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8/14(金)紹介新譜 23タイトル
マイナー・レーベル新譜


BIRMINGHAM RECORD COMPANY


BRC030
(1CD-R)
\3100
ダニエル・ブランコ・アルベルト:
 TheFlowering Desert ~ TRAPPIST-1

  ダニエル・ブランコ・アルベルト:
   The FloweringDesert(台本:ロクサーヌ・コルダ)
インフィニット・オペラ・アンサンブル

 《The Flowering Desert》は、TRAPPIST-1惑星系発見10周年となる2025~2026年を記念してリリースされる、ドーム空間のための没入型宇宙オペラです。
 物語の中心となるのは、科学的事実と想像力の境界を探りながら、星々を探索することの意味を問い続ける天体物理学者。
 その思考の内側へと聴き手を導くために、ダニエル・ブランコ・アルベルトが独自の「天球の音楽」を作曲し、聴き手自身がTRAPPIST-1惑星系の一部となるような音響世界を構築しています。
 2022年5月にバーミンガムのThinkTank Planetariumで初演されたライヴ・オペラを、今回はバイノーラル録音として再構築したユニークな作品です。

 本作を制作したインフィニット・オペラは、バーミンガムを拠点とする実験的オペラ・カンパニー。
 オペラを固定された形式ではなく、変化し続ける現代的な芸術として捉え、特定の場所やテーマを深く掘り下げながら、さまざまな分野の専門家や機関と協働して作品を制作しています。
 台本作家ロクサーヌ・コルダと作曲家ダニエル・ブランコ・アルベルトが共同ディレクターを務め、観客を作品世界の能動的な参加者として位置づける、学際的かつ独創的な舞台表現を展開しています。
 





ORLANDO RECORDS


OR0049
\3900
再発明      ルパート・ストルーバー(パーカッション)
 ペーター・ザドロ (1962-2016):フーガ第2番ハ短調による変奏曲 (2011)~パーカッション独奏
 三木稔 (1930-2011):マリンバ・スピリチュアル(1983/4)~マリンバとパーカション・トリオ
 デヴィッド・リーヴス (1973-):戦争の太鼓、平和の太鼓 (2013)~スネアドラム独奏とオーディオ
 ルパート・ストルーバー (1983-):タイピング (2023)~タイプライター独奏
 マーク・グレントワース (1960-):ギルバートのためのブルース (1980)~ヴィブラフォン独奏
 アレックス・アッペル (1991-):キャニオンズ 2 (2015)~8つのドラムとオーディオ
 ルパート・ストルーバー:再発明 (2023)~ジャンク・パーカッション
 ジョン・ササス (1966-):エチュード (2005)~マリンバとジャンク・パーカッション
 ヤニス・クセナキス (1922-2001):ルボンB(1987/9)~パーカッション独奏

 1983年生まれのルパート・ストルーバーは、ザルツブルク・モーツァルテウム大学でペーター・ザドロに、ウィーン市立音楽芸術大学でアントン・ミッターマイヤーに師事したオーストリアのパーカッション奏者。
 ヨーロッパの各オーケストラに出演するほか、「オーストリア現代音楽アンサンブル」のメンバーとして現代音楽にも熱心です。
 最新アルバムはさまざまな打楽器に加え、キッチン用品やタイプライターといった日用品さらには音程を合わせたペットボトルで作った「ボトル・マリンバ」や、排水管を調律して作った「タブーラム」、音程を合わせたタイル、空き缶、木板、様々な種類の古紙までを「楽器」として扱い、一見ふざけているように見えながらもパーカッションの可能性を追求しています。
 師ザドロがバッハの「平均律クラヴィーア曲集」の第2番を基にした作品、日本の三木稔、ギリシャのクセナキスの名作までを切れ味抜群の演奏で人間の根源的エネルギーを発散させます。

 2023年5月19日ー21日(ザルツブルク、オーストリア)
 




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ALPHA CLASSICS



ALPHA1185
\3300→\3090
バーエワの強靭な美音とヤルヴィの切れ味が火花を散らす、
 若きシュトラウス&バルトーク!


R.シュトラウス&バルトーク:ヴァイオリン協奏曲

 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
  1-3. ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op. 8
 ベーラ・バルトーク(1881-1945):
  4-5.ヴァイオリン協奏曲 第1番 Sz. 36 Op. posth
  6-7. 狂詩曲 第1番 Sz. 87
アリョーナ・バーエワ(ヴァイオリン)
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
NYCX 10616
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3850

 録音: 2023年6-7月...1-3 2025年12月...4-7 ブレーメン、ディ・グロッケ
 ※国内仕様盤日本語解説...相場ひろ

 【バーエワとヤルヴィが紡ぐ、シュトラウス&バルトーク初期の傑作】
 キルギス出身のアリョーナ・バーエワ、Alpha Classicsからの第3弾は、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンとの共演によるリヒャルト・シュトラウスとバルトークの若き日の協奏曲。
 シュトラウスが18歳で書き上げた唯一のヴァイオリン協奏曲は、後年の華麗な作風の萌芽を示す緊密な構成と活力を備えた難曲。
 バルトークのヴァイオリン協奏曲第1番は1908年頃に作曲されヴァイオリニストのシュテフィ・ゲイエルに献呈されたもので、後期ロマン派的な書法から独自の近代的表現への過渡期を捉えた作品ながら、ゲイエルが演奏することなく封印してしまったため、初演はその没後の1958年に行われています。
 民謡を素材とした狂詩曲第1番は、管弦楽にツィンバロムも加わるエキゾチックな響きが魅力。
 今回の録音が行われたディ・グロッケは、バルトークが1929年に舞台に立ったゆかりの地でもあります。
 バーエワが奏でる1738年製グァルネリ・デル・ジェズの強靭な響きと、ヤルヴィが統率する管弦楽の緻密なアンサンブルが、作品の構築美を明瞭に描き出しています。

 
 
 
ALPHA1296
(CD)
\3300
L'Enquete
 1 QUOI ?/2 Le chant du rossignol/
 3 Une chose est une autre/4 Mobile/
 5 OU ?/6 Sur le rocher, vers le buisson/
 7 Sur les reseaux/8 Dans le ciel/
 9 QUI ?/10 Autoportrait robot/
 11 L'ame invisible/12 Sphinx/13 QUAND ?/
 14 L'heure du cri/15 Dans l'instant/
 16 La derniere nuit de mai/17 COMMENT ?
 
 【アナログ盤】
  Side A ...1-8/
  Side B...9-17
ニコラ・ヴォルムス
 (作曲、グランドピアノ、
  CP-70〔エレクトリック・ピアノ〕、
  Prophet-5
   〔アナログ・シンセサイザー〕
    モジュラー・システム)

ALPHA1274
(LP)
\3600

 録音: 2024年10月 the studio Luc Ferrari of the Centre National de Creation Musicale Cesare, Betheny (France)
 収録時間:45分
 アナログ盤...180g重量盤 33 1/3 rpm

 【4つの鍵盤を「証拠品」に、内なる未知を呼び覚ます音の捜査劇】
 フランスの作曲家、ピアニスト、ニコラ・ヴォルムスによる『L'Enquête(捜査/アンケート)』は、彼が提唱する「ミュージック・フィクション」の極致を示すコンセプトアルバムです。
 本作で彼が挑むのは、自らの内なる未知を呼び覚ますための壮大な捜査。グランドピアノ、エレクトリック・ピアノCP-70、アナログ・シンセサイザー Prophet-5、そしてモジュラー・システムという4つの鍵盤楽器を、彼は真実を暴くための「証拠品」に見立てて対峙します。
 アルバムは「Quoi?(何?)」「Où?(どこ?)」「Qui?(誰?)」「Quand?(いつ?)」「Comment?(どのように?)」という5つの問いで始まる4つのパートとコーダで構成され、それらはC-D-E-F(ド・レ・ミ・ファ)の上昇音モチーフで美しく結ばれています。
 トッカータやノクターンといった伝統的形式から、瞑想的な即興、スリリングで抽象的な電子音まで、多彩なスタイルが推理小説のような緊張感をもたらしますが、最後の問い「どのように?」だけは答えのないまま残されます。
 謎に満ちた音世界を彷徨い、視点を変え、驚きに身を委ねる――。音楽を通じてあなた自身の深淵を覗き込む、唯一無二のリスニング体験です。

 
 
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ALPHA1272
\3300→\3090
ヴェルサイユの王の食卓が、300年の時を超えて鮮やかに甦る!
 しかもニケ、指揮するだけでは飽き足らず歌まで披露!
  華麗で愉快、これは楽しすぎるド・ラランド!

