97423
(26CD)
\10000
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フィオレンティーノ・ザ・レガシー
Piano Classicsから発売されていた音源 |
セルジオ・フィオレンティーノ(ピアノ) |
ベルリン録音集10CD
CD1 ベルリン録音-1
73'15
ロベルト・シューマン
(1810-1856)
幻想曲 ハ長調 Op.17
1. 第1楽章 13'51/2.
第2楽章 7'34/3.
第3楽章 13'46
録音:1996年10月19日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
アラベスク ハ長調
Op.18
4. 軽快に、そしてやわらかく
7'02
録音:1997年10月18日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
8つのノヴェレッテン
Op.21 より
5. 第1番 ヘ長調
5'51
録音:1997年10月18日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
ピアノ・ソナタ第2番ト短調
Op.22
6. 第1楽章 4'50/7.
第2楽章 4'47/8.
第3楽章 1'23/9. 第4楽章
5'09
録音:1995年10月14日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
3つのロマンス 嬰ヘ長調
Op.28 より
10. 第2番 3'50
録音:1997年10月18日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
ミルテの花 Op.25
より
11. 睡蓮の花 2'03/12.
献呈 3'02
録音:1995年10月15日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
CD2 ベルリン録音-2 67'29
シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番 イ長調
D.664
1. 第1楽章 7'55/2. 第2楽章 5'19/3.
第3楽章 7'51
録音:1996年10月20日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
シューベルト:4つの即興曲 D.899
4. 第1番 9'28/5. 第2番 5'05/6. 第3番
5'11/7. 第4番 6'56
録音:1997年10月18日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
シューベルト:ピアノ・ソナタ第4番イ短調
D.537
8. 第1楽章 7'20/9. 第2楽章 7'10/10.
第3楽章 5'08
録音:1996年10月20日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
CD3 ベルリン録音-3 68'20
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調
Op.58
1. 第1楽章 9'32/2. 第2楽章 2'30/3.
第3楽章 10'27/4. 第4楽章 5'17
録音:1994年10月8、9日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調
D.960
5. 第1楽章 16'06/6. 第2楽章 10'33/7.
第3楽章 4'33/8. 第4楽章 9'16
録音:1994年10月8、9日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
CD4 ベルリン録音-4 76'42
フランツ・ (1811-1886)
リスト:バラード第1番 変ニ長調 S.170
1. プレルーディオ 7'27
録音:1997年10月18、19日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
リスト:バラード第2番 ロ短調 S.171
2. アレグレット・モデラート 16'11
録音:1997年10月18、19日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
リスト:詩的で宗教的な調べ S.173 より
3. 第7曲 葬送 12'55
録音:1997年10月18、19日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
リスト:3つの演奏会用練習曲 S.144 より
4. 第2番 軽やかさ 5'12
録音:1997年10月18、19日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
リスト:2つの演奏会用練習曲 S.145 より
5. 第1番 森のざわめき 4'19
録音:1997年10月18、19日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
6. レント・アッサイ - アレグロ・エネルジコ
3'18/7. グランディオーゾ 9'03/
8. アンダンテ・ソステヌート 7'34/9.
アレグロ エネルジコ 3'26/
10. ソステヌート 3'55/11. アンダンテ・ソステヌート
3'15
録音:1997年10月18、19日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
CD5 ベルリン録音-5 67'12
フランク:前奏曲、フーガと変奏曲 ロ短調
FWV30
1. 前奏曲 4'25/2. フーガと変奏曲
9'24
録音:1995年10月14日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
フランク:前奏曲、コラールとフーガ FWV21
3. 前奏曲 5'29/4. コラール 7'00/5.
フーガ 7'46
録音:1995年10月8日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
フランク:ゆるやかな舞曲 FWV22
6. クアジ・レント 3'46
録音:1995年10月14日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
フランク:前奏曲、アリアとフィナーレ
FWV23
7. 前奏曲 11'56/8. アリア 8'48/9.
フィナーレ 8'32
録音:1995年10月14日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
CD6 ベルリン録音-6 63'25
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調
Op.19
1. 第1楽章 8'12/2. 第2楽章 3'35
録音:1994年10月8日、ドイツ連邦共和国、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ長調
Op.36
3. 第1楽章 7'58/4. 第2楽章 6'51/5.
第3楽章 4'58
録音:1994年10月8日、ドイツ連邦共和国、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調
Op.84
6. 第1楽章 15'36/7. 第2楽章 5'48/8.
第3楽章 10'21
録音:1994年10月8日、ドイツ連邦共和国、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
CD7 ベルリン録音-7 72'26
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第1番ヘ長調
Op.6
1. 第1楽章 9'39/2. 第2楽章 6'27/3.
第3楽章 3'27/4. 第4楽章 6'22
録音:1995年10月14、15日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調
Op.30
5. アンダンテ - プレスティッシモ・ヴォランド
8'18
録音:1995年10月14、15日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第1番ニ短調
Op.28
6. 第1楽章 14'18/7. 第2楽章 9'17/8.
第3楽章 14'32
録音:1995年10月14、15日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
CD8 ベルリン録音-8 65'39
バッハ:前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532
(ブゾーニ、フィオレンティーノ編曲)
1. 前奏曲 6'37/2. フーガ 7'34
録音:1996年10月、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
バッハ:フランス組曲第5番ト長調 BWV816
3. アルマンド 3'25/4. クーラント
1'39/5. サラバンド 5'52/
6. ガヴォット 1'12/7. ブーレ 1'26/8.
ルール 3'57/9. ジーグ 3'29
録音:1996年10月、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
バッハ:パルティータ第3番ホ長調 BWV1006
より (ラフマニノフ編曲)
10. 前奏曲 3'20/11. ガヴォット
2'42/12. ジーグ 1'34
録音:1996年10月、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
バッハ:カンタータ第147番 より (フィオレンティーノ編曲)
13. 主よ、人の望みの喜びよ 4'02
録音:1996年10月、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
バッハ:前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552
(ブゾーニ、フィオレンティーノ編曲)
14. 前奏曲 11'48/15. フーガ 6'53
録音:1996年10月、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
CD9 ベルリン録音-9 75'43
バッハ:パルティータ第1番変ロ長調 BWV825
1. プレールディウム 2'10/2. アルマンド
3'21/3. コレンテ 2'43/
4. サラバンド 6'54/5. メヌエット
2'27/6. ジーガ 2'21
録音:1996年10月19日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調
BWV1001 (フィオレンティーノ編曲)
7. アダージョ 3'49/8. フーガ 4'06/
9. シチリアーナ 2'41/10. プレスト
3'24
録音:1996年10月19日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
バッハ:パルティータ第4番ニ長調 BWV828
11. 序曲 6'54/12. アルマンド 15'15/13.
クーラント 3'48/
14. アリア 2'07/15. サラバンド
8'02/16. メヌエット 1'23/17. ジーグ
4'08
録音:1996年10月19日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
CD10 ベルリン録音-10 76'15
ドビュッシー:ベルガマスク組曲 L.75
1. プレリュード 4'27/2. メヌエット
4'05/
3. 月の光 5'14/4. パスピエ 3'02
録音:1996年10月18日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
ドビュッシー:2つのアラベスク L.66
5. 第1番 4'20/6. 第2番 3'31
録音:1996年10月18日、
ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザールスカルラッティ:ソナタ
イ短調 Kk.380
7. 4'29
録音:1995年10月15日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 Kk.141
8. 3'15
録音:1995年10月15日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
モシュコフスキ:15の練習曲 Op.72 より
9. 第6番 1'59
録音:1995年10月15日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
フォーレ:3つの歌 Op.7 より (フィオレンティーノ編曲)
10. 第1曲 夢のあとで 2'46
録音:1996年10月20日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
シューマン:謝肉祭 Op.9
11. 第1曲 前口上 - 第2曲 ピエロ - 第3曲
アルルカン - 第4曲 高貴なワルツ -
第5曲 オイゼビウス - 第6曲 フロレスタン
- 第7曲 コケット - 第8曲 応答 - スフィンクス
-
第9曲 蝶々 - 第10曲 躍る文字 - 第11曲
キアリーナ - 第12曲 ショパン -
第13曲 エストレラ - 第14曲 再会 -
第15曲 パンタロンとコロンビーヌ -
第16曲 ドイツ風ワルツ - 間奏曲(パガニーニ)
- 第17曲 告白 - 第18曲 プロムナード -
第19曲 休息 - 第20曲 フィリシテ人と闘う「ダヴィッド同盟」の行進
27'36
録音:1996年10月19日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
リスト:即興ワルツ S.213
12. 5'49
録音:1996年10月18日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
リスト:2つの演奏会用練習曲 S.145 より
13. 第2番 小人の踊り 2'56
録音:1996年10月18日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
リスト:4つの忘れられたワルツ S.215 より
14. 第1番 2'35
録音:1996年10月18日、ベルリン、ジーメンスヴィラ、コンツェルトザール
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リスト録音集 5CD
CD11 リスト録音集-1
71'36
巡礼の年 第1年「スイス」
1. ウィリアム・テルの礼拝堂
7'53/2.
ヴァーレンシュタット湖畔で
2'50/
3. パストラール
1'38/4. 泉のほとりで
3'53/5. 夕立 4'34/
6. オーベルマンの谷
16'24/7. 牧歌
2'48/8. 郷愁 6'35/9.
