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伊ARTS Music
ほぼ廃盤の43000番台の名盤、発掘
1CD\3000→\2190、\2490
〜4/28(火)午前9時

アンドレ・クリュイタンス、ペーター・マーク
ヘルムート・リリング、ラザール・ベルマン
ルチアーノ・パヴァロッティ、フランコ・ボニゾッリ
アグネス・ギーベル、ミレッラ・フレーニ
ライナ・カバイヴァンスカ、ブリギッテ・ファスベンダー
ヘレン・ドナート、ルチア・ヴァレンティーニ=テッラーニ
ウィーン少年合唱団



 ARTS Music。

 放送局音源の発掘という独自の領域に踏み込み、
 ARCHIVESシリーズでは歴史の陰に埋もれていた名演を次々と蘇らせてきた。


 だが近年、新譜は途絶え、旧譜も流通から消えつつある。
 とりわけ43000番台――約20年前に世に出たこれらのタイトルは、
 いまやほとんどが廃盤。

 つまり、いま目の前にあるこれらは、
 「最後に手にできるかもしれない機会」である。

 しかも今回は、嬉しい低価格でのご案内。

 歴史に埋もれる前に、
 音楽がまだ“ここにあるうちに”。

 この機会を、どうかお見逃しなく。
 ここで完売したら、おそらく今後手に入れるのはかなり難しくなる。


 完売の際はご容赦を。



43055-2
\3000
→\2190
クリュイタンス ド派手カップリング!
 (1)ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
 (2)ラヴェル:ラ・ヴァルス
 (3)ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」
アンドレ・クリュイタンス指揮
(1)(2)RAIミラノ交響楽団
(3)RAIトリノ交響楽団
録音:1962年、(1)(2)2月3日,(3)4月30日 60:03、24bit/96kHzリマスター

 いやはや、強烈なカップリング。

 2007年が生誕100年にあたるベルギーの名指揮者アンドレ・クリュイタンス(1905-1967)が、イタリアに客演した際の貴重な録音。
 しかしとにかく曲目がすごい。超弩級の組み合わせ
 ラ・ヴァルスは、クリュイタンスが最も得意とした曲の一つで、スタジオ録音だけでも3種ある(1952年、1958年、1962年。他に東京公演のライヴ)。
 「展覧会の絵」には1958年の録音と1960年代の映像がある。
 「火の鳥」には正規録音はなく、1953年のケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団とのライヴと、モスクワでのライヴがあるのみ。
 いずれも、クリュイタンスらしい優美さと熱気とが共存した充実した演奏。



(20年ほど前の店主コメントから)

 皆さんもそうかもしれないですが、店主もラヴェルはクリュイタンスで入りました。
 あのちょっと洒落たLPのジャケット。あのシリーズでほとんどの作品が集められましたし、何よりちょっと安かったですし。
 だから当然クリュイタンスというのは自分にとってはベルギー人とはいえ「フランスの粋と優雅さをもった、気品あるおじさま」だったんですね。その後聴いたベルリン・フィルとのべートーヴェン全集も、そしてあのフォーレのレクイエムも、その思いを助長させてくれるものでした。

 なんですけど、数年前にALTUSというライヴ・レーベルがこのおじさまのライヴ音源をリリースし始めてから、どうもなんか違うな、というような雰囲気になってきたんです。
 そしてとどめは昨年の「火の鳥」(CASCAVELLE RSR 6193)を聴くに及んで、「クリュイタンスはただの品がいいだけの紳士じゃないのでは?」と思うようになったわけです。
 そしてまた今回出ました。

 イタリアでのライヴ。
 ライヴで興が乗ったらどこまで無茶やるかわからないクリュイタンスのこと、イタリアでのライヴとなるとどうなることやら・・・。

 最初の「展覧会の絵」は、とてもなまめかしい演奏で、ちょっとした管の使い方や、弦の弾かせ方、打楽器の用い方に、粋な洒落を感じさせてくれます。フランス風というか、なんとなくエッチな感じ。
 で、そこまではよかったんですが、次の「ラ・ヴァルス」でキレちゃうんです。
 途中までは「展覧会」と同じく、フランスのエスプリとエロティシズムを携えた洒落た演奏だったんです。
 それが、何が起こったんだかわからないんですが、最後の1分で切れちゃうんです。
 発狂ブチ切れ寸前、一気呵成のアッチェレランド。

