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新ヒンデンブルク
HINDENBURG 5000番台
室内楽、器楽をメインにしたラインナップ




 歴史的復刻CD-Rレーベル、その名も「ヒンデンブルク Hindenburg」


 そのHINDENBURGの室内楽、器楽をメインにした構成のラインナップシリーズです。
 LP 音源の宝庫たる極めて稀少盤の発掘に意欲を示す5000番台をどうぞよろしく。

 薄CDケース入り折り返しジャケ日本語表記付




2023/9/28紹介新譜

Burg 5054
\1800
女流ヴァイオリニスト
 ジャクリーヌ・ルフェーヴル稀少音源集

(1)
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調「春」
 ルクレール:サラバンド*
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番より「ジーク」
 パガニーニ:奇想曲第24番
(2)
 ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ホ長調op1-15
 コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ ホ長調op5-11
(ヴァイオリン) ジャクリーヌ・ルフェーヴル
(ピアノ)モーリス・ビュ―ロ
Ginette Carles (Vn)*

(1)7inch Deva 33EA & 10inch Deva M22
 1950年代録音モノラル
(2)7inch Deva JM2  
 1950年代録音MONO
 

Burg5055
\1800

ベルリン・フィルの首席クラリネット奏者
 ビュルクナーの超レア盤復刻!

ウェーバー:クラリネット五重奏曲変ロ長調op.34 ミュンヘン放送弦楽四重奏団
12inch Vox PL6140
1950年頃録音モノラル
ウェーバー:クラリネット小協奏曲変ホ長調op.26 エルンスト・シュレーダー指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団?
12inch Urania URLP7012
1940年代録音モノラル

全て(クラリネット) アルフレート・ビュルクナー
 
 ベルリン・フィルの首席クラリネット奏者だったアルフレート・ビュルクナー。
 首席奏者になったのが1925年で、1961年に首席を辞めた後も1971年まで在籍していたらしいので、フルトヴェングラーとカラヤンのもとで長く吹いていたということになる。



“戦後のベルリン・フィルメンバーによる室内楽集”
(クラリネット)アルフレート・ビュルクナー

BURG 5037
\1800
(クラリネット)アルフレート・ビュルクナー
 ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調OP.115
  10inch Lumen LD2403 1955年録音MONO
 モーツァルト:ケ―ゲルシュタット・トリオ kv.498
 モーツァルト:ファゴットとチェロのためのソナタ変ロ長調kv.292
  10inch Electrola E60580 1958年録音MONO
(クラリネット)アルフレート・ビュルクナー
(ヴァイオリン)
 アルフレート・マレチェク
 カール・ホーファー
(ヴィオラ)ヘルマン・ベスマン
(チェロ)ウィルヘルム・ポゼッガ
(ピアノ&ファゴット)オスカール・ローテンシュタイナー


Burg 5056
\1800
パスキエ三重奏団
 1回目のSP録音
  モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調kv.563
パスキエ三重奏団

78rpm Pathe PAT38/42
1935年パリ録音モノラル

 第1回目のSP録音です。



第2回目の1951年録音はエクトール(モーツァルトHMOZ 96)にて好評発売中!

HECTOR
HMOZ 96
\1800
パスキエ四重奏団
 モーツァルト:
  ディヴェルティメント変ホ長調kv. 563
  二重奏曲ト長調kv. 423 * 変ロ長調kv. 424*
パスキエ四重奏団

12inch DF45
1951年録音モノラル

78rpm DF 21/4
1942年4月録音モノラル*

言わずと知れた超有名音源です。
パスキエ録音の中でも最高級クラスの演奏でアナログ盤のリアルさを再現した復刻に仕上がっています。
ディヴェルティメントではメンバーの気合が入った足音?などが「ドスン」と録音されています。
2重奏曲はオリジナルSP 盤よりの復刻で、ジャン・パスキエの1942年録音は稀少です。(HECTOR)


フランスのエスプリを感じさせるパスキエ・トリオの息吹。
名盤の誉れ高いディスコフィル・フランセへのスタジオ録音で、アメリカではハイドン協会盤としてリリースされました。
正に洒脱なモーツァルトです。





2023/7/19紹介新譜

Burg 5051
\1800
イタリア四重奏団
 17世紀の弦楽四重奏曲集

  ガブリエリ:2つのカンツォーニ
  マリーニ:バレット
  ネリ:4声のソナタ
  ヴィターリ:カプリッチョ
  スカルラッティ:4声のソナタ
  ヴィヴァルディ:4声のソナタ「聖なる墓に」
イタリア四重奏団
12inch columbia 33QCX10236
1950年代録音モノラル
 
 イタリア弦楽四重奏団は、1945年に作曲家マリピエロの提唱で、北イタリアのレッジョで結成された弦楽四重奏団。
 1980年代初頭まで活躍し、流麗で明快な響き、緊密に絡み合う絶妙なアンサンブルで、様々な弦楽四重奏曲の名作の魅力を生き生きと表出してきました。


パオロ・ボルチャーニ(Vn)、エリサ・ペグレッフィ(Vn)、フランコ・ロッシ(Vc)、ピエロ・ファルッリ(Va)
(1955年)


Burg 5052
\1800
ベルリン・フィルの名手競演
 (フルート) カール・ハインツ・ツェラー/ (オーボエ) ローター・コッホ
 (チェロ) ウォルフガング・ベッチャー/ (ヴァイオリン) トーマス・ブランディス

ベルリン宮廷の室内楽作品集

 クヴァンツ:トリオ・ソナタハ短調(フルート、オーボエとチェロのための)
 フリードリヒ大王:フルート・ソナタ第2番
 ヤニチュ:室内ソナタ「エコー」
 ベンダ:ソナタ(ヴァイオリン、チェロと通奏低音のための)
 C.P.E バッハ:トリオ・ソナタホ短調
(フルート) カール・ハインツ・ツェラー
(オーボエ) ローター・コッホ
(チェロ) ウォルフガング・ベッチャー
(ヴァイオリン) トーマス・ブランディス

12inch columbia SMC80987
1960年代録音ステレオ
 
ベルリン・フィルの名手たちの競演。
 カール・ハインツ・ツェラー...元ベルリン・フィル首席フルート奏者
 ローター・コッホ...元ベルリン・フィル首席オーボエ奏者
 ウォルフガング・ベッチャー...元ベルリン・フィル首席チェロ奏者
 トーマス・ブランディス...元ベルリン・フィル、コンサートマスター

   

Burg 5053
\1800
マックス・ロスタルの「クロイツェル」
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調「クロイツェル」 (ヴァイオリン) マックス・ロスタル
(ピアノ) フランツ・オズボーン
12inch Decca LXT 2732
1952年録音モノラル
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタト短調 (ヴァイオリン) マックス・ロスタル
(ピアノ) ハインツ・ショーダー
1950年代ライヴ録音モノラル 拍手入
 
 ヴァイオリンのマックス・ロスタル(1905-1991)はオーストリア生まれ。ウィーンでアルノルト・ロゼーに、ベルリンではカール・フレッシュに師事した。
 1930-33年にベルリン高等音楽院のヴァイリン科教授を務め、その後ナチス政権の台頭によりイギリスに亡命、ロンドンのギルドホール音楽学校の教授を務め、アマデウス弦楽四重奏団のメンバー育成にたずさわった。
 1957-82年にはケルン音楽院、1957-85年にはスイスのベルン音楽院の教授を務めた。弟子にエディット・パイネマンがいる。




マックス・ロスタル
HINDENBURGの旧譜から
 
Burg1146
\1800
マックス・ロスタル
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調op. 30
 ベートーヴェン:ロンド ト長調
 ブラームス:スケルツォハ短調(F.A.Eソナタより第3楽章)
(ヴァイオリン) マックス・ロスタル
(ピアノ) フランツ・オズボーン
12inch Decca LK4034
1948年1949年録音モノラル
 ピアノのフランツ・オズボーンはレオニード・クロイツァーのドイツ時代の弟子の一人。


Burg 5028
\1800
ロスタルの「パッサカリア」
 ベートーヴェン:ロマンス第1番ト長調 第2番ヘ長調
 タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲ト短調
 バッハ:ソナタホ短調BWV 1023
 ビーバー:パッサカリア
(ヴァイオリン) マックス・ロスタル
ワルター・ゲール指揮 
ヴィンタートゥール交響楽団 他
7inch CND MMS917 & CHS1174
1950年代録音モノラル

 ナチスから逃れ、1934年にロンドンに移住したドイツのヴァイオリニスト、マックス・ロスタルはロンドン音楽界の常連となり、イギリス音楽の素晴らしい演奏者となった。







旧譜

Burg 5049
\1800
スイスのバスラー姉妹
 メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調op. 49
 ハイドン:ピアノ三重奏曲第21番ハ長調op. 71-1
(ピアノ) ヘレン・バスラー
(チェロ) スザンヌ・バスラー
(ヴァイオリン) プリモシュ・ノヴシャーク
12inch Jecklin 105
1960年代後期録音ステレオ
 
 スイスの姉妹バスラー若き稀少録音の復刻。Jecklin原盤。

Burg 5050
\1800
ハンガリーの名手アンドレ・ジェルトレル
 ピアノがファルナディ!

  グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調op. 45
  フランク:ヴァイオリン・ソナタイ長調

(ヴァイオリン) アンドレ・ジェルトレル
(ピアノ) エディット・ファルナディ
12inch HMV XLP20085
1950年代後期録音モノラル
 
 アンドレ・ゲルトレル(1907年7月26日 -1998年7月23日 )はハンガリーのヴァイオリニスト。
 1925年にリスト音楽院に入学してヴァイオリンをイェネー・フバイに師事。
 ナチス時代にハンガリーを去り、1940年代にベルギーのブリュッセル王立音楽院で教鞭を執った。主要な門人にルドルフ・ヴェルテンがいる。

 フランクのソナタなど19世紀以前の音楽も録音したが、一般的には近現代の音楽の擁護者として名高く、なかでも、個人的にも親しかったバルトークのヴァイオリン作品の権威として知られている。
 2つのヴァイオリン協奏曲(《第1番》および《第2番》)や学生時代の習作を含む、バルトークのヴァイオリン独奏曲を全曲録音しており、《ソナチネ》Sz.55などのピアノ曲をヴァイオリンとピアノのための二重奏曲に編曲して録音したことでも注目される。
 ヨゼフ・スークとの共演による《44の二重奏曲》Sz.98の録音は、この作品の現在入手可能な音源のうちで最も卓越した解釈と演奏として評価されてきた。

 

「ファルナディが凄い!少し控えめなジェルトレル・・・(笑)」(HINDENBURG)


アンドレ・ジェルトレル
プレミアム・エクトールから旧譜



21HH 043
\2000
アンドレ・ジェルトレル稀少音源集
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番BWV 1041 ジョルジュ・レヘル指揮 
ハンガリー放送交響楽団 
(12inch Qualiton LPX1113
1950年代録音モノラル)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第ト短調op. 12 (RV317) ヴィクトル・ヴァツィ指揮 
ハンガリー国立管弦楽団
(78rpm Qualiton MK1556/7
1952年録音モノラル)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第33番ヘ長調kv. 377 (ピアノ) ステファン・アスケナーゼ
(10inch Muza L0047 1950年代録音モノラル)
(ヴァイオリン) アンドレ・ジェルトレル

ヴィヴァルディはSP 盤が唯一の音源です。
ムザ盤オリジナルは普通に再生するとかなり音の違和感がありますが今回の復刻でカーブを調節すると素晴らしい内容の演奏であることが立証されました。ジェルトレルのモーツァルトは稀少です。


 
 1907年にプダペストで生まれたジェルトレルは、地元のリスト音楽院で、フバイにヴァイオリンを、コダーイに作曲を学び、バルトークとも親しく交際した。
 




2023/5/26紹介


Burg 5041
(2CD-R)\2900
フランス弦楽三重奏団
 ベートーヴェン:
  弦楽三重奏曲変ホ長調op. 3 、ト長調op. 9-1
           ニ長調op. 9-2、ハ短調op. 9-3
フランス弦楽三重奏団
 (ヴァイオリン) ジェラール・ジャリ
 (ヴィオラ) セルジュ・コロ
 (チェロ) ミシェル・トゥルヌ
12inch CFD 330(2)
1950年代後期録音モノラル

 ジェラール・ジャリは1936年生まれのフランスのヴァイオリン奏者。
 1951年のロン=ティボー国際コンクールのヴァイオリン部門で優勝し、ソリストとしての活動を始めた。
 1959年にセルジュ・コロ、ミシェル・トゥルヌと共にフランス弦楽三重奏団を結成した。



関連旧譜


HECTOR
HMOZ -90
\1800
フランス弦楽三重奏団
モーツァルト:
 6つの前奏曲とフーガkv. 404a(偽作)
  (J.S.バッハの作品による編曲)
フランス弦楽三重奏団
 (ヴァイオリン) ジェラール・ジャリ
 (ヴィオラ) ミシェル・トゥルヌ
 (チェロ) セルジュ・コロ
12inch Critere SCRD5191
1965年録音ステレオ
当時のフランス最高峰メンバーによる高貴な調べ。
HINDENBURG
Burg 1233
(2CD-R)
\2900

ジェラール・ジャリの稀少リサイタル集
(LP2枚分の復刻)

 タルティーニ:コレッリの主題による変奏曲
 モーツァルト:ロンド ヴァイオリン・ソナタkv. 376よりAllegro
 ラヴェル:ハバネラ
 ヴィニャフスキー:スケルツォ・タランテラop. 16
           華麗なるポロネーズop. 21
 リース:常動曲
 ファリャ:スペイン舞曲
 バッハ:ガヴォット
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ「春」よりAllegro
 パガニーニ:24のカプリースより第13番
 フォーレ:子守歌
 シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番より第1楽章
  (全18曲)
(ヴァイオリン) ジェラール・ジャリ
(ピアノ) アンドレ・コラール&ユリウス・クラウファー
12inch CND40 & Columbia 33FCX222
1950年代録音モノラル


Burg 5042
\1800

ウォルフガンク・シュナイダーハン


シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調op. 105
(ピアノ) カール・ゼーマン
12inch DG LPM18502
1955年録音モノラル
J.S.バッハ:
 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV 1004
10inch Archiv
1955年録音モノラル
ベートーヴェン:ロマンス第1番ト長調op. 40 第2番ヘ長調op. 50 ロベルト・ヘーガー指揮 
バイエルン・シュターツオパー管弦楽団
12inch Electrola SHZE281
1960年代録音モノラル
(ヴァイオリン)
ウォルフガンク・シュナイダーハン
 
ヴォルフガング・エドゥアルト・シュナイダーハン(1915年5月28日 - 2002年5月18日)[3]は、オーストリアのヴァイオリニスト。
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めた。




 1933年から1937年までウィーン交響楽団のコンサートマスターを務めたが、1937年からは、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団にコンサートマスターとなる。
 なお、この移動は指揮者のクレメンス・クラウスによるものであり、シュナイダーハンの実力は折り紙つきであったため、入団試験は行われなかった。
 ナチスによって、第1コンサートマスターであったアルノルト・ロゼがロンドンへ亡命せざるを得なくなったため、1938年に第1コンサートマスターに就任した。

 1938年3月、ウィーン・フィルの首席奏者らと弦楽四重奏団を結成し(シュナイダーハン四重奏団)、1951年8月2日まで活動を続けた。
 1949年にソリストとして独立するためにウィーン・フィルを退団。
 また、ザルツブルク、ウィーン、ルツェルンでヴァイオリンの教職にもあった。
 1956年にはルドルフ・バウムガルトナーとともにルツェルン音楽祭弦楽合奏団を創設している。

 室内楽の分野でも、前述のシュナイダーハン四重奏団での活動の他、カール・ゼーマンとデュオを組んだりした。
 当時から「クーレンカンプの後継者といえたのはウィーン出身のヴォルフガング・シュナイダーハンだけだろう」(ハンス・ハインリッヒ・エッゲブレヒト(ドイツ語版))と言われており、エトヴィン・フィッシャー、ゲオルク・クーレンカンプ、エンリコ・マイナルディとのトリオは、ゲオルク・クーレンカンプ没後にシュナイダーハンに交代した。



Burg 5043
\1800

ミシェル・ショーブトンの魅惑(ソナタ集)

シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調op. 105 (ヴァイオリン)ミシェル・ショーブトン
(ピアノ) ジャン=ミシェル・ダマース
10inch Lumen LD2-441
1950年代録音モノラル
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調op. 13
ラロ:ヴァイオリン・ソナタニ長調op. 12
(ヴァイオリン)ミシェル・ショーブトン
(ピアノ) ブルックス・スミス
12inch Allegro ALG3032
1951年録音モノラル


Burg 5044
\1800

ミシェル・ショーブトンの魅惑(リサイタルと協奏曲)

シューベルト:楽興の時
シューマン:トロイメライ
ブラームス:ワルツ
フォーレ:子守唄
メンデルスゾーン:春の歌
サン=サーンス:「ノアの洪水」前奏曲
 他全9曲
(ヴァイオリン)ミシェル・ショーブトン
(ピアノ) ブルト・アンダーソン
7inch Lumen
1950年代録音モノラル
ハイドン:ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲ヘ長調 (ヴァイオリン)ミシェル・ショーブトン
(チェンバロ) ラファエル・プヤーナ
ジャック・ミッション指揮 
フランス室内管弦楽団
10inch Lumen
1950年代録音ステレオ

ショ―ブトンはアナログマニアには非常に高い人気を誇る。
現在も高額をキープしているLP音源「ルーメン盤」。



 ミシェル・ショーヴトン(Michel Chauveton、1929年8月12日生まれ、1985年1月13日没)

 13歳で国立音楽院に入学し、アンドレ・トゥレとピエール・パスキエに師事し、1946年には16歳でヴァイオリンの第一位と室内楽の第一位を受賞しました。
 20年にわたる国際的なソリストキャリアの間、ミシェル・ショーヴトンはフランスの偉大な芸術家の一人となりました。
 1947年以来、彼はヨーロッパやアメリカ、カナダ、さらにはラテンアメリカ、中東、スカンジナビア、北アフリカなどで1200以上のコンサートを行いました。
 彼は数々の国際的な音楽祭に出演し、Allegro records、Lumen&Charlinのレコーディングも行いました(現在はコレクターの間でも入手困難なことで有名です)。



Burg 5045
\1800
ピエトロ・スパーダ
 ショパン「24の前奏曲」op.28 (全24曲)
(ピアノ) ピエトロ・スパーダ
12inch RCA ML20223
1963年録音MONO

ピエトロ・スパーダ(Pietro Spada、1935年7月29日 - 2022年12月31日)は、イタリアのピアノ奏者で、音楽学者でもあります。



 彼はローマの法律家の家に生まれました。
 12歳からピアノを学び、サンタ・チェチーリア国立アカデミアで勉学を続け、1956年に卒業しました。その後、さらにカルロ・ゼッキから学び、作曲法ではジョルジョ・フェデリコ・ゲディーニの指導を受けました。
 1958年にミラノでピアニストとしてデビューし、ヨーロッパ各地のオーケストラと共演しました。

