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8/28(金)紹介新譜 43アイテム
マイナー・レーベル新譜


ARCANTUS


ARC 25051
\3400
郷愁 グドルン・シドニー・オット(ソプラノ)
アンドレアス・リービヒ(オルガン)
 ブラームス:《11のコラール前奏曲》Op.122
  わがイエスよ、われを導きたまえ/わが魂を飾れ、おお愛する魂よ/
  いまぞ去らねばならぬ、この世を/心よりわれは喜ぶ/
  愛する主イエスよ、何ゆえに罪を負われたか/
  おお幸いなるかな、敬虔なる者たちよ/おお神よ、敬虔なる神よ/
  エッサイの根よりバラは咲き出で/心よりわれは願う/
  心よりわれは願う(別稿)/いまぞ去らねばならぬ、この世を(別稿)/

 ドヴォルザーク:《聖書の歌》Op.99
  主のまわりには雲と闇が立ちこめる/
  わたしを守ってください、あなたはわが盾/
  神よ、わが切なる願いを聞きたまえ/主はわが牧者/
  あなたに新しい歌を歌おう/神よ、わが叫びを聞きたまえ/
  バビロンの川のほとりで/わたしに目を向け、憐れみたまえ/
  わたしは山に向かって目を上げる/主に新しい歌を歌え
 
 ※CD内ではブラームスとドヴォルザークが1曲ずつ交互に収録されています
 

 ブラームスとドヴォルザークが紡ぐ、魂の郷愁

 録音:2023年10月 バーゼル大聖堂(スイス)
 収録時間:52分18秒

 死を見つめる時代にあってもなお、美と真実、そして善を求め続ける人間の魂。本盤はドヴォルザークの《聖書の歌》とブラームス晩年のオルガン作品《11のコラール前奏曲》を組み合わせ、「郷愁(ノスタルジア)」を主題に描き出します。
 故郷への思い、愛する人への追慕、そして救済への希求。深い信仰に支えられたドヴォルザークの歌と、クララ・シューマンの死を経て到達したブラームスの凝縮された音楽語法が響き合います。
 ソプラノのグドルン・シドニー・オットとバーゼル大聖堂オルガニスト、アンドレアス・リービヒによる静謐で格調高い演奏が、二人の巨匠の精神世界を鮮やかに浮かび上がらせる注目盤です。
 
 

ARC 25062
\3400
天の調べ ~ヨハン&アルベルト・ショープ作品集
 アルベルト・ショープ(1632-1674頃):
  Aus der Tieffen ruff ich Herr zu dir

 ヨハン・ショープ(1590頃-1667):
    BuB-Lied zu Gott / Trost-Lied
    クーラントニ短調 / Sehnliches Verlangen
    Verleih uns Frieden gnadiglich
    Das Lob Gottes
    Jauchtzet dem Herren alle Welt
    Ein herzlicher Lob-Psalm
    クーラント ト短調 / Ein froliches Lobe-Lied

  アルベルト・ショープ:Confitebor tibi Domine

  ヨハン・ショープ:Christliches Abend-Lied
ヒエロニムス・コンソート
 イェルーン・フィンケ(バリトン)
 トビアス・ティーツェ(テオルボ、バロック・リュート)
 ダーヴィト・ブダイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオローネ)
 トム・ヴェルツナー(オルガン)

 シュッツと交流のあったショープ父子の貴重な作品集

 録音 2024年1月 聖マリア修道院教会、リリエンタール(ライヴ)
 収録時間:51分42秒

 ヒエロニムス・コンソートのデビュー録音となる本盤は、17世紀ハンブルクで活躍した市参事会楽師ヨハン・ショープと、その息子アルベルト・ショープの宗教作品を紹介する貴重なアルバムです。
 ヨハンはハインリヒ・シュッツとも交流を持ち、アルベルトはフィリップ・シャイデマンに学んだことで知られます。
 その音楽は言葉の表現力を重視した劇的な書法と高度な声楽技巧を特色とし、ヨハン・リストの詩による霊的な世界観を鮮やかに描出。
 北ドイツ初期バロックの知られざる名作を、親密で説得力あふれる演奏で蘇らせた注目の録音です。
 
 

ARC 25057
\3400

テレマン:リコーダー協奏曲集
 リコーダー、弦楽と通奏低音のための序曲 イ短調 TWV 55:A2
 リコーダー協奏曲 ヘ長調 TWV 51:F1
 リコーダー協奏曲 ハ長調 TWV 51:C1
 リコーダー、弦楽と通奏低音のための序曲 変ホ長調 TWV 55:Es2

クララ・グルドベリ・ラウン(リコーダー)
コンチェルト・コペンハーゲンのメンバー

 デンマークの若手リコーダー奏者によるテレマンのユーモアと抒情

 録音 2023年11月 ボルルンダ教会(エスレーヴ、スウェーデン)  収録時間:78分02秒

 デンマークを代表する若手リコーダー奏者クララ・グルドベリ・ラウンが、テレマンの魅力あふれる協奏曲と序曲集に挑んだアルバム。
 テレマンはドイツ、フランス、イタリア各国の様式を自在に取り込み、機知と叙情、華やかな技巧を融合させた作曲家として知られています。
 本盤では名門コンチェルト・コペンハーゲンの精鋭メンバーとの共演により、軽快な舞曲のリズム、即興性に富む対話、そしてリコーダーならではの温かく繊細な音色が鮮やかに描き出されます。
 ユーモアと深い情感が同居するテレマン芸術の真髄を、瑞々しい演奏で堪能できる注目盤です。
 
 

ARC 26064
\3400
オルランド・ディ・ラッソ(1532-1594):
 聖霊降臨祭のための典礼音楽(ペンテコステ)

  HYMNUS: Veni, Creator Spiritus a5
  INTROITUS: Spiritus Domini a5
  KYRIE: Missa Ad imitationem Certa Fortiter a6
  GLORIA: Missa Ad imitationem Certa Fortiter a6
  ALLELUIA I: Emitte Spiritum - Gregorian Chant
  ALLELUIA II: Veni, Sancte Spiritus a5
  SEQUENTIA: Veni, Sancte Spiritus a5
  CREDO: Missa Ad imitationem Certa Fortiter a6
  OFFERTORIUM: Confirma hoc Deus a6
  SANCTUS: Missa Ad imitationem Certa Fortiter a6
  BENEDICTUS: Missa Ad imitationem Certa Fortiter a6
  AGNUS DEI: Missa Ad imitationem Certa Fortiter a6
  COMMUNIO: Factus est repente a5
  MOTET: Ave Verum a6
  MOTET: Hodie Completi sunt Dies Pentecostes a6
  MOTET: Certa fortiter Omnes a6
  ANTIPHONA MARIANA: Regina Caeli a6
アイタ・オドノヴァン(指揮)
ラッスス室内合唱団

 精緻な対位法と劇的な表情をもつ宗教曲

 録音:2022 年8 月 DCU All Hallows Chapel(ダブリン)
 収録時間:73 分18 秒

 ルネサンス後期最大の巨匠のひとり、オルランド・ディ・ラッソが1574年に出版した《Officia aliquot de præcipuis festis anni》から、聖霊降臨祭(ペンテコステ)のための音楽を収録したシリーズ第1弾。
 ミサ固有文のために作曲されたポリフォニー作品を、典礼の流れに沿って配置し、《Missa Certa fortiter》や関連モテットを交えながら、16世紀バイエルン宮廷における壮麗な典礼音楽の世界を再現しています。
 アイルランドの名匠アイタ・オドノヴァン率いるラッスス室内合唱団は、透明感あふれる声楽アンサンブルと緻密な対位法表現によって、ラッソの精神性と豊かな色彩感を鮮やかに描出。
 ペンテコステの神秘を深く味わえる注目の録音です。
 




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CLAVES



50-3116
\3900→\3690
北の光と、子どものまなざし。
テオ・ゲオルギューが描く、歓びと詩情に満ちたグリーグ協奏曲。

GIOIA 歓び

 グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
 オリヴィエ・ラティオン(1964-):天との調和
 シューマン:子供の情景 Op.15
テオ・ゲオルギュー(ピアノ)
ガーボル・タカーチ=ナジ(指揮)
フリブール室内管弦楽団

 「北」をテーマにグリーグ、シューマン、現代作曲家ラティオンを弾く

 録音:2025年1月31日 スイス、サル・エキリーブル(グリーグ/ライヴ録音)
  2026年7月 スイス、クラングヴェルト・トッゲンブルク(独奏作品)
 収録時間:53分44秒

 スイスの名ピアニスト、テオ・ゲオルギューが「北」をテーマに描く最新アルバム。故郷フリブールゆかりの現代作曲家オリヴィエ・ラティオンの神秘的な《天との調和》、シューマンの詩情豊かな《子供の情景》、そしてグリーグの名作《ピアノ協奏曲》を収録しています。
 フリブールでのライヴ録音による協奏曲では、ガーボル・タカーチ=ナジ指揮、フリブール室内管弦楽団との瑞々しい共演が実現。
 さらに、自然豊かなトッゲンブルクの新しい音楽空間で収録されたソロ作品では、ゲオルギューならではの繊細な音色と豊かな物語性が際立ちます。人生、友情、自然への思いを映し出した、温かな詩情に満ちた一枚です。
 アルバム・タイトル「GIOIA」は、イタリア語で「歓び」を意味するとともに、ピアニスト、テオ・ゲオルギウの愛娘ジョイアの名に由来します。子どもの純真なまなざしと人生の歓びを映し出した本作を象徴するタイトルです。
 





COVIELLO CLASSICS



COV 92601
\3400
レイ・モンによるベートーヴェンの傑作「ディアベリ変奏曲」
 ベートーヴェン:
  バガテル ハ短調 WoO 52
  ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲 op.120
レイ・モン(ピアノ)

 ザルツブルク・モーツァルテウム教授のピアニスト、レイ・モンによるベートーヴェンの傑作「ディアベリ変奏曲」!

 録音:2024年7月6-9日 ザルツブルク、モーツァルテウム大学ソリテール・コンサートホール
 収録時間:55分23秒

 ベートーヴェン晩年の最高傑作の一つ《ディアベリ変奏曲》を中心に据えた、ピアニスト、レイ・モンのソロ・アルバム。
 音楽史上屈指の変奏曲として知られるこの作品で、ベートーヴェンはアントン・ディアベリの素朴なワルツをもとに、ユーモア、抒情、厳格な対位法、深い精神性を備えた33の変奏へと昇華させました。
 本盤では、若き日の《バガテル ハ短調 WoO52》を併録し、初期と後期のベートーヴェンを対比。
 中国生まれでザルツブルク・モーツァルテウム大学の教授を務めるレイ・モンが、高度な技巧と豊かな音色、緻密な構成感でこの「変奏曲のエベレスト」とも呼ぶべき名作の壮大な世界を描き出します。
 
 

COV 92516
\3500
「ライオット・アンサンブル」による最新アルバム
 エデン・ロンズデイル:Tranen und Ozeane
 エリック・スキッターホルム・イーガン:privacy of mind
 カイヤ・サーリアホ:Gates( バレエ《Maa》より)
 ベルンハルト・ガンダー:O
ライオット・アンサンブル

 英国屈指の現代音楽アンサンブルによる鮮烈な演奏

 録音:2025年3月24日~26日 ドイツ、ケルン、ドイチュラントフンク室内楽ホール
 収録時間:46分02秒

 英国を拠点とする現代音楽の名アンサンブル「ライオット・アンサンブル」による最新アルバム。エデン・ロンズデイル、エリック・スキッターホルム・イーガン、カイヤ・サーリアホ、ベルンハルト・ガンダーという4人の作曲家の作品を通して、「秩序と混沌」「過去と現在」「儀式性と身体性」といった対立する要素のあわいを探ります。
 サーリアホの《Gates》ではバロック音楽を思わせる響きが現代的な音響空間へと変容し、ガンダー《O》ではロック由来の生々しいエネルギーが炸裂。
 精緻なアンサンブル能力と豊かな表現力で知られるライオット・アンサンブルが、現代音楽の最前線を鮮烈に描きます。
 




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PROSPERO



PROSP 0129
(2CD)
\4600→\4290

バロックから現代、世界53人の女性作曲家が紡ぐ、
 驚くほど多彩なピアノの小宇宙。
クララ、ファニーから田中カレンまで――
 音楽史を新しく聴き直す、意欲的な2枚組。