 終わった後拍手が入っているんですが、観客が「先生、ご乱心あそばしたのでは」としばらく騒いでいるのがわかります。
 これでまたクリュイタンスの異常性が確認できて嬉しかった次第です。

 ただその後の「火の鳥」に関しては、先ほど申しましたケルン・ギュルツェニヒO.とやったモントルー9月音楽祭ライヴ(CASCAVELLE RSR 6193)でのすさまじい演奏には勝てません。もちろん水準以上ではあるのですが。

 クリュイタンス、ライヴはその日その日で全然変わるというそのムラっ気が逆にリアルでいいですね。



(20年後の追記)
 クリュイタンスは、この作品のことを
「破滅へと向かうワルツ」
 と考えていたみたいです。

 ただ、いくつかライヴがありますがここまで無茶やってるのはこの時の演奏だけ。



430082
\3000→\2190
「ミレッラ・フレーニ〜プッチーニ、ヴェルディ:アリア&デュエット集」

 プッチーニ:
  「ジャンニ・スキッキ」〜「私のお父さん」「私のラウレッタ*」
  「マノン・レスコー」〜「この柔らかなレースの中で」「あなたは、愛しい方?*」
  「ボエーム」〜「私の名はミミ」「愛らしい乙女よ*」
  「蝶々夫人」〜「ある晴れた日に」「ああそはかの人か〜花から花へ*」
  「トゥーランドット」〜「お聞き下さい王子様」「氷の様な姫君の心も」

 ヴェルディ:
  「椿姫」〜「魅惑にみちた、私のかわいい子」「さようなら過ぎ去った日よ」
  「オテロ」〜「暗い夜のとばりがおり*」
ミレッラ・フレーニ(S)
フランコ・ボニゾッリ*(T)
レオーネ・マジエラ指揮
ハンブルク国立フィル

[録音:1977年1月、1978年2月]

イタリア・オペラの理想形とも言うべきリリック・ソプラノ、ミレッラ・フレーニ。
作為を感じさせない自然な歌い口と、どこまでも清らかな声は、プッチーニ作品においてまさに比類なき存在です。
本盤は《ボエーム》《蝶々夫人》《マノン・レスコー》など、フレーニの真骨頂とも言えるプッチーニのヒロインたちを中心に収録。さらにヴェルディの名場面も加え、彼女の魅力を凝縮した一枚となっています。
さらにフランコ・ボニゾッリとのデュエットでは、舞台さながらのドラマが立ち上がり、単なるアリア集にとどまらない充実した内容になっています。






43012
\3000→\2490
ヘレン・ドナート(S)
 知られざるモーツァルト―声と楽器が対話するアリア集
  共演者がすごい!
    ディーター・クレッカー(Cl)
    ヨゼフ・スーク(Vn)
    カール=オットー・ハルトマン(Fg)


 誠実な心、
 私の愛するイエス、
 聖なる神に従い(2曲)、
 イエスの甘き思い出、
 めでたし元后、
 私の救いの神よ、創り主である神よ、
 希望は杖の役目
ヘレン・ドナート(S)
クラウス・ドナート指揮
スーク室内管弦楽団
ディーター・クレッカー(Cl)
ヨゼフ・スーク(Vn)
カール=オットー・ハルトマン(Fg)

 いずれも楽器のオブリガートがついた、ソプラノとのコンチェルタートのアリアである。
 モーツァルトの真作かどうかは分かっていないので、「伝モーツァルト」とすべき作品であるが、だからといって価値のない作品というわけではない。ことにここでは、ヘレン・ドナートのソプラノ、その夫君クラウス・ドナートの指揮、さらにクラリネットの名手ディーター・クレッカー(楽譜を収拾したのは彼だという)、大ヴァイオリニスト、ヨゼフ・スークと、極めて優れた演奏者が集まり、充実した演奏となっている。

1980年代後半録音。



 これは本当にモーツァルトなのか――。
 “伝モーツァルト”とされる、知られざるアリアを集めた興味深い一枚。

 真作かどうかは定かではないものの、その音楽は確かにモーツァルト的な優美さと敬虔さを湛えており、聴き手に新たな世界を開いてくれます。

 本作の魅力は、クラリネット、ヴァイオリン、ファゴットなどのオブリガートを伴う点にあり、声と楽器が対等に語り合う“室内協奏”的な趣を持っています。
 しかも登場するのがヨゼフ・スーク、ディーター・クレッカーといった超大物!
 ヘレン・ドナートの清潔で知的な歌唱も実に魅力的です。