 彼は1966年にフロリダ州立大学の客員教授としてピアノの指導を始め、その後はシンシナティ大学やインディアナ大学ブルーミントン校でも教えました。
 アメリカでの大学教員生活の中で、ムツィオ・クレメンティの交響曲の編集に取り組むなど、さまざまな研究活動を行いました。また、ジョヴァンニ・パイジエッロやガエターノ・ドニゼッティ、ジョン・フィールドなどの器楽作品にも研究を注ぎました。
 彼はこれらの研究成果を基に、音楽学者のマッシモ・ボッカチーニとともに音楽出版社を設立し、有名な作曲家や無名の作曲家の作品の校訂譜を出版していました


Burg5046 \1800
\1800
(フルート) ジャン=ルネ・グラヴィオン
 ルイ=ガブリエル・ギュマン(1705-1770):
  ソナタ集(フルート、弦楽と通奏低音、ファゴットによるソナタ)
  フルート・ソナタ第1番ト長調、 第5番ヘ長調、 第6番イ短調
(フルート) ジャン=ルネ・グラヴィオン
器楽アンサンブル 他
12inch Decca SMD1506
1964年頃録音STEREO


Burg5047
\1800
(ヴァイオリン)クララ・ボナルディ
 フランシス・ランク―ル作曲(1698-1787)ヴァイオリン・ソナタ集
  ソナタ第1番イ長調 第3番ホ短調 第5番ハ短調 第6番ホ長調
(ヴァイオリン) クララ・ボナルディ
(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ジャン・ラミ
(通奏低音) ジャン=ルイス・プティ
12inch Decca SXL20155
1963年頃録音STEREO

 フランス・デッカ盤レーベル「バロック音楽シリーズ」は約20枚ほどのLP録音が存在する。ローカル色濃い内容でソリスト達は当時の有名演奏家で一部ドイツ盤も発売しております。


 クララ・ボナルディはフランスのヴァイオリニスト。1937年に生まれ、2006年に亡くなりました。
 彼女は幼少期から才能を発揮し、ナンシーの音楽院で一等賞を受賞。その後、国立高等音楽院に進学し、室内楽の授業を受けました。
 ミュンヘン国際コンクールでは印象的な演奏をして見事1位を獲得しています。
 またその後のレコード制作でも成功を収め国内外で称賛されました。


クララ・ボナルディ
HINDENBURG1000番台のアルバム

Burg 1238
\1800
ボナルディのタルティーニ「ソナタ集」
 タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ
           ハ長調op. 1-3、 ヘ長調op. 1-12
           イ長調op. 1-13「パストラーレ」、
           ト短調op. 1-10「捨てられしディドーネ」
(ヴァイオリン) クララ・ボナルディ
(ピアノ) ルチアーノ・スグリッツィ
12inch Sycnus60CS541
1966年ルガーノ録音モノラル

数少ない女流ヴァイオリニストの稀少音源復刻です。(Hindenburg)



Burg5048
\1800
リカルド・オドノポゾフ
 タルティーニ:「悪魔のトリル」
 F.ジェミ二アー二:12のソナタop.5より変ロ長調
 ヴィターリ:シャコンヌ
 ヴィヴァルディ:12のソナタop.2より第2番
 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番op. 27-3「バラード」 第4番op. 27-4
(ヴァイオリン) リカルド・オゾノポゾフ
(チェロ) レオ・ロスタル
12inch CHS 1170 1175 2080
1950年代録音MONO

 リカルド・オドノポゾフ。
 1934年から1938年までウィーン・フィルのコンサートマスターを務めた人。



 1932年、ウィーンのコンクールで第1位を獲得し、1937年のウジェーヌ・イザイ・コンクールで、ダヴィッド・オイストラフと優勝を争い、第2位を獲得した。
 このコンクールでは、オイストラフがソ連政府のチームを引き連れてコンクールの数週間前から開催地であるブリュッセル入りし、完璧な準備を整えていたのに対し、オドノポソフは前述のようにウィーン・フィルのコンサートマスターを務めており、コンクールの前日、ウィーンでの演奏会を終えた後、夜行列車でブリュッセルへ向かい、休みをとらないままコンクールに臨んだという。
 このエピソードを聞くと、もちろんオイストラフがすごいのは分かっていてもオドノポゾフもそうとうすごいと思ってしまう。

 この人の演奏を聴き始めると途中では止められない。
 これぞウィーン!
 歌って踊って舞い上がる、そんなヴァイオリン。
 ときおり羽目を外しがちになるのもまったく愛おしい!しかし軽くはない。というかかなり重い。太い。そして熱い。
 高貴で洒脱な独特のヴァイオリン。 
 ロシア移民の子としてアルゼンチンのブエノスアイレスに生まれたのだが、まるでウィーン生まれの貴族のように思えてしまうのである。



リカルド・オドノポゾフ
HINDENBURG1000番台のアルバム

Burg 1098
\1800
ウィーン・フィルの名コンサートマスター
 オドノポゾフ/ヘッツェル

(1)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番より「シャコンヌ」
  バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番BWV.1042
(2)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番BWV. 1003
(1)(ヴァイオリン) リカルド・オドノポゾフ
 ワルター・ゲール指揮 
 ネーデルランド・フィルハーモニー管弦楽団
(2)(ヴァイオリン) ゲルハルト・ヘッツェル
 プライヴェートテープ 1960年代録音モノラル
原盤:
(1)10inch MMS 54  1950年代録音 モノラル
(2)プライヴェートテープ 1960年代録音 モノラル

 ヘッツェルのバッハは、CDで発売されて話題になった1958年のものと同じようです。
 ただ録音が1958年なのか、1962年ではないかという話もあるようです。
 いずれにしても今回の音源はプライベート・テープで、生々しいモノラル録音とのこと。








2023/5/12紹介

BURG 5036
\1800
デムスによる1845年製ハンマーフリュ―ゲル稀少音源
 シュ―ベルト:
  ピアノ・ソナタ第13番イ長調Op.120 D664
  アレグレットハ短調(断章)D900 
  クッぺルウィーザー・ワルツ 
  トリオ 
  幻想曲 (5曲)

(ハンマーフリュ―ゲル)イエルク・デムス
(Hammerflugelー
Johann Michael Schweighofer,Wien 1845)
12inch HM 530640
1962年9月ウィーン録音MONO

BURG 5037
\1800
“戦後のベルリン・フィルメンバーによる室内楽集”
(クラリネット)アルフレート・ビュルクナー

 ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調OP.115
  10inch Lumen LD2403 1955年録音MONO
 モーツァルト:ケ―ゲルシュタット・トリオ kv.498
 モーツァルト:ファゴットとチェロのためのソナタ変ロ長調kv.292
  10inch Electrola E60580 1958年録音MONO
(クラリネット)アルフレート・ビュルクナー
(ヴァイオリン)
 アルフレート・マレチェク
 カール・ホーファー
(ヴィオラ)ヘルマン・ベスマン
(チェロ)ウィルヘルム・ポゼッガ
(ピアノ&ファゴット)オスカール・ローテンシュタイナー

ベルリン・フィルの首席クラリネット奏者だったアルフレート・ビュルクナー。
首席奏者になったのが1925年で、1961年に首席を辞めた後も1971年まで在籍していたらしいので、フルトヴェングラーとカラヤンのもとで長く吹いていたということになる。
.

BURG 5038
\1800
オイスターゼック弦楽四重奏団(ケルン)
”4つのロココ四重奏曲の魅力"

 ディッタースドルフ:弦楽四重奏曲第1番ニ長調
 フランツ・リフテル:弦楽四重奏曲ハ長調Op.5-1
 ロゼッティ:弦楽四重奏曲イ長調Op.6-1
 フランツ・マイヤー:弦楽四重奏曲二長調Op.2-2
オイスターゼック弦楽四重奏団(ケルン)
12inch Philips A00561L
1962年録音MONO

 オイスターゼック弦楽四重奏団 Oistersek streichquartett

 成立年代は不明だが、LP初期にあたる1950年代結成のクァルテットで、当時ケルンの西ドイツ放送管弦楽団のメンバーだった第一ヴァイオリンのエグベルト・オイスターゼック、第二ヴァイオリンのベラ・ファルカス、ヴィオラのペーター・プフール、チェロのヘルムート・キューファーの四人から成る。

 このクァルテットの名称にもなっている第一ヴァイオリンのオイスターゼックは、1934年、ドイツのレックリンガウゼンに生まれたヴァイオリニストで、このクァルテットを指導する立場にある新鋭なセンスを発揮している。
 第二ヴァイオリンのファルカスは、オイスターゼックと同じく1934年、ハンガリーのゲール生まれ、ヴィオラのプフールは1928年、ドイツのダルムシュタット生まれ、チェロのキューファーは最年長で、1907年、スイスのサンゲイルに生まれている。

 モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、メンデルスゾーン、ブラブラームス、チャイコフスキー、ドビュッシー、ラヴェルなどの王道を極め、レスピーギ、バルトーク、ウェーベルン、ピストン、ヒンデミットなどの現代音楽にも手を伸ばしている本格派であるが、特にファッシュ、ボッケリーニ、ロゼッティ、ケルビーニ等の、前古典派の作品に著しい興味を示しているところが特徴だ。

