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HECTOR新シリーズ
エクトール・オーケストラ コレクション
Hector-Orchestra Collection
1CD-R\1800


 歴史的録音復刻CD-Rレーベル「HECTOR」から新たなシリーズが登場。その名も「オーケストラ コレクション」。
 有名指揮者は勿論のこと、隠れた名演や埋もれた音源までもリリースするアイテムは今後必見。これからのHECTORシリーズの中核を担っていくと思われる。

 薄CDケース仕様の折り返しジャケとCD盤面印刷。一部日本語表示付。




2024/10新譜



HOC 23079
1CD-R\1800
NHK交響楽団常任指揮者だった名物指揮者
 ウィルヘルム・ロイブナーの稀少音源

 (1)
  モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調Kv.543
 (2)
  ワルトトイフェル:ワルツ集
  「スケートをする人」「女学生」「スペイン」「愛しの彼女」
(1)
ウィルヘルム・ロイブナー指揮 
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
10inch Eterna LPM1010 
1950年代ベルリン録音モノラル

(2)
ウィルヘルム・ロイブナー指揮 
ウィーン交響楽団
12inch Fontana 697008EL
1950年代後期ウィーン録音モノラル


 ヴィルヘルム・ロイブナーは、1909年生まれのオーストリアの指揮者。

 ウィーンに生まれ、ウィーン音楽アカデミーでフランツ・シュミット、クレメンス・クラウスにピアノ、作曲、指揮の面で師事した。
 卒業後はウィーン国立歌劇場でプロンプターに就任する一方、1931年、声楽教授とウィーン国立歌劇場副指揮者として師クラウスを初め、ブルーノ・ワルター、アルトゥーロ・トスカニーニら巨匠たちの助手として重要な働きをした。

 1937年、同歌劇場第1指揮者に就任。1940年代半ば、トーンキュンストラー管弦楽団首席指揮者となる。

 1957年~1959年、ジョゼフ・ローゼンストックの後任としてNHK交響楽団常任指揮者に就任する。
 帰国後、ウィーン国立歌劇場に出演するなどしたが病気がちだったとも言われ、62歳でウィーンに没した。


 厳しいローゼンストックの後任ということで楽員が「どういう指揮者なのか?」と様子を窺っていたところ、ローゼンストックのように締め付けるような練習スタイルとは打って変わって、「楽しく練習しましょう」的な練習スタイルだったため一安心したというエピソードもある。また、外山雄三によれば非常に涙もろい人物だったようであり、定期公演でグスタフ・マーラーの「大地の歌」を指揮している途中で、演奏とソリストに感動して涙した、という話も残っている。

 N響には常任を離れた後の1963年暮れ~1964年1月にも来演し、第九公演やヨハン・シュトラウス2世の「こうもり」全曲(演奏会形式)を指揮している。

 レパートリーとしては「ドイツ音楽3大B」がメインとなっていたが、N響常任就任後はそれらをメインに据えつつ、現在音楽に至るまでの幅広いプログラムを組み、それは同時にN響自身のレパートリー拡大にもつながった。


 録音には興味がなかった可能性もあるが、あまり恵まれなかった。「ばらの騎士」のワルツ集(N響)や東京放送合唱団を指揮したものがある他、ミシェル・オークレールの伴奏を務めたレコード(ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番。オーストリア交響楽団)や、戦前のウィーン国立歌劇場でのライヴの断片が残されている。






HINDENBURGの旧譜


Burg 1068
\1800
ウィルヘルム・ロイブナー
 ハイドン:交響曲集
  第12番ホ長調、第23番ト長調
  第29番ホ長調、第30番ハ長調「ハレルヤ」
   12inch Lyrichord LL36
    1950年代初期録音モノラル
ウィルヘルム・ロイブナー指揮
Vienna State Academy Chamber Orchestra
 (オーケストラの表記は不明確)


HOC 23080
1CD-R\1800
ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮
 (1)
  チャイコフスキー:イタリア奇想曲Op.45
  ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲Op.56
 (2)
  シュ―ベルト:交響曲第6番ハ長調D589

(1)
ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮 
RIAS交響楽団
10inch Bertelsmann
1950年代録音モノラル

(2)
ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮
ウィーン交響楽団
Private tape
1967年 ライヴ録音モノラル 拍手入


HOC 23081
1CD-R\1800
ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮
 (1)ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
 (2)ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88
(1)
ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮 
フランス国立管弦楽団
Private tape
1966年 ライヴ録音モノラル 拍手入

(2)
ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮 
ケルン放送交響楽団
Private tape
1962年 ライヴ録音モノラル 拍手入


HOC 23082
1CD-R\1800
シューリヒト指揮&ウィーン・フィル
 (1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
 (2)メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」Op.26
              序曲「美しいメルジーネの物語」Op.32
(1)
(ヴァイオリン)クリスティアン・フェラス
カール・シュ―リヒト指揮 
ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団
12inch London LL1046
1954年ウィーン・ムジークフェラインザール録音モノラル

(2)
カール・シューリヒト指揮 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
12inch Decca LXT2961
1954年ウィーン・ムジークフェラインザール録音モノラル



2024/9新譜


HOC-23076
1CD-R\1800
エドゥアルド・シュトラウス指揮&ウィーン交響楽団
 ヨハン・シュトラウスⅡ世作品集(10曲)

  ボンボン・ポルカop.213
  ワルツ「宮廷舞踏会」op.298
  ポルカ「時代思潮」op.302
  ポルカ・マズルカ「心と魂」op.323
  ワルツ「東洋の物語」op.444
  ポルカ「歌い手の喜び」op.328
  行進曲「狙いをつけろ!」op.478
  オーロラバル・ポルカop.219
  ワルツ「心臓の鼓動」op.204
  ポルカ・シュネル「あれか、これか」op.403
エドゥアルド・シュトラウス指揮 
ウィーン交響楽団

12inch PH GBL5600
1950年代中期ウィーン録音 モノラル

 店主はすっごいウィンナ・ワルツ・ファンというわけではない。しかしこのひとの指揮には心から惹かれる。
 いつも書いていることだが、他の人と違うのだ。ちょっとしたニュアンスやちょっとした音楽運びが。
 それが一族の血のなせる技、とか短絡的なことは言いたくない・・・のだが、そうとしか考えられない。
 この人の演奏を聴くとこれこそが「唯一無二のウィンナ・ワルツ」と思えて仕方なくなってしまうから困る。

 エドゥアルト・シュトラウス2世(1910年3月24日 - 1969年4月6日)は、オーストリアの指揮者。
 ウィーン交響楽団などで活動し、晩年にはウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団を創設した。

 ヨハン・シュトラウス1世は曽祖父、ヨハン・シュトラウス2世は大伯父にあたる。
 今のところ最後のシュトラウス家の音楽家とされる。

 日本にもたびたび公演のために訪れており、存命当時は祖父(エドゥアルト・シュトラウス1世)との区別なしに「エドゥアルト・シュトラウス」として知られていた。

 ハンサム・エディと呼ばれた祖父エドゥアルト1世に似て容貌がよかったこと、態度が控えめだったこと、そしてシュトラウス一族やモーツァルトやシューベルトのような作曲家の解釈が上品だったことから、エドゥアルト2世の指揮は大きな人気を集めた。


 そのあたりさわりのないノーブルでスマートな演奏に、「所詮二世指揮者」・・・というようなことを思いながら聴いていたが、「南国のばら」あたりから「これが本来あるべき姿であり、これこそがウィンナ・ワルツなのかもしれない」、と思い始めてきた。
 この人の演奏こそが正真正銘のウィンナ・ワルツであり、実はこの人以外の演奏はすべて亜流、俗物なのかも・・・とさえ。
 それくらい、その優雅さが堂に入っていて自信にあふれている。誇張もはったりもない。ただ演奏するだけでにじみ出てくる誇り高き血統の気品。
 これからは「ウィンナ・ワルツ?それはもちろんエドゥアルト・シュトラウス2世で」とか言ってしまいそう。

「オーケストラの第一ヴァイオリンは、たくさんいなければなりません。そのたくさんの人は、ヴァイオリンを弾いてはいけません。ヴァイオリンで歌わなければいけないのです。」(エドゥアルト・シュトラウス2世)




エドゥアルド・シュトラウス旧譜から



HECTOR
21HH 028
1CD-R\1790
HECTOR、究極のシリーズ
 「プレミアム・エクトール」
エドゥアルド・シュトラウス&ウィーン響、奇跡的録音集

 ヨハン・シュトラウス作品集
  ワルツ「メフィスト、地獄の叫び」op. 101
  「もろ人手をとり」op. 443
  「南国のバラ」op. 388
  「ウィーンのボンボン」op. 307
  ポルカ「狩」op. 373
  「野営の楽しみ」op. 431
  「ハンガリー万歳」op. 332
  「陽気な役人」op. 350
  「時代思潮」op. 302
  トリッチ・トラッチ・ポルカop. 214
  エジプト行進曲 他全14曲
エドゥアルド・シュトラウス指揮 
ウィーン交響楽団

10inch PHILIPS PH006087&NBR06012
1950年代中期録音モノラル

 コンマスには多分ワルター・シュナイダーハン?
 この音源は音のニュアンスなどの微妙な表現力をウィーン響とエドゥアルドのセンスの良さで見事に聴かせる驚愕のお宝音源です。
 ちなみに、今回の音源は殆んど見ない盤で有名なハントのカタログには番号の記載があるが曲目までは記載がなくあとどれくらい存在するかも未確認です。
 何れにしても奇跡的な音源。(メーカーより)


HINDENBURG
Burg 1154
1CD-R\1800
エドゥアルト・シュトラウス指揮
”Magic Vienna”
 ヨハン&ヨゼフ・シュトラウス作品集 その1


 ワルツ「芸術家の生活」
 ワルツ「南国のばら」
 鍛冶屋のポルカ
 ピッツィカート・ポルカ
 トリッチ・トラッチ・ポルカ
 ポルカ「水車」 
 皇帝円舞曲* 
 美しき青きドナウ* (全8曲)
エドゥアルト・シュトラウス指揮 
インスブルック交響楽団
ウィーン国立歌劇場管弦楽団*