She Composed ~女性作曲家たちによる53のピアノ小品集

 [CD1]
  フローレンス・プライス(1888-1953):
   《3つの黒人舞曲》より 第1曲「Hoe Cake, Corn Cake」
  マリア・マティルデ・アレア(1918-2006):
   《キューバ風リズム的小品集》より 第14曲「アラメダの散歩」
  ドロテーエ・エーバーハルト(1951-):
   《うさぎ-メランコリックに》
  リリア・バスケス・クンツェ(1955-):
   《20の子供のための小品》より 第1曲「働き者の中国人」
  エミーリエ・マイヤー(1812-1883):
   《子供の世界のための6つのピアノ小品 Op.48》より 第1曲
  テレサ・カレーニョ(1853-1917):
   《子供のためのピアノ小品》より 第5曲「ワルツ」
  イシドラ・セヘルス(1803-1869):《ラ・ポモーヌ》
  エリザベート=クロード・ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665-1729):
   《組曲 ニ短調》より メヌエット
  メアリー・ワーム(1860-1938):
   《アール・ヌーヴォー様式による小品集》より
    第2曲「鉛の兵隊の行進」
  エリザベッタ・デ・ガンバリーニ(1731-1765):
   《Lessons and Songs Op.2》より 第7曲「タンブーラン」
  フレーダ・スウェイン(1902-1985):
   《小さな羊飼いの歌》
  エセル・スマイス(1858-1944):《インヴェンション》
  アンナ・セヴェリーネ・リンデマン(1859-1938):
   《ピアノ小品 Op.5》より 第3曲「夕べの気分」
  ジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983):
   《フランスの花々》より
    第6曲「オート=プロヴァンスのラベンダー」
  ドラ・ペヤチェヴィッチ(1885-1923):《子守歌 Op.2》
  ルイーズ・ファランク(1804-1875):《練習曲 Op.50-2》
  タチアナ・ニコラーエワ(1924-1993):
   《子供のアルバム Op.19》より 第3曲「ポルカ」
  ハディージャ・ゼイナロヴァ(1975-):《前奏曲 第6番》
  エイミー・ビーチ(1867-1944):
   《エスキモー Op.64》より 第2曲「帰還する狩人」
  マリア・エンマ・ボテット・デュボワ(1903-1989):
   《カーニバルの小悪魔》
  デボラ・アラス(1965-):《道ばたで》
  マリー・ジャエル(1846-1925):
   《雨の日々》より 第4曲「細かな雨」
  アンナ・ボン・ディ・ヴェネツィア(1738-1767以降):
   《チェンバロのための6つのソナタ Op.2》
    第4番 ハ長調 第1楽章 アレグロ
  ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940):
   《小さな歌》
  マルグリット・レスゲン=シャンピオン(1894-1976):《牧歌》
  テレサ・カタラン(1951-):《壊れたおもちゃ》第1番
  カタリーナ・ノール(1973-):《クリスタル》
 [CD2]
  ルイーゼ・アドルファ・ル・ボー(1850-1927):
   《3つのピアノ小品 Op.1》より 第1曲「幻想的小品」
  セシリア・アリスティ(1856-1930):《ダンサ》
  モデスタ・ボール(1926-1998):《フアングリエゴ》
  マリア・シマノフスカ(1789-1831):《ノクターン 変ロ長調》
  ルート・ションタール(1924-2006):
   《スウィート・アメリカーナ》
  ユリア・シュヴァルツ(1963-):
   《15のヴィネット》より 第14曲
  ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-2025):
   《インヴェンション》
  アウロラ・ロマン・カサーレス(1933-):
   《インディオの悲しみ》
  ヨーゼフィーネ・ラング(1815-1880):
   《地獄の踊り Op.46(または「不気味な踊り」)》
  アンナ・キャロライン・ド・ベルヴィル=ウーリー(1806-1880):
   《デヴォンシャー・ポルカ》
  リナ・ペッセ(1913-1995):
   《ブラジル風ショーロス》より「いたずら好きなベン・テ・ヴィ」
  田中カレン(1961-):《テクノ・エチュードII》第2番
  ヒセラ・エルナンデス(1912-1971):
   《ピアノのためのキューバ風作品集》より
    第1曲「クラーベの響き」
  アリシア・テルジアン(1934-):《クリオージョ舞曲 Op.1》
  クララ・シューマン(1819-1896):
   《前奏曲とフーガ Op.16-3》
  マリアンナ・フォン・マルティネス(1744-1812):
   《ソナタ イ長調》第1楽章 アレグロ
  ファニー・ヘンゼル(1805-1847):
   《ピアノのための4つの歌曲 Op.8》より 第4曲「さすらいの歌」
  レオポルディーネ・ブラヘトカ(1809-1885):
   《ノクターン Op.46-1》
  リリ・ブーランジェ(1893-1918):《主題と変奏》
  アガーテ・バッケル=グレンダール(1847-1907):
   《組曲 Op.20》より 第5曲「スケルツォ」
  メル・ボニス(1858-1937):《舟歌 Op.71》
  セシル・シャミナード(1857-1944):
   《演奏会用大練習曲 Op.35》より 第2曲「秋」
  フィリッピーネ・シック(1893-1970):
   《メタモルフォーゼン Op.52》
  ベアトリス・ロックハート(1944-2015):《ホローポ》
  リア・シマグリア・エスピノーサ(1906-1998):《タンゴ70》
 ドロテア・ホフマン(1961-):
   《ピアノ独奏のための2つのセルビア民謡》より
    「木の下に恋人が立っている」
Yami CruzMontero
Karla Martinez
Ivan Rolon
Serena Chillemi
Johanna Henschel
Dmitry Mayboroda
Marie Sophie Hauzel
Debora Halasz
Markus Bellheim
Sonja Uhlmann
Jelena Stojkovic
(以上11名の
 ピアニストによる演奏)

 53人の女性作曲家のピアノ小品を集めた大企画2枚組!

 収録時間:[CD1] 76分52秒/[CD2] 75分38秒

 女性作曲家の創造性と歴史的功績に光を当てる意欲的な2枚組アルバム。17世紀バロックから現代まで、ヨーロッパ、北米、中南米など多様な文化圏の53人の女性作曲家によるピアノ作品を収録しています。
 教育的配慮に基づき、初学者向けの小品から高度な演奏技術を要する本格作品へと難易度順に構成されているのが大きな特色。
 クララ・シューマン、ファニー・ヘンゼル、ルイーズ・ファランクといった再評価の進む歴史的作曲家から、ソフィア・グバイドゥーリナや田中カレンら現代の重要作曲家までを一望できます。
 11人のピアニストによる多彩な演奏を通じて、女性作曲家たちの豊かな表現世界と音楽史の新たな側面を伝える、文化的意義に富んだ企画盤です。
 ブックレットには作曲家の肖像画、写真も満載。
 
 

PROSP 0132
(2CD)
\3800
ゼレンカ作品に、ヘンデルの名品をカップリング
 [CD1]
  ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745):
   ミサ・パスカリス ZWV 7
 [CD2]
  ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
   キャロライン王妃のための葬送アンセム HWV 264
ルーカス・ヴァナー(指揮)
ゼロノーヴェ(声楽アンサンブル)
イ・ピッツィカンティ
 (ピリオド楽器アンサンブル)

 再評価進むゼレンカ作品に、ヘンデルの名品をカップリング

 録音:2025年5月24日 スイス・バーゼル、聖ペーター教会(ライヴ)
 収録時間:[CD1] 39分07秒/[CD2] 43分17秒

 後期バロックを代表する二つの宗教作品を収録した注目のライヴ盤。チェコ・バロック最大の作曲家ヤン・ディスマス・ゼレンカの《ミサ・パスカリス》は、近年再評価が進む名作で、華麗なトランペットとティンパニを用いた壮麗な祝祭性と卓越した対位法が魅力です。
 一方、ヘンデルの《キャロライン王妃のための葬送アンセム》は、長年の庇護者であった王妃の死を悼んで書かれた深い悲しみと崇高な精神性に満ちた傑作。
 対照的な性格を持つ二作品を、スイスの声楽アンサンブル「ゼロノーヴェ」と古楽器アンサンブル「イ・ピッツィカンティ」が、ルーカス・ヴァナーの指揮のもと、鮮明なテクスチュアと豊かな表現力で描き出しています。
 





ESTONIAN RECORD PRODUCTIONS


流通がスムーズになったらしく旧譜再掲載


ERP11220
【旧譜】
\3500
グレート・マエストロ XIII ~ モーツァルト、ヴァヒ、トビアス
 1-3. モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調 KV 459《第2戴冠式》
 4-6. モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調 KV 453
 7. ペーテル・ヴァヒ:母へ
 8. ペーテル・ヴァヒ:42
 9. ルドルフ・トビアス/
  フリードリヒ・レインホルト・クロイツヴァルト:
   美しきイルマネイツィのバラード
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
エストニア国立交響楽団
カッレ・ランダル(ピアノ/#1-6)
エリーナ・ネチャーエヴァ
 (コロラトゥーラ・ソプラノ/#7-9)

 ネーメ・ヤルヴィ&カッレ・ランダルの共演によるモーツァルト、ピアノ協奏曲第17番&第19番!

 エストニアを代表する作曲家、ペーテル・ヴァヒとプロデューサーのティーナ・ヨキネンによって2001年に設立されたレーベル「Estonian Record Productions」のグレート・マエストロ・シリーズ。
 第13巻はネーメ・ヤルヴィ&エストニア国立交響楽団とエストニアを代表するピアニスト、カッレ・ランダルとの共演によるモーツァルトのピアノ協奏曲第17番&第19番で、2019年のライヴ録音。
 後半にはペーテル・ヴァヒの2作品、そしてルドルフ・トビアス&フリードリヒ・レインホルト・クロイツヴァルトによる《美しきイルマネイツィのバラード》を収録。

 2019年4月17日(#9/ライヴ)2019年4月25日(#7-8)2019年5月29日(#4-6/ライヴ)2019年5月30日(#1-3/ライヴ)エストニア・コンサート・ホール(タリン)
 
 


ERP11120
【旧譜】
\3500
グレート・マエストロ XII ~ モーツァルト、ヒオブ
 1-3. モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 KV 466
 4-6. モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 KV 491
 7. ヨハネス・ヒオブ:交響的幻想曲《祖国》(世界初録音)
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
エストニア国立交響楽団
カッレ・ランダル(ピアノ/#1-6)

 ネーメ・ヤルヴィ&カッレ・ランダルの共演によるモーツァルト、ピアノ協奏曲第20番&第24番!

 エストニアを代表する作曲家、ペーテル・ヴァヒとプロデューサーのティーナ・ヨキネンによって2001年に設立されたレーベル「Estonian Record Productions」のグレート・マエストロ・シリーズ。
 第12巻はネーメ・ヤルヴィ&エストニア国立交響楽団とエストニアを代表するピアニスト、カッレ・ランダルとの共演によるモーツァルトのピアノ協奏曲第20番&第24番。併録されたエストニアの作曲家、ヨハネス・ヒオブの交響的幻想曲《祖国》は世界初録音。

 2019年8月30日(#1-3)2019年9月1日(#4-6)2019年9月13日(#7)エストニア・コンサート・ホール(タリン)
 
 


ERP10719
【旧譜】
\3500
グレート・マエストロ XI ~ モーツァルト、ブラームス
 1-3. モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 KV 488
 4-7. ブラームス(シェーンベルク編):ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 Op.25
 
 <アンコール>
  8. ペーテル・ヴァヒ:母へ
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
エストニア国立交響楽団
カッレ・ランダル(ピアノ/#1-3)
グイド・グアランディ(オーボエ/#8)

 ネーメ・ヤルヴィ&カッレ・ランダルの共演によるモーツァルト、ピアノ協奏曲第23番!