 レコードはLP初期にフィリップスに録音したディッタースドルフの第1番、リヒターの作品5-1、ロゼッティの作品6-1などの作品を収めた前古典派のアルバムがある(当アルバム)。
 骨太な演奏であるが、もう一歩洗練味がほしいところだが、この種の前古典派の作品を演奏するにはある種の正確さが求められており、ディッタースドルフのフィナーレのロンドなど、几帳面な鮮明さが光る。(幸松肇氏)
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BURG 5039
\1800
(ヴァイオリン) スティーヴン・スタリク
稀少なヴィエニャフスキ作品集

 ヴィエ二ャフスキ:2つのヴァイオリンのためのエチュ―ド・カプリースOp.18(全8曲)
 華麗なるポロネーズOp.4 2つの性格的なマズルカより「旅芸人」Op.19-2
 伝説曲Op.17 スケルツォ・タランテラOp.16
(ヴァイオリン) スティーヴン・スタリク
(ピアノ) アデラ・コトフスカ
12inch Virtuoso VIR1001
1960年頃録音MONO

(愛称”ex-Wieniawski"ストラディバリウス1917製にて演奏)

 1932年カナダ生まれ30歳前後に多種多様な活躍をする。
 ロイヤル・フィルやシカゴ響のコンマスとして活躍又はソリストとしてもドラティ、ク―べリック、ヨッフム、等々の有名指揮者と共演。

 「カプリース」Op.18は世界初録音の音源です。(一人二役の演奏)

BURG 5040
\1800
ヴィクトリア・デ・ロスアンヘレス
ギター伴奏によるスペイン民謡

 カタロニア(Rossinyol)(Testament de Amelia) 
 アンダルシア
 (Campanas) (Jaeneras que yo canto) (Si quieres saber coplas) (Playera)
 マジョルカ (Parado de Vallolemosa) (Cancion de Trilla)
 バスコニア (Nik Baditut) (Andregaya)
  他全17曲
ヴィクトリア・デ・ロスアンヘレス
(ギター) レナータ・タラーゴ
12inch HMV ALP1063
1953年録音MONO


2023/4紹介

Burg 5031
\1800
フランコ・グッリ
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol .1
  ヴァイオリン・ソナタ第1番 第2番 第3番 第4番
(ヴァイオリン) フランコ・グッリ
(ピアノ) エンリカ・カヴァッロ
12inch CFD 151/5
1956年から1959年録音 モノラル

Burg 5032
\1800
フランコ・グッリ
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.2
  ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」 第6番 第7番
(ヴァイオリン) フランコ・グッリ
(ピアノ) エンリカ・カヴァッロ
12inch CFD 151/5
1956年から1959年録音 モノラル

Burg 5033
\1800
フランコ・グッリ
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.3
  ヴァイオリン・ソナタ第8番 第9番「クロイツェル」 第10番
(ヴァイオリン) フランコ・グッリ
(ピアノ) エンリカ・カヴァッロ
12inch CFD 151/5
1956年から1959年録音 モノラル

 イタリアの名手フランコ・グッリのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
 FORGOTTENで疑似ステレオ盤が出ていたが、今回のHINDENBURGはモノラル。

*************************

 フランコ・グッリ(1926年 - 2001年)は、イタリア出身のヴァイオリン奏者。
 トリエステに生まれ、ヴァイオリニストの父から音楽の手ほどきを受ける。その後タルティーニ音楽院を経てキジアーナ音楽院でアリゴ・セラートにヴァイオリンを学び、ヨーゼフ・シゲティの教えも受けた。
 第二次世界大戦後はイ・ポメリッジ・ムジカーリやローマ合奏団のメンバーとして演奏活動を行い、1962年にはローマ合奏団のソリストとして初来日を果たしている。
1959年にはフェデリコ・モンペリオによって補筆されたニコロ・パガニーニのヴァイオリン協奏曲第5番をルチアーノ・ロサーダと共にシエナで初演した。
 室内楽にも熱心で、妻のエンリカ・カヴァッロとのデュオのほか、ブルーノ・ジュランナ、ジャチント・カラミアらとイタリア弦楽三重奏団を結成している。

 教師として、母校のキジアーナ音楽院、ルツェルン音楽院などで教鞭をとっていたが1972年にインディアナ大学の教授となった。
 東京音楽大学でもマスター・クラスを開講していた。

 インディアナ州ブルーミントンにて没。

**********************

 イタリアのピアニスト、エンリカ・カヴァッロ(1921 年 -2007 年 )は、第二次世界大戦に先立つ数年間、神童としていろいろなところでリサイタルを行っていました。
 そして戦後、イタリアのヴァイオリニスト、フランコ・グッリと出会い、彼らは「Gulli-Cavallo Duo」を結成、1950年に二人は結婚。その後世界中をツアーし、2001年に フランコ・グッリが亡くなるまで活動を続けます。




Burg 5034
\1800
レウコヴィツの稀少音源集!
 ヴィニャフスキー:ヴァイオリン協奏曲第1番  
 ヴィニャフスキー:スケルツォ・タランテラ
 ヴィニャフスキー:華麗なるポロネーズ
 ウェーバー:ヴァイオリン・ソナタop. 10-4
 グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調
(ヴァイオリン) アンリ・レウコヴィツ
(ピアノ) ハンス・アルトマン
R.アルベルト指揮 バイエルン放送交響楽団 他
Private tape
1950年代放送用ライヴ録音モノラル

 ポーランド生まれのヴァイオリニスト、アンリ・レウコヴィチ(1919-1981)。
 第二次大戦前頃にスペインに移り、特にバルセロナでは幅広く活躍したとされているが、その生涯は謎めいていて、録音も非常に貴重。
 現在は存在すら忘れられた人だがフランス「エコール・ノルマル音楽院」にてJ.ティボー 、G.エネスコ、K.フレッシュ、などに学んだという。


HINDENBURG 5000番台の旧譜から

Burg 5029
\1800
アンリ・レウコヴィツのレアなフランス盤復刻「リサイタル集」
 ヴィニャフスキー:華麗なるポロネーズop. 4
 シマノフスキ:神話op. 30
 ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番
 パガニーニ:常動曲
 ラヴェル:子守歌
 サラサーテ:バスク奇想曲op. 24
  他、全9曲
(ヴァイオリン) アンリ・レウコヴィツ
(ピアノ) ペドロ・ヴァレイベラ

12inch (フランス盤)Decca 173766  
1950年代録音モノラル

レウコヴィツ唯一の「リサイタル」アルバム(12inch盤)。フランスのみの発売。キレのよさは絶品でフランス盤特有の高音域に痺れる。
メニューヒンばかり売れた時代に、初回プレス枚数も少なく今ではとんでもない高額に扱われるようになってしまった。(某都内の中古店でなんと、50万・・・それでも売れていた・・・!)

 かつてPodiumのプライベートCD-Rでヴィエニアフスキとグラズノフのヴァイオリン協奏曲が出ていて、そのシャープな切れ味鋭いヴァイオリンに目を見張ったアンリ・レウコヴィツ。
 現在ではその名を知る人はほとんど皆無。ポーランド出身で上記のとおりフランス「エコール・ノルマル音楽院」にてそうそうたる教師に師事した。
 ただレウコヴィッツ、かなりの名手だったらしいが、ほとんど録音を残さなかったのでその演奏にはなかなかおめにかかれない。
 今回は貴重なプライベート音源。


Burg 5035
\1800

謎のリサイタル盤・・・Romano Rubato & Bianca Ritorno
 実はナップ・デ・クライン&アリス・へクシュ

 ポンセ:エストレリータ
 ヴェチェイ:悲しみのワルツ
 エルガー:愛の挨拶
 トセリ:セレナーデ
 ドヴォルザーク:ジプシーの歌
 フィビヒ:詩
 ゲンス:スケルツォ
 ヴィニャフスキー:奇想的ワルツ
   (他全14曲)
(ヴァイオリン) ナップ・デ・クライン
(ピアノ) アリス・ヘクシュ
10inch PHILIPS S06072&06024
1950年代録音モノラル

正体不明のヴァイオリンとピアノ奏者、Romano Rubato & Bianca Ritorno
いわゆる「偽名LP盤」として発売されたが、熱心なマニアによってクラインとヘクシュの演奏だと判明した。



ARDMOREの旧譜から
ナップ・デ・クライン&アリス・へクシュ
モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ集

A100-008
\1800
ナップ・デ・クライン
 モーツァルト:
  ヴァイオリン・ソナタ第25番 第28番 第34番 第35番
   10inch PH A00112R & A00614R -
    1951年録音 MONO
(ヴァイオリン)ナップ・デ・クライン
(ハンマーフリューゲル) アリス・へクシュ
 

A100-009
\1800
ナップ・デ・クライン
 モーツァルト:
  ヴァイオリン・ソナタ第30番 第41番 & 第6番 ト長調 Kv.11
   「泉のほとりで」による6つの変奏曲 Kv.306
   10inch PH A00691 & A06027R -
    1951年 1952年 1953年録音 MONO
(ヴァイオリン)ナップ・デ・クライン
(ハンマーフリューゲル) アリス・へクシュ

 ナップ・デ・クライン。
 1909年生まれのオランダのヴァイオリニスト。

 PHILIPSにアリス・ヘクシュ(奥さん)といくつかモーツァルトのヴァイオリオン・ソナタを録音、一部には熱狂的に支持されたがグリュミオー&ハスキルの陰に隠れてCD時代になってからはほとんど陽の目を見なかった。


 
 しかし注目すべきはクラインの輝かしく生命力に満ちたヴァイオリン、そしてヘクシュの親しみあふれるピアノ・・・実は彼女が弾いているのはモーツァルト時代のハンマーフリューゲル「シュタイン」の複製。
 1956年当時にこうした試みをやっていたというのは(そしてそれを完全にものにしているというのは)驚き。





