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9/1(火)紹介新譜 35タイトル
マイナー・レーベル新譜


CLAVES



50-3163
\3900
グリエール没後70年――知られざる連弾曲《12の小品》を世界初全曲録音!
 デュオ・エレリヤの一体となった響きで、ラフマニノフとともにロシア後期ロマン派の抒情美を味わう。

グリエール&ラフマニノフ:連弾作品集
 ラフマニノフ:6つの小品 Op.11(ピアノ連弾)
 グリエール:12の小品 Op.48
  (ピアノ連弾) ※世界初全曲録音
デュオ・エレリヤ
 エレナ・スーシ(ピアノ・プリモ)
 ヴァレリヤ・ベレストネヴァ(ピアノ・セコンド)

 グリエール没後70年 初全曲録音の連弾作品!

 録音:2025年9月 フランス、シャトー=アルヌー=サン=トーバン、デュランス劇場
 収録時間:45分25秒

 グリエール没後70年を記念する注目盤。スイスを拠点とする連弾デュオ「デュオ・エレリヤ」がロシア音楽の隠れた名作と定番レパートリーを鮮やかに描き出します。
 中心となるのは、グリエールの《12の小品》Op.48。舞曲や抒情的小品、民族色豊かな楽想を織り交ぜたこの魅力的な連作は、今回が世界初の全曲録音となります。
 対をなすのは若きラフマニノフの《6つの小品》Op.11。豊かな歌心と色彩感あふれる響きが、連弾という編成の魅力を存分に引き出します。
 二人の緻密なアンサンブルによって、ロシア後期ロマン派の抒情美と洗練されたピアニズムが鮮やかによみがえる一枚です。

 デュオ・エレリヤは2022年に結成。エレナ・スーシとヴァレリヤ・ベレストネヴァはスイスのフリブール音楽院でピアノ教育に携わる中で出会い、教育活動を通じた交流から4手ピアノ作品の探究を始めたことが、デュオ結成のきっかけとなりました。
 デュオの芸術的な特徴は、「共有された響き」の追求、互いへの深い耳の傾け方、そして精密なアンサンブルにあります。
 二人のピアニストが対話するというよりも、一台のピアノを共有するひとつの音楽体として機能することを理想としている点が強調されています。
 




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COVIELLO CLASSICS



COV 92608
\3500→\3290
シューマン夫妻の子孫、ハイケ=アンゲラ・モーザー
 自らの研究から描き出す《クララ・シューマンの風景》。
  クララが使用したものと同系統の1859年製フォルテピアノで辿る、
   友情、愛、芸術的交流に満ちた19世紀の響き

クララ・シューマンの風景
ハイケ=アンゲラ・モーザー(フォルテピアノ)
 バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):ソナタ第5番 ハ長調
 フランツ・シューベルト(1797-1828):3つのピアノ曲 D946(遺作の即興曲集)
 ヨハネス・ブラームス(1833-1897):2つの間奏曲 Op.117
 ファニー・ヘンゼル(1805-1847):アレグロ・モルト ハ短調
 フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):無言歌 Op.62-6《春の歌》
 クララ・シューマン(1819-1896):スケルツォ ニ短調 Op.10
 ロベルト・シューマン(1810-1856):ロマンス 嬰ヘ長調 Op.28-2
 ポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシア(1821-1910):セレナード ヘ短調

 シューマン夫妻の子孫ハイケ=アンゲラ・モーザー、自身の研究が結実したクララとその周辺の音楽集

 使用楽器:1859年製 Schiedmayer & Soehne フォルテピアノ(製造番号5320)マホガニー製、7オクターブの歴史的楽器で、同時代にクララ・シューマンが使用したシードマイヤー製ピアノと同系統の楽器
 録音:2025年6月27-30日 シードマイヤー財団クラヴィーア・ザロン(ヴェンドリンゲン、ドイツ)
 収録時間:69分26秒

 クララ・シューマンとロベルト・シューマンの子孫(2人の玄孫の娘)にあたるというドイツのピアニスト、ハイケ=アンゲラ・モーザーが、クララ・シューマンの芸術世界をたどるコンセプト・アルバムを発表しました。
 ガルッピからシューベルト、ブラームス、メンデルスゾーン、ロベルト・シューマン、ポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシアまで、クララを取り巻いた作曲家たちの作品を通して、一人の芸術家を中心に広がる音楽的風景を描き出しています。
 演奏には1859年製の歴史的フォルテピアノを使用し、19世紀の響きを現代に再現。クララ自身の《スケルツォOp.10》を核として、友情、芸術的交流、愛情、影響関係が織りなす豊かな音楽ネットワークを浮かび上がらせます。歴史的演奏と個人的視点が融合した、詩情あふれる一枚です。
 
 


COV 92606
(2CD)
\4600
オペラ《アッティラ》をボッシュが華麗に指揮
 ヴェルディ:歌劇《アッティラ》
ロバート・ポマコフ(アッティラ/バス)
リアン・ポップ(エツィオ/バリトン)
リア・ゴードン(オダベッラ/ソプラノ)
アダム・サンチェス(フォレスト/テノール)
ムサ・ンクナ(ウルディーノ/テノール)
ジャレッド・アイス(レオーネ/バス)
マルクス・ボッシュ(指揮)
カペラ・アクイレイア
ブルノ・チェコ・フィルハーモニー合唱団

 ヴェルディ初期のエネルギーと後期の心理描写を共に備えたオペラ、《アッティラ》をボッシュが華麗に指揮

 録音:2025年7月15-20日、ハイデンハイム・コングレス・ツェントルム、マルティン・ホルヌング・ザール(ライヴ)
 収録時間:[CD1] 60分39秒/[CD2] 36分38秒

 1846年にヴェネツィアのフェニーチェ劇場で初演された《アッティラ》は、32歳のヴェルディが作曲した第9作目のオペラです。
 壮大な合唱場面が活躍する《ナブッコ》以来の初期様式を受け継ぎながらも、登場人物の心理描写には後年の《リゴレット》《イル・トロヴァトーレ》《椿姫》へ通じる成熟の萌芽が見られる重要作です。
 フン族の王アッティラと、その父の仇を討とうとするオダベッラを中心に、権力、裏切り、愛と復讐が交錯するドラマが展開されます。
 本録音では、マルクス・ボッシュ率いるカペラ・アクイレイアとブルノ・チェコ・フィルハーモニー合唱団、実力派歌手陣が結集。ハイデンハイム音楽祭で高く評価されてきたヴェルディ初期オペラ録音シリーズに、新たな充実作が加わりました。
 
 


COV 92609
\3500
知られざるロマン派のチェロ・ソナタ集
 ハインリヒ・シュティール(1829-1883):
  ピアノとチェロのためのソナタ イ短調 Op.37
   (1860年マンハイムのドイツ・トーンハレ賞を受賞)
 カール・シューベルト(1811-1863):
  別れ ~
   2つのチェロとピアノのための
    大エレジー風夜想曲 Op.6 *
 カール・シューベルト:
  ピアノとチェロのための大ソナタ ニ長調 Op.43
ヴンダーカンマー
 マルティン・ゼーマン(チェロ)
 ミラ・ランゲ(1864年製シュトライヒャー・フォルテピアノ)
 ベッティーナ・メッサーシュミット(チェロ*)

 サンクトペテルブルク音楽院で若きチャイコフスキーにオルガンを教えたハインリヒ・シュティールの知られざるソナタを収録!

 録音:2025年3月29日-4月1日 バート・クロツィンゲン城(ドイツ) 
 収録時間:63分32秒

 19世紀に高い評価を受けながら、今日ではほとんど忘れられた二人の音楽家、ハインリヒ・シュティールとカール・シューベルトに光を当てる意欲的なアルバム。
 サンクトペテルブルク音楽院でオルガン教授を務め、チャイコフスキーを教えたシュティールの《チェロ・ソナタ Op.37》、そして名チェロ奏者としてヨーロッパ各地で活躍したカール・シューベルトの《大エレジー風夜想曲》と《大ソナタ Op.43》を収録しています。
 ベルリンの古楽アンサンブルヴンダーカンマーが歴史的楽器を用いて蘇らせるこれらの作品は、ドイツ・ロマン派の豊かな音楽文化と知られざる創造力を鮮やかに伝えます。忘れられた名品の再発見として大きな価値を持つ一枚です。
 
 

COV 92613
\3500
ナポリからマドリードへ ~ナポリ王国とスペイン宮廷の音楽 ヌリア・リアル(ソプラノ)
アルテマンドリン
 ルーカス・ルイス・デ・リバヤス(1626-1677):Xacaras por primer tono
 ホセ・マリン(1618-1699):Nina, ?Como en tus mudanzas?
 ルーカス・ルイス・デ・リバヤス:Danza de las Hachas
 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):スペイン語カンタータ《決して心変わりしない》HWV140
 ルーカス・ルイス・デ・リバヤス:Galeria de Amor y Buelta
 サンティアゴ・デ・ムルシア(1673-1739):Marionas por la B
 作者不詳(17世紀スペイン):Marizapalos
 サンティアゴ・デ・ムルシア:Fandango
 ルーカス・ルイス・デ・リバヤス:Espanoleta
 アンドレア・ファルコニエーリ(1585-1656):
  Cara e la Rosa/Spiritillo Brando/
  Brando dicho el Melo/La Diamantina/
  Rinen, y pelean entre Berzebillo con Satanasillo/
  Bayle de los dichos Diabolos/Ciaccona
 フランチェスコ・アラーヤ(1709-1770):Capriccio No.6
 ジャン=ピエール・ギニョン(1702-1774):Les Folies d’Espagne Op.9
 作者不詳(マドリード、1700年頃):Tarantella

 歌と撥弦楽器が織りなすバロック文化交流の響き

 録音:2025年9月8-12日 アスペルト城(ルクセンブルク)
 収録時間:75分22秒

 16世紀半ば以降、スペインがナポリを含む広大な領土を支配したことで生まれた豊かな文化交流に焦点を当てたアルバム。
 17世紀のナポリでは、スペイン由来の舞曲や歌がイタリアの旋律美と融合し、ヨーロッパ音楽史に大きな影響を与える独自の様式が花開きました。
 本盤では、ソプラノのヌリア・リアルとバロック・マンドリンの名手たちによる「アルテマンドリン」が、スペイン歌曲、舞曲、ファンダンゴ、エスパニョレータ、そしてヘンデルのスペイン語カンタータまでを色彩豊かに演奏。
 歌と撥弦楽器が織りなす華麗な響きを通して、ナポリとマドリードを結ぶバロック時代の文化的往還を鮮やかに描き出しています。
 
 

COV 92505
\3400
ヴェネツィア見聞録 ~16世紀のコンソート アンサンブル・フォイエルフォーゲル
イアン・ハリソン(パーカッション)
 ジョルジョ・マイネーリオ(1530/1540-1582):Passamezzo & Saltarello
 ジョルジョ・マイネーリオ:Ricercar Sesta
 ジョルジョ・マイネーリオ:Il primo libro di ballli
 クラウディオ・メールロ(1533-1604):Canzon a 4 dita "La Bovia"
 フィリップ・ヴェルドロ(1480/1485-1552):Con l'angelico riso
 ジローラモ・パラボスコ(1524-1557):Fantasia Da Pacem Domine
 ジョヴァンニ・バッサーノ(1551/1552-1617):Ricercar Quarta
 バルディッセーラ・ドナート(ca.1530-1603):Chi la gagliarda
 フランチェスコ・ベンドゥージ(?-ca.1553):Opera nova de bal
 ジョヴァンニ・バッサーノ:Fantasia No.1
 ファブリツィオ・カローゾ(1526/1535-1605/1620):Barriera
 ジョヴァンニ・バッサーノ:Ricercar Terza
 チプリアーノ・デ・ローレ(1515/1516-1565):Non e ch’il duol
  (ジョヴァンニ・バッサーノ によるディミニューション版)
 ファブリツィオ・カローゾ:Laura soave
 チプリアーノ・デ・ローレ:Io canterei d’amore
  (ジョヴァンニ・バッサーノ によるディミニューション版)
 ファブリツィオ・カローゾ:Celeste Giglio
 フロリアーノ・カナーレ:Canzon La Stella
 ジョヴァンニ・バッサーノ:Ricercar Quinta
 チプリアーノ・デ・ローレ:Anchor che col partire
  (ジョヴァンニ・バッサーノ によるディミニューション版)
 アドリアン・ヴィラールト:Io amai sempre

