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瀟洒なフランスのレーベルELOQUENTIA
海外在庫セール
1CD\3500→\2390
~5/12(火)午前9時


 Eloquentiaは2004年に設立されたフランスのレーベル。
 レパートリーは古楽から現代までと幅広く、若手の演奏家を多く起用した録音をリリースしている。

 あまり派手な活動をしないので知名度は低いが、フランスらしい美術品のような瀟洒で高雅な装丁がとても印象的。
 1タイトル1タイトルにかける情熱が強く感じられ、フロリアン・ドイターやルイジ・ピオヴァーノ、ギヨーム・コッポラといった実力派が登場し演奏水準を高めている。

 ・・・ただ、最後の新譜リリースが2022年初頭。その前からリリース数が激減していて心配していたが、ここへきて新譜の情報は途絶えている。


 その、ある意味貴重なELOQUENTIAの海外在庫セール。


 在庫数が一桁のものも多いようなので完売の際はご容赦を。



EL 0815
(2CD)
\6500→\3990
フロリアン・ドイター(独奏ヴァイオリン)
 アルモニー・ウニヴェルセル

ヴィヴァルディ:初期ヴァイオリン協奏曲集(12曲)


[CD1]
 協奏曲(1)ニ短調RV Anh. 10 (2)変ロ長調RV381
 (3)ニ長調RV 220 (4)ヘ長調RV 291
 (5)ハ長調RV 175(Anh. 104) (6)イ短調RV 355(Anh. 107)
[CD2]
 協奏曲(1)イ長調RV 388 (Anh.65)
 (2)ホ短調RV 274(Anh. 106)(3)ハ長調RV 176
 (4)ホ短調RV 275 (5)変ロ長調V 377(未出版)
 (6)ヘ長調RV Anh. 130(未出版)
フロリアン・ドイター(独奏ヴァイオリン)
アルモニー・ウニヴェルセル
〔フロリアン・ドイター&
モニカ・ヴァイスマン、音楽監督〕

 ヴィヴァルディは、ソロの楽器と管弦楽のための「協奏曲」というジャンルを確立させ、発展させたことで知られています。しかし、彼の若いころの「協奏曲」ジャンルは未だ多くの謎に包まれたまま。ここに収められているのは、未出版の資料に含まれる、初期の協奏曲のほぼ全てがここに網羅されています。今まで全く存在すら知られていなかったもの、また、世界初録音のものも多く含まれている。まず驚かされるのが滴るように美しい弦の音色。たとえばマン・レイの写真などを観るとき、私たちはその美しさに思わずはっと息をのみますが、まさにそんな感じの美しさ。もちろん音色だけでなく、音楽も極めて美しい。
 「ヴィヴァルディはどれも同じような感じの曲ばかりで」という方に是非聴いてみていただきたい充実した作品ばかり。

EL 0502
\3500→\2390
フロリアン・ドイター(独奏ヴァイオリン)
 アルモニー・ウニヴェルセル

テレマン&ファッシュ:ソナタと協奏曲集


 テレマン:
  5声のソナタ TWV 44:11,ソナタ TWV 43:F1,
  協奏曲 TWV 43:G5,協奏曲 TWV 43:A4,
  協奏曲 TWV 43:d2,5声のソナタ TWV 44:32
 ファッシュ:4声のソナタ
アルモニ・ユニヴェルセル
〔フロリアン・ドイター(Vn),
モニカ・ワイスマン(Vn),
デヴィッド・グリッドン(Va),
デイドル・ドーリング(Va),
ピエール・オーギュスタン・レイ(Vc),
フィリップ・グリスヴァード(Cemb)〕

 アルモニ・ユニヴェルセルは2003年結成のまだ若い古楽団体。
 17、18世紀の室内楽をレパートリーとしている。リーダーのドイツ人ヴァイオリニスト、フロリアン・ドイターは、古楽ファンにはムジカ・アンティクワ・ケルンのリーダーとして知られているだろう。
 彼は他にもレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルやシャペル・ロワイヤルなどで活躍した古楽ヴァイオリニストの中でも屈指の名手。その彼の元に集まったのは、アルゼンチンのヴァイオリニスト、モニカ・ワイスマン、カナダのヴィオリストデヴィッド・グリッドン,フランス人チェリスト、ピエール・オーギュスタン・レイといった人たち。活気に溢れた演奏を繰り広げている。
 団体の名前は、フランスの僧侶で数学者マラン・メルセンヌ(1588-1648)の著作に由来している。

EL 0710
\3500→\2390
17世紀ナポリの宗教音楽集
 クリストファロ・カレザーナ(ca.1640-1709):
  Dixit Dominus(主は言われた)-5つの声と器楽のための
 ジョヴァンニ・サルヴァトーレ:
  アポストリ・ミサのための晩課
  (Verso per la Messa dell’Apostoli, e Feste Doppie)
 フランチェスコ・プロヴェンツァーレ(1624-1709):
  主の家に行こう、と人々が言ったとき私はうれしかった
  (Laetatus sum in his quae dicta sunt mihi)
 サルヴァトーレ:
   Vesro primo per la Gloria transportata una quinta bassa
 プロヴェンツァーレ:主がシオンの繁栄を回復されたとき
 サルヴァトーレ:
  Durezze(堅さ=不協和音)
  e ligature(結ばれたもの=タイで結ばれた音)
 プロヴェンツァーレ:
  死者のためのミサ曲?
   器楽をともなった4つの声のための
アントニオ・フローリオ(指)
カッペッラ・デッラ・ピエタ・デ・トゥルキーニ
ヴァレンティーナ・ヴァッリアーレ(S)、ルチア・シアンニマニコ(A)、
ジュゼッペ・デ・ヴィットーリオ、ロザリオ・トタロ(T)、
ジュゼッペ・ナヴィーリオ(B)

 17世紀にナポリで活躍した作曲家たちによる宗教作品集。
 冒頭のカレザーナの作品は、宗教作品ながらオペラを思わせるドラマチックな作風。華麗で喜びに満ちており、活気のあるリズムとともに気分は17世紀ナポリへと一気に羽ばたく。
 プロヴェンツァーレは、17世紀ナポリの重要な音楽家。ここに収められたレクイエムは、後に2つの合唱群と器楽のためにも大規模に編曲されている。重要な司祭の葬儀の際など、特別な機会にのみ演奏されたと考えられる大規模なレクイエムは、当時のナポリでは他に2つしかのこされておらず、いかに彼が重要な地位を占めていたかがうかがわれる。「怒りの日」は、あからさまにグレゴリオ聖歌のあの旋律が用いられており、当時の教会の絶大勢力を感じずにはいられないが、実に生き生きと見事に和声付けがなされている。


