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9/8(火)紹介新譜 32アイテム
マイナー・レーベル新譜

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PENTATONE



PTC 5187660
(2CD)
\4300→\4090
「ショスタコーヴィチ指揮者」ビシュコフ、いよいよチェコ・フィルと!
 生涯をかけて向き合う第5番&《レニングラード》、渾身の2枚組登場!!


ショスタコーヴィチ:交響曲第5番&第7番

 [CD1] 交響曲第5番 ニ短調 Op.47
 [CD2] 交響曲第7番 ハ長調 Op.60《レニングラード》
セミヨン・ビシュコフ(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

 BPO盤・WDR響盤に続く、そしてその上を行く名盤!ビシュコフのショスタコーヴィチ、ついにチェコ・フィル盤が登場

 録音:[CD1] 2024年4月23-27日 / [CD2] 2025年3月25-29日 プラハ、ルドルフィヌム内ドヴォルザーク・ホール
 収録時間:[CD1] 49分23秒 / [CD2] 74分55秒

 80~90年代のベルリン・フィルや2000年代のWDR響との録音で既に「ショスタコーヴィチ指揮者」としての評価を確固たるものにしているビシュコフ。
 2018年から首席指揮者を務めているチェコ・フィルともショスタコーヴィチを積極的に演奏しており、2025年の来日公演では第8番を振って日本の聴衆から喝采を浴びました。
 そんなチェコ・フィルとのショスタコーヴィチがついにCDで登場!スターリン体制下の抑圧のなかで人間の尊厳を訴える第5番と、第二次世界大戦中のレニングラード包囲戦を背景に書かれ、絶望の中から立ち上がる不屈の精神を描いた第7番の2曲を収めた、重量級の2枚組です。

 作曲家と同じサンクトペテルブルク(旧レニングラード)に縁を持つビシュコフはショスタコーヴィチの音楽を生涯にわたり深く探求してきました。
 第5番は1970年代初頭の学生時代から指揮し続けている作品で、また第7番《レニングラード》については母親自身がレニングラード包囲戦を体験したという個人的な背景もあり、ビシュコフ自身「ショスタコーヴィチほど自分にとって本質的で身近な作曲家はいない」と語っています。
 激しい弦の刻み、うねるようなレガート、圧倒的な金管、巨大にして見通しの良いトゥッティ。豊かな伝統を誇るチェコ・フィルの緻密なアンサンブルと重量感あるサウンドが、ビシュコフ渾身の情熱と深い解釈をみごとに体現。
 現代を生きる私たちに改めて強いメッセージを投げかける、必聴のショスタコーヴィチです。

 
 
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PTC 5187585
\3100→\2890
マルガリータ・スレパコヴァ(メゾソプラノ、キュレーター)
ヘンデル、マレ、エクルズ――
 3人の《セメレ》が、ひとつのドラマに!
 古楽と新作を織り交ぜて描く、愛と欲望、夢と変容のバロック神話。

Semele セメレ
マルガリータ・スレパコヴァ(メゾソプラノ、キュレーター)
ル・ソメイユ
 ガブリエル・スモールウッド(1997-):《ゲイブズ・ピース》
 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):オラトリオ《セメレ》HWV 58 より 序曲
 ジョン・エクルズ(1668-1735):
  《セメレ》 第3幕「ソムヌスよ、目覚めよ/私を嫌悪すべき光よ、去れ」
 ヘンデル:《セメレ》 HWV 58 第3幕「いいえ、私はそれ以下では満足しない」
 エクルズ:《セメレ》 第2幕 シンフォニー
 パブロ・フィッツジェラルド(1994-):《パブロFの作品》
 マラン・マレ(1656-1728):《セメレ》 第3幕「愛よ、平和に君臨せよ、魅惑の勝利者として」
 ヘンデル:《セメレ》 HWV 58 第2幕「愛慕に満ちて」
 マレ:《セメレ》 序曲
 ジュリオ・タナジーニ(1994-):《ジュリオの作品》
 エクルズ:《セメレ》 第2幕「眠りよ、なぜ私を去るのか/眠りは私を見捨てて」
  (ヘンリー・パーセル《妖精の女王》第4幕の音楽を引用)
 マレ:《セメレ》 第5幕「降りてきてください、愛する人よ」
 ヘンデル:《セメレ》 HWV 58 第3幕「おお眠りよ」
 マレ:《セメレ》 第5幕「地震」
 ヘンデル:《セメレ》 HWV 58 第3幕「ああ、私は!」
 パブロ・フィッツジェラルド:エピローグ(パブロ・ヒゴソス《パブロGの作品》を引用)

 セメレを題材に変容していくプログラム

 録音:2025年12月5-8日 スイス、リーエン、ラントガストホフ
 収録時間:47分38秒

 バロック時代の《セメレ》を題材に、古楽アンサンブル、ル・ソメイユとメゾソプラノのマルガリータ・スレパコヴァが神話、夢、そして元型の世界を現代的な視点から描き出した意欲作。
 ヘンデル、ジョン・エクルズ、マラン・マレによる《セメレ》の音楽に、ガブリエル・スモールウッド、パブロ・フィッツジェラルド、ジュリオ・タナジーニ、パブロ・ヒゴソスらによる新作を織り交ぜ、一つの連続したドラマとして再構成しています。
 神の真の姿を求めて変容を遂げるセメレの物語を通じて、人間の欲望、真実への希求、そして自己変容という普遍的テーマを鮮やかに浮かび上がらせた、古楽と現代音楽の境界を超える魅力的なアルバムです。



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 マルガリータ・スレパコヴァ(メゾソプラノ、キュレーター) 、、、、、キュレーターっていうのがいいですよね・・・
 「何を選び、どう並べ、そこにどんな意味を生むか」を、歌うことと並ぶ仕事として明記している。
 今回も、単に「私が歌いたいバロックのアリアを集めました」ではなく、3人の作曲家の《セメレ》と新作をつないで、一つのドラマを作る。
 その選択と構成そのものに、作品としての価値を認めてほしいという姿勢が、「キュレーター」の一語に表れているように思います。

 
 

PTC 5187739
\3100
HYSTERAE ヒステラエ
 16世紀フランス民謡:La Blanche Biche
 ナ・カレンサ、アライス、イセルダ(12世紀・伝承):
  Na Carenza al bel cors avinen
 リリ・ブーランジェ(1893-1918):
  Elle etait descendue au bas de la prairie
 アイルランド民謡/
  デイヴィッド・ダウンズ、
   カイトリオーナ・ニー・フーヴイル、
    バリー・マクリーア:
     Teir Abhaile Riu
 ノルウェー民謡:Heiemo og Nykkjen
 バルバラ・ストロッツィ(1619-1677):
  Cieli, Stelle, Deitadi
 ポリーヌ・ラングロワ・ド・スワルト(1994-):
  Pirtzi, Firtzi
 マノン・クザン・チプリアーニ(1988-):Lorelei
 アイルランド民謡:Oro, Se do Bheatha ’Bhaile
 エヴァ・ウガルデ(1973-):Mari
 エロディ・ポン(1990-):Ashe Oshun
 聖ネクタリオス・オブ・エギナ(1846-1920):
  Agni Parthene
 アロン・サルティエル/ジョシュア・ホロヴィッツ:
  Durme, durme mi linda Donzella
 エロディ・ポン:La Tisseuse
 マノン・クザン・チプリアーニ:Aya Meria
 ポリーヌ・ラングロワ・ド・スワルト:Dream Land
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179)/
  ガリア・ベナリ(1968-):
   O Virtus Sapientiae
レ・イティネラント
【ゲスト】
 ナタリー・デセイ(ヴォーカル)
 ガリア・ベナリ(ヴォーカル)
 ジャン=サミュエル・ベズ(ヴァイオリン)
 シルヴァン・サルトル(フルート)
 ティエリ・ゴマール(各種パーカッション)
 シリル・ルコック(ディジュリドゥ)
 アロン・サルティエル
 ジョシュア・ホロヴィッツ
 タンダ・クワイア
 イルヴェム青年合唱団

 多彩なゲストを迎えつつ歌われる、女声ア・カペラ・トリオによる歌

 録音:2025年3月4-9日、3月29日、2025年8月25日 フランス
 収録時間:68分40秒

 女声ア・カペラ・トリオ「レ・イティネラント」のPENTATONEデビュー・アルバム。母、王妃、魔女、聖女、妖精、労働する女性など、世界各地の神話や伝承に登場する多様な「女性像」をテーマに、古楽、伝承歌、現代作品、自作曲を織り交ぜた独創的なプログラムを展開します。
 50以上の言語を歌い分けることで知られる彼女たちは、ジャンルや時代、国境を超えた豊かな音世界を創出。ヒルデガルト・フォン・ビンゲンからバスク神話、アイルランドの民謡まで、多彩な作品を通じて女性性の力、傷、記憶、再生を描き出した意欲作です。
 





