KKC 6062/3
(2CD)
\4584 |
第4弾
佐藤俊介、バッハ無伴奏全曲盤
オランダの教会で行われた驚異の高音質録音
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータBWV1001-1006 |
佐藤俊介(バロック・ヴァイオリン) |
国際的に活躍するヴァイオリンの名手・佐藤俊介、待望のバッハ無伴奏全曲盤が登場!!オランダの教会で行われた驚異の高音質録音!
録音:2017年5月1-4日、31日、6月2日/オランダ、ハールレム・ドープスゲジンデ教会/70'80''、70'30''、日本語帯・解説付
モダン、バロック両方の楽器を弾きこなし世界で活躍するヴァイオリニスト、佐藤俊介。2013年よりアムステルダム音楽院古楽科教授を務め、2018年にはオランダ・バッハ教会の第6
代音楽監督に就任するなど古楽の本場オランダでも抜群の評価を得ている彼がついに、満を持してバッハの無伴奏全曲をリリース。
ガット弦とバロック弓を用いて複雑なフーガや長大なシャコンヌをいとも自然に響かせてしまう高い技量に驚かされますが、その演奏は勢いに流されることのないたいへん巧妙なもの。克明に声部を弾き分け、陰影に富んだニュアンスを纏わせ、間を大事に取りながらも時に輝かしい装飾を繰り出す、それでいて表現過多にならない絶妙な佇まいでもって、バッハの音楽の真髄をじっくりと語り聴かせます。
非常に「ヴァイオリンらしく」書かれていながら、ヴァイオリンを完全に超越しているこの6
曲に、ただただ圧倒されます。バッハの音楽には、私たちの心を動かす「何か」があります。その「何か」こそ、言葉を超えたところにあるものです(解説書中、佐藤俊介氏のインタビューより)
高音質で定評のあるACOUSTIC REVIVEレーベルからの発売です。
オランダのハールレム教会で24bit/96khzで録音されました。エンジニアは同レーベルの他の作品も手掛けているトーンマイスターの濱瀬祥。ハールレム教会の極上の音響空間に漂うバロック・ヴァイオリンの繊細かつ鮮烈な響きを克明に収録した、バッハ無伴奏録音至上最高峰の仕上がりとなっています。
録音にはACOUSTIC REVIVE 製の電源ケーブルや電源BOX、ラインケーブル、マイクケーブルなどがフルに使用され、これまでにない超高音質を実現しています。
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AR 1005
(UHQCD)
\3056
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第5弾
2004年ブルージュ国際古楽コンクール・フォルテピアノ部門最高位
七條恵子
エリック・サティ:ピアノ作品集~1871年製エラールで聴く~
ワルツ=バレエ/グノシエンヌ第1~3番/
金の粉/薔薇十字団の最初の思想/
薔薇十字団のファンファーレ/3つのジムノペディ/
ジュ・トゥ・ヴ(あなたが欲しい)/
グノシエンヌ第4~6番/3つの夜想曲 |
七條恵子
(1871年製エラール・ピアノ)
(a'=435Hz) |
静寂と官能、フォルテピアノの名手・七條恵子が1871年製エラールで奏でるエリック・サティの世界
録音:2019年6月3・4日/オランダ、ドープスヘジンデ教会/64'27''、日本語帯・解説付
2004年にブルージュ国際古楽コンクールのフォルテピアノ部門で最高位を獲得、フォルテピアノのスペシャリストとして他にも多くの受賞歴を持つアムステルダム在住のピアニスト七條恵子によるサティ・アルバムです。サティ時代のエラール・ピアノを用いた録音で、美しい響きが空間を満たす珠玉の一枚となっています。
本人の解説によると、平均律ではなく「プリンス」というピタゴリア音律とミーントーンがブレンドされた調律法をとったということ。微妙なピッチの綾が、ドビュッシーをして「今世紀に迷い込んだ中世の優しい音楽家」と言わしめたサティの音楽が持つ特別な雰囲気を自然に引き出すことに成功しています。
高音質で定評のあるACOUSTIC
REVIVEレーベルからの発売。同レーベルから発売され2019年度のレコード・アカデミー賞に輝いた佐藤俊介氏のバッハ(KKC-6062)と同様、オランダの教会でトーンマイスターの濱瀬祥氏によって録音されました。
録音にはACOUSTIC REVIVE 製の電源ケーブルや電源BOX、ラインケーブル、マイクケーブルなどがフルに使用され、これまでにない超高音質を実現。ディスクはUHQCD仕様となっています。
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AR 1006
(CD)
\3056
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第6弾
第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位の川口成彦
ショパン:夜想曲& 小品集~1842年製プレイエルで聴く~
つの新しい練習曲「モシュレスのメトードのための」
夜想曲 第10番 変イ長調 Op.32-2
夜想曲 第15番 へ短調 Op.55-1
カンタービレ 変ロ長調 遺作
夜想曲 第1番 変ロ短調 Op.9-1
夜想曲 第2番 変ホ長調 Op.9-2(後年に補筆されたヴァリアントと共に)
夜想曲 第3番 ロ長調 Op.9-3
夜想曲 第9番 ロ長調 Op.32-1
夜想曲 第19番 ホ短調 Op.72-1(遺作)
前奏曲 嬰ハ短調 Op.45
レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ
嬰ハ短調 遺作
夜想曲 第16番 変ホ長調 Op.55-2
聖歌「神よ、ポーランドをお守りください」
変ホ長調
(ショパンによるハーモニゼーション)
