

ATS ATS902-2
高音質UHQCD
\2800→\1790 |
トスカニーニ/ファイナルコンサート
ワーグナー・プログラム
ワーグナー:
楽劇『ローエングリン』?第1幕前奏曲、
楽劇『ジークフリート』?森の囁き、
楽劇『神々の黄昏』?ジークフリートのラインへの旅、
歌劇『タンホイザー』?序曲とバッカナール、
楽劇『マイスタージンガー』?第1幕前奏曲 |
トスカニーニ指揮
NBC交響楽団 |
1954年4月4日カーネギーホール・ライヴ、ステレオ録音
トスカニーニの「白鳥の歌」として知られる最後の公開演奏会。
巨匠が愛奏したワーグナーの珠玉の名演の数々。これがついに高音質UHQCDで初登場。
しみじみ感が素晴らしい「ローエングリン」、「ジークフリート」、「神々の黄昏」の神々しさに脱帽するほかありません。
奇跡的に遺されていたステレオ録音によってキラキラと輝くようなNBC響の弦楽アンサンブル、木管の雄弁で踊る様な歌いっぷりがはっきりわかります。
気鋭のジャーナリスト、ネストル・カスティリオーネ氏による書下ろし記事(英文+和訳付)がつきます。
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ATS ATS921-2
高音質UHQCD
\2800→\1790 |
ミトロプーロスとNBC響
ベルク:ヴァイオリン協奏曲
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 |
ミトロプーロス指揮
NBC交響楽団
ヴァイオリン:ヨゼフ・シゲティ
ピアノ:ミトロプーロス |
ミトロプーロスとNBC響が遺した20世紀の傑作集。
ベルクは現代音楽の擁護者であった、シゲティとミトロプーロスの共演。これは凄絶というより凄惨な情景を眼前にするかのような強烈な演奏。
その合間に訪れる儚く繊細な瞬間との対比というか落差が凄まじい。シゲティ唯一のベルク。よくぞミトロプーロスとこの曲を遺してくれました。このベルクはかつて内田光子氏がレコ芸誌上で大絶賛をしたことでも知られます。そして数十年ぶりの復活となるのが、ミトロプーロス弾き振りのプロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番。ブゾーニ門下で、ピアノにも長じた巨匠。1930年のベルリンフィルデビューで、エゴン・ペトリの急な代役で弾き振りを披露したのがこの曲。センセーショナルな大成功を収め国際的なキャリアの足掛かりとしました。今聴いても刺激的で凄いテクニック。ライヴだけに鮮血迸るパワフルな超名演。NBC響の松脂飛び散る献身的な演奏にも注目です。既存盤は耳に障るバチバチノイズが玉に瑕でしたが、今回は見事に除去されております。
英日のライナーノート付です。
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巨匠ジョージ・セルの最晩年のライヴ録音、
ハイドン、ブラームス
ハイドン:交響曲第92番「オクスフォード」
1966年1月27日ライヴ [8:02][7:35][5:57][4:21]
ブラームス:交響曲第1番
1966年10月8日ライヴ [13:09][9:11][4:27][15:52] |
セル指揮
クリーヴランド管 |
過去最高音質で登場!セル+クリーヴランド 最晩年の芸術シリーズ 1966年ライヴ。ハイドン:交響曲第92番「オクスフォード」 1966年1月27日ライヴ/ブラームス:交響曲第1番 1966年10月8日ライヴ(CBS盤の翌日)。極上音質で復活の超絶ライヴ高音質UHQCDにて登場!通常CDケース仕様(完全限定盤)
巨匠ジョージ・セルの最晩年のライヴ録音。ハイドンはセルにぴったりな作曲家ですが、第92番は特に実演で好んで取上げた愛奏曲です。清潔でひんやりとした音色で繰り広げられる熱い演奏。リズム感の良さが隅々まで行き届いた完璧な演奏と申せましょう。そして十八番のブラ1は何とCBSスタジオ録音の翌日という注目のライヴ。ここでのセルは、曲頭から馬力全開で聴衆を圧倒。第2楽章の切ない歌。第三楽章の感情移入たっぷりの焦燥。そして圧巻のフィナーレ!フルトヴェングラーも顔負けのテンポ変化、アッチェレランドを駆使し壮大に凱歌をあげております。
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これが本当に92年前の録音!?
