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新世代個性派レーベル
B RECORDS
期間限定特価セール
その1
1CD\3100→\1990
~6/18(火)午前9時


 
 B Recordsは2015年に設立されたフランスのレーベル。ピアノのル・サージュとフランスの若手奏者中心にしたブラームスの全室内楽作品を演奏するプロジェクトが注目を集めています。
 
 演奏会のライヴ収録に特化しており、若い才能ある演奏家に注目し、彼らと聴衆を繋ぐ音楽をそのまま高音質で記録。 CDとして販売するだけでなく、インターネットでの配信も積極的に行っています。
 まさに新世代の個性派レーベルの筆頭といっていいでしょう。




LBM023
\3100→\1990
ブラームス(1833-1897):室内楽作品全集 第5集
ヴィオラとピアノのためのソナタ集
 ヴィオラ・ソナタ 第1番 Op.120 No.1
  1.第1楽章:Allegro appassionato
  2.第2楽章:Andante un poco Adagio
  3.第3楽章:Allegretto grazioso
  4.第4楽章:Vivace
 ヴィオラ・ソナタ 第2番 Op.120 No.2
  5.第1楽章:Allegro amabile
  6.第2楽章:Allegro appassionato
  7.第3楽章:Andante con moto: Allegro
 2つの歌 Op.91-歌とヴィオラ、ピアノのための
  8.秘めたるあこがれ
  9.聖なる子守歌
リーズ・ベルトー(ヴィオラ)
サラ・ローラン(コントラルト)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)

 エリック・ル・サージュが取り組むブラームスの室内楽全集シリーズ、第5集にはヴィオラ・ソナタと同じくヴィオラが活躍する「2つの歌」を収録。
 創作活動を中断していた晩年のブラームスが、名クラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトに出会ったことで、再び作曲意欲を燃やし書き上げた一連のクラリネット作品は、どれも珠玉の名作です。
 中でもブラームス最後のソナタ作品となった1894年の「2つのクラリネット・ソナタ」はブラームス自身の手によってヴィオラ版に編曲され、現在ではクラリネット版、ヴィオラ版のどちらも愛奏されています。
 「2つの歌」は第2番「聖なる子守歌」が1863-64年、第1番「秘めたるあこがれ」が1884年に書かれた曲。編成にアルトとヴィオラが指定された、いかにもブラームス好みの渋く美しい作品です。
 今作では若き名手リーズ・ベルトーがヴィオラを担当、味わい深い音色でしみじみとした旋律を奏でています。歌曲ではFuga Liberaレーベルからアルバムをリリースするサラ・ローランが参加、3人の響きが溶け合う瞬間をお楽しみください。
  録音 2019年2月22,25日,9月18日、Belle Saison au theatre de Coulommiers
  

LBM001
\3100→\1990
ヤナーチェク(1854-1928):作品集
 1-4.弦楽四重奏曲第2番 「ないしょの手紙」 JW VII/13
 5-8.おとぎ話 JW VII/5
 9-12.コンチェルティーノ JW VII/11
エルメス四重奏団…1-4
【メンバー】
オメール・ブシェーズ(第1ヴァイオリン)
エリーゼ・リュウ(第2ヴァイオリン)
ユン=シン・ロウ・チャン(ヴィオラ)
アンソニー・コンドウ(チェロ)

ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール(チェロ)…5-8
ギヨーム・ベロン(ピアノ)…5-8

ジョナス・ヴィトー(ピアノ)…9-12
オメール・ブシェーズ(第1ヴァイオリン)…9-12
エリーゼ・リュウ(第2ヴァイオリン)…9-12
ユン=シン・ロウ・チャン(ヴィオラ)…9-12
アモリ・ヴィドゥヴィエ(クラリネット)…9-12
マキシム・トンバ(ホルン)…9-12
ラファエル・アングスター(ファゴット)…9-12
 1997年から開催されている「ドーヴィル・イースター音楽祭」はルノー・カピュソンやニコラ・アンゲリッシュら、若い才能を紹介することを目的に始められました。
 2002年からは8月の「夏の音楽祭」も始まり、バロック作品の研究結果を交えながら、数多くの世界初演が行われています。2014年に開催されたコンサートを録音したこのアルバムで取り上げられているのはヤナーチェクの作品。
 2008年、リヨン国立音楽院の学生たちによって結成された「エルメス四重奏団」を中心に、若手管楽器奏者たちが集い、洗練された演奏を披露しています。
  録音 2014年8月5日 ライヴ Salle Elie de Brignac, Deauville, France

 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?time_continue=34&v=NodZps5TODs
 

LBM003
\3100→\1990
メンデルスゾーン(1809-1847):ピアノ四重奏曲/ピアノ六重奏曲
 1.ピアノ四重奏曲 第3番 ロ短調 Op.3
 2.ピアノと弦楽のための六重奏曲 ニ長調 Op.110
イスマエル・マルゲン (ピアノ)…1.2
ピエール・フシュヌレ(ヴァイオリン)…1
アドリアン・ボワソー(ヴィオラ)…1
ヤン・ルヴィオノワ(チェロ)…1
アモリ・コエイトー(ヴァイオリン)…2
レア・エニノ(ヴァイオリン)…2
アドリアン・ラ・マルカ(ヴィオラ)…2
クリスティアン=ピエール・ラ・マルカ(チェロ)…2
ヤン・デュボスト(コントラバス)…2
 早熟の天才メンデルスゾーンが15歳の時に書いたピアノ四重奏曲第3番とピアノ六重奏曲。ベートーヴェンを思わせる四重奏曲、推進力に満ちた明るい旋律に溢れた六重奏曲と、メンデルスゾーンの後期の作品と比べても全く遜色のない完成度を誇っています。
 これらを演奏するのは、現代フランスを代表する若い奏者たち。素直な感性を生かした美しい音色が聴きどころです。
 録音 Salle Elie de Brignac, Deauville, France ライヴ 2014年5月3日…1 2014年7月26日…2
 