ド・ラランド: 王の晩餐のためのサンフォニー
 ミシェル=リシャール・ド・ラランド(1657-1726)
  1. 《妖精たちの舞踏劇》のシャコンヌ(第2組曲より)
  2-8. 第1カプリース(第6組曲より)
   2. Fierement et detache I Gracieusement/
   3. Un peu plus gay I Viste/4. Gracieusement/
   5. Vivement/6. Trio, doucement/
   7. Violon seul et Vivement/
   8. Vivement I Doucement I Vivement
  9-15. 遮られた組曲(第9・第11組曲より)
   9. Ouverture/10. Deuxieme Air, Legerement/
   11. Troisieme Air, Legerement/
   12. Sinfonie du Ballet de la Paix/
   13. Petit choeur « Pere des jeux »/
   14. Menuet de l'Hymen champetre/
   15. Air de Paysan
  16-23. ミルフィーユ(第11・第13・第14・第15組曲より)
   16. Rondeau de l'amour flechi par la constance/
   17. Canaries de l'Hymen champetre/18. Air vif/
   19. Trio/20. Bourree pour les Maures de Cardenio/
   21. Menuet de Cardenio/
   22. Passepied du Ballet de l'Inconnu/
   23. Chaconne. Mouvement gracieux
  24-29. 第3カプリース(5声部による第8組曲より)
   24. Gracieusement/25. Deuxieme Air. Mineur/
   26. Troisieme Air. Presto/27. Gigue. Gracieusement/
   28. Quatuor. Doucement I Prelude/29. Air vif/
  30. 朗読: オルレアン公妃の手紙より(1694)/
  31. 酒の歌「なぜ我々は水なんて飲んでいるのか?」(1683)/
  32. 見世物を締めくくる舞踏歌
ル・コンセール・スピリチュエル
 (古楽器使用/歌...31)
エルヴェ・ニケ(指揮/歌...31、32)
ジャン=フィリップ・デルソー(朗読)...30

 録音: 2025年4月 フランス、グラン・ポワティエ・テアトル・オーディトリアム(TAP)
 収録時間: 60分

 【フランス王の日常を彩った合奏曲にニケが異色編成で臨む】
 リュリ亡き後にフランスの「太陽王」ルイ14世の王室音楽総監督を務めた作曲家ド・ラランド。2026年に歿後300周年を迎えた彼の器楽分野での代表作『王の晩餐のためのサンフォニー』を、ニケ&ル・コンセール・スピリチュエルがユニークな構成で録音しました。
 ド・ラランドは20代半ばにして王室で役職を得、間もなくヴェルサイユ宮殿の余興の一つとして人気を得ていた王の公開晩餐を彩る音楽も任されるようになります。
 当初は絶対君主の威厳と趣味の良さを示すべく大編成の管弦楽で披露されていたそれらの合奏曲は、続くルイ15世の時代にも規模を縮小した形で王室の食卓を彩り続けました。
 他の音楽家たちによる抜粋譜だけが残り、オーケストレーションや楽章の取捨選択が必須となるこれらの音楽を、本盤ではルイ15世時代の演奏事情に合わせて小ぶりの編成向けに再構成。
 2群に分けられた合奏にはバスーンのジェレミー・パパセルジオーやオーボエのエルサ・フランク、チェロのトゥルモー・ダーレンなど名手たちが参加。大御所マッシモ・モスカルドや気鋭ブリュノ・エルストロフェールを含む4人ものテオルボ奏者、ソロ活動が目立つ鍵盤奏者ヨアン・ムーランも加わっています。起伏に富んだ楽章の数々を通じ、王の食卓の豊かさまで感じられるような精彩に満ちた演奏がたまりません。

 ルイ14世の義妹オルレアン公妃がフランス王室のトイレ事情を嘆いた有名な手紙の朗読をはさみ、アルバム末尾では当時の流行歌を管弦楽伴奏で披露する指揮者ニケのみごとな美声も味わえます。

 
 




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ARCANA

A603
\3300→\3090
「ソナチネ」の名に騙されてはいけない!
 グリンゴルツがシューベルトの知られざる凄みを暴き出す!

 ガット弦の1718年製ストラディヴァリウス×フォルテピアノ
シューベルト:ソナタと幻想曲

 フランツ・シューベルト(1797-1828):
  1-3. ソナタ(ソナチネ) 第1番 ニ長調 D 384
  4-7. ソナタ(ソナチネ) 第3番 ト短調 D 408
  8-11. 幻想曲 ハ長調 D 934
  12-15. ソナタ(ソナチネ) 第2番 イ短調 D 385
イリア・グリンゴルツ(ヴァイオリン)
アントン・ゲルツェンベルク(フォルテピアノ)
NYCX 10615
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3850

 (ヴァイオリン) 使用楽器...クレモナのアントニオ・ストラディヴァリ1718年制作「ex-Prove」
 (フォルテピアノ) 使用楽器...ウィーンのコンラート・グラーフ1819年頃制作楽器に基づく、チェコ、ディヴィショフのポール・マクナルティによる2015年制作再現楽器
 
 録音: 2025年1月12-15日 イタリア、パドヴァ、サラ・デッラ・カリータ
 
 収録時間: 87分
 
 ※国内仕様盤日本語解説...高松佑介

 【グリンゴルツとゲルツェンベルクが解き明かす、シューベルト「ソナチネ」の真の価値】
 2022年に結成されたイリア・グリンゴルツとアントン・ゲルツェンベルクのデュオによるシューベルトは、誤解の歴史を経た作品群の真価を歴史的アプローチによって解き明かす意欲作。
 1816年から1827年にかけてシューベルトが遺したヴァイオリンとピアノのための作品は、作曲家の創造的な進化を示す重要な軌跡でありながら、歴史的に過小評価されてきました。
 初期の3つのソナタはアマチュア向けの平易な作品とみられて出版時にアントン・ディアベリによって「ソナチネ」と題され、現在はその独創性などが注目されている晩年の「幻想曲」は初演時に技術的難解さから批判を受けています。
 
 グリンゴルツはガット弦を張った1718年製ストラディヴァリウス「ex-Prove」を、ゲルツェンベルクは1819年頃のコンラート・グラーフ製フォルテピアノの再現楽器を使用。
 これらの楽器の繊細な響きに加え、初期ソナタから晩年の幻想曲に至るまで反復部において即興的な装飾を大胆に導入しており、ここに収録された作品群が、古典的形式への深い理解と精緻なバランスや緻密な対話といった高度な音楽的成熟を要求している事実を明らかにしながら、なおかつその歌謡性を活き活きと表出する見事なアプローチを聴かせます。

 
 




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B RECORDS



LBM094
(9CD)
\6500→\6190

全9枚、しかも全編ライヴ!
 シューマンの室内楽世界を熱気ごと封じ込めた圧巻の全集!

