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カメラータ・トウキョウ
海外在庫特価セール
その2
\3080→\1990など
~4/30(火)午前9時


 日本の代表的マイナー・レーベル、カメラータ東京。
 国内メーカーは基本的に在庫セールなどを行わないので、これまでアリアCDではカメラータ東京のCDのセールを開催したことはない。

 ところが逆輸入という形でこのレーベルの海外倉庫のセール案内が来た。
 このレーベルはウィーンとの結びつきが強いため、ときおりぎょっとするような名盤が生まれる。今回のセールの対象商品は10年以上前のアルバムがほとんどで、出ていたことさえ忘れているようなものも多いが、ウィーン・フィル関係者の貴重な録音や日本の大御所の録音など、ちょっと見逃せないアルバムが入っているので要注意。






CMCD 28114
\3080→\1690
ウェルナー・ヒンク(Vn)/遠山慶子(P)
モーツァルト: ヴァイオリン・ソナタ選集 Ⅳ

 ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.301(293a)
 ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K.302(293b)
 ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 K.303(293c)
 ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.379(373a)
ウェルナー・ヒンク(Vn)
遠山慶子(P)

 一瞬にして、遠山慶子さんのやわらかく温かいピアノの音に包まれ、どこかへ連れて行かれる。そこへ、ウェルナー・ヒンクさんのヴァイオリンの音が追いかけてきて、今いるところはどこかな、とほほえみかける。こちらも既に幸せな気持ちになっているので、にこにこしてヒンクさんの語りを聴く。そこへまた慶子さんがいろいろな色を持ってきて話しかけてくるので、こちらも思わず引き込まれて話し込む。そのうちに、それらはモーツァルトが用意してくれたテーブルなのだ、と気づく。 なんと楽しく、幸福なひとときなのだろう。このテーブルを囲んでの語らいは! 無論、モーツァルトだから、冗談も悲しみもある。でも、それらがすべて透きとおって、幸福な風に包まれてゆく。
 (梅津時比古/音楽ジャーナリスト)

CMSB 28019
\2934→\1990
ベートーヴェン・イン・ジャズ/レイ・ケネディ・トリオ
 (1) 交響曲 第9番「合唱」:第4楽章「歓喜の歌」
 (2) 交響曲 第3番「英雄」:第2楽章「葬送行進曲」
 ピアノ・ソナタ 第8番「悲愴」
  (3) 第1楽章 グラーヴェ:アレグロ・モルト・エ・コン・ブリオ
  (4) 第2楽章 アダージョ・カンタビーレ
  (5) 第3楽章 ロンド:アレグロ
 (6) ロマンス 第2番
 (7) メヌエット イ長調
 (8) 交響曲 第5番「運命」:第1楽章
 (9) エリーゼのために
 (10) ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」:第1楽章
 (11) ソナチネ ト長調
 (12) 交響曲 第7番:第2楽章
レイ・ケネディ・トリオ
(レイ・ケネディ(ピアノ)
トム・ケネディ(ベース)
マイルス・ヴァンディヴァー(ドラム))

大ヒット企画「モーツァルト・イン・ジャズ」、「バッハ・イン・ジャズ」、「バロック・イン・ジャズ」の続編 誰もが知ってる美しいメロディーをスインギーに楽しくアレンジ ピアノ・トリオによる本格派ジャズ・アルバム

録音:2008年1月/ニューヨーク

CMCD-28115
\3080→\1990
トリオ・ヴィエナルテ
ブラームス:
 ピアノ三重奏曲
  (弦楽六重奏曲 第1番 変ロ長調 作品18より/ テオドール・キルヒナー 編曲)
 ピアノ三重奏曲
  (弦楽六重奏曲 第2番 ト長調 作品36より/ テオドール・キルヒナー 編曲)
 ハンガリー舞曲 第5番 ト短調 (フリードリッヒ・ヘルマン 編曲)
 ハンガリー舞曲 第6番 ニ長調 (フリードリッヒ・ヘルマン 編曲)
トリオ・ヴィエナルテ
 ヴェロニカ・シュルツ(Vn)
 ジュリア・シュライフォーゲル(Vc)
 マリア・ロム(P)

 ブラームスのピアノ三重奏曲、といっても今回の収録曲は弦楽六重奏曲(作品18 & 36)のための編曲版。
 18 世紀以降、著名作曲家の作品は、オリジナル形式での出版だけではなく、他の編成用に編曲する事が一般的だった。編曲によって、作品への幅広いアプローチが可能となり、広く知られていくきっかけとなった。
 この2 つの弦楽六重奏曲には、他にも4 手のピアノ用の編曲が残されている。この弦楽六重奏からピアノ三重奏への編曲はブラームス自身が実際に演奏も試み、「この三重奏は私を大いに楽しませてくれます!」と語っているほど、完成度の高い作品となった。
 編曲したキルヒナーは、ブラームスからの高い評価と信頼を得ており、彼が困窮していた時期には財政援助を受けていたほど。キルヒナーが独自の個性を見失わない上で、ブラームスの思考や作品の響きの世界に溶け込むことができたのが、見事な編曲へとつながった。

 さらに、ブラームス作品の中でも人気の高い、「ハンガリー舞曲集」からの編曲も収録している。こちらの編曲者はへルマン。当時のホーム・コンサートにおいてもっとも重要な楽器編成だった、ピアノ三重奏に編曲することで、ヘルマンはこの曲の人気上昇に大いに貢献したと言われている。ピアノ・パートにはハンガリーのツィンバロンの要素を盛り込むなど、こちらも作曲家の意図が十分に生きた仕上がりとなっている。

