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BRILLIANT CLASSICS
海外在庫特価セール
その1 41アイテム
(2枚組)\2200→\1390
~11/17(火)午前9時


 クラシック・ファンにはおなじみのBRILLIANT CLASSICS(ブリリアント・クラシックス)。

 膨大なレパートリー、知られざる作曲家の発掘、そして何より驚くほど良心的な価格で、長年クラシック・ファンを楽しませてくれているレーベルです。

 ところが昨今は、このBRILLIANTも大幅に値上がりしてしまいました。

 そんな中、うれしい海外在庫特価セールのご案内です!

 今回の「その1」では、2枚組のアルバムばかり、なんと41タイトル!

 通常2,200円のところ、今回はすべて1,390円!

 ピーター=ヤン・ベルダーによるバッハのハープシコード協奏曲集や《フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック》、スペイン・ギターの知られざる名曲集、イタリア・バロックの珍しい作品、そして普段なかなか出会えない作曲家たちの鍵盤音楽や室内楽まで。

 有名曲の名演を楽しむのもクラシックの醍醐味ですが、「こんな作曲家がいたのか!」「こんな音楽があったのか!」という新しい発見も、また格別です。

 しかも2枚組で1,390円なら、普段はちょっと手を出しにくい未知のレパートリーにも、気軽に挑戦できそうです。

 まさにBRILLIANTならではの、音楽の宝探し。

 なお、今回はセール用の在庫が各タイトル最低30本はあるとのことで、かなりの確率で確保できそうです。とはいえ、完売の際はどうぞご容赦ください。

 締め切りは11月17日(火)午前9時。

 気になるアルバムがありましたら、できればお早めに。

 それでは、41タイトルの宝探しをお楽しみください!





 BRL 95458
(2CD)
\2200→\1390
フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック第6集
 ギボンズ、ジョン・ブル(1562-1628)、
 トーマス・ウォーロック(c.1565-after 1610)、
 ガレアッツオ・サッバティーニ(1597-1662)、
 マーティン・ピアソン(1571-1650)、
 ロバート・パーソンズ(1535-1571)、
 ウィリアム・ティスデール(fl.16th century)、
 ウィリアム・イングロット(1554-1621)、
 ジョン・マーチャント(fl.1588-1611)、
 Jehan Oystermayre(-)、
 トーマス・オールドフィールド(-)、
 ジョン・ビルゼマン(c.1525-1591)の作品より
ピーター=ヤン・ベルダー
 (Harpshichord)

ギボンズ、ジョン・ブルを中心に――
英国ルネサンス、知られざる鍵盤音楽の宝箱。


 膨大な英国鍵盤音楽を今に伝える《フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック》。
 この第6集では、オーランド・ギボンズ、ジョン・ブルという大物に加え、ピアソン、パーソンズ、ティスデールなど、今ではなかなか耳にすることのできない作曲家たちの作品まで収録しています。

 400年以上前の英国で、これほど多彩な鍵盤音楽が生まれていた――。
 華やかで技巧的な作品から、素朴な舞曲、しみじみと美しい作品まで、エリザベス朝前後の英国鍵盤音楽の豊かな世界を覗き見る2枚です。

 演奏は古楽鍵盤の名手ピーター=ヤン・ベルダー。
 ギボンズやジョン・ブルから、さらにその周辺へ――英国古楽好きにはなんとも楽しいセットです。






 BRL 95417
(2CD)
\2200→\1390
サインス・デ・ラ・マーサ:ギター曲全集 サルヴァトーレ・フォルトゥナート(Guitar)
 サインス・デ・ラ・マーサ(1896-1981):
  アレグリア、ザパテアード、カンティレーナ、セギディラ-セビィラーナ、スケルツォ、前奏曲-練習曲、
   ソレア、ロンデーニャ
  4つのオリジナル作品「I. Baile de Munecas」「II. Meditacion」「III. Recuerdo」「IV. Minueto」
  練習曲イ短調、ペテネーラ
  ラ・フロンテーラ・デ・ディオス「I. Albada y Paisaje」「II. meditacion」「III. Idilio」「IV. Romancillo de Maria Belen」
  犠牲、練習曲-スケルツォ、カスティリアの歌、エル・ビート
 エドアルド・サインス・デ・ラ・マーサ(1903-1982):
  迷宮、組曲「プラテーロと私」、ボレロ、3つのギターのための小品、前奏曲、Anoranza Lejana、信頼、
  ギター讃歌、ロートレック讃歌、ハイドン讃歌、ハバネラ、クレオールの祈り、夢見る小道、アルバの鐘

 20世紀におけるスペイン・ギターの最大の功労者であるエドアルド(1903-1982)とレジーノ(1896-1981)のサインス・デ・ラ・マーサ兄弟の作品全集です。レジーノは演奏家としても成功を収め、ロドリーゴのアランフェス協奏曲の献呈者であり、同曲の世界初演を行った人物としても有名です。またエドアルドは指導者、作曲家として活躍しました。スペインの民族音楽の伝統を継承しながらも、印象派やジャズの影響を受けそれらを融合させた豊かな響きが特徴的です。同じ時代に同じ国、同じ家族に生まれた兄弟が、対照的な表現でギターの多様性を示した優れた作品集です。




BRL 95535
(2CD)
\2200→\1390
A.スカルラッティ:三位一体のためのオラトリオ エステヴァン・ヴェラルディ指揮
アレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート
リンダ・カンパネッラ(Sop)
シルヴィア・ボッサ(Sop)
ジャンルカ・ベルフィオーリ・ドーロ(Contraltino)
マリオ・チェッケッティ(Ten)
カルロ・レポーレ(Bs)
 
オペラだけではない。
A.スカルラッティ、もうひとつの劇的世界。


 ドメニコの父として、そしてナポリ派オペラの巨匠として知られるアレッサンドロ・スカルラッティ。
 しかし彼が力を注いだもうひとつの重要なジャンルが、宗教的題材を扱ったオラトリオでした。

 この《三位一体のためのオラトリオ》は、普通の聖書物語を描く作品とはひと味違い、三位一体をめぐる寓意的な人物たちによって展開していく宗教劇。
 そこはやはりオペラの大家スカルラッティ。美しいアリアと劇的なレチタティーヴォによって、難しい宗教的テーマを鮮やかなバロック音楽へと変えていきます。

「A.スカルラッティって、こんな音楽も書いていたのか。」
 知られざるイタリア・バロックの世界を覗いてみるには、なかなか面白い2枚です。

 この価格なら、ちょっと未知のスカルラッティへ踏み込んでみたくなります。



 BRL 95935
(2CD)
\2200→\1390
ジョヴァンニ・バッティスタ・グラツィオーリ(1746-1820):
 12のハープシコードソナタ

  ハープシコードソナタOp.1
   [第1番ヘ長調、第2番ト長調、第3番変ロ長調、
    第4番ハ長調、第5番イ長調、第6番ニ長調]
  ハープシコードソナタOp.2
   [第1番ヘ長調、第2番変ロ長調、第3番ハ長調、
    第4番イ長調、第5番ト長調、第6番ヘ長調]
  主題と変奏変ロ長調、パストラーレ ハ長調
キアラ・ミナーリ(Harpsichord)
 

モーツァルトより10歳年上。
知られざるイタリア古典派の鍵盤作曲家を発掘する2枚。


 ジョヴァンニ・バッティスタ・グラツィオーリ(1746-1820)。
 これはさすがに「知ってます!」という人は少ないでしょう。

 しかし生年を見れば1746年。モーツァルトより10歳年長で、ハイドン、モーツァルトと同じ18世紀後半を生きたイタリアの音楽家です。

 ここに収められたのは、Op.1とOp.2、それぞれ6曲ずつの12のハープシコード・ソナタ。さらに変奏曲とパストラーレも収録されています。

 バロックから古典派へ音楽が大きく変わっていった時代。
 有名作曲家だけを追っていてはなかなか出会えない、18世紀イタリアの知られざる鍵盤音楽を丸ごと覗いてみる――そんな楽しみ方のできるセットです。

 演奏はキアラ・ミナーリのハープシコード。

 「こんな作曲家がいたのか」という発見を楽しみたい方に。





 BRL 96025
(2CD)
\2200→\1390
レオポルト・コジェルフ(1747-1818):四手ピアノのための作品全集
 ピアノソナタOp.1-1 ヘ長調P.XII:8、Op.1-2 変ホ長調P.XII:9、
 ソナタ ヘ長調Op.19 P.XI:3、変ロ長調Op.29
 ソナタOp.12 第5番ハ長調、第6番へ長調、第7番ニ長調
マリウス・バルトッチーニ
イラリオ・グレゴレット(pf)

 近年、ブリリアント・レーベルが積極的に録音している、レオポルト・コジェルフ。ウィーンの古典主義の中で、最も重要な人物の一人です。今回は、ピアノ連弾のための作品集。同時代の作曲家たちと比較にならないほどの高度な音楽は、美しい旋律や技術面でのレベルも高く、コンサートのレパートリーとしても注目されている作品です。




 BRL 96051
(2CD)
\2200→\1390
カステルヌオーヴォ=テデスコ:グリーティングカード クリスティアーノ・ポルケッドゥ(Guitar)
 Disc. 1
  セゴヴィアの名によるトナディーリャ、ジークフリート・ベーレントの名によるロンデル、
  ブルーノ・トナッツィの名によるハバネラ形式の前奏曲
  高橋功の名による短歌、ユージン・ロビン・エスコヴェードからユージンへの子守歌、
  エノスの名によるアゾレス諸島の歌 、マリオ・ガンギの名によるシチリアの歌
  クリストファー・パークニングの名による小バラード、レイ・デ・ラ・トッレの名によるサラバンド、
  オスカー・ギリアの名によるロマンス、パーセルへのオマージュ
 Disc. 2
  クトル・ガルシアの名によるキューバの歌、アリリオ・ディアスの名によるベネズエラの歌、
  エルネストビテッティの名によるアルゼンチンの歌、マヌエル・ロペス・ラモスの名による練習曲、
  ルッジェーロ・キエザの名による教会からのアリア、ローリンド・アルメイダの名によるブラジル南部の名
  松田二朗の名による日本画、アンジェロ・ジラルディーノの名による天使の飛行、
  アーネスト・カラブリアの名によるカラブリアの歌
 ユージン・ディノヴィの名によるタランテラ
 アンジェロ・ジラルディーノ(1944-2022):カステルヌオーヴォ=テデスコへのオマージュ、地中海ソナタ

 カステルヌオーヴォ=テデスコは、1953年から1967年にかけて53曲の器楽アンサンブルのための作品を書き、「グリーティングカード」と名づけました。このうち21曲はギターのための作品です。作曲者が「アルファベット・ピース」と表現したように、それぞれの音とアルファベットを組み合わせた上下2つの半音階から派生する明確な主題を中心に構成されています。主題の配列は、献呈者の姓名に依存し、連弾の基本原理と同じような関連性を持たせました。この作品は、演奏家、友人や知人の肖像画のようなもので、それらは、それぞれ愛情に満ちた響きをもった音楽となっています。
 演奏は、クリスティアーノ・ポルケッドゥ。「新世代の音楽家にとって中心となる存在」と評論家に一目置かれるギタリストです。カーネギーホールでのリサイタルなど積極的な演奏活動を行い、またブリリアント・クラシックのディスコグラフィーも拡大中です。

 




 BRL 96070
(2CD)
\2200→\1390
ピーター=ヤン・ベルダー、久しぶりの新録音
J.S.バッハ:ハープシコード協奏曲集

 Disc. 1
  ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV.1050
  ハープシコード協奏曲
   第1番ニ短調BWV.1052、
   第2番ホ長調BWV.1053、第3番ニ長調BWV.1054
 Disc. 2
  ハープシコード協奏曲
   第4番イ長調BWV.1055、第5番ヘ短調BWV.1056、
   第6番ヘ長調BWV.1057、第7番ト短調BWV.1058
 フルート ヴァイオリンとハープシコードのための協奏曲イ短調BWV.1044
ピーター=ヤン・ベルダー(Harpsichord)
ムジカ・アムフィオン
山縣さゆり(Vln)
フロレンシア・ゴメス(Traverse flute)

 J.S.バッハの作品の中で、最も華麗で爽快な音楽は、鍵盤協奏曲の音楽史の系譜から見ても最古の傑作として名高い協奏曲集です。ピリオド楽器による新録音で登場です。ベートーヴェンからブラームス、ブゾーニに至るまで、ピアノ協奏曲は、すべてバッハのブランデンブルク協奏曲第5番を手本としていると言われています。それまでの合奏協奏曲の様式から革新的な変化を成し遂げたというわけです。
 バッハは、カンタータの一部や、過去に作った協奏曲を巧みに転用し、劇的な印象を持たせたニ短調BWV.1052や、穏やかな対話を想像させるニ長調BWV.1054、感情溢れるヘ短調BWV.1056など、表現力の幅が広い7曲をきめ細やかに作り上げました。
 ブリリアントクラシックスと20年以上にわたりバッハの音楽を録音してきたピーター=ヤン・ベルダー。今回もムジカ・アムフィオンとの共演で、久しぶりの新録音によるリリースとなります。素晴らしい演奏を楽しめること間違いないでしょう。

 




96098
(2CD)
\2200→\1390

20世紀イタリアの親しみやすい教会オルガン音楽
 ピッキ:オルガン音楽(2CD)


CD1
1. 無敵の信念 [198] [3:00]
2. エルサレム [199] [2:23]
3. メヌエット [200] [2:41]
4. スケルツォ ニ長調 [201] [2:55]
5. トッカータ [202] [2:24]
6. 復活 [203] [5:17]
7. 英雄によって [204] [4:48]
8. ソナタのテンポで [43] [4:08]
9. カプリッチョ [45] [1:52]
10. メヌエット-スケルツォ [49] [4:04]
11. マルシア「シオンを讃えよ」 [68] [4:33]
12. マルシア 「ハレルヤ」 [69] [5:54]
13. マルシア「来たれ創造主よ」 [70] [3:21]
CD2
1. オッフェルトリオ ハ長調 [83] [2:31]
2. 涙の聖母 [94] [5:03]
3. 天の女王 [97] [2:18] 3.
4. カプリッチョ・イン・ド・マッジョーレ [100] [1:20]
5. 救いのラッパの音 [108] [3:11]
6. トロンバ・アルモニカ [109] [3:22]
7. エクスルテット・オルビス [113] [4:08]
8. マルシア・ヌツィアーレ [126] [2:31]
9. オッフェルトリオ イン ミ マッジョーレ [153] [3:59]
10. カンツォネッタ [157] [2:03]
11. スケルツォ イン ソル マッジョーレ [162] [2:36]
12. ベルセーズ・エ・サルタレッロ [163] [5:41]
13. 無窮動 [166] [1:43]
14. フィナーレ・ジョコーソ [169] [2:07]
15. ダヴァンティ・アッラ・クーナ [260] [4:10]
16. ムゼッタ [274] [2:26]
パオロ・ボッティーニ(オルガン)


