≪第114号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その3 2021/11/30~
12/3(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ACCENT
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ビーバーとヴェイヴァノフスキー ~
クロムニェジーシュ宮殿のトランペット音楽 |
ジャン=フランソワ・マドゥフ(トランペット、ホルン)
ロゼッティ・プレーヤーズ |
ハインリヒ・ビーバー(1644-17104):喇叭と音楽による食卓のもてなし(4
声)
ハインリヒ・ビーバー:5声のソナタ第4番
アントニオ・ベルターリ(1605-1669):5声のソナタ
作者不詳:3声のソナタ
作者不詳(ヴェイヴァノフスキー?):ホルンを伴う狩りのソナタ
パヴェル・ヨセフ・ヴェイヴァノフスキー(1633-1693):4声のソナタ「Be
mollis」
作者不詳:4声のソナタ
ハインリヒ・ビーバー:5声のソナタ第10番
ヨハン・ヤコブ・フローベルガー:リチェルカーレ第2番
FbWV408
ハインリヒ・ビーバー:6声のソナタ |
名トランペット奏者との邂逅が生んだ音楽
録音:2018年/50'02''
パヴェル・ヨセフ・ヴェイヴァノフスキーはチェコ生まれのトランペット奏者。
イエズス会系神学校でビーバーと出会い、のちにクロムニェジーシュ宮殿の楽団に在籍し、ビーバーの指揮のもとでも演奏しました。
ビーバーはこの奏者と出会ったことでトランペット作品を生み出します。
自身が得意とするヴァイオリンに拮抗する存在感を放つ音楽からはヴェイヴァノフスキーが相当な名手であったことがうかがえます。
当時と同じナチュラル・トランペットを吹きこなすマドゥフによる演奏。
クロムニェジーシュ宮殿。
昔、なかで迷って出られなくなりそうになったことがある。
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BIS
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BIS SA 2549
(SACD HYBRID)
¥2800 →\2590
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脈絡なさそうに見えるが、深い意図がありそう
メンデルスゾーンのSQ6の編曲版が一体どういうことになっているのか。
時空を超えたアンサンブル
ユナイテッド・ストリングズ・オブ・ヨーロッパ第2弾
『Renewal(リニューアル)』
(1)ジョアナ・マーシュ(1970-)(ジュリアン・アズクール
編曲):
冬の家には(In Winter's House)(2019)(弦楽オーケストラのための)
(2)キャロライン・ショー(1982-):間奏曲(Entr'acte)(2011/2014)(弦楽オーケストラのための版)
(3)オスバルド・ゴリホフ(1960-):3つの歌(Three
Songs)(ソプラノと弦楽オーケストラのための)
空駆ける馬の夜(Night of the Flying Horses)
色褪せた月(Lua Descolorida)
なんとゆっくりと風は(How Slow the Wind)
(4)フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847)(ジュリアン・アズクール
編曲):
弦楽四重奏曲第6番 ヘ短調 Op.80/MWV R37(1847)
(5)キャロライン・ショー(1982-)(ジュリアン・アズクール
編曲):つばめは巣をかけて(and the swallow) |
ユナイテッド・ストリングズ・オブ・ヨーロッパ(USE)
ジュリアン・アズクール(ディレクター、コンサートマスター)
(3)ルビー・ヒューズ(ソプラノ) |
ロンドンに本拠を置く期待の弦楽オーケストラ、ユナイテッド・ストリングズ・オブ・ヨーロッパの第2弾は『リニューアル』!
セッション録音:2021年3月8日、9日、25日、26日/セント・シラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン、イングランド)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、69'09
制作:マシュー・ベネット/録音:デーヴ・ローウェル
SACD ハイブリッド盤。
ロンドンに本拠を置くアンサンブル「ユナイテッド・ストリングズ・オブ・ヨーロッパ(United
Strings of Europe)」(USE)は、2020年、デビュー・アルバム『In
Motion(動いている)』(BIS SA-2529)をリリース。
「独創的なプログラムと『高度な技術による表現豊かな』演奏」(「ザ・タイムズ」)と称賛された活動を「録音」という形で示してみせました。
アルバム第2作『Renewal(リニューアル)』。「喪失と変質」をテーマに据え、リーダーのジュリアン・アズクールが「USE」のスタイルに合わせて編曲、選曲したプログラムが組まれています。
ジョアナ・マーシュが、「テネブレ」合唱団から委嘱を受け、「暗闇と光、再生の心象をおとぎ話の風景に詠んだ」ジェーン・ドレイコットの詩に作曲した《冬の家には》の弦楽オーケストラのための編曲。
キャロライン・ショーが、メヌエットとトリオという古典の形式を「独創性と楽しさを等分」して現代に「再生」した弦楽四重奏のための作品を彼女自身が弦楽オーケストラのために編曲した《間奏曲》。
オスバルド・ゴリホフの《3つの歌》は、ソプラノと弦楽オーケストラのための作品です。彼が音楽を担当したサリー・ポッターの映画『The
Man Who Cried』(邦題『耳に残る君の歌声』)のために書いた〈Close
Your Eyes〉のバリー・デイヴィスによるイディッシュ語の子守歌から始まる〈空駆ける馬の夜〉。
ロサリア・デ・カストロのガリシア語の詩による〈色褪せた月〉。エミリ・ディキンソンの詩をテクストにした〈なんとゆっくりと風は〉。
メンデルスゾーンが、姉ファニーの突然の死に突き動かされて作曲したといわれる《弦楽四重奏曲第6番
ヘ短調》。
キャロライン・ショーが、シリア難民とアメリカとメキシコの国境に押しよせた難民の姿からインスピレーションを受け、『詩篇84番』をテクストに作曲した《つばめは巣をかけて》。
『In Motion』と同じスタッフが制作と録音を担当しました。
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PAN CLASSICS
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アンサンブル・コルダルテ
霊感ほとばしるヴァイオリン音楽
イタリア狂詩曲~初期バロックのスティルス・ファンタスティクス
マルコ・ウッチェリーニ(1603-1680):ソナタ第2番「La
Luciminia contenta」Op.4
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):スピネッティーナとヴァイオリンのためのトッカータ
ジョヴァンニ・バッサーノ(1551-1617):ヴァイオリン独奏のためのリチェルカーレ
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンタナ(1571-1630):ソナタ第5番
ヴィンチェンツォ・ボニッツィ(1580-1630):「La
bella netta ignuda e bianca mano」によるディミニューション
ジローラモ・フレスコバルディ:カンツォン第5番「La
Tromboncina」
ピエトロ・アントニオ・マリアーニ(1596-1640):2声のバスタルダ風カンツォン
ジローラモ・フレスコバルディ:パッサカリアによる100のパルティータ
アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682):ヴァイオリンとオブリガート・バスのためのソナタ
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メアッリ(1624-1687):ソナタ「La
Stella」 Op.3-1
リッカルド・ロニョーニ・タエッジョ(1545-1620):「Anchor
che col partire」によるディミニューション
ダリオ・カステッロ(1600-1658):ソナタ第6番
ダリオ・カステッロ:ソナタ第2番
バルトロメオ・モンタルバーノ(1598-1651):シンフォニア第4番「Geloso」
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メアッリ:ソナタ「La
Castella」
ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690)::ラ・フォスカリ
ジョヴァンニ・サルヴァトーレ(1622-1688):トッカータ第2番「del
nono tuono naturale」
パドレ・マリアヌス(1657-1701):イ調のソナタ |
アンサンブル・コルダルテ
[ダニエル・ドイター(ヴァイオリン)、ヘイケ・ヨハナ・リンドナー(ヴィオラ・ダ・ガンバ、リローネ)、
マルクス・メルクル(チェンバロ、オルガン)] |
理論を超えた技巧、霊感ほとばしるヴァイオリン音楽
録音:2020年/75'00''
1650年、「普遍音楽」で知られる学者アタナシウス・キルヒャーは、音楽家のほとばしる霊感が技巧を推し進め作曲理論上の規則をはみ出た表現に至ることについて触れ、「スティルス・ファンタスティクス
stylus phantasticus」と呼びました。
これはイタリアでヴァイオリン音楽の隆盛が始まった1600年頃から見られていた傾向であり、一般的な表現のひとつとして既に定着しているものでした。
ヴァイオリンが大いに活躍する音楽が並び、華麗な技巧がまばゆい1枚。
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BMC
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代理店変更に伴い再案内 |
BMCCD194
(2CD)
【旧譜】
特別価格 ¥3600 →\3290
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ヴェーグ・イン・ハンガリー
1. ベートーヴェン:《コリオラン》序曲 Op.62
2. モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 K.385《ハフナー》
3. ハイドン:交響曲第103番 変ホ長調《太鼓連打》
4. シューベルト:交響曲第9(7)番 ハ長調
D.944《グレイト》 |
シャーンドル・ヴェーグ(指揮)
カメラータ・ザルツブルク |
ヴェーグのハンガリー・ライヴ!
★◆▲
1997年に亡くなるヴェーグの本当に最晩年の貴重な録音・・・よくぞ出してきてくれた。
ハンガリー生まれの名ヴァイオリニストであったヴェーグは、1978年からカメラータ・ザルツブルク(前身はモーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ、ザルツブルク)の指揮をとるようになりました。
この当時の団員たちはヴェーグが教授を務めるモーツァルテウム音楽大学の学生ということもあり、そのサウンドの統一感は素晴らしいものがあります。
このCDではヴェーグ得意のベートーヴェン、モーツァルト、ハイドン、そしてシューベルトをブダペスト春の音楽祭でのライヴ・レコーディングで収録しています。
※録音:1995年3月20日ブダペスト・コングレス・センター(1、3)/1993年3月23日ブダペスト音楽アカデミー(2、4)
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BMCCD129
(2CD)
【旧譜】
特別価格
¥3600
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クルターグ80
1. クルターグ:...コンチェルタンテ... Op.42
2. クルターグ&クルターグJr.:対話
3. クルターグ:HIPARTITA Op.43
4. 《JATEKOK》より抜粋及び編曲集 |
菊池裕美(ヴァイオリン、1,3)
波木井賢(ヴィオラ、1)
ゾルターン・コチシュ(指揮、1)
ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団(1)
ケラー弦楽四重奏団(2)
ジョルジュ・クルターグJr.(シンセサイザー、2)
マールタ・クルターグ(ピアノ、4)
ジョルジュ・クルターグ(ピアノ、4) |
ジョルジュ・クルターグ(1926-)の生誕80周年コンサートを中心としたライヴ録音集です。ハンガリーの現代作曲家を代表するクルターグを祝うために彼と懇意の演奏家が集まったコンサートとなっています。
《...コンチェルタンテ... Op.42》は、ヴァイオリンの菊池裕美と、ヴィオラの波木井賢のために書かれた作品で、《HIPARTITA
Op.43》もヴァイオリンの菊池裕美に献呈されています。
※録音:2006年2月15日-19日、ブダペスト(ハンガリー)
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BMCCD134
【旧譜】
¥2500
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ウィズ・マレット&ストリングス
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
第3番 ホ長調 BWV1006
ゾルターン・イェネイ:リゲティへの告別
C.P.E.バッハ:自由な幻想曲 嬰ヘ短調 W67
アーダーム・コンドル:ハンド・ボール・ペーパー
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番
ト短調 BWV1001 |
イルディコー・ヴェーコニ(ツィンバロム) |
ハンガリーの伝統楽器ツィンバロム(ツィンバロン)によって演奏されたアルバムです。ツィンバロムは金属弦を叩いたり、弾いたりすることで音を出す楽器で、チェンバロや初期のピアノと同族の楽器とされていますが、より打楽器的な音色が特徴です。
なじみのあるバッハもツィンバロムの演奏を聴くと、エキゾチックな雰囲気で楽しめます。
※録音:2006年
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ラースロー・メリシュ(1953-2018)、《ブラック&ホワイト》
ラースロー・メリシュ:
ソロ・ピアノのための組曲《ブラック&ホワイト》 |
ゾルターン・レンジェル(ピアノ) |
ラースロー・メリシュ(1953-2018)は、フランツ・リスト音楽大学で音楽を学びました。メリシュは最初、ヴァイオリニストでしたが、1978年に現代音楽グループ「Group
180」を結成し、ヨーロッパ各地で演奏会を開きました。
このアルバムに収録されている《ブラック&ホワイト》には、クラシックの様式だけに拘らず、「チャールストン」や「ブルース」などブラック・ミュージックの要素も多く取り入れています。
※録音:2007年5月&6月、ブタペスト(ハンガリー)
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GLOSSA
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PGCD924206
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
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その清らかで楚々とした感じが
ライラ・シャイエーク(ヴァイオリン、指揮)
ルクレール:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.3
ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.10-5
ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 Op.10-4
ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.7-5
ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 Op.7-4
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ライラ・シャイエーク(ヴァイオリン、指揮)
ラ・チェトラ・バロックオーケストラ・バーゼル
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GCD924206
¥2600→\2390
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古楽新世代の名手 ライラ・シャイエーク!ルクレールのヴァイオリン協奏曲集最終巻!
☆キアラ・バンキーニの後継者となる古楽新世代の女流ヴァイオリニスト、ライラ・シャイエーク。
☆フランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ルクレールのヴァイオリン協奏曲集完結!
