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フランス発、知られざる音源レーベル
Forgotten Records
その4 ~73アイテム
1CD-R\4200→\3790
2CD-R\7000→\5990



 埋もれた音源をCD-R復刻させているフランスのレーベル「Forgotten Records」。日本でも一部のCD-R製作レーベルががんばっているが、ここのラインナップも魅力的。知らない名前がガンガン出てくる。
 一般に馴染みの薄い、しかしマニアックな音源が中心なのがやはりフランス。価格はかなり高いが品質がよく、日本のマニアの受けもかなりいい。

 


<第78号 紹介アイテム>


fr 850
ピエール・バルビゼ(P)
 モーツァルト:ピアノ協奏曲集
  第21番 ハ長調 K. 467
  第22番 変ホ長調 K. 482
ピエール・バルビゼ(P)
Orchestre de Chambre
Recording date : 1961
Length : 00:58:55
Original edition : BAM LD 078
 シゲティとの共演盤でも知られるマルセイユ出身の名手ピエール・バルビゼ。ヴァイオリンのフェラスとのデュオが有名ですが、ソロおよび協奏曲の録音は極めて貴重です。1961年にフランスのBAM(Boite a Musique)レーベルに残された当盤は、華美さを排した明晰なタッチと、南仏出身らしい陽光を含んだ温かな歌心が横溢する絶品。殊に21番の第2楽章アンダンテにおける、過度なロマンティシズムに流されない澄み切った哀愁の表現はまさに真骨頂と言えます。
 

fr 851
オットー・アッカーマン指揮
 R.シュトラウス:
  交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」 op. 28*
    同「ドン・ファン」 op. 20
オットー・アッカーマン指揮*
フランクフルト放送響*
イグナス・ネウマルク指揮
Recording date : 1953
Length : 00:57:22
Original edition : Musical Masterpiece Society MMS 168 et 73
 1950年代のMMS(Musical Masterpiece Society)音源から、知られざる名匠二人の管弦楽録音を復刻。前半は EMIへのカラスとのオペラ録音で名高いアッカーマン指揮フランクフルト放送響による「ティル」。作品の狂言回し的なユーモアとシャープな合奏力が光ります。後半のイグナス・ネウマルク(オランダで活躍した指揮者)による「ドン・ファン」は、当時の米MMSらしい高密度のブラスと推進力あふれるドライブ感が圧巻。50年代録音ならではの骨太でダイナミックなシュトラウスが堪能できます。
 

fr 854
Eugene Reuchsel
ショパン:
 スケルツォ第2番 変ロ短調 op. 31
 マズルカ ニ長調 op. 33 n° 2
 子守歌 変ニ長調 op. 57
 ワルツ第6番変ニ長調 op. 64 n° 1
 ポロネーズ第6番 変イ長調 op. 53「英雄」
リスト:
 2つの伝説~第2曲「波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ」
 「ため息」
 ハンガリーのメロディ
 巡礼の年 第1年「スイス」~
  第2曲「ヴァレンシュタットの湖で」
 ハンガリー狂詩曲第11番 イ短調
Eugene Reuchsel
Recording date : 1955
Length : 00:46:05
Original edition : Philips A 77404 L
 オルガニスト・作曲家としても高名なウジェーヌ・ルーシュセル(1900~1991)が、1955年にフィリップスに残した貴重なピアノ・リサイタル。コルトーやロンの系譜を引く生粋のフランス・ピアニズムが炸裂する一枚です。ショパンのスケルツォ第2番や「英雄ポロネーズ」では、打鍵の明晰さと洒脱なルバートが絶妙な均衡を保ち、リストの「波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ」ではオルガニストらしい重厚なポリフォニー処理が見事。フランス系鍵盤ファン必聴の発掘音源です。
  

fr 852/3
(2CD-R)
\7000→\5990
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(チェンバロ)
 ラモー:クラヴサン曲集
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(チェンバロ)
Length : 02:18:13
Original edition : Westminster XWN 18125/7
 パイユ(パイヤール)室内管やポルタルとの共演でも知られるフランス・バロック鍵盤の重鎮、ロベール・ヴェイロン=ラクロワによる1956年ウェストミンスター原盤のラモー全集。モダン・チェンバロ(ノイペルト製等)を用いた力強い打弦とクッキリとした音調は、ピリオド楽器全盛の今日において逆に新鮮なインパクトを与えます。「めんどり」や「一つ目の巨人」などでの圧倒的な指回り、そしてフランス舞曲特有のエレガンスを完備した、録音史上に残る不朽の名盤です。
 

fr 857
ジャン・フランセ(指揮&P)
 フォーレ:ピアノ四重奏曲第2番 ト短調 op. 45*
  Recording date : 1951
 ジャン・フランセ: BEAのセレナード+
  Recording date : 1953
ジャン・フランセ(指揮&P)
パスキエ三重奏団*
パスキエ六重奏団+
Length : 00:48:13
Original edition : Ducretet-Thomson lp 8004 -Esoteric 518
 フランス20世紀音楽の至宝ジャン・フランセがピアニストとして参加した超重量級の室内楽録音。前半は名手パスキエ三重奏団と組んだフォーレの第2番(1951年デュクレテ・トムソン録音)。第2楽章スケルツォの眩いばかりのグラデーションと、長大な終楽章での張り詰めた緊張感は格別です。併録の自作「BEAのセレナード」(1953年エソテリック原盤)では、フランセならではのフレンチ・ウィットと洗練された諧虐味が横溢。室内楽ファン狂喜の組み合わせです。
  

fr 858
ヘンリ・ペンシス指揮
ラヴェル:序奏とアレグロ
ダマース:ハープと弦楽オーケストラのための協奏曲
 Harpe : Mireille Flour
ドナトーニ:
 2本のホルン、2本のトランペット、
  2本のトロンボーン、4つのティンパニと弦楽のための協奏曲
ヘンリ・ペンシス指揮
ルクセンブルク大放送響
Recording date : 1953
Length : 00:45:42
Original edition : Festival FLD 25
 ルクセンブルク放送管の黄金期を築いた創設指揮者ヘンリ・ペンシスによる、1953年フェスティバル(Festival)レーベルの激レア音源。名ハーピスト、ミレイユ・フルールを迎えたラヴェルとダマーズの協奏曲は、ラテン的で洗練された色彩感が美しく映えます。さらに注目は現代音楽の鬼才フランコ・ドナトーニの初期協奏曲。ブラスとティンパニが激しく交錯する新古典主義的アプローチを見事にコントロールしており、ペンシスの鋭い現代音楽適性を証明する貴重な記録です。
  

fr 861/2
(2CD-R)
\7000→\5990
アレクサンダー・ボロフスキー(P)
 J.S.バッハ:イギリス組曲 BWV 806-811
アレクサンダー・ボロフスキー(P)
Recording date : 1952
Length : 01:20:43
Original edition : Pathe Vox PL 7852
 ヴォルペ、ブゾーニ、シロティに師事し、1920~30年代のヨーロッパで「バッハ弾き」として一世を風靡したロシア出身の名手アレクサンダー・ボロフスキー(1889~1968)。彼が1952年に仏Pathe-Voxに残した「イギリス組曲」全曲録音です。重厚なドイツ流とは一線を画す、硬質で透明感のあるタッチ、ポリフォニーの明確な打ち出しは圧巻。グールド以前のモダン・ピアノによるバッハ演奏史を語る上で欠かすことのできない最重要ドキュメントです。
  

fr 863/4
(2CD-R)
\7000→\5990
パウル・ザッヒャ-指揮
 J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 BWV 1046-1051
パウル・ザッヒャ-指揮
Orchestre de Chambre de Bale
Recording date : 1954
Length : 01:46:53
Original edition : Philips S 06106/8 R
 20世紀音楽のパトロンとしても知られる名将パウル・ザッヒャーが、手塩にかけて育てたバーゼル室内管弦楽団と1954年にフィリップスへ録音した「ブランデンブルク」全曲。ピリオド演奏前夜の録音ですが、過度な重厚さを排除した小編成による引き締まったテンポ設定、対位法の見事な明晰さは現代の耳にも驚くほど鮮烈です。ニコレ、ブラウニングら著名ソリストも参加しており、気品と知的構築美が見事に結実した往年の名演です。
 

