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7/21(火)紹介新譜 41タイトル
マイナー・レーベル新譜


ACCENTUS MUSIC



ACC 30694CD
\3400
ゲヒンガー・カントライ
J.S.バッハ:《モテット集》

 《歌え、主に向かいて新しい歌を》 BWV 225
 《御霊はわれらの弱さを助けたもう》 BWV 226
 《イエス、わが喜び》 BWV 227
 《恐れるな、われ汝とともにあり》 BWV 228
 《来たれ、イエスよ、来たれ》 BWV 229
 《すべての異邦人よ、主をほめたたえよ》 BWV 230
ゲヒンガー・カントライ
ハンス=クリストフ・ラーデマン(指揮)

 世界屈指のバッハ演奏団体ゲヒンガー・カントライが放つ待望の《モテット集》

 録音:2025年11月 タウバーフィルハーモニー、ヴァイカースハイム
 収録時間:64分40秒

 ハンス=クリストフ・ラーデマン率いるゲヒンガー・カントライによるJ.S.バッハの《モテット集》。
 本録音のために綿密な準備のもとで行われた演奏会シリーズを経て、2025年11月にヴァイカースハイムのタウバーフィルハーモニーで収録されたアルバムです。
 透明感あふれる響き、豊かな表現力、そして生き生きとした歴史的演奏解釈が高い次元で融合しています。
 
 バッハのモテットは、合唱レパートリーの中でもとりわけ傑出した作品群として知られています。親密で内面的な信仰の表現から二重合唱による壮麗な響きに至るまで、対位法の妙技、深い感情表現、そして8声部による高度な技巧が織りなす豊穣な音楽世界が展開されます。
 緻密に調和した器楽パートの彩りが合唱を支え、作品にさらなる透明感と柔軟性をもたらしています。
 
 ゲヒンガー・カントライは長年にわたり、正確さと機動力、そして直接的な表現力を兼ね備えた独自のサウンドで、バッハ演奏の第一線を担ってきました。
 ラーデマンの指揮のもと、このアンサンブルは歴史的演奏解釈を単なる様式の再現ではなく、作品に秘められた感情の力と複雑な構造を再発見するための手段として捉えています。
 その芸術的個性は、ことに本モテット集において鮮やかに発揮されています。透明な響き、言葉への鋭敏な感受性、そして躍動感に満ちた音楽的エネルギーが、この演奏の大きな魅力となっています。

 
 




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LSO LIVE



LSO 0895
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)&ロンドン交響楽団
 チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 op.74《悲愴》
 ムソルグスキー:《ホヴァーンシチナ》前奏曲
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
ロンドン交響楽団

 ノセダが率いるロシア音楽2篇!チャイコフスキーの雄大な旋律、そしてムソルグスキーの幻想的な抒情

 録音:2020年1月30日、2月9日(ムソルグスキー)、2023年12月6-7日(チャイコフスキー)バービカン・ホール、ロンドン(ライヴ録音)
 収録時間:49分30秒
 SACD層:5.1 multi-channel

 ロンドン交響楽団の首席客演指揮者ジャナンドレア・ノセダには、ロシア音楽の伝統への深い理解で
も知られています。チャイコフスキーの《悲愴》と、ムソルグスキーの《ホヴァーンシチナ》前奏曲を録音しました。
 《悲愴》では、不吉な運命を予感させる冒頭から、絶望と悲しみが静かに消え入る終結部に至るまで、まさにその感情そのもの。作品が持つ色彩豊かな響き、雄大な旋律、そして胸を締めつけるような繊細さを余すところなく引き出しています。
 カップリングはさらにロシアの歴史の核心へと迫る楽曲。ムソルグスキーの《ホヴァーンシチナ》前奏曲は、モスクワ川に夜明けが訪れ、街がゆっくりと目覚めていく情景を描き出す、幻想的で深い叙情を湛えた作品です。
 ノセダの指揮のもと、静謐で神秘的なロシアの風景が広がっています。
 




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NAIVE



V 9093
(2CD)
\3800→\3590
クリスティアン・マチェラル(指揮)&フランス国立管
 マーラー(1860-1911):交響曲第2番《復活》

 [CD1] 第1楽章
 [CD2] 第2~5楽章
クリスティアン・マチェラル(指揮)
フランス国立管弦楽団
ハンナ=エリーザベト・ミュラー(ソプラノ)
カレン・カーギル(メゾ・ソプラノ)
フランス放送合唱団(合唱指揮:リオネル・ショウ)

 弦楽器の抜群の透明感、管楽器の瑞々しい息吹、マチェラル×フランス国立管弦楽団による《復活》!

 録音:2024年10月24・25日 オーディトリウム、メゾン・ド・ラ・ラジオ・エ・ド・ラ・ミュジック(パリ)(ライヴ)
 収録時間:86分00秒

 2024年10月24日と25日の二夜にわたりパリで行われた、フランス国立管弦楽団とその音楽監督マチェラルによるマーラー交響曲第2番《復活》の登場。これまでフランス国立管弦楽団とはフランスのレパートリーに力を注いできた1980年ルーマニア出身の指揮者マチェラルは、1958年11月13日にレナード・バーンスタインがパリで初めて大成功を収めた際に指揮したのと同じ《復活》に、しかも同じフランス国立管弦楽団とともに果敢に挑みました。バーンスタインから70年以上を経て、マチェラルは、伝説的な先人の壮大で荘重な解釈とは正反対ともいえるヴィジョンを提示。室内楽を思わせる繊細さと牧歌的な温かさが前面に感じられ、音楽のテクスチュアは驚くほど軽やかとなっております。弦楽器の透明感が抜群で、それに応えるように、木管楽器も瑞々しい息吹に満ち、フランスのオーケストラ特有の降り注ぐような明るさで響きます。
 大音量の部分でも各パートの細部まで感じられるようなクリアな演奏で、旋律の豊かな歌にも驚かされます。ソプラノには世界の名だたる歌劇場で活躍、リサイタルや音楽祭でも世界の第一線で活躍しているハンナ=エリーザベト・ミュラー、そしてメゾ・ソプラノには同じく世界の名だたる歌劇場で活躍し、マーラーの名歌手としても存在感を放つ琥珀色の深みを帯びた声のカレン・カーギルを迎えております。カーギルは2026年11月に予定されているラトル指揮のバイエルン放送交響楽団来日公演での《復活》にも登場予定。ここでも深く息の長い歌で存在感が際立っています。終始、自然でしなやかであり、この交響曲を形作る多彩な音風景の数々にもかかわらず、その統一性は見事に保たれています。繊細さとみずみずしさに満ちたマーラーの《復活》です。

 

V 9027
\3500
オペラ座での夜 ジャン=ポール・ガスパリアン(ピアノ)
 フランツ・リスト(1811-1886):
  1. リゴレット(演奏会用パラフレーズ)(ヴェルディ) S.434
  2.「ドン・カルロ」の祝典の合唱と葬送行進曲(ヴェルディ) S.435 R.268
  3-4.「アイーダ」から神前の踊りと終幕の二重唱(ヴェルディ) S.436 R.269
  5.「トロヴァトーレ」のミゼレーレによる演奏会用パラフレーズ(ヴェルディ) S.433 R.266
 ジギスムント・タールベルク(1812-1871):
  6. ベッリーニ《ノルマ》より「カスタティーヴァ」
 フランツ・リスト:
  7.「ノルマ」の回想(ベッリーニ) S.394 R.133
  8-9.「おお, お前, 優しい夕星よ(」ワーグナー:《タンホイザー》より) S.444 R.277
  10.「イゾルデの愛の死」(ワーグナー:《トリスタンとイゾルデ》より) S.447 R.280

 録音:2025年3月 グスタフ・マーラー・ホール(イタリア)
 収録時間:71分

 フランスの名手、1995年生まれのジャン=ポール・ガスパリアンが、リストによる超絶技巧作品に挑戦しました。リストがヴェルディ、ベッリーニ、ワーグナーの主題やモティーフをもとに生み出したパラフレーズ集です。
 1829年のオーベール《婚約者》による《大幻想曲》から、1882年の《ボッカネグラの回想》に至るまで、リストは、およそ30人の作曲家たちの作品を、作曲者たちに敬意をこめてピアノ独奏用に「パラフレーズ」しました。当時もっとも大衆的な芸術であったオペラを愛する聴衆への、そして作曲家たちへの、ひとつの愛の行為であったといえます。その数は約60曲にのぼります。その中核をなすのは、ベッリーニ、ドニゼッティ、マイアベーア、モーツァルト、そしてとりわけヴェルディ(9作品)とワーグナー(14作品)です。
 ガスパリアンはここでリストのパラフレーズ作品群から極めつけの楽曲をセレクトしました。鍵盤はきらめく閃光のような輝きに満ち、指先はいたずら好きな小妖精のように飛び回り、その残像は聴き手の心に鮮やかに刻み込まれます。
 壮麗なリスト作品群に加え、リスト(やショパン)と同時代に生き、比肩するほどの名ピアニストでもあったタールベルクによる静謐な《カスタ・ディーヴァ》も収録。
 ガスパリアンが豊かな歌の持ち主であることも聴き手に印象づけます。まだ30代にして、その演奏様式は熱烈かつ深くロマンティックであり、華やかなヴィルトゥオジティと詩情豊かな内面性が見事に溶け合っております。
 




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PENTATONE



PTC 5187417
\3000→\2790
フランチェスコ・ピエモンテージ(ピアノ)
 マンフレート・ホーネック(指揮)&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
  ブラームスの協奏曲第1番と独奏曲

 ブラームス:
  ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15
   1. I. Maestoso/2. II. Adagio/
   3. III. Rondo. Allegro non troppo
  ピアノのための6つの小品 Op.118
   4. 間奏曲 イ短調/5. 間奏曲 イ長調/
   6. バラード ト短調/7. 間奏曲 ヘ短調/
   8. ロマンス ヘ長調/9. 間奏曲 変ホ短調
フランチェスコ・ピエモンテージ(ピアノ)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
マンフレート・ホーネック(指揮)