 16世紀ヴェネツィア、音楽の楽園

 録音:2025年2月16-19日 フライブルク、ドイツ、テオドール・エーゲル・ザール
 収録時間:60分09秒

 1608年にヴェネツィアを訪れた英国人旅行家トマス・コリアットは、「比類なき都、美しき女王、まるで楽園」とこの都市を絶賛しました。
 本アルバムは、彼の旅行記『Coryat’s Crudities』に触発され、16世紀ヴェネツィアの街路、広場、宮殿、そしてサン・マルコ大聖堂へと聴き手を誘う音楽紀行です。
 リコーダー・コンソートの新鋭「アンサンブル・フォイエルフォーゲル」と名手イアン・ハリソンが、マイネーリオ、メールロ、バッサーノ、ヴィラールトらによる舞曲、リチェルカーレ、マドリガーレ、カンツォーナを鮮やかに再現。
 即興装飾(ディミニューション)を交えながら、多文化都市ヴェネツィアの華やかな音楽世界を色彩豊かに甦らせています。
 
 

COV 92512
\3400
until between そのあいだに
 マリー・シュレーア:
  すべてのものは、常に聴こえなければならない
 アシュカン・ベフザディ:バラード集《オブリーク》
  (テキスト:タヘル・アデル)
   バラード I《そのあいだに》
   バラード II《生きるために...》
   バラード III《川辺で歌うために》
   バラード IV《...踊るために》
   バラード V《 ...-...》
   バラード VI《海について歌うために》
 アーロン・ホロウェイ=ナフム:
  もし私がどこかの出身だというのなら、私はそこから来た
マリー・シュレーア(ヴァイオリン、声)
タヘル・アデル(スポークン・ワード)

 揺らぐ時代に"ホーム"を問いかける現代音楽

 録音:2025年3月26-28日 ドイチュラントフンク室内楽ホール(ケルン)
 収録時間:60分22秒

 ヴァイオリニストのマリー・シュレーアが企画した本作は、「故郷とは何か」「人はどこに帰属するのか」という問いを見つめる現代音楽プロジェクトです。
 ドイツ生まれで英国を拠点に活動するシュレーア自身の経験を出発点に、作曲家アシュカン・ベフザディ、アーロン・ホロウェイ=ナフム、そして詩人タヘル・アデルが参加。
 ヴァイオリン、声、スポークン・ワード、フィールド録音、即興演奏を織り交ぜながら、移住、記憶、言語、アイデンティティを多角的に描き出します。
 ガザ情勢を背景にしたバラード集《オブリーク》や、自身の記録音声を素材とする《もし私がどこかの出身だというのなら、私はそこから来た》など、音楽と言葉が深く結びついた作品群を通して、「ホーム」の意味を現代的に問い直す意欲作です。
 




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LSO LIVE



LSO 0910
\3900→\3690
まもなく来日!
 パッパーノ&ロンドン交響楽団が放つ、合唱と大管弦楽の圧倒的エネルギー
新版楽譜で蘇るヴォーン・ウィリアムズ《海の交響曲》、
 壮大な全曲シリーズ第3弾!

ヴォーン・ウィリアムズの交響曲、
 壮大な海への賛歌《海の交響曲》

  ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):海の交響曲(1910)[61:40]
  エリザベス・マコンキー(1907-1994):管弦楽のための夜想曲(1950)[8:05]
サー・アントニオ・パッパーノ(指揮)
マサバネ・セシリア・ラングワナシャ(ソプラノ)
ウィル・リヴァーマン(バリトン)
ロンドン交響楽団
ロンドン交響合唱団
 (合唱指揮:マリアナ・ローザス)

 ヴォーン・ウィリアムズ最大規模の交響曲、壮大な海への賛歌《海の交響曲》、偉大なエネルギーと輝かしさが爆発した演奏

 録音:2025年2月9, 12日(ヴォーン・ウィリアムズ)、2025年2月9日(マコンキー)/バービカン・ホール(ロンドン)
 収録時間:69分45秒

 2026 年9月、まもなく来日のパッパーノ率いるLSO による、ヴォーン・ウィリアムズの交響曲全曲シリーズの第3弾の登場。
 ヴォーン・ウィリアムズの全9曲ある交響曲の中でも最大規模の《海の交響曲》です。
 
 1910 年に初演されたヴォーン・ウィリアムズの最初の交響曲《海の交響曲》は、1903 年から書き始めて7 年の歳月をかけて完成、1910年10 月12 日、作曲者自身の指揮によって初演されました。
 ソプラノ独唱、バリトン独唱、混声合唱、大編成オーケストラを必要とする、4楽章から成る大作です。歌詞にはアメリカの詩人ウォルト・ホイットマンの詩集『草の葉(Leaves of Grass)』からの抜粋が用いられています。
 ホイットマンはヴォーン=ウィリアムズにとって生涯にわたり重要な精神的源泉であり、《海の交響曲》はその最大規模のホイットマン作品です。
 冒頭の合唱「Behold, the Sea!(見よ、海を!)」は作品中屈指の名場面で、金管楽器による勇壮なファンファーレに始まり、合唱が歌う「sea(海)」という言葉の瞬間に、驚くべき和声の転換が行われ、冒頭からエネルギーが爆発します。
 第2楽章「On the Beach at Night, Alone(夜、渚にひとり)」は静かな夜想曲風の楽章で、宇宙と人類のつながりを瞑想的に描きます。
 第3楽章「The Waves(波)(」スケルツォ楽章)では、きらめく管弦楽法によって波の動きや海の生命力が表現されます。第4楽章「The Explorer(s 探求する人々)」は魂の旅と未知への冒険をテーマとする壮大な終楽章で、最後は静かで神秘的な高揚感の中に消えていきます。
 管弦楽にも、そして合唱にも高度な技術が要求される作品ですが、パッパーノの指揮が、華麗な管弦楽の音色、そして合唱のうねるような一体感を導いています。

 この録音では、2025 年にスタイナー&ベル社から出版されたデイヴィッド・マシューズ校訂による新版が使用されています。
 1945 年、ヴォーン・ウィリアムズはエイドリアン・ボールトへ宛てた書簡の中で管弦楽法の改訂を伝えており、その中には冒頭2 小節のホルンをトロンボーンへ置き換える重要な変更も含まれていました。
 その他にも、スケルツォへのオルガン・パート追加など大小さまざまな改訂があり、それらは今回使用した新しい楽譜に初めて反映されています。
 
 カップリングのエリザベス・マコンキー(1907-1994)の《管弦楽のための夜想曲》は、夜空を旅する月のもとで繰り広げられる、瞑想的でありながらどこか不穏な夜の情景を描いています。
 若き日の師であったヴォーン・ウィリアムズから田園的作風の影響を受けつつ、マコンキーが傾倒した中欧モダニズムへの関心も色濃く反映されています。演奏される機会は決して多くありませんが、忘れがたい印象を残す作品です。

 
 





MDG

MDG 90223946
(SACD HYBRID)
\3500
ヨハン・ダニエル・プックリッツ(1705-1774)
 オペラ・オムニア Vol.2 ~カンタータ集

  「汝のものを受けて行け」
   (七旬節主日のためのカンタータ)
  「幸いなるかな、喜びをもって」
   (六旬節主日のためのカンタータ
    《神の言葉の正しい用い方について》)
  コンチェルト《主に汝の道を委ねよ》
  「至高の司祭なる主よ」
   (四旬節前主日のためのカンタータ
    《自己犠牲について》)
  コラール・カンタータ
   《主イエス・キリスト、まことの人にして神》
  「われらには弁護者あり」
   (聖バルトロメウス教会就任試験のためのカンタータ)
シーリ・カロリーネ・トーンヒル(ソプラノ)
ダーヴィト・エルラー(アルトゥス)
ヴィルギル・ハルティンガー(テノール)
ティロ・ダールマン(バス・バリトン)
ゴルトベルク・バロック・アンサンブル
ゴルトベルク・ヴォーカル・アンサンブル
アンジェイ・シャデイコ(指揮)

 録音:2025年9月25日~27日 グダニスク、聖三位一体フランシスコ会教会(ポーランド)
 収録時間:72分30秒

 18世紀グダニスクで活躍した作曲家ヨハン・ダニエル・プックリッツの全作品録音プロジェクト第2弾。
 バッハと同時代を生きながら長らく忘れられてきたこの作曲家の宗教カンタータ6作品を、アンジェイ・シャデイコ率いるゴルトベルク・バロック・アンサンブルが世界初録音で紹介します。
 独創的な器楽法、大胆な和声、豊かなテキスト表現は、後期バロックから感傷様式、ロココへと向かう時代の息吹を鮮やかに映し出しています。
 作品ゆかりのグダニスク聖三位一体教会に残る歴史的音響空間と復元オルガンを用い、当時の演奏環境を再現した録音も大きな聴きどころ。知られざる傑作群の魅力を存分に伝える貴重な一枚です。
 
 


MDG 90323936
(SACD HYBRID)
\3500
カール・アルメンレーダー&
 ヴィルヘルム・ヘルマン・ヘッケル~
  ファゴットの先駆者たち

   カール・アルメンレーダー(1786-1843):
    2つのデュエッティーノ Op.8
    2つのデュオ Op.10
    ファゴットとピアノのための
     「人生の時はかくも速やかに過ぎゆく」の
      主題による序奏と変奏曲 Op.4
   ヴィルヘルム・ヘルマン・ヘッケル(1879-1952):
    ファゴットとピアノのための小協奏曲
     《私の思い》(1946)
ミヒャエル・カウラルツ(ファゴット)
カール=ゼーンイェ・
 モンターク(ファゴット)
ヨハン・ブランシャール(ピアノ)

 現代ファゴットの原点!名器を生んだ二人の情熱が鮮やかによみがえる

 録音:2025年10月20日-21日、12月20日 マリエンミュンスター修道院コンサートホール
 収録時間:79分05秒

 現代ファゴットの礎を築いたカール・アルメンレーダーと、名門ヘッケル工房を発展させたヴィルヘルム・ヘルマン・ヘッケル。楽器製作者として知られる二人の足跡を、作品を通してたどる貴重なアルバムです。
 アルメンレーダーの《デュエッティーノ》や《デュオ》には、ファゴットの豊かな音色と技巧が存分に生かされ、対等な二重奏による生き生きとした対話が繰り広げられます。
 さらに、ヘッケルが1946年に作曲した唯一の作品《私の思い》を収録。名器ヘッケル・ファゴットの創り手が胸に秘めた音楽的感性に触れることができます。
 ミヒャエル・カウラルツらによる名演が、ファゴットの歴史と魅力を鮮やかに伝える一枚です。
 





PROSPERO


PROSP 0137
\3500
魂の平安 ~17世紀ドイツ宗教歌曲集
 ヨハン・フィリップ・クリーガー(1649-1725):
  主よ、あなたに信頼します(詩篇31)
  4声のソナタ
  私は主をほめたたえます(詩篇34)
  主はわが光、わが救い(詩篇27)
 アンドレアス・ハンマーシュミット(1611-1675):
  わが魂よ、今こそ再び安らげ
 ディートリヒ・ブクステフーデ(ca. 1637-1707):
  おお神の都よ BuxWV 87
 ヨハン・ローゼンミュラー(ca. 1619-1684):
  ソナタ 第7番(4声のための)
  世よさらば、私はお前に疲れた
 ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):
  われを憐れみたまえ、おお主なる神よ SWV 447
  私は死なずに生きるであろう SWV 346
 ヨハン・タイレ(1645-1724):
  ああ、私が聞かねばならないとは
マルティン・プラッツ(テノール)
ラウテン・コンパゲニー・ベルリン
ヴォルフガング・カチュナー(キタローネ、音楽監督)

 17世紀ヨーロッパ、激動の時代に生まれた宗教曲集

 録音:2025年1月27-28日、2月2-3日 ドイツ、ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ、ライトシュターデル
 収録時間:73分32秒