  フシュヌレ兄弟を中心に若き名手が集結

シューマン:室内楽作品全集、ヴァイオリン協奏曲

 <第1巻 ヴァイオリン作品集>
  【CD 1】
   ロベルト・シューマン(1810-1856):
    1-3. 幻想小曲集 Op. 73/4-7. ヴァイオリン・ソナタ 第3番 イ短調 WoO 27/
    8-10. 3つのロマンス Op. 94/11-13. ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ短調 Op. 105/
    14. トロイメライ Op. 15-7 ~『子供の情景』
  【CD 2】
   クララ・シューマン(1819-1896):
    1-3. 3つのロマンス Op. 22
   ロベルト・シューマン:
    4-7. ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ短調 Op. 121
    8-10. ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 WoO 23
     ピエール・フシュヌレ(ヴァイオリン)、テオ・フシュヌレ(ピアノ) ... CD 1、CD 2/1-7
     ノルマンディ地域圏管弦楽団、ジャン・ドロワイエ指揮 ... CD 2/8-10
 <第2巻 管楽器のための作品集>
  ロベルト・シューマン:
   【CD 3】
    1-3. 3つのロマンス Op. 94 - オーボエとピアノのための
    4-6. 幻想小曲集 Op. 73 - クラリネットとピアノのための
    7-8. アダージョとアレグロ Op. 70 - ホルンとピアノのための
    9-11. アンダンテと変奏 WoO 10-1 - 2台のピアノ、2つのチェロ、ホルンのための
     フィリベール・ペリーヌ(オーボエ)、フローラン・プジュイラ(クラリネット)、
     フェリックス・ロト(ホルン)、カロリーヌ・シプニエフスキ、サラ・フシュヌレ(チェロ)、
     オルテンス・カルティエ=ブレッソン、テオ・フシュヌレ(ピアノ)
 <第3巻 ピアノと弦楽器のための三重奏曲と四重奏曲>
  ロベルト・シューマン:
   【CD 4】
    1-4. ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 Op. 63/5-8. ピアノ三重奏曲 第2番 ヘ長調 Op. 80
   【CD 5】
    1-4. ピアノ三重奏曲 第3番 ト短調 Op. 110/5-8. ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op. 47
     ピエール・フシュヌレ(ヴァイオリン)、ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール(チェロ)、
     テオ・フシュヌレ(ピアノ)、リズ・ベルトー(ヴィオラ) ... ピアノ四重奏曲
 <第4巻 弦楽四重奏曲と、ピアノと弦楽器のための五重奏曲>
  ロベルト・シューマン:
   【CD 6】
    1-4. 弦楽四重奏曲 第1番 イ短調 Op. 41-1/5-8. 弦楽四重奏曲 第2番 ヘ長調 Op. 41-2
   【CD 7】
    1-4. 弦楽四重奏曲 第3番 イ長調 Op. 41-3/5-8. ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op. 44
     ストラーダ四重奏団、ピエール・フシュヌレ、田中綾子(ヴァイオリン)、
     リズ・ベルトー(ヴィオラ)、フランソワ・サルク(チェロ)、
     テオ・フシュヌレ(ピアノ) ... ピアノ五重奏曲
 <第5巻 弦楽器、管楽器とピアノのための作品集>
  ロベルト・シューマン:
   【CD 8】
    1-3. 幻想小曲集 チェロとピアノのための Op. 73
    4-6. 3つのロマンス クラリネットとピアノのための Op. 94
    7-10. おとぎの絵本 ヴィオラとピアノのための Op. 113
    11-14. おとぎ話 ヴィオラ、クラリネットとピアノのための Op. 132
   【CD 9】
    1-4. 幻想小曲集 ヴァイオリン、チェロとピアノのための Op. 88
    5-9. 民謡風の5つの小品 チェロとピアノのための Op. 102
    10-13. ピアノ四重奏曲 ハ短調 WoO 32
     ピエール・フシュヌレ(ヴァイオリン)...CD9/1-4、10-13
     リズ・ベルトー(ヴィオラ)...CD8/7-14
     アンナ・シプニエフスキ(ヴィオラ)...CD9/10-13
     フランソワ・サルク(チェロ)...CD8/1-3、CD9/1-9
     カロリーヌ・シプニエフスキ(チェロ)...CD9/10-13
     フローラン・プジュイラ(クラリネット)...CD8/4-6、11-14テオ・フシュヌレ(ピアノ)

 録音:
 【CD 1】【CD 2】2022年4月-8月 フランス、ドーヴィル、アルカナ、サル・エリー・ド・ブリニャック (ライヴ/拍手入り)
 【CD 3】2022年10月7日 フランス、ギデル、L'Estran (ライヴ/終演時拍手入り)
 【CD 4】【CD 5】2023年12月10-11日 フランス、ソワソン、シテ・ド・ラ・ミュジーク・エ・ド・ラ・ダンス (ライヴ/拍手入り)
 【CD 6】【CD 7】2024年4月3日、19日 フランス、ソワソン、シテ・ド・ラ・ミュジーク・エ・ド・ラ・ダンス (ライヴ/拍手入り)
 【CD 8】【CD 9】2024年8月6-7日 フランス、ドーヴィル、アルカナ、サル・エリー・ド・ブリニャック (ライヴ/拍手入り)

 【ライヴの緊張と熱気が映える、シューマンの室内楽全集】
 フランスで絶大な人気を誇るヴァイオリニスト、ピエール・フシュヌレと、その弟で2018年ジュネーヴ国際コンクールの覇者テオ・フシュヌレの2人を中心に、若き実力派たちが集い完成したシューマンの室内楽作品全集全5巻9CDがボックス化。
 最大の特徴は全編ライヴ録音という点で、コンサートにおける臨場感、緊迫感、そして即興的な熱量がシューマンの音楽を表現する上で不可欠であるというアーティストたちの共通した意図のもと、実に活き活きとした音楽を聴くことが出来ます。
 また室内楽作品のみにとどまらず、オーケストラが室内楽的なアプローチで扱われているヴァイオリン協奏曲を収録している点も重要な特色。
 最初期の未出版作品であるピアノ四重奏曲ハ短調から、デュッセルドルフ時代のヴァイオリン・ソナタ、管楽器や弦楽器を多様に組み合わせた作品までを網羅し、シューマンの創作における多様な書法の変遷を体系的に辿ることができるドキュメントとなっています。

 
 





DELOS



DE3632
\3300
Be My Love ~マリオ・ランツァに捧ぐ
 1. ウィズアウト・ア・ソング
  (ヴィンセント・ユーマンス〔1898-1946〕)
 2. ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン
  (リチャード・ロジャース〔1902-1979〕)
 3. セレナーデ (シグマンド・ロンバーグ〔1887-1951〕)
 4. 輝ける日々(ロンバーグ)
 5. ビコーズ (ギィ・ダルドロ〔1858-1936〕)
 6. 君はわが心のすべて (フランツ・レハール〔1870-1948〕)
 7. ビラヴド (ニコラス・ブロドスキー〔1905-1958〕)
 8. 神と共に歩んでゆこう (ブロドスキー)
 9. 主の祈り (アルバート・ヘイ・マロット〔1895-1964〕)
 10. わが心に歌えば (ロジャース)
 11. グラナダ (アグスティン・ララ〔1897-1970〕)
 12. ビー・マイ・ラヴ (ブロドスキー)
スティーヴン・コステロ(テノール)
カウナス市交響楽団
コンスタンティン・オルベリアン(指揮)

 録音: 2025年5月19-23日 リトアニア、カウナス国立フィルハーモニー
 収録時間: 44分

 【実力派テノールが真摯に捧げる、マリオ・ランツァへのオマージュ】
 米国フィラデルフィア出身の実力派テノール、スティーヴン・コステロによる、Delosレーベル第2作目となるアルバム。
 同郷の偉大な先達であり、映画やレコードを通じて世界的なスターとなったテノール、マリオ・ランツァに敬意を表して企画されました。
 収録曲には、コステロが若い頃から支えとしてきた「ビー・マイ・ラヴ」や「ウィズアウト・ア・ソング」をはじめ、映画『学生王子』を彩る楽曲、そして名曲「ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン」など、ランツァが愛唱した1920年代から1950年代の名曲が並びます。
 コステロは、ランツァが録音に残した精緻な発声法や滑らかなレガート、張りのある高音といった声楽的特徴を、現代の解釈で見事に再現。歌の伴奏で定評のあるコンスタンティン・オルベリアン指揮のもと、グラミー賞ノミネート歴を持つカウナス市交響楽団がバックを務め、鮮やかな色彩を添えました。
 声楽黄金期のレパートリーを客観的なアプローチで振り返る一枚。
 