スイスが誇る古楽専門の音楽大学「バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)」でキアラ・バンキーニに学び、2010年からは自身もSCBでバロック・ヴァイオリンの教授を務めながら、キアラ・バンキーニのアンサンブル415やラ・リゾナンサ、コンチェルト・ケルンなどのメンバーとして様々なコンサートや録音で存在感を示してきた古楽新世代のヴァイオリニスト、ライラ・シャイエーク(レイラ・シャイエ)。
コレッリの弟子であるジョヴァンニ・バッティスタ・ソミスに師事し、「フランスのコレッリ」とも呼ばれた18世紀フランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764)のヴァイオリン協奏曲集が第3巻でついに完結。
ルクレールが書いた2つの有名なヴァイオリン協奏曲集「作品7」と「作品10」から、それぞれ「第4番」と「第5番」を収録し、全12曲が揃いました。
イタリアの文化やパフォーマンスに魅了され、自由なテンポ、ヴァイオリンの高度な技巧などイタリア的な要素が華麗に表現されたルクレールの協奏曲。
シャイエークが17世紀後半に製作されたアンドレア・グァルネリのヴァイオリンを用いてバーゼルのラ・チェトラ・バロック・オーケストラを弾き振りし、その息を呑むような芸術性で聴衆を魅了します。
※録音:2020年6月19日-21日、マルティン教会(スイス)
※使用楽器:アンドレア・グァルネリ1675年製
旧譜
ルクレール:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.1・2
これぞフランス・バロック!高雅な香りをひっそりしみじみ伝えてくれる。
決して声高なじゃない、その清らかで楚々とした感じがいい。 |
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ルクレール:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.1
ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.7-6
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.7-2
ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.10-2
ヴァイオリン協奏曲ト短調 Op.10-6 |
レイラ・シャイエーク(ヴァイオリン、指揮)
ラ・チェトラ・バロックオーケストラ・バーゼル |
古楽新世代の女流 レイラ・シャイエーク!ルクレールのヴァイオリン協奏曲集がスタート!
☆キアラ・バンキーニの後継者となる古楽新世代の女流ヴァイオリニスト、レイラ・シャイエーク。
☆フランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ルクレールのヴァイオリン協奏曲集がスタート!
スイスの古楽総本山「バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)」でキアラ・バンキーニに学び、2010年からは自身もSCBでバロック・ヴァイオリンの教授を務める古楽新世代のヴァイオリニスト、レイラ・シャイエーク。
キアラ・バンキーニのアンサンブル415やラ・リゾナンサ、コンチェルト・ケルンなどのメンバーを務めてきたレイラ・シャイエークのGlossa録音第5弾は、「フランスのコレッリ」と呼ばれた18世紀フランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764)のヴァイオリン協奏曲集が始動。
第1弾は、ルクレールが書いた2つのヴァイオリン協奏曲集作品7と作品10から、それぞれ「第2番」と「第6番」を収録。特に、作品10-6ト短調の協奏曲は、ルクレールの作品の中でも最高峰とされる傑作です。
バロックにとどまらず、古典派、ロマン派のピリオド演奏へとレパートリーを拡げているレイラ・シャイエーク。
アンドレア・グァルネリ1675年製のバロック・ヴァイオリンを操り、ラ・チェトラ・バーゼルを率いて、ルクレールの華麗で鮮烈なヴァイオリン協奏曲を奏でます。
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ライラ・シャイエーク
ルクレール:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.2
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.10-3
ヴァイオリン協奏曲変ロ長調 Op.10-1
ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.7-1
ヴァイオリン協奏曲ハ長調 Op.7-3 |
ライラ・シャイエーク
(ヴァイオリン、指揮)
ラ・チェトラ・バロックオーケストラ・バーゼル |
古楽新世代の名手 ライラ・シャイエーク!ルクレールのヴァイオリン協奏曲集第2弾!
☆キアラ・バンキーニの後継者となる古楽新世代の女流ヴァイオリニスト、ライラ・シャイエーク。
☆フランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ルクレールのヴァイオリン協奏曲集第2弾!
スイスの古楽総本山「バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)」でキアラ・バンキーニに学び、2010年からは自身もSCBでバロック・ヴァイオリンの教授を務める古楽新世代のヴァイオリニスト、ライラ・シャイエーク。
キアラ・バンキーニのアンサンブル415やラ・リゾナンサ、コンチェルト・ケルンなどのメンバーを務めてきたライラ・シャイエークのGlossa録音第7弾。
コレッリの弟子であるジョヴァンニ・バッティスタ・ソミスに師事し、「フランスのコレッリ」とも呼ばれた18世紀フランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764)のヴァイオリン協奏曲集第2弾。
第1弾に引き続き、ルクレールが書いた2つのヴァイオリン協奏曲集「作品7」と「作品10」から、それぞれ「第1番」と「第3番」を収録。
17世紀後半に作られたオリジナルのバロック・ヴァイオリン、アンドレア・グァルネリ1675を駆り、爽快なイタリアのヴィルトゥオージティと洗練されたフランスの優雅さを組み合わせたルクレールの見事なヴァイオリン協奏曲を展開してゆきます。
※録音:2019年5月13日-15日、マルティン教会(バーゼル、スイス)
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もう、次から次へと才能あふれる実力派が登場するわけである。
今回紹介するのはライラ・シャイエーク。
GLOSSAやPAN CLASSICSなどで繊細且つ毅然とした演奏を聴かせてくれていた逸材。
聡明で美しく、的確な「選曲眼」と確固たる技巧を兼ね備える。
このプロモーション・ビデオを見れば、そのすばらしさを納得していただけるはず。
https://youtu.be/Ehwms7rQGFQ
「キアラ・バンキーニのアンサンブル415メンバー」という位置から脱し、これからは古楽界全体を担う存在になっていくのだろう。
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URANIA RECORDS
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LDV14066
【旧譜】
¥2300
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ヨハン・カール・ビショフ(1747-a.1800):
6つのチェロ・ソナタ集(世界初録音)
ソナタ第1番ハ長調/ソナタ第2番ニ長調/
ソナタ第3番変ホ長調/ソナタ第4番ハ長調/
ソナタ第5番ホ長調/ソナタ第6番ヘ長調 |
クラウディオ・ロンコ(チェロ)
エマヌエラ・ヴォッツア(チェロ) |
ハルモニチェロの製作者ビショフの知られざる秀作!
没後2世紀以上もの間、音楽史の世界では「ハルモニチェロ(harmonicello)」という神秘的かつ独自の楽器を発明した弦楽器職人として知られてきたドイツの音楽家ヨハン・カール・ビショフですが、今回の「6つのチェロ・ソナタ集」の全曲録音の登場により、作曲家として、またヴィルトゥオーゾ・チェリストとして、より完璧で魅力的な人物であったということが広く知られる機会を得ることになりました。
その作風は古典派音楽の伝統に根ざしながらも、ドイツ・ロマン派音楽の崇高な冒険を先取りするような、特別なスタイルを持ち味としています。
クラウディオ・ロンゴは、1980年にクレマンシック・コンソート(クレメンチッチ・コンソート)のソロ・チェロ奏者に就任し、アンサンブル415やエスペリオンXXでも活躍。
さらには、セビリア古楽音楽祭をはじめとするヨーロッパの著名な古楽音楽祭から定期的に招聘されるなど、現在のイタリア古楽界における重鎮の1人。
現在は2001年に出会ったボローニャのアンサンブDSGとルサン・ペトロニオ・カペラ・ムジカーレで首席チェロ奏者を務めていたエマヌエラ・ヴォッツアと夫婦デュオを組み、コンサートやレコーディングに精力的に取り組んでいます。
※録音:2020年7月、カーサ・ドリーゴ・グランド・サロン(トレヴィーゾ、イタリア)
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LDV14067
【旧譜】
¥2300
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ヴィヴァルディ:協奏曲とソプラノのためのアリア集
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV.208《ムガール大帝》
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV.234《不安》
リュート協奏曲ニ長調 RV.93
ヴィオラ・ダモーレ協奏曲ニ長調 RV.392
ヴィオラ・ダモーレ協奏曲ニ短調 RV.394
オラトリオ《勝利のユディタ》RV.644より
歌劇《ユスティヌス》RV.717より |
トゥリア・ペデルソリ(ソプラノ)
ダヴィデ・ベロシオ(ヴァイオリン)
マウロ・リギーニ(ヴィオラ・ダモーレ)
マッシモ・マルケーゼ(リュート)
イ・ソリスティ・アンブロジアーニ |
ヴィヴァルディの器楽独奏を伴う協奏曲とソプラノのためのアリア集というイタリアのレーベルならではのコレクション。
イタリアのピリオド・アンサンブル、イ・ソリスティ・アンブロジアーニの創設者ダヴィデ・ベロシオ、イタリア青年管弦楽団を経てモディ四重奏団の創設したマウロ・リギーニ、タクトゥス(Tactus)などでもお馴染みの名リューティスト、マッシモ・マルケーゼ、そしてルネサンスとバロックのレパートリーを得意とする麗しき古楽系ソプラノ、トゥリア・ペデルソリの4人のソリストたちが躍動しています。
※録音:2020年7月8日-10日、ブスト・アルシツィオ(イタリア)
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LDV14065
(2CD)
【旧譜】
特別価格 ¥3100
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ドニゼッティ:弦楽四重奏曲集 Vol.1
弦楽四重奏曲第15番ヘ長調(1821)
弦楽四重奏曲第4番ニ長調(1818)
弦楽四重奏曲第8番変ロ長調(1819)
弦楽四重奏曲第13番イ長調(1821)
弦楽四重奏曲第5番ホ短調(1818)
弦楽四重奏曲第14番ニ長調(1821) |
ミーチャ弦楽四重奏団
〔ジョルジアーナ・ストラッツーロ(ヴァイオリン)、
パスクアーレ・アレグレッティ・グラヴィーナ
(ヴァイオリン)、
カルミネ・カニアーニ(ヴィオラ)、
ヴェロニカ・ファブリ・ヴァレンツエラ(チェロ)〕
バルタザール・ズニガ
(アーティスティック・プロデューサー) |
LDV16065からLDV14065に変更(2021/12/3)
「ランメルモールのルチア」や「愛の妙薬」など数々の優れたオペラを世に送り出した19世紀前半のイタリアにおける最高峰のオペラ作曲家の1人、ドニゼッティの「器楽、室内楽作曲家」としての一面にフォーカスした好企画の第1弾。
この弦楽四重奏曲集第1巻には共通の形式的特徴に基づいて作曲されいるものの、独自の特徴も持つ1818年から1821年にかけて作曲された6作品を収録。
演奏は2008年に結成されたミーチャ弦楽四重奏団。2016年のヤコポ・ナポリ国際コンクールなどで第1位を獲得するなどイタリア内外で存在感を高めています。
※録音:2019年11月&2020年6月、ポッレナ・トロッキア(イタリア)
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LDV14069
【旧譜】
¥2300
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ボローニャの聖なる礼拝
ベネデット・ドネッリ:牧歌/
ジャコモ・アントニオ・ペルティ:大いなる秘跡/
ジュゼッペ・マリア・カレッティ:ミゼレーレ/
イグナツィオ・フォンタナ:聖金曜日の哀歌/
アントニオ・マッツォーニ:聖なる安息日の予言/
ニコラ・ヨンメッリ:昇階唱/
フェルナンド・ベルトーニ:キリエ、グローリア、クレド/
ピエトロ・ジュゼッペ・ガエターノ・ボーニ:ソナタ/
ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ:サンクトゥス、トッカータ第1番&第3番、アニュス・デイ/
グレゴリオ聖歌 |
サン・ピエトロ・アンサンブル
〔アリーチェ・フラッカリ(ソプラノ)、アンジェラ・トロイロ(アルト)、パオロ・ダヴォリオ(テノール)、
ジャコモ・コントロ(バリトン)、フランチェスコ・リギーニ(オルガン)、
シルヴィア・デ・ロッソ(ヴィオローネ)、アントニオ・デ・ルイージ(テオルボ&バロック・ギター)〕
スコラ・グレゴリアーナ(アントニオ・ビテッラ(ヴォーカル)、ダヴィデ・カロッロ(ヴォーカル)、
アントニオ・ロレンツォーニ(ヴォーカル)、ガスパーレ・ヴァッリ(ヴォーカル)〕 |
「クリスマス」から「聖霊降臨祭」、「聖週間」を経て、ボローニャで最も重要な祝日である「守護聖人ペトロニオの祝日」までの音楽による、18世紀の完璧な「ボローニャ・スタイル」による荘厳なミサを再現し、ボローニャの主な聖なる行事を音楽で旅するというプログラム。
※録音:2020年8月-9月、サン・ジョヴァンニ・バッティスタ教区(ボローニャ、イタリア)
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ES-DUR
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パースペクティヴ 20世紀のハープ作品集20世紀のハープ作品集 |
アナエル・トゥレ(ハープ) |
アンドレ・カプレ(1878-1925): ハープのためのディヴェルティスマン(1924)
1. I. a la francaise/2. II. a l'espagnole
パウル・ヒンデミット(1895-1963): ハープのためのソナタ(1939)
3. I. MaBig schnell/4. II. Lebhaft/5.
III. Lied. Sehr langsam
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976): ハープのための組曲
Op. 83(1969)
6. I. Overture 序曲/7. II. Toccata トッカータ/8.
III. Nocturne 夜想曲/
9. IV. Fugue フーガ/10. V. Hymn (St.
Denio) 賛歌(聖デニオ)
11-13. ハインツ・ホリガー(1939-): 前奏曲、アリオーソとパッサカリア(1987) |
録音 2021年4月4-6日 Friedrich-Ebert-Halle,
Hamburg-Harburg(ドイツ)
2015年、イスラエルで開催された第19回国際ハープ・コンクールで優勝を飾り、2018年からNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団の首席ハープ奏者を務めるフランス出身のアナエル・トゥレ。
このデビュー・アルバムでは20世紀の作品を紹介、「ハープはサロンで用いられる楽器」という概念を覆すことに成功しています。
ブックレットにおいて「20世紀は音楽にとって、とりわけハープにとってとても興味深い時代です」と語るトゥレは、カプレ、ヒンデミット、ブリテンとホリガーの4作品を選び、それぞれの作品がハープにとって、いかに革新的な技術と特別な音色をもたらしたかを実際の音で表現しています。
とりわけホリガーの作品は重要であり、これがなければアルバムの録音も成し得なかったとも。どこまでもハープの可能性を追求するトゥレの見事な演奏をお楽しみください。
【アナエル・トゥレ】
フランス、オルレアン出身。ギレーヌ・プティ=ヴォルタ、ニコラ・テュリエ、アンドレアス・ミルトナー、グザヴィエ・ドゥ・メストレに師事、幼い頃から国際的なコンクールに入賞するなど才能を発揮しました。
現在はNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団の首席ハープ奏者を務めるとともに、ハンブルク音楽演劇大学でグザヴィエ・ドゥ・メストレの助手として後進の指導にあたっています。
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Impression 印象 ヴィオラのための作品集
レベッカ・クラーク(1886-1979): ヴィオラとピアノのためのソナタ(1919)
1. Impetuoso/2. Vivace/3. Adagio
パウル・ヒンデミット(1895-1963): ソナタ
Op. 11 No. 4(1919)