2023/3紹介

Burg 5023
\1800
デムスの1808年製フォルテピアノによる演奏
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第2番イ長調 
                  第18番変ホ長調
(ピアノ) イエルク・デムス
12inch harmonia mundi HM 530673
1964年ウィーン録音ステレオ

1960年代前半頃のデムス

Burg 5024
\1800
ベルリン・フィルハーモニーのメンバーによる
 シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調D667 「ます」
(ピアノ) ローテン・シュタイナー
ベルリン・フィルハーモニーのメンバー
 (ヴァイオリン) ジークフリート・ボリース
 (ヴィオラ) Heinz Krichner
 (チェロ) Wilhelm Posegga
 (コントラバス) クルト・ワルナー

12inch CED1106
1950年代録音モノラル

 フルトヴェングラーによりベルリン・フィルのコンサート・マスターに招聘されたジークフリート・ボリースが率いるベルリン・フィルハーモニー四重奏団と気の合う仲間たちによる愉悦に満ちたアンサンブルです。

Burg 5025
\1800
ブルーノ・ホフマン
グラス・ハーモニカによる18世紀作品音源集

 ライヒャルト:グラス・ハーモニカと弦楽四重奏のためのロンド変ロ長調
 トマシュック:幻想曲ホ短調
 ベートーヴェン:ロマンスト長調
 ノイマン:ソナタ第9番ハ長調
  (他全7曲)
(グラス・ハーモニカ) ブルーノ・ホフマン
Kessier弦楽四重奏団
(リュート) ミハエル・シェーファー
12inch Cardide CE31007 1960年頃録音モノラル

 水の入ったワイングラスの縁を手でこすり音を出すという「グラス・ハーモニカ」の第一人者ブルーノ・ホフマン。
 その1960年代録音のアルバム。



Burg 5026
\1800
レナード・ローズのアルペジョーネ・ソナタ
 ボッケリーニ:チェロ・ソナタ第6番イ長調
 サンマルティーニ:チェロ・ソナタト長調
 シューベルト:アルペジョーネ・ソナタイ長調
(チェロ) レナード・ローズ
(ピアノ) レオニード・ハンブロ
12inch columbia ML4984
1953年録音モノラル

 レナード・ローズ[1918-1984]は20世紀アメリカの生んだ最も卓越したチェロの名手の一人。
 ユダヤ系ウクライナ移民を両親に持ち、カーティス音楽院で学んだローズは、トスカニーニ時代のNBC交響楽団、ロジンスキ時代のクリーヴランド管弦楽団、ワルター時代のニューヨーク・フィルハーモニックの首席チェロ奏者を歴任した猛者で、1951年以降はソロ奏者として幅広く活動。確実な技巧と高い音楽性に支えられた暖かみのあるチェロ演奏は、数多くの称賛を浴びました。
 ジュリアードやカーティスで積極的に若手を指導し、門弟からはヨーヨー・マやリン・ハレルのほか、多数のソリスト、オーケストラ奏者を輩出しています。またスターン、イストミンとの「スターン・トリオ」でも知られています。



Burg 5027
\1800
アレクサンドル・セリエの稀少なリサイタル集
 バッハ:フランス組曲第6番ホ長調
 ハイドン:ソナタニ長調
 ベートーヴェン:11のバガテルより3曲
 ウェーバー:常動曲
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番kv. 331「トルコ行進曲付」
 ブラームス:狂詩曲ト短調op. 79-2
  他全8曲
(ピアノ) アレクサンドル・セリエ
12inch CND48
1950年代録音モノラル

 アレクサンドル・セリエの50年代のソロ録音。
 『ワルター・ギーゼキング友の会』の為に僅か100枚のみプレスされたLP。
 ギーゼキングはセリエについて「彼の演奏に耳を傾けるときはいつも本物の音楽を聴いているのだという至福に満たされる」と語っている。


HINDENBURGの旧譜から

BURG-1001
CD-R\1800
アレクサンドル・セリエ(P)
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第9,14,27番

 (12inch Club National du Disque CND12&13)
アレクサンドル・セリエ(P)
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管弦楽団
 

BURG-1002
CD-R\1800
アレクサンドル・セリエ(P)
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第13,15,18番

 (12inch Club National du Disque CND12
  Lumen LD2-350s & 351s)
アレクサンドル・セリエ(P)
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管弦楽団
 セリエのモーツァルト協奏曲正規録音はこれだけ。
 録音が極めて少ないので、アナログ盤は入手困難なお宝。フランスではとんでもない高値で中古盤が取引されている。(メーカーより)

 薄CDケース入り折り返しジャケ日本語表記付

 1950年代後期録音)MONO

****************************************

 この人のモーツァルトを聴くと、他の人の演奏では聴けなくなる、と言われる。

 アレクサンドル・セリエ。

 端正で優美。なにより自然。
 「何回聴いても飽きない」と言った人がいたが、飽きるなんてものじゃない、何回聴いても天国に連れて行ってくれる。

 音楽の神がモーツァルトを介して「真の美」を表現したのだとしたら、それをそのままこの世に顕現したのがこの人。
 モーツァルトの音楽に恣意を求めない、ただただあるがままの姿で聴きたければセリエの演奏を聴けばいい。

 ・・・ただ、その協奏曲録音は限られており、2つのレーベルから6曲が出ているだけ。
 しかもそうとうに入りにくい。
 今回HINDENBURGはそのすべてを復刻してきた。


 アレクサンドル・セリエ。
 1924年生まれのフランス系ドイツ人。
 ギーゼキングやフィッシャー、ケンプに師事し、ザールブリュッケンの音楽学校で教えていたらしい。
 ただその演奏は「フランス的」とか「ドイツ的」というよりも、人間離れしていて、あえていうならやはり「天国的」、か。

 過度の期待を抱かず、さらりと風のように聴いてほしい。
 ふとした瞬間に、人生最上のモーツァルトが流れていることに気づくと思う。


Burg 5028
\1800
ロスタルの「パッサカリア」
 ベートーヴェン:ロマンス第1番ト長調 第2番ヘ長調
 タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲ト短調
 バッハ:ソナタホ短調BWV 1023
 ビーバー:パッサカリア
(ヴァイオリン) マックス・ロスタル
ワルター・ゲール指揮 
ヴィンタートゥール交響楽団 他
7inch CND MMS917 & CHS1174
1950年代録音モノラル

 ナチスから逃れ、1934年にロンドンに移住したドイツのヴァイオリニスト、マックス・ロスタルはロンドン音楽界の常連となり、イギリス音楽の素晴らしい演奏者となった。

************************
 
 ヴァイオリンのマックス・ロスタル(1905-1991)はオーストリア生まれ。ウィーンでアルノルト・ロゼーに、ベルリンではカール・フレッシュに師事した。
 1930-33年にベルリン高等音楽院のヴァイリン科教授を務め、その後ナチス政権の台頭によりイギリスに亡命、ロンドンのギルドホール音楽学校の教授を務め、アマデウス弦楽四重奏団のメンバー育成にたずさわった。
 1957-82年にはケルン音楽院、1957-85年にはスイスのベルン音楽院の教授を務めた。弟子にエディット・パイネマンがいる。



HINDENBURGの旧譜から
 
Burg1146
\1800
マックス・ロスタル
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調op. 30
 ベートーヴェン:ロンド ト長調
 ブラームス:スケルツォハ短調(F.A.Eソナタより第3楽章)
(ヴァイオリン) マックス・ロスタル
(ピアノ) フランツ・オズボーン
12inch Decca LK4034
1948年1949年録音モノラル
 ピアノのフランツ・オズボーンはレオニード・クロイツァーのドイツ時代の弟子の一人。



Burg 5029
\1800
アンリ・レウコヴィツのレアなフランス盤復刻「リサイタル集」
 ヴィニャフスキー:華麗なるポロネーズop. 4
 シマノフスキ:神話op. 30
 ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番
 パガニーニ:常動曲
 ラヴェル:子守歌
 サラサーテ:バスク奇想曲op. 24
  他、全9曲
(ヴァイオリン) アンリ・レウコヴィツ
(ピアノ) ペドロ・ヴァレイベラ

12inch (フランス盤)Decca 173766  
1950年代録音モノラル

 ポーランド生まれのヴァイオリニスト、アンリ・レフコヴィチ(1919-1981)。
 第二次大戦前頃にスペインに移り、特にバルセロナでは幅広く活躍したとされているが、その生涯は謎めいていて、録音も非常に貴重。


HINDENBURGの旧譜から


Burg 1046
\1800
アンリ・レイコヴィッツ(レフコヴィチ)
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番より
 第2楽章(Adagio)
  12inch Telefunken SMA 109
  1960年代録音ステレオ
アンリ・レイコヴィッツ(レフコヴィチ)(ヴァイオリン)
クルト・ヴェス指揮
バンベルク交響楽団
 このような盤は意外と見落としてしまうレア物でヴェス指揮の管弦楽曲集のなかに1曲だけ、それもアダージョのみです。
 アナログマニアには有名なレイコヴィッツの協奏曲正規録音はこれだけ!
ユゲット・フェルナンデス
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 kv. 218
  12inch CMD337
  1960年代録音モノラル
ユゲット・フェルナンデス(ヴァイオリン)
ジョルジュ・プレートル指揮
シュツゥッツガルト・フィルハーモニー管弦楽団

