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歴史的録音復刻レーベル
RLCレーベル Remaster Soundsシリーズ
第10~19弾
 (1CD-R)\2100→\1890


 「RLCレーベル」

 毎回ご好評をいただいていた歴史的録音復刻レーベルREAL LP-CD。
 オーナーの後藤氏が、心機一転、レーベルを刷新したいと言ってきた。それが「RLCレーベル」。

 オーナー&エンジニアの後藤氏のコメント

 「RLCレーベルのコンセプトはREAL LP-CDと変わらない。レコード発売当時の再生機器とレコードの音を忠実に再現する。昔聴いていたレコードの感動がCDでは得られないというユーザーを満足させることが目的。



 リマスタリングは例によってすべて手作業。
 全体のバランスや音の雰囲気がLPに限りなく近くなるまで、何度も何度も機材を入れ替えて試行錯誤を繰り返し、そしてひとつひとつのパチパチノイズをパソコン見ながら手で消していく。
 そしてすべての商品は製作者の後藤氏が第1マスターデータから直接コピーして作っている。1枚1枚である。
 そんなことをしている人がいるのである。

 そのため入荷にはご注文いただいてから1,2ヶ月ほどかかるが、それは待つ甲斐があると思う。

 CD-Rは外装・ブックレットなどは一切なし。盤面印刷のみ。





Remaster Soundsシリーズ 第10弾 ベーム指揮&ベルリン・フィル
 ブラームス:交響曲第1番ハ短調作品68
Remaster Soundsシリーズ 第11弾 メニューイン(Vn)&ボールト指揮
  エルガー:ヴァイオリン協奏曲 
Remaster Soundsシリーズ 第12弾 ナタン・ミルシテイン
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
Remaster Soundsシリーズ 第13弾 バーンスタイン&ニューヨーク・フィル
 モーツァルト:交響曲第39番・第40番
Remaster Soundsシリーズ 第14弾 フルニエ/セル&ベルリン・フィル
 ドヴォルザーク:
   チェロ協奏曲ロ短調Op.104
Remaster Soundsシリーズ 第15弾
(45回転特別盤
45回転のサイトをご覧ください)
アイザック・スターン(vn)
 オーマンディ指揮&フィラデルフィア管
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 
.
Remaster Soundsシリーズ 第16弾 トスカニーニ指揮&NBC交響楽団
 (1)チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」op.71a
 (2)ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲
 (3)ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツ
.
Remaster Soundsシリーズ 第17弾 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル 
 チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 op.64
.
Remaster Soundsシリーズ 第18弾 トッシー・スピヴァコフスキー(Vn)
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 二短調 Op.47
       交響詩《タピオラ》Op.112
.
Remaster Soundsシリーズ 第19弾 ヘンリク・シェリング (Vn)
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
 
.


. 

 
ARIA-510T
(CD-R)
\2100→\1890
RLCレーベル
Remaster Soundsシリーズ第10弾


 ベーム指揮&ベルリン・フィル
 ブラームス:交響曲第1番ハ短調作品68
カール・ベーム指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン・ソロ)

原盤 Grammophon MG-2010
録音 1959年録音 ベルリン・イエスキリスト教会 1967年盤 ステレオ

原盤ジャケット

(店主より)

 カール・ベーム(1894年 - 1981年)、65歳。白熱のブラームス。
 エンジニアの後藤氏は今回この永遠の名盤を取り上げてきた。後藤氏はあまりブラームスの交響曲を取り上げないのだが、これは別格らしい。

 1970年代のベーム&ウィーン・フィルを愛する者にとっては、この1959年のベルリン・フィルとの熱いブラームスは不思議な存在に映るかもしれない。
 だがここにベーム本来の強靭なロマンティシズムを改めてみる思いがする。

 当時のベルリン・フィル。フルトヴェングラー(1886年 - 1954年)が死んでまだ5年というべきか、それともカラヤン(1908年 - 1989年)が首席指揮者になってもう4年というべきか。
 とはいえまだカラヤン完全掌握とは言えない時代。
 このころはヨッフム(1902年 - 1987年)、クリュイタンス(1905年 - 1967年)、カイルベルト(1908年 - 1968年)、ライトナー (1912年 - 1996年)、フリッチャイ(1914年 - 1963年)といった名匠も登場して、フルトヴェングラー亡きあとのこのオーケストラを、そのときどきで自分たちの色に染めていた。
 そんななかベームである。
 フルトヴェングラーでもない、カラヤンでもない、もちろん他のライバルたちとも違う。おれがベームだ、という別格の存在感。この勇壮で高潔な音楽。独墺特有の剛毅さと、どこか優美な雰囲気をあわせもつ。そして他者とは明らかに違うタイプの情熱。
 60年近く経ってもユニバーサルから再発売され、多くの人から愛される続ける名盤の一角。みんながいいという演奏は、やっぱりいい演奏であることが多い。