12inch (日)fontana SFON10595/6
1960年代中期録音ステレオ

 なんせこのなかの「南国のばら」がかっこいいのである。こんなかっこいい「南国のばら」はちょっとない。


HOC-23077
2CD-R\2900
マタイ演奏中に急逝したフリッツ・レーマン
 J.S.バッハ:ロ短調ミサ曲BWV232
(S) グントヒルト・ウェーバー
(A) マルゲリータ・デ・ランディ
(T)ヘルムート・クレプス
(B) カール・ウォルフラム
フリッツ・レーマン指揮 
ベルリン放送交響楽団&合唱団
12inch Urana RS2-1(2)
1953年ベルリン・ライヴ録音 モノラル

 フリッツ・ルートヴィヒ・レーマン(1904年 - 1956年)は、ドイツの指揮者。
 1918年にピアニストとしてデビューしたが、その年から地元の音楽院で研鑽を積み、1918年から1921年までハイデルベルク大学とゲッティンゲン大学で勉学を続けた。
 1923年から1927年までゲッティンゲン市立劇場の指揮者陣に加わり、1927年からヒルデスハイム、1929年からハノーファーの各都市の指揮者として1938年まで活動した。
 1934年にはゲッティンゲンのヘンデル音楽祭の指揮者とバート・ピルモントの音楽総監督も任されたが、1938年にヴッパータール市の音楽総監督に転出し、1947年まで務めた。
 1946年から1950年までゲッティンゲン市立劇場の音楽監督を歴任。1949年には自ら設立したベルリン・モテット合唱団らとヨハン・ゼバスティアン・バッハの声楽曲の録音を行うようになった。
 1953年にはミュンヘン音楽院の教授となり、後進の指導も行った。
 ミュンヘンでバッハの《マタイ受難曲》を演奏中に急逝した。



 1950年代のDGの主力指揮者として活躍していたのはヨッフム、フリッチャイ、ベーム。そこにゆるく加わっていたのがレーマン。ちょっと補欠というか2軍的扱い。
 でもそのわりには本格的でしっかりした演奏で、「レーマン悪くないんですけど、・・・というか好きなんですけど」という人も多い。


HOC-23078
1CD-R\1800
ジャン・フルネ指揮 
(1)ビゼー:「アルルの女」第1,2組曲 「カルメン」第1組曲
      序曲「祖国」
(2)サン=サーンス:交響詩「ファエトン」op.39
ジャン・フルネ指揮 
(1)
コンセール・ラムルー管弦楽団
10inch PH A00635&12inch Epic 3068
1950年代中期パリ録音モノラル


(2)
パリ放送交響楽団
78rpm Pathe PDT63
1940年代パリ録音モノラル


 ジャン・フルネ(Jean Fournet, 1913年 - 2008年)は、フランスの指揮者。明快な造形と繊細・高雅な感覚を兼ね備えたラテン系指揮者として知られる。ただフランスの伝統を受け継ぎながらも、ドイツ音楽にも大変造詣が深く、世界各国で活躍した。
 親日家でもあり、東京都交響楽団との絆は強く、1978年の初客演以来、四半世紀にわたり密接な関係を続け、引退公演も都響と行なった。






2024/9新譜



HOC23071
1CD-R\1800

エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム指揮&アムステルダム・コンセルトヘボウ管


ハイドン:交響曲第96番ニ長調「奇跡」 第97番ハ長調 エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム指揮 
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
12inch Decca LXT2847
1952年12月 アムステルダム録音モノラル
ベートーヴェン:レオノーレ序曲第2番 エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム指揮 
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
78rpm Decca AK1431/2
1946年録音モノラル




HINDENBURGの旧譜
ベイヌムのハイドン


BURG8059
\1800

「ハイドンの交響曲」稀少音源集

ハイドン:交響曲第45番 嬰へ短調「告別」 ブルーノ・ザイドラ―=ウィンクラー指揮 
ベルリン新交響楽団
78rpm Polydor 65782/4
1924年ベルリン録音MONO
ハイドン:交響曲第53番 ニ長調「帝国」 エドヴァルド・フェンドラ―指揮 
パリ音楽院管弦楽団
78rpm VSM DB5131/2
1939年パリ録音MONO
ハイドン:交響曲第96番 ニ長調「奇跡」 エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム指揮 
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
78rpm Decca AK1855/7
1947年アムステルダム録音MONO

ベイヌムの音源は後に発売されたLP盤とは別録音です。


HOC23072
1CD-R\1800

ジャン=バティスト・マリ指揮、お宝音源
ハイドン:2台のギターと弦楽のための協奏曲第3番ト長調
(ギター) ガルシエラ・ポンポニオ&ホヘル・マルティネス・サラテ
ジャン=バティスト・マリ指揮 
コンセール・ラムルー管弦楽団
12inch RCA 430128
1950年代後期録音モノラル
ワーグナー:ジークフリート牧歌
ヴィヴァルディ:弦楽のための協奏曲イ長調
ジャン=バティスト・マリ指揮 
パリ音楽院管弦楽団
10inch
1950年代録音モノラル

ハイドンの2台のギターと弦楽のための協奏曲第3番は交響曲「軍隊」の元となった曲。


HOC23073
1CD-R\1800
ウィレム・ヴァン・オッテルロー指揮
 モーツァルト:交響曲第29番イ長調Kv.201
           第34番ハ長調Kv.338
           第38番ニ長調Kv.504「プラーハ」*
ウィレム・ヴァン・オッテルロー指揮 
ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン交響楽団*
12inch PH A00286 &6590003
1950年代録音モノラル



HOC23074
1CD-R\1800
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮&フィルハーモニア管
 モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調kv.543
         クラリネット協奏曲イ長調kv.622
(クラリネット) バーナード・ウォルトン
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 
フィルハーモニア管弦楽団
12inch Colombia WCX1361
1955年 ロンドン録音モノラル



HOC23075
1CD-R\1800

マルケヴィッチ指揮&ベルリン・フィル
フランツ・ベルワルド:
 交響曲第3番ハ長調「風変わりな」
     第4番変ホ長調
イゴール・マルケヴィッチ指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
12inch DG LPM18317
1955年 ベルリン録音モノラル
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲op.33 (チェロ) ディミトリー・マルケヴィッチ
アナトゥール・フェストラーリ指揮 
コンセール・ラムルー管弦楽団
10inch VOX PLP6640
1950年代録音モノラル

チェロ奏者は指揮者マルケヴィッチの弟(秘蔵音源)









旧譜


HOC23066
1CD-R\1800
フリッツ・レーマン指揮
モーツァルト:交響曲第36番ハ長調「リンツ」Kv.425 フリッツ・レーマン指揮 
スウェーデン放送交響楽団
private音源 
1950年代スウェーデン録音モノラル
ドヴォルザーク:
 交響詩「野ばと」op.110
 伝説曲op.54より第1,2,3,4,7,8番
フリッツ・レーマン指揮
ベルリン放送交響楽団
12inch Urania URLP 7010
1950年前後ベルリン録音モノラル



 フリッツ・レーマンは1904年生まれのドイツの指揮者。ちなみにロッテ・レーマンはお姉さんである。
 オルガン奏者のカール・レーマンの息子としてマンハイムに生まれた。
 戦後復興期のドイツ・グラモフォンを支えた指揮者として知られ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、バッハなどを地道に録音。職人肌の端正な音楽性が一部に人気が高い。
 ミュンヘンでバッハの《マタイ受難曲》を演奏中に急逝した。


フリッツ・レーマン指揮、旧譜から

HINDENBURG
BURG-8001
\1800
マタイ演奏中に急逝したフリッツ・レーマン
 ウェーバー:「プレチオーザ」序曲 op.78 *
  (1940年録音 78rpm Odeon O7934)
 ドヴォルザーク:弦楽セレナーデ op.22 *
  (1941年録音 78rpm Odeon O7992/4)
 モーツァルト:セレナーデ第6番「セレナータ・ノットルノ」Kv.239
 ベートーヴェン:2つのドイツ舞曲
  (1941年録音 78rpm Odeon O7965/6)
ベルリン・ドイツ歌劇場管弦楽団 *
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
フリッツ・レーマン指揮


HINDENBURG
BURG8058
\1800

フリッツ・レーマン指揮&ベルリン・フィル
(1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64 (ヴァイオリン) ティボール・ヴァルガ
フリッツ・レーマン指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
78rpm DG20015/6
1951年10月3日ベルリン録音MONO
(2)モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調Kv.525 フリッツ・レーマン指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
78rpm Odeon 7942/3
1941年3月7日ベルリン録音MONO
(1)今回は末期のSP盤を使用した復刻です。
(2)レーマンとベルリン・フィルの戦中録音は稀少です。
HINDENBURG
BURG8074
\1800
フリッツ・レーマン指揮 Odeon録音
 (1)ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調op.36
  ヘンデル:組曲「王宮の花火の音楽」
 (2)モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲
フリッツ・レーマン指揮 
(1)
ブリュッセル放送交響楽団
78rpm Odeon 1942年4月 
ブリュッセル録音モノラル
(2)
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
78rpm Odeon 1940年10月 
ベルリン録音モノラル
 フリッツ・ルートヴィヒ・レーマン(1904年 - 1956年)は、ドイツの指揮者。
 1918年にピアニストとしてデビューしたが、その年から地元の音楽院で研鑽を積み、1918年から1921年までハイデルベルク大学とゲッティンゲン大学で勉学を続けた。
 1923年から1927年までゲッティンゲン市立劇場の指揮者陣に加わり、1927年からヒルデスハイム、1929年からハノーファーの各都市の指揮者として1938年まで活動した。
 1934年にはゲッティンゲンのヘンデル音楽祭の指揮者とバート・ピルモントの音楽総監督も任されたが、1938年にヴッパータール市の音楽総監督に転出し、1947年まで務めた。
 1946年から1950年までゲッティンゲン市立劇場の音楽監督を歴任。1949年には自ら設立したベルリン・モテット合唱団らとヨハン・ゼバスティアン・バッハの声楽曲の録音を行うようになった。
 1953年にはミュンヘン音楽院の教授となり、後進の指導も行った。