 ブラームスのピアノ技法が満載!重厚壮大な協奏曲第1番と晩年の凝縮された独奏曲

 録音:(1-3)2025年12月18・19日 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス(ライヴ)
  (4-9)2025年12月 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス(セッション)
 収録時間:70分38秒

 2025年にリリースされたブラームスのピアノ協奏曲第2番(PTC-5187461)に続くアルバム。メインとなるピアノ協奏曲第1番はシューマンの悲劇的な精神崩壊の後に作曲され、ブラームス自身の芸術的アイデンティティの模索、悲しみや責任、周囲の期待との葛藤を映し出したもので、強烈な感情表現と交響曲的な壮大さを備えた傑作です。
 カップリングは晩年の名品「6つのピアノ小品 Op.118」。これらの作品には協奏曲から30年以上を経て作曲されたこれらの小品には、内省、別れ、そして凝縮された表現美が宿っています。
 「間奏曲 イ長調」の慰めに満ちた温かさから、ブラームスの最も暗い表現の一つとも評される「間奏曲 変ホ短調」の孤独性まで、若き日の激動を描いた協奏曲と見事な対照を成しています。
 
 ピエモンテージのピアノはブラームス特有の重さや暗さをしっかりと宿しつつも、どこか一片の明るさを感じさせる語り口。
 協奏曲と独奏曲を組み合わせることでブラームスの音楽に多角的に切り込んでおり、その魅力をより倍増させています。
 
 

PTC 5187527
\3000
震える大地 ~
 ヤナーチェク&カプラーロヴァー:弦楽四重奏曲集
シグナム弦楽四重奏団
  レオシュ・ヤナーチェク(1854-1928):モラヴィア民謡集より 第1曲「 愛」
   カミラ・シュトスロヴァーのためのアルバム JW VIII/33より
    「もはや二度と戻れないように」「 私の限りない幸福」「 あなたを待っています!」
 
  レフ・トルストイ(1828-1910):ヘ長調のワルツ
 
  レオシュ・ヤナーチェク:
   弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
   モラヴィア民謡集より 第38曲「 別れ」
   カミラ・シュトスロヴァーのためのアルバム」 JW VIII/33より
    「約束の時間にあなたをお待ちしています!」
    「未来をほんのひと目だけでも見通せたなら!」
 
  ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940):
   弦楽四重奏曲 Op.8/瞬間 Op.18より「白いハンカチを振る彼」
 
  レオシュ・ヤナーチェク:
   カミラ・シュトスロヴァーのためのアルバム JW VIII/33より「 虹のすべての色」
   モラヴィア民謡集より 第29曲「恋文」
   カミラ・シュトスロヴァーのためのアルバム JW VIII/33より
    「ただ盲目の運命にすぎないのか?」
    「カミラ、愛しいカミルカよ—今になって初めて愛とは何かを感じています」
    弦楽四重奏曲第2番「 内緒の手紙」
   カミラ・シュトスロヴァーのためのアルバム JW VIII/33より
    「ああ来ておくれ、待ち焦がれたその時よ!」「 金の指輪」
   モラヴィア民謡集より 第17曲「 この花は誰のために」

 ヤナーチェクと夭折の女性作曲家カプラーロヴァー、チェコの弦楽四重奏曲の精粋を聴く

 録音:2025年12月9-12日 ドイツ、ゼンドザール・ブレーメン
 収録時間:81分57秒

 チェコ音楽の巨匠ヤナーチェクが遺した2つの傑作弦楽四重奏曲を中心に、同じくチェコに生まれた夭折の女性作曲家ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァーの「弦楽四重奏曲 Op.8」を組み合わせた意欲的なアルバム。
 民俗音楽への深い愛着と激しい感情表現が結実したヤナーチェクの音楽に、若きカプラーロヴァーの瑞々しくも確かな個性が鮮やかな対比を成しています。
 さらに「モラヴィア民謡詩」や「カミラ・シュトスロヴァーのためのアルバム」らの小品が作品間を結び、恋人カミラの面影が漂う繊細な物語を形成。
 現代屈指のカルテット〈シグナム弦楽四重奏団〉が、長年親しんできたレパートリーに新たな光を当てた注目盤です。
 





DECURIO


DEC014
\3700
エレジー~ショーソン、ババジャニヤン、ラフマニノフ
 ショーソン:ピアノ三重奏曲ト短調 Op.3
 アルノ・ババジャニヤン (1921-1983):ピアノ三重奏曲嬰ヘ短調
 ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲第1番ト短調
シュヴァルツェンベルク・トリオ
 【フランツ=マルクス・ズィーゲルト(ヴァイオリン)、
  ローランド・リンデンタール(チェロ)、
  ハンナ・バッハマン(ピアノ)】

 ウィーン放送響のコンサート・マスターのフランツ=マルクス・ズィーゲルト、ウィーン・フォルクスオーパーの首席チェリスト、ローランド・リンデンタール、ベーゼンドルファー280 Vienna Concertを鳴らし切るハンナ・バッハマンによるシュヴァルツェンベルク・トリオがフランス、アルメニア、ロシアの作品に挑戦。いずれも短調で悲歌的な音楽で、美しくナイーヴな感覚に満ちています。
 
 


DEC013
\3700
シベリウス:ピアノ五重奏曲と小品集
 ジャン・シベリウス (1865-1957):
  即興曲ロ短調Op.5-5/即興曲ホ長調Op.5-6/
  スケッチOp.76-1/悲歌的にOp.76-10/
  おどけた行進曲Op.97-4/練習曲Op.76-2/
  思い出Op.99-3/ノヴェレッテOp.94-2/
  故郷にてOp.74-4/ロマンスOp.24-9/
  アラベスクOp.76-9/白樺Op.75-4/
  もみの木Op.75-5/悲しきワルツOp.44/
  ピアノ五重奏曲ト短調JS.159/即興曲ト短調Op.5-1
アニカ・トロイトラー(ピアノ)
アリス四重奏団
 【アンナ・カタリーナ・ウィルダームス、
  ノエミ・ジッパーリング(ヴァイオリン)、
  カスパー・ヴィンツェンス(ヴィオラ)、
  ルーカス・ジーバー(チェロ)】

 シベリウスといえばまずオーケストラ曲が思い浮かびますが、初期のピアノ五重奏曲は1890年にハルヴォルセンのヴァイオリン、ブゾーニのピアノという超豪華なメンバーで部分初演された力強く大胆な隠れた名品。
 彼は北欧的な透明感と叙情性にあふれたピアノ曲も多数の残していて、交響曲とは違う面を垣間見せてくれます。
 1990年生まれのピアニスト、アニカ・トロイトラーはロストックとハノーファーで学んだ正統派ドイツ・ピアニズムを継承する期待の星。
 
 

DEC012
\3700
ジェラシー~
 ヤコブ・ゲーゼ:ヴァイオリンとオーケストラのための作品集

  ヤコブ・ゲーゼ:
   (1) タンゴ「ジェラシー」
    (オリジナル・サロンオーケストラ版)
   (2) 甘い秘密(ヴァルス・レント)
   (3) 心のセレナード
   (4) マッジドゥーディ(フォックストロット)
   (5) ナターシャ(ロシアン・ワルツ)
   (6) ヴァレンティーノ(タンゴ・フォックストロット)
   (7) セレナード
   (8) ロマネスカ(タンゴ)
   (9) 愛の組曲~1. 最初の出逢い
   (10) 愛の組曲~2. 恋に落ちて
   (11) 愛の組曲~3. 真紅の薔薇
   (12) ヴァルス・カプリッチョ
   (13) カンツォネッタ
   (14) タンゴ「ジェラシー」(オーケストラ版)
ニクラス・ヴァレンティン(ヴァイオリン)
ナビル・シェハタ(指揮)
南ヴェストファーレン・フィルハーモニー管弦楽団

 タイトルは知らなくても、誰もが必ず耳にしたことのあるタンゴ「ジェラシー」。作曲者はデンマーク出身のヤコブ・ゲーゼ(1879-1963)。
 「ジェラシー」のみが有名ですが、実は多作家で、自身がヴァイオリニストだったこともあり効果的なソロを含む作品を残しています。
 彼の作品を13曲も収録した嬉しいアルバムの登場です。多くが世界初録音で、いずれも人好きするメロディーにあふれ魅了されます。
 代表作「ジェラシー」は広く知られる大オーケストラ版と、1925年コペンハーゲンでの初演時に演奏されたサロン・オーケストラ用オリジナル版の2種を収録。
 元ベルリン・フィルの首席コントラバス奏者だったエジプト系のナビル・シェハタが切れの良いリズムの指揮でゲーゼの作品を蘇られています。
 





INDESENS CALLIOPE RECORDS

IC099S
\3400
タブラ・ラサ ― ペルト:作品集
 アルヴォ・ペルト:
  第Ⅰ部:明晰 ― 純粋性の起源
   1. 鏡の中の鏡(ピアノ)
   2. アリーナのために(ピアノ)
   3. スンマ(サクソフォン四重奏版)
  第II部:瞑想 ― 鏡の深層
   4. 鏡の中の鏡(チェロとピアノ)
   5. フラトレス(チェロとピアノ)
   6. インテルヴァロ(ピアノ)
   7. 東と西
  第Ⅲ部:輝きと救済 ― 断絶から永遠へ
   8. 鏡の中の鏡(トランペットとピアノ)
   9-11. B-A-C-Hの主題による小協奏曲
   12. カントゥス―ベンジャミン・ブリテンの思い出に
エリック・オービエ(トランペット)[9-12]
ブノワ・ドー(トランペット)[8]
フランソワ・ドーデ(ピアノ)[4, 5]
ダヴィド・ルーヴェルス(チェロ)[4, 5]
フィリップ・ギヨン=エルベール(ピアノ)[1, 2, 6, 8]
サクサニア四重奏団[3]
サヴォワ地方管弦楽団[7, 9-12]
ニコラ・シャルヴァン(指揮)[7, 9-12]

 フランスの名手たちが集結!ペルトの音楽的変容をたどる旅!