 エストニアを代表する作曲家、ペーテル・ヴァヒとプロデューサーのティーナ・ヨキネンによって2001年に設立されたレーベル「Estonian Record Productions」のグレート・マエストロ・シリーズ。
 第11巻はネーメ・ヤルヴィ&エストニア国立交響楽団とエストニアを代表するピアニスト、カッレ・ランダルとの共演によるモーツァルトのピアノ協奏曲第23番と、ブラームス(シェーンベルク編)のピアノ四重奏曲第1番のカップリング。
 前者は2017年のネーメ・ヤルヴィ80歳記念コンサート、後者は2016年のエストニア国立交響楽団創立90周年記念コンサートのライヴ録音です。

 2016年11月17日(#4-7/ライヴ)2017年6月6日(#1-3/ライヴ)2018年9月12日(#8)エストニア・コンサート・ホール(タリン)
 
 


ERP10619
【旧譜】
\3500
グレート・マエストロ X ~ モーツァルト、R.シュトラウス
 1-3. モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 KV 482
 4-12. R.シュトラウス:組曲《町人貴族》 Op.60
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
エストニア国立交響楽団
カッレ・ランダル(ピアノ/#1-3)

 ネーメ・ヤルヴィ&カッレ・ランダルの共演によるモーツァルト、ピアノ協奏曲第22番!

 エストニアを代表する作曲家、ペーテル・ヴァヒとプロデューサーのティーナ・ヨキネンによって2001年に設立されたレーベル「Estonian Record Productions」のグレート・マエストロ・シリーズ。
 第10巻はネーメ・ヤルヴィ&エストニア国立交響楽団とエストニアを代表するピアニスト、カッレ・ランダルとの共演によるモーツァルトのピアノ協奏曲第22番と、R.シュトラウスの組曲《町人貴族》のカップリング。
 前者は2017年のネーメ・ヤルヴィ80歳記念コンサート、後者は2016年のエストニア国立交響楽団創立90周年記念コンサートのライヴ録音です。

 2016年11月17日(#4-12/ライヴ)2017年6月7日(#1-3/ライヴ)エストニア・コンサート・ホール(タリン)
 





BIS


BIS2772
(SACD HYBRID)
\3300
マシュー・ウィットール:ザ・ワールド・ツリー
 1-10. マシュー・ウィットール(1975-):
  ザ・ワールド・ツリー(2025)
   1. I. Glacial Maximum
   2. II. Wildwood
   3. III. Pollen Polyphony
   4. IV. Song of the Axe
   5. V. Lament of the Legionary's Wife
   6. VI. Night of the Big Wind
   7. VII. Axis Mundi
   8. VIII. Heartwood
   9. IX. Requiem
   10. X. The Word for World is Forest
 
 ※世界初録音
 
ヘルシンキ室内合唱団
Emma Suszko(アルト・ソロ)...5
ニルス・シュヴェッケンディーク(指揮)

 録音:2025年11月24-27日 フィンランド、Vihti Church
 
 収録時間:71分
 
 SACD層:Stereo / Multi-Channel 5.0

 カナダ出身、現在はフィンランドを拠点とする作曲家マシュー・ウィットール。彼の音楽は、新旧の文化や西洋の伝統、世界各地の音楽要素、聖と俗、さらにはクラシックから民謡、ポップスに至るまで多様な背景を融合させ、豊かで表現力あふれる独自の世界を築き上げています。
 「ザ・ワールド・ツリー」は、2023年に起きた「シカモア・ギャップの木」の違法伐採事件を契機に書かれた10章からなる無伴奏合唱の大作。
 イギリスの作家ロバート・マクファーレンのテキストが用いられており、可視の世界を天や冥界と結びつける巨木「ユグドラシル」が登場する北欧神話に絡めつつ、自然破壊への警鐘と哀悼、事件の跡地に新たな森が育つようにとの願いが込められています。
 調性感を持つ美しい音楽は感傷を超え、人類と自然との深い結びつきを探求しています。
 演奏は、ニルス・シュヴェッケンディーク率いるヘルシンキ室内合唱団。サーリアホ作品集で2024年グラミー賞を受賞するなど名高い同コンビが、作品を丁寧に描き出します。

 
 





DACAPO


8.224777
\3000
デンマークの響き - 近現代デンマークのアコーディオン作品集 ホセ・バレンテ(アコーディオン)
 1. ハンス・アブラハムセン(1952-):Canzone カンツォーネ(1977-78)
 2. Anders Skibsted(1986-):Graf Plot (2023)*
 3. ニルス・ロシング=スコウ(1954-):Spiral Ladder(1977)*
 4. Loic Destremau(1992-):According to the Bellows;
  Cycles of Discording Echoes (ABCDE) (2023)*
 5-7. マティアス・ヴェスタゴー(1989-):Drowning Preludes (2023)*
  5. I. Calm, Remembering/6. II. Heartfelt/7. III. Static
 8-16. ペア・ノアゴー(1932-2025):Anatomic Safari(1967)
  8. I. Respiration/9. II. Movements/10. III. Clusters/
  11. IV. Fluctuations/12. V. Reaction/13. VI. Percussion/
  14. VII. Vertigo, Vertigo Double/15. VIII. Toccata (Impatience)/
  16. IX. Fantasy (Pietro's Return)
 17-23. Gustav Bjerre(1992-):Helligand, vor sorg du slukke(2023)*
  17. Prelude/18. Allemande/19. Courante/20. Sarabande/
  21. Bourree/22. Gavotte/23. Gigue

 録音:コペンハーゲン 2025年2月22-23日 デンマーク王立音楽アカデミー、コンサート・ホール 2026年2月8-9日 Garnisonskirken
 収録時間:68分

 【デンマークのアコーディオン音楽の歩みと、その広がりを描く1枚】
 デンマークで育まれてきたアコーディオン作品と、現代の新鋭作曲家たちによる委嘱作(世界初演)を組み合わせ、世代を超えた作品集として構成したアルバム。
 この楽器が培ってきた伝統と新たな試みが鮮やかに対比され、北欧におけるクラシック・アコーディオンの多彩な表情法を提示しています。
 演奏するホセ・バレンテは、作品群をひとつ続きで展開する旅のように表現。抒情的なフレージングや華やかな技巧、内省的な響きから伸びやかな展開まで、緻密なアプローチで楽器の持つ豊かな表現力を丁寧に引き出しています。

 
 




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OUR RECORDINGS



8.226937
\3000→\2790
リコーダー、ポジティフオルガン、チェンバロ
 ――古楽器がいま、鮮烈な現代音楽へ変貌する。
ペトリ、エスファハニ、そしてセーゲルスタム晩年の名演も聴き逃せない一枚。

デンマークの作曲家ポウル・ルーザス
トランスフィギュレーションズ - 3つの古楽器、3つの新しい作品


 ポウル・ルーザス(1949-):
  1-2. トランスフィギュレーションズ -
   独奏リコーダーと弦楽オーケストラのための
    ダブル・ポートレート(2022)
     1. I. Alla breve moderato
     2. II. Alla breve moderato
  3-7. ムーヴァブル・コンチェルト -
   ポシティフオルガンと弦楽合奏のための5つの小品(2023)
    3. I. Alla breve/4. II. Largo legatissimo/
    5. III. Animato/6. IV. Vivace/7. V. Andante
  8-10. チェンバロと交響楽団のための協奏曲(2019)
   8. I. Avanti risoluto/9. II. Andante/
   10. III. Vivace Martellato alla breve
ミカラ・ペトリ(リコーダー)...1-2
ペーター・ナバロ=アロンソ(ポジティフオルガン)...3-7
マハン・エスファハニ(チェンバロ)...8-10
クレメラータ・バルティカ...1-7
アンドリス・ヴェイスマニス(指揮)...1-7
オーフス交響楽団...8-10
レイフ・セーゲルスタム(指揮)...8-10

 録音:2025年12月8-11日 リトアニア、Paliesius Dvaras...1-7 2020年9月10日(ライヴ)デンマーク、オーフス、シンフォニック・ホール...8-10
 収録時間:59分

 デンマークの作曲家ポウル・ルーザスは、相反する要素を併せ持つ多彩な作風で知られています。このアルバムは、リコーダー、ポジティフオルガン、チェンバロという歴史ある3つの楽器のために書かれた新作協奏曲を収め、古楽器の現代における可能性を探求した作品集。
 「トランスフィギュレーションズ」は、ソプラニーノからテナーまでの各種リコーダーを持ち替えながら演奏していく協奏曲で、この楽器を本格的なコンサート楽器へと引き上げた名手ミカラ・ペトリが独奏を務めます。
 続く「ムーヴァブル=可動式・コンチェルト」は、バロック風のオスティナートから現代的なサウンドまで表情が鮮やかに移り変わるポジティフオルガンと弦楽のための小品。北欧の名手ペーター・ナバロ=アロンソがソロを担います。
 これら2曲では、精密なアンサンブルで知られるクレメラータ・バルティカが、スコアの細部に至るまで明確に再現しています。
 最後に収められた「チェンバロ協奏曲」はマハン・エスファハニの演奏によって、すでに現代における同楽器の重要レパートリーとしての評価を獲得しています。2024年に世を去ったセーゲルスタムがオーフス交響楽団を率いてバックを務めているのも聴きどころ。

 
 





STRADIVARIUS

STR37225
(2CD)
\4700
ショスタコーヴィッチ ピアノ曲全集 Vol. 3
 「24の前奏曲とフーガ Op. 87」
エウジェニオ・カトーネ(ピアノ)
  CD - 1
   ショスタコーヴィッチ:24の前奏曲とフーガ、Op. 87
    (1)(2)前奏曲とフーガ ハ長調 ~ (25)(26)前奏曲とフーガ嬰へ長調
  CD - 2
   ショスタコーヴィッチ:24の前奏曲とフーガ、Op. 87
    (1)(2)前奏曲とフーガ 変ホ短調 ~ (21)(22)前奏曲とフーガニ短調

 録音:2023年2月、2025年7月 エリオス・オーディオヴィジュアル・レコーディング・スタジオ
 CD-1 [73'01] CD-2 [77'59]

 J.S.バッハの「平均律クラーヴィア曲集」に触発されて作曲された大曲。バッハへのオマージュでありながらショスタコーヴィッチらしい強い個性を聴くことができる。
 ニコラーエワ以降その難易度の高さから録音はあまり多いとは言えないが、カトーネは単なる挑戦とは異なる練り上げられた素晴らしい演奏を披露している。
 録音に大変時間をかけて取り組んでいるため完成度は非常に高いものとなっている。ダイナミックなサウンドと高い演奏技術は、ピアノの名手でもあったショスタコーヴィッチの作品に大変相応しい。
 
 エウジェニオ・カトーネ(ピアノ):
  1986年、イタリアのナポリ出身。数々の著名なピアノコンクールで優勝し、国内外で活躍している。ソロ活動だけでなく、室内楽、作曲、指揮など多角的な音楽活動を展開している。
  ショスタコーヴィッチのピアノ曲全集はカトーネの最も重要なプロジェクトで、瑞々しい初期の小品から大作までを網羅していて高い評価を得ている。
 
 

STR37277
\2800
女性に宿る声 ラウラ・カトリーニ(ソプラノ) ラウラ・カトリーニ(ソプラノ)
 ルチアーノ・ベリオ (1)セクエンツァ III
 レオナルド・マリーノ (2)雨だれ石を穿つ
 アレッサンドロ・ソルビアーティ (3)誰に?
 マッテオ・フランチェスキーニ (4)レ・ベケーテ
 フェデリーコ・ガルデッラ (5)誰もが自らの内に一つの部屋を持っている
 パオロ・マルケッティーニ (6)湖、時間、夜
 ファブリツィオ・デ・ロッシ・レ (7)毒蛇
 ダニエラ・ファンテーキ (8)君は何がいる?
 キャシー・バーベリアン (9)ストリプソディ

 録音:2023年7月ノマーリオ・サン・バルトロメオ教会 [55'13]

 全て声のみで演奏される無伴奏歌曲のアルバム。カトラーニは現代音楽のエキスパートだが、スタンダードなレパートリーでも十分に活躍できる声の持ち主である。
 悪い意味でのクセは無く、声を自在にコントロールするテクニックは見事と言える。本格的な声で聴く事ができる現代音楽アルバムの登場を歓迎したい。
 
 ラウラ・カトリーニ(ソプラノ):
  1975年、イタリアのリミニ出身。ミラノ・ヴェルディ音楽院で学び、声楽と室内声楽で最優秀の成績を取得する。バロックから現代音楽まで幅広いレパートリーで活躍。学生時代にベリオの「セクエンツァ Ⅲ」の見事な歌唱で注目を集める。
  また、パオロ・グラッシ演劇学校で演技を学び、身体・呼吸・声を融合させた独自の表現スタイルを確立する。
  2018年よりミラノ・ヴェルディ音楽院で作曲科と声楽科の学生を対象としたワークショップの講師を務め後進の育成にも力を注いでいる。 
  
