<第103号 紹介アイテム>
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fr 1326 |
チャイコフスキー:交響曲第3番 ニ長調Op.29「ポーランド」*
Recording: 1952
リムスキー=コルサコフ:
ロシアの主題によるシンフォニエッタ イ短調 Op.
31
Recording: 1949
ピアノ協奏曲 嬰ハ短調 Op.30
パウル・バドゥラ=スコダ (piano)
Recording: 1951 |
ヘンリー・スウォボダ指揮
ウィーン歌劇場管*
ウィーン響 |
Original edition: Concert Hall Society
CHS 1139 - Westminster WL 508, WL 5068
Length: 01:18:25 |
| チャイコフスキーの交響曲の中でも、第4番以降の劇的な世界に隠れがちな第3番。しかしこの作品には、若き作曲家ならではの伸びやかな旋律美と舞曲的な躍動感が満ちあふれています。指揮はヘンリー・スウォボダ。戦後ウィーン楽壇を支えた名匠らしく、作品を過度にロマンティックへ傾けることなく、古典的な均整と豊かな歌心を両立させています。併録のリムスキー=コルサコフ作品では、ロシア音楽特有の色彩感覚とウィーンの洗練が見事に融合。バドゥラ=スコダによる協奏曲も若々しい気品に満ち、この時代ならではの名演をまとめて味わえる魅力的な一枚です。 |
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fr 1332/3
(2CD-R) |
モーツァルト:
交響曲第26番 変ホ長調 K. 184
Recording: 1954
交響曲第28番 ハ長調 K. 200
Recording: 1954
交響曲第29番 イ長調 K. 201
Recording: 1954
フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.
299
ジャン=ピエール・ランパル (flute) ,
ドーラ・ワグネル (harpe)
Recording: 1954
交響曲第35番 ニ長調 K. 385「ハフナー」
Recording: 1954
交響曲第36番 ハ長調 K. 425「リンツ」
Recording: 1954
オーボエ協奏曲 ハ長調 K. 314
ピエール・ピエルロ (hautbois)
Recording: 1956
ファゴット協奏曲 変ホ長調 K. 191
ポール・オンニュ (basson)
Recording: 1956 |
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管 |
Original edition: Les Discophiles Francais
DF 117, DF 134, DF 135, EX 25069
Length: 02:32:36 |
| カール・リステンパルトとザール室内管によるモーツァルト録音は、古楽器演奏が一般化する以前に生まれながら、驚くほど透明で軽やかな響きを実現した先駆的名演。本盤では中期交響曲から《ハフナー》《リンツ》、さらにランパル、ピエルロら名手を迎えた協奏曲まで収録。どの演奏にも重厚さよりも室内楽的な機動力と歌心が貫かれ、モーツァルト本来の若々しい生命力が自然に浮かび上がります。1950年代フランス録音黄金期の香りをたっぷり味わえる、リステンパルト芸術の集大成ともいえる貴重な2枚組です。 |
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fr 1349 |
ハイドン:
交響曲第88番 ト長調 Hob.I/88「V字」
Recording: 1962
トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VII/1
アドルフ・シェルバウム(trompette)
Recording: 1958
シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 Op.43
Recording: 1955 |
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮
北ドイツ放送響 |
Original edition: Capitol P 18009
Length: 01:18:54 |