 エストニアの巨匠アルヴォ・ペルトの創作の軌跡を、「実験期」「沈黙の時代」「ティンティナブリ様式」という3つの視点からたどる注目のアルバム。
 初期のモダニズム的作品から、《アリーナのために》《鏡の中の鏡》に代表される静謐なティンティナブリ様式まで、ペルトが築いた2つの音楽言語の変遷を描き出します。
 本アルバムでは、楽器編成の違いによって異なる響きを持つ3種類の 《鏡の中の鏡》 を、作品全体の軸となる節目として配置。それぞれが音楽的な呼吸となり、アルバム全体をひとつの儀式のような流れへと導きます。
 Indesens Calliope Recordsのレーベル・プロデューサーを務め、トランペット奏者としても活動しているブノワ・ドーをはじめ、フランス屈指の演奏家が集結。
 フランス楽派の精緻なアンサンブルと、バルト海の神秘性が融合した、静謐で深い精神性に満ちたペルト解釈を描き出します。

 2014年ー2025年
 
 

IC117
\3200
子ども時代の香り ~
 コスマ、プーランク、ラヴェル:サクソフォン作品集

  ラヴェル(エドゥアール・ドゥラル編):
   マ・メール・ロワ
  ウラジミール・コスマ(b.1940):父の栄光
   (マルセル・パニョルの原作に基づく)
  プーランク:小象ババールの物語
サクソ・ヴォーチェ
ブリジット・フォッセー(語り)

 モーリス・ラヴェルが描く魅惑的な世界、ウラジミール・コスマの音楽によって鮮やかに蘇るマルセル・パニョルの子供時代の思い出、そしてフランシス・プーランクが手がけた愛すべき子象ババールの冒険。
 本アルバムは、クラシックの名作から親しみやすい物語の世界まで、多彩なレパートリーを独自の編曲で再構築。原曲の精神を保ちながらも、サクソフォンならではの豊かな音色と繊細なニュアンスが、作品に新たな色彩と息吹を与えています。
 ジェローム・ララン、原博巳、大石将紀と組んだサクソフォン四重奏団でも活躍したフランスのサクソフォン奏者、ティボー・カナヴァルが2012年に結成したサクソフォン・アンサンブル、サクソ・ヴォーチェ(SAXO VOCE)と、名女優ブリジット・フォッセーの繊細な語りが、聴く者を童話と幼き日の記憶が織りなす魔法の世界へと誘います。

 2023年7月、2024年4月&11月(フランス)
 
 


IC116
\3200
ヴェロニク・ボンヌカズ(ピアノ)
 二人のフランツ ~ シューベルト、リスト:ピアノ作品集

 シューベルト:幻想曲ハ長調 《さすらい人幻想曲》D.760
 リスト:
  君はわが憩い S.558-3(シューベルト D.776 による)
  水車職人と小川 S.565-2(シューベルト D.795 による)
  さすらい人 S.558-11(シューベルト D.489 による)
  糸を紡ぐグレートヒェン S.558-8
   (シューベルト D.118による)
  海の静けさ S.558-5(シューベルト D.216 による)
  ウィーンの夜会 S.427(シューベルトの主題による)
ヴェロニク・ボンヌカズ(ピアノ)

 カーネギーホールやモーツァルテウムなど世界的舞台で活躍する国際的ピアニスト、ヴェロニク・ボンヌカズ。
 本アルバムは、シューベルトの傑作と、それをもとにリストが編曲・再創造した作品を通じて、二人のロマン派の天才による親密な対話を描き出します。
 繊細な抒情と華麗なヴィルトゥオジティ、そして深い感情表現が融合した演奏は、ピアノという楽器の可能性を極限まで引き出し、ときにオーケストラのような壮大な響きを生み出します。

 2025年12月15日ー17日、スタジオ・ド・ムードン(フランス)
 
 

IC083
\3200
ヴァルス ~ ギター作品集 リアット・コーエン(ギター)
 ゼキーニャ・ジ・アブレウ/ヴァルジール・アゼヴェード:ティコ・ティコ・ブラジレイロ/
 アストル・ピアソラ:リベルタンゴ/アントニオ・ラウロ:ラ・ネグラ/
 ローラン・ディアンス:タンゴ・アン・スカイ/
 アントニオ・ラウロ:ベネズエラ風ワルツ第2番 / ベネズエラ風ワルツ第3番/
 アグスティン・バリオス:ワルツ Op.8-4/ローラン・ディアンス:フエゴ/
 アストル・ピアソラ:ブエノスアイレスの春(プリマヴェーラ・ポルテーニャ)/
 アレクサンドル・タンスマン:ワルツ・カプリース / ロマンティック・ワルツ/
 アグスティン・バリオス:春のワルツ/エイトル・ヴィラ=ロボス:ワルツ・ショーロ/
 マヌエル・ポンセ:ワルツ/フェルナンド・ソル:ワルツ第1番 / ワルツ第4番/
 フランシスコ・タレガ:大ワルツ/ニキータ・コシュキン:アッシャー・ワルツ

 メディア(「ル・モンド」、「パリ・マッチ」など)から高く評価され、フランス財団賞を受賞するなど、国際的に活躍する世界屈指のギタリストの一人、リアット・コーエン。
 本アルバムは、ラテンアメリカからヨーロッパへと広がる"ワルツ"をテーマに、多彩な文化と時代を横断するプログラムです。
 ピアソラやヴィラ=ロボス、タンスマンから現代作品に至るまで、情熱的なリズム、叙情性、そして現代的な感覚が交錯し、親密でありながらオーケストラ的な響きを生み出します。
 コーエンは、その豊かな音楽性と卓越した技巧によって、ギターという楽器の多面的な魅力を余すところなく提示する注目の一枚です。

 2025年12月、エシェル・サウンド・スタジオ
 




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ONYX



ONYX4277
\3100→\2890
ドミンゴ・インドヤン(指揮)
 ロイヤル・リヴァプール・フィル
  ファリャ:管弦楽作品集

 ファリャ:
  バレエ音楽《三角帽子》第1組曲、第2組曲
  歌劇《はかなき人生》 より 間奏曲と舞曲
  オマージュ
  4つの讃歌
  バレエ組曲《恋は魔術師》
  ベティカ幻想曲(F.コーイ編/管弦楽版)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
ドミンゴ・インドヤン(指揮)

 インドヤン&RLPOの熱きファリャ作品集!

 ドミンゴ・インドヤン&ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(RLPO)が贈るファリャ作品集。シャブリエ、ドビュッシー、ラヴェルが手掛けたスペインにまつわる管弦楽作品を収録した前作に続くスペイン系プログラムで、イベロアメリカのベネズエラに生まれ、エル・システマで推進力を重視するリズム感や打楽器を活かした華やかなサウンドを学んだインドヤンには打ってつけの演目といえるでしょう。
 《三角帽子》《はかなき人生》《恋は魔術師》といった代表作へのアプローチにも注目ですが、2023年に初演されたフランシスコ・コーイの新編曲による管弦楽版《ベティカ幻想曲》の収録も大きなポイント。
 スペインの民俗音楽の鮮やかな色彩と、パリで吸収した近代フランス音楽の洗練さを兼ね備えたファリャの芸術をインドヤンが多角的に紹介する1枚です。

 2024年2月、4月&2025年11月、リヴァプール・フィルハーモニック・ホール(イギリス)
 





QUINTON


Q2608
\3700
タウエルンの小さな教会
 ヴォルフガング・プシュニヒ (1956-):歌劇「タウエルンの小さな教会」(2023)
漁師の娘:
 エヴァ・マリア・エガルター(ソプラノ)
人魚:エリーザベト・ヴルツァー(アルト)
漁師:ミハエル・ストルニシャ(テノール)
水の精:タラス・クジミチ(バス)
ヴォルフラム・ベルガー(語り)
モストフィアーテル・ビルンバイトラー五重奏団
ウィンドボナ五重奏団

 オーストリアのジャズ・ミュージシャン、ヴォルフガング・プシュニヒの古希を祝って制作されたアルバム。
 人魚の歌に魅せられ妻を裏切ったことで洪水となり、最後は死に至るケルンテン地方の伝承を基に、愛、罪悪感、贖罪をめぐる詩的な寓話となっています。
 親しみやすいメロディーとジャズ的な響きの管楽器が独特のサウンドを醸し出しています。主人公たちは標準ドイツ語を、状況を解説する合唱はケルンテン地方の方言を用いているのも民俗的な雰囲気で興味津々です。
 
 

Q2403
【旧譜】
\3700
アドリアン・エレート~接点
 モーツァルト:小カンタータ
  「無限なる宇宙の創造者を崇敬する汝らが」K.619
 エゴン・ヴェレス (1885-1974):時にOp.63(全3曲)
 アリベルト・ライマン (1936-2024):
  バリトンのためのヴォカリーズ I、
 シューベルト:流れの上でD.943*
 エゴン・ヴェレス:海の月夜
 モーツァルト:夕べの憩いK.523
 エゴン・ヴェレス:異郷からの歌Op.15(全3曲)
 アリベルト・ライマン:薔薇、海、太陽
 シューベルト:すみれD.786
 エゴン・ヴェレス:ウィーンの歌Op.82(全5曲)
アドリアン・エレート(バリトン)
クリストフ・トラクスラー(ピアノ)
タマーシュ・ヴァルガ(チェロ)*