 お宝音源であるブルッフのヴァイオリン協奏曲の第2楽章を発掘。

 ユゲット・フェルナンデスはパイヤール室内管弦楽団のコンサートマスターだった人。
 ここではプレートル指揮による優雅で快活なモーツァルトのヴァイオリン協奏曲を聴かせる。


Burg5030
\1800
エミール・テルマニ
 フバイ作品集(5曲)
  「チャールダッシュの情景」より第2番、第4番「ヘイレ・カティ」
  「そよ風」
  ハンガリー詩曲第6番 
  「クレモナのヴァイオリン作り」より間奏曲
 ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
 シベリウス:「5つの田園舞曲」より第1番
 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン*
(ヴァイオリン) エミール・テルマニ
(ピアノ)アネット・ショアラー=テルマニ 他
トマス・イェンセン指揮 
チボリ・コンサート管弦楽団*

10inch Qualiton HLP SZK3527 & 78rpm Tono X25005 他
1950年代録音&1940年代録音モノラル

 1892年生まれのエミール・テルマニ。ハンガリーからデンマークへ移住したいわゆる往年の巨匠。
 戦前の録音で、前世紀から受け継いだ濃厚なロマンを感じさせてくれる。



 エミール・テルマニー(1892-1988)はブダペスト音楽院でイェノ・フバイ(1858-1937)に師事。1919年来デンマークのコペンハーゲンに在住、作曲家カール・ニーセン(1865-1931)の娘婿になった。
 1933年に離婚後、ピアニストのアネッテ・ショアラーと再婚。ここでは夫婦共演が聴ける。





2023/3紹介

Burg 5016
\1800
スコダのシューベルト「ピアノ作品集」
 シューベルト:
  楽興の時op. 94 (全6曲)
  スケルツォ第1番 第2番 
  アレグレットハ短調 
  行進曲ホ長調
  高雅なワルツ
  ディアベリの主題による変奏曲
   (全12曲)
(ピアノ) パウル・バドラ=スコダ
12inch westminster XWN18161
1950年代録音モノラル


Burg 5017
\1800
ジョルジュ・マースの稀少音源!
 (1)モーツァルト:弦楽四重奏曲第14番ト長調kv. 387
 (2)フィオッコ:ソナタ
  J.S.バッハ:ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲BWV 1060
(1)ブリュッセル・ハイドン四重奏団
10inch Telefunken LB6035
1952年録音モノラル

(2)(ヴァイオリンと指揮) ジョルジュ・マース
(オーボエ) Maurice van Gijsel
ベルギー室内ソリスト
12inch Decca 173002
1970年頃録音ステレオ


Burg 5018
\1800
(ホルン) Christopher Leuba & Paul Binstock
 モーツァルト:12のホルン二重奏曲ニ長調kv. 487
 ベートーヴェン:六重奏曲変ホ長調op. 81b
   (2本のホルンと弦楽四重奏のための)
(ホルン) Christopher Leuba & Paul Binstock
レノック弦楽四重奏団
12inch Audiophile AP110
1960年頃録音ステレオ


Burg 5019
(2CD-R)\2900
(ピアノ) リュセット・デカーヴ
ルーセル:ピアノ作品集

 組曲op. 14
 田園風の曲op. 5
 ソナチネop. 16
 前奏曲とフーガop. 46
 3つの小品op. 49
 時は過ぎていくop. 1
   (他全10曲)
(ピアノ) リュセット・デカーヴ
12inch Versailles MEDX 12011(2)
1950年代録音モノラル


Burg 5020
(2CD-R)\2900
デムスの1785年製フォルテピアノによる稀少音源!
 モーツァルト:
  ピアノ・ソナタ第10番ハ長調kv. 330
         第11番イ長調kv. 331「トルコ行進曲付」
  幻想曲kv. 396 kv. 475
  ジークkv. 574
  ロンドkv. 511
  メヌエットkv. 355
  アンダンティーノkv. 236
  組曲kv. 399より2曲

(フォルテピアノ) イエルク・デムス
12inch harmonia mundi 530684(2)
1964年5月ベルサイユ宮殿録音ステレオ

5月6日ベルサイユ宮殿にて演奏会「大ウィーン展」の記念ライヴ録音ではなく、前後のセッション録音です。
1785年アントン・ワルター製フォルテピアノの音が繊細に再現された演奏で素晴らしいです。
プログラム通りの収録で復刻致しました。(HINDENBURG)

Burg 5021
\1800
クララ・シューマン作品の稀少アナログ盤復刻!
 クララ・シューマン:
  ピアノ三重奏曲ト短調op. 17
  即興曲「ウィーンの思い出」op. 9
  3つの前奏曲とフーガo.. 16
  ロベルト・シューマンの主題による変奏曲op. 20
(ピアノ) モニカ・フォン・ザールフェルト
(ヴァイオリン) フランツィスカ・コシールニー
(チェロ) ギセラ・リース
12inch Camera SM93116
1969年録音ステレオ

3人の若手女流演奏家によるクララのロマンに満ちた音源集。(HINDENBURG)

Burg 5022
\1800
サロン音楽集「コンチ公の屋敷にての演奏会」再現音源!
 Joseph Kohaut:ハープ三重奏曲第3番変ロ長調
 Pierre de la Garde:アマリリス
 モーツァルト:ソナタニ長調kv. 7
 ヨハン・ショーベルト:クラヴィーア協奏曲第1番ヘ長調op. 11
(クラヴィーア) マルセル・シャルボニエ
ベルナルド・ワール指揮 
ヴェルサイユ室内管弦楽団 他
12inch Vogue MC20158
1950年代録音モノラル

当時のプログラムが復活。
オテル・デ・ガルディノー・ド・ロアン録音で優雅な雰囲気が漂う。(HINDENBURG)


2023/2/22紹介


Burg 5011
\1800
ボリースの戦中録音「春」
 (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調op.24「春」
 (2)ハイドン:弦楽四重奏曲第77番ハ長調op. 76-3「皇帝」
(1)
(ヴァイオリン) ジークフリート・ボリース
(ピアノ) ロスル・シュミット
78rpm Electrola DB5610/2
1940年頃録音モノラル

(2)
(第1ヴァイオリン) ジークフリート・ボリース
(第2ヴァイオリン) Alfed Malecek
(ヴィオラ) Heinz Kirchner
(チェロ) Wilhelm Posegga
10inch opera 3173
1950年代録音モノラル
当時のベルリン・フィルメンバーによる四重奏団

 ジークフリート・ボリースは1912年生まれのドイツのヴァイオリニスト。
 ミュンスターの生まれ。ケルン音楽大学でブラム・エルデリングに師事した。1933年にウィーン国際ヴァイオリン・コンクールで第1位を獲得し、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーに請われてベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに就任。 1941年から1945年まではヘルベルト・フォン・カラヤンに招かれてベルリン国立歌劇場のコンサートマスターになったが、戦後すぐにベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に復帰し、1961年に退団するまでコンサートマスターの地位にあった。
 ベルリンで死去。



Burg 5012
\1800
レーヴェングートの「クロイツェル」
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調op.47 "Kreutzer" 
(ヴァイオリン) アルフレード・レーヴェングート
(ピアノ) フランソワーズ・ドロー
12inch Opera St1972
1964年頃録音ステレオ

 レーヴェングート弦楽四重奏団の第1ヴァイオリンで知られるアルフレッド・レーヴェングート。
 カペーの弟子でカペーsqのメンバーでもあったアンドレ・トゥーレに師事、彼から伝統あるフランス室内楽の真髄を教わったという。
 そんなレーヴェングートの珍しいソロ録音。

 


レーヴェングート、旧譜

Burg 1014
\1800
レーヴェングート
 バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調
 1960年代初期録音 mono
(ヴァイオリン) アルフレッド・レーヴェングート
(ピアノ) フランシス・ドロー


 サンプルを聴かせてもらった。

 原盤の音がよいのか、復刻がよいのか、レーヴェングートのヴァイオリンがいいのか・・・。
 なんとも素朴でなんとも優雅でなんとも心のこもった温かく深い音がする。
 完全完璧な音程と華やかな超絶技巧で聞くものを圧倒させる・・・とかいうのではない。
 でもこのなんともいえない人間的な響き。
 50年前のヴァイオリニストはこういう音色を響かせていたのだ。こういう温かな音楽を聞かせていたのだ。


Burg 5013
\1800
フリードリヒ・ヴューラー
 シュ―ベルト:ピアノ五重奏曲イ長調「ます」
(ピアノ) フリードリヒ・ヴューラー
バルヒェット四重奏団より
カール・H・クルーガー (Cb)
12inch Gilde AGL1010
1950年代録音MONO



 フリードリヒ・ヴューラー(Friedrich Wuhre)は1900年、ウィーン生まれのピアニスト。
 6歳からマリウス・シュデルスキー (Marius Szudelsky) の下でピアノを学び、1915年にウィーン音楽舞台芸術アカデミー(現在のウィーン国立音楽大学)に入学してフランツ・シュミットにピアノ、フェルディナント・レーヴェに指揮法、ヨーゼフ・マルクスに音楽理論を学んだ。
 1920年代初期からヨーロッパでツアーを始め、1923年にアメリカ・デビュー。
 ウィーンで国際現代音楽協会を創設。ピアニストとしてのヴューラーは、マックス・レーガーやハンス・プフィッツナーの音楽を積極的に紹介する一方で、アルノルト・シェーンベルク、パウル・ヒンデミット、ベーラ・バルトーク、セルゲイ・プロコフィエフやイゴール・ストラヴィンスキーらの音楽にも理解を示し、自らの演奏レパートリーに組み入れた。
 1938年にザルツブルク音楽祭でデビュー。1939年にフランツ・シュミットのピアノ、ヴァイオリン、クラリネット、ヴィオラ、チェロのための五重奏曲の初演を行った。
 ハンス・プフィッツナーから献呈を受けた作品や、クルト・ヘッセンベルクのピアノ協奏曲の初演を行った。
 音楽コンクールでも審査員を務めており、1966年の第2回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール、1968年のエリザベート王妃国際コンクールのピアノ部門の審査員を務めた。