fr 865/6
(2CD-R)
\7000→\5990
シュナイダー弦楽四重奏団
 ハイドン:ロシア四重奏曲集
  第37番 ロ短調 op.33-1 Hob.III:37
  第38番 変ホ長調 op.33-2 Hob.III:38「冗談」
  第39番 ハ長調 op.33-3 Hob.III:39「鳥」
  第40番 変ロ長調 op.33-4 Hob.III:40
  第41番 ト長調 op.33-5 Hob.III:41
  第42番 ニ長調 op.33-6 Hob.III:42
シュナイダー弦楽四重奏団
Recording date : 1950
Length : 01:52:09
Original edition : Haydn Society HSQ 19/21
 1950年代にハイドン・ソサエティ(Haydn Society)レーベルへ膨大な録音を残したシュナイダー弦楽四重奏団による歴史的名盤。アレクサンダー・シュナイダー(ブダペスト四重奏団第2Vn)を中心に結成されたこの団体は、ハイドンの弦楽四重奏曲の魅力を世界に知らしめたパイオニアでした。「冗談」や「鳥」を含むop.33の6曲において、弦の温かな体温を感じさせる音色と、四者が対等に会話を交わす室内楽の理想郷がここに提示されています。
 

fr 867
ディーン・ディクソン指揮
 シューマン:
  交響曲第3番 変ホ長調 op. 97「ライン」
   同 第4番 ニ短調 op. 120
ディーン・ディクソン指揮
ウィーン国立歌劇場管
Recording date : 1954
Length : 00:59:15
Original edition : Westminster WL WL 5285
 アフリカ系アメリカ人指揮者の先駆者としてヨーロッパで正当な評価を確立したディーン・ディクソン(1915~1976)。彼が1954年にウェストミンスター(Westminster)へ録音したシューマンの交響曲2曲です。ウィーン国立歌劇場管弦楽団(ウィーン・フィルのメンバー主体の編成)の甘美なトーンを活かしつつも、奇をてらわない厳格なテンポとスコアの隅々まで解き明かす誠実なスコアリングが光ります。「ライン」の荘厳なポリフォニーは屈指の出来栄えです。
 

fr 868/9
(2CD-R)
\7000→\5990
ジャン=マックス・クレマン(Vc)
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
   BWV 1007-12
ジャン=マックス・クレマン(Vc)
Recording date : 1958
Length : 01:58:31
Original edition : L'Oseau-Lyre 50186/7
 フランス・チェロ界の隠れた巨匠ジャン=マックス・クレマンが1958年にオワゾリール(L'Oiseau-Lyre)に残した超幻の名盤。オリジナルLPは現在世界中のコレクター間で驚愕のプレミアム価格で取引される一枚です。カザルス流の情念とは対極にある、無駄なヴィブラートを排した端正な気品、そして豊かな倍音を伴った美しい音色は聴く者を惹きつけてやみません。フランス的洗練の極致と言えるバッハ無伴奏の至宝です。
 

fr 859
コンスタンティン・シルヴェストリ指揮
 エネスク:
  管楽十重奏曲 ニ長調 op. 14
  12の独奏楽器のための室内交響曲 op. 33
 コンスタンティネスク:ピアノ協奏曲* 
コンスタンティン・シルヴェストリ指揮*
フランス国立放送管*
ヴァレンティン・ゲオルギウ(P)* 
Recording date : 1958
Length : 01:07:54
Original edition : La Voix de Son Maitre FALP 508 et FBLP 1095
 ルーマニアの偉才コンスタンティン・シルヴェストリが1958年に仏HMVへ残したルーマニア作品集。エネスクの若き日の傑作《管楽十重奏曲》と、晩年の凝縮された書法を示す《室内交響曲》という、創作時期の大きく異なる二作品を収録しています。
 同郷の名手ヴァレンティン・ゲオルギウをソリストに迎えたコンスタンティネスクの協奏曲も、バルトークを思わせる強烈な変拍子と野性味が横溢する傑作です。
 

fr 860
ロベルト・ベンツィ指揮
 ハイドン:
  交響曲第55番 変ホ長調 Hob. I/55「校長先生」
  同第85番 変ロ長調 Hob. I/85「王妃」
 アンゲラー:おもちゃの交響曲
ロベルト・ベンツィ指揮
コンセール・ラムルー管
Recording date : 1962
Length : 00:50:29
Original edition : Philips 835117 AY
 神童指揮者として一世を風靡したロベルト・ベンツィが、30代手前の1962年にフィリップス(Hi-Fi Stereo)へ録音したハイドン・アルバム。コンセール・ラムルー管からフレンチ・オーケストラ特有の明るくしなやかな響きを引き出し、「校長先生」の木管の洒脱なやり取りや、「王妃」のエレガントな旋律美を際立たせています。当時「ハイドンの作」とされていた「おもちゃの交響曲」(アンゲラー作曲)も含め、古き良きパリのアンサンブルの洗練が味わえる好盤です。
 

fr 870
フレデリック・グリンキ(Vn)
 モーツァルト:
  ヴァイオリン・ソナタ第32番 変ロ長調 K. 454
   同第34番 イ長調 K. 526
フレデリック・グリンキ(Vn)
ケンダル・テイラー(P)
Recording date : 1953
Length : 00:40:54
Original edition : Decca LXT 2802
 ロイヤル・フィルのコンサートマスターも務めたロシア出身の英名手フレデリック・グリンキ(1906~1975)と、名伴奏者ケンダル・テイラーによる1953年英デッカ(Decca LXT)原盤。ボウイングのブレのなさ、気品あふれる美音、そしてモーツァルト晩年のソナタが持つ緊密な対話を見事に描き出しています。英デッカ初期のMONO録音ならではの、楽器の芯がはっきりと見える生々しいエンジニアリングも魅力の一言です。
 

fr 871
ジョセフ・フックス(Vn)&リリアン・フックス(Va)
モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K. 364
 Violin :ジョセフ・フックス
 Alto : リリアン・フックス
 The Zimbler Sinfonietta
  Recording date : 1951
モーツァルト:
 ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番 変ロ長調 K. 424
   Violin : ジョセフ・フックス
   Alto : リリアン・フックス
    Recording date : 1950
マルティヌー:ヴァイオリンとヴィオラのための3つのマドリガル
 Violin : ジョセフ・フックス
 Alto : リリアン・フックス
  Recording date : 1950
ヴォーン・ウィリアムズ:
 ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲「コンチェルト・アカデミコ」
  Violin : ジョセフ・フックス
  The Zimbler String Sinfonietta
   Recording date : 1952
ジョセフ・フックス(Vn)
リリアン・フックス(Va)
ジンブラー・シンフォニエッタ
ジンブラー・ストリング・シンフォニエッタ
Length : 01:19:42
Original edition : Decca DL 9596, DL 8510, DL 9625
 米Deccaが誇る黄金のデュオ、ジョセフ・フックス(Vn)とリリアン・フックス(Va)のフックス兄妹による珠玉の室内楽・協奏曲集(1950~52年録音)。息の合ったK.364の感動的な掛け合いはもちろん、彼らのために書かれたマルティヌーの「3つのマドリガル」における鮮烈なテクニックと民族的リズムは圧巻。さらにソリストとしてのジョセフが聴かせるヴォーン・ウィリアムズの協奏曲まで網羅した、室内楽ファン必携の高密度アルバムです。
 

fr 872
クリスチャン・フェラス(Vn)
 J.S.バッハ:
  ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV 1042*
   無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV 1005
クリスチャン・フェラス(Vn)
ジョン・ミンチントン指揮*
コレギウム・ムジクム・オブ・ロンドン*
Recording date : 1959
Length : 00:41:00
 カラヤンとの協奏曲録音等で一世を風靡する直前、26歳頃のクリスチャン・フェラス(1933~1982)が1959年に残した瑞々しいバッハ。ロンドンでの協奏曲録音(ジョン・ミンチントン指揮)では、高音域のシルクのような美音と溢れでる抒情性が横溢。一方の無伴奏ソナタ第3番(フーガを含む大作)では、若きフェラスの圧倒的な集中力と造形力が遺憾なく発揮されています。フェラスの絶頂期の輝きを捉えた名復刻です。
 

