クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


メルマガや別サイトから直接アクセスされた方は「検索」などの窓が表示されません。どこかのタイミングで改めてこちらのページへお入りください。(別ページで開きます)

※ご確認事項※
掲載情報は公開時のもののため、時間の経過により入手不能となる場合がございます。
また、価格が変更となっている場合には、ご注文後にご連絡のうえ、ご了承いただいた時点でご注文確定となります。
なお、入手不能の場合にはご注文を承ることができませんのでご了承ください。


注文フォームへ




ドイツMD+G
貴重な海外在庫セール
(1CD)\3500→\2390
~10/20(火)午前9時


 こういうレーベルがあるから、クラシックCDは面白い。
 ドイツの実力派MD+G、海外在庫から選び抜いた特別セレクション


 派手なスターを並べるわけでも、流行を追いかけるわけでもない。けれどカタログを眺めていると、「えっ、こんなものまで録音していたのか!」というアルバムにぶつかる。

 それがドイツの実力派レーベル、MD+G(Musikproduktion Dabringhaus und Grimm)。

 知られざる作曲家、忘れられた作品、ちょっと変わった編成……。作品に価値があると信じれば、優れた演奏家を集め、録音にも徹底してこだわり、一枚のアルバムとして世に送り出す。
 しかもメジャー・レーベルに負けないような堂々とした風格と貫禄で。


 ただ・・・

 そんなMD+Gなのですが、なかなかセールをやってくれません。


 ところが今回、海外に残っている在庫の中から特別価格で入手できるタイトルが出てきました。
 そこでアリアCD、ただ安いものを並べるのではなく、「これは面白い!」「これは今こそ紹介したい!」と思えるものを選んでみました。

 シューマンがその早世を惜しんだノルベルト・ブルクミュラー、リストやシューマンにも称賛されたヘンゼルト、黎明期のサクソフォンに賭けたサンジュレー、巨大な後期ロマン派オペラ、シュレーカーの《イレローエ》……。一方でモーツァルト、シューベルト、マーラー、ブリテンといった有名作曲家にも、「その手があったか!」という角度から迫ります。

 有名曲をただもう一度録音するのではなく、クラシック音楽の地図の空白を、一枚ずつ埋めていく。

 これこそMD+Gの面白さ。


 MD+Gというレーベルの底力を味わう、ちょっと濃くて、かなり面白いセレクション。
 どうぞじっくりご覧ください。



MDG
308 0926-2
\3500→\2390
知られざるもうひとりのブルクミュラー!
シューマンがシューベルトの早世に並べて惜しんだ、26歳の天才!

ノルベルト・ブルクミュラー(1810-1836):室内楽・歌曲集

・ピアノ・ソナタ ヘ短調 Op.8
・クラリネットとピアノのための二重奏曲 変ホ長調 Op.15
・歌曲13曲

全17トラック/約67分

丸子博子(ピアノ)
ディーター・クレッカー(クラリネット)
白井光子(メゾ・ソプラノ)
ハルトムート・ヘル(ピアノ)

「25の練習曲」のブルクミュラーではない――その弟に、これほどの天才がいた!

 「ブルクミュラー」と聞けば、ほとんどの人が《25の練習曲》を思い浮かべるでしょう。しかし、その作者フリードリヒ・ブルクミュラーには、弟ノルベルトという恐るべき才能を持った作曲家がいました。

 1810年、シューマン、ショパンと同じ年に生まれ、わずか26歳で世を去ったノルベルト。彼の死を知ったシューマンは、「フランツ・シューベルトの早世以来、これほど痛ましい死はなかった」とまで記しています。さらにシューマンは、ノルベルトの未完の交響曲第2番のスケルツォを補筆し、その作品を後世へ残そうとしました。

 この一枚を聴けば、それが単なる友情からの賛辞ではなかったことが分かります。

 16歳頃に書かれたピアノ・ソナタ ヘ短調 Op.8は、ベートーヴェンを思わせる強靭な構成と暗い情熱、その間からふっとこぼれる初期ロマン派ならではの抒情が鮮烈。若書きという言葉では片づけられない、燃え上がるような推進力を持っています。

 晩年の1834年に書かれたクラリネット二重奏曲 Op.15では、その才能がいっそう自然に開花。クラリネットの柔らかな歌とピアノが親密に語り合い、シューマンやメンデルスゾーンへつながるロマン的な息遣いが作品全体を満たしています。

 そして後半には歌曲13曲。ここで歌うのが、ドイツ歌曲の世界的名手、白井光子とハルトムート・ヘルの名コンビです。技巧的な華やかさで押すのではなく、一語一語の陰影から詩と音楽の奥底を照らし出す二人。その演奏によって、ノルベルトの内面にあった孤独、憧れ、若々しい熱情が、生々しいほどに浮かび上がります。