 
STR37301
\2800
ジャチント・シェルシ(1905-1988)作品集Vol.10
 《アイオーン》
  ブラフマーの1日からの4つのエピソード(1961)
   (1) I/(2) II/(3) III/(4) IV
 《アイオーン》
  ブラフマーの1日からの4つのエピソード(1961)
   (5) V/(6) VI/(7) VII/(8) VIII
  (9)《アナヒット》(1965)
  (10)《アナヒット》~
   ヴァイオリンとオーケストラのための(1965)
(1)イザベラ・シェルシ財団
(2)WDR交響楽団、
 ゾルタン・ペシュコー指揮
(3)イザベラ・シェルシ財団
(4)アンネッテ・ビク(Vn)
ロベルト・HP・プラッツ指揮
クラングフォルム・ウィーン

 録音:(1)-(4)1961年 (5)-(8)1985年8月12日 (9)1965年 (10)1996年WDR [67:12]

 20世紀イタリアが生んだ特異な作曲家ジャチント・シェルシの作品全集第10弾。
 ブーレーズらのセリエリズムによる作曲に異を唱えたスペクトル楽派の作曲家達に大きな影響を与えたシェルシは初期には12音技法で作曲していたが、後にひとつの音を徹底して聴き込むという作曲法に転じ、多くの作品を残した。
 彼の作曲法はセリー素材を弟子に与えて作曲させる方法から自ら即興演奏してそれをアシスタントに採譜させる方法、電子鍵盤楽器を使った微分音に基づく方法まで多岐に渡る。
 このアルバムは1960年代初頭から半ばにかけて書かれた作品が収録されており、主に一つの音と隣接する音を周回する音響の倍音の変化によって作品が構成されている。
 万華鏡のように変化する音の渦が聴きどころ。ひとつの作品に対しふたつのヴァージョンが収録されているのが特色。ひとつめは電子楽器によるもの、ふたつめはオーケストラによるものであり、異なるヴァージョンの音響の違いを楽しめる。
 
 

STR37310
\2800
不確定な状態
 ~現代イタリアの打楽器と電子音響のための作品集~

  (1)マルタ・ゲンティルッチ:《re//patterning》(2024)
  (2)サラ・ネムソフ:《バグ》(2021)
  (3)マウリツィオ・アツァン:《瓦礫やほこりの》(2024)
  (4)スタイリャノス・ディモウ:
   《Hyoidal Echoic Nexus》(2024)
  (5)ジュリオ・コランジェロ:
   《エクストラヴァガンツァ》(2024)
  (6)チェーザレ・サルディーコ:
   《数と影のメカニズム》(2024)
ファビオ・マッキア(Perc)

 録音:2024年11月27-30日カラ・カラッチョーロ・ディ・ブリーエンツァ城 [48:55]

 打楽器ソロとコンピュータで制作した電子音響による多彩な色彩の音響世界。
 作曲者の生年は記載されていないが、いずれもヨーロッパ現代音楽界の明日を担う若手と思われる。打楽器のファビオ・マッキアはイタリアの気鋭のパーカッショニストで多くの現代音楽祭に招かれ活躍している。
 
 

STR37327
\2800
バッハ - コダーイ - リゲティ - ロンケッティ作品集 ルーカ・サンツォ(ヴィオラ)
 J.S.バッハ:パルティータ ト短調、BWV. 1013(原曲:フルート イ短調)
  (1)I. アルマンド/(2)II. クーラント/(3)III. サラバンド/
  (4)Ⅳ. ブーレー・アングレーズ
 J.S.バッハ:コダーイ編曲
  (5)半音階的幻想曲 ニ短調、BWV. 913(原曲:チェンバロ)
 G.リゲティ:ヴィオラソナタ
  (6)I. Hora lunga/(7)II. Loop/(8)III. Facsar/(9)IV. Prestissimo consordino/
  (10)V. Lamento/(11)VI. Chaconne chromatique
 L.ロンケッティ:レクイエム
  (12)Preludio, classico/(13)Acceso, come fuga/(14)Ricercare, desolato

 録音:2025年3月4-6日スタジオ G & G アルデア [67'58]

 バッハと現代音楽を組み合わせたアルバムは意外に多く存在するが、ヴィオラソロでの録音は大変新しさを感じる。
 オリジナルのヴィオラ作品が他の楽器より少ないことに理由があると思われるが、リゲティとロンケッティの作品をメインにしたこのアルバムはその演奏内容の充実度も含めて非常に良い仕上がりとなっている。
 特にロンケッティのレクイエムは、サンツォによって世に知られたと言えるのでアルバムのラストを飾るに相応しい。録音状態もヴィオラの鳴りがよく捉えられていて、非常にお薦めである。
 ルーカ・サンツォ(ヴィオラ): イタリア出身のヴィオラ奏者。ブルーノ・ジュランナに師事。ローマ歌劇場、カリアリ・リリコ劇場、コンチェルト・イタリアーノなどで首席ヴィオラ奏者を歴任。
 ミケランジェロ弦楽四重奏団の創設メンバー。フレオン常任メンバー、パルコ・デッラ・ムジカ現代音楽アンサンブルのメンバーであり、多くの現代作曲家から作品を献呈され、初演やレコーディングの指名を受けている。演奏活動を続けながら、サンタ・チェチーリア音楽院でヴィオラ科の教授を務めている。
 
 

STR37336
\2800
ティランニーデ マルコ・ピペルノ(ギター)
 モーリス・オアナ: (1)ティエント
 ヨハン・カスパール・メルツ:
  (2)エレジー
 ジャン=ドミニク・クリネン(世界初録音)
  (3)わがシッドの歌
 ファリャ:
  (4)ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌
 ロドリーゴ:
  (5)祈祷と踊り
 モーリス・オアナ: ギター協奏曲「3つの描写」
  (世界初録音)
   (6)I. ファルーカの描写とカデンツァ
   (7)II. セギディーリャの描写による即興
   (8)III. ブレリアとティエントの描写
マルコ・ピペルノ(ギター)
アンドレア・セクエストロ(ピアノ)
エマヌエーレ・ピサーノ(パーカッション)

 録音:2023年5月27~29日カステリョン・デ・ラ・プラーナ [51'40]

 アルバムタイトルの「ティランニーデ」とは、イタリア語やフランス語で「独裁・支配」などの意味がある。スペインの伝統音楽「カンテ・ホンド」の情動を人間の苦悩や死といった「避けられない支配(ティランニーデ)」に例えて表現したもの。ギターのシリアスな表現力を突き詰めた内容が、従来のギターアルバムとは大きく異なるものとなっている。ギター音楽の奥深さが味わえる好企画のアルバムである。
 マルコ・ピペルノ(ギター): 1992年、イタリア・レッチェ出身のギタリスト。サンタ・チェチーリア音楽院、キジアーナ音楽院、ニコロ・ピッチンニ音楽院、セゴヴィア・ギター・アカデミー他で学ぶ。オスカー・ギリア、パオロ・ぺゴラーロ、アドリアーノ・デル・サル他に師事。ウィーン国際ギターコンクール、アンドレアス・セゴヴィア国際ギターコンクール他で優秀な成績を収める。自身の演奏活動に加え、各地のマスタークラスでの指導にも携わっている。
 
 
STR37337
\2800
時間からの逃避/チェロとギターのための作品集
 ラダメス・ニャッタリ(1906-1988):
  (1)~(3)ギターとチェロのためのソナタ(1969)
 ラファエーレ・ベラフロンテ(b.1961):
  (4)~(7)チェロとギターのための組曲第1番(1994)
 フランチェスコ・ズガンバーティ(b.1990):
  (8)~(10)《時間からの逃避》~
   チェロとギターのための(2023)
デュオ・エスクワーロ/
 フランチェスカ・デ・フィリッピス(Gtr)
 フランチェスコ・パレンテ(Vc)

 録音:2024年1月ニュー・メガライド・ソウルフィンガーズ・スタジオ [43:14]

 チェロとギターの二重奏というありそうでなかった編成による作品集。いずれも現代音楽というよりは新しいラテン・ミュージックといった趣で熱いパッションにあふれた作品揃い。
 ニャッタリは20世紀のブラジル、ベラフロンテとズガンバーティはイタリアの作曲家である。
 アストル・ピアソラの血を受け継ぐチェロのすすり泣くような哀愁とギターの情熱的なリズム、雨だれのような音が美しい。
 デュオ・エスクワーロは共にイタリア、ニーノ・ロータ音楽院で学んだ若手二人によって結成されたユニット。
 
 
STR37340
(2CD)
\4700
アクセルシオ・アントニオ・コルテス(b.1980)作品集
 CD-1
  (1)《アポフィス》~チェロのための奇想曲
  (2)《ミケイ》~ピアノのための
  (3)《金切り声》~声のための
  (4)《ペレコレーシス》~ギターのための
  (5)《方程式》~
   コントラルトとテナー・サクソフォンのための
 CD-2
  (6)《歌う小鳥》~ヴィオラのための
  (7)《私の物語のスペクトル》~
   チェンバロとペダル・イフェクトのための
  (8)《虐殺》~
   コントラバス・フルートと
    プログラミングされたシンセサイザーのための
  (9)《ホモ・コロモソニス》~打楽器のための
  (10)《名もなき声へのオマージュ》~
   テルミンのための即興曲
(1)ウンベルト・ペドラグリオ(Vc)
(2)ジュゼッペ・ブルガレッラ(Pf)
(3)アンナ・ピロッリ(声)
(4)アレッサンドロ・ベネデテッリ(Gtr)
(5)フランチェスコ・バルバリーア(Sax)
(6)ジョエル・インペリアル(Va)
(7)アクセルシオ・アントニオ・
 コルテーゼ(Cemb)
(8)マルーシャ・ブレザウシュチェク (Cb.Fl)
(9)ニーノ・エレーラ(Perc)
(10)カティア・ライネーリ(テルミン)

 録音:2022年1月~20259月 CD1 [44:55] CD2 [36:51]

 アクセルシオ・アントニオ・コルテスはイタリアの中堅世代の作曲家。ローマのサンタ・チェチーリア音楽院で学んだ。
 このアルバムは様々な楽器のためのソロ作品が収められており、現代イタリアの巨匠ルチアーノ・ベリオのライフ・ワークであったセクエンツァを意識していることは間違いない。
 楽器はチェロ、ピアノ、声、ギター、サクソフォン、ヴィオラ、チェンバロ、フルート、打楽器、テルミン(!)と多岐に渡る。特に声のための作品ではベリオが歌手キャシーバーベリアンのために書いた様々な唱法を駆使した作品を想起させる。
 
 
STR37346
\2800
マルコ・モーミ(b.1978)作品集
 《Almost close》~ピアノと音響変換器のための(2015)
  (1)I. Polpa/(2)II. Unghia
 (3)《その一歩が踏み出されることと願っている》~
  弦楽四重奏とエレクトロニクスのための(2017)
 (4)《失われたものたち》~
  サクソフォン、打楽器とピアノのための(2018)
 (5)《外に置いておきたい》~
  打楽器三重奏とエレクトロニクスのための(2020)
マルリース・デバッケル(Pf)
クァルテット・モーリス(S.Q)
トリオ・アプストラクト
ZAUM_percussion

 録音:2025年6-8月ペルージャ、イタリア [69:44]

 マルコ・モーミはイタリアの中堅世代の作曲家。ハーグ、ローマ、ダルムシュタットで学んだ後、パリのIRCAMで奨学金を得て電子音楽を学び制作に励んだ。
 このアルバムには様々な編成(全4曲のうち3曲に電子音響が含まれている)のための作品が収められているが、いずれも短く強い打撃音の後、その打撃音が長く引き伸ばされ静寂に溶け込んでゆくといったサウンド・イメージで一貫されて書かれている。
 それはあたかも暗闇の中で強烈なフラッシュを浴びて一瞬目がくらむが次第に闇に目が慣れてゆく過程に似ている。非常にユニークな作曲家の登場である。
 
 