fr 874
ハインツ・レーフス(Br)
 シューベルト:歌曲集「冬の旅」 op. 89, D. 911
ハインツ・レーフス(Br)
エリック・ヴェルバ(P)
Recording date : 1956
Length : 01:17:11
Original edition : Westminster XWN 2228
 スイス出身の気品あるバス・バリトン、ハインツ・レーフス(1919~1988)が1956年にウェストミンスターに残した「冬の旅」。伴奏はドイツ歌曲の権威エリック・ヴェルバ。レーフスの歌唱は過度な演劇的ドラマティシズムを廃し、一語一語のドイツ語の発音を極めて丁寧に美しく紡ぎ出します。静けさの中に漂う孤独感と品格は、フィッシャー=ディスカウらの名盤とはまた異なる、いぶし銀の深い感動を約束してくれます。
 

fr 875
アンドレ・クリュイタンス指揮
 ムソルグスキー/ラヴェル編:
  組曲「展覧会の絵」*
   Recording date : 1958
 ムソルグスキー/R.コルサコフ編:
  交響詩「禿山の一夜」+
   Recording date : 1959
 ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」+
  Recording date : 1952
アンドレ・クリュイタンス指揮
パリ音楽院管*
フランス国立放送管+
Length : 01:12:40
Original edition : Columbia FCX 770 
 クリュイタンスの「展覧会の絵」といえばベルリン・フィルとのEMI盤が有名ですが、当盤は1958年にパリ音楽院管弦楽団と録音したColumbia原盤。フランス本国のオーケストラならではの色彩感豊かな木管と鮮烈なブラスが炸裂するスペクタクルな演奏です。併録の「禿山の一夜」および1952年録音の「ペトルーシュカ」(RTF管)も、フランス流のしなやかなリズムと色彩表現が完璧に融合した名演揃いです。
  

fr 873
アンドレ・クリュイタンス指揮
 シューマン:交響曲第4番 ニ短調 op. 120
  Recording date : 1950
 ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op. 98
  Recording date : 1959
アンドレ・クリュイタンス指揮
フランス国立放送管
Length : 01:03:49
Original edition : Columbia FC 1001 (Schumann)
 アンドレ・クリュイタンスとフランス国立放送管弦楽団(RTF)による、ドイツ・重厚主義とは一線を画す洗練されたシューマン&ブラームス。シューマン(1950年Columbia FC原盤)は初期MONO録音ながら、金管の立ち上がりと弦の透明感が素晴らしく、骨格のシームレスな繋がりを見事に描き出しています。1959年録音のブラームス第4番も、ラテン的な明晰さでスコアの対位法を鮮やかに浮き彫りにした、クリュイタンスならではの名演です。
 

fr 876
イヴリー・ギトリス(Vn)
 チャイコフスキー:
  ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op. 35*
   Recording date : 1961
 ベルク:ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」
  Recording date : 1959
イヴリー・ギトリス(Vn)
ディーン・ディクソン指揮*
フランス国立放送管*
アンドレ・ジョリヴェ指揮
フランス放送フィル
Length : 00:52:34
 鬼才イヴリー・ギトリスが1959~61年にフランス放送録音に残した強烈な2大協奏曲。ディーン・ディクソン指揮のチャイコフスキーでは、ギトリス特有の鋭角的なアタック、強靭なルバート、火花を散らすような情熱が炸裂。一方、作曲家ジョリヴェ指揮によるベルクの協奏曲(ある天使の思い出に)では、神秘的な美音と十二音技法の超絶的な処理が見事な緊張感を生み出しています。ギトリス・フリーク必聴の熱演です。
  

fr 878
ジョセ・ファルガロナ(P)
 アルベニス:イベリア、ナバラ
ジョセ・ファルガロナ(P)
Recording date : 1955
Length : 01:19:04
Original edition : Pathe-Vox PL 9212
 スペイン・バルセロナ出身の名手ジョセ・ファルガロナが1955年に仏Pathe-Voxに残したアルベニスの金字塔「イベリア」全12曲&ナバーラ。ラローチャらの演奏で親しまれるこの難曲において、ファルガロナはスペイン特有のフラメンコ的リズムとフレンチ・スタイルの透明な色彩感を完璧に両立させています。技巧の難易度を感じさせない洗練された音の配置、哀愁を帯びた夜想の表現など、隠れた名盤として高く評価されるべき一枚です。
  

fr 877
ポール・パレー指揮
 リムスキー=コルサコフ:
  交響曲第2番 op. 9「アンタール」
  序曲「ロシアの復活祭」 op. 36
  スペイン奇想曲 op. 34
ポール・パレー指揮
デトロイト響
Recording date : 1953
Length : 00:55:50
Original edition : Mercury MG-50028 et MG-50020
 ポール・パレーとデトロイト交響楽団による、伝説のマーキュリー(Mercury Living Presence)レーベル原盤(1953年録音)。名プロデューサー、ウィルマ・コザートらが捉えた超高音質マイク設定により、パレーの刃物のようにキレのある指揮とデトロイト響の圧倒的なブラス・セクションがダイレクトに迫ります。「アンタール」のエキゾチシズムと「スペイン奇想曲」の圧倒的な疾走感は、半世紀以上を経た今も色褪せません。
  

fr 879
パリキアン(Vn)&タリアフェロ(P)
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 op. 24「春」
  同 第9番 イ長調 op. 47「クロイツェル」
マヌーグ・パリキアン(Vn)
マグダ・タリアフェロ(P)
Recording date : 1960
Length : 00:57:08
Original edition : Guilde Internationale du Disque SMS 2222
 ギルド・アンテルナショナル・デュ・ディスク(Guilde Internationale du Disque)に残された超稀少音源。ロンドン生まれの名手マヌーグ・パリキアン(Vn)と、コルトーの弟子としてブラジル・フランスで絶対的評価を得た名ピアニスト、マグダ・タリアフェロによる1960年ステレオ録音です。タリアフェロの華やかで力強いピアノ・タッチに、パリキアンの品格あるヴァイオリンが完璧に応酬する「クロイツェル」は圧巻。室内楽の醍醐味を極めた名演です。
  

fr 881/2
(2CD-R)
\7000→\5990
シェーファー弦楽四重奏団
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集 op. 18より
  弦楽四重奏曲第1番~第4番
シェーファー弦楽四重奏団
Recording date : 1957
Length : 01:53:20
Original edition : Le Club Francais de Disque 200/1
 フランスの伝説的会員制レーベル「ル・クラブ・フランセ・デュ・ディスク(Le Club Francais du Disque)」に1957年に録音された、シェーファー弦楽四重奏団によるベートーヴェン。ドイツ的な厳めしさとは一線を画す、フランスの四重奏団ならではのしなやかなアンサンブル、明晰な声部の浮き彫り、そして美しいアーティキュレーションが際立ちます。古典派としてのベートーヴェンの均整美と若き情熱が爽やかに匂い立つ秀演です。
  

fr 883/4
(2CD-R)
\7000→\5990
エンドレス弦楽四重奏団
 シューベルト:弦楽四重奏曲集
  第1番 変ロ長調 D. 18
  第2番 ハ長調 D. 32
  第3番 変ロ長調 D. 36
  第4番 ハ長調 D. 46
  第5番 変ロ長調 D. 68
  第6番 ニ長調 D. 74
  第10番 変ホ長調 D. 87
  第7番 ニ長調 D. 94
エンドレス弦楽四重奏団
Recording date : 1957
Length : 02:29:49
Original edition : Vox VBX 4, 5 & 6
 1957年にVox(VBX)レーベルのボックスセットとして発売された、エンドレス弦楽四重奏団によるシューベルト初期四重奏曲集。シューベルトが10代前半から半ばにかけて家族や友人と演奏するために書いた鮮烈で甘美な楽曲群(D.18からD.94まで)を網羅。エンドレス四重奏団の誠実で温もりのあるトーンは、若きシューベルトの瑞々しい抒情と、ふとした瞬間に覗かせる陰影を見事に捉えています。シューベルト・ファン必聴の貴重な全集録音です。
  

