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すでにメーカーで完売している
MEMORIESの貴重な海外在庫
1CD\2290/2CD\3590
~5/19(火)午前9時


 歴史的録音復刻レーベルMEMORIES。
 メーカー在庫は現在きわめて残り少なくなっている。
 今後も完売アイテムを再プレスすることはないと思われる。

 数十年にわたって歴史的録音ファンを喜ばせたこのレーベルのアルバムを市場で見られるのはあとわずかと思っていいと思う。


 今回リストアップしたのは、そのMEMORIESの、メーカーには在庫がないが海外の倉庫には貴重な残りがあるもの。
 その海外在庫も1年前から比べるとかなり減ってきた。
 今後さらに減っていくものと思われる。

 これは、と思うものは早めに確実に手に入れておいたほうが良いかと思います。
 

 ただそれぞれ在庫数は1~5本とのことなので完売の際はご容赦を。






MR2423/2426
(4CD)
\5990
クナッパーツブッシュ/ブラームス録音集
 ブラームス:
  交響曲第2番(シュターツカペレ・ドレスデン、1959年11月27日ライヴ)、
  ハイドン変奏曲(ケルン放送響、1963年5月10日ライヴ)、
  交響曲第3番、悲劇的序曲(ウィーン・フィル、1955年7月26日ライヴ)、
  大学祝典序曲(ウィーン・フィル、1957年6月スタジオ)、
  交響曲第4番(ブレーメンフィル、1952年12月12日)、
  二重協奏曲(ミュンヘンフィル、ゾンライトナーVn,キスカルトVc1959年1月6日ライヴ)、
  ピアノ協奏曲第2番(カーゾン、ピアノ、ウィーン・フィル、1955年7月26日ライヴ)、
  アルト・ラプソディ
   (ルクレツィア・ウェスト(コントラルト)ウィーン・フィル、1957年6月スタジオ)
クナッパーツブッシュ指揮

 導入から物凄い遅いテンポをとったり、ワーグナー的な金管の咆哮を聴かせたりと異形のブラームス像で知られる「クナのブラームス」。しかし根本は懐かしい響きを呼び起こす素朴な味わいに満ちた心温まる名演です。
 第2番のパウゼの効果をこれでもかと駆使する名演。ブラームスのロマン的な性格を強調した第3番。吃驚するほど遅いテンポで、逞しいアゴーギグでオケを引張る第4番など聴きどころ満載。
 ハイドン変奏曲など最晩年故に、スケールの大きさが尋常ではなくまるで交響曲を聴くかのような充実です。
 ちなみに、クナによるブラームス:交響曲第1番は録音が遺されていないとされております。よって録音が遺された楽曲が当盤には網羅されております。

モノラル


MR2215/2218
(4CD)
\5990

フルトヴェングラー指揮 ブラームス作品集

交響曲第1番  ウィーン・フィル
1952年1月27日ライヴ
ハンガリー舞曲第1,3,10番 ウィーン・フィル
1949年4月スタジオ
交響曲第2番 ウィーン・フィル
1945年1月28日ライヴ
二重協奏曲 ウィーン・フィル、
ボスコフスキー、ブラベッツ
1952年1月27日ライヴ
交響曲第3番 ベルリン・フィル
1954年4月27日ライヴ
ヴァイオリン協奏曲 メニューイン、
ルツェルン祝祭管
1949年8月ライヴ
交響曲第4番 ウィーン・フィル
1950年8月ザルツブルク・ライヴ
ハイドン変奏曲 ベルリン・フィル
1950年6月ライヴ

 MEMORIESからはMR2071/2074として、フルトヴェングラーのブラームス交響曲全集が出ておりましたが、今回のリリースは全て違う演奏です。
 ウィーン・フィルとの演奏が中心となっていることが注目でこの時代は世界に冠たるヴィルトゥオーゾ・オーケストラというより地域性の高い音色の個性で酔わせてくれます。

 第2番は戦中にスイス脱出直前という異様な雰囲気の中で奏でられる不思議な安息が心を打ちます(この演奏の音質の改善が目覚しいです)。
 そして戦後の1950年ザルツブルクに於ける第4番の強烈な演奏。
 1952年の豊饒この上ない第1番。

 最晩年の1954年の第3番はベルリン・フィルを使ってスケール極大の深遠さで、チェリビダッケはこういう演奏を目指していたのではないかと想像もたくましくなります。

 二重協奏曲は、勝手知ったるウィーン・フィル・メンバーをソリストに据えた温かな名演。
 ヴァイオリン協奏曲はメニューインの非凡が余すところなく伝わります。


MR2256/2257
(2CD)
\3590

カラヤン
 ケンプとハスキルでモーツァルトのピアノ協奏曲第20番
  しかもわずか1週間の間

モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第20番、
 交響曲第41番「ジュピター」
  1956年1月21日
   (ピアノ独奏:ヴィルヘルム・ケンプ、ベルリン・フィル、ベルリン)
モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第20番、
 交響曲第39番1956年1月28日
  (ピアノ独奏:クララ・ハスキル、フィルハーモニア管、ザルツブルク)
カラヤン指揮

 1956年のモーツァルト・イヤーのカラヤン・ライヴ。
 演奏日付にご注目下さい。カラヤンの超人的な才能、体力を物語るようなスケジュールです。この前年末はスカラ座で、「魔笛」を指揮、1月に入ると新たな手兵ベルリン・フィルとベルリンで共演し、さらにウィーンに移動しもう一つの手兵、ウィーン響と共演、またベルリン・フィルに戻り当プログラムを指揮、さらにウィーンに戻り、ウィーン響と共演、そして、さらなる手兵フィルハーモニア管とヨーロッパ・ツアーを敢行します。
 その初日のライヴが当盤に収録されています。
 カラヤンは既にベルリン・フィルの首席指揮者に指名されており、1960年以降は、演奏をほぼベルリン・フィル、ウィーン・フィルとの共演に絞ってしまいますので、この時代が世界の名門オケを指揮する為に世界を飛び回った最後の時期と言えましょう。

 ケンプの質実剛健なピアノには、それに寄り添うように美音を奏で、ハスキルの瑞々しくもはかないモーツァルトには抜群のセンスで軽妙なバッキングを聴かせます。同じ曲、違うソリスト、違うオケでどれだけ違う音楽を作っているかが手に取るように理解できます。音質極上。

<モノラル>


MR2341/2342
(2CD)
\3590
レオポルド・ストコフスキー/
 チャイコフスキー:後期三大交響曲集

  交響曲第4番
   (NBC交響楽団、1941年11月スタジオ)、
  交響曲第5番
   (NBC交響楽団、1942年11月29日ライヴ)、
  交響曲第6番「悲愴」
   (ハリウッド・ボウル管、1945年7月ライヴ)
ストコフスキー指揮

 ストコフスキーの絢爛豪華なチャイコフスキー後期三大交響曲集!
 活動期間が驚異的に長かった鬼才ストコフスキですが、チャイコフスキーの交響曲という如何にも芸風にぴったりな作品に意外や録音は多くありません。
 当盤は、アメリカに於ける戦中のライヴということで、巨匠もまだまだ元気そのもので強烈な演奏を披露しております。
 第4番は、NBC響とのセッション録音で、トスカニーニがレパートリーに加えなかった曲ということで録音が実現したのでしょう。スタジオ録音故に、端正ですが、その分細かな改変、とその指示が明瞭にわかります。
 第5番もまたトスカニーニが指揮しなかった曲です。この曲はストコフスキの勝負レパートリーであり、数多くの録音が有り、特に晩年の肥大したような怪演も通を唸らせますが、ここではより引締まったサウンドで聴かせてくれます。
 NBCの木管の歌など素晴らしいですし、そこを強調している感もあります。
 夏のハリウッドボウル音楽祭ライヴの「悲愴」はオーケストラの実体がロスアンジェルスフィルですが、珍しい組合せと言えましょう。キッチュな演奏ではなく、深刻な抉りも効いた名演です。
<モノラル>



