在庫限定10セット
ARTHAUS
フィリップ・ジョルダン&パリ・オペラ座管
ベートーヴェン:交響曲全集
(3Blu-ray)\13000→\3990
~10/13(火)午前9時
フィリップ・ジョルダン&パリ・オペラ座管弦楽団。
ベートーヴェン、交響曲全9曲。
CDではありません。
2014年から2015年にかけて、パリのオペラ・バスティーユとガルニエ宮で行われたベートーヴェン・ツィクルスを収めた、堂々3枚組のBlu-ray全集です。
そして今回、
3Blu-ray
\13000→\3990。
全9曲を映像で見られて3990円。
在庫は10セット。ご注文多数の場合は抽選となります。
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フィリップ・ジョルダン。
名指揮者アルミン・ジョルダンを父に持ち、若くしてヨーロッパ各地の歌劇場で経験を積み、2009年、35歳でパリ・オペラ座の音楽監督に就任。
このベートーヴェン全集は、まさにそのパリ時代の充実を刻んだ大仕事です。
まず面白いのは、相手がいわゆる「ベートーヴェンの本場の交響楽団」ではないこと。
パリ・オペラ座管弦楽団。
日々、ワーグナーやヴェルディ、モーツァルト、プッチーニなどのオペラを演奏しているオーケストラです。
だからでしょうか。
ただ重厚で立派なベートーヴェンにはならない。
音楽がよく歌う。
フレーズが呼吸する。
しかもジョルダンは、そこへ現代的なリズム感と厳しいアンサンブルを持ち込みます。
重たく押し切らない。
しかし軽く流してしまうわけでもない。
輪郭はくっきり。
リズムは鋭い。
内声までよく動き、
音楽が前へ前へと進んでいく。
古楽器演奏以降のベートーヴェン解釈を十分に意識しながら、オーケストラそのものは豊かな響きを失わない。
「昔ながらの巨大なベートーヴェン」でもなければ、
「小編成で疾走するベートーヴェン」でもない。
その間を、自分自身の耳で組み立て直している。
そこがジョルダンらしい。
第1番、第2番では、まだハイドンやモーツァルトの世界とつながっていた若きベートーヴェン。
そこから第3番《英雄》で、いきなり世界が巨大化する。
第5番では凝縮されたエネルギーが炸裂し、
第6番《田園》ではパリ・オペラ座管の色彩感が生きる。
そして第7番、第8番を経て、最後は独唱と合唱を加えた第9番へ。
全9曲を続けて見ていくと、
「ああ、ベートーヴェンという人は、
こんなにも変わっていったのか」
ということが、録音だけで聴く以上にはっきり見えてきます。
そしてこれはBlu-ray。
ここが大きい。
指揮台のジョルダンの動き。
オーケストラとの視線のやり取り。
ティンパニが入る瞬間。
管楽器が受け渡すフレーズ。
弦楽器が一斉に弓を返す瞬間。
普段CDで聴いているベートーヴェンが、「こうやって作られているのか」
というところまで見えてくる。
特にジョルダンは、全身で音楽を作るタイプの指揮者。
指揮姿を見ることで、
彼がどこで音楽を押し、
どこで緩め、
どこでオーケストラを解放しているのかが実によく分かります。
これは映像全集ならではの面白さです。
さらにボーナスとして、
ライナー・E・モーリッツによる52分のドキュメンタリー
「フィリップ・ジョルダン―指揮者の肖像」
も収録。
父アルミン・ジョルダンのこと、
自身の音楽家としての歩み、
指揮者という仕事について、
本人がじっくり語ります。
演奏だけで405分。
さらにドキュメンタリー52分。
全部合わせれば実に457分。
これはもう、
「何か1曲見てみよう」
というセットではありません。
第1番から第9番まで、
時間をかけて少しずつ見ていく。
そしてフィリップ・ジョルダンという指揮者と、
パリ・オペラ座管弦楽団が、
ベートーヴェンという巨大な山をどう登っていったのかを追体験する。
そんなセットです。
ベートーヴェン好きはもちろん、
フィリップ・ジョルダンをまだじっくり聴いたことがない方にも、
かなり強くおすすめしたい。
「ベートーヴェンの交響曲全集なんて、もう何種類も持っている」
という方にこそ、
今度はぜひ、
“見るベートーヴェン全集”
を。
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