CMCD-28121
\3080→\1990
炎の資格 - 池辺晋一郎:管弦楽作品集 Ⅱ

池辺晋一郎
 TANADA Ⅰ - オーケストラのために - (2004)
 TANADA Ⅱ -
  6楽器のために - (2004) [水戸芸術館委嘱作品]
 降り注ぐ… - 室内オーケストラのために - (2005)
 ファゴットとオーケストラのための協奏曲「炎の資格」
                       (1999/2004改訂)
 3,776メートルの年代記 - オーケストラのために - (2003)
水谷上総(Fg)
日本フィル
沼尻竜典(指揮)
アンサンブル・ノマド
佐藤紀雄(指揮)
木ノ脇道元(Fl)/
菊地秀夫(Cl)
甲斐史子(Va)/
菊地知也(Vc)
稲垣 聡(P)/
宮本典子(Per)
いずみシンフォニエッタ大阪d
飯森範親(指揮)
東京交響楽団 /

第1 弾が交響曲と協奏曲で構成されていたのに対し、今回は管弦楽曲中心で構成されているのが特徴。意外にも今までなかった、初の純粋な管弦楽曲集ということになる。
池辺晋一郎の名前は知っていても、実際にその本格的な作品に触れていない、交響曲はまだ聴いていない、といった方にまず聴いていただける、広くアピールできる本格的な管弦楽曲集の登場。 「TANADA Ⅰ,Ⅱ」は、日本の棚田からインスピレーションを受けたユニークな作品。 池辺晋一郎らしく斬新で全く目の離せない瞬間が連続する傑作。 「降り注ぐ…」はまさに池辺晋一郎の多種多様な色彩が降り注ぐ圧倒的な管弦楽曲。 池辺ファンにはたまらないオーケストレーションで、ただただ降り注ぐ池辺晋一郎の音と時間に身を任せるばかり、の大変素晴らしい作品。

録音:2005年7月/大阪(ライヴ録音)ほか
CMCD-28120
\3080→\1990
8人のチェリストによる「くるみ割り人形」、「白鳥の湖」

チャイコフスキー:
 くるみ割り人形(編曲: クリストフ・シュトラートナー)
  序曲/行進曲/こんぺい糖の踊り/トレパーク/
  アラビアの踊り/中国人の踊り/あし笛の踊り/花のワルツ
 秋の歌[「四季」作品37bより](編曲: セルゲイ・ドラブキ - ネ)
 白鳥の湖(編曲: クリストフ・シュトラートナー)
  セーヌ(情景)/ワルツ/白鳥たちの踊り/
  パ・ダクシオン/ハンガリア舞曲(チャールダッシュ)
Acht Cellisten(アハト・チェリステン)
─ウィーン交響楽団のメンバーによる8人のチェリストたち─
クリストフ・シュトラートナー
アッティラ・ツェケリ
ミヒャエル・ギュンター
アレクサンドラ・ミッキシュ
ロメド・ヴィーザー
ジェルジー・ボーグナー
ミヒャエル・フォクト
ペーター・シアカーラ

ウィーン交響楽団のチェリストたちが集まり、ダイナミックで意欲的な1 枚が完成。彼等が選んだ作品は、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」と「白鳥の湖」という大変ポピュラーなもの。あの聴きなれた有名作品が全て8 本のチェロで奏でられる。どこまでも果てしなく続くチェロの世界。豊かな低音、安定感のある中音、そして、甘美さと力強さを兼ね添えた高音域。オーケストラには敵わないけれど、これこそまさに技の極みとも言える。一種類の楽器から、多彩な音色、ダイナミクス、あらゆる技の極みをつくしたチェロ・フルコースをたっぷりとお楽しみ下さい!

CMCD 28128
\3080→\1990
花降る森/福士則夫 室内楽作品集 Ⅱ

福士則夫:
 とぎれた記憶─ピアノ・ソロのために(2000)
 パラタクシス─クラリネットとダブルバスのために(1996)
 春霖─フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、
 ヴィブラフォン、ピアノのために(1999-2001)
 タイム・サークル─
  ヴァイオリン、バスーン、ハープのために(2004)
 透明な空へ─アルト・フルートのために(2002)
 花降る森─室内オーケストラのために(2003)
渋谷淑子(P)
篠筏サヒサメ。ハ・マ。シ・ラ。ヒ
セョタ浩(アルト・フルート)
アンサンブル・ノマド

1996 年から2004 年にかけての福士則夫による室内楽作品集。音響構造が溶解し変形していく過程を暗示。バッハのコラールからの引用(マタイ受難曲の中心素材)を音楽素材に取り入れた『とぎれた記憶』。霧雨、秋雨、雷雨、慈雨、驟雨など多くの雨にかかわる言葉が存在するが、その雨がもたらす蘇生力に感嘆し、インスピレーションを受け作曲された『春霖』。そして森の音を映すのではなく、室内オーケストラを森に喩えて福士自らが探している音を考えてみたという『花降る森』。ピアノ・ソロや室内オーケストラ作品など、新たな試みを感じさせる福士則夫の現在が収められている。

CMCD 28135
\3080→\1990
遠山慶子(P)
 ドビュッシー:
  前奏曲集 第2巻


  (1) I.霧/(2) II.枯葉/(3) III.ヴィーノの門/
  (4) IV.妖精たちはあでかな踊り手/
  (5) V.ヒースの茂る荒地/
  (6) VI.風変わりなラヴィーヌ将軍/
  (7) VII.月の光がふりそそぐテラス/
  (8) VIII.オンディーヌ(水の精)
  (9) IX.S.ピックウィック卿をたたえて/
  (10) X.カノープ(エジプトの壺)
  (11) XI.交替する3度/(12) XII.花火
 子供の領分
  (1) I.グラドゥス アド パルナッスム博士/
  (2) II.ジャンボーの子守歌
  (3) III.人形のセレナード/
  (4) IV.雪は踊る/(5) V.小さな羊飼い
  (6) VI.ゴリウォーグのケークウォーク
遠山慶子(P)

