クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


メルマガや別サイトから直接アクセスされた方は「検索」などの窓が表示されません。どこかのタイミングで改めてこちらのページへお入りください。(別ページで開きます)

注文フォームへ



歴史的録音復刻レーベルATS
高音質UHQCD 特価セール
トスカニーニ、ミトロプーロス、カラヤン、
セル
ワインガルトナーフルトヴェングラー
ワルター
コンヴィチュニー、ミュンシュチェリビダッケ

1CD/2CD\2500→\1590
3CD/5CD\4500/\5400→\3290

~5/21(火)午前9時


 往年の名盤、名録音を高音質UHQCDでプレス生産するというATSレーベル。
 11月にご案内したセットもの3タイトルの特価セールに加えて、今回1CD, 2CDもの10タイトルもセール価格で登場。



UHQCDとは
 新開発の製法により、従来の高音質ディスクよりさらに原盤に忠実な音を再現。
 CD規格に準拠。全てのCDプレーヤーでお楽しみいただけます。
 最高性能のクリスタルディスクに迫る高音質を手軽にお楽しみいただけます。





ATS ATS900-2
(UHQCD)
\2500→\1590
トスカニーニ奇跡のステレオ録音!
 ヴェルディのレクイエムが高音質UHQCDにて登場!
 秘蔵の写真を用いたデジパック仕様(完全限定盤)

ヴェルディ:レクイエム(全曲)
1951年1月27日カーネギーホール・ライヴ
トスカニーニ指揮
NBC響、

ラルフ・ハンター指揮 ロバート・ショー合唱団、

ヘルヴァ・ネルリ(ソプラノ)、
フェードラ・バルビエリ(メゾ・ソプラノ)、
ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(テノール)、
チェーザレ・シエピ(バス)

 トスカニーニ傑作中の傑作、1951年の「ヴェルディ:レクイエム」にステレオ録音が存在しておりました!といっても初めからステレオ収録を行ったわけではなく、偶然にもマイクが二カ所に同時に立っていたという事情によります。右チャンネル、左チャンネルは異なるレコーダーによる録音故に、もちろん合成による不安定な箇所もありますが、伸びやかで良く歌う木管、艶やかな弦楽の妙技、歌手の堂々たる歌唱が見事にとらえられております。芸術鑑賞に十分なクオリティです。
 この名演は、イタリア、ミラノにある音楽家専用の老人ホーム「カーサ・ヴェルディ」(ダニエル・シュミットのドキュメンタリー映画『トスカの接吻』でも有名)への基金のための演奏会で8Hスタジオでなくカーネギーホールで行われました。正に万感を込めての超絶的ライヴ。前半プログラムはヴェルディ:「テ・デウム」でこれもステレオで現存する可能性が高く調査中とのことです。トスカニーニがこだわったヴァイオリン両翼、低弦左側のオーケストラ配置が存分に堪能できる貴重な一枚がUHQCDで甦ります。写真も初めて公開される珍しいもので1950年4月のNBC響アメリカ国内ツアー時のリハーサル風景です。
 さらに気鋭のジャーナリスト、ネストル・カスティリオーネ氏による書下ろし記事(対訳付)がつきます。

裏ジャケット



ATS ATS902-2
(UHQCD)
\2500→\1590
トスカニーニ/ファイナルコンサート
 ワーグナー・プログラム

ワーグナー:
 楽劇『ローエングリン』-第1幕前奏曲、
 楽劇『ジークフリート』-森の囁き、
 楽劇『神々の黄昏』-ジークフリートのラインへの旅、
 歌劇『タンホイザー』-序曲とバッカナール、
 楽劇『マイスタージンガー』-第1幕前奏曲
トスカニーニ指揮
NBC交響楽団

1954年4月4日カーネギーホール・ライヴ、ステレオ録音

 トスカニーニの「白鳥の歌」として知られる最後の公開演奏会。
 巨匠が愛奏したワーグナーの珠玉の名演の数々。これがついに高音質UHQCDで初登場。
 しみじみ感が素晴らしい「ローエングリン」、「ジークフリート」、「神々の黄昏」の神々しさに脱帽するほかありません。
 奇跡的に遺されていたステレオ録音によってキラキラと輝くようなNBC響の弦楽アンサンブル、木管の雄弁で踊る様な歌いっぷりがはっきりわかります。

 気鋭のジャーナリスト、ネストル・カスティリオーネ氏による書下ろし記事(英文+和訳付)がつきます。
.


