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すでに伝説「OPUS蔵」
現在入手可能なアイテムを特価で
その3
1CD\3500→\2490
~5/19(火)午前9時



 先日、いったん終了した幻のレーベル「OPUS蔵」セール特集。
 予想をはるかに上回るご注文をいただき、急ぎ取引先へ発注を行いました。
 その反応に、先方も驚きを隠せなかったようです。
 ほどなくして届いた一本の連絡――
 「これほどの反響とは……実は、リストには載せていないOPUS蔵の在庫が少量ながら存在します。ご希望であれば、すぐにリスト化いたしましょうか」
 こうして新たに姿を現したのが、今回ご紹介するアイテム群です。まずは“その1”。まだ続きがあるとのこと。
 ただし、いずれもごく少量の在庫となりますため、売り切れの際はどうかご容赦ください。


**********************

 オーパス蔵の初回発売は2000 年秋だった。

 その生々しい実在感のある復刻は、海外でもっともレヴューの出る日本のレーベルとして高い評価を得てきた。
 最初にこのレーベルに海外で注目したのは、英Classic Record Collector誌の編集長であったTully Potter氏で、氏は‘Realistic Transfer’と評した。
 それからSPレコードの復刻だけでなく、初期LPレコードの復刻を行なうようになり、マイナーレーベルによるフルトヴェングラー板起こし合戦のきっかけを作ったことは記憶に新しい。

 
 あれから26年。すでに活動はしておらず新譜が出ることはない。旧譜もそのほとんどが入らない。

 しかしその偉業、伝説はいまだに語り継がれている。
 そもそもこのレーベルから、日本国内でも過去の歴史的録音がSPやLPから本格的に復刻されるようになったのである。その偉大な業績に心から敬服したい。


 さて今回はそのオーパス蔵のアイテムの海外在庫の逆輸入。
 ただ在庫はさすがに少量のようなので完売の際はご容赦を。(逆輸入盤なので日本語帯は付いてないと思います)


 ちなみに昨年「OPUS蔵」復活!といういことで3タイトルが再製作されたが、その後のリリースはない。




SP復刻シリーズ


OPK 2061
\3500→\2490
エマニュエル・フォイアマン(Vc)
ジョージ・セル指揮


ドヴォルジャーク:
 (1)チェロ協奏曲ロ短調作品104
 (2)交響曲第9番ホ短調作品95「新世界より」
(1)エマニュエル・フォイアマン(Vc)
(1)ミヒャエル・タウベ指揮
ベルリン国立歌劇場管
(2)ジョージ・セル指揮
チェコ・フィル

 聰明さと情熱の混合。たしかに、このCDのドヴォルジャークのチェロ協奏曲にも、そうしたフォイアマンの個性が強く出ている。音の輪郭はシャープで逞しく、烈しい気合をこめて描き出されている。オーパス蔵の復刻も、その烈しさをより明確に示す音質となっている。
 《新世界》も、同様に筋肉質の新即物主義的演奏の典型である。キビキビとした進行、バネの効いたリズム、そして一音一音にこめられた気迫。こうしたキレのよい音楽は、20世紀後半にはすっかり聴けなくなっていたが、21世紀になってようやく蘇りつつある。その半世紀前の「先達」の音が、ここにある。(山崎浩太郎) 

録音:(1)1928,29,30年 Berlin(Parlophon) (2)1937年 London(HMV) J-Columbia, Victor SP

OPK 2067
\3500→\2490

メンゲルベルク指揮
 &アムステルダム・コンセルトヘボウ管


(1)ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」序曲
  (US Capitol SP使用) <rec.1942>
(2)リスト:交響詩「レ・プレリュード」 <rec.1929> 15'22"
(3)ブラームス:交響曲第3番ヘ長調作品90 <rec.1932>
(4)マーラー:アダージェット <rec.1926> 7'10"
メンゲルベルク指揮
アムステルダム コンセルトヘボウ管

 マーラーは電気録音最初期のものだけに音の悪いのは仕方がないが、既存盤は大いに物足りなく、オーパス蔵からの復刻CDを今や遅しと待ちかねていたのだが、やっと実現の運びとなった。正直に嬉しい。26年のSPをこれ以上の音で再生するのは無理であろうから。・・・・ブラームスの三番は1932年の録音で、野村光一の「名曲に聴く」にも、録音が古い、の一言で無視されているし、ぼく自身もワルターがあれば必要ないと考えていた。しかしオーパス蔵の復刻CDはそんな偏見を見事にくつがえしてしまった。本CDに収められた全四曲中、最も楽器のバランスが良く、音質が良く、歪みの少ないのはこのブラームスだからだ。あのSPの情報量の少なさがウソのようにいろいろな音が聴こえてくる。 (宇野功芳)


 マーラーのアダージェットは日本、イタリア、ドイツ、フランス、英国と各国の盤が集まりました。音はフランス盤が明瞭でしたが、雰囲気で優れていたのは英国Columbia盤でした。幸い英国盤特有のスクラッチノイズはなくこれを用いました。「プロメテウス」はテレフンケンの発売はなくアメリカのキャピトルがSPとして出したものです。原盤が悪く発売しなかったのかもしれません。貴重な録音です。(相原 了