 若くしてアルフレッド・コルトーに才能を認められて以来、美しく艶やかな音色でかなで続けてきた遠山慶子。その活躍は国の内外を問わず、高く評価されるコンチェルトやウィーンの名手たちとの室内楽をはじめとする演奏活動はもちろんの事、コンクールの審査員、音楽祭での講師など、多岐に亘っている。2007年5月には、実に25年ぶりとなる待望のソロ・リサイタルが予定されている。そして、 このリサイタルに併せて、カメラータでは遠山慶子の音楽をCDでもお楽しみいただこうと、新譜を企画。収録曲目は、ドビュッシーより『前奏曲集 第2巻』と『子供の領分』。フランスの古きよき時代のエスプリを身にまとう、遠山慶子ならではの、洗練されたフレージング、透明感のあるタッチ、呼吸と変わらぬ自然な間合い。30年前のカメラータでの初レコーディングも同じくドビュッシーだが、年月を経て、現在の遠山慶子が感じるドビュッシーをお届けする。

録音:2006年2月/ウィーン ほか
CMCD 28133
\3080→\1990
ブラームス:歌曲集/白石敬子(しらいし・ひろこ)
 (1) 野の寂しさ 作品86-2/(2) おとめの歌 作品107-5
 (3) 五月の夜 作品43-2/
 (4) 甲斐なきセレナード 作品84-4
 (5) サッフォー頌歌 作品94-4
 (6) おとめは語る 作品107-3
 (7) 動かぬなまぬるい空気 作品57-8
 (8) 日曜日 作品47-3/(9) 谷間に
 (10) お姉さん/(11) お前の青い瞳よ
 (12) 私の眠りはますます浅くなり
 (13) 夢遊病者 作品86-3/(14) セレナード 作品106-1
 (15) 死は冷たい夜 作品96-1
 (16) 青春歌 その1「わたしの恋は緑にもえ」
 (17) 調べのように私を通り抜ける 作品105-1
 (18) 子守歌 作品49-4/(19) 愛のまこと 作品3-1
 (20) 墓地にて 作品105-4/(21) 永遠の愛について 作品43-1
白石敬子(S)
白石隆生(P)

 日本人として初めてオペラの殿堂・ウィーン国立歌劇場の専属歌手となり、本場ウィーンで数多くの名指揮者、名歌手たちとの共演を経験した白石敬子が送るリートの世界。これまで、シューベルト、シューマン、ヴォルフなどドイツ・リートの中心的作品を精力的に収録してきている白石敬子が、今回はブラームスに取り組む。ブラームス作品に漂う陰影、深みそしてその中からじんわりと浮かび上がる暖かみ。幾多の舞台を踏み、数々の作品を経験した白石だからこそ表現できる、ブラームスの音楽がここにある。

録音:2006年10月/山梨
CMCD 28132
\3080→\1690
可児亜理(P)
 聖なるピアノ  - ハンマークラヴィーア& 精霊の踊り


ベートーヴェン:
 ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調 作品106 「ハンマークラヴィーア」
 2つのロンド 作品51
  (第1番 ハ長調/第2番 ト長調)
グルック(ヴィルヘルム・ケンプ編):
 「オルフェオの嘆き」 - 「精霊の踊り」
  歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』より
可児亜理(P)

 ドイツのメジャー放送局、バイエルン放送局からの強い推薦により実現したカメラータ・トウキョウとバイエルン放送局との初の共同制作プロジェクト。
 ピアニスト、可児亜理は現在ドイツで大変高い支持を得ている演奏家の一人。1994 年に日本で放映されたNHK テレビの「ピアノ・レッスン」で爆発的な人気を呼んだピアニスト、ゲルハルト・オピッツ氏に師事し、今日まで着実に実力を付け、また活動の場を拡げてきた。彼女の演奏には、随所にヨーロッパ、さらに限定するならばドイツの香りが満ち溢れている。燻し銀のようにしっとりとした音でピアノを響かせ、繰り広げられる可児の音楽は、さながらドイツの豊かな森や静かに舞い落ちる雪のよう。自ら演奏する楽曲を音楽的に、構造的に、そして立体的にとらえ、構築的で深みのある演奏を私たちに聴かせてくれる。
CMCD 28130
\3080→\1990
佐藤美香(P)
 ヴィルトゥオージティ・オブ・オペラ・パラフレーズ

 リスト:
  歌劇『ドン・ジョヴァンニ』の回想 R288,SW418
  リゴレット・パラフレーズ R267,SW434,NG2 A187
  イゾルデの愛の死〈楽劇『トリスタンとイゾルデ』より〉 R280,SW447
  ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
佐藤美香(P)