EL 0919
\3500→\2390
1700年代のナポリの歌曲集
 ①ニッコロ・グリッロ:ある日、あわれなレンズッロは目が覚め
 ②ジュゼッペ・デ・マホ(1697-1771):魚が新しいとき
 ③ニコラ・ウゴリーノ(17-18世紀):
  独奏リュートとヴァイオリンのための協奏曲変ロ長調
 レオナルド・レオ(169401744):
  ④2声、2つのヴァイオリンと通奏低音のためのシチリアーノ
  ⑤トラヴェルソと弦楽器のための協奏曲 ト長調
 ⑥ジュゼッペ・デ・マホ:この太陽が私のものにならないならば
 ⑦ニコロ・グリッロ:私のこころのさくらんぼ
 ⑧ニコラ・フィオレンツァ:シンフォニア
 ⑨マホ:農夫は
アントニオ・フローリオ(指)
カペッラ・デッラ・ピエータ・デイ・トゥルキーニ
〔ピノ・デ・ヴィットリオ(T)、
アレッサンドロ・チッコリーニ(Vn)、
トマゾ・ロッシ(トラヴェルソ)、
ウゴ・ディ・ジョヴァンニ(リュート)〕

 1700年代のナポリで生み出された音楽集。ナポリの音楽史は、情報が整理されておらず、不明な点が多いままです。ナポリ音楽に息づく民衆の息遣いまでをも見事に再現した1枚。

録音:2008年12月

 EL 0920
\3500→\2390
ノエル・スピート
 ラモー:コンセールによるクラヴサン作品集(1741)
   第1、2、3、4、5コンセール
ノエル・スピート(チェンバロ)

ノエル・スピート女史によるラモー新録音の登場。

(クラヴサン/使用楽器:1983年エミール・ジョビンによる、フレンチ・ダブル・マニュアル(1749年Goujonモデル))
録音:2009年4月

 名手スピートによるラモーの新録音の登場。ケネス・ギルバートやレオンハルトらのもとで学びましたが、彼女は独自の見識と研究、経験に裏打ちされた
 演奏で孤高の地位を保っています。特にフランスものの演奏では評価が高いので、このラモーはうれしい新録音です。



=スピートのライナーより抄訳
 この「コンセールによるクラヴサン作品集」は、3つの楽器のためのスコアが存在しているが、これら3つのうち2つは省略されうる。これらはソロのチェンバロのための作品集でもあるということだ。当時の広告(1750年頃)に、“本日のおすすめはラモー作、チェンバロのためのコンセール作品集です。これは、ヴァイオリン、フルート、ヴィオラなどの伴奏を伴って演奏することもできます” という興味深い一文があるので、引用しておく。=


 EL 1022
(2CD)
\6500→\3990
コンチェルト・ケルン&アルシス・ブルゴーニュ
 ヘンデル:「エジプトのイスラエル人」(2 部版)

ジュリア・ドイル (S)
マーティーン・グリムソン (S)
ロビン・ブレイズ (CT)
ジェイムズ・オクスリー (T)
ピーター・ハーヴェイ (Bs)
ステファン・マクラウド (Bs)
ピエール・カオ(指)
コンチェルト・ケルン,
アルシス・ブルゴーニュ

ピエール・カオ率いるアルシス・ブルゴーニュとコンチェルト・ケルンが組んだヘンデルの傑作「エジプトのイスラエル人」!

録音:2009 年 10 月,ルクセンブルグ,パリ,ディジョン(ライヴ)

 今や古楽界を代表する合唱団、ピエール・カオ率いるアルシス・ブルゴーニュと、古楽オーケストラの雄コンチェルト・ケルンが組んで、ヘンデルの傑作「エジプトのイスラエル人」を録音しました。
 「エジプトのイスラエル人」は、1739 年に初演された壮大なオラトリオ。旧約聖書の「出エジプト記」に題材をとった劇的な内容にヘンデルの雄輝な音楽が生きています。ベルギー人カオは、ドイツ風のゴツゴツしたヘンデルでも、英国風のノーブルなヘンテルでもない、透明で柔らかく、必要とあらばビシッと力が入るヘンデルを生み出しています。合唱が大きく活躍する作品ですので、アルシス・ブルゴーニュの優秀なアンサンブルは見事で、またコンチェルト・ケルンも紅海横断の場面など、非常に熱の入った音楽でカオに応えています。

 歌手は、カウンターテノールのブレイズやバスのマクラウドのように日本でもおなじみの人たちに加え、ランカスター出身で今英国の古楽ソプラノの逸材として引っ張りだこのドイル、オーストラリア出身の若く優れたソプラノ、グリムソン、さらにガーディナーが重用する二人の歌手、英国のテノールのオクスリーとバスのハーヴェイと、優れた歌手を揃えています。
 録音の多い「エジプトのイスラエル人」のなかでも、卓越した演奏に仕上がっています。
 なお、再演時の 2 部の版を用いています。


 EL 1125
\3500→\2390
SIT FAST
 J.S.バッハ:
  フーガの技法 (ヴィオラ・ダ・ガンバ四重奏による)
SIT FAST(ヴィオール・コンソート)
酒井淳、
イサベル・サン=イヴ、
トマ・ドゥ・ピエルフ、ジョス・チートハム

 ヴィオラ・ダ・ガンバの魅惑の音色、ガンバ四重奏による、フーガの技法

 ヴィオラ・ダ・ガンバ特有の、肌にぴたりと吸いつくような音色で聴く、フーガの技法。ヴィオラ・ダ・ガンバによるフーガの技法といえば、フレットワークの名盤がありますが、あちらは6 重奏。こちらの盤は4 重奏によるフーガの技法です。冒頭の主題提示から、ヴィオラ・ダ・ガンバのなめらかで吸いつくような音色が鮮烈に耳に響きます。バッハが腕によりをかけて書いたフーガの緻密建築作品を、4 人の奏者がしっとりと見事に空間に描いていきます。
 SIT FAST のFAST は、スピードとは何の関係もない言葉。「しっかりと座りなさい」、ひいては「油断するな」、「心してかかれ」、といったような意味のアンサンブルです。メンバーの酒井はルセ率いるレ・タラン・リリクでも研鑽を積んだ75 年生まれの奏者。チートハムはラ・フォル・ジュルネ音楽祭にも来日、PARADIZO レーベルからリリースもある実力派。個性豊かなメンバーによる魅惑の音色のアンサンブルをたっぷりと味わいながら聴きたい1枚です。


