21HH 016
1CD-R\2000 |
最後でディミヌエンドしない!
デルヴォー指揮&コンセール・コロンヌ
シューベルト:交響曲第8番ロ短調「未完成」
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調「新世界より」 |
ピエール・デルヴォー指揮
コンセール・コロンヌ管弦楽団
12inch Ducrete Thomson SCC 502 & 505
1961年録音ステレオ |
デルヴォーの「新世界」より第3,4楽章
https://www.dropbox.com/s/jaldb901wncn3e5/21HH016-6.mp3?dl=0
https://www.dropbox.com/s/f8hvut26wszim4c/21HH016-5.mp3?dl=0
デルヴォーの「未完成」より第1楽章
https://www.dropbox.com/s/468mite6rmblkz6/21HH016-1.mp3?dl=0
「新世界」、最後の1音はフェルマータの和音をディミヌエンドしながら余韻とともに終るものだが、勇猛果敢、男デルヴォー、そんなことしないのである。
あっけにとられて拍手するのも忘れてしまいそうになる。
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HOC-23010
1CD-R\1800 |
デルヴォー指揮&コンセール・コロンヌ
ベルリオーズ:幻想交響曲op.14 |
ピエール・デルヴォー指揮
コンセール・コロンヌ管弦楽団
12inch Ducrete Thomson SOC503
1962年録音STEREO |
「幻想」はいまから15年くらい前にひっそり国内盤で発売された1962年1月の録音と同じと思われる。
市場でも音楽ファンの間でもほとんど無視されたが、知っている人は知っている隠れた名盤。
もしその国内盤と同じなら、評論家の宇野功芳氏が「当時のコロンヌ管はいい加減さで知られ、デルヴォーもオペラ座でブーを出されていたらしいが、なかなかどうしてこの「幻想」は聴かせる。・・・第4楽章は重いテンポながら、やるべきことはやり尽くしており、コーダの小太鼓最強打などものすごい。そして終曲に入ると指揮者もオーケストラもいよいよ荒れ狂い・・・」と語っていた演奏である。
なにせデルヴォーの表現が粋で洒落てて、生き生きしているのだ。
ちなみに一応ライヴという扱いになっていたが、一発録音っぽい収録だったのではないか。なんにせよこの勢いはすごい。
Ducrete Thomsonへの録音で、15年前にその国内盤が出るまで輸入盤でもCD化はされてなかった。残念ながら国内盤も今は廃盤。
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