 安直な復刻だと陳腐な「昔の」録音に堕ちてしまいかねないステレオ初期の優秀録音だが、さすが後藤氏、端正且つ豪胆なベルリン・フィルの音をがっちり再現してくれる。今一度この歴史的名盤を聴いてみてはどうでしょう。

(エンジニア後藤氏より)
     
 劇的なベームのブラームスを最新のリマスタリングではなく当時のLPで聴く。
 ベートーヴェン第10交響曲と尊称される名曲だがどうも私には小難し過ぎる。
 しかしベームだけは別格である。これが本来ブラームスの意図した演奏なのか、、、
 指揮者によって曲の印象が激変した演奏の一つ。
 ベルリン・フィルの重厚かつ艶のある響きはレコードならではのもの。そして上質アンプで聴くように包み込まれるような肌触りはMC20の影響が大きい。

使用機材について
 S/N比向上の為TT-71の電源を外部独立、60年代LP再生に合わせMC20のラインコンタクト針を0.5に換装、AC300アームベースに楽器用のブビンガ木材を自作、DUKAIN3A55、Marantz#7(リイシューEQ)などそれぞれ専門エンジニアの協力助言を得てアナログ時代の逸品をCD制作用に調整、改良したシステムにより復刻。



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ARIA-511T
(CD-R)
\2100→\1890

RLCレーベル
 Remaster Soundsシリーズ第11弾


 メニューイン(Vn)&ボールト指揮
  エルガー:ヴァイオリン協奏曲 

ユーディ・メニューイン(Vn)、
エイドリアン・ボールト指揮
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団

原盤 EMI GT Britain ASD2259 ステレオ
録音 1965年録音 1966年発売

原盤ジャケット

初演当時の若きメニューンとエルガー、そして今回の録音当時のメニューインとボールト。


(店主より)

 今回、後藤氏がメニューインのエルガーを収録したと聞いてちょっとびっくりした。
 エルガーのヴァイオリン協奏曲はCDファンからするとあまり人気曲ではない。50分近い大曲であり、なかなか難解で近寄りがたい部分もある。
 ただ後藤氏の興味は1点に尽きる。良い音かどうか。
 そういう意味で今回のメニューインとボールトによるこの盤は、イギリス盤らしく、鮮やかな音色を再現させてくれるなかなかの逸品だったようなのである。

 さてメニューインは1932年に作曲家自身と1回目の録音を行っている(ほんとはクライスラーだったが、いろいろあって16歳のメニューインに白羽の矢が立てられた)。
 ただそれ以降なかなか取り上げられる機会の少なかったこの曲を、どうしても世の中に広めたかったのだろう、30年を経てメニューインはこの2回目の録音を世に放ったのである(その後指揮者としても2回録音を残している)。
 それが今回収められている録音である。

 メニューインにとってこの曲は「自分の曲」だったのだろう。
 ここで聴かせてくれるのは、メニューインのこの曲に対する愛着の度合いが分かろうという練れた演奏。
 技術的にうまい人はほかにもいるかもしれないが、一音一音にかける思い入れが違うのだ。歌うように、訴えるように、切々と響いてくるそのヴァイオリンの音色。
 後藤氏が復刻したかったのはこの哀切の響きだったのか。とくに第2楽章。これまでのCDでは、ここまで胸には迫ってこなかった。

 


(エンジニア後藤氏より)

 非常にドライで鮮明なEMI英国盤を活かすためマークレビンソン初期のヘッドアンプとレヴィンソンが指定したスーナーケーブル(現在HUBER+SUHNER)を使用、真空管EQはLC-OFCclass1にて復刻。この盤の持つ精緻なニュアンスを再現すべく機器の選択と調整を行いました。特にオケと対比する蜻蛉のようなヴァイオリンソロなど弱音部と高域のナチュラルさはアナログ録音の得意とするところですが、すべてピンポイントによるノイズカットで楽器本来の歪みを失う事は有りません。48分程の長い協奏曲ですが円熟したメニューインのテクニックと美しい音色が最後まで響き渡ります。
 このCD-Rを聴かれると、如何に情報が整理されすぎた、デフォルメされた音源が多いかに気付くでしょう。