 EL 1129
\3500→\2390
ローマ・サンタ・チェチーリア管の首席チェロ奏者、
ピオヴァーノが率いるピアノ・トリオ

 シューベルト:ピアノ三重奏曲集
 (1)ピアノ三重奏曲 変ホ長調 op.100 D929
 (2)ヴァイオリン、チェロとピアノのためのアダージョ「ノットゥルノ」
トリオ・ラティチュード41
〔リヴィア・ソン(Vn)
ルイジ・ピオヴァーノ(Vc)
ベルナデーネ・ブラーハ(Pf)〕
録音:2010 年9 月

 ローマ・サンタ・チェチーリア管(ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団)の首席チェロ奏者、ピオヴァーノが2009 年に設立したピアノ・トリオのグループ。アンサンブルの名前は、初めてコンサートを開いた地、ニューヨーク近郊のロードアイランドと、ピオヴァーノが住んでいるローマの地がどちらも北緯41 度であることに由来します。「ノットゥルノ」でみせる旋律の歌わせ方の美しさは見事。もちろんop.100 のトリオも実に活き活きと聴かせます。



 EL 1234
\3500→\2390
ノエル・スピート
 J.S.バッハ:トッカータ集

  (1)ニ長調 BWV.912 (2)ニ短調 BWV.913
  (3)ト長調 BWV.916 (4)ハ短調 BWV.911
  (5)ト短調 BWV.915 (6)ホ短調 BWV.914
  (7)嬰ヘ短調 BWV.910
ノエル・スピート(クラヴサン)
 フランス古楽界が誇るクラヴサンの名手、ノエル・スピートがついにJ.S. バッハを録音!

【使用楽器:(1)(2)(5)(7)エミール・ジョビン1995 年製J.C.フライシャーモデル(1710 年、ハンブルグ)、(3)(4)(6)エミール・ジョビン1983 年製J.C. グジョンモデル(1749 年、パリ)】
録音:2011 年9 月、アミリー(フランス)/70’28”

 フランスが誇る世界的クラヴサン奏者ノエル・スピート女史によるJ.S. バッハのトッカータ作品集。ELOQUENTIA レーベルからは、ラモーの「コンセールによるクラヴサン作品集」を演奏した話題のアルバム(EL 0920)に引き続く2 枚目のリリースとなります。
 近年はクープラン、ラモーなど得意のフランスものの録音が専らの話題となっていたスピートですが、意外にも大家J.S. バッハの作品を収録したのは本アルバムが初めて。ニ長調やト長調のトッカータは比較的アップテンポですっきりと弾いていく一方、ニ短調やハ短調では適度な緩急の表現を交えつつ、落ち着いた演奏を聴かせてくれます。速いパッセージでも曇ることのない煌びやかな音の粒と、重みのある低音の響きが耳に心地よく、安心して聴き入ることが出来る演奏といえましょう。
 ノエル・スピートはチェンバロをK. ギルバート、G. レオンハルトらに師事し、1977 年のパリ国際チェンバロコンクール優勝を経て、世界各地で今広く活躍するフランスの名手。2006 年には近江楽堂で来日公演も行い、注目を集めました。フランス・バロックを得意のレパートリーとするスピートですが、その卓越した演奏技術と表現力は今回も健在。エミール・ジョビンによる複製クラヴサンの煌びやかな音色も必聴です。



Granados: Danzas espanolas, Op. 37 Nos. 1-12
 EL 1236
\3500→\2390
ギヨーム・コッポラ(Pf)
 グラナドス:

  (1)演奏会用アレグロ
  (2)スペイン舞曲集(全曲)op.37
ギヨーム・コッポラ(Pf)
 フランスの俊英ピアニスト、コッポラによるグラナドス「スペイン舞曲集」

 録音:2012 年6 月、ドビュッシー・ホール(ジョワニー、フランス)

 リストの小品曲集(EL 1130)も好評の、フランスの俊英ギヨーム・コッポラによるグラナドス作品集。アルベニスやファリャと共に近代スペイン音楽の開拓者として知られるグラナドスは、スペイン民族音楽の響き色濃い美しい旋律の数々が魅力の音楽家。生前はスペイン、フランス、アメリカなどで人気を博すも、1916 年にニューヨークで初演し大成功をおさめたオペラ「ゴェイスカス」の公演後にスペインへ戻る途中、乗船がドイツの潜水艦による無差別攻撃によって撃沈。わずか48 歳にしてこの世を去った不遇の作曲家でもあります。
 今回収録されているのは比較的初期の作品ですが、特に「スペイン舞曲集」は彼が残した数々のピアノ作品の中でも根強い人気を誇る名作。民俗的な響きを持ちつつも、ショパンからの流れを汲む知的なピアノの響きを失わないロマンティックな旋律の数々が絶品です。超絶技巧で魅せるというよりも、舞曲特有のリズム感と表現力が問われる作品といえましょう。リスト、ショパン、ドビュッシーなどを得意のレパートリーとするコッポラの演奏は、クリアな音の立ち上がりと軽やかなタッチから繰り出される清廉な音世界が見事。
 若きグラナドスの瑞々しい作品を爽やかに弾ききっています!


 EL 1341
\3500→\2390
コレッリ(1653-1713):ヴァイオリン・ソナタop.5(リコーダー版)
 (1)第1番 ヘ長調 (2)第5番 ニ短調
 (3)第3番 ヘ長調 (4)第4番 変ロ長調
 (5)第2番 ヘ長調 (6)第6番 ハ長調
ルイス・ベドゥスキ(リコーダー)
フィリップ・グリスヴァルト(チェンバロ)
 驚異的な息の長さ!コレッリの名曲ヴァイオリン・ソナタop.5 をリコーダーで!