| 一見意外な組み合わせながら、シュミット=イッセルシュテットの音楽作りを知るには理想的なアルバム。ハイドンでは無駄を削ぎ落とした端正な構築美が際立ち、《V字》の機知と生命力を鮮やかに描き出します。シェルバウム独奏によるトランペット協奏曲も、伸びやかな音色と自然な歌い回しが魅力。そしてシベリウス第2番では一転、北欧的な透明感と雄大なスケールが広がり、決して感情過多にならない気高い終結へ導きます。一人の名匠が古典派から後期ロマン派まで一貫した美意識で描いた、隠れた名盤です。 |
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fr 1354 |
ベートーヴェン:「エグモント」序曲 Op. 84
Recording: 1953
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
ギオマール・ノヴァエス(piano)
Recording: 1953
ムソルグスキー/ラヴェル編:組曲「展覧会の絵」 |
アンドレ・クリュイタンス指揮
NYP |
Recording: 1953
Length: 01:08:41 |
| フランス音楽の名匠という印象の強いクリュイタンスですが、このアルバムではドイツ・ロシア作品でも卓越した統率力を披露しています。ギオマール・ノヴァエス独奏によるシューマン協奏曲は、優雅さと芯の強さが絶妙に調和した美しい演奏。《展覧会の絵》では色彩感豊かな管弦楽を生かしながらも、決して絵画的効果だけに終わらない構築力が光ります。《エグモント》序曲も格調高く、ニューヨーク・フィルの豊麗なサウンドとの相性も抜群。クリュイタンス芸術の幅広さを改めて実感できる好企画です。 |
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fr 1360 |
モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 K. 385「ハフナー」
Recording: 1957
ドビュッシー:
カンタータ「選ばれし乙女」
Bidu Sayao (soprano) , Maureen Forrester
(contralto)
ウェストミンスター合唱団
Recording: 1957
フランク:交響的変奏曲
アルド・チッコリーニ (piano)
Recording: 1957
オネゲル:ピアノ協奏曲 H. 55
アルド・チッコリーニ (piano) |
アンドレ・クリュイタンス指揮
NYP |
Recording: 1957
Length: 01:02:23 |
| モーツァルトの《ハフナー》からドビュッシー、フランク、オネゲルまで、一枚でクリュイタンスの驚くべき芸域を堪能できる興味深い内容。《ハフナー》を端正で軽快にまとめながら、ドビュッシー《選ばれし乙女》では官能的な響きを引き出します。さらにチッコリーニ独奏による《交響的変奏曲》とオネゲル協奏曲では、フランス近代の洗練と知性が鮮やかに表現されます。一見雑多な選曲ながら、一人の指揮者の幅広い芸術性を見事に浮かび上がらせる内容です。 |
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fr 1364/5
(2CD-R) |
J.S.バッハ:管弦楽組曲全曲(第1番~4番)
BWV 1066-1069 |
フリッツ・ライナー指揮
RCA室内グループ
ジュリアス・ベイカー (flute) |
Recording: 1952-1953
Original edition: RCA LM-6012
Length: 01:27:07 |
| フリッツ・ライナーというとシカゴ響での鋭利な名演がまず思い浮かびますが、本盤では驚くほど繊細で引き締まったバッハを聴かせます。現代楽器による演奏ながら、過度なロマン化とは無縁で、各声部が驚異的な明晰さで浮かび上がる演奏はまさにライナーならでは。名フルート奏者ジュリアス・ベイカーも美しい音色で華を添えています。古楽器時代以前の名演として今なお色あせず、20世紀バッハ演奏史を語る上でも重要な全集です。 |
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fr 1368 |
ストラヴィンスキー:
交響組曲「妖精の接吻」-ディヴェルティメント
Recording: 1960
バルトーク:ピアノ協奏曲第1番 Sz 83, BB.