DIVINE ART


DDX 21152
\3100
トゥビン:合唱曲集
 エドゥアルド・トゥビン(1905-1982):
  1. Karjase puhapaev 羊飼いの日曜日 ETW 102(1957)
  2. Igatsus 切望(あこがれ) ETW 88 (1930)
  3. Randaja ohtulaul さすらい人の夕べの歌 ETW 93(1938)
  4. Karjase laul 羊飼いの歌 ETW 87(1927)
  5. Kaks saarlast 2人の島民 ETW 104(1958)
  6. Ohtulaul 夕べの歌 ETW 100(1955)
  7. Noore kotka laul 若いワシの歌 ETW 91(1930)
  8. Taganejate sodurite laul 撤退する兵士たちの歌 ETW 106(1967)
  9-13. Reekviem langenud soduritele
   戦死した兵士のためのレクイエム ETW 25(1950/1979)
    9. I. 栄光あれ、栄光あれ/10. II. 兵士の葬送/
    11. III. 兵士の母/12. IV. ライラック、ライラック/
    13. V. 栄光あれ、栄光あれ
Iris Oja(メゾ・ソプラノ)...11
Madis Metsamart
 (パーカッション)...9、10、12、13
Anto Onnis(パーカッション)...10、13
Indrek Vau(トランペット)...13
Piret Aidulo(オルガン)
エストニア国立男声合唱団
ミック・ウレオヤ(指揮)

 録音:2016年1月、2022年5月 タリン、エストニア・コンサート・ホール
 収録時間:63分

 エストニアの音楽界に多大な影響を与えたトゥビンの男声合唱曲を、母国を代表する合唱団で収録。
 トゥビンは当初、民謡や民俗音楽を素材とした民族色の濃い作品を多く書きましたが、第2次世界大戦中にソ連軍がエストニアに侵攻したのを受けてスウェーデンに亡命してからは、徐々にモダニズムへの傾斜を強めて行きました。
 当アルバムでは、初期の民謡的な色彩の強い、素朴で親しみ易い作品から、第2次世界大戦の惨禍に影響された後期作品まで収録し、その作風の変遷を概観できるよう選曲されています。
 最後に収録された『戦死した兵士のためのレクイエム』はこのジャンルの代表作とされるもので、ラテン語の典礼文ではなく、戦争を経験したエストニアの詩人たちのテキストを用いています。
 演奏時間は30分余り。オルガンに加えて打楽器やトランペットといった軍楽を連想させる楽器を用いて、戦争の非情さと戦没兵士への哀悼を伝え、終曲の最後でトランペットが静かに奏でる民謡の旋律は、死を目前にした兵士たちの望郷の念が重ねられています。
 演奏を務めるエストニア国立男声合唱団は1944年設立。46名のプロ歌手からなるグラミー賞受賞アンサンブルであり、芸術監督ミック・ウレオヤの指揮のもと、ルネサンスから現代曲の委嘱初演まで精力的に手掛け、世界で6,000回以上の演奏実績を誇る名門です。

 
 





EKKOZONE


Ekkozone07
\3100
アギーレ:Nsambia Mpungun
 ルイス・フランツ・アギーレ(1968-):
  1-4. Nsambia Mpungun -
   増幅されたソロ・ヴィオラと歌のために(2012)
  5. Olokun II -
   ヴィオラとアコーディオンのために(2011)
  6. Oggun Adeola -
   バス・フルート/フルート、ヴィオラと
    アコーディオンのために(2011)
  7. Fantaisie-Impromptu
   (サルバドール・ダリ『記憶の固執』へのオマージュとして) -
    アコーディオンのために(2018-22)
  8-10. Gardens of the Beloved -
   無伴奏アルト・フルート/
    フルートのための3つのトロープ(2008)
 
 ※全て世界初録音
 
Mina Fred(ヴィオラ、歌)
Karolina Leedo(フルート)
Adam Orvad(アコーディオン)

 録音:コペンハーゲン 2025年5月16日 KoncertKirken...5-6、2025年11月4日 The Village Recording・・・1-4、7-10
 収録時間:57分

 ルイス・フランツ・アギーレはキューバ生まれの作曲家・指揮者。カマグエイ交響楽団の芸術監督などを歴任し、現在はデンマークを拠点に国際的に活躍しています。
 本作は彼の熱心な理解者である演奏家3人との15年に及ぶ協働を結実させた、ヴィオラ、フルート、アコーディオンによる作品集。
 アフロ・キューバの宗教伝統と結びついた神秘的な世界観を音に託しています。
 鋭い叫びで始まり、全編緊張感を持つ表題曲、西アフリカ、ヨルバの海の神に捧げた「Olokun II」、バッハへのオマージュを込めた変奏曲「Oggun Adeola」の他、ダリの絵画とシューベルトに着想を得たアコーディオン曲、ルーミーの詩に基づくモノドラマと多岐にわたります。
 




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FUGA LIBERA



FUG872
\3300→\3090
王冠を捨て、ローマで音楽家たちを育てた“型破りの女王”クリスティーナ
 ――その華麗なる音楽人生!

  コレッリ、スカルラッティ、ストラデッラ、ジェズアルドまで
 ――モルテンセンが描く、これぞバロック音楽史そのもの!


スウェーデン女王クリスティーナと音楽
コンチェルト・コペンハーゲン(古楽器使用)
ラース・ウルリク・モルテンセン
 (チェンバロ、オルガン、指揮)
 1-5. スウェーデン宮廷舞曲集(フランスの作曲家による)
  1. I. ラザラン(1590頃-1653): ブランル
  2. II. ピエール・ヴェルディエ(1627-1706): アルマンド
  3. III. ルイ・コンスタンタン(1585頃-1657): ガヴォット
  4. IV. フィリップ・ド・ラ・イル(1640-1718): スウェーデン女王に捧ぐクラント
  5. V. ギヨーム・デュマノワール(1615-1697): ガリアルド
 6. ウィリアム・ヤング(1610頃-1662):
  4つのヴァイオリン〔と通奏低音〕のためのソナタ 第11番 イ短調
 7. アレッサンドロ・ストラデッラ(1643-1682): 弦楽のためのソナタ ニ長調
 8. ストラデッラ:2つのヴァイオリン〔と通奏低音〕のためのシンフォニア 第11番 ヘ長調
 9. カルロ・ジェズアルド(1566-1613):
  私は死ぬ、悲しみや苦しみゆえに(『マドリガーレ集 第6巻』より)
 10. ベルナルド・パスクィーニ(1637-1710):
  シンフォニア(オラトリオ『モーゼが砂漠で為したこと』より)
 11. アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):
  シンフォニア(歌劇《そっくりで取り違え》より
 12-15. アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713): トリオ・ソナタ ト長調 op.1-9
 16-19. コレッリ: 合奏協奏曲 ニ長調 op.6-1
 20-26. アンドレアス・デューベン(1597-1662): スウェーデン宮廷舞曲集
  20. モンティランド/21. アルマンド/22. クラント/
  23. サラバンド/24. クラント/25. ガヴォット/26. ブーレ