 クラリネットは、知られざる古典派・ロマン派作品の発掘に生涯を捧げた名手ディーター・クレッカー。忘れられた名曲を「珍品」で終わらせず、作品の本当の価値を聴き手に納得させる――まさにクレッカーならではの演奏です。

 「練習曲のブルクミュラー」とはまったく違う世界。ベートーヴェンの意志、シューベルトの歌、シューマンの情熱、メンデルスゾーンの清冽な抒情――それらが、まだ誰のものでもない若い才能の中で激しく交錯しています。

 もしノルベルトがあと20年、いや、あと10年生きていたなら、ドイツ・ロマン派音楽の歴史は少し違ったものになっていたかもしれません。

 26歳で途絶えた、あまりにも大きな可能性。これは単なる珍曲盤ではありません。知られざる天才が確かに存在したことを、白井光子、ハルトムート・ヘル、ディーター・クレッカー、丸子博子という最高水準の演奏家たちが証明する、MDGならではの忘れがたい一枚です!


329 07442
\3500→\2390
ホアキン・トゥリーナ管弦楽作品集

 幻想舞曲集 作品22
 セビリヤ交響曲 作品23
 闘牛の祈り 作品34
 ロシーオの行列 作品 9 (ピアノとオーケストラのための)

ミゲル・ゴメス=マルティネス指揮
ハンブルク交響楽団
1966年 ハンブルク録音

スペインの灼熱と、パリ仕込みの色彩感――トゥリーナの管弦楽を一枚で浴びる!

 ファリャと並んで20世紀スペイン音楽を牽引したホアキン・トゥリーナ。しかし、その管弦楽作品をこれだけまとめて聴けるアルバムは、意外なほど多くありません。

 中心となる《幻想舞曲集》は、「熱狂」「夢想」「酒宴」という三つの情景が、リズムと色彩の洪水となって押し寄せるトゥリーナ屈指の傑作。《セビリヤ交響曲》では、生まれ故郷セビリヤの光、夜、祭りの熱気が、精緻なオーケストレーションによって巨大な音の絵巻になります。

 そこに、祈りと緊張が交錯する《闘牛士の祈り》、祝祭の行列を鮮やかに描く《ロシーオの行列》まで収録。これは単なる「スペイン情緒」ではありません。アンダルシアの民族的な血潮に、フランス印象派の洗練とドイツ・ロマン派の構築性が溶け合った、トゥリーナだけの音響世界です。

 ゴメス=マルティネスとハンブルク響による1966年録音。スペインの血を知る指揮者とドイツの堅固なオーケストラが出会い、華麗さだけでは終わらないトゥリーナの骨格まで聴かせます。代表的管弦楽曲を一気に味わえる、実に頼もしい一枚です!


604 11412
\3500→\2390
メシアン:「鳥のカタログ」~ヨーロッパヨシキリ
ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ 「1905年10月1日、街頭にて」
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第8番 変ロ長調 作品84
セヴェリン・フォン・エッカルトシュタイン(Pf)

鳥の歌、街頭の悲劇、戦争の影――25歳のピアニストが挑んだ、恐るべきデビュー盤!

 メシアン、ヤナーチェク、プロコフィエフ。いずれも20世紀作品でありながら、必要とされる音楽語法はまるで違います。自然界の時間を音に変えるメシアン、歴史的悲劇を鋭く刻み込むヤナーチェク、巨大な構築物の中に戦争の不安と人間の孤独を封じ込めたプロコフィエフ――この三者を一枚に並べた時点で、若きピアニストの野心が伝わってきます。

 《鳥のカタログ》の〈ヨーロッパヨシキリ〉では、鳥の声だけでなく、水面の光、葦原のざわめき、夜から朝へ移ろう空気までをピアノ一台で描写。ヤナーチェクのソナタでは、1905年の街頭で命を落とした若者への怒りと哀悼を、切り詰められた音の中に燃え立たせます。そして最後のプロコフィエフ第8番――いわゆる「戦争ソナタ」の掉尾を飾る大作を、長大な緊張を切らさず弾き切ります。

 ブゾーニ、リーズなど国際コンクールで頭角を現したセヴェリン・フォン・エッカルトシュタイン、25歳のデビュー・アルバム。華やかな名刺代わりではなく、最初からこれほど重く深いプログラムを選んだ。そのこと自体が、この人のただならぬ音楽家魂を物語っています!


603 12722
\3500→\2390
Una voce poco fa
~4本のサクソフォーンのためのオペラ・パラフレーズ

 ナガオ・ジュン:カルメンの主題によるラプソディー
 ロッシーニ:
  「セビリャの理髪師」序曲(arr.S.ポットマイヤー)
 プッチーニ/ヒルナー:「トスカ」によるファンタジー
 ガーシュウィン/デデノン:
  「ポーギーとベス」の主題による組曲
 モーツァルト/イマイ: 
  「魔笛」による魅惑の王国(Seductive Realm)
\3500→\2390
アリアージュ・サクソフォーン・カルテット
ジャン・エウン・バエ(Pf)

4本のサクソフォンが、歌い、笑い、泣き、そしてオペラ劇場になる!