MR2434/2436
(3CD)
\4690

エーリヒ・クライバー/モーツァルト:名演集


 交響曲第33番(ケルン放送響、1953年11月23日)、
 交響曲第36番「リンツ」(シュターツカペレ・ベルリン、1954年11月12日)、
 交響曲第38番「プラハ」(ウィーン・フィル、1929年2月)、
 交響曲第39番(ケルン放送響、1956年1月20日)、
 交響曲第40番(ロンドンフィル、1949年4月)、
 オーボエ協奏曲(ケルン放送響、ローター・ファーバー、1956年1月20日)、
 ドイツ舞曲より4曲(ケルン放送響、1956年1月20日)、
 アイネ・クライネ・ナハトムジーク(ベルリン・フィル、1934年5月)
  (*全ライヴ録音、「アイネ・クライネ」、「プラハ」、「第40番」はスタジオ録音
エーリヒ・クライバー指揮

 その盛名に比して録音が極端に少ないエーリヒ・クライバーのモーツァルトを集成した好企画盤。
 門下でもあった近衛秀麿は、「フルトヴェングラーのモーツァルトは額縁に入っている感じ、クライバーのモーツァルトは生き生きしてまことに素晴らしいものだった」と評しております。
 戦後ヨーロッパに復帰してからの演奏がほとんどなのも嬉しい限りで、フレージングの自由さ、自在なテンポ変化、特に効果的な加速は瑞々しい色気に満ちております。
 第33番、第36番など、やはりカルロスとそっくりです(カルロスがそっくり)。

  <モノラル>


MR2439/2440
(2CD)
\3590
クナッパーツブッシュ/ハイドン:交響曲名演集
 第88番「V字」(ウィーン・フィル、1958年11月9日)、
 第92番「オクスフォード」(1924年、シュターツカペレ・ベルリン)、
 第94番「驚愕」(ベルリン・フィル、1950年2月1日)、
 交響曲第100番「軍隊」(シュターツカペレ・ベルリン、1933年4月)
クナッパーツブッシュ指揮

 巨匠クナッパーツブッシュの正に異形のハイドン。毒を持ったハイドン演奏。ハイドン演奏には無限の可能性がある事を今の世にも教えてくれる傑作です。
 ウィーン・フィルとの「V字」大らかさが何とも言えない超名演です。「驚愕」の大胆なテンポ変化、急激なギアチェンジに乗客みながずっこけるかのようです。しかし、単なる奇演に終わらないのがその格調の高さです。クナの遺されている全てのハイドンが当盤で揃って聞けるお得盤です。
  <モノラル>


MR2489/91
(3CD)
\4690
ワルター/ハイドン:交響曲集
 交響曲第86番(1940年2月10日NBC響)、
 交響曲第86番(1948年12月12日NYP)
 交響曲第88番「V字」(1943年11月7日NYP)、
 交響曲第92番「オクスフォード」(1939年3月18日NBC響)、
 交響曲第96番「奇蹟」(1954年11月21日NYP)、
 交響曲第96番「奇蹟」(1955年5月12日フランス国立放送響)、
 交響曲第98番(1938年1月22日)、
 交響曲第100番「軍隊」(1938年1月10日、ウィーン・フィル)、
 交響曲第102番(1953年2月18日NYP)
ブルーノ・ワルター指揮

 これまた見逃せない好企画!
 ワルターのハイドン集大成。先頃亡くなられた宇野功芳先生に捧げたい程です。ほとんどがライヴ録音というのが嬉しいところ。第86番、第88番、第96番のニューヨークフィル・ライヴは極めて珍しいものです。
 アメリカに渡った直後とアメリカに馴染んだ頃のワルターで聴く、2種類の「第86番」。
 NBC響だとやはり焦燥感が聞き取れますが、NYPだと大らかなゆとりも見せてくれます。
 第88番「V字」はフルトヴェングラー、クナ、アーベントロートにヒケを取らない超個性的名演。お得意の第96番「奇蹟」も2種類収録。
 ニューヨークフィルの馬力を駆使した54年盤とお洒落なフランス国立盤。両方持っていたい名演です。
 さらに高名なウィーン・フィルとの「軍隊」、こちらは貴族趣味的な音色を惜しむことなく披露しております。

 全てモノラル


MR2624
\2290
クナッパーツブッシュ
シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」

 (1959年1月6日ライヴ)
クナッパーツブッシュ指揮
ミュンヘンフィル

 クナの「ザ・グレート」と言えば、ウィーン・フィルとの1957年盤が著名ですが、こちらは、それから2年後のミュンヘン・ライヴ。ウィーン盤は聴衆の拍手が終わらぬうちに無造作に開始してしまう怪物ぶりですが、こちらは聴衆の拍手が完全に終わってから、しかし素っ気ないくらいに始まります。
 ブルックナーの前史としてのシューベルトとも違う、ロマン的な表現。金管の強奏、突然のリタルダント、絶壁から突き落とされるようなテンポダウンには唖然とするばかり。
 田舎臭い魅力に満ちたミュンヘンフィルの素朴な音色、粗雑と紙一重のスレスレの表現。鬼才の面目躍如と申せましょう。音像が残念ながら遠目で、原テープに起因する音の揺れも散見されますが、ファンならば手元に置きたい別格の奇演です。
 






MR 2014/15
(2CD)
\3590

フランツ・コンヴィチュニー
 まさかのフレンニコフ交響曲第2番!!


CD1
 (1)ブリテン:
  左手ピアノと管弦楽のための主題と変奏(Diversions)作品21
   (1951年10月21日)、
 (2)フレンニコフ:交響曲第2番
   (1955年4月21日)
ベルリン放送響
ジークフリート・ラップ(P)(1)
CD2
 オルフ:カルミナ・ブラーナ
  以上、:1957年5月31日ライヴ
プラハ放送響、
ミラヴ・スオルトヴァ(S)、
アントニン・ヴィタヴァ(T)、
テオドル・スルバス(Br)

 往年の大指揮者、フランツ・コンビチュニーによる希少なレパートリーを集めた好企画。
 特にフレンニコフ:交響曲第2番という、轟音、爆音好きには堪らない名曲が含まれる。スベトラーノフの演奏しか聴けない状態で長く続いていた。ファンにとっては、このリリースは大変歓迎されるだろう。
 MEMORIESによるとコンビチュニーらしいがっしりとした構成的な演奏で重みを持つが故にその迫力も無類とのこと。そして、「カルミナ・ブラーナ」という驚愕の初登場音源も含む。コンビチュニーといえばドイツ音楽の権威だが、無論オルフも紛れもないドイツ音楽であり、堂々たる演奏を聞かせてくれる。いずれも年代にしては良好な音質で音楽愛好家には充分に訴求する品質と言えるだろう。


MR2071/74
(4CD)
\5990
フルトヴェングラー&BPO/
 ブラームス:交響曲全集

  第1番(1953年5月18日)、第2番(1952年5月7日)、
  第3番(1949年12月18日)、第4番(1949年6月10日)、
  ドイツ・レクイエム
   (ストックホルムフィル、ケルステン・リンドベルイ・トルリンド(S)、
    ベルンハルト・ゼネルステット(Br)他)
フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィル
ストックホルム・フィル 他 
 フルトヴェングラー+ベルリン・フィルという黄金コンビのいままでありそうでなかったブラームス全集。

 第1番も比較的珍しい演奏でフルトヴェングラーならではのテンポ・アップはのけぞる位の激しさです。
 第2番、第3番ともにドラマを音楽に叩き込んだ凄絶な名演。
 第4番は吉田秀和先生が至高の名演と絶賛したヴィスバーデン・ライヴで、美しさは絶後のもの。
 ストックホルムのドイツ・レクイエムも荘厳、深刻な味わいが素晴らしいです。