ワインガルトナーのメンデルスゾーン「スコットランド」
メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」
[12:22][4:13][8:18][8:41]
1929年3月27日、28日スタジオ録音(U.S.盤)
ウェーバー(ワインガルトナー編曲):舞踏への勧誘[7:12]
1928年5月3日スタジオ録音(フランス盤)
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲[8:22]
1928年5月3日スタジオ録音(イギリス盤)
シューベルト:「ロザムンデ」間奏曲第3番[3:44]
1928年5月3日スタジオ録音(イギリス盤) |
ワインガルトナー指揮
ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団
バーゼル交響楽団
(ウェーバー、シューベルト) |
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これが本当に92年前の録音!?2021年再生、新マスタリング
重厚さと迫力を蘇らせたワインガルトナーのメンデルスゾーン「スコットランド」、過去音質で復活 高音質UHQCDにて登場!(完全限定盤)
再生・復刻エンジニアのAkira
A Fukushimaより。
ワインガルトナーの続編は、今なお至高の名演の呼び声高いメンデルスゾーンの「スコットランド」です。ワインガルトナーは大量な録音を遺したものの、何故かロマン派の交響曲はこれが唯一と言って良く、それも流れを重視したいつもの演奏スタイルで透徹した名演です。
この演奏の素晴らしさにはどなたも異論のないところでしょうが、いかにせん1929年の録音ということで音質の限界があるため、推薦するに躊躇があるのが本音といったところでしょうか。
LP時代には日本ではARTISCO復刻盤が知られておりますが、今聴くとやはり不自然なエコー付加には首を傾げたくなるものです。CD時代になってIRON
NEEDLE盤がありますが雑な復刻で仕方なしに購入したというファンも多かろうと存じます。
新星堂さんの全集も飾り気のない復刻ですが、音の力に弱さを感じます。
今回はアメリカ盤を再生しました(新星堂さんの復刻はイギリス盤)。何せ90年以上前のSP故に良好な状態のSP盤は存在しないと言ってしまってよく、再生と疵の修正には骨が折れましたが、ワインガルトナーにこんなせつない歌と劇的なうねりが両立したのかと思わせる程の生命力を掘り起こしました。
カプリングはドイツ・ロマンの豊饒な香りを漂わせるウェーバーの名演とシューベルトを組み合わせました。
ワインガルトナー自身の名著「ベートーヴェンの以降の交響楽作品について」よりメンデルスゾーンに触れた箇所の抜粋と新翻訳がライナーノートとなっております。
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フルトヴェングラーが遺した歴史的名盤の「悲愴」、
ワーグナーの「トリスタン」から前奏曲と愛の死
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
[19:40][8:39][9:05][10:07]
(1938年10月25日から27日)ベルリン・ベートーヴェン・ザール)
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲と愛の死
[11:00][6:50]
(1938年3月15日ベルリン・ベートーヴェン・ザール) |
フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィル |
50代のフルトヴェングラーが遺した歴史的名盤の「悲愴」は最新技術で甦ります。イギリス盤のSPからの復刻で音に力があります。
メンゲルベルクと人気を二分したドラマティックな演奏。ベルリンフィルの技術も当時の頂点といって過言ではありません。
1938年と言うとドイツはオーストリアを併合、チェコスロヴァキアのズデーデン地方を割譲、水晶の夜事件。と領土拡大から、国際的な大きなひずみを生みだした時期で、その苦悩をフルトヴェングラーも感じながら万感の思いで慟哭をそのまま音化して参ります。
カプリングはやはり死をテーマとしたワーグナーの「トリスタン」から前奏曲と愛の死です。このうねりと悲劇性はフルトヴェングラーの真骨頂です。
こちらはフランス盤を採用。当レーベルのポリシーとして、ノイズフィルターを使用せず、ノイズを一つずつ消去。不自然なイコライジングを禁忌とした見事な音質です。
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世界完全初出、ステレオ
ベームがまだ壮年の勢いを持っていたころのライヴ、
ブラ4、シュトラウス作品
ブラームス:交響曲第4番
リヒャルト・シュトラウス:交響詩「死と変容」 |
カール・ベーム指揮
ベルリン放送交響楽団 |
1962年9月29日マズーレンアレーベルリン放送局大ホール
巨匠ベームがまだ壮年の勢いを持っていたころのライヴが世界完全初出。しかもステレオ収録。
ベームのブラ4はライヴが少ないので極めて貴重。冒頭から神経質でピリピリした緊張感が迸ります。
ここがロマン主義にどっぷりつかりながらも、近現代を生きたベームらしいところで、強烈な合理主義。
フルトヴェングラー張りの夢見るような憧れの対極にあります。ボディは引き締まっていてどこまでも筋肉質。これを聴くとベームという人はつくづく20世紀の音楽家であることが理解できます。
お得意のシュトラウス作品もちょっと恐ろしいまでの直截ぶりで、ウィーンフィルだと中和して柔らかな響きになるところをベルリン放送交響楽団(旧西ドイツ、RIAS交響楽団から現在はベルリン・ドイツ交響楽団)という硬派な団体はどこまでもストレートにベームの棒に応えます。
この時代にステレオ収録がドイツの放送局でなされることは極めて異例。恐らく実験的な側面もあったのではないでしょうか?