ATS ATS921-2
(UHQCD)
\2500→\1590
ミトロプーロスとNBC響
 ベルク:ヴァイオリン協奏曲
 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
ミトロプーロス指揮
NBC交響楽団
ヴァイオリン:ヨゼフ・シゲティ
ピアノ:ミトロプーロス

 ミトロプーロスとNBC響が遺した20世紀の傑作集。
 ベルクは現代音楽の擁護者であった、シゲティとミトロプーロスの共演。これは凄絶というより凄惨な情景を眼前にするかのような強烈な演奏。
 その合間に訪れる儚く繊細な瞬間との対比というか落差が凄まじい。シゲティ唯一のベルク。よくぞミトロプーロスとこの曲を遺してくれました。このベルクはかつて内田光子氏がレコ芸誌上で大絶賛をしたことでも知られます。そして数十年ぶりの復活となるのが、ミトロプーロス弾き振りのプロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番。ブゾーニ門下で、ピアノにも長じた巨匠。1930年のベルリンフィルデビューで、エゴン・ペトリの急な代役で弾き振りを披露したのがこの曲。センセーショナルな大成功を収め国際的なキャリアの足掛かりとしました。今聴いても刺激的で凄いテクニック。ライヴだけに鮮血迸るパワフルな超名演。NBC響の松脂飛び散る献身的な演奏にも注目です。既存盤は耳に障るバチバチノイズが玉に瑕でしたが、今回は見事に除去されております。



 ATS925/926-2
(2UHQCD)
\2500→\1590
ベルリン・フィル&カラヤン
 勝負曲「ブル8」は!

 ブルックナー:交響曲第8番
  [17:13][15:21][26:21][25:37]
カラヤン指揮
ベルリン・フィル

 1966年6月16日オランダ音楽祭。アムステルダム・コンセルトヘボウ、ライヴ・ステレオ

 カラヤンにとって「ブル8」は勝負曲でありました。フルトヴェングラーの後任としてベルリンフィル戦後初のアメリカツアーを率いた1955年も、ベルリンフィルとの不協和音が囁かれる中で敢行した生涯最後のウィーンフィル、ニューヨーク公演もこの曲を轟かせて批判の声を封じ込めました。
 当演奏は伝説の1966年日本公演の直後に行われたヨーロッパツアーから名ホールアムステルダム・コンセルトヘボウで行われた凄絶なライヴ。
 壮麗な音響、荒々しいまでの推進力、絶望に至るほどのカタルシス。他国客演時では常日頃より燃え上がるのがカラヤン。スタイリッシュなだけでない汗をかくカラヤンを味わいたいならこれは必聴です!
 初回限定で1枚価格にてご提供します。英日のライナーノート付です。



 ATS927-2
(UHQCD)
\2500→\1590
巨匠ジョージ・セルの最晩年のライヴ録音、ハイドン、ブラームス
 ハイドン:交響曲第92番「オクスフォード」
   1966年1月27日ライヴ [8:02][7:35][5:57][4:21]
 ブラームス:交響曲第1番
   1966年10月8日ライヴ [13:09][9:11][4:27][15:52]
セル指揮クリーヴランド管

 過去最高音質で登場!セル+クリーヴランド 最晩年の芸術シリーズ 1966年ライヴ。ハイドン:交響曲第92番「オクスフォード」 1966年1月27日ライヴ/ブラームス:交響曲第1番 1966年10月8日ライヴ(CBS盤の翌日)。極上音質で復活の超絶ライヴ高音質UHQCDにて登場!通常CDケース仕様(完全限定盤)