DA VINCI CLASSICS



C01216
\3300
バロックの花々 ~ 花々と「情念」の対話
 マラン・マレ(1656-1728):組曲 ハ長調(抜粋)~
  《ヴィオール曲集》第3巻より
 ヨハネス・ヒエロニムス・カプスベルガー(1580-1651):
  トッカータ第9番*、第10番~
   《キタローネのためのタブラチュア曲集》第4巻より
 作者不詳:チャッコーナ
 ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755):
  組曲 ト長調~
   《数字付き低音を伴うヴィオールのための様々な小品》
    Op.31より
 ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):
  チェロ・ソナタ第6番 ト長調*
 ロベール・ド・ヴィゼー(1650-1725):
  アポロンの入場 ~ リュリ《愛の勝利》より
 アントワーヌ・フォルクレ(1672-1745):
  La Dubreuil、LaSancy ~《ヴィオール曲集》より
 
 *マウリツィオ・ディ・キオによるバス・ヴィオール編
 
マウリツィオ・ディ・キーオ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ニコラ・ピニャティエッロ(テオルボ)

 本作は、17~18世紀の音楽と花を描いた絵画を結び付け、「音」と「色彩」の間に生まれる感覚の響き合いを探るユニークなアルバムです。
 発想の源となったのは、ボードレールが『悪の華』の詩《コレスポンダンス》で描いた、色彩と音が互いに呼び交わす世界。
 マウリツィオ・ディ・キーオとニコラ・ピニャティエッロは、マレ、カプスベルガー、ボワモルティエ、マルチェッロ、ド・ヴィゼー、フォルクレらの作品を、それぞれ特定の花の絵画と対応させ、音楽が呼び起こす感情や記憶を視覚的なイメージへと重ね合わせています。
 もともと演奏会としてたびたび披露されてきた企画を録音作品へと発展させたもので、ブックレットには各曲に対応する絵画の図版と花の象徴的意味も掲載されています。

 2025年3月(イタリア、ローマ)
 
 

C01217
\3300
ヤナーチェク&シェーンベルク:ピアノ作品集 ~ 想像上の対話
 レオシュ・ヤナーチェク(1854-1928):
  ズデンカ変奏曲(1880)
 アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):
  3つのピアノ小品(1894)
 ヤナーチェク:《草陰の小径にて》第1集より
  〔われらの夕べ、フリーデクの聖母、おやすみ〕
 シェーンベルク:
  断片 第2番(c.1900)、第3番(1900-1901)、
  第4番(1905-1906)、第6番(1909)
 ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ《1905年10月1日》(1905)
 シェーンベルク:3つのピアノ小品 Op.11(1909)
フランチェスカ・ジェンモ(ピアノ)

 本作『想像上の対話』は、実際には出会うことのなかったヤナーチェクとシェーンベルクを、ピアノの上で対話させる意欲的なプロジェクトです。
 フランチェスカ・ジェンモが着目したのは、同じ中欧文化圏に属しながら、対照的な方向へ進んだ二人の作曲家。
 論理と形式、対位法を重視するドイツ的伝統を背景としたシェーンベルクに対し、ヤナーチェクの音楽にはスラヴ的な抒情と劇性、旋律とリズムを人間表現の根幹とする感覚が息づいています。
 ジェンモ自身が引用する音楽学者フランコ・プルチーニの言葉を借りれば、両者は「抽象と具象」のような、相反する二つの芸術世界。その違いと意外な共通点を、初期作品から成熟へ向かう軌跡の中に探ります。

 2025年2月、6月(イタリア)
 
 

C01218
\3300
ナポリのオルガン音楽 ~
 19世紀から現代へ、アヴェルサに眠る楽譜とその系譜
ジュゼッペ・リリアーコ(オルガン)
  M.アマン(19世紀):オルガン独奏のためのシンフォニア
  メルキオッレ・マウロ=コットーネ(1885-1938):パストラーレ
  カルロ・アクトン(1829-1909):コルナムーゼ
  フランチェスコ・パオロ・フロンティーニ(1860-1939):山の歌 No.4216
  アレッサンドロ・デ・ボニス(1888-1965):
   ハルモニウムまたはオルガンのための3つの小品 Op.14
  リーノ・マイオーネ(1920-2012):イントナツィオーネ、コラールとトッカータ Op.30
  マウロ・カスタルド(1964-):
   ルチアーナ・レンツェッティに捧げる鍵盤楽器のための3つの小品、イ調のコラール、終曲

 イタリアのオルガン文化に息づく、劇場的なシンフォニア、クリスマスの牧歌、民謡的な小品、祈りの音楽、そして現代作品までを一望するユニークなアルバムです。
 プログラムの重要な出発点となったのは、アヴェルサ教区歴史文書館に収蔵される、かつてサンタゴスティーノ・デッリ・スカルツィ修道院が所蔵していた音楽資料。
 約200点の写本と複数の練習帳が再発見され、本盤に収められたアマンの《オルガン独奏のためのシンフォニア》、マウロ=コットーネの《パストラーレ》、アクトンの《コルナムーゼ》、フロンティーニの《山の歌》もこのコレクションに由来します。
 教会音楽と劇場、民俗的な響きと日常の音楽実践が密接につながっていた南イタリアの豊かなオルガン文化を現代によみがえらせます。

 2026年3月(イタリア、アヴェルサ)
 
 

C01219
\3300
シューベルト:最晩年のピアノ作品集 ~
 ピアノ・ソナタ第21番、3つのピアノ曲

  フランツ・シューベルト(1797-1828):
   ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D960
   3つのピアノ曲D946
リディア・デ・ミーニョ(ピアノ)

 シューベルトが生涯最後の年、1828年に到達したピアノ音楽の世界を、《ピアノ・ソナタ第21番》と《3つのピアノ曲》によってたどるアルバムです。
 ともに最晩年の成熟から生まれながら、巨大な時間の広がりを持つソナタと、より凝縮され断片的な性格を帯びた3つの小品は、対照的でありながら深く響き合います。
 歌うような旋律、反復によって変容していく時間感覚、思いがけない転調が開く遠い風景――シューベルトは古典的な形式を受け継ぎながら、ピアノを「声なき歌」と内面世界を映し出す楽器へと変貌させました。
 穏やかさの内側に絶えず不安と謎を宿す、最晩年ならではの深い音楽世界を一枚に収めています。

 演奏するリディア・デ・ミーニョは、アヴェッリーノのドメニコ・チマローザ音楽院でピアノと作曲を優等で修了し、現在は同音楽院で管弦楽の指揮も学ぶピアニスト兼作曲家。
 ヴィンチェンツォ・マルテンポ、ジュゼッペ・デヴァスタートらに学び、作曲ではフィエーゾレ音楽学校でファビオ・ヴァッキの上級課程にも参加するなど、演奏と創作の双方から音楽に取り組んでいます。

 2025年9月(イタリア、クレーマ)
 
 


C01214
\3300
管楽器とギターが語り合う、レバイの室内楽。
 修道院に眠っていた未出版作品をたどるシリーズ第1弾。

レバイ:ギターを伴う室内楽作品集 Vol.1

 フェルディナンド・レバイ(1880-1953):
  七重奏曲 イ短調
   (フルート、オーボエ、クラリネット、
    ホルン、ファゴットと2本のギターのための)
  ソナタ ニ長調(フルートとギターのための)
  小さなスペイン狂詩曲
   (フルート、クラリネットとギターのための)
  3つの小品(フルートとギターのための)
フランチェスコ・ブラッジョ(ギター)
アンドレア・レチネッリ(ギター)
サーラ・フランキーニ(フルート)
ガイア・ガイバッツィ(クラリネット)
エリーザ・メトゥス(オーボエ)
マルコ・タラッデイ(ファゴット)
ジャンパオロ・デル・グロッソ(ホルン)

 木管楽器とギターの組み合わせに魅了され多くの作品を残した作曲家、フェルディナンド・レバイ(1880-1953)のギターを伴う室内楽作品集。
 全3巻のリリースが予定されている本シリーズは、レバイの祖国オーストリアにあるハイリゲンクロイツ修道院のアーカイヴに収蔵されていた未出版の室内楽作品を蘇らせる企画で、チューリッヒ芸術大学の管楽器奏者たちによって数年にわたって収録された録音をまとめたものです。
 第1巻となる本作では《七重奏曲》や《ソナタ》といった比較的大規模な作品を聴くことができます。