STR37352
\2800
パトリック・マルクラン 「無限」
 ジャコモ・レオパルディへのオマージュ
  (1) 詩
  (2) 無限
  (3) いつも愛おしい
  (4) 座して見つめれば
  (5) 人間を超越した静寂
  (6) 無限の三重唱
  (7) スフレ
トラック1:
 パトリツィア・ロ・シウト(語り)
シャンタル・ペロー(ソプラノ)
シルヴィ・ドゥギー(メゾ・ソプラノ)
エリザベート・ラニョー(メゾ・ソプラノ)
アラン・アルティノグリュ(指揮)
(6):シルヴィア・ノッパー(ソプラノ)
 ミュリエル・シュヴァルツ
  (メゾ・ソプラノ)
 レイラ・プフィスター(メゾ・ソプラノ)
 ピエール・ストラウク(指揮)


 録音:ラ・ミューズ・アン・シルキュイ
  (6)チューリッヒでのライヴ収録(フェスティヴァル・ヌオーヴァ・ムジカ) [38'39]

 イタリアの偉大な詩人ジャコモ・レオパルディの「無限」をテキストに使用した無伴奏の作品。15行の短い詩の中に多種多様なテーマ、視点、キャラクターが詰め込まれている。
 マルクランはこれに対応するために単一の歌い方ではなく、語りからソプラノの高音域を活かした抒情的な歌唱など声の扱いに多彩な変化を持たせている。
 これにより詩の持つ「沈黙」「静寂」「無限の広がり」というテーマを表現している。現代声楽作品に興味のある方には大変お薦めである。尚、トラック・2の「無限」は、シャンタル・ペローのソロである。

 パトリック・マルクラン(作曲):
  1944年、パリ出身。シェーンベルクの流れを汲む緻密な現代音楽の技法を受け継ぎつつも、ドビュッシーやメシアンといったフランス音楽の伝統的な響きと抒情性を併せ持つ作風で高く評価されている。
  初期はジャズギタリストとして活動していた。パリ・エコール・ノルマル音楽院でクラシックギターをアルベルト・ポンセに、和声法をアラン・ベルノーに、対位法とフーガをジャネット・ケラーに師事。
  パリ国立高等音楽院でマックス・ドイチュに作曲を師事した。クラシック音楽だけでなく、演劇や映画の音楽も数多く手掛けている。ジャコモ・レオパルディは19世紀イタリアのロマン主義の詩人である。
  「無限」は彼の代表作の一つである。
 

 
STR37353
\2800
プリミエール ユリア・サダウニカイテ(ピアノ) ユリア・サダウニカイテ(ピアノ)
 M.ラヴェル:
  (1)「鏡」No. 5: 鐘の谷
 O.メシアン:
  (2)「幼子イエスに注ぐ20の眼差し」No. 11:聖母の初聖体
 R.シューマン: ピアノソナタ第1番嬰へ短調 作品11
  (3)第1楽章 Introduktion:un poco Adagio-Allegro vivace
  (4)第2楽章 Aria:Senza passione, ma espressivo
  (5)第3楽章 Scherzo e Intermezzo:Allegrissimo
  (6)第4楽章 Finale:Allegro un poco maestoso
 カール・ヴァイン: ピアノソナタ第1番
  (7)第1楽章 half note = 48
  (8)第2楽章 Leggiero e legato

 録音:2025年6月デンマーク音楽アカデミー・コンサートホール [62'43]

 サダウニカイテのファースト・アルバム。シューマンから現役の作曲家・ピアニストのカール・ヴァインの作品までを収めた大変意欲的なプログラムで構成されている。
 ピアノをしっかりと鳴らしきるテクニックが大変素晴らしい。このアルバムを象徴するカール・ヴァインのピアノソナタは元々シドニー・ダンス・カンパニーの委嘱で作曲されたバレエ音楽であるが、強烈なエネルギーと超絶技巧が要求される。
 ハードルの高さを感じさせないテクニックと豊かな色彩感がアルバム全体を支配している。次回作も大いに期待したい。
 
 ユリア・サダウニカイテ(ピアノ)は、リトアニア出身でヴィータウス・マグヌス大学音楽アカデミー、王立スコットランド音楽院、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院で学んだ。
 ペーター・ランゲ他に師事。アルタ・ヴァレッタ国際ピアノコンクールでグランプリを受賞。ヴィータウス・マグヌス大学音楽アカデミーでピアノ科講師を務めている。
 
 

STR 37356
\2800
ディミニューションとインタブレーション
 イタリア・ルネサンスの器楽曲
ペーテル・セーデルベリ(8コース・リュート)
レイフ・ヘンリクソン
 (テノール、バス・ヴィオール)
  (1)ファンタジア・クインタ (ジョヴァンニ・アントニオ・テルツィ)
  (2)丘は緑に覆われ (ジョヴァンニ・バッサーノ)
  (3)このように私の髪を (ジョヴァンニ・アントニオ・テルツィ)
  (4)トッカータ・セコンダ (ジョヴァンニ・アントニオ・テルツィ)
  (5)たとえ別れであっても (ジョヴァンニ・バッサーノ)
  (6)たとえ別れであっても (ジローラモ・ダッラ・カーザ)
  (7)ファンタジア・セコンダ (ジョヴァンニ・アントニオ・テルツィ)
  (8)ある日スザンナが (ジョヴァンニ・アントニオ・テルツィ)
  (9)トッカータ・プリマ (ジョヴァンニ・アントニオ・テルツィ)
  (10)ある日スザンナが(ジョヴァンニ・バッサーノ)
  (11)誰が天に誓うだろうか(ジョヴァンニ・アントニオ・テルツィ)
  (12)丘は緑に覆われ(ジョヴァンニ・アントニオ・テルツ)ィ
  (13)このように私の髪を(ジョヴァンニ・バッサーノ)
  (14)ファンタジア・セスタ(ジョヴァンニ・アントニオ・テルツィ)

 録音:2022年9月、11月ストックホルム、ペトルス教会 [52'01]

 アルバムタイトルは、16世紀イタリア・ルネサンス期における器楽演奏の装飾技法と編曲法のことである。パレストリーナらのマドリガーレやシャンソンといった世俗曲をリュートやヴィオラ・ダ・ガンバで演奏出来る様に編曲された楽曲が集められている。
 そのため同じタイトルの曲があるが、編曲者が違うのでそれらの聴き比べが面白い。
 録音メディアのない時代に、流行の楽曲を手軽に楽しむための編曲は現代に至るまで続いているが、そのルーツを楽しめる好企画のアルバムで古楽のファンや音楽史に興味のある方には特にお薦めしたい。

 ペーテル・セーデルベリ(8コース・リュート):
  1957年、スウェーデン・ストックホルム出身のリュート奏者。ストックホルム音楽大学、スコラ・カントルム・バジリエンシスで学ぶ。ホプキンソン・スミス他に師事。古楽からジャズ、自由即興演奏、現代音楽に至るまで幅広いジャンルで先駆的な活動を続けている。

 レイフ・ヘンリクソン(テノール、バス・ヴィオール):
  スウェーデン出身のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。スコラ・カントルム・バジリエンシスで学ぶ。
  ジョルディ・サヴァールに師事。ヨーロッパ全域で活躍するが、現在はストックホルムに拠点を戻して室内楽を中心に演奏活動を継続している。
 
 


STR37358
(2CD)
\4700
《エチュード全集》~ピアノのための
 フィリップ・グラス(b.1937):
  CD1
   第1集(第1番~第10番)
  CD2
   第2集(第11番~第20番)
ユルギス・カルナヴィチュス(Pf)

 録音:2023年10月2-4日パレリシウス・スタジオ・レジデンス、リトアニア
 CD1[67:37] CD2[69:48]

 ミニマル・ミュージックの開祖三人衆のうちテリー・ライリー、スティーヴ・ライヒは既に90代、フィリップ・グラスも来年ついに90歳を迎える。
 三人とも老いてなお、精力的に作曲活動を続けているのには驚かされる。グラスはクラシックの伝統的な形式から離れて自身のアンサンブルを組織して画廊などを主な会場として作品を発表していたが、功成り名遂げた後はオペラを量産、交響曲は現在までになんと15番まで完成させている。
 ピアノのための「エチュード」はショパン以来、ピアノ作品の王道でドビュッシー、リゲティが名作を完成させているがグラスも例外ではなく、自身の創作の総決算として全20曲を完成させた。
 グラスはリトアニア系ユダヤ人をルーツに持つが、ここではリトアニアを代表するピアニスト、ユルギス・カルナヴィチュスが渾身の演奏を聴かせてくれる。録音もリトアニアで行われた。
 
 
STR37359
\2800
三日月の下で
 ギターのための新作と編曲集 Vol. 2 * G.スザーニ編曲
ジャコモ・スザーニ(ギター・作曲・編曲)
  C.ドビュッシー: 「子供の領分」より
   (1)小さな羊飼い*
  G.スザーニ:2つの覚え書き
   (2)I. プレリュード/(3)II. トッカータ
  M.ラヴェル:
   (4)前奏曲、イ短調*
  C.ドビュッシー :「子供の領分」より
   (5)ゴリウォーグのケークウォーク*
  G.スザーニ:三日月の下で
   (6)I. クッキーのような雪片/(7)II. 春の風/(8)III. その細い姿を見て/
   (9)IV. 青い海/(10)V. そうなる運命だった/(11)VI. 花に酔う
  C.ドビュッシー:
   (12)亜麻色の髪の乙女* 「前奏曲第一集より」
   (13)グラドゥス・アド・パルナッスム博士* 「子供の領分」より
  G.スザーニ:ソロのための組曲
   (14)I. プレリュード/(15)II. アラベスク/(16)III. 間奏曲/
   (17)IV. コラール/(18)V. フィナーレ

 録音: 2025年12月パドヴァ、バルコ・テアトロ

 アルバムタイトルの「三日月の下で」は、ジェーン・ラインホルトによる松尾芭蕉の「奥の細道」の英訳からインスピレーションを得て作曲された。
 短い小品で構成されているところが俳句らしいと言えるが、英訳からの印象なので新しい解釈として歓迎したい。
 ドビュッシーとラヴェルの編曲は大変センスの良い仕上がりである。マルチな才能を活かして更なる活躍を期待したい。

 ジャコモ・スザーニ(ギター・作曲・編曲)
 1995年、イタリア・パドヴァ出身のギタリスト・作曲家・指揮者。ギターを、ステファノ・グランドーナ、マイケル・ルーウィン、ジュリアン・ブリームに師事。
 作曲を、スティーヴン・ゴス、フランチェスコ・アントニオーニに師事。指揮を、アレッサンドロ・カダリオ、ジルベルト・セレンべに師事。ギタリストとして、多くのコンクールで優勝する。作曲家としても、ニューヨーク・レスピーギ賞を受賞している。
 
 

STR37367
\2800
H.W.ヘンツェ 「王宮の冬の音楽」
 ~シェイクスピアの登場人物による2つのソナタ~
ステファノ・グロンドーナ(ギター)
  王宮の冬の音楽 第1ソナタ
   (1)リトルネッロ/(2)I.グロスター(リチャードⅢ世)/(3)リトルネッロ/
   (4)II.ロミオとジュリエット/(5)リトルネッロ/(6)III.エアリアル(テンペスト)/
   (7)リトルネッロ/(8)IV.オフィーリア(ハムレット)/(9)リトルネッロ/
   (10)V.タッチストーン、オードリーとウィリアム(お気に召すまま)/
   (11)リトルネッロ/(12)VI.オベロン(真夏の夜の夢)/(13)リトルネッロ
  王宮の冬の音楽 第2ソナタ
   (14)I.サー・アンドリュー・アギュチーク(十二夜)/(15)II.ボトムの夢(真夏の夜の夢)/
   (16)III.狂えるマクベス夫人(マクベス)/(17)リトルネッロ

 録音:ソンドリオ県・カスティネット地区、サン・バルトロメオ教会
  第1ソナ:(2)(4)(6)(8)(10)(12)2024年9月
  第2ソナタ:(14)(15)(16)2023年9月
  リトルネッロ:(1)(3)(5)(7)(9)(11)(13)(17)2025年7月
 [77'04]

 シェイクスピアの劇中の人物から着想を得た作品である「王宮の冬の音楽」は、ジュリアン・ブリームの委嘱によって作曲され、高度な技巧と豊かな色彩感でキャラクターの内面や物語が描かれている。
 多くの名ギタリストによって演奏・録音がされているが、グロンドーナの演奏はその冴えた音色が見事である。現代音楽ではあるが、ギターという楽器の見通しの良い音色のおかげで曲の美しさを堪能できる好企画の1枚である。
 