HECTOR
HCDR-1047
\1,800

モーツァルト:序曲集

 「イドメネオ Kv.366
 後宮からの誘拐 Kv.384
 フィガロの結婚 Kv.492
 ドン・ジョヴァン二 Kv.527
 コシ・ファン・トゥッテ Kv.588
 劇場支配人 Kv.486
 皇帝ティトゥス Kv.621
 魔笛 Kv.620 *」 (全8曲)
  
フリッツ・レーマン指揮
ベルリン・フィル
12inch DG LPEM19040 - 1952年6月24日* 7月9,10日、ベルリン  MONO


HOC23067
1CD-R\1800
エルネスト・ブール指揮
 ドゥヴィ・エルリのメンデルスゾーン
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64 (ヴァイオリン) ドゥヴィ・エルリ
エルネスト・ブール指揮 
南西ドイツ放送交響楽団
10inch DT255c048
1957年頃録音モノラル
メンデルスゾーン:
 「真夏の夜の夢」op.61より序曲、スケルツォ*、ノクターン**
 「フィンガルの洞窟」序曲op.26
(ホルン・ソロ) ピエール・デスコーヴォ**
(フルート・ソロ)ランパル*
エルネスト・ブール指揮
シャンゼリゼ劇場管弦楽団
10inch DT 270c064
1950年代中期録音モノラル

 エルネスト・ブール(1913年4月20日 - 2001年6月20日)はフランスの指揮者。
 ストラスブール大学とストラスブール音楽院の両方で学び、指揮法をフリッツ・ミュンシュとヘルマン・シェルヘンに師事。

 1951年にストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団の、1955年にはストラスブール歌劇場の指揮者に就任。
 1964年から1979年までハンス・ロスバウトの後任として、バーデン=バーデンの南西ドイツ放送交響楽団の首席指揮者を務める。
 エルネスト・ブールのレパートリーは近現代の音楽に集中していることで名高く、ヒンデミットの交響曲『画家マティス』やストラヴィンスキーのオペラ『放蕩者のなりゆき』のフランス初演を果たした。



HOC23068
1CD-R\1800
イオン・ヴォイクの芸術
 ヴィエ二ャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番二短調op.22
 ポルムベスク:バラード
 ラロ:スペイン交響曲*
(ヴァイオリン)イオン・ヴォイク
イオシフ・コンタ指揮
 ルーマニア放送交響楽団
ジョルジェ・ジョルジェスク指揮
 エネスコ・フィルハーモニー管弦楽団*
10inch Electrecord ECD83,73
1960年前後録音モノラル

 ヴォイクはルーマニアの隠れた名ヴァイオリニスト。偉人と言ってもいい。
 1964年にはルーマニアの国務院より人民芸術家の称号を贈られ、1965年にはカーネギー・ホールでアメリカ・デビューを果たしている。
 1969年にはブカレスト室内管弦楽団を創設して指揮者としても活動し、1973年から10年間にわたってジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を歴任した。



HOC23069
1CD-R\1800
ルイ・フレモー指揮
 ベルリオーズ:幻想交響曲
ルイ・フレモー指揮
モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
12inch Erato STE50015
1958年録音ステレオ

 ルイ・フレモー(1921年8月13日 - 2017年3月20日)はフランスの指揮者。名匠で知られる。
 第二次世界大戦中はレジスタンス活動に協力していたため音楽家としてのキャリアは遅れるが、戦後パリ音楽院で学んだあとモンテカルロ歌劇場管弦楽団(モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団)の首席指揮者を務める。
 その後、バーミンガム市交響楽団の音楽監督に就任。のちにその後を任せたのがサイモン・ラトルだったわけである。



HOC23070
1CD-R\1800
アンドレ・ヴァンデルノート指揮
(1)ベルリオーズ:劇的交響曲「ロメオとジュリエット」op.17よりハイライト(約40分)
  第1部序曲(他)、第2部キャピュレット家の饗宴(他)
(2)リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲
アンドレ・ヴァンデルノート指揮 
(1)王立モネ歌劇場管弦楽団(ベルギー)
 Private LP
 1960年代録音モノラル
(2)パリ音楽院管弦楽団
 12inch Command C3002
 1960年頃 録音STEREO

 アンドレ・ヴァンデルノート( 1927年6月2日 - 1991年11月6日)は、ベルギーの指揮者。
 ブリュッセルに生まれ、ブリュッセル王立音楽院で学んだ後、1951年にブザンソン国際指揮者コンクール入賞。
 1952年からウィーン音楽院で学び、1954年からベルギー国立管弦楽団の指揮台に上がるようになった。
 1960年にモネ劇場の音楽監督になり、1974年から翌年までベルギー国立管弦楽団の音楽監督を務めた。
 1978年からはブラバント管弦楽団の音楽監督になる一方、1976年から1982年までアントワープ・フィルハーモニー管弦楽団(現アントワープ交響楽団)の首席客演指揮者となり、1987年から1991年までRTBF交響楽団の首席指揮者を務めた。
 1991年、ブリュッセルで死去。



 ハイドシェックやシフラとのピアノ協奏曲集伴奏が有名だが、モーツァルトの交響曲集もファンの間では名高い。




HOC 23059
1CD-R\1800
マルクジンスキーを聴くべきか、
 リーガーとマルコの指揮を聴くべきか
  それともブレインを聴くべきか
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調op.15 (ピアノ) ヴィトルド・マルクジンスキー
フリッツ・リーガー指揮 
フィルハーモニア管弦楽団

12inch CND 5411953年2月録音モノラル
シベリウス: 交響詩「フィンランディア」op.26 ニコライ・マルコ指揮 
フィルハーモニア管弦楽団

12inchRCA LBC1028
1948年2月録音モノラル

それぞれホルンのデニス・ブレインが参加している

HOC 23060
1CD-R\1800
ピェール・デルヴォー指揮&コロンヌ管弦楽団
 ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調「運命」
 チャイコフスキー: イタリア奇想曲
ピェール・デルヴォー指揮
コロンヌ管弦楽団

12inch SCC502 & Command C3002
1960年代初期録音ステレオ

HOC 23061
1CD-R\1800
プレヴィターリ指揮&ロイヤル・フィル
メンデルスゾーン:
 交響曲第3番イ短調「スコットランド」op.56
 序曲「静かな海と楽しい航海」op.27
フェルナンド・プレヴィターリ指揮 
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

12inch HMV ALP1569
1950年代録音モノラル

HOC 23062
1CD-R\1800

ルイ・フレモーの「展覧会」
ムソルグスキー:展覧会の絵(ラヴェル編) ルイ・フレモー指揮
モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団

12inch Erato FJA5
1959年10月録音ステレオ
シベリウス:美しきワルツop.44
       組曲「恋人」op.14
       交響詩「フィンランディア」op.26
ローラン・ドゥアット指揮 
ルクセンブルク放送交響楽団

12inch Musidisc RC629
1960年代録音ステレオ

 ルイ・フレモーの「展覧会」が主役とは思うが、もう一人の指揮者ローラン・ドゥアットのシベリウスも注目。

 ローラン・ドゥアット(Roland Douatte、1921年12月7日 パリ - 1992年12月16日 パリ)は、フランスの指揮者。録音ではランパルの伴奏指揮者などを務めたり、ドヴォルザークの「新世界交響曲」も残っている。
 独学でヴァイオリニストを学び、1952年に自身の室内オーケストラ「コレギウム・ムジクム・オブ・パリ(Le Collegium Musicum de Paris)」を設立。
 ヴィヴァルディの「四季」や、ドラランドの「王宮のためのサンフォニ」などのバロック時代の音楽に興味を持ち、知らしめた最初の指揮者の一人ということだが、ここでは非常に珍しいシベリウスが聴ける。。
 

HOC 23063
1CD-R\1800

ラインスドルフのフランク
フランク:交響曲ニ短調 エーリッヒ・ラインスドルフ指揮 
フィラデルフィア・ロビンフッド・デル管弦楽団

12inch RCA LBC1001
1952年録音モノラル
ラフマニノフ: 交響的舞曲op.45 エーリッヒ・ラインスドルフ指揮 
ロチェスター・フィルハーモニー管弦楽団
10inch PH A01648R
1950年代録音モノラル

HOC 23064
1CD-R\1800

ラインスドルフ指揮&ロチェスター・フィル
 ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調「英雄」op.55

エーリッヒ・ラインスドルフ指揮 
ロチェスター・フィルハーモニー管弦楽団

12inch columbia RL3069
1953年録音モノラル


HOC 23065
1CD-R\1800

もしや…初録音盤?
 フリッツ・シュトラウプ指揮、135人のオーケストラによる
  「葬送と勝利の大交響曲」
ベルリオーズ:葬送と勝利の大交響曲op.15 フリッツ・シュトラウプ指揮 
ケルン管弦楽団&合唱団(135人のオーケストラメンバー)

12inch Lyrichord LL40
1950年代初期録音モノラル

もしや…初録音盤?
チマローザ: 歌劇「秘密の結婚」序曲
ボイエルデュー: 歌劇「バグダッドの太守」序曲、 歌劇「白衣の夫人」序曲
オーベール: 歌劇「黒いドミノ」序曲
ジョルジュ・ツィピーヌ指揮 
フランス国立放送管弦楽団

10inch Columbia FC1040
1955年頃パリ録音モノラル




Hector HOC-23001
1CD-R\1800
イッセルシュテット指揮&ベルリン・ドイツオペラ管
 プフィッナー:交響曲嬰ハ短調
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮
ベルリン・ドイツオペラ管弦楽団
(12inch URANIA URLP7056 1942 年録音) MONO
イッセルシュテット指揮&ハンブルク放送響
 ブラームス:ハンガリー舞曲集 No.1,2,3,5,6,7,10
 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 No.1,2,3,8
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮
ハンブルク放送交響楽団(NDR)
(12inch Decca LXT 2814 1953年ロンドン録音)MONO

Hector HOC-23002
1CD-R\1800
イッセルシュテット指揮&ハンブルク放送響
 シべリウス:交響曲第2番ニ長調Op.43
 チャイコフスキー:弦楽セレナーデハ長調Op.48*
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮
ハンブルク放送交響楽団(NDR)
(12inch Capitol P18009 1955年録音)MONO
(12inch Decca DL9517 1947年録音)MONO *