 いずれも出演者秘蔵のテープより、入念にリマスタリングされたものです。


MR2108/2109
(2CD)
\3590
フルトヴェングラー自作自演
 フルトヴェングラー:
  ピアノと管弦楽のための交響的協奏曲
   (ベルリン・フィル、エドヴィン・フィッシャー(P)、
    1939年1月19日)、
  交響曲第2番(ハンブルク・フィル、1948年10月18日)
フルトヴェングラー指揮

 まるで世界の苦悩を一身に受け止めているかのような暗く深刻な作品……。交響的協奏曲は懊悩そのものという曲調で、聴いていて気が滅入る位です。しかしこの徹底振りは抗し難い魅力があります。当演奏の前年にドイツはオーストリアを併合、日本では東京オリンピックを返上。年明けには、日中戦争の泥沼化を招いた第一次近衛内閣が瓦解。こういう不穏な空気をフルトヴェングラーが肌で感じたに違いありません。厳寒のこの季節のベルリンで、オーケストラ、独奏のフィッシャー共々、救済を求める悲鳴のような強烈な演奏が展開されております。既出盤がエコー過多であったので、こちらのストレートな音像も喜ばしい限りです。

 交響曲第2番は、かつては駄作の一言で片付けられていた時代もありましたが、聴衆も成長し、今や着目すべき20世紀のシンフォニストとして復権を果たしたと言えそうです。フルトヴェングラー数種の録音の中で最も若い演奏です。

 一枚に収まっているのも歓迎されることでしょう。

モノラル



MR 2112
\2290
ヨハン・シュトラウス2世:
 「こうもり」序曲、皇帝円舞曲、
 アンネン・ポルカ、ポルカ「雷鳴と電光」、
 ワルツ「春の声」、ピチカート・ポルカ、ポルカ「狩」、
 ワルツ「美しく青きドナウ」、
ヨハン・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲
 (1958年5月7日ブリュッセル、グランド・オードトリアム、万博会場)
カラヤン指揮
ウィーン・フィル、
ヒルデ・ギューデン(S、「春の声独唱),
ウィーン楽友協会男声合唱団(美しく青きドナウ)

巨匠カラヤンが名実共にヨーロッパ音楽界の帝王として君臨しはじめた頃のライヴです。第二次世界大戦後初の大規模万博として欧州復活を世界にアピールしたブリュッセル万博におけるライヴです。カラヤンとシュトラウス・ファミリーの相性の良さはニューイヤーコンサートでも実証済みですが、野心ギラギラのこの時期のエネルギッシュな名演には陶酔させられます。クライバーもびっくりの快速で突っ走る「こうもり」「雷鳴と電光」。魅惑の旋律美を生かすレガート奏法も炸裂して聴衆をとろけさせます。名花ギューデンを迎えた「春の声」のゴージャス振り。お気に入りのウィーン楽友協会男声合唱団をあえて参加させた「美しく青きドナウ」などはちょっと赤面してしまうほどの派手さです(カラヤンにとって合唱付はこれが唯一)。どこをとってもカラヤン節満載のライヴです。映画スターのように格好良いジャケット写真もグッドです。モノラル


MR2266/2267
(2CD)
\3590
クレンペラー&バイエルン放送響、ベルリン放送響
 マーラー:交響曲第4番(1956年11月ライヴ)、
 ハイドン:交響曲第101番「時計」1956年10月ライヴ
  (以上、バイエルン放送響)、
 モーツァルト:交響曲第25番、セレナータ・ノットルナ、「ドン・ジョヴァンニ」序曲
  (以上、RIAS響、1950年12月ライヴ)
クレンペラー指揮
バイエルン放送響、
エリザベート・リンダ―マイヤー(S),
ベルリン放送響(RIAS響)

 クレンペラーがドイツのオーケストラで相性の良かったのがこのバイエルン放送響で度々客演を繰り返しております。
 お得意のマーラー第4は現在入手困難な演奏で久々の登場です。
 50年代ですから完全な晩年様式ではなく、時として大胆なアゴーギグも顔をだし、驚かされます。歌手も上々。ハイドン「時計」も立派の一言でその威厳は恐ろしいばかりです。
 ベルリン放送響とのモーツァルトも個性的で交響曲第25番はまるで聴き手を脅かすような強烈さ、「ドン・ジョヴァンニ」序曲も大柄で深淵、これぞデモーニッシュといった佇まいです。

モノラル
  .




MR2350/2351
(2CD)
\3590
トスカニーニ/ブラームス名演集
 ブラームス:
  悲劇的序曲、交響曲第4番
   (1945年10月28日NBC8Hスタジオ・ライヴ)、
  ドイツ・レクイエム
   (英語歌唱、1943年1月24日NBC8Hスタジオ・ライヴ)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBC響、
ウェストミンスター合唱団、
ヴィヴィヴァン・デラ・キエザ(S)、
ヘルベルト・ジャンセン(Br)

 トスカニーニのブラームス名演集。
 交響曲第4番は巨匠の愛奏曲で、偏愛とも呼べる演奏記録が残っております。しかしながらこの1945年の演奏は極めて珍しく、今までは協会盤LPくらいでしか聞けないものでした。しかし、音質も素晴らしく何よりも巨匠が50年代に入ると失った覇気、強引な程の統率力がここではまざまざと体感できます。必聴です。
 そしてカプリングがこれまた珍しい巨匠唯一の現存する「ドイツ・レクイエム」。英語歌唱ということで長らく不当に軽視され続けてきました。こちらも音質が素晴らしく、当時アメリカ、ニューヨークでこの曲を得意としていたのはワルターですが、どこも聴き劣りしない立派さで、テンポもじっくりめ。合唱の扱いの巧みさには、心打たれること必定です。

  モノラル
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MR2378/2380
(3CD)
\4690
フルトヴェングラー/モーツァルト名演集
 交響曲第39番
  (ベルリン・フィル、1944年2月7,8日ライヴ)、
 交響曲第40番
  (1949年6月10日ヴィスバーデン・ライヴ)、
 アイネ・クライネ・ナハトムジーク
  (ウィーン・フィル、1949年4月スタジオ)、
 「フィガロの結婚」序曲、
 「後宮からの逃走」序曲
  (ベルリン・フィル、1933年SP録音)、
 グラン・パルティータ
  (ウィーン・フィル、1947年11月スタジオ)、
 2台のピアノのための協奏曲第10番
  (ウィーン・フィル、スコダ、ヴェラ、1949年2月8日ライヴ)、
 ピアノ協奏曲第20番
  (ベルリン・フィル、ルフュビュール、1954年5月ライヴ)、
 ピアノ協奏曲第22番
  (ウィーン・フィル、スコダ、1952年1月27日ライヴ)
フルトヴェングラー指揮
 フルトヴェングラーが遺したオペラ全曲を除く全てのモーツァルトの楽曲を集めた好企画盤。入手困難な演奏も多いのでこのリリースは歓迎されます。
 フルトヴェングラーのモーツァルトは「額縁に入っているようだ」などと評され、また強烈な感情注入が眉をひそめられることもしばしばありますが、大人の耳には首肯できる名演と言えましょう。
 まず交響曲、第39番は戦中で身の危険すらも感じながらの時期の演奏で、この幸福な交響曲が絶叫のような悲劇を伴って聴き手に迫ります。第40番は、名盤の誉れ高い戦後ヴィスバーデンに於けるライヴで、第1楽章の彫琢と焦燥感が凄まじく、フルトヴェングラーの最高傑作の一つでしょう。
 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、「グラン・パルティータ」という愉悦的な曲にもフルトヴェングラーは悲愴感を見出します。壮大なドラマ性には圧倒されるほかありますまい。伴奏音楽があまり現存しないフルトヴェングラーですが、モーツァルトのピアノ協奏曲では、第20番、第22番という陰影の強い名作が遺されているのも象徴的です。強烈な慟哭と嗚咽が目の前に繰り広げられます。
 モノラル