 ピアノ教師としてのヴューラーは、1922年から1932年まで母校で教えた後、1934年から1936年までマンハイム音楽大学に転出した。
1936年からキールで教鞭をとり、1939年から1945年まで母校に戻って教えている。第二次世界大戦後は1948年から1951年までザルツブルク・モーツァルテウム、1952年から1958年までマンハイム音楽大学のピアノ科教授を務め、その後は1968年までミュンヘンで教えた。弟子にはハインツ・ヴァルター、ヨハネス・ウンフリート、ハンス・カン、ローベルト・ショルツ、ジェフリー・パーソンズ、フェリックス・プロハスカ、ホルスト・マテウスなどがいる。

 1975年逝去。


フリードリヒ・ヴューラー旧譜
シューベルト:ピアノ・ソナタ集

Burg 1180
\1800
ヴューラーの「シューベルト・ソナタ集」1
 シューベルト:
  ピアノ・ソナタ第14番イ短調D.784 (op. 143)
  ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960
(ピアノ) フリードリヒ・ヴューラー
12inch Vox PL8210
1950年代初期録音モノラル

 青年時代から演奏していたであろうシューベルトを繊細かつナチュラルに表現。今回は意外と手に入らない(UK)Vox 盤の復刻です。
 シューベルトのソナタのほとんど全曲をVox レーベルに録音しているが市場ではほとんど見かけない。(HINDENBURG )

Burg 1187
\1800
ヴューラーの「シューベルト・ソナタ集」2
シューベルト:
 ピアノ・ソナタ
   第1番ホ長調D.157、
   第3番ホ長調D.459、
   第6番ホ短調D.566
(ピアノ) フリードリッヒ・ヴューラー
12inch Vox VBX11(3)
1950年代中期録音モノラル

Burg 1188
\1800
ヴューラーの「シューベルト・ソナタ集」3
シューベルト:
 ピアノ・ソナタ
   第5番変イ長調D.557、
   第11番ヘ短調D.625、
   第15番ハ長調D.840
(ピアノ) フリードリッヒ・ヴューラー
12inch Vox VBX 11(3)
1950年代中期録音モノラル

Burg 1216
\1800
ヴューラーの「シューベルト・ソナタ集」4
 シューベルト:
  ピアノ・ソナタ第19番ハ短調D.958
  ピアノ・ソナタ第20番イ長調D.959
(ピアノ) フリードリヒ・ヴューラー
12inch Vox VBX 9&10 1950年代中期
 ウィーン録音モノラル

Burg 1217
\1800
ヴューラーの「シューベルト・ソナタ集」5
 シューベルト:
  ピアノ・ソナタ第4番イ短調D.537
  ピアノ・ソナタ 第7番変ホ長調op. 122 D.568
  ピアノ・ソナタ第16番イ短調op. 42 D.845
(ピアノ) フリードリヒ・ヴューラー
12inch Vox VBX 9&10 1950年代中期
 ウィーン録音モノラル

Burg 1218
\1800
ヴューラーの「シューベルト・ソナタ集」6
 シューベルト:
  ピアノ・ソナタ第9番ロ長調op. 147 D.575
  ピアノ・ソナタ 第17番ニ長調op. 53 D.850"Gasteiner"
(ピアノ) フリードリヒ・ヴューラー
12inch Vox VBX 9&10 1950年代中期
 ウィーン録音モノラル

Burg 1219
\1800
ヴューラーの「シューベルト・ソナタ集」7
 シューベルト:
  ピアノ・ソナタ第2番ハ長調(1815)D.279
  ピアノ・ソナタ第13番イ長調op. 120 D.664
  ピアノ・ソナタ第18番ト長調op. 78 D.894"Fantasie"
(ピアノ) フリードリヒ・ヴューラー
12inch Vox VBX 9&10 1950年代中期
 ウィーン録音モノラル



Burg 5014
\1800
当時のイタリア奏者による稀少音源
 ボッケリーニ:6つの弦楽三重奏曲op.1
(第1ヴァイオリン) マリオ・フェラーリス
(第2ヴァイオリン) エルマンノ・モリナロ
(チェロ) アントニオ・ポカテッラ
12inch Arcophon AC701(2)
1960年代後期録音ステレオ



Burg 5015
\1800
エルフェとエルリ
 シャンパイユ四重奏団

(1)ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調
(2)ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
(1)
(ピアノ) クロード・エルフェ
(ヴァイオリン) ドゥヴィ・エルリ
(チェロ) ロジェ・アルバン

(2)
シャンパイユ四重奏団
12inch CFD 32
1950年代録音モノラル

エルフェとエルリという素晴らしい組み合わせのトリオ、そしてシャンパイユ四重奏団によるクアルテットが聴ける。


ジャン・シャンパイユのソロアルバム旧譜

HECTOR
21HH 075
(CD-R)\2200
16の楽章に再編成
 ジャン・シャンパイユ
  バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータより
(ヴァイオリン) ジャン・シャンパイユ
12inch Vega C30S 208 1950年代録音モノラル

16の楽章に選曲再構成した異色のアルバム。
ジャン・シャンパイユは当時のラムルー管コンサートマスター。
 無伴奏は全曲は録音されていない。
シャコンヌだけでも必聴です。(約8分)(HECTOR)






2023/2紹介


Burg 5004
\1800
(ピアノ) ハンス・エーリッヒ・リーヴェンザーム
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第14番「月光」、第26番「告別」
(ピアノ) ハンス・エーリッヒ・リーヴェンザーム
12inch Elite Special PLPE30032
1950年代録音モノラル

Burg 5005
\1800
(ピアノ) ハンス・エーリッヒ・リーヴェンザーム
 モーツァルト:ピアノ四重奏曲ト短調kv. 478
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第25番ト長調op.79
(ピアノ) ハンス・エーリッヒ・リーヴェンザーム
シュトロス四重奏団
12inch Elite Special PLPE 30033
1950年代録音モノラル

一連のエリートシリーズでは脇役のリーヴェンザームだが素晴らしい演奏です。(HINDENBURG)



 ハンス=エーリヒ・リーベンザーム(Hans-Erich Riebensahm, 1906年6月24日 - 1988年10月15日)は、ドイツ出身のピアノ奏者。
 ケーニヒスベルクの生まれ。6歳からピアノを始め、1919年に地元でリサイタルを開いた。
 1922年にベルリンに移り、その地の音楽院でレオニード・クロイツァーとアルトゥル・シュナーベルにピアノ、フリードリヒ・エルンスト・コッホに作曲を学んだ。
 1942年から1944年までフランクフルト音楽大学で教鞭をとり、1949年から1976年までベルリン芸術大学の教授を務めた。

 ベートーヴェンの演奏に定評があったが、パウル・ヒンデミットやハンス=ゲオルク・ブルクハルト等、当時の新しい音楽の紹介にも余念がなく、1955年にはハインツ・ティーセンの《自然三部作》とオットー・ベッシュの一楽章のソナタの初演を手掛けている。
 1988年にベルリンにて没。


Burg 5006
\1800
イエペスのザフィロ盤復刻「リサイタル集」
 アルベニス:グラナダ 
 タレガ:タンゴ、前奏曲  
 リョベート:El Pdbre Pages 、Canco del Liadre
 マルコ:Guajires
 トゥリーナ:Rafaga (他全13曲)
(ギター) ナルシソ・イエペス
12inch Zafiro ZL60
1960年頃録音モノラル


Burg 5007
\1800

「7inch 盤レア音源 ソロ楽器コレクション集」
 (ホルン フルート クラリネット)

ロッシーニ:前奏曲   
サン=サーンス:ロマンスop. 36
(ホルン) アラン・シヴィル  
7inch HMV 7182
1960年頃録音モノラル
J.S.バッハ:ソナタロ短調よりLargo e dolce
ヴィヴァルディ:ソナタ(Pastor Fido)
モーツァルト:アンダンテkv. 315
ヘンデル:ソナタヘ長調よりAllegro (ピッコロによる演奏)
(フルート) リチャード・アデニー  
7inch HMV 7184
1960年頃録音モノラル
ガルッピ:ソナタよりAllegro giocoso
ハインリッヒ・ベールマン:クラリネット五重奏曲op. 23より第2楽章
フィンジ:5つのバガテルop. 23 よりFughetta
(クラリネット) シア・キング
7inch HMV 7186
1960年頃録音モノラル
ピアノ伴奏は全て ジェラルド・ムーア

Burg 5008
\1800
エンリカ・カヴァッロ
 フランコ・グッリ
ペルゴレージ:ソナタニ長調
クレメンティ:ソナタロ短調op. 40-2
(ピアノ) エンリカ・カヴァッロ
7inch CFD 197 (2)
1950年代録音モノラル
シューベルト:ソナタイ長調D574 「Duo」 (ヴァイオリン) フランコ・グッリ
(ピアノ) エンリカ・カヴァッロ
private tape 1956年録音モノラル