 録音:2021年12月29日、2022年2月19日、3月19日、4月23日、イタリア、ミラノ、イスティトゥート・デイ・チエキ・バロッツィ・ホール

 20世紀イタリアの親しみやすい教会オルガン音楽
 ルイージ・ピッキのオルガン作品は、前奏曲、フーガ、トッカータ、コラール変奏曲などイタリア・バロックからの伝統的要素に、20世紀の革新も取り入れたもの。豊かな音色のパレット、ヴィルトゥオーゾ的なパッセージ、力強い和音進行に加えて、複雑なリズムや対位法、レジストレーションの巧みな操作によって聴きごたえのある音楽を生み出しています。その手法はしばしばモダン・オルガンの能力をもフルに引き出し、広大な音域とダイナミクスを駆使して、さまざまな気分や感情を呼び起こしますが、音楽の性格はイタリアの教会のような親しみやすいものとなっているのが特徴でもあります。

 




 BRL 96190
(2CD)
\2200→\1390
ダニエル・ダル・バルバ(1715-1801):
 ヴァイオリン・ソナタ集

  Disc. 1
   ソナタ第1番ニ長調、第2番変ロ長調、第3番ト長調
  Disc. 2
   ソナタ第4番ホ長調、第5番ヘ長調、第6番イ長調
ヴァレリオ・ロジト(Baroque Vln)
フェデリコ・デル・ゾルド(Harpsichord)
ディエゴ・レヴェリチ(Archlute)
Disc. 2
 セシリア・メディ(Baroque bassoon)
 アンドレア・ラッタルロ(Baroque cello)
 カルロ・カレガーリ(Db)

 ダル・バルバは、18世紀末に宗教音楽を中心に作品を残した作曲家です。ヴェネツィアの劇場で上演されるオペラの作曲家、歌手、そしてヴァイオリニストとして活躍した後、1762年に47歳でヴェローナ大聖堂の楽長に就任しています。
 このアルバムに収録されたヴァイオリンソナタは、タルティーニやパガニーニらからもたらされた古典的かつヴィルトゥオーゾ的なスタイルによって、まだあまり知られていない北イタリアのヴァイオリン芸術を見渡すことができるものです。ダル・バルバの音楽は、対位法の要素を排除し、ナポリのガラン様式の典型的な特徴を取り入れた和声や旋律に特化しています。1730年代初頭にヴェネツィアで取り込まれた、メロディの発展と楽器の音色に輝きが満ちた斬新な音楽といえるでしょう。
 演奏は、ヴァレリオ・ロジトとフェデリコ・デル・ゾルド。古楽器による演奏で注目されており、既に、テッサリーニ、ヴェラチーニ、D.スカルラッティの作品をブリリアントクラシックスに録音し好評を得ています。

 




 BRL 96202
(2CD)
\2200→\1390
ピエトロ・アレッサンドロ・ヨン(1886-1943):
 オルガン曲全集第2集

  グレゴリオ聖歌風協奏曲(オルガン独奏のための)
  勝利のキリスト
  オルガンのための3つのコンポジション
  バストラーレ(ソナタ第4番より)
  シチリアのクリスマス
  待降節組曲(オルガンのための宗教的組曲第1番)
  幼子イエス
トッマーソ・マッツォレッティ(Org)

 ピエトロ・アレッサンドロ・ヨンは、オルガニストとして30年にわたる活動の中で、アメリカで約1,500回もの演奏会を行っており、カーネギーホールでも演奏しています。並外れたオルガンのための作品は、明らかにアメリカで新しく作られたオルガンの大きな可能性に触発されたもので、このオルガン作品全集の第2巻では、もともとオルガンとオーケストラのために書かれた有名な「グレゴリオ聖歌風協奏曲」を収録しています。マルコ・エンリコ・ボッシに捧げられたこの曲は、フィラデルフィアにある世界一巨大なパイプオルガン『ワナメーカーオルガン』の落成式のために書かれ、レオポルド・ストコフスキーが指揮台に立ちました。
 2021年1月に発売されたこの第1集では、「宗教的」なテーマにした作品をまとめていましたが、今回第2集ではクリスマスに関連する作品を紹介しています。これらの作品は、正確には「宗教的」ではなく、降誕祭のテーマやムードを表現した「ポピュラー」なものであると言えるでしょう。収録曲の最後には、パヴァロッティによって有名になった「幼子イエス」が収録されています。

 




 BRL 96244
(2CD)
\2200→\1390
デュージャン・ボグダノヴィチ(1955-):季節の前奏曲全集
 Disc. 1
  12の春の前奏曲集、12の夏の前奏曲集
 Disc. 2
  12の秋の前奏曲集、12の冬の前奏曲集
アンジェロ・マルケーゼ(Guitar)

 デュージャン・ボグダノヴィチは、旧ユーゴスラビア出身で、現在最も優れたギター作曲家、ギタリストです。アルベルト・ヒナステラを師とし、権威あるジュネーブ・コンクールで優勝。世界各地で幅広く活動しています。ボグダノヴィッチの作品は、クラシック、ジャズ、エスニックが融合したもので、強い表現力と感情を持った個性的なスタイルが特徴です。この録音は、春、夏、秋、冬の4つの季節にちなんだ48の前奏曲全曲を収録。季節ごとにそれぞれ12の前奏曲でまとめられています。
演奏者のアンジェロ・マルケージは、「最高の技術的熟練を誇る深遠な演奏家」として広く賞賛され、ブリリアント・クラシックスからは、ジラルディーノのギター協奏曲や、ソナタや小品集などリリース。いずれもギターファンを中心に高い人気を誇っています。

 




 BRL 96300
(2CD)
\2200→\1390
アントニオ・ルイス=ピポ(1934-1997):ギター曲全集
 ソナタ「タクシーで」、6つの歌と踊り、レキロリオ、
  前奏曲とトッカータ、カント・リブレ・エ・フローレオ、
  8つの前奏曲、前奏曲第2集、ティエントによるティエント、
  アントニオ・デ・カベソンへのオマージュ、
  3つのエスタンシア、ラウデス、哀歌、秋の小品
ミケーレ・ディ・フィリッポ(Guitar)

 グラナダに生まれのアントニオ・ルイス=ピポは、少年時代にギターを習い始めますが、同時にピアニストとしての練習も行いました。1948年、フランク・マーシャル・アカデミーに入学。ここは、グラナドスの弟子で、アリシア・デ・ラローチャをはじめとするスペインのピアニストを育てたフランク・マーシャルにちなんで名付けられた由緒あるところです。デ・ラローチャに師事し、ホセ・セルコスのもとで作曲を学びます。その後、パリに留学し、アルフレッド・コルトー、ブランシュ・バスクレ・ド・ゲラルディ、イヴ・ナットらに師事しています。スペイン民謡の要素を、ルイス=ピポ自身の独特な音楽言語と、スペイン文化を統合し、調性音楽とモード、自由な無調の半音階を使用し、それらをうまく組み合わせ音楽を作り上げています。
 ミケーレ・ディ・フィリッポは1994年生まれの若手ギタリスト。デイヴィッド・ラッセル、アドリアーノ・デル・サル、ステファノ・パラミデッシ、アルトゥーロ・タッリーニ、アンドレア・パーチェ、クリスティアーノ・ポーリ・カペッリら著名なギタリストに師事。また、作曲家としても知られており、主にギターのための音楽を作曲しています。

 




 BRL 96311
(2CD)
\2200→\1390
リチャード・ジョーンズ(1680?-1744):
 ハープシコードの練習のための組曲集

  組曲
   第1番ニ短調、第2番イ長調、第3番変ロ長調、
   第4番イ短調、第5番ロ短調、第6番
フランチェスコ・フォルナサロ
 (Harpsichord)

 ヘンデルと同時期にロンドンで活躍していたリチャード・ジョーンズの作品集です。ヘンデルとは異なる構想と創作内容によるバロック組曲全6曲。18世紀前半のロンドンは、ヘンデルの存在に圧倒され、他の優れた音楽家の存在がなかなか見えてこなかった時代と言っても過言ではありません。このジョーンズもその不遇な作曲家のひとりで、資料もほとんど残っていません。ヴァイオリニストとして活動していたようですが、作曲家としての足跡を見つけるのは非常に困難です。幸いにも残されたこの組曲は、ヘンデルやパーセルに匹敵するほどの変化に富んだ音楽と言えます。
 伝統的な組曲の順序とは異なっており、豊かな和声、大胆な発想は、勢いのあるリズムが印象的で、技術面でもかなり挑戦的であると言えるでしょう。知的自由、奇抜さ、独立性をもって自分の音楽を確立したリチャード・ジョーンズを知った喜びを感じずにはいられない1枚です。
 演奏は、ワンダ・ランドフスカ国際チェンバロ・コンクールの協奏曲部門で第1位を獲得したフランチェスコ・フォルナサロ。熱心にジョーンズの研究をした証として、ブックレットの充実した内容も特筆できます。ブリリアント・クラシックスへのデビューアルバムです。

 





 96340
(2CD)
\2200→\1390

ゴットリープ・ムッファト:チェンバロ曲集
 「コンポニメント・ムジカーリ」


ゴットリープ・ムッファト [1690-1770]
「チェンバロのための6つの組曲とチャッコーナ」 (1739)
CD1 58:32
組曲第1番 ハ長調
1. 序曲 3:17
2. アルマンド 3:23
3. クーラント 2:05
4. エア 2:26
5. リゴドン 0:49
6. メヌエットとトリオ 2:28
7. アダージョ 1:02
8. フィナーレ 1:49

組曲 第2番 ト短調
9. 前奏曲 2:46
10. アルマンド 3:08
11. クーラント 2:27
12. サラバンド 3:03
13. ブーレ 0:59
14. メヌエットとトリオ 3:03
15. ファンタジー 1:44
16. ジーグ 2:10

組曲 第3番 ニ長調
17. ファンタジー 2:21
18. アルマンド 4:28
19. クーラント 2:22
20. サラバンド 3:53
21. メヌエット 1:11
22. リゴドン・ビザール 2:10
23. エア 2:40
24. フィナーレ 2:43

CD2 75:55
組曲 第4番 変ロ長調
1. ファンタジー 5:15
2. アルマンド 2:14
3. クーラント 2:09
4. サラバンド 3:08
5. ラ・アルディエス(大胆さ) 2:13
6. メヌエットI、メヌエットII 3:04
7. エア 2:45
8. ホーンパイプ 2:31
9. ジーグ 1:42

組曲 第5番 ニ短調
10. 序曲 2:59
11. アルマンド 3:01
12. クーラント 1:50
13. サラバンド 3:00
14. メヌエット 1:05
15. リゴドン 1:24
16. メヌエットとトリオ 2:41
17. ジーグ 1:16

組曲 第6番 ト長調
18. ファンタジー 2:24
19. 4声のフーガ 2:28
20. アルマンド 2:30
21. クーラント 2:26
22. サラバンド 3:36
23. ラ・コケット 0:51
24. メヌエットとトリオ 2:30
25. エア 1:41
26. ジーグ 2:50
27. 狩猟ホルンのメヌエット 1:29

28. チャッコーナ 10:43
ロベルト・ロレッジャン(チェンバロ)
 使用楽器:ミヒャエル・ミートケ1719年モデル(パテッラ/ペルゴリス1998年製作)


 録音:2022年7月4~7日、イタリア、バオーネ、ヴィラ・ベアトリーチェ・デステ

 ヘンデルお気に入りの曲集の最終曲は「ゴルトベルク変奏曲」にも通じる「チャッコーナ」

 18世紀ウィーンの宮廷で半世紀に渡って活動していたゴットリープ・ムッファト[1690-1770]が1739年にアウクスブルクで出版した興味深いチェンバロ作品集。ヘンデルの有名曲「聖セシリアの日のための頌歌」のモトネタとしても知られるこの曲集、最後の「チャッコーナ」(38の変奏曲)は、バッハのゴルトベルク変奏曲にどこか通じるものが感じられる作品でもあります。
 演奏のロレッジャンは、世界的に活躍するイタリアの鍵盤楽器奏者。これまで数多くのアルバム制作をおこないドイツやアメリカで賞を受けるなど高く評価されています。





ロベルト・ロレッジャン (チェンバロ)


 1967年、北イタリアのモンセリーチェに誕生。オルガンとチェンバロの学位を最高の成績で取得後、オランダのハーグ音楽院でトン・コープマンに師事。以後、ソロとアンサンブルの両方で、ヨーロッパ各地や日本など世界的に活動。パドヴァのチェーザレ・ポリーニ音楽院で教えてもいます。
 CDは、Brilliant Classics、Chandos、Tactus、Arts、Velut Luna、Dynamic、Glossa、CPO、ARCANA、Da Vinci Classics などから発売。


 





 BRL 96407
(2CD)
\2200→\1390
アンジェロ・ジラルディーノを讃えて クリスティアーノ・ポルケッドゥ(Guitar)
 Disc. 1
  アンジェロ・ジラルディーノ(1941-):超絶技巧練習曲より
   「Soledad」「Omaggio a Sergeij Prokof'ev」「Noche Oscura」
   「Paesaggio Ligure」「Les Arbres Rouges」「Aubade」
  アンドレス・セゴビアとの対話、受胎告知、イコノスタス、静かな歌
  7つの前奏曲より「アストゥリアナ」「パガニーニ」、2つのイタリア人の肖像より「マルタの騎士」
 Disc. 2
  オリエナ協奏曲 ルチアーノ・コンディーナ指揮、ヴァッレ・ダオスタ交響楽団
  ギター組曲「サルデーニャ」、Contemplatio in Caligine
  クリスティアーノ・ポルケッドゥ(1975-):孤独のメタモルフォーゼ

 アンジェロ・ジラルディーノの生誕80周年を記念して新録音された一枚。ジラルディーノは、パガニーニ、タルレガ、ブローウェルなど数多くの作曲家・演奏家を輩出したギタリストの高貴な血筋を受け継いでいます。このディスクは、クラシック・ギターを中心にした独奏曲とオーケストラとの協奏曲作品を集めています。
 ジラルディーノに師事し、熱心な解釈者で、多くの作品に取り組んでいるポルケッドゥによる演奏です。





 BRL 96408
(2CD)
\2200→\1390
イタリアの現代音楽の作曲家によるハープシコードのための作品集
 ソナタ第1番ト短調、第2番へ長調、第3番ホ短調、
  第4番ニ長調、第5番ハ長調、第6番ト長調、
 6つのソナタ第3番イ短調
ルカ・クインタヴァッレ(Harpsichord)

 演奏者のルカ・クインタヴァッレが収集したイタリアの現代音楽家による作品集です。ハープシコードは、ルネッサンス、バロック音楽等で用いられた楽器ですが、この楽器の音や感覚を無限に表現した現代音楽とは、とても興味深いところです。いずれも初録音の作品。非常に独創的な作品の数々は、母国イタリア以外ではほとんど知られていない作曲家たちの作品というのも魅力です。多くの作曲家の自作のハープシコード音楽を披露する、新たなライブラリーとなる重要な演奏集です。




 BRL 96410
(2CD)
\2200→\1390
ラダメス・ニャターリ(1906-1988)
 フランシスコ・ミニョーネ(1897-1986):ギターのための練習曲全集