 佐藤美香は2000 年、第14 回ショパン国際ピアノ・コンクールで日本人としては最高位の第6 位入賞を得たのが楽壇へのデビューであった。我々の最初のレコーディングは、その様な経緯から、ショパンがテーマとなり、その結果、ショパン弾きとしての高い評価は確かに得た。だが、彼女の資質はショパンだけでは収まることのできない、より大きなものである、と私は感じていた。今回、収録曲目として採り上げたリストのロ短調ソナタを含むピアノ作品は、いずれも超絶技巧的であり、また音楽性も問われ、ピアニストとしての現在の彼女の才能を十分に発揮出来るレパートリーなのではないか、と思っている。ある意味、今回のアルバムこそが、彼女の真価を問う真のデビュー・アルバムになるのでは、と秘かに思うほどである。彼女の最も素晴らしい点は、音楽への集中力だ。録音の現場に来ても、その日頃の成果を出せない人もいるが、彼女は、録音の現場で自分の持っているものをすべて発揮するだけの集中力がある。しかも、それは力の入った「一生懸命」というものではなく、自分を無にし、全てを音楽に預けるほどに高揚した集中なのだ。 多くのリスナーに、是非とも今の佐藤美香の音楽を聴いていただきたい。聴く人を「音楽」そのものへと引き込み、その時間を充実したものにしてくれる、そんな演奏を彼女は聴かせてくれるはずである。
  [井阪 紘/プロデューサー]


CMCD 28134
\3080→\1690
岩崎 洸(チェロ)
(1) J.S.バッハ:シャコンヌ
 (無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV 1004 より)
 [編曲:岩崎 洸]
(2) コダーイ:チェロ独奏のためのソナタ 作品8
(3) 黛 敏郎:文楽─チェロ独奏のための
岩崎 洸(チェロ)

 チェリスト岩崎 洸の待望のニュー・アルバム。特に注目されるのは、何と言ってもJ.S.バッハのシャコンヌ。岩崎 洸が自身で編曲し、チェロという楽器の可能性を拡げ、作品のあらたな一面を披露。また、コダーイのチェロ・ソナタや黛 敏郎の「文楽」をカップリングし、いずれも岩崎の円熟した演奏をお聴きいただける。岩崎が使用する華やかさと奥深さを備えた1727年製の名器ストラディヴァリウスが、冴え渡る演奏にさらなる輝きをあたえている。

録音:2007年10月 ほか/栃木

CMCD 28137
\3080→\1990
佐々木 真(Fl)
ブラームス:
 (1) ソナタ 第3番 ニ短調 作品108
  (原曲:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 作品108)
シューベルト:
 (2) 幻想曲 ハ長調 作品159 D.934
  (原曲:ヴァイオリンと
   ピアノのための幻想曲 ハ長調 作品159 D.934)
佐々木 真(Fl)
石井克典(P)

 東京交響楽団の首席フルーティストとして活躍し、またソリストとしてはイェルク・デームスとの数多くの共演を重ねている佐々木 真。また、音楽家だけではなく、河合隼雄氏や斎藤惇夫氏などの文化人や詩人とのコラボレーションやレクチャー・コンサートなども取り組み、音楽を多くの人たちに楽しんでもらおうと意欲的な活動を繰り広げている。今回のCDは、いずれもヴァイオリン作品をフルートに置き換えて演奏し、ヴァイオリンとはまた異なる軽やかで光沢感溢れるフルートの音色で作品のあらたな一面を披露している。

録音:2006年7月/山梨

CMCD 28144
\3080→\1690
ヴェネツィアの光と影 II/鹿島恵子

ヴィヴァルディ:
 アルトと弦楽合奏とチェンバロのためのモテット RV628
  「勝利を目指して戦え」
 アルトと通奏低音のためのカンタータ RV676
   「涙やため息やおねだりは」
 アルトと通奏低音のためのカンタータ RV674
   「とても不実な心よ! 不運よ!」
マルチェッロ:
 アルトと通奏低音、ヴィオレッタのオブリガートによる詩篇第21番
  「おお神よ、あなたの視線を向けてください」
鹿島恵子(アルト)[1]-[4]
坂 由理(チェンバロ)[1]-[4]
櫻井 茂(ヴィオローネ [1]/ヴィオラ・ダ・ガンバ [2]-[4])
橋爪香織(ヴィオラ・ダ・ガンバ)[4]
三輪真樹(バロック・ヴァイオリン I)[1]
大鹿由希(バロック・ヴァイオリン II)[1]
竹嶋祐子(バロック・ヴィオラ)[1]
多井智紀(バロック・チェロ)[1]

指導者として、また声楽家として長年イタリア古典音楽を研究し紹介してきたアルトの鹿島恵子による3枚目のアルバム。「ヴェネツィアの光と影」と題されるこのシリーズは、ヴェネツィアゆかりの作曲家たちに光をあて、明確な発音と表情豊かな歌声で、イタリア古典の世界へ誘う。

CMCD 28151
\3080→\1990
ボリス・ベクテレフ(ピアノ)
 スクリャービン:ピアノ・ソナタ集

 (1) ピアノ・ソナタ 第1番 作品6
 (2) ピアノ・ソナタ 第6番 作品62
 (3) ピアノ・ソナタ 第7番 作品64 「白ミサ」
 (4) ピアノ・ソナタ 第10番 作品70
ボリス・ベクテレフ(ピアノ)
 スクリャービンはワグネリアンの時代からその後、無調に近い音楽に変貌する。その音楽の世界をこの1枚から聴き取っていただき、単なるピアノの録音と考えるだけでは済まされない何かを感じ取っていただければ、と渾身の演奏が収められた1枚のCDが完成した。自分に誠実な音楽家、ベクテレフの生涯をかけたスクリャービンの演奏を是非ともお楽しみ下さい。