演奏参加者の秘蔵テープからの復刻です。さらにはUHQCD化で鮮やかな音質で蘇りました。
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完全世界初出
セル+クリーヴランド、モーツァルト・ステレオ・ライヴ
モーツァルト:
交響曲第40番 [8:30][8:19][4:48][4:36]
(1966年10月15日クリーヴランド・ライヴ)
交響曲第41番「ジュピター」 [10:57][7:48][4:35][5:39]
(1968年7月28日ブロッサム音楽祭ライヴ) |
ジョージ・セル指揮
クリーヴランド管弦楽団 |
完全世界初出。
セル+クリーヴランド、モーツァルト・ステレオ・ライヴ
セルのモーツァルトと言えば、1970年来日公演の第40番がつとに名高いものですが、こちらも本拠地クリーヴランドにおける凄演です。
スタイリッシュでスマートな造形を実現しつつ、時に魂を注入するかのような激しい感情移入があり、ここが多くの冷徹指揮者と違うところ。どこまでもスピリチュアルなのです。
そして天空を駈けるような「ジュピター」の迫力と現実を超越したかのような崇高さにも心打たれます。
セルはガチガチの原典主義者ではなく、当時の巨匠らしく多くの改訂を楽譜に施しておりますが、この演奏はティンパニがとにかく雄弁です。何だか聴き手が鼓舞されているかのよう。
いずれもステレオ録音であり、さらにはUHQCD化で鮮やかな音質で蘇りました。
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セル+クリーヴランド、
1966年1月27日クリーヴランド・ライヴ
ブルックナー:交響曲第3番「ワーグナー」
[21:00][15:20][7:29][12:01] |
ジョージ・セル指揮
クリーヴランド管弦楽団 |
セル+クリーヴランド・ステレオ・ライヴシリーズ。ブルックナー:交響曲第3番「ワーグナー」
1966年1月27日クリーヴランド・ライヴ/<ステレオ>
セルとブルックナーの関係はスタジオ録音に第3番と第8番しかないことで密ではないような論評も散見されますが、ウィーンで学んだセルにはブルックナーの語法はごく自然に咀嚼できるものであったことが自明です。
第3番「ワーグナー」については偏愛に近い関心を持って演奏を繰り返しました。セルの作るブルックナーは、金管はパワフルであると同時に鄙びた味をもち、弦楽器のキラキラときらめきを誇りながらもしみじみした叙情を失わない理想郷に聞き手を誘います。
クリーヴランド管の本拠地セヴェランスホールは大変デッドな音響のためにライヴ録音は難しいものとされておりますが、新マスタリングによって潤いを増しております。
さらにはUHQCD化で鮮やかな音質で蘇りました。
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コンヴィチュニー、ゲヴァントハウス・ライヴ
ブルックナー:交響曲第2番 |
コンヴィチュニー指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管 |
[19:13][15:40][7:50][19:34] 1960年11月24日ライプツィヒ・コングレスハレ・ライヴ
コンヴィチュニーはブルックナーを得意のレパートリーとしておりましたが特筆すべきはこの時代にはまだまだ異端児扱いされていた初期交響曲にも愛情を注いでいたことです。
特に第2番という当時としては珍品を愛しました。それが証拠に1951年のベルリン放送響とのライヴ録音も古くからLP化されておりました。
別名「パウゼ交響曲(休止交響曲)」と呼ばれるほどにブルックナー休止を駆使した名曲。特に前半二楽章の充実は後期の交響曲にも匹敵するほどです。
こういう前半の長い曲を「頭でっかち」と呼ぶとギュンター・ヴァントも指摘し、第7交響曲との共通項を持っているとも言えます。
古き良きゲヴァントハウス管の懐かしい響き、弦楽器の重厚な手触り等、コンヴィチュニーの絶頂を記録した名演。オーケストラメンバー提供の音源できわめて良好な音質です。
前半のプログラムはブラームスのピアノ協奏曲第1番という重量級の演奏会でした。
UHQCD化で鮮やかな音質で蘇りました。
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衝撃のミュンシュのワルキューレ、
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第1幕全曲 |
