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期間延長!
 WEITBLICK
完売していた人気アイテムを再プレス!
しかも期間内は超特価で!
1CD\2400→\1390
~7/23(火)午前9時


 期間延長!
 7月23日までこの超特価でお贈りできることになりました!!


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 いまや貴重ライヴ復刻レーベルとして大きな地位を獲得した日本発のレーベルWEITBLICK。
 しかし評判の良いアルバムは惜しくも完売し、そのままお蔵入りになって、買いそびれた音楽ファンを大いに悔しがらせることになる。
 今回ご紹介するのはそんな一度完売した人気アルバムなのだが、なんと今回メーカーが意を決して再プレスを敢行してくれた!つまりこれらは在庫があまった売れ残り商品ではない。正真正銘大ベストセラーの人気アイテムばかりなのである!!

 しかもその人気アイテムを、7月23日まではこの超特価でお贈りできることに。

 ということで、もしもしまだお聴きになられてないものがあれば、迷わず手に取ってよいかと思います。
 これらのアルバムを聞いて後悔することはまずないと思うので。

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 ≪簡単なインデクス≫

(4CD)\4800→\2690
ハインツ・レーグナー指揮
 ブラームス:交響曲全集+
  シェーンベルク:管弦楽作品集

    (1981/2/10,ライプツィヒ・ライヴ)
SSS00071
\2400→\1390
ヴァント、シューリヒト、朝比奈に並ぶベスト4
 オイゲン・ヨッフム指揮&ミュンヘン・フィル
  ブルックナー:交響曲第9番(1983年7月20日ライヴ)
  ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲(1979年11月8日ライヴ)

(2CD)\2400→\1390
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
 スメタナ:連作交響詩「我が祖国」全曲

\2400→\1390
デ・ラローチャ(P)
 オイゲン・ヨッフム指揮&ベルリン・ドイツ響
  ブラームス:ピアノ協奏曲第2番

\2400→\1390
不動明王のごとき形相でこちらに対峙して来る
 ヨッフム&ベルリン・ドイツ響
  1981年のブラームス:交響曲第1番

\2400→\1390
1960年代
 ミケランジェリ&チェリビダッケ 夢の共演!
  「皇帝」とシューマン

(6CD)\7000→\3290
ハインツ・レーグナー&ベルリン放送響(旧東)
 ブルックナー:交響曲第4、5,6,7,8,9番
   ステレオ・ライヴ録音!

\2400→\1390
プレートル&シュトゥットガルト放送響
  (1)チャイコフスキー:交響曲第4番
  (2)ビゼー:交響曲第1番

\2400→\1390
マタチッチのウィンナ・ワルツ!
 「シュトラウス・ファミリー名演集」
   驚天動地のスタジオ録音

\2400→\1390
完全初出!
 スヴェトラーノフ+エーテボリ響
  ブルックナー:交響曲第8番





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SSS0048-2
(4CD)
\4800→\2690

ハインツ・レーグナー指揮
 ブラームス:交響曲全集+
  シェーンベルク:管弦楽作品集



ブラームス:
 交響曲第1番*(1980/6,スタジオ録音)
 交響曲第2番*(1987/5/5,カーディフ・ライヴ)
 交響曲第3番*(1978/1/29,ベルリン・ライヴ)
 交響曲第4番*(1984/11/4,ベルリン・ライヴ)

シェーンベルク:
 変奏曲+(1989/4/4,ライプツィヒ・ライヴ)
 室内交響曲第1番*(1989/3/3,ベルリン・ライヴ)
 浄夜*(1991/11/10,ベルリン・ライヴ)
 5つの管弦楽曲*(1980/1/14,ベルリン・ライヴ)
 室内交響曲第2番+(1984/5/29,ライプツィヒ・ライヴ)
 交響詩「ペレアスとメリザンド」+
    (1981/2/10,ライプツィヒ・ライヴ)
ハインツ・レーグナー指揮
ベルリン放送響*
ライプツィヒ放送響+