 17世紀ヨーロッパは、戦争、疫病、社会的不安に揺れた時代でした。本盤は、その激動の時代に生まれた「魂の平安」への希求をテーマにした宗教歌曲集です。
 クリーガー、シュッツ、ブクステフーデ、ローゼンミュラーらによる詩篇歌曲や宗教コンチェルトを通じて、苦悩、祈り、希望、そして神への信頼を描き出します。
 精緻な言葉の表現と温かな古楽器の響きが融合し、時代を超えて現代人の心にも深く響く精神的な慰めをもたらす一枚です。
 
 

PROSP 0140
\3500
大いなる愛
 ハデウェイヒ・ファン・ブラバント( ca.1200-1250):
  歌曲集
   Om grote minne
   Men mach den nuwen tijt
   Tsaermer sal in corten tide
   Tsaermeer ontspringhen ons de bloemen
   Dit nuwe jaer
   Die tekene
   Die tijt vernuwet met sinen jaren
   Altoes mach men van minnen singhen
   Al es dit nuwe jaer begonnen
   Die voghele sijn nu blide
   Die tijt es donker ende cout
   Men mach der nuwer tide
   Die voghelen hebben lange geswegen
   Alse ons dit nuwe jaer ont steet
ヴォーカメ
 ジークリト・ハウゼン(歌、リコーダー)
 ゲアリンデ・ゼーマン(歌)
 ペトラ・ノスカイオヴァー(歌)
 マリア・ハウアー(歌)
 アンナ・エッガースベルガー(ハープ)
 エルンスト・シュヴィンドル
  (ハーディ・ガーディ、オルガニストルム、
   ポルタティフ・オルガン)
 ミヒャエル・ポップ
  (サントゥール、フィドル、リュート、ベル、音楽監督)
ゲスト:
 アヌーク・ディーリックス(朗読)

 13世紀ブラバントの女性神秘家ハデウェイヒの歌曲集

 収録時間 62分32秒

 13世紀ブラバントの女性神秘家ハデウェイヒの歌曲を収録した注目のアルバム。現存する45篇の詩のうち、近年の研究によって復元された旋律をもとに、中世オランダ文学と音楽史の貴重な遺産が現代によみがえります。
 愛(Minne)を神的かつ創造的な力として捉えたハデウェイヒの詩は、自然、春、星々の運行、人間の憧れや苦悩を豊かな感性で描写し、中世神秘思想の中でもきわめて独創的な世界を築きました。
 古楽ヴォーカル・アンサンブル「ヴォーカメ」が中世楽器の伴奏とともに繊細かつ瞑想的に歌い上げ、愛の霊性と人間的な感情が交差する深遠な世界へと誘います。

 
 





TYXART



TXA 25199
(2CD)
\3800
フンメルが晩年に残した2つの大規模変奏曲集
 2×33 フォー・ピアノ


 フランツ・フンメル(1939-2022):
  [CD1]
   ディアベッリ変奏曲
    ボーナス・トラック:《トリアベッリ》
     (3人のピアニストによる即興演奏/
      アレクサンダー・マリア・ワーグナー編)
  [CD2]
   ヘルヒャー変奏曲
[CD1]
 ヨーヨ・クリステン(ピアノ)
 クリストフ・プライス(ピアノ)
 アレクサンダー・マリア・
   ワーグナー(ピアノ)
[CD2]
 クリストフ・プライス(ピアノ)

 バッハ、ベートーヴェンへの畏敬 現代に書かれた二つの変奏曲

 使用楽器:[CD1] スタインウェイB/[CD2]ベーゼンドルファー225
 録音:
  [CD1] 2025年4月 カップ・ア・ピー・スタジオ 第1録音ホール(ノイトラウブリング、ドイツ)
  [CD2] 2019年7月 シュタットハレ・ノイトラウブリング(ドイツ)
 収録時間:[CD1] 62分20秒 / [CD2] 44分32秒

 ドイツの作曲家フランツ・フンメル(1939-2022)が晩年に残した2つの大規模変奏曲集を収録した2枚組アルバム。
 ベートーヴェンの傑作《ディアベッリ変奏曲》へのオマージュとして同じ主題による33の変奏を書いた《ディアベッリ変奏曲》と、芸術支援者ローラント・ヘルヒャーに捧げられた《ヘルヒャー変奏曲》を収めています。
 前者はフンメルの愛弟子であるヨーヨ・クリステン、クリストフ・プライス、アレクサンダー・マリア・ワーグナーの3人が分担して演奏し、後者はプライスが独奏。
 ベートーヴェンやバッハの大変奏曲の伝統を現代に継承する、壮大で独創性あふれるピアノ作品集です。
 
 


TXA 25205
\3400
ホルン・レガシー
 エルヴェ・ジュラン生誕60周年記念


 ジャン=ミシェル・ダマーズ(1928-2013):
  アンダンテ(ホルンとピアノ)
 リヒャルト・デュンサー(1959-):
  静止した空の鏡(ホルン独奏)
 ヴォルフ・ケルシェク(1969- ):
  《イッツ・スティル・アワー・ドリーム》
 ジル・エルビヨン(1962-):《ホルン・ド・ブリュヌ...》
 ローラン・クゾン(1976-):
  エレジー(ホルンと弦楽オーケストラ)
 イオネル・ペトロイ(1958-):
  ソロ・フォー・H(ホルン独奏)
 パスカル・プルースト(1959-):
  カプリッチョ(3本のホルンとピアノ)
 ディディエ・ベネッティ(1960-):
  ジョルジュ・エネスクの主題による
   (ホルンとオーケストラ)
 ローラン・クゾン(1976-):
  《ザ・レスト・イズ・サイレンス》
 エリーズ・ベルトラン(2000-):
  《クルール=ナークル》 Op.28
 ジャン=フランソワ・ジーゲル(1960-):
  ブリテンへのオマージュ
 ローラン・ゼレール(1959-):
  スメルキ(ヴァイオリン、ホルンとピアノ)
 マルシアル・ソラール(1927-2024):
  アヴロカルディ(ホルン独奏)
 シャルル・ヴァン・エムルリック(1981-):
  《太陽へ向かって》(ホルンとオーケストラ)
 ピエール・バドール(1976-):
  オデッセイ(ホルン独奏とテープ)
エルヴェ・ジュラン(ホルン)
シンフォニエッタ・リガ
カスパルス・アダムソンス(指揮)
シャロン・ロフマン(ヴァイオリン)
ニノン・アネカール=セガル(ピアノ)
カール=アーリス・リエリシュ(第2ホルン)
ベルトラン・デュボス(第2ホルン)
ブノワ・ドゥ・バルソニー(第3ホルン)
マダラ・アグネセ・ラジナ(第3ホルン)

 名手のために書かれた現代ホルン作品集

 録音:2025年2月、2025年6月
 収録時間:79分47秒

 フランスを代表するホルン奏者エルヴェ・ジュランの60歳を記念して制作されたアルバム。
 ジャン=ミシェル・ダマーズからエリーズ・ベルトランまで、現代の作曲家たちがジュランのために書いた、あるいは彼に捧げた作品を集めた意欲的な企画です。
 独奏曲、ピアノ伴奏作品、室内楽、弦楽オーケストラとの協奏的作品など多彩な編成を通して、ホルンという楽器の豊かな表現力と可能性を提示します。
 多くが世界初録音であり、作曲家と演奏家の創造的な交流から生まれた作品群を一望できる内容。
 現代ホルン音楽の現在地を示すとともに、ジュランの芸術と影響力を鮮やかに証明する記念碑的アルバムです。
 
 

TXA 25208
\3400
プロローグ~スタジオ・リサイタル
 シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D958
 ショパン:夜想曲 嬰ヘ短調 Op.48-2
 ラフマニノフ:前奏曲集より
  嬰ト短調 Op.32-12 / ヘ長調 Op.32-7 / ハ短調 Op.23-7 /
  ト長調 Op.32-5 / ロ短調 Op.32-10
 スクリャービン(1872-1915):
  ピアノ・ソナタ第4番 嬰ヘ長調 Op.30
ミーシャ・ナミロフスキー(ピアノ)

 ひとつのリサイタルのように構成されたアルバム

 録音:2025年7-8月
 収録時間:64分28秒

 ロシア生まれで現在は北京中央音楽学院教授を務めるピアニスト、ミーシャ・ナミロフスキーによるソロ・アルバム。
 一般的な作曲家別プログラムではなく、自身のリサイタルの構成理念をそのままスタジオ録音として再現した意欲作です。
 後期シューベルトの傑作《ソナタ第19番 D958》を軸に、ショパンの夜想曲、ラフマニノフの5つの前奏曲、そしてスクリャービンの幻想的な《ソナタ第4番》を組み合わせ、深い内省性と超絶技巧、抒情性と劇的高揚を有機的に結び付けています。
 一夜の演奏会を聴き終えたような充実感をもたらす、知性と詩情に満ちたスタジオ・リサイタルです。
 
 


TXA 26214
\3400
ルディ・ムジチ 1621 ~17世紀初頭の器楽音楽
 サミュエル・シャイト:5声のカンツォーナ
  《ベルガマスカ・アングリカ》SSWV64
 ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク:
  《わが若き命は終わる》による変奏曲 SwWV324
 サミュエル・シャイト:
  アルマンド SSWV54 / クーラント SSWV51 /
  ガイヤルド SSWV62 /
  幻想曲《Io son ferito lasso》による4声のフーガ SSWV103 /
  ガイヤルド SSWV46
 ジョン・ブル:王の狩り
 オーランド・ギボンズ:5声のイン・ノミネ
 ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク:
  バレット・デル・グランドゥーカ SwWV319
 サミュエル・シャイト:
  パドゥアン・ドロローサ SSWV42 /
  クーラント・ドロローサ SSWV47
 ピーター・フィリップス:ガリアルダ・パッサメッツォ
 ヨハン・ヘルマン・シャイン:
  パドゥアーナ / ガリアルダ / コレンテ
アズ・タイム・ゴーズ・バイ ~
 ア・ニュー・コンソート・オブ・ミュージック
   (リコーダー・コンソート)

 多彩なサイズのルネサンス・リコーダーで聴く繊細なポリフォニー

 録音:2025年3月
 収録時間:52分02秒

 1621年は、オランダ楽派の巨匠ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンクが世を去り、その弟子サミュエル・シャイトが名曲集《ルディ・ムジチ》を出版した記念すべき年でした。
 本アルバムは、その時代を象徴する器楽作品を集成し、ウィーンを拠点とするリコーダー・アンサンブル「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」が瑞々しい感性で演奏したものです。
 シャイト、スウェーリンクを中心に、ジョン・ブル、オーランド・ギボンズ、ピーター・フィリップス、ヨハン・ヘルマン・シャインらによる舞曲や変奏曲を収録。
 多彩なサイズのルネサンス・リコーダーによって、17世紀初頭ヨーロッパの豊かな音楽交流と繊細なポリフォニーの魅力を鮮やかに描き出しています。
 




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ALPHA CLASSICS



ALPHA1102
\3300→\3090

全曲制覇へ突き進む〈HAYDN 2032〉、ついに第20巻!
 アントニーニ&バーゼル室内管弦楽団が鮮烈に蘇らせる、
  “もう一つのロンドン交響曲集”第76~78番。

ハイドン:交響曲 第76-78番、J.C.バッハ:交響曲 ト短調

 フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
  1-4. 交響曲 第78番 ハ短調 Hob. I:78(1782)
  5-8. 交響曲 第77番 変ロ長調 Hob. I:77(1782)
 ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):
  9-11. 交響曲 ト短調 Op.6-6(1769またはそれ以前)
 ハイドン:
  12-15. 交響曲 第76番 変ホ長調 Hob. I:76(1782)

バーゼル室内管弦楽団
 (古楽器使用/
  コンサートマスター: バティスト・ロペス)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)
NYCX 10623
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3850