43063
(2CD)
\5000\3190
この声は祈り――ギーベルの《イドメネオ》
 モーツァルト:「イドメネオ」
ペーター・マーク指揮
RAIローマ交響楽団,合唱団
アルド・ベルトッチ(T イドメネオ)
ゲオルク・イェルデン(T イダマンテ)
アグネス・ギーベル(S イリア)
イルムガルト・シュタードラー(S エレットラ)
チェーザレ・ポンセ・デ・レオン(Br アルバーチェ)
デイヴィッド・ウォード(Bs 大祭司)

 モーツァルトにおいて、声はときに“祈り”となる。
 その極致がここにある。

 アグネス・ギーベル。
 この清らかさ、この曇りなき響き。
 作為を感じさせないまま、音楽の核心へとまっすぐ届くその声は、
 まさにモーツァルトの理想そのものと言ってよい。

 そしてペーター・マーク。
 過剰な感情を排し、音楽を澄み切った形で立ち上げるその手腕。
 彼の指揮のもとで、音楽は一点の濁りもなく流れていく。

 1965年ローマ、ライヴ。
 ここには、装飾でも誇張でもない、
 “純粋なモーツァルト”が息づいている。






 アグネス・ギーベル。

 バッハの宗教曲で知られるソプラノ歌手で、モーツァルトも得意としていたが、自分の容姿を考慮してオペラの舞台に立つことはなかったという。
 そのギ―ベルの貴重なオペラ録音。

 真摯でひたむき、まっすぐで安らかな歌声。
 自然でありながら、優しく、穏やかで、清らかで凛としている。
 しっかりとこちらの手をとり、優しい笑みを浮かべながら、モーツァルトだけが作り上げることができた神の世界に、聴く人を連れて行ってくれる。

 こんな歌手はなかなかいない。



アリア・レーベルから

ARD 0118
\1800
詳細はこちら

アリア・レーベル第118弾

 
アグネス・ギーベル(ソプラノ)
  モーツァルトの宗教作品集


モーツァルト:
 ヴェスプレ ハ長調 Kv. 321より「ラウダーテ・ドミヌム」
 レジナ・チェリ 変ロ長調 Kv. 127
 それ故に大切なことは・・・高きを求めて Kv. 143
 ヴェスプレ ハ長調 Kv. 339より「ラウダーテ・ドミヌム」
 エクスルターテ・イウビラーテ Kv. 165
 主の御保護のもとに Kv. 198
 アヴェ・ヴェルム・コルプス Kv. 618
(全7曲)

アグネス・ギーベル(ソプラノ)

ペーター・ロンネフェルト指揮
ウィーン交響楽団
ウィーン・アカデミー室内合唱団 
(合唱指揮:ハンス・ギレスベルガー)
ベルト・ヴァン・トホウ(テノール/Kv. 198)

原盤:12inch Telefunken SLT43094
録音:1966年頃 ステレオ
復刻:ARDMORE

CD-R製作。薄型ケースで、シンプルなデザインのジャケットと盤面印刷の仕様です。






43028
\3000→\2190
ベルクとマーラー、そしてオガーマン
 ファスベンダー歌曲集


 アルバン・ベルク:4つの歌 Op.2
 クラウス・オガーマン:タゴールの詩による歌曲集(7曲)
 グスタフ・マーラー:<子供の不思議な角笛>から(6曲)
ブリギッテ・ファスベンダー(Ms)
ジョン・ヴストマン(P)

 ドイツ歌曲における“知性と情念”を体現した歌手、ブリギッテ・ファスベンダー。
 オペラでも歌曲でも、その鋭い言葉の処理と濃密な感情表現は群を抜いており、とりわけ近代ドイツ作品においては比類のない存在でした。



 本盤ではベルク《4つの歌》、そしてマーラー《子供の不思議な角笛》からの抜粋という、彼女の本領とも言うべきレパートリーを収録。知的な構築性と内面から湧き上がる情念が見事に両立した、まさにファスベンダーならではの世界が展開されます。

 さらに注目すべきは、クラウス・オガーマンによるタゴール詩の歌曲集。ジャズ/ポップス界で伝説的アレンジャーとして名を馳せた彼の、後期ロマン派の末裔とも言うべき甘美な書法が、ここでは独自の輝きを放っています。

 王道と異色が交錯する、極めて聴き応えのある一枚です!