 《カルメン》《セビリャの理髪師》《トスカ》《魔笛》、そして《ポーギーとベス》。誰もが知るオペラの名旋律を、4本のサクソフォン――作品によってはピアノも加えて――変幻自在に描き出す、痛快きわまりないアルバムです。

 ソプラノ、アルト、テナー、バリトンという四つの音域が溶け合えば、そこに現れるのは小さなオーケストラ。弦楽器のように歌ったかと思えば、木管のように軽やかに飛び回り、ときには金管群のような迫力で炸裂します。しかし、単なる名曲の面白アレンジではありません。息の長い旋律、絶妙なアーティキュレーション、四声が一体となる精密なアンサンブル――オペラのドラマを言葉なしで再現する、高度な室内楽です。

 アリアージュとは「合金」。その名のとおり、4人の異なる音色をひとつの新しい響きへと融合させる名手たちです。超絶技巧に胸が躍り、名旋律に酔い、サクソフォンという楽器の表現力に驚く。これは楽しい! しかも猛烈にうまい!


312 10222
\3500→\2390
アドルフ・ヘンゼルト:
 ピアノ三重奏曲 イ短調Op.24/子守歌Op.13-1/
 2つの夜想曲Op.6/ピアノとホルンのための二重奏曲Op.14/
 演奏会用変奏曲Op.1
クラウディウス・タンスキ(P)、
ベンジャミン・シュミット(Vn)、
クレメンス・ハーゲン(Vc)、
ヴァンサン・レヴェスク(Hr)

リストとシューマンが称賛し、ロシア・ピアニズムの礎を築いた「幻の巨匠」ヘンゼルト!

 ドイツに生まれ、のちにロシアへ渡ったアドルフ・ヘンゼルト。今日、その名を目にする機会は決して多くありません。しかし19世紀には、リストやシューマンもその力量を認めた大ヴィルトゥオーゾであり、長くサンクトペテルブルクで教育に携わって、ロシアのピアノ演奏史に深い影響を与えた人物でした。

 ヘンゼルトの特徴は、巨大な手の拡張と強靭な指から生み出される豊麗な響き、そして声楽的なレガート。華麗な《演奏会用変奏曲》や二つの夜想曲には、ショパンとは異なる北方的な陰影と、リストにも比肩するスケールの大きなピアニズムが息づいています。

 しかも本盤は独奏曲だけではありません。充実したピアノ三重奏曲、珍しいピアノとホルンのための二重奏曲まで収め、作曲家ヘンゼルトの全貌に迫ります。ベンジャミン・シュミット、クレメンス・ハーゲンという現代屈指の弦楽器奏者が名を連ねるのも見逃せません。

 忘れられた作曲家の寄せ集めではなく、「なぜこの人が当時それほど称賛されたのか」を耳で納得させる一枚。ロマン派ピアノ音楽の本道から、ほんの一歩横へ踏み出したところに、こんな豊かな世界が待っています!


603 12292
\3500→\2390
ジャン・バプティスタ・サングレー:サクソフォン作品集
 カプリース 作品80/
 サクソフォンのための幻想曲 作品50/幻想曲 作品60/
 サヴォイの思い出 作品73/アダージョとロンド 作品63/
 演奏会用独奏曲 第1番 作品74/同 第2番 作品77/
 華麗なる幻想曲 作品75/
 小協奏曲 作品78/協奏曲 作品57/
 演奏会用独奏曲 第3番 作品83/同 第4番 作品84/
 華麗なる幻想曲 作品86/幻想曲 作品89/
 演奏会用独奏曲 第5番 作品91/同 第6番 作品92/
 同 第7番 作品93/幻想曲 作品102
クリスティアン・ペータース(Sax)
池谷順子(P)

ジャズよりはるか以前――誕生したばかりのサクソフォンに未来を見た男がいた!

 サクソフォンがアドルフ・サックスによって世に送り出されたのは1840年代。その新しい楽器の可能性にいち早く魅せられ、驚くほど多くの作品を書いたのが、ベルギー出身のヴァイオリニスト兼作曲家ジャン=バティスト・サンジュレーです。

 ここにあるのは、ジャズとも吹奏楽とも違う、19世紀ロマン派のサクソフォン。《幻想曲》《カプリース》《演奏会用独奏曲》――タイトルから想像されるとおり、ベルカント・オペラのように朗々と歌い、ヴァイオリンの名人芸のように駆け巡ります。まだ楽器の「常識」が固まっていなかった時代だからこそ、作曲家の想像力はどこまでも自由です。

 これほどまとまったサンジュレー作品集は貴重。クリスティアン・ペータースが、華やかな技巧だけでなく、旋律楽器としてのサクソフォンの艶やかな声を存分に聴かせます。

 サクソフォン・ファンなら、これは自分たちの楽器の「青春時代」を知るための一枚。そしてロマン派の知られざる名人芸作品を愛する方には、宝箱を開けるような一枚です!


