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この生きようとする欲望、何かをつかもうとする野心、前を向いて進もうという意志・・・
この本を読んで、いくつかの演奏を聴けば、
大演奏家たちが発した熱いエネルギーをきっと受け取ることができると思います

アリアCD店主新刊!

青弓社/クラシック名盤復刻カタログ
松本 大輔(著)





 たいへんお待たせしました。
 前作から10年。
 アリア・レーベルのアルバムを書籍にまとめた「クラシック名盤復刻ガイド」の続編がついに登場。
 前作以上にパワフル且つ密度の濃い内容になっております。


 





青弓社/クラシック名盤復刻カタログ
松本 大輔(著)
2200円




 前書きより


 この本は、半世紀以上前に生まれたSPやLPの素晴らしい名演を紹介したもので、2015年に出た「クラシック名盤復刻ガイド」の続編にあたります。

 それにしても前作が出たのが10年近くも前だったとは。感覚的には2,3年前の感じだったですが。
 時間の早さを痛感し、そしてそのすぐあと心に湧きあがったのが、・・・このおそるべき10年に対する戦慄。

 10年前は、2回の大きな震災を経験しても、まだ日本人の心には「まだやれる」、「まだがんばろう」という未来に対する明るい希望がありました。
 しかしあれから10年。
 人類史に刻まれるすさまじいパンデミック、まさかの大国主導の大戦争、暗殺事件、政治に対する極度の不信感、驚異の円安、日本経済の衰退、そうしたものがじわじわと我々の心をむしばみ、かつてあれほど強靭でしたたかですらあった我々の未来への希望をそぎ落としていきました。

 前作を書いたときは、「激動の時代」は遠い過去の話として語られ、そういう時代に残された音楽を一種懐古趣味として楽しむ心の余裕がありました。
 でももう今は違います。
 我々は、半世紀前と変わらぬすさまじい「激動の時代」、あるいはその「前兆の時代」に放り込まれ、嵐の中の木の葉のように、濁流の中の子犬のように、なすすべもなく時代にもてあそばれています。
 未来はどんより暗く、日々生きることの意味もよく分からなくなってきている。


 この本は半世紀前の素晴らしい名演を紹介した本なのですが、私、今回、それらの名演に触れながら、思ったんです。
 ここに登場する芸術家たちは、自分たちの音楽を生み出すために、なんとギラギラ、ガリガリ、バリバリ貪欲に生きていることか。
 それはもう、ものすごいエネルギー。

 なんというか、生きようというエネルギーがすごいんです。

 この人たちが生きていたのは、私たちが直面している今よりも、さらに凄まじいとんでもない時代でした。でも彼らはそんな激流にもまれながらも、決してひるむことなく希望と野心と意欲をもって、前を向いて生きています。そしてそれが音楽として発出し、今聴いている我々の心にも伝わってくる。本当にドクドクと伝わってくる。
 この生きようとする希望、何かをつかもうとする野心、前を向いて進もうという意欲。

 この本を読んで、いくつかの演奏を聴けば、大演奏家たちが発したそうしたエネルギーをきっと受け取ることができるような気がするんです。
 そしてそれは、今の時代を生きる我々に最も必要なものではないかと思うんです。




 戦争のなかで開催されたフルトヴェングラーのコンサート録音、トスカニーニによる悶絶必至の演奏、カラヤンの知る人ぞ知る貴重な録音などを幅広く紹介し、入手困難なヴァイオリニストやピアニストの演奏にもふれる。
 演奏家の意外な素顔に出合える絶好のディスクガイド!

 本書で取り上げた音源はすべてアリアCDで購入可能です。よろしければこちらからどうぞ。
 アリア・レーベル


 前作「クラシック名盤復刻ガイド」はすでに出版社で完売・・・。アリアCDの在庫もありません。
 本屋さんで見かけたら迷うことなく購入されることをお勧めします。
 

目次より

フルトヴェングラー、人生が大きく変わる直前の演奏

 フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
 ベートーヴェン『交響曲第5番「運命」』(1937年)


フルトヴェングラーが生きていたときのベルリン・フィル最後の録音

 ヨッフム&ベルリン・フィル
 ベートーヴェン『交響曲第4番』(1954年)


フルトヴェングラー最初の『運命』、そして1929年の『アリア』

 フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
 ベートーヴェン『交響曲第5番「運命」』(1926年)
 バッハ『G線上のアリア』(1929年)