 使用楽器:アルト・リコーダー Jocob Denner のモデル/Ernst Meyer製作/録音:2010 年6 月

 コレッリの名曲ヴァイオリン・ソナタop.5 のリコーダーによる演奏盤。演奏に際しては、過去になされた様々な編曲を参考にしつつも、演奏者が独自の編曲を行っており、装飾や旋律の変形など、ヴァイオリン版に負けず劣らず聴きばえのする仕上がりとなっています。
 なお、第5 番ジーグはCD に収まりきらないということでここでは繰り返しなしで演奏。フル・バージョンはブックレット内のURL からダウンロードできるという仕掛けになっています。リコーダーを演奏するルイス・ベドゥスキはイタリア=ブラジル系の音楽家。メメルスドルフら巨匠の薫陶を受け、また、18 世紀の装飾音に関する論文で修士号も取得しています。演奏能力と研究の両面に裏打ちされた演奏は、驚異的な息の長さと滑らかさを備えた仕上がりです。チェンバロのグリスヴァルトも、ヤーコプスやサヴァールの指揮のもとでも演奏経験豊富というだけあって、アンサンブル能力と巧みな通奏低音の和声づけで聴かせます。

 


 EL 1544
\3500→\2390
天空のコンセール
 グレゴリオ聖歌より
  ・1月1日の祝日 
  ・クリスマス
  ・エティエンヌ(ステファノ)の聖日(12月26日) 
  ・1月6日(顕現節)
アンサンブル・オブシディエンヌ
エマニュエル・ボナルド(指揮)
 ジョングルールの生まれ変わりのアンサンブルによるワールドミュージックのようなグレゴリオ聖歌

 録音:2014年5月

 ジョングルール(吟遊詩人)の集まりであると名乗るアンサンブル・オブシディエンヌによる、グレゴリオ聖歌集。即興演奏もまじえ、不思議なワールドミュージックのようなグレゴリオ聖歌を聴くことができます。



 EL 1549
\3500→\2390
SIT FAST 英国ポリフォニー音楽の傑作
 パーセル(1659-1695):ファンタジア集

 ・未完のファンタジア 4声
 ・3声のファンタジア〔ファンタジアI、II、III〕
 ・4声のファンタジア〔ファンタジアIV? XII〕
 ・5声のファンタジア〔一音に基づく5声のファンタジア〕
 ・6声のイン・ノミネ
 ・7声のイン・ノミネ
SIT FAST
 (シット・ファースト/ヴィオール・コンソート)
酒井淳、イザベル・サン=イヴ、
トーマス・ド・ピエルフ、ジョシュア・チートハム、
ニコラス・ミルヌ、クリスティーヌ・プルボー、
上村かおり
 パーセルによるポリフォニー音楽の粋ファンタジア集

 録音:2011年8月/酒井淳による日本語解説つき

 1680 年のファンタジア集は、パーセルが20 歳のときに書かれた多声音楽の傑作です。当時のイギリスでは華やかなフランス音楽に倣った旋律主体の音楽が主流となっていた中、パーセルは、タリスやバードらの先輩らが築いた英国ポリフォニー音楽の遺産をしっかりと学び、このファンタジア集を書きました。
 英国ポリフォニー音楽の粋が詰まった美しい作品を、SIT FAST のメンバーによる吸いつくような質感の美しい音色によるヴィオール・アンサンブルで堪能できる1 枚です。

 シット・ファーストは、フランスを中心に活動しているガンバ・コンソート。2011 年にはフーガの技法(EL 1125)をリリース、世界中から絶賛を浴びました。
 主にイギリス・ルネッサンス、フランス・ルネッサンスのコンソート音楽をレパートリーの中軸としていますが、それと並行して現代曲の初演にも力を入れています。2013 年に、メシアン現代音楽祭にまねかれジョージ・ベンジャミン氏やアレクサンダー・ゲール氏の曲を中心とした演奏会を催し、大成功をおさめています。


 EL2159
\3500→\2390
『ひそやかな音楽』~モンポウを中心に、静寂の音楽を集めて ギヨーム・コッポラ(ピアノ)
 1. フェデリコ・モンポウ(1893-1987):『ひそやかな音楽』 第1曲 Angelico/
 2. モーリス・ラヴェル(1875-1937): 前奏曲/
 3. モンポウ: 前奏曲 第5番/
 4. エリック・サティ(1866-1925): ジムノペディ 第1番/
 5-7. モンポウ: 『風景』
  5. 泉と鐘 6. 湖 7. ガリシアの馬車/
 8. アンリ・デュティユー(1916-2013):前奏曲 第1番 影と沈黙から/
 9. アレクサンドル・スクリャービン(1871-1915):前奏曲 Op. 16-4/
 10. モンポウ:『ひそやかな音楽』 第15曲 Lento ? plaintif/
 11. フレデリック・ショパン(1810-1849):前奏曲 Op. 28-4/
 12. 武満徹(1930-1996):『遮られない休息』 第3曲 愛の歌/
 13. モンポウ:『ひそやかな音楽』 第22曲 Molto lento e tranquilo/
 14. サティ: グノシエンヌ 第5番/
 15. モンポウ:『内なる印象』より 秘めごと/
 16. クロード・ドビュッシー(1862-1918):『ベルガマスク組曲』より 月の光/
 17. モンポウ:『ひそやかな音楽』 第24曲 Moderato/
 18. エンリケ・グラナドス(1867-1916):『スペイン舞曲』より 第2番オリエンタル/
 19. モンポウ: 前奏曲 第7番 星で出来た棕櫚の葉/
 20. ドビュッシー:『前奏曲集第2巻』より 花火/
 21. スクリャービン: 前奏曲 Op. 11-15

 録音: 2018年2月 Conservatoire a Rayonnement Departemental d'Aulnay-Sous-Bois (France)

 フランスのピアニスト、ギヨーム・コッポラによる、静寂を感じる音楽を集めた一枚。
 モンポウの『ひそやかな音楽』(Musica Callada、直訳で静寂の音楽)とフランス音楽を軸に、幅広く収められています。
 

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EL 0504
\3500→\2390
ジョイス・ディドナート(Ms)
 バーンスタイン:2つの愛の歌 他
 コープランド:エミリーディキンソンの12の詩
 ジェイクヘギー:深い欲求~賞賛された4つの劇的な歌
ジョイス・ディドナート(Ms)
フランセスシェリー(Fl)
デイヴィッド・ゾーベル(P)

 ロッシーニのオペラでなどで大活躍中のジョイス・ディドナート。彼女は、柔らかく深い声のメゾ・ソプラノ。アメリカの若手作曲家ヘギーの歌曲はこれまでもスーザン・グラハム、ドーン・アップショウ、などによって広く歌われているが、ジョイス・ディドナートの爽やかな歌い方はなんとも気持ちがよい。また、バーンスタインやコープランドの作品も彼女のストレートな表現がいきいきと軽快に仕上げている。