 録音: 2024年4月10-14日 スイス、バーゼル、ドン・ボスコ、パウル・ザッハー・ザール
 収録時間: 85分
 ※国内仕様盤
 解説日本語訳...白沢達生

 HAYDN 2032 ハイドン交響曲全曲録音シリーズVol.20 ~英国紳士たち~
 【ハイドンの作風充実がいかんなく示された「もう一つのロンドン交響曲集」!】
 「交響曲の父」ことハイドンが残した107曲の交響曲を、作曲家生誕300周年にあたる2032年までに全曲演奏・録音するジョヴァンニ・アントニーニのHAYDN 2032プロジェクト。
 20巻目に達した今回のアルバムには、有名な12曲の「ロンドン交響曲」シリーズの初演より10年近く前、1780年代前半にあったハイドンのロンドン招聘の試みに関わる3曲が集められています。
 エステルハージ侯爵家に迎えられた当初は作品の門外不出が契約で定められていたハイドンですが、やがて主君の意識も変わり、侯爵家の文化的到達度を知らしめる好機として多くの交響曲がヨーロッパ各地で出版され人気を博すようになりました。
 悪条件が重なり実現しなかった1780年代のロンドンからの招聘もこの人気によるもので、本人が渡航できない代わり英国のビジネスパートナーに届けられたのが今回収録されている交響曲第76~78番です。
 トランペットや打楽器はないにせよフルート1、オーボエ2、ファゴット2、ホルン2という充実した管楽編成をいかんなく活躍させ、メリハリの利いた音の陰影対比の中でソナタ形式の定石を随所でうまく崩してもみせるハイドンの作風は絶妙というほかなく、徹底して精緻な古楽器による解釈がその魅力を十全に引き出してやみません。
 その1782年の急逝がハイドン招聘の遠因となったロンドンの人気作曲家J.C.バッハの短調の交響曲も収録、同じく短調のハイドン第78番との対比も楽しめるようになっています。
 解説は今回もアントニーニのコメントに加え音楽学者モーリッツ=バウアーが最新研究を踏まえた解説(英・仏・独語)を寄せています。国内仕様盤には全訳を添付。

 
 
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ALPHA1143
\3300→\3090
シューマン演奏の第一人者エリック・ル・サージュが紐解く、作曲家たちの愛と敬意。
 ロベルト、クララ、ブラームス、フォーレ
   ――深く結ばれた魂を、ひとつの音楽物語へと紡ぐ。

シューマンに恋して

 ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
  1-17. ロベルト・シューマンの主題による変奏曲 Op. 9
 ロベルト・シューマン(1810-1856):
  18. 夕べの歌
   (カミーユ・サン=サーンス〔1835-1921〕編曲)
 ガブリエル・フォーレ(1845-1924):
  19-30. 主題と変奏 Op. 73
 クララ・シューマン(1819-1896):
  31-38. ロベルト・シューマンの主題による変奏曲 Op. 20
 ロベルト・シューマン:
  39. 君は花のよう
   (レオポルド・ゴドフスキー〔1870-1938〕編曲)
  40. バラの茂みから、おお母さん
   (カール・ライネッケ〔1824-1910〕編曲)
  41. クララ・ヴィークのアンダンティーノ ~
   ピアノ・ソナタ 第3番 第3楽章
エリック・ル・サージュ(ピアノ)
NYCX 10624
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3850

 録音: 2023年12月 ベルギー、ナミュール、グラン・マネージュ
 収録時間: 53分
 ※国内仕様盤日本語解説...内藤晃

 【ル・サージュが紐解く、シューマンをめぐる音楽家たちの精神的交流】
 ロベルト・シューマンのピアノ作品全集で世界的評価を確立したエリック・ル・サージュによる、シューマンをめぐる愛と敬意をテーマにしたアルバム。
 プログラムの中心をなすのは、シューマンの「色とりどりの小品」から採られた共通の主題に基づく、クララ・シューマンの変奏曲作品20とブラームスの変奏曲作品9。
 そしてクララの主題を用いたシューマン自身のソナタ第3番の第3楽章、サン=サーンス、ゴドフスキー、ライネッケが手がけたシューマンの歌曲などのトランスクリプションも配され、音楽家たちの深く親密なつながりを描き出します。
 さらにシューマンの「交響的練習曲」と同じ嬰ハ短調で書かれ、精神的連関が指摘されるフォーレの傑作「主題と変奏」作品73がプログラムに重厚な奥行きを添えました。
 ル・サージュはそれぞれの作品に対して誠実な表現で過度な情感を排し、作品本来の美しさと背景にある作曲家たちの絆にそっと寄り添う、洗練された音楽を聴かせています。

 
 




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BR KLASSIK



900231
\3000→\2790
ラトル&バイエルン放送交響楽団、
 6日間を費やして磨き上げた3度目の《火の鳥》全曲録音!
  圧倒的な色彩と精緻な響き、
   さらにラトル自身が作品の秘密を語る27分の解説も収録。

ストラヴィンスキー:火の鳥(全曲版)

 イゴール・ストラヴィンスキー(1882-1971)
  1-22. バレエ音楽『火の鳥』(1910)
   1. イントロダクション/
   2. カスチェイの魔法にかかった庭/
   3. 火の鳥の出現-イワン王子の登場/4. 火の鳥の踊り/
   5. 王子に捕えられた火の鳥/6. 火の鳥の哀願/
   7. 魔法にかけられた13人の王女たち/
   8. 黄金の果実とたわむれる王女たち/
   9. イワン王子の不意の登場/
   10. 王女たちのロンド(ホロヴォード)/11. 夜明け/
   12. イワン王子、カスチェイ城に突入 -
    城番の怪物どもに捕えられる王子/
   13. 不死の魔王カスチェイの登場/
   14. イワン王子とカスチェイの対決/
   15. 王女たちの哀願/16. 火の鳥の出現/
   17. 火の鳥に魅せられたカスチェイの手下どもの踊り/
   18. カスチェイらの凶暴な踊り/19. 火の鳥の子守歌
   20. カスチェイの目覚め/21. カスチェイの死 - 深い闇/
   22. カスチェイの魔法が消え、
    石にされていた騎士たちがよみがえる/

  23-33. サイモン・ラトル、「火の鳥」を語る
   ディスカバー・ミュージック・ウィズ・サイモン・ラトル
バイエルン放送交響楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)
NYCX 10619
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3630

 録音: 2025年11月3-8日 ミュンヘン、イザールフィルハーモニー・イン・ガスタイクHP8(ライヴ)
 収録時間:74分(演奏:47分、語り:27分)

 【ラトル3度目の「火の鳥」全曲盤。磨き上げたバイエルン放送響の演奏、ラトルの解説も聴きもの!】
 バイエルン放送響の首席指揮者に着任して以来、得意曲のリリースが続くラトル。ストラヴィンスキーも彼の十八番の一つで、「火の鳥」については組曲版ではなく全曲版にこだわりがあります。
 これまでにバーミンガム市響(1987)とロンドン響(2017)との録音があり、映像ではベルリン・フィルとの2005年のライヴがありました。
 ラトルの解釈は最初の録音時点でおおよそ出来上がっていたようで、大きな変更は見られませんが、仔細に聞けば、個々の曲の性格付け、表情付けがより緻密になっているように感じられます。
 このあたりはオーケストラのアンサンブル能力やソロを担当する奏者の技能、彼らの音色といったものを十分に引き出すラトルの巧みさを反映しているようです。
 バイエルン放送響とそのトップ奏者たちの巧みさについては今更言うまでもありませんが、当アルバムで注目すべきは、音響に定評のあるイザールフィルハーモニーで、リハーサルまで含めると6日間もかけて収録されたことによる明瞭な録音です。
 ガスタイクの改修工事中のつなぎ役として作られたイザールフィルハーモニーですが、永田音響設計の豊田氏による音響設計の甲斐あってか、大オーケストラの演奏会でもバランスが良く、強奏でも濁らず、細部が埋もれることがありません。
 ここでもバイエルン放送響の艶のある音色が捉えられています。要所で聴かれるソロ、特に管楽器群の巧みさは見事で、パーカッションの強打やオーケストラが全奏で盛り上がる部分の鮮やかな色彩感と迫力も圧巻。

 またこのCDには、バイエルン放送のインターネット動画配信の一つ、Discover Music with Simon Rattleから、「火の鳥」編の音声が収められています(8月下旬時点では未配信)。
 内容は作曲者と作品の紹介や、リハーサル・シーンをまじえたオーケストラの音作りのポイントなど、ラトルが英語で平易に語るもの。
 全曲版について「私がこのバージョンが大好きなのは、のちの実用的なバージョン(=組曲版)に比べて、10倍も色彩豊かに思えるからです」「こちらのほうがずっと難しいことはたしかです。
 オーケストラはこの曲をマリス・ヤンソンスと何度となく演奏し、いつもすばらしい演奏をしてきました。ただ、彼は組曲版を得意とし、なぜかバレエ全曲版には関心がなかったのです。
 そのため、今回はみんなこれまで演奏してきたことを一旦忘れなければなりませんでした」と熱を込めて語っています。
 ホルン・ソロについて言及した箇所では「今シーズン私たちは『火の鳥』を15回演奏したと思いますが、カルステン(ホルン奏者)は私を15回泣かせました」「最後の2小節で彼がやっていることは、教えられるようなことじゃないんです。あの音色の変化。息をのむようなホルンの演奏」と称賛。ラトルの解釈のツボや、オーケストラとの関係が窺われる、興味深く心温まる内容となっています。

 ブックレットに文字起こしはありません。

 ※国内仕様盤にはストラヴィンスキー研究者の池原舞氏の解説と、後藤菜穂子氏によるラトルの解説トークの日本語訳を掲載します。

 
 




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CHANDOS



CHSA5380
(SACD HYBRID)
\3300→\3090
35年ぶりの新録音!
 ケルトの海と神話が渦巻く、バントック《ヘブリディーン交響曲》。
  ラモン・ガンバ&BBCスコティッシュ響が本場の響きで描く、初のSACD録音!

バントック:ヘブリディーン交響曲

 グランヴィル・バントック(1868-1946):
  1-4. ヘブリディーン交響曲(1913-15)
   1. Tranquillo, molto sostenuto/
   2. Con moto/3. Animando/4. Poco lento
  5. Prelude to 'The Bacchae' of Euripides
   エウリピデスの『バッカイ(バッカスの信女)』への前奏曲
    (1934、1939/1945改訂)
  6-12. イギリスの情景 - 大オーケストラのために(1901)
   6. I. パストラーレ -/7. エピソード -/
   8. Tempo I/9. II. ロマンス/10. III. インテルメッツォ/
   11. IV. Benedictus/12. V. Hornpipe
BBCスコティッシュ交響楽団
伊藤奏子(リーダー)
ラモン・ガンバ(指揮)

 録音:2025年2月10-12日 グラスゴー、シティ・ホール、大ホール
 収録時間:65分
 SACD層:Stereo / Multi-Channel 5.0

 【ヘブリディーン交響曲の久々の新録音、スコットランド勢の演奏で登場!】
 ケルト文化や古代ギリシア神話などを題材に幻想的なオーケストラ作品を書いたバントックが、スコットランド西方の海上に広がるヘブリディーズ諸島に伝わる歌の旋律をふんだんに取り入れて書いたのが、ヘブリディーン(ヘブリディーズ風の)交響曲です。
 シングルモルト・ウイスキーで有名なアイラ島などが有名なヘブリディーズ諸島には、先史時代の巨石文化の遺跡があり、ケルト人やヴァイキングたちの影響の濃い独特の文化を持っています。
 この地を訪れたメンデルスゾーンが、その印象を序曲「フィンガルの洞窟」で描いたことでも有名。バントックの「交響曲」は、切れ目なく演奏される単一楽章の作品で、描写的な標題音楽と考えられます。
 
 全体は4つの楽章に相当する部分に分けることができ、当盤の解説によれば第1楽章と第4楽章は海の様々な表情、第2楽章は嵐、第3楽章は戦いを描くとされ、様々な情景や場面を暗示する伝承歌の旋律が引用され、ハープの効果的な使用が神秘的なムードを醸し出しています。
 静かに緩やかに曲が始まり、様々な情景が展開した後、静かに緩やかに消えるように終わるという全体の設計は、作曲年代が近く、ケルト的要素の濃いドビュッシーの「沈める寺」に通じるもので、作品が一編の夢であるかのような印象を与えます。
 ウェブサイトdiscogsによれば、この曲にはこれまで3種類の録音があり、その中では1990年録音のヴァーノン・ハンドリー指揮、ロイヤル・フィルのHyperion盤が最新盤で決定版的存在でした。
 35年ぶりの新録音となる当盤は、イギリスや北欧の交響詩を含む管弦楽作品を数多く録音してきたラモン・ガンバの指揮に加え、初のスコットランドのオーケストラによる録音で初のSACDリリースという点でも注目です。