 2016年6月~2019年6月、チューリッヒ芸術大学(スイス)
 
 


C01215
\3300
ブラームスたちが信頼を寄せたチェリスト、ハウスマン。
 彼にゆかりの3作品で聴く、ドイツ・ロマン派の抒情。

ヘルツォーゲンベルク、ブラームス、ブルッフ:
 チェロ・ソナタ集

  ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):
   チェロ・ソナタ第3番 変ホ長調 Op.94
  ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99
  ブルッフ:コル・ニドライ Op.47(ピアノ伴奏版)
セバスティアン・ベルトンツェリュ(チェロ)
セバスティアーノ・メザーリョ(ピアノ)

 ヨーゼフ・ヨアヒムが結成し、19世紀後半に世界的な名声を博したヨアヒム弦楽四重奏団のメンバーだったロベルト・ハウスマンというチェリストを軸に構成したアルバム。
 ブラームスとブルッフの定番レパートリーに、今となっては知られざる存在であるハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルクの作品を結び付けるのはこのコンセプトならではの選曲といえるでしょう。
 ブラームスにとって重要な対話者であったハウスマンのために作曲され、現在でもチェロ・レパートリーの中核を担う《チェロ・ソナタ第2番》。
 ハウスマンが作品の成立にも関わり、さらに献呈を受けたブルッフの《コル・ニドライ》。そしてハウスマン夫妻に献呈されたヘルツォーゲンベルクの《チェロ・ソナタ第3番》。一人の名チェリストの人脈を通して、19世紀後半の独墺におけるチェロ音楽の美学を再認識する1枚です。

 2023年7月、DVスタジオ(チーゴレ、イタリア)
 
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C01226
\3300→\3090
左手一本で、ここまで豊かなピアノの世界が広がる!
 80歳を超えた名匠ナボレ、バッハの《シャコンヌ》からゴドフスキーへの旅。

バッハ、ライネッケ、スクリャービン、ゴドフスキー:
 左手のためのピアノ作品集

  J.S.バッハ(ブラームス編):左手のためのシャコンヌ
  J.S.バッハ(ラファエル・ヨゼフィ編):ロンド風
  ガヴォットライネッケ:
   左手のためのピアノ・ソナタ ハ短調Op.179
  スクリャービン:前奏曲 Op.9-1
  スクリャービン:夜想曲 Op.9-2
  ゴドフスキー:エレジー
  ゴドフスキー:BACHの名による前奏曲
ウィリアム・グラント・ナボレ(ピアノ)

 ユリアンナ・アヴデーエワやピョートル・アンデルシェフスキなど著名なピアニストを多数輩出しているイタリアのコモ湖国際ピアノアカデミーを設立し、主宰兼芸術監督を務めているアメリカ・バージニア州出身のピアニスト、ウィリアム・グラント・ナボレの新録音がDa Vinci Classicsから登場。
 80歳を超えて今なお精力的な活動を繰り広げるナボレが今回贈るのは、J.S.バッハからゴドフスキーまで、およそ200年にわたる音楽を左手のための作編曲のみで辿る旅。
 ブラームスとヨゼフィが左手のために編曲したバッハの2つの傑作を出発点に、左手一本で厚みのあるサウンドや高度なヴィルトゥオジティを実現したライネッケのソナタ、そして負傷という身体的事情から生まれたスクリャービンの作品を経て、左手のための作品を極限まで発展させたゴドフスキーへと到達。様々な条件や事情を持つ特殊な分野の作品を通してピアノ音楽史を振り返る、とてもユニークなアルバムです。

 2025年4月25日-26日(ローマ)
 
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C01212
(2CD)
\4900→\4590
名匠ペトルシャンスキーで浸る、シューマンの熱情と夢。
 《ダヴィッド同盟舞曲集》《フモレスケ》《森の情景》
  ――じっくり聴きたい2枚組!

シューマン:ピアノ作品集

 シューマン:
  【CD1】
   ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6(1850年第2稿)
   アラベスク ハ長調 Op.18
  【CD2】
   フモレスケ 変ロ長調 Op.20森の情景 Op.82
ボリス・ペトルシャンスキー(ピアノ)

 モスクワ生まれの名ピアニスト、ボリス・ペトルシャンスキーによるシューマンのピアノ作品集。

 本アルバムでは、クララ・ヴィークへの愛や、シューマンが生み出した「フロレスタン」と「オイゼビウス」という二つの人格が交錯する 《ダヴィッド同盟舞曲集》 をはじめ、ウィーン滞在期の作品である 《アラベスク》 と 《フモレスケ》 、そして自然の風景を心象風景へと変貌させる晩年の 《森の情景》 まで、1830年代の熱情から成熟期の明晰な凝縮へと至る、シューマンのピアノ音楽における想像力の軌跡を描き出します。
 ボリス・ペトルシャンスキー(1949-)は、ゲンリヒ・ネイガウス、レフ・ナウモフに師事し、1975年にモスクワ音楽院を卒業。
 リーズ、ミュンヘンなどの主要な国際コンクールで入賞し、1975年にはテルニのカサグランデ国際コンクールで優勝。
 ロシアン・ピアノ・スクールの伝統を受け継ぐ名手として世界各地で演奏活動を行う一方、1990年からはイタリアのイモラ国際ピアノアカデミーで後進の指導にもあたり、イングリット・フリッターなどの優れたピアニストを数多く輩出してきた名教師としても世界的に高い評価を得ています。

 2024年12月ー2025年1月(イタリア)
 
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C01213
\3300→\3090
コレッリの名作が、リコーダーで生まれ変わる!
 18世紀の手稿譜から蘇る《ソナタ集Op.5》第1~6番、
  この編曲版で世界初録音!!

コレッリ:ソナタ集 Op.5 第1番-第6番
 (18世紀の手稿譜に基づくリコーダーと
  通奏低音のための編曲版)

   アルカンジェロ・コレッリ:ソナタ集 Op.5 第1番-第6番
    (18世紀の手稿譜に基づくリコーダーと
     通奏低音のための編曲版)(世界初録音)
      〔ソナタ第1番ヘ長調/ソナタ第2番変ロ長調/
       ソナタ第3番ハ長調/ソナタ第4番ヘ長調/
       ソナタ第5番ト短調/ソナタ 第6番ハ長調〕
イル・ペッティロッソ
 〔サラ・カンポバッソ(リコーダー)、
  エマヌエーレ・ゴルラ(ギター、テオルボ)、
  アンドレア・アルツィアーティ(チェロ)、
  ルカ・カンネート(ハープシコード)〕

 本アルバムは、アルカンジェロ・コレッリの名作 《ソナタ集 Op.5》 より最初の6つのソナタを、パルマのパラティーナ図書館に保存されている18世紀の手稿譜(Sanv.D.4/II)に基づくリコーダーと通奏低音のための編曲版で収録した世界初録音盤です。

 この手稿譜は、ルッカの貴族で音楽愛好家でもあったパオロ・アントニオ・パレンシが所有していたもので、現在知られている中では、この編曲版を完全な形で伝える唯一の資料です。
 原曲からの移調やカデンツ部分の書き換え、フーガ楽章の省略は単なる妥協ではなく、ヴァイオリンのために書かれた音楽をリコーダーという単旋律楽器に適応させる、18世紀の創造的な編曲実践を示しています。
 さらに、装飾音が記されていない緩徐楽章については、パレンシ・コレクションの他の資料を参考に当時の装飾法を再構築。
 バロック音楽のレパートリーが楽器を越えて自由に移動し、楽譜と実際の演奏、そして家庭での音楽活動が柔軟に結びついていたことを伝える、非常に興味深い録音となっています。
 リコーダーとトラヴェルソのための古楽レパートリーの普及を目的として2016年に結成されたアンサンブル「イル・ペッティロッソ」。
 デュオ編成から、チェロやヴァイオリン、声楽などを加えたアンサンブルまで、幅広い編成で多彩な作品を取り上げている彼らは、「ガウデーテ!」や「クジアーノ」などの古楽フェスティバルへの出演をはじめ、コンサートホール、歴史的建造物、教会など、多様な舞台で精力的に活動を展開しています。

 2025年12月(イタリア)
 




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DUX



DUX1366
\3600→\3390
2011年、ポーランド放送
 名教師ザハール・ブロン自身が弾く!
  しかも楽器はリピンスキとヴィエニャフスキの愛器!
  2挺のグァルネリで聴く、
   ブラームス《二重協奏曲》&ヴィエニャフスキ第2番。



ブラームス:二重協奏曲/
 ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番

  1-3. ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 Op.102
  4-6. ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.22
ザハール・ブロン(ヴァイオリン)
ミハウ・ドモホフスキ(チェロ/#1-3)
ポーランド放送管弦楽団(#1-3)
ウカシュ・ボロヴィチ(指揮/#1-3)
シレジア・フィルハーモニー交響楽団(#4-6)
ミロスワフ・ヤツェク・ブワシュチク(指揮/#4-6)

 リピンスキとヴィエニャフスキの愛器をザハール・ブロンが弾く!