 録音: 2026年3月1-5日、ガーニソン教会
 収録時間: 59分

 【バロック中~後期の作曲家たちを支えた重要な後援者の足跡】
 コレッリやA.スカルラッティの後援者として名高いローマの亡命貴族、元スウェーデン女王クリスティーナの音楽遍歴を概観するプログラム。
 バッハ以降古典派へと至る18世紀音楽やロマン派作品でも高い評価を博す北欧屈指の古楽器集団コンチェルト・コペンハーゲンですが、このアルバムを通じバロック本来の表現語法にも通暁していることを改めて印象づけてくれます。
 ドイツ三十年戦争で活躍したスウェーデン王グスタフ・アドルフを父に持つクリスティーナ・ヴァーサ(1626-1689)は、父の死を受け5歳でスウェーデン王位を継承し1650年に戴冠しましたが、制約の多い立場を嫌い、1654年には従兄のカール・グスタフに王位を譲り国外脱出。
 カトリックに改宗して一路イタリアへ向かい、諸芸術の都ローマに居を定めました。故郷でもドイツの俊才アンドレアス・デューベンを抜擢するなど音楽への適性を示していた彼女は、ローマで優秀な音楽家たちと交流し、コレッリやA.スカルラッティなど次世代を担う天才たちをいち早く見抜いて後援しました。
 本盤ではクリスティーナのスウェーデン時代まで遡り、北海周辺の音楽事情を伝える貴重な作品をコレッリやストラデッラなどの有名曲とバランスよく選曲。
 数人編成の室内楽や、彼女が愛したというジェズアルドのマドリガーレの弦楽合奏編曲なども織り交ぜ、その音楽的見識の高さを緩急のダイナミズムに満ちた精緻な演奏で伝えてくれます。

 
 
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FUG868
\3300→\3090
ハイドン、モーツァルトの精神が20世紀に大変身!
 プロコフィエフ、ヴィラ=ロボス、プーランクを一気に聴く痛快盤!

  しかも舞台は“古典派の都”ウィーン

 ――メネセス&ウィーン放送響が、洒脱と躍動で新古典主義を鮮やかに描きます!

プロコフィエフ: 交響曲第1番、
 ヴィラ=ロボス、プーランク:シンフォニエッタ

  セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):
   1-4. 交響曲 第1番 ニ長調 Op. 25 「古典」
  エイトール・ヴィラ=ロボス(1887-1959):
   5-7. シンフォニエッタ 第1番「モーツァルトの思い出に」W 115
  フランシス・プーランク(1899-1963):8-11. シンフォニエッタ FP 141
ウィーン放送交響楽団
シモーネ・メネセス(指揮)

 録音: 2025年4月22-24日 ウィーン、オーストリア放送フンクハウス
 
 収録時間: 64分

 【シモーネ・メネセスがウィーンのオーケストラと贈る、新古典主義】
 ブラジル出身のシモーネ・メネセスとウィーン放送響による、新古典主義の3曲。ハイドンが20世紀に生きていたらという構想のもと1917年に書かれ、皮肉や遊び心も盛り込まれたプロコフィエフの名作。
 同時期に書かれ、構造的な模倣ではなくモーツァルトの精神に対するオマージュを、バッハに触発されたテクスチャーなども用いて自由に表現したヴィラ=ロボス。
 1947年、成熟期を迎えた新古典主義の手法で書かれ、多様なアイデアに基づく楽想が高いコントラストで目まぐるしく入れ替わるプーランク。
 ハイドンやモーツァルトを代表とする古典主義の中心となったウィーンのオーケストラによる伝統的な響きで、20世紀のロシア、ブラジル、フランスといった多彩な国の作曲家達による古典主義の再解釈を楽しむ1枚。

 
 
 
FUG875
\3300
ミン・シアジン (ピアノ)
ベートーヴェン: 告別、
 リスト:バラード第2番、バーバー: ソナタ

  フランツ・リスト(1811-1886):
   1. バラード 第2番 ロ短調 S171
  ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
   2-4. ピアノ・ソナタ 第26番 変ホ長調 Op.81a「告別」
  サミュエル・バーバー(1910-1981):
   5-8. ピアノ・ソナタ Op. 26
ミン・シアジン (ピアノ)

 録音: 2026年4月6-9日 ブリュッセル、フラジェ、スタジオ4
 収録時間: 51分

 【2025年エリザベート王妃コンクールで聴衆の支持を集めたミン・シアジン、別れと再会をテーマにしたデビュー・アルバム】
 2025年のエリザベート王妃国際音楽コンクールでファイナリストとなり、聴衆の圧倒的な支持を集めたものの惜しくも入賞を逃した中国出身のミン・シアジン、待望のデビュー・アルバムが登場。
 「別れと再会」をテーマに、ベートーヴェンの告別ソナタ、リストのバラード第2番、バーバーのピアノ・ソナタという3つの記念碑的な作品を収録しています。
 これらはミン・シアジン自身が30歳で録音に臨むまでの音楽的な歩みや、一時的な舞台からの離脱と復帰という個人的な旅路に深く重なるプログラムとのこと。
 ため息のような下降モチーフが特徴的なベートーヴェン、超絶技巧の中に死の予兆を孕むリスト、変則的なジャズ風のリズムを持つバーバーを通じ、不在と変容、そして再発見のプロセスが客観的でありながらも内省的にも掘り下げられて描かれます。
 明晰な思考と表現の強度がバランスよく捉えられた、知的なアプローチが光るアルバムです。

 
 





LA DOLCE VOLTA



LDV151
\3300
カタルーニャ~モンポウ、セヴラック、アルベニス ウィレム・ラチュウミア(ピアノ)
 1. フェデリコ・モンポウ (1893-1987): 前奏曲 第1番「ロマンスのスタイルで」
 2. デオダ・ド・セヴラック (1872-1921): セルダーニャ 第1曲:
  二輪馬車にて(モルト·カンタービレ)
 3. モンポウ: 歌と踊り 第6番(カンタービレ·エスプレッシーヴォ)
 4. セヴラック: セルダーニャ 第2曲: 祭(レント - アレグレット)
 5. モンポウ: 歌と踊り 第8番(モデラート·カンタービレ·コン·センティメント)
 6. セヴラック: セルダーニャ 第3曲:吟遊詩人と落ち穂拾いの女(デチーゾ·エ·ジョコーゾ)
 7. モンポウ: 歌と踊り 第9番(カンタービレ·エスプレッシーヴォ)
 8. セヴラック: セルダーニャ 第4曲:リビアのキリスト像の前のラバ引きたち(アダージェット)
 9. モンポウ: 歌と踊り 第12番(モルト·カンタービレ)
 10. セヴラック: セルダーニャ 第5曲: ラバ引きたちの帰還(アレグロ)
 11-15. モンポウ: 子供の情景
  11. 1. 道端の大声(陽気に)/12. 2. 浜辺の遊びI: 遊びI(生き生きと)/
  13. 3. 浜辺の遊びII: 遊びII(生き生きと)/
  14. 4. 浜辺の遊びIII: 遊びIII(生き生きと)/15. 5. 庭の少女たち(静かに)
 16. イサーク・アルベニス (1860-1909): 秋のワルツ Op. 170(アンダンティーノ)
 17. アルベニス: ナバーラ(セヴラック補筆完成版)

 録音: 2025年2月18-20日 フランス、メス音楽都市(シテ・ミュジカル=メス)、アルスナル・ホール(大ホール)
 収録時間: 79分

 【ピレネー山脈の響き 3人の作曲家が織りなすカタルーニャの音旅】
 同時代音楽の解釈でも高い評価を得ているウィレム・ラチュウミアによる今回のアルバムのテーマは、ピレネー山脈を挟むフランスとスペイン(カタルーニャ地方)を巡る音の旅。
 哲学者ウラジーミル・ジャンケレヴィッチの随筆『遥かなる現前』にインスパイアされ、モンポウ、セヴラック、アルベニスという20世紀初頭に深く交流した3人の作曲家の作品を交互に配置した、独自の物語性を持つプログラムとなっています。
 各楽曲には、伝統的な民俗音楽の要素がそれぞれの語法で昇華されているほか、子供の遊び、村祭り、教会の鐘といった日常生活の情景や自然の息吹が精密に描写されており、現代音楽やフォークロアに造詣の深いラチュウミアは、ピアノの色彩や空間的な遠近感を追求し、静謐でありながら立体的な響きを再現しています。
 セヴラックが補筆完成させたアルベニスの「ナバーラ」も収録され、3人の歴史的・地理的繋がりを実証するアプローチが光る充実した一枚です。