 エウリピデスの『バッカイ(バッカスの信女)』への前奏曲は、バントックの古代ギリシアへの関心が生んだ作品の一つ。東洋風の旋律も交えつつ展開するエキゾチックな要素のある作品です。
 『イギリスの情景』は、英国内各地のオーケストラ指揮の経験から、コンサートの最初やアンコールで演奏するのにふさわしい小品の必要性を感じていたバントックが出版社の求めに応じて書いた、当時流行していた民族性を反映した小品集。
 組曲として演奏しても良く、1曲抜き出してコンサートの最初や最後、あるいはアンコールで演奏しても聴き映えがするよう書かれています。
 各曲に英語だけでなくフランス語とドイツ語のタイトルを付けているのは国際市場を狙ったものでしょう。バントックは最後をバレエ音楽風の結婚行進曲で締めたかったようですが、出版社の断固たる主張が通ってユーモラスで威勢の良い船乗りたちの踊りであるホーンパイプになりました。

 
 
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CHAN20366
\3300→\3090
フランス音楽の名匠トルトゥリエ、ドノホー&BBCフィルと挑む
 フローラン・シュミット幻の大作《協奏交響曲》!
  さらに機知とユーモアあふれる知られざる作品《サンシュニーク》を世界初録音

F. シュミット:協奏交響曲 他

 フローラン・シュミット(1870-1958):
  1-3. 協奏交響曲 Op. 82 -
   オーケストラとピアノのために(1928-32)
    1. I. Assez anime/2. II. Lent/3. III. Anime
  4-6. 3つの舞曲 Op. 86(1936)
   4. I. Montferrine/5. II. Bocane/
   6. III. Danse de corde
  7. ポール・デュカスの墓碑銘 嬰ハ短調 Op. 87 No. 1
  8-9. Cancunik サンシュニーク Op. 79(1927)...
   世界初録音
    8. I. Lied-Nocturne/9. II. Scherzo-Tarentelle
ピーター・ドノホー(ピアノ)...1-3
BBCフィルハーモニック
ユーリ・トルチンスキー(リーダー)
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指揮)

 録音:2025年10月30-31日 UK、マンチェスター、MediaCityUK, Salford
 収録時間:70分

 1900年にローマ賞を受賞したフランスの作曲家フローラン・シュミット。その作品は戦前盛んに演奏されたものの、戦後は政治的要因や前衛音楽の台頭により急速に忘却され、近年ようやく再評価が進んでいます。
 「協奏交響曲」はボストン響の委嘱作。急緩急の3楽章構成は一見伝統的ですが、音響的にはモダンで曲想は流動的かつ不安定、2つの世界大戦に挟まれた西欧楽壇に共通するムードが読み取れます。
 ソリストとオーケストラに難技巧を要する上に演奏時間も長いため(当盤では約38分)、演奏・録音の機会が乏しく、過去にデイヴィッド・ロバートソン、フセイン・セルメット、モンテ=カルロ・フィルの録音(1993年、Auvidis-Valois)があるだけでした。
 トルトゥリエはフランスものの解釈で評価が高いだけに当盤の登場は歓迎されることでしょう。ピアノのドノホーも好演。
 世界初録音となる「Cancunik サンシュニーク」は、パリの放送局が主催した「ラジオ放送向けの曲」のコンクールで1位となった作品。その一風変わったタイトルはフランス語の'sensunique'(一方通行)の発音を模したもので、ラジオ放送が送りから受けてへの一方通行であることをもじっています。
 「大衆のための音楽」「使う楽器の数は3から25まで」という条件で書かれ、Lied-Nocturneは夜のムードが漂い、Scherzo-Tarentelleはシャブリエ風の陽気なユーモアが感じられます。
 他に自作ピアノ曲を編曲した「3つの舞曲」と、親友の死を悼む「ポール・デュカスの墓碑銘」を収録。

 
 
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CHAN20355
\3300→\3090

ジャン=エフラム・バヴゼが、
 ベートーヴェンを取り巻く“知られざる山々”をめぐる探究、第2弾!
 フンメル、クレメンティ、ベルガー、ツェルニー
  ――同時代の傑作から巨匠の天才を逆照射する。

ベートーヴェン・コネクション 第2集 -
 フンメル、クレメンティ、ツェルニー 他
ジャン=エフラム・バヴゼ(ピアノ)
  1-3. ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):大ソナタ 変ホ長調 Op. 13(1805頃)
   1. Allegro con brio - Alleluja/2. Adagio con gran espressione/
   3. Finale. Allegro con spirito
  4-6. ムツィオ・クレメンティ(1752-1832):ソナタ ト短調 Op. 34 No. 2(1795)
   4. Largo e sostenuto/5. Un poco Adagio/6. Finale. Allegro molto
  7-9. ルートヴィヒ・ベルガー(1777-1839):悲愴大ソナタ ハ短調 Op. 1(1812/14)
   7. Introduzione. Adagio - Allegro patetico - Adagio - Tempo I
   8. Aux manes de Mozart. Adagio affettuoso, ma non troppo lento
   9. Rondo. Allegro molto - Adagio - Allegro moderato - Piu Presto
  10. カール・ツェルニー(1791-1857):
   ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの死に寄せる葬送行進曲 ハ短調 Op. 146(1827)

 録音:2025年6月24-26日 イギリス、サフォーク、ポットン・ホール
 収録時間:76分

 ジャン=エフラム・バヴゼがベートーヴェンと同時代の作曲家の作品を探求するシリーズ第2集。
 バヴゼは「主峰ベートーヴェンを取り巻く山々へ登るように同時代人の優れた音楽を聴くことで、相互の影響関係や巨匠の天才性の本質が見え、作品再発見の喜びが得られる」と語ります。
 ハイドンに献呈されたフンメルのソナタOp. 13は、オルガン風の冒頭やアレルヤのコーダなど宗教的な響きと華麗な技巧が光る作品。
 運命の動機を予感させる冒頭モチーフが全曲を貫くクレメンティのソナタ Op. 34 No. 2は、巧みなテンポ転換などベートーヴェンに強い影響を与えた劇的な曲。
 『悲愴ソナタ』に触発されたベルガーのソナタ Op.1は、「モーツァルトの霊に」と記された第2楽章の深い詩情が際立ちます。
 ツェルニーの「ベートーヴェンの死に寄せる葬送行進曲」は、師の訃報に衝撃を受け捧げた追悼曲で、重々しく厳かな旋律で深き哀悼を表します。

 
 




 

SOMM RECORDINGS


SOMMCD0732
(2CD)
\4100
テレマン:パリ四重奏曲集 第2集 - 新四重奏曲集
 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
  新しい四重奏曲集(1738)
   【CD1】
    1-6. 四重奏曲 ニ長調 TWV 43:D3
    7-12. 四重奏曲 イ短調 TWV 43:a2
    13-19. 四重奏曲 ト長調 TWV 43:G4
   【CD2】
    1-6. 四重奏曲 ロ短調 TWV 43:h2
    7-12. 四重奏曲 イ長調 TWV 43:A3
    13-18. 四重奏曲 ホ短調 TWV 43:e4
ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズ
 (古楽器使用)
レイチェル・ブラウン(フルート)
エイドリアン・バターフィールド(ヴァイオリン)
ギャビン・キッブル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
サラ・マクマホン(チェロ)
サイラス・ウォルストン(チェンバロ)

 録音:2025年10月20、21、23-25日 St John the Baptist Church, Loughton エセックス
 収録時間:118分

 ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズの結成25周年記念企画、テレマン『パリ四重奏曲集』全曲録音プロジェクトの第2集、完結編。
 1730年にハンブルクで出版された「クァドリ」がパリで人気を博したことから、1737年にテレマンにとって生涯ただ一度のパリ訪問が実現。その折に演奏した曲を書き留めて翌年出版されたのが、ここに収められた「新しい四重奏曲集」です。
 フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音という編成で、全6曲の組曲(各6~7楽章)から構成されます。
 テレマンは楽器の組み合わせに工夫を凝らすことで、豊かなテクスチュアを生み出し、当時の聴衆を魅了しました。レイチェル・ブラウンをはじめとした英国古楽界を代表する名手たちのアンサンブルで。
 
 


SOMMCD0733
\3000
キプロスの伝説:オセロ城
 1-5. サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875-1912):
  組曲「オセロ」 Op. 79
   1. I. Dance 舞曲
   2. II. Children's Intermezzo 子供たちの間奏曲
   3. III. Funeral March 葬送行進曲
   4. IV. The Willow Song 柳の歌
   5. V. Military March 軍隊行進曲
 6. ニムロッド・ボレンスタイン(1969-):
  Legends of Cyprus キプロスの伝説 Op. 102...世界初録音
 7. アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):
  序曲「オセロ」 B. 174
 8-10. フランツ・シューベルト(1797-1828):
  キプロスの女王ロザムンデ
   8. 序曲 D 644
   9. 劇音楽 No. 5 - 第3幕間奏曲 D 797
   10. 劇音楽 No. 9 - バレエ音楽第2番 D 797
キプロス交響楽団
ニムロッド・ボレンスタイン(指揮)

 録音:2026年2月9-11日 キプロス、Pallas Theatre、Nicosia
 収録時間:70分

 シェイクスピアの悲劇『オセロー』はヴェルディやロッシーニはじめ多くの作曲家の心も魅了しました。
 このアルバムでは、『オセロー』の舞台となったキプロス島の交響楽団の演奏で、オセローとキプロスに所縁の作品を収録しています。
 コールリッジ=テイラーの組曲「オセロ」は1909年、ロンドンの劇場で上演された同名戯曲の劇音楽に基づく全5楽章の管弦楽組曲。キプロス島での悲劇を背景に、劇場音楽らしい鮮烈な管弦楽の響きが広がる作品です。
 ボレンスタインの「キプロスの伝説」はキプロス交響楽団のために書かれた2025年の作品。これが初録音となります。他にドヴォルザークとシューベルトの作品を収録。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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BIDDULPH RECORDINGS



BIDD85072
\2800→\2590

この人はもっと取り上げられないといけない

 アドルフ・ブッシュが遺した、唯一のモーツァルト協奏曲&弦楽四重奏曲録音が待望の復活!
  気品と流麗さに満ちた米コロンビア時代の貴重な記録
   ――SP未発売のブラームス2曲も収録。


モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番他

 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
  1-4. 弦楽四重奏曲 第16番 変ホ長調 K. 428
   (録音: 1942年5月15、25日
    音源: Columbia 71427/30 [XCO32813/20])
  5-7. ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K.219「トルコ風」
   (第1楽章のカデンツァ:ヨーゼフ・ヨアヒム)
    (録音: 1945年4月30日
     音源: Columbia 71749/52-D [XCO 34649/55])
 アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):
  8. ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 Op.5-10より アダージョ
   (録音: 1942年5月27日
    音源: Columbia 11913-D [XCO 32877])
 ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770):
  9. ヴァイオリン・ソナタ Op.2-2より アダージョ
   (録音: 1945年5月3日
    音源: Columbia 71752-D [XCO 34664])
 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  10-13. ヴァイオリンと通奏低音のための
   ソナタ ホ短調 BWV 1023
    (録音: 1942年5月21日
     音源: Columbia 71582-D [XCO 32838/39])
 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
  14-17. ヴァイオリン・ソナタ イ長調 HWV 361
   (録音: 1942年5月20日
    音源:Columbia 71582-D [XCO 32838/39])
 ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
  18. ハンガリー舞曲 第18番 ニ長調(ヨアヒム編)
  19. ハンガリー舞曲 第20番 ニ短調(ヨアヒム編)
   (録音: 1942年5月21日 音源: CO 32840※SP未発売)
 フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):
  20. ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 Op. 4-9より シチリアーナ
   (録音: 1942年5月20日 音源:72005-D [XCO 32860])
ブッシュ弦楽四重奏団・・・1-4
アドルフ・ブッシュ(第1ヴァイオリン)
ゲスタ・アンドレアソン(第2ヴァイオリン)
カール・ドクトール(ヴィオラ)
ヘルマン・ブッシュ(チェロ)
アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)・・・5-20
ブッシュ・チェンバー・プレイヤーズ
 (ブッシュ室内管弦楽団)・・・5-9
アルトゥール・バルサム(ピアノ)・・・10-20

