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「OPUS蔵」復活
まずは3タイトル!
カザルス/J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲
カペー弦楽四重奏団/ラヴェル、ドビュッシー、シューマン
★ジネット・ヌヴー/ソナタと小品集


 「オーパス蔵」が初めて登場したのは2000 年秋。
 代理店担当者が「すごい復刻レーベルが生まれました!」と興奮して語っていたことを思い出す。

 発売当初から評論家の宇野功芳氏や山崎浩太郎氏が絶賛。その後、イギリスの「Classic Record Collector」誌の編集長Tully Potter氏が‘Realistic Transfer’と評したことで世界でも認められるようになり、トスカニーニの《ヴェルディ・ライブ集》は英Gramophone誌の「今月の復刻盤」に、フランスでは「ディアパソン・ドール(推薦盤)」に選ばれた。
 そしてどうだろう、10年も経つ頃には、ファンの間で「海外でもっともレヴューの出る日本のレーベル」と呼ばれるようになった。

 放送録音の復刻のブームを起こしたのがAUDITEだとしたら、SP、LPの復刻ブームを起こしたのはこのOPUS蔵だった。
 アリアCDで現在熱く取り上げている「HECTOR」とか「RLC」などのレーベルも、このOPUS蔵が先に道を作っていてくれたからこそいまがあると言っていい。

 ただ2017年ころ、復刻を受け持っていた安原暉善氏が亡くなり、優秀な原盤もだんだん入手困難になり、CDの新譜発売がとだえるようになる。
 再活動を望む声は多かったが、その後、活動は事実上終了となった。

 しかし現在でも「オーパス蔵」が復刻したことのあるアイテムを別のレーベルが新たに復刻すると、必ず「「オーパス蔵」と比べると・・・」というような対比をされる。
 音楽ファンにとってはいつまでも「オーパス蔵」が基準なのである。


 そんななか、このたび「オーパス蔵」が復活することになった。

 代理店の話によると「オーパス蔵」の初期名盤は現在ほぼ廃盤=入手不能状態で、中古市場ではそうとうな高値で取引されるようになっているらしく、いつかはきちんとした形で出し直さねばと思っていたらしい。
 そして今回、ALTUSで有名な斎藤啓介氏が「オーパス蔵」の貴重な音源を受け継ぎ、新たにCD化のためのリマスタリングを行った。
 その音質はかつての盤を超える重厚さとリアルさ、そしてゴージャスな雰囲気を醸しているという。

 新生「オーパス蔵」がここにいよいよ誕生したわけである。


 今回登場するのは「オーパス蔵」の大ベストセラー3タイトル。
 その新たな門出を心から祝いたい。





(メーカーより)
 SPをノスタルジアで味わうのでなく、溝に刻まれた音、すなわち芸術および技術を最大限取り出すことを目的とする。
 最近はノイズを著しくカットした復刻が多いが、注意して聴くと音が痩せている例が多い。低音が抜けてしまうか、低音を補っても音が痩せてくる。
 オーパス蔵の音はノイズ取りは原音を損なわない範囲の最小限の使用に限定している。当時の演奏家の表現を味わうために音楽情報を最大限残したつもりである。
 復刻を受け持つ安原暉善は20年以上の復刻の経験から、温かみがありかつ生々しい音を取り出している。その音は英誌“Classic Record Collector”でRealistic Transferと評価されている。

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OPK12041/2
(2CD)
\3200→\2690

稀代の名演、稀代の名盤
 パブロ・カザルス(チェロ)
  J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番-第6番


[CD1] 64:41
 1-6. 組曲第1番 ト長調 BWV1007 (mat HMV 2LA2583-88) 1938年録音
 7-12. 組曲第2番 ニ短調 BWV1008 (mat HMV 2EA4476 & 81-85) 1936年録音
 13-18. 組曲第6番 ニ長調 BWV1012 (mat HMV 2LA2593-2600) 1938年録音

[CD2]
 1-6. 組曲第3番 ハ長調 BWV1009 (mat HMV 2EA4470-75) 1936年録音
 7-12. 組曲第4番 変ホ長調 BWV1010 (mat HMV 2LA3140, 3115-17, 24&25) 1939年録音
 13-18. 組曲第5番 ハ短調 BWV1011 (mat HMV 2LA3126-27 & 30-34) 1939年録音
パブロ・カザルス(チェロ)