Hector HOC-23003
1CD-R\1800
カール・ベーム指揮&ウィーン・フィル
 (ピアノ) エリー・ナイ

  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
(ピアノ) エリー・ナイ
カール・ベーム指揮 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(12inch URANIA URRS7-10 1944年4月12日 ウィーン録音)MONO
カール・ベーム指揮&ウィーン・フィル
 J.シュトラウス:ワルツ「南国のばら」「朝刊」「天体の音楽」
カール・ベーム指揮 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(12inch Victor LBC1008 1949年3月 ウィーン録音)MONO

Hector HOC-23004
1CD-R\1800
カール・ベーム指揮&ドレスデン国立歌劇場管
 プフィッツナー:交響曲ハ長調Op.46
 シューベルト:交響曲第5番変ロ長調D.485*
カール・ベーム指揮 
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
(12inch URANIA URLP 7044 1942年 録音)MONO
(Private tape 1942年 録音)MONO*

Hector HOC-23005
1CD-R\1800
ベーム指揮&ベルリン・フィル
 J.シュトラウス・コンサート1954 ウィーンLIVE

   皇帝円舞曲 トリッチ・トラッチ・ポルカ 常動曲
   美しき青きドナウ こうもり序曲 ラデツキー行進曲
     他全8曲
カール・ベーム指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(Private tape 1954年2月11日 ウィーン・ライヴ録音)MONO 拍手入



カール・ベーム
バックナンバー

ARDMORE
A100-031
\1800
ベーム&ウィーン・フィル
 40年代中番と50年代初頭のモーツァルト

モーツァルト:
 交響曲第41番「ジュピター」Kv.551
 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」kv.525
 交響曲第36番「リンツ」Kv.425 *
 (12inch VOX PL7760 - 1944年3月28,29日 /
  12inch Decca LXT2558 - 1950年9月*
  ウィーン・ムジークフェラインザール録音 MONO)
カール・ベーム指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 極めて珍しいベームの1940年代中番と50年代初頭のモーツァルト。




HINDENBURG
Burg 1198
\1800
1940年代のベーム
 シューベルト:交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」*
 モーツァルト:交響曲第41番ハ長調k. 551「ジュピター」
カール・ベーム指揮 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
12inch Urania URRS7-9
 1944年放送用ライヴ録音*
12inch Victor LBC 1018
 1949年3月録音

 1943年にウィーン国立歌劇場総監督に就任、1944年にはシュトラウス生誕80年祭では作曲者臨席のもと『ナクソス島のアリアドネ』を指揮。1945年にはオーストリアからフランツ・シャルク以来となる「オーストリア音楽総監督」の称号を受けた。そんな戦中の晴れがましい時代の「未完成」。
 連合軍から受けた演奏活動停止命令が1947年に解除され、パリでウィーン国立歌劇場引っ越し公演を行うなどようやく本格的に活動再開したころの「ジュピター」。


Hector HOC-23006
1CD-R\1800
ルネ・レイボヴィッツ指揮
 ベルリオーズ:幻想交響曲op.14
ルネ・レイボヴィッツ指揮 
ウィーン国立歌劇場管弦楽団 ?
(12inch Heliodor 429003 1957年 録音)STEREO

Hector HOC-23007
1CD-R\1800
カバスタ指揮&ミュンヘン・フィル
 ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」Op.95
オズヴァルド・カバスタ指揮 
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
(12inch Royale 1257 1944年7月14日録音)MONO

過去はフルヴェンだと噂されていた音源・・・実はカバスタだと判明!?やはり演奏は凄い!



オズヴァルト・カバスタ
バックナンバー

HINDENBURG
Burg 8031
\1800
オズヴァルト・カバスタ指揮&ミュンヘン・フィル
 モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
        セレナーデ第6番kv. 239より「ロンド」
 ベートーヴェン:「コリオラン」序曲
オズヴァルト・カバスタ指揮 
ミュンヘン・フィルハーモニー

78rpm Electrola DB5648/51 DB 5636
1941年ミュンヘン録音、モノラル、戦中録音の稀少音源


 オズヴァルド・カバスタ。



 1938年にミュンヘン・フィルの首席指揮者に就任、ブルックナーの交響曲第7番などの名演を残した人。
 熱烈なナチス信者だったこともあり、現在カバスタの音源を積極的に出すレコード会社はあまりない。
 終戦後の1946年、クーフシュタインの教会で妻と共に服毒自殺を遂げた。

 この人の指揮した「新世界」がフルトヴェングラーの指揮として販売されたことで、真相が判明した後、その名が広く知られるようになった。

Hector HOC-23008
1CD-R\1800
デルヴォー指揮&コンセール・コロンヌ
 チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調「悲愴」
ピエール・デルヴォー指揮 
コンセール・コロンヌ管弦楽団
(12inch Ducrete Thomson OC504 1961年12月17日録音)MONO

 ピエール・デルヴォー。
 フランスの粋を伝える名匠。
 1917年、ジュリーニ、バーンスタイン世代だが、その名声は彼らのように全世界的人気に高まることはなかった。
 そして今から30年前にひっそりとこの世を去った。

 多くの音楽がファンにこの人のことを聴けば、おそらくこう言うに違いない。
 「デルヴォー?ああ、よく知らないけどいい指揮者だよね」と。

 でもそれは仕方がない。
 録音がないのだ。
 いや、フランスもののオペラや管弦楽曲はいくつか残している。
 しかし一般の音楽ファンを「ぎゅう」と言わせるには、どんなにいい演奏でもルーセルの「小管弦楽のためのコンセール」ではだめなのだ。ビゼーの「真珠とり」ではだめなのだ。サティの「ソクラテス」ではだめなのだ。
 やはりみなが大好きな人気曲でないと。


 では紹介しましょう。
 「え、デルヴォー、こんなすごい人だったの」と思っていただける演奏を。
 そして以後、この人に対するコメントが変わるような演奏を。


 1961年の「悲愴」。

 この図太さ、面白さ、壮絶さ。

 これを聴けば、以前ドゥヴィ・エルリとのヴァイオリン協奏曲を聴いたときに店主が思わずうめいた「まだこの曲にこんな名演が残っていたのか」という言葉を、みなさんも同じように発することになると思います。

 そして今からでも遅くない、デルヴォーの有名大作録音を聴きたくなると思います。

Hector HOC-23009
1CD-R\1800
デルヴォー指揮&ハンブルク国立フィル
 メンデルスゾーン:交響曲第4番イ長調Op.90「イタリア」
 メンデルスゾーン:劇音楽「真夏の夜の夢」より序曲 スケルツォ 夜想曲 結婚行進曲
ピエール・デルヴォー指揮 
ハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団
(12inch Opera ST1913 1960年録音)STEREO
あちこちにデルヴォーぶしが炸裂しまくる演奏です。序曲のホルンが特にカッコ良いです。

Hector HOC-23010
1CD-R\1800
デルヴォー指揮&コンセール・コロンヌ
 ベルリオーズ:幻想交響曲op.14
ピエール・デルヴォー指揮 
コンセール・コロンヌ管弦楽団
(12inch Ducrete Thomson SOC503 1962年録音)STEREO

 「幻想」はいまから15年くらい前にひっそり国内盤で発売された1962年1月の録音と同じと思われる。
 市場でも音楽ファンの間でもほとんど無視されたが、知っている人は知っている隠れた名盤。
 もしその国内盤と同じなら、評論家の宇野功芳氏が「当時のコロンヌ管はいい加減さで知られ、デルヴォーもオペラ座でブーを出されていたらしいが、なかなかどうしてこの「幻想」は聴かせる。・・・第4楽章は重いテンポながら、やるべきことはやり尽くしており、コーダの小太鼓最強打などものすごい。そして終曲に入ると指揮者もオーケストラもいよいよ荒れ狂い・・・」と語っていた演奏である。
 
 なにせデルヴォーの表現が粋で洒落てて、生き生きしているのだ。

 Ducrete Thomsonへの録音で、15年前にその国内盤が出るまで輸入盤でもCD化はされてなかった。残念ながら国内盤も今は廃盤。
 完全に同一の録音という結論はまだ得てないが、いずれにしても非常に貴重な復刻である。

 ちなみに一応ライヴという扱いになっていたが、一発録音っぽい収録だったのではないか。
 そういう勢い、生命力がある。

Hector HOC-23011
1CD-R\1800 
ロベルト・シュトルツ指揮&北オランダ・フィル
 「歌と演奏によるウィーンの薫り」

  J.シュトラウス:「ジプシー男爵」より(2曲) こうもり序曲 ラデツキー行進曲
  レハール作品
  シュトルツのメロディー  
  シュトルツ:「私が愛する歌はワルツ」
   (他全11曲収録)
(S) Gevda Scheyrer (T) Heinz Hoppe
ロベルト・シュトルツ指揮
北オランダ・フィルハーモニー管弦楽団
(Private tape 1970年代初期ライヴ録音)STEREO 拍手入

「こうもり」の最後は盛り上ります。必聴です。



ロベルト・シュトルツ
バックナンバー

HINDENBURG
Burg 1143
\1800
ロベルト・シュトルツ指揮の珍品音源!

