年2月、オランダ、ヒルフェルスム、Heuvellaan Studio-1


 ●世界的に活躍しているドイツ系アメリカ人のヴァイオリニスト、デイヴィッド・ギャレットがドイツ・グラモフォンより最新アルバム『Immortal』を発売します。
 これはクラシック音楽の“不朽”の遺産に捧げられた、デイヴィッドの個人的で意欲的なプロジェクトです。
 モーツァルト、ドビュッシー、ジョン・ウィリアムズなどの偉大な作曲家たちに敬意を表し、それらの作品が現代的でありながらも非常に人間的な視点を通して新たに再構築されています。
 指揮者のフランク・ファン・デル・ヘイデンや作曲家のジョン・ヘイウッドとともにデイヴィッドがすべての曲をヴァイオリン、ピアノ、ギターと管弦楽用に編曲。
 それぞれの楽曲は緻密に作り上げられ、デイヴィッドの深い音楽的理解と本物であることへの揺るぎないこだわりが表れています。2022年に発売された前作『アイコニック(Iconic)』はゴールドディスクを獲得していますが、世代間をつなぎ、本物であることを尊重し、そしてタイトル通り“永遠性”を追い求める今回のアルバムは、デイヴィッドの芸術の歩みにおいて重要な転換点となるでしょう。
 録音にはピアニストのジュリアン・クエンティン、ギターと指揮のフランク・ファン・デル・ヘイデンとオーケストラ・ザ・プレゼントも参加しています。

 ●「“不朽”に近いものについて語るとしたら、芸術、特に音楽は時代を超えて存続するものとして際立ち、不朽という概念に向き合っているものです…この12ヵ月間、私はそれぞれの作曲家の楽曲の真価を十分に発揮させることを自らの責務としました」(デイヴィッド・ギャレット)
 







<国内盤> 

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ARTE DELL'ARCO



ADJ 10001
(4CD)
\6600
鈴木秀美&オーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)
 創設25周年記念
ハイドン:交響曲選集 第1集
鈴木秀美(指揮)
オーケストラ・リベラ・クラシカ
 [CD1]
  1-4. 交響曲 第44番 ホ短調 Hob.I-44「 悲しみ」
    録音:2002年11月29日/浜離宮朝日ホール
  5-8. 交響曲 第45番 嬰ヘ短調 Hob.I-45「 告別」
    録音:2004年6月18日/浜離宮朝日ホール
  9-12. 交響曲 第46番 ロ長調 Hob.I-46
    録音:2003年7月4日/浜離宮朝日ホール
 [CD2]
  1-4. 交響曲 第52番 ハ短調 Hob.I-52
    録音:2004年2月20日/浜離宮朝日ホール
  5-8. 交響曲 第53番 ニ長調 Hob.I-53「 帝国」
    録音:2003年5月2日/浜離宮朝日ホール
  9. 交響曲 第53番 第4楽章 異稿
    録音:2003年1月31日/浜離宮朝日ホール
  10-13. 交響曲 第55番 変ホ長調 Hob.I-55「 学校の先生」
    録音:2003年10月3日/浜離宮朝日ホール
 [CD3]
  1-4. 交響曲 第86番 ニ長調 Hob.I-86
    録音:2007年6月29日/浜離宮朝日ホール
  5-8. 交響曲 第87番 イ長調 Hob.I-87
    録音:2013年6月8日/上野学園 石橋メモリアルホール
  9-12. 交響曲 第88番 ト長調 Hob.I-88
    録音:2009年10月17日/浜離宮朝日ホール
 [CD4]
  1-4. 交響曲 第98番 変ロ長調 Hob.I-98
    録音:2016年6月18日/三鷹市芸術文化センター
  5-8. 交響曲 第104番 ニ長調 Hob.I-104「 ロンドン」
    録音:2019年11月9日/上野学園 石橋メモリアルホール

 鈴木秀美とオーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)創設25周年記念、ついにハイドン交響曲集成(4CD)が発売!
 名エンジニヤ櫻井卓氏のオリジナル録音をAltus斎藤啓介氏が丁寧にリマスタリング。こんなにも生々しく躍動的で美しい音楽であったとは! 新マスタリング。