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ARIA-512
(CD-R)
\2100→\1890

RLCレーベル
 Remaster Soundsシリーズ第12弾


ナタン・ミルシテイン
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 

ナタン・ミルシテイン (ヴァイオリン)
(1)アナトール・フィストラーリ指揮
 フィルハーモニア管弦楽団
(2)レオン・バージン指揮
 フィルハーモニア管弦楽団

原盤 Capitol Japan CSC-5051 STEREO
録音 1960年6月、1959年10月 ステレオ

原盤ジャケット


(店主より)
 もともとエンジニアの後藤氏向きの録音だと思っていた60年代のミルシテイン。RLCがついに取り上げたようである。
 曲はブラームスとブルッフ。

 ミルシテインのブラームスは数種類残されていて、ライヴではサバタ、カラヤン、クレツキ、モントゥーというとんでもない指揮者との録音、そしてセッションではスタインバーグとのモノラル録音、後年のヨッフムとの録音など、いずれ劣らぬ名演ぞろい。
 カラヤンとのライヴ盤は完全に交響曲に変質した超重量級名演でびっくりするし、ストレートで快活なスタインバーグとの演奏も晴れやかでいいし、ミルシテインのヴァイオリンをいやというほど堪能させてくれる超高音質のヨッフム盤も素晴らしい。
 だが最終的にミルシテインのエネルギーと覇気に満ちたパワフルな名人芸を楽しむなら、最後はこのフィストラーリ盤になると思う。RLCはミルシテインの美しくも激しいヴァイオリンをダイナミックに再現。アナログ特有の空気感で聴くものを包んでくれる。
 
 そしてブルッフ。実は店主にとってブルッフのヴァイオリン協奏曲の最高最強の演奏がこのミルシテイン&バージン盤。
 一時期狂ったようにブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番を聴きまくって、唯一満足できる演奏だったのがこの録音。そして好きすぎてアリア・レーベル第40弾で発売してしまったほどの演奏である(詳細はコチラ)。
 まさかここへきてアリア・レーベルとRLCが競合してしまうとは。
 でもまあそれもいいか。
 音の深みという点ではさすがRLC。ミルシテインのヴァイオリンがぐいぐいこちらに迫ってくる。アリア・レーベルでなじんだ方もぜひ聴き比べてみてほしいです。

(エンジニア後藤氏より)

 久し振りにイコライザー部をREAL LP-CD当初より多用しているSHELTER#216に交換。
 FET CR型で自然な音質ですが低域に力強い切れ味を求める為、MMポジションにおいてMarkLevinson jc1/dcをヘッドアンプとして追加。
 カートリッジもDL-103LCIIに換装し真空管EQに比べても線が細くならないよう配慮しました。
 なお左右ピークレベルを合わせる手法から、聴感上最もマスターバランスに近いと思われる微調整を手作業で試行しています。特に不安定なレコード再生においてヴァイオリンの音色は僅かな差でも評価が変わってしまう為、透明度を維持しながら太い音色が感じられる復刻を目指しました。


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ARIA-513
(CD-R)
\2100→\1890
RLCレーベル
 Remaster Soundsシリーズ第13弾


バーンスタイン&ニューヨーク・フィル
 モーツァルト
  交響曲第39番変ホ長調K.543
  交響曲第40番ト短調K.550
指揮:レナード・バーンスタイン
ニューヨーク・フィルハーモニック

原盤 Columbia U.S.A. MS7029 STEREO
録音 第39番:1961年3月27日: NYC, Manhattan Center、 第40番:1963年5月20日: NYC, Philharmonic Hall

原盤ジャケット


(店主より)

 エンジニアの後藤氏には本当に感謝しなければならない。
 自分のいびつな固定概念とか偏狭な趣味を打ち破ってくれるからである。
 後藤氏はもともと復刻が趣味だから、自分とは志向性が違う。だから今まで自分が全く興味のなかった音源を見つけてきて最高の復刻で聴かせてくれて、目が覚めるような体験をさせてくれてきた。
 後藤氏がいなかったら、ルービンシュタインのグリーグのコンチェルトを、ルモーテルの「三つのオレンジへの恋」を、ペナリオのラフマニノフを聴いただろうか。いや、たぶん聴かずに死んでいた。

