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世界のテンシュテットが生まれる前夜
1974~1980、驚異のライヴ4CD

あのマーラー5番、あの《英雄》の約10年前。

PROFIL (4CD)\7000→\3990
~10/13(火)午前9時




 今回の大型更新、最大の目玉です。
 在庫は20セット。
 応募多数の場合は抽選となります・・・


*****************************


 テンシュテット、生誕100周年。今年発売されたばかりの大ベストセラー・ボックス。

 でもこれは、ただの記念BOXではないんです。

 今回収められているのは、1974年から1980年までのライヴ録音なんですが

 その中に、

マーラー:交響曲第5番
ベートーヴェン:交響曲第3番《英雄》


が入っているんです。

 この録音、店主にははちょっと特別なものなんです。


 というのも、
 今まで何度もお話ししてきましたが
 店主がテンシュテットのライヴに目覚めたのは、ずっと後年の、以下のライヴ録音を聴いてからだったのです。

 1988年、ロンドン・フィルとのマーラー第5番。
 そして1991年、同じくロンドン・フィルとのベートーヴェン《英雄》。

マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 クラウス・テンシュテット(指揮)
  1988年ライヴ

ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
ムソルグスキー/リムスキー=コルサコフ編:交響詩『禿山の一夜』
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 クラウス・テンシュテット(指揮)
  1991年、1990年ライヴ


 正直に言います。

 それまで店主の中のテンシュテットは、
「まじめで堅実な中堅指揮者」
 くらいのイメージでした。

 ところが、そのライヴを聴いてびっくり仰天。
 なんだこれは。

 こんなに燃えるのか。
 こんなに音楽がむき出しになるのか。
 こんなに聴く者を追いつめてくる指揮者だったのか。

 テンシュテットへのイメージが、一夜にして完全にひっくり返りました。
 以来、店主にとってテンシュテットは「ライヴでこそ恐るべき人」という存在になったのです。


 そして今回の、1974年から1980年までのライヴ録音ボックスには、くしくもその二曲が収められているんです。

 マーラー第5番が1980年。
 《英雄》が1979年。

 つまり、店主が後年のライヴで衝撃を受けた、まさにその作品を、約10年前のテンシュテットが振っている。


 もし店主がこの1980年のマーラー5番と1979年の《英雄》を、もっと早く聴いていたら。
 テンシュテットに対するイメージは、最初からまったく違ったものになっていたのではないか。

 そんなことまで思わせるセットです。


 しかも、

1976年のマーラー第4番。
ファスベンダーとの《亡き子をしのぶ歌》。

 だけでなく

1974年のモーツァルト。
1976年のハイドン。

 まで収録している。

 「マーラーのテンシュテット」だけではない。
 「後年の爆発的ライヴのテンシュテット」だけでもない。

 世界が彼を発見し、
 彼自身もまた自らの音楽を巨大な舞台へ解き放っていく、その途上のテンシュテットがいる。

 1974年から1980年。

 まさに、
 世界のテンシュテットが生まれていく、その瞬間を聴く4枚。



 後年のロンドン・フィルとの壮絶なライヴを知る人には、その“原点”として。

 そして、まだテンシュテットにそこまで強烈なイメージを持っていない人には、
「この人、こんな指揮者だったのか!」
 という出会いの一組として。


 今回の大型更新、店主最注目の4CDです。







PH 25060
(4CD)
\7000→\3990

テンシュテットの貴重ライヴ4枚組

 クラウス・テンシュテット(指揮)
  モーツァルト、マーラー、ベートーヴェン、ハイドン名演集

クラウス・テンシュテット(指揮)

 [CD1] 60:41
  ●マーラー:交響曲第4番 ト長調
   バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団
   録音:1976年(ステレオ)
  ●マーラー:『子供の不思議な角笛』より
   「浮き世の暮らし」「ラインの伝説」「この歌を作ったのはだれ?」
    エヴァ・チャポー(ソプラノ)
    バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団
    録音:1976年(ステレオ)

 [CD2] 73:06
  ●マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
   NDR交響楽団
   録音:1980年