 オーストリアの作曲家エゴン・ヴェレスの没後50年に際しアドリアン・エレートが世に問うたアルバムで、ピアノのトラクスラーとともに今年2026年の東京・春音楽祭でも披露しました。
 モーツァルトとシューベルトと現代のライマンを、ヴェレスを赤い糸と捉え直し結び付けています。
 
 

Q2304
【旧譜】
\3700
ハインツ・マレチェクのイノック・アーデン
 リヒャルト・シュトラウス (1864-1949):イノック・アーデン
ハインツ・マレチェク(朗読)
フロリアン・クルンペック(ピアノ)

 リヒャルト・シュトラウスの朗読とピアノのためのメロドラマ「イノック・アーデン」にオーストリアの名優ハインツ・マレツェク(1945-)が挑戦。
 ピアノは指揮者としても活躍するフロリアン・クルンペック。ピアニスティックでありながら交響詩のようにオーケストラ的なこの作品にはうってつけ。
 マレツェク迫真の演技に引き込まれます。
 
 

Q2203
【旧譜】
\3700
人生の歌~イヴァーン・エレート(1936-2019):歌曲集
 イヴァーン・エレート(1936-2019):
  (1)乳歯の歌Op.17より1,3,4,5,6曲
  (2)ワニ型すべり台Op.28(全6曲)
  (3)4つの歌Op.44
  (4)灰の上で歌うOp.65(全5曲)
  (5)傘寿の歌Op.95(全5曲)
ルイーズ・オルダー(ソプラノ)、
 ゲイリー・マシューマン(ピアノ)(1)
アドリアン・エレート(バリトン)、
 クリストフ・トラクスラー(ピアノ)(2)
ミヒャエル・ナジ(バリトン)、
 ズザンナ・クロフスキー(ピアノ)(3)
ヴィープケ・レームクール(メゾソプラノ)、
 パウル・リヴィニウス(ピアノ)(4)
アドリアン・エレート(バリトン)、
 エオン・カルテット(5)

 歌手アドリアン・エレートの父イヴァーンはハンガリー出身の作曲家。家族をアウシュヴィッツで殺され、その後ブダペストでカドシャにピアノ、サボーに作曲を師事、1956年のハンガリー動乱の際オーストリアへ移りウィーン国立音楽大学で学び、1989年からは教授として多くの弟子を育てました。
 そのなかにパトリシア・コパチンスカヤやキリル・ペトレンコが含まれるのに注目です。彼の歌曲は人生の重要な出来事と結びついています。
 子供たちに捧げた「乳歯の歌」と「ワニ型滑り台」、ポーランドに戒厳令が布告された際に作曲したソ連の詩人による4つの歌、幼年時の迫害と戦争中に虐殺されたユダヤ人への哀歌でる「灰の上で歌う」、死の前日に完成させた「傘寿の歌」など歴史の証人として再評価せねばならぬ存在です。
 
 

Q2201
【旧譜】
\3700
シューベルト:ピアノ・ソナタVol.2
 ピアノ・ソナタ第13番イ長調D.664
 ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.850
フロリアン・クルンペック(ピアノ)

 1978年生まれ、ブッフビンダー、オピッツ、レオンスカヤ、バレンボイムに師事したフロリアン・クルンペックは2011年に最年少でロストック北ドイツ・フィルの音楽監督に任命されるなど指揮とピアノ両面で注目される逸材。
 シューベルトを得意とし、これまでもピアノ・ソナタ全曲コンサートを行っています。彼のソナタ中、天国的な長調の2篇に挑戦。説得力溢れる演奏を聴かせます。
 
 

Q2002
\3700
ベートーヴェン、ピルヒナー、メンデルスゾーン:
 ピアノ三重奏曲集

  ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調Op.1-1
  ヴェルナー・ピルヒナー (1940-2001):「故郷?」PWV29b
  メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49
シュヴァルツェンベルク・トリオ
 【フランツ=マルクス・
  ズィーゲルト(ヴァイオリン)、
  ローランド・リンデンタール(チェロ)、
  ハンナ・バッハマン(ピアノ)】

 ウィーンを代表するピアノ三重奏団がベートーヴェンの作品1とメンデルスゾーンという明快で前向きな2篇と、ちょっと捉え難さのあるピルヒナーを間に挟んだ意欲的なアルバム。
 コロナ禍でコンサートがなくなった時期にステージではなくベーゼンドルファーの工房での録音、リスナーに「ステイホーム」で楽しんでもらえるようにという思いが込められています。
 
 

Q2001
【旧譜】
\3700
冬の旅/ノイヴィルト
 シューベルト:歌曲集「冬の旅」D.911(全曲)
ローランド・ノイヴィルト(歌)
フロリアン・クルンペック(ピアノ)

 シューベルトの「冬の旅」といえば巨匠歌手の名盤があまたありますが、驚きのアルバムの登場。歌っているのはローランド・ノイヴィルト(1950-)。
 俳優、ギタリスト、ベーシストとして自身のバンド「エクストレームシュランメルン」を率いウィーンの伝統音楽を継承するカリスマで、いわゆるクラシックの歌手ではありません。
 正統派ピアニストのフロリアン・クルンペックが原曲通りのピアノ・パートを奏するなか、つぶやきあるいは渋いシャンソンのようなしゃがれ声を淡々と聴かせます。
 しかし聴き進むにつれ、晩年のシューベルトの心の中に響いていたのはこれではないかと思えてくる不思議な説得力で、好悪はともかく「目から鱗」の「冬の旅」です。
 
 

Q1401
【旧譜】
\3700
私とお前-二重唱曲集
 メンデルスゾーン:6つの二重唱曲 Op.63
  【恋人よ打ち明けておくれ/渡り鳥の別れの歌/
   挨拶/秋の歌/民謡/すずらん】
 セザール・フランク:竹細工師の歌/太陽
 ペーター・コルネリウス (1824-1874):
  愛の試練/最高の愛の手紙/故郷をしのび/
  私とお前/裏切られた恋
 サン=サーンス:パストラール/おいで!
 アントン・ルビンシテイン:
  さすらい人の夜の歌/暗雲/天使/小鳥の歌/蓮の花
 カール・ミレッカー (1842-1899):別の響き、別の調
 べモーツァルト:「魔笛」~恋を知る殿方には
 メンデルスゾーン:夕べの歌
モニカ・ティス=エレート(ソプラノ)
アドリアン・エレート(バリトン)

 1970年生まれのオーストリアのバリトン、アドリアン・エレートと妻のソプラノ、モニカ・ティス=エレートによる二重唱。
 ドイツとフランスの作品(アントン・ルビンシテインもドイツ語の歌詞)で、あまり録音に恵まれていないため大歓迎。
 基本的にはハウスムジーク(家庭用音楽)ですが、オーストリアのオペレッタ作曲家ミレッカーの壮大な作品(世界初録音)など思いがけぬ発見にも心躍ります。
 




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CAPRICCIO



C5502
\2900→\2690
マイケル・フランシス&ラインラント=プファルツ州立フィル
ドイツ・ロマン派音楽の継承者
 ドホナーニ:交響曲第2番、ハンガリー牧歌

 エルンスト・フォン・ドホナーニ(1877-1960):
  1-4. 交響曲 第2番 ホ長調 Op. 40(1944)
   1. I. Allegro con brio, ma energico e appassionato
   2. II. Adagio pastorale, molto con sentimento
   3. III. Burla. Allegro
   4. IV. Introduzione,
    Variazioni con fuga sopra un corale de
     J. S. Bach, e Coda
  5-9. ハンガリー牧歌 Op. 32b(1924)
   5. I. Andante poco moto, rubato
   6. II. Presto, ma non tanto
   7. III. Allegro grazioso
   8. IV. Adagio non troppo
   9. V. Molto vivace
ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管
マイケル・フランシス(指揮)

 録音:2025年7月7-11日 ドイツ、Ludwigshafen, Philharmonie
 収録時間:74分

 エルネー・ドホナーニはバルトークとほぼ同時代のハンガリー人作曲家ですが、ドイツ語名のエルンスト・フォン・ドホナーニを名乗っていたことからもうかがわれるように、ブラームスに代表されるドイツ・ロマン派音楽の継承者を自認していました。
 生前はピアニストとして国際的な名声を誇り、教育者としてもアニー・フィッシャー、ゲザ・アンダ、ゲオルク・ショルティらを育てました。
 指揮者のクリストフ・フォン・ドホナーニは孫にあたります。
 交響曲第2番は、本格的な作曲は第2次大戦中に行われたものの、その構想は15年ほど前に遡るとされています。
 
 Allegro con brio, ma energico e appassionatoという指示の通り熱量の高い第1楽章、対照的に牧歌的でセンチメンタルな気配が漂うアダージョ、時にアメリカ音楽を思わせる軽妙なスケルツォ楽章を経て、バッハのコラールに基づく変奏曲に序奏とコーダの付いた壮大な最終楽章で結ばれる、演奏時間50分ほどの大作です。ピアノ曲を管弦楽編曲した「ハンガリー牧歌」は民族色豊かな音楽ですが、洗練されたオーケストレーションがこの作曲家の力量を示しています。
 バルトークのルーマニア民族舞曲と比較したくなることでしょう。
 マーラー版のベートーヴェン作品の録音が評判となったマイケル・フランシスとラインラント=プファルツ州立フィルがここでも切れ味よく、重量感もある演奏を聴かせてくれます。

 
 
 

C5566
(2CD)
\3700
ミロスラフ・カベラーチ:児童合唱のための作品集
 ミロスラフ・カベラーチ(1908-1979):
  【CD1】
   1-8. Detske hry, 子供の遊び Op. 21 N27 -
    児童合唱とオーケストラのために
   9-28. Zpivame 歌いましょう Op. 43 N56-
    児童合唱とクラリネット(またはピアノ)のために
   29-38. Zpivanky detem
    子供たちのための歌 第1集 Op. 16 N16-
     独唱とピアノのために
   39-46. Suita zpivanych obrazku z Modreho nebe
    組曲『青い空』より歌の情景 Op. 19a N23