  Disc. 1
   ラダメス・ニャターリ:
    ギターのための10の練習曲、3つの演奏会用練習曲、
    小組曲、ブラジリアーナ第13番
  Disc. 2
   フランシスコ・ミニョーネ:ギターのための12の練習曲
アンドレア・モナルダ(Guitar)

 ニャターリは、ポピュラー音楽の要素を取り入れ、クラシック音楽とポピュラー音楽の境界を曖昧にしながら作曲を行いました。1950年代、ギター音楽の中で最も重要で、最も多作なブラジル人作曲家として名を馳せています。壮大な楽曲、予想外の和声的進行、無限のインスピレーションを特徴とし、独自の音楽として人気があります。一方、フランシスコ・ミニョーネも同じくブラジルの作曲家。膨大な数の作品を残しています。こちらもポピュラー音楽から掘り下げた、並外れた技巧と素晴らしい構成の音楽を残しています。

 




 BRL 96413
(2CD)
\2200→\1390
J.S.バッハ:オルガン編曲集 ステファノ・モラルディ(Org)
 Disc. 1
  シンフォニア(カンタータ第29番より アレクサンドル・ギルマン編)
  Bleibt, ihr Engel, bleibt bei mir(カンタータ第19番より)、Ehre sei Gott in der Hohe(カンタータ第110番より)
  Wer bist du? Frage dein Gewissen(カンタータ第132番より)、
  Christi Glieder, ach bedenket(カンタータ第132番より)
  Herr, der du stark und machtig bist(カンタータ第10番より)
  Komm susses Kreuz(マタイ受難曲より)、O Mensch, bewein dein Sunde groB(マタイ受難曲より)、
  Von den Stricken meiner Sunden(ヨハネ受難曲より)
  フーガBWV.539、トリオ ト長調BWV.1027
 Disc. 2
  6つのコラール集(シュープラー・コラール)より
   「目覚めよと呼ぶ声あり」BWV.645、「われいずこにか逃れゆくべき」BWV.646、
   「愛する御神の統べしらすままにまつろい」BWV.647、「わが魂は主をあがめ」BWV.648、
   「ああ、われらと共に留まりたまえ、主イエス・キリストよ」BWV.649、
   「イエスよ、今ぞ御空より降り来たりて」BWV.650
  トリオソナタ第1番変ホ長調BWV.525、トリオ ハ長調BWV.1014-3、トリオ ハ短調BWV.21-1
  トリオソナタ第4番ホ短調BWV.528、前奏曲 トリオとフーガ変ロ長調BWV.545b

 オルガンやチェンバロ、あるいはピアノといった単一の楽器で、複数の楽器や声楽を必要とする曲に編曲することは、その作曲家に形式や演奏法に関する新しいアイデアを提供することになります。18世紀はトランスクリプションが盛んな時代であり、J.S.バッハは、その頂点に達したひとりと言えるでしょう。
 ワイマール時代のバッハは、オルガン(ヴィヴァルディの協奏曲3曲、ヨハン=エルンストの協奏曲2曲)とチェンバロ(イタリアの作曲家の作品14曲)のための編曲を行っています。また、自分の作品である器楽曲や声楽曲も鍵盤楽器のために編曲を施して見事な作品に作り替えました。この録音は、J.S.バッハの作品で、オルガン以外の楽器のために書かれた作品でありながら、オルガンのために編曲した作品を集めています。
 演奏は、既にJ.S.バッハのオルガン作品全集、バッハ一族のオルガン作品、クーナウのオルガン作品全集など、幅広いレパートリーを録音しているステファノ・モラルディ。ブリリアントクラシックスからリリースされたこれらの演奏は、世界中で高い評価を得ています。

 





 BRL 96418
(2CD)
\2200→\1390
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第1集
 弦楽四重奏曲
  第3番へ長調Op.73、第5番変ロ長調Op.92、
  第7番嬰ヘ短調Op.108、第8番ハ短調Op.110、
  第9番変ホ長調Op.117
ノウス四重奏団
 
 その不穏な中にユーモアを織り交ぜた作品で非難を浴びた交響曲第9番。同時期に作られた弦楽四重奏曲第3番は、自身のお気に入りの作品だったと言われています。2つのスケルツォと短いながらも強烈な緩徐楽章を含む5楽章形式。暗黒の世界へ深く潜り込みつつ、切れの際立つ展開は、終盤で不安の中に安堵の情景を見い出すショスタコーヴィチの特徴を最も感じる作品となっています。
 また1953年のスターリンの死後、いわゆるDSCHを記譜するようになりますが、第5番はそれが登場する最初の作品。第7番では、作曲者が再び道化役となり、第8番のリア王に対する愚者となり、DSCHが神化を遂げるという作品。第9番では、再び5楽章の形式となりますが、それがショスタコーヴィチによく合っており、スロー・ミュージックのゆっくりとしたテンポでの厳粛な簡素さと、終盤の切れのある爽快さの中に、洗練された厳格な後期へのスタイルの兆候が現れ始めています。
 イタリアを代表するノウス四重奏団による演奏。温かみのある音質と近代ヨーロッパのカルテット流派の鋭い音楽的直感を併せ持つ演奏で、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全集の第1弾として登場です。

 





 96422
(2CD)
\2200→\1390
ショスタコーヴィチの実像に迫る絶妙な表情の演奏
 ショスタコーヴィチ:
  弦楽四重奏曲第2番、第4番、第6番、
  ピアノ五重奏曲


ドミトリー・ショスタコーヴィチ [1906-1975]

CD1 69'41
弦楽四重奏曲第2番 イ長調 Op.68
 1. 第1楽章 序曲 モデラート・コン・モート 8'36
 2. 第2楽章 レチタティーヴォとロマンス アダージョ 11'27
 3. 第3楽章 ワルツ アレグロ 5'47
 4. 第4楽章 主題と変奏. アダージョ~モデラート・コン・モート 11'25

ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57
 5. 第1楽章 前奏曲. レント~ポコ・ピウ・モッソ~レント 5'00
 6. 第2楽章 フーガ. アダージョ 9'45
 7. 第3楽章 スケルツォ アレグレット 3'19
 8. 第4楽章 間奏曲。レント 6'55
 9. 第5楽章 フィナーレ アレグレット 7'23

CD2 48'41
弦楽四重奏曲第4番 ニ長調 Op.83
 10. 第1楽章 アレグレット 3'27
 11. 第2楽章 アンダンティーノ 6'20
 12. 第3楽章 アレグレット 4'28
 13. 第4楽章 アレグレット 9'47

弦楽四重奏曲第6番 ト短調 Op.101
 14. 第1楽章 アレグレット 6'49
 15. 第2楽章 モデラート・コン・モート 5'20
 16. 第3楽章 レント 4'59
 17. 第4楽章 アレグレット 7'25

ロベルト・プラーノ(ピアノ)
ヌース四重奏団
 ティツィアーノ・バヴィエーラ(ヴァイオリン)
 アルベルト・フランキン(ヴァイオリン)
 サラ・ダンブルオーゾ(ヴィオラ)
 トンマーゾ・テジーニ(チェロ)

録音:2023年3月、イタリア、ベルナレッジョ、バルトークストゥーディオ


 親しみやすいピアノ五重奏曲と、弦楽四重奏曲第2番、第4番、第6番を収録。ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲は、冷戦などの雰囲気的な影響もあってどこか殺伐とした印象が持たれがちで、直線的な演奏が多かった印象もありますが、演奏や録音の仕方によっては、音楽のイメージはけっこう違ってくることを教えてくれるのがこのヌース四重奏団のアプローチです。ピアノ五重奏曲はイタリアのロベルト・プラーノが共演。こうした演奏ならプロコフィエフも作品に不満を述べなかったかもしれません。

 ブックレット(英語・12ページ)には、イタリアの音楽評論家、オレステ・ボッシーニによる各作品の解説が掲載。

  



ヌース四重奏団


 2011年にスイスのルガーノで結成。メンバーは同地のスヴィッツェラ・イタリアーナ音楽院に通うイタリア人たちで、その後、クレモナ四重奏団(クレモナのワルター・シュタウファー音楽院)、ハーゲン四重奏団のライナー・シュミット(バーゼル音楽アカデミー)、アルバン・ベルク四重奏団のギュンター・ピヒラー(シエナのキジアーナ音楽院)、アルテミス四重奏団のハイメ・ミュラー(リューベック音楽大学)らの指導を受け、ヨーロッパ、南北アメリカ、アジアなどで国際的に活動。
 わずか数年で将来有望なグループとしての地位を確立し、2013年と2017年には、ルガーノのティチーノ音楽祭のレジデンス・カルテットに選ばれ、2015年には、イタリアの音楽賞「第34回フランコ・アッビアーティ賞」のピエロ・ファルッリ賞(最優秀新進室内楽グループ)を受賞したほか、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場からアルトゥール・ルービンシュタインに関連する賞を受賞。
 CDは、Brilliant Classics、Tactus、Da Vinci、Amadeus、Warner Classicsなどから発売。
 ちなみにグループ名の「ヌース(Nous)」は、古代ギリシャ語で、「知性」や「精神」を表す言葉ですが、「インスピレーション」や「合理性」、「創造性」といった意味も含みます。


ロベルト・プラーノ(ピアノ)


1978年8月1日、ミラノ近郊のヴァレーゼで誕生。2001年、クリーヴランド国際ピアノ・コンクール優勝したほか、仙台国際音楽コンクール、ホーネンス国際ピアノ・コンクール、バレンシア国際ピアノ・コンクール、ゲザ・アンダ国際コンクールなどで入賞。
 ソロと室内楽の両方で活動し、欧米各国や日本などで演奏。2016年からはボストン大学の教授となり、2018年からはインディアナ大学ジェイコブス音楽院でも教えています。
 CDは、Brilliant Classics、DECCA、Azica、Amadeus、Arktos、Concerto Classics、Van Cliburn Foundation、Da Vinci Classicsなどから発売。




BRL 96433
(2CD)
\2200→\1390
2台ピアノのための作品集
 Disc. 1 Studio Recordings
  シューベルト:幻想曲ヘ短調D.940
  サン=サーンス:ベートーヴェンの主題による変奏曲Op.35
  ラヴェル:ラヴァルス
  ルトスワフスキ:パガニーニの主題による変奏曲
 Disc. 2 Live in Concert
  ラフマニノフ:ロシア狂詩曲
  ストラヴィンスキー:春の祭典
  ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918-1970):モノローグ
  メシアン:アーメンの幻影
ピアノ・デュオ ファン・フェーン

 ミニマル音楽のジャンルにおいて、絶大な人気と世界から高い評価を得ているファン・フェーン。パートナーのサンドラと共に本格的なピアノデュオの録音集が登場します。
 Disc.1はスタジオ録音による演奏。シューベルトの幻想曲は、あらゆる要素を含んだ和声の変化や複雑な対位法が特徴的です。サン=サーンスのベートーヴェン変奏曲はメヌエットの主題を洗練されたテクニックで弾きこんでおり、あまり知られていない作品ながら聴き入ってしまいます。そして20世紀を代表するラヴェルとルトスワフスキの2曲は、高揚感溢れる作品とあって、迫力も加わりデュオピアノの限りのない可能性を感じる演奏となっています。
 続くDisc.2はライヴ録音集ということで、更に躍動感が増してきており、演奏曲もラフマニノフ、ストラヴィンスキーといった演奏効果の大きい迫力のある力強い音楽で魅了します。またコラージュ手法で展開するアロイスのモノローグ。最後はメシアンの名曲と続きます。これまでのイメージと一味違う魅力が発見できる演奏集です。

 





 96443
(2CD)
\2200→\1390

ジョン・W・デュアルテ [1919-2004]:ギター四重奏曲全集



CD1 52'12
コンチェルト・デモクラティコ Op.108
1. I. リズム 2'50
2. II. アダージョ 3'50
3. III. コン・ブリオ 1'46

4. バラード Op.53 4'19

二部作第1番 Op.80
5. I. アリア 4'56
6. II. トッカータ 2'26

テントス I Op.63*
7. I. ソステヌート 4'58
8. II. カルモ 4'04
9. III. ? 4'31

オランダに行く Op.36
10. I. 風車 1'12
11. II. 田園 0'56
12. III. 行進曲 1'18
13. IV. カリヨン 1'31
14. V. オランダ舞曲 1'40

小組曲第1番 Op.68
15. I. アングレーズ 0'53
16. II. サラバンド 2'25
17. III. ブーレー 1'17
18. IV. ジーグ 1'08

イギリス組曲第3番 Op.78
19. I. ラフティ・タフティ 1'29
20. II. ザ・クリスタル・スプリング 2'02
21. III. ザ・ブラック・ナーグ 1'53
CD2 63'26
春のソナチネ Op.27a(デュアルテ編)
1. I. アレグレット・モルト・リリコ・マ・ファチーレ 2'31
2. II. エスプレッシーヴォ 3'55
3. III. ヴィーヴォ 2'24

アメリカーナ Op.96a(デュアルテ編)
4. I. ブロードウェイ 2'17
5. II. 労働歌とブルース 4'44
6. III. ホー・ダウン 2'56

モラヴィアーナ第2番 Op.146(デュアルテ編)*
7. I. 誰が歌っているの? 1'19
8. II. なんてこと 3'00
9. III. 納屋の向こうで何が起こっているの? 1'40

チャイコフスキー:「子供のためのアルバム」 Op.39
 より3曲(デュアルテ編)*
10. 冬の朝 1'06
11. 新しい人形 0'39
12. 乳母のお話 0'46

チャイコフスキー:「子供のためのアルバム」 Op.39
 より4曲(デュアルテ編)*
13. 木の兵隊の行進曲 0'54
14. 教会にて 2'01
15. お人形の病気 1'46
16. 木馬遊び 0'41

17. ディーリアス:「ハッサン」~セレナーデ(デュアルテ編)* 1'54
ミヒャエル・プレトリウス:4つのフランス舞曲(デュアルテ編)*
18. I. クーラント 0'47
19. II. バレエ 1'34
20. III. ガイヤルド 1'02
21. IV. ガイヤルド 0'55

エリザベス朝時代の4つの作品(デュアルテ編)*
22. 作曲者不詳:ラ・シャイ・マイズ 0'58
23. エドワーズ:悲しみを抱えているとき 0'50
24. バード:コラント 1'09
25. 作曲者不詳:ラ・ドゥーン・セラ 1'03

マリナー写本の4つの作品(デュアルテ編)*
26. 作曲者不詳:私の友人たち 0'58
27. エドワーズ:ああ、愚かな男 1'29
28. 作曲者不詳:あなたの工夫は微笑ましい 0'39
29. タリス:青春は泡のように消え去る 1'15

ルネサンス期の4つのフランス舞曲(デュアルテ編)*
30. 作曲者不詳:美しい森の中で(ガイヤルド) 1'00
31. 作曲者不詳:戦いのための最初の踊り 0'54
32. 作曲者不詳:アルマンド 0'56
33. 作曲者不詳:アルマンド・クーラント 1'22