シャルル・ミュンシュ指揮、
ボストン響
マーガレット・ハーショー(ソプラノ、ジークリンデ役)
アルベルト・ダ・コスタ(テノール、ジークムンド役)
ジェームズ・ピアース(バリトン、フンディング役) |
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1956年7月21日タングルウッド音楽祭ライヴ
ミュンシュの「ワルキューレ」第1幕全曲です。ミュンシュはオペラと縁遠いと言う方がおりますが、かつてはゲヴァントハウス管のコンサート・マスターでもありました。
同オケはライプツィヒ国立歌劇場のオーケストラでもありますのでオペラの経験も豊富であったことは間違いないはずです。
この「ワルキューレ」はミュンシュの持って生まれたドイツ魂が炸裂したとしか思えない重厚で推進力に富む名演です。
フルトヴェングラー没後僅か2年のアメリカでもこういう演奏がなしえたのです。
いつもはフランス系の楽器、響きで知られるボストン響も、ミュンシュの挑発するような唸り声を受けてまるでドイツのオーケストラの様に咆哮、絶叫します。
UHQCD化で見通しの良い音質もなかなか結構です。英日のライナーノート付です。
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エドヴィン・フィッシャー(P)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ・ライヴ名演集
<CD1>
ピアノ・ソナタ第7番(1948年ハンブルク)
ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」(1952年11月23日)
ピアノ・ソナタ第30番(1952年6月18日)
<CD2>
ピアノ・ソナタ第15番「田園」
ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ第32番
1954年7月28日ザルツブルク |
エドヴィン・フィッシャー(P) |
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深い精神性に頭が下がります。エドヴィン・フィッシャーのベートーヴェンが高音質で復活。
ベートーヴェンの権威でありながらエドヴィン・フィッシャーがピアノ・ソナタ全集の録音を遺さなかったことは今もって痛恨の極みであります。
理由は様々にありましょうが一つにはシュナーベルの録音が先行したこと、そしてフィッシャー自身が腕の故障を自覚して録音に慎重になったことが挙げられると思います。
当ライヴは戦後の録音故にテクニック面でかなり危ないところもありますが、これがベートーヴェンの気の迷いや揺れにマッチして正にベートーヴェンと同化したような凄みを醸し出しております。
その「精神性」の高さは比類なく、シゲティの晩年の演奏に通じる求道的アプローチが見事です。特に第30番、第32番というベートーヴェンにとっても後期の作品において、その気高さが他を圧しています。
音質もマスターに遡り新リマスタリングによって力を増しており、さらにUHQCD化で輝きが加わっております。
座右に置き、繰返し味わいたい逸品と申せましょう。英日のライナーノート付です。
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クナッパーツブッシュ+ミュンヘンフィルの至芸。
GREEN HILL盤のエロイカが高音質で復活。
宇野功芳氏の解説を掲載
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 |
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
ミュンヘンフィル |
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クナッパーツブッシュ+ミュンヘンフィルの至芸。GREEN
HILL盤のエロイカが高音質で復活。
1953年12月17日ミュンヘンドイツ博物館コングレスザール
20年以上前にGREEN HILLレーベルから発売されたクナッパーツブッシュの一連のライヴはその音質の良さで名高いものでしたが、「英雄」が今回マスターに遡ってUHQCD化されます。
巨匠が得意とした「英雄」ですが、当盤には他の演奏とは一風違った動的アプローチに見るべきものがあります。第2楽章の抉りの効いた慟哭には深い感動を禁じえません。スケルツォにおける驚天動地の間も凄い!