 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?v=irF-a_QcfBo
 
 

LBM005
\3100→\1990
Il Pianto della Madonna 聖母マリアの嘆き
 1.作者不詳:サルヴェ・レジーナ
 2.オルティス(1510-1570):甘き想い出によるレセルカーダ 第2番
 3.ストロッツィ(1619-1677):Sacri musicali affetti Op.5-サルヴェ・レジーナ
 4.ロッシ(1598-1653):セニャール ・ルイジによるパッサカリア
 5.モンテヴェルディ(1567-1643):アリアンナの嘆き-第1部 私を死なせて
 6.メールラ(1595-1665):
   「堕落したクルツィオとその他のカプリッチョ Op.13-今や眠りの時
 7.カプスベルガー(1580-1651):パッサカリア
 8.サンチェス(1600-1679):スターバト・マーテル
 9.フレスコバルディ(1583-1643):
   チェンバロとオルガンのためのタブラトゥーラ譜 第1巻-トッカータ 第1番
 10.ストロッツィ:Sacri musicali affetti Op.5-おお、マリア
マリ・ド・ヴィユトレイ (ソプラノ)
ロナン・ハリル(指揮&クラヴサン)
アンサンブル・デマレ
 バロック時代に「聖母マリア」について書かれた様々な作品を集めた演奏会のライヴ。
 ソプラノのヴィユトレイは9歳でブルターニュのマスター・クラスに参加しその歌声を認められたという神童。その後は順調に年齢を重ね、現在では様々なバロック・アンサンブル(アマリリス、ピグマリオン、リチェルカール・コンソートなど)と共演、またバロック以外の分野でも活躍しています。
 作曲家アンリ・デマレの名を冠したアンサンブル「アンサンブル・デマレ」はパリのシンガー・ポリニャック財団のレジデント・アーティストを務める注目の団体です。
 メンバーにはヴィオラ・ダ・ガンバのロビン・パロとロナルド・マーティン・アロンソ、アーチリュートのマルク・ウォルフ、オルガンを演奏しているのは話題のジャン・ロンドーなど錚々たる顔ぶれが揃っています。
  録音 2015年8月7日 ライヴ Deauville, France

 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=uC3o9ltarLA
 


LBM006
\3100→\1990
シューベルト(1797-1828):ピアノ作品集
 ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960
 3つのピアノ小品(即興曲) D946
  第1番:変ホ短調
  第2番:変ホ長調
  第3番:ハ長調
イスマエル・マルゲン(ピアノ)
 1992年生まれのイスマエル・マルゲンは、ジャック・ルヴィエやロジェ・ムラロらに師事した若手ピアニスト。2012年12月に開催されたロン=ティボー国際音楽コクールで第3位および聴衆賞を受賞、期待の若手として国際的な活躍を誇っています。このアルバムではシューベルトの最後のピアノ・ソナタである第21番と、同じく最後の年に書かれた3つの即興曲を演奏、作品の持つ深みを表現しながらも、若々しい感性を加えたユニークな演奏を披露しています。
 録音 2016年8月3日 ライヴ Salle Elie de Brignac, Deauville, France

 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?v=bY9mGafaqls
 
 

LBM007
\3100→\1990
熱血漢-ロンドンでのイタリア人の苦難
ジェミニアーニの物語

 【序曲】
  1.ヘンデル(1685-17959):歌劇《忠実な羊飼い》HWV8-第1幕 序曲
 【第1幕】
  2.Le theatre represente …劇場の代表は(語り)
 ジェミニアーニ(1687-1762):
  3.合奏協奏曲 ニ長調 Op.2-4 第1楽章:Andante
  4.合奏協奏曲 ロ長調 Op.7-6 第1楽章:Andante unisson - Andante
  5.チェロ・ソナタ 変ロ長調 Op.5-4 第3楽章:Grave
  6-8.合奏協奏曲 ロ長調 Op.7-6 第2-4楽章
  9.バレエ音楽「魔法の森」第2部-Andante-Allegro assai-Adagio
  10.合奏協奏曲 ロ長調 Op.4-2
  11-12.合奏協奏曲 ロ長調 Op.7-6 第5.6楽章
 【第2幕】
  13.Londres, Hiver 1732 …1732年冬、ロンドン(語り)
  14-17.ジェミニアーニ:合奏協奏曲 ハ短調 Op.2-1
  18-21.エイヴィソン(1709-1770):協奏曲 ホ短調 Op.6-3
  22.ジェミニアーニ:音楽の寄せ集め
 【第3幕】
  23.Il furibondo se sent seul…孤独な熱血漢
  24.ジェミニアーニ:ヴァイリン・ソナタ ロ短調 Op.4-11 第1楽章:Largo
  25.合奏協奏曲 ホ短調 Op.3-3 第2楽章:Allegro
  26.合奏協奏曲 第2番 変ロ長調
   (コレッリのソナタ集 Op.5-2による):第2楽章 Allegro
  27.ヘンデル:歌劇《リナルド》HWV7-第2幕 私を泣かせてください
  28.ジェミニアーニ:バレエ音楽「魔法の森」第1部 Allegro moderato
  29-31.ジェミニアーニ:ソナタ ニ長調「トランケールの茂みで」
  32.コレッリ(1653-1713):合奏協奏曲 ニ長調 Op.6-4 第4楽章 Allegro-Allegro
レスカドロン・ヴォラン・ドゥ・ラ・レーヌ
 イタリア後期バロックの作曲家ジェミニアーニ。アレッサンドロ・スカルラッティに師事し、ナポリの宮廷楽団のコンサート・マスターとして活躍。その後ロンドンに招かれ第3代エセックス伯ウィリアム・カペルの庇護を受けました。
 ジェミニアーニはかなり気性の激しい性格だったようで「熱血漢Il Furibondo」と呼ばれたことでも知られます。彼の晩年は謎に包まれており、中でも大切な手稿を使用人に盗まれ気落ちしてしまったことなど数多くのエピソードも残されています。
 このアルバムは、彼の音楽を中心に周辺の作曲家の作品も交え、語りを加えて3幕の物語として仕立てた演奏会をそのまま収録しています。演奏も素晴らしく、劇場の雰囲気も良く伝わってきます。