)(1)US-Capitol SP (2)(3)JP-Columbia SP (4)UK-Columbia SP

OPK 2073
(2CD)
\6000→\3990
フリッツ・クライスラー
[CD1]
 (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
 (2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K218
[CD2]
 (1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
 (2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
 (3)アンダンテ-
  メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲より
  (mat. Edison-Bell CK4021-22)
フリッツ・クライスラー
(Vn、[CD1][CD2]の(1)、(2))

[CD1](1)レオ・ブレッヒ(指)
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
(2)ランドン ロナルド指揮管弦楽団
[CD2](1)、(2)レオ ブレッヒ(指)
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
(3)ブルメスター(ヴァイオリン)、
ピアニスト不明

 「旧吹き込みのモーツァルトはSP時代に日本盤が発売されずに終わり、彼のディスコグラフィの中では目立たぬ存在だが、オーパス蔵盤で聴くクライスラーの音は輝かしく、滴るような美しさであり、ポルタメントを絡めた甘美な節回しにまったく酔わされてしまった。(中略)
 ベートーヴェンの協奏曲を少し聴いただけで、モーツァルトよりもオーケストラがずっと澄んだ響きで捉えられていることに気付かれることだろう。冒頭のティンパニが深みのある音で、余韻を伴って立体的に鳴り響くところから見事だが、筆者が感じ入ったのは第2主題が呈示されたあと、主題が展開的に確保される部分だ(51-64小節)。ヴァイオリンが主題を歌うのに対し、ヴィオラとチェロが三連音の連続でさざなみのように絡んでゆき、その背後をティンパニが運命の足音のように忍び寄るさまが、実に明瞭に捉えられているからだ。指揮のブレッヒが三声部を対等に響かせて影の濃い響きを生み出し、それをHMVの録音技師が見事なバランスで捉えていたことが、オーパス蔵のリアリスティックな復刻により初めてCD盤上で再現されたのである。」(板倉重雄)


 ヴァイオリンのCDでスタートしたオーパス蔵としては、クライスラーとブレッヒによる協奏曲録音は長年の課題でした。これらの曲にはWard Marston(Biddulph)の復刻という高い壁がありそれを超えることは復刻にかかわるものとしては大きな目標でした。何度かの試行を行い復刻とマスタリングの両輪がうまくかみ合いやっと満足のゆく音が得られたと思います。
 復刻に用いた盤は英、米、独、日、濠と多岐にわたりましたがヴァイオリンのきれいな盤を中心にまとめました。ブルメスターはクライスラーに匹敵するヴァイオリニストであり、彼のメンデルゾーンは極めて珍しい盤でもあり、クライスラーとの比較が可能なように付録としてつけました。(相原 了)

録音:[CD1](1)1926年 (2)1924年 [CD2](1)1927年 (2)1926年 (3)1932年

OPK 2075
\3500→\2490
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)&チェコ・フィル
 スメタナ:我が祖国 (全曲)
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)
チェコ・フィル

 「46歳のターリヒの指揮は、後年の録音に較べてやはり若々しい。全曲の演奏時間は後の二回の録音よりも長いのだが、緩急の幅を大きくとった、意欲的な表現をしている。弦のポルタメントなど、後には「古めかしい」と考えられた演奏法も聴かれるが、粘っこくない、リズミックですっきりした進行は、いかにも20世紀前半のスタイルである。熱く明朗な響きで通し、暗く悲愴な雰囲気がさほどに感じられないことも、後年の演奏とは異なっている。若い独立国の、伸びざかりの指揮者と団体が、気合を入れて初めてのレコーディングに臨んでいる様子が、この音楽から感じられる気がする。(山崎浩太郎)」


 いまは消えてしまったローカルなオーケストラの音として話題になるのはフランスの音と、チェコの音だと思います。フランスは自分の意思で変えたといえますが、チェコはナチスの併合によって亡命した音楽家も多く、戦後は共産国として存在していたため第2次世界大戦前とは音楽も変えられてしまいました。カザルスのドヴォルジャークチェロ協奏曲(OPK2043)を復刻した際に「これが昔のチェコの音か」という声を多く耳にしました。そこでターリッヒとチェコ・フィルの音の復刻を企画しました。その第1弾として1929年HMVがプラハで録音した「我が祖国」を選びました。この成功がその後のロンドンにおけるドヴォルジャークの録音につながったのでしょう。弱音部のきれいな録音で十分に楽しめます。(相原 了)

録音:1929年 プラハ

OPK 2076
\3500→\2490
メンゲルベルク指揮
 (1)J.C. バッハ:シンフォニア変ロ長調作品18-2
 (2)ラヴェル:ボレロ
 (3)R.シュトラウス:「英雄の生涯」作品40
ウィレム・メンゲルベルク(指)
(1)(3)ニューヨーク・フィル
(2)コンセルトヘボウ管

 J・C・バッハの「シンフォニア」が始まったとたん、わが耳を疑ったのである。弦を弓がこする音まで克明に聴こえるではないか。歪みもなく、音楽自体の美しさが100パーセント伝わってくる。・・・・SPにはこれだけの音が刻まれていたわけである。もちろん、それにはオーケストラの技術の高さ、それ以上に各パートを見事な棒でさばき、主旋律、対旋律、重要な音、それを支える音を完璧なバランスに整えたメンゲルベルクの能力の高さこそ、第一に讃えなければならないであろう。 (宇野功芳)