ルネサンス期の3つのフランス作品(デュアルテ編)*
34. セルミジ:愛、悲しみを感じずに私を見て 0'48
35. セルミジ:あなたに仕えるために 1'16
36. ユルトゥール:3人の若いブルジョワ 1'11

いつもありがとう(デュアルテ編)*
37. シュッツ:主よ、すべての目があなたを待ち 0'41
38. ピルキントン:ダウン・ア・ダウン 1'05
39. バッハ:コラール「汝エホヴァがためにわれは歌わん」BWV299 0'50
40. デュアルテ:3444(デュアルテ編) 0'54
41. ドイツ、ヘッセンの曲:神が造られたパンに感謝(デュアルテ編) 1'03

2つのイングランド民謡(デュアルテ編)*
42. I. アイヴィーの歌 1'33
43. II. 叱る妻 1'07

*初録音
サントルソラ四重奏団
 アントニオ・ルゴーロ(ギター)
 アンジェロ・ジッロ(ギター)
 ヴィンチェンツォ・ゼッカ(ギター)
 リヴィオ・グラッソ(ギター)


 4人のギタリストによる多彩な響き

 ジョン・ウィリアム・デュアルテ(デュワルテ、ドゥアルテ、デュアートなどとも)の音楽から、ギター四重奏のためのオリジナル作品とアレンジ作品をすべて集めた2枚組セット。現代的な技法も投影されたオリジナル作品のほか、16世紀エリザベス朝のシャンソンからディーリアスやチャイコフスキーの音楽、アメリカ民謡やブロードウェイ・ソング、モラヴィア民謡まで、さまざまな音楽の見事な編曲が楽しめます。

サントルソラ・ギター四重奏団

 2006年に南イタリアのプーリア州のギタリスト仲間によって結成され、全員が弦楽器製作者ロベルト・デ・ミランダが作ったギターを使用。メンバーは多くの国際ギター・コンクールで入賞を果たしており、ソロとアンサンブルの両方で演奏活動するほか、音楽院や音楽学校でギターを教えてもいます。
 グループ名に掲げた「サントルソラ」は、プーリア州出身の作曲家グイド・サントルソラ[1904-1994]にあやかったものです。
 CDは、Brilliant Classics、Stradivarius、Dot Guitar、Da Vinci Classics、Naxosなどから発売。


録音:2021年4月、2023年9月、イタリア、プーリア州、カステッラーネタ、サンタ・キアラ修道院跡、市立アルカンジェロ・コレッリ音楽学校


 




 BRL 96568
(2CD)
\2200→\1390
J.S.バッハ:ギター編曲集
 Disc. 1
  前奏曲 フーガとアレグロ変ホ長調BWV.998
  組曲ホ短調BWV.996
  無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番イ短調BWV.1003
 Disc. 2
  組曲ハ短調BWV.997
  無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番ニ短調BWV.1004
  前奏曲ニ短調BWV.999
アルカディ・イヴァンニコフ
 (Guitar)

 ロシアのクラシック・ギタリストの先駆者、アルカディ・イヴァンニコフによる新録音。バッハのリュート作品と、イヴァンニコフ自身が編曲した作品を収録しています。
 バッハが実際にリュートを弾いたという確証はありませんが、楽器の音に興味を持っていたことは明らかで、ヨハネ受難曲や追悼頌歌BWV198でのリュートの微妙な使い方が見て取れます。リュートを特に意識して書かれたと思われる4つの組曲の中の、ホ短調BWV996とハ短調BWV997(ここではイ短調に移調)を録音。収録曲の選曲にもこだわりが見られます。4弦のヴァイオリンから6弦ギターへの適合を容易にするため、編曲においても細かな調整を行うなど、編曲者、演奏家として良法を模索しています。
 バッハの最初の妻マリア・バルバラの突然の死を悼んで作曲されたと思われる崇高なシャコンヌで幕を閉じるニ短調パルティータは、バッハのピアノ以外の独奏楽器のための最も深い作品であり、ロシアの名手によるこの曲集のクライマックスにふさわしいものと言えるでしょう。

 




96619
(2CD)
\2200→\1390
高貴な女性たちの修道院生活を支えた
 聖歌を2つの女声合唱団で

  ラス・ウエルガス写本の聖歌集 Vol.1
CD1
1. 主よ、おとめたちの恋人である王よ (ff. 1-1v) 4'24
2. 創造者なる主よ (ff. 1v-2v) 4'39
3. 主よ、あわれみたまえ (ff. 2v-3v) 6'14
4. 主よ、あわれみたまえ (ff.3v) 3'03
5. 主よ、あわれみたまえ (f.4) 2'54
6. 天のいと高きところに栄光、霊にして遺された者らの恵みよ (f.4-5v) 6'45
7. 祝福され、尊ばれし神の聖なる母 (f.5v-6) 4'26
8. 今、雲が晴れる / 今、新しい星が昇る / 太陽 (ff. 120-121) 3'10
9. 聖母マリアから生まれた真の体を讃えよ / キリストの真の肉体を讃えよ (ff. 122v-123) 1'38
10. 栄光の聖母を讃えよ / 高貴なる処女聖母万歳(ff. 100v-101) 2'50
11. 太陽を模倣する天 (f.58v) 3'14
12. 告解者の苦しみによってて転調されたシンフォニア (ff. 65-65v) 3'49
13. 優れたおとめたち、聖なるおとめたち (f.67v-68) 3'19
14. 民の中で最も忠実な者 (f.60) 4'34
15. 祝されよ、栄光の王をもたらす天の門 / 祝されよ、救われる異邦人 / 祝されよ、聖なる御母よ (f.119) 1'45

アルモニオーゾインカント
フランコ・ラディッキア(指揮)

録音:2023年5月16~19日、イタリア、グッビオ(ペルージャ)のサン・セコンド教会
CD2 60'11
1. 優しくて素敵な言葉、そして鳥が迎えて(ff.36v-38) 3'22
2. 黄金の南風が(f.45) 4'42
3. 天使の賞賛に値する処女 (f.48-51) 5'13
4. 永遠の神 (f.38v) 7'33
5. 祝されよ、キリストの聖なる親、祝されよおとめ / たぐいなきおとめ、救世主 (ff. 35v-36v) 5'22
6. いざ、信徒らの御母よ / めでたし、栄光の女王 (f.46v) 9'14
7. 茂みの中の純潔の木 / 新芽に囲まれ、花が飾られ (ff. 33v-34v) 2'49
8. 彼はキリストの十字架の横に立っていた (f.51) 7'38
9. あなたは神から最高の賞賛を受けるに値します / ガブリエルがあなたを救うのを聞くとき (ff. 33-33v) 3'32
10. 古いものは私たちに道を譲ります (f.40) 6'58
11. 聖マリア、我らのために祈り給え / 教会の基礎、まさに知恵の源 (ff. 34v-35) 3'42

ガルダ・トレンティーノ・ヴォーカル・グループ
エンリコ・ミアローマ(指揮、ポルタティフ・オルガン)

録音:2023年1月13-15日、イタリア、トルボーレ(トレンティーノ)、サンタ・マリア・アル・ラーゴ教会
アルモニオーゾインカント
ヴォーカル・グループ・ガルダ・トレンティーノ

 北スペイン山間部ブルゴスのラス・ウエルガス修道院は12世紀の創設。王侯貴族の女性たちを受け入れる特別な修道院で、彼女たちの修道院生活を彩っていたのがラテン語の聖歌の数々。その聖歌を14世紀に編纂したのが「ラス・ウエルガス写本」で、全部で200曲近い聖歌が含まれるとか。
 ブリリアント・クラシックスでは、そのすべてをレコーディングする予定で、第1弾となるのがこの2枚組アルバムです。
 実際の修道女の年齢はさまざまということもあってか、ここでは大人の女声合唱団と少女の女声合唱団によってレコーディングを実施。意外な目の付けどころで、ありそうで無かった企画となっています。




 




 BRL 96627
(2CD)
\2200→\1390
アントニオ・ラウロ(1917-1986):ギター曲集 クリスティアーノ・ポーリ・カペッリ(Guitar)
 Disc. 1
  アナ・クリスティーナ、3つのヴェネズエラ風小品、アナ・フロレンシア、
  4つのヴェネズエラ風ワルツ、アングストゥーラ、カローラ、クエカ・チレーナ、
  組曲 「デュアルテへのオマージュ」、エル・ニーニョ、エル・マラビーノ、
  エル・ネグリート、マリア・カロリーナ、マリア・ルイサ、ロマンツァ、ソナタ
 Disc. 2
  グアレナスのひょうたん、ラ・カティラ、ヴェネズエラ組曲、トリプティコ、
  ベネズエラの童謡による変奏曲、4つの練習曲、カンシオン、山の花々、ラ・ガティーカ、
  たそがれ、メレンゲ、モモティ、ネリー、夜想曲、オリエント、パサーヘ・アラグエーニョ、
  パヴァーナ、ペトロニーラ、ヴィルジリオ、セイス・ポル・デレーチョ

 アントニオ・ラウロはベネズエラ生まれ。幼い頃より父親から音楽の手ほどきを受けています。カラカスに移り住んでから本格的にピアノと作曲を学びます。しかし、当時ベネズエラで人気があり多くのコンサートを行っていたアグスティン・バリオス=マンゴレの音楽に出会い、ギターに専念することを決意し、その後、優れたギタリスト・作曲家となりました。ラウロは、1938年にベネズエラ人として初めてクラシック・ギターの正式な勉強を終えると同時に、声楽とギターのトリオを組んで南米各地を演奏するなど、ポピュラー・ミュージシャンとしてのキャリアも積んでいきます。
 ラウロは政治に熱心な一面を持ち、熱烈な民族主義者でもありました。華麗でリズミカルなメロディと、いわゆるポリリズムの一種でもあるヘミオラや拍子、テンポの変化を多用するのが特徴のベネズエラ・ワルツに魅了され、ベネズエラの伝統的な音楽様式を研究するようになります。
 1951年、ラウロは民主主義の言動から投獄されましたが、作曲活動は止めず獄中でギターソナタとベネズエラ組曲、それにギターとオーケストラのための協奏曲という代表作を書いています。ギターのための作曲において、ベネズエラのポピュラー音楽とヨーロッパの伝統的な複雑な形式を融合させることを目指したわけですが、それらは非常に魅力的でメロディアスな作品であり、精神と魅力に満ち、楽器の特徴を捉えた見事な音楽ばかりです。
 イタリアを代表するギタリスト、クリスティアーノ・ポーリ・カペッリによる音の美しい演奏。ブリリアント・クラシックスでは、ガンギ、タンスマン、カルレバロ、カステルヌオーヴォ=テデスコなどのアルバムを録音し、多くのギターファンに高い評価を得ています。

 




96699
(2CD)
\2200→\1390

世界初録音を含むギター曲集


クリスティアーノ・ポルケッドゥ [1975- ]

CD1 49:47
ソナタ第1番 「キャンヴァス上の色」
1 I. 空想の花 8:06
2 II. 夕暮れの歌 5:26
3 III. 光の国 4:26

ソナタ第2番 「ソナタ・ディ・ピチェルノ」 (初録音)
4 I. リ・フォイ山の物語 7:37
5 II. 青い山々 2:30
6 III. 祝いの鐘 4:28

ソナタ 第3番 「炎の儀式」
7 I. アレグロ・ファンタスティーコ 6:22
8 II. アダージョ・インカンタート 5:26
9 III. モッソ・ミステリオーゾ 5:06
リッカルド・ダロ(ギター)

録音:2022年12月12日&2023年5月15日、
イタリア、カブラス、シニス・ウェーブス・スタジオ
CD2 59:13
「闇の二連祭壇画」 (初録音)
1 I. 遠くで鳴る音 4:37
2 II. 嵐の朝 4:11

「孤独の変容」
3 I. グラーヴェ 2:38
4 II. アレグロ・ノン・トロッポ 0:56
5 III. コメ・ウナ・カンツォーネ 2:09
6 IV. アダージョ 2:12
7 V. アンダンティーノ・コン・グラツィア・エ・テーマ 3:23

湘江八景からの習作
8 I. 夕暮れの湘江の雪 6:10
9 II. 湘江の夜の雨 5:04
10 III. 家路につく雁 4:59
11 Ⅳ.青蓮寺の夜の鐘 (ロレンツォ・ミケーリ・プッチに捧ぐ) 4:28
12 V. 山中の寺 (リッカルド・ダロに捧ぐ) 4:00
13 VI. 夕映えの漁村 3:49
14 VII. 洞庭湖の秋の月 5:06
15 VIII. 帰路につく帆船 4:56
ロレンツォ・ミケーリ・プッチ(ギター)

録音:2023年5月15日、
イタリア、クーネオ、スタジオ・ピアヴェ

 

 サルデーニャ島出身の作曲家、クリスティアーノ・ポルケッドゥの作品には、サルデーニャ伝説だけでなく各地の素材に想を得た作品が多く含まれます。聖アントニオとその豚が人類に与えるために地獄から火を盗むという古代サルデーニャの伝説に基づく「炎の儀式」や、中世の中国で羊皮紙に描かれた8枚の絵にインスパイアされた「湘江八景からの習作」など興味深い作品を聴くことができます。




リッカルド・ダロ(ギター)

 サルデーニャに誕生。祖父が木から彫って作った小さなギターで演奏を始め、バスティアーノ・コーイに師事したのち、アレッサンドリアのA.ヴィヴァルディ音楽院で作曲家フェレンツ・ファルカシュに関する論文で学士号を取得し、20世紀と21世紀のソナタに関する論文で修士号を取得。勉強を終えた後、ソロと室内楽の両方で演奏活動を展開。


ロレンツォ・ミケーリ・プッチ(ギター)

 北イタリアのルニジャーナに誕生。6歳からマリア・グラツィア・チッテリオの指導でクラシック・ギターを弾き始め、アレッサンドリアのA.ヴィヴァルディ音楽院で作曲家ヴォルファンゴ・ダラ・ヴェッキアとエルンスト・クシェネク(クレネク)に関する論文で学士号を取得し、その後アンジェロ・ジラルディーノの「妙技と超越性の研究」で修士号を取得。ソロと室内楽の両方で演奏活動を展開。

 