91
ルドルフ・ゼルキン (piano)
Recording: 1960
ムソルグスキー/ラヴェル編:組曲「展覧会の絵」
Recording: 1960 |
フリッツ・ライナー指揮
NYP |
| Length: 01:19:00 |
| ライナーの鋭いリズム感と完璧なオーケストラ統率力が存分に味わえる豪華プログラム。《妖精の接吻》では新古典主義の洗練、《展覧会の絵》では色彩豊かなオーケストレーションが鮮烈に響きます。そして圧巻はゼルキン独奏によるバルトーク第1協奏曲。ピアノとオーケストラが火花を散らすような緊張感に満ち、巨大な打楽器的エネルギーが一気に噴き出します。ライナー芸術の本質を一枚で味わえる充実盤です。 |
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fr 1370 |
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
Recording: 1959
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
Op. 35
Recording: 1959 |
ジャニーヌ・アンドラード(Vn)
ハンス・ユルゲン・ヴァルター指揮
ハンブルク・プロムジカ響 |
Original edition: Vega MT 10121 - Classic
Club 3002
Length: 01:16:20 |
| ジャニーヌ・アンドラードの魅力を存分に味わえる貴重な一枚。ブラームスでは優雅さと芯の強い構成感を両立させ、チャイコフスキーでは華麗な技巧と情熱を惜しみなく披露します。技巧を誇示することなく、常に自然な歌を大切にする演奏姿勢が実に魅力的。重厚で内省的なブラームスと、旋律が奔放に羽ばたくチャイコフスキーという二つの名協奏曲を、ひとりの奏者の異なる表情で味わえるのも大きな聴きどころです。録音数が限られているだけに、彼女の芸術に触れる機会としても価値の高い復刻です。 |
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fr 1372 |
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」 |
ヨーゼフ・クリップス指揮
チューリヒ・トーンハレ管 |
Recording: 1960
Original edition: Guilde internationale
du Disque MMS 2216
Length: 00:43:14 |
| ヨーゼフ・クリップスといえばモーツァルトやベートーヴェンの名匠という印象が強いものの、この《悲愴》はその固定観念を覆す演奏。感情を過度に煽ることなく、作品本来の構造を丹念に描きながら、終楽章では静かな絶望が胸に深く染み入ります。チューリヒ・トーンハレ管も端正で透明感のある響きを聴かせ、ロシア作品をドイツ・オーストリア的な造形美の中で再構築したような独自の世界を築いています。知る人ぞ知る、味わい深い《悲愴》です。 |
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fr 1373 |
メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調 Op.90「イタリア」
Recording: 1955
ルーセル:交響詩「フランドル狂詩曲」 Op.
56
Recording: 1957
レ・フレム:管弦楽のためのスケルツォ
Recording: 1955 |
ジャン・マルティノン指揮
フランス国立放送管 |
| Length: 00:54:24 |
| ジャン・マルティノンの美点である色彩感覚と明晰な構成力が存分に発揮されたアルバム。《イタリア》交響曲では南国的な明るさとフランス音楽の洒落たエスプリが絶妙に融合し、終始軽やかな推進力に満ちています。さらにルーセル《フランドル狂詩曲》やレ・フレム作品では、20世紀フランス音楽特有の洗練された響きが実に魅力的。名曲と知られざる作品を自然につなぎ合わせた、Forgottenならではの価値ある一枚です。 |
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fr 1378 |
ブラームス:
交響曲第2番 ニ長調 Op.73
大学祝典序曲 ハ長調 Op. 80 |
ヨーゼフ・クリップス指揮
チューリッヒ・トーンハレ管 |
Recording:1960 STEREO
Original edition: Guilde internationale
du Disque MMS 2208
Length: 00:49:04 |
| クリップスのブラームス、それも1960年ステレオ録音というだけで気になる一枚。重々しく構えたり必要以上に粘ったりせず、音楽の呼吸に任せて悠然と進んでいく第2交響曲。そこから浮かび上がるのは、この作品が本来持っていた牧歌的な明るさと、室内楽的な精妙さでしょう。チューリヒ・トーンハレ管の渋く落ち着いた響きも好ましく、《大学祝典序曲》まで収録。巨匠然としたブラームスとは一味違う、クリップスならではの温かなブラームスです。 |
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fr 1399 |
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.