ジュネーヴの鐘
7'10
録音:1963年7月29日、ロンドン、グレニッチ・ボロー・ホール
巡礼の年 第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」
10. ゴンドラの漕ぎ手
6'00/11. カンツォーネ
3'15/12. タランテラ
7'29
録音:1962年9月16日、パリ、サル・ワグラム
CD12 リスト録音集-2
72'18
パガニーニによる大練習曲
S.141
1. 第2番「オクターヴ」
録音:1966年2月16日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
2つの演奏会用練習曲
S.145 より
2. 第2番 小人の踊り
2'52
録音:1965年8月9日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
ハンガリー狂詩曲集
S.244 より
3. 第2番 嬰ハ短調
9'54/4. 第6番
変ニ長調 7'09/5. 第7番
ニ短調 6'08/
6. 第10番 ホ長調
6'23/7. 第11番
イ短調 5'44/8. 第13番
イ短調 9'35
録音:1963年8月5日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
半音階的大ギャロップ
変ホ長調 S.219
9. プレスト 3'33
録音:1962年9月15~18日、パリ、サル・ワグラム
仕上げの練習曲 S.143
10. 怒りをこめて
2'14
録音:1962年9月15~18日、パリ、サル・ワグラム
パガニーニの鐘による華麗な大幻想曲
S.420
11. 13'44
録音:1962年9月15~18日、パリ、サル・ワグラム
CD13 リスト録音集-3
79'19
前奏曲「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」
S.179(バッハのカンタータ
BWV12の主題に基づく)
1. レント 6'48
録音:1966年2月15日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
6つのコンソレーション
S.172
2. 第1番 ホ長調
1'41/3. 第2番 ホ長調
4'24/4. 第3番 変ニ長調
4'40/
5. 第4番 変ニ長調
3'34/6. 第5番
ホ長調 42'56/7. 第6番
ホ長調 43'13
録音:1966年2月15日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
灰色の雲 S.199
8. アンダンテ 3'45
録音:1963年7月31日、ロンドン、グレニッチ・ボロー・ホール
悲しみのゴンドラ
9. 第1稿 S.199
4'55/10. 第2稿 S.200
9'20
録音:1963年7月31日、ロンドン、グレニッチ・ボロー・ホール
リヒャルト・ワーグナー-ヴェネツィア
S.201
11. レント・アッサイ
3'40
録音:1963年7月31日、ロンドン、グレニッチ・ボロー・ホール
4つの小品 S.192
12. 第1番 ホ長調
2'19/13. 第2番
変イ長調 2'27/
14. 第3番 ヘ長調
1'41/15. 第4番
ヘ長調 1'01
録音:1963年7月31日、ロンドン、グレニッチ・ボロー・ホール
エレジー第2番 S.197
16. クアジ・アンダンテ
4'21
録音:1963年7月31日、ロンドン、グレニッチ・ボロー・ホール
ペトゥーフィの追悼に
S.195
17. レント・コン・グランデッツァ
6'04
録音:1963年7月31日、ロンドン、グレニッチ・ボロー・ホール
眠られぬ夜、問いと答え
S.203
18. 3'14
録音:1963年7月31日、ロンドン、グレニッチ・ボロー・ホール
凶星!(不運) S.208
19. レント 8'57
録音:1963年7月31日、ロンドン、グレニッチ・ボロー・ホール
CD14 リスト録音集-4
78'48
メフィスト・ワルツ第1番
S.514
1. アレグロ・ヴィヴァーチェ
9'46
録音:1962年9月15~16日、パリ、サル・ワグラム
5つのハンガリー民謡
S.245
2. ラッサン(レント)
1'38/3. アレグレット
1'15/4. ラッサン(アンダンテ)
1'05/
5. 生き生きと、ユーモラスに
1'29/6.
レント 2'59
録音:1966年2月14、15日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
巡礼の年 第2年「イタリア」より
7. 婚礼 9'36
録音:1962年9月15~16日、パリ、サル・ワグラム
ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調
S.124
8. アレグロ マエストーゾ
5'15
9. クアジ・アダージョ
- アレグレット・ヴィヴァーチェ
8'43
10. アレグロ・マルツィアーレ・アニマート
3'48
エーリヒ・リーデ指揮、ハンブルク・プロ・ムジカ
録音:1958年7月10日、ハンブルク、ムジークハレ
ピアノ協奏曲第2番 イ長調
S.125
11. アダージョ・ソステヌート・アッサイ
- アレグロ・アジタート・アッサイ
7'01
12. アレグロ・モデラート・アレグロ・デチーゾ
6'00
13. マルツィアーレ・ウン・ポコ・メノ・アレグロ
4'00
14. アレグロ・アニマート
5'23
ヴァーノン・ハンドリー指揮、ギルフォード・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1966年2月14、15日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
ウェーバー:華麗なるポロネーズ
Op.72(リストによるピアノとオーケストラ用編曲)
15. アレグロ・ヴィヴァーチェ 10'38
ヴァーノン・ハンドリー指揮、ギルフォード・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1966年2月14、15日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
CD15 リスト録音集-5
80'11
愛の夢 S.541 より
1. 第3番変イ長調
4'56
録音:1958年7月8~10日、ハンブルク、ムジークハレ
パガニーニによる大練習曲
S.141 より
2. 第3番「ラ・カンパネッラ」
4'15
録音:1958年7月8~10日、ハンブルク、ムジークハレ
超絶技巧練習曲集 S.139
より
3. 第6番「幻影」
4'29
録音:1958年7月8~10日、ハンブルク、ムジークハレ
ハンガリー狂詩曲集
S.244 より
4. 第15番「ラーコーツィ行進曲」
4'54
録音:1958年7月8~10日、ハンブルク、ムジークハレ
ハンガリー狂詩曲集
S.244 より
5. 第8番 6'23/6.
第12番 10'07
録音:1960年1月26、27日、パリ、サル・アディヤール
バラード第1番 変ニ長調
S170
7. 7'09
録音:1960年1月26、27日、パリ、サル・アディヤール
バラード第2番 ロ短調
S.171
8. 15'36
録音:1960年1月26、27日、パリ、サル・アディヤール
「詩的で宗教的な調べ」S.173
より
9. 第7番「葬送」 12'43
録音:1960年1月26、27日、パリ、サル・アディヤール
メフィスト・ワルツ第1番
S.514
10. アレグロ・ヴィヴァーチェ
9'33
録音:1960年1月26、27日、パリ、サル・アディヤール
CD16 ラフマニノフ録音集 73'29
ラフマニノフ:幻想的小品集
Op.3 より
1. 第2曲 前奏曲嬰ハ短調「鐘」
4'36
録音:1963年9月22日、ロンドン、グレニッチ・タウン・ホール
ラフマニノフ:10の前奏曲
Op.23
2. 第1番 嬰ヘ短調
3'42/3. 第2番
変ロ長調 3'06/4. 第3番
ニ短調 3'02/
5. 第4番 ニ長調
4'42/6. 第5番 ト短調
3'35/7. 第6番 変ホ長調
2'43/
8. 第7番 ハ短調
2'13/9. 第8番 変イ長調
3'24/10. 第9番 変ホ短調
1'40/
11. 第10番 変ト長調
3'35
録音:1963年9月22日、ロンドン、グレニッチ・タウン・ホール
ラフマニノフ:13の前奏曲
Op.32
12. 第1番 ハ長調
1'10/13. 第2番
変ロ短調 2'49/14. 第3番
ホ長調 2'16/
15. 第4番 ホ短調
4'56/16. 第5番 ト長調
2'27/17. 第6番 ヘ短調
1'16/
18. 第7番 ヘ長調
2'13/19. 第8番 イ短調
1'31/20. 第9番 イ長調
2'20/
21. 第10番 ロ短調
6'12/22. 第11番
ロ長調 2'36/
23. 第12番 嬰ト短調
1'51/24. 第13番
変ニ長調 5'21
録音:1963年9月22日、ロンドン、グレニッチ・タウン・ホール
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初期録音集 10CD
CD17 初期録音-1 77'24
ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲
ハ短調 WoO80
1. アレグレット 9'53
録音:1953年10月22日、ロンドン、レヴィ・サウンド・ストゥディオス
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調
Op.35
2. 第1楽章 5'38/3. 第2楽章 6'55/4.
第3楽章 8'21/5. 第4楽章 1'25
録音:1953年10月22日、ロンドン、レヴィ・サウンド・ストゥディオス
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調
K.467
6. 第1楽章 12'47/7. 第2楽章 6'27/8.
第3楽章 6'19
マーヴィン・ヴィッカース指揮、ロンドン・モーツァルト・アンサンブル
録音:1954年10月8日、ロンドン、レヴィ・サウンド・ストゥディオス
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調
Op.57「熱情」
9. 第1楽章 8'46/10. 第2楽章 6'03/11.
第3楽章 4'43
録音:1955年2月15日、ロンドン、レッド・ライオン・スクエア、コンウェイ・ホール
CD18 初期録音-2 70'53
バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調
BWV903
1. 14'19
録音:1965年8月10日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
バッハ:イタリア協奏曲ヘ長調 BWV971
2. 第1楽章 3'28/3. 第2楽章 5'22/4.
第3楽章 3'13
録音:1965年8月10日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
バッハ:オルガン前奏曲とフーガ ニ短調
BWV532(ブゾーニ、フィオレンティーノ編曲)
5. モデラート 13'25
録音:1965年8月10日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番
BWV.1004 より(ブゾーニ、フィオレンティーノ編曲)
6. シャコンヌ 13'51
録音:1965年8月10日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調
Op.13「悲愴」
7. 第1楽章 7'14/8. 第2楽章 5'32/9.
第3楽章 4'23
録音:1965年8月10日、ロンドン、グレニッチ・ボロー・ホール
CD19 初期録音-3 76'09
ベートーヴェン:ソナタ第14番嬰ハ短調
Op.27-2「月光」
1. 第1楽章 7'29/2. 第2楽章 2'25/3.