     児童合唱(ユニゾン)と小オーケストラのために
  【CD2】
   1-8. Prirode 自然へ Op. 35, N47 - 児童合唱とピアノのために
   9-18. Zpevanky Detem 子供たちのための歌 第2集
    pro zpev a klavir 鳥の世界からOp. 23 N30 -
     独唱とピアノのために
   19-23. Detem 子供のために Op. 22, N29 -
    小オーケストラのための組曲
ベルリン・ドイツ・オペラ児童合唱団
イリーナ・ロスコヴァ(ピアノ)...CD1:9-38、CD2:9-18
エルダ・ラーロ(ピアノ)...CD2:1-8
クリスティアン・リンドホルスト(指揮)...CD1:9-38,CD2:1-18
ベルリン室内交響楽団...
 CD1:1-8、39-46、CD2:19-23
ユルゲン・ブルーンス(指揮)...
 CD1:1-8、39-46、CD2:19-23

 録音:2023年6月...Berlin, Philharmonie, Kammermusiksaal 2024年4月...Deutsche Oper Berlin

 CAPRICCIOレーベルが力を入れているカベラーチは、ショスタコーヴィチと同時代を生きたチェコの作曲家。
 シュテファン・ドールやアルブレヒト・マイヤーらを起用した室内楽曲集、ヤクブ・フルシャ指揮による交響曲第2番他に続く第3作は児童合唱曲集です。
 カベラーチはラジオ番組の制作に携わりつつ自ら指揮と作曲を行い、気安く楽しめる小品から時代の空気を映した重厚なオーケストラ曲まで数多くの作品を遺しました。
 児童合唱曲は言葉遊びや擬音を取り入れた親しみやすい音楽であると同時に、後年書かれる交響曲の素材にもなっており、彼の創作を理解する上で重要な作品群です。
 





CD ACCORD


ACD 357
\3800
対話 チェロとピアノのための作品集
 1-4. ヴァシル・バルヴィンスキー(1888-1963):
  組曲 - チェロとピアノのために...世界初録音
   1. Zaspiew/2. Humoreska/
   3. Kolysanka/4. Taniec
 5-7. ロベルト・シューマン(1810-1856):幻想小曲集 Op. 73
 8. フレデリック・ショパン(1810-1849):練習曲 Op. 25 No. 7
  (A.グラズノフ編曲によるチェロ&ピアノ版 ホ短調)
 9. ショパン:序奏と華麗なポロネーズ ハ長調 Op. 3
 10. セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
  ヴォカリーズOp. 34 No. 14
   (L.ローズ編曲によるチェロ&ピアノ版)
 11. アレクサンドラ・ブレイザ(1963-):
  Dead Butterflies 死んだ蝶- ピアノのために...世界初録音
バルヴィンスキー・デュオ
タラス・メンツィンスキー(チェロ)...1-10
アンナ・ステンピン=ヤスノフスカ(ピアノ)...1-11

 録音:2015年2月1-4日...1-10 2025年3月10日...11
 収録時間:61分

 ロシアの隣国であるポーランドとウクライナ出身の奏者が2012年に結成したバルヴィンスキー・デュオ。
 その名前はスターリン時代に楽譜をすべて焼かれた上にシベリアへ流刑とされたウクライナの作曲家の名前から採られています。
 バルヴィンスキーは10年にも及ぶ流刑から帰還すると、記憶をもとに主要な作品を再び書き留めたので、それらは今も演奏することが出来ます。
 このデュオにとって、その名前は不屈の精神の象徴。このアルバムの冒頭に置かれた組曲は2つの「歌」に快活なユモレスクとダンスの4楽章からなる演奏時間23分ほどの作品です。
 
 最後に置かれた「死んだ蝶」はポーランド人のブレイザが2022年に目にした光景に触発されて書いた作品。
 それは同年6月4日にキーウのソフィア大聖堂で行われた、ロシアの侵攻の犠牲となった子供たちを追悼する式典で、わが子を失った親たちがリンゴの木の枝に祈りの鈴を吊るす様子でした。ウクライナ風の旋律に鈴や教会の鐘を思わせる響きが混じる、シンプルながら敬虔な雰囲気のある小品です。
 間に挟まれた有名作曲家の作品と合わせて、このアルバムは「様々なコミュニケーションのかたち」をイメージしており、それを安全に奏で聴くことができるようにとの気持ちがこめられています。
 





NAXOS



8.574728
\2500
ボリス・ブロフツィン(ヴァイオリン)
 ブロッホ:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番、
  バール・シェム、組曲
ボリス・ブロフツィン(ヴァイオリン)
ダイアナ・ケトラー(ピアノ)...1-4、9-11
   エルネスト・ブロッホ(1880-1959)
    1. ヴァイオリン・ソナタ第2番「神秘の詩」(1924)
    2-4. バール・シェム -
     ヴァイオリンとピアノのためのハシディズムの生活による3つの絵(1923)
      2. I. Vidui 懺悔/3. II. Nigun 即興/4. III. Simchas Torah 歓喜
    5-8. 無伴奏ヴァイオリンのための組曲第1番(1958)
     5. Prelude -/6. Andante tranquillo -/
     7. Allegro - Andante -/8. Allegro energico
    9-11. ヴァイオリン・ソナタ第1番(1920)
     9. I. Agitato/10. II. Molto quieto/11. III. Moderato

 録音:2025年6月10-11日 ドイツ、ベルリン、イエス=キリスト教会
 収録時間:74分

 【樫本大進主宰の「ル・ポン国際音楽祭赤穂・姫路」の常連ブロフツィン、待望のソロ・アルバム!】
 モスクワ音楽院を首席卒業後に英国デビューを果たし、現在はウィーン市立音楽芸術大学(MUK)で教授を務めるボリス・ブロフツィン。ティボール・ヴァルガ国際コンクール優勝を機に、マリナーやネーメ・ヤルヴィらの指揮でスイス・ロマンド管弦楽団などの世界的楽団と共演を重ねてきました。
 ヴェルビエやザルツブルク、ルガーノ、エディンバラといった海外主要音楽祭のほか、樫本大進が主宰する「ル・ポン国際音楽祭」にも定期的に出演する彼が、「スペクトラム・コンサーツ・ベルリン」プロジェクトの一環としてブロッホ作品集をリリース。
 2つのソナタは、いずれも極めて個人的なテーマを探求した名作。第一次世界大戦の戦禍が影を落とす「第1番」に対し、夢に着想を得てグレゴリオ聖歌の旋律を散りばめた「第2番『神秘の詩』」が鮮やかな対比を描きます。
 さらに、ユダヤの伝統音楽旋律が憂鬱と熱狂を想起させる「バール・シェム」、ネオ・バロック様式を用いた「無伴奏ヴァイオリンのための組曲第1番」を収録。

 
 
 
8.579184
\2500
2台ギターのためのトランスクリプション
 1-3. フランツ・シューベルト(1797-1828):
  ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 Op. posth. 120 D. 664
 4. セザール・フランク(1822-1890):
  オルガンのための6つの小品 第3番 前奏曲、
   フーガと変奏 ロ短調 Op. 18 M. 30
 5-7. セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
  13の前奏曲 Op. 32より
   5. 第12番 嬰ト短調 Allegro
   6. 第10番 ロ短調 Lento
   7. 第5番 ト長調 Moderato
 8-20. ロベルト・シューマン(1810-1856):
  子供の情景 Op. 15
 
 ※全てセバスティアン・ロブレス(2001-)と
   シ・ジャンショア(2000-)による2台ギター編
 
ブルーヴェンデュオ(ギター・デュオ)
セバスティアン・ロブレスシ・ジャンショア

 録音:2025年10月23-24日 カナダ、オンタリオ、Newmarket、St. Paul's Anglican Church
 収録時間:58分

 カナダ出身のセバスティアン・ロブレスと中国出身のシ・ジャンショアにより結成された「ブルーヴェンデュオ」は2025年のGFA国際アンサンブル・コンクールで第1位を獲得したギター・デュオです。
 ここで聴けるのは、ピアノやオルガンの作品を、彼ら自身の手で原曲の持つ音楽的エッセンスと美しさに忠実なアレンジを施し、2台のギターへと落とし込んだ曲集です。
愛らしいシューマンの「子供の情景」、瑞々しい魅力を放つシューベルト、原曲よりも軽やかなテクスチャーを備えたフランク、繊細に移り変わる表情を見せるラフマニノフの作品などの2本のギターの響きが、おなじみの名曲たちに新たな色彩と新鮮な驚きをもたらす一枚です。







ONDINE


ODE 1512
\3000
サーリアホ:
 サーリコスキの詩による歌曲集、ヴィスタ、3つの前奏曲

  カイヤ・サーリアホ(1952-2023):
   1-5. Saarikoski Songs
    サーリコスキの詩による歌曲集(2013-20/2020-21)
   6-7. Vista ヴィスタ(2019)
   8-10. 3つの前奏曲 (1981)
 
 ※全て世界初録音
アヌ・コムシ(ソプラノ)...1-5、8-10
マルツィ・ニューマン(オルガン)...8-10
BBC交響楽団...1-7
サカリ・オラモ(指揮)...1-7

 2023年5月7日 ロンドン、バービカン・センター、バービカン・ホール(ライヴ)・・・1-5
 2024年9月16日 ヘルシンキ・ミュージック・センター(ライヴ)・・・8-10
 2024年11月12-13日 ロンドン、メイダ・ヴェール・スタジオ・・・6&7