 さあ、そして今回後藤氏が復刻してきたのは・・・バーンスタインのモーツァルトである。

 聴きたいと思うだろうか?
 1960年代のバーンスタインがニューヨーク・フィルを指揮したモーツァルトの交響曲を。
 バーンスタインのモーツァルトの交響曲なら1980年代のウィーン・フィルとの決定的な演奏がある。
 もちろん60年代のバーンスタイン&ニューヨーク・フィルのすごさはよく知っているつもりである。アリア・レーベルでもいくつか出している。

1963年のベルリオーズ:幻想交響曲(AR0077)

1960年のシューマン:交響曲全集(AR0107)

 でもさすがに曲を選ぶ。モーツァルトが当時のバーンスタインに向いているとは思えない。

 まあ、みんなそう思うのだろう。
 当時のバーンスタインのモーツァルトの交響曲録音はほとんどCD化されなかった。40番と41番はまだベスト盤で出たからいいが、39番が単独で発売されたのは30年前が最後ではないか。店主も聴いたことがなかったし、正直興味もなかった。

 その39番を後藤氏は復刻してきたのである。
 そうすると仕事なので、仕方ない、興味がなくても聴かねばならない。


 そうしたら・・・

 これがとんでもない演奏だったのである。

 ひょっとしたら数あるこの曲の名演の3本の指に入るかもしれない。
 豪壮優美。
 美しくきらめくようなハーモニー、息詰まるアクセント、天国的な緊張感。
 生命感にあふれ、躍動的で快活で、いつまでもどこまでも聴いていたいと思わせる。
 聴いているとまるで新しい世界が目の前に広がってくるようなそんな錯覚にとらわれる。
 何の理由もなく、明日からまた頑張って生きていこうと思わせてくれる。・・・そんな強く共感に満ちたエネルギーを注ぎ込んでくれる。
 もともと大好きなこの曲だが、生きる勇気と悦びを感じさせてくれるような演奏はなかったような気がする。


 生きてこの演奏に出会えたことを感謝します。


(エンジニア後藤氏より)

 学生時代から存在は知っていたが見向きもしなかった音源。
 当時、ミュージカル等に関係する演奏家には二の足を踏んでいたようだ。しかもモーツァルトなら、同じCOLUMBIAには燦然と輝くワルター盤がある。
 それをどうしてわざわざミュージカルの人の演奏を聞かねばならないのか。

 しかしあれから数十年の時を経て、「大地の歌」ARIA-504T、「ショスタコ5番」などに深く感銘し、60年代のバーンスタインを見直すきっかけとなった。
 この盤が企画された経緯は判らないがジャケット裏面最上段にワルター晩年の立役者ジョン・マックルーアがプロデュースと記載されているのは制約の少ないN.Y.本拠地で収録したかった為か?
 当然ワルターを意識した録音は素晴らしく、若干粗削りに感じる処もあるが定番を聴き飽きた耳には時として新鮮で、是非セットで持っておきたい音源。 なおシステムとマスタリング手法はミルシテイン盤と全く同じである。



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ARIA-514
(CD-R)
\2100→\1890
RLCレーベル
 Remaster Soundsシリーズ第14弾


フルニエ/セル&ベルリン・フィル

 ドヴォルザーク:
   チェロ協奏曲ロ短調Op.104
ピエール・フルニエ(Vc)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ジョージ・セル(指揮)


原盤 DGG Japan SMG2012
録音 1961年6月1日~3日、ベルリン、イエス・キリスト教会 ステレオ

原盤ジャケット


(店主より)

 DG時代のフルニエの代表的録音、1961年のドヴォルザークのチェロ協奏曲。
 フランスADFディスク大賞、ドイツ・レコード批評家賞を受賞し、ロストロポーヴィチ/カラヤン盤(DG/1968年)と並び称される名演とされている。
 フルニエにとってEMIへのSP録音、DECCAへのモノラル録音に続く3度目のセッション録音。
 1950年代から60年代前半にかけてがフルニエのピークであったこと、そしてステレオ録音ということもあり、これがフルニエの同曲の決定盤である。
 聴いているとただただフルニエの豊かで気高い演奏に心を捕らわれる。