 「音波が空間の中を巡る。そこで生まれるのが、音楽という名の、あの捉えがたく、変わりやすく、不確かな、しかし魅力的な魔法である」――ウラジーミル・ジャンケレヴィッチはそう述べた。
 彼は随筆『遥かなる現前』の中で、イサーク・アルベニス、デオダ・ド・セヴラック、フェデリコ・モンポウの作品を比較考察し、楽音の流動性について掘り下げた。
 3人の作曲家たちはいずれも、独特な和声・色彩・響きによって筆舌に尽くせないものを表現し、現実を変容させることができた。彼らが描き出した詩情あふれる風景からインスパイアされたウィレム・ラチュウミアは、本盤において、フランスとスペインを巡る魅惑的で胸を打つ音の旅へと繰り出している。――ブックレットより
 
 

LDV154
\3300
J.S.バッハ: ゴルトベルク変奏曲
 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  1-32. ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 -
   クラヴィーアのためのアリアと30の変奏
    二段鍵盤チェンバロのためのアリアと
     種々の変奏からなるクラヴィーア練習曲
ジョフロワ・クトー(ピアノ)

 録音: 2025年9月9-11日 フランス、グラン・ポワティエ・テアトル・オーディトリアム(TAP)
 
 収録時間: 77分

 【名手クトーによる構造美際立つゴルトベルク】
 ブラームスの全ピアノ作品録音という一大プロジェクトを完遂したジョフロワ・クトーが、次に挑んだ作品は「ゴルトベルク変奏曲」。
 第16変奏(フランス風序曲)を大きな転換点、第25変奏を作品全体の感情的な山場と位置づけ、円環を描く長大な作品全体を俯瞰する構造的なアプローチ。
 バッハが設計した作品の規模とプロポーションを尊重して本録音では全てのリピートを行いました。
 コンサートでの実演とセッションを経て磨き上げたテンポ、フレージング、ペダリング、そして各声部のバランス調整により、ポリフォニーの明瞭な対話と客観的で誠実な解釈を徹底的に追求しています。

 ヨハネス・ブラームスの全ピアノ作品の録音という一大プロジェクトを完遂した今、自らの芸術の旅に、どのような息吹を新たにもたらすべきなのか?そう自問したジョフロワ・クトーが挑んだのは、「エべレストへの登頂」だった。ヨハン・ゼバスティアン・バッハの「ゴルトベルク変奏曲」への挑戦は、人間味あふれる規格外の音楽体験に身を投じることを意味する。それはまた、ポリフォニーに宿る表現力と、その驚くべき魅力に触れる体験ともなる。――ブックレットより
 





METIER


MEX 77150
\3100

デイヴィッド・ウォーレス:作品集
 デイヴィッド・ウォーレス(1982-):
  1. L'Oiseau mis en cage かごの鳥
  2. Cliff Edge クリフ・エッジ
  3. Banshee バンシー
  4-10. H.B. J.W.11-1
  5. Five Vignettes from the River Avon
   エイヴォン川からの5つの小品1
  6-18. Canticles カンティクル

Heather Roche(バスクラリネット)...1
Chenyin Li(ピアノ)...2
Jean Kelly(ハープ、歌)...3
James Widden
 (ヴァイオリン)...4-10、16-18
Alison Holford(チェロ)...4-10、16-18
Jonathan Parkin(クラリネット)...11-18
Thomas Lessels(バセットホルン)...11-15
Lise Vandersmissen(ハープ)...16-18
Elizabeth Marr(フルート)...16-18
John Haworth(ヴァイオリン)...16-18
Rebecca Breen(ヴィオラ)...16-18

 録音:2025年7月7、9日 ギルドホール・スクール・オブ・ミュージック&ドラマ・スタジオ
 収録時間:57分

 デイヴィッド・ウォーレスはアイルランド出身の作曲家・教育者。古典的な美意識と現代的なアイデアを組み合わせ、作為を前面に出さずに旋律などの素材を展開する手法で注目されています。
 アルバム・タイトル曲になっている「CliffEdge(崖っぷち)」は不安定な音の響きを曲の骨組みとして活かした、緊張感と繊細さを兼ね備えたピアノ曲。
 他には繊細な息遣いが印象的なバスクラリネットの独奏曲や、静かな祈りを思わせる室内楽曲などを収録しています。

 
 
 

MEX 77210
(2CD)
\3900
ラドゥレスク:独奏ピアノのための作品全集 1968-2007 イアン・ペイス(ピアノ)
 ホラチウ・ラドゥレスク(1942-2008):
  【CD1】
   1-2. ピアノ・ソナタ第6番「return to the source of light」 Op.110(2007)
   3. ドメニコ・スカルラッティへのオマージュ Op. 2(1967)
   4-5. ピアノ・ソナタ第1番「Wiege an den Abgrunden/Cradle to Abysses」 Op. 5(1968)
   6-8. ピアノ・ソナタ第2番「being and non-being create each other」 Op. 82(1991)
   9-12. ピアノ・ソナタ第4番「like a well ... older than God」 Op. 92(1993)
  【CD2】
   1-3. ピアノ・ソナタ第5番「settle your dust, this is the primal identity」 Op. 106(2003)
   4. The Origin π(パイ) III Op. 100(1999)
   5-9. ピアノ・ソナタ第3番「you will endure forever」 Op.86(1992/1999改訂)

 録音:2021年12月10-11日、2022年1月26日、2月5日 ロンドン大学、City St George's, Performance Space
 収録時間:119分

 ホラチウ・ラドゥレスクはルーマニア生まれの作曲家。ブカレスト音楽院を卒業後、フランスへ渡ったのち国籍を取得。
 1980年代以降は国際的に後進の指導にも尽力し、エリック・タンギーをはじめとする多くの若い作曲家を育て上げました。
 スペクトル音楽を牽引し、倍音から生まれる巨大な音塊に民謡やビザンティン聖歌、対位法を融合させた作風を確立しました。
 このアルバムには彼が書いたピアノ曲をすべて収録。6曲のピアノ・ソナタに加え、学生時代に書かれた小規模かつ独特な演奏法を意識した「ドメニコ・スカルラッティへのオマージュ」や、使用しない鍵盤を金具で固定し、わずか2音の共鳴のみを響かせる『The Origin π(パイ)』など独自の響きを追求した作品が並びます。
 ラドゥレスクと長年親しく協働し第6番のソナタを世界初演したイアン・ペイスの演奏です。

 
 




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RICERCAR



RIC494
\3300→\3090

ヴァイオリンが“ヴァイオリンになる前”の世界
 ――16世紀ヴェネツィアの響きを徹底再現!

  ヴィラールト、デ・ローレ、ガブリエーリ…
  聖マルコを彩った音楽から、弓奏弦楽器の原点が鮮やかに立ち上がります!