 録音 2016年6月16日 ライヴ Fondation Singer-Polignac, Paris,France
 

LBM009
\3100→\1990
Histoires Naturelles 博物誌
プーランク/ラヴェル:歌曲集

プーランク(1899-1963):
 1.ギョーム・アポリネールの詩による2つの歌 FP131-第1曲 橋
 動物詩集 FP15
  2.第1曲:らくだ
  3.第2曲:チベットのやぎ
  4.第3曲:いなご
  5.第4曲:イルカ
  6.第5曲:ザリガニ
  7.第6曲:コイ
 8.モンパルナス FP127
 9.ハイド・パーク FP128
 カリグラム FP140
  10.第1曲:女スパイ
  11.第2曲:変身
  12.第3曲:南の方へ
  13.第4曲:雨が降る
  14.第5曲:追放された美女
  15.第6曲:蝉と同じように
  16.第7曲:旅
 ギヨーム・アポリネールの4つの詩 FP58
  17.第1曲:うなぎ
  18.第2曲:郵便はがき
  19.第3曲:映画を見に行く前に
  20.第4曲:1904年
 平凡な話 FP107
  21.第1曲:オルケニーゼの歌
  22.第2曲:ホテル
  23.第3曲:ワロン地方の小さな沼
  24.第4曲:パリへの旅
  25.第5曲:すすり泣き
 ラヴェル(1875-1937):
  マダガスカル先住民の歌
   26.第1曲:ナアンドーヴ
   27.第2曲:おーい
   28.第3曲:休息-それは甘く
 博物誌
  29.第1曲:くじゃく
  30.第2曲:こおろぎ
  31.第3曲:白鳥
  32.第4曲:かわせみ
  33.第5曲:ほろほろ鳥
ステファーヌ・ドグー(バリトン)
セドリック・ティベルギアン(ピアノ)
アレクシス・デシャルム(チェロ)・・・26-28
マッテオ・チェーザリ(フルート)・・・26-28
 2017年1月、パリの「アテネ劇場」で開催されたコンサートのライヴ録音。動物の叫び声、都市の寓話、旅の散文、失われた詩人の声など、奇妙な声を伴うユニークで一風変わった演奏は聴衆たちを大いに沸かせました。
 バリトン歌手ドグーの表情豊かな歌と、名手ティベルギアンの伴奏は、音楽と文学の完璧な融合をみせています。

  録音 2017年1月23日 ライヴ フランス、パリ、アテネ劇場
 

LBM010
\3100→\1990
A Deux Pianos ピアノ・デュオ
 1-10.ブラームス(1833-1897):
   ハイドンの主題による変奏曲 Op.56b(2台ピアノ版)
 11.シューマン(1810-1856):アンダンテと変奏 Op.46
  (2台ピアノ、2台のチェロとホルンによるオリジナル版)
 ラフマニノフ(1873-1943):組曲 第1番「幻想的絵画」Op.5
  12.舟歌
  13.夜と愛と
  14.涙
  15.復活祭
 16.ショスタコーヴィチ(1906-1975):
    2台のピアノのためのコンチェルティーノ Op.94
ジュリアン・デプランケ(ホルン)
ヤン・ルヴィオノワ(チェロ)
アンソニー・コンドウ(チェロ)

ギヨーム・ベロン(ピアノ)
イスマエル・マルゲン(ピアノ)
 2017年夏に収録されたアルバム。1992年生まれのベロンとマルゲンは、以前にもシューベルトの連弾アルバムをリリースするなど旧知の仲であり、今回も息がぴったり。憂鬱で内省的なシューマン、幻想的なラフマニノフ、荘厳なブラームス、機知に富んだショスタコーヴィチと、作品の多彩な面をほとんどゲーム感覚で的確に描きだしています。
 ブラームスでは管弦楽を思わせる響きを聴かせ、シューマンはホルンとチェロを伴うオリジナル版を演奏しているところも聴きどころです。  

 
録音 2017年8月2.4.5日 ライヴ Salle Elie de Brignac, Deauville
 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=FmitzURrD6E
 