MR2395/2398
(4CD)
\5390

ディミトリ・ミトロプーロス指揮/マーラー名演集 第1集


 交響曲第1番「巨人」(ミネアポリス響、1940年11月4日スタジオ)、
 同第3番
  (ケルン放送響、同合唱団、ルクレツィア・ウェストMs、1960年10月31日ライヴ)、
 同第8番
  (ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場合唱団、
   ミミ・ケルツェ、ヒルデ・ツァデク以上S、
   ルクレツィア・ウェスト、イラ・マラニウク、以上A、
   ジュゼッペ・ザンピエリT、ヘルマン・プライBr、
   オットー・エーデルマンBS他
    1960年8月28日)、
 同第10番アダージョ
  (ニューヨークフィル、1960年1月17日ライヴ)

 マーラー演奏についてワルターとバーンスタインを繋ぐ指揮者というばかりでなく、もっと尊敬されてしかるべき存在の巨匠ミトロプーロス。その深みある名演が甦ります。
 ミトロプーロスのマーラー演奏は、その柔軟なフレージングによる、深呼吸のような息の長さに特徴があります。
 初期のワルターが気ぜわしい演奏を心掛けたのと対照的で、バーンスタインのデフォルメ的な解釈ともことなります。
 こちらに収録の「巨人」はまだまだ熟し切れない青臭さの残る演奏でこれはミトロプーロスとしては異質。
 1960年はマーラー生誕100年に当たり、ミトロプーロスは世界中でマーラーを演奏。第3番は、巨匠死の二日前の白鳥の歌。そんなことは微塵も感じさせない迫力、そしてフィナーレの遠大さはヒューマンな温かみにも満ちております。
 第8番も死の年にザルツブルク音楽祭に出演した超名演。野外劇場で条件の悪いライヴながら、ウィーン・フィルをはじめとする演奏者「千人」を容易く統率する気力、そして難解と敬遠されるこの曲を壮麗な叙事詩的に歌い上げます。

 モノラル。



MR2469/2470
(2CD)
\3590
シューリヒト指揮/シューマン・ライヴ名演集
 交響曲第2番、「マンフレッド」序曲
  (北ドイツ放送響、1957年4月スタジオ録音)、
 交響曲第3番「ライン」
  (シュトウットガルト放送響1960年9月15日ライヴ)、
 ピアノ協奏曲
  (ハスキル=P,シュトラスブール市立管、1955年6月15日)、
 序曲、スケルツォとフィナーレ
  (シュトウットガルト放送響、1954年9月21日ライヴ)

 その名演が余りにも名高い故に、シューリヒトのシューマンと言うと数多くの録音があるようでいて、遺っているレパートリーは当盤収録の楽曲が全てです。
 北ドイツ放送響の野太い音を生かした豪快、剛直な第2番と「マンフレッド」。普段の小粋なシューリヒトとちょっと違います。第3番は、スイスイ進むいつもの巨匠らしい名演。
 ハスキルとの協奏曲はもたつくというかたどたどしいほどの歩みで繰り広げられる不思議な世界を持っております。いずれも音質良好です。

モノラル



MR2538/2540
(3CD)
\4390
チェリビダッケ/プロコフィエフ録音集
 プロコフィエフ:
  交響曲第1番「古典」
   (1961年10月22日、スカルラッティ・ナポリRAIk響)、
  交響曲第5番
   (1960年1月29日、ミラノRAI響ステレオ!)、
  ピアノ協奏曲第3番
   (アレクシス・ワイセンベルク、1962年1月5日、トリノRAI響)、
  ピアノ協奏曲第5番
   (セルジオ・ペルティカローリ、1967年2月17日、ミラノRAI響)、
  ヴァイオリン協奏曲第1番
   (フランコ・グリ、1957年12月22日、スカルラッティ・ナポリRAI響)、
  「ロメオとジュリエット」よりカプレのモンターギュ、タイボルトの死
   (1960年4月4日、トリノRAI響ステレオ!)、
  スキタイ組曲
   (1966年1月14日、シュターツカペレ・ベルリン、ステレオ!)
チェリビダッケ指揮

 高度な作曲技術、色彩の豊かさ、迫力満点のオーケストレーション、そしてシニカルな視点。とプロコフィエフ作品こそ、チェリビダッケの解析的名解釈が奏功するレパートリーと思われますが、意外に音盤に恵まれておりません。
 交響曲第1番は生前に許可した数少ない録音が2種(ベルリン・フィル、ミュンヘンフィルのLD)もリリースされるなど、偏愛が伺えます。ここでは、極めて珍しいスカルラッティ・ナポリRAIとのライヴ。交響曲第5番も晩年程ではないものの腰の据わった堂々とした構え。輝かしい音色。そして運動神経抜群のオーケストラ操縦がこの時期ならではです、良好なステレオ録音。
 非情緒系ピアニスト、ワイセンベルクのクールで完璧なピアノに併せた協奏曲第3番。カラリと明るい音色のペルティカローリとの第5番も聞きものです。何とも言えない退廃的音色が魅力的なヴァイオリン協奏曲。
 そして迫力満点の「ロメオとジュリエット」より。そして珍しく東ベルリンのシュターツカペレに客演した「スキタイ組曲」も豪華な演奏です。
 チェリビダッケのファンにこそ聴いて頂きたい名演集。



MR2547/2548
(2CD)
\3590
カラヤン&ベルリン・フィル/ヨーロッパ楽旅中ライヴ集
 ベートーヴェン:交響曲第4番、
 シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」(1967年5月15日ライヴ)、
 バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番、
 ブラームス:ハイドン変奏曲(1967年5月14日ライヴ)
カラヤン指揮
ベルリン・フィル、
ミシェル・シュヴァルベ(Vn)、
カラヤン(チェンバロ)

 カラヤンが50代後半と最も油の乗り切った時代。手兵ベルリン・フィルを率いてのヨーロッパ楽旅中のライヴ。嬉しいことにステレオ収録。
 しかしフィレンツェ市立歌劇場のピットに蓋をしてのコンサート故に残響は乏しく、鳴りもドカンボコン調の憾みはあります。
 雰囲気としては客席最前列で聴いている印象です。「英雄の生涯」はカラヤンとしても異例の遅いテンポを採用しているため、細部の描写は克明を極めます。何かしら強い意図があったと思われます。
 バッハは自らチェンバロを弾いていることも興味を引きます。華麗な名演。
 ベートーヴェン:交響曲第4番は、巨匠の得意曲です。流麗そのもの、スーパーカーですっ飛ばす感じ。残念ながら第1楽章にテープの揺れが見られます。
 ハイドン変奏曲もコーダをミュンシュ張りに延ばしたりと表現意欲に燃えております。

 

MR2549/2550
(2CD)
\3590
トスカニーニ指揮 ザルツブルク音楽祭編(共演:ウィーン・フィル)
 ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」第4楽章(冒頭欠落)、第5楽章、
 シュトラウス:交響詩「死と変容」(1937年8月24日)、
 ワーグナー:ジークフリートの死と葬送音楽(1934年8月26日)
トスカニーニ指揮 ルツェルン音楽祭編(ルツェルン音楽祭管)
 ブラームス:交響曲第3番、
 ケルビーニ:歌劇「アナクレオン」序曲(1938年8月27日)
トスカニーニ指揮
ウィーン・フィル
ルツェルン音楽祭管

