
FR 1492
(CD-R)\3790 |
結成初期のスメタナ四重奏団/スメタナ&ドヴォルザーク
スメタナ:
弦楽四重奏曲第1番 ホ短調「わが生涯より」 録音:1953年
弦楽四重奏曲第2番 ニ短調 録音:1950年
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第14番 変イ長調 Op.105 録音:1953年
スメタナ四重奏団
イジー・ノヴァーク、ルボミール・コステツキー(ヴァイオリン)
ヤロスラフ・リベンスキー(ヴィオラ)、アントニーン・コホウト(チェロ)
原盤:Supraphon LPV 420、Supraphon LPM 227
収録時間:76分50秒
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これはスメタナ四重奏団の「完成された名声」を聴く盤ではなく、むしろ世界的名声へ駆け上がっていく最初期の姿を聴く盤。彼らは1943年に前身団体として結成され、1945年からスメタナ四重奏団を名乗り、1949年には初めて「プラハの春」に出演。その翌1950年に録音史をスタートさせた。その最初期の録音のひとつが、ここに収められたスメタナの弦楽四重奏曲第2番なのである。1953年の「わが生涯より」とドヴォルザーク第14番も、まだ結成10年ほどの時期。後年の驚異的に練り上げられたアンサンブルとは少し違い、若い奏者たちの熱気とチェコ音楽への直接的な共感が前面に出る時代である。しかもスメタナ2曲とドヴォルザーク晩年の第14番という、彼らの母国チェコの核心レパートリー。世界最高峰の弦楽四重奏団へと成長する、その原点を記録した貴重な初期Supraphon録音集である。
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FR 1493
(CD-R)\3790 |
ダニエル・ワイエンベルク/ラヴェル両協奏曲&ガーシュウィン
ラヴェル:
ピアノ協奏曲 ト長調
左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調
ダニエル・ワイエンベルク(ピアノ)
エルネスト・ブール指揮、シャンゼリゼ劇場管弦楽団
録音:1957年
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲 ヘ長調
ダニエル・ワイエンベルク(ピアノ)
ジョルジュ・プレートル指揮、パリ音楽院管弦楽団
録音:1960年
原盤:Ducretet-Thomson 320 C 119、Ducretet-Thomson
350 C 002
収録時間:74分59秒
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ダニエル・ワイエンベルクは、もっと知られていいピアニストである。1929年パリ生まれ、オランダで育ち、のちにマルグリット・ロンに学んだ国際派。1953年にはミトロプーロス指揮ニューヨーク・フィルとカーネギー・ホールに登場し、その後ヨーロッパとアメリカで広く活躍した。オランダでは20世紀を代表するピアニストの一人と見なされた存在である。そのワイエンベルクが1957年に録音したラヴェルの2つの協奏曲。エルネスト・ブールの引き締まった伴奏を得て、ト長調協奏曲の洒脱さと左手協奏曲の暗い重量感という対照的な世界を一気に聴かせる。そして1960年のガーシュウィンでは、若きジョルジュ・プレートルとパリ音楽院管弦楽団が共演。フランス音楽とジャズ語法の双方に強かったワイエンベルクにとって、実に似合いの組み合わせである。ラヴェル2曲とガーシュウィンを一枚で聴ける内容も非常に魅力的。華やかな技巧だけではなく、リズムの鋭さと都会的な洗練を備えたピアニストだったことがよく分かる一枚である。
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FR 1494
(CD-R)\3790 |
ハンス・スワロフスキー/1955年シューベルト「グレート」&「ロザムンデ」
シューベルト:
交響曲第9番 ハ長調 D944「グレート」
「ロザムンデ」Op.26 D797
ハンス・スワロフスキー指揮、ウィーン交響楽団
録音:1955年
原盤:World Record Club T 25、World Record
Club T 17
収録時間:75分46秒
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アバド、メータ、ヤンソンス、シノーポリ、イヴァン・フィッシャーら後世の大指揮者を育てた「指揮者の教師」としてあまりにも有名なハンス・スワロフスキー。しかし当然ながら、彼自身もウィーンの伝統を身体に染み込ませた優れた実演家だった。シェーンベルクとウェーベルンに理論を学び、リヒャルト・シュトラウス、ワインガルトナーらから指揮を学んだという経歴からも、その音楽的基盤の広さが分かる。この1955年録音は、彼が戦後のウィーン楽壇で活動していた時期のシューベルト。「グレート」と「ロザムンデ」という王道の組み合わせを、ウィーン交響楽団と聴ける。大げさな自己演出よりも、作品の構造とフレーズの自然な呼吸を重んじるスワロフスキーの美点はシューベルトにこそ生きる。後年「名教師」として伝説化した人物の、指揮者としての本当の姿を知るには格好の一枚である。
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FR 1495
(CD-R)\3790 |
パウル・フッペルツのビゼー交響曲
ビゼー:
交響曲第1番 ハ長調
パウル・フッペルツ指揮、ユトレヒト交響楽団
録音:1952年
交響曲「ローマ」
フレッド・ハウスデルファー指揮、オランダ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1953年
序曲「祖国」Op.19
フレッド・ハウスデルファー指揮、オランダ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1953年
原盤:Concert Hall MMS 11, Concert Hall H-13
収録時間:1:14:16
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★若きビゼーの天才が炸裂する交響曲第1番。しかも戦後オランダ楽壇を支えたフッペルツの希少録音!