古きウィーンの音楽(全6曲)
 ウィーンの美しい夜
 シルクのウィーン 
 プラーターでは木々が花を咲かせています 他
チャイコフスキー幻想曲(メドレー風) 約24分*
オッフェンバック幻想曲(メドレー風) 約25分*
ロベルト・シュトルツ指揮
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
ウィーン交響楽団*
10inch Decca LPS74 & Decca LK4077
1949年 1950年代録音* モノラル
HINDENBURG
Burg 1152
\1800

ロベルト・シュトルツ指揮の1949年稀少音源集

エメリッヒ・カールマン・ファンタジー(愉快な騎兵、サーカスの女王などによるメドレー集)
カールマン:「ジプシーの王様」よりサリ・ワルツ
カールマン:「伯爵令嬢マリツァ」よりワルツ
エミール・ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツ、私の夢、ワルツ女学生、黄金の雨(全7曲)
ロベルト・シュトルツ指揮 
His Concert orchestra
12inch Decca LK4006
1949年スイス・ジュネーヴ ヴィクトリアホール
録音モノラル
当時のヨーロッパオケの寄せ集めによる楽団です。
ヨハン・シュトラウス:喜歌劇「こうもり」序曲 ロベルト・シュトルツ指揮 
ウィーン交響楽団
10inch Remington
RLP149
1950年前後録音モノラル

 「こうもり」では当時のウィーン響は実に味あるテンポと音を奏でる。
 クナでもやらないラストが仰天の盛り上りだが当時の演奏としてはごくあたりまえ。現代ではこの様な演奏はまずしないので稀少な音源です。シンバルまで加わる驚愕の演奏。これだけでも損はない。(メーカーより)


Hector HOC-23012
1CD-R\1800
レイボヴィッツ指揮&パリ放送響
 ビゼ―:交響曲ハ長調
 シューベルト:交響曲第1番ニ長調D.82
ルネ・レイボヴィッツ指揮 
パリ放送交響楽団
(12inch Oceanic OCS33 1953年頃 パリ録音)MONO

 ルネ・レイボヴィッツ。

 1913生まれ。「12音音楽の使徒」。
 シェーンベルクとウェーベルンに師事、新ウィーン楽派の音楽を世に広めるとともに、自らも12音音楽による多数の作品を発表、それらに関する理論書も残している。
 同時に指揮者としても活躍。もちろん現代音楽を精力的に取り上げ、「月に憑かれたピエロ」を初録音するなどレコーディング活動も盛んだった。


ルネ・レイボヴィッツ
バックナンバー
シュライバー
SH-103
\1800
ルネ・レイボヴィッツ指揮
 ロッシーニ:序曲集
  「アルジェのイタリア女」
  「セミラーミデ」「泥棒かささぎ」
  「ウィリアム・テル」
 ベートーヴェン:ウェリントンの勝利(戦争交響曲)*
  12inch URANIA UR114 & Saga XID5114 -
   1950年代初期録音MONO
ルネ・レイボヴィッツ指揮
 コンセール・パドゥルー管弦楽団
パリ放送交響楽団*
オハン・ドゥリャン指揮
 スメタナ:「売られた花嫁」序曲
 グリンカ:幻想曲「カマリンスカヤ」
  10inch PH A76707 - 1950年代中期録音MONO
オハン・ドゥリャン指揮
コンセール・ラムルー管弦楽団
 


Hector HOC-23013
1CD-R\1800
アルチェオ・ガリエラ指揮&フィルハーモニア管
 ヴェルディ作曲 「序曲と前奏曲集」(6曲)
  「椿姫」より第1幕前奏曲 第3幕前奏曲
  「シチリア島の夕べの祈り」序曲
  「アイーダ」より第1幕前奏曲
  「運命の力」序曲
  「ナブッコ」序曲
 リスト:交響詩「前奏曲」
 チャイコフスキー:イタリア奇想曲
アルチェオ・ガリエラ指揮 
フィルハーモニア管弦楽団
(12inch Columbia 33QCX10094 & 33FCX239 1953年録音)MONO

 


 アルチェオ・ガリエラ(1910年5月3日 - 1996年4月21日)はイタリアの指揮者。
 ミラノで生まれ、パルマ音楽院の教授だった父親から音楽の手ほどきを受けた後、生地の音楽院でピアノ、オルガンと作曲を学んだ。



 1932年から母校で教鞭をとっていたが、1941年に指揮者に転向し、ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団を指揮してデビューを飾り、ミラノ・スカラ座などでも活躍した。
 第二次世界大戦が勃発してからはスイスに亡命し、1945年にルツェルン音楽祭への出場を皮切りに演奏活動を再開した。
 1957年にはフェニーチェ座の指揮者となり、1960年まで務めた。
 1964年にはストラスブール市立管弦楽団の首席指揮者となり、1972年までその任にあった。
 ブレシアにて死去。


 リパッティやアラウなどの協奏曲録音の指揮者として認知されるガリエラ。
 しかし実はシンフォニー指揮者としても優秀な録音を残している。そして実は隠れファンも多い。
 店主もシンフォニーではないが、ブラームスの「悲劇的序曲」を聴いてそのどっしりとした安定感ときびきびした帝王的音楽運びに「一体誰だ!?」と思って名前を見たらガリエラだったことがあり、それ以来一目置いている。

 ただ彼のシンフォニー録音がCDになることはまれで、これまでにARDMORE、HECTORからアルバムがリリースされたときには、熱心なファンの方から感謝のメールまでいただいたほど。


アルチェオ・ガリエラ
バックナンバー
ARDMORE
A100-041
\1800
アルチェオ・ガリエラ指揮&フィルハーモニア管
 ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調
 ロッシー二:(レスピーギ編)風変わりな店
  12inch Entre (Columbia) RL3035 &
   10inch Columbia 33S1009 -
    1950年1953年録音MONO
アルチェオ・ガリエラ指揮
フィルハーモニア管弦楽団
HINDENBURG
BURG-8008
\1800
ガリエラ指揮&フィルハーモニア管
 ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」
アルチェオ・ガリエラ指揮
フィルハーモニア管弦楽団
78rpm Columbia DX1399/403 - 1947年録音MONO
LP盤とは別録音です。
 ガリエラ、いよいよ彼の代表的録音「新世界」の登場。1947年のSPからの復刻。


HECTOR
HMOZ-05
1CD-R\1800
モーツァルト:交響曲第29番 第35番「ハフナー」
 12inch Angelicum LPA6000 - 1960年代中期録音STEREO
アルチェオ・ガリエラ指揮
ミラノ・アンジェリクム管弦楽団
 
薄CDケース入り、ジャケットと盤面印刷のみ。一部日本語表記。

Hector HOC-23014
1CD-R\1800
パウル・ザッハー指揮&ウィーン響
 シュ―ベルト:交響曲第4番ハ短調「悲劇的」D.417
 J.C.バッハ:シンフォニア変ホ長調Op.18-1 ニ長調Op.18-4
パウル・ザッハー指揮 
ウィーン交響楽団
(12inch Festival FLD27 & Philips A00642 1950年代初期録音)MONO
スイスの指揮者ザッハーとウィーン響のアナログ盤お宝音源。
「悲劇的」はかなり珍しい。

Hector HOC-23015
1CD-R\1800
カイルベルト指揮&ベルリン・フィル
 ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(12inch Telefunken LSK7008 1951年3月 ベルリン録音)MONO
フルヴェン時代のベルリンフィルは凄い。




HOC 23016
1CD-R\1800
レオン・バージン指揮&ニューヨーク・シティ・バレエ管
 ビゼー:組曲「ローマ」
 シャブリエ:気まぐれなブーレ(管弦楽版)
レオン・バージン指揮 
ニューヨーク・シティ・バレエ管弦楽団
12inch Pathe Vox PL9320 1952年録音モノラル


バージンと言えばこのブルッフ。
いつかアリア・レーベルで出そうとずっと温めていて、ようやく発売することができた店主にとって永遠の名盤。
ただしこの演奏を聴くとほかの指揮者で聴けなくなるので要注意。
詳細はこちら

AR 0040
\1700
アリア・レーベル第40弾
 ミルシテイン(Vn)/バージン指揮&フィルハーモニア管
  
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
  ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ナタン・ミルシテイン(Vn)
レオン・バージン指揮
フィルハーモニア管弦楽団
.
原盤:CAPITOL SP8518
録音:1959年10月

 フォーマットはCD-R。ケースは薄型で、シンプルなデザインのジャケットと盤面印刷の仕様です。針音や歪みなどのオリジナル・ノイズがありますがご了承ください。
.


HOC 23017
1CD-R\1800
カラヤン指揮&フィルハーモニア管
 ベルリオーズ:幻想交響曲
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 
フィルハーモニア管弦楽団
12inch Columbia FCX396 1954年7月 録音MONO

 カラヤン最初の「幻想」のスタジオ録音。

HOC 23018
1CD-R\1800
フランコ・フェラーラ指揮&ローマ響
 レスピーギ:リュートのための古風なアリア (全3曲)
  組曲第1,2,3、番
フランコ・フェラーラ指揮 
ローマ交響楽団
12inch RCA LM2179 1950年代後期 録音MONO

 フランコ・フェラーラ(Franco Ferrara,1911年7月4日 - 1985年9月6日)はイタリアの指揮者、作曲家、音楽教育家。
 1911年、パレルモに生まれ。ボローニャ、ローマで教育を受ける。
 はじめヴァイオリニストとしてスタートするが、グアルニエリの勧めで指揮者に転向し、1938年にフィレンツェ歌劇場でデビュー。
 1944年には聖チェチーリア音楽院管弦楽団の常任指揮者となった。
 しかし1948年に病を得てコンサート活動から距離を置き、後進の指導や映画音楽の作曲・指揮等に専念することとなる。
 教育者としてはサンタ・チェチーリア国立アカデミアを中心に、ヴェネツィア、シエナ、ボローニャ等で活動、また各国のマスタークラスでも指導を行い、クラウディオ・アバド、ダニエル・バレンボイム、チョン・ミョンフン、アンドルー・デイヴィス、リッカルド・シャイー、リッカルド・ムーティ、ブルーノ・ヴァイルをはじめ、多くの指揮者を育てた。
 またフェリーニ、アントニオーニ、ヴィスコンティ等の作品の映画音楽を指揮したことでも知られる。
 ピエトロ・ジェルミ監督の「鉄道員」、ジョン・ヒューストン監督の「天地創造」の音楽も彼が指揮したもの。



 たしかフェラーラの病気は、指揮台に立つと気を失って倒れるというものではなかったかと。


HOC 23019
1CD-R\1800
「ホーレンシュタインのワルツ」Vol.1

 J.シュトラウス:「こうもり」序曲
  ワルツ「酒、女、歌」
  ワルツ「春の声」
  アンネン・ポルカ
  ワルツ「ウィーン気質」
  トリッチ・トラッチ・ポルカ
  皇帝円舞曲
  常動曲
  「美しき青きドナウ」
(9曲)
ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 
ウィーン国立歌劇場管弦楽団?
12inch RCA CSC602 (2) 1962年録音STEREO