録音:2007年11月/埼玉

CMCD 28157
\3080→\1990
ロドリーゴ:スペインの小さな田舎町
 - ハーモニカ作品集/崎元 讓

 ロバート・ファーノン&デイヴィッド・ライリー
  (編曲:ジェイムズ・ムーディ)
   (1) エイジ・オブ・イノセンス
 ジェイムズ・ムーディ:
  (2) ピリオド・ピース
  (3) バッカナリア
 ゴードン・ジェイコブ:
  少年の日の思い出
  (4) I. 熊が踊る道の風景
  (5) II. ラヴェンダー売りとえんどう豆スープ
  (6) III. 遊覧馬車
 アラン・ラングフォード:
  (7)ファイア・ブランド
 ウィリアム・ウォルトン(編曲:ロイ・ダグラス):
  『ファサード 第1組曲』より
  (8) I. タンゴのパソドブレ
  (9) II. スイスのヨーデル
  (10) III. ポピュラー・ソング
 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(編曲:エヴェリン・ロスウェル)
  (11) アリアとロンド
 セルゲイ・ラフマニノフ(編曲:ミッシャ・エルマン)
  (12) セレナード
 モーリツ・モシュコフスキ:
  (13) スペイン舞曲 第2番
 ホアキン・ロドリーゴ・ビドレ:
  (14) スペインの小さな田舎町
 ジェイムズ・ムーディ:
  (15) トレド - スペイン幻想曲
 エドヴァルド・グリーグ:
  (16) ノルウェー舞曲 第2番
 マデリーン・ドリング:
  (17) ダンツァ・ガヤ
  (18) イタリア舞曲
 リヒャルト・ホイベルガー(編曲:フリッツ・クライスラー):
  (19) 真夜中の鐘(『オペラ舞踏会』より)
 アラン・ホートン(編曲:デイヴィッド・ローズ):
  (20) ホリデイ・フォー・ストリングス
崎元 讓(ハーモニカ)
菅田富士江(ピアノ)

 1957年にハーモニカの名手ラリー・アドラーにより初演された後、楽譜が紛失したために再演することができなかったロドリーゴのハーモニカ(あるいはギター)のための作品「スペインの小さな田舎町」。近年、この楽譜が再発見され、この度、初めてレコーディングすることとなった。高度なテクニックを必要とするこの作品をハーモニカの第一人者、崎元 讓は高い完成度で演奏している。そのほかに、ジェイムズ・ムーディの代表的なハーモニカ作品などを中心に選曲し、ハーモニカの多彩な音色を披露。また、このニュー・アルバムのリリースとともに、崎元 讓のディスコグラフィーより特に人気の高い「ハーモニカの芸術」をお求めやすい価格にて同時に再発売。それぞれコンセプトの異なる2枚のアルバムで、ハーモニカの幅広いレパートリーをお聴きください。

録音:2008年1月/山梨

CMCD 28150
\3080→\1990
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、ウィーン・アカデミーなど、
 ウィーンを代表する古楽団体のメンバーによって構成されている
  アンサンブル・トーヌス


ジョヴァンニ・バッティスタ・ブオナメンテ
 (1) ソナタ 第22番(6声)/(2) カンツォーナ 第23番(6声)
ジョヴァンニ・マルティーノ・チェーザレ
 (3) Beata es virgo Maria
ビアージオ・マリーニ
 (4) カンツォン 第9番(6声)/(5) カンツォン 第7番(6声)
ニコロ・コッラディーニ
 (6) カンターテ・ドミノ
コスタンツォ・アンテニャーティ
 (7) カンツォン 第9番(4声)
ジローラモ・フレスコバルディ
 (8) カンツォーナ 第23番 detta “La Fraciotta”(2声)
タルクィーノ・メルーラ
 (9) ソナタ 第27番(4声)
ヨハン・フィアダンク
 (10) ソナタ 第27番(4声)
ヨハン・シュトール
 (11) ソナタ(4声)/(12) ソナタ(4声)/(13) ソナタ(4声)
カイザー・ヨゼフ I 世
 (14) Alme Ingrate
ダニエル・シュペール
 (15) ソナタ(5声)/(16) ソナタ(3声)/(17) ソナタ(4声)
フィリップ・ヤコブ・リットラー
 (18) Mummum(6声)
クルツ・アツェスベルガー(T)

アンサンブル・トーヌス
 (ハインリッヒ・ブルックナー(Tp)
 アルノ・パドゥフ(コルネット)
 オトマール・ガイスヴィンクラー(Tb)
 レオンハルト・フックスフーバー(Tb)
 ハンス・ペーター・ガイスヴィンクラー(Tb)
 ヨハネス・マリア・ボーグナー
   (オルガン/ヴァージナル))

 アーノンクールの長年にわたる手兵であるウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、そしてマルティン・ハーゼルベックの率いるウィーン・アカデミーなど、ウィーンを代表する古楽団体のメンバーによって構成される管楽アンサンブル「アンサンブル・トーヌス」。
 ルネサンスからバロックにかけての管楽合奏作品を主要なレパートリーとする彼らのデビュー盤は、彼らの遠い祖先である都市楽師たちが奏でたであろう17世紀後半のドイツの作品と、それらが範としたイタリアの作品が収められている。

2003年3月/ウィーン

CMCD 28160
\3080→\1990
青柳いづみこ
 ドビュッシーの時間:『忘れられた映像』『版画』『12の練習曲』


ドビュッシー:
 「忘れられた映像」より
  (1) ゆっくりと
  (2) 「もう森へ行かない」による諸相 ─ なぜなら、お天気がとても悪いから
 版画
  (3) パゴダ/(4) グラナダの夕/(5) 雨の庭
 12の練習曲
  (6) I. 5本指のための(チェルニー氏に倣って)/(7) II. 3度のための
  (8) III. /4度のための (9) IV. 6度のための/(10) V. 8度のための
  (11) VI. 8本指のための/(12) VII. 半音階のための
  (13) VIII. 装飾音のための/(14) IX. 反復音のための
  (15) X. 対比音のための/(16) XI アルペッジョのための
 (17) XII. 和音のための
青柳いづみこ(ピアノ)