 EL 1126
\3500→\2390
画期的!こんな《笛の楽園》が聴きたかった!
 元歌とエイクによるディミニューションの感動的な合体!
ヤコブ・ファン・エイク:《笛の楽園》

 (1)一番目のカリレーン
 (2)クーラント《愛しい泥棒ちゃん、なぜ君はそんなにおとなしいの?》
 (3)ブラヴァーデ (4)夜更けに人は何をする? (5)許しておくれ
 (6)ああ眠りよ,ああ甘き眠りよ (7)さあ、もう一度来て
 (8)二番目のカリレー (9)気狂いシメン (10)美しき娘ダフネ (11)道化師
 (12)三番目のカリレーン (13)イギリスのナイチンゲール (14)哀歌
ヨハネッテ・ゾマー(歌)
ルイス・ベドゥスキ(リコーダー&指揮)
アンサンブル・アルモニア・エ・インヴェンツィオーネ
エマニュエル・ギグ、アンドレアス・リノス、
パスカル・クレマン、クレア・ゴビヤール
 (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マティウ・デュプイ(ヴァージナル)
ジョヴァンニ・ペッシ(ハープ)
ステレオ、68’44”

ヤコブ・ファン・エイク(1590 ‐ 1657) は盲目の貴族で、科学者であるとともにユトレヒトの聖ヤン教会カリヨン奏者。エイクは教会の中庭でリコーダーの即興演奏しては市民を愉しませていましたが、その演奏を誰かが聴き取り書き起こしたのものが《笛の楽園》です。この曲集は、カルヴァン派の詩篇歌、舞曲、当時の流行歌や卑猥な歌などを主題としたディミニューション(装飾的変奏曲)集で、これまでリコーダー奏者たちは様々なアイデアを凝らして、いまや失われてしまった即興芸術の世界に挑戦してきました。ブラジル生まれでバーゼル・スコラ・カントゥルムで学んだベドゥスキがこのCD で新たに提示している試みは、変奏の主題となった元歌とエイクのディミニューションを重ねて演奏してみる!という思わず快哉を叫びたくなるアイデア。当時の「コンソート・ソング」の慣習に従い、無伴奏ではなくガンバ・コンソートを伴奏に起用しています。元歌の多くはウィリアム・ロウズ、ダウランド、ロバート・ジョーンズ等イギリスの作曲家たちによる名旋律ですが、オリジナルの英語歌詞ではなくエイクが触発されたオランダ語歌詞版で歌わせるというこだわりよう。オランダ古楽界の名花ヨハネッテ・ゾマーもまさにこの企画にぴったりです。エイクの世界に迫ろうというペドゥスキの情熱、知性、才気が横溢した必聴のアルバムと言えるでしょう。



 EL 1547
\3500→\2390
サン=サーンス:ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲
 サン=サーンス (1835-1921) :
  ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 第2番 ホ短調 Op.92
  ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 第1番 ヘ長調 Op.18
トリオ・ラティテュード・41
 バーナディーン・ブラハ (ピアノ)
 リヴィア・ソーン (ヴァイオリン)
 ルイージ・ピオヴァーノ (チェロ)

 録音 : 2014年2月、ラ・リバットラ、イタリア

 これまで日本では流通の機会に恵まれなかった2015年1月発売の旧譜。
 2009年に結成されたトリオ・ラティテュード・41のセカンドCD。



 EL 1856
\3500→\2390
ヨハン・クリストフ・バッハ (1642-1703) : ラメント、ディアローグとカンタータ
 わが恋人よ、あなたは美しい [Mein Freundin, du bist schon]
  (ソプラノ・アルト・テノール・バス独唱、合唱、2つのヴァイオリン、
   3つのヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのディアローグ形式カンタータ)
 眠れるカミッロのためのエーベルリン風アリア [Aria Eberliniana pro dormente Camillo] (チェンバロのための)
 ああ、わが頭に水満ちたらば [Ach, das ich Wassers g'nug hatte]
  (アルト独唱、ヴァイオリン、3つのヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのラメント)
 オルガンのための前奏曲とフーガ 変ホ長調
 いかなれば御身の怒りは、おお、神よ [Wie bist du denn, o Gott]
  (バス独唱、ヴァイオリンと通奏低音のためのラメント)
 われを顧み憐れみたまえ [Herr, wende dich und sei mir gnadig]
  (ソプラノ・アルト・テノール・バス独唱、2つのヴァイオリン、
   3つのヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのディアローグ形式のカンタータ)
 アカデーミア
  ジュリエット・ペレ (ソプラノ独唱 & 合唱)、エステル・ベロー (ソプラノ合唱)、
  ポーリン・ビュンドゲン (男声アルト独唱 & 合唱)、ジャン・セバスティアン・ボーヴェ (男声アルト合唱)、
  ヨハネス・ヴァイス (テノール独唱 & 合唱)、フランソワ・ロシュ (テノール合唱)、
  ジョフロワ・ビュフィエール (バス独唱 & 合唱)、ジャン=ベルナール・アルベート (バス合唱)、
  フラーヴィオ・ロスコ、ステファニー・プフィスター (ヴァイオリン)、
  シルヴィア・アブラモヴィツ、斉藤由香、エティエンヌ・マンゴ、マテュー・リュッソン (ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  ジャン=マルク・エメ (オルガン、チェンバロ)、マルク・ヴォルフ (アーチリュート)、
  フランソワーズ・ラセール (指揮)

 録音 : 2017年5月24-26日、ボン・スクール・プロテスタント教会、パリ、フランス

 ヨハン・クリストフ・バッハはバッハ一族の作曲家・オルガン奏者。ヨハン・ゼバスティアン・バッハの祖父の弟の孫で、彼の最初の妻マリア・バルバラの祖父。アルンシュタットの聖ゲオルク教会のオルガニスト、アイゼナハの宮廷楽団のチェンバロ奏者を務めました。
 ヨハン・クリストフ・バッハのラメント (哀歌) やディアローグ (対話) 形式のカンタータは20世紀終盤から比較的演奏の機会に恵まれるようになってきました。
 