 ハインツ・レーグナー(1929 - 2001)は読売日本交響楽団の常任指揮者も務めた我が国にも御馴染みの存在だった。
 実演では、即興的とも言える変化に富んだ音楽、楽曲によってスタイルを別人のように変化させる順応性とプロ意識で聴衆を魅了した。合唱指揮者からキャリアをスタートさせた点はケーゲルと同じだが、ケーゲルが元来は剛直無骨な音楽作りを基礎としているのに対し、レーグナーは作品に対して常にクールな視点を保ち、柔軟で軽めのサウンドで神経質なまでに頻々とした変化で駒を進めるタイプ。

 有りそうでなかったブラームス全集では、こんなに早くて大丈夫かと心配になるシューリヒト、クライバー並みの快速(特に第3,4番)で押切り、シェーンベルクの「浄夜」、「ペレアス」では不健康で退嬰的な味わいが心を打ち、室内交響曲のセンシティヴな表現は、正に不安の時代を生きる名指揮者の面目躍如。

 ドイツ統一後は、ライプツィヒ放送響の常任指揮者に復帰することが決まっていながら、陰謀によりご破算になり、大きな仕事とも縁が無いまま失意の内に徐々に体調も崩し亡くなった。存命ならば、ますます進化を遂げ、最後の巨匠として世界中で祭り上げら れたことは、間違いないだろう。

 全て良好なステレオ収録
 




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SSS00071
SSS 0071-2
\2400→\1390
オイゲン・ヨッフム指揮&ミュンヘン・フィル
 ブルックナー:交響曲第9番
  (1983年7月20日ヘルクレスザール・ライヴ)
 ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲
  (1979年11月8日ヘルクレスザール・ライヴ)
オイゲン・ヨッフム指揮
ミュンヘン・フィル
全ステレオ録音 

 昔METEORから出て話題になっていたヨッフムのブルックナー9番。
 正規盤リリースということで、音楽誌やファンから絶賛された(宇野功芳氏はヴァント、シューリヒト、朝比奈に並ぶベスト4と語っている)。知人やすでに購入された方からまで「すばらしい!」という声が届いた。
 そこまで絶賛されると、ひねくれものの店主は「ほんまかいな」という疑いの耳を持って聴くことになる。


 で、聴いた。

 こ、これは・・・。

 終楽章アダージョの壮絶さ。これほどに宇宙的な第9番は聴いたことがない。これは店主の想像の範囲外。
 ブルックナーの交響曲は、第8番までどんどん拡散してスケールが広くなるが、第9番の第3楽章でついにこの世を越え次元を喪失してあの世に行ってしまって、だから作曲者もそれに引っ張られて逝ってしまった、と店主は勝手に解釈している。だから第9番は、第8番のような超巨大演奏ではなく、かえって素朴な小さめの演奏が好きだった。
 だから店主にとって、第8番は「宇宙的」が最高のほめ言葉であるが、第9番は「天国的」というのが最高のほめ言葉。
 だが、このヨッフムのような、店主の発想を完全にブチ負かしてしまうような「宇宙的」演奏、しかも極めて感動的な「宇宙的」演奏を聴かされると、また混乱してしまう。まだまだこの世で生きたいという、まだまだ元気いっぱいの生命エネルギーが、この華麗壮麗な演奏でそのパワーを増幅させられてしまった。この楽章を聴くときは天に昇るような気持ちを味わいたいのだけど、極めて肉体的、極めて三次元的な悦びと感動に浸ってしまった。
 困る。

 ちなみにその後で始まる「トリスタン」がこれまたすごい。
 人間の強力で貪欲なエネルギーを一気に集約してむりやり芸術に昇華したような、えげつないばかりの崇高さがある。
 この「トリスタン」には正直やられた。聴いた後しばらく声が出ないような演奏に出会ったのは久しぶりである。