 ピアニストとして、また執筆者としても大活躍の青柳いづみこが、ドビュッシー没後90周年を記念して、ドビュッシーのピアノ作品集を発売。このニュー・アルバムのリリースのほかに、「ドビュッシー・シリーズ ふたたび」と題した計4回にわたるコンサートも同時にスタート。さらに、著書「ドビュッシーの時間」(春秋社)も発売予定。彼女のドビュッシーへのさらなる探究心と深い愛情を感じさせる。今回の収録では、「忘れられた映像」、「版画」そして「12の練習曲集」を収録。CDタイトルからも察せられるように、「時間」に焦点をあて青柳いづみこ独自のドビュッシーの解釈を披露する。ドビュッシー自身も「音楽というのはますます“色彩”と“律動する時間”のように思われてきた」と語るように、音楽、時間、色彩という3つの言葉をキーワードに、お聴きいただきたいアルバム。

録音:2007年9月 ほか/三重

CMCD 28162
\3080→\1990

吉松 隆:アトム・ハーツ・クラブ/河村泰子


吉松 隆:
 アトム・ハーツ・クラブ・トリオ 第1番 op.70d(1997/2005)★
   (1) I. Allegro/(2) II. Andante/
   (3) III. Scherzo/(4) IV. Finale
 アトム・ハーツ・クラブ・トリオ 第2番 op.79b(1999/2007)★
   (5) I. Pizzicato Steps/(6) II. Aggressive Rocks
   (7) III. Brothers Blues/(8) IV. Rag Super Light
   (9) V. Mr. G Returns/(10) VI. Atomic Boogie
 (11) レグルス回路 op.7(1979)
 デジタルバード組曲 op.15(1982)
   (12) I. 鳥恐怖症/(13) II. 夕暮れの鳥/
   (14) III. さえずり機械
   (15) IV. 真昼の鳥/(16) V. 鳥回路
 ピアノ四重奏曲「アルリシャ」 op.30(1987)★
   (17) I. 北の魚と西の魚/(18) II. 傾いた星座
   (19) III. ダイヤモンドの狂気/(20) IV. 融けてゆく夢
   (21) V. 鳥たちの乾いた舞曲/(22) VI. 虹の対位法 - attacca
   (23) VII. 天使たちのコーダ
 (24) ピアノ・フォリオ…消えたプレイアードに寄せて(1997)
 ★=初録音
河村泰子(ピアノ)
中務晴之(フルート)
友永健二(ヴァイオリン)
黒田育世(チェロ)

 アトム・ハーツ・クラブ(原子心倶楽部)の正式名は「ドクター・タルカスズ・アトム・ハーツ・クラブ(Dr.Tarkus's Atom Hearts Club)」。これは、ロックの名盤であるビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」とピンク・フロイドの「アトム・ハート・マザー(原子心母)」およびエマーソン・レイク&パーマーの「タルカス」を足して「鉄腕アトム」の10万馬力でシェイクした音楽を目指す…というコンセプトによる音楽倶楽部です。人類の音楽史における現代の正統な継承者は「(クラシック音楽系の)現代音楽」などではなく「ロック」である! という視点による秘密同好会です。
  [吉松 隆/ブックレット・テキストより]

録音:2008年4月/兵庫

CMCD 28172
\3080→\1990
持田 洋が主宰するフルート・アンサンブル
 「シリンクス フルート アンサンブル」
   リリカル・ランドスケープ


 M.ラヴェル:「クープランの墓」より
  (1) I. プレリュード/(2) II. フォルラーヌ
  (3) III. リゴドン/(4) IV. メヌエット
 M.クトゥノヴスキ:
  (5) フルート・アンサンブルのためのインテルメッツォ
 大前 哲:
  (6) リリカル・ランドスケープ─フルート・アンサンブルのための 作品133
 J.S.バッハ:
  (7) ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調 BWV 1048
  (8) コラール 「主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ」 BWV 1092
  (9) コラール「おお、神の子羊、罪なくして」 BWV 1095
  (10) コラール「イエスよ、わが喜び」 BWV 1105
  (11) コラール「主なる神よ、われを憐れみたまえ」 BWV 721
  (12) G線上のアリア(管弦楽組曲 第3番 ニ長調より)BWV 1068
[バス・フルート・アンサンブル (13) - (15)]
 作曲者不詳(編曲:T.スサート)
  (13) ロンドとフプフ・アウフ
 J.クリューガー(編曲:J.S.バッハ):
  (14) 愛する魂よ、自ら飾れ
 C.ジャヌカン:
  (15) 恋の手習い
 モーツァルト:
  (16) 歌劇「フィガロの結婚」序曲(シンフォニア)
 エルガー:
  (17) セレナード ホ短調 作品20
シリンクス フルート アンサンブル
 持田 洋(指揮/フルート)
 青山優子/上垣典子/請川幸子/
 馬屋原冴理/梶谷博三/柴田真由美
 竹内あすか/谷口美香/松本ちひろ/
 松本直美/宮本正一/守舎慶子
 山田幸子/山本ありさ(五十音順)