304 11062
\3500→\2390
アンサンブルフィラムジカ
モーツァルト:弦楽五重奏曲全集 Vol.3

 弦楽五重奏曲 第4番/同 第5番
アンサンブルフィラムジカ

モーツァルトの室内楽、その最深部へ――暗黒の第4番と、晩年の第5番!

 弦楽四重奏にもう一本のヴィオラを加えただけで、響きは驚くほど深く、豊かになる。モーツァルトがとりわけ愛したヴィオラが二本となる弦楽五重奏は、彼の室内楽の中でも最も内密で、最も告白的なジャンルです。

 第4番ト短調 K.516は、交響曲第40番にも通じる切迫した調性の中から、底知れない悲しみと激しい抵抗が噴き出す不朽の名作。緩徐楽章で二本のヴィオラが作り出す陰影、終楽章の長い悲嘆を突き破って現れる光――その劇的な転換には、何度聴いても息を呑みます。

 一方、第5番ニ長調 K.593は、晩年のモーツァルトならではの透明さと謎をたたえた作品。一見穏やかでありながら、声部の絡み合いは精妙を極め、ふとした瞬間に異界の扉が開くような深さがあります。

 モーツァルトの「美しい音楽」を聴く一枚ではありません。その微笑みの奥にある孤独と、暗闇の向こうに差し込む光を聴く一枚。弦楽五重奏曲の二大傑作を組み合わせた、実に濃密なVol.3です!


601 12752
\3500→\2390
ローマン・コフマン指揮&キエフ室内管
ブリテン:
 (1)イリュミナシオン 作品18
 (2)シンプル・シンフォニー 作品4
 (3)フランクブリッジの主題による変奏曲 作品10
フランツィスカ・ヒルツェル(S)(1)
ローマン・コフマン指揮
キエフ室内管

若きブリテンの才能が、一枚の中で三度爆発する!

 20世紀イギリス最大の作曲家ベンジャミン・ブリテン。その若き日の傑作三篇を集めた、強力なプログラムです。

 ランボーの幻視的な詩を高声と弦楽合奏で描く《イリュミナシオン》は、光が炸裂するような鮮烈さと、官能的で冷たい孤独が同居する異色作。言葉の一つひとつが鋭い音響となり、若きブリテンの大胆な感性がむき出しになります。

 対照的に《シンプル・シンフォニー》は、少年時代に書いた旋律を大人の技術で磨き上げた、茶目っ気と瑞々しさにあふれる人気作。そして師フランク・ブリッジへの敬意を込めた《フランク・ブリッジの主題による変奏曲》では、弦楽合奏が姿を次々と変え、抒情、諧謔、哀悼、超絶技巧を一気に駆け抜けます。

 コンサートマスターとしてキエフ室内管の響きを知り尽くしたローマン・コフマンが、弦楽器の切れ味と深い歌を引き出します。《イリュミナシオン》のフランツィスカ・ヒルツェルも、透明な声と鋭い言葉でランボーの世界へ切り込みます。

 親しみやすい《シンプル・シンフォニー》だけで終わらない。優雅で、危険で、知的で、そして猛烈に若い――ブリテンという天才の三つの顔が、一枚に凝縮されています!




MDG
338 0748-2
(2CD)
\6000→\4590
ベートーヴェンと同じウィーンを生きた夭折の才能!
ロプコヴィッツ侯爵の宮廷から蘇った、堂々たる宗教劇!

アントニオ・カジミール・カルテッリエーリ(1772-1807):
宗教劇《ユダ王ヨアス》

全曲/2CD

カタリーナ・カンマーローアー(Ms)
ゲザ・ホッペ、インゲボルク・デンナーほか
フライブルク室内合唱団ほか

「ベートーヴェンの時代のウィーン」は、ベートーヴェンだけではなかった!

 カルテッリエーリはボヘミアに生まれ、ウィーンでサリエリに学び、ロプコヴィッツ侯爵の宮廷楽長を務めた作曲家。まさに若きベートーヴェンと同じ空気を吸いながら、オペラ、宗教曲、器楽曲に才能を燃やし、34歳で早世しました。

 旧約聖書のユダ王ヨアスを描くこの「アツィオーネ・サクラ」は、古典派の明晰な造形の中に、劇場的な緊張、合唱の威容、登場人物の感情をえぐるような独唱を注ぎ込んだ大作。モーツァルトの高貴さ、サリエリの劇的感覚、そして初期ロマン派へ向かう熱気が、一つの舞台で激しく交差します。

 単なる「同時代の珍曲」ではありません。ロプコヴィッツ宮廷の華やかな音楽文化を丸ごと掘り起こし、忘れられた作曲家が第一級の劇作家であったことを証明する2枚組。ベートーヴェン時代の地図を塗り替える、MDGらしい大発掘です!