 BRL 96713
(2CD)
\2200→\1390
モンテカッシーノ修道院のチェロ ― 19世紀の宗教的、世俗的曲集
 Disc. 1 世俗的音楽集
  ヴァレンティノ・ベルトーヤ(1757-after 1820):
   チェロ二重奏曲第6番変ホ長調/
  サヴェリオ・メルカダンテ(1795-1870):悲歌
  パドレ・プラシド・アベラ(1814-1876):コンチェルト・アルモニコ/
  メルカダンテ:チェロとハープのためのソロ(歌劇「誓い」より)
  アベラ:コンチェルト・アルモニコ/メルカダンテ:夢/
  エルネスト・アントニオ・ルイジ・クープ(1802-1879):情熱Op.40/
  ドメニコ・ラボチェッタ(1823-1896):舟歌
  クープ:悲しき想いOp.50/ベッリーニ:清らかな女神よ
 Disc. 2 宗教的音楽集
  ドメニコ・コリリアーノ(1770-1838):
   聖週間のためのレスポンソリウム「オリーブの山で」、
   聖土曜日のレスポンソリウム「処女の如く嘆き悲しめ」、
   聖母マリアの連祷
  ピエトロ・レイ(1773-1857):サルヴェ・レジナ/
  メルカダンテ:サルヴェ・マリア/
  ジギスモント・タールベルク(1812-1871):アンダンテ・レリジョーソ
  アベラ:
   アペルトゥーラ、
   「われわれはあなたに感謝する」への序奏(グローリアより)、
   オルガンのためのオッフェルトリオ(荘厳ミサより)、
   Armonia pel tempo dell'Elevazione(荘厳ミサより)
  ボニファシオ・マリア・クリュッグ神父(1838-1909):ゴルゴダ
マッテオ・マラゴーリ(Vc)
リサ・デ・ポロ(pf)
クリスティーナ・チェンタ(Harp)
アルヴィーゼ・メイソン(Harmonium、Org)
ハザル・ムルシットピナル(Br)
シミズ・ユキコ、ルドヴィカ・マルクッツィ(Sop)
フラヴィア・デル・ジューディチェ、
 ミッリ・フッリン(MSop)
ラファエーレ・ジョルダーニ(Ten)
アラン・ダリオ(Vc)
アンジェロ・リツィエーロ(Cb)
アルベルト・ペロシン指揮

 紀元529年にヌルシアのベネディクトによって創設されたモンテカッシーノ修道院は、現在でもベネディクト会の祖先の修道院と考えられています。744年に大修道院は独立を認められますが、1503年にはナポリ王国に、1860年からはサルデーニャ王国に領土を奪われます。1927年以降モンテカッシーノ修道院は、当時新しく設立されたフロジノーネ県(イタリアのラツィオ州)の一部となります。第二次世界大戦で完全に破壊されますが、1948年から1956年にかけて、修道院は計画に従って再建されました。
 演奏するにあたり、ピアノ、ハルモニウム、フルート、ヴァイオリン、チェロが中心に使用されていますが、中でもチェロは最も重要な楽器であるとされています。そのことは、地元の公文書館に保管されている重要なチェロ独奏の楽譜やメソッドからも確認でき、この楽器への強い愛着を示している感じもします。作品は、聖と俗の両方があります。聖楽は19世紀に入ってから、世俗は17世紀から19世紀末のナポリ時代にかけてのものとなっています。
 このアーカイブの保存は、演奏者としても活動し音楽に詳しいイタリア・ラクイラ出身のマウロ・リベラトーレ神父(1810-1879)と、シラクサ出身のプラシド・アベラ神父(1814-1876)によって行われました。

 




96746
(2CD)
\2200→\1390
ブラームスの書いた5つの三重奏曲
(ホルン三重奏曲、クラリネット三重奏曲、ピアノ三重奏曲)をすべて収録。
 ブラームス:三重奏曲全集

 CD1  76'45
  ヨハネス・ブラームス (1833-1897)
   ホルン三重奏曲変ホ長調 Op.40 (1865)  28'52
    1. 第1楽章 アンダンテ  7'59
    2. 第2楽章 スケルツォ:アレグロ  7'08
    3. 第3楽章 アダージョ・メスト  7'30
    4. 第4楽章 フィナーレ:アレグロ・コン・ブリオ  6'15
   ピアノ三重奏曲第2番ハ長調 Op.87 (1882)  28'26
    5. 第1楽章 アレグロ  9'03
    6. 第2楽章 アンダンテ・コン・モート  8'12
    7. 第3楽章 スケルツォ:プレスト  5'00
    8. 第4楽章 フィナーレ:アレグロ・ジョコーゾ  6'11
   ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 Op.101 (1886)  19'19
    9. 第1楽章 アレグロ・エネルジコ  6'49
    10. 第2楽章 プレスト  3'22
    11. 第3楽章 アンダンテ・グラツィオーゾ  3'55
    12. 第4楽章 アレグロ・モルト  5'13

 CD2  59'46
  ヨハネス・ブラームス (1833-1897)
   ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8 (1854/1889)  34'34
    1. 第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ  14'05
    2. 第2楽章 スケルツォ:アレグロ・モルト  6'32
    3. 第3楽章 アダージョ  7'55
    4. 第4楽章 アレグロ  6'02
   クラリネット三重奏曲イ短調 Op.114 (1891)  25'07
    5. 第1楽章 アレグロ  8'01
    6. 第2楽章 アダージョ  7'43
    7. 第3楽章 アンダンティーノ・グラツィオーゾ  4'43
    8. 第4楽章 アレグロ  4'40
グスタフ・トリオ
 フランチェスコ・コミッソ
  (ヴァイオリン)
 ダリオ・デステーファノ(チェロ)
 オーラフ・ヨーン・ラネーリ
  (ピアノ)
ロレンツォ・グッツォーニ
  (クラリネット)
ボシュティアン・リポヴシェク
  (ホルン)

 録音:2024年1月10~12日、イタリア、ヴェネツィア、RSMストゥディオ(Op.8、Op.87、Op.101)、2024年5月4~7日、イタリア、ヴェネト州、パドヴァ、エステ、ヴィッラ・アルブリッツィ(Op.40、Op.114)

 イントネーション重視系ブラームス演奏を優秀録音で

 
  ブラームスの室内楽は、規律重視の平板系の演奏だと渋めに聴こえがちですが、イントネーション重視系だと、情感豊かに聴こえたりするのがおもしろいところで、そのため古くからイタリア勢の演奏に人気がありました。
  今回登場するグスタフ・トリオの演奏もまさにイントネーション重視系ブラームス演奏の美点が示されたもので、全作品、実に豊かな表情で聴かせています。
  演奏のグスタフ・トリオはイタリアのグループで、クラリネットのグッツォーニもイタリア人。冒頭から濃密なホルンを聴かせるリポヴシェクはスロヴェニア人ですが、イタリアに隣接するスロヴェニアはイタリア語話者も多いですし、スロヴェニア語そのものがアクセントや長短大小を駆使する起伏の豊かな言語でもあります。
  ブックレット(英語・16ページ)には、音楽学者のウンベルト・ベルティによる解説が掲載 。



 





 96772
(2CD)
\2200→\1390
オーストリア国歌を予見したチェンバロ曲集
 フーケ:クラヴサン小品集


ピエール=クロード・フーケ [1694-1772]

CD1
「平和の諸相」 Op.1 (c.1752)
 1. 名声 - ロンドーの行進曲 - 行進曲のドゥーブル(変奏曲) 3:22
 2. ファンファーレ 2:06
 3. 砲撃 5:16
 4. 恵み - 第1のミュゼット - 第2のミュゼット、ロンドー 4:22
 5. 悦楽の神 - タンブーラン I & II、ロンドー 2:17
 6. 遊戯、ロンドー 2:38

クラヴサン小品集 第2巻 (c.1752)
 7. シテール島(キティラ島)の巡礼者の行進曲、ロンドー 3:42
 8. 娯楽 - パントマイム、ロンドー 3:18
 9. ラ・デストラード、ロンドー 2:32
 10. シテール島(キティラ島)の鐘 5:40
 11. ラ・ブリランテ 4:18
 12. シスター・アニエス、または修道会の修習生、ロンドー - ドゥーブル 6:02
 13. 苦労人、ロンドー 6:24
 14. アルマンド、プロイセンのフランシスコ会 4:26
 15. 思春期 2:28
 16. アンジェリーク、ロンドー 2:55
 17. ラ・ミミ、ロンドー - ドゥーブル 5:11
 18. ラ・セモンヴィル、ロンドー 3:50
 19. ラ・ランデッラ、ロンドー 6:40

CD2
クラヴサン小品集 第3巻 (c.1758)
 1. 鍛冶屋、ロンドー 12:01
 2. 牧神の音楽会、ロンドー 3:27
 3. アルマンド、オーギュスティーヌ 4:41
 4. 甘くてスパイシー、ロンドー 4:47
 5. ラ・ナネット、ロンドー I-II 6:26
 6. 灰色と黒の雄鶏、ロンドー - 灰色と黒の雄鶏、ドゥーブル 5:50
 7. タンブーラン、またはミュゼット・プロヴァンス 4:19
 8. アルマンド、不在または孤独 6:50
 9. ラ・フルーリー、ロンドー 5:24
 10. ラ・オルタンス 2:02
 11. 意地悪 2:32
 12. ラ・ミランダ 4:15
 13. 気まぐれなロンドー 4:47
 14. 愛しいテレーズ、ロンドー 2:56
 15. レタンセランテ 5:43
 16. メヌエット I-II-III、ロンドー 3:25
フェルナンド・デ・ルーカ(チェンバロ)

使用楽器:
 ブランシェ・モデル(1754年)
  のレプリカ/C. カポーニ製作(1985年)

録音:2021年9月 イタリア、ノヴァーラ、ボルゴ・ティチー

 オーストリア国歌を予見したチェンバロ曲集。砲撃音も迫力!

 「バラが咲いた」に似たメロディーで開始される「平和の諸相」は、3曲目が「砲撃」で驚かされますが、平和がテーマの曲集なので祝砲でしょうか。
 また、クラヴサン小品集第2巻の第1曲(トラック7)は、40年後にハイドンが作曲する「オーストリア国歌(現ドイツ国歌)」に似ていたりします。
 ルイ15世の混乱・戦乱の時代にパリで活躍したピエール=クロード・フーケ[1694-1772]は、パリで有名だった音楽家の家系の出身で、18歳でサントノレ教会のオルガニストに任命された後、サントゥスタシュ教会、サン・ヴィクトル王立修道院(のちのフランス革命で破壊)、王立礼拝堂、ノートルダム大聖堂など、パリの重要な教会のオルガン奏者を歴任。
 演奏は知られざる作品の紹介に熱心に取り組むイタリアのチェンバロ奏者、フェルナンド・デ・ルーカ。ルイ王朝時代の音楽ということで、ブランシェ・モデルを使用し、典雅で美しいサウンドを聴かせます。



フェルナンド・デ・ルーカ (チェンバロ)


1961年、ローマで誕生。9歳の時にはすでにバロックのイディオムで作曲をおこなっていたというデ・ルーカは、14歳でローマ・サンタ・チェチーリア音楽院に入学し、オルガンとピアノなどを勉強。続いて、ヴァティカンのシスティーナ礼拝堂のマエストロ・ディ・カペラであるドメニコ・バルトルッチに弟子入りして宗教音楽と対位法、即興演奏、作曲を学び、1992年にはチェンバロをパオラ・ベルナルディに師事。
 その間、1989年には、17世紀後半から18世紀初頭のイタリア音楽を専門とする音楽アンサンブル「Et in Arcadia Ego」を設立するなど、ソリスト、アンサンブル奏者として活動し、最近ではバロック風の衣装で演奏したりもしています。
 CDは、Brilliant Classics、Uraniaなどから発売。
 




 96774
(2CD)
\2200→\1390

ルイ王朝後期のチェンバロ音楽の発展を伝える録音
 ボーヴァルレ=シャルパンティエ:クラヴサン小品集第1巻


ジャン=ジャック・ボーヴァルレ=シャルパンティエ [1734-1794]

CD1
  クラヴサン小品集第1巻
1. 「ラ セシル」アレグロ 6:38
2. 「ラ・デマルニョーラ」 6:03
3. 「ラ・ヌーヴェル」アレグロ 8:03
4. 「ラ・シラン」(アリア) 6:27
5. 「ラ・カスカステル」プレスト 6:47
6. 「ラ・シュザンヌ」アレグロ 2:44
7. 「ラ・レモン」(アリア)アレグロ 8:01
8. 「ラ・ペスタロジ」アンダンテ 5:21

CD2
  クラヴサン小品集第1巻
1. 「ラ・ピトラ」アレグロ 5:50
2. 「ラ・トゥーレット」アレグロ 3:47
3. 「ラ・ブレソル」(アリア) 5:26
4. 「メヌエット I/II」 5:23
5. 「ラ・コレス」アレグロ 7:12
6. 「ラ・モテ」アレグロ 8:32
7. 「ラ・デザヴニエ」アレグロ 3:42
8. 「ラ・ドゥラル」(狩猟) 5:27
フェルナンド・デ・ルーカ(チェンバロ)

録音:2015年1月、ローマ、モンテコンパトリ、アニバルデスキ宮


 知られざる作曲家たちの良作を次々に世に問うフェルナンド・デ・ルーカの最新作は、後期チェンバロ音楽の発達した表現力を伝えるアルバム。
 ここではお気に入りのブランシェ・モデルを使用。
 ブックレット(英語)には、デ・ルーカによるボーヴァルレ=シャルパンティエについての解説が掲載されています。


フランス革命前の数十年間は宝の山


 フランスのチェンバロ(クラヴサン)音楽は、バロック期のものについてはマイナーな作曲家の作品もよく演奏されるようになってきましたが、フランス革命前の数十年間、前古典主義ともいわれる時期の作品についてはまだ知られていない作品が数多く眠っています。


知られざる作曲家


 今回登場する、ジャン=ジャック・ボーヴァルレ=シャルパンティエ[1734-1794]は、幼い頃から音楽を学び、1759年にはパリのコンセール・スピリチュエルで自作を演奏したこともありましたが、1763年にオルガン奏者でオルガン製作者でもあった父が亡くなるとその後を継いでリヨンでオルガン奏者として活動。1771年にはパリのサンポール教会のオルガン奏者となり、1777年にはサンテロワ教会の職も兼任し、1783年にはノートルダム大聖堂でも演奏するようになります。


クラヴサン曲集第1巻


 1770年頃に出版されたこの曲集は、各作品に名前がつけられた16曲の表題的な音楽を集めたものです。自作の協奏曲を演奏するなど「コンセール・スピリチュエル」とも関わりのあったボーヴァルレ=シャルパンティエだけに、ソロとオーケストラを思わせるような厚みのある書法も投入しており、その強弱の使い分け、緩急自在な表現はチェンバロの表現力をフルに引き出したものと言えそうです。


開拓者 フェルナンド・デ・ルーカ


 これまで、フーケ(2CD)、デュフォー(2CD)、ジョラージュ(1CD)、モワロー(7CD)、グラウプナー(14CD)、ニコラ・シレ:クラヴサン曲集(2CD)、ヘンデルなどのマニアックな曲集で高い評価を獲得しています。




  フェルナンド・デ・ルーカ (チェンバロ)

 1961年、ローマで誕生。9歳の時にはすでにバロックのイディオムで作曲をおこなっていたというデ・ルーカは、14歳でローマ・サンタ・チェチーリア音楽院に入学し、オルガンとピアノなどを勉強。続いて、ヴァティカンのシスティーナ礼拝堂のマエストロ・ディ・カペラであるドメニコ・バルトルッチに弟子入りして宗教音楽と対位法、即興演奏、作曲を学び、1992年にはチェンバロをパオラ・ベルナルディに師事。
 その間、1989年には、17世紀後半から18世紀初頭のイタリア音楽を専門とする音楽アンサンブル「Et in Arcadia Ego」を設立するなど、ソリスト、アンサンブル奏者として活動し、最近ではバロック風の衣装で演奏したりもしています。
 CDは、Brilliant Classics、Urania、Da Vinciなどから発売。