HOC 23020
1CD-R\1800

「ホーレンシュタインのワルツ」Vol.2

J.シュトラウス:
  「ジプシー男爵」序曲
  ワルツ「芸術家の生活」
  ワルツ「ウィーンの森の物語」 (3曲)
ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮  
ウィーン国立歌劇場管弦楽団?
12inch RCA CSC602 (2) 1962年録音STEREO
J.ヘルメスベルガー:舞踏会の情景
レズ二チェク:「ドンナ・ディアナ」序曲
ウェルナー・シュミット=ベルケ指揮  
ベルリン交響楽団
7inch Opera4241 1950年代録音MONO
J.シュトラウス:「皇帝円舞曲」op.437 オットー・ドゥブリンド指揮  
ベルリン放送交響楽団
7inch VEB540134 1950年代録音MONO
J.シュトラウス:ワルツ「ウィーン気質」op.354 ユージン・オーマンディ指揮 
フィラデルフィア管弦楽団
private tape 1970年 ライヴ録音MONO拍手入
J.シュトラウス:ワルツ「春の声」op.410 アルトゥ―ロ・トスカニーニ指揮 
NBC交響楽団
private tape 1946年 ライヴ録音MONO拍手入




HOC 23021
1CD-R\1800

ボッセルトとセルの1944年ライヴ音源

ラロ:スペイン交響曲op. 21 (ヴァイオリン) ルース・ポッセルト
ジョージ・セル指揮 
ボストン交響楽団
private tape
1944年ライヴ録音モノラル拍手入
ハイドン:交響曲第88番ト長調 第104番ニ長調「ロンドン」 ジョージ・セル指揮 
クリーブランド管弦楽団
12inch Epic LC3196
1951年録音モノラル



HOC 23022
1CD-R\1800
ピエール・デルヴォー指揮
 ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調op. 68「田園」
 モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲*
ピエール・デルヴォー指揮 
コンセール・コロンヌ管弦楽団 
フランス国立放送管弦楽団*
12inch DT CC501
1961年録音モノラル
& private tape 1960年代録音モノラル*



HOC 23023
1CD-R\1800
エーリッヒ・ラインスドルフ指揮
 ブラームス:交響曲第1番ハ短調op. 68
エーリッヒ・ラインスドルフ指揮 
フィラデルフィア・ロビンフッド・デル管弦楽団
12inch RCA LBC1004
1952年録音モノラル



HOC 23024
1CD-R\1800
(ピアノ) アニア・ドルフマン
 グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調op. 16
 メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番ト短調op. 25
(ピアノ) アニア・ドルフマン
エーリッヒ・ラインスドルフ指揮 
フィラデルフィア・ロビンフッド・デル管弦楽団
12inch RCA LM2102
1953年録音モノラル



HOC 23025
1CD-R\1800
コンヴィチュニーのワーグナー管弦楽曲集Vol.1
 ワーグナー:
  ヴァルハラ城への神々の入場
  ワルキューレの騎行
  魔の炎の音楽
  ジークフリート牧歌
  ジークフリートの第3幕間奏曲  ラインへの旅
  ジークフリートの葬送行進曲とフィナーレ
     (全7曲)
フランツ・コンヴィチュニー指揮 
ミュンヘン国立歌劇場管弦楽団
12inch Urania URLP 7063 7065
1952年録音モノラル



HOC 23026
1CD-R\1800
コンヴィチュニーのワーグナー管弦楽曲集vol.2
 ワーグナー:
  「パルシファル」より前奏曲 聖金曜日の音楽
  「妖精」序曲
  「恋愛禁制」序曲
  「リエンツィ」序曲
  「さまよえるオランダ人」序曲
    (全6曲)
フランツ・コンヴィチュニー指揮 
ミュンヘン国立歌劇場管弦楽団
12inch urania URLP 7065 7069
1952年録音モノラル



HOC 23027
1CD-R\1800
F.マーラーの破天荒なレア音源復刻!
 ブラームス:ハンガリー舞曲集 (8,9番を除く)
フリッツ・マーラー指揮 
ハートフォード交響楽団
12inch Decca 410003
1960年代録音ステレオ

 フリッツ・マーラーがアメリカのオケを振ったハンガリー舞曲集。チェリ・ファンも驚愕の演奏です。
 テンポは遅めで変な間がある。超個性的な演奏が好きな方どうぞ。
 収録時間に制限があったためか8番と9番は入ってない。(HECTOR)

第7番の音源、どうぞ。
https://www.dropbox.com/s/nxmjbb74zlnc16m/Track07.mp3?dl=0

HOC 23028
1CD-R\1800

ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮


モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク Kv.525 ハンブルク放送交響楽団 
1955年録音モノラル
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」序曲  
        「魔笛」序曲
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
1939年録音モノラル
ロッシー二:「フェルセンミュ―ル」序曲 ベルリン・ドイツ歌劇場管弦楽団 
1937年録音モノラル
ハイドン:皇帝変奏曲 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団  
1935年録音モノラル
ビゼー:「アルルの女」より 第2組曲 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
1939年モノラル

ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮



HOC 23029
1CD-R\1800
ポール・パレ―指揮
 ベルリオーズ:幻想交響曲
ポール・パレ―指揮 
コンセール・コロンヌ管弦楽団
12inch vOX PL9650
1950年録音モノラル



HOC 23030
1CD-R\1800

コンセール・コロンヌ管の名演
ベルリオーズ:「べンヴェヌート・チェッリー二」序曲,
         ラコッツィ行進曲
デュカス:「ラ・ペリ」よりファンファーレ
モーツァルト:トルコ行進曲
ポール・パレ―指揮 
コンセール・コロンヌ管弦楽団
1949年録音モノラル
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番 第6番 エドゥアール・コロンヌ指揮  
コンセール・コロンヌ管弦楽団
80rpm 縦振Pathe 8949
1907年録音モノラル
ウェーバー:「魔弾の射手」序曲 ジル指揮 
パテ交響楽団  
80rpm 縦振Pathe 6326
1910年録音モノラル



HOC 23031
1CD-R\1800
ミュンシュの「オルガン」1947年録音
 (1)サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調「オルガン付き」
 (2)ラヴェル:ボレロ
  ベルリオーズ:「ベンヴェヌート・チェッリーニ」序曲
           序曲「海賊」
シャルル・ミュンシュ指揮
(1)
(オルガン) エドゥアルド・ニース=ベルガー
ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
12inch columbia 33CX1116
1947年録音モノラル
(2)
パリ音楽院管弦楽団
12inch London LLP466
1946年録音モノラル


HOC 23032
1CD-R\1800
アタウルフォ・アルヘンタ指揮
 シューベルト:交響曲第9番ハ長調D944
アタウルフォ・アルヘンタ指揮 
セント・ソリ管弦楽団(パリ)
12inch OMEGA OSL12
1957年パリ録音ステレオ


HOC 23033
1CD-R\1800
アルヘンタのラヴェル管弦楽作品集
 ラヴェル:
  道化師の朝の歌
  バレエ「マ・メール・ロワ」組曲
  亡き王女のためのパヴァーヌ 
  スペイン狂詩曲
アタウルフォ・アルヘンタ指揮 
セント・ソリ管弦楽団(パリ)
12inch Le Club Francais du Disque 104  
1956年録音モノラル


HOC 23034
1CD-R\1800
アーベントロートのJ.シュトラウス作品集(ワルツと序曲)
 J.シュトラウス:「こうもり」序曲、 春の歌
         くるまば草、 ジプシー男爵
         美しき青きドナウ、  芸術家の生活
ヘルマン・アーベントロート指揮 
ライプツィヒ放送交響楽団
12inch CMD 315
1950年頃録音モノラル


アーベントロート指揮の稀少録音集
HINDENBURG旧譜より
Burg1202
\1800

アーベントロート指揮の稀少盤復刻集

ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編) ライプツィヒ放送交響楽団 
1952年録音モノラル
Urania URRS718
グルック:「アウリスのイフィゲニア」序曲(ワーグナー編) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
1944年録音モノラル 
Urania URLP7028
レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ パリ音楽院管弦楽団  
1941年録音モノラル 
78rpm VSM DB5197/8
ヘルマン・アーベントロート指揮
Burg 8029
\1800
アーベントロート稀少SP音源集
R.シュトラウス:交響詩「死と変容」 78rpm Polydor 65871/3
1922年録音モノラル 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ワーグナー:楽劇「さまよえるオランダ人」序曲 78rpm Parophone E11422
1938年録音モノラル 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
リスト:ハンガリー狂詩曲第1番 78rpm Odeon O7734
1937年録音モノラル  
ベルリン国立歌劇場管弦団
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番 78rpm Odeon O7887
1938年録音モノラル  
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
グルック:歌劇「アウリスのイフィゲニア」序曲 78rpm Parlohone E11446
1937年録音モノラル 
ベルリン交響楽団
ヘルマン・アーベントロート指揮


HOC 23035
1CD-R\1800
エミール・ギレリス
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調op. 15
                 第2番変ロ長調op. 19
(ピアノ) エミール・ギレリス
アンドレ・ヴァデルノート指揮 
パリ音楽院管弦楽団
12inch Columbia 33CX1667
1957年録音モノラル


HOC 23036
1CD-R\1800
アンドレ・ヴァデルノート指揮 
 ブラームス:セレナーデ第1番ニ長調op. 11
アンドレ・ヴァデルノート指揮 
パリ音楽院管弦楽団
12inch VSM FALP 471
1957年録音モノラル



旧譜から
ヴァンデルノート指揮&フランス国立放送管
ベルリオーズ:幻想交響曲


Burg 1236
\1800
ヴァンデルノート指揮&フランス国立放送管
ベルリオーズ:幻想交響曲
アンドレ・ヴァンデルノート指揮
フランス国立放送管弦楽団
12inch Command CC11009SD
1960年録音ステレオ
 マイナーレーベル「Command」初期ステレオ録音
 当時のオケにはフルートのデュフレーヌが在籍。アナログマニアには興味深い音源の復刻です。

 終楽章が一部お聞きいただけます。
https://www.dropbox.com/s/szos1t5nie0dmct/Burg1236Track05.mp3?dl=0


HOC 23037
1CD-R\1800
クレバースの稀少協奏曲集
 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調op. 6*
 ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ短調op. 31
(ヴァイオリン) ヘルマン・クレバース
ウィレム・ヴァン・オッテルロー指揮 
ウィーン交響楽団*
ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団
12inch PHILIPS A00263L
1954年ウィーン録音*
1954年アムステルダム録音  
モノラル