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SSS0084-2
(2CD,1枚価格)
\2400→\1390
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
 スメタナ:連作交響詩「我が祖国」全曲
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
ウィーン放送交響楽団(オーストリア放送響)
録音:1982年1月14日ウィーン・ムジークフェラインザール、ライヴ


 このリリースには非常な困難を擁しました。
 オーケストラが名称もウィーン放送響と変更になった上に、ド・ビリー体制であることを前面に出したい(!)という意向があり過去の録音のリリースに否定的であったことです。
 しかしこれだけの演奏を埋もれたままにしておくことは偲びなく、マタチッチ財団とともに説得し、最終的に応じてくれました。
 一言で言って最重量級の演奏であり、標題音楽であることを全面に出した情感豊かな演奏です。

 試みに演奏時間を記します。

[17’20”][13’30”][10’47”][13’22”][14’26”][14’55”]


※宇野功芳氏のライナーノートより

 第一曲「高い城」(Vysehrad)の冒頭、ハープが弾く“高い城”の動機の雄弁なこと!これだけで聴き手の心はわしづかみにされる。曲が進むにつれ、マタチッチが創り出すひびきの重量感、ものものしさ、スケールの大きさに圧倒される。ヴァイオリンはむせるように歌うが、つねに深い苦味を湛えているのである。
 第二曲「モルダウ」(Vltava)。なんとなく不器用な出がいかにもマタチッチらしく、まさに人間が演奏している音楽だ(今は機械が演奏しているようなものが多いので)。なつかしいモルダウ川の主題があくまでゆったりとしたテンポで悠然と流れてゆく。もちろんスケールは相変わらず大きい。朗々たる狩のホルン、そして農民たちの踊りのなんという遅いテンポ!このテンポでは踊れない。あくまでコンサート用の演奏なのだ。月の光からテーマ再現にかけてもスロー・テンポは微動だにしない。急流は力まず、高い城のテーマが登場するともう一段テンポを落とす巨匠の芸。
 第四曲「ボヘミアの森と草原より」(Z ceskych luhu a haju)も他の指揮者のCDに比べると深いひびきや堂々たる佇いがまるで違う。それに何という巨大さであろう。マタチッチの人間の大きさ、芸術家としての巨きさが終始ものを言っている。そのためか、終了後に拍手が出てしまう。それとも、ここで休憩を取ったのだろうか。ぼくにはそうは思えない。全六曲は連続演奏すべきだし、拍手のおずおずとした出方が感動を示さずにはいられない聴衆の気持ちのように感じられるのである。

※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。


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SSS 0097-2
\2400→\1390
デ・ラローチャ(P)
 オイゲン・ヨッフム指揮&ベルリン・ドイツ響
  ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
アリシア・デ・ラローチャ(P)
オイゲン・ヨッフム指揮
ベルリン・ドイツ響(西ベルリン放送響)
録音:1981年6月7,8日 フィルハーモニー・ベルリン・ライヴ、ステレオ・ライヴ録音 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナー・ノート付。


 「例えば第1楽章の主題が長調から短調へと転じる一瞬、ラローチャの指先からは繊細の極みの弱音が生まれ、とてつもない寂寥感を漂わせるが、再び長調となれば、温かな母性が最大の慰めで淋しさを包み込む。対するヨッフムもラローチャの表現の万華鏡を心からめでつつ、的確な棒さばきで室内楽的な対話を繰り広げる。」 (池田卓夫氏のライナー・ノートより)

 巨匠オイゲン・ヨッフム+ベルリン・ドイツ響のブラームス・プロ第1弾発売。ソリストには全盛期のラローチャを迎えて南欧風のリラックスと濃厚なロマンを謳い上げる。楽曲初演から100年を記念してラローチャは、この年の5月には、日本で朝比奈隆指揮大阪フィル、山田一雄指揮日本フィルともこの曲を披露している。デッカ、RCAにも録音がなく、「ラローチャのドイツ物」の実力を知る好企画。


 ちなみに後半プロは第1交響曲!
 ・・・で、これがこの下のアルバムです!

