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ディスク初レパートリーのハイドン名演集!
録音:
(1)1971年2月8-11日スタジオ録音,
(2)1974年2月18,19日スタジオ録音、全曲ステレオ録音
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。
「我々はハイドンの時代にハイドンがどのように演奏されていたかを知る由もない。
仮にその時代にタイムスリップして演奏を聴けたとしても、ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー、マーラーを経験している我々が当時の聴衆と同じ感想を持つ
とは思えない。その意味で朝比奈のハイドンはロマン性に傾斜したものだが、テクスチャはクリア、リズムは活発で情熱的でもある。そして温かみと雅趣がある。試み
に第99番のトリオを聴いていただきたい。音楽の微笑のみならず、指揮者の微笑すら発見できるだろう」
ヘンリー・フォーゲル(元シカゴ響総裁)
うーん。さすが元シカゴ響総裁、いいこという。
これは朝比奈ヨーロッパ・ライヴ第2弾。
晩年の朝比奈はハイドンを取り上げることはほとんどなかったが、オーケストラの基本レパートリーであるハイドンにも深い造詣を持ち、かつては全交響曲演奏を構想したこともある。
今回の音盤初登場となる名曲2題が、ベルリン放送響(現ベルリン・ドイツ響)との共演というのがまた嬉しい。
演奏スタイルは現今主流のピリオド・アプローチとは対極。
アーベントロート、クナッパーツブッシュ、フルトヴェングラーを思わせる、豊穣で大らかなハイドンである。
しかもこれは定期演奏会ではなく放送用のセッション録音。
朝比奈が放送局とオーケストラからどれほど信頼されていたかがよく分かる。
堪能なドイツ語で応対する1975年のインタビューも収録。
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