残響も比較的豊かに捉えられており、低弦の唸りも見事で風圧すら感じられます。
さらにUHQCD化で輝きが加わっております。座右に置き、繰返し味わいたい逸品と申せましょう。
なお良く知られる通り当演奏の初出はイタリアCetraでその際はバイエルン放送響との1950年ライヴとされておりました。
その国内盤の解説はあの宇野功芳氏で、当CDにはその解説を掲載しております。
英日のライナーノート付です。
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ワルター極限状態のモーツァルト・プログラム
1939年3月11日ニューヨーク
モーツァルト:
ディヴェルティメント第15番
ピアノ協奏曲第20番、
交響曲第40番 |
ブルーノ・ワルター(ピアノと指揮)
NBC交響楽団 |
モーツァルトにロマン派的陶酔を注入!ワルター極限状態のモーツァルト・プログラム
ナチスの迫害によってドイツからオーストリアに移住したワルターでしたが、1938年のドイツとオーストリアの併合でいよいよヨーロッパからの脱出を余儀なくされます。
新天地はアメリカ。
トスカニーニのオーケストラであるNBC交響楽団との初顔合わせは1939年の3月となりました。NBC響にはワルター同様、ユダヤ系故にヨーロッパを追われた元ウィーンフィルのフェリックス・ガリミールがコンサートマスターとしてワルターの登壇を待っておりました。
「ディヴェルティメント」の第4楽章について宇野功芳氏は「まるでウィーンフィルのような陰影を持ち、よよと泣き崩れるばかりの不健康な味がワルターとしても珍しい」と賞賛。さらに当CDの白眉はピアノ協奏曲第20番です。
ベートーヴェン作のカデンツァでなくライネッケ作を用いることでモーツァルトを完全なロマン派音楽として表現。
ここでワルターはいじらしい感傷や焦燥を隠そうともしません。交響曲第40番はワルターのテーマ曲とも言えるもので力量のあるオケを駆使してドラマを隅々まで注入して成功しております。
NBC交響楽団の定期演奏会にあたるプログラムは放送を前提としたもので通常のコンサートより短いケースが多いのですがこの演奏会はたっぷり。
今回のソースはいわゆるNBCによるラジオ放送の"完パケ"でアナウンスも全て収録、楽章間は編集があります。英日のライナーノート付です。
録音:1939年3月11日:ニューヨーク、NBC
8Hスタジオ モノラル(ライヴ)
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デ・サバタのベートーヴェン・ライヴ!
「運命」、第8番、「第九」
ベートーヴェン
交響曲第5番
(ニューヨークフィル、1950年3月16日カーネギーホール)
交響曲第8番
(ニューヨークフィル、1951年3月18日カーネギーホール)
交響曲第9番
(原語歌唱、テアトロ・コロン管、1949年7月26日ライヴ) |
ヴィクトル・デ・サバタ指揮
9番:
ニルダ・ホフマン(S)
ザイラ・ネグローニ(A)
アンゲル・マティエロ(Br)
ユージニオ・ヴァロッリ(T)
合唱指揮:ラファエル・テラノーロ |
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「MEMORIES MR2474/2476」で出ていた名演。
熱血指揮者デ・サバタのベートーヴェン・ライヴ。「運命」、第8番、「第九」
1枚価格スペシャル
熱血指揮者ヴィクトル・デ・サバタのベートーヴェン・ライヴ。サバタはオーストリア・ハンガリー帝国領であったトリエステの出身でドイツ音楽は身近な存在であり、その解釈には定評がありました。
何ごとかに怒りを爆発させているような強烈なベートーヴェン。アメリカでの人気も絶大でニューヨークフィルを度々指揮しておりますが、「運命」は言うまでもなく、「第8番」でここまで感情的な演奏というのも珍しい!