 巨匠ジョージ・セルの最晩年のライヴ録音。ハイドンはセルにぴったりな作曲家ですが、第92番は特に実演で好んで取上げた愛奏曲です。清潔でひんやりとした音色で繰り広げられる熱い演奏。リズム感の良さが隅々まで行き届いた完璧な演奏と申せましょう。そして十八番のブラ1は何とCBSスタジオ録音の翌日という注目のライヴ。ここでのセルは、曲頭から馬力全開で聴衆を圧倒。第2楽章の切ない歌。第三楽章の感情移入たっぷりの焦燥。そして圧巻のフィナーレ!フルトヴェングラーも顔負けのテンポ変化、アッチェレランドを駆使し壮大に凱歌をあげております。




 ATS928-2
(UHQCD)
\2500→\1590
これが本当に92年前の録音!?
ワインガルトナーのメンデルスゾーン「スコットランド」

 メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」
   [12:22][4:13][8:18][8:41]
   1929年3月27日、28日スタジオ録音(U.S.盤)
 ウェーバー(ワインガルトナー編曲):舞踏への勧誘[7:12]
   1928年5月3日スタジオ録音(フランス盤)
 ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲[8:22]
   1928年5月3日スタジオ録音(イギリス盤)
 シューベルト:「ロザムンデ」間奏曲第3番[3:44]
   1928年5月3日スタジオ録音(イギリス盤)
ワインガルトナー指揮
ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団
バーゼル交響楽団
 (ウェーバー、シューベルト)


 これが本当に92年前の録音!?2021年再生、新マスタリング
 重厚さと迫力を蘇らせたワインガルトナーのメンデルスゾーン「スコットランド」、過去音質で復活 高音質UHQCDにて登場!(完全限定盤)

 再生・復刻エンジニアのAkira A Fukushimaより。
 ワインガルトナーの続編は、今なお至高の名演の呼び声高いメンデルスゾーンの「スコットランド」です。ワインガルトナーは大量な録音を遺したものの、何故かロマン派の交響曲はこれが唯一と言って良く、それも流れを重視したいつもの演奏スタイルで透徹した名演です。
 この演奏の素晴らしさにはどなたも異論のないところでしょうが、いかにせん1929年の録音ということで音質の限界があるため、推薦するに躊躇があるのが本音といったところでしょうか。
 LP時代には日本ではARTISCO復刻盤が知られておりますが、今聴くとやはり不自然なエコー付加には首を傾げたくなるものです。CD時代になってIRON NEEDLE盤がありますが雑な復刻で仕方なしに購入したというファンも多かろうと存じます。
 新星堂さんの全集も飾り気のない復刻ですが、音の力に弱さを感じます。
 今回はアメリカ盤を再生しました(新星堂さんの復刻はイギリス盤)。何せ90年以上前のSP故に良好な状態のSP盤は存在しないと言ってしまってよく、再生と疵の修正には骨が折れましたが、ワインガルトナーにこんなせつない歌と劇的なうねりが両立したのかと思わせる程の生命力を掘り起こしました。
 カプリングはドイツ・ロマンの豊饒な香りを漂わせるウェーバーの名演とシューベルトを組み合わせました。
 ワインガルトナー自身の名著「ベートーヴェンの以降の交響楽作品について」よりメンデルスゾーンに触れた箇所の抜粋と新翻訳がライナーノートとなっております。


 



 ATS933-2
(UHQCD)
\2500→\1590
フルトヴェングラーが遺した歴史的名盤の「悲愴」、
 ワーグナーの「トリスタン」から前奏曲と愛の死

  チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
   [19:40][8:39][9:05][10:07]
    (1938年10月25日から27日)ベルリン・ベートーヴェン・ザール)
  ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲と愛の死
   [11:00][6:50]
    (1938年3月15日ベルリン・ベートーヴェン・ザール)
フルトヴェングラー指揮
ベルリンフィル