 トスカニーニ+ウィーン・フィルの演奏会録音という夢のような貴重ライヴが登場。
 1934年のザルツブルク音楽祭に初登場のトスカニーニはウィーン・フィル演奏会を指揮し絶賛を博し、翌年からオペラも指揮します。
 今回は初登場時の「ジークフリートの死と葬送音楽」が収録されております。予想より遅めのテンポで伸び伸びとしたフレージング、黄金色に輝くような華麗な音色。これは称賛も頷けます。
 1937年は伝説の「マイスタージンガー」を指揮した年ですが、演奏会の記録が現存し、「田園」は断片とも言える状態で音質も悪く無念ですが、「死と変容」はウィーン・フィルの色気たっぷりの美演が味わえる音質です。
 そして1938年のザルツブルク音楽祭をトスカニーニはドイツのオーストリア併合を嫌ってキャンセル。対抗してルツェルン音楽祭創設に深くかかわり、ファシズムに追われた演奏家を招いて自らも登壇。ルツェルン音楽祭管を指揮して堂々たるブラームスを聞かせました。
 1930年代のトスカニーニは柔軟なテンポ変化が特徴で晩年のギスギス感がないところが最大の美点です。



MR2297/2298
(2CD)
\3590
ミラン・ホルバート指揮
 ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
 シューマン:交響曲第1番「春」
 ドヴォルザーク:交響曲第8番
  (1976年スタジオ録音)
ミラン・ホルバート指揮
オーストリア放送響

 追悼ミラン・ホルバートの名演、「ロマンティック」、「ドヴォ8」、「シューマン第1交響曲」

 去る1月1日にミラン・ホルバート(1919~2014)がオーストリア、インスブルックにて亡くなりました。
 大変な高齢でもありここ数年は指揮台から遠ざかっていたとはいえ、悲しい出来事です。

 多くの名盤が廃盤となっておりますが、今回はEclipse Music Group原盤により大曲3曲が復活します。
 クロアチアに生を受け、ウィーンに学んだ経歴はマタチッチと共通し、その音楽ルーツも近いものがありますが、当然のことながらブルックナーは巨匠にとって極めて近しい存在でありました。
 「ロマンティック」は実に剛直な演奏で、些事に拘らぬ大人の風格、そこにウィーンの音色を加えるのはオーストリア放送響(ウィーン放送響)でたおやかな木管などなかなに聞かせます。
 シューマンの春も素朴で神経質を感じさせぬ大らかなもので、のどかな演奏と申せましょう。ヨーロッパを電車で移動しているかのような感銘新たです。
 ドヴォルザークはムンムンとむせ返るような歌謡性、メランコリックな激情さえも聴き手に与える痛快な演奏です。やはり個性豊かな巨匠らしい一聴に値する名演ばかりです。

ステレオ



MR2320/2321
(2CD)
\3590
ブラームス:交響曲全集ライヴ
 交響曲第1番(1945年2月17日)、
 交響曲第2番(1945年11月10日)、
 交響曲第3番(1946年10月8日)、
 交響曲第4番(1944年4月29日)
セルジュ・クーセヴィツキー指揮
ボストン響

 ロシア出身でアメリカに渡った奇才指揮者セルゲイ・クーセヴィツキーは、バーンスタインの師匠としても知られる大指揮者。1924年から1951年の長期に渡りボストン響の音楽監督として、楽団のレベルアップに尽力しました。芸風は輝かしく、派手で、悪く言えば外面的との評も聞かれますが、まるでフランスの楽団のような洒落た美しい音色で透徹しており、その魅力は今なお失せません。
 当ブラームス:交響曲全集ライヴは、1940年代中盤という巨匠晩年の解釈の結論とも言える決定打です。長らく入手困難だった名演。
 ボストン響のブラームス全集と言えば、ミュンシュで全曲揃わず、ラインスドルフ、ハイティンクとこのクーセヴィツキーだけなのも意外です。モノラル



MR2381/2382
(2CD)
\3590
C.クライバー唯一の「ファルスタッフ」全曲
 ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」全曲
  (1965年3月4日ライヴ)
カルロス・クライバー指揮
チューリヒ歌劇場管、合唱団、
ノーマン・ミッテルマン(ファルスタッフ)、
フォード(ウィリアム・ジャスティス)、
フェントン(エルンスト・アウグスト・シュタインホフ)、
カジュス博士(パウル・スパーニ)、
バルドルフォ(リヒャルト・フォン・ヴローマン)、
フォード夫人(ゲリー・デ・グロート)、
ナンネッタ(ルシーユ・カイラー)、
クイックリー夫人(エリカ・ウィーン)、
ペイジ夫人(エレン・クンツ)、
ピストラ(ヘイツ・ボルスト)

 クライバー唯一の「ファルスタッフ」全曲の登場です。
 若き日のクライバーは、オペラを始め、多くのレパートリーを持っていましたが、徐々に絞り込んでしまったのは良く知られるところです。如何にもクライバー向けのヴェルディ作品、喜劇「ファルスタッフ」であるところが大いに食指の動くところです。
 「オテロ」で聴かれる、逆上的、爆発的な感情表現の推移、目まぐるしく飛び跳ねるような類まれな運動能力、伴奏の巧みさ、繊細さが遺憾なく発揮されており、この後に封印してしまったことを惜しむばかりです。
 出演者ご提供による音源ということで、惜しいことに第2幕第1場の終結が消えるように欠落していること(CD1の最後)、第2幕第2場の開始(CD2の最初)が欠落しているなど確かに音質には問題がありますが、一聴の価値ある個性的な名演であることに違いありません。そして熱狂的な拍手がそれを証明します。
 モノラル


MR2530/2532
(3CD)
\4390

ミュンシュ指揮ボストン響/
 リヒャルト・シュトラウス名演ライヴ集


 交響詩「英雄の生涯」
  (1957年2月15日、リチャード・バージン:ヴァイオリン独奏)、
 交響詩「ドン・ファン」(1955年9月30日)、
 家庭交響曲(1959年2月28日ステレオ!)、
 交響詩「死と変容」(1951年6月10日)、
 交響詩「ドン・キホーテ」
  (1953年8月9日タングルウッド、
    ピアティゴルスキー:チェロ独奏、
    ド・パスカル:ヴィオラ独奏)、
 管弦楽伴奏による四つの歌曲
  (1954年11月12日、ゼーフリード:ソプラノ独唱)
ミュンシュ指揮
ボストン響
 リヒャルト・シュトラウスの指揮の下でもヴァイオリニストとして演奏経験のあるミュンシュ。ボストン響黄金時代の輝かしいサウンドとパワーを最大に生かした華麗なライヴがセット化。
 「英雄の生涯」は指揮者がオケを鼓舞し、大声を上げて緊張感を高めるミュンシュらしい豪快な演奏、正しく英雄的。
 「家庭」はミュンシュがスタジオ録音を遺さなかったレパートリーで、しかもステレオ録音という有難さ。何故にシュトラウスがオペラの情景のような交響曲を作ったかが判るドラマティックな内容です。
 ボストン響首席のド・パスカルがヴィオラ独奏、ピアティゴルスキーがチェロ独奏を務める「ドン・キホーテ」も素晴らしい出来栄え。この直後にスタジオ録音しておりますが、聴衆の熱い視線を浴びた演奏の迫力には凄いものがあります。
 ゼーフリードとのしみじみ感たっぷりの歌曲集も感銘深いものです。

 <モノラル・ステレオ>







MEMORIES
ME1069/70
(2CD)
\3590

テンシュテット指揮
ベートーヴェン:交響曲第1番、交響曲第2
 トロント交響楽団
 19779月メンシー・ホール、ベートーヴェン・ウィーク・オープニング公演ライヴ

ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」、エグモント序曲
 北ドイツ放送響
 197910月アスコーナ音楽週間聖フランチェスコ・ライヴ