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SSS0098-2
\2400→\1390
上記演奏の後半プロ
《ヨッフム&ベルリン・ドイツ響
 1981ブラームス・プログラムVol.2》
  ブラームス:交響曲第1番
オイゲン・ヨッフム指揮
ベルリン・ドイツ響(西ベルリン放送響)
1981年6月7,8日 フィルハーモニー・ベルリン・ライヴ、ステレオ・ライヴ録音 英語、日本語、ドイツ語によるライナー・ノート付。


 ヨッフムの晩年の音楽には、こちらに「生きろ!」と向かってくる強さがある。
 そして同時に「それでいいよ」と許してくれる優しさがある。
 しかしその強さ、優しさが、他の偉大なる指揮者とはちょっと違う。

 たとえばブラームス。
 同じように元気百倍になるトスカニーニの演奏(PO '52年 TESTAMENT SBT3167)が、「まわりのすべてを蹴散らしてでも自分の思うように進め!」と傍若無人的な強さを植えつけてくるのに対し、ヨッフムの場合は他者というものを意識させないで、ひたすらこちらの内側のパワーを充実させてくれる。
 また同じように人間の弱さを包み込んでくれるワルターの演奏(VPO '37年 OPUS蔵 OPK 2022)が、あまりにも天国的過ぎてやや俗世間から逸脱しているのに対し、ヨッフムの演奏は、威厳ある親父が初めて抱きしめてくれたような胸に直接ジンとくる優しさを感じさせてくれる。

 ヨッフムのブラームス交響曲1番にはINAからリリースされている圧倒的な名演がある(IMV 033)。
 あの完成度の高い演奏に比較すると今回のライヴはやや荒っぽい。荒っぽすぎるところもある。
 ただその分、いま書いたようなヨッフムの叱咤激励と寛容の言葉が、より人間的によりあからさまに響いてくる。
 これまでどちらかというと仙人か聖人君子然としていたヨッフムが、老い先長くない、と本気でこちらの目を見据えて唾を飛ばして、肩を掴んで熱く語りかけてくる。それまでの好々爺の面相を捨てて、不動明王のごとき形相でこちらに対峙して来る。

 終楽章中盤のまさに荒っぽい洗礼の後、万感の思いを載せてコーダが終了したとき、へとへとになりながらもギラギラキラキラした眼をさせて、「じいさん・・・わかりました。もう一度がんばってみます・・・」、と力強く前を見据えている自分を発見すると思う。





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 SSS0130-2
\2400→\1390
1960年代
 ミケランジェリ&チェリビダッケ 夢の共演!
  「皇帝」とシューマン

(1)ベートーヴェン:
 ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
(2)シューマン:ピアノ協奏曲
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)
セルジュ・チェリビダッケ指揮
スウェーデン放送交響楽団

遂にヴェールを脱いだ!ミケランジェリ&チェリビダッケ 夢の共演!「皇帝」とシューマン放送局蔵出し音源からCD化!

(1)1969 年5 月20 日ヘルシンキ・フェスティヴァル、文化会館ライヴ(フィンランド放送提供) (2)1967 年11 月19 日ストックホルム・コンサートホールライヴ(スウェーデン放送提供)

 ミケランジェリとチェリビダッケという孤高の巨匠が四つに組んだ超名演、「皇帝」とシューマンのカプリング。
 内容は数多くのプライヴェート盤で知られるとおりの高水準ですが、音質もスウェーデン放送、フィンランド放送からの蔵出し音源で万全の体制であることは申し上げるまでもありません。
 「皇帝」は、1969 年5 月20 日のヘルシンキ・フェスティヴァルへの客演ライヴであることが特定されました。チェリビダッケがスウェーデン放送響の首席指揮者の任にあった最盛期のライヴだけに、練習がすみずみまで行き届き、「皇帝」など意外な軽やかさ、明るさ、華やかさでビックリさせられます。まるでラヴェルやドビュッシーを聴くかのような絶美の名演です。優秀なステレオ録音で「皇帝」の中の「皇帝」と申せましょう。
 シューマンは、1967 年11 月19 日の本拠地ストックホルム・コンサートホールでのライヴです。モノラルなのが惜しいところですが、リリシズム、ロマンティシズムを堪能できるのはこちらかも知れません。物思いにふけるかのようなしみじみとした風情。官能的な揺れや、気だるさすら漂う繊細な味付けは、鋭敏なセンスを誇るこのコンビならではです。




