DA VINCI CLASSICS
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バロックの花々 ~ 花々と「情念」の対話
マラン・マレ(1656-1728):組曲 ハ長調(抜粋)~
《ヴィオール曲集》第3巻より
ヨハネス・ヒエロニムス・カプスベルガー(1580-1651):
トッカータ第9番*、第10番~
《キタローネのためのタブラチュア曲集》第4巻より
作者不詳:チャッコーナ
ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755):
組曲 ト長調~
《数字付き低音を伴うヴィオールのための様々な小品》
Op.31より
ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):
チェロ・ソナタ第6番 ト長調*
ロベール・ド・ヴィゼー(1650-1725):
アポロンの入場 ~ リュリ《愛の勝利》より
アントワーヌ・フォルクレ(1672-1745):
La Dubreuil、LaSancy ~《ヴィオール曲集》より
*マウリツィオ・ディ・キオによるバス・ヴィオール編
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マウリツィオ・ディ・キーオ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ニコラ・ピニャティエッロ(テオルボ) |
本作は、17~18世紀の音楽と花を描いた絵画を結び付け、「音」と「色彩」の間に生まれる感覚の響き合いを探るユニークなアルバムです。
発想の源となったのは、ボードレールが『悪の華』の詩《コレスポンダンス》で描いた、色彩と音が互いに呼び交わす世界。
マウリツィオ・ディ・キーオとニコラ・ピニャティエッロは、マレ、カプスベルガー、ボワモルティエ、マルチェッロ、ド・ヴィゼー、フォルクレらの作品を、それぞれ特定の花の絵画と対応させ、音楽が呼び起こす感情や記憶を視覚的なイメージへと重ね合わせています。
もともと演奏会としてたびたび披露されてきた企画を録音作品へと発展させたもので、ブックレットには各曲に対応する絵画の図版と花の象徴的意味も掲載されています。
2025年3月(イタリア、ローマ)
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ヤナーチェク&シェーンベルク:ピアノ作品集
~ 想像上の対話
レオシュ・ヤナーチェク(1854-1928):
ズデンカ変奏曲(1880)
アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):
3つのピアノ小品(1894)
ヤナーチェク:《草陰の小径にて》第1集より
〔われらの夕べ、フリーデクの聖母、おやすみ〕
シェーンベルク:
断片 第2番(c.1900)、第3番(1900-1901)、
第4番(1905-1906)、第6番(1909)
ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ《1905年10月1日》(1905)
シェーンベルク:3つのピアノ小品 Op.11(1909) |
フランチェスカ・ジェンモ(ピアノ) |
本作『想像上の対話』は、実際には出会うことのなかったヤナーチェクとシェーンベルクを、ピアノの上で対話させる意欲的なプロジェクトです。
フランチェスカ・ジェンモが着目したのは、同じ中欧文化圏に属しながら、対照的な方向へ進んだ二人の作曲家。
論理と形式、対位法を重視するドイツ的伝統を背景としたシェーンベルクに対し、ヤナーチェクの音楽にはスラヴ的な抒情と劇性、旋律とリズムを人間表現の根幹とする感覚が息づいています。
ジェンモ自身が引用する音楽学者フランコ・プルチーニの言葉を借りれば、両者は「抽象と具象」のような、相反する二つの芸術世界。その違いと意外な共通点を、初期作品から成熟へ向かう軌跡の中に探ります。
2025年2月、6月(イタリア)
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ナポリのオルガン音楽 ~
19世紀から現代へ、アヴェルサに眠る楽譜とその系譜 |
ジュゼッペ・リリアーコ(オルガン) |