テンシュテット指揮

 今、最も支持率の高い巨匠テンシュテット。完全初出のベートーヴェン、第1、第2を含む大歓迎のライヴ録音。トロント交響楽団がヨーロッパの歴史ある団体のように野太い音を聞かせてくれます。
 ゆったりしたテンポで紡ぎだされる、その充実度は、ベートーヴェン中期、後期の交響曲に劣りません。「英雄」はイタリア、アスコーナにおけるライヴで定評あるもの



MR2399/2402
(4CD)
\5390
ディミトリ・ミトロプーロス指揮/マーラー名演集 第2集
 交響曲第1番「巨人」(ニューヨークフィル、1960年1月9日ライヴ)、
 同 第5番(ニューヨークフィル、1960年1月2日ライヴ)、
 同 第6番(ニューヨークフィル、1955年4月10日ライヴ)、
 同 第9番(ウィーン・フィル、1960年10月2日ライヴ)

 マーラー演奏についてワルターとバーンスタインを繋ぐ指揮者というばかりでなく、もっと尊敬されてしかるべき存在の巨匠ミトロプーロス。その深みある名演が甦ります。
 当セットには、ニューヨークフィルとの「巨人」を収録。これはミトロプーロスらしい深い呼吸の名演で、マーラー後期の傑作にも見劣りしない威厳すら感じます。
 第5番は、第4楽章から第5楽章の静かな部分でノイズが発生するのが惜しいものの、ニューヨークフィルから鈍色の響きを紡ぎ出し、お祭り騒ぎに堕さないシリアスな解釈。
 第6番は、この時代には珍しくスケルツォを第2楽章においた演奏。地の底から響くようなド迫力です。第9番は、入手困難なウィーン・フィルとの演奏が採用されております。山の彼方から聴こえてくるような、人間業とは思えない神々しさを持つ演奏で、ウィーン・フィルも尋常ならざる緊迫感で応えます。
 この後1カ月も経たずに巨匠は黄泉の世界に旅立ってしまうのです。

 モノラル。


MR2431/2433
(3CD)
\4390
トスカニーニ&ウィーン国立歌劇場
 モーツァルト:歌劇「魔笛」(1937年7月30日)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
ヘルゲ・ロスウェンゲ(タミーノ)、
ドムグラフ・ファスベンダー(パパゲーノ)、
ジュリー・オスヴァート(夜の女王)、
ウィリアム・ウェルニク(モノスタトス)、
ジャルミラ・ノヴォトナ(パミーナ)、
アルフレッド・イェルガー(スピーカー)、
アレクサンダー・キプニス(ザラストロ)他、
 ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」第1幕(1936年7月25日)  ロッテ・レーマン(レオノーレ)、
ルイズ・ヘレツグリューバー(マルツェリーネ)、
ヘルマン・ガロス(ヤキーノ)、
アントン・バウマン(ロッコ)、
アルフレッド・イェルガー(ピツァロ)
ウィーン・フィル、
ウィーン国立歌劇場合唱団

 トスカニーニ+ウィーン・フィルの短い蜜月の記録がさらに登場。超豪華配役による1937年の「魔笛」は演奏の凄まじさも良く知られるところです。
 ただただ四角四面の厳格なトスカニーニを想像すると裏切られます。しなやかなフレージングとウィーン・フィルの長閑さも存分に生かした奇跡的名演。音質も随分改善されました。
 チェレスタをショルティが弾いていることでも有名。この翌年にオーストリアはドイツに併合されたため、巨匠最後のザルツブルク音楽祭出演となりました。
 さらに1936年の「フィデリオ」第1幕も収録。こちらは劣悪な音質ですが、老け込む前の前のトスカニーニの素晴らしさを堪能できる名演です。
 ロッテ・レーマンのレオノーレに至っては文句の付けようがありません。マーラーが第4交響曲で引用した四重奏の部分など、夢見るような美しさです。
 如何にトスカニーニがベートーヴェンを愛していたかが痛いほど理解できる貴重な記録です。<モノラル>


MR2437/2438
(2CD)
\3590
カラヤン指揮&ウィーン響
 シミオナート、ゲッダ、ギューデン
ビゼー:歌劇「カルメン」(1954年10月8日)
カラヤン指揮
ウィーン交響楽団
ジュリエッタ・シミオナート(カルメン)、
ニコライ・ゲッダ(ドン・ホセ)、
ミシェル・ルー(エスカミ-リョ)、
ヒルデ・ギューデン(ミカエラ)、
グラツィエッラ・シュッティ(フラスキータ)他

 フルトヴェングラーの意向で、ウィーン・フィル、ベルリン・フィルへの登壇を許されなかった時期のカラヤンが、当時のパートナーであるウィーン交響楽団と次々と大曲を取上げ、さらに演奏会形式でオペラを上演していった実力行使的演奏のライヴ録音。
 「カルメン」の配役を見ればわかるとおり既にカラヤンのインターナショナル指向が明らかです。無論原語上演。素晴らしい快速テンポと牽引力。熱狂をはらみ、圧倒的です。
 演奏会形式故にオーケストラのサウンドもはっきり聞き取れて、その凄みがダイレクトに楽しめます。フルトヴェングラーは、この「カルメン」の翌月に没し、ついにカラヤンがヨーロッパ楽壇の覇者となるのでした。

  <モノラル>


MR2513/2515
(3CD)
\4390
ロスバウト指揮/マーラー録音集 2
 交響曲第7番「夜の歌」
  (南西ドイツ放送響、1957年スタジオ)、
 交響曲第9番
  (南西ドイツ放送響、1954年1月7日)、
 交響曲「大地の歌」
  (ケルン放送響、グレース・ホフマン、エルンスト・ヘフリガー、1955年4月18日)
ロスバウト指揮

 今なおカルト的な人気を誇るオーストリア、グラーツ出身の鬼才指揮者ロスバウトのマーラーを集大成、その第2弾。
 ロスバウトは第7番「夜の歌」を偏愛し、二回もスタジオ録音を遺している程です。演奏スタイルは、停滞、拘泥の一切ない見通しすっきりのハイスピード演奏で、感情注入もなし。
 第9番は、予測通りの古典的な彫琢美の光るスタイリッシュな名演。
 「大地の歌」は、予想を裏切る抒情を感じさせる意外な名演。
 ロスバウトはモーツァルトも得意でしたが、瑞々しさ溢れるモーツァルト的マーラーと呼べるかもしれません。こんな凄いマーラー指揮者が50年代、60年代にもいたのです。
  <モノラル>


MR2516/2520
(5CD)
\6990
ロスバウト指揮 南西ドイツ放送響/ブルックナー:交響曲集
 交響曲第2番(1956年12月)、
 交響曲第3番(1960年12月)、
 交響曲第5番(1953年10月)、
 交響曲第7番(1957年12月)、
 交響曲第8番(1955年11月)
   *放送用スタジオ録音 <モノラル>
ロスバウト指揮
南西ドイツ放送響

 今なおカルト的な人気を誇るオーストリア、グラーツ出身の鬼才指揮者ロスバウトのブルックナーを集大成。
 予想通り快速テンポが採用され、第2番、第3番などぶっきらぼうな程です。
 しかし、いずれも「ソリッド」という表現が相応しい、硬質で知的なアプローチが成功しております。放送用のスタジオ録音なだけに南西ドイツ放送響も巨匠の手足とも言える恭順ぶりを示しております。
 ブルックナーに神秘やファンタジーを求める方にはむかないかもしれませんが、ブルックナーを聞き込んだ方にはご納得いただける名解釈と言えます。
 そうは言っても第8番の緩徐楽章は、26分を掛けてじっくりと演奏していますが、やはり歌い上げや詠嘆はございません。
 オーストリア・グラーツ出身のロスバウトには、ブルックナーとマーラーは等距離に位置したことの証明。ブルックナーとマーラーを同じ水準で演奏できる指揮者はいないなどという妙な迷信を覆す出来栄えと申せましょう。
 