録音 :(1)1929年 (2)1930年 (3)1928年 原盤:SP

 OPK 2089
\3500→\2490
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
モーツァルト:
 (1)ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
 (2)ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219
 (3)ヴァイオリン協奏曲第6番変ホ長調 K.268
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
(1)ポール・パレー(指揮) ラムルー管弦楽団
(2)シャルル・ミュンシュ(指揮) パリ管弦楽団
(3)マルコム・サージェント(指揮) 交響楽団


稀有の奏者に具わった極上の気品と美質
ティボーのモーツァルトヴァイオリン協奏曲集

(1)1947年録音、(2)1941年録音、(3)1927年録音。原盤:SP US-Vox(No 3) Fr-Gramophone(No 5) US-Victor(No6)

 「モーツァルトのヴァイオリン・コンチェルト第5番イ長調K.219の演奏こそは、今世紀の前半期におけるこの作品のもっとも有名な演奏であった」 (ハルナック)

 「最大傑作はモーツァルトの協奏曲(第6番変ホ長調K.268 )である。この曲はティボーの実演を聴くと実に素晴らしいので驚嘆してしまう。世の中にあんなにモーツァルトらしい演奏があるかと想う位である。」(野村光一)

 このCDは、ティボーという稀有の奏者に具わった極上の気品と美質を、市販されている数多くのCDより遥かに高い水準で私達愛好家に伝えてくれるように思う。聴いて楽しむだけではなく、クラシック音楽という、人類の大切な文化財の来し方、行く末について考える契機にもしたい、時宜を得た企画である。広く愛好家、音楽関係者に推薦したい。(中野雄)



 OPK 2091
\3500→\2490
クーレンカンプ/協奏曲録音 Vol.2
 (1)シューマン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品 61
 (2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品 77
 (3)ベートーヴェン:ロマンス第 1 番
ゲオルク・クーレンカンプ(ヴァイオリン)
(1)(2)ハンス・シュミット = イッセルシュテット(指)
 ベルリン ・ フィルハーモニー管弦楽団
(3)アルトゥール・ローター(指)
 ベルリン国立歌 劇場管弦楽団
録音:(1)1937 年、(2)1936 年、(3)録音:1939 年。日本語解説付

 ヴァイオリンで定評を得ているオーパス蔵として、10 周年記念にはヴァイオリン、しかもこれまで取り上げていないドイツのクーレンカンプがテレフンケンに残した協奏曲録音を選びました。
 第1弾3枚はドイツの作品をまとめました。これはその第1弾、

 シューマンの協奏曲は、当時ほとんど顧みられなかったこの作品に命を吹き込んだ歴史的意義を持つ演奏であり、重厚で内省的な表現はまさに圧巻です。

 ブラームスでは一転、雄大で堂々たる構築美と気品あふれる歌が展開され、往年のドイツ・ヴァイオリン芸術の核心に触れることができます。ちなみにカデンツァでナチスと揉めたそうです。

 SP時代ならではの凝縮された緊張感、そして音楽そのものの“骨格”をむき出しにする凄み――。
 単なる歴史資料では終わらない、“今なお生きている音楽”です。
 OPK 2092
\3500→\2490
クーレンカンプ/協奏曲録音 Vol.3
 (1)シュポア:ヴァイオリン協奏曲第 8 番イ短調 作品 47「劇唱の形式で」
 (2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品 64
 (3)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第 1 番ト短調 作品 26
ゲオルク・クーレンカンプ(ヴァイオリン)
(1)(2)ハンス・シュミット = イッセルシュテット(指)
 ベルリン ・ フィルハーモニー管弦楽団
(3)ヨーゼフ・カイルベルト(指)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(1)(2)録音:1935 年、(3)録音:1941 年。日本語解説付

  まさに正統的なベートーヴェン、ナチスの禁止に逆らい演奏されたメンデルスゾーン、華麗なシュポア、カイルベルトをバックにした戦中録音の貴重なブルッフ、などどれも必聴の名演です。

原盤: 独 -Telefunken SP

 OPK 2093
\3500→\2490
クーレンカンプ 協奏曲録音Vol. 4
 (1)ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲ト短調作品26
 (2)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35
 (3)ベートーヴェン:ロマンス第2 番
ゲオルク・クーレンカンプ(ヴァイオリン)
(1)オイゲン ヨッフム(指揮)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(2)アルチュール ローター(指揮)
 ドイツ歌劇場管弦楽団
(3)パウル クレツキ(指揮)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
情熱のドヴォルザークと白熱のチャイコフスキー

(1)録音:1941 年、(2)録音:1939 年、(3)録音:1932 年/原盤:独-Telefunken SP/日本語解説付

 クーレンカンプがテレフンケンに残した協奏曲録音には非ドイツ系の録音が2 曲あります。ドヴォルザークとチャイコフスキーです。中でもドヴォルザークは1941 年の戦時の録音ということで流通枚数の少ない貴重な録音であり、名演です。
 またベートーヴェンのロマンス第2 番はクーレンカンプのベートーヴェン演奏が聴ける貴重なものです。
 指揮は当時作曲者としても活躍していた若きクレツキのこれも貴重な録音です。

 OPK 2090
\3500→\2490
別ページでも掲載
クーレンカンプ/協奏曲録音 Vol.1
 (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品 61
 (2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第 5 番イ長調 K.219
ゲオルク・クーレンカンプ(ヴァイオリン)
(1)ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(2)アルトゥール・ローター(指)
 ベルリン国立歌 劇場管弦楽団