 イタリアのピアニスト、エンリカ・カヴァッロ(1921 年 -2007 年 )は、第二次世界大戦に先立つ数年間、神童としていろいろなところでリサイタルを行っていました。
 そして戦後、イタリアのヴァイオリニスト、フランコ・グッリと出会い、彼らは「Gulli-Cavallo Duo」を結成、1950年に二人は結婚しました。
 その後世界中をツアーし、2001年に フランコ・グッリが亡くなるまで活動を続けました。
 ミラノのヴェルディ音楽院、インディアナ大学音楽学校で教え、1974年から1991年まで、ジェイコブズ・スクールの音楽教授を務めた。





HINDENBURG旧譜
カヴァッロとフランコ・グッリの共演が聴ける
パガニーニ作品集レア音源

Burg 1076
\1800
フランコ・グッリのパガニーニ作品集レア音源
 パガニーニ:
  ヴァイオリン協奏曲第5番イ短調
  イ・パルピティop 13*
  カプリースop 1-16 op .1-17
  カンタービレop 17*
   12inch Harmonia mundi HM30663
    1964年録音モノラル
(P)エンリカ・グッリ・カヴァッロ*
ルチアーノ・ロサーダ指揮
ミラノ・アンジェリクム室内管弦楽団
(ヴァイオリン) フランコ・グッリ


Burg 5009
\1800

(ヴァイオリン) ヴォルフガング・マルシュナー
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
パガニーニ:魔女たちの踊りop. 8
(ピアノ) Wilhelm Neuhaus
7inch Telefunken UV184
1950年代録音モノラル
(ヴァイオリン) ヴォルフガング・マルシュナー
スヴェンセン:ロマンスト長調op.26 シュタイナー指揮 
ノルドマルク交響楽団
7inch DG LPE121678
1960年代録音ステレオ
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調op. 100 (ピアノ) Detlef Kraus
Private tape 1950年代録音モノラル




 ヴォルフガング・マルシュナー(1926年5月23日 - )は、ドイツのヴァイオリン奏者、作曲家。
 実はかなりの大家なのだがCDは極めて少ない。シェーンベルクとベルクの作品がわずかに出ているのみではないか。
 そのマルシュナーにこんなポピュラーな作品の録音があるとは。聴いてみればお分かりいただけるが、やはり一筋縄ではいかないなかなかクセのある名演。

 ドレスデンにハインリヒ・マルシュナー(オペラ「吸血鬼」の作曲者)の末裔として生まれる。
 幼い頃からヴァイオリンを手にし、4歳でシュターツカペレ・ドレスデン付属学校のオーケストラでヴァイオリンを弾き、9歳でタルティーニの『悪魔のトリル』を弾きこなしたという。
 14歳でモーツァルテウム音楽院に入学し、ヴァーシャ・プルジーホダにヴァイオリンを学び、クレメンス・クラウスやエルマンノ・ヴォルフ=フェラーリの薫陶も受けた。
 1943年に兵役に就いたが、第二次世界大戦終結後はハンブルクでエーリヒ・レーンに師事した。
 19歳でハノーファー国立歌劇場のコンサートマスターに就任し、その後ケルン放送交響楽団のコンサートマスターを歴任した。

 1950年代からフォルクヴァング芸術大学やケルン音楽院で教鞭をとり、1963年からはフライブルク音楽大学で後進の指導に当たった。
 1970年には自分の名前を冠した室内管弦楽団を創設し、1976年にはフライブルクにシュポア国際ヴァイオリン・コンクールを創設した。


HINDENBURG旧譜
ウォルフガング・マルシュナー

Burg 1077
\1800

CDが極めて少ない
 シュポア国際ヴァイオリン・コンクール創設者

  ウォルフガング・マルシュナー

ヴィヴァルディ:
 ヴァイオリン協奏曲集op.8「和声と創意の試み」より
 「四季」
   12inch Christophorus SCGLP75932
    1960年代後期ステレオ録音
(Vn) ウォルフガング・マルシュナー
(Vc) Klaus Stork
(Cem) Gottfried Bach
室内管弦楽団


Burg 5010
\1800
(チェロ) ギ・ファロ
 シューマン:幻想小曲集op. 73、 アダージョとアレグロop. 70
 バズレール:フランス組曲op. 114 、葬送曲op. 120
(チェロ) ギ・ファロ 
(ピアノ) モニク・ファロ

10inch DT 255c015
1950年代録音モノラル

7inch DT 450c086
1950年代録音モノラル

 ギ・ファロはフランス、ナンシーの生まれ。
 少年の頃にローザンヌ音楽院で学んだ後、パリ音楽院で名教師として高名なポール・バズレール(ピエール・フルニエの師でもある)に学んだ。
 その後世界中で活躍するのだが、40歳という奏者として脂の乗り切った時期に左の2本の指の故障に見舞われてしまう。6回もの手術を受けた後に現役復帰し、21世紀に入るまで活動を続けた。教師としても有名。

 ファロの録音は極端に少なく、実像が伝わりづらかったのだが、のちにCASCAVELLEから8時間を越える録音が一挙に出たことでこの偉大なチェリストの芸術の概要が分かるようになった。


*****************

 ギ・ファロ(Guy Fallot, 1927年11月27日 - 2018年7月25日)は、フランスのチェロ奏者。
 ナンシーの生まれ。1936年にローザンヌ音楽院に入り、1944年までポール・バーガーにチェロを学ぶ。
 1945年からパリ音楽院でポール・バズレールに師事し、翌年にはプルミエ・プリを得て卒業したが、その後もバズレールの指導を受けた。
 1947年にピアティゴルスキー賞を獲得し、演奏活動を始めた。
 1970年に左腕の故障で演奏活動を一時中断したが、1980年代に再起している。
 1960年代から1990年代まで母校のローザンヌ音楽院で教鞭を執った。
 ローザンヌにて没。









2023/1紹介


Burg 5001
\1800
カルミレッリ弦楽四重奏団
 ボッケリーニ:
  弦楽三重奏曲op. 9-5 op. 38-2
  弦楽四重奏曲op. 39-8 op. 44-4「狩」
カルミレッリ弦楽四重奏団
12inch Decca LXT 5200
1955年頃録音モノラル

 イ・ムジチ合奏団のリーダーとしても活躍したジュゼッピーナ(ピーナ)・カルミレッリが1954年に創設した弦楽四重奏団。

 カルミレッリは1914年生まれのイタリアの女性ヴァイオリニスト。ミラノ音楽院でミケランジェロ・アバドに師事し、1930年にディプロマを獲得。
 その後、1937年から演奏活動を開始しながら、ローマの聖チェチーリア音楽院でアリゴ・セラートに師事し、室内楽も学んだ。
 1940年にはパガニーニ賞を受賞。1941年からはローマ音楽院の教授となった。
 1949年にはボッケリーニ重奏団、1954年にはカルミレッリ弦楽四重奏団を創設し、ヨーロッパ各地で演奏活動や録音を行った。
 1973年から1986年までは、イ・ムジチ合奏団のコンサートミストレスを務め、1979年からはフォーレ五重奏団のメンバーとして活躍していた。
 1993年2月にローマで亡くなった。



Burg 5002
\1800
ベニー・グッドマン
モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調kv. 581 (クラリネット) ベニー・グッドマン 
American Art Quartet
12inch columbia ML4483
1951年録音モノラル
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番op. 120-1
ウェーバー:協奏的大二重奏曲op. 48より第2、3楽章
(クラリネット) ベニー・グッドマン 
(ピアノ) レイチェル・グッドマン
Private tape
1964年ライヴ録音モノラル 拍手入

 ベニー・グッドマンは1909年生まれのアメリカのクラリネット奏者、バンドリーダー。
 1932年には自分の楽団を結成し、NBCラジオに定期的に出演。1938年にはカーネギー・ホールで最初のジャズ・コンサートを行いスウィングの王様(King of Swing)と称されるに至る。
 グッドマンはクラシック音楽の分野でも活躍し、モーツァルトのクラリネット協奏曲(シャルル・ミュンシュ指揮、ボストン交響楽団との共演)、やクラリネット五重奏曲(ボストン・シンフォニー四重奏団との共演)などを録音している。
 また、当時の現代作曲家バルトークとも親交があり、グッドマンに献呈された『ヴァイオリンとクラリネットとピアノのためのコントラスツ』は、作曲者及び同時に献呈を受けたヴァイオリニストのシゲティとの録音が残されている。
 他にもコープランドが彼のためにクラリネット協奏曲を作曲したほか、バーンスタインとも共演している。



Burg 5003
\1800
(ヴァイオリン) オシー・レナルディ
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番・第3番
(ヴァイオリン) オシー・レナルディ
10inch London LPS 423&259
1951年1950年録音モノラル

 オシー・レナルディは、1920年、ウィーン生まれのヴァイオリニスト。
 1933年にウィーンのコメディ・ショーの出し物として初舞台を踏み、オッシ・レナルディ(Ossi Renardy)の芸名を得た。翌年には現在の芸名に改め、ヨーロッパ各地で演奏してヴァイオリニストとしての名声を確立した。
 1937年にはナチスの台頭を嫌ってアメリカ合衆国に移住し、1939年にはニューヨークのカーネギー・ホールでアメリカ・デビューを飾った。
 1941年から1947年までアメリカ軍のための慰問演奏をし、翌年にはアメリカ陸軍に所属して1943年に市民権を取得した。
 1947年からは一般のコンサート活動に戻り、ニコロ・パガニーニの24のカプリース全曲を、フェルディナンド・ダヴィッドのピアノ伴奏版ではあるものの、ルッジェーロ・リッチに先駆けて録音した。
 1953年1、ラスクルーセスからコロラド州モンテヴィスタに向かう途上、トレス・ピエドラスで交通事故死。






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