 レーピン、ヴェンゲーロフ、樫本大進、庄司紗矢香、神尾真由子、木嶋真優ら数々の名ヴァイオリニストを育てた名伯楽として名高いザハール・ブロン。
 彼自身も1971年のエリザベート王妃国際音楽コンクールや77年のヴィエニャフスキ国際コンクールに入賞した名手で、旧ソ連派ならではの巨匠芸を聴かせてくれます。
 2011年と2013年にレコーディングされていた音源を収録したこのアルバムでは2篇の協奏曲を手掛けていますが、使用楽器が驚き。
 ブラームスの二重協奏曲ではカロル・リピンスキの愛器、ヴィエニャフスキは本人の愛器で、ともに1742年頃製のグァルネリ・デル・ジェス作。
 銘器なだけでなく、ポーランドの大ヴァイオリニストが弾いていたという点でもこのうえなく尊い響きを味わえる注目盤です。

 2011年、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(#1-3)
 





NMC


NMCD286
(1CD-R)
\3100
ダニエル・キダネ:FAST/SLOW
 ダニエル・キダネ:
  Sirens(2016)~管弦楽のための
  Be Still(2020)~
   弦楽オーケストラとクロタルのための
  Winged(2019)~
   エレクトリック・ギターと弦楽四重奏のための
  The SongThrush and The Mountain Ash(2020)~
   合唱とピアノのための
    (詞:サイモン・アーミテージ)
  Quatre Tableaux(2025)~弦楽四重奏のための
  Sun Poem(2022)~管弦楽のための
アンドルー・グーレイ(指揮)
BBCフィルハーモニック〔Sirens〕
ペッカ・クーシスト(指揮)
マンチェスター・カメラータ〔Be Still〕
プレゼント・ミュージック
デイヴィッド・ブルーム(指揮)
デレク・ジョンソン(エレクトリック・ギター)
 ほか〔Winged〕
オワイン・パーク(指揮)
BBCシンガーズ
リチャード・ピアース(ピアノ)
 〔The Song Thrush and The Mountain Ash〕
カルドゥッチ弦楽四重奏団
 〔Quatre Tableaux〕
サイモン・ラトル(指揮)
ロンドン交響楽団〔Sun Poem〕

 サイモン・ラトル、ペッカ・クーシスト、オワイン・パーク、カルドゥッチ弦楽四重奏団など豪華アーティスト達が参加した、ダニエル・キダネ初のポートレート・アルバム!

 英国で活躍する作曲家ダニエル・キダネ初のポートレート・アルバム。『FAST/SLOW』というタイトル通り、「速さ」と「静けさ」という対立する力を軸に、2016年から2025年までの6作品を通して、記憶、喪失、変容、再生を描きます。
 マンチェスターの夜の高揚感をジャングル、ダブステップ、R&Bの脈動と管弦楽へと昇華した《Sirens》、静止の中にも絶えず微細な運動が存在するという発想から生まれた《Be Still》、ムクドリの群飛に着想したエレクトリック・ギターと弦楽四重奏の《Winged》など、作品ごとに異なる編成と音響を用いながら、「速い/遅い」という単純な対比を超えた時間と感情の世界を形づくっています。

 2016年、2021年、2022年、2025年、2026年(イギリス&アメリカ)
 
 

NMCD297
(1CD-R)
\3100
ドブリンカ・タバコヴァ:Stone Trail
 ドブリンカ・タバコヴァ:
  Simple Prayer forComplex Times
  Through the ColdSmoke ~
   ヴァイオリンとピアノのための
  Rhodopa ~ヴァイオリンとピアノのための
  On aBench in the Shade ~弦楽四重奏のための
  Stone Trail ~弦楽四重奏とピアノのための
  Moreni ~
   クラリネット、弦楽四重奏とピアノのための
  Cobble Tale ~ピアノのための
  TwoSongs~メゾソプラノとピアノのための
ローラ・チェコラトヴァ(ピアノ)
ゲオルギ・ヴァルチェフ(ヴァイオリン)
ニコラ・タコフ(ヴァイオリン)
ルメン・ツヴェトコフ(ヴィオラ)
アレクサンダー・ソモフ(チェロ)
アレクサンダー・フィタースタイン(クラリネット)
マリアナ・カルパトヴァ(メゾソプラノ)

 ブルガリアのプロヴディフに生まれ、1991年からロンドンを拠点とするドブリンカ・タバコヴァの室内楽を中心とした作品集。
 《Stone Trail》では、山のモレーン、古代モザイク、石畳といった「石」のイメージを手がかりに、風景が記憶をとどめ、人間の経験を世代から世代へ伝えていく姿を描きます。
 古代の鳥のモザイク、ブルガリア民謡、ルネサンスの祈りの音楽などに触発された作品を、ピアノ独奏、ヴァイオリンとピアノ、弦楽四重奏、クラリネットを加えた六重奏、歌曲など多彩な編成で収録。
 タバコヴァはグラミー賞にノミネートされたデビュー盤『String Paths』でも注目を集め、2025年発売の『SunTriptych』は2026年BBC Music Magazine AwardsのPremiere Awardを受賞しています。

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。





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SIGNUM



SIGCD1022
\3100→\2890
ポーランドの城に眠っていた、アーベルのガンバ・ソナタが蘇る!
 名手ブースビーにデイヴィスも参加、独奏曲から唯一現存するアリアまで!

アーベル:...feeling, taste & science... ~
 再発見されたソナタとヴィオラ・ダ・ガンバの至芸

  カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787):
   ヴィオラ・ダ・ガンバ独奏曲11曲
    (AbelWVA25、A26、A6、A18、A29、
     A30、A28、A5、A8、A32、A33)
   ヴィオラ・ダ・ガンバとハープシコードのための
    ソナタ ハ短調 AbelWV B91
   アリア
    《Frena le belle lagrime(美しい涙を抑えて)》
     AbelWV G1
   フーガ AbelWV A16
   ヴィオラ・ダ・ガンバとハープシコードのための
    ソナタ ヘ長調 AbelWV B101
   ヴィオラ・ダ・ガンバとハープシコードのための
    ソナタ ト短調 AbelWV B92
リチャード・ブースビー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
イェスティン・デイヴィス(カウンターテナー)
サイラス・ウォルストン(ハープシコード)
フレットワーク(ヴィオール・コンソート)

 名手ブースビーとフレットワークが蘇らせるアーベルの音楽。世界初録音を含む、再発見されたガンバ・ソナタとドレクセル写本からの独奏曲、唯一現存するアリア等を収録。

 「最後の偉大なヴィオラ・ダ・ガンバ奏者」と称された18世紀英国を代表するカール・フリードリヒ・アーベルの芸術を、リチャード・ブースビーとフレットワークが多角的に描く作品集です。
 ドレクセル写本に残る独奏曲、ハープシコードとのソナタ、親友の画家ゲインズバラのために書かれたと伝わるフーガ、そしてイェスティン・デイヴィスを迎えた唯一の現存アリアを収録。さらに、ポーランドの城に眠っていた写本群から再発見されたソナタを含み、収録3曲中2曲が世界初録音となります。

 ブースビーは1985年にフレットワークを共同創設し、長年にわたり英国古楽界を牽引してきたヴィオラ・ダ・ガンバの名手。
 2026年に創立40周年を迎えたフレットワーク、グラモフォン賞を3度受賞しMBEも授与されたカウンターテナーのイェスティン・デイヴィスらとともに、バーニーが「feeling, taste & science」と称えたアーベルの洗練された感性と技巧を現代によみがえらせています。

 2025年5月(イギリス、グロスタシャー、聖マリア・マグダレナ教会)
 




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ECM



741-806
(CD+Blu-ray)
\5100→\4790
タリス・スコラーズの歌声が、
 ヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂を満たす。
  《ミゼレーレ》、モンテヴェルディ、ペルト
   ――音と映像で味わう祈りの一夜!