ヴァイオリン属の合奏と歌による、
 16世紀ヴェネツィア聖マルコ教会の音楽

  1. アドリアン・ヴィラールト(1490頃-1562):
   Cingari simo われら流浪の民なり
  2. ヴィラールト: Ricercar Sesto 第6リチェルカーレ
  3. チプリアーノ・デ・ローレ(1516-1565):
   Io canterei d'amor 愛のために歌おう
  4. フランチェスコ・ベンドゥージ(生年不詳-1553):
   Incognita 未知の者
  5. ヴィラールト:
   A quand'a quand'havea かつて私の隣にいた女性は
  6. コスタンツォ・アンテニャーティ(1549-1624):
   Ricercar del secondo tono 第2旋法によるリチェルカーレ
  7. デ・ローレ/ジョヴァンニ・バッサーノ(1558-1617)編:
   Ancor che col partire 別れの歌
  8. ヴィラールト:
   Qui la dira la peine de mon coeur
    わが心の痛みを言い表せる者などいるものか
  9. アンドレア・ガブリエーリ(1533-1585):
   Intonazione del primo tono
    第1旋法によるイントナツィオーネ
  10. ジョヴァンニ・クローチェ(1557-1609):
   Egredimini et videte みな出てきて見るがよい
  11. デ・ローレ: Regina Coeli 天の元后、喜びたまえ
  12. ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1557-1612):
   Canzon prima La Spiritata 第1カンツォン「陽気な女」
  13. ヴィラールト:
   Conditor alme syderum 星々を作り育みたもう方よ
  14. デ・ローレ/ジローラモ・ダッラ・カーザ(1536頃-1601頃)編:
   Ben qui si mostra il ciel 天が姿を見せ
  15. クローチェ:
   Doppo tanti tormenti これほど苦しめられた後とあっては
  16. ヴィラールト:
   Jouyssance vous donneray
    あなたに楽しみをさしあげましょう
  17. A. ガブリエーリ: Canzon detta 'Qui la Dira'
   カンツォン「誰が彼女に言うのか」
  18. クラウディオ・メールロ(1533-1604)/バッサーノ編:
   Mirami vita mia 私を見てほしい、命の君よ
  19. ヴィラールト: Un giorno mi prego una vedovella
   ある日、未亡人に頼まれて
  20. ベンドゥージ: Pass'e mezzo detto il Romano
   パッセメッツォ「ローマ人」
  21. ヴィラールト: Vecchie letrose だらしない老婆たち
コンソート・ラ・カプリオーラ
 (声楽&古楽器アンサンブル)
カミーユ・フリッチュ(歌)
シャルロッテ・ゲルビッツ
 (ソプラノ・ヴァイオリン、
  アルト・ヴァイオリン)
ドリーヌ・ルペルティエ=コヴァーチュ
 (テナー・ヴァイオリン)
マノン・パパセルジオー
 (バス・ヴァイオリン、
  ダブルハープ)
オディール・エドゥアール
 (ソプラノ・ヴァイオリン、
  アルト・ヴァイオリン)

 録音: 2025年10月 フランス、シラン、サンテーユ教会
 収録時間: 60分

 【ルネサンス期のヴァイオリン普及史をヴェネツィアの傑作群で辿る】
 バロック期のイタリアで優れた独奏楽器として大発展を遂げたヴァイオリン。
 このアルバムではその躍進期からさらに時代を遡り、ヴァイオリン属の楽器がイタリア半島に普及し始めた16世紀における音楽拠点の一つ、ヴェネツィアの聖マルコ教会に焦点を絞って、この楽器の最初期の響きに迫ります。
 使われているのは全て、バロック期以降のヴァイオリンと様々な点で異なるルネサンス期のモデルを徹底研究して作られた精巧な再現楽器。
 同種の楽器を高音から低音まで集めコンソートを組んだ当時の習慣を踏まえ、ポリフォニックなスタイルで書かれた作品の数々を演奏しています。
 
 器楽曲の他マドリガーレやモテットなど声楽作品も器楽演奏で、または1パートのみ歌手に任せて他をコンソートで演奏する形で収録。
 定番名曲も多く、ヴィラールトやデ・ローレら大家たちの作品を通じ「原初のヴァイオリン音楽」の個性を深く味わえるようになっています。
 メッサ・ディ・ヴォーチェや特徴的なヴィブラート、ピツィカート等も随所で聴かれ、16~17世紀に一般的だった装飾唱法とヴァイオリン属の表現語法との類似点・相違点にも気づかされることでしょう。
 古楽器の名手を多く輩出してきたリヨン音楽院出身の4人に、ALPHAに名盤が多いレ・ウィッチズの一員で同音楽院の名教師でもあるオディール・エドゥアールも参加。弓奏弦楽器の原点に迫る好企画です。

 
 




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BERLIN CLASSICS



0304626BC
\2800→\2590
本人ゆかりのギターに、
「パガニーニ」の名を持つ4挺のストラディヴァリウス!

 超絶技巧だけではない――
  ギターを愛した素顔のパガニーニ、
  その知られざる室内楽世界が甦る!

パガニーニ:その音楽と楽器
カルロッタ・ダリア(ギター)
ゴルトムント四重奏団(弦楽四重奏)
 ニコロ・パガニーニ(1782-1840)
  ◆ ギター四重奏曲 第15番 イ短調 MS 42 [22'26]
   【1】 第1楽章 マエストーゾ [9'53]
   【2】 第2楽章 メヌエット・ア・カノーネ(カノン風メヌエット) [3'24]
   【3】 第3楽章 レチタティーヴォ - アンダンテ・ソステヌート、コン・センティメント [2'16]
   【4】 第4楽章 アダージョ・カンタービレ [3'31]
   【5】 第5楽章 ロンド。 アレグレット [3'22]
 ニコロ・パガニーニ(1782-1840)
  ◆ ヴァイオリンとギターのためのソナタ Op.3, MS 27より [3'37]
   (マヌエル・バルエコによるギター編曲)
    【6】 第1番 イ長調 [3'37]
 ニコロ・パガニーニ(1782-1840)
  ◆ 弦楽四重奏曲 第3番 イ短調 MS 20 [23'51]
   【7】 第1楽章 ラルゴ - アレグロ [9'35]
   【8】 第2楽章 メヌエット。 アンダンティーノ [3'39]
   【9】 第3楽章 アンダンテ・コン・ヴァリアツィオーニ(変奏曲付きアンダンテ) [7'34]
   【10】 第4楽章 フィナーレ。 プレスト [3'03]
 ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848)
  ◆ あなたをとても愛してる [1'32]
   (カルロ・マルキオーネによるギター編曲)
    【11】 [1'32]
 ニコロ・パガニーニ(1782-1840)
  ◆ カプリース Op.1, MS 25 より [5'13]
   (シューマンのピアノ伴奏付編曲に基づくギターと弦楽四重奏のため編曲)
    【12】 第24番 イ短調 [5'13]

 パガニーニ由来の楽器で演奏する室内作品

 ◆ パガニーニと室内楽
 ヴァイオリンの超絶技巧で有名なパガニーニですが、室内楽作品には親しみやすく魅力あるメロディが数多く含まれています。パガニーニは旅先での作曲やアンサンブルの構築をすべてギター上でおこなっていました。
 また、ヴィオラの音色を愛し、ギター四重奏曲第15番ではヴィオラに主導的な役割を与えるという大胆な手法を試みてもいます。
 興行主によって悪魔のように宣伝されていたパガニーニですが、実際にはシングルファーザーとして愛情深く息子を育て上げた優しい人物でもあり、パガニーニ自身が好んでいたという肖像画もたいへん穏やかな雰囲気です。

 ◆ 使用楽器
 カルロッタ・ダリアの使用楽器は、オリ=ケリカー(パリ、1797年製)製作のギターで、イタリア・ジェノヴァのトゥルシ宮殿内にある「パガニーニの部屋」に保管されているものです。

 収録楽曲
 ◆ パガニーニ:ギター四重奏曲 第15番 イ短調 MS 42(トラック【1】-【5】)
 パガニーニ晩年に近い私的な室内楽作品で、生前未出版のまま埋もれていた「忘れられたギター四重奏曲」の一つ。近年ようやく校訂・録音が進み、再評価が進んでいる作品。

 ◆ パガニーニ:ソナタ Op.3, MS 27より第1番 イ長調(トラック【6】)
 若きパガニーニがギターへの傾倒を強めた時期の作品で、私的な贈呈作品としての性格が濃い、親密で歌謡的な小規模ソナタ。

 ◆ パガニーニ:弦楽四重奏曲 第3番 イ短調 MS 20(トラック【7】-【10】)
 ヴィルトゥオーゾとしてのイメージが強いパガニーニの、室内楽作曲家としての一面を示す本格的な四楽章構成の弦楽四重奏曲。