 EL2158
\3500→\2390
『スペインの夢』~ピアノ連弾によるスペインにまつわる作品集 エルヴェ・ビヨー、ギヨーム・コッポラ
 (ピアノ連弾/Steinway model D)
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946)/ギュスターヴ・サマズイユ(1877-1967)編曲:
  1-2. 2つのスペイン舞曲 ~ 歌劇《はかなき人生》より
   1. スペイン舞曲 第1番 Allegramente e vivo, molto ritmico
   2. スペイン舞曲 第2番 Allegro ritmico e con brio
 モーリス・ラヴェル(1875-1937):
  3-6. スペイン狂詩曲(作曲者による4手ピアノ版)
   3. 夜への前奏曲 / 4. マラゲーニャ / 5. ハバネラ / 6. 祭り
 メル・ボニ(メラニー・ボニス)(1858-1937):
  7. ハバネラ ~ 4手ピアノのための小品 Op. 130-5 / 8. ジプシーたち Op. 15-2
 ヴァンサン・ダンディ(1851-1931):
  9. セギディーリャ、セビリアのポプラ並木 ~ 7つの郷土の歌 Op. 73-3
 モーリッツ・モシュコフスキ(1854-1925):
  10-12. 新スペイン舞曲 Op. 65
   10. I. Allegro ma non troppo / 11. II. Andante con moto / 12. III. ハバネラ Allegretto
 ガブリエル・フォーレ(1845-1924):
  13. スペインの踊り ~ 組曲『ドリー』 Op. 56-6
 エマニュエル・シャブリエ(1841-1894)/アンドレ・メサジェ(1853-1929)編曲:
  14. 狂詩曲「スペイン」

 録音: 2020年11月 オーディトリアム・デュティユー、パリ

 【ベル・エポックのパリっ子たちが憧れたスペイン】
 ビゼーの《カルメン》の成功以来、パリの人々を魅了し続けたスペイン。
 このアルバムはこの時代にパリで生まれた(あるいは編曲された)ピアノ連弾のための作品を集めています。
 本場スペインのファリャによる作品を、パリで活躍したサマズイユが編曲した「スペイン舞曲」に始まり、ラヴェル「スペイン狂詩曲」の作曲者自身による4手版、近年注目を集めているフランスの女性作曲家メル・ボニの作品などに続き、最後にはシャブリエの「スペイン」をメサジェが編曲した版を収録。
 ビヨーとコッポラは10年もの間ピアノ・デュオを組んでおり、2016年にはブラームスとシューベルトのアルバム(EL1652)をリリースしています。
 ここでも息の合った演奏で、スペインの抒情性とリズムを引き立てています。
 






 EL 1023
\3500→\2390
ヴィンテージ車が並ぶガラージュ・ブルガリでコンサート
 ヴィヴァルディ:「四季」
ムジチ・アウレイ
グラツィア・ライモンディ(Vn)
ルイジ・ピオヴァーノ(Vc、音楽監督)
ヴィンテージ車が居並ぶガラージュ・ブルガリでのセッション録音。ピオヴァーノ率いる「ムジチ・アウレイ」による美音の四季

録音:2009 年5 月、ガラージュ・ブルガリ(ローマ)

 ピオヴァーノ率いるムジチ・アウレイによる、エネルギーに満ちた四季。
 ムジチ・アウレイは、2002 年にピオヴァーノが結成したカンパニア室内管弦楽団の後身演奏団体です。
 ヴィンテージ車が並ぶガラージュ・ブルガリでコンサートをしたピオヴァーノが、その場の音響の素晴しさに感激して、このレコーディングが実現しました。

 フォトブックCD 仕様(22 ページ) となっており、ヴィンテージ車の美しい写真もたのしむことができます。
 イタリア出身のメンバーを中心とするムジチ・アウレイのしっとりと肌に吸いつくような弦楽器の美しい音色が魅力の1 枚です。





 EL 1235
\3500→\2390
ガラッチーノ
 16世紀から18世紀のタランテッラ、シャンソンとヴィラネル
ナポリ・アンサンブル
 録音:2011 年7 月サンタンナ・デイ・ロンバルディ聖堂、イタリア

 このアルバムは16 18 世紀のナポリ音楽の概要を示した内容で、この時代の演奏に深い知識を持つナポリ・アンサンブルが巧みに聴かせてくれます。
 アルバムタイトルともなっている「ガラッチーノ」は魚の恋の色恋沙汰から海の大戦争に発展するというナポリの伝承曲です。
 
EL 0813
\3500→\2390
ジェラール・ルコント
 バッハ/ドビュッシー幻想

  (1)「ポワン・バク Point Bak」
    J.S.Bach:平均律クラヴィーア曲集に基づく
  (2)ドビュッシーの「仮面」に基づく
  (3)ドビュッシーの夜想曲(打楽器アンサンブル編)
パーカッションズ・クラヴィーア・ドゥ・リヨン

 1曲目の「ポワン・バク」は、1997年に作られたバッハをテーマとした音楽。
 平均律クラヴィーア曲集のいくつか曲を基にして書かれている。弱冠アレンジが加えられている部分もあるが、マリンバやヴィヴラフォンのアンサンブルにより、ほぼ原曲とおりに演奏されている。ミニマルミュージックかと思ってしまうような雰囲気だが、しかし、しっかりと「バッハ」になっている。
 他に収録されているドビュッシーの作品も、ドビュッシーらしい独特の美しい響きの世界がヴィヴラフォンにより倍増されている。夢の中でドビュッシーの曲がエンドレスで鳴り響いているような感じの、響きのおもしろい作品。


EL 0814
\3500→\2390
デニス・パスカル(Pf)
ドビュッシー:映像
 前奏曲集第2集(全12曲)、
 「燃える炭に照らされた夕べ」(遺作・1917)、
 映像第1集(全3曲)、映像第2集(全3曲)
デニス・パスカル(Pf)

 デニス・パスカルは、ジャック・ルビエ、レオン・フライシャーらと同時期にパリ国立高等音楽院で学んだピアニスト。シュタルケルの伴奏者としても活躍し、リスト、そして後期ロマン派、印象派を得意としています。
 「燃える炭に照らされた夕べ」は2001年に発見されたドビュッシーの遺作。前奏曲集のいくつかの作品に類似した雰囲気をもちつつ、深く落ち着いた色彩が魅力です。

 録音:2007年12月

 EL 0916
\3500→\2390
テレマン:神よ、あなたの審判を
ヘンデル:主はわが主に仰せられる
ピエール・カオ(指)、
アルシス・ブルゴーニュ、
アルモニー・ウニヴェルセル

 美しく優しい宗教曲 テレマンとヘンデル、18世紀に大活躍した巨匠二人の宗教作品集。
 ピエール・カオが、美しく澄み切った歌声を歌い手から引き出し、作品の美しさとやさしさを際立たせています。