67「運命」
Recording: 1956
シューベルト:交響曲第8番 ロ短調 D. 759「未完成」
Recording: 1956
シューマン:序曲「メッシーナの花嫁」 Op.100
Recording: 1955 |
アーサー・ヴィノグラード指揮
ハンブルク・プロムジカ響 |
Original edition: Parlophone PMC 1039,
MGM E3437
Length: 00:59:36 |
| これはいかにもForgottenらしい一枚。アーサー・ヴィノグラードは、もともとレナー弦楽四重奏団のチェリストだった人物。その室内楽的な感覚を持つ音楽家が、1950年代半ばに《運命》《未完成》という王道中の王道へ挑んだ記録です。巨大な響きで押し切るのではなく、各声部の動きが見え、音楽そのものが前へ進んでゆく感覚が面白い。さらにシューマンの珍しい《メッシーナの花嫁》序曲まで収録。有名曲だからこそ、今日とは違う1950年代の演奏様式を聴く楽しみがあります。 |
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fr 1405 |
ドビュッシー:交響詩「海」*
Recording: 1941
イベール:寄港地
Recording: 1945
モートン・グールド:管弦楽のための黒人霊歌
Recording: 1946
コープランド:リンカーンの肖像
ケネス・スペンサー (recitant)
Recording: 1946 |
アルトゥール・ロジンスキ指揮
クリーヴランド管*
NYP |
Original edition: Columbia ML-2005, Columbia
ML-2093, Columbia ML-2042
Length: 01:05:37 |
| これは凄い選曲です。ロジンスキが1941年にクリーヴランド管を振ったドビュッシー《海》を筆頭に、イベール《寄港地》、モートン・グールド、そして《リンカーンの肖像》まで。強烈な統率力を持ったロジンスキが《海》を振ると、夢幻的な色彩画というより、輪郭の鋭い巨大な交響作品として立ち現れてくるのが興味深いところ。後半には戦時下から戦後直後のアメリカを映すグールドとコープランド。1940年代のアメリカ音楽界そのものを封じ込めたような歴史的アルバムです。 |
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fr 1410 |
チャイコフスキー:交響曲第2番 ハ短調 Op.17「小ロシア」
Recording: 1946
ラフマニノフ:交響詩「死の島」 Op.29
Recording: 1945
ヴォーン・ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲
Recording: 1945 |
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
ミネアポリス響 |
Original edition: Columbia ML 4252, Columbia
ML 4196
Length: 01:06:41 |
| ミトロプーロスが1945~46年にミネアポリス響と残した、実に濃密なプログラム。まずチャイコフスキーの第2番《小ロシア》という選曲が嬉しい。さらにラフマニノフ《死の島》とヴォーン・ウィリアムズ《タリス幻想曲》。作曲家も国籍も違う3曲ですが、暗い情念、神秘性、深い精神性という一本の糸で不思議につながっています。ミトロプーロスの燃焼するような音楽性だけでなく、その独特の選曲眼まで味わえる一枚。単なる歴史的復刻ではありません。 |
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fr 1417 |
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調
Op.23*
クセニア・プロホロワ (piano)
Recording: 1954
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」組曲
Op.71a
Recording: 1956
チャイコフスキー:序曲「1812年」 Op.49
Recording: 1956
チャイコフスキー:憂鬱なセレナーデ Op.26
マックス・カイザー (violon)
Recording: 1956 |
ヴィルヘルム・シュヒター指揮
北西ドイツ・フィル*
FFB響 |
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| ヴィルヘルム・シュヒターという指揮者を知る人なら、これは見逃せないでしょう。中心となる第1協奏曲ではクセニア・プロホロワを迎え、華麗な名人芸だけに走らない、骨格のしっかりしたチャイコフスキーを展開。さらに《くるみ割り人形》組曲、《1812年》、マックス・カイザー独奏の《憂鬱なセレナーデ》まで並ぶのが楽しいところです。超有名曲から小品までを通して、1950年代のドイツ系オーケストラがチャイコフスキーをどう鳴らしていたのかを聴ける、味わい深い復刻です。 |

fr 1420 |
マーラー:交響曲第1番 ニ長調「巨人」 |
サー・エイドリアン・ボールト指揮
ロンドン・フィル |
| Recording: 1958 |
| これは相当気になります。ボールトがマーラーの《巨人》! 英国音楽の大家、端正で客観的な指揮者というイメージの強いサー・エイドリアン・ボールトが、1958年にロンドン・フィルとマーラー第1番を演奏していたのです。後世のマーラー演奏のように世紀末的な情念をこれでもかと強調するのではなく、交響曲としての構造を明晰に見通していくボールト。そのアプローチだからこそ、若きマーラーの古典的な骨格やオーケストレーションの巧みさが新鮮に聞こえてきます。演奏史的にもぜひ聴いておきたい記録です。 |