 クーレンカンプがテレフンケンに残した協奏曲録音集 Vol.1

(1)録音:1936 年、(2) 録音:1939 年。日本語解説付

 クーレンカンプがテレフンケンに残した協奏曲録音の中核をなす重要盤。
 ベートーヴェンでは、無駄を削ぎ落とした端正な構えの中に、深い精神性と気品がにじみ出る名演。過度な感情に流れず、作品そのものの偉大さを静かに語り尽くします。

 モーツァルトでは一転、しなやかで優美な歌と軽やかな気品が際立ち、ドイツ伝統の様式美が凝縮。

 装飾ではなく“本質”で勝負するヴァイオリン芸術――。SP時代の精髄を伝える、まさに不朽の一枚です。

 OPK 2094
\3500→\2490
別ページでも掲載
クーレンカンプ 協奏曲録音Vol. 5
 (1)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1 番ト短調 作品26
 (2)ブラームス:二重協奏曲 ニ長調 作品77
 (3)レーガー:
  無伴奏ソナタ イ短調Op 91-1よりアンダンテ・ソステヌート
ゲオルク・クーレンカンプ(ヴァイオリン)
(1)カール・シューリヒト(指揮)
 チューリヒ・トーンハレ管弦楽
(2)エンリコ・マイナルディ(チェロ)
 カール・シューリヒト(指揮)
 スイス・ロマンド管弦楽団
クーレンカンプの亡命先スイスでのブルッフ、ブラームス・ドッペルの名録音

(1)録音:1947 年、(2)録音:1947 年、(3)録音:1937 年/原盤:英Decca SP, 独-Telefunken SP(レーガー)/日本語解説付

 クーレンカンプは大戦末期にスイスに亡命し戦後もそこを拠点としました。新興のDecca は当時同じようにスイスに移っていたシューリヒトと組んだ録音を2 つ残しています。中でもチェロのマイナルディと組んだブラームスの二重協奏曲は貴重な録音です。録音もDecca の優秀録音を思い出させるものです。またレーガーのアンダンテ・ソステヌートは、ブラームスの協奏曲(OPK2091)の最後の面の穴埋め用に録音されたものですが、Tully Potter氏はクーレンカンプの最高の演奏と絶賛しており、氏のリクエストで含んだものです。




 OPK 2096/7
(2枚組)
\6000→\3990
「名歌手」第一幕前奏曲もオケの全員が鳴り切った、
   まさにトスカニーニの音である。 -宇野功芳
アルトゥーロ・トスカニーニ&NBC交響楽団-
 ワーグナー録音集(RCA SP録音1941-1946)
  CD1
   (1)「ニュルンベルクの名歌手」 第1幕への前奏曲
   (2)ジークフリート牧歌
   (3)「ローエングリン」 第1 幕への前奏曲
   (4)「ファウスト」 序曲
   (5)「トリスタンとイゾルデ」 より 「愛の死」
  CD2 ≪ニーベルングの指輪≫より
   (6)ワルキューレの騎行
   (7)ジークフリートのラインの旅
   (8)ジークフリートの死と葬送行進曲
   (9)ブリュンヒルデの自己犠牲
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
NBC 交響楽団
ヘレン・トローベル(ソプラノ)
録音:(5)1942 年、(3)(7)-(9):1941 年、(1)(2)(4)(5):1946 年/音源: 米RCA‐SP

 トスカニーニ好きのオーパス蔵がNBC 交響楽団とのLP 音源の録音を出すきっかけとなったのは、英HMV のLP,ALP シリーズによる音を聴いてからでした。
 力強く強烈な音のアメリカ盤とは異なり、豊かな低音と柔軟さのある音が特長です。多分LP が出された1950 年当時のアメリカとイギリスのオーディオ装置の特性が違い、求める音の国民性の違い、それがレコードの音に反映されていたと考えられます。
 日本にはアメリカの音が入ってきたためそれがトスカニーニの音としてインプットされたことでしょう。しかし米RCA1960 年代には英RCA を作り、HMV(EMI)からの発売を止めたため、ALP として発売されたレコードの数はそう多くありません。一番の典型はワーグナーの録音です。

 トスカニーニはオペラハウスを離れてからもコンサートにおいて、最後の演奏会に至るまで繰返しワーグナーを取り上げてきました。しかしLP としてまとまったアルバムが出たのは、かなり遅くなってからでHMV からは1949 年の「ジークフリートラインへの旅」 が出たのみです。
 RCA から出たLPはやはり低音が抑制され、耳にきつい音(だから迫力がある、と言われれば、そうですかと言わざるを得ませんが)になっています。当然ですが英RCA, 仏RCA のLP も同様な音です。トスカニーニのワーグナーは出せないかとあきらめていましたが、レコード探しの名人田中氏がトスカニーニとNBC 交響楽団のSP を全部集めてくれました。録音時期は1941 年と1946 年のもので、「トリスタンとイゾルデ」の「愛の死」のみが1942 年録音です。

 これは兵士慰問用V-Disc のための録音だったようです。この時期の録音でSP として出されたものはスタジオ録音のもののみです。ライブの長時間録音は普通アセテート盤であり、アセテート盤から細切れのSP 原盤を作ることは難しかったためと思われます。ということで、SP で出されたワーグナー録音をまとめました。特に1946 年の「ニュルンベルクの名歌手」第1 幕前奏曲は、戦争も終わった喜びに溢れる演奏で、これを凌駕する演奏はなく、RCA もこれが正規録音の代表となりました。
 (オーパス蔵代表:相原 了)