 まだ録音されていなかったサーリアホの作品3作を、彼女の年来の友人たちが録音したアルバム。
 5曲から成る「サーリコスキ歌曲集」は詩人ペンッティ・サーリコスキ(1937-1983)が環境破壊、個人のエゴと社会・公共性との分断、フランスの田舎で抱いた希望などを綴った詩に曲を付けたもので、コロナ禍の中で作曲された第4曲と第5曲には恐怖、危機感、閉塞感といったものが感じられます。ピアノ伴奏で作曲された後に管弦楽化され、サーリアホが脳腫瘍の診断を受ける直前に完成しました。
 「ヴィスタ」はアメリカ・カリフォルニア州の高速道路、インターステート5号線をサンディエゴへ向けて南下するドライヴ中に浮かんだ作品。
 作品名はVista Points(展望台、絶景ポイント)の標識から採られており、3年がかりで取り組んだオペラ《イノセンス》を完成させた解放感と、太平洋沿いの雄大な景観から生まれた環境があたたかなサウンドに結実しています。
 「3つの前奏曲」はソプラノとオルガンのための歌曲集。サーリアホ初期の作品で、彼女が聖書のテキストに曲を付けたのはこれが唯一。
 彼女は20代でオルガン演奏に取り組んでおり、この作品では現代的でヴィルトゥオーゾ的なオルガン・パートを書いています。この作品の収録に使われたヘルシンキ・ミュージック・センターのオルガンはサーリアホの寄付によって賄われました。
 作曲家のよき理解者で協力者だったアヌ・コムシとサカリ・オラモ夫妻による真摯な演奏で。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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AUDITE



AU97846
\3200→\2990
クリュイタンスのルツェルン・ライヴ!
 若きイーゴリ・オイストラフとのハチャトゥリアン


 1. 拍手
 2-4. セザール・フランク(1822-1890):交響曲 ニ短調
  2. I. Lento - Allegro non troppo/
  3. II. Allegretto/4. III. Allegro non troppo
 5-7. アラム・ハチャトゥリアン(1903-1978):
  ヴァイオリン協奏曲 ニ短調*
   5. I. Allegro con fermezza
   6. II. Andante sostenuto
   7. III. Allegro vivace

イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン)*
フィルハーモニア管弦楽団
アンドレ・クリュイタンス(指揮)


 録音:1954年8月28日(ルツェルン音楽祭のライヴ) MONO スイス、ルツェルン、クンストハウス
 収録時間:70分

 【クリュイタンスのルツェルン・ライヴ!得意のフランクと若きI.オイストラフとのハチャトゥリアン】
 auditeレーベルがルツェルン音楽祭と提携して歴史的音源を復刻する「Lucerne Festival Historic Performances」にクリュイタンスが登場。
 1954年のルツェルン音楽祭の最終公演から2曲を収録しています。ベルギー生まれのクリュイタンスにとってフランクの交響曲は手の内に入ったレパートリーの一つ。
 1953年にはフランス国立放送管とセッション録音しており、ここに収録された演奏も循環形式による全体の構造をしっかりと掴みつつ、随所でドラマティックな高揚を見せる、起伏に富んだものとなっています。
 アルバム後半は当時23歳だったイーゴリ・オイストラフを迎えたハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲。彼はまだモスクワ音楽院在学中ながら、1952年のヴィエニャフスキ・コンクールで1位となり、翌53年にはフィルハーモニア管とこの曲を録音しています。
 両端楽章はかなり速いテンポながら、まるで楽しんでいるかのように表情豊か。オーケストラとの一体感も万全で、演奏後に盛大な拍手と歓声を浴びているのも納得です。
 クリュイタンスにはこの曲の公式録音が無いので、その点からも貴重な復刻です。
 



 店主が偏愛するヴァイオリニストの一人、イーゴリ・オイストラフ。
 
 早くから父にヴァイオリンを学んだイーゴリは、早い段階で完璧な技巧と清澄な音を備えていました。
 しかし多くの人はイーゴリを偉大なる父ダヴィッドと比べ、「ダヴィッドの再来」、あるいは「巨星の影に立たされた不幸な芸術家」と呼びました。

 でも少なくないイーゴリの大曲録音を実際に聴いた人は、ときに父親を超えるその技術と音楽性に驚嘆します。
 「ただの七光りじゃない!」と。


イーゴリ・オイストラフ
 1931年オデッサ生まれ。
 幼少期から父に師事し、早くから天才ヴァイオリニストとして注目された。
 1952年のヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝。
 1950年代以降、父ダヴィッドとのデュオ演奏で国際的に活躍。
 のちに単独でも指揮者・教授として活動し、ベルギーのブリュッセル王立音楽院で教鞭をとった。





URANIA RECORDS


WS121435
(2CD)
\3100
ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)
 チャイコフスキー:後期三大交響曲集


 チャイコフスキー:
  (1)交響曲第4番ヘ短調 Op.36
  (2)交響曲第5番ホ短調 Op.64
  (3)交響曲第6番ロ短調 Op.74 《悲愴》
  (4)スラヴ行進曲 変ロ短調 Op.31/イタリア奇想曲 Op.45
ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)
(1)ミネアポリス交響楽団
(2)(3)(4)
 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団

 ミトロプーロスのチャイコフスキーがまとめて復刻!

 20世紀の名指揮者、ディミトリ・ミトロプーロスが1940~50年代にミネアポリス交響楽団、ニューヨーク・フィルと収録したチャイコフスキーの交響曲録音から、第4、5、6番がまとめてUrania Recordsより復刻!
 ミトロプーロスのチャイコフスキーはこれまで断片的、散発的なリリースが続いていたため、まとめて入手できるようになったのは大歓迎。"ギリシャの哲人"によるチャイコフスキーの至芸に触れる絶好の機会です。

 録音:(1)1940年1月&11月 (2)1954年3月 (3)1957年11月 (4)1957年4月
 
 ※録音データはレーベル提供の情報をそのまま掲載しております。(代理店)
 
 

WS121436
(2CD)
\3100
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 チャイコフスキー&ラフマニノフ:ピアノ協奏曲集

 (1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
 (2)チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ第1番
 (3)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
 (4)ムソルグスキー:展覧会の絵
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
(1)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(1)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
(3)レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
(3)クルト・ザンデルリンク(指揮)

 リヒテルの超名演がUrania Recordsから復刻!

 数多あるリヒテルの録音の中でも屈指の完成度と高い人気を誇る名演、カラヤンとのチャイコフスキー《ピアノ協奏曲第1番》とザンデルリンクとのラフマニノフ《ピアノ協奏曲第2番》がUrania Recordsより復刻!チャイコフスキーの《ピアノ・ソナタ第1番》、さらにムソルグスキーの《展覧会の絵》もカップリングした充実の2枚組です。

 録音:(1)1962年9月(ウィーン)(2)1956年-1957年(モスクワ)(3)1959年(レニングラード)(4)1958年(モスクワ)
 
 ※録音データはレーベル提供の情報をそのまま掲載しております。(代理店)
 






<国内盤> 


APPELS



TPCM 00001
\3800
アペール/角野未来 角野未来(ピアノ)
 メル・ボニス(1858-1937):《伝説の女たち》
  1. メリザンド 作品109/2. デズデモーナ 作品101/3. オフィーリア 作品165/
  4. ヴィヴィアン 作品80/5. ポイペー 作品30/6. サロメ 作品100/7. オンファレ 作品86
 クロード・ドビュッシー(1862-1918):
  8. 喜びの島
 モーリス・ラヴェル(1875-1937):
  9. 夜のガスパール 第1曲「オンディーヌ」 / 
  10. 夜のガスパール 第2曲「絞首台」/11. 夜のガスパール 第3曲「スカルボ」
 ドビュッシー:
  12. ベルガマスク組曲「月の光」

 兄は角野隼斗。

 忘れられた女性作曲家に光を当てる。フランス音楽の名作と再発見の喜びを詰め込んだ、角野未来デビューアルバム

 録音:2026年2月26日・27日、4月28日/Sony Music Studios Studio 2(東京)

 角野未来のデビューアルバム『Appels』は、ドビュッシーとラヴェルという近代フランス音楽の巨匠に加え、同時代を生きながら長く埋もれていた女性作曲家メル・ボニスの作品集《伝説の女たち》を軸に構成された意欲的なアルバム。ベル・エポック時代のフランス音楽を新たな視点から再発見するとともに、メル・ボニス、ドビュッシー、ラヴェルという同時代の芸術家たちの響き合う魅力を堪能できるプログラムとなっています。
 また、本作は角野未来が立ち上げた新レーベル「Appels(アペール)」からの記念すべき第一弾アルバムです。「Appels」はフランス語で「呼びかけ」を意味し、その名のとおり、本作は埋もれていた名作や新たな音楽との出会いへと誘う一枚となっています。

 メル・ボニス(1858-1937)は、300曲以上の作品を残したフランスの女性作曲家です。パリ音楽院でドビュッシーと学び高い才能を認められながらも、時代の制約により十分な評価を得ることはありませんでした。《伝説の女たち》は、文学・神話・聖書に登場する7人の女性を描いたピアノ作品集です。近年、このタイトルは作曲家自身が付けたものではなく、出版社によって付けられたものとされていますが、それぞれの作品には共通するテーマ性が感じられ、ボニスならではの豊かな和声感覚と優れた描写力によって、多彩な女性像が鮮やかに描き出されています。
 アルバム後半にはドビュッシーとラヴェルの名作を収録。幻想性や色彩感、卓越したピアノ技巧を備えた作品群が、ボニスの音楽と響き合いながら、同時代のフランス芸術の豊かな世界を浮かび上がらせます。CDブックレットには、音楽学者の井上登喜子氏による楽曲解説と、文化史・ジェンダー研究家の吉原真里氏による寄稿が掲載されています。メル・ボニスの作品や生涯、そして彼女が生きた時代背景について、多角的な視点から理解を深めることができる内容となっています。
 なお、アルバムの最後に収録されているドビュッシー《月の光》は、配信予定のないCD限定トラックです。