4. Fantasie/5. Thema mit Variationen/6.
Finale (mit Variationen)
クロード・ドビュッシー(1862-1918):
チェロとピアノのためのソナタ ニ短調(1915)
(ヴィオラとピアノ版)
7. Prologue/8. Serenade/9. Final
10. 武満徹(1930-1996): 鳥が道に降りてきた(1994)
11. ジョルジェ・エネスク(1881-1955): 演奏会用小品(1906) |
サオ・スーレズ・ラリヴィエール(ヴィオラ)
アニカ・トロイトラー(ピアノ) |
録音 2021年5月10-13日 ハンブルク(ドイツ)
フランス=オランダのヴィオラ奏者、サオ・スーレズ・ラリヴィエールのデビュー・アルバム。
パリで生まれた彼は、幼い頃からヴァイオリンを始め8歳の時に奨学金を獲得し、イギリスのユーディ・メニューイン音楽学校に留学。
ここでオーケストラや室内楽を演奏しヴィオラの音色に目覚めます。2016年には完全にヴィオラに転向し、楽器の魅力と可能性の探求を始めました。
とりわけ聴衆の視野を広げることを提唱し、現代の作曲家たちにも数多くの新作を依頼、ヨーロッパを中心とした音楽祭やアカデミーで演奏しています。
サオのお気に入りであるクロード・モネの「印象」にインスパイアされたこのデビュー・アルバムは、どの作品にも「言葉で言い表せないものと表現するための特別な探求」という彼自身の視点が投影されています。
またヴィオラで演奏されたドビュッシーの「チェロ・ソナタ」にも楽器の新たな可能性を感じさせます。
えらいイケメンです。
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GRAND PIANO
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アドルフ・バルジャンスキー(1851-1900):ピアノ作品全集
第2集 |
ユリア・セヴェルス(ピアノ)...Steinway, Model
D |
ピアノ・ソナタ 第2番 嬰ト短調 Op. 11(1897年出版)
1. I. Allegro ma non troppo/2. II. Presto
assai, molto vivace/
3. III. Andante poco sostenuto/4. IV.
Allegro giusto, ma vivo
5. モデラート(1899-1900頃)
ピアノ・ソナタ第3番 ホ短調 Op. 12(1900年出版)
6. I. Molto sostenuto e pesante –
Allegro passionato (doppio movimento)/
7. II. Allegro molto passionato/8. III.
Andante ma non troppo/9. IV. Allegro semplice
世界初録音 |
録音 2021年3月10-11日 Andreaskirche,Berlin-Wannsee(ドイツ)
1851年、ウクライナのオデッサで裕福なロシア系ユダヤ人の家庭に生まれたアドルフ・バルジャンスキー。
ウィーンとパリとライプツィヒで音楽教育を受け、カール・ライネッケやサロモン・ヤーダスゾーンにピアノを師事しました。
遺された作品は多くないものの、古典的な形式を踏襲したピアノ曲はどれも個性豊かで魅力的です。第2集には2つのソナタを中心に収録。
さざめくような旋律で始まる第2番は、第3楽章の素朴で落ち着いた雰囲気が印象的。終楽章はシューマンを思わせる多彩な楽想がちりばめられています。
荘厳なコラールで始まる第3番も、すぐに流麗なパッセージが出現、溢れる抒情の中に、時折現代的な和声が感じられる第1楽章、スケルツォを思わせる快活な第2楽章を経てしっとりとした第3楽章、移ろい行く楽想が魅力的な終楽章と聞きどころの多い作品です。「モデラート」は初期のスクリャービンを思わせるゆったりとした曲。
演奏は、ベルリン芸術大学やモスクワのチャイコフスキー音楽院で学び、オーロラ四重奏団とオーロラ・デュオを創設したユリア・セヴェルス。シチェドリンの作品を作曲家臨席のもと世界初演を行うなど精力的に活動するピアニストです。
バルジャンスキー:ピアノ曲全集 第1集 |
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アドルフ・バルヤンスキー(バルジャンスキー/1851-1900):ピアノ曲全集
第1集 |
ユリア・セヴェルス(ピアノ...Steinway, モデルD) |
幻想曲集 Op.9(1895)
1. No. 1. Presto/2. No. 2. Andante sostenuto/3.
No. 3. Allegro giusto ma vivo/
4. No. 4. Allegretto moderato/5. No.
5. Andante non troppo/6. No. 6. Con moto
tranquillo
ピアノ・ソナタ第1番 Op.7(1893)
7. I. Allegro maestoso/8. II. Maestoso/9.
III. Presto/
10. IV. Allegro molto quasi presto ed
appassionato
6つのピアノ曲集 Op.10(1896)
11. No. 1. Near the Sea: Maestoso con
moto/
12. No. 2. Remembrance: Andante non
troppo/
13. No. 3. Lullaby: Moderato con moto
ma tranquillo/
14. No. 4. Scherzo: Allegro vivace/
15. No. 5. A Happy Home: Molto tranquillo
e dolce/
16. No. 6. Devotion: Adagio
世界初録音 |
録音 2020年1月3-4日、2月20日 Andreaskirche,
Berlin-Wannsee,Germany
希少なピアノ曲を良い音質で録音するレーベル"GRAND
PIANO"よりウクライナのオデッサに生まれたバルヤンスキーのピアノ曲全集の登場。
バルヤンスキーは、ロシアのユダヤ系の家庭に生まれ、ウィーンとパリとライプツィヒで音楽教育を受け、ライネッケやヤーダスゾーンにピアノを師事しました。
作品は少ないながらも、ピアノ曲は個性豊かで魅力的。この第1集には3つの作品が収録されています。『幻想曲集』には、ベートーヴェン、ブラームスなどの影響やロシアの色彩感が見てとれます。
『6つのピアノ曲集』は印象主義的で光輝くような音楽であるのに対し、スケールの大きいピアノ・ソナタ第1番は、空間的に広がりのある音を感情表現の主軸とし、20世紀のミニマリズムを予知するような非常にモダン、かつシンプルさをもった作品です。
演奏は、ベルリン芸術大学やモスクワのチャイコフスキー音楽院で学び、オーロラ四重奏団とオーロラ・デュオを創設したユリア・セヴェルス。シチェドリンの作品を作曲家列席のもと世界初演を行うなど精力的に活動するピアニストです。
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マカール・エクマリアン(1856-1905):ピアノ作品集 |
ミカエル・アイラペティアン(ピアノ)...Steinway,
Model D274 |
1. 夜想曲(1892年出版)
2. 無言歌(1888)
10のアルメニア民謡(1889)
3. No. 1. Heriq Ordeakq/4. No. 2. Chem
krna khaha/5. No. 3. Pzti tha/
6. No. 4. Baher, duq kanancheceq/7.
No. 5. Berdice dur ela, Alagyaz tesa/
8. No. 6. Hov areq, Sarer jan/9. No.
7. Chakharyaq - No. 8. Zhohovrdakan/
10. No. 9. Araz e heshtacel a/11. No.
10. Tsamtel
12-14. 3つのアルメニア民謡スケッチ(1891)
Patarag 聖体儀礼(1891-92)(ミカエル・アイラペティアンによるピアノ編)
(抜粋)
15. No. 1. Horurd horin anhasanrskihbn/16.
No. 19. Surb, Surb/17. No. 23a. Amen, Hayr
erknavor/
18. No. 23b. Hoki Astuco/19. No. 9.
Marmin Terunakan/20. No. 27. Hayr mer/
21. No. 28. Ev end hogvo qu/22. No.
29–30a. Miayn surb/23. No. 31a. Ter
vohormya/
24. No. 30c. Amen Hayr Surb/25. No.
31c. Ter vohormya/26. No. 32. Orhnyal e
Astuac
世界初録音 |
録音 2021年5月15日 Allegro Recordings、ロサンジェルス(USA)
19世紀から20世紀にかけて、アルメニア音楽の発展に重要な役割を果たしたマカール・エクマリアン。
彼はリムスキー=コルサコフに作曲を師事したのち、トビリシで教師として後進の指導にあたり数多くの生徒を育てました。
ヨーロッパの伝統的な様式にアルメニア民謡を採り入れた作品は高く評価され、なかでも1892年に完成された彼の最高傑作とされる合唱とピアノ(またはオルガン)のための「パタラグ(聖体儀礼)」は現在でもアルメニアの教会で演奏されています。
このアルバムではアルメニアを代表するピアニスト、ミカエル・アイラペティアンが「パタラグ」を自らピアノ独奏用に編曲、12曲を選び演奏しました。神秘的な雰囲気が漂う静かな祈りの音楽です。
他には1892年に出版された美しい夜想曲や、エクマリアンが愛したアルメニア民謡のアレンジを収録。どことなくエキゾチックな旋律が耳を捉えます。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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SWR CLASSIC
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SWR19530CD
(2CD)
¥2300 →\2090
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ノリントン&シュトゥットガルト放送響、2004年9月ライヴ
ロベルト・シューマン(1810-1856):交響曲全集 |
シュトゥットガルト放送交響楽団
ロジャー・ノリントン(指揮) |
【CD1】
交響曲第1番 変ロ長調 「春」 Op. 38
1. I. Andante un poco maestoso - Allegro
molto vivace/2. II. Larghetto/
3. III. Scherzo: Molto vivace/4. IV.
Allegro animato e grazioso
交響曲第3番 変ホ長調 「ライン」 Op. 97
5. I. Lebhaft/6. II. Scherzo: Sehr
massig/7. III. Nicht schnell/8. IV. Feierlich/9.
V. Lebhaft
ロジャー・ノリントンによる演奏への解説(英語)
10. 交響曲第1番 変ロ長調 Op. 38について(2:35)/11.
交響曲第3番 変ホ長調 Op. 97について(2:43)
【CD2】
交響曲第2番 ハ長調 Op. 61
1. I. Sostenuto assai - Allegro ma
non troppo/2. II. Scherzo: Allegro vivace/
3. III. Adagio espressivo/4. IV. Allegro
molto vivace
交響曲第4番 ニ短調 Op. 120
5. I. Andante con moto - Allegro di
molto/6. II. Romanza: Andante/
7. III. Scherzo: Presto - Largo/8.
IV. Finale: Allegro vivace - Stringendo –
Presto
ロジャー・ノリントンによる演奏への解説(英語)
9. 交響曲第2番 ハ長調Op. 61について(2:30)/10.
交響曲第4番 ニ短調Op. 120について(2:43) |
ロジャー・ノリントンとシュトゥットガルト放送交響楽団による、2004年9月にライヴ収録されたシューマンの交響曲全集。
ノリントンによるシューマンは、ピリオド楽器を使用したロンドン・クラシカル・プレイヤーズとの第3番と第4番(1989)、シュトゥットガルト放送響との第2番(1999)の録音がありますが、1998年にシュトゥットガルト放送響の首席指揮者に就任して5年を経たこの全集では、ノンヴィブラート奏法による弦楽器の美しく明快な響きである、ノリントンの持ち味ともいえる「ピュアトーン」が一層練り上げられ、存分に堪能できます。
また、今回は初出時に倣い、それぞれの交響曲についてのノリントンのレクチャー(英語)がボーナス・トラックとして収録されています。
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<国内盤>
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HELICON CLASSICS(日本独自規格)
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HELSA 001
(2SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥5500
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日本独自企画 限定盤
バーンスタイン&イスラエル・フィルによるマーラー9番
SACDハイブリッドで登場
グスタフ・マーラー:交響曲第9番 ニ長調
Disc 1
1. 第1楽章 アンダンテ・コモド 29:27
2. 第2楽章 のんびりしたレントラー風のテンポで
16:47
Disc 2
1. 第3楽章 ロンド=ブルレスケ 12:07
2. 第4楽章 アダージョ 30:09 |
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
レナード・バーンスタイン(指揮) |
日本独自企画 限定盤。バーンスタインによるマーラー9番、命がけともいえる衝撃的かつ壮絶な演奏がSACDハイブリッドで登場!
録音:1985年8月25日/テルアヴィヴ、マン・オーディトリアム(ライヴ)
マーラーといえばバーンスタインとくるほど貴いもの。
イスラエル・フィルとのマーラー9番は、HEL
029656/ KKC 5220で発売されておりましたが、このたび日本独自企画でSACD
ハイブリッドで発売の運びとなりました。
この演奏は、1985年8月25日にテルアヴィヴで行われたイスラエル・フィルとの共演のライヴ録音。
彼らはこの直後に来日公演を行い、大阪と東京でマーラーの交響曲第9番を披露、稀代の名演として伝説となっています。
それとほぼ同時期ゆえ、幻の日本公演をまざまざと蘇らせてくれる神業を聴かせてくれます。
普通の演奏会とは次元の違う、一期一会的事件の記録と申せましょう。宇野功芳氏も絶賛している衝撃的かつ壮絶な演奏です。
ブックレットには、KKC-5220発売時に掲載の山崎浩太郎氏の演奏に関してのノートと曲目解説にくわえ、今回、宇野功芳氏によるこの演奏の聴きどころについての文章(『KAWADE夢ムック 文藝別冊 バーンスタイン』(河出書房新社、2014年)より)も、一部抜粋して掲載しております。
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12/2(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ALIA VOX
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AVSA 9945
(2SACD HYBRID)
¥5200 →\4790
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2021年5月、サヴァールによる天地創造!