 今回オーパス蔵から復刻されたCD は、いずれもSP 録音である。トスカニーニがワーグナーを得意にしていた関係上全曲に複数の音源があるが、オーパス蔵はNBC 響による40 年代のSP に的を絞ったのである。SP も最後期なので十分に聴けるし、昔の日本のRCA のCD に比べると、音もしっかりし、パス蔵はNBC 響による40 年代のSP に的を絞ったのである。SP も最後期なので十分に聴けるし、昔の日本のRCA のCD に比べると、音もしっかりし、冴えていなければどうにもならないが、目がさめるような鮮明さで鳴っている。これは嬉しかった。SP 録音なのにこの世のものとも思えぬほど美しいひびきがする。もちろんトスカニーニ/ NBC ならではの技術あればこそであろう。
 「名歌手」第一幕前奏曲もオケの全員が鳴り切った、まさにトスカニーニの音である。生々しい実在の演奏で、前進性が素晴らしく、雑味がないので、音楽そのものしか感じさせない。すでに79 歳の筈であるが、まことに若々しいトスカニーニの姿がここにある。
  (宇野功芳)


 OPK 2104
\3500→\2490
メンゲルベルク&アムステルダム・コンセルトヘボウ管
ブラームス:交響曲第4番ホ短調作品98
 (1938年11月29日録音)
ボロディン:中央アジアの草原にて
 (1941年4月録音)
チャイコフスキー:大序曲「1812年」
 (1940年4月9日録音)
ウィレム・メンゲルベルク(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
 1812年12 月ナポレオンの軍隊はロシアから撤退してから200年因縁が感じられるメンゲルベルクの「1812年」、2012年、記念の年に発売

 メンゲルベルクが1937 年以来録音していたテレフンケンはドイツの会社であるので、ブラームスの録音は極めて普通の企画であるが、チャイコフスキーとボロディンについては歴史的背景も気になるところである。ドイツから見たこの前後の出来事を書いておくと、

  1939 年9 月1 日、ポーランド侵攻。以後、北欧、バルカン諸国へ侵攻
  【1940 年4 月9 日、チャイコフスキー大序曲「1812 年」他、録音】
  1940 年5 月10 日、オランダ・フランス侵攻開始 5 月17 日、オランダ降伏
  1940 年6 月14 日、パリ無血入場 6 月22 日、フランス降伏 調印式
  【1941 年4 月25 日、ボロディン:「中央アジアの草原にて」録音】
  1941 年6 月22 日、独ソ不可侵条約破棄、ソ連侵攻開始
  1943 年2 月、スターリングラードで敗北 以後ドイツの敗退続く

 ボロディンの録音日はまだソ連とは仲のよい時であるが、発売の頃は戦闘の真最中ではなかったろうか。しかし、内容的に興味深いのは「1812 年」である。
 オランダやフランスへの侵攻が噂される中での、侵攻される側の録音である。メンゲルベルクはドイツ信仰が強かったから余り動揺はなかったかもしれないが、楽団員はどうだったであろうか。しかも曲はフランス軍の敗退を描いたものである。実際、録音のちょうど1 月後にはナチスドイツのオランダ侵攻が始まっている。レコードの発売はいつか不明であるが、フランスの降伏が早かったので進軍の景気づけには間に合わなかっただろう。しかしフランス敗北の記念録音としては役に立ったかもしれない。

 OPK 2106
\3500→\2490
ブルーノ・ワルター 序曲とワルツを振る(1929-1938)
 (1)ブラームス:大学祝典序曲op.80(ウィーン・フィル)<1937年録音>
 (2)モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
  (ブリティッシュ交響楽団)<1932年録音>
 (3)スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲(ロンドン交響楽団)<1938年録音>
 (4)ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲(パリ音楽院管弦楽団)<1938年録音>
 (5)J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」序曲(パリ音楽院管弦楽団)<1938年録音>
 (6)J.シュトラウス:ワルツ「ウィーンの森の物語」
  (ブリティッシュ交響楽団)<1929年録音>
 (7)J.シュトラウス:ワルツ「南国のばら」(ベルリン・フィル)<1930年録音>
 (8)J.シュトラウス:ワルツ「ウィーン気質」
  (ベルリン国立歌劇場管弦楽団)<1929年録音>
 (9)J.シュトラウス:ワルツ「皇帝円舞曲」(ウィーン・フィル)<1937録音>
ブルーノ・ワルター(指)
 ブルーノ・ワルター、2 タイトル登場!モーツァルト3 大交響曲は2013年リマスター版!