17歳のビゼーが書いたとは到底思えないほど瑞々しく、才気にあふれた交響曲第1番。その作品を1952年、オランダの指揮者パウル・フッペルツがユトレヒト交響楽団と録音した珍しい一枚。フッペルツは1949年から長く同楽団の首席指揮者を務め、オランダの現代作品にも積極的だった人物である。華麗さだけに流れず、若きビゼーの古典的な均整とフランス的な軽やかさを端正に描き出す。さらに「ローマ」と序曲「祖国」を収録。「カルメン」の作曲家というイメージだけでは見えてこない、交響曲作家ビゼーの姿を一枚で味わえる好企画。1950年代初頭のオランダのオーケストラ文化を伝える記録としても興味深い。
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FR 1496
(CD-R)\3790 |
ヴァレンティン・ゲオルギュー/ショパン・リサイタル
ショパン:
即興曲第2番 嬰ヘ長調 Op.36
夜想曲第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2
幻想曲 ヘ短調 Op.49
バラード第1番 ト短調 Op.23
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
Op.22
ヴァレンティン・ゲオルギュー(ピアノ)
録音:1958年
原盤:His Master's Voice XLP 20021
収録時間:46:35
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★エネスクが幼い彼を「稀有な才能」と認めたルーマニアの巨匠。30歳のゲオルギューが残したショパン!
ヴァレンティン・ゲオルギュー(1928-2023)は20世紀ルーマニアを代表するピアニストのひとり。幼少期から並外れた才能を示し、ジョルジェ・エネスクの推薦を受けてパリ音楽院に留学、ラザール・レヴィらに学んだ。15歳でジョルジェスク指揮ブカレスト・フィルと協奏曲デビュー。しかもこの録音が行われた1958年は、第1回エネスク国際コンクールで兄シュテファンとのデュオがエネスクのヴァイオリン・ソナタ第3番の最優秀演奏賞を得た年でもある。ここで聴けるのは、まさに30歳、充実期入口のショパン。東欧のピアニストらしい骨格の強さと、パリで磨かれた洗練が同居する。幻想曲、バラード第1番、大ポロネーズまで並ぶ選曲も実に豪華。後年まで長い活動を続けた名手の若き日の姿を刻んだ、貴重なショパン・アルバムである。
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FR 1497/8
(2CD-R)\5990 |
これはすごい。オネゲル自作自演、しかも妻アンドレ・ヴォラブール登場!
オネゲル:
「アンフィオン」管弦楽組曲 H.71a
交響的運動第1番「パシフィック231」H.53
「スイスの祭日」H.174a
ピアノと管弦楽のためのコンチェルティーノ
H.55
「勝利のオラース」―管弦楽のための黙劇交響曲
H.38
「アンジェリックのセレナード」H.182
アルテュール・オネゲル指揮
南西ドイツ放送交響楽団(バーデン=バーデン)
アンドレ・オネゲル=ヴォラブール(P:コンチェルティーノ)
録音:1949年
南西ドイツ放送局スタジオ/放送用音源
収録時間:1:24:37
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歴史的放送録音
★作曲者自身が振るオネゲル。それだけでも事件なのに、ピアノは妻アンドレ・ヴォラブール!
これはFORGOTTENらしさ全開の2枚組。1949年、オネゲル自身がバーデン=バーデンの南西ドイツ放送のオーケストラを指揮した自作自演集である。「パシフィック231」のような代表作から、「アンフィオン」「勝利のオラース」などまで、作曲者自身のテンポ、アクセント、音楽の呼吸をまとめて確認できること自体が貴重。そして最大の注目はコンチェルティーノ。独奏を務めるアンドレ・ヴォラブール(1894-1980)はオネゲル夫人であると同時に、パリ音楽院で学んだ優れたピアニスト、そして高名な対位法教師だった。若きピエール・ブーレーズも1944年から約2年間、彼女に個人的に対位法を学んでいる。録音の少ないヴォラブールの演奏を、夫オネゲル自身の指揮で聴ける――この一点だけでも資料的価値はきわめて高い。作曲家オネゲルの「肉声」に限りなく近づく、歴史的ドキュメント。
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FR 1499
(CD-R)\3790 |
コンスタンチン・イワノフ/プロコフィエフ&ストラヴィンスキー
プロコフィエフ:交響曲第5番 変ロ長調 Op.100
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年原典版)
コンスタンチン・イワノフ指揮
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1961年
原盤:Melodiya 09739-40, Melodiya 010609-10
収録時間:1:19:41
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★スヴェトラーノフ以前のソヴィエト国立響を20年間率いた男。1961年、絶頂期イワノフのプロコフィエフ第5番!