第3楽章 5'37
録音:1965年7月30、31日、ロンドン、グレニッチ・ボロー・ホール
ベートーヴェン:ソナタ第21番 ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」
4. 第1楽章 9'11/5. 第2楽章 4'47/6.
第3楽章 10'54
録音:1965年7月30、31日、ロンドン、グレニッチ・ボロー・ホール
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
7. 第1曲 8'40/8. 第2曲 2'29/9.
第3曲 1'50/
10. 第4曲 2'14/11. 第5曲 3'58
録音:1965年8月11日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
シューマン:子供の情景 Op.15
12. 見知らぬ国 - 不思議なお話 - 鬼ごっこ
-
おねだり - 満足 - 重大な出来事 - トロイメライ
8'35
13. 炉端で - 木馬の騎士 - むきになって
- こわがらせ - 眠っている子供 - 詩人のお話
7'52
(tr.1-6) 録音:1965年8月11日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
CD20 初期録音-4 79'51
シューマン:謝肉祭 Op.9
1. 第1曲 前口上 - 第2曲 ピエロ - 第3曲
アルルカン - 第4曲 高貴なワルツ -
第5曲 オイゼビウス - 第6曲 フロレスタン
- 第7曲 コケット - 第8曲 応答 -
第9曲 蝶々 - 第10曲 躍る文字 - 第11曲
キアリーナ 13'24
2. 第12曲 ショパン - 第13曲 エストレラ
- 第14曲 再会 - 第15曲 パンタロンとコロンビーヌ
-
第16曲 ドイツ風ワルツ - 間奏曲(パガニーニ)
- 第17曲 告白 - 第18曲 プロムナード -
第19曲 休息 - 第20曲 フィリシテ人と闘う「ダヴィッド同盟」の行進
13'33
録音:1965年8月11日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
アラベスク ハ長調 Op.18
3. 6'50
録音:1965年8月11日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
シューマン:交響的練習曲 Op.13
4. 主題 - 練習曲(変奏) I - 同 II
- 同 III - 同 IV - 同 V - 同 VI - 同 VII
11'50
5. 練習曲(変奏) VIII - 同 IX - 同
X - 同 XI - 同 XII (フィナーレ) 13'02
録音:1965年8月11日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲
Op.35
6. 第1部 主題、第1変奏~第14変奏
12'08
7. 第2部 第1変奏~第14変奏 8'59
録音:1965年8月9日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
CD21 初期録音-5 69'54
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ
Op.24
1. 主題、第1変奏~第9変奏 8'53/2.
第10変奏~第18変奏 7'40/
3. 第19変奏~第25変奏 - フーガ 10'37
録音:1965年8月9日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
メンデルスゾーン:3つの練習曲 Op.104
より
4. 第1番 変ロ長調 2'28
録音:1966年2月15日、16日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
メンデルスゾーン:無言歌集 Op.67 より
5. 第4番「紡ぎ歌」 1'38
録音:1966年2月15日、16日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
ボロディン:スケルツォ 変イ長調
6. アレグロ・ヴィヴァーチェ 2'49
録音:1966年2月15日、16日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
ラフマニノフ:絵画的練習曲「音の絵」Op.33
7. 第1番 ヘ短調 2'33/8. 第2番 ハ長調
2'03/9. 第3番 ハ短調 5'10/
10. 第4番 ニ短調 3'04/11. 第5番
変ホ短調 1'36/12. 第6曲 変ホ長調 1'54/
13. 第7番 ト短調 3'10/14. 第8番
嬰ハ短調 2'59
録音:1962年5月30日、31日、6月1日、9月17日、パリ、サル・ワグラム
ラフマニノフ:W.R.のポルカ 変イ長調
15. アレグレット 3'39
録音:1962年5月30日、31日、6月1日、9月17日、パリ、サル・ワグラム
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番
BWV1006 より(ラフマニノフ編曲)
16. 前奏曲 3'04
録音:1962年5月30日、31日、6月1日、9月17日、
パリ、サル・ワグラム クライスラー:愛の喜び(ラフマニノフ編曲)
17. アレグロ 6'27
録音:1966年2月15日、16日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール
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CD22 初期録音-6 74'01
ショパン:4つのバラード
1. 第1番 ト短調 Op.23 9'12/2. 第2番
ヘ長調 Op.38 7'53/
3. 第3番 変イ長調 Op.47 7'30/4.
第4番 ヘ短調 Op.52 10'59
録音:1962年5月30日、6月1日、パリ、サル・ワグラム
ショパン:4つのスケルツォ
5. 第1番 ロ短調 Op.20 10'38/6. 第2番
変ロ短調 Op.31 10'29/
7. 第3番 嬰ハ短調 Op.39 7'08/8.
第4番 ホ長調 Op.54 10'07
録音:1961年1月4日、ロンドン、ホーンジー・タウン・ホール
CD23 初期録音-7 62'27
ショパン:12の練習曲 Op.10
1. 第1番 ハ長調 1'52/2. 第2番 イ短調
1'27/3. 第3番 ホ長調 4'54/
4. 第4番 嬰ハ短調 1'54/5. 第5番
変ト長調 1'30/6. 第6番 変ホ短調 3'28/
7. 第7番 ハ長調 1'27/8. 第8番 ヘ長調
2'08/9. 第9番 ヘ短調 2'28/
10. 第10番 変イ長調 1'58/11. 第11番
変ホ長調 2'01/12. 第12番 ハ短調 2'32
録音:1962年1月8日、ロンドン、グレニッチ・ボロー・ホール
ショパン:12の練習曲 Op.25
13. 第1番 変イ長調 2'21/14. 第2番
ヘ短調 1'35/15. 第3番 ヘ長調 1'44/
16. 第4番 イ短調 1'38/17. 第5番
ホ短調 3'08/18. 第6番 嬰ト短調 1'56/
19. 第7番 嬰ハ短調 5'39/20. 第8番
変ニ長調 1'05/21. 第9番 ト長調 1'00/
22. 第10番 ロ短調 3'29/23. 第11番
イ短調 3'33/24. 第12番 ハ短調 2'29
録音:1959年3月4日、ロンドン、ホーンジー・タウン・ホール
ショパン:3つの新しい練習曲 B.130
25. 第1番 ヘ短調 1'50/26. 第2番
変ニ長調 1'26/27. 第3番 変イ長調 1'39
録音:1962年1月8日、ロンドン、グレニッチ・ボロー・ホール
CD24 初期録音-8 74'54
ショパン:19のワルツ
1. 第1番 変ホ長調 Op.18「華麗なる大円舞曲」
4'28/
2. 第2番 変イ長調 Op.34-1「華麗なる円舞曲」
4'39/3. 第3番 イ短調 6'11/
4. 第4番 ヘ長調 Op.34-3 2'25/5.
第5番 変イ長調 Op.42 3'46/
6. 第6番 ニ長調 Op.64-1「小犬のワルツ」
1'34/7. 第7番 嬰ハ短調 Op.64-2 3'05/
8. 第8番 変イ長調 Op.64-3 2'41/9.
第9番 変イ長調 Op.69-1「別れのワルツ」
4'03/
10. 第10番 ロ短調 Op.69-2 2'50/11.
第11番 変ト長調 Op.70-1 1'31/
12. 第12番 ヘ短調 Op.70-2 3'22/13.
第13番 変ニ長調 Op.70-3 2'49/
14. 第14番 ホ短調 BI 56 1'47/15.
(第15番) ホ長調 BI 44 2'33/
16. (第16番) 変イ長調 BI 21 1'35/17.
(第17番) 変ホ長調 BI 46 2'43/
18. (第19番) イ短調 BI 150 1'30/19.
(第18番) 変ホ長調 BI 133 1'28
録音:1962年5月30日、6月1日、パリ、サル・ワグラム
ショパン:4つの即興曲
20. 第1番 変イ長調 Op.29 4'06/21.
第2番 ヘ長調 Op.36 5'54/
22. 第3番 変ト長調 Op.51 5'13/23.
第4番 嬰ハ短調 Op.66「幻想即興曲」 4'28
録音:1962年5月30日、6月1日、パリ、サル・ワグラム
CD25 初期録音-9 69'36
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なグランド・ポロネーズ
変ホ長調 Op.22
1. アンダンテ・スピアナート 4'48/2.
グレート・ポリッシュ・ブリリアント 7'59
録音:1960年9月11~13日、ハンブルク、ムジークハレ
ショパン:ポロネーズ集
3. 第1番 嬰ハ短調 Op.26-1 7'23/4.
第2番 変ホ短調 Op.26-2 6'27/
5. 第3番 イ長調 Op.40-1「軍隊」 5'33/6.
第4番 ハ短調 Op.40-2 7'09/
7. 第5番 嬰ヘ短調 Op.44 10'12/8.
第6番 変イ長調 Op.53「英雄」 6'49/
9. 第7番 変イ長調 Op.61「幻想」 13'08
録音:1960年9月11~13日、ハンブルク、ムジークハレ
CD26 初期録音-10 61'34
ショパン:ポロネーズ集
1. 第8番 ニ短調 Op.71-1 4'29/2.
第9番 変ロ長調 Op.71-2 8'07/
3. 第10番 ヘ短調 Op.71-3 7'53/4.
第11番 ト短調 BI 1 2'46/
5. 第12番 変ロ長調 BI 3 2'56/6.