ハイドン:天地創造 |
イェリー・スー(ソプラノ/ガブリエルとエヴァ)
ティルマン・リヒディ(テノール/ウリエル)
マティアス・ヴィンクラー(バリトン/ラファエルとアダム)
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
ル・コンセール・デ・ナシオン(マンフレード・クレーマー/コンサートマスター)
ジョルディ・サヴァール(指揮) |
録音:2021年5月5-7日、カタルーニャ自治州バルセロナ県カルドナ城聖ビチェンス参事会教会/Multi-channel、[CD1]54'18、[CD2]49'00
サヴァールが最初にハイドンの音楽に深く魅力されたのは、音楽院でチェロを学んでいた頃、弦楽四重奏作品を演奏してからのことでした。
特に「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」には強く惹かれたそうで、1990年および2006年にハイドンの「十字架上」を収録します(管弦楽版)。
続いてのハイドン作品としてサヴァールが録音したいと考えていたのが、ハイドン最晩年の傑作である「天地創造」でした。
合唱グループであるラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャが、作品当時の様式で、そして美しいドイツ語で歌うことができるようになってから、と機が熟すのを待っていたサヴァール。
ついに2021年5月に、録音のはこびとなりました。
このハイドンの『天地創造』は、ベートーヴェンの第九以前に、人類にむけて書かれたオラトリオで、これにつづくものに『魔笛』がある、という音楽学者カール・ド・ニの言葉にも深く納得のいく、生きる力とエネルギーがわいてくるような演奏です。
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APARTE
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フランソワ・シャプラン(ピアノ)
ショパン:ワルツ全集 |
フランソワ・シャプラン(ピアノ)
YAMAHA使用 |
(1)華麗なる大ワルツ変ホ長調Op.18/(2)華麗なワルツ変イ長調Op.34の1/(3)華麗なワルツ
イ短調Op.34の2/
(4)華麗なワルツ ヘ長調Op.34の3/(5)第5番変イ長調Op.42/(6)第6番変ニ長調Op.64の1「小犬」/
(7)第7番嬰ハ短調Op.64の2/(8)第8番変イ長調Op.64の3/(9)第9
番変イ長調Op.69の1「別れ」/
(10)第10番ロ短調Op.69の2/(11)第11番変ト長調Op.70の1/(12)第12番ヘ短調Op.70の2/
(13)第13番変ニ長調Op.70の3/(14)第14番ホ短調(遺作)/(15)第15番ホ長調(遺作)/
(16)第16番変イ長調(遺作)/(17)第17番変ホ長調(遺作)/(18)第18番変ホ長調(遺作)/(19)第18番イ短調 |
フランス・ピアニズムによるエレガントなショパンのワルツ
録音:2020年10月/ポワシー劇場/24bit/96kHz、63'00
フランスの中堅フランソワ・シャプランによるショパンのワルツ全集。ペータース版およびパデレフスキ版楽譜使用。
ノクターン全集で高い評価を受けたシャプランのショパン、ワルツも非常に期待できます。
カトリーヌ・コラールとペヌティエに師事したシャプランは軽やかでオシャレなフランス・ピアニズムを持ち味としていますが、まさにワルツにうってつけ。洗練された世界を作り上げています。
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BIS
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BIS SA 2546
(SACD HYBRID)
¥2800
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ベルエポック期フランスの女性作曲家たちの秘歌曲集
「影」
(1)メル・ボニ:祈り/起き上がれ、わが魂*/夢/夕べ/アヴェ・マリア
(2)セシル・シャミナード:ヴィラネル/銀の指輪/美しきニース
(3)アルマンド・ド・ポリニャック:愛の歌/王の庭園/私を見ないで
(4)ジュリエット・フォルヴィユ:夢
(5)ポリーヌ・ヴィアルド:深夜の影/2本のバラ/アイ・リュリ/星*
(6)マルゲリート・ベラクール・ダルクール:谷間の夢想
(7)エレーヌ=フレデリック・ド・ファーユ=ジョザン:春
(8)ガブリーユ・フェラーリ:流浪者の歌
(9)オーギュスタ・オルメス:未開の森の鳥/洗濯女/トリアノンで |
レティシア・グリマルディ(ソプラノ)、アミエル・ブシャケヴィチ(ピアノ)、
タリア・エルダル(チェロ)* |
録音:2019年2月24-26日/エルサレム音楽センター(イスラエル)/69'03"
1900年代初頭、ベルエポック期のパリでは美しい芸術が花開きました。
しかし作曲家としての女性の地位はあいかわらず正当に受け入れられるものではなく、さまざまな困難がありながら見事な歌曲を残しました。
それらはマスネやアーンら人気作曲家の影に隠れてしまってはいるものの、彼女たち独自な創意工夫や感情表現、美しいメロディに驚かされます。
レティシア・グリマルディはフランス生まれのソプラノ。ベルガンサ門下で多くの声楽コンクールに入賞している注目株。
フランス歌曲に定評があり、これらの作品にも絶妙な表現を示しています。
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BONGIOVANNNI
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名テノール・ジャコミーニ追悼盤
&初演100周年記念ライヴ
マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』 |
カテリーナ・イコノモウ(サントゥッツァ)、
ジュゼッペ・ジャコミーニ(トゥリッドゥ)、フェデラ・バルビエーリ(ルチア)、
アレッサンドロ・カッシス(アルフィオ)、パオラ・ロマーノ(ローラ)、
ブルーノ・バルトレッティ(指揮)、トスカーナ管弦楽団 |
名テノール・ジャコミーニ追悼盤『カヴァレリア・ルスティカーナ』初演100周年記念ライヴ!
録音:1990年9月/リヴォルノ、グラン・グアルディア劇場/76'25''
マスカーニの故郷リヴォルノで、『カヴァレリア・ルスティカーナ』初演100周年を記念して行われた公演のライヴ録音です。
2021年7月28日に亡くなった名テノール、ジュゼッペ・ジャコミーニが彼のキャリアの中でも特にはまり役と言える役で参加した公演であることも見逃せません。
コレッリやヴィッカーズの継承者とも評される、力強く豊かで伸びやかな歌声をお聴きください。
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GB 2596
(2CD)
¥4800
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『オルフェオ』に迫真の演奏で取り組んだ1枚
モンテヴェルディ:歌劇『オルフェオ』(全5幕) |
レオナルド・デ・リージ(オルフェオ)、エリカ・アルベリーニ(エウリディーチェ)、
マルタ・ルーク(ムジカ、プロセルピーナ)、ロレンツォ・トージ(カロンテ、プルトーネ)、
ミケラ・マッツァンティ(シルヴィア、スペランツァ)、ジュリア・ジャンニ(ニンファ)、他
フェデリコ・バルダッツィ(指揮)、ラ・ピファレスカ、アンサンブル・サン・フェリーチェ |
多彩な通奏低音と迫真の歌声、オペラの持つ根源的な力で攻めきった快演
録音:2021年6月28日/フィレンツェ、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会/[CD1]40'58''、[CD2]49'39''
オペラ時代の幕開けを高らかに告げた『オルフェオ』に迫真の演奏で取り組んだ1枚。
チェンバロ、オルガン、撥弦楽器、打楽器をふんだんに使った通奏低音群がとても魅力的。
キラキラと舞い上がるサウンドからズシリと重い渾身の一撃まで、実に多彩に奏でます。
歌手陣も力強く迷いのない歌唱を聴かせており、教会の豊饒な残響もあいまって、音楽の持つ根源的な力がぐいぐいと耳に迫ります。
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GB 2594
(2CD)
¥4800
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スマレリアによる知られざるオペラ『シゲトの家臣』
アントニオ・スマレリア(1854-1929):歌劇『シゲトの家臣』(全3幕) |
デニア・マッツォラ・ガヴァッツェーニ(ナヤ)、ジュゼッペ・ヴェネツィアーノ(アンドール)、
フルヴィオ・オッテッリ(ミロス)、ジョルジョ・ヴァレリオ(ロルフ、コンラッド)、
シュザンナ・ハコブヤン(カノニケッサ)、
ダミアーノ・チェルッティ(指揮)、オルケストラ・フィラルモニカ・イタリアーナ |
イタリアの作曲家スマレリアによる知られざるオペラ
録音:2020年11月/[CD1]64'11''、[CD2]33'08''
イタリアのオペラ作曲家アントニオ・スマレリア(1854-1929)の知られざる作品。
1889年10月4日、ウィーン国立歌劇場のシーズン開幕を飾ったオペラで、聴衆の反応も上々でした。
スマレリア本人はワーグナー信者でしたが、半ワーグナー派のハンスリックやブラームスが好意的に評価したという興味深い話が残っています。
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EVIDENCE
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純フランス・ピアニズムによる美しきラヴェル
ラヴェル:
(1)ソナチネ
(2)ハイドンの名によるメヌエット
(3)優雅で感傷的なワルツ
(4)古風なメヌエット
(5)亡き王女のためのパヴァーヌ
(6)クープランの墓 |
クレマン・ルフェーヴル(ピアノ)
YAMAHA使用 |
録音:2021年4月27-30日/アルドロ城エリザベス調劇場(パ・ド・カレー)/24bit,
96kHz、65'00"
クレマン・ルフェーヴルは1990年生まれのフランスのピアニスト。2019年にロン・ティボー国際コンクール入賞し、evidenceレーベルからラモー、クープラン作品集でCDデビューしました。
ソロ第2弾はラヴェル作品集。ラヴェルは印象主義を代表する作曲家ながら、どのフランスの作曲家よりもラモー、クープランのクラヴサン音楽の影響を受けており、ルフェーヴルが選んだのもさもありなんと申せましょう。
彼の演奏は清潔で誠実、正統派フランス・ピアニズムを継承する貴重な若手として目が離せません。
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NOMADMUSIC
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レ・シエクルの首席フルート奏者、マリオン・ラランクール
Bach・Reich
(1)J.S.バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ
イ短調BWV1013
(2)ライヒ:
ナゴヤ・マリンバ(1994)(ラリンクールによる2本のフルート編曲)
(3)J.S.バッハ:
組曲ニ長調(BWV590, 1010, 828, Anh116,
842, 1068からラリンクール編)
(4)ライヒ:
木片の音楽(1973)(ラリンクール編による5人のフルート奏者用)
(5)J.S.バッハ:リュートのためのパルティータBWV997(ラリンクール編)
(6)ライヒ:ヴァーモント・カウターポイント(1982) |
マリオン・ラランクール
(トラヴェルソ、フルート、
アルト・フルート、ピッコロ) |
レ・シエクルの首席フルート奏者、マリオン・ラランクールの才気煥発なソロ・アルバム
録音:2015年11月、2018年12月、2019年6月/シテ・ド・ラ・ミュジーク/74'39"
マリオン・ラランクールはパリ音楽院でソフィー・シェリエに師事したフルート奏者。
ソリストとして活躍するかたわら、フランソワ=グザヴィエ・ロト率いるレ・シエクルの首席奏者を務め、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」やドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」のディスクで彼女の妙技に触れることができます。
このアルバムは大バッハとスティーヴ・ライヒの作品を交互に収めたもので、タイトルはローマ字だと綴りが似ているBach・Reich。
ラランクールによれば1枚のアルバムに一見不釣合いな2人の作曲家をカップリングするのはレ・シエクルのやり方を踏襲したとのこと。
両作曲家の作品には250年の開きがあるものの、あらゆる種類の線を駆使した作曲法で共通したDNA
を持つとしています。ラランクール自身の手による編曲も聴きものです。
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純フランス的センス~若き名手たちによる管楽アンサンブル
(1)リヒャルト・シュトラウス(デイヴィッド・コープ編):
ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずらOp.28
(2)フランセ:恋人たちの時間
(3)同:木管五重奏曲第1番
(4)プーランク:ピアノと木管のための六重奏曲 |
アンサンブル・ウラノス、
ギヨーム・ヴァンサン(ピアノ) |
純フランス的センス。若き名手たちによる管楽アンサンブル
録音:2020年8月/イル・ド・フランス国立管弦楽団会館/65'01"
アンサンブル・ウラノスはパリ音楽院の学生たちにより2014年に結成された木管五重奏団。
ミシンのブランド、シンガー=ポリニャック財団のレジデント・アーチストとなり活動しながら、2017年にリヨン国際室内楽コンクール、2020年カール・ニールセン国際室内楽コンクールでともに最優秀賞を受賞した実力派団体。
今回はリヒャルト・シュトラウス、フランセ、プーランクの華やかで演奏効果に満ちた作品に挑戦。
リヒャルト・シュトラウスの「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」はデイヴィッド・コープの編曲。
アメリカの作曲家兼科学者で、AI による作曲プログラム「エミー」を開発し、「人工知能が音楽を創る」(音楽之友社刊)の著作もある奇才で、どのような編曲か興味津々です。
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NMM 101
(2CD)
¥2800 →\2590
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ジェレミー・ローレル(指揮)&ル・セルクル・ド・ラルモニー
ブラームスの交響曲第1番
マリー・ドゥガンのヴァイオリン協奏曲
ブラームス:
(1)交響曲第1番ハ短調Op.68
(2)ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77 |
ステファニー=マリー・ドゥガン(ヴァイオリン)(2)
ジェレミー・ローレル(指揮)
ル・セルクル・ド・ラルモニー |
録音:2021年4月/エクサン=プロヴァンス大劇場/43'44"、38'39"
ノマド・レーベルからJ.S.バッハのチェンバロ伴奏付ヴァイオリン・ソナタ全集をリリースして注目されたステファニー=マリー・ドゥガン。
パリ音楽院でモダン及びバロック・ヴァイオリンを教え、日本人弟子も多いベテラン。指揮者としてジャン=ギアン・ケラスのアルバム「相棒」にも参加しています。
今回はブラームスの協奏曲に挑戦。たっぷりと歌いこんだ演奏が魅力。バックを務めるのはジェレミー・ローレル指揮ル・セルクル・ド・ラルモニー。
18世紀と19世紀の音楽、特にオペラを得意とし、シャンゼリゼ劇場でのモーツァルトのシリーズは話題となりました。
その組合せよるブラームス。交響曲第1番が若さ溢れる颯爽とした姿で出現。今後目の離せない逸材と申せましょう。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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ALTUS
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ALT 501/2
(2CD)
¥3200 →\2990
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INA 秘蔵音源・クリュイタンス&パリ音楽院ライヴ
ドビュッシー&ラヴェル管弦楽作品集
[Disc1]
ドビュッシー:
(1)3つの夜想曲/(2)カンタータ《選ばれた乙女》
[Disc2]
ラヴェル:
(3)道化師の朝の歌/(4)マ・メール・ロワ/
(5)ラ・ヴァルス
※(1)を除き初CD化 |
ジャニーヌ・ミショー(選ばれた乙女;ソプラノ②)
アニエス・ディスネ(語り手;メゾソプラノ②)
マルセル・ブリクロ(合唱指揮①②)
フランス放送合唱団(女声合唱①②)
アンドレ・クリュイタンス(指揮)
パリ音楽院管弦楽団 |
INA音源・クリュイタンス&パリ音楽院管の至芸、ライヴの熱気がこれまた凄い!《選ばれた乙女》は注目の初音盤化レパートリー
ライヴ録音:1958年9月4日/ブザンソン音楽祭(モノラル)/国内プレス、初CD
化含む、日本語帯・解説・歌詞対訳付
INA(フランス国立視聴覚研究所)所有音源をライセンスし、ALTUS
入魂のマスタリングでCD 化。クリュイタンスとパリ音楽院による1
日のコンサートを収録。
ドビュッシーの2 曲はクリュイタンスにとって正規録音がなく、特に《選ばれた乙女》はレパートリーとしても初音盤化と思われる貴重音源!