 復刻プロデューサー:Eric Wen
 復刻エンジニア:Andrew Walter
 収録時間:72分

 ドイツの名ヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュ、米コロンビア時代の録音から貴重な音源を復刻。
 アドルフ・ブッシュ(1891-1952)は、1912年に英国デビューを成功させ、後に英コロンビア(HMV)の専属として活発に録音を行いました。
 特に自身が創設した弦楽四重奏団による一連のベートーヴェン録音は、SPからモノラル時代を通じてバイブルのように高く評価されました。やがてナチス・ドイツが台頭すると渡米し、1952年に60歳で亡くなりますが、同地で組織した室内管弦楽団の活動が今日のマールボロ音楽祭の礎となるなど、後世に大きな影響を与えています。
 アメリカ時代のブッシュは米コロンビア(CBS)に録音し、特に娘婿ルドルフ・ゼルキンとのデュオは高く評価されました。またトスカニーニとはお互いに深い敬意をもって接していたようです。

 ブッシュのスタイルは楽譜に書かれたものを尊重するアプローチで、新即物主義的とされたこともありますが、楽譜から作曲家の精神を読み取って伝えようとする態度が根底にあります。
 そのためか、特にバッハとベートーヴェンの演奏が非常に高く評価され、人気も高いのですが、コンサートでは数多く演奏していたモーツァルトの録音は非常に少なく、ヴァイオリン協奏曲も弦楽四重奏曲もここに収められた1曲ずつしかありません。
 日本ではかつて両曲をカップリングしたSOCU20の品番でリリースされたことがありますが、世界的に見ても絶版になっていた期間が長く、このCD化は注目されます。
 演奏は両曲とも滑らかで品格も流麗さも備えており、決して重苦しくなることはありません。協奏曲では第1楽章が緩急の差を大きくとり、速い箇所は驚くほど速く、抒情的に歌うセクションとのコントラストが印象的。
 第2楽章はオケともども柔らかな響きが心地よく、第3楽章は音楽作りに華やぎが加わります。輝かしい高音とヴィブラートの使い方がよくわかる録音も聴きものです。

 ブッシュの録音には、当時好まれていたヴィルトゥオーゾ・ピースが非常に少ないので、2曲のハンガリー舞曲は貴重です。
 当時の有名ソリストの録音からしばしば聞かれる、楽譜から逸脱したテンポ変化や見栄を切るような間の取り方などはありませんが、決して四角四面な解釈ではなく、第18番では急速テンポによる無窮動風の技の切れが見事、第20番(原曲のホ短調をヨアヒムがニ短調に移調して編曲)では哀感漂う情緒的な表現も聴かれます。
 バロック作品では舞曲楽章のリズム感などに現代との差を感じますが、緩徐楽章の歌には品格が感じられ、バッハのソナタ第1楽章で連続する重音の切れも見事です。

 
 





GRAMOLA IKONEN(IKONシリーズ)



GRAM92015
\3100

バーンスタイン、エラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロング
 
――ガーシュウィンを極めた巨星たち!
  《ラプソディ・イン・ブルー》と《ポーギーとベス》、
  レーベルを越えて2大歴史的名盤を豪快にカップリング。

ガーシュウィン・アルバム
 ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):
  1. ラプソディ・イン・ブルー
  2. パリのアメリカ人
  3-13. 歌劇《ポーギーとベス》
   (ラッセル・ガルシアによるジャズ・アレンジ)より
    3. サマータイム 4. 私はここにいたい
    5. 私の人は死んでしまった
    6. 俺らはないものだらけ
    7. ベス、お前は俺のものだ
    8. なんでもそうとは限らない
    9. ベスに何の用なの? 10. 女は一時の慰みものさ
    11. ニューヨーク行きの船が出る
    12. ベスよ、お前はどこに?
    13. おお主よ、私は祈りの道を

1.
コロンビア交響楽団
レナード・バーンスタイン(指揮、ピアノ)
2.
ニューヨーク・フィルハーモニック
レナード・バーンスタイン(指揮)
3-13.
エラ・フィッツジェラルド(ヴォーカル)
ルイ・アームストロング(ヴォーカル&トランペット)
ラッセル・ガルシア(指揮)&ヒズ・オーケストラ
ジャッド・コンロン・シンガーズ


 録音:1959年6月23日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ...1 1958年12月15日、ニューヨーク、ブルックリン、セント・ジョージ・ホテル...2 1957年8月18、19、28日&10月14日、ロサンゼルス...3-13
 収録時間:81分

 ウィーンの老舗レコード店のレーベルGramolaの当主が厳選する名盤を独自に復刻するIkonシリーズの1枚。
 20世紀半ばに生まれたガーシュウィンの2大名盤をレーベルを越えてカップリングしてしまった大胆な企画。
 バーンスタインのラプソディ・イン・ブルーとパリのアメリカ人は米コロンビア(CBS)の録音で、そのスイング感のある演奏で今も同曲のベスト・チョイスに挙げられる定番アイテム。
 一方エラ&ルイの《ポーギーとベス(日本発売時はポギーとベス)》は、ジャズの名門ヴァーヴ(Verve)レーベルの作品で、オーケストレーション含めて「ジャズの影響を受けたオペラ」ではなく完全にジャズにしてしまった異色盤ながら、その歌と演奏のあまりのすばらしさに歴史的名盤に挙げる人もいるほど。
 この2枚のアルバムが2年足らずの間に制作されていたことに驚くと共に、「この《ポーギーとベス》を、クラシック音楽ファンにこそ聴いて欲しい」との、ウィーンの老舗レコード店当主の気持ちが伝わる1枚です。

 ※オリジナルのVerve盤《ポーギーとベス》は15トラックありますが、当CDでは「序曲」「ハゲタカの歌」「オー、ドクター・ジーザス」「メドレー」をカットしています。
 
 ※歌詞は掲載されていません。
 
 


GRAM92014
\3100
ヤッシャ・ハイフェッツ絶頂期
 ――ミュンシュ&ボストン響、ライナー&シカゴ響との伝説的協奏曲録音!
  ベートーヴェンとブラームス、鋼の技巧と気品、抒情を72分に封じ込めたLIVING STEREOの録音芸術。

ベートーヴェン、ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
  1-3. ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 61
 ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
  4-6. ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 77
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
ボストン交響楽団...1-3
シャルル・ミュンシュ(指揮)...1-3
シカゴ交響楽団...4-6
フリッツ・ライナー(指揮)...4-6

 録音:1955年11月27、28日 ボストン、シンフォニー・ホール...1-3 1955年2月21、22日 シカゴ、オーケストラ・ホール...4-6

 ウィーンの老舗レコード店のレーベルGramolaの当主が厳選する名盤を独自に復刻するIkonシリーズの1枚。
 言わずと知れたハイフェッツの名演のカップリング。この2曲合わせて72分という演奏時間から推測される通り、こんにちの水準からすればテンポは速いのですが、弾き飛ばしている感が無いどころか、躍動的なフレーズでも抒情的なフレーズでも、細部まで美しくなめらかに磨き上げていて感心させられます。
 オーケストラも端正かつ丁寧な造形で共に音楽を作りあげており、LIVING STEREOと銘打った当時のRCAの優れた録音技術もあって、バランス良好、スケール感も厚みもありながら、内声やソロ楽器がしっかりと聴こえてくるところなど、まさに録音芸術と呼べるアルバムです。
 
 


GRAM92013
(3CD)
\4100
カラヤン、シュヴァルツコップ、ルートヴィヒ――
 黄金の顔ぶれが結集した《ばらの騎士》永遠の名盤!
  シュヴァルツコップ自身がステレオ版以上に高く評価した、音色鮮烈な正規モノラル録音で復活。

シュトラウス:歌劇《ばらの騎士》
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
  歌劇《ばらの騎士》
   CD1...第1幕
   CD2...第2幕
   CD3...第3幕
元帥夫人...
 エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
オックス男爵...
 オットー・エーデルマン(バス)
オクタヴィアン...
 クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
ゾフィー...
 テレサ・シュティッヒ=ランダル(ソプラノ)
ファーニナル...
 エーベルハルト・ヴェヒター(バリトン)
歌手...ニコライ・ゲッダ(テノール) 他
フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 【録音】1956年12月ロンドン、キングズウェイ・ホール(モノラル)
 収録時間:191分

 ウィーンの老舗レコード店のレーベルGramolaの当主が厳選する名盤を独自に復刻するIkonシリーズの1枚。
 ウォルター・レッグのプロデュースで名歌手を揃え、ベルリン・フィルとウィーン国立歌劇場のポストに就いて楽壇の帝王と呼ばれ始めていた壮年期カラヤンの充実した指揮、名手揃いのフィルハーモニア管が聴かせるソロ・パートなど、早くから名盤の誉れをほしいままにしたアルバム。
 当CDで注意すべきはモノラル音源を使用していることです。
 
 現在ではステレオ録音として親しまれている当演奏ですが、録音時点ではステレオ方式に懐疑的であったレッグらの方針でモノラルを商品化のための正規録音とし、ステレオ録音は実験的な「サブ」の位置づけでした。
 モノラルは当時のEMIの看板エンジニアであるダグラス・ラーター、ステレオは若手のクリストファー・パーカーが担当しています。
 発売も最初はモノラル盤でしたが、市場の声に押されたか、米英ではほどなくステレオ盤がリリースされました。
 シュヴァルツコップ自身はモノラル録音の方を高く評価していたと言われ、1995年には自ら監修してリマスターした上でのCD化を要望し、「ORIGINAL MONOEDITION」として翌年リリースされます。
 このリマスターを行ったエンジニアは、40年前の録音現場で「サブ」としてステレオ録音を担当していたパーカーでした。
 当盤はこの音源をベースにしている模様。Gramola当主によればモノラル版の方が「より芸術的」で、またノイズ除去をやり過ぎていないため暗騒音があるものの音色が生き生きとし、注意深く聞くと地下鉄の通過音までも聞き取ることができるとのことです。

 ※解説はあらすじのみ。歌詞は掲載されていません。
 




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SOMM RECORDINGS



ARIADNE5051
\3000→\2790

ジョージ・セル
、カーネギー・ホールを震わせた1953年ニューヨーク・ライヴ!
 フランクの堅固な造形、シベリウスの劇的な熱量
  ――新たに発掘された別音源で甦るシリーズ第1弾。

ジョージ・セル・イン・ニューヨーク 第1集
 1-3. セザール・フランク(1822-1890):交響曲 ニ短調
  1. I. Lento - Allegro non troppo
  2. II. Allegretto
  3. III. Finale: Allegro non troppo
 4-7. ジャン・シベリウス(1865-1957):
  交響曲 第2番 ニ長調 Op. 43
   4. I. Allegretto
   5. II. Tempo andante, ma rubato
   6. III. Vivacissimo -
   7. IV. Finale: Allegro moderato
ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
ジョージ・セル(指揮)

 録音:カーネギーホール(ライヴ、MONO) 1953年1月18日(シベリウス) 1953年12月6日(フランク)
 音源:CBSのラジオ放送のエアチェック
 収録時間:77分

 SOMM/ARIADNEレーベルの新企画「ジョージ・セル・イン・ニューヨーク」が始動。第1弾は、セルがニューヨーク・フィルの前身ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団を指揮した1953年のライヴ2曲です。
 ファシズムが拡大しつつあったヨーロッパを離れたセルは1939年10月にニューヨークの友人宅に身を寄せます。
 当初はなかなか仕事を得られなかったものの、翌年から客演が増えると共に評判も高まり、1942年にメトロポリタン歌劇場の指揮者に招かれました。
 当時から妥協なき完璧主義者だったようで、同年、トスカニーニが鍛え上げたNBC交響楽団に客演した際、ベートーヴェンの「英雄」交響曲第2楽章で50回以上もやり直しさせたことに居合わせたトスカニーニが「私のオーケストラへの侮辱だ」と激怒したというエピソードがあります。
 1943年のアメリカ独立記念日である7月4日にニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団に初登場してカーネギーホールで指揮。同響とは1951年から54年にかけてCBSにLP3枚分の録音を行いました。
 1946年にクリーヴランド管弦楽団の常任指揮者に就き、1954年にメトロポリタン歌劇場を退任した後もニューヨークには定期的に客演し、1969年にバーンスタインがニューヨーク・フィルの音楽監督を辞任した際は、ミュージック・アドバイザー及びシニア・ゲスト・コンダクターというポストに就き、後任探しに協力するほどの特別な関係を築きました。