原盤はすべて広川陽一氏のコレクションによる。
制作:相原 了
復刻:安原暉善
2024年リマスタリング:斎藤啓介

 OPUS蔵を大人気レーベルにのしあげた記念碑的アルバム。
 それまで、「カザルスの無伴奏っていい演奏だと思うんだけど、もうひとつ印象に残らないんだよね」と言っていた人たちが、この復刻を聴いてこの演奏の真価を知った。
 NAXOSの復刻もなかなか頑張っていたし、本家EMI(WARNER)のSACDもとてもきれいな音なのだが、原盤の持つ存在感や肉厚な音をもっとも響かせてくれるのはこのOPUS蔵盤。
 この盤が売れたおかげでレーベルが存続したというくらい、このレーベルを代表するアルバムだった。
 そんなこともあって、今回の復活にあたってまず最初にリリースしたのは、やはりこの盤だったわけである。
 

(鈴木秀美氏)
 復刻盤によくある土管の中から聞こえるような感じが、実際に鳴っていたであろう音色が明らかになり、セピア色一色だったものに色合いと深みが加わった。


(メーカーのコメントから)
 まさにカザルスが目の前で弾いているかのような音になりました。SPの溝にはここまでの音楽が入っていたのです


(発売当時のコメント)
 ついに、この有名盤がオーパス蔵の復刻で登場。
 音質はオーパス蔵の自信作で、過去の全ての復刻より上と思う、とのこと。
 音を聴いた山崎浩太郎氏も「今までの復刻音は、まるで隣の部屋で、ふすまを隔てて聴いているようだったが、これはまさに眼前で繰り広げられているようなエネルギーと迫力で驚いた。」とコメント。
 また今や日本を代表するチェリストの鈴木秀美氏も音質を誉めたたえているとのこと(解説まで書いている)。
 この天下の名演にやっと最上の復刻が登場したようで、なにより音の太さ、リアリティ、エネルギー感が凄いらしい。

録音:1936-39年HMV原盤 




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OPK12057
\3000→\2590

カペー弦楽四重奏団
 ラヴェル、ドビュッシー、シューマン


ラヴェル:弦楽四重奏曲 へ長調 (mat.LX455-458/468-471)1928年録音
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 (mat.LX427-434)1928年録音
シューマン:弦楽四重奏曲第1番 イ短調 作品41-1 (mat.LX517-522)1928年録音
カペー弦楽四重奏団

原盤協力:田中隆雄殿
制作:相原 了
復刻:安原暉善
2024年リマスタリング:斎藤啓介
 
 ラヴェルとドビュッシーの弦楽四重奏曲というと、まず最初に名をあげられるのがこのカペーの演奏。
 かくいう店主もこの両曲はカペーの演奏でなじんだ。一昔前は「ラヴェルとドビュッシーならカペー」というのがならわしだった。
 いまではちょっと古い録音という感覚かもしれないが、このオーパス蔵の復刻で聴くと改めてその金言がひしひしと胸に響いてくる。名演は何年たっても名演なのだ。


(メーカーのコメントから)
 弦楽四重奏が、いろんな音楽の表現形態のなかで最高のものといわれ、またもっとも純粋で、奥深い美しさをみせる究極のものであるとすれば、カペー四重奏団は、そのもっとも理想的な演奏団体であったということができよう。
 それは、のこされたレコードに聴く、かぎられたレパートリーからだけでも、確実に理解できる。


(岩下真好 レコ芸 オーパス蔵初発売にあたっての評)
 「ことにラヴェルとドビュッシーは、作曲家と同時代の演奏家の優れた演奏記録として貴重だ。しかもラヴェルは復刻のクオリティが非常に高いので音楽そのものを十分に楽しめる。これらを聴くと、ラヴェルやドビュッシーの「語り口」はまさにこれだと感じもする。だが待てよ、まさにこのカペーの演奏がこれらの四重奏曲の正統的「語り口」を作り上げたのではなかったか。演奏に進歩が本質的にあるのかどうか否かは別としても、現代の感性や感覚にうったえる演奏をやはりファースト・チョイスとしたく思う。」


(幸松肇 世界の弦楽四重奏団とそのレコード)
 「シューマンの音楽が苦労して動き出すまでの足取りを、シューマンと一緒に考えるといった瞬間があるのを感じさせる。」
 「ドビュッシーやラヴェルはどうだろうか。カペーの音は一見弱い絹糸のように見える。しかしその実、極めて弾力に富み、鋼鉄線のように強靭であることがわかる。現在では一般に弱く弾かれるこの作品だが、作曲者の情緒の真実を表現するには、より高度で強靭で、豊富なアプローチが必要なのではあるまいかその真実を、カペーはよくわきまえていると、この作品を耳にすることによりわかってくる。」