 録音:2002-2019年(ライヴ)
 オリジナル録音:櫻井卓
 2026年リマスター:斎藤啓介( Altus Music)

 世の中に『ハイドン・ファン』は、実は多い。そんな方々が喜んで下さることを心から願っている。 鈴木秀美

 オーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)はハイドンに魅せられた鈴木秀美氏が、ハイドンを演奏するために、さらに古典派の音楽の正しき演奏を目指し2001年に創設されました。
 2002年に浜離宮朝日ホールで第一回目のコンサートを開き、はや25年になります。当初より演奏会の全プログラムをライヴ収録し毎回の演奏会をCDで発売すると云う型破りなリリースですでに約50タイトルを発表。
 この度オーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)創設25周年にあたり、待望の交響曲選集発売のはこびとなりました。
 選集第1弾はハイドン男盛り40代、エスターハージ宮廷勤め中期の傑作「悲しみ」から始まり、ハイドンの創意が躍如する50番台。高名となるも、パリを知らないハイドンでしたが、なんと本人不在のパリで人気爆発!モーツァルト以上に好評を博し大編成となる80番台。
 たびたびの渡英要請を奥ゆかしく辞退していたハイドンでしたが58歳で宮廷をよしたのち、イギリスに渡り大成功をおさめた「ロンドン」までの全11曲を厳選収録。
 また鈴木秀美氏がハイドンに魅せられるきっかけの一つとなった快作「帝国」は異版のフィナーレも収録されています。エスターハージ侯の宮廷オーケストラ時代の見事に凝集された楽器編成によるユニークな楽曲に始まり、ハイドンが人気を獲得していく過程で編成も大きく、多彩になりパリやロンドンでの堂々たる古典大交響曲の編成にたどり着くまでの道程を厳選された曲目で追体験できることもこの選集の楽しみの一つです。

 解説書には鈴木秀美氏自ら筆を執ったライナーノート、また曲目ごと正確で詳細なメンバー編成表(曲が進むごとに大編成になるのが一目瞭然)も収められております。
 真にオーセンティックなハイドンの交響曲を聴く醍醐味を堪能できる1セットと申せましょう。

 
 
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ADJ 10002
(2CD)
\3850
鈴木秀美&オーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)
 創設25周年記念
C.P.E.バッハ、ハイドン、ボッケリーニ:チェロ協奏曲集

 [CD1]
  1-3. C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲 イ短調 Wq.170
    録音:2005年10月21日/浜離宮朝日ホール
  4-6. ハイドン:チェロ協奏曲 ハ長調 Hob.VIIb-1
    録音:2002年11月29日/浜離宮朝日ホール
  7-9. ハイドン:チェロ協奏曲 ニ長調 Hob.VIIb-2
    録音:2003年7月4日/浜離宮朝日ホール
 [CD2]
  1-3. ボッケリーニ:チェロ協奏曲 ト長調 G.480
    録音:2005年2月11日/浜離宮朝日ホール
  4-6. ボッケリーニ:チェロ協奏曲 ニ長調 G.483
    録音:2007年10月18日/浜離宮朝日ホール
鈴木秀美(指揮&チェロ独奏)
オーケストラ・リベラ・クラシカ

 鈴木秀美とオーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)創設25周年記念。ハイドン、ボッケリーニ、C.P.E.バッハ、鈴木秀美のチェロ協奏曲集、鈴木秀美の有無を言わせぬ迫真白熱のチェロに打ちのめされる100分!