fr 880
ルドルフ・モラルト指揮
 モーツァルト:
  序曲集&「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」
   「イドメネオ」序曲、「後宮からの逃走」序曲、
   「フィガロの結婚」序曲、「ドン・ジョヴァンニ」序曲
   「コジ・ファン・トゥッテ」序曲、「魔笛」序曲、
   「ティート帝の慈悲」序曲
  セレナード第13番 ト長調 K. 525
   「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」
ルドルフ・モラルト指揮
ウィーン響
Recording date : 1953 *、1954
Length : 00:57:08
Original edition : Philips A 00780R et S 06181 R
 ウィーン国立歌劇場の指揮者としてオペラ叩き上げの真価を発揮したルドルフ・モラルト。ウィーン響を伸びやかに鳴らした1950年代初頭のフィリップス原盤です。過度な重厚さに流されず、劇性の高まりと甘美な抒情を両立させたモーツァルトは、まさに往年のウィーン伝統そのもの。





fr 838/9
(2CD-R)
\7000→\5990
ヴィルヘルム・シュヒター指揮
J.S.バッハ:
 ブランデンブルク協奏曲(全曲)
   BWV 1046-1051
 管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV 1068
ヴィルヘルム・シュヒター指揮
ハンブルク室内管(北西ドイツ放送)
Recording date : 1955
Length : 02:05:03
Original edition : Pathe DTX 165/6 - Columbia FC 1055
 NHK交響楽団の常任指揮者としても日本のファンに馴染み深いヴィルヘルム・シュヒター。1950年代半ばに北西ドイツ放送(ハンブルク)の室内管と残した貴重な仏パテ/コロンビア原盤です。モダン・オーケストラによる重厚かつ堂々たる足取りでありながら、各パートの対位法を鮮明に浮き彫りにする精緻な統率力が光ります。
 

fr 840
カール・リステンパルト指揮
ハイドン:
 オルガンと管弦楽のための協奏曲 ハ長調 Hob. XVIII/1
 協奏交響曲 変ロ長調 Hob. I/105
  Violin : Georg-Friedrich Hendel
  Cello : Betty Hindrichs
  Hautbois : Helmut Winshermann
  Basson : Jacques Haultier
 ノットゥルノ 第2番 ヘ長調 Hob. II/26
 同 第6番 ト長調 Hob. II/30
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管
Recording date : 1961 ステレオ
Length : 00:57:50
Original edition : Le Club Francais du Disque CFD 278
 フランスの仏ディスク大賞を総なめにしたカール・リステンパルトとザール室内管の名コンビ。名手ヘンデルやウィンシャーマンらを擁した協奏交響曲をはじめ、1961年ステレオ録音ならではの透明感あふれる響きと端正なアンサンブルが堪能できます。ピリオド奏法以前の、気品と温もりに満ちたハイドン演奏の決定版です。
 

fr 841
エルネスト・ブール指揮
ストラヴィンスキー:「ダンバートン・オークス」*
  Recording date : 1956
同:協奏曲 変ホ長調*
  Recording date : 1956
ルーセル:組曲 ヘ長調 op. 33+
  Recording date : 1951
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」組曲第2番+
 Recording date : 1953
エルネスト・ブール指揮
ストラスブール室内管*
フランス国立放送管+
Original edition : Ducretet-Thomson 270 C 129
 現代音楽の巨匠エルネスト・ブールが1950年代にデュクレテ・トムソンに残したフランス近代・新古典派の傑作選。ストラスブール室内管とのストラヴィンスキーで見せる razor-sharp(カミソリのような)切れ味と、フランス国立放送管とのラヴェルにおけるエスプリあふれる色彩感の対比が見事です。
 

fr 842
ヴィエルヌ:
 チェロ・ソナタ ロ短調 op. 27
  ジャン・ドワイヤン(P)
  Genevieve Martinet(Vc)
   Recording date : 1959
同:
 歌とオルガンのための「アンジェラスの鐘」 op. 57
  エレーヌ・ブヴィエル(Ms)
  モーリス・デュルフレ(オルガン)
   Recording date : 1959
クレアモン:
 ヴァイオリン、チェロとハープのための三重奏曲
  ジュール・ルメール(Vc)
  ローラン・シャルミー(Vn)
  リリー・ラスキーヌ(ハープ)
   Recording date : 1957
Length : 00:48:33
Original edition : Odeon ODX 176 et Pathe 45 ED 85
 フランクの弟子でありノートルダム大聖堂のオルガニストを務めたヴィエルヌの隠れた名作集。ジャン・ドワイヤンが繊細なタッチで紡ぐチェロ・ソナタ、そして巨匠モーリス・デュルフレ自らがパイプオルガンを奏でる「アンジェラスの鐘」など、フランス音楽史の真髄を伝えるオデオン/パテの超貴重音源です。
 

fr 843
カレル・アンチェル指揮
ドヴォルザーク:
 交響曲第9番 op. 95「新世界より」
 スラヴ舞曲集 op. 46~
  第1~4、8番
スメタナ:モルダウ
カレル・アンチェル指揮
ウィーン響
Recording date : 1958
Length : 01:12:24
Original edition : Fontana 697 005 et 695 012
 チェコ・フィルの黄金期を築いたカレル・アンチェルが、1958年にウィーン響を振ってフォンタナに残したセッション録音。手兵との録音とは一味違う、ウィーン響ならではのしなやかで柔らかい弦の響きを生かしつつ、アンチェル特有の緊迫感ある造形美と郷愁を滲ませた「新世界より」です。
 

fr 844
カール・シューリヒト指揮
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op. 98
 Recording date : 1959
同:悲劇的序曲 op. 81
 Recording date : 1955
ワーグナー:前奏曲とイゾルデの愛の死
 Recording date : 1957
カール・シューリヒト指揮
フランス国立放送管
Length : 01:08:59
 カール・シューリヒトがフランス国立放送管(RTF)を振った1950年代のブラームス&ワーグナー。ドイツの厳格な造形美と、フランスのオーケストラ特有の透明感のある管弦楽の色彩が奇跡的な融合を見せています。無駄な脂肪を削ぎ落としたタイトなテンポから立ち昇る凄まじい緊張感に圧倒されます。
 

fr 845
ルドルフ・ケッケルト(Vn)
ベートーヴェン:
 ロマンス 第1番 ト長調 op. 40
 ロマンス 第2番 ヘ長調 op. 50
  ルドルフ・ケッケルト(Vn)
  バンベルク響
  フェルディナント・ライトナー指揮
    Recording date : 1953
シュポア:
 ヴァイオリン協奏曲第8番 イ短調 op. 48
  ルドルフ・ケッケルト(Vn)
  バイエルン放送響
  フリッツ・レーマン指揮
   Recording date : 1954
シューベルト:
 ピアノ五重奏曲 イ長調, op. 114 D. 667「ます」
  ケッケルト四重奏団
  アドリアン・エッシュバッハー(P)
   Recording date : 1952
Length : 01:11:18
Original edition : Deutsche Grammophon 19012 et 18072
 ケッケルト四重奏団の主宰者として室内楽史に名を残す名ヴァイオリニスト、ルドルフ・ケッケルト。ライトナー指揮バンベルク響とのベートーヴェンで見せる端正な気品、レーマン指揮バイエルン放送響とのシュポアで見せる雄弁な技巧、そしてエッシュバッハーとの「ます」まで、ドイツDG黄金期の独奏・室内楽の技を凝縮した一枚です。
 

fr 846
ジャン・フルネ指揮
ビゼー:
 「カルメン」組曲 第1番
  Recording date : 1953
 「アルルの女」組曲第1番、同第2番
  flute : Fernand Caratge
   Recording date : 1953
 序曲「祖国」
  Recording date : 1953
 小組曲「子どもの遊び」
  Recording date : 1955
ジャン・フルネ指揮
コンセール・ラムルー管
Length : 01:10:20
Original edition : Philips S 06021 R, S 06089 R, S 06110 R
 日本でも絶大な人気を誇った名将ジャン・フルネが1950年代前半にフィリップスへ録音したビゼーの名作集。「カルメン」「アルルの女」はもちろん、隠れた名曲「祖国」や「子どもの遊び」まで、コンセール・ラムルー管の明快な木管と洒脱なリズムを最大限に引き出した、フランス風雅の極みと言うべき名演です。
 

fr 847
カール・シューリヒト指揮
ハイドン:
 交響曲第104番 ニ長調  Hob. I/104 「ロンドン」
ベートーヴェン:
 交響曲第3番 変ホ長調 op. 55「英雄」
カール・シューリヒト指揮
フランス国立放送管
Length : 01:13:45 Recording date : 1955
 シューリヒトとフランス国立放送管による1955年のスタジオ録音。一分の隙もない骨太な構造感を持ちながら、重苦しさを一切感じさせない異次元の推進力を誇ります。「英雄」における切迫感あふれる展開と、「ロンドン」で見せる明朗な古典美は、シューリヒトの全録音の中でも屈指の集中力を誇ります。
 