追悼ブーレーズ、1962年パリ……

 ブーレーズ&ロリオ
 モーツァルト『ピアノ協奏曲集』


どこかいびつで不吉で妖しく哀しい……

 ワルター&ウィーン・フィル
 ブラームス『交響曲第1番』(1937年)


地獄を見た男

 クレツキ指揮
  シューベルト『交響曲第8番「未完成」』
  メンデルスゾーン『交響曲第3番「スコットランド」』


1920年代、ドイツでのワルター

 ワルター&ベルリン国立歌劇場管
 モーツァルト『交響曲第40番』(1929年)


一つの奇跡的な現象

 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル
 ベートーヴェン『交響曲第3番「英雄」』(1944年12月19日)


前代未聞の壮絶なる戦い

 エディット・ファルナディ(ピアノ)
 シェルヘン&ウィーン国立歌劇場管
 チャイコフスキー『ピアノ協奏曲第1番』『第2番』


暴虐、傍若無人

 ブロニスラフ・フーベルマン
 チャイコフスキー『ヴァイオリン協奏曲』


若き鍵盤の騎士

 ダニエル・ワイエンベルク
 ブラームス『ピアノ協奏曲第1番』


カラヤン最初の録音、1938年の『魔笛』序曲、
 そして1941年のベートーヴェン『交響曲第7番』



戦後の全盛期

 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル
 チャイコフスキー『交響曲第4番』(1951年)
 ベートーヴェン『交響曲第7番』(1950年)


時代のど真ん中で世界を動かしていた男

 バーンスタイン&ニューヨーク・フィル
 ベルリオーズ『幻想交響曲』(1963年)


店主がお墓にもっていく10枚のうちの1枚

 アンドレ・ナヴァラ『6つのチェロ小品集』


これがベイヌムなりの回答

 ベイヌム&アムステルダム・コンセルトヘボウ管
 ブラームス『交響曲第1番』


想像以上にバルヒェットのモーツァルトだった

 バルヒェット弦楽四重奏団
 モーツァルト『弦楽四重奏曲全集』


曲が終わるのが切なくなる

 ジャニーヌ・アンドラード(ヴァイオリン)
 シベリウス、チャイコフスキー、ブラームス『ヴァイオリン協奏曲』


こちらの精神状態や身体状況に関係なく、
 いや応なしに迫ってくる

  ミシェル・オークレール
  チャイコフスキー『ヴァイオリン協奏曲』


心からいとおしいと思える

 ミシェル・ブシノー
 小品集、オーベール&ヘンデル


こんな人がいたのか

 ローザ・ファイン
 シューベルト、ロカテッリ、タルティーニ、ブラームス


聴いているほうも背筋がピンとなる

 スウィトナー指揮&シュターツカペレ・ドレスデン
 マーラー『交響曲第1番』


魔術師マリの芸当をたっぷり

 ジャン=バティスト・マリ指揮
 管弦楽小品集


正体不明の指揮者ラルフ・デ・クロス

 ベルリオーズ『幻想交響曲』
 ワーグナー『管弦楽曲集』


指揮は、そこにいないトスカニーニ

 シンフォニー・オブ・ジ・エアー/再出発コンサート
 ドヴォルザーク『交響曲第9番「新世界より」』


何かを打ち破ろうとするような強烈な意思

 オッテルロー&ハーグ・レジデンティ管
 ベートーヴェン『交響曲第9番「合唱」』(1964年)


ここまですごいとは思わなかった

 クレツキ指揮&南西ドイツ放送交響楽団
 ベートーヴェン『交響曲第5番「運命」』
        『交響曲第3番「英雄」』


こういう音源こそアリア・レーベルが復刻すべき

 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル
 ベートーヴェン『交響曲第4番』(1950年1月25・30日)


すべての交響曲録音の原点

 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル
 ベートーヴェン『交響曲第5番「運命」』


音楽史を塗り替えた大きな偉業、

 1955年、イ・ムジチ1回目のヴィヴァルディ『四季』


希代の天才ヴァイオリニスト

 ゲルハルト・タシュナー(ヴァイオリン)
 ベートーヴェン、チャイコフスキー『ヴァイオリン協奏曲』

音楽史的にも重要かつ幸運な録音

 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル
 チャイコフスキー『交響曲第4番』(1960年)