 というこで、これはもちろんフルニエの気品あふれるチェロを聴く録音なのだが、下記のエンジニア後藤氏のコメントを見ると、セルとオーケストラの話しか出てこない。
 ・・・実はこの録音、バックにも注目したい。
 なんとバックはジョージ・セルとベルリン・フィルなのだ。クリーヴランド管弦楽団ではない。これはセルとベルリン・フィルとの唯一のセッション録音なのである。(そしてセル、DGへの唯一の録音でもある)。

 会場はベルリン・フィルの録音をほぼ独占的に行なっていたベルリン・ダーレム地区のイエス・キリスト教会。
 そして当時のベルリン・フィルというともちろんカラヤン時代。
 しかしそうした状況にもかかわらず、ここで聴かれるのはクリーヴランド管のような筋肉質で明解な音。エンジニア後藤氏はこのアメリカ的な硬質な音が気に入って復刻したのだろう。
 実に面白い録音なのである。

 ただアリアCDの店主の興味は、音よりも、どうしてここでセルがカラヤンを差し置いて登場したのかということに向かってしまう。
 実はカラヤンはセルを非常に尊敬していた(セル1897-1970,カラヤン1908-1989)。実際に顔をあわせるとカラヤンはセルの前では直立不動だったとも聞く。
 この1961年6月、カラヤンはウィーンで忙しくしており(ワーグナー「指環」全曲をやったりしてる)、この時期にベルリンでベルリン・フィルとのセッションをする時間はなさそうである。しかしなんらかの契約でベルリン・フィルはここでフルニエと録音をせねばならず、なんらかの事情でセルが登場した・・・とかいうことなのか。ひょっとしてカラヤンのすすめだったりするのだろうか・・・。
 一方この時期セルはクリーヴランド管との録音がぽっかり3か月も空いている。ベルリン・フィルとの録音があるから空けたのか、空いていたからそこにベルリン・フィルとの録音を入れたのか。
 残念ながら推測を補強する事実には出会えなかったのだが、そんないろいろなことを想像しながら聴くのもありかと。なんにせよベルリン・フィルの連中はこのときセルの登場に震え上がっていたらしいので。。。。


(エンジニア後藤氏より)

 35年程前の話だが、クリーブランドに留学した友人の誘いを受けて訪米したことがある。
 クリーブランド管弦楽団はちょうど野外サマーフェスティバルの時期だった。すでにセルが亡くなってずいぶん経っていたが、上質なストリングスはしっかり残っており、深い伝統を感じさせるものだった。

 さて今回の演奏。元よりこの指揮者は感情を表に出さず精緻であり、熱い演奏を期待するものではなく、今回のベルリン・フィルにおいてもそれは変わりはない。
 小林利之さんのライナーによると、ベルリン・フィルのメンバーはセルの名を聞いただけで震え上がり、「ナチの第三帝国は、クリーブランドに移っていまも現存する」と不謹慎な冗談を言っていたそうだ。
 何人の奏者が居るか聞き分けれない程よく揃ったアンサンブル、弱音部での美しさも然る事乍ら、オケがフルに鳴る所でも一音乱れず綺麗に分離し、ハイエンドアンプを聴くような心境になる。

 これは録音が良いというより彼の性格なのだと思う。この感動をCD-Rで上手く再現できるかがポイント。


 イコライザー部はREAL LP-CD当初より多用しているSHELTER#216。
 MarkLevinson jc1/dcをヘッドアンプとして追加。
 カートリッジはDL-103LCIIを使用。






第15弾は45回転特別盤なので
「45回転」シリーズをご覧ください




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ARIA 516
(CD-R)
\2100→\1890
RLCレーベル
 Remaster Soundsシリーズ第16弾

トスカニーニ指揮&NBC交響楽団

 (1)チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」op.71a
 (2)ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲
 (3)ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツ
NBC交響楽団
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮

原盤:RCA Victor Red Seal U.S.A  LRY-9000 1953年盤 
録音:(1)1951年11月19日、(2)1953年1月19日、(3)1945年6月28日



(店主より)
 これまた店主の好みではない、普通の音楽生活をしていたら聴かずに終わってしまいそうなセレクションである。そういう音源に立ち会わせてもらえることは本当にありがたい。