 (9)以外は初出 (9)は新マスター(2013)/原盤SP: UK-Columbia, UK-HMV, JP-Columbia

 ワルターはSP 電気録音の初期から活発に録音をしているため、小品の録音が多くあります。中でもワーグナーの録音がかなり多いのですが、ここではプロムナード・コンサートのイメージで、1929 年から1938 年までの10 年間に録音された、ワーグナーを除いた序曲とワルツでまとめてみました。ワルターの録音相手は多く、本CD でも6つのオーケストラを振っており、録音場所もロンドン、ベルリン、ウィーン、パリと多彩です。政治的事情で亡命を繰り返す生活でしたが、これだけの録音を残したということは皆に愛された指揮者であったことを示しています。
 なおワルツはSP 1枚に入れるため、初期の録音は短縮された演奏になっています。( 相原了)
 
 OPK 2107
\3500→\2490
ブルーノ・ワルターによるモーツァルト3大交響曲(1929-1938)
 <2013年新マスター版>
  モーツァルト
   (1)交響曲第39番変ホ長調K.543(BBC 交響楽団)
    <1934年録音>
   (2)交響曲第40番ト短調K.550(ベルリン国立歌劇場管弦楽団)
    <1929年録音>
   (3)交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K.551(ウィーン・フィル)
    <1938年録音>
ブルーノ・ワルター(指)
 原盤SP:いずれもJP-Columbia

 ワルターはモーツァルト演奏を復活させた指揮者のひとりであり、SP 時代に主要な交響曲を録音しています。39,40,41 番、いわゆる3大交響曲もSP で聴くことができます。
 オーパス蔵ではワルターのウィーン・フィルとの録音を中心に復刻してきましたので、第41 番「ジュピター」と第39 番、第40 番は別のCD として発売しました。これらCD は2001 年に出されましたが、時間も経ちましたので新しくマスターをし直し、また多くのリクエストにお応えして、3 曲をまとめることにしました。アメリカに移ってからのニューヨーク・フィルとの録音、晩年のコロンビア交響楽団との録音とは異なる、ワルター壮年時代のヨーロッパ録音を味わってください。(相原了)

 OPK 2121
\3500→\2490
ワルター&ウィーン・フィル、
 マーラー交響曲第9番&アダージェット

  マーラー:
   (1)アダージェット(交響曲第5番より)
   (2)交響曲第9番 ニ長調
ブルーノ・ワルター(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ワルター&ウィーン・フィル、マーラー交響曲第9番&アダージェットの2017年新リマスター盤が登場!

 録音:(1)1938年1月15日、(2)1938年1月16日(ライヴ)/モノラル、日本語帯・解説付
 原盤:SP JP-Columbia(アダージェット)、US-Victor(第9番)

 ワルター/ウィーン・フィルによるマーラー交響曲第9 番の究極の復刻(小林利之)

 この曲の復刻でいちばんの厄介なのは第1 楽章だろう。マーラーは《第9》の作曲に対位法書法を駆使した多声音楽様式をとっている。第1 楽章の各主題部は3 声の対位法で構成されていて、復刻は、当然耳につきやすい主声部にポイントが当てられるが、第2、第3 の声部をも明瞭に適切なバランスで聴きとれることが望ましい。この要諦を確実に守りぬくのがオーパス蔵の信条だ。
 SP 盤の音溝に刻みこまれたすべての情報を、音楽的な密度も正しくとりこんだ復刻の安定感。それは今や芸術的と言いうる域に達しており、その証拠として、第1 楽章最初の6 小節からなる序奏部を聴いていただきたい。まず、pp のチェロの低音が出て、ホルンが入り、ハープとホルンにこの楽章の根幹となるリズム動機が示されるが、すべての音がしっかりとした音像で捉えられ、その音たちが個性をもって復刻されているのはオーパス蔵だけと言ってよい。
 第1 主題の断片がとぎれがちに第2 ヴァイオリンで奏されるときの他声部のうごきも明瞭、和声的な雰囲気のなかに第1 ヴァイオリンが主題の後半をうたいあげるその優美さ。またいくどもの死の恐怖との対決を思わせる展開部の終わりちかく、第3 主題の熱狂的な高潮からなだれ落ちる「最高のゲバルトで」の箇所の金管の咆哮につづくティンパニの運命の強打といった心理的クライマックスでの重低音の緊迫。そんな一方、まさしくウィンナ・ワルツの回想をおもわせる粋なソロ・ヴァイオリンのひとくさりが、たくみにうかび出されてくる終結部の美しい復刻ぶり。第2 楽章、第3 楽章はどの復刻盤も手ぎれいに仕上げているが、感動の終楽章アダージョで、弦の分厚いけれど、ビロードの輝きを彷彿させるひびきの美しさが、ワルター/ウィーン・フィルの永遠の名演を飾る、忘れがたい全曲の余韻として残ったのは、オーパス蔵による究極の名復刻盤である。(OPK 2060 から抜粋)
 
 前回マーラーの第9 番を出したときはこれ1 曲のみでした。当時CD の容量は74 分であり、第9 番のみでいっぱいでした。それからCD 容量も増えたので、今回は「アダージェット」を序奏的なイメージで組み込みました。これによりマーラーの純粋に器楽作品と声楽付きの曲に分けることができます。それより第9 番がライヴ録音される前の日に、「アダージェット」がスタジオ録音されたことを考えると、この2 曲は並べるべきだと考えたわけです。もちろん第9 番の音もヒスも改善されています。(OPUS 蔵)



 OPK 2116
\3500→\2490
宇野功芳追悼
ワルター&ウィーンフィルによる「田園」と「軍隊」

 (1)ハイドン:交響曲第100番 ト長調「軍隊」
 (2)ベートーヴェン:交響曲第6番 へ長調 Op.68「田園」
ブルーノ・ワルター(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 2016年新マスタリング!ワルター&ウィーンフィルによる「田園」と「軍隊」