角野未来

 1998年千葉県生まれ。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学を経て、同大学院音楽研究科を修了。2023年秋よりフランスに拠点を移し、リヨン国立高等音楽院マスター課程に在学中。アンリ・コワルスキ国際ピアノコンクール第1位(フランス)、第21回東京音楽コンクール第3位など国内外のコンクールで多数入賞。2020年度公益財団法人青山音楽財団奨学生。大学在学中に藝大クラヴィーア賞を受賞し、藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演。 また大学卒業に際しても、アカンサス音楽賞、同声会賞、藝大クラヴィーア賞を受賞した。東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、千葉交響楽団など数々のオーケストラと共演。NYカーネギーホールでの演奏会「The Passion of Music」に出演する他、国内外の多数の演奏会に出演するなど、演奏活動を行っている。これまでに金子勝子、有森博、吉田友昭、ジェローム・グランジョンの各氏に師事。







BLUE-T RECORDS



BLUE 2606
\3300
吉田友昭(ピアノ)
 ゴルトベルク変奏曲

 1-32. J.S.バッハ(1685-1750):
  ゴルトベルク変奏曲 BWV988
   1. アリア
   2-31. 第1-第30変奏
   32. アリア
吉田友昭(ピアノ)

 《録音》2026年3月27日、Blue-T Records スタジオ
 収録時間:79分

 東京藝術大学を経て20歳で渡欧、パリ国立高等音楽院ピアノ科・室内楽科をともに一等賞で卒業。第79回日本音楽コンクール第1位をはじめ、マリア・カラス、シドニーなど数々の国際コンクールで入賞を重ねてきたピアニスト・吉田友昭。待望のバッハ録音は、鍵盤音楽の最高峰《ゴルトベルク変奏曲》BWV988。

 アリアの主題から紡がれる30の変奏を、NYスタインウェイA3型の豊かな響きで描き出す。2026年3月、Blue-T Records四谷三丁目スタジオにて収録。

 「ゴルトベルクの録音は最難関に濃いからやってみたい。それが恋」と語る吉田自身の言葉どおり、長年温めてきた挑戦がついに結実した一枚。





EDITION HST


HST 124
\2800
F.L.ガスマン(1729 -1774):プシュケ・アリア集(HST-124) 
 Gassmann:Psiche Arias(HST-124)~
  オペラ『愛と心理(アモールとプシュケ)』(1765)より 
矢澤知嘉子;プシュケ(ソプラノ)
モチュオ久美;ヴェネレ(ソプラノ)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ 
リーダー;
 福本 牧(ヴァイオリン)、
 小原 圭(チェロ通奏低音)、他
スティーヴェン・エレリ(指揮)
 
「ガスマン:プシュケ・アリア集」グルック・オペラ改革 疾風怒濤に感化された!世界初録音!

 録音: 2024年8月30日 周南市(旧徳山)文化会館大ホール(山口県)にて、ライヴ収録

 ※「第一回周防徳山オペラ公演」のライヴ収録
 
 指揮のスティーヴェン・エレリはUKウエールズ出身、現在ウクライナ国立ドニプロ歌劇場監督。




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OMF

KCD 2104
\3300
西山まりえ (チェンバロ)
 中世ヨーロッパの鍵盤楽器

 ・クラヴィシンバルム撥弦 ─ 伊藤ハープシコード工房
  1. キリエ (作者不詳)2. 無題 (fol. 49v)(作者不詳)
  3. コンスタンツィア (作者不詳)
 ・クラヴィツィテリウム ─ 久保田チェンバロ工房
  4. 無題 (めでたし海の星)(作者不詳)
  5. このご婦人は決して我に情けをかけまい
   (作者不詳 原曲: F. ランディーニ)
  6. 聞きなさい、彼女が何を言ったのかを (作者不詳)
  7. 母なるマリアよ (作者不詳)
 ・クラヴィシンバルム打弦 ─ 久保田チェンバロ工房
  8. ああ、私の心のひと I (作者不詳)
  9. 「ミ」を基調とする同拍子のレデウンテス (作者不詳)
  10. どうかしている人の考えることは
   (作者不詳 原曲: P. de ムーラン)
  11. 私はその美しさを愛する (作者不詳)
  12. 無題 (作者不詳)
 ・クラヴィシンバルム撥弦 ─ 久保田チェンバロ工房
  13. あらゆる花々のうち (作者不詳 原曲: G. de マショー)
  14. ああ、私の心のひと II (作者不詳)
  15. ある日 (作者不詳)
  16. 恥じらい、恐れ、心配を
   (作者不詳 原曲: G. de マショー)
  17. わが眼に深き涙あふれ (F. ランディーニ)
 ・ポルタティーフ・オルガン ─ 須藤オルガン工房
  18. サルタレッロ III (作者不詳)
  19. サルタレッロ II (作者不詳)
  20. 春は来たりぬ (F. ランディーニ)
 ・ポルタティーフ・オルガン ─ マナオルゲルバウ
  21. 輝く星よ (作者不詳)
  22. 我が悲しき目よ (F. ランディーニ)
アーティスト: 西山まりえ
〈使用楽器〉
 久保田チェンバロ工房 ─ ク
  ラヴィシンバルム打弦 /
  クラヴィシンバルム撥弦 /
  クラヴィツィテリウム
 伊藤ハープシコード工房 ─
  クラヴィシンバルム撥弦
 須藤オルガン工房 ─
  ポルタティーフ・オルガン
 マナオルゲルバウ ─
  ポルタティーフ・オルガン

 録音会場: 相模湖交流センター
 録音日: 2025年7月
 録音フォーマット: DXD
 仕様: ジュエルケース仕様 曲目解説付き
 解説: 杉本周介

 ヨーロッパの600年を超えて伝わる図面をもとに、日本の名工によって想像と検証から復元された中世鍵盤楽器。
 ふだんはまず目にすることのないそれらの楽器の多くは構造的に繊細で、長く同じ状態を保つことが難しい。
 本作は、そうした6台の楽器が巡り合わせた、一期一会を記録したアルバムである。中世鍵盤音楽という歴史の背後に静かに佇んできた領域を、古楽界を牽引する西山まりえが、鮮やかに甦らせた。失われた音に灯りをともす試みは、鍵盤音楽史の空白を具体的に照らす、中世の音の宇宙に触れる、再創造の記録。久保田チェンバロ工房シグネチャー・シリーズ1

 ◇西山まりえ (チェンバロ)
 チェンバロとヒストリカル・ハープ、二種の古楽器を自在に操る希有なプレーヤーとして世界的に知られ、数多くのコンサート、音楽祭、録音に参加。
 ルネ・ヤーコプス、ボブ・ヤング、「チーフタンズ」パディ・モローニ、カルロス・ヌニェス、ミカラ・ペトリ、山下洋輔、波多野睦美、藤原道山、森山開次など、幅広いジャンルに渡るアーティストとの共演は常に多くの反響を呼んでいる。王子ホール主催「銀座ぶらっとコンサート・西山まりえの歴女楽」は、毎回歴史上の人物と音楽をテーマに取り上げ話題を呼ぶ好評シリーズ。新日本フィルハーモニー交響楽団定期公演「バッハ: ブランデンブルク協奏曲」全曲演奏会、IDホールディングス主催「The J. S. バッハ演奏会」にソリストとして出演。ユトレヒト古楽祭、東京・春・音楽祭、北九州国際音楽祭、国際ハープフェスティバル(草加市)、たかまつ国際音楽祭など国内外有数の音楽祭にソリストとして招聘されている。
 また「題名のない音楽会」「おんがく交差点」など、音楽・教養番組へのテレビ・ラジオ出演も多い。国内外レーベルへの録音も多数。
 「バッハ: トッカータ集」「バッハ: インヴェンション&シンフォニア全曲」「バッハ: イタリア協奏曲/フランス風序曲」「スカルラッティ: ソナタ集」はいずれもレコード芸術特選。「バッハ:イギリス組曲全曲」は毎日新聞特選、朝日新聞推薦。「バッハ: ゴルトベルク変奏曲」「バロックハープとの出会い」は同誌準特選のほか、朝日新聞、毎日新聞の推薦。欧州発売アルバム「ファンタシーアの奏法~イベリア半島の鍵盤音楽」は「リトゥモ」誌最優秀推薦盤に選ばれる。中世音楽のスペシャリストとしての評価も高く、ゴシック・ハープとオルガネットによるアルバム「トリスタンの哀歌」はレコード芸術準特選、ステレオ特選、音楽現代推薦、朝日新聞個性派盤に選出。「フォーブス」「ミセス」「サライ」「暮しの手帖」など一般誌でも紹介され、古楽の普及に貢献している。「バルバトル: クラヴサン曲集第1巻」朝日新聞推薦、レコード芸術特選。「バッハ: トッカータ集」は令和元年度文化庁芸術祭参加作品、朝日新聞推薦、レコード芸術特選。
 「バッハ: フルート・ソナタ集」は「レコード芸術MOOK」2025年度年間ベスト1アルバム。2026年リリース「ロワイエ、デュフリ: クラヴサン作品集」は朝日新聞推薦、レコード芸術特選。東京音楽大学ピアノ科卒業、同大学研究科修了後、ミラノ市立音楽院、バーゼル・スコラ・カントールムに留学。第11回山梨古楽コンクール・チェンバロ部門第1位、栃木[蔵の街]音楽祭賞受賞。日本演奏連盟会員、日本チェンバロ協会会員、日本ハープ協会理事。「信州アーリーミュージック村音楽祭」芸術監督。桐朋学園大学音楽学部、武蔵野音楽大学非常勤講師。