 で、いきなりがトスカニーニの「くるみ割り人形」である。
 ファンタジーとはおよそほど遠い、まるでオリンピック選手のような「くるみ割り」。鍛え上げられた筋肉と磨き上げられたバランス能力で生み出されたアスリート音楽。これがトスカニーニの「くるみ割り」なのだ。
 じつはこの曲は1896年にトスカニーニが初めてのオーケストラ・コンサートで取り上げた作品で、生涯に渡って演奏しつづけたという。そういう激しい思い入れがある曲だけに一点の妥協もない。全身全霊、全力でこの曲に向かっているのである。後藤氏もそのあたりのことが肌で分かっているのだろう、ガチっとリアルな音像で男らしくたくましく復刻してくれている。

 続く「ウィリアム・テル」も同様。
 よりスポーティーで、明るく潔く清廉な演奏、そして後藤氏の復刻。このころのRCAはそうとう優秀だったことが分かる。

 最後が意外な「スケーターズ・ワルツ」。
 トスカニーニの「スケーターズ・ワルツ」なんてちょっとゾッとするが、原盤に入っているのだから仕方がない。しかもこの録音だけ、どういうわけか前半2曲と比べていやに古い音源。どうしてこういうカップリングにしたのか。原盤がそうなのだから仕方がない。
 ただこの演奏、収録したのは1945年6月。ナチス・ドイツの降伏の翌月である。安易な想像はトスカニーニに対して失礼だが、それでもやはりこのときのトスカニーニは「スケーターズ・ワルツ」を取り上げてしまうくらい気分が良かったのだろうと思う。そういう心情が演奏にあふれているのだ。恐るべき大家が取り上げたまるで交響曲のような「スケーターズ・ワルツ」もいいではないか。こちらも80年前とは思えぬクリアで生々しい音質。



(製作者より)
 私はこの曲を聴くと何故か子供の頃の楽しかったクリスマスを思い出す。
 とても優秀な1951年モノラル録音、ノイズを綺麗に除去しリマスターすれば60年代の音質レベルになりそうだ。しかしRLCではいつものように不安定覚悟でヴィンテージ管を使用したイコライザーとオールドトランスで復刻する。カートリッジは内部構造に手を加え横方向の振動を抑制したDL-103もちろん左右同一信号である、モノラル専用カートリッジに比べ高解像度を誇る。なおアームはオイルプレッシャーを半回転かけたAC-3000MCで再生。
 70年前の録音としてはクリアでトスカニーニの演奏はいつもながら一本筋が通っており素晴らしい。




原盤ジャケット







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ARIA 517
(CD-R)
\2100→\1890
RLCレーベル
 Remaster Soundsシリーズ第17弾

ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル 

 チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 op.64
レニングラード・フィルハーモニー交響楽団
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)

原盤 SLGM-1411/12 - 日本盤 1968年発売(stereo)より
録音 1960年11月7~9日、ウィーン、ムジークフェラインザール




(店主より)
 ARIA-503TW で発売していたムラヴィンスキー&レニングラード・フィルのチャイコフスキー後期交響曲集。CD-R2枚組で発売したのだが、原盤LP同様、第5番は1枚目と2枚目に分かれることになった。
 それに対してある熱心な会員さんから「第5番だけ独立して1枚に収めてほしい」という要望が来た。
 そのことをエンジニアの後藤氏に伝えると、「それはいい。では第5番だけ機材を総とっかえして、もういちど新しく復刻し直してみる」と言い出した。そこまでは望んでなかったのだが、言い出したら止まらない。

 そうしてできあがった新たなリマスタリング盤。これがことのほか面白かった。
 前作のARIA-503TW もとてもクールでリアルな復刻で満足していたのだが、今回のはまるで違う演奏かのように個性的な復刻になっていたのである。

 これまでこの世紀の名演を聴くときは「ムラヴィンスキー」の指揮を聴いていた。
 ところがこの復刻はどうだろう!なんとムラヴィンスキーよりも「レニングラード・フィル」が主役になっているのである。この熱くて厚い管楽器、弦楽器。しかもその向こうに人間がいるのだ!いままで、ムラヴィンスキーの指揮する音楽の向こうにオーケストラの団員の息遣いを感じることなどなかった。しかしここではこの日西側のホテルで朝ごはんを食べて、緊張しつつも気合を入れてムジークフェラインにやってきた団員たちの姿が見えるのである。
 この稀代の名演は、まぎれもなく血の通った人間たちが演奏していたのだ。
 そんな当たり前のことを初めて感じさせくれる復刻。ラストの咆哮など、いままではムラヴィンスキーが引っ張り出していると思っていたが、これを聴くと、オーケストラがムラヴィンスキーを指揮台から吹き飛ばす勢いだったことが分かる。(しかもどんなボリュームを上げても音がうるさくないのだ!)