 [CD3] 78:48
  ●マーラー:『亡き子をしのぶ歌』
   ブリギッテ・ファスベンダー(メゾソプラノ)、NDR交響楽団
   録音:1980年
  ●モーツァルト:ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための協奏交響曲 イ長調 K.320e
   プロ・アルテ弦楽三重奏団
    [豊田耕児(ヴァイオリン)、ステファノ・パッサッジョ(ヴィオラ)、
     ゲオルク・ドンデラー(チェロ)]
   ベルリン・ドイツ交響楽団
   録音:1974年
  ●モーツァルト:
   レチタティーヴォ「うつくしい恋人よ、さようなら」と
    アリア「とどまれ、いとしき人よ」K.528
     ゲルティ・ツォイマー=ペール(ソプラノ)、ベルリン・ドイツ交響楽団
     録音:1974年
  ●モーツァルト:アリア「心配しないで愛する人よ」 K.505
   ゲルティ・ツォイマー=ペール(ソプラノ)
   ディーター・クレッカー(クラリネット)
    ※オブリガートのピアノフォルテ・パートを演奏
   ベルリン・ドイツ交響楽団
   録音:1974年
  ●ハイドン:交響曲第64番 イ長調『時の移ろい』
   バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団
   録音:1976年

 [CD4] 59:39
  ●ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 Op.55『英雄』
  ●ベートーヴェン:『コリオラン』序曲 Op.62
   NDR交響楽団
   録音:1979年

 生誕100周年記念リリース!PROFILレーベル発掘の貴重ライヴ音源が一堂にテンシュテットの音楽観が鮮烈に描き出された4枚組

 20世紀を代表する名指揮者クラウス・テンシュテット(1926-1998)の芸術を総括するアニバーサリー・エディション。
 PROFILレーベルがこれまでに発掘しリリースしてきたテンシュテットの貴重ライヴを4枚組にまとめました。どれも話題となった音源です。
 テンシュテットが最も深い共感を寄せたマーラーからは交響曲第4番、第5番、「亡き子をしのぶ歌」「子供の不思議な角笛」を収録。モーツァルトの協奏交響曲と声楽作品、ハイドンの交響曲第64番「時の移ろい」では古典派音楽への見事なアプローチが聴けます。そして北ドイツ放送響との凄まじいベートーヴェン「英雄」「コリオラン序曲」。深い精神性と豊かな情感、そして緊張感あふれる音楽づくりで聴衆を魅了したテンシュテットの魅力を、時代を彩る貴重音源で堪能できる決定的コレクションです。




まさかここで豊田耕兒に会うとは!


 そして、今日、この4枚組のセールの原稿を書いていて、店主がもうひとつ「おおっ!」となった名前がある。

 豊田耕兒。


 CD3、1974年録音のモーツァルト《協奏交響曲》でヴァイオリンを弾いている。

 じつは店主、なんとちょうど昨日、豊田耕兒のSP盤を手に入れたばかりなのである。
 その翌日にこの原稿を書いていたら、今度は豊田耕兒が出てきた。
 こういう偶然はちょっと嬉しい。

 豊田耕兒といえば、鈴木鎮一門下からパリへ渡り、エネスコ、そしてグリュミオーに学び、国際コンクールでも入賞。
 さらに1962年から17年間、ベルリン放送交響楽団の第1コンサートマスターを務め、のちにはベルリン芸術大学教授となった、
日本のヴァイオリン界を代表する存在のひとりである。

 ところが不思議なことに、これだけのヴァイオリニストなのに、現在CDでその演奏をまとめて聴こうと思うと、意外に選択肢が少ない。

 ビクターに残したバッハの無伴奏全曲やソナタ集などはCD復刻されたことがあるが、多くは現在廃盤。
 グリュミオーとのバッハなど、共演盤の中にその名を見つけることはあっても、豊田耕兒自身の演奏をまとまって聴けるディスクは、そう多くないのである。

 そんな中、今回の録音。
 しかも相手はテンシュテット。
 そしてオーケストラは、豊田自身が第1コンサートマスターを務めていたベルリン放送交響楽団――現在のベルリン・ドイツ交響楽団である。


 昨日はSP盤。今日は1974年のテンシュテットとのモーツァルト。

 なんだか急に、豊田耕兒というヴァイオリニストをもう一度追いかけてみたくなってきた。




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