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fr 1421 |
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調
Op.23
Recording: 1959
ハチャトゥリアン:ソナチネ Op.13-1、トッカータ
Recording: 1961
ショスタコーヴィチ:3つの幻想的舞曲 Op.5
Recording: 1961
プロコフィエフ:子供のための音楽 Op.65
Recording: 1961 |
ジェルジ・シェベーク(P)
ルイ・フレモ―指揮
モンテ=カルロ国立歌劇場管 |
Original edition: Erato STE 50029, Erato
EFM 42074
Length: 01:03:30 |
| ジェルジ・シェベークのチャイコフスキー第1協奏曲というだけでも興味をそそられます。1959年、まだ30代半ばの演奏で、若き日の瑞々しいピアニズムを聴けます。そしてさらに面白いのが後半。ハチャトゥリアンのソナチネとトッカータ、ショスタコーヴィチ《3つの幻想的舞曲》、プロコフィエフ《子供のための音楽》という選曲です。超絶技巧の協奏曲だけでなく、小品で見せる色彩、リズム、詩情まで含めてシェベークというピアニストを知ることのできる、実に魅力的な一枚です。 |
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fr 1444 |
ラヴェル:
ピアノ協奏曲 ト長調*
ジャン・カサドシュ (piano)
Recording: 1956
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調*
ジャン・カサドシュ (piano)
Recording: 1957
ラヴェル:ラ・ヴァルス+
Recording: 1959
ラヴェル:スペイン奇想曲+
Recording: 1959 |
ピエール・デルヴォー指揮
パリ音楽院管*
コンセール・コロンヌ協会管+ |
Original edition: Club National du Disque
CND 516, Guilde Internationale du Disque
MMS 2174
Length: 01:06:09 |
| ラヴェル好きにはたまらない一枚でしょう。ジャン・カサドシュを独奏に迎えた2つのピアノ協奏曲に、《ラ・ヴァルス》《スペイン狂詩曲》まで収録。指揮はピエール・デルヴォー、しかもパリ音楽院管とコンセール・コロンヌという、本場フランスの顔ぶれです。今日の精密無比なラヴェルとはまた違い、1950年代フランスのオーケストラがまだ持っていた独特の音色、柔らかな管楽器、香り立つような色彩感が魅力。華やかなト長調協奏曲と暗く巨大な左手協奏曲の対照も鮮烈です。 |
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fr 1445 |
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調
op. 18*
Recording: 1954
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 op.
19
ジョセフ・シュスター (violoncelle) ,
レナード・ペナリオ (piano)
Recording: 1953 |
レナード・ペナリオ (piano)
ヴラディーミル・ゴルシュマン指揮*
セントルイス響* |
Original edition: Capitol P-8312, Capitol
P-8248
Length: 01:03:17 |
| レナード・ペナリオの若き日のラフマニノフを、協奏曲と室内楽の両面から味わえる好企画。1954年の第2協奏曲ではゴルシュマンとセントルイス響を迎えます。ペナリオは明晰な技巧と洗練された音色を持ったピアニスト。そのためこの超有名協奏曲も過剰な感傷へ流れず、旋律の美しさがすっきりと浮かび上がります。そして1953年録音のチェロ・ソナタでは名チェリスト、ジョセフ・シュスターと共演。ピアノにも巨大な役割が与えられた作品だけに、ペナリオの力量を知るには絶好です。 |
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fr 1448 |
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.
92
Recording: 1957
ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 op.
93
Recording: 1957 |
ハンス・スワロフスキー指揮
ウィーン国立歌劇場管 |
Original edition: Vega MT 10107, Vega MT
10108
Length: 01:08:19 |
| スワロフスキーのベートーヴェンは、派手さよりも「楽譜を読む面白さ」を味わいたい人にこそ聴いてほしい演奏です。後にアバド、メータ、ヤンソンスらを育てた名教師として知られる一方、本人も優れた指揮者でした。1957年録音の第7番と第8番という組み合わせも絶妙。リズムの奔流によって巨大な高揚を生む第7番と、古典的な規模の中にユーモアと仕掛けを凝縮した第8番。その性格の違いが鮮明に見えてきます。ウィーンの血が通った音楽として鳴るベートーヴェンです。 |