 フルート奏者、持田 洋が主宰するフルート・アンサンブル「シリンクス フルート アンサンブル」による魅力あふれる「フルート・アンサンブル」のアルバムです。
 「フィガロの結婚」やバッハの「G線上のアリア」など、フルート・アンサンブルでもおなじみのレパートリーから、アルバム・タイトルにもなっている「リリカル・ランドスケープ」(大前 哲)のような現代作品やメンバーのアレンジによる有名作品などを収録。さらに、バス・フルートだけによるアンサンブルも数曲収められています。この1枚で、フルート・アンサンブルの魅力を心ゆくまでたっぷりとお聴きください。録音:2008年7月/兵庫

CMCD 28187
\3080→\1990
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ選集 Ⅴ/
ウェルナー・ヒンク & 遠山慶子


 ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 K.296
 ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K.377(374e)
 ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 K.403(385c)(断片)
 ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K.547
ウェルナー・ヒンク(ヴァイオリン)
遠山慶子(ピアノ)

 元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター、ウェルナー・ヒンク。彼と共に30年以上デュオを組み演奏してきたピアニスト、遠山慶子。彼らは20年近く前から「モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ選集」の収録をスタートさせました。モーツァルトのヴァイオリン・ソナタと称される作品の中でマンハイム時代に作曲された作品を選び収録。本CDがシリーズ最終盤となります。音が自由に飛び交い会話をしているかのようなモーツァルト、それがヒンク&遠山デュオの魅力のひとつです。ユーモアと遊び心たっぷりの極上のモーツァルトはまさに必聴です。

録音:2007年3月 ほか/ウィーン

CMCD 28189
\3080→\1990
バッハへのオマージュ オルガン作品集
 - バッハからプーランクまで/ブリツィ


 バッハ:
  トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
  前奏曲とコラール「わが心の切なる願い」 BWV727
  前奏曲とコラール「わが心の切なる願い」 BWV742
  前奏曲とコラール「われいずこにのがれゆかん」 BWV646
  前奏曲とコラール「イエス、わが信頼」 BWV728
  前奏曲とコラール「天にましますわれらの父よ」 BWV737
 メンデルスゾーン=バルトルディ:
  オルガン・ソナタ 第6番 ニ短調 作品65-6
 リスト:
  バッハの名による前奏曲とフーガ
 プーランク:
  オルガン、弦楽、ティンパニのための協奏曲
クラウディオ・ブリツィ(オルガン)
ヌンツィオ・ピエトロコーラ(ティンパニ)
ルカーナ室内オーケストラ
パスクアーレ・メンキーゼ(指揮)

 奇才ブリツィによるオルガン名作集。バッハのトッカータとフーガ ニ短調やコラールの他に、バッハのコラールをモチーフにしたメンデルスゾーンのソナタ第6番、リストのバッハ(BACH)の名による作品、そしてバッハのオルガン曲の一節を冒頭に用いたプーランクの協奏曲など、まさにバッハへのオマージュ的作品を収録。南イタリア巡礼の地サン・ジョヴァンニ・ロトンドに新しく建てられた、聖人ピオゆかりの教会「聖ピオ・ダ・ピエトレルチーナ教会」のオルガンの荘厳な響きをお聴きください。

録音:2005年7月/イタリア
CMCD 28211
\3080→\1990
オトマール・ミュラー(チェロ)
 ハイドン:チェロ協奏曲集

 ハ長調 Hob.Ⅶb:(1カデンツァ:ヴォルフガング・ベッチャー)
 ニ長調 Hob.Ⅶb:2(カデンツァ:モーリス・ジャンドロン)
 ニ長調 Hob.Ⅶb:4[疑作](カデンツァ:オトマール・ミュラー)
オトマール・ミュラー(チェロ)
ザルツブルク・ソロイスツ
マルティン・ケルシュバウム(指揮)

 ハイドンはチェロ協奏曲を3曲残しています。このCDでは、その3曲より第1番と第2番、さらに、「ハイドン作」と言われているⅦb:4を収録。この曲は、当時、ハイドンがエステルハージ家で2番目に仕えた君主ニコラウスⅠ世のために書いたバリトン(弦楽器)のための作品を、第三者がチェロ用に編曲したものが伝承されたという説が有力です。 
 録音の少ない幻のチェロ協奏曲をオトマール・ミュラー(ウィーン・アルティス弦楽四重奏団メンバー)のチェロ、マルティン・ケルシュバウム(指揮)、そしてザルツブルク・ソロイスツの演奏でお聴きください。
CMCD-28200
\3080→\1690
ウィーン・フィルの精鋭を中心に結成された
 フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーン“モーツァルティステン”


J.ハイドン:交響曲 第101番 ニ長調 Hob.Ⅰ:101 「時計」
モーツァルト:弦楽のためのアダージョとフーガ ハ短調 K.546
シューベルト:交響曲 第5番 変ロ長調 D.485
フィルハーモニック・アンサンブル・
ウィーン“モーツァルティステン”
ハンス・ペーター・オクセンホファー(指揮)

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の精鋭を中心に結成された、フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーン“モーツァルティステン”。ウィーンの伝統的奏法を継承し、品位と風格ある演奏が最大の特徴です。彼らのセカンド・アルバムとなる本CDでは、ウィーンにゆかりのある作曲家、ハイドン、モーツァルト、シューベルトを収録。まさにウィーン“モーツァルティステン”の真骨頂を発揮したウィーンを堪能する決定盤です。なお、“モーツァルティステン”は今年6月に待望の初来日公演が予定されています。2枚目となるこのアルバムと共に注目される事は間違いないでしょう。