ラヴェルの作品も既発演奏との聴き比べが興味津々です。楽器毎の色彩が濃厚でライヴならではの強烈な盛り上がりもあり、ミュンシュを彷彿とさせる瞬間も。モノラルながら丹念なマスタリングでこの時代の響きをたっぷりと楽しめる音質に仕上げました。
ソプラノのジャニーヌ・ミショーはパリ音楽院で学んだフランス音楽のスペシャリスト。
《選ばれた乙女》は彼女の得意曲のひとつで、楽曲の勘所を見事に押さえた美しい歌唱が聴けます。
「語り手」と「選ばれた乙女」の二役(と女声合唱)が登場する作品ですが、一人でも歌えるスコアになっており、独唱部分はすべてミショーが歌っています。
〈「ラ・ヴァルス」はいかにもライヴらしい、覇気の感じられる演奏だ。弦楽器、管楽器を問わず独特な音色も楽しいし、最後の激しい加速もいかにも一発勝負的である。
クリュイタンスは日本公演のベルリオーズの幻想交響曲でも、オーケストラが崩壊寸前になるまでオーケストラをあおっていたのを思い起こさせる。〉~平林直哉氏の解説より
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ALT 508/9
(2CD)
¥3200 →\2990
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INA 秘蔵音源完全初出
バーンスタイン&フランス国立管ライヴ
シューマン2番&ショスタコーヴィチ5番
[Disc1]
ベルリオーズ:《ローマの謝肉祭》序曲
作品9
シューマン:交響曲第2番 ハ長調 作品61
[Disc2]
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調
作品47 |
レナード・バーンスタイン(指揮)
フランス国立放送管弦楽団 |
秘蔵音源完全初出!
バーンスタイン十八番レパートリー重厚プログラム、聴衆大喝采の圧倒的パリ・ライヴ、ステレオ録音!
ライヴ録音:1966年11月30日/パリ、シャンゼリゼ劇場(ステレオ)/国内プレス、初CD
化、日本語帯・解説付
INA(フランス国立視聴覚研究所)所有音源をライセンスしてALTUS
入魂のマスタリングでCD 化。
シューマン2番にショスタコ5番というバーンスタインの一番熱いところを凝集した名プログラムで完全初出、しかもステレオ録音というインパクト大のリリースです!
オーケストラにとってはミュンシュ最後の来日公演からわずか1ヶ月後の演奏会。
バーンスタインはニューヨーク・フィル音楽監督時代にして同年にウィーン国立歌劇場デビューを果たしており、ヨーロッパでの存在感がまさに大きくなっていた頃。
この時この組み合わせが生んだ演奏はフランス流の音色を保ちつつもたいへんに白熱していて気合十分、強靭なドライヴ感で手に汗握る音楽が展開されます。聴衆の大喝采も頷ける大名演!
〈随所に彼が指揮台を踏み鳴らす音が収録されていて、ライブ録音のスリル満点。
曲全体は圧倒的なスピード感をもって邁進していく〉〈オーケストラはバーンスタインに容赦なく統御されているらしく、メロディーラインを歌いながらオーケストラをドライブする様子がはっきりと記録されていて、白熱した演奏会の様子が手にとるようにわかる。〉~白柳龍一氏の解説より
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ATS
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ATS936/937-2
(2CD)
¥2500 →\2290
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ワルター、アメリカ脱出直前の歴史的名盤が
最新技術により再生、復刻そしてUHQCD化 |
ワルター指揮
ウィーンフィル |
マーラー:
交響曲「大地の歌」[8:22][8:30][3:04][6:22][4:10][26:40](U.S.盤)、
私はこの世に忘れられ(リュッケルト歌曲集より)[5:53](U.S.盤)
1936年5月24日ウィーン・ムジークフェラインザール・、ライヴ
独唱:ケルステン・トルボルク(コントラルト)、チャールズ・クルマン(テノール)
マーラー:
交響曲第9番[24:46][15:37][11:09][18:33](U.K盤)
1938年1月16日ウィーン・ムジークフェラインザール・、ライヴ、
交響曲第5番「アダージェット」[7:57](U.K盤)
1938年1月15日ウィーン・ムジークフェラインザール・スタジオ録音 |
ワルター、アメリカ脱出直前の歴史的名盤が最新技術により再生、復刻そしてUHQCD化されました。
作曲者最晩年の生への執着に他ならない楽想、そしてヨーロッパの危機的状況に直面していながら、ワルターとウィーンフィルは甘美で夢見るような蠱惑的な美音を追及して、聴き手に迫ります。
「大地の歌」は激しく目覚しい演奏です。ワルターは唸り、足音を鳴らしてオーケストラを鼓舞します。
歌唱陣も現代では評判の悪い2名ですが、トルボルクの雰囲気たっぷりの歌。トルボルクはメンゲルベルクが「大地の歌」を指揮する際にも招かれ(実際はメンゲルベルクは病気で代役としてシューリヒト!が指揮)、ロジンスキーの「大地の歌」にも登場。正にスペシャリストです。
そしてクルマンの流麗な歌唱にはもっと高評価が与えられてしかるべきでしょう。52年のウィーン盤のパツァークも軽めのテノールでしたのでワルターが「大地の歌」のテノールにはこういう声を求めていたに違いありません。第9番は鮮血の迸るような恐ろしい演奏。そして「アダージェット」の陶酔的絶唱には言葉もありません。
再生・復刻エンジニアのAkira A Fukushimaより。当復刻には悩みました。
これらの曲には既にOPUS蔵盤という決定版があるのに復活させる必要があるかという疑問です。しかし、今回は第9番に英国盤が見つかり、サーフェイス・ノイズは強いものの音に力があるために敢えて挑戦しました。
一切のノイズフィルターを用いず、一つ一つのノイズを取り除き、イコライジングも最低限度に留めました。
特筆すべきはこの時代の録音にしっかり楽友協会の雰囲気と残響が収録されていることです。
正にライヴ録音の醍醐味が80年前に提供されていたことに感激も新たでした。
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URANIA RECORDS
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WS121391
(2CD)
【旧譜】
特別価格 ¥2500
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チャイコフスキー:後期交響曲集
交響曲第4番ヘ短調 Op.36
交響曲第5番ホ短調 Op.64
交響曲第6番ロ短調 Op.74《悲愴》
幻想序曲《ロメオとジュリエット》 |
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ラファエル・クーベリック(指揮) |
クーベリック&VPOのチャイコ後期交響曲集!
1961年にバイエルン放送交響楽団の首席指揮者に就任する1年前、ラファエル・クーベリックが1960年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して録音を行ったチャイコフスキーの後期交響曲集。
ウィーン・フィルの壮大かつ豪快とも言えるチャイコフスキーは、ウィーンの名門との貴重な録音の1つ、そして後のクーベリックのバイエルンでの黄金時代を暗示しているかのような堂々たる演奏として高く評価され続けています。
※録音:1960年&1955年(ロメオとジュリエット)
※STEREO録音/ADD
※リマスタリング:ノエミ・マンゾーニ&ウラニア・レコーズ
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WS121388
(2CD)
【旧譜】
特別価格
¥2500
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ラファエル・クーベリック、バイエルン放送交響楽団、シェーンベルクとヤナーチェクの「声楽付き」の大作をカップリング! |
・シェーンベルク:グレの歌
ヘルベルト・シャハトシュナイダー(テノール/ワルデマール)、インゲ・ボルク(ソプラノ/トーヴェ)、
ヘルタ・テッパー(メッゾ・ソプラノ/山鳩)、キート・エンゲン(バリトン/農夫)、
ローレンツ・フェーエンベルガー(テノール/道化師のクラウス)、ハンス・ヘルベルト・フィードラー(語り)、
バイエルン放送合唱団、バイエルン放送交響楽団、ラファエル・クーベリック(指揮)
※録音:1965年3月、ミュンヘン(ドイツ)
・ヤナーチェク:グラゴル・ミサ
イヴリン・リアー(ソプラノ)、ヒルデ・レッスル=マイダン(アルト)、
エルンスト・ヘフリガー(テノール)、フランツ・クラス(バス)、
バイエルン放送合唱団、バイエルン放送交響楽団、ラファエル・クーベリック(指揮)
録音:1964年、ミュンヘン(ドイツ) |
ラファエル・クーベリックが1961年に就任したバイエルン放送交響楽団を率いて録音したシェーンベルクとヤナーチェクの「声楽付き」の大作をカップリング!
特にシェーンベルク初期の大作「グレの歌」は当時では録音が非常に珍しかったこともあり、レコーディングを行ったドイツ・グラモフォンのクーベリック、バイエルン放送交響楽団への期待度の高さの表れであったと言えるでしょう。
「グレの歌」、「グラゴル・ミサ」の両作品とも指揮者、オーケストラのコンビネーションはもちろんのころ、超一流の歌手陣の歌声も特筆ものです。
※STEREO録音/ADD
※リマスタリング:ノエミ・マンゾーニ&ウラニア・レコーズ
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WS121387
(2CD)
【旧譜】
特別価格
¥2500
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リヒテル ~ モーツァルト:ピアノ協奏曲集 |
・ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271《ジュノム》
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、フランス国立放送管弦楽団、ロリン・マゼール(指揮)
録音:1966年7月3日
・ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、ソヴィエト国立交響楽団、カルル・エリアスベルク(指揮)
録音:1950年
・ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482
・ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、イギリス室内管弦楽団、ベンジャミン・ブリテン
録音:1967年6月13日&1965年6月16日 |
リヒテルが1950年から67年にかけて録音を行ったモーツァルトのピアノ協奏曲4曲を収録。
「第9番《ジュノム》」ではマゼールとフランス国立放送管弦楽団、「第20番」ではエリアスベルクとソヴィエト国立交響楽団、「第22番」と「第27番」ではブリテンとイギリス室内管弦楽団との共演であり、フランス、ロシア(旧ソ連)、イギリスそれぞれのオーケストラとのコンビを楽しめるという興味深い組み合わせとなっています。
※STEREO録音/ADD
※リマスタリング:ノエミ・マンゾーニ&ウラニア・レコーズ
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WS121394
(2CD)
【旧譜】
特別価格
¥2500
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ガヴァッツェーニが指揮する「リゴレット」
ヴェルディ:歌劇《リゴレット》 |
エットーレ・バスティアニーニ(バリトン/リゴレット)、アルフレード・クラウス(テノール/マントヴァ公)、
レナータ・スコット(ソプラノ/ジルダ)、フィオレンツァ・コッソット(メゾ・ソプラノ/マッダレーナ)、
イヴォ・ヴィンコ(バス/スパラフチーレ)、シルヴィオ・マイオニカ(バス/モンテローネ伯爵)、
エンツォ・グァグニ(テノール/マッテオ・ボルサ)、
クララ・フォティ(メゾ・ソプラノ/チェプラーノ伯爵夫人)、
ジュゼッペ・モレーシ(バリトン/チェプラーノ伯爵)、ヴィルグリオ・カルボナーリ(バリトン/マルッロ)、
フィレンツェ五月祭管弦楽団&合唱団、ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮) |
CD初期の時代にはイタリアのリコルディ社から発売されていたガヴァッツェーニが指揮する「リゴレット」は、名バリトン、エットーレ・バスティアニーニがタイトルロールを演じ、レナータ・スコットやアルフレード・クラウスといった世界的歌手たちが名を連ねた同曲屈指の名盤の1つ。
バスティアニーニのヴェルディ・バリトンとしての面目躍如たる1960年の録音が、ウラニア・レコーズのデジタル・リマスタリングで蘇りました。
※録音:1960年
※リマスタリング:ノエミ・マンゾーニ&ウラニア・レコーズ
※当タイトルは既にレーベル在庫僅少となっております(代理店)
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<メジャー・レーベル>
ERATO
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9029654625
(21CD)
\9400 |
フレデリック・ロデオン/エラート&EMI録音全集
CD1
R.シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.119
フレデリック・ロデオン(チェロ)
ダリア・オヴォラ(ピアノ)
録音:1973年11月30日、12月3日 パリ、ノートルダム・デュ・リバン教会
New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from
original tapes by Art & Son Studio, Annecy
初CD化
CD2
ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob.VIIb:2,
Op.101
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb:1
フレデリック・ロデオン(チェロ)
ボーンマス・シンフォニエッタ
テオドール・グシュルバウアー(指揮)
録音:1974年2月17,18日 サウサンプトン、キリスト教会
CD3
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第1番変ロ長調
Op.45
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番ニ長調
Op.58
フレデリック・ロデオン(チェロ)
ダリア・オヴォラ(ピアノ)
録音:1975年7月9,10日 パリ、ノートルダム・デュ・リバン教会
New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from
original tapes by Art & Son Studio, Annecy
初CD化
CD4
ボッケリーニ:チェロ協奏曲第9番変ロ長調
G.482
ボッケリーニ:チェロ協奏曲第10番ニ長調
G.483
フレデリック・ロデオン(チェロ)
ボーンマス・シンフォニエッタ
テオドール・グシュルバウアー(指揮)
録音:1976年1月11,12日 サウサンプトン、キリスト教会
CD5
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調
Op.49
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第2番ハ短調
Op.66
フレデリック・ロデオン(チェロ)
ピエール・アモイヤル(ヴァイオリン)
アンヌ・ケフェレック(ピアノ)
録音:1976年5月1,2日 パリ、Salle Adyar
CD6
シューマン:幻想小曲集 Op.73
シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調
Op.70
シューマン:民謡風の5つの小品 Op.102
シューマン:子供の情景 Op.15~トロイメライ(チェロとピアノ版)
フレデリック・ロデオン(チェロ)
ダリア・オヴォラ(ピアノ)
録音:1977年3月28,29日、クレテイユ(1-4)
New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from
original tapes by Art & Son Studio, Annecy
初CD化
ブラームス:クラリネット三重奏曲イ短調
Op.114
フレデリック・ロデオン(チェロ)
ミシェル・ポルタル(クラリネット)
ミシェル・ダルベルト(ピアノ)
録音:1978年2月10-14日、グリジー=スイヌ
CD7
フォーレ:
チェロ・ソナタ第1番ニ短調 Op.109
チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.117
シシリエンヌ ト短調 Op.78
エレジー ハ短調 Op.24
ロマンス イ長調 Op.69
蝶々 イ長調 Op.77
セレナード ロ短調 Op.98
フレデリック・ロデオン(チェロ)
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)
録音:1977年4月、11月 パリ、サル・ワグラム
CD9
ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調 Op.56
フレデリック・ロデオン(チェロ)
アンヌ・ケフェレック(ピアノ)
ピエール・アモイヤル(ヴァイオリン)
モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