 

LBM013
(3CD)
\5200→\3190
サン=サーンス(1835-1921):歌劇《アスカーニオ》
5幕7場
ルイ・ガレ:台本
【CD1】
 1-13.第1幕 第1場
 14-26.第1幕 第2場
【CD2】
 1-14.第2幕 第3場
 15-23.第2幕 第4場
 24-29.第3幕 第5場
【CD3】
 1-12.第3幕 バレエ
 13-25.第4幕 第6場
 26-31.第5幕 第7場
ベンヴェヌート・チェッリーニ…ジャン=フランソワ・ラポアント(バリトン)
パゴーロ…ジョー・ベルティリ(バス・バリトン)
アスカーニオ…ベルナール・リヒター(テノール)
スコッツォーネ…イヴ=モー・ユボー(メゾ・ソプラノ)
フランソワ1世…ジャン・テイゲン(バス)
デタンプ公爵夫人…カリーナ・ゴーヴァン(ソプラノ)
コロンブ・デストゥールヴィル…クレメンス・ティルカン(ソプラノ)
物乞い…モハンメド・ハイダー(バリトン)
デストゥールヴィル…バスティアン・コンブ(テノール)
オルベック…マクサンス・ビリエマス(テノール) 他

ギョーム・トゥルニエール(指揮)
ジュネーヴ大劇場合唱団
ジュネーヴ州立高等音楽院管弦楽団&合唱団
 ベルリオーズの破天荒なオペラで知られるイタリア・ルネサンス期に実在した彫刻家ベンヴェヌート・チェッリーニ。サン=サーンスは彼の弟子アスカーニオを主人公にし、ベルリオーズとは違った視点で作品を描いています。
 1890年に初演されたこの歌劇は、当時流行していたワーグナーの音楽から影響を受けながらもフランスのエスプリを失うことなく、優雅かつ壮大な叙事詩として成立しており、通常いくつかの省略が施されますが、今回は省略のない完全版が演奏されています。
 スイス最古の音楽学校である「ジュネーヴ州立高等音楽院」の学生たちの熱気あふれる演奏にのってヴェテラン歌手たちが素晴らしい歌唱を繰り広げています。

  録音 2017年11月24-26日 ジュネーヴ ライヴ録音

LBM011
(2CD)
\4400→\2990
ブラームス(1833-1897):室内楽全集 第1集
【CD1】
 ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 Op.25
 ピアノ四重奏曲 第3番 ハ短調 Op.60
【CD2】
 ピアノ四重奏曲 第2番 イ長調 Op.26
ピエール・フシュヌレ(ヴァイオリン)
リーズ・ベルトー(ヴィオラ)
フランソワ・サルク(チェロ)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)
 B RECORDSの新シリーズ、ブラームス室内楽全集の第1集は「ピアノ四重奏曲全集」。
 作品を演奏するのは、日本でもおなじみのエリック・ル・サージュ、フランソワ・サルクと、フランス国内で絶大な人気を誇る若手ヴァイオリニスト、ピエール・フシュヌレ、1982年生まれ、ジュネーヴ国際コンクールに入賞した女性ヴィオラ奏者リーズ・ベルトー。ブラームスの厳格な精神と美しさを的確に表現しています

 録音 2017年3月5日 ライヴ Maladrerie St-Lazare de Beauvais, Paris, France
 

LBM014
\3100→\1990
SEPT PARTICULES-バロックと現代の作品集
 1.ヴィヴァルディ(1678-1741):
  弦楽のための協奏曲 ニ短調「マドリガーレ風」RV129
 2-6.ヘンデル(1685-1759):
  合奏協奏曲 ニ短調 Op.3-5 HWV316
 7-10.ヘンデル:トリオ・ソナタ ロ短調 Op.2-1 HWV386b
 11-14.テレマン(1681-1767):
  リコーダーとフルートのための協奏曲 ホ短調 TWV52:e1
 15-21.ダヴィッド・シャルマン(1980-):7つのパーティキュル
ル・コンソート(アンサンブル)
【メンバー】
 ジュスタン・テイラー(チェンバロ、オルガン)
 ソフィー・ド・バルドネーシュ(ヴァイオリン)/
 テオティム・ラングロワ・ド・スヴァルト(ヴァイオリン)
 マルタ・パラモ(ヴィオラ)/エミリア・グリオッツィ(チェロ)
 ルイーズ・ピエラール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)/
 シルヴァン・サルトレ(リコーダー)
 ジョアナ・メートル
  (フルート、オーボエ、オーボエ・ダ・モーレ)

 フランスのギタリスト、作曲家デヴィッド・シャルマン。これまでにラベック姉妹やマドンナなどクラシックからロックまで多彩なアーティストとコラボを行い、実験的なサウンドを生み出すことで知られるアーティストです。
 今回のアルバムで彼は、若きチェンバロ奏者ジュスタン・テイラー率いる「ル・コンソート」とタッグを組み、自作の「7つのパーティキュル(粒子、小片)」を演奏しています。
 前半はル・コンソートのみのバロック作品集、そこにミニマル風、時にはバロック風のシャルマンの作品が続いても何の違和感も抱かせないところが、ル・コンソートの柔軟さと言えるでしょう。ジャンル、時代を超えた音作りが魅力の1枚です。
 
 