 ◆ 作者不詳:あなたをとても愛してる(トラック【11】)
 1839年ナポリのピエディグロッタ祭で発表されたコンクール曲で、近代ナポリ歌曲の出発点とされる記念碑的作品。

 ◆ パガニーニ:カプリース Op.1, MS 25 より第24番 イ短調(トラック【12】)
 パガニーニの人気曲にシューマンがピアノ伴奏を付けた編曲をもとに、ギターと弦楽四重奏のためにアレンジしたもの。

 演奏者
 ◆ カルロッタ・ダリア(ギター)
  1999年、トスカーナ生まれ。8歳でギターを習い始め、12歳の時に初のソロ・コンサートを実施。
  トスカーナ州シエナのキジアーナ音楽院で学んだのち、ザルツブルク・モーツァルテウム大学大学院課程を修了。
  2021年マドリード国際ギター・フェスティヴァル・コンクール優勝など、40回以上の入賞を経験し、国際的な演奏活動を展開。

 ◆ ゴルトムント四重奏団(弦楽四重奏団)
  2010年に結成され、コンクールと実演で華々しく活動し、2019年からは笹川音楽財団より貸与されたストラディヴァリウスの「パガニーニ・クァルテット」を使用。
  楽器の内訳は、1680年製ヴァイオリン、1727年製ヴァイオリン、1731年製ヴィオラ、1736年製チェロというもので、楽器名はすべて「パガニーニ」。

 ◆ 録音
  2026年1-2月、イタリア北部ロンバルディア州、ブレーシャ、シックス・フロア・レコーディング・スタジオ。

 製品仕様
 ◆ ケース:デジパック仕様。
 ◆ ブックレット:ドイツ語、英語。20ページ(トラックリスト、インタビュー 等)。
 ◆ インタビュー:ドイツの音楽ジャーナリストでオルガニストのハンナ・シュミットが、演奏者たちに質問。
 ◆ ディスク:独オプティマル・メディア(独EDELグループ)が製造。

 CD [56'45]
 録音:2026年1月30日-2月2日。
 会場:シックス・フロア・レコーディング・スタジオ。
 場所:イタリア共和国、ロンバルディア州、ブレーシャ。

 
 
 

0304701BC
\2800
ELEVATION/現代ドイツのハーモニカ&ピアノ協奏作品集
 CD [54'19]
  ヴォルフ・カーシェク(1969- )
   ◆ ハーモニカ、ピアノと室内オーケストラのための
    管弦楽組曲 [31'12](世界初録音)
     【1】 第1曲 旋回するジーグ [7'02]
     【2】 第2曲 不気味なサラバンド [6'44]
     【3】 第3曲 勇気あるクーラント [5'56]
     【4】 第4曲 愉快なアルマンドア [5'50]
     【5】 第5曲 ザ・ラスト・ワルツ [5'40]
  ベンヤミン・ヌス(1989- )
   ◆ ハーモニカ、ピアノとオーケストラのための
    協奏曲 [22'54](世界初録音)
     【6】 第1楽章 アレグロ [7'55]
     【7】 第2楽章 アンダンテ [7'04]
     【8】 第3楽章 プレスト [7'55]
コンスタンティン・ラインフェルト
 (ハーモニカ)
ベンヤミン・ヌス(ピアノ)
デトモルト室内管弦楽団
ダーヴィト・ニーマン(指揮)

 ハーモニカの多彩な表現力に驚かされるアルバム

 ◆ ダイアトニック・ハーモニカの表現力
 穴が10個のシンプルなダイアトニック・ハーモニカには、一般的に考えられているよりもはるかに豊かな表現力が秘められており、名手が演奏すれば多種多様な音楽の世界を自在に渡り歩くことができます。

 ◆ 長年のデュオの新たな挑戦
 ドイツのハーモニカの名手、コンスタンティン・ラインフェルトと、同じくドイツの作曲家でピアニストのベニヤミン・ヌスは、長年に渡って共演し、クラシック、ジャズ、即興演奏、そしてクロスオーヴァーのジャンルを横断する音楽を築き上げてきましたが、今回のアルバムでは、デュオのサウンドに、新たな要素としてオーケストラを加えることでさらに豊かな音楽を目指しています。

 ◆ Elevation
 アルバム・タイトルである「Elevation」は、高揚や向上を意味する言葉。好奇心、柔軟な感性、そして探求心によって、音楽の新たな地平が切り拓かれていく道のりを象徴しています。

 収録楽曲
 ◆ カーシェク:ハーモニカ、ピアノと室内オケのための管弦楽組曲(トラック【1】-【5】)
 バロック舞曲(ジーク、サラバンド、クーラント、アルマンド)の形式を基調としつつ、多様なジャンル・文化を対置させた作品 。

 ◆ヌス:ハーモニカ、ピアノとオーケストラのための協奏曲 (トラック【6】-【8】)
 コロナ禍中の暗い情動や不安を背景に起草され、2022年夏に日本の松山で完成しました。ハーモニカとピアノ、オーケストラの戯れるような相互作用を描き、最終楽章では光と確信に満ちたテーマを展開します。

 作曲者・演奏者
 ◆ ヴォルフ・カーシェク(作曲)
 1969年生まれ。ハンブルク音楽演劇大学教授であり、ワールドカップ公式賛歌の編曲や五輪テーマ曲の制作など、幅広いジャンルで活躍する作曲家・指揮者です。

 ◆ ベンヤミン・ヌス(ピアノ)
 クラシック、ジャズ、ゲーム音楽の領域を自在に行き来するドイツ出身のピアニスト兼作曲家。
 父ルートヴィヒ・ヌスはジャズ・トロンボーン奏者、弟のヨナタン・ヌスはシュターツカペレ・ドレスデンの首席トロンボーン奏者。叔父のフーベルト・ヌスは教会オルガンとクラシック・ピアノを学んだジャズ・ピアニスト。

 ◆ コンスタンティン・ラインフェルト(ハーモニカ)
 1995年生まれのドイツのハーモニカ奏者で作曲家。13歳の頃にハーモニカを吹き始め、独学の後、カルロス・デル・フンコやハワード・レヴィら著名奏者に師事。
 ダイアトニック・ハーモニカでオーバーブロー奏法による半音階演奏を習得。ハンブルク音楽演劇大学で音楽制作を専攻し修士過程修了。ドバイ万博・大阪万博など国際舞台にも出演。

 ◆ デトモルト室内管弦楽団(室内オーケストラ)
 ベルリン・フィルのコンサートマスターを35年間務めたダニエル・スタブラヴァが2022年から芸術監督を務めるデトモルト室内管弦楽団は、1989年にデトモルト音楽大学の学生や卒業生で創設された団体。前身組織は1954年創設のティボール・ヴァルガ室内管弦楽団。

 ◆ ダーヴィト・ニーマン(指揮)
 1990年生まれのドイツの指揮者。フォルクヴァング芸術大学等で研鑽を積み、2015年マルコ国際指揮者コンクール第2位。モンペリエ国立歌劇場副指揮者を経て、現代音楽から古典まで幅広く手掛ける国際派指揮者として活躍中。

 ◆ 録音
 2023年2月。ドイツ中部、デトモルト郊外、マリーエンミュンスター文化財団ホール。

 ◆ ケース:デジパック仕様。
 ◆ ブックレット:ドイツ語、英語。16ページ(トラックリスト、解説、他)。
 ◆ 解説:コンスタンティン・ラインフェルト、ベンヤミン・ヌス、ヴォルフ・カーシェク。
 ◆ ディスク:独オプティマル・メディア(独EDELグループ)が製造

 録音:2023年2月。
 会場:マリーエンミュンスター文化財団ホール。
 場所:ドイツ連邦共和国、ノルトライン=ヴェストファーレン州、マリーエンミュンスター

 
 





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