録音:2008年10月

EL 0917
\3500→\2390
ハイドン:
 ①ヴァイオリンと弦楽器のための協奏曲 ト長調 Hob VIIa:4
 ②チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob VIIb:1
レオポルト・ホフマン(1738-1793):
 フルート協奏曲ニ長調Badly D1
ル・セルクル・ドゥ・ラルモニー
〔ジュリアン・シャヴァン(Vn、指揮)、
酒井淳(Vc、指揮)、
アレクシス・コッセンコ(Fl、指揮)ほか〕

 2005年に結成されたアンサンブルで、18世紀以降の作品を中心に演奏するル・セルクル・ドゥ・ラルモニーによるピチピチとした1枚。
 ヴァイオリン協奏曲での颯爽としたシャヴァンの音色、チェロ協奏曲の酒井淳の若さ溢れるチェロには好感がもてます。
 ホフマンは、生粋のウィーン人作曲家で、1772年から1793年まではシュテファン教会の楽長を務めており、教会音楽の作曲家として人もうらやむような地位を築いていました。
 フルート協奏曲は13曲のこされており、当時のフィレンツェのフルートの名手、フロランテ・アゴスティネッリのために書かれたといわれています。ホフマンの他の協奏曲に比べて規模、編成ともに大きめな作品となっています。コッセンコが見事に歌い上げます。アンサンブルのピチピチとした音色がそのまま見事に鮮やかにとらえられた、好録音。録音:2008年9月

 EL 1021
(2CD)
\6500→\3990
ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団首席チェロ
ルイジ・ピオヴァーノ
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
ルイジ・ピオヴァーノ
 (チェロ/使用楽器:
  マッテオ・ゴフリラー(1720頃)、
  6番のみ5弦ウィリアム・フォスターIII(1795年))
実に自然、ピオヴァーノのバッハ

録音:2008 年8 月 音声による解説(ブックレット朗読/ドイツ語・フランス語)トラックも含まれています。

 日本にもしばしば来日しているチェリスト、ピオヴァーノによるバッハ無伴奏の全曲。
 第1 番のプレリュードはどこまでもさわやか、5 番のプレリュードも、ハ短調という調性の荘重さはまといつつも、豊かな音色につつみこまれるようです。
 どの曲も音楽の運びが実に自然で、聴いていると身体の中を爽やかな風が吹き抜けていくよう。第6 番では5 弦のウィリアム・フォスターⅢを用いており、音色の違いもたのしめます。



 EL 1131
(2CD)
\6500→\2990
古楽界屈指の名ヴァイオリニスト、
 ドイターによるバッハ珠玉のヴァイオリン・ソナタ集!
J.S. バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集
 CD1:6 つのヴァイオリン・ソナタより 
  (1)第1番 ロ短調 BWV 1014 (2)第2番 イ長調 BWV 1015
  (3)第3番 ホ長調 BWV 1016 (4)第4番 ハ短調 BWV 1017
 CD2:6 つのヴァイオリン・ソナタより 
  (1)第5番 ヘ短調 BWV 1018 (2)第6番 BWV 1019
  (3)ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 BWV 1023 
  (4)ヴァイオリン・ソナタ ト長調 BWV 1021
フロリアン・ドイター(Vn)
フィリップ・グリスヴァード(チェンバロ)
バラージュ・マーテー(バロック・チェロ)
録音:2008 年9 月、ドイツ放送カンマームジークザール

 古楽界を牽引してきた稀代の名手、フロリアン・ドイターによるヴァイオリン・ソナタ集。
 ドイターといえばムジカ・アンティクア・ケルンのリーダーとしての姿が馴染み深いですが、コープマン率いるアムステルダム・バロックオーケストラや、ミンコフスキ率いるレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルなどにおいても幅広く活躍している屈指の名ヴァイオリニストでもあります。
 グリスヴァードは、これまでにもドイターと共演した経験があるチェンバロ奏者。今回収録された曲は比較的チェンバロの存在感が強いですが、ドイターがモダン楽器を使っていることもあり、ヴァイオリンの存在もしっかり感じられる演奏といえましょう。安定したアンサンブルとドイターの柔らかくも芯のある音色を堪能できる豪華2 枚組のおすすめ盤です!


 EL 1342
\3500→\2390
マショー:ヴィルレー、バラード、ロンドー集
 (1)ヴィルレー「いとしい人に会って帰るとき」
 (2)ヴィルレー「どんなに遠くにいても」
 (3)ロンドー「優しき友よ、君に忘れられてから」
 (4)バラード「私は思い悩んだ」
 (5)バラード「泣いてください、佳き人よ、あなたのしもべのために」 
 (6)ヴィルレー「私を長くさいなむ病気のために」
 (7)ヴィルレー「10、7、5、13、14、15」
 (8)ヴィルレー「愛する人よ、あなたのやさしい姿」
 (9)バラード「不思議な蛇、ピュトン」
 (10)バラード「恋がわたしを焦がれさせ」(朗唱、リュートによる演奏)
 (11)バラード「恋がわたしを焦がれさせ」
  (ヴォーカル、ヴィエール、フルート・ドゥブルによる演奏)
 (12)ヴィルレー「もし愛しい人が僕から離れてしまったら」
 (13)「Loyaute weil tous jours」
 (14)プロローグ「そして音楽とは技芸だ」
 (15)ヴィルレー「Liement me deport」
 (16)ヴィルレー「J’aim sans penser laidure」
マルク・モイヨン(歌)
ヴィヴァビアンカルーナ・ビッフィ(歌、ビウエラ)
アンジェリク・モイヨン(歌、ゴシック・ハープ)
ミカエル・グレビル(リュート、カテリナ)
カタリナ・ヴィサン(オルガネット)
カルロ・リッツォ(タンブーラン)
ピエール・アモン(中世フルート、指揮)
 14 世紀の大家マショーの世俗歌曲集、ヴィルレー、バラード、ロンドー…美しき中世フランスの響きに酔いしれる1 枚

 録音:2012 年7 月、ラ・ボリ・アン・リムーザン(フランス)