LBM015
(2CD)
\4400→\3190
エリック・ル・サージュ、ピエール・フシュヌレを中心に
 ブラームス(1833-1897):室内楽全集 第3集

【CD1】
 1-4.クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115
 5-8.クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114
【CD2】
 1-4.クラリネット・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.120-1
 5-7.クラリネット・ソナタ 第2番 変ホ長調 Op.120-2
 8-11.ホルン三重奏曲 変ホ長調 Op.40
ピエール・フシュヌレ(ヴァイオリン)
デボラ・ネムタヌ(ヴァイオリン)
リーズ・ベルトー(ヴィオラ)
フランソワ・サルク(チェロ)
フローラン・ピュジュイラ(クラリネット)
ジョエル・ラスリー(ホルン)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)

 たった数か月の間に「ブラームスの室内楽曲全て」の演奏を行うという前人未到のプロジェクトに着手したエリック・ル・サージュ、ピエール・フシュヌレを中心とするフランスの若手演奏家たち。
 この第3集ではクラリネットを含む4作品と、ホルン三重奏曲が披露されています。ブラームスのクラリネット作品は、どれも晩年になってから書かれたもので、哀愁漂う美しい旋律を持つ内省的な作風で知られますが、ここでの演奏は、アンサンブルの中心をなすクラリネット奏者ピュジュイラの活気溢れる演奏も相俟った若々しく瑞々しい息吹と喜びに満ちており、ブラームスの秘めた情熱も存分にうかがい知ることができます。
 録音 2017年10月2日 cadre de la Belle Saison a la Chapelle musicale Reine Elisabeth, Waterloo
 
 

LBM016
\3100→\1990
HYPOCRISIS
 1.SWEET TOAD
 2.HYPOCRISIS
 3.I WILL
 4.NE DIS PAS
 5.FELURE
 6.SOMBRE HEROS
 7.VISCERUM
 8.CHICAGO’S FROG
ピュジュイラ四重奏団
【メンバー】
フローラン・ピュジュイラ(クラリネット、サクソフォン)
ファブリス・マルティネス・トロムペット(ビューグル)
ブルーノ・シェヴァロン(コントラバス)
エリック・エシャムパー(ドラム)

 ブラームスの室内楽プロジェクトで、活力に溢れたクラリネットを聴かせたピュジュイラ。彼はサクソフォン奏者としても抜群の才能を有しており、ジャズ・シーンでも幅広く活躍しています。
 この「HYPOCRISIS」と題されたアルバムはB-Records初のジャズ・コレクション。ジャズ、ロック、現代音楽と一つのジャンルにとどまることのない新しい音の世界追求するピュジュイラはここでも変幻自在の演奏を披露しています。
  録音 2018年2月13日 Dynamo de Banlieues Bleues a Pantin

LBM017
\3100→\1990
Poeme d'un jour ある一日の詩
ステファヌ・ドゥグー:リサイタル

 フォーレ(1845-1924):
  1.夜明け Op.39-1

 ある一日の詩 Op.21
  2.出会い
  3.永久に
  4.別れ

 5.秋 Op.18-3

 ブラームス(1833-1897):
  6.おお、涼しき森よ OP.72-3
  7.五月の夜 Op.43-2
  8.墓地にて Op.105-4
  9.野の寂しさ Op.86-2
  10.昔の恋 Op.72-1
  11.もうおまえのところには行かない Op.32-2
  12.僕に出て行ってほしいのかい? Op.71-4

 シューマン(1810-1856):12の詩 Op.35
  13.嵐の夜の楽しみ
  14.愛と喜びよ、消え去れ
  15.旅の歌
  16.新緑
  17.森へのあこがれ
  18.亡き友の杯に
  19.さすらい
  20.ひそやかな愛
  21.問い
  22.ひそやかな涙
  23.だれがお前をそんなに悩ますのだ
  24.古いリュート

 25.ブラームス:ひばりの歌 OP.70-2
ステファヌ・ドゥグー(バリトン)
サイモン・レッパー(ピアノ)

 リヨン国立音楽院を卒業し、リヨン国立歌劇場のメンバーとして活躍するベテラン歌手ステファヌ・ドゥグーのリサイタル・アルバム。
 ロマン派を代表する3人の作曲家、フォーレ、ブラームス、シューマンの歌曲を並べ、人生の機微を彩り豊かに聴かせます。
 タイトルの「Poeme d'un jour」はフォーレの3曲からなる歌曲集で、束の間の出会いと愛、別れの瞬間を切り取った印象的な曲。中期の作品でありながら、晩年のフォーレに通じる和声感を持つことで知られています。
 どちらかというと厭世的な作品が選ばれたブラームス、素朴な味わいを持つケルナーの詩を生かしたシューマンと、どの曲からも深い陰影を引き出した美しい歌唱が聴きものです。
  録音 2017年12月18日 アテネ劇場 ライヴ
 
 


LBM018
\3100→\1990
メンバーは全て兄弟姉妹~ジラール弦楽四重奏団
サン=サーンス(1835-1921):室内楽作品集

 弦楽四重奏曲 第1番 ホ短調 Op.112
 ピアノ五重奏曲 イ短調 Op.14
ジラール弦楽四重奏団
【メンバー】
 ユーグ・ジラール(ヴァイオリン)/
 アガーテ・ジラール(ヴァイオリン)
 オドン・ジラール(ヴィオラ)/
  ルーシェ・ジラール(チェロ)