MDG
937 1687-6
(3SACD)
\8000→\6690
官能、狂気、炎――シュレーカーの禁断の音響世界!
巨大な後期ロマン派オペラ《イレローエ》、全曲盤!

フランツ・シュレーカー(1878-1934):
歌劇《イレローエ》全3幕

ハイブリッドSACD/3枚組

ロマン・サドニク(T)
インゲボルク・グライナー(S)
ダニエラ・デンシュラーク(Ms)ほか
ボン歌劇場合唱団
ベートーヴェン管弦楽団ボン
シュテファン・ブルニエ(指揮)

かつて《ばらの騎士》に迫る人気を誇り、ナチスによって舞台から消された作曲家――その真価がここにある!

 1924年に初演された《イレローエ》は、呪われた血、抑えがたい欲望、贖罪、そして炎上する城をめぐる暗黒の愛のドラマ。シュレーカーはワーグナー以後の巨大な管弦楽を、香気立つ和声と妖しい色彩で満たし、舞台そのものを陶酔と悪夢の境界へ連れ去ります。

 旋律が幾重にも絡み、遠くから祭りの音楽が忍び込み、愛の高揚が破局の予感へと変わる――この精緻な音響こそシュレーカーの魔術。退廃的という一語では到底くくれない、人間の衝動と罪を直視する恐るべき劇音楽です。

 ボンの劇場勢力を結集した全曲録音を、MDGの立体的なSACDサウンドで。復権の進むシュレーカーの中でも、これほど濃密で、これほど危険な魅力を放つ作品はありません。後期ロマン派オペラの深部へ踏み込む、圧倒的3枚組です!


MDG
301 0497-2
\3500→\2390
モーツァルトの名曲が、極上の管楽合奏に変身!
クレッカー率いるコンソルティウム・クラシクム!

「モーツァルト!」Vol.4

六重奏曲 変ホ長調/変ト長調
八重奏曲 ヘ長調ほか

コンソルティウム・クラシクム
ディーター・クレッカー(クラリネット、主宰)

モーツァルトの時代、ヒット・オペラはこうして街へ飛び出した!

 録音もラジオもなかった18世紀、人気オペラの旋律を家庭や庭園へ運んだのが、管楽器による「ハルモニームジーク」でした。原曲の歌を知り尽くした編曲は、旋律をただ置き換えるのではなく、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットの個性を生かして、新しい室内楽へと生まれ変わらせます。

 演奏は、知られざる古典派作品の発掘に生涯を捧げたディーター・クレッカー率いるコンソルティウム・クラシクム。柔らかく溶け合う響き、台詞のように弾む受け渡し、そして絶妙なユーモア。歌手がいないのに、登場人物の表情まで見えてくるようです。

 有名曲を違う角度から楽しめ、管楽アンサンブルの醍醐味も存分に味わえる。親しみやすさとマニアックな愉悦を両立した、まさに「売れる珍盤」。クレッカーの名人芸を聴く入口としても最高です!


MDG
614 1174-2
\3500→\2390
ベートーヴェン《田園》を先取りした男の、知られざる宗教音楽!

ユスティン・ハインリヒ・クネヒト(1752-1817):詩篇カンタータ集

《詩篇第1番》
《詩篇第6番》
《主は言われた(Dixit Dominus)》

ズザンネ・フォン・ジッヒェラー(S)
ウルズラ・アイティンガー(A)ほか
ハスラー・コンソート
フランツ・ラムル(指揮)

「嵐、牧歌、自然への感謝」を交響曲に描き、ベートーヴェンの《田園》を驚くほど先取りした作曲家――クネヒトには、もう一つの顔があった!

 南ドイツで活躍したクネヒトは、鍵盤奏者、音楽理論家、劇場人として幅広い仕事を残しました。本盤が照らすのは、彼の劇的な宗教音楽。詩篇の言葉に即して独唱と合唱が応答し、オーケストラが情景と感情を鋭く描きます。

 古典派の均整を保ちながら、苦悩の陰影、祈りの静けさ、神を讃える合唱の爆発には、すでにロマン派の熱があります。地方楽長の「実用品」などではなく、聖書の言葉を生身のドラマへ変える確かな個性がここにあります。

 「《田園》の先駆者」という興味から聴き始め、音楽そのものの力に引き込まれる一枚。フランツ・ラムルとハスラー・コンソートの実直で鮮烈な演奏が、忘れられた古典派の空白を見事に埋めます!


MDG
601 1315-2
\3500→\2390
ローマン・コフマン指揮&キエフ室内管

マーラー編《死と乙女》、壮絶のライヴ録音!

シューベルト:弦楽四重奏曲第14番《死と乙女》
(マーラーによる弦楽オーケストラ版)

マーラー:交響曲第5番よりアダージェット

キエフ室内管弦楽団
ロマン・コフマン(指揮)
ウーテ・ブラウマー(ハープ)

《死と乙女》の切迫感を、一音も薄めず、巨大な弦のうねりへ――!