 録音:2002-2007年(ライヴ) オリジナル録音:櫻井卓
 2026年リマスター:斎藤啓介( Altus Music)

 18世紀には音楽の《良い趣味(bon gout)》が問われた。聴かれる方がこの録音の『趣味』に眉を顰められないでいて下さることを心から願っている。 —鈴木秀美

 鈴木秀美氏のチェロ独奏と指揮による古典派協奏曲集。
 秀美氏熱愛のボッケリーニの協奏曲2曲、これを聴いてしまうと誇大でなく他の人が聴けなくなる様な思いにかられます。
 ハイドンも名盤で知られるドイツ・ハルモニア・ムンディ盤を上回る白熱!さらにライヴでのすさまじい技巧が迫真の迫力を生みチェロの醍醐味、ガット弦の味わいを堪能、聴く人をして釘付けに!
 また伴奏のOLCの気高い演奏も聴きもので、名人櫻井卓氏による録音も素晴らしく弦楽器のリアルな質感、天に放出されるかのような管楽器などが見事にマイクにとらえられており、さらに言えば秀美氏迫真のチェロとオケの融合感、楽器の質感、空間感、そのすべてがデジタル臭のない絶品のアナログ録音を彷彿とさせ、まさに演奏芸術、録音芸術の極まった逸品と申すことができましょう。
 ライヴ録音の最高峰のひとつといっても過言でなく、間違いなく鈴木秀美氏のチェロ芸術の最高の一つとなりましょう。

 
 




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国内ソニー



SICC19098
(SACD Hybrid)
\3850
ファビオ・ルイージ(指揮)
 NHK交響楽団
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
NHK交響楽団
ファビオ・ルイージ(指揮)
 録音:2026年4月16,17日、東京、サントリーホールでのライヴ 

 2026年9月に創立100周年を迎えるNHK交響楽団。その記念すべき年を目前に、首席指揮者ファビオ・ルイージと取り組んだマーラー:交響曲第5番が登場します。

 ルイージとN響は、これまでにもマーラー作品で着実に成果を重ねてきましたが、この第5番では、両者の関係がさらに深まったことを実感させる充実した演奏を聴かせます。
 第1楽章「葬送行進曲」の重々しい足取りから、第2楽章の荒れ狂うような激情、第3楽章スケルツォの巨大なうねりへ。そこから一転して、名高い第4楽章「アダージェット」では、時間が静かに止まったかのような美しい世界が広がります。そして終楽章では、それまでの苦悩を振り払うかのように音楽が大きく解き放たれていきます。

 暗闇から光へ。

 マーラー第5番が持つ壮大なドラマを、ルイージは細部を精緻に磨き上げながら、決して小さくまとめることなく大きな流れとして描き出します。そしてN響は、重厚な低弦、輝かしい金管、繊細な木管、そして豊かな弦の響きで、その構想に力強く応えています。
 100周年を目前にしたN響の充実ぶりと、ルイージとの現在地を刻んだ、注目のライヴ録音。サントリーホールで生まれた熱気と緊張感をそのまま閉じ込めた、堂々たるマーラー第5番です。



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マイスター・ミュージック


MM-4556
 MM-4556
(1CD)
\3520
マリア・エステル・グスマン(ギター)
 『親しき友人たち』


C.ティラオ:ミロンガ・デ・ドン・タコ
A.ピアソラ:アディオス・ノニーノ
A.ピアソラ:チキリン・デ・バチン
I.アルベニス:セビリアの聖体祭~『イベリア』第1巻 第3曲
J.S.バッハ:コラール「目覚めよと呼ぶ声あり」BWV645
G.F.ヘンデル:アリア「私を泣かせて下さい」
G.F.ヘンデル:アラ・ホーンパイプ
M.プレトリウス:4つの舞曲
S.アサド:ヴァルセアナ~『アクアレル』より
S.デルガド・ジョパルト:親しき友人たち
マリア・エステル・グスマン(ギター)

編曲:
第2~7曲 マリア・エステル・グスマン
第8~11曲 ジョン・ウィリアムス

2026年7月25日発売
スタジオ録音
 
作曲家ロドリーゴにして「セゴビアの後継者」といわしめ、その完璧なテクニックと高い音楽性で「ギター界の女王」と称えられるマリア・エステル・グスマン。その経歴は華々しく、11歳でスペイン国営放送局主催コンクール優勝、1986年のアンドレス・セゴビア国際コンクール優勝を初め世界の主要13の国際ギターコンクールにて優勝、2012年にはセゴビア財団よりアンドレス・セゴビア賞のメダルを授与されています。
 古典、近代、現代に渡る今回のプログラムは、多彩な楽曲が1本の糸の様に紡がれ、その対比が美しく聴き手を楽しませます。マリア・エステル自身による編曲7曲中、特に興味深いのはアルベニス。オリジナルがピアノ作品である同曲は、和声的・対位法的な豊かさ、音の密度、そしてリズムの複雑さで知られ、ギターへの編曲と演奏はかなりの困難を伴います。本作の聴き所のひとつといえます。