M.アマン(19世紀):オルガン独奏のためのシンフォニア
メルキオッレ・マウロ=コットーネ(1885-1938):パストラーレ
カルロ・アクトン(1829-1909):コルナムーゼ
フランチェスコ・パオロ・フロンティーニ(1860-1939):山の歌
No.4216
アレッサンドロ・デ・ボニス(1888-1965):
ハルモニウムまたはオルガンのための3つの小品
Op.14
リーノ・マイオーネ(1920-2012):イントナツィオーネ、コラールとトッカータ
Op.30
マウロ・カスタルド(1964-):
ルチアーナ・レンツェッティに捧げる鍵盤楽器のための3つの小品、イ調のコラール、終曲 |
イタリアのオルガン文化に息づく、劇場的なシンフォニア、クリスマスの牧歌、民謡的な小品、祈りの音楽、そして現代作品までを一望するユニークなアルバムです。
プログラムの重要な出発点となったのは、アヴェルサ教区歴史文書館に収蔵される、かつてサンタゴスティーノ・デッリ・スカルツィ修道院が所蔵していた音楽資料。
約200点の写本と複数の練習帳が再発見され、本盤に収められたアマンの《オルガン独奏のためのシンフォニア》、マウロ=コットーネの《パストラーレ》、アクトンの《コルナムーゼ》、フロンティーニの《山の歌》もこのコレクションに由来します。
教会音楽と劇場、民俗的な響きと日常の音楽実践が密接につながっていた南イタリアの豊かなオルガン文化を現代によみがえらせます。
2026年3月(イタリア、アヴェルサ)
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シューベルト:最晩年のピアノ作品集 ~
ピアノ・ソナタ第21番、3つのピアノ曲
フランツ・シューベルト(1797-1828):
ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D960
3つのピアノ曲D946 |
リディア・デ・ミーニョ(ピアノ) |
シューベルトが生涯最後の年、1828年に到達したピアノ音楽の世界を、《ピアノ・ソナタ第21番》と《3つのピアノ曲》によってたどるアルバムです。
ともに最晩年の成熟から生まれながら、巨大な時間の広がりを持つソナタと、より凝縮され断片的な性格を帯びた3つの小品は、対照的でありながら深く響き合います。
歌うような旋律、反復によって変容していく時間感覚、思いがけない転調が開く遠い風景――シューベルトは古典的な形式を受け継ぎながら、ピアノを「声なき歌」と内面世界を映し出す楽器へと変貌させました。
穏やかさの内側に絶えず不安と謎を宿す、最晩年ならではの深い音楽世界を一枚に収めています。
演奏するリディア・デ・ミーニョは、アヴェッリーノのドメニコ・チマローザ音楽院でピアノと作曲を優等で修了し、現在は同音楽院で管弦楽の指揮も学ぶピアニスト兼作曲家。
ヴィンチェンツォ・マルテンポ、ジュゼッペ・デヴァスタートらに学び、作曲ではフィエーゾレ音楽学校でファビオ・ヴァッキの上級課程にも参加するなど、演奏と創作の双方から音楽に取り組んでいます。
2025年9月(イタリア、クレーマ)
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管楽器とギターが語り合う、レバイの室内楽。
修道院に眠っていた未出版作品をたどるシリーズ第1弾。
レバイ:ギターを伴う室内楽作品集 Vol.1
フェルディナンド・レバイ(1880-1953):
七重奏曲 イ短調
(フルート、オーボエ、クラリネット、
ホルン、ファゴットと2本のギターのための)
ソナタ ニ長調(フルートとギターのための)
小さなスペイン狂詩曲
(フルート、クラリネットとギターのための)
3つの小品(フルートとギターのための) |
フランチェスコ・ブラッジョ(ギター)
アンドレア・レチネッリ(ギター)
サーラ・フランキーニ(フルート)
ガイア・ガイバッツィ(クラリネット)
エリーザ・メトゥス(オーボエ)
マルコ・タラッデイ(ファゴット)
ジャンパオロ・デル・グロッソ(ホルン) |
木管楽器とギターの組み合わせに魅了され多くの作品を残した作曲家、フェルディナンド・レバイ(1880-1953)のギターを伴う室内楽作品集。
全3巻のリリースが予定されている本シリーズは、レバイの祖国オーストリアにあるハイリゲンクロイツ修道院のアーカイヴに収蔵されていた未出版の室内楽作品を蘇らせる企画で、チューリッヒ芸術大学の管楽器奏者たちによって数年にわたって収録された録音をまとめたものです。