1986年録音。





43040-2
\3000→\2190
ペーター・マークのラヴェル!
 ラヴェル:
  (1)歌劇「スペインの時」
  (2)高雅で感傷的なワルツ
ペーター・マーク指揮

トリノRAI交響楽団(1)
時計屋:エリック・タッピー(T)(1)
時計屋の女房:アンドレ・オーブリー・ルッキーニ(S)(1)
ロバ曳き:ピーエル・モレ(Br)(1)
詩人気取りの学生:ミシェル・セネシャル(T)(1)

ミラノRAI交響楽団(2)

 もしペーター・マークがいわゆる「スター指揮者としての道」を選んでいたなら、
 RAIに残された膨大で優れたライヴ録音の存在も、今ほど驚かれるものではなかっただろう。

 しかし彼はそういう人物ではなかった。

 マークは哲学や神学を学び、フルトヴェングラーやアンセルメの影響を受けた、
 深い精神性を持つ特異な音楽家である。

 しかも彼は、成功の絶頂期に突然チベットの僧院に隠遁し、
 2年間、音楽界から完全に離れてしまうという行動に出た。
 それほどまでに彼は「静寂」と「内面の平和」を求めていた。

 だからこそ彼は、常に表舞台にいるタイプではなかったが、
 その代わりに、強烈な個性とカリスマを持った演奏を残した。

 RAI録音には、そうした彼の本質が刻まれている。

 ラヴェルについても、彼は演奏機会こそ多くなかったが、
 アンセルメのような“真のラヴェル理解者”の系譜に連なる存在であり、
 その録音には深い共感と理解が表れている。


録音:(1)1962年5月25日トリノ・ステレオ・ライヴ)(2)1969年3月4日 ミラノ・ステレオ・ライヴ)




43037
\3000→\2490

ペーター・マークのチャイコフスキー!!

チャイコフスキー:
 (1)交響曲第5番(第4楽章にカットあり)、
 (2)「くるみ割り人形」コンサート組曲
  (序曲、クリスマス・ツリー、行進曲、
   魔法の呪文、くるみ割り人形とねずみの王様の戦い、
   雪片の踊り、中国の踊り、トレパーク、
   葦笛の踊り、タランテラ、ボンボンの踊り、コーダ)
ペーター・マーク指揮
(1)ローマRAI交響楽団
(2)トリノRAI交響楽団
「マニフィカト」合唱団

  ペーター・マークのチャイコフスキー。
 一見すると意外。しかしここには彼の音楽観の核心がある。

 マークはチャイコフスキーを、単なるロマン派の情念ではなく、
 モーツァルトやメンデルスゾーンからつながる“構築の音楽”として捉えていた。
 だからこの第5番、熱に溺れない。
 響きは透明で、構造は明晰、そして音楽は常に前へと歩む。
 だがその奥で、抑制された情熱が静かに燃え続ける――これこそマークの真骨頂。

 さらに注目すべきは第4楽章の大胆なカット。
 いまでは考えにくいが、当時の実演では現実的な選択として行われていたもの。
 これは単なる省略ではない、“音楽をどう成立させるか”という解釈そのものだ。

 そして《くるみ割り人形》。
 既成の組曲に頼らず、自らの視点で再構築されたプログラム。
 ここでもまた、マークの音楽家としての意思が鮮烈に刻まれている。

 RAI提供によるステレオ・ライヴ。
 この演奏には、“記録”を超えた熱い“思想”が宿っている。

録音:(1)1967年3月15日、ローマ・ステレオ・ライヴ、(2)1982年2月4日、トリノ、ステレオ・ライヴ録音



第4楽章の210小節目から315小節目まで100小節以上がカットされている。
くるみ割り人形は通常の組曲ではなく独自の選曲で、マークのこだわりが感じられる。

43041
\3000→\2190
怪物ベルマン vs 猛獣使いマーク
 ――リストの極限

 
リスト:
 (1)ピアノ協奏曲第1番

 (2)メフィスト・ワルツ(管弦楽曲版)
 (3)交響詩「英雄の嘆き」
ペーター・マーク指揮
RAIトリノ交響楽団
(1)ラザール・ベルマン(P)

 1970年代、西側に突如現れた“怪物”。
 ラザール・ベルマン――その名は、ただちに伝説となった。

 桁外れの打鍵力、規格外のスケール、そして誰一人として真似できない超絶技巧。
 しかし彼の真価は、単なる技巧の暴力ではない。
 その圧倒的な力が、音楽として完全に制御されていることにある。