HOC 23038
1CD-R\1800
フィストラーリ指揮による管弦楽作品集
 ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
 レズニチェック:「ドンナ・ディアナ」序曲
 リムスキー=コルサコフ:序曲「五月の夜」
 ウォルフ・フェラーリ:「スザンヌの結婚」序曲
 グリンカ:「ルスランとリュドミラ」組曲(4曲)
アナトゥール・フィストラーリ指揮 
フィルハーモニア管弦楽団
12inch Odeon OLAX1010
1951年録音モノラル


主役はエリザベス・ロックハートですが

Burg 1019
\1800

音楽に陵辱されるとしたらこんな感じか
 エリザベス・ロックハート

  (1)ベートーヴェン:ロマンス第2番ヘ長調op.50 *
  (2)ショーソン:詩曲
   ラヴェル:ツィガーヌ
エリザベス・ロックハート(Vn)

(1)アナトゥール・フィストラーリ指揮
 ベルリン・リアス交響楽団
(2)アナトゥール・フィストラーリ指揮
  ロンドン交響楽団
 12inch Bertelsmann 7000 * &MGM E3041 ) 1950年代録音mono

 ヨーゼフ・ハシッドをご存知だろうか。
 カール・フレッシュ門下のイギリスのヴァイオリニスト。
 恋に破れ発狂し、最後は精神病院で凶暴患者を従順にするロボトミー手術を受け廃人となり、結局そのまま正常に戻ることなく26歳でこの世を去った天才。

 その演奏を聴いたものはみな絶賛し、ハシッドが夭折しなければハイフェッツですら敵でなかったとまで言われる。
 フレッシュは「すべての弟子のうちで最も才能豊かなヴァイオリニスト」と語り、クライスラーは「天才ヴァイオリニストは100年に1人出るが、ハシッドは200年に1人の逸材だ」と絶賛した。
 で・・・。 
 そのハシッドを廃人たらしめた美しきヴァイオリニストが・・・
 エリザベス・ロックハート。
 1921年生まれのスコットランド出身の女性ヴァイオリニスト。
 「詩曲」と「ツィガーヌ」は存在が知られていたが、今回HINDENBURGはベートーヴェンの「ロマンス第2番」を発掘したらしい。

 ベートーヴェンの「ロマンス」は、会員制配布LPで、しかもヨッフムのベートーヴェンの交響曲第2番の余白に入っていて見過ごされていたらしい。
 カタログ類や資料などにも載っていなかった音源なのでこれはありがたい。

 ちなみに「詩曲」、「ツィガーヌ」、「ロマンス第2番」、すべて指揮はフィストラーリ。
 フィストラーリはグスタフ・マーラーの次女、アンナ・マーラーと結婚したが、1956年に離婚し、翌年には2番目の女性と結婚している。
 その2番目の女性というのが・・・ロックハート。



 魔性の女かどうかそれは分からない。
 だがその演奏を聴けば何か分かるかもしれないと思って聴いたのだが・・・、先入観からか・・・、「詩曲」の妖艶さはちょっと普通じゃない。
 音楽に陵辱されるとしたらこんな感じか。
 フィストラーリはこの共演でやられたのだろうか。


HOC 23039
1CD-R\1800

ラインスドルフ指揮の「時計」と「悲愴」

チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調op. 74「悲愴」 ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団
12inch Capitol P8530
1960年頃録音モノラル
ハイドン:交響曲第101番ニ長調「時計」 ロチェスター・フィルハーモニー管弦楽団
12inch columbia HL7171
1950年初期代録音モノラル
エーリヒ・ラインスドルフ指揮

HOC 23040
1CD-R\1800

クレメンス・クラウス、1940年代の録音
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死*
舞台神聖祝典劇「パルシファル」より聖金曜日の音楽*
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番 第3番
ドヴォルザーク:スラブ舞曲第3番 第5番 第8番
クレメンス・クラウス指揮 
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
12inch Decca LXT2527
1949年録音*
London LK4007
1949年録音
スメタナ:「我が祖国」より モルダウ クレメンス・クラウス指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
12inch Royale 1311
1944年11月24日ベルリン放送用録音モノラル


HINDENBURGの旧譜から
クレメンス・クラウス指揮&ウィーン・フィル

Burg 8020
\1800
クレメンス・クラウス&ウィーン・フィル/
 電気録音と戦中録音!

  ハイドン:交響曲第88番ト長調
   (1929年ウィーン録音 78rpm HMV )
  ブラームス:ハンガリー舞曲第1番 第3番
   (1929年ウィーン録音 78rpm HMV )
  モーツァルト:
   「コシ・ファン・トゥッテ」序曲
   「フィガロの結婚」序曲
   「後宮からの誘拐」序曲
  シューベルト:ロザムンデより舞踏音楽
     (78rpm HMV ウィーン録音)
  ファリャ:三角帽子より3つの踊り
   (78rpm Telefunken ウィーン録音)
クレメンス・クラウス指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 当時のウィーン・フィルの弦が痺れるようにいい。ハンガリー舞曲は必聴です。
 1929年から1938年まではロゼのコンマスなのでおそらくソロはロゼでしょう。フャリャは違う。(hindenburg)
 少し聴けます。こちら


HOC23041
1CD-R\1800
カール・シューリヒト指揮
 ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調op. 21
               第2番ニ長調op. 36
カール・シューリヒト指揮 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
10inch Decca LX3084&2724
1952年 ウィーン・ムジークフェラインザール録音MONO


HOC23042
1CD-R\1800
クルト・ザンデルリンク指揮
 モーツァルト:交響曲第41番ハ長調「ジュピター」
 ドヴォルザーク:スラブ舞曲集op.72 (全8曲)
クルト・ザンデルリンク指揮 
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
12inch Melodia 5289
1950年代 モスクワ録音MONO


HOC23043
1CD-R\1800
カレル・アンチェル指揮 
 モーツァルト:交響曲第36番ハ長調「リンツ」
             第38番ニ長調「プラハ」
カレル・アンチェル指揮 
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
12inch ETERNA 820099
1950年代後期録音MONO


HOC23044
1CD-R\1800
フリッツ・リーガー指揮 
 モーツァルト:交響曲第30番ニ長調Kv.202
         協奏交響曲変ホ長調Kv.297b 
フリッツ・リーガー指揮 
ヴィンタートゥ―ル市立管弦楽団
(ob) E.Parolari (Cl) H.Koch (Hrn) A.Klinko (Fg) J.Meszaros
12inch Pelca PSR40007
1970年頃 チューリヒ録音STEREO


HOC23045
1CD-R\1800
レナード・バーンスタイン弾き振り
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番変ロ長調
                 第17番ト長調
(指揮&ピアノ)レナード・バーンスタイン  
コロンビア交響楽団
12inch Columbia ML5145  
1956年録音MONO


HOC23046
1CD-R\1800
ガリエラ指揮&フィルハーモニア管
 1953年の「新世界」

 ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調「新世界より」*
 ドビュッシー:「夜想曲」

アルチェオ・ガリエラ指揮 
フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
12inch columbia 33SX1025&CND513
1953年10月* 1950年録音MONO


 アルチェオ・ガリエラ(1910年5月3日 - 1996年4月21日)はイタリアの指揮者。
 ミラノで生まれ、パルマ音楽院の教授だった父親から音楽の手ほどきを受けた後、生地の音楽院でピアノ、オルガンと作曲を学んだ。



 1932年から母校で教鞭をとっていたが、1941年に指揮者に転向し、ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団を指揮してデビューを飾り、ミラノ・スカラ座などでも活躍した。
 第二次世界大戦が勃発してからはスイスに亡命し、1945年にルツェルン音楽祭への出場を皮切りに演奏活動を再開した。
 1957年にはフェニーチェ座の指揮者となり、1960年まで務めた。
 1964年にはストラスブール市立管弦楽団の首席指揮者となり、1972年までその任にあった。
 ブレシアにて死去。


 リパッティやアラウなどの協奏曲録音の指揮者として認知されるガリエラ。
 しかし実はシンフォニー指揮者としても優秀な録音を残している。そして実は隠れファンも多い。
 店主もシンフォニーではないが、ブラームスの「悲劇的序曲」を聴いてそのどっしりとした安定感ときびきびした帝王的音楽運びに「一体誰だ!?」と思って名前を見たらガリエラだったことがあり、それ以来一目置いている。

 ただ彼のシンフォニー録音がCDになることはまれで、これまでにARDMORE、HECTORからアルバムがリリースされたときには、熱心なファンの方から感謝のメールまでいただいたほど。




HINDENBURGで発売された
SPだけプレスされたガリエラ第1回目の「新世界」


BURG-8008
\1800
ガリエラ指揮&フィルハーモニア管
 ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」
アルチェオ・ガリエラ指揮
フィルハーモニア管弦楽団
78rpm Columbia DX1399/403 - 1947年録音MONO
LP盤とは別録音。Sp 盤だけプレスされたガリエラ第1回目の「新世界」。

 彼の代表的録音「新世界」の登場。1947年のSPからの復刻である。


HOC 23047
1CD-R\1800
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」より「四季」
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 
フィルハーモニア管弦楽団
12inch columbia 33QCX10215
1955年録音モノラル


HOC 23048
1CD-R\1800
ヘルマン・アーベントロート指揮
 チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調「悲愴」
 シューマン:「マンフレッド」序曲
ヘルマン・アーベントロート指揮 
ライプツィヒ放送交響楽団
12inch urania RS712 1952年録音モノラル


HOC 23049
1CD-R\1800
ヘルマン・アーベントロート指揮
 ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調op. 60
 シベリウス:交響曲第2番ニ長調op. 43
ヘルマン・アーベントロート指揮 
ライプツィヒ放送交響楽団
12inch urania RS7-17&URLP7145
1952年録音モノラル


HOC 23050
1CD-R\1800
ヘルマン・アーベントロート指揮
 チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調op. 74*
 プフィッツナー:小交響曲ト長調op. 44
ヘルマン・アーベントロート指揮 
ライプツィヒ放送交響楽団*
ゲヴァントハウス管弦楽団
12inch urania RS712&URLP7044 
1951年2月* 1945年録音モノラル


HOC23051
1CD-R\1800
ストコフスキー指揮
 (1)ビゼー:交響曲ハ長調
 (2)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調op.92
レオポルド・ストコフスキー指揮