 録音:(1)1938年、(2)1936年/原盤:SP/日本語帯・解説付

 「田園」といえばワルターである。一度ワルターに接してしまうと、他の盤はどこかに違和感がある。よそよそしかったり、重かったり、冷たかったり、粘りすぎたり。ワルター/ウィーンフィルで育ったぼくは、フィラデルフィア管弦楽団による再録音を聴いたときは、気分が悪くなるほどがっかりしたし、コロンビア響とのステレオ盤はずっと良かったが、それでも第2楽章の木管ソロの音がやせているのが気になった。
 もっとも、ワルター/ウィーンの復刻盤はあまりにも音が貧しく、 長い間、このステレオ盤を「田園」のベストに挙げてきたが、オーパス蔵のCD を耳にして、久しぶりに往年の感激が戻って来た。
 これからは「田園」のディスクを聴くときは、やはり第一にこのウィーン盤に手がのびるだろうし、よほど音にうるさい人以外にはこれをベスト盤として推薦したい。少なくともコロンビア盤とともに座右に備えるべきだ(宇野功芳 2001 年)

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 宇野先生との出会い

 出会いというより、こちらが勝手に押し掛けたと言ってよいものですが、それはオーパス蔵のCD が10 点ほど出た頃、ウィーン国立歌劇場の「ナクソス島のアリアドネ」公演会場の横浜の県民ホールでした (2000 年)。
 何列か前の席に写真でお馴染みの宇野先生の姿が見えました。SP 復刻の対象にワルターとウィーンフィルの録音は欠かせません。ワルターといえば宇野先生、第1 幕が終わった後突撃しました。先生はこのような不躾にも慣れておられるのか怖い顔もせず、オーパス蔵の話とライナーノートのお願いを聞いてくれました。「取り敢えず音を送りなさい、良ければ書くし、満足しなかったら書かない」。これが始まりでした。
 ワルターはまだ復刻前であり、フーベルマンの協奏曲録音をお送りしました。これが合格点を得て、宇野先生のライナーノートが始まりました。次はメンゲルベルクで、ワルターはその後でした。(オーパス蔵:相原了)

 OPK 2117
\3500→\2490
宇野功芳追悼第2弾
 ワルター&ウィーンフィル、
  ブラームスの交響曲第1&3番!

  (1)ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68
  (2)ブラームス:交響曲第3番 へ長調 Op.90
ブルーノ・ワルター(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 2016 年に亡くなられた宇野功芳先生には、オーパス蔵の育ての親として15 年余りにわたり、ライナーノートの執筆、雑誌や先生の著書の中でのベスト盤で紹介していただき、個人の主催するミニレーベルが長く続けられる基礎を作っていただいたと感謝します。
 宇野先生とブルーノ・ワルターは切っても切り離せない繋がりがあり、オーパス蔵のワルターとウィーンフィルのSP 復刻は宇野先生に捧げる気持ちでまとめたものです。(OPUS蔵)

 2017年新リマスタリング宇野功芳追悼第2弾。ワルター&ウィーンフィルの絶品の一つ、ブラームスの交響曲第1 & 3 番!

 録音:(1)1937年、(2)1936年/原盤:SP/演奏解説:宇野功芳/モノラル

 宇野功芳先生追悼の第2 弾はブラームスの交響曲第1 番と第3 番の2 曲をまとめました。
 第3 番は状態の良い盤の入手が難しく、前回は先生が見つけられた盤で復刻しました(OPK 2054)。その後ノイズ処理技術も進化し、材質の関係でスクラッチノイズの大きなイギリス盤も聴ける状況になりましたので、英HMV 盤をCD 化しました。第1 番はノイズの少ない国内盤を復刻しております。(OPUS 蔵 相原了)

 「ブラームスの四曲のシンフォニーの中で、ワルターが最も自在、融通無碍な指揮ぶりを示しているのは三番である。他の指揮者の表現が楷書だとすれば、ワルターは行書を通り越し、草書で認めているのだ。その行き届いた先がニューヨーク盤で、もはや名人芸の極みであるが、フィナーレのクライマックス部など、あまりに崩しすぎ、オケが十分に鳴らず、上滑りを起こしていた。その点、このウィーン盤はまさに完璧な草書体で、ワルターの絶品の一つといえよう。(宇野功芳)」


 OPK 2118/9
(2CD)
\6000→\3990
宇野功芳先生追悼の第3弾。
モーツァルト録音の2枚組!

 CD 1
  モーツァルト:
   (1)セレナード第13番 ト長調 K.525
    「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
   (2)交響曲第38番 ニ長調 K.504「プラハ」
   (3)交響曲第41番 ハ長調K.551「ジュピター」
 CD 2
  モーツァルト:
   (4)「偽の女庭師(恋の花つくり)」序曲 K.196
   (5)「皇帝ティトゥスの慈悲」序曲 K.621
   (6)ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
   (7)3つのドイツ舞曲K.605
ブルーノ・ワルター(指揮、(6)ピアノ)
ウィーン・フィル

 2016 年に亡くなられた宇野功芳先生には、オーパス蔵の育ての親として15 年余りにわたり、ライナーノートの執筆、雑誌や先生の著書の中でのベスト盤で紹介していただき、個人の主催するミニレーベルが長く続けられる基礎を作っていただいたと感謝します。宇野先生とブルーノ・ワルターは切っても切り離せない繋がりがあり、オーパス蔵のワルターとウィーン・フィルのSP 復刻は宇野先生に捧げる気持ちでまとめたものです。(相原了)

 宇野功芳先生追悼の第3弾(2017年新リマスタリング)。ワルターとウィーン・フィルの極め付け、モーツァルト録音の2枚組!