ギョーム・ベロン(ピアノ)…5-8

 サン=サーンスの長い作曲活動の中で、最初期の「ピアノ五重奏曲」と中期の「弦楽四重奏曲第1番」を組み合わせた1枚。
 どちらもブラームスを思わせる堅固な構成の中に、ふと見せる柔和な表情が魅力的な作品ですが、ピアノ五重奏曲のほとばしるような感情表現の発露に比べ、弦楽四重奏曲では控え目な旋律の選び方が特徴です。
 演奏しているジラール弦楽四重奏団はパリの高等音楽院でイザイ四重奏団に教えを受け、2011年のジュネーブ国際音楽コンクールで入賞するなど、数多くのコンクールで入賞、現在注目を浴びているアンサンブル。
 メンバーは、全て兄弟姉妹によって構成されており、幼い頃から育んできた家族の絆を意識させる親密なアンサンブルが聴きものです。
  録音 2018年3月22日 Fondation Singer-Polignac ライヴ
 

LBM019
\3100→\1990
シューベルト=エリントン
ノワールラック修道院のライヴ・コンサート

 1.シューベルト&D.エリントン、J.ティゾール:ます-
   キャラバン(G.デ・シャッシー編)
 2.回想 第1番-インプロヴィゼーション
 3.シューベルト:4つの即興曲 Op.90 D899-
  第2番:変ホ長調によるG.デ・シャッシーのインプロヴィゼーション
 4.糸をつむぐグレートヒェン Op.2 D118
 5.ショスタコーヴィチ:ブロークの詩による7つの歌 Op. 127 -
   第3曲 私たちは一緒だった
 6.デューク・エリントン/ビリー・ストレイホーン:A列車で行こう
 7.パスカル・デュサパン(1955-):カント
 8.回想 第2番-インプロヴィゼーション
 9.ティオムキン(1894-1979):Wild Is the Wind
 10.シューベルト:水の上で歌う Op.72 D774
 11.エリントン:スウィングしなけりゃ意味がない
 12.エリントン:ソリチュード
カレン・ヴルチ(ソプラノ)
トーマス・サヴィ(クラリネット)
ルイ・ロッド(チェロ)
ギヨーム・デ・シャッシー(ピアノ)

 フランス北部、ブリュイエールにあるノワールラック修道院で行われたギヨーム・デ・シャッシーのライヴを収録した注目アルバム。
 フランスの名ジャズ・ピアニスト、ギヨーム・デ・シャッシーと彼を取り巻くアーティストたちの演奏は、冒頭の「ます」と「キャラバン」の融合から何とも独創的。カレン・ヴルチの清楚な歌声が2つの曲を自在に繋ぎ合わせ、チェロ、クラリネット、ピアノがここに絡むというユニークなアレンジです。
 他の曲もシューベルトとデューク・エリントン作品を中核にしながら、ジャズや現代音楽、インプロヴィゼーションを織り交ぜ、魅力的な世界を見せてくれます。石造りの修道院の豊かな残響も聴きどころです。
  録音 2018年11月30日 ライヴ収録、ノワールラック修道院、フランス
  

LBM021
\3100→\1990
Le promenoir des amants 恋人たちの散歩道
 1.レーヴェ(1796-1869):3つのバラード Op.129-2 水の精
 2-6.ラヴェル(1875-1937):博物誌(1907)
  くじゃく/こおろぎ/白鳥/かわせみ/ほろほろ鳥
 7.シューベルト(1797-1828):魔王 D328
 8.シューマン(1810-1856):12の詩 Op.35-第2番:
  愛も喜びも、亡びるがいい!
 9.シューマン:12の詩 Op.35-第5番:森への憧れ
 10.シューマン:リーダークライス Op.39-月の夜

 ドビュッシー(186-1918):恋人たちの散歩道
  11.第1番:暗い洞窟のほとり
  12.第2番:私の忠告を聞いておくれ、愛しのクリメーヌよ
  13.第3番:あなたの顔を見て私はおののく

 14.ツェムリンスキー(1871-1942):12の歌 Op.27-Elend
 15.ツェムリンスキー:12の歌 Op.27-アフリカの踊り
 16-18.カプレ(1878-1925):
  ジャン・ド・ラ・フォンテーヌの3つの寓話より
   カラスときつね/せみとあり/おおかみと子羊
 19.シューベルト:ロザムンデのロマンス
マリー=ロール・ガルニエ(ソプラノ)…14.15.16-18.19
セリア・オネト=ベンサイド(ピアノ)…14.15.16-18.19
マリルー・ジャカール(メゾ・ソプラノ)…2-6
クーナル・ライリー(ピアノ)…2-6
ジャン=クリストフ・ラニエス(バリトン)…8.9.10.11-13
ロマン・ルーヴォー(ピアノ)…8.9.10.11-13
アレックス・ローゼン(バス)…1.7
ミハウ・ビエル(ピアノ)…1.7

 パリ近郊の静かな場所にあるロワイヨーモン修道院は、年間を通じて若い歌手たちの活動を支援し、コンサート会場と演奏機会を提供しています。
 とりわけ、オルセー美術館の協力のもと、ビジュアルアートと音楽を結び付ける試みには積極的に取り組んでいます。
 B Recordsではこのロワイヨーモン修道院の活動に賛同し、開催されたコンサートの録音を行い、素晴らしい活動の普及に努めています。
 このアルバムには、ドイツ古典派のバラードからドビュッシー、ラヴェルなど印象派の歌曲、後期ロマン派のツェムリンスキーの作品まで、幅広い時代の歌曲が収録されています。
 ガルニエのしっとりとした歌声、ジャカールのユーモラスな「博物誌」、切ない恋心溢れるラニエスの甘い声、迫力たっぷりのローゼン。各々の歌手たちの表現力豊かな歌唱をお楽しみください。
 録音 2019年6月1,2日、ロワイヨーモン修道院
  