 




 96816
(2CD)
\2200→\1390
若手による活気ある演奏で楽しむウォルフ=フェラーリ

 エルマンノ・ウォルフ=フェラーリ [1876-1948]:
  弦楽三重奏曲、弦楽四重奏曲、弦楽五重奏曲


CD1 80'31

弦楽四重奏曲 ホ短調 Op.23
 1. I アレグロ~アンダンテ・トランクイロ 9'01
 2. II アンダンテ・カンタービレ 7'01
 3. III カプリッチョ:アレグロ・ペザンテ 5'38
 4. IV アレグロ 8'19

弦楽四重奏曲 イ短調 (1894)
 5. I アレグロ・モデラート 6'01
 6. II アダージョ・ノン・トロッポ 7'41
 7. III アレグロ・ヴィヴァチッシモ 2'21
 8. IV フィナーレ:アレグロ・アッサイ 6'30

弦楽五重奏曲 ハ長調 Op.24 (1942)
 9. I アレグロ・アッサイ・クアージ・プレスト 6'56
 10. II ラルゲット 7'07
 11. III プレスティッシモ 4'43
 12. IV モルト・モッソ・アッラ・ブレーヴェ 9'03

エオス四重奏団(クァルテット・エオス)
 エリア・キエーザ(ヴァイオリン)
 ジャコモ・デル・パーパ(ヴァイオリン)
 アレッサンドロ・アッキ(ヴィオラ)
 マルゲリータ・スーチョ(チェロ/シルヴィア・アンカラーニの代役)

マッテオ・ロッキ(ヴィオラ)


CD2 47'31

弦楽三重奏曲 ロ短調 (1894)
 1. I アレグロ 8'28
 2. II ラルゲット 7'19
 3. III スケルツォ:アレグロ・ヴィヴァーチェ 5'21

弦楽三重奏曲 ハ短調
 4. III スケルツォ:アレグロ・モルト 4'22
 5. IV アダージョ・モルト~プレスト 3'59

弦楽三重奏曲 イ短調 Op.32 (1945)
 6. I アレグロ・モデラート 5'27
 7. II パストラーレ(アンダンテ・トランクイロ) 5'33
 8. III アレグロ 6'42

ダーヴィド三重奏団(トリオ・ダーヴィド)
 グローリア・サンタレッリ(ヴァイオリン)
 キアラ・マッツォッキ(ヴィオラ)
 トンマーゾ・カステッラーノ(チェロ)



録音:2023年4月23~30日、イタリア、アリッチャ、パラッツォ・キージ


 20世紀前半に活躍した作曲家、ウォルフ=フェラーリは、ドイツ人画家の父とイタリア人の母のあいだにヴェネツィアで生まれたドイツとイタリアの二重国籍者。ローマとミュンヘンで音楽と絵画を勉強し、主にオペラ作曲家として活躍したウォルフ=フェラーリの作風は、後期ロマン派のドイツの伝統に根ざしながらも、郷愁に満ちたイタリア風の叙情性に満ちたものです。室内楽や室内オケ曲などオペラ以外にも魅力的な作品が多く遺されており、Brilliant Classicsではこれまでいくつものアルバムをリリース済み。今回の曲目は弦楽三重奏、弦楽四重奏、弦楽五重奏というもので、さまざまな時期の作風を味わうことができます。




エオス四重奏団(クァルテット・エオス)


 2016年にローマ・サンタ・チェチーリア音楽院で結成。2020年にはスイスのヴィンタートゥールで開催されたオルフェウス・コンクールで優勝。以後、イタリアやフランス、スイスで演奏し、2022年7月には、パリのサンジェル=ポリニャック財団から「アーティスト・イン・レジデンス」に任命。
 現在、彼らは元アルバン・ベルク四重奏団のチェロ奏者ヴァレンティン・エルベンが提供したペーター・グライナー製作による4台の楽器を使用。
 CDは、Brilliant Classics、Da Vinci Classics、Tactusなどから発売。

マルゲリータ・スーチョ
(チェロ/画像中央)

 2001年、北イタリアのジェノヴァに誕生。2020年に北イタリアのアレッサンドリア・ヴィヴァルディ音楽院で最優秀の成績で卒業した後、シエナのキジアーナ音楽院、クレモナのヴァルテル・スタウフェル音楽院、ベルン芸術大学で学び、2022年に「優秀」という最終評価を得て芸術学修士号を取得。また、14歳の時に出会ったアントーニオ・メネーゼス(メネセスとも)からは、以後、恩師として良き助言者として大きく影響を受けています。
 ソロと室内楽の両方で活動し、2022年には、ヴァイオリンのパオロ・アンドレオーリ、ピアノのチェーザレ・ペッツィとともにピアノ・トリオ・アンタレスを結成。

マッテオ・ロッキ(ヴィオラ/画像左端)

 1990年、ローマに誕生。10歳でヴァイオリンを学び始め、14歳でローマ・サンタ・チェチーリア音楽院に入学し、2012年に最高点で卒業し、その年の最優秀卒業生に贈られるA.ジャンヌッツィ奨学金も獲得。その間、ヴァルテル・スタウフェル音楽院でも学んでいます。
 各種コンクールでの入賞を経て、ロッキはボローニャ・テアトロ・コムナーレ管弦楽団や、カリアリ・テアトロ・リリコ管弦楽団などで首席ヴィオラ奏者を務めたほか、現在は、グァダニーニ・クァルテット(グァダニーニ四重奏団)のヴィオラ奏者として世界各地で演奏。
 CDは、Brilliant Classics、Amadeus、On Classicalなどから発売。





ダーヴィド三重奏団(トリオ・ダーヴィド)

 2020年に結成。メンバーは、室内楽の研究に情熱を傾け、弦楽三重奏曲のようなオリジナルなレパートリーを掘り下げ、発見しようという若手音楽家たち。イーモラ国際アカデミーおよびフィエーゾレ音楽学校で腕を磨いたほか、プロメテオ四重奏団の指導も受けています。
 彼らはイタリア各地のほか、クロアチアやトルコでも演奏。
 CDは、Brilliant Classicsなどから発売。



 




 BRL 96823
(2CD)
\2200→\1390
ベルナルディーノ・ボッタッツィ(1560-1614):
 合唱とオルガンのための作品集

  Disc. 1
   使徒言行録と祝祭日のミサ、日曜日のミサ曲、
   聖母マリアの祝日のためのミサ、
   第3旋法による半音階的リチェルカーレ
  Disc. 2
   クレド・カルディナーレ、クレド・ドミニカーレ、
   讃美歌集、聖母マリアの交唱集
フェデリコ・デル・ゾルド(Org)
アルベルト・トゥルコ指揮
ノヴァ・スコラ・グレゴリアーナ

 ベルナルディーノ・ボッタッツィの『合唱とオルガン』(ヴェネツィア、1614年)は、17世紀前半の典礼のためのオルガン作品を集めたイタリア最大の作品集であり、最もよく知られた音楽集です。この作品は、典礼音楽の新しい規則と仕様を定めたトレント公会議の指示に基づくもので、オルガン曲選集である「コーロ・エ・オルガノ」は、序文と18の注意警告を置き、カノン的対位法の原理を説明し(オルガニストが静止聖歌から作曲・即興する方法を教育する意図)、特定の旋律を減少させ装飾を追加する方法について、いくつかの提案がされています。ルネサンスからバロックへの移行期における、イタリアの聖楽を象徴するボッタッツィの合唱曲とオルガン曲という価値の高い新録音です。
 演奏は、シエナのベルナルディーノ教会の貴重な歴史的オルガンを使用しています。既に多くのリリースを行っているオルガニストのフェデリコ・デル・ソルドとアルベルト・トゥルコ指揮のノヴァ・スコラ・グレゴリアーナが、作品への深い理解、献身的な演奏と歌唱を披露しています。また今回も演奏者による学術性の高いライナーノーツにも注目です。

 




 96848
(2CD)
\2200→\1390
20世紀フランスの作曲家ミゴによるギターの多様な世界
 ジョルジュ・ミゴ:ギター作品全集


CD1

「クロード・ドビュッシーへのオマージュのために」 (1924) (手稿譜からの新版)  11'27
1. I. 前奏曲 4'40
2. II. パストラーレ 3'55
3. III. 後奏曲 2'52

 ヴァレリオ・チェレンターノ(ギター)

ギター・ソナタ(1960)  18'18
4. I. 前奏曲 4'43
5. II. アラント(溌溂と) 4'48
6. III. アンダンテ・グラーヴェ 3'02
7. IV. フィナーレ 5'45

 ヴァレリオ・チェレンターノ(ギター)

「ピエール・ムサリー≪喜びと不安≫による3つの歌」 (1969) (声とギターのための)  12'49
8. I. 「踊りの歌」 5'19
9. II. 「覚えやすい歌」 3'57
10. III. 「ロンド」 3'33

 原璃菜子(ソプラノ)
 ヴァレリオ・チェレンターノ(ギター)

 録音:2022年7月27日、11月2~4日、イタリア、トリエステ、517 サン・ヴィート、スタジオ・ダルテ


CD2

「2台のギターのための前奏曲集」 (1961)  06'45
1. I. 「グラシエラ・ポンポニオの名にかけて」 2'41
2. II. 「ホルヘ・マルティネス・サラテの名にかけて」 4'01

 ヴァレリオ・チェレンターノ(ギター)
 ニコラ・モンテッラ(第2ギター)

2台のギターのためのソナタ (1962)  28'05
3. I. 前奏曲 6'29
4. II. まるで2人の踊りのように 8'05
5. III. アンダンテ 5'44
6. IV. フィナーレ 7'47

 ヴァレリオ・チェレンターノ(ギター)
 ニコラ・モンテッラ(第2ギター)

フルートとギターのためのソナタ (1965)  19'22
7. I. 前奏曲 5'44
8. II. グラーヴェ 5'37
9. III. 終結 8'01

 フランコ・アスコレーゼ(フルート)
 ヴァレリオ・チェレンターノ(ギター)

 録音:2022年12月27日、2023年3月2日、イタリア、サレルノ、ノチェラ・スペリオーレ、INLレコード・スタジオ

 20世紀のエリック・サティとも譬えられた作曲家、ジョルジュ・ミゴはオーケストラ曲やピアノ曲、声楽曲で知られていましたが、ギターの為にも作曲しており、それらをまとめたのがこの2枚組アルバムです。内容はギター・ソロの曲が約30分、ソプラノとギターの曲が約13分、ギター・デュオの曲が約34分、フルートとギターの曲が約19分となっており、さまざまなギターの音楽を聴くことが可能となっています。英文ブックレットにはヴァレリオ・チェレンターノによるミゴについての紹介文と作品解説が掲載。

   

 




 BRL 96875
(2CD)
\2200→\1390
ティナッツォリ:鍵盤楽器作品全集

CD1
トッカータ第17番
1. I. アレグロ 4'04
2. II. グラーヴェ.アルペッジョ、プレスティッシモ、アダージョ 1'50
3. III. アッフェットゥオーソ 1'31

トッカータ第18番
4. I. アレグロ 3'49
5. II. スオ・バレット 1'15

ソナタ第12番
6. エレヴァツィオーネ.アダージョ 5'22

カプリッチョ第3番
7. I. プレスト 3'17
8. II. アダージョ 1'01
9. III. メヌエット アレグロ 1'40

トッカータ第6番
10. アレグロ 2'27

カプリッチョ第16番
11. アレグロ 2'10

カプリッチョ第7番
12. アレグロ 4'22

ソナタ第5番
13. オッフェルトリオ 4'07

カプリッチョ第14番
14. I. アレグロ 3'17
15. II. アダージョ、アレグロ 2'02

カプリッチョ第9番
16. アレグロ 2'21

カプリッチョ第10番
17. アレグロ 2'11

CD2
ソナタ第13番
1. ポスト・アニュス. アレグロ 3'54

ソナタ第4番
2. I. アレグロ 3'21
3. II. サラバンダ 2'13
4. III. アレグロ 2'43

ソナタ第2番
5. アレグロ 3'11

パルティーテ・ソープラ・イル・パッサガッロ
6. 7'49

ソナタ第11番
7. オッフェルトリオ. アレグロ 4'35

ソナタ第8番
8. アレグロ 3'44

ソナタ第1番
9. I. アダージョ 1'26
10. II. アレグロ 2'42
11. III. ラルゴ 0'47
12. IV. プレスティッシモ・アルペッジャート、アダージョ 1'07
13. V. アレグロ 2'20

カプリッチョ第15番
14. アレグロ 3'07
シモーネ・ピエリーニ(チェンバロ、オルガン)

 アゴスティーノ・ティナッツォリ[1660-1723]は、ボローニャに生まれ、ペーザロで亡くなったイタリア・バロックの作曲家。これまで僅かに聴くことのできた作品にはなかなか魅力的なものがありましたが、今回のアルバムはティナッツォリだけで2枚組という画期的なもので、現存するティナッツォリの鍵盤楽器作品をすべて収録し、チェンバロ作品を中心に、オルガン作品も交えて、ティナッツォリの器楽スタイルの幅広さを示すことに成功しています。演奏のピエリーニはイタリアの注目株。カルロ・グリマルディ・モデルを弾いて、イタリア・チェンバロならではの美しさと迫力を兼ね備えた演奏を聴かせます。また、オルガンはローマ近郊の山村、ロッカ・マッシマの聖ミケーレ・アルカンジェロ教会のボニッツィ・インゾーリ・オルガンを使用。

 
 


 イタリア・バロックの作曲家、アゴスティーノ・ティナッツォリ[1660-1723]の鍵盤楽器作品集。ボローニャに生まれ、ペーザロで亡くなったティナッツォリの生涯についてはまだよくわかっておらず、楽譜についても、レクイエムの断片や、「イェフタの犠牲」などのオラトリオ、そして鍵盤楽器のための作品など、僅かなものが発見されているに過ぎませんが、これまでごく一部聴くことのできた作品にはなかなか魅力的なものがありました。
 この鍵盤楽器独奏曲集は、現在、ミュンスターとボローニャに保存されている2つの写本を使用して演奏されています。
 ミュンスター写本には2枚のCDに収録されている全曲が含まれ、ボローニャ写本にはトッカータ第18番とトッカータ第17番の拡大版(ミュンスター写本は第1曲のみ)が含まれています。
 この曲集のうち、エレヴァツィオーネ(聖体奉挙)1曲と、オッフェルトリオ(奉献文)1曲、ポスト・アニュス1曲の4曲は、ミサの中で使われることを想定した敬虔なオルガン曲となっています。
 トッカータ第17番、ソナタ第4番といった協奏曲的なものから、オッフェルトリオのフガート、ソナタ第4番のサラバンダや、カプリッチョ第3番のメヌエットといった舞曲的なものまで、幅広いスタイルと形式が採用されており、ティナッツォリの作曲スタイルの多彩さを伝えています。
 



 96958
(2CD)
\2200→\1390
ヤサント・ジャダン、ピアノ・ソナタ集
 ジャダン:ピアノ・ソナタ集 Op.4, Op.5, Op.6(全9曲)