fr 849
フランク:ピアノと管弦楽のための交響変奏曲*
 フィルハモニア管
 ジョージ・ウェルドン指揮
  Recording date : 1949
ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲
 New York Philharmonic
 シャルル・ミュンシュ指揮
  Recording date : 1948
シュミット:
 4手ピアノのための「眠りの精」 op. 58
 2台ピアノのための3つのラプソディ op. 53
  ロベール・カサドシュ(P)
  ギャビー・カサドシュ(P)
   Recording date : 1956
Length : 01:16:22
Original edition : Columbia CX 1118 - Columbia (US) ML 5259
 ロベール&ギャビーのカサドシュ夫妻を中心に配した名企劃。ウェルドン指揮フィルハモニア管とのフランク、ミュンシュ&ニューヨーク・フィルとのダンディ(山人の歌)という豪華協奏曲に加え、カサドシュ夫妻によるフローラン・シュミットの2台ピアノ作品を網羅。コロンビア原盤の華麗なるフランス・ピアノ協奏曲の系譜です。

fr 826
ウィエネ:
 舞踏組曲第1番、同第2番
ドラノワ:舞踏組曲「青春」
モーリス・エウィット指揮
エウィット管
Recording date : 1953
Length : 00:58:13
Original edition : Les Discophiles Francais SD 2 et 3
 20世紀前半のフランスで活躍したジャン・ウィエネとマルセル・ドラノワ。両者の洒脱でジャズのニュアンスすら漂う舞踏作品を、名ヴァイオリニストでもあるモーリス・エウィット率いる合奏団が完璧に再現。「Les Discophiles Francais」原盤ならではの粋で洗練されたアンサンブルが弾ける、ファン感涙の逸品です。
 

fr 827
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 op. 53*
 Recording date : 1954
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
 Recording date : 1953
トーマス・マジャール(Vn)
ヴィルヘルム・ロイブナー指揮*
ルドルフ・モラルト指揮
ウィーン響
Length : 01:06:44
Original edition : Philips A 00751 R et A 00684 R
 ハンガリー出身の隠れた名手トーマス・マジャールが1950年代にフィリップスに残した協奏曲集。ロイブナー指揮ウィーン響とのドヴォルザークで見せる濃密な歌心と抒情性、そしてモラルト指揮ウィーン響とのハチャトゥリアンで見せる鮮烈な技巧とエキゾチシズム。知られざるヴァイオリン名盤の発掘です。
 

fr 829
ヤンソンス:
 チェロ協奏曲 ニ長調*
  Recording date : 1960
ドビュッシー:(Vc)・ソナタ ニ短調+
  Recording date : 1962
パスカル:
 チェロ協奏曲 (1959) (Concert de creation)**
  Recording date : 1960
アンドレ・ナヴァラ(Vc)
アンドレ・アムリエ指揮*
ニース・国際アカデミー管*
ジャン・ドワイヤン(P)+
ポール・パレー指揮**
Length : 00:56:53
20世紀フランスを代表する巨匠アンドレ・ナヴァラの多彩な芸術を伝える一枚。ヤンソンスとパスカルの協奏曲に、ジャン・ドワイヤンとのドビュッシーのソナタを組み合わせ、協奏曲と室内楽の双方でナヴァラの鋼のような力強い美音が冴え渡ります。
 

fr 830
ショパン・リサイタル
 幻想即興曲 嬰 ハ短調 op. 66
 幻想ポロネーズ 変イ長調 op. 61
 ワルツ 嬰ハ短調 op. 64 n° 2
 ワルツ 変ト長調 op. 70 n° 1
 ワルツ ホ短調 op. post.
 バラード 第1番 ト短調 op. 23
 子守歌 変ニ長調 op. 57
 タランテラ 変イ長調 op. 43
 夜想曲 嬰ハ短調, op. 27 n° 1
 夜想曲 変ニ長調 op. 27 n° 2
ティエリ・ド・ブリュンホフ(P)
Recording date : 1961
Length : 00:53:01
Original edition : Vega C 30 A 308
 コルトーの愛弟子であり、若くして修道院に入り演奏活動から退いた伝説のピアニスト、ティエリ・ド・ブリュンホフ。1961年に仏ヴェガ(Vega)に残した貴重なショパン・アルバムです。師譲りの自由で詩的なルバートと、静謐なルルドの風を思わせる高潔な美音が心に深く沁み入ります。
 

fr 831
モーツァルト:
 フルート協奏曲第2番
 ホルン協奏曲第4番
 クラリネット協奏曲
オーレル・ニコレ(フルート)
ヘンリー・スヴォボダ指揮
オットー・アッカーマン指揮
ワルター・ゲール指揮
Length : 01:01:26
Original edition : Musical Masterpiece Society MMS 87 et 2003
 若き日のオーレル・ニコレのフルートをはじめ、1950年代にMMS(ミュージカル・マスターピース・ソサエティ)レーベルへ録音された管楽器協奏曲の名盤集。アッカーマンやゲールら、当時のヨーロッパの一流指揮者が付ける伴奏は実に味わい深く、素朴で格調高いモーツァルトの魅力を伝えてくれます。
 

fr 828
ストラヴィンスキー:
 小管弦楽のための組曲第1番 (1925)
   Recording date : 1951
 小管弦楽のための組曲第2番 (1915-1921)
   Recording date : 1951
 管楽八重奏曲 (1923)*
  Recording date : 1951
 兵士の物語+
  Recording date : 1950
フェルナン・ウーブラドゥ指揮
レ・コンセール・ド・シャンブル
La Societe des Instruments a Vent*
Basson : Paul Hongne+
Contrabass : Alphonse Joseph+
Percussion : Felix Passerone+
Violin : Georges Ales+
Clarinet : Ulysse Delecluse+
Trombone : Andre Lafosse+
Trompette : Raymond Sabarich+
Contrabass : Delmas Boussagol+
Length : 00:52:20
Original edition : Pathe 1002
 パリ音楽院の名ファゴット奏者・指揮者フェルナン・ウーブラドゥ率いる名手集団の録音。ポール・ホンヌ(Fg)やユリス・デクレルーズ(Cl)らフランス木管界のレジェンドが集結した「兵士の物語」や「管楽八重奏曲」は、シャープなリズムと乾いた音色が絶品。フランスにおけるストラヴィンスキー受容の最高峰を示す歴史的記録です。
 

fr 23C
《新録音シリーズ》
マルタン:ピアノ作品集
 前奏曲集
 月の光
 Esquisse
 リズムの練習曲
 ギター
 フラメンコリズムによる幻想曲
ジャン=レオン・コーエン(P)
Recording date : 2013
Length : 00:45:40
 Forgotten Recordsが誇る現代の新録音シリーズ。20世紀スイスの知性派作曲家フランク・マルタンのピアノ独奏曲を網羅。ジャン=レオン・コーエンの明晰でニュアンス豊かなタッチが、マルタン独自の十二音技法を応用した美しい和声と複雑なリズムの魅力を鮮やかに解き明かします(2013年デジタル録音)。
 

fr 834
リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調
 Recording date : 1953
リスト:ピアノ協奏曲第2番 イ長調
 Recording date : 1953
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op. 18
 Recording date : 1954
アンドール・フォルデス(P)
レオポルド・ルートヴィヒ指揮
ベルリン・フィル
Length : 01:07:48
Original edition : Deutsche Grammophon 18133 et 18190
 バルトーク演奏の名手としても知られるハンガリーの巨匠アンドール・フォルデスが、1950年代前半にDGに残した名盤。レオポルド・ルートヴィヒ指揮ベルリン・フィルという重厚なバックを得て、一音一音が結晶のように鋭く響く圧巻のリストと、硬派で力強い推進力に満ちたラフマニノフを展開します。
 