 50代のフルトヴェングラーが遺した歴史的名盤の「悲愴」は最新技術で甦ります。イギリス盤のSPからの復刻で音に力があります。
 メンゲルベルクと人気を二分したドラマティックな演奏。ベルリンフィルの技術も当時の頂点といって過言ではありません。
 1938年と言うとドイツはオーストリアを併合、チェコスロヴァキアのズデーデン地方を割譲、水晶の夜事件。と領土拡大から、国際的な大きなひずみを生みだした時期で、その苦悩をフルトヴェングラーも感じながら万感の思いで慟哭をそのまま音化して参ります。
 カプリングはやはり死をテーマとしたワーグナーの「トリスタン」から前奏曲と愛の死です。このうねりと悲劇性はフルトヴェングラーの真骨頂です。
 こちらはフランス盤を採用。当レーベルのポリシーとして、ノイズフィルターを使用せず、ノイズを一つずつ消去。不自然なイコライジングを禁忌とした見事な音質です。
 
 



 ATS936/937-2
(2UHQCD)
\2500→\1590
ワルター、アメリカ脱出直前の歴史的名盤が
 最新技術により再生、復刻そしてUHQCD化
ワルター指揮
ウィーンフィル
  マーラー:
   交響曲「大地の歌」[8:22][8:30][3:04][6:22][4:10][26:40](U.S.盤)、
   私はこの世に忘れられ(リュッケルト歌曲集より)[5:53](U.S.盤)
    1936年5月24日ウィーン・ムジークフェラインザール・、ライヴ
    独唱:ケルステン・トルボルク(コントラルト)、チャールズ・クルマン(テノール)
  マーラー:
   交響曲第9番[24:46][15:37][11:09][18:33](U.K盤)
    1938年1月16日ウィーン・ムジークフェラインザール・、ライヴ、
   交響曲第5番「アダージェット」[7:57](U.K盤)
    1938年1月15日ウィーン・ムジークフェラインザール・スタジオ録音

 ワルター、アメリカ脱出直前の歴史的名盤が最新技術により再生、復刻そしてUHQCD化されました。
 作曲者最晩年の生への執着に他ならない楽想、そしてヨーロッパの危機的状況に直面していながら、ワルターとウィーンフィルは甘美で夢見るような蠱惑的な美音を追及して、聴き手に迫ります。
 「大地の歌」は激しく目覚しい演奏です。ワルターは唸り、足音を鳴らしてオーケストラを鼓舞します。
 歌唱陣も現代では評判の悪い2名ですが、トルボルクの雰囲気たっぷりの歌。トルボルクはメンゲルベルクが「大地の歌」を指揮する際にも招かれ(実際はメンゲルベルクは病気で代役としてシューリヒト!が指揮)、ロジンスキーの「大地の歌」にも登場。正にスペシャリストです。
 そしてクルマンの流麗な歌唱にはもっと高評価が与えられてしかるべきでしょう。52年のウィーン盤のパツァークも軽めのテノールでしたのでワルターが「大地の歌」のテノールにはこういう声を求めていたに違いありません。第9番は鮮血の迸るような恐ろしい演奏。そして「アダージェット」の陶酔的絶唱には言葉もありません。

 再生・復刻エンジニアのAkira A Fukushimaより。当復刻には悩みました。
 これらの曲には既にOPUS蔵盤という決定版があるのに復活させる必要があるかという疑問です。しかし、今回は第9番に英国盤が見つかり、サーフェイス・ノイズは強いものの音に力があるために敢えて挑戦しました。
 一切のノイズフィルターを用いず、一つ一つのノイズを取り除き、イコライジングも最低限度に留めました。
 特筆すべきはこの時代の録音にしっかり楽友協会の雰囲気と残響が収録されていることです。
 正にライヴ録音の醍醐味が80年前に提供されていたことに感激も新たでした。
 

 ATS948-2
(UHQCD)
\2500→\1590
コンヴィチュニー、ゲヴァントハウス・ライヴ
 ブルックナー:交響曲第2番
コンヴィチュニー指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管