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MM-2198
 MM-4557
(1CD)
\3520
ネッロ・サンティ(指揮)&NHK交響楽団
 『火の鳥』組曲、『運命』


ストラヴィンスキー:
 バレエ組曲『火の鳥』(1919年版)

ベートーヴェン:
 交響曲第5番 ハ短調 Op.67『運命』
ネッロ・サンティ(指揮)
NHK交響楽団

ライヴ録音:
『火の鳥』:2009年11月20、21日
『運命』:2010年10月27、28日
NHKホール、東京

 膨大なレパートリーを全て暗譜で指揮することでも知られ、「トスカニーニの後継」とも称されたマエストロ、ネッロ・サンティ[1931-2020]。特にオペラ指揮者として高い人気を誇った彼が2009年と2010年に来日し、NHK交響楽団を指揮した数少ないオーケストラ・ワークスを今回リマスター。緻密かつダイナミックなスケール感を持った鮮やかなタクトで聴く名作二題です。

 サンティはオーケストラの配置にもこだわりがあり、下手に第1ヴァイオリン、上手に第2ヴァイオリンを配置、第1ヴァイオリンとチェロの後方にコントラバスが並ぶ対向配置を採用していました。このことにより、旋律の掛け合いや正面後方からの低音楽器の響きなど、より立体的な音場を得る事に効果がありました。




LAPLACE RECORDS


LPDCD124
\3300
桜井大士(ヴァイオリン)
 フランク&シューマン ヴァイオリンソナタ

 1-4. ロベルト・シューマン(1810-56):
  ヴァイオリンソナタ 第2番 ニ短調 作品121
   1. 第1楽章/2. 第2楽章/3. 第3楽章/4. 第4楽章
 5. シューマン:リーダークライス 第5曲「月の夜」
 6. シューマン:詩人の恋 第1曲「美しい五月に」
 7. シューマン:ミルテの花 第24曲「君は花のように」
 8-11. セザール・フランク(1822-90):ヴァイオリンソナタ イ長調 M.8
   8. 第1楽章/9. 第2楽章/10. 第3楽章/11. 第4楽章
 12. フランク:前奏曲、フーガと変奏曲 ロ短調 作品18
桜井大士(ヴァイオリン)
冨田楓(ピアノ)

 《録音》2025年11月18日&19日三鷹市芸術センター 風のホール
 収録時間:78分

 ヴァイオリンソナタの最高峰として名高い二つの傑作を収録。本盤の演奏は、大曲にありがちな重厚さや鈍重さとは無縁で、血のかよったグルーヴ感と、脈打つような躍動感に満ちています。
 現代的なスマートさを備えつつも、きわめて情熱的。二つの名曲が本来持つ鮮烈さと生命力を、あらためて浮かび上がらせています。
 カップリングには、シューマン歌曲より《月の夜》《美しい五月に》《君は花のように》という珠玉の名作と、さらにフランクの名曲《前奏曲、フーガと変奏曲》を収録。ソナタの宇宙から、濃密な抒情の世界へと聴き手を誘う一枚です。
 


<映像>

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C MAJOR/FINE ARTS MUSIC(映像)