 ステファノ・グロンドーナは、1958年イタリア出身のギタリスト。セルジョ・ノターロ、オスカー・ギリア、ジュリアン・ブリーム、アンドレアス・セゴビアに師事。
 数々のコンクールで入賞し、幅広いレパートリーで演奏活動を行なっている。ヴィチェンツァ音楽院、ロンドン王立音楽アカデミー、ギルドホール音楽学校などでマスタークラスを受け持ち、後進の指導にも力を入れている。
 
 

STR57951
\2800
空への郷愁 ショーソン歌曲集
 7つの歌 Op. 2
  1.II. 魅惑/2.VI. エベ
 3つの歌 Op. 27
  3.I. 時の女神
 7つの歌 Op. 2
  4.VII. 蜂雀
 4つの歌 Op. 13
  5.I. 慰め
 シェイクスピアの歌 Op. 28
  6.II. 愛の歌
 7つの歌 Op. 2
  7.V. イタリアのセレナード/8.IV. 最後の一葉
 温室 Op. 24
  9.V. 祈り
 愛と海の詩、Op. 19
  10.III. リラの花咲く頃
ケヴィン・ノーウッド(ヴォーカル)
シリル・アシャール(ギター・編曲)

 録音:2024年10月26-29日 モンフロック、サン・クレール教会 [46:05]

 美しいショーソンの歌曲(メロディ)を、ギターとヴォーカルという非常にシンプルな編成で再構築したアルバム。クラシックの歌曲でありながら、2人のジャズミュージシャンとしての感性が遺憾なく発揮されている。
 クラシックの演奏家では有り得ない即興演奏を交えた現代的なアプローチが耳に新しい。
 教会の高い天井が生み出す自然で豊かな残響が大変美しく捉えられている。クラシック、ジャズの双方のファンにお薦めできるアルバムである。
 
 ケヴィン・ノーウッド(ヴォーカル):
  フランスで活躍するジャズシンガー、作詞・作曲家。元々はサックス奏者としてビッグバンドに参加していた。この活動によって即興演奏を学び、独特な歌唱スタイルを築き上げた。
  2008年頃から本格的に歌手活動をスタートさせている。
 
 シリル・アシャール(ギター・編曲):
  1972年、エクサンプロヴァンス出身のギタリスト。
  プログレッシブ、メタル、ジャズ・フュージョン、アコースティック・ジャズなど幅広いジャンルで活躍する。演奏活動の傍ら、音楽教育にも深く携わっている。このアルバムの編曲も全てアシャールの手によるものである。
 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ATS

ATS1004-2
(MQACD)
\2800→\2590
セル+クリーヴランド1965年の「ザ・グレート」・
 「名歌手」第一幕前奏曲

  ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕前奏曲
  シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」
セル指揮
クリーヴランド管

 セル+クリーヴランド1965年の「ザ・グレート」・「名歌手」第一幕前奏曲、アムステルダム・コンセルトヘボウにおけるステレオ・ライヴ、モリーニ+セル+クリーヴランド 至高のベートーヴェン(1967、ステレオ)

 1965年6月24日アムステルダム・コンセルトヘボウ、ライヴ・ステレオ

 セル+クリーヴランド管は1965年、5月から6月に掛けてソビエトも含む大規模なヨーロッパツアーを敢行しました。アムステルダムのコンセルトヘボウにおける豪快なライヴ!
 セルはコンセルトヘボウ管の共同指揮者を務めた程のお馴染みです。それ故に、この世界屈指の名ホールのアコースティックは熟知しております。
 「自分が育てたアメリカのオーケストラを使ってヨーロッパ音楽の神髄を極める」とばかりに自信に満ち満ちた演奏。「ザ・グレート」に至ってはスケール極大。自由さを失わずに鉄壁のアンサンブルを保つという美しい矛盾と奇跡を成し得ております。
 ソニー盤が1957年11月、最晩年のスタジオ録音が1970年4月ですから丁度その中間の時期ということもあり正に良いとこどりの充実ぶり。「名歌手」前奏曲も立派そのもの。何という豊かな音楽でしょう。ステレオで収録されていたことに感謝の念を禁じえません。
 
 名歌手前奏曲[9:27] ザ・グレート[13:49][14:18][9:30][10:34]
 
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ATS1005-2
(MQACD)
\2800→\2590

モリーニ+セル+クリーヴランド 至高のベートーヴェン
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
エリカ・モリーニ(Vn)
セル指揮
クリーヴランド管

 1967年5月11日ライヴ、ステレオ録音

 これぞ女王の風格。名女流エリカ・モリーニ(1904~1995)は、ウィーンに生まれ、ユダヤ系だったために1938年からはアメリカを本拠に活躍しました。
 1916年に大指揮者ニキシュと共演している程の神童。名声に比して録音が少ないために幻扱いされることもありますが、実際は晩年まで精力的な活動を展開。
 単に録音に関心がなかっただけのようです。芸風は繊細な美音を生かした高貴、典雅そのもの。ウィーンのエレガンスを体現できる名女流です。伴奏がセルというのも泣かせます。
 セルは古くはウィーンフィルを指揮してフーベルマンの伴奏でこのベートーヴェンをスタジオ録音しており、後々まで演奏会、録音を繰り返しました。
 ふくよかで丸みのある、深深たる抒情溢れる名バッキング!第一楽章終了時に熱狂的な拍手が30秒も続きます。
 このライヴが音質良好なステレオ録音で収録されていたことに感謝の念が深まるばかりです。
 英日のライナーノート付です。
 




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BERLIN CLASSICS



PRCE 001
(10CD)
\7600→\7190
ペーター・レーベル・コレクターズ・エディション~
 レジェンダリー・エテルナ・レコーディングス

  (0303514BC)
   ブラームス:
    CD 1
     ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 Op.1
     ピアノ・ソナタ 第2番 嬰ヘ短調 Op.2
     スケルツォ 変ホ短調 Op.4
    CD 2
     ピアノ・ソナタ 第3番 ヘ短調 Op.5
     ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34
    CD 3
     8つのピアノ小品 Op.76/2つのラプソディ Op.79/
     4つのバラード Op.10/6つのピアノ小品 Op.118
    CD 4
     幻想曲 Op.116/3つのインテルメッツォ Op.117/
     4つのピアノ小品 Op.119/
     ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
    CD 5
     ロベルト・シューマンの主題による変奏曲 Op.9
     パガニーニの主題による変奏曲 Op.35
     創作主題による変奏曲 Op.21-1

  (0303515BC)
   ベートーヴェン:
    CD 1
     ピアノ協奏曲第1番ハ長調 op.15
     ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.19
    CD 2
     ピアノ協奏曲第3番ハ短調 op.37
     ピアノ協奏曲第4番ト長調 op.58
    CD 3
     ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 op.73「皇帝」
     ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
     ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13「悲愴」
    CD 4
     ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57「熱情」
     ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78「テレーゼ」
     ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106
      「ハンマークラヴィーア」
    CD 5
     ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2「テンペスト」
     ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3「狩」
     ピアノと管弦楽のためのロンド 変ロ長調 WoO.6

(0303514BC)
 ペーター・レーゼル(ピアノ)
 ブラームス弦楽四重奏団
  (ピアノ五重奏曲)

(0303515BC)
 ペーター・レーゼル(ピアノ)
 ベルリン交響楽団
 クラウス・ペーター・フロール(指揮)


 録音:
  (0303514BC)
   1972-1974年、ドレスデン、ルカ教会、ベルリン、ブルンネンシュトラーセ・シュトゥーディオ
  
 (0303515BC)
  1988-1991年、東ベルリン、キリスト教会(ピアノ協奏曲、ピアノと管弦楽のためのロンド)
 
 録音:1979-1984年、ドレスデン、ルカ教会(ピアノ・ソナタ)


 東独エテルナが誇る名ピアニスト、ペーター・レーゼル。その芸術の根幹をなすブラームスとベートーヴェンを、それぞれ5枚組、全10枚に集大成したコレクターズ・ボックスです。

 ブラームスでは、若き日の3つのソナタから、後年の内省的な小品群、壮大な《ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ》までを完備。技巧を見せつけるためではなく、作品の内部からゆっくりと熱を立ち上がらせるレーゼルの誠実で深いピアニズムが、ブラームスの全時代を一本の太い線で貫きます。ブラームス弦楽四重奏団とのピアノ五重奏曲も、まさに黄金時代エテルナの精華。

 対するベートーヴェンは、フロール&ベルリン交響楽団との協奏曲第1番から《皇帝》、さらに《悲愴》《月光》《熱情》《ハンマークラヴィーア》まで。華美さとは無縁ながら、構築は堅固、音楽は雄弁。作品への深い敬意と、人間的な温かさが同居する演奏です。

 1970~90年代に遺された、レーゼルの最も充実した録音を一望できる決定版。
 世代を超えて聴き継がれるべき、格別の10枚組です。




<メジャー・レーベル>

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DECCA



《リッカルド・ムーティ~フィリップス&ドイツ・グラモフォン録音全集》

487-2186
(33CD+4DVD)
\20000→\19490

 スタイリッシュでドラマティック、ムーティのオペラを含む30年以上にわたる名盤を初集大成

 CD33枚組+DVD4枚組ボックス・セット、待望のリリース!

 ●イタリア出身の世界的大指揮者リッカルド・ムーティがフィリップスとドイツ・グラモフォンに行った録音が初めてすべてまとめてデッカより発売されます。

 CD33枚組+DVD4枚組ボックス・セット。

 ムーティは20世紀後半から21世紀初頭にかけて活躍した指揮者の中でも、最も権威ある、そして妥協を許さない音楽家の一人として高く評価され、「音楽は職業ではなく、使命」だと語っています。
 このセットはムーティの1988年から2019年まで、30年以上にわたる指揮者としての輝かしいキャリアをたどるものです。フィラデルフィア管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ミラノ・スカラ座管弦楽団などのオーケストラ、ルチアーノ・パヴァロッティ、ジェシー・ノーマン、ギドン・クレーメル、ワディム・レーピン、ルドルフ・ブッフビンダーなどのソリストと共演。
 ブラームスとシューマンの交響曲全集、ウィーン・フィルとのモーツァルトの交響曲全集、高く評価されたフィラデルフィア管弦楽団とのプロコフィエフの交響曲第1・3・5番、ブルックナーの交響曲第2番のウィーン・フィルとのライヴ録音、ベートーヴェンの協奏曲集の他、『トスカ』『マノン・レスコー』『道化師』『ウィリアム・テル』『湖上の美人』などのオペラも収録され、幅広いレパートリーで卓越した手腕を発揮していることがわかります。
 ムーティの音楽的アプローチの核心は、忠実な楽譜の再現、すなわち作曲家の意図が最も重要という信念で、この原則が洗練された劇的感覚と、人間の声に根差した生まれながらの抒情性と結びついて、圧倒的な正確さと深い感情を兼ね備えたムーティらしい演奏が生み出されています。セットにはDVD4枚が含まれ、クラウディオ・アラウとの共演によるベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番は今回初めてDVDで発売されます。

 ●オリジナル・ジャケット仕様。音楽評論家Andrew Stewartによる興味深い解説を掲載したブックレットも付いた、魅力ある豪華なセットに仕上がっています。

 ●「“フィラデルフィア・サウンド”というものは存在しない。モーツァルトのサウンド、ブラームスのサウンド、そしてマーラーのサウンドがあるのだ」――リッカルド・ムーティ(『ニューヨーク・タイムズ』紙、1986年)

 ●「要するに全体を通して私が最も強く感じたのは、落ち着き、洗練、そして知性…正確さと計算が支配している」――『グラモフォン』誌(エドワード・セッカーソンによるプロコフィエフの交響曲第5番についての記述)
 

《リッカルド・ムーティ~フィリップス&ドイツ・グラモフォン録音全集》


《CD 1》
 1-3) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
  【演奏】ワディム・レーピン(ヴァイオリン)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】2007年2月、ウィーン/
《CD 2》
 1-3) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73『皇帝』
  【演奏】ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】2019年12月、ウィーン/