第1巻となる本作では《七重奏曲》や《ソナタ》といった比較的大規模な作品を聴くことができます。
2016年6月~2019年6月、チューリッヒ芸術大学(スイス)
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ブラームスたちが信頼を寄せたチェリスト、ハウスマン。
彼にゆかりの3作品で聴く、ドイツ・ロマン派の抒情。
ヘルツォーゲンベルク、ブラームス、ブルッフ:
チェロ・ソナタ集
ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):
チェロ・ソナタ第3番 変ホ長調 Op.94
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調
Op.99
ブルッフ:コル・ニドライ Op.47(ピアノ伴奏版) |
セバスティアン・ベルトンツェリュ(チェロ)
セバスティアーノ・メザーリョ(ピアノ) |
ヨーゼフ・ヨアヒムが結成し、19世紀後半に世界的な名声を博したヨアヒム弦楽四重奏団のメンバーだったロベルト・ハウスマンというチェリストを軸に構成したアルバム。
ブラームスとブルッフの定番レパートリーに、今となっては知られざる存在であるハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルクの作品を結び付けるのはこのコンセプトならではの選曲といえるでしょう。
ブラームスにとって重要な対話者であったハウスマンのために作曲され、現在でもチェロ・レパートリーの中核を担う《チェロ・ソナタ第2番》。
ハウスマンが作品の成立にも関わり、さらに献呈を受けたブルッフの《コル・ニドライ》。そしてハウスマン夫妻に献呈されたヘルツォーゲンベルクの《チェロ・ソナタ第3番》。一人の名チェリストの人脈を通して、19世紀後半の独墺におけるチェロ音楽の美学を再認識する1枚です。
2023年7月、DVスタジオ(チーゴレ、イタリア)
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左手一本で、ここまで豊かなピアノの世界が広がる!
80歳を超えた名匠ナボレ、バッハの《シャコンヌ》からゴドフスキーへの旅。
バッハ、ライネッケ、スクリャービン、ゴドフスキー:
左手のためのピアノ作品集
J.S.バッハ(ブラームス編):左手のためのシャコンヌ
J.S.バッハ(ラファエル・ヨゼフィ編):ロンド風
ガヴォットライネッケ:
左手のためのピアノ・ソナタ ハ短調Op.179
スクリャービン:前奏曲 Op.9-1
スクリャービン:夜想曲 Op.9-2
ゴドフスキー:エレジー
ゴドフスキー:BACHの名による前奏曲 |
ウィリアム・グラント・ナボレ(ピアノ) |
ユリアンナ・アヴデーエワやピョートル・アンデルシェフスキなど著名なピアニストを多数輩出しているイタリアのコモ湖国際ピアノアカデミーを設立し、主宰兼芸術監督を務めているアメリカ・バージニア州出身のピアニスト、ウィリアム・グラント・ナボレの新録音がDa
Vinci Classicsから登場。
80歳を超えて今なお精力的な活動を繰り広げるナボレが今回贈るのは、J.S.バッハからゴドフスキーまで、およそ200年にわたる音楽を左手のための作編曲のみで辿る旅。
ブラームスとヨゼフィが左手のために編曲したバッハの2つの傑作を出発点に、左手一本で厚みのあるサウンドや高度なヴィルトゥオジティを実現したライネッケのソナタ、そして負傷という身体的事情から生まれたスクリャービンの作品を経て、左手のための作品を極限まで発展させたゴドフスキーへと到達。様々な条件や事情を持つ特殊な分野の作品を通してピアノ音楽史を振り返る、とてもユニークなアルバムです。
2025年4月25日-26日(ローマ)
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C01212
(2CD)
\4900 →\4590
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名匠ペトルシャンスキーで浸る、シューマンの熱情と夢。
《ダヴィッド同盟舞曲集》《フモレスケ》《森の情景》
――じっくり聴きたい2枚組!