 LBM022
\3100→\1990

INVOCATIONS 祈り マルシア・ジャンテ:ピアノリサイタル マルシア・ジャンテ(ピアノ)
 1.マルコ・ストロッパ(1959-):TANGATA MANU 鳥人(小品集「東方のばら」より)
 ラヴェル(1875-1937):鏡
  2.蛾/3.悲しい鳥たち/4.海原の小舟/5.道化師の朝の歌/6.鐘の谷
 7.アレックス・ナンテ(1992-):Invocations 祈り
 ジョリヴェ(1905-1974):マナー
  8.トーテム・ポール/9.鳥/10.バリ島の女王/11.牡山羊/12.牡牛/13.ペガサス
 フィリップ・シェーラー(1957-):3つの前奏曲
  14.Omaggio Cy Twombly サイ・トゥオンブリに捧ぐ
  15.In memoriam Jackson Pollock ジャクソン・ポロック追憶
  16.Ritualis Vincent Van Gogh ヴィンセント・ヴァン・ゴッホへの儀式

 録音 2019年7月10日 スタジオ・ステファン・ポレロ、ヴィルティエリ、フランス

 1994年から開催されている「オルレアン国際ピアノ・コンクール」。2年ごとに開催され、近現代の作品のみで競うユニークなコンクールです。
 以前は年齢制限も42歳と高く設定され(2020年度のコンクールは36歳に下げられている)、既にキャリアを積んだピアニストが再挑戦できることでも知られています。
 2018年の第13回コンクールで優勝したのが、1992年生まれの若きピアニスト、マルシア・ジャンテ。彼女は20世紀作品に格別な思い入れがあり、得意とするのはアンリ・デュティユーとカロル・シマノフスキの作品。
 他の現代作品の紹介にも積極的に取り組んでいます。このファースト・アルバムでもラヴェル以降の作品が選ばれており、彼女の個性豊かな演奏を聴くことができます。
 

 

LBM020
\2,800→\1990
ブラームス(1833-1897):室内楽作品全集 第4集
 ヴァイオリン・ソナタ集
  ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調「雨の歌」Op.78
  ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.100
  ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 Op.108
  ヴァイオリン・ソナタ イ短調「F.A.E.ソナタ」-
    第3楽章 スケルツォ ハ短調 WoO2
ピエール・フシュヌレ(ヴァイオリン)/
エリック・ル・サージュ(ピアノ)

 エリック・ル・サージュの呼びかけで、フランスの若手奏者が集結し、ブラームスの全室内楽作品を演奏するというプロジェクトの第4集。
 これまでは三重奏曲や四重奏曲など、比較的編成の大きな作品でしたが、今作は3曲のヴァイオリン・ソナタ集と、ブラームスの友人たちとの合作「F.A.E.ソナタ」のスケルツォを収録。
 ヴァイオリンを演奏するのはフランスで絶大な人気を誇る若手奏者、ピエール・フシュヌレ。ル・サージュがピアノ伴奏を受け持つという注目の組み合わせからは、緊張感溢れる密度の濃いアンサンブルが生まれます。
 しっとりとした第1番、牧歌的な第2番での表現力の豊かさはもちろん、第3番の激しい表現が印象的です。
 
 


LBM024
\3100→\1990
LES CHANTS DE L'AME 魂の歌
 オリヴィエ・グレフ(1950-2000):LES CHANTS DE L'AME 魂の歌(1979-1995)
  1.The Tyger-詩:ウィリアム・ブレイク
  2.Deniall-詩:ジョージ・ハーバート
  3.Death, be not proud-詩:ジョン・ダン
  4.Sic Vita-詩:ヘンリー・キング
  5.Holy Sonnet:Batter my hear-詩:ジョン・ダン
  6.Vertue-詩:ジョージ・ハーバート
  7.Song-詩:トーマス・カルー
  8.Mortification-詩:ジョージ・ハーバート
  9.Peace-詩:ヘンリー・ヴォーン

 10.オリヴィエ・グレフ:LES TROTTOIRS DE PARIS パリの遊歩道(1996)
   -2人の歌手とピアノのための
 11.ティエリー・エスケシュ(1965-):D'UNE DOULEUR MUETTE(2001)
   -歌、チェロとピアノのための
マリー=ロール・ガルニエ(ソプラノ)
クレマンティーヌ・デクチュール (ソプラノ)
パコ・ガルシア(テノール)
ヤン・ルヴィオノワ(チェロ)
フィリップ・アタ(ピアノ)

 2020年は、フランスの近代作曲家オリヴィエ・グレフの没後20周年。ルチアーノ・ベリオに師事しながらも決して前衛的な作風を採用することはなく、詩的な作品を350作以上も書き続けたグレフ。
 活動初期には認められなかった彼の作品が評価され始めたのは、1990年以降のことであり、中でも1992年に作曲されたチェロとピアノのための「ソナタ・ド・レクイエム」はいくつかの録音により広く親しまれています。
 このアルバムには、1979年から1995年に渡って構想された歌曲集「魂の歌」を中心に、同じくグレフの「パリの遊歩道」と、1965年生まれのエスケシュの作品を収録。抒情的で豊かなハーモニーを持つこれらの曲を、名手アタの伴奏のもと若く優れた歌手たちが歌います。
 録音 2019年7月31日,8月7,9日、festival de Deauville
 