第13番 変イ長調 BI 5 3'18/
7. 第14番 ト短調 BI 6 5'21/8. 第15番
変ロ短調 BI 13「別れ」 4'09/
9. 第16番 変ト長調 BI 36 7'33
録音:1960年9月11~13日、ハンブルク、ムジークハレ
ショパン:ポーランド民謡による大幻想曲
イ長調 Op.13
10. ラルゴ・ノン・トロッポ 14'56
ヴァーノン・ハンドリー指揮、ギルフォード・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1966年2月14日、ギルフォード(ロンドン郊外)、シヴィック・ホール |
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プロやマニアが称える個性派巨匠フィオレンティーノの世界
若い頃にミケランジェリに称えられていたフィオレンティーノは、1954年に不幸な飛行機事故に見舞われ、キャリアが大幅に損なわれてしまいます。しかし、フィオレンティーノの演奏に惚れ込んだエルンスト・A・ルンペの努力により、過去の音源発掘だけでなく、演奏会まで実現できるようになり、晩年になってさらに凄みを増していたその至芸を良い音で収録できたのは朗報でした。このセットはPiano
Classicsから発売されていたCDを集めたもので、手軽にフィオレンティーノの演奏に接することが可能です。
ブックレット(英語・16ページ)には、エルンスト・A・ルンペと、指揮者で音楽学者のクリストフ・シュリューレン、ピアニストのオッターヴィア・マリア・マチェラティーニによる解説などが掲載。

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97625
(3CD)
\2500
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サン=サーンス:ソナタ全集
カミーユ・サン=サーンス (1835-1921)
CD1 64'29
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調 Op.75
24'17
1. 第1楽章 7'27/2. 第2楽章 6'42/3.
第3楽章 3'57/4. 第4楽章 6'11
子守唄 変ロ長調 Op.38
5. アレグレット 5'35
ヴァイオリン・ソナタ第2番変ホ長調 Op.102
21'14
6. 第1楽章 7'13/7. 第2楽章 3'48/8.
第3楽章 5'40/9. 第4楽章 4'33
トリプティーク(三幅画) Op.136 13'02
10. 第1曲 初穂 5'28/11. 第2曲
コンゴの光景 4'43/12. 第3曲 陽気さ 2'51
マウロ・トルトレッリ(ヴァイオリン)、アンジェラ・メルーゾ(ピアノ)
録音:2013年5月、イタリア共和国、ローマ、ストゥーディオ・イ・ムジカンティ
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CD2 55'21
チェロ・ソナタ第1番ハ短調 Op.32 20'58
1. 第1楽章 8'55/2. 第2楽章 5'49/3.
第3楽章 6'14
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.123 34'17
4. 第1楽章 9'26/5. 第2楽章 9'12/6.
第3楽章 8'57/7. 第4楽章 6'42
アンドレア・ファヴァレッサ(チェロ)、マリア・セメラーロ(ピアノ)
録音:2020年12月5~7日、イタリア共和国、ロンバルディア州、
ベルナレッジョ、バルトーク・ストゥーディオ
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CD3 66'54
ファゴット・ソナタ Op.168 12'38
1. 第1楽章 2'53/2. 第2楽章 3'46/3.
第3楽章 5'59
ホルンとピアノのためのロマンス Op.67
4. アダージョ 9'24
オーボエ・ソナタ Op.166 10'28
5. 第1楽章 3'14/6. 第2楽章 4'49/7.
第3楽章 2'25
フルートとピアノのためのロマンス Op.37
8. モデラート・アッサイ 6'35
クラリネット・ソナタ Op.167 16'25
9. 第1楽章 4'54/10. 第2楽章 1'57/11.
第3楽章 4'13/12. 第4楽章 5'21
デンマークとロシアの歌によるカプリース
Op.79(フルート、オーボエ、クラリネット、ピアノのための)
13. ポコ・アレグロ 10'57
蒔田朱音(ピアノ)
ローマ・アカデミア・ディ・サンタ・チェチーリア・ソロイスツ
アンドレア・オリーヴァ(フルート)
フランチェスコ・ボッソーネ(ファゴット)
ステファノ・ノヴェッリ(クラリネット)
フランチェスコ・ディ・ローザ(オーボエ)
アレッシオ・アレグリーニ(ホルン)
録音:2014年5月、イタリア共和国、ローマ、ストゥーディオ・イ・ムジカンティ
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186'44
ヴァイオリン・ソナタ、チェロ・ソナタ、管楽器ソナタほかを高度な演奏で
サン=サーンスの天才ぶりがよく示されているのが各楽器のために書かれたソナタ集です。サン=サーンスは86歳で亡くなるまで現役で作曲も演奏もおこなっており、このソナタ集に収録されているオーボエ・ソナタ、クラリネット・ソナタ、ファゴット・ソナタはどれも85歳のときの作品ですが、豊富な楽想と多様な形式のアイデアが変化に富む音楽を生み出し、現在でも管楽器界隈で人気があります。
2曲のヴァイオリン・ソナタ、2曲のチェロ・ソナタも多彩な要素を盛り込んで「ソナタ」という伝統的な形式に変化をもたらしています。
組み合わせの「ヴァイオリンとピアノのための子守唄」、「ヴァイオリンとピアノのためのトリプティーク(三幅画)」、「ホルンとピアノのためのロマンス」、「フルートとピアノのためのロマンス」、「フルート、オーボエ、クラリネット、ピアノのためのデンマークとロシアの歌によるカプリース」は、それぞれ工夫が凝らされた曲調で、サン=サーンスの発想の豊かさが証明されています。
こうしたサン=サーンスの魅力は、いわゆる「雰囲気系」のぼんやりした演奏や録音では伝わりにくいので、このセットのような、はっきりくっきり系の演奏&録音で聴くと面白さも増す印象です。
ブックレットには単売時の英文解説が掲載(12ページ)。ヴァイオリン・ソナタ集は、現在、大阪からDa
Vinci Classicsレーベルを運営する音楽学者のエドモンド・フィリッピーニ、チェロ・ソナタ集はピアノ演奏者のマリア・セメラーロ、管楽器ソナタ集はピアノ演奏者の蒔田朱音がそれぞれ執筆しています。

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96825
(3CD)
\2500
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ファゾーロ:ミサ曲と聖歌集
ジョヴァンニ・バッティスタ・ファゾーロ
(c.1598-c.1664)
CD1 64'09
日曜日のミサ曲 Op.8-20
1. キリエ 4'24
2. グロリア 6'40
3. 使徒書簡の後奏曲 1'18
4. オッフェルトリオのための厳粛な曲
2'16
5. サンクトゥス – ベネディクトゥス
&
エレヴァツィオ・シムル 4'13
6. アニュス・デイ – アニュス・デイの後奏曲
2'12
聖歌
7. テ・デウム 12'54
8. 光の創造主、素晴らしい 3'39
9. めでたし、海の星 4'31
10. めでたし、海の星(現代的簡易版)
4'42
11. キリストはすべての者の救い主
5'14
12. ヘロデは不信心な敵 3'06
13. 私は小羊の晩餐を用意した 4'34
14. 小羊の晩餐で、私は最も喜ばしい詩を用意した
3'51
CD2 65'13
二日間のミサ曲 Op.8-21
1. キリエ 4'42
2. グロリア 7'32
3. 使徒書簡の後奏曲(拡大分割版)
3'00
4. オッフェルトリオのための厳粛な曲(拡大3分割版)
3'04
5. サンクトゥス – エレヴァツィオ
3'13
6. アニュス・デイ – アニュス・デイの後奏曲
2'08
聖歌
7. イエスは私たちの救い主 4'11
8. 祝福された光よ、三位一体 2'30
9. 来たれ、創造主の魂よ 3'34
10. 来たれ、創造主の魂よ(明るい版)
4'23
11. 舌よ、ほめたたえよ 5'27
12. 舌よ、ほめたたえよ(現代的な版)
4'59
13. 彼らが解放されるために 3'59
14. 金色の光 3'34
15. 光よ喜べ 3'43
16. 光よ喜べ(明るい版)
4'32
CD3 58'48
聖母マリアのミサ曲 Op.8-22
1. キリエ 4'18
2. グロリア 6'55
3. 使徒書簡の後奏曲(2分割版)
2'27
4. オッフェルトリオのための厳粛な曲
2'27
5. サンクトゥス – ベネディクトゥス
& エレヴァツィオ 3'41
6. アニュス・デイ –
アニュス・デイに倣ったフランス風の後奏曲
4'08
聖歌
7. あなたの兵士たちの神 4'16
8. 聖徒たちの功績により 4'57
9. この告解者 5'38
10. 処女の冠、イエス 3'38
11. 男らしい胸を持ち、力強い 3'45
12. 天から子供が降りてきた 6'28
13. 道徳の美しさは若者の指針となる
5'38 |
フェデリコ・デル・ソルド(オルガン)
ノヴァ・スコラ・グレゴリアーナ・ヴェローナ
ジェンナーロ・ベッキマンツィ
(独唱)
アンドレス・モンティージャ・アクレロ
(独唱)
マヌエル・スカルマーティ
マリアノ・ザルペロン
アルベルト・トゥルコ(指揮) |
使用楽器:アンテニャーティ・フォルメンテッリ・オルガン
録音:2024年8月、イタリア共和国、ヴェネト州、ヴェローナ、ヴェローナ大聖堂/188'10
聖歌とオルガンのハイブリッドな美を優秀録音で堪能
親しみやすく美しい音楽により、宗教音楽好きには名を知られているバロック初期の作曲家ファゾーロの作品は、当時のカトリック教会で重視されていたオルガンの姿をわかりやすく伝えてくれるものです。
ここでは4人の歌手による柔らかくピュアな歌唱と、表情豊かなオルガンの組み合わせにより、教会暦の年間行事曲を心地良い雰囲気で描き出しています。