ラルゴ 変ロ短調(チェロ・ソナタ
ト短調
Op.63 第3楽章、コルトー編曲)
春 ト短調 Op.74-2(リスト編曲) |
川口成彦
(1842年製プレイエル・ピアノ) |
ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位、気鋭の古楽器奏者・川口成彦が1842年製プレイエルで奏でるショパン
録音:2019年6月5-7日/オランダ、ドープスヘジンデ教会/65'22''、日本語帯・解説付
川口成彦は1989年生まれ。東京藝大大学院およびアムステルダム音楽院古楽科修士課程を首席で修了、第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位をはじめ輝かしい経歴と受賞歴をもつピアニストです。
ショパン時代のプレイエルを用いて録音。この楽器は前述のコンクールでも使用されたもので演奏者本人も愛着のある楽器です。ショパンは「気分の優れないときはエラールを弾く。すぐに完成された音が出るから。一方気分が良い日はプレイエルを弾く」という言葉を残しており、扱いに技術はいるものの可能性を大きく持つプレイエルの特徴がよく表れています。
夜想曲を中心に、作曲家自身とリスト編曲によるそれぞれの『春』など編曲ものも採り入れたこだわりのプログラム。CD1枚から物語のような世界が紡がれます。
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AR 1007
(2CD)
\4500
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第7弾
名手・酒井淳氏による注目録音
サント=コロンブ卿(ca.1640-1700):
2挺のヴィオールのためのコンセール集
[CD1]
コンセール第3番「優しさ」
Le Tendre
コンセール第44番 トンボー「悔恨」
Le
Tombeau Les Regrets
コンセール第2番「改め」
Le Change
コンセール第60番「荘厳」
Le Majestueux
コンセール第27番「突風」
La Bourrasque
コンセール第42番「ダラン」
Dalain
コンセール第9番「嘆願」
Le Suppliant
コンセール第64番「規定的」
Le Regle
[CD2]
コンセール第4番「比類なき」
L'Incomparable
コンセール第41番「戻り」
Le Retour
コンセール第8番「話合」
La Conference
コンセール第67番「形容的」
Le Figure
コンセール第5番「戯れ」
Le Badin
コンセール第48番「写し戻し」
Le Raporte
コンセール第1番「再発見」
Le Retrouve |
酒井 淳(ヴィオール)
Basse de viole a 7 cordes by
Judith Kraft,
Paris 2016 after Guillaume
Barbey,
Paris 1687
マリオン・マルティノ(ヴィオール)
Basse de viole a 7 cordes by
Judith Kraft,
Paris 2008 after Michel Collichon,
Paris 1693 |
繊細かつ洗練された音の対話、独創性あふれる2挺ヴィオール・コンセール集。名手・酒井淳氏による注目録音!
録音:2019年9月8-13日/ヴェトゥイユ、ノートルダム教会/[CD1]59'30''、[CD2]64'52''/日本語帯・解説付
「マラン・マレの音楽は人に好かれようとしている様に聴こえる事がしばしばあるが、サント・コロンブの音楽には一切批評を受けつけようとしない崇高さがあり、自分自身に忠実であることを何よりも大切にしている様に聴こえる」(酒井淳)
パリを拠点に活躍するガンバ奏者、酒井淳によるサント=コロンブ作品集。無伴奏が一般的なガンバのジャンルにおいて珍しい二重奏で書かれたこれらのコンセール集は、独学で作曲を学んだサント=コロンブならではの枠にとらわれない構成や時に大胆な不協和音すら現れる和声進行も相まって、実に独創性あふれる無二の作品となっています。
人間の声に近いヴィオールによる、繊細かつ洗練された音の対話をお楽しみください。
高音質で定評のあるACOUSTIC
REVIVE レーベルからの発売。既発売のタイトル同様、トーンマイスターの濱瀬祥氏によって録音されました。
録音にはACOUSTIC REVIVE製の電源ケーブルや電源BOX、ラインケーブル、マイクケーブルなどがフルに使用され、これまでにない超高音質を実現しています。
【プロフィール】
酒井 淳 Atsushi Sakai
名古屋生まれのガンバ奏者・指揮者。レ・タラン・リリクやル・コンセール・ダストレなどの古楽アンサンブルの通奏低音奏者として、数々の演奏会とCD
録音を手掛ける。
室内楽に力を注いでおり、シャット・ファスト(ガンバ・コンソート)やカンビニ弦楽四重奏団の創立者として活躍。またソロでは、フランス・ヴィオール音楽のスペシャリストとして高く評価されている。近年フランスのディジョンやリールのオペラ座、オペラ・コミック座にてシャルパンティエやモーツァルトなどを指揮し、成功を収めている。
マリオン・マルティノ Marion
Martino
パリ国立高等音楽院でチェロをロラン・ピドゥに学び、その後クリストフ・コワンにヴィオラ・ダ・ガンバを学んだ。フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団のチェリストとして活動する一方、フランスの古楽アンサンブルのレ・タラン・リリク、ストラディヴァリアやシット・ファスト(ガンバ・コンソート)、ル・コンセール・ダストレなどで演奏し注目を浴びている。
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