アルミン・ジョルダン(指揮)
録音:1978年5月11,12日 モンテカルロ、サル・ガルニエ
ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調 M.67
オーリック:心象の産物 II
フレデリック・ロデオン(チェロ)
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン:ラヴェル)
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)
録音:1980年3月、1978年3月 パリ、サル・ワグラム
CD10
シューマン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.63
シューマン:ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調 Op.80
フレデリック・ロデオン(チェロ)
ジャン・ムイエール(ヴァイオリン)
ジャン・ユボー(ピアノ)
録音:1978年11月13-17日 パリ、Cite Universitaire,
Paris
CD11
シューマン:ピアノ三重奏曲第3番ト短調 Op.110
シューマン:幻想小曲集 Op.88
フレデリック・ロデオン(チェロ)
ジャン・ムイエール(ヴァイオリン)
ジャン・ユボー(ピアノ)
録音:1978年11月13-17日 パリ、Cite Universitaire,
Paris
シューマン:チェロ協奏曲イ短調 Op.129
フレデリック・ロデオン(チェロ)
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
テオドール・グシュルバウアー(指揮)
録音:1983年2月11日 パリ、ラジオ・フランス・スタジオ104
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CD12
ラロ: チェロ協奏曲ニ短調
カプレ: チェロと管弦楽のためのエチオピア狂詩曲『エピファーニ』
フレデリック・ロデオン(チェロ)
フィルハーモニア管弦楽団
シャルル・デュトワ(指揮)
録音:1980年4月8,9日 ロンドン、ブレント・タウン・ホール
ダンディ:ピアノ、フルート、チェロと弦楽のための協奏曲ロ短調
Op.89
フレデリック・ロデオン(チェロ)
ジャン=ピエール・ランパル(フルート)
フランソワ=ルネ・デュシャーブル(ピアノ)
パイヤール室内管弦楽団
ジャン=フランソワ・パイヤール(指揮)
録音:1981年1月、4月 パリ、フランス国立音響音楽研究所
CD13
ボッケリーニ:チェロ・ソナタ第3番ト長調
G.480
ボッケリーニ:チェロ・ソナタ第2番ニ長調
G.479
フレデリック・ロデオン(チェロ)
ローザンヌ室内管弦楽団
アルミン・ジョルダン(指揮)
録音:1980年4月 スイス、クリシエ
CD14
ショパン:マイアベーアの歌劇『悪魔のロベール』の主題による協奏的大二重奏曲
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op.65
ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調
Op.3
フレデリック・ロデオン(チェロ)
フランソワ=ルネ・デュシャーブル(ピアノ)
録音:1981年3月18-20日 パリ、フランス国立音響音楽研究所
CD15
シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調
Op.100, D.929
フレデリック・ロデオン(チェロ)
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)
録音:1982年1月13,14日 パリ、サル・ワグラム
CD16
ヴィヴァルディ:
チェロ協奏曲イ短調 RV.420
チェロ協奏曲ハ長調 RV.400
チェロ協奏曲ロ短調 RV.424
チェロ協奏曲ト長調 RV.413
チェロ協奏曲ハ短調 RV.401
フレデリック・ロデオン(チェロ)
パイヤール室内管弦楽団
ジャン=フランソワ・パイヤール(指揮)
録音:1981年4月16,17日 パリ、フランス国立音響音楽研究所
CD17
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調
D.821
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調
Op.40
フレデリック・ロデオン(チェロ)
ダリア・オヴォラ(ピアノ)
録音:1982年4月1,2日 パリ、Cite Universitaire,
Paris
New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from
original tapes by Art & Son Studio, Annecy
初CD化
CD18
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調
Op.50『偉大な芸術家の思い出に』
フレデリック・ロデオン(チェロ)
パスカル・ロジェ(ピアノ)
ピエール・アモイヤル(ヴァイオリン)
録音:1982年1月4,5日 パリ、フランス国立音響音楽研究所
CD19
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調
Op.33
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
Op.33
フォーレ:エレジー ハ短調 Op.24
フレデリック・ロデオン(チェロ)
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
アルミン・ジョルダン(指揮)
録音:1982年7月9,10日 モンテカルロ、Palais
des Congres
New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from
original tapes by Art & Son Studio, Annecy
初CD化
CD20
ジャン=ルイ・デュポール:
チェロ協奏曲第1番イ長調
チェロ協奏曲第5番ニ長調
フレデリック・ロデオン(チェロ)
パリ室内管弦楽団
ジャン=ピエール・ヴァレーズ(指揮)
録音:1982年12月21,22日 パリ、ノートルダム・デュ・リバン教会
New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from
original tapes by Art & Son Studio, Annecy
初CD化(Tr2を除く)
2台のチェロのための二重奏曲第2番ニ長調
2台のチェロのための二重奏曲第3番ト長調
フレデリック・ロデオン(チェロ)
グザヴィエ・ガニュパン(チェロ)
録音:1985年1月3日 パリ、Eglise Saint-Jean-Baptiste
de Grenelle
New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from
original tapes by Art & Son Studio, Annecy
初CD化(Tr9を除く)
CD21
シューベルト:
ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調 Op.99, D.928
ピアノ三重奏曲 変ロ長調 D.28
ピアノ三重奏曲 変ホ長調『ノットゥルノ』
D.897
フレデリック・ロデオン(チェロ)
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
録音:1986年1月6-8日、5月20日 パリ、Salle
Adyar |
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名チェリストで、現在はフランスの名パーソナリティと活躍するフレデリック・ロデオンの70歳記念として、エラート&旧EMI録音全集を発売。
今日、フレデリック・ロデオン[1952-]は、フランスではメディアのパーソナリティとして最もよく知られています。その教養とユーモアのセンスは、クラシック音楽の知識をより多くの聴衆に広めるためにフランスのラジオとテレビで多くのことを行ってきました。
ロデオンは、マルティニーク出身の家族でパリに1952年に生まれました。父親が務めるフランス北部のサントメール音楽学校で、アルベール・テタールにチェロを学び始めました。彼は非常に才能があることを証明し、その後パリ音楽院に入学、アンドレ・ナヴァラとジャン・ユボーに師事し、チェロ(1969年、審査員全員一致)と室内楽(1970年)でプルミエ・プリを受賞しました。20歳のとき、ロデオンはモーリス・マレシャル賞を受賞し、フランスのテレビで有名な番組であるル・グラン・エシキエでデビューしました。モーリス・ジャンドロンに代わって、イェフディ(ユーディ)&ヘプシバ・メニューインと共演。その演奏は絶賛を博し、国際的なキャリアをスタートさせ、ダリア・オヴォラ、ジャン=フィリップ・コラール、オーギュスタン・デュメイ、ピエール・アモイヤルらと共演し録音を行いました。1977年の第1回ロストロポーヴィチ・チェロ・コンクールで優勝。1990年以降は指揮者としても活動を始め、リヨン国立管弦楽団、トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団、ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団等に客演を重ねました。
1992年以降、彼はフランスの公共テレビ局やラジオ局でプライムタイムの音楽番組、特に彼の主力番組である「カルフール・ドゥ・ロデオン」のプロデューサー兼プレゼンターを務め、彼の文化的で鋭い機知、そしてユーモアのセンスは、幅広い聴衆にアピールしました。1999年からはラジオ・フランスのコンサート番組のプロデューサー兼プレゼンターを任されるようになり、ほぼ30年間、フランスでのクラシック音楽の普及において中心的な役割を果たしました。
アンドレ・ナヴァラやロストロポーヴィチから学んだ影響は、何よりもまず、驚異的なテクニック、洗練された音楽性、そして衝動的な気質に恵まれたチェロ奏者の1人です。これらのチェロのための多くの協奏曲と室内楽をカバーした、1973年から1986年にかけてのエラートと旧EMIのための録音は、初CD化を含む、彼の華やかなスタイルへの賛辞ともいえます。
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12/1(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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BMC
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アダム・フィッシャーの旧譜名盤
レーベルの代理店移行に伴い再紹介 |
BMCCD141
【旧譜】
¥2500 →\2290
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コダーイ:管弦楽曲集
《ハーリ・ヤーノシュ》組曲
夏の夕べ
ハンガリー民謡《孔雀》による変奏曲 |
ハンガリー放送交響楽団
アダム・フィッシャー(指揮) |
ハンガリーの敏腕指揮者、アダム・フィッシャーのコダーイ!
☆アダム・フィッシャーの名盤!
☆「ハーリ・ヤーノシュ」&「孔雀」!
ハンガリーが誇る敏腕指揮者ファミリー、フィッシャー兄弟の兄アダム・フィッシャーと2006年から首席指揮者を務めているハンガリー放送交響楽団によるコダーイの管弦楽作品集です。
《ハーリ・ヤーノシュ》組曲では、派手さを感じさせるような煌びやかなものではなく、民謡調を意識するかのような情緒豊かな演奏に仕上げられており、さすが自国のアーティストの演奏と思わせるものとなっています。
※録音:2007年5月(ハンガリー)
ハンガリーの名指揮者アダム・フィッシャー。「ハーリ・ヤーノシュ」と「くじゃく変奏曲」は、ハンガリー国立交響楽団との1989年録音(NIMBUS)以来の18年ぶりの再録音となる。
ハンガリー放送交響楽団は録音の際ブダペスト交響楽団を名乗っていたが、今回は本名でのリリースとなる。
ローカルな味わいと洗練が入り混じった魅力的な演奏。
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BMCCD144
【旧譜】
¥2500 →\2290
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コダーイ:合唱曲集
聖グレゴリオの日、King Ladislaus'men、
Whitsuntide、Ode to Franz Liszt、
Te Deum of Sandor Sik、、
イエスと商人老人たち、
トランシルヴァニアの哀歌、マトラの風景 |
MR児童合唱団
MR合唱団
アダム・フィッシャー(指揮) |
児童合唱団のために作品を作ったことから音楽教育に興味を持ち、そのためにたくさんの合唱曲を残したコダーイ。子供たちに音楽を教える時には、まず歌うことを教えることから始めたといわれています。
それだけ力を入れていた合唱作品だけに美しい響きの名曲ばかりです。
指揮はハンガリーが誇る敏腕指揮者ファミリー、フィッシャー兄弟の兄アダム・フィッシャーです。
※録音:2008年2月13-16日(ハンガリー)
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C’AVI-MUSIC
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レーベルの代理店移行に伴い再紹介 |
8553300
【旧譜】
¥2600
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フックス&ブラームス:ピアノ五重奏曲集
フックス:クラリネット五重奏曲
ブラームス:クラリネット五重奏曲 |
セバスティアン・マンツ(クラリネット)
デンマーク弦楽四重奏団 |
ARDミュンヘン国際音楽コンクール優勝!セバスティアン・マンツのブラームス!
1986年ドイツのハノーファーに生まれたクラリネットのセバスティアン・マンツは、40年間該当者が出なかったARDミュンヘン国際音楽コンクールのクラリネット部門で2008年に見事第1位を獲得するというセンセーショナルな成功を収めました。デンマーク弦楽四重奏団は、15、16歳の頃にサマーキャンプで出会った若い音楽家たちが集い2002年に結成されました。
クラリネット五重奏曲の中でも特に名曲とされるブラームスの作品では、クラリネットのセバスティアン・マンツの技巧はもちろんのこと、それを柔らかな音色で支えるデンマーク弦楽四重奏団の演奏が相まって、非常にロマンティックなものになっています。
※録音:2013年4月&5月、ミュンヘン(ドイツ)
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8553308
【旧譜】
¥2600
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ラモー&リゲティ:ピアノ作品集
ラモー:新クラヴサン曲集より抜粋(1726/27)
リゲティ:ムジカ・リチェルカータ(1951-1953)
ラモー:コンセールの5曲の小品より抜粋(1741)、フランス王子の妃(1747) |
キャシー・クリエ(ピアノ) |
2015/2016シーズンのECHO(ヨーロッパ・コンサート・ホール協会)ライジングスターに選出されたルクセンブルク出身のキャシー・クリエは、ラモー、シューベルト、ラヴェル、ベルクの作品や、ドイツの現代作曲家ヴォルフガング・リームが彼女のために作曲した作品など、古典と現代を組み合わせたプログラムで高い評価を得ている気鋭のピアニスト。
今回のラモーとリゲティの組み合わせはまさに彼女が得意としているプログラムとなっています。
※録音:2013年11月&12月、ケルン(ドイツ)
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8553307
【旧譜】
¥2600
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カール・レーヴェ:歌曲とバラード集
Edward Op.1-1、死の舞踏 Op44、曾祖父の仲間たち
Op.56-3、
さすらい人の夜の歌 Op.9 Heft1,No.3、
さすらい人の夜の歌 Op.9 Heft1,No.4、魔法使いの弟子
Op.20-2、
詩人トム Op.135、時計 Op.123-3、オーディン、
海を行く Op.118、魔王 Op.1-3、オールフ殿
Op2-2、
Geisterleben Op.9 Heft1 No.4、アーチボルド・ダグラス |
ローマン・トレケル(テノール)
ダニエル・ハイデ(ピアノ) |
現代を代表するバリトン歌手の一人ローマン・トレケルによるカール・レーヴェ(1796-1869)の歌曲とバラード集です。
トレケルは、ベルリン国立歌劇場のソリストとして活躍し、世界中の歌劇場やバイロイト音楽祭などにも登場しています。
彼にとってレーヴェは過去にもCPOレーベルに録音を残すなど、思い入れの強い作曲家であり力を入れているレパートリーのひとつでもあります。
※録音:2013年7月、ベルリン(ドイツ)
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8553298
【旧譜】
¥2600
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バルトーク&クルターグ&リゲティ:弦楽四重奏曲集
バルトーク:弦楽四重奏曲第4番 Sz91
クルターグ:弦楽四重奏曲Op.1
リゲティ:弦楽四重奏曲第1番 |
アルミーダ弦楽四重奏団 |
アルミーダ弦楽四重奏団による、20世紀のハンガリー系作曲家作品集!