シューマン:ピアノ作品集
シューマン:
【CD1】
ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6(1850年第2稿)
アラベスク ハ長調 Op.18
【CD2】
フモレスケ 変ロ長調 Op.20森の情景 Op.82 |
ボリス・ペトルシャンスキー(ピアノ) |
モスクワ生まれの名ピアニスト、ボリス・ペトルシャンスキーによるシューマンのピアノ作品集。
本アルバムでは、クララ・ヴィークへの愛や、シューマンが生み出した「フロレスタン」と「オイゼビウス」という二つの人格が交錯する
《ダヴィッド同盟舞曲集》 をはじめ、ウィーン滞在期の作品である
《アラベスク》 と 《フモレスケ》 、そして自然の風景を心象風景へと変貌させる晩年の
《森の情景》 まで、1830年代の熱情から成熟期の明晰な凝縮へと至る、シューマンのピアノ音楽における想像力の軌跡を描き出します。
ボリス・ペトルシャンスキー(1949-)は、ゲンリヒ・ネイガウス、レフ・ナウモフに師事し、1975年にモスクワ音楽院を卒業。
リーズ、ミュンヘンなどの主要な国際コンクールで入賞し、1975年にはテルニのカサグランデ国際コンクールで優勝。
ロシアン・ピアノ・スクールの伝統を受け継ぐ名手として世界各地で演奏活動を行う一方、1990年からはイタリアのイモラ国際ピアノアカデミーで後進の指導にもあたり、イングリット・フリッターなどの優れたピアニストを数多く輩出してきた名教師としても世界的に高い評価を得ています。
2024年12月ー2025年1月(イタリア)
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コレッリの名作が、リコーダーで生まれ変わる!
18世紀の手稿譜から蘇る《ソナタ集Op.5》第1~6番、
この編曲版で世界初録音!!
コレッリ:ソナタ集 Op.5 第1番-第6番
(18世紀の手稿譜に基づくリコーダーと
通奏低音のための編曲版)
アルカンジェロ・コレッリ:ソナタ集
Op.5 第1番-第6番
(18世紀の手稿譜に基づくリコーダーと
通奏低音のための編曲版)(世界初録音)
〔ソナタ第1番ヘ長調/ソナタ第2番変ロ長調/
ソナタ第3番ハ長調/ソナタ第4番ヘ長調/
ソナタ第5番ト短調/ソナタ 第6番ハ長調〕 |
イル・ペッティロッソ
〔サラ・カンポバッソ(リコーダー)、
エマヌエーレ・ゴルラ(ギター、テオルボ)、
アンドレア・アルツィアーティ(チェロ)、
ルカ・カンネート(ハープシコード)〕 |
本アルバムは、アルカンジェロ・コレッリの名作
《ソナタ集 Op.5》 より最初の6つのソナタを、パルマのパラティーナ図書館に保存されている18世紀の手稿譜(Sanv.D.4/II)に基づくリコーダーと通奏低音のための編曲版で収録した世界初録音盤です。
この手稿譜は、ルッカの貴族で音楽愛好家でもあったパオロ・アントニオ・パレンシが所有していたもので、現在知られている中では、この編曲版を完全な形で伝える唯一の資料です。
原曲からの移調やカデンツ部分の書き換え、フーガ楽章の省略は単なる妥協ではなく、ヴァイオリンのために書かれた音楽をリコーダーという単旋律楽器に適応させる、18世紀の創造的な編曲実践を示しています。
さらに、装飾音が記されていない緩徐楽章については、パレンシ・コレクションの他の資料を参考に当時の装飾法を再構築。
バロック音楽のレパートリーが楽器を越えて自由に移動し、楽譜と実際の演奏、そして家庭での音楽活動が柔軟に結びついていたことを伝える、非常に興味深い録音となっています。
リコーダーとトラヴェルソのための古楽レパートリーの普及を目的として2016年に結成されたアンサンブル「イル・ペッティロッソ」。
デュオ編成から、チェロやヴァイオリン、声楽などを加えたアンサンブルまで、幅広い編成で多彩な作品を取り上げている彼らは、「ガウデーテ!」や「クジアーノ」などの古楽フェスティバルへの出演をはじめ、コンサートホール、歴史的建造物、教会など、多様な舞台で精力的に活動を展開しています。
2025年12月(イタリア)
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