《タリス・スコラーズ、ピーター・フィリップス~ライヴ・イン・ヴェニス》

 《CD》
  1) パレストリーナ:第1旋法によるマニフィカト、
  2) アルヴォ・ペルト:ヌンク・ディミティス(今こそ主よ、僕を去らせたまわん)、
  3-7) モンテヴェルディ:4声のミサ曲
   (第1曲:キリエ/第2曲:グローリア/第3曲:クレド/
    第4曲:サンクトゥス-第5曲:ベネディクトゥス/第6曲:アニュス・デイ)、
  8) アレグリ:ミゼレーレ、
  コミタス:9) 聖なるかな、10) シルト・イム・ササニ(我が心は震える)、
  11) ロッティ:クルチフィクスス(十字架にかけられ)(8声)、
  モンテヴェルディ:
   12) クルチフィクスス(十字架にかけられ)(『倫理的、宗教的な森』より)、
   13) われらはあなたをあがめ、
   14) 主よ、われらを懲らしめたもうなかれ、
   15) 主にむかいて新しき歌をうたえ、
  16) ロッティ:クルチフィクスス(十字架にかけられ)(10声)
 
 《BD》
  CDと同内容のコンサート・フィルム
タリス・スコラーズ
 (エイミー・ハワース、
  エミリー・アトキンソン、
  レイチェル・アンブローズ・エヴァンス、
  シャーロット・アシュリー[ソプラノ]、
  キャロライン・トレヴァー、
  アレックス・チャンス[アルト]、
  ベン・アルデン、
  サイモン・ウォール[テノール]、
  ティム・ホワイトリー、
  ロバート・マクドナルド[バス])、
ピーター・フィリップス(指揮)

 【録音】2017年7月14日、ヴェネツィア、サン・マルコ大聖堂(ライヴ)

 歴史あるサン・マルコ大聖堂の壮麗な空間でライヴ収録

 CD+BDセット

 ●世界屈指の室内合唱団の一つ、タリス・スコラーズがモンテヴェルディの生誕450年を記念して、2017年7月14日にヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂でライヴ収録した『ライヴ・イン・ヴェニス』がCDとブルーレイ・ビデオのセットでECMニュー・シリーズより発売されます。
 タリス・スコラーズがこれまで精力的に紹介してきたルネサンス期の宗教声楽作品、モンテヴェルディの他、パレストリーナ、アントニオ・ロッティ、グレゴリオ・アレグリなどの作品も収録。
 中でもアレグリの『ミゼレーレ』やパレストリーナの『マニフィカト』は長年にわたりタリス・スコラーズの代名詞的な作品でした。
 しかし今回はそうした偉大な伝説的な曲を時代的にも文化的にもまったく異なる背景を持つ音楽と対話させています。
 それがアルヴォ・ペルトの『ヌンク・ディミティス』やアルメニアの作曲家コミタスの作品です。指揮者のピーター・フィリップスはこのプログラムについてブックレットの中で「昔からのお気に入りと、いくつかの非常に新しいアイデア」と語っています。
 そして「ヴェネツィアのアルメニア人コミュニティの何世紀にもわたる歴史を持つ遺産」である、司祭、作曲家、民俗音楽学者でもあったコミタスによる2つの作品に敬意を表しています。
 歴史あるイタリアの大聖堂で行われた、壮麗で親密な雰囲気に包まれた演奏が音と映像の両方で楽しめるこのセットは臨場感豊かに貴重な体験をお届けします。
 




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ALPHA CLASSICS



ALPHA1276
(CD)
\3300→\3090
パーヴォ&トーンハレ管のマーラー、
 いよいよ《復活》!
  鮮やかな音楽運びで描く闇と光、
  その先に待つ壮大な生の賛歌。

マーラー:交響曲 第2番「復活」

 グスタフ・マーラー(1860-1911):
  交響曲 第2番 ハ短調 「復活」
   1. 第1楽章
    Allegro maestoso.
     Mit durchaus ernstem und feierlichem Ausdruck
   2. 第2楽章 Andante moderato. Sehr gemachlich
   3. 第3楽章 In ruhig fl iessender Bewegung
   4. 第4楽章 "Urlicht" Sehr feierlich, aber schlicht
   5-10. 第5楽章 Im Tempo des Scherzo. Wild herausfahrend
 
 アナログ盤
   【Side A】 第1楽章/【Side B】 第2楽章、第3楽章
   【Side C】 第4楽章、第5楽章/【Side D】 第5楽章(続き)
マリ・エリクスモエン(ソプラノ)
アンナ・ルチア・リヒター(メゾ・ソプラノ)
チューリヒ・ジングアカデミー
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
NYCX 10626
(CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4070

ALPHA1277
(2LP)
\5500
※180g重量盤

 録音: 2025年11月 チューリヒ・トーンハレ
 収録時間: 84分
 ※国内仕様盤日本語解説、歌詞日本語訳...舩木篤也

 【爽快なまでの音楽運びと精神性を両立!パーヴォ・ヤルヴィの「復活」】
 パーヴォ・ヤルヴィとトーンハレ管によるマーラー交響曲全集の第4弾に「復活」が登場。パーヴォはこの大作を取り上げるにあたり、編成や楽曲規模の巨大さはもちろん、そこに込められた思想や精神的な大きさに着目。
 作曲中のマーラーが肉親の相次ぐ死去に見舞われていたほか、当初活動拠点としていたブダペストでの反ユダヤ主義的プレスキャンペーンにさらされるなど、精神的社会的な苦境に立たされていたことを指摘、「いかに指揮者として有名になろうとも、彼は常にアウトサイダーであった」と、逆境や孤立が作品の背景にあることを示唆しています。
 ここでの基本的な音楽運びはパーヴォらしくきびきびとしたもので、常に颯爽としていながら明暗をくっきりと描き分け、細部に込められた機微の扱いも細やかで丁寧。
 また複雑極まりないスコアを明確な整理とコントロールでクリアにしながら、併せて最大限の効果を導いています。
 第1楽章からその統率は見事であり、伸びやかで推進力のある第2楽章、諧謔性が強調されたスケルツォ、クルレンツィスなどとの共演で知られるアンナ・ルチア・リヒターの澄んだ歌声が映える「原光」の美しさも格別。
 そして終楽章はマーラーが作品に込めた意図を極限まで発揮して混沌を大きく描いたのちに、クライマックスでは高いテンションを保ちながらもたっぷりと精神の肯定を歌い上げています。

 
 
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ALPHA1284
\3300→\3090

《幽霊屋敷》《血まみれの修道女》《キマイラの行進》……なんという顔ぶれ!
 デュムソーが掘り起こす、妖しくも色彩豊かなフランス管弦楽の秘宝たち!!

近代フランスの知られざる交響詩と歌劇からの音楽

 エルネスト・ギロー(1837-1892):
  1. 幻想的な狩り
 オーギュスタ・オルメス(1847-1903):
  2. 前奏曲「キュパリッソスの誕生」 ~
   歌劇《へーローとレアンドロス》より *
 フローラン・シュミット(1870-1958):
  3. 幽霊屋敷 Op. 49
 マリー・ジャエル(1846-1925):
  4. 前奏曲 ~ 「オシアーヌ」 より *
 シャルル・グノー(1818-1893):
  5. 序曲 ~ 歌劇《血まみれの修道女》より
 ガストン・カロー(1864-1920):
  6. キマイラの行進
 ギィ・ロパルツ(1864-1955):
  7. アーサー王子の狩り
 シャルル・シルヴァー(シルヴェ)(1868-1949):
  8. 妖精ウルジェルと小人たち ~
   歌劇《眠れる森の美女》による《交響組曲》第3曲

  *...世界初録音
 
ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団
ピエール・デュムソー(指揮)
NYCX 10627
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3850

 録音: 2025年5月 ボルドー国立歌劇場
 収録時間: 77分
 
 ※国内仕様盤日本語解説...中西充弥

 【近代フランス管弦楽解釈の第一人者、デュムソーが誘う幻想の世界】
 19世紀半ばから20世紀初頭にかけてのフランス交響音楽における「幻想(le fantastique)」の系譜をたどるアルバム。当時のフランスでは、従来の古いオペラに見られた魔法的な要素に代わり、幽霊、悪魔、精霊、魔女といった恐怖や超自然的なテーマが、文学の影響を受けて隆盛しました。ここにはグノーの《血まみれの修道女》序曲をはじめ、ギローの「幻想的な狩り」、カローの「キマイラの行進」、シュミットの「幽霊屋敷」など、独自の管弦楽法で不気味な気配や劇的展開を凝縮した作品を収録しています。
 フランス・ロマン派音楽センター(Palazzetto Bru Zane)との連携のもと、歴史に埋もれた女性作曲家の作品に特に光を当てており、オーギュスタ・オルメスの《へーローとレアンドロス》より前奏曲、マリー・ジャエルの『オシアーヌ』より前奏曲(第1部冒頭部のセバスティアン・トレステルによる校訂譜と考えられます)の2曲をこの版での世界初録音として収録。どの作品もたいへん聴き映えのするもので、これらが歴史の波に呑まれてほぼ忘れられてしまったとは実に残念であると共に、ここに収録された意義は非常に大きいと言えます。
 来日公演でも人気の高いピエール・デュムソーの指揮、ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団による精緻で作品のツボを心得た演奏が、特有の色彩豊かなオーケストレーションを際立たせつつ緊迫感に満ちた音響を作り上げ、不穏な美を現代に見事蘇らせています。
 




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ARCANA



A601
\3300→\3090
あの《シャコンヌ》を、ヴィオラ・ダ・ガンバで!
 俊英テオドーロ・バウが挑む、
  バッハ無伴奏ヴァイオリン・パルティータ全3曲!!