 [19:13][15:40][7:50][19:34] 1960年11月24日ライプツィヒ・コングレスハレ・ライヴ

 コンヴィチュニーはブルックナーを得意のレパートリーとしておりましたが特筆すべきはこの時代にはまだまだ異端児扱いされていた初期交響曲にも愛情を注いでいたことです。
 特に第2番という当時としては珍品を愛しました。それが証拠に1951年のベルリン放送響とのライヴ録音も古くからLP化されておりました。
 別名「パウゼ交響曲(休止交響曲)」と呼ばれるほどにブルックナー休止を駆使した名曲。特に前半二楽章の充実は後期の交響曲にも匹敵するほどです。
 こういう前半の長い曲を「頭でっかち」と呼ぶとギュンター・ヴァントも指摘し、第7交響曲との共通項を持っているとも言えます。
 古き良きゲヴァントハウス管の懐かしい響き、弦楽器の重厚な手触り等、コンヴィチュニーの絶頂を記録した名演。オーケストラメンバー提供の音源できわめて良好な音質です。
 前半のプログラムはブラームスのピアノ協奏曲第1番という重量級の演奏会でした。
 UHQCD化で鮮やかな音質で蘇りました。

 ATS950-2
(UHQCD)
\2500→\1590
衝撃のミュンシュのワルキューレ、
  ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第1幕全曲
シャルル・ミュンシュ指揮、ボストン響
マーガレット・ハーショー(ソプラノ、ジークリンデ役)
アルベルト・ダ・コスタ(テノール、ジークムンド役)
ジェームズ・ピアース(バリトン、フンディング役)

 1956年7月21日タングルウッド音楽祭ライヴ

 ミュンシュの「ワルキューレ」第1幕全曲です。ミュンシュはオペラと縁遠いと言う方がおりますが、かつてはゲヴァントハウス管のコンサート・マスターでもありました。
 同オケはライプツィヒ国立歌劇場のオーケストラでもありますのでオペラの経験も豊富であったことは間違いないはずです。
 この「ワルキューレ」はミュンシュの持って生まれたドイツ魂が炸裂したとしか思えない重厚で推進力に富む名演です。
 フルトヴェングラー没後僅か2年のアメリカでもこういう演奏がなしえたのです。
 いつもはフランス系の楽器、響きで知られるボストン響も、ミュンシュの挑発するような唸り声を受けてまるでドイツのオーケストラの様に咆哮、絶叫します。
 UHQCD化で見通しの良い音質もなかなか結構です。英日のライナーノート付です。
 





11月にご紹介した3タイトルも延長!





ATS
ATS906/909-2
(5UHQCD)
\5400→\3290


単独指揮者としては世界初のベートーヴェン交響曲全集だった
 ワインガルトナー/ベートーヴェン交響曲全集
  2020年再生、マスタリング極上音質で復活、高音質UHQCDにて登場!
   美麗夫婦箱仕様(完全限定盤)


CD1
 交響曲第1番 ハ長調 Op.21
  (ウィーンフィル、1937年10月19日録音)フランス盤*
 交響曲第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」
  (ウィーンフィル、1936年5月22、23日録音)イギリス盤*
 「エグモント」序曲
  (ウィーンフィル、1937年10月19日録音)フランス盤*
 「アテネの廃墟」序曲
  (ロンドン交響楽団 1940年2月29日録音)アメリカ盤* ワインガルトナー最後の録音

CD2
 交響曲第2番 ニ長調 Op.36
  (ロンドン交響楽団、1938年3月2日)イギリス盤*
 交響曲第5番 ハ短調 Op.67
  (ロンドンフィル、1933年1月31日、2月2日)イギリス盤*
 「レオノーレ」序曲第2番
  (ロンドン交響楽団、1938年2月14日)イギリス盤*

CD3
 交響曲第6番 ヘ長調 Op.68「田園」
  (ロイヤルフィル、1927年1月18、19日)イギリス盤*
 交響曲第4番 変ロ長調 Op.60、
  (ロンドンフィル、1933年11月13,14日)日本盤*
 「プロメテウスの創造物」序曲
  (ロンドンフィル、1933年11月14日)日本盤*