ブックレット(英語・12ページ)には、オルガンのフェデリコ・デル・ソルドによる解説などが掲載。
フェデリコ・デル・ソルド (オルガン/上段左)
1961年、ローマで誕生。ピアノ、オルガン、作曲、教会音楽、合唱指揮のディプロマを取得。オルガニスト、通奏低音奏者として演奏活動をおこなっており、イタリアの重要な団体での演奏経験は多数。また、チェコ、ドイツ、スペイン、フランス、スペイン、イギリス、スイス、デンマーク、ポーランド、アメリカ、ベルギー、ポルオガルなど海外でも演奏。
古楽のレパートリーに関する社会科学と言語学の研究により、多数の評論や学術論文も発表。教育者としては、サンタ・チェチーリア音楽院、ローマ・トレ大学、ラ・サピエンツァ大学、ローマ教皇庁宗教音楽研究所、トマス・ルイス・デ・ヴィクトリア校、チッタ・デッラ・ピエヴェの古代音楽解釈コースなどで教えたほか、メキシコのモレリア聖堂音楽院、セラヤ音楽院、スペインのラス・パルマス・デ・グラン・カナリア高等音楽院、ドイツのランゲナウ音楽院などでも活動。
CDは、Brilliant Classics、Pentaphon、Camerata、Fonit
Cetra、Melos antiqua。Fons Musicaeなどから発売。
アルベルト・トゥルコ (指揮/上段中央)
半世紀以上に渡ってヴェローナ大聖堂カペッラ・ムジカーレとヴェローナ教区宗教音楽研究所で指揮をとるほか、ヴェローナやミラノでグレゴリオ聖歌の古文書学やアンブロジオ聖歌の典礼音楽学なども教えてきました。編集者として、彼はグレゴリオ聖歌の古文書学と版を専門としており、l'Antiphonale
Missarum Simplex(2001年)、この学校のAntiphonale
Missarum(2005年)、およびラテン語の典礼用のより簡単なメロディーを収録したグレゴリオ聖歌のPsallite
Dominoの新版を出版しています。現在、グレゴリオ聖歌の旋律の分析とリズムの解釈が彼の学術活動の焦点となっている。今後のリリースには、より厳密なメロディーの修復を施した、ミサ曲の順序に従った『キリアレ・ロマヌム』全曲と『リーベル・グラドゥアリス』の録音が含まれます。
ノヴァ・スコラ・グレゴリアーナ・ヴェローナ (声楽アンサンブル)
ヴェローナを拠点とするグループ。グレゴリオ聖歌学の厳密な基準に従って活動しており、一連の権威ある国際的なイベントで注目を集めるなど、グレゴリオ聖歌とアンブロジオ聖歌の解釈に大きく貢献しています。
イタリア、スイス、フランス、ベルギー、ハンガリー、ギリシャのほか、日本、アメリカ合衆国、ブラジル、スペインにも何度もツアーをおこなっています。
独唱は、ジェンナーロ・ベッキマンツィ(上段右)と、アンドレス・モンティージャ・アクレロ(下段左)が担当。
CDは、Brilliant Classics、Tactus、Diem、Arion、Melos
Antiqua、Naxos、Dischi ECO、Ares、ACR、Gruppo
Cattolica、Arcadeなどから発売。

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97068
(3CD)
\2500
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ブクステフーデ:室内楽曲全集 |
アンサンブル・ファンタスティクス |
ディートリヒ・ブクステフーデ [1637-1707]
CD1 61'23
トリオ・ソナタ集 Op.1 [1694] (ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロのための)
01. 第1番 ヘ長調 BuxWV252 9'14/02.
第2番 ト長調 BuxWV253 7'57/
03. 第3番 イ短調 BuxWV254 9'53/04.
第4番 変ロ長調 BuxWV255 7'53/
05. 第5番 ハ長調 BuxWV256 9'59/06.
第6番 ニ短調 BuxWV257 8'43/
07. 第7番 ホ短調 BuxWV258 7'14
アンサンブル・ファンタスティクス
木村理恵(バロック・ヴァイオリン)
ロバート・スミス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ピーター=ヤン・ベルダー(チェンバロ)
フレッド・ヤコブス(リュート/トラック1、3、6)
録音:2023年3月、5月、オランダ王国、南ホラント州、マインスヘーレンラント、改革派教会
CD2 66'55
トリオ・ソナタ集 Op.2 1696] (ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロのための)
01. 第1番 変ロ長調 BuxWV259 7'55/02.
第2番 ト長調 BuxWV260 12'13/
03. 第3番 ニ短調 BuxWV261 11'25/04.
第4番 ハ短調 BuxWV262 7'09/
05. 第5番 イ長調 BuxWV263 10'07/06.
第6番 ホ長調 BuxWV264 8'58/
07. 第7番 ヘ長調 BuxWV265 8'40
アンサンブル・ファンタスティクス
木村理恵(バロック・ヴァイオリン)、ロバート・スミス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ピーター=ヤン・ベルダー(チェンバロ)、上田朝子(テオルボ/トラック1、2、7
録音:2023年3月、5月、オランダ王国、南ホラント州、マインスヘーレンラント、改革派教会
CD3 72'07
写本からのソナタ集
ディートリヒ・ブクステフーデ
01. 2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ
ヘ長調 BuxWV269 8'02
アントニオ・ベルタリ / ボックス・デ・ホウ(=ブクステフーデ)
/ J.M.ニコライ
02. 2つのヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ
ニ短調 3'29
ディートリヒ・ブクステフーデ
03. ヴィオラ・ダ・ガンバとヴィオローネのためのソナタ ニ長調
BuxWV267 8'00
ディートリヒ・ブクステフーデ
04. 2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ
ト長調 BuxWV271 9'09
ディートリヒ・ブクステフーデ
05. 「主に向って歓呼せよ」 BuxWV64よりソナタ
ニ長調 1'24
作者不詳
06. リューベック・ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ
ニ短調 7'16
ディートリヒ・ブクステフーデ
07. ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ
ニ長調 BuxWV268 4'59
ディートリヒ・ブクステフーデ
ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタと組曲
変ロ長調 BuxWV273
09. ソナタ 7'44/10. アルマンド
2'02/11. クーラント 1'15/
12. サラバンド 1'01/12. サラバンド
1'01/13. ジーグ 1'17
ディートリヒ・ブクステフーデ
14. 2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ
ハ長調 BuxWV266 8'14
アンサンブル・ファンタスティクス
木村理恵(バロック・ヴァイオリン/トラック1、2、4、7、9、10、11、12、13、14)
エリーセ・デュポン(バロック・ヴァイオリン/トラック1、4、14)
ロバート・スミス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ピーター=ヤン・ベルダー(チェンバロ)
ジュリオ・クイリチ(テオルボ/トラック1、3、4、5、6、8、14)
チュンイェン・ヤン(楊 竣元)(コントラバス/トラック1、3、4、8、14) |
録音:2023年3月、5月、オランダ王国、南ホラント州、マインスヘーレンラント、改革派教会
ブックレットには各曲ごとの解説も掲載
17枚組セットで発売されているものと同じ音源です。バッハやヘンデルに大きな影響を与えたブクステフーデはオルガン音楽で有名ですが、実際にはチェンバロも室内楽も声楽も得意で、それぞれの分野に優れた作品を遺しています。
長く教会音楽家として活動していたため、室内楽に本格的に取り組むのは晩年になってからですが、そのため、どの作品も充実しており、バッハのブランデンブルク協奏曲への影響を感じさせる部分があったりするのも楽しく、出版までおこなったのも納得の仕上がりです。
演奏はおなじみのチェンバロの巨人、ベルダーが結成した「アンサンブル・ファンタスティクス」によるもので、木村理恵(バロック・ヴァイオリン)、ロバート・スミス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、フレッド・ヤコブス(リュート)、上田朝子(テオルボ)、エリーセ・デュポン(バロック・ヴァイオリン)、ジュリオ・クイリチ(テオルボ)、チュンイェン・ヤン(楊
竣元)(コントラバス)が参加しています。
ブックレット(英語・26ページ)には、チェンバロ奏者で音楽学者のジョン・バクセンデールによる詳細な解説などが掲載。
ピーター=ヤン・ベルダー (チェンバロ)
1966年1月19日、オランダ西部のカペレ・アーン・デン・アイセルで誕生。チェンバロ、クラヴィコード、ヴァージナル、フォルテピアノ、オルガンなどの鍵盤楽器のほか、リコーダーも演奏し、指揮もする古楽音楽家。正確な技術と確かな様式感には定評があり、膨大な録音も高水準。アンサンブル活動にも熱心で、2010年にはアムステルダムで古楽器グループ「アンサンブル・ファンタスティクス」を結成しています。

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シャルル・ドゥ・マルス:クラヴサン曲集 |
シモーネ・ピエリーニ(チェンバロ) |
CD 70'13
シャルル・ド・マルス (1702-1774)
第1組曲
1. プレリュード 1'29/2. アルマンド
5'10/
3. クーラント 2'36/4. ロンドー
4'44/5. ヴィヴマン 2'54
第2組曲
6. プレリュード.レジェレマン 1'19/7.