録音:1928年 モノラル


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OPK12109
\3000→\2590
ジネット・ヌヴー ソナタと小品集
 Ginette Neveu Sonata and Short Pieces (Studio Recordings)



 リヒャルト・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 作品18(mat. 2RA 3832/8)
 タルティーニ:コレルリの主題による変奏曲(クライスラー編曲)(mat. 2RA 3839)
  グスタフ・ベック(ピアノ) 録音:(1)-(4)1939年4月

 グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」~メロディー(ヴィルヘルミ編曲)(mat. 0RA 2841)
 パラディス:シチリア舞曲(ドゥシキン編曲)(mat.0RA284)
  ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(ピアノ) 録音:(5)(6)1938年4月/ベルリン(エレクトローラ)

 ラヴェル:ツィガーヌ (mat. HMV-2EA 10938/10)
 ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調(遺作)(ロディオノフ編曲)(mat,HMV-2EA 10941)
   ジャン・ヌヴー(ピアノ) 録音:(7)(8)1946年3月/ロンドン(HMV)

 スーク:4つの小品Op. 17 (mat. HMV-2EA 11168/71)
 ディニーク:ホラ・スタッカート(ハイフェッツ編曲)(mat.HMV-0EA 11167)
 ファリャ:歌劇「はかなき人生」~スペイン舞曲(クライスラー編曲)(mat.HMV-0EA 11164)
   ジャン・ヌヴー(ピアノ) 録音:(9)-(14)1946年8月/ロンドン(HMV)


原盤:SP(78rpm)
制作:相原 了
復刻:広川陽一
2024年リマスタリング:斎藤啓介


 ヌヴーは生前より世界の音楽愛好家から熱狂的な人気を獲得し、死後は文字通り伝説的な存在となった。
 このCDには、彼女がまだ10代だった貴重な戦前のSP録音と、LP時代から有名だった戦後のSPの名演奏が、定評あるオーパス蔵のリアリスティックな音質の復刻で収録されている。

 ジネット・ヌヴーは、今から65年前の1949年10月28日、5度目の渡米の途上、飛行機がアゾレス諸島に墜落し、僅か30歳で亡くなった天才ヴァイオリニストである。
「内面性、熱情、力強さ、抒情性、音楽的知性のすべてを備えたパリジェンヌ。見る人の目を魅了する白衣の尼僧にも似た舞台姿」(ワールド・テレグラム紙、ロバート・バーガー/加藤真二訳)
 1947年11月13日と14日の両日、シャルル・ミュンシュ指揮ニューヨーク・フィルとブラームスのヴァイオリン協奏曲を演奏し、このような謝辞を得たヌヴーは、毎シーズン、アメリカに招かれるようになっていた。1949年は1月に続いての訪米で、兄でイヴ・ナット門下のピアニスト、ジャン・ヌヴーとともに4か月間のアメリカ・ツアーを行う予定だった。翌1950年にはスイスの名ピアニスト、エトヴィン・フィッシャーとのブラームスのヴァイオリン・ソナタの録音、ヨーロッパ・ツアー、同年夏には南アフリカ・ツアーが予定されていた。このように、ヌヴーは生前より世界の音楽愛好家から熱狂的な人気を獲得し、死後は文字通り伝説的な存在となった。その「伝説」は残された数少ない録音のCD化や、ヴァイオリニスト紹介の文献で今日まで聴き継がれ、語り継がれている。
 このCDには、彼女がまだ10代だった貴重な戦前のSP録音と、LP時代から有名だった戦後のSPの名演奏が、定評あるオーパス蔵のリアリスティックな音質の復刻で収録されている。



 これまでオーパス蔵のSPやLPの復刻は一部の例外を除いて安原暉善氏の手と耳によるものでした。
 今回は初めての試みでCD全部の復刻が広川陽一氏によるものです。
 実はまだオーパス蔵が誕生する前に安原氏が広川氏にSPの音をきちんと取り出す手順を指導しており、その後広川氏がさらに自分なりに技術を発展させております。
 言ってみれば師匠と弟子の関係にあるわけで、広川の音には安原のDNAが入り込んでいます。弟子の音をお楽しみいただければ幸いです。
 なお広川氏は以前「ステレオ・サウンド」誌のレコード演奏家訪問48(菅野沖彦)にも登場しており、使用装置も紹介されています。







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