 マーラーが弦楽合奏へ移したシューベルトの傑作。声部を厚くしただけではありません。四重奏の鋭利な対話を保ちながら、低弦の深い震え、総奏の圧力、弱音の底知れぬ冷気を加え、作品に潜む「死」の影を劇場的なスケールで立ち上がらせます。

 ロマン・コフマンとキエフ室内管は、ロマン派的な甘さへ逃げず、リズムを噛みしめ、極限まで緊張を持続。第2楽章の変奏が一段ずつ深淵へ降り、終楽章のタランテラが逃れられない運命の疾走となります。

 後半にはマーラー自身の《アダージェット》。シューベルトの死への凝視から、静かな愛の告白へ。人気曲でありながら、編曲と演奏によって聴き慣れた世界が一変する。MDG特価の中でも、最も広く、しかも強く薦められる一枚です!


MDG
603 1788-2
\3500→\2390
革命、亡命、ロシア宮廷、そして再び軍人へ――
こんな人生を送ったギター作曲家がいた!
二本のギターが競い、歌い、火花を散らすロワイエ!

アントワーヌ・ド・ロワイエ(1768-1852):
ギター二重奏曲集 第1集

協奏的二重奏曲 Op.31-1 イ長調
 I. Allegro moderato brillante
 II. Adagio cantabile
 III. Rondo. Poco vivace

協奏的二重奏曲 Op.31-2 ハ長調
 I. Allegro moderato
 II. Menuetto. Poco vivace
 III. Adagio cantabile
 IV. Rondo. Allegretto

協奏的二重奏曲 Op.31-3 ホ短調
 I. Allegro agitato
 II. Romance. Andante sostenuto
 III. Rondo. Poco vivace

12のワルツ Op.23

ハインリヒ・アルベルト・デュオ
【ヨアヒム・シュラーダー(ギター)
 ヤン・エルラー(ギター)】

フランス革命、亡命、ロシア皇帝の宮廷、ナポレオン戦争、王政復古――。
こんな激動の人生を歩みながら、ギターを弾き、そして作品を書き続けた男がいました。

 アントワーヌ・ド・ロワイエ(1768-1852)。

 今日ではほとんど忘れられてしまった名前ですが、当時はヨーロッパ屈指のギター名手として知られた人物でした。

 もともとは軍人の道を歩むはずだったロワイエ。しかしフランス革命によって人生は大きく狂います。

 王党派だった彼はフランスを離れ、プロイセンやオーストリア側で共和派と戦い、その後ハンブルクへ。そこでギター教師、演奏家として活動し、やがて1802年にはロシアへ渡って、サンクトペテルブルクの宮廷で皇帝に仕える音楽家となります。

 そして約10年後にフランスへ帰国。王政復古後は再び軍務に復帰し、サン=ルイ勲章まで授けられました。

 なんとも劇的な人生です。

 しかも、その音楽が面白い。

 ここに収められた3曲の《協奏的二重奏曲》Op.31は、いわゆる「ギター二重奏」と聞いて想像するような、穏やかな家庭音楽とはかなり違います。

 二本のギターが完全に対等。

 片方が伴奏して、片方が旋律を歌うだけではありません。

 互いに主役を奪い合い、フレーズを受け渡し、ときには競争するように走り回る。

 つまりタイトルどおり、まさに「協奏的」。

 第1番イ長調は明るく華やか。第2番ハ長調は古典派らしい均整の中に優雅な歌が広がり、第3番ホ短調になると一転して、冒頭からぐっと劇的な表情を見せます。

 そして後半には《12のワルツ》Op.23。

 一曲一曲は短いものの、そこには軽快な舞曲、優雅なサロン音楽、ちょっとした哀愁、洒落た転調と、ロワイエのセンスがぎっしり詰まっています。

 演奏するハインリヒ・アルベルト・デュオは、ヨアヒム・シュラーダーとヤン・エルラーによるギター・デュオ。忘れられた作品を積極的に掘り起こしてきた二人だけに、この珍しいロワイエ作品との相性は抜群。

 輪郭のはっきりした音、細かなパッセージの受け渡し、そして二人の呼吸の一致が、この作品の面白さを鮮やかに浮かび上がらせます。

 ソル、カルッリ、ジュリアーニだけが19世紀ギター音楽ではない。

 革命と戦争の時代を生き抜きながら、これほど充実したギター二重奏曲を書いた人物がいた。

 珍曲紹介だけでは終わらない、聴けばすぐに楽しめる本格派。
 ギター・ファンにはぜひ一度知っていただきたいロワイエ再発見の一枚です!