アルマンド 4'32/
8. クーラント 3'04/9. バディナージュ
- ロンドー 3'29/
10. サラバンド 3'17/11. ジーグ
1'49
第3組曲
12. プレリュード 2'25/13. アルマンド
3'30/14. クーラント 1'45/
15. 少し活発に、そしてとてもなめらかに
3'19/
16. 第1エア.ロンドー 2'31/17. 第2エア.ロンドー
2'41/18. ジーグ 2'39
第4組曲
19. アルマンド 4'06/20. クーラント
3'06/
21. エアと4つのドゥーブル.エア 1'47/
22. エアと4つのドゥーブル.ドゥーブル1
1'28/
23. エアと4つのドゥーブル.ドゥーブル2
1'19/
24. エアと4つのドゥーブル.ドゥーブル3
1'16/
25. エアと4つのドゥーブル.ドゥーブル4
1'35/ 26. ジーグ (ロンドー) 2'09 |
使用楽器:M.ミートケ・モデル(ジューリオ・フラティーニ2014年製作)
記録: 2022年11月16、17日、イタリア共和国、ラツィオ州、モンテ・コンパトリ、パラッツォ・アンニバルデスキ
フランス・バロック後期の華麗で堂々とした作品集
フランス・バロック後期の作曲家、シャルル・ドゥ・マルス(1702-1774)は、ブルターニュ随一のヴァンヌ大聖堂(建物全長110メートル、礼拝堂×10)で、オルガン奏者を46年間に渡って務めた人物。ときおり外部でも仕事をしており、1735年にはこのCDに収録されたクラヴサン曲集をパリで出版しています。作風はバロック後期の華麗さと厚い音が印象的なもので、堂々と押し出しの良いサウンドが作曲家の自信をあらわしているかのようです。
演奏は初期鍵盤楽器音楽の研究・演奏に積極的に取り組むシモーネ・ピエリーニ。使用楽器はジューリオ・フラティーニが2014年に製作したミートケ・モデルで、ピッチはA=392Hz。今回も切れの良い技巧により、作品の可能性を表現力豊かに引き出す一方で、ブックレット(英文・8ページ)の解説もおこなうなど最良の紹介手腕を披露しています。
シモーネ・ピエリーニ(フォルテピアノ)
1996年、ローマで誕生。フル・ネームは、シモーネ・エル・ウーフィル・ピエリーニ。8歳でピアノを始め、18歳で高校を卒業後、ローマ聖チェチーリア音楽院でマウラ・パンシーニに師事してピアノのディプロマを取得。その後、フィエーゾレ音楽院でエリソ・ヴィルサラーゼに師事し、ボリス・ベルマン、ニコライ・デミジェンコ、パーヴェル・ギリロフらのマスタークラスにも参加。
その後、アレクセイ・リュビモフ、アンドレアス・シュタイアー、トビアス・コッホ、コスタンティーノ・マストロプリミアーノ、ステファノ・フィウッツィの講座やマスタークラスに参加したほか、FIMA(イタリア古楽財団)で、アンドレア・コーエンにチェンバロと歴史的鍵盤楽器奏法を、ジョヴァンニ・トーニに通奏低音を師事。
CDは、Brilliant Classicsからジェルヴェ=フランソワ・クープランの鍵盤楽器作品集(フランス革命恐怖政治終焉後の過激な自由を描写した「レザンコヤブル」と「レ・メルヴェイユーズ」も収録した注目の録音。「クープラン・ダイナスティ」に収録)、エレーヌ・モンジュルー:ピアノ・ソナタ全集、ケルビーニ:フォルテピアノ・ソナタ集、ティナッツォリ:鍵盤楽器作品全集、テッサリーニ:アレッタメント集、Da
Vinci Classicsからメンデルスゾーン:ヴァイオリンとフォルテピアノのためのソナタ全集がリリース。

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ジャン・ラングレー:
トランペットとオルガンのための作品全集 |
ニコラ・ベルナール(トランペット)
トンマーゾ・マリア・マッツォレッティ
(オルガン) |
ジャン・ラングレー (1907-1991)
トランペットのためのソナチネ
1. アレグロ 5'31/2. アンダンティーノ
3'18/3. 無窮動 2'48
7つのコラール
4. 第1番 アンダンテ 5'11/5. 第2番
アレグロ 1'32/6. 第3番 アレグロ 2'17/
7. 第4番 モデラート 3'11/8. 第5番
アレグロ 1'26/
9. 第6番 モデラート・メアストーゾ
3'01/10. 第7番 アレグロ・ヴィーヴォ 5'11
9つの小品
11. 第1番 カンタービレ 2'31/12.
第2番 スタッカート.ヴィーヴォ 1'16/
13. 第3番 モデール 1'49/14. 第4番
アンダンテ 2'14/
15. 第5番 アダージョ 2'17/16.
第6番(テンポ指示なし) 3'53/
17. 第7番 アレグロ 1'32/18. 第8番
アレグロ・ヴィヴァーチェ 2'33/
19. 第9番 アレグロ 5'23
トランペットのための小品
20. イントロダクション 4'47/21.
アンダンテ 4'32/22. フィナーレ 2'37/23.
コーダ 1'58 |
使用楽器:ブロンディーノ・ヴェジェッツィ・ボッシ・オルガン
録音:2023年7月3日~7日、スイス連邦、ヴォー州、グラン、聖パウロ・プロテスタント教会/70'59
トランペットとシンフォニック・オルガンの饗宴
ジャン・ラングレー:トランペットとオルガンのための作品全集
20世紀フランスの作曲家でオルガン奏者のジャン・ラングレー(1907-1991)の作風は、半世紀以上も教会オルガニストとして在職したこともあって、基本的には親しみやすいものです。戦後は新古典主義、1960年代にはセリー主義など、同時代作曲界のイディオムを多少なりとも取り込む進取の姿勢が反映されているものもあり、時には驚くような音が聴こえてきたりして変化もあります。
アルバムの冒頭と最後を飾るのは壮大なスケールで建築的なフォルムを持つ「トランペットのためのソナチネ」と「トランペットのための小品」。その間に挟まれる「7つのコラール」ではトランペットがプロテスタント・コラールの主題を、オルガンが和声と対位法の変化を担い、「9つの小品」では、親しみやすい旋律をトランペットとオルガンが奏でています。
演奏はフランスのトランペット奏者ベルナールと、イタリアのオルガン奏者マッツォレッティによるもので、スイスのヴォー州グランにある聖パウロ・プロテスタント教会でレコーディングをおこなっています。録音に使用したのはシンフォニック・オルガンのブロンディーノ・ヴェジェッツィ・ボッシ・オルガンです。
ブックレット(英語・12ページ)には、演奏者のマッツォレッティによる解説などが掲載。
ニコラ・ベルナール (トランペット)
1981年、フランス共和国中部ニエーヴル県のヌヴェールに誕生。8歳のときにニエーヴル県プレメリーの音楽学校でトランペットを学び始め、ヌヴェール国立音楽院で勉強を続け、1999年にメダルを獲得。トランペットと同時にオペラ歌唱と打楽器も勉強。続いてパリのソルボンヌ大学で音楽学を学んだほか、ムードン音楽院とリュエイユ=マルメゾン音楽院でもトランペットと室内楽の勉強を継続。モーリス・アンドレ、ピエール・ティボー、ジュコ・アルジャンヌ、ブルーノ・ヌーヴィオンらによるマスタークラスも受講。
2003年、ニコラ・ベルナールはフランス共和国衛兵団の音楽隊に入団し、そこで3年間過ごした後、ローザンヌ室内管弦楽団に入団。また、教育にも携わっており、ヴァレー州立音楽院などで教えています。
トマーゾ・マリア・マッツォレッティ (オルガン)
1991年、ミラノの西約40キロのノヴァーラに誕生。ピアノを学んだ後、12歳でオルガンの勉強を開始。故郷近くのセージアのサン・ナザロ修道院とヴェルチェッリ大聖堂のオルガニストを10年間務めた後、2016年、スイスのヴォー州にあるグランのプロテスタント教会オルガン・コンクールで優勝。2020年にはローザンヌの聖テレーゼ・カトリック教会の首席オルガニストに就任。下の画像は、このCDの録音をおこなったグランのプロテスタント教会のオルガンです。
CDは、Brilliant Classics、IMDなどから発売。

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ファゴットとピアノのためのロマン派音楽
ジュール・ドゥメルスマン (1833–1866)
序奏とポロネーズ Op.30 (c.1863)
1. アレグレット 7'39
グスタフ・シュレック (1849–1918)
ファゴット・ソナタ Op.9 (1887) 16'04
2. 第1楽章 アレグロ・マ・ノン・トロッポ
5'45
3. 第2楽章 ラルゴ 4'47
4. 第3楽章 アレグロ・ピウ・モッソ
5'32
アントワーヌ・レイシャ
(アントン・ライヒャ、アントニーン・レイハ) (1770–1836)
ファゴット・ソナタ Op. posth. (c.1815)
20'04
5. 第1楽章 アレグロ 9'45
6. 第2楽章 アダージョ 4'30
7. 第3楽章 ロンド=アレグレット
5'49
イグナーツ・モシェレス (1794–1870)
協奏的大ソナタ 変ロ長調 Op.34 (1814)
23'15
8. 第1楽章 アレグロ・モデラート 8'59
9. 第2楽章 アンダンテ・ドロローゾ
3'12
10. 第3楽章 アレグロ・モルト 11'04 |
パオロ・カルリーニ(ファゴット)
ファブリツィオ・ダッテリ(ピアノ) |
録音:2021年、イタリア共和国、トスカーナ州、ピストイア、パラッツォ・ロッシ/67'07
ロマン派の個性的ファゴット名曲を4曲収録!