J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
 (ヴィオラ・ダ・ガンバ版)

  ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
   1-5. パルティータ 第2番 (ハ短調) BWV 1004
   6-12. パルティータ 第3番 (ニ長調) BWV 1006
   13-20. パルティータ 第1番 (イ短調) BWV 1002
 
 ※全てテオドーロ・バウによる原調より1音低い編曲
  (カッコ内は登録音の調)
テオドーロ・バウ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
NYCX 10628
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3850

 使用楽器...パリのミシェル・コリション1691年製作楽器に基づく、コッレ・ディ・ヴァル・デルザ(イタリア)のセルジオ・ギストリ2006年製作の再現楽器
 
 録音: 2021年9月27-30日、イタリア、パドヴァ、サラ・デッラ・カリータ
 
 収録時間: 83分
 
 ※国内仕様盤解説日本語訳...佐々木勉

 【テオドーロ・バウがヴィオラ・ダ・ガンバで奏でる、バッハの無伴奏パルティータ】
 2021年のブルージュ国際古楽コンクールの旋律楽器部門でガンバ奏者として初の優勝を飾り、2025年には日本デビューも成功させるなど、国際的に活躍しているテオドーロ・バウのARCANA第2弾は初の無伴奏アルバム。
 しかもバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ全3曲を自身の編曲で収録するという注目盤です。原曲から1音下げることにより、ヴァイオリンの第1弦のEをガンバの第1弦Dに対応させているとのこと。
 とはいえ、5度間隔で調弦されるヴァイオリンに対してガンバはほぼ4度(第3-4弦間は3度)間隔のため、運指や重音では大きな困難を伴いますが、バウは和声配置などにわずかな修正を加えた以外に大きな変更を行わずに演奏することに成功。
 和声やポリフォニー、そしてこれらの作品と同じくフランス風の舞踏組曲の伝統に通じる楽器の特性を活かしつつ、原曲の譜面に極限まで忠実なアプローチを貫いています。
 圧巻の「シャコンヌ」をはじめバッハがこの作品で実現した高度な対位法が、従来のヴィオラ・ダ・ガンバのレパートリーにはない複雑さを有しているという点でもたいへん新鮮。
 作品の構造を立体的に築き上げ、その骨格と楽器の調和を徹底的に突き詰めた高純度なバッハ演奏です。

 
 





CPO



555662
\3200
ベートーヴェンと交流した英国の作曲家、ポッター。
 2つの交響曲と協奏的二重奏曲に出会う、全集第4集。

ポッター:交響曲全集第4集

 チプリアーニ・ポッター(1792-1871):
  1-4. 交響曲 ト短調(1832)
   1. Allegro con fuoco/2. Andante con moto/
   3. Scherzo. Vivace/4. Finale. Allegro assai
  5-8. 交響曲 ニ長調(1834)
   5. Moderato assai/6. Andante/
   7. Scherzo. Allegro/8. Finale. Presto
  9-11.ヴァイオリン、ピアノとオーケストラのための
   協奏的二重奏曲 イ長調 Op.14
    9. Allegro con brio/10. Andantino/
    11. Rondo. Allegretto
アリジャン・スネル(ヴァイオリン)...9-11
ジュリアン・トレヴェルヤン(ピアノ)...9-11
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
ハワード・グリフィス(指揮)

 録音:カーディフ(UK)、ホディノットホール 2023年11月13-15日...5-11 2024年2月14日...1-4
 収録時間:79分

 イギリス出身の作曲家チプリアーニ・ポッターは、幼少期に父から音楽教育を受け、その後イギリスの音楽家や、ウィーンでベートーヴェンの紹介によりアロイス・フェルスターに師事、帰国後はすぐに人気作曲家として名声を得ました。
 1832年からは王立音楽院の院長を務めるなど英国音楽界の要職を歴任し、交響曲や機知に富んだピアノ曲を残しました。
 この交響曲全集 第4集に収録された「交響曲 ト短調」は、フィルハーモニー協会の委嘱で書かれた全4楽章の作品。ポッターの交響曲の中で最も成功を収めた作品として知られています。
 全体を力強く支配する印象的な主動機で始まり、葬送行進曲風の第2楽章、対比の鮮やかなスケルツォ、熱気にあふれるフィナーレまで、古典的佇まいの中に巧みな対位法とドラマチックな展開が光ります。
 2年後に書かれた「交響曲 ニ長調」は、美しい旋律と華やかな管弦楽法が際立つ彼の最後の交響曲です。冒頭の緩やかな導入部で提示された動機が全曲の重要な骨組みとなり、親しみやすい旋律とメリハリのある躍動感が心地よく交錯します。
 「協奏的二重奏曲」は、オーケストラの伴奏を背景にヴァイオリンとピアノのソリスト2人が華やかな技巧と優美な対話を繰り広げる作品です。
 ヴァイオリンのスネルはチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団のメンバー。この時代のレパートリーの経験豊かなグリフィスの指揮で。

 
 
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555641
\3200→\2990
女性として初の新ウィーン音楽院作曲科教授
 マーラーの《アダージェット》を思わせる美しさ
  ――この作曲家をご存じですか?
  ツェムリンスキーに学んだミュラー=ヘルマン、
  弦楽五重奏曲とチェロ・ソナタ。


ミュラー=ヘルマン:弦楽五重奏曲、チェロ・ソナタ

 1-4. 弦楽五重奏曲 イ短調 Op. 7
  1. Allegro moderato ma energico
  2. Allegro vivace
  3. Adagio con espressione
  4. Introduzione. Adagio - Allegretto grazioso
 5-7. チェロ・ソナタ ト長調 Op. 17
  5. Moderato schwungvoll
  6. Allegretto
  7. Andantino - Allegretto scherzando
アンサンブル・ルイーズ・ファランク
パベウ・ザレイスキ(ヴァイオリン)...1-4
SongHa Choi(ヴァイオリン)...1-4
Klaus Christa(ヴィオラ)...1-4
Guy Speyers(ヴィオラ)...1-4
Kajana Packo(チェロ)...1-7
Danijel Detoni(ピアノ)...1-7

 録音:オーストリア 2023年6月5-6日 ドルンビルン、ORF Landesstudio Vorarlberg...1-4 Feldkirch、Stella Vorarlberg Privathochschule fur Musik...5-7

 ヨハンナ・ミュラー=ヘルマンはオーストリア出身の作曲家。芸術に理解のある家庭環境で育ち幼少期から高い才能を示したものの、父の勧めで一度は教員となりました。
 しかし結婚と愛する兄の急逝を機に一念発起してツェムリンスキーらに師事し本格的に作曲を修め、1918年には女性として初の新ウィーン音楽院の作曲科教授に就任。気品を備えた作品を遺しました。
 1909年作の「弦楽五重奏曲」は、親しみやすい旋律と劇的な展開を持ち、とりわけ第3楽章のアダージョはマーラーの「アダージェット」を思わせる深い静けさと美しさに満ちています。
 また1923年頃に書かれた「チェロ・ソナタ」は、流れるような美しい旋律と落ち着いた曲想が魅力的な、彼女最後の大規模な室内楽作品です。
 演奏はアポロン・ミューザゲート弦楽四重奏団で第1ヴァイオリンを務めるパベウ・ザレイスキら精鋭が集うアンサンブル・ルイーズ・ファランク。緻密かつ表情豊かに奏でています。

 
 
 