MDG
609 1695-2
(2CD)
\6000→\2790
モスクワ、本場ロシア勢による《エフゲニー・オネーギン》!
恋、拒絶、決闘、そして遅すぎた告白――
約100分に凝縮された演奏会用ヴァージョン

チャイコフスキー:
歌劇《エフゲニー・オネーギン》

演奏会用ヴァージョン

録音:2009年6月6日
モスクワ、チャイコフスキー・コンサートホール(ライヴ)
CD1:68分32秒/CD2:30分40秒

エカテリーナ・ゴドヴァネッツ(ソプラノ:タチアーナ)
ヴラディスラフ・スリムスキー(バリトン:オネーギン)
ドミトリー・ヴォロパエフ(テノール:レンスキー)
イリーナ・ルブツォヴァ(ソプラノ:ラーリナ)
イリーナ・ドルジェンコ(メゾ・ソプラノ:オリガ)
マルガリータ・ネクラソヴァ(メゾ・ソプラノ:フィリピエヴナ)
アンドレイ・テレギン(バス:グレーミン)
ヴァレンティン・スクホドレッツ(テノール:トリケ)

ユルロフ記念国立アカデミー合唱団
ロシア国立交響楽団(スヴェトラーノフ交響楽団)
マルク・ゴレンシュタイン(指揮)

これは通常の舞台上演をそのまま収めた《オネーギン》ではありません。
チャイコフスキーの傑作オペラを演奏会用に構成し、約100分の濃密なドラマとして聴かせるライヴ録音です。

 舞台装置も演技もない。だからこそ、プーシキンの物語とチャイコフスキーの音楽そのものが、むき出しになって迫ってきます。

 田舎の少女タチアーナが一晩かけて書き上げる恋文。そんな彼女にオネーギンが突きつける冷たい拒絶。軽率な挑発から始まるレンスキーとの決闘。そして年月を経て再会したとき、今度はオネーギンの側が激しい恋に落ちる――。

 何より《エフゲニー・オネーギン》は、巨大な歴史劇ではありません。

 チャイコフスキー自身が「抒情的場面」と呼んだように、ここにあるのは人間の心がほんの少し揺れた瞬間、その積み重ねです。

 そしてこの録音の強みは、なんといっても本場ロシア勢によるモスクワ・ライヴであること。

 タチアーナ、オネーギン、レンスキー、グレーミンといった主要人物をロシアの歌手たちが歌い、ユルロフ記念国立アカデミー合唱団、ロシア国立交響楽団をマルク・ゴレンシュタインが指揮。

 ロシア語の響きとチャイコフスキー独特の歌い回しが、無理なく音楽の中に溶け込んでいます。

 タチアーナの恋文の場面、レンスキーの悲痛な歌、舞踏会のワルツやポロネーズ、そして最後のオネーギンとタチアーナの再会――。

 《オネーギン》の核心となる場面を、演奏会形式ならではの集中力で一気に味わえるのがこのアルバム。

 「抜粋盤」というより、巨大なオペラからドラマの芯だけを取り出して、一本の濃密な音楽劇にしたような《エフゲニー・オネーギン》。

 本場ロシアの歌手、合唱、オーケストラによるモスクワ・ライヴ。
 全曲盤とはまた違った形で、この作品の切なさと美しさをストレートに味わえる2枚組です!


MDG
317 1591-2
\3500→\2390
大聖堂が鳴り出す!
ポーランド後期ロマン派の巨大オルガン宇宙!

フェリクス・ノヴォヴィエイスキ(1877-1946):
オルガン協奏曲集 第1集

 オルガン協奏曲 Op.56 第1番、第2番
 祝典曲《大聖堂への入場》

ルドルフ・イニヒ(オルガン)
歴史的オルガン使用

オルガン一台で、交響曲を超えるスケールを――!

 ポーランドの作曲家ノヴォヴィエイスキは、後期ロマン派の巨大な語法と民族的な情熱をオルガンへ注ぎ込んだ異才。ここでいう「協奏曲」は管弦楽を伴う作品ではなく、オルガン内部の無数の音色群を独奏者が競わせる、壮大なソロ・コンチェルトです。

 囁くようなフルート管から、壁を揺らす総奏まで。主題は建築物のように積み上がり、対位法の厳格さとロマン派の熱狂が一体になります。《大聖堂への入場》では、題名通り、巨大な扉が開いて光が差し込むような祝祭感が炸裂。

 ルドルフ・イニヒの緻密なレジストレーションと、MDGが誇る自然な空間録音が、楽器と聖堂を一つの共鳴体として捉えます。オルガン好きなら、この轟きと色彩に抗えません。シリーズ第1集にふさわしい、堂々たる幕開けです!