ファゴットとピアノのためのロマン派音楽
ロマン派の時代はファゴットの出番が増え、その独特の表情を生かした味のある作品が書かれるようになります。
33歳で結核により亡くなったフランスのジュール・ドゥメルスマンはフルートの天才でしたが、「序奏とポロネーズ」は、ファゴットを芝居っ気たっぷりに登場させたりおもしろい内容です。
20世紀最初のトーマスカントルだったグスタフ・シュレックは、シューマンの幻想小曲集
Op.73が好きすぎてファゴット・ソナタをオマージュ作品にしてしまっています。
アントワーヌレイシャ(アントン・ライヒャ)のファゴット・ソナタは、パリ音楽院時代に作曲しながらなぜか未出版だった「デュオ」を、音楽学者のレーバーマンが「ソナタ」として世に問い直したもの。
イグナーツ・モシェレスの「協奏的大ソナタ」は、初版楽譜は「ソナタ」なのに、ブライトコップ&ヘルテルでは「デュオ」に変えられているなどなかなかカオスな状況ですが、曲は非常に表情豊かな傑作です。
以上、ここでは聴いて心地よい作品ばかり4曲を集めており、イタリアの演奏家による旋律線の克明な演奏で作品の魅力を細部まで楽しむことができます。
ブックレット(英語・8ページ)には、音楽学者のレンツォ・クレスティによる解説などが掲載。
パオロ・カルリーニ (ファゴット)
フェラーラ音楽院でヴィットリオ・ガヴィオリのクラスを首席で修了した後、マルコ・コスタンティーニとクラウス・トゥーネマンに師事。1987年からトスカーナ管弦楽団の首席ファゴット奏者を務め、ミラノ・スカラ座管弦楽団、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団、フィレンツェ五月祭管弦楽団、ローマ歌劇場管弦楽団、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場管弦楽団でも首席奏者を歴任。リヴォルノのピエトロ・マスカーニ音楽院で教えてもいます。
CDは、Brilliant Classics、SONY、CPO、CHANDOS、Stradivarius、Naxos、Tactus、EMA
Recordsなどから発売。
ファブリツィオ・ダッテリ (ピアノ)
ルッカ出身のピアニスト兼チェンバロ奏者。ルッカのISSMボッケリーニ音楽院を満点の成績で卒業し、その後優秀な成績で修士号を取得。ザルツブルク・モーツァルテウム大学、シエナ・キジアーナ音楽院、イモラ音楽院、フィレンツェ音楽院でも学んでいます。
リヴォルノのピエトロ・マスカーニ音楽院やラ・スペツィア音楽院で教えてもいます。
CDは、Brilliant Classics、Da Vinci
Classics、Tactusなどから発売。

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もうひとつの20世紀 1903-1986
フルート作品集 |
ジャン=ルーカ・ペトルッチ(フルート)
パオラ・ピーザ(ピアノ) |
ルネ・バトン (1879-1940):
1. パッサカイユ (1925) 6'08
フランシス・プーランク (1899-1963):牧笛のためのメロディ
(1934)
2. ヴィラネル 2'02
アルベール・ルーセル (1869-1937):牧笛のためのメロディ
(1934)
3. ピポー 0'57
ダリウス・ミヨー (1892-1974):牧笛のためのメロディ
(1934)
4. 音楽練習 1'09
パウル・ヘファー (1895-1949):ソナチネ
Op.45 (1945)
5. 第1楽章 アレグロ 2'02/6. 第2楽章
アンダンテ・コン・モート 1'18/
7. 第3楽章 ヴィーヴォ 1'45
エルンスト・クレネク (1900-1991):組曲
(1954)
8. アンダンテ – 1'45/9. アレグレット・モデラート
1'10/
10. アンダンテ・コン・モート 2'03/11.
アレグロ・ヴィヴァーチェ 1'25
サミュエル・バーバー (1910-1981):カンツォーネ
(1962)
12. モデラート 3'26
フェレンツ・ファルカシュ (1905-2000):ソナチネ
(1970)
13. 第1楽章 アレグロ 3'47/14. 第2楽章
アンダンテ 3'00/
15. 第3楽章 アレグロ 2'15
フランコ・マルゴーラ (1908-1992):ソナタ
(1978)
16. ラルゲット、アレグロ・ブリランテ
5'40
ジュゼッペ・ムーレ (1885-1951):ラルゴ
(1903)
17. 3'25
ジャン=ミシェル・ダマーズ (1928-2013):4つのディヴェルティスマン
(1986)
18. アレグレット 2'01/19. アレグロ・デシソ
1'46/
20. アンダンテ 2'01/21. アレグロ
1'44
ルチアーノ ミケリーニ (1945-):アダージョ
(1972)
22. 3'24 |
録音:2010年1月15日、イタリア共和国、ローマ聖チェチーリア音楽院、サラ・アカデミカ(ライヴ)
/55'26
20世紀の聴きやすいフルート作品を収録
近年は20世紀作品の見直しが進み、さまざまな作風の作品が受け入れられるようになったのは喜ばしいことです。このアルバムでは聴きやすい作品が選ばれ、フルート本来の美しい音を素直に楽しめる作品が多数収録されています。
ブックレット(英語・8ページ)には、ペトルッチによる解説などが掲載。
ジャン・ルーカ・ペトルッチ (フルート)
1951年、イタリア中部ウンブリア州のテルニに誕生。父親からフルートを学び、パルマ王立歌劇場管弦楽団、ミラノのアンジェリクム&ポメリッジ・ムジカーリ、ローマRAI交響楽団の首席フルート奏者を歴任。ヨーロッパ、南北アメリカ、インド、アジア、北アフリカなどで演奏。数多くの作品のトランスクリプションをおこなったほか、珍しい作品の紹介やレコーディングにも精力的に取り組んでいます。ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院名誉教授。
CDは、Brilliant Classics、Bongiovanni、Jupiter
Recordsなどから発売。 フェラーラのG.フレスコバルディ音楽院でピアノを学んだのち、チェンバロも研究。ボローニャ・テアトロ・コムナーレが主催したマエストロ・コラボラトーレ(コレペティートア)全国コクールで優勝。ヨーロッパ、アメリカ、アジアなどで多くの音楽家と共演してきました。ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院名誉教授。
CDは、Brilliant Classics、Bongiovanni、Jupiter
Recordsなどから発売。

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ブルーノ・バッティスティ・ダマーリオ: ギター作品集
ブルーノ・バッティスティ・ダマーリオ (1937-
)
ノスタルジア
1. 3'30
コントラスツ
2. 5'08
4つの印象
3. 印象1(モネ) 2'14/4. 印象2(ゴッホ)
1'56/
5. 印象3(ルノワール) 2'13/6. 印象4(ドガ)
2'08
小組曲
7. プレルーディオ 3'50/8. ダンツァ
3'00/
9. 子守唄 4'08/10. アレグロ 2'33
エンニオのための幻想曲 (エンニオ・モリコーネへのオマージュ)
11. レント・ア・ピアチェーレ 12'18
ドクター・サウンド (ギター2本のための)
12. 4'00 |
アドリアーノ・セバスティアーニ
(ギター)
リッカルド・ビーニ
(ギター/トラック12) |
録音:2024年4月、イタリア共和国、トスカーナ州、ピオンビーノ、レインボー・ストゥーディオ/47'25
モリコーネと親しかったギタリストの作品集
ローマの音楽一家に生まれたギタリスト兼作曲家のブルーノ・バッティスティ・ダマーリオは、サンタ・チェチーリア国立音楽院で学んだのち、1960年にエンニオ・モリコーネと出会い、彼の映画のサウンドトラックでリード・ギター奏者(クラシックおよびエレクトリック)として、数多くのコラボレーションに参加することになります。また、モリコーネから作曲のレッスンも受け、20年以上にわたって強固な協力関係を築いてもいました。
ギタリストのアドリアーノ・セバスティアーニは、1986年にブルーノ・バッティスティ・ダマーリオと出会い、ナポリで5年間彼のもとで学んでいます。
このアルバム制作のアイデアは、2022年9月にダマーリオがセバスティアーニに、彼のためにソロ・ギターのための新作「コントラスツ」を献呈したと知らせたときに生まれており、以後、作曲家との綿密な作業を経て、ダマーリオのソロ・ギター作品レコーディング・プロジェクトが実現。
ブックレット(英語・8ページ)には、演奏のセバスティアーニによる解説などが掲載。
アドリアーノ・セバスティアーニ (ギター)
1955年イタリア生まれ。フィレンツェとローマで学んだのち、ナポリのサン・ピエトロ・ア・マイエッラ音楽院でブルーノ・バッティスティ・ダマーリオに師事してギター演奏の修士号を取得し、フィレンツェのルイージ・ケルビーニ音楽院で音楽教育学の修士号も取得。ギター・デュオの一員として国内外のコンクールで優勝し、ソロ、デュオのほか、室内楽でも演奏。また、音楽学者として執筆活動もおこなうほか、ルッカの「ルイージ・ボッケリーニ」音楽院、フィレンツェの「ルイージ・ケルビーニ」音楽院などで教えてもいます。
CDは、Brilliant Classics、Dynamicなどから発売。

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マッツァフェッラータ:カンツォネッタとカンタータ集
Op.3より
ジョヴァンニ・バッティスタ・マッツァフェッラータ
(1640–1691)
2声のためのカンツォネッタとカンタータ
Op.3 より (1668)
1. 喜び、喜び。愛の中の自由 5'59
2. 苦悩の妄想 9'07