fr 835
ヴラド・ぺルルミュウテル/ショパン・リサイタル
 幻想曲 ヘ短調 op. 49
 タランテラ 変イ長調 op. 43
 スケルツォ 変ロ短調 op. 31
 舟歌 嬰ヘ短調 op. 60
 子守歌 変ニ長調op. 57
 練習曲 ハ短調 op. 10 n° 12「革命」
 バラード ヘ長調 op. 38
ヴラド・ぺルルミュウテル(P)
Recording date : 1961
Length : 00:48:29
Original edition : Musical Masterpiece Society MMS 2223
 ラヴェルやショパンの演奏において至高の権威と称されたペルルミュテールが、1961年にMMSに残したショパン。派手なパフォーマンスを排し、作品の骨格と詩情を解き明かすような思索的なアプローチは見事の一言。フランス派ショパン演奏の極致として、ピアノ・ファン絶対に聴くべき名盤です。
 

fr 836/7
(2CD-R)
\7000→\5990.
J.S.バッハ:
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ
  BWV 1001-1006
ジョルジェ・エネスク(Vn)
Recording date : 1949
Length : 02:10:05
Original edition : Continental CLP 104-106
 20世紀の音楽界に巨星として聳え立つジョルジェ・エネスクが、晩年の1949年に米コンチネンタルに残した奇跡の全曲録音。技術的な傷を超越した圧倒的な精神性と、まるで祈りのように紡がれる自由なフレーシング。すべてのバッハ聴きにとって究極の聖典と言うべき超弩級の歴史的遺産です。

fr 803
フォーレ:チェロ・ソナタ第1番 ニ短調 op. 109
 Recording date : 1954
フォーレ:チェロ・ソナタ第2番 ト短調 op. 117
 Recording date : 1954
ヒンデミット:チェロ・ソナタ第1番 op. 11, n° 3
 Recording date : 1956
ギー・ファロ(Vc)
モニク・ファロ(P)
Length : 00:57:23
Original edition : Ducretet-Thomson 270 C 025 et 270 C 024
 仏デュクレテ・トムソンにひっそりと残されたファロ兄妹(チェロ:ギー、ピアノ:モニク)による室内楽の名盤。フォーレ晩年の洗練されたチェロ・ソナタ2曲で見せる高雅な歌い回しと、ヒンデミットで見せる引き締まった新古典派の造形。フランス室内楽黄金期の洗練された響きが詰まっています。
 

fr 804
フランク:交響曲 ニ短調
 パリ・フィルハーモニー協会管
  Recording date : 1951
ドビュッシー:交響詩「海」
 チェコ・フィル
  Recording date : 1950
ドビュッシー:夜想曲~「雲」、「祭」
 チェコ・フィル
  Recording date : 1950
ロジェ・デゾミエール指揮
Length : 01:13:14
Original edition : Le Chant du Monde LDX 8027 -Supraphon LPM 14
 病に倒れる直前、天才ロジェ・デゾミエールが遺した至高のフランス音楽集。パリ・フィルとのフランクで見せる構造美と濃密な情感、そしてチェコ・フィルを指揮した1950年スプラフォン原盤の「海」「夜想曲」で見せる奇跡的な色彩と繊細なニュアンス。伝説の名将の凄みがダイレクトに伝わります。
 

fr 805
モーツァルト:
 ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K. 216
 同 第4番 ニ長調 K. 218
ジェラール・プーレ(Vn)
ガストン・プーレ指揮
オーストリア響
Recording date : 1952 Length : 00:50:19
Original edition : Remington R-199-131 et R-199-125
 ドビュッシーのソナタを初演した名指揮者ガストン・プーレが、当時14歳だった愛息ジェラール・プーレ(現・重鎮ヴァイオリニスト)を指揮して米レミントンに残した伝説の1952年録音。天才少年の瑞々しく透明感あふれる美音と、父の愛に満ちた格調高いサポートが胸を打つ名演です。
  

fr 808
ブラームス:
 ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 op. 100
 ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 op. 108
  レオン・ポマーズ(P)
  Recording date : 1956
ブラームス:ハンガリー舞曲集より
  第1番、第5番、第6番、第7番、第8番、第17番
   アルトゥール・バルサム(P)
    Recording date : 1945
エリカ・モリーニ(Vn)
Length : 00:56:47
Original edition : Westminster XWN18592 - RCA CAL 207
 ハイドシックやフリスチーら巨匠たちから愛された大ヴァイオリニスト、エリカ・モリーニ。ウエストミンスター原盤のポマーズとのブラームス・ソナタは、凛とした芯のある気品と情熱的な美音が交錯する至高の演奏。バルサムとのRCA原盤「ハンガリー舞曲集」の洒脱なルバートも聴きものです。
  

fr 809
ミヨー:
 ヴァイオリン・ソナタ第2番 op. 40
  ロベルト・ソエタンス(Vn)
  スザンヌ・ロチェ(P)
   Recording date : 1953
 ヴァイオリンと室内オーケストラのための春のコンチェルティーノ
  シモン・ゴールドベルク(Vn)
  コンセール・ラムルー・ソリステ・アンサンブル
  ダリウス・ミヨー指揮
   Recording date : 1958
 ヴィオラと9つの楽器のための夏のコンチェルティーノ
  エルンスト・ウォルフィッシュ(Va)
  コンセール・ラムルー・ソリステ・アンサンブル
  ダリウス・ミヨー指揮
   Recording date : 1958
 2台のピアノと8つの楽器のための秋のコンチェルティーノ
  ジュネヴィエヴ・ジョイ(P)
  ジャクリーヌ・ボノー(P)
  コンセール・ラムルー・ソリステ・アンサンブル
  ダリウス・ミヨー指揮
   Recording date : 1958
 トロンボーンと弦楽オーケストラのための冬のコンチェルティーノ
  モーリス・スザン(トロンボーン)
  コンセール・ラムルー・ソリステ・アンサンブル
  ダリウス・ミヨー指揮
   Recording date : 1958
Length : 00:59:26
Original edition : Ducretet-Thomson LP 8239 - Philips 835499 AY
 ダリウス・ミヨーが自作の「四季のコンチェルティーノ」を指揮した1958年のフィリップス名盤。シモン・ゴールドベルク(春)、ウォルフィッシュ(夏)、ジョイ&ボノー(秋)ら豪華独奏陣が集結。デュクレテ・トムソンのソエタンスによる第2ソナタも併録した、ミヨー室内楽の資料的・音楽的決定盤です。
 

fr 653
モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K. 466
 同第23番 イ長調  K. 488
モニク・ド・ラ・ブルショルリ(P)
ハインリヒ・ホルライザー指揮
ウィーン・プロ・ムジカ管
Recording date : 1955 Length : 00:56:22
Original edition : Pantheon XPV 1005 et XPV 1016
 車両事故により演奏家生命を絶たれた悲劇の天才女性ピアニスト、モニク・ド・ラ・ブルショルリ。1955年にウィーン・プロ・ムジカ管(ウィーン交響楽団の別称)とパンテオンに残したモーツァルトです。鋭い知性と激しい情熱が交錯するニ短調(K.466)の凄絶なアプローチは息をのむ美しさです。
 

fr 810
ドビュッシー:
 交響詩「海」
 3つの夜想曲~「祭」
 管弦楽のための映像~「イベリア」
ピエール・デルヴォー指揮
コンセール・コロンヌ協会管
Recording date : 1961 Length : 00:50:42
Original edition : Command Classics CC 33 11008 SD
 パリ・オペラ座の巨匠ピエール・デルヴォーが1961年に米Command Classicsに残した高音質ステレオ録音。「海」「イベリア」「祭」という彩り豊かな作品を、シャープな輪郭とフランス特有の明るい色彩感で描き出します。コンセール・コロンヌ管の伝統の木管・金管の響きが炸裂する快作です。
 

fr 812
ブラームス:
 チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 op. 38
 同 第2番 ヘ長調 op. 99
ティボル・デ・マヒュラ(Vc)
ティモ・ミッキラ(P)
Recording date : 1954 Length : 00:54:27
Original edition : Philips A 00231 L
 コンセルトヘボウ管弦楽団の伝説的首席チェリストであり、独奏者としても活躍したティボル・デ・マヒュラが1954年にフィリップスに残した全集。重厚で温かみのあるチェロの音色と、一切の誇張を排した誠実なアプローチにより、ブラームスのソナタが持つ渋い情感と構造美を見事に表出しています。
 