FAMBD 0001
(12Blu-ray)
\17600
バーンスタイン企画・指揮・司会
 全53回の壮大な教育番組
  バーンスタイン・ヤング・ピープルズ・コンサート
    その貴重な映像を集大成
ニューヨーク・フィルハーモニック
 ■VOL.1( 15時間43分/すべて白黒)
  BD1
   1.音楽とは?/2.アメリカ音楽とは?/3.オーケストレーションとは?/
   4.交響曲はどのように作られるの?
  BD2
   5.古典派音楽ってなに?/6.音楽の中のユーモア/7.協奏曲ってなに?/
   8.グスタフ・マーラーってだれ?/9.コンサートホールで聴く民俗音楽
  BD3
   10.印象主義ってなに?/11.ハッピー・バースデー、イーゴリ・ストラヴィンスキー/
   12.旋律ってなに?/13.アメリカ音楽ってなに?/
   14.コンサートホールで聴くジャズ
  BD4
   15-17.若手演奏家による3つの演奏[小澤征爾、リン・ハレル、ゲイリー・カー、ほか]
     プロデューサー&ディレクター:ロジャー・イングランド
    ディレクター(エピソード1~3):チャールズ・S・デュビン
 ■VOL.2( 15時間/エピソード6-11のみカラー)
  BD1
   1.ソナタ形式ってなに?/2.シベリウスへのトリビュート/
   3.音楽の原子:音程について学ぼう/4.オーケストラのサウンド
  BD2
   5.ショスタコーヴィチの誕生日へのトリビュート/6.旋法ってなに?/
   7.4分の3拍子のウィーンに乾杯/
   8.クイズ・コンサート:あなたの「音楽度」は?/9. ベルリオーズ、旅に出る
  BD3
   10.バレエの中の2羽の鳥たち/11.《フィデリオ》:人生の賛美/
   12.現在・過去・未来の珍しい楽器たち/13.序曲と前奏曲/
   14.アーロン・コープランドの誕生日会
  BD4
   15-17.若手演奏家による3つの演奏[クラウディオ・アバド、アンドレ・ワッツ、ほか]
     プロデューサー&ディレクター:ロジャー・イングランド
 ■VOL.3( 16時間30分/エピソード1-5, 16 のみ白黒)
  BD1
   1.パリへの道/2.ホールの音/3.教師たちへの賛辞/
   4.パウル・ヒンデミットの天才性/5.さらば民族主義
  BD2
   6.チャールズ・アイヴズ:アメリカの先駆者/7.同窓会/
   8.永遠のベートーヴェン/9.幻想的変奏曲/10.改変されたバッハ
  BD3
   11.交響楽団の解剖/12.コープランドを称えて/
   13.リヒャルト・シュトラウスはこう語った/
   14.リストと悪魔/15.ホルスト:『惑星』
  BD4
   16-18.若手演奏家による3つの演奏
    [ジェームズ・デプリースト、ジャック・ウトマン、
     エド・デ・ワールト、ヤンウク・キム、ほか]
      プロデューサー&ディレクター:ロジャー・イングランド

 ヤング・ピープルズ・コンサート完全集成、音楽教育の奇跡が甦る!
 レナード・バーンスタイン、その芸術と情熱の結晶

 ※日本独自企画

 ※限定生産盤

 画面:4:3 / 1080i 白黒 / カラー/音声:PCMステレオ/リージョン:All/BD50
 字幕:独、伊、韓、日本語/原語:英語/総収録時間:47時間13分

 レナード・バーンスタイン(1918-1990)が自身の人生を振り返った際、最も誇りに思う「仕事」の一つとして挙げていたのが『ヤング・ピープルズ・コンサート』です。
 バーンスタインは1958年、ニューヨーク・フィルハーモニックとともにこのシリーズを開始しました。カーネギーホールやリンカーンセンターで行われたコンサートは、米CBSによって全米に放送され、子どもたちにクラシック音楽の魅力を伝える画期的な音楽教育番組となりました。バーンスタインは企画・指揮・司会を務め、シリーズは1972年まで全53回にわたって制作されました。
 難解と思われがちなクラシック音楽を、演奏を交えながら親しみやすく解説するバーンスタインの語り口は、子どもだけでなく大人をも魅了します。自らピアノを演奏し、ときには弾き語りを披露するなど、その卓越した音楽性と教育者としての才能が存分に発揮されています。
 バーンスタインの類まれな音楽的才能と教育への情熱が結実した『ヤング・ピープルズ・コンサート』は、クラシック音楽への格好の入門編であると同時に、音楽の本質を学ぶための貴重な映像遺産でもあります。半世紀以上を経た今日なお、世代を超えて多くの人々を魅了し続けています。