(1)ヒズ交響楽団 
10inch VSM FBLP1037
1952年録音モノラル

(2)シンフォニー・オブ・ジ・エアー
12inch UAS8003
1958年12月17日録音ステレオ

HOC 23052
1CD-R\1800
ストコフスキー指揮
 ブラームス:セレナーデ第1番ニ長調op.11
レオポルド・ストコフスキー指揮
シンフォニー・オブ・ジ・エアー
12inch Gemeinschaft 6686
1960年11月録音ステレオ

HOC23053
1CD-R\1800
シュトルツ指揮のマーチ曲集
 ドスタル:大空の勇士
 フチーク:フローレンス行進曲
 コムツァーク:アルブレヒト大公行進曲
 コムツァーク:ヴィンドボナ行進曲
 J.シュトラウス:ラデツキ行進曲、オーストリア行進曲
(他全12曲)
ロベルト・シュトルツ指揮 
ベルリン交響楽団
12inch Basf 2021203
1970年前後録音ステレオ

HOC23054
1CD-R\1800
ハンス・フォン・ベンダ指揮
 シューベルト:交響曲第5番変ロ長調D.485
 モーツァルト:交響曲第36番ハ長調kv.425「リンツ」
ハンス・フォン・ベンダ指揮 
ベルリン室内管弦楽団
12inch Telefunken TLY99502
1954年ベルリン録音モノラル

戦後はスペインでも指揮者として活動。
今回のLPはスペイン盤テレフンケンからの珍しい復刻です。
シューベルトは1回目SP盤とは別の2回目録音。

HOC23055
1CD-R\1800
アシュケナージ、1950年代のベルリン
 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調op.83
(ピアノ) ウラディーミル・アシュケナージ
レオポルト・ルートヴィヒ指揮 
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
12inch Angel 35649
1957年頃ベルリン録音モノラル

HOC23056
1CD-R\1800
ロベルト・シュトルツとウィーン響のワルツ&ポルカ集

 J.シュトラウス:
   「こうもり」序曲
   ピッツィカート・ポルカ
   ラデツキ-行進曲
ランナー:ワルツ「シェーンブルンの人々」
レハール:ワルツ「金と銀」 
カールマン:Grandioso
E.シュトラウス:ポルカ「エンス川を下って」

他全10曲
ロベルト・シュトルツ指揮
ウィーン交響楽団
12inch Basf 1960年代録音モノラル

HOC23057
1CD-R\1800
指揮者ルートヴィヒを知るコレクション その1
 ブラームス:交響曲第1番ハ短調op.68
レオポルト・ルートヴィヒ指揮 
ハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団
12inch opera 1907
1960年前後ハンブルク録音モノラル


 レオポルド・ルートヴィヒは1908年、ハプスブルク帝国のヴィトコヴィツに生まれた。
 もとはピアニスト志望だったが、ラジオで聴いたフルトヴェングラーの「トリスタンとイゾルデ」に感激して指揮者を目指したらしい。
 その後各地の歌劇場でキャリアを重ね、1936年にオルデンブルク歌劇場の指揮者に就任。1939年にはウィーン国立歌劇場の首席指揮者となり声望を高めた。
 1943年からベルリン市立歌劇場の首席指揮者となり、さらに1950年からはハンブルク国立歌劇場で黄金時代を築く。
 たたきあげのオペラ指揮者だが、オーケストラ録音も多く残しており、とくに「第9」や「悲愴」、さらにEverestのマーラー交響曲第9番は名演で知られる。

 



HOC 23058
1CD-R\1800
指揮者ルートヴィヒを知るコレクション その2
 管弦楽曲集(6曲)


(1)ベルリオーズ:歌劇「ベアトリスとベネディクト」序曲
 エロール:歌劇「ザンパ」序曲
 ベートーヴェン:バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲
(2)メンデルスゾーン:「フィンガルの洞窟」序曲
(3)ベートーヴェン:幻想曲
(4)モーツァルト:行進曲kv.189
(1)ベルリン交響楽団
(2)ベルリン国立歌劇場管弦楽団
(3)(ピアノ) アルド・ショーン
 ベルリン放送交響楽団
(4)ハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団

全て レオポルト・ルートヴィヒ指揮


レオポルト・ルートヴィヒ Leopold Ludwig (1908-1979):


 1908年1月12日に、現在のチェコに属するモラヴィアで生まれたルートヴィヒは、今の感覚で言うならばオーストリアの指揮者です。ウィーン音楽院でピアノを学んだ後に指揮者に転向。主に南ドイツとブルノの歌劇場で活動を始め、1936年にはオルデンブルク国立歌劇場の指揮者に就任。1939年からはウィーン国立歌劇場、1943年からはベルリン市立歌劇場のそれぞれ首席指揮者として活躍しました。戦後はベルリンの国立歌劇場と市立歌劇場を中心に指揮活動を再開し、1950年から1971年までハンブルク国立歌劇場の音楽総監督を務めます。オペラハウスの職人的指揮者として絶大な信頼を勝ち得たルートヴィヒは、グラインドボーンやリンカンセンターなど世界各国の音楽祭にも頻繁に登場しました。1979年4月24日にリューネベルクで死去。オペラやアリアの伴奏、協奏曲の伴奏など、あらゆる分野に録音を残しました。
 独オイロディスクには、チャイコフスキーの悲愴交響曲やベートーヴェンの第九交響曲などのレコーディングを残しています。




レオポルト・ルードヴィヒ関連アイテム


HINDENBURG
BURG-8006
\1800
レオポルト・ルードヴィヒ
 ワーグナー:
  「リエンツィ」序曲 *
  「ローエングリン」第3幕前奏曲 *
 ウェーバー:「オベロン」序曲
 モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調 Kv.543
 リスト:交響詩「前奏曲」
 (78rpm Polydor & DG -
  1938年 1941年 1951年 ベルリン録音MONO)
レオポルト・ルードヴィヒ指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団 * 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団



指揮者列伝レーベルシュライバー・ディスク Schreiber Disc
レオポルド・ルートヴィヒ
SSCD-070
\1700
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調「合唱」
 (1950年代後期MONO録音) LP (F) CBS XOC801
レオポルド・ルートヴィヒ指揮 (Vol.1)
ベルリン交響楽団 / 合唱団
(S)マーリス・シーメリング
(A)ジーセラ・リッツ
(T)ルードヴィヒ・スサウス
(B)エルンスト・ヴィーマン
SSCD-071
\1700
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
ハイドン:交響曲第94番ト長調「驚愕」
 (1950年代後期MONO録音) LP Opera1132
レオポルド・ルートヴィヒ指揮 (Vol.2)
ハンブルグ国立フィルハーモニー管弦楽団
SSCD-072
\1700
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調「悲愴」
 (1950年代後期STEREO録音) LP Opera1906
レオポルド・ルートヴィヒ指揮 (Vol.3)
ハンブルグ国立フィルハーモニー管弦楽団
SSCD-073
\1700
ヘンデル:
 合奏協奏曲Op.6第1番ト長調
 同第3番ホ短調 第5番ニ長調
 (1950年代初期MONO録音) LP Royale 1373
レオポルド・ルートヴィヒ指揮 (Vol.4)
ベルリン国立歌劇場管弦楽団?
(LP表記はBerlin String Orchestra)
珍品録音で有名なロイヤル(USA盤)今回はオケがベルリン国立歌劇場管であるかは確信はないが、ベルリンの弦楽よせあつめメンバーでしょうか。
SSCD-074
\1700
ムソルグスキー:
 交響詩「禿山の一夜」(R.コルサコフ編)
 歌劇「ボリス・ゴドノフ」よりポロネーズ
 歌劇「ホヴァンシチナ」よりペルシャの踊りと間奏曲
R.コルサコフ:歌劇「雪娘」よりバレエ音楽 +
 (1950年代初期MONO録音) LP URANIA URLP7035
レオポルド・ルートヴィヒ指揮 (Vol.5)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(?)
ベルリン放送交響楽団 +
ウラニア盤(USA)謎の録音か!?ホントにベルリンフィル?(ジャケにはベルリンフィルと明記)ベルリン放送響では?

SH-104
\1800
レオポルト・ルートヴィヒ指揮
 モーツァルト:序曲集
  「魔笛」「ドン・ジョヴァン二」
  「コシ・ファン・トゥッテ」「後宮よりの逃走」
  「イドメネオ」
 チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」より
   ワルツとポロネーズ *
 ブラームス:悲劇的序曲 **  大学祝典序曲 **
  12inch EUROPA E177 /
  Victor LBC1026 /
  Royale 1381 - 1960年代中期STEREO
   1948年 * 1950年代初期 ** 録音
レオポルト・ルートヴィヒ指揮
ハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団
ベルリン国立歌劇場管弦楽団 *
ベルリン交響楽団 **
 

SH 106
\1800
ベートーヴェン:交響曲第8番
チャイコフスキー:
 「白鳥の湖」より
 「1812年」序曲
 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
  12inch Royale1240&1216
   1950年代録音mono
レオポルト・ルートヴィヒ指揮?
ベルリン交響楽団?

 今回の録音はルートヴィヒのものでもあまり知られていないもの。羽目を外さない襟を正したくなるような堅実な演奏。この人の真価を思い知らされる。
 ベートーヴェンとチャイコフスキーの2つのLPにかなり音質の差があり、ベートーヴェンのほうはちょっとキツいが、チャイコフスキーのほうはびっくりするような潤沢な音。

 


SH 140
\1800

レオポルト・ルートヴィヒ指揮秘蔵音源集

ベルリオーズ:
 序曲「ローマの謝肉祭」op. 9
 序曲「リア王」op. 4
 歌劇「ベンヴェヌート・チェルリーニ」序曲
ベルリン交響楽団  
12inch Royale1382
1950年前後録音モノラル
シューベルト:交響曲第4番ハ短調「悲劇的」 ウィーン交響楽団
12inch opera 1177
1950年代中期録音モノラル
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」序曲 kv. 588 ベルリン市立歌劇場管弦楽団
78rpm gramophone 67184B
1938年録音モノラル
モーツァルトは非フルトヴェングラーとして発売されていたSP 盤の復刻。(Schreiber Disc)









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