《CD 3》
 ブラームス:1-4) 交響曲第1番ハ短調Op.68、5) ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
  【演奏】フィラデルフィア管弦楽団
   【録音】1989年9月、フィラデルフィア/
《CD 4》
 ブラームス:1-4) 交響曲第2番ニ長調Op.73、5) 大学祝典序曲Op.80
  【演奏】フィラデルフィア管弦楽団
   【録音】1988年10月、フィラデルフィア/
《CD 5》
 ブラームス:1-4) 交響曲第3番ヘ長調Op.90、5) アルト・ラプソディOp.53
  【演奏】ジェシー・ノーマン(ソプラノ)(5)、フィラデルフィア・コーラル・アーツ・ソサエティ(5)、フィラデルフィア管弦楽団
   【録音】1989年4月、フィラデルフィア/
《CD 6》
 ブラームス:1-4) 交響曲第4番ホ短調Op.98、5) 悲劇的序曲Op.81
  【演奏】フィラデルフィア管弦楽団
   【録音】1988年10月、フィラデルフィア/

《CD 7》
 1-5) ブルックナー:交響曲第2番ハ短調(1872/77年ノヴァーク版)
  【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】2016年8月、ザルツブルク(ライヴ)/

《CD 8》
 1-10) R.シュトラウス:管弦楽組曲『町人貴族』Op.60b-IIIa
 【演奏】ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】2016年8月、ザルツブルク(ライヴ)/

《CD 9》
 1-9) ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉Op.51
  【演奏】ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】1991年2月、ベルリン/

《CD 10》
 1-25) レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』
  【演奏】
   ダニエラ・デッシー(ソプラノ)、ルチアーノ・パヴァロッティ、エルネスト・ガヴァッツィ(テノール)、
   フアン・ポンス、パオロ・コーニ(バリトン)、
   ウェストミンスター・シンフォニック合唱団、フィラデルフィア少年合唱団、フィラデルフィア管弦楽団
    【録音】1992年2月、フィラデルフィア(ライヴ)/

《CD 11》
 モーツァルト:1-4) 交響曲第40番ト短調K.550、5-8) 交響曲第36番ハ長調K.425『リンツ』
  【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】1991年10月、ウィーン/
《CD 12》
 モーツァルト:1-4) 交響曲第41番ハ長調K.551『ジュピター』、5-7) 交響曲第31番ニ長調K.297『パリ』
  【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】1993年6月、ウィーン/
《CD 13》
 モーツァルト:1-4) 交響曲第39番変ホ長調K.543、5-8) 交響曲第25番ト短調K.183
  【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】1996年2月、ウィーン/
《CD 14》
 モーツァルト:1-4) 交響曲第35番ニ長調K.385『ハフナー』、5-7) 交響曲第38番ニ長調K.504『プラハ』
  【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】1997年9月、ウィーン/
《CD 15》
 モーツァルト:1-4) 交響曲第33番変ロ長調K.319、5-8) 交響曲第29番イ長調K.201、9-11) 交響曲第34番ハ長調K.338
  【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】1998年9月、ウィーン/

《CD 16》
 ムソルグスキー:1-15) 展覧会の絵(ラヴェルによる管弦楽編)、16) はげ山の一夜
  【演奏】フィラデルフィア管弦楽団
   【録音】1990年10月、フィラデルフィア/

《CD 17》
 パガニーニ:1-3) ヴァイオリン協奏曲第4番ニ短調、4-7) ワルシャワ・ソナタ
  【演奏】ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】1995年10月、ウィーン/

《CD 18》
 プロコフィエフ:1-4) 交響曲第5番変ロ長調Op.100、5) 祝典詩曲『ヴォルガとドンの出会い』Op.130
  【演奏】フィラデルフィア管弦楽団
   【録音】1990年3月、フィラデルフィア/
《CD 19》
 プロコフィエフ:1-4) 交響曲第3番ハ短調Op.44、5-8) 交響曲第1番ニ長調Op.25『古典』
  【演奏】フィラデルフィア管弦楽団
   【録音】1991年1月(1-4)、1990年10月(5-8)、フィラデルフィア/

《CD 20-21》
 プッチーニ:歌劇『トスカ』
  【演奏】
  キャロル・ヴァネス(ソプラノ)、ジェフリー・スミス(アルト)、
  ジュゼッペ・ジャコミーニ、ピエロ・デ・パルマ(テノール)、
  アルフレード・マリオッティ、ジョルジョ・ザンカナーロ、チャールズ・オースティン(バリトン)、
  オラツィオ・モーリ、ダニロ・セッライオッコ(バス)、
  ウェストミンスター・シンフォニック合唱団、フィラデルフィア少年合唱団、フィラデルフィア管弦楽団
   【録音】1992年1月、フィラデルフィア/

《CD 22-23》
 プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』
  【演奏】
  マリア・グレギーナ(ソプラノ)、グロリア・バンディテッリ(メッゾ・ソプラノ)、
  ホセ・クーラ、マルコ・ベルティ、
  エルネスト・ガヴァッツィ(テノール)、ルーチョ・ガッロ(バリトン)、
  ルイジ・ローニ、オラツィオ・モーリ、アルド・ブラマンテ(バス)、
  ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団
   【録音】1998年6月、ミラノ/

《CD 24-27》
 ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』
  【演奏】
  シェリル・ステューダー、アメリア・フェッレ(ソプラノ)、
  ルチアーナ・ディンティーノ(メッゾ・ソプラノ)、
  クリス・メリット、ヴィットリオ・テッラノーヴァ、エルネスト・ガヴァッツィ(テノール)、
  ジョルジョ・ザンカナーロ、アルベルト・ノーリ(バリトン)、
  ルイジ・ローニ、フランコ・デ・グランディス、ジョルジョ・スルヤン(バス)、
  ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団
   【録音】1988年12月、ミラノ/

《CD 28-29》
 ロッシーニ:歌劇『湖上の美人』
  【演奏】
   ジューン・アンダーソン、マリレーナ・ラウレンツァ(ソプラノ)、
   マルティーヌ・デュピュイ(メッゾ・ソプラノ)、
   ロックウェル・ブレイク、エルネスト・ガヴァッツィ、クリス・メリット、フェッレーロ・ポッジ(テノール)、
   ジョルジョ・スルヤン(バス)、ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団
    【録音】1992年6月、ミラノ(ライヴ)/

《CD 30》
 シューマン:1-4) 交響曲第1番変ロ長調Op.38『春』、5-8) 交響曲第4番ニ短調Op.120
  【演奏】
   ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
    【録音】1993年5月、ウィーン/
《CD 31》
 シューマン:1-4) 交響曲第2番ハ長調Op.61、5-9) 交響曲第3番変ホ長調Op.97『ライン』
   【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
    【録音】1995年10月(1-4)、1993年10月(5-9)、ウィーン/

《CD 32》
 J.シュトラウス2世:
  1) ワルツ『ジャーナリスト』Op.321、
  2) ポルカ『外交官』Op.448、3) ポルカ『すみれ』Op.132、
 4) ヨーゼフ・ランナー:シュタイル風舞曲Op.165、
 5) J.シュトラウス1世:シュペアル・ガロップOp.42(M.シェーンヘル編)、
 6) J.シュトラウス2世:『インディゴと40人の盗賊』序曲、
 7) ヨーゼフ・ランナー:ハンス・イェルケル・ポルカOp.141、
 J.シュトラウス2世:8) ガロップ『クリップ・クラップ』Op.466、9) エジプト行進曲Op.335、
 10) J.シュトラウス2世:ピツィカート・ポルカ、
 11) ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『トランスアクツィオン』Op.184、
 J.シュトラウス2世:
  12) 常動曲Op.257、13) ポルカ・シュネル『狩にて』Op.373、
  14) ワルツ『美しく青きドナウ』Op.314、
 15) J.シュトラウス1世:ラデツキー行進曲Op.228
   【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
    【録音】1993年1月、ウィーン(ライヴ)/

《CD 33》
 R.シュトラウス:1) 交響詩『ドン・ファン』Op.20、2-5) 交響的幻想曲『イタリアより』Op.16
  【演奏】ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】1989年6月、ベルリン

《DVD 1-2》
 モーツァルト:歌劇『魔笛』K.620
  (ミュージック・ビデオ、コンサート・フィルム、メイキング映像)
   【演奏】
    ディアナ・ダムラウ、ゲニア・キューマイアー、
    イレーナ・ベスパロヴァイテ(ソプラノ)、ポール・グローヴズ(テノール)、
    クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン)、ルネ・パーペ(バス)、
    フランツ・グルントヘーバー(語り手)、
    ウィーン国立歌劇場合唱団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
     【収録】2006年8月、ザルツブルク/

《DVD 3》
 モーツァルト:
  1) ディヴェルティメント ニ長調K.136、2) 交響曲第40番ト短調K.550、
  3) 交響曲第41番ハ長調K.551『ジュピター』、
  4) モーツァルト・ピクチャー・ギャラリー、5) モーツァルト年代記
    【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
     【収録】1991年、ザルツブルク/

《DVD 4》
 ベートーヴェン:
  1) ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58、2) ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73『皇帝』
    【演奏】
     クラウディオ・アラウ(ピアノ)、フィラデルフィア管弦楽団(1)、
     サー・コリン・デイヴィス(指揮)ロンドン交響楽団(2)
      【収録】1983年2月、フィラデルフィア(1)、1988年11月、ロンドン(2)






<国内盤>

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オクタヴィア・レコード



OVCL 00642
(HQ HYBRID)
\3850
川瀬賢太郎&名フィル、
 信頼のコンビが総力を結集した《英雄の生涯》
小川響子の雄弁な独奏も光る、
 名フィルの熱気あふれるライヴ名演。

R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」作品40
川瀬賢太郎(指揮)
名古屋フィルハーモニー交響楽団
小川響子(ソロ・ヴァイオリン)

 2026年2月20-21日愛知県芸術劇場コンサートホール、24日東京・サントリーホールにてライヴ収録

 力強く鳴り響く、ダイナミックな音世界

 名古屋フィルハーモニー交響楽団と音楽監督・川瀬賢太郎によって細部まで磨き抜かれた、愛と戦いの叙事詩。静寂と熱狂、張り詰めた緊張感と心地よい弛緩、精緻にコントロールされた緩急のコントラストが、聴き手を鮮烈な物語の世界へと導きます。
 コンサートマスター・小川響子が生み出すソロは、まるで目の前でドラマが展開されているかのような圧倒的な説得力と描写力。
 川瀬と名フィルの長年培われた揺るぎない信頼関係が、この壮大な交響詩に最高の密度と生命力を吹き込みました。聴きごたえ十分の圧倒的名演をぜひお楽しみください。
 
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OVCL 00553
(HQ HYBRID)
\3850
井上道義、渾身のショスタコーヴィチ全集第10弾。
 第12番に潜む不気味な祝祭性までえぐり出す、
  九響との鮮烈なライヴです。

井上道義新ショスタコーヴィチ全集Vol.10

 ショスタコーヴィチ:
  交響曲第12番二短調作品112「1917年」
  ジャズ組曲第1番
井上道義(指揮)
九州交響楽団

 2023年3月15日アクロス福岡・シンフォニーホールにてライヴ収録

 ショスタコーヴィチという作曲家に真正面から向き合い続けた指揮者、井上道義による交響曲全曲録音のシリーズ第10弾。
 交響曲第12番のフィナーレを「スターリンとショスタコーヴィチが手を取り合って踊っている絵」と捉えるなど、鬼才井上の解釈が光る熱演。
 ジャズ組曲第1番では多彩な音色が織りなす、哀愁と妖艶さを帯びたメロディの移り変わりをお楽しみいただけます。
 深い共感と強烈な個性が生み出した、2023年・九州交響楽団との鮮烈なライヴ・レコーディングです。
 
 