 LBM026
(2CD)
\4400→\2990
フシュヌレ、ネムタヌ、ベルトー、サルク、そしてル・サージュ
 ブラームス(1835-1897):室内楽作品全集 第6集
  弦楽四重奏曲・ピアノ五重奏曲
  【CD1】
   弦楽四重奏曲 第1番 ハ短調 Op.5
    1-11.第1楽章:Allegro/2.第2楽章:Romanze,Poco Adagio/
    3.第3楽章:Allegretto molto moderato e comodo/4.第4楽章:Allegro
   弦楽四重奏曲 第2番 イ短調 Op.5
    1-15.第1楽章:Allegro non troppo/6.第2楽章:Andante moderato/
    7.第3楽章:Quasi Menuetto, moderato/8.第4楽章:Allegro non assai
  【CD2】
   弦楽四重奏曲 第3番 変ロ長調 Op.67
    1.第1楽章:Vivace/2.第2楽章:Andante/3.第3楽章:Agitato/
    4.第4楽章:Poco Allegretto con Variazion
   ピアノ五重奏曲 ヘ短調 op.34
    5.第1楽章:Allegro non troppo/6.第2楽章:Andante,un poco adagio/
    7.第3楽章:Scherzo,Allegro/8.第4楽章:Finale,Poco sostenuto.Allegronon troppo
ストラーダ四重奏団
【メンバー】
 ピエール・フシュヌレ(ヴァイオリン)、
 サラ・ネムタヌ(ヴァイオリン)、
 リーズ・ベルトー(ヴィオラ)、
 フランソワ・サルク(チェロ)

エリック・ル・サージュ(ピアノ)-CD2:5-8 

 録音 2019年2月15日 ライヴ La Belle Saison au Mejan

 エリック・ル・サージュの主導で始まった「ブラームス室内楽作品全集」の第6集は3曲の弦楽四重奏曲とピアノ五重奏曲の組み合わせ。
 ブラームスにとって「弦楽四重奏曲」というジャンルは室内楽の中でも最も厳格なものであり、偉大なる先人ベートーヴェンを意識したためか、最初の作品が生まれるまでに20曲以上の習作を書きながらも、全て破棄してしまうという慎重さを見せています。
 そのせいか、ようやく1873年に発表された第1番と第2番のあとは、1875年に第3番を作曲したのみで、以降ブラームスは弦楽四重奏曲を書くことはありませんでした。
 フシュヌレ、ネムタヌ、ベルトー、サルクをメンバーとするストラーダ四重奏団は、3つの作品が持つ性格-劇的な第1番、柔和な第2番、明るく軽快な第3番-をくっきり描き分け、若々しい表情を加えることで新鮮な演奏を聴かせます。
 ル・サージュが加わったピアノ五重奏曲の流麗な演奏も見事です。
 
 


 LBM025
\3100→\1990
シューベルト:歌曲集「美しき水車小屋の娘」 トーマス・オリーマンス(バリトン)
マルコム・マルティノー(ピアノ)
 1.第1曲 さすらい Das Wandern/2.第2曲 どこへ? Wohin?/3.第3曲 止まれ! Halt!/
 4.第4曲 小川への言葉 Danksagung an den Bach/5.第5曲 仕事を終えた宵の集いで Am Feierabend/
 6.第6曲 知りたがる男 Der Neugierige/7.第7曲 苛立ち Ungeduld/8.第8曲 朝の挨拶 MorgengruB/
 9.第9曲 水車職人の花 Des Mullers Blumen/10.第10曲 涙の雨 Tranenregen/11.第11曲 僕のもの Mein!/
 12.第12曲 休み Pause/13.第13曲 緑色のリュートのリボンを手に Mit dem grunen Lautenbande/
 14.第14曲 狩人 Der Jager/15.第15曲 嫉妬と誇り Eifersucht und Stolz/
 16.第16曲 好きな色 Die liebe Farbe/17.第17曲 邪悪な色 Die bose Farbe/
 18.第18曲 しぼんだ花 Trockne Blumen/19.第19曲 水車職人と小川 Der Muller und der Bach/
 20.第20曲 小川の子守歌 Des Baches Wiegenlied

 録音 2019年6月3日 ライヴ Theatre de l'Athenee dans le cadre des Lundis musicaux

 パリのテアトル・ド・ラテニーでライヴ録音された「美しき水車小屋の娘」。歌っているのはオランダ出身のバリトン歌手トーマス・オリーマンス。彼はアムステルダム高等音楽院でマルグリート・ホーニックに歌唱を学び、フィッシャー=ディースカウを始めとした大歌手の薫陶を受け、オランダ国立歌劇場でパパゲーノとしてデビュー。
 以降、この歌劇場に定期的に出演するほか、ヨーロッパを中心にリタイタルを行っており、また2011年には来日、武蔵野市民文化会館で「冬の旅」を歌い好評を博しました。
 この2019年のライヴは、彼の「今」を聴くための絶好の1枚。若々しいだけではなく、熟成が感じられる演奏です。
  





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