録音:2009年5月/ウィーン
CMCD-28182
\3080→\1990
エーバーハルト・フィンケ(チェロ)
ベートーヴェン:
 チェロとピアノのためのソナタ イ長調 作品69
 チェロとピアノのためのソナタ ハ長調 作品102-1
 チェロとピアノのためのソナタ ニ長調 作品102-2
エーバーハルト・フィンケ(チェロ)
岡田知子(ピアノ)

 2010年5月に90歳を迎えるフィンケ。ベルリン・フィルのソロ・チェリストの座を退いた後、現在も現役チェリストとして精力的に演奏活動を続けています。2007年にCD「ベートーヴェン:チェロとピアノのためのソナタ集」をリリースし、衰えることない深みある音色と音楽でチェリストとしての健在ぶりを示しました。さらに年輪を重ねたことにより、フィンケの音楽はより一層、崇高かつ慈愛にみちたものになっています。

CMCD-28196
\ 2940→\1990
イタリア現代フルート作品集/高橋眞知子

ジャチント・シェルシ:
 プウィル - フルート・ソロのための(1945)
 波止場 - アルト・フルート・ソロのための(1954)
 波止場 - フルート・ソロのための(1953)
 ヒクソス - アルト・フルートとパーカッションのための(1955)*
ブルーノ・マデルナ:
 二元のための音楽 第1番 - フルートとテープのための(1952)
 二元のための音楽 第2番 - フルートとテープのための(1957)
 フルートのためのカデンツァ ディメンション Ⅲより(1963)
アルナルド・デ・フェリーチェ:
 MU - 夢 - フルートとパーカッションのための(2008)*
高橋眞知子(フルート/アルト・フルート)
菅原 淳(パーカッション)*

 1945年以降にイタリアの作曲家たちによって生み出されたフルート作品を収録。当時の前衛的作品とはどこか一線を画しているシェルシより4作品です。次に多様式主義を強く推奨したマデルナの作品では、テープから流れる音とともにフルートを演奏するスタイルの作品を選曲。そして、デ・フェリーチェによる「MU」は、フルート奏者、高橋眞知子のための書かれた作品。作家、谷崎潤一郎初期の作品にインスピレーションを受けたデ・フェリーチェが書き上げたオペラ作品「AKUMU」との共通性を聴き取ることができ、「MU」全体にもある種のジャポニズムを感じ取ることができます。イタリアの現代音楽における功績を存分に堪能できる貴重音源です。


CMCD-28236
\3080→\1990
フォルクハルト・シュトイデ率いるシュトイデ弦楽四重奏団
チャイコフスキー:
 弦楽四重奏曲 ニ長調 作品11
ボロディン:
 弦楽四重奏曲 第2番 ニ長調
シュトイデ弦楽四重奏団
フォルクハルト・シュトイデ(第1ヴァイオリン)
ホルガー・グロー(第2ヴァイオリン)
エルマー・ランデラー(ヴィオラ)
ヴォルフガング・ヘルテル(チェロ)

 ウィーン・フィルのコンサートマスター、フォルクハルト・シュトイデ率いるシュトイデ弦楽四重奏団による待望のニュー・アルバムが完成しました。四重奏団メンバー全員がウィーン・フィルの団員で、まさにウィーン・フィル室内楽の伝統を継承する正統派弦楽四重奏団です。チャイコフスキーとボロディンの親しみのある旋律をエレガントに、そして詩情豊かに歌い上げます。

CMCD 28241
\3080→\1990
ウィーン・アルティス弦楽四重奏団
 J.ハイドン:
  弦楽四重奏曲 第32番 作品20-2 Hob.Ⅲ:32 ハ長調
  弦楽四重奏曲 第74番 作品74-3 Hob.Ⅲ:74 ト短調 「騎士」
  弦楽四重奏曲 第77番 作品77-3 Hob.Ⅲ:77 ハ長調 「皇帝」
ウィーン・アルティス弦楽四重奏団
ペーター・シューマイヤー(第1ヴァイオリン)
ヨハネス・マイスル(第2ヴァイオリン)
ヘルベルト・ケーファー(ヴィオラ)
オトマール・ミュラー(チェロ)

 ウィーン・アルティス弦楽四重奏団は、ウィーン発の実力派カルテットです。古典派から近現代までの幅広いレパートリーを持ち、過去20タイトル以上のアルバムをリリースしている彼らが満を持して録音したハイドン作品集が完成しました。ウィーンの伝統を受け継ぐ愉悦に満ちた演奏で、ハイドン珠玉の名作品をお聴きください。

録音:2008年6月/オーストリア


●ウィーン・アルティス弦楽四重奏団

 2003年5月、アルティス弦楽四重奏団のヴァイオリンとヴィオラの奏者は、立って演奏するという初めての試みに挑み、非常に満足のゆく結果を得られた。それ以来、この楽団は、立って演奏することを好む数少ない四重奏団のひとつとなっている。ウィーン・アルティス弦楽四重奏団は、1980年、ウィーン国立音楽大学で結成された。メンバーたちは、ウィーンでハット・バイエルレやアルフレート・シュタールの指導を受け、オハイオ州のシンシナティー大学 音楽専門学校ではラサール弦楽四重奏団に師事。1983 - 1985年に、イギリスのケンブリッジ、フランスのエビアン、そしてアメリカ合衆国オハイオ州のイエロースプリングスのコンクールで受賞。その後ほどなくして、国際的なキャリアを確立し、ロンドン、パリ、ベルリン、東京、アムステルダム、ニューヨークといった名高いコンサートホールや、さらにはハワイ、ムンバイ、バンコク、フェロー諸島といった少し趣の異なる会場にも出演。現在、最も人気のある四重奏団のひとつとなっている。





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