●3つのピアノ・ソナタ op.4
 ソナタ第1番変ロ長調 op.4-1
 ソナタ第2番嬰ヘ短調 op.4-2
 ソナタ第3番嬰ハ短調 op.4-3

●3つのピアノ・ソナタ op.5
 ソナタ第1番へ短調 op.5-1
 ソナタ第2番ニ長調 op.5-2
 ソナタ第3番ハ短調 op.5-3

●3つのピアノ・ソナタ op.6
 ソナタ第1番ハ短調 op.6-1
 ソナタ第2番イ長調 op.6-2
 ソナタ第3番ヘ長調 op.6-3

マレク・トポロフスキ(フォルテピアノ)

使用楽器:ポール・マクナルティ製作アントン・ヴァルター・モデル(カペラ・クラコヴィエンシスの所有)
(Paul McNulty after Anton Walter / property of Capella Cracoviensis)

録音: 2022年3月7-9日 & 14-15日、ユダヤ文化センター、ポーランド、クラクフ
Recording: 7-9 & 14-15 March 2022, Center for Jewish Culture, Krakow, Poland


 フランスの音楽家ファミリーに生まれたヤサント・ジャダンは、8歳で作曲を始め、13歳で有名な演奏会「コンセール・スピリチュエル」で作品が演奏されるほどの天才でした。以後、結核により24歳で亡くなるまでの11年間、フランス革命の激動の中で、ピアニスト・作曲家として活躍し、シューベルトやドゥシェクにも一脈通じる個性豊かな作品を書き続けていました。ブックレットのエッセイでジャダンの生涯と作品を紹介しているマレク・トポロフスキは、ポール・マクナルティ製作アントン・ヴァルター・モデルのフォルテピアノを演奏しています。



作品について

 ジャダンのピアノ・ソナタは、その抒情性と繊細さが特徴で、特に緩徐楽章では、より内省的で瞑想的なテーマを探求していることが多く、同時に、ヴィルトゥオジティにも特徴があり、速い楽章の多くは複雑なパッセージワークとフィギュレーションを特徴とし、演奏者に高度な技術が要求されています。


演奏者について マレク・トポロフスキ(フォルテピアノ)

 1964年3月19日、ワルシャワで誕生。チェンバロ、オルガン、フォルテピアノなど歴史的鍵盤楽器の専門家で、近年は指揮もおこなっています。
 トポロフスキは地元のワルシャワ音楽アカデミーでオルガンとチェンバロなどを勉強。卒業後はストラスブール音楽院に進んでオルガンとチェンバロで一等賞を得て卒業し、ザールブリュッケンのザールラント音楽院では演奏家のディプロマを取得。さらにアムステルダムではボブ・ファン・アスペレンの指導を受け、カトヴィツェ音楽アカデミーではオルガンの即興演奏も学んでいます。
 その間、1985年にクラクフで開催された第1回ワンダ・ランドフスカ全国チェンバロ・コンクールで入賞し、独奏者、室内楽奏者として演奏活動を本格的に開始。
 教育者としては、2008年からカトヴィツェ音楽アカデミーでチェンバロと歴史的演奏実践について教えており、2015年からはワルシャワのF.ショパン音楽院で、オルガンとチェンバロを教えて、2016年からはクラクフ音楽院の古楽科でも教えています。
 歴史的楽器で演奏するアンサンブル「コンチェルト・ポラッコ」の創設者。
 CDは、Brilliant Classics、DUX Recording、Musicon、Acte Prealable、BNL、Piano Classicsなどから発売。


 




97065
(2CD)
\2200→\1390

ジャダン:フォルテピアノとヴァイオリンのための音楽

 ヤサント・ジャダン [1776-1800]:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ集

CD1 77:12

3つのソナタ Op.1 (フォルテピアノまたはチェンバロとヴァイオリン伴奏のための)
ソナタ ニ長調 Op.1 No.1
1. I. アレグロ 10:06
2. II. アンダンティーノ・ウン・ポコ・アレグレット 5:31
3. III. メヌエット アレグロ 3:18
4. IV. フィナーレ プレスト 5:27

ソナタ ロ長調 Op.1 No.2
5. I. アレグロ・フィエラメンテ 9:55
6. II. ロンド アレグレット・ノン・トロッポ 4:12

ソナタ ヘ短調 Op.1 No.3
7. アレグロ・ポコ・アジタート 5:31
8. II. アダージョ 6:28
9. III. メヌエット・アレグロ 4:02
10. IV. アレグロ・ノン・トロッポ 5:21
マレク・トポロフスキ(ピアノ
ゾフィア・ヴォイニャキエヴィチ(ヴァイオリン
3つのソナタ Op.3 (フォルテピアノとヴァイオリン伴奏のための)
ソナタ 変ホ長調 Op.3 No.1
11. I. アレグロ・モデラート 7:32
12. II. アレグロ・ポコ・アジタート 4:14

ソナタ ト短調 Op.3 No.2
13. I. アレグロ・コン・モルト 5:26
マレク・トポロフスキ(フォルテピアノ)
ロベルト・バハラ(ヴァイオリン)


CD2 75:10

1. II. フィナーレ アレグロ・ノン・トロッポ 5:01

ソナタ ハ長調 Op.3 No.3
2. アレグロ 7:28
3. アダージョ 6:50
4. アレグロ・ポコ・プレスト 4:03
マレク・トポロフスキ(フォルテピアノ)
ロベルト・バハラ(ヴァイオリン)
3つの四重奏曲 (ジャダンによりフォルテピアノとヴァイオリン伴奏のために編曲)
弦楽四重奏曲第1番 変ロ長調
5. I. ラルゴ~アレグロ・ノン・トロッポ 6:12
6. II. アダージョ 5:33
7. III. メヌエット アレグロ 1:52
8. IV. フィナーレ アレグロ 6:04

弦楽四重奏曲第2番 イ長調
9. I. アレグロ 4:56
10. II. メヌエット 2:51
11. III. アンダンテ パストラーレ 4:58
12. IV. フィナーレ プレスト 5:40

弦楽四重奏曲第3番 ヘ短調
13. I. アレグロ・モデラート 6:23
14. II. メヌエット 2:24
15. III. ポロネーズ 4:46
マレク・トポロフスキ(ピアノ
ゾフィア・ヴォイニャキエヴィチ(ヴァイオリン



 使用フォルテピアノ:アントン・ワルターのレプリカ/ポール・マクナルティ製作(カペラ・クラコヴィエンシス所有)
 録音:2023年2月26~28日、ポーランド、クラクフ=モギワ、シトー会修道院、マルチナ・ビアウォブジェスキ修道院長ホールル、2022年3月14~15日、ポーランド、クラクフ、ユダヤ文化センター

 フランス革命の激動を生き24歳で夭折した作曲家の室内楽

 ジャダンのピアノ・ソナタ集Op.1とOp.3には、オプションでヴァイオリン伴奏を用いることが可能と記されており、それを実行に移したのがこのアルバムでの録音です。また、ジャダンがハイドンに献呈した弦楽四重奏曲集については、自身でフォルテピアノとヴァイオリン伴奏のために編曲しており、ソナタと並べて聴くと良い感じになっています。ブックレット(英語)には、トポロフスキによる入念な解説が掲載されています。




マレク・トポロフスキ(フォルテピアノ)


 1964年3月19日、ワルシャワで誕生。チェンバロ、オルガン、フォルテピアノなど歴史的鍵盤楽器の専門家で、近年は指揮もおこなっています。
 トポロフスキは地元のワルシャワ音楽アカデミーでオルガンとチェンバロなどを勉強。卒業後はストラスブール音楽院に進んでオルガンとチェンバロで一等賞を得て卒業し、ザールブリュッケンのザールラント音楽院では演奏家のディプロマを取得。さらにアムステルダムではボブ・ファン・アスペレンの指導を受け、カトヴィツェ音楽アカデミーではオルガンの即興演奏も学んでいます。
 その間、1985年にクラクフで開催された第1回ワンダ・ランドフスカ全国チェンバロ・コンクールで入賞し、独奏者、室内楽奏者として演奏活動を本格的に開始。
 教育者としては、2008年からカトヴィツェ音楽アカデミーでチェンバロと歴史的演奏実践について教えており、2015年からはワルシャワのF.ショパン音楽院で、オルガンとチェンバロを教えて、2016年からはクラクフ音楽院の古楽科でも教えています。
 歴史的楽器で演奏するアンサンブル「コンチェルト・ポラッコ」の創設者。
 CDは、Brilliant Classics、DUX Recording、Musicon、Acte Prealable、BNL、Piano Classicsなどから発売。



ゾフィア・ヴォイニャキエヴィチ(ヴァイオリン)


 ヴァイオリンをカヤ・ダンチョフスカらに師事したほか、クラクフのクシシュトフ・ペンデレツキ音楽アカデミーで歴史的ヴァイオリン奏法も研究。クラクフ歌劇場管弦楽団のコンサートマスターを務めるほか、カメラータ・ヴィストゥーラ弦楽四重奏団で第2ヴァイオリンを弾いてもいます。



ロベルト・バハラ(ヴァイオリン)


 1985年、ヴロツワフに誕生。7歳から少年合唱団で歌い、8歳からヴァイオリンの訓練を開始。2009年にヴロツワフのカロル・リピンスキ音楽アカデミーを優秀な成績で卒業し、2012年5月に音楽芸術博士号を取得。2010年から2014年までウッチのグラジナ音楽院とキエイシュトゥット・バツェヴィチ音楽院、およびヴロツワフのカロル・リピンスキ音楽院で講師を歴任。歴史的奏法にも詳しく、ソロと室内楽のほか、オーケストラ楽員としても活動し、現在、カペラ・クラコヴィエンシスのコンサートマスターも務めています。

 




 97088
(2CD)
\2200→\1390
バッハとも縁のあった流浪の作曲家
 コンラート・フリードリヒ・フルレブッシュ:
  チェンバロ曲集



コンラート・フリードリヒ・フルレブッシュ [1691-1765]
チェンバロのための作品集(ハンブルク、1735年頃)


CD1 77'24

1. メヌエットと17の変奏 変ロ長調 19'32

組曲 ハ短調
2. I. 序曲 5'46
3. II. アルマンド 4'34
4. III. クーラント 2'04
5. IV. サラバンド 2'02
6. V. メヌエット 1'35
7. VI. ガヴォット 0'50
8. VII. ジーグ 2'20

組曲 ニ短調
9. I. 序曲 3'06
10. II. アルマンド 3'22
11. III. クーラント 2'15
12. IV. サラバンド 2'35
13. V. ガヴォット 1'18
14. VI. メヌエット 1'03
15. VII. ジーグ 8'18

16. フーガ ニ短調 4'43

17. フーガ 変ロ短調 3'30

18. トッカータ ホ短調 8'11


CD2 79'24

組曲 ニ長調
1. I. 序曲 10'06
2. II. スケルツォ.ヴィヴァーチェ 2'49
3. III. アルマンド 4'36
4. IV. クーラント 1'54
5. V. サラバンド 3'19
6. VI. ガヴォット.プレスト 1'20
7. VII. メヌエット 1'25
8. VIII. ジーグ 3'32

組曲 ヘ長調組曲 ヘ長調
9. I. ソナタ.ヴィヴァーチェ 2'51
10. II. アルマンド 3'12
11. III. クーラント 2'26
12. IV. サラバンド ラルゲット 2'40
13. V. メヌエット I-II 2'06
14. VI. ジーグ 2'59

組曲ト長調組曲ト長調
15. I. ソナタ.ヴィッラネッラ 3'26
16. II. アルマンド 3'35
17. III. クーラント 2'55
18. IV. サラバンド 2'44
19. V. ガヴォット 1'55
20. VI. メヌエット 1'42
21. VII. ジーグ 1'43

22. フーガ ニ長調 2'52

23. フーガ ト長調 3'32

24. トッカータ イ長調 3'53

25. フーガ イ長調 5'18

フェルナンド・デ・ルーカ(チェンバロ)

録音:2022年2月、イタリア、ノヴァーラ、ボルゴ・ティチーノ

 知られざる作曲家たちの良作を次々に世に問うフェルナンド・デ・ルーカによる新作は、バッハとも交流があったドイツ人作曲家の作品集。コンラート・フリードリヒ・フルレブッシュ[1691-1765]は、ドイツで生まれ、23歳から28年間に渡って、チェンバリスト、指揮者、作曲家としてドイツ、オーストリア、イタリア、スウェーデンなど各地を転々とし、51歳から亡くなるまでの23年間はオランダで教会オルガニストとして過ごした人物。今回の作品集は、国際的な感覚を身につけたフルレブッシュがハンブルクで働いていた1735年頃に書かれたもので、同じ頃にライプツィヒのバッハ家を訪れた際に、バッハが地元の出版社にフルレブッシュの作品を推薦したとも伝えられています。


 演奏のフェルナンド・デ・ルーカは、これまで、ボーヴァルレ=シャルパンティエ(2CD)、フーケ(2CD)、デュフォー(2CD)、ジョラージュ(1CD)、モワロー(7CD)、グラウプナー(14CD)、ニコラ・シレ(2CD)、ヘンデルなどのマニアックな曲集で高い評価を獲得しており、愛器ブランシェ・モデルを使用した今回のアルバムも注目されるところです。
 なお、ブックレット(英語)には、デ・ルーカによるフルレブッシュについての解説と、フルレブッシュの自費出版楽譜の表紙画像が掲載されています。





フェルナンド・デ・ルーカ (チェンバロ)


 1961年、ローマで誕生。9歳の時にはすでにバロックのイディオムで作曲をおこなっていたというデ・ルーカは、14歳でローマ・サンタ・チェチーリア音楽院に入学し、オルガンとピアノなどを勉強。続いて、ヴァティカンのシスティーナ礼拝堂のマエストロ・ディ・カペラであるドメニコ・バルトルッチに弟子入りして宗教音楽と対位法、即興演奏、作曲を学び、1992年にはチェンバロをパオラ・ベルナルディに師事。
 その間、1989年には、17世紀後半から18世紀初頭のイタリア音楽を専門とする音楽アンサンブル「Et in Arcadia Ego」を設立するなど、ソリスト、アンサンブル奏者として活動し、最近ではバロック風の衣装で演奏したりもしています。
 CDは、Brilliant Classics、Uraniaなどから発売。

 



 

 97092
(2CD)
\2200→\1390
フランチェスコ・モリーノ:ギター・ソナタ全集

フランチェスコ・モリーノ [1768-1847]:ギター・ソナタ全集

CD1 53'14
3つのソナタ Op.1
ソナタ第1番
 1. I. ロマンツェ:アンダンテ 1'28
 2. II. ロンド:アレグレット 3'31

ソナタ 第2番
 3. I. ラルゴ 0'26
 4. II. テーマ・コン・ヴァリアツィオーニ:アンダンテ 6'49
 5. III. ロンド:アレグレット 1'38

ソナタ第3番
 6. I. アレグロ 3'55
 7. II. ロンド:ポラッカ 2'33

3つのソナタ Op.6
ソナタ第1番
 8. I. アレグロ 4'14
 9. II. アンダンテ 2'22
 10. III. ロンド:カンタービレ・ノン・タント・アレグロ 3'32