3. なんと無礼な習慣 7'01
4. あなたが望む苦痛 8'09
5. ああ、希望よ、私はあなたに何をしたのか
5'56
6. 愛はいつも通りに 8'58 |
カルロッタ・コロンボ(ソプラノ)
ルチア・コルテーゼ(ソプラノ)
マルタ・フマガッリ(メゾ・ソプラノ)
ジャンルーカ・フェッラリーニ(テノール)
マウロ・ボルジョーニ(バリトン)
ラ・ギルランダ・モージカレ
ウーゴ・ナストルッチ
(バロック・ギター、テオルボ)
ミケーレ・パゾッティ(テオルボ)
マウリツィオ・レス
(ヴィオラ・ダ・ガンバ、リローネ)
パオラ・バルビエーリ(チェンバロ) |
45'14
知られざるバロック作曲家の世俗声楽曲集
バロック作曲家、マッツァフェッラータによる「カンツォネッタとカンタータ集
Op.3」全11曲から6曲を選んだアルバム。マッツァフェッラータはサヴォイア公国のヴェルチェッリ大聖堂で楽長を5年間務めていましたが、その後は教皇領フェラーラの有名な音楽家職能団体「アカデミア・デッラ・モルテ」で亡くなるまで16年間楽長を務めていました。
作品の出版は主にフェラーラ時代におこなわれており、多くの作品が再出版されていたことから一定の需要があったと考えられます。このCDの収録曲も、1668年に教皇領ボローニャで出版されたのち、1675年と1680年の2回に渡って再印刷されているので、ヨーロッパ各地に出回っていた可能性もあります。 面白いのは「ああ、希望よ、私はあなたに何をしたのか」の中の旋律(トラック5の1分26秒から約1分間)が、45年後の1713年にバッハがヴァイマールで作曲したカンタータ第21番「わが心に憂い多かりき」に登場することです。第9曲コラールで、マッツァフェッラータの旋律と、ゲオルク・ノイマルク(1621-1681)のコラール旋律が組み合わされているのです。バッハの仕えたヨハン・エルンスト王子はアムステルダムで楽譜を大量に収集していたので、その中に含まれていたのかもしれません。
ブックレット(英語&イタリア語・16ページ)には、ポーランドの作曲家、音楽理論家、人文科学博士パヴェウ・スチェレツキによる解説などが掲載。

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ショスタコーヴィチ、ブリテン:ミケランジェロ歌曲集
ベンジャミン・ブリテン (1913-1976)
ミケランジェロの7つのソネット Op.22
(テノールとピアノのための)(1940)
18'09
1. ソネット第16番「ペンとインクのように」
2'06
2. ソネット第31番「ああ、なぜ私は涙を流し」
1'33
3. ソネット第30番「あなたの美しい瞳でやさしい光を見る」
4'23
4. ソネット第55番「私が知っていることをあなたは知っている」
1'54
5. ソネット第38番「私の目に映る」
1'54
6. ソネット第32番「貞淑な愛について」
1'35
7. ソネット第24番「生まれながらの美しい魂よ」
4'44
ドミトリー・ショスタコーヴィチ (1906-1975)
ミケランジェロ・ブオナローティの詩による組曲
Op.145
(バスとピアノのための)(1974) 35'24
8.「真実」 アダージョ 3'50
9.「朝」 アレグレット 2'49
10.「愛」 アレグレット 3'57
11.「別れ」 モデラート 1'57
12.「怒り」 アレグロ・ノン・トロッポ
1'37
13.「ダンテ」 モデラート 3'03
14.「追放者へ」 ラルゴ 4'17
15.「創造」 モデラート 3'00
16.「夜」 アンダンテ 3'15
17.「死」 アダージョ 3'55
18.「不滅」 アレグレット 3'44 |
マーク・ミルホーファー(テノール)
ミルコ・パラッツィ(バス)
マルコ・スコラストラ(ピアノ) |
録音:2023年6月26~28日、イタリア共和国、ウンブリア州、フォリーニョ、アウディトリウム・サン・ドメニコ/53'53
ショスタコーヴィチは原詩のイタリア語に戻しての歌唱!
絵画・彫刻・建築で活躍したフィレンツェの天才、ミケランジェロ・ブオナローティ(1475-1564)は詩人でもあり、約300のソネットやマドリガーレを遺しています。作品にはさまざまな感情やできごと、風刺、抗議、愚痴、下ネタから宗教的なものまでさまざまなことが描かれていて、親しい人とのやり取りに使われたほか、詩人同士のソネット交換も多かったようです。
それら韻文作品は作曲家の創作意欲もかき立てるようになり、同時代から現代まで数多くの作品が書かれていますが、ここではショスタコーヴィチとブリテンによる作品を収録。
歌はブリテン作品が、イギリス人テノールのマーク・ミルホーファーで、ショスタコーヴィチ作品がイタリア人バス歌手のミルコ・パラッツィ。ショスタコーヴィチでは、エフロスによるロシア語翻訳を原語のイタリア語に戻してリズムを調整して歌っています。
ブックレット(英語・8ページ)には、音楽評論家のサンドラ・カッペレットによる解説などが掲載。
マーク・ミルホーファー (テノール)
イギリス生まれ。オックスフォード大学モードリン・カレッジとロンドンのギルドホール音楽演劇学校で声楽を学び、英国ユース・オペラで「泥棒かささぎ」のジャンネット役でデビュー。その後イタリアでレナータ・スコットとレイラ・ジェンチェルに師事。
パルマのレッジョ劇場で「チェネレントラ」に出演して国際的にデビュー。以後、イタリア・オペラ、イギリス・オペラ、バロック・オペラ、現代オペラなどに出演。
ミルコ・パラッツィ (バス)
イタリア生まれ。ロッシーニ音楽院で学び、イタリアのベルカントとモーツァルトのレパートリーの洗練された解釈者として、2001年以来、スカラ座、ロンドンのコヴェント・ガーデン、トリノレッジョ劇場、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院、ローマ歌劇場などに出演。
マルコ・スコラストラ (ピアノ)
イタリア生まれ。ペルージャ音楽院を修了。
これまでに、ローマのパルコ音楽堂、オペラ座、パルマのレージョ劇場、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場、ナポリのサン・カルロ劇場など、重要な団体で演奏。

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90027
(LP)
\3900
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マックス・リヒター:ソロ・ピアノ・ミュージック
マックス・リヒター (1966-)
SIDE 1A 23'17
1. アンドラーシュ 4'44
2. ブルー・ノートブック 1'15
3. シモン・クルベリエ通りからの環状道路
1'00
4. 旅立ち 1'35
5. 家族 2'40
6. 断片 1'51
7. ヴィラン通りから 1'24
8. ニューイングランドのH 1'53
9. ホライズン・ヴァリエーションズ 2'03
10. インフラ 3 3'21
SIDE 1B 22'00
1. レオの日記 1'45
2. タルトゥのピアノ 2'21
3. ザ・ツインズ (プラハ) 2'43
4. ヴラジーミルのブルース 1'55
5. 空に書かれたもの I 2'23
6. ホライズン・ヴァリエーションズ II
3'12
7.「戦場でワルツを」への考察 (エンドタイトル)
1'31
8. 空に書かれたもの II 5'13 |
イェローン・ファン・フェーン(ピアノ) |
録音:2016年7月、オランダ王国、ペルニス、ペルニシモ、ファン・フェーン・プロダクションズ、ストゥーディオ
II/45'17
ピアノ・ミニマリズムの傑作をLP化
マックス・リヒターは、アンビエントやミニマリズムのインストゥルメンタル・バリエーションで最も成功した作曲家の一人です。1966年に西ドイツのハーメルンに生まれ、イギリスのベッドフォードで育ち、エディンバラ大学と英国王立音楽院でピアノと作曲を学んだ後、フィレンツェでルチアーノ・ベリオに作曲を師事。
このソロ・ピアノ曲集はピアノ・ミニマリズムの巨匠、イェローン・ファン・フェーンによるマックス・リヒター作品のLPトランスファーを聴くことができます。リヒターの柔らかな美しさはLPという媒体によって補完され、穏やかでムーディーな雰囲気を与えています。
イェローン・ファン・フェーン (ピアノ)
1969年生まれのオランダの作曲家。7歳でピアノを学び始め、ユトレヒト音楽院を卒業後、1993年に国家演奏家資格を取得。
プロの演奏家としてペーテル・エトヴェシュやロバート・クラフト指揮するオーケストラとも共演し、また、海外では、オーストリア、ドイツ、ハンガリー、ベルギー、カナダ、イギリス、フランス、イタリア、ロシア、アメリカなどでリサイタルを開催。
最初のレコーディングは、弟のマールテン・ファン・フェーン[1971- ]とともに1992年に発表したピアノ・デュオ作品集で、以後、Brilliant
Classics、Naxos、Mirasound、Kochといったレーベルで、CD185枚分のアルバムを制作(分売・再発売含む)。
代表作は、ミニマル・ピアノ・コレクション(現在第28集まで)、エリック・サティ:ピアノ曲全集(9CD)、マックス・リヒター:ピアノ作品集、オランダのミニマル・ミュージックの作曲家シメオン・テン・ホルト作品集(11CD)とその続編(12CD)、テリー・ライリー:インC、マイケル・ナイマン:ピアノ作品集(2CD)、フィリップ・グラス:ピアノ作品集(3CD)、ニーチェ:ピアノ作品集、マイク・オールドフィールド:チューブラー・ベルズ、アルヴォ・ペルト:ピアノ作品集(2CD)、プレイスネル:ピアノ作品集(2CD)、エイナウディ:ピアノ作品集(7CD)、ヤン・ティルセン:ピアノ作品集(2CD)、そして自作などで、ミニマル・ミュージックとアンビエント系が主体のディスコグラフィーとなっています。

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