ブエノス・アイレスのテアトロ・コロンで燃焼した「第九」も凄い。アゴーギグの強烈さはメンゲルベルクにも匹敵。
時として音楽の流れを止める暴君ぶりには驚かされます。
アセテート盤からの復刻故に音質に限界はありますが合唱指揮者のラファエル・テラノーロは、同劇場の合唱指揮者として長きに渡って活躍した名匠。カラスとの共演も知られています。
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ウラディミール・ホロヴィッツ(P)/ブルーノ・ワルター(指揮)
チャイコフスキー/ブラームス:ピアノ協奏曲
(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
(2)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 |
ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
ブルーノ・ワルター(指揮)
(1)ニューヨークフィル
(2)コンセルトヘボウ管 |
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(1)1948年4月11日カーネギーホール・ライヴ (2)1936年2月20日コンセルトヘボウ・ライヴ
ホロヴィッツのチャイコンと言えばトスカニーニ共演盤2種が高名ですが(店主個人的にはセル盤)、それを超えるのがこのワルターとの1948年盤です。
そんな凄い演奏ですが既出盤はピッチが高く、上ずった感が拭えず、そこが演奏の特徴と勘違いされていたうらみがあります。
今回の修正盤で聴くと激しい情熱のぶつかりあいだけでなく、たゆたうような大柄なロマンが味わえます。余談ながらこの演奏会はホロヴィッツのアメリカデビュー20周年を祝ったものであり、同時期にはブラームスのピアノ協奏曲第2番も演奏しており、遺されていることを祈るばかりです。
カプリングのブラームスのピアノ協奏曲第1番は1936年の演奏で、ワルターにはナチスの魔の手が忍び寄っている時期の演奏。
宇野功芳氏はワルターについて「第1楽章のコーダは阿修羅のようだ。しかもむきになって造型を崩すことがなく、アンサンブルもぴったりと決まっている」、「ホロヴィッツのすばらしさもまさに言語を絶する。何よりも人間業を超えたテクニックの冴えに舌を巻く。魔術的とさえ言えよう」と賞賛。
お互いが一歩も譲らずしかも同じ高みに向かう和合は感動的。
第1楽章210-310小節がオリジナルでは欠落しており、ここはトスカニーニ指揮ニューヨークフィルとの1935年共演演奏で補完しておりますが違和感はあまりありません。
正に鬼神二人が牙をむいたドキュメントをお楽しみください。
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クレメンス・クラウス+ウィーンフィル、
『展覧会の絵』『ダフニスとクロエ』『ローマの噴水』
ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵
(1947年12月6日ライヴ)
ラヴェル:『ダフニスとクロエ』第二組曲
(1945年3月27日放送コンサート)
レスピーギ:『ローマの噴水』
(1945年3月19日放送コンサート) |
クレメンス・クラウス指揮
ウィーンフィル
ウィーン国立歌劇場合唱団(ダフニス) |
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名コンビ クレメンス・クラウス+ウィーンフィル、音色が違う、楽器が違う!『展覧会の絵』・『ダフニスとクロエ』・『ローマの噴水』
正に高貴、典雅の呼び名が相応しいクレメンス・クラウスとお互いが愛し合ったウィーンフィルとの共演が高音質UHQCD化。
とにかく当時のウィーンフィルの音色が現在とまるで違います。
『展覧会の絵』はクラウスが非ナチ化裁判で勝利し公職追放から解放された直後のライヴ。どこか頼りないまでのアンサンブルですがソロ楽器それぞれの味わいは筆舌に尽くしがたく「キエフの大門」はクラウス自身が手を入れたのではないかと思われるほどの改変が面白い。
ドイツ・オーストリアが敗色濃厚な1945年3月に合唱団まで投入した『ダフニス』の官能美の極み、『ローマの噴水』のカラフルとしか言いようのない響きと開放的なパワー。
危機的状況の中でも高まる芸術への情熱を捉えたドキュメントです。ファン必携の名演奏。
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1960年マーラー・フェスティヴァル、オープニング
ミトロプーロス指揮、ニューヨークフィル、マーラー第5
マーラー:交響曲第5番 |
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
ニューヨークフィル |
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1960年伝説的マーラー・フェスティヴァル、オープニング、ミトロプーロス指揮、ニューヨークフィルマーラー 第5凄絶ライヴ
1960年1月2日カーネギーホール・ライヴ
1960年1月、マーラー生誕100年を記念してニューヨーク・フィルによるマーラー・フェスティヴァルが開催された。
ワルター、ミトロプーロス、バーンスタインというマーラーのオーソリティを揃えての大々的なフェスティヴァル、そのオープニングがこのミトロプーロスによる第5交響曲でした。
既出盤はこもった感じに聞こえましたが、マスターに遡り新たなマスタリングを施してクリアでパワフルな音が甦りました。
当時のニューヨークフィルのヨーロピアンサウンド。
そしてミトロプーロス固有の肺活量膨大で長大なフレージングが炸裂!