MR2069/70
(2CD)
\3590
モーツァルト:
 交響曲第31番(1954年4月2日)、
 第41番「ジュピター」(1952年12月26日)、
ブルックナー:交響曲第7番(1958年2月8日)
ミュンシュ指揮
ボストン響

 驚きのミュンシュのブルックナー。第7番という点にトスカニーニとの共通性を感じるが、やはり当時としても多少は聴衆に馴染みある曲目ということなのかもしれない。演奏は快速で異質のブルックナー。フルトヴェングラーの影響を強調されるミュンシュだが、トスカニーニの影響すら感じさせる。モーツァルトも元気いっぱいのライヴで爽快です。

MR 2012/13
(2CD)
\3590
モーツァルト:レクイエム
 (1956年3月11日、カーネギーホール・ライヴ)
マーラー:交響曲第4番
 (1950年9月4日フランクフルト・ライヴ)
ブルーノ・ワルター指揮
ニューヨークフィル、
ウェストミンスター合唱団、
イルムガルト・ゼーフリード、
ジェニー・トゥレル、
レオポルド・シモノー、
ウィリアム・ウォーフィールド
(以上、モーツァルト)、
フランクフルト博物館管、
アンネリーゼ。クッパー(S)
 (以上、マーラー)

 生誕200年を記念したモーツァルト・イヤーの1956年。3月のニューヨークでは、モーツァルトの十字軍であるブルーノ・ワルターによる一連のコンサート並びにオペラ上演(伝説の魔笛もこの月の演奏)が開催されました。中でもソニー録音セッションと並行して行われた「モツ・レク」ライヴは、幻の演奏で今回が初出となる。音質も年代としては良好であり、冒頭の入祭唱などは哀愁漂うしみじみした味わいだが、演奏が進むにつれて、合唱の厚みあるハーモニーを得てウネリを増して行き、「怒りの日」に至っては熱くなるワルターらしい激しさで、表現行為、演奏行為としての「レクイエム」であることが分ります。歌手陣もソニー盤と同様であり、共に演奏を繰り返した演奏家同士による自然な流れを感じさせてくれる。マーラーの第4交響曲は、ワルターが偏愛した名曲であり、多くの録音が知られております。ワルターは1950年の8月、9月、10月と欧州を単身廻り、8月末にはウィーンフィルとザルツブルク音楽祭で当曲を演奏、9月末にはベルリンフィルと戦後唯一の共演を果たす。当演奏は、珍しくフランクフルト博物館管弦楽団(フランクフルト歌劇場のオーケストラがコンサートに出演する際の呼び名)に客演したコンサート。音質が驚異的に鮮明であることが推薦に値するところで、きらめく様な弦楽器の輝かしさには感嘆の一言。晩年に見せた止まるような遅いテンポによるロマン的表現は、ここにはなく、自在な変化をつけて結構ドラマティックな盛り上がりを作っている。第3楽章の美しさには筆舌に尽くしがたいものがあるとのコメントをMEMORIESより得ている。モノラル


MR2037/2038
(2CD)
\3590
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」第2,3幕
 (1947年10月3日、ベルリン、アドミラルパラスト・ライヴ)
フルトヴェングラー指揮
シュターツカペレ・ベルリン、
ルードヴィヒ・ズートハウス(トリスタン)、
エルナ・シュルター(イゾルデ)、
ゴットロブ・フリック(マルケ王)、
ヤロ・プロハスカ(クルヴェナル)、
マルガレーテ・クローゼ(ブランゲーネ)他

 ナチス関与の疑いで戦後演奏禁止の処分を受けたフルトヴェングラーは、その後、無罪放免を受けて祖国ドイツでは1947年5月にベルリンフィルとのベートーヴェン・プロで復帰。さらに当演奏である10月に、オペラ公演に復帰する。フルトヴェングラーの「トリスタン」というと、フィルハーモニア管とのスタジオ録音が著名だが、イギリスのオケ、スタジオ録音というハンデはやはり明確である。当演奏は第2,3幕のみでしかも第2幕も完全ではないとは言え、「ドイツの指揮者」フルトヴェングラーがドイツの歌劇場でどういう演奏を展開したかを知る意味で最適な音盤と言えるだろう。うねるようなドラマ性は正にフルトヴェングラーのワーグナーを聴く醍醐味。音質は時代にしては非常に鮮明だし、臨場感もたっぷり。出演者提供の音源による復刻とのこと。

MR2075/76
(2CD)
\3590
マーラー:
 交響曲第2番「復活」、
 さすらう若人の歌(1958年2月28日ライヴ)
シューリヒト指揮
フランス国立放送響、
エディト・ゼリヒ(S)、
オイゲニア・ザレスカ

 シューリヒトとマーラーというと意外なようにも思えるが、実はかなり意欲的に紹介していたようだ。特に「復活」は得意の曲目で数種のライヴが確認されている。ここで発売されるフランス国立放送響との「復活」は音質がいまいち冴えないものが出回っていたが、今回の音質は既出盤を上回るもので、スポーティーなシューリヒトの音楽を存分に味わえる。

MR 2083/84
(2CD)
\3590
チャイコフスキー:
 交響曲第5番(1928年5月録音)、
 交響曲第6番「悲愴」(1941年4月録音)
メンゲルベルク指揮
コンセルトヘボウ管

 メンゲルベルクのチャイコフスキーと言えば定番中の定番アイテムですが、当商品は一味違うセットです。特に第5番は、コンセルトヘボウ管との1928年録音でこれは珍しいスタジオ録音。さすがに若々しい!「悲愴」も良く知られているのは1937年盤であり、こちらは1941年盤です。こういう違いを知り、楽しむことこそクラシックの醍醐味と申せましょう。
MR2119/2120
(2CD)
\3590
ブラームス:
 交響曲第1番
  (スイス・ロマンド管、1953年12月28日ライヴ)
 交響曲第3番
  (シュトウットガルト放送響、1954年12月2日ライヴ)、
 交響曲第4番
  (フランス国立放送響、1959年3月24日ライヴ)
シューリヒト指揮

 シューリヒトのブラームス:交響曲というと何種類も出ているようですが、まとまった全集は存在しません。当CDはその中でも極めて珍しい演奏ばかりを集めたものです。第1番は珍しくアンセルメの招きでロマンド管に客演したライヴで、これは剛直なドイツの巨匠らしい堂々たる演奏。第3番はシュトウットガルト放送響との息のあった名演で草書スタイルの融通無碍な演奏。この演奏はヘンスラーのセットにも何故か含まれていません。第4番は客演を繰り返したフランス国立放送響とのライヴで、草書をもっと崩したような、あまりにも無造作な始まりには驚かされますが、自由にオケを遊ばせているようで、しっかり手綱を引き締める手腕には脱帽です。いずれも年代にしては良好な音質で一般鑑賞に不満ありません。
MR2130
\2290
ブラームス:交響曲第2番、ハイドン変奏曲 ノイマン指揮
フィルハーモニア管