 SOMMの録音やARIADNEの復刻におけるプロデューサー兼エンジニアであるラニ・スパー(Lani Spahr)の6ページにおよぶ読みごたえのある解説によれば、セルはフランクの交響曲をアメリカで20回以上指揮。最初は1947年10月30日のクリーヴランド管弦楽団、最後に指揮したのは1970年4月6日のニューヨーク・フィルとのコンサートだったそうです。
 ここに収められたのは1953年のカーネギーホールでのライヴで、セルらしい、ロマン派的な陰影のある響きと堅固な造形が両立した演奏です。
 シベリウスの第2番は1970年の来日公演のライヴやコンセルトヘボウ管との録音もあり、セルの十八番と見なされていますが、アメリカで初めて指揮したのは意外に遅く1952年1月24日のクリーヴランド管との公演でした。
 翌年1月の15,16,18日にはカーネギーホールでニューヨーク・フィルハーモニー響を指揮。ここに収められたのはその最終日のライヴです。
 
 アメリカを代表する評論家だったハロルド・ショーンバーグはこの公演について「パワフルでドラマティックな解釈...作品に対する全幅の信頼に加え、四角四面に陥らないフレキシビリティのある指揮。よく考えられたバランスなど、すべてが豊かな音のテクスチュアに結実していた」とニューヨーク・タイムズに書きました。
 両曲とも演奏自体はWest Hill Radio Archiveレーベルから出ていたCD「The Art of George Szell, Previously Unissued Concerts 1943-1957」と同一で、そのCDもラニ・スパーが監修・リマスターしていましたが、当盤ではより良い音質を目指して探し出した別の音源を使用しているとのことです。
  



<メジャー・レーベル>

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ARCHIV


《カール・リヒター~バッハ:宗教曲集―New Expanded Edition―》 


486-9079

(12CD+4DVD+3Blu-ray)
\12000→\11490

カール・リヒター生誕100周年――20世紀バッハ演奏の金字塔、その決定的拡充版!
受難曲、ミサ、オラトリオ、カンタータ75曲、初CD化モテット、映像まで集成した12CD+4DVD+3Blu-rayの大記念碑。


 CD12枚+DVD4枚+ブルーレイ・オーディオ3枚組ボックス・セット

 ●カール・リヒターが生誕100周年を迎えるのを記念して、カタログを代表する作品集の内容をさらに拡充させた『バッハ:宗教作品集―New Expanded Edition―』がドイツ・グラモフォンより発売されます。
  バッハの宗教音楽の傑作、『マタイ受難曲』『ヨハネ受難曲』『クリスマス・オラトリオ』『マニフィカト』『ミサ曲ロ短調』の全作品がCD 11枚とブルーレイ・オーディオ1枚、そしてそれらより後に演奏された『マタイ受難曲』『ヨハネ受難曲』『ミサ曲ロ短調』が収められたDVD4枚のセットに、モテット3曲のライヴによるラジオ録音を収めたCD1枚と、ルター派教会暦の主日および祝祭日に沿って構成された75曲のカンタータが収録されたとブルーレイ・オーディオ2枚が新たに加わりました。
 すべて24-bit/192kHzでのリマスタリングです。これらのバッハの重要なモテット3曲がCD化されるのは初めてで、これはリヒターのバッハ解釈を知る上で手がかりとなる貴重な録音です。
 ライプツィヒの伝統に根ざしながら明らかに独自の個性があるリヒターの演奏は、構築的な明晰さと強い表現力、そして深い精神性を兼ね備えています。
 今なおその魅力は失われず、その後のバッハ解釈が進展してもその価値は衰えていません。リヒターはミュンヘン・バッハ合唱団、ミュンヘン・バッハ管弦楽団とともに、20世紀におけるバッハ解釈の金字塔の一つともいえる、独自の音楽世界を築き上げました。
 マリア・シュターダー、ヘルタ・テッパー、フリッツ・ヴンダーリヒ、エルンスト・ヘフリガー、クリスタ・ルートヴィヒ、グンドゥラ・ヤノヴィッツ、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ペーター・シュライアーなど、同世代を代表する歌手たちと共演しています。

 ●エッセイ、全曲目リストの他、アルファベット順および作品番号順の索引が収められた、2冊のブックレット付き。

 ●「彼は自分が世間の注目を浴びることには関心がなく、むしろ自分の感性を通して、聴き手にバッハの音楽を届けることに興味を持っていました」(ペーター・シュライアー)
 

《カール・リヒター~バッハ:宗教曲集―New Expanded Edition―》 

J.S.バッハ:
 《CD 1-3》
  マタイ受難曲BWV244
   【演奏】
    イルムガルト・ゼーフリート、アントニア・ファーベルク(ソプラノ)、
    ヘルタ・テッパー(アルト)、エルンスト・ヘフリガー(テノール)、
    ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、
    キート・エンゲン、マックス・プレープストル(バス)、ミュンヘン少年合唱団
     【録音】1958年6月、ミュンヘン/
 《CD 4-5》
  ヨハネ受難曲BWV245
    【演奏】
     イヴリン・リアー(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(コントラルト)、
     エルンスト・ヘフリガー(テノール)、ヘルマン・プライ(バリトン)、キート・エンゲン(バス)
      【録音】1964年2月、ミュンヘン/
 《CD 6-8》
  1) クリスマス・オラトリオBWV248、2) マニフィカト ニ長調BWV243
   【演奏】
    グンドゥラ・ヤノヴィッツ(1)、マリア・シュターダー(2)(ソプラノ)、
    クリスタ・ルートヴィヒ(1)、ヘルタ・テッパー(2)(コントラルト)、
    フリッツ・ヴンダーリヒ(1)、エルンスト・ヘフリガー(2)(テノール)、
    フランツ・クラス(1)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(2)(バス)
     【録音】1965年2月?3月(1)、1961年2月?4月(2)、ミュンヘン/
《CD 9-10》
 ミサ曲ロ短調BWV232
  【演奏】
   マリア・シュターダー(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(コントラルト)、エルンスト・ヘフリガー(テノール)、
   ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、キート・エンゲン(バス)
   【録音】1961年2月、ミュンヘン/
《CD 11》
 『クリスマス・オラトリオ』BWV248のリハーサル
  【演奏】
   グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)、クリスタ・ルートヴィヒ(コントラルト)、
   フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)、フランツ・クラス(バス)
    【録音】1965年2月?3月、ミュンヘン/
《CD 12》
 1) モテット『主に向かって新しき歌をうたえ』BWV225、
 2) モテット『来たれ、イエスよ、来たれ』BWV229、3) モテット『イエス、わが喜び』BWV227
  【演奏】カール・リヒター(オルガン)(3)
   【録音】1967年6月、ミュンヘン(1, 2)(ライヴ)、1969年6月、シュヴェツィンゲン(3)(ライヴ)








《DVD 1-2》
 マタイ受難曲BWV244
  【演奏】
   ヘレン・ドナート(ソプラノ)、ユリア・ハマリ(コントラルト)、ペーター・シュライアー、ホルスト・ラウベンタール(テノール)、
   ジークムント・ニムスゲルン、ヴァルター・ベリー(バス・バリトン)、エルンスト・ゲロルト・シュラム(バス)
     【収録】1971年5月、ミュンヘン/
《DVD 3》
 ヨハネ受難曲BWV245
  【演奏】
   ヘレン・ドナート(ソプラノ)、ユリア・ハマリ(コントラルト)、ペーター・シュライアー、ホルスト・ラウベンタール(テノール)、
   ジークムント・ニムスゲルン、ヴァルター・ベリー(バス・バリトン)、エルンスト・ゲロルト・シュラム、キート・エンゲン(バス)
    【収録】1970年9月、ディーセン/
《DVD 4》
 ミサ曲ロ短調BWV232
  【演奏】
   グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(コントラルト)、
   ホルスト・ラウベンタール(テノール)、ヘルマン・プライ(バス)
    【収録】1969年9月、ディーセン


