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アリア・レーベル 第104弾 1947年に行われた5回目の録音 ストコフスキー＆ヒズ・オーケストラ/1947年12月 ドヴォルザーク：交響曲第9番「新世界より」 AR 0104 1CD-R\1700 . 　ストコフフキーがその生涯で6回の録音を果たした「新世界」。 　これは1947年に行われた5回目の録音。つまり6回のうち5回までがＳＰ録音だったということになる（今回はＬＰ復刻）。 　6回目が26年後の1973年ということから考えると、ストコフスキーにしてみればこの1947年の5回目で大きな区切りがついたということだったのだろう。 　それだけやりたい放題、且つ完成度の高い録音ということである。 　終楽章ではストコフスキーらしい「改変」があざとい効果を上げ、ポップス・オケなみに場を盛り上げる。 　これくらいやってくれると、こちらも満足。 　ポップスといえば、哀愁漂う第2楽章のイングリッシュ・ホルンはミッチェル（ミッチ）・ミラーの演奏。 　のちにレコード会社のプロデューサー（マーキュリー→コロンビア）、さらにポップス界で大活躍した人物。 　NHKでも大昔「ミッチと歌おう」という番組があったので顔を見たら分かる人もいると思う。 　すでに1947年の時点でストコフスキーはこのミラーのポップス的才能を見抜いていたのだ。第2楽章はミラー劇場である。 　ちなみにヴィオラが４人、チェロ４人、コントラバス２人というという少編成だったらしい。 　ただコンマスはジョン・コリリアーノだったというからやはりそうとうすごいメンバーを集めていた。 　ものすごいメンバーとやりたい放題やって、しかもこの時代では超越的な高水準録音を果たしたストコフスキー。 　聴いてるこちらも満足だが彼らも満足だったことだろう。 　 AR 0104 \1700 アリア・レーベル第104弾 　ストコフスキー指揮＆ヒズ・オーケストラ 　　ドヴォルザーク：交響曲第9番「新世界より」 レオポルド・ストコフスキー指揮 ヒズ・オーケストラ 1947年12月録音 MONO 原盤：12inch RCA LM1013 CD-R製作。薄型ケースで、シンプルなデザインのジャケットと盤面印刷の仕様です。 原盤ジャケット アリア・レーベル旧譜 ストコフスキー＆ヒズ・シンフォニー・オーケストラによるシベリウス すごいです。 AR 0032a \1700 詳しくはこちらへ 第32弾-a 　ストコフスキー＆ヒズ・シンフォニー・オーケストラ 　　(1)シベリウス：交響曲第1番 　　(2)ボロディン：だったん人の娘たちの踊り（ストコフスキー編曲） レオポルド・ストコフスキー指揮 ヒズ・シンフォニー・オーケストラ 女声合唱団 原盤：(1)12inch RCA LM1125、(2)12inch VSM FALP 105 録音：(1)1950年6月、(2)1950年2月　ニューヨーク 　フォーマットはＣＤ-Ｒ。ケースは薄型で、シンプルなデザインのジャケットと盤面印刷の仕様です。針音や歪みなどのオリジナル・ノイズがありますがご了承ください。 　目を剥き出し、髪を逆立たせ、血を煮えたぎらせてこの大作に挑む命がけのファイター。 　とくに終楽章。 　並み居る競合演奏を戦慄させるおそるべき演奏。 　時間にして10分半。通常の指揮者が11分半から12分半で演奏するところを10分半。 　速い。 　・・・しかしもうお分かりのとおり、速いかどうかが重要なのではない。 　その突進力、推進力、爆発力。 　ギュルギュルと突き抜けるストコフスキーのシベリウスは、まわりの空気も温度も時間もすべて巻き込んで炸裂する音楽のバックドラフト。 　こんなすさまじい演奏は聴いたことがない。

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Ｃｏｐｙｒｉｇｈｔ（Ｃ）　2014　ＡＲＩＡ−ＣＤ．Ａｌｌ　ｒｉｇｈｔｓ　ｒｅｓｅｒｖｅｄ．08