CD4
 交響曲第8番 ヘ長調 Op.93
  (ウィーンフィル、1936年2月26日)日本盤*
 交響曲第7番 イ長調 Op.92
  (ウィーンフィル、1936年2月24-26日)イギリス盤*
 「プロメテウスの創造物」序曲
  (ウィーンフィル、1936年2月25日)イギリス盤*
 「献堂式」序曲
  (ロンドンフィル、1938年10月7日)イギリス盤*
 「エグモント」よりラルゲット
  (ロンドンフィル、1938年10月7日)イギリス盤*
 「エグモント」よりクレールヒェンの死
  (ロンドンフィル、1938年10月7日)イギリス盤*

CD5
 交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱」
  (ウィーンフィル、1935年2月2日-4日)アメリカ盤*
 11のウィーン舞曲(メートリンク舞曲)
  (ロンドンフィル、1938年10月7日)イギリス盤*


 再生・復刻エンジニアのAkira A Fukushima氏より。

 ワインガルトナーのベートーヴェン交響曲全集は巨匠の金字塔とも言える名録音です。
 やはりSPで直接聴くことが望ましいのですが、数年前にオーパス蔵さんが立て続けにCDとして発表した音質が十二分と呼べるほどの素晴らしさで、感動しました。このまま9曲が復刻されて行くものと信じておりました。しかし、ウィーンフィルとの演奏4曲のみで終わったことは残念です。

 今年はベートーヴェン生誕250周年であり、音質に満足いく全集が存在しない中で改めて復刻に挑戦するのも意義あることと思い作業に入りました。元来が名録音で、良く聴くと適度な残響も感じられ、当時の技術の高さにも改めて脱帽です。
 ワインガルトナーは、後代のクライバーとも共通する澱みを排して流麗な流れを重視したベートーヴェンを創造する指揮者です。ワインガルトナー以降のベートーヴェンは大雑把に分けて、快速流線形型の機敏な演奏、荘重なテンポによる重厚な演奏に二分されるのではないでしょうか?

 ウィーンフィル以外の演奏も立派なものです。
 ロンドンのオーケストラを振ってもウィーンの情緒を引き出して、木管のチャーミングや官能的なポルタメントにはどきりとさせられます。

 「田園」は再録音を巨匠が希望していたのに叶わず、1927年録音(ベートーヴェン没後100年記念の録音企画!)と古い録音が採用されております。しかも80回転という昔の形式でこの再生には特に試行錯誤を繰り返しました。
 使用した原盤は別掲の通りです。
 単純に言って日本盤はノイズが少ないものの音の線は細い傾向にあります。イギリス盤、アメリカ盤、フランス盤には力強さに魅力があります。これがマスター選択に関しての大いなる悩みとなっております。一概にどこの国の盤が最高とも言えず、曲ごとに適切な盤を入手した結果がこうなりました。全て最新機器による洗浄の上で、独自の改造カートリッジで再生し、余計なイコライジングは避けております。

 今年は、世界中がまさかの新型コロナウィルス禍に見舞われておりますが、ベートーヴェンの精神とも合致するPER ASPERA AD ASTRA(困難を超えて栄光に至れ)を心に抱き、ワインガルトナーの名演に親しむのも決して無駄ではないことでしょう。

 ワインガルトナー自身の名著「ベートーヴェンの交響曲演奏について」の抜粋と新翻訳がライナーノートとなっております。




 ATS929/931-2
(3CD)
\4500→\3290
ワインガルトナー指揮
 ブラームス:交響曲全集

 交響曲第1番(ロンドン響、1939年2月16日、18日)*U.S.盤より復刻
 交響曲第2番(ロンドンフィル、1940年2月26日) *U.S.盤より復刻
 交響曲第3番(ロンドンフィル、1938年10月6日)*U.S.盤より復刻
 交響曲第4番(ロンドン響、1938年2月14日)*U.S.盤より復刻
 ハイドン変奏曲(ロンドンフィル、1938年10月6日)*U.K.盤より復刻
 大学祝典序曲(ロンドンフィル、1940年2月29日*U.K.盤より復刻
ワインガルトナー指揮