《BDA 1》
 1) マタイ受難曲BWV244、2) ヨハネ受難曲BWV245、
 3) クリスマス・オラトリオBWV248、
 4) マニフィカトBWV243、5) ミサ曲ロ短調BWV232
  【演奏】CD1-10と同じ
  【録音】CD1-10と同じ/
《BDA 2》
 [待降節第1日曜から顕現節第4日曜まで&聖母マリアの浄めの大祝日(2月2日)]
  1) カンタータ第61番『いざ来ませ、異邦人の救い主よ』BWV61、
  2) カンタータ第132番『道を備え、大路を備えよ』BWV132、
  3) カンタータ第63番『キリストの徒よ、この日を彫り刻め』BWV63、
  4) カンタータ第121番『われらキリストを讃えまつらん』BWV121、
  5) カンタータ第64番『見よ、父のわれらに賜いし愛の』BWV64、
  6) カンタータ第28番『神は頌むべきかな! いまや年は終り』BWV28、
  7) カンタータ第171番『神よ、汝の誉れはその御名のごとく地の果てまで及べり』BWV171、
  8) カンタータ第58番『ああ神よ、いかに多き胸の悩み』BWV58、
  9) カンタータ第65番『人々シバよりみな来たりて』BWV65、
  10) カンタータ第124番『わがイエスをばわれは放さず』BWV124、
  11) カンタータ第13番『わがため息、わが涙は』BWV13、
  12) カンタータ第111番『わが神の御心のままに、常に成らせたまえ』BWV111、
  13) カンタータ第81番『イエス眠り給いて、われ何をかのぞむべきか』BWV81、
  14) カンタータ第82番『われは足れり』BWV82、
 [七旬節の日曜ら昇天日直前の日曜まで&マリアへの受胎告知の祝日(3月25日)]
  15) カンタータ第92番『われは神の御胸の思いに』BWV92、
  16) カンタータ第126番『主よ、われらを汝の御言のもとに保ち』BWV126、
  17) カンタータ第23番『汝まことの神にしてダビデの子よ』BWV23、
  18) カンタータ第1番『輝く曙の明星のいと美わしきかな』BWV1、
  19) カンタータ第182番『天の王よ、汝を迎えまつらん』BWV182、
  20) カンタータ第4番『キリストは死の縄目につながれたり』BWV4、
  21) カンタータ第6番『われらと共に留まりたまえ』BWV6、
  22) カンタータ第158番『平安なんじにあれ』BWV158、
  23) カンタータ第67番『死人の中より甦りしイエス・キリストを覚えよ』BWV67、
  24) カンタータ第104番『イスラエルの牧者よ、耳を傾けたまえ』BWV104、
  25) カンタータ第12番『泣き、歎き、憂い、怯え』BWV12、
  26) カンタータ第108番『わが去るは汝らの益なり』BWV108、
  27) カンタータ第87番『今までは汝らなにをもわが名によりて』BWV87、
 [昇天日から三位一体後第5日曜まで]
  28) 昇天祭オラトリオ第11番『神をそのもろもろの国にて頌めよ』BWV11、
  29) カンタータ第44番『ひとびと汝らを除名すべし』BWV44、
  30) カンタータ第34番『おお永遠の火、おお愛の源よ』BWV34、
  31) カンタータ第68番『げに神はかくまで世を愛して』BWV68、
  32) カンタータ第175番『彼は己の羊の名を呼びて』BWV175、
  33) カンタータ第129番『主を頌めまつれ』BWV129、
  34) カンタータ第39番『飢えたる者に汝のパンを分ち与えよ』BWV39、
  35) カンタータ第76番『もろもろの天は神の栄光を語り』BWV76、
  36) カンタータ第135番『ああ主よ、哀れなる罪人なるわれを』BWV135
   【演奏】
    ロッテ・シェードレ、エディット・マティス、シェイラ・アームストロング(ソプラノ)、
    ヘルタ・テッパー、アンナ・レイノルズ(コントラルト)、
    エルンスト・ヘフリガー、ペーター・シュライアー(テノール)、
    テオ・アダム、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、クルト・モル(バス)
     【録音】1967年2月?1975年1月、ミュンヘン/
《BDA 3》
 1) カンタータ第21番『わがうちに憂いは満ちぬ』BWV21、
 2) カンタータ第24番『まじりけなき心』BWV24、
 3) カンタータ第30番『喜べ、贖われし群れよ』BWV30、
 4) カンタータ第93番『尊き御神の統べしらすままにまつろい』BWV93、
 5) カンタータ第147番『心と口と行いと生きざまは』BWV147、
 6) カンタータ第10番『わが心は主をあがめ』BWV10、
 [三位一体後第6日曜から第17日曜まで]
  7) カンタータ第9番『われらに救いの来たれるは』BWV9、
  8) カンタータ第187番『彼らみな汝を待ち望む』BWV187、
  9) カンタータ第178番『主なる神われらの側にいまさずして』BWV178、
  10) カンタータ第45番『人よ、汝はさきに告げられたり、善きことの何なるか』BWV45、
  11) カンタータ第105番『主よ、汝の下僕の審きにかかずらいたもうなかれ』BWV105、
  12) カンタータ第102番『主よ、汝の目は信仰を顧るにあらずや』BWV102、
  13) カンタータ第199番『わが心は血の海に漂う』BWV199、
  14) カンタータ第179番『心せよ、汝の敬神の偽りならざるかを』BWV179、
  15) カンタータ第137番『主を頌めまつれ、勢威強き栄光の主を』BWV137、
  16) カンタータ第33番『ただ汝にのみ、主イエス・キリストよ』BWV33、
  17) カンタータ第78番『イエスよ、汝はわが魂を』BWV78、
  18) カンタータ第17番『感謝の供えものを献ぐる者は、われを讃う』BWV17、
  19) カンタータ第51番『全地よ、神にむかいて歓呼せよ』BWV51、
  20) カンタータ第100番『神なしたもう御業こそいと善けれ』BWV100、
  21) カンタータ第27番『たれぞ知らん、わが終りの近づけるを』BWV27、
  22) カンタータ第8番『いと尊き御神よ、いつわれは死なん』BWV8、
  23) カンタータ第148番『その御名にふさわしき栄光を主に捧げまつれ』BWV148、
 [三位一体後第18日曜から第27日曜まで&大天使ミカエルの祝日(9月29日)&宗教改革記念日(10月31日)]
  24) カンタータ第96番『主キリスト、神の独り子』BWV96、
  25) カンタータ第5番『われはいずこに逃れ行くべき』BWV5、
  26) カンタータ第56番『われは喜びて十字架を負わん』BWV56、
  27) カンタータ第180番『装いせよ、おおわが魂よ』BWV180、
  28) カンタータ第38番『深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる』BWV38、
  29) カンタータ第55番『われ哀れなる人、われ罪の下僕』BWV55、
  30) カンタータ第115番『備えて怠るな、わが霊よ』BWV115、
  31) カンタータ第139番『幸いなるかな、おのが御神に』BWV139、
  32) カンタータ第60番『おお永遠、そは雷のことば』BWV60、
  33) カンタータ第26番『ああいかにはかなき、ああいかにむなしき』BWV26、
  34) カンタータ第116番『汝平和の君、主イエス・キリスト』BWV116、
  35) カンタータ第70番『目を覚まして祈れ! 祈りて目を覚ましておれ!』BWV70、
  36) カンタータ第140番『目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声』BWV140、
  37) カンタータ第130番『主なる神よ、われらこぞりて汝を頌め』BWV130、
  38) カンタータ第80番『われらが神は堅き砦』BWV80、
 [哀悼行事]
  39) カンタータ第106番『神の時こそいと良き時』BWV106
    【演奏】
     ウルズラ・ブッケル、マリア・シュターダー(ソプラノ)、ユリア・ハマリ、トゥルデリーゼ・シュミット(コントラルト)、
     エルンスト・ヘフリガー、ヨーン・ファン・ケステレン(テノール)、キート・エンゲン、クルト・モル(バス)
      【録音】1959年2月?1978年5月、ミュンヘン&ミュンスター&アンスバッハ

カール・リヒター(指揮)
ミュンヘン・バッハ管弦楽団・合唱団、
アンスバッハ・バッハ週間管弦楽団
 (ブルーレイ・オーディオ 3: 5, 10, 17, 22のみ)





<国内盤> 


SS SOUNDS



SSSCD 001
\3500
小林沙羅(ソプラノ)
 『献呈 ~あなたに捧げるうた~』

 1. 献呈(R.シューマン/リュッケルト)
 2. 音楽に寄せて(シューベルト/ショーバー)
 3. 鐘が鳴ります (山田耕筰/北原白秋)
 4. あなたへ (coba/小林沙羅)
 5. クロリスに(アーン/ヴィオー)
 6. 夢のあとに(フォーレ/ビュスィーヌ)
 7. 地球儀 (米津玄師/編曲:加羽沢美濃)
 8. 美しき夕暮れ(ドビュッシー/ブールジェ)
 9. 愛しい人よ(ジョルダーニ/作詞者不詳)
 10. ああ、愛する人の(S.ドナウディ/A.ドナウディ)
 11. そよ風よ吹いて(S.ドナウディ/A.ドナウディ)
 12. 浜辺の歌 (成田為三/林古溪)
 13. からたちの花 (山田耕筰/編曲:三枝成彰/北原白秋)
 14. 川の流れのように (見岳章/編曲:加羽沢美濃/秋元康)
 15. 今、深紅の花びらが(クイルター/テニスン)
 16. 愛の哲学(クイルター/シェリー)
 17. 献呈 (R.シュトラウス/ギルム)
小林沙羅(ソプラノ)
河野紘子(ピアノ)

 デビュー20周年の節目に贈る、感謝と愛に満ちた歌曲集。小林沙羅から「あなた」へ捧げる一枚

 録音:2026年4月21,22,23日 J:COM浦安音楽ホール
 
 初回限定仕様:特製スリーブケース付き

 ソプラノ歌手・小林沙羅のデビュー20周年を記念して制作された4枚目のアルバム『献呈~あなたに捧げるうた~』。
 自身初となる自主レーベル作品として、これまで支えてくださった方々への感謝と、一人ひとりの「あなた」へ歌を届けたいという想いを込めて制作されました。
 タイトル曲であるシューマン《献呈》をはじめ、シューベルト《音楽に寄せて》、フォーレ《夢のあとに》、ドビュッシー《美しき夕暮れ》などの名歌曲を収録。
 また、cobaによる書き下ろし作品《あなたへ》、米津玄師《地球儀》のクラシカルアレンジ版など、多彩なレパートリーを収めています。
 ドイツ歌曲、フランス歌曲、イタリア歌曲、イギリス歌曲、日本歌曲、そしてポピュラーソングまで、20年にわたる小林沙羅の歩みと音楽への感謝を凝縮した一枚。愛と祈り、そして感謝の気持ちを込めて歌われた作品集です。

 小林沙羅 ソプラノ
  東京藝術大学及び同大学院修了。ウィーンとローマにて研鑚を積む。2012年ブルガリア国立歌劇場『ジャンニ・スキッキ』で欧州デビュー。
  多くの新作オペラ初演を務める他、野田秀樹演出『フィガロの結婚』、藤原歌劇団『カルメン』、全国共同制作オペラ『ドン・ジョヴァンニ』、『夕鶴』、『千姫』、井上道義『降福からの道』、佐渡裕指揮『ドン・ジョヴァンニ』、2025年、『エマと青いバク』のエマ役など、話題作に続々出演。
  リサイタルも各地で行い2019年にはロンドンのウィグモアホールにてソロ・リサイタルを開催。英、独、仏、伊、日、5カ国の作品を歌唱、現地評で絶賛される。
  2025年には福間洸太朗(ピアノ)、北村有起哉(朗読)を迎え、リサイタル『愛を歌う』を開催、高い評価を得た。また、マーラー交響曲第4番、第8番、フォーレ 「レクイエム」、モーツァルト「レクイエム」、ベートーヴェン交響曲第9番、ヴォーン・ウィリアムズ「田園交響曲」「海の交響曲」ほかソリストとして国内外の多くのオーケストラと共演。
  2026年11月29日にはデビュー20周年記念コンサートを開催予定。この際、4枚目のアルバム「献呈~あなたに捧げるうた~」収録曲を演奏予定。また、モノオペラ『鷺娘』(小林沙羅現代語訳、信長貴富作曲、藤間勘十郎振付)を新作世界初演予定。
  第27回出光音楽賞、第20回ホテルオークラ音楽賞受賞。日本声楽アカデミー会員。藤原歌劇団団員。大阪芸術大学准教授。

 河野紘子 ピアノ
  桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を経て同大学研究科を修了。これまでに桐朋学園大学声楽科嘱託演奏員、二期会研修所ピアニストとして勤務。
  アンサンブルに定評があり、小林沙羅・波多野睦美・廣津留すみれ各氏など、多くの演奏家のリサイタルのパートナーとして全国各地で演奏し厚い信頼を得ている。
  水戸芸術館主催「池辺晋一郎の肖像」での演奏は、池辺晋一郎室内楽作品集Ⅲ「さんごじゅの花」に収録。その他、ソプラノ歌手小林沙羅氏のアルバムなど、CD録音にも多数参加している。
  またドラマ、映画と大ヒットを記録した「のだめカンタービレ」の主人公(上野樹里)の手・音の吹き替え、現場での指導を担当するなど多方面で活動の幅を広げている。






<LP>

 

ALPHA CLASSICS(LP)


ALPHA1147
(2LP+1CD)
\5500
ハイドン:交響曲第13、16、36番、ヴァイオリン協奏曲
 フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
  【Side A】
   1-4. 交響曲 第36番 変ホ長調 Hob. I:36
  【Side B】
   5-7. 交響曲 第16番 変ロ長調 Hob. I:16
  【Side C】
   8-10. ヴァイオリン協奏曲 第1番 ハ長調 Hob. VIIa:1「ルイージのために」
  【Side D】
   11-14. 交響曲 第13番 ニ長調 Hob. I:13
ドミトリー・スミルノフ(ヴァイオリン独奏[8-10])
バーゼル室内管弦楽団
 (古楽器使用)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)

 録音: 2022年10月9-13日 スイス、バーゼル、ドン・ボスコ収録時間: 74分・既発CD NYCX-10533/ALPHA1146と同内容・DMMカッティング・180g重量盤 2枚組 33 1/3 rpm・同内容のCD、音源(44 kHz/16 bit)ダウンロード・コード同梱・1000組限定シリアルナンバー入り・40ページ カラーブックレット・ダブル・ジャケット仕様

 HAYDN 2032 ハイドン交響曲全曲録音シリーズ Vol.17 ~ルイージのために~
 【ハイドン初期ならではの着想の瑞々しさ!高品質アナログ盤登場】
 「交響曲の父」ことハイドンが残した107曲の交響曲を、作曲家生誕300周年にあたる2032年までに全曲演奏・録音するジョヴァンニ・アントニーニのHAYDN 2032プロジェクト。
 第17集では、後期作品を集中的に取り上げた第16集から一転、みずみずしい才気を感じさせる作曲活動初期の作品群に出会えます。
 表題の「ルイージのために」とは併録作であるヴァイオリン協奏曲第1番の手稿譜にある言葉で、これはハイドンと同じく1761年、エステルハージ家の楽団拡張計画で同家に雇われたイタリア人のヴァイオリン奏者ルイージ・トマジーニのこと。
 彼らを雇ったエステルハージ侯爵パウル2世アントンのもと若き作曲家が続々生み出した交響曲には、トマジーニら優れた腕前を持つ楽団員のためのソロも積極的に盛り込まれ、このアルバムの収録作でも随所でその魅力を味わえます。
 前世代のヴァーゲンザイルやモンなどの交響曲に通じる最新書法と古風な教会音楽作法のせめぎあいも興味深く、楽章構成もまちまちで聴きどころに満ちた作品の魅力を、古楽器演奏のプロフェッショナルを多数ゲストに迎えたバーゼル室内管弦楽団がメリハリの利いた解釈で十全に伝えてくれます。








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