 ジョルディ・サヴァールからの信頼も厚き、中世フルートの名手ピエール・アモンが、マルク・モイヨンら古楽界の精鋭を引き連れ、待望の最新盤をリリースいたしました!前回のアルバム「運命の妙薬」(EL0918)に引き続き、今回も14 世紀の大家ギヨーム・ド・マショーの作品を取り上げたプログラムです。
 詩が重んじられていた中世という時代において、音楽家としてだけでなく偉大な詩人としても大きな存在感を放っていたマショー。宗教ジャンルではモテットの大家としても有名ですが、それと同時に、数多くの重要な世俗歌曲を残した作曲家でもあります。本アルバムは、中世フランスの三大定型詩と呼ばれる、代表的な3 つの詩曲ジャンル「ヴィルレー」「バラード」「ロンドー」に焦点をあて、プログラムが組み上げられています。マショーが残した中世フランス語の美しい言の葉の響きと、素朴でありながらどこか深い魅力を湛えた旋律の響きは絶品。
 バロック・オペラ界に活躍し、W. クリスティとも多くの共演を重ねるマルク・モイヨンの歌声は、聴く人を包み込むような温もりにあふれた見事なもので、ヴィヴラートを控えめに抑え、素の歌声の魅力を存分に活かした優しい歌い口に魅了されます。リュートやゴシック・ハープ、中世フルートといった古の楽器が織りなす伴奏の響きも聴き所。前回のアルバムから引き続き、ヴィヴァビアンカルーナ・ビッフィとアンジェリク・モイヨンが参加しています。歌詞対訳付き(英語)。


EL 1445
\3500→\2390
シューベルト(1797-1828):高雅なワルツと感傷的なワルツ ピアノ作品集
  ピアノのための12の高雅なワルツ Op.77 D.969
  ピアノ・ソナタ第4番イ短調 Op.164 D.537
  ピアノのための34の感傷的なワルツ Op.50 D.779
  ピアノのためのハンガリーのメロディー ロ短調 D.817

ギヨーム・コッポラ(ピアノ)

録音:2014年

 1979 年 6 月 16 日にブザンソンで生まれたギヨーム コッポラは、ブザンソン音楽院で学び、その後パリの国立音楽院でブルーノ リグットのクラスで学びました。
 
 2011年、クラシカは彼を「明日の10の星」の1人に挙げ、BBCミュージックマガジンは彼を「畏敬の念を起こさせ、きらめき、まばゆい」と呼び、アルタムジカは彼を「本物の才能」と定義しました。
彼の非常にロマンティックな感性は、若いフランス人および国際的なピアノのエリートの中で彼に特別な地位を与えています。



EL 1652
\3500→\2390
ウィーン・ラプソディ
 ブラームス(1833-1897):
  ピアノ四手連弾のためのハンガリー舞曲集 から 第2, 4, 8, 11番
 シューベルト(1797-1828):
  ピアノ四手連弾のためのハンガリー風ディヴェルティメント Op.54 D.818
 ブラームス:ピアノ四手連弾のための16のワルツ Op.39
エルヴェ・ビヨー、
ギヨーム・コッポラ(ピアノ)
録音:2016年、オルネー=スー=ボワ県立音楽院ホール、オルネー=スー=ボワ、フランス

 エルヴェ・ビヨーは1964年フランスのヴィルフランシュ=シュル=ソーヌに生まれ、リヨン国立地方音楽院に10歳で入学、パリ音楽院でジェルメーヌ・ムニエ、ジャン・ユボー他に師事。1983年ロン=ティボー国際コンクール第3位。2016年現在リヨン国立地方音楽院およびパリ音楽院教授。
 ギヨーム・コッポラはフランスのブザンソンに生まれ、パリ音楽院でブルーノ・リグットに師事。2009年CDデビュー。




 EL 1446
\3500→\2390
ピオヴァーノが小型5弦チェロでアルペジオーネ・ソナタに挑戦
 シューベルト:
  (1)アルペジオーネ・ソナタD.821(ピオヴァーノ編)
  (2)弦楽四重奏曲第14番ニ短調「死と乙女」D.810(マーラー編)
ルイジ・ピオヴァーノ(Vc と指揮)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー弦楽合奏団
 録音:2013年5 月/アウディトリウム・パルコ・デッラ・ムジカ(ローマ)/66’ 44”

 東フィルの客演首席チェリストも務めるイタリアのチェリスト、ルイジ・ピオヴァーノ。彼がやはり首席チェリストを務めるサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団の弦楽オーケストラを指揮してシューベルトに挑戦しました。興味深いのは、「アルペジオーネ・ソナタ」を自身でチェロと弦楽オーケストラ用に編曲したもの。彼は小型の5 弦チェロを使用して、オリジナルのアルペジオーネのイメージに近づけていて興味津々。バックの豊潤な響きも魅力です。

 EL 1548
\3500→\2390
ポピュレール
 (1)レイナルド・アーン:ヴェネツァ-警告/小舟/やれやれ!
 (2)レスピーギ:4つのスコットランド民謡
 (3)アンリ・コレ:
  セレナータ/子どものための歌/ボレロ/婚約の歌/祝婚/踊り歌
 (4)ブラームス:
  ドイツ民謡-谷底では/喪に服する女/恋人を訪ねて/静かな夜に
 (5)カントルーブ:
  オーヴェルニュの歌-野原の羊飼いの乙女/
  羊飼いよ、あなたが愛してくれたら/羊飼いの乙女/背こぶの人
 (6)ラヴェル:5つのギリシャ民謡
 (7)グリーディ:カスティーリャの6つの歌
アメル・ブライム=ジェルール(Sop)
ニコラ・ジューヴ(Pf)
 何と魅力的。これはクラシック作曲家によるワールドミュージックだ!

 録音:2014年4月/サル・ジャン・ボヌフォン(サン=ジュニ=レ=ゾニエール)/24bit / 88.2kHz、62’ 50”

 1975 年アルジェリア生まれのソプラノ、アメル・ブライム=ジェルールによる魅力的なアルバムが登場します。アマジグ(ベルベル人)の血をひき、エコール・ノルマルとパリ音楽院で学びました。これまでワールド・ミュージック風なアルバムは出していましたが、本格的クラシックとしてはデビューとなります。
 太陽のような眩しい光にみち声量のある声質、ヴィブラートの多い妖艶な表現など、非常に魅力的で珍しいタイプの歌手。ヤーコプスやクリスティ、ルセがバロック・オペラに彼女を好んで起用し、近年知名度が高間あがっています。
 このアルバムは作曲家たちが民謡にインスパイアされて作った作品を集めています。シャンソンのように甘いアーン、スペイン好きが嵩じてスペイン音楽を作曲してしまった音楽学者コレ、これぞ決定盤かと思えるトリハダもののカントルーブ、いずれも失神しそうな美しさ。ブライム=ジェルール、人気者になりそうな逸材と申せましょう。





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