 ベートーヴェン全集と並ぶ金字塔。澱み濁りの一切を排した高貴な名演。作曲家本人が激賞したワインガルトナーのブラームス。過去最高音質で復活 高音質UHQCDにて登場!(完全限定盤)

 再生・復刻エンジニアのAkira A Fukushimaより。

 ベートーヴェン全集と並ぶ、ワインガルトナーの偉業"ブラームス全集"を復刻します。
  ブラームス自身が演奏会に赴きワインガルトナーが指揮する交響曲第2番を激賞した記録が残っております。それほど自信のあるレパートリーでした。
 今から30年ほど前に出ましたキース・ハードウィックによるCD復刻(EMI REFERENCES)はムキになってヒスノイズを取り除いたもので、音楽から潤いが削がれてしまい、名演の形骸のような音質でした。
 これには到底満足が出来ませんでした。新星堂さんの飾り気のない復刻が未だにベストと思われますが、今や入手困難。今回は全4交響曲ともに音の力が強いアメリカ盤を揃えて、洗浄、再生しました。
 今聴いても全く古びていない快速、濁りや澱みを一切排した水はけの良いブラームス。イキイキとした躍動感も見事です。ブラームスの説教臭さが苦手な方にもぜひお聞きいただきたいと思います。
 デテイルで聴かせる老練な指揮ぶり。ワインガルトナー自身の名著「ベートーヴェンの以降の交響楽作品について」よりブラームスに触れた箇所の抜粋と新翻訳がライナーノートとなっております。




 ATS940/942-2
(3CD)
\4500→\3290
MOVIMENTO MUSICAで発売されていた
 チェリビダッケ、1959年、異端のブラームス:交響曲全集

 交響曲第1番(1959年3月20日)
 交響曲第2番(1959年3月24日)
 交響曲第3番(1959年3月20日)
 交響曲第4番(1959年3月24日)
チェリビダッケ指揮
ミラノRAI交響楽団

 ミラノRAI公会堂ライヴ/<モノラル>

 衝撃の高音質UHQCD!チェリビダッケ40代のブラームス全集
 特価2CDプライ
 
 当ブラームス・ツィクルスは、40代のチェリビダッケがミラノ・イタリア放送(RAI)交響楽団と短期間で演奏した名演です。
 ベルリン時代の過剰な熱狂は影を潜め、晩年のアプローチに通じる楽曲後半に行けば行くほどどっしりと遅くなる傾向が既にみられます。
 しかし、テンポ設定は当然のことながら妥当て常識的。ただ第1番はフィナーレに点描のような誰もやらない個性的な表現が見られます。
 第2番はフルトヴェングラー風のアッチェレランドは控えて存分に歌います。第3番のヒロイックな表現も上々。
 そして白眉は第4番で、ここではチェリビダッケは普段の理性をかなぐり捨て、フルトヴェングラーの影響が如実な夢見るような儚い開始と揺蕩うロマンに身を任せております。
 イタリアの交響楽団というと金管のヘタレぶりや弦楽器の薄さに眉を顰める方も多いと思われますが、ことこの演奏についてはチェリビダッケの厳しい指導のもと、立派で重厚な響きを楽しめます。
 当演奏は、チェリビダッケが幻の存在であった頃に、国内盤としても紹介されたことのある演奏で、音質の良さも評価されレコード芸術誌でも推薦されました。
 今回は原盤を持つMOVIMENTO MUSICAの残党提供による音源をもとにしての復刻、テープ上の傷も極力修正されており、さらにはUHQCD化で鮮やかな音質で蘇りました。

大昔発売されていたのはこんな感じのジャケットだった。初めて聴いたのは30年ほど前だったと思うが、それはもう、衝撃的だった。

 




ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2018 ARIA-CD.All rights reserved.08