fr 813
モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K. 466
 同 第23番 イ長調 K. 488
フィリップ・アントルモン(P)
ジャン・アントルモン指揮
フランクフルト響
Recording date : 1958 Length : 00:54:02
Original edition : Musical Masterpiece Society MMS 2149
 弱冠20代前半のフィリップ・アントルモンが、指揮者である父ジャン・アントルモン指揮フランクフルト響と共演した1958年MMS原盤。若きアントルモンの華やかで清新なタッチと、父子の気心の知れた親密なアプローチが横溢する、爽やかで微笑ましいモーツァルトです。
 

fr 814
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調「悲愴」
 Recording date : 1947
グリンカ:ワルツ=幻想曲
 Recording date : 1948
ニコライ・マルコ指揮
フィルハモニア管
Length : 00:52:33
Original edition : RCA LBC 1002 et 1021
 ムラヴィンスキーの師でありロシア名指揮者の重鎮ニコライ・マルコが、戦後間もない1947年にフィルハモニア管と録音した「悲愴」。過度な感傷を排し、引き締まったテンポと骨太な造形で悲劇性を浮き彫りにする名演です。SP末期の音源ながらダイナミックな鳴りっぷりが見事です。
 

fr 815
モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K. 271「ジュノーム」
  Recording date : 1955
 同 第20番 ニ短調 K. 466
  Recording date : 1954
リリー・クラウス(P)
ヴィリー・ボスコフスキー指揮
ウィーン・コンツェルトハウス室内管
Length : 01:01:46
Original edition : Les Discophiles Francais DF 176
 モーツァルト演奏の権威リリー・クラウスが、ボスコフスキー指揮ウィーン・コンツェルトハウス室内管と1950年代半ばに「Les Discophiles Francais」に残した極上音源。クラウスの瑞々しく弾むピアノと、ボスコフスキー率いるウィーンの名手たちが醸し出す極上のウインナ・モーツァルトが溶け合います。
 

fr806/7
(2CD-R)
\7000→\5990
ハイドン:弦楽四重奏曲集 op. 17 Hob. III/25-30
 Recording date : 1950
シュナイダー・クヮルテット
Length : 01:54:28
Original edition : Haydn Society HSQ 13, 14, 15
 ブダペスト四重奏団の第2ヴァイオリン奏者アレクサンダー・シュナイダーが結成した伝説のカルテット。1950年代に米ハイドン協会へ録音した歴史的全集プロジェクトの一環です。弦楽器の素朴で温かな質感を生かし、ハイドンにおける室内楽の対話の楽しさを余すところなく伝えてくれます。
 

fr 817
スカンジナヴィアの交響的作品集
 ハルヴォルセン:ボヤールの入場 (1895)
 グリーグ:
  通りゆく婚礼の行列(人々の生活の情景より) (1902)
 ニールセン:歌劇「仮面舞踏会」~雄鶏の踊り(1906)
 グリーグ:抒情組曲 op. 54 ~夜想曲
 スヴェンセン:祝祭ポロネーズ op. 12 (1873)
 ニールセン:小組曲 op. 1~インテルメッツォ(1888)
 アルヴェーン:夏至の徹夜祭(スウェーデン狂詩曲第1番 op. 19) (1903)
 ニールセン:歌劇「仮面舞踏会」~序曲 (1906)
 グリーグ:交響的舞曲第4番 op. 64
 ブル:セーテルの娘の日曜日 (1872)
オイヴィン・フィエルスタート指揮
ウィーン響
Recording date : 1958 Length : 01:00:44
Original edition : Philips S 04045 L
 ノルウェーの名指揮者オイヴィン・フィエルスタートが1958年にウィーン響を振ってフィリップスに録音した北欧名曲集。グリーグ、ニールセン、アルヴェーンなどの名品を、ウィーン響の上質な響きを用いて描いた隠れた名盤。北欧の澄んだ空気感と素朴な抒情が溢れ出ます。
 

fr 816
J.S.バッハ:
 3台のチェンバロと管弦楽のための協奏曲 ハ長調 BWV 1064
J.S.バッハ:
 4台のチェンバロと管弦楽のための協奏曲 イ短調 BWV 1065
  (原曲:ヴィヴァルディ)
ヴィヴァルディ/ダート:
 4台のチェンバロと管弦楽のための協奏曲 ニ短調 op. 3 n° 11, RV. 565
マルコム:モーツァルトの主題による4台のチェンバロのための変奏曲
ジョージ・マルコム(チェンバロ)
アイリーン・ジョイス(チェンバロ)
サーストン・ダート(チェンバロ)
デニス・ヴォーン(通奏低音・チェンバロ)
プロ・アルテ管
ボリス・オード指揮
Recording date : 1956 Length : 00:46:04
Original edition : His Master's Voice CLP 1120
 ジョージ・マルコム、アイリーン・ジョイス、サーストン・ダート、デニス・ヴォーンという英国古楽・鍵盤界のレジェンド4人が豪華共演した1956年HMV名盤。ボリス・オード指揮プロ・アルテ管とともに、チェンバロ4台が洗練された対位法を繰り広げる、絢爛豪華で華麗なバッハ&ヴィヴァルディです。
 

fr 818
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 op. 22
 ロンドン響
 アレック・シャーマン指揮
フォーレ:バラード 嬰ヘ長調 op. 19(ピアノと管弦楽のための)
 ロンドン響
 アレック・シャーマン指揮
フランソワ・クープラン:
 花傘、またはやさしいナネット、
 修道女モニク、
 だぶだぶの田舎帽子(ひるがえる婦人帽の後飾り)
ジーナ・バッカウアー(P)
Recording date : 1955 Length : 00:46:40
Original edition : His Master's Voice CLP 1089
 コルトーから薫陶を受けたギリシャの大ピアニスト、ジーナ・バッカウアーの1955年HMV原盤。シャーマン指揮ロンドン響とのサン=サーンスやフォーレで見せる雄大でスケールの大きい技巧と、クープランで見せる繊細な色彩感の対比が鮮やか。彼女の圧倒的な存在感を示す一枚です。
 

fr 821/2
(2CD-R)
\7000→\5990
ヘンデル:
 6つのオルガン協奏曲集 op. 4, n° 1 a 6,
 6つのオルガン協奏曲集 op. 7, n° 1 a 6
マリ=クレール・アラン(Org)
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管
Recording date : 1956 Length : 02:20:12
Original edition : Les Discophiles Francais DF 204/6
 オルガンの女王マリ=クレール・アランが、20代の1956年にリステンパルト&ザール室内管と録音した「Les Discophiles Francais」の至宝。モダン・オルガンと小編成オーケストラが織りなす明晰で気品あふれるアンサンブルは、古楽器時代以前のヘンデル演奏のひとつの到達点を示しています。
 

fr 820
R.シュトラウス:
 アルプス交響曲 op. 64
ジョルジュ・セバスティアン指揮
フランス放送フィル
交響詩「ドン・ファン」 op. 20 パウル・クレツキ指揮
フランス国立放送管
Recording date : 1961 Length : 01:04:26
 パリ・オペラ座で活躍したジョルジュ・セバスティアン指揮フランス放送フィルによる1961年の「アルプス交響曲」。フランスのオーケストラから重厚かつ豊かな色彩を引き出した豪快な名演です。パウル・クレツキ指揮フランス国立放送管の鋭烈な「ドン・ファン」をカップリングしたForgottenならではの掘り出し物。
 

fr 819
デュティユー:ピアノ・ソナタ (1947)
 ジュネヴィエヴ・ジョイ(P)
オアナ:単旋律形式のソナチネ (1944)
 ジュネヴィエヴ・ジョイ(P)
オアナ:カプリチョス (1944-45)
 モーリス・オアナ(P)
Recording date : 1958 Length : 00:42:58
Original edition : BAM LD 020
 20世紀フランス音楽史の超重要ドキュメント。デュティユーの傑作ピアノ・ソナタを、作曲者の妻であり初演者でもあるジュヌヴィエーヴ・ジョワのピアノで収録(BAM原盤)。さらにモーリス・オアナ自らがピアノを奏でる自作自演を含む、戦後フランス現代ピアノ音楽の核心に触れる一枚です。
 