(製作者より)
 前回のARIA-503TW では、第5番はCDの1枚目と2枚目に分割されており、お客様より5番を1枚のCDに収めて欲しいという要望があった。
 折角の機会なので機器を総入れ替えし、新たな視点でデジタル化を行った。

 過去の板起こしCDと比較したとき、前作RLCでは引き締まった解像度が大きな相違点であったが、今回は臨場感に優れ全体的に高域の描写が丁寧な為、強弱のダイナミクスが分かり易い。
 DL-103からDL-301に変更したのでブロードキャスト向きの直接音から空間を感じる表現になったと思われる。もちろんOldトランスUTC、オーグラインの影響も大きい。
 特に弱音部では個別楽器に豊かな実在感があり、全体的に隙間のない響きの為、フォルテでは鋭い解像度より重量感で押し切る印象がある。
 再生機器や好みの問題もあるがアナログは実に奥深い世界だ。




旧譜
第5番は原盤LP同様1枚目と2枚目に分かれて収録されている。

ARIA-503TW
(2CD-R)
\2790

ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル
 チャイコフスキー後期交響曲集
 

 交響曲第4番ヘ短調 op.36
  1960年9月14~15日、ロンドン、ウェンブリー・タウンホール
 交響曲第5番ホ短調 op.64
  1960年11月7~9日、ウィーン、ムジークフェラインザール
 交響曲第6番ロ短調 op.74『悲愴』
  1960年11月9~10日、ウィーン、ムジークフェラインザール 
レニングラード・フィルハーモニー交響楽団
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)




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ARIA 518
(CD-R)
\2100→\1890
RLCレーベル
 Remaster Soundsシリーズ第18弾


トッシー・スピヴァコフスキー(Vn)
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 二短調 Op.47
       交響詩《タピオラ》Op.112
トッシー・スピヴァコフスキー(Vn)
ロンドン交響楽団 
タウノ・ハンニカイネン(指揮)

原盤 Everest-Victor Japan SRANK-5510 1/2幅の35㎜テープを使用
録音 1959年

> カートリッジ   DL-103
> オールドトランス UTC H-1
> イコライザー Marantz#7(EQ) 同回路、同配置の復刻品
> トーンアーム Audio Craft AC-3000MC
> フォノモータ SP-25 電源トランス外部独立品

 

 トッシー・スピヴァコフスキー(1906-98)はウクライナのオデッサ生まれ。後に一家はベルリンへ移住。6歳でヴァイオリンを始めたスピヴァコフスキーは目覚ましい上達ぶりを見せ、1917年には早くもベルリンでリサイタル・デビュー。
 その後、アドルフ・ブッシュやゲオルク・クーレンカンプを育てたヴィリー・ヘスに師事し、ソリストとしてキャリアを積みました。
 1926年(20歳!?)にフルトヴェングラーに招かれてベルリン・フィルのコンサートマスターに就きますが、翌年には辞職しソリストに専念。
 ナチスが台頭するとオーストラリアを経てアメリカに移住し、1942年から45年までアルトゥール・ロジンスキが率いるクリーヴランド管弦楽団のコンサートマスターを務めました。
 在任中の1943年1月にはバルトークのヴァイオリン協奏曲第2番のアメリカ初演でソリストを担当しています。
 とくにアメリカでの評判は大変に高く、「20 世紀最高のヴァイオリニストの一人」と讃えられ、その高い技術と豊かな音楽性が常に賞賛されました。
 ニューヨーク・フィルとの協奏曲で共演した指揮者陣はワルター、バーンスタイン、ミュンシュ、クレンペラー、モントゥー、ラインスドルフ、小澤征爾、ミトロプーロスといった錚々たる顔ぶれが名を連ねます。
 後年はジュリアード音楽院の教授を務め、1998 年7 月20 日、91歳で亡くなりました。