ソナタ第2番
 11. I. アレグロ 6'13
 12. II. ロンド アレグレット 3'21

ソナタ第3番
 13. I. アレグレット 6'34
 14. II. テーマ・コン・ヴァリアツィオーニ:アンダンテ 6'14

CD2 49'29
3つのソナタ Op.15
ソナタ第1番
 1. I. アンダンテ・ソステヌート 1'15
 2. II. テーマ・コン・ヴァリアツィオーニ:アンダンテ 7'40
 3. III. ロンド アレグレット 5'29

ソナタ第2番
 4. I. ロマンス:アンダンテ 2'53
 5. II. ロンド アレグレット 4'31

ソナタ 第3番
 6. I. マエストーゾ 1'15
 7. II. アンダンテ・コン・ヴァリアツィオーニ 9'27
 8. III. ロンド アレグレット 4'47

華麗なる大ソナタ Op.51
 9. I. 序奏:マエストーゾ・モルト~アダージョ・ノン・トロッポ 4'30
 10. II. ロンド:アレグレット・ヴィヴァーチェ 7'26
クラウディオ・ジュリアーニ(ギター)

録音:2023年6月(Op.1、Op.6)、10月(Op.15、Op.51)、イタリア、ローマ、サウンドメイカーズ・スタジオ


 風刺画にもなった正統派メソッドのギター作曲家によるソナタ

 ギター愛好家の「カルッリ派」と「モリーノ派」の人々が争っている風刺画で知られるギター作曲家、フランチェスコ・モリーノ[1768-1847の]によるギター・ソナタ全集。オーボエ、ヴィオラ、ヴァイオリン、ギターを演奏するモリーノが、ギターをメインにしたのは1819年にパリで成功した51歳の頃のこと。一方、ライヴァルのカルッリ[1770-1841]は、最初チェロを弾いていたものの、20歳から独学でギターを演奏し始め、30代からはプロとして活動、1808年にはパリに腰を落ち着け、同地のギター・ブームに一役買っています。風刺画が掲載された本が出版されたのは1829年で、ギター愛好家たちが、カルッリのメソッド「左手の親指でも弦を押さえる」と、モリーノの正統派メソッド「左手の親指では弦は押さえない」をめぐって対立していたことを茶化したのでしょう。ブックレット(英語・8ページ)には、演奏者のジュリアーニによる解説を掲載。




フランチェスコ・モリーノ

 1768年6月4日、サルデーニャ王国のトリノ近郊、イヴレアに誕生。父ジュゼッペはピエモンテの軍楽隊オーボエ奏者で、モリーノも1783年に15歳から軍楽隊でオーボエ、ヴィオラや理論を学び、10年後の1793年に軍楽隊を去っています。その間、1780年頃に有名なプニャーニにヴァイオリンの指導を受けたとされ、1786年には、18歳でトリノ王立劇場のオーケストラに入団して1789年までヴィオラ奏者として在籍するなどしていました。
 しかし、1796年にナポレオン軍のイタリア遠征が始まると、トリノは破壊され、ピエモンテ軍も降伏。翌1797年にはジェノヴァが占領されてリグリア共和国となり、1798年にはトリノが占領されるなど混乱が続いています。
 その頃、モリーノはスペインで活動しており、1796年から1797年にかけてはオーケストラの指揮などもしていました。
 また、1803年にはパリのプレイエル社でヴァイオリン協奏曲を出版し、1807年頃からはフランス支配下にあるリグリア共和国のジェノヴァに滞在し、1812年から1817年にかけてギター教則本「ギター、またはリラのための新しい完全なメソッド」をパリで出版し、ギター独奏曲やギター室内楽も作曲。
 1814年にはピエモンテ占領が終わって、新国王ヴィットリオ・エマヌエレ1世がトリノに再び宮廷を置き、王立楽団も再開。モリーノは、年俸400リラでヴァイオリニストに任命され、1816年にさらに500リラに昇給しますが、1818年、50歳を機に退職してパリに向かいます。
 王立楽団での安定した地位を辞してまでモリーノをパリ向かわせたのは、おそらくギター教則本が評判となってドイツなどでも出版されるようになったからと考えられています。
 モリーノは1819年頃からパリで、ギタリスト、ヴァイオリニスト、音楽教師、作曲家として活動。以後、79歳で亡くなるまでパリを拠点にしていましたが、ロンドンなどでも演奏しています。



クラウディオ・ジュリアーニ(ギター)


 ローマ生まれ。ローマのサンタ・チェチーリア音楽院を卒業したのち、ギタリスト兼作曲家のアンジェロ・ジラルディーノに数年間学び、ロレンツォ・ペロージ国際高等音楽院を卒業。ソロと室内楽の両方で活動するほか、現代作品の委嘱演奏や、ドメニコ・スカルラッティの82のソナタ(2巻)とドメニコ・チマローザの30のソナタのギター編曲、ディアベッリのソナタのクリティカル・エディションも出版。
 CDは、Brilliant classics、Da Vinci Classicsなどから発売。


 




97150
(2CD)
\2200→\1390

フェルディナント・リース:フルート四重奏曲集


 CD1 65'11
  フルート四重奏曲 ハ長調 Op.145-1
   1. 第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ  6'00
   2. 第2楽章 ラルゲット・カンタービレ  5'01
   3. 第3楽章 スケルツォ、アレグロ・ヴィヴァーチェ  4'33
   4. 第4楽章 アレグロ・アレスパニョーラ  4'16
  フルート四重奏曲ホ短調 Op.145-2
   5. 第1楽章 アレグロ・モデラート  7'40
   6. 第2楽章 アンダンテ  5'51
   7. 第3楽章 メヌエット モルト モデラート  3'48
   8. 第4楽章 ロンド、アレグロ・モデラート  5'34
  フルート四重奏曲イ長調 Op.145-3
   9. 第1楽章 アレグロ・モデラート  7'40
   10. 第2楽章 スケルツォ、ヴィヴァーチェ  3'38
   11. 第3楽章 アダージョ 5'36
   12. 第4楽章 アレグロ  5'04

 CD2 69'45
  フルート四重奏曲ニ短調 WoO35-1
   1. 第1楽章 アレグロ  8'50
   2. 第2楽章 アダージョ・コン・モート  5'30
   3. 第3楽章 スケルツォ、ヴィヴァーチェ  6'34
   4. 第4楽章 フィナーレ、アレグロ・モルト  8'26
  フルート四重奏曲ト長調 WoO35-2
   5. 第1楽章 アンダンテ  2'50
   6. 第2楽章 アレグレット  6'15
   7. 第3楽章 アダージョ・コン・モート、カンタービレ  3'54
   8. 第4楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ  5'12
  フルート四重奏曲イ短調 WoO35-3
   9. 第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ  6'40
   10. 第2楽章 ラルゴ  4'32
   11. 第3楽章 メヌエット、モデラート  4'26
   12. 第4楽章 ロンド・グラツィオーゾ、アレグレット  6'03
ジネーヴラ・ペトルッチ(フルート)
ダーヴィド三重奏団

 モーツァルトに続く魅力ある作品群!

 録音:2023年10月26~29日、2024年3月12~14日、イタリア王国、ローマ、ベス・レコーディング・ストゥーディオ/134'56

 2023年にベートーヴェンのフルート室内楽作品全集をリリースしていたジネーヴラ・ペトルッチが、今度はベートーヴェンゆかりの人物であるフェルディナント・リースのフルート四重奏曲をに取り組みました。共演は2024年にウォルフ=フェラリの弦楽三重奏曲をリリースしていたダーヴィド三重奏団。
  ブックレット(英語・12ページ)には、演奏のペトルッチによる解説などが掲載。

 モーツァルトに続く力作群
 フルート四重奏曲は古典派時代にはモーツァルト以外にも、カンナビヒ、アーベル、シュターミッツ、ヴェントリング、トエスキの作品などがありましたが、どれも無名に近い存在だったため、協奏曲的な力強さも兼ね備えたフェルディナント・リースの6作品が普及すれば、フルート四重奏のジャンルとしての存在感も高まりそうです。

 ロンドン時代の3作品
 CD1、Op.145の3曲は、リースがロンドンに住んでいた1814年と1815年に作曲。当時のロンドンではフルートが大変人気がありました。リースの四重奏曲は、特に協奏的な性質により、特別な意味を持っています。フルートには素晴らしいパッセージがいくつかありますが、テーマと展開は 4つの楽器すべてに共通しています。
 これらの作品の表現力豊かな個性と、主人公たちの間の独創的で一貫した対話により、これらの作品はレパートリーの中でも注目すべき位置を占め、おそらくモーツァルトの作品に次ぐこのジャンルの最高の作品の1つとなっています。

 ドイツ時代のWoO35の3曲
 CD2、WoO35の3曲は、リースがドイツに帰国した晩年(といっても40代)に作曲。最初の四重奏曲はゴーデスベルクで、他の2つはフランクフルトで作曲。ドレスデンの有名なフルート奏者兼ソリストで、ヴェーバーの友人でもあったアントン・ベルンハルト・フュルステナウ(1792-1852)のために書かれたものと推測されています。



 





 97010
(2CD)
\2200→\1390
小気味よい古楽器演奏による「マタイ受難曲」
 バッハ:マタイ受難曲
ルーファス・ミュラー(テノール:福音史家)
イエス:リチャード・ジャクソン(バリトン:イエス)
ナンシー・アージェンタ(ソプラノ)
リンダ・リー(メゾ・ソプラノ)
ジョナサン・ピーター・ケニー(カウンターテノール)
ジェミー・マクドゥーガル(テノール)
スティーヴン・ヴァーコー(バリトン)
古楽器オーケストラ&コーラス
ポール・グッドウィン(指揮)

録音:1994年2月24~27日、ロンドン、セント・ジョージ劇場
 ブックレットにメンバー表や配置図も掲載

 小気味よい古楽器演奏による「マタイ受難曲」が久々に復活。以前は7名の独唱者しか名前が掲載されていませんでしたが、今回は、第1オーケストラ13名、第2オーケストラ12名、第1合唱12名、第2合唱12名、計49名を全員掲載。第2オーケストラのコンサートマスターがレイチェル・ポッジャー、ヴィオローネとガンバがサラ・カニンガムなど有名な名前もあります。
 また、英文ブックレットには、演奏のコンセプトや苦労話なども掲載されています。英CALAレーベル音源のライセンス発売。



ポール・グッドウィン (指揮)

 1956年、イングランド中部のウォリックに誕生。グッドウィンはバロック・オーボエの名手として20以上のアルバム制作した人気演奏家で。ソロ、室内楽のほか、古楽器オーケストラ「イングリッシュ・コンサート」と「ロンドン・クラシカル・プレーヤーズ」の首席オーボエ奏者、「ロンドン・オーボエ・バンド」のメンバーとしても活動。やがて指揮にも進出し、1996年からは指揮に専念。レパートリーも現代音楽まで拡大し、現在に至っています。






96916
(2CD)
\3700→\2590
特別価格
ピアノ演奏で聴く世界のクリスマス・ソング
 イェルーン・ヴァン・フェーン(ピアノ)
  メリー・クリスマス・ピアノマニア(2CD)
CD1 [72:38]
1. ◆ ジョイ・トゥ・ザ・ワールド&オー・カム・オール・イェ・フェイスフル [5:24]

2. ◆ イット・ケイム・アポン・ザ・ミッドナイト・クリア [2:23]

3. ◆ ザ・ファースト・ノエル [2:23]

4. ◆ 久しく待ちにし [3:44]

5. ◆ ベツレヘムの小さな町よ、そして聖なる夜よ [7:52]

6. ◆ きよしこの夜 [3:15]

7. ◆ 何という子ぞ&飼い葉桶の中で [4:19]

8. ◆ 神よ安らかに、陽気な紳士たち&ウクライナの鐘のキャロル [5:11]

9. ◆ 行きなさい、山で伝えよう [3:22]

10. ◆ ベートーヴェンの歓喜の歌による幻想曲 [4:04]

11. ◆ 久しく待ちにし & 全能の王よいらして下さい [3:32]

12. ◆ エンジェルス・ウィ・ハヴ・ハーデッド・オン・ハイ&カム・クリスチャンズ・ジョイント・オー・シング [3:12]

13. ◆ イット・カム・アポン・ザ・ミッドナイト・クリア & トゥー・ゴッド・ビー・ザ・グローリー [4:49]

14. ◆ 善きクリスチャンたちよ、喜べ&喜べ、主は王なり [2:46]

15. ◆ オー・カム、オール・ユー・フェイスフル&ジョイフル、ジョイフル、ウィ・アドア・ザ・ユー [4:00]

16. ◆ 王を崇めよ&栄光の国からの天使たち [2:59]

17. ◆ 何という子ぞ&いと高き主イエス [4:47]

18. ◆ ウィ・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス [3:05]

19. ◆ レット・イット・スノー レット・イット・スノー 雪を降らせよう [1:20]


CD2 [76:49]
1. ◆ バラが咲いた [6:15]

2. ◆ オー・クリスマス・ツリー&ウィ・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス [4:45]

3. ◆ オー・ホーリー・ナイト [7:07]

4. ◆ オー・リトル・タウン・オブ・ベツレヘム&オー・カム・オール・イー・フェイスフル [5:49]

5. ◆ きよしこの夜 [3:47]

6. ◆ ジェズ・バンビーノ [5:01]

7. ◆ ジングル・ベル [2:34]

8. ◆ たいまつかざして [3:30]

9. ◆ アイ・ヒア・ザ・ベルズ・オン・クリスマスデイ [3:04]

10. ◆ マスターズ・イン・ディス・ディス・ホール [2:42]

11. ◆ ベツレヘムの小さな町よ [3:33]

12. ◆ ウェックスフォード・キャロル [3:13]

13. ◆ ウィー・スリー・キングス・オブ・オリエント・アー [3:56]

14. ◆ ベツレヘムの朝 [3:49]

15. ◆ クリスマス・ファンタジー(アレクサンダー・ローゼンブラット) [5:45]

16. ◆ きよしこの夜 [1:23]

17. ◆ サンタが街にやってくる [1:13]

18. ◆ ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス [2:42]

19. ◆ 赤鼻のトナカイ [3:15]

20. ◆ ホワイト・クリスマス [3:13]
イェローン・ファン・フェーン(P)

 ピアノ演奏で聴く世界のクリスマス・ソング
 このアルバムのために、イェローン・ファン・フェーンは有名なクリスマス・ソングとあまり知られていないクリスマス・ソングの両方を集め、その多くを彼自身のピアノ演奏のために編曲。プログラムは自由自在で、スローテンポとアップテンポ、ヴィルトゥオーゾ的な曲と親しみやすい曲を交互に演奏。ハイライトは、「クリスマス・ファンタジー」で、いくつかの曲を組み合わせたヴィルトゥオーゾ作品。BGMにも適したアルバムで、パッケージも缶入りでポストカードも4枚付属するギフト仕様です。





 録音:2023年6月30、31日、ドイツ、シュテフェルン、スタジオIV





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