「弦楽四重奏の父」であるハイドンのオペラにちなんで名付けられ2006年にベルリンで設立されたアルミーダ弦楽四重奏団。
そのアルミーダ弦楽四重奏団は2012年にミュンヘンの国際ARDコンクールで1等賞と聴衆賞更に6つの賞を受賞しカルテットとしての華々しいキャリアをスタートさせました。
2014年~2016年にはBBCの「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれています。その高い評価を受けた技術力で、ハンガリーをルーツに持ち20世紀に活躍した3人の作曲家による難曲を見事な演奏で聴かせます。
※録音:2013年4月、ベルリン(ドイツ)
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8553303
【旧譜】
¥2600
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プロコフィエフ:ピアノ作品集
10の小品 Op.12
ピアノ・ソナタ第4番 ハ短調 Op.29
風刺 Op.17
3つの小品 p.96
シェエラザード幻想曲 |
エフゲニア・ルビノヴァ(ピアノ) |
1977年ウズベキスタン出身のピアニスト、エフゲニア・ルビノヴァによるプロコフィエフの作品集。エフゲニア・ルビノヴァは、2003年に開催されたリーズ国際ピアノ・コンクールで第2位を獲得しています。
その後は、ウラディーミル・ユロフスキ指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団をはじめとして、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン放送交響楽団と共演するなど、ヨーロッパを中心として活動しています。
※録音:2012年12月、フランクフルト(ドイツ)
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8553302
【旧譜】
¥2600
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プロメテウス
シューベルト:
ドナウ河の上で D.533、死と乙女 D.531、死に寄せて
D.518、
人間の限界 D.716、プロメテウス D.674
ヴォルフ:
私はしばしば思う、この世に生を享けたものはすべて滅びる、
わが魂は深く感ずる
シューベルト:
冥府への旅 D.526、勝利 D.805、夕映え
D.627、
ヘリオポリスⅡ D.754、冥府から来た群れ
D.583、さすらい人 D.489
R.シュトラウス:谷間 Op.51-1、孤独な男
Op.51-2、夜更けの小舟で Op.56-3 |
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(バス)
ゲロルト・フーバー(ピアノ) |
1962年ドイツ生まれのフランツ=ヨゼフ・ゼーリヒは、ウィーン国立歌劇場やスカラ座、そしてメトロポリタン歌劇場など世界の主要な歌劇場で活動しています。
世界で認められるその声で歌われるシューベルトは、暖かみのある豊かな声が大きな魅力となっています。
※録音:2012年12月&2013年3月、シュトゥットガルト(ドイツ)
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DA VINCI CLASSICS
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ベートーヴェンの想い出
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ変ロ長調 ANH.4、
セレナーデ ニ長調 Op.8(テオバルト・ベーム編)
ジュゼッペ・ガリボルディ(1833-1905):ベートーヴェンの主題による変奏曲
ラッファエーレ・ガッリ(1824-1889):ベートーヴェンの想い出
Op.340
フランツ・ドップラー(1821-1883):
ベートーヴェンのモチーフによる幻想曲
Op.43 |
ラッファエーレ・トレヴィサーニ(フルート)
パオラ・ジラルディ(ピアノ) |
楽聖ベートーヴェンに敬意を表して作曲されたフルート作品集!
イタリアのフルート界における国際レベルの名手の1人、ラッファエーレ・トレヴィサーニの新たなプロジェクトは、ベートーヴェンが大きなテーマであり、フルートに捧げられた素晴らしい作品を書いた作曲家たちに焦点を当てています。
ベートーヴェンのオリジナルのソナタを中心として、テオバルト・ベームの編曲作品、ガッリ、ガリボルディ、ドップラーなどの作曲家がベートーヴェンに敬意を表して作曲した作品を収めています。
ラッファエーレ・トレヴィサーニは、クラウディオ・アバドやリッカルド・ムーティの下、ミラノ・スカラ座管弦楽団で、またイ・ソリスティ・デル・ヴェントなどのメンバーとして活躍したイタリア屈指のフルーティストの1人。
現在はミラノ市立クラウディオ・アバド音楽院のフルート科教授を務め、世界各地のコンクールに審査員として招かれるなど、さらに精力的な活動を展開しています。
※録音:録音:2021年10月、サン・マルティーノ教会(パラッツォ・ピニャーノ、クレモナ、イタリア)
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19世紀のポリフォニックなピアノ作品集
リスト:前奏曲とフーガ ~
J.S.バッハのBWV.545による、ジュネーヴの教会の詩篇
S.156-6
シューマン:装飾されたコラール Op.68-42
リスト:パレストリーナによるミゼレーレ
S.173-8
フランク:前奏曲、コラールとフーガ FWV.21
グノー:6つの前奏曲とフーガ CG.587
ブゾーニ:J.S.バッハによる幻想曲 |
アレッサンドロ・メルカンド
(ピアノ/YAMAHA CFX) |
トリノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院を満点で卒業したピアニスト、アレッサンドロ・メルカンドのデビュー・レコーディングとなるプロジェクト「19世紀のポリフォニックなピアノ作品集」は未来への意思表示とう意味合いも併せ持ったプログラム。
19世紀の音楽全体に浸透している対位法とJ.S.バッハを共通点とする作品を選んだメルカンド。
リストのオリジナル・トランスクリプションから始まり、フランクの「前奏曲、コラールとフーガ」などのバッハに影響を受けた傑作を経て、ブゾーニの「バッハに捧げるファンタジア」に至るプログラムで、メルカンドは万華鏡のような対位法で構成されたヨーロッパの世界を描いています。
※録音:ヴィラ・ボッシ(ボーディオ・ロンナーゴ、イタリア)
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C00464
(2CD)
特別価格
¥3600
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ジュリオ・レゴンディ(c.1822-1872):無伴奏ギターのための作品全集
ロンド・カプリース Op.20/アルバムの綴り/
ベッリーニの歌劇《カプレーティとモンテッキ》によるエア・ヴァリエ/
夜想曲 Op.19/エア・ヴァリエ第1番 Op.21/
エア・ヴァリエ第2番 Op.22/序奏とカプリース
Op.23/
ドン・ジョヴァンニのソロ/練習曲第1番~第10番 |
フェデリカ・カンタ(ギター) |
19世紀半ばの音楽界で重要な人物の1人であり、当時のヨーロッパ中で活躍し、この楽器の歴史にとって重要な役割を果たした作曲家であるジュリオ・レゴンディのギター音楽の全てを録音するプロジェクトで、イタリアの若きギタリストがデビューを果たしました。
サロンや会議(そしてしばしば衝突)が日常的であった当時のヨーロッパ文化の巨大な活力の一場面を知ることができるという点でも興味深いプログラムと言えるでしょう。
1991年ミラノ出身の女流ギタリスト、フェデリカ・カンタはこの当時のヨーロッパ世界をレゴンディの音楽を通じて完璧に再現することに成功しています。
※録音:2021年1月-5月、コルシコ(イタリア)
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フルエンド ~ 4手ピアノ連弾のための新しい音楽
ロベルト・ギラルドゥッチ:メタモルフォ―ジス
ステファノ・ナンニ:秋の狂詩曲
ジャコモ・リッジ:リンクの再生
(全曲世界初録音) |
デュオ・ヌアージュ
〔クリスティーナ・ドンニーニ&
シッラ・レンツィ(4手ピアノ連弾)〕 |
クリスティーナ・ドンニーニとシッラ・レンツィの4手ピアノ・アンサンブル、デュオ・ヌアージュが提案する「フルエンド」と名付けられたプログラムは、まさにハーモニーや音色が絶え間なく流れていくというコンセプトに基づいています。
ギラルドゥッチ、ナンニ、そしてリッジの3人の作品は全て世界初録音であり、「4手ピアノ連弾」の世界に新たな風を吹き込んでくれるのと同時に、この編成のレパートリーの拡大にも一役買ってくれることでしょう。
※録音:2021年5月、クラシカ・ヴィヴァ・スタジオ(パヴィア、イタリア)
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リネア・フェニックス ~
クラシカル、エレクトリカル、MIDIギターのための現代作品集 |
ルカ・マルゴーニ(ギター) |
ダニエラ・トルトーラ(1958-):懸垂線/
ジョルジオ・スカルディーノ(1967-):点、線と面/
ルカ・マルゴーニ(1959-):イン・ヴォーチェ・オーメン・スタット、GB#01/
パオロ・ロティーリ(1959-):アッテセ/
アルド・クレメンティ(1925-2011):8つの変奏/
ステファノ・ペトラルカ(1954-):同形の踊り/
エンリコ・レンナ(1951-):5つのバガテル/
ルカ・マルゴーニ(1959-):ミスターC/
アンジェロ・ジラルディーノ(1941-):甘くて澄んだ夜に |
「リネア・フェニックス」と付けられたこのアルバムは不死鳥の存在が強調されていますが、この場合は木製の不死鳥を意味するのと同時にルカ・マルゴーニの楽器であるギターの歴史を象徴しています。
様々なギターを駆使しているルカ・マルゴーニは、1959年、パリ出身のギタリスト。
クラシックだけでなくジャズ、さらには電子音楽の組織的な研究にも取り組むなどマルチ・ギタリストとしての活躍は多岐に渡ります。
※録音:2020年、ローマ(イタリア)
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GWK
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CLCL103
【旧譜】
¥2600
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フランク&カラビス&シューマン:ピアノ作品集
フランク:前奏曲,コラールとフーガ
ヴィクトル・カラビス(1923-2006):Akcenty
Op.26
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17 |
ゲルハルト・フィールハーバー(ピアノ) |
室内楽でも活躍をみせる、ピアニスト、ゲルハルト・フィールハーバーのソロ作品集
ドイツのアッテンドルン生まれのピアニスト、ゲルハルト・フィールハーバーによるソロ・デビュー・アルバムです。
このアルバムがリリースされた際には「このレコーディングは、この若いピアニストの有望な未来を垣間見ることができます。」と評価されました。
ゲルハルト・フィールハーバーは、国内外の多くのコンクールで受賞歴があり、2003年にはGWK音楽スポンサー賞も獲得しています。
その後室内楽の分野でも活躍している彼は現在、オーストリアのフェルトキルヒにあるフォアアールベルク州立音楽院でピアノの教授として教鞭もとっています。
※録音:2004年8月、2005年8月
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CLCL102
【旧譜】
¥2600
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ソナタズ ~ギター作品集
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ:
ソナタ《ボッケリーニへのオマージュ》
レノックス・バークリー(1903-1989):ソナチネ
ロドリーゴ:ソナタ・ジョコーザ
コンスタンティン・ヴァシリエフ(1970-):
幻想ソナタ シェイクスピア「ロミオとジュリエット」より
《スモーク・オヴ・ラヴ》、ソナタ |
ローマン・ヴィアゾスキー(ギター) |
1974年ウクライナのドネツク生まれのギター奏者ローマン・ヴィアゾスキーは、1995年ウクライナ大統領から奨学金を受けました。
ケルン・アーヘン音楽大学では佐々木忠に師事し、その後は助手を務めるなど教育者としても活躍しています。国内外のコンクールでも高い評価を受けており、1999年東京国際ギターコンクールで第1位を獲得しています。
※録音:2006年4月
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CLCL101
【旧譜】
¥2600
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アコーディオン
D.スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.145、ソナタ
ホ長調 K.380
J.S.バッハ:イギリス組曲第5番 ホ短調 BWV810
マウリシオ・カーゲル(1931-):Episoden,
Figuren(1993)
高橋悠治:
Wendy Pussard;Song for Water-Buffalo.Poem、"Like
a Water-Buffalo"
ウラディーミル・ズビツキー(1953-):
Partita concertante No.2 in modo di jazz
improvisazione(1989) |
アレクサンドル・マトロソフ(アコーディオン) |
1979年カザフスタンのシムケントに生まれたアコーディオン奏者アレクサンドル・マトロソフは、1989年からサンクトペテルブルク音楽院で2002年まで学びました。
その後ドイツに渡り御喜美江に師事しました。アレクサンドル・マトロソフは、約20ものコンクールの受賞歴があり、東京で開催された第4回JAA国際アコーデオンコンクールでも第1位を獲得しています。
※録音:2005年
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<LP>
11/30(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
FARAO CLASSICS
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B 108113
(5CD)
¥3900
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J.S.バッハ:オルガン作品全集 第2集 |
ペーター・コフラー(オルガン) |
[CD1]
前奏曲とフーガ ハ短調 BWV549/前奏曲とフーガ
ハ長調 BWV 547/
コラール前奏曲BWV672-675, 677, 679, 681,
683, 685, 687, 689(クラヴィーア練習曲集第3部)/
パルティータ『おお父全能なる神よ』 BWV758/トリオ
ハ短調 BWV585/トリオ ト長調 BWV586/
ペダル練習曲 ト短調 BWV598/パルティータ『神のひとり子なる主キリスト』
BWV Anh. 77
[CD2]
前奏曲とフーガ ホ長調『聖アン』 BWV552/
コラール前奏曲 BWV669-671, 676, 678,
680, 682, 684, 686, 688(クラヴィーア練習曲集第3部)/
4つのデュエット BWV802-805(クラヴィーア練習曲集第3部)
[CD3]
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV531/ノイマイスター・コラール
BWV719, 1090-1093/
トリオ・ソナタ第3番 ニ短調 BWV527/キルンベルガー・コラール
BWV718, 695, 696, 720/
幻想曲 ト長調 BWV571/オルガン小曲集
BWV625-630/
オルガン協奏曲 ト長調 BWV592(原曲:ヨハン・エルンスト)
[CD4]
ライプツィヒ・コラール BWV651, 652, 667/フーガ
ヘ長調 BWV Anh. 42/
ノイマイスター・コラール BWV 1094-1097/小さな和声の迷宮
BWV591/幻想曲 ロ短調 BWV563/
オルガン小曲集 BWV631-633, 635-638/前奏曲
ト長調 BWV568/
コラール前奏曲 BWV739, 764/トッカータ、アダージョとフーガ
ハ長調 BWV564
[CD5]
前奏曲とフーガ ト短調 BWV535/オルガン小曲集
BWV599-612/
オルガン協奏曲 ハ長調 BWV595(原曲:ヨハン・エルンスト)/フーガ
ハ長調 BWV Anh. 90/
トリオ・ソナタ 第1番 変ホ長調 BWV525/トッカータとフーガ
ヘ長調 BWV540 |
高性能の現代オルガンが溢れんばかりに鳴り響く!バッハ全集録音プロジェクト第2弾
録音:2019-2021年/ミュンヘン、聖ミヒャエル教会のリーガー・オルガン/6:06:25
2017年3月よりバッハのオルガン作品全曲録音を開始したペーター・コフラーによる全集シリーズ第2弾。全3集で発売される予定です。
4段鍵盤と75個のストップを持つモダン・オルガンをあえて使った壮麗な響きが特徴で、オルガン音楽の革新者でもあったバッハの作品を存分に鳴らしてくれます。
チェンバロ、オルガン奏者として活躍するペーター・コフラーは1979年ボルツァーノ生まれ。地元のモンテヴェルディ音楽院で学んだ後、ミュンヘンにわたりハラルド・フェラーとクリスティーネ・ショルンスハイムに師事しました。
ドロテー・オーバーリンガーやドミトリー・シンコフスキーといった古楽の名手と共演し、また2008年よりミュンヘン、聖ミヒャエル教会のオルガニストを務めています。
この録音についてコフラーは「現代オルガンの性能や高度な録音技術ではなく"バッハの音楽"
こそがこのプロジェクトの中心である」と力強く語っており、並々ならぬ意気込みを感じさせます。
第1集の品番は「B-108110」。また完結編となる第3集は2023年発売予定です。
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AULICUS CLASSICS
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ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.3
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13《悲愴》
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1
ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2
ロンド ハ長調 Op.51-1
ロンド ト長調 Op.51-2 |
コスタンティーノ・マストロプリミアーノ
(フォルテピアノ) |
ヴァルター・レプリカのフォルテピアノによるベートーヴェン第3巻!