コンスタンチン・イワノフ(1907-1984)。現在ではコンドラシン、ロジェストヴェンスキー、スヴェトラーノフらの陰に隠れがちだが、ソヴィエト指揮界の歴史を語るうえで無視できない巨匠である。1945年にソヴィエト国立交響楽団の首席指揮者となり、1965年にスヴェトラーノフへ引き継ぐまで約20年間その座にあった。つまりこの1961年録音は、彼とオーケストラの関係が十分に熟成した時期の記録。プロコフィエフ第5番というソヴィエト交響曲の王道と、ストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」1911年版という極彩色のバレエを組み合わせる。巨大な推進力、厚い響き、容赦のないリズム――後のソヴィエト名指揮者たちへつながる演奏文化を生々しく感じさせる一枚。1961年にはこのコンビがウィーン音楽祭にも登場しており、まさに国際舞台へ乗り出していた時代のイワノフである。
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FR 1500
(CD-R)\3790 |
オランダの名バス・バリトン、ヘルマン・シャイ
ブラームス「4つの厳粛な歌」&マーラー「亡き子をしのぶ歌」
レーヴェ:
「魔王」Op.13(詩:ゲーテ)
「小さな家計」Op.71(詩:リュッケルト)
「歩く鐘」Op.20-3(詩:ゲーテ)
ブラームス:4つの厳粛な歌 Op.121
ヘルマン・シャイ(バス・バリトン)
フェリックス・デ・ノーベル(P)
録音:1953年
マーラー:亡き子をしのぶ歌(詩:リュッケルト)
ヘルマン・シャイ(バス・バリトン)
ウィレム・ヴァン・オッテルロー指揮、ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1951年
原盤:Philips N 00625 R, Philips A 00103
R
収録時間:51:28
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★メンゲルベルク時代のコンセルトヘボウでマーラーを歌った名歌手。シャイの「亡き子をしのぶ歌」!
ヘルマン・シャイ(1895-1981)はドイツ生まれ、のちにオランダを拠点とした名バス・バリトン。とりわけバッハ歌手として名高いが、実はマーラーとの縁も深い。1929年にはメンゲルベルク指揮コンセルトヘボウ管と「亡き子をしのぶ歌」を歌い、その後も同楽団に繰り返し登場した。1934年にはナチスを逃れてオランダへ移住し、戦時中は潜伏生活を余儀なくされたという波乱の人生を持つ。そんな彼が戦後に残した1951年の「亡き子をしのぶ歌」。華美な表現ではなく、言葉を噛みしめるような深い歌唱がこの作品にふさわしい。さらにブラームス晩年の「4つの厳粛な歌」、レーヴェのバラードを収録。ドイツ歌曲の古い語り口と、20世紀前半のマーラー演奏伝統が一枚の中で交差する、非常に味わい深い歴史的名唱集である。
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FR 1501/2
(2CD-R)\5990 |
なんという顔ぶれ!
モーツァルト:ピアノ三重奏曲全集
アギ・ヤンボール(P)/ヴィクトール・アイタイ(Vn)/ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)
モーツァルト:
ピアノ三重奏曲 変ロ長調 K.254
ピアノ三重奏曲 ト長調 K.496
ピアノ三重奏曲 変ロ長調 K.502
ピアノ三重奏曲 ホ長調 K.542
ピアノ三重奏曲 ハ長調 K.548
ピアノ三重奏曲 ト長調 K.564
アギ・ヤンボール(ピアノ)
ヴィクトール・アイタイ(ヴァイオリン)
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)
録音:1951年
原盤:Period SPLP 521/3
収録時間:1:52:35
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★若きシュタルケル、アイタイ、ヤンボール――ハンガリー系の名手3人が1951年に残したモーツァルト全集!
これはメンバーを見ただけで胸が高鳴る。チェロは言うまでもなく20世紀最大級の巨匠ヤーノシュ・シュタルケル。ヴァイオリンのヴィクトール・アイタイはブダペスト音楽院で学び、のちにシカゴ交響楽団の名コンサートマスターとして長く活躍した名手。そしてピアノのアギ・ヤンボールもハンガリー出身で、戦後アメリカを中心に活動した個性的なピアニストである。3人とも中欧の室内楽文化を身体に染み込ませた音楽家。その彼らが1951年という若い時期にモーツァルトのピアノ三重奏曲をまとめて録音していた。スター独奏家を寄せ集めた室内楽ではなく、古き良き中欧の語法、互いに聴き合うアンサンブルの呼吸そのものが魅力。しかもK.254からK.564まで主要6曲を約2時間に収めた堂々たる全集。シュタルケル・ファン、歴史的室内楽録音ファンには見逃せない復刻である。
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