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 SSS 0155/60
(6CD 3枚価格)
\7000→\3290
ハインツ・レーグナー
 ブルックナー:交響曲第4番-第9番
   ステレオ・ライヴ録音!


 (1)交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」
   演奏タイミング:[16:16][15:20][11:18][19:03]
 (2)交響曲第5番変ロ長調
   演奏タイミング:[20:40][15:20][14:03][21:57]
 (3)交響曲第6番イ長調
   演奏タイミング:[14:20][16:10][8:01][15:08]
 (4)交響曲第7番ホ長調
   演奏タイミング:[18:53][18:38][9:18][11:19]
 (5)交響曲第8番ハ短調
   演奏タイミング:[12:40][13:30][26:37][23:03]
 (6)交響曲第9番ニ短調
   演奏タイミング:[20:58][9:51][20:31]
ハインツ・レーグナー(指揮)
ベルリン放送交響楽団(旧東)
 鬼才レーグナー、変幻自在のブルックナー、交響曲第4 番 - 第9 番ステレオ・ライヴ録音!6 枚組で3 枚価格!

 録音:(1)1983年11月7日メトロポールシアター (2)1990年6月8日シャウシュピールハウス、ベルリン (3)1978年5月27日ベルリン民主宮殿 (4)1979年10月13日リガ・フィルハーモニー(ラトビア) (5)1985年5月3日シャウシュピールハウス、ベルリン (6)1983年2月7日メトロポールシアター

 生前は鬼才の名をほしいままにし、若き日よりポストに恵まれ、さらなる円熟が約束されていた70 代前半に忽然と世を去ったハインツ・レーグナー。レパートリーは広範に及び、その多くが録音にも恵まれています。芸風はシューリヒト張りの快速で拘泥を嫌った爽やかな演奏をするかと思えば、一転して凄まじいばかりの遅いテンポで隅々を執拗に抉るような演奏をも展開。音色も重厚な純ドイツ風かと思えば時に軽やかできらめくようなラテン的な響きも追及すると言った具合で正体不明、千変万化の巨匠でもありました。ブルックナーは愛奏するレパートリーですが、ここでも演奏するたびに別人のような表情を見せるため驚きが続きます。
 第4 番と第6 番はスリリングで目が離せない演奏。
 第5 番は早いテンポは個性が強いが全体にオーソドックスな演奏。
 第7 番は柔らかたおやかな演奏。
 第8 番、第9 番は過激でショッキングな演奏と言った処でしょうか。
 御息女スザンヌ・レーグナー女史の協力を得て、レーグナーと生前に親しく仕事を共にしたディルク・ステーヴ氏のライナーを得ております。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付





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 SSS 0199
\2400→\1390
プレートルの秘蔵レパートリーチャイ4、
 ビゼーの交響曲も度々コンサートで取上げる愛奏曲

  (1)チャイコフスキー:交響曲第4番
  (2)ビゼー:交響曲第1番
ジョルジュ・プレートル(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団
 録音:1991年6月28日リーダーハレ

 チャイ4は、プレートルの秘蔵レパートリーです。ベルリン・フィルとの数少ない共演でも勝負演目として取り上げたものです。巨匠の派手な芸風にぴったり、そして泣けてくるほどの切ない歌、フェザータッチの繊細な弦楽器の刻みは色気たっぷり。もちろんフィナーレは豪快な爆発で締め括ります。
 ビゼーの交響曲も度々コンサートで取上げる愛奏曲です。こういう場合は徹頭徹尾チャーミングな演奏を繰り広げるのもプレートルならでは、シュトゥットガルト放送響も多彩な音色のパレットで魅了されます。