頭がクラクラするほどの衝撃的名演です。
[12:59][13:50][16:02][11:06][16:40]
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ATS970-2
(UHQCD)
\2800→\1790 |
エリー・ナイのブラームス、
コンヴィチュニー+ゲヴァントハウス
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 |
エリー・ナイ(P)
コンヴィチュニー指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管 |
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女帝、エリー・ナイの伝説のブラームス、コンヴィチュニー+ゲヴァントハウスのドイツ魂
1955年3月3日、ライプツィヒ・コングレスハレ
エリー・ナイはナチスドイツに協力した罪に問われ、戦後の復活は1952年とかなりのブランクを余儀なくされました。
しかし彼女は長寿に恵まれたために1968年まで演奏を続けることができ、多くの録音を遺せたためにその実力は今に伝わることとなりました。
コンヴィチュニーとのブラームス:ピアノ協奏曲第2番はCD時代になってイタリアMELODRAMから発売され広く知られることになり、同曲のベストとも賞賛されました。
とにかく立派な偉容に聞くものは頭を垂れるしかありません。
コンヴィチュニーが作り出す渋く重厚なオーケストラとの和合も見事です。
ドイツ精神の象徴ともいえる名演奏。今回は演奏家遺族提供の音源が高音質でここに甦ります。
[17:28][9:16][11:31][9:27]
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マルティノン/マーラー:交響曲第4番
マーラー:交響曲第4番 |
ジャン・マルティノン指揮
シカゴ交響楽団
ペギー・スミス(ソプラノ) |
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マルティノンのマーラー:交響曲第4番、シカゴ響とのライヴ・ステレオ
1967年10月5日オーケストラ・ホール、シカゴ・ライヴ
巨匠マルティノン、僅か5年で音楽監督を退任したシカゴ交響楽団との最終シーズンのライヴ。
この演奏会の前半はセッションズの交響曲第7番、チャベスのシャコンヌでした。やはりマルティノンの前衛路線が集客にも悪影響を与えた事実はあったかと思われます。
しかし演奏内容は充実の一言。
マルティノンはマーラー演奏にも熱心で来日公演でも日本フィルと『巨人』を披露している程ですがとにかく音盤に恵まれておりません。
シカゴ響の機能性を存分に生かし、清潔高貴なマーラーを効かせます。この第4番では第3楽章が20分を超える演奏時間で、どこかワルツのような瀟洒な趣きがあります。
ソリストのペギー・スミス(ペギー・スミス・スケイラー)はマルティノンのお気に入りでシカゴ出身。度々共演し、シカゴでもオネゲルの「火刑台のジャンヌ・ダルク」で絶賛をうけております。
ヒスノイズがあるものの良好なステレオ録音。
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モントゥ―(87歳)+ボストン響
ブラームス:交響曲第1番 |
ピエール・モントゥー指揮
ボストン交響楽団 |
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モントゥ―、87歳+ボストン響(ヴァイオリン両翼配置)、ブラームス:交響曲第1番 バークシャー音楽祭ステレオ・ライヴ
1962年8月24日 バークシャー音楽祭ライヴ
モントゥ―が87歳にして古巣のボストン響に登壇。真夏のバークシャー音楽祭ライヴです。
当時のボストン響は隅から隅までフレンチ・サウンド。ホルンや木管の音色の個性と味わいが深く、興味が尽きません。
巨匠のオーケストラ・ドライヴは野太く、緩急取り混ぜた豪快なもので、盛り上がりも凄絶。とても亡くなる2年前とは思えません。
ステレオ録音でもあり、音質もかなり改善されヒスノイズも減っております。
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