 MEMORIES=COLLINSの第2弾はノイマンのブラームス。当盤の発売当初の評価は物凄く悪いもので、酷評に近いものがありました。さして注目されずに埋もれてしまいましたが、録音から20年を経た今聴くと実に穏やかで暖かみのある名演で、無理の無さが上品です。例えるならモントゥーの名盤を想わせる、そしてノイマンの温顔が眼に浮かぶような優しさです。ブラームスとドヴォルザークの共通性を感じさせると言うとこじつけのようですが、ノイマンの歌謡性は存分に生かされておりますし、フィルハーモニア管の充実も特筆物でしょう。思えばウィーンフィル定期にも晩年は常連だったのです。無論マスタリングが新たに施され、立体感のあるサウンドで、同レーベルの難点である収録レベルの小ささも改善されております。1989年12月ヘンリー・ウッドホールに於けるスタジオ録音
MR2131/2135
(5CD)
<デジタル>
\6990
ベートーヴェン:交響曲全集
 交響曲第1番、交響曲第2番、
 交響曲第4番、交響曲第8番
  (以上、バハタン・カヒッゼ指揮トビリシ交響楽団
   1998年5月?6月スタジオ録音)
 交響曲第3番「英雄」、交響曲第5番「運命」、
 交響曲第9番「合唱」*
  (以上、ジャンスク・カヒッゼ指揮トビリシ交響楽団、
   1999年10月?11月スタジオ録音)、
 交響曲第6番「田園」
  (アレクサンドル・ティトフ指揮
   ロシア・ニューフィルハーモニア管、1999年12月スタジオ録音)、
 交響曲第7番、「プロメテウス」序曲、
 「コリオラン」序曲
  (ジャン・イヴ・ゴディン指揮トビリシ交響楽団
    1999年12月スタジオ録音)
バハタン・カヒッゼ指揮
ジャンスク・カヒッゼ指揮
アレクサンドル・ティトフ指揮
ジャン・イヴ・ゴディン指揮
トビリシ交響楽団
ロシア・ニューフィルハーモニア管
Naira Nachkhatashvili (Soprano)*、
Natalia Nachkhatashvili (Alto)*、
Tamaz Tseriashvili (Tenor)*、
Giya Assatiani (Bass)*、
SIMI Studio Chor*

 HDCクラシックス復活第2弾はカヒッゼ親子+のベートーヴェン全集です。
グルジア出身の巨匠ジャンスク・カヒッゼ(1936-2002)は、ソ連人民芸術家の称号も持つロシアで活動した名指揮者です。トビリシ交響楽団は、ジャンスク・カヒッゼ自ら創設した手兵であり、独特の音色と中々の合奏能力で、人気を得ましたがカヒッゼ没後は解散しております。カヒッゼの芸風は19世紀巨匠的なスケールの大きなもので、ドイツ往年の名指揮者を想わせる立派な佇まいの演奏を聴かせます。特に「英雄」は名演と呼ぶに差し支えない出来栄えです。
 バハタン・カヒッゼはジャンスクの子息ですが、これまた古に先祖帰りしたような重厚な演奏でこの親子の緊密な芸術の継承が明らかです。第4番などクレンペラーもかくやというばかりの静謐な名演です。
 ジャン・イヴ・ゴディンはピエール・デルヴォー門下でもあるフランス人指揮者ですが、ロシア語圏とも緊密。こちらは快活でスピード感ある演奏でパレーなどのベートーヴェンに通じる軽味が楽しい演奏です。
 ティトフはロシア音楽のレパートリーでCDも少なくない人ですが、新生ロシア・ニューフィルハーモニア管の新鮮な音色で美しい「田園」を聴かせてくれます。
今回録音年月日も明らかになりました。マスタリングもし直しまして、音の厚みを増し、楽章間の妙なノイズも取り除かれております。
MR 2136
\2290
マーラー:交響曲第5番
 1973年12月23日ライヴ
ロジェストヴェンスキー指揮
モスクワ放送響

 ソビエト崩壊後に数々の興味深い音源が発掘されましたが、その後の管理が継続的でないのか多くが廃盤になり入手困難となっております。このロジェヴェンのマラ5もその中の一つです。一聴してヴィヴラートが心憎い金管に痺れます。如何にもロシアのオーケストラによる音色の存在感がたまりません。大音響に長けたロシアの名門とマーラーの音楽のマッチングは意外と良好なのです。タイミングが示すとおり、異常なスピードと言えますが、世間一般で誉めそやされる耽美的な演奏とも迫力で押し切るマッチョ演奏とも一線を画します。奇才ロジェストベンスキーならではの別格の演奏と言えましょう。かつてのリリースでは、全ソ放送大交響楽団といういかめしい名前でしたが、モスクワ放送響首席時代のライヴと特定されました。[11:44],[13:07],[17:06],[9:04],[14:08]

 REVELETION RECORDS, LONDONよりのライセンスです。

MR2465/2468
(4CD)
\5390
1939年のコンセルトヘボウとの「大地の歌」収録
 シューリヒト指揮/マーラー名演集
交響曲第2番「復活」
  (シュトウットガルト放送響、
  ハンニ・マック・コサック=S、
  ヘルタ・テッパー=A,SWRヴォーカルアンサンブル、
  シュトウットガルト・バッハ合唱団、1958年4月17日ライヴ)、
交響曲第3番
  (シュトウットガルト放送響、
  ルト・シウェルト=Ms、シュトウットガルト女性合唱団、
  エーベルハルト・ルードヴィヒ・ギムナジウム児童合唱団、
  1960年4月7日ライヴ)、
「さすらう若人の歌」
   (フランス国立放送響、ユジニア・ザレスカ=Ms,
  1958年2月20日ライヴ)、
「大地の歌」
   (コンセルトヘボウ管、カール=マルティン・エーマン=T、
   ケルステン・トルボルイ=Ms1939年10月5日ライヴ)

 シューリヒトはブルックナーだけでなく、マーラーへの畏敬と傾倒も凄いものを持っておりました。
 取上げる曲目は限定されましたが、遺された演奏はいずれも自然と頭が下がるような大自然への憧憬、人間賛美に満ちた輝かしい演奏ばかりです。
 特に「復活」は偏愛した曲目で複数の録音が遺っております。シュトウットガルト放送響との鮮血のほとばしるような名演。第3番は、恰幅の良い演奏でシューリヒトとしては異質ですが、第6楽章の延々と終わらないかのようなスケール感が胸に迫る名演。
 「さすらう若人の歌」は女性歌手による繊細極まる、シューリヒトのタクトも抒情に傾斜というより溺れるかのような切なさがたまりません。

 アムステルダム・コンセルトヘボウ管との「大地の歌」は、終楽章の「告別」で、女性客による「シューリヒト先生、世界に冠たるドイツ!」というヤジが収録されている有名な録音で、どういう意図のアジテーションかは今もって不明ですが、1939年という不穏なヨーロッパを象徴した出来事です。
 ドイツはこの半年後にオランダを占領。シューリヒト自身も1943年にスイスに亡命。「復活」、第3番は既出盤が残響付加による少々不自然なステレオ感を持ったものだけに、完全モノラルの当盤を歓迎される方も多いと思われます。モノラル


MR2258/2259
(2CD)
\3590
チャイコフスキー後期交響曲
 チャイコフスキー:
  交響曲第4番(ウィーン響、1954年10月17日)、
  交響曲第5番(トリノ・イタリア放送響、1953年2月27日)、
  交響曲第6番「悲愴」
   (フィルハーモニア管、1955年5月ステレオ・スタジオ録音)
カラヤン指揮

 カラヤンが終生愛したチャイコフスキーの後期交響曲。最晩年に到達した耽美の極みの名演もよろしいですが、50年代の覇気に満ち満ちたそして、いささか強引なまでの強力なドライヴにも抗しがたい魅力があります。
 テンポは総じて早めに設定され、足を踏み鳴らし、唸り声を上げる激しい演奏ばかりで、フルトヴェングラー生前から没後直後に掛けて世界にその実力をアピールせんばかりの壮大なプレゼンテーションと申せましょう。
 ウィーン響との4番は、強烈なスピードを誇り、イタリアン・カンタービレに心打たれる第5番も説得力の大きい演奏。
 さらにあまり聴かれることのないフィルハーモニア管ととの「悲愴」はステレオ録音でもあり、大物振りを物語る落着きすらも兼ね備えた名演です。<モノラル・ステレオ>






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