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 SSS 0216
\2400→\1390

マタチッチのウィンナ・ワルツ!
 「シュトラウス・ファミリー名演集」

  ヨハン・シュトラウス2世:
   「常動曲」
   ポルカ「ピツィカート・ポルカ」
   ポルカ「トリッチ・トラッチ・ポルカ」
   ペルシャ行進曲
   ワルツ「南国のバラ」
   ワルツ「芸術家の生活」
  ヨゼフ・シュトラウス:
   ワルツ「オーストリアの村つばめ」
   ワルツ「天体の音楽」
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)
ベルリン放送交響楽団(旧東)
 マタチッチのウィンナ・ワルツ!!驚天動地のスタジオ録音!

 録音:1958年6月24,25,26日ベルリン放送ザール1(スタジオ録音)モノラル

 こんな奇跡のような演奏が遺っておりました!
 マタチッチによるシュトラウス・ファミリー名演集。元来がステレオでスタジオ録音されておりましたが、それらは現存せず、モノラルのトラックダウンしか遺っていなかったのは甚だ残念ですが、音質は極上。
 マタチッチは、オーストリア=ハンガリー帝国に属する時代のクロアチアに生まれ、9歳からウィーン少年合唱団に入り、そのままウィーンで音楽を修めた訳ですから、音楽的バックボーンは紛れもなくウィーンなのです。
 レハールの「メリー・ウィドウ」の全曲録音がリリース当初から今に至るまで高評価なのも当然でしょう。「ベルリンの壁」が出来る前の“東ベルリン”にて行われたセッション録音。オーケストラの実力も並々ならぬものです。
 演奏内容は予想通り、クナッパーツブッシュを思わせる重厚なもの。クナのような意表を突く遊戯は見られませんが、大人の風格と余裕に満ちた豊穣な音楽が奏でられます。
 「南国のバラ」、「芸術家の生活」などシンフォニックなまでの大建築演奏。「天体の音楽」の極大スケール。さすがはマタチッチ。多くのファンが抱く尊敬の念も新たなものとなることでしょう。

  ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付



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 SSS0241
\2400→\1390
完全初出!
 スヴェトラーノフ+エーテボリ響、ブルックナー:交響曲第8番!

  ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
エフゲニ・スヴェトラーノフ(指揮)
エーテボリ交響楽団

 完全初出 初の組合せ!スヴェトラーノフ+エーテボリ響、ブルックナー:交響曲第8番!!1992年ライヴ!

 ※タイミング[16:19][14:48][23:20][21:08]
 録音:1992年9月17日エーテボリ・コンサートホール,ライヴ

 スヴェトラーノフ2種目のブル8が登場。しかも音盤では初顔合わせとなるエーテボリ響客演ライヴ。ロシア響とのメロディア盤は1981年でしたのでほぼ10年後の演奏です。エーテボリ響もヤルヴィ時代の充実期で立派な演奏を聴かせます。エーテボリのコンサートホールは音響の良さで知られますのでクリアなサウンドを聴かせます。
 ロシア響はかなり金管を強調させた激演でしたが、こちらは弦楽器を生かしたオーソドックスな名演。スヴェトラーノフのもう一つの魅力である神経の細やかさを聴きとれることでしょう。
 第3楽章冒頭の弦楽器の刻みは驚くほどの繊細さ。1992年というとまだまだ元気いっぱいでエネルギッシュな巨匠。最晩年の巨象の歩みのような遅いテンポによる解釈ではなく運動神経抜群な切り返しも見せます。
 90年代のスヴェトラーノフは東京でチャイコフスキー交響曲全曲演奏会を開き同時にライヴ録音して一気に評価を高めた時期です。

 はやしひろし氏による書下ろしライナーノート付(英訳あり)。








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新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
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