録音:(1)(2)1936年、(3)(4)(5)1938年、(6)(7)1937年/録音:(1)(2)1936年、(3)(4)(5)1938年、(6)(7)1937年、原盤:SP

 宇野功芳氏の演奏解説からの抜粋
 <アイネ・クライネ・ナハトムジーク>
「アイネ・クライネ」は1936 年12 月の録音だが、同時期の「田園」や「プラハ」に比べると音質が実に潤沢、透明である。弦楽だけ、しかも編成もいくぶん小さめなのであろう、当時のマイクロフォンにも無理なく収まっている。オーパス蔵のCD 化は絶美。こういう音で聴くと、最新のデジタル録音も含め、ワルターの「アイネ・クライネ」は他を大きく引き離して断然トップだ。もう涙が出るほど美しい。

 <交響曲第41番「ジュピター」>
 完成度の高い、壮麗、立派なニューヨーク盤に対し、ウィーンの「ジュピター」はまるでぶっつけ本番のように即興的だ。意志の力が感じられず、どことなく、なりゆき任せのところがある。テンポは絶えずゆれ動いており、当然、雑なところ、リズムの崩れるところ、腰の軽すぎるところが頻出する。第1楽章も第2楽章も充実感に乏しいが、それを救っているのがウィーン・フィルのエレガントな音色であり、ヴァイオリンのポルタメントであり、フレーズの最後の音の切り方である。

 <ドイツ舞曲K.605 >
 すばらしい名演だ。オーケストラに自由に演奏させながら、全体として小味でしゃれたワルター・ムードが一貫している。第1 番の懐かしくも親しみやすい情緒、第2 番のきっちりとしないアンサンブルがかもし出す味わい、特にトリオのホルンはリズムといい音色といい、まことに粋である。(以上、宇野功芳)

 OPK 2120
\3500→\2490
宇野功芳追悼企画
 2017年最新リマスタリング、ブルーノ・ワルター

 (1)ワーグナー:ジークフリート牧歌
 (2)ハイドン:交響曲第86番 ニ長調
 (3)シューマン:交響曲第3番 変ホ長調 Op.97「ライン」
ブルーノ・ワルター(指揮)
(1)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(2)ロンドン交響楽団
(3)ニューヨーク・フィルハーモニック
 OPUS蔵レーベル、宇野功芳追悼企画
 2017年最新リマスタリング、ブルーノ・ワルター-ウィーン、ロンドン、そしてニューヨークへ

 録音:(1)1935年、(2)1938年、(3)1941年/モノラル/演奏解説:宇野功芳

 宇野功芳先生追悼シリーズの締めとして、ワルターがアメリカに移ってからの録音で、最初の高い評価をされたシューマンの交響曲「ライン」をSP レコードから復刻しました。組合せはナチスのオーストリア併合でヨーロッパを離れる過程で録音したロンドン響とのハイドン、ウィーン時代の「ジークフリート牧歌」を組みました。(2017 年- 新リマスター)
 「ライン」は当時アメリカで多用されてきた長時間録音可能なアセテート盤に録音したものをもとにSP レコードを作ったもののようです。SP 録音時の細切れ録音と違い音楽全体に流れがあります。米コロンビアはLP の開発に力を入れており、その開発段階の録音だったのでしょうか。(オーパス蔵 相原了)宇野功芳氏解説からの抜粋

 <ハイドン:交響曲第86 番>
  ハイドンの「第86 番」はウィーンを追われたあと、同年9 月13 日にロンドン交響楽団を振って録音されたもので、「第99 番」同様ほとんど演奏されないが、ぼくの愛惜する逸品だ。
 第1 楽章のワルターは序奏部から微笑みの音と歌が満ち、第2 楽章は落ち着いたテンポで歌にあふれているが、この時代のワルターのしゃれた味わいを保ち、音楽を完全に自分のものとして物語を進めてゆくうまさは、前述のシューリヒトとともに最高峰の名に値する。
 メヌエットは遅めだ。トリオで気分を変えるのも見事だが、この楽章だけはワルターならばもっと出来そうである。しかし、わずかな不満はフィナーレで完全に解消される。第一楽章に対応した格別に速いテンポと、それに伴う敏感なリズム、しかも一本調子に陥らない気分の変化は、やはり若きワルターの心の爆発であり(62 歳)、ロンドン交響楽団が彼らとしてはベストの雄弁さでこれに応えてゆく。

 <シューマン:交響曲第3 番「ライン」>
  「エロイカ」(注:1941 年1月録音)と同時期の録音にもかかわらず、このほうは非常な名演奏だ。
 ・・・とくに遅いテンポでゆったりと揺れるようなカンタービレをみせる第2 楽章もロマンの極みだ。第1 楽章と共にワルターの最も上出来な部分といえよう。そして終楽章では見得を切るようなルバートさえ現われ、やがて荒れ狂うコーダへ進んでゆくのである。
 オーケストラの固さもここではプラスに作用し、当時のワルターとしては造形がすこぶる雄大で立派だ。・・・アメリカのオーケストラの威力を楽しんで、のびのびと棒を振った結果が「エロイカ」では失敗し、「ライン」では成功したのであろう。






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