<映像>

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C MAJOR(映像)



77-2104
(Blu-ray)
\6200→\5890
2020年ザルツブルク音楽祭ライヴ
 ネルソンス×ウィーン・フィルによる「悲劇的」


 マーラー:交響曲第6番「悲劇的」
アンドリス・ネルソンス(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団


77-2008
(DVD)
\5000→\4690

 ネルソンス×ウィーン・フィルによる《第6番》、2020年ザルツブルク音楽祭ライヴ

 (Blu-ray)画面:1080i 16:9 FullHD/音声:PCMステレオ、DTS-HD MA5.1/リージョン:All/BD25
 (DVD)画面:NTSC,16:9/音声:PCMステレオ、DTS5.1/リージョン:All/DVD9
 収録:2020年8月 ザルツブルク、祝祭大劇場(ライヴ)
 収録時間:90分

 アンドリス・ネルソンスとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるマーラー演奏は、2018年ザルツブルク音楽祭での交響曲第2番《復活》を出発点として、本格的なマーラー・チクルスへと発展してきました。
 その後、2020年に交響曲第6番、2021年に第3番、2022年に第5番、2023年に第4番、2024年に第9番、2025年に第10番《アダージョ》がいずれもザルツブルク音楽祭で演奏されました。また、交響曲第7番は2023年にウィーン楽友協会で取り上げられています。
 ネルソンスとウィーン・フィルは、ザルツブルク音楽祭を中心に、ほぼ毎年1曲のペースでマーラーの交響曲を体系的に演奏し、映像作品としても記録を重ねることで、一大プロジェクトを築き上げてきました。

 さらに、残るプロジェクトとしては、2026年2月にウィーン楽友協会で交響曲第1番《巨人》が演奏され、同年5月には同じく楽友協会で第3番、ウィーン・コンツェルトハウスで第8番《千人の交響曲》が上演されています。
 こうした歩みを踏まえると、このマーラー・チクルスは映像全集としての完成に向けて、いよいよ最終段階に近づいていると言えるでしょう。
 今回リリースされるのは、そのプロジェクトの一環として2020年ザルツブルク音楽祭で収録された、マーラー《交響曲第6番》の演奏会映像です。
 マーラーの《交響曲第6番》は、「悲劇的」の標題でも知られる屈指の傑作です。ネルソンスはウィーン・フィルの精緻なアンサンブルを生かしながら、この作品に宿る緊張感と抒情性を鮮やかに描き出しています。
 終楽章の「ハンマーの一撃」がもたらす圧倒的な迫力はもちろん、随所に現れる美しく繊細な歌にも深い説得力が感じられます。運命との対峙という作品の核心を見据えた、両者ならではの充実したマーラー演奏です。
 
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77-3904
(Blu-ray)
\6200→\5890
2025年バイロイト音楽祭
ダニエレ・ガッティ指揮、豪華キャストが集結

 リヒャルト・ワーグナー:《ニュルンベルクのマイスタージンガー》
ゲオルク・ツェッペンフェルト(ハンス・ザックス)
パク・ジョンミン(ファイト・ポーグナー)
マルティン・コッホ(クンツ・フォーゲルゲザング)
ヴェルナー・ファン・メッヘレン
 (コンラート・ナハティガル)
ミヒャエル・ナジ(ジクストゥス・ベックメッサー)
ジョルダン・シャナハン(フリッツ・コートナー)
ダニエル・イェンツ(バルタザール・ツォルン)
マシュー・ニューリン(ウルリッヒ・アイスリンガー)
ギデオン・ポッペ(アウグスティン・モーザー)
アレクサンダー・グラッサウアー(ヘルマン・オルテル)
ティル・ファヴェイツ(ハンス・シュヴァルツ)
パトリック・ツィールケ(ハンス・フォルツ)
マイケル・スパイアーズ
 (ヴァルター・フォン・シュトルツィング)
マティアス・スティアー(ダーヴィット)
クリスティーナ・ニルソン(エーファ)
クリスタ・マイヤー(マグダレーネ)
トビアス・ケーラー(夜警)ほか
ダニエレ・ガッティ(指揮)
バイロイト音楽祭管弦楽団・合唱団
合唱指揮:トーマス・アイトラー=ド・リント


77-3808
(2DVD)
\6500→\6190

 ダニエレ・ガッティ指揮、豪華キャストが集結、2025年バイロイト音楽祭話題の新演出が登場

 (Blu-ray)画面:1080i 16:9 FullHD/音声:PCMステレオ、DTS-HD MA5.1/リージョン:All/BD50/字幕:英、独、韓、日/原語:ドイツ語
 (2DVD)画面:NTSC,16:9/音声:PCMステレオ、DTS5.1/リージョン:All/DVD9 /字幕:英、独、韓、日/原語:ドイツ語

 演出:マティアス・ダーヴィッツ/舞台美術:アンドリュー・D・エドワーズ/衣装:スザンヌ・ハブリッチ/
 ドラマツルギー:クリストフ・ワーグナー=トレンクヴィッツ/照明:ファブリス・ケブール/
 振付:シモン・アイヒェンベルガー/映像監督:ミヒャエル・バイヤー/
 収録:2025年 バイロイト祝祭劇場,ライヴ/収録時間:280分

 ワーグナー自身が、自ら創作した作品の中で最も完成度の高い作品と位置づけた《ニュルンベルクのマイスタージンガー》。
 2025年のバイロイト音楽祭では、マティアス・ダーヴィッツによる新演出でこの喜歌劇が上演されました。伝統と革新の間を行き来する遊び心あふれる演出が特徴です。
 指揮は、2008年に《パルジファル》でバイロイト・デビューを果たしたダニエレ・ガッティ。卓越した指揮のもと、キャスト陣は見事な技巧と繊細な表現力を披露しています。
 
 本公演の中心となるのは、ハンス・ザックス役のゲオルク・ツェッペンフェルト。優れた声楽技術と深い感受性を兼ね備えた解釈で、この役を魅力的に描き出しています。
 また、マイケル・スパイアーズ(ヴァルター)とクリスティーナ・ニルソン(エーファ)も卓越した歌唱を聴かせ、さらにミヒャエル・ナジはベックメッサーを緻密かつ説得力豊かに演じています。
 


<LP>


NAXOS IDIL BIRET EDITION(LP)


IBALP013
(LP)
\4200
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 他
  セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
  【Side A】
   ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op. 30*
    1. I. Allegro ma non tanto
    2. II. Intermezzo: Adagio
  【Side B】
   1. III. Finale: Alla breve
   2. 楽興の時 Op. 16 より 第1番、第2番、第6番
イディル・ビレット(ピアノ)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団*
アレクサンドル・ドミトリエフ(指揮)*

 録音:1983年7月2日 トルコ、イスタンブール音楽祭(ライヴ)* 2017年7月15日 ロシア、イワノフカ
 収録時間:63分
 *...8.571436(CD)より

 1983年7月、イスタンブール音楽祭において、イディル・ビレットはアレクサンドル・ドミトリエフ指揮レニングラード・フィルとラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を共演し、その圧倒的な演奏で聴衆を驚嘆させました。
 指揮者のドミトリエフが「これほど見事にこの難曲を弾きこなす女性ピアニストは、今のソ連にもいない」と驚嘆した演奏です。
 本盤には協奏曲の録音に加え、それから30年以上を経た2017年7月に、イワノフカのラフマニノフ博物館でビレットが奏でた『楽興の時』も収録されています。
 
 

IBALP014
(LP)
\4200
セルゲイ・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
 【Side A】
  1. ジョン・F・ケネディ大統領の訃報(アナウンス)
  2. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
   交響曲第3番「英雄」より 葬送行進曲(冒頭部分)
  3. ボストン交響楽団(BSO)理事長による
   スピーチセルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
    ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 Op. 30
  4. I. Allegro ma non tanto
 【Side B】
  1. II. Intermezzo: Adagio
  2. III. Finale: Alla breve
  3. 終演のアナウンス
イディル・ビレット(ピアノ)
ボストン交響楽団
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)

 録音:1963年11月22日(ライヴ) アメリカ、ボストン
 収録時間:43分
 8.571436(CD)より

 1963年10月、22歳のイディル・ビレットはロンドンで名匠ピエール・モントゥー指揮のもとラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を演奏し、絶賛を浴びました。
 この成功の報を聞いたボストン交響楽団(BSO)の音楽監督エーリヒ・ラインスドルフは、翌月に控えていた彼女の全米デビューのプログラムを急遽ラフマニノフの第3番に変更することを提案。
 当初、ストラヴィンスキーやダンディの作品が予定されており、それらに不満を感じていたビレットにとって、この変更は願ってもない機会となりました。
 しかし、これが歴史に残る悲劇と重なることになります。

 コンサート当日の1963年11月22日午後、ジョン・F・ケネディ大統領が銃撃されて亡くなるという衝撃的なニュースが全米を駆け巡ります。
 オーケストラは急遽曲順を変更し、前半に予定されていたビレットの出番は後半に回され、前半の最後に『英雄』交響曲の第2楽章が追悼として演奏されました。
 異様な雰囲気の中で始まったラフマニノフのピアノ協奏曲第3番は、その曲調もあって、悲しみに暮れる聴衆に深い慰めを与えることとなりました。
 翌日のボストン・グローブ紙は「音楽による慰めが、大統領への献辞となった」と報じ、クリスチャン・サイエンス・モニター紙は「ビレットの演奏には力強さとぬくもりがあり、彼女が稀代の音楽家であることを証明した」と称賛。
 その演奏はボストンからラジオ中継され、翌日にはニューヨークでも放送されます。
 
 2020年、アメリカ議会図書館(Library of Congress)はこの日の録音を「文化的、歴史的、あるいは美学的に重要な録音」として、「NationalRecording Registry」に登録して長期保存の対象としました。
 





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