 本盤は、そのベルマンが最も充実していた時期のリスト。
 《ピアノ協奏曲第1番》では、鋼鉄のような打鍵と彫刻的な構築がぶつかり合い、悪魔的な妖気と超絶の疾走が渾然一体となる。

 そして忘れてはならないのが、ペーター・マークの存在。
 この“怪物”をただ暴れさせるのではなく、音楽として成立させる――
 その知性と統制こそが、この録音の真の価値を決定づけている。

 RAIによる鮮烈なステレオ・ライヴ。
 ここに刻まれているのは、単なる名演ではない。
 “ピアノという楽器の限界”に挑んだ、一つの到達点である。


録音:1976/1978年


 1970年代に西側に登場、超絶技巧で聴衆を圧倒させたロシアのピアニスト、ラザール・ベルマン(1930-)。
 彼がセンセーションを巻き起こしていた頃のリストの録音。

 メフィスト・ワルツは管弦楽曲版。


43073-2
(2CD)
\5000\2790
笑いの仮面の裏で――《リゴレット》
 パネライ、ボニゾッリ、

  ヴェルディ:歌劇「リゴレット」
フランコ・ボニゾッリ(T)、
ヴィオリカ・コルテス(A)、
ローランド・パネライ(Br)、
マルゲリータ・リナルディ(S)他
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮
シュターツカペレ・ドレスデン&ドレスデン国立歌劇場合唱団

 人間の弱さと愛と絶望がむき出しになった、ヴェルディの真骨頂。

 ローランド・パネライ。
 嘲り、怒り、愛情、そして崩れ落ちる父の姿――
 リゴレットという人物のすべてを、声そのもので語り尽くす。



 ボニゾッリのマンリーコならぬ公爵は、
 輝かしい声でありながら、どこか危うく、冷酷で、魅力的。

 コルテス、リナルディもまた、それぞれの悲劇を鮮やかに刻む。

 そしてプラデッリ。
 イタリア・オペラの伝統を知り尽くした指揮が、
 この物語に血を通わせ、舞台を現実のものとして立ち上げる。



 モリナーリ=プラデッリは1911年生まれの指揮者。
 1938年ボローニャで愛の妙薬の成功を皮切りに国際的な活動を続けてきた。ヴェルディ、プッチーニ、ドニゼッティといったイタリア・オペラの王道を得意としている。

録音:1977年3月, 113:45, 
24bit/96kHzリマスター




43045-2
(2CD)
\5000\2790
ボニゾッリ、カバイヴァンスカ、ザンカナロ
 これぞ“歌手の時代”
  ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」
フランコ・ボニゾッリ(T)
ライナ・カバイヴァンスカ(S)
ジョルジョ・ザンカナロ(Br)
ブルーノ・バルトレッティ指揮
ベルリン国立歌劇場管
同合唱団他

1975年録音


 これぞヴェルディ。そしてこれぞ“歌手の時代”のオペラ。

 ボニゾッリのマンリーコは、ただ力強いだけではない。
 豊かな声量と輝かしい高音、そして押し出しの強さ――
 そのすべてが、役の激情と直結している。

 一方のカバイヴァンスカ。
 この抒情、そして気品。
 ただ美しいだけではなく、内面から滲み出るような表現で
 レオノーラという存在に“魂”を与えている。

 そしてザンカナロの重厚な存在感。
 声そのものがドラマを語る。

 いまでは失われつつある、
 “声で聴かせるオペラ”の黄金時代。

 1975年――
 この録音には、あの時代の熱と息遣いが、そのまま封じ込められている。

  

43048-2
(2CD)
\5000\3190
ルチア・ヴァレンティーニ=テッラーニ(Ms)
 ロッシーニ: 歌劇「アルジェのイタリア女」
ルチア・ヴァレンティーニ=テッラーニ(Ms)
ウーゴ・ベネッリ(T)
セスト・ブルスカンティーニ(Br)
ガリー・ベルティーニ指揮
ドレスデン国立歌劇場管
同合唱団他

