FIRST HAND RECORDS
|
|
|
フィリップ・ムーア(1943-):大聖堂音楽
Jubilate Deo(2001)
Benedicite omnia opera(1988)
Benedictus(1984/1985改訂)
Emmanuel(2004)
Dialogues for Organ(2017)
All Wisdom Cometh from the Lord
(1980/1985改訂)
Miserere mei(2016)
Lo! God is here!(1997)
We Praise and Glorify Thee(1983) |
セント・オールバンズ大聖堂聖歌隊
アンドリュー・ルーカス(指揮)
トム・ウィンペニー(オルガン)
オリヴァー・モレル(オルガン)
シンフォニア・ヴェルディ・ブラス・アンサンブル |
英国教会音楽界の重鎮フィリップ・ムーアの宗教作品集
録音:2024年7月15・16・18・19日 セント・オールバンズ大聖堂
フィリップ・ムーアは英国を代表する多作な作曲家の一人で、25年にわたりヨーク大聖堂のオルガニスト兼音楽監督を務めました。
それ以前にはギルフォード大聖堂、カンタベリー大聖堂、イートン校でも要職を歴任しています。
2008年にヨーク大聖堂を退任後、名誉オルガニストに任命され、さらにヨーク大司教よりセント・ウィリアム勲章を授与されました。
ムーアの宗教合唱作品は世界中の教会聖歌隊で広く愛唱されています。本アルバムには、セント・オールバンズ大聖堂聖歌隊のために特別に作曲された作品が多数収録されているほか、5曲の世界初録音を含んでいます。
|
| |
|
|
壮大な自然と人間の内面的な旅を描いた
現代作品《Plain Air》
ジェームズ・ウィークス(1976-):《プレイン・エア(Plain
Air)》 |
ルーシー・ゴダード(メゾソプラノ)
シワン・リース(ピアノ) |
録音:2025年9月12日 オックスフォード、ジャクリーヌ・デュ・プレ音楽棟
《Plain Air》は、スコットランドの作家ナン・シェパードによる英語圏自然文学の名著『The
Living Mountain(生きている山)』に触発されて生まれた音楽作品です。
53分におよぶこの作品では、シェパードの透明感に満ちた美しい文章が、広大で根源的な音響風景の中に置かれています。
ピアニストのシワン・リースが電子音の光輪に包まれた静謐な空間を築き、その中で歌手ルーシー・ゴダードがシェパードの言葉を朗読するように歌いながら、山の奥深くへ、そして自己の内面へと歩みを進めていきます。
約1時間にわたってゆっくりと展開する音楽は、没入感あふれる聴取体験を生み出し、シェパードの独特な詩的世界と、ケアンゴーム山地の神秘的な美しさを鮮やかに描き出します。
|
| |
|
|
繊細で優美な響きをもつフランスの袋笛
FRIENDS IN HIGH PLACES ミュゼットのための作品集
アレクサンドル=ジュリアン・デュゲ(1714-1780):
トリオ・ソナタ ハ長調 Op.4-3
エスプリ=フィリップ・シェドヴィル(1696-1762):
2本のミュゼットのための優雅な二重奏曲集
ト長調 Op.5-5(1740)
A.トルー(18世紀活動):6つのソナタ 第1番
ハ長調(1741)
ジャン=バティスト・デュピュイ(1741-57頃活動):
ヴィエルと通奏低音のための6つのソナタ
ト長調 Op.3-6
ジャン=ダニエル・ブラウン(1728-40頃活動):
通奏低音を伴わないさまざまな小品 ~組曲
ト短調(1740)
コラン・シャルパンティエ(18世紀活動):
アミューズマン(楽しみ)第3番 ハ長調(1740年代)
ルイ=アントワーヌ・ドルネル(1680頃-1756以降):
チェンバロ組曲 第1番 イ短調(1731)
ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755):
6つの組曲 ト長調 Op.27-3(1730)
ジャック=クリストフ・ノード(1690頃-1762):
6つのバビオール(小品集) ハ長調(1732)
Op.10-2
ジャック=クリストフ・ノード:
6つの田園祝祭曲 ト長調(1732) Op.8-6 |
バロック・イン・ザ・ノース
[アマンダ・バビントン(ミュゼット)/
クレア・バビントン(チェロ)/
デイヴィッド・フランシス(チェンバロ)]
共演:
マーティン・ショウ(フルート)
バルト・ファン・トロイエン(ミュゼット) |
ルイ14世の時代に宮廷で愛された「ミュゼット」の魅力を堪能
録音:2025年7月22-24日 マンチェスター、ロイヤル・ノーザン音楽大学
ミュゼットは繊細で優美な響きをもつフランスの袋笛で、「クラシック音楽のためのバグパイプ」とも形容される楽器です。ルイ14世の庇護を受けたことで、宮廷で人気を博し、王侯貴族の寵愛を求める作曲家や演奏家、楽器製作者たちによって盛んに用いられました。
18世紀半ばには宮廷やサロン、劇場音楽などフランス文化の重要な一部となり、愛好家から名手まで幅広く演奏されていました。
しかしフランス革命後に姿を消し、その存在が再び注目されるようになったのは1960年代になってからでした。本アルバムでは、その独特な音色をもつミュゼットを中心に、バロック・フルート、バロック・チェロ、チェンバロとの組み合わせによる豊かな響きを紹介しています。
演奏には当時の楽器が使用されており、ボワモルティエ、ノード、デュピュイらによる名品を通じてミュゼットの高度な技巧と魅力が存分に示されています。
|
| |
FHR 155
(2CD)
\4900
|
アヴニ、ベン=ハイム、セテル:
クラリネットとピアノのための作品集
[CD1]
ツヴィ・アヴニ(1927-):カディッシュ
パウル・ベン=ハイム(1897-1984):アラビアの歌
モルデカイ・セテル(1916-1994):
二重奏曲《The Double》
ツヴィ・アヴニ:田園曲と舞曲
モルデカイ・セテル:エレジー
パウル・ベン=ハイム:無言歌集(3曲)
[CD2]
モルデカイ・セテル:室内楽70《モノドラマ》
パウル・ベン=ハイム:Pastorale Variee
〈ボーナス・トラック〉
ベーラ・コヴァーチュ(1937-2021):
Sholem-alekhem, rov Feidman! |
ガイア・ガイバッツィ(クラリネット)
マッシモ・ジュゼッペ・ビアンキ(ピアノ) |
イスラエル芸術音楽を代表する3人のクラリネット作品集
録音:2022年12月17-20日 イタリア、ピエモンテ州ヴォッカ市庁舎
本アルバムは、イスラエル芸術音楽の発展に大きな役割を果たした3人の作曲家、パウル・ベン=ハイム、モルデカイ・セテル、ツヴィ・アヴニによるクラリネットとピアノのための全作品を集成したものです。
3人はいずれもヨーロッパで教育を受けた後イスラエルに移住し、新たな文化的環境の中で独自の音楽語法を築き上げました。地中海や中東の音楽語法を取り入れたベン=ハイムの豊かな叙情性、歴史的伝統への深い洞察と内省的な表現が特徴のセテル、そして現代的・実験的な方向へと歩みを進めたアヴニ。
それぞれの作品は、20世紀イスラエル音楽の変遷を鮮やかに映し出しています。西洋室内楽とユダヤ音楽伝統の両方と深く結びついてきたクラリネットが全編を貫く語り手となり、色彩豊かで対照的、そして表現力に満ちたレパートリーを浮かび上がらせます。
|