555685
(2CD)
\5200
美しい歌声を持つ娘が、夢と故郷の間で揺れる。
 民謡風の旋律が彩る、スロベニアの歌劇《ゴレンスカのナイチンゲール》。

フェルスター:歌劇《ゴレンスカのナイチンゲール》

 アントン・フェルスター:
  歌劇《ゴレンスカのナイチンゲール》
   (1896年改訂版) 3幕
    台本:ルイーザ・ペスヤック、
     エマニュエル・ツュングル
      【CD1】
       1. 序曲
       2-7. 第1幕
       8-9. 第2幕
      【CD2】
       1-4. 第2幕(続き)
       5-11. 第3幕
マイダ:未亡人...
 マレイケ・ヤンコフスキ(メゾ・ソプラノ)
ミンカ:その娘...
 ジークリンデ・フェルトホーファー
  (ソプラノ)
フランヨ:その婚約者...
 ローマン・ピヒラー(テノール)
シャンソネット:フランスの興行主...
 ネヴェン・ツルニッチ(バリトン)
ニノン:その妻...
 エカテリーナ・ソルーニャ(ソプラノ)
シュトゥルケリ:執事...
 ヴィルフリート・ツェリンカ(バス) 他
グラーツ歌劇場合唱団
 (合唱指揮...ヨハネス・ケーラー)
グラーツ・フィルハーモニー管弦楽団
マルコ・フリベルニク(指揮)

 録音:2024年5月10-11日 グラーツ歌劇場
 総収録時間:90分

 ボヘミア出身の作曲家アントン・フェルスターは、プラハで法学を学ぶ傍ら、スメタナにピアノと作曲を師事しました。1867年にスロベニアへ移住してからは、指揮者や合唱指導者として精力的に活動を展開。
 
 同国の文化的自立と国民音楽の発展に多大な貢献を果たし、ロマン派の作風で親しまれるスロベニア音楽史の重要人物となりました。
 本作は、スロベニア初のオペレッタ・コンクールで優勝した原曲(1872年)を、本格的な3幕の歌劇へと改訂した作品です。美声を持つ田舎町のスロベニアの娘ミンカが、フランス人の興行主から海外での歌手デビューを打診されます。
 母の借金返済のために一度は渡航を決意するものの、愛する青年フランヨや故郷への想いとの間で葛藤を重ね、最終的に地元にとどまることを選ぶというストーリー。哀愁漂う民謡風の美しい旋律とドラマチックな展開が全編を彩ります。
 スロベニア国立歌劇場の芸術監督マルコ・フリベルニクの指揮のもと、グラーツ歌劇場の歌手陣と管弦楽団が、作品に宿る郷愁とロマンティシズムを瑞々しく描き出し、歌手たちの歌声を引き立てます。

 
 
 


555655
\3200
一日の終わりに捧げる、レグレンツィの祈りの音楽。
 声と通奏低音で味わう、17世紀イタリアの豊かな響き。


レグレンツィ:
 聖母マリアのリタニアとアンティフォナを伴う終課

  ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690):
   1-15. 聖母マリアのリタニアと
    アンティフォナを伴う終課 作品7(1662年)
     1. はじめの祈り「主よ、祝福を与えたまえ」
     2. 詩篇85「神よ、わたしたちを立ち返らせ」
     3. 詩篇90「いと高き方の助けの中に住む者は」
     4. 賛歌「光の消える前に」
     5. 告解「我告白す」
     6. 詩篇133「見よ、主をほめたたえよ」
     7. アンティフォナ「めでたし、天の女王」
     8. アンティフォナ「救い主のうるわしき御母」
     9. アンティフォナ「天の女王」
     10. 詩篇4「わたしが呼びかけたとき」
     11. アンティフォナ「元后、あわれみの母」
     12. 詩篇30「主よ、わたしはあなたに寄り頼みます」
     13. 「我らを救いたまえ」とシメオンの歌
      「今こそ主よ、僕を去らせたまわん」
     14. 応唱(レスポンソリウム)「主よ、御手の中に」
     15. 結びの祈り:聖母マリアのリタニア
アンサンブル・ポリハルモニーク
アレクサンダー・シュナイダー
 (カウンターテナー&音楽監督)

 録音:2023年8月21-23日 シュトルヒャ(ドイツ、ザクセン州)、イエスの聖心教会
 収録時間:61分

 【モンテヴェルディの正統なる後継者レグレンツィの傑作教会音楽を、ドイツの気鋭アンサンブルで】
 ジョヴァンニ・レグレンツィは1626年にベルガモ近郊で生まれ、当地のサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂で楽長として活動した後、フェッラーラをはじめとする北イタリアで活動し、ヴェネツィアでサン・マルコ寺院の副楽長を経て1685年には楽長に就任しました。
 ヴェネツィア音楽界で大きな影響力を持ち、アルビノーニやロッティら18世紀に活躍する音楽家を育て、幼いヴィヴァルディもその薫陶を受けたと推測されています。
 今日では、オペラや器楽曲の作品で知られるレグレンツィですが、その作品の多くは教会音楽です。レグレンツィは、モンテヴェルディが提唱・実践した、聴き手にある感情や情念を喚起させる音楽技法を発展させました。
 この録音では、そうしたレグレンツィの教会音楽の代表作を聴くことができます。

 1662年に作品7として出版されたレグレンツィの「聖母マリアのリタニアとアンティフォナを伴う終課」は、かつての任地であるフェッラーラのアッカデミア・デッロ・スピーリト・サント(聖霊アカデミー)を主宰していたイッポリート・ベンティヴォーリオ侯に献呈されました。
 終課とは、毎日行われるキリスト教の典礼である聖務日課の一つで、一日を締めくくる眠る前の祈りのこと。
 レグレンツィの作品7はこの終課で歌われるための作品群で、晩課(夕べの祈り)でも歌われる詩篇曲を中心に、「サルヴェ・レジーナ」などの聖母マリアのためのアンティフォナが挿入され、最後は聖母マリアのリタニアで締めくくられます。主に通奏低音を伴う5声の宗教的コンチェルトやモテットの様式で書かれており、この録音では、音楽上の効果を最大限引き出すために、出版譜の曲順を変更して演奏しています。

 名だたる古楽アンサンブルで主力歌手として活躍してきたカウンターテナー、アレクサンダー・シュナイダーが率いるアンサンブル・ポリハルモニークは、17-18世紀の音楽を専門とする古楽アンサンブルで、特にシュッツなど17世紀ドイツの教会音楽の演奏で世界的に高い評価を得ています。
 cpoやRaumklang、Aparteなどに多くの録音があり、ディアパゾン・ドールなど国際的な賞をいくつも受賞しています。
 ここでは、シュナイダー自身を含む6人の歌手と通奏低音奏者たちで、和声を明瞭に響かせ、言葉と音楽を一体化させたレグレンツィ作品を魅力的に歌い上げ、その素晴らしさを伝えています。

 
 
 


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\3200
フルートと弦が織りなす、古典派の気品とロマンの芽生え。
 ダンツィの個性が薫る、3つのフルート五重奏曲。

ダンツィ:フルート五重奏曲集 Op.50

 フランツ・ダンツィ(1763-1826):
  1-4. フルート五重奏曲 変ホ長調 Op. 50 No. 1
   1. Allegretto/2. Andante/
   3. Minuetto. Allegretto/4. Allegretto
  5-8. フルート五重奏曲 ロ短調 Op. 50 No. 2
   5. Larghetto - Allegretto/6. Andantino/
   7. Minuetto. Allegretto/8. Allegretto
  9-12. フルート五重奏曲 ニ長調 Op. 50 No. 3
   9. Allegretto/10. Minuetto. Allegretto/
   11. Larghetto/12. Allegro
アルディンゲロ・アンサンブル
 カール・カイザー(フルート)
 アンネッテ・レーベルガー(ヴァイオリン)
 ゼバスティアン・ヴォールファールト(ヴィオラ)
 アンナ・カイザー(ヴィオラ)
 マルティナ・イェッセル(チェロ)

 録音:2025年11月4-6日 シュトゥットガルト、SWR室内楽スタジオ
 収録時間:56分

 モーツァルトらに影響を受けたフランツ・ダンツィは古典派からロマン派への架け橋となった作曲家であり、彼の父がチェロ奏者として活躍したマンハイム楽派の流れを汲み、ダイナミックな強弱表現や斬新な手法を自身の音楽へと昇華させました。
 「3つのフルート五重奏曲」は、古典派的な第1番、ドラマチックな感情表現を織り込んだ第2番、牧歌的で民謡風な第3番を対比させ、多彩な形式や抒情性を披露しています。
 各々の作品を緻密な原典研究で瑞々しく現代に蘇らせるアルディンゲロ・アンサンブルのメンバーたちが、表情豊かなアンサンブルを響かせます。
 
 


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メンデルスゾーンやレーガーを愛する方にも。
 名手フランメが紹介する、バルトムスのオルガン作品。