MDG
605 1477-2
\3500→\2390
バッハ以前のドイツ音楽は、こんなにも華麗だった!
鍵盤音楽だけではない、J.C.F.フィッシャーの知られざる全貌

ヨハン・カスパール・フェルディナント・フィッシャー(1656-1746):
管弦楽・合唱作品集

管弦楽組曲 第1番 ハ長調
 序曲
 行進曲
 戦士たちのエール
 リゴドン
 メヌエット
 シャコンヌ

《大天使聖ミカエルのミサ》
 Kyrie
 Gloria
 Credo
 Sanctus - Benedictus
 Agnus Dei

《対位法によるミサ》
 Kyrie(待降節用)
 Gloria
 Credo
 Sanctus - Benedictus
 Agnus Dei
 Kyrie(四旬節用)

ヴェロニカ・ヴィンター(ソプラノ)
ジェニー・ヘッカー(アルト)
ヘニング・フォス(テノール)
ニルス・ギーベルハウゼン(アルト)
マティアス・ゲルヒェン(バス)

ヘンデルズ・カンパニー
マリエン・カントライ・レムゴ室内合唱団
ライナー・ヨハネス・ホムブルク(指揮)

録音:2007年5月

「バッハに影響を与えた人」――。
J.C.F.フィッシャーは、どうしてもそんな説明だけで終わってしまいがちです。

 たしかに、さまざまな調をめぐる前奏曲とフーガ集《アリアドネ・ムジカ》が、後のバッハ《平均律クラヴィーア曲集》へつながる重要な先駆となったことは有名です。

 しかし、この一枚を聴くと分かります。

 フィッシャーは、鍵盤音楽だけの作曲家ではありませんでした。

 ここに収められたのは、管弦楽組曲と二つのミサ曲。

 つまり、宮廷の華やかな祝祭音楽と、教会の厳粛な宗教音楽。

 一人の作曲家の中に、この二つの顔がしっかり共存していたことが分かります。

 まず《管弦楽組曲第1番》。

 序曲、行進曲、リゴドン、メヌエット、シャコンヌ――曲名を見るだけでも、そこには明らかにフランス宮廷音楽の香りがあります。

 重々しいドイツ・バロックを想像していると、拍子抜けするほど軽やかで、鮮やかで、舞曲的。

 しかし、ただ華やかなだけではありません。

 短い各曲の中に、きっちりとした構成感と対位法の感覚が息づき、フランス的な優雅さとドイツ的な堅牢さが自然に結びついています。

 続く《大天使聖ミカエルのミサ》では世界が一変。

 合唱と独唱、器楽が立体的に絡み合い、荘厳さの中に色彩感が浮かび上がります。

 そして最後の《対位法によるミサ》。

 こちらは題名どおり、フィッシャーの作曲技法そのものが前面に出た作品。

 線と線が絡み合いながら、音楽が少しずつ組み上がっていくその感覚は、まさに後のバッハへつながっていく世界です。

 けれど重要なのは、

 「バッハの前にこんな人がいた」

 というだけではありません。

 舞曲ではこれほど粋で、ミサではこれほど荘厳。そして対位法になると、これほど知的で精密。

 フィッシャーという人そのものが、実に懐の深い作曲家だったのです。

 演奏はライナー・ヨハネス・ホムブルク指揮、ヘンデルズ・カンパニーとマリエン・カントライ・レムゴ室内合唱団。

 古楽器ならではの透明感のある響きで、華やかさと厳粛さ、その両方をきれいに描き分けています。

 バッハ以前のドイツ音楽は、決して「助走期間」ではなかった。

 そこにはすでに、こんなにも豊かで完成度の高い世界があった。

 「バッハの先駆者」という肩書きを外して、J.C.F.フィッシャーという一人の作曲家をまるごと聴いてみる。
 そのための格好の一枚です!



MDG
902 1784-6
(SACD)
\3500→\2390
死を悼む音楽が、これほど温かく、これほど澄みきってよいのか。
シュッツ不滅の傑作《音楽による葬送》!

ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):
 《音楽による葬送》とモテット集

シュトゥットガルト・ヒムヌス少年合唱団
ライナー・ヨハネス・ホンブルク(指揮)
ムジカ・フィアタ
ローラント・ヴィルソン(指揮)

ドイツ音楽が生んだ最も深い慰めの一つ――《ドイツ・レクイエム》より二世紀以上前に、シュッツはここまで到達していた。

 《音楽による葬送》は、ロイス侯ハインリヒ2世が自ら選んだ聖句をもとに、シュッツが1636年に作曲した葬送音楽。独唱者の親密な言葉、合唱の応答、空間の彼方から差し込むような終曲が、死への恐れを少しずつ静かな確信へ変えていきます。

 イタリアで学んだ劇的な言葉の扱いと、ドイツ・プロテスタントの峻厳な信仰。その二つが奇跡的な均衡を結び、華美に流れず、一語一語が胸へ届く。少年合唱の透明な響きとムジカ・フィアタの古楽器が、時間の隔たりを消し去ります。

 これは「古楽の名曲」という枠を越えた、人が死と向き合い、残された者を慰めるための音楽。SACDの空間再現も生きた、特集全体を引き締める決定的な一枚です!





ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2026 ARIA-CD.All rights reserved.08