クレメンティやフンメルのピアノ・ソナタの全曲録音、クラウスのピアノ作品全集を完成させ、チェリストのマルコ・テストリやヴァイオリンのステファノ・バルネスキとのデュオ、トリオで大活躍中のフォルテピアニスト、コンスタンティーノ・マストロプリミアーノによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音の第3巻は、ベートーヴェン自身のパトロンだったリヒノススキー侯爵に献呈された傑作中の傑作「悲愴」にOp.14の2曲とOp.51の2曲を組み合わせたプログラム。
使用楽器は前2作と同じくパレルモの楽器製作者ウーゴ・カシーリアが製作したアントン・ヴァルター1795年頃のフォルテピアノのレプリカでピッチは430Hzに設定。
マストロプリミアーノはベートーヴェンのソナタの全曲演奏に取り組むにあたり、作曲者が生きた時代の楽器やその響きと作品の関連付けを行い、様々な資料や筆写譜の比較研究を録音の反映させており、今回の「悲愴」でも作品と楽器の響きの関連性に注目が集まります。
※録音:テレシネサウンド・スタジオ(ローマ、イタリア)
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ピアノ4手連弾のための作品さまざま
バーバー:組曲《思い出》Op.28
ボロディン:だったん人の踊り
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:ボレロ |
デュオケイラ・ピアノ・デュオ
〔ミケーラ・キアーラ・ボルゲーセ&
サブリナ・デ・カルロ(ピアノ4手連弾)〕 |
ギリシャ語で「手」を意味する「DuoKeira」という名前は、芸術と科学の両方に精通し、自然の合理的な側面と直観的な側面を組み合わせたケンタウロスの神話に登場するケイローンにも通じています。
ファツィオリのF278モデルで4手連弾を繰り広げるミケーラ・キアーラ・ボルゲーセとサブリナ・デ・カルロのデュオは、規律と開放性を融合させたパフォーマンスでバーバー、ボロディン、ドビュッシーとラヴェルの4作品を披露。
ファツィオリの音色との相性の良さ、ボロディンの「だったん人の踊り」でのドライヴ感など聴きどころ十分です。
※録音:2021年1月、アビー・ロッキ・スタジオ(ローマ、イタリア)
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コンポーザー=ピアニスト、
ロレンツォ・カルッリの「感情的な組曲」
ロレンツォ・カルッリ:感情的な組曲 |
ロレンツォ・カルッリ(ピアノ) |
人間を養う力、私たちを打ちのめす力、そして同時に新しい人生や思いがけない喜びへと私たちを立ち上がらせる力を象徴している「感情」。
イタリアのコンポーザー=ピアニスト、ロレンツォ・カルッリの「感情的な組曲」は、感情がどの時代、どの場所にも属していることを表現したいという思いから生まれた作品です。
※録音:2020年1月、テレシネサウンド(ローマ、イタリア)
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「母なる自然」をテーマとして、
パオロ・ヴィヴァルディが作曲した管弦楽組曲
パオロ・ヴィヴァルディ:母なる自然 |
チェコ・ナショナル交響楽団
パオロ・ヴィヴァルディ(指揮)
アルベルト・ミーナ(ヴァイオリン)、他 |
すべての母たちの母であり、私たちの息吹、光、魂である「母なる自然」をテーマとして、主に映画やテレビの音楽の分野で活躍するイタリアの作曲家パオロ・ヴィヴァルディが作曲した管弦楽組曲。
「弦楽オーケストラのサウンド」と「自然の音」との共通点を作品に反映させ、海の波、夏の嵐、砂漠の風、雪山の頂上、荒涼とした人里離れた草原の表現を試みています。
※録音:2020年12月、テレシネサウンド(ローマ、イタリア)
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MUSICAPHON
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アルビノーニ:オーボエとトランペットのための名曲集 |
カルラ・シュレーター(バロックオーボエ)
コンサート・ロイヤル・ケルン |
トマゾ・アルビノーニ(1671-1751):
オーボエ, 弦楽と通奏低音のための協奏曲
変ロ長調、
トランペット, 弦楽と通奏低音のための6声のソナタ
ハ長調、オーボエと通奏低音のためのソナタ
ハ長調、
オーボエ, 弦楽と通奏低音のための協奏曲(5声の協奏曲)
ニ短調 Op.9-2、
オーボエ, 2つのヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲
ト長調、
トランペット, 3つのオーボエと2つのファゴットのための協奏曲
ハ長調
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ロ短調(アルビノーニのトリオ・ソナタ
Op.1-8の主題による)BWV923&951
ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748):
トマゾ・アルビノーニ氏によるオルガンのための協奏曲
ヘ長調(アルビノーニの協奏曲Op.2-4による) |
名手カルラ・シュレーターのアルビノーニ作品集!
☆バロック・オーボエの名手カルラ・シュレーターと彼女が創設した古楽アンサンブル、コンサート・ロイヤル・ケルンによる演奏!
☆アルプス以北、ドイツに遺されていた初版や手稿譜を基にした貴重な録音集!
バロック・オーボエの名手カルラ・シュレーターと、彼女が創設した古楽アンサンブル、コンサート・ロイヤル・ケルンによる、オーボエやトランペットを独奏楽器にしたアルビノーニ作品集。
名曲集のような形をとっていますが、収録作品は初版や手稿譜がアルプス以北、特に現在のドイツにあたる地域に遺されているものが選ばれており、さらにはJ.SバッハとJ.G.ヴァルター(ともにドイツの作曲家)によるアルビノーニの楽曲に基づく作品をカップリングするなど、当時アルビノーニの音楽がイタリアを越えて広まり称賛されていた点に着目した、こだわりのプログラミングとなっています。
アルビノーニの音楽に相応しい自然体の演奏が魅力的な1枚です。
※録音:2021年5月
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NOVANTIQUA RECORDS
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NA57
(2CD)
特別価格
¥3600 →\3290
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ヴィターリ:
エステの聖コンタルドのための夕べの祈り(全曲世界初録音)
トマよ、汝はわれを見しゆえに/主の証聖者Ⅰ/
主の証聖者Ⅱ/主の証聖者Ⅲ/主を恐れるものは幸いなり |
イ・マドリガリスティ・エステンシ
ミケーレ・ガッディ(指揮) |
再評価の機運が高まるヴィターリの大作。エステの聖コンタルドのための夕べの祈り!
同じイタリアのレーベル「タクトゥス(Tactus)」が発表した「ヴィターリ・プロジェクト」の成功により、俄然として知名度、再評価の機運が高まった17世紀イタリアの音楽家、ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ(1632-1692)。
2016年に結成された声楽と器楽による気鋭のピリオド・アンサンブルであるイ・マドリガリスティ・エステンシが、このヴィターリが1677年に作曲した大作「エステの聖コンタルドのための夕べの祈り」の全曲を世界初録音!
17世紀のエステ宮廷で演奏されたと伝わるヴィターリの「ヴェスプロ」はグレゴリオ聖歌を含む「完全版」で録音されており、当時の演奏のスタイルの忠実な再現を試みています。
16~17世紀の音楽の発掘と演奏、特にモデナ公国のエステ家にまつわる作曲家たちの紹介に情熱を注いでいるイ・マドリガリスティ・エステンシ。
創設者で音楽監督のミケーレ・ガッディは1994年のモデナ生まれ。2013年にモデナの宗教音楽研究所のオルガン専攻を優秀な成績で卒業し、古楽唱法をサラ・ミンガルドに、マドリガーレ演奏法をエマ・カークビーに学ぶなどイタリア古楽界のホープとして注目を集める存在の1人です。
※録音:2019年11月12日-18日、サン・ジョルジオ・マルティレ教会(モデナ、イタリア)
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PHIL.HARMONIE
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コーリャ・ブラッハー(ヴァイオリン、指揮)
シューマン:ヴァイオリンのための作品集
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 WOO 23
ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調⁏p.105
3つのロマンス Op.94� |
コーリャ・ブラッハー(ヴァイオリン、指揮)
ワシーリー・ロバノフ(ピアノ)
マーラー室内管弦楽団 |
名手コーリャ・ブラッハーが弾き振り!シューマンのヴァイオリン協奏曲!
☆マーラー室内管弦楽団と豪華共演のヴァイオリン協奏曲!
☆コーリャ・ブラッハーの至芸を隅々まで堪能できるワシーリー・ロバノフとの室内楽!
ジュリアード音楽院で名教師ドロシー・ディレイに師事した後、シャーンドル・ヴェーグの元で研鑽を積み、1993年には史上最年少でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに就任。
1999年に同団を退団後はソリストに転身し、世界各地で活躍を続けているドイツの名ヴァイオリニスト、コーリャ・ブラッハー。
そのコーリャ・ブラッハーがシューマンの《ヴァイオリン協奏曲》を弾き振り!オーケストラは、クラウディオ・アバドが創設した名手揃いで知られるマーラー室内管弦楽団です。
シューマンの遺作とされ、80年もの間陽の目を見ずに埋もれていたなどエピソードに事欠かないこの作品を、見事なアンサンブルで聴かせます。オーケストラを導きつつも、巧みなヴァイオリンを聴かせる圧巻の演奏となっています。
《ヴァイオリン・ソナタ第1番》と、シューマンの室内楽曲の中でも名曲のひとつとされる《3つのロマンス》では、たびたび共演しているワシーリー・ロバノフをピアノに迎え、名手コーリャ・ブラッハーが思慮深い演奏を披露しています。
※録音:2007年11月7-8日&2010年9月26-27日
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ALPHA
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ANIMA/BAPTISTE TROTIGNON
バティスト・トロティニョン(1974-):
1-3. L'AIR DE RIEN さりげなく
1. Part 1 – 3+2
2. Part 2 – Cadenza & Toccata
3. Part 3 – Tango!
4-9. ANIMA アニマ
4. I – Grave
5. II a) – Allegretto meccanico
6. II b) – A peine plus allant
7. III – Andante tranquillo
8. IV – Prestissimo fantastico
9. V – Alla marcia
10-12. HIATUS & TURBULENCES 中断と混乱
10. Part 1 –?. =180
11. Part 2 – Tres doux
12. Part 3 – Subito piu mosso |
バティスト・トロティニョン(ピアノ)
ヴィクトル・ユーゴー・フランシュ=コンテ管弦楽団
ジャン=フランソワ・ヴェルディエ(指揮) |
録音: 2021年1月 ブザンソン国立地方音楽院オーディトリアム
【実力派ジャズ・ピアニストによるシンフォニック・オーケストラのための作品集】
2000年のレコード・デビュー以来多数のアルバムをリリースし、数多くの受賞歴を誇るフランスのジャズ・ピアニスト、バティスト・トロティニョン。
これまでもロックやシャンソンなど様々なジャンルを取り込んだ曲を発表し、その引き出しの多さが大きな魅力である彼ですが、今回はシンフォニック・オーケストラのために書いた作品を集めたアルバムが登場です。
とはいえ"シンフォニック・ジャズ"と呼ばれるジャンルとは違い、手法はモダンながらも、どれもクラシカルな管弦楽作品と呼べる曲となっています。
トラック1-3ではソロ・ピアノでも参加。映画のワンシーンを連想させるようなメロディとリズムが魅力の、たいへん美しいアルバムです。
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<メジャー・レーベル>
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