リヒャルト・バルトムス:オルガン作品選集
 - ソナタ第1番、第3番、コラール幻想曲 他
フリードヘルム・フランメ
 リヒャルト・バルトムス(1859-1910):
  1. 前奏曲 ニ短調 Op. 36-1
  2-4. ソナタ第1番 変ホ長調 Op. 17
   2. Allegro spirituoso/3. Andante, quasi Adagio/
   4. Introduction. Allegro energico - Molto Adagio -
    Fuge. Allegro moderato - Con brio
  5. コラール幻想曲「キリストは甦りたまえり」 Op. 44-1
  6. コラール幻想曲「イエス、わが喜び」 Op. 44-2
  7-10. ソナタ第3番 ト長調 Op. 39
   7. Praeludium. Allegro moderato/8. Canzone. Adagio semplice/
   9. Fuga. Allegro/10. Finale. Andante tranquillo
  11. Gebet 祈り ヘ長調 Op. 36-2
  12. トッカータ ハ短調 Op. 36-6

 シューケ=シュペート・オルガン(1970年建造/2012年修復)
 録音:2025年8月4-6日 ゴスラー(ドイツ)、聖コスマスと聖ダミアンのマルクト教会
 収録時間:70分

 ドイツ、ビッターフェルトのオルガニストの家に生まれ、ベルリンの王立宗教音楽研究所で学んだリヒャルト・バルトムスは、デッサウの教会オルガニストや王立音楽監督、王立プロイセン音楽学校の教授を歴任し、1900年頃にはルター派典礼のための音楽や即興演奏の名手として高く評価され、当時、宗教音楽の分野で最も人気の高い作曲家の一人として活躍しました。
 彼のオルガン作品は、ソナタ形式の独自の展開、当時の最先端を行くコラール編曲技法、伝統的な和声と複雑な対位法を融合させた高度でヴィルトゥオーゾ的なスタイルを特徴としています。
 ソナタ形式に歌曲風の緩徐楽章と巧みなフーガを採り入れた「ソナタ第1番」、古典的ソナタ形式を踏襲しつつ、フーガやパストラーレ風のフィナーレを盛り込んだ「ソナタ第3番」、メンデルスゾーンの精神を継承する「前奏曲ニ短調」、美しい旋律が光る「祈り」、フランスとドイツの様式が見事に融合した「トッカータ ハ短調」、レーガーを思わせる「2つのコラール幻想曲」が収録されています。
 フリードヘルム・フランメは、デトモルト音大客員教授および博士号を持つオルガニストで、cpoレーベルでの数々の全集録音や国際音楽祭の芸術監督を通じて著名な賞を受賞するなど国際的に高い評価を得ています。

 
 
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999249
(5CD)
【再プレス】
\6900→\6490
ブラームスの先に、まだこんな濃密なロマンが待っていた!
 プフィッツナーの交響曲&協奏曲をまとめて味わう5枚組、待望の再プレス!!

プフィッツナー:交響曲全集&協奏曲全集 他

 【CD1】
  1-4. 小交響曲 ト長調 Op. 44
  5-7. 交響曲 ハ長調 Op. 46
  8-10. 劇音楽「ソールハウグの祭り」
 【CD2】
  1-4. 交響曲 嬰ハ短調 Op. 36a
  5-6. 悲歌と輪舞 Op. 45
  7-9. 幻想曲 Op. 56
 【CD3】
  1-4. ピアノ協奏曲 変ホ長調 Op. 31
 【CD4】
  1-3. ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op. 34
  4-6. 二重奏曲 Op. 43
  7. スケルツォ
 【CD5】
  1-4. チェロ協奏曲 イ短調 Op. 53
  5. チェロ協奏曲 ト長調 Op. 42
  6-7. チェロ協奏曲 イ短調 Op. posth.
ヴァルター・フォルヒャート(ヴァイオリン)...CD2:7-9
フォルカー・バンフィールド(ピアノ)...CD3
サシュコ・ガヴリーロフ(ヴァイオリン)...CD4:1-6
ユリウス・ベルガー(チェロ)...
 CD4:4-6
ダヴィド・ゲリンガス(チェロ)...CD5
バンベルク交響楽団...
 CD1、CD2、CD4、CD5
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団...CD3
ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト(指揮)

 録音:1982年...CD3 1989-1992年...CD1、CD2、CD4、CD5
 総収録時間:283分

 cpoらしい企画の一つ、過去に発売されたハンス・プフィッツナーの全交響曲と協奏曲他を収録した5枚組BOXの新装盤。
 初期バロックから近代まで、ドイツ音楽の録音を意欲的に進めるcpoが1982年から89年にかけて録音したプフィッツナーのオーケストラ作品集です。
 プフィッツナーは1869年にモスクワに生まれましたが3歳の年にドイツに移住。以後、ドイツ語圏で活動します。
 歌劇《パレストリーナ》やカンタータ《ドイツ精神について》といった声楽を伴う作品が有名ですが、ロマン派の流れを汲んだ管弦楽作品のほぼすべてを優秀な演奏と録音で収録した当ボックスはこの作曲家を知る上で必携と言えるでしょう。

 プフィッツナーの作風は極めて保守的で、管弦楽法では後期のリヒャルト・シュトラウスに通じるものがありますが、調性の枠からはみ出すことはありません。
 交響曲や協奏曲は、19歳の初期作品チェロ協奏曲イ短調を除けば3楽章あるいは4楽章の古典的な構成で、長い作品でも演奏時間40分を越えるものはなく、密度の濃い構成と重厚で陰影の深いサウンドはブラームス直系と呼びたいほど。
 バンフィールド独奏のピアノ協奏曲やゲリンガス独奏のチェロ協奏曲集は、それぞれ世界初録音でした(演奏会の放送音源がCD化されたものを除く)。
 「二重奏曲(Duo)」はオーケストラを伴う二重協奏曲のスタイルです。南ドイツのオーケストラによる落ち着いた響きと、ドイツの後期ロマン派から近代の知られざる作品の発掘・録音を多数手がけたアルベルトの手堅い指揮は作品を味わうのに好適です。

 
 




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LA DOLCE VOLTA



LDV135
\3300→\3090
カーチュン・ウォン&ラトリー、
 巨大オルガンと管弦楽が響き合う!
 目玉はラトリー自身が楽譜を再発見した、
  リスト《アド・ノス》のデュプレ編曲版!!

デュプレ&リスト: 作品集
 マルセル・デュプレ(1886-1971):
  1. 行列と連祷 Op. 19-2 (オルガンと管弦楽版)
 フランツ・リスト(1811-1886)/デュプレ編曲:
  2. 水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ
   (オルガンと管弦楽版) ~『伝説』 より
 デュプレ:
  3-8. 3つの前奏曲とフーガ Op. 7
 リスト/デュプレ編曲:
  9. マイアベーアのコラール
   「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」
    による幻想曲とフーガ(オルガンと管弦楽版)
オリヴィエ・ラトリー(オルガン)
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
カーチュン・ウォン(指揮) ...1、2、9

 録音: 2024年8月5-8日...3-8、11月23-24日...1、2、9 ドレスデン、文化宮殿
 収録時間: 68分
 ※日本語解説付

 【カーチュン・ウォン登場!名手オリヴィエ・ラトリーと繰り広げるオルガンと管弦楽の対話】
 オリヴィエ・ラトリーのLa Dolce Voltaから3枚目のアルバムは、カーチュン・ウォン指揮ドレスデン・フィルとの共演によるデュプレ作品とデュプレが編曲したリスト作品のほか、ソロでのデュプレの前奏曲とフーガを収めたもの。
 聴きものはやはり管弦楽との共演曲で、オルガンが単なるソロ楽器ではなく、オーケストラの一部として融合し密接な対話を繰り広げる作品が選ばれており、4109本のパイプを持つドレスデン文化宮殿のオイレ・オルガン工房製オルガンと大管弦楽の響きはホールの優秀な音響も相俟って圧巻です。
 なかでも演奏時間が30分近くに及ぶ「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム(我らのもとへ、救いの水のもとへ)」による幻想曲とフーガは、マイアベーアの歌劇《預言者》の中で歌われるコラール旋律に基づきリストが作曲したオルガンのための大作で、今回収録のデュプレ編曲版は長らく所在不明だった楽譜を2007年にラトリーが再発見した貴重なもの。
 オルガンという巨大な楽器を把握しきったラトリーの見事なストップ選択とバランス、ウォンの積極性の高い音楽づくりにより、たいへん聴き応えのあるアルバムに仕上がっています。

 カーチュン・ウォン、どんどんえらくなっていく・・・

 






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