(店主より)
 まさか後藤氏の口から「スピヴァコフスキー」の名前が出るとは思わなかったので、今度の新譜がこの天才ヴァイオリニストのシベリウスの協奏曲だと聞いたときは小躍りして喜んだ。
 RLCの後藤氏はスピヴァコフスキーが好きで今回のアルバムを復刻したのではないと思う。あくまでEverestの分厚い音を再現したくて取り上げたのだろう。しかし・・・スピヴァコフスキーのことが好きな人にとってはちょっとたまらない。RLCの音でこの人のヴァイオリンが聴けるのだから。
 数多くの同曲の名演の中でもきわめて異質な演奏で知られるスピヴァコフスキーのシベリウス。
 ハンニカイネンの指揮が聴きたくてその音盤を買ったシベリウス・ファンがことごとくスピヴァコフスキー・ファンになってしまったという稀代の名演。
 個性的で異端なのに聴くものをとらえて離さない魔力。わずか20歳でフルトヴェングラーに認められてベルリン・フィルのコンマスに抜擢されたのは伊達ではない。それはもう、フルトヴェングラーであろうと誰であろうと、その演奏を聴けば、この人をコンマスにしたくなるのは仕方がない。

 今回はそのスピヴァコフスキーの魔的なヴァイオリンを真っ正面からとらえた復刻。これまで聴いたEVERESTの復刻CDよりもずいぶん野太くゴリゴリした音。スピヴァコフスキーがぐいぐい前に出てくるのだ。

 これでまたこのヴァイオリニストに魅了されるファンがこの世に増える。



(製作者より)
 オケは緊張感をもたらし凛と引き立つヴァイオリンとの対話はこれぞシベリウス。この年代特有の音質でストレートに迫ってくる演奏は往年のアナログファン向き。実在感を感じる低域とヴァイオリンはまさにヴィンテージ真空管とオールドトランスの音。
 通常の1/4ではなく1/2幅の35㎜テープを使用した効果は大きいと言わざるを得ません。1959年当時の機器レベルを考えるとステレオ初期録音の誇るレコード芸術だと思う。因みに2018年LP45回転2枚組1万円で限定復刻されていたようだ。




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ARIA 519
(CD-R)
\2100→\1890
RLCレーベル
 Remaster Soundsシリーズ第19弾

ヘンリク・シェリング (Vn)
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 
ヘンリク・シェリング(Vn) 
ロンドン交響楽団
アンタル・ドラティ (指揮)

原盤 Mercury U.S.A SR90308 
録音 1962年

> カートリッジ   DL-103
> オールドトランス UTC H-1
> イコライザー Marantz#7(EQ) 同回路、同配置の復刻品
> トーンアーム Audio Craft AC-3000MC
> フォノモータ SP-25 電源トランス外部独立品



(店主より)
 人によっては人類最高のレーベルだという人もいるEVERESTとMERCURY。そんな2大レーベルでスピヴァコフスキーとシェリングを聴き比べるというなんとぜいたくな試み。
 今回のブラームスはシェリングにとって2回目の録音(1回目は1958年(モントゥー指揮)、3回目は1973年(ハイティンク指揮))。
 実際聴き比べての感想はみさまにお任せするとして、やはりこの時代最高の(いや、人類最高の)MERCURYの分厚く、奥行きのある音場は、聴いているだけで心が豊かになる。ヴァイオリンが出てくるまでの序奏ですでに心が痺れてしまいそう。
 そうして現れるシェリングの実直で素直なヴァイオリン。スピヴァコフスキーとはまったく違う個性。あまりにもまっすぐで清らかすぎて、店主のような猥雑な精神性の人間はときに聴いていて申し訳ない気持ちになってしまうが、こうした清潔な演奏を聴いてときどき性根を入れ替えようと思います。
 ああ、しかしなんと豊かで美しい音なんでしょう。


(製作者より)

 1/2幅の35㎜テープを使用した第2弾!シベリウスと同システムでデジタル化。
 こちらの録音も素晴らしくホールトーンは少な目で中域の厚みが目立つバランス。そんな中でソロ、指揮者、レーベル、生産国の違いを楽しむことに。
 しかし私には奏者も然ることながら、マイクの置き場所が違うように思えるのだが。
 特にオケ、ヴァイオリンはマイクの位置、角度によって随分違った印象を与える。再生機器と好みの問題もあり音質評価は難しいところだ。







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