 本BOXは、その貴重な映像を集大成した決定版として発売されるものです。
 バーンスタインの比類なき芸術性、そして聴衆との距離を瞬時に縮める卓越したコミュニケーション能力を存分に堪能できる内容となっています。
 さらに、国立音楽大学大学院教授・音楽教育学者の瀧川淳氏による書き下ろし解説を収録。『ヤング・ピープルズ・コンサート』の歴史的意義と音楽教育における価値を多角的に読み解き、その魅力をより深く味わうことができます。

 第1集
 エピソード1~17と『ヤング・パフォーマンス』第1~3回を収録。アメリカ音楽、協奏曲、ジャズなど多彩なテーマを取り上げ、コープランドやエリック・ドルフィーら豪華ゲストも登場。バーンスタイン自身の演奏や歌を交えた解説も魅力です。

 第2集
 14のエピソードと若手演奏家による3つのコンサートを収録。ビートルズの「アンド・アイ・ラヴ・ハー」を用いたソナタ形式の解説や、ショスタコーヴィチ、コープランド特集などを収録。16歳のアンドレ・ワッツやクラウディオ・アバドの貴重な映像も見どころです。

 第3集
 18のエピソードを収録。ホールの音響や恩師フリッツ・ライナーへの賛辞、ベートーヴェン特集など、多彩なテーマを展開。
 「同窓会」ではアンドレ・ワッツらシリーズ出身の若手演奏家が再登場し、ジェームズ・デプリーストやエド・デ・ワールトらの貴重な若き日の演奏も収められています。

 
 


<LP>


RCO LIVE(LP)


RCO 26007
(2LP)
\6800
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB.107
 [Side 1] 第1楽章:Allegro moderato (20:17)
 [Side 2] 第2楽章:
  Adagio. Sehr feierlich und sehr langsam (21:15)
 [Side 3] 第3楽章:
  Scherzo. Sehr schnell - Trio. Etwas langsamer (9:35)
 [Side 4] 第4楽章:Finale. Bewegt, doch nicht schnell (12:07)
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)

 優秀録音。ヤンソンス&コンセルトヘボウ、円熟のブルックナー第7番。アナログ盤で遂に登場!

 録音:2012年12月23・25日 アムステルダム、コンセルトへボウ
 収録時間:63分16秒
 33 1/3 rpm/180g重量盤

 エドゥアルト・ファン・ベイヌムが首席指揮者を務めた1945~1959年以来、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団は世界有数のブルックナー演奏の伝統を築いてきました。
 そして2004年から2015年まで同楽団の首席指揮者を務めた故マリス・ヤンソンスは、その輝かしい歴史に新たな一章を加えました。
 ヤンソンスは、ブルックナーの音楽においては壮大さ以上に洗練こそが重要であると考え、楽団が受け継いできた伝統を尊重しながら、響きの細部を徹底的に磨き上げました。
 彼のブルックナーは決して大仰ではなく、温かく脈打つ生命力に満ちています。リズムは単に正確に刻まれるのではなく、聴き手に深く体感されるものとして息づいています。
 本録音は、ブルックナーに国際的な成功をもたらし、今日なお絶大な人気を誇る《交響曲第7番》を収めたものです。
 ヤンソンスならではの親密さとエネルギーを兼ね備えた解釈が、この記念碑的作品の魅力を余すところなく伝えています。

 録音された2012年は、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートやザルツブルク音楽祭への出演、さらにバイエルン放送交響楽団との来日公演でのベートーヴェン・シリーズ成功など、ヤンソンスが世界各地で精力的な活動を続けていた充実の年でした。
 その旺盛な創造力と充実した音楽性は、この演奏にも鮮やかに刻み込まれています。
 首席指揮者在任中にヤンソンスが追求した、どこまでも磨き抜かれた美の表現と、コンセルトヘボウ管弦楽団ならではの極上の響き。
 その結晶ともいえる本盤は、優秀録音としても高い評価を受けています。
 もともとは《交響曲第6番》とのカップリングとしてSACD Hybrid盤で発売されていたものですが、今回初めて《交響曲第7番》単独の180グラム重量盤LPとしてリリースされます。

 
 





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