はちきれそうなエネルギー、あふれる生命力

 フリッツ・ライナー指揮&ウィーン・フィル
  ブラームス『ハンガリー舞曲集』
  ドヴォルザーク『スラブ舞曲集』


なんと、手に入れやすいCDがほとんどない

 ミッシャ・エルマン
 『チャイコフスキーとヴィエニャフスキ小品集』


天国か地獄の門番に「一つだけ」と言われたら
 …このアルバムになる

  ズザーネ・ラウテンバッハー(ヴァイオリン)
  ビーバー『ロザリオ・ソナタ』


マタチッチが残した希代の名演

 マタチッチ&チェコ・フィル
 ベートーヴェン『交響曲第3番「英雄」』


珍しいもの尽くしの『田園』

 セル&ニューヨーク・フィル
 ベートーヴェン『交響曲第6番「田園」』(1955年)


1947年におこなわれた5回目の録音

 ストコフスキー&ヒズ・シンフォニー・オーケストラ
 ドヴォルザーク『交響曲第9番「新世界より」』


これを聴いて悪く言う人に会ったことがない

 オッテルロー指揮&ハーグ・レジデンティ管
 ベートーヴェン『交響曲第9番「合唱」』


何か腹にイチモツある

 ハンス・スワロフスキー&ウィーン国立歌劇場管
 ブラームス『交響曲第1番』


当時のバーンスタイン、ここまですごかった

 バーンスタイン&ニューヨーク・フィル
 シューマン『交響曲全集』


これがボスコフスキーだったのか



こんなにも厳しく美しく、しかも救いに満ちた

 バルヒェット弦楽四重奏団
 ドヴォルザーク『弦楽四重奏曲第13番』『第14番』


フルトヴェングラー&ウィーン・フィル、
 1945年1月、スイス亡命直前の演奏会

  フランク『交響曲ニ短調』


一期一会の奇跡

 ジャン・マルティノン&ウィーン・フィル
 チャイコフスキー『交響曲第6番「悲愴」』


無条件で元気になる

 ボールト&ロンドン・フィル
 マーラー『交響曲第1番「巨人」』


男ミュンシュが大上段から振り下ろす

 ミュンシュ&ボストン交響楽団
 ドヴォルザーク『交響曲第8番』


ないからアリアCDで作りました

 サン=サーンス名曲ボックス4枚組


そこにバルヒェットがいるのである

 ラインホルト・バルヒェット
 バッハ『ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ』
     『ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ』


まるで丁寧に織られた織物のように

 アグネス・ギーベル(ソプラノ)
 モーツァルト『宗教作品集』


幻の音源

クレツキ指揮&ロイヤル・フィル
ブラームス『交響曲第1番』


フルトヴェングラー、
 エーリヒ・レーンとのベートーヴェン『ヴァイオリン協奏曲』、
 そして戦時中最後のベルリン・フィルとのコンサート



この人のモーツァルトを聴くと、ほかの人の演奏では聴けなくなるとい

 アレクサンドル・セリエ
 モーツァルト『ピアノ協奏曲第9、13、14、15、18、27番』


「え、デルヴォー、こんなすごい人だったの!?」

 デルヴォー指揮&コンセール・コロンヌ
 チャイコフスキー『交響曲第6番「悲愴」』


アンゲルブレシュトにようやく会えた

 ワーグナー『タンホイザー』序曲


抱腹絶倒、しかし笑ってはいけない

 ビーチャム&シンフォニー・オブ・ジ・エアー
 1957年1月23日のブラームス


こういう音楽が必要なときもあると思う

 シャルル・シルルニク
 ベートーヴェン『ヴァイオリン協奏曲』


大爆発第4楽章、何がここまで彼をかきたてたのか

 ミトロプーロス指揮&ニューヨーク・フィル
 ベートーヴェン『交響曲第9番「合唱」』


これが……ルフェビュールか

 ベートーヴェン『ピアノ・ソナタ第30番』『第31番』


おそるべき個性をもった怪物

 アリーヌ・ヴァン・バレンツェン


これがタリアフェロなのだ

 スペインのピアノ作品


悶絶必至、トスカニーニの爆裂演奏

 ブエノスアイレス公演の『第9』


こんな痛快で面白い『幻想』はちょっとない

 天才フレスティエの『幻想交響曲』


リヒター盤と並ぶ名演と称された

 フリッツ・ヴェルナーの『マタイ受難曲』



著者プロフィル 松本 大輔(マツモト ダイスケ)

 1965年、愛媛県松山市生まれ。岡山大学法学部卒。
 WAVE、HMVのクラシックバイヤー、店長を経て独立。アリアCD店主として現在に至る。
 著書に『面白いほどわかる!クラシック入門』『クラシック名盤復刻ガイド』『どっこいクラシックは死なない!』『まだまだクラシックは死なない!』『やっぱりクラシックは死なない!』『このNAXOSを聴け!』(いずれも青弓社)など。



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