1978年録音

 これぞロッシーニの真骨頂。
 重さとは無縁、しかし決して軽薄ではない。

 ベルティーニの指揮のもと、オーケストラは驚くほど精緻に、
 そしてしなやかに歌う。
 音は弾み、リズムは躍動し、舞台の空気そのものが立ち上がる。

 そして主役、ヴァレンティーニ=テッラーニ。
 この声の充実、この自在な技巧、そして揺るぎない意志。
 抒情と機知を兼ね備えたその歌は、
 ロッシーニという作曲家の本質を余すことなく描き出す。

 ベネッリの優雅さ、ブルスカンティーニの存在感もまた絶妙。
 すべてが絶妙なバランスの中で、音楽は軽やかに、しかし確実に燃え上がる。

  


43060-2
\3000→\2190
声は祈りとなる――ウィーン少年合唱団
 ヤコブス・ガルス(ヤコブ・ヘンドゥル1550-1591):
  模倣によるミサ(8声)/子らよ、共に歌え/
  すべての人は聖霊に満たされた
 ビクトリア:1時間すらも/おお、天の王よ
 パレストリーナ:今日キリストは生まれたまえり
 ジョヴァンニ・ナスクス:哀歌ここに始まる
 ケルレ:
  ミサ「天の女王」からサンクトゥス、
  ホザンナ、ベネディクトゥス
 ブリテン:キャロルの祭典op. 28
ウィーン少年合唱団
ハンス・ギレンスベルガー指揮
アントン・ナイダー指揮

 ここにあるのはただ、まっすぐに響く“声”。

 ウィーン少年合唱団――
 数世紀にわたり受け継がれてきたその響きは、
 技巧や演出を超えたところで、聴き手の心に直接触れる。



 ガルス、パレストリーナ、ヴィクトリア。
 ルネサンスの宗教音楽が持つ静謐な美は、
 この無垢な声によって、いっそう純化される。

 そしてブリテン《キャロルの祭典》。
 時代を越えてなお変わらぬ“祈りのかたち”が、ここにある。

 この録音に刻まれているのは、
 音楽である前に、人の声そのものの奇跡である。





 ヤコブス・ガルスはユーゴスラヴィア生まれで、1586年以降はプラハで宮廷と教会の楽長を務めた。ヴェネツィア様式と共にフランドル楽派の模倣様式を採り入れ、多数の宗教曲を残した。

1972年録音




43088-2
(2CD)
\5000→\2790
ペーター・マークとパヴァロッティ
 ヴェルディ:歌劇「ルイザ・ミラー」
ペーター・マーク指揮
RAIトリノ交響楽団、
RAIトリノ合唱団、
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)、
ジルダ・クルス・ロモ(S)、
アンナ・ディ・スタシオ(Ms)、
ラファエレ・アリエ(B)、
フェルッチョ・マッツォーリ(B)、
マッテオ・マヌグエッラ(Br)、
クリスティナ・アンゲラコヴァ(Ms)、
ワルター・アルティオリ(T)
録音:1974年12月6日ライヴ、ステレオ、24bit/96khzリマスター、136:47

 ペーター・マークと言えばモーツァルトやメンデルスゾーンの権威として知られるが、パヴァロッティとの共演でヴェルディのオペラというと意外な録音が登場!
 さて「リゴレット」、「トロヴァトーレ」、「椿姫」に比べると人気では劣るヴェルディの「ルイザ・ミラー」だが、1970年代にはカバリエ、スコット、リッチャレッリ、パヴァロッティ、ドミンゴ、カレーラスといった超一流の歌手たちが、その不当に軽視されていた美しさや現代性を評価し、レパートリーにしていた。
 このCDではその一人パヴァロッティの全盛期とも言える1974年のライヴ。
 実は指揮者のペーター・マークはオペラ演奏も得意としており、この演奏も新鮮で劇的な名演奏となっている。



***************************

(20年前のコメント)

 考えてみれば「ルイザ・ミラー」、ほとんど聴いたことがなかった。
 「リゴレット」以降の作品というのは何かにつけて耳にする機会もあるし、好んで聴いてきた。ただそれ以前の作品となると「ナブッコ」を除くとほとんど聴いたことがない。数年前に「スティッフェリオ」を聴いて感動し、狂ったように聴きつづけたことがあるが、一度は「ルイザ・ミラー」もそんなふうに聴いてみないと、とずーっと思っていた。

 そんなときに入ってきたマークとパヴァロッティの「ルイザ・ミラー」。

 二人はのちにDECCAでも録音を残していて、その録音はカバリエ、ミルンズという豪華共演者ということもあってこのオペラの代表盤となっている。本来ならその盤か、マゼール指揮リッチャレッリ、ドミンゴ、ブルゾンという最強タッグ録音を聴くべきなのかもしれないが、やはりライヴに惹かれる。