fr 811
ハイドン:交響曲第85番 変ロ長調 Hob. I/85「王妃」
 パリ室内楽協会管
 フェルナンド・ウーブラドウス指揮
  Recording date : 1956
ハイドン:交響曲第99番 変ホ長調  Hob. I/99
 フランス放送フィル
 ジャン・マルティノン指揮
  Recording date : 1960
ハイドン:交響曲第102番  変ロ長調 Hob. I/102
 フランス国立放送フィル
 パウル・クレツキ指揮
  Recording date : 1952
Length : 01:03:31
 戦後フランスのオーケストラを舞台に、ウーブラドゥ、マルティノン、クレツキという個性の異なる三指揮者を聴き比べるハイドン交響曲集。
 ウーブラドゥの端正な85番「王妃」、マルティノン指揮フランス放送フィルによる洗練された99番、そしてクレツキ指揮による骨太な102番。フランスのオーケストラが魅せるしなやかな響きと、巨匠たちの個性が光ります。
 

fr 823
J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集 BWV 1027/1029 デズモンド・デュプレ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
サーストン・ダート(チェンバロ)
Recording date : 1957 Length : 00:41:50
Original edition : L'Oiseau-Lyre OL 50161
 英国の古楽復興を牽引した名手デズモンド・デュプレ(ガンバ)とサーストン・ダート(チェンバロ)による1957年オワゾリール原盤。古雅で深みのあるガンバの音色と、ダートの知的で端正なチェンバロが見事に対話し、バッハのポリフォニーをどこまでも気品高く響かせます。
 

fr 824
リスト:交響詩集
 交響詩「前奏曲」(第3番 S. 97)
 交響詩「フン族の戦い」(第11番 S.105)
 交響詩「マゼッパ」(第6番 S. 100)
 交響詩「オルフェウス」(第4番 S. 98)
ディーン・ディクソン指揮
ロイヤル・フィル
Recording date : 1953 Length : 00:54:43
Original edition : Westminster WL 5269
 黒人指揮者のパイオニアとしてヨーロッパで大成功を収めたディーン・ディクソンが、1953年にウエストミンスターに残したリストの交響詩集。ロイヤル・フィルから引き出したシャープな音響と明快な構成感、そしてダイナミックな推進力により、リストの管弦楽の真価を解き明かします。
 

fr 825
ヴェンツィスラフ・ヤンコフ/ショパン・リサイタル
 ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 op. 35「葬送」
 マズルカ第2番 嬰ハ短調 op. 6 n° 2
 マズルカ第3番 ホ長調 op. 6 n° 3
 練習曲第3番 ホ長調 op. 10 n° 3
 幻想即興曲 嬰ハ短調 op. 66
 ワルツ第9番 変イ長調 op. 69 n° 1「告別」
 ワルツ第7番 嬰ハ短調 op. 64 n° 2
 ワルツ第1番 変ホ長調 op. 18「華麗なる大円舞曲」
ヴェンツィスラフ・ヤンコフ(P)
Recording date : 1961 Length : 00:50:24
Original edition : Club National du Disque CND 16
 ロンジノ=ティボー国際コンクール優勝者であるブルガリアの名手ヴェンツィスラフ・ヤンコフが、1961年に仏CNDレーベルに残した貴重なショパン。重厚な「葬送ソナタ」を中心に、マズルカやワルツで見せる気品ある詩情と力強い骨格。知られざるヴィルトゥオーゾの真価がここにあります。





contemporary artistsシリーズ 



ピエール・フロマンは1937年生まれ。パリ国立高等音楽院で学び、5つの首席賞(プルミエ・プリ)を獲得した実力派ピアニストです。

その後、スイスとパリで長年にわたり名ピアニスト、アルフレッド・コルトーの薫陶を受け、その芸術観から大きな影響を受けました。

ヨーロッパ各国、とりわけドイツで演奏活動を行う一方、教育者としても長年にわたり活躍。パリ・エコール・ノルマル音楽院、アンジェ音楽院、レンヌ音楽院で教鞭を執り、妻でピアニストのエリアーヌ・フロマンとともに数多くの優れた弟子を育てました。その門下にはロマン・エルヴェやヴァネッサ・ワーグナーなどがいます。

ヴァネッサ・ワーグナーは、フロマンについて次のように語っています。

「コルトー門下の芸術家であり、同時に優れた教育者でもありました。先生は音楽を文学のように捉える視点を私に与えてくださり、詩的で色彩豊かな比喩を用いて教えてくださいました。そのイメージ豊かな教えは今も私の中に生き続けており、音楽家としての私を形作った大切な要素になっています。」

(ヴァネッサ・ワーグナー、pianobleu.com インタビューより)



fr 05P
ベートーヴェン:
 ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調「ハンマークラヴィア」 op. 106
  (録音: 1980)
 同第32番 変イ長調 op. 111
  (録音: 2006)
Piano : ピエール・フロマン
Length : 01:13:03
 コルトーの精神を継承した名手ピエール・フロマンによるベートーヴェン晩年の二大ソナタ。1980年録音の「ハンマークラヴィア」が見せる圧巻の構造美と、2006年録音の第32番(op.111)が解き放つ静謐な境地。26年の歳月を経て深まった、一人の巨匠の精神的探求の足跡を結実させたアルバムです。
fr 02P
ブラームス:
 幻想曲集 op. 116
 3つの間奏曲 op. 117
 6つの小品 op. 118
 4つの小品 op.119
Piano : ピエール・フロマン
録音: 2008 Length : 01:10:00
 ブラームスが人生の黄昏時に残したピアノ小品集(op.116~119)をすべて収めた2008年録音。フロマンの派手さを排した誠実なタッチと深い余韻は、ブラームス特有のほの暗い情熱と内省的な抒情、そして老境の静けさに見事に寄り添い、聴く者の心に深い感動を残します。
fr 08P
ショパン:
 バラード第1番 ト短調 op. 23
  (録音: 1976)
 バラード第2番 ヘ長調 op. 38
  (録音: 1976)
 バラード第3番 変イ長調 op. 47
  (録音: 2009)
 バラード第4番 ヘ短調 op. 52
  (録音: 1975)
 舟歌 嬰ヘ長調 op. 60 (Chopin)
  (録音: 1973)
 子守歌 変ニ長調 op. 57 (Chopin)
  (録音: 1976)
シューマン:交響的練習曲 op. 13
  (録音: 1970)
Piano : ピエール・フロマン
Length : 01:09:02
 1970年から2009年に及ぶ録音集成。フロマンの音楽的真骨頂であるショパンの4つのバラードと舟歌、そしてシューマンの「交響的練習曲」を収録。師コルトーから受け継いだ色彩豊かなイメージと詩的ルバートが、年代ごとの円熟とともにどのように深まったかを堪能できる貴重な記録です。
fr 06P
ドビュッシー:
 前奏曲集 第1集
 映像第1集~
  水に映る影、
 映像第2集~
  葉末を渡る鐘の音
  金色の魚
 喜びの島
Piano : ピエール・フロマン
録音: 1987 Length : 01:00:34 Concert donne a l'Opera de Rennes le 10 novembre 1987
 1987年11月、レンヌ歌劇場でのライヴ録音。前奏曲集第1集を中心に、「水に映る影」「金色の魚」「喜びの島」を収録。詩や文学と音楽を響き合わせるフロマンならではのアプローチが光り、フランスのピアノ伝統が生み出す繊細な響きの移ろいと気品ある色彩が見事に花開いています。
fr 09P
フランク:前奏曲、コラールとフーガ
  (録音: 2006)
メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ ホ短調 op. 35
  (録音: 2007)
フォーレ:
  夜想曲第6番 変ニ長調 op. 63
  (録音: 2007)
同:
  夜想曲第7番 嬰ハ短調 op. 74
  (録音: 2007)
同:
 バラード op. 19
  (録音: 2007)
ショパン:舟歌 op. 60
  (録音: 2008)
ドビュッシー:
  映像第1集~水に映る影
  (録音: 2008)
同:
 映像第2集~金色の魚
  (録音: 2008)
Piano : ピエール・フロマン
Length : 01:11:38
 2006~2008年にかけて録音された、フロマン晩年のリサイタル・アルバム。フランクの「前奏曲、コラールとフーガ」の壮大な対位法から、フォーレの夜想曲で見せる深い静寂、ドビュッシーの光彩まで。コルトー派最後の巨匠が辿りついた、思索的で美しい音楽世界を横断する充実のプログラムです。



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