OVCL 00926
\3520
「赤い鳥」に寄せて~大切に歌い継いでいきたい童謡集~
 1.赤い鳥小鳥〈三縄・黒田〉北原白秋:詩/成田為三:曲
 2.あわて床屋〈黒田〉北原白秋:詩/山田耕筰:曲
 3.あわて床屋〈三縄〉北原白秋:詩/石川養拙:曲
 4.かちかち山の春〈三縄・黒田〉北原白秋:詩/草川信:曲
 5.しやぼん玉〈黒田〉野口雨情:詩/中山晋平:曲
 6.鶯〈黒田〉北原白秋:詩/山田耕筰:曲
 7.この道〈黒田〉北原白秋:詩/山田耕筰:曲
 8.雨降りお月さん〈松下〉野口雨情:詩/中山晋平:曲
 9.雨〈三縄〉北原白秋:詩/弘田龍太郎:曲
 10.雨〈三縄〉北原白秋:詩/成田為三:曲
 11.南の風の〈三縄〉北原白秋:詩/草川信:曲
 12.栗鼠栗鼠子栗鼠〈三縄・黒田〉北原白秋:詩/成田為三:曲
 13.花火〈三縄・黒田〉西條八十:詩/成田為三:曲
 14.なつめ〈三縄・黒田〉北原白秋:詩/弘田龍太郎:曲
 15.夕燒小燒〈松下〉中村雨紅:詩/草川信:曲
 16.お山の大將〈黒田〉西條八十:詩/成田為三:曲
 17.山のあなたを〈黒田〉北原白秋:詩/成田為三:曲
 18.仔馬の道ぐさ〈黒田〉北原白秋:詩/草川信:曲
 19.葉つぱ〈三縄〉北原白秋:詩/成田為三:曲
 20.七つの子〈黒田〉野口雨情:詩/本居長世:曲
 21.十五夜お月さん〈三縄〉野口雨情:詩/本居長世:曲
 22.あの町この町〈黒田〉野口雨情:詩/中山晋平:曲
 23.風〈黒田〉C.ロセッティ:詩/西條八十:訳詞/草川信:曲
 24.かなりや〈三縄・黒田〉西條八十:詩/成田為三:曲
 25.離れ小島の〈黒田〉北原白秋:詩/草川信:曲
 26.玩具の舟〈黒田〉西條八十:詩/成田為三:曲
 27.ちんちん千鳥〈黒田〉北原白秋:詩/成田為三:曲
 28.ちんちん千鳥〈三縄〉北原白秋:詩/近衛秀麿:曲
 29.ねんねのお鳩〈三縄〉北原白秋:詩/成田為三:曲
 30.吹雪の晩〈三縄〉北原白秋:詩/草川信:曲
 31.春よ來い〈松下〉相馬御風:詩/弘田龍太郎:曲
 32.どこかで春が〈三縄・黒田〉百田宗治:詩/草川信:曲
 33.からたちの花〈三縄〉北原白秋:詩/山田耕筰:曲
 34.揺籃の歌〈三縄・黒田〉北原白秋:詩/草川信:曲
 35.赤い鳥小鳥(ア・カペラ)
  〈三縄・黒田〉北原白秋:詩/成田為三:曲
三縄みどり(ソプラノ)
黒田祐貴(バリトン)
松下倫士(ピアノ・編曲)

 2026年6月16-18日横浜市緑区民文化センター(みどりアートパーク)にて収録

 大正時代の児童誌「赤い鳥」から生まれた名作童謡の集結。

 大正期に鈴木三重吉によって刊行された児童雑誌「赤い鳥」。「子どもの感性に響く、本物の言葉とメロディを届けたい」(鈴木悠太氏ライナーノーツより)との願いから、山田耕筰、中山晋平、弘田龍太郎、成田為三の作曲家たち、北原白秋、西條八十を中心とする詩人たちがこぞって協力し合い、子供たちのこころを育む多くの名歌が誕生しました。
 ここでは、日本語歌唱の第一人者、三縄みどりと気鋭のバリトン黒田祐貴の2人が、松下倫士の名伴奏を得て、沁み入るように深く、清爽感あふれる歌声を披露しています。
 長い歴史を生き抜いてきた歌は、ここに新しい生命の息吹となって結実しています。
 




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BIANCALA

MYCL00403
(SACD HYBRID)
\3740
デビュー35周年の横山幸雄が、満を持して始めるショパン全集。
 第一弾は《練習曲集》
 ――全曲演奏の巨匠があらためて挑む、圧巻の一枚。

 ショパンVol.1 練習曲集
横山幸雄(ピアノ)
 フレデリック・ショパン(1810-1849):
  1-12. 練習曲集 作品10 12 Etudes Op.10
   1. 第1番 ハ長調 No.1 in C Major/2. 第2番 イ短調 No.2 in A Minor/
   3. 第3番 ホ長調「別れの曲」 No.3 in E Major "Tristesse"/
   4. 第4番 嬰ハ短調 No.4 in C-sharp Minor/
   5. 第5番 変ト長調「黒鍵」No.5 in G-flat Major "Black Keys"/
   6. 第6番 変ホ短調 No.6 in E-flat Minor/7. 第7番 ハ長調 No.7 in C Major/
   8. 第8番 ヘ長調 No.8 in F Major/9. 第9番 ヘ短調 No.9 in F Minor/
   10. 第10番 変イ長調 No.10 in A-flat Major/
   11. 第11番 変ホ長調 No.11 in E-flat Major/
   12. 第12番 ハ短調「革命」No.12 in C Minor "Revolutionary"
  13-24. 練習曲集 作品25 12 Etudes Op.25
   13. 第1番 変イ長調「エオリアン・ハープ」 No.1 in A-flat Major "Harp Study"
   14. 第2番 ヘ短調 No.2 in F Minor/15. 第3番 ヘ長調 No.3 in F Major/
   16. 第4番 イ短調 No.4 in A Minor/17. 第5番 ホ短調 No.5 in E Minor/
   18. 第6番 嬰ト短調 No.6 in G-sharp Minor/
   19. 第7番 嬰ハ短調 No.7 in C-sharp Minor/
   20. 第8番 変ニ長調 No.8 in D-flat Major/
   21. 第9番 変ト長調「蝶々」 No.9 in G-flat Major "Butterfly's Wings"/
   22. 第10番 ロ短調 No.10 in B Minor/
   23. 第11番 イ短調「木枯らし」 No.11 in A Minor "Winter Wind"/
   24. 第12番 ハ短調「大洋」 No.12 in C Minor "Ocean"

 《録音》2026年6月23-26日 東京、稲城市立iプラザ
 収録時間:59分

 さらなるショパンの真髄へ。横山幸雄ショパン全集開始。第1弾〈練習曲集〉
 わずか19歳で第3位を受賞したショパン国際ピアノコンクール。その翌年のデビューから35周年を迎えた横山幸雄が、満を持して「ショパン全集」の録音を開始します。
 ショパンは、横山にとって演奏活動の核となる作曲家です。かつて1日にショパンの独奏曲全166曲を暗譜で演奏し、ギネス世界記録を樹立するなど、これまでにも幾度となく全曲演奏に挑み、聴衆を魅了してきました。
 本アルバムでは、改めてショパンと真摯に向き合い、1曲1曲を深く掘り下げてその真髄に迫ります。第1弾は「練習曲集」。横山幸雄による圧巻の演奏をどうぞお楽しみください。
 
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MYCL00404
(SACD HYBRID)
\3740
横山幸雄の新ショパン全集、第2弾は激烈なスケルツォから《舟歌》まで。
 35年の歩みを注ぐ、ドラマと詩情の核心を集めたプログラムです。

  ショパンVol.2 スケルツォ集、幻想曲、舟歌
横山幸雄(ピアノ)
 フレデリック・ショパン(1810-1849):
  1. スケルツォ 第1番 ロ短調 作品20 Scherzo No.1 in B Minor Op.20
  2. スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31  Scherzo No.2 in B-flat Minor Op.31
  3. スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 作品39  Scherzo No.3 in C-sharp Minor Op.39
  4. スケルツォ 第4番 ホ長調 作品54  Scherzo No.4 in E Major Op.54
  5. 幻想曲 ヘ短調 作品49 Fantaisie in F Minor Op.49
  6. 舟歌 嬰ヘ長調 作品60 Barcarolle in F-sharp Major Op.60

 《録音》2026年6月23-26日 東京、稲城市立iプラザ
 収録時間:59分

 さらなるショパンの真髄へ。横山幸雄ショパン全集開始。第2弾〈スケルツォ集、幻想曲、舟歌〉
 わずか19歳で第3位を受賞したショパン国際ピアノコンクール。その翌年のデビューから35周年を迎えた横山幸雄が、満を持して「ショパン全集」の録音を開始します。
 ショパンは、横山にとって演奏活動の核となる作曲家です。かつて1日にショパンの独奏曲全166曲を暗譜で演奏し、ギネス世界記録を樹立するなど、これまでにも幾度となく全曲演奏に挑み、聴衆を魅了してきました。
 本アルバムでは、改めてショパンと真摯に向き合い、1曲1曲を深く掘り下げてその真髄に迫ります。第2弾は「スケルツォ集、幻想曲、舟歌」。横山幸雄による圧巻の演奏をどうぞお楽しみください。
 





MCLASSICS



MYCL00081
(2CD)
\4950
ドビュッシー 前奏曲集I,II&映像I,II 佐野隆哉(ピアノ)
 クロード・ドビュッシー(1862-1918):
  【CD1】
   1-12. 前奏曲集 第1巻
    1. I. デルフィの舞姫たち/2. II. ヴェール(帆)/3. III. 野を渡る風/
    4. IV. 音と香りは夕暮れの大気に漂う/5. V. アナカプリの丘/
    6. VI. 雪の上の足跡/7. VII. 西風の見たもの/
    8. VIII. 亜麻色の髪の乙女/9. IX. とだえたセレナード/
    10. X. 沈める寺/11. XI. パックの踊り/12. XII. ミンストレル
   13-15. 映像 第1集
    13. I. 水の反映/14. II. ラモーを讃えて/15. III. 運動
  【CD2】
   1-12. 前奏曲集 第2巻
    1. I. 霧/2. II. 枯葉/3. III.ヴィーノの門/4. IV. 妖精たちは良い踊り子/
    5. V. ヒースの茂る荒野/6. VI. 風変わりなラヴィーヌ将軍/
    7. VII. 月の光が降り注ぐテラス/8. VIII. 水の精(オンディーヌ)/
    9. IX. ピックウィック殿をたたえて/10. X. カノープ/
    11. XI. 交代する三度/12. XII. 花火
   13-15. 映像 第2集
    13. I. 葉ずえを渡る鐘の音/14. II. そして月は廃寺に落ちる/
    15. III. 金色の魚

 《録音》2025年5月26-28日、2026年3月23-25日山形、長井市民文化会館
 
 収録時間:【CD1】57分,【CD2】53分

 光輝く音粒。実力派ピアニスト、佐野隆哉が奏でる幻想的なドビュッシーの世界。
 ロン=ティボー国際コンクールで入賞するなど、国内外の著名なコンクールにて数々の賞を受賞する実力派ピアニスト、佐野隆哉のソロ・アルバムです。
 パリ国立高等音楽院にて研鑽を積んだ佐野が、強いこだわりと愛情を持つ作曲家・ドビュッシーの代表作「前奏曲」と「映像」を収録。佐野の繊細なタッチから奏でられる色彩豊かな演奏は、美しい絵画を愛でるかのようです。
 卓越した技術と緻密な構成力、そして光輝く音粒。研ぎ澄まされた佐野のピアニズムがドビュッシーと融合し、極上の世界を描きます。
 佐野隆哉渾身のドビュッシー、お楽しみ下さい。
 


<LP>

 

PROSPERO(LP)

PROSP 0135VIN
(LP)
\8000

ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲集
 弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調 Op.96, B.179「アメリカ」
 弦楽四重奏のための「糸杉」 B.152より
  第11曲 アレグロ・スケルツァンド
 弦楽四重奏曲第13番 ト長調 Op.106, B.192
 交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」より
  第2楽章 ラルゴ(R.ローゼンフェルト編)

メレル弦楽四重奏団
 メアリー・エレン・ウッドサイド(ヴァイオリン)
 エドゥアール・メッツナー(ヴァイオリン)
 アレッサンドロ・ダミーコ(ヴィオラ)
 ラファエル・ローゼンフェルト(チェロ)

 アナログで発売。温かな旋律美にあふれたドヴォルザークの四重奏曲集、カップリングも歌心満載、聴いていて気持ちのよい1枚

 録音:2025年4月13-17日 ドイツ、ノイマルクト、ライトシュターデル

 まっすぐな旋律美、巧みな和声運び、そして世代を超えて語りかける独特の温かさを兼ね備えたドヴォルザークの室内楽。その代表作に数えられる2曲の弦楽四重奏をメインに据えたディスクです。
 演奏しているのは2002年に結成されたチューリヒを拠点とするスイスの弦楽四重奏団。洗練された音色、構造への深い洞察、確かな音楽的共感に裏打ちされたアンサンブルの結束力が素晴らしく曲の魅力を十二分に伝えてくれます。
 「糸杉」とチェリスト編曲による「新世界」第2楽章も美しい歌にあふれており気持ちのよいカップリングです。
 






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