 ということで、今回のARTS盤で念願の「ルイザ・ミラー」漬けを経験した。

 とはいえ、2時間を越える大作、1日に3回しか聴けない。月・火と続けて6回聴いたがさっぱりいい曲に思えず、ひょっとして駄作かと思ったが、水曜は聴かないで1日おいて木曜に改めて聴くと、潜在意識に定着していて一気に聴きやすい曲に。勉強でもスポーツでも、1日休むと上達が早い。

 結論からいくと、後期の大傑作に比べるとメロディが圧倒的に弱い。
 一度聴いて耳から離れなくなるような強烈なアリアがない。また大オーケストラでガンガン聴かせてこちらを思いっきり盛り上がらせてくれるポピュラーな曲もない。ここで絶対に泣かせてくれるような旋律が来るな、と思うのに、もうひとつパンチに欠ける曲で終わってしまう。

 だから非常に渋い。
 そういう意味では先ほど言った「スティッフェリオ」(「ルイザ・ミラー」と「リゴレット」の間の作品)のほうがより親しみやすい。

 なのだけれど、作品全体に緩みがない。渋いが退屈はしない。
 常に緊張感に満たされ(ストーリーはヴェリズモと「トスカ」と「ロミオとジュリエット」を足しなような貴族的恋愛悲劇もの)、一気呵成にラストに突進する。愛の二重唱も親子の二重唱も終始悲劇的で、うっとりしている場合ではない。美しいメロディーやカッコいい有名曲はない代わりに、次から次へと押し寄せてくるジェットコースター的な音楽全体に身を預けていると2時間ちょっとがあっという間に過ぎる。記憶に残る単体の曲はない代わりに、全体が激烈なのである。ラストのロドルフォとルイーザの絶唱場面など鬼気迫るものがある。

 なのでこのアルバムもライヴということもあって、その勢いがすごい。
 拍手は意識的にカットされているところがあるが、そのままのほうがよかった。パヴァロッティの声はロドルフォにはちょっと軽いけれど、やはりプラチナの美声。タイトル・ロールのジルダ・クルス・ロモはメキシコ生まれのアイーダ歌い。音程にちょっと甘いところがあるとはいえ、とってもチャーミングでルイーザ役にぴったり。

 1週間かけてたっぷり楽しむに十分な価値のあるすばらしいアルバムでした。
 満足です。

ジルダ・クルス・ロモ


 43126-2
\3000→\2190
親密なるブラームス――愛の歌
 ヘルムート・リリング指揮&ゲヒンガー・カントライ


ヨハネス・ブラームス(1833-1897)
 愛の歌(ワルツ) 作品52(第1番-第18番)
 新・愛の歌(ワルツ) 作品65(第1番-第15番)
 6つの合唱曲 作品93a
 5つの合唱曲 作品104

ヘルムート・リリング指揮
ゲヒンガー・カントライ(合唱団)
マルティン・ガリング/
ミヒャエル・ロイスナー(ピアノ)

 ブラームスという作曲家の、もう一つの顔。
 それは、交響曲の重厚さでも、ドイツ・レクイエムの荘厳さでもない。

 人と人とが向き合い、言葉を交わし、
 そっと心を重ねる――そんな“親密な音楽”である。

 《愛の歌》《新・愛の歌》。
 ワルツのリズムに乗せて紡がれるのは、恋の喜び、ためらい、そしてほのかな哀しみ。
 決して大げさには語られない。
 しかしその一つ一つが、驚くほど深く心に残る。

 指揮は2026年2月11日、92歳で亡くなったヘルムート・リリング。
 ゲヒンガー・カントライの端正な合唱、 そしてピアノが織りなす柔らかな響き。
 そこには、過剰な感情も誇張もない。
 ただ自然に、音楽が息づいている。
 そっと隣に座り、同じ時間を分かち合う音楽なのである。

録音:1977年, 60:13,24bit/96kHzリマスター


 カンタータなどのバッハの合唱曲を全曲録音するという偉業を達成したヘルムート・リリング。バッハの専門家と思われがちですが、実はバロックから現代まで実に幅広いレパートリーを持っています。
 リリングが1954年に結成したゲヒンガー・カントライによる4手ピアノと合唱のための「愛の歌」。




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